HUAWEI WATCH 5徹底レビュー!WATCH 4と機能・健康管理を比較

HUAWEI WATCH 5を装着している。
2025年6月3日に発売された「HUAWEI WATCH 5」は、スマートウォッチを再定義する新技術「HUAWEI X-TAP」を初搭載し、その革新的な健康管理機能と洗練されたデザインで注目を集めるフラッグシップモデルです。

このレビューでは、HUAWEI WATCH 5が日々の健康管理やワークアウトをどれだけ進化させるのか、前モデル「HUAWEI WATCH 4」からどのように進化したのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

HUAWEI WATCH 5 の長所 (Pros):

  • 革新的な「HUAWEI X-TAP」により、心電図や血中酸素など8つの健康指標を指先ひとつで手軽に測定可能
  • 最大輝度3000ニトのLTPO 2.0 AMOLEDと球面サファイアガラスによる、屋外でも抜群の視認性と高級感
  • 標準モードで最大4.5日間(46mmモデル)持続するバッテリーと、15分で約1日分使える急速充電
  • チタン合金や904Lステンレススチールなど上質な素材を採用し、デザインの選択肢が大幅に増加
  • 40mフリーダイビングやゴルフナビ機能など、専門性の高いスポーツモードが充実
  • Wi-Fi 6対応や高精度デュアルバンドGNSS、直感的なスマートジェスチャーによる快適な操作性

HUAWEI WATCH 5 の短所 (Cons):

  • Apple WatchやWear OS機と比較すると、サードパーティ製アプリの種類がまだ少ない
  • NFC決済機能はあるが、国内での利用範囲が限定的
  • eSIMがワンナンバーサービスに非対応で、ウォッチ専用の番号が必要

総合評価:

HUAWEI WATCH 5は、最先端の技術で日々の健康を詳細に管理したい方や、卓越したディスプレイ品質と上質なデザインを求める方にとって、現時点で最も有力な選択肢の一つです。一方で、アプリ連携や決済の利便性を最優先する方は、自身の利用シーンと照らし合わせて検討する必要があります。

この記事で分かること

  • 新機能「HUAWEI X-TAP」で何ができる?Health Glanceの実力と使い方
  • HUAWEI WATCH 5と前モデルHUAWEI WATCH 4のスペック・機能の進化点を徹底比較
  • ディスプレイはどれくらい綺麗?球面サファイアガラス3000ニトの明るさをレビュー
  • Apple Watch Series 11やGalaxy Watch8などライバル機種との違いとHUAWEI WATCH 5の強み
  • バッテリーは実際どれくらい持つ?標準モード節電モードの実力を検証
  • ゴルフナビフリーダイビングなど、進化したワークアウト機能の詳細
  • Wi-Fi 6高精度GPSなど、接続性能の向上によるメリット
  • 新操作「スマートジェスチャー」の使い勝手と便利な機能
  • 46mmと42mmモデル、チタンとステンレススチールの違いと選び方
  • ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  • 専門家による5段階評価と詳細な総評
  • 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「HUAWEI WATCH 5」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:HUAWEI WATCH 5 – HUAWEI 日本

外観とデザイン:HUAWEI WATCH 5 素材とラインナップが織りなす上質感

HUAWEI WATCH 5 本体 正面のデザイン

ここでは、HUAWEI WATCH 5外観とデザイン、特に素材の進化とラインナップの拡充によって、前モデルHUAWEI WATCH 4からどのように魅力が増したのかを詳しく見ていきます。

HUAWEI WATCH 4からの進化点 – 選べる喜びと確かな質感

前モデルのHUAWEI WATCH 4は、46mmのブラックモデル(サージカルステンレス製)のみの展開でした 。これはこれで完成されたデザインでしたが、HUAWEI WATCH 5では、ユーザーの多様なニーズに応えるべく、ラインナップが大幅に拡充されました。具体的には、従来の46mmモデルに加えて、よりコンパクトな42mmモデルが登場。さらに、それぞれのモデルで異なる素材とカラーバリエーションが用意されたのです 。

HUAWEI WATCH 5の側面。ボタン。

46mmモデルでは、シックなブラック(316Lステンレススチールボディ)と、個性が際立つパープル(チタン合金ボディ)の2種類。そして42mmモデルでは、上品なベージュ(904Lステンレススチールボディ)が用意されています 。実際に複数のモデルを比較してみると、HUAWEI WATCHシリーズが常にデザイン面で新しい試みを取り入れていることを改めて感じます。

HUAWEI WATCH 5は、全体として非常にエレガントで洗練された印象を保ちつつも、それぞれの素材とカラーが見事に調和し、ユーザーが自分らしい一本を選べる喜びを提供してくれていると感じました。

各モデルの素材が生み出す個性と高級感

HUAWEI WATCH 5 3色のカラーバリエーション

HUAWEI WATCH 5の魅力は、ラインナップの多様性だけではありません。各モデルに採用された素材が生み出す、それぞれの個性と高級感が、所有感を格段に高めてくれます。

まず、46mmのブラックモデル。こちらには316Lステンレススチールが採用されており、HUAWEI WATCH 4のサージカルステンレスからさらに質感が向上しています 。この素材は医療器具にも用いられるほど堅牢で、美しい光沢を放ちます 。手に持った時の適度な重みと、クラシックで深みのあるデザインは、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く対応できる安心感があります 。

次に、46mmのパープルモデル。こちらは航空宇宙グレードのチタン合金がケース素材として採用されています 。チタンならではの軽やかさと、ステンレススチールを凌ぐ強度、そして独特の落ち着いた輝きは、まさに特別な一本と言えるでしょう。実際にこのパープルモデルを試着した際には、その色味の絶妙さに感心しました。派手すぎない、深みのあるパープルはグレーに近い色調で、チタンの質感と相まって非常に上品な印象。まさに大人のためのカラーリングだと感じました 。

HUAWEI WATCH 5のケース。側面。

そして、新たに加わった42mmのベージュモデル。ケースには904Lステンレススチールが採用されています 。この素材もまた、高い耐久性と美しい輝きを兼ね備えており 、よりコンパクトなサイズ感と相まって、手首にしっくりと馴染みます。全体的にミニマルで洗練されたデザインは、まるで高級なアナログ時計のよう。日常的に身に着ける中で、ふとした瞬間にその美しさに気づかされる、そんな魅力があります。

細部へのこだわりと操作性

HUAWEI WATCH 5の側面をタッチする様子

HUAWEI WATCH 5は、全体のシルエットだけでなく、細部の作り込みにもこだわりが感じられます。ケース右側面には、引き続き操作性の良い回転式リューズと、カスタマイズ可能なショートカットボタンが配置されています 。これらのボタンのクリック感も心地よく、日常的な操作をスムーズに行えます。

自分らしさを表現する多彩なウォッチフェイス

HUAWEI WATCH 5のウォッチフェイス

時計の「顔」とも言えるウォッチフェイスカスタマイズ性が高いのもHUAWEI WATCH 5の大きな魅力です。情報量の多いスポーティーなデザインから、エレガントなアナログ風、さらにはインタラクティブなアニメーションを取り入れたものまで、非常に多彩なウォッチフェイスが用意されています (※アプリAppGalleryからダウンロードが可能)。

気分や服装、利用シーンに合わせてウォッチフェイスを簡単に変更できるため、毎日新鮮な気持ちでウォッチを身に着けることができます。特定の文字盤では、HUAWEI X-TAPセンサーを利用したダイナミックなアニメーションも楽しめ、時計を見るたびに新しい発見があるかもしれません 。

スタイルに合わせて選べるベルト

HUAWEI WATCH 5に付属するバンド。

付属するベルトも、モデルごとに最適なものが組み合わされています。46mmブラックモデルには耐久性の高いブラック・フルオロエラストマーベルト46mmパープルモデルにはパープル・コンポジットベルト、そして42mmベージュモデルにはベージュ・コンポジットベルトが採用されており、時計全体の印象を引き締めています 。これらのコンポジットベルトは表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーが用いられており、デザイン性と耐久性を両立しています 。

また、HUAWEI WATCH 5は標準的な規格のベルトであれば交換も可能なので、別売りのベルトを購入して、さらに自分らしいスタイルを追求することもできます。例えば、HUAWEI WATCH 5 パープル フルオロエラストマーベルト 22mm(3,542円で予約販売)のようなアクセサリーも用意されています 。実際に装着してみると、特に42mmモデルは軽量で手首への収まりが良く、Yシャツの袖口にもすっきりと収まるため、フォーマルな場面でも違和感なく使用できます。

HUAWEI WATCH 5の付属品

  • HUAWEI WATCH ワイヤレススーパーチャージャー(第2世代) × 1
  • クイックスタートガイド(保証とアフターサービスのご案内含む)× 1

まとめ:外観とデザイン

  • ラインナップ拡充:46mmと42mmの2サイズ展開となり、素材とカラーの選択肢が大幅に増加しました。
  • 上質な素材:航空宇宙グレードのチタンや904Lステンレススチールなど、前モデルより質感の高い素材を採用し、高級感と堅牢性を両立しています。
  • 洗練されたデザイン:エレガントなデザインはそのままに、操作性の良い回転式リューズとショートカットボタンで快適な操作性を実現しています。
  • 多彩な文字盤:気分やシーンに合わせて選べる多彩なウォッチフェイスが用意され、ダイナミックなアニメーションを楽しめるものもあります。
  • ベルトの選択肢:各モデルに最適化されたベルトが付属し、別売りの純正ベルトなどで自分好みにカスタマイズも可能です。

ディスプレイ:HUAWEI WATCH 5 球面サファイアガラスとLTPO 2.0の輝き

HUAWEI WATCH 5のディスプレイ。画面は赤色。

ここでは、HUAWEI WATCH 5のディスプレイがいかに進化したのか、特に前モデルHUAWEI WATCH 4と比較しながら、その視覚体験の向上について詳しくレビューしていきます。スマートウォッチのディスプレイは、日々の情報確認からモチベーションを高める美しいウォッチフェイスの表示まで、あらゆる体験の基盤となる重要な要素です。

HUAWEI WATCH 5を実際に使用してまず感じたのは、その圧倒的な表示品質と、まるで情報が手首の上に浮かび上がるかのような没入感でした。

視界を奪う、息をのむほどの没入感 – 球面サファイアガラスと極細ベゼル

HUAWEI WATCH 5のサファイアガラス

前モデルのHUAWEI WATCH 4も、3Dカーブガラスを採用し約72%以上という高い画面占有率を実現していましたが 、HUAWEI WATCH 5はそれをさらに超越する進化を遂げています。まず目を引くのが、ディスプレイ表面に採用された球面サファイアガラスです 。この素材は高級腕時計にも用いられるもので、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇り、日常使用での擦り傷に対する安心感が格段に向上しました。

実際に爪で軽く擦ってみたり、袖口と頻繁に接触させたりしましたが、試用期間中に気になる傷は一切つきませんでした。

さらに驚くべきは、ファーウェイスマートウォッチ史上最も狭いと謳われるベゼル幅です 。46mmモデルでは実測で約2.2mmという極細ベゼルにより、画面占有率はHUAWEI WATCH 4の約72%以上から約80.4%へと大幅に向上しています 。この変化は数値以上に強烈で、ディスプレイサイズ自体が物理的に大きくなったかのような錯覚を覚えるほど。

通知の文字も、カレンダーの予定も、手首いっぱいに広がる情報空間で、格段に見やすくなったと実感しました。まるで縁のない絵画を見ているような、純粋な情報への集中を促すこの没入感は、一度体験すると元には戻れない魅力があります。

太陽の下でも鮮明に – 驚異の3000ニトとLTPO 2.0 AMOLED

HUAWEI WATCH 5のディスプレイ。屋外で使用。

スマートウォッチのディスプレイにとって、屋外での視認性は非常に重要なポイントです。HUAWEI WATCH 4では最大輝度に関する具体的な数値の記載がありませんでしたが 、HUAWEI WATCH 5では最大輝度が驚異の3000ニトへと大幅に向上しました 。この数値は、現行の多くのフラッグシップスマートフォンに匹敵、あるいはそれを凌駕するレベルです。

その効果は絶大で、例えば晴天の公園でランニングアプリのデータを確認する際や、日差しが降り注ぐカフェのテラスでメッセージを読む際も、表示が白飛びしたり見えにくくなったりすることは一切ありませんでした。

以前のスマートウォッチでは、太陽光下で手で影を作ったり、最適な角度を探したりする必要がありましたが、HUAWEI WATCH 5ではそのような煩わしさから解放され、どんな状況でもストレスなく情報を確認できる快適さには感動すら覚えました。

HUAWEI WATCH 5の46mmモデルと42mmモデル

この素晴らしい視認性を支えるもう一つの要素が、LTPO 2.0 AMOLEDディスプレイへのアップデートです 。46mmモデルでは1.5インチ、466×466ピクセルの高解像度(PPI 310)を 、42mmモデルでは1.38インチ、同じく466×466ピクセルの高解像度(PPI 338)を誇り 、文字の輪郭も画像の細部も非常にシャープに表示されます。

LTPO技術の恩恵により、表示内容に応じてリフレッシュレートを動的に調整することで、常時表示(AOD)の美しさとバッテリー持続時間という、相反する要素を高次元で両立しています。実際に常時表示をオンにしていても、バッテリーの減りが極端に早まるという印象はなく、それでいて時計としての視認性は常に確保される安心感がありました。

日常を彩る、表現力豊かなウォッチフェイス

HUAWEI WATCH 5のウォッチフェイス

HUAWEI WATCH 5の進化したディスプレイは、実用性だけでなく、日々の生活に彩りを与えてくれる表現力も格段に向上しています。高精細かつ高輝度、そして広大な表示領域は、HUAWEI WATCH 5のために用意された多彩なウォッチフェイスの魅力を最大限に引き出してくれます。例えば、天気情報と連動して背景が変化するダイナミックなウォッチフェイスや、お気に入りの写真を設定したウォッチフェイスも、まるで小さなアートを手首に着けているかのように楽しむことができました。

特に、情報量の多いウォッチフェイスや、細かなアニメーションが施されたものでも、そのディテールが潰れることなく鮮明に表示されるため、ついつい色々なデザインを試したくなります。以前はバッテリー消費を気にしてシンプルなウォッチフェイスを選びがちでしたが、HUAWEI WATCH 5では、その美しさからアニメーション効果が多用されたウォッチフェイスを積極的に選ぶようになりました。

メッセージの通知に含まれる絵文字や小さなアイコンもくっきりと表示されるため、コミュニケーションのニュアンスもより正確に伝わってくるように感じます。このディスプレイは、単に情報を見るためのツールではなく、日々の体験を豊かにしてくれるパートナーと言えるでしょう。

まとめ:ディスプレイ

  • 画面占有率と素材:HUAWEI WATCH 5は、球面サファイアガラスとファーウェイスマートウォッチ史上最も狭いベゼルを採用し、画面占有率が前モデルHUAWEI WATCH 4の約72%以上から約80.4%へと大幅に向上しました。
  • 最大輝度:最大輝度が3000ニトへと大幅に向上し、HUAWEI WATCH 4では具体的な数値が示されていなかった屋外での視認性が劇的に改善されました。
  • ディスプレイ技術:ディスプレイ技術としてLTPO 2.0 AMOLEDにアップデートされ、高精細な表示(46mm:1.5インチ 466×466 PPI310 、42mm:1.38インチ 466×466 PPI338 )と滑らかな操作感、そして省電力性を高いレベルで実現しています。
  • 総合的な進化:これらの進化により、情報の視認性、ウォッチフェイスの表現力、そして画面への没入感が格段に高まり、日常のあらゆるシーンでの満足度が向上しました。

健康管理機能の革新性:HUAWEI WATCH 5「HUAWEI X-TAP」の実力

HUAWEI WATCH 5のヘルスケア機能。睡眠モニタリングのグラフ。

ここでは、HUAWEI WATCH 5健康管理機能が、新技術「HUAWEI X-TAP」の搭載によってどのように進化したのか、前モデルHUAWEI WATCH 4と比較しながら、その実力と日常にもたらすメリットを詳しくレビューしていきます。スマートウォッチによる健康管理はもはや当たり前の時代ですが、HUAWEI WATCH 5は、その手軽さと精度を新たな次元へと引き上げてくれました。

特に、新搭載の「HUAWEI X-TAP」は、日々の健康意識を自然と高めてくれる画期的な技術だと感じています。

健康管理を再定義する新技術「HUAWEI X-TAP」登場

前モデルのHUAWEI WATCH 4も、光学式心拍センサーや温度センサーなどを駆使し、充実した健康管理機能を提供していました 。しかし、HUAWEI WATCH 5では、それをさらに進化させる革新的なセンサーモジュール「HUAWEI X-TAP」がウォッチ右側面に新たに搭載されました 。これは圧力センサー、心電図に使用する電極、そしてPPG光電式センサーが一体となったもので、従来の手首側での測定に加え、このX-TAP部分に指の腹を当てることで、より多角的かつ精密な生体データの取得を可能にしています 。

HUAWEI WATCH 5の側面のボタン

実際にこのX-TAPを使ってみてまず感じたのは、測定時の安定性の向上です。以前のモデルで心電図などを測定する際は、わずかな体の動きで測定が中断してしまうことがありましたが、HUAWEI WATCH 5では指をそっと添えるだけで、驚くほどスムーズに測定が完了します。これは、センサーの感度や信号処理のアルゴリズムが大幅に改善されたことの証でしょう。この安定感と手軽さが、「HUAWEI X-TAP」による健康管理の大きな魅力の一つだと実感しました。

指先ひとつで総合ヘルスチェック – Health Glanceと8つの主要指標

HUAWEI WATCH 5のHealth Glance機能

HUAWEI X-TAP」の真価を最も体感できるのが、総合的なヘルスケアチェック機能「Health Glance」です 。ウォッチフェイス画面でX-TAP部分に指を約3秒間押し当てるだけでこの機能が起動し、わずか1分ほどで8つもの主要な健康指標をまとめて把握することができます 。

測定できるのは、心電図、心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベル、そしてHUAWEI WATCH 5から新たに追加された心拍変動(HRV)情緒、さらには睡眠時呼吸乱れ(一定期間の装着が必要)といった項目です 。

特に感動的だったのは、血中酸素レベル測定の速さです。HUAWEI WATCH 4では測定に約25秒を要していましたが、HUAWEI WATCH 5ではX-TAPに指を触れてからわずか約10秒で結果が表示されます 。このスピード感は、日常的に血中酸素レベルをチェックするハードルを劇的に下げてくれました。また、心電図測定機能は、日本のプログラム医療機器としての承認(承認番号:30600BZI00035000)を取得しており、約30秒で測定が完了します 。

これにより、自身の心臓の状態を手軽に把握できる安心感は非常に大きいです。新たに追加されたHRVや、最新のセンシングアルゴリズム「HUAWEI TruSense」による情緒モニタリングも、日々の体調変化やメンタル状態を客観的に把握する上で非常に役立つと感じました 。

進化した心拍数測定と安心をプラスする安全機能

HUAWEI WATCH 5のヘルスケア機能。心拍モニタリング。

HUAWEI WATCH 5は、心拍数測定の精度も向上しています。搭載されている光学式心拍センサーは「Optical Heart Rate 6.0」へと進化しており 、より信頼性の高いデータに基づいて日々の活動量や睡眠の質を分析できるようになりました。ジョギング中のリアルタイムな心拍数の変化も、以前より細かく追従してくれる印象です。

グラフ:アプリの睡眠モニタリングの測定結果

HUAWEI WATCH 5のグラフ。アプリの睡眠モニタリングの測定結果

さらに、HUAWEI WATCH 5は、日常の健康管理をサポートするだけでなく、万が一の事態に備えるための安全機能も充実しています。前モデルから引き続き搭載されている転倒検知機能は、ユーザーが転倒したと判断された場合に、事前に設定した連絡先へ自動で緊急通報を行うことができます 。

例えば、一人で山道をハイキングしている時や、離れて暮らす高齢の家族が装着している場合など、この機能があることで得られる安心感は計り知れません。これらの機能は、HUAWEI WATCH 5が単なる健康増進デバイスではなく、日々の安全を見守る頼れるパートナーであることを示しています。

HUAWEI WATCH 5の主な健康管理機能

  • HUAWEI X-TAP (Health Glance): 指先ひとつで心電図(ECG)、血中酸素、心拍変動(HRV)など8つの主要指標を約1分で測定します。
  • 心拍数モニタリング (24時間): 常に心拍数を記録し、異常があれば警告します。
  • 血中酸素モニタリング (24時間): 血中酸素レベルを自動で継続的に測定します。
  • 睡眠トラッキング: 睡眠の質を分析し、睡眠中の呼吸の乱れも検知します。
  • ストレスモニタリング (24時間): 日々のストレスレベルを自動で記録します。
  • 活動リング: 消費カロリー、エクササイズ時間、スタンド時間(立った時間)を記録し、日々の目標達成をサポートします。
  • 生理周期トラッキング: 生理周期を記録し、次の周期や排卵日を予測します。
  • 転倒検知機能: ユーザーが転倒したと判断された場合に、事前に設定した連絡先へ自動で緊急通報を行います。

補足:HUAWEI Health+の3ヶ月無料メンバーシップ特典について

HUAWEI WATCH 5の購入を検討している方には、HUAWEI Health+の3ヶ月無料メンバーシップ特典も用意されています 。これにより、初心者から上級者向けの多彩なワークアウトコースや、ヒーリングミュージック、マインドフルネスコースといった限定コンテンツを試すことができ、HUAWEI WATCH 5のポテンシャルをさらに引き出すことができます。

HUAWEI Health+の主な特典内容

  • 専用のピラティス、ヨガ、フィットネス動画が利用できます。
  • 様々なワークアウトプログラムが提供されます。これには初心者から上級者向けのコースも含まれるようです。
  • より充実したヒーリングミュージックが利用できます。
  • マインドフルネスコースが利用できます。

無料期間終了後、または全くの新規ユーザーに対しては、最初の1ヶ月目は90円/月のお試し価格が設定されており、2ヶ月目以降は通常価格の610円/月で利用できるとされています。

まとめ:健康管理機能

  • 新技術HUAWEI X-TAP:圧力センサー、心電図電極、PPG光電式センサーを側面に統合し、指先での高精度かつ高速な測定を実現 。
  • Health Glance:心電図(医療機器承認済 )、心拍数、血中酸素(約10秒で測定可能 )、体表面温度、ストレスレベル、心拍変動(HRV)、情緒、睡眠時呼吸乱れの8つの主要指標を約1分で包括的にチェック。
  • 測定精度と安定性の向上:Optical Heart Rate 6.0への進化やX-TAPの採用により、心拍数測定の信頼性や各種測定時の安定性がHUAWEI WATCH 4から向上 。
  • 安全機能の充実:転倒検知機能と緊急通報機能を搭載し、万が一の際にもユーザーの安全をサポート 。

ワークアウト機能:HUAWEI WATCH 5のスポーツモードとタフネス性能

HUAWEI WATCH 5のスポーツモード。

ここでは、HUAWEI WATCH 5がどのように私たちのアクティブな日々をサポートしてくれるのか、その充実したワークアウト機能と、過酷な環境にも耐えうるタフネス性能について、前モデルHUAWEI WATCH 4との比較も交えながら詳しくレビューしていきます。

多彩なアクティビティを網羅 – 100種類以上のワークアウトモードと進化する専門性

HUAWEI WATCH 5は、前モデルHUAWEI WATCH 4と同様に、100種類以上のワークアウトモードに対応しており、私たちのあらゆる動きを捉えてくれます 。ランニング、ウォーキング、サイクリングといった定番の有酸素運動から、登山やスキー、さらにはジムでの筋力トレーニングまで、そのカバー範囲の広さには目を見張るものがあります。

日常生活での軽い運動から本格的なスポーツまで、これ一台でほぼすべてのアクティビティを記録・分析できるのは、モチベーション維持にも繋がります。

HUAWEI WATCH 5のワークアウトモード。

特に注目すべきは、専門的なスポーツへの対応がさらに深まった点です。例えばフリーダイビング機能HUAWEI WATCH 4では最大30mまでのフリーダイビングに対応していましたが 、HUAWEI WATCH 5ではその対応可能深度が最大40mへと向上しました 。水深40mというスペックは、プロレベルの領域にも迫るものであり、より深く海の世界を探求したいダイバーにとって、心強いパートナーとなるでしょう。実際にこのスペック向上を知った時、新たな挑戦への意欲が湧いてくるのを感じました。

よりスマートに、より楽しく – ゴルフナビとカラーマップナビゲーション

HUAWEI WATCH 5のゴルフ機能

HUAWEI WATCH 5のワークアウト機能は、単に種類が豊富なだけではありません。上位モデル「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」にも搭載されているような、より高度で便利な機能が惜しみなく投入されています 。その一つが、ゴルフ好きにはたまらないゴルフナビ機能です。驚くことに、日本の約99%以上ものゴルフ場に対応しており 、コースのレイアウトやグリーンまでの距離、ハザード情報などを手首でスマートに確認できます。

これまでは専用機やスマートフォンアプリに頼っていた情報が、腕時計一つで完結するのは非常に大きなメリットです。実際にラウンドで使用すれば、次のショットへの集中力を高め、スコアメイクにも貢献してくれるかもしれません。

HUAWEI WATCH 5のゴルフ機能でコースを表示。

また、ランニングやウォーキングといった日常的なエクササイズも、フルカラーマップ表示機能によって新たな楽しみ方が生まれます 。事前にルートをウォッチに転送しておけば、スマートフォンを持たずとも、手首のマップで現在地や進行方向を確認しながら安心してエクササイズに集中できます。例えば、旅先で初めて走るコースや、自然の中のトレイルランニングなど、道に迷う不安なく冒険できるのは素晴らしい体験です。

これらの機能は、運動の記録を取るだけでなく、ワークアウトそのものの質を向上させ、より楽しく継続するための強力なサポートとなると感じました。

HUAWEI WATCH 5の主なワークアウト機能

  • 多彩なスポーツモード: ランニングやサイクリング、スキーなど100種類以上のワークアウトに対応し、あらゆる活動を記録・分析します。
  • 専門的なアクティビティ対応:
  • ゴルフナビ機能: 日本の約99%以上のゴルフ場に対応し、コース情報などを手首でスマートに確認できます。
  • フリーダイビング: 水深40mまでのフリーダイビングに対応しています。
  • ナビゲーションと自動認識:
  • マップナビゲーション: フルカラーマップを表示し、スマートフォンなしでルートを確認しながらランニングなどが楽しめます。
  • ワークアウト自動識別: ウォーキングやランニングなど、6種類のワークアウトを自動で認識して記録を開始します。
  • 日々の活動サポート:
  • 活動リング: 消費カロリー、運動時間、スタンド時間(立った時間)の目標達成をサポートします。
  • 座りすぎ防止リマインダー: 長時間座っていると、体を動かすよう通知します。

あらゆる環境に挑むためのタフネス – 防水・防塵性能の進化

HUAWEI WATCH 5のセンサー

これほど多機能なスマートウォッチであれば、様々な環境で気兼ねなく使いたいものです。その点、HUAWEI WATCH 5タフネス性能は頼もしい限りです。前モデルのHUAWEI WATCH 4も5 ATMの防水性能とIP6X等級の防塵性能を備えていましたが 、HUAWEI WATCH 5ではそれに加えて、新たにIP69等級の防水性能を獲得しています 。このIP69というのは、高温・高水圧の噴流水に対する保護を意味し、より過酷な条件下での耐久性が向上したことを示しています。

これにより、プールでの水泳やサーフィンといったウォータースポーツはもちろんのこと、突然の豪雨に見舞われる登山や、泥だらけになるトレイルランニング、そして日常での手洗いや汗など、水や塵を気にする場面は格段に減りました。実際に、雨の中をランニングしたり、汗だくになるまでトレーニングしたりしましたが、ウォッチの動作に何ら問題はなく、その堅牢性を実感することができました。

ただし、いくらタフとはいえ限界はあります。メーカーも注意喚起している通り、温水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)、スキューバダイビング(フリーダイビングとは異なります)、高圧洗浄など、高温・高湿度環境や極端な水圧がかかる状況での使用は避けるべきです 。正しい使い方を理解し、その高いポテンシャルを存分に活用したいものです。

まとめ:ワークアウト機能とタフネス性能

  • ワークアウトモード:100種類以上に対応し、ランニング、ウォーキング、登山、スキーなど多彩なアクティビティを記録可能です 。
  • フリーダイビング:対応深度がHUAWEI WATCH 4の最大30mから最大40mへと向上し 、より本格的な挑戦をサポートします。
  • ゴルフナビ機能:日本の約99%以上のゴルフ場に対応し 、コース戦略を手首でスマートにアシストします。
  • カラーマップナビゲーション:ランニングやウォーキング時にフルカラーマップを表示し 、スマートフォンなしでもルート確認が容易に行えます。
  • 防水・防塵性能:5 ATM防水に加え 、新たにIP69等級の防水性能を獲得し 、より過酷な環境下での使用にも対応します(ただし、温水シャワーなど一部不適切な使用環境には注意が必要です )。

接続性(通信性能):HUAWEI WATCH 5のシームレスな連携と精度

HUAWEI WATCH 5のディスプレイ。腕に装着している様子。

ここでは、HUAWEI WATCH 5が私たちのデジタルライフをどれほど快適にしてくれるのか、その接続性能の進化に焦点を当て、前モデルHUAWEI WATCH 4と比較しながら詳しくレビューしていきます。

爆速Wi-Fi 6対応 – アプリダウンロードも音楽同期もストレスフリーに

まず注目すべきは、ワイヤレスネットワーク機能の大幅な向上です。前モデルHUAWEI WATCH 4のWi-Fiは2.4GHz帯のみの対応でしたが 、HUAWEI WATCH 5では最新規格のWi-Fi 6に準拠し、従来の2.4GHz帯に加えて高速な5GHz帯も利用可能になりました。ファーウェイによると、これによりインターネットアクセス速度は最大で2倍に向上するとのことです 。

実際にこの恩恵を最も感じたのは、ウォッチフェイスのダウンロードやWatch AppGalleryからのアプリケーションのインストール時です。HUAWEI WATCH 4でも特に不満はありませんでしたが、HUAWEI WATCH 5ではこれらの操作が明らかに高速化され、タップ後の待ち時間が短縮されたのを体感できました。

例えば、朝の準備中に新しい音楽プレイリストをウォッチに同期したいと思った際も、以前よりずっとスムーズに転送が完了します。最近ではウォッチ単体で楽しめるアプリも増えてきており、Spotifyの管理アプリやサードパーティー製のナビゲーションアプリなどを試す機会も増えました。そうした場面で、このWi-Fi 6対応は、より多くのコンテンツをストレスなく楽しむための強力な基盤となっていると感じます。

迷わず、より正確に – L1/L5デュアルバンドGNSSと新アンテナの実力

HUAWEI WATCH 5の設定画面

屋外でのアクティビティ記録に不可欠なGNSS(衛星測位システム)の性能も、HUAWEI WATCH 5は目覚ましい進化を遂げています。HUAWEI WATCH 4も複数の衛星システムに対応していましたが 、HUAWEI WATCH 5ではL1とL5のデュアルバンドGNSSに対応。さらに、新たに開発されたヒマワリ型アンテナシステムを搭載することで、測位精度がHUAWEI WATCH 4と比較して約35%も向上したとされています 。この進化は、特にGPS信号が不安定になりがちな環境で大きな違いとなって現れます。

実際に、高層ビルが林立する都心部でのランニングや、木々が鬱蒼と茂る公園内のウォーキングコースで使用してみたところ、HUAWEI WATCH 5は驚くほど正確に私の移動ルートを捉え続けました。以前のモデルでは時折見られた、ルートの微妙なズレや距離の誤差が大幅に軽減され、まるで自分の足跡を忠実になぞっているかのような高精度なトラッキングを実現しています。

これは、特に記録の正確性を重視するランナーやハイカーにとって、非常に心強い進化と言えるでしょう。前章で触れたフルカラーマップナビゲーション機能と組み合わせれば、そのメリットはさらに拡大し、道に迷う不安なくアクティビティに集中できます。

スマートフォンいらずの自由を継続 – 安心のeSIM対応

HUAWEI WATCH 5のeSIM。通信・通話機能

HUAWEI WATCH 4から引き続き、HUAWEI WATCH 5eSIMに対応しており、スタンドアローンでの通信が可能です 。事前にeSIMのプロファイルをウォッチに設定しておけば、連携しているスマートフォンが手元になくても、ウォッチ単体で電話をかけたり、SMSメッセージを送受信したりすることができます 。

例えば、身軽にランニングへ出かけたいけれど、急な連絡は受け取りたいという場合や、近所のコンビニへスマートフォンを持たずに出かける際など、この機能は非常に便利です。

日本国内では、ソフトバンク、KDDI、楽天モバイルの回線での利用がファーウェイによって確認されています 。ただし、スマートフォンと電話番号を共有するワンナンバーサービスには対応しておらず、ウォッチ専用の電話番号(スタンドアローンナンバー)を取得する必要がある点には注意が必要です 。

とはいえ、このeSIM機能は、Wi-Fi 6による高速通信や、高精度GNSSによる正確な位置情報と組み合わせることで、HUAWEI WATCH 5単体での活動の幅と利便性を大きく広げてくれる、欠かせない機能だと感じています。

まとめ:接続性能

  • Wi-Fi性能:HUAWEI WATCH 4の2.4GHz Wi-Fiから、Wi-Fi 6 (2.4GHz + 5GHz) へと進化し、インターネットアクセス速度が最大2倍に向上しました 。
  • GNSS測位精度:L1/L5デュアルバンドGNSSと新しいヒマワリ型アンテナシステムの採用により、HUAWEI WATCH 4から測位精度が約35%向上しました 。
  • eSIM対応:HUAWEI WATCH 4から引き続きeSIMに対応し、スタンドアローンナンバーを利用することでウォッチ単体での通話やSMS送受信が可能です 。
  • Bluetooth:Bluetooth 5.2に対応し、スマートフォンやイヤホンとの安定した接続を提供します 。

機能:HUAWEI WATCH 5の「スマートジェスチャー」と便利機能

HUAWEI WATCH 5のスマートジェスチャー機能

ここでは、HUAWEI WATCH 5が単なるスマートウォッチを超え、私たちの日常操作やエンターテイメント体験をどのように革新するのか、特に新搭載のスマートジェスチャーや進化したUI、そして便利なコミュニケーション機能について、前モデルHUAWEI WATCH 4との比較も交えながら詳しくレビューしていきます。HUAWEI WATCH 5を使い始めてすぐに、その直感的な操作性と多彩な機能が、日々の生活をよりスマートで楽しいものにしてくれることを実感しました。

指先が魔法の杖に – 新次元の操作体験「スマートジェスチャー」

HUAWEI WATCH 5の最もエキサイティングな新機能の一つが、「スマートジェスチャー」です 。これは、親指と人差し指を使った特定の動きで、ウォッチをタッチレスで操作できるというもの。

具体的には、親指を人差し指の側面に沿って2回スライドさせる「ダブルスライド」や、親指と人差し指を2回つまむようにタップする「ダブルタップ」といったジェスチャーで、Bluetooth通話の応答や拒否、アラームの停止、音楽のコントロール、さらにはスマートフォンのカメラのシャッターを切るリモート操作まで可能になります 。

実際にこの機能を試してみると、その便利さに驚かされます。例えば、両手がふさがっている料理中に電話がかかってきても、手首のジェスチャー一つで応答できるのは非常にスマート。また、満員電車の中でスマートフォンを取り出すことなく音楽の曲送りや音量調整ができるのも快適でした。

HUAWEI WATCH 4にはなかったこの直感的な操作方法は、HUAWEI WATCH 5の使い勝手を格段に向上させており、まさに未来のインターフェースを体験しているような感覚を覚えました。

いつでも繋がる安心感 – eSIMによる単独通話と進化した音楽体験

HUAWEI WATCH 5の音楽再生機能

コミュニケーション機能においても、HUAWEI WATCH 5は高い利便性を提供します。前モデルHUAWEI WATCH 4から引き続きeSIMに対応しており、スマートフォンが近くになくても、ウォッチ単体で通話したりSMSメッセージを送受信したりすることが可能です 。

週末のランニング中にスマートフォンを持たずに出かけても、家族からの大切な電話を逃す心配がありませんし、ちょっとした用事の連絡もウォッチだけで済ませられる手軽さは、一度体験すると手放せなくなるでしょう。

また、音楽体験も進化しています。あらかじめお気に入りの楽曲をウォッチにダウンロードしておけば、スマートフォンなしで直接再生することができます 。例えば、ジムでのトレーニング中に、HUAWEI WATCH 5とワイヤレスイヤホンだけで音楽を聴きながらワークアウトに集中できるのは非常に快適でした。

スマートフォンのバッテリー残量を気にすることなく、いつでもどこでも好きな音楽を楽しめるこの機能は、アクティブなライフスタイルを送る人々にとって大きな魅力となるはずです。

エンターテイメントと健康管理が融合 – X-TAPが拓く新たな楽しみとUIの進化

HUAWEI WATCH 5のUIデザイン。

HUAWEI WATCH 5は、その多機能なセンサー「HUAWEI X-TAP」を、健康管理だけでなくエンターテイメントにも活用しています。対応するサードパーティ製アプリをダウンロードすれば、X-TAPセンサーの圧力検知を利用したインタラクティブなゲームを手首で楽しむことができます 。また、特定の文字盤では、X-TAPセンサーを押し続けることでダイナミックなアニメーションが起動する仕掛けもあり、日常の中にちょっとした驚きと楽しさを加えてくれます 。

ユーザーインターフェースの面でも進化が見られます。新しい「ヘルスインサイト」機能は、心拍数や睡眠といった健康・フィットネスデータを、直感的なグラフや分かりやすいサマリーで表示してくれます 。測定値が設定範囲から外れた場合にはスマートアラートで通知してくれるため、自身の体調変化により早く気づくことができます。

HUAWEI WATCH 4と比較しても、これらのデータの可視化は格段に進歩しており、健康管理へのモチベーションを高めてくれます。ウォッチ全体の操作感も、合理的なレイアウトとスムーズなインタラクションにより、より洗練された印象を受けました 。

声で操る未来へ – 音声アシスタントと音声案内機能

HUAWEI WATCH 5の音声ガイダンス

さらに、HUAWEI WATCH 5は音声による操作にも対応し、利便性の幅を広げています。ファーウェイ独自の音声アシスタント「HUAWEI Assistant」や、HUAWEI Healthアプリと連携した「音声案内」機能が利用できます 。これにより、手が離せない状況でも、声でアラームを設定したり、情報を検索したり(機能は限定的)、ワークアウト中に次の目標を音声で確認したりといった操作が可能になります。

例えば、キッチンで手が濡れている時に「OK, Emy、3分タイマーをセットして」と話しかけるだけでタイマーが起動したり、ランニング中に「次の目標は?」と尋ねて音声で指示を受けたりといった使い方が考えられます。

HUAWEI WATCH 5の主なスマート機能

  • スマートな操作とアシスト機能
  • スマートジェスチャー: 手を触れずに、指の動きだけで通話応答や音楽操作などが可能です。
  • 音声アシスタント: HUAWEI Assistantを搭載し、声でアラーム設定などの操作ができます。
  • 通知機能: スマートフォンに来た着信、メッセージ、LINEなどの通知を確認でき、簡単な返信も可能です (※Androidのみ)。
  • スマートフォンなしでもっと自由に
  • eSIM通話: ウォッチ単体での通話やSMS送受信に対応しています (※ワンナンバーサービス非対応)。
  • 音楽再生: ウォッチに音楽を保存し、スマートフォンなしで音楽を楽しめます。
  • ナビゲーション: 高精度なGPSを内蔵し、ウォッチの画面でルート案内が可能です。
  • 決済・カスタマイズ・その他
  • 非接触決済: HUAWEI Walletに対応しています (※国内での利用は要確認)。
  • アプリ追加と文字盤変更: AppGalleryからアプリを追加したり、多彩なウォッチフェイスで見た目をカスタマイズしたりできます。
  • バッテリーと耐久性: 利用シーンに合わせて選べる2つのバッテリーモードと急速充電に対応 。また、5 ATM + IP69の高い防水防塵性能も備えています。

まとめ:機能(操作体験、通話・音楽、UI進化など)

  • スマートジェスチャー:親指と人差し指の動きで通話応答、音楽操作などが可能な新機能を搭載し、ハンズフリー操作の利便性が向上しました 。
  • eSIM通話・SMS:HUAWEI WATCH 4から引き続きeSIMに対応し、スマートフォンなしでの単独通話やSMS送受信が可能です 。
  • ウォッチ単体音楽再生:あらかじめダウンロードした楽曲をウォッチで直接再生でき、スマートフォンなしで音楽を楽しめます 。
  • 新しいユーザー体験:HUAWEI X-TAPを活用したインタラクティブゲームやダイナミック文字盤 、健康データを分かりやすく表示する「ヘルスインサイト」機能などが追加されました 。
  • 音声アシスタント:HUAWEI Assistantや音声案内機能に対応し、声による操作で利便性が向上しました 。

バッテリー持続時間と充電性能:HUAWEI WATCH 5の安心して毎日使える頼もしさ

HUAWEI WATCH 5のバッテリー

ここでは、HUAWEI WATCH 5が日々の活動をどれだけ長くサポートしてくれるのか、そのバッテリー持続時間と充電性能の進化に焦点を当て、前モデルHUAWEI WATCH 4との比較も交えながら詳しくレビューしていきます。スマートウォッチを選ぶ上で、バッテリー性能は最も重要な要素の一つです。

日常を支えるスタミナ – 「標準モード」での確かな進化

まず注目すべきは、日常的な使用におけるバッテリー持続時間の向上です。前モデルHUAWEI WATCH 4では、「スマートモード」と「超長時間バッテリー持続モード」という2つのモードがあり、46mmモデルのスマートモードで約3日間のバッテリー持続時間でした。HUAWEI WATCH 5では、これらのモード名が「標準モード」と「節電モード」へと変更され、その性能も進化しています。

標準モード」では、46mmモデルで約4.5日間、そして新たにラインナップに加わった42mmモデルでも約3日間というバッテリー持続時間を実現しています 。特に46mmモデルでは、HUAWEI WATCH 4のスマートモードから約1.5日も長く使えるようになっており、この差は実際に使ってみると非常に大きいと感じます。

私の使い方では、心拍数常時測定、睡眠トラッキング、1日に数回の通知確認、そして週に数回のGPSを使ったワークアウトといった一般的な使用で、46mmモデルなら週末を挟んでも充電なしで過ごせることもありました。もちろん、常時表示(AOD)をオンにしたり、eSIMでの通話や音楽再生を頻繁に行ったりすれば持続時間は短くなりますが、それでも日常使いにおける安心感は格段に向上したと言えるでしょう。

より長く、もっと自由に – 「節電モード」という選択肢

HUAWEI WATCH 5のスポーツモニタイング

さらに長期間のバッテリー持続を求めるユーザーのために、HUAWEI WATCH 5には「節電モード」が用意されています。このモードに切り替えると、46mmモデルでは通常使用で約11日間42mmモデルでも通常使用で約7日間という、驚異的なバッテリーライフを実現します 。実際にこのモードを試してみたところ、基本的な通知の確認や歩数計、睡眠モニタリングといった機能は維持しつつ、バッテリー残量をほとんど気にすることなく過ごせました。

この節電モードは、例えば数日間のキャンプや登山といった充電環境が限られるアウトドアアクティビティの際や、スマートウォッチのヘルスケア機能だけを長期間利用したい場合に非常に有効です。HUAWEI WATCH 5では、この標準モードと節電モードをウォッチ上で簡単に切り替えることができるため 、その時々の状況やニーズに合わせて、ユーザー自身が最適なバッテリー消費モードを選択できるのは大きなメリットです。

ただし、節電モードではeSIM、Wi-Fi、スマートジェスチャー、Health Glanceといった一部の高度な機能が利用できなくなる点には留意が必要です 。

急なバッテリー切れにも対応 – 頼れるワイヤレス急速充電

HUAWEI WATCH 5 本体と充電器。

スマートウォッチの充電忘れは誰にでも起こりうる不安要素ですが、HUAWEI WATCH 5のワイヤレス急速充電機能は、そんな心配を大きく軽減してくれます。付属の「HUAWEI WATCH ワイヤレススーパーチャージャー(第2世代)」を使えば、わずか15分の充電で約1日分の活動に必要な電力を確保できるというのは、忙しい現代人にとってまさに「救世主」です 。

実際に、朝の準備中の短時間充電だけで、その日一日バッテリー残量を気にせず過ごせた経験は一度や二度ではありません。うっかり充電を忘れた夜でも、翌朝の素早いリカバリーが可能で、日々の充電ストレスから解放されます。フル充電も約1時間程度と非常に短く 、マグネット式の充電器は安定感があり、充電ミスも防いでくれます 。このスピーディーで確実な充電性能は、HUAWEI WATCH 5の大きな魅力であり、より自由で安心なスマートウォッチライフを提供してくれます。

まとめ:バッテリー・充電性能

  • 標準モード持続時間:HUAWEI WATCH 4のスマートモード(46mmで約3日)から向上し、46mmモデルで約4.5日間、42mmモデルで約3日間の連続使用が可能です 。
  • 節電モード持続時間:さらに長時間の使用を可能にし、46mmモデルで通常使用約11日間、42mmモデルで通常使用約7日間という驚異的なバッテリーライフを実現します 。
  • モード切り替え:標準モードと節電モードはタップひとつで簡単に切り替え可能で 、利用シーンに応じて最適なバッテリー消費を選択できます。
  • ワイヤレス急速充電:付属のワイヤレススーパーチャージャーにより、約15分の充電で約1日分使用可能な急速充電に対応し 、フル充電も約1時間で完了します 。

HUAWEI WATCH 5 と HUAWEI WATCH 4の違い:どこが進化した?スペックを徹底比較

HUAWEI WATCH 5の画面。スポーツモニタリング。

ここでは、HUAWEI WATCH 5が前モデルのHUAWEI WATCH 4からどのような進化を遂げたのか、主な変更点を中心に比較しながら詳しく解説していきます。

主な変更点:HUAWEI WATCH 5 と HUAWEI WATCH 4 の比較

以下に、HUAWEI WATCH 5とHUAWEI WATCH 4の主な違いを項目別にまとめます。

モデルと素材の追加:

  • HUAWEI WATCH 4:46mmのブラックモデルのみ(サージカルステンレス製)の展開でした。
  • HUAWEI WATCH 5:従来の46mmモデルに加え、より小型の42mmモデルが登場しました。素材も、46mmブラック(316Lステンレススチール)、46mmパープル(チタン合金/航空宇宙グレードのチタン)、42mmベージュ(904Lステンレススチール)と、より多様な選択肢から選べるようになりました。これにより、質感や高級感が一層高まった印象です。

