4インチのタテ型ゲーム機「Powkiddy RGB20SX」の性能を解説!スペックやエミュレーター、収録ゲームタイトル、CPU、ディスプレイ、操作、OS、価格などを詳しく紹介しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Powkiddy RGB20SX」が発売開始!
2024年4月15日、中国のゲーム機メーカー Powkiddy (パウキディ) から新型エミュレーター ゲーム機「RGB20SX」(アールジービー20 エスエックス)が発売されました(現在、日本のAmazonで発売中)。
タテ型でLinux ベースのRockNix(ロックニクス)を搭載した4インチのエミュレーターゲーム機です。
Powkiddyからは2022年以降にタテ型の「RGB20S」(アールジービー20エス)が発売され、低価格ながらも親しみのあるデザインで性能も高いと評判でした。
新モデルは RockChip RK3566 プロセッサを搭載するなど、スペックを大幅に強化し、より使いやすいゲーム機になっているようです。
もちろん、PSPやニンテンドー64、ドリームキャストのゲームもプレイできますよ。
早速どんなゲーム機なのか、そのメリットとデメリットをチェックしていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ: POWKIDDY RGB20SX Handheld Game Console – Powkiddy official store
「Powkiddy RGB20SX」のスペック
- ディスプレイ 4.0インチ、解像度 720 x 720 px のIPS LCD
※OCAフルフィット - プロセッサ RockChip RK3566 クアッドコア 1.8GHZ
※4コア/64 bit/Cortex-A55/1.8GHz - GPU ARM G52-2EE (Open GL ES1.1/2.0/3.0//3.1/3.2, Vulkan 1.1, Open CL 2.1)
- RAM(メモリ)1GB DDR4
- ストレージ TFカードスロット (16GB+32GB)、(16GB+64GB)、(16GB+128GB)、(16GB + なし)
- 拡張ストレージ TF1-OS (16GB-256GB)、TF2-ゲーム (16GB-256GB)
- バッテリー 5000 mAh (最大消費電力:5W)
- 駆動時間 10時間
- 充電 Type-C、5V/2A、時間:2.5時間
- ワイヤレス通信 Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth
- インターフェース Type-C(OTG)、miniHDMI、TF (microSD) カードスロット、3.5mm ヘッドホンジャック
- スピーカー 内蔵・モノラル
- 操作 A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、ジョイスティックレバー x2、十字キー、リセット、電源ボタン、リセットボタン、セレクト、スタート、FNボタン(ファンクションキー) など
- ゲームの追加 対応
- セーブ機能 対応
- 筐体 ABS樹脂(プラスチック)
- OS Open Source Linux
- サイズ 143 x 87 x 22 mm
- 重量 219 g (実測)
- カラー トランスペアレント ホワイト、イエロー、トランスペアレント ブルー、トランスペアレント ブラック
- 付属品 USB Type-Cケーブル、説明書(英語、日本語、中国語)
「Powkiddy RGB20SX」のエミュレーター
「Powkiddy RGB20SX」はデフォルトの状態で52のエミュレーターが使えるようになっています。
「Powkiddy RGB30」にはなかった新しいエミュレーター(★をつけています)が多数 追加されています。
特にアタリ(ATARI)や海外で発売された、非常にレアなエミュレーターが数多く追加されました。
ゲームは収録されていませんが、新たに「PC-9801」も追加されています。
また、Retroarch(レトロアーチ)対応で、自分でコア(エミュレーター)を追加することも可能です。
対応ゲームは、PSPやニンテンドー64、ドリームキャストをはじめ、
ネオジオ、ゲームボーイ(アドバンス、カラーを含む)、メガドライブ、スーパーファミコン、海外版ファミコン、ニンテンドーDS、カプコンアーケード、MAMEなどです。
<Powkiddy RGB20SXのエミュレーター 一覧>
GAME & WATCH、FAMILY COMPUTER、Nintendo ENTERTAIMENT SYSTEM、FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM、Game Boy、SUPER FAMICOM、SUPER NINTENDO、VERTUAL BOY、Nintendo 64、Game Boy Color、Game Boy Advance、Nintendo DS
★ ATOMISWAVE、★ SG-1000、
SEGA Master System、SEGA GENESIS、GAME GEAR、SEGA MEGA DRIVE、★ SEGA CD、SEGA 32X、Dreamcast、NAOMI
★ ZX Spectrum、★ Vectrex
NEOGEO、NEOGEO POKET、NEOGEO POKET COLOR
PlayStation、PSP
Scumm VM、★ Amstrad CPC
