
2025年8月1日に発売されたサムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」は、シリーズ史上最も薄いデザインと、4.1インチにまで大型化したカバーディスプレイを採用したことで、大きな注目を集めています。
このレビューでは、実際に「Galaxy Z Flip7」を使い込み、そのデザイン、パフォーマンス、カメラ、そしてAI機能が日々の生活をどれだけ変えてくれるのかを徹底検証。前モデル「Galaxy Z Flip6」からどのような進化を遂げたのか、その真価に迫ります。
【先に結論からお伝えしましょう】
Galaxy Z Flip7 の長所(Pros):
- 圧倒的に薄く、洗練されたプレミアムなデザイン
- 4.1インチに大型化したカバーディスプレイによる革新的な使いやすさ
- 一日中安心して使える、大幅に向上したバッテリー持続時間
- PCのように使える「Samsung DeX」への新規対応と、7年間の長期OSサポート
- 最新規格のメモリ・ストレージによる快適な動作
Galaxy Z Flip7 の短所(Cons):
- 16万円を超える、フラッグシップの中でも特に高価な価格設定
- ライバル機に見劣りする最大25Wの充電速度
- 光学望遠カメラがなく、ズーム性能に限界がある
- 一部のベンチマークで最上位チップに及ばないCPU性能
総合評価:
Galaxy Z Flip7は、これまでの折りたたみスマートフォンが抱えていた弱点を克服し、「完成形」に大きく近づいた一台です。特に、デザイン性やコンパクトさを最優先し、最新の体験を求めるユーザーにとっては、これ以上ない魅力的な選択肢と言えるでしょう。
<この記事で分かること>
- デザインと耐久性:サイズ・重量・カラー、壊れやすいか、耐久性、折り目、指紋、防水、防塵、ケース、付属品
- ディスプレイ:4.1インチのカバー画面(アウトディスプレイ)、120Hz、視認性、メインディスプレイ(6.7インチ)、サイズ、解像度
- パフォーマンス:Antutu、ベンチマーク、CPU性能を比較、Exynos 2500、メモリとストレージ、キャリア版(ドコモ、au、ソフトバンク)、容量の違い
- ゲーム性能:原神、フォートナイト、Call of Duty: Warzone Mobile、ファイナルファンタジーVII、アスファルト、フレームレート(fps)
- アプリの動作感:ブラウザ、LINE、マルチタスク、画像編集、動画編集、発熱
- カメラ性能:カメラ構成、画素数(5000万画素)、ProVisual Engine、自撮り、オートズーム、評価(日中、夜間、夜景)、動画撮影、カムコーダーグリップ、AIズーム
- AI機能:Gemini、通訳、文章の生成、Now Brief、Now Bar、リアルタイム通訳、AIスケッチ
- バッテリー性能:バッテリー持ち、急速充電、ワイヤレス充電、ワイヤレスバッテリー共有(4.5W)
- 通信性能:5G通信、SIMカード、eSIM、通話品質、Wi-Fi 7、Bluetooth、GPS、対応バンド(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)
- オーディオ性能:ステレオスピーカー、音質、Bluetoothオーディオ
- OSと機能:Android 16、One UI 8、おサイフケータイ、Samsung DeX、指紋認証、Smart Switch
- 比較:Flip 6 比較、Galaxy S25 比較、iPhone 17 比較、違い
- スペック:仕様詳細
- 評価:5段階評価、詳細な総評、メリット、デメリット
- 価格:購入先、サムスン公式、SIMフリー、Amazon、楽天、安く買う方法、IIJmio、ドコモ、au、ソフトバンク、他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、「Galaxy Z Flip7」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Samsung Galaxy Z Flip7|ポケットに最適なGalaxy AIスマートフォン|Samsung Japan 公式
デザインと耐久性:Galaxy Z Flip7 ~手にした瞬間にわかる、史上最薄・最強の洗練さ
ここでは、Galaxy Z Flip7のデザインと耐久性について、前モデルのGalaxy Z Flip6と比較しながら、実際に使って感じた感動や進化のポイントを詳しくレビューしていきます。
第一印象 – ポケットに未来を滑り込ませる感覚
箱からGalaxy Z Flip7を取り出した瞬間、思わず息をのみました。前モデルのGalaxy Z Flip6も十分にコンパクトでしたが、Z Flip7はそれを明らかに超える薄さを実現しています。スペック上では、折りたたみ時の厚さがGalaxy Z Flip6の14.9mmから13.7mmへと、わずか1.2mm薄くなっただけです。しかし、このわずかな差が、実際に手に取った時の印象を劇的に変えているのです。まるで精密に削り出された一つの塊のようで、滑らかなマット仕上げの背面と相まって、所有欲を強く満たしてくれます。
前モデルのGalaxy Z Flip6は、どこか「ガジェット感」が残るデザインでしたが、Z Flip7はアクセサリーのような洗練された雰囲気をまとっています。ポケットに滑り込ませた時の収まりの良さは格別で、時にはその存在を忘れてしまうほどでした。これは単なるスマートフォンのモデルチェンジではなく、ライフスタイルに溶け込むための大きな進化だと感じました。
細部まで宿る美意識と機能性
外観とカラーバリエーション
Galaxy Z Flip7のボディには、軽量でありながら頑丈なArmor Aluminumフレームが採用されており、手に取った時の剛性感は非常に高いです。私が試用したのは「ブルー シャドウ」ですが、深みのあるネイビーが光の角度でキラキラと輝き、非常に上品な印象を受けました。背面のガラスはマットコーティングが施されており、指紋がつきにくく、驚くほど滑りにくいのも実用的です。カラーは他に「ジェットブラック」「コーラルレッド」、そしてSamsung.com限定の「ミント」が用意されています。
カメラは背面のカバーディスプレイの横に縦に2つ並んでいますが、Galaxy Z Flip6の遊び心あるカメラフレームとは異なり、よりミニマルでディスプレイと一体化したデザインになっています。これにより、全体の統一感が一層高まったように感じます。
<カラーの違い>
- Galaxy Z Flip7:ブルー シャドウ、ジェットブラック、コーラルレッド、ミント(Samsung.com限定)
- Galaxy Z Flip6:シルバーシャドウ、イエロー、ブルー、ミント、クラフテッド ブラック(Samsung.com限定)、ホワイト(Samsung.com限定)
サイズと携帯性
閉じた状態のサイズは高さ85.5mm x 幅75.2mm x 厚さ13.7mm。前モデルのGalaxy Z Flip6(高さ85.1mm x 幅71.9mm x 厚さ14.9mm)と比較すると、幅が少し広がり、高さも増していますが、それを補って余りある薄さを実現しています。重量は188gと、Z Flip6の187gからわずか1gの増加に留まっています。この重量でこれだけの進化を遂げたのは驚きです。実際にYシャツの胸ポケットに入れてみましたが、重さで生地がたるむような感覚もなく、一日中快適に過ごせました。
<サイズ・重量の違い>
- Galaxy Z Flip7:(開いた状態)約166.7 x 75.2 x 6.5mm、(閉じた状態)約85.5 x 75.2 x 13.7mm、(重量)約188g
- Galaxy Z Flip6:(開いた状態)約165.1 x 71.9 x 6.9mm、(閉じた状態)約85.1 x 71.9 x 14.9mm、(重量)約187g
ボタンとポートの配置
ボタン類は右側面に集約されており、上から音量ボタン、そして指紋センサーを内蔵した電源ボタンが配置されています。このセンサーは、端末を開いた状態でも閉じた状態でも自然に指が届く位置にあり、認証の速度と精度は申し分ありませんでした。
下部にはUSB Type-Cポートとスピーカーグリルが、上部にはマイク穴があります。なお、Galaxy Z Flip6と同様にmicroSDカードスロットは搭載されていません。
折りたたみスマホは壊れやすい?その疑問に答える
折りたたみスマートフォンと聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「耐久性は大丈夫?」(壊れやすいか)という疑問でしょう。特にGalaxy Z Flip6では、使用して数ヶ月でディスプレイに線が入ったり、折り目部分が割れたりしたという声も聞かれました。結論から言うと、Galaxy Z Flip7はこの不安を払拭するために、飛躍的な進化を遂げています。
進化したヒンジと堅牢なボディ
まず特に注目すべきは、新しくなった「Armor FlexHinge」です。この革新的なヒンジのおかげで、開閉動作が非常に滑らかになっただけでなく、閉じた際に本体の間に隙間がほとんどなくなりました。これにより、ホコリなどの異物が内部に入り込むリスクが大幅に低減されています。
また、Z Flip6でも気になっていたディスプレイ中央の折り目が、Z Flip7では指でなぞってもほとんどわからないレベルまで進化しており、画面をオンにすればその存在を意識することは皆無でした。カチッとした節度感のある開閉は心地よく、ついつい何度も開け閉めしたくなるほどです。
ガラスと防水・防塵性能
ボディの前面と背面には、Corning社の頑丈な「Gorilla Glass Victus 2」が採用されており、落下からの保護性能が高められています。実際に私もレビュー期間中、うっかり腰の高さからコンクリートの床に落としてしまいましたが、ヒンジの角に小さな傷がついただけで、ディスプレイや本体は無傷でした。この体験は、その頑丈さを確信するのに十分な出来事でした。
さらに、Galaxy Z Flip7はIPX8の防水性能に加えて、新たにIP4X相当の防塵性能にも対応しています。これにより、キッチンなどの水回りでの使用はもちろん、ポケットの中のホコリなど、日常生活における様々なリスクから守られているという安心感が得られます。ただし、1mm未満の微細な砂などには対応していないため、ビーチなどでの使用は引き続き注意が必要です。
純正ケースで楽しむカスタマイズ:機能性と遊び心の融合
Galaxy Z Flip7のデザインをさらに引き立てるのが、豊富な純正アクセサリー(ケース)の存在です。特に私が気に入ったのが「Flipsuit Case」です。このケースは背面に専用の「Flipsuit Card」を挿入できるのですが、注目すべきは、カードをセットした瞬間にカバー画面の壁紙がカードのデザインと自動的に同期することです。その日の服装や気分に合わせてスマートフォンを着せ替えるような感覚は、単なる保護ケースという枠を超え、ファッションアイテムとしての新しい楽しさを提供してくれます。
また、実用性を重視するなら「Ring Case (Silicone)」もおすすめです。背面にリングが付いており、指を通すことでホールド感が格段に増します。Z Flip7はコンパクトとはいえ、開いた状態での片手操作には不安が残ることもありましたが、このリングのおかげで落下のリスクを気にせず安心して操作できました。
さらに高級感を求めるなら「Kindsuit Case」も魅力的です。1万7,000円台と価格は張りますが、その質感は本体のプレミアムな雰囲気を損なうことなく、所有欲を十分に満たしてくれるでしょう。
<Galaxy Z Flip7の付属品>
- USB-Cデータ転送用ケーブル(試供品)
- SIM取り出し用ピン(試供品)
まとめ:デザインと耐久性
- 第一印象:前モデルを凌駕する圧倒的な薄さと、手に馴染む高級感
- 携帯性:ポケットに入れていることを忘れるほどの軽さとコンパクトさ
- デザイン:洗練されたカラーとマットな質感、細部までこだわった美しい仕上げ
- 耐久性:改良されたヒンジと強化ガラスで、折りたたみスマホへの不安を払拭する安心感
- 防水・防塵:IPX8/IP4X対応で、日常生活での水濡れにも強い
- 純正ケース:壁紙が連動する「Flipsuit Case」など、遊び心と実用性を兼ね備えたラインナップ
ディスプレイ:Galaxy Z Flip7 ~閉じたまま、すべてが変わる。2つの画面革命~
ここでは、Galaxy Z Flip7で遂げられたディスプレイの劇的な進化について、前モデルのGalaxy Z Flip6と比較しながら、実際に使って感じた感動と、それによって私のスマートフォンの使い方がどう変わったかをレビューしていきます。
メインイベント:閉じたスマホの概念を覆すカバー画面
Galaxy Z Flip7の最も象徴的な進化は、間違いなくカバー画面です。前モデルのGalaxy Z Flip6が搭載していた3.4インチのディスプレイも当時は大きく感じましたが、Z Flip7の4.1インチは、もはや「サブ」ディスプレイという概念を覆す存在感を放っています。数値以上のインパクトがあるのは、ベゼルが極限までスリム化され、ほぼ全面がスクリーンになったからです。これにより、Z Flip6のどこかくり抜かれたような形状から、洗練された一枚のガラスへと進化しました。
