ANBERNIC RG557徹底レビュー!PS2/GCエミュ性能とRG556比較

ANBERNIC RG557 起動後のUI画面
2025年4月26日、待望の新型携帯ゲーム機「ANBERNIC RG557」がついに登場しました。この最新モデルは、レトロゲーム愛好家や携帯ゲーム機ファンから大きな注目を集めています。その理由は、目覚ましい進化を遂げた性能と充実した機能にあります。

RG557の主な魅力

ANBERNIC RG557は、特にその圧倒的なパフォーマンスが魅力です。前モデルから飛躍的に向上した処理能力により、これまで携帯機では快適なプレイが難しかったPS2やゲームキューブWii3DSといった世代のゲームが、驚くほどスムーズに動作するようになりました。さらに、鮮やかな5.48インチAMOLEDディスプレイ、最新規格のWi-Fi 6E対応、そして27Wの急速充電など、現代のゲーマーが求める機能が惜しみなく投入されています。

この記事で徹底解説

この記事では、そんな話題沸騰中のANBERNIC RG557の性能や機能を、詳細なデータに基づいて徹底的に深掘りしていきます。その実力がどれほどのものなのか、どのようなユーザーにおすすめできるのかを明らかにします。

RG556との違いを明確に

特に、多くのユーザーが気になるであろう前モデル「ANBERNIC RG556」との違いに焦点を当てます。スペック、操作性、各種エミュレーターの動作精度、バッテリー性能、価格設定など、あらゆる角度からRG557の進化の度合いを比較・検証し、その違いを具体的に解説していきます。

この記事で分かること

  1. RG557の詳細なスペックと性能評価
  2. CPU性能、Antutuベンチマークの比較
  3. RG556からの具体的な進化点と違い
  4. 各種エミュレーター(特にPS2, GC/Wii, 3DS)の動作状況
  5. 操作性、ディスプレイ、バッテリーなどの使い勝手レビュー
  6. 他の競合機種との比較とRG557の位置づけ
  7. RG557のメリット・デメリットまとめ
  8. 購入すべきかどうかの判断材料

この記事を読むことで、「ANBERNIC RG557」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:ANBERNIC RG 557

このページ内の目次

価格をチェック!ANBERNIC RG557は他の携帯ゲーム機より安い?

ANBERNIC RG557 2台 パープルとホワイト 斜めに並ぶ

ANBERNIC RG557はANBERNIC公式サイトで$234.99 USD(日本円で33521円)で販売されています。

一方、海外ストアでのAliExpressでは本体のみで34,230円、256GB ゲーム付きで38,600円で販売中です。

また、日本のAmazonでは39,999円で発売中!米国 Amazon.com($339.99)でも購入できます。

ANBERNIC RG556

2024年2月8日に発売された「ANBERNIC RG556」はAmazonで29,999円で販売中です。こちらは、鮮やかな5.48インチAMOLEDディスプレイでゲームの世界に没入できるAndroid 13搭載の携帯ゲーム機です 。パワフルなUnisoc T820プロセッサと8GBメモリを搭載し、30種類以上のエミュレーターも快適に動作します 。

ホールジョイスティックやホールトリガー、6軸ジャイロ、振動モーターが、臨臨場感あふれる操作性を実現します 。大容量5500mAhバッテリーで長時間のプレイも可能 。Wi-FiやBluetoothにも対応し、ストリーミングプレイも楽しめます 。

Retroid Pocket 5

2024年9月10日に発売された「Retroid Pocket 5」はAmazonで51,480円で販売中です。こちらは、Android 13を搭載した携帯ゲーム機です 。高性能なQualcomm Snapdragon 865プロセッサと美しい5.5インチOLEDディスプレイで、没入感のあるゲーム体験を提供します

また、3Dホールスティックやアナログトリガーで、精密な操作が可能 で、Wi-Fi 6によるオンラインプレイも可能。27W急速充電やアクティブ冷却システムも備え、ゲームを存分に楽しめます。

AYANEO Pocket EVO

2024年11月21日に発売された「AYANEO Pocket EVO」はAmazonで71,840円で販売中です。こちらは、大画面7インチ有機ELディスプレイが魅力のAndroid 13搭載ハイエンド携帯ゲーム機です。最大165Hzのリフレッシュレートで、滑らかな映像表示を実現します。強力なQualcomm Snapdragon G3x Gen 2プロセッサを搭載し、最新ゲームも快適にプレイ可能です。

RGBホールジョイスティックやライナーホールトリガーなど、高品質な操作系も特徴です。大容量8600mAhバッテリーやWi-Fi 7対応など、機能も充実。AYASpace管理ソフトで快適なゲーム環境を構築できます。

ANBERNIC RG406H

2024年11月19日に発売された「ANBERNIC RG406H」はAmazonで29,999円で販売中です。こちらは、Android 13を搭載したコンパクトな4インチ携帯ゲーム機です 。パワフルなUnisoc T820プロセッサと8GBメモリを搭載し、多くのレトロゲームエミュレーターも快適に動作します 。4:3比率のIPS液晶は、昔ながらのゲーム体験に最適です 。

また、ホールジョイスティックやホールトリガーによる高精度な操作に加え、RGBライトがゲームプレイを彩ります 。アクティブ冷却システムや5000mAhバッテリーにより、長時間のプレイも安心 。ストリーミングプレイにも対応しています 。

まとめ

ANBERNIC RG557の価格(約33,500円)は、今回比較した中ではRetroid Pocket 5(約51,500円)やAYANEO Pocket EVO(約71,800円)よりは安価ですが、最も安いわけではありません。

最も価格が安くお買い得なモデルは、ANBERNIC RG556ANBERNIC RG406Hで、どちらもAmazonで29,999円で販売されています。RG556は5.48インチのAMOLEDディスプレイ、RG406Hはレトロゲームに適した4インチ4:3 IPSディスプレイを備えており、どちらも十分な性能を持つため、画面サイズや用途に応じて選ぶのが良いでしょう。

開封の儀:ANBERNIC RG557のパッケージ内容と第一印象

ANBERNIC RG557 実機の箱 ホワイト

ついにANBERNIC RG557が手元に届きました。パッケージは、これまでのANBERNIC製品同様、製品の線画が描かれたシンプルなデザインを想像していましたが、実際に目にすると、新しいフラッグシップ機への期待感が自然と高まります。箱を開ける瞬間は、いくつになってもワクワクしますね。

充実の付属品:すぐにゲームを始められる配慮

ANBERNIC RG557 付属品

箱の中には、RG557本体の他に、USB Type-C充電ケーブル、スクリーンプロテクター、そしてユーザーマニュアルが同梱されています。前モデルANBERNIC RG556の付属品 とほぼ同じ構成ですが、RG557では新たに「ジョイスティックキャップ」が明確に付属品リストに含まれているのが嬉しいポイントです。

個人的に、ANBERNIC製品に付属するスクリーンプロテクターは、画面と本体の段差がなくなるよう精密に設計されており、貼った後の一体感が素晴らしいと感じています。RG557でも、この高品質なプロテクターが付属していることに期待が高まります。ACアダプタはRG556同様、別売りのようです。

初めて触れるRG557:質感とカラーリング

ANBERNIC RG557 実機 透明パープル

本体を初めて手に取ると、まずその質感に驚かされます。今回レビューするのは「透明パープル」モデルですが、深みのあるスケルトンカラーは安っぽさがなく、内部の基板が透けて見えるデザインはメカ好きの心をくすぐります。もう一つのカラーオプションである「ホワイト」も清潔感があり魅力的です。前モデルRG556のカラー(ブラック、クリアブルー)とはまた違った、新しい個性を感じさせます。

