SIMフリーの5Gスマホ「UMIDIGI G9 5G」。早くも「新CPUでサクサク動きそう」、「コスパも高そう」と評判です。しかし、その一方で「お買い得だが、どれを選べかいいか分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は、その性能の違いが分かるように次の5点を重点的に解説します。
- ディスプレイ・リフレッシュレート
- プロセッサ(CPU)
- バッテリー・充電
- カメラ性能
- デザイン(サイズ・重量)
<引き継いだメリット>
- メモリ・ストレージ
- 通信性能
- 機能
- 生体認証
また、前モデル「UMIDIGI G6 5G」との違いや引き継いだメリットを紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるのでぜひ参考にしてみてください。
「UMIDIGI G9 5G」が日本で発売開始!
2024年8月、日本で中国の通信機器メーカー UMIDIGI (ユミディジ)の新製品「G9 5G」(ジー9 5ジー)が発売されました(Amazonで発売中)。
UNISOC T765とAndroid 14を搭載した6.8インチの5G スマートフォン です。
UMIDIGIからは2024年6月にMediaTek Dimensity 6100+搭載の6.6型「G6 5G」(Android 13)が発売されています。
このスマートフォンは「サクサク動いてゲームも快適」、「画面がキレイでヌルヌルと操作できる」と評判でした。
新モデルはその性能を受け継ぎつつ、より便利に使えるように進化しているようです。
もちろん、SIMフリーの5G通信に対応し、ドコモや楽天モバイル回線などのSIMカードも使えますよ。
それでは早速、どんなスマートフォンなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:UMIDIGI G9 5G Price/Specs/Review-UMIDIGI
違い1:6.8インチのHD+ディスプレイ・明るくワイドで目に保護機能付き
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は6.75インチ(解像度 1600 x 720 px)のIPS ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは輝度 450nitの明るくワイドなHD+液晶で、目の負担を軽減するアイケア機能も備えています。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」と比較すると、画面の大きさが0.18インチ(約 4mm)大きくなっています。
「UMIDIGI F3 Pro 5G」と比べると、解像度がかなり低くなりますが、
動画の視聴や電子書籍などは十分に見やすく表示できます。
<ディスプレイの仕様を比較>
- 1.「UMIDIGI G6 5G」・・・6.57インチ、解像度 1616 x 720 px
- 2.「UMIDIGI F3 Pro 5G」・・・6.6インチ、解像度 2408 x 1080 px
- 3.「UMIDIGI A15」・・・6.7インチ、解像度1650 × 720 ドット
リフレッシュレート 90Hzに対応
新モデル「UMIDIGI G9 5G」はリフレッシュレート 90Hzに対応に対応し、
動きの激しい動画やゲームで、残像の少ない、より滑らかな映像を再生できます。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」もリフレッシュレート 90Hzに対応していました。
「UMIDIGI F3 Pro 5G」と「UMIDIGI A15」はリフレッシュレート 90Hzに対応していません。
違い2:UNISOC T765の性能はパワフルでゲームに最適
UMIDIGI G9 5Gのプロセッサ「UNISOC T765」は、普段使いをより快適に、そしてより楽しくするための工夫が凝らされています。「格安スマホだから、性能はそこそこ…」なんて思っていませんか? G9 5Gは、そんな先入観を覆す、隠れた実力を持っているのです。
最新技術でサクサク動く!その仕組みとは?
