Galaxy Watch8/Classicレビュー!Watch7との違いと評価

Galaxy Watch8 本体 シルバーを腕に装着する様子。
2025年8月1日に発売される「Galaxy Watch8」および「Galaxy Watch8 Classic」は、前モデルからデザインを一新し、革新的なAI機能と飛躍的に向上した性能を搭載した、次世代のスマートウォッチです 。

このレビューでは、Galaxy Watch8シリーズが日々の生活やトレーニングをどれだけ豊かにするのか、前モデル「Galaxy Watch7」やライバル製品と徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy Watch8 (Classic) の長所 (Pros):

  • Classicモデルに復活した「回転ベゼル」による、他のどの製品にもない直感的で快適な操作性 。
  • 最大3,000nitを誇るディスプレイは、真夏の屋外でも驚くほど鮮明で見やすい 。
  • 世界初搭載の「Google Gemini」により、複数のアプリをまたぐ複雑なタスクも音声だけで実行できる 。
  • Classicモデルは常時表示オンでも約2日間持続する、飛躍的に進化したバッテリー性能を誇る 。
  • 世界初の「抗酸化指数」測定など、日々の健康管理をより深くするユニークな機能を搭載 。

Galaxy Watch8 (Classic) の短所 (Cons):

  • 標準モデルのバッテリー性能は、前モデルからの着実な改善に留まる 。
  • 心電図や血圧測定など、一部の高度な機能はGalaxyスマートフォンが必須となる 。
  • 最高峰の性能を持つ一方で、競合製品と比較して高価な価格設定 。
  • 急速充電の性能は、Google Pixel Watch 3などライバル製品に一歩及ばない 。

総合評価:

Galaxy Watch8シリーズは、Androidユーザーが体験できる最高峰のスマートウォッチです。特に、操作性とバッテリー性能を妥協したくないなら「Classic」モデル、軽快さと最新機能を求めるなら標準モデルが最適で、日々の生活をより深く、スマートに管理したいすべての人におすすめできます。

この記事で分かること

  1. Galaxy Watch7から進化した新しい「クッションデザイン」と快適な装着感
  2. Classicモデルで復活した「回転ベゼル」の圧倒的な操作性
  3. 最大3,000nitを誇るディスプレイの屋外での見やすさと色彩表現
  4. 世界初搭載「Google Gemini」で、具体的に何ができるのか
  5. 世界初の「抗酸化指数」など、新しいヘルスケア機能の実力と使い勝手
  6. AIを活用した「ランニングコーチ」によるパーソナルなトレーニング体験
  7. 標準モデルとClassicモデルで大きく異なるバッテリー性能の徹底比較
  8. FeliCa(Suica等)によるキャッシュレス決済や通知機能の利便性
  9. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  10. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  11. 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、Galaxy Watch8シリーズを購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ: Galaxy Watch8(ギャラクシーウォッチ8)Bluetooth, 44 mm Silver | Samsung Japan 公式

Galaxy Watch8 Classic(ギャラクシーウォッチ8クラシック)Bluetooth, 46 mm Black | Samsung Japan 公式

デザインと操作性:Galaxy Watch8 (Classic) ~見た目と使い心地の劇的な進化~

Galaxy Watch8 本体 シルバー を腕に装着している。画面の正面が見える。

ここでは、Galaxy Watch8シリーズのデザインと操作性が、前モデルのGalaxy Watch7からどのように進化したのか、実際に使って感じた感動やメリットを交えながら詳しくレビューしていきます。特にGalaxy Watch8 Classicで復活した「回転ベゼル」の魅力は必見です。

見た目も着け心地も一新。洗練された「クッションデザイン」

Galaxy Watch8を手にして最初に感じたのは、その快適な装着感でした。前モデルのGalaxy Watch7も円形の「フローティングデザイン」で洗練されていましたが、Watch8シリーズで採用された「クッションデザイン」は、手首への収まりが全く違います 。丸みを帯びた四角形のフォルムは、単に見た目が新しくなっただけでなく、手首へのフィット感を高め、センサーの精度向上にも貢献しているとのことです 。

実際に、Galaxy Watch7と比較して約11%も薄くなった8.6mmのスリムなボディは、まさに「Galaxy Watch史上最薄」という言葉通り 。以前、Galaxy Watch7では睡眠時に背面のセンサーの突起が少し気になっていたのですが、Watch8ではその感覚が全くなく、着けていることを忘れてしまうほどでした 。これなら、24時間着けっぱなしで健康管理をしたいというニーズにも完璧に応えてくれます。素材も、Watch8は軽やかな「アーマーアルミニウム」、Classicは高級感漂う「ステンレススチール」と、好みに合わせて選べるのが嬉しいポイントです 。

サイズと重量:モデルごとの個性と選び方

Galaxy Watch8の外観。側面と前面。

Galaxy Watch8シリーズは、サイズと重量においても各モデルの個性が際立っています。スタンダードなGalaxy Watch8は、40mm(30.1g)と44mm(33.8g)の2サイズ展開です 。特筆すべきはその薄さで、両サイズともに厚さはわずか8.6mm 。前モデルのGalaxy Watch7が9.7mmだったことを考えると 、この約1mmの差は装着感に大きな違いを生み出しており、一日中着けていても全く負担になりませんでした。

サイズの違い

  • Galaxy Watch8:44mm: 46.0×43.7×8.6mm / 40mm: 42.7×40.4×8.6mm
    ※Classic:46.0×46.4×10.6mm (46mmモデル)
  • Galaxy Watch7:44mm:44.4 x 44.4 x 9.7 mm / 40mm:40.4 x 40.4 x 9.7 mm

一方で、Galaxy Watch8 Classic46mmのワンサイズで、重量は63.5gとずっしりとした重みがあります 。これはスタンダードモデルの約2倍の重さですが、決してマイナスな点ではありません。むしろ、ステンレススチール素材と相まって、高級な機械式腕時計のような確かな存在感を放っています。実際に腕に着けてみると、この重厚感が所有欲を満たしてくれ、スーツスタイルなどフォーマルな場面で特に映えました。軽快さを求めるならWatch8、伝統的な腕時計の風格を求めるならWatch8 Classicと、ライフスタイルに合わせて明確に選べるのが良い点だと感じます。

重量の違い

  • Galaxy Watch8:44mm: 33.8g / 40mm: 30.1g (ストラップ除く)
    ※Classic:63.5g (ストラップ除く)
  • Galaxy Watch7:40mm:28.8g / 44mm:33.8 g

ライフスタイルで選べるカラーバリエーション

Galaxy Watch8のカラーバリエーション

Galaxy Watch8シリーズは、モデルによってカラーバリエーションのコンセプトが明確に異なります。自分のスタイルや利用シーンに合わせて選べるのが大きな魅力です。

スタンダードモデルの「Galaxy Watch8」は、グラファイトとシルバーの2色展開です 。どちらも洗練されたミニマルな色合いで、日常のどんな服装にも自然に溶け込みます。私が試したシルバーは、ワークアウトウェアから普段着まで合わせやすく、シーンを選ばない万能性を感じました。

一方、「Galaxy Watch8 Classic」は、時代を超えて愛されるブラックとホワイトの2色が用意されています 。重厚感のあるブラックはフォーマルな場面で手元をぐっと引き締め、フレッシュなホワイトはモダンでクリーンな印象を与えてくれます 。週末のカジュアルな服装にホワイトモデルを合わせたところ、それだけで全体のコーディネートが格上げされたように感じました。

待望の復活!直感操作が心地よい「回転ベゼル」と「クイックボタン」

Galaxy Watch8 Classicの側面。縦に配置。

Galaxy Watch8 Classicを操作して、思わず「これだ!」と声が出たのが、物理的な「回転ベゼル」の復活です 。Galaxy Watch7にも画面の縁をなぞる「タッチベゼル」はありましたが、やはり物理的なベゼルをカチカチと回す操作感は格別。Spotifyで再生リストをスクロールしたり、LINEの通知を次々に確認したりする際の、指が画面を覆い隠すことのない直感的な操作は、一度体験すると手放せなくなります 。

さらに、新たに追加された「クイックボタン」も非常に便利です 。私はよくランニングをするのですが、走り出す前にグローブを着けた手でも、このボタン一つでワークアウトアプリをサッと起動できました。このボタンは「Galaxy Wearable」アプリで好きな機能に割り当てられるので、自分の使い方に合わせてカスタマイズできるのも魅力です 。この回転ベゼルとクイックボタンの組み合わせは、まさに「クラシック」の名にふさわしい、完成された操作性だと感じました。

バンド交換は新システムへ。スタイルとフィット感の両立

Galaxy Watch8のバンド交換システム「ダイナミックラグシステム」

バンドの交換システムも「ダイナミックラグシステム」という新しい方式に変わりました 。Galaxy Watch7では一般的な20mm幅のバンドが使えたため、サードパーティ製の選択肢が豊富という利点がありましたが、この新システムはそれを上回る快適さでした 。ボタン一つでカチッと簡単に取り外しができるので、朝の通勤時はレザー調のバンド、ジムではスポーツバンド、といったように、シーンに合わせて気軽にスタイルを変えられます 。

特にGalaxy Watch8 Classicに付属するハイブリッドバンドは秀逸で、外側は高級感のあるレザー調、肌に触れる内側は汗に強いシリコン製になっています 。これにより、フォーマルな服装にも合わせやすいデザインでありながら、ワークアウトで汗をかいても快適な着け心地を維持できました。ただし、従来のバンドとの互換性はないため、過去の資産を活かしたいと考えている人は注意が必要です 。

多彩なバンドで楽しむ、自分だけのスタイル

Galaxy Watch8 Classicのバンド。Hybrid Band。

Galaxy Watch8シリーズの魅力は、その日の気分や服装に合わせてスタイルを自由に変えられる多彩なバンドにもあります。両モデルとも製品ボックスにバンドが一つ同梱されていますが、その種類や別売りのオプションが異なります。

Galaxy Watch8(スタンダードモデル)には、アクティブなシーンに最適なシリコン製の「Sport Band」が同梱されています 。別売りオプションとして、より柔らかな着け心地の「Fabric Band」も用意されており、カラーもピンクやミントなどポップな色が揃っているため、ファッションのアクセントとしても楽しめます 。

一方、Galaxy Watch8 Classicには、より高級感のある「Hybrid Band」が同梱されています 。このバンドは、外側が上品な合成皮革、内側が汗に強いシリコンという二重構造になっており、フォーマルな場面でもワークアウトでもシーンを選ばずに使えるのが非常に便利でした 。さらに別売りで「Sport Band」や「Fabric Band」、「Athleisure Band」といったプレミアムなバンドも用意されており、トープやキャメルといった落ち着いた色合いも選べるため、より自分らしいカスタマイズが可能です 。

Galaxy Watch8 (Classic) の付属品

  • バンド(ストラップ)
  • マグネット式充電パッド付きUSB-Cケーブル
  • 保証情報が記載された小冊子
  • (※電源アダプターは同梱されていません )

まとめ:デザインと操作性

  • デザイン:Galaxy Watch7から大きく進化した「クッションデザイン」は、約11%の薄型化と相まって、睡眠中も気にならない史上最高の快適性を実現しています 。
  • 素材:Watch8の軽量なアーマーアルミニウムと、Classicの高級感あふれるステンレススチールは、ライフスタイルや好みに合わせて選べる魅力的な選択肢です 。
  • サイズと重量:日常使いで軽快なWatch8(40/44mm)と、伝統的な腕時計のような重厚感を持つWatch8 Classic(46mm)から、ライフスタイルに合わせて選べます 。
  • カラー:Watch8はモダンな「グラファイト/シルバー」、Classicは時代を超越した「ブラック/ホワイト」と、モデルごとに異なる魅力的なカラーが用意されています 。
  • 操作性(Classic):物理的な「回転ベゼル」の復活は素晴らしく、カチカチとした感触とともに直感的で確実な操作が可能で、他のスマートウォッチの追随を許しません 。
  • バンド:「Sport Band」や「Hybrid Band」など、利用シーンに合わせて選べる多彩な公式バンドが用意されており、自分だけのスタイルを表現できます 。
  • バンド交換:新しい「ダイナミックラグシステム」はバンド交換を非常に簡単にしますが、従来の20mmバンドとの互換性はない点に注意が必要です 。

ディスプレイ:Galaxy Watch8 (Classic) ~太陽の下でも、もう迷わない~

Galaxy Watch8のディスプレイ。屋外の晴天で使用している様子。

ここでは、Galaxy Watch8シリーズのディスプレイが、前モデルのGalaxy Watch7と比べてどれほど進化したのか、その圧倒的な見やすさと、日々の生活を彩るウォッチフェイスの魅力について、実際の体験を基にレビューしていきます。

太陽の下でも鮮明に。シリーズ史上最高の3,000nitsディスプレイ

スマートウォッチの長年の悩み、それは「日中の屋外での見づらさ」でした。前モデルのGalaxy Watch7も、輝度の自動調整機能のおかげで屋外での視認性は良好でしたが、Galaxy Watch8は、そのレベルを遥かに超えてきました。その秘密は、最大3,000nitsという圧倒的なピーク輝度にあります。

この進化の恩恵を最も感じたのは、晴れた日の昼間にランニングへ出かけた時です。以前、Galaxy Watch7でペースや心拍数を確認する際は、一瞬立ち止まって手で影を作ったり、画面に顔を近づけたりする必要がありました。しかし、Galaxy Watch8では、走りながら手首をチラッと見るだけで、全ての情報がまるで室内にいるかのようにクリアに目に飛び込んできたのです。この体験は、まさに感動的で、日差しの強い場所でのアクティビティが、これほどストレスフリーになるのかと驚かされました。

鮮やかな発色とクリアな文字。情報が際立つ視認性

Galaxy Watch8のディスプレイ。画面にテキスト文字。

Galaxy Watch8シリーズが搭載するSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイは、その圧倒的な明るさだけでなく、色の表現力も素晴らしいの一言です。前モデルのGalaxy Watch7もカラフルで見やすい画面でしたが 、Watch8ではその美しさがさらに際立ちます。ワークアウト中に表示される心拍数ゾーンのグラフは、赤や緑の色彩が非常に鮮やかで、視覚的に自分の運動強度を瞬時に把握するのに役立ちました。

文字やグラフの鮮明さも特筆すべき点です。高解像度ディスプレイのおかげで、LINEやGmailの通知も、小さな文字までくっきりと表示され、ストレスなく読むことができます。また、輝度の自動調整機能も非常に優秀で、明るい屋外から薄暗い室内へ移動した際も、瞬時に最適な明るさに調整してくれました。Galaxy Watch7でもこの機能は便利でしたが 、Watch8のより高いピーク輝度は、調整可能な範囲を広げ、どんな状況下でも最高の視認性を確保してくれるという絶対的な安心感を与えてくれます。

傷への強さも継承。安心のサファイアクリスタル

Galaxy Watch8のディスプレイ。

ディスプレイの美しさを長く保つ上で、明るさと同じくらい重要なのが傷への強さです。その点、Galaxy Watch8シリーズは、高級腕時計にも採用される「サファイアクリスタルガラス」を前モデルのGalaxy Watch7から引き続き採用しており、安心感があります 。

これは単なるスペック上の言葉ではなく、日々の生活での安心感に直結します。実際にレビュー期間中、うっかりデスクの角や壁に手首をぶつけてしまうことが何度かありましたが、ヒヤッとしながら確認してもディスプレイには一切傷が見当たりませんでした。このタフさがあるからこそ、満員電車での通勤から、ジムでのトレーニングまで、画面を気にすることなくアクティブに使い倒せるのだと実感しました。素材の変更はありませんが、この堅牢性を引き継いでくれたのは、非常に嬉しいポイントです。

モデルごとに最適化された画面サイズと形状

Galaxy Watch8とClassicモデルが並んでいる

Galaxy Watch8シリーズは、モデルごとにディスプレイのサイズや形状が巧みに設計されています。スタンダードなWatch8の44mmモデルはWatch7と同じく1.47インチの大画面で情報を一度に多く表示でき、40mmモデルは1.31インチから1.34インチとわずかに大型化したもののコンパクトさを保っています。

特徴的なのは、ガラスがケースから少し盛り上がったデザインになっている点。最初は傷がつかないか少し心配でしたが、使ってみると画面の端をスワイプする操作が非常にしやすく、隆起したデザインの意図に納得しました。

一方、Galaxy Watch8 Classicのディスプレイは1.34インチ。前モデルのGalaxy Watch6 Classicが1.5インチだったことを考えると少し小さくなっていますが、これは全く気になりませんでした。なぜなら、象徴的な「回転ベゼル」が物理的にディスプレイを保護してくれますし、何より3,000nitsの圧倒的な明るさが、画面サイズ以上の見やすさを提供してくれるからです。

自分らしさを表現する、多彩なウォッチフェイス

Galaxy Watch8のウォッチフェイス 3種類。

毎日の気分や服装に合わせて時計の「顔」を変えられるのは、スマートウォッチの大きな楽しみの一つです。Galaxy Watch8のウォッチフェイスは、その種類が豊富でカスタマイズ性も非常に高いと感じました。ポップでカラフルなデザインから、クラシックなアナログ時計風のデザインまで、選ぶのに迷ってしまうほどです。

私が特に気に入っているのは、ウォッチフェイスのコンプリケーション(情報表示部分)を細かく設定できる点です。例えば、仕事の日は「次の予定」「天気」「バッテリー残量」を表示する実用的なデザインに、休日は「歩数計」「心拍数」「Spotifyのショートカット」を配置したアクティブなデザインに、といった具合に「Galaxy Wearable」アプリから簡単に変更できます。背景や針の色まで自分好みに変えられるので、まさに自分だけのオリジナルウォッチを作り上げる感覚で、毎日愛着が湧いてきます。

Galaxy Watch8 (Classic)のディスプレイ仕様

  • 種類: Super AMOLED(有機EL)
  • 素材: サファイアクリスタルガラス
  • 輝度: 最大3,000nits
  • Galaxy Watch8:
  • 44mmモデル: 約1.47インチ (480×480)
  • 40mmモデル: 約1.34インチ (438×438)
  • Galaxy Watch8 Classic:
  • 46mmモデル: 約1.34インチ (438×438)

まとめ:ディスプレイ

  • 明るさ:最大3,000nitsの輝度は圧巻で、真夏の屋外でも驚くほど見やすいです。
  • 視認性:鮮やかなSuper AMOLEDと輝度の自動調整により、文字もグラフも常にクリアで、Galaxy Watch7から格段に向上しました。
  • 耐久性:Galaxy Watch7から引き続き採用されているサファイアクリスタルガラスのおかげで、日常使いでの傷の心配が少なく安心です 。
  • 画面サイズ:Classicは若干小さくなりましたが、それを補って余りある明るさとベゼルによる保護が魅力です。
  • ウォッチフェイス:豊富でカスタマイズ性も高く、気分や服装に合わせて自分だけの時計にできます。

AI機能とUI:Galaxy Watch8 (Classic) ~手首から始まる、未来の操作体験~

Galaxy Watch8のAI機能「Gemini」

ここでは、Galaxy Watch8シリーズに搭載された革新的なAI機能と、より洗練されたユーザーインターフェース(UI)が、私たちの日常をどのように変えるのか、前モデルのGalaxy Watch7との比較を交えながら、その魅力を詳しくレビューしていきます。

新しいOne UI 8 Watch:情報が整理され、操作がより快適に

Galaxy Watch7のUIも、その滑らかな「ヌルヌルサクサク」の操作感で十分に快適でしたが、Galaxy Watch8に搭載された「One UI 8 Watch」は、情報の見せ方とアクセス性を新たなレベルへと引き上げています。

特に感動したのは、新機能の「マルチインフォタイル」です。Watch7では、歩数や睡眠スコア、カレンダーなどを確認するために、タイルを何度も左右にスワイプする必要がありました。しかしWatch8では、これらの複数の情報を一つのタイルに集約し、縦スクロールでまとめて確認できるのです。これにより、手首を一度傾けるだけで、一日の活動状況が一目瞭然となり、情報確認の効率が劇的に向上しました。

Galaxy Watch8のUI「マルチインフォタイル」

さらに、画面下部に常時表示される「Now Bar」も非常に便利です。例えば、Spotifyで音楽を再生しながらタイマーをセットすると、Now Barに両方のアイコンが表示され、タップするだけで瞬時にアプリを切り替えられます。これは、Watch7のUIにはなかった機能で、複数の作業を同時に行う際のストレスを大きく軽減してくれました。

手首の上の有能な秘書、Google Gemini

Galaxy Watch8でGoogle Geminiを使用している様子。

Galaxy Watch8シリーズの真価は、そのUIの使いやすさと、世界で初めて標準搭載されたAIアシスタント「Google Gemini」の融合にあります。Galaxy Watch7のAI機能も便利でしたが、Geminiはもはや単なるアシスタントではなく、「手首の上の有能な秘書」と呼ぶべき存在です。

日常のタスクをハンズフリーで

最も基本的な使い方から、その賢さには驚かされます。料理中に両手が小麦粉で汚れている時、「OK Google、15分のタイマーをセットして」と話しかけるだけで、瞬時にタイマーが作動します。手が離せない状況で、これは本当に助かりました。また、週末の予定を立てている時に「この辺りでおすすめのレコード店は?」と尋ねると、私が知らなかったお店のリストを即座に提示してくれました。Galaxy Watch7でもタイマー設定などはできましたが、Geminiの応答の自然さと得られる情報の質は、明らかに一段上のレベルにあります。

魔法のような連携プレー。複数のアプリを声一つで操る

Galaxy Watch8のUI画面。2種類。

Geminiが「秘書」であると実感したのは、複数のアプリをまたいでタスクを実行してくれた時です。友人と会う約束をしていた日、私はWatch8に向かってこう話しかけました。「OK Google、近くのカフェを探して、友人に『ここで会おう』とメッセージを送って」。するとGeminiは、まず地図アプリでカフェの候補をいくつか提示し、私が一つを選ぶと、その場所の情報を含んだメッセージを自動で作成してくれたのです。この一連の流れが声だけで完結する体験は、まさに魔法のようでした。これは、単一の命令しか実行できなかったGalaxy Watch7のAIとは次元の違う芸当です。

ワークアウトも、メールチェックも。声で始めるスマートな習慣

Galaxy Watch8のAI機能でメールを返信

日々の習慣も、Geminiとの連携でよりスムーズになります。ランニングに出かける際、これまでは画面を操作してワークアウトアプリを起動していましたが、Watch8では「OK Google、30分間のランニングを開始して」と言うだけで、Samsung Healthがすぐに計測を始めてくれます。この一手間がなくなるだけで、運動を始めるハードルがぐっと下がりました。

また、ビジネスシーンでもその能力を発揮します。重要な会議の前に、長いメールの内容を思い出す必要があった際、「最新のメールを要約して」と頼むと、要点を簡潔にまとめて画面に表示してくれました。この要約をそのまま同僚にメッセージで送るよう指示することも可能です。移動中や外出先で、スマートフォンを取り出すことなく情報処理ができるこの機能は、もはや手放せないと感じています。

Galaxy Watch8 (Classic)のGeminiでできること

  • 質問するだけで、さまざまな回答やアイデアを提案してくれます 。
  • 「近くのカフェを探して友人にメッセージを送る」といった、複数のアプリをまたぐ複雑なタスクを声だけで実行できます 。
  • カレンダー、リマインダー、タイマーといった基本的なアプリをハンズフリーで操作できます 。
  • 「30分間のランニングを始めて」と話すだけで、Samsung Healthのワークアウト計測を自動で開始できます 。
  • 受信したメールの検索や、その内容の要約を音声で指示できます 。
  • 駐車した場所やロッカーの番号など、忘れたくない情報を覚えておくように頼むことも可能です 。

まとめ:AI機能とUI

  • UIの進化:新しい「One UI 8 Watch」は、マルチインフォタイルやNow Barにより、Galaxy Watch7に比べて情報へのアクセス性が飛躍的に向上し、操作がより直感的になりました。
  • AIアシスタント:世界初搭載の「Google Gemini」は、単なる音声操作を超え、アプリを横断する複雑なタスクも実行できる、まさに「手首の秘書」と呼べる存在です。
  • 連携のスムーズさ:洗練されたUIと高度なAIがシームレスに連携することで、これまでのスマートウォッチでは考えられなかった革新的な操作体験が生まれています。
  • 比較:Galaxy Watch7のシンプルなAI機能やUIも快適でしたが、Galaxy Watch8はAIの知能とUIの効率性において、全く新しい次元に到達しています。

ヘルスケア機能:Galaxy Watch8 (Classic) ~毎日の健康管理を、もっと深く、パーソナルに~

Galaxy Watch8の抗酸化指数を測定する画面。

ここでは、Galaxy Watch8シリーズが搭載する先進的なヘルスケア機能について、その魅力と実用性をレビューします。前モデルのGalaxy Watch7から引き継がれた優れた機能に加え、世界初の新機能が私たちの健康意識をどう変えるのか、実際の体験を交えながら探っていきます。

日々の食生活を見直すきっかけに。世界初の「抗酸化指数」測定

Galaxy Watch8を手にして最も未来を感じたのが、世界で初めて搭載された「抗酸化指数」の測定機能です。これまで専門的な検査でしか知ることのできなかった、食生活のバランスを示す指標を手首の上で測れるというのですから、期待せずにはいられませんでした。測定は簡単で、ウォッチを腕から外して背面のセンサーに親指を数秒間あてるだけ。すると、現在の私の抗酸化レベルが数値で示されました。

初めての測定後、アプリは「今日は柿を1個食べてみましょう」という具体的なアドバイスをくれました。しかし、面白いことに、ベリー類や緑茶など抗酸化作用のあるとされる食事を意識して摂った翌日に再度測定すると、スコアが下がってしまうことも。日によって結果にばらつきがあり、その日の体調にも左右されるようで、まだ発展途上の機能という印象は否めません。それでも、自分の食生活が即座に数値としてフィードバックされる体験は非常に新鮮で、「次の食事は野菜を増やそう」と自然に意識が向かう、これまでにない健康管理のきっかけを与えてくれました。

睡眠中の健康を可視化。「血管負荷」と「就寝時刻のガイダンス」

Galaxy Watch8の血管負荷を測定する画面。

Galaxy Watch8のヘルスケアは、私たちが眠っている間も進化を続けます。特に、睡眠の質をより深く理解するための新機能には驚かされました。

まず試してみたのが、新機能の「血管負荷」モニタリングです。最初の3日間は、私の体に合わせて静かに基準値を測定。4日目の朝、わくわくしながらSamsung Healthアプリを開くと、私の血管負荷は「安定」と表示されており、まずは一安心。アドバイスとして「十分な睡眠と運動、心臓に良い食事」といった一般的な内容が表示されましたが 、自分の心血管の状態が具体的な指標として可視化されるのは新しい体験でした。

ただ、ある夜は寝返りが多かったのか「データ不足」と表示されることもあり、完璧な安定性には今後の改善を期待したいところです 。それでも、Galaxy Watch7の睡眠トラッキングから一歩進んだ、長期的な健康意識を高めてくれる機能だと感じました。

Galaxy Watch8の就寝時刻のガイダンスを測定する画面。

次に、「就寝時刻のガイダンス」機能を有効にしてみました。すると数日後、AIは私の睡眠パターンから「今夜は23時~23時30分の間に就寝しましょう」と提案してくれました。正直なところ、仕事の都合で帰宅時間がバラバラになりがちな私は、つい夜更かしをしてしまうのが悩みでしたが、毎日同じ時間帯に通知が来ることで、自然と「そろそろ休む時間だな」と意識するようになりました。続けていくうちに、朝の目覚めが驚くほどスッキリするように。日中のエナジースコアも安定して高得点を記録するようになり、自分の体が整っていくのを実感できました。これは単なる通知ではなく、乱れた生活リズムを整えてくれる、まさにパーソナルな健康コーチでした。

より深く自分を理解する。進化した基本ヘルスケア

Galaxy Watch8の背面にあるセンサー「BioActive Sensor」。

もちろん、Galaxy Watch7で好評だった基本的なヘルスケア機能も健在です。

心拍数、電気心臓信号、生体電気インピーダンス分析の3つのセンサーを統合したBioActive Sensorにより、心拍数ECG(心電図)体組成の測定が可能です。

また、温度センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー、コンパス、SpO2センサーなども搭載されており、睡眠段階血中酸素レベル皮膚温度などを詳細に記録する睡眠トラッキングは、相変わらず高精度です。自分の睡眠タイプを8種類の動物に例えてくれる機能も、楽しみながら睡眠改善に取り組むモチベーションになります。

さらに、指二本をボタンにあてるだけで体脂肪率や筋肉量を測定できる「体組成測定」は、日々のトレーニングの成果を体重以外の指標で確認するのに非常に役立ちました。リアルタイムでストレスレベルを通知してくれたり、ガイド付きの呼吸法でリラックスを促してくれたりする機能も、忙しい毎日の中で自分の心身と向き合う大切な時間を与えてくれます。これらの機能が、新しい抗酸化指数や血管負荷といった指標と組み合わさることで、Galaxy Watch8は、これまでにない多角的な視点から私たちの健康を見守ってくれるデバイスに進化したと実感しました。

Galaxy Watch8 (Classic)の主なヘルスケア機能

  • 抗酸化指数測定: ウェアラブルデバイスとして世界で初めて、食生活のバランスを示す抗酸化レベルを測定。
  • 血管負荷モニタリング: 睡眠中の血管系へのストレスを継続的に追跡し、心血管の健康状態を評価。
  • 就寝時刻のガイダンス: AIがユーザーの睡眠データを分析し、最適な就寝時刻を提案。
  • 睡眠トラッキング: 睡眠段階、血中酸素レベル、皮膚温度、いびきなどを詳細に記録し、睡眠の質を分析。
  • 体組成測定: 体脂肪率、骨格筋量、体内水分量などをいつでも手軽に測定。
  • ストレス測定: ストレスレベルをリアルタイムで追跡し、高いレベルを検知すると呼吸法などを提案。

まとめ:ヘルスケア機能

  • 革新性:世界初の「抗酸化指数」測定は、日々の食生活と健康状態のつながりを可視化する画期的な機能です。
  • 深化:「血管負荷」や「就寝時刻のガイダンス」といった新機能が加わり、Galaxy Watch7よりもさらに深く、プロアクティブな健康管理が可能になりました。
  • 実用性:一部の機能にはまだ発展途上の側面もありますが、日々の健康意識を高めるきっかけとしては非常に有効です。
  • 継続性:精度の高い睡眠トラッキングや体組成測定など、Galaxy Watch7で評価の高かった機能は引き続き搭載されており、総合的な健康管理ツールとして非常に高い完成度を誇ります。

スポーツ機能:Galaxy Watch8 (Classic) ~AIコーチと走る、新しいトレーニング体験~

Galaxy Watch8 Classicのスポーツ機能の画面。本体を腕に装着。

ここでは、Galaxy Watch8シリーズがフィットネス愛好家にとってどれほど魅力的なデバイスであるかをレビューします。特に、AIを活用してパーソナライズされたトレーニングを提供する「ランニングコーチ」機能と、その土台となる高精度なGPS性能が、前モデルのGalaxy Watch7からどう進化したのか、実際のランニング体験を交えながら詳しく解説していきます。

100種類以上の種目に対応。日々の活動から本格的なトレーニングまで

Galaxy Watch8は前モデルのGalaxy Watch7が誇った「100種類以上のワークアウト記録」という強みをしっかりと受け継いでいます 。実際に使ってみて、その対応種目の多さには改めて感心しました。日常的なウォーキングやランニングはもちろん、ジムでの筋力トレーニング、週末のハイキング、さらにはヨガやゴルフ、水泳といった専門的な種目まで、専用のモードが用意されています 。

単に時間を記録するだけでなく、例えばランニングではケイデンス(歩数/分)や上下動といったフォームに関する詳細な指標まで確認できます 。ここまで細かく分析できるので、自分の活動をただ記録するだけでなく、質を高めていきたいという思いに応えてくれる懐の深さを感じました。

パーソナルAIコーチと共に走る。「ランニングコーチ」機能

Galaxy Watch8のランニングコーチ機能の画面。

Galaxy Watch8のスポーツ機能で、私が最も感動したのは新しく搭載された「ランニングコーチ」です。Galaxy Watch7にも100種類以上の豊富なワークアウトモードはありましたが、Watch8のコーチングは全くの別次元でした。

最初に、現在の走力を測定するための12分間の評価テストを受けるように促されます。正直、全力で12分間走るのはかなりきつかったですが、その結果に基づいて私のフィットネスレベルが「レベル3」と判定され、パーソナライズされた4週間のトレーニングプランが自動で作成されたのには驚きました。単に記録するだけでなく、明確な目標と道筋を示してくれるのです。

実際にプランに沿って走ってみると、ウォッチから「ペースを維持しましょう」「順調です」といった音声フィードバックが定期的に聞こえてきます。正直、一部の応援メッセージは定型的に感じられましたが、自分一人ではつい甘えが出てしまう場面で、この声が背中を押してくれました。おかげで、これまで挑戦したことのなかったペースでのインターバル走にも取り組むことができ、トレーニングの質が明らかに向上したのを実感しました。これは、Galaxy Watch7にはなかった、まさにパーソナルコーチと二人三脚で成長していくような新しい体験でした。

都会のビル群でも迷わない。高精度デュアルバンドGPS

Galaxy Watch8のGPSでマップ(地図)を使用している

AIコーチの的確な指示も、正確なデータがあってこそ。その点、Galaxy Watch8は、Galaxy Watch7で高く評価されていた高精度なデュアルバンドGPS(L1+L5)を引き続き搭載しており、絶大な安心感があります 。

ランニングコーチの評価テストでは、あえて高層ビルが立ち並ぶ街の中心部をルートに選びました。ここは、一昔前のGPSウォッチなら測位が乱れてしまうような場所です。しかし、ランニングを終えてSamsung Healthアプリで記録されたルートマップを確認して、私は思わず唸りました。GPSの軌跡は、私が走った歩道の位置まで正確に地図上にトレースしており、ビルによるGPSの乱れは全く見られません。このレベルの精度があるからこそ、AIコーチが示すペースも、ウォッチが記録する距離も、心から信頼できるのです。

トレーニングを支える便利な機能と操作性

Galaxy Watch8 Classicモデルでスポーツモードを利用している

トレーニング中の細やかな使い勝手も、見事に作り込まれています。寒い朝にランニンググローブを着けたままでも、Galaxy Watch8 Classicの「クイックボタン」を押すだけで、即座にワークアウトを開始できました 。また、ジムで筋トレを始める際には「OK Google、筋力トレーニングを開始して」と話しかけるだけ。スマートフォンを取り出す必要すらありません。

そして、何よりトレーニング中のモチベーションを支えてくれたのが、最大3,000nitsを誇る圧倒的に明るいディスプレイです 。真夏の強い日差しの下でも、心拍数ゾーンを示すカラフルなグラフやペース表示が驚くほどクリアに見えました。Galaxy Watch7も屋外での視認性は良好でしたが、Watch8のこの見やすさは、どんな環境でもトレーニングに集中させてくれる、大きなアドバンテージだと感じました。

Galaxy Watch8 (Classic)の主なスポーツ機能

  • AIランニングコーチ: 12分間の評価テストに基づき、個人のレベルに合わせたパーソナライズされたトレーニングプランをAIが自動作成し、音声ガイダンスでサポート 。
  • 高精度デュアルバンドGPS: L1とL5の周波数帯を利用し、高層ビル街などでも正確な位置、距離、ペースを記録 。
  • パーソナライズされた心拍数ゾーン: ユーザーの心肺能力に合わせて心拍数ゾーンを自動で設定し、効果的なトレーニングをサポート 。
  • 100種類以上のエクササイズ記録: ランニングやサイクリングはもちろん、多様なスポーツやトレーニングに対応 。
  • 音声コマンドによるワークアウト開始: Google Geminiに話しかけるだけで、目的のワークアウトをハンズフリーで開始可能 。

まとめ:スポーツ機能

  • AIコーチ:個人のレベルに合わせた本格的なトレーニングプランを提供し、モチベーションの維持とパフォーマンス向上に大きく貢献します。
  • GPS精度:Galaxy Watch7から継承した高精度デュアルバンドGPSは、都市部でのランニングでも信頼性が非常に高く、トレーニングデータの正確性を担保しています。
  • 操作性:クイックボタンや音声コマンドにより、どんな状況でもスムーズにワークアウトを開始でき、トレーニングに集中できます。
  • 視認性:屋外での視認性が劇的に向上したディスプレイのおかげで、日差しの強い環境でもストレスなくデータを確認できます。
  • 比較:豊富な運動記録機能を持っていたGalaxy Watch7に対し、Galaxy Watch8は「AIコーチ」という強力な付加価値を得て、より専門的でパーソナルなトレーニングパートナーへと進化を遂げました。

バッテリー性能:Galaxy Watch8 (Classic) ~Classicモデルで劇的に進化したスタミナ~

Galaxy Watch8で充電している

ここでは、スマートウォッチ選びで最も重要な要素の一つであるバッテリー性能について、Galaxy Watch8シリーズの実力をレビューします。前モデルのGalaxy Watch7からの進化はもちろん、特にGalaxy Watch8 Classicが私の予想を遥かに超える驚きのスタミナを見せてくれました。その体験を詳しくお伝えします。

日常使いの安心感が増した「Galaxy Watch8」

スタンダードモデルの「Galaxy Watch8」は、公式スペックでは常時表示(AOD)オフ時で最大40時間、オン時で最大30時間と、前モデルのGalaxy Watch7と同じ駆動時間が公表されています 。しかし、内部的にはバッテリー容量が44mmモデルで425mAhから435mAhへ 、40mmモデルでは300mAhから325mAhへと、着実に増量されています 。

この差が、実際の使い勝手に確かな進化をもたらしていました。Galaxy Watch7を使っていた時は、AODをオンにしていると一日が終わる頃にはバッテリー残量が心許なくなりがちでした 。しかしGalaxy Watch8では、AODをオンにし、睡眠トラッキングや日中の通知確認といった通常の使い方で、安定して約26時間バッテリーが持続しました 。これは、24時間を超えるのがやっとだったGalaxy Watch7と比べて大きな違いです 。

毎日の充電が基本であることに変わりはありませんが、「昨夜、充電し忘れた!」という朝でも慌てる必要がないという精神的な余裕が生まれたのは、非常に大きなメリットだと感じました。

予想を裏切る長寿命。「Galaxy Watch8 Classic」の驚くべき実力

Galaxy Watch8 Classicモデルの駆動時間

Galaxy Watch8 Classicも、公式スペック上の駆動時間はスタンダードモデルと同じで、常時表示(AOD)オフ時で最大40時間、オン時では最大30時間とされています 。しかし、この公式スペックは、私が実際に体験したClassicの驚異的なスタミナを全く反映していませんでした。

AODを常にオンにし、日中のワークアウトから夜間の睡眠までフルにトラッキングしたにもかかわらず、なんと約49時間、つまり丸二日間も充電なしで使えたのです 。これは、私の使い方では毎日充電が必要だったGalaxy Watch7やスタンダードなWatch8とは比較にならないほどの長寿命です 。これにより、充電は「毎日の義務」から「2日に1回の作業」へと変わり、スマートウォッチとの付き合い方が根本から変わりました 。

週末の短い旅行なら、充電器を持たずに出かけられるほどの安心感。この圧倒的なスタミナは、比較的小さめの画面と大容量バッテリーの組み合わせによるものと考えられ、Classicモデルを選ぶ最大の理由になると断言できます 。

変わらぬ手軽さ。スピーディーなワイヤレス充電

Galaxy Watch8を専用のワイヤレス充電器で充電している。

充電方法は、両モデルともに従来通り、背面にマグネットでピタッとくっつく専用のワイヤレス充電器を使用します 。空の状態からフル充電までは約1時間半と、Galaxy Watch7から大きく変わってはいません 。もちろん、もっと速ければ嬉しいですが、特に2日に1回の充電で済むClassicモデルでは、この充電速度で全く不満はありませんでした。朝の支度中に少し充電するだけでも、その日一日を乗り切るのに十分な電力を確保できる手軽さは健在です。

Galaxy Watch8 (Classic)のバッテリー仕様

  • バッテリー容量:
  • Galaxy Watch8 (44mm): 435mAh
  • Galaxy Watch8 (40mm): 325mAh
  • Galaxy Watch8 Classic (46mm): 445mAh
  • 公式駆動時間:
  • 常時表示(AOD)オフ時: 最大40時間
  • 常時表示(AOD)オン時: 最大30時間
  • 充電方式: WPCベースのワイヤレス急速充電

