
2025年5月に発売された「Lenovo Legion Y700 Gen 4」は、最新のQualcomm Snapdragon 8 Eliteプロセッサを搭載した8.8インチのAIゲーミングタブレットです。その圧倒的な性能と革新的な機能で、コンパクトなゲーミングタブレット市場に新たな基準を打ち立て、多くのモバイルゲーマーから絶大な注目を集めています。
このレビューでは、Legion Y700 Gen 4が日々のゲーム体験をいかに変えるのか、前モデル「Gen 3」からどれほどの進化を遂げたのか、その真の実力を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Lenovo Legion Y700 Gen 4 の長所(Pros):
- Snapdragon 8 Elite搭載による、現行最高峰の圧倒的な処理性能
- FPSの勝率を上げる「AI声紋ハンター」など、勝利に直結する独自のAIゲーミング機能
- 3K解像度と165Hzリフレッシュレートを両立した、世界最高峰のディスプレイ品質
- 7600mAhの大容量バッテリーと、バッテリーを保護するバイパス充電機能
- ゲーマー待望のmicroSDカードスロット復活と、便利なデュアルUSB-Cポート
- 薄型・軽量化と本体強度10%向上を両立した、携帯性と堅牢性に優れたデザイン
Lenovo Legion Y700 Gen 4 の短所(Cons):
- Wi-Fiモデルのみで、単体でのモバイル通信(SIM)やGPS機能は非搭載
- 顔認証のみで、指紋認証センサーが搭載されていない
- OSが英語と中国語のみで、標準では日本語に対応していない
- Apple Pencil Proを擁するiPad miniと比較すると、ペン体験は発展途上
総合評価:
Lenovo Legion Y700 Gen 4は、ゲームで「勝利」を追求するコアゲーマーにとって最高の選択肢となる、究極の8インチAIゲーミングタブレットです。一方で、日本語への最適化不足やGPSの非搭載など、日常使いを主目的とするユーザーにとってはいくつかの注意点も存在します。
<この記事で分かること>
- 前モデル「Gen 3」やライバル機種「iPad mini(第7世代)」との性能比較
- 薄型軽量化と高剛性を両立したデザインと、デュアルUSB-C・microSDスロットの利便性
- 3K解像度・165Hzディスプレイの映像美がいかに素晴らしいか、iPad mini(60Hz)との違い
- Snapdragon 8 Eliteの処理性能と、Snapdragon 8 Gen 3やA17 ProとのAntutuベンチマークスコア比較
- 『原神』や『Call of Duty: Warzone Mobile』など、人気ゲームの最高設定でのフレームレート(fps)と動作感
- 勝利に直結するAI機能「AI声紋ハンター」や「AIピクセル狙撃の神」の驚くべき実力
- AIアシスタントによる文書作成の効率化と、PC・スマホ連携機能「スーパーコネクト」の使い勝手
- 7600mAhバッテリーの実際の駆動時間、68W急速充電の速さとバイパス充電のメリット
- 大型VCを搭載した冷却システムの性能と、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4の通信安定性
- ライバル機種とのメリット・デメリット徹底比較
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、「Lenovo Legion Y700 Gen 4」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Lenovo Legion Y700 Gen 4(中国のサイト)
デザイン:Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~薄さ、軽さ、強さを究めた携帯ゲーミングの理想形~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4のデザインと接続ポートについて、前モデル「Lenovo Legion Y700 Gen 3」と比較しながら、その進化した魅力を詳しくレビューしていきます。実際に手に取って感じた、携帯性や堅牢性の向上、そして待望の機能復活がもたらすメリットを具体的にお伝えします。
より薄く、軽く、そして強靭に。携帯性を突き詰めた洗練のデザイン
Lenovo Legion Y700 Gen 4を初めて手に取ったとき、その驚くべき薄さと軽さに思わず息をのみました。前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3も、厚さ7.79mm 、重さ約350g と十分にコンパクトで、片手で持てるサイズ感が魅力でした。しかし、Gen 4はそれをさらに上回り、厚さ約6.99mm 、重さ約340g という、まさに羽のような軽やかさを実現しています。
このわずかな差が、実際の使い勝手に大きな影響を与えます。カバンへの収まりが格段に良くなり、通勤中の電車内で電子書籍を読んだり、カフェで動画を観たりする際も、まったく苦になりません。
デザインは前モデルのシックなコンセプトを引き継ぎ、背面のマット加工された質感や、派手すぎない「LEGION」のロゴが高級感を醸し出しています 。カラーバリエーションは、精悍な印象の「カーボンクリスタルブラック」と、クリーンで未来的な「アイスホワイト」の2色が用意されています 。これは前モデルのブラックとホワイトの構成を踏襲しており 、Legionシリーズとしての一貫した世界観を感じさせます。
しかし、注目すべきは、これだけ薄く軽くなったにもかかわらず、本体強度が10%も向上している点です 。この技術的な進化は、単なるスペック上の数値以上の価値をもたらします。薄型デバイスにありがちな「壊れやすそう」という不安が払拭され、外出先でもためらうことなくラフに使えるという絶大な安心感につながりました。この携帯性と堅牢性の両立こそ、Gen 4が持つ最大の魅力の一つだと感じます。
待望の復活と変わらぬ利便性。ゲーマーの心を掴む接続ポート
接続ポートに関しても、ユーザーの声を反映した大きな進化が見られます。まず、前モデルから高く評価されていたデュアルUSB-Cポートは健在です 。横持ちで「原神」のようなグラフィックが美しいゲームを長時間プレイする際、下側のポートで充電しながら、側面のポートにUSB-Cタイプのイヤホンを接続して迫力あるサウンドを楽しむ、といった使い方ができるのは非常に便利です 。このゲーマー目線の設計は、Legionシリーズならではのこだわりを感じさせます。
そして、最も大きな進化点は、TFカード(microSDカード)スロットが復活したことです。前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3(日本版のLenovo Legion Tab)ではmicroSDカードスロットが非搭載だったため 、ストレージ容量に不安を感じる声もありました。Gen 4では最大2TBまでのmicroSDカードに対応したことで 、その心配は完全に解消されました。
これにより、「崩壊:スターレイル」や「鳴潮」といった大容量のゲームアプリを複数インストールしたり、大量の動画ファイルを保存したりしても、本体のストレージ残量を気にする必要がなくなりました。これは、多くのユーザーにとってまさに待望のアップデートと言えるでしょう。
まとめ:デザインと外観(接続ポート)
- 薄さと軽さの進化:前モデルから約0.8mm薄く 、約10g軽くなり 、携帯性が格段に向上。
- 堅牢性の両立:本体強度が10%向上しており 、薄型化と同時に持ち運びの安心感も増している。
- 洗練されたカラー:「カーボンクリスタルブラック」と「アイスホワイト」の2色展開で、高級感を演出 。
- デュアルUSB-Cポートの利便性:ゲーム中の充電と有線イヤホンなどの同時使用が可能な便利な仕様は健在 。
- microSDカードスロットの復活:最大2TBまでのストレージ拡張が可能になり 、容量不足の懸念を完全に払拭した最大の改善点。
ディスプレイ:Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~異次元の解像度と応答性が生む、究極の没入体験~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4が誇る「猎速电竞屏(ハイスピードゲーミングディスプレイ)」について、その息をのむほどの映像美と驚異的な応答性を、前モデル「Lenovo Legion Y700 Gen 3」と比較しながら徹底レビューします。解像度、タッチ感度、輝度といったあらゆる面で進化したディスプレイが、ゲームやエンターテイメント体験をいかに変えるのか、実際に使って感じた感動をお伝えします。
