Osmo 360 レビュー!Insta360 X5比較で判明した利点と欠点

DJI Osmo 360 本体 外観 ダークグレー
2025年8月1日に発売された「DJI Osmo 360」は、DJI初の8K対応360度アクションカメラです。圧倒的なハードウェア性能とコストパフォーマンスで、既存の360度カメラの常識を覆す一台として大きな注目を集めています。

このレビューでは、Osmo 360が日々の撮影や作品作りをどれだけ豊かにしてくれるのか、最大のライバルである「Insta360 X5」とどのように違うのか、その実力を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

DJI Osmo 360 の長所(Pros):

  • 競合を圧倒する1億2000万画素の静止画と、より滑らかな8K/50fps動画
  • SDカード不要で撮影できる128GBの内蔵ストレージ
  • わずか12分で50%まで回復する驚異的な急速充電
  • Insta360 X5より軽量(183g)でコンパクトな設計
  • DJIマイクとのシームレスなワイヤレス接続
  • 高性能ながら競争力のある価格設定

DJI Osmo 360 の短所(Cons):

  • ユーザー自身でレンズ交換ができず、破損時のリスクが高い
  • 編集アプリやPCソフトが競合に比べてまだ発展途上
  • 長時間の高負荷撮影時に熱問題が発生する可能性
  • シングルレンズモードの画質は、専用のアクションカメラに一歩及ばない

総合評価:

DJI Osmo 360は、画質、携帯性、そしてコストパフォーマンスを最優先するユーザーにとって、現時点で最高の選択肢となりうる360度カメラです。特に、内蔵ストレージや急速充電といった実用性の高さは、日々の使い勝手を大きく向上させます。ただし、ソフトウェアの成熟度やレンズの耐久性には注意が必要です。

この記事で分かること

  1. Osmo 360のデザインと耐久性(サイズ、重量、防水・耐寒性能)
  2. 最大のライバル機、Insta360 X5との徹底スペック比較
  3. 独自の角型センサーが生み出す画質(8K動画と1億2000万画素写真)
  4. 強力な手ブレ補正(RockSteady 3.0)の実力
  5. 多彩な撮影モード(シングルレンズ、SuperNightモードなど)の活用法
  6. AIを活用した編集アシスト機能(スマートトラッキング)の使い勝手
  7. 実用性(128GB内蔵ストレージ、マイク性能、熱問題)の検証
  8. バッテリー性能と驚異の急速充電
  9. 豊富なアクセサリーと今後の拡張性
  10. メリット・デメリットと9項目にわたる詳細な5段階評価
  11. 最新の価格と購入先情報

この記事を最後まで読むことで、「Osmo 360」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Osmo 360 – 1インチで世界を捉える – DJI

デザインと耐久性:Osmo 360 ~ 手のひらに収まる堅牢ボディと冒険心をくすぐるタフ性能

DJI Osmo 360 本体を手で持っている。

ここでは、DJI Osmo 360の物理的なデザインと、過酷な環境にも耐えうる耐久性について、実際に使用した感想を交えながらレビューしていきます。携帯性や操作に関するボタンの配置、そしてライバル機であるInsta360 X5との違いにも焦点を当てて解説します。

手のひらに収まる、洗練されたデザイン

Osmo 360を手に取ってまず印象的なのは、その形状です。Insta360 X5が縦長のバー型であるのに対し、Osmo 360はGoPro Maxにも似た、ずんぐりとした安定感のあるスクエアなデザインを採用しています 。このおかげで手に持った時のバランスが良く、しっかりとグリップできます。

サイズは高さが81mmと、Insta360 X5の124.5mmより大幅に短く、非常にコンパクトです。重量も183gと、X5の200gより約9%軽量化されています 。この軽さと小ささは、長時間のVlog撮影やヘルメットマウントでの使用時に、首や腕への負担を軽減してくれる大きなメリットだと感じました。

サイズ・重量の違い

  • Osmo 360:幅61mm、高さ81mm、厚み36.3mm、重さ183g
  • Insta360 X5:幅46mm、高さ124.5mm、奥行き38.2mm、重さ200g

カラーは落ち着いた印象の「ダークグレー」一色で、様々なガジェットと合わせやすいです。一方のInsta360 X5は、基本のブラックに加えて限定色「サテンホワイト」も展開しており、カラーバリエーションの点ではX5に軍配が上がります。

撮影をスムーズにする、考え抜かれたボタンレイアウト

DJI Osmo 360 本体 外観 正面。屋外で使用。

Osmo 360はボタンの配置も非常に直感的です。ディスプレイ下にある録画ボタンとカメラ切り替えボタンは、手袋をしていても押しやすく、迷うことなく操作できました 。側面には電源ボタン兼ショートカットボタンがあり、反対側には防水カバーで保護されたバッテリー兼microSDカードスロットが配置されています 。USB-Cポートも同様にカバーで守られており、細部までしっかりとした作りです。

注目すべきは、底部に標準的な1/4インチの三脚穴と、DJI独自のマグネット式クイックリリースシューの両方を備えている点です 。これにより、従来からの三脚や自撮り棒はもちろん、Osmo Actionシリーズの豊富なアクセサリーにもワンタッチで接続でき、撮影シーンに応じた柔軟なセッティングが可能です。

厳しい環境に挑む、優れた防水・耐寒性能

Osmo 360の真価が発揮されるのが、そのタフネス性能です。ボディ単体で水深10mまでの防水性能を誇り、急な雨や水辺でのアクティビティでも安心して使えます 。Insta360 X5が水深15mまで対応している点では一歩譲りますが、シュノーケリングなどの一般的な用途では十分な性能です 。実際に沢遊びで使ってみましたが、ハウジングなしで水中の様子を手軽に撮影できるのは大きな魅力でした。

さらに、注目すべきはその耐寒性です。-20℃の極寒の状況でも1.5時間以上の撮影が可能というスペックは、他の多くのアクションカメラにはない大きなアドバンテージです 。冬の雪山でスキーを楽しみながら撮影した際も、バッテリーのパフォーマンスが落ちることなく安定して動作し、その信頼性の高さを実感しました。厳しい寒さの中での撮影において、この性能は心強い味方となります。

Osmo 360 スタンダードコンボの付属品

  • Osmo 360
    1インチ相当のイメージセンサーを搭載した8K対応360度カメラ本体です。
  • Osmo Action エクストリームバッテリーPlus
    1950mAhの容量を持つ、-20℃の低温環境にも対応したバッテリーです。
  • Osmo 360 プロテクティブポーチ
    カメラ本体を傷や衝撃から保護するための専用収納ポーチです。
  • Osmo レンズクリーニングクロス
    カメラのレンズを拭くための専用クリーニングクロスです。
  • USB-C – USB-Cケーブル (USB3.1)
    急速充電や、PCへの高速データ転送に使用するUSBケーブルです。
  • Osmo 360 ラバーレンズプロテクター
    カメラを使用しない際に、突出したレンズを保護するためのゴム製カバーです。

まとめ:デザインと耐久性

  • 携帯性:Insta360 X5より軽量な183gのコンパクトボディで、長時間の持ち運びやアクティビティでの負担が少ない。
  • デザイン:手に馴染むスクエアな形状と、直感的で操作しやすいボタンレイアウトが特徴。
  • 耐久性:本体のみで水深10mの防水性能と、特に-20℃の低温環境でも安定して動作する優れた耐寒性能を備える。
  • 総評:軽量で扱いやすく、特に厳しい寒さの中での撮影に強みを持つ、信頼性の高いタフな一台。

