折り畳み式ゲーム機「ANBERNIC RG35XXSP」の性能を比較・検証して紹介!対応エミュレーターや収録ゲーム、性能、CFW、ゲームの追加方法、詳細な価格情報も掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「RG35XXSP」が発売開始!
2024年5月17日、中国のゲーム機メーカーANBERNIC(アンバーニック)から、新製品「RG35XXSP」が発売されました。
Linux OS搭載の折り畳み式の小型ゲーム機で、任天堂が2003年2月に発売した「ゲームボーイアドバンスSP」に似たデザインを採用しています。
ANBERNICからは2023年11月、タテ型の「RG35XX Plus」が発売され、
PSPやドリームキャストゲームが動く高性能なゲーム機として評判になっていました。
新モデルはその性能を受け継ぎつつ、二つ折りならではの新しい使い方ができると話題になっています。
もちろん、ゲームだけでなく動画や音楽の再生も利用できますよ。
それでは早速どんなゲーム機なのか、その特徴を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ: NEW ANBERNIC RG35XXSP – anbernic
二つ折りのコンパクトなサイズで持ち歩ける
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は任天堂「ゲームボーイアドバンスSP」のようにコンパクトに折りたたむことができます。
縦の長さが8.9cmなので、その半分の約4.5mmほどの小型サイズになり、携帯性に優れています。
気軽に外出先に持ち出して使えるサイズです。
サイズを比較
「RG35XXSP」・・・89 x 85 x 27 mm
「ゲームボーイアドバンスSP」・・・84.6 × 82 × 24.3 mm
RG35XXSPの方がゲームボーイアドバンスSPよりも少し大きいサイズになりますが、その差はわずかです。
厚さに関してもわずか3mm程度の差しかありません。
重量を比較
新モデルの重量は192 gです。
RG35XXSP・・・192 g
ゲームボーイアドバンスSP・・・143g(バッテリー含む)
新モデルはゲームボーイアドバンスSPよりも49g重くなっています。しかし、一般的なスマートフォンと同じくらいの重さで、ゲーム機の中では比較的「軽い」といえます。
なお、2.83インチの「ANBERNIC RG28XX」は186gで、RG35XXSPと比べて6gの差しかありません。
※「ANBERNIC RG35XXSP」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。ぜひご覧ください。
磁気 開閉や角度調整に対応
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は上蓋と下蓋に強力なマグネットを搭載し、磁気で開閉できるようになっています。
スリープしたまま本体を閉じてバッテリーを節約することもできます。
また、アルミニウム合金素材「アロイ アクスル」を採用した回転ヒンジを搭載し、45度、90度、135度、180度で角度調整が可能です。
90度、135度はゲームプレイ中でも見やすい角度に変更できるので便利です。また、保存した動画ファイルの視聴にも適しています。
180度は本体を机などに置いて俯瞰した位置から見られるので、他人と画面を共有しやすいというメリットがあります。
45度はちょっとした休憩時にゲームを中断させたいときに便利です。
エミュレーター
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は30種類のエミュレーターに対応しています。
PSP,PS1,DC,ARCADE,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MAME,MD,MD-CD,GG,PCE,PCE-CD,NGPC,SEAGA32X,SMS,WSC など
最新のANBERNIC ゲーム機「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「RG28XX」などと同様に、ホーム画面でゲームルーム、もしくは RAゲーム(レトロアーチ)を選択することで、各エミュレーターにアクセスできます。
ゲームルーム
ゲームルームで表示されるエミュレーターは20種類です。
PS1,Vertical Arcade,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,MAME,GBA,NES
SENES,SMS,MD,SEGA32X,GBC,GB,PCE,NGPC,GG,WSC
RAゲーム(レトロアーチ)
RAゲーム(レトロアーチ)で表示されるエミュレーターは37種類です。ゲームルームで表示されるエミュレーターとかぶっているものも多数あります。
PSP,OPENBOR,DC,PS,CPS1,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,H.Brew
MAME,VARCADE,PICO,POKE,Atari2600,VB,GW,GBA,FC,SFC,MD,MD-cd
SEGA32X,SMS,GG,GBC,GB,PCE,PCE-cd,NGPC,WSWAN,MSX,NDS,N64,ATOMISWAVE,NAOMI
※RAゲームからはPORTS(接続しているデバイスなど)にもアクセスできます。
収録ゲームタイトル
内蔵されている収録ゲームタイトルの数は64GBで約5千ほどです。中身は最新のANBERNIC ゲーム機「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「RG28XX」などとほぼ同じになっているようです。
販売先によって収録されているゲーム タイトルの数が異なる場合があるので注意してください。
ドリームキャスト