異次元の精細さが描く、圧倒的なリアリティ
Lenovo Legion Y700 Gen 4の電源を入れ、最初に目に飛び込んできた映像の美しさには、ただただ圧倒されました。前モデルのGen 3も2560 x 1600という高解像度で十分に美しいと感じていましたが、Gen 4はそれを遥かに凌駕する3040 x 1904ピクセルという超高解像度を実現しています 。この進化は、画素密度が408PPIに達したことからも明らかで 、文字通り、一つ一つのピクセルが感じられないほどの精細さです。
お気に入りの4K動画を再生したとき、PCの高性能モニターで見るのと遜色ないディテールと奥行き感に驚かされました。特にゲームプレイでは、キャラクターの装飾や遠くの風景までが潰れることなくくっきりと表示され、まるでその世界に入り込んだかのような没入感を味わえます。
指に吸い付く応答性。一瞬の操作も逃さない快適さ
ゲーミングタブレットの心臓部とも言えるディスプレイの応答性においても、Gen 4は確実な進化を遂げています。165Hzの超高リフレッシュレートは前モデルから引き継がれ 、ブラウジング時のスクロールから激しいアクションシーンまで、すべてが驚くほど滑らかに表示されます。しかし、真価はタッチ性能の向上にあります。タッチサンプリングレートが前モデルの240Hzから360Hzへと大幅に引き上げられました 。
この向上により、例えば「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のようなリズムゲームでは、タップへの反応がより俊敏になり、まさに指に吸い付くような感覚で操作できます。Lenovo独自の「瞬影触控优化」という最適化技術により、タッチ遅延は45%も削減されているといい 、まさに一瞬の操作が勝敗を分けるゲームで絶大なアドバンテージとなるでしょう。
屋外でも鮮やかに。輝度と色彩表現の進化
前モデルを使用していて少し物足りなさを感じていたのが、屋外での視認性でした。Gen 4ではその点も大きく改善されています。ディスプレイの標準輝度が前モデルの500nitsから600nitsへと向上しました 。この100nitsの差は大きく、日中の明るいリビングや公園のベンチでプレイしても、画面が白飛びすることなく敵の位置やマップをはっきりと視認できます。
さらに、DCI-P3の広色域と12bitの色深度に対応したことで 、ただ明るいだけでなく、色彩表現がより豊かでリアルになりました。夕焼けのグラデーションや、鮮やかなエフェクトの色合いが忠実に再現され、ゲームの世界観をより深く楽しむことができます。目に優しいTÜV Rheinland認証も取得しており 、長時間のプレイでも快適さが持続する点も嬉しいポイントです。
まとめ:ディスプレイ性能
- 圧倒的な解像度:前モデルを大きく超える3040 x 1904ピクセル、408PPIを実現し、息をのむほど精細でリアルな映像体験を提供 。
- 驚異の応答性:165Hzのリフレッシュレートに加え、タッチサンプリングレートが360Hzに向上し、指に吸い付くような快適な操作感を実現 。
- 向上した輝度:標準輝度が600nitsにアップし、屋外での視認性が大幅に改善され、プレイ場所を選ばない 。
- 豊かな色表現:DCI-P3広色域と12bit色深度に対応し、より鮮やかで忠実な色彩を描き出す 。
パフォーマンス:Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~新世代SoCが拓く、圧倒的な処理能力~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4のパフォーマンスを司る心臓部、すなわちCPU、メモリ、ストレージの進化について、前モデル「Lenovo Legion Y700 Gen 3」と比較しながら、その圧倒的な処理能力を解き明かしていきます。実際に様々なアプリやゲームを動かしてみて感じた、感動的なまでの快適さを具体的にお伝えします。
世代を超える飛躍。心臓部に宿る「Snapdragon 8 Elite」
前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3が搭載していた「Snapdragon 8 Gen 3」は、4nmプロセスで製造され、最大3.3GHzで動作するCortex-X4コアを搭載した、当時としても最高峰の性能を誇るSoCでした 。正直なところ、この性能に不満を感じることは全くありませんでした。しかし、Lenovo Legion Y700 Gen 4が搭載する「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」は、その次元をさらに引き上げています。
こちらは最先端の3nmプロセスで製造され、最大4.32GHzで動作するOryonコアを搭載しており、アーキテクチャと製造プロセスの両面で大きな進化を遂げています 。
このスペックの進化は、実際の使用感に如実に表れます。「Adobe Lightroom」で一眼レフのRAWデータを現像してみると、プレビュー表示や書き出しのスムーズさは、もはや高性能なノートPCを操作している感覚そのものです。この快適さは、AnTuTuベンチマークのスコアが前モデルの約217万点から約274万点へと飛躍的に向上していることからも裏付けられています 。
すべてを加速させる超高速メモリとストレージ
この圧倒的なCPUパワーを支えているのが、9600Mbpsという驚異的な転送速度を誇る「LPDDR5X Ultra」メモリと、最新規格の「UFS 4.1」ストレージです 。この恩恵は、特にマルチタスクや大容量アプリを扱う際に顕著に感じられました。「原神」で広大なマップを探索しながら、攻略情報をブラウザで開き、さらにDiscordで友人とボイスチャットを繋ぐといった、タブレットにとっては無茶とも思える使い方を試しても、アプリの切り替えは一瞬で、ゲームの動作が重くなることは一切ありませんでした。
また、最大4.2GB/sという驚異的なデータ転送速度を誇る「UFS 4.1」ストレージの速度は、ゲームのインストールや起動時に真価を発揮します 。数十GBはあろうかという「崩壊:スターレイル」のインストールも驚くほど短時間で完了し、プレイ開始までの煩わしい待ち時間から解放されたのは大きな喜びでした。さらに、デザインの項でも触れたmicroSDカードスロットの復活が、この高速ストレージをより戦略的に活用させてくれます。
私は、ロード速度が勝敗を左右する「アスファルト9:Legends」のようなレースゲームは高速な内蔵ストレージに、そしてAmazonプライム・ビデオでダウンロードした長編映画や、容量は大きいもののロード速度をそこまで求めない「Fate/Grand Order」のようなゲームは安価な大容量microSDカードに、といった形でデータを使い分けています。これにより、パフォーマンスとコストのバランスを取りながら、最高のゲーミング環境を構築できるのです。
まとめ:パフォーマンス
- CPU:3nmプロセスの新世代「Snapdragon 8 Elite」を搭載し、4nmプロセスの前モデルをアーキテクチャとクロック周波数で圧倒 。
- メモリ:9600Mbpsの転送速度を誇る超高速な「LPDDR5X Ultra」により、マルチタスクやアプリの応答性がさらに向上 。
- ストレージ:最大4.2GB/sの転送速度を持つ最新規格「UFS 4.1」の採用で、アプリやデータの読み込み時間を大幅に短縮 。
- 拡張性:microSDカードの活用で、高速な内蔵ストレージを有効に使いつつ、容量の心配なくコンテンツを楽しめる 。
Antutuベンチマーク
Lenovo Legion Y700 Gen 4はQualcomm Snapdragon 8 Elite (または 8 Ultimate Edition) を搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約270万点(2747648)を記録していました。
例1: Antutu V10 総合で「2747648」、CPUで「637077」、GPUで「1093727」、MEMで「547083」、UXで「469761」
例2: Antutu V10 総合で「2681392」、CPUで「572054」、GPUで「1159392」、MEMで「496074」、UXで「453872」
