画面が斬新「Powkiddy RGB30」と最新のレトロ携帯ゲーム機を比較

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Powkiddy RGB30」と最新のレトロ携帯ゲーム機を徹底 比較!対応エミュレーター、収録ゲーム、CFW、アップデートの方法、スペック、デメリット、評価、価格を紹介します。

※2024年4月15日、「Powkiddy RGB20SX」が発売されました。

※2023年9月、「RGB10MAX3 Pro」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Powkiddy RGB30」が発売開始!

Powkiddy RGB30 main

2023年8月、中国のゲーム機 メーカー Powkiddy (パウキディ)から 「RGB30」が発売されました。

Open source Linux OS「JELOS」を採用したヨコ型のエミュレーター ゲーム機です。

Powkiddyからは5.5型の「Powkiddy X55」(Linux)や「Powkiddy X28」(Android 11)も販売されていますが、

新モデルは新たにアスペクト比 1:1の真四角の画面を採用しています。

ユニークで斬新な画面を持っていることで、早くも「これまでにないほどレトロゲームに最適なゲーム機だ」と評判です。

早速どんなゲーム機なのか、その特徴を確認してみましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ: POWKIDDY RGB30– Powkiddy official store

OSを最新のRockNixに入れ替える方法

「Powkiddy RGB30」が搭載している「JELOS」は古く、バッテリー消費も激しいので、最新OSであるRockNix(ロックニクス)に入れ替えましょう。

RockNix OSは基本的に「JELOS」と同じメニュー画面、同じ操作方法です。

RockNixの方が新しく、改善されている点が多いです。

まずは下記のサイトにアクセスします。

公式サイト:Releases · ROCKNIX/distribution

次にリンク先にある「Powkiddy x55」用のファイル(ROCKNIX の最新バージョン)をダウンロードします。

Powkiddy x55 ROCKNIX-RK3566-X55.aarch64-20240815.img.g

ダウンロード後に イメージを解凍し、

イメージング ツールを使用して、イメージを SD カードに書き込みます。

※一般的なイメージング ツールには、Balena Etcher、Raspberry Pi Imager、Win32 Disk Imager などがあります。

SDカードをゲーム機に入れて再び電源を入れると新しいOSで起動します。

新OSに入れ替えると、バッテリー消費が激しい問題も解消され、快適に使用できるようになります。

アスペクト比1:1の4.0インチ液晶が見やすい

Powkiddy RGB30」は4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPSスクリーンを搭載。アスペクト比1:1のスクウェアな画面で、シューティングゲームなどの縦に長いゲームも見やすく表示できます。

また、液晶と本体との間に段差がないOCAフルフィットにも対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3.5インチで解像度640x480pxのIPSディスプレイ(アスペクト比4:3)を搭載しています。「Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750x1334pxのタッチスクリーンを搭載しています。「Miyoo mini Plus」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPSスクリーンを搭載しています。

ジョイスティックとトリガーボタンで快適操作

Powkiddy RGB30」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのアナログジョイスティックとショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタンで快適に操作できます。「Retroid Pocket Flip」は高精度なホールスライダーやアナログショルダーボタン、M1/M2 ボタン搭載で快適に操作できます。「Miyoo mini Plus」は背面にショルダーボタンR1/R2/L1/L2を搭載しています。

40種類以上のエミュレーターに対応

Powkiddy RGB30」はPSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ネオジオ、MAME、メガドライブ、カプコン CP3など40種類以上のエミュレーターに対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はPSPやニンテンドー64、ドリームキャストなど20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Retroid Pocket Flip」は41種類以上のエミュレーターに対応しています。「Miyoo mini Plus」は16種以上のエミュレーターに対応しています。

Rockchip RK3566プロセッサ搭載で高速に動作

Powkiddy RGB30」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載。22nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ搭載で、レトロゲームも軽快に動作します。「Retroid Pocket Flip」はUnisoc T618 オクタコア プロセッサを搭載しています。「Miyoo mini Plus」はSigmaStar SSD202D x2プロセッサを搭載しています。