ドリームキャストのゲームはそれほど多くありません。動作自体にほとんど遅延はなく、快適にプレイできます。
Cosmic Smash、Crazy Taxi、Gauntlet Legends、House of the Dead 2. The、Ikaruga、Mavel vs.Capcom 2、
Power Stone、Power Stone 2、Silent Scoope、SoulCalibur、Virtua tennis Sega Professional
ドリームキャストのゲームはこれ以外にNaomi エミュレータに多数収録されています。
Alien Front(Rev T)、Asian Dynamite / Dynamite EX、Akatsuki Bliizkampf Asuf.Achse
Cosmic Smash(Rev A)、Cosmic Spike / Gun Spike、Giant Gram:All Japan Pro Wrestiling
Guilty Gear X、Giga Wing 2 など多数あり。多すぎるのでYouTube動画で公開しています。
PSP
PSPゲームも多くは収録されていません。鉄拳5 で若干 遅延が生じるものの、他は快適に動作します。
Bloons、Bombarman、Castlevania X、God of War Chains of Olympus、Grand Theft Auto-Vice City Stories(US)
Mega Man – Maverick Hunter X、Metal Slug XX、Pac-Man Championship Edition、Ridge Racer、Tekken 6、Tekken 5
NDS
ニンテンドーDSの収録ゲームタイトル 一覧です。日本語のゲームも入っていました。
Animal Crossing-Wild World、Biohazard-Deadly Silence (japan)、Final Fantasy Ⅲ (Japan)
LEGO Star Wars 2、Marvel Nemesis Rise of the Imperfect、Metal Slag 7
Need for Speed-Underground 2、Nintendogs-Dachshund and Friends、Ridge Racer DS
The Amazing Spider-Man、Transfomers-Dark of the Moon-Autobots、lufia curse of the shinistrals
GBA、GBC、GB
長いのでYouTubeで公開しています。GBA、GBC、GBの収録ゲームタイトルの動画
他のゲーム機のゲームタイトルは随時 YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲームタイトル以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。
「ANBERNIC RG35XXSP」のスペック
- ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
※4:3/OCAフルラミネーション/広視野角 - プロセッサ Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53, 1.5GHz
- GPU デュアルコア G31 MP2
- RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
- ストレージ システム用:64GB TF/MicroSD、ゲーム用:64GB/128GB SD カード
- 拡張ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
- バッテリー 3300 mAh
- 駆動時間 約 8時間
- 充電 5V/1.5A、C2C充電器をサポート
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
- 映像出力 HDMI出力
- ストリーミング 対応 (Moolight アプリ 対応)
- ゲームパッド 2.4GHzワイヤレスゲームパッド、有線ゲームパッドをサポート
- スピーカー 高音質スピーカー
- 振動モーター サポート
- ホール磁気スイッチ 上蓋と下蓋に強力なマグネットを内蔵し、磁気閉鎖機能;ホールスイッチチップを内蔵しており、開蓋起動と閉蓋スリープ機能
- ゲームの追加 対応
- システム言語 中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語
- OS Linux
- サイズ 8.9 x 8.5 x 2.7 cm
- 重量 192 g
- カラー シルバー、グレー、クリアブラック、クリアブルー
- 付属品 USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター
Allwinner H700の性能
Allwinner H700は64bit対応の4コア プロセッサで、4K 60fpsの映像出力に対応しているという特徴があります。GPUはG31を採用し、グラフィックスライブラリとしてOpenGL ES 3.2、Vulkan 1.1をサポート。ゲームや4K映像もスムーズに再生できます。
また、Allwinner が自社開発したフルフォーマット 4K@60fps 10 ビット Ultra-HD ビデオ デコードや台形補正が可能な画像補正エンジン「SmartColor3.3」をサポート。
ディスプレイ出力規格「HDMI2.0、デュアルリンクLVDS、RGB888、CVBS-OUT」、カメラやその他のディスプレイ入力デバイスの接続に使用される「BT1120」 および 「MIPI-CSI」 ビデオ入力、周辺インターフェイス「USB2.0、SDIO3.0、1000Mbps EMAC、PWM、TSC、SCR、SPI、UART、CIR」との接続もサポートしています。