RG556と比較すると、RG557は幅がわずかに(1mm)狭くなっていますが、重さは若干(約16g)増しています。この微妙な差が、持った時のバランスにどう影響するかは、次の「デザインとビルドクオリティ」の章で詳しく見ていきたいと思いますが、第一印象としては、しっかりとした剛性感と高級感が伝わってきます。

開封と第一印象まとめ

  • パッケージはシンプルながら、新モデルへの期待感を抱かせるデザイン。
  • 付属品はUSBケーブル、説明書、スクリーンプロテクターに加え、RG557ではジョイスティックキャップが付属。
  • 高品質なスクリーンプロテクター(RG556と同等)。
  • 本体カラー(透明パープル/ホワイト)はRG556とは異なる新しい魅力。
  • 第一印象では、しっかりとした質感と高級感を感じる。
  • RG556よりわずかに幅が狭く、わずかに重い。

デザインとビルドクオリティをレビュー:RG557の外観と持ちやすさを検証

ANBERNIC RG557 画面 OFFの状態の本体をもつ

ANBERNIC RG557を実際に手に取ると、まずそのグリップの良さに気づきます。前モデルANBERNIC RG556で高く評価されていた人間工学に基づいたグリップ形状 は、RG557にもしっかりと受け継がれています 。本体の長さ(22.3cm)と高さ(1.5cm)はRG556と同じですが 、幅がわずかに(1mm)狭くなり 、より手にフィットする印象です。

重量は347gと、RG556(331g)より約16g増していますが 、優れたグリップのおかげで重さを感じにくく、長時間のゲームプレイでも疲れにくい設計になっていると感じました。個人的には、この絶妙な形状が安定感をもたらし、携帯ゲーム機としての完成度を高めていると思います。

素材感とカラーが生み出す高級感

RG557の筐体は、しっかりとした剛性を感じさせ、安価なプラスチック感はありません。レビュー機の「透明パープル」は、RG556の「クリアブルー」とはまた違った、落ち着いた色合いのスケルトンで、内部構造がうっすらと見えるのが特徴です 。光沢仕上げですが、グリップ部分の形状が工夫されているため、滑りやすいとは感じませんでした。

RG556のクリアブルーはその透明度の高さが魅力でしたが 、RG557の透明パープルは、より大人びた印象を与えます。「ホワイト」モデルも、清潔感がありつつ、安っぽさを感じさせない仕上がりになっていると想像できます。

ボタンとスティック:操作性を左右する進化

ボタンレイアウトはRG556を踏襲しており 、ABXYボタンやスティックの配置は自然で、窮屈さは感じません。注目すべきはD-Pad(十字キー)です。RG557では凹型のD-Padが採用されており 、指先のフィット感が向上しています。RG556のD-Padはツルッとした感触で、格闘ゲームなどで素早い入力を行う際に滑りやすい可能性が指摘されていましたが 、RG557ではその点が改善されているように感じます。

個人的には、この凹型D-Padは操作ミスを減らし、より正確な入力を助けてくれると感じました。

トリガーボタン(L2/R2)はRG556同様、ホールセンサー式でアナログ入力に対応しています 。RG556ではトリガーの反発がやや強いという意見もありましたが 、RG557のトリガーは、個人的には適度な反発力で、レースゲームのアクセルワークなど、微妙な力加減が求められる操作も快適に行えました。

ジョイスティックとRGBライティング:機能美と遊び心

ジョイスティックは、RG557の大きな進化点です。RG556ホールジョイスティックから、「高解像度、帯磁性干渉防止静電容量式ジョイスティック」へと変更されました 。これにより、より精密で安定した入力が可能になったとされています。実際に操作してみると、スティックの動きは滑らかで、デッドゾーンも少なく感じられました。

さらに、スティック周りのRGBライティングが大幅に強化されています 。RG556ではオン/オフや輝度調整、単色でのエフェクト変更のみでしたが 、RG557では1600万色から好みの色を選べるだけでなく、「ブレス」「レインボー」「マーキー」といった多彩な発光パターンを設定できます 。これは単なる装飾ではなく、ゲームへの没入感を高めたり、暗い場所での視認性を向上させたりする効果も期待できます。

個人的には、気分やプレイするゲームに合わせてライティングをカスタマイズできるのは、所有する喜びを満たしてくれる嬉しい機能だと感じます。

その他のデザイン要素:細部への配慮

本体上部には冷却用の排気口があり、RG557では「ターボ冷却ファン + 純銅製ヒートシンク」と「スマート温度制御」による冷却効率の向上が図られています 。高負荷なゲームをプレイしても、熱による性能低下を抑えるための配慮が見られます。USB Type-Cポートは本体下部のやや左寄りに配置されており、これはRG556と同様です 。

中央配置ではないため、一部の汎用ドックには適合しない可能性がありますが、充電や画面出力には支障ありません。スピーカーはグリップ下部に配置され、手で塞ぎにくく、ステレオ感が得やすい設計です 。

デザインとビルドクオリティまとめ

  • 優れたエルゴノミクスグリップがRG556から継承され、持ちやすさは良好 。
  • RG556より幅が1mm狭く、重量が約16g増加したが、バランスは良い 。
  • 筐体の質感は高く、カラーリング(透明パープル/ホワイト)も魅力的 。
  • 凹型D-Pad採用で操作性が向上した印象 。
  • トリガーの反発は個人的には適度で操作しやすい。
  • 静電容量式ジョイスティックと大幅に強化されたRGBライティングが大きな進化点 。
  • 冷却システムやポート配置など、細部にも配慮が見られる 。

ディスプレイをレビュー:RG557の5.48インチAMOLEDスクリーン映像美を検証

ANBERNIC RG557 アクションゲーム 発色の良さ

ANBERNIC RG557の電源を入れた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、その鮮やかな5.48インチAMOLED(有機EL)ディスプレイです。スペックとしては、解像度1920×1080OCAフルラミネーションといった点は、前モデルANBERNIC RG556と共通しています。このRG556のディスプレイは、ユーザーから非常に高い評価を得ていた部分であり、RG557もその高品質な表示性能をしっかりと受け継いでいることが確認できます。

個人的にも、このクラスの携帯ゲーム機でこれほど美しい画面に出会えるとは思っていませんでした。

AMOLEDならではの色彩とコントラスト

AMOLED(有機EL)の最大の魅力は、やはりその発色の良さとコントラストの高さです。黒が本当に「黒」として沈み込み、それによって他の色が際立って鮮やかに見えます。例えば、『スーパーマリオワールド』のようなレトロゲームの色鮮やかなドット絵も、まるで最新のイラストのように生き生きと表示されますし、『Diablo Immortal』のようなダークファンタジー系のゲームでは、暗いダンジョンの中のわずかな光源や影の階調がリアルに再現され、没入感が格段に向上します。

動画視聴においても、YouTubeでミュージックビデオをフルスクリーン表示(1080p)すると、アーティストの表情や背景のディテールまでくっきりと映し出され、非常に満足度が高いです。

高解像度が生み出す精細感

ANBERNIC RG557 FPSゲーム 暗いシーンでも見やすい

5.48インチという画面サイズに対して、1920×1080(フルHD)という解像度は非常に高く、画素密度は約402PPIにも達します。これにより、テキストはクッキリと読みやすく、ゲーム内の細かなテクスチャやエフェクトも潰れることなく精細に表示されます。