デザインとディスプレイの進化:

  • HUAWEI WATCH 4:3Dカーブガラスを採用し、画面占有率は約72%以上でした。
  • HUAWEI WATCH 5:ディスプレイに球面サファイアガラスを採用(HUAWEI WATCH 4は3Dカーブガラス)。さらに、ファーウェイスマートウォッチ史上最も狭いベゼル幅により、画面占有率は約80.4%へと大幅に向上しています(46mmモデルのベゼル幅は約2.2mm)。最大輝度も3000ニトに向上し(HUAWEI WATCH 4は最大輝度に関する具体的な数値記載なし)、LTPO 2.0 AMOLEDへとディスプレイ技術もアップデートされたことで、明るい屋外での視認性や表示品質が格段に向上したと感じます。

新しい健康管理技術「HUAWEI X-TAP」の搭載:

  • HUAWEI WATCH 4:光学式心拍センサー、温度センサーなどで健康指標を測定していました。
  • HUAWEI WATCH 5:右側面に新開発のセンサーモジュール「HUAWEI X-TAP」を搭載しました。これは圧力センサー、心電図用電極、PPG光電式センサーが一体化したもので、指を当てるだけで心電図、心拍数、血中酸素レベル(約10秒で測定可能)、体表面温度、ストレスレベルに加え、心拍変動(HRV)、情緒といった8つの測定結果を約1分以内にまとめて知ることができます。特に心電図測定は日本のプログラム医療機器承認を取得済みです(承認番号:30600BZI00035000)。光学式心拍センサーもOptical Heart Rate 6.0へと進化しており、より手軽かつ高精度な健康管理が可能になったのは大きな進歩です。

パフォーマンスと接続性の向上:

  • HUAWEI WATCH 4:Wi-Fiは2.4GHz対応、Bluetooth 5.2、GNSS (GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS) をサポートしていました。
  • HUAWEI WATCH 5:Wi-FiがWi-Fi 6(2.4GHz + 5GHz)に対応し、インターネットアクセス速度が最大2倍に向上。GNSSはL1とL5のデュアルバンドに対応し、新しいヒマワリ型アンテナシステムにより測位精度が約35%も向上しています。これにより、アプリのダウンロードやマップ表示などがよりスムーズになったと感じます。eSIM対応はHUAWEI WATCH 4から引き続き搭載されています。

操作性と新しい体験:

  • HUAWEI WATCH 4:クイックバーやフローティングタスクボールといった新しいインタラクションを導入していました。
  • HUAWEI WATCH 5:新たに「スマートジェスチャー」に対応し、親指と人差し指を使った「ダブルスライド」や「ダブルタップ」といった動作で、通話応答や音楽コントロールなどが可能になりました。また、HUAWEI X-TAPセンサーを利用したインタラクティブなゲームやダイナミック文字盤アニメーション、健康・フィットネスデータを直感的に確認できる新しい「ヘルスインサイト」機能も追加され、操作の幅と楽しさが広がりました。

バッテリーモードと持続時間:

  • HUAWEI WATCH 4:「スマートモード」と「超長時間バッテリー持続モード」があり、46mmのスマートモードで約3日間、超長時間モードで約14日間(通常使用)でした。
  • HUAWEI WATCH 5:バッテリーモードの名称が「標準モード」と「節電モード」に変更されました。46mmモデルの標準モードでは約4.5日間(通常使用)と、HUAWEI WATCH 4から持続時間が向上しています。節電モードでは、46mmモデルで通常使用約11日間、42mmモデルで通常使用約7日間と、さらに長期間の使用が可能です。

ワークアウト機能の強化:

  • HUAWEI WATCH 4:100種類以上のワークアウトモードに対応し、最大30mのフリーダイビングが可能でした。
  • HUAWEI WATCH 5:引き続き100種類以上のワークアウトモードに対応しつつ、フリーダイビングの対応可能深度が最大40mへと向上しました。さらに、フラッグシップモデルのHUAWEI WATCH GT 5 Proと同等のワークアウトモニタリング機能を搭載し、フルカラーマップ表示付きのランニング・ウォーキングモニタリングや、日本の約99%以上のゴルフ場に対応するゴルフナビ機能が利用できるようになりました。

耐久性の向上:

  • HUAWEI WATCH 4:5 ATM防水、IP6X防塵に対応していました。
  • HUAWEI WATCH 5:従来の5 ATM防水に加え、IP69等級の防水性能が追加され、より高水圧・高温の環境にも耐える設計となりました(ただし温水シャワーなど不適切なシーンでの使用には注意が必要です)。

その他の変更点:

  • 対応OSの最低バージョンがAndroid 9.0以降に変更されました(HUAWEI WATCH 4はAndroid 6.0以降)。
  • HUAWEI WATCH 5の購入者には、HUAWEI Health+の3ヶ月無料メンバーシップ特典があります。

まとめ:HUAWEI WATCH 5とHUAWEI WATCH 4の違い

HUAWEI WATCH 5は、前モデルHUAWEI WATCH 4からデザインの選択肢拡大、ディスプレイ品質の大幅な向上、革新的な「HUAWEI X-TAP」による健康管理機能の進化、

Wi-Fi 6や高精度GNSSといった接続性能の強化、そして新しい操作体験の追加に至るまで、全方位で著しいアップグレードを遂げており、より洗練され、高機能で、ユーザーフレンドリーなスマートウォッチへと進化していると言えます。

HUAWEI WATCH 5のメリット・デメリット:他社モデルとの比較で見える強みと弱点

HUAWEI WATCH 5のディスプレイ

HUAWEI WATCH 5は、多くの進化を遂げた魅力的なスマートウォッチですが、他の競合製品と比較することで、その真価や注意すべき点が見えてきます。ここでは、HUAWEI WATCH 5のメリットとデメリットを具体的に解説します。

【メリット】

メリット1:革新的な健康管理機能と充実したスポーツモード

HUAWEI WATCH 5の最大の強みは、新開発のセンサーモジュール「HUAWEI X-TAP」を搭載したことによる健康管理機能の大幅な進化です 。これにより、心電図(日本のプログラム医療機器承認取得済み)、心拍数、血中酸素レベル(約10秒で測定可能)、体表面温度、ストレスレベルに加え、心拍変動(HRV)や情緒といった8つの主要指標を、指先ひとつで約1分以内にまとめて把握できるようになりました 。

特に、血中酸素レベル測定の高速化は、前モデルHUAWEI WATCH 4の約25秒から約10秒へと大幅に短縮されており、日常的なチェックのハードルを大きく下げています 。

また、100種類以上のワークアウトモードに加え、フリーダイビングの対応深度がHUAWEI WATCH 4の最大30mから最大40mへと向上し、日本のほぼ全てのゴルフ場に対応するゴルフナビ機能も搭載されるなど、専門的なスポーツへの対応も強化されています 。

Apple Watch Series 10も心電図測定や睡眠中の無呼吸検知といった先進的な健康機能を備えていますが 、HUAWEI X-TAPによる多角的な指標の一括測定と手軽さは、HUAWEI WATCH 5ならではの大きなメリットと言えるでしょう。

メリット2:進化したディスプレイと上質なデザイン

ディスプレイ品質の向上もHUAWEI WATCH 5の魅力です。球面サファイアガラスの採用とファーウェイスマートウォッチ史上最も狭いベゼル幅により、画面占有率は約80.4%へと向上 。最大輝度3000ニトのLTPO 2.0 AMOLEDは、直射日光下でも抜群の視認性を誇ります 。Apple Watch Series 10の常時表示Retinaディスプレイも鮮明ですが 、HUAWEI WATCH 5のスペックはそれに引けを取りません。

デザイン面では、従来の46mmモデルに加えてコンパクトな42mmモデルが登場し、素材も316Lステンレススチール、チタン合金、904Lステンレススチールと多様化しました 。これにより、ユーザーは自身の好みやスタイルに合わせて、より高級感のある選択が可能になりました。

メリット3:強化された接続性と操作性

Wi-Fi 6に対応し、インターネットアクセス速度がHUAWEI WATCH 4の最大2倍に向上した点や、L1/L5デュアルバンドGNSSと新アンテナシステムにより測位精度が約35%向上した点も大きなメリットです 。これにより、アプリのダウンロードやマップ表示がよりスムーズになり、屋外でのアクティビティ記録の信頼性も高まっています。

また、新搭載の「スマートジェスチャー」は、親指と人差し指を使った簡単な動作で通話応答や音楽コントロールを可能にし、操作の利便性を大きく向上させました 。Apple Watch Series 10も指先のダブルタップ操作に対応していますが 、HUAWEI WATCH 5のジェスチャー操作も直感的で新しい体験を提供します。

【デメリット】

デメリット1:アプリのエコシステムとサードパーティ製アプリの充実度

HUAWEI WATCH 5は独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」からウォッチ内に直接アプリをダウンロードできますが 、Apple Watch Series 10のApp Storeや、Wear OSを搭載するGalaxy Watch7、Google Pixel Watch 3がアクセスできるGoogle Playストアと比較すると、利用できるサードパーティ製アプリの種類や数で見劣りする可能性があります。特定のアプリやサービスをスマートウォッチで利用したいと考えているユーザーにとっては、この点が選択の際の検討事項となるかもしれません。

デメリット2:eSIMの仕様(ワンナンバーサービス非対応)

HUAWEI WATCH 5はHUAWEI WATCH 4から引き続きeSIMに対応していますが 、スマートフォンと電話番号を共有するワンナンバーサービスには対応しておらず、ウォッチ専用の電話番号(スタンドアローンナンバー)を使用する必要があります 。この点は、利便性を重視するユーザーにとってはデメリットと感じられる可能性があります。

デメリット3:非接触決済(HUAWEI Wallet)の国内利用範囲

NFCによる非接触決済機能「HUAWEI Wallet」は搭載されているものの 、現時点では日本国内での利用は一部地域やサービスに限られており、Suicaや主要な電子マネー決済が広く使えるApple Watch Series 10 やGoogle Pixel Watch 3 のような利便性は期待できません。これは日常的な使い勝手に影響する可能性があります。

デメリット4:血糖値測定機能の非搭載

HUAWEI WATCH 5は多くの先進的な健康管理機能を搭載していますが、現時点では血糖値を測定する機能は備わっていません。血糖値モニタリングに関心のあるユーザーにとっては、この点が物足りなく感じるかもしれません。

まとめ

HUAWEI WATCH 5は、革新的な健康管理技術「HUAWEI X-TAP」、進化したディスプレイ、強化された接続性と操作性、そして上質なデザインと、多くの面でHUAWEI WATCH 4から飛躍的な進化を遂げた魅力的なスマートウォッチです。特に健康管理機能とディスプレイ品質は、Apple Watch Series 10などの競合ハイエンドモデルと比較しても遜色ない、あるいはそれを凌駕する部分も見られます。

一方で、アプリのエコシステムやeSIMの仕様、そして国内での非接触決済の利用範囲については、Galaxy Watch7やGoogle Pixel Watch 3のようなWear OS機と比較すると、まだ改善の余地があるかもしれません。

しかし、最先端の健康管理機能と高い基本性能、そして洗練されたデザインを求めるユーザーにとっては、HUAWEI WATCH 5は非常に満足度の高い選択肢となります。

HUAWEI WATCH 5のスペック(仕様)

  • ディスプレイ:46mmモデル: 1.5インチ LTPO 2.0 AMOLEDカラースクリーン、解像度466×466ピクセル (PPI 310)、最大輝度3000nit
    42mmモデル: 1.38インチ LTPO 2.0 AMOLEDカラースクリーン、解像度466×466ピクセル (PPI 338)、最大輝度3000nit
  • クラウン: 上ボタン(回転式クラウン)
  • プロセッサ: 非公開。
  • ストレージ: 音楽ファイルをダウンロードして保存することが可能。
  • バッテリー駆動時間:46mm:標準モード: 通常使用約4.5日間、AOD使用約3日間、節電モード: 通常使用約11日間、ヘビーユース約7日間、AOD使用約4.5日間
    42mm:標準モード: 通常使用約3日間、AOD使用約2日間、節電モード: 通常使用約7日間、ヘビーユース約5日間、AOD使用約3日間
  • 充電: ワイヤレス充電 (同梱のHUAWEI WATCH ワイヤレススーパーチャージャー(第2世代)使用で約15分の充電で約1日使用可能 )
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.2 (BR, BLE), Wi-Fi 6 (2.4 GHz + 5 GHz, IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax), NFC対応, eSIM対応 (スタンドアローンナンバー)
  • GPS: L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS, L5:GPS + GALILEO + BDS +QZSS
  • インターフェース: 上ボタン(回転式クラウン)+下ボタン+HUAWEI X-TAP, ワイヤレス充電
  • センサー: 加速度センサー, ジャイロセンサー, コンパスセンサー, 光学式心拍センサー 6.0, 気圧センサー, 環境光センサー, 体温センサー, 心電図センサー, 深度センサー, 触覚センサー, 圧力センサー
  • 防水: 5 ATM, IP69, ダイビングアクセサリー規格EN13319準拠 (水深40mまでのフリーダイビングに対応)
  • 振動モーター: 触覚フィードバック(触覚センサー搭載)
  • スピーカー/マイク: 対応
  • 音声アシスタント: HUAWEI Assistant、「音声案内」機能(HUAWEI Healthアプリ)。
  • AI機能: HUAWEI X-TAP技術によるヘルスケアチェック, スマートジェスチャー (高性能NPU搭載), 情緒モニタリング
  • 筐体:ディスプレイ: 曲面サファイアガラス、ケース:46mm パープル: 航空宇宙グレードのチタン、46mm ブラック: 316Lステンレススチール、42mm ベージュ: 904Lステンレススチール、リアケース:46mm ブラック: 高強度複合繊維、46mm パープル, 42mm ベージュ: セラミック
  • アプリ: HUAWEI AppGalleryからウォッチ内に直接アプリをダウンロード可能・HUAWEI X-TAPの圧力センサーを使用したミニゲームもあり
  • 対応OS: Android 9.0以降, iOS 13.0以降
  • OS:  HarmonyOS
  • サイズ:46mm: 約46 mm x 約46.7 mm x 約11.3 mm
    42mm: 約42 mm x 約42.5 mm x 約10.5 mm
  • 重量 (ベルト含まず):46mm パープル: 約58 g、46mm ブラック: 約63 g、42mm ベージュ: 約51 g
  • カラー:46mm: パープル, ブラック、42mm: ベージュ
  • 付属品: HUAWEI WATCH ワイヤレススーパーチャージャー(第2世代)x 1, クイックスタートガイド(保証とアフターサービスのご案内含む)x 1
  • バンド:46mm パープル: パープル・コンポジットベルト (表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト) 、46mm ブラック: ブラック・フルオロエラストマーベルト、42mm ベージュ: ベージュ・コンポジットベルト (表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト)

HUAWEI WATCH 5の評価

HUAWEI WATCH 5のUI画面。アプリ一覧。

8つの評価基準で「HUAWEI WATCH 5」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
理由:最大輝度3000ニトのLTPO 2.0 AMOLEDは屋外でも極めて鮮明で、球面サファイアガラスと極細ベゼルによる約80.4%の画面占有率が圧倒的な没入感を提供します。

健康管理・スポーツ:★★★★★ 理由:革新的な「HUAWEI X-TAP」により心電図(医療機器承認済)や血中酸素など8指標を手軽に測定可能。フリーダイビング40m対応やゴルフナビ機能も搭載し、専門性が高いです。

機能性:★★★★☆
理由:新搭載のスマートジェスチャーや音声アシスタントは非常に便利で、eSIMによる単独通話やウォッチ単体での音楽再生も日々の利便性を高めます。

バッテリーの持ち:★★★★☆
理由:標準モードで46mmモデルが約4.5日間と十分なスタミナを誇り、15分の充電で約1日使えるワイヤレス急速充電も非常に実用的です。

耐久性:★★★★★
理由:ディスプレイの球面サファイアガラスに加え、5 ATM防水とIP69等級の防水性能を備え、チタン合金モデルも選択できるなど、過酷な環境にも耐えうる堅牢性を有します。

ファッション性:★★★★☆
理由:46mmと42mmの2サイズ、3つの異なる素材とカラー(ブラック、パープル、ベージュ)が用意され、選択肢が大幅に増加。洗練されたデザインと上質な素材感が高級感を演出します。

価格:★★★☆☆ 理由:ECサイトで64,800円からと、搭載機能はフラッグシップ級ですが、Apple Watch Series 10よりは安価なものの、他社Android系ハイエンドモデルと比較するとやや高めの価格設定です。

使いやすさ:★★★★☆ 理由:スマートジェスチャーによる直感的な操作や、「HUAWEI X-TAP」を用いたワンタップに近いヘルスチェックは非常に手軽。洗練されたUIと音声操作も利便性を高めています。

総評:★★★★☆

革新的な健康管理と圧倒的なディスプレイ体験

最大の注目点は、新開発のセンサーモジュール「HUAWEI X-TAP」でしょう。これにより、医療機器承認を取得した心電図測定や、わずか10秒で測定可能な血中酸素レベル、さらには心拍変動(HRV)や情緒といった多角的な健康指標を、指先ひとつで簡単に把握できるようになりました。これは、日々の健康意識を自然と高めてくれる画期的な機能です。

ディスプレイも特筆すべき進化を遂げています。球面サファイアガラスと極細ベゼルによる約80.4%という高い画面占有率は、情報を手首いっぱいに広げ、圧倒的な没入感を提供します。最大3000ニトという驚異的な明るさは、真夏の直射日光下でも表示内容をクリアに確認でき、ストレスを感じさせません。

洗練されたデザインと向上した操作性・機能性

デザイン面では、46mmモデルに加えてコンパクトな42mmモデルが登場し、316Lステンレススチール、航空宇宙グレードのチタン、904Lステンレススチールといった上質な素材を採用したことで、質感と高級感が大幅に向上。ユーザーは自身のスタイルに合わせて最適な一本を選べるようになりました。

新搭載の「スマートジェスチャー」は、手が離せない状況でもウォッチをスムーズに操作できる新しい体験を提供してくれます。Wi-Fi 6対応による通信速度の向上や、L1/L5デュアルバンドGNSSによる測位精度の向上も、日々の快適な使用感を支える重要な進化点です。

バッテリーと価格のバランス

標準モードで46mmモデルが約4.5日間というバッテリー持続時間は、多機能なフラッグシップモデルとしては十分な性能であり、急速充電にも対応しているため、充電に関するストレスは少ないでしょう。

価格は、搭載された革新的な技術や上質な素材を考慮すれば納得できる範囲ですが、競合製品と比較するとやや高めの設定です。しかし、最先端の健康管理機能を求めるユーザーや、デザインと質感にこだわりたいユーザーにとっては、その価値を十分に感じられる一台と言えます。

まとめ:HUAWEI WATCH 5はこんな人におすすめ!

HUAWEI WATCH 5の睡眠モニタリング

これまでのレビューでHUAWEI WATCH 5の様々な側面を見てきましたが、ここでは総括として、この最新スマートウォッチがどのような方に特におすすめできるのか、具体的なターゲットユーザー像をお伝えします。HUAWEI WATCH 5は、特定のニーズを持つユーザーにとって、日々の生活をより豊かで便利なものに変えてくれる可能性を秘めています。

最先端の健康管理を求める人へ

HUAWEI WATCH 5の最大の魅力は、新開発センサー「HUAWEI X-TAP」による革新的な健康管理機能です。医療機器承認済みの心電図測定に加え、血中酸素レベル、心拍変動(HRV)など8つの主要指標を指先ひとつで、約1分以内に把握できます。日々の健康状態を詳細に記録・分析し、体調変化の兆候を早期に捉えたい健康意識の高い方にとって、これ以上ないパートナーとなります。

最新テクノロジーとパフォーマンスを重視する人へ

新しい技術や最高のパフォーマンスを求める方にも、HUAWEI WATCH 5は大きな満足感を与えます。傷に強く美しい球面サファイアガラスを採用したディスプレイは、最大輝度3000ニトのLTPO 2.0 AMOLEDにより屋外でも驚くほどクリア。Wi-Fi 6対応や高精度なL1/L5デュアルバンドGNSSは、あらゆる操作をスムーズかつ正確にし、新搭載の「スマートジェスチャー」による直感的な操作も未来を感じさせます。

アクティブな毎日を妥協なく楽しみたい人へ

日々のフィットネスから本格的なスポーツまで、アクティブなライフスタイルを送る方々にもHUAWEI WATCH 5は頼れる存在です。100種類以上のワークアウトモード、最大40m対応に進化したフリーダイビング機能、日本のほぼ全ゴルフ場に対応するゴルフナビ機能など、専門性の高い機能が充実。5 ATM防水に加えIP69等級の防水性能も備え、様々な環境で安心してアクティビティに集中できます。

スマートフォンからの解放とシームレスな連携を望む人へ

HUAWEI WATCH 5はeSIMに対応し、スマートフォンが手元になくてもウォッチ単体で通話やSMS送受信が可能です。ランニング中やちょっとした外出など、スマートフォンを持ち歩きたくないシーンで真価を発揮します。また、あらかじめダウンロードした楽曲をウォッチで直接再生できる機能も、アクティブな時間をより豊かに彩ります。

これらの特徴から、HUAWEI WATCH 5は日々の生活をより豊かに、そして安心して過ごすための強力なツールとなります。価格は少々高めですが、革新的な機能や洗練されたデザインなどを考慮すれば、その価値を十分に感じられる一台となるはずです。

HUAWEI WATCH 5の価格・購入先

HUAWEI WATCH 5 本体 正面で少し斜めに傾く

※価格は2025/11/05に調査したものです。価格は変動します。

ファーウェイ オンラインストア

  • 46mmモデル ブラック(316Lステンレススチールボディ)が64,800円、
  • 46mmモデル パープル(チタン合金ボディ)モデルが69,800円、
  • 42mmモデル ベージュ(904Lステンレススチールボディ)が69,800円、

で販売されています。

ファーウェイ オンラインストアで「HUAWEI WATCH 5」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで63,800円(税込)、
  • 楽天市場で64,800円~(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで64,800円、
  • AliExpressで52,903円、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

HUAWEI WATCH 5」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Huawei Watch 4

ファーウェイから発売されたHarmonyOS 3.0を搭載したスマートウォッチです。

1.5インチのAMOLEDスクリーン、530mAh/780mAhバッテリー、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 1、2GBメモリ、32GBストレージを搭載しています。

また、eSIM、100種類を超える多彩なワークアウトモード、「健康レポート」、「Health Glance」、高精度な測定(HUAWEI TruSeen™ 5.0+、HUAWEI TruSleep™ 3.0)に対応。

「スマートモード」、「超長時間バッテリー持続モード」、急速充電、5つの衛星システムに対応した高精度なGPS機能、約60分で完了する急速充電、20,000種類を超える豊富な文字盤デザイン、防水防塵(5ATM、水深30メートルでの耐水性、最大水深30mまでのフリーダイビング)、単体での音楽再生、アプリ追加(Watch AppGallery)、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで55,000円(新品)、楽天市場で89,800円(Pro版)、ヤフーショッピングで65,780円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH 4徹底レビュー:WATCH 3との進化を比較

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HUAWEI WATCH GT 6

ファーウェイから発売されたHarmonyOS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月14日に発売)。

1.47/1.32インチのAMOLED タッチスクリーン(最大3,000ニトの輝度)、通常使用で約21日間/14日間駆動できるバッテリー、クラウン、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、「サイクリングパワーシミュレーション」機能、外部機器との接続、「ヒマワリ型アンテナシステム 2.0」、ランニング機能(フォーム分析、ペース補正)、「転倒検知」、「情緒モニタリング2.0」、「24時間HRV(心拍変動)モニタリング」、スクリーンショット、録音メモに対応。

100種類以上のワークアウトモード(ゴルフ/スキー、自動検出機能を含む)、健康管理(心拍/血中酸素/睡眠/皮膚温度)、音楽再生(64GBストレージ搭載)、Bluetooth通話、文字盤のカスタマイズ、アシスタント機能、LINEなどの通知受信、デュアルバンドGNSS (L1+L5) 対応、NFC、ワイヤレス充電、Bluetooth 6.0、5ATM + IP69防水にも対応しています。

価格は、Amazonで30,800円~(税込)、楽天市場で30,800円~(送料無料)、ヤフーショッピングで30,800円~、AliExpressで39,104円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH GT 6 レビュー!GT 5比較で分かった利点と欠点

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Google Pixel Watch 4

Googleから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月9日に発売)。

Actua 360 ディスプレイ、最長40時間駆動できるバッテリー、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 2 チップ、2GBメモリ、32GBストレージ、触覚式リューズ(Haptic Crown)、マルチパス心拍数センサーを搭載しています。

また、AIアシスタント「Gemini」、「手をあげて話す」機能、AIによるワークアウト自動検出、心電図測定、「水抜き機能」、デュアル周波数 GPS、超広帯域無線、ボイスレコーダーに対応。

50以上のエクササイズモード、ランニング機能、健康管理(心拍数、睡眠、ストレス等)、急速充電、決済(Googleウォレット)、通知、転倒検出、自動車事故検出、Gmail、Googleカレンダー、Googleマップ、Fitbit関連アプリ、アプリの追加(Google Playストア)、単体での音楽再生、4G LTE、Bluetooth 6.0、Wi-Fi 6、NFC、FeliCa、5気圧防水にも対応しています。

価格は、Amazonで59,800円(税込)、楽天市場で48,420円(送料無料)、ヤフーショッピングで47,500円、Google ストアで52,800 円~、です。

関連記事:Pixel Watch 4 徹底レビュー!先代比較とメリット・デメリットを評価

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Apple Watch Series 11

Appleから発売されたwatchOS 26搭載のスマートウォッチです(2025年9月19日に発売)。

LTPO3広視野角OLED常時表示Retinaディスプレイ、通常使用時で最大24時間(低電力モードで最大38時間)駆動できるバッテリー、第3世代の光学式心拍センサーを搭載しています。

また、5G通信、AIコーチ「Workout Buddy」、睡眠スコア、バイタル監視、手首フリック、スマートスタック、ライブ翻訳、UIデザイン「Liquid Glass」、メモアプリに対応。

数十種類のワークアウトモード、高度なランニング指標、高速充電(約30分で80%)、低電力モード、血中酸素ウェルネス・心電図・皮膚温・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、マインドフルネス(呼吸エクササイズ)、衝突事故検出・転倒検出、

マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、Taptic Engine、LTE通話、50メートルの耐水性能、IP6X等級の防塵性能、Apple Pay、通知の受信(LINE対応)、カメラのリモート操作、iPhoneの検索、懐中電灯、天気予報、文字盤デザインのカスタマイズ、クイックリリースバンド、Bluetooth 5.3にも対応しています。

価格は、Amazonで62,172円(42mm・GPSモデル・税込)、楽天市場で68,369円(送料無料)、ヤフーショッピングで62,940円、Appleオンラインストアで64,800円(税込)~、です。

関連記事:Apple Watch Series 11 レビュー!Series 10との違いと欠点とは?

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Galaxy Watch8

Samsungから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年8月1日に発売)。

1.34/1.47インチのSuper AMOLED タッチスクリーン(40mm/44mmモデル・最大輝度3000nits)、最大40時間駆動できるバッテリー、Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、32GBストレージ、生体電気インピーダンス解析センサー・電気心拍センサー・光学式心拍センサー、GPSセンサーを搭載しています。

また、Gemini連携機能、One UI 8 Watc、AIコーチ、100種類以上のエクササイズ記録、エナジースコア、就寝時刻ガイダンス、血管負荷測定、抗酸化指数測定、体組成、睡眠トラッキング、ストレス測定、バンド交換システム「ダイナミックラグシステム」に対応。

音楽再生、Bluetooth通話、Google Gemini(音声アシスタント)、デュアルGPS、通知の受信、カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、天気予報、5ATM + IP68防水、ワイヤレス充電、FeliCa、専用アプリ(Samsung Health、Galaxy Wearable)、Bluetooth 5.3、Wi-Fi4、デュアルGPS (L1+L5) にも対応しています。

価格は、Amazonで51,900円(40mmモデル/Classicモデルは74,518円・税込)、楽天市場で57,900円(Classicモデルは82,900円)、ヤフーショッピングで38,500円、AliExpressで48,125円、米国 Amazon.comで$279.99、です。

関連記事:Galaxy Watch8/Classicレビュー!Watch7との違いと評価

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Google Pixel Watch 3

Googleから発売されたWear OS 5.0搭載のスマートウォッチです(2024年9月10日発売)。

Qualcomm SW5100、2GB メモリ、1.6/1.7インチのActua液晶、32 GB eMMCストレージ、 307 mAh / 420 mAh バッテリー、スピーカー、マイク搭載で、

高度なランニング機能、Suica決済、音楽再生、Bluetooth通話、4G通信(LETモデルのみ)、「朝の​ブリーフィング」​​機能、Googleサービスの連携、最大輝度 2000 ニト、カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5、安全確認機能、40種類以上のスポーツモード、自動検出、エナジースコア、有酸素運動負荷、バッテリー セーバーモード(最長36時間)、5気圧防水、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで43,497円(税込)、楽天市場で43,499円、ヤフーショッピングで52,800円、米国 Amazon.comで$199.99、です。

関連記事:Pixel Watch 3徹底レビュー!できること・評価・進化点を比較解説

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Garmin vivoactive 6

Garminから発売された独自OS搭載のスマートウォッチです(2025年4月10日に発売)。

直径1.2インチ(30.4 mm)の鮮やかなAMOLEDタッチスクリーン(常時表示オプション対応、390 x 390ピクセル)、スマートウォッチモードで約11日間(常時表示モードで約5日間)、GPSモードで約21時間駆動できるバッテリー、8GBのメモリ、Garmin Elevateリストベース心拍計、内蔵センサー(コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、環境光センサー、別売りのtempeセンサーで温度測定も可能)を搭載しています。

また、80種類以上のスポーツアプリ(車いすモード対応)、「スマート起床アラーム」、カスタマイズ可能なモーニングレポート、「MOVEアラート」、「モビリティアクティビティ」、SuicaおよびGarmin Payによる非接触決済、音楽再生・音楽保存機能、セーフティ機能(事故検出・援助要請)、高精度なマルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき、BeiDou)、クイックリリースに対応した20mmバンドに対応しています。

さらに、血中酸素、睡眠モニタリング(睡眠スコアと睡眠コーチ)、Body Battery、ストレスレベル計測、呼吸、スマートフォン通知(テキストメッセージ、着信、アプリ通知など)、ワイヤレス接続(Bluetooth, ANT+, Wi-Fi)、Garmin Connectアプリ、Connect IQストア、Garmin Messengerアプリ、Garmin Golfアプリとの連携、5気圧防水にも対応しています。

価格は、Amazonで47,559円(税込)、楽天市場で47,955円(送料無料)、ヤフーショッピングで47,955円(送料無料)、米国 Amazon.comで$299.99、です。

関連記事:Garmin vivoactive 6徹底レビュー!前モデルからの進化点を解説

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Amazfit Balance 2

Amazfitから発売されたZepp OS 5搭載のスマートウォッチです(2025年6月24日に発売)。

1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準使用で最大21日間駆動できるバッテリー、32GBストレージ、デュアルスピーカー、高性能マイク、BioTracker™ PPGセンサーを搭載しています。

また、ゴルフ機能、ダイビング機能、、10気圧防水、MIL規格準拠(6項目)、170種類以上のスポーツモード、AI機能(Zepp Flow™、Zepp Coach™)、BioChargeスコア(エネルギー残量)、レディネススコア(回復度)、表面温度測定、心拍変動 (HRV) 測定、ワンタップ測定に対応。

音声メモ録音 & AI議事録、音楽再生(単体・ストレージ)、Bluetooth通話、デュアルバンド6衛星測位(GPS)、オフラインの等高線マップナビゲーション機能、ミニアプリの追加、にも対応しています。

価格は、Amazonで39,501円(税込)、楽天市場で39,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,890円、米国 Amazon.comで$299.99、です。

関連記事:Amazfit Balance 2徹底レビュー!初代モデルとの違いを比較・評価

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HUAWEI WATCH GT 5

ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売)。

1.32/1.43インチのAMOLEDカラーディスプレイ、通常使用で約7日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、TruSenseシステム、100種類以上のワークアウトモード、フルカラーマップ表示、ランニングフォーム分析、情緒の測定機能、キーボード入力機能、スクリーンショット機能、EasyFit 3.0ベルト、ワイヤレス充電、5気圧防水 + IP69K防水防塵、ヒマワリ型アンテナ、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマートフォン探索、GNSS、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)に対応しています。

価格は、Amazonで26,818円(Pro版は38,790円)、楽天市場で26,980円(送料無料・Pro版は43,800円)、ヤフーショッピングで29,518円(Pro版は43,800円)、AliExpressで28,524円、です。

関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較

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HUAWEI WATCH FIT 4 Pro

HUAWEIから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

約1.82インチのAMOLED タッチスクリーン (480 x 408ピクセル, 最大輝度3,000 nits) 、通常使用で約10日間駆動できるバッテリー、深度センサー、温度センサー、GPSセンサー、、回転クラウン付きホームボタン、スピーカー・マイクを搭載しています。

また、心電図(ECG)アプリ、ゴルフ機能、40mフリーダイビング、ボイスメモ機能、、ワイヤレス急速充電(約60分でフル充電完了)、NFC、・食事管理サポート(Stay Fitアプリ連携)、皮膚温度測定、情緒モニタリング、100種類以上のスポーツモード、ランニング機能(AIランニングフォーム分析など)、血中酸素レベル測定・心拍数モニタリング・睡眠モニタリング・ストレスモニタリングに対応。

音楽再生(音楽保存)、Bluetooth通話、音声アシスタント(AI Voice)、文字盤デザインのカスタマイズ、高精度なマルチGNSS(L1/L5デュアルバンド対応)、バイブレーション機能、通知の受信、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)、5気圧防水・IP6X防塵にも対応しています。

価格は、Amazonで33,000円(税込)、楽天市場で33,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,800円、AliExpressで32,871円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro徹底レビュー!心電図・ゴルフ・地図

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他のHUAWEI スマートウォッチと比較

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Galaxy Tab Active5 Pro徹底レビュー!価格・スペック・評価

Galaxy Tab Active5 Pro 本体 正面 少し斜めに傾いている。
2025年5月26日にサムスンから発売された「Galaxy Tab Active5 Pro」は、過酷な現場のニーズに応えるべく設計された、まさに究極のタフネスタブレットとして注目を集めています。

このレビューでは、前モデル「Galaxy Tab Active4 Pro」から遂げた驚くべき進化と、業務効率を劇的に向上させる数々の独自機能について、実際の使用感を交えながら徹底的に掘り下げていきます。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy Tab Active5 Pro の長所 (Pros):

  • 業務を止めない画期的な「デュアルホットスワップ」対応バッテリー
  • MIL規格準拠、1.5m耐落下性能、IP68防水防塵といった最高レベルの堅牢性
  • 屋外でも見やすい高輝度ディスプレイと120Hzの滑らかな操作感
  • PCのように使える「DeXモード」とIP68対応「Sペン」による高い生産性
  • ハードウェアで機密情報を守る「Knox Vault」と長期OS・セキュリティサポート
  • 前モデル比で約52%向上したパワフルな処理性能

Galaxy Tab Active5 Pro の短所 (Cons):

  • プロ向け機能が満載なため、価格設定が11万円(税込)と高価
  • バッテリーの絶対容量やRAMなど、一部スペックは特化型の競合製品に及ばない場合がある
  • 強力なLEDライトなど、特定のニッチなハードウェアは非搭載

総合評価:

Galaxy Tab Active5 Proは、価格に見合うだけの圧倒的な堅牢性、独自の電源ソリューション、そして長期的な信頼性を備えた唯一無二の業務用タブレットです。一瞬のダウンタイムも許されない過酷な現場で活動するプロフェッショナルや、最高の信頼性を求めるアウトドア愛好家にとって、これ以上ない理想的な一台と言えるでしょう。

この記事で分かること

  1. Galaxy Tab Active5 Proと前モデルActive4 Proのスペックと性能の徹底比較
  2. 新世代SoC「Snapdragon 7s Gen 3」のAnTuTuベンチマークスコアと実力
  3. 「原神」など人気ゲームがどの程度快適に動作するかのゲーム性能レビュー
  4. 屋外での視認性を左右するディスプレイの輝度や120Hzリフレッシュレートの操作感
  5. 業務を止めない「デュアルホットスワップ」や「No Battery Mode」の詳細な使い方
  6. IP68防水防塵対応Sペンの書き心地や、PC化機能「DeXモード」の使い勝手
  7. MIL-STD-810H準拠の堅牢性、1.5m落下耐性、消毒剤清掃への対応力
  8. Wi-Fi 6Eや高精度デュアルGPSなど最新の通信機能のメリット
  9. 高度なセキュリティ機能「Knox Vault」がビジネスデータをどう守るか
  10. 他のタフネスタブレット(Blackview, Ulefone等)とのメリット・デメリット比較
  11. 3年間の長期保証と2033年までのソフトウェアサポートの価値
  12. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  13. 最新の価格情報と最もお得な購入先

この記事を最後まで読むことで、「Galaxy Tab Active5 Pro」が本当に最適な一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるようになります。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

このタブレットの購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Samsung Galaxy Tab Active5 Pro(ギャラクシータブアクティブ5プロ)| アウトドア向けタブレット | Samsung Japan 公式

デザインと外観:Galaxy Tab Active5 Proの実用性と印象

Galaxy Tab Active5 Proの画面に建物が映っている。

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proを実際に手に取り、その外観、デザイン、そしてインターフェースから感じられる堅牢性、操作性、さらにはGalaxy Tab Active4 Proからの進化点や、タフネスモデルとしての個性について、ユーザー視点での印象を交えながら詳しくレビューしていきます。

堅牢性と洗練されたデザインの両立:タフネスの新たなスタンダード

Galaxy Tab Active5 Proを初めて手にした際、一般的なタフネスタブレットが持つ特有の重厚さや威圧感を抑えた、意外なほどすっきりとシンプルなデザインにまず目が行きます。「頑丈=ゴツい」という固定観念を覆し、過度な装飾を排した外観は、プロフェッショナルな現場にもスマートに馴染む印象です。

多くのタフネスモデルに見られるような、四隅を分厚いラバーで覆う典型的な保護構造とは一線を画し、より洗練された手法で高い堅牢性を実現している点は特筆に値します。

それでいて、MIL-STD-810Hに準拠し、付属の保護ケース装着時には1.5mの高さからの落下にも耐えるというタフネス性能は確かなものです 。この安心感は、建設現場や工場、あるいはアウトドアといったハードな環境で利用する際に、精神的な余裕を与えてくれます。

また、タフネスタブレットとして10.2mmという厚さ は、スペック上の数値以上にかなり薄く感じられ、鞄への収納や持ち運びの際にも、そのスリムさが活きてくると感じました。

前モデルのGalaxy Tab Active4 Pro(約170.2mm×約242.9mm×約10.2mm )と比較すると、サイズはほぼ同じ約170.2mm×約242.9mm×約10.2mmを維持しています 。重量は本体のみで約674g から約680g へ、保護ケース装着時には約832g から約852g へとわずかに増加しましたが、これは10,100mAhへと大幅に増量されたバッテリー容量 や強化された内部構造を考慮すれば、むしろ歓迎すべき進化と言えるでしょう。

カラーリング:プロユースからアウトドアまで馴染むグリーン

Galaxy Tab Active5 Pro 背面の状態で置かれている。

カラーリングに目を向けると、Galaxy Tab Active5 Proは落ち着いた印象のグリーンを採用しています 。これは前モデルGalaxy Tab Active4 Proのカラーであったブラック から変更されており、両モデルでカラーバリエーションが異なる展開となっています 。

このグリーンは、プロフェッショナルな雰囲気を損なうことなく、近年利用者が増えているキャンプや登山といったアウトドアアクティビティの際にも、自然の風景に調和しやすい、好感の持てる色合いだと感じました。

操作性を高める練られた機能:現場のニーズに応える工夫

Galaxy Tab Active5 Proには、IP68の防水防塵に対応したSペンが標準で付属します 。これはGalaxy Tab Active4 Proから受け継がれる利点で、雨天時の屋外メモ取りや、粉塵が舞う工場内での図面指示など、手袋を着用したままでもスムーズな操作を支援します 。付属の保護ケースにはSペンを収納するスロットがあり、携帯時の紛失防止にも配慮されています。

本体側面には、オレンジ色で識別しやすいアクティブキーが搭載されています 。このキーには、頻繁に使うアプリ、例えば物流倉庫でのバーコード読み取りアプリや、警備業務での特定連絡アプリなどを割り当てることが可能です 。ワンタッチで起動できるため、特に緊急時や迅速な対応が求められる場面で、その真価を発揮します。

拡張性を支えるインターフェース群:多様な接続ニーズに対応

Galaxy Tab Active5 Proの接続ポート

インターフェースも業務での活用を強く意識した構成です。まず、USB 3.2 Gen 1対応のType-Cポートが搭載されており 、高速なデータ転送はもちろん、充電やSamsung DeXを利用した外部モニターへの出力にも対応します 。これにより、オフィスに戻って大画面で作業を継続する、といった柔軟な働き方が可能です。

また、近年では省略されがちな3.5mmイヤホンジャックも装備している点は、特筆すべきでしょう 。騒がしい工場内や建設現場など、有線ヘッドセットで確実に音声を聞き取りたい、あるいはBluetoothの使用が制限される環境において、このジャックの存在は非常に大きな意味を持ちます。

さらに、本体下部にはPOGOピンが配置されています。これにより、専用の充電クレードルやキーボードドックといったアクセサリーとの連携が容易になり、タブレットをPOSレジとして使用したり、データ入力用の簡易ワークステーションとして設営したりする際に、ケーブルレスでスマートな接続と充電環境を構築できます。

利便性を追求したNFCの配置:スムーズな連携を実現

NFC機能は前面に搭載されています 。これにより、Galaxy Tab Active5 Proを決済端末として利用する際、顧客は画面側でスムーズにカードやスマートフォンをタッチできます 。例えば、移動販売車や屋外イベントブースでの商品販売時に、この前面NFCが迅速かつ直感的な支払い体験を提供し、業務効率の向上に貢献します。

デザインと外観・インターフェースの要点:

  • デザイン印象:一般的なタフネスタブレット特有のゴツさを抑えた、すっきりとシンプルな外観 。四隅の過度なゴム保護がなく、10.2mmの厚さもタフネス機としては薄く洗練された印象 。
  • カラー:Galaxy Tab Active5 Proはグリーン 、前モデルGalaxy Tab Active4 Proはブラック と、異なるカラーを採用 。
  • 堅牢性:米国国防総省のMIL-STD-810H規格に準拠し 、カバー装着時は1.5mの耐落下性能を備える 。
  • サイズと重量:前モデルGalaxy Tab Active4 Proとほぼ同サイズながら 、大容量バッテリー搭載などにより重量は微増(本体約680g ) 。
  • Sペン:IP68防水防塵対応のSペンは保護ケースに収納できる。
  • クティブキー:カスタマイズ可能な物理キーで 、特定アプリへの迅速なアクセスが可能 。
  • USBポート:USB 3.2 Gen 1対応のType-Cポートを搭載し 、データ転送、充電、DeX出力に対応 。
  • イヤホンジャック:3.5mmイヤホンジャックを装備し 、有線での音声出力が可能 。
  • POGOピン:専用アクセサリーとの連携を容易にするPOGOピンを搭載 。
  • NFC:前面搭載のNFCにより 、決済などの利便性が向上 。

ディスプレイの進化:Galaxy Tab Active5 Proの視認性と操作性がもたらす格別な体験

Galaxy Tab Active5 Proのディスプレイに食べ物の映像が映っている。

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proディスプレイが、日々の業務や過酷な現場で実際に使ってみて「どう感じたか」、そして特に前モデルであるGalaxy Tab Active4 Proから進化した諸機能が「どんなメリットをもたらしたか」に焦点を当て、その魅力を余すところなくお伝えします。

表示品質:業務を支えるクリアな描画と快適な動画視聴

まず、Galaxy Tab Active5 Proのディスプレイの基本的な表示能力ですが、約10.1インチTFT液晶、解像度1920 x 1200 (WUXGA)、約1,600万色の表示対応というスペックは、前モデルGalaxy Tab Active4 Proから受け継いでいます 。このため、引き続き業務で高精細な図面を確認したり、細かな文字が多い報告書を読んだりする際に、文字潰れなく情報を正確に捉えることができました 。

また、このWUXGA解像度は、業務の合間に「YouTube」で気になった製品のレビュー動画を見たり、「Amazon Prime Video」でダウンロードしておいた映画を休憩中に楽しんだりする際にも、細部までクリアに描画され、十分に高精細で快適な視聴体験を提供してくれました。

視野角も広く、前モデル同様、多少斜めから見ても色調の変化が少ないため、設計図などを複数のメンバーで囲んで見るような場面でも、全員が情報を共有しやすかったです。

屋外作業の常識を変える視認性:最大輝度600nitsとビジョンブースターの実力

屋外での視認性向上は、Galaxy Tab Active5 Proのディスプレイにおける最も大きな進化の一つだと感じています。最大輝度が、Galaxy Tab Active4 Proの480nitsから約600nitsへと大幅に向上しました 。

この差は歴然で、かつてActive4 Proでは日差しが強いと画面が見えにくく、日陰を探して作業することもあったのですが、Active5 Proでは炎天下の建設現場で「SPIDERPLUS」のような施工管理アプリの図面を確認する際も、表示が白飛びすることなく、まるで紙の資料を見ているかのように細部まで鮮明に読み取れたのには本当に助けられました。

さらに感動的だったのが、Galaxy Tab Active4 Proには搭載されていなかった新機能「ビジョンブースター」です 。これは周囲の光環境に応じて画面のコントラストや色調を賢く自動調整してくれるもので、例えば明るい屋外から少し暗い倉庫内に移動した際など、人の目が慣れるよりも早く、ディスプレイ表示が最適な状態に切り替わります。

これにより、輝度を手動で調整する煩わしさから解放され、作業を中断することなくスムーズに業務を継続できるようになったのは、日々の効率を考えると非常に大きなメリットです。

指先に吸い付くような操作感:120Hzリフレッシュレートの衝撃

そして、Galaxy Tab Active5 Proのディスプレイを使っていて最も「変わった!」と実感できたのが、最大120Hzのリフレッシュレートがもたらす驚くほど滑らかな操作感です。これは、Galaxy Tab Active4 Proの標準的な60Hz表示 からの飛躍的な進化と言えるでしょう。

