近未来的なデザインを採用した防水スマホ「DOOGEE S200」。早くも「サブディスプレイ付きで便利そう」と評判です。しかし、その一方で「海外製で詳しい性能がよく分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回はその性能をよく知ってもらうために、次の6点を重点的に解説します。
- ディスプレイ(サブディスプレイ)
- プロセッサ(CPU)
- メモリ・ストレージ
- バッテリー・充電
- カメラ性能
- デザイン(サイズ・重量)
<引き継いだメリット>
- 耐久性(防水防塵・MIL規格)
- 通信性能
- 電子マネー決済(Google Pay)
- 生体認証
また、前モデル「DOOGEE S100」との違いや引き継いだメリットを紹介!Antutuベンチマークや原神のFPS、ゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「DOOGEE S200」が発売開始!
2024年8月、中国のモバイル機器メーカー DOOGEE(ドゥージー)の新製品「S200」(エス200)が発売されました。
Android 14とMediaTek Dimensity 7050 を搭載した防水 対応の5Gスマートフォンです。
DOOGEEからは2023年2月に「S100」(エス100)が発売されています。
このスマートフォンは「Helio G99でサクサク動く」、「頑丈でカメラ性能が高く、バッテリー持ちもいい」と評判でした。
新モデルはその性能をさらに強化し、1.32インチの有機ELサブディスプレイを搭載。
デザインを近未来的でメカニカルなものに変えたことで話題になっています。
もちろん、ナイトビジョンカメラ搭載で、暗闇も明るく撮影できますよ。
それでは早速どんなスマートフォンなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:DOOGEE S200,Rugged phone
違い1:高精細な2.4K液晶でリフレッシュレート 120Hzに対応
新モデル「DOOGEE S200」は6.72インチ(解像度1080 x 2400 px)のIPSディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは画面比率 86%の高精細でワイドな2.4K液晶で、1600万色の発色数に対応した色鮮やかな映像を映し出せます。
また、リフレッシュレート 120Hzに対応。ゲームや動画などの動きの激しいシーンでも、残像の少ない滑らかな映像を再生できます。
一方、前モデル「DOOGEE S100」は6.58インチ(解像度1080 x 2408 px)のIPSディスプレイを搭載していました。
新モデルは前モデルよりも大型化し、リフレッシュレート 120Hzに対応したことで、見やすさが大幅に向上しています。
1.32インチのAMOLE Dサブ ディスプレイ付き
新モデル「DOOGEE S200」は背面に1.32インチ(解像度466 x 466 px)のAMOLED ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは時計やコンパス、音楽の再生/停止、バッテリ残量の確認などを表示できます。
また、表示内容をカスタマイズすることが可能で、特定の写真やテキストを表示させておくこともできます。
一方、前モデル「DOOGEE S100」はサブディスプレイを搭載していませんでした。
違い2:MediaTek Dimensity 7050の性能とAntutuベンチマーク
新モデル「DOOGEE S200」はMediaTek Dimensity 7050 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは6nmプロセスで製造された8コア、最大2.6GHz駆動のCPUを搭載し、ゲームに最適化されています。
Antutuベンチマーク
新モデル「DOOGEE S200」はMediaTek Dimensity 7050 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 60万(619369) 前後 を記録しています。
同じプロセッサは「Blackview BL8000」にも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「577577」、CPUで「177143」、GPUで「113381」、MEMで「151859」、UXで「135194」
一方、前モデル「DOOGEE S100」はMediaTek Helio G99 搭載で、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 40万 前後を記録していました。
新モデルは前モデルよりもスコアが20万向上し、大幅に性能が向上しているといえます。
MediaTek Dimensity 7050性能を比較
Threadsで見る
MediaTek Dimensity 7050の性能は、Antutuベンチマーク結果が約60万点であり、MediaTek Dimensity 8050やMediaTek Dimensity 8020といった上位モデルには及ばないものの、Qualcomm Snapdragon 7 Gen1やMediaTek Helio G99よりも高いスコアを示しています。
