2025年7月17日に発売された「OPPO Reno14 5G」は、ミドルハイ市場に新たな基準を打ち立てる、注目すべきスマートフォンです。
このレビューでは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどれほどの飛躍を遂げたのか、そのデザイン、性能、カメラの実力を、他のライバル機種とも比較しながら徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
OPPO Reno14 5G の長所(Pros):
- 圧倒的な基本性能と長期サポート: Dimensity 8350プロセッサと高速メモリによるハイエンド級のパフォーマンスに加え、5回のOSアップデートが保証されており、長期間安心して使用できます。
- クラス最高峰のカメラとAI機能: 光学3.5倍の強力な望遠カメラや、暗所撮影を革新する「AIフラッシュ撮影」など、カメラ性能が大幅に向上。AIによる編集やアシスト機能も充実しています。
- 最高等級の防水・防塵・耐衝撃性能: IP69という最高等級の防水・防塵性能と米軍MIL規格準拠の堅牢性を備え、利用シーンを選びません。
- 6000mAhの大容量バッテリーと充実のゲーム機能: Reno史上最大容量のバッテリーと、冷却システムやバイパス充電といったゲーム支援機能により、長時間のプレイも快適です。
OPPO Reno14 5G の短所(Cons):
- おサイフケータイ®(FeliCa)非対応という致命的な欠点: 日本市場では非常に重要なFeliCa機能が省略されており、多くのユーザーにとって最大の障壁となります。
- 急速充電器や保護ケースが付属しない: 前モデルとは異なり、購入後に追加でアクセサリー費用がかかる可能性があります。
- ライバル機と比較してやや高価: Google Pixel 9aやPOCO F7といった強力なライバル機種と比べ、価格設定がやや高めです。
総合評価:
OPPO Reno14 5Gは、パフォーマンス、カメラ、耐久性の全てにおいて前モデルを凌駕する、技術的にほぼ完璧なミドルハイスマートフォンです。しかし、おサイフケータイ®非対応という一点が、多くの日本のユーザーにとって購入をためらう大きな理由となるでしょう。
<この記事で分かること>
- 前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gからの詳細な進化点と変更点
- 高級感あふれる「マーメイドデザイン」と、驚異的なIP69防水・防塵性能
- MediaTek Dimensity 8350のAntutuベンチマークスコアを含む詳細な性能評価
- 「原神」も快適にプレイできる高いゲーム性能と冷却機能
- AIフラッシュ撮影がもたらす革新的な暗所撮影能力
- 光学3.5倍望遠カメラの実力と作例
- 6000mAh大容量バッテリーの実際の持続時間と充電速度
- おサイフケータイ®非対応という最大のデメリット
- 各販路での販売価格とコストパフォーマンス
- Google Pixel 9aなどライバル機種との比較
- 項目別の詳細な5段階評価と総合評価
この記事を最後まで読むことで、「OPPO Reno14 5G」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:OPPO Reno14 5G-暗所撮影&進化したAl写真編集機能 | オッポ
デザインと耐久性:OPPO Reno14 5G ~美しさとタフネスを両立した、新時代のミドルハイ~
ここでは、OPPO Reno14 5Gの洗練されたデザインと、前モデルから劇的に進化した驚異的な耐久性について、実際に手に取って感じた感動をレビューしていきます。比較対象として「OPPO Reno10 Pro 5G」を取り上げ、その違いにも焦点を当てて解説します。
幻想的なデザインと、思わず触れたくなる上質な質感
OPPO Reno14 5Gは、ルミナスグリーンとオパールホワイトの2色が用意されています。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの「グロッシーパープル」や「シルバーグレー」といったシックなカラーとは一線を画し、より幻想的で新しいコンセプトを打ち出しています。特に「オパールホワイト」を初めて手に取った瞬間、そのデザイン性の高さに心を奪われました。単なる白ではなく、見る角度によって繊細な虹色の輝きが浮かび上がる「マーメイドデザイン」が採用されており、所有する喜びを存分に満たしてくれます。
背面には「ベルベットガラス」が採用され、マットでありながらしっとりとした、なめらかな手触りがたまりません。OPPO Reno10 Pro 5Gの「OPPO Glow」加工もサラサラで心地よかったのですが、Reno14 5Gはさらに上質な感触で、指紋がほとんど付かない実用性も兼ね備えています。一日中触っていても、その美しさが損なわれないのは嬉しいポイントです。
<カラーの違い>
- OPPO Reno14 5G:ルミナスグリーン、オパールホワイト
- OPPO Reno10 Pro 5G:シルバーグレー、グロッシーパープル
驚きの薄さと軽さ、手にした瞬間に分かる高級感
スペックシートを見ると、厚さ約7.4mm、重量約187gと、OPPO Reno10 Pro 5G(厚さ約7.9mm、重量約185g)から大幅な変更はないように思えます。しかし、実際に手に持つとその印象は大きく変わります。わずか0.5mm薄くなっただけですが、よりシャープで洗練された印象を受けます。6000mAhという大容量バッテリーを搭載しながらこの薄さと軽さを実現しているのは、まさに驚異的です。
フレームには航空機にも使われる高強度アルミ素材が採用されており、ミドルレンジのスマートフォンとは思えないほどの剛性感と高級感を両立しています。OPPO Reno10 Pro 5Gの丸みを帯びたフレームは、人によっては「指に食い込む」という意見もありましたが、Reno14 5Gはエッジの処理が絶妙で、しっかりと手にフィットします。先日友人が持っていたiPhone 16と比べるとやや大きく感じましたが、この持ちやすさなら長時間の使用でも疲れを感じさせません。
<サイズ・重量の違い>
- OPPO Reno14 5G:(サイズ)縦約158mm、横約75mm、厚さ約7.4mm、(重量)約187g
- OPPO Reno10 Pro 5G:(サイズ)縦約163mm、横約75mm、厚さ約7.9mm、(重量)約185g
日常から非日常へ。最高等級の防水・防塵性能と圧倒的なタフネス
デザイン面での進化もさることながら、耐久性の劇的な向上こそがOPPO Reno14 5G最大の魅力です。前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの防水・防塵性能はIP54等級で、小雨や水しぶきに耐える「生活防水」レベルでした。そのため、お風呂での使用はためらわれ、水辺のレジャーでは常に気を使う必要がありました。
しかし、OPPO Reno14 5Gは、最高水準であるIP69・IP68の防水・防塵性能を備えています。これは、水深2メートルで最大30分間の耐水性能を持ち、さらには80℃の高温・高圧水流にも耐えうるという驚異的なタフネスです。これにより、お風呂でゆっくりと動画を楽しんだり、夏の川遊びで友人と水中写真を撮り合ったりと、これまでスマホを持ち込むことを躊躇していたシーンでも、何の心配もなく使用できます。
さらに、米国MIL規格の耐衝撃テストもクリアしており、ディスプレイにはCorning® Gorilla® Glass 7iを採用。万が一のアクシデントにも強い設計は、キャンプやハイキングといったアウトドア活動でも絶大な安心感を与えてくれます。もはや「ミドルハイ」というカテゴリーを超えた、フラッグシップ級の堅牢性です。
<耐久性の違い>
- OPPO Reno14 5G:(防水防塵): IP69/IP68、(カバーガラス): Corning® Gorilla® Glass 7i、(フレーム素材): 高強度アルミ素材、(耐衝撃): MIL規格
- OPPO Reno10 Pro 5G:防水防塵性能: IPX4/IP5X、(カバーガラス): AGC DT-Star2
接続ポートとスピーカーの配置
本体下部のインターフェース配置は、左からSIMカードスロット、USB Type-Cポート、スピーカーという構成です。この配置自体はOPPO Reno10 Pro 5Gと基本的に同じですが、スピーカーの配置が進化しました。Reno10 Pro 5Gは本体下部にのみスピーカーを持つモノラル仕様でしたが、Reno14 5Gでは本体上部(イヤピース部)にもスピーカーが配置され、デュアルスピーカーとなっています。SIMスロットがmicroSD非対応である点は共通しています。
<OPPO Reno14 5Gの付属品>
- 保護フィルム(試供品)(貼付済み)
- SIM取出し用ピン(試供品)
- クイックガイド
- 安全ガイド
※日本国内モデルには、充電器および保護ケースは同梱されていません。前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gにはどちらも付属していたため、この点は大きな変更点です。
まとめ:デザインと耐久性
- カラーとデザイン:前モデルから一新された幻想的なカラーバリエーション。特にオパールホワイトの「マーメイドデザイン」と「ベルベットガラス」の質感が非常に高く、所有欲を満たしてくれる。
- 携帯性:6000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、厚さ約7.4mm、重さ約187gという薄型軽量設計を実現。航空機用アルミフレームによる高級感も魅力。
- 耐久性:IP54だった前モデルから、最高等級のIP69/IP68防水・防塵性能へと劇的に進化。米軍MIL規格準拠の耐衝撃性も備え、あらゆるシーンで安心して使える。
- ポートとスピーカー:底面のポート配置は標準的だが、前モデルの弱点だったモノラルスピーカーから、本体上下にスピーカーを配置したデュアルスピーカーへと進化した。
- 付属品:前モデルとは異なり、充電器と保護ケースが付属しないため、別途購入が必要な点には注意が必要。
ディスプレイ:OPPO Reno14 5G ~日常を鮮やかに切り取る、没入感の新しいステージ~
