豊富なオプション製品が使える「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」。早くも「機能を拡張できるのが便利そう」と評判です。しかし、その一方で、「前モデルの方が安くていいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も人も多いようです。
そこで今回は、その性能を確かめるために、次の6点を重点的に解説します。
- オプション製品(アクセサリー)
- ライト機能
- プロセッサ(CPU)
- バッテリー・充電
- 通信(5G通信、Wi-Fi、Bluetoth、GPS)
- カメラ性能
<引き継いだメリット>
- ディスプレイ
- メモリ・ストレージ
- カスタムキー
- 耐久性・防水防塵
また、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」との違いや引き継いだメリットも紹介!Antutuベンチマーク、ゲーム性能、原神のFPS、スペック、
購入前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」が発売開始!
2024年10月、中国のモバイル機器メーカー Ulefone(ウレフォン)の新製品「Armor Pad 4 Ultra」(アーマーパッド 4 ウルトラ)が発売されました。
Dimensity 6300を搭載した防水防塵 対応のAndroid 14 タブレットで、
熱を可視化するサーマルカメラを搭載したモデルも用意しています。
Ulefoneからは2024年5月に「Ulefone Armor Pad 3 Pro」が発売されています。
このタブレットは「33280mAhバッテリーで長時間使える」、「超強力LEDライトなど機能が豊富」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、充電ドックなどの豊富なアクセサリーがあることで話題になっています。
もちろん、強力なライト機能付きで、暗闇も明るく照らせますよ。
それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:Ulefone Armor Pad 4 Ultra 5G Rugged Tablet – The Ultimate Outdoor Companion – Ulefone Global
違い1:豊富なオプション製品を用意・サウンドキットや充電ドックも利用できる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」はさまざまなオプション製品が用意されています。別売ですが、これらを利用することで、機能を拡張し、さまざまなシーンで、より便利に使用することができます。
Sound Kit(サウンドキット)
タブレット本体に装着してサウンド機能を強化するオプション製品です。最大9W、114dBの大音量出力が可能で、本体を自立させることもできます。接続は8ピンコネクタを使用し、LEDで光るギミック効果もあります。
Armor Holster Pro(アーマーホルスタープロ)
キャリングケースと使えるオプション製品です。キックスタンド、ストラップ付きで、肩にかけるショルダーストラップで首にかけて使用することもできます。
ハンドストラップ
タブレットの背面に装着して、片手で持てるようにするオプション製品です。サイズは調節可能で、360度の回転にも対応します。タブレットを自立させることもできます。
10Wチャージングドック
ワイヤレスで充電できるクレードルです。タブレット本体を置くことで、10W充電を利用できます。接続は本体のポゴピンを使うため、ケーブル不要で使用できます。自立可能なスタンドとしても利用できます。
前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」と比較
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」はオプションでSound Kit(サウンドキット)、Armor Holster Pro(アーマーホルスタープロ)、ハンドストラップを利用できましたが、
10Wチャージングドックは用意されていませんでした。
新モデルは10Wチャージングドックが用意されたことで、より簡単に充電できるように改善されています。
この他にも、車内でGPSナビゲーションを利用するためのマウント「Armor Mount Max」を用意。
本体側面にuSmart 2.0規格をサポートしたuSmart Expansion Connector搭載し、外部の「内視鏡」、「デュアルカメラ内視鏡」、「180° 内視鏡」、「スーパー顕微鏡」と接続できます。
違い2:1100ルーメンの超大型LEDライトを搭載・より遠くを照らせる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は1100ルーメンの多機能ライトを搭載し、暗闇を明るく照らすことができます。
また、ライトには483個のLEDが使用されており、一般的な電球よりも明るい光で、広範囲を照らすことができます。
ライトはサイドのボタン一つで簡単に点灯/消灯を切り替えることができます。
なお、ライトは本体の背面上部に1つだけ配置されています。かなり大きなサイズです。
このライトは主に、
- キャンプやアウトドア・・・テント内や周囲を明るく照らすことができます。
- 夜間の作業・・・工事現場や車整備など、暗い場所での作業をサポートします。
- 緊急時・・・停電時や災害時など、いざという時の備えとしても役立ちます。
などで活用できます。
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」は新モデルと同じ最大1100ルーメンのライトを搭載していました。
ただし、ライトは本体背面左右に2つ配置されており、新モデルのように一つにまとめられていません。
新モデルは前モデルで2つあったライトを一つの大型のライトとしてまとめることで、
より強力な光で遠くを照らせるようになったほか、照らしたい方向を指定しやすくなっています。
違い3:MediaTek Dimensity 6300搭載でAntutuベンチマーク41万を記録
