2025年7月に発売されたシャオミの「Redmi Pad 2」。前モデルから大きく進化した、この11インチタブレットはその優れたコストパフォーマンスで大きな注目を集めています。
このレビューでは、Redmi Pad 2が日々のエンターテイメントや学習、軽い作業をどれだけ快適にするのか、その実力を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Redmi Pad 2 の長所(Pros):
- 価格を大きく超える高級感のあるメタルユニボディデザイン
- クラス最高レベルの2.5K高精細ディスプレイ
- ペンとキーボードに対応し、生産性が飛躍的に向上
- 9000mAhの大容量バッテリーによる安心のスタミナ
- Xiaomiスマホとのシームレスな連携機能
Redmi Pad 2 の短所(Cons):
- プロセッサ性能は前モデルから据え置き
- 負荷の重い3Dゲームには不向き
- フロントカメラの性能が前モデルより低下
- 指紋認証センサーが非搭載
総合評価:
Redmi Pad 2は、動画視聴や電子書籍といったエンタメ用途を主軸に、メモ取りや軽い文書作成といった生産性も両立させた、極めてバランスの取れたタブレットです。特に、その優れたコストパフォーマンスは、初めてタブレットを購入する方から2台目のサブ機を探している方まで、幅広いユーザーにおすすめできます。
<この記事で分かること>
- 高級感あふれるデザインと、前モデルからのサイズ・重量の変化
- 2.5K高精細ディスプレイの画質と、屋外での見やすさ
- Helio G100-UltraプロセッサのAnTuTuベンチマークスコアと日常使いでのパフォーマンス
- 『原神』や『ウマ娘』など人気ゲームの動作フレームレート(FPS)
- 9000mAh大容量バッテリーの実際の駆動時間と充電速度
- Dolby Atmos対応クアッドスピーカーの音質と、カメラの実用性
- Redmi Smart Penの書き心地と、キーボード接続時の使用感
- Xiaomi HyperOS 2によるスマホ連携機能の具体的なメリット
- Redmi Pad SEやOPPO Pad Neoなど、ライバル機種との徹底比較
- Redmi Pad 2のメリット・デメリットの総まとめ
- 項目別の5段階評価と、詳細な総評
- 最新の価格と、お得に購入できる場所
この記事を最後まで読むことで、本当に「Redmi Pad 2」が必要なのか、購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。タブレット選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Redmi Pad 2 – Xiaomi Japan
デザイン:Redmi Pad 2 ~高級感と実用性を両立したメタルユニボディ~
ここでは、Redmi Pad 2のデザイン、特に前モデル「Redmi Pad」から進化したポイントや、日常での使い勝手を左右するボタンとポートの配置について、実際に手に取った感触を交えながら詳しくレビューしていきます。
手にした瞬間に伝わる高級感と、豊富なカラーバリエーション
Redmi Pad 2を箱から取り出して最初に感じたのは、ひんやりとした金属特有の感触と、そのしっかりとした作り込みです。前モデルの「Redmi Pad」もアルミユニボディによる質感の高さで評価されていましたが、Redmi Pad 2はその良さを確かに受け継いでいます。つや消しのマット仕上げが施された背面は、指紋や皮脂がほとんど目立たないため、ケースを付けずに使っていても綺麗な状態を保ちやすいのが嬉しいポイントです 。
カラーバリエーションは、Wi-Fiモデルでは「グラファイトグレー」「ミントグリーン」「ラベンダーパープル」のスタイリッシュな3色が用意されています 。前モデルの「ムーンライトシルバー」に代わり、新たに落ち着いた色合いの「ラベンダーパープル」が加わった形です 。一方で、4G対応モデルは「グラファイトグレー」と「ミントグリーン」の2色展開となります 。
前モデルから見るサイズ・重量の変化と付属品
Redmi Pad 2のサイズは高さ254.58mm、幅166.04mm、厚さ7.36mmとなっており 、前モデル「Redmi Pad」(高さ250.38mm、幅157.98mm、厚さ7.05mm)と比較すると、高さで4.2mm、幅で8.06mm、厚さで0.31mm大きくなっています 。
重量もWi-Fiモデルが約510g、4Gモデルが519gと、前モデルの445gから約65g以上増加しました 。このずっしりとした重みは、バッテリーが8000mAhから9000mAhへと増量されたことを思えば納得のいく範囲です 。
付属品にも変更点が見られます。Redmi Pad 2にはACアダプタ、USB Type-Cケーブル、SD取り出し用ピンなどが同梱されていますが、付属の充電器は15W仕様です 。一方、前モデル「Redmi Pad」には22.5Wの充電器が同梱されていました 。ただし、どちらのモデルも本体の急速充電性能は最大18W対応なので、この変更が充電時間に大きく影響するわけではありません 。なお、どちらのモデルもディスプレイ保護フィルムは最初から貼られていないため、別途用意する必要があります 。
使いやすさを追求したボタンとポートの配置
使いやすさを大きく左右するボタンやポートの配置は、非常に洗練されていると感じます。横持ちした際に電源ボタンが左側面の上部に、音量ボタンが上面の左側にくるレイアウトは、iPadにも似ており直感的に操作できました 。
デザイン面での大きな変更点として、待望の3.5mmイヤホンジャックが本体下部に搭載されたことが挙げられます 。前モデル「Redmi Pad」では非搭載だったこのポートが復活したことで、デザインの利便性が向上しました 。同じく下部にはUSB Type-Cポートが配置されていますが、データ転送速度はUSB 2.0規格となります 。
右側面にはmicroSDカードスロットがすっきりと収められています 。4Gモデルでは、このカードスロットがNanoSIMにも対応するハイブリッド仕様になっており、Wi-Fiのない環境でも通信が可能になる点が大きな魅力です 。
さらに、サウンド体験の要となるスピーカーは、合計4つのクアッドスピーカーが搭載されています 。横向きに持った際に左右となる本体の短辺に2つずつ配置されており、動画視聴やゲームプレイ時に手で音を塞いでしまうことがないよう、巧みに設計されています 。
まとめ:デザイン
- 第一印象:前モデルの質感を継承した、指紋が目立ちにくい高級感のあるメタルユニボディ 。
- カラーバリエーション:Wi-Fiモデルは3色、4Gモデルは2色展開で、前モデルにはなかったラベンダーパープルが追加された 。
- サイズと重量:前モデルより一回り大きく、約65g以上重くなったが、これは大容量バッテリー搭載によるもの 。
- 付属品:ACアダプタやケーブルは同梱されているが、付属充電器の出力が前モデルの22.5Wから15Wに変更されている 。
- インターフェース:待望の3.5mmイヤホンジャックが搭載され、USB-CポートはUSB 2.0規格に対応 。4GモデルはNanoSIMスロットも備える 。
- スピーカー配置:横持ちでの視聴を妨げないよう、本体の短辺に2つずつ、合計4つのクアッドスピーカーを搭載 。
ディスプレイ:Redmi Pad 2 ~2.5K解像度が織りなす、新たな映像体験の世界へ~