UNISOC T765は、6nm(ナノメートル)プロセスという最新技術で作られています。この数字が小さいほど、省エネで高性能になる傾向があります。例えるなら、燃費の良いエンジンを積んだ車のようなものです。8つのコア(頭脳)を持ち、最大2.3GHz(ギガヘルツ)というスピードで動作します。これは、複数のアプリを同時に開いても、サクサクと快適に操作できることを意味します。
日常生活での”嬉しい変化”を体験
さらに、このプロセッサと連携して働くのが、グラフィック担当の「Arm Mali-G57 MC2」というGPU。この二つの組み合わせにより、複数のアプリを同時に開いても、サクサクと快適に操作でき、美しい映像も楽しめるのです。例えば、高画質な映画をストリーミングで楽しむ時も、GPUの働きで、途中でカクカクすることなく、美しい映像をスムーズに堪能できます。お気に入りのゲームをプレイする際も、グラフィックの美しい3Dゲームでも、GPUが映像を滑らかに表示するため、ストレスなく没入できるでしょう。
Antutu ベンチマーク
「UMIDIGI G9 5G」が搭載するUNISOC T765 プロセッサはAntutuベンチマーク総合で約43万 (431975) 前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「431975」、CPUで「142679」、GPUで「61773」、MEMで「115432」、UXで「112091」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
一方、前モデル「UMIDIGI G6 5G」は、Antutu ベンチマーク総合で約 38万 (371597)前後を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「371597」、CPUで「128115」、GPUで「62013」、MEMで「87424」、UXで「94045」
UNISOC T765 性能を比較
他のCPUを搭載するスマートフォン 13機種とAntutu ベンチマークで比較すると、
UNISOC T765 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。
<CPU ランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したもの
- MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu V10 総合で約 52万
- Snapdragon 4 Gen 2 (Redmi 12 5G)・・・Antutu V10 総合で45万
- UNISOC T765 (UMIDIGI G9 5G)・・・Antutu:43万
- MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu V10 総合で41万
- Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu V10 総合で40万
- Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu:約40万 前後
- Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)・・・Antutu V10 総合で約 38万
- Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu 総合で約35万 前後
- Unisoc T606 (UMIDIGI G5)・・・Antutu 総合で約25万 前後
<比較から分かること>
提示されたAntutuベンチマークスコアのデータから、UNISOC T765 (UMIDIGI G9 5G)の性能について、以下のことがわかります。
UNISOC T765の性能的位置づけ:ミドルレンジ下位~エントリー上位
Antutuスコア43万点という数値は、スマートフォン全体の性能を表す指標として、ミドルレンジの下位からエントリーモデルの上位に位置づけられます。具体的には、Snapdragon 4 Gen 2 (Redmi 12 5G)に近く、MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)やDimensity 6020 (OPPO A79 5G)、Snapdragon 695 5G搭載モデルよりも高いスコアを示しています。
より上位のプロセッサとの比較:日常使いでは十分、高負荷処理はやや苦手
より上位のプロセッサであるDimensity 7050 (OPPO Reno11 A)やDimensity 7030 (motorola edge 40 neo)と比較すると、Antutuスコアには差があります。これは、特に3Dグラフィックスを多用するゲームや、動画編集などの高負荷な処理において、パフォーマンスの違いとして現れる可能性があります。しかし、ウェブブラウジング、SNS、動画視聴、音楽再生といった日常的な用途であれば、UNISOC T765でも十分快適に利用できる性能を持っています。
競合プロセッサとの比較:価格と性能のバランスが良い
