2024に劇的に変化した中華ゲーム機の進化した点とおすすめ機種を紹介

中華ゲーム機 2024 top
2024年に入り、中華ゲーム機は劇的に変化しました。超小型ゲーム機が躍進し、真四角な画面をもつゲーム機が大ブームに。

そして格安が常識だったタテ型 ゲームボーイ風ゲーム機に高級機が登場するなど、変化はいまだ途切れることなく続いています。

今回はそうした中華ゲーム機の劇的な変化を踏まえつつ、おすすめの機種を紹介。

初心者、中級者、上級者に合った最適な最新 モデルが見つかるように導きます。

ポータブルゲーミングPCの登場で再認識された「中華ゲーム機の良さ」

2024年、中華ゲーム機は、大々的に普及してきたポータブルゲーミングPCの影響で、徐々に人気がなくなっていくと予想されていました。

しかし、実際は結果的に全くの逆の現象が起こり、むしろ「ポータブルゲーミングPCから刺激を受けて大きな成長を遂げていった」といえます。

その大きな理由は、ポータブルゲーミングPCにはない中華ゲーム機のメリットが改めて再認識されたからに他なりません。

中華ゲーム機はたしかにチープな作りで、ポータブルゲーミングPCのようなパワフルな動作は期待できません。

しかし、その一方で、安いがゆえに親しみやすく、気軽に手に取ってプレイできるというメリットがあります。

また、複雑なシステムや難易度の高い操作性を必要とすることなく、シンプルで豊富なレトロゲームを気軽に楽しめるというメリットもあります。

そして2024年の中華ゲーム機はそうしたメリットを活かしつつ、ポータブルゲーミングPCにはない魅力をもつゲーム機へと進化していったといえます。

超小型ゲーム機の躍進

2024年の中華ゲーム機の中で最も大きく変化したのは3インチ前後の超小型ゲーム機です。

最初に登場したのは2024年4月に発売された2.8型「ANBERNIC RG28XX」です。このゲーム機は従来の「超小型ゲーム機は性能が高くない」という常識を打ち破り、

PSPやN64(ニンテンドー64)、DC(ドリームキャスト)といったゲームのプレイを可能にしました。その後、ANBERNICからは3.5インチの折り畳み式「RG35XXSP」も発売され、その独自性と完成度の高さを大きく印象付けました。

一方、ANBERNIC以外のメーカーからも続々と超小型ゲーム機が登場し、4月にジョイスティックを備えた「Miyoo Mini A30」が発売。

そして7月にはホール効果ジョイスティック(RGBライト付き)を備えたMagicXXU Mini M」が発売され、「超小型ゲーム機の全盛時代」をむかえます。

3.5インチの「AYANEO POCKET MICRO」が発表されたのはちょうどその頃です。

ポータブルゲーミングPC以上の中華ゲーム機の盛況ぶりに業を煮やしたAYANEOは、質感の高い高級モデルを投入することで、その沈静化を図りました。

発売は9月以降でまだ先になりますが、果たしてAYANEOが躍進を続ける中華ゲーム機の勢いを止められるのかが注目されています。

<2024年に発売された超小型ゲーム機 一覧>

「GKD Bubble」

Game Kiddyから発売されたセガ ゲームギア 風のデザインを採用した3.5型Linux 携帯ゲーム機です。

IPS液晶(解像度640 x 480 px)、RockChip RK3566 クアッドコア プロセッサと1GB メモリ、4000 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット(システムとゲーム用)、miniHDMI端子を搭載しています。

また、22種類以上のエミュレーター、フローティング ディスク Dパッド、HDMI映像出力、オンライン対戦プレイ、ストリーミングプレイ、デュアルスピーカー、ゲームの追加、セーブ機能、USB Type-C (OTG) x1、Wi-Fi、Bluetoothに対応しています。