ここでは、Redmi Pad 2のディスプレイについて、前モデル「Redmi Pad」からどれほど進化したのか、そしてその高精細な画面が日々のエンターテイメントをどう変えるのか、実際の使用感を交えながら詳しくレビューしていきます。
より大きく、より鮮明に。手にした瞬間から違いを実感
Redmi Pad 2の電源を入れ、最初に目に飛び込んできた映像の鮮やかさには、思わず息をのみました。ディスプレイは視野角が広く、自然な発色が特徴のIPS LCDパネルを採用しています 。画面サイズは11インチへと大型化し、前モデル「Redmi Pad」の10.61インチと比べて一回り大きなサイズ感です 。しかし、進化は大きさだけではありません。
最大の魅力は、2.5K(2560×1600)へと向上した解像度にあります 。画素密度は前モデルの220ppiから274ppiへと大幅にアップしており、その差は歴然 。ホーム画面に並んだアプリアイコンの輪郭ですら、くっきりとシャープに見えるのには驚きました。
映像コンテンツへの没入感が新たなレベルへ
この高精細ディスプレイの真価は、動画視聴で最大限に発揮されます。Widevine L1に対応しているため、Amazon Prime VideoやNetflixといった動画配信サービスを本来の高画質で楽しむことが可能です 。
試しにNetflixで映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を視聴したところ、パンドラの豊かな自然や生き物たちの質感が驚くほどリアルに描かれ、まるでその世界に自分がいるかのような深い没入感を味わえました。10億7000万色の色深度がもたらす、深みのある自然な色合いも、この感動を一層引き立ててくれます 。
90Hzの滑らかさと、賢い付き合い方
最大90HzのAdaptiveSyncリフレッシュレートは、日常の操作を非常に快適なものにしてくれます 。ウェブサイトの閲覧やSNSのタイムラインをスクロールする際の滑らかさは、一度体験すると60Hzには戻れないと感じるほどです。ただ、使っていて気づいたのは、Chromeブラウザなど一部のアプリではリフレッシュレートが60Hzに制限されてしまう点です 。
しかし、ブラウザをMicrosoft Edgeに切り替えることで、90Hzの滑らかなスクロールを存分に体感できました 。アプリによって最適な使い方を見つけるのが、このディスプレイの性能を最大限に引き出すコツかもしれません。
屋外での視認性と目に優しいアイケア機能
ディスプレイの輝度は、室内で使う分には全く問題なく、むしろ非常に明るく感じます。しかし、公称値で最大600nits(屋外モード)とされていますが、夏の晴れた日に公園のベンチで使ってみたところ、直射日光の下では少し画面が見づらく感じる場面もありました 。
一方で、TÜV Rheinlandの低ブルーライトやフリッカーフリーといった複数のアイケア認証を取得している点は、長時間の利用で大きなメリットとなります 。夜、ベッドに入ってから電子書籍を読む際に、目の疲れ方が以前よりずっと軽くなったのは嬉しい発見でした。
<Redmi Pad 2のディスプレイ仕様>
- サイズ:11インチ
- 種類:IPS LCD
- 解像度:2560 x 1600 (2.5K), 274 ppi
- リフレッシュレート:最大90Hz (AdaptiveSync)
- 輝度:500nits (標準), 600nits (屋外モード)
- 色深度:10億7000万色
- コントラスト比:1500:1
- 認証:TÜV Rheinland低ブルーライト(ソフトウェアソリューション)認証済み, TÜV Rheinlandフリッカーフリー認証, TÜV Rheinlandサーカディアンフレンドリー認証
まとめ:ディスプレイ
- 画面サイズと解像度:前モデルの10.61インチ・2Kから、11インチ・2.5Kへと大型化・高精細化し、圧倒的な情報量と没入感を実現。
- 映像品質:視野角が広く自然な発色のIPS LCDパネルと、10億7000万色の色表現による、深みと自然さを両立した映像美が魅力。
- リフレッシュレート:最大90Hz対応でスクロールは滑らかだが、アプリによっては60Hzに制限される場合があるため、ブラウザの選択などの工夫が必要。
- 輝度と視認性:室内では十分な明るさを確保しているが、直射日光下では物足りなさを感じることも。
- アイケア機能:TÜV Rheinlandの認証を複数取得しており、長時間の電子書籍閲覧などでも目が疲れにくい。
パフォーマンス:Redmi Pad 2 ~日常を快適にするプロセッサ、Helio G100-Ultraの実力~
ここでは、Redmi Pad 2の頭脳であるプロセッサ「MediaTek Helio G100-Ultra」の性能を深掘りし、メモリやストレージの仕様と合わせて、実際の使用感でどれほど快適に動作するのかを、前モデル「Redmi Pad」と比較しながらレビューしていきます。
プロセッサ「Helio G100-Ultra」の正体:進化と継承
Redmi Pad 2のパフォーマンスを支えるのは、MediaTek製のプロセッサ「Helio G100-Ultra」です 。これは前モデル「Redmi Pad」に搭載されていた「Helio G99」の実質的な後継チップにあたりますが 、興味深いことに、その基本設計は非常に似通っています。
どちらもTSMCの効率的な6nmプロセスで製造され、CPUはパワフルなCortex-A76を2基(最大2.2GHz)と、省電力なCortex-A55を6基(最大2.0GHz)組み合わせたオクタコア構成 。グラフィックスを担うGPUも同じくMali-G57 MC2です 。
ハードウェアスペックがほぼ同じであるにも関わらず、Redmi Pad 2が「よりパワフルなパフォーマンス」と謳うのには理由があります。それは、最新OS「Xiaomi HyperOS 2」の存在です 。実際に使ってみると、アプリの切り替えやUIの操作感が非常に洗練されており、ソフトウェアの最適化によってハードウェアの性能が最大限に引き出されている感覚を覚えました。客観的な数値を見ても、Geekbench 6のスコアはシングルコアが約733、マルチコアが約2,033と、日々のタスクを快適にこなすには十分な性能を示しています 。
メモリとストレージ:体感速度を支える高速仕様
プロセッサの性能を活かすには、メモリ(RAM)とストレージの速度も重要です。Redmi Pad 2はこの点でも抜かりなく、最大転送速度4266Mbpsを誇る高速な「LPDDR4X」規格のメモリと、「UFS 2.2」規格のストレージを採用しています 。LPDDR4Xは従来のLPDDR4に比べて消費電力を抑えつつ高速に動作し、UFS 2.2は「WriteBooster」という技術でデータの書き込みを高速化することで、アプリの起動やデータの読み込み時間を短縮してくれます 。
この恩恵は、日常のあらゆる場面で実感できました。実際にストレージの速度を計測してみると、読み込み(シーケンシャルリード)で993.3MB/s、書き込み(シーケンシャルライト)で510.3MB/sという非常に高速な数値を記録しました 。これにより、写真ギャラリーで高解像度の画像を大量に表示させたり、ファイルマネージャーで大きなデータをコピーしたりする際の待ち時間が明らかに短く、このキビキビとした動作は一度体験すると手放せなくなります。さらに、microSDカードによって最大2TBまで容量を拡張できるため、動画や電子書籍を大量に保存しても安心です 。
実使用シーンでのパフォーマンス:マルチタスクは得意?