画質:Osmo 360 ~ 新開発センサーが切り拓く、息をのむ映像美

DJI Osmo 360の角型センサー

ここでは、DJI Osmo 360の画質の核心に迫ります。新開発のセンサーがもたらす動画・静止画性能、強力な手ブレ補正、そして実際の撮影で感じた感動を、ライバル機Insta360 X5との比較を交えながら詳しくレビューしていきます。

独自の「角型センサー」がもたらす、異次元の映像体験

Osmo 360の画質の根幹をなすのが、業界でも珍しい1/1.1インチの正方形CMOSセンサーです 。一般的な長方形センサーと異なり、360度撮影で無駄になる領域をなくしたこの独自設計は、画質向上と本体の小型化に大きく貢献しています 。動画解像度は最大で8K/50fpsに対応 。これは、競合のInsta360 X5が8K/30fpsであることに対し、より滑らかな映像を記録できるという明確なアドバンテージです 。

さらに、10bitの色深度とD-Log Mカラープロファイルに対応している点も注目すべきポイントです 。これにより、特に明暗差の激しいシーンでの編集耐性が格段に向上します。実際に夕暮れの空を撮影した際、Insta360 X5のI-Logよりも白飛びや黒つぶれが少なく、雲のグラデーションや建物の影のディテールまで、より多くの情報を保持できていることに驚きました。

どんな揺れも吸収する、強力な手ブレ補正

DJI Osmo 360で撮影したスノーボートでジャンプしている様子。

Osmo 360の手ブレ補正は、DJIがアクションカメラで培ってきた技術が惜しみなく投入されています。シングルレンズモードで使用できる「RockSteady 3.0」と「HorizonSteady」は、まさに鉄壁の安定感です 。特にHorizonSteadyは、カメラがどんなに傾いても映像の水平を完璧に保ち続けてくれます 。

実際に、自転車にマウントして石畳の道を走るという、かなり過酷な状況でテストしてみました。ガタガタと激しい振動があるにもかかわらず、出来上がった映像はまるでジンバルを使ったかのように滑らか。これなら、マウンテンバイクでのダウンヒルや、子供を追いかけながらの撮影といったアクティブなシーンでも、ブレを気にすることなく撮影に集中できるでしょう。

感動を切り取る、実際の撮影フィールドから

DJI Osmo 360で撮影した夜の繁華街

実際にOsmo 360を手に、様々なシーンを撮影してみました。特に印象的だったのが、明暗差の激しい夕暮れの風景です。10bit D-Log Mカラープロファイルで撮影したところ、燃えるような夕焼けのグラデーションから、黒く潰れてしまいがちな建物のシャドー部分まで、驚くほど豊かな階調で記録されていました。スマートフォンでは到底捉えきれない、息をのむような光景を余すところなく映像に残せることに、深い感動を覚えました。

また、夜の繁華街では「SuperNightモード」が真価を発揮します。F1.9の明るいレンズと大型センサーのおかげで、街灯やネオンの光だけで、驚くほど明るくノイズの少ない映像を撮影できました。Insta360 X5のPureVideoモードも強力ですが、Osmo 360の映像はより鮮やかで力強い印象を受けます。ただし、時にはシャープネスが効きすぎていると感じることもあり、このあたりは好みが分かれるかもしれません。

1億2000万画素が魅せる、圧巻の静止画クオリティ

DJI Osmo 360で撮影した夕焼けの写真

Osmo 360の画質で最も衝撃を受けたのが、最大1億2000万画素という圧倒的な解像度のパノラマ写真です 。これはInsta360 X5の約7200万画素を大きく凌駕するスペックであり、もはやアクションカメラの静止画というレベルを完全に超えています 。

実際に撮影した写真をPCのモニターで等倍表示してみると、遠くの建物の看板の文字や、木の葉一枚一枚まで判別できるほどの精細さに息をのみました。これだけの解像度があれば、風景写真として大きく引き伸ばしてプリントしたり、画像の一部を大胆にトリミングして使ったりと、作品作りの自由度が格段に広がります。旅行先で出会った壮大な景色を、細部まで余すところなく記録したいと考えるなら、この静止画性能はOsmo 360を選ぶ決定的な理由になるでしょう。

まとめ:画質

  • センサー:360度撮影に最適化された独自の1/1.1インチ角型センサーを搭載し、高画質と小型化を両立。
  • 動画性能:Insta360 X5を上回る最大8K/50fpsの滑らかな動画撮影が可能で、10bit D-Log Mによる豊かな階調表現も魅力。
  • 手ブレ補正:強力なRockSteady 3.0とHorizonSteadyにより、激しい動きの中でも安定した映像を記録できる。
  • 低照度性能:F1.9の明るいレンズとSuperNightモードにより、夜景もノイズを抑えて鮮やかに撮影可能。
  • 静止画性能:競合を圧倒する最大1億2000万画素のパノラマ写真で、驚異的なディテールを描写する。

撮影モード:Osmo 360 ~ 創造性を解き放つ多彩な機能

DJI Osmo 360で撮影する様子。

ここでは、DJI Osmo 360に搭載された多彩な撮影モードについて、その魅力と実際の使用感をレビューしていきます。基本的な動画モードからクリエイティブな特殊撮影まで、この一台でどのような映像表現が可能になるのか、ライバル機Insta360 X5との比較も交えながら探っていきます。

日常から非日常まで、あらゆるシーンを捉える撮影モード群

Osmo 360は、シンプルな操作でプロフェッショナルな映像を撮影できる、非常に多彩なモードを備えています。メインとなるのは、全ての方向を記録する「360度撮影」と、通常のアクションカメラのように使える「シングルレンズ撮影」です。これらに加えて、夜景を美しく捉える「SuperNightモード」、自撮り棒が映像から消える「セルフィーモード」、そして時間の流れを操る「ハイパーラプス」や、映画のような特殊効果を生み出す「凍った時間と空間」(ボルテックス)など、創造性を刺激する機能が満載です。

Insta360 X5には、撮影と同時に編集済みのフラット動画を生成する「InstaFrameモード」という手軽な機能がありますが、Osmo 360はより高画質・高フレームレートでの撮影に重点を置き、クリエイターが後からじっくりと作品を作り込むための高品質な素材を提供することに長けていると感じました。

8K/50fpsがもたらす、滑らかで迫力ある360度映像

DJI Osmo 360で撮影したサーフィンをしている様子。

Osmo 360の最大の魅力は、なんといっても最大8K/50fpsという圧倒的な360度動画撮影能力です。ライバルのInsta360 X5が8K/30fpsであるのに対し、Osmo 360はより多くのコマ数で記録できるため、動きの速い被写体を撮影した際にその真価を発揮します。

実際に、友人がスケートボードでトリックを決める瞬間を撮影してみました。50fpsで撮影した映像をスロー再生してみると、ボードの回転や着地の瞬間が驚くほど滑らかで、カクつきが一切ありません。30fpsでは捉えきれなかったであろう一瞬の動きまで鮮明に記録されており、その迫力と美しさには思わず声が出ました。この滑らかさは、後から映像を切り出して使う際にも大きなアドバンテージとなり、よりダイナミックな作品作りを可能にしてくれます。

Vlog撮影に革命を。ワンタッチで切り替わるシングルレンズモード

DJI Osmo 360で撮影したバイク走行の様子。

360度カメラでありながら、Osmo 360は非常に優秀なアクションカメラとしても機能します。ワンタッチで切り替えられる「シングルレンズモード」では、最大5K/60fpsという高画質な映像を撮影可能です。さらに、より広い画角で撮影できる「Boost動画」モードを選択すれば、4K/120fpsでのハイスピード撮影も楽しめます。