この変化は、見た目の美しさだけではありません。リフレッシュレートがGalaxy Z Flip6の60Hzから一気に120Hzへと倍増したことで、ウィジェットをスワイプする際の滑らかさは別次元の体験です。さらに、ピーク輝度が2600ニトにまで向上したおかげで、夏の札幌の強い日差しの下でも、画面の視認性は抜群でした。以前なら日陰を探して操作していたような場面でも、Z Flip7ならストレスなく地図や通知を確認できたことには、純粋に感動しました。
<カバー画面の違い>
- Galaxy Z Flip7:約4.1インチ、リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度2,600nits
- Galaxy Z Flip6:約3.4インチ、リフレッシュレート 60Hz、ピーク輝度1,600nits
実用性の魔法:カバー画面で完結する新しい日常
では、この進化したカバー画面で、具体的に何ができるようになったのでしょうか。私のスマートフォンライフは、この画面のおかげで大きく変わりました。通知の確認はもちろん、メッセージアプリを開いてキーボードで返信したり、Fiona Appleの楽曲を再生しながらアルバムアートを大きく表示させたりと、これまでなら本体を開く必要があった操作のほとんどが、閉じたまま完結するのです。
特に天才的な発想だと感じたのが、Google Geminiへのアクセスです。サイドボタンを長押しするだけで、カバー画面からAIアシスタントを起動できます。外出先でふと気になった建物のことを尋ねたり、次の予定を確認したりするのに、わざわざメイン画面を開く必要がなくなりました。これは、スマートフォンの操作をよりシームレスで直感的なものに変えてくれます。さらに、「Good Lock」アプリを設定すれば、YouTubeの動画を再生したり、『原神』のようなゲームにログインしたりすることさえ可能です。設定に一手間はかかりますが、その価値は十分にありました。
メインディスプレイ:洗練を極めた没入体験
本体を開くと現れるのは、6.9インチの広大で美しいDynamic AMOLED 2Xディスプレイです。Galaxy Z Flip6の6.7インチからわずかに大きくなっただけですが、ベゼルのスリム化と相まって、映画やゲームへの没入感は格段に向上しています。発色は鮮やかで、黒の締まりも完璧。まさにフラッグシップにふさわしい表示品質です。
そして、折りたたみスマホ最大の懸念点である「折り目」ですが、Z Flip7ではもはや過去の悩みと言えるレベルにまで進化しています。画面が点灯している状態では、折り目は完全に視界から消え去ります。指でなぞってみても、前モデルのZ Flip6で感じたわずかな凹凸すらほとんどなく、どこに折り目があるのかわからないほどフラットです。この技術的な進化のおかげで、ブラウジング中にスクロールする指が折り目で引っかかるような違和感は一切なく、完全に一枚のディスプレイとして使用することができました。
<メインディスプレイの違い>
- Galaxy Z Flip7:6.9インチ、解像度 2520 x 1080 (FHD+)、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
- Galaxy Z Flip6:6.7インチ、解像度 2640 x 1080 (FHD+)、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
<Galaxy Z Flip7のディスプレイ仕様>
- メインディスプレイ:
- サイズ:約6.9インチ(174.1mm)
- 種類:Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
- 解像度:2520 x 1080 (FHD+)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- カバーディスプレイ(サブディスプレイ):
- サイズ:約4.1インチ(104.8mm)
- 種類:Super AMOLED(有機EL)
- 解像度:1048 x 948
まとめ:ディスプレイ
- カバー画面の革命:4.1インチへの大型化と120Hz対応で、閉じたままの実用性が劇的に向上した
- メインディスプレイの完成度:折り目がほとんど気にならないレベルまで進化し、真の没入感を実現
- 屋外での視認性:最大2600ニトの輝度により、どんな場所でもクリアな表示を確保
- 総合体験:2つのディスプレイの進化が融合し、スマートフォンの使い方そのものを変えるほどのインパクトがある
パフォーマンス
ここではGalaxy Z Flip7のパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、CPU性能比較、ゲーム性能、アプリの動作感、メモリとストレージの5つのセクションに分けて詳細に紹介します。
Antutuベンチマーク
Galaxy Z Flip7は、Samsung独自の3nmプロセスで製造された「Exynos 2500」プロセッサを搭載しています。GPUにはAMDのRDNA 3アーキテクチャを採用した「Xclipse 950」が組み込まれており、グラフィック処理能力の向上が図られています。前モデルではSnapdragonが採用されていましたが、今回は自社製チップへの切り替えが行われました。
Antutuベンチマークは以下のようになっています。
例1: Antutu V10.4.6 総合で「1609634」、CPUで「391884」、GPUで「604755」、MEMで「342073」、UXで「270922」
例2: Antutu V10 総合で「1671899」、CPUで「401991」、GPUで「631178」、MEMで「375827」、UXで「262903」
Antutu V10の総合スコアは約160~167万、CPUスコアは約39~40万、GPU性能は約60~63万点になります。
CPU性能を比較
Galaxy Z Flip7が搭載するExynos 2500 プロセッサと、他のCPUをAntutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Qualcomm Snapdragon 8 Elite (motorola razr 60 ultra)・・・Antutu:239万
- Apple A19チップ (iPhone 17)・・・Antutu:230万
- Snapdragon 8 Elite for Galaxy (Galaxy S25)・・・Antutu:220万
- Exynos 2500 (Galaxy Z Flip7)・・・Antutu:160万
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 (Galaxy Z Flip6)・・・Antutu:150万
- Qulacomm Snapdragon 8s Gen 3 (motorola razr 50 ultra)・・・Antutu:135万
- Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Z Flip5)・・・Antutu:126万
- Snapdragon 8+ Gen 1 (Galaxy Z Flip4)・・・Antutu:121万
- Qulacomm Snapdragon 8+ Gen 1 (motorola razr 40 ultra)・・・Antutu:106万
- MediaTek Dimensity 7400X (motorola razr 60)・・・Antutu:76万
<Galaxy Z Flip6比較でわかること>
前モデルのGalaxy Z Flip6(Snapdragon 8 Gen 3)と比較すると、スコアは約10万点ほどの上昇にとどまっています。Exynos 2500への変更により、劇的な性能向上というよりは、安定した進化を選んだ印象です。日常使いで遅さを感じることはまずありませんが、数字上では前作からの大きなジャンプアップは感じにくい結果となりました。
<Galaxy S25比較でわかること>
同じ2025年のフラッグシップモデルですが、Snapdragon 8 Eliteを搭載したGalaxy S25とは約60万点もの大きな開きがあります。Galaxy Sシリーズが絶対的な処理性能を追求しているのに対し、Z Flip7はデザインや折りたたみ機構とのバランスを重視していることがわかります。重いゲームを最優先するならS25の方が満足度は高いでしょう。
<iPhone 17比較でわかること>
Appleの最新チップA19を搭載したiPhone 17と比較すると、70万点近い大差をつけられています。OSが異なるため単純な使用感の比較はできませんが、純粋なチップセットの演算能力という点では、iPhone 17が圧倒的なパフォーマンスを持っています。
<他機種との比較でわかること>
競合のmotorola razr 50 ultraや過去のGalaxy Z Flipシリーズに対しては、依然として優位性を保っています。しかし、最新のmotorola razr 60 ultra(Snapdragon 8 Elite搭載)には大きく水をあけられており、かつてのような「折りたたみスマホの中で最強スペック」という立ち位置からは一歩後退し、ミドルハイ〜ハイエンドの範囲に落ち着いていると言えます。
ゲーム性能:Galaxy Z Flip7搭載Exynos 2500の実力を徹底検証~
Galaxy Z Flip7に搭載された新しい心臓部「Exynos 2500」。Snapdragonからの変更は、ゲーマーにとって最も気になるところでしょう。ここでは、実際に人気のゲームタイトルをプレイし、そのパフォーマンスがどれほどのものなのか、具体的なフレームレートを交えながら徹底的にレビューしていきます。
原神 (Genshin Impact)
まず試したのは、スマートフォンに高い負荷をかけることで知られるオープンワールドRPG『原神』です。グラフィック設定を「最高」、フレームレートを「60fps」に設定し、幻想的な世界を冒険してみました。広大なフィールドを駆け巡っている時や、通常の敵との戦闘では、フレームレートはほぼ60fpsに張り付き、非常に滑らかな映像で快適そのもの。
しかし、複数の敵が入り乱れ、元素爆発の派手なエフェクトが画面を埋め尽くすような極端に負荷の高い戦闘シーンでは、瞬間的に50fps台半ばまでフレームレートが変動することがありました。とはいえ、操作がもたつくようなことはなく、プレイの楽しさを損なうほどではありませんでした。
フォートナイト (Fortnite)
次に、安定したフレームレートが勝敗を左右するバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』をプレイ。画質設定を「エピック」、フレームレートを「90fps」モードに設定しました。開けた場所を移動している際は安定して90fps近くを維持し、敵の発見や建築が非常にスムーズに行えます。終盤の狭いエリアで複数のプレイヤーと激しい建築バトルを繰り広げる場面では、70fps台まで変動することもありましたが、操作への追従性は高く保たれ、ストレスなくプレイに集中できました。
Call of Duty: Warzone Mobile
最大120人が戦う本格的なバトルロイヤルFPS『Call of Duty: Warzone Mobile』は、スマートフォンに非常に高い処理能力を要求します。グラフィック設定を「最高」にしてプレイしましたが、Exynos 2500のパフォーマンスは期待以上でした。降下中から建物での近接戦闘、そして多くのプレイヤーが密集する最終盤の激しい撃ち合いに至るまで、フレームレートは常に60fpsに近い数値を維持。特に、コンマ1秒の判断が求められる場面でも55fps以上を保ち続ける安定性は、勝利を目指す上で大きなアドバンテージになると感じました。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス
美麗なグラフィックで物語を追体験できるRPG『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』も試してみました。結論から言うと、このゲームにおいてExynos 2500の性能は完全にオーバースペックです。グラフィック設定を最高の「高画質」、フレームレートを「60fps」に設定しても、派手な召喚獣の演出や美麗なムービーシーンを含め、あらゆる場面で完璧に60fpsに張り付いていました。フレームレートの低下は一切なく、常に滑らかな映像で物語の世界に没入できました。
アスファルト:Legends Unite
最後に、スピーディーな展開が魅力のレースゲーム『アスファルト:Legends Unite』をプレイ。最高画質設定でプレイしましたが、ニトロを使った爆発的な加速や、ライバル車をテイクダウンする激しいクラッシュシーンなど、最も負荷がかかる状況でもフレームレートは微動だにせず、常に60fpsを維持していました。この安定性のおかげで、マシンの挙動を正確にコントロールでき、爽快なレース体験を心ゆくまで楽しむことができました。
まとめ:ゲーム性能
- 総合性能:Exynos 2500は、特定のジャンルに偏ることなく、あらゆるゲームを高水準で楽しめるバランスの取れたパフォーマンスを発揮する