まとめ:バッテリー性能

  • Galaxy Watch8:Galaxy Watch7から着実に進化し、AODオンでも丸一日は余裕で持つ安心感を獲得しました。
  • Galaxy Watch8 Classic:公式スペックを遥かに超え、AODオンでも約2日間持続する驚異的なスタミナを実現。充電の頻度が半減します。
  • 充電:約1時間半でフル充電可能なワイヤレス充電は手軽で、Classicモデルの長いバッテリー持ちと相まって非常に快適です。
  • 比較:日常的な安心感を求めるならWatch8、充電の手間を最小限にしたいなら、圧倒的なバッテリー性能を誇るWatch8 Classicが最適な選択肢です。

便利な機能と耐久性:Galaxy Watch8 (Classic) ~スマートさとタフさを両立した日常のパートナー~

Galaxy Watch8 Classicを腕に装着している様子。

ここでは、Galaxy Watch8シリーズが、日々の生活をいかに便利でスマートにしてくれるか、その実用的な機能と、アクティブな毎日を支えるタフな耐久性に焦点を当ててレビューします。財布いらずの決済機能から、進化した通知、そして万が一に備えるセーフティ機能や物理的な頑丈さまで、前モデルのGalaxy Watch7との比較を交えながら、その魅力を詳しくお伝えします。

もう財布は要らない?手首で完結するキャッシュレス決済

Galaxy Watch7で初めてFeliCaが搭載された時、その便利さに感動しましたが、Galaxy Watch8シリーズはその快適な体験をしっかりと受け継いでいます。Suica、iD、QUICPayに対応しているため、もはやスマートフォンすら取り出す必要がありません。

実際に、朝の通勤時に急いでいる際、改札で手首をかざすだけでスムーズに通過できた時の身軽さは、一度味わうと手放せなくなります。昼食時のコンビニでの買い物も、レジ前で財布やスマホを探す手間なく、スマートに支払いが完了します。Galaxy Watch7から続くこの機能は、特に日本でのキャッシュレス生活において、今や必須と言えるほどの利便性を提供してくれています。

Galaxy Watch8のキャッシュレス決済「Suica」

必要な情報を見逃さない。進化した通知機能

日々の通知管理も、Galaxy Watch8の新しいUIによって、より快適になりました。前モデルのGalaxy Watch7でもLINEなどの通知確認はできましたが、メッセージが連続すると少し見づらく感じることがありました。しかし、Watch8では同じアプリからの通知が自動でグループ化されるため、通知画面が非常にすっきりと整理されます。

例えば、LINEのグループチャットで会話が盛り上がっている時でも、一つの通知にまとめられているため、他の重要な通知を見逃すことがありませんでした。これは細かな改善点ですが、情報が溢れる現代において、情報の優先順位をつけやすくしてくれる、非常に気の利いた進化だと感じました。

音楽もアプリもたっぷり保存。Classicモデルの圧倒的な大容量ストレージ

Galaxy Watch8で音楽を再生している

スマートウォッチを、よりスマートフォンに近いデバイスとして活用したい私にとって、ストレージ容量は重要な選択基準です。スタンダードなGalaxy Watch8は、Galaxy Watch7と同じ32GBのストレージを搭載しており、日常使いのアプリやランニング用の音楽プレイリストを保存するには十分な容量です。

しかし、真の魅力を感じたのは、64GBという大容量ストレージを備えたGalaxy Watch8 Classicでした。これはまさに圧巻です。私は出張や旅行が多く、オフラインで音楽を聴く機会が多いのですが、Spotifyからお気に入りのプレイリストを数多くダウンロードしても、容量を全く気にする必要がありませんでした。これから登場するであろう、AIを活用した新しいアプリを試すための余裕も十分にあります。ウォッチ単体で多くのことを完結させたいヘビーユーザーにとって、この倍増したストレージは、Classicモデルを選ぶ非常に大きな決め手になるでしょう。

万が一の時も安心。心強いセーフティ機能

Galaxy Watch8の「SOS機能」

便利な機能だけでなく、いざという時のためのセーフティ機能が搭載されている点も、Galaxy Watch8シリーズの大きな魅力です。幸い、レビュー期間中にこの機能のお世話になることはありませんでしたが、Galaxy Watch7から引き続き搭載されている「転倒検知」と「SOS機能」は、自分自身だけでなく、家族に持たせる上でも大きな安心感につながります 。

激しい運動中の転倒はもちろん、日常の歩行中のつまずきなどを検知すると、ウォッチが安否確認の画面を表示し、必要に応じて登録した緊急連絡先に自動で通報してくれます 。また、身の危険を感じた時には、ホームボタンを5回連続で押すことで、手動でSOSを発信することも可能です 。スマートウォッチは日々の活動を豊かにするだけでなく、命を守るお守りのような存在にもなり得ると、改めて実感させられました。

アクティブな毎日を支える、タフな耐久性能

Galaxy Watch8を腕に装着

スマートな機能だけでなく、物理的な頑丈さもGalaxy Watch8シリーズの頼もしい点です。Galaxy Watch7から引き続き、IP68の防塵防水性能5気圧(50メートル)防水、さらに米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810H」に準拠した高い耐久性を備えています 。

これは、単なるスペックの羅列ではありません。実際に、ランニング中に突然の雨に降られたり、ジムで汗を流したり、プールで泳いだりする場面でも、全く故障を心配する必要がありませんでした。また、MIL規格準拠という安心感は、日常生活での不意な衝撃や、アウトドア活動での多少ラフな扱いにも耐えうるだろうという信頼につながります。もちろん、あらゆる過酷な状況を保証するものではありませんが、アクティブなライフスタイルを送る上で、これ以上ない心強いパートナーだと感じました 。

Galaxy Watch8 (Classic)の主な便利機能と耐久性

  • FeliCaによるタッチ決済: Suica、iD、QUICPayに対応し、ウォッチだけで改札の通過や買い物が可能。
  • 進化した通知機能: 同じアプリからの通知をグループ化し、視認性が向上。
  • 大容量ストレージ: Watch8は32GB、Watch8 Classicは倍増の64GBを搭載し、音楽やアプリを大量に保存可能。
  • 音楽のオフライン再生: Spotifyなどのアプリから音楽をウォッチに直接ダウンロードし、スマホなしで楽しめる。
  • 転倒検知/SOS機能: 万が一の転倒時や緊急時に、登録した連絡先へ自動で通知・発信。
  • 高い耐久性: 5気圧防水・IP68防塵防水に加え、MIL-STD-810Hに準拠し、アクティブなシーンでも安心して使用可能 。

まとめ:便利な機能と耐久性

  • 決済機能:Galaxy Watch7から継承したFeliCa対応は、日本の生活に欠かせない最高の利便性を提供します。
  • 通知機能:通知のグループ化により、Galaxy Watch7よりも情報が整理され、見やすさが向上しました。
  • ストレージ:スタンダードなWatch8は32GBですが、Classicモデルの64GBという大容量は、音楽やアプリを多用するユーザーにとって圧倒的なアドバンテージです。
  • 耐久性:防水・防塵に加え、MIL規格に準拠したタフなボディは、アクティブなシーンでも安心して使えます 。
  • 比較:決済の利便性はWatch7と同等に素晴らしいですが、通知の見やすさ、Classicモデルのストレージ容量、そして変わらぬ堅牢性において、Watch8は日々のパートナーとしての信頼性をさらに高めています。

Galaxy Watch8 (Classic)とGalaxy Watch7の主な違い

Galaxy Watch8とClassicが並んでいる。

Galaxy Watch8シリーズは、前モデルのGalaxy Watch7から多くの点で進化を遂げています。デザインの刷新やAI機能の強化はもちろん、特にGalaxy Watch8 Classicではバッテリー性能が飛躍的に向上しました。ここでは、両モデルの主な違いを項目別に詳しく比較し、その進化のポイントを解説します。

デザインと素材

  • Galaxy Watch7: 伝統的な円形・フローティングデザイン、厚さ9.7mm、アーマーアルミニウム製。
  • Galaxy Watch8シリーズ: 新しい「クッションデザイン」、厚さ8.6mm(約11%薄型化)。Watch8はアーマーアルミニウム、Watch8 Classicはステンレススチール製で回転ベゼルとクイックボタンを搭載。
  • 違い:(※デザインコンセプトが刷新され、より薄く快適な装着感を実現。特にClassicモデルは回転ベゼルの復活で操作性と高級感が大きく向上しました。)

ディスプレイ

  • Galaxy Watch7: Super AMOLEDディスプレイ搭載。
  • Galaxy Watch8シリーズ: 最大3,000nitsの高輝度ディスプレイを搭載。
  • 違い:(※ディスプレイの最大輝度が大幅に向上し、日差しの強い屋外での視認性が劇的に改善されました。これはアクティブなシーンで大きなメリットです。)

プロセッサとストレージ

  • Galaxy Watch7: Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、32GBストレージ。
  • Galaxy Watch8: Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、32GBストレージ。
  • Galaxy Watch8 Classic: Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、64GBストレージ。
  • 違い:(※プロセッサは共通ですが、Galaxy Watch8 Classicはストレージが64GBに倍増。音楽やアプリをより多く保存したいユーザーには大きな魅力です。)

バッテリー寿命

  • Galaxy Watch7 (44mm): 425mAhバッテリー。AODオン時で最大30時間(実使用では1日強との報告多数)。
  • Galaxy Watch8 (44mm): 435mAhバッテリー。AODオン時で最大30時間(実使用では着実な改善)。
  • Galaxy Watch8 Classic (46mm): 445mAhバッテリー。AODオン時で最大30時間(実使用では約49時間との報告あり)。
  • 違い:(※Classicモデルのバッテリー性能が飛躍的に向上。公称値は同じでも、実際の使用では充電頻度が半分になるほどの大きな進化です。)

ヘルスケア機能

  • Galaxy Watch7: エナジースコア、AGEs指数、睡眠コーチングなど高度な機能を搭載。
  • Galaxy Watch8シリーズ: Watch7の機能に加え、「就寝時刻のガイダンス」「血管負荷」「抗酸化指数」「強化されたランニングコーチ」を新たに搭載。
  • 違い:(※世界初の抗酸化指数測定など、より深く、プロアクティブな健康管理をサポートする独自機能が追加されました。)

AI機能

  • Galaxy Watch7: AIによるメッセージ返信の提案機能など。
  • Galaxy Watch8シリーズ: Google Geminiを標準搭載。アプリを横断する複雑なタスクも音声で実行可能。
  • 違い:(※AIアシスタントがGeminiに進化し、単なる音声操作から「有能な秘書」レベルへと、機能性が全く新しい次元に到達しました。)

ユーザーインターフェース(UI)

  • Galaxy Watch7: One UI 6 Watchを搭載。
  • Galaxy Watch8シリーズ: One UI 8 Watchを搭載。「マルチインフォタイル」や「Now Bar」などの新機能で情報へのアクセス性が向上。
  • 違い:(※UIがより洗練され、一目で多くの情報を確認できるようになったことで、日常の操作がさらに快適になりました。)

発売日と価格

  • Galaxy Watch7: 2024年7月31日発売。44mm Bluetoothモデルで62,700円。
  • Galaxy Watch8シリーズ: 2025年8月1日発売。Galaxy Watch8 44mmが58,500円から、Galaxy Watch8 Classic 46mmが77,400円から(いずれも割引適用後価格)。
  • 違い:(※Galaxy Watch8は発売時の価格がGalaxy Watch7よりも若干抑えられており、より手に取りやすくなっています。)

まとめ:Galaxy Watch8 (Classic)とGalaxy Watch7の違い

Galaxy Watch8シリーズは、Galaxy Watch7の優れた基盤の上に、多くの革新的な進化を遂げた、まさに次世代のスマートウォッチです。デザインはより薄く快適になり、ディスプレイはどんな環境でも見やすく、AI機能はこれまでの常識を覆すほどの知能を備えました。

特にGalaxy Watch8 Classicモデルは、象徴的な回転ベゼルの復活に加え、多くのユーザーが待ち望んでいたバッテリー性能の大幅な向上を実現しており、非常に完成度の高いデバイスに仕上がっています。Galaxy Watch7も依然として高性能なスマートウォッチですが、より深い健康管理や最先端のAI体験、そして何よりもバッテリーの心配から解放されたいと考えるなら、Galaxy Watch8シリーズは間違いなく魅力的な選択肢となるでしょう。

Galaxy Watch8 (Classic)のメリット・デメリット

Galaxy Watch8 ClassicでGeminiを使用している様子。

Galaxy Watch8シリーズは、2025年のスマートウォッチ市場において最高峰の性能を誇るデバイスの一つです。しかし、その強みはどこにあり、またライバル製品と比較した際の弱点はどこにあるのでしょうか。前モデルのGalaxy Watch7や、Google Pixel Watch 3、Apple Watch Series 10などの競合製品と比較しながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:Classicモデルの回転ベゼルによる直感的な操作性

Galaxy Watch8 Classicに搭載されている物理的な回転ベゼルは、他のどのスマートウォッチにもない最大級の魅力です。Apple Watch Series 10やGoogle Pixel Watch 3のクラウン操作とは一線を画し、画面に触れることなく、カチカチと回すだけで直感的に情報をスクロールできる操作性は唯一無二です。

メリット2:屋外でも見やすい3,000nitの圧倒的なディスプレイ輝度

最大3,000nitを誇るディスプレイの明るさは、HUAWEI WATCH 5と並び市場最高クラスです。最大2,000nitのGoogle Pixel Watch 3やApple Watch Series 10と比較してもその差は明らかで、日差しの強い屋外での視認性は抜群です。

メリット3:Google Gemini搭載による高度なAIアシスタント機能

世界で初めてGoogle Geminiを標準搭載したことで、AIアシスタントの能力が飛躍的に向上しました。「カフェを探して友人にメッセージを送る」といった、複数のアプリをまたぐ複雑な指示を音声だけで実行できる能力は、他のスマートウォッチの追随を許しません。

メリット4:世界初の抗酸化指数など革新的な健康管理機能

Galaxy Watch8シリーズは、世界で初めて「抗酸化指数」の測定機能を搭載しました。これは、日々の食生活を数値で可視化するという、他のどのスマートウォッチにもない革新的なアプローチです。

メリット5:音楽やアプリを多く保存できる大容量ストレージ(Classic)

Galaxy Watch8 Classicは、Apple Watch Series 10と並ぶ64GBの大容量ストレージを搭載しています。これは、32GBのGalaxy Watch7やGoogle Pixel Watch 3の2倍にあたり、大量の音楽やアプリを保存したいユーザーにとっては大きなアドバンテージです。

【デメリット】

デメリット1:一部モデルで課題の残るバッテリー性能

Classicモデルのバッテリー性能はGalaxy Watch7から劇的に向上しましたが、Amazfit Balance 2の最大21日間や、HUAWEI WATCH 5の約4.5日間という駆動時間には遠く及びません。特に標準モデルは、依然として毎日に近い充電が必要です。

デメリット2:競合製品と比較して高価な価格設定

最高峰の性能を持つ一方で、価格も市場で最も高価なクラスに属します。機能性に優れたAmazfit Balance 2やGoogle Pixel Watch 3がより手頃な価格で提供されていることを考えると、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては大きな障壁となります。

デメリット3:一部機能がGalaxyスマホに限定される

心電図や血圧測定といった一部の高度なヘルスケア機能は、Galaxyスマートフォンと連携しなければ使用できません。Google Pixel Watch 3がAndroid全般で全機能を使えるのに対し、これは大きな制約であり、Galaxyユーザー以外には大きなデメリットです。

デメリット4:Pixel Watch 3などと比べて充電速度が遅い

フル充電に約1時間半かかる充電速度は、急速充電を強みとするGoogle Pixel Watch 3(約60分で100%)やApple Watch Series 10(約30分で80%)と比較すると見劣りします。バッテリー持ちが改善されたとはいえ、充電の待ち時間は少し長く感じられます。

Galaxy Watch8 (Classic)のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 44mm: 1.47インチ Super AMOLED (480×480) / 40mm: 1.34インチ Super AMOLED (438×438)
    ※Classic:1.34インチ Super AMOLED (438×438)
  • クラウン: ホームボタン、戻るボタン
    ※Classic:回転ベゼル、クイックボタン
  • プロセッサ: Exynos W1000 (5コア, 3nm)
  • RAM(メモリ): 2GB
  • ストレージ: 32GB
    ※Classic:64GB
  • バッテリー: 44mm: 435mAh / 40mm: 325mAh
    ※Classic:445mAh
  • 駆動時間: 最大30時間 (常時表示オン) / 最大40時間 (常時表示オフ)
    ※Classic:最大30時間 (常時表示オン)
  • 充電: ワイヤレス充電
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.3, Wi-Fi 4, NFC, FeliCa
  • GPS: デュアルGPS (L1+L5)
  • インターフェース: One UI 8 Watch
  • センサー: 加速度、気圧、生体電気インピーダンス、電気心拍、ジャイロ、地磁気、赤外線温度、照度、光学式心拍
  • 防水: 5ATM + IP68
  • モーター: 情報なし
  • スピーカー/マイク: 内臓
  • 音声アシスタント: Google Gemini
  • 機能: エナジースコア、就寝時刻ガイダンス、血管負荷測定、抗酸化指数測定など
  • 筐体: アーマーアルミニウム
    ※Classic:ステンレススチール
  • アプリ: Samsung Health、Galaxy Wearableなど
  • 対応OS: Android 12以上
  • OS: Wear OS 6.0
  • サイズ: 44mm: 46.0×43.7×8.6mm / 40mm: 42.7×40.4×8.6mm
    ※Classic:46.0×46.4×10.6mm (46mmモデル)
  • 重量: 44mm: 33.8g / 40mm: 30.1g (ストラップ除く)
    ※Classic:63.5g (ストラップ除く)
  • カラー: グラファイト、シルバー
    ※Classic:ブラック、ホワイト
  • 付属品: ワイヤレス充電器
  • バンド: Sport Band、Fabric Bandなど
    ※Classic:Hybrid Band、Sport Bandなど

Galaxy Watch8 (Classic)の評価

Galaxy Watch8 本体 シルバーを手に持っている。

8つの評価基準で「Galaxy Watch8 (Classic)」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★(5/5)
最大3,000nitsの輝度は圧巻の一言。真夏の炎天下でも、まるで室内にいるかのように文字盤や通知がくっきりと見えました。

健康管理・スポーツ:★★★★☆(4/5)
世界初の抗酸化指数測定など意欲的な新機能は素晴らしいですが、一部データの安定性に課題も。AIランニングコーチは非常に優秀です。

機能性:★★★★★(5/5)
Google Geminiの搭載は革命的で、複数のアプリをまたぐ複雑な指示も音声だけで完結します。FeliCa決済も引き続き便利です。

バッテリーの持ち:★★★★☆(4/5)
Classicモデルは常時表示でも約2日間持続し、前モデルから劇的に進化。ただし、標準モデルは着実な改善に留まります。

耐久性:★★★★★(5/5)
サファイアクリスタルガラスに加え、防水・防塵・耐衝撃性能も最高クラス。アクティブなシーンでも安心して使えます。

ファッション性:★★★★★(5/5)
洗練されたクッションデザインと、Classicモデルの高級感は所有欲を満たします。多彩なバンドで個性も表現できます。

価格:★★★☆☆(3/5)
最高峰の性能ですが、価格もプレミアム。特にClassicモデルは、購入に少し勇気が必要な価格帯です。

使いやすさ:★★★★★(5/5)
Classicモデルの物理的な回転ベゼルによる操作は、他のどのスマートウォッチよりも直感的で快適。UIも洗練されています。

総評:★★★★★(5/5)

デザインと操作性の完成形

Galaxy Watch8シリーズは、前モデルからデザインを大きく刷新し、特に装着感において大きな進化を遂げました。シリーズ史上最も薄くなったボディは、24時間着けていても全く気にならないほどの快適さを提供します。

そして特に注目すべきは、Galaxy Watch8 Classicで復活した物理的な「回転ベゼル」です。カチカチと心地よいフィードバックと共に、画面に触れることなくアプリや通知をスムーズに操作できるこの体験は、他のどのスマートウォッチも到達できていない「機能美」の極みと言えるでしょう。デザインの美しさと操作の快適さが見事に融合し、一つの完成形に達したと感じました。

AIと共に進化する、未来のスマートウォッチ体験

本シリーズのもう一つの核は、世界で初めて標準搭載された「Google Gemini」です。これは単なる音声アシスタントではありません。「友人にメールの要約を送って」といった、複数のアプリを横断するような複雑なタスクを、声一つで実行できる「手首の上の秘書」です。この体験は、スマートウォッチの役割そのものを変えてしまうほどのインパクトがありました。

新しくなった「One UI 8 Watch」も、マルチインフォタイルなどの機能で情報へのアクセス性を高めており、高度なAIと洗練されたUIが一体となることで、これまでにないスマートでシームレスな操作感を実現しています。

モデルで大きく異なるバッテリー性能

ユーザーが最も気にするバッテリー性能は、モデルによって評価が大きく分かれます。標準のGalaxy Watch8は、前モデルから着実に進化し、丸一日は安心して使えるバッテリー性能を確保しています。

しかし、もっと驚くべきことはGalaxy Watch8 Classicの方にありました。常時表示をオンにしたままでも、約2日間持続する圧倒的なスタミナは、これまでGalaxy Watchシリーズの弱点とされてきたバッテリーの不安を完全に払拭しました。これにより、充電は「毎日の義務」から解放され、週末の短い旅行なら充電器なしで出かけられるほどの自由を手に入れることができます。

購入前の注意点

購入を検討する上で、いくつか注意点があります 。まず、心電図血圧測定といった一部の高度な健康機能は、Galaxyスマートフォンとの連携が必須です 。また、バンド交換が容易な新システムは魅力的ですが、従来のバンドとの互換性はないため、過去の資産は活かせません 。世界初の抗酸化指数など、一部の新機能はまだ発展途上な面がある点も理解しておくと良いでしょう 。

どんな人に最適か

ではいったいどんな人にGalaxy Watch8 (Classic)が最適であるといえるのでしょうか?Classicモデルは、最高の操作性と高級感を求め、何よりも充電の頻度から解放されたい人に最適です。一方、スタンダードモデルは、最新のAIヘルスケア機能を、より軽快でミニマルなデザインで楽しみたい人に向いています。どちらのモデルも、日々の健康管理をより深く行い、生活をスマートにしたいと考えるAndroidユーザーにとって、これ以上ないパートナーとなるでしょう。

まとめ

Galaxy Watch8シリーズ、特にClassicモデルは、2025年におけるAndroidスマートウォッチの一つの到達点と言える製品です。価格は決して安価ではありませんが、その対価として得られる、完成されたデザインと操作性、革新的なAI機能、そしてClassicモデルの驚異的なバッテリー性能は、何物にも代えがたい価値があります。日々の生活をより豊かに、そしてスマートにしたいと考えるユーザーはぜひ購入を検討してみてください。

Galaxy Watch8 (Classic)の価格・購入先

Galaxy Watch8 本体 シルバー 正面。

※価格は2025/10/16に調査したものです。価格は変動します。

サムスン オンラインショップ

Galaxy Watch8

  • Bluetooth, 40 mmモデルが53,500円:(割引前価格: 57,900円)、
  • Bluetooth, 44 mmモデルが58,500円:(割引前価格: 62,900円)、

で販売されています。

サムスン オンラインショップで「Galaxy Watch8」をチェックする

Galaxy Watch8 Classic

Bluetooth, 46 mmモデルが77,400円(割引前価格 : 82,900円)で販売されています。

サムスン オンラインショップで「Galaxy Watch8 Classic」をチェックする

ドコモ オンラインショップ

Galaxy Watch8

79,970円(支払総額/現金販売価格)で販売されています。

ドコモで「Galaxy Watch8」をチェックする

Galaxy Watch8 Classic

99,000円(支払総額/現金販売価格)で販売されています。

ドコモで「Galaxy Watch8 Classic」をチェックする

ソフトバンク

Galaxy Watch8

  • 40mm 総額74,880円(新トクするサポート適用で21,600円)、
  • 44mm 総額79,920円(新トクするサポート適用で26,640円)、

で販売されています。

ソフトバンクで「Galaxy Watch8」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで53,527円(40mmモデル/Classicモデルは82,900円・税込)、
  • 楽天市場で57,900円(Classicモデルは82,900円)、
  • ヤフーショッピングで39,490円、
  • AliExpressで50,470円、
  • 米国 Amazon.comで$262.00、

で販売されています。

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楽天市場で「Galaxy Watch8」をチェックする

ヤフーショッピングで「Galaxy Watch8」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Galaxy Watch8 (Classic)に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy Watch7

サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6を搭載したスマートウォッチです(2024年7月31日 発売)。

1.31/1.47インチSuper AMOLED スクリーン、Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで60,800円(SM-L310NZSJXJP)、楽天市場で46,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,980円(送料無料)、AliExpressで38,738円、米国 Amazon.comで$199.99、です。

関連記事:Galaxy Watch7 徹底レビュー|Watch6との違いと進化点を評価

Amazonで「Galaxy Watch7」をチェックする

Google Pixel Watch 4

Googleから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月9日に発売)。

Actua 360 ディスプレイ、最長40時間駆動できるバッテリー、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 2 チップ、2GBメモリ、32GBストレージ、触覚式リューズ(Haptic Crown)、マルチパス心拍数センサーを搭載しています。

また、AIアシスタント「Gemini」、「手をあげて話す」機能、AIによるワークアウト自動検出、心電図測定、「水抜き機能」、デュアル周波数 GPS、超広帯域無線、ボイスレコーダーに対応。

50以上のエクササイズモード、ランニング機能、健康管理(心拍数、睡眠、ストレス等)、急速充電、決済(Googleウォレット)、通知、転倒検出、自動車事故検出、Gmail、Googleカレンダー、Googleマップ、Fitbit関連アプリ、アプリの追加(Google Playストア)、単体での音楽再生、4G LTE、Bluetooth 6.0、Wi-Fi 6、NFC、FeliCa、5気圧防水にも対応しています。

価格は、Amazonで59,800円(税込)、ヤフーショッピングで55,319円、AliExpressで65,069円、Google ストアで52,800 円~、です。

関連記事:Pixel Watch 4 徹底レビュー!先代比較とメリット・デメリットを評価

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Google Pixel Watch 3

Googleから発売されたWear OS 5.0搭載のスマートウォッチです(2024年9月10日発売)。

Qualcomm SW5100、2GB メモリ、1.6/1.7インチのActua液晶、32 GB eMMCストレージ、 307 mAh / 420 mAh バッテリー、スピーカー、マイク搭載で、

高度なランニング機能、Suica決済、音楽再生、Bluetooth通話、4G通信(LETモデルのみ)、「朝の​ブリーフィング」​​機能、Googleサービスの連携、最大輝度 2000 ニト、カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5、安全確認機能、40種類以上のスポーツモード、自動検出、エナジースコア、有酸素運動負荷、バッテリー セーバーモード(最長36時間)、5気圧防水、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで43,500円(税込)、楽天市場で46,220円(未開封品)、ヤフーショッピングで52,800円、AliExpressで45,821円、米国 Amazon.comで$231.00、です。

関連記事:Pixel Watch 3徹底レビュー!できること・評価・進化点を比較解説

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Apple Watch Series 11

Appleから発売されたwatchOS 26搭載のスマートウォッチです(2025年9月19日に発売)。

LTPO3広視野角OLED常時表示Retinaディスプレイ、通常使用時で最大24時間(低電力モードで最大38時間)駆動できるバッテリー、第3世代の光学式心拍センサーを搭載しています。

また、5G通信、AIコーチ「Workout Buddy」、睡眠スコア、バイタル監視、手首フリック、スマートスタック、ライブ翻訳、UIデザイン「Liquid Glass」、メモアプリに対応。

数十種類のワークアウトモード、高度なランニング指標、高速充電(約30分で80%)、低電力モード、血中酸素ウェルネス・心電図・皮膚温・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、マインドフルネス(呼吸エクササイズ)、衝突事故検出・転倒検出、

マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、Taptic Engine、LTE通話、50メートルの耐水性能、IP6X等級の防塵性能、Apple Pay、通知の受信(LINE対応)、カメラのリモート操作、iPhoneの検索、懐中電灯、天気予報、文字盤デザインのカスタマイズ、クイックリリースバンド、Bluetooth 5.3にも対応しています。

価格は、Amazonで63,481円(42mm・GPSモデル・税込)、楽天市場で68,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで64,420円、Appleオンラインストアで64,800円(税込)~、です。

関連記事:Apple Watch Series 11 レビュー!Series 10との違いと欠点とは?

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Amazfit Balance 2

Amazfitから発売されたZepp OS 5搭載のスマートウォッチです(2025年6月24日に発売)。

1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準使用で最大21日間駆動できるバッテリー、32GBストレージ、デュアルスピーカー、高性能マイク、BioTracker™ PPGセンサーを搭載しています。

また、ゴルフ機能、ダイビング機能、、10気圧防水、MIL規格準拠(6項目)、170種類以上のスポーツモード、AI機能(Zepp Flow™、Zepp Coach™)、BioChargeスコア(エネルギー残量)、レディネススコア(回復度)、表面温度測定、心拍変動 (HRV) 測定、ワンタップ測定に対応。

音声メモ録音 & AI議事録、音楽再生(単体・ストレージ)、Bluetooth通話、デュアルバンド6衛星測位(GPS)、オフラインの等高線マップナビゲーション機能、ミニアプリの追加、にも対応しています。

価格は、Amazonで43,890円(税込)、楽天市場で43,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,890円、米国 Amazon.comで$299.99、です。

関連記事:Amazfit Balance 2徹底レビュー!初代モデルとの違いを比較・評価

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HUAWEI WATCH 5

ファーウェイから発売されたハイエンドなスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

1.38インチ/1.5インチ LTPO 2.0 AMOLEDカラースクリーン(解像度466×466ピクセル, 最大輝度3000nit)

46mmモデル標準モード通常使用で約4.5日間、42mmモデル標準モード通常使用で約3日間駆動できるバッテリー、光学式心拍センサー 6.0を搭載しています。

また、HUAWEI X-TAP技術を活用したヘルスケアチェック、ヘルスケアチェック機能「Health Glance」、高性能NPUを活用したスマートジェスチャー操作、心電図(ECG)・心拍数・睡眠・血中酸素(10秒)・ストレス・体温のモニタリング、情緒モニタリング機能、100種類以上のワークアウトモード、ゴルフナビ機能、カラーマップナビゲーションに対応。

5気圧防水(IP69準拠、水深40mまでのフリーダイビングに対応)、ワイヤレス急速充電(約15分の充電で約1日使用可能)、、音楽ファイルの保存と再生、ウォッチフェイスのカスタマイズ、HUAWEI Healthアプリ、アプリ追加(HUAWEI AppGallery)、Wi-Fi 6、eSIMによるBluetooth通話、L1+L5デュアルバンド対応マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、などにも対応しています。

価格は、Amazonで69,800円(税込)、楽天市場で64,800円~(送料無料)、ヤフーショッピングで64,800円、AliExpressで50,472円、です。

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Amazfit T-Rex 3 Pro

Amazfitから発売されたZepp OS 5.0搭載のスマートウォッチです(2025年9月に発売)。

1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準的な使用で最大25日間駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、オフラインマップ、オフラインルートプランニング機能、ルートナビゲーション機能(GPXデータのインポート、ターンバイターン方式)、デュアルLEDフラッシュライト(白色光、赤色光、SOSモード)、デュアルバンド円偏波GPSアンテナ(6衛星測位システム対応)10気圧防水(ダイビング対応)、米国MIL規格に対応しています。

180種類以上のスポーツモード、Zeppコーチ、「レディネス」「BioCharge」などの健康管理機能、音楽ストレージ(単体での音楽再生)、Bluetooth通話、音声アシスタント(Zepp Flow)、ウォッチフェイスのカスタマイズ(170種類以上)、通知の受信、Bluetooth 5.2、にも準拠しています。

価格は、Amazonで59,900円(税込)、楽天市場で59,900円、ヤフーショッピングで59,900円、米国 Amazon.comで$399.99、です。

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XREAL One Pro 徹底レビュー!One比較で判明した長所と欠点とは?

XREAL One Pro 実機 本体がデスクの上に置かれている。
2025年7月24日に発売された「XREAL One Pro」は、新開発の光学エンジン「X Prism」と業界最高峰の57°広視野角を搭載したARグラスとして大きな注目を集めています 。

このレビューでは、XREAL One Proの実機を使い、その圧倒的な映像体験と快適性を徹底的に検証。前モデルで高い評価を得た「XREAL One」と何が違い、どう進化したのか、その真の実力に迫ります。

先に結論からお伝えしましょう

XREAL One Pro の長所(Pros):

  • 業界最高峰の57°広視野角が生む圧倒的な没入感
  • 新光学エンジン「X Prism」による反射のないクリアな映像
  • 物理的な2サイズ展開による、誰にでも合う完璧なフィット感
  • Bose監修の高品位な内蔵オーディオ
  • 外部デバイス不要の安定したネイティブ3DoF機能

XREAL One Pro の短所(Cons):

  • 84,980円という、ARグラス市場で最も高価なクラスの価格設定
  • 本体に視度調整ダイヤルがなく、視力矯正には専用レンズが別途必要
  • 競合モデルと比較して、わずかに重い本体重量
  • メガネをかけたままの装着は不可能ではないが、推奨されていない

総合評価:

XREAL One Proは、最高の映像品質と完璧なフィット感を求めるユーザーにとって、現時点で到達しうる最高峰のARグラスです 。価格は大きなハードルですが、その対価として得られる没入感と快適性は、既存のARグラスの常識を覆すほどの価値があります。

この記事で分かること

  1. XREAL One Proの洗練されたデザインと、長時間でも快適な装着感
  2. 新光学エンジン「X Prism」がもたらす圧倒的な映像品質と57°の広視野角、見え方
  3. 前モデル「XREAL One」との詳細なスペック比較と進化点
  4. X1チップによる滑らかなAR機能(3DoF/6DoF)とトラッキング性能
  5. Boseが監修したサウンドシステムの音質と実際の聞こえ方
  6. 3段階調光やIPD調整、PC接続など、日常使いを支える便利な機能
  7. XREAL Beam ProやXREAL Eyeなど、体験を拡張するアクセサリーの活用法
  8. メリット・デメリット、5段階の評価、どんな人に本当におすすめできるのか
  9. VITURE Proなど、競合ARグラスとの違い
  10. インサートレンズ(度付きレンズ)の作成方法や価格、購入前の注意点

この記事を最後まで読むことで、「XREAL One Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:XREAL One Pro – XREAL JP Shop

デザインと装着感:XREAL One Pro ~日常に溶け込む洗練さと究極のフィット感~

XREAL One Pro 本体 外観。後ろから見た様子。

ここでは、XREAL One Proの外観デザインと、長時間でも快適な装着感について、前モデルXREAL Oneとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。ウェアラブルデバイスとしての「モノ」の魅力と、それがもたらす実用性の高さを掘り下げていきましょう。

一見同じ、しかし中身は別物。新光学エンジン「X Prism」がもたらす洗練されたデザイン

XREAL One Proを初めて手に取ると、前モデルのXREAL Oneと非常によく似た、洗練されたサングラスのような印象を受けます 。艶消しのフレームは指紋が目立ちにくく、高級感があります 。しかし、その内部には大きな進化が隠されていました。最大の変更点は、独自の光学エンジン「X Prism」の採用です 。これにより、XREAL Oneで採用されていた「Birdbath」光学系よりもメガネ部分の奥行きが薄くなり、より一般的なサングラスに近い、スマートな外観を実現しています 。

実際にカフェなどで使ってみると、未来的なデバイスゆえに多少の視線を感じることはありますが、その違和感はかなり軽減されています 。新幹線の移動中に装着していても、以前のモデルほど目立つことなく、自然に風景に溶け込んでくれました。このデザインの進化は、日常使いのハードルを大きく下げてくれる嬉しいポイントです。また、この「X Prism」は見た目だけでなく、外からの光の映り込みを劇的に減らす効果もあり、ディスプレイの没入感をさらに高めてくれます 。

わずかな重量増でも損なわれない、考え抜かれた快適性

XREAL One Proを装着している様子。側面の外観がわかる。

スペックを見ると、XREAL One Proの重量は約87gで、XREAL Oneの82gからわずかに増加しています 。しかし、実際に両者をかけ比べてみると、その差を体感することはほとんどありませんでした 。一般的なサングラス(約20~30g)よりは重いものの、巧みな重量バランス設計により、重さが鼻や耳の一点に集中することなく分散され、驚くほど軽く感じられます 。

特に感心したのは、細部まで配慮された装着感です。中空構造で柔らかなノーズパッドと、耳の形に自然にフィットするテンプル(つる)のおかげで、長距離フライトのお供として数時間連続で使用しても、特定の場所が痛くなるようなことはありませんでした 。また、長時間使用していると眉間のあたりが人肌程度に温かくなりますが、肌に直接触れる部分ではないため、不快に感じることは全くありません 。まさに「あらゆる面で装着時の快適さを最優先に設計されている」という言葉を実感できる作りです 。

究極のフィット感の鍵、「2サイズ展開」のIPD調整

XREAL One Proを上から見た様子。本体の全体が見える。

XREAL One Proがウェアラブルデバイスとして大きな一歩を踏み出したと感じるのが、ユーザーの瞳孔間距離(IPD)に合わせてMサイズ(57~66mm)とLサイズ(66~75mm)の2種類が用意された点です 。これは、ユーザー全体の95%にフィットするとされており、これまでARグラスでありがちだった「映像の端がぼやける、切れる」といった問題を根本から解決してくれます 。

私自身、XREAL OneではソフトウェアでIPDを調整しても、どうしても細かな文字が滲んで見えることがありました。しかし、今回LサイズのXREAL One Proを試したところ、まるでオーダーメイドかのように隅々まで文字がクッキリと見え、思わず声が出そうになるほどの感動を覚えました 。これこそが「Pro」の名にふさわしい進化であり、最高の視聴体験を得るための大きなアドバンテージだと断言できます 。なお、視力矯正が必要な場合、度付きレンズはXREAL Oneと互換性がないため、XREAL One Pro専用のものを用意する必要がある点には注意が必要です 。

XREAL One Proの付属品

  • グラス本体
  • レンズフレーム(度数なし)
  • C-Cケーブル
  • ノーズパッド(S/M/L)
  • クリーニングクロス
  • トラベルケース
  • ユーザーマニュアル

まとめ:デザインと装着感

  • デザイン:XREAL Oneから大きく進化した新光学エンジン「X Prism」により、より薄く、洗練された外観を実現 。
  • 装着感:重量はわずかに増えたものの、巧みな重量配分で長時間でも疲れにくい快適な装着感 。
  • フィット感:物理的な2サイズ展開のIPD調整により、多くのユーザーに最適な視聴体験を提供し、映像のぼやけを解消 。
  • 快適性:長時間の使用でも発熱は気にならず、鼻や耳への負担も少ない 。
  • ケーブル:着脱可能なUSB-Cケーブルで、スマートな取り回しが可能 。

ディスプレイと映像品質:XREAL One Pro ~新光学エンジンが魅せる、異次元のリアリティと見え方~

XREAL One Proを装着してゲームをプレイする様子。迫力ある映像が見える。

ここでは、XREAL One Proのディスプレイと、それが生み出す映像品質(見え方)について、前モデルXREAL Oneと比較しながら、その圧倒的な進化をレビューしていきます。Proの名を冠するにふさわしい「見る」体験の神髄に迫ります。

視界いっぱいに広がる世界。57°の広視野角がもたらす衝撃

XREAL One Proを装着して、まず心を奪われたのは、視界いっぱいに広がる映像の大きさです。スペック上は前モデルXREAL Oneの50°から57°へと視野角(FOV)が広がっただけですが、この7°の差は数字以上に大きな感動をもたらしました。 体感では画面が一回りも二回りも大きく感じられ、まるで自分だけのIMAXシアターで映画を鑑賞しているかのような錯覚に陥ります。 実際に『シン・ウルトラマン』を視聴した際、ウルトラマンがスペシウム光線を放つシーンでは、その光が視界の端から端までを埋め尽くし、鳥肌が立つほどの迫力を体験できました。

この恩恵はエンタメだけに留まりません。PCと接続して作業ディスプレイとして使うと、その価値はさらに高まります。XREAL Oneでは「3m先に108インチ」相当だった作業領域が、XREAL One Proでは「128インチ」にまで広がり、首を大きく動かさなくても複数のウィンドウを余裕で並べられるのです。 これまで満足していたXREAL Oneの視野角が、今では少し窮屈に感じてしまうほど、この広大な作業スペースは一度体験すると元には戻れません。