競合となるプロセッサと比較すると、UNISOC T765は、価格と性能のバランスが良い選択肢と言えます。Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)やDimensity 700 5Gよりも高いスコアを示しており、これらのプロセッサを搭載したスマートフォンよりも、少しだけ高いパフォーマンスを期待できます。一方で、Snapdragon 4 Gen 2を搭載したRedmi 12 5Gとは近い性能であり、どちらを選ぶかは、価格やその他の機能(カメラ性能、バッテリー容量など)を総合的に比較して判断する必要があります。
まとめ:普段使いに最適化された、コストパフォーマンスの高い選択肢
UNISOC T765は、Antutuスコアから見ると、ミドルレンジ下位からエントリー上位に位置するプロセッサです。非常に高い性能を求めるユーザーには向きませんが、日常的な用途を快適にこなし、コストパフォーマンスも重視したいユーザーにとっては、魅力的な選択肢となるでしょう。特に、UMIDIGI G9 5Gは、このプロセッサを搭載することで、価格を抑えつつ、普段使いには十分な性能を提供していると言えます。
ゲームの性能
UNISOC T765 (UMIDIGI G9 5G)のゲーム性能について、Antutuベンチマークの結果(総合431975、特にGPU 61773)を踏まえ、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を以下に示します。
<各ゲームタイトルの動作状況とフレームレート>
- 原神 (オープンワールドRPG):広大な世界を自由に冒険できる、美麗なグラフィックが特徴のロールプレイングゲーム。低画質設定:平均30FPS前後でプレイ可能。中画質設定:平均20-25FPS程度。場所や戦闘状況によっては、フレームレートが低下する可能性があります。高画質設定:動作は厳しいでしょう。
- タワーオブファンタジー (オープンワールドRPG):未来の世界を舞台にしたSFオープンワールドRPG。低画質設定:平均30FPS前後でプレイ可能。中画質設定:平均25FPS前後。高画質設定:動作は厳しいでしょう。
- 鳴潮 (Wuthering Waves) (オープンワールドRPG):終末世界を舞台にした、スタイリッシュなアクションが特徴のオープンワールドRPG。高いアクション性が求められる。低画質設定:平均30FPS前後でプレイ可能。中画質設定:平均20-25FPS程度。激しい戦闘シーンでは、フレームレートが低下する可能性があります。高画質設定:動作は厳しいでしょう。
- 崩壊:スターレイル (ターン制RPG):銀河を舞台にしたターン制RPG。戦略性の高いバトルと、美しいキャラクターが魅力。中画質設定:平均30FPS前後でプレイ可能。高画質設定:平均25FPS前後。一部エフェクトの多い場面では、フレームレートが低下する可能性があります。
- 荒野行動 (バトルロイヤルFPS/TPS):広大なマップで、最大100人のプレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲーム。中画質設定:平均40-45FPSでプレイ可能。高画質設定:平均30FPS前後。
- PUBG Mobile (バトルロイヤルFPS/TPS):こちらも、最大100人のプレイヤーが戦うバトルロイヤルゲーム。よりリアルなグラフィックが特徴。スムーズ+標準設定:平均40FPS前後でプレイ可能。HD+高設定:平均30FPS前後。
- Call of Duty: Mobile (FPS):人気FPSシリーズのモバイル版。多彩なモードと、リアルなグラフィックが特徴。中画質設定:平均40-45FPSでプレイ可能。高画質設定:平均30FPS前後。
- Apex Legends Mobile (バトルロイヤルFPS):スピーディーな展開と、個性的なキャラクターが特徴のバトルロイヤルゲーム。中画質設定: 平均30-40FPS程度でプレイ可能。高画質設定: 平均25-30FPS程度、状況によってフレームレートが低下する可能性があります。
- フォートナイト (バトルロイヤルTPS):建築要素が特徴的なバトルロイヤルゲーム。低画質設定:平均30FPS前後でプレイ可能。中画質設定:平均20-25FPS程度。高画質設定は厳しいでしょう。
- Minecraft(サンドボックス):デフォルト設定:比較的高いFPSを維持してプレイすることが出来ます。(45-60FPS)描画距離を伸ばしたり、MODを導入するとFPSは低下します。
UNISOC T765は、Antutuスコアが示す通り、ミドルレンジ下位からエントリー上位の性能を持っています。多くの人気ゲームを、中画質設定、または低画質設定で、概ねプレイ可能です。
特にFPS/TPSゲームにおいては、画質設定を調整することで、比較的快適なプレイが期待できます。ただし、非常に高いグラフィック品質を求める場合や、常に最高のフレームレートを維持したい場合は、より高性能なプロセッサを搭載したスマートフォンを検討することをおすすめします。
違い3:5000 mAhバッテリーで2日使用できる・18W PD急速充電に対応