関連記事:セガ ゲームギア風「GKD Bubble」携帯ゲーム機の魅力を解説

「Retroid Pocket Mini」

Retroid Pocketから発売された3.7インチの携帯ゲーム機です。

Android 10、Qualcomm Snapdragon 865、6GB LPDDR4x メモリ、解像度 1280 x 960 pxのAMOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1 ストレージ、4000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティック R1/R2/L1/L2、アクティブ冷却、A/B/X/Yボタンの配置カスタマイズ、デュアルスピーカー (1W x 2)、USB Type-C (OTG/)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

関連記事:「Retroid Pocket Mini」と2S、Pocket 5の違い

「AYANEO POCKET MICRO」

AYANEOから発売された3.5インチの携帯ゲーム機です。

Android 13、MediaTek Helio G99、6GB/8GB LPDDR4X メモリ、解像度 960 x 960 px のIPS液晶(3:2)、128GB/256GB ストレージ、2600 mAhバッテリー、microSD 3.0 カードスロット、6軸ジャイロセンサーを搭載しています。

また、マスターコントローラー、冷却システム、Google Playストア、アプリの追加、ストリーミングプレイ、ストレージの拡張、AYASpace(フロントエンド)、AYAHome(デスクトップランチャー)、USB 2.0 Type-C(OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2 にも対応している。

関連記事:高級で超小型「AYANEO POCKET MICRO」とPocket Sの違い

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MagicX「XU Mini M」

MagicXから発売された2.8インチの携帯ゲーム機です。

Linux OS、Rockchip RK3562、1GB LPDDR4 メモリ、解像度 640 x 480 pxのIPS液晶、8GB eMMCストレージ(システム用)、2600 mAhバッテリー、

デュアル ホール効果ジョイスティック(RGBライト付き)、34種類のエミュレーター、ゲームの追加、振動モーター、Moonlightアプリ、ネットワーク対戦、Wi-Fi (2.4GHz)、Bluetooth 4.2に対応しています。

関連記事:MagicX「XU Mini M」携帯ゲーム機がRG28XX以上かを検証する

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「ANBERNIC RG35XXSP」

ANBERNICから発売された3.5インチの折り畳み式 携帯ゲーム機です。

Allwinner H700 、1GB LPDDR4 メモリ、3.5インチのIPS液晶、3300 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット、miniHDMIポート搭載で、

ホール磁気スイッチ(自動起動、自動スリープ)、HDMI映像出力、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、無線/有線 ゲームパッド接続、ゲームの追加、振動モーター、高音質スピーカー、Type-C x2 (OTG/電源用)、Wi-Fi 5 のac デュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。

関連記事:折り畳み式「ANBERNIC RG35XXSP」ゲーム機の性能を比較・検証

「ANBERNIC RG35XXSP」をレビュー!折り畳みの完成度を検証する

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「Miyoo Mini A30」

Miyoo Miniから発売された2.8インチの携帯ゲーム機です。

Linux (Retro Arch)、Allwinner A33、512 MBメモリ、2.8 インチのIPS液晶、64GB TF/MicroSDストレージ、3-5時間駆動する2600 mAバッテリー搭載で、

26種類以上のエミュレーター、ジョイスティックレバー、振動モーター、Wi-Fi、対戦プレイ、Hi-Fi スピーカー、メタルプレート、トリガーボタン、ファンクションボタンにも対応しています。

関連記事:2.8型「Miyoo Mini A30」とライバル ゲーム機を比較する

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「ANBERNIC RG28XX」

ANBERNICから発売された2.8インチの携帯ゲーム機です。

Allwinner H700 、1GB LPDDR4 メモリ、2.83インチのIPS液晶、64GB TF/MicroSD の外部ストレージ、約8時間 駆動できる3100mAh バッテリーを搭載しています。

また、HDMI映像出力、Hi-Fi スピーカー、最大 512 GBまでのTF カード拡張、ゲームのダウンロード、ゲームの追加、振動モーター、ファイルマネージャー 、電子ブックリーダー、音楽再生、動画再生、USB Type-C (OTG) x1に対応しています。

