PS2対応「ANBERNIC RG556」とAndroidゲーム機を比較


ANBERNIC RG556」とAndroid 携帯ゲーム機を徹底 比較!Antutuベンチマークや原神のFPS、収録ゲーム、エミュレーター、スペック、価格の違いや評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「ANBERNIC RG556」が発売開始!

2024年2月8日、中国のゲーム機メーカーANBERNIC(アンバーニック)から、新製品「RG556」(アールジー 556)が発売されました。

Android 13とUnisoc T820を搭載した5.5インチの携帯ゲーム機です。

ANBERNICからは2023年3月に、Android 12とUNISOC T618を搭載した「RG405M」が発売され、

PS2も動く高性能なゲーム機として話題になりました。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、性能を大幅に強化しているようです。

もちろん、人気ゲームの原神PS2Wii ゲームもプレイできますよ。

早速どんなゲーム機なのか、その性能を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpressリンク

公式ページ:  ANBERNIC RG556

Unisoc T820のAntutuベンチマーク

ANBERNIC RG556」はUnisoc T820 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは6nmプロセスで製造さらた8コア、最大2.3GHzのCPUで、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約45-55万 前後を記録しています。

同じプロセッサは「ANBERNIC RG406H」、「ANBERNIC RG406V」、「ANBERNIC RG Cube」などにも搭載されています。

一方、前モデル「ANBERNIC RG505」と「ANBERNIC RG405M」はUNISOC T618搭載でAntutu総合 約20-25万 前後を記録していました。

新モデルはAntutuベンチマークのスコアが約20万以上高くなっていることから、CPUの性能が劇的に向上しているといえます。

Unisoc T820 性能を比較

性能的にはMediaTek Dimensity 900 (Retroid Pocket 4)と同等の性能を発揮します。

Snapdragon G3x Gen 2 (AYANEO Pocket S)と比べると、100万以上の差があります。

また、ANBERNICのLinux 携帯ゲーム機に搭載されることが多いAllwinner H700とは、約30万以上の差があります。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合で比較したものです。

  • 1.Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 (AYANEO Pocket S)・・・Antutu総合:169万
  • 2.Snapdragon G3x Gen 1 (Razer Edge)・・・Antutu総合:100万
  • 3.Snapdragon XR2(Pimax Portal)・・・Antutu総合:85万
  • 4.MediaTek Dimensity 1100 (Retroid Pocket 4 Pro)・・・Antutu総合:75万
  • 5.Qualcomm Snapdragon 865 (Retroid Pocket 5)・・・Antutu総合:60万 前後
  • 6.MediaTek Dimensity 900 (Retroid Pocket 4)・・・Antutu総合:50万
  • 7.★ Unisoc T820 (ANBERNIC RG Cube/ANBERNIC RG556)・・・Antutu総合:45-55万
  • 8.Unisoc T618 (Retroid Pocket 3+)・・・Antutu総合:30万 前後
  • 9.UNISOC T610 (Retroid Pocket 2S)・・・Antutu総合:20万 前後
  • 10.Allwinner H700 (ANBERNIC RG28XX)・・・Antutu総合:15万 前後

ゲーム性能

Unisoc T820 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

鳴潮 (Wuthering Waves) は画質 低設定、15-30 FPS 程度で動作します。

PUBG MobileはHD画質、高フレームレートで30FPS前後で動作します。設定を調整することで、プレイ可能なレベルです。

Call of Duty Mobileは中程度の画質設定で30~40FPSで比較的快適にプレイできます。

マインクラフト60FPSで安定して動作します。比較的軽いゲームなので、問題なくプレイ可能です。

ウマ娘は3D標準画質・低フレームレート設定で30FPS前後で動作します。

エミュレーターはPS2以前のゲームは概ね快適にプレイ可能です。PS2のゴッド・オブ・ウォーII (God of War 2)、
アーマード・コア3 サイレントライン(Armored Core Silent Line)、ネオコントラ(Neo Contra)は動作検証したところ、
まともに動作し、快適にプレイできました。