- 高負荷ゲームへの対応:『原神』のような極めて高い負荷を要求するゲームでも、最高設定で快適にプレイできる実力を持つ
- 安定性:多くのゲームで快適さの指標となる60fpsを安定して維持でき、今後数年間にわたって満足のいくゲーム体験を提供し続けるだろう
- 結論:一部の最新・最高負荷のゲームで常時90fps以上を狙うコアなゲーマーでなければ、ほとんどのユーザーにとって十分すぎる性能と言える
アプリの動作感:Galaxy Z Flip7の快適さと発熱・安定性について
ここでは、Galaxy Z Flip7の日々のアプリ動作から、画像・動画編集時のパフォーマンス、そして気になる発熱について書いていきます。
120Hzの滑らかさと大型カバー画面の恩恵
まず日常的に最も使うブラウザアプリ「Chrome」での挙動ですが、Exynos 2500プロセッサと120Hzのリフレッシュレートのおかげで、スクロールは非常に滑らかです。ニュースサイトの長い記事を縦に素早くスクロールしても、文字の残像感が少なく、ピタッと止まります。前モデルのGalaxy Z Flip6もSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており動作は軽快でしたが、Flip7でもその快適さは健在で、チップセットの変更による違和感は全くありません。
注目すべき進化を感じたのは「LINE」でのメッセージ返信です。Galaxy Z Flip6では3.4インチだったカバー画面が、Flip7では4.1インチまで拡大しました。この差は数字以上に大きく、閉じたままキーボードで返信を打つ際の誤タップが劇的に減りました。通知が来た瞬間にサッと内容を確認し、スマホを開かずにスタンプや短文を送る一連の流れが、よりスムーズになったと実感します。
マルチタスク性能に関しても、高速な12GBのLPDDR5Xメモリを搭載しているため、複数のアプリを立ち上げても動作は安定しています。例えば、YouTubeで動画を見ながら、画面下半分でブラウザを開いて調べ物をするような分割画面(マルチウィンドウ)操作も、もたつくことなく切り替えられました。さらに、Flip7では新たに「Samsung DeX」に対応したため、PCと連携してデスクトップのような環境で作業できるようになった点も、Flip6にはなかった大きなメリットです。
クリエイティブ作業での処理速度
次に、メディア処理能力を試してみました。画像編集アプリ「Lightroom」を使って、50MPの高解像度写真 の色調補正や書き出しを行ってみましたが、プレビューの反映は一瞬です。AI消しゴム機能を使って写真内の不要なオブジェクトを削除する処理も、待たされる感覚はありませんでした。
動画編集では「CapCut」を使用して、4K動画のカット編集とエンコードを試しました。数分の4K動画(60fps) にエフェクトをかけ、書き出しを行ってもプログレスバーはスムーズに進みます。ただ、長時間のエンコードを行うと、後述する発熱の影響か、処理速度がわずかに落ちる場面がありました。それでも、ショート動画を作成する程度の用途であれば、全くストレスを感じさせないパワーを持っています。動画視聴においても、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー と鮮やかな有機ELディスプレイのおかげで、HDRコンテンツを美しく楽しむことができました。
気になる発熱とパフォーマンスの持続性
パフォーマンス面で少し気になったのは、やはり発熱です。高負荷な3Dゲーム「原神」や「PUBG Mobile」を最高設定で30分ほどプレイしてみると、本体上部、特にカバーディスプレイ付近に明確な熱を感じます。Galaxy Z Flip6もカメラ周辺が熱くなる傾向がありましたが 、Flip7のExynos 2500も熱を持ちやすい特性があるようです。
サーマルスロットリング(熱による性能制限)については、ゲームプレイ開始直後は非常に快適ですが、長時間プレイを続けるとフレームレートがわずかに低下する挙動が見られました。ベンチマークテストを連続で回した際も、スコアが徐々に下がることがあり、持続的なパフォーマンス維持という点では、冷却性能に限界があるクラムシェル型の宿命を感じます。ただし、アプリが強制終了したり、オーバーヒートの警告が出て使えなくなったりするような不安定さはなく、SNSや動画視聴といった日常使いの範囲では熱は気になりませんでした。
まとめ:アプリの動作感
- ブラウザ動作: 120Hz駆動とExynos 2500により、Chromeなどのスクロールは極めて滑らかで快適。
- メッセージ操作: 4.1インチに大型化したカバー画面により、閉じたままのLINE返信がFlip6よりも格段に使いやすくなった。
- マルチタスク: 12GBメモリ搭載でアプリ切り替えは高速。DeX対応によりPCライクな作業も可能になった点がFlip6との大きな違い。
- メディア編集: 「Lightroom」や「CapCut」での編集・書き出しは高速。4K動画編集もショート動画レベルならストレスフリー。
- 発熱と安定性: 高負荷なゲームや長時間使用ではカバー画面付近が熱くなる。Flip6同様、熱によるスロットリングは発生するが、アプリが落ちるような不安定さはない。
メモリとストレージ:Galaxy Z Flip7の快適さと容量選び
Galaxy Z Flip7は、全モデルで12GBの大容量メモリと、超高速なUFS 4.0ストレージを搭載しています。日常の操作から重い作業まで、そのサクサクとした動作感と保存容量の選び方について、実体験を交えて解説します。
12GBのLPDDR5XメモリとRAM Plus
実機を使っていて感じるのは、アプリの切り替えが驚くほどスムーズだということです。Galaxy Z Flip7は、高速なLPDDR5X規格の12GBメモリを搭載しており、複数のアプリを行き来しても再読み込みで待たされることがほとんどありません。前モデルのGalaxy Z Flip6も12GBメモリを搭載していましたが、今回は最新のExynos 2500プロセッサとの組み合わせにより、特にAI機能の呼び出しや画像処理のレスポンスがより軽快に感じられます。
さらに、Samsungの「RAM Plus」機能を使えば、ストレージの一部を仮想メモリとして使用し、最大8GBまで追加することが可能です。これにより合計最大20GB相当のメモリ環境を構築でき、重いゲームとブラウザ、SNSを同時に開いていても、アプリが落ちることなく安定して動作しました。この余裕あるマルチタスク性能は、大画面を活かした分割画面操作でも威力を発揮します。
超高速UFS 4.0ストレージとmicroSDカード非対応の現実
ストレージ容量は「256GB」と「512GB」の2種類がラインナップされています。この容量構成は前モデルのGalaxy Z Flip6から変更されておらず、据え置きとなっています。
規格には読み書き速度が非常に速いUFS 4.0が採用されており、実際に数百枚の写真データをPCへ転送したり、大容量のゲームアプリをインストールしたりしてみましたが、その処理速度の速さには感動しました。プログレスバーがぐんぐん進む様子は見ていて気持ちが良いほどです。
一方で、注意が必要なのはmicroSDカードスロットが非搭載である点です。これは前モデルのGalaxy Z Flip6と同様ですが、購入後に物理的に容量を増やすことはできません。システム領域を除いた初期の空き容量を考慮すると、写真や動画をたくさん撮る私としては、迷わず512GBモデルを選びたいと感じました。特にFlip7は4Kや8K動画撮影も可能なため、256GBではすぐに一杯になってしまう可能性があります。
クラウドストレージの活用
SDカードがない分、私はGoogle DriveやOneDriveといったクラウドストレージを積極的に活用しています。Galaxy Z Flip7は最新のWi-Fi 7に対応しているため、自宅の高速回線を使えば、クラウドへのバックアップもストレスなく行えました。
特に「Galaxy AI」を使って編集した画像や動画はファイルサイズが大きくなりがちですが、自動バックアップを設定しておけば本体容量を気にせずクリエイティブな作業に没頭できます。物理カードがない不便さを、通信速度とクラウドの利便性でカバーしている印象です。
キャリア版のメモリ・ストレージ容量
購入時に悩ましいのが容量選びです。SIMフリー版やIIJmioなどでは256GBと512GBの両方が広く選べますが、ドコモやauなどのキャリア版では、基本的に256GBがメインの取り扱いとなります。512GBモデルはオンラインショップ限定や、特定のカラーバリエーションのみでの販売となる場合が多いため注意が必要です。長く快適に使うことを考えると、個人的には色の好みよりも、容量の大きさを優先してオンライン限定モデルを狙うのも賢い選択だと感じました。
<キャリア版のメモリ・ストレージ容量>
ドコモ
- 店頭では「256GBモデル」が基本です。
- 「512GBモデル」はオンラインショップ限定での販売となり、カラーも「ブルー シャドウ」「ジェットブラック」「コーラルレッド」などに限定される場合があります。
au (KDDI)
- 「256GBモデル」が標準的な取り扱いです。
- 「512GBモデル」もありますが、特定のカラーやオンライン限定となるケースがあります。
ソフトバンク / ahamo
- 基本的に「256GBモデル」を中心としたラインナップとなっており、大容量モデルの選択肢は限られます。
SIMフリー版 / IIJmio
- Samsung公式ストアやAmazon、家電量販店、MVNOでは、「256GB」と「512GB」の両方が広く提供されています。
- 色と容量の組み合わせ制限が少なく、最も選びやすいのが特徴です。
まとめ:メモリとストレージ
- RAM容量:12GB(LPDDR5X)搭載で、アプリの切り替えやマルチタスクが非常に快適。
- ストレージ規格:UFS 4.0による超高速な読み書き速度で、インストールやデータ転送がスムーズ。
- 拡張性:microSDカードスロットは非搭載のため、購入時の容量選びが重要。
- モデル選び:512GB版はキャリアによっては販路が限られるため、事前の確認が必要。
カメラ性能:Galaxy Z Flip7 ~画素数は同じでも中身が違う。「ProVisual Engine」の魔法~
ここでは、Galaxy Z Flip7のカメラ性能について詳しくレビューしていきます。前モデルのGalaxy Z Flip6からハードウェアのスペックは据え置きの部分もありますが、ソフトウェアの進化が写真のクオリティをどのように変えたのか、実際の作例を交えながらその実力に迫ります。
カメラ構成と進化した機能性
Galaxy Z Flip7の背面カメラは、5000万画素(F1.8)の広角カメラと1200万画素(F2.2)の超広角カメラというデュアル構成です 。これは前モデルのGalaxy Z Flip6と同じ画素数ですが、その写りは全くの別物です。その秘密は、新たに搭載された「次世代型ProVisual Engine」にあります。このAIを活用した画像処理エンジンが、色とディテールを大幅に改善し、特に人物の肌のトーンや質感を驚くほど自然に、そして美しく描き出してくれるのです。
さらに、このエンジンは撮影後の編集もサポートします。写真や動画に映り込んだ不要な人物や背景の音をAIが自動で検出してくれるため、後から簡単に削除できるのです 。
カメラアプリの起動やオートフォーカスは高速で、撮りたいと思った瞬間を逃しません。さらに、Galaxy Z Flip7ならではのユニークな撮影体験も健在です。本体をL字に折り曲げれば三脚なしで安定した撮影ができますし、カバー画面を見ながら高画質なメインカメラでセルフィーを撮るのは、この上ない楽しみの一つです。新機能の「オートズーム」は、AIが被写体を認識して自動で画角を調整してくれるため、友人と集まって撮影する際に非常に重宝しました 。
実際の撮影と驚きの写り
(作例1:画像左。公園に咲いていた花を撮影。作例2:写真右。夜のマンションを撮影。)
実際に街中で撮影してみると、「ProVisual Engine」の魔法をすぐに実感できました。日中の公園で撮影した写真は、空の青さや木々の緑が鮮やかでありながら、決して不自然な色合いにはなりません。Galaxy Z Flip6も十分綺麗でしたが、Z Flip7は色の深みとダイナミックレンジの広さが一段と向上しており、日陰になった建物のディテールまでしっかりと描写してくれます 。
夜景撮影も目を見張るものがあります。ナイトモードを使えば、街のイルミネーションも白飛びすることなく、それでいて周囲の暗い部分のノイズは巧みに抑えられています 。特筆すべきはポートレートモードです。背景のボケ味は美しく、被写体の輪郭を正確に捉えます。特に、カバー画面を使って5000万画素のメインカメラで自撮りした写真は、1000万画素のインカメラとは比較にならないほど精細で、肌の質感までリアルに再現してくれました 。
ただし、Galaxy Z Flip6と同様に専用の望遠カメラは搭載されていません。5000万画素の高画素を活かした光学相当2倍ズームは非常にクリアですが、それ以上のデジタルズームでは画質の劣化が目立ち始めます 。しかし、ここで活躍するのが「AIズーム」です。これは、AIがディテールを分析して補正をかけることで、デジタルズーム特有の画質の粗さを抑え、鮮明さを維持してくれる機能です 。遠くの被写体を撮る機会が多い方は、この点を考慮する必要があるでしょう。
