「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

Retroid Pocket 5 top
5.5インチの携帯ゲーム機「Retroid Pocket 5」。早くも「Snapdragon 865搭載でサクサク動きそう」と評判です。しかし、その一方で「あまりにも安すぎて性能が不安」という人も多くいるようです。

そこで今回はその性能を確かめるため、次の6点を重点的に解説します。

  1. プロセッサCPU
  2. ディスプレイ
  3. メモリストレージ
  4. バッテリー充電
  5. 通信
  6. デザインサイズ重量

引き継いだメリット

  1. 操作
  2. アクティブ冷却

また、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」との違いや引き継いだメリットも紹介!Antutuベンチマークや原神のFPS、ゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Retroid Pocket 5」が発売!

2024年9月10日、中国のゲーム機メーカー Retroid Pocket(レトロイド ポケット)の新製品「Retroid Pocket 5」が発売されます。

Qualcomm Snapdragon 865とAndroid 13を搭載した5.5インチの携帯ゲーム機です。

Retroid Pocketからは2023年12月にDimensity 900/1100搭載の4.7型「Retroid Pocket 4 /4Pro」(Android 11/13)が発売されています。

このゲーム機は「PS2ゲームがサクサク動く」、「ホールスティック採用で操作性が良い」と評判でした。

新モデルはその性能をさらに強化し、ハイスペックなゲーム機になったことで話題になっています。

もちろん、Android版の原神鳴潮(Wuthering Waves)、ウマ娘などの人気ゲームも快適にプレイできますよ。

それでは早速どんなゲーム機なのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ AliExpress リンク

公式ページ:Retroid Pocket 5 Handheld

Snapdragon 865のAntutuベンチマーク

Retroid Pocket 5 斜め

新モデル「Retroid Pocket 5」が搭載するQualcomm Snapdragon 865 プロセッサは、

Antutu V8 ベンチマーク 総合で約 55万 前後 を記録しています。

Antutu V10 ベンチマーク総合に換算すると、約 60万 前後になります。

同じプロセッサはSamsung Galaxy S20シリーズ、Xiaomi Mi 10シリーズにも搭載されています。

例:Antutu V8 ベンチマーク総合で「540296」、CPUで「153497」、GPUで「218648」、MEMで「74877」、UXで「93274」

Snapdragon 865 性能 を比較

Qualcomm Snapdragon 865 プロセッサと他のCPUをAntutuベンチマーク総合で比較してみました。

すると、ゲーム機の10機種中、5番目に高いスコアを記録していました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  • 1.Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 (AYANEO Pocket S)・・・Antutu総合:169万
  • 2.Snapdragon G3x Gen 1 (Razer Edge)・・・Antutu総合:100万
  • 3.Snapdragon XR2(Pimax Portal)・・・Antutu総合:85万
  • 4.MediaTek Dimensity 1100 (Retroid Pocket 4 Pro)・・・Antutu総合:75万
  • 5.★ Qualcomm Snapdragon 865 (Retroid Pocket 5)・・・Antutu総合:60万 前後
  • 6.MediaTek Dimensity 900 (Retroid Pocket 4)・・・Antutu総合:50万
  • 7.Unisoc T820 (ANBERNIC RG Cube/ANBERNIC RG556)・・・Antutu総合:45万
  • 8.Unisoc T618 (Retroid Pocket 3+)・・・Antutu総合:30万 前後
  • 9.UNISOC T610 (Retroid Pocket 2S)・・・Antutu総合:20万 前後
  • 10.Allwinner H700 (ANBERNIC RG28XX)・・・Antutu総合:15万 前後

違い1:Qualcomm Snapdragon 865の性能

Retroid Pocket 5 CPU

新モデル「Retroid Pocket 5」はQualcomm Snapdragon 865 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサはQualcommが2020年に開発したAndroidスマホ向けのSoC(System on a Chip)です。

7nmプロセスで製造された8コア、最大2.84GHz駆動のCPUを搭載し、パワフルに動作するという特徴があります。

内蔵のGPUはAdreno 650で、ゲームなどグラフィック負荷の高い処理も高速に行えます。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」はプロ版でMediaTek Dimensity 1100を、

標準版でMediaTek Dimensity 900 プロセッサを搭載していました。

いずれもゲームを高速に動作させる性能を備えています。

プロセッサを比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・MediaTek Dimensity 900
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・MediaTek Dimensity 1100
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2
  • 4.「Razer Edge」・・・Snapdragon G3x Gen 1