ここでは、毎日何度も触れるOPPO Reno14 5Gのディスプレイが、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどのように進化したのかを、実際の使用感を交えて詳しくレビューします。明るさ、精細さ、そして日々の使い勝手に至るまで、そのすべてが格段にレベルアップしていました。
より広く、より深く。有機ELと極細ベゼルが織りなす圧倒的な没入体験
OPPO Reno14 5Gのディスプレイは、有機EL(AMOLED)パネルを採用しています。このディスプレイの真価は、有機ELならではの漆黒の表現がもたらす高いコントラストと、10億7000万色が織りなす色彩の豊かさにあります。実際に映像を見ると、黒が完全に沈むため、鮮やかな色がより一層引き立ち、被写体が画面から飛び出してくるかのような立体感を感じることができました。
この美しい表示性能を、極細のベゼルが一層際立たせています。画面サイズはOPPO Reno10 Pro 5Gの約6.7インチから約6.6インチへとわずかに小さくなりましたが、それを全く感じさせません。なぜなら、画面占有率が前モデルの93.0%から93.4%へと向上しているからです。この極細ベゼルと有機ELの映像美が相まって、Netflixで映画『アトラス』を観たとき、画面の縁がほとんど意識の外に追いやられ、まるで映像だけが空間に浮かんでいるかのような深い没入感を味わえました。
日差しの下でも妥協しない、圧倒的な明るさと高精細表示
表示品質そのものも劇的に向上しています。解像度はOPPO Reno10 Pro 5GのフルHD+(2,412×1,080)から、1.5K(2,760×1,256)へとアップグレードされ、ピクセル密度も394PPIから460PPIへと大幅に向上しました。この差は、電子書籍で小さな文字を読む際に顕著で、文字の輪郭がよりくっきりと表示され、長時間の読書でも目の疲れが明らかに軽減されました。
最大の進化点は、屋外での視認性です。OPPO Reno10 Pro 5Gは日光下での最大輝度が800nitsで、強い日差しの中では画面が見にくいと感じる瞬間がありました。しかし、OPPO Reno14 5Gは最大1200nitsという圧倒的な輝度を誇ります。先日、公園で晴れた日に動画を見ようとした際、Reno10 Pro 5Gでは自分の顔が反射してしまいましたが、Reno14 5Gは夏の強い日差しに負けることなく、映像の暗い部分まで鮮明に映し出してくれました。この差は感動的ですらあります。
指に吸い付く、安定した滑らかな操作感
120Hzの高リフレッシュレートはOPPO Reno10 Pro 5Gから引き継がれていますが、その「質」が全く異なります。前モデルでは、Chromeなどの特定のアプリでリフレッシュレートが90Hzに落ちてしまうことがあり、少し残念に感じていました。しかし、Reno14 5Gではその問題が解消され、SNSのタイムラインをスクロールする際の動きは、まさに「ハイエンド級」の滑らかさです。指の動きにピタッと追従する感覚は、一度味わうと戻れません。
日々の使い勝手を向上させる、多彩な独自機能
OPPO Reno14 5Gは、ハードウェアの進化に加え、ソフトウェアによるきめ細かな機能で日々の使い勝手を向上させています。例えば、濡れた手でも正確に操作できる「スプラッシュタッチ機能」は、キッチンでレシピを見ながら料理をする際に非常に重宝しました。また、冬には欠かせない、手袋をしたまま操作できる「手袋モード」も搭載されており、寒い屋外でわざわざ手袋を外す手間がなくなるのは嬉しい配慮です。
映像体験を豊かにする機能も充実しています。昔撮った少し画質の粗い写真や動画も、AIがくっきりと補正してくれる「画像シャープナー」や、動画の色調をより豊かに表現する「動画カラーブースト」を使えば、思い出をより鮮やかに楽しむことができます。さらに、夜になると自動でブルーライトをカットしてくれる「就寝モード」も搭載されており、寝る前のスマホ時間も快適です。
<OPPO Reno14 5Gのディスプレイ仕様>
- サイズ: 約6.6インチ
- 種類: AMOLED(有機EL)
- 画面占有率: 93.4%
- 解像度: フルHD+ (2,760×1,256)
- リフレッシュレート: 最大120Hz
- 輝度: 日光下での最大輝度 1200nits
- 色彩深度: 10億7000万色(10ビット)
- ピクセル密度: 460 PPI
- その他: HDR10+認証、スプラッシュタッチ機能、手袋モード、画像シャープナー、動画カラーブースト、就寝モード搭載
まとめ:ディスプレイ
- 没入感と映像美:有機ELの鮮やかな表示と93.4%の画面占有率を誇る極細ベゼルが相まって、画面の世界に深く引き込まれる。
- 表示品質:解像度、ピクセル密度、最大輝度が前モデルから大幅に向上し、特に屋外での視認性が劇的に改善された。
- 操作性:120Hzのリフレッシュレートは安定して動作し、ハイエンド級の滑らかな操作感を実現。
- 独自機能:濡れた手で操作できる「スプラッシュタッチ」や、画質を向上させる「画像シャープナー」、目を労わる「就寝モード」など、実用的な機能が豊富に搭載されている。
パフォーマンス:OPPO Reno14 5G ~日常のすべてが加速する、新世代の処理性能~
ここでは、スマートフォンの快適さを決定づける頭脳「CPU」と記憶領域「メモリ・ストレージ」に焦点を当てます。OPPO Reno14 5Gが、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどれほどの飛躍を遂げたのか、その圧倒的なパフォーマンスの進化を、実際の使用感を交えながら徹底的にレビューします。
プロセッサを刷新。MediaTek Dimensity 8350の実力
OPPO Reno14 5Gのパフォーマンスの源泉は、心臓部であるSoC(System on a Chip)の刷新にあります。搭載されているのは、2024年11月に登場したMediaTek社の最新チップ「Dimensity 8350」です。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gが搭載していたQualcomm社のSnapdragon 778G 5Gとは、世代も設計思想も大きく異なります。まず、製造プロセスが6nmから、より微細で電力効率に優れるTSMCの4nm(第2世代)へと進化しました。これにより、同じ処理をしても消費電力が少なく、発熱も抑えられます。
CPUのコア構成も、Cortex-A78世代から最新のCortex-A715/A510世代へと進化し、最高動作周波数は2.4GHzから一気に3.35GHzまで引き上げられています。グラフィック性能を担うGPUも、旧世代のAdreno 642Lから最新世代のArm Mali-G615 MC6へと変更され、UIのアニメーションからアプリの描画まで、あらゆるグラフィック処理が高速化されています。
その性能差はベンチマークスコアにも如実に表れています。Geekbench 6のマルチコア性能を比較すると、Reno10 Pro 5Gが約2,800点だったのに対し、Reno14 5Gは約4,500点と、1.6倍以上のスコアを記録 。グラフィック性能を示す3DMark(Wild Life)でも、約2,400点から約9,400点へと約4倍近い飛躍を遂げており、もはやミドルハイというよりハイエンドに迫る実力を持っていることがわかります 。
日常操作で感じる、ハイエンド級の快適性
スペックの進化は、日常のあらゆる場面で「ハイエンド級」と呼ぶにふさわしい快適な体験をもたらしてくれました。前モデルのReno10 Pro 5Gも普段使いではサクサク快適でしたが、Reno14 5Gは明らかにワンランク上の滑らかさです。例えば、Google Chromeで20以上のタブを開きながら、バックグラウンドでYouTube Musicを再生し、さらにMicrosoft Excelで資料を編集するという高負荷なマルチタスクを試してみました。Reno10 Pro 5Gでは時折アプリの再読み込みが発生する場面でしたが、Reno14 5Gではアプリ間の切り替えが驚くほどスムーズで、一切のもたつきを感じさせません。
この差は、画像や動画の編集といったクリエイティブな作業でさらに顕著になります。Adobe Lightroom Mobileで数十枚の高解像度写真を読み込み、フィルターを適用する作業は、Reno10 Pro 5Gに比べて処理時間が明らかに短縮されました。また、CapCutで複数の4K動画クリップを繋ぎ合わせる編集作業も、プレビューのカクつきがほとんどなく、ストレスフリーで進めることができました。まさに「日常的な動作はサックサク」という言葉がぴったりな、不満のつけようがないレスポンスです。
高速な記憶領域。メモリとストレージの圧倒的進化
この快適なパフォーマンスを支えているのが、メモリ(RAM)とストレージ(ROM)の大幅な進化です。まずメモリは、Reno10 Pro 5Gの8GB LPDDR4Xから、12GB LPDDR5Xへと容量・規格ともにアップグレードされました。最大転送速度を比較すると、LPDDR4Xの4266Mbpsに対し、LPDDR5Xは8533Mbpsと、実に2倍の速度を誇ります 。これにより、多くのアプリを同時に起動してもメモリ不足に陥ることなく、快適なマルチタスク環境が維持されます。
ストレージも、Reno10 Pro 5GのUFS 2.2からUFS 3.1へと進化。読み込み速度は約850MB/sから約2100MB/sへ、書き込み速度に至っては約250MB/sから約1200MB/sへと、それぞれ2倍以上の劇的な高速化を果たしています 。実際に、PCから10GBの動画ファイルを本体に転送してみましたが、Reno10 Pro 5Gでは待たされている感覚があったのに対し、Reno14 5Gではあっという間に転送が完了しました。アプリの起動速度も体感で明らかに速くなっており、このストレージ性能の向上が、全体的なレスポンスの良さに大きく貢献していることを実感しました。
<OPPO Reno14 5GのCPU仕様>
- CPU: MediaTek Dimensity 8350
- 製造プロセス: TSMC 4nm(第2世代)
- コア構成: オクタコア (3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4)
- GPU: ARM G615-MC6