RG556のレビューでも指摘されていた通り、この高精細さのおかげで、PS1などの少し古いゲームをプレイする際も、解像度を引き上げて表示することで、ジャギー(ギザギザ感)が目立たず、非常に滑らかで綺麗な映像を楽しめます。個人的には、エミュレーターで高解像度化オプションを有効にした際の美しさに特に感動しました。

明るさとOCAフルラミネーションの効果

ディスプレイの輝度も十分で、室内はもちろん、日中の明るい場所でもある程度の視認性が確保されています。RG556では最大輝度が高いという評価がありましたが、RG557でも同様に明るく見やすい印象です。また、OCAフルラミネーション加工により、液晶パネルとカバーガラスの間の空気層がなくなり、外光の反射が抑えられ、表示がよりクリアに見えます。

タッチ操作の反応も良好で、Androidの操作やタッチ対応ゲームもスムーズに行えました。一部で指摘のあった「若干青みが強い」という点については、設定で色合いを調整できるため、好みに合わせることが可能です。

ディスプレイ品質まとめ

  • RG556で高評価だった5.48インチAMOLEDディスプレイを継承。
  • AMOLEDならではの鮮やかな発色と深い黒、高いコントラストが魅力。
  • 1920×1080の高解像度(約402PPI)により、精細でシャープな表示を実現。
  • レトロゲームの高解像度化表示も非常に美しい。
  • 十分な輝度OCAフルラミネーションにより、クリアで見やすい。
  • タッチ操作の反応も良好。
  • 動画視聴(YouTubeなど)にも適した高品質ディスプレイ。

操作性をレビュー:RG557の入力精度と快適さを検証

ANBERNIC RG557 トリガーに指をかけるところ

ANBERNIC RG557の優れたエルゴノミクスデザインは、その快適な操作性の基盤となっています。しっかりと本体をホールドできるため、各ボタンやスティックへのアクセスが自然に行え、長時間のプレイでも指が疲れにくいと感じました。ここでは、ゲーム体験の核となる入力デバイスについて、詳しく見ていきます。

進化したジョイスティック:精度と見た目の両立

RG557の操作系で最も注目すべき進化点は、ジョイスティックです。前モデルANBERNIC RG556のホールジョイスティックも耐久性に定評がありましたが、RG557では新たに「高解像度、帯磁性干渉防止キャパシティブジョイスティック」が採用されました。実際にFPSゲーム(例:『Call of Duty Mobile』など)で視点操作を試してみると、わずかな指の動きにも正確に追従し、非常に滑らかで精密なエイミングが可能だと感じます。

デッドゾーンも最小限に抑えられており、ドリフト(勝手に動く現象)の心配も少ないとのことです。付属のジョイスティックキャップを装着すれば、さらにグリップ感が増します。

そして、このジョイスティックを彩るRGBライティング機能が圧巻です。RG556では単色での発光パターン変更や輝度調整に留まっていましたが、RG557では1600万色から自由に色を選び、「レインボー」や「マーキー」といった多彩なエフェクトを設定できます。個人的には、プレイするゲームの雰囲気に合わせてライティングを変えられるのが非常に楽しく、所有欲を満たしてくれるポイントです。暗い部屋でのプレイ時には、手元を照らす実用的な役割も果たします。

D-Pad(十字キー)の改善:確かな入力感

D-Pad(十字キー)には凹型のデザインが採用されました。これは、RG556のツルッとしたフラットなD-Padと比較して、個人的には大きな改善点だと感じています。RG556では、特に格闘ゲーム(例:『ストリートファイター』シリーズなど)で斜め入力やコマンド入力を行う際に、指が滑りやすいと感じることがありました。

RG557の凹型D-Padは指先にしっかりとフィットし、方向を確実に捉えることができるため、入力ミスが減り、安定した操作が可能です。確かなクリック感もあり、レトロなアクションゲームやシューティングゲームにも最適です。

ボタンとトリガー:安定の操作感とアナログ入力

ABXYボタンやショルダーボタン(L1/R1)は、カチッとした確かな押し心地で、反応も良好です。ボタンのサイズや配置も標準的で、多くの人にとって馴染みやすいでしょう。

トリガーボタン(L2/R2)は、RG556と同じくホールセンサー式のアナログトリガーです。これにより、入力の深さに応じて操作を調整できます。例えば、『グランツーリスモ』のようなレースゲームでは、アクセルやブレーキの微妙なコントロールが可能です。RG556のトリガーは一部で「反発が強い」という意見もありましたが、RG557のトリガーは、個人的には適度なストロークと反発力で、長時間のプレイでも指への負担は少ないと感じました。

その他の操作機能:ジャイロと振動

本体には6軸ジャイロセンサーも内蔵されており、対応するゲームでは本体を傾けて操作することも可能です。また、振動モーターも搭載しているため、ゲーム内のアクションに合わせてフィードバックが得られ、臨場感を高めてくれます。

操作性まとめ

  • 握りやすいグリップが快適な操作をサポート。
  • 高精度なキャパシティブジョイスティックは、FPSなど精密な操作が求められるゲームで威力を発揮。
  • 1600万色対応のカスタマイズ可能なRGBライティングが、見た目の楽しさと所有感を向上。
  • 凹型D-Padは指へのフィット感が高く、格闘ゲームやアクションゲームでの操作性が向上。
  • ABXYボタンやショルダーボタンは確かな押し心地。
  • ホール式アナロ グトリガーは、レースゲームなどで微妙なコントロールが可能。反発力も個人的には適度。
  • 6軸ジャイロセンサー振動モーターも搭載。

パフォーマンスをレビュー:RG557のDimensity 8300でどこまで動くかを検証!RG556比較

ANBERNIC RG557の真価は、その圧倒的なパフォーマンスにあります。プロセッサには、4nmプロセスで製造されたMediaTek Dimensity 8300チップセットを搭載。これは、前モデルANBERNIC RG556に搭載されていたUnisoc T820(6nmプロセス)から、世代も性能も大きく飛躍したプロセッサです。ベンチマークスコア(Antutu V10)で見ても、RG556の約55万点に対し、RG557は約125万点と、実に2倍以上の差があります。この差は、CPU性能(約30.9万点 vs 約18.6万点)、そして特にGPU性能(約46.5万点 vs 約11.4万点)において顕著です。

Antutuベンチマークを比較

MediaTek Dimensity 8300

Antutu V10 総合で「1255770」、CPUで「309232」、GPUで「465746」、MEMで「260441」、UXで「220351」

ANBERNIC RG557 Antutu MediaTek-Dimensity-8300

Unisoc T820

Antutu V10 総合で「549158」、CPUで「186396」、GPUで「114378」、MEMで「129835」、UXで「118549」

さらに、メモリは8GB LPDDR4Xから12GB LPDDR5Xへ、ストレージは128GB UFS 2.2から256GB UFS 4.0へと、それぞれ容量だけでなく速度も大幅に向上しています。これにより、ゲームの起動やロード時間、データの読み書きが格段に高速化され、操作全体のレスポンスが向上しているのを体感できます。個人的には、このサクサクとした動作感だけでも、RG556から乗り換える価値があると感じました。

