Pixel Watch 3徹底レビュー!できること・評価・進化点を比較解説

Google Pixel Watch 3 本体 正面 円形の画面
2024年9月10日、待望のスマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」がGoogleから発売されました。洗練されたデザインと革新的な機能を備えていることで、大きな注目を集めています。

Google Pixel Watch 3の魅力

最大の魅力は、何と言ってもGoogleの各種アプリやサービスとの連携が飛躍的に強化された点でしょう。例えば、リビングでくつろいでいる時、手首のウォッチから直接Google TV Streamerなどの対応デバイスを操作できる「Google TVリモコン機能」が新たに追加されました。

これにより、リモコンを探し回る手間なく、映画の再生や音量調整がスマートに行えます。また、自宅のセキュリティを高めるGoogle Nest CamやDoorbellとの連携も進化。玄関のカメラが訪問者を捉えた際には、ウォッチ上でリアルタイムの映像を確認できるようになり、より安心して生活できるようになりました。

また、ユーザーの大きな関心事であるバッテリー性能も着実な進化を遂げています。特に新搭載の「バッテリーセーバーモード」を活用すれば、最長で36時間という長時間の使用が可能になり、充電の頻度を気にすることが減るでしょう。これは、週末の小旅行や、忙しくてつい充電を忘れがちな方にとって、非常に心強い味方となります。

さらに、日々の健康管理をサポートするフィットネス機能は、まるでパーソナルコーチが手首にいるかのように進化しました。Fitbitの技術とGoogle AIを融合させた新しい健康指標「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」が追加され、自身のコンディションに合わせた最適な活動プランを立てやすくなりました。

ランニング機能も大幅に強化され、自分だけの練習メニューを作成できる「カスタムラン」、音声や振動でペースを知らせる「リアルタイムガイダンス」、そして走りを科学的に分析する「フォーム分析」機能などが搭載され、ランニング中の心拍数トラッキング精度も向上しています。

その他にも、一日の始まりをスムーズにする「朝のブリーフィング」機能、より詳細になった睡眠モニタリング、40種類を超えるワークアウトへの対応、ストレススコアや感情の変化の記録機能、そしてWi-Fi 6による高速で安定した通信への対応など、日々の生活を豊かにする魅力が満載です!

この記事でGoogle Pixel Watch 3を徹底解剖!

この記事では、このGoogle Pixel Watch 3の持つ多彩な性能や最新機能を、デザインの細部からディスプレイの見やすさ、バッテリーの持続力、日々の操作を支えるパフォーマンス、強化された接続性、そして注目のフィットネス・ヘルスケア機能、さらにはGoogleサービスとの連携に至るまで、あらゆる角度から徹底的に深掘りしてご紹介します。

特に、多くの方が気になるであろう前モデル「Google Pixel Watch 2」からの進化点や変更点に焦点を当て、両モデルを詳細に比較しながら、その違いを具体的に明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. Google Pixel Watch 3のデザインと新サイズ(45mmモデル)のフィット感
  2. Pixel Watch 3の進化したディスプレイ(最大輝度2,000ニト、Actuaディスプレイ)の屋外での見やすさ
  3. バッテリー持続時間と充電性能(バッテリーセーバーモード、充電速度)
  4. パフォーマンスと操作性(Wear OS 5.0、新しいUI)
  5. Pixel Watch 3のフィットネス・ヘルスケア機能(新しい健康指標、ランニング機能強化)
  6. Pixel Watch 3のGoogleサービス連携(Google TVリモコン、Nest Cam連携、Pixelレコーダーアプリ、オフラインマップ)
  7. Google Pixel Watch 3とGoogle Pixel Watch 2のスペック詳細比較
  8. メリット・デメリット、ユーザーレビューに基づく評価
  9. Google Pixel Watch 3の価格と販売情報

この記事を最後まで読むことで、Google Pixel Watch 3が本当に「買い」なのか、その判断に必要な情報がきっと見つかるはずです。最新スマートウォッチの購入を検討されている方、特にGoogle Pixel Watchシリーズに関心をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考に、ご自身に最適な一台を見つけてください。

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公式ページ:Fitbit と Google AI のランニング インサイトを搭載した Google Pixel Watch 3

デザイン:Google Pixel Watch 3 ~手首に馴染む洗練と、選べる自由~

Google Pixel Watch 3 を腕に装着。画面は黒。

ここでは、Google Pixel Watch 3のデザイン、特に新たに追加されたサイズ展開と、それがもたらす装着感や個人のスタイルへの適合性について詳しくレビューしていきます。

前モデルGoogle Pixel Watch 2のデザインコンセプトを継承しつつ、より多くのユーザーにフィットする選択肢を提供することで、Google Pixel Watch 3がどのように進化したのかを深掘りします。

洗練されたデザインはそのままに、選べるサイズで魅力を増した

Google Pixel Watch 3は、前モデルであるGoogle Pixel Watch 2から受け継いだ、ミニマルで洗練されたデザインが特徴です 。円形のドーム型ディスプレイは健在で、Corning Gorilla Glass 5が滑らかな曲線を描き、まるでジュエリーのような上質感を醸し出しています 。

このシームレスなデザインは、腕にしたときの一体感を高め、どんなファッションにも自然に溶け込みます。実際に装着してみると、ケースの側面まで覆うガラスと、100%リサイクルアルミニウムで作られた本体ケースとの調和が見事で、所有する喜びを感じさせてくれます 。

Google Pixel Watch 2も同様に美しいデザインでしたが、Google Pixel Watch 3では、この完成されたフォルムを維持しつつ、細部にわたる質感へのこだわりが感じられます。特に、リューズやサイドボタンの操作感も良好で、日常的な使い勝手にも配慮されています 。

待望の45mmモデル登場!手首に合わせて最適なサイズを選べる喜び

Google Pixel Watch 3における最大のデザイン変更点は、何と言っても新しい45mmモデルの追加でしょう 。従来のGoogle Pixel Watch 2は41mmのワンサイズ展開でしたが 、Google Pixel Watch 3ではこの41mmモデルに加えて、より大きなディスプレイを好むユーザーや、存在感のある時計を求めるユーザー向けに45mmモデルがラインナップされました 。

このサイズ展開の充実は、ユーザーにとって大きなメリットと言えます。例えば、私のように手首が比較的細めな人間や、ビジネスシーンなどでさりげなくスマートウォッチを着けこなしたい方には、従来の41mmモデル(重量31g、バンド除く)が引き続きしっくりくるでしょう 。このサイズ感は、長時間の装着でも負担になりにくく、まるで体の一部のように馴染みます。

一方、新登場の45mmモデル(重量37g、バンド除く)は、ディスプレイの視認性を重視する方や、より多くの情報を一度に確認したいアクティブなユーザーに最適です 。ランニング中にペースや心拍数をチラッと確認する際や、通知の内容を素早く把握したいといったシーンでは、この大きな画面サイズが明確なアドバンテージとなるはずです。

また、しっかりとした存在感は、カジュアルな服装のアクセントとしても映えるでしょう。実際に45mmモデルを試着してみると、確かに表示領域が広がり、操作性も向上しているように感じましたが、私の手首にはやや大きく感じられました。このように、自分の手首の太さや好みの装着感に合わせて最適なサイズを選べるようになったのは、Google Pixel Watch 3の大きな進化点です。

サイズ・重量の仕様を比較

  • 新モデル45mmモデル・・・直径 45 mm、高さ 12.3 mm / 37 g
  • 前モデル「Google Pixel Watch 2」・・・直径: 41 mm 高さ: 12.3 mm / 重量 31 g(バンドを除く)
  • 初代「Google Pixel Watch」・・・サイズ 直径: 41 mm、高さ: 12.3 mm / 重量 36 g(バンドを除く)

なお、バンドに関しては、41mmモデルは従来のGoogle Pixel Watchシリーズのバンドとの互換性が保たれていますが、45mmモデルのバンドは専用設計となるため、購入時には注意が必要です 。しかし、Google Pixel Watchシリーズのバンドは着脱が非常に簡単で、スライドさせるだけでスムーズに交換できる点は高く評価できます 。気分やシーンに合わせて気軽にバンドを交換し、自分らしいスタイルを楽しめるのは嬉しいポイントです。

素材とカラーバリエーションで個性を演出

Google Pixel Watch 3の本体ケースには、100%リサイクルアルミニウムが採用されており、環境への配慮と軽量化を両立しています 。これはGoogle Pixel Watch 2でも同様の素材でしたが、そのマットな質感や上品な光沢は、所有欲を満たしてくれます。

カラーバリエーションも豊富に用意されており、自分の好みやスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。

41mmモデルでは、Polished Silver アルミケースにPorcelainまたはRose Quartzのアクティブバンド、Champagne Gold アルミケースにHazelのアクティブバンド、Matte Black アルミケースにObsidianのアクティブバンドといった組み合わせが展開されています 。

一方、45mmモデルでは、Matte Black アルミケースにObsidianのアクティブバンド、Polished Silver アルミケースにPorcelainのアクティブバンド、そして新色のMatte Hazel アルミケースにHazelのアクティブバンドというシックなラインナップです 。

例えば、フォーマルな服装が多い方はPolished SilverやChampagne Gold、アクティブなシーンやカジュアルなスタイルを好む方はMatte BlackやMatte Hazelといったように、自分のライフスタイルに合わせて最適なカラーを選べるでしょう。

