Galaxy Watch7 徹底レビュー|Watch6との違いと進化点を評価

Galaxy Watch7 本体外観。正面と側面が見える。
2025年7月31日に日本で発売された「Galaxy Watch7」は、新開発の3nmプロセッサーと「Galaxy AI」を搭載し、Androidスマートフォン向けスマートウォッチの新たな基準を打ち立てるモデルとして大きな注目を集めています。

このレビューでは、Galaxy Watch7が日々の生活やトレーニングをどれだけ快適で豊かなものに変えてくれるのか、そして前モデルである「Galaxy Watch6」から一体どこが進化したのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy Watch7 の長所(Pros):

  • 進化したプロセッサーと倍増したストレージによる、非常に滑らかで快適な操作性
  • 都市部でも驚くほど正確なルートを記録する、高精度なデュアルバンドGPS機能
  • 詳細な分析が可能な睡眠トラッキングや豊富なワークアウトモードなどの、充実した健康管理・スポーツ機能
  • SuicaやiDが使えるFeliCa決済、Wear OSによる豊富なアプリ連携といった高い利便性

Galaxy Watch7 の短所(Cons):

  • 多機能と引き換えに、実使用で1.5日~2日程度しかもたないバッテリー持続時間
  • Galaxy Watch6から大きな変更がなく、新鮮味に欠けるデザイン
  • AGEs指数など、一部の新機能がまだ発展途上で活用しにくい
  • 標準付属のバンドが、腕の細い人には大きすぎる可能性がある

総合評価:

Galaxy Watch7は、バッテリーの管理を厭わないのであれば、現在考えられる最高の機能と性能を体験できる、最も完成度の高いAndroidスマートウォッチです。特に、高精度なフィットネス追跡とスマートな日常機能の両立を求めるユーザーには、これ以上ない選択肢と言えます。

この記事で分かること

  1. Galaxy Watch7の洗練されたデザインと実際の装着感
  2. 屋外でも見やすいディスプレイの品質と、ジェスチャー操作を含めた使い勝手
  3. Galaxy AIでできること(スマートリプライ、FTP測定など)の具体的な内容
  4. SuicaやiDなど、FeliCa決済の利便性と設定方法
  5. 進化したGPS精度と、103種類のスポーツ機能の詳細
  6. 睡眠トラッキングやエナジースコアといったヘルスケア機能の実力
  7. 実際の使用環境におけるバッテリーの持続時間と、賢い充電方法
  8. Galaxy Watch6からの違いと、買い替えるべきかの判断基準
  9. メリット・デメリットを踏まえた総合評価と5段階レビュー
  10. 各キャリアやECサイトでの価格と、お得な購入先情報

この記事を最後まで読むことで、Galaxy Watch7を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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公式ページ: Samsung Galaxy Watch7

デザイン:Galaxy Watch7の洗練された外観と日常に溶け込む装着感

Galaxy Watch7 本体横向きに置かれている。

ここでは、Galaxy Watch7のデザイン、装着感、バンドの仕様、そして耐久性について、前モデルのGalaxy Watch6と比較しながら、実際に使って感じたことを詳しくレビューしていきます。

洗練されたミニマルデザインと質感

Galaxy Watch7を手にしてまず感じたのは、そのミニマルで洗練されたデザインです 。前モデルのGalaxy Watch6からデザインの骨格は大きく変わっていませんが 、細部の質感が向上しているように思えます。特に、アーマーアルミニウムを採用した艶消しのフレームは、チープさを全く感じさせず、高級感を醸し出しています 。私が使っている44mmのグリーンモデルは、バンドの付け根にあるステッチが絶妙なワンポイントになっており 、主張しすぎないおしゃれさが気に入っています。

一方で、デザインの印象はカラーによって少し変わるかもしれません。44mmモデルのカラー展開はグリーンシルバーですが、人によっては少し物足りなく感じる可能性もあります 。個人的には40mmモデル限定のクリームカラーが魅力的で、ぜひ44mmにも展開してほしかったと感じました 。とはいえ、全体的にはどんな服装にも合わせやすいシンプルでクセのないデザインなので 、ビジネスシーンから休日のカジュアルな服装まで、幅広く活躍してくれるでしょう。

軽やかな装着感と睡眠中も快適な着け心地

スマートウォッチで気になるのが、その重さと装着感です。Galaxy Watch7の44mmモデルの重量は約33.8gと、前モデルのGalaxy Watch6(約33.3g)からわずかに増えていますが、実際に装着してみるとその差は全く感じられず、むしろ驚くほど軽く感じました 。一日中デスクワークをしていても、その存在を忘れるほど自然で、重さによる負担は全くありません 。

重量の違い

  • Galaxy Watch7:(重量)40mmで 28.8g、44mmで33.8 g
  • Galaxy Watch6:(重量)40mmで 28.7g、44mmで33.3 g

特に感動したのは、睡眠時の快適さです。厚さ約9.7mmという薄さも相まって 、寝返りを打っても邪魔にならず、朝までぐっすり眠れました 。これまで使ってきたスマートウォッチの中には、睡眠中に気になって外してしまうものもありましたが、Galaxy Watch7ではその心配は不要です。これなら、精度の高い睡眠トラッキング機能を最大限に活用できます。

厚さの違い

  • Galaxy Watch7:(厚さ)40mmで 9.7 mm、44mmで9.7 mm
  • Galaxy Watch6:(厚さ)40mmで 9 mm、44mmで9 mm

ワンタッチで交換可能なバンドと豊富な選択肢

Galaxy Watch7本体。バンドを装着している。

Galaxy Watch7は、バンド交換のしやすさも大きな魅力です。Galaxy Watch6から引き続き採用されているワンクリック式のボタンのおかげで、工具なしで簡単にバンドの着脱ができます 。

例えば、朝のランニングでは汗に強い付属のスポーツバンドを使い、仕事に行く前にレザー調のバンドに付け替えるといった使い方も、手間なく行えます。この手軽さは、スマートウォッチをファッションの一部として楽しむ上で非常に重要なポイントです。

付属のバンドはHNBR(水素化ニトリルゴム)という素材で、非常にすべすべしていて柔らかく、着け心地は抜群です 。しかし、私の腕には標準のバンドが少し大きく、一番きつく締めても少し緩く感じてしまいました 。腕が細い方は、購入前に試着してみることをお勧めします。ただ、一般的な20mm幅のバンドと互換性があるため、選択肢は無限大です 。公式・非公式含め、数多くのバンドから自分好みのものを選べるので、ぴったりの一本が必ず見つかるはずです 。

日常生活で安心の耐久性と防水性能

毎日使うものだからこそ、耐久性は欠かせません。Galaxy Watch7は、5ATMIP68の防水防塵性能を備えているため 、日常生活での安心感が違います。実際、手洗いやシャワーはもちろん、突然の雨に見舞われた際も全く問題ありませんでした。夏場にプールで軽く泳ぐ際にも着けてみましたが、浸水を気にすることなくアクティビティを楽しめました 。

ディスプレイには、高級腕時計にも使われるサファイアクリスタルガラスが採用されており 、傷に対する強さも魅力です。うっかりデスクの角にぶつけてしまった時も、ヒヤリとしましたが傷一つつきませんでした。このようなタフさがあるからこそ、シーンを選ばずに毎日気兼ねなく使い続けたいと思わせてくれます。

