AR/XRグラス「VITURE One」を徹底レビュー!ディスプレイの見え方やピーカーの音質、接続方法、オプション製品にいたるまで総合的に評価してきます。また、デメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「VITURE One」とは?
2023年11月22日に中国 VITURE から発売されたAR/XRグラスです。120インチの大画面で、高画質・高音質の映像体験を、どこでも手軽に楽しめます。
主な特徴としては解像度1920 x 1080ドットの有機ELディスプレイを搭載し、120インチ相当の大画面を実現。映画やゲームを、まるで映画館にいるかのような臨場感で楽しめます。
また、人の目の解像度に近いと言われるPPD 55の高精細なフルHD画質に対応。60fpsの滑らかな映像で、快適な視聴体験を提供します。
メガネユーザーにも優しい度数調整機能付き・明るさを自由に調整できる
度数調整ダイヤルを搭載し、-5.00Dまでの近視に対応。別売のレンズフレームを使えば、-5.00D以上の近視や乱視の方でも、クリアな映像を楽しめます。
また、グラス本体に搭載された電子調光フィルムで、グラスの透明度を3~40%の範囲で調整可能。周囲の環境に合わせて、最適な明るさで映像を視聴できます。
そのほか、3D動画ファイル(SBS形式)の再生に対応。3840x1080pのサイド・バイ・サイド形式の3D動画ファイルを再生することで、映画館のような迫力ある映像体験を実現します。
3DoF搭載で快適な視聴体験! HARMANオーディオで高音質サウンド!
本体に3DoF(ベータ版)を搭載。頭を動かしてもスクリーンが空中に固定されるので、安定した視聴体験を提供します。
また、HARMAN AudioEFX立体音響システム採用の小型スピーカーを搭載。音漏れを最小限に抑えながら、立体的で迫力あるサウンドを楽しめます。
そのほか、オプションでAndroidベースの独自OSを搭載したネックバンドを用意。NETFLIXやHulu、YouTubeなどの動画配信アプリや、PS5やSTEAMのリモートプレイなどが利用できます。
また、13000 mAhバッテリーとHDMI/DP映像出力ポートを備えたモバイルドック「VITURE One モバイルドック」も用意。Nintendo Switch/Switch OLED、PC、TVスティック、据え置きゲーム機など、あらゆるHDMIデバイスと接続できます。
公式ページ:VITURE ONE
外観・デザインを確認
「VITURE One」はの性能だけでなく、洗練されたデザインも大きな魅力です。まるで サングラスのようなスタイリッシュなデザイン は、日常的に使えるARグラスを目指したVITUREのこだわりが詰まっています。
シンプルながらも洗練されたフォルム は、どんなファッションにも自然と溶け込みます。ビジネスシーンでスーツに合わせても、カジュアルな服装で街を歩いても、違和感なく着用できます。
サイズ(折畳み時)163.0(L) x 47.7(W) x 53.7(H) (mm) 、重さ78 gの軽量でコンパクトな設計 も、VITURE Oneの魅力の一つ。長時間着用していても疲れにくく、快適な装着感を提供します。まるで付けていることを忘れてしまうほどです。
さらに、VITURE Oneは 高品質な素材 を使用し、高級感のある仕上がりになっています。細部まで丁寧に作り込まれたディテールは、所有する喜びを満たしてくれるでしょう。テンプル部分にさりげなく施されたロゴマークも、上品さを演出しています。人間工学に基づいた設計により、快適な装着感を実現しています。
カラーバリエーションはジェットブラックとマットインディゴの2色展開です。自分のスタイルに合わせて、お気に入りのカラーを選択できます。
他のARグラスと比較
- 一方、「XREAL Air 2」は厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ72g(10%軽量化)の薄型軽量デザインを採用し、グレー、レッドの2色カラーを用意しています。
- 「TCL NXTWEAR S」は重さ 82g(フロントレンズを除く)の軽量デザインで、ブラックカラーを用意しています。
- 「Rokid Air」は重さ約85gのメガネ型で、ルビーレッド、スペースグレーの2色カラーを用意しえいます。
ディスプレイを確認・視野角やリフレッシュレートは?
