スマートグラスはARグラスを選べ! おすすめモデルと選び方を紹介

ARグラス top
「スマホやPCの画面がもっと大きければ…」「自分だけのプライベートシアターが欲しい」と思ったことはありませんか?

そんな願いを叶えてくれるのが、今話題の「ARグラス」です。

メガネのようにかけるだけで、目の前に最大330インチもの大画面が広がり、いつでもどこでも迫力ある映像を楽しめます 。映画や動画はもちろん、PCやゲーム機と接続すれば、これまでにない没入感を存分に味わえます 。

この記事では、そんなARグラス選び方から、今買うべきおすすめの人気モデルまで、全機種を徹底的に比較・解説します。

この記事で分かること

  1. ARグラスの基本的な使い方とメリット・デメリット
  2. 初心者でも分かるARグラスの選び方
  3. 【2025年最新】人気ARグラスのおすすめ全12機種 徹底比較
  4. PCモニター代わりやゲームでの使用感
  5. 視度調整(度数調整)やメガネでの利用方法
  6. VRグラスとの具体的な違い
  7. XREAL、VITUREなど主要メーカーごとの特徴
  8. オプション製品やスマホ・PCとの接続方法

この記事を最後まで読むことで、各モデルの性能や価格、特徴が明確になり、あなたに最適な一台がきっと見つかるはずです。購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

このページ内の目次

ARグラスの3つの特徴と魅力

ここではARグラスの特徴と魅力について紹介します。

ARグラスで気軽にド迫力映像を楽しもう!

スマホやタブレットの画面をもっと大きくしたいと思ったことはありませんか?ARグラスならメガネをかけるのと同じ手軽さで、大迫力の映像を気軽に楽しめます。重さはわずか70~90gで持ち運びも簡単。外出先でも大迫力のシアター映像を存分に楽しめます。

また、パソコンやゲーム機と接続して、動画やゲームを楽しむこともできます。最大130~330インチの大画面なら、いつもよりも格段にリアルで臨場感のある映像を楽しめます。

DP Altモードに非対応でも利用できる

ARグラスと接続するにはDP Altモードに対応したデバイスが必要になりますが、最近ではオプション製品を活用することで、DP Altモードに対応しないデバイスでもARグラスを利用できるようになっています。例えば、「XREAL Air 2」ではオプションで「XREAL Beam」を用意し、DP Altモードに対応しないスマホでも有線/無線で接続できるようになっています。

視度調整でメガネなしでも快適!

ARグラスの中には「視度調整」機能を備えたモデルがあり、ダイヤルを回して自分に合う度数に調整することができます。また、「視度調整」機能がないモデルであっても、ARグラスに直接装着する度付きレンズ(別売)を用意しています。ARグラスなら、近視であっても迫力ある映像を気軽に楽しめます。

ARグラス おすすめ ラインナップ機種を紹介

ここでは、ARグラスのおすすめ モデルを 一覧でまとめて紹介します。リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能、性能、価格などが分かるようになっています。

<2025/7/24 発売>

XREAL One Pro:より広く、鮮明になった次世代ARグラス

XREAL One Pro 本体 前面 外観。

XREAL社の最新ARグラスです。 独自の光学エンジン「X Prism」とソニー製マイクロOLEDを搭載し、従来機より視野角が57°へと拡大しました。 これにより、10m先で最大428インチ相当の大画面を、より鮮明に楽しめます。 また、Boseが監修した音響システムも搭載しています。

XREAL One Proの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • より広く高画質な映像体験:視野角が57°に広がり、輝度も700ニトに向上したことで、屋外でも迫力ある映像に没入できます。
  • 進化した空間コンピューティング:内蔵チップ「X1」により、ブレの少ない安定した3DoF(空間固定)表示が可能です。
  • 快適な装着感とデザイン:光学エンジンが44%軽量化され、より薄型に。 瞳孔間距離に合わせて2サイズから選べます。

スペック>XREAL One Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): ソニー製マイクロOLED (1080p / 700ニト)
  • 視野角: 57°
  • トラッキング方式: ネイティブ3DoF (オプションのXREAL Eyeで6DoFに対応)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: Boseが監修したチューニングを施した音響システム
  • 重量: 約87g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: XREAL Hub、XREAL Beam ProなどUSB-C(DP)対応デバイス
  • 価格帯: 8~9万円台

