CMF Phone 2 Pro レビュー!性能とカメラをPhone 1と比較

CMF Phone 2 Pro 背面 上部を拡大
2025年4月30日、NothingはそのサブブランドCMFから待望の新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を発表しました。前モデルCMF Phone 1のコンセプトを引き継ぎつつ、多くの点で進化を遂げたこのモデルは、日本での発売も有力視されており、大きな注目を集めています。

進化した主な特徴

まず注目すべきは、パワフルなDimensity 7300 Proチップによる快適な動作性能です。最新の4nmプロセス技術を採用したこの強力なチップは、Antutuベンチマークで71万点以上を記録し、アプリの起動からグラフィック負荷の高いゲームまで、あらゆる動作を驚くほどスムーズにします。

また、その高性能を視覚体験へと昇華させるのが、美しく応答性の高い6.77インチの大画面AMOLEDディスプレイです。太陽の下でもコンテンツを鮮明に映し出す圧倒的な明るさに加え、1000Hzという驚異的なタッチ応答速度が、ゲームや素早いスクロール操作を格段に快適にします。

さらに、表現力が大幅に向上したカメラシステムも搭載。新たに追加された50MP望遠カメラは、遠くの被写体のディテールやポートレートの自然な表情を美しく捉えることを可能にします。メイン、超広角カメラと組み合わせることで、日常風景から特別な瞬間まで、あらゆるシーンで写真撮影の楽しみを広げてくれます。

この記事で徹底解剖!

この記事では、そんな魅力あふれるCMF Phone 2 Proのスペック、性能、そして注目の機能を徹底的に深掘りし、レビューしていきます。特に、多くの方が気にされているであろう前モデルCMF Phone 1からの進化点や違いに焦点を当て、その実力を明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. CMF Phone 2 Proのスペック詳細
  2. ディスプレイ性能(輝度、応答性など)
  3. Antutuベンチマークスコアと実際のパフォーマンス
  4. カメラの実力(作例、望遠・超広角性能)
  5. バッテリー持続時間と充電速度
  6. Nothing OS 3.2の独自機能(Glyph Interface、Essential Key/Space)
  7. 通信機能(NFC対応状況、対応バンド)
  8. デザイン、素材、質感
  9. 他の競合スマートフォンとの比較(メリット・デメリット)

この記事を読むことで、「CMF Phone 2 Pro」が本当にあなたにとって「買い」なのかどうか、その判断材料が明確になるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:CMF Phone 2 Pro – Nothing Japan

価格をチェック!CMF Phone 2 Proは他のスマホよりも安い?

Nothing CMF Phone 2 Pro 実機を手で持つ

CMF Phone 2 Proは、海外ストアのAliExpress35,381円で販売されています。

日本発売は現時点で未定で、価格もまだ公開されていません。ただし、海外ではすでに発売されているため、日本でも5月か6月には発売されると予想できます。また、価格についても海外でメモリ8GB+ストレージ128GBモデルが249ユーロ(約4万1,000円)で販売されていると報道されていることから、約4万円台になると予想できます。

CMF Phone 1

2024年7月に発売されたNothing「CMF Phone 1」は楽天市場で24,979円(送料無料)で販売中です。こちらは、Nothingから登場した個性的な5Gスマートフォンです 。鮮やかな6.67インチのスーパーAMOLEDディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな表示を実現します 。

プロセッサにはMediaTek Dimensity 7300を採用し 、快適な動作を提供。50MPのメインカメラや5000mAhの大容量バッテリーも搭載し 、日常使いからエンタメまで幅広く活躍します。交換可能なカバーで 、自分らしいスタイルを楽しめる点も魅力です。

POCO M7 Pro 5G

2025年4月3日に発売された「POCO M7 Pro 5G」はAmazonで29,980円で販売中です。こちらは、Xiaomi傘下のPOCOブランドが提供する高性能5Gスマートフォンです 。6.67インチの鮮やかな有機ELディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな映像体験を提供します 。

プロセッサにはDimensity 7025-Ultraを搭載し 、8GBメモリ(拡張可能)と合わせて快適なパフォーマンスを実現 。光学式手ブレ補正付きの50MPメインカメラ や、45Wターボチャージ対応の大容量5110mAhバッテリーも魅力です 。AI機能やIP64防塵防滴も備えています 。

Galaxy A25 5G

2025年2月27日に発売された「Galaxy A25 5G」はAmazonで29,900円で販売中です。こちらは、Samsungが提供する安心と便利さを兼ね備えた5Gスマートフォンです。プロセッサにはMediaTek Dimensity 6100+を搭載し、日常的な操作をスムーズにこなします。

5000mAhの大容量バッテリーは長時間の動画再生にも対応。さらに、IPX5/IPX8の防水性能やおサイフケータイ(Felica)対応で、日本のユーザーに嬉しい機能が充実しています。「かんたんモード」など、初心者にも優しい設計も魅力です。

Redmi Note 14 Pro 5G

2025年3月22日に発売された「Redmi Note 14 Pro 5G」はAmazonで41,800円で販売中です。こちらは、Xiaomiが提供する高性能5Gスマートフォンです 。最大3000nitの明るさを誇る6.67インチCrystalRes AMOLEDディスプレイは、Corning Gorilla Glass Victus 2で保護されています 。

プロセッサにはDimensity 7300-Ultraを搭載し、パワフルな性能を発揮 。2億画素のメインカメラを含む3眼カメラシステムは、4K動画撮影にも対応します 。IP68の防水防塵性能やAI機能も備え、あらゆる場面で活躍する一台です 。

まとめ

CMF Phone 2 Proは、予想価格が約4万円台であることから、今回比較したスマートフォンの中では中価格帯に位置づけられるでしょう。Redmi Note 14 Pro 5Gよりは若干安価になる可能性がありますが、特別安いとは言えません。

現在販売されているモデルの中では、CMF Phone 1が楽天市場で約2万5千円と最も安価です。AMOLEDディスプレイや十分な性能を持つプロセッサを搭載しており、価格を重視するならば非常にお買い得な選択肢と言えるでしょう。

デザインと質感:進化した外観と持ち心地、Nothingらしさは健在か?

Nothing CMF Phone 2 Proのカラバリーエーション

ここでは、CMF Phone 2 Proの外観デザインと質感について、実際に手に取って感じた魅力や、前モデルCMF Phone 1からの進化点などを詳しくレビューします。

CMFブランドは「Color(色)・Material(素材)・Finish(仕上げ)」にこだわり、手頃な価格ながらデザイン性の高い製品を提供することを目指していますが、CMF Phone 2 Proはそのコンセプトをさらに推し進めた印象です。所有欲を満たす洗練されたデザインなのか、詳しく見ていきましょう。

CMF Phone 1からの進化:より薄く、軽く、スタイリッシュに

CMF Phone 2 Pro」を初めて手に持った瞬間、その薄さと軽さに驚きました。スペックを見ると、厚さはわずか7.8mm、重量は185g。これはNothingスマートフォンの中でも最もスリムです。前モデルのCMF Phone 1(標準モデル:厚さ8mm、重さ197g / ヴィーガンレザーモデル:厚さ9mm、重さ202g)と比較すると、その差は明らかです。

特にPhone 1は、個人的にディスプレイサイズが大きいこともあり、側面が角張ったデザインも相まって、長時間片手で持つと少し手が疲れる感覚がありましたが、Phone 2 Proではその点がかなり改善されたように感じます。薄型軽量化されたことで、ポケットや小さなバッグへの収まりも良くなり、日常的な持ち運びが非常に快適になりました。

素材と仕上げ:質感が所有欲を満たす

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体を横に置く

CMF Phone 2 Proは、細部の仕上げにもこだわりが感じられます。特に目を引くのは、カメラ周りのアルミニウム製サラウンドと、アクセントにもなっているステンレススチール製のネジです。これらの金属素材が、全体の質感を高めています。CMF Phone 1では、モデルによってマットな樹脂製やヴィーガンレザー仕上げが採用されていましたが、Phone 2 Proはより洗練された、統一感のあるデザインになったと感じます。

個人的には、この金属の質感が工業製品としての魅力を引き立てており、手に取るたびにちょっとした満足感があります。また、防水・防塵性能がCMF Phone 1のIP52等級からIP54等級へと向上した点も、日常使いでの安心感を高めてくれる嬉しい進化です。

Nothingらしさの継承:Glyph Interfaceの搭載

Nothingブランドの象徴とも言える「Glyph Interface」が、CMF Phone 2 Proにも搭載されました。CMF Phone 1にはなかったこの機能は、背面のLEDライトが着信や通知などを光で知らせてくれるものです。単なる通知機能としてだけでなく、デザイン上のユニークなアクセントとしても機能しており、Nothingらしさを強く感じさせる部分です。