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」はMediaTek Dimensity 6300 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサはMediaTekが2024年4月に発表したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)です。
6nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のCPUを搭載し、高い処理性能と優れたバッテリー寿命を兼ね備えています。
内蔵のGPUはARMのArm Mali-G57 MC2で、MediaTek HyperEngineを搭載。Androidのゲームもスムーズに動作します。
Antutu V10 ベンチマークは総合で約 41万 (415486) 前後を記録しています。
同じプロセッサはスマートフォンの「FOSSiBOT F109」にも採用されています。
例1: Antutu V10 総合で「415486」、CPUで「137560」、GPUで「94351」、MEMで「94351」、UXで「114046」
例2: Antutu V10 総合で「398046」、CPUで「128706」、GPUで「69224」、MEMで「89634」、UXで「110482」
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」はMediaTek MT8788 プロッサを搭載し、Antutu V9.4 ベンチマーク総合で約 20万前後を記録していました。
新モデルは前モデルよりもAntutuベンチマークのスコアが約2倍高くなり、飛躍的に性能が向上しているといえます。
Dimensity 6300の性能を比較
Dimensity 6300 プロセッサと他のタブレットが搭載するCPUをAntutuベンチマーク総合で比較してみました。
すると、14機種中、4番目に高いスコアを記録していました。
多くの防水防塵タブレットはMediaTek Helio G99を搭載する傾向がありますが、
新モデルはそれよりもわずかに性能が高くなります。
<CPUランキング>
1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu総合:約 80万
2.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu総合:約 62万
3.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu総合:約 52万
4.MediaTek Dimensity 6300 (Ulefone Armor Pad 4 Ultra)
5.MediaTek Helio G99 (AGM PAD P2 ACTIVE/OUKITEL RT8/DOOGEE R20/FOSSiBOT DT2)・・・Antutu総合:約 40万
6.Unisoc T616 (UMIDIGI Active T1)・・・Antutu総合:30万 前後
7.Snapdragon 680 (Orbic TAB10R 4G/Redmi Pad SE)・・・Antutu総合:約 27万
8.MediaTek Helio G88 (Lenovo Tab B11)・・・Antutu総合:約 26万
9.UNISOC T606 (Blackview Active 6)・・・Antutu総合:約 25万
10.MediaTek MT8788 (Ulefone Armor Pad 3 Pro/DOOGEE R08/aiwa tab AS10 6)・・・Antutu総合:Antutu総合で約 20万 前後
11.MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu総合:約 20万 前後
12.Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu総合:16万 以上
13.MediaTek MT8766 (Ulefone Armor Pad Lite)・・・Antutu総合:10万 前後
14.MediaTek Helio P22 MT8768 (OUKITEL RT3)・・・Antutu総合:9万 前後
違い4:11800 mAhバッテリー搭載で33W急速充電に対応・10W充電グドックも用意
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は11800 mAhバッテリーを搭載しています。
駆動時間はスタンバイで642時間、通話で64時間、音楽再生で23時間、ビデオ再生で9時間です。
充電は33W急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。
また、他のスマホやUSB機器に給電できるリバースチャージも利用できます。
そのほか、オプションで10Wチャージングドックを用意。タブレットを置くだけで簡単に充電できます。
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」は33280 mAhバッテリーを搭載し、
スタンバイで1812時間、通話で181時間の使用が可能でした。
新モデルは前モデルよりもバッテリー容量が3分の1程度に減り、駆動時間も短くなっています。
ただし、新モデルはオプションで10Wチャージングドックを用意することで、より簡単に充電できるように改善されています。
違い5:5G通信とBluetooth 5.2に対応・Wi-Fi 5や4衛星測位のGPSナビも利用できる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。
また、Wi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、高速で途切れにくいワイヤレス通信を利用することが可能。
Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレスのイヤホンやヘッドホンなどともスムーズに接続できます。
そのほか、4つの衛星測位(GPS/GLONASS/Beidou/Galileo)に対応し、より正確な位置情報をもとにしたGPSナビゲーションが利用可能。
NFC対応でGoogle Payによるキャッシュレスの電子マネー決済も利用できます。
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」は4G通信対応で、5G通信には対応していませんでした。