まとめ:デザイン

  • 外観の印象:前モデルから大きな変化はないものの、アーマーアルミニウムの質感やステッチなどの細部が洗練され、高級感のあるミニマルなデザインに仕上がっている 。
  • 装着感:非常に軽量で薄く、一日中着けていても負担にならない 。睡眠中も気にならず、快適な着け心地を実現している 。
  • バンド:ワンクリックで簡単に交換可能で、その日の気分や服装に合わせて楽しめる 。ただし、標準バンドは腕が細い人には大きい可能性があるが、20mmの汎用バンドに対応しているため選択肢は豊富 。
  • 耐久性:5ATM+IP68の防水防塵性能とサファイアクリスタルガラスにより、日常の水濡れや衝撃にも強く、安心して毎日使える 。

ディスプレイ:Galaxy Watch7の進化した視認性と心地よい操作体験

Galaxy Watch7のディスプレイ。

ここでは、Galaxy Watch7ディスプレイの視認性、日々の使い勝手を左右する操作性、そして個性を表現するウォッチフェイスについて、前モデルのGalaxy Watch6と比較しながら、その魅力を余すことなくレビューしていきます。

明るく鮮やか、屋外でも抜群の視認性

Galaxy Watch7の電源を入れて、まず心を奪われたのはSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイの鮮やかさです。黒は引き締まり、色彩は豊かに表現され、写真やグラフが非常に美しく表示されます。このディスプレイは、前モデルのGalaxy Watch6よりベゼルが約30%スリムになり、画面サイズが約20%も大きくなっています 。44mmモデルでは1.5インチの大画面となり 、一度に表示される情報量が増え、格段に見やすくなりました。

特にその真価を発揮するのは、屋外での使用シーンです。夏の強い日差しの下で『Googleマップ』を開いてナビゲーションを使った際も、画面の明るさが自動で調整され、ルートや文字がくっきりと見えました。これは最大2000ニトというパワフルな輝度のおかげで、視認性の悪さにストレスを感じることは全くありません 。また、LINEなどの通知もタイトル文字が10ptと大きく表示されるため、手元でチラリと見るだけで内容を瞬時に把握できる手軽さも、日々の生活で非常に重宝しています 。

ヌルサクなタッチ操作と進化したプロセッサー

Galaxy Watch7の操作感は、まさに「ヌルヌルサクサク」という言葉がぴったりです。新開発の3nmプロセッサー「Exynos W1000」を搭載したことで、Galaxy Watch6と比べてアプリの起動や画面の切り替えが格段にスムーズになりました 。画面に触れた指に吸い付くように反応し、アニメーションの遅延も感じられません。この心地よい操作感は、毎日使うデバイスとして非常に重要な要素です。

Galaxy Watch6 Classicにあった物理回転ベゼルがないのは少し残念に思うかもしれませんが、画面の縁をなぞる「タッチベゼル」機能に慣れると、これもまた直感的で素早い操作が可能です 。例えば、両手に買い物袋を抱えている時に電話がかかってきた場面。そんな時でも、親指と人差し指を2回つまむ「ダブルピンチ」のジェスチャーだけで応答できた時は、その便利さに思わず声が出ました 。こうした細かい配慮が、スマートウォッチの体験を一段階上に引き上げてくれます。

気分で変える、豊富なウォッチフェイスと高いカスタマイズ性

スマートウォッチの醍醐味の一つが、気分や服装に合わせて文字盤を変えられるウォッチフェイス機能です。Galaxy Watch7では、その選択肢が222種類以上と非常に豊富に用意されています 。シンプルなアナログ風のデザインから、活動量や天気などの情報を詰め込んだデジタルデザイン、さらには斬新でカラフルなものまで、見ているだけでも楽しくなります 。

もちろん、『Google Playストア』からサードパーティ製のウォッチフェイス(文字盤)を追加することも可能です 。さらに素晴らしいのは、そのカスタマイズ性の高さ。背景の色や時計の針のデザイン、コンプリケーション(表示項目)にどのアプリのショートカットを置くかまで、細かく自分好みに設定できます 。私は平日の仕事中は落ち着いたアナログデザインに、週末のアウトドアでは心拍数やGPS情報が見やすいアクティブなデザインにと使い分けており、その日の自分のスタイルを完成させる最後のピースとして楽しんでいます。

Galaxy Watch7のディスプレイ仕様

  • ディスプレイタイプ:Super AMOLED(有機EL)
  • サイズ(44mmモデル):1.5インチ (37.3mm)
  • 解像度(44mmモデル):480 x 480
  • ベゼル:アーマーアルミニウム
  • ディスプレイガラス:サファイアクリスタル
  • 常時表示:対応

まとめ:ディスプレイ

  • 視認性:前モデルより20%大きくなった画面は、明るい有機ELで屋外でも非常に見やすい 。通知の文字も大きく、瞬時に情報を確認できる。
  • 操作性:進化したプロセッサーにより、タッチ操作は非常に滑らかで快適 。物理回転ベゼルはないが、タッチベゼルや便利なジェスチャー機能で直感的な操作が可能 。
  • ウォッチフェイス:222種類以上と選択肢が非常に豊富で、カスタマイズ性も高い 。気分やシーンに合わせてデザインを自由に変更でき、ファッションアイテムとしても楽しめる。

スマート機能:Galaxy Watch7を日常の最高の相棒に変えるGalaxy AIと多彩な連携

Galaxy Watch7のスマートリプライ機能の画面。

ここでは、Galaxy Watch7の真価とも言えるスマート機能、特に注目すべき「Galaxy AI」の実力や、私たちの生活を劇的に便利にする決済機能、そして日常を豊かに彩る多彩な連携機能について、前モデルのGalaxy Watch6での体験と比較しながらレビューしていきます。

日常に溶け込む「Galaxy AI」とその実力

Galaxy Watch7最大の進化点は、何と言っても「Galaxy AI」の搭載です。特に私が便利だと感じたのは、メッセージへの返信をAIが提案してくれる「スマートリプライ」機能。会議中でスマホを操作できない時、手元に届いたLINEのメッセージに対して、AIが文脈に合った返信候補を3つほど提案してくれました。それをタップするだけで返信が完了するので、非常にスムーズです。確かに、時には少し無機質に感じることもありますが、手が離せない状況では間違いなく重宝する機能です。

Galaxy Watch7に搭載されたGalaxy AIでは、主に以下のようなことが可能です。

  • メッセージの返信提案(スマートリプライ): 過去のやりとりを分析し、その場の雰囲気に合った様々なトーンの文章をAIが素早く提案してくれます 。
  • エナジースコア: 睡眠や心拍数、毎日の活動データを分析し、その日の体の状態を数値化して表示する機能です。これにより、体調に合わせた活動計画を立てやすくなります。
  • サイクリング能力の測定(FTP): サイクリング時にAIがユーザーの能力を分析し、実力を示す指標である機能的体力しきい値(FTP)を測定。ユーザーののレベルに合わせたトレーニング強度を設定し、最高のパフォーマンスを目指す手助けをします 。

これらのAI機能は、Galaxy Watch7が単なる情報通知デバイスから、ユーザーの行動を理解し、先回りしてサポートしてくれる賢いパートナーへと進化したことを感じさせてくれます。

手首ひとつで完結する、ストレスフリーな決済体験

Galaxy Watch6で待望のFeliCaが搭載され、その利便性は感動的でしたが、Galaxy Watch7でもその快適さは健在です。駅の改札やコンビニのレジで、スマホをカバンから取り出すことなく、手首をかざすだけで「Suica」や「iD」での支払いが完了します。支払いは一瞬で、もたつくこともありません。このストレスフリーな体験は、一度味わうと元には戻れないほどです。