これは、Dimensity 7050がミッドレンジ帯のSoCとして、バランスの取れた性能を持っていることを示唆しています。
具体的な性能差としては、Dimensity 8050は約33%、Dimensity 8020は約17%、Dimensity 7050よりも高いスコアを出しています。一方、Snapdragon 7 Gen1は約11%、Helio G99は約33%、Dimensity 7050よりも低いスコアとなっています。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- MediaTek Dimensity 8050 (OUKITEL WP30 Pro)・・・Antutu:Antutu:80万
- MediaTek Dimensity 8020 (Blackview BL9000)・・・Antutu:Antutu:70万
- Qualcomm Snapdragon 7 Gen1 (TORQUE G06)・・・Antutu:67万 前後
- MediaTek Dimensity 7050 (DOOGEE S200/Blackview BL8000)・・・Antutu:60万
- MediaTek Helio G99 (DOOGEE S100/Unihertz TANK/Blackview N6000/OUKITEL WP27)・・・Antutu:40万 前後
- Dimensity 6100+ (OUKITEL WP35)・・・Antutu:38万 前後
- MediaTek Dimensity 700 (DuraForce EX)・・・Antutu:35万 前後
- UNISOC T606 (OUKITEL G1/OUKITEL WP32/UMIDIGI G5 Mecha)・・・Antutu:26万 前後
- MediaTek Helio G72 (Blackview BV5300 Plus)・・・Antutu:25万 前後
- Helio P60 (UMIDIGI BISON X20)・・・Antutu:24万 前後
- MediaTek MT8788 (OUKITEL WP36)・・・Antutu:22万 前後
以上のことから、Dimensity 7050は、重いゲームを快適にプレイしたいというユーザーには不向きかもしれませんが、一般的なアプリやウェブブラウジング、動画視聴などには十分な性能を持っていると言えるでしょう。
ただし、Antutuベンチマークはあくまでも参考値の一つであり、実際の使用感とは異なる場合があります。最終的には、自分の使い方や求める性能に合わせてSoCを選ぶことが重要です。
グラフィック性能
内蔵のGPUは ARM Mali-G68 MC4で、ゲームのパフォーマンスを向上させる「MediaTek HyperEngine」に対応。
AI アクセレレーター「MediaTek NPU 550」を搭載し、AIにおける学習・推論処理の高速化もサポートしています。
一方、前モデル「DOOGEE S100」はMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載していました。
このプロセッサは6nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUを搭載し、省電力でパワフルに動作するという特徴がありました。
内蔵のGPUはARM Mali-G57 MC2で、MediaTek HyperEngine 2.0 Lite ゲーミングテクノロジーに対応しています。
ゲーム性能
MediaTek Dimensity 7050はゲームに適したパワフルな性能なため、プレイできるゲームはたくさんあります。
各ゲームのフレームレートは以下の通りです。
<高負荷なゲームタイトルのFPS>
- 原神: 30-40FPS (低設定)オープンワールドRPG。広大なマップを探索し、元素を駆使した戦闘を楽しむ。非常に高いグラフィック性能が要求されるため、Dimensity 7050では低設定でのプレイが推奨される。
- タワーオブファンタジー: 40-50FPS (中設定)アニメ調のグラフィックが特徴的なオープンワールドRPG。原神ほどではないが、高画質でプレイするにはDimensity 7050では性能不足を感じることがある。
- 鳴潮 (Wuthering Waves): 30-40FPS (低設定)原神と同じく、高いグラフィック性能が要求されるオープンワールドRPG。Dimensity 7050では低設定でのプレイが限界となる可能性がある。
<中程度の負荷のゲームタイトルのFPS>
- Apex Legends Mobile: 50-60FPS (低設定)・・・バトルロイヤルシューティングゲーム。Dimensity 7050では、低設定であれば60FPSに近いフレームレートでプレイできる可能性がある。
- PUBG Mobile: 40-50FPS (中設定)・・・バトルロイヤルシューティングゲーム。Apex Legends Mobileよりも軽い処理で動作するため、中設定でも比較的快適にプレイできる。
- Call of Duty: Mobile: 50-60FPS (低設定)・・・FPSゲーム。Dimensity 7050では、低設定であれば60FPSに近いフレームレートでプレイできる可能性がある。
<軽いゲームタイトルのFPS>
