超小型ゲーム機「ANBERNIC RG28XX」の性能を比較・検証し、評価します。使い方(ショートカットなど)やROMの追加、CFWアップデート方法、対応エミュレーター、収録ゲームタイトルも掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「ANBERNIC RG28XX」が発売開始!
2024年4月25日、中国のゲーム機メーカーANBERNIC(アンバーニック)から、新製品「RG28XX」(アールジー 28 ダブルエックス)が発売されました。
2.83インチの超小型 Linux エミュレーター ゲーム機です。
ANBERNICからは2023年6月に1.54インチの「RG Nano」が発売され、
信じられないほどの小ささで、性能も高いと評判になりました。
新モデルはそれよりも少し大きなサイズで、性能を大幅に強化しています。
もちろん、ゲームの追加やHDMI映像出力も利用できますよ。
それでは早速、どんなゲーム機なのか、その特徴(メリット)を確認してみましょう。
この製品の購入先はこちら→ Amazon リンク
公式ページ: ANBERNIC RG28XX – anbernic
30種類のエミュレーターに対応
「ANBERNIC RG28XX」はPSPやN64(ニンテンドー64)、DC(ドリームキャスト)など30種類のエミュレーターに対応してます。
公式サイトには書かれていませんが、ニンテンドー64 やセガのドリームキャスト 、NEOGEO などのゲームにも対応します。PS2には対応しないので注意してください。
ゲームルームで表示されるエミュレーターは20種類です。
PS1,Vertical Arcade,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,MAME,GBA,NES
SENES,SMS,MD,SEGA32X,GBC,GB,PCE,NGPC,GG,WSC
RAゲーム(レトロアーチ)で表示されるエミュレーターは35種類です。ゲームルームで表示されるエミュレーターとかぶっているものも多数あります。
PSP,OPENBOR,DC,PS,CPS1,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,H.Brew
MAME,VARCADE,PICO,POKE,Atari2600,VB,GW,GBA,FC,SFC,MD,MD-cd
SEGA32X,SMS,GG,GBC,GB,PCE,PCE-cd,NGPC,WSWAN,MSX,ATOMISWAVE,NAOMI
※(PORTS)いくつかのゲームが入っている,(APP)設定項目
プロセッサ(CPU) にAllwinner H700、メモリに1GB LPDDR4を搭載しているため、PS1やPCエンジン、MAME アーケード、スーパーファミコン、ゲームボーイ アドバンスなども快適に動作します。
収録ゲームタイトル
「ANBERNIC RG28XX」に収録されているゲームタイトル(内蔵ゲーム)を紹介します。
DC
「ANBERNIC RG28XX」に収録されているドリームキャストの収録(内蔵)ゲームタイトルは以下の通りです。
Cosmic Smash、Crazy Taxi、Gauntlet Legends、House of the Dead 2. The、Ikaruga、Mavel vs.Capcom 2、
Power Stone、Power Stone 2、Silent Scoope、SoulCalibur、Virtua tennis Sega Professional
PSP
「ANBERNIC RG28XX」に収録されているPSPの収録(内蔵)ゲームタイトルは以下の通りです。
Bloons、Bombarman、Castlevania X、Innocent Lite、Mega Man-Maverick Hunter X
Metal Slug XX、Pac-Man Championship Edition、Parasite Evothe 3rd Birthday
Pro Evolution Soccer 2011、Street Fighter Apha 3 Max、tekken 5
PCエンジン
Youtube動画で公開しています。
「ANBERNIC RG28XX」 PCエンジン 収録ゲームタイトル 一覧 リスト
PS1
Youtube動画で公開しています。
「ANBERNIC RG28XX」 PS1 収録ゲームタイトル 一覧 リスト
他のゲーム機のゲームタイトルは随時 YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲームタイトル以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。
「ANBERNIC RG28XX」の使い方
「ANBERNIC RG28XX」の使い方を紹介します。
設定
本体の右側面の電源ボタンを押すと起動し、メイン インターフェース(ホーム画面)が表示されます。
メイン インターフェース(ホーム画面)には7つの項目があります。
