2025年9月に発売された「Amazfit T-Rex 3 Pro」は、圧倒的なタフネス性能で人気を博したT-Rexシリーズの最新・最上位モデルです。チタン合金やサファイアガラスといった高級素材を纏い、スマートウォッチとしての機能性も大幅に強化され、今、最も注目を集めるアウトドアウォッチの一つとなっています。
このレビューでは、T-Rex 3 Proが日々の活動や過酷なアウトドアシーンでどれだけ頼れる相棒となるのか、前モデル「Amazfit T-Rex 3」からどのように進化したのか、その真価を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Amazfit T-Rex 3 Pro の長所 (Pros):
- チタン合金とサファイアガラスによるプロ仕様の耐久性と高級感
- ウォッチ単体で完結するスマートフォン不要のナビゲーション機能
- 圧倒的なバッテリー性能で、充電のストレスから解放される
- 屋外でも抜群に見やすい3,000nitの高輝度ディスプレイ
- 実用的な音声通話機能とLEDフラッシュライトを新搭載
Amazfit T-Rex 3 Pro の短所 (Cons):
- SuicaなどのNFC決済に非対応
- 前モデルからの大幅な価格上昇
- 装着者を選ぶ大型で無骨なデザイン
- 独自OSのためアプリの拡張性が限定的
総合評価:
Amazfit T-Rex 3 Proは、圧倒的なタフネス性能とバッテリー持続時間をベースに、音声通話やウォッチ単体でのナビゲーションといった実用的なスマート機能を融合させた、まさに「最強のアウトドアウォッチ」です。過酷な環境での信頼性を最優先しつつ、日常の利便性も妥協したくないアクティブなユーザーにとって、最高の選択肢の一つとなるでしょう。
<この記事で分かること>
- T-Rex 3 Proのデザインと前モデルAmazfit T-Rex 3との素材(チタン合金・サファイアガラス)の違い
- 3,000nitのディスプレイがもたらす屋外での圧倒的な視認性
- ウォッチ単体で完結するオフラインマップとナビゲーション機能の実力(YAMAP連携含む)
- 新搭載されたBluetooth通話機能とLEDフラッシュライトの使い勝手
- 180種以上のスポーツモード(登山体験)とAIによる筋トレ・健康管理機能(ヘルスケア機能)の詳細
- ヘビーな使い方で何日持つ?リアルなバッテリー性能を徹底検証
- 進化したZepp OS 5の操作性と、Stravaなど外部アプリとの連携性
- ライバル機種とのメリット・デメリット比較
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、「Amazfit T-Rex 3 Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm
デザインと耐久性:Amazfit T-Rex 3 Proを彩るチタン合金とサファイアガラス
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proのデザインと耐久性がどのように進化したのか、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較して詳しくレビューしていきます。
一目でわかる高級感、触れて感じる確かな進化
Amazfit T-Rex 3 Proを手に取った瞬間、前モデルのAmazfit T-Rex 3とは明らかに違う上質な感触に驚かされます。シリーズの特徴であるタフな印象を強調する六角形のベゼル形状は踏襲しつつも、その素材がグレード5のチタン合金へと進化しました。この変更が放つ美しい金属光沢は、所有する満足感を格段に高めてくれます。前モデルのステンレススチールも精悍で優れた質感でしたが、T-Rex 3 Proのチタン合金は、鉄の約2倍の強度を持ちながら重量は約60%と軽量で、海水にも耐えるほどの耐食性を誇ります。まさにプロ仕様の素材と言えるでしょう。
この素材の変更は、約2万円という価格差の大きな理由の一つです。しかし、これは単なるスペックアップではありません。時計としての「格」を一段引き上げるための投資であり、その価値は腕にした瞬間に実感できます。ゴツゴツとした無骨なデザインはT-RexシリーズのDNAですが、そこにプレミアム感が加わったことで、アウトドアシーンだけでなく、普段使いでも自信を持って身につけられる存在感を放っています。
サイズ・重量とカラーリングの比較
サイズは両モデルとも約48mmとほぼ同じですが、重量はT-Rex 3 Proが約74.5gと、T-Rex 3の約68.3gから6.2g重くなっています。これはチタン合金やサファイアガラスといった高品位な素材を採用したことによるもので、手に持つと確かな重厚感があります。しかし、実際に腕に着けてみると不思議と重さは気にならず、むしろ心地よい存在感として感じられました。
<サイズ・重量の違い>
- Amazfit T-Rex 3 Pro:約48×48×14mm(心拍ベース除く)、重量 バンド含めて約74.5g、バンド除くで約49g
- Amazfit T-Rex 3:約48.5×48.5×13.75mm(心拍ベース除く)、重量 バンドを含めて約68.3g、バンド除くで約49g
カラーバリエーションにも思想の違いが見られます。Amazfit T-Rex 3がスポーティーな「オニキス(黒)」や「ラバ(赤)」を展開していたのに対し、T-Rex 3 Proはより戦術的で洗練された「タクティカルブラック」と「ブラックゴールド」の2色。特にタクティカルブラックのマットな質感は、高級感とタフネスさを見事に両立しており、前モデルからの格の違いを明確に示しています。
<カラーの違い>
- Amazfit T-Rex 3 Pro:タクティカルブラック、ブラックゴールド
- Amazfit T-Rex 3:オニキス(黒)、ラバ(赤)
プロ仕様の堅牢性:チタンとサファイアガラスがもたらす絶対的な安心感
Amazfit T-Rex 3 Proの真価は、その圧倒的な耐久性にあります。MIL規格準拠のタフネスさはもちろん、注目すべきは素材の進化です。先日、岩場で足元が崩れてとっさに手をついた際、ウォッチの画面を花崗岩に強く擦り付けてしまいました。「やってしまった」と血の気が引きましたが、確認するとサファイアガラスのディスプレイは全くの無傷。前モデルAmazfit T-Rex 3のゴリラガラスなら傷は免れなかったでしょう。この体験は、Proの名にふさわしい絶対的な安心感を証明し、価格差を納得させるには十分でした。
唯一の注意点は、ディスプレイにコーティングがないため指紋が付きやすいこと。しかし、これは傷への耐性を最大限に高めるための設計思想の表れです。柔らかい布で拭けばすぐに綺麗になるので、傷だらけになる心配がないことを思えば、これは嬉しいトレードオフと言えるでしょう。
進化したバンド機構と快適な装着感
T-Rexシリーズ共通の魅力である、肌触りの良い液体シリコン製バンドはT-Rex 3 Proでも健在です。柔らかく通気性にも優れているため、汗をかくような長時間の運動でも快適な装着感が続きます。
注目すべきはバンドの交換方式です。前モデルAmazfit T-Rex 3が専用ドライバーを必要としたのに対し、T-Rex 3 Proでは工具不要のクイックリリース式が採用されました。これにより市販の22mmバンドへの交換が格段に容易になり、気分や服装に合わせてカスタマイズする楽しみが広がりました。この細やかながらも実用的な改善は、日常の使い勝手を大きく向上させる嬉しい進化点です。
<Amazfit T-Rex 3 Proの付属品>
- ウォッチ本体(純正バンド含む)
- 専用充電ベース(ケーブルなし)
- 取扱説明書
まとめ:デザインと耐久性
- 質感の進化:ステンレススチールからグレード5チタン合金へ変更され、圧倒的な高級感と堅牢性を両立。