また、Bluetoothのバージョンは4.2を採用していました。
Wi-Fi 5のデュアルバンド、4つの衛星測位、NFC(Google Pay)による電子マネー決済に対応している点は新モデルと同じです。
違い6:背面50MPカメラと前面32MPカメラで撮影できる・サーマルカメラも用意
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は背面に50MPカメラを、前面に32MPカメラを搭載し、さまざまな機能も利用できます。
背面カメラでは、AIシーン検出やシーンモード、手ぶれ補正、ナイトショット(夜景モード)、プロモード、ポートレートモード、スローモーション機能などを利用できます。
また、前面カメラではビューティーモード、モノモード(白黒)などを利用できます。
そのほか、標準モデル以外にサーマルカメラを搭載したモデルを用意。
-10°C to 550°Cまでの熱を可視化して測定することができます。
<カメラの仕様>
背面カメラ・・・50MP (f1.95、85°)
前面カメラ・・・32MP (f2.45、80.4°)
<動画撮影>
背面:2K 30fps / 前面:1080P 30fps
<カメラの機能>
(背面)通常モード、モノモード、ビューティーモード、50MPモード、ポートレート、プロモード、スローモーション、ナイトショット、スキャン
AIシーン検出、グリッドライン、セルフタイマー、キャプチャモード、シーンモード、手ぶれ補正、ジオタグ、ZSD、サウンドスイッチ、ウォーターマーク、ホワイトバランス、ISO、フリッカー防止、ボリュームキー、連続撮影、デフォルトに戻す、キャンプライト
(前面)通常モード、モノモード、ビューティーモード、グリッドライン、セルフタイマー、キャプチャモード、シーンモード、手ぶれ補正、ジオタグ、ZSD、サウンドスイッチ、ミラースイッチ、ウォーターマーク、ホワイトバランス、ISO、フリッカー防止、音量キー、デフォルトに戻す、キャンプライト
一方、前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」は背面に50MPカメラを、前面に32MPカメラを搭載し、新モデルと同じ機能を利用できました。
ただし、新モデルとは異なり、熱を感知するサーマルカメラ搭載モデルは用意されていませんでした。
「Ulefone Armor Pad 3 Pro」から引き継いだメリット
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」が前モデル「Ulefone Armor Pad 3 Pro」から引き継いだメリットを紹介します。
メリット1:10.36インチの2Kディスプレイ・明るくワイドに表示できる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は10.36インチ(解像度 1200 x 2000 ドット)のIPS ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは輝度500nit、画面比率 80%の明るくワイドで2K液晶で、強化ガラスのCorning Gorilla Glass 5で保護されています。
メリット2:最大16GBのメモリと256GBストレージ搭載で快適に使用できる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は大容量のメモリとストレージを搭載し、快適に使用できます。
メモリ容量は8GBで、+8GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張・増設できます。
また、ストレージ容量は256GBで、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張・増設できます。
メリット3:カスタムキーを搭載・ライトのON/OFFやSOS発信に割り当てられる
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は本体の側面に物理的なカスタムキーを搭載。
ライトのオンオフ、カメラの起動、SOS発信やライトの点灯、特定のアプリの起動など、
さまざまな機能をカスタムキーに割り当てて、瞬時に利用したい機能やアプリにアクセスできます。
メリット4:IP68/IP69Kの防水防塵で水没にも耐えられる・MIL規格にも対応
新モデル「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」はIP68/IP69Kの防水防塵に対応しています。
「IP68」の「6」は防塵性能が6段階中「6」であることを、「8」は防水性能が8段階中「8」であることを表しています。
そのため、「あらゆる方向からのノズルによる噴流水」、「水深1.5mの水没」に耐えることが可能で、直径75μm以下の埃の侵入も防ぎます。
「IP69K」の「IP6」は粉塵混入に対するロードセルの最高保護を意味しています。
「9K」は高圧またはスチームクリーニングにおいても水分が本体内に混入しないことを表しています。
また、アメリカ規格「MIL-STD-810H」に対応し、さまざまな耐久性テストをクリア。
高い耐久性能で過酷な自然環境下でも使用できることが証明されています。
※「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」のデザインはこちらのYouTube動画で確認できます。ぜひご覧ください。
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」のデメリット
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」のデメリットを紹介します。
デメリット:Wi-Fi 6に対応していない
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」はWi-Fi 6に対応していません。
そのため、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信を利用することができません。
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」のスペック
- モデル Armor Pad 4 Ultra / Armor Pad 4 Ultra Thermal
- ディスプレイ 10.36インチ、解像度 1200 x 2000 ドットのIPS