実際のアプリ使用感も非常に良好です。Edgeブラウザで複数のタブを開きながら調べ物をしたり、WPS Officeで資料を編集したりといった作業は、実にスムーズにこなせます。YouTubeで4K動画を再生しながらコメント欄をスクロールしても、カクつくことはありませんでした。簡単な動画編集なら、CapCutのようなアプリで短いクリップをつなぎ合わせる程度の作業は、快適に行えました。
ただし、より負荷のかかるマルチタスクには注意が必要です。私が試した4GBメモリモデルでは、Googleマップでナビを表示しながらSpotifyで音楽を再生するといった使い方で、稀にアプリの再読み込みが発生することがありました 。Webブラウジングや動画視聴といった単一のタスクが中心であれば全く問題ありませんが、複数のアプリを頻繁に行き来するような使い方を想定しているなら、より余裕のある8GBモデルを選択することをおすすめします。
<Redmi Pad 2のCPU仕様>
- プロセッサ名:MediaTek Helio G100-Ultra
- 製造プロセス:TSMC 6nm
- CPU:2× Cortex-A76 @最大2.2GHz + 6× Cortex-A55 @最大2.0GHz
- GPU:Mali-G57 MC2
まとめ:パフォーマンス
- プロセッサ性能:前モデルとハードウェア性能は同等ながら、日常使いには十分なパワーを持つHelio G100-Ultraを搭載 。
- OSの進化:新OS「Xiaomi HyperOS 2」による最適化で、スペック以上の快適な操作感を実現 。
- メモリとストレージ:最大転送速度4266MbpsのLPDDR4Xと、高速な読み書き(読込993.3MB/s, 書込510.3MB/s)を誇るUFS 2.2の組み合わせが体感速度を向上 。
- 実用シーン:Web閲覧、動画視聴、軽いオフィス作業は非常に快適。ただし、ヘビーなマルチタスクはメモリ容量によって左右される 。
- ストレージ拡張性:最大2TBのmicroSDカードに対応し、容量不足の心配は無用 。
Antutuベンチマーク
Redmi Pad 2が搭載するMediaTek Helio G100-Ultra プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 40万点(403538)を記録しています。
例1: Antutu V10.5.1 総合で「403538」、CPUで「122963」、GPUで「65156」、MEMで「109948」、UXで「105471」
例2: Antutu V10.5.1 総合で「420811」、CPUで「130100」、GPUで「67151」、MEMで「120997」、UXで「102563」
一方、前モデル「Redmi Pad」は、MediaTek Helio G99プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万点(409609)を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「409609」、CPUで「134679」、GPUで「65773」、MEMで「108471」、UXで「100686」
Redmi Pad 2は新しいプロセッサに変更されましたが、Antutuベンチマークのスコアは、前モデル「Redmi Pad」とほぼ同じくらいになっています。
MediaTek Helio G100-Ultra 性能を比較
Redmi Pad 2が搭載するMediaTek Helio G100-Ultra プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:62万
- UNISOC T760 (nubia Pad SE)・・・Antutu:50万
- Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・Antutu:43万
- MediaTek Helio G100-Ultra (Redmi Pad 2)・・・Antutu:40万
- Helio G99 (Redmi Pad/Alldocube iPlay 70 Pro/OPPO Pad Neo)・・・Antutu:40万
- Allwinner A733 (TECLAST P50AI)・・・Antutu:32万
- Unisoc T620 (DOOGEE T36/ Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万
- Unisoc T615 (Blackview MEGA 2)・・・Antutu:29万
- Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:27万
- UNISOC T606 (UNISOC T606)・・・Antutu:25万
<比較して分かること>
MediaTek Helio G100-Ultraは、ミドルレンジ市場においてコストパフォーマンスのバランスが取れたチップセットです。AnTuTuスコア40万点という数値は、前世代のミドルレンジチップであるHelio G99と同等の性能を示しており、多くのユーザーにとって満足のいくパフォーマンスを提供します。具体的には、ウェブブラウジング、高解像度の動画コンテンツのストリーミング再生、電子書籍の閲覧、そして多くのカジュアルゲームといった用途であれば、ストレスを感じることはほとんどないでしょう。
ただし、グラフィック設定を最高にした状態での高度な3Dゲームのプレイや、専門的な動画編集といった非常に高い処理能力を要求される作業には、Snapdragon 7s Gen 2などのさらに高性能なチップセットを搭載したデバイスが適しています。
ゲーム性能
Redmi Pad 2が搭載する「MediaTek Helio G100-Ultra」は、日常使いでは非常に快適なプロセッサですが、ゲームとなると話は別です。果たして人気のゲームタイトルをどれだけ快適にプレイできるのか、実際にいくつかのゲームを試してみました。
原神 (Genshin Impact):画質設定の割り切りが必須
まず、グラフィック負荷が高いことで有名な『原神』を試してみました。設定を「低」にすることで、広大なテイワット大陸を探索している間は30fps前後でなんとか動作します。しかし、複数の敵と派手なエフェクトが入り乱れる戦闘になると、フレームレートは20fps台まで落ち込み、画面がカクつくのがはっきりと分かりました。快適に冒険を続けるには、美しい景色を少し犠牲にする覚悟が必要です。
フォートナイト (Fortnite):終盤の激戦では性能不足も
次に、人気のバトルロイヤル『フォートナイト』です。こちらもグラフィック設定を「低」まで落とすことで、平均30fpsでのプレイは可能でした。序盤は問題なく資材集めや移動ができますが、終盤の建築バトルが激しくなるとパフォーマンスが不安定になり、フレームレートは20fps台に落ち込むことも。勝利を目指すなら、やはり画質面での妥協は避けられません。
Call of Duty: Warzone Mobile:本格的な体験には力不足
スマートフォンゲームの中でも特に高いスペックが要求される『Call of Duty: Warzone Mobile』は、このタブレットにとって最も厳しい挑戦となりました。グラフィック設定を「最低」にしても、安定した30fpsを維持するのは難しく、平均して20~25fpsでの動作となります。敵と遭遇した瞬間にフレームレートが落ち込むため、精密な射撃が求められる場面ではかなり不利に感じました。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス:物語に浸るには十分な性能
コマンドバトルRPGである『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』は、比較的快適に楽しむことができました。グラフィック設定を「中」にしても、バトルやイベントシーンで30fpsを維持して安定して動作します。一部の派手な召喚獣の演出で一瞬もたつくことはありましたが、物語への没入を妨げるほどではなく、FF7の世界を十分に満喫できました。
アスファルト:Legends Unite:爽快なレース体験が可能
美しいグラフィックのレースゲーム『アスファルト:Legends Unite』は、驚くほどスムーズに動作しました。ゲームの最適化が進んでいるおかげか、中品質の設定でも30fpsを安定して維持し、ニトロを使った際のスピード感も損なわれることなく、爽快なレース体験が可能です。60fpsでのプレイは望めませんが、カジュアルに楽しむ分には全く問題ありません。
ウマ娘 プリティーダービー:育成もライブも滑らかに