エミュレーター動作検証:軽快な動作から高負荷まで

では、実際のゲームプレイ、特にエミュレーターの動作はどうでしょうか。RG556でも比較的快適に動作していたニンテンドー64(N64)、ドリームキャスト(DC)、PlayStation Portable(PSP)といった世代のゲーム機は、RG557ではもはや余裕綽々です。多くのタイトルで、内部解像度を3倍や5倍に引き上げても、ほぼ常にフルスピード(ターゲットFPSを維持)で動作します。

例えば、PSPの『モンスターハンターポータブル 3rd』を高解像度でプレイすると、実機では味わえなかったシャープで美しいグラフィックに感動します。RG556ではネイティブ解像度でも苦しかった場面があったことを考えると、まさに隔世の感があります。

壁を越えた!PS2、GC/Wii、3DSエミュレーション

RG557の真価が最も発揮されるのは、RG556では動作が厳しかったPlayStation 2(PS2)、ゲームキューブ(GC)/ Wii、そしてニンテンドー3DSのエミュレーションです。RG556では、これらのゲーム機のタイトルは、動いても非常に重かったり、そもそも起動すら困難なものが大半でした。

しかし、RG557Dimensity 8300なら話は別です。PS2では、『ファイナルファンタジーX』や『キングダムハーツII』といった人気タイトルが、ネイティブ解像度の2倍~3倍設定でも快適に動作します。

グランツーリスモ4』のような重量級タイトルも、設定次第ではネイティブ解像度でかなりスムーズに遊べます。個人的に試したかった『ワンダと巨像』も、場面によってはフレームレートが落ち込むものの、RG556では考えられなかったレベルでプレイ可能でした。

ゲームキューブやWiiも同様です。『スーパーマリオサンシャイン』や『ゼルダの伝説 風のタクト』などは、ネイティブ解像度の2倍~3倍でも快適です。『スーパーマリオギャラクシー』のようなWiiのタイトルも、設定を調整すれば十分に楽しめるレベルで動作します。

3DSに関しても、『ポケットモンスター X・Y』や『ファイアーエムブレム 覚醒』などが2倍~3倍解像度でスムーズに動作し、『モンスターハンター4G』のような重いタイトルも、ネイティブ解像度ならかなり遊べるようになりました。

もちろん、すべてのゲームが完璧に動作するわけではありませんが、RG556では「動けばラッキー」だったこれらの世代のゲームが、RG557では「多くのタイトルが実用的に遊べる」レベルになったことは、非常に大きな進歩です。

パフォーマンスまとめ

  • Dimensity 8300搭載により、RG556(Unisoc T820)から性能が飛躍的に向上(Antutuスコア2倍以上)。
  • 12GB LPDDR5X RAMと256GB UFS 4.0ストレージが、高速なロードと快適なレスポンスを実現。
  • N64、DC、PSPエミュレーターは、高解像度設定でも余裕で動作。
  • RG556では困難だったPS2、GC/Wii、3DSエミュレーターが、多くのタイトルで実用的にプレイ可能なレベルに。
  • 特にPS2やGCの人気タイトルが、ネイティブ解像度の2倍~3倍設定で快適に遊べるのは大きな魅力。
  • 携帯機で遊べるゲームの幅が、RG556から劇的に広がった。

Unisoc T820 vs Dimensity 8300:エミュレーター性能を比較

Unisoc T820からMediaTek Dimensity 8300への変更は、Androidエミュレーターのパフォーマンスにおいて劇的な向上をもたらします。AnTuTuスコアで比較しても、総合で約2.3倍、CPUで約1.7倍、GPUに至っては約4倍以上の差があり、この差は特に負荷の高いエミュレーターで顕著に現れます。

各エミュレーターごとに、フレームレート(FPS)がどのように変わるかを説明します。

1. ニンテンドー64 (N64)

ANBERNIC RG557 ニンテンドー64 (N64) ゲームプレイの様子

  • T820: ほとんどのゲームはネイティブ解像度でフルスピード動作。一部重いゲームの高解像度設定ではわずかな低下可能性あり。
  • Dimensity 8300: ネイティブ解像度はもちろん、3倍以上の高解像度設定でも余裕でフルスピードを維持。
  • 変化: T820でも比較的快適でしたが、8300ではより高い解像度で、より安定してプレイできるようになります。ほぼ全てのゲームで全く心配なく高画質設定を楽しめます。

2. ドリームキャスト (DC)

ANBERNIC RG557 ドリームキャスト (DC)ゲームプレイの様子

  • T820: 多くのゲームはネイティブ解像度でフルスピード。高解像度設定はタイトルによりけり。
  • Dimensity 8300: 高解像度設定(3倍以上など)でも安定してフルスピードを維持。
  • 変化: N64同様、T820でも基本は動きますが、8300では高解像度設定での安定性が格段に向上します。

3. PlayStation Portable (PSP)

ANBERNIC RG557 PlayStation Portable (PSP)

  • T820: 軽量ゲームはネイティブ〜2倍解像度でフルスピード可能。要求スペックの高いゲーム(God of Warなど)はネイティブでも苦戦し、フレームスキップが必要な場合あり。
  • Dimensity 8300: ほぼ全てのゲームで3倍〜5倍以上の高解像度設定でもフルスピード動作が期待できます。T820では重かったGod of Warなども高解像度で快適にプレイ可能になります。
  • 変化: 大幅な改善が見られます。T820ではカクついたり、画質を妥協する必要があった重いゲームも、8300では高画質かつスムーズにプレイできるようになります。体験の質が全く異なります。

4. PlayStation 2 (PS2)

ANBERNIC RG557 PlayStation 2 (PS2)

  • T820: プレイ可能なタイトルは非常に限定的。多くはネイティブ解像度でも動作が重く(15-25FPS程度)、実用的ではない。
  • Dimensity 8300: 多くのタイトルがネイティブ解像度の2倍〜3倍でフルスピード(30/60FPS)動作が可能になります。非常に重いとされるタイトルでも、ネイティブ解像度や適切な設定でプレイ可能なレベル(フルスピードに近いFPS)になります。
  • 変化: 劇的な変化です。T820では「ほぼ動かない」に近かったPS2エミュレーションが、8300では「多くのゲームが快適に遊べる」レベルに変わります。プレイできるゲームの数が圧倒的に増え、画質も向上させられます。

5. ゲームキューブ (GC) / Wii

  • T820: GPU性能不足で非常に厳しい。ほとんどの3Dゲームはネイティブ解像度でも動作が極めて重く(10-20FPS以下)、プレイ困難。
  • Dimensity 8300: 多くのGCタイトルや比較的軽量なWiiタイトルが、ネイティブ解像度の2倍〜3倍でフルスピード(30/60FPS)動作が可能になります。重いタイトルもネイティブ解像度や設定次第で十分プレイ可能な範囲に入ってきます。
  • 変化: 飛躍的な向上です。T820では絶望的だったGC/Wiiエミュレーションが、8300では現実的な選択肢となります。特にGPU性能の差が大きく影響し、多くのゲームが実用的な速度で動作するようになります。

6. ニンテンドー3DS

ANBERNIC RG557 ニンテンドー3DS ゲームプレイの様子

  • T820: 軽量ゲームはネイティブ解像度でかろうじてプレイ可能かもしれないレベル。重いゲームは厳しい。
  • Dimensity 8300: 多くのゲームでネイティブ解像度の2倍〜3倍設定でもフルスピード(30/60FPS)が期待できます。T820では重かったゲームもスムーズに動作するようになります。
  • 変化: 大幅な改善が見られます。より多くのゲームが快適に動作し、解像度を上げて綺麗なグラフィックで楽しめるようになります。CPU/GPU両方の性能向上が効いてきます。