十字キーの左右を押すと移動し、各 項目を確認できます。
1.ゲームルーム
2.RAゲーム
3.お気に入り
4.履歴
5.検索
6.アプリセンター
7.設定
このうち、ゲームにアクセスできるのは、1.ゲームルームと2.RAゲーム(レトロアーチ)です。
3.「お気に入り」は一度プレイしたゲームを登録することで、すばやくアクセスできるようにするものです。
4.「履歴」は過去にプレイしたゲームを表示するものです。ここからゲームにアクセスすることもできます。
5.「検索」は本体内にあるゲーム(microSDカードを含む)を探して、ゲームにアクセスするものです。
6.「アプリセンター」は、音楽、ビデオ、電子書籍、ファイルマネージャー、Expert(接続デバイスの確認など)がありました。
7.設定は本体上部のM(メニュー)ボタンを押したときと同じものが表示されます。
設定 項目 一覧
- Battery バッテリー
- Lock screen ロック画面
- Backlight brightness バックライトの明るさ
- IO Test IOテスト
- Data and time データと時刻
- Language setteing 言語設定
- Retoroarch Settings レトロアーチの設定
- Icon Setting アイコン設定
- Background Setting 背景設定
- Button sound ボタン音
- Button custom ボタンのカスタム
- Clearning Record クリア記録
- Firmware version ファームウェアのバージョン
- Work light status during sleep スリープ中の作業灯の状態
- Reboot リブート
- Shut down シャットダウン
ショートカット 一覧
ショートカットは、メニューボタンと各ボタンを組み合わせてつかいます。
早送り・・・メニュー + R2
スローモーション・・・メニュー + L2
状態保存・・・メニュー + R1
ロード状態・・・メニュー + L1
表示フレームレート・・・メニュー + Y
スクリーンショット・・・メニュー + B
一時停止・・・メニュー + X
スタート 終了・・・メニュー + X
明るさ調整・・・メニュー + -VOL+
状態保存スロットを選択・・・メニュー + 左右方向
ゲームのROMを追加する方法
FAT32でフォーマットしたmicroSDカードを用意します。
一度、本体のTF2カードスロットにmicroSDカードを入れて、電源をOFFにします。この状態ではmicroSDカードの中に何もありません。
本体の電源をOFFにして、microSDカードを取り出します。
PCを使って、microSDカードの中身を確認すると、ゲームの「ROM」ファイルが作成されています。
その中の各エミュレーター フォルダに吸い出したROMを保存します。
例えば、ファミコンの吸い出したROMは「FC」フォルダに、スーパーファミコンのROMは「SFC」フォルダに入れます。
本体に用意したmicroSDカードを入れて電源をONにします。
RAゲーム(レトロアーチ)を選択します。
スロットが2つ表示されるので、TF2を選択します(※表示されない場合はBボタンで戻ってください)。
ゲームが表示されて、プレイできるようになります。
<ファミコン版 ファイナルファンタジーIII のプレイ動画>
ファームウェア CFW をアップデートする方法
カスタムファームウェア(CFW、Custom Firmware)をアップデートする方法を紹介します。
1.ANBERNICの公式サイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。
ファームウェアについて – anbernic https://jp.anbernic.com/pages/firmware
2. ファイルを解凍し、展開します。
3. ツール「rufus」を使ってSDカードにファームウェアを書き込みます。
「rufus」ダウンロードリンク:
https://drive.google.com/file/d/11ZBW7u1cv3d1CJ9xzbsL3xpZNKiYsMG7/view?usp=drive_link
4. ファームウェアを書き込んだmicroSDカードをTF1に挿入し、本体の電源をONにします。起動すると、最新のファームウェアが実行されます。
メリット1:超小型サイズで4色カラーを用意
本体が軽ければ軽いほど気軽にゲーム機を外出先に持ち出すことができます。「ANBERNIC RG28XX」はサイズ 12.5 x 5.65 x 1.65 cmの超小型サイズで、ポケットにも入るほどの大きさです。
画面サイズは2.83インチ(解像度640 x 480 px)。重さも186gと非常に軽いので、気軽にどこでも持ち運べます。また、オレンジ、グレー、クリアブラック、ベージュホワイトの4色カラーを用意。製品にはUSB充電ケーブル、説明書が付属します。
他のゲーム機と比較
Miyoo Mini A30・・・サイズ 127 x 58 x 15 mm、重量 112g、カラー: レッドゴールド、ブラック、グレー、ブラック&ホワイト