「VITURE One」は120インチの大画面が目の前に広がり、映画館にいるかのような臨場感を味わえます。視野角43°のワイドスクリーンで、視界いっぱいに映像が広がるため、 ゲームの世界に没頭 することもできます。
しかも、ただ大きいだけではありません。 解像度1920 x 1080ドットの有機ELディスプレイ を搭載し、 フルHDの高画質 で映像を鮮明に映し出します。 PPD 55 という、人の目の解像度に近いと言われる高精細な画質に対応しているので、長時間の視聴でも 目が疲れにくい のも嬉しいポイントです。
有機ELディスプレイならではの 鮮やかで深みのある色彩表現 も魅力です。 コントラスト比 50000:1 の高い表現力により、黒が引き締まり、奥行きのある映像を実現します。 129% sRGB の広色域で、実物に近い色を再現し、 1800nits の高輝度で、明るい場所でも鮮明な映像を楽しめます。
リフレッシュレートは60Hzを維持しています。
度数調整できるか?
VITURE Oneは、メガネユーザーでも快適に使えるように、度数調整機能 が搭載されています。
グラス本体の上部に 度数調整ダイヤル が付いており、これを回すことで -5.00Dまでの近視 に対応できます。
そのため、軽い近視の方なら、 メガネなしでクリアな映像を楽しむ ことができます。
-5.00Dを超える近視や乱視の方でも大丈夫! 別売りのレンズフレーム を装着することで、 自分に合った度付きレンズを入れる ことができます。
レンズフレームは、VITURE Oneの公式ウェブサイトや、提携している眼鏡店で購入できます。
レンズの明るさを調整できるか?
VITURE Oneは、周囲の環境に合わせて見やすい明るさに調整できる 調光機能 が搭載されています。
グラス本体に 電子調光フィルム が内蔵されており、ボタン操作で グラスの透明度を調整 することができます。
具体的には、 グラス透過率を3%または40%の2段階で切り替え られます。
3% は、 暗い場所 での使用に適しています。周囲の光の影響を受けにくく、 映像に集中 できます。40% は、 明るい場所 での使用に適しています。周囲の状況を確認しながら、 映像を楽しむ ことができます。
変色にかかる時間はわずか0.3秒 と非常に高速です。
また、 ヘイズ値は3% と低く、 クリアな視界 を確保できます。
これらの機能を利用することで、例えば、
- 日中の明るいカフェで、周囲の様子を見ながら動画を楽しむ。
- 夜の暗い寝室で、映画に没頭する。
- 電車内で、周囲の光を気にせずゲームをする。
といった使い方ができます。
他のARグラスと比較
- 一方、「XREAL Air 2」は0.55インチで解像度3840 × 1080 ピクセルのMicro-OLEDディスプレイを搭載し、高性能なカラーキャリブレーションで優れた色再現に対応しています。
- 「TCL NXTWEAR S」は高解像度なソニーMicro-OLEDディスプレイで130インチの大画面が楽しめるようになっています。
- 「Rokid Air」はフルHDのOLEDディスプレイで120インチの大画面を楽しめるようになっています。
スピーカー・オーディオ性能を確認
「VITURE One」は映像だけでなく、 サウンドにもこだわったARグラス です。
HARMAN AudioEFX立体音響システム を採用した小型スピーカーを搭載し、 音に包み込まれるような臨場感 を実現しています。まるで映画館にいるかのような、 迫力あるサウンド を楽しむことができます。
空間オーディオ によって、音の方向や距離を感じ取ることができ、 よりリアルな体験 を実現します。例えば、ゲームの世界では、背後から忍び寄る敵の足音や、頭上を飛び交う銃弾の音を、 まるでその場にいるかのように感じ取る ことができます。
クリアでパワフルなサウンド は、音楽や動画を存分に楽しむために最適です。低音から高音までバランスの取れた音質で、あらゆるジャンルのコンテンツに対応します。HARMANの技術により、 歪みの少ないクリアなサウンド を実現しています。
音漏れを最小限に抑える設計 なので、周囲に迷惑をかけることなく使用できます。電車内やカフェなど、公共の場でも安心して使用できます。
マイクも内蔵 しているので、ハンズフリー通話や音声入力も可能です。
他のARグラスと比較
- 一方、「XREAL Air 2」は第2世代音響システムでより豊かで没入感のある音響体験が可能です。
- 「TCL NXTWEAR S」は本体に大型チャンバー採用のデュアルスピーカーを搭載し、心地より重低音でステレオサウンドが楽しめます。
- 「Rokid Air」は本体に高音質なHD 指向性スピーカーを2つ搭載しています。
「VITURE One」の接続方法
