空前の大ヒット「Lenovo Tab B9」が売れ続ける理由を解説

Lenovo Tab B9 top
今年5月にひっそりと発売された「Lenovo Tab B9」。順調に売れ続けて早くもロングセラーになりそうな勢いです。しかし、その一方で「情報が少なく性能が分からない」という人も続出していようです。

そこで今回はその性能を確かめるため、8つの観点で検証していきます。

  1. プロセッサ(CPU)
  2. メモリストレージ
  3. ディスプレイ
  4. バッテリー
  5. カメラ
  6. スピーカー
  7. 通信
  8. デザインサイズ重量

また、他の海外製タブレットとの違いも紹介!Antutuベンチマークや原神のFPS、

購入する前に知っておきたいメリット・デメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「Lenovo Tab B9」が空前の大ヒットを記録! 一か月で千点以上売れる

2024年5月、レノボから発売された9インチのタブレット「Lenovo Tab B9」をご存じでしょうか?

5月14日に発表された時点では、OSがAndroid 12で、現OS (Android 14)の二世代前になることから、

さほど注目されることはありませんでした。

しかもそのスペックは2023年4月に発売された「Lenovo Tab M9」とほぼ共通しており、

メモリ(3GBから4GBへ)とストレージ(32GBから64GBへ)の容量を強化しただけに過ぎませんでした。

しかし、その後、ECサイトのAmazonなどで発売されると、

Lenovo Tab B9」は瞬く間に売れ上げを伸ばし続け、

直近一か月間でなんと1000点以上売れるヒット商品になりました。

性能的には海外メーカーのTeclast、Alldocube、HEADWOLFが発売したモデルより高いとはいえません。

しかし、やはり日本では「レノボ」ブランドは非常に人気があり、

「使いやすい」、「買って良かった」という評判をよく耳にします。

また、「Lenovo Tab B9」の場合は約2万円という割安な価格も人気に火がついた原因かもしれません。

いずれにせよ、「Lenovo Tab B9」はもはや無視できないほどの注目機種です。

海外メーカーの機種と比較しながら、その特徴(メリット)を改めて確認してみましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Lenovo Tab B9 | スタイリッシュでパワフルな9型タブレット | レノボ・ ジャパン

Antutuベンチマーク

Lenovo Tab B9」はMediaTek Helio G80 プロセッサを搭載し、Antutu V10 総合で約26万(267777) 前後を記録しています。

前モデル「Lenovo Tab M9」とは同じプロセッサで、ほぼ同じスコアになります。

例1: Antutu V10 総合で「267777」、CPUで「88762」、GPUで「40136」、MEMで「62827」、UXで「76052」

例2: Antutu V9 総合で「208853」、CPUで「63261」、GPUで「69086」、MEMで「38898」、UXで「33710」

 

投稿者: @akibaburari
Threadsで見る

 

このスコアは「Teclast M50 Mini」などが搭載するUnisoc T606と同じくらいです。

また、「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や「HEADWOLF Fpad 5」が搭載するMediaTek Helio G99と比べると、

約13万ほどスコアが低くなります。

その一方で、低価格な「UMIDIGI G1 Tab Mini」と比べると約2倍高いスコアになります。

このことからMediaTek Helio G80 プロセッサは、「パワフル」ではなく、そうかといって「遅い」わけでもない、

標準的な性能を持っているといえます。

つまり、ふつうに「ネットで調べもの」をしたり、YouTubeなどの「動画を視聴」をしたりするのに適した性能です。

高速なわけではないので、負荷の高いゲームに適しているとはいえませんが、ある程度ゲームもプレイでき、

趣味や仕事などオールラウンドで使用できる性能を持っているともいえます。

他のCPUと比較

他のCPUを搭載するタブレット 11機種と比較すると、

MediaTek Helio G80 プロセッサは5番目に高いスコアを記録していました。

1.MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 mini Pro / HEADWOLF Fpad 5)・・・Antutu 総合で約 40万 前後