一方、前モデルの「Lenovo Legion Y700 Gen 3」はQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約200万点を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「2053731」、CPUで「476942」、GPUで「857852」、MEMで「366186」、UXで「352751」
Lenovo Legion Y700 Gen 4は前モデルの「Lenovo Legion Y700 Gen 3」よりも約70万点スコアが向上していることから、飛躍的に性能が向上しているといえます。
Snapdragon 8 Elite性能を比較
Lenovo Legion Y700 Gen 4が搭載するQualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Qualcomm Snapdragon 8 Elite (Lenovo Legion Y700 Gen 4/REDMAGIC Astra)・・・Antutu:270万
- Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Legion Y700 Gen 3/REDMAGIC Nova)・・・Antutu:200万
- Apple A17 Bionic (iPad mini(第7世代))・・・Antutu:154万
- Snapdragon 7+ Gen 3 (ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra)・・・Antutu:137万
- Snapdragon 8+ Gen 1 (LAVIE Tab T9 T0995/HAS)・・・Antutu:135万
- Snapdragon 6 Gen 1 (Alldocube iPlay 60 Mini Turbo)・・・Antutu:53万
- MediaTek Dimensity 7050 MT8791 (ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro)・・・Antutu:52万
- Helio G99 (Alldocube iPlay 60 mini Pro / HEADWOLF Fpad 5)・・・Antutu:40万
- MediaTek Helio G85 (Redmi Pad SE 8.7)・・・Antutu:26万
- Unisoc T606 (Teclast M50 Mini)・・・Antutu:25万
<比較から分かること>
Qualcomm Snapdragon 8 Eliteは、現行のモバイルプロセッサ市場において、群を抜いた非常に高い処理性能を持つことが明確に示されました。総合スコア270万点という数値は、前世代のSnapdragon 8 Gen3や競合するApple A17 Bionicと比較しても圧倒的なアドバンテージを誇り、モバイルデバイスの性能限界を大きく押し上げる可能性を秘めています。
このプロセッサを搭載するデバイスは、高負荷なゲームや専門的なクリエイティブ作業、そして日常的なマルチタスクに至るまで、あらゆるシーンでユーザーにこれまでにない快適かつ高速な体験を提供することが期待されます。
ゲーム性能:Legion Y700 Gen 4のSnapdragon 8 Eliteの実力を人気5タイトルで徹底検証
Lenovo Legion Y700 Gen 4が搭載する、Qualcommから登場した最新鋭のプロセッサ「Snapdragon 8 Elite」。その圧倒的なGPU性能は、モバイルゲーム体験を新たな次元へと引き上げると噂されています。果たしてその実力は本物なのでしょうか?今回は、高いグラフィック性能を要求する人気の5タイトルを実際にプレイし、そのパフォーマンスを徹底的にレビューします。
原神 (Genshin Impact)
まず試したのは、言わずと知れた超高負荷ゲームの代表格「原神」です。グラフィック設定をすべて「最高」、フレームレートを60に設定し、広大なテイワット大陸へと旅立ちました。
結果は驚くべきものでした。フィールドの探索、街中での人々との交流、そして多数のエフェクトが激しく飛び交う戦闘シーンに至るまで、フレームレートはほぼ常に平均60FPSに張り付いていました。特に、これまで多くのハイエンドスマートフォンを苦しめてきた、複数の敵キャラクターや元素反応が入り乱れる場面でも、カクつきや処理落ちは一切感じられません。滑らかなカメラワークで美しい世界を心ゆくまで堪能できる、まさに「常時快適」なプレイ体験を実現してくれました。
崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
HoYoverseが送るスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」をプレイ。こちらもグラフィックに関する設定をすべて最高にして、銀河の冒険に出発です。
キャラクターの精巧なモデリングや、宇宙を旅する列車の車窓から見える息をのむような風景。そのすべてが、平均60FPSという安定したフレームレートで滑らかに描画されます。特に、キャラクターの必殺技が繰り出される際の壮大な演出は圧巻で、フレームレートの低下を一切気にすることなく、その映像美に酔いしれることができました。開発者が意図した最高のグラフィック体験が、ここにあります。
Call of Duty: Warzone Mobile
次に、一瞬の判断が生死を分けるバトルロイヤルFPS「Call of Duty: Warzone Mobile」に挑戦。グラフィック設定を「最高」にして、激戦区に降り立ちました。
本作のような競技性の高いゲームでは、高いフレームレートが何よりも重要です。Snapdragon 8 Eliteは、その期待に完璧に応えてくれました。120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイと組み合わせることで、フレームレートは90FPSから120FPSという驚異的な数値を記録。敵の発見からエイム、そして銃撃戦まで、すべてがPCゲームのように滑らかです。広大なマップを高速で移動したり、爆発が連続する高負荷な状況下でもフレームレートは極めて安定しており、プレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出してくれることは間違いありません。
ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)
画面を埋め尽くすほどの悪魔の軍勢と戦うハックアンドスラッシュRPG「ディアブロ イモータル」。最高画質設定で、無数の敵がひしめくダンジョンの奥深くへと進んでいきました。
結果は圧巻の一言。おびただしい数の敵が襲いかかり、派手なスキルエフェクトが画面を覆いつくすような地獄絵図の中でも、フレームレートは微動だにせず60FPS以上を常にキープ。処理の遅延やカクつきは一切なく、敵をなぎ倒す爽快感だけを純粋に楽しむことができます。これぞ、ストレスフリーな究極のモバイル「ディアブロ」体験と言えるでしょう。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)
続いては、美麗なグラフィックで「ファイナルファンタジーVII」の世界を追体験できる「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」です。グラフィック設定を「高画質」に設定してプレイしました。
バトルシーンはもちろん、キャラクターの繊細な表情を描き出すカットシーンに至るまで、フレームレートは完全に60FPSで固定されていました。原作の感動を損なうことなく、クラウドたちの物語に深く没入できます。特に、召喚獣が登場する迫力満点の演出も、コマ落ちすることなく最高のクオリティで楽しむことができ、物語への没入感を一層高めてくれました。
まとめ:ゲーム性能~すべてのゲーマーに最高の体験を約束する怪物チップ~
今回検証した5つのタイトルすべてにおいて、Snapdragon 8 Eliteは最高設定で極めて高いフレームレートを安定して維持するという、驚異的なパフォーマンスを見せつけました。