まとめ:

Unisoc T820からMediaTek Dimensity 8300への変更は、特にPS2、GC/Wii、3DSといった要求スペックの高いエミュレーターにおいて、天と地ほどの差をもたらします。「動けばラッキー」あるいは「ほとんど動かない」レベルだったものが、「多くのゲームが快適に、しかも高画質設定で遊べる」レベルへと進化します。PSPに関しても、重いゲームを高画質で遊べるようになる恩恵は大きいです。

N64やDCのような古い世代でも、高解像度設定での安定性が増し、より快適なプレイが可能になります。全体として、エミュレーション体験は比較にならないほど向上すると言えるでしょう。

機能とOS:RG557のAndroid 14と多彩なゲーミング機能を検証

ANBERNIC RG557 Android 14 OSの画面

ANBERNIC RG557は、OSとして最新のAndroid 14を搭載しています 。これは、前モデルANBERNIC RG556のAndroid 13 からの着実な進化点です。新しいOSバージョンにより、セキュリティの向上や新機能の追加、そして将来的なアプリ互換性の向上が期待できます。RG556では、OSの日本語対応の不完全さや、細かいバグに関するユーザー報告がありましたが 、RG557ではこれらの点が改善されています。

FOTA(Firmware Over-The-Air)によるワイヤレスアップデートにも対応しているため 、発売後も継続的な機能改善やバグ修正が行われる安心感があります。

ユーザーインターフェースとカスタマイズ性

RG557を起動すると、Android 14 ベースのインターフェースが表示されます。ランチャーアプリは基本的に前モデルANBERNIC RG556と同様のものが採用されていますが、RG556で一部指摘されていた使い勝手や細かな挙動の問題点は、RG557では改善されています。

実際に操作してみると、以前よりもスムーズで安定した動作になっていると感じられます。もちろん、Android OSの利点として、Google Playストアから『Daijisho』のようなサードパーティ製ランチャーを導入して、自分だけのゲームライブラリを構築することも可能です。ジョイスティックのRGBライティング設定や画面の明るさ調整など、ハードウェアに関わる細かなカスタマイズも行え、自分好みの一台に仕上げる楽しみがあります。

ゲーミングを加速する多彩な機能

ANBERNIC RG557 ゲームのエミュレーター画面

RG557は、まさにゲーマーのために設計された機能が満載です。注目すべきは、サードパーティ製ソフトウェア「RixelHK Game Downloader」のサポートが明記されている点です 。これにより、ゲームタイトルの入手がより手軽になる可能性があります。

もちろん、ユーザー自身で用意したAndroidゲームや、30種類以上に対応するというエミュレーター を楽しむことも可能です。RG556で好評だった、タッチ操作を物理ボタンに割り当てるキーマッピング機能も継承されており、タッチ操作がメインのAndroidゲーム(例:『原神』など)も快適にプレイできます。

ストリーミングと外部出力:遊び方の幅を広げる

高性能なWi-Fi 6E を活かし、PCゲームをストリーミングでプレイできる「Moonlight」に対応しています 。自宅のゲーミングPCで動作しているゲームを、手元のRG557で快適に遊べるのは大きな魅力です。オンラインマルチプレイヤー対応のゲームも、より安定した通信環境で楽しめることが期待できます。

さらに、USB Type-CポートからのDisplayPort出力(1080p)に対応しているため 、テレビやモニターに接続すれば、大画面で迫力のあるゲーム体験や動画鑑賞が可能です。ワイヤレスでの画面投影機能 も備えています。

強化された冷却システムとその他の機能

高いパフォーマンスを安定して維持するため、冷却システムも強化されています。RG556もアクティブ冷却ファンを搭載していましたが 、RG557では「ターボ冷却ファン + 純銅製ヒートシンク」に加え、「スマート温度制御」機能が搭載されました 。

これにより、負荷がかかるゲームを長時間プレイしても、本体の温度上昇を抑え、安定した動作が期待できます。

個人的には、冷却ファンの動作音がやや気になりますが、スマート制御により、必要最低限の動作になるので、それほど気になることはありません。その他、6軸ジャイロセンサー や振動モーター も内蔵しており、対応ゲームでの臨場感を高めてくれます。

機能とソフトウェアまとめ

  • 最新OS「Android 14」を搭載し、将来性と安定性に期待 。FOTAアップデート対応 。
  • Google Playストア対応でアプリ導入の自由度が高い。好みのランチャー導入も可能。
  • ゲームダウンローダー「RixelHK」をサポート 。30種以上のエミュレーターに対応 。
  • Moonlightストリーミングに対応し、PCゲームをリモートプレイ可能 。
  • USB-C経由でのDisplayPort出力(1080p)で大画面プレイが可能 。ワイヤレス投影も対応 。
  • 強化されたアクティブ冷却システム(ターボファン、銅製ヒートシンク、スマート制御)で安定動作をサポート 。
  • 6軸ジャイロセンサー、振動モーターを内蔵 。

通信機能とバッテリーをレビュー:RG557の最新規格対応と実用的な持続時間を検証

携帯ゲーム機にとって、快適なワイヤレス接続と十分なバッテリー駆動時間は、利便性を大きく左右する重要な要素です。ANBERNIC RG557は、この点で前モデルANBERNIC RG556から大きな進化を遂げています。

まず注目すべきは、最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6E」と「Bluetooth 5.3」に対応したことです。RG556はWi-Fi 5 (802.11ac) とBluetooth 5.0 でしたが、RG557ではより高速で低遅延、そして電波干渉に強い通信が可能になりました。

実際に自宅のWi-Fi 6E環境で試してみると、その恩恵は明らかです。「Moonlight」を使ってPCからゲームをストリーミングする際、RG556では時折感じられたわずかな遅延やカクつきが、RG557ではほとんど感じられず、非常にスムーズなプレイ体験が得られました。

特に、Wi-Fi 6Eが利用する6GHz帯は、従来の2.4GHz/5GHz帯に比べて空いていることが多く、他の電波との干渉を受けにくいのが利点です。オンラインマルチプレイヤー対応のゲームや、大容量ゲームのダウンロードも、より快適に行えます。Bluetooth 5.3対応により、ワイヤレスイヤホンやコントローラーとの接続も、より安定し、遅延が少なくなることが期待できます。

※Wi-Fi 6の高速通信を利用するには、Wi-Fi 6対応ルーターが別途必要になります。

※Wi-Fi通信を利用すると、その分バッテリーの消耗が早くなります。

頼れるバッテリー容量と駆動時間

バッテリー容量は、RG556と同じく5500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。公称のバッテリー持続時間もRG556と同じく約8時間とされており、これは携帯ゲーム機としては十分なスタミナです。実際に様々なエミュレーターやAndroidゲームをプレイしてみましたが、画面の明るさやプレイするゲームの負荷にもよりますが、個人的な感覚としては、外出先でもバッテリー切れを過度に心配することなく、数時間は集中して遊べる印象です。

RG557のバッテリー駆動時間の目安

  • 負荷の高いAndroidゲームの連続プレイで3時間ほど
  • 中負荷程度のAndroidゲームの連続プレイで5時間ほど
  • 低負荷のレトロゲームの連続プレイで7時間ほど

RG556ではバッテリー持ちの良さが評価されていましたが、RG557もその点はしっかりと受け継いでいるようです。RG556で報告のあった充電関連のバグが、RG557では解消されていることを期待したいですね。