関連記事:超小型「ANBERNIC RG28XX」の使い方と他ゲーム機との比較 

「ANBERNIC RG28XX」をレビュー! 超小型の性能を徹底 検証する

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真四角 画面のゲーム機が大ブームに

ゲーム機 真四角

2024年に入り、徐々に人気が上昇していったのが真四角な画面をもつ携帯ゲーム機です。

その最初のきっかけとなったのは、2023年に発売されたLinux 携帯ゲーム機「Powkiddy RGB30」です。発売当初は話題になることは全くありませんでしたが、

2024年に入り、レビューが数多く発表されたのをきっかけとして、いつの間にか人気機種になっていました。

その大きな理由は従来機種にはなかったアスペクト比1:1の真四角な画面です。実際にプレイしてみると、これが非常に衝撃的に斬新で、かつ楽しく感じます。

まるでレトロゲームを全く新しいものへと生まれ変わらせるような画面は、瞬く間にレトロゲーマーたちの心を鷲掴みにしてしていったのです。

真四角な画面をもつゲーム機はその後、2024年4月に「ZPG A1 Unicorn」(Helio G99搭載)が発売され、

2024年6月には「ANBERNIC RG Cube」(Unisoc T820搭載)が発売されます。

これらのゲーム機はアスペクト比 1:1の真四角な画面をもちつつ、OSにAndroid 13を採用。

Powkiddy RGB30」にはない機能を備え、真四角な画面をもつ携帯ゲーム機をさらに進化させていきました。

<2024年に発売された真四角画面のゲーム機 一覧>

「ANBERNIC RG CubeXX」

ANBERNICから発売された3.95インチのLinux 携帯ゲーム機です(2024年10月23日 発売)。

Allwinner H700 クアッドコア プロセッサ、1GB LPDDR4X メモリ、1:1のIPS液晶(解像度 720 x 720 px)、2つのTFカードスロット(システム、ゲーム用)、3800mAhバッテリー、miniHDMIポートを搭載しています。

また、1600万色のRGBライト、HDMI映像出力、Hi-Fi スピーカー、2つのジョイスティックレバー、トリガーボタン、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、ゲームの追加、レトロアーチ、USB Type-C(充電/OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。

価格は、AliExpressで9,332円、です。

関連記事:真四角「ANBERNIC RG CubeXX」とRG Cubeの違いを解説

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「ANBERNIC RG Cube」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です(2024年6月9日 発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、解像度 720 x 720 pxのIPS液晶(タッチ対応)、128GB UFS2.2 ストレージ、5200 mAhバッテリー、microSDカードスロット x1、3.5mm イヤホンジャック、6軸ジャイロスコープを搭載しています、

また、RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、冷却システム、最大2TBまでのストレージ拡張、ハイ フィデリティ デュアルスピーカー、振動モーター、ゲームの追加、滑り止めグリップ、USB Type-C x1(充電/OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

関連記事:「ANBERNIC RG Cube」とPowkiddy RGB30の違い

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「ZPG A1 Unicorn」

ZPGから発売された4インチの携帯ゲーム機です。Android OS、

MediaTek Helio G99、8GBメモリ、アスペクト比1:1の4インチ液晶、256GB (TFカード)ストレージ、4500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、18W急速充電、6軸ジャイロセンサー、放熱用の冷却ファン、アナログスティック x2、Dパッド x1、デュアルスピーカー(前面に配置)、USB Type-C 2.0 (OTG) x2、ゲームの追加、ストリーミングプレイ、Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応しています。

関連記事:真四角の「ZPG A1 Unicorn」はPS2対応の神ゲーム機か? 性能を徹底調査

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<2023>

「Powkiddy RGB30」

Powkiddyから発売された4インチの携帯ゲーム機です。Linux OS、Rockchip RK3566、

1GB LPDDR4メモリ、アスペクト比1:1のIPS液晶、ダブルTFスロット、8時間駆動できる4100mAバッテリー搭載で、

数十種類のエミュレーター、HD映像出力(Type-C)、デュアルスピーカー、2つのジョイスティック、2つのトリガーボタン、ゲームの追加、Type-C (OTG/映像出力/充電)、Wi-Fi通信、Bluetoothに対応しています。