最後に、育成シミュレーションの『ウマ娘 プリティーダービー』です。このゲームの要であるレースシーンや華やかなウイニングライブも、「標準」画質設定で30fpsを保ち、滑らかに再生されました。多くのウマ娘が出走するG1レースでもカクつきはほとんどなく、愛バの活躍をストレスなく見守ることができました。
まとめ:カジュアルゲームを中心に楽しむユーザーに最適
MediaTek Helio G100-Ultraのゲーム性能は、ミドルレンジとして期待通りの結果でした。『ウマ娘』や『アスファルト』のように、最適化が進んでいるゲームや、激しいリアルタイムアクションを要求しないタイトルであれば、画質を調整することで十分に快適に遊べます。
一方で、『原神』や『Call of Duty: Warzone Mobile』のような極めて高いグラフィック性能を求める最新の3Dゲームでは、画質を大幅に下げてもフレームレートの低下は避けられません。これらの高負荷ゲームを最高設定で滑らかにプレイしたい方には不向きですが、カジュアルなゲームを美しい大画面で楽しみたい、あるいは特定のゲームを割り切った設定でプレイする、といった使い方であれば、Redmi Pad 2は十分な実用性を持つ一台と言えるでしょう。
バッテリー:Redmi Pad 2 ~9000mAhの大容量で、充電の不安から解放される一日~
ここでは、タブレットを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるバッテリー性能に焦点を当てます。Redmi Pad 2が搭載する9000mAhの大容量バッテリーが、前モデル「Redmi Pad」からどれほど進化し、私たちの使い方にどのような変化をもたらすのか、実際の使用体験を基に詳しくレビューしていきます。
純粋な進化:1000mAh増量した圧倒的なスタミナ
Redmi Pad 2を手にして最も心強く感じたのが、そのバッテリー容量です。前モデル「Redmi Pad」の8,000mAhでも十分な容量でしたが、Redmi Pad 2ではそれを1,000mAhも上回る9,000mAhへと進化しました 。この大容量バッテリーがもたらす安心感は、日常生活の様々な場面で実感できました。
例えば、ある平日に朝100%の状態で家を出て、往復の通勤電車で約2時間、ダウンロードしておいたAmazon Prime Videoのドラマを視聴した際のバッテリー消費は10%ほどでした。日中も、仕事の合間に約3時間、WebブラウジングやSNSをチェックしましたが、それでもバッテリーは15%ほどしか減りません。結局、夜帰宅した時点でもバッテリー残量は70%以上を保っており、充電のことを一日中全く気にせずに済んだのは、非常に快適な体験でした。
多様な使い方に応える、驚きのバッテリー持続時間
公式データでは動画再生17時間とされていますが、実際の使用感は使い方によって様々です 。客観的なバッテリー性能を測るテスト(PCMark for Android)では、画面の輝度を最大にした状態で8時間1分という結果が出ており 、Webブラウジングや動画ストリーミングなどを組み合わせた、よりアクティブな使い方を想定したテストでも11時間9分という非常に良好な数値を記録しています 。
私自身の体験では、そのスタミナに何度も驚かされました。ある休日に、室内(ダークモード、輝度自動)でYouTubeをフルHD画質で5時間連続視聴してみたところ、バッテリー消費はわずか15%でした 。このペースなら、単純計算で30時間以上も視聴できることになり、その省電力性能の高さが伺えます。また別の日には、Webブラウジングや電子書籍の閲覧を中心に、合計で13時間ほど充電なしで使えた日もあり 、まさに一日中遊びつくせるバッテリー持ちだと断言できます。
充電性能:知っておきたい同梱品と充電時間
充電性能については、Redmi Pad 2は最大18Wの急速充電に対応しています 。ただし、ここで一つ注意点があります。製品に同梱されているACアダプタは15W仕様のため、このタブレットが持つポテンシャルを最大限に引き出すには、別途18W以上に対応したPD充電器を用意するのがおすすめです 。ちなみに、前モデルの「Redmi Pad」には22.5Wの充電器が同梱されていました 。
実際にバッテリー残量が27%の状態から手持ちの18W充電器で充電してみたところ、100%になるまでにかかった時間はおよそ1時間53分でした 。就寝前に充電しておけば翌朝には満タンになっているので日常使いで困ることはありませんが、「急速」という言葉からイメージするほどのスピード感ではない、というのが正直な感想です。
<Redmi Pad 2のバッテリー仕様>
- バッテリー容量:9000mAh (標準値)
- 充電仕様:18W急速充電対応 (PD2.0/QC2.0対応)
- 同梱充電器:15W ACアダプタ (試供品)
- ポート:USB Type-C (USB2.0)
まとめ:バッテリー
- バッテリー容量:前モデルから1000mAh増量した、安心の9000mAhを搭載。
- バッテリー持続時間:使用状況によるが、高輝度での動画再生テストで8時間以上、Webやストリーミングを組み合わせた使い方で11時間以上という優れた結果も出ており、非常に良好。
- 充電性能:18W急速充電に対応しているが、最速での充電には別途対応充電器の用意がおすすめ。
- 同梱充電器:付属のACアダプタは15W仕様で、前モデルの22.5Wからはスペックダウンしている点に注意が必要。
オーディオとカメラ性能:Redmi Pad 2 ~エンタメを格上げするサウンドと、実用十分な画質~
ここでは、タブレットでのエンターテイメント体験を大きく左右するオーディオ性能と、オンライン会議などで重要となるカメラ性能についてレビューします。Redmi Pad 2が奏でるサウンドはどれほどリッチなのか、そしてカメラは前モデル「Redmi Pad」からどう変わったのか、実際の使用感を交えて探っていきます。
没入感を深めるクアッドスピーカーとDolby Atmos
Redmi Pad 2の最大の魅力の一つが、そのオーディオ性能です。本体の上下に2つずつ、合計4つのスピーカーを搭載したクアッドスピーカーシステムは、Dolby Atmosにも対応しており、ただ音が鳴るだけではない、空間的な広がりを感じさせてくれます。実際にNetflixでアクション映画を観たとき、左右から聞こえる効果音の迫力に驚きました。銃声や爆発音がタブレットから直接出ているとは思えないほどの臨場感で、イヤホンなしでも十分に映像に没頭できます。
音質については、特に中高音域がクリアで、映画のセリフや音楽のボーカルが非常に聞き取りやすいのが特徴です。ただし、低音の響きはやや控えめなため、重低音を重視するEDMなどを聴く際には少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、全体としてはこの価格帯のタブレットとしては驚くほど質が高く、動画や音楽をカジュアルに楽しむには全く不満のないサウンドです。
復活したイヤホンジャックと高音質ワイヤレス接続
オーディオ体験をさらに豊かにするのが、接続性の高さです。前モデル「Redmi Pad」では非搭載だった3.5mmイヤホンジャックが復活したことは、大きなメリットだと感じました。遅延が気になるリズムゲームをプレイする時や、深夜に周りを気にせず集中したい時に、手持ちの有線イヤホンを直接接続できる手軽さは非常に重宝します。
ワイヤレス接続も強力で、Bluetooth 5.3に対応し、高音質コーデックのLDACもサポートしています。手持ちのLDAC対応ワイヤレスイヤホンで試してみたところ、ワイヤレスとは思えないほど解像度の高いサウンドを楽しめ、有線・無線を問わず、シーンに合わせて最適なオーディオ環境を選べるのは素晴らしい点です。
カメラ性能:ビデオ通話は快適、しかし割り切りも必要
カメラ性能については、用途を理解した上での割り切りが必要です。リアカメラは800万画素、フロントカメラは500万画素という構成です。実際にGoogle MeetやZoomでビデオ会議をしてみましたが、500万画素のフロントカメラでも自分の顔はクリアに映り、オンラインでの打ち合わせには全く問題ない品質でした。
しかし、前モデル「Redmi Pad」と比較すると、正直に言って見劣りする部分もあります。前モデルのフロントカメラは800万画素で、さらに被写体を自動で追いかけて中央に捉え続ける「フォーカスフレーム」機能も搭載していました。動きながら通話する際などの利便性を考えると、この点は明確なスペックダウンと言えます。リアカメラについては、書類のスキャンやとっさのメモ代わりの撮影には十分ですが、美しい写真を記録したいのであれば、スマートフォンのカメラを使うことをお勧めします。
<Redmi Pad 2のオーディオ仕様とカメラの仕様>