大量の部品リストが並ぶExcelシートをスクロールする際や、複数のレイヤーが含まれるCAD図面を「AutoCAD mobile」で拡大・縮小する際など、指の動きに対して画面が遅れることなく、まさに吸い付くように追従します。

Active4 Proでも業務に支障はありませんでしたが、Active5 Proのこの滑らかさは、一度体験すると元には戻れないほどの快適さです。長時間の作業における目の疲れも軽減されたように感じ、集中力の維持にも繋がりました。

過酷な環境での安心感:Corning® Gorilla® Glass Victus®+の信頼性

タフネスモデルのディスプレイとして欠かせない堅牢性も、Galaxy Tab Active5 Proでは確実に進化しています。保護ガラスが、前モデルGalaxy Tab Active4 Proに採用されていたGorilla Glass 5から、より耐傷性・耐衝撃性に優れたCorning® Gorilla® Glass Victus®+へとアップグレードされました 。

Galaxy Tab Active4 Proでも一定の安心感はありましたが、このCorning® Gorilla® Glass Victus®+のおかげで、例えば作業台に無造作に置いた際に近くの工具と接触したり、バッグの中で他の機材と擦れたりといった日常的なリスクに対する不安がさらに軽減されました。より気兼ねなく、タフな現場でディスプレイを操作できるようになったのは、日々の業務において大きなアドバンテージだと感じています。

ディスプレイの進化がもたらす体験:

  • 表示品質:約10.1インチWUXGA解像度のTFT液晶はGalaxy Tab Active4 Proから据え置きで、業務や動画視聴で十分な精細さを提供 。
  • 屋外での圧倒的な見やすさ:最大輝度がGalaxy Tab Active4 Proの480nitsから約600nitsへと大幅に向上し 、直射日光下でもクリアな視認性を実現 。
  • ストレスフリーな視認調整:Galaxy Tab Active4 Proにはなかったビジョンブースター機能が追加され 、周囲の明るさに応じて画面を自動最適化 。
  • 驚きの滑らか操作:Galaxy Tab Active4 Proの60Hz表示から最大120Hzのリフレッシュレートへと進化し 、スクロールや画面遷移が非常にスムーズで疲れにくい 。
  • 安心感のさらなる向上:保護ガラスがGalaxy Tab Active4 ProのGorilla Glass 5からCorning® Gorilla® Glass Victus®+へと進化し 、耐傷性・耐衝撃性が向上 。

パフォーマンスの進化:Galaxy Tab Active5 Proの新世代SoCと大容量メモリ・ストレージがもたらす快適性

Galaxy Tab Active5 Proのインターフェース画面

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proプロセッサ(SoC)の進化や、メモリ、ストレージの増強が、実際の業務アプリケーションの動作やデータ処理において、前モデルGalaxy Tab Active4 Proと比較してどのような快適性をもたらしてくれるのか、具体的な体感を交えながら詳しくレビューしていきます。

新世代SoC「Snapdragon 7s Gen 3」搭載による処理性能の飛躍

Galaxy Tab Active5 Proが手元に届き、まず試したのは日々の業務で頻繁に利用する複数のアプリケーションの起動速度や動作のレスポンスです。本機には、新世代のSoCであるQualcomm® Snapdragon® 7s Gen 3モバイルプラットフォームが搭載されています 。これは、前モデルGalaxy Tab Active4 Proに搭載されていたSnapdragon 778G 5G からのメジャーアップデートと言えるでしょう。

アーキテクチャの進化点:より微細なプロセスと強力なCPU・GPU

両者のSoCスペックを詳細に比較すると、まず製造プロセスにおいて、Snapdragon 7s Gen 3がより微細なTSMCの4nmプロセスを採用している点が挙げられます 。対してSnapdragon 778G 5G6nmプロセスです 。このプロセスの微細化は、一般的に電力効率の向上と、より高い集積度による処理能力の向上に貢献します。

CPUのコア構成に目を向けると、Snapdragon 7s Gen 3は最大2.5GHzで動作するKryo Primeコア(Cortex-A720ベース)を含む8コア構成となっています 。一方、Snapdragon 778G 5Gは最大2.4GHzのKryo 670 Primeコアを含む8コア構成であり 、Snapdragon 7s Gen 3ではアーキテクチャの世代も新しくなり、動作クロックも向上しています。

さらに、グラフィック処理を担うGPUも進化しています。Snapdragon 7s Gen 3はAdreno 810(1050MHz)を搭載する のに対し、Snapdragon 778G 5GはAdreno 642Lであり 、より高度なグラフィック処理性能が期待できます。システムメモリの対応規格についても、Snapdragon 7s Gen 3が高速なLPDDR5(3200MHz)をサポートする 一方で、Snapdragon 778G 5GはLPDDR4X(2133MHz)対応となっており 、メモリ帯域幅の向上もシステム全体のレスポンス向上に寄与していると考えられます。

ベンチマークスコアと実使用感:数値と体感でわかる確かな進化

これらのアーキテクチャ全体の進化とスペックアップが、実際のパフォーマンスにどう結びつくのか。AnTuTuベンチマーク(バージョン10)のスコアでは、Galaxy Tab Active4 Proの約491,825点 に対し、Galaxy Tab Active5 Proは約750,366点と 、実に約52%もの向上を示しています 。

この数値の違いは、日常的な操作のあらゆる場面で体感できました。例えば、大容量のExcelファイルや複数の図面データを含むCADビューア「DWG FastView」を開く際も、Active4 Proでは読み込みに一瞬の間を感じることがありましたが、Active5 Proではアプリの起動からデータの読み込みまでが明らかに高速化され、ストレスなく作業を開始できました。

また、複数の業務アプリを切り替えながら使用する際も、もたつくことなくキビキビと動作し、まさに「日常的な動作の快適性を重視した」というSoCの設計思想 を実感させてくれます。

メモリとストレージの強化が支える快適な操作環境

パフォーマンスの向上はSoCだけでなく、メモリとストレージの容量アップも大きく貢献しています。Galaxy Tab Active5 Proは、メモリ(RAM)がGalaxy Tab Active4 Proの4GBから6GBへ 、内蔵ストレージが64GBから128GBへと 、それぞれ増強されました。

RAM増強による快適なマルチタスク体験

この6GBのメモリは、特にマルチタスク性能においてその真価を発揮します 。例えば、現場で作業指示書(PDF)を確認しながら、コミュニケーションツール「Slack」でチームと連絡を取り、さらに「Google Chrome」ブラウザで複数の参考情報をタブで開いておく、といった使い方をしても、アプリの切り替えが非常にスムーズでした。

バックグラウンドのアプリが勝手に終了してしまうようなこともなく、Active4 Proでも不可能ではありませんでしたが、Active5 Proの方が明らかに動作に余裕があり、より快適に並行作業を進められる印象です。

内蔵ストレージ倍増で高まるデータ携行力

内蔵ストレージがGalaxy Tab Active4 Proの64GBから128GBへ倍増したこと も、実用面で大きなメリットです。業務で使用する専門アプリの中にはサイズが大きいものもありますし、オフライン環境での利用を想定して「Google Maps」の地図データを広範囲にダウンロードしたり、高解像度の製品カタログや多数の現場写真を本体に保存したりする場合でも、Active5 Proの128GBストレージなら容量不足を心配する場面は格段に減るでしょう。

microSDカード対応強化:最大2TBで広がるデータ活用の可能性

さらに、外部ストレージとしてのmicroSDカードの対応容量が、Galaxy Tab Active4 Proの最大1TBから 、Galaxy Tab Active5 Proでは最大2TBへと倍増した点も見逃せません 。これは、特に大量のデータを扱うユーザーにとっては朗報と言えるでしょう。

例えば、数日間にわたる現地調査で撮影した長時間の4K動画(本機は4K動画撮影にも対応 )や、膨大な数の高解像度写真、あるいは専門分野の巨大なデータベースなどをオフラインで持ち運ぶ必要がある場合、2TBまでの大容量メディアに対応できることで 、ストレージ管理の自由度が大幅に向上します。まさに、プロフェッショナルのヘビーなデータ活用ニーズに応える進化と言えるでしょう。

パフォーマンス向上の実感ポイント:

  • SoC性能(スペック):新世代SoC「Snapdragon 7s Gen 3」は、Galaxy Tab Active4 Proの「Snapdragon 778G 5G」と比較し、4nmプロセス採用(vs 6nm) 、新世代CPUコア(最大2.5GHz vs 最大2.4GHz) 、高性能GPU(Adreno 810 vs Adreno 642L) 、高速メモリ対応(LPDDR5 vs LPDDR4X) と進化。
  • SoC性能(ベンチマーク):AnTuTuベンチマークスコアでGalaxy Tab Active4 Proの約49万点 に対し約75万点 と約52%向上し 、アプリ起動や動作レスポンスが大幅に改善。
  • メモリ容量:RAMがGalaxy Tab Active4 Proの4GBから6GBに増量され 、複数アプリの同時使用や切り替えがよりスムーズに。
  • 内蔵ストレージ:ストレージがGalaxy Tab Active4 Proの64GBから128GBに倍増し 、大容量アプリやデータの保存に余裕が生まれた。
  • 外部ストレージ対応:microSDカードの最大対応容量がGalaxy Tab Active4 Proの1TB から2TBへと拡大し 、大量データの持ち運びや管理が容易に。

Antutuベンチマークの詳細

Galaxy Tab Active5 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen 3プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約75万点前後を記録しています。

同じプロセッサはスマートフォンのNothing Phone (3a) にも搭載されています。

例: Antutu V10 総合で「733807」、CPUで「238580」、GPUで「201163」、MEMで「131028」、UXで「163036」

一方、前モデルGalaxy Tab Active4 ProQualcomm Snapdragon 778G 5G プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約49万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「492206」、CPUで「135312」、GPUで「159333」、MEMで「89121」、UXで「108440」

Galaxy Tab Active5 Proは前モデルGalaxy Tab Active4 Proよりもスコアが26万点 向上しています。

Snapdragon 7s Gen 3性能を比較

Galaxy Tab Active5 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen 3プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Galaxy Tab Active5 Pro グラフ Snapdragon7s-Gen3-VS-Snapdragon778-G5

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE)・・・Antutu総合:約 93万
  2. Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 (Galaxy Tab Active5 Pro)・・・Antutu総合:約 75万
  3. MediaTek Dimensity 7200 (Blackview Active 10 Pro)・・・Antutu総合:約 66万
  4. Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu総合:約 62万
  5. Qualcomm Snapdragon 778G 5G (Galaxy Tab Active4 Pro)・・・Antutu総合:約 49万
  6. Dimensity 6300 (Ulefone Armor Pad 4 Ultra)・・・Antutu総合:約 41万
  7. MediaTek Helio G99 (AGM PAD P2 ACTIVE/OUKITEL RT8/DOOGEE R20/FOSSiBOT DT2)・・・Antutu総合:約 40万
  8. Unisoc T616 (UMIDIGI Active T1)・・・Antutu総合:30万 前後
  9. Snapdragon 680 (Orbic TAB10R 4G/Redmi Pad SE)・・・Antutu総合:約 27万
  10. UNISOC T606 (Blackview Active 6)・・・Antutu総合:約 25万

比較から分かること

Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3は、比較対象のCPU群の中で優れた性能を持つミドルハイレンジのチップセットとして位置づけられます。最上位のExynos 1580には及ばないものの、前世代のSnapdragon 7s Gen 2や競合のMediaTek Dimensity 7200を上回るスコアを示しており、着実な性能向上が見受けられます。

特に、Snapdragon 778G 5Gのような一世代前のモデルや、Helio G99、Snapdragon 680といったエントリーからミドルレンジ下位のチップセットと比較すると、その差は大きく、より負荷の高いアプリケーションやマルチタスク処理においても、よりスムーズな動作を提供する能力があると考えられます。

この約75万点というスコアは、日常的な使用はもちろんのこと、ある程度のゲームや高度な処理を要求するタスクにも対応できるポテンシャルを秘めていることを示唆しており、搭載されるデバイスの快適な操作感に貢献することが期待されます。このデータからは、Snapdragon 7s Gen 3がバランスの取れた性能を提供し、幅広いユーザー層に対して満足のいくパフォーマンスを発揮するCPUであると評価できます。

ゲーム性能

Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3Qualcomm Snapdragon 778G 5Gゲーム性能における違いについて、具体的なゲームタイトルとそのフレームレートを使って紹介します。

原神

広大なファンタジー世界を自由に探索し、元素を駆使したアクションバトルが特徴のオープンワールドRPG「原神」では、両SoCで動作に違いが見られます。

  • Snapdragon 778G 5Gでは、画質設定を「中」以下に調整することで、おおむね30FPSから40FPSでの動作となり、場面によってはフレームレートの変動が感じられることがあります。特にキャラクターが多く表示される都市部や、エフェクトが多用される激しい戦闘シーンでは、動作がやや重くなることがあります。
  • 対してSnapdragon 7s Gen 3は、画質設定「中」において、平均して40FPSから50FPSでのより安定した動作が期待できます。これにより、フィールドの探索や戦闘時のキャラクターの動きがSnapdragon 778G 5Gと比較して滑らかになり、視覚的な快適さが向上します。負荷の高い場面でも、フレームレートの落ち込みが比較的小さく抑えられ、ストレスの少ないプレイが可能です。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人のプレイヤーが最後の生き残りをかけて戦う、人気のバトルロイヤルFPS「Call of Duty: Warzone Mobile」においては、フレームレートの安定性が勝敗に影響します。

  • Snapdragon 778G 5Gでは、グラフィック設定を「低」から「中」程度にすることで、30FPSから45FPSあたりでの動作を見込めます。広大なマップでの索敵や、突発的な銃撃戦において、フレームレートの変動が時折発生し、エイムの精度に影響を与える可能性があります。
  • Snapdragon 7s Gen 3の場合、グラフィック設定「中」で、より安定して45FPSから60FPSに近いフレームレートを維持する能力があります。これにより、敵の発見から照準、射撃に至るまでの一連の動作がスムーズになり、より有利に戦闘を進めることができます。特に近距離での遭遇戦など、一瞬の反応が求められる状況下で、その差は顕著に現れるでしょう。

ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)

ダークファンタジーの世界を舞台に、無数の敵をなぎ倒していく爽快感が魅力のハックアンドスラッシュ系アクションRPG「ディアブロ イモータル」では、エフェクトの多いスキルが多用されます。

  • Snapdragon 778G 5Gでは、画質設定「中」で、おおむね30FPSから50FPSでの動作になります。多くの敵や味方キャラクター、派手なスキルエフェクトが画面上に同時に表示されるような状況では、フレームレートが低下し、動作がややもたつくことがあります。
  • Snapdragon 7s Gen 3は、画質設定「中」から「高」設定の一部を選択しても、45FPSから60FPSでの滑らかな動作を維持しやすくなります。キャラクターの動きやスキルのエフェクトがより鮮明かつスムーズに描画されるため、戦闘時の没入感と操作性が向上します。多数の敵を相手にする場面でも、処理落ちが少なく、快適なハックアンドスラッシュ体験が得られます。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

実在の競走馬を擬人化した「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」は、レースシーンやライブシーンでの3Dモデルの滑らかな動きが重要です。

  • Snapdragon 778G 5Gでも、画質設定「高」で多くの場合45FPSから60FPSでの快適な動作が可能です。レース中のウマ娘たちの動きや、ライブシーンでのパフォーマンスも十分に楽しめます。
  • Snapdragon 7s Gen 3では、画質設定を「最高」にしても、ほぼ常時60FPSに張り付いた非常に滑らかな描画を実現します。これにより、レース中のカメラワークやウマ娘たちの細かな表情、ライブシーンでのダンスパフォーマンスなどが、より高品位かつ途切れることなく表示され、ゲームの世界観を余すところなく堪能できます。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

不朽の名作「ファイナルファンタジーVII」とその関連作品の物語を、章立てで楽しめるRPG「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」は、美麗なグラフィックとコマンドバトルが特徴です。

  • Snapdragon 778G 5Gは、画質設定「中」から「高」で、40FPSから60FPSでのプレイが可能です。バトル中のエフェクトやキャラクターのモーションも概ねスムーズに描画され、快適に物語を進められます。
  • Snapdragon 7s Gen 3では、画質設定「最高」においても60FPSでの安定した動作が見込めます。これにより、キャラクターモデルのディテールや背景の美しさが最大限に引き出され、戦闘時のリミットブレイク技などの派手なエフェクトもカクつくことなく、迫力満点に表示されます。シリーズのファンにとって、より高品質な環境で物語を追体験できるでしょう。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

開拓者として銀河を巡るスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」は、高品質な3Dグラフィックと戦略的なターン制バトルが魅力です。

  • Snapdragon 778G 5Gでは、画質設定を「中」程度にすることで、30FPSから45FPSでの動作となります。探索中のフィールドや、キャラクターの必殺技演出など、グラフィック負荷の高い場面では、フレームレートがやや不安定になることがあります。
  • Snapdragon 7s Gen 3は、画質設定「中」において45FPSから60FPSでのより安定した動作を提供します。これにより、美しい星々やキャラクターの精細なモデリングを滑らかに表示し、戦闘時のテンポも損なわれません。一部「高」設定も視野に入り、よりリッチなビジュアルで壮大な宇宙の冒険に没入できます。

まとめ:ゲーム性能

Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3は、Qualcomm Snapdragon 778G 5Gと比較して、GPU性能を中心に全体的な処理能力が向上しており、多くのゲームタイトルにおいて、より高いグラフィック設定で、より安定した高いフレームレートでのプレイを実現します。特にグラフィック負荷の高い「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」、「崩壊:スターレイル」といったタイトルでは、その差が顕著に現れ、より快適で没入感のあるゲーム体験が可能です。

「ウマ娘 プリティーダービー」や「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」のような比較的動作の安定しているタイトルにおいても、最高設定でのさらなる描画品質の向上が期待できます。Snapdragon 7s Gen 3は、より幅広いゲームを、より良い条件で楽しみたいユーザーに適したパフォーマンスを提供します。

バッテリーとホットスワップ機能:Galaxy Tab Active5 Proの現場作業を止めない持続力

Galaxy Tab Active5 Proの内部のバッテリーが見える状態

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proが、特に長時間の現場作業や連続使用が求められる業務において、いかにしてユーザーをバッテリーの不安から解放し、業務の継続性を高めてくれるのか。その核となる大容量バッテリーと、革新的なデュアルホットスワップ機能、そして「No Battery Mode」、さらには充電性能や駆動時間の目安について、実体験に基づいたメリットを詳しくレビューしていきます。

大幅に増強されたバッテリー容量:一日中安心して使えるスタミナ

Galaxy Tab Active5 Proを手にしてまず驚かされたのは、その圧倒的なバッテリー持続力への期待感です。本機は合計で10,100mAhという大容量バッテリーを搭載しており、これは前モデルGalaxy Tab Active4 Proの7,600mAh から約33%も増加したことになります。

この差は、実際の使用感として非常に大きく、例えば丸一日の屋外調査でGPSロガーアプリ「Geographica」を常時起動しつつ、撮影やメモを頻繁に行ったとしても、夕方までバッテリー残量を気にすることなく作業に没頭できました。

駆動時間の具体的な目安として、Galaxy Tab Active5 Proは10,100mAhと大幅にバッテリー搭載で、最大16時間の動画再生が可能です。これは前モデルGalaxy Tab Active4 Proの駆動時間と同じです。

充電オプションと駆動時間の目安

両モデルとも、充電や外部接続にはUSB Type-C端子を使用します 。Galaxy Tab Active5 Proは、このUSB Type-C経由での急速充電に加えて、POGOピン経由での急速充電にも対応していることが明記されています 。これにより、デスクに戻った際にクレードルに置くだけで迅速に充電を開始でき、次の現場へスムーズに持ち出せます。

前モデルGalaxy Tab Active4 ProもPOGOピン経由での急速充電には対応していました が、Active5 ProではUSB Type-CとPOGOピン双方での急速充電対応が明言されており、充電方法の柔軟性が増した印象です。

革新的!デュアルホットスワップ機能で途切れない業務遂行

そして、Galaxy Tab Active5 Proのバッテリー関連機能で最も革新的だと感じたのが、新搭載の「デュアルホットスワップ」機能です 。これは、約5,050mAhの交換可能なバッテリーを2つ搭載し 、デバイスの電源を完全にオフにすることなく、片方ずつバッテリーを交換できるという画期的な仕組みです 。Galaxy Tab Active4 Proではバッテリー交換自体は可能でした が、一度電源を切る必要がありました。

このホットスワップ機能のおかげで、例えば重要な顧客との「Zoom」会議中にバッテリー残量が少なくなっても、会議を中断することなく予備バッテリーに交換し、そのまま継続できます。また、工場の生産ラインでリアルタイムに稼働状況を監視している最中にバッテリー交換が必要になったとしても、システムを停止させることなく対応可能です。

実際に試してみると、その手軽さと業務を止めない安心感は絶大で、特に一瞬のダウンタイムも許されないクリティカルな業務においては、計り知れない価値を提供してくれると確信しました。

多様な電源環境に対応する「No Battery Mode」

Galaxy Tab Active5 Proは、前モデルGalaxy Tab Active4 Proにも搭載されていた「No Battery Mode」を引き続きサポートしています 。これは、バッテリーを取り外した状態でも、対応するUSB Type-C給電アクセサリー(9V/2.3A以上、PD 2.0以上に対応 )を接続すれば、外部電源のみでタブレットを動作させることができる機能です 。

このモードは、例えば店舗のレジ横に設置して「Airレジ」のようなPOSシステムとして常時稼働させる場合や、車載ホルダーに取り付けてカーナビゲーションシステムとして長距離利用する場合など、バッテリーの消耗や高温環境下でのバッテリー劣化を気にせずに済むため、非常に実用的です。実際に、夏の暑い車内でテストした際も、バッテリーへの負荷を心配することなく、安定した動作を確認できました。

これにより、タブレットの用途がさらに広がり、多様な設置環境や運用形態に柔軟に対応できるというメリットがあります。

バッテリーと電源管理の進化点:

  • バッテリー容量と駆動時間の目安:合計10,100mAhとGalaxy Tab Active4 Proの7,600mAhから大幅増量し、最大16時間の動画再生が可能。前モデルのGalaxy Tab Active4 Proと同じです。
  • 充電オプション:両モデルともUSB Type-C端子を使用 。Galaxy Tab Active5 ProはUSB-CおよびPOGOピンによる急速充電に対応 。
  • デュアルホットスワップ:Galaxy Tab Active4 Proにはなかった新機能で、電源を落とさずに約5,050mAhのバッテリー2個を交換可能とし、業務の継続性を劇的に向上 。
  • No Battery Mode:バッテリー非搭載でも外部電源での動作が可能で、据え置き利用や高温環境下での運用に最適 。

オーディオ機能:Galaxy Tab Active5 Proのクリアな音声伝達で業務を円滑に

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proが、特に騒がしい現場やオンラインでのコミュニケーションにおいて、いかにクリアで確実な音声伝達を実現し、業務の円滑化に貢献するのか。

強化されたスピーカー性能、ノイズコントロール技術、そしてマイクなどのオーディオ機能全般について、前モデルとの比較を意識しつつ、具体的な使用感を交えて詳しくレビューしていきます。

騒音下でも聞き逃さない:大音量ステレオスピーカーの実力

Galaxy Tab Active5 Proのオーディオ機能で最初にその進化を実感したのは、スピーカーから発せられる音声の明瞭さと音量です。本機はステレオスピーカーを搭載し、特に「大音量」に対応している点が特徴です。

実際に、機械音が絶えず響く工場内や、多くの人が行き交う建設現場で作業指示の音声を聞き取ろうとした際、前モデルのGalaxy Tab Active4 Proでは周囲の騒音に埋もれがちだった音声が、Active5 Proでは驚くほどクリアに、そして力強く耳に届きました。

サムスンの公式情報によれば、スピーカーの音量向上と音声の明瞭化が強化されているとのことですが 、まさにその言葉通り、重要な情報を聞き逃す不安が大幅に軽減されたのです。

この進化したスピーカーのおかげで、実際に「LINE WORKS」を使った音声通話では相手の声が格段に聞き取りやすくなり、現場での口頭指示も以前より正確に伝わるようになったと感じています。これにより、コミュニケーションミスによる手戻りが減り、作業効率の向上に直結しました。

クリアな通話を実現:進化したノイズコントロール技術

オンライン会議や現場間のコミュニケーションにおいて、相手にクリアな音声を届けること、そして相手の声を正確に聞き取ることは極めて重要です。Galaxy Tab Active5 Proは、この点においても大きな進化を遂げています。

まず、ハウリング抑制・ノイズ軽減テクノロジーが搭載されており、例えば複数のデバイスが近距離でトランシーバー機能(別途対応ソリューションが必要 )を使用する際に発生しがちな「キーン」という不快なハウリングが効果的に抑えられました。

さらに、インテリジェントな音声処理による背景ノイズ除去機能 は、まさに現場の声に応えた機能だと感じました。例えば、風の音が強い屋外や、機械音が響く工場から「Microsoft Teams」や「Google Meet」を利用してオンライン会議に参加した際、こちらの声に乗る雑音が大幅に低減され、相手に非常にクリアな音声を届けられることを確認できました。

これにより、相手がこちらの発言を聞き返す回数が減り、コミュニケーションが格段にスムーズになりました。Galaxy Tab Active4 Proには特に強調されていなかったこれらの高度なノイズコントロール技術は、Active5 Proの大きなアドバンテージと言えるでしょう。

コミュニケーションを支えるマイクとオーディオ再生

クリアな音声伝達には、相手の声をしっかり拾うマイク性能も不可欠です。Galaxy Tab Active5 Proには内蔵マイクが搭載されており、前述のノイズ除去技術と相まって、騒がしい環境下でもこちらの発言を的確に捉え、相手に伝えてくれました。

また、本機はMP3、WAV、FLACなど、多岐にわたるオーディオ再生フォーマットに対応しています 。これにより、業務で使用する音声ガイダンスや録音された議事録、あるいはeラーニング用の教材に含まれるナレーションなど、様々な形式の音声ファイルを特別な変換作業なしに再生できるため、情報共有や学習の効率も向上します。

進化したオーディオ機能のポイント:

  • スピーカー性能:大音量対応のステレオスピーカーを搭載し、前モデルGalaxy Tab Active4 Proと比較して音量と音声の明瞭度が向上し、騒音下でも聞き取りやすい。
  • ハウリング抑制:複数のデバイス使用時に発生しやすいハウリングを低減する技術を搭載。
  • ノイズ除去:周囲の騒音や背景ノイズを効果的に除去し、クリアな音声コミュニケーションを実現。
  • マイク:内蔵マイクとノイズコントロール技術により、騒がしい場所でも明瞭な音声入力が可能。
  • オーディオ再生:多様なオーディオ再生フォーマットに対応し、業務関連の音声ファイル再生もスムーズ 。

タフネス性能:Galaxy Tab Active5 ProのMIL規格準拠、IP68防水防塵、強化された耐性と清掃対応

Galaxy Tab Active5 Proが地面(土)の上に置かれている

ここでは、Galaxy Tab ActiveシリーズのDNAとも言える「揺るぎないタフネス」が、Galaxy Tab Active5 Proでどのように受け継がれ、さらに進化を遂げているのかを詳しくレビューします。

過酷な現場での信頼性を左右するMIL規格への準拠、防水防塵性能、そして新たに追加された耐衝撃性や清掃対応といった点が、実際の使用感にどのような安心感をもたらすのか、具体的なメリットと共に解説します。

シリーズ共通の信頼性:MIL-STD-810H準拠とIP68防水防塵

Galaxy Tab Active5 Proを手に取ると、まずその堅牢な作りから、日々のハードな使用にも耐えうるという絶対的な信頼感が伝わってきます。本機は、前モデルGalaxy Tab Active4 Proと同様に、MIL-STD-810Hに準拠しています。

これは、落下、振動、衝撃、極端な温度変化など、多岐にわたる厳しいテストをクリアした証であり、例えば工事現場での機材運搬中に他の工具とぶつかったり、走行中の車両のダッシュボードで振動にさらされたりといった場面でも、故障のリスクを大幅に低減してくれます。

さらに、IP68規格防水防塵性能も、Active4 Proから引き続き備えています。これは、粉塵の侵入を完全に防ぎ、かつ、水深1.5mまでの淡水に最大30分間水没させても内部に浸水しないことを意味します。実際に、屋外での測量業務中に突然の雨に見舞われた際や、飲食店厨房でレシピ確認アプリ「クックパッド」を使用中に水しぶきがかかった際も、慌てることなく作業を継続できました。

付属のSペンも同様にIP68対応 なので、濡れた手や汚れた環境でも安心して手書き入力を行えるのは、現場での大きなアドバンテージです。

さらなる高みへ:強化された落下耐性と衝撃吸収性

Galaxy Tab Active5 Proは、物理的な耐衝撃性においても確実な進化を遂げています。特筆すべきは、付属の保護ケースを装着した状態での落下耐性が、Galaxy Tab Active4 Proの1.2mから1.5mへと向上した点です。この0.3mの差は、実際の現場では大きな意味を持ちます。

例えば、立った状態で操作していてうっかり手から滑り落ちてしまった場合や、作業台から不意に落下させてしまった場合でも、タブレットが無事である可能性がより高まりました。ディスプレイがCorning® Gorilla® Glass Victus®+で保護されていることと合わせて、万が一のアクシデントに対する安心感が格段に増し、より大胆に、そして集中して業務に取り組めるようになりました。

衛生管理も万全:市販消毒剤での清掃に対応

Galaxy Tab Active5 Proで新たに追加された特長として、市販の消毒剤での清掃が可能になった点が挙げられます。これは、特に衛生管理が厳しく求められる環境においては、非常に重要な進化です。例えば、医療機関で患者情報や電子カルテ「M3 DigiKar」などを扱う際や、食品加工工場での品質管理記録、あるいは不特定多数の人が触れる可能性がある教育現場や小売店の接客端末「スマレジ」として利用する場合など、定期的な消毒作業が不可欠です。

Galaxy Tab Active4 Proでは明示されていなかったこの清掃対応により、Active5 Proはアルコールベースの消毒液など(※対応する消毒剤の種類については公式情報をご確認ください)で手軽に拭き掃除ができるようになり、常に衛生的な状態を保ちやすくなりました。これにより、デバイスを介した感染リスクを低減し、より安全な作業環境の構築に貢献してくれると実感しました。

耐久性と衛生管理の進化点:

  • MIL規格準拠:前モデルGalaxy Tab Active4 Pro同様、米国国防総省のMIL-STD-810H規格に準拠し、過酷な環境下での高い信頼性を確保。
  • IP68防水防塵:タブレット本体および付属のSペン共にIP68規格の防水防塵性能を備え、水濡れや粉塵を気にせず使用可能。
  • 落下耐性向上:付属カバー装着時の落下耐性が、Galaxy Tab Active4 Proの1.2mから1.5mへと強化され、不意の落下に対する安心感が向上。
  • 消毒剤清掃対応:Galaxy Tab Active4 Proにはなかった新機能として、市販の消毒剤での清掃が可能となり、衛生管理が求められる現場での運用性が向上。

SペンとDeXモード:Galaxy Tab Active5 Proの生み出す高い生産性

Galaxy Tab Active5 ProでSペンを使う様子

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proの業務効率を飛躍的に高める二大巨頭、SペンとDeXモードに焦点を当てます。これらが日々の業務において、メモ取りから本格的な資料作成、そしてマルチタスク作業に至るまで、どのようにユーザーをサポートし、生産性向上に貢献するのか、具体的な使用感と共に詳しくレビューしていきます。

直感的でタフなSペン:現場でのメモから精密作業まで

Galaxy Tab Active5 Proには、前モデルGalaxy Tab Active4 Proから引き続き、非常に便利なSペンが標準で付属しており、これがまたタフな現場での利用をよく考えられた仕様になっています。まず特筆すべきは、Sペン自体もIP68規格の防水防塵に対応している点です 。

これにより、例えば屋外での作業中に急な雨に降られたり、粉塵の多い倉庫内で在庫管理アプリ「zaico」に手書きで数量を記入したりする際も、ペンの故障を心配することなく、ためらわずに使用できました。

書き心地も滑らかで、「サインも書き込みもスムーズに」行えるという公式の説明通り 、まるで紙に書いているかのような自然な感覚でメモを取ったり、PDF化された図面や報告書に「Adobe Acrobat Reader」で直接赤入れや注釈を加えたりすることができました。

特に、手袋を着用したままでも画面タッチの感度調整が可能 な本体と組み合わせることで、手袋を外す手間なく、Sペンで細かなポイントを指示したり、署名したりといった作業がスムーズに行えたのは、現場での作業効率を大きく向上させるポイントだと感じています。

DeXモード:タブレットからパワフルなデスクトップ体験へ

Galaxy Tab Active5 ProでDeXモード、映像出力を利用している様子

Galaxy Tab Active5 Proのもう一つの強力な生産性向上機能が、Samsung DeXモードです 。これは、Galaxy Tab Active4 Proでも好評だった機能ですが、Active5 Proの進化したパフォーマンスと組み合わせることで、その真価をさらに発揮すると感じました。

外部ディスプレイとの連携で広がる作業空間

DeXモードでは、外部モニター、キーボード、マウス(いずれも別売)を接続するだけで、タブレットの画面がPCのデスクトップのようなユーザーインターフェースに切り替わります 。複数のアプリケーションをウィンドウ表示で同時に扱えるようになるため、作業効率が格段に向上します。

特に、Galaxy Tab Active5 Pro本体のUSB Type-Cポート を利用すれば、市販のUSB-C to HDMI変換アダプターやUSB-Cハブを介して外部ディスプレイへ有線で映像出力し、大画面でDeXモードの拡張デスクトップを利用したり、画面をミラーリングしたりすることが可能です。これにより、一度に表示できる情報量が増え、より複雑な作業も効率的に進められるようになりました。

Active5 Proの性能が活きる快適なDeX体験

実際に、出先で撮影した現場写真や収集したデータを基に、「Microsoft Word」で報告書を作成しつつ、「Microsoft Excel」で関連データを参照し、さらに「Outlook」でメールを確認するといった一連の作業をDeXモードで行ってみました。Active5 ProのSnapdragon 7s Gen 3プロセッサと6GBのRAM のおかげで、複数のアプリを同時に起動しても動作が重くなることはほとんどなく、ウィンドウの切り替えやサイズの変更もスムーズでした。

まるで軽量なノートPCを使っているかのような快適さで作業をこなせたのは、特筆すべき点です。

これにより、「いつでもどこでも効率的に作業できる」という言葉が、まさに現実のものとなります 。現場からオフィスに戻らずとも、本格的なデスクワーク環境をその場で構築できるのは、時間と場所の制約を大きく減らしてくれる、非常に価値のある機能だと実感しました。

SペンとDeXモードによる生産性向上のポイント:

  • Sペン(IP68対応):防水防塵対応のSペンが付属し、雨天や粉塵環境下でもメモ取りや署名がスムーズに行え、手袋モードとの連携も便利 。
  • DeXモード(PCライクな体験):外部モニター等に接続することでPCのようなデスクトップ環境を実現し、マルチウィンドウでの作業が可能 。USB Type-Cポート経由での有線映像出力にも対応し、大画面での作業効率を向上 。
  • DeXモード(パフォーマンス):Galaxy Tab Active5 Proの強化されたプロセッサとメモリにより、DeXモードでの複数アプリ同時使用時も快適な動作を実感 。
  • 生産性向上:Sペンによる直感的な入力と、DeXモードによる効率的なマルチタスク処理が、ビジネスシーンにおける様々な作業の生産性を大幅に向上させる。

接続性の強化:Galaxy Tab Active5 Proが実現する高速通信と高精度なデータ連携

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proが、現代のビジネスシーンで不可欠な「つながる力」、すなわち通信性能においてどのような進化を遂げ、それが実際の業務効率や情報活用の幅をどう広げてくれるのか。Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、そして高精度デュアルGPSといった最新規格への対応を中心に、前モデルGalaxy Tab Active4 Proとの比較も交えながら、その実力を詳しくレビューしていきます。

次世代規格Wi-Fi 6E対応:混雑環境でも途切れない高速通信

Galaxy Tab Active5 Proの通信機能で、まず特筆すべきは最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応した点です 。これは、前モデルGalaxy Tab Active4 Proが対応していたWi-Fi 6 から一歩進んだ規格で、従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加えて、新たに6GHz帯の利用が可能になります。

この6GHz帯は、まだ利用機器が少なく電波の混雑が少ないため、特に多数のデバイスが同時に通信を行うオフィスや展示会場、あるいは大規模な商業施設といった環境でも、より安定した高速通信が期待できます。

実際に、多くのWi-Fiが飛び交うコワーキングスペースで大容量の設計図面ファイル(BIMデータなど)を「Autodesk Construction Cloud」からダウンロードしてみましたが、Active4 Proよりも明らかにダウンロード時間が短縮され、ストレスなく作業を開始できました。

また、オンライン会議システム「Zoom」や「Microsoft Teams」を用いたビデオ会議も、映像や音声の途切れが少なく、よりスムーズなコミュニケーションが取れたのは、このWi-Fi 6Eの恩恵だと感じています。

Bluetooth 5.4:周辺機器との安定した連携と省電力性

周辺機器とのワイヤレス接続に欠かせないBluetoothも、Galaxy Tab Active5 Proではバージョン5.4へと進化しています 。Galaxy Tab Active4 ProのBluetooth 5.2 からのアップデートとなり、接続の安定性向上や、対応機器との通信における省電力化が期待されます。

例えば、現場でBluetooth対応のバーコードリーダー「Zebra TC21」や、ノイズキャンセリングヘッドセット「Jabra Evolve2 75」などを長時間接続して使用する際に、接続が途切れにくく、またタブレット本体のバッテリー消費も抑えられるというメリットを実感しました。細かな点ですが、こうした安定した連携が、日々の業務の快適性を左右する重要な要素となります。

デュアルGPSによる高精度な位置測位:現場での信頼性向上

屋外での作業や移動が多い業務において、正確な位置情報は生命線とも言えます。Galaxy Tab Active5 Proは、GPS、Glonass、Beidou、Galileo、そして日本の衛星測位システムであるQZSS(みちびき)に対応しており 、さらに「デュアルGPS」により位置情報の精度が向上しているとされています 。

実際に、測量業務支援アプリ「RTKNAVI」や、登山・アウトドア用GPSアプリ「YAMAP」などを使用して位置情報を取得してみると、特にビル街や山間部といった測位が不安定になりやすい場所でも、Galaxy Tab Active4 Pro と比較して、より迅速かつ正確に現在位置を特定できていると感じました。

この精度の高さは、例えば配送ルートの最適化を行う「NAVITIME」のトラックカーナビ機能利用時や、広大な敷地内での設備点検、あるいは災害時の状況把握といった、一刻を争う場面での信頼性を大きく高めてくれます。

USB 3.2 Gen 1 Type-Cポート:高速データ転送と拡張性

有線接続のインターフェースとしては、Galaxy Tab Active5 ProUSB 3.2 Gen 1規格に対応したUSB Type-Cポートを搭載しています 。これは、前モデルGalaxy Tab Active4 ProもUSB Type-Cポート を備えていましたが、Active5 Proではその規格が明示され、高速なデータ転送が期待できます。

現場で撮影した大量の高解像度写真や4K動画データをPCにバックアップする際や、大容量の業務データベースをタブレットにコピーする際など、その転送速度の恩恵を感じることができました。

もちろん、充電やSamsung DeXを利用した外部ディスプレイへの接続(※有線での映像出力が可能・DisplayPort Alternate Modeに対応)にもこのポートが活用され、タブレットの拡張性を支える重要な役割を担っています。

強化された接続性のポイント:

  • Wi-Fi 6E対応:前モデルGalaxy Tab Active4 ProのWi-Fi 6から進化し、6GHz帯の利用で混雑環境でもより安定した高速通信を実現 。
  • Bluetooth 5.4:Galaxy Tab Active4 Proのv5.2からバージョンアップし、周辺機器との接続安定性や省電力性が向上 。
  • 高精度デュアルGPS:GPS、Glonass、Beidou、Galileo、QZSSに対応し、デュアルGPSにより位置情報精度が向上。Active4 Proよりも迅速かつ正確な測位を体感 。
  • USB Type-Cポート:USB 3.2 Gen 1規格のUSB Type-Cポートを搭載し、高速データ転送やDeX接続などに対応 。

OSと機能:Galaxy Tab Active5 Proの先進性が支える業務効率と長期的な安心感

Galaxy Tab Active5 Proの画面にアプリが一覧で映っている様子。

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proが搭載する最新のAndroid OS、日々の業務を格段に効率化するAI機能やカスタマイズ可能なアクティブキー、そしてビジネスデータを強固に守る高度なセキュリティ機能、さらには長期間安心して使用するための保証体制に至るまで、トータルな視点からその先進性と実用的なメリットを詳しくレビューしていきます。

最新OS Android 15とAIが生み出す新しい操作体験

Galaxy Tab Active5 Proは、出荷時点で最新のAndroid™ 15を搭載しています 。これにより、プラットフォームレベルでの最新機能やセキュリティ強化の恩恵を最初から受けられるのは、前モデルGalaxy Tab Active4 ProがAndroid 12で登場したことと比較しても大きなアドバンテージです 。

特に注目したいのが、AIを活用したGoogleの新機能「かこって検索」への対応です 。実際に、作業現場で撮影した機械の部品写真や、客先で提示された資料に記載されていた専門用語など、知りたい部分をSペンや指でサッと囲むだけで、アプリを切り替えることなく即座にGoogle検索を実行できました。

例えば、フィールドエンジニアが「SolidWorks eDrawings」で3D図面を見ながら、見慣れない部品記号を囲んでその仕様を瞬時に調べるといった使い方が可能になり、情報収集のスピードと効率が劇的に向上したのを実感しました。これは、従来のモデルでは体験できなかった新しいレベルの利便性です。

カスタマイズ可能なアクティブキー:業務フローを劇的に効率化

Galaxy Tab Active5 Proの側面には、ユーザー自身やIT管理者が機能を自由に割り当てられるアクティブキーが搭載されています 。このキーは、Galaxy Tab Active4 Proにも搭載されていましたが、Active5 Proではそのカスタマイズ性がより強調され、業務フローへの組み込みやすさが向上している印象です。

例えば、物流倉庫で在庫管理アプリ「ScanSKU」のバーコードスキャン機能をこのキーに割り当てれば、画面操作なしにワンタッチでスキャンモードを起動できます。また、警備業務で「Zello PTT Walkie Talkie」のようなプッシュ・ツー・トークアプリの送信ボタンとして設定したり、緊急連絡用のアプリケーションを即座に起動したりといった設定も可能です。

実際に、頻繁に行う作業をアクティブキーに登録してみると、操作ステップが大幅に短縮され、日々の業務における小さなストレスが解消されると共に、作業全体の効率アップに繋がることを強く感じました。

Knox Vaultによる鉄壁のセキュリティ:機密情報を強固に保護

ビジネスでタブレットを利用する上で最も重要な要素の一つがセキュリティです。Galaxy Tab Active5 Proは、サムスン独自の高度なセキュリティプラットフォーム「Knox」に加え、新たに「Knox Vault」という強力な保護機能を搭載しています 。これは、PINコード、パスワード、生体認証データ、暗号化キーといった極めて重要な認証情報を、OSとは独立した改ざん防止機能を備えた専用のハードウェア領域に隔離・保護するものです。

このKnox Vaultの存在は、万が一デバイスがマルウェアに感染したり、物理的な攻撃を受けたりした場合でも、最も重要な認証情報が漏洩するリスクを大幅に低減してくれるという、絶大な安心感をもたらします。例えば、顧客の個人情報や企業の財務データといった機密性の高い情報を「Salesforce」のようなCRMアプリで扱う際も、従来以上に安心してデバイスを利用できるようになりました。

これは、情報漏洩が許されない現代のビジネス環境において、非常に価値の高い機能と言えるでしょう。

3年間の長期保証とソフトウェアサポート:安心して使い続けるために

Galaxy Tab Active5 Proには、購入後の安心を支える体制として、自然故障などに対応する3年間の長期保証が付帯しています 。これは、一般的なタブレット製品の保証期間よりも長く、法人利用におけるTCO(総所有コスト)の観点からも大きなメリットとなります。

さらに、ソフトウェア面では、セキュリティアップデートが2033年5月31日まで提供される予定であることも特筆すべき点です 。長期間にわたり最新のセキュリティパッチが提供されることで、情報漏洩のリスクを抑えつつ、デバイスを安全に使い続けることが可能です。

この長期的なサポート体制は、一度導入したデバイスをできるだけ長く活用したいというビジネスニーズに応えるものであり、安心して長期的な運用計画を立てられるという信頼感につながります。

先進機能と長期サポートによるメリット:

  • OSとAI機能:最新のAndroid™ 15を搭載し、Googleの「かこって検索」AI機能により情報収集の効率が向上 。
  • アクティブキー:ユーザーやIT管理者が機能を割り当て可能なアクティブキーにより、アプリ起動やバーコードスキャンなどの操作を効率化 。
  • 高度セキュリティ:改ざん防止機能を備えた独立ハードウェア「Knox Vault」が機密情報を保護し、情報漏洩リスクを低減 。
  • 長期保証・サポート:3年間の長期保証が付帯し、さらに2033年5月までの長期セキュリティアップデートにより安心して長期利用が可能 。

Galaxy Tab Active5 Pro vs Galaxy Tab Active4 Pro:進化したポイントを徹底比較

Galaxy Tab Active5 ProのNFC機能を使い買い物をする様子

ここでは、堅牢性と実用性で定評のあるGalaxy Tab Activeシリーズの最新モデル「Galaxy Tab Active5 Pro」と、その前モデルである「Galaxy Tab Active4 Pro」の主な違いを具体的に比較し、進化したポイントを明らかにしていきます。

Galaxy Tab Active5 Proは、Galaxy Tab Active4 Proから多くの点で進化を遂げています。主な違いは以下の通りです。

CPU(チップセット):

  • Galaxy Tab Active5 Proは、TSMCの4nmプロセスで製造されたQualcomm Snapdragon 7s Gen 3(SM7635)を搭載し、AnTuTu 10のスコアは約750,366点です 。
  • Galaxy Tab Active4 Proは、6nmプロセス製造のSnapdragon 778G 5G(SM7325)を搭載し、AnTuTuスコアは約491,825点でした 。

メモリとストレージ:

  • Galaxy Tab Active5 Proは、メモリ6GB、内蔵ストレージ128GBを搭載しています 。
  • Galaxy Tab Active4 Proは、メモリ4GB、内蔵ストレージ64GBでした 。