- Minecraft: 60FPS (高設定)ブロックを積み重ねて自由に世界を創造するサンドボックスゲーム。Dimensity 7050であれば、高設定でも快適にプレイできる。
- Among Us: 60FPS宇宙船を舞台にした人狼系ゲーム。処理が軽いため、Dimensity 7050で問題なくプレイできる。
- ポケモンGO: 60FPS位置情報を利用したゲーム。処理が軽いため、Dimensity 7050で問題なくプレイできる。
違い3:最大32GBメモリと256GBストレージで快適に使用できる
新モデル「DOOGEE S200」は12GB DDR5 6400MT/s メモリを搭載しています。
LPDDR5規格は最大6.4Gbpsの高速転送が可能で、LPDDR4規格(最大3.2Gbps)よりも2倍 高速です。
また、+20GBの仮想メモリ機能で最大32GBまでメモリ容量を拡張・増設できます。
ストレージ容量は256GBで、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
一方、前モデル「DOOGEE S100」は12GBメモリ搭載で、+8GBの仮想メモリ機能で最大20GBまで拡張・増設できました。
ストレージ容量は256GB UFS2.2で、microSDカードで拡張もできるようになっています。
違い4:10100 mAhバッテリーで20日間 使用できる・33W急速充電、逆充電にも対応
新モデル「DOOGEE S200」は 容量10100 mAh のバッテリーを搭載しています。
駆動時間は、スタンバイで492時間、通話で40時間、音楽で48時間、ビデオ撮影で25時間、Webで11時間 です。
充電はType-Cを介した33W急速充電に対応しています。
また、スマホやデジカメ、ドローン、USB機器などに給電できるOTG逆充電(リバースチャージ)にも対応しています。
前モデル「DOOGEE S100」は10800mAhのバッテリーを搭載していました。
充電は66W急速充電と15Wのワイヤレス充電に対応しています。
新モデルは前モデルよりも充電のスピードが遅くなり、ワイヤレス充電に対応しなくなっています。
違い5:100MPの3眼カメラ・ナイトビジョンとマクロ撮影に対応・前面は20MP
新モデル「DOOGEE S200」は背面に100MP + 20MP + 2MPの3眼亀rを搭載しています。
背面の100MP メインカメラはAI対応で、一億画素の超高解像度撮影が利用できます。
また、20MPのサブカメラはナイトビジョン用で、完全な暗闇でも明るく撮影できます。
残りの2MPカメラはマクロ撮影用で、被写体に近づいて大きく撮影できます。
そのほか、背面カメラの両脇には赤外線フラッシュが搭載されています。ナイトモードもあるため、夜景もキレイに撮影できます。
前面カメラは20MP (2000万画素)で高精細なポートレート撮影が利用できます。
動画撮影は4K 画質に対応しています。
<カメラの仕様>
- 1.背面の100MP・・・AI ウルトラクリア カメラ
- 2.背面20MP・・・ナイトビジョン カメラ
- 3.背面の2MP・・・マクロカメラ
- 4.前面の20MP・・・フロントカメラ
動画撮影・・・4K 対応
カメラの機能・・・赤外線フラッシュ、HDR、フィルター、AI カメラ、ウォーターマーク、ナイトビジョン、ビデオ、画像、UHD、ナイトモード、プロモード、ポートレート、Gif パノラマ、インテリジェント スキャン
一方、前モデル「DOOGEE S100」は背面に108MP+20MP+16MPの3眼カメラを搭載していました。
前面は32MPで、2Kビデオ撮影に対応しています。
新モデルは前モデルにあった超広角撮影が利用できなくなっています。
また、マクロ用のカメラが16MPから2MPに変更。
前面カメラが32MPから20MPに変更されるなど、性能が下がっています。
違い6:高強度チタン合金を採用した近未来的なデザイン・厚さは16.0 mm
新モデル「DOOGEE S200」は近未来的でメカニカルなデザインを採用しています。
また、ボディには頑丈で軽い航空宇宙グレードの高強度チタン合金を採用。
コーニング製の高強度カバーガラスも採用しています。
サイズは 179.5 x 82.5 x 16.0 mmです(※重量は非公開)。
一方、前モデル「DOOGEE S100」はサイズ 178.4 x 83.1 x 17.9 mmでした。
新モデルの方が大きいサイズですが、厚さは1.9mmも薄くなっています。
「DOOGEE S100」から引き継いだメリット
新モデル「DOOGEE S200」が前モデル「DOOGEE S100」から引き継いだメリットを紹介します。
メリット1:IP68/IP69K防水防塵とMIL-STD-810Hに対応・登山でも使用できる
新モデル「DOOGEE S200」はIP68/IP69K防水防塵とMIL-STD-810Hに対応しています。
IP68の防水防塵は、防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」であることを表しています。
具体的には、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。
また、IP69Kの「IP6」は粉塵混入に対する最高レベルの保護を意味し、
「9K」は高圧の水分混入、またはスチームなどのクリーニングにおいても混入を防ぐ最大レベルの保護を意味します。