Amazonで「XREAL One Pro」をチェックする

<2025/4/3 発売>

RayNeo Air 3s:プロ級の画質と目の保護を両立したARグラス

TCL RayNeo社のARグラス。プロのクリエイター向けモニターに匹敵する色精度(ΔE<2)を持つ「HueViewマイクロOLED」を搭載し、6m先に201インチ相当の極めて正確で鮮やかな大画面を映し出します。TÜV SÜD認証のブルーライトカットとちらつき防止機能を備え、目の健康にも配慮。音漏れを最小限に抑える「Whisper Mode 2.0」も搭載し、あらゆるシーンで最高の視聴体験を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • クリエイターも満足する卓越した色再現性:色差ΔE<2、DCI-P3カバー率98%というプロ仕様のディスプレイで、映画や写真の制作者が意図した通りの色彩を忠実に楽しめます。
  • 目に優しい視聴体験:TÜV SÜD認証を取得した「OptiCare」技術により、ブルーライトとフリッカー(ちらつき)を大幅にカット。長時間の使用でも目の疲れを軽減します。
  • 用途で選べる多彩なモード:ワンボタンで「ゲーム」「ムービー」「スタンダード」の3つの表示モードを即座に切り替え可能。コンテンツに最適な画質で楽しめます。

スペック>RayNeo Air 3s

  • ディスプレイ(解像度/輝度): HueViewマイクロOLED (1080p / 最大650ニト)
  • 視野角: 非公開
  • トラッキング方式: 非対応 (3DoFなし)
  • 視力補正: 度付きレンズフレーム付属 (レンズは別途作成)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアル対向音響チャンバー (Whisper Mode 2.0搭載)
  • 重量: 約76g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機 (SwitchはJoyDockが別途必要)
  • 価格帯: 3万円台

Amazonで「RayNeo Air 3s」をチェックする

<2025/1/17 発売>

XREAL One:単体で空間表示を実現した革命的ARグラス

XREAL One

XREAL社が独自開発した空間コンピューティングチップ「X1」を初めて搭載したARグラスです 。これにより、追加のデバイスなしで、頭の動きに合わせて映像が追従・固定される3DoF(空間固定)表示が可能になりました 。ソニー製マイクロOLEDディスプレイを搭載し 、10m先で最大367インチ相当の大画面を、Boseがチューニングした高音質なサウンドと共に楽しめます 。

XREAL Oneの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 革新的な空間コンピューティング体験:独自開発の「X1」チップにより、グラス単体でアプリ不要の3DoF(空間固定)表示を実現 。頭を動かしても映像が空間に固定され、自然で快適な操作が可能です。
  • どこでも大画面シアター:最大367インチの仮想スクリーンとBose監修の高音質スピーカーで、自宅や移動中が没入感のあるプライベートシアターになります 。寝ながらの動画鑑賞にも最適です。
  • 生産性の向上:PCや対応スマートフォンに接続すれば、場所を選ばずにウルトラワイドモニター(32:9)での作業が可能 。他人から画面を覗き込まれる心配もなく、セキュリティ面でも安心です。

スペック>XREAL One

  • ディスプレイ(解像度/輝度): ソニー製0.68インチ マイクロOLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 50°
  • トラッキング方式: ネイティブ3DoF (オプションのXREAL Eyeで6DoFに対応)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: Boseがチューニングしたカスタマイズ音響
  • 重量: 82g (ノーズパッド無し)
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: iPhone 15/16シリーズ、Android(DP出力対応)、PC、Steam Deck等
  • 価格帯: 6万円台

Amazonで「XREAL One」をチェックする

<2024/5/21 発売>

VITURE Pro:驚異の明るさと利便性を両立したARグラス

VITURE社の最新ARグラス。Sony製マイクロOLEDと最大4,000ニトという圧倒的な輝度を誇るディスプレイを搭載し、あらゆる環境で135インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。本体に度数調整ダイヤルを内蔵し、多くのメガネユーザーが追加レンズなしで使用可能。音響はHARMAN AudioEFXによる空間オーディオに対応し、高い没入感を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 圧倒的な輝度と画質:最大4,000ニトの輝度と高速応答の電子調光フィルムにより、日中の屋外から暗い室内まで、常に最高のコントラストで鮮明な映像を楽しめます。
  • メガネ不要の視力補正:グラス本体に-5.0Dまでの度数調整ダイヤルを内蔵。多くの近視ユーザーが追加のレンズなしで、クリアな視界を得られます。
  • 高品質な空間オーディオ:音響ブランドHARMANがチューニングした空間オーディオ搭載スピーカーにより、映像と一体化した立体的で臨場感あふれるサウンドを体験できます。