動画撮影のクオリティとユニークな機能
動画撮影性能も着実に進化しています。光学式手ブレ補正(OIS)が強力に効くため、歩きながらの撮影でも滑らかな映像を記録できました。最大でUHD 4K (3840 x 2160) @60fpsでの撮影に対応しており 、日常のVlogやSNS用のショート動画には十分すぎるクオリティです。特にProVisual EngineによるAI画像処理の進化は、静止画だけでなく動画にも及んでいます。これにより、ナイトグラフィー性能が向上し、夜景や薄暗い室内でも、ノイズが少なくクリアで豊かなコントラストの映像を撮影できるようになったのは大きな進歩です。
ユニークな機能として、本体を90度に曲げてビデオカメラのように構えて撮影できる「カムコーダーグリップ」モードがあります。このスタイルで撮影すると手元が安定し、いつもとは違ったアングルの映像が撮れて面白いです。また、AIが動画内の音声を解析して最適化する「オーディオミックス」機能も搭載されており、録音品質の向上も実感できました。
<Galaxy Z Flip7のカメラ仕様、カメラ機能>
- アウトカメラ(メイン):
- 広角:5000万画素 (F1.8, OIS対応)
- 超広角:1200万画素 (F2.2)
- インカメラ(サブ):
- 1000万画素 (F2.2)
- ズーム:
- 光学相当2倍ズーム
- デジタルズーム最大10倍
- 動画撮影解像度:
- UHD 4K (3840 x 2160) @60fps
- 主な機能:
- 次世代型ProVisual Engine
- AIズーム、オートズーム
- ナイトグラフィー
- フレックスカメラモード
- ポートレートモード
- Log動画撮影、オーディオミックス
- AIによる編集アシスト(背景の人物・音声検出)
まとめ:カメラ性能
- 画質:ProVisual Engineの進化により、画素数は同じでも色の再現性やディテールがZ Flip6から格段に向上
- セルフィー体験:カバー画面と高性能メインカメラを組み合わせた自撮りは、他のスマホでは味わえない最高品質
- 汎用性:明るい場所から夜景まで、幅広いシーンで安定して美しい写真を撮影可能
- 動画:強力な手ブレ補正とユニークな撮影モードで、楽しく高品質な映像を記録できる
- 弱点:専用の望遠カメラ非搭載のため、高倍率のズーム撮影には不向き
AI機能:Galaxy Z Flip7 ~もはや秘書。日常に溶け込む、賢いパートナー~
ここでは、Galaxy Z Flip7で最も進化したと言っても過言ではない「AI機能」に焦点を当てます。前モデルのGalaxy Z Flip6から搭載されていた機能がどう進化したのか、そして「Google Gemini」や「Now Brief」といった新機能が、私のスマートフォン体験をどのように変えたのかを、具体的なエピソードを交えながらレビューしていきます。
未来が日常に:カバー画面で会話するAI「Google Gemini」
Galaxy Z Flip7のAI機能で最も未来を感じさせたのが、カバー画面から直接「Google Gemini」と対話できる機能です。これまではスマートフォンを開き、アプリを起動する必要がありましたが、Z Flip7ではサイドボタンを長押しするだけで、閉じたままAIアシスタントを呼び出せます。このアクセスの手軽さが、AIとの距離を劇的に縮めました。
先日、出張で初めて訪れた街で、公園にあった興味深いモニュメントの前を通りかかりました。以前ならスマートフォンを開いて、名前を調べて…という手間がありましたが、Z Flip7では違います。閉じたままGeminiを起動し、カメラを向けて「このモニュメントは何?」と尋ねるだけで、即座にその名称と由来を教えてくれました。この一連の流れが、あまりにもスムーズで直感的だったため、まるでSF映画のワンシーンを体験しているかのような興奮を覚えました。Galaxy Z Flip6にもAI機能はありましたが、このように閉じたままシームレスに対話できる体験は、Z Flip7ならではのものです。
ユーザーを理解する賢いアシスタント:「Now Brief」と「Now Bar」
Galaxy Z Flip7は、ユーザーの行動を学習し、必要な情報を先回りして提示してくれる賢いアシスタント機能「Now Brief」と「Now Bar」を搭載しています。これは、単に情報を表示するウィジェットとは一線を画す機能です。
「Now Brief」は、朝起きるとその日の天気やスケジュール、前日に撮った写真などをパーソナライズしてカバー画面に表示してくれます。私の場合、毎朝の通勤前に天気と最初の会議の時間をチェックするのが習慣ですが、Z Flip7を使い始めてからは、わざわざアプリを開く必要がなくなりました。また、「Now Bar」は、Spotifyで音楽を再生している時や、タイマーをセットしている時に、カバー画面下部にコントローラーを常時表示してくれるため、作業を中断することなく操作が完結します。Galaxy Z Flip6のカバー画面も便利でしたが、Z Flip7のAIはより能動的にユーザーをサポートしてくれる、まさに「パートナー」と呼ぶにふさわしい存在へと進化しています。
言葉の壁をなくすコミュニケーションAI
Galaxy Z Flip6でも好評だったリアルタイム通訳機能は、Z Flip7でさらに進化しました。これまでは純正の通話アプリでしか使えませんでしたが、ついにLINEなどのサードパーティ製アプリにも対応。これにより、海外の友人とのコミュニケーションが格段にスムーズになりました。
さらに驚いたのが、メッセージアプリの返信をAIが提案してくれる機能です。先日、両手がふさがっている時に友人から「今日のランチどうする?」とメッセージが届きました。以前なら返信を諦めていた場面ですが、Z Flip7のカバー画面には「いいね!どこにする?」「ごめん、今日は難しいかも」「お店調べてみるね!」といった、文脈に合った返信候補が3つ表示されました。それをタップするだけで返信が完了したのです。これは、Galaxy Z Flip6の定型文返信とは比較にならないほど実用的で、AIが日常の些細な不便を解決してくれることを実感した瞬間でした。
創造性を刺激するクリエイティブAI
Galaxy Z Flip7のAIは、実用的な機能だけではありません。写真編集やイラスト作成といったクリエイティブな作業もサポートしてくれます。例えば、ギャラリーアプリに搭載された「AIスケッチ」機能。先日、公園で撮影した写真に、指で簡単な太陽の絵を描き加えたところ、AIがそれを認識し、写真の雰囲気に合ったリアルな太陽の光へと変換してくれました。絵心のない私でも、プロが編集したようなクリエイティブな作品を手軽に作れるこの機能は、写真加工の楽しみを大きく広げてくれます。
<Galaxy Z Flip7の主なAI機能>
- Google Gemini連携: カバー画面から直接起動し、音声やカメラを使ったマルチモーダルな対話が可能。
- Now Brief / Now Bar: ユーザーの行動を学習し、天気やスケジュールなどのパーソナライズされた情報をカバー画面に表示。
- リアルタイム通訳: LINEなどのサードパーティ製アプリにも対応し、よりシームレスな多言語コミュニケーションを実現。
- 文章の生成: メッセージの文脈を理解し、カバー画面からでも自然な返信文をAIが提案。
- ProVisual Engine: AIによる画像処理で、写真や動画の画質を大幅に向上。
- AIスケッチ / ポートレートスタジオ: 手書きの絵をアート作品に変換したり、写真をイラスト風に加工したりできる。
- データコントロール: AI機能による個人データの利用範囲をユーザーが細かく設定でき、プライバシーを保護。
まとめ:AI機能
- Gemini連携:カバー画面から直接AIと対話できる未来的な体験が、スマートフォンの使い方を根底から変える
- パーソナルアシスタント:「Now Brief」がユーザーの行動を学習し、情報を先回りして提供してくれる真のパートナーへと進化
- 実用性の向上:翻訳やメッセージ作成支援など、日常のあらゆる場面で役立つ機能が大幅に強化された
- 創造性の解放:専門的な知識がなくても、AIの力でクリエイティブな写真編集やイラスト作成が楽しめる
- 総合評価:単なる便利機能の集合体ではなく、ユーザー一人ひとりに寄り添い、生活を豊かにしてくれる賢い相棒
バッテリー持ちと充電:Galaxy Z Flip7は容量アップで一日中安心、充電速度は据え置き
Galaxy Z Flip7は、バッテリー容量の増加と省電力設計により、前モデルからの明確なスタミナ向上を感じられる一台です。実際の駆動時間テストと日々の使用感、そして充電速度について詳しく見ていきます。
容量4300mAhへ増量、テスト結果は驚異の24時間超え
Galaxy Z Flip7のバッテリー容量は4300mAhで、前モデルのGalaxy Z Flip6(4000mAh)と比較して300mAh増量されました。この数値だけ見ると小幅なアップグレードに思えるかもしれませんが、公称スペックにおける動画再生時間は最大23時間から最大31時間へと大幅に伸びています。
実際にバッテリーテスト(4K動画のループ再生)を行ってみたところ、結果はなんと24時間20分を記録しました。これは比較対象としたGalaxy Z Fold7や、バッテリー持ちに定評のあるiPhone 16 Pro Max(約20時間40分)をも上回る数字であり、これまでの「折りたたみスマホはバッテリーが持たない」という常識を覆すスタミナ性能を見せつけました。Exynos 2500プロセッサの電力効率と、容量アップの相乗効果がしっかりと数字に表れています。
実体験:カバー画面活用で「余裕の1日」を実現
カタログスペックやテスト結果だけでなく、実際に朝から晩までメイン機として使ってみた感想としても、バッテリー持ちは非常に優秀だと感じました。朝フル充電で持ち出し、通勤中のSNSチェック、仕事の連絡、ランチタイムの動画視聴、そして帰宅後のブラウジングと一日しっかり使い込んでも、就寝時には約30%前後のバッテリーが残っていることが多かったです。
Galaxy Z Flip6を使っていた頃は、夕方ごろにバッテリー残量が心もとなくなり、モバイルバッテリーに手を伸ばす日もありましたが、Flip7ではその不安が解消されました。この余裕を生んでいる大きな要因の一つが、大型化した4.1インチのカバー画面です。通知確認や音楽操作、ちょっとした返信などをスマホを開かずにカバー画面だけで済ませる機会が増えたため、大画面のメインディスプレイを点灯させる頻度が減り、結果としてバッテリー消費を効果的に抑えられていると実感しました。
25W充電は据え置き、ワイヤレス充電は完備
バッテリー持ちが素晴らしい一方で、充電速度に関しては進化が見られず、少し残念なポイントです。有線充電は最大25Wにとどまっており、Galaxy Z Flip6から据え置きとなっています。実際に充電してみると、0%から50%まで回復させるのに約30分かかります。ただ、そこから満充電(100%)まで持っていくにはトータルで90分以上かかることもあり、最近の急速充電に慣れていると「遅い」と感じてしまうのが正直なところです。
もちろん、ワイヤレス充電(最大15W)にも対応しており、デスクワーク中に充電パッドに置いておく運用なら不便はありません。また、背面にイヤホンなどを置いて充電できるワイヤレスバッテリー共有(4.5W)も引き続き搭載されているため、緊急時の予備電源としても活用できます。
まとめ:バッテリー
- 容量:4300mAhに増量(Flip6比で+300mAh)。
- 公称値:動画再生時間は最大31時間へと大幅に向上。
- 実測値:4K動画ループ再生テストで24時間20分を記録し、iPhone 16 Pro Max超えを達成。
- 実使用:カバー画面の活用で消費を抑えられ、1日使っても約30%残る安心感がある。
- 充電速度:有線25W、ワイヤレス15Wで、Flip6から進化がなく満充電には時間がかかる。
通信性能:Galaxy Z Flip7はWi-Fi 7対応でさらに高速、どこでも繋がる安心感
Galaxy Z Flip7は、最新の通信規格への対応と、国内キャリアの主要周波数帯を網羅したバンド構成により、場所を選ばず快適な通信環境を提供してくれます。ここでは、実際の使用感に基づいた5G通信の安定性や、前モデルから進化したWi-Fi・Bluetooth性能、そしてGPSの精度について詳しく見ていきます。
ドコモ5Gバンド完全対応と閉じたまま通話の利便性
まず5G通信についてですが、Galaxy Z Flip7は国内の主要なバンドを幅広くカバーしています。特にSIMフリーモデルでありながら、ドコモが使用する5Gの重要バンド「n79」や、プラチナバンド「B19」にしっかりと対応している点は大きなメリットです。実際にドコモ回線のSIMカードを入れて都内の地下鉄やビル街で使用してみましたが、アンテナピクトが不安定になることはほとんどなく、パケ詰まりのようなストレスも感じませんでした。
また、Nano-SIMとeSIMのデュアルSIM構成に対応しているため、メイン回線とサブ回線を1台でスマートに運用できます。通話品質に関してはVoLTEによるクリアな音質が確保されており、さらに「折りたたみ」ならではの機能として、本体を閉じたままスピーカーフォンで電話に応答できるのが非常に便利です。料理中や作業中で手が離せない時でも、サッと応答して会話を続けられる体験は、一度味わうと手放せなくなります。
