ドリキャス対応「TRIMUI SMART PRO」と話題の携帯ゲーム機を比較

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TRIMUI SMART PRO」と話題の携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数の違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「TRIMUI SMART PRO」が発売開始!

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2023年11月、中国のゲーム メーカーTRIMUI(トリムイ)から新製品「SMART PRO」(スマート プロ)が発売されました。

TRIMUI OSを搭載した5インチのエミュレーター ゲーム機です。

TRIMUIからは2021年に2.4インチの「TRIMUI SMART」(トリムイ スマート)が発売されています。

このゲーム機は超小型サイズでありながらも高速に起動し、

Wi-FIやBluetooth通信に対応していることで、ユーザーから高い評価を受けています。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、性能を大幅に強化した注目の携帯 ゲーム機です。

早速、どんな特徴(メリット)があるのか、詳しく見ていきましょう。

公式ページ: TRIM-UI RETRO GAME

収録ゲーム タイトル

「TRIMUI SMART PRO」に収録されているゲームのタイトル(内蔵ゲーム)を紹介します。※128GBモデルです。

ドリームキャスト(DC)

全部で14種類

CrazyTaxi2,Sonic Adventure 2,Dead or Alive 2,Ikaruga,Power Stone2,Sonic Adventure 2,SooulCalibur,cspike,demofist,dolphin,kov7sprt,pjustic,The Rumble Fish,slashout

PSP

全部で47種類

3rd Birthday The,Ape Escape -On the Loose,BlazeBlue-Calamity Trigger,Burnout Legends,Crisis Core-Final Fantasy Ⅶ,Dante’s Inferno,Daxter,Dragon Ball Z -Tenkaichi Tag Team

Dynasty Warriors-Strikeforce,EVERBODY’S TENINIS,Final Fantasy Reishiki,Final Fantasy Tractics-The War of the L,God of War-Chains of Olympus,God of War-Ghost of Sparta

Grand Theft Auto-Liberty City Stories,Grand Theft Auto-Vice City Stories,Gurumin-A Monstrous Adventure,Hokuto no Ken-Raoh Gaiden-Ten no H,Hot Shots Golf-Open Tee 2 など多数あり

この続きはYouTube動画で公開しています。

PS1

PS1ゲームはPSPゲームとともにYouTube動画で公開しています。

PSP、PS1「TRIMUI SMART PRO」収録ゲームタイトル 一覧 リスト

CPS 1,2,3

カプコン アーケードのゲームはCPS 1,2,3 すべてYouTube動画で公開しています。

CPS1,2,3「TRIMUI SMART PRO」収録ゲームタイトル 一覧 リスト

MD

メガドライブのゲームはすべてYouTube動画で公開しています。

DC、MD「TRIMUI SMART PRO」収録ゲームタイトル 一覧 リスト

その他のゲーム

その他の収録ゲーム タイトルはYouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のエミュレーター以外のゲームタイトル を知りたい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube 

「TRIMUI SMART PRO」のメリット

「TRIMUI SMART PRO」のメリットを紹介します。

29種類のエミュレーターに対応

TRIMUI SMART PRO」は29種類のエミュレーターに対応しています。

FC,GAME GEAR,GAME&WATCH,GB,GBA,GBC,MAME PLUS,MD,MS,N64,NDS,NEOGEO,NGP,PCE,PGM,PICO8,PPSSPP,PS,SFC,WSC,ARCADE,ATARI LYNX,ATARI2600,ATARI7800,CPS1,CPS2,CPS3,DC,FBNEO

これらのエミュレーターを利用して、PSPやニンテンドー64、ドリームキャストのほか、ネオジオやPS1、スーパーファミコン、ゲームボーイ、メガドライブ、カプコンアーケードなどのゲームをプレイできるようになっています。

また、Linux版のレトロアーチ(RetroArch)を利用しているため、自分でエミュレーター(コア)を追加できます。やり方はパソコン版、Android版のレトロアーチと同じです。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Powkiddy X55」はPSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、ネオジオなど30種類以上のエミュレーターに対応しています。DATA FROG「M17」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。