VITURE Oneは、様々なデバイスと接続して楽しむことができます。主な接続方法と対応デバイスは以下の通りです。
1. USB-C 接続
対応デバイス:スマートフォン、タブレット、PCなど、DisplayPort Alternate Mode対応のUSB-Cポートを搭載したデバイス
接続方法:付属のUSB-C マグネット式ケーブルでVITURE Oneとデバイスを接続するだけ。
2. HDMI 接続
対応デバイス:Nintendo Switch/Switch OLED、PS5、Xbox Series X/S、PC、TVスティック、据え置き型ゲーム機など、HDMI出力ポートを搭載したデバイス
接続方法:
VITURE One モバイルドック を使用: モバイルドックとデバイスをHDMIケーブルで接続し、VITURE OneとモバイルドックをUSB-Cケーブルで接続。
HDMI XRアダプター (別売) を使用: HDMI XRアダプターとデバイスをHDMIケーブルで接続し、VITURE OneとHDMI XRアダプターをUSB-Cケーブルで接続。
3. ワイヤレス接続
対応デバイス:VITURE One ネックバンド
接続方法:VITURE Oneとネックバンドを近づけるだけで、自動的にワイヤレス接続されます。
接続時の注意点
デバイスによっては、1つの外部ディスプレイのみの出力に対応している場合があります。VITURE Oneに何も表示されない場合は、デバイスから他の外部ディスプレイを取り外し、もう一度お試しください。
ミラー設定を変更するには、デバイスのシステム設定に移動します。
接続できるスマートフォンは?
VITURE One は、DisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)に対応したUSB-Cポートを搭載したスマートフォン と接続できます。
DP Alt Modeとは、USB-Cポートから映像出力を行うための規格です。多くのAndroidスマートフォンがこの規格に対応しています。
具体的に接続できるスマートフォン
Samsung: Galaxy S22、S22+、S22 Ultra、S21、S21+、S21 Ultra、Note20、Note20 Ultraなど
Sony: Xperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 1 III、Xperia 5 IIIなど
Google: Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 6、Pixel 6 Proなど
Xiaomi: Xiaomi 13、Xiaomi 13 Pro、Xiaomi 12、Xiaomi 12 Proなど
OnePlus: OnePlus 11、OnePlus 10 Pro、OnePlus 9 Proなど
ASUS: Zenfone 9、ROG Phone 6、ROG Phone 6 Proなど
その他
Huawei: 一部のモデル (Mate 40 Proなど)
Oppo: 一部のモデル (Find X5 Proなど)
接続できないスマートフォン
iPhone 14以前のiPhone
iPhone 15以降はUSB-Cポートになり、DP Alt Modeに対応しているため、VITURE Oneと直接接続できます。
DP Alt Modeに対応していないスマートフォンと接続する方法
DisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)に対応していないスマートフォンでも、VITURE Oneと接続して楽しむ方法はいくつかあります。
1. VITURE One ネックバンドを利用する
VITURE One ネックバンドはAndroidベースの独自OSを搭載しており、スマートフォンとワイヤレスで接続 できます。
ネックバンドには HDMI入力ポート が搭載されているため、スマートフォンをHDMIケーブルで接続することで、VITURE Oneでスマートフォンの画面をミラーリングできます。
ネックバンド自体が 高性能なデバイス であり、NetflixやYouTubeなどのアプリを直接インストールして利用することも可能です。
2. ワイヤレスミラーリングを利用する
スマートフォンが Miracastなどのワイヤレスミラーリング規格に対応 している場合、 Chromecast with Google TVなどのワイヤレスディスプレイアダプタ を使用することで、VITURE Oneに画面をミラーリングできます。
この方法では、スマートフォンとVITURE Oneを 同じWi-Fiネットワークに接続する 必要があります。ただし、遅延や画質の低下 が発生する可能性があります。
「VITURE One」のオプション製品