スペック>VITURE Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony製マイクロOLED (1080p / 4000ニト)
  • 視野角: 46°
  • トラッキング方式: 3DoF(スクリーン固定)
  • 視力補正: 度数調整ダイヤル内蔵 (0.0D ~ -5.0D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HARMAN AudioEFX 空間オーディオ
  • 重量: 78g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C
  • OS / 互換性: USB-C対応のAndroid端末、PCなど
  • 価格帯: 7万円台

Amazonで「VITURE Pro」をチェックする

<2024/2/8発売モデル>

RayNeo Air 2:音漏れ防止と軽さが魅力のARグラス

TCL RayNeo社のARグラス。装着するだけで6m先に201インチ相当のスクリーンが広がり、ソニー製マイクロOLEDによる鮮やかな映像を楽しめます。最大の特徴は、独自の音響位相キャンセル技術「ウィスパーモード」を搭載している点です。これにより、公共の場でも周囲を気にせず、プライベートな視聴体験に集中できます。

RayNeo Air 2の詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • プライバシーを守る音響技術:「ウィスパーモード」が音漏れを効果的に防ぐため、電車やカフェなど、周りに人がいる環境でも安心して使用できます。
  • 鮮やかで滑らかな映像:ソニー製マイクロOLEDと120Hzの高リフレッシュレートにより、色の再現性が高く、動きの速い映像も滑らかに表示します。
  • クラス最軽量級の快適な装着感:本体重量わずか76gと非常に軽量なため、長時間の映画鑑賞やゲームプレイでも疲れにくいデザインです。

スペック>RayNeo Air 2

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony製マイクロOLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 46°
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 磁力着脱式レンズフレーム (度付きレンズは眼鏡店で作成)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアルスーパーリニアスピーカー (ウィスパーモード搭載)
  • 重量: 76g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 59,980円

Amazonで「RayNeo Air 2」をチェックする

<2023/11/22発売モデル>

VITURE One:利便性と没入感を両立したスタイリッシュARグラス

スマホやPC、ゲーム機と接続して使うARグラス。装着するだけで120インチ相当の迫力あるスクリーンが目の前に現れます。最大の特徴は、本体に度数調整ダイヤルと電子調光フィルムの両方を内蔵している点です。これにより、多くのユーザーが追加のレンズやアクセサリーなしで、あらゆる環境で快適な視聴体験を得られます。音響にはHARMAN AudioEFX立体音響システムを採用し、臨場感も抜群です。

VITURE Oneの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 究極の利便性:本体に-5.0Dまでの度数調整ダイヤルと電子調光フィルムを内蔵。追加のレンズや遮光カバーなしで、ピント調整と明るさ調整が完結します。
  • 没入感の高い視聴体験:高コントラストな有機ELディスプレイと、音響ブランドHARMANがチューニングした立体音響システムにより、映画やゲームの世界に深く没入できます。
  • 豊富な拡張性:別売りの「ネックバンド」や「モバイルドック」と組み合わせることで、多様なデバイスとの接続や、単体でのストリーミング再生が可能になります。

スペック>VITURE One

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 有機EL (1080p / 1800ニト)
  • 視野角: 43°
  • トラッキング方式: 3DoF(ベータ版)
  • 視力補正: 度数調整ダイヤル内蔵 (0.0D ~ -5.0D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HARMAN AudioEFX 立体音響システム
  • 重量: 78g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C
  • OS / 互換性: USB-C対応のAndroid端末、PCなど
  • 価格帯: 29,800円(Amazon)