TRIMUI OSで高速起動・UIも分かりやすい

TRIMUI SMART PRO」はLinuxベースのTRIMUI OSを搭載し、約10秒の高速起動が可能です。また、グラフィカルで分かりやすいUI「TRIMUI Theme」を採用し、操作に迷うことなく、

セーブ・ロード機能やゲームの中断、スクリーンショット機能を利用できます。

一方、「ANBERNIC RG ARC」はRG ARC-DモデルがAndroid 11搭載で、RG ARC-SモデルがLinux OSを搭載しています。「Powkiddy X55」はOSにOpen source linuxを採用し、自分で吸い出したゲームのROMも追加できます。DATA FROG「M17」はLinuxベースのEmuELEC 4.3を搭載しています。

RGBライト付きのジョイスティック

TRIMUI SMART PRO」はRGBライト付きのジョイスティックレバーを2つ搭載しています。ライトは動作によって色が変化します。また、R1/R2/L1/L2のトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は円形十字キーと6キーレイアウトを採用し、ボタンのカスタマイズも可能です。「Powkiddy X55」は2つのジョイスティック、2つのトリガーボタン搭載で快適に操作できます。DATA FROG「M17」は2つのジョイスティックレバーとトリガーボタンで快適に操作できます。

4.96インチのIPS液晶が見やすい

TRIMUI SMART PRO」は4.96インチ、解像度720 x 1280 pxのIPSディスプレイを搭載。視野角178度の斜めからも見やすい液晶で、液晶パネルと本体との間に段差がないOCAフルフィットも採用しています。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は4インチで解像度640 x 480 pxのIPSディスプレイを搭載し、OCAフルフィットも採用しています。「Powkiddy X55」は5.5インチで解像度720 x 1280 pxのIPS スクリーンを搭載しています。DATA FROG「M17」は4.3インチで解像度480 x 272 pxのLCDディスプレイを搭載しています。

5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

TRIMUI SMART PRO」は5000mAhバッテリー搭載で約5時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを利用した充電も利用できます。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は約6時間の駆動が可能な3500mAhバッテリー搭載で、Type-Cポートを介した充電も利用できます。「Powkiddy X55」は4000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。DATA FROG「M17」は1500 mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

Wi-Fi対応でネット対戦もできる

TRIMUI SMART PRO」はWi-Fi対応で、オンラインでのネット対戦もできるようになっています。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、オンラインで対戦プレイもできます。「Powkiddy X55」とDATA FROG「M17」はWi-Fi通信に対応していません。

シンプルで飽きのこない薄型軽量デザイン

TRIMUI SMART PRO」はサイズ 15.5 × 9.9 × 3.8 cm(※実測 18.5 x 8.0 x 1.5 cm)、重さ250gの薄型軽量デザインで、シンプルで飽きのこない外観になっています。また、カラーはホワイト、グレー、ブラックの3色を用意しています。

一方、「ANBERNIC RG ARC」はサイズ 19.1 x 8 x 2.2 cm、重さ242 gの小型軽量デザインを採用し、2色カラーを用意しています。「Powkiddy X55」はサイズ 21.25 x 9.45 x 1.9cm、重さ293gの薄型軽量デザインで、ブルーカラーを用意しています。DATA FROG「M17」はサイズ 170 x 80 x 30 mm、重さ320gの小型軽量デザインでグレーカラーを用意しています。

Allwinner A133 Plusプロセッサで高速動作

TRIMUI SMART PRO」はAllwinner A133 Plus クアッドコア プロセッサを搭載し、高速に動作します。また、FNボタンをスライドさせることで、一時的にパフォーマンスを上げることができます。

一方、「ANBERNIC RG ARC」と「Powkiddy X55」はRockchip RK3566 プロセッサを搭載しています。DATA FROG「M17」はRockchip RK3126 クアッドコア 1.2GHz プロセッサを搭載しています。

1GB LPDDR4x メモリ搭載でスムーズに動作する

TRIMUI SMART PRO」は1GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は2GB LPDDR4メモリ(※RG ARC-Sモデルは1GB)を搭載し、スムーズに動作します。「Powkiddy X55」は2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。DATA FROG「M17」は256MB DDR メモリを搭載しています。

セガサターン ゲームはプレイできるか?