1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作

Powkiddy RGB30」は1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は1GB LPDDR4メモリを搭載し、レトロゲームもスムーズに動作します。「Retroid Pocket Flip」は4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。「Miyoo mini Plus」は128MB DDR3メモリを搭載しています。

ダブルTFカードスロットで使いやすい

Powkiddy RGB30」は2つのTFカードスロットを搭載。システム用(16GB)とゲームROM用(32GB/64GB/128GB)を分けて使用できます。また、ゲーム用のTFストレージは16GB/32GB/64GBで、最大256GBまで拡張できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのmicoSDカードスロットを搭載し、最大512GBまで拡張できます。「Retroid Pocket Flip」は128GB eMMC 5.1ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。「Miyoo mini Plus」は1つのTFカードスロットを搭載し、64GBストレージ (microSD)を搭載しています。

4100mAバッテリー搭載で8時間 駆動する

Powkiddy RGB30」は4100 mAhバッテリーを搭載し、約8時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した高速な充電も利用できます。

※実際に購入して試してみたところ、バッテリー消費が激しく、みるみるとバッテリー容量がなくなっていきました。どうやら設定で「バッテリーフォーカス」に変更し、節電する必要があるようです。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Retroid Pocket Flip」は5000mAhバッテリー搭載で、Type-C充電も利用できます。「Miyoo mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

Wi-Fi通信、Bluetoothに対応

Powkiddy RGB30」はシステムアップデートなどが利用できるWi-Fi通信とBluetoothによるワイヤレス接続に対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 4.2に対応しています。「Retroid Pocket Flip」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「Miyoo mini Plus」はWi-Fi通信に対応しています。

HDMI 映像出力できる

Powkiddy RGB30」はminiHDMIポートで、対応するテレビやモニターに有線でHDMI映像出力することができます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はminiHDMIポートを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」はmicroHDMIを介した映像出力に対応しています。「Miyoo mini Plus」はminiHDMIで映像出力できません。

デュアルスピーカー搭載で音がいい

Powkiddy RGB30」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は高音質なダブルホーンステレオスピーカーを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。「Miyoo mini Plus」はスピーカーを搭載しています。

厚さ18mm、重さ207gで、3色カラーを用意

Powkiddy RGB30」は厚さ18mm、重さ207gで、ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーを用意しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は厚さ2.0cmで重さ209gの薄型軽量デザインで、グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープルの3色カラーを用意しています。「Retroid Pocket Flip」は厚さ25.4mmで重さ270gの折り畳み式で、5色カラーを用意しています。「Miyoo mini Plus」は厚さ18mmで重さ110gで、ホワイト、ブラック(透明)、レトロなど多数のカラーを用意しています。

Open Source Linux搭載でゲームの追加に対応

Powkiddy RGB30」はOpen Source Linux「JELOS」を採用し、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Retroid Pocket Flip」はAndroid 11搭載でGoogle playストアに対応しています。「Miyoo mini Plus」はLinux (Retoroarch)搭載でゲームの追加も可能です。

CFW (カスタムファームウェア)

Powkiddy RGB30のCFW(カスタムファームウェア)は用意されているのでしょうか?

調べてみたところ、

Powkiddy RGB30が搭載するハンドヘルド ゲーム デバイス用LinuxOS「JELOS」はすでに開発が終了していました。

GitHubにファイルがあります。

JustEnoughLinuxOS/distribution: Home of the JELOS Linux distribution. https://github.com/JustEnoughLinuxOS/distribution

GitHubのページの一番下に、「JELOS」の説明と開発が終了したことが記載されています。

また、代替のOSとしてRockNix、Batocera、ArkOS、AmberELEC、Lakkaがおすすめされています。

これらのOSはまだ開発が続行されているため、Powkiddy RGB30に最新 OSを入れることが可能です。実質的にそれがPowkiddy RGB30のCFW(カスタムファームウェア)になります。

アップデート

すでにOSの開発が終了しているため、正式なOS アップデートはありません。YouTubeなどで公開されているアップデート情報はRetroArch(レトロアーチ)など個別のエミュレーターをアップデートさせているにすぎません。それでもグラフィックの改善など性能アップがされるので、試してみたい人はやってみた方がいいと思います。