ゲームタイトルのFPS 一覧

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。※画質は「低」に設定しています。

  • 原神 Genshin Impact・・・27 FPS
  • 鳴潮 (Wuthering Waves) ・・・15-30 FPS
  • ウマ娘・・・30 FPS 前後
  • マインクラフト・・・60FPS
  • PUBG Mobile・・・32 FPS
  • Call of Duty: Mobile・・・35 FPS
  • フォートナイト Fortnite・・・26 FPS
  • Shadowgun Legends・・・60 FPS
  • World of Tanks Blitz・・・60 FPS
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

収録ゲーム タイトル

128GBモデルと256GBモデルの2種類を用意し、128GB(TFカード)に4432 のゲームを、256GBに8714 以上のゲームを収録しています。

PS2

(128GBの場合) God of War 2、Devil May Cry 3、Devil May Cry、Dragon Ball Z:Sparking! Meteor、Silent Hill 4:The Room、Top Gun:Compat Zones、Armored Core Silent Line、Drakengard、Resident Evii 4、Tekkn Tag Tournament、Harvest Moon A Wonderful Life、Harvest Moon Save the Homeland、Kingdom Hearts、Top Gun Combat Zones、Naruto Shippuden Narutimate Accel、Neo Contra

Wii

(128GBの場合) The Legend of Zelda:Twilight Princess、The Legend of Zelda:The -The Wind Waker、Naruto-Dragon Blade Chronicles、Ridge Racer 4、Tatsunoko vs Capcom Ulitimate All Stars

PSP、PS1

(128GBの場合)God of War:Chains of Olympus、God of War:Ghost of Sarta 3X、Grand Theft Auto-Vice City Stories(US)、Assassin’s Creed-Bloodlines、Monster Hunter Freedom Unite、Ridge Racer、Tekken 5、Tekken 6、Call of Duty-Roads to Victory、Silent Hill-Zero、Bloons、Bombermanなど38ゲームを収録

続きはこちらの動画で確認できます。PS2、PSP、PS1「ANBERNIC RG556」の収録ゲームタイトル 一覧

GBA、GBC、GB

YouTubeで公開しています(128GBの場合)。

GBA、GBC、GB「ANBERNIC RG556」の収録ゲームタイトル 一覧

PCエンジン、ネオジオ

YouTubeで公開しています(128GBの場合)。

PCエンジン、ネオジオ「ANBERNIC RG556」の収録ゲームタイトル 一覧

ニンテンドー64、ニンテンドーDS

YouTubeで公開しています(128GBの場合)。

Wii、N64、NDS「ANBERNIC RG556」の収録ゲームタイトル 一覧

※AndroidのゲームはGoogle Playストアから自分でダウンロードして追加します。動作確認できているアプリは次の通りです。

Android・・・原神 Genshin Impact、Nine Parchments、Identity 5、Honor of Kings、Game for peace

内蔵されているゲームタイトルの一部は、ANBERNICの公式 Youtube 動画で確認できます。

ANBERNIC RG556:Android, PS2 classic games demonstration

ANBERNIC RG556 classic games demonstration – YouTube

これ以外のゲームタイトルはYouTubeの検索で見つけることができます。「ANBERNIC RG 556 Game List」で検索してみてください(※Google 検索ではありません)。

なお、 YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)でも収録ゲームタイトルを順次 公開しています。上記以外のゲームタイトルを知りたい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

5.48インチの有機EL液晶で色鮮やかな映像を映し出せる

ANBERNIC RG556」は5.48インチで解像度 1080 x 1920 pxのAMOLED ディスプレイを搭載しています。

この液晶は、ピクセル密度 402 ppi の明るく高精細な2K 有機ELで、

豊かな色再現が可能なRGB カバー率 102%に対応しています。

有機ELはIPS液晶よりも高コントラスト、広色域、高速応答速度にに対応し、より鮮やかで美しい映像を映し出せます。 特に、黒色の表現に優れているため、暗いシーンが多いゲームでも高い没入感を味わえます。