セガサターン ゲームはかなり動作が厳しいのでおすすめできません。理由は2つあります。一つはセガサターンのゲームが意外と「負荷が高い」からです。Unisoc T606を搭載したAndroidタブレット(Antutu20万以上)でも動作しないゲームがありました。Antutu 10万前後のパワーしかない中華ゲームでは無理があります。

もう一つの理由はエミュレーター「YabaSanshiro」の完成度が良くないことです。デバイスの性能をフルに引き出せない点で他のエミュレーターとは全く違っています。本来動作するはずのゲームが動作しないことが多々あります。

アップデート

TRIMUI SMART PRO」のアップデートの方法と最新のファームウェアCFW)について紹介します。

方法

公式サイト「Trimui Smart Firmware | TRIM-UI RETRO GAME 」を検索し、アクセスします。

そこにある最新のファームウェアをダウンロードします。

次に、そのフォルダをゲーム機本体のルートフォルダ(最初にあるフォルダ)に保存します。

最後にUSBケーブルを接続し、充電モードに切り替えます。すると、ファームウェアのアップデートが自動で開始されます。

ファームウェア(CFW)

最新のファームウェア「Firmware version: 1.0.4」が公式サイトからダウンロードできるようになっています。このファームウェアは2023年11月発売当初のモデルに適用して新しい機能を追加するものです。

2024年モデルはすでに最新ファームウェアになっている可能性があるので、事前に確認してから導入してください。

バージョン1.0.4のファームウェアの更新内容は以下の通りです。

  1. Bluetooth 機能を有効にし、a2dp オーディオと BLE hid をサポート
  2. Vulkan Linux ドライバーを追加し、GLES/Vulkan ライブラリ BLOB を 1.11 から 1.19 に更新
  3. rootfs libc をバージョン 2.33 に更新
  4. TinaPlayer をベースとしたハードウェア デコードを備えた Media Player を追加
  5. 表示強調色の設定を追加
  6. バッテリーのアップデート
  7. サスペンドのキャンセルを減らすために Wi-Fi ドライバーが更新(電源キーのサスペンド時に自動的に画面がオンになる)
  8. 言語「繁体字中国語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/ロシア語」を追加
  9. ゲームから戻ったときの検索結果の問題を修正
  10. 「ベスト」タブの「ROMのリフレッシュ」の問題を修正。
  11. キー「extlist」の値として png を使用する場合の config.json の問題を修正
  12. サスペンド時に Wi-Fi をオフにし、電源キーを押したとき (15 秒後) の自動ウェイクアップを修正
  13. 内蔵 SD FAT32 フォーマッタを追加
  14. SD ルート パスの「Ports」フォルダーに、スタンドアロン ゲーム用の「Ports」という名前の新しいタブを追加
  15. 手動での時刻設定の問題を修正
  16. ウェイクアップ時のランダムキーハングの問題を修正。
  17. Wi-Fi の静的 MAC アドレスを作成

価格を比較

TRIMUI SMART PRO」と「ANBERNIC RG ARC」、「Powkiddy X55」、DATA FROGM17」の価格を比較してみました。

「TRIMUI SMART PRO」

TRIMUI SMART PRO」は、Amazonで14,999円(税込)、ヤフーショッピングで39,151円円、AliExpress8,376円(64GBモデル)、米国 Amazon.comで$99.99 (10%OFFクーポン付き)、で販売されています。

「ANBERNIC RG ARC」

ANBERNIC RG ARC」は、Amazonで14,999円(税込・Linux版・16+64GB/Android 11のデュアルOS版は18,999円)、AliExpressでUS $89.99 (日本円で約13211円)、ANBERNIC公式サイトで10,499円(送料別)、米国 Amazon.comで$139.99 (日本円で約20552円)で販売されています。