Powkiddy RGB30でRetroArch(レトロアーチ)など個別のエミュレーターにアクセスするには、

起動時のメニュー画面で「ツール」を選択します。

そこからPPSSPP、RetroArchなどエミュレーターにアクセスできます。

RetroArchをアップデートさせるには、メニューから「ツール 」→「オンラインアップデーター」 を選択。そこにコアなどさまざまなアップデート項目があるので、任意のものを選んでアップデートします。アップデートは事前にWi-Fiに接続しておく必要があります。

対応エミュレーター

 

Powkiddy RGB30」は数十種類のエミュレーターに対応しています。具体的には、

MAME/N64/PS/CP3/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/NDS

などに対応しています。

ただし、OSがOpen Source Linuxなので、上記以外のエミュレーターにも対応しているようです。

※実際に購入して試してみたところ、41種類のエミュレーターが表示されました。

FAMILY COMPUTER、Nintendo ENTERTAIMENT SYSTEM、FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM、Game Boy、SUPER FAMICOM、SUPER NINTENDO

VERTUAL BOY、Nintendo 64、Game Boy Color、Game Boy Advance、Nintendo DS、3DO、SEGA Master System、SEGA GENESIS

GAME GEAR、SEGA MEGA DRIVE、SEGA 32X、Dreamcast、NAOMI、NEOGEO、NEOGEO POKET、NEOGEO POKET COLOR

PlayStation、PSP、Scumm VM、easy RPG、OpenBOR、MAME、ARCADE、FINAL BURN NEO、ATARI 2600

Wonder Swan、Wonder Swan Color、CAPCOM SYSTEM Ⅰ、CAPCOM SYSTEM Ⅱ、CAPCOM SYSTEM Ⅲ

PICO-B、MSX、PC Engin、PC Engin CD・ROM、GAME & WATCH

プロセッサはRockchip RK3566でAntutu総合で約10万ほどです。ゲーム用のTFカードは基本的に16GB/32GB/64GBの3種類です。

収録ゲーム数は数千以上で、最大2万のゲームタイトルが収録されています。ただし、販売先によって異なるので注意してください。

収録ゲーム

収録ゲームはmicroSDカード(TFカード)に保存されています。本体にはmicroSDカードスロットが2つあるので、システム用とゲーム用を分けて使うことができます。

システムのOSをアップグレードしてもゲームのROMに影響がありません。なお、OTG対応のType-Cポート搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加することが可能です。

収録ゲーム数 は64GBでも数千以上ありますが、販売先によって異なります。

内蔵ゲーム タイトル

実機を購入したので、YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で順次 公開していきます。実際にどのようなゲームタイトルが収録されているか、気になる人はチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

なお、64GBモデルを購入した場合、PSPのゲームはかなり少なくなります。ドリームキャストのゲームはNaomi エミュの方に豊富に収録されています。詳細はYouTube動画で公開しています。

また、YouTube検索して調べることができます。「Powkiddy RGB30 game list」、もしくは「Powkiddy RGB30 game test」で検索してみてください。

「Powkiddy RGB30」のスペック

  • ディスプレイ 4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPS
    ※1:1/OCA full fit
  • プロセッサ Rockchip RK3566 Quad-Core 1.8GHz
    ※ARM Cortex-A55
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
  • ストレージ TF1(システム用16GB)、TF2(ゲーム用4GB/16GB/32GB/64GB)
  • 拡張ストレージ TF1(システム用:最大256GB)、TF2(ゲーム用:最大256GB)
  • バッテリー 4100mA
  • 駆動時間 8時間
  • 充電 Type-C (5V-2A)、時間:2時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth
  • インターフェース Type-C (OTG/映像出力/充電)、3.5mmオーディオジャック
  • 映像出力 HD
  • スピーカー 内蔵1W x2キャビティスピーカー
  • ゲームの追加 対応
  • 筐体 ABS樹脂(プラスチック)
  • OS Open Source Linux
  • サイズ 145 x 86.5 x 18mm
  • 重量 207g
  • カラー ホワイト、ブラック、ブルー