MAME、FINAL BURN NEO
ATARI 2600、★ ATARI 800、★ ATARI 5200、★ ATARI ST、★ ATARI 7800、★ Atari Lynx
CAPCOM SYSTEM Ⅰ、CAPCOM SYSTEM Ⅱ、CAPCOM SYSTEM Ⅲ、Commodore 64
★ Amiga、PICO-B、★ Magnavox Odyssey、★ Intellivision
MSX、★ PC-9801
PC Engin、PC Engin CD・ROM、★ PC Engine SuperGrafx
「Powkiddy RGB20SX」の収録ゲームタイトル
「Powkiddy RGB20SX」にはドリームキャスト(NAOMI)、PSP、N64のゲームタイトル(内蔵ゲーム)が収録されています。
ドリームキャスト
ドリームキャストのゲームはDreamCastとNAOMIの中に収録されています。数は少ないですが、NAOMIの方に珍しい「STREET FIGHTER ZERO3」が収録されていました。
- CAPCOM FIGHTING COLLECTION
- MARVEL VS CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
<NAOMI>
- CAPCOM vs. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHT 2000
- CONFIDENTIAL MISSION
- GIGA WING 2
- GUILT GEAR X
- (MARVEL VS CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES)
- STREET FIGHTER ZERO3
詳細はこちらの動画で確認できます。
SEGA 32X、メガドライブ
SEGA 32X、メガドライブのゲームタイトルはこちらのYouTube動画で確認できます。
DC、NAOMI、SEGA 32X、MD「Powkiddy RGB20SX」収録ゲームタイトル 一覧 リスト
PSP
PSPゲームは8つしか収録されていませんでした。すべて海外の作品です。
- SuperCrash!
- Alien Zombie Death
- Angry Birds
- Archibald’s Adventures
- HERO OF SPARTA
- I Must Run!
- Jetpack Joyride
- Ninjamurai
PS1
PS1ゲームはこちらのYouTube動画で確認できます。
PSP、PS1「Powkiddy RGB20SX」収録ゲームタイトル 一覧 リスト
N64
ニンテンドー64ゲームは「F-ZERO X」、「Banjo-Kazooie (バンジョーとカズーイの大冒険)」、「Mortal Kombat Trilogy」など数百以上収録されていました。
NDS、GBA
NDS、GBA ゲームタイトルは数が非常に多いのでYouTube動画でまとめて公開しています。
N64、NDS、GBA「Powkiddy RGB20SX」収録ゲームタイトル 一覧 リスト
MSX
MSXゲームはディグダグ、ギャラガ、マッピー、R-Type、ファンタジーゾーン、ドラゴンスピリッツ、ドラゴンスレイヤーなど多数収録されています。詳しくはYouTube動画をご覧ください。
「Powkiddy RGB20SX」のMSX 収録ゲームタイトルがすばらしすぎる!
PCエンジン
PCエンジンのゲームは、1943改、アフターバーナーⅡ、ボンバーマン(93、94)、ダライアス アルファ、ダライアス プラス、ドラゴン スピリット、ファンタジーゾーン、ギャラガ 88、グラディウスなど多数収録されています。詳しくはYouTube動画をご覧ください。
「Powkiddy RGB20SX」のPCエンジン 収録ゲームは完璧だった! – YouTube
その他のゲームタイトル
その他の収録ゲーム タイトルはYouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のエミュレーター以外のゲームタイトル を知りたい人はぜひチェックしてみてください。
なお、RGB20SXのゲームはTFカード (microSDカード)に収録されており、ゲーム用として32GB、64GB、128GBの3種類が用意されています。
上に掲載したゲームタイトルは128GBモデルのものです。
RockChip RK3566の性能
搭載されているプロセッサが高速であればあるほど、ゲームが快適に動作します。「Powkiddy RGB20SX」はCPUにRockChip RK3566 プロセッサを搭載しています。
「Powkiddy RGB30」や「ANBERNIC RG ARC」と同じ4コア1.8GHz駆動のCPUで、Antutu V8.5.6ベンチマークで計測すると、総合で約10万を記録します。
最新のAntutu V10ならもっとスコアが上がり、おそらく13万~15万くらいになると予想され、レトロゲームをプレイするのに十分な性能です。公式ページではFPS 60Hz で動作すると報告されています。
そのため、低価格な中華ゲーム機では動作しないPSP、ニンテンドー64(N64)、ドリームキャスト(DC)のゲームも動作します。
ただし、この3つのゲームは負荷が高いため、遅延が生じるゲームもあります。
大まかな目安としては、PSP、N64、DCの「2Dベース」のゲームは快適に動作し、
3Dベースのグラフィック性が豊かなゲームは遅延が生じることが多々あると考えてください。
