「Powkiddy RGB30」画面が斬新? 最新のレトロ携帯ゲーム機と徹底 比較!


2023年8月に発売された「Powkiddy RGB30」と最新のレトロ携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年9月、「RGB10MAX3 Pro」が発売されました。

※2023年5月から「Powkiddy X28」も発売中です。

「Powkiddy RGB30」の特徴

Powkiddy RGB30」の特徴をまとめてみました。

1:1の4インチIPS液晶・ジョイスティック・4100mAh

Powkiddy RGB30」は4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPSスクリーンを搭載。アスペクト比1:1のスクウェアな画面で、レトロゲームも見やすく表示できます。また、本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。

そのほか、4100 mAhバッテリーを搭載し、約8時間の駆動が可能。Type-Cポートを介した高速な充電も利用できます。

RK3566・1GBメモリ・Open Source Linux

Powkiddy RGB30」はRockchip RK3566 クアッドコア プロセッサを搭載。22nmプロセスで製造された4コア4スレッド、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。また、1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作。ゲーム用のTFストレージは16GB/32GB/64GBで、最大256GBまで拡張できます。

そのほか、OSにOpen Source Linuxを採用。PSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ネオジオ、MAME、メガドライブ、カプコン CP3など数十種類以上のエミュレーターに対応しています。

ダブルTFスロット・HDMI映像出力・Wi-Fi対応

Powkiddy RGB30」は2つTFカードスロットを搭載。システム用(16GB)とゲームROM用(32GB/64GB/128GB)を分けて使用できます。また、本体に映像出力に対応したType-Cポートを搭載。大画面のテレビやモニターに接続し、迫力ある映像でゲームを楽しめます。

そのほか、システムアップデートなどが利用できるWi-Fi通信と外部のゲームパッドなどに接続できるBluetooth接続に対応。本体は厚さ18mm、重さ207gの薄型軽量デザインで、ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーを用意しています。

公式ページ: POWKIDDY RGB30– Powkiddy official store

価格を比較

Powkiddy RGB30」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket Flip」、「Miyoo mini Plus」の価格を比較してみました。

「Powkiddy RGB30」

Powkiddy RGB30」は、Amazonで14,799円 (税込・16GB+64GB)、ヤフーショッピングで15,056円(送料無料)、AliExpressでUS $75.85 (日本円で約10939円)、Powkiddy公式ストアでUS $68.96 (日本円で約15177円)、米国 Amazon.comで$99.99 (日本円で約17305円)、で販売されています。

「ANBERNIC RG353PS」

ANBERNIC RG353PS」は、Amazonで15,999円 (税込)、楽天市場で23,012円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで14,490円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $99.99 (日本円で約14,781円)、ANBERNIC公式ストアで12,199円、米国 Amazon.comで$119.99 (日本円で約17,737円)で販売されています。

「Retroid Pocket Flip」

Retroid Pocket Flip」は、Amazonで49,980円 (税込)、AliExpressでUS $176.71 (日本円で約25,885円)、米国 Amazon.comで$179.99 (日本円で約26,366円)、Retroid Pocket公式サイトで$164.00 (日本円で約24,023円)で販売されています。

「Miyoo mini Plus」

Miyoo mini Plus」は、Amazonで11,999円(税込)、楽天市場で18,081円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,799円(送料無料)、AliExpressでUS $56.38 (日本円で約8,334円)、米国 Amazon.comで$79.99 (日本円で約11,824円)で販売されています。

対応エミュレーター、収録ゲーム数を比較

Powkiddy RGB30」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket Flip」、「Miyoo mini Plus」の対応エミュレーター、収録ゲーム数を比較してみました。

「Powkiddy RGB30」

対応エミュレーター

MAME/N64/PS/CP3/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/NDS など数十種類

収録ゲーム数

数千以上 ※販売先によって異なる

<補足>

OSはOpen Source Linuxで、上記以外のエミュレーターにも対応しているようです。プロセッサはRockchip RK3566でAntutu総合で約10万ほどです。ゲーム用のTFカードは基本的に16GB/32GB/64GBの3種類です。

収録ゲームはmicroSDカード(TFカード)に保存されています。本体にはmicroSDカードスロットが2つあるので、システム用とゲーム用を分けて使うことができます。システムのOSをアップグレードしてもゲームのROMに影響がありません。なお、OTG対応のType-Cポート搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加することが可能です。

「ANBERNIC RG353PS」

対応エミュレーター

いくつかの PC移植ゲーム, PSP、DC、SS、PS1、NDS、N64、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、WIN、NGG など20種類以上のゲームフォーマットに対応