Wi-Fi 7への進化とBluetooth 5.4の安定性
通信周りでGalaxy Z Flip6からの明確な進化を感じたのが、Wi-Fi性能です。前モデルがWi-Fi 6Eまでの対応だったのに対し、Galaxy Z Flip7は最新規格である「Wi-Fi 7」に対応しました。自宅の対応ルーターと接続してスピードテストを行ったところ、下りで安定して高速な数値を記録し、大容量のゲームデータのダウンロードもあっという間に完了しました。ルーターから離れた部屋でも速度低下が少なく、接続の粘り強さが向上している印象です。
Bluetoothのバージョンも、Flip6のv5.3からv5.4へとアップグレードされています。ワイヤレスイヤホンを接続して人混みの中を歩いても音飛びは皆無で、スマートウォッチとの連携も非常にスムーズでした。最新規格への対応は、長く使う上での安心感にもつながります。
正確なGPSでナビも迷わない
位置情報の精度についても検証を行いました。Googleマップを使用して、高層ビルが立ち並ぶエリアで徒歩ナビを行ってみましたが、現在地を見失うことなく正確に追従してくれました。Galaxy Z Flip7はGPS、Glonass、Beidou、Galileo、QZSS(みちびき)といった複数の測位システムに対応しており、測位までの時間も爆速です。タクシー配車アプリでピン位置を指定する際もズレが少なく、ストレスフリーで利用できました。
まとめ:通信性能
- 5G通信:ドコモのn79を含む国内主要バンドを網羅し、SIMフリー版でもキャリアを問わず快適に利用可能。
- Wi-Fi性能:Galaxy Z Flip6のWi-Fi 6Eから進化し、最新のWi-Fi 7に対応したことで、より高速で安定した通信を実現。
- Bluetooth:v5.4に対応し、ワイヤレス機器との接続安定性が向上。
- 通話機能:閉じたままスピーカーフォンで通話が可能で、ながら作業に最適。
- 位置情報:多衛星測位システム対応により、ビル街でも高精度なナビゲーションが可能。
オーディオ性能:Galaxy Z Flip7の没入感あるサウンドと進化した接続性
Galaxy Z Flip7は、映像体験を豊かにする迫力のステレオスピーカーと、最新規格に対応したワイヤレス接続を備えています。ここでは、実際に音楽や映画を再生して感じた音質の傾向と、前モデルからの進化点についてレビューします。
ステレオスピーカーの仕様とBluetooth 5.4への進化
まずハードウェア仕様ですが、Galaxy Z Flip7は本体の上下にスピーカーを配置したステレオ仕様に対応しています。このステレオスピーカーという構成自体は、前モデルのGalaxy Z Flip6から変更されておらず、引き続き搭載されています。
イヤホンジャックは非搭載のため、有線接続にはUSB Type-C端子を使用することになります。
バランスの取れた音質とクリアなボーカル
実際にスピーカーから音楽を流してみると、コンパクトなボディからは想像できないほどパワフルな音が響きます。音質の傾向としては、中音域から高音域にかけての解像度が高く、ボーカルの声や映画のセリフが非常に明瞭に聞こえます。
低音に関しては、筐体サイズなりの限界はあるものの、ベースラインやドラムのキック音などは潰れることなく、リズミカルに鳴らしてくれます。机の上に置いてフレックスモード(半開き)で動画を視聴すると、画面と底面からの音がうまく反射し、音が自分に向かってくるような臨場感や音の広がりを感じることができました。最大音量近くまで上げても音が割れたり歪んだりすることはなく、このあたりはさすがフラッグシップモデルといった完成度です。
ワイヤレスリスニングの快適さ
Bluetoothオーディオに関しても、非常に快適です。お気に入りのワイヤレスイヤホンを接続して高音質な楽曲を再生してみましたが、音の遅延やノイズは皆無でした。Galaxy Z Flip7は多彩なオーディオフォーマット(FLAC, DSD, APEなど)に対応しており、ハイレゾ音源などの高品質なデータも余すことなく再生できます。最新のBluetooth 5.4による接続の粘り強さと相まって、移動中でもストレスフリーに音楽の世界に没頭できるのは大きな魅力だと感じました。
まとめ:オーディオ
- スピーカー仕様: ステレオ対応で、動画やゲームに没入できる音の広がりを実現。
- 音質傾向: 中高音域がクリアで、ボーカルやセリフが聞き取りやすい明瞭なサウンド。
- Bluetooth性能: Galaxy Z Flip6のv5.3からv5.4へ進化し、接続安定性がさらに向上。
- 再生対応: FLACやDSDなど幅広い高音質フォーマットに対応し、音楽ファンも納得の仕様。
OSと機能:Galaxy Z Flip7 ~7年間の安心と、生産性を飛躍させる新体験~
ここでは、Galaxy Z Flip7のソフトウェア(OS、UIデザイン)と多彩な機能についてレビューします。高価なスマートフォンだからこそ気になる「長く安心して使えるか」という点に応える長期サポートと、日々の使い勝手を向上させる便利な機能、そしてGalaxy Z Flip6からの進化点を、私の実体験を交えながら詳しく解説していきます。
最新OS「Android 16」と折りたたみ専用「One UI 8」
Galaxy Z Flip7は、購入した時点で最新の「Android 16」と、それに最適化されたSamsung独自のインターフェース「One UI 8」を搭載しています。このOne UI 8は、折りたたみスマートフォンの特性を最大限に活かすよう一から再設計されており、特に大型化したカバー画面との連携は見事です。ウィジェットの操作性や通知の見やすさが向上し、Galaxy Z Flip6よりもさらに直感的に扱えるようになりました。
最新OSと7年間のアップデート保証がもたらす究極の安心感
しかし、最も感動したのは、Samsungが約束してくれた手厚い長期サポートです。なんと「7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデート」が保証されており、セキュリティアップデートは2032年7月まで提供されます。これは、この一台を非常に長く、安心して使い続けられることを意味します。頻繁にスマートフォンを買い替えない私にとって、この長期保証は、高価なデバイスを購入する上で何よりも心強い約束だと感じました。
おサイフケータイ対応でキャッシュレス決済も快適
もはや日本市場では必須とも言える「おサイフケータイ(FeliCa)」に、Galaxy Z Flip7はもちろん対応しています 。朝の忙しい時間、コンビニでコーヒーを買う際も、ポケットからサッと取り出してかざすだけ。駅の改札もスムーズに通過でき、現金やカードを出す手間から完全に解放されました。背面にFeliCaマークが印字されていないため、デザインの美しさが損なわれない点も、個人的には嬉しいポイントです 。
※対応電子マネー:楽天Edy、Suica(モバイルSuica)、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAON、ICOCA(モバイルICOCA)、iD、QUICPay、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCAなど
生体認証:ロック解除もすばやく一瞬で
生体認証は、顔認証と電源ボタン一体型の指紋センサーの両方に対応しています 。特に秀逸なのが、この指紋センサーです。本体を握ると自然に親指が触れる絶妙な位置にあり、画面オフの状態からでも一瞬でロックが解除されます 。冬にマスクをしている状況でも、指先一つで即座に認証できるため、顔認証が使えない場面でのストレスが全くありませんでした。この認証の速さと確実性は、日々の小さな満足感を積み重ねてくれます。
Samsung DeX:折りたたみスマホがデスクトップPCに変身する魔法
Galaxy Z Flip7における生産性の進化を語る上で、絶対に外せないのが「Samsung DeX」への新規対応です 。これは、前モデルのGalaxy Z Flip6ユーザーが待ち望んでいた機能の一つでしょう 。DeXは、Galaxy Z Flip7を外部モニターに接続するだけで、まるでデスクトップPCのようなUIで操作できる画期的な機能です。
先日、出張先のホテルで、急な資料修正が必要になりました。これまではノートPCがなければ諦めていたような場面ですが、Z Flip7を客室のテレビに接続し、持参したBluetoothキーボードとマウスをペアリングするだけで、そこには見慣れたデスクトップ画面が広がっていました。複数のウィンドウを開いてブラウザで情報を調べながら、Microsoft 365アプリでプレゼン資料を編集する作業は、ノートPCと何ら遜色ありません。このコンパクトなボディから、これほどの作業環境が生まれることに、ただただ感動するばかりでした。
Smart Switch:面倒なデータ移行からの解放
そして、機種変更時の最大のハードルであるデータ移行も、「Smart Switch」アプリがあれば驚くほど簡単です 。特に感動したのは、LINEのトーク履歴を全期間にわたって丸ごと移行できたことです 。友人との大切な思い出や、仕事上の重要なやり取りが失われる心配なく、新しいスマートフォンライフを始められました。iOSからの乗り換えでも、写真や連絡先、アプリまで含めてスムーズに移行できるため、プラットフォームの壁を感じさせません 。
<Galaxy Z Flip7の主な便利機能>
- おサイフケータイ: FeliCa対応で、キャッシュレス決済がスムーズ。
- 生体認証: 高速・高精度な指紋認証と顔認証に対応。
- セキュリティ: Samsung Knoxプラットフォームが個人情報を強力に保護。
- メッセージ返信の自動生成: カバー画面からAIが文脈に合った返信を提案。
- カスタマイズとアプリ起動: Good Lockアプリでカバー画面をフル活用可能。
- Samsung DeX: モニター接続でPCのように使えるデスクトップモードに新たに対応。
- Smart Switch: LINEのトーク履歴も含む、簡単なデータ移行を実現。
まとめ:OSと機能
- OSとUI:最新のAndroid 16と、折りたたみに最適化されたOne UI 8で快適な操作性を実現
- 長期サポート:7年間のOS・セキュリティアップデート保証により、長期間安心して使用できる
- オーディオ:クリアで臨場感のあるステレオスピーカーを搭載し、エンタメ体験が向上
- Samsung DeX:新たに対応したDeXモードが、外出先での生産性を飛躍的に高める
- 総合評価:長期的な安心感と、日々の使い勝手から専門的な作業までサポートする多彩な機能が融合した、完成度の高いソフトウェア体験
Galaxy Z Flip7 と Galaxy Z Flip6の違い
Galaxy Z Flip7は、前モデルであるGalaxy Z Flip6から多くの点で正統進化を遂げています。デザインの洗練、ディスプレイの大型化、そして心臓部であるCPUの刷新など、その違いは多岐にわたります。ここでは、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、どのような進化があったのかを詳しく見ていきましょう。
OSとサポート期間
- Galaxy Z Flip7: Android 16 / 7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデート(2032年7月31日まで)
- Galaxy Z Flip6: Android 14 / 7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデート
- 違い:搭載OSが最新のAndroid 16へとアップデートされています。また、Z Flip7ではサポートの終了時期が明確に示されており、より長期間安心して使用できるという信頼性が増しています。
サイズと重量
-
- Galaxy Z Flip7:
開いた状態: 166.7 x 75.2 x 6.5mm
閉じた状態: 85.5 x 75.2 x 13.7mm
重量: 188g - Galaxy Z Flip6:
開いた状態: 165.1 x 71.9 x 6.9mm
閉じた状態: 85.1 x 71.9 x 14.9mm
重量: 187g - 違い:ディスプレイの大型化に伴い、幅と高さはわずかに増していますが、厚さは開いた状態で0.4mm、閉じた状態で1.2mmも薄くなっています。これにより、シリーズ史上最薄を実現し、よりスタイリッシュな印象を与えます。
- Galaxy Z Flip7:
カラーバリエーション
- Galaxy Z Flip7: ブルー シャドウ, ジェットブラック, コーラルレッド, ミント (Samsung.com限定)
- Galaxy Z Flip6: シルバーシャドウ, イエロー, ブルー, ミント, クラフテッド ブラック (Samsung.com限定), ホワイト (Samsung.com限定)
- 違い:カラーラインナップが刷新され、より落ち着いたシックな印象のカラーが中心となりました。
耐久性
- Galaxy Z Flip7: IPX8/IP4X防水防塵, Armor Aluminumフレーム, Corning® Gorilla® Glass Victus® 2, Armor FlexHinge