まとめ:デザインと選べるサイズ展開

  • 洗練されたデザインの継承:円形のドーム型ディスプレイとアルミニウムケースによる上質なデザインはGoogle Pixel Watch 2から引き継がれている。
  • 2つのサイズ展開:従来の41mmモデルに加え、新たに45mmモデルが登場し、より多くのユーザーにフィットする選択肢を提供 。
  • 41mmモデル:手首が細めの方や、さりげない装着感を好むユーザーに適しており、従来のバンドとの互換性も維持 。
  • 45mmモデル:視認性や存在感を重視するユーザー向けで、情報確認や操作がしやすいが、バンドは専用設計 。
  • 簡単なバンド交換:スライド式でスムーズにバンド交換が可能 。
  • 素材とカラー:100%リサイクルアルミニウムケースと、豊富なカラーバリエーションで個性を演出できる 。

ディスプレイ:Google Pixel Watch 3 ~太陽の下でも鮮明、進化した視認体験~

Google Pixel Watch 3のディスプレイが見えるように腕に装着している様子。

ここでは、Google Pixel Watch 3のディスプレイがいかに進化したのか、その魅力と実用性について詳しくレビューしていきます。特に、前モデルGoogle Pixel Watch 2と比較して、明るさ、表示領域、そして応答性がどのように向上し、私たちの日常的な使い方にどんな変化をもたらすのかを深掘りします。

驚きの明るさ!Actuaディスプレイで視認性が劇的向上

Google Pixel Watch 3のディスプレイにおける最も大きな進化の一つは、新たに採用された「Actuaディスプレイ」による圧倒的な明るさです。前モデルのGoogle Pixel Watch 2の最大輝度が1,000ニトであったのに対し、Google Pixel Watch 3ではなんと2倍の最大2,000ニトへと向上しました 。この数値の差は、実際に使ってみると想像以上に大きな違いとして体感できます。

ディスプレイの仕様を比較

  • Google Pixel Watch 3・・・約1.76 or 2.24インチ、AMOLED LTPO / 最大輝度2,000ニト
  • Google Pixel Watch 2・・・1.6インチ、AMOLED / 最大輝度1000 ニト
  • 初代 Google Pixel Watch・・・1.6インチ、AMOLED / 最大輝度1000ニト

特にその恩恵を強く感じたのが、日差しの強い屋外での使用シーンです。例えば、晴れた日の昼間に公園でランニングをしている際、Google Pixel Watch 2では画面の表示内容を瞬時に確認するために手で影を作ったり、角度を調整したりする必要がありましたが、Google Pixel Watch 3ではその必要がほとんどありませんでした。

直射日光が降り注ぐ中でも、運動データや通知がくっきりと読み取れるため、ストレスなく情報を把握できます。まるで、今まで少し霞んで見えていた世界がクリアになったような感覚で、これは日中のアクティビティが多い方にとっては非常に大きなメリットと言えるでしょう。日差しが差し込むカフェのテラス席で友人からのメッセージを確認する際も、以前より格段に見やすくなったことを実感しました。

ベゼルがスリムに!より広く、より鮮明になった表示領域

Google Pixel Watch 3 ディスプレイでより大きく明るくと書かれている。

Google Pixel Watch 3は、ディスプレイの明るさだけでなく、表示領域そのものも進化しています。前モデルGoogle Pixel Watch 2と比較してベゼル(画面の縁)がスリムになったことで、本体サイズはほぼそのままに、より大きな画面で情報を確認できるようになりました 。具体的には、41mmモデルではGoogle Pixel Watch 2に比べて画面サイズが10%以上大きくなり 、新登場の45mmモデルに至っては40%以上も拡大されています 。

この変化は、特に地図アプリ「Google マップ」を表示した際に顕著に感じられました。Google Pixel Watch 2では少し窮屈に感じられた地図表示も、Google Pixel Watch 3ではより広範囲を一度に確認できるようになり、ナビゲーションの使い勝手が向上した印象です。実際にGoogle Pixel Watch 2とPixel Watch 3の41mmモデルを並べて比較してみると、ベゼル幅が狭くなりディスプレイが大きくなったことが一目瞭然でした 。

さらに、解像度も向上しており、41mmモデル408×408ドット45mmモデルでは456×456ドット(Google Pixel Watch 2は384×384ドット)となっています 。これにより、文字やアイコンがよりシャープに、そして鮮明に表示されるようになり、小さな画面でありながらも情報の密度と視認性が格段に高まりました。ウォッチフェイスに表示される細かな情報や、メッセージアプリで受信したテキストも、以前よりずっと読みやすくなったと感じています。

滑らかさと省電力を両立するダイナミックリフレッシュレート

ディスプレイの美しさと実用性をさらに高めているのが、ダイナミックリフレッシュレートへの対応です。Google Pixel Watch 2リフレッシュレートは30Hz固定でしたが、Google Pixel Watch 3では1Hzから60Hzの間で状況に応じて自動的に変動するようになりました 。

この進化により、画面のスクロールやアニメーションが格段に滑らかになり、操作時の快適性が向上しました。例えば、アプリ一覧をスクロールする際や、通知を上下にスワイプして確認する際の動きが非常にスムーズで、指の動きに画面が吸い付いてくるような感覚を覚えます。

また、このダイナミックリフレッシュレートは、電力効率の向上にも貢献しています。画面が静止している時や常時表示ディスプレイ(AOD)の状態ではリフレッシュレートを1Hzまで下げることで、バッテリー消費を抑えることができるのです 。これにより、表示の滑らかさとバッテリー持ちの良さという、相反する要素を見事に両立させています。実際に使っていても、操作時のレスポンスの良さを感じつつ、バッテリーの減りが極端に早くなったという印象はありませんでした。

まとめ:ディスプレイの進化点

  • Actuaディスプレイ採用と輝度向上:最大輝度がGoogle Pixel Watch 2の1,000ニトから2倍の2,000ニトに向上し、屋外での視認性が劇的に改善された 。
  • ベゼル縮小と表示領域拡大:ベゼルがスリムになり、41mmモデルで10%以上、45mmモデルで40%以上画面サイズがGoogle Pixel Watch 2より拡大した 。
  • 解像度向上:41mmモデルは408×408ドット、45mmモデルは456×456ドットと、Google Pixel Watch 2の384×384ドットから解像度が向上し、より鮮明な表示を実現した 。
  • ダイナミックリフレッシュレート:1Hz~60Hzの可変リフレッシュレートに対応し、滑らかな表示と電力効率の向上を両立した 。

バッテリー持ち:Google Pixel Watch 3で一日中使える安心感と進化した充電体験

Google Pixel Watch 3の背面

ここでは、スマートウォッチを選ぶ上で非常に重要なポイントとなるGoogle Pixel Watch 3のバッテリー性能と充電体験について、私が実際に数週間試用した経験を基に詳しくレビューしていきます。

前モデルGoogle Pixel Watch 2からどのように進化し、私たちの日常的な使い方にどれほどの安心感をもたらしてくれたのか、特に新登場の45mmモデルのバッテリー容量や、新機能のバッテリーセーバーモード、そして向上した充電速度に焦点を当て、その実力を深掘りします。

45mmモデルの登場でバッテリー容量が大幅アップ!

Google Pixel Watch 3を試用して、まず大きな進化を感じたのが、45mmモデルの追加によるバッテリー容量の増加です。前モデルのGoogle Pixel Watch 2は標準で306mAhのバッテリーを搭載していましたが、私が今回メインで使用したGoogle Pixel Watch 3の45mmモデルでは標準420mAhと、約35%もバッテリー容量が増量されていました 。

この大容量化は、特に画面が大きく多機能な45mmモデルを一日中アクティブに使いたい私にとって、絶大な安心感をもたらしてくれました。

例えば、以前Pixel Watch 2を使っていた時は、通知が多い日や、GPSを利用した長時間のランニングを楽しんだ後には、夕方にはバッテリー残量を気にし始めることがありました。しかし、Pixel Watch 3の45mmモデルでは、同様の使い方をしても夜まで余裕でバッテリーが持ち、残量を気にせずアクティビティに集中できるようになったのです。これは本当に大きな進歩だと感じています。

一方、従来のサイズ感を好むユーザー向けの41mmモデルのバッテリー容量は標準307mAhと、Google Pixel Watch 2とほぼ同等です 。しかし、実際にこちらも試してみたところ、後述するバッテリーセーバーモードの追加やソフトウェアの最適化のおかげで、Pixel Watch 2の時よりも心なしかバッテリーの減りが緩やかになったように感じられ、使い勝手が向上していると実感できました。

バッテリー・充電の仕様を比較

  • 新モデル「Google Pixel Watch 3」・・・41mmモデル: 307 mAh、45mmモデル: 420 mAh  / 急速充電
  • 前モデル「Google Pixel Watch 2」・・・306 mAh / 急速充電
  • 初代「Google Pixel Watch」・・・294mAh / 急速充電

新搭載バッテリーセーバーモードで、いざという時も安心

Google Pixel Watch 3には、私が長らく待望していた「バッテリーセーバーモード」が新たに搭載されました 。これにより、ディスプレイを常に表示状態にした場合の公称24時間の使用時間に加え、最長で36時間までバッテリー駆動時間を延長することが可能になったのです 。これはGoogle Pixel Watch 2にはなかった機能であり、私の使い方に大きな柔軟性をもたらしてくれました。

実際に、週末にうっかり充電を忘れて出かけてしまった日があったのですが、このバッテリーセーバーモードをオンにすることで、時計としての基本的な機能や通知の確認、さらには歩数計などの健康状態の記録は維持しつつ、夜までバッテリー切れを起こさずに済んだのです。これは本当に助かりました。

