TRIMUI BRICKをレビュー!ANBERNICより優秀な点は?

TRIMUI BRICK top
背面がRGBライトで光る携帯ゲーム機「TRIMUI BRICK」。早くも「デザインも操作性も良さそう」と評判です。しかし、その一方で「ANBERNICなど他の携帯ゲーム機の方がいいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いようです。

そこで今回はその違いが良く分かるように、次の7点を重点的に解説します。

  1. エミュレーター(OS、UI、収録ゲーム
  2. デザイン(接続ポート・サイズ・重量)
  3. RGBライト
  4. ディスプレイ
  5. 操作性
  6. バッテリー充電
  7. プロセッサメモリ

また、人気の高い前モデル「TRIMUI SMART PRO」との違いも紹介!収録ゲームやエミュレーター、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ比較してみてください。

「TRIMUI BRICK」とは?

TRIMUI BRICK」(トリムイ ブリック)は2024年11月に発売されたタテ型のLinux 携帯ゲーム機です。

画面サイズは3.2インチで、

Allwinner A133PプロセッサとLinux ベースのCrossMix OS を搭載しています。

前モデルにはヨコ型で5インチの「TRIMUI SMART PRO」(トリムイ スマートプロ)があります。

この携帯ゲーム機は「ドリームキャストやPSPゲームも遊べる」、「UIが分かりやすくて操作性も良い」と評判でした。

TRIMUIからはこの他に2.4インチでAllwinner S3搭載の「TRIMUI SMART」、

2.0インチでIngenic X1000搭載の「TRIMUI MODEL S」が発売され、

いずれも高い評価を受けています。

新モデルは背面にRGBライトを搭載し、LRボタンのキーキャップ交換できることで話題になっています。

もちろん、タテ型なのでゲームボーイアドバンスやゲームボーイカラーのゲームも見やすく快適にプレイできますよ。

それでは早速どんな携帯ゲーム機なのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

このゲーム機の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpressリンク

公式販売サイト:Trimui Brick Handheld Game Console – Powkiddy official store

価格は約1万1千円・他の1万円台のタテ型携帯ゲーム機よりもお買い得なのか?

TRIMUI BRICK 手で実機を持つ

新モデル「TRIMUI BRICK」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。

まず、新モデル「TRIMUI BRICK」はAliExpressで11,021円で発売中です。セール期間中に配布される割引クーポン(※アプリから取得可・商品の価格の下にあり)をゲットすることで、千円程度安くなりそうです。

Amazonでも販売されていますが、14,999円(税込)とやや高くなる上に商品の到着まで時間がかかります。

一方、前モデル「TRIMUI SMART PRO」はAmazonで14,999円(税込)で発売中です(※AliExpressは7,521円)。

このモデルは非常に評価が高く、ロングセラーになっている人気モデルです。ANBERNICのゲーム機には入っていないゲームも多数収録されているのでお買い得です。

また、2.4インチの超小型サイズでAllwinner S3搭載の「TRIMUI SMART」はAliExpressで4,436円で販売中。

2.0インチのカード型でIngenic X1000搭載の「TRIMUI MODEL S」はAmazonで7,999円で発売されていました(※AliExpressは4,349円)。

他メーカーでは4インチでAllwinner H700搭載の「ANBERNIC RG40XXV」がAmazonで12,999円で発売中(AliExpressは9,223円)。

4インチでRockChip RK3566搭載の「Powkiddy RGB20SX」はAmazonで14,999円で販売されていました(AliExpressは10,665円)。

そのほかにも4.3インチでRockchip RK3326搭載の「Kinhank K36」がAliExpressで4,576円で発売中。

3.5インチの「Miyoo mini Plus」はAmazonクーポン適用で8,499円で販売されていました。

まとめると、Linux OSを搭載した縦型の携帯ゲーム機は日本でも1万円台で販売されていることが多いようです。

海外ストアのAliExpressでは5千円前後のモデルも多数販売されており、比較的安く購入できるようです。

果たして新モデル「TRIMUI BRICK」はこれらのモデルよりも本当にお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見てみましょう。