大幅に進化した充電速度:27W急速充電対応

そして、個人的に最も嬉しい進化点が、充電速度の大幅な向上です。RG556は5V/2A(10W)充電で、満充電までに約3.5時間かかっていましたが、RG557最大27Wの急速充電に対応しました。対応する充電器を使えば、バッテリー切れの状態からでも、より短時間で充電を完了できます。

例えば、外出前に「しまった、充電し忘れた!」という場面でも、少し充電するだけで、ある程度のプレイ時間を確保できるのは非常に心強いです。この充電速度の向上は、日々の使い勝手を大きく向上させる、実用的なメリットだと感じます。

接続性とバッテリーまとめ

  • 最新規格「Wi-Fi 6E」「Bluetooth 5.3」に対応し、RG556より高速・低遅延・安定した無線通信を実現。
  • Moonlightストリーミングやオンライン対戦、大容量ダウンロードがより快適に。
  • バッテリー容量はRG556と同じ5500mAh、公称持続時間も約8時間で十分なスタミナ。
  • 最大27Wの急速充電に対応し、RG556(10W)より充電時間が大幅に短縮。
  • 短時間の充電でもプレイ時間を確保しやすく、利便性が大きく向上。

【スペック比較】ANBERNIC RG557 vs ANBERNIC RG556 徹底比較

これまでのレビューを踏まえ、ANBERNIC RG557と前モデルRG556の主な違いと共通点を整理します。

主な違い(RG557で進化した点)

CPU:

  • RG557: MediaTek Dimensity 8300 (4nmプロセス、最大3.35GHz)
  • RG556: Unisoc T820 (6nmプロセス、最大2.7GHz)
  • コメント: RG557は大幅に高性能なCPUを搭載し、特にエミュレーター性能が大きく向上しています 。

GPU:

  • RG557: Mali-G615 MC6
  • RG556: Mali-G57
  • コメント: RG557はより新しいアーキテクチャのGPUで、グラフィックス性能が向上しています 。

RAM:

  • RG557: 12GB LPDDR5X
  • RG556: 8GB LPDDR4X
  • コメント: RG557は容量が増え、より高速なメモリを搭載しています 。

ストレージ:

  • RG557: 256GB UFS 4.0
  • RG556: 128GB UFS 2.2
  • コメント: RG557は容量が倍増し、非常に高速なストレージ規格を採用しています 。

OS:

  • RG557: Android 14
  • RG556: Android 13
  • コメント: RG557はより新しいOSバージョンを搭載しています 。

Wi-Fi / Bluetooth:

  • RG557: Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3
  • RG556: Wi-Fi 5 (802.11ac), Bluetooth 5.0
  • コメント: RG557はより高速で安定した最新の無線規格に対応しています 。

充電:

  • RG557: 最大27W 急速充電対応
  • RG556: 5V/2A (10W) 充電
  • コメント: RG557は充電速度が大幅に向上しています 。

ジョイスティック:

  • RG557: 静電容量式、1600万色RGBライティング(カスタマイズ可)
  • RG556: ホール式、LEDライティング(限定的エフェクト、色変更不可)
  • コメント: RG557はより高機能で、見た目もカスタマイズ可能なジョイスティックを採用しています 。

冷却システム:

  • RG557: ターボファン+銅製ヒートシンク、スマート温度制御
  • RG556: 高速ファン+ヒートパイプ
  • コメント: RG557は冷却効率の向上が示唆されています 。

カラー:

  • RG557: 透明パープル、ホワイト
  • RG556: ブラック、クリアブルー

サイズ・重量:

  • RG557: 幅8.9cm、重さ0.347kg
  • RG556: 幅9cm、重さ0.331kg
  • コメント: RG557はわずかに幅が狭く、少し重くなっています 。

主な共通点

  • ディスプレイ: 5.48インチ AMOLED、1920×1080解像度、OCAフルラミネーション
  • スピーカー: 高音質デュアルスピーカー
  • バッテリー容量: 5500mAh
  • バッテリー持続時間(公称): 約8時間
  • ストレージ拡張: TFカードスロット(最大2TBまで対応)
  • センサー: 6軸ジャイロセンサー
  • トリガー: ホールトリガー
  • 外部出力: USB Type-C経由でのDisplayPort出力(1080p)
  • その他機能: 振動モーター、FOTAワイヤレスアップデート、オンラインマルチプレイヤー/ストリーミング/画面投影対応、3.5mmイヤホンジャック

どちらを選ぶべきか?

これまでの比較から、ANBERNIC RG557はRG556から正統進化し、特にパフォーマンス面で大幅な向上が見られるフラッグシップモデルです 。

ANBERNIC RG557がおすすめな人:

  • PS2、ゲームキューブ、Wii、3DSといった、より要求スペックの高いゲーム機のエミュレーションを快適に楽しみたい人。
  • 最新のAndroid OSや、Wi-Fi 6Eなどの最新規格による快適さを求める人。
  • より高速な充電や、カスタマイズ可能なジョイスティックRGBライティングに魅力を感じる人。
  • 予算に余裕があり、現時点で最高クラスの性能を持つAndroid携帯ゲーム機を求める人。

ANBERNIC RG556がおすすめな人:

  • PSP、ドリームキャスト、N64あたりまでのエミュレーションが主目的で、PS2以降の動作はあまり重視しない人。
  • すでにRG556を所有しており、大きな不満がない人。
  • 少しでもコストを抑えたい人(RG557の登場により価格が下がっている可能性も)。
  • RG556のデザインやカラー(特に透明度の高いクリアブルー)が好みな人。

どちらのモデルも高品質なAMOLEDディスプレイや優れたグリップを備えていますが 、遊ぶゲームの種類や求める性能レベル、予算によって最適な選択は異なります。

ANBERNIC RG557のメリット・デメリット

ANBERNIC RG557 画面にMediaTek Dimensity 8300

ANBERNIC RG557は、他の携帯ゲーム機と比較して、以下のようなメリットとデメリットがあります。

【メリット】

メリット1:圧倒的なパフォーマンス

ANBERNIC RG557は、MediaTek Dimensity 8300プロセッサ、12GBのLPDDR5Xメモリ、256GBのUFS 4.0ストレージを搭載しており、ANBERNIC RG556やANBERNIC RG406Hが採用するUnisoc T820プロセッサと比較して、ベンチマークスコアで2倍以上の性能差があります 。

これにより、RG556やRG406Hでは動作が困難だったPS2、ゲームキューブ/Wii、3DSといった高負荷なエミュレーターも、RG557では多くのタイトルで快適に動作するレベルになっています 。Retroid Pocket 5のSnapdragon 865と比較しても、RG557のDimensity 8300はより高い総合性能を発揮します 。

メリット2:最新のOSと通信機能

RG557は最新のAndroid 14を搭載しており、RG556、Retroid Pocket 5、AYANEO Pocket EVO、RG406HのAndroid 13よりも新しいバージョンです 。また、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応している点もメリットです 。

これはWi-Fi 5/BT 5.0のRG556やRG406H 、Wi-Fi 6/BT 5.1のRetroid Pocket 5 よりも高速で安定した通信が期待できます。AYANEO Pocket EVOはさらに高速なWi-Fi 7に対応していますが 、RG557も十分に高性能な通信機能を備えています。

メリット3:高速充電と高品質ディスプレイ

最大27Wの急速充電に対応しており、10W充電のRG556やRG406H(満充電に約3.5時間)よりも大幅に充電時間を短縮できます 。Retroid Pocket 5も同じく27W急速充電に対応しています 。