まとめ:パフォーマンス
- CPU性能:最新の4nmプロセスで製造されたMediaTek Dimensity 8350を搭載し、前モデルのSnapdragon 778G 5Gから処理性能・電力効率ともに飛躍的に向上した。
- 体感速度:Webブラウジングから動画編集まで、あらゆる日常操作でハイエンド級の滑らかさと応答性を実現し、ストレスフリーな操作感を提供してくれる。
- メモリ性能:RAMは12GBのLPDDR5Xを搭載。前モデルのLPDDR4Xから転送速度が2倍になり、マルチタスク性能が大幅に強化された。
- ストレージ性能:UFS 3.1を採用し、アプリの起動やファイルの読み書き速度が前モデルのUFS 2.2から劇的に高速化した。
Antutuベンチマーク
OPPO Reno14 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約132万点(1322192)を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「1322192」、CPUで「276534」、GPUで「513388」、MEMで「264636」、UXで「267634」
例: Antutu V10 総合で「1384007」、CPUで「299967」、GPUで「539243」、MEMで「266248」、UXで「278549」
一方、前モデルの「OPPO Reno10 Pro 5G」はQualcomm Snapdragon 778G 5G プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で、約56万点を記録していました。
例1: Antutu V10 総合で「566184」、CPUで「186681」、GPUで「138748」、MEMで「105008」、UXで「135747」
OPPO Reno14 5Gは前モデルの「OPPO Reno10 Pro 5G」よりもスコアが約76万点 上がっていることから、大幅に性能が向上したといえます。
MediaTek Dimensity 8350 性能を比較
OPPO Reno14 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:約 200万
- Snapdragon 8s Gen 4 (POCO F7)・・・Antutu:187万
- Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:約 156万
- MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu:約 144万
- MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Reno14 5G)・・・Antutu:約 132万
- Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:約 100万
- Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万
- Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu 約 67万
- Snapdragon 778G 5G (OPPO Reno10 Pro 5G)・・・Antutu:約 56万
- Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
<比較から分かること>
MediaTek Dimensity 8350は、スマートフォン市場において非常に競争力の高いプロセッサであると結論付けられます。AnTuTuベンチマークで約132万点というスコアは、絶対的なトップ性能を持つSnapdragon 8 Gen 3などには譲るものの、それに迫る高いパフォーマンスレベルにあります。
この性能は、日常的なウェブ閲覧やSNSの利用といった軽作業ではオーバースペックとも言えるほど快適であり、高いグラフィック設定が求められる最新の3Dゲームや、動画編集のような高負荷なタスクにおいても、多くのユーザーを満足させる実力を持っています。
ゲーム性能
OPPO Reno14 5Gは、MediaTek Dimensity 8350プロセッサにより、ゲーム性能においても前モデルから飛躍的な進化を遂げています。これまで「重いゲームは厳しい」とされてきたRenoシリーズのイメージを覆し、あらゆるジャンルのゲームで高いパフォーマンスを発揮する本機の実力を、具体的なタイトルを交えてレビューします。
原神
まず、非常に高いグラフィック負荷が要求される「原神」をプレイしました。画質設定を「中」にしたところ、広大なフィールドの探索やデイリークエストの消化といった場面では、フレームレートは常に50fpsから60fpsの間で安定。キャラクターが入り乱れる激しい戦闘で、元素爆発のエフェクトが重なっても大きなカクつきはなく、快適な操作性を維持できました。最高画質に設定すると場面によっては40fps台に落ち込むこともありましたが、少し設定を調整するだけで、この美しい世界を滑らかな映像で存分に楽しめます。
フォートナイト
次に、競技性の高いバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」です。グラフィック設定を「高」にした状態で、90fpsモードでのプレイが可能でした。ゲーム序盤の降下時や、プレイヤーが密集していないエリアでは安定して90fpsに近い数値を維持。終盤の激しい建築バトルにおいてもフレームレートが60fpsを大きく下回ることはなく、常に滑らかな視点移動と正確なエイムが求められる状況で、有利に立ち回ることができました。
Call of Duty: Warzone Mobile
最大120人が参加する大規模バトルロイヤル「Call of Duty: Warzone Mobile」も試しました。グラフィック設定を「最高」にしても、フレームレートは常時60fpsで安定。広大なマップを高速で移動する際や、複数の部隊が入り乱れる激しい銃撃戦の最中でもフレームレートは落ちず、遅延のないスムーズなゲームプレイが可能です。敵の発見から照準、射撃までの一連のアクションをストレスなく行えるため、純粋に腕前が試される体験でした。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス
コマンドバトルRPG「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」では、最高のゲーム体験を味わえました。グラフィックとフレームレートを共に最高設定(60fps)にしたところ、バトル中の派手なリミットブレイクや召喚獣の演出でも、フレームレートはほぼ60fpsに張り付いたままでした。ロード時間も短く、美しいグラフィックで描かれる物語に没入できました。
アスファルト:Legends Unite
最後に、美麗なグラフィックとスピード感が魅力のレースゲーム「アスファルト:Legends Unite」です。グラフィック設定を「最高品質」にしても、レース中のフレームレートは常に60fpsを維持。多数のライバル車や破壊可能なオブジェクトが画面内に密集する状況や、ニトロを連続使用して超高速で走行する場面でも、フレームレートが落ち込むことなく、常に滑らかで迫力のあるレースが楽しめました。
まとめ:ゲーム性能
MediaTek Dimensity 8350は、非常に高いゲーム性能を持つプロセッサです。「原神」のような高負荷なゲームから、「フォートナイト」のような競技性の高いバトルロイヤルまで、多くのタイトルで高い画質設定と安定した高フレームレートを両立させることができます。
「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」や「アスファルト:Legends Unite」のようなゲームでは、最高設定でゲームが提供する上限のパフォーマンスを完全に引き出し、極めて快適なプレイ環境を実現します。この性能は、幅広いゲーマーの要求に応えることができるものです。
冷却性能とゲーム機能:OPPO Reno14 5G ~勝利を掴むための専用設計~
ここでは、OPPO Reno14 5Gが単なる高性能スマートフォンではなく、本格的なゲーミング体験のためにいかに最適化されているかをレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」の課題を克服した圧倒的な冷却性能と、勝利をアシストする多彩なゲーム支援機能に焦点を当てて解説します。
長時間プレイの常識を変える、新次元の冷却システム
前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gでゲームをプレイしていると、特に「原神」のような高負荷なタイトルでは、本体がかなり熱くなり、パフォーマンスの低下が気になる場面がありました。しかし、OPPO Reno14 5Gでは、その心配は過去のものとなりました。本機には「AIナノ・デュアルドライブ冷却システム」という、極めて強力な冷却機構が搭載されています。これは、4,700mm²もの広大なベイパーチャンバーと、16,596mm²の航空機レベルのグラファイト素材を組み合わせたもので、発生した熱を瞬時に拡散させます。
実際に高負荷なベンチマークテストを3回連続で実行するという、スマートフォンにとっては過酷なテストを行ってみましたが、温度は驚くほど安定していました。Reno10 Pro 5Gでは熱による性能低下が見られた場面でも、Reno14 5Gは安定したパフォーマンスを維持し続けたのです。
AIが勝利をアシストする、盤石のパフォーマンス
OPPO Reno14 5Gの真価は、強力なハードウェアを支えるインテリジェントなソフトウェアにもあります。ゲーム体験を総合的に向上させるのが「AIハイパーブースト2.0」という最適化技術です。その中核機能が「プロゲーマーモード」で、これをオンにすることでパフォーマンスを最大限に引き出せます。実際に「PUBG Mobile」をスムーズ画質設定でプレイしたところ、フレームレートは常に60FPSに張り付き、3時間近くプレイし続けてもカクつきは一切ありませんでした。