※2K/5:3/225ppi/500nit/画面比率 80%/Corning Gorilla Glass 5 - プロセッサ MediaTek Dimensity 6300 MT6835T
※6nm/64bit/8コア/最大2.4GHz - CPU architecture: 8, 4 x Arm Cortex-A76 2.4GHz, 4 x Arm Cortex-A55 2.0GHz
- GPU Arm Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ) 8GB
- 仮想メモリ +8GBで最大16GBまで
- ストレージ 256GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで拡張可能
- バッテリー 11800 mAh
- 駆動時間 スタンバイで642時間、通話で64時間、音楽再生で23時間、ビデオ再生で9時間
- 充電 33W急速充電、10Wドック充電、リバースチャージ
- 背面カメラ 50MP (f1.95、85°)
- 前面カメラ 32MP (f2.45、80.4°)
- 動画撮影 背面:2K 30fps / 前面:1080P 30fps
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 衛星測位 GPS/GLONASS/Beidou/Galileo
- NFC Google Payをサポート
- インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、拡張コネクタ(uSmart Connector、Sound Connector)、Pogo Pin、LEDライトボタン、カスタムキー、HDMIポート、NanSIM/SDカードスロット
- センサー 重力センサー、加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、クーロンカウンター
- 映像出力 HDMI出力に対応
- スピーカー デュアル ステレオスピーカー
- マイク デュアルマイク
- ライト 最大 1100 ルーメン、483 個の LED、最大電力 5.5W、IPX8 防水
- 防水防塵 IP68/IP69K
- 耐久性 MIL-STD-810H
- カスタムキー(ショートカットキー) 対応
- アウトドアツール(デジタルツール) 対応
- 拡張コネクタ マイクロスコープ(電子顕微鏡)などの外部機器に接続可能
- オプション ハンドストラップ(Comfortable Grip、キックスタンド付き)、サウンドキット(最大9W、114dB)、Armor Mount Max、充電用ドック
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- OS Android 14 ※ピュアAndroid、Google Playストア対応
- サイズ 261.7 x 166.8 x 14.3 mm
- 重量 非公開
- カラー ブラック
- 5G通信 対応
対応バンド
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- 5G Sub-6: N1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/41/66/71/77/78/79
- 4G FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28A/28B/66/71、TDD-LTE: B34/38/39/40/41
- 3G WCDMA: B1/2/4/5/8
- 2G GSM: B2/3/5/8
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
ゲーム性能
MediaTek Dimensity 6300 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。
人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。
グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
- 原神 Genshin Impact・・・31 FPS
- PUBG Mobile・・・33 FPS
- Call of Duty: Mobile・・・38 FPS
- フォートナイト Fortnite・・・27 FPS
- Shadowgun Legends・・・60 FPS
- World of Tanks Blitz・・・60 FPS
- Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」の評価
7つの基準で「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★
耐久性:★★★★★
デザイン:★★★
通信:★★★★
機能(拡張性):★★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2024年5月に発売された「Ulefone Armor Pad 3 Pro」の後継モデルで、
標準版と熱を可視化するサーマルカメラ搭載モデルの2種類を用意しています。
前モデルからOSやプロセッサを一新し、新たに5G通信に対応。
充電ドックなど新しいオプションも使えるようになっています。
他の防水防塵タブレットとの大きな違いはオプション製品が豊富なことです。
特にSound Kit(サウンドキット)で音質を強化できる点や10Wチャージングドックで簡単に充電できる点が非常に便利です。
本体は一般的なタブレットよりも重いですが、
持ち運びに便利なArmor Holster Pro(アーマーホルスタープロ)やハンドストラップも用意されており、利便性は非常に高いといえます。
その他にも、外部の内視鏡や顕微鏡を接続できるコネクタを搭載しており、オプション製品に関してはタブレットの中で最も豊富に用意されているといえます。
ハードウェアに関する性能も非常に高いものを持っています。
MediaTek Dimensity 6300と最大16GBメモリで高速に動作できるほか、大容量の256GBストレージ、スタンバイで642時間使用できる11800 mAhのバッテリーを搭載。