関連記事:画面が斬新「Powkiddy RGB30」と最新のレトロ携帯ゲーム機を比較

レビュー「Powkiddy RGB30」真四角な画面と使いやすさを検証する

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超格安から高級機まであるゲームボーイ風のタテ型ゲーム機

ゲーム機 ゲームボーイ風

ゲームボーイ風のタテ型ゲーム機は長い間「Miyoo mini Plus」が他を寄せ付けないほど人気でした。

このゲーム機はスペックは高くはないものの、バージョンアップを繰り返し、今でも高い完成度で人気があります。

その後、2023年11月に入ってようやくANBERNICから「RG35XX Plus」が発売され、Miyoo mini Plusと人気を分け合うことになりました。

しかし、その一方で3千円から5千円前後の中華ゲーム機も多数販売され、「超格安」のタテ型 ゲーム機も登場します。

その代表格が「X6 ゲーム機」や「R36S」です。

X6 ゲーム機」は3千円ほどの価格ながらも、操作性がよく、FCやMDなど定番の内蔵レトロゲームを充実させたことで話題になりました。

また、「R36S」は5千円 前後ほどの価格ながらも、本格的な操作性とPSP、N64、DCに対応する高い性能をもつことで今でも玄人ゲーマーに人気があります。

そしてその後、こうした低価格な中華ゲーム機のブームに乗る形で、2024年6月にアスペクト比3:2を採用した3.5インチの「Powkiddy V10」、

8月には4.3インチの「K36 ゲーム機」(Kinhank)も販売されます。

AYANEO Pocket DMG」が発表されたのは、まさにこの頃です。

中華ゲーム機の人気に目をつけたAYANEOはひそかに質感が高く、高性能な高級機の開発を進めてきました。

そしてその販売がクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で始まって、一か月した後、

今度はANBERNICからタテ型ゲーム機「RG40XXV」が販売されます。

このゲーム機は「RG35XX Plus」の後継となるモデルですが、その外観が「AYANEO Pocket DMG」に似ていることで話題になりました。

従来のチープな作りではなく、質感が高く、デザイン性にも優れたゲーム機だったのです。

こうしてタテ型のゲームボーイ風ゲーム機は、長らく続いた「格安モデル」全盛の時代から「高級モデル」全盛の時代へとシフトしつつあります。

従来のチープな中華ゲームも同様に販売されていくと予想されますが、従来よりも質感が高く、高級感のあるデザインのモデルが増えていきそうな流れです。

<2024年に発売されたタテ型のゲームボーイ風 ゲーム機 一覧>

<2024/11 発売>

「TRIMUI BRICK」

TRIMUIから発売されたタテ型のLinux携帯ゲーム機です(2024年11月発売)。

3.2インチ(解像度1024 x 768 px)のIPS液晶、Allwinner A133P、1GB LPDDR3 メモリ、システム用:8GB eMMC、ゲーム用: 64GB TF (最大256GBまで)、3000 mAhバッテリー、Linux ベースのCrossMix OS(TRIMUI Theme)を搭載しています。

また、RGBライト(背面)、キーキャップの交換(R/L)、デュアル ステレオスピーカー、モノラルマイク、シャットダウン充電、100種類以上のエミュレーター(レトロアーチ対応)、ゲームの追加、セーブ機能、USB Type-C (OTG) x2、3.5mmオーディオジャック、Wi-Fi 5 (2.4GHz)、Bluetooth 4.2 (2.1 + EDR)に対応しています。

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「ANBERNIC RG406V」

ANBERNICから発売された4インチのタテ型 携帯ゲーム機です。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、解像度 960 x 720 ドットのIPS液晶、128G UFS2.2 ストレージ、5500 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、ホールジョイスティック、RGBライト(カスタマイズ可)、アクティブ冷却、振動モーター、30種類以上のエミュレーター、6軸ジャイロセンサー、