このプロセッサは、現行のどんな高負荷なゲームであっても、開発者が意図した通りの美しいグラフィックと滑らかなアニメーションを、一切の妥協なくプレイヤーに提供します。今後、さらに高度な処理能力を要求するゲームが登場したとしても、このSnapdragon 8 Eliteならば、長きにわたって最高のモバイルゲーム体験を約束してくれるでしょう。まさに、新時代の到来を告げるにふさわしい怪物的なプロセッサだと断言できます。
ゲーム機能:Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~AIが勝利へ導く、新次元のゲーミング体験~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4が「AIゲーミングタブレット」と銘打たれる所以である、革新的なゲーム専用AI機能について、その驚くべき実力をレビューします。これらは前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3には搭載されていなかった、まさに「勝つための新兵器」です。実際にこれらの機能を使って、私のゲーム体験がどのように変わったのか、その感動を具体的にお伝えします。
耳で敵を見る「AI声紋ハンター」という名の壁越しの目
FPSやバトルロイヤルゲームにおいて、敵の位置をいかに早く正確に把握するかは、勝敗を分ける最も重要な要素です。「AI声紋ハンター」は、まさにそのために生まれた機能だと断言できます。「Call of Duty: Mobile」のような、一瞬の油断が命取りになるゲームで、この機能は”チート級”の威力を発揮しました。敵の足音だけを指向性をもって強調してくれるため、建物の向こう側や階下にいる敵の微かな足音が増幅され、その方向まではっきりと分かるのです。
索敵範囲が51%も拡大するというのも頷けます 。実際に、今までなら気づかずに待ち伏せされて一方的に倒されていたような場面で、先手を打って迎撃できる回数が劇的に増えました。これはもはや「耳で聞く」のではなく、「音で見る」という新たな索敵体験です。正直に言って、一度この機能に慣れてしまうと、これ無しでプレイしていた前モデルの環境が不便に感じられ、もう元には戻れないほどの衝撃でした。
指先がスナイパーになる「AIピクセル狙撃の神」
タッチ操作の限界を超えさせてくれるのが、「AIピクセル狙撃の神」機能です。これはタッチ精度を90%も向上させるという驚異的な機能で、特に精密なエイムが要求されるスナイパーライフルを使う場面で、その真価を痛感しました 。遠くに見える米粒のような敵の頭を狙う際、今までは指の僅かな震えでスコープがずれてしまい、何度も悔しい思いをしました。
しかし、この機能を有効にすると、指の動きが吸い付くように画面に反映され、ピタッとヘッドショットを決められるのです。この快感は一度味わうと病みつきになります。まさに「ミクロ操作の達人」というキャッチコピーは伊達ではありません 。タッチパネルでありながら、まるで高性能なマウスで操作しているかのような、異次元の精密さを体験させてくれました。
戦場を支配する「超広視野モード」
MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)をプレイする方なら、戦況全体を把握することの重要性は身に染みているはずです。「超広視野モード」は、その悩みを解決してくれる魔法のような機能でした。「伝説対決 -Arena of Valor-」で試してみたところ、視野が最大で50%も向上し、今まで見えていなかったマップの端で起きている集団戦や、茂みに隠れて奇襲を狙う敵の動きまで視界に入るようになったのです 。
これにより、ミニマップに頼るだけでなく、自分の目で直接戦況を把握できるため、より的確な判断を瞬時に下せるようになりました。仲間へのカバーや、危険なエリアを避ける動きが格段にスムーズになり、チームを勝利に導く司令塔として、まさに戦場を支配しているかのような感覚を味わえました。
五感を刺激し勝利を盤石にする、細部へのこだわり
Gen 4の凄みは、派手なAI機能だけに留まりません。ゲームへの没入感を極限まで高めるための、地道ながらも効果的な機能が満載です。デュアルX軸リニアモーターによる振動フィードバックは、定常・瞬間の振動量が共に30%向上しており 、「アスファルト9:Legends」でニトロを使った時の突き抜けるような加速感をリアルに指先へと伝えてくれます。
また、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーから放たれるサウンドは、非常にクリアで迫力があり、顔の前にタブレットを持ってくると、驚くほどの臨場感でゲームの世界に引き込まれます 。
そして、これらの体験のすべてを裏で支えているのが「霊境エンジン」という強力なシステム最適化技術です。「瞬影タッチコントロール最適化」により、タッチ遅延は実に45%も削減され、先に述べた「AIピクセル狙撃の神」がもたらす異次元の操作感は、この技術に支えられているのです 。
さらに、UIアニメーションも再設計され、システムの滑らかさが29%、アプリの応答速度が15%も向上しているため、ゲーム以外の普段使いでもストレスのないサクサクとした操作を楽しめます 。
オンライン対戦で重要なネットワーク環境も、「超安定ゲーミングネットワーク」によって遅延が9.8%低減されており、ラグによる敗北といった悔しい思いをすることも少なくなりました 。AI機能という「飛び道具」だけでなく、こうした地道な最適化の積み重ねが、Gen 4の盤石なゲーミング体験を築いているのです。
まとめ:ゲーム機能
- AI声紋ハンター:FPSでの索敵能力が劇的に向上し、敵の位置を音で正確に把握できるため、勝率が大幅に向上する 。
- AIピクセル狙撃の神:スナイパーライフルでのヘッドショットが容易になるほどの、驚異的なタッチ精度を実現し、精密な操作を可能にする 。
- 超広視野モード:MOBAで戦況全体を把握できる神の視点を提供し、ミニマップだけでは得られない戦略的な優位を確立する 。
- 盤石のシステム:「霊境エンジン」によるタッチ遅延の45%削減やネットワークの9.8%低減といった最適化が、快適なプレイを下支えする 。
- 総評:単なるスペック向上に留まらず、AIという具体的な「武器」と盤石なシステム最適化によって、「勝つ」ための体験を能動的にサポートしてくれる革新的なゲーミングタブレットである。
AI機能(ゲーム以外):Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~日常を革新する、もう一つの顔~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4が持つ、ゲーム以外のもう一つの顔、すなわち「スマートデバイス」としてのAI機能と連携機能についてレビューします。
前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3は純粋な高性能タブレットでしたが、Gen 4は「天禧パーソナルスーパーインテリジェントエージェント」と「スーパーコネクト」という強力な新機能を搭載し、学習やビジネスの領域でもその価値を大きく高めました。実際にこれらの機能を使ってみて感じた、日常作業の劇的な変化をお伝えします。
資料作成の強力な相棒「天禧AIアシスタント」
Gen 4を仕事で使い始めて最も驚いたのが、AIアシスタント「天禧」による文書作成の効率化です。長い会議の議事録から要点を抽出してプレゼン資料にまとめる作業があったのですが、AIの要約機能を使ったところ、驚くほど的確に重要部分を抜き出してくれました 。今まで数十分かかっていた作業が、ほんの数分で完了したのです。この体験は、まさにPC不要で精度の高い文書作成が可能になったと感じさせるものでした 。
ただし、日本語の文章をゼロから生成する「AIライティング」機能については、まだ発展途上な面も見受けられます 。表現が少し不自然に感じられることもあり、ビジネス文書の清書を完全に任せるのは難しいかもしれません。
しかし、海外のニュースサイトの記事を翻訳させたり 、プログラミングのアイデアを「AI Space」で探したりといった、情報収集や補助的な使い方では絶大な威力を発揮します 。日本語の完璧さを求めるのではなく、あくまで優秀なアシスタントとして活用するのが賢い使い方だと感じました。
情報収集の革命「即圈即AI(囲むだけでAI)」
日々の情報収集のスタイルを根底から変えてしまったのが、「即圈即AI」機能です。Webサイトで見つけた知らない専門用語や、海外のガジェットレビュー記事を読む際に、翻訳アプリを立ち上げる必要はもうありません。知りたい部分を指でくるっと囲むだけで、ポップアップウィンドウが瞬時に立ち上がり、的確な解説や自然な日本語訳を表示してくれます 。