「Powkiddy RGB30」のデメリット

Powkiddy RGB30」のデメリットを紹介します。

デメリット1:バッテリーが長持ちしない

デフォルトの状態ではバッテリーがどんどん減っていきます。グラフィカルなUIとメニュー画面で音楽が鳴る仕様のせいではないかと思います。設定で「バッテリーフォーカス」にすると節電できるようですが、それなら最初からそのように設定してくれたらいいのにと思います。ユーザーへの配慮が足りないです。

改善策:最新OSに入れ借ることでバッテリー消費が激しい問題を解決できます。

デメリット2:メニュー画面で音が鳴る

メニュー画面で音が鳴る仕様で非常にうるさいです。「スタートボタン」を押して「設定」画面に入り、「サウンド設定」で「システムボリューム」を十字キーで0%に設定すると、静かになります。しかし、ゲームをプレイするときに音量を上げると、また、メニュー画面で音が鳴りだします。うるさくて仕方がないです。

デメリット3:遅延が生じるゲームがある

ドリームキャストのサムライスピリッツなど負荷の高いゲームで遅延が生じることがあります。中華ゲーム機ではよくあることなので、個人的にはあまり気になりません。ただし、YouTubeなどの誇張された宣伝動画で、中華ゲーム機がニンテンドーやソニーの「すごいゲーム機」だと思い込んでいる人は注意が必要です。はっきり言ってすごくないです。まあ、それでもそれなりに楽しめるのが中華ゲーム機のいいところなんですけどね。

デメリット4:初心者には難しい操作性

ゲームを途中でやめたいときもセレクトボタン+スタートボタンを同時に2回押さなければならないなど、中華ゲーム機が初めての人には戸惑うような操作方法があります。

また、「ANBERNIC RG28XX」などは本体上部のメニューボタンからすぐにメニュー画面に戻ることができますが、RGB30にはメニューボタンがなく、そうした簡易な操作ができません。

デメリット5:Androidのゲームをプレイできない

Powkiddy RGB30」はAndroidのゲームをプレイすることができません。

一方、「Retroid Pocket Flip」はAndroidのゲームをプレイできます。「ANBERNIC RG353PS」と「Miyoo mini Plus」はAndroidのゲームをプレイすることができません。

※他の中華ゲーム機と同様に、基本的にゲームの言語は英語か中国語になります。また、負荷の高いPSP、N64、DCゲームなどは遅延が生じることがあります。

「Powkiddy RGB30」の評価

Powkiddy RGB30」の評価を紹介します。

スペック:★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Powkiddyから発売された4インチLinux携帯ゲーム機です。アスペクト比1:1という、ほぼ四角い画面を搭載しており、Type-Cでの映像出力Wi-Fi通信にも対応しています。

アスペクト比1:1の画面は従来の中華ゲーム機の中でも非常に珍しくて斬新です。レトロゲームはアスペクト比4:3のものが数多くあり、16:10のモニターに映すと画面の端が切れてしまい、見づらくなるという弱点がありましたが、このアスペクト比1:1のスクリーンならちょうどよく収まって見やすく表示できそうです。レトロゲーム機との相性はかなりいいと思います。

また、中華ゲーム機としては珍しくType-Cでの映像出力に対応しています。従来機種の多くはminiHDMIポートを搭載していましたが、今後は「Powkiddy RGB30」と同じようにType-Cから変換ケーブル経由で映像出力できるようになるかもしれません。

そのほか、Wi-Fi通信に対応。「Powkiddy X55」では対応していなかった機能で、OSのシステムアップデートが利用可能になります。Bluetoothにも対応しているため、外部のゲームパッドも利用できます。

全体的な性能は「ANBERNIC RG353PS」に近く、「Miyoo mini Plus」よりは圧倒的に高いといえます。

ただし、プロセッサはRockchip RK3566のままです。ほとんどのレトロゲームは動作しますが、セガサターンのゲームは遅延がひどくてプレイできません。PSP、DC、N64は動作しますが、一部のゲームで発熱がひどくなったり、遅延が生じたりという問題が生じることがあります。この点は他のLinux携帯ゲーム機と同じです(※「Retroid Pocket Flip」はAndroid 12搭載でこのような遅延が生じにくい仕様です)。