Hi-Fi デュアルスピーカー、マルチタッチ、最大2TBまでのストレージ拡張、ゲームの追加、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。

関連記事:「ANBERNIC RG406V」と405V、Cube、RG556の違い

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「Powkiddy X35S」

Powkiddyから発売された3.5インチのタテ型 携帯ゲーム機です。

Linux OS、RockChip RK3566、1GB LPDDR4X メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS LCD液晶、3500 mAh バッテリー、ダブルTFカードスロットを搭載しています。

また、15種類以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ワイヤレスゲームパッドとの接続、最大256GBまでのストレージ拡張、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)x1、Wi-Fiドングル(アダプター)、Bluetoothに対応しています。

関連記事:「Powkiddy X35S」とV10、RGB20SXの違いを解説

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「ANBERNIC RG40XXV」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です。

Allwinner H700、1GB LPDDR4 メモリ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶、64GB ストレージ(TFカード)、3200 mAhバッテリー、高音質スピーカーを搭載しています。

また、RGBライト(6種類の調整)、30種類 以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ストリーミング プレイ (Moolight アプリ 対応)、振動モーター、ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、ダブルTFカードスロット、Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2 に対応しています。

関連記事:「ANBERNIC RG40XXV」とRG35XX Plusの違いを解説 

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「Kinhank K36」(K36 ゲーム機)

4.3インチの携帯ゲーム機です。

Rockchip RK3326、1GB DDR3L メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS液晶、TFカードスロット、3500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、40種類以上のエミュレーター、16000タイトル(64GB TFカードに収録)ホール効果ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、カスタマイズされたキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)、Tyoe-C(DC充電用)、3.5mm ヘッドホンジャックに対応しています。

関連記事:名作遊び放題「Kinhank K36」ゲーム機のメリット・デメリット

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「Powkiddy V10」

Powkiddyから発売された3.5インチの携帯ゲーム機です。

Rockchip RK3326、1GB DDR3L メモリ、解像度 480 x 320 px のIPS液晶、3000 mAh バッテリー、64GB/128GBストレージ(TFカード)を搭載しています。

また、Wi-Fi通信、大音量のキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ・ロード機能、最大256GBまでのストレージ拡張、Type-C(OTG)x1に対応しています。

関連記事:激安でも快適「Powkiddy V10」ゲーム機のメリット・デメリット

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「Powkiddy RGB20SX」

Powkiddyから発売された4インチの携帯ゲーム機です。

RockChip RK3566、1GB DDR4メモリ、IPS液晶 (720 x 720 px )、2つのmicroSDカードスロット、10時間駆動できる5000 mAhバッテリーを搭載しています。

また、数十種類以上のエミュレーター(N64・DC・PSPゲームを含む)、2つのジョイスティックレバー、Type-Cポート(OTG)、Wi-Fi(5GHz対応)、Bluetooth、ゲームの追加、セーブ機能に対応しています。

関連記事:4型ゲーム機「Powkiddy RGB20SX」の性能を詳細に解説

レビュー「Powkiddy RGB20SX」使って分かったメリット・デメリット

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「X6 game console」(X6 ゲーム機)

RTO (Linux)を搭載した3.5インチの携帯ゲームです。

ATJ22735 32bit RISC、DDR1/DDR2メモリ、IPS液晶、TFカードスロット(最大64GBまで)、6時間駆動する2000mAhバッテリー、映像出力用端子、USB Type-Cポート、USB mini Type-Bポートを搭載しています。

また、ゲームの保存(最大6つまで)、ゲームの追加(TFカードスロット経由)、大音量サウンド(前面スピーカー)Type-C充電、2つのジョイスティックレバー、R1/L1ショルダーボタンに対応しています。