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は容量 5000 mAh のバッテリーを搭載し、約2日間 駆動できます。
また、充電はType-Cを介した18W PD急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」も同じ5000 mAhバッテリーを搭載していましたが、
充電はType-C(5V/2A)で、急速充電には対応していませんでした。
新モデルの方が充電を高速に完了できるようになっています。
<バッテリー・充電の仕様を比較>
- 1.「UMIDIGI G6 5G」・・・5000 mAh / Type-C充電
- 2.「UMIDIGI F3 Pro 5G」・・・6000 mAh / 18W急速充電
- 3.「UMIDIGI A15」・・・5000mAh / 20W急速充電
違い4:50MPの3眼カメラと前面8MPで快適に撮影できる
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は背面に50MP + 2MP +2MPの3眼カメラを搭載しています。
50MPのメインカメラでは5000万画素の超高解像度撮影やオートフォーカス、フラッシュ撮影、HDR機能、フルHDの動画撮影などを利用できます。
2MPのサブカメラはマクロ撮影用で、被写体に近づいて大きく撮影できます。
残りの2MPは深度用で、立体感のある写真や背景をほかした写真を撮影できるようになっています。
前面のフロントカメラは8MP(800万画素)で、ポートレート撮影やビデオ撮影、720PのHD動画撮影に活用できます。
<カメラの仕様>
- 1.背面のメインカメラ・・・50MP、f/1.8、5Pレンズ
- 2.背面のサブカメラ(マクロ)・・・2MP、f/2.4、最小焦点: 40 ミリメートル
- 3.背面のサブカメラ・・・2MP(深度用)・・・f/2.4
- 4.前面のフロントカメラ・・・8MP、f/2.2
- ビデオ撮影・・・(背面)1080P,720P,480P; 30fps (前面)720P,480P; 30fps
前モデル「UMIDIGI G6 5G」は背面50MP + 5MPの2眼カメラと前面 8MP + 2MPの2眼カメラを搭載していました。
新モデルは前モデルと比べて背面カメラが一つ増え、前面カメラが一つ減っています。
マクロ撮影が利用できるようになった反面、前モデルよりも前面カメラの性能が低くなっているといえます。
<カメラの画素数を比較>
- 1.「UMIDIGI G6 5G」・・・背面50MP + 5MP / 前面 8MP + 2MP
- 2.「UMIDIGI F3 Pro 5G」・・・背面48MP+8MP+5MP / 前面 16MP
- 3.「UMIDIGI A15」・・・背面64MP+8MP+5MP / 前面 16MP
違い5:厚さ7.9mmのスリムなデザイン・重さ189 gと軽く使いやすい・カラーは3色
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は厚さ7.9 mm(サイズ 167.2 x 77 x 7.9 mm)のスリムなデザインを採用しています。
また、重さ189 gと比較的軽いボディになっています。
カラーはスペース ブラック、レイク グリーン、グレイシャー ブルーの3色を用意しています。
いずれもスタイリッシュでオシャレな外観になっています。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」と比べて、本体は0.4mm薄くできています。
重さは約5g軽いですが、大きな違いはありません。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「UMIDIGI G6 5G」・・・サイズ 163.9 x 75.3 x 8.3 mm、重量 183 g
- 2.「UMIDIGI F3 Pro 5G」・・・サイズ 168.3 x 76.6 x 8.75 mm、重量 195g
- 3.「UMIDIGI A15」・・・サイズ 167.6 x 75.3 x 8.6mm、重量 195g
「UMIDIGI G6 5G」から引き継いだメリット
新モデル「UMIDIGI G9 5G」が前モデル「UMIDIGI G6 5G」から引き継いだメリットを紹介します。
メリット1:最大12GBメモリと128GBストレージで快適に使用できる
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は6GB LPDDR4x メモリを搭載しています。
また、+6GBの仮想メモリ機能で最大12GBまでメモリを拡張・増設することができます。
また、128GB UFS 2.2 ストレージを搭載し、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張・増設できます。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」も同じメモリ容量とストレージ容量で変更はされていません。
また、「UMIDIGI F3 Pro 5G」のように8GBメモリ+256GB ストレージモデルは用意されていません。
<メモリ・ストレージの仕様を比較>