Amazonで「VITURE One」をチェックする

<2023/12/22発売モデル>

Rokid Max:超軽量ボディと視度調整が魅力のARグラス

重さわずか75gという軽量ボディに、便利な視度調整機能を内蔵したARグラス。装着するだけで6m先に最大215インチの巨大スクリーンが広がり、追加のレンズなしで-6.00Dまでの近視ユーザーに対応できます。HD指向性スピーカーを搭載し、別売りの「Rokid Station」と組み合わせればAndroid TVも楽しめます。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 幅広いユーザーに対応する視度調整機能:本体のノブで0.00から-6.00Dまでの近視補正が可能。多くのメガネユーザーが追加レンズなしでクリアな映像を楽しめます。
  • 75gの軽量設計で疲労感が少ない:クラス最軽量級の重量により、長時間の映画鑑賞やゲームプレイでも快適な装着感を維持します。
  • Android TVで無限のエンタメ体験:別売りの「Rokid Station」を接続すれば、Google Playストアの豊富なアプリが利用可能になり、単体でストリーミングサービスを無限に楽しめます。

スペック>Rokid Max

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Micro-OLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 最大50度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度数調整内蔵 (0.00 ~ -6.00D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HD指向性スピーカー ×2
  • 重量: 75g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alternate Mode)
  • OS / 互換性: スマホ、タブレット、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 5万円台

Amazonで「Rokid Max」をチェックする

AliExpressで「Rokid Max」をチェックする

<2023/11/17発売モデル>

XREAL Air 2 Pro:3段階調光でどんな場面にも対応するARグラス

ワンタッチの3段階調光機能を搭載した、軽量でスタイリッシュなARグラス。SONY製の高精細Micro-OLEDディスプレイを搭載し、6m先で201インチ相当の大画面を鮮やかに映し出します。重さわずか75g、前後均等な重量配分と新型ノーズパッドにより、長時間の使用でも快適。第2世代音響システムが、没入感のあるサウンド体験を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 場所を選ばない3段階調光機能: レンズの透過度を0%、35%、100%の3段階で瞬時に切り替え可能。屋外の明るい場所から室内の暗い環境まで、常に最適なコントラストで映像を楽しめます。
  • 快適性を追求したデザイン: 75gの軽量ボディに加え、1:1の理想的な重量配分と圧力を感じさせない「ゼロプレッシャーノーズパッド」により、長時間の装着でも疲れにくい設計です。
  • 没入感の高いサウンド体験: 第2世代に進化し、豊かになった音響システムを搭載。開放型スピーカーながら、迫力あるサウンドで映像への没入感を高めます。

スペック>XREAL Air 2 Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 0.55インチ Micro-OLED (3840 x 1080 / 500ニト)
  • 視野角: 46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Castingモードで最大5時間
  • オーディオ: 第2世代音響システム (開放型スピーカーx2)
  • 重量: 約75g
  • 接続性: USB-C
  • OS / 互換性: DP Alt Mode対応のAndroid、USB-Cポート搭載デバイス
  • 価格帯: 5万円台

Amazonで「XREAL Air 2 Pro」をチェックする

AliExpressで「XREAL Air 2 Pro」をチェックする

<2023/10/16発売モデル>

XREAL Air 2:シリーズ最軽量で快適性を極めたARグラス

日常的な使いやすさと快適性を追求した、シリーズ最軽量のARグラス。重さわずか72gのボディに高精細なMicro-OLEDディスプレイを搭載し、どこでも手軽に大画面の映像体験が可能です。第2世代に進化した音響システムと、掛け心地を重視した筐体設計により、長時間の使用でも快適さが持続します。

XREAL Air 2の詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • クラス最軽量の快適性:本体重量わずか72gと非常に軽く、エアクッションノーズパッドや柔軟なテンプル(つる)の採用により、長時間の使用でも疲れにくいデザインです。
  • 高品質な映像とサウンド:SONY製の0.55インチMicro-OLEDディスプレイによる鮮やかな映像と、没入感を高める第2世代音響システムを搭載しています。
  • 手軽な大画面体験:スマートフォン、PC、ゲーム機などに接続するだけで、最大330インチ(XREAL Beam併用時)のスクリーンが目の前に現れ、プライベートシアターとして楽しめます。

スペック>XREAL Air 2

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 0.55インチ Micro-OLED (3840 x 1080 / 500ニト)
  • 視野角: 46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Castingモードで最大5時間
  • オーディオ: 第2世代音響システム (開放型スピーカーx2)
  • 重量: 約72g
  • 接続性: USB-C
  • OS / 互換性: DP Alt Mode対応のAndroid、USB-Cポート搭載デバイス
  • 価格帯: 3万円台