TRIMUI SMART・・・サイズ 110 x 58 x 15 mm、重量 100 g、カラー: ホワイト、イエロー、パープル、グリーン
SF2000・・・サイズ 16.6 x 6.9 x 3.2 cm、重量 310g、カラー: ライトグレー、ライム
RG Nano・・・サイズ 7.1 x 4.3 x 1.7cm、重量 75 g、カラー: パープル、ブルー、レッド
RG 35XX H・・・サイズ 18.7 x 9.3 x 3 cm、重量 290 g、カラー: ブラック、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープル
サイズは「TRIMUI SMART」よりわずかに大きいことが分ります。「SF2000」や「RG 35XX H」と比べると、かなり小さいです。タテ型「RG Nano」より大きくなりますが、RG28XXはヨコ型のゲーム機なのであまり参考になりません。
重さは「TRIMUI SMART」よりも80 gほど重いですが、「RG 35XX H」と比べると、約120 gも軽いことが分ります。カラーバリエーションは「RG Nano」よりも多くなっています。
メリット2:2.8インチの高解像度なディスプレイが見やすい
「ANBERNIC RG28XX」は2.83インチで解像度640 x 480 pxのIPS フルビュー ディスプレイを搭載しています。IPSパネルを採用しているため、視野角が広く、斜めから見ても見やすく表示できるというメリットがあります。また、OCAフルフィットを採用しているため、本体と液晶パネルとの間に段差がなく、よりクリアに表示できるようになっています。
他のゲーム機との比較
Miyoo Mini A30・・・2.8 インチ、解像度 640 x 480 pxのIPS
TRIMUI SMART・・・ 2.4インチ、解像度240 x 320 pxのIPS LCD
SF2000・・・3.0インチ、IPSスクリーン
RG Nano・・・1.54インチ、解像度240 x 240 pxのIPS
RG 35XX H・・・3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
画面のサイズは「TRIMUI SMART」よりもわずかに大きく、RG Nanoよりも1インチ以上大きいことが分ります。「SF2000」とは画面サイズがかなり似ています。「RG 35XX H」と比べると、約0.7インチ 画面サイズが小さくなります。
メリット3:8時間持つバッテリーを搭載
「ANBERNIC RG28XX」は3100mAh バッテリーを搭載し、約8時間駆動できます。他の超小型ゲーム機(2~3時間程度)と比べて、圧倒的に長く駆動できるというメリットがあります。
また、充電はType-Cポートを利用します。
他のゲーム機との比較
Miyoo Mini A30・・・2600 mA、駆動時間 3-5時間
TRIMUI SMART・・・ 1000mAh (※正しくは1200mAh)、駆動時間 3.5時間
SF2000・・・1500mAh、駆動時間 5~6時間
RG Nano・・・1050 mAh、駆動時間 2.5 時間
RG 35XX H・・・3300 mAh、駆動時間 8時間
バッテリー容量と駆動時間は「RG 35XX H」とほぼ同じです。その他のゲーム機と比べると、バッテリー容量が2~3倍 多いことが分ります。また、それに伴い、駆動時間も非常に長いことが分ります。このことから、「ANBERNIC RG28XX」はバッテリー性能が非常に優れているといえます。
メリット4:HDMI映像出力に対応
大画面でプレイするとゲームがより楽しくなります。「ANBERNIC RG28XX」はHDMIポートを搭載しているため、テレビやモニターに接続して大画面でゲームを楽しめます。
メリット5:Hi-Fi スピーカー搭載・振動モーターにも対応
「ANBERNIC RG28XX」はHi-Fi スピーカー搭載で高音質なサウンドでゲームをプレイすることもできます。振動モーターにも対応しているため、爆発などのシーンで臨場感のある衝撃も体験できます。
メリット6:2つのTFカードスロットが使える
「ANBERNIC RG28XX」はシステム用(64GB)の他に、ゲーム用(64GB、128GB)の2つのTFカード(microSDカード)スロットが使えます。
システムがアップデートされても、ゲームのROMに影響が及ばないので便利です。
メリット7:有線、無線のゲームパッドと接続できる
「ANBERNIC RG28XX」はOTG対応のUSB Type-Cポートがあるため、有線のゲームパッドと接続できます。
また、Wi-Fi (2.4GHz)を利用してワイヤレスゲームパッドと接続することもできます。
「ANBERNIC RG28XX」のデメリット
「ANBERNIC RG28XX」は超小型サイズながらも高性能なゲーム機ですが、デメリット(弱点)もあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
デメリット1:ジョイスティックがない