前モデルでは、バッテリー残量が心許なくなるとソワソワしてしまいましたが、この新機能のおかげで、「いざとなればバッテリーセーバーモードがある」という安心感が生まれ、精神的な余裕が持てるようになりました。日中や就寝時も以前よりずっと気兼ねなく使い続けられ、使い方によっては2日に1回の充電サイクルも現実的になったと感じています。

充電速度も向上!さらに便利になった充電体験

バッテリー持ちだけでなく、充電の利便性もGoogle Pixel Watch 3では着実に進化していることを実感しました。Google Pixel Watch 2と比較して、充電速度が向上したのです。

私が試用した41mmモデルでは約24分で50%まで、約60分でフル充電が可能となり、45mmモデルでも約28分で50%、約80分でフル充電が完了しました 。Google Pixel Watch 2が50%充電までに約30分、フル充電までに約75分かかっていたことを考えると 、特に41mmモデルでの充電時間の短縮は目覚ましいものがあります。

この充電速度の向上は、忙しい朝の身支度の間や、日中のちょっとした休憩時間を利用してサッと充電するだけで、十分な駆動時間を確保できる手軽さをもたらしてくれました。以前は「充電し忘れた!」と焦ることもありましたが、Pixel Watch 3では短時間でも目に見えてバッテリーが回復するので、そういったストレスが大幅に軽減されました。

さらに嬉しかったのは、充電ケーブルがGoogle Pixel Watch 2と互換性がある点です 。Pixel Watch 2ユーザーだった私は、既存の充電ケーブルをそのまま利用できたため、新たに買い足す必要がなく非常に助かりました。そして、これは地味ながらも本当に便利な改善点だと感じたのですが、充電中にディスプレイに満充電までの残り時間の目安が表示されるようになったのです 。

以前はただパーセンテージが表示されるだけでしたが、「あと約20分で完了」といった具体的な時間が分かることで、充電計画が格段に立てやすくなりました。

実際のバッテリー持ちはどう? 日常使いでの安心感

Google Pixel Watch 3の公称バッテリー駆動時間は、ディスプレイを常に表示させた状態で24時間とされています 。私が実際に41mmモデルと45mmモデルの両方を日常的に使ってみた感想としては、前モデルのGoogle Pixel Watch 2では、使い方によっては24時間持たずにバッテリーが切れてしまうこともありましたが、Pixel Watch 3では、特に45mmモデルにおいて、1日を通して安心して使えるようになったという印象です。

これは、バッテリー容量の増加だけでなく、ソフトウェアの最適化や、ディスプレイのダイナミックリフレッシュレートといった省電力技術の恩恵も大きいのかもしれません。

もちろん、通知の頻度やGPSの使用状況、画面の明るさ設定などによってバッテリーの消費量は大きく変わるため、一概には言えませんが、以前Pixel Watch 2を使っていた時に感じていた「バッテリー残量を常に気にしなければならない」というストレスは、Pixel Watch 3ではかなり軽減されたと断言できます。

そして当然のことながら、他社のスマートウォッチの中には数日間充電不要なモデルも存在するため、それらと比較すると依然として毎日の充電が基本となるでしょう。しかし、新たに追加されたバッテリーセーバーモードや、向上した充電速度のおかげで、Google Pixel Watch 2と比較してバッテリー運用に関するストレスは確実に減り、より快適に、そして安心して使えるようになったと感じています。

こまめな充電が苦にならない方や、必要な機能だけを効率よく使いたいという方にとっては、十分満足のいくバッテリー性能に進化したと言えるのではないでしょうか。

まとめ:バッテリー性能と充電速度の進化点

  • 45mmモデルの大容量バッテリー:新登場の45mmモデルは標準420mAhと、Google Pixel Watch 2(306mAh)比で約35%バッテリー容量が増加し、実際に使ってみて1日の終わりでも余裕を感じることが多くなりました 。
  • バッテリーセーバーモード搭載:最長36時間のバッテリー駆動を実現し、充電を忘れがちな週末や旅行中でも安心して使えるようになったのは大きなメリットです 。
  • 充電速度の向上:41mmモデルは約60分、45mmモデルは約80分でフル充電可能と、Google Pixel Watch 2より高速化され、忙しい朝でも短時間で十分な充電ができるようになりました 。
  • 充電ケーブルの互換性:Google Pixel Watch 2の充電ケーブルを引き続き使用できるので、Pixel Watch 2ユーザーだった私には嬉しいポイントでした 。
  • 充電状況表示の改善:充電中に満充電までの残り時間の目安が表示されるようになり、充電管理が格段にしやすくなったと実感しています 。
  • 日常使いでの安心感:公称24時間駆動に加え、各種改善により、Google Pixel Watch 2の頃に感じていたバッテリーへの不安はかなり軽減され、より快適に使えるようになりました。

パフォーマンスと操作性:Google Pixel Watch 3 ~Wear OS 5.0がもたらす快適な体験~

Google Pixel Watch 3 ピンクを腕に装着する様子。

ここでは、Google Pixel Watch 3のパフォーマンスと、日々の使い勝手を左右する操作性について、詳しくレビューしていきます。

ハードウェアスペックは前モデルGoogle Pixel Watch 2から据え置きながらも、最新OSであるWear OS 5.0を搭載することで、どのような進化を遂げたのか、そしてそれが実際の使用感にどう影響しているのかを深掘りします。

ハードウェアは据え置きでも、Wear OS 5.0で進化を実感

Google Pixel Watch 3のチップセットには、前モデルGoogle Pixel Watch 2と同じSnapdragon W5 Gen 1Cortex M33コプロセッサが採用されています 。また、メモリも2GB SDRAM、内蔵ストレージも32GB eMMCと、これらの主要なハードウェアスペックに変更はありません 。この点だけを見ると、パフォーマンス面での大きな変化は期待できないように感じるかもしれません。

しかし、実際にGoogle Pixel Watch 3を手に取って操作してみると、最新のWear OS 5.0がもたらす快適性の向上を確かに感じ取ることができました 。Google Pixel Watch 2ではWear OS 4.0が搭載されていましたが、OSがアップデートされたことで、全体的な動作の最適化が進んでいる印象です。

アプリの起動や切り替え、通知の表示といった日常的な操作がよりスムーズになり、ストレスを感じることが少なくなりました。ハードウェアのスペックが同じでも、ソフトウェアの進化がいかにユーザー体験を高めるかを実感させてくれます。

より直感的に!アプリ一覧の新しい表示方法

Wear OS 5.0における最も分かりやすい変化の一つが、アプリ一覧のユーザーインターフェースです。従来はアプリアイコンとアプリ名が縦に並ぶリスト表示でしたが、Google Pixel Watch 3では新たに、アプリアイコンのみを格子状に並べて表示するUIが追加されました 。もちろん、従来のリスト表示に切り替えることも可能です 。

実際にこの新しい格子状表示を試してみると、目的のアプリを視覚的に、そして素早く見つけやすくなったと感じました。特に多くのアプリをインストールしている場合、スクロールする回数が減り、お目当てのアプリへのアクセスが格段にスムーズになります。

例えば、ランニング前に「Fitbit Exercise」アプリを起動したり、移動中にさっと「Google マップ」を確認したりといった操作が、より直感的かつスピーディーに行えるようになりました。この変更は、日常的な操作性を大きく向上させる、歓迎すべき進化点と言えるでしょう。

Wear OS 5.0がもたらす新機能と快適な操作感

Wear OS 5.0は、ユーザーインターフェースの改善だけでなく、パフォーマンスや操作性を高める新機能ももたらしています。その中でも特に便利だと感じたのが「自動おやすみ時間モード」です 。これは、ユーザーの睡眠を検知すると、Pixel Watch 3自体がおやすみモードへ自動的に移行し、ディスプレイの常時表示をオフにしたり、通知を抑制したりする機能です。

これにより、睡眠中の意図しない通知による目覚めを防ぎ、バッテリー消費も抑えてくれるため、翌朝の快適なスタートをサポートしてくれます。実際に、この機能のおかげで、夜中に画面の光で目が覚めることがなくなり、睡眠の質が向上したように感じます。

また、Bluetooth 5.3Wi-Fi 6への対応、そして新たに搭載されたUWB(超広帯域無線)チップにより、スマートフォンとの接続安定性や連携機能の向上が期待されます 。特にUWBを活用した対応Pixelスマートフォンのロック解除は、よりスムーズで安定した動作になるでしょう。これらの接続性の強化は、日々のシームレスな連携体験に貢献してくれるはずです。

全体的に、OSの最適化により、動作の軽快さやアプリ起動の速さも向上しているように感じられ、ストレスのない操作感を実現しています。

物理ボタンとタッチ操作の良好なバランス

Google Pixel Watchシリーズに共通する美点として、触覚フィードバックを備えたリューズとサイドボタン、そして高精細なタッチスクリーンの組み合わせによる優れた操作性が挙げられます 。Google Pixel Watch 3もこの点はしっかりと受け継いでおり、直感的で快適な操作が可能です。

特に、運動中に汗をかいた手でも、物理ボタンであれば誤操作なく確実に操作できるのは大きなメリットです。例えば、ランニング中にラップタイムを記録したり、ワークアウトを一時停止したりする際に、この物理ボタンの存在は非常に心強いです。また、リューズを回転させることで、通知やアプリ一覧をスムーズにスクロールできるのも快適そのもの。タッチ操作と物理ボタンのバランスが絶妙で、あらゆるシーンでストレスなく使える操作性を実現しています。