ゲーム性能

新モデル「Retroid Pocket 5」が搭載するQualcomm Snapdragon 865 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「中」もしくは「高」、60 FPS 前後で快適にプレイできます。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

アクティブ冷却(冷却ファン)採用で発熱の問題はありません。

鳴潮 (Wuthering Waves)は画質を「低」設定にするなど解像度や画質を落とせば、30FPS程度で動作する可能性があります。ただし、それでもカクつきが発生する可能性があります。

PUBG MobileはHDR画質・Ultraフレームレート設定で、安定して60FPSで動作します。

Call of Duty Mobileは最高設定で平均60FPS程度。激しい戦闘シーンではFPSが低下することがあります。

ウマ娘 プリティーダービは 3D標準画質・高フレームレート設定で、ほぼ60FPSで動作します。レースシーンなど、負荷の高い場面ではFPSが低下することがあります。

マインクラフトは高設定 60FPSで動作しますが、描画距離を長くしたり、高画質テクスチャを導入すると、FPSが低下する可能性があります。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

  • 原神 Genshin Impact・・・60 FPS [Ultra]
  • PUBG Mobile・・・60 FPS [Ultra]
  • Call of Duty: Mobile・・・61 FPS [Ultra]
  • フォートナイト Fortnite・・・30 FPS [Ultra]
  • World of Tanks Blitz・・・60 FPS [Ultra]
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS [Ultra]

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」なども快適に動作します。

違い2:5.5インチのフルHD 有機EL液晶・107% sRGB対応で色鮮やかに表示できる

Retroid Pocket 5 有機EL

新モデル「Retroid Pocket 5」は5.5インチ(解像度 1920 x 1200)のOLED ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは輝度500nit、コントラスト比 1000000:1の明るく明暗のメリハリがある高精細なフルHD 有機EL液晶で、

豊かな色再現が可能な107% sRGB に対応しています。

また、液晶の周辺にはベゼルがないフラットなスクリーンで、2.5D強化ガラスで保護されています。

Androidのゲーム機なので、もちろんタッチ操作にも対応しています。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」は4.7インチ(解像度750 x 1334)のIPSタッチスクリーンを搭載していました。

新モデルは前モデルよりも0.8インチ大きくなり、見やすさが向上しています。

また、IPSパネルから有機ELパネルに変更したことで、発色とコントラストに優れた映像を映し出せるようになっています。

ディスプレイの仕様を比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・4.7インチ、解像度750 x 1334 ドットのIPS
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・4.7インチ、解像度750 x 1334 ドットのIPS
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・6インチ、解像度 2560 x 1440 px
  • 4.「Razer Edge」・・・6.8インチ、解像度2400 x 1080ドットのAMOLED

違い3:8GB LPDDR4xメモリと128GB UFS 3.1ストレージで快適に使用できる

新モデル「Retroid Pocket 5」は8GB LPDDR4x メモリ搭載でスムーズに動作します。

また、ストレージはUFS 3.1規格で128GB を搭載しています。

別売のmicroSDカードでストレージ容量を拡張・増設することもできます。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」は標準版で4GB LPDDR4x、プロ版で8GB LPDDR4xメモリを搭載していました。

ストレージはどちらも128GB UFS 3.1です。

新モデルは「Retroid Pocket 4 Pro」と同じメモリとストレージを搭載しています。

標準版「Retroid Pocket 4」よりもメモリ容量が2倍に増えています。

メモリ・ストレージの仕様を比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・4GB LPDDR4x + 128GB UFS 3.1
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・8GB LPDDR4x + 128GB UFS 3.1
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・12GB / 16GB LPDDR5X + 128GB UFS 3.1 / 512GB UFS 4.0
  • 4.「Razer Edge」・・・8GB LPDDR5 + 128GB UFS 3.1

違い4:長持ち5000 mAhバッテリー搭載・27W急速充電を利用できる

Retroid Pocket 5 ホワイト

新モデル「Retroid Pocket 5」は容量 5000 mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間は公開されていませんが、一般的なスマートフォンで約2日 使用できる容量です。

充電はType-Cポートを介した27W急速充電に対応しています。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」は5000mAhバッテリー搭載で、Type-C充電に対応していました。

新モデルは前モデルと同じバッテリー容量ですが、充電がより高速になり、短時間で充電を完了できるように改善されています。

バッテリー・充電の仕様を比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・5000mAh / Type-C充電
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・5000mAh / Type-C充電
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・6000 mAh / PD急速充電
  • 4.「Razer Edge」・・・5000mAh / Type-C充電