このモードの素晴らしさを実感したのは、街歩きVlogを撮影した時です。面白い被写体を見つけて前方を撮影していたかと思えば、ボタン一つで録画を止めることなく、自分のリアクションを撮影するために背面レンズに切り替えることができます。このシームレスな切り替えのおかげで、インスピレーションが途切れることなく、テンポの良い映像を一気に撮影できました。これは、撮影のたびにカメラの向きを変えたり、設定を変更したりする必要があった従来のアクションカメラでは体験できなかった、新しい撮影スタイルです。

創造性を刺激する、ユニークな特殊撮影機能

DJI Osmo 360のセルフィーモード

Osmo 360には、日常の風景をアート作品に変えてしまうような、クリエイティブな撮影モードも豊富に用意されています。特に感動したのが「セルフィーモード」です。専用の自撮り棒を使って撮影すると、編集なしで棒が映像から綺麗に消え、まるでドローンで撮影したかのような三人称視点の映像が手軽に完成します。友人と旅行に行った際、この機能を使って撮影した動画は、まるで専属のカメラマンが同行しているかのような仕上がりになり、皆で見て大いに盛り上がりました。

また、時間の流れを圧縮してドラマチックな映像を作り出す「ハイパーラプス」も非常に面白い機能です。街の交差点で定点撮影してみたところ、人や車の流れが幻想的な光の筋となり、普段見慣れた風景が全く別の表情を見せてくれました。これらの機能を使いこなせば、プロが使うような特殊機材がなくても、アイデア次第で無限の映像表現が可能になると感じました。

Osmo 360の主な撮影モード一覧

  • 360度撮影モード
  • パノラマ動画: 最大8K/50fpsの滑らかな360度映像を記録。
  • パノラマ写真: 最大1億2000万画素の超高解像度な360度静止画。
  • SuperNightモード: 夜間や低照度環境に特化し、ノイズを抑えた明るい映像を撮影。
  • セルフィーモード: 自撮り棒を自動で消し、最大4K/60fpsのユニークな三人称視点映像を生成。
  • タイムラプス: 時間の経過を圧縮して記録するモーションタイムラプスと静止タイムラプス。
  • 凍った時間と空間 (ボルテックス): 映画のバレットタイムのような、ハイスピード撮影によるアーティスティックな表現が可能。
  • シングルレンズ撮影モード
  • 動画: 通常のアクションカメラとして、最大5K/60fpsの高画質で撮影。
  • Boost動画: 4K/120fpsのスローモーション撮影も可能な、170°の超広角モード。

まとめ:撮影モード

  • 基本性能:Insta360 X5を上回る最大8K/50fpsの360度動画撮影に対応し、動きの速いシーンでも滑らかな映像を実現。
  • シングルレンズモード:最大5K/60fps、Boost動画では4K/120fpsという高性能で、Vlog撮影などで通常のアクションカメラとしても非常に優秀。
  • クリエイティブ機能:自撮り棒が消えるセルフィーモードや、ハイパーラプス、ボルテックスなど、創造性を刺激する多彩な特殊撮影モードを搭載。
  • 総評:高い基本性能と多彩なクリエイティブ機能を両立し、初心者からプロまで、あらゆるユーザーの創作意欲に応える一台。

編集アシスト機能:Osmo 360 ~ 複雑な作業を、直感的な楽しさへ

DJI Osmo 360で撮影した動画をスマホで編集する様子

ここでは、360度カメラの魅力でありながら、初心者にとってはハードルにもなりがちな「編集」という作業に焦点を当てます。DJI Osmo 360が搭載するAIアシスト機能が、いかにして複雑な編集を直感的で楽しい体験に変えてくれるのか、Insta360 X5の機能とも比較しながら、その魅力をレビューしていきます。

面倒な視点移動はAIにおまかせ。「スマートトラッキング」

360度映像の編集で最も手間がかかるのが、被写体を常にフレームの中心に捉え続ける「リフレーム」作業です。しかし、Osmo 360の「スマートトラッキング」機能は、この悩みを一瞬で解決してくれました。専用アプリ「DJI Mimo」で映像を再生し、追いかけたい被写体を指でタップして囲むだけ。すると、AIが被写体を自動で認識し、どんなに動き回っても的確に追尾してくれます。

実際に、公園で元気に走り回る子供を撮影したのですが、この機能のおかげで、まるでプロのカメラマンが撮影したかのように、常に子供が主役の映像を簡単に作ることができました。Insta360 X5にも同様の優れたAI追跡機能がありますが、Osmo 360の追従精度も非常に高く、これがあれば誰でも簡単に魅力的な動画を作成できると確信しました。

スマホが魔法の杖に。「体性感覚フレーミング」

私が最も感動したのが、「体性感覚フレーミング」(クイックフレーミング)機能です。これは、スマートフォンのジャイロセンサーを利用して、スマホを向けた方向に360度映像の視点が追従するというもの。これまでPCのマウスでグリグリと画面を動かしていた作業が、まるでその場でビデオカメラを構えているかのような、直感的で身体的な操作に変わったのです。

回転椅子に座って、実際に周囲を見渡すようにスマートフォンを動かすだけで、滑らかなパンニング映像が完成した時の驚きと楽しさは、まさに新体験でした。面倒な作業というイメージだった編集が、一つのアトラクションのように感じられ、この機能だけでもOsmo 360を選ぶ価値があると感じました。

撮影をもっと手軽にする、ジェスチャー&音声コントロール

Osmo 360は、撮影そのものをアシストする機能も充実しています。三脚にカメラをセットして少し離れた場所からグループショットを撮りたい時、わざわざカメラまで戻る必要はありません。カメラに向かって手のひらをかざすジェスチャーをするだけで、録画を開始・停止できるのです。この機能は手袋をしていても反応してくれたので、冬のスキーやスノーボードといったシーンでも非常に役立ちました。

また、「音声コントロール」にも対応しており、「撮影開始」と声をかけるだけでハンズフリー撮影が可能です。両手がふさがっている時や、より自然なタイミングで撮影を始めたい時に、この機能は大きなアドバンテージとなるでしょう。

プロの仕上がりを目指せる、PC用ソフト「DJI Studio」

DJI Osmo 360で撮影した動画をパソコンで編集している様子。

より本格的な編集をしたいユーザーのために、PC用ソフトウェア「DJI Studio」も用意されています。キーフレームを使った詳細なカメラワークの設定や、色味を豊かにするD-Log Mプロファイルの調整など、プロ向けの機能が揃っています。

しかし、DJI初の360度カメラということもあり、ソフトウェアにはまだ発展途上な面も見られます。私が試したバージョンでは、Insta360のPCソフトに比べてトランジションやテキスト機能が少なく、時折動作が不安定になることもありました。特に360度の情報を保持したまま動画を書き出す際にエラーが出ることがあり、この点は今後のアップデートでの改善を強く期待したいところです。手軽な編集はスマホアプリ、本格的な編集は使い慣れた動画編集ソフトと、割り切って使うのが現状では良いかもしれません。

Osmo 360の主な編集アシスト機能一覧

  • スマートトラッキング: DJI Mimoアプリ上で、人物、車両、ペットなどの被写体をAIが自動で追尾し、常にフレームの中心に捉え続ける機能 。
  • 体性感覚フレーミング (クイックフレーミング): スマートフォンのジャイロセンサーを使い、スマホを向けた方向に360度映像の視点を直感的に操作できる機能 。
  • ジェスチャー & 音声コントロール: 手のひらのジェスチャーや音声コマンドで、録画の開始・停止などをハンズフリーで操作可能 。
  • マルチプラットフォーム編集: スマートフォン用の「DJI Mimo」アプリと、より高度な編集が可能なPC用の「DJI Studio」ソフトウェアを提供 。
  • D-Log M カラープロファイル: 10bitの色深度をサポートし、カラーグレーディングの自由度を高めるフラットなカラープロファイル 。