このシームレスな体験は、一度味わうと元には戻れません。調べ物のために思考が中断されることがなくなり、作業への集中力が格段に向上しました。大量のテキストで書かれたゲームの攻略情報から要点だけを抜き出すことも可能で、まさに情報収集の効率を極限まで高めてくれる機能です 。
デバイスの壁を壊す「スーパーコネクト」
「スーパーコネクト」は、このタブレットを単体で完結させず、他のデバイスとの連携で価値を何倍にも高めてくれる機能です 。私が特に便利だと感じたのは、PCとのファイル共有機能です 。PCで作成した資料や画像を、ケーブル接続なしでタブレットにドラッグ&ドロップするだけで、サイズ制限なく瞬時に転送できます 。
また、タブレットをPCのサブディスプレイとして活用したり、一つのキーボードとマウスでPCとタブレットの両方を操作したりすることも可能です 。驚くべきは、この連携機能が他社製のAndroidスマートフォンやPCでも利用できる点です 。デバイスのメーカーを問わず、シームレスな作業環境を構築できるこの開放性は、Gen 4が単なるゲーム機ではなく、強力な生産性ツールであることを雄弁に物語っています。
まとめ:AI機能(ゲーム以外)
- AIアシスタント:文書の要約や翻訳、アイデア出しでは非常に強力で、作業を効率化するが、日本語の新規作成能力はまだ発展途上 。
- 即圈即AI:画面を囲むだけで翻訳や要約ができ、情報収集や調べ物の手間を劇的に削減する革新的な機能 。
- スーパーコネクト:PCや他社製スマホともシームレスに連携し、ファイル共有やサブディスプレイ化で生産性を飛躍的に向上させる 。
- 総評:強力なAI機能と連携機能を活用すれば、Gen 4はゲームだけでなく、学習やビジネスの場面でも手放せない最高のパートナーになる。
バッテリーと充電:スタミナ切れの不安を解消する、タフな駆動力
ここでは、ゲーミングタブレットの生命線とも言えるLenovo Legion Y700 Gen 4のバッテリー性能と充電技術について、その頼もしさをレビューします。前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3からどれほど進化したのか、そして長時間のゲームプレイを支える独自の充電技術がもたらすメリットは何か。実際に一日中使い倒して感じた、スタミナ切れの不安から解放される安心感をお伝えします。
まる一日遊び尽くせる、7600mAhの大容量バッテリー
前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3も、6550mAhのバッテリーを搭載し、動画視聴などでは十分な駆動時間を確保していました 。しかし、高負荷なゲームをプレイすると、やはりバッテリーの減りは早く感じられる場面もありました 。その点、Gen 4はバッテリー容量が7600mAhへと大幅に増量されており、この差は実際の使い勝手に大きな安心感をもたらしてくれます 。
先日、このGen 4を片手に一日中外出してみましたが、移動中にAmazonプライム・ビデオで映画を2時間ほど鑑賞し、カフェで「原神」を1時間以上プレイ、その後もSNSやブラウジングを続けても、夜帰宅するまで一度も充電を気にすることはありませんでした。公称値でも動画の連続再生時間が前モデルの約14.6時間から約15.6時間へと延びており 、このスタミナ向上は、まさにあらゆるシーンで「もっと使える」自由を与えてくれます。
バッテリーを労わる切り札、バイパス充電機能
長時間のゲームプレイで特に重宝するのが、前モデルから引き続き搭載されている「バイパス充電」機能です 。これは、充電ケーブルを接続した際に、バッテリーを介さず本体へ直接電力を供給する技術です。これにより、バッテリーの劣化や発熱を気にすることなく、心ゆくまでゲームに没頭できます 。特に「ゼンレスゾーンゼロ」のような最新のハイエンドゲームを最高設定でプレイする際には、この機能は必須と言えるでしょう。
実際にバイパス充電を有効にしてプレイすると、本体がほんのり温かくなる程度で、バッテリー残量を気にせず快適なプレイが持続します。この機能があるからこそ、Legion Y700は真のゲーミングタブレットと呼べるのだと改めて感じました。
驚異的な回復力、68Wの超高速充電
どれだけバッテリー容量が大きくても、充電に時間がかかっては意味がありません。その点、Gen 4の68W超高速充電は、驚異的な回復力を見せてくれます 。友人とのオンラインプレイの直前にバッテリーが残り僅かであることに気づき、慌てて充電を開始したことがありました。しかし、コーヒーを淹れて一息ついている15分ほどの間に、バッテリーは1時間以上は余裕で戦えるほどに回復していたのです。
この驚異的な充電スピードのおかげで、プレイの中断時間は最小限に抑えられます。すぐにゲームへ復帰できるこの利便性は、一度体験すると手放せなくなります。
まとめ:バッテリーと充電性能
- 大容量バッテリー:前モデルの6550mAhから7600mAhへと大幅に増量し、一日中充電を気にせず使える安心感を実現 。
- バイパス充電:長時間のゲームプレイでもバッテリーを劣化させず、本体の発熱も抑える、ゲーマー必須の機能 。
- 68W超高速充電:驚異的なスピードで充電でき、プレイの中断時間を最小限に抑えることが可能 。
- 総評:大容量化と優れた充電技術の組み合わせにより、パフォーマンスを維持したまま、バッテリーに関するあらゆる不安を解消してくれる。
冷却・通信性能:Lenovo Legion Y700 Gen 4 ~最高のパフォーマンスを支える、盤石の安定性~
ここでは、Lenovo Legion Y700 Gen 4が持つ、最高のパフォーマンスを安定して持続させるための重要な要素、「冷却性能」と「通信性能」についてレビューします。
どれだけ強力なCPUを搭載していても、熱で性能が低下したり、通信が途切れたりしては意味がありません。前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3から進化したこれらの「縁の下の力持ち」が、いかにして盤石なゲーミング体験を生み出しているのか、その実力に迫ります。
熱を制する「乾坤冷却アーキテクチャ」
前モデルのLenovo Legion Y700 Gen 3も、当時としては優れた冷却性能を持っていましたが、高負荷なゲームを長時間プレイすると、背面が「使い捨てカイロくらい」熱くなることがありました。しかし、Gen 4ではその点が劇的に改善されています。総放熱面積41356mm²、そして前モデルの10004mm²から12000mm²へと大幅に拡大された超大型ベイパーチャンバーを搭載した新冷却システム「乾坤冷却アーキテクチャ」の威力は絶大です。
実際に、「原神」を最高設定で1時間以上プレイし続けても、本体が過剰に熱くなることはありませんでした。もちろんパフォーマンスが低下するようなこともなく、安定して滑らかなフレームレートを維持してくれます。本体に触れても、ほんのり温かいと感じる程度で、「熱い」と感じることは皆無でした。
これは、冷却性能そのものの向上に加え、発熱源をグリップエリアから離して中央に配置するクレバーな設計のおかげでもあります 。これにより、長時間のプレイでも、手の不快感を気にすることなくゲームに集中できるのです。
途切れない接続が勝利を掴む、安定の通信性能
オンライン対戦ゲームにおいて、通信の安定性は勝敗を直接左右します。Gen 4は、最新規格のWi-Fi 7に対応しているだけでなく、独自のネットワーク最適化アルゴリズム「超安定競技ネットワーク」を搭載しているのが大きな特徴です。これにより、ネットワーク遅延は9.8%も削減されると公称されています。実際に「Call of Duty: Mobile」をプレイしてみると、Wi-Fi接続が非常に安定しており、これまで悩まされていた僅かなラグやカクつきが明らかに減少したのを体感できました。
さらに、Bluetoothが前モデルの5.2から5.4へとアップグレードされた点も、地味ながら重要な進化です。ワイヤレスのゲーミングヘッドセットでボイスチャットをしながらプレイする際、接続がより安定し、音の遅延や途切れを感じることがなくなりました。敵の足音を聞き逃さず、仲間との連携をスムーズに行う上で、この安定性は非常に心強い味方となります。
まとめ:冷却・通信性能
- 冷却性能:VC面積が12000mm²に拡大された新冷却システムにより、高負荷時でも本体はわずかに温かい程度で、安定したパフォーマンスを維持 。
- Wi-Fi性能:Wi-Fi 7対応に加え、独自のネットワーク最適化技術でオンラインゲームの遅延を9.8%削減し、安定性が向上 。