MIL-STD-810Hはアメリカの規格で、過酷な環境条件などにおいても耐えうることをテストしたものです。
この規格に対応したデバイスは最高レベルの耐久性(耐寒、耐熱、耐衝撃性能など)を持っていることを意味しています。
登山など過酷な自然環境下でも、故障のリスクを心配することなく、安心して使用できます。
メリット2:SIMフリーの5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth、5衛星測位のGPSを利用できる
新モデル「DOOGEE S200」はSIMフリーの5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。
また、Wi-Fi 6に対応し、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信が利用可能。
Bluetooth 対応でワイヤレスのヘッドホン、イヤホン、ゲームパッド、スピーカーなどとも接続できます。
そのほか、5つの衛星測位(GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/A-GPS)に対応。
より正確な位置情報をもとにしたGPSナビゲーションを利用できます。
メリット3:Google Payの電子マネー決済を利用できる
新モデル「DOOGEE S200」はNFCに対応し、Google Payの電子マネー決済に対応しています。
電子マネー決済には、Suica、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay、iDなどがありますが、
日本のFelicaに対応していないため、それらは利用できません。
メリット4:サイド指紋認証を利用できる
新モデル「DOOGEE S200」はサイド指紋認証に対応しています。
側面の電源キーをタッチするだけで安全かつスピーディにログインできます。
「DOOGEE S200」のデメリット
「DOOGEE S200」のデメリットを紹介します。
デメリット1:超広角撮影が利用できない
「DOOGEE S200」はマクロ撮影は利用できますが、超広角撮影は利用できません。
風景や集合写真などでワイドに撮影できないので不便です。
一方、前モデル「DOOGEE S100」は16MPカメラで超広角撮影が利用できました。
デメリット2:3.5mmイヤホンジャックがない
「DOOGEE S200」は前モデルと同じく、3.5mmイヤホンジャックがありません。
利用するには、別途Type-C変換アダプタが必要になります。
デメリット3:ワイヤレス充電が利用できない
「DOOGEE S200」はワイヤレス充電に対応していません。
一方、前モデル「DOOGEE S100」は15Wのワイヤレス充電に対応していました。
「DOOGEE S200」のスペック
- ディスプレイ 6.72インチ、解像度1080 x 2400 px
※2.4K/画面比率 86%/コントラスト比 1400:1 /1600万色 - サブディスプレイ 1.32インチ、解像度466 x 466 pxのAMOLED
- リフレッシュレート 120Hz
- プロセッサ MediaTek Dimensity 7050
※6nm/64bit/8コア/最大2.6GHz - CPU Arm Cortex-A78 @ 2.6GHz Arm Cortex-A55 @ 2.0GHz
- GPU Arm Mali-G68 MC4
- RAM(メモリ)12GB DDR5 6400MT/s
- 拡張メモリ +20GBで最大32GB
- ストレージ 256GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
- バッテリー 10100 mAh
- 駆動時間 スタンバイで492時間、通話で40時間、音楽で48時間、ビデオ撮影で25時間、Webで11時間
- 充電 33W急速充電、OTG逆充電(リバースチャージ)
- 背面カメラ 100MP + 20MP + 2MP
- 前面カメラ 20MP
- 動画撮影 4K 対応
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth
- 衛星測位 GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/A-GPS
- NFC/Google Pay 対応
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- センサー 指紋、近接、環境光、ジャイロ、加速度、デジタルコンパス、気圧計、赤外線
- スピーカー 高音質 スピーカー
- マイク 内蔵
- 防水防塵 IP68/69K
- 耐久性 MIL-STD-810H
- アウトドアツール 対応
- 生体認証 サイド指紋認証
- 筐体 ドラゴンスケールアーキテクチャ、航空宇宙グレードの合金素材、航空宇宙グレードの高強度チタン合金、コーニング製の高強度カバーガラス
- OS Android 14
- サイズ 179.5 x 82.5 x 16.0 mm
- 重量 非公開
- カラー シルバー(Knight Silver)、グレー(Armor Gray)
- 付属品 Type-C USBケーブル x1、33W充電器、スクリーンプロテクター x1、ユーザーマニュアル(説明書) x1、保証書 x1、PEバッグ x1、箱 x1
- SIMカード Nano SIM