光の反射にさようなら。新光学エンジン「X Prism」の真価

XREAL One Pro 実機で見るX Prism。

XREAL One Proの映像美を支えるもう一つの柱が、新開発の光学エンジン「X Prism」です。 XREAL Oneをはじめとする従来の「Birdbath」光学系では、特に明るい場所で使うと、手元や下からの光がレンズ内側に反射してしまい、没入感を削がれることがありました。 しかし、このXREAL One Proではその弱点が劇的に改善されています。

試しに日中の明るいカフェで使ってみたところ、その差は歴然でした。白いテーブルからの光や、自分のシャツの反射がほとんど気にならず、目の前の映像に完全に集中できたのです。XREAL Oneと並べてスマートフォンのライトを下から当ててみると、Oneにはくっきりと光の反射が見えるのに対し、Proにはそれがほとんど現れませんでした。 この「迷光・反射ゼロ」 を謳う技術は、いつでもどこでも最高の視聴環境を提供してくれるだけでなく、映像が外に漏れにくくなることでプライバシー保護にも繋がる、非常に重要な進化点です。

鮮やかさと精細さのトレードオフ、それでも「Pro」を名乗る理由

XREAL One Pro 実機 本体から見える実際の映像。自然の風景、海と山々が見えている。

これほど広大な視野角を実現した代償として、いくつかのトレードオフが存在することも事実です。XREAL Oneと直接比較すると、輝度がわずかに落ち着き、発色の鮮やかさが少しだけマイルドになったように感じることがあります。 また、画面の四隅に目をやると、ごくわずかな色収差や樽型の歪みを感じることもありました。

しかし、これらの点は「あえて粗探しをすれば」気づくレベルであり、実用上の問題となることはほとんどありませんでした。むしろ、最大輝度は600nitから700nitへと向上しており 、日中の屋外でも映像の視認性は明らかに高まっています。 解像感の低下も指摘されますが、フルHD(1080p)の解像度は維持されており、実際にコーディングや資料作成で細かなテキストを長時間表示させても、文字が潰れることなくくっきりと読むことができました。 広大な視野角と反射のないクリアな映像という大きなメリットを考えれば、これらのトレードオフは十分に許容できる範囲であり、総合的な映像品質は圧倒的に向上していると断言できます。

XREAL One Proのディスプレイ仕様

  • ディスプレイ:ソニー製 次世代0.55インチ マイクロOLED
  • 解像度:400万ピクセル、1080p
  • 最大リフレッシュレート:120 Hz
  • 視野角(FOV):57°
  • 最高輝度:700 ニット
  • 色再現性:ΔE < 3

まとめ:ディスプレイと映像品質

  • 視野角:XREAL Oneの50°から57°へ拡大し、体感できるほどの没入感と作業領域の広がりを実現。
  • 光学エンジン:新開発「X Prism」により、悩ましかった下方からの光の反射を劇的に低減。
  • 輝度と色彩:最大700nitの輝度と高精度な色再現(ΔE < 3)で、明るい場所でも鮮やかな映像を提供。
  • 解像感:広視野角とのトレードオフで若干の解像感低下や歪みはあるものの、テキストも鮮明で実用性は非常に高い。
  • 総合品質:「見る」体験を根本から覆す、まさに「Pro」の名にふさわしい圧倒的な映像クオリティ。

AR機能とトラッキング性能:XREAL One Pro ~X1チップが実現する、滑らかな空間コンピューティング~

XREAL One Proで設定を変更している様子。空間に設定画面が浮き上がっているように見える。

ここでは、XREAL One Proの頭脳である空間コンピューティングプロセッサ「X1チップ」がもたらす、驚くほど滑らかなAR機能とトラッキング性能について、実体験を元に詳しく解説していきます。日常の風景を、一瞬で未来のワークスペースやプライベートシアターに変える魔法の正体に迫ります。

まるで魔法。空間にピタリと固定される「ネイティブ3DoF」の衝撃

XREAL One Proがもたらす体験の中で最も衝撃的なのが、画面を空間にピタリと固定する「ネイティブ3DoF」機能です 。これはグラスに内蔵された「X1チップ」の力によるもので、外部デバイスやアプリを必要とせず、USB-Cケーブルを繋ぐだけで実現します 。実際にベッドに寝転んで天井にスクリーンを固定し、映画を観てみたのですが、少し頭の向きを変えても映像は微動だにしません。まるで本当にそこに巨大なテレビが浮かんでいるかのような完璧な固定精度で、一度体験するとこの機能なしには戻れなくなります 。

この「空間固定モード」は、PC作業でも真価を発揮します。目の前の空間にモニターを固定すれば、楽な姿勢で作業に集中できるため、ノートPCを覗き込むことで起こりがちだった首や肩の疲れから解放されました 。XREAL Oneも同じX1チップを搭載しているため基本的なトラッキング性能は同等ですが、XREAL One Proのより広い視野角が、この固定された大画面をさらに快適で価値あるものに引き上げています。

ストレスゼロの追従性。3msの超低遅延がもたらす快適な「0DoF」体験

空間固定モードと双璧をなすのが、視線の動きに合わせて画面が滑らかに追従する「0DoF(追従モード)」です 。XREAL One Proは、X1チップによって約3msという超低遅延を実現しており、これが驚くほど自然で快適な視覚体験を生み出します 。揺れの大きい新幹線での移動中、このモードで作業をしてみましたが、画面がカクついたり、動きに遅れたりすることが一切なく、全く画面酔いを感じませんでした。

従来のソフトウェア処理では約20〜30msの遅延があったことを考えると、この進化は決定的です 。頭のわずかな動きにもストレスなく追従してくれるため、グラスをかけていることを忘れ、目の前のコンテンツに完全に没入できます。移動中でも、リラックスしている時でも、常に最適な位置に画面を保持してくれるこの機能は、まさにハンズフリーの理想形と言えるでしょう。

生産性を飛躍させる「ワイドスクリーンモード」と6DoFへの拡張性

XREAL One Proでアプリを選択する様子。空間に映像が浮かんでいる。

XREAL One Proは、PC作業の生産性を劇的に向上させる「ワイドスクリーンモード」を搭載しています 。本体の設定から「32:9」の比率を選ぶだけで、目の前に物理モニターでは実現が難しいほどの広大なワークスペースが出現。実際にこのモードで、中央にメインの作業アプリ、左右に参考資料やコミュニケーションツールを並べてみたところ、首を少し動かすだけで情報を瞬時に切り替えられ、作業効率が飛躍的に向上しました 。この体験は、XREAL One Proの57°という広い視野角があってこそ、その真価を最大限に発揮します 。

さらに、別売りのカメラモジュール「XREAL Eye」を装着すれば、デバイスは「6DoF」に対応します 。これにより、自分が空間内を移動することで、固定されたスクリーンに近づいたり遠ざかったりという、より高度なAR体験が可能になります 。ただ、正直なところ、座ったままでのPC作業などではその恩恵は限定的で、カメラ性能もあくまで補助的なものです 。現状では、ほとんどの用途で標準搭載の3DoF機能に大きな満足感を得られるでしょう。

XREAL One Proの主なAR機能・トラッキング性能

  • ネイティブ3DoF:X1チップにより、外部デバイス不要で画面の空間固定が可能
  • 0DoF(追従モード):視線に滑らかに画面が追従し、画面酔いを軽減
  • 超低遅延:約3msのM2P(Motion-to-Photon)レイテンシでストレスフリーな体験を実現
  • ワイドスクリーンモード:21:9や32:9の横長画面を空間に表示し、生産性を向上
  • 6DoFへの拡張性:別売りの「XREAL Eye」を装着することで、空間内での位置移動もトラッキング可能に

まとめ:AR機能とトラッキング性能

  • 空間固定(3DoF):X1チップによる圧倒的な精度で、映像が空間に吸い付くように固定され、没入感が飛躍的に向上。
  • 視線追従(0DoF):3msの超低遅延により、移動中でも画面酔いのない滑らかな追従性を実現。
  • 作業効率:広視野角を活かした「ワイドスクリーンモード」が、PCでのマルチタスクを異次元のレベルに引き上げる。
  • 拡張性:オプションの「XREAL Eye」で6DoFに対応し、より高度なAR体験への扉を開く。
  • 総合性能:日常使いから本格的な作業まで、あらゆるシーンでストレスフリーな空間コンピューティング体験を提供。

オーディオ性能:XREAL One Pro ~Bose監修。映像にふさわしい、没入サウンド~

XREAL One Proの側面、テンプル部分。BOSEのロゴが見えている。

ここでは、XREAL One Proの卓越した映像体験を完成させる「音」の品質に焦点を当てます。世界的な音響ブランドBoseが監修したサウンドシステムが、いかにして映像への没入感を高めているのか、その秘密を紐解いていきましょう。

想像を超える臨場感。Boseチューニングが織りなす空間サウンド

XREAL One Proを装着して、まず驚かされるのはその音の質です。一見すると細身のテンプル(つる)にスピーカーが内蔵されているだけですが、そこから再生されるサウンドは、とてもその小さな筐体から出ているとは思えないほどクリアで、広がりのあるものでした。これは、音響のリーディングブランドであるBoseがチューニングを監修している恩恵に他なりません。

実際にNetflixでSFアクション映画を観てみたところ、その違いは歴然でした。宇宙船が轟音と共に飛び立つシーンでは、オープンイヤー型とは思えない厚みのある低音が響き、キャラクターのセリフはどんな激しい効果音の中でも埋もれることなく明瞭に聞き取れます。まるで目の前に広がる映像のためだけに、専用のサラウンドシステムが構築されたかのような感覚。前モデルのXREAL Oneも十分に高音質でしたが、XREAL One Proのサウンドはさらに洗練され、映像美にふさわしい臨場感を生み出しています。

日常と非日常を繋ぐ、オープンイヤー設計の妙

XREAL One Pro 実機の側面 外観、グラス部分が大きく見えている

XREAL One Proは、耳を塞がないオープンイヤー設計を採用しています。これにより、コンテンツに集中しながらも、周囲の環境音を自然に聞き取ることができます。自宅で作業中に音楽を聴いていても、宅配便のチャイムや家族の呼びかけにすぐに気づけるのは、想像以上に便利でした。まさに、日常と非日常のエンターテインメントをシームレスに繋ぐ設計です。

音楽鑑賞のクオリティも申し分ありません。YOASOBIのライブ映像『“超現実”』を視聴した際には、その場にいるかのような立体的な音響に包まれ、思わず体がリズムを刻んでしまいました。イコライザーなどの細かい音質調整はできませんが、Boseならではの絶妙なバランスチューニングにより、ボーカルの息遣いから楽器の一つ一つの音まで、鮮やかに描き出してくれます。

プライバシーと音漏れ。知っておくべきトレードオフ

オープンイヤー設計の宿命として、音漏れは避けて通れない課題です。XREAL One Proも例外ではなく、静かな図書館や満員の電車など、極端に静かな環境で音量を上げると、隣の人に音が聞こえてしまう可能性はあります。実際にカフェで試した際も、最大音量では周囲への配慮が必要だと感じました。

しかし、これは大きな欠点というよりは、知っておくべきトレードオフと言えるでしょう。指向性の高いスピーカー設計により、通常のリスニング音量であれば、ほとんどの公共の場で問題になることはありません。もし完全なプライバシーを確保したい場合は、お使いのスマートフォンやPCとワイヤレスイヤホンをBluetooth接続すれば簡単に解決します。多くのシーンでは単体で、必要な時だけイヤホンと組み合わせる。この柔軟性が、XREAL One Proのオーディオ体験をより価値あるものにしています。

XREAL One Proのオーディオ仕様

  • スピーカータイプ:オープンイヤー型指向性スピーカー
  • 音響チューニング:Bose監修
  • 音響設計:ARグラス専用音響機構
  • マイク:ノイズ抑制機能付きマイクアレイ

まとめ:オーディオ性能

  • 音質:Bose監修によるクリアで立体感のあるサウンドは、映像体験を格段に向上させる。
  • 臨場感:オープンイヤー型とは思えないほどの厚みのある低音と音の広がりで、映画やライブ映像に深く没入できる。
  • 利便性:周囲の音を聞きながらコンテンツを楽しめるため、様々な生活シーンに自然に溶け込む。
  • 音漏れ:静かな環境では配慮が必要だが、多くの場面では問題ないレベル。プライバシー重視ならイヤホン併用が最適。
  • 総合評価:映像美に見合う高品質なサウンドを単体で実現する、完成度の高いオーディオシステム。

機能と利便性:XREAL One Pro ~日常を快適に変える、細やかな進化~

XREAL One Proの設定画面。多数の設定項目が見えている

ここでは、XREAL One Proが持つ実用的な機能と、日々の「使いやすさ」に直結する利便性について、前モデルXREAL Oneとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。スペックの数字だけでは見えてこない、使う人のことを考え抜いた細やかな進化を紐解いていきましょう。

繋ぐだけですぐに始まる、ストレスフリーなセットアップ

XREAL One Proの最大の魅力の一つは、その圧倒的な手軽さです 。複雑なアプリのインストールやペアリング作業は一切不要 。箱から出して、お使いのノートPCやスマートフォンにUSB-Cケーブルを繋ぐだけで、目の前の空間にスクリーンが浮かび上がります 。この「繋ぐだけ」というシンプルさは、日々の利用のハードルを劇的に下げてくれます。

設定の変更も非常に直感的です 。右のテンプル(つる)に集約された3つのボタン(Xボタン、+/-ボタン、ショートカットボタン)と、空間に表示されるOSDメニューで、明るさや画面モード、後述するレンズの調光などを手元で完結できます 。初めて使った時も、説明書を読まずにチュートリアルに従うだけで、すぐに操作を覚えることができました 。このストレスフリーな体験は、XREAL Oneから続く美点ですが、Proではさらに洗練されています。

あらゆる光を制する「3段階調光」と「新光学エンジン」

XREAL One Proは、前モデルでも好評だった3段階の電子調光機能を継承しています 。これは、ボタン一つでレンズの透過度を「クリアモード」「シェードモード」「シアターモード」に切り替えられる便利な機能です 。実際に晴れた日の屋外で使ってみたのですが、ショートカットボタンを押して「シェードモード」にするだけで、周囲の眩しさが軽減され、画面の文字がくっきりと見えました。また、新幹線での移動中に映画に集中したい時は、「シアターモード」にすることで、自分だけの暗室を作り出すことができました。

さらにXREAL One Proでは、新光学エンジン「X Prism」の採用により、この調光機能の価値がさらに高まっています 。XREAL Oneの「Birdbath」光学系で時に気になった、下方からの光の映り込みが劇的に軽減されたのです 。これにより、どんな照明環境下でも、よりクリアな視界でコンテンツに集中できるようになりました。

「自分専用」を実現する、物理IPD調整という大きな進化

XREAL One Proが利便性において遂げた最も大きな進化、それはユーザーの瞳孔間距離(IPD)に合わせて物理的な2サイズ(Mサイズ/Lサイズ)が用意されたことです 。これは、単なるサイズ違いではありません。自分に合わないARグラスでありがちな、映像の端のぼやけや歪みを根本的に解消し、一人ひとりに最高の視聴体験を提供するための重要な進化なのです。

PCとの接続方法と活用術

PCとの接続は、DisplayPort Alternate Modeに対応したUSB-Cポートがあればケーブル1本で完了します。PCからは外部ディスプレイとして認識され、設定を「表示画面を拡張する」にすれば、どこでもデュアルモニター環境を構築可能。「ワイドモード」を使えば、さらに広大な作業領域が手に入り生産性が向上します。対応ポートがないPCでも、HDMI変換アダプターを介して接続できるため、幅広いPCで大画面モニターとして活用できます。

体験を拡張する多彩なアクセサリー

XREAL One Proは単体でも非常に高機能ですが、その真価は多彩なアクセサリーと組み合わせることでさらに引き出されます。

まず、AR体験を格段に向上させるのが「XREAL Beam Pro」です 。これはスマートフォンのようなAndroidデバイスで、XREAL One Proと組み合わせることで、より高度な空間ディスプレイ機能や、スマートフォンのようにアプリをダウンロードして利用することが可能になります 。実際にBeam Proを使うと、iPhoneからワイヤレスで映像を飛ばしたり、空間に固定した画面の周りを自分が歩き回ったりと、まさに次世代の体験ができます。XREAL One Proを最大限に活用したいなら、必須級のアクセサリーと言えるでしょう。

カメラ機能や、より高度なAR体験を求めるなら「XREAL Eye」という選択肢もあります 。これはグラスに装着する小型カメラで、写真や動画の撮影のほか、自分の動きに合わせて映像が追従する「6DoF」機能を追加します 。ただ、正直なところカメラの画質は「ややノイズが多め」で記録程度と考えるのが良く、6DoF機能も現時点ではその効果を実感できるシーンは限定的です 。今後のアプリ拡充に期待したい、玄人向けのアクセサリーという印象です。

そして、日々の使い勝手を向上させるのが「XREAL Hub」や「HDMI変換アダプター」です 。XREAL Hubは、スマートフォンのバッテリー残量を気にせず長時間利用したい場合に、充電しながらグラスを使えるようにしてくれます。また、HDMI変換アダプターがあれば、Nintendo Switchなどのゲーム機も接続可能になり、寝室が瞬時に大画面のゲームシアターに早変わりします。これらのアクセサリーを使い分けることで、XREAL One Proの活用の幅は無限に広がります。

インサートレンズ(度付きレンズ)とメガネでの使用について

視力矯正が必要な場合、XREAL One Proは専用のインサートレンズで対応します。重要な点として、このインサートレンズはXREAL One Pro専用設計であり、XREAL Oneやそれ以前のAirシリーズのものとは互換性がありません 。購入の際は注意が必要です。製品には度なしのレンズフレームが同梱されており 、公式サイトが推奨する「JUN GINZA」などの眼鏡店で、自分に合った度数のレンズを作成できます 。

メガネをかけたままの併用については、XREAL Oneと同様に推奨されていません。レンズ同士が干渉して傷がつく恐れがあるほか、最適な焦点距離が得られず、せっかくの映像品質を損なってしまう可能性があります。快適かつ安全に使用するためにも、視力矯正が必要な方は専用のインサートレンズを用意するのが最善の選択です。

XREAL One Proの主な機能

  • ネイティブ3DoF & 6DoF対応(6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)
  • 3段階電子調光機能(クリア/シェード/シアター)
  • X1空間コンピューティングプロセッサ搭載
  • グラス単体でのOSD(オンスクリーンディスプレイ)設定機能
  • ワイドスクリーンモード(21:9 / 32:9)
  • 2サイズ展開の物理IPD(瞳孔間距離)調整
  • USB-Cによるプラグアンドプレイ接続

まとめ:機能と利便性

  • セットアップ:USB-Cケーブルを接続するだけですぐに使える、究極のプラグアンドプレイ体験。
  • 操作性:グラス本体のボタンとOSDメニューで、アプリ不要の直感的な設定変更が可能。
  • 調光機能:ワンタッチでレンズ濃度を3段階に変更でき、屋内から屋外まであらゆる環境に即座に対応。
  • IPD調整:物理的な2サイズ展開により、ソフトウェア調整だったXREAL Oneから大きく進化し、誰にでも最適な焦点とクリアな視界を提供。
  • 総合的な使いやすさ:日々の利用シーンで「あったらいいな」を形にした、細やかでストレスフリーな機能が満載。

「XREAL One Pro」と「XREAL One」の主な違い

XREAL One Proの上部を真上から見た様子。X1チップのロゴが見える。

XREAL One Proは、高い評価を得たXREAL Oneの上位モデルとして登場しました。両モデルは革新的な「X1チップ」を搭載するなど多くの共通点を持ちますが、ユーザー体験の質を左右するいくつかの重要な違いがあります。ここでは、両者のスペックを比較し、その違いがもたらす価値について詳しく解説します。

視野角(FOV)

  • XREAL One Pro: 57°
  • XREAL One: 50°
  • 違い:(※Proの視野角は劇的に拡大しており、画面サイズが38%アップしたように感じられます。これは、より深い没入感を求めるユーザーにとって最大の魅力の一つです 。)

最高輝度

  • XREAL One Pro: 700 nits
  • XREAL One: 600 nits
  • 違い:(※Proはより明るく、日中の屋外など、明るい環境下での視認性が向上しています 。)

光学エンジン/設計

  • XREAL One Pro: 独自の光学エンジン「X Prism」
  • XREAL One: Birdbath(バードバス)設計
  • 違い:(※光学系の技術が根本的に異なります。Proの「X Prism」は、悩みの種であった下からの光の反射を劇的に軽減し、よりクリアな映像体験と高いプライバシー性能を実現します 。)

ディスプレイ

  • XREAL One Pro: ソニー製 次世代0.55インチ マイクロOLED
  • XREAL One: ソニー製 0.68インチ マイクロOLED
  • 違い:(※Proには、より新しい世代のディスプレイが搭載されています 。)

瞳孔間距離(IPD)調整

  • XREAL One Pro: MとL、物理的な2サイズ展開
  • XREAL One: ソフトウェアによる調整
  • 違い:(※Proの物理的なサイズ選択は、より多くのユーザーに完璧なフィット感と焦点を提供します。ソフトウェア調整で満足できなかったユーザーにとって、これは決定的な改善点です 。)

発売日

  • XREAL One Pro: 2025年7月24日
  • XREAL One: 2025年1月17日
  • 違い:(※XREAL One Proは、Oneの登場から約半年後に発売された、より新しいモデルです 。)

価格

  • XREAL One Pro: 84,980円(税込)
  • XREAL One: 69,980円(税込)
  • 違い:(※約15,000円の価格差があり、XREAL One Proは明確に上位のプレミアムモデルとして位置づけられています 。)

まとめ:XREAL One ProとXREAL Oneの違い

XREAL One ProとXREAL Oneは、どちらも「X1チップ」を心臓部に持つ非常に優れたARグラスですが、その目指す体験には明確な違いがあります。

XREAL OneがARグラスの新しい基準を示したモデルであるとすれば、XREAL One Proは、その基準をさらに引き上げ、最高の視聴体験を追求したモデルです。より広く、よりクリアで、反射のない完璧な映像美と、自分専用に最適化されたフィット感を求めるのであれば、価格差を払ってでもXREAL One Proを選ぶ価値は十分にあります。

一方で、コストを抑えつつ高レベルなAR体験を始めたいユーザーにとっては、XREAL Oneも依然として非常に魅力的な選択肢です。

XREAL One Proのメリット・デメリット

XREAL One Proの表示モード。空間固定モード (3DoF) 。

XREAL One Proは、ARグラス市場において最高峰の体験を提供することを目指したフラッグシップモデルです。その性能は多くの点で他の製品を凌駕しますが、一方で価格や機能面でいくつかのトレードオフも存在します。ここでは、前モデルや競合製品と比較しながら、XREAL One Proの具体的なメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:業界最高峰の広大な視野角

XREAL One Pro最大のメリットは、57°という圧倒的に広い視野角(FOV)です。これは、前モデルXREAL OneやVITURE Proの視野角(それぞれ50°、46°)を大きく上回り、より深く、迫力のある没入体験を可能にします。この広い視野は、映画鑑賞からPCでのマルチタスク作業まで、あらゆるシーンでその価値を発揮します。

メリット2:外部デバイス不要の高度なAR機能

XREAL One Proは、独自開発の「X1チップ」を搭載しており、外部アクセサリーなしで非常に安定した3DoF(空間固定)機能を実現します。これは、同様の空間表示機能を利用するために「XREAL Beam」という別売りアクセサリーが必要なXREAL Air 2 Proと比較して、非常に大きな利点です。ケーブル一本で、いつでもどこでもすぐに高度なAR体験を始められます。

メリット3:屋外でも鮮明な映像と低反射

新開発の光学エンジン「X Prism」の採用により、下方からの光の映り込みが劇的に軽減されました。これは、従来のBirdbath光学系を採用するXREAL Oneと比べて大きな進化です。さらに、最大輝度も700nitに向上しており、3段階の電子調光機能と合わせることで、日中の明るい屋外でもクリアで鮮やかな映像を楽しめます。

メリット4:自分専用の完璧なフィット感

多くのユーザーにとって最高の快適さを提供するため、XREAL One Proは瞳孔間距離(IPD)に合わせてMとLの2サイズを展開しています。ソフトウェアで調整するXREAL Oneや、そもそも調整機能がないXREAL Air 2 Proと異なり、物理的に自分に合ったサイズを選ぶことで、画面のぼやけや歪みを根本から解消できます。

メリット5:インサートレンズ(度付きレンズ)で視力矯正が可能

XREAL One Pro本体に視度調整ダイヤルはありませんが、視力矯正が必要なユーザーのために専用のインサートレンズが用意されています。日本のパートナーである「JUN GINZA」などで、自身の視力に合わせた度付きレンズを作成し、グラス内側に装着することで、メガネをかけることなく快適にクリアな視界を得ることが可能です。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:競合製品と比べた価格の高さ

XREAL One Proの価格は84,980円と、ARグラス市場の中では最も高価な部類に入ります。優れた性能を持つXREAL One(約69,980円)や、多機能なVITURE Pro(約74,880円)と比較しても価格差は大きく、そのプレミアムな体験には相応のコストが必要となります。

デメリット2:本体に視力補正ダイヤルがない

VITURE ProやVITURE Oneが本体に視力補正用のダイヤル(最大-5.0D)を搭載しているのに対し、XREAL One Proにはその機能がありません。視力矯正が必要なユーザーは、別途専用の度付きレンズを作成・購入する必要があり、追加のコストと手間がかかる点は明確なデメリットです。

デメリット3:わずかに増加した本体重量

XREAL One Proの重量は約87gであり、前モデルのXREAL One(82g)や、競合のXREAL Air 2 Pro(75g)、VITURE Pro(78g)と比較して、最も重くなっています。装着感のバランスは非常に優れていますが、スペック上の数グラムの差を重視するユーザーにとっては、考慮すべき点かもしれません。

デメリット4:メガネの上からの装着は非推奨

メガネをかけたままの装着は「不可能ではない」ものの、グラスとメガネが干渉し、最適な位置で視聴できないため没入感が大きく損なわれます。特にXREAL One Proは光学系の設計上、レンズと目の距離が近いため、メガネとの併用はさらに困難です。快適な利用のためには、専用の度付きインサートレンズの使用が実質的に必須となります。

XREAL One Proのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: ソニー製0.55インチ マイクロOLED、解像度400万ピクセル (1080p)
  • 見え方: 10m先で最大428インチ相当の大画面、最高輝度700ニト、高精度な色再現(ΔE < 3)
  • 調光: 調整可能な3段階のレンズ調光 (シアター、シェード、クリアモード)
  • 視野角: 57°
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • M2P遅延: 約3ms
  • 表示モード: 追従モード (0DoF)、空間固定モード (3DoF)
  • チップ: 空間コンピューティングプロセッサ「X1」、光学エンジン「X Prism」
  • トラッキング: ネイティブ3DoF (6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)
  • IPD(瞳孔間距離): M (57-66mm) と L (66-75mm) の2サイズ展開
  • オーディオ: Boseが監修したチューニングを施した音響システム
  • 機能: ダイナミックフレーム補間、並列画像補正、ちらつきゼロ、ブレ補正アルゴリズム
  • オプション: XREAL Eye (6DoFトラッキングに必要)
  • 対応デバイス: XREAL Hub、XREAL Beam Proとの互換性あり
  • 筐体: 薄型軽量化されたフレーム、従来比44%軽量な光学エンジン
  • 重量: 約87g
  • 付属品: グラス本体、レンズフレーム、C-Cケーブル、ノーズパッド(3サイズ)、クロス、ケース、説明書

XREAL One Proの評価

XREAL One Pro 実機を手で持っている。

8つの基準で「XREAL One Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ(映像品質): ★★★★★
57°の広大な視野角と反射を抑えた「X Prism」光学系は圧巻の一言。XREAL Oneを凌駕する、現時点で最高峰の没入感とクリアな映像を提供してくれます。

デザイン: ★★★★☆
光学系の進化により、従来モデルより薄く洗練された外観を実現。ARグラス特有のゴツさがかなり軽減され、日常使いしやすいデザインに仕上がっています。

装着感: ★★★★★
物理的な2サイズ展開のIPD(瞳孔間距離)調整は、まさに革命的。多くのユーザーに完璧なフィット感と焦点をもたらし、長時間の利用でも疲れにくい快適性を実現しています。

AR機能: ★★★★☆
PC作業の効率を上げるワイドスクリーンモードや、寝ながらコンテンツを楽しめる空間固定など、日常で役立つ機能が満載。単体で高度なAR体験が完結します。

トラッキング性能: ★★★★★
X1チップによる3DoFトラッキングは、驚くほど滑らかで正確です。頭の動きに吸い付くように追従し、画面酔いのないストレスフリーな体験は他の追随を許しません。

オーディオ性能: ★★★★☆
Boseが監修したサウンドは、オープンイヤー型とは思えないクリアさと臨場感。映像体験を一層リッチにしてくれる、質の高い音響システムです。

機能と利便性: ★★★★☆
アプリ不要のプラグアンドプレイ、直感的な本体操作、便利な3段階調光など、日々の使いやすさを追求した機能が充実。細部まで行き届いた配慮が感じられます。

価格: ★★☆☆☆
機能と性能は最高クラスですが、84,980円という価格は大きなハードル。優れた性能を持つXREAL Oneとの価格差を考えると、コストパフォーマンスの面では厳しい評価です。

総評: ★★★★☆

「Pro」の名にふさわしい、圧倒的な映像体験

XREAL One Proは、前モデルXREAL Oneが搭載する革新的な「X1チップ」を継承しつつ、ユーザー体験の核となる「見る」という部分を極限まで磨き上げた、正統進化モデルです。その最大の功績は、新開発の光学エンジン「X Prism」と57°まで拡大された視野角にあります。

この組み合わせが生み出す映像は、まさに圧巻の一言。XREAL Oneで時折気になった下方からの光の反射は劇的に抑制され、どんな環境でもコンテンツへの深い没入を妨げません。そして、視界いっぱいに広がるスクリーンは、PC作業では生産性を飛躍させ、映画鑑賞ではまるで自分だけの映画館にいるかのような贅沢な時間を提供してくれます。これは単なる「携帯モニター」ではなく、まさに「パーソナルシアター」と呼ぶにふさわしい体験です。

すべてのユーザーに最高の快適さを

本製品が「Pro」を名乗るもう一つの大きな理由が、物理的な2サイズ展開によるIPD(瞳孔間距離)調整です。これは単なる快適性の向上に留まりません。XREAL Oneのソフトウェア調整では満足な視界を得られなかった一部のユーザーにとって、これは「使えるか、使えないか」を分ける決定的な進化です。自分に合ったサイズを選ぶことで初めて得られる、画面の隅々までシャープでクリアな視界は、最高の体験のためには妥協できないポイントであることを教えてくれます。

アクセサリーで広がる、無限の可能性

単体でも高機能ですが、アクセサリーと組み合わせることで真価を発揮します。 「XREAL Beam Pro」でワイヤレス化や高度なAR体験を、「HDMIアダプター」でNintendo Switch等のゲーム機を接続し、あらゆるシーンで最高のエンターテイメント環境を構築できます。

購入前の注意点

購入前に最も重要なのは、自身の瞳孔間距離(IPD)を測定し、MかLの適切なサイズを選ぶことです。 また、価格は84,980円と高価であり、視力矯正には過去モデルと互換性のない専用レンズが別途必要になる点も理解しておく必要があります。

どんな人に最適か

ではいったいどんな人にXREAL One Proは最適なのでしょうか?具体的には、最高の映像品質と完璧なフィット感を価格以上に重視する、全てのARグラス経験者やクリエイターに最適です 。日々の作業効率を極限まで高めたい方や、最高の没入感でエンタメを楽しみたい方にとって、この「Pro」モデルは最高の投資となるでしょう 。

まとめ

結論として、XREAL One Proは最高の映像品質と完璧なフィット感を求めるユーザー、仕事道具として最高のポータブル環境を構築したいクリエイターやノマドワーカーにとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。価格よりも最高の映像体験を求める人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。

XREAL One Proの価格・購入先

XREAL One Pro 本体 前面 外観。

※価格は2026/01/24に調査したものです。

XREAL JP Shop

84,980円で販売されています。

XREAL JP Shopで「XREAL One Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで84,980円(Mサイズ、Lサイズ・税込)、
  • 楽天市場で84,980円(送料無料)、
  • AliExpressで84,980円、

で販売されています。

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楽天市場で「XREAL One Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「XREAL One Pro」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

XREAL One Proに似た性能をもつARグラス(XRグラス)も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

XREAL 1S

XREALから発売されたARグラスです。装着することで10m先に385インチ相当の迫力ある映像を楽しめます(2026年1月下旬に発売)。

REAL X1チップ、解像度1920 x 1200 ドットのMicro-OLEDディスプレイ、Sound by Bose採用のデュアルスピーカー、マイクを搭載しています。

また、視野角 52度、3段階の自動調光、3Dスペース(リアルタイム3D化)、ネイティブ3DoF(外部デバイスなし)、「XREAL Neo」(別売・10,000mAhバッテリ)、「XREAL Eye」(別売・6DoF)、Nintendo Switchとの接続(「XREAL Neo」併用でドック不要・「TVモード」出力)に対応。

デュアルスピーカー(指向性)、Sound by Bose、空間サウンド 4.0、マルチマイクアレイ、交換可能なフロントパネル、リフレッシュレート最大90Hz(3Dスペース使用時は30fps制限)、ピーク輝度700nit、3msの低遅延、TÜV Rheinland認証、USB Type-C(DP Alt Mode)、拡張ポート(XREAL Eye接続用)にも対応しています。

✅価格は、楽天市場で67,980円(送料無料)、AliExpressで77,959円、XRAL SHOPで67,980円(税込)、です。

👉関連記事:XREAL 1S 徹底レビュー!One Proとの違い・スペックと欠点を検証

Amazonで「XREAL 1S」をチェックする

XREAL One

XREALから発売されたARグラスです(2025年1月17日発売)。

SONY製 0.68 インチ、解像度1920×1080 Micro-OLEDディスプレイ、XREAL X1 チップ、USB-C (USB 3.1 Gen 2)、空間オーディオに対応したスピーカーを搭載しています。

また、リフレッシュレート 最大120 Hz、視野角50度、単独3DoF、エレクトロクロミック調光、Sound by Bose、Spatial Sound Field 3.0、4つのマイク(ノイズキャンセリング、ビームフォーミング、ステレオ録音)

空間固定機能(PC接続なしのスマホ接続で利用可能)、視線追従、ウルトラワイドモード(265インチ相当)、サイドビュー機能に対応しています。

✅価格は、Amazonで55,980円、楽天市場で55,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで45,980円(中古)、AliExpressで76,056円、です。

👉関連記事:劇的に進化!XREAL Oneを徹底レビュー!Air 2 Proとの違いも比較

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VITURE Pro

VITUREから発売されたAR/XRグラスの最新モデルです(2024年5月21日より予約販売開始)。装着することで、135インチ相当のさらに迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドット(片目あたり)のSony製マイクロOLEDパネル(有機ELディスプレイ)を搭載し、最大輝度4,000nits、コントラスト比100,000:1と大幅に性能が向上しています。また、最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、より滑らかな映像体験を提供。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカーとマイクを搭載しています。

さらに、HARMAN AudioEFXによる空間オーディオ搭載のステレオスピーカーを搭載(マイクはネックバンド経由で使用可能)。

度数調整ダイヤル(最大-5.00Dまで補正可能)、高速応答性の電子調光フィルム(変色速度0.1秒)、3D動画の視聴(サイド・バイ・サイド形式の3D動画再生に対応)、3DoF(スクリーン固定)、そして「VITURE One ネックバンド」(別売)や「VITURE One モバイルドック」(別売)にも引き続き対応しています。

✅価格は、Amazonで31,999円、楽天市場で35,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで33,980円(中古)、です。

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XREAL Air 2 Pro

XREALから発売されたARグラスです(2023年11月17日 発売)。装着すると、約6メートル先に201インチの巨大スクリーンがあるように見えます。

0.55インチで解像度3840 x 1080 ピクセルのSONYセミコンダクタソリューション社製Micro-OLEDディスプレイ、2つの開放型スピーカー、ノイズキャンセル対応のデュアルマイクを搭載しています。

また、3段階の調光機能、リフレッシュレート 最大120 Hz、第2世代音響システムによる豊かで没入感のある音響体験、USB-Cポート接続、3DoFトラッキング、視野角 46度、最大輝度500nits、新型ゼロプレッシャーノーズパッド、「XREAL Beam」(別売・有線接続)、度付きレンズ(別売)の装着、厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ75gの薄型軽量デザイン、アプリ「Nebula」に対応しています。

✅価格は、Amazonで40,480円、楽天市場で27,800円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで28,160円(中古)、です。

👉関連記事:XREAL Air 2 徹底レビュー!初代と何が違う?利点と欠点を評価

Amazonで「XREAL Air 2 Pro」をチェックする

VITURE One

VITUREから発売されたAR/XRグラスです(2023年11月22日に発売)。装着することで120インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドットの有機ELディスプレイを搭載。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカー、マイクを搭載しています。

また、度数調整ダイヤル、電子調光フィルム、3D動画の視聴、3DoF(スクリーン固定)、「VITURE One ネックバンド」(別売)、「VITURE One モバイルドック」(別売)に対応しています。

✅価格は、Amazonで29,000円(税込)、楽天市場で37,259円(送料無料)、ヤフーショッピングで29,800円、AliExpressで32,517円、です。

👉関連記事:【VITURE Oneレビュー】XREALを超えるXRグラスの実力を徹底解説!

Amazonで「VITUR One」をチェックする

他のARグラスと比較

他にもARグラスが販売されています。2025年モデル、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

Kindle Colorsoft徹底レビュー!Kobo以上に優秀な点と欠点は?