- 究極のタフネス:サファイアガラス採用とMIL規格準拠で、アウトドアでのハードな使用にも耐える安心感。
- 快適な装着感:重量は微増したものの、優れたデザインと柔らかいバンドにより長時間の着用も快適。
- 利便性の向上:バンド交換がクイックリリース式になり、カスタマイズ性が向上。
ディスプレイと操作性:Amazfit T-Rex 3 Proの圧倒的な視認性と確実なコントロール
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイがいかに過酷な状況下でも情報を鮮明に映し出すか、そしてタッチ操作と物理ボタンがもたらす確実な操作性について、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較しながらレビューしていきます。
鮮やかな有機ELディスプレイの第一印象
Amazfit T-Rex 3 Proを起動してまず感じるのは、1.5インチのHD AMOLED(有機EL)ディスプレイが映し出す、鮮やかで深みのある色彩です。AMOLED特有の引き締まった黒が、タフなデザインのウォッチフェイスのディテールを際立たせ、所有する満足感を高めてくれます。発色は非常に自然で、写真ベースのウォッチフェイスを表示させても違和感がありません。この美しさと、後述する圧倒的な輝度が組み合わさることで、単なるアウトドアギアではない、洗練されたデバイスとしての第一印象を与えてくれました。
情報を詰め込める大画面・高解像度
ディスプレイのサイズ(1.5インチ)と解像度(480×480)は、前モデルAmazfit T-Rex 3から据え置かれています。しかし、322 PPIという高精細なピクセル密度により、スマートフォンの画面を見るような感覚で、地図上の細かい等高線や、アプリからの長文通知もくっきりと読み取ることができます。この大画面と解像度の組み合わせが、豊富な情報を一度に表示できるというスマートウォッチの利便性を最大限に引き出しています。
太陽に負けない、3,000nitの圧倒的な輝き
ディスプレイを語る上で、注目すべきはその圧倒的な明るさです。最大輝度は3,000nitに達し、これは前モデルAmazfit T-Rex 3の2,000nitから実に50%も向上した数値です。この差は、夏の強い日差しのもとでこそ真価を発揮します。先日、稜線を歩くハイキング中にルートを確認しようとした際、以前のモデルでは手で影を作らなければ見えにくかった地図情報が、T-Rex 3 Proでは顔を近づける必要もなく、はっきりと読み取れたことに感動しました。自動輝度調整機能も優秀で、常にストレスなく情報を確認できます。
無数の表情を見せるウォッチフェイス
T-Rex 3 Proのタフなボディにマッチする、高精細でクールなデザインのウォッチフェイスが170種類以上も用意されています。Zeppアプリのストアには膨大な数のウォッチフェイスがありますが、嬉しい改善点として検索機能が追加されたため、膨大な選択肢の中から好みのデザインを探しやすくなりました。アナログ、デジタル、データ重視型など、気分や用途に合わせて選ぶ楽しみは尽きません。また、便利な常時表示機能にも対応しており、実用性を損なわない絶妙なバランスだと感じました。
タッチとボタンが織りなす確実な操作性
Zepp OS 5を搭載したUIは非常に軽快で、基本的なスワイプやタップへのタッチ反応は良好です。画面の切り替えは「サクサク」と気持ちよく、日常的な操作でストレスを感じることはありませんでした。ただ、腕を傾けて画面を点灯させるジェスチャーの認識は少し甘く、意識して大きめに動かす必要がありました。一方で、雪山でスキーグローブを装着したままでも操作できる「グローブモード」は非常に実用的だと感じました。
そして、タッチ操作が困難な状況で真価を発揮するのが4つの物理ボタンです。T-Rex 3 Proではこのボタンもチタン合金製にアップグレードされ、「カチッ」とした確かな押し心地で、操作のたびに高級感と信頼性を感じさせてくれます。雨で画面が濡れていても、グローブで指先の感覚が鈍っていても、確実な操作を約束してくれます。各ボタンにはショートカットも割り当て可能で、まさにいかなる状況でもミスの許されないアウトドアアクティビティのための操作性と言えるでしょう。
<Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイ・操作性 仕様>
- ディスプレイ素材:HD AMOLED
- ディスプレイサイズ:1.5インチ
- 解像度:480×480 (322 PPI)
- 最大輝度:3,000nit
- タッチスクリーン:サファイアガラス
- ボタン:4つ(チタン合金製)
- 搭載OS:Zepp OS 5
まとめ:ディスプレイと操作性
- 圧倒的な視認性:最大3,000nitの輝度で、前モデルを凌駕する屋外での見やすさを実現。
- 豊富なウォッチフェイス:170種類以上の高精細なデザインと、便利な検索機能でカスタマイズが楽しい。
- 確実な物理ボタン:チタン合金製のボタンは押し心地が良く、過酷な環境下での操作に絶大な安心感を提供。
- 軽快なUI:Zepp OS 5によるスムーズな動作で、日常的な操作もストレスフリー。
アウトドア機能:Amazfit T-Rex 3 Pro がもたらす真の自由と安心感
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proの真骨頂であるアウトドア機能に焦点を当てます。前モデル「Amazfit T-Rex 3」から遂げた決定的な進化、特にスマートフォンからの独立を果たしたナビゲーション体験と、新たに追加された実用的な機能がもたらす究極の安心感をレビューします。
あらゆる冒険の土台となるオフラインマップ
Amazfit T-Rex 3 Proのアウトドア機能の根幹をなすのが、このオフラインマップ機能です。事前にZeppアプリ経由で、基本的な地形を示す「ベースマップ」、等高線が詳細な「コンターマップ」、そしてスキー場のコース情報が含まれる「スキーマップ」の3種類から、必要な地域の地図をウォッチ本体にダウンロードしておくことができます。ダウンロードは山行前にエリアを指定するだけの簡単な操作ですが、データ量が大きいのでWi-Fi環境下での事前準備がおすすめです。
一度ダウンロードしてしまえば、携帯電話の電波が全く届かない山奥でも、手元でいつでも地図を確認できます。地図の拡大・縮小はタッチ操作のピンチイン・アウトだけでなく、物理ボタンでもスムーズに行えるため、グローブを装着したままでも直感的に操作できました。この機能はAmazfit T-Rex 3も搭載していましたが、T-Rex 3 Proではさらに進化したナビゲーションの土台として機能します。
使い慣れた登山計画を腕元へ、GPXデータインポート
日本の多くの登山愛好家にとって欠かせないのが、YAMAPやヤマレコといった登山計画サービスです。T-Rex 3 Proは、これらのサービスで作成した登山ルートのGPXデータを、Zeppアプリを介して簡単にインポートする機能を備えています。使い慣れたアプリで計画を立て、そのデータをウォッチに転送するだけで、いつもの登山計画を腕元で表示しながらナビゲーションを開始できます。これにより、わざわざスマートフォンを取り出すことなく、スムーズに計画通りの山行を進めることが可能です。
圧倒的な精度を誇るGPS機能
T-Rex 3 Proのナビゲーション機能の根幹を支えるのが、その驚異的なGPS精度です。前モデルAmazfit T-Rex 3から高く評価されていたデュアルバンド&6衛星測位システムを継承し、さらに円偏波GPSアンテナを搭載。これにより、これまで衛星信号が乱れがちだった木々が生い茂る森の中や、高層ビルが立ち並ぶ都市部でも、驚くほど安定した測位を実現します。先日、ランニングした際も、高層ビルに囲まれていたにもかかわらず、軌跡が道から逸れることなく正確に記録されていました。