対応バンド
「DOOGEE S200」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G NR: N1/N3/N7/N28/N38/N41/N77/N78/N79
4G FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66 TDD: B34/38/39/40/41
3G WCDMA: V1/2/4/5/6/8/19 CDMA: BC0/BC1/BC10
2G GSM: B2/3/5/8 サポートEDGE/GPRS
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
対応バンドの詳細
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか、調べてみました。
各キャリアの主要バンドとの対応状況は以下の通りです。
ドコモ回線
- 4G: 主要バンドであるB1、B3、B19、B21に対応しています。プラチナバンドB19にも対応しているので、繋がりやすさにも期待できます。
- 5G: n77、n78、n79に対応しており、ドコモの5G主要バンドをカバーしています。
au回線
- 4G: 主要バンドであるB1、B18、B26に対応しています。 また、繋がりやすさに影響するプラチナバンドB18にも対応しています。
- 5G: n77、n78に対応しており、auのSub6の主要バンドをカバーしています。
ソフトバンク回線
- 4G: 主要バンドであるB1、B3、B8に対応しています。プラチナバンドB8にも対応しているので、繋がりやすさにも期待できます。
- 5G: n77に対応しており、ソフトバンクのSub6の主要バンドをカバーしています。
楽天モバイル回線
- 4G: 主要バンドであるB3、B18に対応しています。パートナー回線エリア(au)のプラチナバンドB18にも対応しているので、繋がりやすさにも期待できます。
- 5G: n77、n78に対応しており、楽天モバイルのSub6の主要バンドをカバーしています。
結論
対応バンドは、日本の主要4キャリアの主要バンドに対応しており、問題なく通信、通話できる性能を持っています。
ただし、上記は主要バンドとの対応状況であり、全てのバンドに対応しているわけではありません。念のため、各キャリアの公式情報も確認してから購入してください。
「DOOGEE S200」の評価
6つの基準で「DOOGEE S200」を5段階で評価してみました。
- スペック:★★★★
- 耐久性:★★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★
- デザイン:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
2023年2月に発売された「DOOGEE S100」の後継モデルになります。デザインを一新し、新しいプロセッサを採用。1.32インチのサブディスプレイを備えるなど機能性も充実しています。
注目すべき点は3点あります。
一点目はサブディスプレイが搭載されていることです。
前モデルにはなかったもので、時計(デザインの変更が可能)や音楽コントロール、
バッテリー残量の確認、写真(画像)・テキストの表示などに活用できます。
同様の機能は「Blackview BL8000」、「OUKITEL WP30 Pro」、「Blackview BL9000」などにも搭載されていますが、
やはりメインディスプレイのロック解除なしで利用できる点が便利です。
コンパスや高度計、虫眼鏡などのアウトドアツールを表示できるようで、登山などでも重宝しそうです。
2点目は10100 mAhバッテリーを搭載しつつ、厚さ16mmのボディになっていることです。
重量は公開されていませんが、従来の大容量バッテリー搭載スマホよりも圧倒的に薄くできています。
また、スタンバイで492時間(約20日間)もできる点も魅力的です。
大災害時にメインで使っているスマホのバッテリーがきれたとき、
サブでこうしたバッテリー駆動時間が長いスマホを持っているときっと役立つはずです。
三点目は防水防塵に対応したスマホでありながらも、デザイン性に優れていることです。
最近では「OUKITEL WP35」などデザインにこだわったタフネススマホも出てきましたが、
「DOOGEE S200」は近未来的なデザインでかなりインパクトが強烈です。
これを電車の中で鞄の中から出したら、おそらく周囲の人全員が驚くことでしょう。
それぐらい強烈なインパクトをもつデザインです。
(まとめ)
「DOOGEE S200」はハイスペックなだけでなく、デザイン性に優れ、サブディスプレイも使えるなど機能性にも優れています。
バッテリー寿命も非常に長いので、災害用として使える2台目のサブスマホとして十分に活用できそうです。
「DOOGEE S200」の発売時の価格は31,285円(AliExpress)です。
日本のAmazonなどで販売されると7万円以上になるかもしれないですが、
海外ストアだととっても安くてお買い得ですね。
災害用のサブスマホとして使える高性能な防水スマホを探している人におすすめです。
「DOOGEE S200」の価格・販売先
DOOGEE公式ストア
58,700円(※割引クーポン付き)
で販売されています。