非常に負荷が高いことで知られる「原神」も、前モデルとは比べ物にならないほど快適にプレイできます。画質を「中」設定にすれば、フレームレートが49FPSを下回ることはほとんどなく、美しい世界をスムーズに楽しめました。最高画質でのプレイはさすがに荷が重いと感じましたが、ミドルハイの価格帯でここまで快適に遊べるのは大きな進化です。
ネットワークの安定性も、3つのAI機能で盤石です。「AIネットワークブースター」はゲーム通信を優先処理し、「AIモバイルネットワークスイッチ」はラグを検知すると最適な回線に自動切換え。「AIスーパーWi-Fiブースター」は混雑したWi-Fi環境でも接続を安定させます。これにより、オンライン対戦の決定的な場面で通信が途切れるという最悪の事態を回避でき、安心してプレイに集中できました。
指先と耳で感じる、勝利への没入感
ゲーム体験の質は、映像だけでなく、触覚や音響によっても大きく左右されます。Reno14 5Gは、前モデルの弱点だった部分を徹底的に強化してきました。Reno10 Pro 5Gのバイブレーションはやや単調でしたが、Reno14 5Gでは「X軸リニアモーター」を搭載。銃を撃った際の反動が、キレのあるシャープな振動として指先に伝わり、没入感が格段に向上しました。
音響面では、待望のステレオスピーカーを搭載し、独自の立体音響技術「Holo Audio」にも対応。さらに「フットステップサウンドブースト」機能は、「PUBG Mobile」で敵のかすかな足音を強調し、その位置を音だけで正確に把握できるという戦術的な優位性をもたらしてくれました。
その他にも、ゲームの起動音を消す「サイレントローンチ」、キルシーンなどを自動で録画する「AIゲームハイライト」、そして決定的な場面を即座に保存・共有できる「ゲームキャプチャ」など、ゲーマーの心をくすぐる機能が満載です。
<OPPO Reno14 5Gの主なゲーム機能>
- AIナノ・デュアルドライブ冷却システム: 広大なベイパーチャンバーとグラファイトで構成された強力な冷却機構。
- AIハイパーブースト2.0 / プロゲーマーモード: ゲームパフォーマンスを最適化し、安定した高フレームレートを維持する包括的な技術と専用設定。
- AIネットワークアシスト: 「ブースター」「スイッチ」「Wi-Fiブースター」の3機能で通信を常に最適化し、オンラインゲームのラグを抑制。
- X軸リニアモーター: キレのあるリアルな振動フィードバックで没入感を向上。
- 立体音響とサウンドブースト: ステレオスピーカー、Holo Audio、フットステップサウンドブーストで、音響による没入感と戦術的優位性を両立。
- 録画・共有機能: AIゲームハイライトやゲームキャプチャで、最高の瞬間を逃さず記録・共有。
まとめ:冷却性能とゲーム機能
- 冷却性能と持続力:前モデルの弱点だった発熱問題を強力な冷却システムで克服し、「原神」のような高負荷ゲームでも安定した長時間のプレイが可能になった。
- パフォーマンスの安定性:「AIハイパーブースト2.0」と「プロゲーマーモード」により、フレームレートと通信の安定性が大幅に向上し、快適なゲーム環境を提供してくれる。
- 没入感の向上:リアルな振動を生む「X軸リニアモーター」や、ステレオスピーカー、戦術的に有利な「フットステップサウンドブースト」など、五感に訴える機能でゲームへの没入感を深める。
- 豊富な支援機能:ネットワークアシストから自動録画まで、プレイヤーをサポートする多彩なソフトウェア機能が充実している。
カメラ性能:OPPO Reno14 5G ~AIが光を制する、夜景と望遠の新体験~
ここでは、OPPO Reno14 5Gのカメラ性能が、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からいかに進化したかをレビューします。ハードウェアを一新しAIとの融合を深めたことで、シャッターを切るだけで息をのむほど美しい写真が撮れる、魔法のようなカメラへと生まれ変わっていました。
画素数だけではない、思想の進化。カメラ構成を比較
OPPO Reno14 5Gは、背面に3つのカメラを搭載しています。OIS(光学式手ブレ補正)に対応した約5000万画素の広角カメラと、約800万画素の超広角カメラという点は前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gと共通ですが、望遠カメラとインカメラが劇的に進化しました。
望遠カメラは、前モデルの32MP/光学2倍ズームから、この価格帯では異例といえるOIS対応の50MP/光学3.5倍ズームへと大幅に強化されています。さらにインカメラも32MPから50MPへと高画素化され、新たに4K動画撮影にも対応。まさにフラッグシップ級と呼ぶにふさわしいカメラシステムへと生まれ変わっています。
暗闇を昼に変える「AIフラッシュ撮影」と進化したLivephoto
OPPO Reno14 5Gのカメラを象徴する機能が、新搭載の「AIフラッシュ撮影」です。これは、3つの高輝度フラッシュライトとAIによる画像補正を組み合わせることで、従来のフラッシュ撮影の課題であった「被写体だけが白く浮き、背景が真っ暗になる」という現象を克服します。実際に暗い室内で人物を撮影してみたところ、Reno10 Pro 5Gでは不自然な明るさになってしまったのに対し、Reno14 5Gは被写体の肌の質感や色を自然に再現しつつ、背景の夜景の雰囲気までもしっかりと残した、驚くほど立体的な一枚を撮影できました。
シャッターを押した前後数秒を動画として記録する「Livephoto」機能も、AIによって大きく進化しました。AI補正により画質が向上し、撮影したデータから最大90枚もの高解像度な静止画を生成できます。動きの速いペットを撮影した際も、Livephotoで撮っておけば、後からベストな一瞬を完璧な静止画として切り出せるため、もうシャッターチャンスを逃すことはありません。
作例で見る撮影性能。圧巻の望遠と忠実な色再現
広角カメラで撮影した写真は、まさに「見たまま」の美しさです。AI技術が被写体の質感や光の当たり方を正確に捉え、写真に自然な奥行きと立体感を与えてくれます。Reno10 Pro 5Gでは時に色が鮮やかになりすぎることがありましたが、Reno14 5Gは明るい空から植物に至るまで、白飛びや黒つぶれすることなく、忠実な色合いで記録してくれました。
そして、圧巻だったのが望遠カメラの性能です。先日、展望台から街の風景を撮影しました。Reno10 Pro 5Gの光学2倍ズームでは遠くのビルまではっきりと捉えるのが難しかったのですが、Reno14 5Gの光学3.5倍ズームでは、ビルの窓枠や壁面のディテールまで驚くほどクリアに写し出すことができました。さらにデジタルズームで10倍にしても、看板の文字が読めるほどの解像感を保っており、その性能の高さに驚きました。
AIが創造性を解放する、多彩な編集機能
OPPO Reno14 5Gは、撮影後の楽しみを広げてくれる多彩なAI編集機能を搭載しています。撮った写真の構図がしっくりこない時は「AI再構成」をタップするだけでAIがプロのような構図を提案。その他にも、おなじみの「AI消しゴム」機能はもちろん、ガラスの映り込みを消す「AI反射除去」や、ピンボケを修正する「AIぼけ除去」も搭載しています。
さらに、集合写真で目をつぶった人を修正する「AIパーフェクトショット」、写真の雰囲気を真似る「AIスタイル転送」、そして1枚の写真から様々なパターンの画像を生成する「AI Studio」まで、まさにプロ級の編集が指先一つで完結します。
動画性能もフラッグシップ級へ
動画性能も、静止画に劣らず大きな進化を遂げています。アウトカメラ、インカメラともに最大4K/60fpsの撮影に対応。特に注目すべきは、暗所でも美しい映像を記録できる「4K HDRビデオ」撮影機能で、AIによるノイズ低減も加わり、夜景や室内の薄暗いシーンでもクリアで鮮やかな映像を残せます。手ブレ補正も大幅に強化され、歩きながら撮影しても非常に滑らかな映像が撮れます。さらに、より激しい動きに対応する「ワンランク上の手ブレ補正」モードも搭載されており、まるでアクションカメラのようなダイナミックな映像も撮影可能です。
<OPPO Reno14 5Gのカメラ仕様と主なカメラ機能>
アウトカメラ:
- 広角:約5000万画素 (F値1.8 / OIS対応 / Sony LYT-600)
- 望遠:約5000万画素 (F値2.8 / OIS対応 / 3.5倍光学ズーム)
- 超広角:約800万画素 (F値2.2 / 画角116°)
インカメラ:
- 約5000万画素 (F値2.0)
主な撮影・動画機能:
- AIフラッシュ撮影
- 進化したAI Livephoto
- 4K HDRビデオ (AIノイズ低減)
- 強力な手ブレ補正 (アクションカメラ風モード搭載)
- AIサウンドフォーカス
主なAI編集機能:
- AI再構成、AIパーフェクトショット、AIスタイル転送、AI消しゴム、AIぼけ除去、AI反射除去、AI Studio
まとめ:カメラ性能
- カメラ構成:望遠カメラが32MP/光学2倍から50MP/光学3.5倍へと大幅に進化し、遠くの被写体をより高画質に撮影可能になった。
- 暗所撮影:新機能「AIフラッシュ撮影」により、従来のフラッシュ撮影の弱点を克服し、暗い場所でも自然で立体感のある写真が撮れるようになった。
- 望遠性能:光学3.5倍ズームは圧巻で、デジタルズームを使っても10倍程度まで画質の劣化が少なく、様々なシーンで活躍してくれる。
- AI機能:撮影後の編集を劇的に楽にする多彩なAI編集機能が充実しており、撮影の失敗をカバーしたり、よりクリエイティブな作品作りを楽しめる。
- 動画性能:4K HDR撮影や、アクションカメラ風の強力な手ブレ補正、AIによる音声処理に対応し、動画のクオリティが総合的に向上した。
AI機能:OPPO Reno14 5G ~日常を賢く変える頼れるパートナー~
ここでは、OPPO Reno14 5Gの大きな魅力である「OPPO AI」について、カメラやゲーム以外の日常を豊かにする機能に焦点を当ててレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」が持っていたシステム最適化機能から大きく飛躍し、本作は日々のタスクを賢くサポートする、まさに頼れるパートナーへと進化を遂げていました。
言葉の壁が、思い出作りのチャンスに変わる瞬間