2.Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)・・・Antutu 総合で約 40万 前後

3.Unisoc T616 (HEADWOLF Fpad 3)・・・Antutu 総合で約 30万

4.Snapdragon 680 (Orbic TAB8 4G)・・・Antutu総合で約 27万 前後

5.★ MediaTek Helio G80 (Lenovo Tab B9/Lenovo Tab M9)・・・Antutu総合で約 26万

6.Unisoc T606 (Teclast M50 Mini)・・・Antutu 総合で25万 前後

7.MediaTek MT8788・・・Antutu総合で約 20万 前後

8.MediaTek MT8183 (aiwa tab AB8)・・・Antutu総合で約 20万 前後

9.Allwinner A523 (TECLAST P85T/ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Lite)・・・Antutu 総合で16万 以上

10.Rockchip RK3562 (UMIDIGI G1 Tab Mini/Blackview Tab 50 Wi-Fi)・・・Antutu総合で約 13万 前後

11.MediaTek MT8766 (Ulefone Armor Pad Lite)・・・Antutu 総合で10万 前後

メリット1:MediaTek Helio G80 プロセッサはゲームに最適

Lenovo Tab B9 CPU

Lenovo Tab B9」はMediaTek Helio G80 プロッサを搭載しています。

このプロセッサは12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUを搭載し、ゲームに最適化されています。

具体的にはMediaTek HyperEngineを搭載し、Androidのゲームでもスムーズに再生できます。

内蔵のGPUはARM Mali-G52 MC2で、2K 30 fpsの動画再生をサポート。

動画圧縮規格のH.264、H.265 / HEVC もサポートしています。

原神のFPS

人気ゲーム「原神」は画質「低」設定で25 FPS で動作します。画質はゲーム序盤は「低」に固定されますが、動作は意外なほど快適です。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

ハイスペックなタブレットと比べると、グラフィックの見栄えや爆発シーンの滑らかな映像再生で差があるようです。

しかし、初心者(原神の素人)には全く違いが分かりません。Helio G99 プロセッサは30 FPSで動作しますが、Unisoc T606 プロセッサとの違いは大きくありません。

ゲーム性能

MediaTek Helio G80 プロッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。

各ゲームタイトルをフレームレートで測定すると、以下のようになります。

原神 Genshin Impact・・・25 FPS

PUBG Mobile・・・28 FPS

Call of Duty: Mobile・・・30 FPS

フォートナイト Fortnite・・・26 FPS

Shadowgun Legends・・・54 FPS

World of Tanks Blitz・・・59 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・30 FPS

このほか、「ビックリマン・ワンダーコレクション」や「HIT : The World」、「Call of Duty: Warzone Mobile」、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームもプレイできます。

エミュレーター

Androidアプリの豊富なエミュレーターを利用できます。

PSP、DC(ドリームキャスト)、N64(ニンテンドー64)、などのゲームはほとんど快適に動作し、遅延があまり生じません。

その他の比較的 軽いPS1、SFC(スーパーファミコン)、MD(メガドライブ)、FC(ファミコン)、GBA(ゲームボーイアドバンス)、PCE(PCエンジン)、NEOGEO(ネオジオ)のゲームも動作します。

ただし、YabaSanshiro2 エミュレーターを利用したSS(セガサターン)の一部のゲームは遅延が生じることがあります(※軽いものは動作します)。この点はMediaTek Helio G99 プロセッサと大きく違っています。

なお、エミュレーターはGoogle Playストアからダウンロードできます。ほとんど無料ですが、有料になるものもあります。

おすすめのエミュレーターはRetroArch、DuckStation、PPSSPP、YabaSanshiro2 です。

メリット2:4GBメモリと64GBストレージで快適に使える

新モデル「Lenovo Tab B9」は4GB LPDDR4xメモリを搭載し、スムーズに動作します。

また、64GB ストレージを搭載し、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

一方、前モデル「Lenovo Tab M9」は3GB LPDDR4xメモリと32GB ストレージ(最大2TB)を搭載していました。

新モデルはメモリとストレージ容量が増えたことで前モデル以上に快適に動作できるようになっています。

ただし、海外製の他のタブレットのように仮想メモリ機能は使えないようです。

最近では最大16GBまでのメモリ拡張・増設が当たり前なので、この点は大きなデメリットです。

ストレージ容量も64GBになったとはいえ、一般的な128GBになっていないのも気になります。

メモリ・ストレージの仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・6GB LPDDR4X(最大16GB)+ 128GB(最大1TB)