ウォッチ単体で完結するルートプランニングとナビゲーション
この揺るぎない測位性能があるからこそ、T-Rex 3 Proのナビゲーション機能は心から信頼できます。もちろん、前モデル同様にYAMAP等で作成したGPXデータをインポートしてナビゲートする機能は健在です。しかし、T-Rex 3 Proが真の「Pro」たる所以は、ここからさらに踏み込んだ、ウォッチ単体での能動的なルートプランニング機能にあります。
例えば、山行中に「近くにコンビニはないか」と思った時、ウォッチ上で直接「周辺スポット検索」を実行できます。さらに、知らない土地で「大体10kmくらいのループコースを走りたい」と考えたなら、「周回ルート作成」機能が目標距離に応じた最適なルートを3つも提案してくれます。これこそがスマートフォンからの「独立」を象徴する機能であり、事前に計画を立てていなくても、その場でルートを決定できる究極の安心感をもたらしてくれるのです。
暗闇を照らす、プロ仕様の実用フラッシュライト
T-Rex 3 Proで新たに追加され、心から感動したのが、本格的なフラッシュライト機能です。これは画面を白く光らせる簡易的なものではなく、最大300ルクスという業界トップクラスの明るさを誇る専用LEDライトです。夜のテント内でザックの中を探す際、暗闇に慣れた目を刺激しない赤色光が非常に役立ちました。また、白色光はヘッドライトの代わりにもなるほどの光量で、下山が遅れて暗くなった登山道を歩く際にも、足元をしっかりと照らしてくれました。側面のボタン長押しで瞬時に起動できる手軽さも魅力で、アウトドアでの安全性を劇的に向上させる、まさに「プロ」の名にふさわしい装備です。
<Amazfit T-Rex 3 Proのアウトドア機能 一覧>
- オフラインルートプランニング機能(周辺スポット検索、周回ルート作成)
- オフラインマップ機能(ベースマップ、スキーマップ、コンターマップ)
- ルートナビゲーション機能(GPXデータインポート、ターンバイターン方式)
- デュアルバンド&6衛星測位GPS
- デュアルLEDフラッシュライト(白色光、赤色光、SOSモード)
- MIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐久性
- 10ATM防水(水深45mまでのフリーダイビングに対応)
- コンパス、気圧高度計、嵐アラートなど
まとめ:アウトドア機能
- 最大の進化点:ウォッチ単体でのルートプランニングが可能になり、スマートフォンへの依存を大幅に軽減。
- 究極の安心感:高精度なGPSと詳細なナビゲーション機能が、道迷いの不安を払拭。
- 圧倒的な実用性:新搭載のフラッシュライトは非常に明るく、夜間の活動や緊急時に絶大な効果を発揮。
- 揺るぎない信頼性:MIL規格準拠のタフネス設計と高精度センサーが、あらゆる過酷な環境での活動をサポート。
スポーツ機能:Amazfit T-Rex 3 Pro の山からジムまでを網羅する万能性
ここでは、スポーツ機能において、Amazfit T-Rex 3 Proがどのようにその万能性を高め、あらゆるアクティビティをカバーするウォッチへと進化したのかを、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較しながらレビューします。その圧倒的な対応種目と、インテリジェントな分析機能の魅力に迫ります。
180種以上のアクティビティに対応する圧倒的な網羅性
Amazfit T-Rex 3 Proのスポーツ機能の最大の特徴は、その圧倒的な網羅性です。ランニングやサイクリングといった基本的な種目はもちろん、フリーダイビングや近年注目されているフィットネスレース「HYROX」まで、実に180種類以上のスポーツモードを搭載しています。この対応種目の多さは前モデルAmazfit T-Rex 3も同様でしたが、T-Rex 3 Proは最新のセンサーとOSによって、それぞれのスポーツでより専門的なデータを計測できるようになりました。これは、このウォッチが特定の分野に特化したギアではなく、あらゆる挑戦者のための「万能な相棒」であることを示しています。
ジムでのトレーニングを革新するインテリジェント機能
アウトドアだけでなく、屋内でのフィットネスでもT-Rex 3 Proは真価を発揮します。特に感動したのは、筋力トレーニングモードの進化です。先日、近所のジムでT-Rex 3 Proを試した際、ベンチプレスやスクワットなどの種目を自動で認識し、回数をカウントしてくれたのには驚きました。これまでは自分でセット数や回数を覚えておく必要がありましたが、その手間から解放されたのです。
さらにトレーニング後、Zeppアプリを確認すると、どのトレーニングでどの筋肉(大胸筋、上腕三頭筋など)が鍛えられたのかが一目でわかる「筋肉マップ」が表示されていました。これにより、「今日は胸のトレーニングが足りなかったから、明日は集中しよう」といった具体的な計画が立てやすくなります。このインテリジェントな機能は、日々のトレーニングの質を確実に向上させてくれるでしょう。
登山の頼れる相棒、高精度データとZepp Coach
もちろん、T-Rexシリーズの原点である登山においても、その性能は折り紙付きです。高精度なデュアルバンドGPSは、深い森の中でも正確にルートを記録し続け、リアルタイムでペースや獲得標高、心拍数といった重要なデータを提供してくれます。これにより、常に自身のパフォーマンスを把握しながら、安全に山行を楽しむことができました。
さらに、AIがユーザーに合わせてトレーニングプランを提案してくれる「Zepp Coach™」機能も搭載されています。「次の登山に向けて持久力を上げたい」といった目標を設定すれば、日々のランニングやトレーニングメニューを自動で作成してくれます。運動後のVO2Max(最大酸素摂取量)や完全回復時間といった専門的なデータ分析も充実しており、単に記録するだけでなく、次の挑戦に向けた「賢いトレーニングパートナー」として活躍してくれます。
<Amazfit T-Rex 3 Proの主なスポーツ機能>
- 180種類以上のスポーツモード(ランニング、サイクリング、水泳、筋力トレーニング、登山、スキー、HYROXなど)
- 8つのスポーツのスマート認識
- 筋力トレーニングの種目自動認識と筋肉マップ分析
- AIパーソナルコーチ「Zepp Coach™」
- PeakBeats™ワークアウトステータス分析(VO2Max、回復時間など)
- 外部デバイス連携(心拍数ベルト、パワーメーターなど)
- ワークアウト中のデータ音声アナウンス
まとめ:スポーツ機能
- 圧倒的な万能性:180種以上のスポーツモードを搭載し、アウトドアからインドアまであらゆるアクティビティに対応。
- インテリジェントな筋トレ:種目や回数の自動認識、筋肉マップ分析機能がジムでのトレーニングを効率化。
- 信頼できる登山性能:高精度GPSによる正確な記録と、AIコーチによるトレーニングサポートが山行を支える。
- 専門的なデータ分析:VO2Maxや回復時間など、パフォーマンス向上に役立つ詳細なデータを提供。
ヘルスケア機能:Amazfit T-Rex 3 Proが導く、24時間体制のコンディショニング
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proが、ただ数値を記録するだけでなく、日々のコンディションを最適化するための強力なパートナーとして、どのように機能するのかをレビューします。基本的なモニタリング機能から、最高のパフォーマンスを引き出すためのプロアクティブな新機能まで、その進化に迫ります。
今日のコンディションを可視化する「攻め」の新機能
T-Rex 3 Proが真価を発揮するのは、記録したデータをもとにユーザーの行動を最適化する、プロアクティブな「攻め」の機能です。その代表格が「レディネス」と「BioCharge」です。