特に、両手が荷物でふさがっている雨の日、傘を差しながら改札を通過するシーンでは、その真価を実感しました。Galaxy Watch6ではSuicaのチャージ時にエラーが起きることがあるという話も耳にしましたが、私のGalaxy Watch7ではそのようなトラブルもなく、非常にスムーズに利用できています。この安定感も、毎日使う上で非常に重要なポイントだと感じます。

スマホいらずの自由な音楽体験と安心の通知機能

私が特に気に入っているのが、ウォッチ単体での音楽再生機能です。Galaxy Watch7はストレージが前モデルの16GBから32GBへと倍増したため、より多くの楽曲をウォッチ本体に保存できるようになりました。休日のランニングでは、スマホを持たずに家を出て、あらかじめ『Spotify』からダウンロードしておいたお気に入りのプレイリストをBluetoothイヤホンで聴きながら走っています。この身軽さは、運動へのモチベーションを格段に上げてくれます。

もちろん、LINEなどの通知機能も万全です。メッセージの内容を手元で確認できるだけでなく、前述のスマートリプライや定型文、スタンプでの簡単な返信も可能。わざわざスマホを取り出すまでもない短いやり取りなら、ウォッチだけで完結させることができます。

Wear OSがもたらす無限の拡張性と連携機能

Galaxy Watch7は「Wear OS」を搭載しているため、『Google Playストア』から豊富なアプリをインストールして、自分好みに機能を拡張できるのが強みです。私はナビ用に『Googleマップ』を追加したりしていますが、個人的に最も嬉しかったのが『Pokémon Sleep』との連携です。これにより、夜通しスマホを充電ケーブルに繋いだまま枕元に置く必要がなくなり、朝、ウォッチのデータを同期するだけで睡眠計測が完了します。これは、私にとってGalaxy Watch7を選んだ大きな理由の一つです。

もちろん、転倒検知や緊急SOSといった、万が一の際に自分や家族の安心につながる機能も備わっています。ただ、一度だけBluetooth接続が切れ、ウォッチがスマホを認識しなくなり、やむを得ずリセットした経験があります。便利な機能が多いからこそ、定期的なバックアップは忘れずに行うことをお勧めします。

Galaxy Watch7の主なスマート機能仕様

  • OS:Wear OS Powered by Samsung
  • AI機能:Galaxy AI(スマートリプライ、、パーソナライズFTPなど)
  • 決済機能:FeliCa(Suica, iD, QUICPay)、NFC
  • 音楽再生:本体ストレージへの保存・再生対応(ストレージ32GB)
  • 通話機能:Bluetooth通話対応
  • 安全機能:転倒検知、緊急SOS
  • アプリ追加:Google Playストア経由で可能

まとめ:スマート機能

  • AI機能:メッセージの返信を助けるスマートリプライは実用的。
  • 決済機能:SuicaやiDなどが手首でスムーズに完結するFeliCa決済は、一度使うと手放せないほど快適。
  • 音楽・通知:ストレージ倍増により、スマホなしでの音楽体験がさらに豊かになった。通知の確認から簡単な返信まで手元で完結する。
  • 拡張性と連携:Wear OSによりアプリの追加が自由自在で、『Pokémon Sleep』との連携は特定のユーザーにとって大きな魅力。安全機能も充実している。

スポーツ機能:Galaxy Watch7で進化する、毎日のトレーニング体験

Galaxy Watch7 スポーツ機能の画面。

ここでは、Galaxy Watch7のスポーツ機能に焦点を当て、進化したGPS性能、多彩なワークアウトモード、そして運動のモチベーションを高めてくれるアプリ連携の魅力について、前モデルのGalaxy Watch6との比較や、実際のランニング体験を交えながら詳しくレビューしていきます。

100種類以上のワークアウトと賢い自動検出機能

Galaxy Watch7は、103種類という非常に豊富なワークアウトに対応しており、あらゆるスポーツやエクササイズを記録することができます 。これはGalaxy Watch6の90種類以上のモードからさらに選択肢が増え、自分のやりたい運動がきっと見つかるはずです。特に便利なのが「自動ワークアウト検出」機能で、ウォーキングやランニングなど7種類の運動は、自分で操作しなくても自動で認識して記録を開始してくれます 。

先日、少し考え事をしたくて計測をせずに散歩に出かけたのですが、10分ほど歩いたところで手首のウォッチが振動し、「ウォーキングをしています」と通知してくれました 。そのまま記録を開始してくれ、消費カロリーや歩数もしっかりデータに残してくれたのです。この「うっかり」を防いでくれる賢さは、Galaxy Watch6から引き継がれた精度の高さと相まって、日々の運動を確実に記録し、モチベーションを維持する上で大きな助けになります。

また、水泳などのアクティビティ向けには、水圧による誤操作を防ぐ「ウォーターロックモード」も搭載。水中でも安心してエクササイズに集中できます。

高層ビル街でも安心!進化したデュアルバンドGPSの実力

Galaxy Watch7を装着してランニングしている様子。

Galaxy Watch7のスポーツ機能における最大の進化点は、なんといってもGPS性能の向上です。新たに「デュアルバンドGPS(L1+L5)」に対応したことで、特に高層ビルが立ち並ぶような都市部でも、驚くほど高精度で安定した位置追跡が可能になりました 。

この進化を確かめるため、週末の朝、ビル街を抜けて公園へと向かうコースをランニングしてみました。以前使っていたGalaxy Watch6もGPSの精度は十分高かったのですが、ビルとビルの間では時折ルートが道の反対側にズレて記録されることがありました。しかし、Galaxy Watch7では、私が道の左右どちら側を走ったかまで正確に記録されており、その精度には思わず声が出ました 。

ランニング中は、スマホは家に置いたまま。あらかじめ『Spotify』からウォッチにダウンロードしておいたアップテンポな曲をBluetoothイヤホンで聴きながら、身軽に走る爽快感は格別です 。走り終わった後は、スマホの『Samsung Health』アプリでデータを確認。美しいマップ上に表示された正確な走行ルート、1kmごとのペース、心拍数のグラフなどを眺めながら、「あの坂道でペースが落ちたな」といった具体的な振り返りができ、次のトレーニングへの意欲が湧いてきました。

さらに上級者は、GPX形式のルートファイルをインポートして目標コースとして設定する「ルートワークアウト」機能も利用できます。これにより、未知のトレイルランニングなどに挑戦する際も、心強い味方となります。

モチベーション・計画的な体づくりを高める多彩な機能とアプリ連携

Galaxy Watch7には、ただ記録するだけでなく、運動を続けるのが楽しくなる仕掛けが満載です。例えば「レース」機能を使えば、過去の自分のランニング記録と競争することができます 。画面上に表示される「過去の自分」とデッドヒートを繰り広げるのは、まるでゲームのようで、一人でのトレーニングも全く退屈しません。

また、新たに追加された「ワークアウトルーチン」機能では、単に運動を選ぶだけでなく、ウォームアップ、メインセット、休憩、クールダウンまでを組み合わせた本格的なトレーニングプランを自分自身で組み立てることができます。これにより、漠然と運動するのではなく、目的意識を持って計画的に体づくりに取り組めるようになりました。

※(補足)より本格的なトレーニングで精度を求めるなら、胸部ストラップ型心拍計(HRM)といった外部のBluetoothセンサーを接続し、さらに高精度な心拍数データを計測することも可能です。