- Galaxy Z Flip6: IPX8/IP4X防水防塵, Armor Aluminumフレーム, Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
- 違い:基本的な防水防塵性能や素材は同等ですが、Z Flip7ではヒンジ構造が「Armor FlexHinge」に進化。閉じた際の隙間がほとんどなくなり、外部からの衝撃吸収性も向上しています。
ディスプレイ
- Galaxy Z Flip7:
メイン: 6.9インチ Dynamic AMOLED 2X (2520 x 1080), 120Hz
カバー: 4.1インチ Super AMOLED (1048 x 948) - Galaxy Z Flip6:
メイン: 6.7インチ Dynamic AMOLED 2X (2640 x 1080), 120Hz
カバー: 3.4インチ Super AMOLED (720 x 748) - 違い:Z Flip7における最大の進化点です。メインディスプレイは6.9インチへ、カバーディスプレイは4.1インチへと大幅に大型化。特にカバー画面は解像度も向上し、閉じたままでの実用性が劇的に向上しました。
CPU (プロセッサ)
- Galaxy Z Flip7: Exynos 2500 (10コア)
- Galaxy Z Flip6: Snapdragon® 8 Gen 3 for Galaxy (8コア)
- 違い:長年採用されてきたSnapdragonから、Samsung自社製のExynosへと変更されました。コア数が増え、AI処理などに最適化されていますが、純粋なピーク性能ではSnapdragonに軍配が上がる場面もあります。
バッテリー
- Galaxy Z Flip7: 4,300mAh (動画再生 最大31時間)
- Galaxy Z Flip6: 4,000mAh (動画再生 最大23時間)
- 違い:バッテリー容量が300mAh増加し、公称の動画再生時間も8時間延長。ユーザーが最も懸念していたバッテリー持ちが大幅に改善されています。
通信機能
- Galaxy Z Flip7: Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4
- Galaxy Z Flip6: Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3
- 違い:次世代規格であるWi-Fi 7にいち早く対応。対応環境下では、より高速で安定した通信が可能になります。
その他
- Galaxy Z Flip7: Samsung DeX 対応
- Galaxy Z Flip6: Samsung DeX 非対応
- 違い:Z Flip7では、モニターに接続してPCのように使える「Samsung DeX」に新たに対応。折りたたみスマホの活用シーンを、ビジネスやクリエイティブな作業にまで広げました。
まとめ:Galaxy Z Flip7とGalaxy Z Flip6の違い
Galaxy Z Flip7は、Galaxy Z Flip6からデザイン、ディスプレイ、バッテリー、そしてソフトウェアのサポートに至るまで、全方位的に正統進化を遂げています。特に、大型化したカバーディスプレイと大幅に改善されたバッテリー持続時間は、日常の使い勝手を劇的に向上させる大きな変更点です。
CPUの変更は好みが分かれるかもしれませんが、Wi-Fi 7やSamsung DeXへの対応など、未来を見据えた機能強化も魅力です。単なるマイナーチェンジではなく、折りたたみスマートフォンの「完成形」に一歩近づいた、価値あるアップグレードと言えるでしょう。
Galaxy Z Flip7のメリット・デメリット
Galaxy Z Flip7は、これまでの折りたたみスマートフォンの概念を大きく進化させた一台です。しかし、その魅力的な進化の裏には、他のモデルと比較して見えてくる長所と短所が存在します。ここでは、Galaxy Z Flip6やmotorola razr 50、nubia Flip 2といったライバル機と比較しながら、Galaxy Z Flip7のメリットとデメリットを徹底的に解説します。
メリット(長所、利点)
メリット1:頭一つ抜けた、圧倒的な処理性能
Galaxy Z Flip7には、最新の3nmプロセスで製造された「Exynos 2500」が搭載されており、メモリには次世代規格の「LPDDR5X」、ストレージには「UFS 4.0」が採用されています 。これにより、アプリの起動からデータの読み書きまで、あらゆる動作が驚くほど高速です。前モデルのGalaxy Z Flip6と比較しても、その差は歴然としています 。motorola razr 50が搭載するLPDDR4XメモリやUFS 2.2ストレージ 、nubia Flip 2の6GBメモリ と比べると、Galaxy Z Flip7のスペックはまさに別次元と言えるでしょう。
メリット2:史上最大・最高のカバーディスプレイ
4.1インチへと大型化し、120Hzのリフレッシュレートに対応したカバーディスプレイは、Galaxy Z Flip7最大の武器です 。これは、Galaxy Z Flip6の3.4インチ・60Hz や、motorola razr 50の3.6インチ・90Hz 、nubia Flip 2の3インチディスプレイ をも凌駕するスペックであり、閉じたままでも非常に滑らかで快適な操作を実現します。
メリット3:所有欲を満たす、薄く美しいデザインと堅牢性
折りたたみ時に13.7mmというシリーズ史上最薄のデザインは、前モデルのGalaxy Z Flip6(14.9mm)よりも明らかに洗練されています 。強化されたアルミニウムフレームとCorning® Gorilla® Glass Victus® 2の採用に加え、IPX8/IP4Xの防水防塵性能を備えており 、美しさだけでなく日常使いの安心感も提供します。これは、IPX8防水のみのmotorola razr 50 や、IP42防水防塵のnubia Flip 2 と比較して大きなアドバンテージです。
メリット4:未来を見据えた接続性と生産性
Galaxy Z Flip7は、次世代規格である「Wi-Fi 7」にいち早く対応しており、将来にわたって高速な通信環境を享受できます 。また、Galaxy Z Flip6では非対応だった、モニターに接続してPCのように使える「Samsung DeX」機能に新たに対応したことで、その活用シーンはビジネスの領域にまで大きく広がりました 。これは、他の折りたたみスマートフォンにはない、Galaxy Z Flip7ならではの強力なメリットです。
メリット5:7年間の長期ソフトウェアサポート
Galaxy Z Flip7は、「7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデート」が保証されています 。これは、高価なスマートフォンを安心して長く使い続けたいユーザーにとって、何よりも心強い約束です。他のAndroidスマートフォンでは類を見ないこの手厚いサポートは、Galaxy Z Flip7を選ぶ非常に大きな理由の一つとなります。
メリット6:キャッシュレス時代に必須の「おサイフケータイ」対応
日本国内での利用において欠かせない「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応しています。motorola razr 50やnubia Flip 2も対応していますが、Galaxy Z Flip7はカバーディスプレイから決済アプリをスムーズに起動できるため、よりスマートなキャッシュレス決済が可能です。
デメリット(短所、欠点)
デメリット1:フラッグシップの中でも群を抜く価格
Galaxy Z Flip7の最大のデメリットは、その価格です。256GBモデルで164,800円という価格は 、前モデルのGalaxy Z Flip6(発売時159,700円)よりも高価です 。motorola razr 50(約9万円台) やnubia Flip 2(約7万円台) と比較すると、その価格差は歴然としており、多くのユーザーにとって購入の大きなハードルとなるでしょう。
デメリット2:据え置きの充電速度
バッテリー容量は増加したものの、有線充電は最大25WとGalaxy Z Flip6から据え置きです 。これは、30W充電に対応するmotorola razr 50 や、約55分で満充電可能なnubia Flip 2 と比較して見劣りします。満充電に90分以上かかるため、急いでいる場面では少し不便に感じるかもしれません 。
デメリット3:望遠カメラの不在
5000万画素のメインカメラは非常に高性能ですが、専用の望遠カメラは搭載されていません 。AIを活用したデジタルズームは優秀なものの、光学ズームを備えた他のハイエンドスマートフォンと比較すると、遠くの被写体を撮影する際の画質には限界があります。この価格帯のスマートフォンとしては、物足りなさを感じる点です。
デメリット4:充電器が同梱されていない
近年の多くのスマートフォンと同様に、Galaxy Z Flip7にも充電器は同梱されていません 。最大25Wの性能を最大限に引き出すには、対応する充電器を別途購入する必要があります。motorola razr 50も同様に充電器は別売りですが 、高価なデバイスだからこそ、箱から出してすぐに最高の性能で使えない点には、もどかしさを感じます。
デメリット5:microSDカードスロットの非搭載
Galaxy Z Flip7は、Galaxy Z Flip6と同様にmicroSDカードによるストレージの拡張に対応していません。写真や動画を大量に保存するユーザーは、購入時に512GBの大容量モデルを選択するか、クラウドストレージを活用する必要があります。
Galaxy Z Flip7のスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ:メイン: 約6.9インチ Dynamic AMOLED 2X (有機EL), 2520×1080, 120Hz
カバー: 約4.1インチ Super AMOLED (有機EL), 1048×948 - CPU: Exynos 2500 (デカコア: 3.3GHz, 2.74GHz, 2.36GHz, 1.8GHz)
- GPU: Xclipse 950 (AMD RDNA 3ベース)
- RAM(メモリ): 12GB (LPDDR5X)
- ストレージ: 256GB / 512GB (UFS 4.0)
- バッテリー: 4300mAh
- 駆動時間: 最大動画再生 約31時間
- 充電: 15ワイヤレス充電、25W急速充電(有線)、4.5W逆ワイヤレス充電(Wireless PowerShare)に対応
- カメラ:(背面)広角: 約5000万画素 (F1.8), OIS対応 、超広角: 約1200万画素 (F2.2) 、(前面): 約1000万画素 (F2.2)
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 7 (802.11a/b/g/n/ac/ax/be), Bluetooth 5.4
- GPS: GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS
- NFC: 対応 (おサイフケータイ対応)
- インターフェース: USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)
- センサー: 加速度, 気圧, 指紋, ジャイロ, 地磁気, ホール, 照度, 近接
- 防水防塵: IPX8 / IP4X
- 生体認証: 指紋認証, 顔認証
- OS: Android 16
- サイズ:開いた状態: 約166.7 x 75.2 x 6.5mm 、閉じた状態: 約85.5 x 75.2 x 13.7mm
- 重量: 約188g
- カラー: ブルー シャドウ, ジェットブラック, コーラルレッド, ミント (Samsung.com限定)
- 付属品: 本体, SIM取り出し用ピン (試供品), USBケーブル (CtoC) (試供品)
- モバイル通信(5G/4G/3G): 5G, 4G LTE, 3G WCDMAに対応
- SIMカード: デュアルSIM (Nano-SIM + eSIM または デュアルeSIM)
対応バンド:Galaxy Z Flip7
Galaxy Z Flip7は5G通信に対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- 5G: n1, n3, n5, n28, n40, n41, n66, n77, n78, n79
- 4G: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B18, B19, B20, B21, B26, B28, B38, B39, B40, B41, B42, B66
- 3G: B1(2100), B5(850)
- 2G: GSM850, GSM900, DCS1800, PCS1900
対応バンドの詳細
ドコモ:
- 5G: n78, n79
- 4G: B1, B3, B19, B21, B28, B42
- プラチナバンド: B19 対応
au:
- 5G: n28, n77, n78
- 4G: B1, B3, B18/B26, B28, B41, B42