- Bluetooth性能:Bluetooth 5.4へのアップグレードにより、ワイヤレスヘッドセットなどの周辺機器との接続がより安定 。
- 総評:強化された冷却・通信性能が、最高のCPUパワーを安定して引き出すことを可能にし、あらゆる場面で快適なプレイ環境を提供する。
Lenovo Legion Y700 Gen 4 vs Gen 3 違いを徹底比較
Lenovo Legion Y700 Gen 4は、前モデルであるGen 3から多くの点で大幅な進化を遂げました。単なるマイナーアップデートではなく、性能から機能に至るまで、その違いは多岐にわたります。ここでは、両モデルの主な違いを項目別に詳しく比較します。
プロセッサ(SoC)
- Gen 3: Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 (4nm)
- Gen 4: Qualcomm Snapdragon 8 Elite (3nm)
- 違い: Gen 4はより微細な3nmプロセスで製造された新世代SoCを搭載 。AnTuTuベンチマークスコアでGen 3を約60万点近く上回るなど、処理性能、特にGPU性能が飛躍的に向上しています 。
ディスプレイ
- Gen 3: 8.8インチ (2560 x 1600), 輝度500nit, タッチサンプリングレート240Hz
- Gen 4: 8.8インチ (3040 x 1904), 輝度600nit, タッチサンプリングレート360Hz
- 違い: Gen 4は解像度、輝度、タッチ応答性のすべてが向上 。より精細で明るく、指の動きに俊敏に反応する、まさに最高峰のゲーミングディスプレイへと進化しました 。
メモリとストレージ
- Gen 3: LPDDR5X, UFS4.0, microSDカード最大1TB対応
- Gen 4: LPDDR5X Ultra (9600), UFS4.1, TFカード最大2TB対応
- 違い: Gen 4はメモリとストレージの規格がより高速なものに更新され、外部ストレージの最大容量も2倍になっています 。
バッテリーと充電
- Gen 3: 6550mAh
- Gen 4: 7600mAh
- 違い: Gen 4はバッテリー容量が約1000mAh増量され、動画再生時間が延びるなど、長時間の利用にさらに強くなりました 。両モデルとも68Wの急速充電とバイパス充電に対応しています 。
デザインと筐体強度
- Gen 3: 厚さ7.79mm, 重量約350g
- Gen 4: 厚さ約6.99mm, 重量約340g, 本体強度10%向上
- 違い: Gen 4はより薄く、軽くなったにも関わらず、本体強度は10%向上しており、携帯性と堅牢性を高いレベルで両立しています 。
冷却システム
- Gen 3: VC(ベイパーチャンバー)面積 10004mm²
- Gen 4: VC(ベイパーチャンバー)面積 12000mm²
- 違い: Gen 4はVC面積が拡大され、冷却システム全体が強化されたことで、高負荷時のパフォーマンス維持能力が向上しています 。
ワイヤレス通信
- Gen 3: Wi-Fi 6, Bluetooth 5.2
- Gen 4: Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4
- 違い: Gen 4は次世代規格のWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応し、より高速で安定したワイヤレス接続が可能になっています。
AI機能とシステム最適化
- Gen 3: 基本的なAIアシスタント機能
- Gen 4: ゲーム特化AI、囲むだけでAI、DeepSeek R1搭載の強化されたAIアシスタント
- 違い: Gen 4における最大の進化点です 。勝利に直結するゲーム用AIや、日常作業を劇的に効率化する高度なAI機能が多数追加されました 。
クロスデバイス連携(スーパーコネクト)
- Gen 3: なし
- Gen 4: PCや他社製スマホとも連携できる「スーパーコネクト」機能を搭載
- 違い: Gen 4で新たに追加された機能群です 。PCのサブディスプレイ化やキーボード・マウス共有など、生産性ツールとしての価値が大幅に向上しています 。
まとめ:Lenovo Legion Y700 Gen 4とGen 3の違い
Lenovo Legion Y700 Gen 4は、Gen 3からプロセッサ、ディスプレイ、バッテリーといった基本性能を正統進化させた上で、AI機能とクロスデバイス連携という全く新しい価値を加えています。これにより、単なる高性能なゲーミングタブレットから、ゲームでも仕事でも活躍する万能なスマートデバイスへと、大きな飛躍を遂げたモデルと言えるでしょう。
Lenovo Legion Y700 Gen 4のメリット・デメリット
Lenovo Legion Y700 Gen 4は、8インチクラスで最強の性能を誇るゲーミングタブレットですが、他のタブレットと比較すると、いくつかの長所と短所が見えてきます。ここでは、具体的なライバル機種と比較しながら、そのメリット・デメリットを解説します。
【メリット】
メリット1:頭一つ抜けた圧倒的な処理性能
最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、その処理性能は他の追随を許しません。特にALLDOCUBE iPlay 70 mini UltraやALLDOCUBE iPlay 70 mini Proと比較するとその差は歴然で、あらゆるゲームやアプリが最高設定で快適に動作します。
メリット2:勝利を掴むためのAIゲーミング機能
FPSで敵の位置を音で知らせる「AI声紋ハンター」など、勝利に直結する独自のAI機能を搭載しているのは大きな強みです。これは、iPad mini(第7世代)や他のAndroidタブレットにはない、本製品ならではのメリットです。
メリッ3:世界最高峰のディスプレイ品質
3040×1904という圧倒的な解像度と、165Hzの滑らかなリフレッシュレートを両立しています。特にリフレッシュレートの点では、60HzのiPad mini(第7世代)を大きく引き離し、ゲーミングにおいて絶大なアドバンテージを発揮します。
メリット4:大容量バッテリーと驚異的な充電速度
7600mAhの大容量バッテリーは、前モデルのLenovo Legion Tab (8.8”, 3)の6550mAhから大幅に増量され、長時間のプレイを可能にします。また、68Wの超高速充電は、20WクラスのiPad miniやALLDOCUBE製品よりも遥かに速く、プレイの中断時間を最小限に抑えます。
メリット5:ゲーマーに寄り添う便利な仕様
充電しながらイヤホンを使えるデュアルUSB-Cポートや、バッテリーを保護するバイパス充電機能は、長時間のゲームプレイに不可欠です。また、iPad mini(第7世代)や前モデルと異なり、最大2TBのmicroSDカードに対応しているため、容量不足の心配もありません。
メリット6:高性能を維持する強力な冷却システム
12000mm²の超大型ベイパーチャンバーを含む強力な冷却システムを搭載しています。これにより、長時間のゲームプレイでも性能低下を抑え、本体が過度に熱くなるのを防ぎます。特に高性能な冷却機構を持たないiPad mini(第7世代)と比較して、安定したパフォーマンスを維持できる点が強みです。
【デメリット】
デメリット1:単体での通信機能の非搭載
Wi-Fiモデルのみの展開で、SIMカードによるモバイル通信やGPS機能には対応していません。外出先でナビとして使ったり、Wi-Fiがない環境でオンラインゲームを楽しみたい場合は、iPad mini(第7世代)のCellularモデルや、4G通信に対応したALLDOCUBE iPlay 70 mini Proに軍配が上がります。
デメリット2:生体認証機能の不足
iPad mini(第7世代)がTouch ID(指紋認証)に対応しているのに対し、本製品には指紋認証センサーが搭載されていません。セキュリティ面やロック解除の利便性においては、一歩劣る点と言えるでしょう。
デメリット3:Apple Pencilに及ばないペン体験
スタイラスペンに対応しているものの、Apple Pencil Proとの連携で洗練された書き心地と豊かな機能を提供するiPad mini(第7世代)と比較すると、クリエイティブな作業におけるペンの使い勝手はまだ発展途上です。
デメリット4:日本語環境への最適化不足