VITURE Oneをさらに便利に、そして快適に使うためのオプション製品がいくつか用意されています。
主なオプション製品は以下の通りです。
VITURE One ネックバンド
Androidベースの独自OSを搭載したネックバンド。単体で動画配信サービスやゲームを楽しめるほか、スマートフォンと接続してVITURE Oneでミラーリング表示も可能。PS5やSteamのリモートプレイにも対応。
VITURE One モバイルドック
13000mAhの大容量バッテリーを搭載し、VITURE One本体やスマートフォンへの給電が可能。HDMI入力ポートを搭載し、Nintendo Switch/Switch OLED、PC、TVスティック、据え置きゲーム機など、様々なHDMIデバイスと接続可能。
その他
HDMI XRアダプター:HDMI入力ポートを搭載し、HDMI出力に対応したデバイスをVITURE Oneに接続可能。
レンズフレーム:-5.00Dを超える近視や乱視の方のために、度付きレンズを装着できるフレーム。眼鏡店などでレンズを作成し、フレームに装着して使用。
レンズフード:外光を遮断し、没入感を高めるレンズフード。装着することで、より鮮明な映像を楽しめる。
Nintendo Switch用 モバイルドックカバー:Nintendo Switchをモバイルドックに装着する際に使用するカバー。Switchをしっかりと固定し、安定したプレイを実現。
USB-C to マグネット端子 ケーブル:VITURE One本体とデバイスを接続するためのUSB-C マグネット式ケーブル。万が一ケーブルに引っかかっても、マグネット式なので外れやすく安全。
USB-C to XRグラス 充電アダプター:VITURE One本体を充電するためのアダプター。
その他のメリット
3D動画ファイル(SBS形式)を再生できる
「VITURE One」は3D動画ファイル(SBS形式)に対応。3840×1080p(フルHDを左右に2枚換算)のサイド・バイ・サイド形式の3D動画ファイルを再生することで、映画館のような迫力ある映像を楽しめます。
3DoF(ベータ版)搭載でスクリーンを固定できる
「VITURE One」は本体に3DoF(ベータ版)を搭載し、オンにすることで、スクリーンが空中に固定され、頭を動かしても快適に動画やゲームを楽しめます。
「VITURE One」のデメリット
「VITURE One」のデメリットを紹介します。
音漏れ抑制モードがない
「VITURE One」は音漏れ抑制モードを搭載していません。
一方、「TCL NXTWEAR S」は音漏れ抑制モードを搭載し、50%程度の音量にすることで周囲にもほとんど聞こえないようになります。「XREAL Air 2」と「Rokid Air」は音漏れ抑制モードを搭載していません。
ノイズキャンセリングに対応したマイクを搭載していない
「VITURE One」はノイズキャンセリングに対応したマイクを搭載していません。
一方、「XREAL Air 2」と「Rokid Air」はノイズキャンセリングに対応したマイクを搭載し、高音質な通話を利用できます。「TCL NXTWEAR S」はノイズキャンセリングに対応したマイクを搭載していません。
「VITURE One」のスペック
- ディスプレイ 解像度1920 x 1080 ドットの有機EL
※フルHD×60fps/コントラスト比 50000:1/カラー129% sRGB/画素数 PPD 55/輝度1800nits/輝度の調節 7段階/2D,3Dモード/両眼融合 - 見え方 120インチ相当(55PPD)、3D動画ファイル(SBS形式)に対応
- リフレッシュレート 60Hz
- 視野角 FOV 43°
- 度数調整範囲 グラス本体 0.0 D~-5.0 D (度数調整ダイヤル内蔵)
- 調光フィルム 電子調光フィルム搭載、グラス透過率 3%または40%、ヘイズ <3%、変色所要時間 0.3秒
- トラッキング 3DoF(ベータ版)
- IPD(瞳孔間距離) 57.5-69.5mm
- バッテリー 非搭載(接続先デバイスから電力供給)
- 充電 Type-C、マグネット式ケーブルを使用
- インターフェース USB Type-C、2つのボタン(モードボタン、調整ボタン)
- センサー ジャイロセンサー内蔵
- スピーカー HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカー
- マイク 内蔵
- オーディオ 空間オーディオ、音響システム:逆位相、F0(最低共振周波数) 270 Hz ± 40
- アプリストア スマホのGoogle Playストアなどを利用
- アプリ VITURE App Store、3D Player