違い5:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1対応で快適に通信できる

新モデル「Retroid Pocket 5」はWi-Fi 6Bluetooth 5.1に対応しています。

Wi-Fi 6はWi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上し、

4Kや8Kのような高画質映像の鑑賞やオンライン会議などもストレスなく利用できます。

もちろん、高速通信を利用して、PCやプレイステーション、Xboxなどのストリーミングプレイも可能です。

NVIDIA GeForce NOWなどのクラウドゲームサービスも利用できます。

Bluetooth 5.1は方向探知機能を搭載し、より高い精度の位置情報を取得できるようになっています。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応していました。

新モデルよりもBluetoothのバージョンが一つ上です。

Bluetooth 5.2は高音質で低遅延なサウンドを再生できる LE Audioや、複数デバイスへの同時接続をサポートしています。

通信性能を比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
  • 4.「Razer Edge」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2

違い6:エルゴノミクスデザインで使いやすい・ 厚さ15.6 mmで重さは280 g

Retroid Pocket 5 デザイン

新モデル「Retroid Pocket 5」は人間工学(エルゴノミクス)にもとづいたデザインを採用しています。

エルゴノミクスとは、人がより自然に、無理なく、効率的に扱えるよう最適化された設計で、

ゲーム機においてもより使いやすくなるように設計されています。

サイズは199.2 x 78.5 x 15.6 mmで、重量は280 gです。

カラーは16bitブラックホワイトGC(パープル)の4種類を用意しています。

一方、前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」は、サイズ 184.8 x 82.6 x 15.8 mm、重量 261 gでした。

新モデルは前モデルよりも大きくなっていますが、厚さは0.2mm薄くなっています。

重量は19g重くなっています。

デザインについてはこちらのYouTubeでも確認できます。ぜひご覧ください。

サイズ・重量を比較

  • 1.「Retroid Pocket 4」・・・サイズ 184.8 x 82.6 x 15.8 mm、重量 261 g
  • 2.「Retroid Pocket 4 Pro」・・・サイズ 184.8 x 82.6 x 15.8 mm、重量 261 g
  • 3.「AYANEO Pocket S」・・・サイズ 約213.9 x 85 x 14 mm、重量 約 350 g
  • 4.「Razer Edge」・・・サイズ 260 x 85 x 11mm、重量 264g(タブレットのみ) 401g(コントローラー装着時)

「Retroid Pocket 4 /4Pro」から引き継いだメリット

新モデル「Retroid Pocket 5」が前モデル「Retroid Pocket 4 /4Pro」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:高精度なホールスティックとトリガーボタンを搭載・ボタンをカスタマイズできる