関連記事:「X6」エミュレーター ゲーム機をレビュー! 収録ゲームやプレイの様子

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<2023年モデル>

「Miyoo mini Plus」

Miyoo miniから発売された3.5インチのタテ型 携帯ゲーム機です。ARM Cortex A7 1.2GHz、256MB DDR3、3.5インチのIPS液晶、3000 mAhバッテリー、Linux (Retoroarch) OS 搭載で、Wi-Fi通信、振動モーター、ゲームの追加に対応しています。

関連記事:レビュー「Miyoo mini Plus」使って分かったメリット・デメリット

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有機ELディスプレイを搭載した中華ゲーム機が異色を放つ

ゲーム機 有機EL

2024年に発売された中華ゲーム機の中で、唯一 有機ELディスプレイを搭載しているのが「ANBERNIC RG556」です。

一見、IPS液晶を搭載した中華ゲーム機と変わらないように見えますが、

プレイしていくうちに徐々に深みのある、独特な鮮やかさが実感させられていきます。

また、このゲーム機は5.48インチで、他のゲーム機よりも大きいのが特徴的です。

大画面で、しかも有機ELディスプレイでプレイすると、同じゲームとは思えないほど「新鮮さ」を感じ、病みつきになります。

<有機ELディスプレイを搭載した携帯ゲーム機 一覧>

「Retroid Pocket 5」

Retroid Pocketから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です。Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

「ANBERNIC RG556」

ANBERNICから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です。

Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、解像度 1080 x 1920 pxのAMOLED(有機EL液晶)、128GB/256GB UFS2.2ストレージ、5500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、30種類以上のエミュレーター、ホールジョイスティック、ホールトリガー、 6軸ジャイロ、振動モーター、デュアルスピーカー、ストリーミングプレイ(Moonlight)、最大2TBまでのストレージ拡張、ゲームの追加、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

関連記事:PS2対応「ANBERNIC RG556」とAndroidゲーム機を比較 

レビュー「ANBERNIC RG556」使って分かったメリット・デメリット  

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名機が生まれ変わったヨコ型 Linux 携帯ゲーム機

ゲーム機 ヨコ型

ヨコ型 Linux 携帯ゲーム機としてロングセラーになっているのが2024年1月に発売されたANBERNICRG 35XX H」です。

このゲーム機は3.5インチの小型ボディでPSPやN64、DCが動作することで人気があります。

また、頻繁にシステム(ファームウェア)のアップデートが繰り返されており、不具合が少なく、安定して動作するというメリットもあります。

2024年7月に発売された「ANBERNIC RG40XX H」はその後継機になります。

画面サイズが4インチに大型化し、丸みを帯びたデザインに変更されてより使いやすいゲーム機になっています。

<2024年に発売されたヨコ型 Linux 携帯ゲーム機 一覧>

<2024/11/19 発売・Android OS・4:3の画面>

「ANBERNIC RG406H」

ANBERNICから発売された4インチのヨコ型 携帯ゲーム機です(2024年11月19日に発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X、128G UFS2.2 ストレージ、5000 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、ファンクションキーを搭載しています。

また、RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、エミュレーター(29種類以上)、Hi-Fi ステレオスピーカー、6軸ジャイロセンサー、

冷却システム、振動モーター、ストリーミング プレイ、最大2TBまでのストレージ拡張、Google Playストア、レトロアーチ(RetroArch)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5 、Bluetooth 5.0に対応しています。

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「Powkiddy RGB10X」

Powkiddyから発売された3.5インチの横型 携帯ゲーム機です(2024年9月 発売)。

Open Source Linux(Ark OS)、Rockchip RK3326、1GB DDR3L メモリ、IPS液晶、2つのTFカードスロット、2800 mAhバッテリー、3.5mm ヘッドホンジャック、 2Wの前面スピーカーを搭載しています。

また、12種類以上のエミュレーター、ジョイスティックレバー、トリガーボタン(R1/R2/L1/L2)、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)x1、DC (Type-C/充電用) x1に対応しています。