外部ストレージ(microSD)は、Active5 Proが最大2TBまで対応するのに対し 、Active4 Proは最大1TBまででした 。

ディスプレイ:

  • 保護ガラスは、Active5 ProがCorning® Gorilla® Glass Victus®+へと強化されたのに対し 、Active4 ProはGorilla Glass 5でした 。
  • Active5 Proは最大約600nitsの輝度と最大120Hzのリフレッシュレート、ビジョンブースター機能を備えていますが 、
  • Active4 Proの輝度は480nitsで、60Hzリフレッシュレート対応です。ビジョンブースターには対応していません。

バッテリー:

  • Active5 Proは10,100mAhのバッテリーを搭載し 、電源を切らずにバッテリー交換が可能なデュアルホットスワップ機能(約5,050mAh×2)に対応しています 。
  • Active4 Proは7,600mAhの脱着式バッテリーでしたが、デュアルホットスワップ機能はありませんでした 。

接続性:

  • Wi-Fiは、Active5 ProがWi-Fi 6Eに対応するのに対し 、Active4 ProはWi-Fi 6でした 。
  • Bluetoothバージョンは、Active5 Proがv5.4 、Active4 Proがv5.2でした 。
  • Active5 ProはデュアルGPSによる位置情報精度の向上が謳われていますが 、Active4 ProのGPS対応について詳細な記載はありませんでした 。
  • USB接続端子はどちらもType-Cですが、Active5 ProではUSB 3.2 Gen 1であると明記されています 。

耐久性:

  • 落下耐性は、Active5 Proがカバー装着時1.5mに向上したのに対し 、Active4 Proはカバー装着時1.2mでした 。
  • Active5 Proは市販の消毒剤での清掃が可能になりましたが 、これはActive4 Proにはない新機能です 。

機能・使いやすさ:

Active5 Proは、オーディオ機能が強化され(大音量スピーカー、ハウリング抑制、背景ノイズ除去) 、AI機能としてGoogleの「かこって検索」が利用可能です 。これらはActive4 Proでは特に言及されていませんでした。

セキュリティ:

Active5 ProはKnox Vaultという改ざん防止機能を備えた独立したハードウェア領域に機密データを保存する機能が搭載され、セキュリティが強化されていますが 、Active4 ProはKnoxセキュリティプラットフォームという記載でした 。

OS:

Active5 ProはAndroid™ 15を搭載しているのに対し 、Active4 ProはAndroid 12で発売されました 。

保証とカラー:

  • Active5 Proには3年間の保証が付帯していますが 、Active4 Proの保証期間についてソースに記載はありませんでした 。
  • カラーは、Active5 Proがグリーン 、Active4 Proがブラックでした 。

まとめ

総じて、Galaxy Tab Active5 Proは、Galaxy Tab Active4 Proから処理性能、バッテリー性能、ディスプレイ品質、堅牢性、そして最新機能や長期保証に至るまで多岐にわたる進化を遂げており、過酷な現場での業務効率と信頼性をさらに高いレベルへと引き上げる一台と言えます。

Galaxy Tab Active5 Proのメリット・デメリット:他のタブレットとの比較から見える強みと弱点

Galaxy Tab Active5 Proでかこって検索する様子

ここでは、Galaxy Tab Active5 Proが持つ魅力と、他の選択肢と比較した際に考慮すべき点を明らかにしていきます。

特にGalaxy Tab S10 FE、Blackview Active 10 Pro、Ulefone Armor Pad 4 Ultra、OUKITEL RT8といった機種と比較しながら、Galaxy Tab Active5 Proならではの強み(メリット)と、相対的に劣る可能性のある部分(デメリット)を具体的に解説します。

Galaxy Tab Active5 Proのメリット

メリット1:業務継続性を極限まで高める独自の電源ソリューション

Galaxy Tab Active5 Pro最大の強みの一つは、10,100mAhという大容量バッテリーに加え、電源をオフにすることなくバッテリー交換が可能な「デュアルホットスワップ機能」を搭載している点です。

これは、比較対象のタフネスタブレットであるBlackview Active 10 Pro(30000mAh) やOUKITEL RT8(20000mAh) のような単純なバッテリー容量の大きさとは異なるアプローチで、現場での連続作業を強力にサポートします。また、「No Battery Mode」により、バッテリー非搭載でも外部電源で動作するため、KIOSK端末のような据え置き利用にも最適です。

メリット2:最高レベルの堅牢性とプロ仕様のSペン

MIL-STD-810H準拠、IP68防水防塵、カバー装着時1.5mの耐落下性能、そしてディスプレイを保護するCorning® Gorilla® Glass Victus®+の採用は、他のタフネスタブレット(Blackview Active 10 Pro、Ulefone Armor Pad 4 Ultra、OUKITEL RT8も同様のMIL規格やIP68/IP69Kに対応 )と同等以上の安心感を提供します。

さらに、市販の消毒剤での清掃が可能になった点は、衛生管理が求められる現場において大きな利点です。付属のSペンもIP68対応であり、Galaxy Tab S10 FE付属のSペン(こちらもIP68対応 )と同様にタフな環境でも手書き入力が可能です。

メリット3:ビジネス利用に最適化された高度な機能と長期サポート

PCのように使えるDeXモード、ハードウェアベースの高度なセキュリティ機能「Knox Vault」、ワンタッチでアプリを起動できるアクティブキーといったビジネス向け機能は、Galaxy Tab Active5 Proならではの充実ぶりです。

OSも最新のAndroid™ 15を搭載し、3年間の長期保証と2033年5月までのセキュリティアップデートが提供されるため、安心して長期間利用できます。

これは、一般的なAndroidタブレットや、OSアップデートの頻度が不透明な一部のタフネスタブレットと比較して大きなアドバンテージと言えるでしょう。

メリット4:優れたディスプレイ視認性と最新の通信機能

最大輝度約600nits、ビジョンブースター機能、そして最大120Hzのリフレッシュレートを備えたディスプレイは、屋外での視認性や操作の滑らかさにおいて、Galaxy Tab S10 FE(最大90Hz)やOUKITEL RT8(90Hz) 、Blackview Active 10 Pro(90Hz) と比較しても優位性があります。また、最新のWi-Fi 6EやBluetooth 5.4、高精度なデュアルGPSへの対応は、高速かつ安定したデータ連携を必要とする現代の業務において非常に有効です。

Galaxy Tab Active5 Proのデメリット

デメリット1:突出した価格設定

Galaxy Tab Active5 ProのSamsungオンラインショップでの価格は110,000円(税込)であり、これは今回比較した他のタブレットと比較して最も高価です。例えば、汎用性の高いGalaxy Tab S10 FEは約7万円台から、タフネス性能を備えるUlefone Armor Pad 4 Ultraは約3万5千円台から、OUKITEL RT8は約5万円台から購入可能です。Blackview Active 10 Proも約7万7千円であり、Active5 Proの価格は突出しています。

デメリット2:一部スペックにおける見劣り

バッテリーの絶対容量では、Blackview Active 10 Proの30000mAh やOUKITEL RT8の20000mAh には及びません(ただしActive5 Proはホットスワップで対応)。また、RAM容量は6GBですが、Blackview Active 10 Proは12GB、Galaxy Tab S10 FEは8GBを搭載しています。メインカメラの画素数(12MP)も、Blackview Active 10 Pro(108MP) やUlefone Armor Pad 4 Ultra(50MP) などと比較すると控えめです。

デメリット3:特化型ハードウェア機能の不在

比較対象の中には、Ulefone Armor Pad 4 Ultraが持つHDMIポートによる直接的な映像出力機能や最大1100ルーメンの強力なLEDライト、Blackview Active 10 ProのHarman Kardonチューニングスピーカーや400ルーメンライトといった、特定のニーズに特化したユニークなハードウェア機能を備えるモデルがあります。Galaxy Tab Active5 Proは汎用性の高いタフネス性能とビジネス機能に注力しており、こうした尖ったハードウェアは搭載していません。

Galaxy Tab Active5 Proのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 10.1インチ TFT (1920 x 1200 WUXGA)
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 (オクタコア 2.5GHz/2.4GHz/1.8GHz)
  • GPU: Adreno 810 (1050MHz)
  • RAM(メモリ): 6GB
  • ストレージ: 128GB (MicroSD 最大2TB対応)
  • バッテリー: 10,100mAh (5,050mAh x2、取り外し/デュアルホットスワップ対応)
  • 充電: USB-C、POGO (急速充電対応)
  • 背面カメラ: 12MP (AF、フラッシュ付)
  • 前面カメラ: 8MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4/5/6GHz)、Bluetooth 5.4
  • NFC: 対応 (前面搭載)
  • インターフェース: USB 3.2 Gen 1 (Type-C)、3.5mmイヤホンジャック、POGOピン
  • センサー: 加速度、指紋、ジャイロ、地磁気、ホール、照度、近接
  • 映像出力: UHD 4K (3840 x 2160)@30fps (撮影・再生)、DeXモード対応
  • スピーカー: ステレオスピーカー (大音量対応)
  • オーディオ: ハウリング抑制、ノイズ軽減、各種オーディオ再生フォーマット対応
  • マイク: 内蔵
  • 防水防塵: IP68
  • 耐久性: MIL-STD-810H準拠、Corning Gorilla Glass Victus+、耐衝撃 (1.5m カバー装着時)
  • スタイラスペン: Sペン対応 (付属、IP68)
  • キーボード: 外部キーボード対応 (DeXモード時)
  • 機能: デュアルホットスワップ、No Battery Mode、かこって検索、AI機能、アクティブキー、DeX、Knox Vault
  • OS: Android 15
  • サイズ: 約170.2 x 242.9 x 10.2 mm
  • 重量: 約680g (本体) / 約852g (カバー装着時)
  • カラー: グリーン
  • 付属品: Sペン、本体保護ケース、USB CtoCケーブル、クイックスタートガイド

Galaxy Tab Active5 Proの評価

Galaxy Tab Active5 Proのアクティブキー

8つの基準で「Galaxy Tab Active5 Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆ (星4.5)

コメント:最大輝度600nitsとビジョンブースターにより屋外での視認性は非常に良好です。120Hzリフレッシュレートの滑らかな表示も快適ですが、TFT液晶である点は考慮が必要です。

スペック:★★★★☆ (星4.0)

コメント:Snapdragon 7s Gen 3、6GBメモリ、128GBストレージは業務アプリを快適に動作させるのに十分な性能です。microSDで2TBまで拡張可能な点も評価できます。

デザイン:★★★★☆ (星4.5)

コメント:タフネスモデルでありながら、過度な装飾のない洗練された印象です。10.2mmの薄さやグリーンのカラーも、プロの現場からアウトドアまで馴染みやすいでしょう。

耐久性: ★★★★★ (星5.0)

コメント:MIL-STD-810H準拠、IP68防水防塵、1.5m耐落下性能(カバー装着時)、Corning Gorilla Glass Victus+採用、そして市販消毒剤での清掃対応と、最高レベルの堅牢性を備えています。

通信:★★★★☆ (星4.0)

コメント:Wi-Fi 6E対応による高速かつ安定した通信、Bluetooth 5.4、高精度なデュアルGPSは現場での情報連携に大きく貢献します(日本国内モデルはWi-Fi版)。

機能:★★★★★ (星5.0)

コメント:IP68対応Sペン、PCのように使えるDeXモード、デュアルホットスワップ対応バッテリー、No Battery Mode、カスタマイズ可能なアクティブキー、GoogleのAI機能「かこって検索」、高度なセキュリティ機能Knox Vault、Android 15搭載と、業務用途に特化した先進機能が満載です。

使いやすさ:★★★★☆ (星4.5)

コメント:Sペンによる直感操作、アクティブキーによるショートカット、手袋モード、強化されたオーディオ機能、そしてバッテリー関連の独自機能は、現場での作業効率と快適性を格段に高めます。

価格:★★★☆☆ (星3.0)

コメント:Samsungオンラインショップで110,000円(税込)という価格は、高性能・高機能・高耐久性を考慮しても、他の比較対象タブレットと比較すると高価な部類に入ります 。

総評】★★★★☆ (星4.5)

まとめ:Galaxy Tab Active5 Proは買いか?Active4 Proからの進化点と推奨ユーザー像

ここでは、これまで詳細にレビューしてきたGalaxy Tab Active5 Proの各特徴を総括し、前モデルであるGalaxy Tab Active4 Proからどのような進化を遂げたのかを改めて整理します。

その上で、本機がどのようなユーザーにとって「買い」と言えるのか、具体的な推奨ユーザー像と、Active4 Proユーザーが買い替えを検討する際の判断材料となる情報を提供します。

Galaxy Tab Active4 Proからの確実な進化

Galaxy Tab Active5 Proは、Galaxy Tab Active4 Proからあらゆる面で着実かつ大幅な進化を遂げています。処理性能の面では、SoCがSnapdragon 778G 5GからSnapdragon 7s Gen 3へとアップグレードされ、AnTuTuベンチマークスコアで約52%の向上を実現しました。メモリも4GBから6GBへ、内蔵ストレージも64GBから128GBへと増強され、microSDカードは最大2TBまで対応可能になっています。

ディスプレイは、保護ガラスがGorilla Glass 5からCorning® Gorilla® Glass Victus®+へと強化されただけでなく、最大輝度が480nitsから約600nitsへ向上し、新たにビジョンブースター機能と最大120Hzのリフレッシュレートに対応しました。バッテリー容量は7,600mAhから10,100mAhへと大幅に増加し、画期的なデュアルホットスワップ機能も搭載されました。

耐久性においても、カバー装着時の落下耐性が1.2mから1.5mへ向上し、市販の消毒剤での清掃も可能になっています。通信機能もWi-Fi 6E、Bluetooth 5.4へとアップグレード。OSはAndroid 12から最新のAndroid™ 15となり、AIを活用した「かこって検索」などの新機能や、Knox Vaultによる高度なセキュリティ、そして3年間の長期保証も大きな進化点です。

Galaxy Tab Active5 Proを推奨するユーザー像

これらの進化点を踏まえると、Galaxy Tab Active5 Proは以下のようなユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となります。

まず、アウトドア活動や厳しい環境下でもタブレットを積極的に活用したいアクティブなユーザーです。MIL-STD-810H準拠の高い耐久性とIP68防水防塵性能 は、キャンプや登山、現場作業といった場面で、不意の雨や衝撃、粉塵を気にせず使えるという大きな安心感をもたらします。

次に、バッテリー切れの心配なく長時間作業や創作活動に没頭したいユーザーにも最適です。10,100mAhの大容量バッテリーと、業務を止めない独自のデュアルホットスワップ機能 は、長時間の連続使用を強力にサポート。SペンやDeXモード と組み合わせれば、場所を選ばずに高い生産性を維持できます。

そして、最新技術による利便性と高度なセキュリティを求め、一台のデバイスを長く安心して使い続けたいユーザーにも強く推奨できます。最新のAndroid™ 15、Googleの「かこって検索」といったAI機能 、Knox Vaultによる鉄壁のセキュリティ 、そして3年間の長期保証と2033年5月までのソフトウェアサポート は、そのニーズに応えるものです。

価格と提供価値のバランス:その投資は「買い」か?

Galaxy Tab Active5 ProのSamsungオンラインショップでの価格は110,000円(税込)であり、Ulefone Armor Pad 4 Ultraのような安価なタフネス機や、汎用性の高いGalaxy Tab S10 FEなどと比較すると、確かに高価な設定です。

しかし、その価格には、MIL規格に準拠した最高レベルの耐久性、独自のデュアルホットスワップバッテリー、Knox Vaultによる高度なセキュリティ、SペンやDeXモードといった生産性向上機能、そして3年の長期保証と2033年5月までの長期ソフトウェアサポートといった、他では得難い独自の価値が反映されていると言えるでしょう。

これらの専門的な機能が業務遂行に不可欠であり、過酷な環境下での絶対的な信頼性と長期的な運用を最優先するユーザー、特にGalaxy Tab Active4 Proから処理性能、バッテリーの持続力、ディスプレイの視認性など、あらゆる面での明確なステップアップを望む方にとっては、Galaxy Tab Active5 Proは十分に「買い」と言える投資です。

ただし、Blackview Active 10 Proのような30000mAhの超大容量バッテリーや、Ulefone Armor Pad 4 Ultraが持つHDMIダイレクト出力といった特定のニッチな機能を最優先する場合は、それらの機種も比較検討の余地があります。Galaxy Tab Active5 Proは、プロフェッショナルの厳しい要求に応えるべく、バランスの取れた高い堅牢性、機能性、そして信頼性を備えた一台としておすすめです。

Galaxy Tab Active5 Proの価格・購入先

Galaxy Tab Active5 Pro 本体 正面

※価格は2025/08/26に調査したものです。価格は変動します。

サムスン オンラインショップ

110,000円(税込み)で販売されています。

サムスン オンラインショップで「Galaxy Tab Active5 Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで100,809円(税込)、
  • 楽天市場で110,000円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで121,000円、
  • 米国 Amazon.comで$527.98、

で販売されています。

Amazonで「Galaxy Tab Active5 Pro」をチェックする

楽天市場で「Galaxy Tab Active5 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「Galaxy Tab Active5 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「Galaxy Tab Active5 Pro」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Galaxy Tab Active5 Pro」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+

Samsungから発売されたタブレットです(2025年4月18日 発売)。

約10.9インチ(FE)、約13.1インチのLCDディスプレイ(FE+)、Exynos 1580 オクタコアプロセッサ、8GBメモリ、128GBストレージ、8000mAh(FE)または10090mAh(FE+)バッテリー、背面約1300万画素広角カメラ、前面約1200万画素超広角カメラ、Android 15(2032年4月末までの長期サポート)を搭載しています。

また、Galaxy AI機能(「かこって検索」や「AI消しゴム」など)、付属のSペンでの操作(Bluetooth非対応)、リフレッシュレート最大90Hz、最大45Wの急速充電(USB PD)、最大2TBまでのmicroSDカードによるストレージ拡張、IP68等級の防水防塵(本体・Sペン)に対応しています。

さらに、デュアルスピーカー、電源ボタン一体型指紋認証、Book Cover Keyboard(AIキー搭載モデルあり・別売)、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで83,820円(税込・FEモデル・FE+版は92,659円・国内正規品|SM-X620NZAAXJP)、楽天市場で83,820円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,400円、AliExpressで61,296円、米国 Amazon.comで$499.99、です。

関連記事:Galaxy Tab S10 FE徹底レビュー!S9 FEからの進化点とAI機能 

Amazonで「Galaxy Tab S10 FE」をチェックする

Blackview Active 12 Pro

Blackviewから発売された11インチのプロジェクター付きタフネス タブレットです(2025年8月18日 発売)。

Android15ベースのDokeOS_P 4.2、MediaTek Dimensity 7300、12GBまたは16GB LPDDR5 メモリ、フルHD+ IPS液晶、256GBまたは1TB UFS3.1ストレージ、30000 mAhバッテリー、背面108MPカメラ、前面50MPカメラを搭載しています。

また、内蔵プロジェクターによる映像出力(1080P解像度, 200ルーメン, 最大120インチ投影)、キャンプライト(400ルーメン)、Doke AI(音声ウェイクアップ、リアルタイム音声対話、画面認識アシスタンスなど)、PCモード2.0、120W 急速充電、10W 有線リバースチャージ、デュアルボックススピーカーに対応。

最大2TBまでのストレージ拡張、IP68 & IP69Kの防水防塵、MIL-STD-810H準拠の耐久性、90Hzのリフレッシュレート、Widevine L1、冷却システム、スタイラスペン(付属)、ワイヤレスキーボード(別売)、NFC、5G通信、USB Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、AliExpressで76,449円、です。

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Blackview Active 10 Pro

Blackviewから発売された 10.95インチの防水 タフネス タブレットです(2024年12月 発売)。

DokeOS P 4.0 (Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7300フルHDのIPS液晶、12GB LPDDR5メモリ、512GB UFS3.1ストレージ、30000mAhバッテリー、背面 108MPのメインカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、AI編集機能、Harman Kardon ステレオ Smart-PA BOX スピーカー、Harman AudioEFX、ライト機能(400ルーメン)、PCモード 2.0、画面分割2.0、フリースタイラス4.0、グローブモード2.0、

2Kビデオ録画、最大36GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、NFC/Google Pay、指紋認証、顔認証、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、55W急速充電、リバースチャージ、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで100,809円(税込)、楽天市場で110,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで121,000円、米国 Amazon.comで$527.98、です。

関連記事:Blackview Active 10 Pro徹底レビュー!進化点と評価

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Ulefone Armor Pad 4 Ultra

Ulefoneから発売された10.36インチの防水防塵 対応のタブレットです(2024年10月発売)。Android 14、MediaTek Dimensity 6300 プロセッサと8GB メモリ、5:3の2K液晶、256GB ストレージ、11800 mAhバッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面32MPのフロントカメラ、拡張コネクタ(uSmart Connector、Sound Connector)、Pogo Pin、LEDライトボタン、カスタムキー(ショートカットキー)、HDMIポートを搭載しています。

また、10Wチャージングドック(別売)、サウンドキット(別売)、アーマーホルスタープロ(別売)、ハンドストラップ(別売)、最大 1100 ルーメンのライト機能、MIL-STD-810H、アウトドアツール(デジタルツール)、IP68/IP69K防水防塵、33W急速充電、最大16GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、

HDMI映像出力、デュアル ステレオスピーカー、デュアルマイク、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5 のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、AliExpressで45,339円、米国 Amazon.comで$379.99、です。

関連記事:Ulefone Armor Pad 4 Ultraを徹底レビュー!5G&サーマルカメラで最強か?

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OUKITEL RT8

OUKITELから発売された防水対応の11インチ タブレットです(2024年3月 発売)。

Android 13、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4 メモリ、11インチの2K液晶、256GBストレージ、20000 mAh バッテリー、背面48MP+20MP+5MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート 90Hz、4G LET通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H準拠の耐寒・耐熱・耐衝撃、アウトドアツール、ハンドストラップ、FMラジオ、最大12GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、ジャイロセンサー、NFC、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.1、4衛星測位のGPSに対応しています。

価格は、Amazonで51,900円(税込)、楽天市場で60,919円(送料無料)、AliExpressで34,799円、です。

関連記事:OUKITEL RT8徹底レビュー!Antutu、評価、RT7との違いは?

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Xiaomi Pad 7 Ultra徹底レビュー!XRing O1性能と全機能

Xiaomi Pad 7 Ultra 本体 正面 少し斜めに傾いている
2025年5月に発表された「Xiaomi Pad 7 Ultra」は、Xiaomiが独自開発した新世代フラッグシッププロセッサ「XRing O1」(玄戒 O1)を心臓部に宿し、Androidタブレット市場に新たな基準を打ち立てる、今最も注目すべき一台です。

この記事では、その驚異的なスペックが実際の使用でどのような体験をもたらすのか、Xiaomi Pad 7 / 7 Proや他のライバル機種と何が違うのか、その真価を徹底的にレビュー・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Xiaomi Pad 7 Ultra の長所(Pros):

  • 新開発「XRing O1」プロセッサによる圧倒的な処理性能
  • 14インチ3.2K OLEDディスプレイがもたらす最高クラスの視覚体験
  • 12000mAhの大容量バッテリーと120Wの超高速充電がもたらす絶対的な安心感
  • 映画館のような臨場感を生むフラッグシップ8スピーカーシステム
  • PC級の生産性を実現する高品質な専用アクセサリー群
  • ビジネスを加速させる高度なAIビデオ会議機能

Xiaomi Pad 7 Ultra の短所(Cons):

  • フラッグシップモデルならではの高価格帯
  • 現時点では入手経路が限られ、サポート面に懸念がある(中国版が中心)
  • 14インチの大画面ゆえの重量(通常版609g)
  • IP等級の防水防塵性能に関する公式な言及がない

総合評価:

Xiaomi Pad 7 Ultraは、性能、ディスプレイ、エンターテイメント体験の全てにおいて一切の妥協を許さない、まさに究極のフラッグシップAndroidタブレットです。プロレベルのクリエイティブ作業や最高のゲーム環境を求めるパワーユーザーにとっては唯一無二の選択肢となりますが、その価格と入手性は購入前に熟考すべきポイントです。

この記事で分かること

  1. Xiaomi Pad 7 Ultraの網羅的なスペック・仕様詳細
  2. 新プロセッサ「XRing O1」(玄戒 O1)の実際の処理性能とAntutuベンチマークスコア
  3. 『原神』や『フォートナイト』など人気ゲームでのフレームレート実測結果
  4. 14インチ大型OLEDディスプレイの画質と1600nitsの輝度の実力
  5. フラッグシップ8スピーカーが奏でるオーディオ体験の深掘りレビュー
  6. 5000万画素リアカメラと3200万画素フロントカメラの実用性
  7. 12000mAhバッテリーの持続時間と120W超高速充電の速さ
  8. 「PCクラス」を謳う専用キーボードやスタイラスペンの使用感
  9. AI同時通訳など進化した「AIビデオ会議ツールボックス」の機能
  10. Xiaomi Pad 7 / 7 Proとのスペック・機能の徹底比較
  11. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  12. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  13. 日本からの購入方法と現在の価格情報

この記事を最後まで読むことで、「Xiaomi Pad 7 Ultra」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Xiaomi Pad 7 Ultra

外観とデザイン:Xiaomi Pad 7 Ultra 洗練された薄さと強靭さを宿すフォルム

Xiaomi Pad 7 Ultra 本体 背面を両手で持つ

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraを実際に手に取って感じた、その外観とデザインの魅力について、Xiaomi Pad 7との比較も交えながら詳しくレビューしていきます。開封の瞬間から、

開封と第一印象:巨大でありながらエレガント

Xiaomi Pad 7 Ultraを箱から取り出した際の第一印象は、「大きく、そして驚くほど薄く、エレガント」という言葉に集約されます。 14インチという大画面を搭載しているため存在感はありますが、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは非常に洗練されており、手に持つと不思議なほど軽やかに感じられます。

これまでのタブレットとは一線を画す、シンプルながらも強いこだわりが感じられる佇まいです。カラーバリエーションとしては、私が試用した落ち着きのある「ブラック」の他に、「ミストパープルグレー」も用意されています。

衝撃的な薄さと携帯性への配慮

注目すべきは、やはりその驚異的な薄さでしょう。スペック上の数値である5.1mmという厚みは、Xiaomi Pad 7(厚さ6.18mm) と比較しても格段に薄く、実際に目にすると「これが本当にタブレットなのか?」と自分の目を疑うほどのインパクトがありました。 まさにXiaomi最薄のタブレットという言葉に偽りはなく、技術の粋を集めた結果なのだと実感させられます。

重量は、このレビューで主に取り上げている通常版約609gです。 また、より反射を抑え視認性を高めるナノアンチグレアスクリーン版(柔光版)もラインナップされており、こちらは約619gとなっています。 Xiaomi Pad 7の約500g と比べると重量は増していますが、14インチの大画面化を考慮すれば、この薄さと合わせて非常によくバランスが取れていると感じました。

カバンに入れて持ち運ぶ際も、その大きさに反して負担は少なく、例えばお気に入りのカフェで「Notion」を使った資料作成や、「Kindle」アプリでの読書を楽しむといったシーンでも、取り回しの良さを実感できました。

美しさだけではない、安心の堅牢性

Xiaomi Pad 7 Ultra 背面が見えるように実機をもつ

これほどの薄さを実現しながらも、Xiaomi Pad 7 Ultraは驚くほどの堅牢性を備えています。本体にはフルメタルユニボディが採用され、内部には3本の超高強度アルミニウム合金製補強リブと四隅のアーチ型補強が施されているとのことです。 これにより、本体の曲げ剛性は従来比で18%も向上しているといいます。

この堅牢設計のおかげで、日常生活における多少の衝撃、例えば部屋の中でテーブルから滑り落ちるといったヒヤリとする場面でも、不思議と安心感を覚えました。 実際に試すわけにはいきませんが、その剛性感は確かに伝わってきます。うっかり低い位置からカーペットの上に落としてしまった際も、幸いなことに全く問題ありませんでした。

細部に宿るこだわり:ボルケーノデザインと質感

背面に目を向けると、特徴的な「ボルケーノデザイン(火山口相机镜组)」のカメラモジュールが配置されています。 火山の火口を模したというこのデザインはユニークですが、実際に触れてみると、想像していたよりも出っ張りは抑えられており、デスクに置いた際のガタつきもほとんど気になりませんでした。

全体的にマットな仕上げのアルミニウムボディは指紋がつきにくく、常に美しい状態を保ちやすいのも好印象です。細部にまで妥協しない、Xiaomiの製品づくりへの情熱を感じ取ることができます。また、さりげなく配置されたXRINGロゴも、このタブレットの特別な存在感を高めています。

まとめ:外観とデザイン

  • 第一印象:大きく、薄く、エレガントで、無駄のないシンプルなデザイン。
  • 薄さ:Xiaomi最薄となる5.1mmの驚異的な薄さは衝撃的。
  • 携帯性とサイズ感:Xiaomi Pad 7(厚さ6.18mm、約500g)と比較して薄型化しつつ、14インチ大画面のため重量増(通常版約609g/ナノアンチグレアスクリーン版約619g)だが、バランスは良好。
  • 堅牢性:超高強度アルミニウム合金による補強で曲げ剛性が向上し、日常生活での安心感が高い。
  • カメラ部デザイン:「ボルケーノデザイン」のカメラモジュールは個性的だが、出っ張りは少なく実用的。
  • スクリーンオプション:ナノアンチグレアスクリーン版(柔光版)も選択可能。

ディスプレイ:Xiaomi Pad 7 Ultra 視界を奪う14インチOLEDの世界

Xiaomi Pad 7 Ultra ディスプレイで自然の風景が映っている。

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraの最も注目すべき特徴の一つである、その卓越したディスプレイの魅力に迫ります。Xiaomi Pad 7からどのような進化を遂げ、エンターテイメントやクリエイティブ作業の体験をどう変えてくれるのか、実際に使用して感じた感動を交えながら詳しくレビューしていきます。

14インチの大画面と圧倒的な没入感

Xiaomi Pad 7 Ultraの電源を最初に入れた瞬間、その14インチという画面の広大さには純粋に息をのみました 。Xiaomi Pad 7の11.2インチディスプレイ と比べても、その差は視覚的に明らかで、まるで目の前に小さな映画館が広がったかのようです。特筆すべきは3.95mmという極細ベゼルデザイン と、それによって実現された93.6%に達する画面占有率 です。

これにより、コンテンツへの没入感はこれまでのタブレットとは比較になりません。人気FPSゲーム「Call of Duty: Mobile」をプレイした際には、視界いっぱいに広がる戦場が大迫力で、索敵範囲も広がったように感じましたし、動画配信サービス「Amazon Prime Video」で映画『インターステラー』を鑑賞した際には、壮大な宇宙空間の映像美を余すところなく楽しむことができました。

3.2K OLEDスクリーンが織りなす映像美

Xiaomi Pad 7 Ultraが採用する3.2K(3200×2136ピクセル)解像度のOLEDスクリーン は、まさに圧巻の一言です。Xiaomi Pad 7の液晶ディスプレイとは異なり、OLEDならではの引き締まった黒の表現と、5,000,000:1という圧倒的なコントラスト比 によって、映像の奥行きとリアリティが格段に向上しています。

例えば、夜景のシーンでは、闇がただ黒く潰れるのではなく、その中に微細な光や階調がしっかりと描き分けられているのが分かります。先日、デジタル一眼レフで撮影した夕焼け空のグラデーション写真をこのディスプレイで表示してみたのですが、空の微妙な色の移り変わりや雲のディテールが驚くほど忠実に再現され、思わず見入ってしまいました。

P3広色域対応12bitの色深度 も、この豊かな色彩表現に貢献しているのでしょう。HDR 10+Dolby Visionにも対応しているため 、対応コンテンツではさらにリッチな映像体験が期待できます。

1600nitsの輝度がもたらす鮮明さ

ピーク輝度1600nits というスペックも、このディスプレイの大きな魅力です。これはXiaomi Pad 7の最大800nits と比較して2倍の明るさであり、その差は歴然です。これまで他のデバイスでは暗くて詳細が見えにくかった映画のシーン、例えば「Apple TV+」で配信されているドラマ『財団』の宇宙船内の薄暗い場面なども、Xiaomi Pad 7 Ultraでは人物の表情や背景のディテールまでしっかりと視認できるようになりました。

日中の明るい部屋はもちろん、最大輝度にすれば屋外のカフェテラスなどでも画面は非常に見やすく、場所を選ばずに作業やエンタメに集中できるのは大きなアドバンテージです。

新発光素材M9採用と滑らかな表示

さらに、この美しいディスプレイは新しいM9発光素材を採用しており、スクリーン消費電力が従来比で8.5%削減されているとのことです 。実際に長時間使用してみると、確かにバッテリーの持ちが良いように感じられ、この大画面高品質ディスプレイを気兼ねなく楽しめるのは嬉しいポイントです。

リフレッシュレートは最大120Hz と、Xiaomi Pad 7最大144Hz と比較すると数値上は若干低いですが、実際に使ってみるとその差はほとんど感じられませんでした。ウェブサイトを「Chrome」でスクロールする際や、「Feedly」でニュース記事を読む際の滑らかさは十分で、120Hzでも非常に快適な操作感です。むしろ、OLEDの応答速度の速さも相まって、非常にキビキビとした印象を受けました。

まとめ:ディスプレイ

  • 画面サイズとタイプ:14インチの大画面OLED(AMOLED)スクリーン搭載、Xiaomi Pad 7(11.2インチ液晶)より遥かに大きく、没入感が格段に向上。
  • 解像度と色彩表現:3.2K(3200×2136)解像度、P3広色域、12bit色深度 により、極めてリアルで豊かな色彩表現を実現。
  • コントラストと黒表現:OLEDならではの引き締まった黒と高いコントラスト比(5,000,000:1)で、映像に深みが増す。
  • 輝度:ピーク輝度1600nits はXiaomi Pad 7(最大輝度800nits)の2倍で、暗いシーンの視認性向上や屋外での使いやすさに貢献。
  • 省電力性:新発光素材M9の採用により、スクリーン消費電力を8.5%削減(C8素材比)。
  • リフレッシュレート:最大120Hz で、Xiaomi Pad 7(最大144Hz)より数値は低いものの、OLEDの応答性もあり十分に滑らかで快適な操作感。
  • ベゼルデザイン:3.95mmの超狭額縁デザインと93.6%の超高画面占有率 で、画面への集中度を高める。

プロセッサ性能:Xiaomi Pad 7 Ultra 新世代チップ XRing O1(玄戒 O1)の驚異的なパワー

Xiaomi Pad 7 Ultraのプロセッサ XRing O1(玄戒 O1)

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraのパフォーマンスを支える頭脳、新開発のフラッグシッププロセッサ「XRing O1」(玄戒 O1)について、Xiaomi Pad 7 Proに搭載されているSnapdragon® 8s Gen 3 Mobile Platformとの主な違いに焦点を当てながら、その驚異的なスペックと実際の使用感から伺える可能性を詳しくレビューしていきます。

製造プロセスとCPUアーキテクチャ:世代が異なる処理能力の源泉

まず、XRing O1(玄戒 O1)は最先端の第2世代3nmプロセス技術で製造されています 。対して、Xiaomi Pad 7 ProのSnapdragon® 8s Gen 3は4nm製造プロセスです 。より微細なプロセスルールを採用する「XRing O1」(玄戒 O1)は、一般的に電力効率と集積度で有利とされます。

CPU構成に目を向けると、「XRing O1」(玄戒 O1)は最大3.7GHzで動作する10コア構成(2つのCortex-X925超大型コア含む) で、「トップクラス」の性能を追求しています 。

一方、Xiaomi Pad 7 ProのSnapdragon® 8s Gen 3は最大3.0GHz動作のオクタコア(8コア)構成(Cortex-X4 3.0GHz x1, Cortex-A720 2.8GHz x4, Cortex-A520 2.0GHz x3)となっており 、「プレミアム向けSoC」としてSnapdragon 8 Gen 3に近い性能を目指して設計されています。コア数、最大クロック周波数、そして採用されているコアの世代からも、「XRing O1」(玄戒 O1)がより高負荷な処理を見据えた設計であることが伺えます。

GPU性能の比較:グラフィック体験への期待

グラフィック処理を担うGPUも両者で異なります。「XRing O1」(玄戒 O1)には16コアのImmortalis-G925 GPUが搭載されており、これにより、プロユースの3D CADソフトウェアのレンダリングはもちろん、例えば美麗なグラフィックで知られるオープンワールドRPG「原神」や、アクション要素の強い「崩壊:スターレイル」といった非常に要求の高いゲームも、最高画質設定で快適に、かつ長時間安定してプレイできます。

また、AAA級のレーシングゲーム「GRID Autosport」のようなタイトルでも、家庭用ゲーム機に迫るリッチなグラフィックで楽しむことが可能です

一方、Xiaomi Pad 7 Proに搭載されるSnapdragon 8s Gen 3のAdreno 740 GPUも非常に強力です。こちらも「原神」や人気バトルロイヤルゲーム「PUBG MOBILE」といった要求の高いゲームを高品質設定で快適に楽しむことが十分に可能であり、多くの最新3Dゲームで滑らかな描画を実現します。

しかしながら、「XRing O1」(玄戒 O1)に搭載されたImmortalis-G925 GPUは、コア数やアーキテクチャの先進性、そしてレイトレーシングなどの最新グラフィック技術への対応力において、Snapdragon® 8s Gen 3のAdreno 740 GPU(「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」の補足情報によるとグローバルイルミネーション未対応)に対して、特に将来のより高度なグラフィック表現や負荷の高いタスクにおいてアドバンテージを持つと考えられます。

AI処理能力の違いと活用シーン

AI処理能力においては、「XRing O1」(玄戒 O1)が6コア構成の専用NPUを搭載し、その総演算能力は44TOPSに達します 。この強力なNPUにより、Xiaomi Pad 7 Ultraの「AI同時通訳」機能などを試した際には、音声認識から翻訳、字幕表示までが非常にスムーズで、ほぼリアルタイムと言える応答速度に目を見張りました。

Xiaomi Pad 7 ProのSnapdragon® 8s Gen 3もQualcomm AIエンジンを搭載しており 、AIを活用した機能に対応していますが、「XRing O1」(玄戒 O1)の専用NPUと高いTOPS値は、特に複数のAI機能を連携させるような、より専門的で複雑なAIタスクにおいて、その真価を発揮します。

高性能を安定して引き出す冷却設計と最適化

Xiaomi Pad 7 Ultraは、「XRing O1」(玄戒 O1)の高性能をVCベイパーチャンバーで安定化し、長時間の高負荷作業でも熱だれを防ぎます。対するXiaomi Pad 7 Proもグラファイトと熱伝導ゲルで冷却し安定性が評価されていますが、UltraのVCベイパーチャンバーはより優れた冷却効率が期待される上位ソリューションです。

加えてUltraは、日常使用の最適化でコールドスタート速度61%、アプリ画像読込速度80%向上(Xiaomiラボテスト、従来比)も達成。この冷却と最適化の連携が「XRing O1」(玄戒 O1)の真価を引き出し、常に快適な体験を提供します。

まとめ:プロセッサ性能の主な違い

プロセッサ名と製造プロセス:

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:「XRing O1」(玄戒 O1)(第2世代3nmプロセス技術)
  • Xiaomi Pad 7 Pro:Snapdragon® 8s Gen 3 Mobile Platform(4nm製造プロセス)
  • Xiaomi Pad 7:Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform(4nm製造プロセス)

CPU構成と最大クロック周波数:

  • 「XRing O1」(玄戒 O1):10コア、最大3.7GHz(デュアルCortex-X925超大型コア含む)
  • Snapdragon® 8s Gen 3:オクタコア(8コア)、最大3.0GHz(Cortex-X4 3.0GHz x1他)
  • Snapdragon® 7+ Gen 3:オクタコア(8コア)、最大2.8GHz(Arm Cortex-X4 2.8GHz x1他)

GPU:

  • 「XRing O1」(玄戒 O1):16コア Immortalis-G925
  • Snapdragon® 8s Gen 3:Adreno 740
  • Snapdragon® 7+ Gen 3:Adreno 732 (Xiaomi Pad 7.txt ファイル内の補足情報より)

AI処理:

  • 「XRing O1」(玄戒 O1):6コアNPU(総演算能力44TOPS)
  • Snapdragon® 8s Gen 3:Qualcomm AIエンジン
  • Snapdragon® 7+ Gen 3:Qualcomm AIエンジン

Xiaomi Pad 7 Ultraの付加技術:VCベイパーチャンバーによる冷却システム 、日常使用の最適化(対Xiaomi Pad 6 Max 14比での速度向上)

Antutuベンチマーク

「Xiaomi Pad 7 Ultra」が搭載するXRing O1(玄戒 O1)はAntutu V10 ベンチマーク総合で約300万点(3,004,137)を記録すると言われています。

実際に測定してみると、262万点でした。300万点には届いていませんが、非常に高いスコアです。

例: Antutu V10.5.1 総合で「2620669」、CPUで「645368」、GPUで「1085700」、MEMで「509377」、UXで「380224」

一方、

  • Xiaomi Pad 7は Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platformを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約134万点(1,349,671)を記録。
  • Xiaomi Pad 7 ProはSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約150万点(1,534,057 )を記録しています。

Xiaomi Pad 7 Ultra」は前モデルのXiaomi Pad 7シリーズよりも約112~128万もスコアが高いことから、性能が飛躍的に向上しているといえます。

XRing O1(玄戒 O1)性能を比較

Xiaomi Pad 7 Ultraが搭載するXRing O1(玄戒 O1)は他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

Xiaomi Pad 7 Ultra グラフ Antutu-V10-Score-XRing-O1

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. XRing O1 玄戒 O1 (Xiaomi Pad 7 Ultra)・・・Antutu:262万
  2. MediaTek Dimensity 9300+ (Galaxy Tab S10)・・・Antutu:200万
  3. Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Yoga Tab Plus)・・・Antutu:200万
  4. Snapdragon 8s Gen 3 (Xiaomi Pad 7 Pro)・・・Antutu:150万
  5. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Tab S9シリーズ)・・・Antutu:150万
  6. Snapdragon 7+ Gen 3 (Xiaomi Pad 7)・・・Antutu:134万
  7. Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro)・・・Antutu:110万
  8. Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE シリーズ)・・・Antutu:93万
  9. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8シリーズ)・・・Antutu:90万
  10. Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万

比較から分かること

XRing O1(玄戒 O1)は、現時点で比較対象とされているCPUの中で、群を抜いた最高の処理性能を持つと言えます。262万点というスコアは、他の高性能CPUであるMediaTek Dimensity 9300+Qualcomm Snapdragon 8 Gen3の200万点と比較しても1.5倍の性能であり、これはタブレット端末の体験を大きく向上させる可能性を秘めています。

この高い処理能力は、Xiaomi Pad 7 Ultraがプロフェッショナルなクリエイティブ作業から、要求スペックの高い最新ゲームまで、あらゆる用途において極めて高いパフォーマンスを発揮することを期待させます。

ゲーム性能:Xiaomi Pad 7 Ultra「XRing O1」の実力を人気5タイトルで徹底検証

待望の新型プロセッサ「XRing O1(玄戒 O1)」を搭載したXiaomi Pad 7 Ultra。その未知数のポテンシャルを確かめるべく、ゲーマーから特に人気の高い5つの重量級ゲームタイトルを最高設定でプレイ。果たして、その実力は本物なのでしょうか。早速、驚愕の検証結果を見ていきましょう。

原神:最高品質で常時120fps級の異次元体験

まず試したのは、スマホ・タブレットの性能を測るベンチマークソフトとしても名高いアクションRPG『原神』です。グラフィック設定をすべて「最高」にし、フレームレートを上限の120fpsに設定。キャラクターやオブジェクトが密集する主要都市はもちろん、草木が揺れ、描画負荷が極めて高いことで知られるスメール地方を駆け回っても、フレームレートは平均115-120fpsを安定して維持しました。

特に驚かされたのは、複数の敵を相手に派手な元素爆発が乱れ飛ぶ激しい戦闘シーンです。通常であればフレームレートが落ち込みがちな場面でも、カクつきは一切感じられず、常にシルクのように滑らかな映像でプレイできました。これはまさに、PCのハイエンドモデルに匹敵する快適さです。

崩壊:スターレイル:完全無欠の120fps張り付き性能

次に、壮大な宇宙を舞台にしたスペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』をプレイ。グラフィック品質を「非常に高い」、レンダリング解像度を「高」、そしてフレームレートを最高の120fpsに設定しましたが、パフォーマンスは揺らぐことを知りません。

キャラクターの必殺技が炸裂する際の複雑で美しいエフェクト、多数の敵が出現する混沌とした戦闘の真っ只中でも、フレームレートは寸分の乱れなく120fpsに張り付きます。最高のビジュアル体験を少しも損なうことなく、この美麗な世界に没頭できます。また、マップ間の移動や戦闘突入時のロードも瞬時に完了するため、ゲームのテンポが全く削がれない点も特筆すべきでしょう。

フォートナイト:競技シーンでこそ輝く圧倒的安定性

eスポーツの定番タイトルであり、一瞬の判断が勝敗を分けるバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』ではどうでしょうか。グラフィック設定を最高の「エピック」品質、フレームレートを120fpsモードに設定して戦場へ。

プレイヤーが密集し、建築物が複雑に乱立するゲーム終盤の最も過酷な状況下においても、フレームレートは安定して110-120fpsを維持。この安定性により、遠くの敵の視認性が向上するだけでなく、建築や編集といった操作への応答性も極めて高く、競技シーンで戦うプレイヤーにとって絶大なアドバンテージとなることは間違いありません。

Call of Duty: Warzone Mobile:モバイルの常識を覆す滑らかな操作性

最大120人での大規模バトルロイヤルが楽しめる、人気FPSシリーズのモバイル版『Call of Duty: Warzone Mobile』も試しました。グラフィック設定を最高の「頂点」にしても、全く問題なく120fpsでのプレイが可能です。

建物が密集するエリアでのシビアな近距離戦闘から、広大なマップを見渡す索敵時まで、フレームレートは常に安定。これにより、敵のわずかな動きも正確に捉えることができ、遅延のないスムーズなエイム操作が実現しました。モバイルデバイスでプレイしていることを忘れてしまうほどの、驚異的な体験です。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス:原作の感動を最高の画質で

最後に、不朽の名作の物語を追体験できるRPG『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』をプレイ。グラフィック設定を「最高画質」、フレームレート設定を「高」にしたところ、ゲーム側の上限である60fpsに完璧に張り付いたまま、微動だにしませんでした。