- 1.「UMIDIGI G6 5G」・・・6GB LPDDR4x(最大12GB)+ 128GB UFS 2.2(最大1TB)
- 2.「UMIDIGI F3 Pro 5G」・・・ 6GB/8GB LPDDR4X + 28GB/256GB UFS 2.1 (最大512GB)
- 3.「UMIDIGI A15」・・・8GB(最大16GB)+ 256GB
メリット2:5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPS対応で快適に通信できる
新モデル「UMIDIGI G9 5G」はSIMフリーの5G通信に対応しています。
5G通信は4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できるというメリットがあります。
また、Wi-Fi 5とBluetooth 5.3をサポート。
4つの衛星測位(GPS、Glonass、Beidou、Galileo)に対応したGPSナビゲーションも利用できます。
メリット3:エクスプレスキー(ホットキー)、ヘッドレスのFMラジオに対応
新モデル「UMIDIGI G9 5G」は本体の側面に物理的なエクスプレスキーを搭載し、
電話の着信やカメラ、Google アシスタント、メールに割り当てることができます。
前モデル「UMIDIGI G6 5G」はホットキー搭載で、同じことができました。
ヘッドホンなしのFMラジオ再生
新モデル「UMIDIGI G9 5G」はヘッドホンなしでFMラジオを再生できます。
一般的なスマートフォンはFMラジオの再生時にヘッドホンやイヤホンが必須になります。
メリット:サイド指紋認証とAI顔認証を利用できる
新モデル「UMIDIGI G9 5G」はサイド指紋認証とAI顔認証に対応しています。
電源キーに指紋センサーを内蔵しているため、起動時にすばやくロック解除できます。
また、AI顔認証に対応し、高精度で認識してすばやくロック解除できます。
「UMIDIGI G9 5G」のデメリット
「UMIDIGI G9 5G」のデメリットを紹介します。
デメリット1:NFCに非対応・おサイフケータイやGoogle Payを使えない
「UMIDIGI G9 5G」はNFCに対応していません。
そのため、おサイフケータイやGoogle Payなどの電子マネー決済を利用できません。
デメリット2:Wi-Fi 6に対応していない
「UMIDIGI G9 5G」は次世代通信規格のWi-Fi 6には対応していません。
Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した超高速なワイヤレス通信が利用できないので不便です。
デメリット3:超広角撮影を利用できない
「UMIDIGI G9 5G」はマクロ撮影には対応していますが、超広角撮影には対応していません。
風景や集合写真などでワイドな写真を撮影できないので不便です。
「UMIDIGI G9 5G」のスペック
- ディスプレイ 6.75インチ、解像度 1600 x 720 pxのIPS
※20:9/HD+/450nit/アイケア モード/マルチタッチ - リフレッシュレート 90Hz
- プロセッサ UNISOC T765
※6nm/8コア/最大2.3GHz - GPU Arm Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4x
- 拡張メモリ +6GBで最大12GBまで
- ストレージ 128GB UFS 2.2
- 拡張ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 5000 mAh
- 充電 18W PD急速充電、Type-C
- 背面カメラ 50MP + 2MP +2MP
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.3
- 衛星測位 GPS、Glonass、Beidou、Galileo
- NFC/Google Pay 非対応・利用できません
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmオーディオジャック
- センサー 仮想近接センサー、環境光センサー、電子コンパス、仮想ジャイロスコープ、Gセンサー
- スピーカー 内臓(音量200%まで)
- エクスプレスキー 対応
- FMラジオ 対応(ヘッドホンなしで使用可)
- 生体認証 サイド指紋認証、AI顔認証
- OS Android 14
- サイズ 167.2 x 77 x 7.9 mm
- 重量 189 g
- カラー スペース ブラック、レイク グリーン、グレイシャー ブルー
- 付属品 保護フィルム (適用済み) x1、電話ケース x1、電源アダプター x1、USB Type-C ケーブル x1、SIMトレイイジェクター x1、クイックスタートガイド x1
- 5G通信 対応
- SIMカード NanoSIM
対応バンド
「UMIDIGI G9 5G」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G SA: N1/2/3/5/7/8/20/28/40/41(38)/66(4)/77(48/78)