- オプション HDMI XR アダプター、レンズフード、レンズフレーム、USB-C to マグネット端子ケーブル、USB-C to XRグラス 充電アダプター
- 装着感 装着検出機能 対応、推奨連続着用時間 3~4時間、接続端子 マグネット式、レンズフレーム対応
- 対応デバイス USB Type-C対応のAndroid端末やPCなど
- サイズ グラス(折畳み時):163.0(L) x 47.7(W) x 53.7(H) (mm) 、グラス専用ケース:186.0(L) x 76.0(W) x 76.0(H)(mm)
- 重量 グラス本体:78 g、ケース本体:280 g
- カラー ジェットブラック、マットインディゴ
- 付属品 USB-C端子マグネットケーブル 110cm、ノーズパッド 1, 2, 3, 4の4種類
「VITURE One」のできること まとめ
できること
ミラーリング(※スマホ・PC、ゲーム機などの接続必須)、動画視聴(120インチ相当・フルHD・60fps)、Webサイトの閲覧、ゲームなど
※基本的にミラーリング接続したスマホ・PC、ゲーム機などのコンテンツはすべて閲覧できます。DP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポート搭載デバイスと接続可能です。
機能
度数調整(最大-5.00D)、レンズフレーム(別売・-5.00D以上や乱視の場合に使用)、電子調光フィルム(グラスの透明度を調整)、3D動画ファイル(SBS形式)の視聴、3DoF(ベータ版・スクリーン固定)、HARMAN AudioEFX 立体音響システム、VITURE One ネックバンド(別売・Androidベースの独自OSを搭載・動画配信サービス、ゲームのリモートプレイに対応)、「VITURE One モバイルドック」(13000 mAh バッテリーとHDMI/DP映像出力ポート)
「VITURE One」の評価
「VITURE One」の評価を紹介します。
- スペック:★★★★
- 通信:×(通信機能なし)
- 機能:★★★★
- デザイン:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
米国メーカーVITUREから発売されたAR/XRグラスです。120インチ相当の大画面でゲームや動画を楽しめるほか、独自の機能も豊富に搭載しています。
「XREAL Air 2」との大きな違いは度数調整ができるという点です。近視の人はダイヤルで度数を調整可能で、-5.00D以上や乱視の場合でも、別売のレンズフレーム(※レンズ本体を別途用意する必要あり)が用意されています。自分の視力に合った状態でコンテンツを楽しみたい人は「VITURE One」の方が有利であるといえます(※「Rokid Air」も度数調整ダイヤルを搭載しています)。
もう一つの大きな違いは「VITURE One」が電子調光フィルムを搭載していることです。これにより、グラスの透明度を調整して明るくしたり、暗くすることができます。この機能は「XREAL Air 2」やその他のARグラスにも搭載されておらず、「VITURE One」独自の機能といえます。
さらに大きな違いは「VITURE One」がオプションで「VITURE One ネックバンド」や「VITURE One モバイルドック」を用意している点です。これらは別途購入する必要がありますが、「XREAL Air 2」のオプション製品である「XREAL Beam」よりも性能が高いです。拡張性においては「VITURE One」の方が圧倒的に有利になります。
「VITURE One」の発売時の価格は74,880円。
「XREAL Air 2」よりも2万円ほど高いのが少々ネックです。「TCL NXTWEAR S」や「Rokid Air」が5万円以下で購入できるようになっているので、よく比較する必要があります。度数調整や電子調光フィルムに対応した高性能なARグラスを探している人におすすめです。
「VITURE One」の価格・購入先
ECサイト
Amazonで74,880円(税込)、
楽天市場で88,742円円(送料無料)、
ヤフーショッピングで74,880円(送料無料)、
米国 Amazon.comで$618.00 (日本円で約92,285円)、
で販売されています。
Amazonで「VITURE One」をチェックする
楽天市場で「VITURE One」をチェックする
ヤフーショッピングで「VITURE One」をチェックする
米国 Amazon.comで「VITURE One」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「VITURE One」に似た性能をもつARグラスも販売されています。
「XREAL One」