違い1:100種類以上のエミュレーターに対応・ドリキャスやPSPゲームも遊べる

TRIMUI BRICK エミュレーター

新モデル「TRIMUI BRICK」はLinux ベースのCrossMix OSを搭載し、

100種類以上のエミュレーターに対応しています。

具体的にはPSPドリームキャストニンテンドー64をはじめ、

ネオジオ、PCエンジン、スーパーファミコン、ゲームボーイ(アドバンス、カラーを含む)、メガドライブ、セガ マスターシステム、カプコンアーケード、MEMEなど、

豊富なレトロゲームをプレイできます。

ANBERNIC RG40XXV」は30種類 以上のエミュレーターに対応していましたが、

新モデル「TRIMUI BRICK」はカスタマイズすることでより多くのゲームをプレイできるのが魅力です。

また、セーブ機能ゲームの追加(吸出しROMの追加・レトロアーチの設定も利用可)に対応。

収録ゲームはmicroSDカードに数千タイトルが収録され、現在は64GB256GBの2種類が用意されています。

なお、ユーザーインターフェースはシンプルで分かりやすい「TRIMUI Theme」で、コントロール(操作)やパフォーマンスなど、様々な設定をカスタマイズすることが可能です。

CrossMix OS」はGit Hubで公開されており、自分でインストールすることもできます。

cizia64/CrossMix-OS: Enhanced OS for the TrimUI Smart Pro

違い2:初のタテ型・高級感のあるスタイリッシュなデザインで4色を用意

TRIMUI BRICK タテで斜め

新モデル「TRIMUI BRICK」はゲームボーイ風のタテ型デザインを採用しています。

前モデル「TRIMUI SMART PRO」は一般的なヨコ型デザインで、TRIMUIから発売される初の「タテ型」携帯ゲーム機です。

外観は非常に洗練されたスタイリッシュなデザインで、まるでハイエンドなレトロゲーム互換機「Analogue Pocket」のような高級感も感じられます。

ANBERNIC RG40XXV」もすっきりとしたスタイリッシュなデザインでしたが、

新モデル「TRIMUI BRICK」はそれ以上に洗練されている感じがします。

厚さは19.9mmで、「TRIMUI SMART PRO」(17mm)よりも少し厚みがあります。

TRIMUI BRICK 側面

右側面は電源ボタンとスライドスイッチ、右側面は音量ボタンがあります。

底面にはmicroSDカードスロット、Type-Cポート、3.5mmイヤホンジャックがあります。

もう一つのType-Cポートは背面のショルダーボタンに挟まれる形で、中央に配置(上向きで上から挿しこむ)されています。

TRIMUI BRICK カラー

カラーはホワイトブラック、レッド、パープルの4種類を用意しています。

なお、黒と白の在庫はすでに少なくなっているようです。

サイズ・重量を比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・109.9 x 73.2 x 19.9 mm / 159g
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・ 188 x 80 x 17 mm / 231g
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・ 110 x 58 x 15 mm / 100g
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・105 x 55 x 9.5mm / 66g

違い3:背面にRGBライトを搭載・バッテリー残量が色で分かる

TRIMUI BRICK ライト

新モデル「TRIMUI BRICK」は背面にRGBライトを搭載し、

ライトの色の変化で、バッテリー残量や充電状態が分かるようになっています。

例えば緑はバッテリー残量が多く残っていることを示し、

赤はもうすぐバッテリー残量がなくなることを示しています。

なお、充電中はライトが点滅し、充電が完了すると点灯に変わります。

RGBライトの色やパターンは、設定でカスタマイズできます。

RGBライトのカスタマイズ項目

  • 発光パターン・・・呼吸、点滅、常時点灯など、複数の発光パターンから選択できます。
  • ・・・好みに合わせて、RGBライトの色を自由に設定できます。プリセットカラーも用意されているので、手軽に色を変更することも可能です。
  • 明るさ・・・ライトの明るさを調整できます。
  • 速度・・・発光パターンの速度を調整できます。