中国市場向けモデルであるため、OSの対応言語は英語と中国語のみで、標準では日本語に対応していません。特殊な設定を行えば日本語化も可能ですが、初心者にはハードルが高く、公式に日本語をサポートするiPad mini(第7世代)などと比べると明確な弱点です。
Lenovo Legion Y700 Gen 4のスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 8.8インチ (3040×1904), 165Hz, 600nits, DCI-P3, 12bit色深度
- プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 8 Elite (または 8 Ultimate Edition)
- GPU: Qualcomm Adreno 83
- RAM(メモリ): 12GB / 16GB (LPDDR5X Ultra 9600)
- ストレージ: 256GB / 512GB / 1TB (UFS 4.1)、最大2TBのTFカードで拡張可能
- バッテリー: 7600mAh
- 駆動時間: ゲーム連続プレイ: 8.2時間 / 動画連続再生: 15.6時間
- 充電: 68W 超高速充電、バイパス充電対応
- 背面カメラ: 13MP
- 前面カメラ: 8MP
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2、Bluetooth 5.4
- インターフェース: デュアルUSB-C (うち1つはUSB 3.2 Gen2)、TFカードスロット
- センサー: 加速度センサー (Accelerometer)、ジャイロセンサー (Gyro)、近接センサー (Proximity)、電子コンパス (Compass)、光センサー (Ambient light sensor)
- 映像出力: DP映像出力 (USB-Cポート経由)
- スピーカー: デュアル横向きスピーカー
- オーディオ: Dolby Atmos対応
- マイク: 内臓
- スタイラスペン: 超低遅延スタイラスペン対応
- キーボード: なし
- 機能: AI機能(AIライティング、AI翻訳等)、デュアルX軸リニアモーター、スーパーコネクト(クロスデバイス連携)
- アプリ: AI便箋、AI Space
- セキュリティ: 情報なし
- 生体認証: 顔認証
- 筐体: ボディ強度が10%向上
- OS: ZUI 15 (Android 15ベース) ※対応システム言語は英語と中国語
- サイズ: 208.54 x 129.46 x 6.99mm
- 重量: 約340g
- カラー: カーボンクリスタルブラック、アイスホワイト
- 付属品: ACアダプター x1, USB ケーブル x1, クイックスタートとセキュリティガイド x1
Lenovo Legion Y700 Gen 4の評価
8つの基準で「Lenovo Legion Y700 Gen 4」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
前モデルを圧倒する解像度と輝度で、映像美と屋外での視認性が格段に向上。まさに最高峰のディスプレイです。
スペック:★★★★★
最新世代のSnapdragon 8 Eliteを搭載し、メモリ、ストレージも最速クラス。あらゆる動作が快適で、まさに敵なしの性能を誇ります。
デザイン:★★★★★
前モデルよりさらに薄く、軽くなった洗練されたボディ。待望のmicroSDカードスロットが復活し、機能美も向上しました。
耐久性:★★★★★
薄型・軽量化を実現しながら、本体強度は10%向上。安心して持ち運べる堅牢性を両立しています。
通信:★★★★★
最新のWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応。独自のネットワーク最適化技術により、オンラインゲームでの安定性が向上しています。
機能:★★★★★
勝利に直結するゲーム用AIや、日常作業を効率化するAIアシスタントを新たに搭載。機能の豊富さは圧倒的です。
使いやすさ:★★★★★
軽量化による携帯性の向上やmicroSDスロットの復活など、前モデルからあらゆる面で使いやすさが向上しています。
価格:★★★★☆
性能向上に伴い価格も上昇しましたが、そのスペックを考えればコストパフォーマンスは依然として非常に高いと言えます。
【総合評価】 ★★★★★
究極の8インチタブレットへ
Lenovo Legion Y700 Gen 4は、前モデルで完成形に近いとさえ思われた8インチゲーミングタブレットの領域を、さらに一段上のステージへと引き上げました。前モデルの時点で十分すぎるほどの性能でしたが、Gen 4はディスプレイの解像度、CPUの処理性能、メモリやストレージの速度といった基礎体力のすべてを大幅に強化。
それでいて、より薄く、軽く、そして頑丈なボディを実現し、さらにユーザーから熱望されていたmicroSDカードスロットまで復活させました。ハードウェアとしては、もはや弱点が見当たらない、まさに「究極」と呼ぶにふさわしい完成度です。
「AI」がもたらした新たな価値
本作を単なるスペックアップモデルで終わらせていないのが、「AIゲーミングタブレット」と銘打たれる所以である多彩なAI機能の存在です。FPSで敵の位置を音で知らせる「AI声紋ハンター」や、タッチ精度を向上させる「AIピクセル狙撃の神」は、プレイヤーの腕前を一段階引き上げてくれる、まさに「勝つための武器」です。
また、ゲーム以外の場面でも、文書の要約や翻訳、デバイス連携をスムーズに行うAIアシスタントや「スーパーコネクト」機能が、学習や仕事の効率を劇的に向上させます。これにより、Gen 4は単なるゲーム機から、あらゆるシーンで活躍する万能なスマートデバイスへと進化を遂げました。
勝利を求める、すべてのモバイルゲーマーへ
もしあなたが、最高の環境で勝利を掴みたいと本気で願うゲーマーなら、このタブレットはまさにあなたのための”最終兵器”です。最新CPU「Snapdragon 8 Elite」と165Hzの滑らかなディスプレイ、そして長時間のプレイでも性能を維持する強力な冷却システムが、最高のプレイ環境を提供します。さらに、敵の足音を可視化する「AI声紋ハンター」や、精密なエイムを可能にする「AIピクセル狙撃の神」といった勝利に直結するAI機能は、あなたの実力をもう一段階上へと引き上げてくれるでしょう。
価格は、前モデルよりも上昇していていますが、その価格差を遥かに上回る圧倒的なパフォーマンスの向上と、革新的なAI機能の追加を考えれば、その価値は計り知れません。最高の性能と最新の機能を、このコンパクトなボディに凝縮したLenovo Legion Y700 Gen 4は、価格以上の深い満足感を与えてくれる唯一無二の選択肢となるでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。
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おすすめのライバル機種と価格を比較
「Lenovo Legion Y700 Gen 4」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Xiaomi Pad Mini
Xiaomiから発売された8.8インチのタブレットです(2025年9月26日 発売モデル)。
MediaTek Dimensity 9400+、8GB / 12GB LPDDR5X メモリ、3K液晶、256GB / 512GB UFS 4.1ストレージ、7500mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート: 最大165Hz、デュアルUSB-Cポート、AI機能(Xiaomi HyperAIのAI文書作成・AI音声認識・AI通訳など、Google Geminiのかこって検索など)、67Wハイパーチャージ、18W有線リバース充電に対応。
DP映像出力、クアッドスピーカー、Dolby Atmos サウンド、Xiaomi フォーカスペン(別売)、USB Type-C ×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。
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関連記事:Xiaomi Pad Mini レビュー!iPad mini以上の実力は本物?
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REDMAGIC Astra