まとめ:編集アシスト機能

  • スマートトラッキング:AIが人物やペット、乗り物などを自動で追尾し、誰でも簡単にプロのようなカメラワークの映像を作成可能。
  • 体性感覚フレーミング:スマートフォンの動きと映像の視点を連動させ、編集作業を直感的で楽しい体験に変える。
  • 撮影アシスト:ジェスチャーや音声コントロールにより、ハンズフリーでの撮影が可能になり、撮影の自由度が格段に向上。
  • ソフトウェア:初心者でも手軽に楽しめるDJI Mimoアプリと、より高度な編集が可能なPC用DJI Studioを提供。ただし、PCソフトはまだ改善の余地あり。

操作性と実用性:Osmo 360 ~ タッチスクリーンとストレージ、音声品質、熱問題を検証

DJI Osmo 360 本体のモニター

ここでは、カメラのスペックだけでは見えてこない、DJI Osmo 360の「日々の使い勝手」に深く切り込んでいきます。ライバル機であるInsta360 X5との比較も交えながら、タッチスクリーン、ストレージ、音声品質、そして熱問題といった実用的な側面から、このカメラがいかにユーザーフレンドリーであるかをレビューします。

明るく見やすい、2.0インチタッチスクリーン

Osmo 360の操作の起点となるのが、背面に搭載された2.0インチのタッチスクリーンです 。特筆すべきはその輝度で、最大800ニトというスペックを誇ります 。実際に晴天の屋外で使ってみたのですが、日差しの強い環境下でも画面の表示が非常にクリアで、設定変更や撮影中の映像確認が快適でした。タッチパネルの反応も機敏で、スマートフォンのように滑らかな操作が可能です。

ライバル機であるInsta360 X5は、より大きな2.5インチのスクリーンを搭載しており 、画面サイズという点ではX5に軍配が上がります。しかし、Osmo 360は輝度が高いため、特に屋外での視認性という点では決して引けを取らない、実用性の高いディスプレイだと感じました。

モニターの違い

  • Osmo 360:2.0インチのタッチスクリーン(解像度 314×556、輝度 800ニト)
  • Insta360 X5:2.5インチのタッチスクリーン(Corning Gorilla Glass採用)

手袋でも迷わない、考え抜かれた物理ボタン

Osmo 360は、タッチ操作だけでなく物理ボタンの使い勝手も非常に優れています。ディスプレイ下に配置された「録画ボタン」と「カメラ前後切り替えボタン」、そして側面の「電源/ショートカットボタン」というシンプルな3ボタン構成で、直感的に操作できます 。

このボタンの真価を実感したのは、冬山での撮影でした。厚手の手袋を着用したままでも、各ボタンのしっかりとしたクリック感と絶妙な配置のおかげで、押し間違えることなく確実に操作できたのです。特に、録画開始・停止といった重要な操作を、手袋を外す手間なく行えるこの確実性は、一瞬のシャッターチャンスを逃さないための大きな安心材料となりました。

対するInsta360 X5は、物理ボタンに加えて、自撮り棒を回して録画を開始する「ツイスト撮影」や、好みの設定を瞬時に呼び出せるカスタムボタンなど、より多機能な操作方法を提供しています 。Osmo 360がシンプルさで確実な操作を目指しているのに対し、X5は多彩なショートカットで素早い撮影をサポートするという、思想の違いが感じられます。

「SDカード忘れ」の心配無用。128GB内蔵ストレージの絶大な安心感

Osmo 360が持つ最大のアドバンテージの一つが、128GB(使用可能領域105GB)の内蔵ストレージです 。Insta360 X5のように、別途高性能なmicroSDカードを用意する必要がありません 。旅行の朝、バタバタと準備していてSDカードをPCに挿したまま忘れてしまった、という経験は誰にでもあるはずです。そんな時でも、Osmo 360なら本体だけで撮影を始められます。この「カードを忘れる心配がない」という手軽さと安心感は、スペック表の数字以上に大きな価値があると感じました。

もちろん、microSDカードスロットも搭載しており、最大1TBまで容量を拡張できるため、8Kなどの大容量データを長時間撮影する場合も万全です 。しかし、日常的なVlogや短い旅行であれば、ほとんどのケースで内蔵ストレージだけで十分でしょう。

OsmoAudio™が実現する、クリアで臨場感あふれる音声品質

DJI Osmo 360のOsmoAudio

Osmo 3604つの内蔵マイクを搭載しており、風のない穏やかな環境であれば、十分クリアな音声を収録できます。しかし、このカメラの真価は外部マイクとの連携にあります。注目すべきは、DJI Mic 2やMic Miniにレシーバーなしで直接ワイヤレス接続できる「OsmoAudio™」機能です 。

実際に風の強い日に自転車で走りながらVlogを撮影した際、DJI Mic 2をペアリングしたところ、音声は劇的に改善されました。内蔵マイクでは拾ってしまう風の音は抑えられ、私の声だけが驚くほどクリアに録音されていたのです 。レシーバー不要でこれほど手軽にプロ品質の音声を収録できる点は、Insta360 X5で外部マイクを使う際の手間と比較しても、明らかに優れています。

長時間撮影でも安定。信頼性の高い熱管理性能

高解像度での長時間撮影において、熱問題は常に懸念事項です。高負荷な撮影を続けると、本体がかなり熱くなることがあり、状況によっては撮影が停止する可能性も考慮すべきでしょう。

しかし、注目すべきは8K/30fpsという高負荷な撮影を最大100分間も継続できるという公式のスペックです。私が試した限りでは、30分程度の連続撮影で熱を持つことはあっても、録画が停止することはありませんでした。一部ではInsta360 X5が約45分で熱停止したとの報告もあることを考えると、Osmo 360の熱管理は比較的安定しているという印象です。特に極寒の-20℃の環境でも安定して動作する設計は、季節や場所を問わず安心して撮影に臨める信頼性を与えてくれます。

まとめ:操作性と実用性

  • 操作性:屋外でも視認性の高い800ニトの明るいタッチスクリーンと、手袋着用時でも操作しやすいシンプルな物理ボタンで、直感的な操作が可能。
  • ストレージ:microSDカード不要の128GB内蔵ストレージは、Insta360 X5に対する大きなアドバンテージ。
  • 音声品質:4つの内蔵マイクに加え、DJIマイクへのダイレクト接続でプロ品質のクリアな音声収録が可能。
  • 熱管理:高負荷な8K撮影でも長時間安定して動作する、信頼性の高い熱管理性能を持つ。
  • 総評:日々の使い勝手において、直感的な操作性、ストレージの手軽さ、音声の拡張性、そして撮影の安定性で、非常に実用性が高い一台。

バッテリー性能:Osmo 360 ~ 驚異の急速充電と安定した撮影持続力

DJI Osmo 360のバッテリー

ここでは、撮影現場でのパフォーマンスを左右する重要な要素、DJI Osmo 360のバッテリーと充電性能に焦点を当てます。Insta360 X5との比較も交えながら、実際の撮影で感じた持続力や充電の利便性について、詳しくレビューしていきます。

8K撮影でも安心の、頼れるバッテリー持続力

Osmo 3601950mAhのバッテリーを搭載し、8K/30fpsという高負荷な撮影でも最大100分間という、頼もしい連続撮影時間を実現しています。これは、より大容量な2400mAhのバッテリーを搭載するInsta360 X5の約85分を上回るスペックです。実際にフル充電の状態から8K/30fpsで撮影してみたところ、約90分間、安定して録画を続けることができました。