実際に使ってみると、マナーモード中でも光で通知の種類を判別できるのは思った以上に便利でした。例えば、特定の連絡先からの着信を特定の光り方に設定しておけば、画面を見なくても誰からの電話か分かります。この「光のインターフェース」は、他のスマートフォンにはない独特の体験をもたらしてくれます。

新しいカスタマイズ体験:ユニバーサルカバーとアクセサリー

CMF Phone 1の大きな特徴は、背面カバーそのものを交換できる「着せ替え」のようなカスタマイズ性でした。ネジを外してカバーを交換する作業は、まるでプラモデルを組み立てるような、あるいはゲームで装備をカスタマイズするような楽しさがあり、個人的にも非常に面白い試みだと感じていました。一方、CMF Phone 2 Proでは、カスタマイズの方法が進化しました。

ユニバーサルカバー」と呼ばれる専用カバーを装着し、その上から磁力でアクセサリーを取り付ける方式がメインとなっています。ウォレット&スタンドや、魚眼・マクロといった交換レンズなど、より機能的なアクセサリーが用意されているのが特徴です。Phone 1のようなカバー自体の交換はできませんが、アクセサリーの着脱がマグネットで簡単になった点はメリットと言えます。

ネジやアクセサリーポイントといった物理的な要素を活用するコンセプトは引き継がれており、自分好みにアレンジする楽しみは健在です。

デザインに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのデザインは、CMF Phone 1の持つユニークさやカスタマイズ性を継承しつつ、より薄く、軽く、そして洗練された方向へと進化しました。Glyph Interfaceの搭載はNothingブランドとしてのアイデンティティを強化し、アルミニウムなどの素材使いは質感を向上させています。Phone 1の角張った形状による持ちにくさが改善された点も、個人的には高く評価したいポイントです。

カスタマイズ方法は変わりましたが、アクセサリーによる拡張性は魅力的です。全体として、手頃な価格帯でありながら、デザインへの強いこだわりが感じられ、所有する喜びを感じさせてくれる一台に仕上がっていると思います。

まとめ:CMF Phone 2 Pro デザイン・外観レビュー

  • 薄型軽量化: CMF Phone 1(8mm/197g〜)から、7.8mm/185gへと大幅に薄く軽くなり、持ち運びやすさが向上。
  • 洗練された素材と仕上げ: アルミニウム製カメラサラウンドやステンレススチール製ネジを採用し、質感が向上。
  • Glyph Interface搭載: Nothingブランドの象徴的な機能を搭載し、デザイン性と機能性を両立。
  • 進化したカスタマイズ: ユニバーサルカバーと磁気式アクセサリーシステムを採用し、着脱が容易に。交換レンズなどの機能的アクセサリーも用意。
  • 防水・防塵性能向上: CMF Phone 1のIP52からIP54へと向上し、日常使いの安心感が増加。
  • 所有欲を満たすデザイン: CMFブランドのデザイン哲学を受け継ぎつつ、より洗練され、所有する喜びを感じられる仕上がり。

ディスプレイ評価:CMF Phone 2 Proはより大きく、明るく、滑らかに?Phone 1との違いは

Nothing CMF Phone 2 Proの実機ディスプレイを見る

スマートフォンの使い心地を大きく左右するディスプレイ。ここでは、CMF Phone 2 Proが搭載する6.77インチのフレキシブルAMOLEDディスプレイについて、前モデルCMF Phone 1との比較を交えながら、その性能と実際の使用感を詳しくレビューします。CMF Phone 1のディスプレイも価格を考えれば非常に高品質でしたが、Phone 2 Proはそれをさらに上回る進化を遂げているのか、見ていきましょう。

サイズアップと鮮やかさの向上:没入感を深める大画面

まず気づくのは、画面サイズがCMF Phone 1の6.67インチから6.77インチへとわずかに大きくなった点です。数値上の差は小さいですが、実際に映像コンテンツを見ると、このわずかな差が没入感を高めているように感じます。Nothingスマートフォンの中で最も大きなディスプレイということもあり、映画鑑賞やゲームプレイがより楽しくなりました。

さらに注目すべきは、色表現の進化です。Phone 1の8ビット(約1677万色)から、Phone 2 Proでは10ビット(約10.7億色)表示に対応しました。これにより、色のグラデーションがより滑らかになり、深みのある表現が可能になっています。例えば、夕焼け空の微妙な色の移り変わりや、色彩豊かなアニメーション作品を見たとき、その表現力の豊かさに驚かされます。

圧倒的な明るさ:どんな場所でもクリアな表示

CMF Phone 2 Proのディスプレイは、とにかく明るいです。ピーク輝度はCMF Phone 1の2000ニトから3000ニトへと50%も向上し、屋外での通常使用時の輝度も700ニトから1300ニトへと大幅にアップしています。この恩恵は、特に日差しの強い屋外で実感できます。公園のベンチで地図アプリ(Google マップなど)を確認したり、明るい場所で写真のプレビューを見たりする際も、画面が非常にクリアで見やすいです。

Phone 1でも屋外視認性は良好でしたが、Phone 2 Proではさらにストレスがなくなりました。また、HDR10+に対応しているため、NetflixやYouTubeなどでHDRコンテンツを視聴すると、明るい部分と暗い部分のコントラストが際立ち、映像本来の美しさを存分に楽しむことができます。個人的には、この明るさとHDR表現力の向上は、動画視聴体験を格段にリッチにしてくれたと感じています。

驚きの滑らかさと応答性:ゲーム体験が変わる

Nothing CMF Phone 2 Pro ディスプレイの上部拡大

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1と同様に120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しており、画面のスクロールやアニメーションは非常に滑らかです。しかし、Phone 2 Proが大きく進化したのはタッチ応答性です。タッチサンプリングレートがPhone 1の240Hzから、なんと1000Hzへと大幅に向上しています(Phone 1比+316%)。

この違いは、特に素早い操作が求められるゲームで顕著に現れます。指の動きに対する画面の反応が驚くほど速く、例えばリズムゲームやアクションゲームをプレイすると、操作の精度が上がり、より快適にプレイできるようになりました。日常的な操作でも、アプリの切り替えや文字入力などが、よりキビキビと、思い通りに動く感覚があります。

また、低輝度時の画面のちらつきを抑えるPWM周波数が960Hzから2160Hzへと向上した点も、長時間使用時の目の疲れを軽減してくれる嬉しいポイントです。

ディスプレイに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのディスプレイは、サイズ、色表現、輝度、そしてタッチ応答性の全てにおいて、CMF Phone 1から着実な進化を遂げています。特に屋外での視認性の向上と、ゲームプレイに直結するタッチ応答性の向上は、日常的な使い勝手を大きく高めてくれました。Phone 1のディスプレイも価格帯を考えれば素晴らしいものでしたが、Phone 2 Proはそれを超える満足度を提供してくれます。

動画視聴からゲーム、日常的なブラウジングまで、あらゆるシーンで美しく快適な視覚体験をもたらしてくれる、非常に優れたディスプレイだと感じます。

まとめ:CMF Phone 2 Pro ディスプレイ評価

  • 画面サイズ: CMF Phone 1(6.67インチ)から6.77インチへ大型化。Nothingスマホで最大。
  • 色表現: 8ビットから10ビット(10.7億色)へ進化し、より豊かで滑らかな色彩表現を実現。
  • 輝度向上: ピーク輝度が3000ニト(Phone 1比+50%)、屋外輝度が1300ニトに向上し、屋外での視認性が大幅アップ。HDR10+対応で映像体験も向上。
  • タッチ応答性: タッチサンプリングレートが240Hzから1000Hzへ大幅向上(Phone 1比+316%)。ゲームや日常操作がより快適に。
  • 滑らかさ: 120Hzアダプティブリフレッシュレートを継承し、滑らかな表示を実現。
  • ちらつき低減: PWM周波数が2160Hzに向上し、低輝度時の目の負担を軽減。

パフォーマンス検証:Dimensity 7300 Proの実力と日常での快適さ

Nothing CMF Phone 2 Proのプロセッサ

スマートフォンの「サクサク感」を左右するプロセッサー。ここでは、CMF Phone 2 Proの中核であるMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gチップセットが、日々の使い方でどれほどのパフォーマンスを発揮するのか、前モデルCMF Phone 1との比較も交えながら、実際に使ってみた感想をお伝えします。

新世代チップ「Dimensity 7300 Pro」の実力

CMF Phone 2 Proには、新たにアップグレードされたMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gプロセッサーが搭載されています。このチップは、最先端のTSMC 4nmプロセス技術を用いて製造された8コアのプロセッサー(最大2.5GHz)で、高い処理能力と電力効率の両立を目指して設計されています。CMF Phone 1に搭載されていたDimensity 7300 5Gからの順当な進化版と言えるでしょう。電力効率に優れたプロセスルールは、バッテリー持ちにも貢献することが期待できます。