Antutuベンチマーク
Allwinner H700 プロセッサはAntutu ベンチマーク総合で約 7万 前後を記録しています。
同じプロセッサは「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「ANBERNIC RG28XX」などにも搭載されています。
他にAndroid OS搭載のTV BOXに搭載されることが多いです。
他のCPUと比較
Linux OS搭載のゲーム機に搭載されるプロセッサは、RockChip RK3566、Allwinner H700、RockChip RK3326が圧倒的に多いです。
Allwinner H700はその中で2番目に性能が高いプロセッサです。旧世代のゲーム機に搭載されることが多いRockChip RK3326に比べると、約3万スコアが高くなります。
ただし、Android OSを搭載したゲーム機に搭載されることが多いUnisoc T618と比較すると、Antutu総合スコアで約13万以上の差があります。
Unisoc T618・・・Antutu V9総合で約20万
RockChip RK3566・・・Antutu V8.5.6総合で約10万
Allwinner H700・・・Antutu 総合で約7万
RockChip RK3326・・・Antutu V8.2.2総合で約4万
ゲーム性能
プロセッサが「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「ANBERNIC RG28XX」と同じなので、ゲーミング性能もほぼ同じになります。
負荷が高いドリームキャストのゲームは、ほとんど遅延なく快適にプレイできます。斑鳩 IKARUGA、マーベル vs.カプコン 2、ソウルキャリバーなども快適に動作します。
PSPの鉄拳 6は遅延が生じてプレイしづらくなります。リッチレーサーズは少し遅延が生じますが、プレイにはあまり影響しません。同じPSPゲームでも「メタルスラッグ XX」、「ストリートファイター 」シリーズなどの格闘ゲームなどは快適に動作します。
その他のPCエンジンなどのゲームは負荷が軽いため、快適に動作します。PCE版 ダライアス アルファ、ダライアス プラスなどグラフィカルなシューティングゲームでも遅延は生じませんでした。
ニンテンドーDS、ゲームボーイ アドバンス、ゲームボーイカラー、ゲームボーイは快適に動作します。
ディスプレイを比較
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPS ディスプレイを搭載しています。
アスペクト比は4:3で、正方形に近い形です。また、斜めの角度からも見やすいIPSパネルを採用。本体と液晶パネルとの間にないOCAフルフィットも採用しています。
同じ仕様のディスプレイは前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」などにも採用されています。
他のゲーム機と比較
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・2.83インチ、解像度640 x 480 px、IPS
2.「Powkiddy V90」・・・3.0インチ、解像度320×240 pxのIPS
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・4インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
4.「Retroid Pocket Flip」・・・4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン
他のANBERNICのゲーム機とはサイズが異なるものの、解像度は同じでIPSパネルを採用している点も同じです。
低価格な「Powkiddy V90」と比べると、解像度は2倍になっています。
折り畳み式でAndroid搭載の「Retroid Pocket Flip」とは約1.2インチの差があり、解像度も大きく異なります。
バッテリーを比較
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は3300mAhバッテリーで8時間 駆動できます。
充電は付属のtYpe-Cケーブルを利用して行います。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も3300mAhバッテリー搭載でType-C充電 (5V/2A)に対応していました。
他のゲーム機と比較
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・3100mAh / Type-C充電
2.「Powkiddy V90」・・・1020mAh / Type-C充電
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・3500mAh / Type-C充電
4.「Retroid Pocket Flip」・・・5000mAh / 急速充電
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」はRG28XXよりも200mAhバッテリー容量が多く、「ANBERNIC RG ARC」よりも200mAh少ないバッテリー容量になっています。
低価格な「Powkiddy V90」と比べると、約3倍多いバッテリー容量になっています。
Android搭載の「Retroid Pocket Flip」と比べると、約1700mAhバッテリー容量が少なくなります。
機能
新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」の機能を紹介します。
マルチメディア機能
本体に内蔵されているアプリからビデオ、音楽を再生したり、電子書籍を読んだりできます。
電子書籍はtxt フォーマットに対応しています。