「Powkiddy X55」

Powkiddy X55」は、Amazonで16,489円 (税込※売り切れでも再入荷します)、ヤフーショッピングで16,999円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $99.99 (日本円で約14680円)、米国 Amazon.comで$134.99 ($20 OFFクーポン付き)、Powkiddy公式ストアで$89.99 USD(ゲームなし・16GB+32GBモデルは$94.99 USD、16GB+64GBモデルは$99.99 USD、16GB+128GBモデルは$109.99 USD)で販売されています。

DATA FROG「M17」

DATA FROGM17」は、Amazonで8,187円(税込・64GBモデル・128GBモデルは9487円)、AliExpressでUS $44.11 (日本円で約6476円)、米国 Amazon.comで$83.56 (M17 Handheld Gaming Console)、で販売されています。

対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較

TRIMUI SMART PRO」と「ANBERNIC RG ARC」、「Powkiddy X55」、DATA FROGM17」の対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較してみました。

「TRIMUI SMART PRO」

対応エミュレーター

全部で29種類ありました。

FC,GAME GEAR,GAME&WATCH,GB,GBA,GBC,MAME PLUS,MD,MS,N64,NDS,NEOGEO,NGP,PCE,PGM,PICO8,PPSSPP,PS,SFC,WSC,ARCADE,ATARI LYNX,ATARI2600,ATARI7800,CPS1,CPS2,CPS3,DC,FBNEO

収録ゲーム数

数千 (※販売先によって異なる)

※ゲームはTFカード(64GB/128GB/256GB)に収録。ゲーム収録のTFカードが付属しないモデルもあるので注意してください。なお、OTG対応のType-Cポート搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加することが可能です。

「ANBERNIC RG ARC」

対応エミュレーター

RG ARC-S:20種類以上のエミュレーター / RG ARC-D:20種類以上のエミュレーター

PC移植ゲーム, PSP、DC、SS、PS1、NDS、N64、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、WIN、NGG など20種類以上のゲームフォーマットに対応

収録ゲーム数

RG ARC-S: microSDカードにゲームを収録 ※ゲーム数は販売先によって異なります。
RG ARC-D: Androidのゲームをダウンロード またはエミュレーター経由でゲームをプレイ(ほぼ無限)

「Powkiddy X55」

対応エミュレーター

CPS,FBA,FC,GB,GBA,GBC,NEOGEO,SFC,MD,PS,N64,PSPなど30種類以上のエミュレーターに対応

収録ゲーム数

数千以上

DATA FROG「M17」

対応エミュレーター

20種類以上 (PSP,NDS,PS1,NEOGEO,DC,PCE,SFC,GBC,N64,MD,GBAなど)

収録ゲーム数

64GBモデル15000 以上、128GBモデル20,000以上

※ゲームはTFカードに収録・販売先によって収録ゲーム数は異なります

スペック

  • ディスプレイ 4.96インチ、解像度720 x 1280 pxのIPS
    ※OCAフルフィット
  • プロセッサ Allwinner A133 Plus
    ※28mm/64bit/4コア/最大1.8GHz
  • GPU PowerVR GE8300 660MHz
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4x
  • ストレージ  64GB / 128GB / 256GB  TF (最大256GBまで)
  • バッテリー 5000mAh
  • 駆動時間 5時間
  • 充電 Type-C (5V/1.5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (2.4GHz)、Bluetooth
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、USBホスト x1、TFカードスロット x1、メニューボタン、FNキー、3.5mmオーディオジャック
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク なし
  • 操作 ジョイスティック x2 (RGBライト付き)、十字キー、A/B/X/Y、R1/R2/L1/L2トリガーボタン、FNカスタムスイッチ(一時的にパフォーマンスが向上)
  • バイブレーション機能 あり
  • セーブ機能 9つまで保存可
  • ゲームの追加 対応(microSDカード経由)
  • システム言語 日本語、英語、中国語などマルチ言語に対応
  • 筐体 ABS樹脂
  • UI TRIMUI Theme
  • OS LinuxベースのTRIMUI OS ※10秒の高速起動
  • サイズ 188 x 80 x 17 mm (※実測 18.5 x 8.0 x 1.5 cm)
  • 重量 250g
  • カラー ホワイト、グレー、ブラック
  • 付属品 説明書 x1、USBケーブル x1