オーディオ仕様:
- スピーカー:クアッドスピーカー、Dolby Atmos対応
- ヘッドホンジャック:3.5mm搭載
- Bluetooth:5.3 (SBC, AAC, LDAC対応)
カメラ仕様:
- リアカメラ:800万画素 (F値2.0)
- フロントカメラ:500万画素 (F値2.2)
- 動画撮影:1080p (30fps)
まとめ:オーディオとカメラ性能
- オーディオ品質:クリアな中高音が魅力のクアッドスピーカーで、動画コンテンツとの相性は抜群。
- 低音性能:迫力あるサウンドだが、重低音の響きはやや物足りないと感じる場合がある。
- 接続性:3.5mmイヤホンジャックの復活とLDAC対応Bluetoothで、有線・無線ともに高品質なオーディオ体験が可能。
- フロントカメラ:ビデオ通話には十分な画質だが、画素数は前モデルからダウンし、便利な追尾機能も非搭載。
- リアカメラ:書類のスキャンや記録用途には使えるが、本格的な写真撮影には向いていない。
ペンとキーボード:Redmi Pad 2 ~「できること」が大きく広がる、創造性と生産性の新たな扉~
ここでは、Redmi Pad 2の最大の進化点である、ペンとキーボードへの対応について詳しくレビューします。コンテンツを“見る”だけだったタブレットが、これらのアクセサリーによってどのように“創る・書く”ツールへと変貌を遂げるのか。前モデル「Redmi Pad」が非対応だった点と比較しながら、その新たな可能性を探っていきます。
創造性を解き放つ「Redmi Smart Pen」
Redmi Pad 2における最も大きな飛躍は、ブランド初のアクティブペンである専用の「Redmi Smart Pen」に対応したことです 。手書き入力ができなかった前モデル「Redmi Pad」とは一線を画し、このペン一本でタブレットの用途は劇的に広がります。
このペンの性能は驚くほど高く、4096段階の繊細な筆圧検知と傾き検知に対応しています 。実際にメモアプリでアイデアを書き出してみると、240Hzのタッチサンプリングレートと10msという低いレイテンシーのおかげで、ペン先が画面に吸い付くように追従し、思考の妨げになるような遅延は全く感じられませんでした 。軽く触れるだけで細い線が、力を込めると太い線が自然に描け、手書きのニュアンスをしっかりと表現してくれます。パームリジェクション機能も優秀で、画面に手を置いたまま安心して書き込めるのも快適でした 。
ペンには2つのサイドボタンがあり、Mi Notesアプリを起動したり、スクリーンショットを撮ったりと便利なショートカットが使えます。しかし、この機能はカスタマイズできないため、意図せず押してしまうこともありました 。バッテリーは最大12時間の連続使用が可能で、充電はUSB Type-Cポートで行います 。本体にマグネットで吸着する機能はないため、持ち運びの際には紛失しないよう工夫が必要です 。
生産性を高めるキーボード対応と家族で楽しむ工夫
Redmi Pad 2は、別売りのキーボードを接続することで、軽快な生産性ツールへと姿を変えます。前モデルでは考えられなかった、ノートPCのような使い方が可能になったのです。今回は市販のBluetoothキーボードを接続し、この記事の下書きをGoogleドキュメントで作成してみましたが、PCと遜色ない快適さで長文のタイピングができました。出先のカフェで簡単な文書作成やメール返信をするなら、もう重いノートPCを持ち出す必要はないと感じさせるほどのポテンシャルを秘めています。
さらに、このタブレットには家族での利用を想定した嬉しい配慮があります。子供向けの塗り絵アプリ「bekids Coloring」がプリインストールされており、購入してすぐに家族で楽しむことができます 。仕事や趣味で自分が使わない時間には、このアプリで子供が安全にお絵描きを楽しめるというのは、タブレットを家族で共有する上で非常に大きなメリットだと感じました。
<Redmi Pad 2のペンとキーボード仕様>
Redmi Smart Pen 仕様:
- 筆圧感知:4096段階
- タッチサンプリングレート:240Hz
- レイテンシー:10ms
- 接続方式:Bluetooth
- 充電方式:USB Type-C
- バッテリー:最大12時間
Redmi Pad Keyboard 仕様:
- 接続方式:Bluetooth
- 機能:保護カバー兼スタンド機能
まとめ:ペンとキーボード
- スタイラスペン対応:4096段階の筆圧検知と低遅延を実現したアクティブペンに対応し、創造性が飛躍的に向上 。
- ペンの実用性:日常的な手書き用途には十分な性能だが、本格的なイラスト制作には向かない側面も 。
- ペンの機能と課題:便利なサイドボタンを搭載する一方、ショートカットのカスタマイズは不可。本体への収納もできない 。
- キーボード対応:Bluetoothキーボードを接続すれば、簡単な文書作成もこなせる生産性ツールへと進化 。
- プリインストールアプリ:家族で楽しめる「bekids Coloringアプリ」を標準搭載し、共有デバイスとしての価値を高めている 。
OSと連携機能:Redmi Pad 2 ~Xiaomi HyperOS 2で、スマホとの連携が新たな次元へ~
ここでは、Redmi Pad 2のソフトウェア面に焦点を当て、新しい「Xiaomi HyperOS 2」がもたらす操作感と、Xiaomi製スマートフォンとの強力な連携機能についてレビューします。前モデル「Redmi Pad」のMIUIから何が変わり、日常の使い勝手がどれほど向上したのか、具体的な体験を交えて解説していきます。
新世代OS「Xiaomi HyperOS 2」の洗練された使い心地
Redmi Pad 2には、Android 15をベースとした最新の「Xiaomi HyperOS 2」が搭載されています。前モデル「Redmi Pad」がMIUI 13(Android 12ベース)でスタートしたことと比べると、OSの世代が大きく進化したことが分かります。実際に操作してみると、UI全体がすっきりと直感的になり、アニメーションやスクロールの動作も非常にスムーズ。特に画面下部に常に表示されるランチャーバーは、よく使うアプリや最近使ったアプリに素早くアクセスできて、作業効率を格段に上げてくれました。
ただし、初めてXiaomiのデバイスに触れる方は、少し戸惑う点もあるかもしれません。設定メニューの階層がやや独特で、目的の項目を探すのに少し時間がかかることがありました。また、画面上部からスワイプする場所によって通知パネルとクイック設定パネルが分かれて表示される操作は、慣れるまで少し時間が必要だと感じました。
エコシステムの真髄:Xiaomi HyperOS 2によるシームレスなデバイス連携
Redmi Pad 2の真価は、Xiaomi製スマートフォンとの連携機能「Xiaomi Interconnectivity」を使ったときにこそ発揮されます。これは前モデルにはなかった、あるいは限定的だった機能で、日常の利便性を劇的に向上させてくれました。
例えば、デスクで作業中にスマホが鳴ったとき。以前ならスマホを探して手に取るところですが、Redmi Pad 2の画面に通知が現れ、そのままワンタップで通話を開始できたのには感動しました。
また、スマホでコピーしたテキストや画像を、魔法のようにRedmi Pad 2のメモアプリに直接ペーストできる「共有クリップボード」機能も非常に便利です。さらに驚いたのは、ファイル共有機能です。旅先でスマホで撮った高画質の写真を、ケーブルなしで瞬時にRedmi Pad 2の大画面に転送して、みんなで楽しむことができました。AppleのAirDropのように直感的で、非常に高速です。
スマホを丸ごと大画面に:画面ミラーリングとアプリ実行の衝撃
連携機能の中でも特に未来を感じさせたのが、「画面ミラーリング」機能です。これは、スマートフォンの画面をワイヤレスでRedmi Pad 2にそのまま映し出し、なんとタブレット側からスマートフォンを操作できてしまうというもの。この機能によって、デバイスの垣根は完全に取り払われました。
実際に、スマートフォンにしかインストールしていない銀行のアプリやポイントカードアプリを、Redmi Pad 2の大画面で操作できた時の感動は忘れられません。わざわざスマートフォンを取り出す必要がなく、タブレットの大きな画面で入力や確認ができるため、非常に快適でした。これは、前モデルのMIUIでは体験できなかった、Xiaomi HyperOS 2がもたらす強力なエコシステムの恩恵だと断言できます。
<Redmi Pad 2の主な連携機能>
- 通話連携: スマートフォンにかかってきた通話をタブレットで受信・応答。
- ネットワーク連携: スマートフォンのホットスポットへワンクリックで接続。