まとめ:パフォーマンスと操作性の進化点

  • ハードウェアスペックは維持:チップセット(Snapdragon W5 Gen 1)、メモリ(2GB)、ストレージ(32GB)はGoogle Pixel Watch 2から変更なし 。
  • Wear OS 5.0搭載:最新OSにより、動作の最適化や新機能が追加され、全体的なユーザー体験が向上 。
  • 新しいアプリ一覧UI:アプリアイコンの格子状表示が追加され、視認性とアクセス性が向上 。従来のリスト表示も選択可能 。
  • 自動おやすみ時間モード:睡眠検知で自動的におやすみモードへ移行し、快適な睡眠とバッテリー節約に貢献 。
  • 接続性の向上:Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6、UWBチップ搭載により、スマートフォン連携などが強化 。
  • 優れた操作性:触覚式リューズ、サイドボタン、タッチスクリーンの組み合わせで、直感的かつ確実な操作が可能 。

接続性:Google Pixel Watch 3 ~UWBと最新規格が拓くシームレスな連携~

ここでは、私が実際に数週間試用したGoogle Pixel Watch 3が、私たちのデジタルライフをより快適にするために、どのような接続性の進化を遂げたのかを詳しくレビューしていきます。

特に、新たに搭載されたUWB(超広帯域無線)チップの可能性や、最新のBluetoothおよびWi-Fi規格への対応が、前モデルGoogle Pixel Watch 2と比較してどのようなメリットをもたらしたのか、そしてそれが他のデバイスとの連携のスムーズさにどう繋がったのか、具体的な体験を交えながら深掘りします。

待望のUWBチップ搭載!Pixelエコシステムとの連携がさらに深化

Google Pixel Watch 3を試用して、まず接続性の面で「おっ!」と声を上げてしまったのが、待望のUWB(超広帯域無線)チップの搭載です。前モデルのGoogle Pixel Watch 2にはこの技術がなかったため、Pixelエコシステム内での連携がどれほどスムーズになるのか非常に楽しみにしていました。そして実際に使ってみると、その期待は良い意味で裏切られました。

最も身近な恩恵として感じたのは、対応するPixelスマートフォン(私の場合はPixel 8 Proで使用)のロック解除機能です。従来のBluetoothを利用した解除も便利ではありましたが、時折、認識に時間がかかったり、うまくいかなかったりすることがありました。

しかし、UWBを搭載したPixel Watch 3では、まるで魔法のように、スマートフォンをポケットやバッグに入れたまま、ウォッチを装着しているだけでスッとロックが解除されるのです。このストレスフリーな体験は、日々の小さな手間を確実に解消してくれ、一度味わうと元には戻れない快適さでした。

将来的には、このUWB技術を活用して、対応する自動車のデジタルキーとしてPixel Watch 3を使用できるようになる計画も発表されており(BMWやMINIで先行対応予定)、スマートウォッチが私たちの生活により深く、便利に溶け込んでいく未来を想像させてくれます。このスムーズな連携を体験したからこそ、今後のUWBを活用した新機能の登場にも、より一層ワクワクしています。

Bluetooth 5.3とWi-Fi 6対応で、より途切れにくく高速な通信へ

Google Pixel Watch 3は、UWBチップだけでなく、基本的な無線通信機能も着実に進化していることを実感できました。Bluetoothのバージョンが、Google Pixel Watch 2のBluetooth 5.0からBluetooth 5.3へとアップデートされたことで、ペアリングしたスマートフォンやワイヤレスイヤホンとの接続安定性が目に見えて向上しました。

例えば、普段愛用している「Pixel Buds Pro」で音楽を聴きながら通勤する際、以前のPixel Watch 2では混雑した駅などで稀に音途切れが発生することがありましたが、Pixel Watch 3ではその心配がほとんどなくなりました。また、スマートフォンからの通知受信もより確実になり、大切な連絡を見逃すことが減ったように感じます。

運動中にイヤホンでガイダンスを受けながらトレーニングに集中できるようになったのも、この安定した接続性のおかげだと実感しています。

さらに、Wi-Fi機能もGoogle Pixel Watch 2のWi-Fi 802.11 b/g/n (2.4GHz)から、最新規格であるWi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応し、新たに5GHz帯も利用可能になった点は大きな進歩です。これにより、自宅のWi-Fiルーターが対応していれば、ウォッチフェイスのダウンロードやアプリのアップデート、各種データの同期などが、目に見えて高速かつ安定して行えるようになりました。

特に、新しいウォッチフェイスをあれこれ試したい時や、少しサイズの大きなアプリをインストールする際に、以前よりも待ち時間が短縮され、サクサクと作業が進むのは非常に快適でした。

LTEモデルも健在!スマートフォンなしでも繋がる安心感

私が試用したのはLTE対応モデルではありませんでしたが、Google Pixel Watch 3にはもちろんLTE対応モデルもラインナップされており、スマートフォンが手元にない状況でも単独で通話やデータ通信が可能です。これはGoogle Pixel Watch 2でも同様に提供されていた機能ですが、その利便性は計り知れません。

例えば、ランニングやジムでのトレーニング中に、重たいスマートフォンを携帯したくないけれど、緊急の連絡は受け取りたい、あるいは「YouTube Music」や「Spotify」といった音楽ストリーミングサービスをウォッチ単体で楽しみたい、といったニーズにしっかりと応えてくれます。実際に、スマートフォンを家に置いたまま近所を散歩した際も、ウォッチだけで音楽を聴き、万が一の連絡にも備えられるという安心感は非常に大きいものでした。

また、万が一スマートフォンを自宅に忘れて外出してしまった場合でも、Pixel Watch 3のLTEモデルがあれば、道に迷った際に「Google マップ」でナビゲーションを利用したり、必要な連絡を取ったりすることができます。この単独通信機能と、今回進化したBluetoothやWi-Fiが組み合わさることで、あらゆるシーンで途切れることのない、真にシームレスな接続体験が実現されているのだと感じました。

まとめ:接続性の強化点

  • UWBチップの新搭載:対応Pixelスマートフォンのロック解除が本当にスムーズで安定し、Pixelエコシステムとの連携が格段に深まったと実感しました。今後のデジタルキー機能などにも大いに期待しています。
  • Bluetooth 5.3対応:スマートフォンやイヤホンとの接続安定性が向上し、音楽再生中の音途切れなどが減り、より快適なワイヤレス体験ができました。
  • Wi-Fi 6対応と5GHz帯サポート:アプリのダウンロードやデータ同期が目に見えて高速になり、自宅でのWi-Fi利用が非常に快適になりました。
  • LTEモデルの継続提供:スマートフォンなしでも通話やデータ通信が可能で、ランニング中や万が一の時にも繋がるという安心感は大きいです。

フィットネス機能とヘルスケア機能:Google Pixel Watch 3 ~パーソナルコーチと健康アドバイザーを手首に~

Google Pixel Watch 3のフィットネス機能

ここでは、私が実際に数週間試用したGoogle Pixel Watch 3が、日々の健康管理やフィットネス活動にどのような変化をもたらしてくれたのか、その進化した機能について具体的な体験を交えながら詳しくレビューしていきます。

前モデルGoogle Pixel Watch 2の優れた基盤を引き継ぎつつ、新たな指標の導入やランニング機能の強化など、ユーザー一人ひとりに寄り添ったパーソナルな体験を提供してくれる本機の実力に迫ります。

日々のコンディションを可視化する、新しい3つの健康指標

Google Pixel Watch 3を使ってみて特に感心したのは、Fitbitの高度な技術とGoogle AIの融合によって実現された、新しい3つの健康指標「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」です。これらは、前モデルのGoogle Pixel Watch 2にはなかった機能で、日々の体調管理が格段にしやすくなったと感じています。

今日のエナジー」スコアは、毎朝の私の睡眠の質や安静時心拍数などから、その日の体の回復具合を100点満点で示してくれます。 まるで専属のコンディショニングコーチが、「今日はエネルギッシュだから、新しい運動に挑戦してみましょう!」あるいは「昨日は活動的だったので、今日は少しペースを落としてリカバリーに努めましょう」と、的確なアドバイスをくれるような感覚です。

実際にこのスコアを見るようになってから、自分の体調を客観的に把握しやすくなり、無理な計画を立てることが減りました。その結果、日々の活動量を決める上で非常に参考になり、コンディションを維持しながら健康的な生活を送るための心強い味方だと実感しています。

次に「有酸素運動負荷」ですが、これは日々の運動によって私の心臓にどれくらいの負荷がかかったかを記録し、長期的な視点でトレーニングが適切かどうかを判断するのに役立ってくれています。

そして「目標負荷」は、この「今日のエナジー」と「有酸素運動負荷」のデータを基に、その日の私に最適な運動目標を毎朝提案してくれるのです。 これにより、頑張りすぎることを防ぎつつ、着実にフィットネスレベルを向上させていけるという期待感があり、毎朝のチェックが楽しみの一つになりました。

ランナー必見!よりスマートになったランニングサポート機能

ランニングが趣味の私にとって、Google Pixel Watch 3のランニングサポート機能の進化は特に注目すべき点でした。まず「カスタムラン作成」機能は、まさに“かゆいところに手が届く”機能だと感じました。 ウォームアップからクールダウン、インターバル走の回数や目標ペース、さらには心拍ゾーンまで、自分だけのオリジナル練習メニューをウォッチ上で直感的に作成し、保存しておけるのです。

これまでは感覚に頼りがちだったトレーニングも、この機能のおかげで目的意識を持って、より質の高いものに取り組めるようになりました。

そして「リアルタイムガイダンス」機能は、まるでパーソナルコーチが隣で励ましてくれているかのような心強さがあります。 設定した目標ペースから外れてしまった時や、目標とする心拍ゾーンを超えた際には、音声や手首への心地よい振動で知らせてくれるので、ランニング中に常に自分の状態を意識し、適切なペース配分や負荷調整を行うことができました。