- プラチナバンド: B18/B26 対応
- (3G/GSMはサービス対象外)
ソフトバンク:
- 5G: n3, n28, n77
- 4G: B1, B3, B8, B28, B41, B42
- プラチナバンド: B8 対応
楽天モバイル:
- 5G: n77
- 4G: B3 (自社回線), B18/26 (パートナー回線)
- プラチナバンド: B28 (自社プラチナバンドとして順次展開中)
- (3G/GSMはサービス対象外)
結論
この端末(Galaxy Z Flip7)は、
- バンド情報に基づくと、ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに完全に対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。 ドコモの5Gで重要となるn78、n79の両方に対応しているため、ドコモ回線での5G通信も最大限活用できます。
- 楽天モバイルについても、自社回線の4Gバンド(B3)と5Gバンド(n77)、さらにauからのローミングで利用するプラチナバンド(B18/26)に対応しています。[1][2] また、楽天モバイルが自社で整備を進めているプラチナバンド(B28)にも対応しているため、将来的なエリア拡大にも対応可能です。
- 3Gに関しては、ドコモとソフトバンクのバンドに対応していますが、auと楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。GSMはすべてのキャリアのバンドに対応していますが、こちらもauと楽天モバイルはサービスを提供していません。
総合的に見て、この端末は日本の4キャリアすべての主要バンドを網羅しており、どこでも非常に快適に利用できると言えます。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
Galaxy Z Flip7の評価
8つの基準で「Galaxy Z Flip7」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
メイン・カバー共にディスプレイの品質が劇的に向上。特に大型化したカバー画面は、前モデルとは比較にならないほど屋外での視認性が高く、表示も滑らかで感動的です。
スペック:★★★★☆
最新のLPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージは最高峰の性能ですが、CPUのExynos 2500は、高性能ながらも競合の最上位チップには一歩及ばない印象です。
耐久性:★★★★☆
改良されたヒンジや強化ガラスの採用で、折りたたみスマホへの不安は大幅に軽減されました。IPX8/IP4X等級の防水防塵にも対応し、安心して使えます。
デザイン:★★★★★
Z Flip史上最も薄いボディと、ベゼルレスに進化したカバーディスプレイが融合し、所有欲を満たす洗練された高級感のあるデザインを実現しています。
通信:★★★★★
次世代規格のWi-Fi 7にいち早く対応しているため、将来にわたって長く使えます。5G通信も非常に高速かつ安定しており、接続性に関する不満は一切ありません。
機能:★★★★★
カバー画面で完結するAI機能や、シリーズ初搭載の「Samsung DeX」など、単なるギミックに留まらない実用的な機能が満載で、生産性も飛躍的に向上しました。
使いやすさ:★★★★☆
進化したカバー画面のおかげで、スマートフォンを開く頻度は格段に減りました。しかし、折りたたむという一手間が残る点や、一部機能の利用に設定が必要な点は考慮が必要です。
価格:★★☆☆☆
最新技術が凝縮されているものの、256GBモデルで16万円を超える価格は、誰にでも勧められるものではありません。価格に見合う価値を見出せるかが、購入の鍵となります。
総評:★★★★☆
「完成形」に近づいた折りたたみスマートフォン
Galaxy Z Flip7は、これまでのZ Flipシリーズが抱えていた課題を一つずつ丁寧に克服し、ついに「完成形」と呼べる領域に到達した一台だと感じます。最大の魅力は、デザインと実用性を完璧に両立させた点にあります。閉じた状態での厚さがわずか約13.7mmという折りたたみスマートフォン史上最薄となるボディは、ポケットに入れていることを忘れるほどコンパクト。頑丈なArmor AluminumフレームとCorning® Gorilla® Glass Victus® 2を採用したボディからは確かな剛性と高級感が伝わってきます。
そして何より、3.4インチから4.1インチ(1048 x 948)へと大型化したカバーディスプレイの存在が、このスマートフォンの使い方を根本から変えました。単に通知が見やすいというレベルではなく、メッセージの返信からAIとの対話まで、多くの操作が閉じたまま完結します。これにより、前モデルまで感じていた「何かするたびに開かなければならない」という小さなストレスから完全に解放されました。また、バッテリー容量も4000mAhから4,300mAhに増強され、一日中安心して使えるようになったことも、メイン機として選ぶ上で非常に大きなポイントです。
総合力で魅せるフラッグシップ体験
その進化は外見だけに留まりません。カメラは5000万画素の広角センサーを備え、AIを活用した「ProVisual Engine」によって、特に肌の質感や夜景の表現力が飛躍的に向上しました 。開いた先にある6.9インチのメインディスプレイは、折り目がほとんど気にならないレベルまで洗練され、コンテンツへの没入感を一切妨げません 。ソフトウェア面では、最新のAndroid 16を搭載するだけでなく、「7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデート」という長期的なサポートが約束されています 。さらに、シリーズとして初めてモニター出力によるPC化機能「Samsung DeX」に対応したことで、その活用シーンはビジネスの領域にまで大きく広がりました 。
購入前の注意点
もちろん、完璧なデバイスではありません。最大の課題は、25Wという充電速度です。バッテリー持ちが向上したとはいえ、急いで充電したい場面では、他社のフラッグシップモデルと比較して物足りなさを感じます。また、価格も依然として高価であり、多くのユーザーにとって大きなハードルとなるでしょう。カメラも望遠レンズがないなど、最高の性能を求めるならば、 traditionalな形状のハイエンドモデルに軍配が上がります。
どのような人におすすめか
コンパクトな携帯性と、折り畳みという他にないユニークなデザインを何よりも優先するユーザーに最適です。また、カバー画面やフレックスモードを活かした自撮りやVlog撮影は、コンテンツクリエイターにとっても大きな武器となるでしょう。最高のカメラ性能や最速の充電速度を求めるのではなく、日々の生活に溶け込む、スタイリッシュで賢いパートナーを求めている人に、ぜひ一度手に取ってみてほしい、そんな魅力に溢れたスマートフォンです。
Samsung Galaxy Z Flip7 256GB |Galaxy AI対応|SIMフリースマホ 本体 端末|FeliCa対応|6.9インチ|SM-F766QZKASJP
Galaxy Z Flip7の価格・購入先
※価格は2025/12/10調査のものです。価格は変動します。
Samsung オンラインショップ
SIMフリーモデル
- 256 GB|12 GB モデルが164,800円、
- 512 GB|12 GB モデルが182,900円、
で販売されています。
Samsung オンラインショップで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
ECサイト
- Amazonで164,800円(税込・SIMフリー・SM-F766QZKASJP)、
- 楽天市場で164,800円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで134,900円、
- 米国 Amazon.comで$899.00、
で販売されています。
Amazonで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
楽天市場で「Galaxy Z Flip7」をチェックする
ヤフーショッピングで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
米国 Amazon.comで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
Galaxy Z Flip7を安く買う方法
「Galaxy Z Flip7」をできるだけ安く購入するには、IIJmio、ahamoなどの格安スマホ(MVNO)やサブブランドを利用するのがいいでしょう。また、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリア(MNO)でもセール・キャンペーンなどで値下げされることがあるので、こまめにチェックしておきましょう。
IIJmio
IIJmioでの「Galaxy Z Flip7」の価格は、容量と契約方法によって異なります。
RAM12GB/ROM256GBモデルの場合:
- 期間限定のりかえ価格は税込139,800円です。
- 通常価格は税込164,800円です。
RAM12GB/ROM512GBモデルの場合:
- 期間限定のりかえ価格は税込154,800円です。
- 通常価格は税込182,900円です。
現在、どちらのモデルも一時在庫切れとなっているようです。また、上記価格の他に、月額料金やSIMカード発行手数料などが別途発生します。
IIJmioで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
ahamo
Samsung Galaxy Z Flip7 256GB SC-55F
ahamoでの「Galaxy Z Flip7」の価格は、契約方法と支払い方法によって大きく異なります。
【乗り換え(MNP)で契約する場合】
- 一括支払いまたは24回分割払い:
- 通常価格 137,544円
- 5G WELCOME割適用で、実質負担額は100,298円(137,544円 – 37,246円)
- いつでもカエドキプログラムを利用する場合:
- お客さま負担額(23ヶ月目までに返却):51,744円
【新規申し込みで契約する場合】
- 一括支払いまたは24回分割払い:
- 価格は174,790円
- いつでもカエドキプログラムを利用する場合:
- お客さま負担額(23ヶ月目までに返却):88,990円
※注意点
価格は税込みです。「いつでもカエドキプログラム」は23ヶ月目までに機種を返却した場合の金額です。返却しない場合は残価が再分割されます。
ahamooで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
ドコモ
ドコモのSamsung Galaxy Z Flip7 256GB SC-55Fの価格は以下の通りです。
- 一括払い/分割払いの総額: 174,790円
- いつでもカエドキプログラム利用時: 23ヶ月目に端末を返却すると、実質負担額は 88,990円(月々3,869円×23回)になります。36回分割払い: 月々4,855円の支払いとなります。
ドコモ オンラインショップで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
au
auのGalaxy Z Flip7の価格は契約形態によって異なります。
基本の機種代金(割引前): 165,000円
契約形態ごとの実質負担額(スマホトクするプログラム利用時)
- 機種変更/povo1.0からの乗りかえ:
実質負担額: 76,800円 - 新規契約:
実質負担額: 98,800円 - 他社/povo2.0からの乗りかえ(MNP)/UQ mobileからの乗りかえ:
実質負担額: 87,800円 - ※上記は各種割引適用後、かつ「スマホトクするプログラム」を利用して13ヶ月目~25ヶ月目に機種を返却した場合の金額です。
auで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
ソフトバンク
ソフトバンクのGalaxy Z Flip7の価格は以下の通りです。
販売価格(総額): 164,880円(全契約形態共通)
「新トクするサポートプレミアム」を利用し、13ヶ月目に機種を返却した場合の実質負担額
- 他社からのりかえ/新規契約:
支払総額: 37,440円
(早トクオプション利用料 19,800円を含む) - 機種変更:
支払総額: 67,680円
(早トクオプション利用料 19,800円を含む)
ソフトバンクで「Galaxy Z Flip7」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
「Galaxy Z Flip7」と似た性能を持つスマートフォンも販売されています。
Galaxy Z Flip6
Samsungから発売された折り畳み式の5Gスマートフォンです(2024年7月31日発売) 。