さらに、目標を達成したり新しいエクササイズに挑戦したりするともらえる「バッジ」も、ささやかながら嬉しい機能です 。「10,000歩達成」のバッジが表示されるたびに小さな達成感が得られ、これが運動を習慣化する上で大きな力になります。さらに、『Samsung Health』アプリでは食事による摂取カロリーも記録できるため、ワークアウトでの消費カロリーと合わせて管理することで、より効果的なダイエットや体づくりが可能になります 。

Galaxy Watch7の主なスポーツ機能

  • 対応ワークアウト:103種類
  • 自動ワークアウト検出:7種類に対応(ウォーキング、ランニングなど)
  • GPS:デュアルバンド対応(L1+L5)、GPS、Glonass、Beidou、Galileoに対応
  • 防水性能:5ATM + IP68
  • 連携アプリ:Samsung Health
  • その他:レース機能 、ワークアウトルーチン、ウォーターロックモード、ルートワークアウト、バッジ獲得機能、「ルート設定」(ファイルのインポートも可)、他の機器(心拍モニターなど)との接続

まとめ:スポーツ機能

  • ワークアウト:100種類以上の豊富なモードと、ウォーキングなどを自動で認識する精度の高い自動検出機能が非常に便利。
  • GPS精度:デュアルバンドGPS搭載により、Galaxy Watch6から着実に進化し、高層ビル街でも正確なルートを記録できる。
  • アプリ連携:詳細なデータ分析が可能な『Samsung Health』や、レース機能などモチベーションを高める機能が充実しており、運動の習慣化を強力にサポートする。
  • 音楽再生:ウォッチ単体で音楽を聴きながら運動できるため、スマホを持たずに身軽にワークアウトを楽しめる。

ヘルスケア機能:Galaxy Watch7で始める、未来の健康管理

Galaxy Watch7のセンサー

ここでは、Galaxy Watch7の核心とも言えるヘルスケア機能について、詳細な睡眠トラッキング、新搭載の「エナジースコア」、そして日々の健康管理を支えるアプリ連携の魅力まで、私自身の体験を交えながら深く掘り下げてレビューします。Galaxy Watch7は、本格的に自身の体と向き合い、健康的な生活を習慣にしたいと考えるすべての人にとって、最高のパートナーとなり得るのか。その実力を見ていきましょう。

手首から始める、包括的な健康モニタリング

Galaxy Watch7を使い始めてすぐに感じたのは、これが単なる活動量計ではなく、本格的な健康管理デバイスであるということです。その中心には、13個ものLEDを搭載した新しい「サムスン バイオアクティブセンサー」が採用されており、Galaxy Watch6から測定精度がさらに向上しています 。心拍数や血中酸素レベル、ストレスレベルといった基本的な項目を24時間モニタリングしてくれるのはもちろん、その測定精度が非常に高いことに驚かされます。

さらに、Galaxy Watch6から引き続き搭載されている体組成(BIA)測定機能は、このウォッチの大きな特徴です。側面のボタンに2本の指を15秒ほど当てるだけで、体脂肪率や骨格筋量を手軽に測定できます。ジムに行かなくても体の変化を手軽にチェックできるのは便利ですが、測定前に体重計で測った体重を手入力する必要があるため、すでに体組成計付きの体重計を持っている私にとっては、少し二度手間に感じられる場面もありました。

※(補足:健康目標)この測定データの真価は、『Samsung Health』アプリと連携した際に発揮されます。アプリ上では、体重や体脂肪率、骨格筋量などの具体的な目標と達成期限を設定でき、その目標に向けたパーソナライズされたヒントを受け取ることが可能です。 これにより、ただ数値を測るだけでなく、具体的なアクションプランへと繋げることができます。

日々のコンディションを可視化する新機能「エナジースコア」

Galaxy Watch7から新たに加わった「エナジースコア」は、毎日の生活に新しいリズムをもたらしてくれました。これは、前日の睡眠の質や活動量などから、その日の元気度を100点満点でスコア化してくれる機能です。毎朝「今日のスコアは何点かな?」と確認するのが日課になり、点数が高ければ「今日は少し遠くまで歩いてみよう」、低ければ「無理せず、早めに休もう」といったように、自分の体と対話しながら1日の計画を立てる良いきっかけになっています。

ただ、「AIが分析」という言葉から想像するほど賢いわけではなく、現状は前日のデータが素直に反映される印象です。例えば、ハードなトレーニングの翌日に意図的に休息をとると、活動量が少ないためにスコアが下がってしまうことも。長期的な視点でコンディションを評価してくれるよう、今後のAIの進化に期待したいところです。同時に搭載された「AGEs指数」も、体内の老化レベルを測るという先進的な機能ですが、まだ「ラボ」機能の段階で、どう活用すれば良いか模索中というのが正直な感想です。

睡眠を深く理解する、進化した睡眠トラッキングとコーチング

最近、どうも寝つきが悪く、朝の目覚めがスッキリしないことが悩みでした。そこで、Galaxy Watch7の進化した睡眠トラッキング機能に期待して、毎晩装着して眠ることにしました。翌朝、『Samsung Health』アプリを開くと、単なる睡眠時間だけでなく、レム睡眠、深い睡眠、浅い睡眠の割合が美しいグラフで表示され、睡眠スコアとともに詳細な分析が表示されていて驚きました。ウォッチ本体の画面でも簡単な睡眠サイクルを確認できる手軽さも魅力です。

7日間計測を続けると、私の睡眠タイプが「頻繁に目が覚める【鹿】タイプ」と診断されました。自分では気づかなかった睡眠のクセを客観的に示され、改善への意識がぐっと高まりました。アプリが提案してくれた3週間の「睡眠コーチング」に従い、就寝前のリラックス方法などを試していると、少しずつスコアが改善していくのが目に見えて分かり、大きな達成感がありました。

そして何より、この睡眠データが『Pokémon Sleep』と連携できるのは、私にとって最高の機能です。これまでのようにスマホを枕元で充電しながら起動しておく必要がなくなり、朝、ウォッチのデータを同期するだけで、ポケモンたちが元気に育っているのを確認できます。この楽しさが、毎晩の睡眠計測を続ける強力なモチベーションになっています。

安心を身に着ける、転倒検知と緊急SOS機能

Galaxy Watch7は、自分自身の健康管理だけでなく、万が一の時の「お守り」としても機能します。特に「転倒検知」機能は、予期せぬつまずきやベッドからの落下などを検知すると、大丈夫かどうかを画面で問いかけ、応答がない場合には自動で登録した緊急連絡先に知らせてくれます。また、いつでもホームボタンを5回連続で押せば、手動でSOSを発信することも可能です。自分はもちろん、離れて暮らす家族に持ってもらうにも、心強い機能だと感じました。

Galaxy Watch7の主なヘルスケア機能

  • 搭載センサー:サムスンバイオアクティブセンサー(光学式心拍数、電気心拍、生体電気インピーダンス分析)、赤外線温度センサーなど
  • 主な測定項目:心拍数 、血中酸素レベル、ストレス、睡眠 、体組成 、皮膚温度 、AGEs指数
  • 新機能:エナジースコア 、AGEs指数
  • 睡眠分析:睡眠スコア、睡眠ステージ、いびき検出、睡眠コーチング
  • 安全機能:転倒検知、緊急SOS
  • 連携アプリ:Samsung Health 、Google Fit(Health Connect経由)

まとめ:ヘルスケア機能

  • 総合的な健康管理:高精度なセンサーで心拍数から体組成まで多彩な項目を測定でき、『Samsung Health』アプリでデータを分かりやすく一元管理・分析できる。
  • 新機能:日々のコンディションを数値化するエナジースコアは活動の目安として役立つが、AIのさらなる進化に期待。AGEs指数はまだ発展途上の先進機能。
  • 睡眠トラッキング:詳細なデータ分析とパーソナルなコーチング機能が秀逸で、睡眠の質の改善に直結する。『Pokémon Sleep』との連携は、楽しく続けられる大きな魅力。
  • 安心機能:転倒検知や緊急SOSなど、自分や大切な家族の万が一に備える「お守り」としての価値も高い。

バッテリー:Galaxy Watch7の持続力と充電性能、その実力は?