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・8GB LPDDR4 (最大16GB) + 128GB (最大512GB)

HEADWOLF Fpad 5・・・8GB LPDDR4X (最大16GB) + 128GB UFS 2.1 (最大2TB)

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・3GB LPDDR3X (最大7GB) + 32GB (最大1TB)

メリット3:9インチのHD+液晶・輝度400ニトで明るく見やすい

Lenovo Tab B9 ディスプレイ

新モデル「Lenovo Tab B9」は9.0インチ(解像度1340 x 800ドット)のワイドIPS ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは輝度400ニトで非常に明るいHD+液晶で、10点マルチタッチ対応で快適に操作できます。

また、目の負担を軽減するTÜV認証ブルーライト低減に対応。

Miracast対応でタブレットの画面をワイヤレスでテレビやモニターに映し出すこともできます。

前モデル「Lenovo Tab M9」と全く同じディスプレイで、仕様は変更されていません。

ディスプレイで気になるのはフルHD画質でないことです。

HD画質でも十分に動画などをキレイに映し出せますが、2万円の価格ならフルHDにしてほしかったです。

ただし、画面の大きさに関しては他の海外製タブレットよりも大きく見やすいです。

輝度も400ニトと明るいので、見やすさも十分であるといえます。

ディスプレイの仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・8.68インチ、解像度 1340 x 800 ドットのIPS

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・8.4インチ、解像度 1920 x 1200ドットのIPS

HEADWOLF Fpad 5・・・8.4インチ、解像度 1920 x 1200ドット

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・8インチ、解像度1280 x 800 ドット

メリット4:長持ち5100mAh バッテリー・動画でも13時間 使える

Lenovo Tab B9 バッテリー

新モデル「Lenovo Tab B9」は 5100mAh バッテリーを搭載しています。

駆動時間は動画再生で最大13時間です。

充電はType-Cを利用した10W充電で、約3.5時間でフルチャージできます。

前モデル「Lenovo Tab M9」も同じバッテリー容量、駆動時間で変更はされていません。

バッテリー容量に関しては他の海外製のモデルと比べても大きな差はありません。

問題は充電です。急速充電に対応していないのでやや時間がかかるというデメリットがあります。

この点は「Alldocube iPlay 60 mini Pro」が18W PD急速充電に対応しており、

圧倒的に有利であるといえます。

バッテリーの仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・5000 mAh / Type-C充電

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・6050 mAh / 18W PD急速充電

HEADWOLF Fpad 5・・・5500 mAh / Type-C充電

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・5000mAh / Type-C充電

メリット5:背面8MPカメラと前面2MPカメラで撮影できる

新モデル「Lenovo Tab B9」は背面に8MPカメラを、前面に2MPカメラを搭載しています。

背面のメインカメラはオートフォーカスに対応しすばやくピントを合わせられます。

前面のフロントカメラはビデオ通話やチャット、顔認証に活用できます。

前モデル「Lenovo Tab M9」も同じカメラを搭載しており、仕様は変更されていません。

カメラで気になるのは画素数があまり高くない点です。

他のタブレットは背面13MPのものもあり、前面も5MP以上が一般的です。

カメラをあまり使わないのであれば問題ありませんが、

頻繁に利用する人はやや不満に感じるかもしれません。

カメラの仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・背面:13MP + 0.3MP (AF対応)、前面:5MP