CMF Phone 1からの着実な性能向上

公式情報によると、CMF Phone 2 ProのDimensity 7300 Proは、CMF Phone 1のDimensity 7300と比較して、CPU性能が最大10%グラフィック性能が最大5%向上しています。スマートフォンの総合的な性能を示すAnTuTuベンチマークスコアも、Phone 1が記録した約67万点に対し、Phone 2 Proでは71万点以上と、着実なスコアアップを果たしています。この数値の向上は、アプリの起動時間の短縮や、よりスムーズなマルチタスク処理など、体感できる快適さに繋がっているはずです。

ストレスフリーな日常操作とマルチタスク

CMF Phone 1を使った際も、SNS(例:XやInstagram)のチェックやウェブブラウジング(例:ChromeやSafari)といった日常的な操作では、特に不満を感じることはありませんでした。価格帯を考えると非常に快適な動作だったと記憶しています。CMF Phone 2 Proでは、その快適さがさらに向上していることを実感します。アプリの起動がより速く感じられ、複数のアプリを次々に切り替えても、動作がもたつくような場面はほとんどありません。

個人的には、音楽ストリーミングアプリ(例:Spotify)で好きなアーティストの曲を流しながら、メッセージアプリ(例:LINE)で返信し、さらにウェブで調べ物をする、といった複数の作業を同時に行うシーンでも、非常にスムーズに動作してくれる点に好感を持ちました。日常的な使い方でストレスを感じることはまずないでしょう。

ゲーム性能への期待(軽めの言及)

CMF Phone 1でも、ゲームによっては画質設定を調整すれば比較的快適にプレイできるという評価でした。CMF Phone 2 Proではグラフィック性能も向上しているため、より多くのゲームタイトルを快適に楽しめるポテンシャルを秘めていると言えます。特に、公式情報では特定の人気バトルロイヤルゲーム(BGMIやPUBG)での高フレームレート対応が謳われており、ゲーミング性能の向上にも力が入れられていることがうかがえます。

パフォーマンスに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのパフォーマンスは、CMF Phone 1から着実に進化しており、日常的なスマートフォンの使い方全般において、より一層の快適さをもたらしてくれます。アプリの起動、ウェブサイトの閲覧、SNSの利用、マルチタスクなど、あらゆる操作がスムーズでストレスフリーです。

Dimensity 7300 Proは、ミドルレンジのスマートフォンとしては十分すぎるほどの性能を持っており、多くのユーザーにとって満足のいくパフォーマンスを提供してくれるはずです。

まとめ:CMF Phone 2 Pro パフォーマンスレビュー

  • プロセッサー: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G(8コア、最大2.5GHz、TSMC 4nm)を搭載。
  • 性能向上: CMF Phone 1比でCPU最大+10%、グラフィック最大+5%向上。
  • ベンチマーク: Antutuスコアは71万点以上を記録(Phone 1は約67万点)。
  • 日常操作: アプリ起動、ブラウジング、SNS利用などが非常にスムーズで快適。
  • マルチタスク: 複数のアプリを同時に使用しても、もたつきを感じにくい。
  • ゲーム性能: グラフィック性能向上により、より快適なゲームプレイが期待できる。

Antutuベンチマーク

CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約71万点(711,907)を記録しています。

同じプロセッサを搭載するスマートフォンはまだありませんが、似たプロセッサに「MediaTek Dimensity 7300-Ultra」があります。

シャオミのRedmi Note 14 Pro 5Gがそのプロセッサを搭載しており、Antutuベンチマークスコアは以下のようになっています。

例: Antutu V10 総合で「676605」、CPUで「203062」、GPUで「145195」、MEMで「157137」、UXで「171211」

ただし、Dimensity 7300-UltraDimensity 7300 Pro 5Gは似ていますが、いくつかの違いがあります。Dimensity 7300 Pro 5Gの主なスペックは以下の通りです:

Dimensity 7300 Pro 5Gの主なスペック

  • CPU: 2× Cortex-A78 (最大2.5GHz) + 6× Cortex-A55 (最大2.0GHz)
  • GPU: Mali-G615 MP6
  • 製造プロセス: TSMC 4nm
  • メモリ: LPDDR5
  • ストレージ: UFS 3.1
  • AI処理: MediaTek APU 3.0
  • カメラ対応: 最大200MP
  • ビデオ: 4K@30FPS録画・再生
  • 通信: 5G (Sub-6GHz)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3

Dimensity 7300-Ultraは、Cortex-A78コアを4つ搭載しているのに対し、7300 Pro 5Gは2つのA78コアと6つのA55コアを採用しており、構成が異なります。また、GPUのコア数も違い、7300 Pro 5Gの方がグラフィック性能が向上しています。そのため、CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサの方がゲーム性能が高いといえます。

CMF Phone 1と比較

一方、前モデル「CMF Phone 1」はAntutu V10 ベンチマーク総合で約65万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「651291」、CPUで「192590」、GPUで「147174」、MEMで「147216」、UXで「164311」

このことから、CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサは前モデルよりも約6万点スコアが上がっていることになります。

ただし、6万というスコアはそれほど大きな差ではないため、動作の違いは体感できないかもしれません。

Dimensity 7300 Pro 5G性能を比較

CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサは他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

Nothing CMF Phone 2 Pro グラフ Dimensity7300Pro5G-Antutu-benchmark-Comparison

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:1560000
  2. Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:1070000
  3. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:850000
  4. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu:710000
  5. MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G (CMF Phone 2 Pro)・・・Antutu:710000
  6. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu:670000
  7. Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Note 13 Pro 5G)・・・Antutu:560000
  8. MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:560000
  9. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:540000
  10. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:520000

<比較から分かること

以上の比較から、MediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gは、ミドルレンジスマートフォン向けのSoCとして優れた性能を持っていると言えます。特に、旧世代のミドルレンジSoCや、よりエントリーに近いモデルと比較した場合、その性能差は明らかです。一般的な用途であれば十分快適に動作し、多くの3Dゲームも設定次第で楽しむことができるレベルです。

ただし、最上位のフラッグシップモデルに搭載されるようなハイエンドSoCには及ばないため、最高画質でのゲームプレイや非常に重い処理を頻繁に行う場合には、性能的な制約を感じる場面もあると考えられます。

カメラ機能レビュー:望遠・超広角追加!CMF Phone 2 Pro3眼カメラの実力と作例

Nothing CMF Phone 2 Pro 背面のカメラ 拡大

スマートフォンを選ぶ上で、カメラ性能は多くの方が重視するポイントでしょう。CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1からカメラシステムが大幅に進化し、大きな注目点となっています。ここでは、待望の望遠レンズと超広角レンズを備えたトリプルカメラの実力について、実際の使用感を交えながら詳しくレビューしていきます。

CMF Phone 1からの飛躍:シングルからトリプルカメラへ

CMF Phone 1のカメラは、価格を考えれば健闘していましたが、実質的にはメインカメラのみ(+深度センサー)の構成でした。そのため、「風景を広く写したい」「遠くのものを綺麗に撮りたい」といった要望に応えきれない場面があったのも事実です。

しかし、CMF Phone 2 Proでは、50MPのメインカメラに加え、50MPの望遠カメラ(2倍光学ズーム対応)、そして8MPの超広角カメラという、本格的なトリプルカメラ構成へと大きく進化しました。

これにより、撮影できるシーンのバラエティが格段に広がり、写真撮影がより一層楽しくなりました。Phone 1ユーザーが感じていたかもしれない物足りなさが、見事に解消されています。

メインカメラ:明るく高精細な描写力

Nothing CMF Phone 2 Pro 薄暗いシーンで撮影したビル

メインカメラは50MPの高画素センサー(1/1.57インチ, f/1.88)を搭載。CMF Phone 1と比較して光の取り込み量が64%向上したとされており、その効果は特に少し暗い場所での撮影で実感できます。

実際に様々なシーンで撮影してみましたが、その描写力には目を見張るものがあります。個人的な感想としては、非常に高精細でありながら、スマートフォン特有の過度な加工感が少なく、見た目に近い自然な色再現性が素晴らしいと感じました。

安っぽさを感じさせない、高品位な写りは、所有する喜びにも繋がります。AIを活用した画像処理エンジン「TrueLens Engine 3.0」も搭載されており、難しい光の条件下でも、白飛びや黒つぶれを抑えたバランスの良い写真を簡単に撮影できます。