ここでは、多機能スマートウォッチの永遠の課題ともいえるバッテリー性能について、Galaxy Watch7が私たちの期待に応えてくれるのかを深掘りします。公称値だけではわからない実際のバッテリー持続時間、そしてその弱点を補う充電性能について、前モデルのGalaxy Watch6との比較や、日々の生活の中でのリアルな使用感を交えながら、正直にレビューしていきます。

公称値と実使用でのギャップ、正直なバッテリー持続力

Galaxy Watch7の購入を検討する上で、最も気になるのがバッテリーの持続時間でしょう。結論から言うと、その性能は「いまひとつ」というのが正直な感想です 。公式スペックでは、常時表示(AOD)オフで最大40時間、オンで最大30時間とされていますが 、これはあくまで理想的な条件下での数値。実際に日常生活で使ってみると、その印象は少し異なります。

例えば、月曜の朝に100%の状態で使い始め、通勤中の通知確認、日中の活動量測定、夜にはGPSを使った1時間のランニング、そして睡眠トラッキングとフルに活用したところ、火曜日の夜にはバッテリー残量が15%を切り、充電を促されました。まさに「丸2日が限界」 という感覚で、毎日の充電が基本の運用スタイルになります。Galaxy Watch6(44mm)とバッテリー容量は425mAhと変わらないため 、持続時間が劇的に向上したわけではなく、進化したプロセッサーや多機能性とのトレードオフと言えるでしょう。

急速充電は救世主? 日々の充電サイクルと運用法

バッテリー持ちの短さを補ってくれるのが、その「急速充電」性能です 。このおかげで、バッテリーに関するストレスは大幅に軽減されます。私の場合、毎朝の身支度をしている間や、夜の入浴中の30分ほど専用のワイヤレス充電ドックに置くだけで、日中や睡眠中の使用には十分なバッテリー量を確保できています。この「こまめな充電」を生活のルーティンに組み込んでしまえば、バッテリー切れを心配することはほとんどありません。

充電器にセットすると、ディスプレイに充電完了までの予測時間が表示されるのも親切で、スケジュールが立てやすいです 。ただし、残量10%の状態からフル充電までは1時間半弱かかることもあり 、「もう少し速ければ」と感じる瞬間もあります。それでも、この充電速度がなければ、多機能なGalaxy Watch7を快適に使いこなすことは難しかったでしょう。まさに、バッテリー性能の短所を補う救世主的な機能です。

バッテリーを長持ちさせるためのヒント

もしあなたが、GPSを使った長時間のワークアウトや音楽再生を毎日行うようなヘビーユーザーでなければ、いくつかの設定を見直すだけで、バッテリーの持続時間は заметноに改善します。最も効果的なのは、「常時表示ディスプレイ(AOD)」をオフにすること。そして、「手首を上げて画面をオン」にする設定を活用することです。

私も実際にこの設定で数日間試したところ、これまで1.5日ほどで充電が必要だったのが、丸2日間、使い方によっては3日目の朝まで持つようになりました。さらに、普段使わないアプリからの通知をオフに設定すれば、より長く使い続けることが可能です。Galaxy Watch7のバッテリー性能は、ユーザーのライフスタイルや設定次第で大きく変わるため、自分に合った最適な運用方法を見つけることも、このウォッチを使いこなす楽しさの一つと言えるかもしれません。

Galaxy Watch7のバッテリー仕様

  • バッテリー容量(44mm): 425 mAh (標準)
  • バッテリー容量(40mm): 300 mAh
  • 使用時間(AOD未使用時): 最大40時間
  • 使用時間(AOD使用時): 最大30時間
  • 充電方式: 急速充電(WPCベースのワイヤレス充電)

まとめ:バッテリー

  • バッテリー持続時間:多くの機能を搭載しているため、実使用では1.5日から2日が限界。毎日の充電を前提とした運用が必要。
  • 充電性能:急速充電に対応しており、生活サイクルの中に30分程度の短時間充電を組み込むことで、バッテリー持続時間の短さを十分にカバーできる。
  • 運用方法:常時表示をオフにするなど、設定をカスタマイズすることで持続時間は大きく改善する。自分の使い方に合わせた設定が快適に使う鍵。
  • 総合評価:バッテリー持ちは確かに弱点だが、それを補って余りある急速充電性能と多機能性を理解すれば、日々の活動を支える強力なパートナーになる。

Galaxy Watch7とGalaxy Watch6のスペック比較

Galaxy Watch7は、前モデルのGalaxy Watch6から着実な進化を遂げています。特に内部性能の向上が著しく、より快適な操作性と将来性を感じさせます。ここでは、両モデルの主なスペックを比較し、その違いが日々の使い勝手にどう影響するのかを解説します。

プロセッサー

  • Galaxy Watch7: Exynos W1000 (3nm, 5コア)
  • Galaxy Watch6: Exynos W930 (5nm, 2コア)
  • 違い:Galaxy Watch7は、より微細な3nmプロセスで製造された5コアの新しいプロセッサーを搭載しています。これにより、アプリの起動や画面の切り替えがよりスムーズになり、全体的なパフォーマンスが向上しています。

ストレージ容量

  • Galaxy Watch7: 32GB
  • Galaxy Watch6: 16GB
  • 違い:ストレージ容量が2倍に増加しました。音楽やポッドキャストをウォッチにダウンロードして楽しむユーザーや、多くのアプリをインストールしたいユーザーにとって、この差は非常に大きいです。

GPS

  • Galaxy Watch7: デュアルバンドGPS (L1+L5) 対応
  • Galaxy Watch6: シングルバンドGPS
  • 違い:Galaxy Watch7は、2つの周波数帯を利用するデュアルバンドGPSに対応したことで、測位精度が大幅に向上しました。特に高層ビルが立ち並ぶ都市部など、GPSの電波が届きにくい場所でも、より正確なルート記録が可能になります。

OS

  • Galaxy Watch7: Wear OS 5 (One UI 6 Watch)
  • Galaxy Watch6: Wear OS 4 (One UI 5 Watch)
  • 違い:より新しいOSを搭載しており、将来的な機能追加やセキュリティアップデートの面で有利です。Galaxy AIなどの新機能は、この新しいOSを基盤としています。

AI機能

  • Galaxy Watch7: Galaxy AI 対応(エナジースコア、スマートリプライなど)
  • Galaxy Watch6: Galaxy AI 非対応(アップデートで一部機能が追加される可能性あり)
  • 違い:Galaxy Watch7は、サムスンの最新AI技術「Galaxy AI」にネイティブ対応しています。これにより、メッセージの返信提案や個人の活動レベルに応じたアドバイスなど、よりパーソナライズされた体験が可能になりました。