バッテリーの違い

  • Osmo 360:(容量)1950mAh、(録画時間)8K/30fpsで最大100分、6K/24fpsで最大190分
  • Insta360 X5:(容量)2400mAh、(録画時間)8K/30fpsで88分、5.7K/24fps耐久モードで最長185分

バッテリーの持ちが悪いという意見も一部では見られますが、私の体験では、日中のVlog撮影であれば予備バッテリーなしでも十分に一日楽しめる印象です。特に、-20℃の低温環境でもパフォーマンスが落ちにくい設計は、冬のアクティビティを楽しむユーザーにとって心強い味方となるでしょう。

撮影の常識を変える、圧倒的な急速充電

Osmo 360のバッテリー性能で最も感動したのが、その圧倒的な充電スピードです。公式スペックでは、わずか12分でバッテリーを50%まで回復させることが可能とされています。この急速充電は、撮影現場での体験を根本から変える力を持っていました。

先日、旅行先で夢中になって撮影していたところ、昼食休憩の時点でバッテリー残量が20%を切ってしまいました。しかし、カフェでコーヒーを一杯飲んでいる間のわずかな時間に充電しただけで、バッテリーは70%以上まで復活。午後の撮影もバッテリー切れの不安を感じることなく、心ゆくまで楽しむことができました。Insta360 X5も20分で80%という優れた急速充電に対応していますが、Osmo 360の「ちょっとした隙間時間で一気に回復できる」という感覚は、バッテリー容量の数字以上に、現場での安心感と機動力を高めてくれます。

外部給電と拡張性で、さらに広がる撮影シーン

Osmo 360は、USB-Cポートからの外部給電にも対応しているため、モバイルバッテリーを接続しながらの撮影も可能です。これにより、バッテリー残量を気にすることなく、長時間のタイムラプス撮影やイベントの記録などに集中できます。

さらに、オプションの「Osmo 360 バッテリー延長ロッド」を使用すれば、撮影時間をさらに180分も延長できます。一日中充電ができないような登山のシーンや、ドキュメンタリー撮影など、絶対に撮り逃したくない場面で、この拡張性は絶大な信頼性をもたらしてくれるでしょう。

Osmo 360のバッテリー仕様一覧

  • タイプ: リチウムイオン1S
  • 容量: 1950mAh
  • エネルギー: 7.5ワット時
  • 電圧: 3.87ボルト
  • 動作周囲温度: -20℃~45℃
  • 連続撮影時間 (最大):
  • 8K/30fpsパノラマ動画: 100分
  • 6K/24fpsパノラマ動画: 190分
  • 急速充電性能: 約12分で50%まで充電可能

まとめ:バッテリー性能

  • バッテリー持続力:8K/30fpsの高負荷な撮影でも約90~100分と、一日中楽しむのに十分なスタミナを確保。
  • 急速充電:わずか12分で50%まで回復する驚異的な充電速度で、撮影のダウンタイムを大幅に削減。
  • 拡張性:モバイルバッテリーからの給電撮影や、バッテリー延長ロッドによる長時間の撮影にも柔軟に対応可能。
  • 総評:バッテリー容量の数字以上に、現場での実用性を高める急速充電が光る、信頼性の高い電源システム。

拡張性:Osmo 360 ~ アクセサリーとアップデートで広がる創造の翼

DJI Osmo 360のクイックリリース

ここでは、カメラ購入後の「育てる楽しみ」と「広がる可能性」に焦点を当て、DJI Osmo 360の拡張性についてレビューします。豊富な純正アクセサリーや、今後の進化が期待されるファームウェアアップデートなど、このカメラが持つポテンシャルをInsta360 X5と比較しながら探っていきます。

DJIエコシステムとの連携が生む、無限の可能性

Osmo 360の大きな魅力の一つが、DJIが誇る広大なエコシステムとの連携です。特に、本体底面に搭載されたマグネット式クイックリリースシステムは、既存のOsmo Actionシリーズのアクセサリーと互換性があります。もしあなたが既にDJIユーザーであれば、手持ちのマウントやグリップをそのまま流用できるため、追加投資を抑えつつ、すぐに多様な撮影スタイルを試すことができます。

実際に、私が持っていたOsmo Action用の自転車マウントにOsmo 360を装着してみたところ、カチッという音とともに一瞬で固定が完了。従来のようにネジを回す手間が一切なく、その手軽さと確実な固定力に感動しました。Insta360 X5も独自のクイックリリースマウントや豊富なアクセサリーを展開していますが、DJI製品間でアクセサリーを共有できる点は、既存ユーザーにとって大きなアドバンテージとなるでしょう。

創造的な視点を生み出す、多彩な専用アクセサリー

DJI Osmo 360のアクセサリー。セルフィースティック。

Osmo 360には、撮影者の創造性を刺激するユニークなアクセサリーが数多く用意されています。例えば、「Osmo 2.5m エクストラロング カーボンファイバー セルフィースティック」を使えば、ドローンがなければ撮影不可能な、圧倒的な高さからの俯瞰映像を手軽に撮影できます 。実際にこれを使ってみると、まるで自分が鳥になったかのような、今までにない視点からの映像が撮れて非常に面白かったです。

また、映画のワンシーンのような映像を撮りたいなら「Osmo タイムフリーズ回転ハンドル」が活躍します 。これを使えば、時の流れが止まったかのような不思議なバレットタイム映像を簡単に作り出せます。Insta360 X5も同様にクリエイティブなアクセサリーが豊富ですが、これらのユニークなツールが、Osmo 360ならではの映像表現の幅を大きく広げてくれます。ただし、レンズがユーザー自身で交換できない点は、ハードな使い方をする上で少し気になるところ。Insta360 X5がレンズ交換に対応していることを考えると、Osmo 360ではレンズプロテクターの活用が必須となりそうです。

「育てるカメラ」としての期待感。ファームウェアアップデート

DJI製品の魅力は、発売後も継続的なファームウェアアップデートによって機能が改善され、時には新しい機能が追加される「育てる楽しみ」があることです。Osmo 360もその例に漏れず、今後の進化に大きな期待が持てます。

現状、PC用編集ソフト「DJI Studio」には、「バグが多い」「機能が少ない」といった厳しい意見があるのも事実です。私が使用した際も、Insta360の成熟したソフトウェアに比べると、まだ発展途上という印象は否めませんでした。しかし、これは裏を返せば、今後のアップデートで大きく化ける可能性を秘めているということでもあります。DJIがこれまでドローンやジンバルで示してきたように、ユーザーの声に耳を傾け、ソフトウェアを磨き上げてくれることを期待しています。購入後もカメラが成長していく体験は、長く製品を愛用する上で重要な要素となるはずです。

Osmo 360の主なアクセサリー一覧

  • Osmo 360 バッテリー延長ポール
    内蔵バッテリーにより、8K/30fps動画の撮影時間を4.5時間に延長できます 。ポールは90cmまで伸縮可能です。
  • Osmo バイクマウントブラケット
    頑丈な金属製で、激しい走行中でもカメラをしっかりと固定します 。素早く角度調整も可能です。
  • Osmo 調整可能クイックリリースアダプター
    マグネットでカメラに素早く固定でき、1/4インチネジ付きの自撮り棒などに対応します 。カメラの角度を素早く調整できるため、シングルレンズでの撮影に便利です。
  • Osmo 360 クリアレンズプロテクター
    レンズを効果的に保護し、画質の低下を最小限に抑えながらクリアなパノラマ映像を実現します。
  • Osmo ネックホルター マックス
    肌に優しいシリコン素材で、首にかけてハンズフリー撮影を可能にします 。大きめのサイズで安定性が向上しています。
  • Osmo ヘルメット サードビューキット
    ヘルメットにカメラを固定し、高強度のカーボンファイバーロッドと組み合わせることで、ユニークな三人称視点の映像を撮影できます。
  • 各種インビジブルセルフィースティック(70cm, 1m, 1.6m, 2.5m)
    Osmo 360と組み合わせることで、映像からスティックが消え、迫力ある三人称視点の撮影を可能にします 。長さや素材(カーボンファイバー製など)によって様々なモデルがあります。
  • Osmo デュアルエンドクランプ
    バイクマウントなどと組み合わせ、より安定した三人称視点でのサイクリング撮影を実現します。
  • Osmo タイムフリーズ回転ハンドル
    見えない自撮り棒と組み合わせることで、時間と空間を捉えたようなユニークなバレットタイム動画を簡単に撮影できます。
  • Osmo Action GPS Bluetoothリモート
    カメラを遠隔操作できるリモコンです 。内蔵GPSで速度などのスポーツ情報を記録し、映像に表示させることができます。