Kindle Colorsoft 本体の外観。画面に蝶のイラスト。
2025年7月24日に発売された「Kindle Colorsoft」は、Amazonの電子書籍リーダーとして初めてカラー表示に対応し、その革新性で大きな注目を集めています 。

このレビューでは、待望のカラー化が読書体験をどう変えるのか、そしてライバル機である「Kobo Libra Colour」と比べてどちらが優れているのか、デザインからパフォーマンス、エコシステムに至るまで、あらゆる側面から徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Kindle Colorsoft の長所(Pros):

  • マンガや雑誌の魅力を最大限に引き出す、待望のカラー表示
  • Kindle UnlimitedやAudibleと連携した、Amazonの強力なエコシステム
  • 電子書籍とオーディオブックを同期する「Whispersync for Voice」という独自の便利機能
  • IPX8等級の防水性能とワイヤレス充電(Signature Edition)対応という安心感

Kindle Colorsoft の短所(Cons):

  • 片手での読書を快適にする物理的なページめくりボタンがない
  • モノクロ専用機に比べ、テキスト表示の鮮明さがわずかに劣る
  • 自炊データなどの外部ファイル管理の自由度が低い
  • Kindle Paperwhiteと比較して、価格がかなり割高

総合評価:

Kindle Colorsoftは、Amazonの便利なエコシステムをフル活用し、マンガや雑誌をカラーで楽しみたい既存のKindleユーザーにとって理想的なアップグレード端末です。ただし、物理ボタンの不在やモノクロ表示の質といったトレードオフも存在するため、すべての読書家にとっての完璧な選択肢とは言えません。

この記事で分かること

  1. Kindle ColorsoftとKobo Libra Colourのデザイン、サイズ、質感の具体的な違い
  2. カラーE Inkディスプレイの表示品質と、モノクロ表示とのトレードオフ
  3. ページめくり速度やコミック閲覧時(パネルビュー)のパフォーマンス
  4. 実際の使用感に基づいたバッテリー持続時間とワイヤレス充電の利便性
  5. 「Whispersync for Voice」によるオーディオブック体験の独自性
  6. AmazonとKobo、二つのエコシステムの利便性と自由度の比較
  7. 他のライバル機種(BOOX, Meebookなど)との比較とメリット・デメリット
  8. 項目別の5段階評価と、どのようなユーザーに最適かの最終結論
  9. 各モデルの価格と、おすすめの購入先

この記事を最後まで読むことで、「Kindle Colorsoft」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

ニュースリリース:Amazon、カラーディスプレイを搭載した「Kindle Colorsoft」を発表 | アマゾンジャパン合同会社のプレスリリース

デザイン:Kindle Colorsoft 伝統的なフォルムに宿る、カラー時代の新しい息吹

Kindle Colorsoftの背面を手で持っている。

ここでは、Kindle初のカラーモデル「Kindle Colorsoft」のデザインについてレビューします。伝統的なKindleの形状を持つ本機が、物理ボタンを備える「Kobo Libra Colour」とどう違うのか、比較を交えながら詳しく解説していきます。

手に馴染む伝統のフォルム vs 人間工学に基づいた非対称デザイン

箱からKindle Colorsoftを取り出して最初に感じたのは、長年の相棒である「Kindle Paperwhite」と瓜二つの形状がもたらす、えも言われぬ安心感でした 。そのサイズは縦176.7mm x 横127.6mmと縦に長くスリムな、まさに「電子書籍リーダーの標準形」です 。

しかし、Kobo Libra Colour(縦161.0mm x 横144.6mm)と並べてみると、その設計思想の違いは一目瞭然です 。Koboは物理的なページめくりボタンを配置したグリップ部分を持つため、横に広い非対称デザインを採用しています 。これにより、Kindleが両手で支えるか、片手でそっと持つスタイルになるのに対し、Koboはグリップをがっちりと握り込めるため、片手での読書に圧倒的な安定感をもたらしました 。

質感と重量、そしてカラーの選択肢

Kindle Colorsoftの背面はマットな質感のプラスチック製で、指紋が付きにくいのは実用的です。しかし、実際に手に取ってみるとその手触りは少し滑りやすく、価格を考えると質感がやや物足りないと感じる瞬間もありました。一方でKobo Libra Colourの背面には細かな凹凸のある「デボス加工」が施され、指紋が全く目立たないだけでなく、滑り止めとしても秀逸です。この仕上げの違いは、Koboの方により高級感を感じさせる要因となっています。ただし、Kindleの背面中央で虹色にきらめくAmazonロゴは、カラーモデルとしての所有感を満たしてくれる美しいアクセントだと感じました。

使い勝手を左右するポートとボタンの配置

Kindle Colorsofttの側面。ボタンが見える。

日々の使い勝手において、ポートやボタンの配置は非常に重要です。Kindle Colorsoftは、充電用のUSB-Cポート電源ボタンが本体下端にまとめられています 。これが時として悩みの種となりました。ベッドサイドで充電ケーブルを挿そうとした際、意図せず電源ボタンに触れてしまい、スリープが解除されることが何度かあったのです 。

対照的に、Kobo Libra Colourは電源ボタンを本体背面に配置しており、こうした誤操作が起こりにくい設計になっています 。また、Kindleはタッチスクリーンのみで操作するため、手が濡れているお風呂や、冬に手袋をしている状況ではページがめくりにくいと感じる場面がありました 。その点、物理ボタンを持つKoboはどんな状況でも確実に操作でき、実用面で明確なアドバンテージがあると言えるでしょう 。

また、両モデルのハードウェアで重要な点として、ストレージの拡張性が挙げられます。結論から言うと、Kindle ColorsoftとKobo Libra ColourはどちらもmicroSDカードスロットを搭載しておらず、内蔵ストレージの拡張はできません 。そのため、ユーザーはKindleの16GB、Koboの32GBという内蔵メモリと、各社のクラウドサービスを駆使してライブラリを管理する必要があります 。自炊した書籍などで大きなファイルサイズのデータを大量に持ち歩きたいユーザーは、この点を留意しておくべきでしょう。

Kindle Colorsoftの付属品

  • Kindle Colorsoft本体
  • USB-C 充電ケーブル
  • クイックスタートガイド

まとめ:デザイン

  • 形状とサイズ: Kindleは伝統的でスリムな左右対称デザイン、Koboは物理ボタンを備え片手で持ちやすい横広の非対称デザインと、設計思想が明確に異なる。
  • 質感と重量: 199.5gと軽量なKoboのデボス加工された背面 は、215gのKindleの滑りやすいマットな背面 よりも高級感とグリップ感で優れる。
  • 操作性: Kindleはタッチ操作に特化しているが 、Koboは物理的なページめくりボタンを搭載しており 、濡れた手でも操作できるなど、あらゆる場面で高い実用性を発揮する。
  • ポートと拡張性: Kindleの下端にある電源ボタンは誤操作を招きやすい のに対し、Koboは背面にボタンを配置 。ただし、両モデルともmicroSDカードスロットには非対応で、ストレージ拡張はできない 。

ディスプレイ:Kindle Colorsoft カラーE Inkの表示品質とハードウェアの特性

Kindle Colorsoftのディスプレイ。画面にブルータスの表紙。

ここでは、Kindle Colorsoftの最大の注目点である「カラーディスプレイ」について、その表示品質やハードウェアの特性をレビューします。長年モノクロが当たり前だったKindleの画面が色付くことで、表示性能はどう変わったのか。ライバル機「Kobo Libra Colour」との違いにも触れながら、その実力に迫ります。

落ち着いた発色、紙の質感を宿した「カラーE Ink」

Kindle Colorsoftのディスプレイは、Kobo Libra Colourと同じ7インチサイズで、解像度は白黒表示で300ppi、カラー表示ではその半分の150ppiという仕様です。 この共通のスペックを土台にしながらも、両者の見え方には興味深い違いがあります。Kindle Colorsoftを起動して、ライブラリに並ぶ書籍の表紙がカラーで表示された瞬間は、まさに「新しいKindle体験の幕開け」を感じさせるものでした。ただし、iPadのような液晶ディスプレイの鮮やかさを期待すると、少し肩透かしを食らうかもしれません。その色合いは、目に優しい柔らかな発色です。

Kindle Colorsoftでガンダムの漫画を読んでいる。

例えば、KADOKAWAの『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を読んでみると、Amazonのカスタムチューニングの成果か、Colorsoftの表示は非常にバランスが取れていると感じました 。モビルスーツの装甲の色彩が、ギラギラした光ではなく、まるで上質な紙に印刷されたかのような、しっとりとした質感で目に飛び込んできます。

一方で、同じE Ink Kaleido™ 3技術を採用するKobo Libra Colourは、また少し違った表情を見せます。コンテンツによっては、Koboの表示が「想像以上に素晴らしい」と感じる鮮やかさを見せる瞬間がありました。しかし、写真がメインの雑誌などを表示させると、彩度が低く全体的に沈んだ色合いになり、「発色がなんかな」と感じることもありました。写真集などの鑑賞にはあまり向いていないかもしれません。両者を比べると、Kindle Colorsoftの方がより安定してバランスの取れた色表現を実現している、というのが私の印象です。

また、仕上げには明確な差があります。Kindle Colorsoftの画面はベゼルと段差のないフラットなデザインですが、Kobo Libra Colourはディスプレイが一段落ち込んだ、昔ながらの構造です。このため、Koboは縁にホコリが溜まりやすいという欠点があります。

小説とマンガで見る、カラー化の光と影

Kindle Colorsoftでテキスト文字を読んでいる。

では、コンテンツの表示はどうでしょうか。まず、テキストが中心の小説を読む場合、300ppiという高解像度のおかげで文字の輪郭はシャープです。 しかし、正直に言うと、モノクロ専用のKindle Paperwhiteが持つ、キレのある文字の鮮明さには一歩譲ります。

Kindle Colorsoftの画面は、白黒表示の際にわずかにコントラストが低く、背景の白も完全な純白ではないため、文字のシャープさではわずかに劣ります。これはKobo Libra Colourも同様で、あちらは画面に「ざらつき」を感じるという意見もあり、カラー化の代償として白黒表示の品質がわずかに低下する点は、両モデルに共通の課題と言えるでしょう。

しかし、マンガや雑誌に目を移すと、カラー表示の150ppiという解像度が、その見え方に影響します。 これまで白黒の濃淡でしか表現されなかったキャラクターの髪の色や服の模様がカラーで表示されることで、作品の世界がより豊かに表現されますが、カラー部分の文字などは、300ppiの白黒表示に比べて精細さに欠けると感じることもありました。また、カラー表示の恩恵はハイライト機能にも及んでいます。これまでのモノクロ表示とは異なり、複数の色で文章をハイライトできるため、画面上で情報を色分けして視覚的に区別することが可能です。この機能の詳しい使い勝手については、次の章で解説します。

目に優しいフロントライト、ただし個体差には注意

Kindle Colorsoftのフロントライト

Kindle Colorsoftは、周囲の明るさに応じて輝度を自動調整し、時間帯に合わせて色温度を白から暖かいアンバーへ変えられる「色調調節ライト」を搭載しています。就寝前にアンバー色のライトで読書をすると、目が疲れにくく、リラックスできるため、この機能は毎日重宝しました。この便利な自動調整機能ですが、ライバルのKobo Libra Colourには搭載されておらず、手動での調整が必要です。この点はKindleの明確な利点と言えます。その一方で、Koboには本体の向きに合わせて画面が自動回転する機能があり、これはKindleにはない便利な機能でした。

ただし、注意点もあります。初期に出荷された一部の個体で、画面下部にLEDの光漏れによる黄色い帯が見られるという報告がありました。幸い私の個体では気になりませんでしたが、これは初代製品ならではの課題と言えるかもしれません。Amazonはこの問題を認識し、交換対応などを行っているとのことなので、万が一そのような現象に遭遇した場合は、カスタマーサービスに連絡することをおすすめします。

Kindle Colorsoftのディスプレイ仕様

  • ディスプレイ: 7インチAmazon Colorsoft ディスプレイ
  • 解像度: 300ppi (白黒), 150ppi (カラー)
  • 階調: 16階調グレースケール
  • フロントライト: 内蔵型ライト、色調調節ライト(ホワイトからアンバー)
  • その他: フォント最適化技術、光の反射を抑えたディスプレイ

まとめ:ディスプレイ

  • カラー品質: Kindleは安定した色表現だが、Koboはコンテンツによって見え方が変わりやすい。どちらも目に優しいが、iPadのような鮮やかさはない。
  • 白黒表示の鮮明さ: 300ppiの解像度で文字は読めるものの、モノクロ専用機と比較するとコントラストとシャープさでわずかに劣る。
  • カラーハイライト: 画面上で情報を色分けできる、カラーディスプレイならではの機能を搭載している。
  • フロントライトと調整機能: Kindleは便利な自動調整機能を備えるが、初期ロットに照明の均一性の問題があった。Koboは手動調整だが、画面の自動回転機能を搭載している。
  • ディスプレイの仕上げ: Kindleのフラットな画面はモダンな印象を与える一方、Koboのディスプレイは縁にホコリが溜まりやすい昔ながらの構造となっている。

パフォーマンスと読書体験:Kindle Colorsoft 待望のカラーがもたらす操作感の進化

Kindle Colorsoftで設定を変更している。

ここでは、Kindle Colorsoftの実際の使い心地、つまりパフォーマンスと読書体験についてレビューします。ページのめくり速度から、日々の操作性、そしてカラーコンテンツの楽しみ方まで、ライバル機「Kobo Libra Colour」と比較しながら、その実力を徹底的に掘り下げていきます。

パフォーマンス:軽快さと、時折見せるカラーの重み

Kindle Colorsoftを操作してまず感じるのは、その軽快な動作です。小説を読んでいる際のページめくりは非常にスムーズで、一世代前のKindle Paperwhiteから乗り換えた私にとって、その速度向上は明らかでした 。タップへの反応も良く、読書の没入感を妨げるストレスはほとんどありません。このキビキビとした動作は、UI全体の操作にも共通しており、ライブラリのスクロールや設定画面の遷移も快適です。

しかし、カラーコンテンツ、特にページ全体に色が付いたマンガを読む際には、時折「カラーの重み」を感じる瞬間があります。例えば、集英社の『ONE PIECE カラー版』を読んでいると、ページをめくる瞬間に画面全体が黒く点滅し、一瞬の間が生じることがありました 。これはE Inkの特性であり、Kobo Libra Colourでも同様の現象は見られますが、Kindleの方がわずかにその頻度が高いように感じました。一方で、コミックのコマを拡大・縮小するピンチ&ズームの操作は驚くほど滑らかで 、この点ではKoboよりも快適に操作できました。

UIと読書設定:シンプルなKindleと多機能なKobo

Kindle Colorsoftのユーザーインターフェース(UI)は、非常にシンプルで直感的です。画面をタップして表示されるメニューから、フォントの種類やサイズ、行間、余白の調整が数タップで簡単に行えます 。特に便利だと感じたのが、指でなぞるだけで使える多色ハイライト機能です。重要な箇所を色分けして記録できるため、視覚的に情報を整理する上で非常に役立ちました 。

対するKobo Libra Colourは、より詳細な読書設定が可能です。また、別売りのスタイラスペンに対応し、電子書籍に直接手書きでメモを書き込めるという魅力があります 。しかし、そのスタイラスで直接ハイライトを引くことはできず、指で操作する必要があります 。手軽さの面では、Kindleの指で完結するハイライト機能に軍配が上がると感じました。

PDFの扱いとウェブブラウザの注意点

Kindle ColorsoftでPDFを表示

カラー表示の恩恵を特に受けたいPDFですが、その扱いには少し注意が必要です。仕事で使う図解入りの資料をUSB-Cケーブルで手軽に転送しようとしたところ、画面上では白黒で表示されてしまい、少し戸惑いました 。

カラーを維持するためには、Amazonの「Send-to-Kindle」というサービスを使って一度Eメールなどでファイルを送信する必要があり、この一手間はライバルのKoboがDropboxなどから直接ファイルを同期できる手軽さと比べると、やや面倒に感じられます 。また、搭載されているウェブブラウザもあくまで簡易的なもので、急な調べ物には使えますが、画像が多い現代的なウェブサイトを快適に閲覧するのは困難でした 。

コミック閲覧を快適にする独自機能

Paperwhiteより25%高速化されたページめくり性能も 、大きなカラーイラストを含むコミックでは、画面の点滅とわずかな遅延が生じます 。しかし、その弱点を補って余りあるのが、滑らかな拡大縮小機能とAmazon独自の「パネルビュー」です。ピンチ操作によるズームは、E Inkディスプレイとは思えないほどスムーズに応答し、操作中は一時的に低画質で、指を離した瞬間に高画質で再描画される賢い仕組みになっています 。

さらに「パネルビュー」機能を使えば、画面をダブルタップするだけでコマからコマへと視点が自動で移動するため、7インチの画面でもセリフを楽に追うことができ、読書体験は「申し分ない」ものでした 。ただ、横長のコマでは画面が自動回転しない点は少し不便に感じました 。

操作性の決め手:物理ボタンの有無

そして、両者の読書体験を決定的に分けるのが「物理的なページめくりボタン」の存在です。デザインの章でも触れましたが、この違いは実際の読書シーンで大きく影響します。Kindle Colorsoftで通勤電車で吊革に掴まりながら片手で読む際、画面をタップするために持ち方を微妙に変える必要がありました 。

その点、本体側面に絶妙な配置で物理ボタンを備えるKobo Libra Colourは、親指でカチッとボタンを押すだけでページがめくれ、片手での読書が圧倒的に快適です 。この操作感は、Kindle Oasis以来の快適さであり、一度慣れてしまうと戻れなくなるほどの魅力があります。読書中の最も基本的な操作であるページめくりにおいて、Koboが提供するこの快適さは、何物にも代えがたいアドバンテージだと結論付けざるを得ません。

まとめ:パフォーマンスと読書体験

  • パフォーマンス:小説のページめくりは高速だが、カラーコミックでは画面の点滅や一瞬の間が生じることがある 。
  • UIと機能:UIはシンプルで多色ハイライトは実用的 。Koboのスタイラス機能はメモ書きには良いが、ハイライト操作には対応していない 。
  • PDFの扱い:カラーPDFの表示にはSend-to-Kindleの利用が推奨され、一手間かかる場合がある 。
  • コミックの閲覧:ピンチズームは滑らかで、パネルビュー機能を使えば7インチ画面でも快適に読める 。
  • 操作性の決め手:物理的なページめくりボタンの有無が両者の快適さを大きく左右し、この点ではKobo Libra Colourが明確に優れている 。

バッテリー:Kindle Colorsoft 頻繁な充電から解放される安心感と、一歩先を行く利便性

Kindle Colorsoftでカラーの漫画を読んでいる。

読書専用端末として、バッテリーの持続時間と充電の手軽さは使い勝手を大きく左右する重要な要素です。ここでは、Kindle ColorsoftKobo Libra Colourのスタミナと充電方法の違いについて、実際に使って感じたことを詳しく見ていきます。

公称値と体感のバッテリー性能

スペック上の公称値では、Kindle Colorsoftは「最大8週間」とされており、一度の充電で長期間使える安心感があります 。ただし、この数値はモノクロのPaperwhiteが誇る「最大12週間」と比べると短く、カラーディスプレイ搭載によるトレードオフが見て取れます 。

この公称値を念頭に、実際の使用感を様々な使い方で試してみました。まず、通勤中や寝る前など、1日に合計1時間ほど読書するスタイルで使ってみたところ、Kindleは約4週間は充電なしで快適に利用できました 。これは、頻繁に充電を気にする必要がなく、読書に集中できる十分な持続時間です。

さらに深く性能を測るため、連続使用時の時間を計ってみました。テキスト中心の白黒小説を読む際は、目に優しい明るさ40%程度の設定で約45時間もの読書が可能でした 。次に、イラストの多いカラーのグラフィックノベルを、色が映えるように輝度を70%まで上げて読んでみたところ、それでも約32時間の連続使用が可能で、そのスタミナに驚かされました 。面白いことに、同じ輝度であれば、カラー表示と白黒表示でバッテリー消費量に大きな違いは感じられませんでした 。

風邪で寝込んだ際には、非常に高い輝度設定で集中的に使い、3日間でバッテリーを使い切ってしまいましたが、その間の合計読書時間は20時間を超えていたと記憶しています 。このように、使い方によって持続時間は大きく変わりますが、どんな読書スタイルにも応えてくれる安心感があります。

体感スタミナ比較:Koboの驚くべき持久力

公称値ではKindle Colorsoftが最大8週間と優位に見えましたが、実際の使用感、特にヘビーな使い方をした際の安心感では、Kobo Libra Colourが明確に上回っていると感じました 。Koboの公称値は「数週間」(1日30ページ読書時)と控えめですが 、そのスタミナは驚異的でした。あるテストで画面輝度を最大にしたまま6時間放置してもバッテリーが1%も減らなかったり 、休日一日中マンガを読んでも夜にはまだ十分な残量があったりと、旧モデルと比べても電池の持ちが格段に良くなったことを実感しました 。

もちろん、Kindle Colorsoftも1日1時間の利用で約4週間持続するなど、性能は十分です 。しかし、カラーのグラフィックノベルを輝度を上げて長時間読むと、合計で32時間ほどでバッテリーが切れるなど、使い方によっては残量が目に見えて減っていきます 。これは決して悪い数字ではありませんが、Koboが見せた圧倒的な持久力と比べると、やや見劣りしてしまいました。特に旅行などで充電環境が限られる場面を想定すると、この体感的なスタミナの差は、Koboの大きなアドバンテージになると感じます。

充電方式の決定的な違い

両モデルとも充電ポートには最新のUSB-Cを採用しており、他の多くのデバイスとケーブルを共用できる点は非常に便利です 。しかし、充電方法には決定的な違いがあります。Kindle Colorsoftは、USB-Cでの充電に加えて、Qi規格のワイヤレス充電に対応しているのです 。

実際に、デスクのワイヤレス充電器の上にポンと置くだけで手軽に充電できるのは、想像以上に快適な体験でした 。ケーブルを探して抜き差しする、という一手間から解放されるだけで、日々の小さなストレスが軽減されます 。Koboはこのワイヤレス充電には対応していないため、充電の手軽さという点ではKindleが一歩リードしていると言えるでしょう。ただし、Kindle Colorsoftの充電時間は9W以上のアダプターを使っても約2.5時間かかり 、どちらのモデルも充電用のアダプターは付属していない点には注意が必要です 。

Kindle Colorsoftのバッテリー仕様

  • バッテリー持続時間: 一度のフル充電で最大8週間利用可能(明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合) 。
  • 充電時間: 9W以上の充電アダプターを使用したUSB-C充電で約2.5時間 。
  • 充電方式: USB-C、Qi規格ワイヤレス充電 。

まとめ:バッテリー

  • バッテリー持続力:Kindleは公称値最大8週間と十分だが、実利用でのテストではKoboが驚異的なスタミナを見せ、体感的な安心感では明確に優れていた 。
  • 充電方式:両機とも便利なUSB-C充電に対応しているが、Kindle Colorsoftはさらにワイヤレス充電にも対応しており、利便性で一歩リードしている 。
  • 充電時間と付属品:Kindleは約2.5時間での急速充電に対応するが、両モデルとも充電アダプターは付属しない 。

オーディオブック:Kindle Colorsoft 「読む」と「聴く」をシームレスに繋ぐ体験

Kindle Colorsoftでオーディオブックを聴いている。

Kindle Colorsoftは、単に「読む」ためのデバイスではありません。「聴く読書」、つまりオーディオブック再生にも対応し、読書の可能性を大きく広げてくれます。ここでは、Kindle Colorsoftのオーディオブック体験を、同じく再生機能を備えるKobo Libra Colourと比較しながら、その核心的な魅力に迫ります。

接続と再生の基本操作

まず、Kindle Colorsoftでオーディオブックを聴くためには、Bluetoothイヤホンやヘッドホンが必須です 。これは3.5mmイヤホンジャックを搭載していないKobo Libra Colourも同様で、両モデルとも「聴く読書」はワイヤレスが基本となります 。手持ちのBluetoothイヤホンをペアリングする作業は、設定メニューからスムーズに行え、一度接続してしまえば、その後は安定して音声を再生できました。

再生画面のUIはシンプルで、再生・一時停止、音量調整、チャプタースキップといった基本的な操作が直感的に行えます。通勤中の電車内や家事をしながらなど、様々なシーンで手軽に「聴く読書」を始めることができました。

最大の魅力「Whispersync for Voice」

Kindle Colorsoftのオーディオブック機能がKobo Libra Colourと一線を画す最大の理由は、Amazonの「Whispersync for Voice」という独自機能にあります 。これは、AudibleのオーディオブックとKindleの電子書籍の再生・読書位置を、クラウド経由で自動的に同期してくれる驚くべき機能です 。

この機能の真価を実感したのは、ある日の通勤での出来事でした。朝の電車ではKindle Colorsoftで小説を読み進め、目的の駅で下車。歩きながらBluetoothイヤホンを装着し、スマートフォンのAudibleアプリを起動すると、寸分の狂いもなく、先ほどまで読んでいた文章の続きから音声が流れ始めたのです。そして夜、自宅で再びKindle Colorsoftを手に取ると、「Audibleで聴いた続きから読みますか?」と尋ねてくれました。この「読む」と「聴く」が途切れることのないシームレスな体験は、Kobo Libra Colourでは味わうことができず、私の読書スタイルを根本から変えてしまうほどの衝撃でした。

Koboのオーディオブック機能との比較

もちろん、Kobo Libra ColourもKoboストアで購入したオーディオブックを再生する機能を備えています 。初めから終わりまで一つの形式で読書を楽しむユーザーにとっては、十分に満足できる機能です。しかし、Kindleのような電子書籍との同期機能はありません。そのため、私のように、状況に応じて「読む」と「聴く」を柔軟に切り替えたいユーザーにとっては、Kindle Colorsoftが提供する体験の方が圧倒的に魅力的だと感じました。

Kindleにはない魅力:Koboのスタイラスペン体験

オーディオブック体験ではKindleが優位でしたが、Kobo Libra ColourにはKindleにはない大きな魅力、別売りの「Koboスタイラス2」を使った手書き機能があります 。電子書籍へ直接メモを書き込めるのは新鮮で、10色のペンと4色のマーカーで思考を整理できます 。独立したノートはGoogleドライブへのエクスポートも可能です 。しかし、スタイラスで直接ハイライトが引けないという直感的でない仕様や、9,180円(税込)という価格は大きなマイナス点です 。制約はありながらも、この「書き込める」体験はKoboならではの確かなメリットと言えるでしょう 。

まとめ:オーディオブック

  • 接続性:Kindle Colorsoft、Kobo Libra ColourともにBluetoothヘッドホンが必須で、3.5mmイヤホンジャックは非搭載 。
  • 再生機能:どちらの端末も基本的なオーディオブック再生に対応しており、移動中や作業中に「聴く読書」を楽しめる 。
  • 最大の違い:Kindleの「Whispersync for Voice」機能により、電子書籍とオーディオブックの再生位置が自動で同期され、Koboにはないシームレスな体験が可能 。
  • 選択のポイント:単純な再生機能なら両者互角だが、「読む」と「聴く」を頻繁に行き来するならKindle Colorsoftが圧倒的に優れている 。

ワイヤレス通信とその他の機能:Kindle Colorsoft 日常使いの安心感を支える実用性

Kindle Colorsoftの起動後の画面。

読書端末は、その実用性も重要な選択基準です。ここでは、Kindle Colorsoftが備える通信機能や防水性能ストレージといった、日々の読書を支える機能について、ライバル機「Kobo Libra Colour」と比較しながら、その実力を詳しく見ていきます。

安定したワイヤレス接続

Kindle Colorsoftは、2.4GHzと5GHzのデュアルバンドWi-Fiに対応しており、自宅やカフェなど、どこでも安定した通信が可能です。実際に、外出先のカフェで容量の大きいカラー版のコミックを数冊ダウンロードしてみましたが、途切れることなくスムーズにライブラリに追加できました。また、オーディオブックを聴くためのBluetooth接続も安定しており、通勤中にワイヤレスイヤホンで音声が途切れるといったストレスはありませんでした。これはKobo Libra Colourも同様で、現代の読書端末としてワイヤレス環境がしっかり整備されている点は共通の魅力です。

場所を選ばないIPX8防水性能

Kindle Colorsoft、Kobo Libra Colourの両モデルが共通して備える機能の中で、私が最も恩恵を感じたのがIPX8等級の防水性能です。ある週末、リラックスしようとお風呂に浸かりながら読書をしていたところ、うっかり手が滑り、Kindleを湯船に落としてしまいました。一瞬ヒヤッとしましたが、慌てずに拾い上げてタオルで拭くと、何事もなかったかのように読書を再開できました。この「万が一」への安心感は、読書場所の自由度を格段に広げてくれます。お風呂だけでなく、キッチンでレシピ本を開いたり、プールサイドでくつろいだりと、これまでためらっていたシーンでも、安心して本の世界に没入できるのは大きなメリットです。

ストレージとクラウド:思想が異なるライブラリ管理

ストレージ容量は、両者の設計思想の違いが最も顕著に表れる部分です。Kindle Colorsoftの標準モデルは16GB(上位のSignature Editionは32GB)と、Kobo Libra Colourが標準で搭載する32GBに比べると少なめです。テキスト中心の小説であれば数千冊保存できるため十分ですが、容量の大きいカラーコミックをコレクションし始めると、少し心許なく感じるかもしれません。しかし、Kindleの真価はAmazonの無料クラウドストレージとの連携にあります。端末から削除した本もクラウドに安全に保管され、いつでも再ダウンロードできるため、実質的な容量の制約を感じることはありませんでした。

一方、Kobo Libra Colourの強みは、その拡張性にあります。32GBという十分な内蔵ストレージに加え、DropboxやGoogle Driveといった外部のクラウドサービスと直接連携できるのです。自分でスキャンしたPDFファイルなどを、PCからDropboxフォルダに入れるだけで、ワイヤレスでKoboのライブラリに同期される手軽さは、Amazonのエコシステムに縛られたくないユーザーにとって、何物にも代えがたい魅力でしょう。

Kindle Colorsoftのワイヤレス通信とその他の仕様

  • Wi-Fi: 2.4GHz、5.0GHz対応
  • Bluetooth: 対応(オーディオブック用)
  • 防水性能: IPX8等級(水深2メートルで最大60分)
  • ストレージ: 16GB(Signature Editionは32GB)、Amazonコンテンツは無料クラウドストレージに保存可能

まとめ:ワイヤレス通信とその他の機能

  • 通信機能:Kindle、Koboともに安定したWi-FiとBluetooth接続を提供し、ワイヤレス環境での利用に不満はない。
  • 防水性能:両機ともIPX8等級の優れた防水性能を備えており、お風呂やプールサイドなど、場所を選ばずに安心して読書を楽しめる。
  • ストレージ:Kindleは16GBと少なめだが、強力なAmazonクラウド連携でカバー。Koboは32GBの大容量に加え、Dropbox連携など外部ファイルの扱いに優れる。

エコシステム:Kindle Colorsoft 圧倒的な利便性と、閉じた世界のジレンマ

Kindle Colorsoftのコンテンツ選択画面。

電子書籍リーダーを選ぶ上で最も重要なのは、デバイスの性能だけでなく、その背景にある「エコシステム」、つまりコンテンツをどのように入手し、管理するかという仕組みです。ここでは、Kindle Colorsoftが根ざすAmazonの巨大な世界と、Kobo Libra Colourが提供する自由度の高い世界のどちらがあなたに合っているか、詳しく比較していきます。

コンテンツの入手:Amazonの物量作戦とKoboの堅実な連携

Kindle Colorsoftを手にしてまず感じるのは、Amazonが提供するコンテンツの圧倒的な量です。Kindleストアの膨大な品揃えに加え、月額制の「Kindle Unlimited」に加入すれば500万冊以上の書籍が読み放題となり、まさに本の海を泳ぐような感覚を味わえます。また、オーディオブックサービスAudibleとの連携も秀逸で、「Whispersync for Voice」機能を使えば、電子書籍の続きを音声で聴く、というシームレスな体験が可能です。

一方のKobo Libra Colourは、楽天Koboストアを基盤としつつ、特に図書館利用者にとって強力な武器を持っています。それが、電子図書館サービス「OverDrive」との見事な統合です。実際に試してみると、Koboの専用タブから数タップで地元の図書館の本を借りることができ、Kindleの「Send to Kindle」機能を経由する必要があるプロセスと比べて、その手軽さと直接的な連携には感心させられました。

「じぶんの本棚」を作る:クラウドと自炊データの自由度

両者の思想が最も大きく異なるのが、購入した書籍以外の「自炊」データなどの扱いです。Kindleでは、Amazonで購入したコンテンツはすべて無料でクラウドに保存され、どの端末からでもアクセスできる点は非常に便利です。しかし、自分でスキャンしたPDFファイルをカラーで表示させたい場合、USB-Cケーブルでの直接転送では白黒になってしまい、Eメールで「Send-to-Kindle」サービスを利用する、という一手間が必要でした。

この点で、Kobo Libra Colourはまるで息を吹き返したような自由さを提供してくれます。PCのDropboxやGoogle Driveフォルダに自炊したPDFやEPUBファイルをドラッグ&ドロップするだけで、数分後にはワイヤレスでKoboのライブラリに同期され、もちろんカラーで表示されます。このファイル管理の圧倒的な自由度は、Kindleのエコシステムにはない、Koboの最大の強みだと感じました。

読書への集中とシステムの壁

もちろん、両モデルともアプリのインストールはできず、SNSなどの通知に邪魔されることなく読書に没頭できる、という専用端末ならではの共通した魅力があります。しかし、一度どちらかのエコシステムを選ぶと、基本的にはそのストアで購入した本しか読めない「ロックイン」の状態になることは理解しておく必要があります。

最終的な選択は、あなたの読書スタイルに委ねられます。Amazonの圧倒的なコンテンツ量とシームレスなサービスに身を任せたいか、あるいは様々なソースから集めた「じぶんだけの本棚」を自由に構築したいか。この問いへの答えが、あなたにとって最適なカラー電子書籍リーダーを導き出してくれるでしょう。

まとめ:エコシステム

  • コンテンツの豊富さ:Kindleストアの圧倒的な品揃えとKindle Unlimitedが魅力だが、Koboの強力な図書館連携(OverDrive)も捨てがたい。
  • 自炊とファイル管理:Dropbox等と直接連携できるKoboが圧倒的に自由度が高く、Kindleは「Send-to-Kindle」という一手間が必要。
  • 独自機能の魅力:読むと聴くを同期するKindleの「Whispersync for Voice」は、Koboにはない独自の強力な機能。
  • エコシステムの思想:Amazonコンテンツ中心ならKindleの利便性が光るが、多様なソースから本を集めたいならKoboの開放性が最適。

Kindle Colorsoft と Kobo Libra Colourの違い

Kindle Colorsoftでカラーの漫画を読む様子。

待望のカラー表示に対応した電子書籍リーダーとして登場した「Kindle Colorsoft」と「Kobo Libra Colour」。どちらも同じ7インチのカラーE Inkディスプレイを搭載していますが、その機能や設計思想には明確な違いが存在します。ここでは、両者のスペックを比較し、それぞれの特徴を明らかにします。

サイズと重量

  • Kindle Colorsoft: 176.7 x 127.6 x 7.8 mm、215g
  • Kobo Libra Colour: 161.0 x 144.6 x 8.3 mm、199.5g
  • 違い:(※Koboの方が縦に短く横に広い、独特の形状です。これは物理ボタンを備えたグリップ部分があるためで、約15g軽いこともあり、片手でのホールド感はKoboが優れています。Kindleはよりスリムで左右対称の伝統的なデザインです。)

本体カラー

  • Kindle Colorsoft: ブラックのみ(上位モデルはメタリックブラック)
  • Kobo Libra Colour: ホワイト、ブラックの2色展開
  • 違い:(※Koboは2色から選べるため、個人の好みに合わせやすいという利点があります。特にホワイトモデルは、ディスプレイの表示面との一体感があると感じるユーザーもいます。)

純正カバーの種類

  • Kindle Colorsoft: Kindle Paperwhiteと共通の、オートスリープ/ウェイクアップ対応カバー。
  • Kobo Libra Colour: 4種類の多機能な専用カバー(スタイラスホルダー付きの「ノートブックスリープカバー」、自立スタンドになる「スリープカバー」、シンプルな「ベーシックスリープカバー」、本体デザインを活かす「クリアケース」)。
  • 違い:(※Koboの方が純正カバーの選択肢が圧倒的に豊富で、機能性も多岐にわたります。特に、別売りのスタイラスペンを一緒に持ち歩きたいユーザーや、ハンズフリーで読書したいユーザーのニーズに応える製品が用意されています。)

物理ページめくりボタン

  • Kindle Colorsoft: 非搭載(操作はタッチスクリーンのみ)
  • Kobo Libra Colour: 搭載
  • 違い:(※Koboは物理ボタンがあるため、片手での読書や手が濡れている場面での操作性に優れています 。これは両者の操作感を決定的に分ける大きな違いです。)

スタイラスペンへの対応

  • Kindle Colorsoft: 非対応
  • Kobo Libra Colour: 対応(別売りのKoboスタイラス2で手書きメモが可能)
  • 違い:(※Koboは電子書籍に直接書き込みができるという、Kindleにはない機能的アドバンテージを持っています 。)

ファイル管理と自炊データの自由度

  • Kindle Colorsoft: カラー表示の自炊PDFなどは「Send-to-Kindle」サービス経由が推奨される 。
  • Kobo Libra Colour: DropboxやGoogle Driveと直接連携でき、多様なファイル形式(EPUB, CBZ等)に対応 。
  • 違い:(※Koboの方が外部ファイルの取り込みにおける自由度と手軽さで圧倒的に優れており、多様なソースからコンテンツを集めるユーザーに適しています 。)

エコシステムと独自機能

  • Kindle Colorsoft: Audibleと連携し、電子書籍とオーディオブックの再生位置を同期する「Whispersync for Voice」機能 。
  • Kobo Libra Colour: 図書館サービス「OverDrive」との強力な直接連携機能 。
  • 違い:(※「読む」と「聴く」をシームレスに繋ぐ体験を求めるならKindle、図書館を頻繁に利用するならKoboが非常に便利です 。)

充電方式

  • Kindle Colorsoft: USB-Cに加え、ワイヤレス充電に対応(Signature Edition)。
  • Kobo Libra Colour: USB-Cのみ(ワイヤレス充電は非対応)。
  • 違い:(※Kindleはワイヤレス充電という付加価値を提供しており、充電の利便性で一歩リードしています 。)

コンテンツストアと読み放題

  • Kindle Colorsoft: Kindleストア、読み放題のKindle UnlimitedとPrime Reading
  • Kobo Libra Colour: 楽天Koboストア、読み放題のKobo Plus、楽天ポイント連携
  • 違い:(※コンテンツの総量や読み放題サービスの規模ではKindleが優位ですが、Koboは楽天ポイントが貯まるという楽天経済圏のユーザーにとって大きなメリットがあります。)

価格と発売日

  • Kindle Colorsoft: 39,980円(税込、2025年7月24日発売)
  • Kobo Libra Colour: 34,800円(税込、2024年5月1日発売)
  • 違い:(※Kobo Libra Colourの方が約5,000円安価で、1年以上早く市場に登場しています 。)

まとめ:Kindle ColorsoftとKobo Libra Colourの違い

Kindle ColorsoftKobo Libra Colourの選択は、ユーザーの読書スタイルとコンテンツの入手方法に大きく依存します。Kindle Colorsoftは、Amazonの膨大なコンテンツとAudible連携、ワイヤレス充電といった「利便性」を最大化したいユーザーに最適です。一方でKobo Libra Colourは、物理ボタンの快適な操作性、スタイラスによる書き込み機能、そして自炊データや図書館の本を自由に楽しむ「柔軟性」を重視するユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう 。

Kindle Colorsoftのメリット・デメリット

Kindle Colorsoftのハイライト表示。

Kindle Colorsoftは、Amazonが満を持して投入した初のカラー電子書籍リーダーです。その魅力は多岐にわたりますが、他の多くのデバイスと比較することで、その真価と、購入前に知っておくべき弱点が見えてきます。ここでは、その長所と短所を具体的に解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:圧倒的なコンテンツ量とエコシステムの連携

Kindle最大の強みは、Amazonの巨大なエコシステムです。Kindleストアの膨大な書籍数、そして「Kindle Unlimited」のような読み放題サービスは、楽天Koboの「Kobo Libra Colour」や「Kobo Clara Colour」と比較しても、コンテンツの量で優位に立っています。

メリット2:「読む」と「聴く」を繋ぐWhispersync for Voice

Audibleのオーディオブックと電子書籍の読書位置を自動で同期する「Whispersync for Voice」は、Kindleだけの強力な機能です。「Kobo Libra Colour」もオーディオブック再生に対応していますが、このようなシームレスな連携はできません。

メリット3:ワイヤレス充電対応の利便性

Kindle ColorsoftのSignature Editionは、Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。これは、「Kobo Libra Colour」やAndroidベースの「BOOX Go 7 Color」、「Meebook M8C」にもない機能であり、充電の手軽さという点で明確なアドバンテージです。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:物理ボタンとスタイラスの非対応

Kindle Colorsoftは、タッチスクリーンのみで操作します。快適な片手操作を可能にする物理的なページめくりボタンを搭載した「Kobo Libra Colour」や「BOOX Go 7 Color」と比べると、操作性で見劣りします。また、手書きメモが取れるスタイラスペンに非対応な点も、KoboやBOOX、Meebookといった多機能モデルに対する弱点です。

デメリット2:自由度の低いファイル管理

Amazonのエコシステムは強力な反面、外部ファイルの扱いは不便です。特に自炊したPDFなどのカラーファイルは、「Send-to-Kindle」サービスを経由する必要があり、Dropboxなどと直接連携できる「Kobo Libra Colour」に比べて自由度が低くなっています。

デメリット3:モノクロ表示の質と価格のトレードオフ

カラー表示を実現した代償として、モノクロテキストの表示品質は、専用機である「Kindle Paperwhite 12世代」に比べてわずかに劣ります。テキスト中心の読書家にとっては、より安価で表示が鮮明なPaperwhiteの方が魅力的に映るかもしれません。

デメリット4:ストレージ拡張が不可能

Kindle Colorsoftは、microSDカードによるストレージ拡張ができません。これは、最大1TBまで拡張可能な「BOOX Go 7 Color」や「Meebook M8C」と比較すると大きな弱点です。Amazonのクラウドストレージは優秀ですが、オフラインで大量のデータを持ち歩きたいユーザーには不向きです。

Kindle Colorsoftのスペック(仕様)一覧

  • 世代: Kindle Colorsoft (第1世代)
  • ディスプレイ: 7インチ Amazon Colorsoft ディスプレイ、解像度300ppi(白黒) 150ppi(カラー)
  • フロントライト: 内蔵型ライト、色調調節ライト
  • ストレージ: 16GB
  • クラウドストレージ: Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能
  • バッテリー: 一度のフル充電で最大8週間利用可能
  • 充電: 9W以上の充電アダプター経由でのUSB-C充電で約2.5時間
  • ワイヤレス通信: 2.4GHz、5.0GHz Wi-Fi対応
  • インターフェース: USB-C (3.5mmヘッドホンジャックなし)
  • オーディオブック対応: 対応 (AudibleオーディオフォーマットAAX)
  • 防水: IPX8等級の防水機能
  • カバー: 別売り
  • 機能: カラーハイライト機能、ページの色の反転機能
  • 筐体の素材: 28%リサイクル素材使用
  • OS: 独自OS
  • サイズ: 176.7 x 127.6 x 7.8 mm
  • 重量: 215g
  • カラー: ブラック
  • 付属品: Kindle Colorsoft、USB-C 充電ケーブル、クイックスタートガイド
  • 対応ストア: Kindleストア
  • 対応ファイルフォーマット: 対応ファイルフォーマット: Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、MOBI、PRCなどに対応