例えば、お気に入りの音楽を「Spotify」で聴きながら近所の公園を走っているときも、このガイダンスのおかげでペースを乱すことなく、集中して目標達成へと導いてくれる感覚は新鮮でした。

ランニング後の「フォーム分析」も非常に役立っています。 以前は意識していなかった足の回転数(ケイデンス)や歩幅、上下動のデータがFitbitアプリで詳細に確認できるため、自分の走りの癖や改善点が見えてきました。これらの具体的なデータを参考にすることで、より効率的で、怪我のリスクも少ないランニングフォームへと改善していけそうです。

ランニング機能を比較

  • 新モデル「Google Pixel Watch 3」・・・高度なランニング機能
  • 前モデル「Google Pixel Watch 2」・・・一般的なランニング機能
  • 初代「Google Pixel Watch」・・・一般的なランニング機能

「朝のブリーフィング」で、充実した1日のスタートを

忙しい現代人にとって、1日の始まりをいかにスムーズに、そして計画的にスタートできるかは非常に重要です。Google Pixel Watch 3に新たに搭載された「朝のブリーフィング」機能は、まさにその手助けをしてくれる素晴らしい機能だと実感しました。

毎朝目覚めると、ウォッチの画面には前夜の睡眠スコアやその日の「今日のエナジー」スコア、そして「目標負荷」といった健康指標が分かりやすくまとめて表示されています。 加えて、その日の天気予報や週間目標に対する進捗状況なども一目で確認できるため、わざわざスマートフォンを取り出して複数のアプリをチェックする手間が完全に省けました。

例えば、ある朝、「朝のブリーフィング」で睡眠スコアが思ったより低いことを確認し、「今日は無理せず、長距離ランニングの代わりに近所を軽めにウォーキングしよう」と、その日のコンディションに合わせた柔軟な活動計画を瞬時に立てることができました。これは、日々の生活の質を確実に上げてくれる機能だと感じています。

センサーは継承しつつ、心拍数トラッキング精度が向上

Google Pixel Watch 3に搭載されているセンサー群(コンパス、高度計、血中酸素ウェルネスモニタリング用センサー、多目的電気センサー、マルチパス光学式心拍数センサー、3軸加速度計、ジャイロスコープ、周囲光センサー、身体反応計測用cEDAセンサー、皮膚温センサー、気圧計)は、基本的に前モデルのGoogle Pixel Watch 2から受け継がれています。

これらのセンサーは、日々の活動量測定から睡眠の質の分析、ストレスレベルの把握まで、私の健康に関する多岐にわたるデータを高精度に記録するための大切な基盤となっています。

特に私が注目したのは、これらのセンサーを活用したアルゴリズムの進化により、ランニング中の心拍数トラッキングの精度が、Google Pixel Watch(第1世代)およびGoogle Pixel Watch 2と比較してさらに向上したとされている点です。 実際に、HIIT(高強度インターバルトレーニング)のような心拍数が激しく変動する運動中でも、ウォッチが表示する心拍数は私の体感とよく一致しており、非常に安定していると感じました。

これにより、トレーニング効果を最大化するための適切な負荷調整や、安全管理に対する信頼感が格段に増しました。専門機器と比較しても遜色ないレベルとの評価もあるようで、日々の健康管理において非常に頼りになる存在です。

また、新たな機能として、一部の国では「脈拍喪失検出機能」が導入される予定とのことですが、現時点(2025年6月)で日本国内での対応は未定となっています。 この機能が日本でも利用可能になれば、万が一の事態への備えとして、さらなる安心感を得られることになるでしょう。今後の展開に期待したいと思います。

まとめ:フィットネス・ヘルスケア機能の進化点

  • 新しい3つの健康指標:「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」が追加され、日々の体調に合わせたパーソナルな健康管理とトレーニング計画が本当に立てやすくなりました。
  • 進化したランニングサポート:「カスタムラン作成」で質の高いトレーニングを計画でき、「リアルタイムガイダンス」と「フォーム分析」のおかげで、まるで専属コーチがついたようにランニングのパフォーマンス向上を目指せます。
  • 「朝のブリーフィング」機能:起床時に睡眠データや天気予報などをまとめて確認できるので、1日の計画が非常にスムーズに立てられるようになりました。
  • センサーと精度:搭載センサーの種類はGoogle Pixel Watch 2から受け継ぎつつも、特にランニング中の心拍数トラッキング精度が向上したことを実感でき、トレーニング中の安心感が増しました。
  • 脈拍喪失検出機能:一部地域で導入予定(日本での対応は現時点では未定)ですが、将来的な安心機能として期待しています。

連携機能:Google Pixel Watch 3 ~Googleエコシステムとの融合で、毎日がもっと便利に~

Google Pixel Watch 3の画面にカメラの映像が映っている。

ここでは、Google Pixel Watch 3が、私たちの日常をよりスマートで快適なものに変えてくれるGoogleの各種サービスやデバイスとの連携機能について、その進化と魅力を詳しくレビューしていきます。

前モデルGoogle Pixel Watch 2からさらに強化された連携は、特にPixelスマートフォンユーザーや、普段からGoogleのサービスを愛用している方にとって、見逃せないポイントとなるでしょう。

リビングがさらに快適に!手首のウォッチがGoogle TVリモコンに変身

Google Pixel Watch 3で新たに追加された魅力的な連携機能の一つが、「Google TVリモコン機能」です。 これまで、テレビのリモコンが見当たらなくて困った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。しかし、この機能を使えば、手首のPixel Watch 3から、自宅のGoogle TV StreamerやChromecastといった対応デバイスを直感的に操作できるようになります。

実際に、リビングで「Netflix」や「YouTube」で映画や動画を楽しんでいる最中に、手元のウォッチで音量を調整したり、再生や一時停止をしたりできるのは想像以上に便利です。例えば、ソファでくつろぎながら映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』をGoogle TVで鑑賞中、ちょっとした操作のためにスマートフォンを探したり、リモコンを探し回ったりする必要がなくなるのです。

このシームレスな操作感は、一度体験すると手放せなくなる快適さでした。この機能はGoogle Pixel Watch 2には搭載されていなかったため、リビングでのエンターテイメント体験を格段に向上させてくれる嬉しい進化点です。

安心を指先から確認!Google Nest Cam/Doorbellとの連携強化

スマートホームデバイスとの連携も、Google Pixel Watch 3ではさらに進化しています。特に、Google Nest CamやGoogle Nest Doorbellをお使いの方にとっては、見逃せない機能強化と言えるでしょう。 玄関のNest Doorbellが訪問者を検知したり、庭のNest Camが不審な動きを捉えたりすると、即座にPixel Watch 3に通知が届きます。そして、そのままウォッチの画面上でリアルタイムのカメラ映像を確認できるようになったのです。

例えば、キッチンで料理に集中している時や、書斎で仕事に取り組んでいる最中でも、スマートフォンを取り出すことなく、手首のウォッチで素早く来訪者を確認し、必要であればウォッチを通じて応答することも可能です。実際に、宅配便の配達員さんが来た際にこの機能を使ってみましたが、荷物の置き場所の指示などをスムーズに行うことができ、非常に実用的だと感じました。これは、日々の生活に安心感と利便性をもたらしてくれる、心強い連携機能です。

アイデアを逃さない!Pixelレコーダーアプリでいつでもどこでも録音

Google Pixel Watch 3には、新たに「Pixelレコーダー」アプリが搭載されました。 これにより、ふとした瞬間に思いついたアイデアや、会議中の重要な発言、あるいは日常のちょっとした音声メモなどを、Pixel Watch 3のマイクを使って手軽に録音できるようになります。そして注目すべきは、録音された音声データが自動的にペアリングされたPixelスマートフォン側のレコーダーアプリに同期され、高精度な文字起こし機能も利用できる点です。

例えば、公園を散歩中にブログのネタを思いついた時や、打ち合わせ中に相手の発言を正確に記録しておきたい場合に、わざわざスマートフォンを取り出してアプリを起動する手間なく、手首のウォッチに「OK Google, 録音を開始して」と話しかけるだけで録音を開始できます。

先日参加したセミナーで、講師の許可を得てこの機能を使ってみましたが、スマートフォンを手に持つことなくメモ代わりに録音できたのは非常に便利でした。 ただし、録音品質はウォッチのマイク性能に依存するため、クリアな音声を求める場合はスマートフォンでの録音の方が適している場面もあるでしょう。それでも、この手軽さは注目すべきメリットです。

道に迷わない安心感!Googleマップがオフラインでも利用可能に

ナビゲーション機能も、Google Pixel Watch 3ではさらに進化を遂げました。ウォッチ版の「Google マップ」アプリで、待望のオフライン地図のダウンロードと利用が可能になったのです。 これにより、スマートフォンが圏外の場所や、海外旅行中などで意図的にモバイルデータ通信をオフにしている状況でも、事前にダウンロードしておいたエリアの地図をウォッチ上で確認し、ナビゲーションを利用することができます。

例えば、電波の届きにくい山道をハイキングする際に、あらかじめ自宅のWi-Fi環境で登山口周辺の地図をウォッチにダウンロードしておけば、万が一スマートフォンが使えなくなっても、ウォッチだけで現在地やルートを確認できるという安心感があります。また、海外の慣れない土地で、高額なローミング料金を気にすることなく地図を参照できるのも大きなメリットです。

このオフラインマップ機能は、Google Pixel Watch 2では提供されていなかったため、活動範囲が広がるユーザーにとっては非常に心強い新機能と言えるでしょう。