4G: LTE FDD: B1/B2/B3/B7/B8/B12(17)/B20/B26(5/18/19)/B28/B66(B4)
4G: LTE TDD: B34/B39/B38/B40/B41F
3G: WCDMA: B1/2/4/5/8
2G: GSM: B2/B3/B5/B8
5G通信はSub-6のn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)に対応しています。n79(ドコモのみが対応している周波数帯)には対応していません。
5Gらしい高速通信を実現する周波数帯「ミリ波」(n257)にも対応していません。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
「UMIDIGI G9 5G」の評価
6つの基準で「UMIDIGI G9 5G」を5段階で評価してみました。
スペック:★★★★
デザイン:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
UMIDIGIから発売された6.8インチの5Gスマホで、
2024年6月に発売された「UMIDIGI G6 5G」の上位モデルになります。
注目点は3つあります。
一つ目はUNISOC T765 プロセッサの性能が比較的高いことです。
ベンチマークの測定結果から、
前モデル「UMIDIGI G6 5G」が搭載していたMediaTek Dimensity 6100+よりは、
ワンランク上の性能をもっていることがわかります。
また、「Blackview SHARK 8」などが搭載するMediaTek Helio G99よりも、
わずかに高い性能を発揮するようです。
このことから、「UMIDIGI G9 5G」は原神などのゲーム用スマホとして、
十分に使える性能をもっているといえます。
2点目は低価格ながらも3眼カメラを使える点です。
残念ながら超広角撮影には対応していませんが、
5000万画素の超高解像度撮影やマクロ撮影、背景ぼかしなども利用でき、
2万円ほどのスマホにしてはかなり使えるカメラであるといえます。
3点目は6.8インチの大型ディスプレイを搭載していることです。
前モデルよりも0.2インチ大きくなり、画面がより見やすくなったといえます。
また、画質がHD+ながらもリフレッシュレート 90Hzに対応しており、
ゲームでもより滑らかな映像を再生できます。
そのほか、ショートカット機能として使えるエクスプレスキー、ヘッドホンなしで使えるFMラジオ、
音量を2倍に上げられるスピーカー、サイド指紋認証など、
お買い得なメリットが多々あります。
(まとめ)
新モデル「UMIDIGI G9 5G」はプロセッサを変更したことで、前モデル以上に高速化しています。
50MPの3眼カメラと6.8インチの大型ディスプレイで、写真撮影や動画鑑賞も快適に楽しめるでしょう。
発売時の価格は22,900円です。
Amazonでは3000円OFFのクーポンを適用することで、20,900円で購入でき、非常にお買い得です。
サクサク動いてコスパもいい、SIMフリーの5Gスマホを探している人におすすめです。
「UMIDIGI G9 5G」の価格・販売先
ECサイト
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- AliExpressで16,843円、
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おすすめの類似製品を紹介
「UMIDIGI G9 5G」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「UMIDIGI Note 100 5G」
UMIDIGIから発売された6.8インチの5Gスマートフォンです(2025年2月発売)。
Android 14、UNISOC T765、6GB/8GBメモリ、1600 x 720 pxのTFT液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+2MP+2MPの3眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大120Hzのリフレッシュレート、エクスプレスキー、FMラジオ機能(アンテナ内蔵、録音)、IP53防水防塵、合計で最大12GB/16GBまでのメモリ拡張、20W PD急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張、、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0に対応しています。
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関連記事:UMIDIGI Note 100 5G レビュー!2万円台で120Hz対応の大画面スマホ
「Blackview SHARK 9」
Blackviewから発売された6.78インチの5Gスマートフォンです(2024年11月発売)。