「ANBERNIC RG28XX」は十字キーとABXYボタン、R1/R2、L1/L2のトリガーボタンのみ搭載しており、ジョイスティックレバーが搭載されていないので注意しましょう。ただし、多くのレトロゲームは十字キーの方が操作しやすく、レバー操作はあまり必要としません。
なお、「Miyoo Mini A30」、「SF2000」と「RG 35XX H」はジョイスティックレバーを搭載しています。
デメリット2:Wi-Fi 通信が使えない
Wi-Fi (2.4GHz)通信に対応していないため、他のゲーム機やPCを経由したストリーミングプレイが利用できません。また、オンライン対戦も利用できません。
デメリット3:AndroidのゲームやPS2ゲームをプレイできない
人気ゲーム「原神」などのAndroid ゲームはプレイできません。また、PS2のような負荷の高いゲームはプレイできません。もし、どうしても中華ゲーム機でAndroidゲームやPS2をプレイしたいなら、「ANBERNIC RG556」のようなAndroid OS搭載でパワフルに動作するゲーム機が必要になります。
他のゲーム機と対応エミュレーターを比較
他のゲーム機と比較
対応するエミュレーターの数は「RG 35XX H」と同じで非常に多いことが分ります。他の超小型ゲーム機では「TRIMUI SMART」の21種類以上が最も多いですが、PSPやニンテンドー64、ドリームキャストに対応していません。「ANBERNIC RG28XX」は「RG 35XX H」よりも小さいサイズでありながらも、豊富なエミュレーターに対応しているといえます。
「Miyoo Mini A30」・・・26種類以上 (FC,GB,GBC,PS1,SFC,GBA,MD,WONDERSWAN,NGP,MS,PCE,WSC,MAME 2003 PLUS,MAME 2000,ATARI2600,GG,PGM,CPS-1,CPS-2,CPS-3,NEOGEO,N64,ATARI 7800,FBNEO など)
TRIMUI SMART・・・21種類以上(ATARI2600,ATARI7800,ARCADE,CPS1,CPS2,CPS3,FC,GB,GBA,MAME,MAME PLUS,MAME2010,MD,MS,NEOGEO,NGP,PCE,PGM,PS,SFC,WSCなど)
SF2000・・・7種類(FC,SFC,MD,GB,GBC,GBA,MAME)
RG Nano・・・10種類以上(PS1、アーケード、GBA、SFC、NES、PCE、GB、GBC、GG、MD、SMS、WSC、NGP、LYNX、ポケモンミニなど)
RG 35XX H・・・30種類以上(PSP,N64,DC,GC,PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど)
他のゲーム機と収録ゲーム数を比較
「ANBERNIC RG28XX」は64GBのTFカードが付属し、AliExpressで販売されているものは「5516」のゲームが収録されています。販売先によって収録されているゲーム タイトルの数が異なる場合があるので注意してください。
「ANBERNIC RG28XX」に内蔵されている収録ゲーム タイトルは、ANBERNIC RG シリーズとほぼ同じです。YouTubeで「ANBERNIC RG game list」と検索すると該当の動画がヒットするので参考にしてください。
収録ゲームはほとんどが英語、中国語で日本語のゲームはほとんど入っていません(中華ゲーム機はすべて同じです。システムは日本語化できます)。また、経験上、PSP、DCゲームはほとんど入っていないので期待しないでください。スーパーマリオも入っていません。
他のゲーム機と比較
Miyoo Mini A30・・・64GBで約 15000、128GBで約 20,000
TRIMUI SMART・・・microSD 32GBで5000以上のゲームを収録(※販売先によって異なる)※15,000ゲームに互換性あり
SF2000・・・6000以上 ※ダウンロード対応
RG Nano・・・64GBモデルで5433ゲーム 、128GBモデルで 8030ゲームを収録
RG 35XX H・・・64GB SD カードで5000 以上、128GB SDカードで合計10000以上のゲームと互換性あり
収録ゲーム数は「RG Nano」や「RG 35XX H」とほぼ同じで、価格が少し高い128GBモデルを選ぶと、8000以上のゲームが収録されているようです。また、「TRIMUI SMART」や「SF2000」も収録ゲーム数が多く、「ANBERNIC RG28XX」と同じか、それ以上の数が収録されているようです。
それでは次にスペックをざっと見ていきましょう。音楽ファイルや動画ファイルを再生できる点に注目です。
「ANBERNIC RG28XX」のスペック
- ディスプレイ 2.83インチ、解像度640 x 480 px、IPS
※フルビュー/OCA フルフィット - プロセッサ(CPU) Allwinner H700 quad-core ARM Cortex-A53, 1.5GHz
- GPU ARM Mali-G31 MP2 dual-core