また、タッチ操作に対応し、タッチ操作を必要とするAndroidのゲームも快適にプレイすることが可能。

OCA全密着技術も採用し、画面とタッチパネルの間に隙間をなくし、光の反射を抑え、視認性を向上させています。

アスペクト比は16:9を採用しています。

他のゲーム機と比較

  • 一方、「Retroid Pocket 4 /4Pro」は4.7インチで解像度750×1334 ドットのIPS タッチスクリーンを搭載し、60fpsの滑らかな映像表示やバックライトにも対応しています。
  • 「Razer Edge」は6.8インチで解像度は2400×1080ドットのAMOLED(有機EL)を搭載し、リフレッシュレート144Hzに対応しています。
  • 「Pimax Portal」は5.46インチで解像度 3840 x 2160 px のLCDディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 144HzやHDR機能、タッチ操作に対応しています。

高精度なホールジョイスティックとホールトリガーで操作できる

ANBERNIC RG556」は高精度なホールジョイスティックを2つ搭載しています。

このジョイスティックは従来のジョイスティックに比べて、摩耗やドリフトが発生しにくく、長期間にわたって正確な操作を維持できます。

操作感は滑らかで摩擦抵抗が少なく、繊細な操作が可能ですFPSやTPSなど、エイム精度が求められるゲームに最適です。

また、上部には高精度なホールトリガーも搭載しています。このトリガーはトリガーの引き具合に比例して入力値が変化するため、繊細な操作が可能です。

レースゲームなど、アクセルやブレーキの微妙なコントロールが求められるゲームに最適です。

8GB メモリと最大256GB UFS2.2 ストレージを搭載

ANBERNIC RG556」は8GB LPDDR4X メモリ搭載でスムーズに動作します。

LPDDR4Xは、最大データ転送速度は32GB/s(ギガバイト/秒)で、PDDR4に比べて高速に転送できます。

また、ストレージは高速なUFS2.2規格の128GB/256GBで、

別売のmicroSDカード最大2TBまで拡張できます。

UFS 2.2は、最大で読み取り速度約2.9GB/s、書き込み速度は最大で約1.5GB/s程度で、以前のUFS 2.1規格と比較して高速です。

この高速性により、アプリの起動やファイルの読み書き、ゲームや動画の読み込みがスムーズになります。

他のゲーム機と比較

  • 一方、「Retroid Pocket 4 /4Pro」は4GB/8GB LPDDR4x メモリを搭載しています。また、128GB UFS 3.1ストレージ搭載で、microSDカードで拡張できます。
  • 「Razer Edge」は8GB LPDDRメモリを搭載しています。また、128GB UFS3.1ストレージ搭載で、MicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
  • 「Pimax Portal」は8GBメモリを搭載しています。また、128GB / 256GBストレージ搭載で、microSDカードで最大1TBまで拡張できます。

5500mAh バッテリーで8時間使用できる

ANBERNIC RG556」は容量 5500mAh のバッテリーを搭載しています。

駆動時間は約8時間です。

充電はType-C ポートを介した5V/2Aの充電を利用し、3.5時間でフルチャージできます。

なお、バッテリーの交換はできません。また、 急速充電には対応していません。

他のゲーム機と比較

  • 一方、「Retroid Pocket 4 /4Pro」は5000mAh バッテリー搭載で長時間の駆動が可能です。また、Type-C ポートを介して急速充電も利用できます。
  • 「Razer Edge」は5000mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能です。また、Type-Cを利用した充電も利用できます。
  • 「Pimax Portal」は4000 mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能です。また、Type-Cを利用した充電も利用できます。

30種類のエミュレーターに対応

ANBERNIC RG556」は30種類のエミュレーターに対応しています。

NES,SMS,PCE,CPS1,MD,GB,NEOGEO,SNES,CPS2,PSX,SS,N64,,CPS3,MAME,GBC,DC,NGP,NAOMI,WSC,PS2,FBN,GBA,ATOM,PSP,NDS,Wii,3DS

具体的には、PS2やWii、ドリームキャスト、ニンテンドー64、 ゲームキューブ、PSP、ゲームボーイ、ネオジオ、PCエンジンなどの豊富なレトロゲームをプレイできます。