動画と音楽の対応ファイルフォーマットは以下の通りです。
ビデオプレイヤー wmv、avi、rmvb、flv、mp4、3gp、asf、mov、mpg、mkvなど
音楽プレイヤーはflac、mp3、wav、ape、aif、aiff、ogg、wma、aac、m4a、m4rなど
それぞれのファイルは、ファイルマネージャー アプリを通して、管理できます。
HDMIで映像出力
miniHDMIポートでテレビやモニターに映像出力できます。必要なものはHDMIからminiHDMIに変換するアダプターとHDMIケーブルです。
画面がうまく表示されない場合は、テレビ・モニター側で調整します。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」もminiHDMI搭載で映像出力が可能でした。
HDMIポートの有無
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・あり
2.「Powkiddy V90」・・・なし
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり
低価格な「Powkiddy V90」はHDMI出力に対応していません。また、「Miyoo Mini Plus」や「Miyoo Mini A30」にもHDMI出力に対応していません。
Wi-Fi でストリーミングプレイ
Wi-Fi通信に対応し、他のゲーム機(XBOX、プレイステーションなど)やPCのストリーミングプレイが利用できます。
利用するには、設定でWi-FiをONにする必要があります。
また、Wi-Fiを利用してオンライン対戦も可能です。
利用するには、Wi-FiをONにして、ゲーム機が同じネットワーク上にあることを確認し、メニューボタン→ネットプレイを選択します。
「ネットプレイ LAN リストを更新」をクリックすると、ゲーム機同士で同じゲームにアクセスできます。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」もWi-Fi対応でした。
Wi-Fiの有無
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
2.「Powkiddy V90」・・・なし
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり
同じANBERNICのゲーム機でも「RG28XX」のようにWi-Fiに対応していないモデルもあります。
「Powkiddy V90」のような低価格なモデルにはWi-Fi通信機能は搭載されていません。
無線、有線ゲームパッドと接続できる
Bluetooth 4.2に対応しているため、ワイヤレスゲームパッドと接続できます。また、Type-Cポートを介して、有線のゲームパッドとも接続できます。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も無線、有線ゲームパッドと接続できました。
Bluetoothの有無
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
2.「Powkiddy V90」・・・なし
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり
「ANBERNIC RG28XX」はBluetoothに対応していないため、ワイヤレスゲームパッドと接続できません。有線接続は可能です。「Powkiddy V90」はBluetoothを含めて通信機能がありません。
振動モーターで臨場感あり
振動モーターを搭載しているため、爆発シーンなどで衝撃を感じることができます。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も振動モーターを搭載していました。
振動モーターの有無
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
2.「Powkiddy V90」・・・なし
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり(簡易的なもの)
「ANBERNIC RG ARC」は振動モーターに対応していました。超小型「ANBERNIC RG28XX」、「Powkiddy V90」は振動モーターに対応していません。
2つのTFカードスロット
2つのTFカードスロットがあるため、システムをアップデートしてもゲームのROMに影響を与えません。
前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も2つのTFカードスロットを搭載していました。
ダブルTFカードスロットの有無
1.「ANBERNIC RG28XX」・・・あり
2.「Powkiddy V90」・・・なし
3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
4.「Retroid Pocket Flip」・・・なし
「ANBERNIC RG28XX」は超小型サイズながらもダブルTFカードスロットに対応しています。低価格な「Powkiddy V90」などはTFカードスロットが1つしかありません。
ファームウェア CFW
「ANBERNIC RG35XXSP」は公式のカスタムファームウェア(CFW、Custom Firmware)でアップデートすることができます。
現在は公式サイトで「RG35XXSP-16G/64G-V1.0.3-EN-240511」というCFWが利用できると告知されており、今後ダウンロードできるようになる予定です。
新しいCFWにアップデートする方法は以下の通りです。※他のANBERNIC ゲーム機と同じです。
1.ANBERNICの公式サイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。