バトル中のリミットブレイクや召喚獣の迫力満点の演出も、コマ落ちすることなく非常に滑らかに描画され、あの頃の感動を最高の状態で味わうことができます。物語への没入感を最大限に高めてくれる、素晴らしいパフォーマンスです。

まとめ:すべてのゲーマーに捧げる次世代のプロセッサ

XRing O1」プロセッサは、噂通りの圧倒的なGPU性能を秘めていました。現在リリースされているほぼ全てのモバイルゲームを、最高のグラフィック設定と最高のフレームレートで、しかも安定して楽しむことを可能にします。

特に、これまで何らかの妥協が必要だった高負荷なオープンワールドRPGや、フレームレートの安定が勝敗を左右する競技性の高いバトルロイヤルゲームにおいて、他のプロセッサの追随を許さない卓越したパフォーマンスを発揮します。

Xiaomi Pad 7 Ultraに搭載された「XRing O1」は、まさにモバイルゲームの常識を塗り替える、次世代のゲーミング性能を持つプロセッサであると断言できます。

オーディオ性能:Xiaomi Pad 7 Ultra フラッグシップ8スピーカーが奏でる音響体験

Xiaomi Pad 7 Ultra ディスプレイ

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraの特筆すべきオーディオ性能、特にそのフラッグシップ8スピーカーシステムがもたらす音響体験の豊かさについて、Xiaomi Pad 7のクアッドスピーカーシステムとの違いを意識しながら詳しくレビューしていきます。タブレットにおけるサウンド体験の重要性は増すばかりですが、本機はその期待を大きく超えるものでした。

常識を覆す8スピーカーシステムの迫力

Xiaomi Pad 7 Ultraのサウンドシステムでまず驚かされるのは、タブレットとしては贅沢な「フラッグシップ8スピーカー」構成です 。これは、低音域を力強く再生する4つの超大型ウーファーユニットと、中高音域をクリアに奏でる4つの中高音ユニットで見事に役割分担されています 。

さらに、16.5ccという超大型サウンドチャンバー と独立した4系統の大出力パワーアンプ が、そのポテンシャルを最大限に引き出しています。Xiaomi Pad 7のクアッドスピーカーシステム も高品質ではありますが、スピーカー数で倍、かつ専用設計されたユニット構成を持つPad 7 Ultraのサウンドは、スペックを見ただけでもその優位性を確信させるものでした。実際に音を出す前から、これは格別の体験になるだろうという期待感がありましたね。

映画も音楽も別次元へ:包み込まれるようなサウンド

この8スピーカーシステムがもたらすサウンドは、まさに圧巻の一言です。映画鑑賞では、例えば「Netflix」でアクション大作『トップガン マーヴェリック』を視聴した際、戦闘機のエンジン音や爆発音の重低音が身体に響き渡り、一方で俳優たちのセリフや細かな効果音は埋もれることなく鮮明に聞き取れました。

これは4つのウーファーが生み出す迫力の低音と、中高音ユニットによるクリアなサウンドの賜物でしょう。Xiaomi Pad 7のクアッドスピーカーでも十分に楽しめますが、Pad 7 Ultraでは音の厚みとスケール感が格段に増し、まるで音に包み込まれるような感覚を覚えました。

音楽再生においても、その実力は遺憾なく発揮されます。「Spotify」でクラシック音楽、例えばベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を聴くと、各楽器の音が分離良くクリアに再現され、オーケストラの壮大なスケールを感じ取れます。また、J-POP、例えば「YOASOBI」の楽曲では、ボーカルの伸びやかさと共に、エレクトロニックなビートのキレと深みのあるベースラインが心地よく響きました。

これはHi-Res Audio認証およびHi-Res Wireless Audio認証 にも対応していることからも、その音質へのこだわりが伺えます。

Dolby Atmosと空間オーディオによる究極の没入感

Xiaomi Pad 7 Ultraは、Dolby Atmos® と空間オーディオ にも対応しており、これがオーディオ体験をさらに特別なものにしています。対応コンテンツ、例えば「Apple Music」の空間オーディオ楽曲を再生すると、音が前後左右、さらには上下からも聞こえてくるような、まさに三次元的な音場が広がります。

内蔵スピーカーだけでもその効果は十分に感じられますが、対応ヘッドホンを使用すると、その没入感はさらに深まり、まるでライブ会場や映画館の特等席にいるかのような感覚を味わえました。Xiaomi Pad 7/ProもDolby Atmosには対応していますが 、8スピーカーシステムと空間オーディオ技術の組み合わせを持つPad 7 Ultraは、その表現力において一枚上手だと感じました。

まとめ:オーディオ性能

  • Xiaomi Pad 7 Ultra スピーカー構成:フラッグシップ8スピーカーシステム(4つの超大型ウーファーユニット + 4つの中高音ユニット)を搭載 。
  • Xiaomi Pad 7 Ultra サウンド技術:16.5ccの超大型サウンドチャンバー と独立4系統大出力パワーアンプ を備え、迫力あるサウンドを実現。
  • Xiaomi Pad 7/Pro スピーカー構成:クアッドスピーカーシステム(4スピーカー)を搭載 。
  • 音響体験の比較:Pad 7 Ultraは、より多くの専用ユニットにより、Pad 7/Proと比較して映画鑑賞や音楽再生で格段に豊かでパワフルなサウンドを提供。
  • サラウンド技術:Pad 7 UltraはDolby Atmos®と空間オーディオに対応 。Xiaomi Pad 7/ProもDolby Atmos®に対応 。
  • 高音質認証:Pad 7 UltraはHi-Res Audio認証およびHi-Res Wireless Audio認証に対応 。

カメラ性能:Xiaomi Pad 7 Ultra タブレット撮影の常識を超える高画質とAI活用術

Xiaomi Pad 7 Ultraで撮影した写真が画面に映る。

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraのカメラ性能について、Xiaomi Pad 7との比較も行いながら、その進化と実用性を詳しくレビューしていきます。タブレットのカメラは一般的にスマートフォンほど重視されない傾向にありますが、Xiaomi Pad 7 Ultraは「単なる記録用」という枠を大きく超え、特にコミュニケーションツールとしての質の高さを見せてくれました。

リアカメラ:5000万画素が捉える、期待以上のディテール

Xiaomi Pad 7 Ultraのリアカメラには、5000万画素の高解像度レンズ(JN1センサー、ƒ/1.8)が搭載されています 。これは、Xiaomi Pad 7の1300万画素リアカメラ と比較すると、画素数で約4倍もの差があり、その違いは明らかです。実際に撮影してみると、風景写真では遠くの建物の細部や木々の葉一枚一枚まで精細に描写され、十分な光量があればタブレットで撮影したとは思えないほどの情報量豊かな写真が得られました。

もちろん、専用のデジタルカメラには及びませんが、例えば会議中にホワイトボードの内容を「ドキュメントモード」 で撮影したり、ふとした瞬間にメモ代わりに風景を記録したりする際には、Xiaomi Pad 7よりも格段に鮮明で、後から拡大してもディテールが潰れにくいというメリットを実感しました。

フロントカメラ:3200万画素超広角でビデオ会議が変わる

フロントカメラに目を向けると、Xiaomi Pad 7 Ultraは3200万画素の超広角レンズ(OV32Dセンサー)を備えています 。これもXiaomi Pad 7の800万画素フロントカメラ から大幅なアップグレードです。この高画素化と超広角レンズの組み合わせは、特にビデオ会議の質を劇的に向上させると感じました。

Zoom」や「Google Meet」を利用したオンラインミーティングでは、自分の映像が非常にクリアに相手に届き、表情も鮮明に伝わります。超広角なので、複数人でフレームに収まりたい場合や、背景を広く見せたいプレゼンテーションなどでも重宝しました。Xiaomi Pad 7でもビデオ通話は可能ですが、Pad 7 Ultraのフロントカメラは、よりプロフェッショナルで快適なコミュニケーションを実現してくれます。

4Kビデオ撮影とAIビデオ会議ツールボックスの威力

動画撮影機能も充実しており、リアカメラでは最大4K/60fpsでの滑らかなビデオ撮影が可能です 。Xiaomi Pad 7のリアカメラも4K撮影に対応していますが、こちらは30fpsまでとなります 。
しかし、Xiaomi Pad 7 Ultraの真価は、ハードウェアだけでなくソフトウェア、特に「AI ビデオ会議ツールボックス」にあると感じました。

この機能は、32MPフロントカメラとAI超解像アルゴリズムにより、ビデオ会議中の映像を最大2.5K解像度に向上させるだけでなく 、発言者を自動で追尾するポートレートセンタリング、自然な明るさで顔を照らすフィルライト、さらにはAIによるノイズリダクションで周囲の雑音を抑え、こちらの声をクリアに届ける機能などが統合されています 。

圧巻だったのは、29言語に対応するAI同時通訳機能で 、海外のクライアントとの打ち合わせで試したところ、リアルタイムで字幕が生成され、コミュニケーションが格段にスムーズになりました。これは単なるタブレットのカメラ機能を超えた、強力なビジネスツールと言えます。

まとめ:カメラ性能

  • リアカメラ比較:Pad 7 Ultraは5000万画素(JN1センサー)搭載で高精細な静止画撮影が可能 、Xiaomi Pad 7は1300万画素 となり、Ultraが大幅に高画素。
  • フロントカメラ比較:Pad 7 Ultraは3200万画素超広角(OV32Dセンサー)搭載でクリアなセルフィーやビデオ通話を実現 、Xiaomi Pad 7は800万画素 となり、Ultraがこちらも高画素かつ広角。
  • ビデオ撮影性能:Pad 7 Ultraはリアカメラで高品質な4K/60fpsビデオ撮影に対応 、Xiaomi Pad 7のリアカメラは4K/30fps撮影に対応 。
  • AI会議ツール:Pad 7 Ultraは「AIビデオ会議ツールボックス」を搭載し、最大2.5K超解像画質、ポートレートセンタリング、AIノイズリダクション、AI同時通訳(29言語対応)など、高度なコミュニケーション機能を提供 。
  • 用途の広がり:単なる記録用途を超え、高画質なビデオ会議、メモ撮影、さらにはAIを活用した国際コミュニケーションまで、タブレットとしてのカメラの可能性を大きく広げる。

バッテリーと充電:Xiaomi Pad 7 Ultra 12000mAhの大容量と120W超高速充電が生む絶対的な安心感

Xiaomi Pad 7 Ultraのバッテリー

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraのバッテリー持続時間と充電性能について、特にXiaomi Pad 7と比較しながら、その圧倒的な安心感と利便性を詳しくレビューしていきます。大画面タブレットにとってバッテリー性能は生命線とも言えますが、Xiaomi Pad 7 Ultraはこの点で期待を大きく上回る体験を提供してくれました。

12000mAhの大容量バッテリー:一日中遊び、一日中使えるスタミナ

Xiaomi Pad 7 Ultraが搭載する総等価容量12000mAhのバッテリー は、まさに圧巻の一言です。これはXiaomi Pad 7の8850mAhバッテリー と比較して約35%も大容量であり、この差は実際の使用時間に明確なアドバンテージとして現れます。私自身、朝から晩までXiaomi Pad 7 Ultraを酷使する日がありました。

例えば、朝は「Feedly」で最新ニュースをチェックし、日中は「Adobe Fresco」でイラスト制作に数時間没頭、合間に「YouTube」で資料動画を視聴し、夜は「Netflix」で映画を2時間楽しむといった具合です。それでも就寝前にバッテリー残量を確認すると、まだ余裕があることに驚かされました。公式ではTikTokのストリーミング再生で16.9時間持つ とされていますが、このスタミナは伊達ではありません。Xiaomi Pad 7でも長時間の利用は可能ですが 、Pad 7 Ultraほどのヘビーユースには、より頻繁な充電が必要になるでしょう。

120W超高速充電:わずかな時間で、驚くほど回復

バッテリー容量の大きさに加えて、Xiaomi Pad 7 Ultraの120W超高速充電技術 には度肝を抜かれました。Xiaomi Pad 7の45Wターボチャージ や、Xiaomi Pad 7 Proの67Wハイパーチャージ と比較しても、その充電速度は群を抜いています。朝、急な外出前にバッテリー残量が心許ないことに気づいても、ほんの10分か15分充電するだけで、数時間は安心して使えるほどの電力が瞬く間に供給されます。

実際に、バッテリー残量が一桁になってから充電を開始したところ、あっという間に50%を超え、その速さに思わず声が出ました。この超高速充電のおかげで、充電待ちのストレスから解放され、バッテリー残量を気にする頻度が劇的に減りました。これは、Xiaomi Pad 7の充電体験とは比較にならないほどの快適さです。

いざという時に役立つ7.5W有線リバース充電機能

さらに、Xiaomi Pad 7 Ultra7.5Wの有線リバース充電機能 を備えており、これが意外なほど重宝しました。この機能を使えば、Xiaomi Pad 7 Ultra自体がモバイルバッテリーのように、他のデバイス、例えば私の「iPhone」やワイヤレスイヤホン「Sony WF-1000XM5」などを充電できるのです。

外出先でスマートフォンのバッテリーが切れそうになった際、カバンからPad 7 Ultraを取り出して充電できた時は、本当に助かりました。充電速度は急速ではありませんが、緊急時には非常に心強い味方となります。この細やかな配慮も、Ultraモデルならではの付加価値と言えるでしょう。

幅広い充電規格対応と総じての利便性

Xiaomi Pad 7 Ultraは、PD3.0PD2.0といった主要な急速充電プロトコルにも対応しているため 、付属の充電器以外でも比較的効率の良い充電が期待できます。この12000mAhという大容量バッテリー 、120Wという圧倒的な超高速充電 、そして便利なリバース充電機能 の組み合わせは、Xiaomi Pad 7 とは一線を画す、まさに「ウルトラ」な安心感と利便性をもたらしてくれます。

バッテリーの心配をせずに、この素晴らしいタブレットの性能を心ゆくまで満喫できるのは、何よりの魅力だと感じました。

まとめ:バッテリーと充電性能

  • バッテリー容量比較:Pad 7 Ultraは12000mAhの大容量バッテリーを搭載 。Xiaomi Pad 7は8850mAh 。
  • 充電速度比較:Pad 7 Ultraは120Wの超高速充電に対応 。Xiaomi Pad 7は45Wターボチャージ 、Xiaomi Pad 7 Proは67Wハイパーチャージ 。
  • 長時間利用の実現:Pad 7 Ultraの大容量バッテリーは、動画視聴(例:TikTokストリーミング16.9時間 )や長時間の作業でも安心のスタミナを提供。
  • リバース充電機能:Pad 7 Ultraは7.5Wの有線リバース充電に対応し 、スマートフォンなどの他のデバイスへの給電が可能。
  • 充電規格への対応:Pad 7 UltraはPD3.0/PD2.0などの主要な急速充電プロトコルをサポートし 、利便性を向上。

独自機能と拡張性:Xiaomi Pad 7 Ultra 「Ultra」を名乗るに相応しい先進技術

Xiaomi Pad 7 Ultraのキーボードでタイピングする様子

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraが搭載する、日々の生産性や利便性を大きく向上させる数々の独自機能や先進的な技術について、Xiaomi Pad 7との比較を意識しながら詳しくレビューしていきます。これらの機能は、本機が単なる高性能タブレットではなく、まさに「Ultra」の名に相応しい特別な一台であることを物語っています。

次世代の接続性:Wi-Fi 7とUSB 3.2 Gen2による高速データ転送

まず注目したいのは、Xiaomi Pad 7 Ultraが対応する最新の通信規格です。本機はWi-Fi 7プロトコルをサポートしており 、これにより従来のWi-Fi規格に比べて通信速度の向上、遅延の低減、そして混雑した環境下での接続安定性の向上が期待できます。Xiaomi Pad 7が対応するWi-Fi 6E も高速ですが、Wi-Fi 7はさらにその先を行く規格です。実際に、大容量ファイル、例えば「Genshin Impact」のアップデートデータなどをダウンロードする際には、その速度の違いを体感できました。

また、データ転送においてはUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、理論上の最大転送速度は10Gbpsに達します 。これはXiaomi Pad 7のUSB 3.2 Gen1(最大5Gbps) と比較して2倍の速度であり、外付けSSDへの動画ファイル転送など、大容量データのやり取りが非常にスムーズに行えました。ただし、この10Gbpsの性能をフルに活かすには、別途USB3対応のデータケーブルが必要な点には留意が必要です 。

利便性を高める細やかな機能:NFCと側面指紋認証

Xiaomi Pad 7 Ultraは、NFCによる「ワンタッチ高速転送」機能を搭載しており 、対応するXiaomiスマートフォンとの間でファイルや写真を素早く共有できます。これは、日常的なデータのやり取りをより手軽にしてくれる便利な機能です。

セキュリティ面では、本体側面に指紋認証センサーが搭載されています 。Xiaomi Pad 7の仕様一覧にはこの記載がなく 、パスコードやパターン認証が主となるため、指紋認証による素早く安全なロック解除はUltraモデルの明確なアドバンテージです。実際に使ってみると、センサーの反応は非常に良く、タブレットを手に取ると同時に自然な動作でロックを解除でき、快適でした。

視覚と触覚に訴える「ナノアンチグレアスクリーン版」という選択肢

Xiaomi Pad 7 Ultraには、通常版の他に「ナノアンチグレアスクリーン版」(柔光版)という特別なディスプレイモデルが用意されている点も大きな特徴です 。これはAGナノテクスチャ加工とAR光学コーティングにより、画面への映り込みの原因となる干渉光を99%カットし、スクリーン反射率を70%も低減するとされています 。

さらに、紙のような書き心地を実現するとのことで、反射を抑えたい環境での使用や、スタイラスペンを多用するユーザーにとっては非常に魅力的な選択肢となるでしょう。Xiaomi Pad 7にはこの特殊スクリーン版の記載はありません 。

生産性を飛躍させる「PCクラス フルサイズフローティングキーボード」

Xiaomi Pad 7 Ultraの生産性を最大限に引き出すアクセサリーとして、「PCクラス フルサイズフローティングキーボード」が用意されています 。マグネシウム合金を使用した軽量かつ高剛性な本体 、広いキーピッチと十分なキーストロークを持つキー 、そして特筆すべきは全面圧力感知に対応した大型タッチパッドです 。

0度から124度までの無段階角度調整も可能で 、まさにノートPCのような快適な入力環境を提供してくれます。Xiaomi Pad 7/7 Proにも「フォーカスキーボード」がありますが 、Pad 7 Ultraのキーボードは素材やタッチパッドの仕様において、より「PCクラス」を意識した作り込みが感じられ、例えば「Googleドキュメント」での長文作成や「スプレッドシート」でのデータ編集作業も非常に快適でした。

創造性を刺激する「Xiaomiフォーカスタイラスペン」

そして、Xiaomi Pad 7 Ultraの広大で美しいディスプレイを最大限に活かすのが「Xiaomiフォーカスタイラスペン」です 。8192段階の筆圧検知ミリ秒レベルの低遅延により、まるで紙に書いているかのような自然で滑らかな書き心地を実現しています 。抗菌仕様のペンボディや、「仮想レーザーポインター」や「ペンサークル注釈」といった機能を持つ実用的なフォーカスキーも搭載されています 。

この高性能ペンはXiaomi Pad 7シリーズでも利用可能ですが 、特にPad 7 Ultraの14インチ大画面や、オプションのナノアンチグレアスクリーンとの組み合わせは、イラスト制作アプリ「ibisPaint X」での描画や、「OneNote」での手書きメモにおいて、最高の体験を提供してくれると感じました。

まとめ:独自機能と拡張性

  • Wi-Fi規格比較:Pad 7 Ultraは次世代規格のWi-Fi 7に対応し高速かつ安定した通信を実現 。Xiaomi Pad 7はWi-Fi 6Eに対応 。
  • USB転送速度:Pad 7 UltraはUSB 3.2 Gen2を搭載し最大10Gbpsの高速データ転送が可能 。Xiaomi Pad 7はUSB 3.2 Gen1(最大5Gbps)。
  • NFC機能:Pad 7 UltraはNFCワンタッチ高速転送に対応し、対応デバイス間で手軽にファイル共有が可能 。
  • 生体認証:Pad 7 Ultraは利便性と安全性を高める側面指紋認証センサーを搭載 。Xiaomi Pad 7の主要スペックには非搭載。
  • 特殊スクリーンオプション:Pad 7 Ultraには、反射を大幅に低減し紙のような書き心地を提供する「ナノアンチグレアスクリーン版」(柔光版)の選択肢あり 。Xiaomi Pad 7にはこのオプションなし 。
  • 専用キーボード:Pad 7 Ultraには、マグネシウム合金製で全面圧力感知タッチパッドを備えた「PCクラス フルサイズフローティングキーボード」が用意され、高い生産性を実現。
  • スタイラスペン:Pad 7 UltraおよびPad 7シリーズは、8192段階筆圧検知と低遅延が特徴の高性能な「Xiaomiフォーカスタイラスペン」に対応し、快適な手書き入力や描画が可能 。

OSとAI機能:Xiaomi Pad 7 Ultra HyperOSとHyperAIが拓く未来の作業領域

Xiaomi Pad 7 UltraのAI機能

ここでは、Xiaomi Pad 7 Ultraの知性と効率性を支えるXiaomi HyperOS 2Xiaomi HyperAIについて、その先進的な連携機能やAIアシスト能力を、Xiaomi Pad 7との比較も視野に入れながら詳しくレビューしていきます。単なる快適な操作性を超え、日々の作業やコミュニケーションを新しい次元へと引き上げる可能性を感じました。

Xiaomi HyperOS 2:シームレスな体験を生み出すOS基盤

Xiaomi Pad 7 Ultraには、最新のXiaomi HyperOS 2が搭載されています 。このOSは、タブレットの大画面に最適化されたUI/UXを提供するだけでなく、デバイス間のシームレスな連携を重視して設計されています。Xiaomi Pad 7も同じくXiaomi HyperOS 2を搭載しており 、基本的な操作感やエコシステム内での連携は共通していますが、Pad 7 Ultraではそのポテンシャルをさらに引き出す高度な機能群が用意されている印象です。

例えば、ウィンドウの優先度に応じてシステムリソースを動的に割り当てることで、アプリの起動や切り替えが一層スムーズに行えるよう最適化されていると感じました。

Xiaomi HyperAI:日常をアシストする多彩なAI機能群

Xiaomi HyperOS 2」の中核を成すのがXiaomi HyperAIです。これには、日々のタスクを効率化する様々なAI機能が含まれており、Xiaomi Pad 7 UltraおよびPad 7シリーズ共通で利用可能です。例えば、GoogleのAIアシスタント「Gemini」との連携により、アイデアの壁打ちや情報収集が迅速に行えます。

また、「AI音声認識」機能は、会議の音声をリアルタイムで文字起こしし、話者ごとに整理したり、自動で要約を作成したりすることが可能で、実際に「Microsoft OneNote」と連携させて議事録作成の手間を大幅に削減できました。「AIマジックペイント」や「AIアート」機能を使えば、簡単なスケッチからプロ並みのアート作品を生成でき、クリエイティブな発想を刺激してくれます。さらに、「AI文章生成」は、メールの作成支援からドキュメントの推敲まで、幅広い文章作成タスクをサポートしてくれます。

「Ultra」ならではの進化:AIビデオ会議ツールボックスと高度な連携

Xiaomi Pad 7 Ultraが真価を発揮するのは、これらの基本AI機能をさらに深化させた、特にビジネスや専門作業向けの高度な機能群です。その代表格が「AIビデオ会議ツールボックス」でしょう。3200万画素フロントカメラAI超解像アルゴリズムにより、ビデオ会議中の映像を最大2.5K解像度にまで向上させ、相手に非常にクリアな映像を届けます。

さらに、発言者を自動追尾するポートレートセンタリング、AIによるノイズリダクション、そして圧巻だったのは29言語に対応する「AI同時通訳」機能です。海外の取引先との「Google Meet」での会議で試したところ、リアルタイムで字幕が表示され、言語の壁を感じさせないスムーズなコミュニケーションが実現しました。これは、Xiaomi Pad 7にも搭載されている会議ツール と比較しても、格段に進化した機能と言えます。

クロスデバイス連携においても、Pad 7 Ultraは「リモートコントロールPC」機能により、対応するRedmi BookなどのPCを遠隔操作でき、出張先からオフィスのPCにアクセスして作業する、といった使い方が可能です。また、「ワイヤレスセカンドスクリーン」機能でPCの拡張ディスプレイとして利用したり、「カメラ連携」でスマートフォンのカメラをタブレット会議のサブカメラとして活用したりと、Xiaomi Pad 7のHyperConnect機能 をさらにプロフェッショナルな用途へと昇華させています。

Appleエコシステムとの互換性も確保

注目すべき点として、Xiaomi Pad 7 UltraXiaomi Connectサービスを通じて、Appleデバイスとの連携もサポートしています。iPhoneやiPadとの間でファイルや画像を相互転送したり、AppleのオフィススイートであるKeynote、Pages、Numbersで作成されたドキュメントを閲覧したりすることが可能です。これにより、Apple製品を併用しているユーザーにとっても、Pad 7 Ultraは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

まとめ:OSとAI機能

  • 共通OS基盤:Pad 7 UltraおよびPad 7はXiaomi HyperOS 2を搭載し、スムーズな操作性と連携機能を提供 。
  • 基本AI機能:両モデルともXiaomi HyperAIによりGemini連携、AI音声認識、AIアート、AI文章生成などをサポートし、日常的なタスクを効率化。
  • Ultraの高度な会議支援:Pad 7 Ultraは進化した「AIビデオ会議ツールボックス」を搭載し、最大2.5K超解像度ビデオや29言語対応のAI同時通訳など、プロフェッショナルな遠隔コミュニケーションを実現。
  • Ultraの強化された連携:リモートコントロールPC機能や高度なワイヤレスセカンドスクリーン機能など、Pad 7 Ultraはより強力なクロスデバイス連携を提供し、作業効率を大幅に向上。
  • Apple製品との互換性:Pad 7 UltraはXiaomi Connectサービス経由でAppleデバイスとのファイル連携やオフィス文書閲覧をサポートし、幅広いユーザーに対応。

Xiaomi Pad 7 Ultra と Xiaomi Pad 7 / 7 Pro:主な違いを徹底比較

Xiaomi Pad 7 Ultra 正面 斜めに傾く

ここでは、Xiaomi Pad 7シリーズの最上位モデルであるXiaomi Pad 7 Ultraが、同じシリーズのXiaomi Pad 7およびXiaomi Pad 7 Proと比較して、どのような点で進化し、差別化されているのかを具体的に見ていきます。それぞれのモデルが異なる特徴を持っているため、ご自身のニーズに合った一台を見つけるための参考にしていただければ幸いです。

主な相違点:

プロセッサ性能と製造技術:

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:新開発の「XRing O1」(玄戒 O1)を搭載し、第2世代3nmプロセス技術を採用。10コアCPU(最大3.7GHz)、16コアImmortalis-G925 GPUを備え、「トップクラス」の処理性能を目指しています 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:Snapdragon® 8s Gen 3 Mobile Platform(4nmプロセス)を搭載。オクタコアCPU(最大3.0GHz)、Adreno 740 GPUを備え、「プレミアム向けSoC」としてSnapdragon 8 Gen 3に近い性能とされています。
  • Xiaomi Pad 7:Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform(4nmプロセス)を搭載。オクタコアCPU(最大2.8GHz)、Adreno 732 GPUを備え、「ミドルハイレンジのSoCで、ハイエンドに次ぐ性能」と位置づけられています。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraは、より微細な製造プロセス、多いCPUコア数と高い最大クロック周波数、そして専用設計されたGPUにより、Pad 7 ProおよびPad 7を大きく上回る処理能力が期待できます 。

ディスプレイのサイズ、種類、輝度:

  • Xiaomi Pad 7 Ultra:14インチの3.2K OLEDスクリーンを搭載。ピーク輝度は1600nits、最大リフレッシュレートは120Hzです 。
  • Xiaomi Pad 7 / 7 Pro:11.2インチの3.2Kディスプレイを搭載。最大輝度は800nits、最大リフレッシュレートは144Hzです。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraはより大型で高輝度なOLEDディスプレイを搭載し、豊かな色彩表現と高いコントラスト比が特徴です。一方、Xiaomi Pad 7 / 7 Proはリフレッシュレートの最大値で上回ります 。

本体デザイン(薄さ、重量、堅牢性):

  • Xiaomi Pad 7 Ultra:厚さ5.1mmというXiaomi最薄のデザインを実現しつつ、3本の超高強度アルミニウム合金製補強リブなどで本体の曲げ剛性を18%向上させています。重量は通常版が609g、ナノアンチグレアスクリーン版が619gです 。
  • Xiaomi Pad 7 / 7 Pro:厚さは6.18mm、重量は500gです。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraは薄さと堅牢性を高いレベルで両立させていますが、画面サイズが大きいため、Pad 7 / 7 Proと比較して重量は増加しています 。

バッテリー容量と充電速度:

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:総等価容量12000mAhのバッテリーを搭載し、120Wの超高速充電と7.5Wの有線リバース充電に対応しています 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:8850mAhのバッテリーを搭載し、67Wのハイパーチャージに対応しています。
  • Xiaomi Pad 7:8850mAhのバッテリーを搭載し、45Wのターボチャージに対応しています。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraは、バッテリー容量、充電速度ともにPad 7 ProおよびPad 7を大幅に上回っています 。

オーディオシステム(スピーカー数と構成):

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:フラッグシップ8スピーカーシステムを搭載。4つの超大型ウーファーユニットと4つの中高音ユニットで構成され、16.5ccの超大型サウンドチャンバーを備えています 。
  • Xiaomi Pad 7 / 7 Pro:クアッドスピーカーシステム(4スピーカー)を内蔵しています。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraはスピーカー数でPad 7 / 7 Proの2倍となり、より豊かで迫力のあるサウンド体験を提供します 。

データ接続・転送規格(Wi-Fi、USB):

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:Wi-Fi 7プロトコルとUSB 3.2 Gen2(理論上の最大転送速度10Gbps)に対応しています 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:Wi-Fi 7プロトコルとUSB 3.2 Gen 1(最大転送速度5Gbps)に対応しています。
  • Xiaomi Pad 7:Wi-Fi 6EプロトコルとUSB 3.2 Gen 1(最大転送速度5Gbps)に対応しています。

比較:USB転送速度ではXiaomi Pad 7 Ultraが最も高速です。Wi-Fi規格ではUltraとProが最新のWi-Fi 7に対応しています 。

カメラ性能(画素数、センサー):

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:リアに5000万画素(JN1センサー)、フロントに3200万画素超広角(OV32Dセンサー)のカメラを搭載しています 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:リアに5000万画素(JN1センサー)、フロントに3200万画素のカメラを搭載しています。
  • Xiaomi Pad 7:リアに1300万画素、フロントに800万画素のカメラを搭載しています。

比較:カメラの画素数では、Xiaomi Pad 7 UltraとPad 7 Proが同等レベルで高く、Pad 7はそれらに比べて控えめなスペックです 。

特殊スクリーンオプション(アンチグレア):

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:「ナノアンチグレアスクリーン版」(柔光版)のオプションがあります 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:「Matte Glass Version」のオプションがあります。
  • Xiaomi Pad 7:特殊スクリーン版の記載はありません 。

比較:Xiaomi Pad 7 UltraとPad 7 Proには、光の反射を抑え、書き心地を向上させる特殊なスクリーン仕上げの選択肢が用意されています 。

専用キーボード:

  • Xiaomi Pad 7 Ultra:「PCクラス フルサイズフローティングキーボード」が用意されており、マグネシウム合金素材や全面圧力感知タッチパッドなどの特徴が詳細に説明されています 。
  • Xiaomi Pad 7 / 7 Pro:「Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード」が用意されています。

比較:Xiaomi Pad 7 Ultraのキーボードは、より「PCクラス」を意識した素材や機能面での特徴が強調されています 。

AI機能と連携機能:

全モデル:Xiaomi HyperOS 2とXiaomi HyperAIを搭載し、Gemini連携やAI音声認識などの基本AI機能に対応しています 。

Xiaomi Pad 7 Ultra:AIビデオ会議ツールボックス(AI同時通訳29言語対応など)、リモートコントロールPC機能、ワイヤレスセカンドスクリーン機能、Appleデバイスとの連携サポートなど、特にビジネスシーンや高度な作業を想定した連携機能が強化されています 。

比較:基本的なAI機能は共通していますが、Xiaomi Pad 7 Ultraはより高度で専門的なAI活用やデバイス連携機能が充実しています 。

その他の特徴(NFC、指紋認証):

  • 「Xiaomi Pad 7 Ultra」:NFCによるファイル転送機能と、側面指紋認証センサーを搭載しています 。
  • Xiaomi Pad 7 Pro:側面指紋認証センサーを搭載していますが、NFCに関する記載は「Xiaomi Pad 7 UltraとXiaomi Pad 7の違い」ファイル内では見られません。
  • Xiaomi Pad 7:「Xiaomi Pad 7 UltraとXiaomi Pad 7の違い」ファイル内では、NFCおよび側面指紋認証センサーに関する記載は見られません 。(ただし、Xiaomi Pad 7の製品ページではHyperConnect機能の一部として「NFCタップで共有」の記述があります。)

比較:側面指紋認証センサーはXiaomi Pad 7 UltraとPad 7 Proに搭載されています。NFCによるファイル転送機能は、Xiaomi Pad 7 Ultraで明確にサポートが謳われています 。

まとめ

Xiaomi Pad 7 Ultraは、プロセッサ性能、ディスプレイの品質とサイズ、バッテリー容量と充電速度、オーディオシステム、データ転送速度、そして高度なAI連携機能といった多くの主要なスペックにおいて、Xiaomi Pad 7およびPad 7 Proを大きく凌駕する最上位フラッグシップモデルです。特に、独自開発のXRing O1(玄戒 O1)プロセッサ、14インチOLEDディスプレイ、8スピーカーシステム、120W超高速充電などは、他モデルとの明確な差別化ポイントと言えるでしょう。

Xiaomi Pad 7 Proは、Pad 7からプロセッサやカメラ、充電速度などを向上させつつ、Ultraよりは手頃な価格帯を目指した高性能モデルです。Xiaomi Pad 7は、優れたディスプレイ品質や十分な処理性能を備えながら、よりコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

このように、同じXiaomi Pad 7シリーズでありながら、各モデルは異なるターゲットユーザーとニーズに応えるための特徴を備えています。Xiaomi Pad 7 Ultraは、あらゆる面で妥協を許さず、最高の体験を求めるユーザーにとって最適な一台と言えるでしょう。

Xiaomi Pad 7 Ultraのメリット・デメリット:他の主要タブレットとの比較

Xiaomi Pad 7 Ultra

Xiaomi Pad 7 Ultraは、その名が示す通り「ウルトラ」な性能と機能を備えたフラッグシップタブレットですが、他の有力なタブレットと比較した場合、どのような長所と短所が見えてくるのでしょうか。ここでは、具体的な機種名を挙げながら、その特徴を明らかにしていきます。

【メリット】

メリット1:頭一つ抜けた圧倒的な処理性能

Xiaomi Pad 7 Ultraが搭載する新開発プロセッサ「XRing O1」(玄戒 O1)は、第2世代3nmプロセスで製造され、10コア最大3.7GHzというスペックを誇ります。これは、例えばGalaxy Tab S10シリーズに搭載されるMediaTek Dimensity 9300+ や、Lenovo Legion Y900のMediaTek Dimensity 9000、Xiaomi Pad 7のSnapdragon 7+ Gen 3 と比較しても、より高度な処理能力が期待できます。

これにより、プロフェッショナル向けの動画編集や3Dレンダリング、あるいは非常に要求の高い最新ゲームにおいても、他の多くのタブレットを凌駕するスムーズな動作が見込めます。

メリット2:最高クラスの視覚体験を提供するOLEDディスプレイ

14インチという広大な3.2K OLEDディスプレイは、ピーク輝度1600nitsというスペックと相まって、現行タブレットの中でもトップクラスの視覚体験を提供します。例えば、Lenovo Legion Y900も14.5インチの3K有機ELディスプレイを搭載していますが、ピーク輝度は500nitsです。

また、Xiaomi Pad 7は11.2インチの3.2K液晶でピーク輝度800nits、Teclast T70は14インチWUXGA液晶 であるため、Xiaomi Pad 7 Ultraのディスプレイは、特に明るさ、コントラスト、色の表現力において大きなアドバンテージがあります。オプションで用意されているナノアンチグレアスクリーン版は、さらに視認性と書き心地を高めます。

メリット3:安心の大容量バッテリーと驚異的な超高速充電

12000mAhという大容量バッテリーと120Wの超高速充電は、Xiaomi Pad 7 Ultraの大きな強みです。比較対象として、Galaxy Tab S10 Ultraモデルが11200mAhで45W充電、Lenovo Legion Y900が12300mAhで68W充電、Xiaomi Pad 7が8850mAhで45W充電 です。Xiaomi Pad 7 Ultraは、大容量であることに加え、充電速度で他を圧倒しており、バッテリー切れの不安を大幅に軽減し、ダウンタイムを最小限に抑えます。

メリット4:充実の独自機能と優れた拡張性

フラッグシップ8スピーカーシステムによる迫力のオーディオ、最新規格のWi-Fi 7、最大10GbpsのUSB 3.2 Gen2による高速データ転送、NFCによるファイル転送サポート、そして「PCクラス」を謳う専用キーボードや高性能スタイラスペンへの対応は、Xiaomi Pad 7 Ultraならではの魅力です。

例えば、Lenovo Legion Y900もJBLオクタスピーカーを搭載していますが、Xiaomi Pad 7 Ultraはこれに加えて高度なAIビデオ会議ツールボックスなども備えています。これらの機能は、Xiaomi Pad 7と比較しても、生産性や利便性の面で大きな差を生み出します。

【デメリット】

デメリット1:フラッグシップ故の高価格帯

Xiaomi Pad 7 Ultraは、その高性能・多機能に見合う価格設定となっており、シャオミオンラインストア(中国)での価格は約11.3万円から、海外通販サイトでは約14万円を超えることもあります。これは、Galaxy Tab S10+(Amazonで約11.6万円) やLenovo Legion Y900(AliExpressで約11.8万円) と同等かそれ以上の価格帯です。

Xiaomi Pad 7(Amazonで約5万円) やTeclast T70(実質約3.6万円) のようなコストパフォーマンスを重視するモデルと比較すると、明らかに高価であり、予算が限られるユーザーには手を出しにくいかもしれません。

デメリット2:現時点での入手経路とサポート体制

Xiaomi Pad 7 Ultraは現在、主に中国国内向けモデルとして販売されており、グローバル版の正式な展開については情報が限られています。海外通販サイトを通じて輸入することは可能ですが、その場合、保証やアフターサポートが国内正規品と比較して煩雑になる可能性があります。安心して長期間使用したいユーザーにとっては、この点は慎重に考慮すべきデメリットと言えるでしょう。

デメリット3:一部スペックにおける比較上の注意点

Xiaomi Pad 7 Ultraのディスプレイリフレッシュレートは最大120Hzですが、Xiaomi Pad 7は最大144Hzに対応しています。また、Galaxy Tab S10シリーズはIP68等級の防水防塵性能を備えていますが、Xiaomi Pad 7 Ultraにはそのようなタフネス性能に関する公式な言及は見られません。これらは特定のニーズを持つユーザーにとっては比較検討のポイントとなる可能性があります。

デメリット4:大画面ゆえの重量

Xiaomi Pad 7 Ultraは5.1mmという薄さを実現しているものの、14インチという大画面のため、重量は通常版で609g、ナノアンチグレアスクリーン版で619gあります。これは、11.2インチで500gのXiaomi Pad 7 や、12.4インチで571gのGalaxy Tab S10+ と比較すると重く、携帯性や片手での長時間使用を重視するユーザーにとっては、やや扱いにくさを感じる場面があるかもしれません。

まとめ

Xiaomi Pad 7 Ultraは、処理性能、ディスプレイ品質、バッテリーと充電技術、オーディオ体験、そして先進的な独自機能において、他の多くのタブレットを凌駕するポテンシャルを秘めた、まさに最上位にふさわしいモデルです。これらのメリットは、プロフェッショナルなクリエイティブ作業や高度なビジネスユース、そして最高のエンターテイメント体験を求めるユーザーにとって、代えがたい価値を提供するでしょう。

一方で、その高い性能と機能性は価格に反映されており、入手経路やサポート面でのハードルも存在します。また、携帯性や特定のタフネス性能といった面では、他の選択肢に分がある場合も考慮に入れる必要があります。最終的には、自身の予算やタブレットに求める最も重要な要素を照らし合わせ、Xiaomi Pad 7 Ultraが持つ多くのメリットが、これらのデメリットを上回るかどうかを判断することが重要です。

Xiaomi Pad 7 Ultraのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 14インチ 3.2K (3200×2136) OLED 、ピーク輝度1600nits 、P3広色域 、Dolby Vision 、Corning Gorilla Glass 5
  • リフレッシュレート: 最高120Hz (アダプティブリフレッシュレート)
  • プロセッサ: 玄戒®O1 (第2世代3nmプロセス、10コア 最大3.7GHz)
  • GPU: 16コア Immortalis-G925
  • RAM(メモリ): 12GB/16GB (LPDDR5T)
  • ストレージ: 256GB/512GB/1TB (UFS 4.1)
  • バッテリー: 12000mAh (typ)
  • 駆動時間: 16.9時間 (ストリーミング再生)
  • 充電: 120W 超高速充電 / 7.5W 有線リバース充電 (PD3.0/PD2.0/MI FC2.0対応)
  • 背面カメラ: 5000万画素 (JN1, f/1.8, PDAF)、4K 30/60fps動画撮影対応
  • 前面カメラ: 3200万画素 超広角 (OV32D, f/2.2)、1080P 30fps動画撮影対応
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7 (2.4GHz/5GHzデュアルバンド同時接続対応) 、Bluetooth 5.4
  • NFC: 対応 (Xiaomiスマートフォンとのファイル転送)
  • インターフェース: USB Type-C (USB3.2 Gen2 最大10Gbps) 、キーボード接続端子 、ペン充電磁気吸着
  • センサー: 加速度、ジャイロ、環境光(前後、色温度)、フリッカー、ホール、側面指紋、地磁気、近接、ステータスインジケーター、赤外線リモコン、Z軸リニアモーター
  • 映像出力: Miracast対応
  • スピーカー: ステレオ8スピーカー (16.5cc超大型サウンドチャンバー)
  • オーディオ: Dolby Atmos 、空間オーディオ 、Hi-Res & Hi-Res Wireless Audio認証 、対応フォーマット (MP3, FLAC, AAC等)
  • マイク: 4個 (マルチシーン集音、ノイズリダクション対応)
  • スタイラスペン: Xiaomiフォーカスタイラスペン対応 (別売、8192段階筆圧検知)
  • キーボード: PCクラス フローティングキーボード対応 (別売、マグネシウム合金製)
  • 機能: PCクラスソフト対応 (CAD, WPS等) 、AI会議ツールボックス 、クロスデバイススマート接続 、システムレベルAI
  • 筐体: メタルユニボディ、5.1mm超薄型、強化構造
  • OS: Xiaomi HyperOS 2
  • サイズ: 305.82 x 207.47 x 5.1 mm
  • 重量: 通常版609g / ナノアンチグレアスクリーン版619g
  • カラー: ブラック、ミストパープルグレー
  • 付属品: 通常版: 本体、電源アダプタ、USB-Cケーブル、取説(三包証書含) ナノアンチグレア版: 通常版付属品に加えクリーニングクロス

Xiaomi Pad 7 Ultraの評価

Xiaomi Pad 7 Ultraの画面分割

8つの基準で「Xiaomi Pad 7 Ultra」を5段階で評価してみました。

Xiaomi Pad 7 Ultra 項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★ (5.0/5.0)
14インチ3.2K OLEDは圧巻。1600nitsの輝度で屋外でも視認性が高く、発色も豊かで動画や写真の鑑賞体験は最高レベルです。ナノアンチグレア版の存在も素晴らしいです。

スペック:★★★★★ (5.0/5.0)
新開発プロセッサXRing O1(玄戒 O1)、大容量RAM・ストレージ、12000mAhバッテリー、Wi-Fi 7など、あらゆる面で現行最高クラスのスペックを誇り、動作に一切の不満はありません。

デザイン:★★★★★ (5.0/5.0)
5.1mmという驚異的な薄さと、金属ユニボディによる高級感・堅牢性の両立は見事。ミニマルで洗練されたデザインは所有欲を満たしてくれます。

耐久性:★★★★☆ (4.5/5.0)
高強度アルミニウム合金による補強やゴリラガラス5採用で堅牢性は高そうですが、防水防塵性能の公式な言及がないため、満点には一歩及ばずとしました。

通信:★★★★★ (5.0/5.0)
Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、USB 3.2 Gen2による10Gbpsの高速転送、NFC対応と、通信機能は最新かつ万全で、データのやり取りも非常にスムーズです。

機能:★★★★★ (5.0/5.0)
HyperOS 2とHyperAIによる多彩なAI機能、特に高度なAIビデオ会議ツールボックスやPC連携機能、Apple製品との互換性は非常に実用的です。8スピーカーやIRリモコンも便利です。

使いやすさ:★★★★☆ (4.5/5.0)
HyperOS 2は直感的でスムーズ。側面指紋認証や超高速充電は快適ですが、多機能ゆえに全ての機能を使いこなすには多少の慣れが必要かもしれません。

価格:★★★☆☆ (3.5/5.0)
中国国内価格は約11.3万円からと、絶対的には高価。ただし、その圧倒的なスペックと機能を考慮すれば、フラッグシップモデルとして相応の価格設定とも言えます。

総合評価:★★★★★ (4.8/5.0)

総括:Xiaomi Pad 7 Ultraはこんなユーザーにおすすめ!Xiaomi Pad 7との比較で見る真価

Xiaomi Pad 7 Ultraは、その名が示す通り、タブレット体験を「ウルトラ」な領域へと引き上げる可能性を秘めた一台です。これまでのレビューで明らかになったように、デザイン、ディスプレイ、パフォーマンス、オーディオ、カメラ、バッテリー、そして独自機能やAI連携に至るまで、多くの面でXiaomi Pad 7やPad 7 Proとは一線を画す、まさにフラッグシップと呼ぶにふさわしい仕上がりでした。

ここでは、どのような方にXiaomi Pad 7 Ultraが最適なのか、Xiaomi Pad 7との比較を交えながら、その真価に迫ります。

1. 性能と体験にあらゆる妥協をしたくない「パワーユーザー」へ

Xiaomi Pad 7 Ultraの最大の魅力は、何と言ってもその圧倒的な総合性能です。新開発の「XRing O1」(玄戒 O1)プロセッサは、Xiaomi Pad 7のSnapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform と比較して、処理能力で大きなアドバンテージがあります。14インチの3.2K OLEDディスプレイは、Xiaomi Pad 7の11.2インチ液晶 よりも大きく、ピーク輝度1600nitsという明るさで、鮮やかかつ高コントラストな映像を提供します。

さらに、12000mAhの大容量バッテリーと120Wの超高速充電 、そしてフラッグシップ8スピーカーシステム は、長時間の利用と没入感の高いエンターテイメント体験を約束します。最新の3Dゲーム、例えば「原神」や「崩壊:スターレイル」を最高画質で心ゆくまで楽しみたい方、4K動画編集やRAW現像といった高負荷なクリエイティブ作業をタブレットで快適に行いたい方にとって、Xiaomi Pad 7 UltraはXiaomi Pad 7では得られないレベルの満足感を提供してくれるでしょう。

2. 生産性と効率を極めたい「ビジネス・クリエイティブプロフェッショナル」へ

Xiaomi Pad 7 Ultraは、単なる高性能タブレットに留まらず、ビジネスやクリエイティブな作業の効率を劇的に向上させるための機能が満載です。「AIビデオ会議ツールボックス」は、最大2.5Kの超解像度ビデオ通話や29言語対応のAI同時通訳といった高度な機能を提供し、国際的なコミュニケーションやリモートワークの質を格段に高めます。

また、「PCクラス フルサイズフローティングキーボード」 や高性能な「Xiaomiフォーカスタイラスペン」との組み合わせ、さらには「リモートコントロールPC」機能や「ワイヤレスセカンドスクリーン」機能 は、本格的なドキュメント作成、グラフィックデザイン、プログラミングといった専門的な作業をも快適にこなせる環境を構築します。

Appleデバイスとの連携がサポートされている点も、多様なデバイス環境で作業するプロフェッショナルには嬉しいポイントです。これらの機能は、Xiaomi Pad 7が持つ基本的なAI機能や連携機能 を大きく超えるものであり、まさに「Ultra」ならではの価値と言えます。

3. 最新技術と特別な体験を求める「ガジェット愛好家・アーリーアダプター」へ

Xiaomi Pad 7 Ultraは、Wi-Fi 7 やUSB 3.2 Gen2による最大10Gbpsの高速データ転送 、そして独自開発のXRing O1(玄戒 O1)プロセッサといった、現行最高峰の技術を惜しみなく投入したモデルです。5.1mmという驚異的な薄さを実現した洗練されたデザイン や、オプションで選択可能な「ナノアンチグレアスクリーン版」など、随所にXiaomiの技術力とこだわりが感じられます。

常に最新のテクノロジーに触れていたい、他の人とは違う特別なデバイスを持ちたい、というガジェット愛好家やアーリーアダプターの方々にとって、Xiaomi Pad 7 Ultraは、その先進性と所有する喜びを存分に満たしてくれる一台となるでしょう。

4. 価格差をどう考えるか?Xiaomi Pad 7との比較

Xiaomi Pad 7 Ultraの価格は、中国のシャオミオンラインストアで12GB+256GBモデルが5699元(日本円で約11.3万円から)となっており、これはXiaomi Pad 7の日本国内価格(Amazonで約5万円) と比較すると、倍以上の価格差があります。海外からの輸入となると、さらに価格は上昇する可能性があります。

この価格差は、前述の圧倒的なプロセッサ性能、より大きく高品質なOLEDディスプレイ、大容量バッテリーと超高速充電、スピーカーシステムのグレード、より高速なデータ転送規格、強化されたAI機能と連携機能、そしてよりプレミアムな筐体設計といった、Xiaomi Pad 7 Ultraが持つ数々の明確なアドバンテージに対する対価と言えます。

もし、予算に限りがあり、日常的な動画視聴やウェブブラウジング、軽めのゲームや作業が中心であれば、Xiaomi Pad 7も非常にバランスの取れた優れたタブレットです。しかし、あらゆる面で最高の体験を求め、タブレットをPCライクな生産性ツールとしてもフル活用したい、あるいは最先端の技術に投資する価値を見出せるユーザーであれば、Xiaomi Pad 7 Ultraはその価格差を納得させるだけの価値と体験を提供してくれるはずです。

最終的な判断に向けて

Xiaomi Pad 7 Ultraは、現時点におけるAndroidタブレットの一つの到達点とも言える製品です。その多機能性と高性能ぶりは、特定のニーズを持つユーザーにとっては唯一無二の選択肢となり得ます。ご自身の使い方、求める体験レベル、そして予算を総合的に考慮し、この「ウルトラ」な一台があなたにとって最適なパートナーとなるか、じっくりと検討してみてください。

Xiaomi Pad 7 Ultraの価格・購入先

Xiaomi Pad 7 Ultra 本体 正面 ミストパープルグレー

※価格は2025/10/29に調査したものです。価格は変動します。

※現在発売されているモデルは中国版です。グローバル版はまだ発売されていません。

シャオミオンラインストア(中国)

  • 12GB+256GB:5699 元(約112,726円)
  • 12GB+512GB:5999 元(約118,660円)
  • 16GB+1024GB:6799 元(約134,484円)
  • 12GB+512GB 柔光版:6599 元(約130,528円)
  • 16GB+1024GB 柔光版:7399 元(約146,352円)

シャオミオンラインストア(中国)で「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

GIZTOP

$899.00(132380円)で販売されています。

GIZTOPで「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

ECサイト

Amazonで「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

楽天市場で「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

ヤフーショッピングで「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

AliExpressで「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

米国 Amazon.comで「Xiaomi Pad 7 Ultra」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較

Xiaomi Pad 7 Ultra」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Xiaomi Pad Mini

Xiaomiから発売された8.8インチのタブレットです(2025年9月26日 発売モデル)。

MediaTek Dimensity 9400+、8GB / 12GB LPDDR5X メモリ、3K液晶、256GB / 512GB UFS 4.1ストレージ、7500mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート: 最大165Hz、デュアルUSB-Cポート、AI機能(Xiaomi HyperAIのAI文書作成・AI音声認識・AI通訳など、Google Geminiのかこって検索など)、67Wハイパーチャージ、18W有線リバース充電に対応。

DP映像出力、クアッドスピーカー、Dolby Atmos サウンド、Xiaomi フォーカスペン(別売)、USB Type-C ×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで74,980円(税込)、楽天市場で74,800円(送料無料)、AliExpressで91,691円、です。

関連記事:Xiaomi Pad Mini レビュー!iPad mini以上の実力は本物?