Amazonで「XREAL Air 2」をチェックする

AliExpressで「XREAL Air 2」をチェックする

<2023/1/31発売モデル>

TCL NXTWEAR S:物理ボタンで直感操作が可能なARグラス

TCL製のメガネ型ARグラス。Sony製Micro-OLEDディスプレイを搭載し、4m先に130インチ相当の大画面を映し出します。本体に音量調整用のホイールと明るさ調整用のスティックボタンを備え、直感的な操作が可能です。メガネの上からでも装着でき、幅広いユーザーが手軽に迫力ある映像を楽しめます。

TCL NXTWEAR Sの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 物理ボタンによる直感的な操作性: 本体のツルに音量調整ホイールと明るさ調整ボタンを搭載。再生中のコンテンツから目を離さずに、手元で素早く調整が可能です。
  • メガネをかけたまま使用可能: 視力補正用のフレームが付属するほか、メガネの上からでも装着できるデザインを採用しており、視力や状況に合わせて柔軟に使用できます。
  • プライバシーに配慮したオーディオ: デュアルスピーカーを搭載しつつ、音漏れを抑制するモードを搭載。公共の場でも周囲を気にせずコンテンツに集中できます。

スペック>TCL NXTWEAR S

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony Micro-OLED Display (2D: 3840 x 1080)
  • 視野角: 45度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: メガネの上から使用可、度数調整用フレーム付属
  • バッテリー駆動時間: 非搭載(接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアルスピーカー (音漏れ抑制モード搭載)
  • 重量: 82g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort)、マグネット式ケーブル
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 5万円台

Amazonで「TCL NXTWEAR S」をチェックする

AliExpressで「TCL NXTWEAR S」をチェックする

<2022/8発売モデル>

Rokid Air:視度調整機能で手軽に楽しむARグラス

重さ85gの軽量ボディに、便利な視度調整機能を搭載したメガネ型ARグラス。高コントラストのOLEDディスプレイにより、数メートル先に120インチのスクリーンを鮮やかに映し出します。多くの近視ユーザーが追加のレンズなしで利用できる手軽さに加え、音声操作やスマホを使ったタッチ操作など、直感的なコントロールも可能です。

Rokid Airの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 便利な視度調整機能: 本体に-5.00Dまでの近視に対応したピント調整ノブを搭載。メガネをかけていない方でも、自分の視力に合わせてクリアな映像を楽しめます。
  • 没入感のある映像とサウンド: 100000:1の高コントラスト比を誇るOLEDディスプレイと、HD指向性スピーカーが、臨場感あふれる視聴体験を提供します。
  • 多彩な操作方法: グラス本体への音声操作に加え、接続したスマートフォンをタッチパッドとして利用することができ、直感的でスムーズな操作が可能です。

<スペック>Rokid Air

  • ディスプレイ(解像度/輝度): OLED (1920×1080 / 1800nits)
  • 視野角: 43度
  • トラッキング方式: 不明
  • 視力補正: 度数調整内蔵 (0.00 ~ -5.00D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HD 指向性スピーカー ×2
  • 重量: 85g
  • 接続性: USB Type-C
  • OS / 互換性: スマホ、タブレット、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 3万円台

Amazonで「Rokid Air」をチェックする

AliExpressで「Rokid Air」をチェックする

<2022/7発売モデル>

XREAL Air:手軽に大画面を持ち運べるARグラスの先駆け

スマホやPCと接続して使う、軽量なメガネ型ARグラス。重さ約79gのスタイリッシュなデザインながら、装着するだけで4m先に130インチ相当の大画面を映し出します。高精細な有機ELディスプレイと豊富なオーディオ機能により、場所を選ばず、動画視聴からゲーム、ブラウジングまで、臨場感あふれる体験を手軽に楽しめます。

XREAL Airの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • どこでもプライベートシアター: 130インチの大画面と高コントラストな有機ELディスプレイにより、映画やゲームを圧倒的な迫力で楽しめます。
  • 軽量で快適な装着感: 本体重量約79gと軽量なうえ、3種類のノーズパッドが付属。自分の顔にしっかりフィットさせることができ、長時間の利用でも快適です。
  • MR Spaceで広がる体験: 専用アプリ「Nebula」を使えば、複数のコンテンツを同時に表示する「MR Space機能」が利用でき、単なるミラーリング以上のAR体験が可能です。