- RAM(メモリ)1GB LPDDR4
- ストレージ 64GB TF/MicroSD
- 拡張ストレージ 最大 512 GBまでのTF カード拡張に対応
- バッテリー 3100mAh、リチウムバッテリー
- 駆動時間 約 8時間
- 充電 5V/1.5A、C2C充電器に対応
- ワイヤレス通信 Wi-Fi (2.4GHz)は非対応で利用できません
- インターフェース USB Type-C (OTG) x1、miniHDMI x1、TFカードスロット x2、3.5mmイヤホンジャック x1
- 映像出力 HDMI出力
- スピーカー Hi-Fi スピーカー
- 振動モーター 対応
- ゲームパッド 2.4Gワイヤレス ゲームパッドと有線ゲームパッド接続可能
- 機能 ファイルマネージャー 、電子ブックリーダー(supports txt フォーマットが対応)
- 言語 中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語
- OS Linux
- サイズ 12.5 x 5.65 x 1.65 cm
- 重量 0.186 kg
- カラー オレンジ、グレー、クリアブラック、ベージュホワイト
- 付属品 USB充電ケーブル、説明書
- 対応ファイル形式
- ビデオ ファイル:wmv、avi、rmvb、flv、mp4、3gp、asf、mov、mpg、mkv など
- 音楽ファイル:flac、mp3、wav、ape、aif、aiff、ogg、wma、aac、m4a、m4rなど
「ANBERNIC RG28XX」の評価
5つの基準で「ANBERNIC RG28XX」を5段階で評価してみました。
スペック:★★★
エミュレーター:★★★★
通信:×
デザイン:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
中国のゲーム機メーカーであるアンバーニック社から発売された超小型サイズのエミュレータ ゲーム機です。2023年6月に発売されたタテ型ゲーム機「ANBERNIC RG Nano」とは異なり「ヨコ型」で、豊富なエミュレーターに対応しています。
対応するエミュレーターは30種類以上で、PSPをはじめ、ニンテンドー64やドリームキャストにも対応。PS2は動作できませんが、従来の一般的な超小型ゲーム機よりも豊富なエミュレーターが使えることで、人気が出そうな感じがします。
すでに公開されているANBERNICの公式YouTube動画やレビュー動画によると、ゲームの動作は非常に滑らかで、遅延などはないようです。また、十字キーの出来が良く、ストリートファイターの「波動拳」などの微妙な操作もうまくできるとのことです。
さらに初期状態で利用できるANBERNICのオペレーション システムは、非常にシンプルで初心者でも扱いやすくできています。ゲーム ライブラリへのアクセスもしやすく、すぐにプレイしたいゲームを見つけられるようになっています。
個人的には2.83インチの画面が意外と見やすく、バッテリーの持ち(約8時間)もいいのが非常に気に入りました。超小型サイズながらもHDMI映像出力に対応していたり、振動モーターが使えたりと本格的な作りのゲーム機であることも魅力です。
「ANBERNIC RG28XX」の発売時の価格は6,999円(ANBERNIC 公式ストア・通常価格は7,599円)。
PSPも遊べる高性能な超小型 エミュレーター ゲーム機を探している人におすすめです。
レビュー記事
新たに「ANBERNIC RG28XX」をより詳しく知ることができるレビュー記事を用意しました。製品の開封から実際に使って気づいたことまでを詳細にまとめているのでぜひご覧ください。
「ANBERNIC RG28XX」をレビュー! 超小型の性能を徹底 検証する
「ANBERNIC RG28XX」の価格・販売先
ANBERNIC 公式ストア
7,599円で販売されています。
ANBERNIC 公式ストアで「ANBERNIC RG28XX」をチェックする
※ANBERNIC公式サイトでの支払い方法はPayPal/クレジットカード/デビットカード/コンビニ、銀行振り込みです。
ECサイト
Amazonで8,999円、
ヤフーショッピングで13,014円、
AliExpressで7,584円、
米国 Amazon.comで$59.99
で販売されています。
Amazonで「ANBERNIC RG28XX」をチェックする
楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする
ヤフーショッピングで「ANBERNIC」をチェックする
AliExpressで「ANBERNIC RG28XX」をチェックする
米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG28XX」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「ANBERNIC RG28XX」に似た性能を持つエミュレーター ゲーム機も販売されています。
「AYANEO POCKET MICRO」