ファームウェアについて – anbernic https://jp.anbernic.com/pages/firmware
2. ファイルを解凍し、展開します。
3. ツール「rufus」を使ってSDカードにファームウェアを書き込みます。
「rufus」ダウンロードリンク:
https://drive.google.com/file/d/11ZBW7u1cv3d1CJ9xzbsL3xpZNKiYsMG7/view?usp=drive_link
4. ファームウェアを書き込んだmicroSDカードをTF1に挿入し、本体の電源をONにします。起動すると、最新のファームウェアが実行されます。
ゲームの追加
「ANBERNIC RG35XXSP」は自分で吸い出したゲームの ROMを追加できます。ゲーム用のTFカード 2スロットが空いているので、そこにゲームのROMを保存したmicroSDカードを入れます。カードを入れると、自動で認識され、ゲームにアクセスする際にTF2カードを選択できるようになります。
ゲーム ROMの詳しい追加方法は以下の通りです。※他のANBERNIC ゲーム機と同じです。
FAT32でフォーマットしたmicroSDカードを用意します。
一度、本体のTF2カードスロットにmicroSDカードを入れて、電源をOFFにします。この状態ではmicroSDカードの中に何もありません。
本体の電源をOFFにして、microSDカードを取り出します。
PCを使って、microSDカードの中身を確認すると、ゲームの「ROM」ファイルが作成されています。
その中の各エミュレーター フォルダに吸い出したROMを保存します。
例えば、ファミコンの吸い出したROMは「FC」フォルダに、スーパーファミコンのROMは「SFC」フォルダに入れます。
本体に用意したmicroSDカードを入れて電源をONにします。
RAゲーム(レトロアーチ)を選択します。
スロットが2つ表示されるので、TF2を選択します(※表示されない場合はBボタンで戻ってください)。
ゲームが表示されて、プレイできるようになります。
レビュー記事
「ANBERNIC RG35XXSP」の実機を使ったレビュー記事を用意しています。操作性やゲームプレイ、実際に使って分かったこと、ゲーム機としての評価などここでは触れていない事柄を取り上げているので、ぜひご覧ください。
「ANBERNIC RG35XXSP」をレビュー!折り畳みの完成度を検証する
「ANBERNIC RG35XXSP」の価格・販売先
ANBERNIC 日本公式サイト
9,499円 で販売されています。
ANBERNIC 日本公式サイトで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする
anbernic日本専門店
anbernic日本専門店とは「ANBERNIC 日本公式サイト」と「Whatsko」を意味します。「Whatsko」は海外のゲーム機を販売する代理店です。ANBERNIC 以外のゲーム機も取り扱っています。また、Whatskoは公式サイトの他にAmazon.co.jp内でもANBERNICのゲーム機を販売しています。なお、AliExpress内にはANBERNICの公式ストアがあり、割引などのセールも頻繁に行っています。
ECサイト
Amazonで9,699円、
ヤフーショッピングで15,980円、
AliExpressで8,832円、
米国 Amazon.comで$89.99
で販売されています。
Amazonで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする
楽天市場で「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする
ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする
AliExpressで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「ANBERNIC RG35XXSP」と似た個性的なゲーム機も販売されています。
「Retroid Pocket Flip」
Retroid Pocketから発売された折り畳み式の4.7型 ゲーム機です。Android 11、Unisoc T618、タッチ液晶 搭載で、ホールスライダーでの操作、Wi-Fi 5、HDMI映像出力・アクティブ冷却に対応しています。
価格は、AliExpressで29,940円、です。
関連記事:「Retroid Pocket Flip」操作性バツグンか? Android 携帯ゲーム機と徹底 比較!
「AYANEO Flip DS」
AYANEOから発売された2画面のポータブルゲーミングPCです。7.0のフルHD液晶、3.5のサブ液晶、Ryzen 7 7840U搭載で、OCuLinkポート、ステレオスピーカー、冷却システムに対応しています。
価格は、Amazonで176,000円、AliExpressで159,847円、です。
関連記事: 2画面「AYANEO Flip」で楽しさが倍増する? 最新 ポータブルゲーミングPCと比較
「Powkiddy V90」
Powkiddyから発売された折り畳み式のミニ ゲーム機です。3.0インチのIPS液晶、1020mAhバッテリー搭載で、15種類のエミュレーター、デュアルステレオスピーカー、USB Type-C(充電用)に対応しています。
価格は、Amazonで6,999円 (税込)、AliExpressで5,471円、米国Amazon.comで$43.99 (5% OFFクーポン付き)、です。
関連記事:「Powkiddy V90」のスペック、ゲーム数、エミュレーター、価格
他のANBERNIC ゲーム機と比較
他にもANBERNIC のゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
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