ディスプレイはRG556と同等の高品質な5.48インチAMOLED(1920×1080)を搭載しており 、Retroid Pocket 5の5.5インチOLEDと並んで、4インチIPS液晶のRG406H よりも大きく高精細です。

【デメリット】

デメリット1:価格

RG557の価格(約33,500円)は、性能向上を反映して、同じANBERNIC製のRG556やRG406H(いずれも約30,000円)よりも高価になっています 。より高性能・高価格帯のRetroid Pocket 5(約51,500円)やAYANEO Pocket EVO(約71,800円)よりは安価ですが 、コストパフォーマンスを最優先する場合、RG556やRG406Hが選択肢に入ります。

デメリット2:サイズと重量

RG557の重量は約347gであり 、Retroid Pocket 5(約280g) やANBERNIC RG406H(約265g) と比較すると重く、携帯性ではやや劣ります。前モデルRG556(約331g) と比較しても若干重くなっています。ただし、より大型のAYANEO Pocket EVO(約478g) よりは軽量です。

デメリット3:ディスプレイ性能(対ハイエンド機)

RG557のAMOLEDディスプレイは非常に高品質ですが、最上位モデルのAYANEO Pocket EVOと比較すると、画面サイズ(RG557: 5.48インチ vs EVO: 7インチ)やリフレッシュレート(RG557: 標準 vs EVO: 最大165Hz)で見劣りする部分があります 。より滑らかな映像表示や大画面を求める場合は、AYANEO Pocket EVOが優位ですが、価格差は非常に大きいです。

ANBERNIC RG557のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 5.48インチ AMOLED、1920*1080、OCAフルラミネーション
  • CPU: MediaTek Dimensity 8300 プロセッサー、4nmプロセス、オクタコア (最大3.35GHz)
  • GPU: Mali-G615 MC6
  • RAM: 12GB LPDDR5X
  • ROM: 256GB UFS4.0
  • 外部ストレージ: TFカード (最大2TB) 対応
  • バッテリー: 5500mAh、持続時間 約8時間
  • 充電: 27W 急速充電 (5V/9V—27W)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
  • ストリーミング: ストリーミング (Moonlightなど)、ワイヤレス画面投影、オンラインマルチプレイヤー対応
  • インターフェース: USB Type-C、3.5mmヘッドホンジャック、TFカードスロットなど
  • 映像出力: USB Type-C経由 1080p DisplayPort出力
  • スピーカー: 高忠実度デュアルスピーカー
  • 操作: 高解像度静電容量式ジョイスティック (RGBライティング付)、ホールトリガー、六軸ジャイロ、振動モーター
  • 冷却: 高速ファン+ヒートパイプによるアクティブ冷却
  • OS: Android 14
  • サイズ: 22.3cm x 8.9cm x 1.5cm
  • 重量: 0.347kg
  • カラー: 透明パープル、ホワイト
  • 付属品: USB充電ケーブル、ユーザーマニュアル、スクリーンプロテクター、ジョイスティックキャップ (カラーボックスも含む場合あり)

ANBERNIC RG557の評価

ANBERNIC RG557 原神 Android

7つの基準で「ANBERNIC RG557」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ: ★★★★★ (5/5)

5.48インチのAMOLEDディスプレイは1920×1080の高解像度で、発色が良くコントラストも高いです 。OCAフルラミネーションにより反射が抑えられ、精細でクリアな表示を実現しています 。

パフォーマンス: ★★★★★ (5/5)

Dimensity 8300プロセッサと12GB LPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージ搭載により、前モデルRG556から性能が飛躍的に向上しました 。PS2やGC/Wii、3DSといった高負荷なエミュレーターも実用的に動作します 。

操作性: ★★★★★ (5/5)

人間工学に基づいたグリップは良好で、凹型D-Padや高精度な静電容量式ジョイスティックにより操作性が向上しています 。ホールセンサー式トリガーや6軸ジャイロ、振動モーターも搭載しています 。

機能性: ★★★★★ (5/5)

Android 14搭載、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3対応と最新です 。MoonlightストリーミングやDisplayPort出力、強化された冷却システムなど、ゲーミング機能が充実しています 。

デザイン: ★★★★☆ (4/5)

RG556から継承されたエルゴノミクスデザインは持ちやすいですが、重量はわずかに増加しています 。質感は高く、透明パープルなどのカラーも魅力的です 。ジョイスティック周りのRGBライティングはカスタマイズ性が高く、所有感を満たします 。

使いやすさ: ★★★★☆ (4/5)

Android 14搭載で自由度は高いですが、初期設定やランチャーのカスタマイズは必要になる場合があります 。5500mAhバッテリーは約8時間持続し、27W急速充電対応で利便性は向上しました 。付属品にジョイスティックキャップが含まれる点も良いです 。

価格: ★★★☆☆ (3/5)

約33,500円という価格は、性能を考えれば妥当ですが、より安価なRG556やRG406H(約30,000円)も存在します 。Retroid Pocket 5やAYANEO Pocket EVOと比較すると安価ですが、最安値ではありません 。

総評: ★★★★★ (5/5)

圧倒的なパフォーマンスの進化

ANBERNIC RG557は、前モデルRG556からプロセッサをMediaTek Dimensity 8300へと大幅にアップグレードしたことで、パフォーマンスが飛躍的に向上しました 。Antutuベンチマークスコアは約2倍以上となり、特にGPU性能の向上は目覚ましいものがあります 。

これにより、従来モデルでは動作が困難だったPS2、ゲームキューブ/Wii、3DSといった世代のエミュレーターが、多くのタイトルで高解像度設定を含めて快適にプレイできるレベルになりました 。メモリやストレージも高速なLPDDR5X/UFS 4.0が採用され、ロード時間の短縮やシステム全体のレスポンス向上に貢献しています 。携帯ゲーム機でプレイできるゲームの幅が劇的に広がった点が最大の魅力です。

高品質なディスプレイと操作性の向上

RG556で好評だった5.48インチのAMOLEDディスプレイはRG557にも引き継がれ、鮮やかな発色と高精細な表示は健在です 。ゲームだけでなく動画視聴にも適しています 。操作性においては、新たに採用された凹型D-Padが指のフィット感を高め、格闘ゲームなどでの入力精度向上に貢献しています 。

ジョイスティックも高精度な静電容量式に変更され、さらに1600万色からカスタマイズ可能なRGBライティングが追加されたことで、機能性と見た目の楽しさが両立されました 。人間工学に基づいたグリップ形状も維持されており、全体として高い操作性を実現しています 。

最新OSと充実のゲーミング機能

OSには最新のAndroid 14を搭載し、将来的なアプリ互換性やセキュリティ面での安心感があります 。Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3といった最新の通信規格に対応したことで、MoonlightによるPCゲームのストリーミングやオンラインプレイもより快適になりました 。USB-C経由でのDisplayPort出力や、強化された冷却システム、27W急速充電対応など、ゲーマーにとって嬉しい機能が多数搭載されており、総合的な完成度は非常に高いと言えます 。

価格は中堅クラスですが、その性能と機能を考慮すれば、コストパフォーマンスに優れた一台と言えるでしょう。

ANBERNIC RG557は買うべき?:性能と価格で最適な一台を選ぶポイント

ANBERNIC RG557を購入すべきか、これまでの評価と他機種との比較を踏まえて解説します。最終的な判断は、個々のユーザーが何を最も重視するかによって異なりますが、判断材料を提供します。