「BioCharge」は、その日の活動やストレスに応じて変動する、リアルタイムの体力スコアです。朝100点からスタートし、一日を通してエネルギーを消費する様子が可視化されます。
実際に使ってみると、朝100点だったスコアが、デスクワークと軽い運動をこなした夕方には50点まで減っているのが分かります。この数値を見ることで、「今日はまだ余力があるからジムに行こう」あるいは「スコアが低いから今夜は早く休もう」といった、感覚ではなくデータに基づいた具体的な判断ができるようになりました。
「レディネス」は、前夜の睡眠の質や心拍変動(HRV)などを総合的に分析し、朝の時点で「今日はハードなトレーニングに挑める日か、それとも回復を優先すべきか」をスコアで示してくれる機能です。
ある朝、前日にハードな登山をしたため体は少し重く感じていましたが、「レディネス」スコアは予想外に高く、『回復は順調です』と表示されました。そのアドバイスを信じて軽いジョギングに出かけたところ、体がスムーズに動き、結果的に良いアクティブリカバリーになりました。自分の感覚だけでは休んでいたかもしれず、データがより良い選択を後押ししてくれた体験でした。
24時間体制の「守り」を固める基本モニタリング
これらの洞察に満ちた「攻め」の機能は、精度の高い「守り」のモニタリング機能という土台の上に成り立っています。心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルを24時間365日監視し続ける機能は、前モデルAmazfit T-Rex 3も備えていましたが、Proモデルには新世代の「BioTracker™ PPG 6.0」センサーが搭載され、より安定したデータ取得が可能になったと感じます。具体的には、設定値から外れた心拍数の異常や低い血中酸素レベルなどを検知すると即座にアラートで知らせてくれるため、常にユーザーの安全を見守る「守り」の機能が堅実に進化しています。
食生活までサポートする「Zepp App Food Log」
T-Rex 3 Proのヘルスケアは、ウォッチが記録するデータだけにとどまりません。Zeppアプリの新機能「食事記録機能」は、食事の写真を撮るだけでAIがカロリーや栄養素を自動で分析してくれる画期的なものです。
試しに昼食の冷やしぶっかけそばの写真を撮ってみたところ、AIがそばだけでなく、上に乗っていた海苔まで正確に認識してカロリー計算してくれたのには本当に驚きました。手動で入力する手間が一切なく、これなら面倒くさがりの私でも続けられそうです。あすけんのような有料アプリに匹敵する機能が無料で使えるのは、大きな魅力です。
睡眠を科学し、翌日のパフォーマンスに繋げる
「レディネス」スコアの精度を支えているのが、詳細な睡眠モニタリング機能です。実際に数週間使用してみましたが、就寝・起床時間の正確さはもちろん、睡眠段階の分析や呼吸の質まで詳細に記録してくれます。Zeppアプリを開けば、これらのデータが美しいグラフで可視化され、パーソナライズされた「インサイト(洞察)」として睡眠習慣の改善点を指摘してくれます。前夜の睡眠スコアが低いと、翌朝の「レディネス」スコアも低く表示されるため、睡眠の質が日中のコンディションに直結していることを日々実感できました。
<Amazfit T-Rex 3 Proのヘルスケア機能 一覧>
- 24時間モニタリング(心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル)
- ワンタップ測定(4つの健康指標を同時に測定)
- 睡眠モニタリング(睡眠段階、呼吸の質、睡眠スコア)
- レディネス(身体の準備状況をスコア化)
- BioCharge(リアルタイムの体力スコア)
- PAI 健康評価システム
- 表面温度測定
- Zepp App Food Log(AI食事記録機能)
- 生理周期トラッキング
- 各種健康リマインダー
まとめ:ヘルスケア機能
- 攻めのコンディショニング:「レディネス」と「BioCharge」機能が、データに基づいた行動計画をサポート。
- 基本性能の向上:新世代センサーにより、24時間モニタリングの安定性と精度が向上。
- 革新的な食事管理:AIによる食事記録機能が、追加費用なしで日々の栄養管理を劇的に簡便化。
- 詳細な睡眠分析:睡眠の質を多角的に分析し、翌日のパフォーマンス予測に活用。
- 信頼できる常時監視:進化したセンサーと異常検知アラートが、24時間体制でユーザーの安全を見守る。
バッテリー持ちと充電:Amazfit T-Rex 3 Pro の冒険を中断させない信頼のスタミナ
ここでは、スマートウォッチを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるバッテリー性能に焦点を当てます。機能が大幅に進化したAmazfit T-Rex 3 Proが、過酷な冒険の最中でも頼れるスタミナをどう実現しているのか、そのリアルな実力と充電の利便性についてレビューします。
機能進化と驚異的な効率化を両立したスタミナ
まず、Amazfit T-Rex 3 Proの公称バッテリー持続時間を見てみましょう。メーカーの公表値では、標準的な使用で最大25日間、ハードな使用で10.4日間、そして高精度GPSモードで42時間とされています。
これを前モデルAmazfit T-Rex 3(標準27日間、ハード13日間)と比較すると、日常的な使い方ではわずかに短くなっていることがわかります。しかし、これは性能低下ではなく、むしろ進化の証です。より明るくなった3,000nitのディスプレイ、Bluetooth通話を実現するスピーカーといった消費電力の大きい新機能を搭載した上で、この差に抑えているのは驚異的と言えます。特に、最もバッテリーを消費する高精度GPSモードの持続時間がT-Rex 3と同じ42時間を維持している点は、効率化が進んでいることを示しています。
「何日持つ?」に応える、リアルな実力
公称値以上に気になるのが、実際の使用シーンでどれだけ持つかという点でしょう。そこで、様々な設定で実力を試してみました。
まず、常時表示、心拍数やストレスレベルなどの24時間モニタリングをすべて有効にし、1分ごとの心拍測定といったかなりヘビーな設定で使い続けたところ、バッテリーはちょうど15日間で100%から0%になりました。これはメーカー公称値の「ハードな使用(10.4日間)」を大きく上回る結果であり、少し設定を緩めれば公称の「標準的な使用(25日間)」も十分に達成可能だと感じさせる、驚異的なスタミナです。
GPSを継続的に使用する登山やロングライドではどうでしょうか。高精度GPSモードでも公称42時間という駆動時間を確保しているため、1泊2日の山行ならまず問題ありません。さらに、Zepp OSには複数の省電力GPSモードが用意されています。これらを活用すれば、1週間程度の長期縦走でも充電器なしで乗り切れる計算になり、縦走登山やウルトラマラソンに挑むアスリートにとっても、心強いパートナーとなります。
利便性が向上した充電システム
充電方式はマグネット式を継承していますが、その利便性は向上しています。充電器本体(専用充電ベース)は付属しますが、そこに接続するケーブルが専用品ではなく、汎用性の高いUSB Type-Cケーブルに対応しました。これにより、スマートフォンの充電ケーブルやモバイルバッテリーがそのまま使えるため、旅行や遠征の際に余計なケーブルを1本減らせるのが非常に嬉しいポイントです。
フル充電にかかる時間は約3時間と特別速いわけではありませんが、そもそも充電するのが2週間に一度程度なので、就寝前にセットしておけば全く気になりません。むしろ、たまの充電作業の手軽さが向上したことのメリットの方が大きいと感じました。
<Amazfit T-Rex 3 Proのバッテリー・充電 仕様>
- バッテリー容量:700mAh