ディスプレイ

  • Galaxy Watch7 (44mm): 1.5インチ Super AMOLED (480×480)
  • Galaxy Watch6 (44mm): 1.5インチ Super AMOLED (480×480)
  • 違い:ディスプレイのサイズや解像度といった基本スペックに違いはありません。どちらも非常に明るく、屋外での視認性に優れた高品質なディスプレイを搭載しています。

バッテリー容量

  • Galaxy Watch7 (44mm): 425mAh
  • Galaxy Watch6 (44mm): 425mAh
  • 違い:バッテリー容量は両モデルで同じです。そのため、バッテリー持続時間も公称値では最大40時間と変わらず、実際の使用感でも大きな差はありません。

まとめ:Galaxy Watch7とGalaxy Watch6の違い

Galaxy Watch7Galaxy Watch6の最も大きな違いは、内部性能の飛躍的な向上にあります。新しいプロセッサーと倍増したストレージは、日々の操作をより快適にし、デュアルバンドGPSはアウトドアアクティビティの質を高めてくれます。また、Galaxy AIの搭載により、単なるスマートウォッチから「賢いアシスタント」へと進化を遂げています。

一方で、ディスプレイの品質やバッテリー容量といった基本的なハードウェアは共通している部分も多く、外観デザインも大きな変更はありません。そのため、すでにGalaxy Watch6を持っていて現状に満足しているユーザーであれば、急いで買い替える必要性は低いかもしれません。しかし、これから新たに購入する方や、より高いパフォーマンス、正確なGPS、そしてAIによる新しい体験を求める方にとって、Galaxy Watch7は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

Galaxy Watch7のメリット・デメリット

ここでは、Galaxy Watch7を前モデルのGalaxy Watch6と比較しながら、そのメリットとデメリットを正直にレビューしていきます。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【メリット】

メリット1:進化したプロセッサーと倍増したストレージ

Galaxy Watch7は、3nmプロセスの5コアプロセッサー「Exynos W1000」を搭載しており、Galaxy Watch6のプロセッサーから大幅に進化しています 。この恩恵は、実際に操作してみるとすぐに体感できます。アプリの起動や画面の切り替えは「ヌルヌルサクサク」という表現がぴったりの滑らかさで、ストレスを感じることがありません 。

さらに、ストレージ容量がGalaxy Watch6の16GBから32GBへと倍増した点も大きなメリットです 。これにより、『Spotify』などからより多くの楽曲をダウンロードしてオフラインで楽しんだり、たくさんのアプリをインストールしたりと、活用の幅が大きく広がりました。

メリット2:高精度なGPS機能

日常的にランニングをする私にとって、GPSの精度は非常に重要です。Galaxy Watch7は、新たにL1とL5の電波を同時に受信する「デュアルバンドGPS」に対応しました 。この進化は絶大で、特に高層ビルが立ち並ぶ都市部での精度が格段に向上しています。

以前Galaxy Watch6を使っていた際は、ビル街でルートが少し乱れることがありましたが、Galaxy Watch7では道の左右どちらを走ったかまで正確に記録されるほどです 。GPSの測位も非常に速く、ランニングを始めるとすぐに準備が整います。この安心感は、都市部でトレーニングをするユーザーにとって、何よりのメリットと言えるでしょう。

メリット3:豊富なヘルスケア機能とアプリ連携

Galaxy Watch7のヘルスケア機能の充実度は、他のスマートウォッチと比較してもトップクラスです 。詳細な睡眠分析や体組成測定といった機能が、追加料金なしですべて無料で利用できるのは大きな魅力です 。

さらに、Wear OSを搭載しているため、Google Playストアから様々なアプリを追加できます 。私が特に気に入っているのは『Pokémon Sleep』との連携です 。これにより、スマホを起動しっぱなしにすることなく、ウォッチを着けて眠るだけで睡眠計測が完了します。また、『Google Fit』とも連携できるため、健康データを一元管理しやすいのも嬉しいポイントです 。

メリット4:FeliCa対応による便利な決済機能

Galaxy Watch6から対応したFeliCa機能は、Galaxy Watch7でも引き続き搭載されており、その利便性は健在です 。SuicaやiD、QUICPayに対応しているため、駅の改札やコンビニでの買い物も、手首をかざすだけで一瞬で完了します 。

セットアップに少し手間取るという声もありますが、一度設定してしまえば、その快適さは手放せなくなります 。スマートフォンをカバンから取り出す必要がないため、荷物で両手がふさがっている時など、そのありがたみを実感する場面は非常に多いです。

【デメリット】

デメリット1:物足りないバッテリー持続時間

Galaxy Watch7最大の弱点は、バッテリー持続時間です。多くの機能を詰め込んでいるためか、公称値(最大40時間)ほどのスタミナは実感できず、実際には1.5日から2日程度の使用で充電が必要になります 。これは、バッテリー容量がGalaxy Watch6から据え置かれているため、仕方のない部分かもしれません。

睡眠トラッキングも含めてフル活用する場合、毎日の充電が基本となります。数日間の旅行や出張の際には、専用の充電器を忘れると致命的になるため、注意が必要です。

デメリット2:大きな変化に乏しいデザイン

Galaxy Watch6のユーザーがGalaxy Watch7を手に取った場合、デザイン面に大きな驚きはないかもしれません。全体のフォルムやサイズ感は前モデルと非常によく似ており、革新的なデザイン変更というよりは、細部を洗練させたマイナーチェンジという印象です 。

もちろん、質感は向上しており、ミニマルで美しいデザインであることは間違いありません 。しかし、見た目の変化を期待して買い替えを検討している場合は、少し物足りなさを感じる可能性があります。

デメリット3:一部機能の未成熟さと限定的な利用

Galaxy Watch7には、「AGEs指数」の測定といった先進的な新機能が搭載されていますが、まだ「ラボ」機能の段階で、どう活用すれば良いのか分かりにくいのが現状です 。また、心電図や血圧測定といった機能は、海外では利用できても日本では認可されておらず、使うことができません 。

さらに、体組成測定機能も、すでに体組成計付きの体重計を持っているユーザーにとっては、わざわざウォッチで測る必要性が薄く、やや中途半端な機能に感じられるかもしれません 。

デメリット4:標準付属バンドのサイズ問題

これは細かい点ですが、見逃せないデメリットです。標準で付属してくるバンドが、腕の細い人にとっては大きすぎることがあります 。私自身も、一番きつい穴で留めても少し緩く感じることがありました。

もちろん、20mm幅の汎用バンドに交換すれば解決しますが、購入してすぐに自分に合わない可能性があるというのは、少し残念なポイントです。購入を検討している、特に腕が細めの方は、一度試着してみることをお勧めします。

Galaxy Watch7のスペック(仕様)一覧

  • モデル 40mmモデル / 44mmモデル
  • ディスプレイ Super AMOLED、フルカラー Always On Display、サファイアクリスタル
    ※40mmモデル:1.31インチ、解像度432 x 432 px
    ※44mmモデル:1.47インチ、解像度480 x 480 px
  • クラウン なし
  • プロセッサ Exynos W1000
    ※5コア/3mm
  • RAM(メモリ)2GB
  • ストレージ 32GB
  • バッテリー 40mm:300 mAh、44mm:425 mAh
  • 駆動時間 最大40時間
  • 充電 急速充電(WPCベースのワイヤレス充電)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
    ※LETモデルもあり(eSIM)
  • 衛星測位 GPS (L1+L5) 内蔵(GPS/Glonass/Beidou/Galileo対応)
  • NFC/Felica Google ウォレット アプリによる決済機能
  • インターフェース 充電端子、ボタン
  • センサー サムスン バイオアクティブ センサー(光学式バイオシグナルセンサー+生体電気インピーダンス分析)、温度センサー、加速度センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、光センサー
  • スピーカー/マイク 内蔵・通話も可
  • 防水防塵 IP68防水防塵、5気圧防水
  • 耐久性 MIL-STD-810Hに準拠
  • 対応OS Android 11 以降(メモリ 1.5GB以上)
  • OS Wear OS Powered by Samsung (Wear OS 5)
  • UI One UI 6 Watch
  • サイズ 40mmモデル:40.4 x 40.4 x 9.7 mm
    ※44mmモデル:44.4 x 44.4 x 9.7 mm
  • 重量 40mmモデル:28.8g
    ※44mmモデル:33.8 g
  • カラー 40mmモデル:グリーン、クリーム
    ※44mmモデル:グリーン、シルバー