デメリット

TRIMUI SMART PRO」のデメリットを紹介します。

HDMIポートで映像出力できない

TRIMUI SMART PRO」はHDMIポートがないため、テレビやモニターに映像出力できません。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は本体にHDMIポートを搭載。有線でテレビやモニターに接続し、大画面でゲームを楽しめます。「Powkiddy X55」は本体にminiHDMI端子を搭載。大画面のテレビやモニターに接続してゲームをプレイできます。DATA FROG「M17」はHDMIポートを搭載していません。

ステレオスピーカーでない

TRIMUI SMART PRO」はデュアルスピーカーを搭載していますが、ステレオスピーカーと比べると音質で劣ります。

一方、「ANBERNIC RG ARC」は本体にデュアル ステレオ スピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生できます。「Powkiddy X55」はシングルのステレオスピーカー(底面)を搭載しています。DATA FROG「M17」はシングルのモノラルスピーカーを搭載しています。

TFカードスロットが1つしかない

TRIMUI SMART PRO」は1つのTFカードスロットを搭載し、最大256GBまで拡張できます。

一方、「ANBERNIC RG ARC」と「Powkiddy X55」は2つのTFカードスロットを搭載し、最大256GBまで拡張できます。DATA FROG「M17」は1つのTFカードスロットを搭載しています。

評価

TRIMUI SMART PRO」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

TRIMUI SMARTシリーズの最新モデルで、2022年11月に発売された「TRIMUI SMART」の上位モデルになります。液晶サイズを4.95インチに大型化し、プロセッサやメモリなどのスペックも強化されています。

プロセッサは最大1.8GHz駆動のAllwinner A133 Plusです。ベンチマークスコアは公開されていませんが、おそらくAntutu総合で約8~9万前後であると予想されます。「ANBERNIC RG ARC」や「Powkiddy X55」が搭載するRockchip RK3566とプロセッサ(Antutu 総合10万ほど)と比較すると、わずかに下回りますが、まずまずの性能を発揮するようです。また、メモリは1GB LPDDR4xを搭載。Linux版の「ANBERNIC RG ARC」と同じで、「Powkiddy X55」(2GBメモリ)の約半分のメモリ容量になります。

実際のゲームプレイの様子をYouTube動画で確認してみると、負荷が高めのニンテンドー64PSPドリームキャストなどのゲームが非常にスムーズに動作していました。もちろん、ゲームボーイアドバンスやPS1、スーパーファミコン、メガドライブなどの負荷が軽めのゲームもスムーズに動作しています。

全体的なスペックはそれほど高くはありませんが、やはり軽量なLinuxベースのTRIMUI OSを搭載していることが大きいです。レビュー動画を見る限り、EmuELEC 4.3よりもシンプルで高速に動作するように思います。

なお、「TRIMUI SMART PRO」はジョイスティックレバーのまわりにRGBライトが付いています。ボタンやトリガーボタンもなかなかしっかりした作りで操作性も良さそうです。また、バイブレーション機能Wi-Fi通信機能などもついており、レトロゲーム用のゲーム機としてはコスパがいい方です。

TRIMUI SMART PRO」の発売時の価格はUS $76.21 (日本円で約11188円)。

日本のAmazonでは14,599円で販売されています。ニンテンドー64やPSP、ドリームキャストなどのゲームがプレイできるコスパの高いLinuxゲーム機を探している人におすすめです。

レビュー記事

実機を使った「TRIMUI SMART PRO」のレビュー記事も用意しています。実際に使って分かったメリットやデメリットをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

レビュー「TRIMUI SMART PRO」使って分かったメリットとデメリット

「TRIMUI SMART PRO」の販売・購入先

TRIMUI SMART PRO」は、

Amazonで14,999円(税込)、

ヤフーショッピングで39,151円円、

AliExpress8,376円(64GBモデル)、

米国 Amazon.comで$99.99 (10%OFFクーポン付き)、

で販売されています。

Amazonで「TRIMUI SMART PRO」をチェックする

ヤフーショッピングで「TRIMUI SMART PRO」をチェックする

AliExpressで「TRIMUI SMART PRO」をチェックする

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

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