- 充電方式:マグネット式充電(専用ベースはUSB Type-Cで接続)
- 充電時間:約3時間
- 標準的な使用:最大25日間
- ハードな使用:最大10.4日間
- 高精度GPSモード:最大42時間
まとめ:バッテリー持ちと充電
- 驚異的なスタミナ:機能が大幅に進化しながらも、2週間以上充電不要という圧倒的なバッテリー性能を維持。
- 過酷な環境でも安心:GPSや通話を多用する数日間のアウトドア活動でも、バッテリー切れの心配は無用。
- 充電の利便性向上:充電ベースがUSB Type-Cに対応し、ケーブルの汎用性が向上。
- 価値あるトレードオフ:わずかな持続時間と引き換えに得られた機能の進化は、満足度を大きく上回る。
スマート機能:Amazfit T-Rex 3 Pro の日常と非日常を繋ぐ多彩なアシスト
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proが過酷な環境で頼れるアウトドアウォッチであると同時に、日々の生活を豊かにするスマートウォッチとして、いかに進化したかをレビューします。特に、前モデルにはなかった決定的な機能追加が、その利便性をどう変えたのかに焦点を当てます。
前モデルにはない決定的な利便性、スピーカー搭載による音声通話
Amazfit T-Rex 3 Proのスマート機能における最大の進化点は、スピーカーが搭載されたことです。これにより、前モデルAmazfit T-Rex 3では不可能だった、ウォッチ単体でのBluetooth通話が実現しました。この機能が、日常と非日常の両シーンで絶大な効果を発揮します。
先日、両手が買い物袋で塞がっている帰り道でスマートフォンに着信がありましたが、T-Rex 3 Proをタップするだけで即座に通話を開始できました。ウォッチから聞こえる相手の声は驚くほどクリアで、こちらの声もしっかり届いていたようです。また、雨の日の登山中にザックからスマートフォンを取り出すことなく、仲間からのLINE通話に応答できた時の感動は忘れられません。スマートフォンを取り出す手間とリスクから解放されるこの体験は、一度味わうと元には戻れないほどの利便性です。
AIアシスタント「Zepp Flow」との自然な対話
OpenAIのGPT-4oを統合したAI音声アシスタント「Zepp Flow」は、前モデルにも搭載されていました。しかし、スピーカーを得たことで、その体験は全く新しい次元へと進化しました。T-Rex 3ではテキストで表示されるだけだったAIの回答が、T-Rex 3 Proでは音声で返ってくるのです。「5分後にタイマーをセットして」と話しかけると、「はい、5分後にアラームを設定しました」と音声で応えてくれるため、視線をウォッチに落とさなくても操作が完結します。
この「対話できる」という感覚は、T-Rex 3 Proを単なるツールから、まるで相棒のような存在に感じさせてくれます。届いた通知の要約を読み上げてもらったり、ワークアウトを開始してもらったりと、その活用範囲は広く、未来的な操作感を日常的に体験できるのは大きな魅力です。
アウトドアから日常まで、多彩な便利機能
T-Rex 3 Proは、その他にも日々の生活を支えるスマート機能を網羅しています。約26GBという大容量の音楽ストレージを内蔵しており、お気に入りの楽曲を転送しておけば、スマートフォンなしでBluetoothイヤホンで音楽を楽しめます。キャンプの際には、ウォッチのスピーカーから直接BGMを流すといった使い方もできました。
また、Androidスマートフォンとの連携であれば、LINEやSMSへの返信も音声入力で簡単に行えます。認識精度も高く、短いメッセージならスマートフォンを取り出す必要はほとんどありません。StravaやGoogle Fitといった外部サービスとのデータ連携、カレンダー同期、天気予報といった基本的な機能ももちろん完備。さらに、ヘルスケア機能のセクションで詳述したAI食事記録機能も、日々の生活をスマートに管理する上で強力なツールとなります。
<Amazfit T-Rex 3 Proのスマート機能 一覧>
- Bluetooth通話機能(受発信、LINE通話対応)
- Zepp Flow AI音声操作アシスタント(音声応答対応)
- アプリ通知機能(SMS/LINEへの音声入力返信に対応 ※Androidのみ)
- 音楽ストレージ(約26GB)と音楽再生(Bluetoothイヤホン/本体スピーカー)
- Zepp App Food Log(AI食事記録機能)
- 外部フィットネスアプリとのデータ連携
- カレンダー同期、天気予報、スマートフォンを探す、リモート撮影など
まとめ:スマート機能
- 決定的な進化:スピーカー搭載により、前モデルにはなかったクリアな音声通話が実現。
- 対話するAI:音声で応答する「Zepp Flow」により、未来的なAIアシスタント体験が可能に。
- スマホからの解放:大容量の音楽ストレージと音声返信機能が、スマートフォンへの依存を軽減。
- 万能な日常の相棒:アウトドアウォッチの堅牢性はそのままに、日常生活を豊かにする多彩な機能を網羅。
OSとアプリ:Amazfit T-Rex 3 Pro の成熟したZepp OS 5と広がる連携性
ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proの体験の核となるソフトウェア、Zepp OSと専用アプリZeppについてレビューします。前モデルからのOSの進化がもたらした快適性や、ユーザーが既に利用している外部アプリとの連携性が、いかに購入へのハードルを下げ、満足度を高めているのかを解説します。
より滑らかに、より直感的に進化した Zepp OS 5
Amazfit T-Rex 3 Proが搭載するZepp OS 5は、前モデルAmazfit T-Rex 3のZepp OS 4から着実に成熟を遂げています。実際に前モデルから乗り換えてみると、アプリの起動や画面遷移が明らかにスムーズになっているのが体感できました。特に多くの情報を処理するマップ機能やワークアウト後のサマリー表示で、もたつきを感じることが減ったのは嬉しい進化です。UIは全体的に直感的で、初めてAmazfit製品に触れるユーザーでも、すぐに使いこなせるでしょう。
また、細かな点ですが、通知の文字サイズを調整できるようになったのも大きな改善点です。高精細なディスプレイを活かして表示情報量を増やしたり、逆に見やすいように文字を大きくしたりと、自分好みにカスタマイズできる柔軟性は、日々の使い勝手を大きく向上させてくれました。
拡張性を高めるミニアプリ
Zeppアプリ内には専用のアプリストアが用意されており、ウォッチの機能を拡張する「ミニアプリ」をダウンロードできます。サイコロや計算機といったシンプルなユーティリティから、スマートフォンの置き忘れを通知してくれる「Notify for Phone Lost」のような実用的なアプリまで、その種類は徐々に増えています。
注目すべきは、Zepp OS 5から一部のミニアプリがバックグラウンドで動作するようになった点です。これにより、「Notify for Phone Lost」のような常時監視が必要なアプリが真価を発揮できるようになりました。まだまだ発展途上ではありますが、今後のアプリ追加によって、このウォッチの可能性がさらに広がることを期待させてくれます。
今までのデータを無駄にしない、強力な外部アプリ連携
新しいデバイスに乗り換える際、最大の懸念は「これまでの運動記録はどうなるのか」という点ではないでしょうか。その点、Amazfit T-Rex 3 Proは非常に優れています。Strava、Appleヘルスケア、Google Fit、adidas Runningなど、多くのユーザーが使い慣れた主要フィットネスプラットフォームとのデータ連携に標準で対応しています。