まとめ:拡張性

  • アクセサリー連携:Osmo Actionシリーズと互換性のあるマグネット式クイックリリースシステムにより、豊富なアクセサリーを手軽に活用可能。
  • 専用アクセサリー:ドローン風の映像が撮れる超長い自撮り棒や、DJIマイクとのダイレクト接続など、強力な純正アクセサリーが魅力。
  • ファームウェア:ソフトウェアにはまだ改善の余地があるものの、継続的なアップデートによる機能向上や安定化が期待でき、長く使える一台。
  • 総評:DJIエコシステムとの連携と今後のアップデートへの期待感が、カメラを「所有する喜び」と「育てる楽しみ」を与えてくれる。

Osmo 360 vs Insta360 X5 スペック比較:あなたに最適な360度カメラはどっち?

DJI Osmo 360とInsta360 X5が並んでいる。

DJI「Osmo 360」と「Insta360 X5」は、8K撮影が可能な360度カメラのフラッグシップモデルです。どちらも最先端の性能を誇りますが、その設計思想や強みには明確な違いがあります。ここでは、両者のスペックを項目別に比較し、どのようなユーザーにどちらのカメラが向いているのかを解説します。

イメージセンサー

  • Osmo 360: 1/1.1インチ角型CMOSセンサー。センサー利用率を25%向上させた独自設計。
  • Insta360 X5: デュアル1/1.28インチセンサー。前モデルから144%大型化。
  • 違い: (※センサーサイズ自体はX5が大きいですが、Osmo 360は正方形にすることで無駄なく光を取り込む設計です。画素サイズはOsmo 360が2.4μm、X5が2.44μmと近く、両者とも高画質を追求しています。)

動画性能

  • Osmo 360: 360度動画で最大8K/50fpsに対応。
  • Insta360 X5: 360度動画で最大8K/30fpsに対応。
  • 違い: (※Osmo 360はより高いフレームレートで撮影できるため、動きの速いスポーツシーンなどを撮影した際に、より滑らかな映像を得られます。)

写真(静止画)性能

  • Osmo 360: パノラマ写真で最大1億2000万画素。
  • Insta360 X5: 360度写真で約7200万画素。
  • 違い: (※静止画の解像度ではOsmo 360が圧勝しています。風景写真など、高精細な写真を重視するならOsmo 360が明確に有利です。)

ストレージ

  • Osmo 360: 128GBの内蔵ストレージを搭載。microSDカードスロットも有り(最大1TB)。
  • Insta360 X5: 内蔵ストレージは無し。microSDカード(最大1TB)が必須。
  • 違い: (※Osmo 360はSDカードを忘れても撮影できるという絶大な安心感があります。この手軽さは大きなメリットです。)

バッテリーと充電

  • Osmo 360: 1950mAhバッテリー。8K/30fpsで最大100分撮影。12分で50%の急速充電。
  • Insta360 X5: 2400mAhバッテリー。5.7K/30fpsで135分撮影。20分で80%の急速充電。
  • 違い: (※バッテリー容量はX5が大きいですが、8K撮影時の持続時間はOsmo 360がやや長く、特に短時間での充電回復力に優れています。)

サイズ・重量・カラー

  • Osmo 360: 81 x 61 x 36.3mm、183g、カラーはダークグレー。
  • Insta360 X5: 124.5 x 46 x 38.2mm、200g、カラーはブラックと限定のサテンホワイト。
  • 違い: (※Osmo 360の方が大幅に背が低く、軽量でコンパクトです。携帯性を重視するならOsmo 360が有利です。)

耐久性

  • Osmo 360: 10m防水、-20℃の耐寒性。レンズは交換不可。
  • Insta360 X5: 15m防水、交換式レンズシステムを採用。
  • 違い: (※防水性能ではX5が優れていますが、Osmo 360は耐寒性能に強みを持ちます。最大の弱点はOsmo 360のレンズが交換できないことで、アクティブな利用での安心感はX5に軍配が上がります。)

アクセサリーと拡張性

  • Osmo 360: Osmo Actionシリーズと互換性あり。DJIマイクにダイレクト接続可能。バッテリー延長ロッドも用意。
  • Insta360 X5: 多彩な専用キットが充実。ツイスト撮影など独自の操作アクセサリーも魅力。
  • 違い: (※Osmo 360はDJIエコシステムとの連携が強力な武器です。特にレシーバー不要のマイク接続はVlog撮影で非常に便利です。)

ファームウェアとソフトウェア

  • Osmo 360: DJI Mimo/Studioアプリで編集。スマートトラッキングや体性感覚フレーミングが特徴。
  • Insta360 X5: Insta360アプリ/Studioで編集。AIフレームや編集ラボなど、AI機能が非常に豊富で成熟していると評判。
  • 違い: (※ソフトウェアの完成度と機能の豊富さでは、長年の実績があるInsta360に分があります。DJIは今後のアップデートによる進化が期待されます。)

発売日と価格

  • Osmo 360: 2025年8月1日発売。スタンダードコンボが67,100円。
  • Insta360 X5: 2025年4月22日発売。通常版が84,800円。
  • 違い: (※Osmo 360は後発である分、価格が大幅に安く設定されており、コストパフォーマンスで優位に立っています。)

まとめ:Osmo 360とInsta360 X5の違い

Osmo 360Insta360 X5は、どちらも非常に高性能な360度カメラですが、その強みは異なります。Osmo 360は、静止画解像度、動画の滑らかさ(高フレームレート)、内蔵ストレージによる手軽さ、そして価格を重視するユーザーに最適です。DJIのエコシステムを既に利用している方にも大きなメリットがあります。

一方、Insta360 X5は、交換式レンズによる耐久性、より洗練されたソフトウェアとAI編集機能、そして深い場所での防水性能を求めるユーザーに向いています。どちらのカメラが自分に合っているか、これらの違いを参考に見極めることが重要です。

DJI Osmo 360のメリット・デメリット

DJI Osmo 360

DJI Osmo 360は、多くの魅力と可能性を秘めた360度カメラですが、万能ではありません。ここでは、Insta360 X5やOsmo Action 5 Proといったライバル機と比較しながら、Osmo 360が持つ強みと、購入前に知っておくべき弱点について、詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:競合を圧倒する静止画性能

Osmo 360の最大の強みは、最大1億2000万画素という驚異的な静止画解像度です。これは、主要なライバルであるInsta360 X5の約7200万画素や、高性能なアクションカメラであるOsmo Action 5 Proの4000万画素、GoPro HERO13 Blackの2760万画素を大きく凌駕しています。動画だけでなく、高精細な360度パノラマ写真を撮りたいユーザーにとって、この性能は決定的な魅力となるでしょう。