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・背面:13MP (AF対応)、前面5MP

HEADWOLF Fpad 5・・・背面:13MP (AF対応)、前面8MP

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・背面:5MP、前面5MP

メリット6:デュアル ステレオスピーカー搭載でドルビー・アトモスに対応

Lenovo Tab B9 スピーカー

新モデル「Lenovo Tab B9」は2つのステレオスピーカーを搭載しています。

このスピーカーはDolby Atmos(ドルビー・アトモス)に対応し、立体的な厚みのある高音質なサウンドを再生できます。

前モデル「Lenovo Tab M9」も同じスピーカーを搭載しており、仕様は変更されていません。

スピーカーの音質に関しては海外製の他のタブレットよりも音がいいといえます。

他のタブレットはDolby Atmosに対応しておらず、音に厚みがありません。

特に音楽再生と動画視聴はDolby Atmosに対応しているかどうかで快適さが違ってきます。

音にこだわるのならDolby Atmos対応の「Lenovo Tab B9」を選ぶべきです。

スピーカーの仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・デュアルチャンネルスピーカー / ステレオサウンド

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・デュアル BOXスピーカー / ステレオサウンド

HEADWOLF Fpad 5・・・デュアル BOXスピーカー / ステレオサウンド

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・デュアルスピーカー / ステレオサウンド

メリット7:Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応

新モデル「Lenovo Tab B9」はWi-Fi 5Bluetooth 5.1GPSに対応しています。

Wi-Fi 5のacデュアルバンドは高速で途切れにくい高速通信が利用できます。

また、Bluetooth 5.1対応でワイヤレスのキーボード、マウス、ゲームパッド、ヘッドホン、イヤホンなどとスムーズに接続できます。

GPSは3衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo)に対応し、より正確な位置情報をもとにしたGPSナビゲーションを利用できます。

前モデル「Lenovo Tab M9」もWi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPS対応で、通信性能は変更されていません。

通信性能で気になる点はSIMフリーの4G LET通信に対応していない点です。

Wi-Fiが使えない場所では通信できないので不便です。

また、Wi-Fi 6に対応していません。

そのため、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信が利用できず不便です。

新モデル「Lenovo Tab B9」は一通り必要な通信機能は備えていますが、それほど高い通信性能ではありません。

通信性能の仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPS

HEADWOLF Fpad 5・・・4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0

メリット8:メタル素材のスタイリッシュなデザイン・厚さ7.99 mmで344 g

Lenovo Tab B9 デザイン

新モデル「Lenovo Tab B9」はメタル素材を採用した高級感ある外観になっています。

また、背面はデュアルトーンカラーを採用し、アークティックグレーのスタイリッシュなデザインになっています。

サイズはサイズ 約 215.43 x 136.76 x 7.99 mm、重量は 約 344 gです。

前モデル「Lenovo Tab M9」からサイズ、重量、カラーは変更されていません。

デザインに関しては薄く、高級感のあるボディで好感が持てます。

低価格なモデルと違い、メタル素材を採用している点が大きなメリットです。

サイズは9インチになるので、他のモデルよりも少し大きめです。

8インチモデルと比べると、重さもやや重くなります。

サイズ・重量の仕様を比較

Teclast M50 Mini・・・サイズ 約 215.43 x 136.76 x 7.99 mm、重量 約 344 g

Alldocube iPlay 60 mini Pro・・・サイズ 202.7 x 126 x 7.9 mm、重量 310 g

HEADWOLF Fpad 5・・・サイズ 125 x 202 x 7.5 mm、重量 320g

UMIDIGI G1 Tab Mini・・・サイズ 201.6 x 124.5 x 8.9mm、重量 368g

「Lenovo Tab B9」のデメリット

Lenovo Tab B9 main

Lenovo Tab B9」のデメリットを紹介します。

デメリット1:メモリを拡張・増設できない

Lenovo Tab B9」は仮想メモリ機能でメモリ容量を拡張・増設できません。

一方、「Teclast M50 Mini」、「Alldocube iPlay 60 mini Pro」、「HEADWOLF Fpad 5」は最大16GBまで、

UMIDIGI G1 Tab Mini」は最大7GBまでメモリの容量を増やすことができます。

デメリット2:急速充電に対応していない

Lenovo Tab B9」は急速充電に対応していません。一般的なType-Cを利用した10W充電です。

一方、「Alldocube iPlay 60 mini Pro」は18W PD急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。