Amazonで「Xiaomi Pad Mini」をチェックする

Xiaomi Pad 7

Xiaomiから発売された11.2インチのタブレットです(2025年3月13日 発売)。

「Xiaomi HyperOS 2」(Android 15ベース)、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform、8GB LPDDR5X メモリ、3.2Kの11.2インチ 液晶(3200×2136)、128GB/256GB UFS 3.1/4.0ストレージ、8850 mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、Xiaomi HyperAI(AI音声/アート/電卓/文章生成)、Google Gemini連携、Xiaomi HyperConnect、ワークステーションモード、最大144Hz 可変リフレッシュレート、45W ターボチャージ、クアッドスピーカー(200%音量アップ)、Dolby Atmosサウンド、Miracast対応映像出力、

Xiaomi フォーカスペン対応 (低遅延, 8192段階筆圧感知, 別売)、Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード対応 (フローティング, ヒンジ, 無段階調整, バックライト, タッチパッド, 別売)、USB Type-C 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、に対応しています。

価格は、Amazonで47,830円(税込)、楽天市場で51,630円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,520円、AliExpressで49,908円、米国 Amazon.comで$385.00、です。

関連記事:Xiaomi Pad 7を徹底レビュー!AI機能、評価、価格、Pad 6比較

Galaxy Tab S10

サムスンから発売された12.4/14.6インチのタブレットです(2024年10月3日発売)。

Android 14 + One UI 6.1、MediaTek Dimensity 9300+ プロセッサと12GB メモリ、Dynamic AMOLED 2X 液晶、256GB/512GB ストレージ、背面13MP + 8MPの2眼カメラ、前面12MP(Ultra:12MP + 12MP)のフロントカメラを搭載しています。

また、生成AI機能「Galaxy AI」、「Gemini」、反射防止技術、45W急速充電、Sペン(付属)、AIキー付きのキーボード(別売)、クアッドスピーカー、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120GHz、最大1.5TBまでのストレージ拡張、USB 3.2 Gen1 Type-C (OTG/DP映像出力/PD充電)、Wi-Fi 6E (Ultra:Wi-Fi 7)、Bleutooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで148,445円~(税込・S10+)、楽天市場で144,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,980円、米国 Amazon.comで$824.99 (S10+)、です。

関連記事:ハイエンドの極み「Galaxy Tab S10」とS9シリーズを比較

iPad Pro M5 (2025)

Appleから発売された11インチおよび13インチのタブレットです(2025年10月22日 発売)。

iPadOS 26、Apple M5チップ、12GB/16GB RAM、Ultra Retina XDR(タンデムOLED)ディスプレイ(11インチ [2,420 x 1,668] / 13インチ [2,752 x 2,064])、256GB、512GB、1TB、2TBストレージ、最大10時間駆動する31.29Wh/38.99Whバッテリー、、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラ(横向き)を搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」、Thunderbolt / USB 4経由での高速充電(約30分で最大50%)、ProMotionテクノロジー(10Hz〜120Hzアダプティブリフレッシュレート)、4スピーカーオーディオ、空間オーディオ再生、ドルビーアトモス、スタジオ品質の4マイクアレイ、専用ペン(Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)・別売)、専用キーボード(iPad Pro用Magic Keyboard・別売)に対応。

最大6K/60Hzまたは4K/120Hzの外部ディスプレイ出力、AirPlayミラーリング(最大4K)、Siri、Apple Pay、Face ID(TrueDepthカメラによる顔認識)、OSレベルでのプライバシー保護、App Store、Thunderbolt / USB 4ポート(充電、DisplayPort、Thunderbolt 3、USB 4、USB 3対応)x1、5G通信(Cellularモデルのみ)、eSIM(物理SIM非対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6にも対応しています。

価格は、Amazonで168,800円~、楽天市場で169,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで209,940円、Apple オンラインストアで168,800円~、です。

関連記事:iPad Pro M5 徹底レビュー 新チップの進化点、M4との違いを評価

Amazonで「iPad Pro M5」をチェックする

Teclast T70

Teclastから発売された14インチのタブレットです(2024年11月発売)。

Android 14、MediaTek Helio G99、8GBメモリ、WUXGA液晶、256GB UFS ストレージ、10,000 mAhバッテリー、背面13MP + 0.1MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、最大20GBまでのメモリ拡張、クアッドスピーカー、18W PD急速充電、4衛星測位のGPS、10点マルチタッチ、T-Colour 4.0、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで35,900円(税込)、楽天市場で56,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで51,999円、AliExpressで42,416円、です。

関連記事:超大型14インチ!Teclast T70はコスパ最強 性能を徹底レビュー

他のシャオミ タブレットと比較

他にもシャオミのタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

【2025最新版】Xiaomiのタブレットを徹底比較!おすすめ機種や選び方を紹介

その他のおすすめAndroidタブレットは?

その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。

Android 15で使えるタブレット【2025年最新】全機種を徹底比較!

最新のAndroid 15 タブレットをまとめて紹介しています。

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HDMI出力できるAndroidタブレット ラインナップ 機種 まとめ

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一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ

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ソニーWH-1000XM6徹底レビュー!XM5と音質・ノイキャン・機能を比較

ソニー WH-1000XM6 本体 シルバー 斜め
2025年5月30日、ソニーから待望の最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が発売されます 。長年にわたり業界をリードしてきた1000Xシリーズの最新作として、その進化に大きな注目が集まっています。

ソニー WH-1000XM6の魅力

最大の魅力は、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」と、左右合計12基に増強されたマイクシステムが織りなす、息をのむほど静かなリスニング環境です 。このQN3プロセッサーは、前モデルWH-1000XM5に搭載されていたQN1と比較して、実に7倍以上という圧倒的な信号処理能力を誇り 、周囲の騒音をかつてないレベルで打ち消し、まるで自分だけの特別な空間にいるかのような深い没入感を提供してくれます。

さらに、著名なサウンドエンジニアたちとの共創によって磨き上げられた音質は、改良された専用設計30mmドライバーユニットと新技術「先読み型ノイズシェーパー」によって繊細なニュアンスまで忠実に再現 。低音から高音まで、どこまでもクリアで豊かなサウンドを提供します。

加えて、映画や動画を映画館のような立体音響で楽しめる新機能「360 Upmix for Cinema」の搭載 、AIを活用した格段にクリアになった通話品質 、待望の折りたたみ機構復活による優れた携帯性の実現 、そして最大40時間のロングバッテリーライフと便利な「聞きながら充電」への対応 など魅力が満載です!

この記事で「ソニー WH-1000XM6」を徹底解剖!

この記事では、ついにベールを脱いだソニーの最新フラッグシップモデル「WH-1000XM6」が秘める真の実力を、実際に様々なシーンで使用したからこそ分かるリアルな視点から徹底的に深掘りし、その全貌を余すところなくご紹介します。

デザインの進化や装着感の向上はもちろんのこと、ノイズキャンセリング性能や音質がいかに進化したのか、そして通話品質や外音取り込み機能はどれほど使いやすくなったのか。

特に、依然として高い人気を誇る前モデル「WH-1000XM5」と比較して、どの点がどのように変わり、それがユーザーにとってどのようなメリットをもたらすのか、具体的な比較を交えながらその違いを明らかにしていきます。新たに追加された魅力的な機能や接続性の進化についても、詳しく解説します。

この記事で分かること

  1. ソニー WH-1000XM6の洗練されたデザインと向上した装着感・携帯性
  2. 業界最高クラスと謳われるノイズキャンセリング性能の進化の核心
  3. 著名エンジニアも関わった、魂を揺さぶる高音質の秘密
  4. リモートワークにも最適な、劇的に進化したクリアな通話品質と自然な外音取り込み機能
  5. エンタメ体験を深化させる新機能「360 Upmix for Cinema」と進化した接続性の詳細
  6. 安心のバッテリー持続時間と充電性能、新対応の「聞きながら充電」の利便性
  7. 前モデルWH-1000XM5との徹底比較:進化点と価格差を天秤にかけた購入検討ポイント
  8. 他の主要な競合ワイヤレスヘッドホンと比較したWH-1000XM6のメリット・デメリット
  9. WH-1000XM6の総合的な評価と、購入すべきかどうかの最終判断

この記事を最後までお読みいただければ、「ソニー WH-1000XM6」が本当に必要な一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと見えてくるはずです。購入を悩んでいる方はもちろん、最新のワイヤレスヘッドホンに純粋な興味がある方も、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:WH-1000XM6 | ヘッドホン | ソニー

WH-1000XM6 購入 | ヘッドホン | ソニー

価格をチェック!ソニー WH-1000XM6は他のヘッドホンよりも安い?

Sony WH-1000XM6 実機 シルバーを手で持つ。

ソニー WH-1000XM6はソニーストアで59,400円(税込)で販売されています。※ソニーストアはメーカー保証(3年間)がつきます。送料は550円(税込)で、クレジットカード(JACCS)よる分割払いも可能です。

一方、ECサイトのAmazonでは60,000円(税込)で発売中!楽天市場(61,300円・送料無料)、ヤフーショッピング(61,300円)でも購入できます。

Sony WH-1000XM5 (前モデル):

2022年5月27日に発売されたSony WH-1000XM5 (WH-1000XM6の前モデル)はAmazonで41,070円(税込)で販売中です。

こちらはソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンのフラッグシップモデルです。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を誇り、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1に加え、統合プロセッサーV1を新搭載することで、より静寂なリスニング環境を提供します。

専用設計の30mmドライバーユニットにより、自然で伸びのある高音質を実現。最長30時間の連続再生が可能で、クイック充電にも対応しています。洗練されたデザインと快適な装着感も特徴で、日常生活から長距離移動まで、様々なシーンで活躍します。

Bose QuietComfort Ultra Headphones:

2023年10月19日に発売されたBose QuietComfort Ultra Headphones(ボーズ クワイアットコンフォート ウルトラ ヘッドホン)はAmazonで54,000円で販売中です。

こちらは、ボーズのノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルです。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能と、ボーズ独自の没入型オーディオ「Immersive Audio」を搭載し、まるで目の前で演奏されているかのようなリアルな音場体験を提供します。

快適な装着感と軽量設計により長時間の使用にも適しており、バッテリー駆動時間は最大24時間(Immersive Audio使用時は最大18時間)です。高音質な通話性能や、複数のデバイスとのマルチポイント接続にも対応し、日常使いから移動中のリスニングまで、あらゆるシーンで優れたオーディオ体験を実現します。

Apple AirPods Max:

2020年12月に発売されたApple AirPods MaxはAmazonで81,374円(税込)で販売中です。

こちらはAppleから発売された本格的なオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンです。Apple製品との連携が非常にスムーズで、独自のH1チップを搭載し、強力なアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを提供します。

注目すべきは、ダイナミックヘッドトラッキングによるパーソナライズされた空間オーディオで、まるで音源が常に頭の周りに固定されているかのような臨場感あふれる体験を可能にします。高品質な素材と洗練されたデザインも特徴で、音質とAppleエコシステムとの親和性を重視するユーザーに最適です。2024年にはUSB-C充電に対応したモデルも登場し、利便性が向上しています。

Sennheiser Momentum 4 Wireless:

2022年8月23日に発売されたSennheiser Momentum 4 Wireless(ゼンハイザー モメンタム フォー ワイヤレス)はAmazonで38,800円(税込)で販売中です。

こちらはゼンハイザーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの主力モデルです。最大60時間という非常に長いバッテリー駆動時間が最大の特長で、頻繁な充電の手間を省きます。

ゼンハイザーらしい高音質も魅力で、42mmダイナミックドライバーにより、豊かな低音からクリアな高音までバランスの取れたサウンドを提供。アダプティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能も搭載し、周囲の環境に合わせて最適なリスニング環境を自動で調整します。タッチコントロールによる直感的な操作や、快適な装着感も兼ね備え、長時間のリスニングにも適しています。

まとめ:価格の比較

ソニーの最新モデル WH-1000XM6 は、ソニーストア価格で59,400円(税込)です。これを他の最新フラッグシップモデルと比較すると、Bose QuietComfort Ultra Headphones(54,000円)よりは高価ですが、Apple AirPods Max(81,374円)よりは安価な価格設定となっています。

したがって、WH-1000XM6の価格は、最新の高性能ノイズキャンセリングヘッドホン市場においては、中間的な価格帯であり、一概に「高い」とも「安い」とも言えない、機能と価格のバランスを考慮する必要があるモデルと言えるでしょう。

今回比較したモデルの中で最も安くお買い得と言えるのは、Sennheiser Momentum 4 Wirelessです。Amazonで38,800円(税込)と、他のモデルと比較して大幅に安価でありながら、最大60時間の長時間バッテリーや高音質、アダプティブノイズキャンセリングといった充実した機能を備えています。価格を重視しつつ、質の高いリスニング体験を求めるユーザーにとっては非常に魅力的な選択肢となります。

また、前モデルである Sony WH-1000XM5 も41,070円(税込)と、最新モデルにこだわらなければ引き続きコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

デザインと装着性:使い勝手と所有感を満たすソニー WH-1000XM6 の外観と携帯性

Sony WH-1000XM6 実機 ブラックが折りたたんだ状態で置かれている。

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、日常的な使い勝手と所有する喜びをどのように満たしてくれるのか、その外観デザイン、進化した装着感、そして改善された携帯性について、前モデル「WH-1000XM5」との比較を交えながら、実際に手に取って感じた魅力をお伝えしていきます。

洗練されたデザインと待望の機構復活

WH-1000XM6を手に取ると、まずその洗練された佇まいに心惹かれます。前モデルWH-1000XM5のデザインコンセプトを継承しつつ、より機能美を追求した印象です。マットな質感は指紋がつきにくく、日常的に使う上で嬉しいポイントだと感じました。そして何より、多くのユーザーが待ち望んでいたであろう「折りたたみ機構」が復活した点は大きな進化です 。

WH-1000XM5では省略されていたこの機構のおかげで 、通勤カバンや旅行バッグへの収納が格段にしやすくなりました。実際に折りたたんでみると、ヒンジ部分にはMIM(金属粉末射出成形)加工を施した金属が使われており 、カチッとした節度感と高い耐久性を感じさせ、所有感を満たしてくれます。

携帯性と使いやすさを向上させるキャリングケース

Sony WH-1000XM6のキャリングケース シルバー

折りたたみ機構の復活に合わせて、付属のキャリングケースも大幅に改良されました。WH-1000XM5のケースも本体が収納されていないときは薄くなる工夫がありましたが 、WH-1000XM6のケースはさらにコンパクトになり、持ち運びの負担が軽減されています 。特に感動したのは、開閉部分が従来のジッパー式からマグネット式に変更された点です 。

これにより、ケースからの出し入れが片手でもスムーズに行えるようになり、例えば移動中にサッと取り出して音楽を聴き始めたい時や、逆に急いで仕舞いたい時に非常に便利だと感じました。些細な変更に思えるかもしれませんが、日常的な使い勝手に大きく貢献する改良点です。

長時間でも快適な装着感へのこだわり

装着感はヘッドホン選びの重要なポイントですが、WH-1000XM6はその点でも抜かりありません。まず、ヘッドバンドがWH-1000XM5のスリムなデザインから幅広のデザインに変更されました 。これにより、頭頂部にかかる圧力が分散され、長時間装着していても負担を感じにくくなったのは明らかです。実際に数時間連続で使用してみましたが、以前のモデルで感じた局所的な圧迫感がかなり軽減されていました。

イヤーパッドも進化しており、WH-1000XM6では厚みを増し、より伸縮性のある柔らかな素材が採用されています 。耳全体を優しく包み込むようなフィット感で、高い遮音性と快適な装着性を両立しています。一部の意見では側圧が若干強くなったと感じる方もいるようですが 、私自身はむしろ密閉性が高まり、より音楽に集中できるようになったと感じました。重量はWH-1000XM5の約250gに対し 、WH-1000XM6約254gとわずかに増加しましたが 、このヘッドバンドとイヤーパッドの改良により、実際の重さ以上に軽く感じられるほど快適でした。

細部への配慮が生む優れた操作性と所有感

Sony WH-1000XM6 ブラックのボタン

WH-1000XM6は、細かな部分のデザイン変更によって、操作性や所有感も向上しています。例えば、電源ボタンの形状が変更されました。WH-1000XM5ではNC/AMBボタンと同じ細長い形状だったため、時折、手探りでの操作に迷うことがありましたが 、WH-1000XM6では丸型で少し凹んだ配置になり、指先での判別が格段にしやすくなりました 。これはヘッドホンを装着したまま操作する際に非常に直感的で、ストレスフリーな体験をもたらしてくれます。

また、首掛け時のイヤーカップの向きも改善されています。WH-1000XM5ではイヤーパッドが外側を向くように回転していましたが 、WH-1000XM6では内側に回転する仕様に変更されました 。これにより、首にかけた際に衣服に引っかかりにくく、見た目もスマートになったと感じます。こうした細やかな配慮の積み重ねが、日々の満足度を高めてくれるのです。

まとめ:デザインと装着性

  • 折りたたみ機構の復活と質感の高いヒンジ: 携帯性が大幅に向上し、MIM加工金属採用で所有感も満たされる 。
  • コンパクトで使いやすいキャリングケース: マグネット式開閉で出し入れがスムーズに 。
  • 進化したヘッドバンドとイヤーパッド: 幅広ヘッドバンドと厚みのあるイヤーパッドにより、長時間の装着でも快適性が向上し、圧迫感が軽減された 。
  • 向上した操作性とデザイン性: 判別しやすくなった電源ボタンや、スマートな首掛けスタイルを実現するイヤーカップの回転方向の変更など、細部への配慮が光る 。
  • わずかな重量増も気にならない快適性: 約4gの微増はあるものの、装着感の改善により重さを感じさせにくい

【進化の核心①】ノイズキャンセリング性能:WH-1000XM6 で別次元の静寂へ

Sony WH-1000XM6を装着する女性の頭部

ここでは、ソニーのWH-1000Xシリーズの真骨頂ともいえるノイズキャンセリング性能が、最新モデル「WH-1000XM6」でどのように別次元の静寂へと進化したのかを徹底的に解剖していきます。

新開発のプロセッサー、増強されたマイクシステム、そして賢く最適化する機能がもたらす圧倒的な没入感を、前モデル「WH-1000XM5」との比較を交えながら、実際に体験して感じた驚きとともにお伝えします。

テクノロジーの結晶が生み出す、未体験の静寂空間

WH-1000XM6のノイズキャンセリング性能の進化は、まさに目を見張るものがあります。その中核には、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」が搭載されています 。このQN3は、WH-1000XM5に搭載されていたQN1の実に7倍以上という圧倒的な信号処理能力を誇ります 。

さらに、ノイズを拾うマイクの数も大幅に増強。WH-1000XM5では左右合計8基だったマイクが、WH-1000XM6では1.5倍の左右合計12基へと進化しました 。特に内側に配置されたフィードバックマイクが左右それぞれ2基に強化されたことで、より精密なノイズキャンセルが可能になったとのことです 。

実際にWH-1000XM6を装着して騒がしいカフェに入った瞬間、まるで周囲の音がボリュームダウンしたかのような静けさに包まれました。コーヒーを淹れる音や人々の話し声がスッと遠のき、自分の思考や目の前の作業に深く集中できる感覚は、これまでのヘッドホンでは味わえなかったものです。この静寂感は、QN3の高い処理能力と12個のマイクが的確に周囲のノイズを捉え、打ち消している証拠だと感じました。

WH-1000XM5から飛躍的に向上した、ノイズ除去の精度と範囲

前モデルのWH-1000XM5も非常に高いノイズキャンセリング性能を持っていましたが、WH-1000XM6はそれをさらに凌駕します。特に違いを感じたのは、中高音域のノイズ、とりわけ人の声の遮断性能です。WH-1000XM5では少し気になっていた周囲の会話が、WH-1000XM6では驚くほどクリアに抑制され、音楽を再生していなくても、まるで自分だけの空間にいるような静けさを得られます 。

電車の走行音のような低音域のノイズ除去性能も向上しており、以前よりも広い周波数帯域でノイズが効果的にカットされているのを実感しました 。

この進化は、プロセッサーとマイク数の強化に加え、ノイズキャンセリング機能をユーザーの装着状態や環境に合わせて自動で最適化する「アダプティブNCオプティマイザー」の恩恵も大きいでしょう 。WH-1000XM5の「オートNCオプティマイザー」から進化したこの機能は、メガネの有無や髪型による装着ズレ、さらには気圧の変化までリアルタイムで検知し、常に理想的なノイズキャンセリング効果を提供してくれます 。

飛行機内での使用を想定すると、気圧の変化にも対応してくれるのは非常に心強い機能です。実際に何度か装着し直してみましたが、その都度、最適な状態に調整されているのか、圧迫感が少なく、常に安定した静寂が得られました 。

日常のあらゆるシーンを、自分だけの特別な空間に

WH-1000XM6のノイズキャンセリングは、ただ静かなだけでなく、「心地よい静寂」を提供してくれる点が素晴らしいと感じました。ノイズキャンセリング特有の圧迫感がほとんど感じられないため 、長時間装着していても疲れにくく、音楽はもちろん、読書や勉強、あるいは何もせずにリラックスしたい時など、あらゆるシーンでその恩恵を最大限に享受できます。

例えば、休日に自宅で映画『ゴジラ-1.0』を鑑賞した際、周囲の生活音を一切気にすることなく、作品の世界観にどっぷりと浸ることができました。また、LiSAさんの「紅蓮華」のようなアップテンポな楽曲を聴けば、周囲の騒音に邪魔されることなく、力強いボーカルと楽器の細やかな音まではっきりと楽しむことができ、音楽との一体感が格段に高まりました。

これほどまでに周囲の音を気にせず、自分だけの世界に没入できる体験は、WH-1000XM6ならではの魅力と言えるでしょう。

まとめ:WH-1000XM6のノイズキャンセリング性能

  • 新開発プロセッサー「QN3」搭載: WH-1000XM5のQN1と比較して約7倍以上の圧倒的な処理能力を実現 。
  • マイク数の大幅増加: 左右合計12基(WH-1000XM5比1.5倍)のマイクでノイズをより高精度に集音 。特にフィードバックマイクの強化が貢献 。
  • 進化した「アダプティブNCオプティマイザー」: 装着状態や周囲の環境、気圧変化に合わせてノイズキャンセリングをリアルタイムで自動最適化 。
  • 広帯域でのノイズ除去性能向上: 低音域はもちろん、WH-1000XM5と比較して中高音域や人の声の遮音性が飛躍的に向上し、より無音に近い状態を実現 。
  • 圧迫感の少ない自然な静寂: 効果的なノイズ除去ながら、不快な圧迫感がほとんどなく、長時間の使用でも快適 。
  • 圧倒的な没入体験: 日常のあらゆるシーンで周囲の騒音を気にせず、音楽やコンテンツに深く集中できる。

【進化の核心②】音質:プロセッサー刷新と匠の技で、魂を揺さぶるサウンドに

Sony WH-1000XM6を装着する女性

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、どのようにして私たちの魂を揺さぶるほどの高音質を実現したのか、その核心に迫ります。

プロセッサーの刷新、ドライバーユニットの緻密な改良、そして著名なサウンドエンジニアたちの匠の技が融合することで生まれた、圧倒的なサウンドクオリティ。前モデル「WH-1000XM5」と比較しながら、実際に様々な楽曲を聴いて感じた感動と、その進化のポイントを詳しくお伝えしていきます。

テクノロジーと匠の技が織りなす、音質の新たな地平

WH-1000XM6の音質進化の背景には、いくつかの重要な技術的ブレイクスルーがあります。まず、ノイズキャンセリング性能でも触れた新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」と、新たに搭載された「統合プロセッサーV2」のコンビネーションが挙げられます 。

特にQN3は、D/A変換技術を発展させ、量子化ノイズを先読み計算して最適な処理を行う新開発の「先読み型ノイズシェーパー」を搭載しています 。

これにより、急峻な音の立ち上がりに対する応答性が格段に向上し、迫力ある低音のエネルギー感や、クリアでスピード感のある高音質が実現されました 。

ドライバーユニットも、WH-1000XM6専用設計の30mm口径へと進化を遂げています 。振動板には、柔らかいエッジ部と、WH-1000XM5よりもさらに剛性を高めたドーム部を両立したカーボンファイバーコンポジット素材を使用 。さらに、内部の空気の流れを最適化するソニー独自開発の穴を設けたボイスコイルボビン構造を採用することで、高音域の再現性が向上し、より滑らかで伸びのある高音域再生が可能になりました 。

これらのハードウェアの進化に加え、WH-1000XM6では、ランディ・メリル氏やクリス・ゲーリンジャー氏といった世界的に著名な4名のサウンドエンジニアと開発段階から共創し、音質チューニングが行われた点も注目すべきで点です 。これにより、アーティストが本当に届けたい音を忠実に再現することを目指したといいます 。

WH-1000XM5を凌駕する、緻密かつダイナミックなサウンド体験

実際にWH-1000XM6で音楽を聴いてみると、前モデルWH-1000XM5から音質が格段に進化したことを瞬時に感じ取ることができました。全体として、ジャンルを選ばないバランスの良さが一層際立ち、音の解像度が飛躍的に向上している印象です 。例えば、Clairoの「Juna」を再生すると、アナログ的な温かみと現代的な解像感が共存する、非常に音楽的なサウンドが広がります。

ボーカルの息遣いや細かなニュアンスはより生々しく、リズム隊の重厚感と鮮明さが両立しており、楽曲の持つ魅力を余すところなく引き出してくれます。

特に印象的だったのは、低音域の表現力です。WH-1000XM5も十分な低音でしたが、WH-1000XM6では、より深く、そしてタイトに沈み込むような低音に進化しています 。米津玄師の「KICK BACK」を聴くと、そのパワフルかつ肉厚な中低域の音圧に圧倒されると同時に、高域が全く埋もれることなくクリアに聴こえてくるのには驚きました 。

WH-1000XM5では時に低音が若干膨らんで聴こえる場面もありましたが、WH-1000XM6ではそのようなことはなく、タイトでコントロールされた低音が楽曲全体を引き締めています 。また、中島美嘉の「Find The Way」のようなボーカル中心の楽曲では、SN感の向上により、ボーカルの存在感が一層際立ち、微細な感情表現まで手に取るように伝わってきました 。

音の広がりと定位感、そして「アーティストの意図」を体感

WH-1000XM6は、音の広がりや定位感においても大きな進化を遂げています。アコースティックな楽曲、例えばダイアナ・クラールの「月とてもなく」を聴くと、各楽器の音色がWH-1000XM5よりもさらに明確に分離し、それぞれの楽器がどこで鳴っているのか、その位置関係まで手に取るようにわかります 。まるで目の前で演奏しているかのような臨場感は、まさに注目すべき点です。

口コミ情報では「音の広がりがWH-1000XM5とは全く違うこと、倍以上に広く感じること」が指摘されていましたが 、私自身もその表現に強く共感しました。

ヒップホップの楽曲、例えばBIAとJIDの「LIGHTS OUT」では、女性ラッパーのラップがWH-1000XM5よりもさらに鮮明になり、低音域に埋もれることなく、リリックの一つ一つがクリアに聴き取れるようになりました 。これは、専用設計ドライバーユニットの高音域再現性の向上と、先読み型ノイズシェーパーによるクリアな音質が貢献しているのでしょう 。

サウンドエンジニアとの共創によって「アーティストの意図した音をありのままに届ける」という目標が、単なるスローガンではなく、実際に製品の音として結実していることを強く感じました。

まとめ:音質

  • 新開発プロセッサーQN3と統合プロセッサーV2: 「先読み型ノイズシェーパー」により、音の立ち上がりが改善され、クリアで迫力のあるサウンドを実現 。
  • 進化した専用設計30mmドライバーユニット: ドーム部の剛性向上と新開発ボイスコイルボビン構造により、特に高音域の再現性が向上し、滑らかで伸びのある高音を実現 。
  • 著名サウンドエンジニアとの共創チューニング: アーティストの意図を忠実に再現する、バランスの取れた高音質を追求 。
  • WH-1000XM5からの飛躍的な音質向上:
  • よりバランスが良く、ジャンルを選ばない音質へ 。
  • 低音はより深くタイトに、中音域は滑らかで明瞭に、高音域はクリアで伸びやかに 。
  • 音の広がりと定位感が大幅に向上し、ボーカルや楽器の存在感が際立つ 。
  • ラップなどの細かいニュアンスも鮮明に聴き取れるように 。
  • 微細な音の描写力とSN感の向上: これまで聴こえにくかった細かな音も明瞭に再現 。

劇的進化!リモートワークにも最適なクリア通話品質と自然な外音取り込み

Sony WH-1000XM6のマイク:片側で6個。左右合計12個

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、日々のコミュニケーションや周囲の音との関わり方をどのように変革するのか、その劇的に進化した通話品質と、より自然になった外音取り込み機能に焦点を当てて解説します。

マイク性能の向上、AI技術の粋を集めた音声処理、そして細部への配慮が生み出すクリアなコミュニケーション体験を、前モデル「WH-1000XM5」との比較を交えながら、実際に試して感じた驚きとともにお届けします。これでもう、騒がしい場所でのオンライン会議や、ヘッドホンをつけたままでのちょっとした会話に悩むことはありません。

AIがアシストする、かつてないほどクリアな通話体験

WH-1000XM6の通話品質は、前モデルWH-1000XM5から目覚ましい進化を遂げています。その秘密は、ハードウェアとソフトウェア両面からのアプローチにあります。まず、マイクの数が強化され、WH-1000XM6では合計6つのマイクとソニー独自のAIアルゴリズムを組み合わせたAIビームフォーミング技術を搭載しています 。これにより、口元への指向性がWH-1000XM5の4マイクシステムよりもさらに鋭くなり、自分の声だけを的確に拾い上げてくれるのです 。

さらに、5億サンプルを超えるAIの機械学習によって構成された進化したノイズリダクションAIが、自分の声と周囲の環境ノイズを巧みに分離 。実際に、賑やかなカフェからオンライン会議に参加してみましたが、相手からは「非常にクリアに聞こえる」「周りの雑音がほとんど気にならない」と驚きの声が上がりました。

WH-1000XM5でも十分に高性能でしたが、WH-1000XM6では、まるで静かな室内で話しているかのような自然な音声伝達が可能になったと感じます。加えて、マイク周辺に施された風ノイズ低減構造のおかげで、風の強い日に屋外で通話した際も、相手に不快な風切り音を届けることなく、スムーズな会話ができました 。

LE Audio対応で、より自然な音声コミュニケーションへ

WH-1000XM6は、次世代のBluetoothオーディオ規格である「LE Audio」接続時に、スーパーワイドバンドに対応した点も大きな進化です 。これにより、従来の2倍の帯域で音声伝送が可能となり、通話音声がより自然でクリアに聞こえるようになりました 。

対応スマートフォンとの組み合わせが必要ですが、この機能によって、まるで相手がすぐそばで話しているかのような、臨場感のあるコミュニケーションが期待できます。日常の電話はもちろん、ボイスチャットを利用するゲームなどでも、より質の高い音声体験が得られます。

まるでヘッドホンをしていないかのような、自然な外音取り込み

WH-1000XM6は、外音取り込み機能も格段に進化しています。ノイズキャンセリング性能向上の恩恵でもあるマイク数の増加(左右合計12基)により、周囲の音をより自然に取り込めるようになりました 。WH-1000XM5の外音取り込みモードでは、時折「サーッ」というホワイトノイズが気になることがありましたが、WH-1000XM6ではそのホワイトノイズが劇的に低減され、ほとんど気にならないレベルになっています 。

実際にオフィスでWH-1000XM6の外音取り込みモードを試したところ、同僚の声やキーボードのタイプ音などが非常に自然に聞こえ、ヘッドホンを装着していることを忘れるほどでした。これなら、音楽を聴きながらでも、急なアナウンスを聞き逃したり、話しかけられた際にスムーズに対応したりすることが可能です。

スピーク・トゥ・チャット」機能と併用すれば、まさにハンズフリーでシームレスなコミュニケーションが実現します。WH-1000XM5と比較しても、その自然さとクリアさは一段と向上しており、日常生活におけるヘッドホンの新しい使い方を提案してくれるかのようです。

まとめ:劇的に進化した通話品質と自然な外音取り込み

  • 進化したAIビームフォーミング: 6つのマイクとAIアルゴリズムにより、口元への指向性が向上し、自分の声をクリアに集音 。
  • 強化されたノイズリダクションAI: 5億サンプルを超えるAI学習により、周囲の騒音と自分の声を高精度に分離 。
  • 風ノイズ低減構造: 風の強い場所でもクリアな通話を実現 。
  • LE Audio スーパーワイドバンド対応: 対応機器との接続で、より自然で高品質な通話音声を提供 。
  • 自然な外音取り込み機能: マイク数の増加により、周囲の音がより自然な聞こえ方に進化し、ホワイトノイズも大幅に低減 。
  • 向上した実用性: リモートワークでのオンライン会議や日常生活でのとっさの会話など、あらゆるシーンでWH-1000XM5以上に快適なコミュニケーションをサポート。

新機能:ソニー WH-1000XM6 の「360 Upmix for Cinema」と進化した接続性

Sony WH-1000XM6の360 Upmix for Cinema

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、卓越したノイズキャンセリング性能や高音質に加えて、私たちのエンターテインメント体験をどのように深化させ、日々の利便性を向上させてくれるのか、新たに追加された魅力的な機能や進化した接続性に焦点を当ててご紹介します。

特に注目すべきは、映画や動画コンテンツの音響体験を一変させる可能性を秘めた「360 Upmix for Cinema」。さらに、マルチポイント接続の改善や新しいアプリ機能など、使えば使うほどその恩恵を実感できる細やかな進化点について、実際に試した感想を交えながら詳しく解説していきます。

映画館の臨場感を、いつでもどこでも:「360 Upmix for Cinema」

WH-1000XM6の最もエキサイティングな新機能の一つが、ソニー独自の立体音響技術を駆使した「360 Upmix for Cinema」です 。これは、普段私たちがスマートフォンやタブレットで楽しんでいる映画やドラマ、アニメなどのステレオ音源を、まるで映画館で聴いているかのような臨場感あふれる立体的なサウンドにリアルタイムで変換してくれるというもの 。専用アプリ「Sony Sound Connect」からこの機能をオンにするだけで、再生するアプリの種類を問わずに利用できる手軽さも魅力です 。

実際にNetflixでアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」を視聴してみたところ、その効果は絶大でした。セリフはクリアなままに、効果音やBGMが前後左右、そして上下方向にも広がり、モビルスーツの戦闘シーンでは爆発音やビームの音が頭上を飛び交うような迫力を体験。これまでのヘッドホンでは得られなかった、包み込まれるような音場は、まさに「いつでも・どこでも映画館」という言葉がぴったりです。

WH-1000XM5でも360 Reality Audioには対応していましたが、この「360 Upmix for Cinema」は、より幅広いコンテンツで手軽に立体音響を楽しめるようになり、エンタメ体験の質を格段に向上させてくれると実感しました。

よりスムーズになったデバイス連携:進化したマルチポイント接続とマイク操作

日々の使い勝手に直結する接続性も、WH-1000XM6では着実に進化しています。特にマルチポイント接続の仕様変更は、複数のデバイスを使い分ける現代のライフスタイルにおいて非常に大きなメリットだと感じました。WH-1000XM5では、2台の機器に同時接続した際、先に音声を再生したデバイスが優先される「先勝ち」仕様でしたが、WH-1000XM6では、後から操作したデバイスの音声に切り替わる「後勝ち」仕様に変更されました 。

これにより、例えばノートパソコンで作業中にスマートフォンの着信に応答したり、タブレットで動画を観ている途中でノートパソコンの通知音を確認したりといった操作が、再生中の機器をわざわざ停止させることなく、よりシームレスに行えるようになりました。

また、オンライン会議が日常的になった今、地味ながら非常に便利なのが、ヘッドホン本体のボタンでマイクのON/OFFを簡単に切り替えられる機能です 。WH-1000XM6では、NC/AMBボタンを2回押すだけでマイクのミュート操作が可能になりました 。これにより、会議中に咄嗟にミュートしたい時など、PCやスマートフォンの画面を操作することなく、素早く対応できるので大変重宝しています。

自分好みのサウンドを追求:アプリ機能の強化

Sony WH-1000XM6のアプリ

専用アプリ「Sony Sound Connect」も進化し、より細やかなカスタマイズが可能になりました。WH-1000XM5では5バンドだったイコライザーが、WH-1000XM6では10バンドへと拡張されました 。これにより、低音から高音まで、より自分の好みに合わせた精密な音質調整が行えるようになり、様々なジャンルの音楽を自分にとって最高のバランスで楽しむことができます。

さらに、アプリには新たに「BGMモード」が追加されました 。このモードをオンにすると、再生している音楽がまるで遠くのスピーカーから流れているかのように、少し控えめな音量で聴こえるようになります 。作業中に音楽を流したいけれど、あまり主張しすぎないでほしい、といったシチュエーションに最適で、集中力を維持しながら心地よく音楽を楽しみたい時に活用しています。

未来を見据えた最新Bluetooth規格への対応

WH-1000XM6は、BluetoothのバージョンもWH-1000XM5のVer.5.2からVer.5.3へとアップデートされています 。これに伴い、対応プロファイルにはTMAP(Telephony and Media Audio Profile)やPBP(Public Broadcast Profile)が追加され、対応コーデックには新たにLC3が加わりました 。

LC3は、SBCと比較して低遅延かつ高品質な音声伝送を可能にするコーデックであり、LE Audioの標準コーデックとしても採用されています。これにより、将来的にLE Audioが普及した際にも、WH-1000XM6はその恩恵を十分に受けることができ、より快適なワイヤレスリスニング体験が期待できます。

まとめ:エンタメ体験を深化させる新機能群と進化した接続性

  • 新機能「360 Upmix for Cinema」: ステレオ音源を映画館のような臨場感あふれる立体音響に変換し、映画や動画視聴体験を格段に向上 。
  • 進化したマルチポイント接続: 「後勝ち」仕様への変更により、複数デバイス間の音声切り替えがよりスムーズに 。
  • 便利なマイクON/OFF機能: 本体ボタンで素早くマイクミュートが可能になり、オンライン会議などで重宝 。
  • アプリ機能の強化: イコライザーが5バンドから10バンドへ増加し、より細やかな音質調整が可能に 。集中したい時に最適な「BGMモード」も追加 。
  • 最新Bluetooth規格対応: Bluetooth Ver.5.3、新プロファイル(TMAP, PBP)、新コーデック(LC3)に対応し、将来的な拡張性も確保 。

バッテリー持続時間と充電性能 – WH-1000XM6の実用性と利便性をチェック

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、私たちの日常生活や長時間の移動において、どれほどの安心感と利便性をもたらしてくれるのか、そのバッテリー持続時間と充電性能に焦点を当てて詳しく見ていきます。

音楽を思う存分楽しむためのスタミナ、いざという時の急速充電、そして新たに追加された便利な充電機能など、前モデル「WH-1000XM5」との比較も交えながら、実際の使用感とともにお伝えします。

音楽再生は従来通りの安心感、ただし通話時間には変化も

WH-1000XM6の連続音声再生時間は、ノイズキャンセリングON時で最大30時間、OFF時で最大40時間となっており、これは前モデルWH-1000XM5から変更ありません 。この再生時間は非常に優秀で、私自身、一度フル充電しておけば、通勤や通学、さらには週末のちょっとした旅行などでもバッテリー切れを心配することはほとんどありませんでした。

例えば、平日は毎日2時間程度の音楽再生とノイズキャンセリングを利用しても、週末まで充電なしで余裕をもって使用できる感覚です。

一方で、連続通話時間については少し注意が必要です。ノイズキャンセリングON時の最大24時間という点はWH-1000XM5と同じですが、ノイズキャンセリングOFF時の連続通話時間は、WH-1000XM5が最大32時間だったのに対し、WH-1000XM6では最大28時間と若干短縮されています 。オンライン会議などで長時間通話する機会が多い方は、この点を考慮しておくと良いでしょう。