望遠カメラ:ポートレートも風景も、ぐっと引き寄せる

CMF Phone 2 Proの大きな魅力の一つが、新搭載された50MPの望遠カメラです。焦点距離50mm(35mm判換算)は、ポートレート撮影に最適とされる画角に近く、被写体を自然な雰囲気で捉えつつ、背景を美しくぼかすことができます。実際に人物を撮影してみると、メインカメラよりも歪みが少なく、より魅力的なポートレートが撮影できました。

また、少し離れた場所にある被写体を、画質を損なわずにグッと引き寄せて撮影できる2倍光学ズームは、日常のスナップ撮影でも非常に役立ちます。個人的には、もう少しズーム倍率が欲しいと感じることもありましたが、2倍でも有ると無いとでは大違いです。最大20倍のデジタルズームも搭載しているので、遠くのものを確認したい時などには便利です。

超広角カメラ:広大な景色をダイナミックに捉える

風景写真好きには嬉しい8MPの超広角カメラ(119.5°)も搭載されました。広大な景色を一枚の写真に収めたい時や、室内など限られたスペースで全体を写したい時に、その威力を発揮します。メインカメラでは収まりきらない範囲をダイナミックに切り取れるので、旅先での記念撮影などがより印象的になります。実際に使ってみると、その広い画角ならではの表現は新鮮で、撮影の幅が広がったことを実感できます。

ただし、個人的な印象としては、光量が少ない夜間などのシーンでは、メインカメラや望遠カメラに比べてノイズが目立ちやすく、画質面では少し譲る部分があると感じました。明るい屋外での使用がおすすめです。

進化したソフトウェアと機能:撮影をもっと楽しく

Nothing CMF Phone 2 Pro カメラ Ultra XDR技術

カメラの性能はレンズやセンサーだけでなく、ソフトウェアも重要です。CMF Phone 2 Proには、進化した「TrueLens Engine 3.0」が搭載されており、これが画質の向上に大きく貢献しています。例えば、逆光のような明暗差の激しいシーンでも、Ultra XDR技術によって、明るい空と暗い建物の両方のディテールをしっかりと描写してくれます。

また、「Portrait Optimiser」機能により、肌の質感を自然に整え、より美しいポートレート写真が簡単に撮影できます。シャッターを押す前後の瞬間を短い動画として記録する「Motion Photo」機能は、動きのある子どもの表情などを捉えるのに便利で、後からベストショットを選ぶ楽しみもあります。もちろん、夜景を美しく撮影するための「Night Mode」も搭載されており、様々なシーンに対応できます。

動画性能も4K/30fps録画や手ブレ補正(EIS)に対応しており、日常の記録には十分な性能です。

カメラに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのカメラは、CMF Phone 1からの最大の進化点と言っても過言ではありません。待望の望遠・超広角レンズが加わったことで、撮影できるシーンが飛躍的に増え、写真表現の幅が大きく広がりました。

メインカメラの画質も非常に良好で、色再現性も自然で好感が持てます。ソフトウェアの進化も相まって、誰でも簡単に美しい写真を撮影できる、非常にバランスの取れたカメラシステムだと感じます。この価格帯のスマートフォンとしては、トップクラスのカメラ性能と言えるでしょう。

まとめ:CMF Phone 2 Pro カメラレビュー

  • カメラ構成: 50MPメイン(f/1.88) + 50MP望遠(f/1.85, 2倍光学) + 8MP超広角(f/2.2, 119.5°) のトリプルカメラへ進化(Phone 1は実質シングル)。
  • メインカメラ画質: 光量取り込みがPhone 1比+64%向上。高精細で自然な色再現性。
  • 望遠カメラ: ポートレート撮影や離れた被写体に有効な2倍光学ズーム。最大20倍デジタルズーム。
  • 超広角カメラ: 広大な風景や集合写真に便利な119.5°の広い画角。
  • ソフトウェア: 進化した「TrueLens Engine 3.0」搭載。Ultra XDR、Portrait Optimiser、Motion Photo、Night Modeなど機能も充実。
  • 動画性能: 4K/30fps、1080p/60fps録画、EIS(電子式手ブレ補正)に対応。
  • 総合評価: 撮影シーンが大幅に広がり、画質・機能ともに価格帯トップクラスの実力。

バッテリー性能:CMF Phone 2 Proの電池持ちと充電速度をチェック

Nothing CMF Phone 2 Pro 二人が手に実機をもつ

スマートフォンの使い勝手を大きく左右するバッテリー性能。頻繁な充電が必要だとストレスになりますし、いざという時に電池切れでは困ります。ここでは、CMF Phone 2 Proが搭載する5000mAhの大容量バッテリーと33W急速充電が、日々の利用でどれほどの安心感をもたらしてくれるのか、CMF Phone 1との比較や、バッテリー寿命に関する新たな情報も踏まえてレビューします。

頼れる5000mAh:一日中アクティブに使えるスタミナ

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1と同様に、5000mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。CMF Phone 1はその優れたバッテリー持ちで高く評価されており、「平均的な使い方なら1回の充電で2日間使えた」という声もあるほどでした。CMF Phone 2 Proも、その頼れるスタミナをしっかりと受け継いでいる印象です。

実際に一日を通して使ってみると、朝にフル充電しておけば、通勤中に音楽ストリーミングサービス(例:SpotifyやApple Music)を利用し、日中にSNS(例:XやInstagram)をチェック、昼休みにはYouTubeで動画を視聴し、写真撮影や軽いゲームをしても、夜寝る前までバッテリー残量を心配する必要はほとんどありませんでした。公式のデータでも、YouTube再生で最長22時間、音声通話なら47時間持つとされており、多くのユーザーにとって十分以上のバッテリー持ちと言えます。

33W急速充電:忙しい朝も安心のスピードチャージ

バッテリー容量が大きいと充電時間が気になるところですが、CMF Phone 2 ProCMF Phone 1と同じく33Wの急速充電に対応しています。公式によると「20分で1日分の電力を充電できる」とされており、このスピードは非常に実用的です。個人的な体験としても、夜に充電を忘れてしまっても、朝起きてから出かけるまでの短い時間(例えば20~30分程度)で、その日一日安心して使えるくらいのバッテリー量を確保できるので、本当に助かっています。

「しまった!」と思った時でも、慌てずに済むのは大きなメリットです。この急速充電のおかげで、充電に関するストレスはかなり軽減されます。

長く使える安心感:バッテリー寿命への配慮

スマートフォンを長く使っていると気になるのがバッテリーの劣化です。CMF Phone 2 Proでは、この点に関しても配慮が見られます。新たに「1200回の充電サイクルを経ても、バッテリー容量の90%以上を維持できる」という具体的な目標値が示されました。これは、頻繁に充放電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくく、購入時のパフォーマンスを長期間維持できることを意味します。

CMF Phone 1にもバッテリー寿命を延ばすための技術は搭載されていましたが、より具体的な数値で示されたことで、安心して長く使い続けられるという期待感が高まります。また、夜間にスマートフォンを使用していない間の電力消費を抑える自動省電力機能も搭載されており、バッテリーへの負荷を低減する工夫が凝らされています。

あると便利:リバース充電機能

CMF Phone 2 Proは、5Wのリバース有線充電機能も備えています。これは、スマートフォン本体がモバイルバッテリー代わりになり、USBケーブルを使って他のデバイスを充電できる機能です。例えば、外出先でワイヤレスイヤホン(例:Nothing Earシリーズなど)のバッテリーが少なくなった時に、CMF Phone 2 Proから直接充電することができます。頻繁に使う機能ではないかもしれませんが、いざという時に役立つ便利な機能です。

バッテリーに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのバッテリー性能は、CMF Phone 1から引き続き非常に高いレベルにあると言えます。5000mAhの大容量は一日の活動を余裕で支え、33Wの急速充電は充電のストレスを大幅に軽減してくれます。スペック上の大きな変化はないものの、バッテリー寿命の維持に関する具体的な目標が示されたことは、長く使いたいユーザーにとって非常に心強いポイントです。日常的な使い方でバッテリーに不安を感じることは、まずないでしょう。

まとめ:CMF Phone 2 Pro バッテリーレビュー

  • バッテリー容量: CMF Phone 1と同等の5000mAh大容量バッテリーを搭載。
  • バッテリー持ち: 優れたスタミナで、通常の使用なら1日以上持つ安心感。
  • 急速充電: 33Wの急速充電に対応。20分で1日分の充電が可能とされるスピード。
  • バッテリー寿命: 1200回の充電サイクル後も容量90%以上を維持する目標が設定され、長期間の使用に対応。
  • リバース充電: 5Wの有線リバース充電に対応し、他のデバイスへの給電が可能。
  • 総合評価: 大容量、高速充電、長寿命化への配慮と、バランスの取れた安心のバッテリー性能。