Kindle Colorsoftの評価

Kindle Colorsoftを手でもつ。画面にカラーの漫画。

10の基準で「Kindle Colorsoft」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイの見やすさ: ★★★☆☆
カラー表示はマンガや雑誌の魅力を引き出しますが、E Ink特有の落ち着いた発色です。一方で、モノクロテキストの鮮明さは専用のPaperwhiteモデルに一歩譲るというトレードオフがあります。

パフォーマンス: ★★★★☆
テキスト中心の読書ではページめくりが高速で快適です。コミックのピンチズーム操作も滑らかですが、カラー画像が多いページでは描画の遅延や画面の点滅が見られます。

機能: ★★★★☆
IPX8等級の防水やワイヤレス充電(Signature Edition)、多色ハイライトなど便利な機能が豊富です。しかし、競合のKoboが対応する物理ボタンやスタイラス機能がない点は大きなマイナスです。

接続性: ★★★★☆
2.4GHzと5GHzのWi-Fi、そしてオーディオブック用のBluetoothに対応しており、コンテンツのダウンロードやワイヤレスイヤホンでの再生に不満はありません。

バッテリー: ★★★★☆
公称値で最大8週間と十分な持続力を誇りますが、モノクロ機や競合のKoboに比べると、実際の使用感ではスタミナが一歩及ばない印象です。

デザイン: ★★★☆☆
薄型軽量で馴染みやすい形状ですが、価格に対してプラスチックの質感がやや物足りません。下端に集中した電源ボタンも、時に誤操作を招くことがありました。

オーディオ: ★★★★★
Audibleに対応し、「Whispersync for Voice」による電子書籍とのシームレスな連携機能は、他の端末にはない圧倒的な魅力であり、読書体験を革新します。

エコシステム: ★★★★☆
Kindleストアの圧倒的な品揃えとKindle Unlimitedは強力な武器です。ただし、自炊データなど外部コンテンツの扱いは、Koboに比べて自由度が低いと感じました。

読書のしやすさ: ★★★★☆
通知に邪魔されず読書に集中できる専用端末として完成度は高いです。しかし、物理的なページめくりボタンがないため、特に片手での操作の快適さはKoboに劣ります。

価格: ★★☆☆☆
待望のカラー表示は大きな付加価値ですが、表示品質のトレードオフや機能性を考えると、モノクロのKindle Paperwhiteに比べて価格はかなり割高に感じられます。

総評】 ★★★★☆

Kindle体験を塗り替える「カラー」という価値

Kindle Colorsoftは、長年モノクロが当たり前だったKindleの世界に「色」という新たな次元をもたらした記念碑的なモデルです。ライブラリに並ぶ本棚が色鮮やかな表紙で埋め尽くされる光景は、それだけで心が躍ります。マンガのカラーページや雑誌の図解が本来の色で表示されることで、コンテンツへの没入感は格段に向上しました。

特に、複数色を使い分けられるハイライト機能や、Audibleの再生位置と同期する「Whispersync for Voice」は、単なるカラー化に留まらない、実用的な進化を実感させてくれます。IPX8等級の防水性能ワイヤレス充電といった機能も、日々の使い勝手を確かなものにしており、Amazonエコシステムの中で読書を楽しむユーザーにとっては、これ以上ないほど魅力的で便利な端末に仕上がっています。

購入前の注意点と課題

しかし、その魅力的なカラー表示には、いくつかのトレードオフが伴います。最も大きな点は、電子書籍リーダーの核であるモノクロテキストの表示品質が、専用機のKindle Paperwhiteに比べてわずかに劣ることです 。また、物理的なページめくりボタンやスタイラスペンに対応していない点は、人間工学的な快適さや機能の拡張性を重視するユーザーから見ると、大きな機会損失に映ります 。価格も決して安くはなく、その価値をどこに見出すかが問われるでしょう 。テキスト中心の読書家や、物理ボタンによる快適な操作性を求めるユーザー、あるいは自炊データなどを自由に管理したいユーザーにとっては、他の選択肢を検討する余地が十分にあります

どのようなユーザーにおすすめか

ではどんな人にKindle Colorsoftは最適なのでしょうか?具体的には「Amazonのエコシステムに深く浸かり、マンガや雑誌といったビジュアルコンテンツを多用し、待望のカラー化に価格以上の価値を見出せるKindleファン」にとって、最高の選択肢となります。白黒表示の電子書籍リーダーで満足できないのであれば、ぜひ購入を検討してみてください。

New Amazon Kindle Colorsoft | 16GBストレージ、防水、7インチカラーディスプレイ、色調調節ライト、最大8週間持続バッテリー、広告無し、ブラック (2025年発売)

Kindle Colorsoftの価格・購入先

Kindle Colorsoft 本体 ブラック 外観 正面。

※価格は2025/12/11に調査したものです。価格は変動します。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで39,980円(税込)、
  • 楽天市場で39,980円、
  • ヤフーショッピングで38,800円、

で販売されています

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楽天市場で「Kindle Colorsoft」をチェックする

ヤフーショッピングで「Kindle Colorsoft」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Kindle Colorsoftに似た性能をもつ電子書籍リーダーも販売されています。

Kobo Libra Colour

楽天から発売されたカラー表示対応の電子書籍リーダーです(2024年5月1日 発売)。

7.0 インチのE Ink Kaleido 3 タッチスクリーン、フロントライト「ComfortLight PRO」、デュアル 2.0 GHz プロセッサ、約32GBストレージ、数週間駆動できる2050 mAhバッテリーを搭載しています。

また、150 ppiのカラー表示、ページめくりボタン、300 ppiのモノクロ表示、Koboスタイラス2(別売)、ノート機能、IPX8防水、USB Type-C ポート、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth、楽天Kobo 電子書籍 ストアに対応しています。

価格は、Amazonで40,800円(税込)、楽天市場で39,800円(本体のみ)、ヤフーショッピングで36,800円(本体のみ)です。

関連記事:カラー対応「Kobo Libra Colour」は買うべきか? メリット・デメリットを解説

Amazonで「Kobo Libra Colour」をチェックする

Kobo Clara Colour

楽天から発売されたカラー表示対応の6型 電子書籍リーダーです(2024年5月1日発売)。

6インチのE Ink Kaleido 3 タッチスクリーン、デュアル 2.0 GHz プロセッサ、約 16GBの内蔵メモリ(ストレージ)、最大 42日間 駆動できる1500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、150 ppiのカラー表示、300 ppiのモノクロ表示、IPX8防水、フロントライト技術「ComfortLight PRO」、ダークモード、USB Type-C ポート、ブラウザ、Pocket、3種類の専用カバー(スリープカバー、ベーシックスリープカバー、クリアケース)、テクスチャー加工(背面)、Wi-Fi 5のac デュアルバンド、楽天Kobo 電子書籍 ストアに対応しています。

価格は、Amazonで26,800円(税込)、楽天市場で26,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで26,800円、です。

関連記事:フルカラー「Kobo Clara Colour」のメリット・デメリットを解説

Amazonで「Kobo Clara Colour」をチェックする

BOOX Go 7 Color (Gen II)

Onyxから発売されたAndroid 13搭載のカラー対応 7型 E Inkタブレットです(2025年5月発売)。2.4GHzオクタコア プロセッサ、4GB LPDDR4X メモリ、Kaleido 3 (Carta 1200)液晶、64GB UFS2.2 ストレージ、2300 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

ページめくりボタン、ストレージ拡張、スピーカー、マイク、画面リフレッシュのカスタマイズ機能、Gセンサー(自動回転)、撥水設計(水をはじく加工)、2色フロントライト、BOOX InkSenseスタイラス対応、磁気ケース「Go Color 7 マグネットケース」(別売)、サードパーティ製アプリの追加、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで44,800円(税込)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円(送料無料)、です。

関連記事:「BOOX Go Color 7」はKoboよりも高評価か? 性能を解説

Amazonで「BOOX Go 7 Color (Gen II)」をチェックする

BOOX Palma 2 Pro

Onyx から発売された6.13インチのカラーE inkタブレットです(2025年11月 発売)。

Android 15、Kaleido 3 カラー電子ペーパー(カラー150ppi/モノクロ300ppi)、オクタコアCPU(Snapdragon 750G)、8GBメモリ、128GBストレージ、3950mAhバッテリー、フロントライトを搭載しています。

また、専用スタイラスペン「InkSense Plus」(別売・筆圧4096段階)、データ通信、SIMカード(※eSIMは非対応)、「EinkWise」機能、メモアプリ「Notes」、AI機能、「スマートボタン」、撥水設計、マグネット式2-in-1ケース(別売)に対応。

カメラのスキャン機能(OCR機能・「DocScan」アプリ)、指紋認証センサー、自動回転用Gセンサー、デュアルスピーカー、BSR技術、Google Playストア、サードパーティのアプリ、3年間のアップデート保証、Type-C(OTG)、microSDカード(最大2TB)、Nano SIM(5G対応)、Wi-Fi、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで69,800円(税込)、楽天市場で69,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、米国 Amazon.comで$399.99、です。

関連記事:BOOX Palma 2 Pro徹底レビュー!先代からの進化点とBigme比較

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Meebook M8C

Boyueから発売された7.8インチのカラー対応E inkタブレットです(2025年1月 発売)。

Android 14、オクタコア 2.2GHz、4GBメモリ、64GBストレージ、3200 mAhバッテリー、microSDカードスロット、フロントライト(2色)、を搭載しています。

また、専用デジタルペン(筆圧感知)、デュアル スピーカー、デュアル マイク、5つのリフレッシュモード、ノート機能、アプリケーション管理機能、フォントの変更、色調整機能、EPUBドキュメントの表示最適化機能、メモ帳機能、ジェスチャーコントロール機能、Google Playストア、USB Type-C (OTG対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで49,999円(税込)、米国 Amazon.comで$339.00、です。

関連記事:7.8インチでカラー対応!Meebook M8Cをレビュー!手書き機能も凄い

Amazonで「Meebook M8C」をチェックする

Kindle Paperwhite 12世代

Amazonから発売された7インチの電子書籍リーダーです(2024年10月16日 発売)。

解像度300ppiのE-inkスクリーン(白黒のみ)、16GBストレージ、一度のフル充電で最大12週間利用できるバッテリー、LED 17個を使った色調調節ライト(カスタマイズ可)を搭載しています。

また、高速なページめくり、IPX8等級の防水(お風呂 対応)、反射を抑えるコーティング、クラウドストレージへの保存、ブックカバー表示機能、16階調グレースケール、フォント最適化技術、USB Type-C、Wi-Fi通信、Amazon Kindleストアに対応しています。

価格は、Amazonで27,980円(税込・シグニチャーエディションは32,980円)、楽天市場で24,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで22,807円、です。

関連記事:Kindle Paperwhite 12世代 レビュー!11世代との比較と評価

Amazonで「Kindle Paperwhite 12世代」をチェックする

他のAmazon Kindle 端末と比較

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AQUOS R10 徹底レビュー!R9との違いはどこ? 比較して評価

AQUOS R10 本体 カシミヤホワイト 前面と背面
2025年7月にシャープから発売された「AQUOS R10」は、前モデルAQUOS R9の強みを引き継ぎつつ、ユーザー体験を劇的に向上させる数々の進化を遂げた、今注目のハイエンドスマートフォンです 。このレビューでは、AQUOS R10を実際に使い、その真価を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

AQUOS R10 の長所(Pros):

  • AQUOS史上最高輝度3,000nitを誇る圧倒的なディスプレイ
  • MIL規格に準拠した優れた耐久性と防水・防塵性能
  • カレンダー連携など、実用性が向上した賢いAI機能
  • 新開発スピーカーと8Way Audioによるパワフルで没入感のあるサウンド体験
  • 長期的なOS・セキュリティアップデート保証による安心感

AQUOS R10 の短所(Cons):

  • 光学式の望遠レンズが非搭載
  • ワイヤレス充電に非対応
  • プロセッサ性能が前モデルから据え置き
  • 充電器(ACアダプタ)が付属しない

総合評価:

AQUOS R10は、最高のスペックを追い求めるのではなく、日々の生活における「上質な体験」と「長く続く安心感」を追求した、非常に完成度の高いスマートフォンです。特に、ディスプレイの美しさや本体の堅牢性を重視し、賢い機能で生活を豊かにしたいユーザーにとって、最高の選択肢の一つとなります。

この記事で分かること

  1. デザインと耐久性: miyake design、外観レビュー、サイズ、重量、MIL規格、防水・防塵、耐衝撃、色(カラー)、付属品
  2. ディスプレイ: Pro IGZO OLED、3,000nit、リフレッシュレート、6.5インチ、解像度、視認性
  3. カメラ性能: ライカ監修、14chスペクトルセンサー、動画撮影(Dolby Vision)、手ブレ補正、望遠(非搭載)、ナイトモード
  4. オーディオ性能: フルメタルBOXスピーカー、8Way Audio、立体音響、音質、イヤホンジャック(非搭載)
  5. パフォーマンス: Snapdragon 7+ Gen 3、CPU、メモリ12GB、ストレージ、冷却システム(ベイパーチャンバー)、発熱
  6. ベンチマーク: Antutuスコア、CPU性能の比較(ランキング)、処理性能
  7. ゲーム性能: 原神、フォートナイト、Call of Duty、ファイナルファンタジーVII、アスファルト、FPS計測、カクつき、動作快適性
  8. AI機能: 電話アシスタント、カレンダー連携、Glance AI、Gemini、かこって検索、留守電要約
  9. バッテリー: 5,000mAh、バッテリー持ち、充電時間、ワイヤレス充電(非対応)、急速充電
  10. 通信性能: 5G対応バンド、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル、Wi-Fi 7、eSIM、UWB、SIMフリー
  11. OSと機能: Android 15、アップデート保証、AQUOSトリック、Payトリガー、指紋認証、顔認証、おサイフケータイ
  12. 比較AQUOS R9AQUOS sense10arrows AlphaGoogle Pixel 10、違い
  13. スペック:仕様詳細
  14. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  15. 価格(値段):購入先、SIMフリー、シャープ公式、Amazon、楽天市場、IIJmio、ドコモ、ソフトバンク、ahamo、最安値、安く買う方法

この記事を最後まで読むことで、本当にAQUOS R10を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / 楽天市場のリンク

公式ページ:AQUOS R10の特長|AQUOS:シャープ

デザインと耐久性:AQUOS R10 ~生活に溶け込む美しさと、長く使える安心感~

AQUOS R10 本体 カシミヤホワイト 背面の上部。カメラが見える。

ここでは、AQUOS R10のデザインと耐久性について、前モデルであるAQUOS R9との比較を交えながら、実際に使って感じた魅力や進化点を詳しくレビューしていきます。スマートフォンの第一印象を決める外観の美しさと、毎日安心して使い続けるための堅牢性という、二つの重要な側面からAQUOS R10を掘り下げていきます。

暮らしに馴染む、洗練されたデザイン

AQUOS R10を初めて手にしたとき、前モデルAQUOS R9から受け継がれた「miyake design」監修のデザインコンセプトが、より洗練された形で表現されていると感じました 。カメラユニットを囲む円でも四角でもない「自由曲線」は、まるでひとつのアートピースのようでありながら、決して主張しすぎない絶妙なバランスを保っています 。多くのスマートフォンがカメラ性能を誇示するかのように大きなレンズを並べる中で、このさりげないデザインは好感が持てます。

AQUOS R9のカラーは「グリーン」と「ホワイト」の2色でしたが 、AQUOS R10では「カシミヤホワイト」「チャコールブラック」「トレンチベージュ」という、より落ち着いた3色のラインナップに一新されました 。私が試用した「トレンチベージュ」は、まさに大人のためのカラーといった印象で、光沢のあるガラス素材でありながら指紋が目立ちにくく、どんな服装やシーンにも自然に溶け込んでくれました 。特にカフェの落ち着いた照明の下では、その上質な質感が際立ち、所有する喜びを感じさせてくれます。

手に吸い付くような持ちやすさ

AQUOS R10 本体 カシミヤホワイト 背面と側面。ボタンが見える。

本体サイズは高さ約156mm、幅約75mm、厚さ約8.9mmで、重量は約197gです 。スペック上はAQUOS R9(高さ約156mm、幅約75mm、厚さ約8.9mm、重量約195g)とほとんど変わりませんが 、実際に持ってみると、側面のアルミフレームのエッジ処理が非常に滑らかで、手に吸い付くような感覚があります 。大画面モデルにもかかわらず、ジーンズのポケットにもスムーズに収まり、長時間持ち歩いても重さが苦になることはありませんでした。この優れたバランス感覚は、AQUOSが長年培ってきた日本のものづくりの技術力の現れかもしれません。

日常からアウトドアまで、あらゆるシーンに応える耐久性

AQUOS R10の魅力は、その美しいデザインだけではありません。IPX5/IPX8の防水性能IP6Xの防塵性能 、さらに米国国防総省が定めるMIL規格(MIL-STD-810G/H)に準拠した耐衝撃性能を備えています 。先日、ハイキング中に突然の雨に見舞われましたが、防水性能のおかげで全く慌てることなく、濡れた手でも安心して操作を続けることができました。

また、うっかり腰の高さからアスファルトに落としてしまった際も、ディスプレイに使われている傷に強い「Corning® Gorilla® Glass 5」と、背面の「Corning® Gorilla® Glass Victus® 2」のおかげか、傷一つなく無事でした 。この堅牢性は、日常生活における「もしも」の不安を大きく軽減してくれます。

考え抜かれたポートとボタンの配置

AQUOS R10の底面。接続ポートが見える。

ボタンとポートの配置は機能的で、右側面には音量ボタンと電源ボタン(指紋認証一体型)がまとめられています。下部側面にはスピーカーとマイク、そしてUSB Type-Cコネクタが配置されています。AQUOS R9同様、イヤホンジャックは非搭載のため、有線イヤホンを使いたい場合は変換アダプタが必須です。

また、本体上部にあるSIMスロットは、AQUOSシリーズの便利な特徴であるSIMピン不要のタイプで、急なSIMカードやmicroSDカードの交換が必要になった際も爪先で簡単にトレイを引き出せるのは非常に便利でした。microSDカードスロットは、nanoSIMカードスロットの隣に配置されています。

AQUOS R10の付属品

  • クイックスイッチアダプター (試供品)
  • クイックスタート (保証事項記載)
  • (※充電器(ACアダプタ)は付属していません)

まとめ:デザインと耐久性

  • デザイン:AQUOS R9から継承されたmiyake design監修の「自由曲線」はそのままに、より洗練された3色のカラーバリエーションで所有欲を満たす。
  • 持ちやすさ:前モデルとほぼ同等のサイズ・重量で、大画面ながら手に馴染む優れたバランスを実現。
  • 堅牢性:MIL規格準拠のタフネス性能と最新の強化ガラスで、日常生活のあらゆるシーンに安心感を提供。
  • ボタンとポート配置:SIMピン不要のスロットなど、ユーザーの利便性を考慮した機能的なレイアウトを採用。

ディスプレイ:AQUOS R10 ~現実を超える、AQUOS史上最高輝度の映像美~

AQUOS R10のディスプレイ。縦に配置。

ここでは、AQUOS R10の最大の進化点ともいえるディスプレイについて、その圧倒的な映像美と快適な操作性を、前モデルAQUOS R9との比較を交えながらレビューしていきます。AQUOS史上最高輝度3,000nit を達成したディスプレイが、どのような感動体験をもたらしてくれるのか、実際に使用して感じた驚きを余すところなくお伝えします。

Pro IGZO OLEDが織りなす、吸い込まれるような映像美

AQUOS R10の電源を入れ、最初に目に飛び込んでくるのは、約6.5インチの「Pro IGZO OLED」ディスプレイが映し出す、鮮やかで深みのある世界です 。有機ELならではの漆黒の表現と、そこから浮かび上がる色彩の豊かさは、まさに圧巻の一言。前モデルのAQUOS R9の時点でも、その「瑞々しい画質」には十分に満足していましたが、AQUOS R10はそれをさらに上回る表現力を手に入れたと直感しました。

AQUOS史上最高輝度、3,000nitがもたらす現実超えの体験

AQUOS R10のディスプレイ。滝が映っている。

AQUOS R10のディスプレイにおける最大の進化は、その輝度にあります。ピーク輝度は、AQUOS R9の2,000nit から一気に1.5倍となる3,000nitへと向上しました 。この数値の進化が、実際の利用シーンでどれほどの違いを生むのか。私が特に感動したのは、HDRコンテンツを視聴した時の体験でした。NetflixでHDR対応の映画を再生した瞬間、夜空に輝く星々の鋭い光や、日中の太陽のまばゆさが、まるでその場にいるかのようなリアリティで目に飛び込んできたのです。これは、AQUOS R9では味わえなかった、まさに「現実を超える」映像体験でした。

この恩恵は、屋外での利用時にもはっきりと感じられます。夏の強い日差しが照りつける公園のベンチでGoogleマップを確認した際、AQUOS R9でも全白輝度1,500nit のおかげで見やすいと感じていましたが、AQUOS R10では画面の明るさがさらに増し、日差しの反射をほとんど気にすることなく、地図やメッセージをはっきりと確認することができました。

どんな映像も美しく。「バーチャルHDR」機能

AQUOS R10の「バーチャルHDR」機能

AQUOS R10には、SDR(標準ダイナミックレンジ)で作成された一般的な動画コンテンツも、AIがリアルタイムで解析し、HDR相当の豊かで鮮やかな映像へとアップコンバートしてくれる「バーチャルHDR」機能が搭載されています 。YouTubeで少し昔のライブ映像を見たのですが、この機能のおかげでアーティストの表情やステージの照明が驚くほど鮮明になり、まるで最新の映像作品を見ているかのような感動を覚えました。

さらに便利なのが、動画リスト画面などで再生中の動画部分だけを明るくする機能です 。これにより、画面全体の眩しさを抑えながら、見たいコンテンツに集中することができました。

滑らかさと省電力を両立する可変リフレッシュレート

AQUOS R10の画面をスクロールさせている。

ディスプレイの滑らかな操作感も、AQUOS R10の大きな魅力です。1Hzから最大240Hzまで表示内容に応じてリフレッシュレートを自動で調整する可変駆動に対応しており 、X(旧Twitter)のタイムラインを高速でスクロールした際の「ヌルヌル」と吸い付くような動きは、一度体験すると他のスマートフォンには戻れなくなるほど快適です。一方で、静止画を見ている時などはリフレッシュレートを1Hzまで下げることで、無駄な電力消費を徹底的に抑えてくれます。このメリハリの効いた賢い制御が、AQUOSシリーズならではのバッテリー持ちの良さにも繋がっているのです。

AQUOS R10のディスプレイ仕様

  • サイズ: 約6.5インチ
  • 種類: Pro IGZO OLED
  • 解像度: フルHD+(1,080×2,340)
  • 輝度: ピーク輝度 3,000nit / 全白輝度 1,500nit
  • リフレッシュレート: 1~240Hz 可変駆動
  • その他: バーチャルHDR、ブルーライト低減

まとめ:ディスプレイ

  • 表示性能:AQUOS史上最高となるピーク輝度3,000nitのPro IGZO OLEDが、HDRコンテンツに現実を超えるほどの臨場感をもたらす。
  • 屋外視認性:全白輝度1,500nitにより、真夏の直射日光下でも画面が驚くほどクリアに見える。
  • 操作性:1Hz〜240Hzの可変リフレッシュレートが、SNSのスクロールやゲームプレイで、吸い付くような滑らかな操作感を実現。
  • 付加機能:「バーチャルHDR」機能により、あらゆる動画コンテンツを鮮やかでリッチな映像体験へと昇華させる。

カメラ性能:AQUOS R10 ~ライカ監修ハードウェアが捉える、ありのままの「光と色」~

AQUOS R10のカメラと14chスペクトルセンサー

ここでは、AQUOS R10カメラ性能、特にそのハードウェアの進化に焦点を当ててレビューしていきます。AQUOS Rシリーズの伝統であるライカカメラ社監修のクオリティを土台に、AQUOS R9から何が変わり、撮影体験がどう向上したのか。実際に様々なシーンで撮影して感じた驚きと感動を、作例のエピソードと共にお伝えします。

ライカ監修カメラの構成 – 揺るぎない土台

AQUOS R10のカメラ構成は、メインの標準カメラ、広角カメラ、そしてインカメラの全てに有効画素数約5,030万画素のCMOSセンサーを搭載するという、非常に贅沢な仕様です。これは前モデルのAQUOS R9から受け継がれた強力な布陣であり、どのカメラに切り替えても高精細な写真を撮影できるという安心感につながっています。標準カメラには、ライカの思想を色濃く反映した「HEKTOR(ヘクトール)レンズ」と、大型の1/1.55インチイメージセンサーが採用されており、美しいボケ味と豊かな階調表現の基礎をしっかりと固めています。

進化したハードウェアの機能

AQUOS R10の「14chスペクトルセンサー」を使用した写真。

AQUOS R10のカメラは、AQUOS R9の優れた基本性能を継承しつつ、ハードウェアの面で着実な進化を遂げています。その代表格が、色再現性を飛躍的に向上させる「14chスペクトルセンサー」です。これはAQUOS R9にはなかった新機能で、太陽光や蛍光灯、暖色系のLEDといった撮影環境の光の種類を細かく分析し、カメラが色を誤認識するのを防いでくれます。また、標準カメラは光学式手ブレ補正(OIS)と電子式手ブレ補正を組み合わせた「ハイブリッド手ブレ補正」にも対応しており、撮影時の安定性を高めています。

実際の撮影と写り – 見たままの世界を写し取る感動体験

AQUOS R10で撮影したビルの風景。

新搭載された「14chスペクトルセンサー」の効果は、実際の撮影シーンで絶大な威力を発揮しました。その真価は、特にビルの風景を撮影した際に実感できます。従来のスマートフォンでは、高層ビルと青空のような明暗差の大きなシーンで、空が白飛びしたり、ビルの影が黒つぶれしたりすることがよくありました。

しかし、AQUOS R10は、複雑な光源を正確に識別し、ビルのガラス一枚一枚、そして暗い影の部分まで、まるで目で見たかのような自然な色合いと階調で忠実に再現できたのです。都市の風景が持つシャープさと奥行きを、ありのままに捉える感動は、まさに「見たままを記録する」というカメラ本来の喜びを再認識させてくれる体験でした。

AQUOS R10で撮影した写真2枚。紅葉した花と室内の様子。

また、植物の撮影においても、AQUOS R10のカメラは傑出した性能を発揮します。紅葉の葉の色鮮やかで繊細なグラデーションを肉眼で見た印象に近い鮮やかさと自然な発色で描写されます。強い日差しが当たる環境でも、白飛びすることなく、葉一枚一枚のディテールや透過光の美しさを際立たせます。ポートレートモードを使えば、背景のボケ味も自然で、被写体となる花や植物を美しく際立たせ、プロのような仕上がりに。

さらに、薄暗いシーンでの撮影性能も特筆すべき点です。AQUOS R10は、暗い室内のような低照度環境でも、肉眼で見た印象に近い明るさで捉えつつ、ノイズを極限まで抑えた高品位な写真を生み出します。光が差し込む部分と影になる部分の明暗差が大きくても、白飛びや黒つぶれを起こすことなく、階調豊かな描写を実現。これにより、光と影が織りなす空間の雰囲気や、繊細なディテールまで美しく記録できます。ナイトモードでの撮影では、AQUOS R9と比較してさらに暗部のノイズが低減されており、夜景の光の粒一つひとつがクリアに、そして幻想的に写し出されました。

プロ品質の映像表現へ – Dolby Vision®による動画撮影

AQUOS R10の動画撮影。プレビュー画面。

最後に、動画性能です。AQUOS R10は、プロの映像制作でも用いられる「Dolby Vision®」規格での撮影に新たに対応しました。これはAQUOS R9にはなかった大きな進化点であり、映像表現の幅を格段に広げています。Dolby Visionは、従来のビデオ撮影よりも遥かに広い明るさの範囲と豊かな色彩で映像を記録できる技術です。

実際に、夕暮れの公園で遊ぶ子供の姿をDolby Visionで撮影してみました。沈みゆく太陽の眩い光、茜色に染まる空の繊細なグラデーション、そして木々の影の深い部分まで、白飛びや黒つぶれすることなく、全てがリッチな階調で記録されていました。再生した映像は、まるで映画のワンシーンのような深みと臨場感があり、スマートフォンの手軽さでこれほど表現力豊かな映像が撮れることに、ただただ興奮を覚えました。思い出をより美しく、より感動的に残したいと願うすべての人にとって、これは非常に強力な機能となるでしょう。

AQUOS R10のカメラ仕様、カメラ機能

  • メインカメラ(標準):有効画素数 約5,030万画素 CMOS、F値1.9、1/1.55インチセンサー、HEKTORレンズ、光学式手ブレ補正
  • メインカメラ(広角):有効画素数 約5,030万画素 CMOS、F値2.2
  • インカメラ:有効画素数 約5,030万画素 CMOS、F値2.2
  • センサー:14chスペクトルセンサー
  • 動画撮影:Dolby Vision®対応、4K撮影(30fps~60fps可変)
  • 手ブレ補正:ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア構成:ライカ監修のHEKTORレンズと全カメラ5,030万画素というAQUOS R9から続く強力な布陣を継承。
  • カメラ機能:AQUOS R9にはなかった「14chスペクトルセンサー」の新搭載や、安定した撮影を支えるハイブリッド手ブレ補正が魅力。
  • 撮影と写り:新センサーにより、複雑な光環境でも見たままの自然で正確な色彩を捉える能力が飛躍的に向上し、あらゆるシーンで感動的な一枚を残せる。
  • 動画性能:プロ品質の映像を記録できる「Dolby Vision」に新たに対応し、スマートフォンでの映像表現の可能性を大きく広げた。

オーディオ性能:AQUOS R10 ~ポケットの中に、臨場感あふれるサウンドステージを~

AQUOS R10のオーディオ性能。スピーカーから音が鳴る様子。

ここでは、AQUOS R10が実現した革新的なオーディオ性能について、その驚くべき進化点をレビューしていきます。前モデルAQUOS R9で大きく改善されたサウンド体験を、AQUOS R10はどのように超えてきたのか。新開発のスピーカーがもたらすパワフルなサウンドと、ワイヤレスで広がる立体音響の魅力を、実際に音楽や映画を楽しんで感じた感動と共にお届けします。

常識を覆すパワフルサウンド – 新開発「フルメタルBOXスピーカー」

私がAQUOS R10のオーディオ性能で最も衝撃を受けたのは、本体に内蔵されたステレオスピーカーのクオリティです。前モデルのAQUOS R9も、AQUOS史上最大サイズのスピーカー搭載で音質が飛躍的に向上し、高い評価を得ていました。しかし、AQUOS R10は新開発の「フルメタルBOXスピーカー」を採用したことで、そのレベルを遥かに超えるサウンド体験を実現しています。公式には音量が従来比約25%、低音域が約35%向上したとされていますが、その進化はスペックの数字以上に明確でした。

いつものようにYouTubeで好きなアーティストのライブ映像を再生した瞬間、その音圧の強さに思わず声が出ました。バスドラムのキックやベースラインの厚みが、これまでのスマートフォンスピーカーの常識を覆すほどパワフルで、まるで良質なBluetoothスピーカーで聴いているかのような迫力なのです。音量を上げても音が割れることなく、クリアでありながらしっかりと芯のある低音が響き渡ります。Netflixでアクション映画を観た際も、Dolby Atmos®の効果と相まって、爆発音や効果音が前後左右から包み込むように聴こえ、ポケットの中に小さな映画館があるような感覚に陥りました。

ワイヤレスイヤホンで広がる没入体験 – 「8Way Audio」

AQUOS R10の8Way Audio

AQUOS R10のオーディオ体験の進化は、スピーカーだけにとどまりません。ワイヤレスイヤホンで音楽を聴く際に、新たな次元の没入感をもたらしてくれる「8Way Audio」機能が新搭載されました。これは、AQUOS R9にはなかった魅力的な機能です。この機能をオンにすると、普段聴いているステレオ音源が、まるで8つの方向から音が降り注ぐような立体的なサウンドへとリアルタイムで変換されます。

通勤中にSpotifyでお気に入りのプレイリストを聴いていたのですが、この「8Way Audio」を試してみたところ、ボーカルが頭の中心でクリアに定位し、ギターやドラムなどの楽器がその周りを立体的に取り囲むように聴こえ、音楽への没入感が格段に増しました。特にライブ音源では、観客の歓声に包まれるようなリアルな感覚が味わえ、いつもの移動時間が特別な音楽鑑賞の時間へと変わったのです。

高音質コーデック対応と安定した接続性

イヤホンジャックAQUOS R9同様に非搭載ですが、その分ワイヤレス接続の品質には一切の妥協がありません。ハイレゾ相当の音質を伝送できるLDACや、低遅延と高音質を両立するaptX Adaptiveといった主要な高音質コーデックに完全対応しています。実際にLDAC対応のヘッドホンとペアリングして試してみましたが、ワイヤレスとは思えないほどの解像感と情報量で音楽を楽しめました。多くの人が行き交う駅のホームなど、電波が混雑する場所でも接続は極めて安定しており、音が途切れるストレスを感じることはほとんどありませんでした。

AQUOS R10のオーディオ仕様

  • スピーカー: ステレオスピーカー(フルメタルBOXスピーカー)
  • 立体音響技術: Dolby Atmos®、8Way Audio(ワイヤレス接続時)
  • ハイレゾ: ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス対応
  • 対応Bluetoothコーデック: SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC, aptX Adaptive
  • イヤホンジャック: 非搭載

まとめ:オーディオ性能

  • スピーカー性能:新開発「フルメタルBOXスピーカー」により、AQUOS R9を凌駕するパワフルな低音とクリアなサウンドを実現し、スマートフォン単体での音楽・動画体験を革新。
  • 立体音響:AQUOS R9にはなかったワイヤレスイヤホン向けの「8Way Audio」機能が、いつもの音楽を臨場感あふれる立体的なサウンドステージへと昇華させる。
  • 接続性:LDACやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックに完全対応し、安定したBluetooth接続で高品位なワイヤレスリスニング環境を提供。
  • 利便性:Dolby Atmos®や小音量時の音質調整機能など、あらゆるシーンで最適な音響を楽しめるソフトウェア機能が充実。

パフォーマンスと冷却性能:AQUOS R10 ~熟成されたパワーと、それを支える革新の冷却技術~

AQUOS R10のCPU。Snapdragon 7+ Gen 3

ここでは、スマートフォンの快適性を決定づける処理性能、AQUOS R10パフォーマンスと、その性能を最大限に引き出す冷却システムについて深掘りします。前モデルAQUOS R9と同じプロセッサを搭載しながらも、なぜAQUOS R10がより快適なのか。その秘密を、CPU、メモリ、ストレージ、そして革新的な冷却性能の観点から、実際の使用感を交えて徹底的にレビューします。

Snapdragon® 7+ Gen 3 – その実力と進化

AQUOS R10の頭脳には、前モデルのAQUOS R9と同じく、Qualcomm社の「Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform」が搭載されています 。一見するとスペック上の進化はないように思えるかもしれませんが、これは価格と性能のバランスを突き詰めた「熟成」の選択と言えるでしょう。このSoCは、TSMCの先進的な4nmプロセスで製造され、プライムコアに強力な「Cortex-X4」(2.8GHz)を据えたオクタコア構成となっており、その実力はミドルハイの枠を超え、一世代前のハイエンドモデルに匹敵します。

グラフィック性能を担うAdreno 732 GPUも非常に強力で、ベンチマークテスト「3DMark Wild Life」では、ハイエンドSoCであるSnapdragon 8 Gen 2に迫るスコアを記録しています 。この揺るぎない基本性能が、AQUOS R10のあらゆる動作の土台となっているのです。

あらゆる作業を快適にこなす、実用的なパフォーマンス

AQUOS R10で原神をプレイしている

重要なのはベンチマークの数値だけではありません。私が実際にAQUOS R10を日常的に使ってみて感じたのは、その実用的なパフォーマンスの高さです。Webブラウジングでは、Chromeで20以上のタブを開いた状態でもページの再読み込みはほとんど発生せず、スクロールも極めて滑らかでした。また、出先で急な資料修正が必要になった際も、Googleスプレッドシートやドキュメントでの作業がPCと遜色ない軽快さでこなせたのには驚きました。

さらに、Adobe Lightroom MobileでデジタルカメラのRAWデータを現像したり、CapCutで簡単な動画編集を行ったりといったクリエイティブな作業も、もたつくことなくサクサクと進められます。このストレスのない動作感は、まさにハイエンドクラスの体験そのものでした。

ソフトウェアの熟成が光る、AI処理性能の最適化

AQUOS R10の真価は、ハードウェアのスペックだけでは語れません。驚くべきことに、AI関連の機能は、AQUOS R9と同じSoCで動作しているにもかかわらず、その処理性能が大幅に向上しています。シャープの発表によると、ソフトウェアの徹底的な最適化により、AIの推論(処理)にかかる時間は60%も削減されているとのことです。実際に、電話アシスタントの要約生成やカメラのAI機能を使った際のレスポンスは、AQUOS R9よりも明らかにキビキビと感じられました。これは、ハードウェアの性能を最大限に引き出す、シャープの技術力の高さを証明していると言えるでしょう。

高速メモリとストレージが支える、ストレスフリーな体験

AQUOS R10の快適なマルチタスク性能を支えているのが、12GBの大容量LPDDR5Xメモリです。このLPDDR5Xは、最大転送速度が8,533 Mbpsにも達する非常に高速な規格で、アプリ間の切り替えや大容量データの処理を瞬時に行います 。メモリ容量はAQUOS R9と同じですが、AQUOS R10ではストレージの一部をメモリとして利用する仮想メモリが、R9の最大8GBから最大12GBへと増量されています。

この高速メモリと増量された仮想メモリの組み合わせにより、さらに多くのアプリをバックグラウンドで保持でき、切り替えはまさに一瞬。その恩恵は、あらゆる場面で体感することができました。

ストレージには、最新規格であるUFS 4.0が採用されており、その読み書き速度は圧巻です 。シーケンシャル読込速度は最大4,200 MB/sに達し、前世代のUFS 3.1から約2倍も高速化しています 。サイズの大きなアプリの起動や、高画質な動画ファイルの読み込みが驚くほど速く、待ち時間というストレスから解放してくれます。さらに、最大2TBのmicroSDXCカードにも対応しているため 、容量不足を心配することなく、大量の写真や動画を心ゆくまで保存できるのも嬉しいポイントです。

最高のパフォーマンスを持続させる、進化した冷却システム

AQUOS R10の冷却システム

スマートフォンのパフォーマンスは、F1カーのエンジンと冷却システムの関係によく例えられます。どれだけ強力なエンジン(SoC)を積んでいても、発生する熱を効率的に排熱できなければ、性能はすぐに低下してしまいます。AQUOS R9は、AQUOSスマートフォンとして初めて「ベイパーチャンバー」を搭載し、冷却性能を大きく向上させました。そしてAQUOS R10は、その冷却システムをさらに進化させています。ベイパーチャンバーに加え、新たに「高熱伝導素材である銅ブロック」をCPUとベイパーチャンバーの間に圧着した、革新的な新放熱構造を採用したのです。

この進化の効果は絶大でした。例えば、4K画質での動画撮影を15分以上続けた際、AQUOS R9では本体がかなり熱を持つのを感じましたが、AQUOS R10ではほんのり温かくなる程度。熱によるパフォーマンス低下や、カメラが強制終了するようなことは一度もありませんでした。この圧倒的な冷却性能の進化は、クリエイティブな作業や負荷の高い処理を長時間行うユーザーにとって、何物にも代えがたい絶大な安心感をもたらしてくれます。

AQUOS R10のCPU仕様

  • 種類: Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform
  • 製造プロセス: TSMC 4nm
  • 周波数/コア数: 2.8GHz+2.6GHz+1.9 GHz/オクタコア
  • CPUアーキテクチャ: 1× Cortex-X4 + 4× Cortex-A720 + 3× Cortex-A520
  • GPU: Adreno 732

まとめ:パフォーマンスと冷却性能

  • プロセッサ性能:AQUOS R9と同じくSnapdragon® 7+ Gen 3を搭載し、熟成されたハイエンドクラスの処理能力で、あらゆる日常操作から専門的な作業まで快適にこなす。
  • メモリとストレージ:高速なLPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージに加え、最大12GBに進化した仮想メモリが、ストレスフリーなマルチタスクと高速なデータアクセスを実現。
  • 冷却性能:AQUOS R9のベイパーチャンバーに「銅ブロック」を追加した新放熱構造へと進化し、高負荷時でも安定したパフォーマンスを持続させる圧倒的な冷却能力を獲得。
  • 拡張性:最大2TBのmicroSDXCカードに対応し、容量の心配なく写真や動画を保存できる高い利便性を提供。

Antutuベンチマーク

AQUOS R10のベンチマーク結果。

AQUOS R10が搭載するQualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 133万点(1334105)を記録しています。

例1: Antutu V10.5.1 総合で「1334105」、CPUで「352554」、GPUで「444092」、MEMで「304833」、UXで「232626」

例2: Antutu V10.5.1 総合で「1368332」、CPUで「355365」、GPUで「471889」、MEMで「306023」、UXで「235055」

一方、前モデル「AQUOS R9」は同じくQualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 133万点(1322743)を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「1322743」、CPUで「328792」、GPUで「455322」、MEMで「304632」、UXで「233997」

AQUOS R10は前モデル「AQUOS R9」とほぼ同じスコアになっています。

Snapdragon 7+ Gen 3 性能を比較

AQUOS R10が搭載するQualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか? Antutuベンチマークで比較してみました。

AQUOS R10 グラフ Antutu 比較 Snapdragon7-plus-Gen3

CPUランキング

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Dimensity 9400 (OPPO Find X8)・・・Antutu:270万
  2. Snapdragon 8 Elite (Xiaomi 15)・・・Antutu:250万
  3. Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy (Galaxy S25)・・・Antutu:210万
  4. Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:150万
  5. MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu:約 144万
  6. Snapdragon 7+ Gen 3 (AQUOS R10)・・・Antutu:133万
  7. MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Reno14 5G)・・・Antutu:約 132万
  8. Tensor G4 (Google Pixel 9)・・・Antutu:110万
  9. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万
  10. Snapdragon 7s Gen2 (AQUOS sense9/arrows We2 Plus)・・・Antutu:60万

比較して分かること

Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3は、ミドルレンジ向けプロセッサのカテゴリに分類されながらも、その実力は限りなくハイエンドに近い「準ハイエンド」あるいは「ミドルハイのトップクラス」と評価できます。

Antutuスコア133万という数値は、日常使いでの快適さはもちろんのこと、高いグラフィック性能が求められる最新の3Dゲームや、マルチタスク、動画編集といった高負荷な作業においても、多くのユーザーが満足できる優れた体験を提供できるポテンシャルを秘めていることを意味します。

ゲーム性能レビュー:AQUOS R10は本格的なゲーミング体験を提供できるか?