海外のB級グルメを紹介するブログ記事を見つけた時のことです。以前なら全文コピーして翻訳サイトへ…という手間がありましたが、Reno14 5Gでは画面の横から「AIツールボックス」を引き出し、「画面翻訳」をタップするだけ。一瞬で画面全体が自然な日本語に変わり、現地の人のみぞ知る絶品料理の情報を得ることができました(リアルタイム翻訳機能)。これなら、海外旅行中に現地のレストランでメニューを読んだり、街角の看板の意味を理解したりするのも簡単です。言葉がわからないという不安が、未知の文化に触れるワクワクに変わる。AIが旅の体験そのものを豊かにしてくれるのを感じました。
面倒な作業は、賢い相棒におまかせ
長文のビジネスメールを受け取った時も、AIツールボックスの「要約」機能を使えば、瞬時に要点だけを把握できます。さらに、返信に困った時は、いくつかのキーワードを伝えるだけで丁寧な返信文案を複数提案してくれる。まるで優秀な秘書です。この体験は、GoogleのAI「Gemini」との連携でさらに強力になります。電源ボタンを長押しすれば、より複雑な相談やアイデア出しも可能。OPPO独自のAIとGoogleのAIが連携し、あらゆる場面でユーザーをサポートしてくれます。
見えないところで、常に最高のパフォーマンスを
この賢い相棒は、私たちが意識しないところでも常に働いています。「Trinity Engine」は、スマホの使い方を学習し、常にシステムを最適な状態に保ち、長年使っても購入当初のようなサクサ-ク感を維持してくれます。また、「AI LinkBoost 3.0」は、エレベーターの中や地下街など、電波が不安定になりがちな場所でも、最適な回線を瞬時に掴んでくれる。こうした見えないサポートがあるからこそ、私たちはストレスなく、日々のコミュニケーションに集中できるのです。
Google Geminiとの連携
これらのOPPO独自のAI機能に加え、本機はGoogleのAIアシスタント「Gemini」も利用可能です。電源ボタンの長押しでいつでも呼び出せ、より高度な情報検索やアイデア出しなど、幅広いタスクをサポートしてくれます。Google AI Proの3ヶ月無料体験も付属します。
<OPPO Reno14 5Gの主なAI機能>
- 翻訳・言語サポート: リアルタイム画面翻訳、音声翻訳、AIツールボックスによる文章要約・提案機能。
- ドキュメントアシスタント: ファイルの要約、翻訳、文章のブラッシュアップなどをサポート。
- システム最適化: Trinity Engineによるパフォーマンスの維持と、AI LinkBoost 3.0による通信の安定化。
- 通話サポート: 自動通話録音機能、クリアボイス機能。
- Google Gemini 連携: OSに統合されたAIアシスタント。
まとめ:AI機能
- コミュニケーション支援:リアルタイム翻訳や文章作成支援など、言語の壁を取り払うOPPO独自の強力なAI機能が充実しており、ビジネスからプライベートまで幅広く活用できる。
- システム安定性:Trinity EngineやAI LinkBoost 3.0といった見えないAIが、システムの快適性と通信の安定性を常に支えており、前モデル以上に安心して使える。
- AIアシスタント性能:補足機能としてGoogle Geminiも搭載されており、より高度で幅広いタスクに対応可能。
- 総合評価:単なる機能の集合体ではなく、AIがOS全体に深く統合されることで、前モデルとは比較にならないほど賢く、頼れるパートナーへと生まれ変わった。
バッテリー性能:OPPO Reno14 5G ~充電の不安から解放される、大容量と超高速チャージ~
ここでは、スマートフォンの生命線であるバッテリー性能について、OPPO Reno14 5Gが遂げた大きな進化をレビューします。単に長持ちするだけでなく、充電の速さ、そしてバッテリー自体の寿命に至るまで、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」のユーザーが抱えていたかもしれない不安を払拭する、圧倒的な安心感を実現していました。
Reno史上最大。6000mAh大容量バッテリーがもたらす圧倒的な安心感
OPPO Reno14 5Gを手にして最も感動したのが、その驚異的なバッテリー持続時間です。それもそのはず、バッテリー容量は6000mAhと、Renoシリーズ史上最大の大容量を搭載しています。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの4600mAhから、実に約30%も増量したことになります。公式の公称値では、一般的な使い方で約2.25日間の利用が可能(DoU)とされており、そのスタミナは本物です。
実際に一日中ヘビーに使ってみたところ、その実力に驚かされました。朝から晩までSNSや動画視聴、Web会議などで使い倒しても、画面オンで6時間以上使用できましたが、バッテリー残量はまだ50%以上も残っていたのです。一日持てば良い方だった前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gとは雲泥の差で、「充電を気にしなくてよい」という精神的な余裕は、何物にも代えがたい大きなメリットです。さらに、4年間使用しても最大容量80%以上を維持する長寿命設計も施されており、長く安心して使える点も非常に魅力的です。
約48分で満充電。健在の80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ
大容量でありながら、充電速度も妥協していません。OPPO Reno14 5Gは、前モデルから引き続き、強力な80W SUPERVOOC™フラッシュチャージに対応しています。ある朝、充電を忘れて残量が10%を切っていたのですが、身支度をしている間のわずか10分ほどの充電で、バッテリーは50%近くまで回復。そのおかげで、一日中バッテリー切れを心配することなく過ごせました。公式では約48分で100%まで充電可能とされており、その速さは健在です。
ただし、大きな変更点として、前モデルでは同梱されていた80W充電器が別売りになった点は注意が必要です。急速充電の恩恵を最大限に受けるためには、対応充電器を別途用意する必要があります。
ゲーマー必見。バッテリーを守る「バイパス充電」機能
ゲームを長時間プレイするユーザーにとって、非常に嬉しい新機能が「バイパス充電」です。これは、充電ケーブルを接続したままゲームをプレイする際に、バッテリーを介さず直接本体に電力を供給する技術です。これにより、充電と放電が繰り返されることによるバッテリーの劣化を防ぎ、さらにプレイ中の発熱も大幅に抑制してくれます。
実際に「原神」を長時間プレイしながらバイパス充電を試したところ、通常であればじわじわと熱を帯びてくる本体が、ほんのり温かい程度にしかならず、パフォーマンスが低下することもありませんでした。バッテリーの寿命を気にすることなく、最高のパフォーマンスでゲームに没頭できるこの機能は、まさにゲーマーのことを考え抜いた素晴らしい機能だと感じました。
<OPPO Reno14 5Gのバッテリー仕様>
- バッテリー容量: 公称値 6,000mAh
- 急速充電: 80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ / 33W PD/PPS
- バッテリー駆動時間(公称値): 約2.25日間 (DoU)
- 独自機能: バイパス充電対応、4年長寿命設計
- 充電器: 別売り
まとめ:バッテリー性能
- バッテリー容量:前モデルの4600mAhから6000mAhへと約30%増量し、Renoシリーズ史上最大容量による圧倒的な安心感を実現した。
- バッテリー持続時間:公称値で約2.25日間の利用が可能。ヘビーな実利用でも画面オンで6時間以上使用して50%以上残るなど、前モデルを圧倒するスタミナを誇る。
- 充電速度:80Wの超高速充電は健在で、短い時間で十分なバッテリーを確保できる。ただし、充電器は別売りになった点に注意が必要。
- ゲーマー向け機能:バッテリーの劣化と発熱を抑えながらプレイできる「バイパス充電」機能を新たに搭載し、長時間のゲーム体験がより快適になった。
OSと機能:OPPO Reno14 5G ~日々の使いやすさを深める、洗練されたシステムと機能~
ここでは、OPPO Reno14 5Gのソフトウェアと、オーディオ性能を含む多彩な機能について、その使いやすさと進化のポイントをレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からOSが刷新されただけでなく、日々の体験を豊かにする多くの機能が追加・改善されています。
洗練された操作感と長期サポート。進化したColorOS 15
OPPO Reno14 5Gは、最新のAndroid™ 15をベースにした独自OS「ColorOS 15」を搭載しています。前モデルのColorOS 13も快適でしたが、ColorOS 15はさらに洗練され、直感的で滑らかな操作感を実現しています。OPPO独自の「トリニティエンジン」と「ルミナスレンダリングエンジン」により、アプリの切り替えやスクロール時のアニメーションが非常にスムーズで、日常のあらゆる操作がストレスなく行えました。
しかし、最も特筆すべき進化はソフトウェアサポートの充実にあります。本機は、5回のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが提供される予定です。これは、OPPO製品の長年の課題であったサポート期間の短さを完全に克服するものであり、安心して長く使い続けられるという絶大な信頼感に繋がっています。
OSの壁を超える連携と、かゆい所に手が届く便利機能
ColorOS 15には、日々の使い勝手を向上させる便利な機能が満載です。特に感動したのが「O+ Connect」機能です。これまで、AndroidスマートフォンとiPhoneやiPadとの間で写真や動画を共有するのは手間がかかりましたが、この機能を使えば、まるでAirDropのように、OSの壁を越えてスムーズにファイルを送受信できました。友人に高画質の動画を送る際、その手軽さに驚かれました。
また、ビジネスシーンや万が一の際に役立つ「自動通話録音機能」にも対応しています。これは前モデルから引き継がれた便利な機能ですが、設定しておけば自動で録音が開始され、後から聞き返すことができるので非常に心強いです。