私は長年Stravaでランニング記録を管理してきましたが、T-Rex 3 Proでのワークアウトデータも、Zeppアプリからワンタップで自動的に同期されました。これまで蓄積してきたデータを無駄にすることなく、新しいデバイスにスムーズに移行できるこの連携性は、乗り換えを検討する上で最大の懸念を解消してくれました。
<Amazfit T-Rex 3 ProのOS・アプリ 仕様>
- 搭載OS:Zepp OS 5
- 専用アプリ:Zepp アプリ(Android 7.0以上、iOS 15.0以上に対応 ※タブレット未対応)
- ミニアプリ:Zeppアプリ内ストアよりダウンロード可能
- データ連携:Strava, adidas Running, komoot, Relive, Training Peaks, Apple ヘルスケア, Google Fitなど
まとめ:OSとアプリ
- 快適性の向上:Zepp OS 5への進化により、UIの動作がより滑らかで安定。
- 広がる拡張性:ミニアプリストアが充実し、バックグラウンド動作にも対応して実用性が向上。
- スムーズな乗り換え:主要な外部フィットネスアプリとの強力な連携で、過去のデータを引き継いで利用可能。
- 高い互換性:AndroidとiOSの両方に対応し、幅広いユーザーが利用できるエコシステムを構築。
Amazfit T-Rex 3 ProとT-Rex 3の主な違い
Amazfit T-Rex 3 Proは、好評を博した前モデルT-Rex 3をベースに、多くの点で正統進化を遂げた上位モデルです。どちらも優れたアウトドアウォッチですが、素材、機能、そして価格において明確な違いが存在します。ここでは、両モデルのスペックを比較し、Proモデルがどのような点でアップグレードされているのかを具体的に解説します。
素材と耐久性
- Amazfit T-Rex 3 Pro: ベゼルとボタンにグレード5チタン合金、ディスプレイにサファイアガラスを採用。
- Amazfit T-Rex 3: ベゼルにステンレススチール、ディスプレイにゴリラガラスを採用。
- 違い: Proモデルは、より軽量・高強度で耐食性に優れたチタン合金と、非常に傷に強いサファイアガラスを使用しています。これにより、見た目の高級感だけでなく、過酷な環境での物理的な堅牢性が格段に向上しています。
ディスプレイ輝度
- Amazfit T-Rex 3 Pro: 最大3,000nit
- Amazfit T-Rex 3: 最大2,000nit
- 違い: Proモデルの輝度は50%向上しており、雪山での照り返しや真夏の直射日光下など、極端に明るい環境での視認性が大幅に改善されています。
スマート機能
- Amazfit T-Rex 3 Pro: スピーカーとマイクを内蔵し、Bluetooth通話が可能。また、高輝度なLEDフラッシュライトを搭載。
- Amazfit T-Rex 3: マイクは内蔵していますが、スピーカーは非搭載のため通話は不可。フラッシュライト機能もありません。
- 違い: Proモデルに追加された音声通話とフラッシュライトは、日常の利便性とアウトドアでの安全性を劇的に向上させる、ハードウェア上の決定的な差です。
ナビゲーション機能
- Amazfit T-Rex 3 Pro: GPXインポートに加え、ウォッチ単体でのオフラインルートプランニング(周辺スポット検索、周回ルート作成)が可能。
- Amazfit T-Rex 3: GPXデータをインポートしてのナビゲーションに対応。
- 違い: Proモデルは、スマートフォンなしでその場でルートを計画できるため、より自律したナビゲーションツールとして機能します。
搭載OSとサポート
- Amazfit T-Rex 3 Pro: Zepp OS 5を搭載。
- Amazfit T-Rex 3: Zepp OS 4を搭載。
- 違い: Proモデルはより新しいOSを搭載しており、UIの快適性や安定性が向上しています。一般的に新しいOSを搭載するモデルの方が、将来的なソフトウェアアップデートのサポート期間が長くなる傾向にあります。
サイズ・重量・カラー
- Amazfit T-Rex 3 Pro: 約74.5g。カラーは「タクティカルブラック」「ブラックゴールド」。
- Amazfit T-Rex 3: 約68.3g。カラーは「オニキス(黒)」「ラバ(赤)」。
- 違い: Proモデルは高品位な素材を使用した分、約6g重くなっています。カラーリングもProはより落ち着いた高級感のある展開、T-Rex 3はスポーティーな印象です。
価格と保証
- Amazfit T-Rex 3 Pro: 59,900円。1年間のメーカー保証。
- Amazfit T-Rex 3: 発売時価格39,900円。同様に1年間の保証。
- 違い: 約2万円の価格差があります。保証期間はどちらも標準的な1年間です。
まとめ
Amazfit T-Rex 3も非常に優れたコストパフォーマンスを誇るタフネスウォッチですが、T-Rex 3 Proは、約2万円の価格差を十分に納得させるだけの明確なアップグレードが施されています。特に、①より堅牢で高級感のある素材、②Bluetooth通話とフラッシュライトという実用的なハードウェアの追加、③スマートフォンからの独立性を高めたナビゲーション機能の3点が、Proモデルを選ぶ大きな理由となるでしょう。どちらを選ぶかは、これらのプロフェッショナルな機能に価値を見出すかどうかで決まります。
Amazfit T-Rex 3 Proのメリット・デメリット
「Amazfit T-Rex 3 Pro」は、アウトドアでの使用を想定したタフネス性能と、日常生活を支えるスマート機能を高次元で両立させたスマートウォッチです。しかし、その特徴的な設計思想ゆえに、他のスマートウォッチと比較して明確な長所と、割り切りが必要な弱点が存在します。ここでは、具体的な機種と比較しながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
【メリット】
メリット1:他を圧倒するバッテリー性能
最大のメリットは、驚異的なバッテリー持続時間です。ハードな使い方でも10日以上、標準的な使用なら2〜3週間に一度の充電で済みます。これは、最大40時間程度のGalaxy Watch8や、最大90時間のTicWatch AtlasといったWear OS搭載機とは比較にならないほどのスタミナであり、充電の煩わしさから完全に解放してくれます。
メリット2:プロ仕様の素材と軍用レベルの耐久性
ベゼルに採用されたチタン合金と画面のサファイアガラスは、まさにプロ仕様。MIL規格に準拠した堅牢性は、Galaxy Watch8のアーマーアルミニウムやTicWatch Atlasのステンレススチールを上回る安心感を過酷な環境で提供します。岩にぶつけても傷を心配する必要がないのは、アウトドアでは絶大なメリットです。
メリット3:スマホ不要で完結するナビゲーション機能
ウォッチ単体でルートを計画し、オフラインマップでナビゲートできる機能は、T-Rex 3 Proの大きな強みです。Googleマップなどのアプリに依存し、バッテリー消費も激しいTicWatch Atlasなどとは異なり、電波の届かない山奥でもスマートフォンなしで道迷いの不安を解消してくれます。
メリット4:実用的なフラッシュライトと音声通話機能
Garmin Instinct 3と同様に、暗闇で非常に役立つ本格的なLEDフラッシュライトを搭載しています。さらに、Amazfit T-Rex 3にはなかったスピーカーを内蔵したことで、クリアな音質でのBluetooth通話が可能になりました。ザックからスマートフォンを取り出さずに通話できる便利さは、アウトドアシーンで重宝します。
メリット5:山からジムまで対応する多彩なスポーツモード
180種類を超えるスポーツモードは、Garmin Instinct 3の30種類以上やGalaxy Watch8の100種類以上を大きく上回り、その万能性は際立っています。登山やトレイルランだけでなく、ジムでの筋力トレーニングや水泳まで、あらゆるアクティビティを詳細に記録・分析したいユーザーの期待に応えます。