デメリット3:4G LET通信、Wi-Fi 6に対応していない

Lenovo Tab B9」は4G LET通信、Wi-Fi 6に対応していません。

一方、「Teclast M50 Mini」と「HEADWOLF Fpad 5」は4G LET通信に対応しています。

また、「UMIDIGI G1 Tab Mini」はWi-Fi 6に対応し、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信を利用できます。

「Lenovo Tab B9」のスペック

  • 型番 ZAC30212JP
  • ディスプレイ 9.0インチ、解像度1340 x 800ドットのワイドIPS
    ※輝度400nit/画面比率81.2%/10点マルチタッチ/TÜV認証ブルーライト低減/Miracast対応
  • プロセッサ MediaTek Helio G80
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • GPU ARM Mali-G52 MC2 最大950MHz
  • RAM(メモリ)4GB LPDDR4x
  • ストレージ 64GB eMMC
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー 5100mAh
  • 駆動時間 動画再生で最大13時間
  • 充電 Type-C、約3.5時間
  • 背面カメラ 8MP ※AF
  • 前面カメラ 2MP ※FF
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1
  • 衛星測位 GPS、GLONASS、Galileo
  • インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)、microSDカードスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、ボリュームボタン、電源ボタン
  • センサー 加速度センサー、光センサー、GPS、GLONASS、Galileo
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー
  • オーディオ Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応
  • 筐体 メタル(金属)素材、デュアルトーンデザイン
  • 生体認証 顔認証
  • OS Android 12 ※3年間のセキュリティアップデート保証
  • サイズ 約 215.43 x 136.76 x 7.99 mm
  • 重量 約 344 g
  • カラー アークティック グレー
  • 付属品 マニュアル類、ACアダプター、USBケーブル、カードスロットピン

「Lenovo Tab B9」の評価

Lenovo Tab B9 実機

6つの基準で「Lenovo Tab B9」を5段階で評価すると以下のようになります。

スペック:★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

使いやすさ:★★★

価格:★★★★

総合評価

2023年4月に発売された「Lenovo Tab M9」のリニューアル版です。

メモリを3GBから4GBへ、ストレージを32GBから64GBへ増強しています。

プロセッサはMediaTek Helio G80で、「Teclast M50 Mini」が搭載するUnisoc T606 プロセッサと同じくらいの性能です。

動作は「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や「HEADWOLF Fpad 5」が搭載するMediaTek Helio G99と比べて遅くなりますが、

それほど不便ではなく、原神ウマ娘などのゲームもプレイできます。

ディスプレイは9インチで、8インチ台のタブレットよりも大きくなります。

画質はHD+ですが、画面が大きく、輝度も400ニトと明るいため、動画視聴も快適です。

そのほか、デュアル ステレオスピーカー搭載でドルビー・アトモスに対応しています。

他のタブレットと比べて音がいいので、音楽鑑賞や動画視聴に向いているといえます。

「Lenovo Tab B9」はなぜ売れるのか?

性能的にみれば海外製の「Teclast M50 Mini」や「Alldocube iPlay 60 mini Pro」、「HEADWOLF Fpad 5」の方が上で、

使いやすさも上です。

Lenovo Tab B9」の利点といえば画面がやや大きく、スピーカーの音質が優れている点ぐらいです(※デザインもいいです)。

しかし、それにも関わらず「Lenovo Tab B9」の方が売れているのは、やはり「ブランド力」が影響しているせいでしょう。

つまり、純粋な「性能」よりも、知名度があって「安心・安全」に使える方がいいと考える人が多いということです。

そう考えると、今後のタブレットはいかに「知名度」を上げ、「品質」を高く保てるかが重要になるのかもしれません。

Lenovo Tab B9」の現在の価格は19,800円です。

レノボ製のコスパに優れる9インチのタブレットを探している人におすすめです。

「Lenovo Tab B9」の価格・販売先

Lenovo Tab B9 正面

レノボ オンラインストア

19,800円で販売されています。

レノボ オンラインストアで「Lenovo Tab B9」をチェックする

※支払い方法は前払い銀行振込(一括)、クレジットカード(一括払い)、分割払い(JACCSショッピングクレジット)です。

ECサイト

Amazonで20,553円(税込)、

楽天市場で27,293円(送料無料)、

ヤフーショッピングで19,999円、

で販売されています。

Amazonで「Lenovo Tab B9」をチェックする

楽天市場で「Lenovo Tab B9」をチェックする

ヤフーショッピングで「Lenovo Tab B9」をチェックする

米国 Amazon.comで「Lenovo Tab B9」をチェックする

おすすめの類似製品の紹介

Lenovo Tab B9」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「Redmi Pad SE 8.7」