デフォルトの状態では27のエミュレーターが表示されています。

これらのエミュレーターはAndroid 版のレトロアーチ (RetroArch)を利用したものです。

上記以外のエミュレーターを追加することもできます。

Google Playストアからエミュレーターをダウンロードするか、APKファイルをインストールすることで、豊富なエミュレーターを導入できます。

エミュレーターの設定やBIOSファイルの導入など、ある程度の技術的な知識が必要となる場合があります。

また、Android アプリを利用してレトロゲームをプレイすることも可能です。Google Playストアにある豊富なエミュレーターアプリを追加できます。

主な対応ゲーム 一覧

RG556は、そのパワフルなハードウェア性能により、以下のプラットフォームのエミュレーションに優れています。

  • PlayStation 2 (PS2)・・・AetherSX2 などのエミュレーターを使用することで、多くのPS2ゲームをプレイできます。ただし、 demandingなタイトルでは、設定を調整する必要がある場合があります。
  • GameCube / Wii・・・Dolphinエミュレーターを使用することで、GameCubeやWiiのゲームをプレイできます。ただし、一部の demandingなタイトルでは、動作速度が低下する可能性があります。
  • PSP・・・PPSSPPエミュレーターを使用することで、PSPのゲームを快適にプレイできます。
  • Dreamcast・・・Redreamエミュレーターを使用することで、Dreamcastのゲームをプレイできます。
  • Nintendo DS・・・ DraSticエミュレーターを使用することで、DSのゲームをプレイできます。
  • PlayStation (PS1)・・・DuckStationエミュレーターを使用することで、PS1のゲームをプレイできます。
  • N64・・・ Mupen64Plus FZエミュレーターを使用することで、N64のゲームをプレイできます。

その他: スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンス、メガドライブなど、さらに古い世代のゲーム機のエミュレーションも可能です。

6軸ジャイロと振動モーター搭載で没入感のあるゲーム体験ができる

ANBERNIC RG556」はより没入感のあるゲーム体験を提供するために、6軸ジャイロと振動モーターを搭載しています。

6軸ジャイロスコープ

6軸ジャイロセンサーにより、本体の傾きや動きを検知し、ゲーム操作に反映させることができます。例えば、レースゲームでハンドル操作をしたり、FPSで照準を合わせたり、体感型ゲームでキャラクターを操作したりなど、様々なゲームで活用できます。

振動モーター

振動モーターにより、ゲーム中の衝撃や振動を体感することができます。例えば、レースゲームで路面の凹凸を体感したり、アクションゲームで攻撃を受けた時の衝撃を体感したりなど、様々なゲームで効果を発揮します。振動の強度は、設定で調整することができます。

Wi-Fiでストリーミングプレイを利用できる

ANBERNIC RG556」はWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、ストリーミング プレイを利用できます。

対応ストリーミングサービスにはSteam Link、Moonlight、Xbox Cloud Gaming、PlayStation 4のリモートプレイがあります。

  • Steam Link・・・Steam Linkアプリを使用することで、Steamライブラリのゲームをストリーミングプレイできます。
  • Moonlight・・・ Moonlightは、NVIDIA GameStreamに対応したオープンソースのストリーミングクライアントです。GeForce ExperienceがインストールされたPCで動作するゲームをストリーミングできます。
  • Xbox Cloud Gaming・・・ Xbox Cloud Gamingは、Microsoftのクラウドゲーミングサービスです。Xbox Game Pass Ultimateの加入者は、対応するゲームをストリーミングプレイできます。
  • PlayStation 4のリモートプレイ・・・PlayStation 4には、リモートプレイという公式機能があります。これを利用することで、PS4のゲームをRG556にストリーミングしてプレイできます。PS4本体、PlayStation Networkアカウント、高速なWi-Fiネットワークが必要です。また、PS4とRG556の両方にリモートプレイアプリをインストールし、設定を行う必要があります。なお、PS4のリモートプレイは、PS4が起動している必要があります。また、PS4とRG556が同じネットワークに接続されている必要があります。

他のゲーム機と比較

  • 一方、「Retroid Pocket 4 /4Pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応し、ストリーミングプレイも可能です。
  • 「Razer Edge」はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応し、ストリーミングプレイも可能です。
  • 「Pimax Portal」はWi-Fi 6eとBluetooth 5.1に対応し、ストリーミングプレイも可能です。