一方で、前モデルから変更された点には注意が必要です。Reno10 Pro 5Gでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が、Reno14 5Gでは非対応となりました。これは、日本のユーザーにとっては非常に大きな変更点であり、キャッシュレス決済を多用する方は特に注意が必要です。また、テレビやエアコンを操作できたIR(赤外線)リモコン機能も搭載されていません。
弱点から強みへ。没入感を高めるオーディオ性能
前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gで最も残念だったのが、スピーカーがモノラルだった点です。動画やゲームでは、どうしても音の迫力に欠けていました。しかし、OPPO Reno14 5Gでは待望のステレオスピーカーを搭載し、この弱点を完全に克服しました。
実際にYouTubeで音楽ライブの映像を再生してみたところ、その差は歴然でした。Reno10 Pro 5Gでは平面的だったサウンドが、Reno14 5Gでは左右から広がる立体的な音響空間となり、臨場感が全く違います。さらに独自の立体音響技術「Holo Audio」を有効にすると、まるでその場にいるかのような没入感を味わえました。ワイヤレスイヤホンとの接続も、最新のBluetooth® 5.4に対応しているため、遅延が少なく安定しています。
<OPPO Reno14 5Gの主な独自機能>
- O+ Connect: iOS端末とのスムーズな連携機能
- 自動通話録音機能: 通話を自動で録音できる便利機能
- Holo Audio: 独自の立体音響技術
- ColorOS 15独自UI: 高いカスタマイズ性とスムーズな操作感を実現するユーザーインターフェース
まとめ:OSと機能
- OSと操作感:最新のColorOS 15は非常にスムーズで直感的。5回のOSアップデート保証により、長期間安心して利用できるようになった。
- 便利な機能:iPhoneとも簡単にファイル共有できる「O+ Connect」や、自動通話録音機能など、実用性の高い機能が搭載されている。
- オーディオ性能:前モデルの弱点だったモノラルスピーカーからステレオスピーカーへと進化し、動画やゲームの没入感が劇的に向上した。
- 注意点:前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になった点は、購入を検討する上で最も重要な注意点である。
スペック比較:OPPO Reno14 5G vs OPPO Reno10 Pro 5G 主な違い
OPPO Reno14 5Gは、約2年の時を経て登場したOPPO Reno10 Pro 5Gの後継モデルです。その間、スマートフォンの技術は大きく進化しました。ここでは、2つのモデルのスペックを項目ごとに比較し、どのような点が進化し、一方でどの機能が変更されたのかを、違いが分かりやすいようにコメント付きで解説します。
デザインと外観
- OPPO Reno10 Pro 5G: 厚さ 約7.9mm / 重さ 約185g
- OPPO Reno14 5G: 厚さ 約7.4mm / 重さ 約187g
- 違い:Reno14 5Gはバッテリー容量が増加したにもかかわらず、0.5mmも薄型化されています。素材も高強度のアルミフレームとなり、よりスリムで堅牢なデザインに進化しました。
ディスプレイ
- OPPO Reno10 Pro 5G: 約6.7インチ / 解像度 2412×1080 / 輝度 800nit(日光下)
- OPPO Reno14 5G: 約6.6インチ / 解像度 2760×1256 / 輝度 1200nit(日光下)
- 違い:Reno14 5Gは、画面サイズが僅かに小さくなったものの、解像度、ピクセル密度、そして屋外での視認性に直結する輝度が大幅に向上しています。
パフォーマンス (CPU)
- OPPO Reno10 Pro 5G: Snapdragon 778G 5G / AnTuTu v10: 約60万点
- OPPO Reno14 5G: MediaTek Dimensity 8350 / AnTuTu v10: 約143万点
- 違い:Reno14 5Gが搭載するCPUは、より新しい4nmプロセスで製造されており、AnTuTuベンチマークスコアは2倍以上の差があります。これは、あらゆる動作の快適さに繋がる圧倒的な性能差です。
メモリとストレージ
- OPPO Reno10 Pro 5G: RAM 8GB (LPDDR4x) / ストレージ 256GB (UFS 2.2)
- OPPO Reno14 5G: RAM 12GB (LPDDR5X) / ストレージ 256GB (UFS 3.1)
- 違い:Reno14 5Gは、RAMの容量が多いだけでなく、規格もより高速な「LPDDR5X」に、ストレージも読み書き速度が速い「UFS 3.1」にアップグレードされています。
バッテリーと充電
- OPPO Reno10 Pro 5G: 4,600mAh / 充電時間 約28分
- OPPO Reno14 5G: 6,000mAh / 充電時間 約48分
- 違い:Reno14 5Gはバッテリー容量が約30%も増加し、圧倒的な持続時間を実現しました。一方で、容量が増えた分、同じ80W充電でも満充電までの時間は長くなっています。
カメラ
- OPPO Reno10 Pro 5G: 望遠32MP(光学2倍) / インカメラ32MP(1080p動画)
- OPPO Reno14 5G: 望遠50MP(光学3.5倍) / インカメラ50MP(4K動画)
- 違い:Reno14 5Gは、望遠カメラの画素数とズーム倍率が大幅に向上。インカメラも高画素化し、新たに4K動画撮影に対応するなど、カメラ全体の性能が大きく進化しています。
OSとソフトウェア
- OPPO Reno10 Pro 5G: ColorOS 13 (Android™ 13) / システム劣化防止機能
- OPPO Reno14 5G: ColorOS 15 (Android™ 15) / Google Gemini連携、AI翻訳など多数
- 違い:Reno14 5Gは、OSが新しいだけでなく、Google Geminiとの連携やリアルタイム翻訳など、実用的なAI機能が豊富に搭載され、より賢いスマートフォンになっています。
その他の機能
- OPPO Reno10 Pro 5G: 防水・防塵 IP54 / おサイフケータイ® 対応 / 赤外線リモコン 対応 / 充電器・ケース付属
- OPPO Reno14 5G: 防水・防塵 IP69/IP68 / おサイフケータイ® 非対応 / 赤外線リモコン 非対応 / 充電器・ケース別売り / ステレオスピーカー搭載
- 違い:Reno14 5Gは、防水・防塵性能とスピーカー性能が劇的に向上しましたが、日本のユーザーにとって重要なおサイフケータイ®機能が非対応となりました。また、赤外線リモコン機能も省略され、付属品も少なくなっています。
発売日と価格
- OPPO Reno10 Pro 5G: 2023年10月6日 / 86,800円(税込・公式ECサイト)
- OPPO Reno14 5G: 2025年7月17日 / 79,800円(税込・直販価格)
- 違い:Reno14 5Gは、より新しいモデルでありながら、発売時の直販価格はReno10 Pro 5Gよりも安価に設定されています。
まとめ:OPPO Reno14 5GとOPPO Reno10 Pro 5Gの違い
OPPO Reno14 5Gは、OPPO Reno10 Pro 5Gから約2年を経て、CPU、メモリ、カメラ、バッテリー、防水性能といった、スマートフォンの核となるスペックを大幅に向上させた、正統進化モデルです。特にパフォーマンスの向上は目覚ましく、ハイエンドモデルに迫る快適な操作感を実現しています。
一方で、その進化の過程で、日本のユーザーにとって非常に重要だった「おサイフケータイ®」機能や、便利な「赤外線リモコン」機能が省略され、同梱されていた充電器や保護ケースも別売りとなりました。新しいモデルはより速く、より賢く、より頑丈になりましたが、その代償として、かつては当たり前だったいくつかの利便性が失われています。どちらのモデルを選ぶかは、最新の性能と、日々の使い勝手のどちらを重視するかによって決まるでしょう。
OPPO Reno14 5Gのメリット・デメリット
OPPO Reno14 5Gは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」から多くの点で飛躍的な進化を遂げた、非常に高性能なスマートフォンです。しかし、ライバル機種と比較すると、明確な長所と、いくつかの無視できない弱点も存在します。ここでは、他のスマートフォンとの比較を交えながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:最高等級の防水・防塵性能と耐衝撃性
Reno14 5Gは、IP69という最高等級の防水・防塵性能に加え、米軍MIL規格の耐衝撃性も備えています。これは、IP54の生活防水レベルだったOPPO Reno10 Pro 5Gからの劇的な進化であり、IP68のGoogle Pixel 9aやPOCO F7をも上回るタフネスです。
メリット2:クラス最高峰の望遠カメラ性能
5000万画素の光学3.5倍望遠カメラは、Reno14 5Gの大きな強みです。これは、望遠カメラを持たないGoogle Pixel 9aやPOCO F7、光学2倍だったOPPO Reno10 Pro 5Gに対して明らかな優位性を持ち、遠くの被写体も驚くほどクリアに撮影できます。
メリット3:Reno史上最大6000mAhの超大容量バッテリー
6000mAhというバッテリー容量は、OPPO Reno10 Pro 5G(4600mAh)やGoogle Pixel 9a(5000mAh)、motorola edge 60 pro(5000mAh)を上回り、圧倒的な安心感をもたらします。競合の中ではPOCO F7(6500mAh)に次ぐ大容量です。
メリット4:安心の長期OS・セキュリティアップデート保証
5回のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが保証されている点は、大きなメリットです。これは、最長7年を謳うGoogle Pixel 9aに匹敵する手厚いサポートであり、長期間にわたって安心してスマートフォンを使い続けたいユーザーにとって非常に魅力的です。