Retroid Pocket 5 ボタン

新モデル「Retroid Pocket 5」は前モデルと同じく高精度な操作が可能な2つのホールスティックを搭載しています。

また、R2/L2のアナログトリガーボタンも利用できます。

そのほか、ABXYボタンを搭載し、ボタンの配置をカスタマイズすることが可能。

ゲームに合わせて自由にボタンを入れ替えることができます。

メリット2:アクティブ冷却システムで本体の高熱化を防げる

Retroid Pocket 5 冷却

新モデル「Retroid Pocket 5」は前モデルと同じくアクティブ冷却に対応し、

本体の高熱化を防ぐことができます。

アクティブ冷却に対応していないと、ゲームプレイ時に高熱化し、遅延が生じることがあります。

「Retroid Pocket 5」のデメリット

Retroid Pocket 5 分解

Retroid Pocket 5」のデメリットを紹介します。

デメリット1:リフレッシュレート 120Hzに対応していない

Retroid Pocket 5」のリフレッシュレート 120Hzに対応していません。

一般的なスマートフォンと同じリフレッシュレート 60Hz対応です。

そのため、ゲームで残像の少ない、より滑らかな映像を再生できません。

一方、「Razer Edge」はリフレッシュレート 144Hzに対応しています。

また、ゲーミングスマホの多くはリフレッシュレート 120Hzに対応しています。

デメリット2:空間オーディオに対応していない

Retroid Pocket 5」は空間オーディオに対応した立体的で臨場感のあるサウンドを再生できません。

一方、「Razer Edge」はTHX空間オーディオにも対応し、立体的で臨場感のあるサウンドを再生できます。

デメリット3:指紋認証に対応していない

Retroid Pocket 5」は指紋認証に対応していません。

そのため、タッチするだけですばやく安全にロック解除できません。

一方、「AYANEO Pocket S」は指紋認証に対応しています。

「Retroid Pocket 5」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度 1920 x 1200 pxのOLED
    ※輝度500nit/1000000:1/107% sRGB/低電力消費
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 865
    ※7nm/8コア/最大2.84GHz
  • CPU:1xA77@2.8G 3xA77@2.4G 4xA55@1.8G
  • GPU Adreno 650
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR4x@2133MHz
  • ストレージ 128GB UFS 3.1 + TFカード
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 5000 mAh
  • 充電 27W急速充電、Type-C
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
  • インターフェース USB Type-C (OTG/映像出力)、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 Displayport 1080p60
  • スピーカー デュアルスピーカー (1W x 2)
  • 操作 3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、D-Pad、A/B/X/Yボタン、R1/L1、R2/L2、スタートボタン、セレクトボタン
  • 冷却 アクティブ方式
  • OS Android 13 ※OTAアップデート対応
  • サイズ 199.2 x 78.5 x 15.6 mm
  • 重量 280 g
  • カラー 16bit、ブラック、ホワイト、GC

「Retroid Pocket 5」の評価

Retroid Pocket 5 カラー

6つの基準で「Retroid Pocket 5」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★
  • 操作性:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能:★★★
  • デザイン:★★★
  • 価格:★★★★

総合評価

2023年12月に発売された「Retroid Pocket 4 /4Pro」の後継モデルになります。

OSをAndroid 11からAndroid 13に一新し、

プロセッサやディスプレイなど全体的なスペックも強化しています。

また、プロ版を廃止し、一つのモデルに統一されています。

大きな変更点1

大きな変化はやはりディスプレイが有機EL(OLED)になったことです。

前モデルはIPS液晶だったので、色の鮮やかさが格段に向上しています。

また、有機ELになったことで、IPS液晶の「AYANEO Pocket S」よりも有利になりました。

Razer Edge」は同じくAMOLED(有機EL)を採用しています。

大きな変更点2

プロセッサがQualcomm Snapdragon 865に統一されたことも大きな変化です。

前モデルのプロ版が搭載していたDimensity 1100よりもやや性能が劣りますが、

前モデルの標準版が搭載していたDimensity 900よりも性能が高くなっています。

性能的にはAndoridの負荷の高いゲームも快適にプレイできるレベルで、

PS2やWiiなどのエミュレーターを使用したゲームもほとんど快適にプレイできます。

AYANEO Pocket S(Snapdragon G3x Gen 2)と比べるとかなり性能が落ちますが、

価格とのバランスを考慮すると、非常にコスパの高いプロセッサです。

大きな変化3

27W急速充電が利用できるようになった点も大きな変化です。

前モデルは一般的なType-C充電で、フルチャージするのに時間がかかりました。

新モデルは充電速度が上がったため、すぐにゲームに復帰できます。

(まとめ)

新モデルは有機ELディスプレイを搭載したことで、より鮮やかで美しい映像を表示できるようになりました。

また、パワフルなSnapdragon 8658GB LPDDR4xメモリで、前モデルの標準版以上に高速にゲームを動作できるようになっています。

そのほかにも、128GB UFS 3.1ストレージ搭載で大量にゲームを保存したり、高精度なホールスティックで操作したり、

27W急速充電を利用したりできるなど、メリットがたくさんあります。

しかも、$219.00 (日本円で約31166円)と価格が安いのも魅力的です。

AYANEO Pocket S」や「Razer Edge」と比べると、半分くらいの価格で、信じられないほどコスパが高いです。

Android を搭載した高性能でコスパの高い携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「Retroid Pocket 5」の価格・販売先

Retroid Pocket 5 正面

Retroid Pocket公式サイト

$219.00 (日本円で約31166円)で販売されています。

Retroid Pocket公式サイトで「Retroid Pocket 5」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPalです。

ECサイト

※AliExpressでまもなく販売予定です。

Amazonで「Retroid Pocket 5」をチェックする

楽天市場で「Retroid Pocket」をチェックする

ヤフーショッピングで「Retroid Pocket」をチェックする

AliExpressで「Retroid Pocket 5」をチェックする

米国 Amazon.comで「Retroid Pocket 5」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

Retroid Pocket 5」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。

「Retroid Pocket Mini」

Retroid Pocketから発売された3.7インチの携帯ゲーム機です。

Android 10、Qualcomm Snapdragon 865、6GB LPDDR4x メモリ、解像度 1280 x 960 pxのAMOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1 ストレージ、4000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティック R1/R2/L1/L2、アクティブ冷却、A/B/X/Yボタンの配置カスタマイズ、デュアルスピーカー (1W x 2)、USB Type-C (OTG/)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Retroid Pocket公式サイトで$199.00(日本円で約28431円)です。