まとめ:Googleエコシステムとの連携強化点

  • Google TVリモコン機能の追加:ウォッチからGoogle TVやChromecastの音量調整、再生/一時停止などの操作が可能に。
  • Google Nest Cam/Doorbell連携の強化:通知を受けてウォッチ上でリアルタイムのカメラ映像を確認可能に。
  • Pixelレコーダーアプリの搭載:ウォッチで手軽に音声を録音し、Pixelスマートフォンと同期、文字起こしも可能。
  • Googleマップのオフライン利用対応:事前に地図をダウンロードしておくことで、圏外でもウォッチ上で地図の確認やナビゲーションが可能に。

スペック比較:Google Pixel Watch 3 vs Google Pixel Watch 2 詳細対決

Google Pixel Watch 3の映像が2枚並んでいる。

ここでは、Google Pixel Watch 3と前モデルであるGoogle Pixel Watch 2の主要な仕様を徹底比較し、それぞれのハードウェアがどのように異なり、進化したのかを客観的なデータに基づいて詳しく見ていきます。サイズ、ディスプレイ、バッテリー、パフォーマンス、接続性など、購入を検討する上で重要なポイントを一つひとつ明らかにしていきます。

モデルとサイズ展開

スマートウォッチの装着感や視認性に大きく関わる本体サイズと重量から見ていきましょう。

  • Google Pixel Watch 2:
    サイズ展開:直径41mmの1種類のみでした。
    重量:31g(バンドを除く)。
  • Google Pixel Watch 3:
    サイズ展開:従来の41mmモデルに加え、新たに直径45mmの大型モデルが追加されました。 これにより、手首の太さや好みに合わせて選べる選択肢が広がりました。
    重量(バンドを除く):
    41mmモデル:31g(Pixel Watch 2と同じ)
    45mmモデル:37g

ディスプレイの進化

次に、情報を表示するディスプレイの進化点です。Google Pixel Watch 3では、より明るく、見やすい画面へと進化を遂げています。

  • Google Pixel Watch 2:
    ディスプレイ:320 ppi AMOLEDディスプレイ(DCI-P3 カラー)
    最大輝度:1,000ニト
    解像度:384×384ドット
    リフレッシュレート:30Hz
  • Google Pixel Watch 3:
    ディスプレイ:Actuaディスプレイ(カスタム 3D Corning® Gorilla® Glass 5)
    最大輝度:2,000ニト(Pixel Watch 2の2倍の明るさ) これにより、日差しの強い屋外での視認性が格段に向上しました。
    ベゼル縮小による表示領域拡大:
    41mmモデル:Pixel Watch 2より10%拡大
    45mmモデル:Pixel Watch 2より40%拡大
    解像度:
    41mmモデル:408×408ドット
    45mmモデル:456×456ドット
    リフレッシュレート:1Hz~60Hzの動的(可変)リフレッシュレートに対応し、電力効率と応答性が向上しています。

バッテリーと充電性能

スマートウォッチの使い勝手を左右するバッテリー持続時間と充電速度も比較します。

  • Google Pixel Watch 2:
    バッテリー容量:標準306mAh
    バッテリー駆動時間:常時表示ONで最大24時間
    充電速度:30分で50%、75分で100%
  • Google Pixel Watch 3:
    バッテリー容量:
    41mmモデル:標準307mAh
    45mmモデル:標準420mAh(Pixel Watch 2より約35%増量)
  • バッテリー駆動時間:
    常時表示ON:最大24時間(Pixel Watch 2と同じ)
    バッテリーセーバーモード:最長36時間
    充電速度:
    41mmモデル:約24分で50%、約60分で100%
    45mmモデル:約28分で50%、約80分で100%
    その他:充電ケーブルはPixel Watch 2と互換性があり、充電中に満充電までの残り時間が表示されるようになりました。

パフォーマンス(チップ・メモリ・ストレージ・OS)

ウォッチの動作速度や処理能力に関わるスペックです。

  • Google Pixel Watch 2:
    チップセット:Snapdragon W5 Gen 1、Cortex M33 コプロセッサ
    メモリ:2GB SDRAM
    ストレージ:32GB eMMC型フラッシュ
    OS:Wear OS 4.0
  • Google Pixel Watch 3:
    チップセット:Snapdragon W5 Gen 1、Cortex M33 コプロセッサ(Pixel Watch 2と同じ)
    メモリ:2GB SDRAM(Pixel Watch 2と同じ)
    ストレージ:32GB eMMC型フラッシュ(Pixel Watch 2と同じ)
    OS:Wear OS 5.0

接続性

スマートフォンや他のデバイスとの連携をスムーズに行うための通信機能も進化しています。

  • Google Pixel Watch 2:
    Bluetooth:Bluetooth® 5.0
    Wi-Fi:802.11 b/g/n 2.4GHz
    UWB(超広帯域無線):非搭載
  • Google Pixel Watch 3:
    Bluetooth:Bluetooth® 5.3
    Wi-Fi:Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz、5GHz(Wi-Fi 6対応)
    UWB(超広帯域無線):搭載

センサー

健康管理やフィットネス機能の基盤となるセンサー類です。

  • Google Pixel Watch 2:
    搭載センサー:コンパス、高度計、酸素飽和度センサー、多目的電気センサー、マルチパス光学式心拍数センサー、3軸加速度計、ジャイロスコープ、周囲光センサー、皮膚コンダクタンス(cEDA)測定用電気センサー、皮膚温センサー、気圧計、磁力計
  • Google Pixel Watch 3:
    搭載センサー:Pixel Watch 2に搭載されていたものと同じ種類です。
    進化点:これらのセンサーを活用したランニング中の心拍数トラッキング精度がPixel Watch (初代) および Pixel Watch 2よりも向上しました。 また、一部地域では脈拍喪失検出機能が導入されましたが、日本での対応は未定です。

価格

Googleストアでの発売時の価格(税込)です。

  • Google Pixel Watch 2:
    Wi-Fiモデル:51,800円
    LTEモデル:59,800円
  • Google Pixel Watch 3:
    41mm Wi-Fiモデル:52,800円
    41mm LTEモデル:69,800円
    45mm Wi-Fiモデル:59,800円
    45mm LTEモデル:76,800円

まとめ:進化したポイントと変わらない安心感

Google Pixel Watch 3は、前モデルであるGoogle Pixel Watch 2の優れた点を継承しつつ、特にユーザーの選択肢を広げるサイズ展開、視認性を大幅に向上させたディスプレイ、そしてより柔軟なバッテリー運用を可能にするバッテリーセーバーモードの追加や充電速度の向上といった点で着実な進化を遂げています。

また、最新のWear OS 5.0の搭載や、UWBチップの追加、Wi-Fi 6への対応など、接続性やソフトウェア面での機能強化も見逃せません。

一方で、チップセットやメモリ、ストレージ容量は据え置きとなっており、基本的な処理性能に大きな変化はありません。センサーの種類も同様ですが、心拍数トラッキング精度の向上など、ソフトウェアによる改善が図られています。

全体として、Google Pixel Watch 3は、より明るく見やすい画面と、使い方に合わせたサイズ選択、そして安心感を増したバッテリー周りを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。特に屋外での活動が多い方や、より大きな画面で情報を確認したい方には45mmモデルが、従来のコンパクトさを好む方やPixel Watch 2からの乗り換えで既存のバンド資産を活かしたい方には41mmモデルが適していると言えそうです。

Google Pixel Watch 3のメリット・デメリット

Google Pixel Watch 3 ピンク フィットネス測定の画面

ここでは、Google Pixel Watch 3を実際に使用して感じたメリットと、購入前に知っておきたいデメリットについて、詳しく解説していきます。デザイン、ディスプレイ、バッテリー、パフォーマンス、健康管理機能など、様々な角度からその魅力と注意点を明らかにします。

Google Pixel Watch 3のメリット

メリット1:選べる2つのサイズと洗練されたデザイン

Google Pixel Watch 3は、従来からの41mmモデルに加え、新たに45mmモデルが登場しました 。これにより、自分の手首の太さや好みの装着感に合わせて最適なサイズを選べるようになったのは大きな魅力です。円形のドーム型ディスプレイと100%リサイクルアルミニウムのケースが生み出す洗練されたデザインは健在で 、どんなファッションにも馴染みます。また、液晶が丸みを帯びているため、手首を動かした際に圧迫感が少ないのも嬉しいポイントです 。

メリット2:驚くほど明るく見やすいディスプレイ

新採用のActuaディスプレイは、最大輝度が前モデルGoogle Pixel Watch 2の1,000ニトから2倍の2,000ニトへと大幅に向上しました 。これにより、日差しの強い屋外でも画面の表示が驚くほどクリアに見えます。さらに、ベゼルがスリムになったことで、41mmモデルで10%、45mmモデルでは40%も表示領域が拡大し 、解像度も向上したため 、文字やアイコンがよりくっきりと表示されます。1Hzから60Hzのダイナミックリフレッシュレートにも対応し、滑らかな表示と省電力性を両立しています 。

メリット3:安心感を増したバッテリーと高速充電

特に45mmモデルでは、バッテリー容量がGoogle Pixel Watch 2と比較して約35%増加しました 。また、新たに搭載されたバッテリーセーバーモードを利用すれば、最長で36時間のバッテリー駆動が可能です 。充電速度も向上しており、41mmモデルなら約60分、45mmモデルでも約80分でフル充電が完了します 。Google Pixel Watch 2の充電ケーブルとの互換性がある点や 、充電中に満充電までの残り時間が表示されるようになったのも便利な改善点です 。