Galaxy Watch7の評価

Galaxy Watch7を装着して、靴紐を結んでいる。

8つの評価基準で「Galaxy Watch7」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
Super AMOLED(有機EL)ディスプレイは極めて明るく鮮やかで、夏の強い日差しの下でも視認性は抜群です。

健康管理・スポーツ:★★★★★
精度の高いセンサー類、詳細な睡眠分析、そして大幅に進化したデュアルバンドGPSにより、健康と運動の記録において最高クラスの体験を提供します。

機能性:★★★★★
Suica等のFeliCa決済、Wear OSによる豊富なアプリ、実用的なGalaxy AI機能、倍増したストレージなど、スマートウォッチに求められる機能がほぼ全て揃っています。

バッテリーの持ち:★★☆☆☆
最大の弱点であり、多機能・高性能と引き換えに、実質1.5日~2日程度の持続時間です。毎日の充電が基本の運用となります。

耐久性:★★★★★
サファイアクリスタルガラスとアーマーアルミニウム、高い防水防塵性能により、日常使いからアクティブなシーンまで安心して使えます。

ファッション性:★★★★☆
洗練されたデザインと豊富なウォッチフェイス、交換しやすいバンド構造でファッション性は高いですが、標準バンドのサイズやカラー展開は好みが分かれるかもしれません。

価格:★★★☆☆
機能相応のプレミアム価格ですが、前モデルから値上がりしており、バッテリー性能を考えるとコストパフォーマンスは良いものの、最高とは言えません。

使いやすさ:★★★★☆
プロセッサーの進化で動作は非常に滑らかです。タッチやジェスチャー操作も快適ですが、一部機能の初期設定には少し手間がかかることがあります。

【総評】★★★★☆

ほぼ完璧なAndroidスマートウォッチ、ただし「バッテリー」という大きな課題と共に

Galaxy Watch7は、間違いなく現在市場にあるAndroidスマートフォン向けスマートウォッチの中で、最も高機能で完成度の高い一台です。進化したプロセッサーによる滑らかな操作感、都市部でも驚くほど正確なGPS、そして日々の生活を豊かにする多彩な健康管理機能とスマート機能。その一つ一つが最高レベルにあり、使うたびに満足感を得られます。

しかし、その輝かしい性能の影に、大きな課題が存在します。それが、前モデルのGalaxy Watch6から改善が見られなかったバッテリー持続時間です。

圧倒的な機能性とパフォーマンス

Galaxy Watch7の魅力は、その圧倒的なパフォーマンスにあります。アプリの起動は瞬時で、画面の切り替えに待たされることはありません。特に、デュアルバンドGPSの搭載は、ランニングやサイクリングを日課にするユーザーにとって、これ以上ない恩恵をもたらします。詳細な分析が可能な『Samsung Health』アプリとの連携も秀逸で、自分の体を深く理解し、改善していくプロセスを楽しみながら行えます。

さらに、SuicaやiDが使えるFeliCa決済の利便性は、一度体験すると手放せなくなるほど。Galaxy AIによる「スマートリプライ」などの新しい機能も、日常の些細な手間を確実に減らしてくれます。これら全ての機能が、手首の上の一台に集約されているのです。

最大の課題はバッテリー

これだけの高性能と引き換えに、犠牲になったのがバッテリーです。睡眠計測を含めてフル活用すると、2日目には充電が必要になるため、毎日の充電が習慣になります。急速充電に対応しているため、朝の身支度の間などに充電すれば運用は可能ですが、数日間の旅行や出張では充電器が必須です。この一点が、完璧なスマートウォッチになることを妨げている最大の要因と言えるでしょう。

こんな人におすすめ

結論として、Galaxy Watch7は「バッテリーの管理を厭わず、とにかく最高の機能と性能を求める人」に強くおすすめできるデバイスです。特に、Androidユーザーで、高精度なスポーツトラッキングや詳細な健康管理、そして便利な決済機能を一台で完結させたいなら、これ以上の選択肢はないでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

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Galaxy Watch7の価格・購入先

Galaxy Watch7 本体の正面

※以下の価格は、2025/7/4調査のものです。

サムスン オンラインショップ

  • Bluetooth, 44 mmモデルで62,700円、
  • LTE, 44 mmモデルで79,640円、

で販売されています。

サムスン公式ショップで「Galaxy Watch7」をチェックする

※支払い方法はクレジット/デビットカード、代金引換、あと払い(ペイディ)一括・分割、Pay Payです。

ドコモ(オンラインショップ)

  • 40mm一括で73,150 円、
  • 44mm一括で79,640 円、

で販売されています。

ドコモ「Galaxy Watch7」をチェックする

au(オンラインショップ)

44mm一括で85,140 円(税込)、で販売されています。

auで「Galaxy Watch7」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで49,800円(SM-L310NZSJXJP)、
  • 楽天市場で46,980円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで44,980円(送料無料)、
  • AliExpressで21,878円、
  • 米国 Amazon.comで$199.39、

で販売されています。

Amazonで「Galaxy Watch7」をチェックする

楽天市場で「Galaxy Watch」をチェックする

ヤフーショッピングで「Galaxy Watch7」をチェックする

AliExpressで「Galaxy Watch7」をチェックする

米国 Amazon.comで「Galaxy Watch7」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較

Galaxy Watch7」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Amazfit Balance 2

Amazfitから発売されたZepp OS 5搭載のスマートウォッチです(2025年6月24日に発売)。

1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準使用で最大21日間駆動できるバッテリー、32GBストレージ、デュアルスピーカー、高性能マイク、BioTracker™ PPGセンサーを搭載しています。

また、ゴルフ機能、ダイビング機能、、10気圧防水、MIL規格準拠(6項目)、170種類以上のスポーツモード、AI機能(Zepp Flow™、Zepp Coach™)、BioChargeスコア(エネルギー残量)、レディネススコア(回復度)、表面温度測定、心拍変動 (HRV) 測定、ワンタップ測定に対応。

音声メモ録音 & AI議事録、音楽再生(単体・ストレージ)、Bluetooth通話、デュアルバンド6衛星測位(GPS)、オフラインの等高線マップナビゲーション機能、ミニアプリの追加、にも対応しています。

価格は、Amazonで43,890円(税込)、楽天市場で43,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,890円、米国 Amazon.comで$299.99、です。

関連記事:Amazfit Balance 2徹底レビュー!初代モデルとの違いを比較・評価

HUAWEI WATCH 5

ファーウェイから発売されたハイエンドなスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

1.38インチ/1.5インチ LTPO 2.0 AMOLEDカラースクリーン(解像度466×466ピクセル, 最大輝度3000nit)