- 共有クリップボード: スマートフォンとタブレット間でテキストや画像をシームレスにコピー&ペースト。
- ファイル共有: Xiaomiデバイス間で写真やドキュメントを高速に転送。
- 画面ミラーリング: スマートフォンの画面をタブレットに表示し、タブレットから操作可能。
まとめ:OSと連携機能
- OS: 新世代の「Xiaomi HyperOS 2」を搭載し、UIはより直感的でスムーズな操作感を実現。
- UIの課題: 設定メニューの分かりやすさや、通知と設定の分割操作には慣れが必要な場合がある。
- 連携機能: ファイル共有やクリップボード共有など、Xiaomiスマホとの高度でシームレスな連携は最大の魅力。
- ネットワーク連携: ワンタッチでのホットスポット接続で、外出先でもストレスなく通信可能。
- 高度な連携: スマートフォンの画面をそのままタブレットに表示・操作できるミラーリング機能で、デバイスの垣根を越えた使い方が可能。
Redmi Pad 2とRedmi Padの徹底比較
ここでは、Redmi Pad 2と前モデルであるRedmi Padの主な違いを、スペックを中心に比較し、それぞれの特徴を解説していきます。
プロセッサ (SoC)
- Redmi Pad 2: MediaTek Helio G100-Ultra
- Redmi Pad: MediaTek Helio G99
- 違い:(チップ名は異なりますが、CPUやGPUの基本設計は同じで、パフォーマンスは同等レベルです。G100-Ultraはカメラ性能の強化が主な違いとされています。)
ディスプレイ
- Redmi Pad 2: 11インチ、2.5K解像度(2560×1600)、輝度600nits(屋外モード)
- Redmi Pad: 10.61インチ、解像度(1200×2000)、輝度400nits
- 違い:(Redmi Pad 2は、より大きく、より高精細で明るいディスプレイを搭載しており、映像体験が大きく向上しています。)
カメラ
- Redmi Pad 2: リア800万画素、フロント500万画素
- Redmi Pad: リア800万画素、フロント800万画素(フォーカスフレーム機能付き)
- 違い:(Redmi Pad 2はフロントカメラの画素数が低下し、被写体を自動追尾する「フォーカスフレーム」機能も非搭載です。ビデオ通話の機能を重視する場合、前モデルに分があります。)
バッテリーと充電
- Redmi Pad 2: 9000mAh、18W充電対応(15W充電器が同梱される場合あり)
- Redmi Pad: 8000mAh、18W充電対応(22.5W充電器が同梱)
- 違い:(Redmi Pad 2はバッテリー容量が1000mAh増えましたが、同梱される充電器の出力は前モデルより低い可能性があります。)
寸法と重量
- Redmi Pad 2: 510g (Wi-Fiモデル)
- Redmi Pad: 445g
- 違い:(Redmi Pad 2は画面とバッテリーの大型化に伴い、全体的にわずかに大きく、重くなっています。)
接続性
- Redmi Pad 2: Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、4G対応モデルあり(GPS搭載)
- Redmi Pad: Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、Wi-Fiモデルのみ
- 違い:(Redmi Pad 2は4G通信に対応したモデルが選択でき、Wi-Fiがない環境でも利用できるのが大きな違いです。)
OSと連携機能
- Redmi Pad 2: Xiaomi HyperOS 2
- Redmi Pad: MIUI 13 for Pad
- 違い:(Redmi Pad 2はより新しいOSを搭載し、Xiaomiスマートフォンとのシームレスな連携機能が強化されています。)
アクセサリー対応
- Redmi Pad 2: 別売りの「Redmi Smart Pen」と「Redmi Pad Keyboard」に対応。
- Redmi Pad: 公式のペンやキーボードには非対応。
- 違い:(Redmi Pad 2はアクセサリーに対応したことで、単なる視聴デバイスから、メモ取りや文書作成も可能なツールへと進化しました。)
発売日
- Redmi Pad 2: 2025年7月8日
- Redmi Pad: 2022年10月28日
- 違い:(Redmi Pad 2は、Redmi Padの約2年8ヶ月後に発売された後継モデルです。)
価格とモデル構成
- Redmi Pad 2: Wi-Fi版が21,980円(4GB+128GB)から。8GB+256GBの最上位構成や、4G対応モデルも用意されています。
- Redmi Pad: 発売時価格は39,800円(3GB+64GB)からでした。
- 違い:(Redmi Pad 2は全体的に価格が大幅に引き下げられており、より多くのメモリ・ストレージ構成と、前モデルにはなかった4G版が選択可能です。)
まとめ:Redmi Pad 2とRedmi Padの違い
Redmi Pad 2は、前モデルのRedmi Padと比較して、ディスプレイの解像度や輝度、バッテリー容量、OSの連携機能、そしてペンやキーボードへの対応といった点で大幅な進化を遂げています。その一方で、フロントカメラの性能など、一部スペックダウンした部分もあります。より魅力的な価格設定と、4Gモデルという新たな選択肢が加わったことで、エンターテイメントから軽めの生産性作業まで、より幅広いニーズに応えるタブレットへと生まれ変わりました。
Redmi Pad 2のメリット・デメリット
ここでは、Redmi Pad 2の長所と短所を、前モデルのRedmi Padや他のタブレットと比較しながら、具体的に解説していきます。
【メリット】
メリット1:クラス最高レベルの高精細ディスプレイ
Redmi Pad 2が搭載する2.5K(2560×1600)解像度のディスプレイは、大きな魅力です。これは前モデルのRedmi Padや、競合するRedmi Pad SE、nubia Pad SEのフルHDクラスの解像度を大きく上回るもので、文字や映像の精細さが際立ちます。
メリット2:頭一つ抜けた9000mAhの大容量バッテリー
9000mAhというバッテリー容量は、今回比較したタブレットの中で最大です。前モデルのRedmi PadやOPPO Pad Neoの8000mAh、Alldocube iPlay 70 Proの7000mAhと比べても大容量であり、外出先でも充電を気にせず、一日中安心して使えるスタミナを誇ります。
メリット3:生産性を飛躍させるペン・キーボード対応
前モデルのRedmi Padが対応していなかった、専用のペンとキーボードが使えるようになった点は最大の進化点です。これにより、単なる動画視聴デバイスから、メモ取りや文書作成も可能な生産性ツールへと変貌を遂げ、活用の幅が大きく広がりました。
メリット4:Xiaomiエコシステムによる強力な連携機能
最新OS「Xiaomi HyperOS 2」による、Xiaomi製スマートフォンとのシームレスな連携機能は、他のタブレットにはない強力なメリットです。スマホにかかってきた電話をタブレットで受けたり、クリップボードを共有したりといった機能は、日々の作業を非常に効率的にしてくれます。
【デメリット】
デメリット1:据え置きのプロセッサ性能
搭載されている「MediaTek Helio G100-Ultra」プロセッサは、日常使いには十分な性能ですが、その実態は前モデルの「Helio G99」とほぼ同等です。Alldocube iPlay 70 ProやOPPO Pad Neoも同クラスのチップを搭載しており、パフォーマンス面での大きな進化や優位性はありません。
デメリット2:前モデルから劣化したフロントカメラ
ビデオ通話などで使用するフロントカメラの画素数が、前モデルの800万画素から500万画素へとスペックダウンしている点は明確な弱点です。さらに、被写体を自動追尾する「フォーカスフレーム」機能も非搭載となり、ビデオ通話の体験を重視するなら前モデルに軍配が上がります。
デメリット3:物足りない充電性能
本体は18Wの急速充電に対応していますが、同梱される充電器は15W仕様です。33W充電に対応するOPPO Pad Neoなどと比較すると充電速度で見劣りします。また、前モデルのRedmi Padには22.5Wの充電器が同梱されていたため、付属品という点でも物足りなさを感じます。
デメリット4:指紋認証センサーの非搭載
Redmi Pad 2は顔認証には対応していますが、指紋認証センサーは搭載されていません。マスクをしている場面など、顔認証が使いづらい状況で素早くロックを解除できないのは、日々の使い勝手において少し不便に感じる点です。