関連記事:3.5型で激安「Powkiddy RGB10X」とRG35XX Hの違い

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「ANBERNIC RG40XX H」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です(2024年7月11日 発売)。

Allwinner  H700、1GB LPDDR4 メモリ、アスペクト比1:1のIPS液晶(解像度640 x 480 px)、3200 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット、Hi-Fi スピーカーを搭載しています。

また、RGBライト、30種類以上のエミュレーター、HDMI出力、ストリーミングプレイ、対戦プレイ、振動モーター、ゲームの追加、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。

関連記事:「ANBERNIC RG40XX H」とRG35XX H、Cubeの違い

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「RG 35XX H」

ANBERNICから発売された3.5インチの携帯ゲーム機です(2024年1月 発売)。

Linux OS、Allwinner  H700、1GB LPDDR4メモリ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶、3300 mAh バッテリー、デュアルジョイスティック、ショルダーボタン、2つのTFカードスロットを搭載しています。

また、PSPを含む30種類以上のエミュレーター、ストリーミングプレイ、HDMI映像出力、ワイヤレス投影、Hi-Fi スピーカー、有線/無線ゲームパッドとの接続、振動モーター、ゲームの追加、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。

関連記事:PSP対応「RG35XX H」と人気の小型ゲーム機を徹底 比較!

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<2023年モデル>

「TRIMUI SMART PRO」

TRIMUIから発売された5インチの携帯ゲーム機です。

TRIMUI OS、Allwinner A133 Plus、1GB LPDDR4xメモリ、解像度720 x 1280 pxのIPS液晶、5000mAhバッテリー、システム用8GB eMMCのストレージ、ゲーム用64GB TFカード (最大256GBまで)を搭載しています。

また、デュアルスピーカー、RGBライト付きのジョイスティックレバー、26種類以上のエミュレーター、R1/R2/L1/L2のトリガーボタン、バイブレーション機能、セーブ機能、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi通信に対応しています。

関連記事:ドリキャス対応「TRIMUI SMART PRO」と話題の携帯ゲーム機を比較

レビュー「TRIMUI SMART PRO」使って分かったメリットとデメリット

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レトロ感がたまらないカセット(カートリッジ)対応の中華ゲーム機

ゲーム機 カセット

中華ゲーム機の中にはカセット(カートリッジ)を挿しこんでプレイできるものもあります。

2024年8月にリニューアル発売された新版ANBERNIC K101 Plus」は、GBA(ゲームボーイアドバンス)のカートリッジに対応。

GBAゲームとの完全互換性を保ちつつ、エミュレーター機能も備えています。

また、他のゲームボーイアドバンスに有線接続して対戦プレイできるGBA リンクケーブルにも対応。

画面を4:3、3:2、240×160 ドットの3つのモードで切り替えるなどユニークなゲーム機になっています。

<2024年に発売されたカセット(カートリッジ)対応の中華ゲーム機>

新版「ANBERNIC K101 Plus」

ANBERNICから発売された

GBAカートリッジに対応した互換機 兼 エミュレーターゲーム機です。

デュアルCPU (AM9+AM7)、32MB SDRAM メモリ、3インチのLCD TFT液晶、TFカードスロット(最大256GB)、6時間駆動できる800 mAhバッテリー、AV出力端子、GBAリンクケーブル ポート、GBA カートリッジ スロット、前面フロントスピーカーを搭載しています。

また、GBAゲームROMと完全互換、3つのモード(4:3、3:2、240×160 ドット)、6種類のエミュレーター、対戦プレイ、映像出力、Kカード(TFカードアダプタ)、バックライト(8段階で調整可)に対応しています。