一方、「ANBERNIC RG40XXV」や前モデル「TRIMUI SMART PRO」はRGBライトに対応し、

ジョイスティックの周辺が光るようになっていました。

RGBライトのカスタマイズも可能です。

ただし、光るのはジョイスティックの周辺のみで、

新モデルのように背面が光ることはありません。

RGBライト対応を比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・RGBライトに対応する(背面)
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・RGBライトに対応する(ジョイスティック周辺)
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・RGBライトに対応しない
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・RGBライトに対応しない

違い4:3.2インチの高精細なIPSディスプレイで見やすく表示できる

TRIMUI BRICK ディスプレイ

新モデル「TRIMUI BRICK」は3.2インチ(解像度1024 x 768 px)のIPS ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイはピクセル密度 400 ppi の高精細な液晶で、

光の反射を抑え、鮮明な表示が可能なフルラミネーション技術も採用しています。

画面サイズは同じタテ型で4インチの「ANBERNIC RG40XXV」よりもやや小さくなりますが、

解像度はTRIMUI BRICKの方が高くなっています。

上位モデルの「Powkiddy RGB20SX」よりも高い解像度なので、予想以上に高精細です。

タテ型携帯ゲーム機とディスプレイを比較

  • ANBERNIC RG40XXV」・・・4.0インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
  • Powkiddy RGB20SX」・・・4.0インチ、解像度 720 x 720 px のIPS

実機を見ても斜めからの角度からも見やすく、鮮やかな発色もできています。

ただし、前モデル「TRIMUI SMART PRO」と違って、タテ型なので、どうしても左右の幅が狭くなり、

横スクロールのアクションゲームや格闘ゲームでやや狭く感じます。

TRIMUIゲーム機でディスプレイを比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・3.2インチ、解像度1024 x 768 pxのIPS
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・4.96インチ、解像度1280 x 720 pxのIPS
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・2.0インチ、解像度320 x 240 pxのIPS

違い5:シンプルな操作性・ショルダーボタンのキーキャップを交換できる

TRIMUI BRICK 操作

新モデル「TRIMUI BRICK」は十字キー、ABXYボタン、ショルダーボタンを使って操作します。

ジョイスティックレバーは搭載されていないため、キャラクターの移動は主に十字キーを使用します。

十字キーは一般的なプラスチック製ですが、中央が凹んでいるタイプで非常に操作しやすいです。

ABXYボタンも一般的なプロセスチック製ですが、しっかり押し込めるので、操作は意外と快適です。

ショルダーボタンのキーキャップは交換可能

TRIMUI BRICK キーキャップ

R1/R2、L1/L2のショルダーボタンは、デフォルトでフラットな形状のもの(トリガーボタン)が搭載されていますが、

形状が異なるキーキャップ(付属)と交換することが可能です。

用意されているキーキャップは斜めに傾斜したタイプと、上部中央が丸みを帯びているタイプです。

デフォルトで搭載されているフラットな形状のものは、指にひっかかるように少し上部が飛び出していますが、

他のタイプは指でしっかりと押しこめるようになっています。

個人的にはデフォルトのものよりも、斜めに傾斜しているタイプが非常に押しやすく感じます。

操作性を比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・十字キー、ABXYボタン、ショルダーボタン
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・ジョイスティック、十字キー、ABXYボタン、ショルダーボタン
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・十字キー、ABXYボタン
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・十字キー、ABXYボタン

違い6:3000 mAhバッテリー搭載で5時間 使用できる

TRIMUI BRICK 背面

新モデル「TRIMUI BRICK」は容量 3000 mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間は約 5時間です。