高音質なデュアル ステレオスピーカー搭載で音がいい

ANBERNIC RG556」は高品質なデュアルステレオスピーカーを搭載しており、クリアで迫力のあるサウンドを再生できます。

また、高音質オーディオコーデックに対応しており、クリアで歪みの少ないサウンドを再生できます。

そのほか、3.5mmヘッドホンジャックを搭載し、お気に入りのヘッドホンやイヤホンを使用して、より没入感のあるサウンド体験を楽しむことができます。

アクディブ冷却システムで高熱化を防げる

ANBERNIC RG556」は高性能なSoCの発熱を抑え、安定した動作を維持するためのアクティブ冷却システムを搭載しています。

具体的には、SoCから発生する熱を効率的に吸収・放散するために、大型のヒートシンクがCPUに直接接触するように設計されています。

また、ヒートシンクに風を送り込み、冷却効果を高めるために、静音性に優れた冷却ファンが搭載されています。ファンは、温度に応じて回転数を自動的に調整するため、常に最適な冷却性能を維持できます。

そのほか、Android OSの機能で、CPUの温度を監視し、必要に応じて処理速度を調整することが可能。

これにより、過度な発熱を防ぎ、安定した動作を維持することができます。

Android 13搭載でGoogle Playストアに対応

ANBERNIC RG556」はOSにAndroid 13を搭載し、Google Playストアから豊富なゲームやアプリをダウンロード・インストールできます。

また、アンバーニックによりカスタマイズされているため、レトロゲームを起動するためのランチャーアプリがプリインストールされています。

なお、Androidを搭載しているため、カスタムROMをインストールすることも可能です。

カスタムROMをインストールすることで、OSの機能を拡張したり、パフォーマンスを向上させたりすることができます。

人間工学に基づいたデザインを採用・コンパクトサイズで2色を用意

ANBERNIC RG556」は携帯ゲーム機として 持ちやすさ と 操作性 を重視した、洗練されたデザインとなっています。

具体的には人間工学に基づいたデザインを採用し、5.48インチのディスプレイを搭載しながらも、コンパクトなサイズ感を実現しています。

また、シンプルながらも洗練されたデザインで、高級感があります。カラーバリエーションは、ブラックとクリアブルーの2色展開です。

サイズ 22.8 x 10.5 x 3.0 cm、重さ348 gで、ブラック、ブルー トランスルーセントの2色カラーを用意しています。

他のゲーム機と比較

一方、「Retroid Pocket 4 /4Pro」はサイズ 184.8 x 82.6 x 15.8 mm、重さ261 gで、16bit、ブラック、16bit US、ウォーターメロン、アイスブルー、クリスタル カラーを用意しています。

「Razer Edge」はサイズ 260 x 85 x 11mm、重さ264g(タブレットのみ) 401g(コントローラー装着時)で、ブラック カラーを用意しています。

「Pimax Portal」はサイズ 22.5 x 8.9 x 1.42cm、重さ306 g(VR対応版は367 g)で、ホワイト(128GB)、ブラック(256GB)の2色を用意しています。