なお、「Powkiddy RGB20SX」にはゲームプレイ中に一時的にパフォーマンスを上げる機能があります。
この機能を利用するには、ゲームプレイ中に「セレクトボタン」と「R2ボタン」の同時に押す必要があります。
他のゲーム機のCPUと比較
このプロセッサは前モデルRGB20Sが搭載していたRockChip RK3326 (クアッドコア 1.5GHz) や「Miyoo mini Plus」が搭載するSigmaStar SSD202D x2 (Cortex A7@1.2GHz)よりも高速です。
「ANBERNIC RG35XX Plus」はAllwinner H700 プロセッサ搭載でAntutu 総合で約12-15万で、RockChip RK3566よりも少し性能が高いようです。
中華ゲーム機のCPUをAntutuベンチマークで比較すると、以下のようになります。
<中華ゲーム機のCPU性能 ランキング>
1.Qualcomm Snapdragon 865 (Retroid Pocket 5)・・・Antutu総合:60万 前後
2.MediaTek Dimensity 900 (Retroid Pocket 4)・・・Antutu総合:50万
3.Unisoc T820 (ANBERNIC RG406V/ANBERNIC RG Cube/ANBERNIC RG556)・・・Antutu総合:45万
4.Unisoc T618 (ANBERNIC RG405V/Powkiddy X28/Retroid Pocket 3+)・・・Antutu総合:30万 前後
5.UNISOC T610 (Retroid Pocket 2S)・・・Antutu総合:20万 前後
6.Amlogic A311D (RGB10MAX3 Pro)・・・Antutu:約 13-15万 前後
7.Allwinner H700 (ANBERNIC RG28XX)・・・Antutu総合:12-15万 前後
8.Rockchip RK3566 (Powkiddy RGB30)・・・Antutu:約 10万 前後
9.Rockchip RK3326 (Powkiddy RGB10X/Powkiddy V10)・・・Antutu:約 7万 前後
メモリについて
メモリは1GB DDR3から1GB DDR4に変更されています。容量は変わりませんが、規格が変更されたため、転送速度が速くなっています。
一方、「Miyoo mini Plus」は128MB DDR3でメモリ容量が非常に少ないです。「ANBERNIC RG35XX Plus」は1GB LPDDR4メモリ搭載で、容量がRGB20SXと同じになります。
ディスプレイの性能:1:1の4インチ液晶が高精細で見やすい
画面のサイズは前モデルから0.5インチ大きい4インチです。解像度も640 × 480 pxから720 x 720 pxに向上し、より高精細に表示できるようになりました。また、アスペクト比は4:3から1:1に変更され、真四角に近い形状になっています。「Powkiddy RGB30」にも採用されていた比率で、タテ表示のシューティングゲームなども見やすく表示できるというメリットがあります。
液晶のパネルは視野角の広いIPSです。本体と液晶パネルとの間に段差のないOCAフルフィットも採用し、ゲームの映像もより鮮明に表示できます。
一方、「Miyoo mini Plus」や「ANBERNIC RG35XX Plus」は3.5インチで、解像度は640 x 480 pxです。アスペクト比は4:3を採用しています。RGB20SXと比べると、画面サイズが0.5インチ小さくなり、解像度も低くなります。画面は多くのレトロゲームに採用されている4:3ですが、横に長く表示されるため、タテ表示のシューティングゲームは少し見にくくなります。
スロットの性能:ダブルTFカードスロットが便利
中華ゲーム機では2つのTFカードスロットを搭載していた方が圧倒的に便利です。TFカードが一つしかないと、システムをアップデートされた際に、ゲームのROMに影響を及ぼすことがあるからです。
RGB20SXは前モデルと同じく2つのTFカードスロットを搭載しているため、システム用とゲーム用を分けて利用することができます。2つのスロットがあると、ゲームを追加する際にもシステム用のmicroSDカードに影響を及ぼさないので非常に便利です。
一方、「Miyoo mini Plus」はTFカードスロットが一つしかなく、その点が不便でした。「ANBERNIC RG35XX Plus」は2つのTFカードスロットを搭載しています。
バッテリーの性能:5000mAh バッテリー搭載で10時間 使える
バッテリー容量が多いほど長時間 ゲームをプレイできます。「Powkiddy RGB20SX」は前モデルよりも1500mAhも多い5000mAh バッテリーを搭載し、連続して約 10時間 プレイできます。RGB20Sは3500mAhバッテリー搭載で8時間 駆動できたので、約2時間 プレイする時間が増えたことになります。
※新OS搭載でバッテリーの問題が解決されたため、RGB30のようにバッテリーが激しく消耗することはなくなりました。バッテリーの持ちは他の中華ゲーム機とそれほど変わりません。少なくても5時間ぐらいはもちそうです。
一方、「Miyoo mini Plus」は3000mAhバッテリーを、「ANBERNIC RG35XX Plus」は3300 mAhバッテリー(8時間)を搭載していました。RGB20SXよりも2000 mAh / 1700 mAh 少ないバッテリー容量で、バッテリーの持ちはRGB20SXよりも良くありません。