関連記事:GBA互換「ANBERNIC K101 Plus」の性能が斬新すぎる件 

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中華ゲーム機のおすすめ機種

中華ゲーム機のおすすめ機種を初心者超、中級者超、上級者用に分けて紹介します。

初心者におすすめのモデル

中華ゲーム機を初めて使う人におすすめする機種は、次の3機種です。

1.「ANBERNIC RG40XX H

2.「Miyoo mini Plus

3.「TRIMUI SMART PRO

1.のANBERNICのゲーム機は基本的にどれも使いやすいので、機種を問わず初心者におすすめです。ただし、超小型のものは操作性に難があるので、

最初は4インチ前後のものがいいでしょう。また、特にこだわりがなければヨコ型から使った方がいいでしょう。

慣れてきたときにタテ型に変えると、新鮮に感じるはずです。

2の「Miyoo mini Plus」は改造などをしなければクセがなく、非常にシンプルで使いやすいです。タテ型をどうしても使いたいのであればこれをおすすめします。

また、使いやすさの観点でいれば「TRIMUI SMART PRO」も非常にいいです。

2023年モデルですが、操作性もよく、UIもシンプル。ANBERNICやPowkiddyにはないゲームも入っていて、非常に完成度が高いと思います。

中級者におすすめのモデル

中華ゲーム機を2~3台ほど持っている中級者向けのおすすめ機種は次の3モデルです。

1.「Powkiddy RGB30

2.「ANBERNIC RG Cube

3.MagicXXU Mini M

1.の「Powkiddy RGB30」に関してはまだ真四角な画面を使ったことのない人におすすめです。

2024年の中で自分が最も衝撃的な印象を受けたゲーム機で、今なお、強烈なインパクトを持ち続けています。

最近、OSを入れ替えるという新しい技を覚えた結果、弱点であったバッテリーの持ちも改善し、

より完璧なゲーム機へと近づいています。中級者だったら、ギリギリ使いこなせると思います(※初心者は絶対に使ってはいけません)。

2.も真四角な画面ですが、こちらはLinuxではなく、Android搭載モデルになります。もうLinuxは飽きた~と感じている人におすすめです。

3.に関しては超小型ゲーム機にこだわる人におすすめです。日本では有名ではありませんが、海外では大人気機種です。

なお、日本では販売されていないので、AliExpressで購入することになります。価格が安いので、海外ストア デビューにも最適な一台です。

上級者におすすめの中華ゲーム機

中華ゲーム機を5台以上持っている上級者におすすめする機種は次の3台です。

1.「Powkiddy RGB20SX

2.「ANBERNIC RG556

3.「AYANEO POCKET MICRO

1.は自分が今最も気に入っているモデルです。他のPowkiddyのタテ型ゲーム機よりもスペックが高く、システムも比較的 安定しています。

使いこなすには相当な知識と熟練の技が必要になりますが、操作性も良く、画面も見やすく使いやすいです。

そしてなんといっても収録ゲーム(内蔵ゲーム)がすばらしい。レビューでは誰も分からないほどレアな情報なのでお伝えしていませんが、

「え?!!これも、あれも入っているの?!!!」と叫びだしたくなるほどいいのが入っています。

特に「MSX」がいいですね。昔の古いゲームでもう誰もやらないとは思いますが、自分はかなりはまっています。

関連動画→ 「Powkiddy RGB20SX」のMSX 収録ゲームタイトルがすばらしすぎる!

2.に関してはAndroidの最高峰モデルで、PS2もプレイできます。Wiiiのゲームにも対応するなど、豊富なエミュレーターに対応するのでおすすめです。

ただし、Androidのせいか、Linuxのようにシンプルには使えないです。使いこなすにはAndroidの知識(フォルダ構成)がある程度 必要になります。

3.に関してはまだ発売されていませんが、最高の超小型ゲーム機を求める人におすすめです。

LinuxやAndroidの中華ゲーム機を極めたなら、もう「高級」モデルに手を出すしかないでしょう。中華ゲーム機の最終終着点です。

その他のおすすめ携帯ゲーム機は?

この他にも携帯ゲームは多数販売されています。以下の記事でまとめてあるのでぜひ比較してみてください。

ANBERNICの携帯ゲーム機が超絶進化で大人気!最新機種 まとめ

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