AQUOS R10で原神をプレイする様子

AQUOS R10が搭載する心臓部「Snapdragon® 7+ Gen 3」は、果たして最新の3Dゲームをどれほど快適に動作させるのでしょうか。日常使いでの快適さはもちろん、ゲーマーにとって最も気になるその実力を、人気のゲームタイトルを実際にプレイして徹底検証しました。

原神

まず試したのは、スマートフォンの中でも特に高いグラフィック性能を要求される『原神』です。実際にテイワットの世界に降り立つと、その美麗なグラフィックが「高」設定で驚くほど滑らかに描画されました。広大なフィールドを探索している間、フレームレートは多くの場面で60FPSに迫り、非常に快適です。キャラクターの元素爆発が飛び交う激しい戦闘シーンでは45FPS前後まで変動することもありましたが、操作に支障が出るほどではなく、美しい世界観に没頭できました。

フォートナイト

次に、世界的な人気を誇るバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』をプレイ。目まぐるしい建築バトルを繰り広げても、フレームレートは「高」設定で常に60FPSを安定して維持し、カクつきとは無縁でした。敵の接近に即座に反応できるこの安定感は、勝利に直結する重要な要素です。さらに驚いたのは、画質を「パフォーマンスモード」に切り替えることで90FPSでのプレイも可能になる点。これにより、競技性の高い環境でも、より有利に立ち回れるでしょう。

Call of Duty: Warzone Mobile

コンソール級のグラフィックが魅力の『Call of Duty: Warzone Mobile』では、その真価が問われます。最大120人が入り乱れる大規模な戦場でも、「最高」画質設定でフレームレートが60FPSに張り付いたまま安定していたのには驚きました。敵を発見し、スコープを覗き込み、射撃するまでの一連の動作が驚くほどスムーズで、モバイルとは思えない本格的な銃撃戦の緊張感を存分に味わうことができました。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス

『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』では、本作の魅力である美麗な3Dグラフィックが、「高フレームレート」設定で常に上限である60FPSで完璧に描画されます。特にクラウドがバスターソードを振るうリミットブレイクの演出は圧巻の滑らかさで、ロード時間も短く、ストレスフリーで壮大な物語に集中することができました。

アスファルト:Legends Unite

最後にアーケードレーシングの『アスファルト:Legends Unite』を試しました。ニトロを発動し、ライバル車と激しくぶつかり合うような、最も画面が派手になるシーンでも、フレームレートは「最高画質」設定で微動だにせず60FPSを維持します。圧倒的なスピード感が一切損なわれることなく、アーケードレースならではの爽快感を最高のグラフィック品質で体験できました。

まとめ:ゲーム性能

AQUOS R10が搭載するSnapdragon® 7+ Gen 3は、まさに「羊の皮を被った狼」です。『原神』のような超高負荷ゲームから、『フォートナイト』のような競技性の高いFPSまで、あらゆるジャンルのゲームを高い設定で快適にプレイできるこの性能は、もはや「ミドルレンジ」という枠には収まりません。ゲーム専用機は必要ないけれど、最新のゲームを妥協なく楽しみたい、そんな欲張りな願いを叶えてくれる、非常にポテンシャルの高い一台であると断言できます。

AI機能:AQUOS R10 ~あなたの日常を賢く変える、進化したインテリジェンス~

AQUOS R10のAI機能。電話アシスタントと迷惑電話対策機能

ここでは、AQUOS R10の頭脳ともいえるAI機能について、その多岐にわたる「賢さ」をレビューしていきます。前モデルAQUOS R9で搭載された便利な機能がどのように進化し、どのような新しい体験が加わったのか。通話からカメラ、そして日常の楽しみ方まで、AQUOS R10が私たちの生活をよりスマートに変えてくれる魅力を、実際の使用感を交えてご紹介します。

通話が秘書に変わる – 進化した「電話アシスタント」

AQUOS R9で初めて搭載され、「録音を聞かずに用件がわかる」と好評だった生成AIによる留守電要約機能は、AQUOS R10で「電話アシスタント」として劇的な進化を遂げました。単なる要約だけでなく、通話中の会話からAIが自動でキーワードを抽出し、メモとして残してくれるのです。

私が最も感動したのは、この機能がカレンダーと連携する点です。先日、友人との電話で「来週水曜の19時に駅前で会おう」と約束したところ、通話終了後に「カレンダーに予定を追加しますか?」という通知が画面に表示されました。これまで当たり前のように手動で入力していたスケジュール登録の手間が完全になくなり、まるで優秀な秘書が隣にいるかのよう。この「神機能」とも言える賢さには、本当に驚かされました。

さらに、この賢いアシスタントは不要な電話から私を守ってもくれます。搭載されている迷惑電話対策機能は、AIが不審な番号からの着信を自動で検知し、画面に警告を表示してくれます。これにより、知らない番号からかかってきても安心して無視したり、着信を拒否したりすることができました。設定すれば、悪質な勧誘などを自動でブロックすることも可能で、日々の安心感が格段に向上しました。

カメラの真価を引き出すAI – より賢くなった撮影サポート

AQUOS R10の影除去機能。書類をスキャンしている様子。

先のセクションで紹介したAQUOS R10の優れたカメラハードウェアの性能を、AIがさらに高いレベルへと引き上げています。特にズーム撮影や夜景モードでは、AIによる合成処理技術が活躍。複数の撮影データを瞬時に合成し、RAWデータ単体では表現できないほどの緻密なディテールと豊かな階調感を描き出してくれます。

また、AQUOS R9では料理撮影時に対応していた「影除去」機能が、AQUOS R10では新たに書類やテキストの撮影にも対応しました。これは非常に実用的な進化です。自宅で重要な書類をスキャン代わりに撮影した際、どうしても自分のスマートフォンの影が写り込んでしまいましたが、撮影後にAIが影だけを綺麗に消去してくれ、文字が非常に読みやすいクリアな画像にしてくれました。これはビジネスシーンでも大いに役立つ機能だと感じました。

日常に新たな発見を – 新体験AI「Glance AI for AQUOS」

AQUOS R10のGlance AI for AQUOS機能。

AQUOS R10は、日本のスマートフォンとして初めて、新しい形のECサービス「Glance AI for AQUOS」を搭載しました。これはAQUOS R9にはなかった、全く新しいエンターテインメント機能です。

試しに自分の顔写真を登録してみると、AIがオンラインファッションストアのリアルタイムデータと連携し、私に似合う最新の服を次々と提案してくれました。普段は手に取らないような斬新なスタイルの服を着た自分の画像が表示されるのは、新しい自分を発見するようで非常に楽しい体験です。気に入ったスタイルがあれば、そのまま類似商品を販売するサイトにアクセスできる手軽さも魅力です。

Googleの強力なAIを、もっと身近に

AQUOS R10は、シャープ独自のAI機能だけでなく、Googleが提供する最先端のAIもスムーズに利用できるよう最適化されています。その代表が「かこって検索」機能です。WebサイトやSNSを見ていて気になる人物や商品を見つけた時、ホームボタンを長押しして、画面上の気になる部分を指でクルっと囲むだけ。それだけで瞬時にGoogle検索が起動し、関連情報を表示してくれます。わざわざスクリーンショットを撮って、Googleレンズで検索する、といった手間が一切不要になり、情報収集が劇的にスムーズになりました。

さらに、電源ボタンを長押しすれば、Googleの対話型AI「Gemini」がすぐに起動します。複雑な調べ物をしたい時や、文章のアイデアが欲しい時など、テキストや音声で話しかけるだけで、Geminiが人間のように自然な対話でサポートしてくれます。この二つの機能により、日々の「知りたい」という欲求に、より直感的かつ迅速に応えてくれるようになりました。

AQUOS R10の主なAI機能

  • 電話アシスタント: 通話内容のキーワード抽出、日時を含む会話からのカレンダー登録提案
  • カメラAI: AI合成処理によるズーム・ナイトモードの画質向上、料理・書類に対応した影除去機能
  • Glance AI for AQUOS: 顔写真からのファッションスタイル提案、ロック画面へのニュース表示
  • Google AI: かこって検索、Gemini連携など
  • その他: 迷惑電話対策機能

まとめ:AI機能

  • 通話AI:AQUOS R9の要約機能から進化し、キーワード抽出とカレンダーへの自動予定登録提案で、通話を「タスク管理」のレベルに引き上げた。
  • カメラAI:ハードウェアの性能を最大限に引き出すAI合成処理と、書類にも対応した進化した「影除去」機能で、誰でも簡単にプロ級の仕上がりを実現。
  • 新体験AI:日本初搭載の「Glance AI for AQUOS」が、これまでにないファッション提案という新しいスマートフォンの楽しみ方を提供する。
  • 総合的な賢さ:シャープ独自の「半歩先行くモバイルUX」思想に基づき、ユーザーが意識せずに使える便利なAI機能が、日常生活のあらゆる場面をスマートにサポートする。

バッテリーと通信性能:AQUOS R10 ~一日中続く安心感と、未来へつながる利便性~

AQUOS R10 本体 トレンチベージュを片手で持っている。

ここでは、スマートフォンを毎日使う上で最も重要な要素の一つである、AQUOS R10のバッテリー性能と新世代の通信機能についてレビューします。AQUOS R9から受け継がれた安心の大容量バッテリーが、実際の使用でどれほどの持続力を発揮するのか。そして、充電速度の向上や未来を見据えた新機能が、私たちの日常をどう変えてくれるのか。その実力を、具体的な体験を交えながらご紹介します。

一日中、そして二日目へ – 5,000mAh大容量バッテリーの安心感

AQUOS R10は、前モデルのAQUOS R9と同じく、5,000mAhという大容量バッテリーを搭載しています 。AQUOSシリーズの強みである「電池持ちの良さ」の伝統をしっかりと受け継いでおり、その安心感は絶大です。公称値では連続待受時間が約800時間、連続通話時間は約2,990分とされていますが 、私が実際に体験したバッテリー性能は、その数値を遥かに超える満足感を与えてくれました。

ある日、朝100%の状態で家を出て、通勤中にSpotifyで音楽を聴き、日中はSNSやメールを頻繁にチェック、昼休みにはYouTubeで1時間ほど動画を視聴し、夜には友人と少しビデオ通話をする、といったごく一般的な使い方をしてみました。それでも、夜22時に帰宅した時点でのバッテリー残量は、なんと55%も残っていたのです。これならば、うっかり充電を忘れてしまった次の日の朝でも、慌てて充電器を探す必要はありません。「うまく使えば2日持つ」というユーザーの意見にも、心から納得できる体験でした。

忙しい朝にも頼もしい – 充電時間の短縮

AQUOS R10AQUOS R9から明確な進化を遂げた点、それが充電速度です。バッテリー容量は同じ5,000mAhですが、フル充電にかかる時間はAQUOS R9の約130分に対し、AQUOS R10では約110分へと約15%も短縮されました 。

この「20分の差」は、数字で見る以上に大きいものでした。特に朝の忙しい時間、出かける準備をしている間のわずかな時間での充電効率が格段に向上しています。AQUOS R9では少し心もとなかった充電量が、AQUOS R10では安心して一日を過ごせるレベルまでしっかりと回復してくれます。この差は、日々の小さなストレスを確実に軽減してくれる、非常に価値のある進化点だと感じました。ただし、AQUOS R9同様、便利なワイヤレス充電には対応していない点は留意が必要です。

未来の便利へ接続 – 新世代通信技術「UWB」対応

AQUOS R10は、未来のスマートな生活を見据えた新世代の通信技術にも対応しました。AQUOS R9にはなかった「UWB(超広帯域無線通信)」に新たに対応したのです 。これは、BluetoothやWi-Fiよりも遥かに正確に、数cm単位でデバイスの位置や距離を測定できる近距離無線技術です。

まだ対応製品は多くありませんが、この技術がもたらす未来は非常に魅力的です。例えば、UWB対応の紛失防止タグを使えば、部屋の中で見失った鍵や財布を、スマートフォンの画面上で「こっちです」と指し示すようにピンポイントで見つけ出すことが可能になります。将来的には、スマートフォンがデジタルキーとなり、車や家のドアを安全かつスムーズに開け閉めするといった、よりシームレスな生活が実現するでしょう。今すぐの恩恵は少ないかもしれませんが、長く使うスマートフォンだからこそ、こうした未来への対応は大きな価値を持ちます。

AQUOS R10のバッテリー仕様

  • バッテリー容量: 5,000mAh
  • 充電時間: 約110分
  • 対応急速充電規格: USB Power delivery Revision3.0
  • 公称連続待受時間: 約800時間(LTE、静止時)
  • 公称連続通話時間: 約2,990分(VoLTE、静止時)
  • ワイヤレス充電: 非対応

まとめ:バッテリー

  • バッテリー持続時間:AQUOS R9から継承した5,000mAhの大容量バッテリーと省電力IGZOディスプレイの組み合わせで、通常利用で2日間もつほどの圧倒的な安心感を提供。
  • 充電速度:充電時間がAQUOS R9の約130分から約110分へと短縮され、忙しい現代人のライフスタイルにマッチした利便性を実現。
  • 新世代通信:AQUOS R9にはなかった新技術「UWB」に新たに対応し、紛失防止タグの精密な探索など、未来のスマートな生活への扉を開く。
  • 利便性:「インテリジェントチャージ」などのバッテリーを長持ちさせる機能も充実しており、長期的な利用でも安心。

OSと機能:AQUOS R10 ~5年先まで続く安心と、日々の使いやすさを追求した賢さ~

AQUOS R10の画面。起動後のUI。

ここでは、AQUOS R10の根幹をなすOSと、その使い勝手を格段に向上させる多彩な便利機能について、詳しくレビューしていきます。最新OSの搭載や長期的なアップデート保証がもたらす安心感、そして前モデルAQUOS R9から受け継がれ、さらに磨き上げられたAQUOSならではの機能が、実際の使用でどのような快適さをもたらしてくれたのか。その魅力を具体的にお伝えします。

最新OSと長期サポート – 5年先まで続く安心感

AQUOS R10は、出荷時点で最新のOSであるAndroid™ 15を搭載しています 。これにより、Googleの最新機能をいち早く利用できるだけでなく、セキュリティ面でも万全の状態で使い始めることができます。しかし、AQUOS R10がもたらす本当の安心感は、その長期的なサポート体制にあります。シャープは、最大3回のOSバージョンアップと、5年間ものセキュリティアップデートを保証しています。

高価なスマートフォンだからこそ、一度購入したら可能な限り長く、安心して使い続けたいと考えるのは当然のことです。2025年に購入したこの一台が、2030年までセキュリティの心配なく使い続けられるという約束は、購入を決断する上で非常に大きな後押しとなりました。これは前モデルのAQUOS R9から続く手厚いサポート体制であり、ユーザーを大切にするシャープの姿勢が感じられます。

直感的で美しいUIと、目に優しい新フォント

AQUOS R10のフォント

AQUOS独自のユーザーインターフェース「AQUOS UX」は、非常に直感的で軽快な操作感が魅力です。実際に操作してみると、アプリの切り替えや設定画面の操作で引っ掛かりを感じることは一切なく、サクサクと快適に動作しました。

さらにAQUOS R10では、目に映る情報体験を向上させる新しい試みとして、デフォルトフォントにMonotype社の和文書体たづがね角ゴシックInfo」が採用されました。設定画面やLINEのメッセージを開いたとき、文字が以前よりも柔らかく、目に優しい印象を受けました。長時間Webサイトの記事を読んでいても疲れにくく、シャープが目指す「安心感や可読性の提供」という意図を、日々の利用の中で確かに感じ取ることができました。

日々の「ちょっとした手間」を解消するAQUOSトリック

AQUOS R10のAQUOSトリック

AQUOSシリーズの真骨頂とも言えるのが、かゆいところに手が届く便利な独自機能群「AQUOSトリック」です。私が特に便利だと感じたのは「Payトリガー」機能です 。コンビニのレジ前で慌てて決済アプリを探す、という経験は誰にでもあると思いますが、この機能があればそんな心配は無用。指紋認証でロックを解除した後、そのまま指をセンサーに当て続けるだけで、瞬時に「PayPay」などの決済アプリが起動します。このスムーズさは、一度体験すると手放せなくなるほど快適でした。

また、「スクロールオート」も非常に便利な機能です 。料理中に手が濡れていて画面に触れたくない時、Webで長い記事を読む時など、画面を軽くタップするだけで自動でスクロールしてくれるので、ストレスなく情報を追い続けることができました。

確実でスピーディーな生体認証と決済機能

日々のロック解除や決済をスムーズに行うための機能も万全です。顔認証はマスクやメガネを着けたままでも驚くほど高速かつ正確に認証してくれ、外出先でマスクを外す手間なくサッとロック解除できるのは快適そのものでした。

電源ボタン一体型の指紋認証も、触れた瞬間にロックが解除されるスピード感で、ストレスを感じることはありません。ただ、一部のユーザーからは、意図せず触れてしまう誤作動を防ぐ「押し込み式」の採用を望む声もあり、今後の改善に期待したい点です。そして、日本のスマートフォンユーザーにとって必須のおサイフケータイにももちろん対応しており 、日々の通勤から買い物まで、この一台で完結する安心感があります。

AQUOS R10の主な便利機能

  • Payトリガー
  • スクロールオート
  • Clip Now
  • ゲーミングメニュー
  • インテリジェントチャージ
  • テザリングオート
  • 顔認証(マスク対応)
  • 指紋認証
  • おサイフケータイ

まとめ:OSと機能

  • OSとサポート:最新のAndroid™ 15を搭載し、最大3回のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデート保証で、長期間にわたる安心感を提供。
  • UIと操作性:直感的でスムーズなAQUOS UXと、目に優しく可読性の高い新フォント「たづがね角ゴシックInfo」で、日々の操作がより快適に。
  • AQUOSトリック:「Payトリガー」や「スクロールオート」など、かゆいところに手が届く独自の便利機能が、スマートフォンの使い勝手を格段に向上させる。
  • セキュリティと決済:高速かつ高精度な顔・指紋認証と、必須のおサイフケータイ機能で、日々のセキュリティと支払いをスムーズかつ安全にサポート。

【徹底比較】AQUOS R10 vs R9:進化したポイントを徹底解説

AQUOS R10の背面 2台。ベージュとブラック。

AQUOS R10は、2024年に発売されたAQUOS R9の後継機として、多くの面で着実な進化を遂げています 。ここでは、両モデルのスペックを比較し、AQUOS R10がどのような点で優れているのかを、具体的な違いとともに詳しく見ていきましょう。

OSバージョン

  • AQUOS R10: Android™ 15(発売開始時)
  • AQUOS R9: Android™ 14(発売開始時)
  • 違い:(AQUOS R10は、発売時点でより新しいバージョンのAndroid OSを搭載しています 。)

カラーバリエーション

  • AQUOS R10: Cashmere White、Trench Beige、Charcoal Blackの3色
  • AQUOS R9: Aquos Green、Aquos Whiteの2色
  • 違い:(カラーラインナップが一新され、より落ち着いた色合いの選択肢が増えています 。)

内蔵ストレージ(ROM)

  • AQUOS R10: 256GBと512GBの2モデル
  • AQUOS R9: 256GBの1モデル
  • 違い:(AQUOS R10では大容量の512GBモデルが追加され、より多くのデータを本体に保存できるようになりました 。)

仮想メモリ

  • AQUOS R10: 最大12GB
  • AQUOS R9: 8GB
  • 違い:(AQUOS R10は仮想メモリが増量されており、より多くのアプリを同時に快適に動作させることが期待できます 。)

外部ストレージ(microSDXCカード)

  • AQUOS R10: 最大2TBまで対応
  • AQUOS R9: 最大1TBまで対応
  • 違い:(外部ストレージの拡張性が向上し、さらに大容量のデータをカードに保存できます 。)

充電時間

  • AQUOS R10: 約110分
  • AQUOS R9: 約130分
  • 違い:(AQUOS R10は約20分充電時間が短縮され、利便性が向上しています 。)

ディスプレイのピーク輝度

  • AQUOS R10: 3,000nit
  • AQUOS R9: 2,000nit
  • 違い:(AQUOS R10はR9の1.5倍の明るさを実現しており、HDRコンテンツの表現力が大幅に向上し、屋外でも画面がより見やすくなっています 。)

UWB (超広帯域無線通信)

  • AQUOS R10: 対応
  • AQUOS R9: 非対応
  • 違い:(紛失防止タグの精密な探索など、将来的な利用拡大が期待されるUWBにAQUOS R10で新たに対応しました 。)

カメラ機能

  • AQUOS R10: 14chスペクトルセンサー搭載、Dolby Vision®動画撮影対応、AI影除去が書類にも対応
  • AQUOS R9: 14chスペクトルセンサーなし、Dolby Vision®非対応、AI影除去は料理のみ対応
  • 違い:(AQUOS R10はセンサー追加と機能強化により、特に色再現性や動画品質、AI機能の利便性が大きく向上しています 。)

オーディオ機能

  • AQUOS R10: 新開発のフルメタルBOXスピーカー、8Way Audio(ワイヤレスイヤホン使用時)に対応
  • AQUOS R9: Box型ステレオスピーカー
  • 違い:(スピーカー構造の改良と新機能の追加により、本体スピーカーとイヤホン両方でのサウンド体験が向上しています 。)

放熱構造

  • AQUOS R10: ベイパーチャンバー+銅ブロックの新放熱構造
  • AQUOS R9: ベイパーチャンバーのみ
  • 違い:(AQUOS R10は放熱構造が強化され、高負荷時のパフォーマンス安定性がより高まっています 。)

AI機能(通話サポート)

  • AQUOS R10: 会話のキーワード抽出やカレンダーへの予定登録提案機能を追加
  • AQUOS R9: 留守番電話の要約機能のみ
  • 違い:(単なる要約から、具体的なアクションを補助する能動的なアシスタントへと進化しています 。)

エンターテインメント機能(ECサービス)

  • AQUOS R10: Glance AI for AQUOSを搭載
  • AQUOS R9: 搭載なし
  • 違い:(AIによるファッション提案など、AQUOS R10は新しいスマートフォンの楽しみ方を提供します 。)

まとめ:AQUOS R10とAQUOS R9の違い

まとめると、AQUOS R10はAQUOS R9の堅実な進化版であり、特にディスプレイの輝度向上、カメラのAI処理や動画機能の強化、オーディオ体験の向上、そして新しいAI機能の追加といった面で大きな進歩を遂げています 。プロセッサなどの基本性能は維持しつつ、ユーザーが直接体験する部分に磨きをかけることで、総合的な満足度を一段上のレベルに引き上げたモデルと言えるでしょう。

AQUOS R10のメリット・デメリット

AQUOS R10の迷惑電話対策機能。

AQUOS R10は、シャープがこれまでに培ってきた技術と新たな発想を融合させた、非常に完成度の高いスマートフォンです。しかし、どんな製品にも長所と短所が存在します。ここでは、前モデルのAQUOS R9や、同時期に発売された他のスマートフォンと比較しながら、AQUOS R10が持つ具体的なメリットと、購入前に考慮すべきデメリットを詳しく解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1: MIL規格準拠の圧倒的な耐久性

AQUOS R10は、IPX5/IPX8・IP6Xの防水防塵性能に加え、米国国防総省が定めるMIL規格に準拠しています 。これは、一般的なIP68防水防塵のみを謳うGalaxy S25やXiaomi 15と比較しても、落下や衝撃、過酷な温度変化に対する耐性が高いことを意味し、日常生活からアウトドアシーンまで、より安心して使うことができる大きなアドバンテージです 。

メリット2: 大容量データを保存できるmicroSDカード対応

近年のハイエンドモデルでは省略されがちなmicroSDカードスロットですが、AQUOS R10は最大2TBまでのmicroSDXCカードに対応しています 。これは、外部ストレージに非対応のGoogle Pixel 9やGalaxy S25にはない明確な長所です 。高画質化した写真や4K動画を容量の心配なく保存できるため、クリエイターや思い出をたくさん残したいユーザーにとって非常に魅力的です。

メリット3: AQUOS史上最高輝度を誇るディスプレイ

ピーク輝度3,000nitを誇るPro IGZO OLEDディスプレイは、AQUOS R10最大の武器の一つです 。前モデルAQUOS R9の2,000nitから大幅に明るさが向上しており、真夏の屋外での視認性は抜群です 。ライバル機であるXiaomi 15も3,200nitと非常に明るいですが、AQUOS R10のディスプレイも最高クラスの性能を持っていると言えます 。

メリット4: 日常を賢くする、実用的なAI機能

AQUOS R10は、単に高性能なだけではありません。通話内容からカレンダーに予定を自動登録する「電話アシスタント」や、料理だけでなく書類の影まで消せるカメラAIなど、実生活に役立つ独自のAI機能が充実しています 。Zenfone 12 Ultraなども多彩なAI機能を搭載していますが、AQUOS R10の機能は「意識させずにユーザーを助ける」という点で、より生活に密着した賢さを提供してくれます 。

メリット5: 長期にわたる安心のソフトウェアサポート

最大3回のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートが保証されている点も大きなメリットです 。これにより、長期間にわたって最新の機能と安全な環境でスマートフォンを使い続けることができます。これはGoogle Pixel 9が提供する7年間のサポートには及ばないものの、多くのスマートフォンよりも手厚い保証であり、一つのデバイスを長く大切に使いたいユーザーにとって重要な選択基準となります 。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1: 光学望遠レンズの非搭載

AQUOS R10のカメラは標準と広角の2眼構成で、光学式の望遠レンズを搭載していません 。Zenfone 12 UltraやGalaxy S25が光学3倍ズームに対応しているのと比べると、遠くの被写体を綺麗に撮影する能力では明確に劣ります 。高画素センサーによるデジタルズームは優秀ですが、本格的なズーム撮影を重視するユーザーには物足りない可能性があります。

デメリット2: プロセッサ性能の据え置き

プロセッサには前モデルのAQUOS R9と同じSnapdragon® 7+ Gen 3を搭載しています 。このプロセッサは非常に高性能ですが、Zenfone 12 UltraやXiaomi 15が搭載する最新のSnapdragon 8 Eliteと比較すると、最高の処理性能を求めるユーザーにとっては見劣りする可能性があります 。これは価格とのバランスを取った結果ですが、スペック上の進化を期待していたユーザーにとってはデメリットと感じられるでしょう。

デメリット3: ワイヤレス充電に非対応

Zenfone 12 Ultra、Xiaomi 15、Google Pixel 9、Galaxy S25といった競合製品の多くが対応しているワイヤレス充電に、AQUOS R10は対応していません 。置くだけで充電できる手軽さに慣れているユーザーにとっては、大きなマイナスポイントとなる可能性があります。

デメリット4: 充電器が同梱されていない

AQUOS R10のパッケージには、充電器(ACアダプタ)が同梱されていません 。そのため、36Wの急速充電性能を最大限に活かすには、対応する充電器を別途購入する必要があります 。これは近年のトレンドではありますが、追加の出費が必要になる点はデメリットと言えます。

AQUOS R10のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約6.5インチ Pro IGZO OLED、フルHD+ (1,080×2,340)、リフレッシュレート1-240Hz可変駆動
  • CPU: Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform (オクタコア 2.8GHz+2.6GHz+1.9 GHz)
  • GPU: Adreno 732
  • RAM(メモリ): 12GB (LPDDR5X)
  • ストレージ: 256GBまたは512GB (UFS 4.0)、microSDXCカード対応 (最大2TB)
  • バッテリー: 5,000mAh
  • 駆動時間: 連続通話時間 VoLTE: 約2,990分 / 連続待受時間 LTE: 約800時間
  • 充電: 36W、充電時間 約110分、USB Power delivery Revision3.0対応
  • 背面カメラ: 標準: 約5,030万画素 (F1.9, OIS) / 広角: 約5,030万画素 (F2.2) ライカカメラ社監修
  • 前面カメラ: 約5,030万画素 (F2.2)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth 5.4
  • GPS: 対応 (GPS、GLONASS、Beidou、Galileo、QZSS)
  • NFC: おサイフケータイ対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB3.2 Gen1)、Display Port v1.4対応
  • センサー: 14chスペクトルセンサー
  • 防水防塵: IPX5・IPX8 / IP6X、MIL-STD-810G/H準拠
  • 冷却システム: ベイパーチャンバー搭載
  • 生体認証: 顔認証(マスク対応)、指紋認証
  • OS: Android™ 15
  • サイズ: 156mm × 75mm × 8.9mm
  • 重量: 約197g
  • カラー: カシミヤホワイト、トレンチベージュ、チャコールブラック
  • 付属品: クイックスイッチアダプター (試供品)、クイックスタート (保証事項記載) ※充電器(ACアダプタ)は付属しません。
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM (DSDV対応)

対応バンド:AQUOS R10

AQUOS R10」は5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79 (国内)
  • 4G: B1/B3/B8/B11/B18/B19/B21/B28/B41/B42 (国内)
  • 3G: W-CDMA: B1/B2/B4/B5/B8 (海外)
  • 2G: GSM: 850/900/1,800/1,900MHz (海外)

対応バンドの詳細

ドコモ回線

  • 5G: n1/n3/n28/n77/n78/n79
  • 4G: B1/B3/B19/B21/B28/B42
  • プラチナバンド: B19 対応
  • ドコモの5Gで重要なn78と、他キャリアでは利用されていないn79の両方に対応しています。4Gでは、主要なバンドであるB1、B3に加え、繋がりやすいプラチナバンドのB19にも対応しているため、広いエリアで快適な通信が期待できます。

au回線

  • 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78
  • 4G: B1/B3/B11/B18/B28/B41/B42
  • プラチナバンド: B18/B28 対応
  • auの5G主要バンドであるn77、n78に両対応しています。4Gにおいても主要なバンドをカバーしており、プラチナバンドのB18、B28にも対応しているため、全国的に安定した通信が可能です。

ソフトバンク回線

  • 5G: n3/n28/n77
  • 4G: B1/B3/B8/B11/B28/B41/B42
  • プラチナバンド: B8/B28 対応
  • ソフトバンクの5Gバンドn77に対応しています。4Gの主要バンドであるB1、B3、B8をカバーしており、プラチナバンドのB8、B28にも対応しているため、広いエリアで問題なく利用できます。

楽天モバイル回線

  • 5G: n77
  • 4G: B3/B18
  • プラチナバンド: B28(将来的に対応)
  • 楽天モバイルの5G通信で使われるn77に対応しています。4Gの主要バンドであるB3に加え、パートナー回線であるauのB18にも対応しているため、楽天モバイルの自社回線エリア外でも通信が可能です。また、将来的に楽天モバイルが本格運用するプラチナバンドn28にも対応しています。

結論

この端末は、日本の大手4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の主要な5Gおよび4Gバンドに幅広く対応しています。特に各社のプラチナバンドをカバーしているため、都市部から郊外や山間部まで、安定した通信が期待できます。

総合的に見て、この端末は日本のどのキャリアでも快適に利用できる非常に優れた対応バンド構成であると言えます。3Gおよび2Gは海外利用を想定したものですが、国内での利用には影響ありません。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

AQUOS R10の評価

AQUOS R10 本体 カシミヤホワイト。背景は黒。

8つの基準で「AQUOS R10」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
AQUOS史上最高となるピーク輝度3,000nitは、AQUOS R9から飛躍的に向上しており、真夏の直射日光下でも驚くほど画面がクリアに見えます。Pro IGZO OLEDが映し出す映像は色彩豊かで、あらゆるコンテンツを最高の画質で楽しめました。

スペック:★★★★☆
プロセッサはAQUOS R9と同じSnapdragon® 7+ Gen 3ですが、その性能は依然としてハイエンドクラスです。仮想メモリの増量もあり、アプリの切り替えや高負荷な作業も快適そのもの。最新のプロセッサではない点を考慮して星4つとしましたが、実用上は全く不満のない性能です。

耐久性: ★★★★★
IP68の防水・防塵性能に加え、MIL規格に準拠した耐衝撃性能は絶大な安心感を与えてくれます。AQUOS R9から続く堅牢な作りに加え、進化した冷却システムは内部パーツの長寿命化にも貢献しており、物理的な頑丈さは最高レベルです。

デザイン:★★★★★
AQUOS R9で好評だった「miyake design」監修の、カメラ周りの自由曲線を活かしたデザインを継承。カシミヤホワイトなど、より洗練された3色のカラーバリエーションは非常に上品で、所有する喜びを感じさせてくれます。

通信:★★★★☆
最新のWi-Fi 7に対応し、国内4キャリアの主要バンドを網羅しているため通信環境は万全です。ただ、Google Pixel 9の7年という長期サポートと比較し、総合的な将来性も考慮して星4つとしました。

機能:★★★★★
カレンダー連携する電話アシスタントや、書類の影まで消せるカメラAIなど、AQUOS R9からAI機能が大幅に進化。日本初搭載の「Glance AI」もユニークで、日々の生活を賢く、そして楽しくしてくれる機能が満載です。

使いやすさ:★★★★☆
最大3回のOSアップデートと5年間のセキュリティ保証は、長く安心して使える大きな魅力です。ただ、便利な側面指紋認証が意図せず触れてしまい、ロックがかかることがあるという点は、わずかながら使いにくさを感じる場面がありました。

価格:★★★★☆
SIMフリーモデルが10万円前後からという価格は、これだけの性能と機能を考えれば非常にコストパフォーマンスが高いです。最高級フラッグシップ機のような価格ではないものの、決して安い買い物ではないため、星4つの評価としました。

総評:★★★★★

AQUOS R9からの正統進化

AQUOS R10は、前モデルであるAQUOS R9の完成度をさらに高めた、まさに「正統進化」と呼ぶにふさわしい一台です。プロセッサこそ据え置きですが、それは性能と価格の絶妙なバランスを維持するため。その上で、ユーザーが日常で最も恩恵を受ける「ディスプレイの輝度」「AI機能の賢さ」「冷却性能」といった部分に的を絞って強化してきた点に、シャープの製品開発の巧みさを感じます。

弱点を克服し、強みを伸ばす

AQUOS R9で一部指摘されていた高負荷時の発熱は、銅ブロックを追加した新放熱構造によって見事に改善され、パフォーマンスの持続性が向上しました。また、好評だったAI機能は、カレンダー連携や書類の影除去といった、より実用的な機能へと進化。そして最大の魅力であるディスプレイは、AQUOS史上最高輝度に達し、他の追随を許さないレベルへと昇華されています。弱点を着実に克服し、元々の強みをさらに伸ばしたことで、死角の少ないスマートフォンに仕上がっています。

総合的な完成度の高さ

デザイン、耐久性、カメラの基本性能、そして長期的なソフトウェアサポート。AQUOS R10は、スマートフォンのあらゆる要素が非常に高いレベルでバランス良くまとまっています。日々の生活に溶け込む美しいデザインでありながら、いざという時には頼りになるタフさを持ち、日常の何気ない瞬間を感動的に記録し、面倒な作業はAIが賢くサポートしてくれる。AQUOS R10は、突出した一点豪華主義ではなく、毎日使う道具としての「総合的な完成度」を極めた、誰にでも自信を持っておすすめできる一台です。

購入前の注意点

ただし、購入を検討する上でいくつか注意すべき点もあります。まず、カメラシステムには光学式の望遠レンズが搭載されていません。高画素センサーによるデジタルズームは優秀ですが、遠くの被写体を頻繁に撮影するユーザーには物足りなく感じる可能性があります。

また、スマートフォンの心臓部であるプロセッサやメモリ、ストレージといった基本性能は前モデルのAQUOS R9から据え置かれています。このため、純粋な処理速度の向上を最優先に考えるユーザーは、この点を理解した上で検討する必要があります。加えて、近年のハイエンドモデルでは標準となりつつあるワイヤレス充電には対応しておらず、充電器(ACアダプタ)も同梱されていないため、別途用意が必要です。

どんな人に最適か

では、このAQUOS R10はどんな人に最適なのでしょうか。それは、「最高スペック」という数字だけを追い求めるのではなく、日々の生活における「上質な体験」と「長く続く安心感」を重視する賢明なユーザーです。

最高のディスプレイで映画や動画に没入したい人、見たままの自然な色合いで大切な思い出を残したい人、そして一度手にしたスマートフォンを、最新のセキュリティと機能で何年も安心して使い続けたい人。そんな、道具としてのスマートフォンの本質的な価値を理解している人にこそ、AQUOS R10は最高のパートナーとなるでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

AQUOS R10の価格・購入先

AQUOS R10 本体 カシミヤホワイト 2台 正面と背面。

※価格は2026/01/4に調査したものです。価格は変動します。

【シャープ公式通販】

COCORO STORE(ココロストア)

  • SH-M31A [RAM12GB / ROM256GB] モデルで99,770円 (税込)、
  • SH-M31B[RAM12GB / ROM512GB] モデルで107,800円 (税込)、

で販売されています。

シャープ公式通販COCORO STOREで「AQUOS R10」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

Amazon.co.jpにはまだ入荷していませんでした。今後、販売される可能性があります。

  • 楽天市場で88,000円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで78,020円(送料無料)、

で販売されています。

Amazonで「AQUOS R10」をチェックする

楽天市場で「AQUOS R10」をチェックする

ヤフーショッピングで「AQUOS R10」をチェックする

Yahoo! Shopping
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AQUOS R10を安く買う方法

「AQUOS R10」をできるだけ安く購入するには、IIJmioahamoなどの格安スマホを利用するといいでしょう。また、ドコモやソフトバンクなどのキャリアでも値下げされることがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

IIJmio

IIJmioでのAQUOS R10の価格は以下の通りです。

RAM12GB/ ROM256GBモデル

  • のりかえ価格: 79,800円(税込)
  • 通常価格: 99,800円(税込)

RAM12GB/ ROM512GBモデル

  • のりかえ価格: 89,800円(税込)
  • 通常価格: 106,800円(税込)

IIJmioで「AQUOS R10」をチェックする

ドコモ

ドコモオンラインショップでの「AQUOS R10」の価格は以下の通りです。

  • 機種代金の総額: 121,220円
  • いつでもカエドキプログラム利用時(12か月目に返却)の負担額: 77,220円

ドコモ オンラインショップで「AQUOS R10」をチェックする

ソフトバンク

ソフトバンクでの「AQUOS R10」の価格は、契約種別(のりかえ、新規、機種変更)にかかわらず共通です。

機種代金の総額: 129,888円

新トクするサポート利用時(25か月目に返却)の負担額: 71,976円

ソフトバンクで「AQUOS R10」をチェックする

ahamo

ahamoでのAQUOS R10の価格は、NTTドコモのオンラインショップ価格に基づきます。

いつでもカエドキプログラム適用時(23か月目に返却)の負担額: 81,620円

端末の通常価格(一括払い): 121,220円

ahamoで「AQUOS R10」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

AQUOS R10」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

AQUOS R9

シャープから発売された6.4インチの5Gスマートフォンです(2024年7月26日以降に発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 オクタコアプロセッサと12GB LPDDR5X メモリを搭載。Pro IGZO OLED液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、5000 mAhhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼ライカカメラ、前面MP50.3MPのフロントカメラを搭載しています。