収録ゲーム数

16GB+128GBモデルで「4519」、16GB+256GBモデルで「4318」 ※販売先によって異なる

「Retroid Pocket Flip」

対応エミュレーター

CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上

※基本的にAndroidのエミュレーターアプリで動作します。Google Playストアにも対応します。

収録ゲーム数

収録ゲーム数 数千以上 ※ダウンロード必須でAndroidエミュレーターアプリを使用します。Google Playストアのゲームもダウンロードできます。

<補足>

Antutuベンチマーク総合で約200,000 <CPU> UNISOC T618

「Miyoo mini Plus」

対応エミュレーター

PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど16種以上

収録ゲーム数

3000以上 ※モデル・販売先によって異なっています。ゲームはmicroSDカードに収録

スペックを比較

Powkiddy RGB30」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket Flip」、「Miyoo mini Plus」のスペックを比較してみました。

「Powkiddy RGB30」のスペック

  • ディスプレイ 4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPS
    ※1:1/OCA full fit
  • プロセッサ Rockchip RK3566 Quad-Core 1.8GHz
    ※ARM Cortex-A55
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
  • ストレージ TF1(システム用16GB)、TF2(ゲーム用4GB/16GB/32GB/64GB)
  • 拡張ストレージ TF1(システム用:最大256GB)、TF2(ゲーム用:最大256GB)
  • バッテリー 4100mA
  • 駆動時間 8時間
  • 充電 Type-C (5V-2A)、時間:2時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth
  • インターフェース Type-C (OTG/映像出力/充電)、3.5mmオーディオジャック
  • 映像出力 HD
  • スピーカー 内蔵1W x2キャビティスピーカー
  • ゲームの追加 対応
  • 筐体 ABS樹脂(プラスチック)
  • OS Open Source Linux
  • サイズ 145 x 86.5 x 18mm
  • 重量 207g
  • カラー ホワイト、ブラック、ブルー

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「ANBERNIC RG353PS」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
    ※4:3/フル視野角/ゼロ ディスタンス/OCAフルフィット
  • プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
    ※22nm/64bit/4コア/Cortex-A55/最大1.8GHz
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM (メモリ)  1GB LPDDR4
  • ストレージ Linux 16GB TF (システム用・microSDカード・内蔵ストレージは非搭載)
  • 外部ストレージ 16GB (ゲームなし) 、16GB+128GB (4519ゲーム)、16GB+256GB(4318ゲーム)、microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー 3500 mAh
  • 駆動時間 6時間 ※省エネ設定、画面の明るさ調整が利用可
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
    ※ネット対戦に対応
  • インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 miniHDMI
  • スピーカー 高音質ダブルホーンステレオスピーカー
  • 振動モーター サポート
  • 操作 アナログジョイステック x2、ショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタン
  • ソフトウェア Bluetooth ゲームパッドとマルチメディア ネットワーク再生をサポート
  • システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • OS Linux
  • サイズ 17.4 x 8.1 x 2.0 cm
  • 重量 209 g
  • カラー グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープル

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「Retroid Pocket Flip」のスペック

  • ディスプレイ 4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン
    ※最大輝度450nits
  • プロセッサ Unisoc Tiger T618
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • CPU 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz
  • GPU Mali G52 MC2@850MHz
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4x @1866MHz(3733Mbps)
  • ストレージ 128GB eMMC 5.1
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 5000mAh
  • 充電 急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • ストリーミング Moonlightアプリ対応
  • インターフェース USB Type-C、microHDMI、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 HDMI 720P
  • スピーカー デュアルスピーカー (1W x2)
  • 操作 クリック可能な L3/R3 を備えたホール効果スライダー、アナログトリガー、プログラム可能な M1/M2 ボタン、二重射出成形の ABXY ボタン
  • 冷却 アクティブ冷却
  • 筐体 プラスチック、折り畳み式
  • Google Playストア 対応
  • OS Android 11 ※OTAアップデート サポート
  • サイズ 139 x 82 x 25.4mm
  • 重量 270g
  • カラー スポートレッド、ウォーターメロン、ブラック、インディゴ、16bit US

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「Miyoo mini Plus」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPSスクリーン
  • プロセッサ SigmaStar SSD202D x2 Cortex A7@1.2GHz
  • GPU 2D GPU
  • RAM(メモリ) 128MB DDR3
  • ストレージ 64GB (microSD/※販売先によって異なります)
  • 外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで拡張可能
  • バッテリー 3000mAh
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi対応
  • インターフェース Type-C、TFカードスロット、3.5mmオーディオジャック
  • スピーカー 本体前面の下部にあり
  • セーブ 対応・最大10レコードまで
  • ゲームの追加 対応
  • 振動(バイブレーション) 対応
  • 言語 英語、中国語
  • OS Linux (Retoroarch)
  • サイズ 93.5 x 65 x 18mm
  • 重量 110g
  • カラー ホワイト、ブラック(透明)、レトロ