関連記事:「Retroid Pocket Mini」と2S、Pocket 5の違い

「ANBERNIC RG406H」

ANBERNICから発売された4インチのヨコ型 携帯ゲーム機です(2024年11月19日に発売)。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X、IPS液晶(4:3)・128G UFS2.2 ストレージ、5000 mAh バッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、ファンクションキーを搭載しています。

また、RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、エミュレーター(29種類以上)、Hi-Fi ステレオスピーカー、6軸ジャイロセンサー、

冷却システム、振動モーター、ストリーミング プレイ、最大2TBまでのストレージ拡張、Google Playストア、レトロアーチ(RetroArch)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5 、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonでも29,999 円(税込)、米国 Amazon.comで$249.00、です。

関連記事:ANBERNIC RG406Hレビュー!Retroid Pocket 5より魅力的?

「AYANEO Pocket S」

AYANEOから発売された6インチの携帯ゲーム機です。

Android 13、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2、12GB / 16GB LPDDR5X メモリ、解像度 2560 x 1440 pxの液晶、128GB UFS 3.1 / 512GB UFS 4.0 ストレージ、6000 mAhバッテリーを搭載しています。

また、マスターコントローラー、指紋認証(電源ボタンにセンサー)、冷却システム、PD急速充電、SoundTAPMagic サウンドバイブレーション、Xインプット振動、X軸リニアモーター、ホールセンシング・ジョイスティック、

リニアホール・トリガー、USB 3.2 Gen2 Type-C (data/PD/DP) x1、microSDカードスロット x1、ボタン(ターボボタン、ホームボタン)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで89,800円(税込)、楽天市場で89,800円(税込)、ヤフーショッピングで89,800円、AliExpressで107,581円 です。

関連記事:「AYANEO Pocket S」のCPU性能、原神のFPS、できること

「Pimax Portal」

Pimaxから発売された5.46インチの携帯ゲーム機です。

Androidベースの独自OS、Qualcomm Snapdragon XR2、8GBメモリ、4K液晶、128GB / 256GBストレージ、4000 mAhバッテリー、4 x トラッキングカメラ、ジャイロスコープを搭載しています。

また、VRヘッドセット「Portal View ヘッドセット」(別売)との接続、6DoF空間ポジショニング、分離可能な磁気コントローラー、キーマッピング機能、アクティブ冷却、リフレッシュレート 144Hz、DTSサウンド対応のスピーカー、デュアルマイク、最大1TBまでのストレージ拡張、Portal ドック(別売)、Portal XL(別売)、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで86,980円(税込・QLED版)、楽天市場で116,407円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,490円(中古・送料別)、AliExpressで87,572円です。

関連記事:「Pimax Portal」VRゲームも遊べる? 高性能な人気 携帯ゲーム機と徹底 比較!

「Razer Edge」

Razerから発売された6.8インチの携帯ゲーム機です。Android OS、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1、8GB LPDDR5メモリ、フルHD+のAMOLED液晶(タッチ対応)、128GB UFS 3.1ストレージ、5000mAhバッテリー、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、5G通信(※5Gモデルのみ)、リフレッシュレート144Hz、「Razer Cash V2 Pro」(コントローラー・取り外し可)、Razer HyperSense ハプティクス(触覚振動)、

2ウェイスピーカー、THX空間オーディオ、2つのデジタルマイク、最大2TBまでのストレージ拡張、クラウドゲーム(「Xbox Cloud Gaming」、「Nvidia GeForce Now」)、リモートプレイ(「Steam Link」、XBOX、PS)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで64,980円(税込・Wi-Fiモデル)、楽天市場で59,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで59,980円(送料無料)、米国 Amazon.comで$249.99 です。

関連記事:「Razer Edge」と人気のAndroid携帯ゲーム機を徹底 比較!

「ANBERNIC RG Cube」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です。

Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4X メモリ、アスペクト比 1:1のIPS液晶(タッチ対応・解像度 720 x 720 px)、128GB UFS2.2 ストレージ、5200 mAhバッテリー、microSDカードスロット x1、3.5mm イヤホンジャック、6軸ジャイロスコープ搭載で、

RGBライト、ホールジョイスティック、ホールトリガー、冷却システム、最大2TBまでのストレージ拡張、ハイ フィデリティ デュアルスピーカー、振動モーター、ゲームの追加、滑り止めグリップ、USB Type-C x1(充電/OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで30,999円(税込)、AliExpressで26,857円、米国 Amazon.comで $234.99 ($20 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「ANBERNIC RG Cube」とPowkiddy RGB30の違い

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