充電はType-Cポート (5V/2A) で行います。

また、シャットダウン充電に対応し、電源をOFFにしたまま充電できます。

バッテリーの交換に関しては公開されていませんでしたが、

本体の裏面がネジで止められているのが見えるため、

どうやら交換できそうです。

バッテリー容量に関しては同じタテ型の「ANBERNIC RG40XXV」とほぼ同じです。

  • 1.「ANBERNIC RG40XXV」・・・3200 mAh(6時間)
  • 2.「Powkiddy RGB20SX」・・・5000 mAh(10時間)

Powkiddy RGB20SXと比べると、2000mAhほど少なくなりますが、

新モデル「TRIMUI BRICK」は省電力性の高いプロセッサを搭載しているため、

実際の駆動時間はそれほど大きな差はありません。

前モデル「TRIMUI SMART PRO」は5000 mAhバッテリー搭載で、

バッテリーがすぐになくなるといった問題もなく、

比較的 長い時間 駆動できました。

バッテリー容量を比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・3000 mAh
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・5000 mAh
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・1200 mAh
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・600 mAh

違い7:Allwinner A133P プロセッサと1GB DDR3メモリを搭載

TRIMUI BRICK 格闘ゲーム

新モデル「TRIMUI BRICK」はAllwinner A133P プロセッサを搭載しています。

前モデル「TRIMUI SMART PRO」はAllwinner A133 plusを搭載していたので、性能は少し違っています。

  • 1.Allwinner A133P・・・Arm Cortex-A53 アーキテクチャ
  • 2.Allwinner A133 plus・・・Arm Cortex-A55 アーキテクチャ

Allwinner A133PはCortex-A53 アーキテクチャ採用で、Allwinner A133 plusはCortex-A55 アーキテクチャ採用です。

Allwinner A133 plusはAllwinner A133Pの後継で、パフォーマンスが向上しています。

つまり、CPU性能においては「TRIMUI SMART PRO」の方が高く、新モデル「TRIMUI BRICK」はやや性能が劣ります。

グラフィック性能

内蔵のGPUも違うため、グラフィック性能にも違いが生じます。

  • Allwinner A133P・・・Mali-G31 MP2
  • Allwinner A133 plus・・・Mali-G52 MP2

ただし、製品のスペックを確認すると、どちらも「PowerVR GE8300、660MHz」と表記されており、

カスタマイズされている可能性もあります。

TRIMUI SMART PRO」は実機で試した限り、ドリームキャストのゲームは比較的快適に動作しました。

プレイした感じはANBERNICのゲーム機とそれほど変わらない印象です。

PSPなど一部の負荷の高いゲームでやや遅延が生じるものの、全体的にはほぼ快適に動作でき、動作は意外なほど良いといえます。

新モデル「TRIMUI BRICK」は前モデルよりも少し性能が劣りますが、

PSPやドリームキャスト、ニンテンドー64などの負荷の高いゲーム以外は、動作状況はあまり変化していないと考えていいでしょう。

プロセッサとメモリを比較

  • 1.「TRIMUI BRICK」・・・Allwinner A133P + 1GB LPDDR3
  • 2.「TRIMUI SMART PRO」・・・Allwinner A133 plus + 1GB LPDDR4
  • 3.「TRIMUI SMART」・・・Allwinner S3 + 128MB DDR3
  • 4.「TRIMUI MODEL S」・・・Ingenic JZ4770 + 512MB DDR2