メリット2:128GBの内蔵ストレージによる手軽さ

Osmo 360は、128GB(使用可能領域105GB)の内蔵ストレージを搭載しています。Insta360 X5やInsta360 Ace Pro 2、Osmo Action 5 Proなど、他の主要なアクションカメラが別途microSDカードを必要とするのに対し、Osmo 360は箱から出してすぐに撮影を始められます。「SDカードを忘れて撮れない」という失敗を防いでくれるこの仕様は、日々の使い勝手において非常に大きなアドバンテージです。もちろん、SDカードスロットも備えているため、長時間の撮影にも対応できます。

メリット3:滑らかな映像を実現する高フレームレート

動画性能においても、Osmo 360は優位性を持っています。360度動画で最大8K/50fpsというフレームレートに対応しており、Insta360 X5の8K/30fpsよりも滑らかな映像を記録できます。動きの速いスポーツシーンなどを撮影し、後からスローモーションで再生した際の滑らかさは、30fpsの映像とは一線を画します。

メリット4:驚異的な急速充電性能

撮影現場でのダウンタイムを最小限に抑える、驚異的な急速充電もOsmo 360の大きな魅力です。わずか12分でバッテリーを50%まで充電できるため、短い休憩時間でも素早く撮影に復帰できます。Insta360 X5も20分で80%と高速ですが、Osmo 360の短時間での回復力は、バッテリー容量の数字以上に、現場での機動力を高めてくれます。

メリット5:優れた携帯性と価格

Osmo 360は183gと、主要な360度カメラのライバルであるInsta360 X5の200gよりも軽量です。このわずかな差が、ヘルメットや自撮り棒の先に取り付けた際の快適性に影響します。また、これだけの高性能を備えながら、スタンダードコンボが67,100円という価格は、Insta360 X5の84,800円と比較して非常に魅力的です。

【デメリット】

デメリット1:交換不可能なレンズ

Osmo 360の最大の弱点は、レンズがユーザー自身で交換できないことです。アクティブなシーンでの使用が想定されるカメラにとって、レンズの傷や破損は常に付きまとうリスクです。レンズ交換システムを持つInsta360 X5や、交換用レンズが用意されているGoPro HERO13 Blackと比較すると、この点は耐久性の面で大きな不安材料と言わざるを得ません。

デメリット2:ソフトウェアの成熟度

DJI初の360度カメラということもあり、編集を担うスマートフォンアプリ「DJI Mimo」やPCソフト「DJI Studio」は、まだ発展途上という印象です。多くのユーザーから高い評価を得ているInsta360の洗練されたアプリ体験と比較すると、機能不足や動作の不安定さが指摘されています。ハードウェアの性能を最大限に引き出すには、今後のソフトウェアアップデートによる改善が不可欠です。

デメリット3:限定的なシングルレンズモードの画質

Osmo 360は通常のアクションカメラとしても使用できますが、その際の画質は、専用設計された最新のアクションカメラには一歩及びません。例えば、より大きな1/1.3インチセンサーとライカ製レンズを搭載するInsta360 Ace Pro 2や、同じく1/1.3インチセンサーを持つOsmo Action 5 Proなどが撮影する映像と比較すると、シャープさや色の深みで見劣りする可能性があります。これは360度撮影機能とのトレードオフと言えるでしょう。

デメリット4:熱問題への懸念

8Kという高解像度での撮影は、大きな熱を発生させます。Osmo 360は、長時間の撮影で本体がかなり熱くなり、状況によっては熱で録画が停止してしまう可能性が指摘されています。Insta360 X5など他の高性能カメラも同様の課題を抱えていますが、特に夏場の屋外など、過酷な環境で長時間の連続撮影を考えているユーザーは、この点を考慮する必要があります。

Osmo 360のスペック(仕様)一覧

  • モニター: 2.0インチ、314×556解像度、800ニト
  • ストレージ: 128GB内蔵 (使用可能領域105GB)
  • 対応SDカード: microSDカード (最大1TB)
  • バッテリー: 1950mAhリチウムイオン、7.5Wh、3.87V
  • 撮影時間: 8K/30fpsで最大100分、6K/24fpsで最大190分
  • 充電時間: 12分で50%まで充電
  • インターフェース: USB-C、1/4インチネジ穴
  • 通信(接続性): Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
  • センサー: 1/1.1インチ角型CMOSセンサー
  • ジャイロスコープ: 搭載
  • 画質:パノラマ動画: 最大8K/50fps 、パノラマ写真: 1億2000万画素 、シングルレンズ: 最大5K/60fps 、色深度: 10ビット D-Log M
  • 手ブレ補正: RockSteady 3.0、HorizonSteady手ブレ補正
  • 耐久性: 10m防水 (IP68)、-20℃の耐寒性
  • レンズ: f/1.9
  • 画角: シングルレンズモードで最大170°
  • ISO感度: 100~51200
  • マイク: 4マイク搭載、DJIマイク2への直接接続対応
  • 操作性: ジェスチャーコントロール、音声操作、スマートトラッキング
  • 動作温度: -20℃~45℃
  • サイズ: 61 × 36.3 × 81 mm (長さ×幅×高さ)
  • 重量: 183g
  • カラー: ダークグレー
  • マウント(アクセサリー): Osmo Actionシリーズのアクセサリーと互換性のある磁気クイックリリース
  • 付属品:スタンダードコンボ: カメラ本体、バッテリー、保護ポーチ、クリーニングクロス、ケーブル、レンズプロテクター
  • アドベンチャーコンボ: スタンダードコンボに加え、多機能バッテリーケース、クイックリリース式調整型アダプターマウント、1.2mインビジブルセルフィースティックなどが付属

Osmo 360の評価

DJI Osmo 360 本体2台が並んでいる。

9つの基準で「Osmo 360」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画質: ★★★★★
独自の1/1.1インチ角型センサーと最大8K/50fpsの動画、1億2000万画素の静止画性能は、競合を凌駕するトップクラスの性能です。

手ぶれ補正: ★★★★★
DJIが培ってきた「RockSteady 3.0」と「HorizonSteady」は非常に強力で、ジンバルを使ったかのような滑らかな映像を実現します。

耐久性・防水性: ★★★☆☆
10m防水と-20℃の優れた耐寒性能は魅力的ですが、ユーザーがレンズを交換できない点は、アクションカメラとして大きな懸念点です。

バッテリー性能: ★★★★☆
8K撮影でも約90~100分と十分な持続力があり、特に12分で50%に達する急速充電は、現場での実用性を大きく高めています。

携帯性: ★★★★★
183gという軽さはInsta360 X5よりも優位であり、コンパクトなスクエア形状と相まって、持ち運びや装着時の負担が非常に少ないです。

操作性: ★★★★☆
屋外でも見やすい明るいタッチスクリーンと、手袋でも操作しやすい物理ボタンは秀逸です。アプリ連携の不安定さが指摘される点が惜しまれます。

機能性: ★★★★☆
128GBの内蔵ストレージとDJIマイクへのダイレクト接続は、競合にはない大きな強みです。PC用編集ソフトの成熟度が今後に期待されます。

価格: ★★★★★
同等以上のスペックを持つInsta360 X5より大幅に戦略的な価格設定であり、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

使いやすさ: ★★★☆☆
内蔵ストレージやシンプルなボタンは初心者にとって非常に親切ですが、編集ソフトが不親切という意見もあり、ソフトウェア面で慣れが必要です。

総評: ★★★★☆

ハードウェアの完成度と価格

DJI Osmo 360は、同社初の360度カメラでありながら、ハードウェアの完成度が非常に高い一台です。独自の1/1.1インチ角型センサーがもたらす8K/50fpsの滑らかな動画と、競合を圧倒する1億2000万画素の静止画は、このカメラでしか得られない映像体験を提供します。