メリット5:充実したAIゲーミング支援機能
強力な冷却システムや、バッテリーを守りながらプレイできる「バイパス充電」、リアルな振動を生む「X軸リニアモーター」など、ゲームに特化した機能が豊富です。POCO F7のようなゲーミング性能を重視したモデルと比較しても、ソフトウェアとハードウェアの両面からプレイヤーを支える総合力で勝っています。
【デメリット】
デメリット1:おサイフケータイ®(FeliCa)非対応
日本のユーザーにとって最も大きなデメリットは、おサイフケータイ®が使えないことです。OPPO Reno10 Pro 5Gや、競合のGoogle Pixel 9a、motorola edge 60 proは対応しているため、これは致命的な弱点であり、購入をためらう最大の理由になり得ます。
デメリット2:急速充電器が別売り
80Wの超高速充電に対応しているものの、その性能を最大限に引き出す充電器が同梱されていません。前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gや、125W充電器が付属するmotorola edge 60 proと比べると、追加の出費が必要になる点はマイナスです。
デメリット3:microSDカードスロット非搭載
大容量256GBのストレージを内蔵していますが、microSDカードによる拡張はできません。より安価なOPPO Reno13 Aが最大1TBのmicroSDに対応していることを考えると、写真や動画を大量に保存したいユーザーにとっては物足りない可能性があります。
デメリット4:ライバル機と比較してやや高価
価格は79,800円と、Google Pixel 9a(約7万円台)や、より高性能なCPUを搭載するPOCO F7(約5~6万円台)と比較してやや高価です。おサイフケータイ®が非対応であることを考えると、コストパフォーマンスの面でライバルに一歩譲ります。
デメリット5:赤外線リモコン機能の廃止
前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gには搭載されていた、テレビやエアコンなどの家電を操作できる便利な機能が省略されました。
OPPO Reno14 5Gのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 約6.6インチ有機EL, フルHD+(2,760×1,256), リフレッシュレート最大120Hz
- CPU: MediaTek Dimensity 8350 (オクタコア: 3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4)
- GPU: ARM G615-MC6
- RAM(メモリ): 12GB (LPDDR5X) ※最大24GB相当まで拡張可能
- ストレージ: 256GB (UFS 3.1) ※外部ストレージ非対応
- バッテリー: 6,000mAh
- 駆動時間: 約2.25日間
- 充電: 80W SUPERVOOCTM フラッシュチャージ / 33W PD/PPS ※充電器は別売り
- 背面カメラ: [広角] 約5000万画素 (F値1.8/OIS) [望遠] 約5000万画素 (F値2.8/OIS) [超広角] 約800万画素 (F値2.2)
- 前面カメラ: 約5000万画素 (F値2.0)
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax), Bluetooth 5.4
- GPS: Beidou, GPS, GLONASS, Galileo, QZSS
- NFC: 対応 ※おサイフケータイ®には非対応
- インターフェース: USB Type-C (USB 2.0 / OTG対応)
- センサー: 近接/環境光/電子コンパス/加速度/重力/ジャイロセンサー, ステップカウント機能
- 振動モーター: X軸リニアモーター
- 防水防塵: IPX8・IPX9 / IP6X
- 冷却システム: AIナノ・デュアルドライブ冷却システム (ベイパーチャンバー + グラファイト)
- 生体認証: ディスプレイ指紋認証, 顔認証
- OS: ColorOS 15 (based on Android™15)
- サイズ: 約158mm × 約75mm × 約7.4mm
- 重量: 約187g
- カラー: ルミナスグリーン, オパールホワイト
- 付属品: 保護フィルム(試供品)(貼付済み), SIM取出し用ピン(試供品), クイックガイド, 安全ガイド
- モバイル通信(5G/4G/3G): 対応
- SIMカード: nanoSIM + nanoSIM または nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応)
対応バンド:OPPO Reno14 5G
OPPO Reno14 5Gは5G通信に対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G: FDD LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 | TD LTE: 38/39/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G: GSM: 850/900/1800/1900MHz
対応バンドの詳細
ドコモ
- 5G: n78に対応しています。ただし、ドコモの5Gの主要な周波数帯の一つであるn79には対応していません。
- 4G: B1, B3, B19, B28に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
- プラチナバンド: B19に対応しています。
- 3G: WCDMAのB1, B6, B19に対応しています。なお、ドコモの3Gサービスは2026年3月31日に終了予定です。
au
- 5G: n28, n77, n78に対応しており、auの主要な5Gバンドをカバーしています。
- 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
- プラチナバンド: B18, B26に対応しています。
- 3G: サービスは終了しています。
ソフトバンク
- 5G: n3, n28, n77に対応しており、主要な5Gバンドをカバーしています。
- 4G: B1, B3, B8, B28, B41に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
- プラチナバンド: B8に対応しています。
- 3G: サービスは2024年4月15日に終了しました。
楽天モバイル
- 5G: n77に対応しています。
- 4G: 自社回線のB3と、パートナー回線(au)のB18(B26含む)に対応しています。
- プラチナバンド: B28に対応しており、楽天モバイルが利用するプラチナバンドに適合しています。
- 3G: サービスを提供していません。
結論
この端末(OPPO Reno14 5G)は、バンド情報に基づくと、以下の通りです。
- ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4Gバンドとプラチナバンドをカバーしています。5Gについても、ドコモのn79を除き、各社の主要バンドに対応しています。
- 楽天モバイルについては、主要な4Gバンド(自社回線・パートナー回線)、5Gバンド、そしてプラチナバンドにも対応しています。
- 3Gは、各社でサービスが終了または終了予定のため、考慮する必要性は低いです。
総合的に見て、OPPO Reno14 5Gは日本の4キャリア全てで、大きな不便なく利用できる可能性が非常に高いと言えます。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
OPPO Reno14 5Gの評価
8つの基準で「OPPO Reno14 5G」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
1.5K解像度の有機ELは非常に高精細で、最大1200nitsの輝度により、日中の屋外でも圧倒的な視認性を誇ります。極細ベゼルも相まって、動画や写真への没入感は素晴らしいです。
スペック:★★★★★
MediaTek Dimensity 8350と12GBの高速メモリを搭載し、動作はハイエンド級です。あらゆるアプリが快適に動作し、前モデルとは比較にならないほどの処理性能を実感できます。
耐久性: ★★★★★
IP54の生活防水だった前モデルから、最高等級のIP69防水・防塵性能へと劇的に進化しました。米軍MIL規格にも準拠しており、あらゆる場面で安心して使える堅牢性は見事です。
デザイン:★★★★★
見る角度で色合いが変わる「マーメイドデザイン」と、指紋がつきにくい上質な「ベルベットガラス」の質感は秀逸です。薄型軽量ながら高級感があり、所有する喜びを感じさせます。
通信:★★☆☆☆
最新のWi-Fi 6やBluetooth 5.4に対応し、AIによるネットワークアシスト機能も充実しています。しかし、前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になった点は、日本の利用者にとって致命的な欠点です。
機能:★★★★☆
強力な冷却性能やリアルな振動フィードバックなど、ゲームを快適にする機能が満載です。5回のOSアップデート保証など長期サポートも魅力ですが、おサイフケータイ®非対応が大きく評価を下げています。
使いやすさ:★★★☆☆
最新のColorOS 15は非常にスムーズで直感的です。しかし、おサイフケータイ®が使えないことや、急速充電器が別売りになった点は、日々の利便性を考えると見過ごせません。
価格:★★★★☆
税込79,800円という価格は、ミドルレンジ帯でありながらハイエンドに迫る性能を持つことを考えれば、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
【総評:★★★☆☆】
前モデルをあらゆる面で凌駕する、圧倒的な基本性能