Redmi Pad 2のスペック(仕様)一覧
- モデル: Redmi Pad 2 (Wi-Fi版) / Redmi Pad 2 4G (4G版)
- ディスプレイ: 11インチ 2.5K (2560×1600) 高精細ディスプレイ、274 ppi、10億7000万色
- リフレッシュレート: 最大90Hz (AdaptiveSync対応)
- プロセッサ: MediaTek Helio G100-Ultra
- GPU: Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ): (Wi-Fi版) 4GB, 6GB, 8GB LPDDR4X / (4G版)4GB LPDDR4X
- ストレージ: (Wi-Fi版) 128GB, 256GB (UFS 2.2)/ (4G版)128GB (UFS 2.2)、最大2TBの拡張ストレージに対応
- バッテリー: 9000mAh
- 駆動時間: スタンバイ86日間、音楽再生234時間、ビデオ再生17時間
- 充電: 18W急速充電に対応 (15Wアダプターが付属)
- 背面カメラ: 800万画素 (F値2.0)
- 前面カメラ: 500万画素 (F値2.2)
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac), Bluetooth 5.3
- NFC: 非対応
- インターフェース: USB Type-C (USB 2.0) 、SIMスロット(NanoSIM対応※4Gモデルのみ)
- センサー: 加速度計, 仮想環境光センサー, ホールセンサー
- 映像出力: Miracast対応
- スピーカー: クアッドスピーカー
- オーディオ: Dolby Atmos対応
- マイク: 内臓
- 防水防塵: IP52
- スタイラスペン: Redmi Smart Pen対応 (別売り)
- キーボード: Redmi Pad Keyboard対応 (別売り)
- 機能: Xiaomi Interconnectivity (通話・ネットワーク連携, 共有クリップボード)
- 生体認証: 顔認証
- 筐体: メタルユニボディデザイン
- OS: Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)
- サイズ: 254.58mm (高さ) × 166.04mm (幅) × 7.36mm (厚さ)
- 重量: Wi-Fiモデル: 510g / 4Gモデル: 519g
- カラー: Wi-Fi版:グラファイトグレー, ミントグリーン, ラベンダーパープル / 4G版 グラファイトグレーとミントグリーン
- 付属品: ACアダプタ, SD取り出し用ピン, USB Type-Cケーブル, クイックスタートガイド (全て試供品)
対応バンド:Redmi Pad 2
Redmi Pad 2は4G通信に対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- 4G 4G FDD:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/20/26/28/66
- 4G TDD:B38/40/41
対応バンドの詳細
ドコモ
- 4G: B1/3/19/28/41
- この端末は、ドコモの主要バンドであるB1、B3に完全に対応しています。
- 地方や山間部をカバーするプラチナバンドのB19にも対応しています。
- その他、B28、B41にも対応しています。
- プラチナバンド: B19 対応
au
- 4G: B1/3/18/26/28/41
- この端末は、auの主要バンドであるB1、B3に完全に対応しています。
- プラチナバンドであるB18/26にも対応しており、広いエリアでの通信が期待できます。
- その他、B28、B41にも対応しています。
- プラチナバンド: B18/26 対応
ソフトバンク
- 4G: B1/3/8/28/41
- この端末は、ソフトバンクの主要バンドであるB1、B3、B8の全てに対応しています。
- プラチナバンドのB8に対応しているため、繋がりやすさが確保されています。
- その他、B28、B41にも対応しています。
- プラチナバンド: B8 対応
楽天モバイル
- 4G: B3/18/26(パートナー回線)/28
- 楽天モバイルの自社回線であるB3に完全に対応しています。
- 自社回線エリア外で通信を補完するパートナー回線(au回線)のB18/26にも対応しています。
- 楽天モバイルに割り当てられたプラチナバンドB28にも対応しています。
- プラチナバンド: B28 対応
結論
この端末は、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの日本の4大キャリア全てにおいて、主要な4Gバンドとプラチナバンドに完全に対応しています。
そのため、どのキャリアのSIMカードを利用しても、都市部から郊外、山間部まで、全国の広いエリアで快適なデータ通信が期待できるでしょう。総合的に見て、日本国内での利用において非常に優れた対応状況を持つ端末と言えます。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
Redmi Pad 2の評価
8つの基準で「Redmi Pad 2」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★☆
2.5Kの高精細IPSディスプレイは非常に美しく、動画や電子書籍の閲覧に最適です。ただ、屋外の直射日光下では少し見づらく感じることがありました。
スペック:★★★☆☆
日常的なブラウジングや動画視聴には十分快適ですが、プロセッサ性能は前モデルから据え置きです。本格的なゲームや重い作業には力不足を感じます。
デザイン:★★★★★
価格を大きく超える高級感のあるメタルユニボディは、所有欲を満たしてくれます。薄く、スタイリッシュな見た目は見事です。
耐久性:★★★☆☆
金属製のボディは頑丈な印象を与えますが、防水防塵に関する公式な等級(IP等級)がないため、水回りでの使用には注意が必要です。
通信:★★★★☆
待望の3.5mmイヤホンジャックの搭載や、Xiaomiスマホとの強力な連携機能は大きな魅力です。ただし、USB-Cポートのデータ転送速度はUSB 2.0規格に留まります。
機能:★★★★☆
ペンとキーボードに対応したことで、単なる視聴デバイスからメモや文書作成もこなせるツールへと進化しました。指紋認証がない点は少し残念です。
使いやすさ:★★★★☆
最新のXiaomi HyperOS 2は直感的でスムーズですが、一部の設定項目が分かりにくく、初めてXiaomi製品に触れる方は慣れが必要かもしれません。
価格:★★★★☆
特に最小構成モデルのコストパフォーマンスは非常に高いです。この価格でこのディスプレイ品質とデザインは、他の追随を許しません。
総評:★★★★☆
エンタメ性能と価格の黄金バランス
Redmi Pad 2は、エンターテイメント体験を重視するユーザーにとって、まさに「価格以上の価値」を提供するタブレットです。2.5Kという高精細な11インチディスプレイと、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーの組み合わせは、映画やYouTubeの視聴を格別なものに変えてくれます。映像の細部までくっきりと表示され、サウンドには豊かな広がりがあり、コンテンツへの没入感は非常に高いです。この視聴体験と、高級感あふれるメタルユニボディデザインが、2万円台から手に入るという事実は驚きであり、コストパフォーマンスの面で他の製品を圧倒しています。
「できること」を広げたアクセサリー対応と連携機能
このタブレットの真価は、前モデルにはなかった「創造性」と「生産性」にあります。それを支えるのが、日常使いには十分すぎるほどの性能を持つ「MediaTek Helio G100-Ultra」プロセッサです。この安定したパフォーマンスがあるからこそ、別売りのスタイラスペン「Redmi Smart Pen」を使ったスムーズな描画や、キーボードを接続しての快適な文書作成が可能になっています。
さらに、あなたがもしXiaomiのスマートフォンユーザーなら、このタブレットの価値は飛躍的に高まります。最新OS「Xiaomi HyperOS 2」がもたらすシームレスな連携機能は秀逸で、スマホにかかってきた電話をタブレットで受けたり、スマホでコピーしたテキストをタブレットにペーストしたりと、デバイス間の垣根を感じさせません。
知っておくべき割り切り点