【デメリット】
デメリット1:NFC決済(Suicaなど)に非対応
最大の弱点は、SuicaなどのNFC決済機能がないことです。Garmin Instinct 3、TicWatch Atlas、Galaxy Watch8がいずれも対応しているため、日常的にスマートウォッチで改札や買い物をしたいユーザーにとっては、大きなマイナスポイントとなるでしょう。
デメリット2:アプリ(OS)の拡張性
独自OSであるZepp OSはバッテリー効率に優れる一方、アプリの拡張性ではGoogle Playストアを利用できるWear OS搭載のTicWatch AtlasやGalaxy Watch8に劣ります。使い慣れた地図アプリや音楽ストリーミングアプリを追加できない点は、多機能性を求めるユーザーにとってはデメリットです。
デメリット3:大型で無骨なデザイン
タフネスの象徴である48mmの大型ケースは、存在感があり非常に魅力的ですが、誰にでもフィットするわけではありません。より小型で洗練されたデザインのGalaxy Watch8(40mm/44mm)と比較すると、フォーマルな服装に合わせたり、手首の細い方が日常的に使うには不向きな場合があります。
デメリット4:前モデルからの大幅な価格上昇
Amazfit T-Rex 3の発売時価格(39,900円)から約2万円高くなった点は、購入のハードルを上げています。追加された機能や素材には価格以上の価値があると感じられますが、コストパフォーマンスを最優先に考えるユーザーにとっては、この価格差は大きな検討材料となります。
Amazfit T-Rex 3 Pro スペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 1.5インチ HD AMOLED, 480×480解像度 (322 PPI), サファイアガラス, 3,000 nits
- ボディ素材: ケース: ガラス繊維強化ポリマー / ベゼル&ボタン: TC5チタン合金 (グレード5)
- バッテリー: 700mAh
- 駆動時間:標準的な使用: 最大25日間、ハードな使用: 最大10.4日間
- 充電: マグネット式充電(充電時間: 約3時間)
- ワイヤレス通信: Bluetooth 5.2 BLE, Wi-Fi (2.4GHz)
- GPS: デュアルバンド円偏波GPSアンテナ, 6衛星測位システム対応 (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS, NavIC)
- インターフェース: 充電端子, ボタン(4つ)
- センサー:バイオトラッカー™PPG, 3軸加速度センサー, 3軸ジャイロスコープ, 温度センサー, 環境光センサー, 地磁気センサー, 気圧高度計
- 防水: 10ATM(ISO 22810:2010準拠)、ダイビング対応 (EN13319:2000準拠, 水深45mまで)
- モーター: ローターモーター
- スピーカー/マイク: 内蔵 (Bluetooth通話に対応)
- 音声アシスタント: Zepp Flow (OpenAIのGPT-4oを統合)
- 機能: オフラインマップ&ナビ, 180種以上のスポーツモード, 健康管理, Zeppコーチ™, 2色フラッシュライト, 音楽ストレージ など
- 筐体: 米軍MIL規格準拠(低圧・高温・低温など9項目クリア)
- アプリ: Zeppアプリ (Strava, adidas Running, Appleヘルスケア, Google Fitなどと連携可能)
- 対応OS: Android 7.0以上, iOS 15.0以上
- OS: Zepp OS 5.0
- サイズ: 約48 × 48 × 14 mm(心拍ベース除く)
- 重量: 約74.5g (バンド含む) / 約49g (バンド除く)
- カラー: タクティカルブラック, ブラックゴールド
- バンド: シリコン製 (幅22mm, 長さ145-210mm), クラシックピンバックル
- 付属品: 時計本体(純正バンド含む)、専用充電ベース(ケーブルなし)、取扱説明書
Amazfit T-Rex 3 Proの評価
8つの評価基準で「Amazfit T-Rex 3 Pro」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
最大3,000nitという圧倒的な輝度により、強い直射日光下でも驚くほどクリアです。高精細なAMOLEDディスプレイは、地図も通知も鮮明に表示します。
健康管理・スポーツ:★★★★★
180種以上のスポーツ対応に加え、「レディネス」等の指標がコンディション管理をサポート。山からジムまで、あらゆるアクティビティを高度に記録・分析できます。
機能性:★★★★☆
Bluetooth通話や本格的なフラッシュライトの追加は画期的です。ただ、日常使いの利便性を考えると、NFC決済(Suicaなど)に非対応な点が惜しまれます。
バッテリーの持ち:★★★★★
機能が大幅に増えながらも、ハードな使い方で10日間以上、通常なら2週間以上充電不要という驚異的なスタミナを維持。充電の煩わしさから完全に解放されます。
耐久性:★★★★★
MIL規格準拠に加え、ベゼルにはチタン合金、画面にはサファイアガラスを採用。アウトドアでのラフな使用にも全く不安を感じさせない、まさにプロ仕様の堅牢性です。
ファッション性:★★★★☆
チタン素材が醸し出す高級感と、無骨でタフなデザインが高次元で融合しています。大型サイズのため装着者は選びますが、アウトドアやカジュアルな服装との相性は抜群です。
価格:★★★★☆
前モデルより高価になりましたが、チタンやサファイアガラスといった高級素材と追加機能を考慮すれば、他社のハイエンドモデルと比較して非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
使いやすさ:★★★★☆
Zepp OS 5は直感的でサクサク動作します。物理ボタンの操作性も確実ですが、ジェスチャー認識の甘さなど、一部のソフトウェアに細かな改善の余地が感じられます。
【総評】:★★★★☆
真の『Pro』へと進化した、アウトドアウォッチの完成形
Amazfit T-Rex 3 Proは、前モデル「T-Rex 3」からの正統進化に留まらない、”真のプロフェッショナルモデル”への飛躍を遂げた一台です。単なる機能追加ではなく、スピーカー搭載による「音声通話」、ウォッチ単体での「ルートプランニング」、暗闇を照らす「フラッシュライト」といった、スマートフォンの補助なしで活動を完結させるための核心的な機能が加わりました。これにより、デバイスとしての思想が一段上のステージへと昇華したと言えます。
圧倒的なタフネス性能と機能
T-Rex 3 Proの魅力は、その圧倒的なタフネス性能とそれを支える機能に集約されます。MIL規格準拠の堅牢なボディは、チタン合金とサファイアガラスによってさらに強化され、物理的な衝撃や傷への不安を払拭します。加えて、数日間のGPS連続使用にも耐えるバッテリー、悪天候下でも頼れるナビゲーション、そして暗闇を照らすフラッシュライトといった「タフネス機能」が、いかなる過酷な状況でもユーザーの活動を中断させません。
購入前の注意点
購入を検討する上で、いくつか注意点があります。最大のポイントは、SuicaなどのNFC決済に非対応である点です。日常の利便性も重視するなら、この点は大きな判断材料になるでしょう。また、48mmというケースサイズは存在感があり、人によっては睡眠時に気になるかもしれません。Zepp OSは軽快ですが、一部の日本語フォントやジェスチャー認識の甘さなど、細かな点でまだ改善の余地が感じられます。
どんな人におすすめか