OPPO Reno14 5Gは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」から飛躍的な進化を遂げた、非常に魅力的なスマートフォンです。心臓部であるCPUはMediaTek Dimensity 8350へと刷新され、メモリやストレージも高速化。これにより、あらゆる動作がハイエンドモデルに迫るほど快適になっています。
その高いパフォーマンスを安定して支えるのが、強力な「AIナノ・デュアルドライブ冷却システム」です。ディスプレイも、より明るく高精細な1.5K有機ELへと進化し、屋外での視認性も劇的に改善。さらに、前モデル最大の弱点であったモノラルスピーカーも、待望のステレオスピーカーへと強化され、オーディオ体験も格段に向上しました。
カメラから日常まで、体験を革新するAI機能
本機の進化は、単なるスペック向上に留まりません。AI機能が、カメラから日常のあらゆる場面での体験を革新しています。「AIフラッシュ撮影」は夜景ポートレートの常識を変え、「AI写真編集機能」は誰でもプロ級の仕上げを可能にします。さらに、ゲームプレイを最適化する「AIゲーミング」や、リアルタイム翻訳、Google Geminiの統合など、日々のタスクを賢くサポートする機能も充実しており、スマートフォンの新しい使い方を提案してくれます。
日本市場では致命的ともいえる、ただ一つの大きな欠点
これほどまでに多くの点で進化を遂げたにもかかわらず、OPPO Reno14 5Gには見過ごすことのできない、大きな欠点が存在します。それは、前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になったことです。交通機関の利用からコンビニでの支払いまで、多くの人が日常的に利用しているこの機能が使えないことは、日本の市場においては致命的ともいえる後退です。技術的にはほぼ完璧に近い仕上がりでありながら、この一点が、多くの潜在的な購入者にとって大きな障壁となることは間違いありません。
結論:誰におすすめできるか
結論として、OPPO Reno14 5Gは「おサイフケータイ®を全く利用しない」という条件付きで、最高の選択肢の一つとなり得ます。ゲームやカメラ、動画鑑賞など、スマートフォンの性能を存分に引き出して楽しみたいユーザーにとって、この価格でこれだけの体験ができる端末は他に類を見ません。
しかし、少しでもおサイフケータイ®を利用する可能性があるのなら、残念ながらおすすめすることはできません。素晴らしい性能を持つだけに、この一点が非常に惜しまれる、「完璧まであと一歩」のスマートフォンです。
[amazon]
OPPO Reno14 5Gの価格・購入先
※価格は2025/07/21に調査したものです。価格は変動します。
OPPO公式オンラインショップ
79,800円(税込)で販売されています。
OPPO公式オンラインショップで「OPPO Reno14 5G」をチェックする
IIJmio
IIJmioにおけるOPPO Reno14 5Gの価格は以下の通りです。
2025年7月31日までの期間限定で、MNP(他社からのりかえ)と同時購入の場合、特別価格が適用されます。
のりかえ価格(MNP限定)
- 一括払い: 49,800円(税込)
- 24回払い: 月額2,076円(税込)
通常価格
- 一括払い: 79,800円(税込)
- 24回払い: 月額3,334円(税込)
IIJmioで「OPPO Reno14 5G」をチェックする
ECサイト
- Amazonで72,545円(5000円OFFクーポン付きで実質67,545円・税込)、
- 楽天市場で67,938円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで79,800円(送料無料)、
で販売されています。
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おすすめのライバル機種と価格を比較する
OPPO Reno14 5Gと似た性能を持つスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
OPPO Reno10 Pro 5G
OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2023年10月6日に発売)。
Android 13ベースのColorOS 13、Qualcomm Snapdragon 778G 5G プロセッサ、8GB LPDDR4xメモリ、フルHD+の有機ELディスプレイ、256GB UFS2.2ストレージ、4600mAhバッテリー、背面50MP+32MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、80W SUPERVOOCフラッシュチャージ、おサイフケータイ 対応(マイナンバーカード機能、IP54防水防塵、光学2倍ズームの望遠撮影、光学式手ブレ補正、4K動画撮影、ステレオスピーカー、IR(赤外線)リモコン機能、ゲームスペース、システム劣化防止機能、アイコンプルダウンジェスチャー(片手操作)、USB Type-C (OTG)、NFC、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで37,800円(シルバーグレー・税込)、楽天市場で43,799円(送料無料)、ヤフーショッピングで49,500円、です。
関連記事:OPPO Reno10 Pro 5Gを徹底レビュー!スペック、カメラ、性能評価
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OPPO Reno13 A
OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年6月26日発売)。
ColorOS 15 (based on Android 15)、Snapdragon 6 Gen 1、8GBメモリ、2,400×1,080 pxの有機EL、128GBストレージ、5,800mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素+約200万画素の3眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラ、microSDカードスロットを搭載しています。
また、AI機能(AI写真編集、AI文章作成、Google Gemini)、デュアルステレオスピーカー、光学式手ブレ補正、「O+ Connect」機能、「スプラッシュタッチ機能」、「手袋モード」、最大120Hzのリフレッシュレート、IP68/IP69防水防塵、米国MIL規格(MIL-STD-810H)に対応。
おサイフケータイ®、最大1TBまでのストレージ拡張、45W SUPERVOOC 急速充電、ディスプレイ指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで44,364円(税込)、楽天市場で42,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円、です。
関連記事:OPPO Reno13 A 徹底レビュー!Reno11 Aと性能・機能を比較
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Google Pixel 9a
Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月16日 発売)。
Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、
「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで73,800円(税込)、楽天市場で69,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで71,800円(UQ版・SIMフリーロック解除)、AliExpressで66,536円、米国 Amazon.comで$499.00です。
関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!
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motorola edge 60 pro
motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。
Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、
125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで79,800円(7980円OFFクーポン付きで実質71,820円)、楽天市場で79,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで70,800円、です。
関連記事:motorola edge 60 proレビュー!前モデルとの違いと進化点は?
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POCO F7
POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。
Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。
リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz) 、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで54,980円、楽天市場で64,980円(送料無料)、AliExpressで50,159円、米国 Amazon.comで$569.99、です。
関連記事:POCO F7 徹底レビュー!F6 Proからの進化点と欠点を評価
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他のOPPO スマホと比較
他にもOPPOのスマホが販売されています。2024年の最新モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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