「ANBERNIC RG556」スペック

  • ディスプレイ 5.48インチ、解像度 1080 x 1920 pxのAMOLED
    ※2K/402ppi/102% RGB/タッチ対応
  • プロセッサ Unisoc T820
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.3GHz
  • CPU Octa-core 1*A76@2.7GHz+3*A76@2.3GHz+4*A55@2.1GHz
  • GPU Mali-G57 850MHz
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR4X
  • ストレージ 128GB/256GB UFS2.2
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー 5500 mAh ※省エネ設定あり
  • 駆動時間 8時間
  • 充電 Type-C、時間:3.5時間、5V/2A充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5Ghz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C x1(充電/OTG)、microSDカードスロット x1、3.5mm イヤホンジャック x1
  • 映像出力 1080p出力(ワイヤレス)
  • スピーカー ハイ フィデリティ デュアルスピーカー
  • 操作 内蔵ホールジョイスティック、ホールトリガー、ボタン:A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、選択、開始、電源オン
  • ジャイロ機能 6軸ジャイロスコープ センサー
  • 振動モーター あり
  • ストリーミング 対応・MoonLight利用可(PCゲームなど)、ワイヤレス スクリーンキャスト対応
  • 対戦プレイ 対応(ネットワーク 対戦プレイ対応)
  • 言語 日本語を含むマルチ言語に対応(システム)
  • 冷却システム 高速ファン+ヒートパイプ アクティブ放熱
  • ゲームの追加 対応
  • OS Android 13 ※OTAアップデートをサポート
  • サイズ 22.8 x 10.5 x 3.0 cm
  • 重量 348 g
  • カラー ブラック、ブルー トランスルーセント
  • 附属品 USB充電ケーブル、カラーボックス、マニュアル、強化ガラススクリーンプロテクター

「ANBERNIC RG556」の評価

2022年11月に発売された「ANBERNIC RG505」の後継モデルになります。OSをAndroid 13に刷新し、プロセッサを含めたスペックも大幅に強化されています。

プロセッサはUnisoc T820 で、Antutuベンチマーク総合で47万ほど。PS2ゲームはAetherSX2 エミュレーターで動作しますが、一部の負荷の高いゲームは遅延が生じる場合があるので注意してください。

PSPやニンテンドーN64、ドリームキャスト、セガサターン、PS1、SFC、ゲームボーイ、ネオジオなどは快適に動作します。OSがAndroid 13になったことで、前モデルよりはかなり快適に動作します。

また、高精度なホールジョイスティックホールトリガーを搭載している点も大きなメリットです。6軸ジャイロ振動モーターに加え、アクティブ冷却に対応するなど、ゲーミング性能には高いものがあります。

そのほか、デュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生することが可能。ストレージは128GB/256GB UFS2.2で、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

全体的にスペックのバランスが良く、Android の携帯ゲーム機として完成度が非常に高いです。特に5.48の有機EL液晶を搭載している点が大きなメリットです。

プロセッサ性能も一般的なスマホと比べて高く、操作性や冷却を含めたゲーミング性能もしっかりと搭載されています。最新のAndroid 13 OSが搭載されていることも大きな魅力です。

ただし、Wi-Fi 6には対応していないというデメリットがあります。この点は「Razer Edge」や「Retroid Pocket 4 /4Pro」、「Pimax Portal」の方が優れています。

ANBERNIC RG556」の発売時の価格はUS $189.99 (日本円で約28,374円)。

Retroid Pocket 4 /4Pro」よりも安い価格で、コスパは非常に高いです。Android 13を搭載したコスパの高い携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

レビュー記事

ANBERNIC RG505」の実機を使った詳細なレビュー記事も用意しています。デザインや操作性、収録ゲーム、ゲームプレイの快適さなど7つの項目で徹底検証しているので、ぜひご覧ください。

レビュー「ANBERNIC RG556」使って分かったメリット・デメリット

「ANBERNIC RG556」の価格・販売先

ANBERNIC 日本 公式サイト

29,999円で販売されています。

ANBERNIC公式サイトで「ANBERNIC RG556」をチェックする

※ 支払い方法はPayPal、クレジットカード、デビットカード、コンビニ(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)です。

ECサイト

Amazonで32,999円、

ヤフーショッピングで40,580円、

AliExpressで24,967円、

米国 Amazon.comで$349.99 ($20 OFFクーポン付き) 、

で販売されています。

Amazonで「ANBERNIC RG556」をチェックする

楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG556」をチェックする

AliExpressで「ANBERNIC RG556」をチェックする

米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG556」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

 

おすすめの類似製品を紹介

ANBERNIC RG556」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。

「ANBERNIC RG406H」

ANBERNICから発売された4インチのヨコ型 携帯ゲーム機です(2024年11月19日に発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X、IPS液晶(4:3)・128G UFS2.2 ストレージ、5000 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、ファンクションキーを搭載しています。

また、RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、エミュレーター(29種類以上)、Hi-Fi ステレオスピーカー、6軸ジャイロセンサー、

冷却システム、振動モーター、ストリーミング プレイ、最大2TBまでのストレージ拡張、Google Playストア、レトロアーチ(RetroArch)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5 、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonでも29,999 円(税込)、米国 Amazon.comで$249.00、です。

関連記事:ANBERNIC RG406Hレビュー!Retroid Pocket 5より魅力的?