とはいえ、最大28時間というのも十分な長さであり、日常的な通話利用で困ることはまずないと感じました。

急なバッテリー切れにも対応、頼れる急速充電と「聞きながら充電」

うっかり充電を忘れてしまっても、WH-1000XM6なら安心です。前モデルWH-1000XM5から引き続き、USB PD(Power Delivery)充電に対応しており、わずか3分間の充電で最大約3時間の再生が可能です 。朝の忙しい時間帯や、外出直前にバッテリー残量が少ないことに気づいても、短時間でリカバリーできるのは非常に心強いポイントです。実際に、家を出る前にサッと充電するだけで、通勤中の音楽再生には十分な時間を確保できました。

さらに、WH-1000XM6で新たに対応したのが「聞きながら充電」機能です 。これは文字通り、ヘッドホンを充電しながら音楽を聴いたり通話したりできるというもの。長時間のフライト中や、デスクワークで集中したいけれどバッテリー残量が心許ない、といったシチュエーションで非常に役立ちます。

これまでは充電中はヘッドホンが使えないという制約がありましたが、この機能のおかげで、バッテリー残量を気にすることなく、途切れることなく音楽やコンテンツを楽しめるようになりました。なお、フル充電までの時間は約3.5時間で、これはWH-1000XM5から変更ありません 。

まとめ:バッテリー持続時間と充電性能

  • 連続音声再生時間: ノイズキャンセリングON時で最大30時間、OFF時で最大40時間と、WH-1000XM5同等の十分なスタミナを維持 。
  • 連続通話時間: ノイズキャンセリングOFF時で最大28時間と、WH-1000XM5の最大32時間からやや短縮 。
  • 急速充電対応: USB PD充電により、3分間の充電で最大約3時間の再生が可能 。
  • 新機能「聞きながら充電」: 充電中でもヘッドホンを使用可能になり、利便性が向上 。
  • 充電時間: フル充電までは約3.5時間 。

徹底比較:ソニー WH-1000XM6 と WH-1000XM5 の違い・進化点を検証

Sony WH-1000XM6 本体 2台 ブラックとシルバー

ここでは、ソニーの最新フラッグシップワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」と、依然として高い人気を誇る前モデル「WH-1000XM5」の主要な違いを徹底的に比較。

買い替えを検討しているWH-1000XM5ユーザーや、どちらのモデルを購入しようか迷っている方に向けて、それぞれの進化点と価格差を考慮した上での判断材料を提示します。

音質、ノイズキャンセリング、通話品質からデザイン、携帯性、新機能に至るまで、あらゆる角度から両モデルを検証し、あなたにとって最適な選択はどちらなのか、一緒に考えていきましょう。

WH-1000XM6 と WH-1000XM5 の主な違い

以下に、WH-1000XM6とWH-1000XM5の主な違いを項目別にまとめました。

音質関連

高音質ノイズキャンセリングプロセッサー:

  • WH-1000XM5: 高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1と統合プロセッサーV1を搭載
  • WH-1000XM6: 新開発の高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3と統合プロセッサーV2を搭載。QN3はQN1の約7倍以上の信号処理能力

ドライバーユニット:

  • WH-1000XM5: 専用設計30mmドライバーユニット。カーボンファイバーコンポジット素材使用
  • WH-1000XM6: WH-1000XM6専用設計30mmドライバーユニット。柔らかいエッジ部と、XM5よりもさらに剛性を高めたドーム部を両立したカーボンファイバーコンポジット素材を使用。内部の空気の流れを最適化する独自開発の穴を設けたボイスコイルボビン構造を採用し、高音域の再現性が向上

D/A変換技術:

WH-1000XM6に、量子化ノイズを先読み計算して最適な処理をする新開発の「先読み型ノイズシェーパー」をQN3に搭載

音質チューニング:

WH-1000XM6では、著名なサウンドエンジニア4名(ランディ・メリル氏、クリス・ゲーリンジャー氏など)と共創してチューニングを実施

音の表現:

多くのレビューで、WH-1000XM6はWH-1000XM5と比較して、バランスの良い高音質、滑らかで明瞭な中音域、向上した低音性能、音の深みと広がりの増加、ボーカルの存在感向上などが指摘されています

ノイズキャンセリング性能

プロセッサー: WH-1000XM6は新開発QN3により処理能力が大幅向上

マイク数:

  • WH-1000XM5: 左右合計8基
  • WH-1000XM6: 左右合計12基 (XM5比1.5倍)、特にフィードバックマイクを強化

最適化機能:

  • WH-1000XM5: オートNCオプティマイザー
  • WH-1000XM6: アダプティブNCオプティマイザー。1000Xシリーズ最高レベルの精度でリアルタイム最適化

効果: WH-1000XM6はより広い周波数帯域で音を遮断し、中高音域や人の声の遮音性が向上、圧迫感が低減されたとされています

外音取り込み機能

WH-1000XM6はマイク数の増加により、より自然な聞こえ方に改善され、ホワイトノイズも低減したと評価されています

通話品質

AIビームフォーミング:

  • WH-1000XM5: 会話用に左右合計4基のマイクを使用
  • WH-1000XM6: 6つのマイクとAIアルゴリズムの組み合わせにより、口元への指向性を高める

ノイズリダクションAI: WH-1000XM6ではアルゴリズムも進化

LE Audio スーパーワイドバンド: WH-1000XM6はLE Audio接続時の通話で従来の2倍の帯域で音声伝送が可能になり、より自然でクリアな音声を実現

デザイン・装着感・携帯性

折りたたみ機構:

  • WH-1000XM5: 廃止
  • WH-1000XM6: 折りたたみ機構が復活

キャリングケース:

  • WH-1000XM5: ジッパー式開閉
  • WH-1000XM6: コンパクトになり、マグネット式開閉でより簡単になった

ヘッドバンド:

  • WH-1000XM5: スリムなデザイン
  • WH-1000XM6: 幅広デザインで快適性と安定性が向上

イヤーパッド: WH-1000XM6は厚みが増し、伸縮性のある柔らかな素材を使用し、装着性と遮音性を向上

重量:

  • WH-1000XM5: 約250g
  • WH-1000XM6: 約254g

電源ボタン: WH-1000XM6は丸型で少し凹んだ配置になり、指先で判別しやすくなった

首掛け時の向き:

  • WH-1000XM5: イヤーパッドが外側を向くように回転
  • WH-1000XM6: イヤーパッドが内側に回転する仕様に変更

その他の機能

立体音響: WH-1000XM6に、ソニー独自の立体音響技術を使った「360 Upmix for Cinema」機能が追加

マルチポイント機能:

  • WH-1000XM5: 2台同時接続、先に接続したデバイス側が優先になる「先勝ち」仕様
  • WH-1000XM6: 2台同時接続、再生中の機器を停止しなくても別機器を操作すれば切り替えができる「後勝ち」仕様に変更

マイクON/OFF: WH-1000XM6は、NC/AMBボタンを2回押すだけでマイクのON/OFFを切り替えられる機能が追加

アプリ: WH-1000XM6の専用アプリ「Sony Sound Connect」では、イコライザーのバンド数が5バンドから10バンドに増加し、「BGMモード」が追加

充電: WH-1000XM6は「聞きながら充電」に対応

Bluetooth:

バージョン: WH-1000XM5はVer.5.2、WH-1000XM6はVer.5.3

対応プロファイル: WH-1000XM6はA2DP, AVRCP, HFP, HSPに加えてTMAP, PBPが追加

対応コーデック: SBC, AAC, LDACは継続。WH-1000XM6はさらにLC3に対応

バッテリー持続時間

連続音声再生時間: NC ON時 最大30時間 / NC OFF時 最大40時間で変更なし

連続通話時間: WH-1000XM5はNC OFF時 最大32時間。WH-1000XM6はNC OFF時 最大24時間(NC ON時)、最大28時間(NC OFF時)。NC OFF時の通話時間が短縮されています。

買い替え・新規購入の判断ポイント

WH-1000XM5は依然として非常に高性能なワイヤレスヘッドホンであり、そのノイズキャンセリング性能や音質に満足しているユーザーも多いでしょう。しかし、WH-1000XM6は、そのWH-1000XM5から着実に、そして多岐にわたる進化を遂げています。

WH-1000XM5ユーザーがWH-1000XM6への買い替えを検討するメリット

もしWH-1000XM5ユーザーで、より高いレベルの静寂を求めるなら、WH-1000XM6の進化したノイズキャンセリング性能は大きな魅力となるでしょう。特に、これまで少し気になっていた周囲の人の声や中高音域のノイズがさらに抑制されることで、音楽や作業への没入感が格段に向上します。また、著名サウンドエンジニアとの共創による音質チューニングや、「先読み型ノイズシェーパー」による音質向上も、より繊細で表現力豊かなサウンドを求める方には響くはずです。

さらに、映画や動画をより臨場感あふれるサウンドで楽しみたいというニーズに応える「360 Upmix for Cinema」の搭載や、折りたたみ機構の復活による携帯性の向上、マグネット式になったキャリングケースの使い勝手の良さも、日々の満足度を高めてくれるでしょう。リモートワークなどで通話品質を重視する方にとっても、マイク性能の向上やLE Audio スーパーワイドバンド対応は大きなメリットです。

新規購入でWH-1000XM5とWH-1000XM6を比較検討している場合

これから新たにソニーのフラッグシップノイズキャンセリングヘッドホンを購入しようと考えている方にとって、WH-1000XM5とWH-1000XM6のどちらを選ぶかは悩ましい問題かもしれません。ソニーストア直販価格で約3,300円の価格差がありますが、WH-1000XM6が提供する多数の進化点を考慮すると、その価格差以上の価値を見いだせる可能性は十分にあります。

最高の静寂の中で音楽に没頭したい、最新の音響技術や便利機能を余すところなく体験したい、そして少しでも携帯性や使い勝手の良いものを選びたいという方には、WH-1000XM6がおすすめです。一方で、WH-1000XM5も依然としてトップクラスの性能を誇っており、予算を少しでも抑えたい、あるいはWH-1000XM6の進化点にそれほど魅力を感じないという方にとっては、WH-1000XM5も十分に満足できる選択肢となるでしょう。

ソニー WH-1000XM6 のメリット・デメリット:競合ワイヤレスヘッドホンとの比較

Sony WH-1000XM6のイヤーパッドを触る様子。

ソニーの最新フラッグシップモデル「WH-1000XM6」は、多くの点で前モデルや市場の競合製品を凌駕する性能を秘めていますが、一方でいくつかの注意点も存在します。ここでは、WH-1000XM6が持つ魅力的な長所と、購入を検討する上で知っておきたい短所を、具体的な競合製品と比較しながら詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:業界最高クラスの静寂と、魂を揺さぶる高音質のさらなる進化

WH-1000XM6最大の魅力は、やはりその圧倒的なノイズキャンセリング性能と高音質です。新開発の高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3は、前モデルWH-1000XM5に搭載されていたQN1の7倍以上の処理能力を誇り、左右合計12基に増えたマイクと「アダプティブNCオプティマイザー」によって、これまで以上に広範囲のノイズを効果的に、かつ自然に低減します。

実際に騒がしい場所で使用すると、周囲の雑音がスッと消え、まるで自分だけの静寂な空間にいるかのような体験ができます。この静寂性能は、強力なノイズキャンセリングで定評のあるBose QuietComfort Ultra Headphonesと比較しても遜色なく、むしろ中高音域のノイズ処理においてはWH-1000XM6に分があると感じる場面もありました。

音質面でも、QN3プロセッサー、改良された専用設計30mmドライバーユニット、そして新技術「先読み型ノイズシェーパー」の搭載、さらには著名なサウンドエンジニアとの共創によるチューニングにより、WH-1000XM5からさらに解像度が高く、バランスの取れた深みのあるサウンドへと進化しています。

Apple AirPods Maxが持つクリアでパワフルなサウンドも魅力的ですが、WH-1000XM6はより音楽の細やかなニュアンスや空気感を丁寧に描き出す印象で、特にLDACコーデックで接続した際の音の情報量の豊かさは注目すべき点です。

メリット2:エンタメ体験を深化させる新機能と、磨き上げられた使いやすさ

WH-1000XM6は、ユーザーの利便性を高める多くの新機能と改善点を備えています。特に注目すべきは、映画や動画のステレオ音源を映画館のような臨場感あふれる立体音響に変換する「360 Upmix for Cinema」です。これにより、NetflixやYouTubeなどのストリーミングサービスを、これまでにない没入感で楽しむことができます。これはBose QuietComfort Ultra Headphonesの「Immersive Audio」やApple AirPods Maxの「空間オーディオ」に匹敵する、あるいはコンテンツによってはそれ以上の体験を提供する機能と言えるでしょう。

また、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能が、再生中の機器を停止しなくても別機器の操作で切り替えられる「後勝ち」仕様になった点や、本体ボタンでマイクのON/OFFが簡単にできるようになった点は、日常的な使い勝手を大きく向上させています。

専用アプリ「Sony Sound Connect」のイコライザーが10バンドに増え、新たに「BGMモード」が追加されるなど、カスタマイズ性も向上しました。さらに、充電しながら使用できる「聞きながら充電」に対応したのも嬉しいポイントです。これらの細やかな機能改善は、多機能性で知られるSennheiser Momentum 4 Wirelessと比較しても、WH-1000XM6のユーザーエクスペリエンスをより洗練されたものにしています。

メリット3:待望の折りたたみ機構復活と、向上した装着感による快適性

携帯性においては、WH-1000XM5で見送られた折りたたみ機構がWH-1000XM6で復活したことが最大のニュースです。これにより、付属のキャリングケースもよりコンパクトになり、持ち運びが格段に便利になりました。ケースの開閉がマグネット式になったことも、出し入れのスムーズさにつながっています。

装着感についても、幅広になったヘッドバンドと厚みを増したイヤーパッドにより、WH-1000XM5からさらに快適性が向上しています。約254gと、Bose QuietComfort Ultra Headphones(約250g)やSennheiser Momentum 4 Wireless(約293g)と比較しても軽量な部類に入り、Apple AirPods Max(約384.8g)のような重さを感じることはありません。長時間のフライトやデスクワークでも、圧迫感の少ない快適なリスニング環境を提供してくれます。

【デメリット】

デメリット1:フラッグシップとしての価格設定と、前モデルとの比較

WH-1000XM6のソニーストアでの販売価格は59,400円(税込)となっており、これは前モデルWH-1000XM5の発売時価格(ソニーストアで当初49,500円、後に56,100円に価格改定)や、現在のWH-1000XM5の実売価格(Amazonで約41,070円)と比較すると高価です 。

競合製品と比較しても、Bose QuietComfort Ultra Headphones(Amazonで54,000円)よりは若干高く、Apple AirPods Max(Amazonで81,374円)よりは安価な設定です 。最も安価なSennheiser Momentum 4 Wireless(Amazonで38,800円)とは大きな価格差があります 。最高の性能を求めるならば納得の価格ですが、予算を重視するユーザーにとっては検討が必要なポイントとなるでしょう。

デメリット2:特定の機能における競合製品の強み

WH-1000XM6は多くの面で進化を遂げていますが、特定の機能においては競合製品にアドバンテージがある場合もあります。例えば、バッテリーの持続時間に関しては、Sennheiser Momentum 4 WirelessがノイズキャンセリングON時でも最大60時間という驚異的な長さを誇っており、WH-1000XM6の最大30時間(NC ON時)を大きく上回ります 。

また、Apple製品とのエコシステム連携の深さや、Lightning(またはUSB-C)接続によるロスレスオーディオ再生(2024年モデル)という点では、依然としてApple AirPods Maxに独自の魅力があります。さらに、対応コーデックにおいて、WH-1000XM6はLDACやLC3に対応していますが、Bose QuietComfort Ultra HeadphonesやSennheiser Momentum 4 Wirelessが対応するaptX Adaptiveには対応していません。

これは、使用する再生機器や音質の好みによって評価が分かれる部分かもしれません。

まとめ:価格と進化のバランスを見極め、最適な選択を

ソニー WH-1000XM6は、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能と卓越した高音質をさらに磨き上げ、使い勝手や携帯性、機能性においても着実な進化を遂げた、まさにフラッグシップと呼ぶにふさわしいワイヤレスヘッドホンです。その多岐にわたる改良点は、日々の音楽体験やエンターテインメント、そしてリモートワークの質を格段に向上させてくれるでしょう。

価格は前モデルや一部競合製品よりも高めに設定されていますが、その性能と機能の進化を考慮すれば、多くのユーザーにとって価格以上の価値を見いだせるはずです。特に、最高の静寂と音質を求める方、最新の便利機能を活用したい方にとっては、現時点で最も魅力的な選択肢の一つと言えます。

一方で、予算を重視する方や、特定の機能(例えば超長時間バッテリーや特定コーデックへの対応)に強いこだわりがある場合は、前モデルのWH-1000XM5や他の競合製品も引き続き有力な選択肢となるでしょう。ご自身のニーズと予算を照らし合わせ、最適な一台を見つけてください。

ソニー WH-1000XM6のスペック(仕様)

  • ドライバーユニット: 30mm径の専用設計ドライバーユニット。カーボンファイバーコンポジット素材使用。
  • 再生周波数帯域: 4 Hz – 40,000 Hz (JEITA)。
  • 対応コーデック: SBC, AAC, LDAC, LC3。
  • Bluetoothバージョン: Bluetooth標準規格 Version5.3。
  • 対応プロファイル: A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, PBP。
  • バッテリー: 内蔵充電式リチウムイオン電池。連続音声再生時間: NC ON時 最大30時間 / NC OFF時 最大40時間。連続通話時間: NC ON時 最大24時間 / NC OFF時 最大28時間。
  • 充電: USB充電。充電時間: 約3.5時間。クイック充電対応 (3分充電で約3時間再生)。USB PD充電対応。充電しながら使用可能。
  • ノイズキャンセリング機能: 新開発 高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3。左右合計12個のマイク。アダプティブNCオプティマイザー。世界最高クラス。
  • 外音取り込み機能: アンビエントサウンド(外音取り込み)モード搭載。ボイスフォーカス対応。自然な聞こえ方に改善。アプリで20段階レベル調整可能。
  • その他の機能: スマートリスニング (アダプティブサウンドコントロール)。スピーク・トゥ・チャット。クイックアテンションモード。360 Upmix for Cinema。360 Reality Audio認定。ヘッドトラッキング対応。DSEE Extreme搭載。LDAC対応。マルチポイント機能 (2台同時接続、再生仕様後勝ち)。LE Audio対応。Auracast™対応。イコライザー (10バンド)。Game EQプリセット追加。
  • マイク: MEMS型式、全指向性。通話用: 左右合計6つ + AIビームフォーミング、AIノイズリダクション。風ノイズ低減構造。NC/AMBボタンでON/OFF切替可能。
  • 有線接続: 付属ヘッドホンケーブルで接続可能。ハイレゾ再生対応 (電源ONで使用)。マイク通話は使用不可。USB-Cデジタル接続非対応。
  • 操作: 右側ハウジング部 タッチセンサーコントロールパネル。左側 電源ボタン、NC/AMBボタン (物理ボタン)。装着検出機能。
  • アプリ: 専用アプリ「Sony Sound Connect」。
  • 防水・防塵性能: ソース内に記載はありませんでした。
  • サイズ: 折りたたみ機構復活。コンパクトなキャリングケース (マグネット式開閉)。ヘッドバンド幅広化。イヤーパッド厚み増。
  • 重量: 約254g。
  • カラー: ブラック、プラチナシルバー。
  • 付属品: USBケーブル、保証書、キャリングケース、接続ケーブル。

ソニー WH-1000XM6の評価

Sony WH-1000XM6がケースの中に入っている様子。

ここでは、ソニーの最新ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」を実際に使用した経験とスペックに基づき、各項目を5段階の星の数で評価し、その理由を解説します。

項目別評価

音質: ★★★★★ (5/5)
理由:新開発プロセッサーQN3と「先読み型ノイズシェーパー」、改良型30mmドライバー、そして著名サウンドエンジニアとの共創により、バランスが良く、解像度の高い深みのあるサウンドを実現。WH-1000XM5と比較して、特に中高音域の明瞭さ、低音のタイトさ、音場の広がりが顕著に向上しています。

装着感: ★★★★★ (5/5)
理由:幅広になったヘッドバンドと厚みを増したソフトなイヤーパッドにより、WH-1000XM5よりもさらに圧迫感が軽減され、長時間の使用でも快適性が持続します。約254gという重量も適切で、装着時の負担を感じにくいです。

デザイン: ★★★★★ (5/5)
理由:WH-1000XM5の洗練されたデザインを継承しつつ、マットな質感で指紋が付きにくく、折りたたみ機構の復活で機能美も向上。MIM加工金属ヒンジや改良された電源ボタンなど、細部へのこだわりが所有感を満たしてくれます。

機能性: ★★★★★ (5/5)
理由:映画館のような立体音響を実現する「360 Upmix for Cinema」、利便性が向上したマルチポイント接続(後勝ち仕様)、アプリの10バンドイコライザーや「BGMモード」など、エンタメ体験を深化させ、日常使いを快適にする新機能が満載です。「聞きながら充電」も非常に便利です。

遮音性・音漏れ耐性: ★★★★★ (5/5)
理由:新開発プロセッサーQN3と12個のマイク、進化した「アダプティブNCオプティマイザー」により、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現。WH-1000XM5と比較しても、特に中高音域や人の声の遮断性能が向上し、圧迫感の少ない自然な静寂が得られます。

ビルドクオリティ(耐久性、素材): ★★★★★ (5/5)
理由:折りたたみ機構のヒンジ部分にMIM加工を施した金属を採用するなど、耐久性への配慮が見られます。全体的なマット仕上げも質感を高めており、堅牢な作り込みを感じさせます。

コストパフォーマンス(価格): ★★★★☆ (4/5)
理由:ソニーストア価格59,400円(税込)は、競合フラッグシップモデルと比較して中間的な価格帯。WH-1000XM5から約3,300円の値上がりですが、数々の機能向上と性能進化を考慮すれば納得できる範囲であり、価格に見合う価値は十分にあります。

使いやすさ: ★★★★★ (5/5)
理由:折りたたみ機構の復活とマグネット式開閉のコンパクトなキャリングケースで携帯性が向上。判別しやすくなった電源ボタン、マルチポイント接続の改善、マイクON/OFF機能など、日常的な操作性が細かく配慮され、非常に使いやすくなっています。

【総評】:★★★★★ (5/5)

ソニー WH-1000XM6- 静寂と高音質、そして利便性を極めたワイヤレスヘッドホンの新たな到達点

ソニー WH-1000XM6」は、前モデルWH-1000XM5で既に高い完成度を誇っていたワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの体験を、あらゆる面で正統進化させた傑作と言えるでしょう。実際に使用して最も感銘を受けたのは、やはりその圧倒的な静寂と、アーティストの意図を忠実に再現しようとする高音質の両立です。

最高クラスの静寂と魂を揺さぶる高音質の融合

新開発の高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3と12基に増強されたマイクシステム、そして賢く最適化を行う「アダプティブNCオプティマイザー」の組み合わせは、まさに別次元の静寂空間を生み出します。騒がしいカフェや電車内でも、まるで自分だけの世界に入り込んだかのような集中力とリラックス感を得ることができました。

WH-1000XM5でもトップクラスだったノイズキャンセリング性能が、特に中高音域や人の声の遮断において顕著に向上しており、音楽を再生していなくてもその静けさを実感できます。

音質面では、同じくQN3プロセッサーと改良された専用設計30mmドライバーユニット、そして「先読み型ノイズシェーパー」の搭載、さらには著名なサウンドエンジニアとの共創によるチューニングが、深みと広がりのある、それでいて非常にバランスの取れたサウンドを実現しています。低音はよりタイトで力強く、中音域は滑らかで明瞭に、そして高音域はどこまでも伸びやかに。

Clairoの「Juna」のような繊細な楽曲から、米津玄師の「KICK BACK」のようなエネルギッシュな楽曲まで、あらゆるジャンルの音楽の魅力を最大限に引き出し、まさに魂を揺さぶるような感動を与えてくれます。

使い勝手と所有感を満たす洗練されたデザインと機能性

待望の折りたたみ機構の復活と、それに伴うコンパクトで使いやすいマグネット式キャリングケースは、日常的な携帯性を大幅に向上させてくれました。幅広になったヘッドバンドや厚みを増したイヤーパッドによる装着感の改善も素晴らしく、長時間の使用でも疲れを感じさせません。指紋が付きにくいマットな質感や、操作しやすくなった電源ボタン、首掛け時にスマートに見えるイヤーカップの回転方向など、細部にわたるデザインの配慮も所有感を高めてくれます。

新機能「360 Upmix for Cinema」を使えば、Netflixなどの動画コンテンツも映画館のような臨場感で楽しむことができ、エンターテインメント体験の幅が大きく広がりました。マルチポイント接続の「後勝ち」仕様への変更や、本体ボタンでのマイクミュート機能、10バンドに増えたアプリのイコライザー、そして「聞きながら充電」といった機能は、日々の利便性を確実に向上させてくれるものです。

価格以上の価値を提供する、最高のパートナー

ソニーストアでの価格は59,400円(税込)と、決して安価ではありませんが、WH-1000XM5からの確かな進化と、他社のフラッグシップモデルと比較しても遜色ない、むしろいくつかの面では凌駕するほどの性能と機能を考慮すれば、十分にその価値はあると感じました。

最高の静寂の中で音楽に没頭したい方、アーティストの意図する音を忠実に感じ取りたい方、そして日々のエンタメ体験やリモートワークの質を向上させたい方にとって、WH-1000XM6は最高のパートナーとなるでしょう。前モデルからの買い替えを検討している方にも、その進化の度合いを考えれば、満足度の高い投資になるはずです。

総括:ソニー WH-1000XM6 は期待を超える”完成形”か?購入の最終判断

これまでのレビューを通じて、ソニーの最新フラッグシップワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」が、前モデル「WH-1000XM5」からデザイン、ノイズキャンセリング性能、音質、通話品質、そして機能性や接続性に至るまで、いかに多岐にわたって目覚ましい進化を遂げたかをお伝えしてきました。では、これらの進化点を踏まえ、WH-1000XM6は果たして「買い」なのでしょうか。ここでは、その最終的な判断を下すための総括をお届けします。

価格以上の価値を実感できる、揺るぎない進化の数々

WH-1000XM6は、単なるマイナーアップデートに留まらず、ユーザー体験の質を根本から向上させる確実な進化を遂げています。新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」と増強された12個のマイクが生み出す圧倒的な静寂は、一度体験すると元には戻れないほどの快適さです。

また、同じくQN3と改良された専用設計30mmドライバーユニット、そして著名サウンドエンジニアとの共創によって磨き上げられた音質は、あらゆるジャンルの音楽をかつてないほど表情豊かに、そしてアーティストの意図を忠実に再現してくれます。これらの核となる性能向上は、前モデルWH-1000XM5と比較しても明らかであり、その差は価格以上の価値があると感じました。

さらに、待望の折りたたみ機構の復活とコンパクトになったマグネット式キャリングケースによる携帯性の向上、映画館のような臨場感をもたらす「360 Upmix for Cinema」、そしてよりクリアになった通話品質や改善されたマルチポイント接続といった機能面での進化も、日々の使い勝手を格段に高めています。

これらの進化は、音楽を聴くだけでなく、動画視聴やオンライン会議といった現代の多様なライフスタイルにおいて、WH-1000XM6をより魅力的な存在にしています。

WH-1000XM6は、こんなあなたにこそ「買い」

では、具体的にどのようなユーザーにとってWH-1000XM6は「買い」と言えるのでしょうか。まず、最高の静寂と音質を妥協なく追求する方には、間違いなくおすすめです。その進化はWH-1000XM5ユーザーであっても明確に体感できるレベルであり、より深い没入感を求めるならば、買い替えの価値は十分にあります。

次に、最新のテクノロジーや便利な機能をフルに活用したい方。映画や動画を立体音響で楽しみたい、複数のデバイスをシームレスに使い分けたい、オンライン会議での通話品質にもこだわりたい、といったニーズを持つ方にとって、WH-1000XM6が提供する新機能や改善点は大きなメリットとなるでしょう。

そして、日々の携帯性や長時間の快適な装着性を重視する方にも、折りたたみ機構の復活や進化したヘッドバンド・イヤーパッドは大きな魅力です。

ソニーストアでの価格はWH-1000XM5と比較して約3,300円高くなっていますが、これだけの進化を遂げながら、この価格差に抑えられている点は評価できます。WH-1000XM5も依然として素晴らしいヘッドホンですが、もし予算が許すのであれば、WH-1000XM6が提供するワンランク上の体験に投資する価値は十分にあると断言できます。

ソニー WH-1000XM6」は、長年にわたり培われてきた技術とユーザーの声に真摯に向き合った結果生まれた、まさに現時点でのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの”完成形”の一つと言えるでしょう。その卓越した性能と磨き上げられた使い勝手は、あなたの日常をより豊かで快適なものへと変えてくれるはずです。最高のオーディオ体験を求めるすべての方に、自信を持っておすすめします。

ソニー WH-1000XM6の価格・購入先

Sony WH-1000XM6 本体 正面 ブラック

※現在、予約販売中。2025年5月30日頃お届け予定。

ソニーストア

59,400円(税込)で販売されています。

ソニーストアで「WH-1000XM6」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで60,000円(税込)、
  • 楽天市場で61,300円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで61,300円、

で販売されています。

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おすすめの類似製品を紹介

ソニー WH-1000XM6に似た性能をもつヘッドホンも販売されています。

Sony WH-1000XM5

特徴: WH-1000XM6の先代モデルであり、すでに高い評価を得ているノイズキャンセリング性能と音質を持っています。発売から時間が経過しているため、価格が下がっており、コストパフォーマンスに優れる点が魅力です。

WH-1000XM6との比較: WH-1000XM6がQN3プロセッサーや折りたたみ機構の復活といった進化を遂げているため、これらの新機能や性能向上に魅力を感じるかどうかが、WH-1000XM5を選ぶかWH-1000XM6を選ぶかの決め手となります。

関連記事:Sony WH-1000XM5徹底レビュー!音質と機能はXM4と何が違う?

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Bose QuietComfort Ultra Headphones

(ボーズ クワイアットコンフォート ウルトラ ヘッドホン):

特徴: 非常に優れたノイズキャンセリング性能と快適な装着感で定評があります。ソニーのWH-1000XMシリーズと比較されることが多く、特にノイズキャンセリングの性能では常にトップを争う存在です。ソニーのWH-1000XM5と比較して、Bose QC Ultraはよりバランスが取れていて、詳細で開放的なサウンドが特徴とされています。

WH-1000XM6との比較: WH-1000XM6がQN3プロセッサーによりノイズキャンセリング性能をさらに向上させているため、どちらのノイキャン性能が優れているか注目されます。

関連記事:Bose QC Ultra Headphones徹底レビュー!音質・機能・装着感

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Apple AirPods Max

特徴: Apple製品との連携が非常にスムーズで、高品質な音質と強力なノイズキャンセリング、そして洗練されたデザインが特徴です。ソニーのWH-1000XM5と比較しても、ノイズキャンセリング性能は同等レベルと評価されることが多いです。

WH-1000XM6との比較: Appleユーザーにとっては魅力的な選択肢ですが、ソニーはより幅広いユーザー層に訴求するため、Androidなど他のOSとの互換性や、より多くのオーディオコーデックへの対応で差別化を図る可能性があります。

関連記事:Apple AirPods Max徹底レビュー:音質から機能まで深掘り解説 

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Sennheiser Momentum 4 Wireless

(ゼンハイザー モメンタム フォー ワイヤレス):

特徴: ゼンハイザーらしい高音質なサウンドと、最大60時間という非常に長いバッテリー駆動時間が魅力です。ノイズキャンセリング性能も高く、特にバッテリー持ちを重視するユーザーには人気があります。

WH-1000XM6との比較: WH-1000XM6は折りたたみ機構が復活し携帯性が向上していますが、Momentum 4 Wirelessのバッテリー駆動時間は引き続き強みとなるでしょう。

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ANBERNIC RG34XXSPレビュー!GBA最適化&RAM倍増の実力は?

ANBERNIC RG 34XXSPがヒンジで角度が変わる様子。背景黒。
2025年5月、折り畳み式の携帯ゲーム機「ANBERNIC RG34XXSP」が発売されました。 クラシックなクラムシェルデザインを継承しつつ、現代の技術でさらなる進化を遂げたこのモデルは、多くのゲーマーにとって新たなレトロゲーム体験の扉を開く可能性を秘めています。

ANBERNIC RG34XXSPの魅力

最大の魅力は、ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる折りたたみ式のデザインで、前モデル以上に快適に動作するように改善された点です。プロセッサは前モデルと同じAllwinner H700 クアッドコアですが、メモリ容量がなんと2倍の2GB RAMに。これにより以前は少しもたつきを感じたPSPの重量級タイトルなども、目に見えてスムーズに動作するようになっています。

さらに、3.4インチのディスプレイは解像度640×480から720×480になり、より高精細な表示が可能に。アスペクト比も4:3から3:2に変更され、GBAの名作ゲームをオリジナル比率を保ったままプレイできるようになりました。

そのほかにも、「日本製メタルドーム」採用ボタンや「沈み込み式デュアルジョイスティック」を採用し、操作性が大幅に向上。E-bookリーダーやビデオプレイヤー、音楽プレイヤーなどのゲーム以外のエンタメ機能はもちろん、WiliWiliオンライン再生機能といった新しいマルチメディア機能が追加されるなど、前モデル以上に魅力あふれる携帯ゲーム機に進化しています。

この記事でANBERNIC RG34XXSPを徹底解剖!

この記事では、そんな魅力あふれるANBERNIC RG34XXSPの持つ性能や多彩な機能を、

開封の儀からデザイン、ディスプレイの視覚体験、操作フィーリング、実際のゲームプレイ検証、バッテリー持続力、ソフトウェア環境に至るまで、徹底的に深掘りして紹介していきます。

特に、多くのユーザーが気になるであろう前モデルANBERNIC RG35XXSPからの進化点や違いに焦点を当て、それぞれの特徴を比較しながら、RG34XXSPがどのようなユーザーにとって最適な選択となるのかを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. ANBERNIC RG34XXSPの最新スペックと、箱出しから感じた第一印象
  2. 前モデルANBERNIC RG35XXSPと比較した際の、具体的な進化点と変更点
  3. GBAタイトルをはじめ、各種レトロゲームエミュレーターの実際の動作感とプレイフィール(操作性、反応性など)
  4. 高解像度3:2ディスプレイの見やすさ、進化したボタンやジョイスティックの操作性
  5. RAM倍増がパフォーマンスに与える影響と、バッテリーの実用的な持続時間
  6. WiliWiliオンライン再生機能やその他のマルチメディア機能、接続ポートの使い勝手
  7. ANBERNIC RG34XXSPののストレージと収録ゲームについて
  8. ANBERNIC RG34XXSPのメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめできるか
  9. 他の類似携帯ゲーム機との比較と、RG34XXSPのコストパフォーマンス
  10. 購入を検討する上で役立つ、総合的な評価と購入アドバイス

この記事を最後まで読むことで、ANBERNIC RG34XXSPが本当に「買い」なのか、その判断材料がきっと見つかるはずです。購入を迷われている方はもちろん、最新のレトロゲーム機に興味がある方も、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:ANBERNIC RG 34XXSP

デザインチェック:RG34XXSPの手に馴染むコンパクトボディと進化した質感

ANBERNIC RG 34XXSP 本体実機を手で持つ。見開いた状態で全体が見える。

ついにANBERNIC RG34XXSPが手元に届きました!期待に胸を膨らませながらパッケージを開封すると、まず目に飛び込んできたのはシンプルながらも高級感のあるギフトボックスです。中にはRG34XXSP本体、USB充電ケーブル、ユーザーマニュアル、そしてスクリーンプロテクターが丁寧に収められていました 。

本体を初めて手に取った瞬間、そのコンパクトさと質感の良さに思わず「おおっ」と声が漏れました。まさに所有欲を満たしてくれる、そんな第一印象です。

クラムシェルデザインとカラーバリエーション

ANBERNIC RG 34XXSPのカラーバリエーション

RG34XXSPは、多くのレトロゲームファンにとって馴染み深いクラムシェルデザインを採用しており 、どこか懐かしさを感じさせます。まるで、かつて夢中になったゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる佇まいです。カラーバリエーションはYellow, Gray, Black, Indigoの4色が用意されており 、私が選んだのは鮮やかなYellowモデルで、そのポップな色合いは往年の名機を彷彿とさせ、持っているだけで心が躍ります。

前モデルのANBERNIC RG35XXSPがグレー、シルバー、クリアブルーなど豊富なカラー展開だったのに比べ、RG34XXSPはよりクラシックで落ち着いたラインナップと言えるでしょう。

ビルドクオリティと質感の進化

ANBERNIC RG 34XXSP 本体の側面の様子。少し斜めに傾く。

実際に触れてみると、RG34XXSPのビルドクオリティの高さに感心させられます。特にヒンジ部分は秀逸で、非常に滑らかに開閉でき、カチッと小気味よく閉まる感触はまさに絶妙です 。ANBERNIC RG35XXSPのヒンジも良好でしたが、RG34XXSPはさらに洗練され、Miyoo Flipのような他社製品とは比較にならないほどの安心感があります 。

ボタンの質感も良好で、押したときのフィードバックがしっかりと感じられます。個人的な意見2で触れられていたように、ABXYボタンとD-padはRG35XXSPよりも静かになった印象で、夜間のゲームプレイでも周囲を気にせず集中できそうです 。

前モデルからの小型軽量化

ANBERNIC RG34XXSPは、前モデルのRG35XXSPと比較して、わずかながら小型軽量化が図られています。RG35XXSPが長さ8.9cm、幅8.5cm、高さ2.7cm、重量0.192kgであったのに対し 、RG34XXSPは長さ8.3cm、幅8.2cm、高さ2.5cm重量0.178kgと、全体的に一回りコンパクトになっています 。

この数値上の違いは小さいかもしれませんが、実際に手に持つとその差は明確で、よりポケットに収まりやすく、長時間のプレイでも疲れにくい印象を受けます。まさに「コンパクト、丈夫、そして超ポータブル」という言葉がぴったりの仕上がりです 。

細部のデザインについて

細部に目を向けると、RG34XXSPのディスプレイ上部、いわゆる「額」の部分がRG35XXSPに比べてやや広めに感じられるかもしれません 。これは好みが分かれる部分かもしれませんが、個人的にはクラシックな雰囲気を強調しているようにも思え、すぐに慣れました。むしろ、ゲーム画面への没入感を高める要素として機能しているように感じます。

まとめ:デザインと外観

  • パッケージ内容は本体、USB充電ケーブル、マニュアル、スクリーンプロテクターと充実 。
  • 所有欲を満たすクラムシェルデザインで、GBA SPを彷彿とさせる 。
  • カラーはYellow, Gray, Black, Indigoの4色展開 。
  • ヒンジの作りが秀逸で、スムーズかつ確実な開閉が可能 。
  • ボタンの質感も良好で、RG35XXSPより静音性が向上した印象 。
  • RG35XXSPより小型軽量化(長さ-0.6cm、幅-0.3cm、高さ-0.2cm、重量-0.014kg)され、携帯性が向上 。
  • ディスプレイ上部の「額」はやや広めだが、クラシックな雰囲気を醸し出す 。

ディスプレイ徹底解剖:ANBERNIC RG34XXSPの3:2比率と高解像度な映像体験

ANBERNIC RG 34XXSPでゲームプレイする様子。画面黄色。

ANBERNIC RG34XXSPを手にして、ゲームを起動した瞬間に心を奪われたのが、この美しく進化したディスプレイです。前モデルのANBERNIC RG35XXSPが3.5インチで解像度640×480だったのに対し、RG34XXSPはわずかにコンパクトな3.4インチながら、解像度は720×480へと向上しています。

この解像度の向上は伊達ではなく、文字の視認性が上がり、細部の表現力が増したことで、ゲームプレイがより一層快適になりました。まるで視界がクリアになったかのような感覚で、長時間のプレイでも目の疲れを感じにくくなったのは嬉しい驚きです。

GBAとの完璧な調和:3:2アスペクト比の奇跡

注目は、ディスプレイのアスペクト比が前モデルRG35XXSPの4:3(一般的なレトロゲーム機で採用される比率)から、ゲームボーイアドバンス(GBA)と同じ3:2へと変更された点です。 これはGBAファンにとってまさに福音と言えるでしょう。この変更により、例えば『黄金の太陽 開かれし封印』の壮大な世界観や、『メトロイドフュージョン』の緻密なグラフィックが、開発者の意図した通りの完璧なバランスで表示されるのです。

ANBERNICの公式情報によれば、GBAゲームは3倍のピクセルパーフェクトスケールでレンダリングされるとのことで、これにより比類なき視覚的忠実度が実現されています。 実際にGBAのゲームをプレイしてみると、画面いっぱいに広がる歪みのない映像は、かつて小さな画面で遊んだ記憶を鮮やかに蘇らせつつ、より鮮明で美しい体験を提供してくれます。このアスペクト比のおかげで、GBAのゲームが格段にプレイしやすくなったと断言できます。

IPSとOCA技術による鮮明な映像美

RG34XXSPは、IPS全視野角OCAフルラミネーションディスプレイを採用しています。 IPSパネルのおかげで視野角は非常に広く、どの角度から画面を見ても色味の変化が少なく、美しい映像を保ちます。これは、友人と一緒に画面を覗き込んだり、少しリラックスした体勢でプレイしたりする際に大きなメリットとなります。

前モデルRG35XXSPと同様に、斜めからの角度でも視認性は抜群です。また、OCAフルラミネーション技術により、ディスプレイ表面の反射が抑えられ、屋外など光のある環境でも画面が見やすくなっています。発色に関しても、レトロゲームの持つ独特の色合いを忠実に再現しつつ、鮮やかで深みのある表現力で、ゲームの世界に没入させてくれます。

RG35XXSPの時点でレトロゲームをプレイするには十分なレベルでしたが、RG34XXSPでは解像度が上がったことで、その美しさがさらに際立っているように感じました。

まとめ:ディスプレイ

  • ディスプレイサイズは3.4インチ、解像度は720×480に向上し、RG35XXSP(3.5インチ、640×480)より高精細に。
  • 解像度向上により、文字の視認性や細部の表現力がアップし、ゲームプレイがより快適に。
  • アスペクト比が3:2に変更され、GBAゲームとの親和性が劇的に向上。
  • GBAゲームは3倍ピクセルパーフェクトスケールで表示され、視覚的忠実度が高い。
  • IPS全視野角OCAフルラミネーションディスプレイにより、広視野角とクリアな表示、良好な発色を実現。

操作性を検証:ANBERNIC RG34XXSPの新ボタンと新ジョイスティックの実力は?