充電について
充電は5V/2AのType-C ポートを利用して行い、約 2.5時間でフルチャージできます。短時間で充電を完了できるので便利です。
バッテリーの交換について
バッテリーの交換はドライバーなどで本体を開けることで可能になりますが、バッテリーそのものを調達するのが難しいため、おすすめしません。故障の原因にもなるので、無理に分解しない方が無難です。
通信の性能:Wi-Fi対応でBluetoothも使える
Wi-Fi通信が使えると、オンラインでのシステムアップデートも可能になります。「Powkiddy RGB20SX」は5GHz対応の高速Wi-Fi通信に対応し、ファイルのダウンロードも高速に行えます。
また、RetroArch(レトロアーチ)を利用して最新のエミュレーターにアップデートし、不具合のない環境でスムーズにプレイすることもできます。
前モデルのRGB20Sは一応Wi-Fiに対応していましたが、Wi-Fiドングルを本体に挿す必要がありました。新モデルからはこの煩わしい作業がなくなっています。
Wi-Fi機能を利用するには、スタートボタンを押して「メインメニュー」に入り、ネットワーク設定→Wi-Fi SSID へ進み、設定を済ませます。
なお、BLuetoothにも対応しているため、ワイヤレスのゲームパッドやイヤホン、ヘッドホンなどとも接続できます。これらはOTG対応のType-Cポートを利用して有線で接続することもできますが、ワイヤレスの方がケーブルがないため、圧倒的に便利です。
一方、「Miyoo mini Plus」はWi-Fiに対応していましたが、Bluetoothには対応していませんでした。「ANBERNIC RG35XX Plus」はWi-Fi 5 (2.4GHz+5GHz)とBluetooth 4.2に対応しています(※ストリーミングプレイに対応しています)。
映像出力の性能:HDMI出力に対応
ゲーム機を大画面のテレビやモニターに接続すると、楽しさが倍増します。「Powkiddy RGB20SX」は 本体の上部に miniHDMIポートを搭載し、大画面でゲームを楽しめます。
やり方は簡単でHDMIケーブルでテレビとゲーム機本体を接続するだけです。有線で接続するために無線(ワイヤレス)のように通信環境に影響されることもありません。
前モデルのRGB20Sと「Miyoo mini Plus」はHDMI映像出力に対応していないため、テレビやモニターと接続することはできません。「ANBERNIC RG35XX Plus」はHDMI映像出力に対応しています。
操作の性能:ジョイスティックやトリガーで快適に操作
操作性に優れていればゲームもより楽しくなります。「Powkiddy RGB20SX」は本体の前面 下部に2つのジョイスティックレバーを搭載。十字キー、高品質なABXYボタン、L1 / L2、R1 / R2のトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。
前モデルのRGB20Sも2つのジョイスティックレバーを搭載していましたが、前面 下部ではなく、ディスプレイのすぐ下に配置されていました。
一方、「Miyoo mini Plus」と「ANBERNIC RG35XX Plus」はジョイスティックレバーがありませんでした。ほとんどのレトロゲームは十字キーとABXYボタンで操作できるため、ジョイスティックがなくても不便ではありません。ただし、シューティングゲームや格闘ゲームなど、微妙な操作を必要とするゲームではジョイスティックレバーがあった方が快適に操作できます。
デザイン:スタイリッシュな小型デザイン・4色カラー
「Powkiddy RGB20SX」は前モデルRGB20Sよりも縦幅が23mm、横幅で4mm少なくなり、小型化されています。重量は変わっていません。
RGB20SX・・・サイズ:143 x 87 x 22 mm、重量 172 g
RGB20S・・・サイズ: 120 x 83 x 21 mm、重量 172 g
「Miyoo mini Plus」と「ANBERNIC RG35XX Plus」は小型軽量サイズで、RGB20SXよりも小さくできています。
Miyoo mini Plus・・・サイズ: 93.5 x 65 x 18mm、重量: 110g
ANBERNIC RG35XX Plus・・・サイズ:116.8 × 80.8 × 21.8 mm、重量:186g
ただし、RGB20SXは4インチのディスプレイを搭載しているため、3.5インチのゲーム機よりも大きくなるのは当然です。それを差し引いて考慮すると、RGB20SXはうまく小型化されているといえます。
カラーについて
「Powkiddy RGB20SX」のカラーはトランスペアレント ホワイト、イエロー、トランスペアレント ブルー、トランスペアレント ブラックの4種類です。イエロー以外はすべて透明色で斬新なカラーです。
OSの性能:Linux ベースのRockNix OS搭載でゲームの追加もできる
「Powkiddy RGB20SX」は新たにLinuxベースのRockNix(ロックニクス)OSを搭載しています。
このOSは開発が終了した「JELOS」の実質的な後継OSで、基本的な操作方法は「JELOS」と同じになっています。
詳細はこちら。Releases · ROCKNIX/distribution https://github.com/ROCKNIX/distribution/releases