OSと独自機能:Nothing OS 3.2とGlyph、Essential Keyの使い勝手

Nothing CMF Phone 2 Pro Nothing OS 3.2のUI画面

スマートフォンの使い心地は、ハードウェアだけでなくソフトウェアによっても大きく左右されます。CMF Phone 2 Proは、最新のAndroid 15をベースにした独自の「Nothing OS 3.2」を搭載し、さらにユニークな独自機能も備えています。ここでは、その洗練された操作感や便利な機能、そして前モデルCMF Phone 1からの進化点について詳しくレビューしていきます。

より新しく、より長く安心:Nothing OS 3.2と長期サポート

CMF Phone 2 Proには、最新OSであるAndroid 15をベースとしたNothing OS 3.2がプリインストールされています。これは、CMF Phone 1が搭載していたAndroid 14ベースのNothing OS 2.6から着実に進化しています。さらに注目すべきは、ソフトウェアアップデートの保証期間です。

CMF Phone 2 Proでは、3年間のAndroid OSアップデートと、なんと6年間ものセキュリティパッチの提供が約束されています。これは、CMF Phone 1(Android 2年/セキュリティ 3年)と比較して大幅に延長されており、購入後も長期間にわたって最新の機能やセキュリティを維持できるという、大きな安心感につながります。

Nothing OSの魅力:洗練されたデザインと快適な操作性

Nothing OSは、「余計なソフトウェアがない」「素のAndroidに近い」と評されることが多く、そのシンプルで軽快な操作感はCMF Phone 1でも高く評価されていました。CMF Phone 2 ProのNothing OS 3.2もその哲学を受け継いでおり、非常にスムーズで直感的な操作が可能です。

加えて、Nothingならではのドットマトリクスデザインを基調としたアイコン、ウィジェット、フォントなどがOS全体に統一感をもたらし、他にはない洗練された雰囲気を醸し出しています。個人的には、この独特のデザインと軽快な動作の両立が、Nothing OSの大きな魅力だと感じています。必要な情報に素早くアクセスできる「Smart Drawer」機能なども、日々の使い勝手を向上させてくれます。

個性を演出:Glyph Interfaceとカスタマイズ

背面のGlyph Interfaceは、単なるデザイン上のアクセントではありません。Nothing OSと連携し、通知の種類によって光り方を変えたり、特定の連絡先からの着信を専用のパターンで知らせたり、タイマーの残り時間を表示したりと、実用的な役割も果たします。音を出せない状況でも光で情報を伝えてくれるのは、思った以上に便利です。

また、Nothing OSはカスタマイズ性も重視しており、ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットの種類やデザイン、アプリアイコンの表示方法などを細かく調整できます。自分だけの使いやすい、そして見た目にもこだわったスマートフォン環境を構築する楽しみがあります。

新機能「Essential Key」と「Essential Space」:情報収集と整理をスマートに

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体の側面 Essential Key

CMF Phone 2 Proで新たに追加された物理ボタン「Essential Key」は、非常にユニークで便利な機能です。側面に配置されたこのボタンは、一度押すと表示中の画面を素早くキャプチャ(スクリーンショット)、長押しすると即座に音声メモの録音を開始できます。会議中に重要な発言を記録したり、Webサイトで見つけた気になる情報をサッと保存したりするのに役立ちます。

そして、これらのキャプチャした情報や音声メモは、自動的に「Essential Space」という専用スペースに整理されます。さらに、Essential Space内ではAIがコンテンツを分析し、要約を作成したり、関連情報や次に取るべきアクションを提案してくれたりします。情報収集から整理、活用までをシームレスに行える、まさに「スマート」な機能です。

AIとの連携:ChatGPT統合

CMF Phone 1から引き続き、ChatGPTとの連携機能も搭載されています。ホーム画面に専用ウィジェットを設置すれば、テキスト入力や音声、画像を使って素早くChatGPTに質問できます。Webページの内容をコピーしたり、スクリーンショットを撮ったりして、それを直接ChatGPTに送って要約や翻訳を依頼するといった使い方も可能です。

日常的な調べ物から、ちょっとしたアイデア出し、文章作成の補助まで、AIの力を手軽に活用できるのは大きな強みです。Nothing製のイヤホンと連携すれば、音声でChatGPTを呼び出すこともできます。

OS・独自機能に関する個人的な総括

CMF Phone 2 ProのNothing OS 3.2は、洗練されたデザインとスムーズな操作性を両立しており、非常に完成度の高いOSだと感じます。長期的なアップデート保証は大きな安心材料です。そして、Glyph InterfaceやEssential Key/Spaceといった独自機能は、他のスマートフォンにはないユニークな体験と利便性を提供してくれます。

特にEssential Key/Spaceは、情報過多な現代において、情報の収集と整理を効率化してくれる画期的な機能と言えるかもしれません。ソフトウェア面でも、CMF Phone 2 Proは非常に魅力的な選択肢です。

まとめ:CMF Phone 2 Pro OS・独自機能レビュー

  • OS: Android 15ベースのNothing OS 3.2を搭載。洗練されたデザインとスムーズな操作性。
  • アップデート保証: Android OSアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間の長期サポート。
  • 独自機能① (Glyph): OSと連携し、通知やタイマーなどを光で知らせる実用的なインターフェース。
  • 独自機能② (Essential Key): 画面キャプチャや音声メモをワンタッチで起動できる物理ボタン。
  • 独自機能③ (Essential Space): Essential Keyで収集した情報を自動整理し、AIが要約や提案を行うスペース。
  • AI連携: ChatGPTがOSに統合され、ウィジェットや音声で手軽にアクセス可能。
  • カスタマイズ: ホーム画面、ロック画面、ウィジェットなどを自分好みに設定可能。
  • 総合評価: 長期サポートの安心感と、Essential Key/Spaceなどのユニークで実用的な独自機能が光る、魅力的なソフトウェア体験。

通信・その他機能:NFC対応!防水性能向上などCMF Phone 2 Proの細かな進化点

Nothing CMF Phone 2 Pro 画面 アプリ一覧

スマートフォンの評価は、プロセッサーやカメラといった主要なスペックだけで決まるものではありません。日常的な使い勝手を左右する通信機能や、防水性能、細かな操作感なども非常に重要です。ここでは、CMF Phone 2 Proが備える通信機能や、CMF Phone 1から進化したNFC対応、向上した防水性能など、「かゆいところに手が届く」機能や改善点について詳しくレビューしていきます。

待望のNFC搭載:キャッシュレス決済がよりスマートに

CMF Phone 2 Proにおける最大の改善点の一つと言っても過言ではないのが、NFCへの対応です。前モデルCMF Phone 1ではNFC非対応が「唯一の不満点」と評される声もあっただけに、今回の対応は多くのユーザーにとって朗報でしょう。Google Payに対応したことで、スマートフォンを使ったタッチ決済が可能になりました。

実際にコンビニやスーパーマーケットでGoogle Payを使ってみると、財布やカードを取り出す手間なく、スマートフォンをかざすだけで支払いが完了する手軽さはやはり格別です。対応店舗も増えているため、キャッシュレス決済を日常的に利用している方にとっては、このNFC対応だけでもCMF Phone 2 Proを選ぶ大きな理由になるかもしれません。

高速で安定した通信環境:Wi-Fi 6とBluetooth 5.3

基本的な通信機能もしっかりと 最新規格に対応しています。CMF Phone 1と同様に、Wi-Fiは高速なWi-Fi 6(802.11ax)をサポート。対応するルーター環境があれば、アプリのダウンロードや高画質動画のストリーミング再生も非常にスムーズです。Bluetoothもバージョン5.3に対応しており、ワイヤレスイヤホンやスピーカーとの接続も安定しています。

個人的にNothing Earなどのワイヤレスイヤホンで音楽を聴く際も、音途切れなどはほとんど感じませんでした。もちろん、5G通信NSA & SA方式のデュアルモード)にも対応しており、対応エリアでは高速なモバイルデータ通信が可能です。さらに、ネットワーク環境に応じて通信を最適化する「Smart 5G」などの機能も搭載されており、安定した通信への配慮がうかがえます。

安心感をプラス:向上した防水防塵性能 (IP54)

CMF Phone 2 Proでは、防水防塵性能がCMF Phone 1のIP52からIP54へと向上しました。IP52がいわゆる「生活防水」レベル(垂直な水滴や多少の塵に耐える程度)だったのに対し、IP54は「あらゆる方向からの水の飛沫」や「ほとんどの粉塵の侵入」から保護されるレベルです。

これにより、例えば急な雨に降られたり、キッチンなどの水回りで使用したりする際の安心感が格段に増しました。実際に少し雨が降っている中で操作してみましたが、特に問題なく使用できました。ただし、あくまで「水の飛沫」に対する保護であり、水没には対応していません。お風呂場での使用や、プール、ビーチなどでの使用は避けるのが賢明です。それでも、日常生活における不意のアクシデントに対する耐性が向上したのは嬉しいポイントです。