「TRIMUI BRICK」のデメリット

TRIMUI BRICK」のデメリットを紹介します。

ジョイスティックレバーで操作できない

TRIMUI BRICK」はジョイスティックレバー(アナログスティック)を搭載していません。

そのため、シューティングゲームや格闘ゲームで微妙な動きや高速な移動に関する動作が行えず、やや不便です。

一方、前モデル「TRIMUI SMART PRO」はジョイスティックレバー(アナログスティック)を搭載しています。

メモリの規格がやや古いDDR3規格

TRIMUI BRICK」は1GBのDD3メモリを搭載しています。

DDR3規格は最大転送速度が2133 MT/s(メガトランスファー/秒)で、

DDR4メモリの最大転送速度 3200 MT/s以上に比べるとやや遅くなります。

一方、前モデル「TRIMUI SMART PRO」は1GBのDDR4メモリを搭載していました。

「TRIMUI BRICK」のスペック

  • ディスプレイ 3.2インチ、解像度1024 x 768 pxのIPS
    ※OCAフルフィット/400ppi
  • プロセッサ Allwinner A133P
    ※28mm/64bit/4コア/最大1.8GHz
  • GPU PowerVR SGX 540 / PowerVR GE8300 660MHz
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR3
  • ストレージ システム用:8GB eMMC、ゲーム用: 64GB TF (最大256GBまで)
  • 外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで
  • バッテリー 3000 mAh
  • 駆動時間 5時間
  • 充電 Type-C (5V/2A) ※シャットダウン充電対応
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (2.4GHz)、Bluetooth 4.2 (2.1 + EDR)
  • インターフェース USB Type-C (OTG) x2、TFカードスロット、3.5mmオーディオジャック
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー 1W x2
  • マイク モノラルマイク
  • 操作 ジョイスティック x2 (RGBライト付き)、十字キー、A/B/X/Y、R1/R2/L1/L2トリガーボタン、カスタムスイッチ
  • ライト 右電源ボタンと充電インジケータライト、RGBトップ雰囲気ライトバー、L1/L2/R1/R2ファンクションキーライト、F1/F2 RGBインジケータライト
  • ファンクションキー カスタム FN スイッチ、フロントパネル F1/F2 ショートカットキー
  • バイブレーション シングルチャンネル振動モーター
  • セーブ機能 9つまで保存可
  • ゲームの追加 対応(microSDカード経由)
  • システム言語 英語、中国語
  • 筐体 BSプラスチック、ガラス
  • UI TRIMUI Theme
  • OS Linux ベースのCrossMix OS (Specially customized systems)※OTAアップグレード対応
  • サイズ 109.9 x 73.2 x 19.9 mm
  • 重量 159g
  • カラー ホワイト、ブラック、レッド、パープル
  • 付属品 説明書 x1、電源ケーブル x1、ケース x1、キーキャップ x1

「TRIMUI BRICK」の評価

7つの基準で「TRIMUI BRICK」を5段階で評価すると以下のようになります。

  • スペック:★★★
  • エミュレーター:★★★★
  • 操作性:★★★★
  • バッテリーの持ち:★★★★
  • 通信:★★★
  • デザイン:★★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