この素晴らしい価格を実現するために、いくつかの点が割り切られていることも事実です。日常使いでは快適なプロセッサも、負荷の重い3Dゲームを最高画質でプレイしたり、長時間の動画編集をしたりといったヘビーな使い方には向きません。また、カメラはビデオ通話には十分なものの、画質を重視するならスマートフォンを使った方が良いでしょう。特にフロントカメラは前モデルから画素数がダウンしています。指紋認証センサーが非搭載である点も、人によっては不便に感じるかもしれません。
どんな人に最適か
このタブレットは、特にエンターテイメント体験を重視し、コストパフォーマンスを求めるユーザーに最適な一台です。動画や電子書籍、Webブラウジングが主な用途であれば、その高精細なディスプレイと優れたスピーカーが、価格以上の満足感を提供してくれるでしょう。また、ペン入力やキーボードに対応したことで、大学の講義ノートを取る学生や、外出先で軽い文書作成をこなす社会人にとっても、十分な生産性ツールとなり得ます。
まとめ
総じて、Redmi Pad 2は賢い割り切りによって、多くの人にとっての「ちょうどいい」を実現した、非常にバランスの取れたタブレットです。いくつかの弱点はありますが、それを補って余りあるほどの魅力と価値を備えています。特に、すでにXiaomiのスマートフォンをお持ちであれば、シームレスな連携機能によって、その体験価値は何倍にも高まるでしょう。初めてのタブレットとしても、2台目のサブ機としても、自信を持っておすすめできる一台です。
[amazon]
Redmi Pad 2の価格・購入先
※価格は2025/07/17に調査したものです。価格は変動します。
シャオミオンラインストア
Redmi Pad 2 (Wi-Fi版)
- 4GB+128GB: 21,980円(税込)
- 6GB+128GB: 29,980円(税込)
- 8GB+256GB: 34,980円(税込)
Redmi Pad 2 4G (4G版)
4GB+128GB: 27,980円(税込)
シャオミオンラインストアで「Redmi Pad 2」をチェックする
ECサイト
- Amazonで21,980円(Wi-Fi版・税込)、
- 楽天市場で21,980円(Wi-Fi版・送料無料/4G版は27,980円)、
- ヤフーショッピングで27,280円
- AliExpressで26,232円(グローバル版8GB+256GB)、
- 米国 Amazon.comで$192.50(4GB+128GB)、
で販売されています。
Amazonで「Redmi Pad 2」をチェックする
楽天市場で「Redmi Pad 2」をチェックする
ヤフーショッピングで「Redmi Pad 2」をチェックする
AliExpressで「Redmi Pad 2」をチェックする
米国 Amazon.comで「Redmi Pad 2」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
Redmi Pad 2に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Redmi Pad SE
シャオミから発売された11インチのタブレットです(2023年9月27日 発売)。
MIUI Pad 14 OS、Qualcomm Snapdragon 680、4GB/6GB/8GB LPDDR4Xメモリ、フルHD液晶、128GB/256GB eMMC 5.1ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、クアッドスピーカー、Dolby Atmos対応、ハイレゾオーディオ、リフレッシュレート 最大90Hz、タッチサンプリングレート 最大180Hz、10W充電、最大1TBまでのストレージ拡張、AI 顔認証、TÜV Rheinland 低ブルーライト認証、USB-C (OTG)、Wi-Fi 5 (802.11ac) のデュアルバンド (2.4GHz/5GHz) 、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで19,980円(4GB+128GB wi-fiモデル)、楽天市場で19,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,980円(送料無料)、AliExpressで22,927円、米国 Amazon.comで$190.00、です。
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Alldocube iPlay 70 Pro
Alldocubeから発売された10.95インチのタブレットです(2025年2月 発売)。
Android 14ベースのALLDOCUBE OS Lite、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4X メモリ、2.5K液晶、256GB UFS 2.2ストレージ、7000 mAhバッテリー、背面5MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、Widevine L1、最大12GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、18W 急速充電、クアッド BOXスピーカー、顔認証、4G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで26,999円(税込・5000円 OFFクーポン付きで実質21,999円)、楽天市場で26,999円(送料無料・ポイント5倍あり)、AliExpressで23,096円、です。
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nubia Pad SE
ZTEジャパンから発売された11インチのタブレットです(2025年1月17日以降に発売)。
Android 14、UNISOC T760、6GB LPDDR4X メモリ、128GBストレージ、7510 mAhバッテリー、背面1300万画素のメインカメラ、前面500万画素のフロントカメラを搭載しています。
また、クアッドスピーカー、22.5W急速充電、合計 最大12GBまでのメモリ拡張、IP42防水防塵、「Neovision 5.0」、クイックナビゲーション、アプリ複写、マルチ画面(画面分割)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で29,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで26,870円(送料無料)、です。
関連記事:nubia Pad SE タブレットはエンタメに強い!ゲーム性能をレビュー
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OPPO Pad Neo
OPPOから発売された11.4インチのタブレットです(2024年12月12日 発売)。
ColorOS 13 (Android 13ベース) 、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4Xメモリ、2.4KのLCD液晶、128GB UFS2.2ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面 8MPのメインカメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、33W 急速充電、ジェスチャー操作、タスクバー、クアッドスピーカー、Dolby Atmos、ステレオサウンド、リフレッシュレート 90Hz、タッチサンプリングレート 最大180Hz、Widevine L1 対応、デュアルマイク、顔認証、スマートカバー(別売)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで35,800円(税込・単品・ケースセットは47,280円)、楽天市場で34,944円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円、です。
関連記事:OPPO Pad Neoレビュー|7:5画面を選ぶべき理由とは?
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他のシャオミ タブレットと比較
他にもシャオミのタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
【2025最新版】Xiaomiのタブレットを徹底比較!おすすめ機種や選び方を紹介
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