操作感を高める細かな進化:X軸リニアバイブレーターとスピーカー

細かな部分ですが、操作感の向上に繋がる進化も見られます。CMF Phone 2 Proは、触覚フィードバックを担当するバイブレーションに「X軸リニアバイブレーター」を搭載しています。これにより、着信や通知、キーボード入力時の振動が、よりキレがあり、上質な感触になりました。安価なスマートフォンにありがちな、ぼんやりとした振動ではなく、しっかりとしたフィードバックが得られるため、操作していて気持ちが良いです。

ゲームプレイ中の演出などにも活用され、没入感を高めてくれます。また、スピーカーに関しても、CMF Phone 1はモノラルスピーカーで音質に不満の声がありましたが、CMF Phone 2 Proでは「Ultra volume speaker」が搭載されています。実際に音を出してみると、音量が大きくクリアになった印象を受けます(ステレオ再生に対応しているかは確認できませんでしたが、音質は改善されているように感じます)。

その他の便利な機能:生体認証や耐久性

セキュリティ面では、画面内光学式指紋センサー顔認証の両方に対応。どちらもスピーディーかつ正確に認証してくれるため、マスクをしている時など状況に応じて使い分けられ、ストレスなくロック解除できます。また、製品としての信頼性にも配慮されており、落下試験やボタン耐久試験、温度試験など、多くの厳しい品質テストをクリアしているとのことです。長く使う上で、こうした耐久性への取り組みは安心材料となります。

通信・その他機能に関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proは、デザインや主要スペックだけでなく、通信機能や細かな仕様においても着実な進化を遂げています。特に待望のNFC搭載は、CMF Phone 1の明確な弱点を克服し、日常的な利便性を大きく向上させました。向上した防水性能や、質感の高いバイブレーションなども、日々の満足度を高めてくれる要素です。基本性能の高さに加え、こうした細部への配慮が、CMF Phone 2 Proをより完成度の高いスマートフォンにしていると感じます。

まとめ:CMF Phone 2 Pro 通信・その他機能レビュー

  • NFC: CMF Phone 1の非対応から、Google Pay対応のNFCを搭載。タッチ決済が可能に。
  • 防水防塵: IP52からIP54へ向上。水の飛沫や粉塵に対する保護が強化され、安心感アップ。
  • バイブレーション: X軸リニアバイブレーター搭載により、高品質な触覚フィードバックを実現。
  • 通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、5Gデュアルモード(NSA & SA)に対応。ネットワーク最適化機能も搭載。
  • スピーカー: Ultra volume speaker搭載。音量・音質が改善されている可能性。
  • 生体認証: 画面内指紋認証と顔認証に対応。
  • SIM: デュアルSIM(Nano-SIM)に対応。
  • 耐久性: 多数の品質テストを実施し、信頼性を確保。
  • 総合評価: NFC対応で利便性が大幅に向上。防水性能やバイブレーションなど細かな点も進化し、より使いやすく安心できる一台に。

CMF Phone 1 vs CMF Phone 2 Pro:進化したポイント総まとめ

Nothing CMF Phone 2 Pro UIデザイン

ここでは、これまでの比較内容を踏まえ、CMF Phone 2 ProCMF Phone 1からどの点が具体的に進化したのかを、箇条書きで分かりやすく整理して提示します。ディスプレイ、カメラ、性能、NFC対応、防水性能、OSサポート期間など、主要なアップグレードポイントを簡潔に示し、両モデルの違いを素早く理解できるようにします。

ディスプレイ:

  • サイズと種類: Phone 2 Proは6.77インチのフレキシブルAMOLEDで、Phone 1の6.67インチSuper AMOLED LTPSよりわずかに大きいです 。
  • 色表現: Phone 2 Proは10ビットカラー(約10.7億色)に対応し、Phone 1の8ビットカラー(約1677万色)より豊かな色を表現できます 。
  • タッチ反応速度: Phone 2 Proのタッチサンプリングレートは1000Hzと、Phone 1の240Hzから大幅に向上しており、よりスムーズで応答性の高い操作が可能です 。
  • 輝度: Phone 2 Proはピーク輝度が3000ニト、屋外輝度が1300ニトと、Phone 1(ピーク2000ニト、屋外700ニト)より大幅に明るく、屋外での視認性が向上しています 。

パフォーマンス:

  • プロセッサー: Phone 2 ProはMediaTek Dimensity 7300 Proを搭載し、Phone 1のDimensity 7300と比較してCPU性能が最大10%、グラフィック性能が最大5%向上しています 。
  • Antutuスコア: Phone 2 Proのスコアは71万点以上と、Phone 1の約67万点から向上しています 。

カメラ:

  • 構成: Phone 2 Proは50MPメイン+50MP望遠+8MP超広角のトリプルカメラ構成ですが、Phone 1は実質50MPメインカメラのみ(+ポートレートセンサー)です 。望遠・超広角レンズの追加により、撮影シーンの幅が大きく広がりました。
  • 望遠撮影: Phone 2 Proは2倍光学ズーム対応の50MP望遠カメラを搭載していますが、Phone 1には光学ズームはありません 。
  • 超広角撮影: Phone 2 Proは119.5°の画角を持つ8MP超広角カメラを搭載していますが、Phone 1にはありません 。
  • 光の取り込み: Phone 2 ProのメインカメラはPhone 1より64%多く光を取り込めるとされています 。
  • カメラエンジン: Phone 2 ProはTrueLens Engine 3.0に進化しています(Phone 1は2.0) 。

OSとソフトウェア:

  • OSバージョン: Phone 2 ProはAndroid 15ベースのNothing OS 3.2を搭載(Phone 1はAndroid 14 / OS 2.6) 。
  • アップデート保証: Phone 2 ProはAndroidアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間と、Phone 1(Android 2年/セキュリティ 3年)より長期間のサポートを提供します 。
  • 独自機能: Phone 2 Proには、物理ボタンの「Essential Key」と、情報整理スペース「Essential Space」という新機能が追加されています 。

通信・その他機能:

  • NFC: Phone 2 ProはNFCに対応し、Google Payなどのタッチ決済が利用可能になりましたが、Phone 1は非対応でした 。
  • 防水防塵性能: Phone 2 ProはIP54等級に向上し、Phone 1のIP52より高い保護性能を備えています 。
  • バイブレーション: Phone 2 ProはX軸リニアバイブレーターを搭載しており、より質の高い触覚フィードバックを提供します(Phone 1は種類不明) 。

デザインとサイズ:

  • 薄さと軽さ: Phone 2 Proは厚さ7.8mm、重さ185gと、Phone 1(標準8mm/197g、レザー9mm/202g)より薄型軽量化されています 。
  • デザイン要素: Phone 2 ProにはGlyph Interfaceが搭載されていますが、Phone 1にはありません 。

付属品:

Phone 2 Proには標準でフォンケースが付属しますが、Phone 1には付属していません

まとめ

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1と比較して多くの点で進化しています。特に、ディスプレイの輝度と応答性、トリプルカメラ構成(望遠・超広角の追加)、NFC対応、防水性能の向上、OSの長期サポート、そしてEssential Key/Spaceといった新機能の追加は大きな改善点です。パフォーマンスも着実に向上し、より薄く軽くなったデザインも魅力です。

CMF Phone 1」のコンセプトを引き継ぎつつ、弱点を克服し全体的な完成度を高めたモデルと言えます。

CMF Phone 2 Proのメリット・デメリット

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 ライトグリーン

「CMF Phone 2 Pro」について、他のスマートフォン(CMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G、Redmi Note 14 Pro 5G)と比較した場合のメリット(長所)とデメリット(弱点)をまとめました。

【メリット】

メリット1:独自性の高いデザインと機能

CMF Phone 2 Proは、Nothingブランドを象徴する背面のGlyph Interfaceや、情報を素早く記録・整理できる物理ボタン「Essential Key」と専用スペース「Essential Space」を搭載しています。これらはCMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G、Redmi Note 14 Pro 5Gにはない、ユニークで実用的な機能であり、デザイン面でも個性を際立たせています。

メリット2:優れたディスプレイ応答性と輝度

ディスプレイのタッチサンプリングレートは1000Hzと、CMF Phone 1の240Hzから大幅に向上しており、非常にスムーズな操作感を実現します。ピーク輝度も3000nitsと高く、POCO M7 Pro 5Gの2100nitsやGalaxy A25 5GのTFT液晶よりも屋外での視認性に優れている可能性が高いです。Redmi Note 14 Pro 5Gも同等のピーク輝度を誇ります。