本格的な登山やトレイルランニングを楽しむアウトドア愛好家はもちろん、最先端の技術が詰まったタフなガジェットが欲しい人に強くおすすめします。そして何より、「スマートウォッチを毎日充電するのが面倒だ」と感じている全ての人にとって、この圧倒的なスタミナは、何物にも代えがたい快適さをもたらしてくれるはずです。これらの特徴に魅力を感じ、デメリットを許容できるのであれば、ぜひ購入を検討してみてください。
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Amazfit T-Rex 3 Proの価格・購入先
※価格は2025/09/11に調査したものです。価格は変動します。
※2025年9月5日から予約開始。Tactical Blackを9月12日、Black Goldを10月3日に発売。
Amazfit公式ストア
59,900円で販売されています。
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おすすめのライバル機種と価格を比較
Amazfit T-Rex 3 Proに似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Amazfit T-Rex 3
Zepp Healthから発売されたZepp OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月10日発売)。
1.5インチのHD AMOLEDディスプレイ(解像度480 x 480 px)、一般的な使用で27日 駆動する700 mAhバッテリー、バイオトラッカー PPGセンサー、マイクを搭載しています。
また、オフラインの地図機能(ベースマップ、スキーマップ、コンターマップ)、AI音声アシスタント「Zepp Flow」、音声によるメッセージ返信機能(LINE対応)、グローブモード、10気圧防水、MIL-STD-810G、170種類以上のスポーツモード、自動認識(8つのスポーツ)、Zeppコーチ、ランニング機能(仮想ペーサー、自動ラップ)、ワンタップ測定、ミニアプリの追加、Alexa音声操作、400種類以上の文字盤デザイン、6衛星測位のGPS、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで39,900円、楽天市場で39,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,418円、米国 Amazon.comで$279.99です。
関連記事:「Amazfit T-Rex 3」と歴代のT-Rexシリーズを比較
Amazonで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする
Garmin Instinct 3
ガーミンから発売されたタフネス仕様のGPSウォッチです(2025年1月発売)。
※Dual Power、AMOLED、Solar、Eのモデルを用意
AMOLED液晶(半透過MIP液晶)、最大18日間駆動するバッテリー(ソーラーは最大28日)を搭載しています。
また、LED フラッシュライト(※Eモデルはなし)、30種類以上のスポーツモード、モーニングレポート、ヘルススナップショット機能、昼寝検出、ワークアウトの作成、
SATIQテクノロジーによるGNSSマルチバンド、バッテリーセーバーウォッチモード、安全性と追跡機能、ライブトラック機能、
10気圧防水、MIL-STD-810CONNECT IQ ストア、スマート通知(LINE対応)、Bluetoothにも対応しています。
価格は、Amazonで66,055円(税込・Dual Power)、楽天市場で65,211円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,212円、米国 Amazon.comで$449.00 (AMOLED)、です。
関連記事: Garmin Instinct 3レビュー!有機ELとライトで進化を遂げたGPSウォッチ
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TicWatch Atlas
Mobvoiから発売されたWear OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月16日 発売)。
1.43インチ、解像度466 x 466 pxの二層ディスプレイ(OLED + FSTN液晶)を搭載。Snapdragon W5+ Gen 1、2GBメモリ、32GBストレージ、スマートモードで90時間、エッセンシャルモードで45日駆動できる628mAhバッテリー、GPSセンサー、スピーカー・マイクを搭載しています。
また、ヒートマップ機能、110種類以上のワークアウト モード、「TicMotion」(スポーツの自動認識)、転倒検出&緊急SOS、登山アプリのYAMAPと連携、文字盤デザインのカスタマイズ、サファイアクリスタル(液晶を保護)、MIL-STD-810H、5つの衛星測位(GPSナビゲーション)、5気圧防水、Googleアシスタント、Google マップ、Google Pay、Mobvoi Health アプリ、Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで25,000円(税込)、楽天市場で27,499円(送料無料)、ヤフーショッピングで27,498円、AliExpressで29,053円、米国 Amazon.comで$199.99、です。
関連記事:「TicWatch Atlas」とPro 5、Enduro、Ultraを比較
Amazonで「TicWatch Atlas」をチェックする
Galaxy Watch8
Samsungから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年8月1日に発売)。
1.34/1.47インチのSuper AMOLED タッチスクリーン(40mm/44mmモデル・最大輝度3000nits)、最大40時間駆動できるバッテリー、Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、32GBストレージ、生体電気インピーダンス解析センサー・電気心拍センサー・光学式心拍センサー、GPSセンサーを搭載しています。
また、Gemini連携機能、One UI 8 Watc、AIコーチ、100種類以上のエクササイズ記録、エナジースコア、就寝時刻ガイダンス、血管負荷測定、抗酸化指数測定、体組成、睡眠トラッキング、ストレス測定、バンド交換システム「ダイナミックラグシステム」に対応。
音楽再生、Bluetooth通話、Google Gemini(音声アシスタント)、デュアルGPS、通知の受信、カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、天気予報、5ATM + IP68防水、ワイヤレス充電、FeliCa、専用アプリ(Samsung Health、Galaxy Wearable)、Bluetooth 5.3、Wi-Fi4、デュアルGPS (L1+L5) にも対応しています。
価格は、Amazonで53,500円(税込)、楽天市場で57,900円、ヤフーショッピングで39,900円、米国 Amazon.comで$329.99、です。
関連記事:Galaxy Watch8/Classicレビュー!Watch7との違いと評価
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他にもAmazfit のスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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