REDMAGICから発売された9.06インチのタブレットです(2025年7月 発売)。
REDMAGIC OS 10.5 (Android 15.0ベース) 、Qualcomm Snapdragon 8 Elite、12GB / 16GB / 24GB LPDDR5T メモリ、OLEDディスプレイ、256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 Proストレージ、8,200mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面9MPカメラ、デュアルX軸リニアモーター (4Dバイブレーション)を搭載しています。
また、「マジックキー」、「RGBライト」、「ゲームスペース」、PAD ICE-X 冷却システム、80W 高速充電、充電分離機能(バイパス充電)、「Google Gemini AI」、リフレッシュレート: 最大165Hz、タッチサンプリングレート: 瞬時最大2,000Hz、常時最大240Hz、に対応。
DP映像出力、デュアルスピーカー、DTS:X Ultraサウンドシステム、指紋認証、顔認証、IP54防水防塵、USB Type-C (USB 3.2 Gen 2) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。
価格は、楽天市場で87,799円(送料無料)、ヤフーショッピングで87,799円(送料無料)、です。
関連記事:REDMAGIC Astra徹底レビュー!驚異のゲーミング性能をNovaと比較
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Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
レノボから発売された8.8インチのゲーミングタブレットです(2025年1月 発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、256GB UFS4.0 ストレージ、6550mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、デュアル 超線形スピーカー(ステレオ)、Dolby Atmos、冷却システム、
68W急速充電(スーパーフラッシュチャージ)、バイパス充電、デュアルX軸リニアモーター、超広視野モード、ゲームアイランド、3段階のパフォーマンスモード、
最大1TBまでのストレージ拡張、USB Type-C 3.1 Gen2 (OTG/DP映像出力) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで69,900円(税込)、楽天市場で84,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで84,800円、AliExpressで47,268円(Lenovo LEGION Y700 Gen3)、です。
関連記事:Legion Y700 Gen 3 2025徹底レビュー!Gen 2比較と評価
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iPad mini(第7世代)
Appleから発売された8.3インチのタブレットです(2024年10月23日発売)。
Apple A17 Bionic チップ、Liquid Retina液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、最大10時間駆動する19.3Wh バッテリー、背面12MPのメインカメラ、前面12MPのフロントカメラ、iPadOS 18を搭載しています。
また、Apple Intelligence、Apple Pencil Pro(別売)、ステレオスピーカー、FaceTimeオーディオ、Apple Pay、Touch ID、音声認識 Siri、4Kビデオ撮影、1080pスローモーションビデオ、FaceTimeビデオ、センターフレーム、USB Type-C(10Gbps、DP、PD)、5G通信、eSIM、GPS (Wi-Fi + Cellularモデルのみ)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで65,713円(税込・A17 Pro)、楽天市場で75,660円(送料無料)、ヤフーショッピングで71,420円、です。
関連記事:iPad mini(第7世代)を徹底レビュー!第6世代との違いを比較・評価
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ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra
ALLDOCUBEから発売された8.8インチの高性能タブレットです(2025年4月10日 発売)。
Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサ、12GB LPDDR5X メモリ、8.8インチ 2.5K WQXGA IPSスクリーン (2560×1600, 最大144Hz)、256GB UFS 3.1 ストレージ、7300mAh バッテリー、背面13MPカメラ、前面5MPカメラ、Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0L、ジャイロスコープセンサーを搭載しています。
また、最大144Hzのアダプティブリフレッシュレート、Qualcomm AI Engine(最大40 AI TOPS)、仮想メモリ拡張、最大1TBまでのmicroSDカードによるストレージ拡張、PD 20W急速充電、6Wリバースチャージ、DP映像出力に対応しています。
さらに、ゲームモード、4Kビデオデコード、Google Gemini連携、音声アシスタント、Googleレンズ、冷却システム、デュアルBOXスピーカー(DTS サウンド、Smart PA対応)、USB Type-C 3.1ポート(DP出力/充電/OTG/データ転送/アナログイヤホン/PD Hub対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。
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関連記事:iPlay 70 mini UltraとMini Turboを徹底比較レビュー!
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ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro
ALLDOCUBEから発売された8.4インチのタブレットです(2025年5月17日 発売)。
Android 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1L、MediaTek Dimensity MT8791、8GB メモリ、FHD+ IPS液晶、256GB UFS3.1ストレージ、6050 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート90Hz、合計で最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、18W PD急速充電、デュアルBOXスピーカー、Widevine L1、USB Type-C (OTG対応) x1、4G LTE通信、GPS、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで28,999円(税込)、楽天市場で28,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,980円(中古品)、AliExpressで21,074円、です。
関連記事:iPlay 70 mini Proレビュー!90Hzと高性能CPUで劇的進化?
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他のレノボ タブレットと比較
他にもレノボのタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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