メリット3:望遠カメラの搭載

50MPの望遠カメラ(2倍光学ズーム)を搭載している点は大きなメリットです。これにより、ポートレート撮影や少し離れた被写体の撮影で画質を損なわずにズームできます。CMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5Gには専用の望遠レンズがありません。Redmi Note 14 Pro 5Gは望遠の代わりにマクロレンズを搭載しています。

メリット4:長期的なソフトウェアサポート

OSアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間の提供保証は、CMF Phone 1の2年+3年やRedmi Note 14 Pro 5Gの3年+4年よりも長く、他のモデル(POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G)と比較しても長期間安心して利用できる点で優れています。

【デメリット】

デメリット1:おサイフケータイ(Felica)非対応の可能性

NFCは搭載されましたが、おサイフケータイ(Felica)への対応は明記されておらず、非対応の可能性があります。日常的にモバイルSuicaやiD、QUICPayなどを利用する場合、Felicaに明確に対応しているGalaxy A25 5Gに対して劣る点となります。POCO M7 Pro 5GもFelica非対応です。

デメリット2:防水性能

防水防塵性能はIP54等級であり、CMF Phone 1のIP52からは向上していますが、より高い防水性能を持つGalaxy A25 5G(IPX5/IPX8)やRedmi Note 14 Pro 5G(IP68)と比較すると見劣りします。POCO M7 Pro 5Gは同等のIP64等級です。

デメリット3:カメラ性能の一部

望遠カメラは搭載されましたが、8MPの超広角カメラは、Redmi Note 14 Pro 5Gの8MPと同等画素数ながら、画質面で見劣りする可能性があります。また、Redmi Note 14 Pro 5Gが搭載する2億画素のメインカメラと比較すると、CMF Phone 2 Proの50MPメインカメラは解像度で劣ります。

デメリット4:充電速度

33Wの急速充電に対応していますが、POCO M7 Pro 5GやRedmi Note 14 Pro 5Gが対応する45W充電と比較すると、充電スピードはやや遅めです。CMF Phone 1も同じ33Wでした。

デメリット5:価格と入手性

日本での発売日や価格はまだ未定です。予想価格は約4万円台とされており、既に発売されているCMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5Gより高価になる可能性があります。Redmi Note 14 Pro 5Gとは同程度の価格帯になるかもしれません。

CMF Phone 2 Proのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 6.77″ FHD+ フレキシブルAMOLED、120Hzアダプティブ、3000nitsピーク輝度、10-bit。
  • プロセッサ: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G (8コア, 4nm)。
  • GPU: Mali-G615 MP(CMF Phone 1と比較してグラフィック性能が最大5%向上)
  • RAM(メモリ): 8GB (RAMブースターで最大16GB拡張可能)。
  • ストレージ: 128GB または 256GB (最大2TB拡張可能)。
  • バッテリー: 5000mAh。
  • 駆動時間: YouTube再生 最大22時間、BGMIゲーム 10時間、音声通話 47時間 (Nothingテストラボのデータ)。
  • 充電: 33W有線急速充電、5Wリバース有線充電 (約20分で一日分)。
  • 背面カメラ: 50MPメイン、50MP望遠 (2x光学ズーム)、8MP超広角。
  • 前面カメラ: 16MP。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3。
  • GPS: GPS, GLONASS, BDS, GALILEO, QZSSに対応。
  • NFC: 対応 (Google Pay含む)。
  • インターフェース: デュアルSIM (Nano-SIM)、アクセサリーポイント、Essential Key搭載。
  • 振動モーター: X軸リニアバイブレーター搭載。
  • 防水防塵: IP54対応。
  • 冷却システム: なし
  • 生体認証: 画面下光学式指紋センサー、顔認証。
  • OS: Android 15ベースのNothing OS 3.2。3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ。
  • サイズ: 高さ: 164.0 mm、幅: 78.0 mm、厚さ: 7.8 mm。
  • 重量: 185 g。
  • カラー: オレンジ、ライトグリーン、ブラック、ホワイト
  • 付属品: 本体、USB-Cケーブル、ケース、安全情報・保証書、プレ貼付保護シート、SIMピン。
  • モバイル通信: 5G NR、4G LTE、3G UMTS、2G GSM対応
  • SIMカード: デュアルNano-SIM。

対応バンド:CMF Phone 2 Pro

CMF Phone 2 Proは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  1. 5G NRバンド: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78。※デュアルモード(NSA & SA)に対応しています。
  2. 4G LTEバンド: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 42, 48, 66, 71。
  3. 3G UMTS (WCDMA)バンド: UMTS B1, 2, 4, 5, 6, 8, 19。
  4. 2G GSM: 850, 900, DCS, PCS。

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n1, n3, n28, n77, n78 (主要バンドn28, n77, n78に対応。n79は非対応ですが、他のn1, n3にも対応)
  • 4G: B1, B3, B19, B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B19, B28 に対応。B21は非対応ですが、他の重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B19 対応
  • 3G: B1, B19 (B6含む) 対応 (3Gサービスは2026年3月末終了予定)

au:

  • 5G: n3, n28, n77, n78 (主要バンドn28, n77, n78に対応。n40は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B18/26, B28 に対応。B11は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • (3Gはサービス終了)

ソフトバンク:

  • 5G: n3, n28, n77 (主要バンドn3, n28, n77に対応。ミリ波n257は非対応)
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B8, B28 に対応。B11は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B8 対応
  • 3G: B1, B8 対応 (3Gサービスは終了済みまたは終了間近)

楽天モバイル:

  • 5G: n77 (主要バンドn77に対応。ミリ波n257は非対応) 修正:主要バンド n77 に対応。端末は n3 にも対応しているため、楽天モバイルの 5G にも対応しています。
  • 4G: B3, B18(B26含む) (パートナー回線), B28 (自社プラチナバンド) (自社バンドB3、パートナー回線B18/26、自社プラチナバンドB28に対応)
  • プラチナバンド: B18/B26 (パートナー回線)、B28 (自社バンド、順次拡大中) 対応
  • (3G/GSMはサービス対象外)

結論

この端末は、ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに幅広く対応しており、各社のプラチナバンドもカバーしています。

楽天モバイルについても、主要な4Gバンド(自社B3、パートナーB18/26)、5Gバンド(n77)、およびプラチナバンド(B28)に対応しています。

UMTS(3G)はドコモ・ソフトバンクで利用可能ですが、順次サービス終了予定です。auの3Gは既に終了しています。

GSM(2G)には対応していますが、日本国内のキャリアでは使用されていません。

総合的に見て、この端末は日本の主要4キャリアすべてで、大きな問題なく利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

CMF Phone 2 Proの評価

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 斜め

8つの基準で「CMF Phone 2 Pro」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
大型・高輝度・高色域AMOLED。120Hz/1000Hzタッチで滑らか。

スペック:★★★★☆ (4/5)
Dimensity 7300 Pro搭載。日常操作は快適なミドルレンジ性能。

耐久性: ★★★☆☆ (3/5)
IP54防水防塵に向上。日常的な飛沫や埃に対応。

デザイン:★★★★★ (5/5)
薄型軽量で洗練された外観。Glyph Interfaceと質感の高い素材。

通信:★★★★★ (5/5)
5G/Wi-Fi 6/BT5.3に加え、待望のNFC搭載。国内バンドもカバー。

機能:★★★★★ (5/5)
Glyph、Essential Key/Spaceなど独自機能が充実。長期OSサポートも魅力。

使いやすさ:★★★★★ (5/5)
軽快なOS、長持ちバッテリー、NFC、高性能ディスプレイで快適。

価格:★★★★☆ (4/5)
約4万円台予想。機能・性能を考えるとコスパ良好の期待。

総評:★★★★☆ (4.5/5)

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1のコンセプトを引き継ぎつつ、ユーザーからのフィードバックを反映し、多くの点で着実な進化を遂げたスマートフォンです。特にデザイン、ディスプレイ、機能面での魅力が高く、ミドルレンジの価格帯において非常に競争力のあるモデルと言えるでしょう。

デザインと質感の向上

前モデルから薄型軽量化され、手に馴染みやすくなった点は高く評価できます。アルミニウムやステンレスといった素材の採用は、プラスチックが主体だった前モデルと比較して質感を大幅に向上させており、所有する喜びを感じさせます。Nothingブランドの象徴であるGlyph Interfaceの搭載も、デザイン上のアクセントとしてだけでなく、通知機能としても実用的であり、個性を際立たせています。

ディスプレイと基本性能の進化

ディスプレイはサイズ、輝度、色表現、タッチ応答性の全てにおいて進化しており、特に屋外での視認性向上とゲームプレイ時の快適性向上は大きなメリットです。プロセッサーも順当に性能アップし、日常操作でストレスを感じることはまずないでしょう。NFCへの対応は多くのユーザーが待ち望んでいた機能であり、利便性が大きく向上しました。