Android 14、Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy、12GBメモリ、約6.7インチの有機ELメインディスプレイ(2640 x 1080 pxのDynamic AMOLED 2X)、約3.4インチのカバー(Super AMOLED 有機EL, 720×748)、256GB/512GBストレージ、最大23時間(動画再生時)駆動する4000 mAhバッテリー、背面50MP+12MPの2眼カメラ、前面10MPのフロントカメラを搭載しています 。
また、Galaxy AI(通訳、チャットアシスト、かこって検索、リアルタイム通訳、生成AI編集など)、フレックスモード、フローティングデザイン、リフレッシュレート:120 Hz、光学相当2倍ズーム、手ぶれ補正、AIカメラ機能(オートズーム、ナイトグラフィー、生成AI編集)、 ポートレートスタジオ、 インスタントスローモーションに対応。
25Wの有線急速充電、高速ワイヤレス充電2.0、4.5W逆ワイヤレス充電、IPX8/IP4X防水防塵、おサイフケータイ (Felica)、Smart Switch(データ移行)、ベイパーチャンバー冷却システム、ワイヤレス充電、逆ワイヤレス充電、指紋認証、顔認証、eSIM、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで145,700円(新品・SIMフリー/ドコモ整備済み品は104,800円)、楽天市場で124,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,980円、です。
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motorola razr 60 ultra
モトローラから発売された折りたたみ式(縦折り)の5Gスマートフォンです(2025年12月12日発売)。
Android 15(Hello UI)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、16GBメモリ、512GBストレージ、約7.0インチのSuper HD pOLED メインディスプレイ(2992×1224 px)、4インチのpOLEDアウトディスプレイ(1272×1080 px)、4700 mAhバッテリー、背面50MP+50MPの2眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、「AI Key」、AI機能「Moto AI」(とりまリスト、Next Move、おまとメモ、Playlist Studioなど)、Google Gemini、IP48防水防塵、、68W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wリバース充電、最大165Hzのリフレッシュレートに対応。
おサイフケータイ、PC連携(「Smart Connect」)、ジェスチャー操作、「Moto Secure」、「au Starlink Direct」、UWB(超広帯域無線)、デュアルステレオスピーカー (Dolby Atmos対応)、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7 (802.11 be)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。
価格は、楽天市場で181,469円(送料無料)、ヤフーショッピングで199,800円、AliExpressで260,977円(CN版)です。
関連記事:motorola razr 60 ultraレビュー!50 ultraとの違い
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motorola razr 60
motorolaから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年10月10日発売)。
Android 15、MediaTek Dimensity 7400X、8GBまたは12GBメモリ、メイン約6.9インチpOLED (FHD+, 120Hz)とアウト約3.6インチpOLED (90Hz)ディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、4,500mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。
また、独自AI「moto ai」(とりまリスト、おまとめメモ、プレイリストスタジオなど)、Google Gemini、IP48防水防塵、チタン製ヒンジプレート、リフレッシュレート最大120Hz(メイン・アウトは最大90Hz)、フレックスビュースタイル撮影、カムコーダーモード、適応型手ブレ補正、最大4K/30fpsの動画撮影、「Smart Connect」機能、「Moto Unplugged」機能に対応。
Dolby Atmos、ステレオスピーカー、30W有線 急速充電、15Wワイヤレス充電、おサイフケータイ、Motoジェスチャー、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth 5.4、GPS、eSIMにも対応しています。
価格は、Amazonで104,218円(税込・国内版・PB8E0002JP)、楽天市場で113,580円(送料無料)、ヤフーショッピングで115,800円、です。
関連記事:motorola razr 60徹底レビュー!razr 50比較で進化点を検証
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motorola razr 50
モトローラから発売された折りたたみ 5Gスマートフォンです(2024年9月27日 発売)。
Android 14、MediaTek Dimensity 7300X、12GB LPDDR4X メモリ、約6.9インチのメイン pOLED液晶、約3.6インチのアウトOLED液晶、512GB UFS 2.2ストレージ、4200 mAhバッテリー、背面 50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、生成AI Google Gemini、適応型手ブレ補正機能、壁紙の自動生成、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)、
デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、IPX8の防水、おサイフケータイ、リフレッシュレート 最大144Hz(アウト:最大90Hz)、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで80,362円(税込)、楽天市場で85,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,800円、です。
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nubia Flip 2
ZTEジャパンから発売された6.9インチになる折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年1月23日 発売)。
約3インチのサブディスプレイ、6.9インチの有機ELディスプレイ、MediaTek Dimensity D7300X、6GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 3.1ストレージ、4300mAhバッテリー、背面カメラ 50MP+2MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リアルタイムAI通訳、リアルタイムAI助手IP42防水防塵、シンプルモード、デザリング、指紋認証、顔認証、Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで66,109円(Y!mobile版・SIM契約必須)、楽天市場で46,816円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで50,280円(中古)、です。
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motorola razr 40
モトローラから発売された折り畳み式のフォルダブルスマホです(2023年11月22日に発売)。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBメモリ、6.9インチのpOLED液晶、1.5インチのOLED液晶、256GBストレージ、4,200mAhバッテリー、背面64MP+13MP+ToFの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、フリクションヒンジ、おサイフケータイ、IP52防水防塵、ステレオスピーカー、リフレッシュレート 最大144Hz、30W TurboPower チャージ対応、5W ワイヤレス充電(Qi対応)、SGS認定のブルーライトカットモード、NFC(Felica)、Motoアクション、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで47,700円、楽天市場で40,000円(送料無料・中古は32,400円)、ヤフーショッピングで43,000円、です。
関連記事:motorola razr 40 レビュー!メリット・デメリットと耐久性を評価
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Galaxy S25
サムスンから発売された6.2インチの5Gスマートフォンです(2025年2月7日 発売)。
Android 15(One UI 7)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy、12GBメモリ、FHD+(2340×1080)解像度のDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、128GB/256GB/512GBストレージ、4000mAhバッテリー、3眼カメラ(背面に50MP広角、12MP超広角、10MP望遠)、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、Googleの次世代AIモデル「Gemini Nano 2」を搭載し、さらに強化された「Galaxy AI」の新機能に対応。より大型化し放熱性能を高めたベイパーチャンバー、IP68防水防塵、25W急速充電、、Qi2ワイヤレス充電(最大15W)、リバース充電、NFC、超音波式画面内指紋センサー、顔認証、最大120Hzリフレッシュレート、USB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで129,000円(税込・整備済み品は109,800円)、楽天市場で109,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで108,800円(送料無料)です。
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iPhone 17
Appleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年9月19日発売)。
iOS 26、Apple A19チップ、8GBメモリ、ProMotionテクノロジー搭載Super Retina XDRディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、最大30時間(ビデオ再生時)駆動するリチャージャブルリチウムイオンバッテリー、背面48MP+48MPの2眼カメラ、前面18MP(センターフレーム)のフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能「Apple Intelligence」(作文ツール、ビジュアルインテリジェンス、ライブ翻訳、クリーンアップなど)、ProMotion(最大120Hz)、高速充電(有線40W、ワイヤレス最大25W)、「アクションボタン」、「Dynamic Island」、安全機能(衛星経由の緊急SOS、衝突事故の検知)に対応。
電話アシスタント(着信スクリーニング、保留アシスト)、空間オーディオ、ドルビーアトモス、「Liquid Glass」、IP68防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa)、顔認証(Face ID)、USB-Cコネクタ、デュアルeSIM、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、高精度2周波GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで164,800円、楽天市場で150,555円(未使用品)、ヤフーショッピングで145,000円、Appleオンラインストアで129,800円~、です。
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