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「Powkiddy RGB30」のメリット・デメリット

Powkiddy RGB30」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・4.0インチのIPS液晶・アスペクト比1:1でOCAフルフィットに対応

Powkiddy RGB30」は4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPSスクリーンを搭載。アスペクト比1:1のスクウェアな画面で、液晶と本体との間に段差がないOCAフルフィットにも対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3.5インチで解像度640x480pxのIPSディスプレイ(アスペクト比4:3)を搭載しています。「Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750x1334pxのタッチスクリーンを搭載しています。「Miyoo mini Plus」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPSスクリーンを搭載しています。

・2つのジョイスティックとトリガーボタンで快適に操作できる

Powkiddy RGB30」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのアナログジョイスティックとショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタンで快適に操作できます。「Retroid Pocket Flip」は高精度なホールスライダーやアナログショルダーボタン、M1/M2 ボタン搭載で快適に操作できます。「Miyoo mini Plus」は背面にショルダーボタンR1/R2/L1/L2を搭載しています。

・数十種類のエミュレーターに対応

Powkiddy RGB30」はPSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ネオジオ、MAME、メガドライブ、カプコン CP3など数十種類以上のエミュレーターに対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はPSPやニンテンドー64、ドリームキャストなど20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Retroid Pocket Flip」は41種類以上のエミュレーターに対応しています。「Miyoo mini Plus」は16種以上のエミュレーターに対応しています。

・Rockchip RK3566プロセッサ搭載で高速に動作する

Powkiddy RGB30」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載。22nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ搭載で、レトロゲームも軽快に動作します。「Retroid Pocket Flip」はUnisoc T618 オクタコア プロセッサを搭載しています。「Miyoo mini Plus」はSigmaStar SSD202D x2プロセッサを搭載しています。

・1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作する

Powkiddy RGB30」は1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は1GB LPDDR4メモリを搭載し、レトロゲームもスムーズに動作します。「Retroid Pocket Flip」は4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。「Miyoo mini Plus」は128MB DDR3メモリを搭載しています。

・ダブルTFカードスロットを搭載・最大256GBまで拡張できる

Powkiddy RGB30」は2つのTFカードスロットを搭載。システム用(16GB)とゲームROM用(32GB/64GB/128GB)を分けて使用できます。また、ゲーム用のTFストレージは16GB/32GB/64GBで、最大256GBまで拡張できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのmicoSDカードスロットを搭載し、最大512GBまで拡張できます。「Retroid Pocket Flip」は128GB eMMC 5.1ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。「Miyoo mini Plus」は1つのTFカードスロットを搭載し、64GBストレージ (microSD)を搭載しています。

・4100mAバッテリー搭載で8時間 駆動する

Powkiddy RGB30」は4100 mAhバッテリーを搭載し、約8時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した高速な充電も利用できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Retroid Pocket Flip」は5000mAhバッテリー搭載で、Type-C充電も利用できます。「Miyoo mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・Wi-Fi通信、Bluetoothに対応

Powkiddy RGB30」はシステムアップデートなどが利用できるWi-Fi通信とBluetoothによるワイヤレス接続に対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 4.2に対応しています。「Retroid Pocket Flip」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「Miyoo mini Plus」はWi-Fi通信に対応しています。

・Type-Cで映像出力、充電、転送できる

Powkiddy RGB30」はType-Cポートで、HD映像出力、充電、データの転送ができるようになっています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はminiHDMIポートを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」はmicroHDMIを介した映像出力に対応しています。「Miyoo mini Plus」はminiHDMIで映像出力できません。

・デュアルスピーカー搭載で音がいい

Powkiddy RGB30」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は高音質なダブルホーンステレオスピーカーを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。「Miyoo mini Plus」はスピーカーを搭載しています。

・厚さ18mm、重さ207gで、3色カラーを用意

Powkiddy RGB30」は厚さ18mm、重さ207gで、ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーを用意しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は厚さ2.0cmで重さ209gの薄型軽量デザインで、グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープルの3色カラーを用意しています。「Retroid Pocket Flip」は厚さ25.4mmで重さ270gの折り畳み式で、5色カラーを用意しています。「Miyoo mini Plus」は厚さ18mmで重さ110gで、ホワイト、ブラック(透明)、レトロなど多数のカラーを用意しています。