シャオミから発売された8.7インチのタブレットです。Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) 、MediaTek Helio G85、4GB/6GB LPDDR4X メモリ、HD+液晶、 64GB/128GB eMMC 5.1ストレージ、6650 mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、

4G LET通信(※4Gモデルのみ)、ハンドストラップ付のカバー(別売)、リフレッシュレート 最大 90Hz、18W急速充電、デュアルスピーカー、Dolby Atmos、FMラジオ、AI 顔認証、メモリの拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPS(※4Gモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで15,214円 (税込)、楽天市場で24,533円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,980円、です。

関連記事:小型で10億色「Redmi Pad SE 8.7」のメリット・デメリット

「Teclast M50 Mini」

Teclastから発売された8.7インチのAndroid 14タブレットです。Unisoc T606 6GB LPDDR4X メモリ、HD液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面13MP + 0.3MPのデュアルカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、デュアルチャンネルスピーカー、ステレオサウンド、Widevine L1、最大16GBまでのメモリ拡張、AI顔認証、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで15,215円(税込)、楽天市場で17,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,980円、です。

関連記事:8.7型「Teclast M50 Mini」タブレットとP85Tの違いを解説

「Alldocube iPlay 60 mini Pro」

Alldocubeから発売された8型のAlldocube OS 3.0 タブレットです。MediaTek Helio G99、フルHDのIPS液晶、6050 mAhバッテリー、13MPカメラ、デュアルBOXスピーカー搭載で、ステレオサウンド、顔認証、Widevine L1、18W PD急速充電、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで21,999円(税込)、楽天市場で27,999円(送料無料・ポイント5倍あり)、米国 Amazon.comで$189.99 ($10 OFFクーポン付き)です。

関連記事:激変した「Alldocube iPlay 60 mini Pro」の性能を解説

「HEADWOLF Fpad 5」

HEADWOLFから発売された8型のAndroid 14 タブレットです。 Helio G99、フルHD液晶、128GB UFS 2.1 ストレージ、5500mAhバッテリ、13MPカメラ搭載で、Widevine L1、4G LET通信、デュアル BOXスピーカー、顔認証に対応しています。

価格は、Amazonで20,999円 (税込)、楽天市場で24,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで23,863円、米国 Amazon.comで$189.99 ($40 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「HEADWOLF Fpad 5」新OSでコスパよし? 最新のミニ タブレットと徹底 比較!

「UMIDIGI G1 Tab Mini」

UMIDIGIから発売された8型のAndroid 14タブレットです。Rockchip RK3562、HD液晶、32GBストレージ、5000mAhバッテリ、5MPカメラ搭載で、最大7GBまでのメモリ拡張、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで10,115円(税込)、楽天市場で11,900円(送料無料)、AliExpressで16,561円、米国 Amazon.comで$74.99($12 OFF クーポン付き)です。

関連記事:「UMIDIGI G1 Tab Mini」ミニで最安コスパ? 激安の8型タブレットと徹底 比較!

他のレノボタブレットと比較

他にもレノボのタブレットが販売されています。2024年モデルもあるのでぜひ比較してみてください。

Lenovoタブレットが新モデル登場で再び人気! 全機種を比較

その他のおすすめAndroidタブレットは?

その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。

Android 14で使えるタブレット 2024 最新 機種 まとめ

最新のAndroid 14 タブレットをまとめて紹介しています。

Android 13で使えるタブレット 2023 最新 機種 まとめ

Android 13 OSのタブレットをまとめて紹介しています。

HDMI出力できるAndroidタブレット まとめ

microHDMI端子を搭載したAndroidタブレットをまとめて紹介しています。

一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ

超ハイスペックなタブレットをまとめて紹介しています。