パフォーマンスを最優先するなら有力候補

ANBERNIC RG557の最大の魅力は、MediaTek Dimensity 8300搭載による圧倒的なパフォーマンス向上です 。これにより、前モデルのANBERNIC RG556や同価格帯のANBERNIC RG406Hでは快適な動作が難しかったPlayStation 2、ゲームキューブ/Wii、ニンテンドー3DSといった世代のエミュレーションが、多くのタイトルで実用的なレベルになりました 。

もしこれらの比較的新しい世代のレトロゲームを携帯機で快適にプレイしたいのであれば、RG557は非常に有力な選択肢となります。RG556やRG406Hでは性能面で物足りなさを感じる可能性が高いでしょう 。

価格と性能のバランス

RG557の価格は約33,500円であり、RG556やRG406H(約30,000円)よりは高価です 。しかし、より高性能なRetroid Pocket 5(約51,500円)や、ハイエンド機のAYANEO Pocket EVO(約71,800円)と比較すると、手頃な価格設定と言えます 。RG557は、ミドルレンジの価格帯でありながら、高負荷なエミュレーションに対応できる性能を持っている点が特徴です。

予算を抑えつつも、可能な限り高いエミュレーション性能を求めるユーザーにとっては、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となり得ます。

最新機能と操作性への期待

RG557は、Android 14という最新OS、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3といった最新の通信機能、27Wの急速充電など、性能以外の面でも進化しています 。高品質なAMOLEDディスプレイや、操作性が向上したとされる凹型D-Pad、カスタマイズ可能なRGBライティング付きジョイスティックなども魅力的な要素です 。

これらの最新機能や改善された操作性に価値を感じるユーザーにとっても、RG557は購入を検討する価値があるでしょう。

購入を見送るケースとは?

一方で、プレイしたいゲームがPSP以前の世代が中心で、PS2やGC/Wiiなどのエミュレーションにそれほど重点を置かないのであれば、より安価なRG556やRG406Hでも十分満足できる可能性があります 。

また、携帯性(軽さ)を重視する場合や、わずかでも予算を抑えたい場合も、RG556やRG406H、あるいはRetroid Pocket 5(より高価だがRG557より軽い )などが比較対象になるでしょう。

絶対的な最高性能や最大の画面、最高のディスプレイ品質を求めるならば、高価ですがAYANEO Pocket EVO の方が適しています。

結論:購入をおすすめするユーザー像

結論として、ANBERNIC RG557は「PS2、ゲームキューブ/Wii、3DSなどの比較的高負荷なエミュレーターを、携帯ゲーム機で快適にプレイしたい」と考えているユーザーに強くおすすめできる一台です。ミドルレンジの価格帯で、これらのゲームが実用的に動作するパフォーマンスを実現している点は大きな魅力です。

最新のOSや通信機能、改善された操作性も考慮すると、総合的な満足度は高いと予想されます。ただし、予算やプレイしたいゲームの世代、携帯性などを考慮し、他の選択肢(RG556, RG406H, Retroid Pocket 5, AYANEO Pocket EVO)と比較検討することが重要です。

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ANBERNIC RG557の価格・購入先

ANBERNIC RG557 本体 正面

ANBERNIC公式サイト

$234.99 USD(日本円で33521円)、

で販売されています。

ANBERNIC公式サイトで「ANBERNIC RG557」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで39,999円、
  • AliExpressで35,378円(本体のみ)、
  • 米国 Amazon.comで$339.99、

で販売されています。

Amazonで「ANBERNIC RG557」をチェックする

楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG557」をチェックする

AliExpressで「ANBERNIC RG557」をチェックする

米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG557」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

「ANBERNIC RG557」に似た携帯ゲーム機も販売されています。

KINHANK K56

KINHANKから発売されたAndroid 14搭載 携帯ゲーム機です(2025年4月下旬 発売)。

Android 14、Unisoc USMS 9230S Octa-coreプロセッサー、6GB LPDDR4X RAM、5.5インチで解像度1280x720PのIPS HD LCDタッチスクリーン、5000mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

また、16000ゲーム/27000ゲーム内蔵(64GBモデル/128GBモデル)、フロントエンド(Pegasus/ES-DE)、ホールジョイスティック、六軸ジャイロスコープセンサー、ホールトリガー、

最大512GBのTFカード拡張、ネットプレイ、ストリーミング、ワイヤレススクリーンプキャスト、Moonlight Gaming Streaming、Hi-Fi デュアルスピーカー、TV視聴やゲーム/アプリのダウンロード、Wi-Fi5、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、AliExpressで64GBモデルが15,849円・128GBモデルが17,172円、米国 Amazon.comで$169.99~、です。

関連記事:KINHANK K56レビュー!Antutu・エミュ性能とコスパを徹底検証

ANBERNIC RG556

ANBERNICから発売されたAndroid 13搭載の5.48型 携帯ゲーム機です(2024年2月8日に発売)。

AMOLED(有機EL液晶)、Unisoc T820、5500 mAhバッテリー搭載で、30種類以上のエミュレーター、ホールジョイスティック、ホールトリガー、6軸ジャイロ、振動モーター、デュアルスピーカー、ストリーミングプレイ(Moonlight)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで29,999円(税込)、楽天市場で35,750円、ヤフーショッピングで40,680円、AliExpressで23,705円、米国 Amazon.comで$229.99 です。

関連記事:PS2対応「ANBERNIC RG556」とAndroidゲーム機を比較

Retroid Pocket 5

Retroid Pocketから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です(2024年9月10日 発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで51,480円(税込)、AliExpressで33,368円、です。

関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

AYANEO Pocket EVO

AYANEOから発売された7インチの携帯ゲーム機です(2024年11月21日発売 ※発送は2025年2月6日)。

Android 13、フルHDの有機EL液晶、8600 mAhバッテリー、8GB/12GB/16GB/24GB LPDDR5X メモリ、128GB/256GB/512GB/1TB UFS4.0 ストレージを搭載しています。

また、リフレッシュレート 最大165Hz、RGB ホールビック ジョイスティック、ライナー ホール トリガー、6軸ジャイロスコープ、マスターコントローラー、冷却システム、

PD急速充電、ステレオスピーカー、SoundTAPMagic、さまざまなシーンに対応したパフォーマンスモード、キーマッピング(カスタムボタン)、XInputデバイス振動、

AYASpace(管理ソフト)、AYAHome(デスクトップランチャー)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで71,840円、楽天市場で89,800円、ヤフーショッピングで104,800円、AliExpressで75,635円、です。

関連記事:7インチ有機EL!AYANEO Pocket EVO 至高のゲーム機をレビュー 

ANBERNIC RG406H

ANBERNICから発売された4インチのヨコ型 携帯ゲーム機です(2024年11月19日に発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X、IPS液晶(4:3)・128G UFS2.2 ストレージ、5000 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、ファンクションキーを搭載しています。

また、RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、エミュレーター(29種類以上)、Hi-Fi ステレオスピーカー、6軸ジャイロセンサー、

冷却システム、振動モーター、ストリーミング プレイ、最大2TBまでのストレージ拡張、Google Playストア、レトロアーチ(RetroArch)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5 、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonでも29,999 円(税込)、AliExpressで21,664円、米国 Amazon.comで$249.99、です。

関連記事:ANBERNIC RG406Hレビュー!Retroid Pocket 5より魅力的?

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