・Open Source Linux搭載でゲームの追加に対応

Powkiddy RGB30」はOpen Source Linuxを採用し、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Retroid Pocket Flip」はAndroid 11搭載でGoogle playストアに対応しています。「Miyoo mini Plus」はLinux (Retoroarch)搭載でゲームの追加も可能です。

デメリット

・Androidのゲームをプレイできない

Powkiddy RGB30」はAndroidのゲームをプレイすることができません。

一方、「Retroid Pocket Flip」はAndroidのゲームをプレイできます。「ANBERNIC RG353PS」と「Miyoo mini Plus」はAndroidのゲームをプレイすることができません。

※他の中華ゲーム機と同様に、基本的にゲームの言語は英語か中国語になります。また、負荷の高いPSP、N64、DCゲームなどは遅延が生じることがあります。

「Powkiddy RGB30」の評価

Powkiddy RGB30」の評価を紹介します。

スペック:★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Powkiddyから発売された4インチLinux携帯ゲーム機です。アスペクト比1:1という、ほぼ四角い画面を搭載しており、Type-Cでの映像出力Wi-Fi通信にも対応しています。

アスペクト比1:1の画面は従来の中華ゲーム機の中でも非常に珍しくて斬新です。レトロゲームはアスペクト比4:3のものが数多くあり、16:10のモニターに映すと画面の端が切れてしまい、見づらくなるという弱点がありましたが、このアスペクト比1:1のスクリーンならちょうどよく収まって見やすく表示できそうです。レトロゲーム機との相性はかなりいいと思います。

また、中華ゲーム機としては珍しくType-Cでの映像出力に対応しています。従来機種の多くはminiHDMIポートを搭載していましたが、今後は「Powkiddy RGB30」と同じようにType-Cから変換ケーブル経由で映像出力できるようになるかもしれません。

そのほか、Wi-Fi通信に対応。「Powkiddy X55」では対応していなかった機能で、OSのシステムアップデートが利用可能になります。Bluetoothにも対応しているため、外部のゲームパッドも利用できます。

全体的な性能は「ANBERNIC RG353PS」に近く、「Miyoo mini Plus」よりは圧倒的に高いといえます。

ただし、プロセッサはRockchip RK3566のままです。ほとんどのレトロゲームは動作しますが、セガサターンのゲームは遅延がひどくてプレイできません。PSP、DC、N64は動作しますが、一部のゲームで発熱がひどくなったり、遅延が生じたりという問題が生じることがあります。この点は他のLinux携帯ゲーム機と同じです(※「Retroid Pocket Flip」はAndroid 12搭載でこのような遅延が生じにくい仕様です)。

Powkiddy RGB30」の発売時の価格はUS $89.99 (日本円で約13,012円)。

アスペクト比1:1を採用したLinux携帯ゲームを探している人におすすめです。

「Powkiddy RGB30」の販売・購入先

Powkiddy RGB30」は、Amazonで14,799円 (税込・16GB+64GB)、ヤフーショッピングで15,056円(送料無料)、AliExpressでUS $75.85 (日本円で約10939円)、Powkiddy公式ストアでUS $68.96 (日本円で約15177円)、米国 Amazon.comで$99.99 (日本円で約17305円)、で販売されています。

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楽天市場で「Powkiddy」をチェックする

ヤフーショッピングで「Powkiddy RGB30」をチェックする

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Powkiddy公式ストアで「Powkiddy RGB30」をチェックする

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報、性能、価格などが分かるようになっています。

★「ZPG A1 Unicorn」(1:1の4型・Helio G99・Android)

★「RG 35XX H」(3.5型・ヨコ・Linux・H700)

★「TRIMUI SMART PRO」(4.96型・Allwinner A133 Plus)

★「ANBERNIC RG ARC」(4インチ・Android 11+Linux)

★「RGB10MAX3 Pro」(5.0インチ・Linux・Amlogic A311D)

★「Pimax Portal」(5.46インチ・Androidベース・VR拡張)

★「ANBERNIC RG405V」(4.0・タテ・Unisoc T618・Android 12)

ANBERNIC RG353PS

Retroid Pocket Flip

Miyoo mini Plus

ANBERNIC RG35XX」(3.5タテ・16種以上エミュ・4コア)

ANBERNIC RG Nano」(タテ型・1.54インチ)

TRIMUI SMART」(2.4インチ)

Powkiddy X55」(5.5インチ・Linux・RK3566)

ANBERNIC RG405M」( T618・20種エミュ・Android 12)

Powkiddy X28」(5.5型・Android 11・マッピング)

ANBERNIC RG353M」(RK3566・20種エミュ・デュアルOS)

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