スペック>XREAL Air

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 有機EL (3840 × 1080 / 400ニト)
  • 視野角: 約46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Casting モードで最大5時間
  • オーディオ: 開放型スピーカーx2、ノイズキャンセル対応マイク
  • 重量: 約79g
  • 接続性: USB Type-C
  • OS / 互換性: Android、iOS(要アダプタ)、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 2万円台

Amazonで「XREAL Air」をチェックする

AliExpressで「XREAL Air」をチェックする

ARグラスの選び方

ここではARグラスの選び方を紹介します。

見え方・視野角をチェック

ARグラスをかけて映像がどのように見えるかは製品によって異なります。現在販売されえいる機種は、映像サイズが約130330インチの範囲で、視野角は4650度ほどです。映像サイズが多きれば大きいほど大画面で迫力ある映像になります。また、視野角が大ききれば大きいほど、見える範囲が広くなり、例えば画面を2つ並べた状態でも見やすくなります。できるだけ映像サイズが大きいもので、視野角が広いものを選びましょう。

リフレッシュレートをチェック

リフレッシュレートの値が高ければ高いほど映像が滑らかに再生できます。現在販売されえいる機種は、リフレッシュレートが60Hz120Hzになっています。ゲームなど動きの激しい映像を頻繁に見る人はできるだけリフレッシュレートの値が高いものを選びましょう。

機能をチェック

機種によって搭載されている機能が異なります。例えば「XREAL Air 2 Pro」は3段階の調光機能を備え、0%、35%、100%の3段階で明るさを調整することができます。また、「Rokid Max」は視度調整(度数調整)機能が搭載されており、0.00から-6.00Dまで調整することができます。高機能であればあるほど価格が高くなるので、自分に必要な機能かどうかをよく考えてから購入しましょう。

スピーカーの音質をチェック

機種によってスピーカーの音質は異なります。例えば「XREAL Air 2」では、2つの開放型スピーカ搭載で、第2世代音響システムに対応し、豊かで没入感のあるサウンドを再生できます。また、「TCL NXTWEAR S」は本体に大型チャンバー採用のデュアルスピーカーを搭載し、心地より重低音のステレオサウンドを再生できます。音質にこだわるのであればできるだけ高音質なスピーカーを搭載している機種を選びましょう。

装着感と重さをチェック

機種によって装着感と重さは異なります。例えば「XREAL Air 2 Pro」は新型ゼロプレッシャーノーズパッドを採用し、ARグラスをかけても快適な装着感を感じられるようになっています。また、製品によって重さも違っています。現在販売されえいる機種は重さが7582gほど。違いはあまりありませんが、できるだけ軽い機種の方が重さを感じず長時間 快適に装着できます。

接続できるデバイスをチェック

ARグラスはスマホやタブレット、パソコン、ゲーム機などと接続できますが、DP Altモードに対応したType-Cポートが必要になるなど、使用するにはある一定の条件があります。DP Altモードに対応していなくても、オプション製品を使えば、有線/無線で接続できますが、購入前にどのデバイス(スマホ、タブレット、PC、ゲーム機)に、どのように(有線か無線か)接続したいのかを確認しておきましょう。

オプション製品をチェック

機種によってオプション製品が異なります。例えば「Rokid Max」にはAndroid TV搭載の「Rokid Station」が用意されています。また、「XREAL Air 2」シリーズにはDP Altモードに対応しないデバイスを有線/無線で接続できるようにする「XREAL Beam」が販売されています。機種によってオプション製品の価格も違ってくるので、事前によく調べておくことをおすすめします。

ARグラス市場を牽引する主要メーカー

AR(拡張現実)グラスは、私たちの働き方やエンターテイメントの楽しみ方を大きく変える可能性を秘めています。ここでは、現在コンシューマー向け市場をリードする代表的なメーカーとその特徴を紹介します。

XREAL (エックスリアル)

「Nreal」から社名を変更し、ARグラス市場を牽引する代表的なメーカー 。日常使いしやすい軽量な「Air」シリーズと、独自開発の空間コンピューティングチップ「X1」を搭載し、グラス単体で3DoF(頭の動きに合わせた表示)を実現した「One」シリーズの2つの主要ラインを展開しています 。音響はBoseが監修するなど 、高品質な製品で人気を集めています。