Android 14ベースのDoke OS 4.0、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、256GB UFS2.2 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面 50MP + 2MP + 2MPの3眼カメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(カメラ)、最大24GBまでのメモリ拡張、リフレッシュレート 90Hz、タッチサンプリングレート 180Hz、最大2TBまでのストレージ拡張、18W急速充電、冷却システム、NFC、Google Pay、3年間のAndroid OTA アップデート、技適認証、5G通信、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで32,900円(5000 OFFクーポン付きで実質27,900円)、楽天市場で39,103円(送料無料)、ヤフーショッピングで33,800円、AliExpressで21,343円、米国 Amazon.comで$299.99($70 OFFクーポン付き)、です。
関連記事:AIカメラ付き「Blackview SHARK 9」とSHARK 8を比較
「UMIDIGI G6 5G」
UMIDIGIから発売された6.5インチのAndroid 13 5Gスマートフォンです。MediaTek Dimensity 6100+、6GB LPDDR4x メモリ、HD+液晶、128GB UFS 2.2、5000 mAhバッテリー、背面50MP + 5MPの2眼カメラ、前面8MP + 2MPの2眼カメラ搭載で、
リフレッシュレート 90Hz、最大12GBまでのメモリ拡張、NFC/Google Pay、FMラジオ(ヘッドホンなしで使用可)、ホットキー、スピーカー、サイド指紋認証、AI顔認証、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで24,720円(税込)、楽天市場で29,900円(送料無料)、AliExpressで17,610円、米国 Amazon.comで$199.99 ($30 OFFクーポン付き)です。
関連記事:「UMIDIGI G6 5G」をゲーム用に使うのはアリか? 性能を調べてみた
「OUKITEL C50」
OUKITELから発売された6.8インチの5Gスマートフォンです。Android 14、MediaTek Dimensity 6100+、8GB LPDDR4x メモリ、HD+ IPS液晶、256GB UFS2.1、5150 mAhバッテリー、背面50MPカメラ、前面5MPカメラ搭載で、
リフレッシュレート 90Hz、最大24GBまでのメモリ拡張、ゴリラガラス 5、OTG逆充電(リバースチャージ)、指紋認証、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで27,000円(税込)、AliExpressで17,110円、です。
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「Blackview SHARK 8」
Blackviewから発売された6.78インチのAndroid 13 (Doke OS 4.0) スマホです。2.4K液晶、Helio G99、最大16GBメモリ、128GB/256GB UFS2.2ストレージ、64MP/13MPカメラ、BOXスピーカー搭載で、リフレッシュレート120Hz、サイド指紋認証、33W急速充電、冷却システムに対応しています。
価格は、Amazonで28,900円 (税込・4000円OFFクーポン付き)、楽天市場で24,900円(送料無料)、AliExpressで16,249円です。
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「POCO M6 Pro」
シャオミ POCO ブランドから発売された6.6インチのAndroid 13(MIUI 14 for POCO)スマホです。MediaTek Helio G99-Ultra、8GB/12GB LPDDR4Xメモリ、フルHD+ののAMOLED(有機EL)液晶、256GB/512GB UFS 2.2、5000 mAhバッテリー、背面64MP+8MP+2MPのAIトリプルカメラ、前面16MPのフロントカメラ搭載で、
67W急速充電、IP54防水防塵、2160Hz インスタント タッチ サンプリング レート、リフレッシュレート 最大1200Hz、Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ認証、画面内指紋認証、AI顔認証、 Z軸リニア振動モーター、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で33,800円(送料無料・未使用品)、ヤフーショッピングで35,800円、AliExpressで22,843円、米国 Amazon.comで$223.50 です。
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他のUMIDIGIスマホと比較
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