また、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。やり方は簡単で本体からゲーム用のTFカードを取り出し、アダプターなどを使いPCに接続。ゲームのROMが入ったフォルダが表示されるので、任意の場所にゲームのROMを入れて完了です。
もしくはOTG対応のポートにUSBケーブルを挿してPCに接続し、直接ファイルを入れ替えます。
初心者でもできますが、TFカードを本体から抜き差ししていると、故障して使えなくなることがあります。最初にバックアップを取っておくと、元の状態に戻せるので安心です。
「Powkiddy RGB20SX」の弱点
「Powkiddy RGB20SX」のデメリットを紹介します。
Android ゲームをプレイできない
Open Source Linuxを搭載しているため、「原神」などのAndroidゲームはプレイできません。Powkiddyのゲーム機でAndroid ゲームをプレイしたいなら、「Powkiddy X28」(Android 11)を選ぶ必要があります。他にAndroid 13搭載の「ANBERNIC RG556」も発売されています。このゲーム機はPS2にも対応しています。
振動モーターがない
振動モーターがないため、爆発シーンの衝撃など臨場感のあるバイブレーション効果でゲームをプレイできません。「Miyoo mini Plus」と「ANBERNIC RG35XX Plus」は振動モーターを搭載しています。
高音質なスピーカーを搭載していない
高音質なスピーカーを搭載していないため、臨場感のある音楽を聴きながらゲームをプレイできません。「ANBERNIC RG35XX Plus」はHi-Fi スピーカーを搭載しているため、比較的 音がいいようです。
「Powkiddy RGB20SX」のレビュー記事
実機を使った「Powkiddy RGB20SX」のレビュー記事を用意しています。この記事では、操作性や収録ゲーム、エミュレーター、プレイの快適さなど7つの項目で徹底 検証しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
レビュー「Powkiddy RGB20SX」使って分かったメリット・デメリット
「Powkiddy RGB20SX」の価格・販売先
Powkiddy公式ストア
$89.99 USD (発売セール価格・通常価格は$109.99 US・日本円で約13755円)、
で販売されています。
ECサイト
Amazonで13,599円(税込)、
AliExpressで8,846円円、
米国 Amazon.comで$129.99 (10% OFFクーポン付き)、
で販売されています。
Amazonで「Powkiddy RGB20SX」をチェックする
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AliExpressで「Powkiddy RGB20SX」をチェックする
米国 Amazon.comで「Powkiddy RGB20SX」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似モデルを紹介
「Powkiddy RGB20SX」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。
「ANBERNIC RG406V」
ANBERNICから発売された4インチのタテ型 携帯ゲーム機です。
Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、解像度 960 x 720 ドットのIPS液晶、128G UFS2.2 ストレージ、5500 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
また、ホールジョイスティック、RGBライト(カスタマイズ可)、アクティブ冷却、振動モーター、30種類以上のエミュレーター、6軸ジャイロセンサー、Hi-Fi デュアルスピーカー、マルチタッチ、最大2TBまでのストレージ拡張、ゲームの追加、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、$154.99 USD (日本円で約22212円)です。
関連記事:「ANBERNIC RG406V」と405V、Cube、RG556の違い
「Powkiddy X35S」
Powkiddyから発売された3.5インチのタテ型 携帯ゲーム機です。
Linux OS、RockChip RK3566、1GB LPDDR4X メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS LCD液晶、3500 mAh バッテリー、ダブルTFカードスロットを搭載しています。
また、15種類以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ワイヤレスゲームパッドとの接続、最大256GBまでのストレージ拡張、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)x1、Wi-Fiドングル(アダプター)、Bluetoothに対応しています。
価格は、AliExpressで8,758円(16GB+32GBモデル・16GB+64GBモデルは9,488円、16GB+128GBモデルは10,949円)です。
関連記事:「Powkiddy X35S」とV10、RGB20SXの違いを解説
「ANBERNIC RG40XXV」
ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です。Linux 64bit OS、Allwinner H700、1GB LPDDR4 メモリ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶、64GB ストレージ(TFカード)、3200 mAhバッテリー、高音質スピーカー搭載で、
RGBライト(6種類の調整)、30種類 以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ストリーミング プレイ (Moolight アプリ 対応)、振動モーター、ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、ダブルTFカードスロット、Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2 に対応しています。
価格は、AliExpressで8,787円(64GBのみ・64GB+128GBモデルで10,983円、64GB+256GBで13,180円)、米国 Amazon.comで$94.99、です。
関連記事:「ANBERNIC RG40XXV」とRG35XX Plusの違いを解説
「Kinhank K36」
Kinhankから発売された4.3インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3326 プロセッサと1GB DDR3L メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS液晶、TFカードスロット、3500 mAhバッテリー搭載で、
40種類以上のエミュレーター、16000タイトル(64GB TFカードに収録)ホール効果ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、カスタマイズされたキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)、Tyoe-C(DC充電用)、3.5mm ヘッドホンジャックに対応しています。
価格は、AliExpressで7,368円、米国 Amazon.comで$74.99 (10% OFFクーポン付き)、です。
関連記事:名作遊び放題「Kinhank K36」ゲーム機のメリット・デメリット
「Powkiddy V10」
Powkiddyから発売された3.5インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3326、1GB DDR3L、解像度 480 x 320 px のIPS液晶、3000 mAh バッテリー搭載で、Wi-Fi通信、大音量のキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ・ロード機能、最大256GBまでのストレージ拡張、Type-C(OTG)x1に対応しています。
価格は、Amazonで8,999円(税込)、AliExpressで6,668円、です。
関連記事:激安でも快適「Powkiddy V10」ゲーム機のメリット・デメリット
「Miyoo mini Plus」
Miyoo miniから発売された3.5インチのタテ型 Linux ゲーム機です。Retoroarchが使えるほか、Wi-Fi通信や振動モーターに対応しています。
価格はAmazonで10,999円(税込)、ヤフーショッピングで11,274円(送料無料)、AliExpressで$51.10 (日本円で約7821円)、米国 Amazon.comで$79.99 (10% OFFクーポン付き)、です。
関連記事:レビュー「Miyoo mini Plus」使って分かったメリット・デメリット
「ANBERNIC RG35XX Plus」
ANBERNICから発売された3.5インチのタテ型 Linux ゲーム機です。30種類以上のエミュレーターに対応し、Wi-Fi通信、HDMI映像出力、振動モーター、ストリーミングプレイに対応しています。
価格は、Amazonで12,599円 (税込)、ヤフーショッピングで13,380円、日本ANBERNIC公式サイトで9,499円、米国 Amazon.comで$62.99 (日本円で約9641円)です。
関連記事:「ANBERNIC RG35XX Plus」劇的に進化? タテ型の携帯ゲーム機と徹底 比較!
「Powkiddy RGB30」
Powkiddyから発売された4インチの ヨコ型 Linux携帯ゲーム機です。「Powkiddy RGB20SX」と同じアスペクト比1:1で、Type-Cでの映像出力やWi-Fi通信にも対応しています。
価格はAmazonで14,999円 (税込・16GB+64GB)、ヤフーショッピングで14,478円(送料無料)、AliExpressで$77.21 (日本円で約11818円)、Powkiddy公式ストアで$79.99 USD (日本円で約12243円)、米国 Amazon.comで$99.99、です。
関連記事:「Powkiddy RGB30」画面が斬新? 最新のレトロ携帯ゲーム機と徹底 比較!
他のPowkiddy ゲーム機と比較
他にもPowkiddy のゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
Powkiddyの中華ゲーム機が意外といい?! 全機種 まとめ
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