AI対応の背面50MPカメラ、前面32MPカメラも搭載し、なんと有線で映像出力できるHDMIポートまで搭載されています。
機能面では最大 1100 ルーメンの強力なライト機能に加え、物理的なカスタムキー(ショートカットキー)やアウトドアツール(デジタルツール)、指紋認証、顔認証まで対応しています。
もちろん、IP68/IP69K防水防塵とMIL-STD-810H対応で、過酷な自然環境下でも利用できるタフネス性能もバッチリ備えています。
アウトドアであると便利な4衛星測位のGPSナビゲーションや5G通信も利用できるなど、欠点が少ない、ほぼ完ぺきな性能を備えています。
気になる価格は、標準モデルで約4万2千円台、サーマルカメラ搭載モデルで約4万9千円台と5万円以下の価格になっています。
日本で発売されると高額になると思いますが、この性能で5万円以下になっているのは非常に驚きです。
豊富なオプション製品がある、機能性に優れた防水防塵 対応のタブレットを探している人におすすめです。
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」の価格・販売先
ECサイト
AliExpressで42,334円(※サーマル版は49,894円)、
で販売されています。
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ヤフーショッピングで「Ulefone Armor Pad」をチェックする
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「Ulefone Armor Pad 4 Ultra」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「AGM PAD P2 ACTIVE」
AGMから発売された11インチのタフネス タブレットです。Android 14、MediaTek Helio G99 (MT8781) 、8GBメモリ、10.95のフルHD+液晶、256GBストレージ、7850mAhバッテリ、背面50MPカメラ、前面8MPカメラ搭載で、
IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H(耐衝撃)、保護ケース(360°回転スタンド、ショルダーストラップ付き、付属)、
20W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、クアッド BOXステレオスピーカー、4G LET通信、デュアル シリコンマイク、Bluetooth ワイヤレスキーボード(別売)、スタイラスペン(別売)、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSナビゲーションに対応しています。
価格は、Amazonで47,899円(税込・ケース付き)、楽天市場で46,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,800円、AliExpressで32,657円、米国 Amazon.comで$299.99 です。
関連記事:防水で高性能「AGM PAD P2 ACTIVE」のメリット・デメリット
「OUKITEL RT8」
OUKITELから発売されたAndroid 13搭載の11型 タブレットです。MediaTek Helio G99、11インチの2K液晶、256GBストレージ、20000 mAh バッテリー、背面48MP+20MP+5MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ搭載で、リフレッシュレート 90Hz、4G LET通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、ハンドストラップ、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで52,900円(6000円OFFクーポン付き)、楽天市場で61,506円(送料無料)、AliExpressで36,740円円です。
関連記事:防水タブレット「OUKITEL RT8」は高評価に値するか? 性能を詳細にチェック
「DOOGEE R20」
DOOGEEから発売された10.4インチの防水タブレットです(2024/1/30発売)。Android 13、MediaTek Helio G99 (MT8781) 、8GB LPDDR4Xメモリ、2.4K液晶、256GB UFS2.1ストレージ、21600mAhバッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大20GBメモリ、Smart-PA クアッドスピーカー 、4G LET通信、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、Widevine L1、サイド指紋認証、顔認証、ハンドストラップ(付属)、メタルホルダー(オプション・自立可能なスタンド)、Bluetoothタッチキーボード(オプション)、1024段階の筆圧ペン(オプション)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth5.2、5衛星測位に対応したGPSナビゲーションに対応しています。
価格は、Amazonで35,900円、楽天市場で48,625円(送料無料)、です。
関連記事:「DOOGEE R20」カメラも超強力? 人気 タフネス タブレットと徹底 比較!
「Blackview Active 8 Pro」
Blackviewから発売されたAndroid 13ベースのDokeOS_P 3.0搭載の10.36型 タブレットです。MediaTek Helio G99、2.4KのIPS液晶、256GBストレージ、22000 mAhバッテリー、背面48MPのメインカメラ、前面16MPのフロントカメラ搭載で、IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H、Harman KardonのクアッドPA BOXスピーカー、冷却システム、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、楽天市場で26,800円(送料無料・中古品)、AliExpressで37,496円、米国 Amazon.comで$359.99です。
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