AYANEOから発売された3.5インチの携帯ゲーム機です。Android 13、MediaTek Helio G99、6GB/8GB LPDDR4X メモリ、解像度 960 x 960 px のIPS液晶(3:2)、128GB/256GB ストレージ、2600 mAhバッテリー、microSD 3.0 カードスロット、6軸ジャイロセンサー搭載で、
マスターコントローラー、冷却システム、Google Playストア、アプリの追加、ストリーミングプレイ、ストレージの拡張、AYASpace(フロントエンド)、AYAHome(デスクトップランチャー)、USB 2.0 Type-C(OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2 に対応しています。
価格は、Indiegogoで6GB+128GBモデルで27,822円~(※8GB+256GBモデルは32,227円~)、AliExpressで46,642円(6GB+128GBモデル・8GB+256GBモデルは52,881円)です。
関連記事:高級で超小型「AYANEO POCKET MICRO」とPocket Sの違い
MagicX「XU Mini M」
MagicXから発売された2.8インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3562、1GB LPDDR4 メモリ、解像度 640 x 480 pxのIPS液晶、8GB eMMCストレージ(システム用)、2600 mAhバッテリー搭載で、
デュアル ホール効果ジョイスティック(RGBライト付き)、34種類のエミュレーター、ゲームの追加、振動モーター、Moonlightアプリ、ネットワーク対戦、Wi-Fi (2.4GHz)、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、AliExpressで8,039円(ゲームなしモデル/64GBモデルで8,541円、128GBモデルで9,071円)です。
関連記事:MagicX「XU Mini M」携帯ゲーム機がRG28XX以上かを検証する
「Miyoo Mini A30」
Miyoo Miniから発売された超小型サイズのゲーム機です。2.8インチのIPS液晶やAllwinner A33 プロセッサを搭載し、ジョイスティック操作やWi-Fi通信、26種類以上のエミュレーターに対応しています。
価格は、AliExpressで$49.36 (日本円で約7815円)です。
関連記事: 2.8型「Miyoo Mini A30」とライバル ゲーム機を比較する
「TRIMUI SMART」
TRIMUIから発売された超小型サイズのゲーム機で、画面サイズは2.4インチです。4秒の高速起動がウリで、Wi-Fi通信やBluetoothにも対応しています。
価格は、AliExpressで$40.92 (日本円で約6352円)、米国 Amazon.comで$89.99 (日本円で約13969円)、です。
関連記事: 「TRIMUI SMART」実は名機? ミニサイズの携帯ゲーム機と徹底 比較!
新版「ANBERNIC K101 Plus」
ANBERNICから発売されたGBAカートリッジに対応した互換機 兼 エミュレーターゲーム機です。デュアルCPU (AM9+AM7)、32MB SDRAM メモリ、3インチのLCD TFT液晶、TFカードスロット(最大256GB)、6時間駆動できる800 mAhバッテリー、AV出力端子、GBAリンクケーブル ポート、GBA カートリッジ スロット、前面フロントスピーカー搭載で、
GBAゲームROMと完全互換、3つのモード(4:3、3:2、240×160 ドット)、6種類のエミュレーター、対戦プレイ、映像出力、Kカード(TFカードアダプタ)、バックライト(8段階で調整可)に対応しています。
価格は、Amazonで12,999円(税込)、AliExpressで10,619円です。
関連記事:GBA互換「ANBERNIC K101 Plus」の性能が斬新すぎる件
「SF2000」
3.0インチのIPSスクリーンを搭載した超激安のゲーム機です。低価格ながらも映像出力用のAV端子を搭載しています。
価格は、Amazonで3,945円(税込・ライム カラー)、ヤフーショッピングで6,286円(送料無料)、AliExpressで$8.52 (日本円で約1322円)、米国 Amazon.comで$32.99 (日本円で約5121円)、です。
関連記事: 「DATA FROG SF2000」超激安すぎ? 低価格の携帯ゲーム機と徹底 比較!
「RG Nano」
ANBERNICから発売された超小型 タテ型 ゲーム機です。ゲーム機としてだけでなく、時計や音楽プレーヤー、動画プレーヤーとして活用できます。
価格は、Amazonで95,99円(税込)、ANBERNIC公式ストアで$65.99 USD、AliExpressで$49.34 (日本円で約7659円) 、米国 Amazon.comで$69.99 (日本円で約10865円) です。
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