「Retroid Pocket Mini」

Retroid Pocketから発売された3.7インチの携帯ゲーム機です。

Android 10、Qualcomm Snapdragon 865、6GB LPDDR4x メモリ、解像度 1280 x 960 pxのAMOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1 ストレージ、4000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティック R1/R2/L1/L2、アクティブ冷却、A/B/X/Yボタンの配置カスタマイズ、デュアルスピーカー (1W x 2)、USB Type-C (OTG/)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで50,980円、AliExpressで32,129円です。

関連記事:「Retroid Pocket Mini」と2S、Pocket 5の違い

「AYANEO POCKET MICRO」

AYANEOから発売された3.5インチの携帯ゲーム機です。Android 13、MediaTek Helio G99、6GB/8GB LPDDR4X メモリ、解像度 960 x 960 px のIPS液晶(3:2)、128GB/256GB ストレージ、2600 mAhバッテリー、microSD 3.0 カードスロット、6軸ジャイロセンサー搭載で、

マスターコントローラー、冷却システム、Google Playストア、アプリの追加、ストリーミングプレイ、ストレージの拡張、AYASpace(フロントエンド)、AYAHome(デスクトップランチャー)、USB 2.0 Type-C(OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2 に対応しています。

価格は、Amazonで39,800円(税込・マジックブラック・ソウルレッド レトログレーは44800円)、楽天市場で39,800円(送料無料)、AliExpressで44,644円(6GB+128GBモデル・8GB+256GBモデルは50,336円)です。

関連記事:高級で超小型「AYANEO POCKET MICRO」とPocket Sの違い

「Retroid Pocket 5」

Retroid Pocketから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です。Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格はAliExpressで51,003円、です。

関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

「AYANEO Pocket S」

AYANEOから発売された6インチの携帯ゲーム機です。Android 13、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2、12GB / 16GB LPDDR5X メモリ、解像度 2560 x 1440 pxの液晶、128GB UFS 3.1 / 512GB UFS 4.0 ストレージ、6000 mAhバッテリー搭載で、

マスターコントローラー、指紋認証(電源ボタンにセンサー)、冷却システム、PD急速充電、SoundTAPMagic サウンドバイブレーション、Xインプット振動、X軸リニアモーター、ホールセンシング・ジョイスティック、リニアホール・トリガー、USB 3.2 Gen2 Type-C (data/PD/DP) x1、microSDカードスロット x1、ボタン(ターボボタン、ホームボタン)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで114,800円(税込)、楽天市場で114,800円(税込)、AliExpressで73,901円 です。

関連記事:「AYANEO Pocket S」のCPU性能と原神のFPSを調べてみた

他のANBERNICゲーム機と比較

他にもANBERNICのゲーム機が販売されています。ぜひ比較してみてください。

ANBERNICの携帯ゲーム機が超絶進化で大人気!最新機種 まとめ

その他のおすすめ携帯ゲーム機は?

その他のおすすめ携帯ゲーム機は以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

2024に劇的に変化した中華ゲーム機の進化した点とおすすめ機種を紹介

2024年の中華ゲーム機の進化した点とおすすめ機種を紹介しています。

海外のレアすぎる携帯ゲーム機 ラインナップ 機種 一覧 まとめて比較

海外製のレアな携帯ゲーム機をまとめて紹介しています。

超極小サイズの携帯ミニゲーム機 最新 まとめ

超極小サイズの携帯ミニゲーム機を紹介しています。

Powkiddyの中華ゲーム機が意外といい?! 全機種 まとめ

Powkiddyの中華ゲーム機をまとめて紹介しています。

ポータブルゲーミングPCはどれを選ぶべきか? 最新の全機種と選び方を紹介

ポータブルゲーミングPCをまとめて紹介しています。