また、生成AIによる留守番電話の要約機能、ベイパーチャンバー採用の放熱システム、BOX構造のステレオスピーカー、最大20GBまでのメモリ拡張、可変リフレッシュレート 1~240Hz、急速充電、NFC・おサイフケータイ(Felica)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、eSIM、DSDV、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで66,980円(整備済み品)、楽天市場で61,700円(送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで66,000円(中古)、です。

👉関連記事:AQUOS R9 徹底レビュー!R8比較で気づいたメリット・デメリットを評価

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AQUOS sense10

シャープから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年11月13日発売)。

Android 16、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、6GB または 8GB LPDDR4X メモリ、フルHD+ (2,340×1,080) の Pro IGZO OLEDディスプレイ、128GB または 256GB UFS 2.2 ストレージ、5,000mAhバッテリー、背面 約5030万画素+約5030万画素の2眼カメラ、前面 約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AIカメラ機能(影除去・ショーケースモード)、AI通話機能「Vocalist」(ボーカリスト)、「電話アシスタント」(伝言文字起こし)、最大2TBまでのストレージ拡張 (microSDXCカード対応)

「デュアルBOXスピーカー」(両側Box構造)、USB Power delivery Revision3.0、オートマクロ、ポートレート(2倍画角対応)、11種類のPHOTO STYLE フィルター(夕映え、平成POPなど)、Gemini、かこって検索、に対応、可変リフレッシュレート(1~240Hz駆動)、「インテリジェントチャージ」に対応。

おサイフケータイ® (FeliCa対応)、Payトリガー、IPX5/IPX8防水・IP6X防塵、耐衝撃(MIL規格準拠)、指紋認証 (電源ボタン一体型)、顔認証 (マスク対応)、USB Type-C (USB3.2 Gen1, DisplayPort v1.4対応)、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで57,563円、楽天市場で69,935円(SIMフリー・送料無料)、ヤフーショッピングで63,275円、です。

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arrows Alpha

FCNTから発売された約6.4インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、1200 x 2670 pxの有機EL Super HDディスプレイ、512GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面約5030万+4990万画素の2眼カメラ、前面約4990万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(arrows AI、Google Gemini)、Exlider(スクロール・拡大)、Action key(ショートカット)、自律神経測定、90W超急速充電、ダイレクト給電、リフレッシュレート 最大144Hzに対応。

IPX6/IPX8/IPX9防水、IP6X防塵、おサイフケータイ (Felica)、ステレオスピーカー(Dolby Atmos)、最大2TBまでのストレージ拡張、ハンドソープ洗浄・アルコール除菌、指紋認証、顔認証、USB Type-C、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで74,800円(税込・SIMフリー・M08)、楽天市場で80,700円(送料無料/楽天モバイルの回線セットは69,900円)、ヤフーショッピングで80,700円、です。

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iPhone 17

Appleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年9月19日発売)。

iOS 26、Apple A19チップ、8GBメモリ、ProMotionテクノロジー搭載Super Retina XDRディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、最大30時間(ビデオ再生時)駆動するリチャージャブルリチウムイオンバッテリー、背面48MP+48MPの2眼カメラ、前面18MP(センターフレーム)のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」(作文ツール、ビジュアルインテリジェンス、ライブ翻訳、クリーンアップなど)、ProMotion(最大120Hz)、高速充電(有線40W、ワイヤレス最大25W)、「アクションボタン」、「Dynamic Island」、安全機能(衛星経由の緊急SOS、衝突事故の検知)に対応。

電話アシスタント(着信スクリーニング、保留アシスト)、空間オーディオ、ドルビーアトモス、「Liquid Glass」、IP68防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa)、顔認証(Face ID)、USB-Cコネクタ、デュアルeSIM、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、高精度2周波GPSにも対応しています。

✅価格は、楽天市場で143,480円、ヤフーショッピングで141,000円、です。

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Google Pixel 10

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 16、Google Tensor G5、12GBメモリ、1,080 x 2,424 pxのActuaディスプレイ (OLED)、128GB / 256GBストレージ、通常使用で30時間以上駆動する4970 mAhバッテリー、背面48MP+13MP+10.8MPの3眼カメラ、前面10.5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「マジックサジェスト」、「マイボイス通訳」、「Daily Hub 」、「かこって検索」、「カメラコーチ」など)、光学5倍ズーム、4K動画撮影、手ブレ補正(光学式+電子式)、最大30分で55%の急速充電、Qi2認証ワイヤレス充電「Google Pixelsnap」に対応。

IP68防水防塵、おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth v6、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで115,086円、楽天市場で103,700円~(送料無料)、ヤフーショッピングで125,591円、です。

👉関連記事:Google Pixel 10 徹底レビュー!Pixel 9からの進化点と欠点

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Nothing Phone (3)

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4、12GB / 16GBメモリ、1260 x 2800 pxのフレキシブルAMOLED、256GB / 512GBストレージ、5150 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+50MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Glyph Matrix」、「Glyphトイ」、「Essential Key」、AI連携(Google Gemini、ChatGPT統合機能)、1000Hzのタッチサンプリングレート、IP68防水防塵、おサイフケータイ®に対応。

65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電、30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート、画面内指紋認証、USB-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

✅価格は、楽天市場で119,900円(税込)、ヤフーショッピングで99,980円(中古)、米国 Amazon.comで$766.97、です。

👉関連記事:Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

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Zenfone 12 Ultra

ASUSから発売された6.78インチの5Gスマートフォンです(2025年5月30日発売)。

Android 15 (ZenUI)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite (オクタコア、4.3GHz)、LPDDR5X 12GB または 16GBメモリ、フルHD+ (2400×1080)のLTPO AMOLED、256GB または 512GB (UFS4.0)ストレージ、5,500mAhバッテリー、背面50MPメイン (6軸ジンバルスタビライザー4.0) + 32MP望遠 (光学3倍、OIS) + 13MP超広角のトリプルカメラ、前面32MP RGBWイメージセンサーのフロントカメラを搭載しています。

また、eSIM、カメラのAI機能(AIトラッキング、AIポートレート動画2.0、AIボイスクラリティ、AI流し撮りなど)、AI機能(AI通話翻訳2.0、AI文字起こし2.0、AI記事の要約、AIドキュメントの要約など)、ASUSの独自機能(「通話音声の自動録音」機能、「ツインアプリ」機能、「エッジツール」、「クイックショット」、「Photo Vibe」、「Game Genie」)に対応。

おサイフケータイ(Felica)、IP65/IP68防水防塵、NFC搭載、最大65W HyperCharge急速充電、最大15W Qiワイヤレス充電対応、指紋認証 (画面内)、顔認証、USB Type-C、3.5mmヘッドホンジャック、5G通信、Wi-Fi 7 、Bluetooth® 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで119,840円(税込・国内版・ZF12U-BK12S256/A)、楽天市場で119,840円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,066円(中古)、です。

👉関連記事:Zenfone 12 Ultra徹底レビュー!AI・カメラ・11Ultra比較

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Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

✅価格は、Amazonで92,249円(税込)、楽天市場で86,499円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,800円、AliExpressで94,449円、です。

👉関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット

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Xiaomi 15T

Xiaomiから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年9月26日発売)。

Android 15 (Xiaomi HyperOS 2)、MediaTek Dimensity 8400-Ultra、12GBメモリ、2772×1280 pxの有機EL液晶、256GB / 512GBストレージ、最大13.19時間(連続使用時)駆動する5,500mAhバッテリー、背面50MP+50MP+12MPのライカ監修3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Xiaomi HyperAI、AI文章生成、AI音声認識、AI通訳、AI検索、AIダイナミック壁紙、Google Gemini)、AIディスプレイ機能、リフレッシュレート:最大120Hz、カメラの新センサー「Light Fusion 800」、光学2倍ズーム、動画プロモード(Log撮影、LUTインポート対応)、ShootSteady(動画手ブレ補正)、Xiaomi 3D IceLoop冷却システムに対応しています。

また、67W急速充電、画面内指紋認証、AI顔認証、IP68防水防塵、NFC、X軸リニア振動モーター、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0、GPS (L1+L5)にも対応しています。

✅価格は、Amazonで64,800円(税込・15Tモデル)、楽天市場で64,800円(送料無料・15T)、ヤフーショッピングで64,800円、です。

👉関連記事:Xiaomi 15T 徹底レビュー!6万円台ライカ機のコスパを14T比較で評価

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Galaxy S25

サムスンから発売された6.2インチの5Gスマートフォンです(2025年2月7日 発売)。

Android 15(One UI 7)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy、12GBメモリ、FHD+(2340×1080)解像度のDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、128GB/256GB/512GBストレージ、4000mAhバッテリー、3眼カメラ(背面に50MP広角、12MP超広角、10MP望遠)、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、Googleの次世代AIモデル「Gemini Nano 2」を搭載し、さらに強化された「Galaxy AI」の新機能に対応。より大型化し放熱性能を高めたベイパーチャンバー、IP68防水防塵、25W急速充電、、Qi2ワイヤレス充電(最大15W)、リバース充電、NFC、超音波式画面内指紋センサー、顔認証、最大120Hzリフレッシュレート、USB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで116,100円(税込)、楽天市場で110,000円(中古・送料無料)、ヤフーショッピングで124,595円、です。

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motorola edge 60 pro

motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、

125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで58,264円、楽天市場で64,090円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、です。

👉関連記事:motorola edge 60 proレビュー!前モデルとの違いと進化点は?

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他のシャープ AQUOS スマホと比較

他にもシャープのAQUOSスマホが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

OPPO Reno14 5G 徹底レビュー!Reno10 Pro比較と評価

OPPO Reno14 5G 本体グリーンとホワイトカラーが背面で並んでいる。
2025年7月17日に発売された「OPPO Reno14 5G」は、ミドルハイ市場に新たな基準を打ち立てる、注目すべきスマートフォンです。

このレビューでは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどれほどの飛躍を遂げたのか、そのデザイン、性能、カメラの実力を、他のライバル機種とも比較しながら徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

OPPO Reno14 5G の長所(Pros):

  • 圧倒的な基本性能と長期サポート: Dimensity 8350プロセッサと高速メモリによるハイエンド級のパフォーマンスに加え、5回のOSアップデートが保証されており、長期間安心して使用できます。
  • クラス最高峰のカメラとAI機能: 光学3.5倍の強力な望遠カメラや、暗所撮影を革新する「AIフラッシュ撮影」など、カメラ性能が大幅に向上。AIによる編集やアシスト機能も充実しています。
  • 最高等級の防水・防塵・耐衝撃性能: IP69という最高等級の防水・防塵性能と米軍MIL規格準拠の堅牢性を備え、利用シーンを選びません。
  • 6000mAhの大容量バッテリーと充実のゲーム機能: Reno史上最大容量のバッテリーと、冷却システムやバイパス充電といったゲーム支援機能により、長時間のプレイも快適です。

OPPO Reno14 5G の短所(Cons):

  • おサイフケータイ®(FeliCa)非対応という致命的な欠点: 日本市場では非常に重要なFeliCa機能が省略されており、多くのユーザーにとって最大の障壁となります。
  • 急速充電器や保護ケースが付属しない: 前モデルとは異なり、購入後に追加でアクセサリー費用がかかる可能性があります。
  • ライバル機と比較してやや高価: Google Pixel 9aやPOCO F7といった強力なライバル機種と比べ、価格設定がやや高めです。

総合評価:

OPPO Reno14 5Gは、パフォーマンス、カメラ、耐久性の全てにおいて前モデルを凌駕する、技術的にほぼ完璧なミドルハイスマートフォンです。しかし、おサイフケータイ®非対応という一点が、多くの日本のユーザーにとって購入をためらう大きな理由となるでしょう。

この記事で分かること

  1. 前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gからの詳細な進化点変更点
  2. 高級感あふれる「マーメイドデザイン」と、驚異的なIP69防水・防塵性能
  3. MediaTek Dimensity 8350Antutuベンチマークスコアを含む詳細な性能評価
  4. 原神」も快適にプレイできる高いゲーム性能冷却機能
  5. AIフラッシュ撮影がもたらす革新的な暗所撮影能力・光学3.5倍望遠カメラの実力と作例
  6. 6000mAh大容量バッテリーの実際の持続時間充電速度
  7. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  8. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  9. 最新の価格お得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「OPPO Reno14 5G」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:OPPO Reno14 5G-暗所撮影&進化したAl写真編集機能 | オッポ

デザインと耐久性:OPPO Reno14 5G ~美しさとタフネスを両立した、新時代のミドルハイ~

OPPO Reno14 5G 本体 背面 オパールホワイト

ここでは、OPPO Reno14 5Gの洗練されたデザインと、前モデルから劇的に進化した驚異的な耐久性について、実際に手に取って感じた感動をレビューしていきます。比較対象として「OPPO Reno10 Pro 5G」を取り上げ、その違いにも焦点を当てて解説します。

幻想的なデザインと、思わず触れたくなる上質な質感

OPPO Reno14 5Gは、ルミナスグリーンとオパールホワイトの2色が用意されています。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの「グロッシーパープル」や「シルバーグレー」といったシックなカラーとは一線を画し、より幻想的で新しいコンセプトを打ち出しています。特に「オパールホワイト」を初めて手に取った瞬間、そのデザイン性の高さに心を奪われました。単なる白ではなく、見る角度によって繊細な虹色の輝きが浮かび上がる「マーメイドデザイン」が採用されており、所有する喜びを存分に満たしてくれます。

背面には「ベルベットガラス」が採用され、マットでありながらしっとりとした、なめらかな手触りがたまりません。OPPO Reno10 Pro 5Gの「OPPO Glow」加工もサラサラで心地よかったのですが、Reno14 5Gはさらに上質な感触で、指紋がほとんど付かない実用性も兼ね備えています。一日中触っていても、その美しさが損なわれないのは嬉しいポイントです。

カラーの違い

  • OPPO Reno14 5G:ルミナスグリーン、オパールホワイト
  • OPPO Reno10 Pro 5G:シルバーグレー、グロッシーパープル

驚きの薄さと軽さ、手にした瞬間に分かる高級感

OPPO Reno14 5G 本体 側面 オパールホワイト。

スペックシートを見ると、厚さ約7.4mm、重量約187gと、OPPO Reno10 Pro 5G(厚さ約7.9mm、重量約185g)から大幅な変更はないように思えます。しかし、実際に手に持つとその印象は大きく変わります。わずか0.5mm薄くなっただけですが、よりシャープで洗練された印象を受けます。6000mAhという大容量バッテリーを搭載しながらこの薄さと軽さを実現しているのは、まさに驚異的です。

フレームには航空機にも使われる高強度アルミ素材が採用されており、ミドルレンジのスマートフォンとは思えないほどの剛性感と高級感を両立しています。OPPO Reno10 Pro 5Gの丸みを帯びたフレームは、人によっては「指に食い込む」という意見もありましたが、Reno14 5Gはエッジの処理が絶妙で、しっかりと手にフィットします。先日友人が持っていたiPhone 16と比べるとやや大きく感じましたが、この持ちやすさなら長時間の使用でも疲れを感じさせません。

サイズ・重量の違い

  • OPPO Reno14 5G:(サイズ)縦約158mm、横約75mm、厚さ約7.4mm、(重量)約187g
  • OPPO Reno10 Pro 5G:(サイズ)縦約163mm、横約75mm、厚さ約7.9mm、(重量)約185g

日常から非日常へ。最高等級の防水・防塵性能と圧倒的なタフネス

デザイン面での進化もさることながら、耐久性の劇的な向上こそがOPPO Reno14 5G最大の魅力です。前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの防水・防塵性能はIP54等級で、小雨や水しぶきに耐える「生活防水」レベルでした。そのため、お風呂での使用はためらわれ、水辺のレジャーでは常に気を使う必要がありました。

しかし、OPPO Reno14 5Gは、最高水準であるIP69・IP68の防水・防塵性能を備えています。これは、水深2メートルで最大30分間の耐水性能を持ち、さらには80℃の高温・高圧水流にも耐えうるという驚異的なタフネスです。これにより、お風呂でゆっくりと動画を楽しんだり、夏の川遊びで友人と水中写真を撮り合ったりと、これまでスマホを持ち込むことを躊躇していたシーンでも、何の心配もなく使用できます。

さらに、米国MIL規格耐衝撃テストもクリアしており、ディスプレイにはCorning® Gorilla® Glass 7iを採用。万が一のアクシデントにも強い設計は、キャンプやハイキングといったアウトドア活動でも絶大な安心感を与えてくれます。もはや「ミドルハイ」というカテゴリーを超えた、フラッグシップ級の堅牢性です。

耐久性の違い

  • OPPO Reno14 5G:(防水防塵): IP69/IP68、(カバーガラス): Corning® Gorilla® Glass 7i、(フレーム素材): 高強度アルミ素材、(耐衝撃): MIL規格
  • OPPO Reno10 Pro 5G:防水防塵性能: IPX4/IP5X、(カバーガラス): AGC DT-Star2

接続ポートとスピーカーの配置

OPPO Reno14 5G 本体 底面の接続ポート

本体下部のインターフェース配置は、左からSIMカードスロット、USB Type-Cポート、スピーカーという構成です。この配置自体はOPPO Reno10 Pro 5Gと基本的に同じですが、スピーカーの配置が進化しました。Reno10 Pro 5Gは本体下部にのみスピーカーを持つモノラル仕様でしたが、Reno14 5Gでは本体上部(イヤピース部)にもスピーカーが配置され、デュアルスピーカーとなっています。SIMスロットがmicroSD非対応である点は共通しています。

OPPO Reno14 5Gの付属品

  • 保護フィルム(試供品)(貼付済み)
  • SIM取出し用ピン(試供品)
  • クイックガイド
  • 安全ガイド

※日本国内モデルには、充電器および保護ケースは同梱されていません。前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gにはどちらも付属していたため、この点は大きな変更点です。

まとめ:デザインと耐久性

  • カラーとデザイン:前モデルから一新された幻想的なカラーバリエーション。特にオパールホワイトの「マーメイドデザイン」と「ベルベットガラス」の質感が非常に高く、所有欲を満たしてくれる。
  • 携帯性:6000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、厚さ約7.4mm、重さ約187gという薄型軽量設計を実現。航空機用アルミフレームによる高級感も魅力。
  • 耐久性:IP54だった前モデルから、最高等級のIP69/IP68防水・防塵性能へと劇的に進化。米軍MIL規格準拠の耐衝撃性も備え、あらゆるシーンで安心して使える。
  • ポートとスピーカー:底面のポート配置は標準的だが、前モデルの弱点だったモノラルスピーカーから、本体上下にスピーカーを配置したデュアルスピーカーへと進化した。
  • 付属品:前モデルとは異なり、充電器と保護ケースが付属しないため、別途購入が必要な点には注意が必要。

ディスプレイ:OPPO Reno14 5G ~日常を鮮やかに切り取る、没入感の新しいステージ~

OPPO Reno14 5Gのディスプレイを片手で持っている。

ここでは、毎日何度も触れるOPPO Reno14 5Gのディスプレイが、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどのように進化したのかを、実際の使用感を交えて詳しくレビューします。明るさ、精細さ、そして日々の使い勝手に至るまで、そのすべてが格段にレベルアップしていました。

より広く、より深く。有機ELと極細ベゼルが織りなす圧倒的な没入体験

OPPO Reno14 5Gのディスプレイは、有機EL(AMOLED)パネルを採用しています。このディスプレイの真価は、有機ELならではの漆黒の表現がもたらす高いコントラストと、10億7000万色が織りなす色彩の豊かさにあります。実際に映像を見ると、黒が完全に沈むため、鮮やかな色がより一層引き立ち、被写体が画面から飛び出してくるかのような立体感を感じることができました。

この美しい表示性能を、極細のベゼルが一層際立たせています。画面サイズはOPPO Reno10 Pro 5Gの約6.7インチから約6.6インチへとわずかに小さくなりましたが、それを全く感じさせません。なぜなら、画面占有率が前モデルの93.0%から93.4%へと向上しているからです。この極細ベゼルと有機ELの映像美が相まって、Netflixで映画『アトラス』を観たとき、画面の縁がほとんど意識の外に追いやられ、まるで映像だけが空間に浮かんでいるかのような深い没入感を味わえました。

日差しの下でも妥協しない、圧倒的な明るさと高精細表示

OPPO Reno14 5Gでゲームをプレイする様子。

表示品質そのものも劇的に向上しています。解像度はOPPO Reno10 Pro 5GのフルHD+(2,412×1,080)から、1.5K(2,760×1,256)へとアップグレードされ、ピクセル密度も394PPIから460PPIへと大幅に向上しました。この差は、電子書籍で小さな文字を読む際に顕著で、文字の輪郭がよりくっきりと表示され、長時間の読書でも目の疲れが明らかに軽減されました。

最大の進化点は、屋外での視認性です。OPPO Reno10 Pro 5Gは日光下での最大輝度が800nitsで、強い日差しの中では画面が見にくいと感じる瞬間がありました。しかし、OPPO Reno14 5G最大1200nitsという圧倒的な輝度を誇ります。先日、公園で晴れた日に動画を見ようとした際、Reno10 Pro 5Gでは自分の顔が反射してしまいましたが、Reno14 5Gは夏の強い日差しに負けることなく、映像の暗い部分まで鮮明に映し出してくれました。この差は感動的ですらあります。

指に吸い付く、安定した滑らかな操作感

120Hzの高リフレッシュレートOPPO Reno10 Pro 5Gから引き継がれていますが、その「質」が全く異なります。前モデルでは、Chromeなどの特定のアプリでリフレッシュレートが90Hzに落ちてしまうことがあり、少し残念に感じていました。しかし、Reno14 5Gではその問題が解消され、SNSのタイムラインをスクロールする際の動きは、まさに「ハイエンド級」の滑らかさです。指の動きにピタッと追従する感覚は、一度味わうと戻れません。

日々の使い勝手を向上させる、多彩な独自機能

OPPO Reno14 5Gは、ハードウェアの進化に加え、ソフトウェアによるきめ細かな機能で日々の使い勝手を向上させています。例えば、濡れた手でも正確に操作できる「スプラッシュタッチ機能」は、キッチンでレシピを見ながら料理をする際に非常に重宝しました。また、冬には欠かせない、手袋をしたまま操作できる「手袋モード」も搭載されており、寒い屋外でわざわざ手袋を外す手間がなくなるのは嬉しい配慮です。

映像体験を豊かにする機能も充実しています。昔撮った少し画質の粗い写真や動画も、AIがくっきりと補正してくれる「画像シャープナー」や、動画の色調をより豊かに表現する「動画カラーブースト」を使えば、思い出をより鮮やかに楽しむことができます。さらに、夜になると自動でブルーライトをカットしてくれる「就寝モード」も搭載されており、寝る前のスマホ時間も快適です。

OPPO Reno14 5Gのディスプレイ仕様

  • サイズ: 約6.6インチ
  • 種類: AMOLED(有機EL)
  • 画面占有率: 93.4%
  • 解像度: フルHD+ (2,760×1,256)
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • 輝度: 日光下での最大輝度 1200nits
  • 色彩深度: 10億7000万色(10ビット)
  • ピクセル密度: 460 PPI
  • その他: HDR10+認証、スプラッシュタッチ機能、手袋モード、画像シャープナー、動画カラーブースト、就寝モード搭載

まとめ:ディスプレイ

  • 没入感と映像美:有機ELの鮮やかな表示と93.4%の画面占有率を誇る極細ベゼルが相まって、画面の世界に深く引き込まれる。
  • 表示品質:解像度、ピクセル密度、最大輝度が前モデルから大幅に向上し、特に屋外での視認性が劇的に改善された。
  • 操作性:120Hzのリフレッシュレートは安定して動作し、ハイエンド級の滑らかな操作感を実現。
  • 独自機能:濡れた手で操作できる「スプラッシュタッチ」や、画質を向上させる「画像シャープナー」、目を労わる「就寝モード」など、実用的な機能が豊富に搭載されている。

パフォーマンス:OPPO Reno14 5G ~日常のすべてが加速する、新世代の処理性能~

OPPO Reno14 5GのUI画面。アプリ一覧。

ここでは、スマートフォンの快適さを決定づける頭脳「CPU」と記憶領域「メモリ・ストレージ」に焦点を当てます。OPPO Reno14 5Gが、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からどれほどの飛躍を遂げたのか、その圧倒的なパフォーマンスの進化を、実際の使用感を交えながら徹底的にレビューします。

プロセッサを刷新。MediaTek Dimensity 8350の実力

OPPO Reno14 5Gのパフォーマンスの源泉は、心臓部であるSoC(System on a Chip)の刷新にあります。搭載されているのは、2024年11月に登場したMediaTek社の最新チップ「Dimensity 8350」です。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gが搭載していたQualcomm社のSnapdragon 778G 5Gとは、世代も設計思想も大きく異なります。まず、製造プロセスが6nmから、より微細で電力効率に優れるTSMCの4nm(第2世代)へと進化しました。これにより、同じ処理をしても消費電力が少なく、発熱も抑えられます。

CPUのコア構成も、Cortex-A78世代から最新のCortex-A715/A510世代へと進化し、最高動作周波数は2.4GHzから一気に3.35GHzまで引き上げられています。グラフィック性能を担うGPUも、旧世代のAdreno 642Lから最新世代のArm Mali-G615 MC6へと変更され、UIのアニメーションからアプリの描画まで、あらゆるグラフィック処理が高速化されています。

その性能差はベンチマークスコアにも如実に表れています。Geekbench 6のマルチコア性能を比較すると、Reno10 Pro 5Gが約2,800点だったのに対し、Reno14 5Gは約4,500点と、1.6倍以上のスコアを記録 。グラフィック性能を示す3DMark(Wild Life)でも、約2,400点から約9,400点へと約4倍近い飛躍を遂げており、もはやミドルハイというよりハイエンドに迫る実力を持っていることがわかります 。

日常操作で感じる、ハイエンド級の快適性

スペックの進化は、日常のあらゆる場面で「ハイエンド級」と呼ぶにふさわしい快適な体験をもたらしてくれました。前モデルのReno10 Pro 5Gも普段使いではサクサク快適でしたが、Reno14 5Gは明らかにワンランク上の滑らかさです。例えば、Google Chromeで20以上のタブを開きながら、バックグラウンドでYouTube Musicを再生し、さらにMicrosoft Excelで資料を編集するという高負荷なマルチタスクを試してみました。Reno10 Pro 5Gでは時折アプリの再読み込みが発生する場面でしたが、Reno14 5Gではアプリ間の切り替えが驚くほどスムーズで、一切のもたつきを感じさせません。

この差は、画像や動画の編集といったクリエイティブな作業でさらに顕著になります。Adobe Lightroom Mobileで数十枚の高解像度写真を読み込み、フィルターを適用する作業は、Reno10 Pro 5Gに比べて処理時間が明らかに短縮されました。また、CapCutで複数の4K動画クリップを繋ぎ合わせる編集作業も、プレビューのカクつきがほとんどなく、ストレスフリーで進めることができました。まさに「日常的な動作はサックサク」という言葉がぴったりな、不満のつけようがないレスポンスです。

高速な記憶領域。メモリとストレージの圧倒的進化

この快適なパフォーマンスを支えているのが、メモリ(RAM)ストレージ(ROM)の大幅な進化です。まずメモリは、Reno10 Pro 5Gの8GB LPDDR4Xから、12GB LPDDR5Xへと容量・規格ともにアップグレードされました。最大転送速度を比較すると、LPDDR4Xの4266Mbpsに対し、LPDDR5Xは8533Mbpsと、実に2倍の速度を誇ります 。これにより、多くのアプリを同時に起動してもメモリ不足に陥ることなく、快適なマルチタスク環境が維持されます。

ストレージも、Reno10 Pro 5GのUFS 2.2からUFS 3.1へと進化。読み込み速度は約850MB/sから約2100MB/sへ、書き込み速度に至っては約250MB/sから約1200MB/sへと、それぞれ2倍以上の劇的な高速化を果たしています 。実際に、PCから10GBの動画ファイルを本体に転送してみましたが、Reno10 Pro 5Gでは待たされている感覚があったのに対し、Reno14 5Gではあっという間に転送が完了しました。アプリの起動速度も体感で明らかに速くなっており、このストレージ性能の向上が、全体的なレスポンスの良さに大きく貢献していることを実感しました。

OPPO Reno14 5GのCPU仕様

  • CPU: MediaTek Dimensity 8350
  • 製造プロセス: TSMC 4nm(第2世代)
  • コア構成: オクタコア (3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4)
  • GPU: ARM G615-MC6

まとめ:パフォーマンス

  • CPU性能:最新の4nmプロセスで製造されたMediaTek Dimensity 8350を搭載し、前モデルのSnapdragon 778G 5Gから処理性能・電力効率ともに飛躍的に向上した。
  • 体感速度:Webブラウジングから動画編集まで、あらゆる日常操作でハイエンド級の滑らかさと応答性を実現し、ストレスフリーな操作感を提供してくれる。
  • メモリ性能:RAMは12GBのLPDDR5Xを搭載。前モデルのLPDDR4Xから転送速度が2倍になり、マルチタスク性能が大幅に強化された。
  • ストレージ性能:UFS 3.1を採用し、アプリの起動やファイルの読み書き速度が前モデルのUFS 2.2から劇的に高速化した。

Antutuベンチマーク

OPPO Reno14 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約132万点(1322192)を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「1322192」、CPUで「276534」、GPUで「513388」、MEMで「264636」、UXで「267634」

例: Antutu V10 総合で「1384007」、CPUで「299967」、GPUで「539243」、MEMで「266248」、UXで「278549」

一方、前モデルの「OPPO Reno10 Pro 5G」はQualcomm Snapdragon 778G 5G プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で、約56万点を記録していました。

例1: Antutu V10 総合で「566184」、CPUで「186681」、GPUで「138748」、MEMで「105008」、UXで「135747」

OPPO Reno14 5Gは前モデルの「OPPO Reno10 Pro 5G」よりもスコアが約76万点 上がっていることから、大幅に性能が向上したといえます。

MediaTek Dimensity 8350 性能を比較

OPPO Reno14 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

OPPO Reno14 5G グラフ Antutu 比較 MediaTek-Dimensity8350

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:約 200万
  2. Snapdragon 8s Gen 4 (POCO F7)・・・Antutu:187万
  3. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:約 156万
  4. MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu:約 144万
  5. MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Reno14 5G)・・・Antutu:約 132万
  6. Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:約 100万
  7. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万
  8. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu 約 67万
  9. Snapdragon 778G 5G (OPPO Reno10 Pro 5G)・・・Antutu:約 56万
  10. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万

比較から分かること

MediaTek Dimensity 8350は、スマートフォン市場において非常に競争力の高いプロセッサであると結論付けられます。AnTuTuベンチマークで約132万点というスコアは、絶対的なトップ性能を持つSnapdragon 8 Gen 3などには譲るものの、それに迫る高いパフォーマンスレベルにあります。

この性能は、日常的なウェブ閲覧やSNSの利用といった軽作業ではオーバースペックとも言えるほど快適であり、高いグラフィック設定が求められる最新の3Dゲームや、動画編集のような高負荷なタスクにおいても、多くのユーザーを満足させる実力を持っています。

ゲーム性能

OPPO Reno14 5Gでレースゲームをプレイしている様子。

OPPO Reno14 5Gは、MediaTek Dimensity 8350プロセッサにより、ゲーム性能においても前モデルから飛躍的な進化を遂げています。これまで「重いゲームは厳しい」とされてきたRenoシリーズのイメージを覆し、あらゆるジャンルのゲームで高いパフォーマンスを発揮する本機の実力を、具体的なタイトルを交えてレビューします。

原神

まず、非常に高いグラフィック負荷が要求される「原神」をプレイしました。画質設定を「中」にしたところ、広大なフィールドの探索やデイリークエストの消化といった場面では、フレームレートは常に50fpsから60fpsの間で安定。キャラクターが入り乱れる激しい戦闘で、元素爆発のエフェクトが重なっても大きなカクつきはなく、快適な操作性を維持できました。最高画質に設定すると場面によっては40fps台に落ち込むこともありましたが、少し設定を調整するだけで、この美しい世界を滑らかな映像で存分に楽しめます。

フォートナイト

次に、競技性の高いバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」です。グラフィック設定を「高」にした状態で、90fpsモードでのプレイが可能でした。ゲーム序盤の降下時や、プレイヤーが密集していないエリアでは安定して90fpsに近い数値を維持。終盤の激しい建築バトルにおいてもフレームレートが60fpsを大きく下回ることはなく、常に滑らかな視点移動と正確なエイムが求められる状況で、有利に立ち回ることができました。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人が参加する大規模バトルロイヤル「Call of Duty: Warzone Mobile」も試しました。グラフィック設定を「最高」にしても、フレームレートは常時60fpsで安定。広大なマップを高速で移動する際や、複数の部隊が入り乱れる激しい銃撃戦の最中でもフレームレートは落ちず、遅延のないスムーズなゲームプレイが可能です。敵の発見から照準、射撃までの一連のアクションをストレスなく行えるため、純粋に腕前が試される体験でした。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス

コマンドバトルRPG「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」では、最高のゲーム体験を味わえました。グラフィックとフレームレートを共に最高設定(60fps)にしたところ、バトル中の派手なリミットブレイクや召喚獣の演出でも、フレームレートはほぼ60fpsに張り付いたままでした。ロード時間も短く、美しいグラフィックで描かれる物語に没入できました。

アスファルト:Legends Unite

最後に、美麗なグラフィックとスピード感が魅力のレースゲーム「アスファルト:Legends Unite」です。グラフィック設定を「最高品質」にしても、レース中のフレームレートは常に60fpsを維持。多数のライバル車や破壊可能なオブジェクトが画面内に密集する状況や、ニトロを連続使用して超高速で走行する場面でも、フレームレートが落ち込むことなく、常に滑らかで迫力のあるレースが楽しめました。

まとめ:ゲーム性能

MediaTek Dimensity 8350は、非常に高いゲーム性能を持つプロセッサです。「原神」のような高負荷なゲームから、「フォートナイト」のような競技性の高いバトルロイヤルまで、多くのタイトルで高い画質設定と安定した高フレームレートを両立させることができます。

「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」や「アスファルト:Legends Unite」のようなゲームでは、最高設定でゲームが提供する上限のパフォーマンスを完全に引き出し、極めて快適なプレイ環境を実現します。この性能は、幅広いゲーマーの要求に応えることができるものです。

冷却性能とゲーム機能:OPPO Reno14 5G ~勝利を掴むための専用設計~

OPPO Reno14 5Gの冷却システム

ここでは、OPPO Reno14 5Gが単なる高性能スマートフォンではなく、本格的なゲーミング体験のためにいかに最適化されているかをレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」の課題を克服した圧倒的な冷却性能と、勝利をアシストする多彩なゲーム支援機能に焦点を当てて解説します。

長時間プレイの常識を変える、新次元の冷却システム

前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gでゲームをプレイしていると、特に「原神」のような高負荷なタイトルでは、本体がかなり熱くなり、パフォーマンスの低下が気になる場面がありました。しかし、OPPO Reno14 5Gでは、その心配は過去のものとなりました。本機には「AIナノ・デュアルドライブ冷却システム」という、極めて強力な冷却機構が搭載されています。これは、4,700mm²もの広大なベイパーチャンバーと、16,596mm²の航空機レベルのグラファイト素材を組み合わせたもので、発生した熱を瞬時に拡散させます。

実際に高負荷なベンチマークテストを3回連続で実行するという、スマートフォンにとっては過酷なテストを行ってみましたが、温度は驚くほど安定していました。Reno10 Pro 5Gでは熱による性能低下が見られた場面でも、Reno14 5Gは安定したパフォーマンスを維持し続けたのです。

AIが勝利をアシストする、盤石のパフォーマンス

OPPO Reno14 5Gのゲーム機能。

OPPO Reno14 5Gの真価は、強力なハードウェアを支えるインテリジェントなソフトウェアにもあります。ゲーム体験を総合的に向上させるのが「AIハイパーブースト2.0」という最適化技術です。その中核機能が「プロゲーマーモード」で、これをオンにすることでパフォーマンスを最大限に引き出せます。実際に「PUBG Mobile」をスムーズ画質設定でプレイしたところ、フレームレートは常に60FPSに張り付き、3時間近くプレイし続けてもカクつきは一切ありませんでした。

非常に負荷が高いことで知られる「原神」も、前モデルとは比べ物にならないほど快適にプレイできます。画質を「中」設定にすれば、フレームレートが49FPSを下回ることはほとんどなく、美しい世界をスムーズに楽しめました。最高画質でのプレイはさすがに荷が重いと感じましたが、ミドルハイの価格帯でここまで快適に遊べるのは大きな進化です。

ネットワークの安定性も、3つのAI機能で盤石です。「AIネットワークブースター」はゲーム通信を優先処理し、「AIモバイルネットワークスイッチ」はラグを検知すると最適な回線に自動切換え。「AIスーパーWi-Fiブースター」は混雑したWi-Fi環境でも接続を安定させます。これにより、オンライン対戦の決定的な場面で通信が途切れるという最悪の事態を回避でき、安心してプレイに集中できました。

指先と耳で感じる、勝利への没入感

ゲーム体験の質は、映像だけでなく、触覚や音響によっても大きく左右されます。Reno14 5Gは、前モデルの弱点だった部分を徹底的に強化してきました。Reno10 Pro 5Gのバイブレーションはやや単調でしたが、Reno14 5Gでは「X軸リニアモーター」を搭載。銃を撃った際の反動が、キレのあるシャープな振動として指先に伝わり、没入感が格段に向上しました。

音響面では、待望のステレオスピーカーを搭載し、独自の立体音響技術「Holo Audio」にも対応。さらに「フットステップサウンドブースト」機能は、「PUBG Mobile」で敵のかすかな足音を強調し、その位置を音だけで正確に把握できるという戦術的な優位性をもたらしてくれました。

その他にも、ゲームの起動音を消す「サイレントローンチ」、キルシーンなどを自動で録画する「AIゲームハイライト」、そして決定的な場面を即座に保存・共有できる「ゲームキャプチャ」など、ゲーマーの心をくすぐる機能が満載です。

OPPO Reno14 5Gの主なゲーム機能

  • AIナノ・デュアルドライブ冷却システム: 広大なベイパーチャンバーとグラファイトで構成された強力な冷却機構。
  • AIハイパーブースト2.0 / プロゲーマーモード: ゲームパフォーマンスを最適化し、安定した高フレームレートを維持する包括的な技術と専用設定。
  • AIネットワークアシスト: 「ブースター」「スイッチ」「Wi-Fiブースター」の3機能で通信を常に最適化し、オンラインゲームのラグを抑制。
  • X軸リニアモーター: キレのあるリアルな振動フィードバックで没入感を向上。
  • 立体音響とサウンドブースト: ステレオスピーカー、Holo Audio、フットステップサウンドブーストで、音響による没入感と戦術的優位性を両立。
  • 録画・共有機能: AIゲームハイライトやゲームキャプチャで、最高の瞬間を逃さず記録・共有。

まとめ:冷却性能とゲーム機能

  • 冷却性能と持続力:前モデルの弱点だった発熱問題を強力な冷却システムで克服し、「原神」のような高負荷ゲームでも安定した長時間のプレイが可能になった。
  • パフォーマンスの安定性:「AIハイパーブースト2.0」と「プロゲーマーモード」により、フレームレートと通信の安定性が大幅に向上し、快適なゲーム環境を提供してくれる。
  • 没入感の向上:リアルな振動を生む「X軸リニアモーター」や、ステレオスピーカー、戦術的に有利な「フットステップサウンドブースト」など、五感に訴える機能でゲームへの没入感を深める。
  • 豊富な支援機能:ネットワークアシストから自動録画まで、プレイヤーをサポートする多彩なソフトウェア機能が充実している。

カメラ性能:OPPO Reno14 5G ~AIが光を制する、夜景と望遠の新体験~

OPPO Reno14 5Gで撮影している様子。プレビュー画面。

ここでは、OPPO Reno14 5Gのカメラ性能が、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からいかに進化したかをレビューします。ハードウェアを一新しAIとの融合を深めたことで、シャッターを切るだけで息をのむほど美しい写真が撮れる、魔法のようなカメラへと生まれ変わっていました。