46mmモデル標準モード通常使用で約4.5日間、42mmモデル標準モード通常使用で約3日間駆動できるバッテリー、光学式心拍センサー 6.0を搭載しています。

また、HUAWEI X-TAP技術を活用したヘルスケアチェック、ヘルスケアチェック機能「Health Glance」、高性能NPUを活用したスマートジェスチャー操作、心電図(ECG)・心拍数・睡眠・血中酸素(10秒)・ストレス・体温のモニタリング、情緒モニタリング機能、100種類以上のワークアウトモード、ゴルフナビ機能、カラーマップナビゲーションに対応。

5気圧防水(IP69準拠、水深40mまでのフリーダイビングに対応)、ワイヤレス急速充電(約15分の充電で約1日使用可能)、、音楽ファイルの保存と再生、ウォッチフェイスのカスタマイズ、HUAWEI Healthアプリ、アプリ追加(HUAWEI AppGallery)、Wi-Fi 6、eSIMによるBluetooth通話、L1+L5デュアルバンド対応マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、などにも対応しています。

価格は、Amazonで64,800円(税込・ブラックモデル・パープル、ベージュは69,800円)、楽天市場で64,800円~(送料無料)、です。

関連記事:HUAWEI WATCH 5徹底レビュー!WATCH 4と機能・健康管理を比較

Garmin vivoactive 6

Garminから発売された独自OS搭載のスマートウォッチです(2025年4月10日に発売)。

直径1.2インチ(30.4 mm)の鮮やかなAMOLEDタッチスクリーン(常時表示オプション対応、390 x 390ピクセル)、スマートウォッチモードで約11日間(常時表示モードで約5日間)、GPSモードで約21時間駆動できるバッテリー、8GBのメモリ、Garmin Elevateリストベース心拍計、内蔵センサー(コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、環境光センサー、別売りのtempeセンサーで温度測定も可能)を搭載しています。

また、80種類以上のスポーツアプリ(車いすモード対応)、「スマート起床アラーム」、カスタマイズ可能なモーニングレポート、「MOVEアラート」、「モビリティアクティビティ」、SuicaおよびGarmin Payによる非接触決済、音楽再生・音楽保存機能、セーフティ機能(事故検出・援助要請)、高精度なマルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき、BeiDou)、クイックリリースに対応した20mmバンドに対応しています。

さらに、血中酸素、睡眠モニタリング(睡眠スコアと睡眠コーチ)、Body Battery、ストレスレベル計測、呼吸、スマートフォン通知(テキストメッセージ、着信、アプリ通知など)、ワイヤレス接続(Bluetooth, ANT+, Wi-Fi)、Garmin Connectアプリ、Connect IQストア、Garmin Messengerアプリ、Garmin Golfアプリとの連携、5気圧防水にも対応しています。

価格は、Amazonで48,000円(税込)、楽天市場で47,955円(送料無料)、ヤフーショッピングで47,955円(送料無料)、です。

関連記事:Garmin vivoactive 6徹底レビュー!前モデルからの進化点を解説

Apple Watch Series 10

Appleから発売されたwatchOS 11搭載のスマートウォッチです。

厚さ9.7 mmのアルミニウム / チタニウムケース、42mm / 46mmの Retina(広角OLED)ディスプレイ、Apple S10 Sip デュアルコア プロセッサ、1GBメモリ、64GB ストレージ、通常使用時で最大18時間 駆動できるバッテリー、水深計、水温センサーを搭載しています。

また、オーディオ再生(音楽再生)、「潮位アプリ」、ダブルタップのジェスチャーの操作、睡眠時無呼吸症の検知、水中アクティビティの詳細な測定、Siri音声操作、Apple Pay、Suica決済、心電図の測定、

高速充電(約30分で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、50m防水、IP6X等級の防塵、緊急SOS、、衝突事故検出、転倒検出、Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3、GPS、4G通信(※セルラーモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで58,592円(税込)、楽天市場で80,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,960円、です。

関連記事:Apple Watch Series 10徹底レビュー!Series 9と比較

Google Pixel Watch 3

Googleから発売されたWear OS 5.0搭載のスマートウォッチです。

Qualcomm SW5100、2GB メモリ、1.6/1.7インチのActua液晶、32 GB eMMCストレージ、 307 mAh / 420 mAh バッテリー、スピーカー、マイク搭載で、

高度なランニング機能、Suica決済、音楽再生、Bluetooth通話、4G通信(LETモデルのみ)、「朝の​ブリーフィング」​​機能、Googleサービスの連携、最大輝度 2000 ニト、カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5、安全確認機能、40種類以上のスポーツモード、自動検出、エナジースコア、有酸素運動負荷、バッテリー セーバーモード(最長36時間)、5気圧防水、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで56,793円(税込)、楽天市場で52,800円、ヤフーショッピングで49,800円、AliExpressで62,020円、です。

関連記事:Pixel Watch 3徹底レビュー!できること・評価・進化点を比較解説

Galaxy Watch FE

サムスンから発売されたWear OS 4とOne UI 5 Watchを搭載した低価格なスマートウォッチです。

1.2インチのSuper AMOLED スクリーン、Exynos W920、1.5GBメモリ、16GBストレージ、最大40時間 駆動時できる247 mAhバッテリー、GPSセンサー搭載で、

100以上のワークアウトモード、睡眠コーチ、転倒検知、SOS機能、ワイヤレス充電、4衛星測位、体組成の測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで34,755円(税込)、楽天市場で38,230円(送料無料)、ヤフーショッピングで38,230円(送料無料)、米国 Amazon.comで$199.99です。

関連記事:「Galaxy Watch FE」とWatch7、Ultraを比較

Galaxy Watch Ultra

サムスンから発売されたWear OS 5とOne UI 6 Watchを搭載したハイエンドなスマートウォッチです。

1.5インチののSuper AMOLED スクリーンを搭載。Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、省電力モードで最長 100時間 駆動する590 mAh バッテリー、スピーカー、マイク、新しいバイオアクティブセンサー搭載で、

AI機能、IP68防水防塵と10気圧防水、4G LET通信、サイレン、ルート、トラックバック機能SOS機能、転倒検知機能、デュアル周波数GPSシステム、FeliCa 電子マネー決済、クイックボタン、ナイトモード、クッション設計、10Wワイヤレス充電、100種のスポーツモードに対応しています。

価格は、Amazonで125,399円 (税込)、楽天市場で139,630円(送料無料)、米国 Amazon.comで$349.99 (40mm、LETモデル/日本円で約54720円)です。

関連記事:上位版「Galaxy Watch Ultra」と標準版 Watch7の違い

HUAWEI WATCH GT 5

ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売)。

1.32/1.43インチのAMOLEDカラーディスプレイ、通常使用で約7日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、TruSenseシステム、100種類以上のワークアウトモード、フルカラーマップ表示、ランニングフォーム分析、情緒の測定機能、キーボード入力機能、スクリーンショット機能、EasyFit 3.0ベルト、ワイヤレス充電、

5気圧防水 + IP69K防水防塵、ヒマワリ型アンテナ、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマートフォン探索、GNSS、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)に対応しています。

価格は、Amazonで28,800円(Pro版は38,573円)、楽天市場で27,710円(送料無料・Pro版は39,410円)、ヤフーショッピングで27,718円(Pro版は39,418円)、AliExpressで31,331円、です。

関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較

他のサムスン スマートウォッチと比較

他にもサムスンのスマートウォッチが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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