183gという軽量コンパクトなボディは携帯性に優れ、Insta360 X5に対して明確なアドバンテージとなっています。そして何より、これだけの高性能でありながら、戦略的な価格設定を実現している点は高く評価できます。

実用性を高める独自機能

日々の使い勝手においても、Osmo 360は多くの魅力を備えています。特に128GBの内蔵ストレージは、別途microSDカードが必須のInsta360 X5とは異なり、「SDカードを忘れて撮影できない」という事態を防いでくれる絶大な安心材料です 。また、DJIマイクにレシーバーなしで直接接続できる機能は、Vlog撮影などでの音声品質を劇的に向上させます。Insta360 X5も外部マイクに対応していますが、DJIエコシステム内での手軽さと音質面で優位性があります。12分で50%まで充電できる驚異的な急速充電も、撮影のダウンタイムを最小限に抑え、現場での使いやすさを向上させています。

【購入前の注意点】今後の成長に期待したいソフトウェアと耐久性

一方で、DJI初の製品ということもあり、ソフトウェア面ではまだ発展途上な印象は否めません。PC用編集ソフトの安定性や機能性については、より成熟したInsta360のソフトウェアと比較すると改善の余地があります。また、アクションカメラとして酷使する上で、ユーザー自身でレンズ交換ができないという点は、耐久性の面で大きな懸念材料と言えるでしょう。これらの点が、現時点での満点評価を阻む要因となっていますが、今後のファームウェアアップデートによる改善に大きな期待が持てます。ハードウェアのポテンシャルは非常に高いため、ソフトウェアが成熟すれば、市場の勢力図を塗り替える可能性を秘めた一台です。

どんな人に最適か

このカメラは、ソフトウェアの成熟度よりも、まず第一に画質や携帯性といったハードウェアの基本性能を重視するユーザーに最適です。特に、128GBの内蔵ストレージによる手軽さや、DJIマイクとのシームレスな連携は、Vlog撮影での利便性を追求するクリエイターにとって大きな魅力となるでしょう。競合よりも優れたスペックのカメラを、より手頃な価格で手に入れたいと考える、コストパフォーマンスを重視する方にも自信を持っておすすめできます。ソフトウェアの今後の成長を楽しみながら、最高のハードウェアをいち早く体験したい。そんな探究心旺盛なユーザーにとって、Osmo 360は最高の相棒となるはずです。

[amazon]

Osmo 360の価格・購入先

DJI Osmo 360 本体 外観 正面。

※価格は2025/08/08に調査したものです。価格は変動します。

DJIストア

スタンダードコンボが67,100円、

アドベンチャーコンボが91,300円、

で販売されています。

DJIストアで「Osmo 360」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで67,100円(スタンダードコンボ・アドベンチャーコンボは91,300円・税込)、
  • 楽天市場で67,100~91,300円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで67,100円(送料無料)、
  • AliExpressで75,016円、

で販売されています。

Amazonで「Osmo 360」をチェックする

楽天市場で「Osmo 360」をチェックする

ヤフーショッピングで「Osmo 360」をチェックする

AliExpressで「Osmo 360」をチェックする

米国 Amazon.comで「Osmo 360」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

Osmo 360と似た性能をもつアクションカメラも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Insta360 X5

Insta360から発売された8K 360度動画撮影に対応したアクションカメラです(2025年4月22日 発売)。

デュアル1/1.28インチセンサー(X4比144%拡大)、Corning Gorilla Glass採用の2.5インチ大型タッチスクリーン、2400mAhバッテリー(5.7K24fps・耐久モードで最長185分の撮影が可能)、microSDカードスロット(UHS-I V30以上のmicroSDカード対応)、4基の内蔵マイクを搭載しています。

また、最高8K@30fpsの360度動画撮影、交換式レンズシステム、超高速トリプルAIチップシステム、新ウインドガードによる風切り音の低減、マグネット式マウント、「ツイスト撮影」、ジェスチャー操作、音声制御 2.0に対応。

約72MP写真撮影、低照度性能を高めるPureVideoモード、アクティブHDR(5.7K 60fps)、強力なFlowState手ブレ補正と360度水平維持機能、光学式ウルトラハードフィルム、単体で15mの防水性能、急速充電(30W PD充電器使用時、35分で100%、20分で80%まで)、USB-C 3.0ポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで84,800円(税込)、楽天市場で84,800~99,100円(送料無料)、ヤフーショッピングで84,800円、AliExpressで75,595円、米国 Amazon.comで$549.99、です。

関連記事:Insta360 X5レビュー!X4から買い替えるべき?徹底比較して解説

Amazonで「Insta360 X5」をチェックする

Insta360 Ace Pro 2

Insta360から発売されたライカレンズ搭載のアクションカメラです(2024年10月22日 発売)。

デュアルチップ、1/1.3インチ8Kセンサー、157度のライカ・ズマリットレンズ、2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式)、180分の撮影が可能な1800mAhバッテリーを搭載しています。

また、「ポーズ録画」(録画の一時停止やキャンセル)、ジェスチャー操作、音声制御2.0(音声による操作)、AIハイライト・アシスタント、自動編集、8K30fps動画、4K60fpsアクティブHDR、PureVideoによる低照度性能、4K120fpsスローモーション、FlowState手ブレ補正技術、

風切り音を軽減するためのウィンドガード(付属)、防水(潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまで)、マグネット式のマウントシステムに対応しています。

価格は、Amazonで67,800円(税込)、楽天市場で64,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで64,799円(送料無料)、AliExpressで65,996円、です。

関連記事:「Insta360 Ace Pro 2」と前モデルAce Proを比較

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Osmo Action 5 Pro

DJIから発売されたデュアルOLEDタッチスクリーンを搭載したアクションカメラです(2024年9月19日発売)。

1/1.3インチCMOSセンサー、新型のチップセット、47GBのストレージ、1950 mAhバッテリー、3つのマイク、SDカードスロットを搭載しています。

また、スーパーナイトモード、4:3の4K動画撮影、プリ録画機能、960fpsの超スローモーション撮影、10-bit D-Log M/HLGに対応した高画質な撮影、被写体センタリング/トラッキング機能、360°HorizonSteadyの手ブレ補正機能、

防水ケースなしで20mの防水性能、ホワイトバランス精度の向上、30WのUSB PD充電、DJI製ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」の接続、155°の超広角撮影、4000万画素の静止画撮影、microSDカード(最大1TBまで)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで53,459円(税込・スタンダードコンボ)、楽天市場で55,000円(送料無料)、AliExpressで54,992円、米国 Amazon.comで$349.00、です。

関連記事:「Osmo Action 5 Pro」とAction 4、3の違いを比較

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GoPro HERO13 Black

GoProから発売されたアクションカメラです(2024年9月11日 発売)。

1/1.9インチCMOS イメージセンサー、前面1.4インチのカラーディスプレイ、背面2.27インチのタッチディスプレイ、 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー、3つのマイクを搭載しています。

また、交換用レンズ(超広角・マクロ・NDフィルター・アナモフィックレンズ ※別売)、スローモーション撮影(バーストスローモーション)、QuikCapture機能、

マグネット式ラッチマウント、GPS機能、最大5.3K/60FPSの動画撮影、手ブレ補正機能「HYPERSMOOTH 6.0」、10mの防水性能、USB-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで63,300円(税込)、楽天市場で64,990円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、AliExpressで69,288円、米国 Amazon.comで$359.00、です。

関連記事:GoPro HERO13対12比較!交換レンズ・バッテリー・GPSの違い

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他にもアクションカメラが販売されています。2025、2024年の最新モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

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