VITURE (ヴィチュア)

ゲームや映像体験に特化した製品で人気のメーカー。多くのモデルで、追加のレンズを必要としない「度数調整ダイヤル」と、ワンタッチでレンズの透過度を変えられる「電子調光フィルム」を搭載しているのが最大の特徴です 。音響にはHARMAN AudioEFX立体音響システムを採用し 、別売りのネックバンドなど独自のアクセサリーエコシステムも展開しています 。

Rokid (ロキッド)

超軽量設計と優れた利便性で知られるメーカー。75gという軽さの「Rokid Max」などのモデルは、最大-6.00Dまでの近視に対応する度数調整機能を本体に内蔵しています。これにより、多くのユーザーがメガネなしで大画面の映像を楽しめます。別売りの「Rokid Station」を接続すれば、Android TVとして利用でき、エンタメ体験を大幅に拡張できる点も魅力です。

TCL

世界的な大手家電メーカーTCLが展開するARグラスブランド 。傘下の「RayNeo」シリーズでは、音漏れを効果的に抑制する「ウィスパーモード」など、公共の場での利用を意識した独自の機能を搭載しています。最新モデルではプロ級の色精度や目のちらつきを抑えるアイケア技術にも注力。一部モデルでは物理的な音量・輝度調整ボタンを備えるなど、総合電機メーカーならではの使いやすさも追求しています。

ARグラスに関するQ&A

ARグラスに興味はあるけれど、まだ分からないことも多いと感じていませんか?ここでは、ARグラスに関するよくある質問とその答えをまとめました。

ARグラスとVRグラスは見え方が違う?

はい、見え方と体験が根本的に異なります。

ARグラスは、現実世界の風景に映像や情報を重ねて表示します。そのため、グラスをかけたままでも周囲の状況を把握でき、突然の来客などにもすぐに対応することが可能です。

一方、VRグラス(VRヘッドセット)は、視界を完全に覆い、完全に独立した仮想世界を映し出します。これにより、ゲームや映像への高い没入感を得られますが、現実世界からは遮断されます。

ARグラスをモニター代わりにできる?

はい、PCモニターの代わりとして使用できますが、メリットとデメリットがあります。

ARグラスをWindows PCやMacに接続すると、最大で3画面のバーチャルディスプレイを表示でき、大画面で作業できるという利点があります。ディスプレイは高精細なモデルが多く、Officeソフトでの作業やプログラミングも可能です。

しかし、複数の画面を使いこなそうと首を頻繁に動かすと、表示がブレて作業がしにくくなったり、キーボードと画面の間で視線を何度も動かすことで目に大きな疲れを感じたりすることがあります。映画鑑賞のような単一画面での利用には適していますが、マルチモニターでの長時間の作業には注意が必要です。

メガネの上からARグラスをかけられますか?

いいえ、基本的にはメガネの上からARグラスを装着することはできません。ARグラス自体がメガネ(グラス)の形状をしているためです。

しかし、視力が低い方向けの解決策が用意されています。

視度調整(度数調整)機能付きモデル: グラス本体にダイヤルなどがあり、一定の範囲内で近視の度数を調整できます。

度付きレンズフレーム対応モデル: 専用のレンズフレームが付属または別売りされており、眼鏡店で自分に合った度付きレンズを作成して装着できます。

多くのARグラスメーカーがこれらの方法を提供しているため、視力が低い方でも快適に利用することが可能です。

VRヘッドセットと比較

VRヘッドセットも多数販売されています。ぜひ比較してみてください。

VRヘッドセットのおすすめはコレ! スマホ&PC用 全機種を比較

その他のおすすめ周辺機器

その他にもおすすめの周辺機器が販売されています。ぜひチェックしてみてください。

スマートディスプレイのおすすめは? 最新の全機種とできることを紹介

スマートディスプレイをまとめて紹介しています。

チューナーレステレビはどれを買う? おすすめ機種と選び方を紹介

チューナーレスのスマートテレビをまとめて紹介しています。

Android TV BOXが急激にハイスペック化! 最新モデル 比較

Android TV BOXをまとめて紹介しています。