TRIMUIから発売される初のタテ型 携帯ゲーム機になります。

前モデル「TRIMUI SMART PRO」よりもやや性能が低くなっていますが、

背面のRGBライトやショルダーボタンのキーキャップ交換など独自の要素をふんだんに盛り込んでいます。

同じタテ型の「ANBERNIC RG40XXV」との大きな違いはディスプレイです。

TRIMUI BRICK」の方がやや小さめですが、解像度は高く、非常に高精細です。

また、ジョイスティックレバー(アナログスティック)なしのシンプルな操作性で、

背面のショルダーボタンに3種類のキーキャップを用意している点も大きな違いです。

このボタンのキーキャップに関してはANBERNICやPowkiddyの携帯ゲーム機がまだ取り組んでいない分野で、

TRIMUIの独自性がより一層際立つようになっています。

そのほかにも、タテ型ボディを採用しつつも、背面がライトで光るという独自のギミックも取り入れており、

この点もゲームを盛り上げるサービス精神が際立つようになっています。

独自のユーザーインターフェース「TRIMUI Theme」も非常に分かりやすく、直感的に操作でき、

ANBERNICと匹敵するほど優れたUIなので、「使いやすさ」という観点でみると、

非常に優れた携帯ゲーム機であるといえます。

ANBERNICやPowkiddyの携帯ゲーム機とは一味違う、縦型の携帯ゲーム機を探している人におすすめします。

「TRIMUI BRICK」の価格・販売先

Powkiddy 公式ストア

ゲームROMなしで$64.99 USD、

64GBで$69.99 USD、

128GBで$79.99 USD、

で販売されています。

Powkiddy 公式ストアで「TRIMUI BRICK」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、Paypal、デビットカード、Alipayです。

ECサイト

AliExpressで11,021円、

で販売されています。

Amazonで「TRIMUI BRICK」をチェックする

楽天市場で「TRIMUI」をチェックする

ヤフーショッピングで「TRIMUI」をチェックする

AliExpressで「TRIMUI BRICK」をチェックする

米国 Amazon.comで「TRIMUI BRICK」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

おすすめの類似製品を紹介

TRIMUI BRICK」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

「ANBERNIC RG40XXV」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です。Linux 64bit OS、Allwinner H700、1GB LPDDR4 メモリ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶、64GB ストレージ(TFカード)、3200 mAhバッテリー、高音質スピーカーを搭載しています。

また、RGBライト(6種類の調整)、30種類 以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ストリーミング プレイ (Moolight アプリ 対応)、振動モーター、ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、ダブルTFカードスロット、Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2 に対応しています。

価格は、AliExpressで8,787円(64GBのみ・64GB+128GBモデルで10,983円、64GB+256GBで13,180円)、米国 Amazon.comで$94.99、です。

関連記事:「ANBERNIC RG40XXV」とRG35XX Plusの違いを解説

「Powkiddy RGB20SX」

Powkiddyから発売された4インチのLinux 携帯ゲーム機です。

RockChip RK3566、1GB DDR4メモリ、IPS液晶 (720 x 720 px )、2つのmicroSDカードスロット、10時間駆動できる5000 mAhバッテリー搭載で、

数十種類以上のエミュレーター(N64・DC・PSPゲームを含む)、2つのジョイスティックレバー、Type-Cポート(OTG)、Wi-Fi(5GHz対応)、Bluetooth、ゲームの追加、セーブ機能に対応しています。

価格は、Amazonで14,999円(税込)、AliExpressで10,870円、米国 Amazon.comで$129.99 (10% OFFクーポン付き) です。

関連記事:4型ゲーム機「Powkiddy RGB20SX」の性能を詳細に解説

「Kinhank K36」

Kinhankから発売された4.3インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3326 プロセッサと1GB DDR3L メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS液晶、TFカードスロット、3500 mAhバッテリー搭載で、

40種類以上のエミュレーター、16000タイトル(64GB TFカードに収録)ホール効果ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、カスタマイズされたキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)、Tyoe-C(DC充電用)、3.5mm ヘッドホンジャックに対応しています。

価格は、AliExpressで4,576円、米国 Amazon.comで$74.99 (10% OFFクーポン付き)、です。

関連記事:名作遊び放題「Kinhank K36」ゲーム機のメリット・デメリット

「Miyoo mini Plus」

Miyoo miniから発売されたタテ型の携帯ゲーム機です。

3.5インチのIPS液晶、256MB DDR3 メモリ、3000 mAhバッテリー、TFカードスロット、Linux OS (Retoroarch)を搭載しています。

また、13種類のエミュレーター、バイブレーション、バッテリーの交換、セーブ機能、ゲームの追加、レトロアーチ(RetoroArch)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi通信に対応しています。

価格は、Amazonで9,999円(税込・1500円OFF)、ヤフーショッピングで11,274円、AliExpressで5,200円、米国 Amazon.comで5,200円($12.77 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:レビュー「Miyoo mini Plus」使って分かったメリット・デメリット

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他にもANBERNIC のゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

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