XREALから発売されたARグラスです(2025年1月17日発売)。
SONY製 0.68 インチ、解像度1920×1080 Micro-OLEDディスプレイ、XREAL X1 チップ、USB-C (USB 3.1 Gen 2)、空間オーディオに対応したスピーカーを搭載しています。
また、リフレッシュレート 最大120 Hz、視野角50度、単独3DoF、エレクトロクロミック調光、Sound by Bose、Spatial Sound Field 3.0、4つのマイク(ノイズキャンセリング、ビームフォーミング、ステレオ録音)
空間固定機能(PC接続なしのスマホ接続で利用可能)、視線追従、ウルトラワイドモード(265インチ相当)、サイドビュー機能に対応しています。
価格は、楽天市場で70,628円(送料無料・XREAL One X1111)、AliExpressで86,430円、です。
関連記事:劇的に進化!XREAL Oneを徹底レビュー!Air 2 Proとの違いも比較
「XREAL Air 2 Pro」
XREALから発売されたARグラスです(2023年11月17日 発売)。装着すると、約6メートル先に201インチの巨大スクリーンがあるように見えます。
0.55インチで解像度3840 x 1080 ピクセルのSONYセミコンダクタソリューション社製Micro-OLEDディスプレイ、2つの開放型スピーカー、ノイズキャンセル対応のデュアルマイクを搭載しています。
また、3段階の調光機能、リフレッシュレート 最大120 Hz、第2世代音響システムによる豊かで没入感のある音響体験、USB-Cポート接続、3DoFトラッキング、視野角 46度、最大輝度500nits、新型ゼロプレッシャーノーズパッド、
「XREAL Beam」(別売・有線接続)、度付きレンズ(別売)の装着、厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ75gの薄型軽量デザイン、アプリ「Nebula」に対応しています。
価格は、Amazonで59,980円、楽天市場で59,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで58,000円、AliExpressで71,866円、です。
関連記事:「XREAL Air 2」が最良の選択か? 最新のAR / VRグラスと徹底 比較!
「Rokid Max」
Rokidから発売されたARグラスグラスです(2023年12月22日発売)。装着すると、約6メートル先に215インチの巨大スクリーンがあるように見えます。
フルHDのMicro-OLEDディスプレイを搭載。USB Type-Cポート(DisplayPort Alternate Mode)、2つのHD指向性スピーカー、2つのノイズキャンセリングマイクを搭載しています。
また、視度調整(0.00から-6.00Dまで調整可・ピント調整ノブで度数を変更)、Rokid Station(Android TV搭載・別売)、3DoFトラッキング、最大50度の視野角、音声操作、スマホでタッチ操作、リフレッシュレート75Hz、サラウンドサウンド、Rokid Airアプリ、マルチデバイス接続(スマホ、タブレット、PCと接続可)、ワイヤレス接続(※Rokid Wi-FIアダプタを使用)、ゲーム機との接続(※HDMIアダプタを使用)に対応しています。
価格は、Amazonで49,800円、楽天市場で59,800円(税込・送料無料)、AliExpressで47,316円、米国 Amazon.comで$399.00 ($100 OFFクーポン付き)、です。
「TCL NXTWEAR S+」
TCLから発売されたARグラスです(2023年11月22日発売)。装着すると、 約6メートル先に215インチの巨大スクリーンがあるように見えます。
Sony Micro-OLED Display、USB Type-C with Display Port、付属ケーブル接続端子(マグネット式)、デュアルスピーカーを搭載しています。
また、XRモード、ステレオサウンド、音漏れ抑制モード、視度調整(レンズ別売・メガネのままでも使用可)、3DoFトラッキング、スマホでタッチ操作、バッテリーレス仕様、Displayport有線接続、HDMI有線接続、オプション「Mira Screen Portable Adapter」(別売)、マルチデバイス接続(スマホ、PC、ゲーム機など)に対応しています。
価格は、Amazonで36,447円(税込)、楽天市場で60,800円、ヤフーショッピングで72,327円、AliExpressで52,436円、米国 Amazon.comで$259.95、です。
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