画素数だけではない、思想の進化。カメラ構成を比較

OPPO Reno14 5Gは、背面に3つのカメラを搭載しています。OIS(光学式手ブレ補正)に対応した約5000万画素広角カメラと、約800万画素超広角カメラという点は前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gと共通ですが、望遠カメラとインカメラが劇的に進化しました。

望遠カメラは、前モデルの32MP/光学2倍ズームから、この価格帯では異例といえるOIS対応の50MP/光学3.5倍ズームへと大幅に強化されています。さらにインカメラも32MPから50MPへと高画素化され、新たに4K動画撮影にも対応。まさにフラッグシップ級と呼ぶにふさわしいカメラシステムへと生まれ変わっています。

暗闇を昼に変える「AIフラッシュ撮影」と進化したLivephoto

OPPO Reno14 5GのAIフラッシュ撮影

OPPO Reno14 5Gのカメラを象徴する機能が、新搭載の「AIフラッシュ撮影」です。これは、3つの高輝度フラッシュライトとAIによる画像補正を組み合わせることで、従来のフラッシュ撮影の課題であった「被写体だけが白く浮き、背景が真っ暗になる」という現象を克服します。実際に暗い室内で人物を撮影してみたところ、Reno10 Pro 5Gでは不自然な明るさになってしまったのに対し、Reno14 5Gは被写体の肌の質感や色を自然に再現しつつ、背景の夜景の雰囲気までもしっかりと残した、驚くほど立体的な一枚を撮影できました。

シャッターを押した前後数秒を動画として記録する「Livephoto」機能も、AIによって大きく進化しました。AI補正により画質が向上し、撮影したデータから最大90枚もの高解像度な静止画を生成できます。動きの速いペットを撮影した際も、Livephotoで撮っておけば、後からベストな一瞬を完璧な静止画として切り出せるため、もうシャッターチャンスを逃すことはありません。

作例で見る撮影性能。圧巻の望遠と忠実な色再現

OPPO Reno14 5Gで撮影したサンプル写真2枚。空と植物。

広角カメラで撮影した写真は、まさに「見たまま」の美しさです。AI技術が被写体の質感や光の当たり方を正確に捉え、写真に自然な奥行きと立体感を与えてくれます。Reno10 Pro 5Gでは時に色が鮮やかになりすぎることがありましたが、Reno14 5Gは明るい空から植物に至るまで、白飛びや黒つぶれすることなく、忠実な色合いで記録してくれました。

そして、圧巻だったのが望遠カメラの性能です。先日、展望台から街の風景を撮影しました。Reno10 Pro 5Gの光学2倍ズームでは遠くのビルまではっきりと捉えるのが難しかったのですが、Reno14 5Gの光学3.5倍ズームでは、ビルの窓枠や壁面のディテールまで驚くほどクリアに写し出すことができました。さらにデジタルズームで10倍にしても、看板の文字が読めるほどの解像感を保っており、その性能の高さに驚きました。

AIが創造性を解放する、多彩な編集機能

OPPO Reno14 5Gは、撮影後の楽しみを広げてくれる多彩なAI編集機能を搭載しています。撮った写真の構図がしっくりこない時は「AI再構成」をタップするだけでAIがプロのような構図を提案。その他にも、おなじみの「AI消しゴム」機能はもちろん、ガラスの映り込みを消す「AI反射除去」や、ピンボケを修正する「AIぼけ除去」も搭載しています。

さらに、集合写真で目をつぶった人を修正する「AIパーフェクトショット」、写真の雰囲気を真似る「AIスタイル転送」、そして1枚の写真から様々なパターンの画像を生成する「AI Studio」まで、まさにプロ級の編集が指先一つで完結します。

動画性能もフラッグシップ級へ

動画性能も、静止画に劣らず大きな進化を遂げています。アウトカメラ、インカメラともに最大4K/60fpsの撮影に対応。特に注目すべきは、暗所でも美しい映像を記録できる「4K HDRビデオ」撮影機能で、AIによるノイズ低減も加わり、夜景や室内の薄暗いシーンでもクリアで鮮やかな映像を残せます。手ブレ補正も大幅に強化され、歩きながら撮影しても非常に滑らかな映像が撮れます。さらに、より激しい動きに対応する「ワンランク上の手ブレ補正」モードも搭載されており、まるでアクションカメラのようなダイナミックな映像も撮影可能です。

OPPO Reno14 5Gのカメラ仕様と主なカメラ機能

アウトカメラ:

  • 広角:約5000万画素 (F値1.8 / OIS対応 / Sony LYT-600)
  • 望遠:約5000万画素 (F値2.8 / OIS対応 / 3.5倍光学ズーム)
  • 超広角:約800万画素 (F値2.2 / 画角116°)

インカメラ:

  • 約5000万画素 (F値2.0)

主な撮影・動画機能:

  • AIフラッシュ撮影
  • 進化したAI Livephoto
  • 4K HDRビデオ (AIノイズ低減)
  • 強力な手ブレ補正 (アクションカメラ風モード搭載)
  • AIサウンドフォーカス

主なAI編集機能:

  • AI再構成、AIパーフェクトショット、AIスタイル転送、AI消しゴム、AIぼけ除去、AI反射除去、AI Studio

まとめ:カメラ性能

  • カメラ構成:望遠カメラが32MP/光学2倍から50MP/光学3.5倍へと大幅に進化し、遠くの被写体をより高画質に撮影可能になった。
  • 暗所撮影:新機能「AIフラッシュ撮影」により、従来のフラッシュ撮影の弱点を克服し、暗い場所でも自然で立体感のある写真が撮れるようになった。
  • 望遠性能:光学3.5倍ズームは圧巻で、デジタルズームを使っても10倍程度まで画質の劣化が少なく、様々なシーンで活躍してくれる。
  • AI機能:撮影後の編集を劇的に楽にする多彩なAI編集機能が充実しており、撮影の失敗をカバーしたり、よりクリエイティブな作品作りを楽しめる。
  • 動画性能:4K HDR撮影や、アクションカメラ風の強力な手ブレ補正、AIによる音声処理に対応し、動画のクオリティが総合的に向上した。

AI機能:OPPO Reno14 5G ~日常を賢く変える頼れるパートナー~

OPPO Reno14 5Gのリアルタイム翻訳機能

ここでは、OPPO Reno14 5Gの大きな魅力である「OPPO AI」について、カメラやゲーム以外の日常を豊かにする機能に焦点を当ててレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」が持っていたシステム最適化機能から大きく飛躍し、本作は日々のタスクを賢くサポートする、まさに頼れるパートナーへと進化を遂げていました。

言葉の壁が、思い出作りのチャンスに変わる瞬間

海外のB級グルメを紹介するブログ記事を見つけた時のことです。以前なら全文コピーして翻訳サイトへ…という手間がありましたが、Reno14 5Gでは画面の横から「AIツールボックス」を引き出し、「画面翻訳」をタップするだけ。一瞬で画面全体が自然な日本語に変わり、現地の人のみぞ知る絶品料理の情報を得ることができました(リアルタイム翻訳機能)。これなら、海外旅行中に現地のレストランでメニューを読んだり、街角の看板の意味を理解したりするのも簡単です。言葉がわからないという不安が、未知の文化に触れるワクワクに変わる。AIが旅の体験そのものを豊かにしてくれるのを感じました。

面倒な作業は、賢い相棒におまかせ

長文のビジネスメールを受け取った時も、AIツールボックスの「要約」機能を使えば、瞬時に要点だけを把握できます。さらに、返信に困った時は、いくつかのキーワードを伝えるだけで丁寧な返信文案を複数提案してくれる。まるで優秀な秘書です。この体験は、GoogleのAI「Gemini」との連携でさらに強力になります。電源ボタンを長押しすれば、より複雑な相談やアイデア出しも可能。OPPO独自のAIとGoogleのAIが連携し、あらゆる場面でユーザーをサポートしてくれます。

見えないところで、常に最高のパフォーマンスを

この賢い相棒は、私たちが意識しないところでも常に働いています。「Trinity Engine」は、スマホの使い方を学習し、常にシステムを最適な状態に保ち、長年使っても購入当初のようなサクサ-ク感を維持してくれます。また、「AI LinkBoost 3.0」は、エレベーターの中や地下街など、電波が不安定になりがちな場所でも、最適な回線を瞬時に掴んでくれる。こうした見えないサポートがあるからこそ、私たちはストレスなく、日々のコミュニケーションに集中できるのです。

Google Geminiとの連携

これらのOPPO独自のAI機能に加え、本機はGoogleのAIアシスタント「Gemini」も利用可能です。電源ボタンの長押しでいつでも呼び出せ、より高度な情報検索やアイデア出しなど、幅広いタスクをサポートしてくれます。Google AI Proの3ヶ月無料体験も付属します。

OPPO Reno14 5Gの主なAI機能

  • 翻訳・言語サポート: リアルタイム画面翻訳、音声翻訳、AIツールボックスによる文章要約・提案機能。
  • ドキュメントアシスタント: ファイルの要約、翻訳、文章のブラッシュアップなどをサポート。
  • システム最適化: Trinity Engineによるパフォーマンスの維持と、AI LinkBoost 3.0による通信の安定化。
  • 通話サポート: 自動通話録音機能、クリアボイス機能。
  • Google Gemini 連携: OSに統合されたAIアシスタント。

まとめ:AI機能

  • コミュニケーション支援:リアルタイム翻訳や文章作成支援など、言語の壁を取り払うOPPO独自の強力なAI機能が充実しており、ビジネスからプライベートまで幅広く活用できる。
  • システム安定性:Trinity EngineやAI LinkBoost 3.0といった見えないAIが、システムの快適性と通信の安定性を常に支えており、前モデル以上に安心して使える。
  • AIアシスタント性能:補足機能としてGoogle Geminiも搭載されており、より高度で幅広いタスクに対応可能。
  • 総合評価:単なる機能の集合体ではなく、AIがOS全体に深く統合されることで、前モデルとは比較にならないほど賢く、頼れるパートナーへと生まれ変わった。

バッテリー性能:OPPO Reno14 5G ~充電の不安から解放される、大容量と超高速チャージ~

OPPO Reno14 5Gで充電している様子。

ここでは、スマートフォンの生命線であるバッテリー性能について、OPPO Reno14 5Gが遂げた大きな進化をレビューします。単に長持ちするだけでなく、充電の速さ、そしてバッテリー自体の寿命に至るまで、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」のユーザーが抱えていたかもしれない不安を払拭する、圧倒的な安心感を実現していました。

Reno史上最大。6000mAh大容量バッテリーがもたらす圧倒的な安心感

OPPO Reno14 5Gを手にして最も感動したのが、その驚異的なバッテリー持続時間です。それもそのはず、バッテリー容量は6000mAhと、Renoシリーズ史上最大の大容量を搭載しています。これは、前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gの4600mAhから、実に約30%も増量したことになります。公式の公称値では、一般的な使い方で約2.25日間の利用が可能(DoU)とされており、そのスタミナは本物です。

実際に一日中ヘビーに使ってみたところ、その実力に驚かされました。朝から晩までSNSや動画視聴、Web会議などで使い倒しても、画面オンで6時間以上使用できましたが、バッテリー残量はまだ50%以上も残っていたのです。一日持てば良い方だった前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gとは雲泥の差で、「充電を気にしなくてよい」という精神的な余裕は、何物にも代えがたい大きなメリットです。さらに、4年間使用しても最大容量80%以上を維持する長寿命設計も施されており、長く安心して使える点も非常に魅力的です。

約48分で満充電。健在の80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ

大容量でありながら、充電速度も妥協していません。OPPO Reno14 5Gは、前モデルから引き続き、強力な80W SUPERVOOC™フラッシュチャージに対応しています。ある朝、充電を忘れて残量が10%を切っていたのですが、身支度をしている間のわずか10分ほどの充電で、バッテリーは50%近くまで回復。そのおかげで、一日中バッテリー切れを心配することなく過ごせました。公式では約48分で100%まで充電可能とされており、その速さは健在です。

ただし、大きな変更点として、前モデルでは同梱されていた80W充電器別売りになった点は注意が必要です。急速充電の恩恵を最大限に受けるためには、対応充電器を別途用意する必要があります。

ゲーマー必見。バッテリーを守る「バイパス充電」機能

ゲームを長時間プレイするユーザーにとって、非常に嬉しい新機能が「バイパス充電」です。これは、充電ケーブルを接続したままゲームをプレイする際に、バッテリーを介さず直接本体に電力を供給する技術です。これにより、充電と放電が繰り返されることによるバッテリーの劣化を防ぎ、さらにプレイ中の発熱も大幅に抑制してくれます。

実際に「原神」を長時間プレイしながらバイパス充電を試したところ、通常であればじわじわと熱を帯びてくる本体が、ほんのり温かい程度にしかならず、パフォーマンスが低下することもありませんでした。バッテリーの寿命を気にすることなく、最高のパフォーマンスでゲームに没頭できるこの機能は、まさにゲーマーのことを考え抜いた素晴らしい機能だと感じました。

OPPO Reno14 5Gのバッテリー仕様

  • バッテリー容量: 公称値 6,000mAh
  • 急速充電: 80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ / 33W PD/PPS
  • バッテリー駆動時間(公称値): 約2.25日間 (DoU)
  • 独自機能: バイパス充電対応、4年長寿命設計
  • 充電器: 別売り

まとめ:バッテリー性能

  • バッテリー容量:前モデルの4600mAhから6000mAhへと約30%増量し、Renoシリーズ史上最大容量による圧倒的な安心感を実現した。
  • バッテリー持続時間:公称値で約2.25日間の利用が可能。ヘビーな実利用でも画面オンで6時間以上使用して50%以上残るなど、前モデルを圧倒するスタミナを誇る。
  • 充電速度:80Wの超高速充電は健在で、短い時間で十分なバッテリーを確保できる。ただし、充電器は別売りになった点に注意が必要。
  • ゲーマー向け機能:バッテリーの劣化と発熱を抑えながらプレイできる「バイパス充電」機能を新たに搭載し、長時間のゲーム体験がより快適になった。

OSと機能:OPPO Reno14 5G ~日々の使いやすさを深める、洗練されたシステムと機能~

OPPO Reno14 5Gの画面。OSとUI。

ここでは、OPPO Reno14 5Gのソフトウェアと、オーディオ性能を含む多彩な機能について、その使いやすさと進化のポイントをレビューします。前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」からOSが刷新されただけでなく、日々の体験を豊かにする多くの機能が追加・改善されています。

洗練された操作感と長期サポート。進化したColorOS 15

OPPO Reno14 5Gは、最新のAndroid™ 15をベースにした独自OS「ColorOS 15」を搭載しています。前モデルのColorOS 13も快適でしたが、ColorOS 15はさらに洗練され、直感的で滑らかな操作感を実現しています。OPPO独自の「トリニティエンジン」と「ルミナスレンダリングエンジン」により、アプリの切り替えやスクロール時のアニメーションが非常にスムーズで、日常のあらゆる操作がストレスなく行えました。

しかし、最も特筆すべき進化はソフトウェアサポートの充実にあります。本機は、5回のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが提供される予定です。これは、OPPO製品の長年の課題であったサポート期間の短さを完全に克服するものであり、安心して長く使い続けられるという絶大な信頼感に繋がっています。

OSの壁を超える連携と、かゆい所に手が届く便利機能

ColorOS 15には、日々の使い勝手を向上させる便利な機能が満載です。特に感動したのが「O+ Connect」機能です。これまで、AndroidスマートフォンとiPhoneやiPadとの間で写真や動画を共有するのは手間がかかりましたが、この機能を使えば、まるでAirDropのように、OSの壁を越えてスムーズにファイルを送受信できました。友人に高画質の動画を送る際、その手軽さに驚かれました。

また、ビジネスシーンや万が一の際に役立つ「自動通話録音機能」にも対応しています。これは前モデルから引き継がれた便利な機能ですが、設定しておけば自動で録音が開始され、後から聞き返すことができるので非常に心強いです。

一方で、前モデルから変更された点には注意が必要です。Reno10 Pro 5Gでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が、Reno14 5Gでは非対応となりました。これは、日本のユーザーにとっては非常に大きな変更点であり、キャッシュレス決済を多用する方は特に注意が必要です。また、テレビやエアコンを操作できたIR(赤外線)リモコン機能も搭載されていません。

弱点から強みへ。没入感を高めるオーディオ性能

前モデルOPPO Reno10 Pro 5Gで最も残念だったのが、スピーカーがモノラルだった点です。動画やゲームでは、どうしても音の迫力に欠けていました。しかし、OPPO Reno14 5Gでは待望のステレオスピーカーを搭載し、この弱点を完全に克服しました。

実際にYouTubeで音楽ライブの映像を再生してみたところ、その差は歴然でした。Reno10 Pro 5Gでは平面的だったサウンドが、Reno14 5Gでは左右から広がる立体的な音響空間となり、臨場感が全く違います。さらに独自の立体音響技術「Holo Audio」を有効にすると、まるでその場にいるかのような没入感を味わえました。ワイヤレスイヤホンとの接続も、最新のBluetooth® 5.4に対応しているため、遅延が少なく安定しています。

OPPO Reno14 5Gの主な独自機能

  • O+ Connect: iOS端末とのスムーズな連携機能
  • 自動通話録音機能: 通話を自動で録音できる便利機能
  • Holo Audio: 独自の立体音響技術
  • ColorOS 15独自UI: 高いカスタマイズ性とスムーズな操作感を実現するユーザーインターフェース

まとめ:OSと機能

  • OSと操作感:最新のColorOS 15は非常にスムーズで直感的。5回のOSアップデート保証により、長期間安心して利用できるようになった。
  • 便利な機能:iPhoneとも簡単にファイル共有できる「O+ Connect」や、自動通話録音機能など、実用性の高い機能が搭載されている。
  • オーディオ性能:前モデルの弱点だったモノラルスピーカーからステレオスピーカーへと進化し、動画やゲームの没入感が劇的に向上した。
  • 注意点:前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になった点は、購入を検討する上で最も重要な注意点である。

OPPO Reno14 5G と OPPO Reno10 Pro 5G 主な違い

OPPO Reno14 5Gの背面 ホワイトとグリーンが2台が並んでいる。

OPPO Reno14 5Gは、約2年の時を経て登場したOPPO Reno10 Pro 5Gの後継モデルです。その間、スマートフォンの技術は大きく進化しました。ここでは、2つのモデルのスペックを項目ごとに比較し、どのような点が進化し、一方でどの機能が変更されたのかを、違いが分かりやすいようにコメント付きで解説します。

デザインと外観

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 厚さ 約7.9mm / 重さ 約185g
  • OPPO Reno14 5G: 厚さ 約7.4mm / 重さ 約187g
  • 違い:Reno14 5Gはバッテリー容量が増加したにもかかわらず、0.5mmも薄型化されています。素材も高強度のアルミフレームとなり、よりスリムで堅牢なデザインに進化しました。

ディスプレイ

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 約6.7インチ / 解像度 2412×1080 / 輝度 800nit(日光下)
  • OPPO Reno14 5G: 約6.6インチ / 解像度 2760×1256 / 輝度 1200nit(日光下)
  • 違い:Reno14 5Gは、画面サイズが僅かに小さくなったものの、解像度、ピクセル密度、そして屋外での視認性に直結する輝度が大幅に向上しています。

パフォーマンス (CPU)

  • OPPO Reno10 Pro 5G: Snapdragon 778G 5G / AnTuTu v10: 約60万点
  • OPPO Reno14 5G: MediaTek Dimensity 8350 / AnTuTu v10: 約143万点
  • 違い:Reno14 5Gが搭載するCPUは、より新しい4nmプロセスで製造されており、AnTuTuベンチマークスコアは2倍以上の差があります。これは、あらゆる動作の快適さに繋がる圧倒的な性能差です。

メモリとストレージ

  • OPPO Reno10 Pro 5G: RAM 8GB (LPDDR4x) / ストレージ 256GB (UFS 2.2)
  • OPPO Reno14 5G: RAM 12GB (LPDDR5X) / ストレージ 256GB (UFS 3.1)
  • 違い:Reno14 5Gは、RAMの容量が多いだけでなく、規格もより高速な「LPDDR5X」に、ストレージも読み書き速度が速い「UFS 3.1」にアップグレードされています。

バッテリーと充電

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 4,600mAh / 充電時間 約28分
  • OPPO Reno14 5G: 6,000mAh / 充電時間 約48分
  • 違い:Reno14 5Gはバッテリー容量が約30%も増加し、圧倒的な持続時間を実現しました。一方で、容量が増えた分、同じ80W充電でも満充電までの時間は長くなっています。

カメラ

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 望遠32MP(光学2倍) / インカメラ32MP(1080p動画)
  • OPPO Reno14 5G: 望遠50MP(光学3.5倍) / インカメラ50MP(4K動画)
  • 違い:Reno14 5Gは、望遠カメラの画素数とズーム倍率が大幅に向上。インカメラも高画素化し、新たに4K動画撮影に対応するなど、カメラ全体の性能が大きく進化しています。

OSとソフトウェア

  • OPPO Reno10 Pro 5G: ColorOS 13 (Android™ 13) / システム劣化防止機能
  • OPPO Reno14 5G: ColorOS 15 (Android™ 15) / Google Gemini連携、AI翻訳など多数
  • 違い:Reno14 5Gは、OSが新しいだけでなく、Google Geminiとの連携やリアルタイム翻訳など、実用的なAI機能が豊富に搭載され、より賢いスマートフォンになっています。

その他の機能

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 防水・防塵 IP54 / おサイフケータイ® 対応 / 赤外線リモコン 対応 / 充電器・ケース付属
  • OPPO Reno14 5G: 防水・防塵 IP69/IP68 / おサイフケータイ® 非対応 / 赤外線リモコン 非対応 / 充電器・ケース別売り / ステレオスピーカー搭載
  • 違い:Reno14 5Gは、防水・防塵性能とスピーカー性能が劇的に向上しましたが、日本のユーザーにとって重要なおサイフケータイ®機能が非対応となりました。また、赤外線リモコン機能も省略され、付属品も少なくなっています。

発売日と価格

  • OPPO Reno10 Pro 5G: 2023年10月6日 / 86,800円(税込・公式ECサイト)
  • OPPO Reno14 5G: 2025年7月17日 / 79,800円(税込・直販価格)
  • 違い:Reno14 5Gは、より新しいモデルでありながら、発売時の直販価格はReno10 Pro 5Gよりも安価に設定されています。

まとめ:OPPO Reno14 5GとOPPO Reno10 Pro 5Gの違い

OPPO Reno14 5Gは、OPPO Reno10 Pro 5Gから約2年を経て、CPU、メモリ、カメラ、バッテリー、防水性能といった、スマートフォンの核となるスペックを大幅に向上させた、正統進化モデルです。特にパフォーマンスの向上は目覚ましく、ハイエンドモデルに迫る快適な操作感を実現しています。

一方で、その進化の過程で、日本のユーザーにとって非常に重要だった「おサイフケータイ®」機能や、便利な「赤外線リモコン」機能が省略され、同梱されていた充電器や保護ケースも別売りとなりました。新しいモデルはより速く、より賢く、より頑丈になりましたが、その代償として、かつては当たり前だったいくつかの利便性が失われています。どちらのモデルを選ぶかは、最新の性能と、日々の使い勝手のどちらを重視するかによって決まるでしょう。

OPPO Reno14 5Gのメリット・デメリット

OPPO Reno14 5G 本体正面 グリーンとホワイト。

OPPO Reno14 5Gは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」から多くの点で飛躍的な進化を遂げた、非常に高性能なスマートフォンです。しかし、ライバル機種と比較すると、明確な長所と、いくつかの無視できない弱点も存在します。ここでは、他のスマートフォンとの比較を交えながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:最高等級の防水・防塵性能と耐衝撃性

Reno14 5Gは、IP69という最高等級の防水・防塵性能に加え、米軍MIL規格の耐衝撃性も備えています。これは、IP54の生活防水レベルだったOPPO Reno10 Pro 5Gからの劇的な進化であり、IP68のGoogle Pixel 9aやPOCO F7をも上回るタフネスです。

メリット2:クラス最高峰の望遠カメラ性能

5000万画素の光学3.5倍望遠カメラは、Reno14 5Gの大きな強みです。これは、望遠カメラを持たないGoogle Pixel 9aやPOCO F7、光学2倍だったOPPO Reno10 Pro 5Gに対して明らかな優位性を持ち、遠くの被写体も驚くほどクリアに撮影できます。

メリット3:Reno史上最大6000mAhの超大容量バッテリー

6000mAhというバッテリー容量は、OPPO Reno10 Pro 5G(4600mAh)やGoogle Pixel 9a(5000mAh)、motorola edge 60 pro(5000mAh)を上回り、圧倒的な安心感をもたらします。競合の中ではPOCO F7(6500mAh)に次ぐ大容量です。

メリット4:安心の長期OS・セキュリティアップデート保証

5回のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが保証されている点は、大きなメリットです。これは、最長7年を謳うGoogle Pixel 9aに匹敵する手厚いサポートであり、長期間にわたって安心してスマートフォンを使い続けたいユーザーにとって非常に魅力的です。

メリット5:充実したAIゲーミング支援機能

強力な冷却システムや、バッテリーを守りながらプレイできる「バイパス充電」、リアルな振動を生む「X軸リニアモーター」など、ゲームに特化した機能が豊富です。POCO F7のようなゲーミング性能を重視したモデルと比較しても、ソフトウェアとハードウェアの両面からプレイヤーを支える総合力で勝っています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:おサイフケータイ®(FeliCa)非対応

日本のユーザーにとって最も大きなデメリットは、おサイフケータイ®が使えないことです。OPPO Reno10 Pro 5Gや、競合のGoogle Pixel 9a、motorola edge 60 proは対応しているため、これは致命的な弱点であり、購入をためらう最大の理由になり得ます。

デメリット2:急速充電器が別売り

80Wの超高速充電に対応しているものの、その性能を最大限に引き出す充電器が同梱されていません。前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gや、125W充電器が付属するmotorola edge 60 proと比べると、追加の出費が必要になる点はマイナスです。

デメリット3:microSDカードスロット非搭載

大容量256GBのストレージを内蔵していますが、microSDカードによる拡張はできません。より安価なOPPO Reno13 Aが最大1TBのmicroSDに対応していることを考えると、写真や動画を大量に保存したいユーザーにとっては物足りない可能性があります。

デメリット4:ライバル機と比較してやや高価

価格は79,800円と、Google Pixel 9a(約7万円台)や、より高性能なCPUを搭載するPOCO F7(約5~6万円台)と比較してやや高価です。おサイフケータイ®が非対応であることを考えると、コストパフォーマンスの面でライバルに一歩譲ります。

デメリット5:赤外線リモコン機能の廃止

前モデルのOPPO Reno10 Pro 5Gには搭載されていた、テレビやエアコンなどの家電を操作できる便利な機能が省略されました。

OPPO Reno14 5Gのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約6.6インチ有機EL, フルHD+(2,760×1,256), リフレッシュレート最大120Hz
  • CPU: MediaTek Dimensity 8350 (オクタコア: 3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4)
  • GPU: ARM G615-MC6
  • RAM(メモリ): 12GB (LPDDR5X) ※最大24GB相当まで拡張可能
  • ストレージ: 256GB (UFS 3.1) ※外部ストレージ非対応
  • バッテリー: 6,000mAh
  • 駆動時間: 約2.25日間
  • 充電: 80W SUPERVOOCTM フラッシュチャージ / 33W PD/PPS ※充電器は別売り
  • 背面カメラ: [広角] 約5000万画素 (F値1.8/OIS) [望遠] 約5000万画素 (F値2.8/OIS) [超広角] 約800万画素 (F値2.2)
  • 前面カメラ: 約5000万画素 (F値2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax), Bluetooth 5.4
  • GPS: Beidou, GPS, GLONASS, Galileo, QZSS
  • NFC: 対応 ※おサイフケータイ®には非対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0 / OTG対応)
  • センサー: 近接/環境光/電子コンパス/加速度/重力/ジャイロセンサー, ステップカウント機能
  • 振動モーター: X軸リニアモーター
  • 防水防塵: IPX8・IPX9 / IP6X
  • 冷却システム: AIナノ・デュアルドライブ冷却システム (ベイパーチャンバー + グラファイト)
  • 生体認証: ディスプレイ指紋認証, 顔認証
  • OS: ColorOS 15 (based on Android™15)
  • サイズ: 約158mm × 約75mm × 約7.4mm
  • 重量: 約187g
  • カラー: ルミナスグリーン, オパールホワイト
  • 付属品: 保護フィルム(試供品)(貼付済み), SIM取出し用ピン(試供品), クイックガイド, 安全ガイド
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 対応
  • SIMカード: nanoSIM + nanoSIM または nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応)

対応バンド:OPPO Reno14 5G

OPPO Reno14 5Gは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
  • 4G: FDD LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 | TD LTE: 38/39/40/41
  • 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
  • 2G: GSM: 850/900/1800/1900MHz

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 5G: n78に対応しています。ただし、ドコモの5Gの主要な周波数帯の一つであるn79には対応していません。
  • 4G: B1, B3, B19, B28に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
  • プラチナバンド: B19に対応しています。
  • 3G: WCDMAのB1, B6, B19に対応しています。なお、ドコモの3Gサービスは2026年3月31日に終了予定です。

au

  • 5G: n28, n77, n78に対応しており、auの主要な5Gバンドをカバーしています。
  • 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
  • プラチナバンド: B18, B26に対応しています。
  • 3G: サービスは終了しています。

ソフトバンク

  • 5G: n3, n28, n77に対応しており、主要な5Gバンドをカバーしています。
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41に対応しており、主要なバンドをカバーしています。
  • プラチナバンド: B8に対応しています。
  • 3G: サービスは2024年4月15日に終了しました。

楽天モバイル

  • 5G: n77に対応しています。
  • 4G: 自社回線のB3と、パートナー回線(au)のB18(B26含む)に対応しています。
  • プラチナバンド: B28に対応しており、楽天モバイルが利用するプラチナバンドに適合しています。
  • 3G: サービスを提供していません。

結論

この端末(OPPO Reno14 5G)は、バンド情報に基づくと、以下の通りです。

  • ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4Gバンドとプラチナバンドをカバーしています。5Gについても、ドコモのn79を除き、各社の主要バンドに対応しています。
  • 楽天モバイルについては、主要な4Gバンド(自社回線・パートナー回線)、5Gバンド、そしてプラチナバンドにも対応しています。
  • 3Gは、各社でサービスが終了または終了予定のため、考慮する必要性は低いです。

総合的に見て、OPPO Reno14 5G日本の4キャリア全てで、大きな不便なく利用できる可能性が非常に高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

OPPO Reno14 5Gの評価

OPPO Reno14 5G 本体 背面 ルミナスグリーンを手で持っている。

8つの基準で「OPPO Reno14 5G」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
1.5K解像度の有機ELは非常に高精細で、最大1200nitsの輝度により、日中の屋外でも圧倒的な視認性を誇ります。極細ベゼルも相まって、動画や写真への没入感は素晴らしいです。

スペック:★★★★★
MediaTek Dimensity 8350と12GBの高速メモリを搭載し、動作はハイエンド級です。あらゆるアプリが快適に動作し、前モデルとは比較にならないほどの処理性能を実感できます。

耐久性: ★★★★★
IP54の生活防水だった前モデルから、最高等級のIP69防水・防塵性能へと劇的に進化しました。米軍MIL規格にも準拠しており、あらゆる場面で安心して使える堅牢性は見事です。

デザイン:★★★★★
見る角度で色合いが変わる「マーメイドデザイン」と、指紋がつきにくい上質な「ベルベットガラス」の質感は秀逸です。薄型軽量ながら高級感があり、所有する喜びを感じさせます。

通信:★★☆☆☆
最新のWi-Fi 6やBluetooth 5.4に対応し、AIによるネットワークアシスト機能も充実しています。しかし、前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になった点は、日本の利用者にとって致命的な欠点です。

機能:★★★★☆
強力な冷却性能やリアルな振動フィードバックなど、ゲームを快適にする機能が満載です。5回のOSアップデート保証など長期サポートも魅力ですが、おサイフケータイ®非対応が大きく評価を下げています。

使いやすさ:★★★☆☆
最新のColorOS 15は非常にスムーズで直感的です。しかし、おサイフケータイ®が使えないことや、急速充電器が別売りになった点は、日々の利便性を考えると見過ごせません。

価格:★★★★☆
税込79,800円という価格は、ミドルレンジ帯でありながらハイエンドに迫る性能を持つことを考えれば、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

総評:★★★☆☆】

前モデルをあらゆる面で凌駕する、圧倒的な基本性能

OPPO Reno14 5Gは、前モデル「OPPO Reno10 Pro 5G」から飛躍的な進化を遂げた、非常に魅力的なスマートフォンです。心臓部であるCPUはMediaTek Dimensity 8350へと刷新され、メモリやストレージも高速化。これにより、あらゆる動作がハイエンドモデルに迫るほど快適になっています。

その高いパフォーマンスを安定して支えるのが、強力な「AIナノ・デュアルドライブ冷却システム」です。ディスプレイも、より明るく高精細な1.5K有機ELへと進化し、屋外での視認性も劇的に改善。さらに、前モデル最大の弱点であったモノラルスピーカーも、待望のステレオスピーカーへと強化され、オーディオ体験も格段に向上しました。

カメラから日常まで、体験を革新するAI機能

本機の進化は、単なるスペック向上に留まりません。AI機能が、カメラから日常のあらゆる場面での体験を革新しています。「AIフラッシュ撮影」は夜景ポートレートの常識を変え、「AI写真編集機能」は誰でもプロ級の仕上げを可能にします。さらに、ゲームプレイを最適化する「AIゲーミング」や、リアルタイム翻訳Google Geminiの統合など、日々のタスクを賢くサポートする機能も充実しており、スマートフォンの新しい使い方を提案してくれます。

日本市場では致命的ともいえる、ただ一つの大きな欠点

これほどまでに多くの点で進化を遂げたにもかかわらず、OPPO Reno14 5Gには見過ごすことのできない、大きな欠点が存在します。それは、前モデルでは対応していたおサイフケータイ®(FeliCa)が非対応になったことです。交通機関の利用からコンビニでの支払いまで、多くの人が日常的に利用しているこの機能が使えないことは、日本の市場においては致命的ともいえる後退です。技術的にはほぼ完璧に近い仕上がりでありながら、この一点が、多くの潜在的な購入者にとって大きな障壁となることは間違いありません。

結論:誰におすすめできるか

結論として、OPPO Reno14 5Gは「おサイフケータイ®を全く利用しない」という条件付きで、最高の選択肢の一つとなり得ます。ゲームやカメラ、動画鑑賞など、スマートフォンの性能を存分に引き出して楽しみたいユーザーにとって、この価格でこれだけの体験ができる端末は他に類を見ません。

しかし、少しでもおサイフケータイ®を利用する可能性があるのなら、残念ながらおすすめすることはできません。素晴らしい性能を持つだけに、この一点が非常に惜しまれる、「完璧まであと一歩」のスマートフォンです。

OPPO Reno14 5Gの価格・購入先

OPPO Reno14 5G 本体正面 ルミナスグリーン

※価格は2025/12/03に調査したものです。価格は変動します。

OPPO公式オンラインショップ

79,800円(税込)で販売されています。

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ECサイト

  • Amazonで68,227円(税込)、
  • 楽天市場で69,991円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで72,479円(送料無料)、

で販売されています。

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OPPO Reno14 5Gを安く買う方法

OPPO Reno14 5Gをできるだけ安く購入するには、IIJmio、mineoなどの格安スマホ(MVNO)を利用するのがいいでしょう。セールなどで価格が下がることもあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

IIJmio

IIJmioにおけるOPPO Reno14 5Gの価格は以下の通りです。

2025年7月31日までの期間限定で、MNP(他社からのりかえ)と同時購入の場合、特別価格が適用されます。

のりかえ価格(MNP限定)

  • 一括払い: 49,800円(税込)
  • 24回払い: 月額2,076円(税込)

通常価格

  • 一括払い: 79,800円(税込)
  • 24回払い: 月額3,334円(税込)

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mineo

機種代金は、一括払いで74,184円です。

1. 分割払い(月額)

  • 24カ月分割:3,091円/月
  • 36カ月分割:2,057円/月(初月のみ2,189円)

2. キャンペーン情報

2026年1月30日までのお申し込みで、4,000円分の電子マネーギフト(EJOICAセレクトギフト)がプレゼントされます。

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おすすめのライバル機種と価格を比較する

OPPO Reno14 5G」と似た性能を持つスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

OPPO Reno10 Pro 5G

OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2023年10月6日に発売)。

Android 13ベースのColorOS 13、Qualcomm Snapdragon 778G 5G プロセッサ、8GB LPDDR4xメモリ、フルHD+の有機ELディスプレイ、256GB UFS2.2ストレージ、4600mAhバッテリー、背面50MP+32MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、80W SUPERVOOCフラッシュチャージ、おサイフケータイ 対応(マイナンバーカード機能、IP54防水防塵、光学2倍ズームの望遠撮影、光学式手ブレ補正、4K動画撮影、ステレオスピーカー、IR(赤外線)リモコン機能、ゲームスペース、システム劣化防止機能、アイコンプルダウンジェスチャー(片手操作)、USB Type-C (OTG)、NFC、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで49,800円(税込)、楽天市場で27,280円(中古Aランク品)、ヤフーショッピングで44,574円、です。

関連記事:OPPO Reno10 Pro 5Gを徹底レビュー!スペック、カメラ、性能評価

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OPPO Reno13 A

OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年6月26日発売)。

ColorOS 15 (based on Android 15)、Snapdragon 6 Gen 1、8GBメモリ、2,400×1,080 pxの有機EL、128GBストレージ、5,800mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素+約200万画素の3眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、AI機能(AI写真編集、AI文章作成、Google Gemini)、デュアルステレオスピーカー、光学式手ブレ補正、「O+ Connect」機能、「スプラッシュタッチ機能」、「手袋モード」、最大120Hzのリフレッシュレート、IP68/IP69防水防塵、米国MIL規格(MIL-STD-810H)に対応。

おサイフケータイ®、最大1TBまでのストレージ拡張、45W SUPERVOOC 急速充電、ディスプレイ指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで44,364円(税込)、楽天市場で44,816円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円、です。

関連記事:OPPO Reno13 A 徹底レビュー!Reno11 Aと性能・機能を比較

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OPPO A5 5G

OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年12月4日発売)。

ColorOS 15.0 (Android 15)、MediaTek Dimensity 6300、4GB(LPDDR4X)メモリ、1604 x 720 pxのLCD液晶、128GB (UFS 2.2)ストレージ、6,000mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約200万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「AI消しゴム2.0」、「AI鮮明度強化」、「AIぼけ除去」、「AI反射除去」、「AI Studio」)、45W SUPERVOOC 急速充電、リバースチャージ機能、「スプラッシュタッチ」、手袋モード、「ウルトラボリュームモード」、タッチサンプリングレート 最大240Hz、アウト/イン同時撮影機能、「4年間」の快適操作に対応。

IPX5/IP6X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、「マイナンバー機能」、リフレッシュレート 最大120Hz、仮想メモリ(合計最大8GB相当)、最大1TBまでのストレージ拡張、サイド指紋認証、顔認証、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで32,800円(税込・SIMフリー・日本国内版)、楽天市場で32,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,800円、です。

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Xperia 10 VII

Sonyから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年10月9日発売)。

Android 15、Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサ、8GBメモリ、2340×1080 pxの有機ELディスプレイ(19.5:9)、128GBストレージ、約2日間持続する5000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、かこって検索)、120Hzリフレッシュレート、「即撮りボタン」、1/1.56型センサー「Exmor RS™ for mobile」、「ルック」機能、フロントステレオスピーカー(フルエンクロージャー構造)、3.5mmオーディオジャック(高音質設計)、USB PD 急速充電(充電器・ケーブルは別売)に対応。

防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)、おサイフケータイ、最大2TBまでのストレージ拡張、いたわり充電、4年間使い続けても劣化しにくい長寿命設計、保護ガラス Corning Gorilla Glass Victus 2、指紋認証、eSIM、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで74,800円(税込・XQ-FE44)、楽天市場で79,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで75,980円、です。

関連記事:Xperia 10 VII 徹底レビュー!進化したカメラ・音楽性能と欠点を評価

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Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月16日 発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで66,000円(税込)、楽天市場で64,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで66,500円、です。

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motorola edge 60 pro

motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、

125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで59,178円、楽天市場で65,199円(送料無料)、ヤフーショッピングで61,000円、です。

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POCO F7

POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。

Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。

リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz) 、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで54,100円、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,760円、AliExpressで55,338円、です。

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