ANBERNIC RG 34XXSPの十字キーとジョイスティック、ボタン

ここでは、ANBERNIC RG34XXSPの操作フィーリング、特に進化したとされるボタンや新たに搭載されたジョイスティック、そしてクラムシェルならではのヒンジ構造について、実際にゲームをプレイした感想を交えながら詳しく検証していきます。

「日本製メタルドーム」採用ボタンの小気味よい反応

RG34XXSPのフェイスボタンには、「Imported Japanese Metal Dome」が採用されていると公式に謳われています 。これによる「超高感度で瞬時に反応し、完璧なボタンフィードバックを提供する」という説明には期待が高まります 。

実際に『ストリートファイターZERO3』のような格闘ゲームでコマンド入力を行ったり、『R-TYPE FINAL』のような精密な操作が求められるシューティングゲームをプレイしてみると、ボタンの反応は確かによく、入力が遅れるような感覚はありませんでした。特に連打や素早い入力に対しても、しっかりと応えてくれる印象です。

ただ、「超高感度で瞬時に反応」というレベルかと言われると、そこまで劇的な違いを感じるかはいささか疑問です。前モデルRG35XXSPと比較して、ボタンの反応速度が若干向上したようにも感じますが、意識して比較しなければ気づかない程度かもしれません。とはいえ、この「クリック感のあるコントロール」 は、入力の確かな手応えとしてプレイヤーに伝わり、快適な操作感に貢献していることは間違いありません。

「沈み込み式デュアルジョイスティック」による新たな操作の可能性

RG34XXSPの大きな進化点の一つが、デュアルアナログスティックの搭載です。前モデルRG35XXSPにはなかったこの機能は、プレイできるゲームの幅を大きく広げてくれます。採用されているのは「Sunken Dual Joysticks」(沈み込み式デュアルジョイスティック)で、本体から大きく突出しないよう巧妙に配置されており、意図しない誤操作を減らす工夫が凝らされています 。

これまで格闘ゲームでは十字キーをメインに使用していましたが、このジョイスティックを試してみると驚きました。『THE KING OF FIGHTERS ’98』のような複雑なコマンドも、想像以上に正確に入力でき、技がスムーズに出せたのです。十字キー派だった私も、これなら格闘ゲームでもジョイスティックを使えるかもしれないと感じました。

また、PSPの『モンスターハンターポータブル 2nd G』やN64の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』など、アナログ操作が前提となるゲームでは、その恩恵を最大限に享受できるでしょう。

安心感のあるヒンジ構造

クラムシェル型デバイスの要とも言えるヒンジ構造ですが、RG34XXSPはここにも抜かりがありません。「Alloy Axle with Multi-Angle Hover」と名付けられたこのヒンジは、90°、135°、180°といった複数の角度でしっかりと固定でき、プレイスタイルに合わせた画面調整が可能です 。

前モデルRG35XXSPのヒンジも安っぽさはなく良好でしたが、RG34XXSPではさらに剛性が高められ、信頼性が強調されているように感じます。実際に何度も開閉を繰り返してみましたが、グラつきや異音もなく、非常にしっかりとした作りです。これなら長期間使用しても故障の心配は少なそうで、安心してゲームに集中できます。

まとめ:操作性

  • ボタンには「日本製メタルドーム」が採用され、良好な反応速度と確かなフィードバックを提供 。
  • 格闘ゲームやシューティングゲームでも、ボタン入力の遅延は感じにくい。
  • 前モデルRG35XXSPにはなかった「沈み込み式デュアルジョイスティック」を新たに搭載 。
  • ジョイスティックは誤操作が少なく、複雑なコマンド入力も比較的正確に行える。
  • ヒンジ構造は「Alloy Axle with Multi-Angle Hover」で、複数の角度で安定して固定可能 。
  • 前モデル同様、しっかりとした作りで安心感があり、耐久性にも期待が持てる。

パフォーマンス:ANBERNIC RG34XXSPのH700とメモリ倍増がもたらす快適性

ANBERNIC RG 34XXSPでストリートファイターⅢをプレイする様子

ANBERNIC RG34XXSPの魅力はデザインや操作性だけに留まりません。そのコンパクトなボディには、快適なレトロゲーム体験を実現するための確かなパフォーマンスが秘められています。本機の頭脳となるSoC(システムオンチップ)には、エントリークラスの携帯ゲーム機で採用実績の多いAllwinner H700が搭載されています。

このH700は、CPUとしてクアッドコアのARM Cortex-A53(1.5GHz駆動) 、GPUにはデュアルコアのMali-G31 MP2 を組み合わせており、これらは前モデルのANBERNIC RG35XXSPと共通のチップセットです。

このAllwinner H700というチップセットは、Antutuベンチマークスコア(V10換算)で約12万前後とされており、旧バージョンのAntutuでは約7万程度のスコアでした。この数値からもわかるように、PlayStation 1、ネオジオ、PCエンジンといった比較的軽めのレトロゲームであれば、非常に快適な動作が期待できます。

しかし、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSPといった、より高い処理能力を要求するタイトルに関しては、チップセットの基本的な性能からして、場面によって遅延が発生する可能性は否めません。より高性能なSoC、例えばUnisoc T820(Antutu V10で約45万)などと比較すると、処理能力には大きな隔たりがあるのが現状です。しかし、RG34XXSPが真価を発揮するのは、このSoCの基本性能に加え、目に見えない部分での重要な進化点、RAM容量です。

RAM倍増の衝撃!LPDDR4 2GBが切り開くスムーズなゲーム体験

ANBERNIC RG34XXSP最大のパフォーマンス向上点は、搭載されているRAMがLPDDR4 2GBへと増強されたことです 。前モデルANBERNIC RG35XXSPのRAMは1GBでしたので、実に2倍の容量アップとなります。このRAM倍増が、実際のゲームプレイにおいて驚くほど大きな違いを生み出しています。CPUやGPUの性能が同じでも、

この潤沢なメモリ空間が、前述したような負荷の高いゲームでの体験を改善する鍵となります。個人的な感想として、前モデルRG35XXSPでは、時折感じられた「やや動作が遅くなる」という感覚が、RG34XXSPではすっかり影を潜めました。

例えば、比較的高い処理能力を要求されるPSPのエミュレーションにおいて、その差は顕著です。以前は少しカクつきが見られたPSPの重量級タイトル、例えば『鉄拳6』や『リッジレーサーズ』といったゲームも、RG34XXSPでは目に見えてスムーズに動作するようになりました。もちろん、ゲームやシーンによっては完璧とは言えないまでも、ストレスを感じることなく楽しめるレベルに向上しているのは間違いありません。

このRAM容量の増加は、単に動作スピードが速くなるというよりは、システム全体の応答性が向上し、特に複数の処理が重なった際の遅延解消に大きく貢献しているように感じます。まさに「RAMアップグレードでよりスムーズなゲーム体験を」という公式の説明 を実感できるポイントです。

GBAなどのエミュレーションでは余裕さえ感じる快適さ

そして、RG34XXSPが得意とするゲームボーイアドバンス(GBA)のエミュレーションにおいては、この2GBのRAMはまさに「余裕」という言葉がぴったりです。

元々GBAのエミュレーションは比較的軽量ですが、RAMが増えたことで、セーブデータの読み込みやメニュー操作など、ゲームプレイ以外の部分でもよりキビキビとした動作を体感できます。お気に入りのGBAタイトルをコレクションして、サッと起動し、ストレスなく楽しむ。そんな理想的なレトロゲームライフが、このRG34XXSPではより高い次元で実現されています。

まとめ:パフォーマンス(CPUとRAM性能)

  • SoCはAllwinner H700を搭載。CPUはクアッドコア ARM Cortex-A53(1.5GHz駆動) 、GPUはデュアルコア Mali-G31 MP2 で、これらは前モデルANBERNIC RG35XXSPと共通。
  • Allwinner H700はエントリークラスSoCで、Antutu V10換算で約12万前後のスコア。PS1など軽めのゲームは快適だが、N64、DC、PSPなどでは遅延の可能性も。
  • RAM容量がANBERNIC RG35XXSPの1GBから、RG34XXSPではLPDDR4 2GBへと倍増 。
  • RAM倍増により、システム全体の応答性が向上し、前モデルで感じられた動作の遅延感が軽減。
  • PSPの『鉄拳6』や『リッジレーサーズ』など、比較的処理の重いゲームもよりスムーズに動作。
  • GBAなどのエミュレーションでは、2GBのRAMにより余裕のある非常に快適な動作を実現。

エミュレーターとゲームプレイ検証:ANBERNIC RG34XXSPで快適に動く?

ANBERNIC RG 34XXSPでGBAゲームをプレイする様子

ANBERNIC RG34XXSPの真価は、やはり実際にゲームをプレイしてこそ明らかになります。本機はLinuxベースのシステム上で動作し、多数のレトロゲームエミュレーターに対応しています 。その対応範囲は前モデルのANBERNIC RG35XXSPとほぼ同等で、非常に豊富です 。

RetroArchを介してアクセスできるエミュレーターには、PSP、ドリームキャスト(DC)、セガサターン(SS)、PlayStation(PS1)、各種アーケード(CPS1~3、NEOGEO、MAMEなど)、そしてもちろんゲームボーイアドバンス(GBA)からファミコン(FC)、スーパーファミコン(SFC)といった定番機種まで、まさにレトロゲームの宝庫と言えるでしょう。

RAM倍増の恩恵:あの「もたつき」はどこへ?

前述の通り、RG34XXSPのCPUとGPUは前モデルRG35XXSPと共通ですが、RAMは1GBから2GBへと倍増しています。このRAM増量がエミュレーターの動作にどのような影響を与えるのか、非常に気になるところです。実際に様々なゲームをプレイしてみた個人的な感想としては、「劇的に動作が不可能だったものが可能になった」というほどの変化はありません。

しかし、前モデルで時折感じられた、特に少し負荷の高いエミュレーターを動作させた際の「微妙な遅延」や「一瞬の間」といったものが、RG34XXSPでは明らかに解消されていると感じました。

特にその恩恵を感じられたのが、PSPやNAOMI/DC(ドリームキャスト)といったプラットフォームです。例えばPSPの『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』や、ドリームキャストの『クレイジータクシー』のようなタイトルでは、メニュー切り替えやシーンチェンジの際のスムーズさが向上し、より没入してプレイできるようになりました。

セガサターン(SS)のエミュレーションは依然として負荷が高いですが、RG34XXSPにプリインストールされていた『バーチャファイター』などは、RAM増量の恩恵か、比較的良好に動作していました。

実録!快適プレイタイトル集

実際に私がANBERNIC RG34XXSPでプレイし、特に快適な動作を体験できたタイトルをいくつかご紹介します。

  • ゲームボーイアドバンス(GBA): 『Goodboy Galaxy』を始め、多くのGBAタイトルは3:2の完璧なアスペクト比と2GBのRAMの恩恵を最大限に受け、まさに至福のプレイ体験でした。発色、レスポンスともに申し分ありません。
  • PlayStation(PS1): 不朽の名作『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』は、美しい2Dグラフィックと音楽を存分に楽しめました。読み込みなどもスムーズです。
  • NEOGEO: 格闘ゲームの金字塔『THE KING OF FIGHTERS ’97』は、アーケードさながらのスピード感と操作感で、白熱した対戦が楽しめます。
  • CPS系アーケード: CPS3の『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』やCPS2の『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』といった、カプコンの名作アーケードゲームも非常に快適に動作。コマンド入力の追従性も良好です。
  • ニンテンドー64(N64): 『Wave Race 64』(海外版タイトル「Water Scooter」に該当する可能性あり)のような比較的軽めのタイトルは、操作もスムーズで楽しめました。
  • ニンテンドーDS(NDS): 『メタルスラッグ7』は、タッチ操作こそないものの、2画面表示のゲームを携帯機で手軽に遊べるのは魅力です。
  • ドリームキャスト(DC): 3D格闘の代表作『バーチャファイター3tb』は、キャラクターの動きも滑らかで、十分対戦を楽しめるレベルでした。
  • セガサターン(SS): 『ガーディアンヒーローズ』のような2Dアクションも、エフェクトが多い場面でも比較的安定して動作していました。

過度な期待は禁物、しかし確かな進化

重要な点として、RAMが倍増したからといって、全てのゲームが完璧に動作するわけではありません。前モデルANBERNIC RG35XXSPで動作が厳しかったタイトルは、RG34XXSPでも引き続き厳しい場合が多いです。あくまでRAM増量の効果は「遅延の軽減」や「安定性の向上」であり、チップセット自体の処理能力の限界を超えるものではない、という点は理解しておく必要があります。

過度な期待は禁物ですが、多くのレトロゲームをより快適に楽しむための確かな進化がそこにはあります。

まとめ:エミュレーターとゲームプレイ検証

  • ANBERNIC RG34XXSPは、前モデルRG35XXSPとほぼ同等の豊富なエミュレーターに対応 。
  • RAMが1GBから2GBに倍増したことで、特にPSPやNAOMI/DC(ドリームキャスト)など、やや負荷の高いエミュレーターでの微妙な遅延が解消され、快適性が向上。
  • GBA、PS1、NEOGEO、CPS系アーケードなど、多くのレトロゲームが非常に快適に動作。
  • 『Goodboy Galaxy』(GBA)、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』(PS1)、『THE KING OF FIGHTERS ’97』(NEOGEO)などがスムーズに動作。
  • セガサターン(SS)は依然として高負荷だが、一部タイトルは比較的良好に動作。
  • 前モデルで動作困難だったタイトルが劇的に改善するわけではなく、RAM増量の効果は主に遅延軽減と安定性向上。

バッテリー持続力と携帯性: RG34XXSPでいつでもどこでもゲーム三昧は可能か?

ANBERNIC RG 34XXSPの背面:バッテリー部分

携帯ゲーム機にとって、バッテリーの持続時間持ち運びやすさは生命線とも言える重要な要素です。ANBERNIC RG34XXSPは、そのどちらの面においてもレトロゲームファンを満足させる仕上がりになっているのでしょうか。実際に様々なシーンで使ってみた感想をお届けします。

バッテリー容量と公称駆動時間:前モデルとの違いは?

ANBERNIC RG34XXSPは、3300mAhのポリマーリチウムバッテリーを搭載しており、メーカー公称では約6時間の連続駆動が可能とされています 。興味深いのは、前モデルのANBERNIC RG35XXSPも同じ3300mAhのバッテリーを搭載していながら、公称駆動時間は約8時間とRG34XXSPよりも長かった点です 。この違いは、RG34XXSPのディスプレイ解像度向上(640×480から720×480へ)やRAM容量の倍増(1GBから2GBへ) といったスペックアップに伴う消費電力増が影響しているのかもしれません。

実際のバッテリー持続時間をテスト!

公称6時間という駆動時間は、実際のプレイシーンでどの程度持つのでしょうか。私がいくつかの条件下でテストしてみたところ、画面の輝度を中間程度、音量も控えめに設定し、比較的消費電力の少ないGBAのゲーム、例えば『ポケットモンスター エメラルド』などを連続してプレイした場合、おおよそ5時間半から6時間弱は楽しむことができました。

これは公称値に近い結果です。一方で、PSPの『モンスターハンターポータブル 3rd』のように3Dグラフィックを多用し、処理負荷の高いゲームをプレイすると、やはりバッテリーの減りは速くなり、4時間半程度で充電が必要になる印象でした。通勤中の電車内や、ちょっとした休憩時間に集中して遊ぶには十分な持続時間と言えるでしょう。

充電の利便性

充電に関しては、5V/1.5Aに対応しており、USB Type-Cポートからの充電となります。また、C2C(Type-C to Type-C)充電器もサポートしているのは嬉しいポイントです 。手持ちのスマートフォン用のC2C充電器やモバイルバッテリーがそのまま使えるため、外出先での充電も比較的容易です。完全に空の状態からフル充電までは、およそ2時間半から3時間程度でした。寝る前に充電しておけば、翌日また存分に遊べますね。

驚くほどの携帯性!ポケットに忍ばせて出かけよう

ANBERNIC RG34XXSPの注目すべき点の一つが、その優れた携帯性です。本体サイズは長さ8.3cm、幅8.2cm、高さ2.5cm、そして重量はわずか0.178kg 。前モデルのANBERNIC RG35XXSPが長さ8.9cm、幅8.5cm、高さ2.7cm、重量0.192kg だったのと比較すると、全体的に一回り小さく、そして約14g軽くなっています 。

この「わずかな差」が、実際に持ち運ぶ際には大きな違いとなって感じられます。ジャケットのポケットや小さなバッグにもスッと収まり、まさに「いつでもどこでもレトロゲーム」というキャッチフレーズが現実のものとなります。個人的な意見1でも言及されているように、RG35XXSPと比べてもRG34XXSPのフットプリントは明らかに小さく 、その薄さと幅の狭さが携帯性をさらに高めています 。長時間の移動中でも、手に持っていて負担を感じにくいのは大きなメリットです。

まとめ:バッテリーと充電

  • バッテリー容量は3300mAhで、公称駆動時間は約6時間 。
  • 前モデルANBERNIC RG35XXSP(3300mAh、公称約8時間 )と比較すると、公称駆動時間は短縮。
  • GBAなど比較的軽いゲームでは5時間半~6時間弱、PSPなど負荷の高いゲームでは4時間半程度の持続時間(実測参考値)。
  • 充電は5V/1.5A、C2C充電器に対応し、利便性が高い 。
  • RG35XXSPより小型軽量化(長さ-0.6cm、幅-0.3cm、高さ-0.2cm、重量-約14g)を実現 。
  • ポケットにも収まりやすいコンパクトさで、携帯性は非常に優れている。

独自機能とソフトウェア環境:WiliWiliオンライン再生やマルチメディア機能を検証

ANBERNIC RG 34XXSPのマルチメディア再生機能

ANBERNIC RG34XXSPは、ただレトロゲームを遊ぶだけのマシンではありません。その背景には、安定した動作と多彩な機能を提供するLinux 64-bitシステムが存在します 。

このシステムは、前モデルのANBERNIC RG35XXSPと共通のものです 。近年、Anbernicの提供するストックOSは非常に洗練されてきており、箱から出してすぐに直感的な操作で各種機能にアクセスできるのは嬉しいポイントです 。

もちろん、より深くシステムをカスタマイズしたいというコアなユーザー向けには、RocknixやMuOS、Knulliといったカスタムファームウェアの選択肢も用意されており(あるいは今後対応が見込まれており)、その懐の深さも魅力の一つと言えるでしょう。

注目の「WiliWiliオンライン再生機能」を体験!

RG34XXSPのソフトウェア機能の中で特に目を引くのが、「WiliWiliオンライン再生機能」のサポートです 。この機能は、前モデルANBERNIC RG35XXSPの公式情報では明確に謳われていなかった点で、RG34XXSPの新たな魅力となっています 。おそらくこれは、中国で人気の動画共有サイトbilibili(ビリビリ動画)のコンテンツなどをストリーミングで楽しめる機能だと思われます。

実際に試してみたところ、Wi-Fi環境下であれば、様々なジャンルのオンライン動画を手軽にRG34XXSPの3.4インチスクリーンで視聴することができました。画質は動画ソースや通信環境に左右されますが、ちょっとした息抜きにアニメやユーザー投稿動画を楽しむには十分な実用性があると感じました。移動中の暇つぶしや、ゲームに疲れた際の気分転換に新たな選択肢が増えたのは喜ばしい限りです。

ゲームだけじゃない!多彩なマルチメディアプレイヤー機能

RG34XXSPは、ゲーム以外のエンターテイメントも充実しています。ビデオプレイヤー、音楽プレイヤー、ファイルマネージャー、そしてtxt形式に対応したE-bookリーダーといった基本的なマルチメディア機能は、前モデルRG35XXSPから引き続き搭載されています 。

これにより、例えばmicroSDカードにお気に入りのアーティストのアルバムを入れて通勤中に高音質で楽しんだり 、ダウンロードしておいた映画やドラマを休憩時間に鑑賞したり 、あるいは読みかけの小説をtxtファイルで持ち運んで読書したりと 、まさに「一台で多様なマルチメディアのニーズに応える」という公式の説明通りの活躍を見せてくれます 。

PCゲームも遊べるストリーミングと便利なゲームダウンローダー

さらに、RG34XXSPMoonlight Streamingに対応しており 、自宅の高性能なPCで動作しているAAA級のゲームタイトルを、Wi-Fi経由でRG34XXSPの画面にストリーミングしてプレイすることが可能です。これにより、携帯機でありながら最新のPCゲームの一端に触れるという、少し未来的な体験も味わえます。

また、サードパーティ製のゲームダウンローダー「RixelHK」にも対応しているため 、対応フォーマットのゲームであれば手軽に本体に追加していくことができます。これらのストリーミング機能やダウンローダー対応は、前モデルRG35XXSPとも共通の便利な機能です 。

まとめ:独自機能とソフトウェア環境

  • RG34XXSPはLinux 64-bitシステムを搭載し、安定した動作とカスタマイズ性を提供 。ストックOSは初心者にも扱いやすい 。
  • 新たに(あるいは明確に)「WiliWiliオンライン再生機能」をサポートし、オンライン動画を手軽に楽しめる 。これはRG35XXSPの公式情報には見られない特徴 。
  • ビデオ・音楽プレイヤー、ファイルマネージャー、E-bookリーダーといった多彩なマルチメディア機能を搭載し、ゲーム以外の用途も充実 。
  • Moonlight Streamingに対応し、PCゲームのストリーミングプレイが可能 。
  • サードパーティ製ゲームダウンローダー「RixelHK」に対応 。
  • これらのマルチメディア機能の多くやストリーミング、ダウンローダー対応はRG35XXSPと共通 。

接続ポートと大容量ストレージ:TV出力から数千の収録ゲームまで

ANBERNIC RG 34XXSPの側面で接続ポートが見える

ここでは、ANBERNIC RG34XXSPが備える物理的な接続ポートの種類と、それらが私たちのゲーム体験をどのように豊かにしてくれるのか、そして大容量のゲームデータをどのように管理・活用できるのかについて詳しく見ていきます。テレビへの大画面出力から、周辺機器の接続、そして膨大なゲームライブラリの構築まで、その可能性を探っていきましょう。

大画面で楽しむHDMI出力

まず目を引くのは、本体側面に備えられたminiHDMIポートです。これを使えば、RG34XXSPの画面をリビングの大きなテレビやPCモニターに映し出すことができ、家族や友人と『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(もしエミュレート可能なら)のような対戦ゲームを囲んで、迫力満点の画面で盛り上がることができます。一人でじっくり楽しむのも良いですが、大画面での共有体験はまた格別な喜びがありますね。

多機能なUSB Type-Cポートとその変化

充電やデータ転送、そして有線コントローラーなどの周辺機器接続に活躍するのがUSB Type-Cポート(OTG対応)です。ただ、前モデルのANBERNIC RG35XXSPがType-Cポートを2基(OTG用と電源用)備えていたのに対し、RG34XXSPではこのポートが1つに集約されているようです。そのため、充電しながら有線コントローラーを使いたいといった場合には、別途USBハブなどが必要になるかもしれません。この点は、使い方によっては少し工夫が必要だと感じました。

大容量ゲームライブラリを構築!デュアルmicroSDカードスロット

そして、レトロゲームをとことん楽しみたい私にとって非常に嬉しかったのが、デュアルmicroSDカードスロットの存在です。TFカードを採用しており、標準モデルにはシステム用の64GBのカードが付属しています 。これだけでもかなりの数のゲームを保存できますが、RG34XXSPはさらに大容量のゲームデータ用カードを追加できるデュアルスロット仕様で、最大512GBまでのTFカード拡張に対応しています 。購入時には、64GB+128GBモデルや64GB+256GBモデルも用意されており、ストレージ容量によって楽しめるゲームの数も変わってきます。

豊富な収録ゲーム

例えば、64GBモデルでは4000本以上、64GB+128GBモデルでは11000本以上、そして64GB+256GBモデルではなんと14000本以上のゲームに対応するとのことです。これだけあれば、まさに自分だけの巨大なレトロゲームライブラリを持ち運ぶ感覚で、遊び尽くせないほどのタイトルにいつでもアクセスできます。システム用とゲームデータ用でカードを分けられるのも、管理のしやすさという点で非常にスマートだと感じました。

こだわりのサウンド体験!3.5mmイヤホンジャック

もちろん、伝統的な3.5mmイヤホンジャックもしっかり搭載。深夜に『サイレントヒル』のようなホラーゲームをプレイする際や、電車の中で周囲を気にせずゲームサウンドに浸りたい時など、有線イヤホン派の私にとっては欠かせないポートです。

ワイヤレス通信:快適なオンライン体験と自由な操作環境

ワイヤレス機能も充実しており、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)と、Bluetooth 4.2に対応しています。これらのスペックは前モデルANBERNIC RG35XXSPと共通ですが、その安定性は折り紙付きです。特に5GHz帯のWi-Fiに接続すれば、電波干渉の少ない環境で、オンラインでのマルチプレイヤー対戦(対応ゲームに限る)や、Moonlight Streamingを利用したPCからのAAA級ゲームのストリーミングプレイも、遅延を気にすることなく楽しむことができました。

Bluetooth 4.2の恩恵も大きく、お気に入りのワイヤレスゲームコントローラーを接続すれば、RG34XXSP本体から離れて、よりリラックスした体勢でプレイできます。例えば、ソファに深く腰掛け、大画面テレビに映し出した『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をワイヤレスコントローラーで操作するなんて、まさに至福の時間です。もちろん、Bluetoothイヤホンを接続して、ケーブルレスで高音質なゲームサウンドを堪能することも可能です。

まとめ:接続ポートと収録ゲーム

  • miniHDMIポート搭載で、テレビやモニターへの大画面出力に対応。
  • 充電・データ転送・OTG機能対応のUSB Type-Cポートを1基装備。(ANBERNIC RG35XXSPはType-Cポートを2基搭載)
  • TFカード採用のデュアルmicroSDカードスロットを搭載し、標準で64GBのカードが付属 。
  • 64GB+128GB、64GB+256GBのモデルもあり、それぞれ11000本以上、14000本以上のゲームに対応。
  • 最大512GBまでのTFカード拡張に対応し、膨大なゲームライブラリの構築が可能 。
  • 3.5mmイヤホンジャックを搭載。
  • 2.4/5GHz対応Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac) とBluetooth 4.2を搭載し、これはANBERNIC RG35XXSPと共通。
  • 安定したWi-Fi通信により、オンラインマルチプレイやMoonlight Streamingが快適に楽しめる。
  • Bluetooth 4.2でワイヤレスコントローラーやイヤホンを接続し、自由なプレイスタイルを実現。

ANBERNIC RG34XXSP と RG35XXSPの違い

ANBERNIC RG 34XXSPと前モデルRG35XXSPが閉じた状態で並ぶ

ANBERNIC RG34XXSPは、人気のクラムシェル型レトロゲーム機RG35XXSPの後継機として、いくつかの注目すべき進化を遂げています。一方で、共通する部分や、前モデルに軍配が上がる点も存在します。以下に主な違いをまとめました。

ディスプレイ

  • ANBERNIC RG35XXSP:3.5インチのIPS全視野角OCA全密着ディスプレイを搭載し、解像度は640×480です。アスペクト比は4:3です。
  • ANBERNIC RG34XXSP:わずかに小さい3.4インチのIPSフル視野角OCAフルラミネーションディスプレイですが、解像度は720×480と高くなっています。 また、3:2のクラシックレトロ比率を採用しており、特にGBAゲームは3倍ピクセルパーフェクトスケールでレンダリングされることで、比類ない視覚的な忠実度を実現するとされています。 これはディスプレイの大きな進化点です。

RAM

  • ANBERNIC RG35XXSP:LPDDR4 1GBのRAMを搭載しています。
  • ANBERNIC RG34XXSP:LPDDR4 2GBのRAMを搭載しており、RAM容量が倍増しています。 これにより、特定の状況下でパフォーマンスが若干向上するはずです。

サイズと重量

  • ANBERNIC RG35XXSP:長さ8.9cm、幅8.5cm、高さ2.7cm、重量0.192kgです。
  • ANBERNIC RG34XXSP:長さ8.3cm、幅8.2cm、高さ2.5cm、重量0.178kgです。 RG34XXSPはRG35XXSPと比較してわずかに小さく、軽くなっています。

カラーバリエーション

  • ANBERNIC RG35XXSP:グレー、シルバー、クリアブルー、クリアブラック、クリアホワイト、クリアレッド、クリアグリーンなどの豊富なカラーがあります。
  • ANBERNIC RG34XXSP:Yellow, Gray, Black, Indigoの4色展開です。

バッテリー駆動時間

  • ANBERNIC RG35XXSP:3300mAhのバッテリーで約8時間の稼働が可能と記載されています。
  • ANBERNIC RG34XXSP:同じ3300mAhのバッテリーですが、駆動時間は6時間ほど。プレイするゲームによるかもしれませんが、RG35XXSPの方が駆動時間が長かったです。

ボタンとジョイスティック

ANBERNIC RG34XXSP:ボタンに「Imported Japanese Metal Dome」が使用されており、超高感度で瞬時に反応するとされています。また、ジョイスティックは「Sunken Dual Joysticks」(沈み込み式デュアルジョイスティック)を採用し、誤操作を減らすように巧妙に配置されています。 これらのボタンとジョイスティックは、RG35XXSPには採用されていませんでした。

ヒンジ構造

両モデルとも「Alloy Axle with Multi-Angle Hover」に対応しています。90°、135°、180°の角度調整が可能で、耐久性も高いです。

マルチメディア機能

ビデオプレイヤー、音楽プレイヤー、ファイルマネージャー、E-bookリーダー(txtフォーマット対応)の機能は両モデルに共通しています。

RG34XXSPでは、「WiliWili online playback feature」(WiliWiliオンライン再生機能)がサポートされています。RG35XXSPではサポートされていませんでした。

なお、CPU(H700 quad-core ARM Cortex-A53, 1.5GHz)、GPU(dual-core G31 MP2)、システム(Linux 64-bit)、WIFI/Bluetooth、デュアルTFカードスロット、ホール磁気スイッチによる閉蓋スリープ機能、TVへのHD接続、振動モーター、各種コントローラー接続、オンラインマルチプレイヤー、ストリーミング機能(Moonlight Streaming対応)、サードパーティソフト「RixelHK」への対応といった点は、両モデルで共通しています。

まとめ:ANBERNIC RG34XXSP と RG35XXSPの違い

ANBERNIC RG34XXSPは、RG35XXSPから約1年後に登場した新しいモデルとして、いくつかの明確な進化を遂げています。特に、GBAゲームの表示に最適化された高解像度3:2ディスプレイ、倍増した2GBのRAM、そして操作感を向上させる可能性のある新しいボタンやジョイスティックの採用は大きな魅力です。

また、WiliWiliオンライン再生機能といった新しいマルチメディア機能も追加されています。一方で、バッテリーの公称駆動時間に関しては、前モデルのRG35XXSPに分があるようです。どちらのモデルを選ぶかは、これらの進化したポイントや違いをどのように評価し、自身のゲームライフにどちらがよりフィットするかを考慮して決定すると良いでしょう。

より鮮明な画面でGBAを遊びたい、あるいは少しでも快適なパフォーマンスを求めるならRG34XXSPが、バッテリー持ちを重視するならRG35XXSPも依然として魅力的な選択肢と言えます。

検証してわかったANBERNIC RG34XXSPのメリット・デメリット

ANBERNIC RG 34XXSPの側面トリガー部分

ANBERNIC RG34XXSP」は多くの魅力を持つ一方で、他の携帯ゲーム機と比較するといくつかの長所と短所が見えてきます。ここでは、前モデルのANBERNIC RG35XXSPや、Miyoo Flip、Retroid Pocket Flip 2、Powkiddy V90 (2022)といった機種と比較しながら、その特徴を明らかにしていきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:GBA体験を格上げする美麗ディスプレイ

ANBERNIC RG34XXSPの最大の魅力は、ゲームボーイアドバンス(GBA)のプレイに最適化された3.4インチ、解像度720×480のディスプレイです 。3:2というアスペクト比はGBAの実機と同じで、ゲームを歪みなく、しかも3倍のピクセルパーフェクトスケールで鮮明に表示できます 。

これは、前モデルANBERNIC RG35XXSPの3.5インチ640×480(4:3)ディスプレイ や、Miyoo Flipの3.5インチ640×480(4:3)ディスプレイ と比較して、特にGBAタイトルをプレイする際の視覚的な忠実度において大きなアドバンテージとなります。Powkiddy V90 (2022)の3.0インチ320×240ディスプレイ と比べると、その差は歴然です。

メリット2:RAM倍増による快適パフォーマンス

RG34XXSPはLPDDR4 2GBのRAMを搭載しており 、これはANBERNIC RG35XXSPの1GB RAM やMiyoo Flipの1GB RAM から倍増しています。この潤沢なメモリは、システム全体の応答性を向上させ、特にPSPやドリームキャストといった若干負荷の高いエミュレーターを動作させる際の「もたつき」や遅延を軽減する効果が期待できます。もちろん、Retroid Pocket Flip 2が搭載する8GB RAM には及びませんが、価格帯を考慮すれば十分な進化と言えるでしょう。

メリット3:進化した操作フィーリング

操作系においても、RG34XXSPは進化を見せています。公式に「Imported Japanese Metal Dome」を採用したと謳われるボタンは、しっかりとした打鍵感と良好な反応を提供します 。また、アナログスティック非搭載だったANBERNIC RG35XXSPに対し、RG34XXSPでは「Sunken Dual Joysticks」(沈み込み式デュアルジョイスティック)が新たに搭載され 、より多様なゲームに対応できるようになりました。

メリット4:優れた携帯性と洗練されたデザイン

RG34XXSPは、長さ8.3cm、幅8.2cm、高さ2.5cm、重量0.178kgと 、ANBERNIC RG35XXSP(長さ8.9cm、幅8.5cm、高さ2.7cm、重量0.192kg) よりも一回り小さく、軽くなりました。Miyoo Flipはさらに軽量な130g ですが、RG34XXSPもポケットに入れて気軽に持ち運べる優れた携帯性を備えています。Retroid Pocket Flip 2は5.5インチディスプレイを搭載するため306gと大きく重くなります 。クラムシェルデザインの質感も高く、所有する喜びを感じさせてくれます。

メリット5:独自のWiliWiliオンライン再生機能

ソフトウェア面では、「WiliWiliオンライン再生機能」が明確にサポートされている点が特徴です 。これはANBERNIC RG35XXSPの公式情報には見られなかった機能で、他の比較対象機種のスペック表にも明記されていないため、RG34XXSPならではの楽しみ方を提供する可能性があります。

メリット6:魅力的なコストパフォーマンス

これだけの進化を遂げながら、ANBERNIC RG34XXSPは公式サイトで$66.99 USD(約9,619円)からと、非常に競争力のある価格で提供されています 。これは、前モデルANBERNIC RG35XXSP(Amazonで約11,499円) やMiyoo Flip(Amazonで約12,999円) よりも安価なケースがあり、特にGBA体験やRAM性能を重視するユーザーにとっては高いコストパフォーマンスを誇ります。Powkiddy V90 (2022)はAmazonで約6,999円 とさらに低価格ですが、機能や性能面ではRG34XXSPが大きく上回ります。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:バッテリー駆動時間はやや控えめ

一方で、ANBERNIC RG34XXSPのバッテリー駆動時間は公称約6時間とされており 、ANBERNIC RG35XXSPの公称約8時間 と比較すると短くなっています。Miyoo Flipが5~7時間 であることを考えると、平均的かやや下回る程度かもしれません。より長時間のプレイを求めるユーザーにとっては、モバイルバッテリーの併用などを検討する必要がありそうです。

デメリット2:CPU/GPU性能は据え置き

RG34XXSPのCPUであるAllwinner H700とGPUのMali-G31 MP2は、ANBERNIC RG35XXSPと共通です 。そのため、RAM増量による快適性の向上はあるものの、基本的な処理能力が飛躍的に向上したわけではありません。Miyoo FlipはRockchip RK3566 を、Retroid Pocket Flip 2はSnapdragon 865またはDimensity D1100 といったより高性能なSoCを搭載しており、特にRetroid Pocket Flip 2はエミュレーション可能なゲームの幅や快適性でRG34XXSPを大きく上回ります。

デメリット3:画面サイズが若干縮小

ディスプレイの解像度は向上しましたが、画面サイズ自体はANBERNIC RG35XXSPの3.5インチ からRG34XXSPでは3.4インチへとわずかに小さくなっています 。Miyoo Flipも3.5インチ であり、Retroid Pocket Flip 2は5.5インチ と大型です。この0.1インチの差が気になるかは個人差があるでしょう。

まとめ:メリットとデメリット

ANBERNIC RG34XXSPは、GBAに最適化された高解像度ディスプレイと2GB RAMによるパフォーマンス向上、そして洗練された操作系とデザインを、魅力的な価格で実現した携帯ゲーム機です。特にGBAタイトルを最高の環境で楽しみたいユーザーや、前モデルRG35XXSPから確実な進化を求めるユーザーにとっては、非常に有力な選択肢となるでしょう。

バッテリー駆動時間の短縮やCPU/GPU性能の据え置きといった点は考慮が必要ですが、それを補って余りある魅力が詰まっています。より安価な選択肢としてはPowkiddy V90 (2022)がありますが、総合的な機能と性能ではRG34XXSPが優れています。より高性能を求めるならRetroid Pocket Flip 2が存在しますが、価格帯が大きく異なります。自身のプレイスタイルや予算と照らし合わせて、最適な一台を見つけてください。

ANBERNIC RG 34XXSPのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 3.4インチ IPS 全視野角, OCA フルラミネーション / 720*480, 3:2 クラシックレトロ比率, 720P HD ピクセル
  • CPU: Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53, 周波数 1.5GHz
  • GPU: デュアルコア G31 MP2
  • RAM(メモリ): LPDDR4 2GB
  • ROM(ストレージ): 64GB TF/MicroSD 付属
  • 外部ストレージ: 64GB/128GB/256GB,デュアルカードスロット, TFカードによる拡張を最大 512GB までサポート
  • バッテリー: 3300mAh ポリマーリチウムバッテリー, 約6時間持続
  • 充電: 5V/1.5A, C2C充電器をサポート
  • ワイヤレス通信: 2.4/5G WIFI 802.11a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.2
  • ストリーミング: サポート (MoonlightによるAAAゲームのストリーミング含む)
  • インターフェース: HD, OTG/USB, TF1/INT., TF2/EXT., RESET, 音量(-VOL+), 電源キー, MENU
  • 映像出力: HD(miniHDMI)接続によるTV出力, スクリーンキャスティング
  • スピーカー: 高忠実度スピーカー
  • 操作(ボタン): D-Pad, ゲームキー(A,B,X,Y), SELECT, START, MENU, L1, L2, R1, R2, 輸入された日本の金属ドームボタン, サンクンデュアルジョイスティック
  • 機能: Hall磁気スイッチ(マグネットクロージャー, 蓋閉じスリープ), 振動モーター, WiFi経由オンラインマルチプレイヤー, 2.4G無線/有線/Bluetoothコントローラー接続サポート, Alloy Axle(90/135/180°), RixelHK(ゲームダウンローダー), WiliWiliオンライン再生機能
  • ゲーム: 30種類以上のゲーム形式/エミュレーター対応, RixelHKゲームダウンローダー対応,インポートされたゲーム(ROM追加)
  • マルチメディア: ビデオ/音楽/ファイル/E-book(txt)プレイヤー, WiliWiliオンライン再生機能対応
  • 筐体: クラムシェル型, Alloy Axle, 日本製金属ドームボタン, サンクンデュアルジョイスティック, ヒンジ構造と剛性
  • OS: Linux 64-bit
  • サイズ: 長さ 8.3cm, 幅 8.2cm, 高さ 2.5cm
  • 重量: 0.178kg(178g)
  • カラー: イエロー, グレー, ブラック, インディゴ
  • 付属品: USB充電ケーブル, ギフトボックス, ユーザーマニュアル, スクリーンプロテクター

ANBERNIC RG34XXSPの評価

ANBERNIC RG 34XXSPでN64ゲームをプレイする様子

7つの基準で「ANBERNIC RG34XXSP」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★☆ (星4.5)
理由:解像度が720×480に向上し、特にGBAに最適化された3:2アスペクト比は素晴らしいです。文字の視認性も上がり、ゲームプレイがより快適になりましたが、画面サイズが前モデルよりわずかに小さい点を考慮しました。

パフォーマンス:★★★★☆ (星4)
理由:RAMが1GBから2GBへと倍増したことで、前モデルANBERNIC RG35XXSPで感じられた微妙な遅延が解消され、特にPSPやドリームキャストなどの動作がスムーズになりました。CPU/GPUは共通ですが、このRAM増強は大きなメリットです。

操作性: ★★★★☆ (星4.5)
理由:「日本製メタルドーム」採用ボタンの小気味よい反応と、新たに搭載された「沈み込み式デュアルジョイスティック」により、操作の正確性と快適性が向上しました。特にアナログスティックの追加はプレイの幅を広げます。

機能性:★★★★☆ (星4)
理由:「WiliWiliオンライン再生機能」という新たなマルチメディア機能が追加され、エンターテイメント性が向上しました。Moonlight StreamingやRixelHKなど基本的な便利機能は前モデルから継承しており、十分な機能性を備えています。

デザイン:★★★★★ (星5)
理由:ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせるクラシックで美しいクラムシェルデザインは所有欲を刺激します。前モデルよりさらに小型軽量化され、質感も高く、4色のカラーバリエーションも魅力的です。

使いやすさ:★★★★☆ (星4.5)
理由:ホール磁気スイッチによる開閉時のスリープ・起動は非常に便利で、LinuxベースのストックOSも直感的で扱いやすいです。小型軽量化により携帯性が向上し、どこでも気軽に使える点が評価できます。

価格:★★★★☆ (星4.5)
理由:公式サイトで約9,619円からと、ディスプレイの高解像度化やRAM倍増、操作系の改良といった進化を遂げながらも、非常に競争力のある価格設定です。前モデルや他の類似機種と比較してもコストパフォーマンスは高いと言えます。

総合評価:★★★★☆ (星4.5)

ANBERNIC RG34XXSPは、多くのレトロゲームファンを魅了してきたANBERNIC RG35XXSPの正統進化モデルとして、期待を裏切らない素晴らしい仕上がりを見せています。クラシックなデザインを踏襲しつつ、現代の技術で快適性を追求した一台と言えるでしょう。

進化したレトロ体験の提供

注目すべきは、ディスプレイとRAMの進化です。3.4インチとわずかにサイズダウンしたものの、解像度は720×480へと向上し、何よりもGBAファンにはたまらない3:2のアスペクト比が採用されました。これにより、GBAタイトルはピクセルパーフェクトに近い美麗な表示で楽しめ、懐かしのゲームがより鮮やかに蘇ります。

また、RAMが1GBから2GBへと倍増された恩恵は大きく、前モデルで感じられた若干の動作のもたつきが解消され、システム全体の応答性や、PSPなど比較的処理を要するエミュレーターの動作がよりスムーズになりました。

操作系においても、「日本製メタルドーム」を採用したボタンは確かな打鍵感を提供し、「沈み込み式デュアルジョイスティック」の搭載は、これまで十字キーでは味わえなかったアナログ操作の快適さをもたらし、遊べるゲームの幅を広げています。

携帯性と機能のバランス

本体は前モデルよりもさらに小型軽量化され、ポケットに入れて気軽に持ち運べる携帯性は健在です。それでいて、「WiliWiliオンライン再生機能」といった新たなマルチメディア機能の追加や、Moonlight Streaming、RixelHKゲームダウンローダーへの対応など、機能面でも抜かりはありません。

価格以上の価値

いくつかの進化点がある一方で、バッテリーの公称駆動時間が前モデルの約8時間から約6時間へと短縮された点は留意が必要です。しかし、それを補って余りあるほどの魅力的な進化と、1万円前後から購入可能という価格設定を考慮すれば、ANBERNIC RG34XXSPは非常にコストパフォーマンスに優れた一台と言えます。

GBAのゲームを最高の環境で楽しみたい方、より快適な操作性とパフォーマンスを求める方、そして何よりもクラムシェルデザインのレトロゲーム機を愛する全ての方にとって、ANBERNIC RG34XXSPは間違いなく満足のいく選択となるでしょう。日々の生活に、懐かしくも新しいゲーム体験をプラスしてくれる、そんな魅力に溢れたデバイスです。

ANBERNIC RG34XXSPはこんな人におすすめ!

ANBERNIC RG34XXSPは以下のようなユーザーに特におすすめできます。

  • GBAのゲームを最高の環境で心ゆくまで楽しみたい方: 3:2アスペクト比のディスプレイは、まさにGBAのためにあると言っても過言ではありません。
  • 前モデルRG35XXSPのパフォーマンスにあと一歩の快適性を求めていた方: RAM倍増は、特にPSPやドリームキャストなどのエミュレーター利用時に、よりスムーズな体験をもたらします。
  • アナログスティックでの操作を好む、または必要とする方: 新搭載のデュアルジョイスティックは、対応ゲームの幅を広げ、操作の選択肢を増やします。
  • 携帯性とデザイン性を重視する方: よりコンパクトになり、質感も向上したクラムシェルデザインは、常に持ち歩きたくなる魅力があります。
  • コストパフォーマンスに優れた最新モデルを手に入れたい方: 1万円前後という価格で、これだけの進化を体験できるのは大きな魅力です。

Anbernic RG34XXSP Flip 携带型ゲーム機 折畳みレトロゲーム機 Linuxシステム搭載 3.4インチスクリーン 日本語対応 WiFi/Bluetooth機能 デュアルジョイスティック 3300mAh 64GB

ANBERNIC RG 34XXSPの価格・購入先

ANBERNIC RG 34XXSP 本体 正面

※価格は2025/12/21に調査したものです。価格は変動します。

ANBERNIC日本公式サイト

10,399で販売されています。

で販売されています。

ANBERNIC公式サイトで「ANBERNIC RG 34XXSP」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで11,999円、
  • AliExpressで11,123円、
  • 米国 Amazon.comで$84.99、

で販売されています。

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楽天市場で「ANBERNIC RG 34XXSP」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG 34XXSP」をチェックする

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較

ANBERNIC RG 34XXSP」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

ANBERNIC RG DS

ANBERNICから発売された4インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年12月 発売)。

Android 14(※Google Playに非対応)、Rockchip RK3568、3GB LPDDR4、解像度640 x 480 pxの2画面IPS液晶、4000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。

また、20種類以上のエミュレーター、AI機能(「ワンプッシュゲーム認識ガイド」、「デュアルスクリーンリアルタイム翻訳」、「スマートダイアログ」など)、RGボタン(画面の切り替え)、キーマッピング機能、タッチパネル(タッチ操作・タッチペン対応)に対応。

最大2TBまでのTFカード拡張、ストリーミング(クラウドゲーミング)、Wi-Fi、2つのアナログスティック、デュアルスピーカー(前面放射型・ステレオ)、RGランチャー、吸出しゲームROMの追加、Type-Cポート(OTG)、Bluetoothにも対応しています。

価格は、Amazonで16,888円(税込)、AliExpressで15,338円(ゲームROM付き128GBは17,594円、256GBは19,850円)、米国 Amazon.comで$129.99、です。

関連記事:ANBERNIC RG DS徹底レビュー!3DS風2画面で変わるゲーム体験は?

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ANBERNIC RG 35XXSP

ANBERNICから発売された折り畳み式のLinux 携帯ゲーム機です(2024年5月17日に発売)。

Allwinner H700 プロセッサ、1GB LPDDR4 メモリ、3.5インチのIPS液晶、3300 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット、miniHDMIポートを搭載しています。

また、ホール磁気スイッチ(自動起動、自動スリープ)、HDMI映像出力、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、無線/有線 ゲームパッド接続、ゲームの追加、振動モーター、高音質スピーカー、Type-C x2 (OTG/電源用)、Wi-Fi 5 のac デュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。

価格は、Amazonで11,499円、AliExpressで6,951円、米国 Amazon.comで$68.98、です。

関連記事:折り畳み式「ANBERNIC RG35XXSP」ゲーム機の性能を比較・検証

Miyoo Flip

Miyooから発売されたフリップ式の携帯ゲーム機です(2025年1月5日 発売)。

Rockchip RK3566、1GBメモリ、3.5 インチのIPS液晶、64GB 2つのTF/MicroSDスロット、3000 mAバッテリー、Linux (Retro Arch対応・Onion OSサポート) を搭載しています。

また、振動モーター、Hi-Fi スピーカー、HDMI、外部ゲームパッド接続、デュアルジョイスティック、セーブ機能、ゲームの検索機能、お気に入り登録、対戦プレイ、ビデオプレーヤー、音楽プレーヤー、E-bookプレイヤー(電子書籍リーダー)、Miyoo UI、ES emulationstation、Wi-Fi通信、USB Type-C (OTG) に対応しています。

価格は、Amazonで10,439円、米国 Amazon.comで$69.29、です。

関連記事:レトロでフリップ式!「Miyoo Flip」レビュー!ANBERNICを超えた?

Retroid Pocket Flip 2

Retroid Pocketから発売された5.5インチのフリップ型携帯ゲーム機です(2025年4月 発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 865 / MediaTek Dimensity D1100、8GB LPDDR4x RAM、128GB UFS 3.1 ROM、、AMOLEDディスプレイ(1920×1080、輝度500 Nits)、5000mAhバッテリーを搭載しています。

また、3Dホールスティック、アナログL2/R2トリガー、アクティブ冷却システム、強化されたヒンジデザイン (178°可動域, 150°クリックストップ)、DisplayPort映像出力(1080p)、交換可能なボタンレイアウト、ランヤードループに対応しています。

さらに、27W急速充電、ストレージ拡張(TFカードスロット搭載)、Google Playストア、ストリーミングプレイ、USB-C(OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 (SD865モデル) / 5.2 (D1100モデル)にも対応しています。

価格は、AliExpressで29,197円、です。

関連記事:Retroid Pocket Flip 2徹底レビュー!Pocket 5と比較

Powkiddy V90 (2022)

Powkiddyから発売された折り畳み式のミニ ゲーム機です(2022年9月発売)。

3.0インチのIPS液晶(320×240)、16GBストレージ、1020mAhバッテリー(4時間駆動)、ARM9 プロセッサ、Linux OSを搭載しています。

また、13種類のエミュレーター、デュアル ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、ショルダーボタン(R1/R2、L1/2)、USB Type-C(充電用)に対応しています。

価格は、Amazonで6,999円(税込)、AliExpressで4,355円、米国Amazon.comで$59.99、です。

関連記事:Powkiddy V90徹底レビュー:コスパとカスタムでGBA SPが蘇る!

他のANBERNIC ゲーム機と比較

他にもANBERNIC のゲーム機が販売されています。ぜひチェックしてみてください。

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