Powkiddy RGB30」の発売時の価格はUS $89.99 (日本円で約13,012円)。

アスペクト比1:1を採用したLinux携帯ゲームを探している人におすすめです。

レビュー記事

Powkiddy RGB30」のレビュー記事も用意しています。実際に使って分かったこと、使い方、設定、操作性などを詳しく知りたい人はぜひご覧ください。

レビュー「Powkiddy RGB30」真四角な画面と使いやすさを検証する

「Powkiddy RGB30」の価格・販売先

Powkiddy公式ストア

Powkiddy公式ストアで$79.99 USD (日本円で約12578円)で販売されています。

Powkiddy公式ストアで「Powkiddy RGB30」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、デビットカード、R Payなど豊富に用意しています。

powkiddy日本公式ストア

powkiddyの 日本 公式ストアはありません。検索すると「Whatsko」と表示されますが、それはpowkiddyゲーム機を販売している代理店です。海外の会社ですが、日本にも支社があり、日本語でのサポートも可能です。

「Whatsko」は公式サイトの他にAmazon.co.jp内でもpowkiddy ゲーム機をはじめ、さまざまなゲーム機を販売しています。また、Amazon内ではANBERNIC日本専門店かららもpowkiddyゲーム機が販売されています。

なお、公式サイトの他にAliExpress内にもPowkiddy公式ストアがあります。日本からも注文できます。

ECサイト

Amazonで13,999円 (税込・16GB+64GB)、

ヤフーショッピングで14,478円(送料無料)、

AliExpressで10,400円、

で販売されています。

Amazonで「Powkiddy RGB30」をチェックする

楽天市場で「Powkiddy」をチェックする

ヤフーショッピングで「Powkiddy RGB30」をチェックする

AliExpressで「Powkiddy RGB30」をチェックする

米国 Amazon.comで「Powkiddy RGB30」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似モデルを紹介

Powkiddy RGB30」と似た性能を持つゲーム機も販売されています。

「ANBERNIC RG CubeXX」

ANBERNICから発売された3.95インチのLinux 携帯ゲーム機です(2024年10月23日 発売)。

Allwinner H700 クアッドコア プロセッサ、1GB LPDDR4X メモリ、1:1のIPS液晶(解像度 720 x 720 px)、2つのTFカードスロット(システム、ゲーム用)、3800mAhバッテリー、miniHDMIポートを搭載しています。

また、1600万色のRGBライト、HDMI映像出力、Hi-Fi スピーカー、2つのジョイスティックレバー、トリガーボタン、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、ゲームの追加、レトロアーチ、USB Type-C(充電/OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。

価格は、AliExpressで9,332円、です。

関連記事:真四角「ANBERNIC RG CubeXX」とRG Cubeの違いを解説 

「ANBERNIC RG Cube」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です(2024年6月9日発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、アスペクト比 1:1のIPS液晶(タッチ対応・解像度 720 x 720 px)、128GB UFS2.2 ストレージ、5200 mAhバッテリー、microSDカードスロット x1、3.5mm イヤホンジャック、6軸ジャイロスコープ搭載で、

RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、冷却システム、最大2TBまでのストレージ拡張、ハイ フィデリティ デュアルスピーカー、振動モーター、ゲームの追加、滑り止めグリップ、USB Type-C x1(充電/OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで30,999円(税込)、AliExpressで26,857円、米国 Amazon.comで $234.99 ($20 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「ANBERNIC RG Cube」とPowkiddy RGB30の違い

「ZPG A1 Unicorn」

ZPGから発売されたAndroid 搭載の4型 携帯ゲーム機です。アスペクト比1:1の液晶、MediaTek Helio G99、4500 mAhバッテリー搭載で、18W急速充電、6軸ジャイロセンサー、放熱用の冷却ファン、ストリーミングプレイ、Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、AliExpressで25,818円です。

関連記事:真四角の「ZPG A1 Unicorn」はPS2対応の神ゲーム機か? 性能を徹底調査

他のPowkiddy ゲーム機と比較

他にもPowkiddyのゲーム機が販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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