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AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

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おすすめの類似製品を紹介
「DOOGEE S200」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「DOOGEE Blade GT」
DOOGEEから発売された6.72インチの5Gスマートフォンです。
MediaTek Dimensity 7050、12GBメモリ、フルHD+液晶、256GBストレージ、5500 mAhバッテリー、背面48MP + 5MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。
また、RGBライト機能、リフレッシュレート 120Hz、AIカメラ機能、18W急速充電、1216 レベル リニア防水スピーカー(スマート PA 付き)、バッテリー節約モード(省電力モード)、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H準拠、顔認証、指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi: 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、AliExpressで54,543円、です。
関連記事:防水防塵で光る!DOOGEE Blade GTの性能を徹底レビュー
「Blackview BV8100」
Blackviewから発売された6.5インチの4G スマートフォンです。
Android 14 ベースのDoke-OS 4.0、MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、2.4K液晶、256GB UFS 2.1ストレージ、8800 mAhバッテリー、背面50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ、ジャイロスコープを搭載しています。
また、デュアルLEDライト(照明モード、SOSモード)、45W急速充電、リバースチャージ(5W逆充電)、カスタマイズキー、グローブモード、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、冷却システム、ゲームモード、NFC/Google Pay、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで54,900円(税込)、楽天市場で62,403円(送料無料)、AliExpressで29,740円、です。
関連記事:「Blackview BV8100」と9300 Pro、BL8000の違い
「OUKITEL WP35」
OUKITELから発売された6.6インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 6100+、8GB LPDDR4X メモリ、2.4Kの液晶、256GB UFS2.2ストレージ、11000 mAhバッテリー背面 64MP + 8MP +2MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ搭載で、
最大24GBまでのメモリ拡張、ダイヤモンドパターンのデザイン、18W 急速充電、IP68/IP69K 防水防塵、MIL-STD-810H、最大2TBまでのストレージ拡張、FMラジオ、指紋認証、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG) 、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSに対応しています。
価格は、Amazonで39,900円(税込・10,000円OFF)、楽天市場で47,125円(送料無料)、AliExpressで22,666円、米国 Amazon.comで$269.99、です。
関連記事:防水でオシャレ「OUKITEL WP35」のメリット・デメリットを解説
「FOSSiBOT F109」
FOSSiBOTから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 6300、8GB LPDDR4X、HD+液晶、1.32インチのサブ液晶、256GB UFS ストレージ、10600 mAhバッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面16MP + 5MPの2眼カメラ、ジャイロスコープ、コンパスを搭載しています。
また、最大16GBまでのメモリ拡張、カスタマイズキー、18W急速充電、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、強化ガラス「ドラゴントレイル」、FMラジオ、指紋認証、顔認証、最大2TBまでのストレージ拡張、USB 2.0 Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、AliExpressで22,059円、です。
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