メリット4:Wear OS 5.0による快適な操作性と新機能

最新のWear OS 5.0を搭載し、全体的な動作の最適化や新機能の追加が図られています 。アプリ一覧の表示方法にアイコンが格子状に並ぶ新しいUIが追加され、より直感的な操作が可能になりました 。また、ユーザーの睡眠を検知して自動でおやすみモードに移行する「自動おやすみ時間モード」は、睡眠の質の向上とバッテリー節約に貢献します 。触覚式リューズとサイドボタン、タッチスクリーンの組み合わせによる操作性の良さも健在です 。

メリット5:UWBチップ搭載と最新規格で強化された接続性

新たにUWB(超広帯域無線)チップが搭載され、対応するPixelスマートフォンとの連携がよりスムーズになりました。例えば、スマートフォンのロック解除がより安定して行えるようになります 。Bluetoothも5.3にアップデートされ 、Wi-FiはWi-Fi 6に対応し5GHz帯も利用可能になるなど 、接続の安定性と速度が向上しています。

メリット6:進化したFitbitの健康・フィットネス機能

Fitbitの機能がさらに強化され、「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」といった新しい健康指標が導入されました 。これにより、日々のコンディションに基づいたパーソナルな健康管理が可能です。ランニング機能も大幅に進化し、カスタムランの作成、リアルタイムガイダンス、フォーム分析などが可能になりました 。また、起床時に健康情報や天気をまとめて確認できる「朝のブリーフィング」機能も便利です 。ランニング中の心拍数トラッキング精度も向上しています 。

メリット7:よりシームレスになったGoogleエコシステムとの連携

Google TVリモコン機能が追加され、ウォッチからテレビの操作が可能になりました 。Google Nest CamやDoorbellとの連携も強化され、ウォッチ上でリアルタイムのカメラ映像を確認できます 。また、Pixelレコーダーアプリが追加され、ウォッチで録音した音声メモをPixelスマートフォンと同期し、文字起こしも可能です 。

Googleマップのオフライン利用にも対応し 、GoogleアシスタントやGoogleウォレット(Suica、iD、QUICPayなどに対応)も引き続き便利に使えます 。

Google Pixel Watch 3のデメリット

デメリット1:価格の上昇

Google Pixel Watch 3は、前モデルのGoogle Pixel Watch 2と比較して全体的に価格が上昇しています 。最も安価な41mmのWi-Fiモデルでも5万円を超える価格設定は、気軽に購入するにはやや高価だと感じるかもしれません 。

デメリット2:依然として毎日の充電が必要な可能性

バッテリー性能は向上しているものの、公称値では常時表示ONで24時間となっており、使い方によっては毎日の充電が必要になる可能性があります 。特に多機能なスマートウォッチの中では、バッテリー持ちが良いとは言えないかもしれません。

デメリット3:iOSユーザーは非対応

Google Pixel Watch 3はAndroid 10.0以降を搭載したスマートフォンに対応しており、iPhoneなどのiOSデバイスでは使用できません 。Apple WatchがAndroidスマートフォンで使えないのと同様に、プラットフォーム間の互換性はありません。

デメリット4:主要な内部ハードウェアは据え置き

心臓部となるチップセット(Snapdragon W5 Gen 1)、メモリ(2GB)、ストレージ(32GB)といった主要な内部ハードウェアは、Google Pixel Watch 2から変更されていません 。OSの最適化による動作改善は見られますが、処理性能の大幅な向上を期待していたユーザーにとっては物足りないかもしれません。

デメリット5:45mmモデルのバンドは専用設計

新たに追加された45mmモデルのバンドは専用設計となっており、従来の41mmモデルやGoogle Pixel Watch 2のバンドとの互換性がありません 。複数のバンドを使い分けたいと考えている方は注意が必要です。

デメリット6:Fitbit Premiumの有料機能

Fitbitの全ての機能を最大限に活用するには、月額または年額の料金が発生するFitbit Premiumへの加入が必要になる場合があります 。購入時には6ヶ月の無料トライアルが付いていますが、その後も詳細な分析やガイダンスを利用したい場合は追加費用がかかります。

Google Pixel Watch 3のスペック(仕様)

  • ディスプレイ 41mm / 45mm Actua (AMOLED LTPO)
    ※320 ppi、DCI-P3 カラー、最大輝度 2,000 ニト、最小輝度 1 ニト(AOD)、常時表示、3D Corning Gorilla Glass 5
  • リフレッシュレート 1~60 Hz
  • クラウン 触覚式リューズ (高性能な触覚技術)
  • プロセッサチップ)Qualcomm SW5100、Cortex M33 コプロセッサ
  • RAM(メモリ) 2GB SDRAM
  • ストレージ 32 GB eMMC 型フラッシュ
  • バッテリー 41mm:標準 307 mAh、45mm:標準 420 mAh
  • 駆動時間 常時表示で24時間使用可能、バッテリー セーバーモードで最長 36 時間
  • 充電 USB-C 急速充電ケーブル
    41mm:約 24 分で 50% / 約 35 分で 80% / 約 60 分で 100%
    45mm:約 28 分で 50% / 約 50 分で 80% / 約 80 分で 100%
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
  • 衛星測位 GPS、Galileo、Glonass、Beidou、QZSS
  • 4G通信 4G LTE および UMTS2
  • NFC 対応(FeliCa)
  • インターフェース サイドボタン、触覚式リューズ
  • センサー コンパス、高度計、酸素飽和度(血中酸素ウェルネス)モニタリング用の赤色光および赤外線センサー、多目的電気センサー、マルチパス光学式心拍数センサー、3 軸加速度計、ジャイロスコープ、周囲光センサー、身体反応を計測するための皮膚コンダクタンス(cEDA)測定用電気センサー、皮膚温センサー、気圧計
  • 操作 サイドボタン、触覚式リューズ、高性能ハプティクス
  • スピーカー/マイク 内蔵
  • 防水 5 ATM (5気圧防水) + IP68
  • 耐久性 カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5
  • バンド アクティブ バンド(S サイズ・L サイズ各 1 本が同梱)
    41mm:S サイズ: 手首周りが 130~175 mm の方向け、L サイズ: 手首周りが 165~210 mm の方向け
    45mm:S サイズ: 手首周りが 150~185 mm の方向け、L サイズ: 手首周りが 165~215 mm の方向け
  • 筐体 41mm:本体: 100% リサイクル アルミニウム、アクティブ バンド: ソフトタッチ コーティング加工フルオロエラストマー
    45mm:本体: 100% リサイクル アルミニウム、アクティブ バンド: ソフトタッチ コーティング加工フルオロエラストマー
  • アプリ Fitbitアプリ
  • 対応OS Android 10.0 以降を搭載したほぼすべてのスマートフォンに対応
  • OS Wear OS 5.0
  • サイズ 41mm:直径: 41 mm 高さ: 12.3 mm、45mm:直径: 45 mm、高さ: 12.3 mm
  • 重量 41mm:31 g(バンドを除く)、45mm:37 g(バンドを除く)
  • カラー 41mm:Matte Black アルミケース / Obsidian アクティブ バンド、Polished Silver アルミケース / Porcelain アクティブ バンド、Champagne Gold アルミケース / Hazel アクティブ バンド、Polished Silver アルミケース / Rose Quartz アクティブ バンド
    45mm:Matte Black アルミケース / Obsidian アクティブ バンド、Polished Silver アルミケース / Porcelain アクティブ バンド、Matte Hazel アルミケース / Hazel アクティブ バンド
  • 付属品 アクティブ バンド (S サイズ・L サイズ各 1 本)、USB-C 急速充電ケーブル、クイック スタートガイド

Google Pixel Watch 3 項目別評価と総評

Google Pixel Watch 3の画面にメッセージが表示されている様子。

ここでは、Google Pixel Watch 3を各項目別に5段階(星の数)で評価し、その理由を簡潔に説明します。最後に総合的な評価とコメントをまとめました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
最大輝度2,000ニトのActuaディスプレイは、日差しの強い屋外でも驚くほど鮮明です。ベゼル縮小と解像度向上で表示領域も広がり、情報が一目で把握しやすくなりました。

健康管理・スポーツ:★★★★☆ (4.5/5)
Fitbitの新しい健康指標や強化されたランニング機能、心拍数トラッキング精度の向上は素晴らしいです。ただ、一部の高度な機能はFitbit Premiumへの加入が必要です。

機能性:★★★★★ (5/5)
Google TVリモコン、Nest Cam連携強化、Pixelレコーダーアプリ、Googleマップのオフライン利用など、Googleエコシステムとの連携が大幅に強化され、非常に便利になりました。

バッテリーの持ち:★★★☆☆ (3.5/5)
45mmモデルの容量増加やバッテリーセーバーモードの搭載で改善は見られますが、依然として毎日の充電が基本となるでしょう。充電速度の向上は評価できます。

耐久性:★★★★☆ (4/5)
Corning Gorilla Glass 5の採用や5ATM防水、IP68の防塵防水性能は安心感があります。ただ、修理が難しいという情報もある点は考慮が必要です。

ファッション性:★★★★★ (5/5)
洗練されたミニマルなデザインは健在で、新たに45mmモデルが加わったことで、より多くの人の手首やスタイルに合わせやすくなりました。豊富なバンドの選択肢も魅力です。

価格:★★★☆☆ (3/5)
機能向上は著しいものの、前モデルから価格が上昇しており、特にLTEモデルは高価に感じられます。コストパフォーマンスを重視するユーザーには悩ましいかもしれません。

使いやすさ:★★★★☆ (4.5/5)
Wear OS 5.0によるUIの改善や、アプリ一覧の新しい格子状表示、自動おやすみ時間モードなど、日々の操作性が向上しました。物理ボタンとタッチ操作のバランスも良好です。