カメラとソフトウェアの充実

望遠・超広角カメラが追加されたことで、撮影できるシーンが格段に広がりました。メインカメラの画質も良好で、価格帯を考えれば満足度の高いカメラ性能です。Nothing OSは洗練された使い心地に加え、Essential Key/Spaceといったユニークで実用的な新機能が追加されました。さらに、3年間のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデート保証は、長く安心して使えるという点で非常に価値が高いです。

まとめ

CMF Phone 2 Proは、デザイン、ディスプレイ、カメラ、機能、使いやすさ、長期サポートといった多くの面で高い完成度を誇ります。前モデルの弱点を克服し、所有欲と実用性を高いレベルで両立させた、非常にバランスの取れたスマートフォンと言えるでしょう。日本での正式な価格発表が待たれますが、予想される価格帯であれば、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるはずです。

CMF Phone 2 Proは買うべきか?おすすめユーザーと評価

これまでのレビューと他機種との比較を踏まえ、CMF Phone 2 Proがどのようなスマートフォンであり、購入を検討すべきか、そしてどのようなユーザーにおすすめできるのかを総括します。

CMF Phone 1からの確かな進化と魅力

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1のユーザーからのフィードバックを反映し、多くの点で明確な進化を遂げています。特に、NFCの搭載、望遠・超広角レンズを加えたトリプルカメラへの強化、そしてNothingブランドの象徴であるGlyph Interfaceの採用は、Phone 1の弱点を克服し、魅力を大幅に高める要素です。

加えて、ディスプレイの輝度向上やタッチ応答性の改善、より薄型軽量になったデザイン、IP54への防水防塵性能向上、そして長期化されたソフトウェアサポートなど、全体的な完成度が着実に向上しています。

CMF Phone 2 Proがおすすめなユーザー

このスマートフォンは、まず独自のデザインや機能を重視するユーザーに強くおすすめできます。Glyph InterfaceやEssential Keyといったユニークな機能は、他のスマートフォンにはない体験を提供します。また、洗練されたデザインと質感の向上も、所有する喜びを感じさせてくれるでしょう。

最新OSを長期間安心して使いたいユーザーにとっても、OSアップデート3年・セキュリティパッチ6年という手厚いサポートは大きな魅力です。標準・望遠・超広角とバランスの取れたカメラ構成を求めているユーザーや、CMF Phone 1に興味があったもののNFCやカメラ機能に物足りなさを感じていたユーザーにも適しています。

購入を検討する上での注意点

一方で、いくつかの注意点も存在します。現時点の情報では、おサイフケータイ(Felica)への対応は期待できず、これを必須とするユーザーには不向きかもしれません。防水性能もIP54と向上はしたものの、Galaxy A25 5G(IPX5/IPX8)やRedmi Note 14 Pro 5G(IP68)のような高いレベルを求める場合には物足りなさを感じる可能性があります。

また、カメラのメインセンサー解像度や充電速度も、Redmi Note 14 Pro 5Gなどに比べると控えめです。価格も約4万円台と予想されており、より安価なCMF Phone 1やPOCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5Gで十分と考えるユーザーもいるでしょう。

最終評価:バランスの取れた個性派ミドルレンジ

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1から大きく進化し、デザイン、機能、性能のバランスが取れた、非常に魅力的なミドルレンジスマートフォンです。特に、Nothingならではの独自機能とデザイン、長期的なソフトウェアサポートは大きな強みと言えます。いくつかの弱点やトレードオフは存在するものの、それらが許容範囲であれば、価格以上の価値と満足感を得られる可能性が高い一台です。

最終的な購入判断は、日本での正式な価格発表と、個々のユーザーが何を最も重視するかによって変わってきますが、個性を求める多くのユーザーにとって有力な選択肢となることは間違いないでしょう。

CMF Phone 2 Proの価格・購入先

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 オレンジ

※日本での発売日はまだ未定。

Nothing 公式サイト

※発売予定です。

Nothing 公式サイトで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

ECサイト

AliExpressで35,381円、

で販売されています。

Amazonで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

楽天市場で「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

AliExpressで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

CMF Phone 2 Proに似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

CMF Phone 1

Nothingから発売されたNothing OS 2.6搭載の5G スマートフォンです(2024年7月に発売)。

MediaTek Dimensity 7300、スーパー AMOLED液晶、5000 mAh バッテリー、背面 50MPのメインカメラ、前面 16MPのフロントカメラ搭載で、

交換式のカバー、33W 急速充電、5Wリバースチャージ、最大2TBまでのストレージ拡張、ディスプレイ内指紋認証、リフレッシュレート 120 Hz、タッチサンプリングレート 240 Hz、IP52防水防塵、Wi-Fi 6に対応しています。

価格は、楽天市場で24,979円(送料無料)、ヤフーショッピングで23,980円、AliExpressで24,947円、米国 Amazon.comで$289.00 ($30 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:Nothing「CMF Phone 1」とPhone (2a)の違いを解説

POCO M7 Pro 5G

Xiaomi傘下のPOCOブランドから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年4月3日発売)。

Xiaomi HyperOS 1.0 (Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7025-Ultra、8GBメモリ(最大16GB相当に拡張可能)、2400 x 1080 pxの有機EL (AMOLED)ディスプレイ(最大120Hzリフレッシュレート)、256GBストレージ、5110mAhバッテリー、背面50MP(OIS)+2MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(消しゴムなど)、45Wターボチャージ、IP64防塵防滴、microSDカードによるストレージ拡張、NFC(Felicaは非対応)、赤外線ブラスター、画面内指紋センサー、AI顔認証、ステレオデュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)、3.5mmヘッドホンジャック、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで29,980円、楽天市場で32,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,830円、AliExpressで26,847円、です。

関連記事:POCO M7 Pro 5G 徹底レビュー!M6 Pro比較と買うべきか判断

Galaxy A25 5G

Samsungから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年2月27日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 6100+、4GBメモリ、720 x 1600 pxのTFT液晶、64GBストレージ、最大21時間(動画再生時)駆動する5000 mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IPX5/IPX8防水防塵、、おサイフケータイ (Felica)、最大1.5TBまでのストレージ拡張、「かんたんモード」、「Galaxy使い方相談」、「端末リモート追跡」、通話録音、「Samsung Health」、「Smart Switch」(データ移行)、目の保護モード、バッテリーの保護、省電力モード、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで29,900円(税込・SM-A253QZBASJP)、楽天市場で22,748円(送料無料・ドコモ版・未使用品)、ヤフーショッピングで15,700円(SIMロック解除済み)、Samsungオンラインショップの一括で2万9900円(SIMフリー)、米国 Amazon.comで$229.99、です。

関連記事:Galaxy A25 5Gをレビュー!メリット・デメリット、価格、スペック、カメラ性能

Redmi Note 14 Pro 5G

Xiaomiから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年3月22日発売)。

Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)、Dimensity 7300-Ultra、8GB/12GBメモリ、最大輝度3000nitのCrystalRes AMOLED液晶 (120Hz, 最大3000nits, Gorilla® Glass Victus® 2, Dolby Vision®など)、256GB/512GBストレージ、5110 mAhバッテリー、背面2億画素+800万画素+200万画素の3眼カメラ、前面2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(かこって検索、AI消しゴムPro、Geminiなど)、IP68防水防塵、45Wターボチャージ、Corning Gorilla Glass Victus 2、最大4倍のロスレスズーム、AIビューティーモード、4K動画撮影(24/30fps)、1080p(120fps)のスローモーション撮影、

X軸リニアモーター、冷却システム、画面内指紋センサー、AI顔認証、NFC、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで41,800円(税込)、楽天市場で41,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで45,980円、AliExpressで37,947円、米国 Amazon.comで$338.00、です。

関連記事:Redmi Note 14 Pro 5G レビュー!カメラ、価格、13 Pro比較

他のNothingスマホと比較

他にもNothingのスマートフォンが販売されています。こちらの記事で最新機種やその選び方についてまとめているので、ぜひご覧ください。

Nothing Phone完全ガイド:全シリーズ比較から選び方、価格まで徹底解説

その他のおすすめAndroidスマホは?

その他のおすすめAndroidスマホは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

5万円台のハイスペックスマホ ラインナップ 機種 一覧

5万円前後のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。

注文殺到で売れまくり! 3万円台で買えるハイスペックスマホ まとめ

3万円台のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。

2万円台で買えるリッチなスマホ おすすめの全機種 ラインナップ 一覧

2万円前後のAndroidスマホをまとめて紹介しています。

選ばれし者だけが使う究極のハイスペックスマホ まとめ

超ハイスペックなスマホをまとめて紹介しています。