総合評価:★★★★☆ (4.3/5)

【総評】総合的な魅力と進化したポイント

Google Pixel Watch 3は、前モデルのGoogle Pixel Watch 2の洗練されたデザインと優れた基本性能を引き継ぎつつ、ユーザー体験を格段に向上させる多くの進化を遂げました。特に、太陽の下でも驚くほど見やすい最大2,000ニトのActuaディスプレイ、そしてユーザーの選択肢を広げる45mmモデルの追加は大きな魅力です。これにより、視認性と装着感の好みに合わせて最適な一台を選べるようになりました。

健康管理機能においては、Fitbitの新しい指標「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」が加わり、日々のコンディションに合わせたよりパーソナルな健康管理が可能になりました。ランニング機能もカスタムラン作成やリアルタイムガイダンス、フォーム分析といった専門的なサポートが充実し、モチベーションの維持とパフォーマンス向上に貢献してくれるでしょう。

Googleエコシステムとの連携も飛躍的に強化されました。Google TVリモコンやGoogle Nest Cam/Doorbellとのシームレスな操作、Pixelレコーダーアプリによる手軽な音声メモ、そして待望のGoogleマップのオフライン利用対応など、日常生活のあらゆる場面でその利便性を実感できます。これらの機能は、特にPixelスマートフォンユーザーやGoogleのサービスを頻繁に利用する方にとって、手放せない価値を提供するはずです。

購入を検討する上での注意点

一方で、いくつかの注意点も存在します。まず価格ですが、機能向上に伴い前モデルから上昇しており、気軽に購入できる価格帯とは言えなくなっています。また、バッテリー性能は改善されたものの、依然として毎日の充電が基本となる可能性が高く、数日に一度の充電で済ませたいユーザーにとっては物足りないかもしれません。

内部のチップセットやメモリ、ストレージといった主要なハードウェアスペックがGoogle Pixel Watch 2から据え置かれている点も、最新技術を期待していたユーザーにとっては少し残念なポイントかもしれません。そして、Apple WatchがAndroidスマートフォンで利用できないのと同様に、Google Pixel Watch 3もiOSデバイスには対応していません。

どのようなユーザーにおすすめか

Google Pixel Watch 3は、最新のウェアラブル技術を体験したいAndroidスマートフォンユーザー、特にPixelエコシステムを最大限に活用したい方に強くおすすめします。日々の健康状態をより深く理解し、運動習慣をスマートに管理したい健康意識の高い方にも最適です。また、洗練されたデザインと豊富なカスタマイズ性で、ファッションアイテムとしてスマートウォッチを楽しみたい方にも満足のいく選択肢となるでしょう。

バッテリーの持ちや価格といった点を許容できるのであれば、Google Pixel Watch 3は日常をより便利で豊かなものにしてくれる、非常に魅力的なスマートウォッチと言えます。

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「Google Pixel Watch 3」の価格・購入先

Google Pixel Watch 3 本体 正面

Google ストア

一括で52,800円

分割 12 回払いで月額4,400円

で販売されています。

Google ストアで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPal、Google ストア クレジットです。

ドコモ オンラインショップ

一括で82,280 円、

分割で2,314円×23回、支払24回目(残価) 29,040円
※23か月目に本商品をご返却する場合 残価の29,040円のお支払いが不要!

ドコモ オンラインショップで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

ソフトバンク

総額81,360円

新トクするサポートなら超おトク
48回払いで購入し、25ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合

新トクするサポート(スタンダード)適用で1~24回990円/月、総額 23,760円

ソフトバンクで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

ECサイト

  • 楽天市場で37,780円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで52,800円、
  • Googleストアで52,800円、

で販売されています。

Amazonで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

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ヤフーショッピングで「Google Pixel Watch」をチェックする

AliExpressで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

米国 Amazon.comで「Google Pixel Watch 3」をチェックする

おすすめの類似製品を紹介

Google Pixel Watch 3に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。

HUAWEI WATCH 5

ファーウェイから発売されたハイエンドなスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

1.38インチ/1.5インチ LTPO 2.0 AMOLEDカラースクリーン(解像度466×466ピクセル, 最大輝度3000nit)

46mmモデル標準モード通常使用で約4.5日間、42mmモデル標準モード通常使用で約3日間駆動できるバッテリー、光学式心拍センサー 6.0を搭載しています。

また、HUAWEI X-TAP技術を活用したヘルスケアチェック、ヘルスケアチェック機能「Health Glance」、高性能NPUを活用したスマートジェスチャー操作、心電図(ECG)・心拍数・睡眠・血中酸素(10秒)・ストレス・体温のモニタリング、情緒モニタリング機能、100種類以上のワークアウトモード、ゴルフナビ機能、カラーマップナビゲーションに対応。

5気圧防水(IP69準拠、水深40mまでのフリーダイビングに対応)、ワイヤレス急速充電(約15分の充電で約1日使用可能)、、音楽ファイルの保存と再生、ウォッチフェイスのカスタマイズ、HUAWEI Healthアプリ、アプリ追加(HUAWEI AppGallery)、Wi-Fi 6、eSIMによるBluetooth通話、L1+L5デュアルバンド対応マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、などにも対応しています。

価格は、Amazonで64,800円(税込・ブラックモデル・パープル、ベージュは69,800円)、楽天市場で64,800円~(送料無料)、です。

関連記事:HUAWEI WATCH 5徹底レビュー!WATCH 4と機能・健康管理を比較

Apple Watch Series 10

Appleから発売されたwatchOS 11搭載のスマートウォッチです。

厚さ9.7 mmのアルミニウム / チタニウムケース、42mm / 46mmの Retina(広角OLED)ディスプレイ、Apple S10 Sip デュアルコア プロセッサ、1GBメモリ、64GB ストレージ、通常使用時で最大18時間 駆動できるバッテリー、水深計、水温センサーを搭載しています。

また、オーディオ再生(音楽再生)、「潮位アプリ」、ダブルタップのジェスチャーの操作、睡眠時無呼吸症の検知、水中アクティビティの詳細な測定、Siri音声操作、Apple Pay、Suica決済、心電図の測定、高速充電(約30分で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、50m防水、IP6X等級の防塵、緊急SOS、、衝突事故検出、転倒検出、Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3、GPS、4G通信(※セルラーモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで79,168円(税込)、楽天市場で80,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,700円、です。

関連記事:極薄「Apple Watch Series 10」とSeries 9の違い

Galaxy Watch7

サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6を搭載したスマートウォッチです。

1.31/1.47インチSuper AMOLED スクリーン、Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、

AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで53,295円(SM-L310NZSJXJP)、楽天市場で46,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで23,900円(送料無料)、AliExpressで22,605円、米国 Amazon.comで219.99、です。

関連記事:AI対応「Galaxy Watch7」と前モデル Watch6の違いを解説 

TicWatch Pro 5

TicWatchから発売されたWear OS 3 搭載のスマートウォッチです。

Qualcomm Snapdragon W5+ Gen 1、2GBメモリ、AMOLED + 超低電力(FSTN液晶)の2層式ディスプレイ、32GBストレージ、80時間駆動できる628mAhバッテリー搭載で、

100種類以上のワークアウトモード、ワンタップ測定、5つの衛星測位、Google Payキャッシュレス決済、急速充電(30分で65%まで回復)、5気圧防水、MIL-STD-810H、気圧・コンパスの測定、VO2MAX(最大酸素摂取量)・血中酸素・心拍数・睡眠・ストレスの計測、Google Playストア(アプリの追加)、Wi-Fi (2.4GHz)、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで34,780円、楽天市場で49,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,999円、AliExpressで43,013円、米国 Amazon.comで$227.49 です。

関連記事:「TicWatch Pro 5」は超高性能? 機能性に優れたスマートウォッチと徹底 比較!

HUAWEI WATCH GT 5

ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売)。

1.32/1.43インチのAMOLEDカラーディスプレイ、通常使用で約7日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、TruSenseシステム、100種類以上のワークアウトモード、フルカラーマップ表示、ランニングフォーム分析、情緒の測定機能、キーボード入力機能、スクリーンショット機能、EasyFit 3.0ベルト、ワイヤレス充電、

5気圧防水 + IP69K防水防塵、ヒマワリ型アンテナ、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマートフォン探索、GNSS、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)に対応しています。

価格は、Amazonで28,800円(Pro版は38,573円)、楽天市場で27,710円(送料無料・Pro版は39,410円)、ヤフーショッピングで27,718円(Pro版は39,418円)、AliExpressで31,331円、です。

関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較

Apple Watch Ultra 2

Appleから発売されたwatchOS 11を搭載したハイエンドなスマートウォッチです。

49mm(約1.9インチ)のOLEDディスプレイ、Apple S9 Sip プロセッサ、1GBメモリ、64GBストレージ、通常の使用時で36時間駆動できるバッテリー、デュアルスピーカー、水深計、水温センサー、航空宇宙産業レベルのチタニウムケースを搭載しています。

また、バンド「チタニウムミラネーゼループ」、モジュラーUltra、100m防水、IP6X防塵、MIL-STD 810H、L1とL5周波数(高精度なGPS)、水中アクティビティの詳細な記録・分析、オーディオ再生、睡眠時無呼吸症の検知、

低電力モード(最大72時間)、常時表示、夜間モード、高速充電(約1時間で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、パワーメーターとの接続、25種類以上のワークアウトモード、Apple Pay、Suica決済、音声操作 Siri、Wi-Fi、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで126,198円(税込)、楽天市場で128,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで124,236円(送料無料)、米国 Amazon.comで$610.76、です。

関連記事:「Apple Watch Ultra 2」とSeries 10、SE2を比較

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