
2025年4月、待望の折り畳み式携帯ゲーム機「Retroid Pocket Flip 2」がついに発売されました。ニンテンドー3DSシリーズを彷彿ささせる、クラシックなクラムシェルデザインで、レトロゲームファンから大きな注目を集めています。
Retroid Pocket Flip 2の魅力
最大の魅力はレトロな外観を採用しつつ、中身は最新かつ高性能なゲーム機になっている点です。
画面や操作部をしっかり保護しながらポケットやカバンにスマートに収納できる、コンパクトで実用的なフリップ(折り畳み)デザインを採用。
パワフルな「Snapdragon SD865」または高性能な「Dimensity D1100」を搭載し、最新のAndroidゲームから懐かしのレトロゲームまで、幅広いジャンルのゲームを快適に楽しむことができます。
しかも、ディスプレイは高解像度な有機ELディスプレイ(AMOLED)を採用。高精度な3Dホール効果スティックやアナログ入力に対応したL2/R2トリガー、強力な冷却システムなど本格的なゲーム性能も備えています。
この記事でRetroid Pocket Flip 2を徹底解剖!
この記事では、そんな大注目ののRetroid Pocket Flip 2が持つ性能や機能、デザイン、操作性、そして実際の使い勝手について、徹底的に深掘りして紹介!
美しいAMOLEDディスプレイの実力、選べる2つのチップのパフォーマンス差、フリップデザインならではのメリット・デメリット、バッテリー持ちや充電速度など、気になるポイントを余すところなくお伝えします。
また、特に、同じく高性能チップを搭載する人気のストレート型モデル「Retroid Pocket 5」と比較しながら、それぞれの機種が持つ特徴や違いを明確にし、どのようなユーザーにどちらのモデルが適しているのかを明らかにしていきます。
【この記事で分かること】
- Retroid Pocket Flip 2の最新スペックと価格情報
- 高品質AMOLEDディスプレイの見え方や特徴
- Snapdragon 865とDimensity 1100モデルの性能比較(Antutuベンチマーク、ゲーム動作、フレームレート比較)
- フリップデザインのメリット・デメリット、操作感のレビュー
- バッテリー性能と急速充電の実力
- Android 13 OSの使い勝手と独自機能
- Retroid Pocket 5との詳細な比較(デザイン、性能、携帯性など)
- Miyoo Flipなど他の類似機種との比較
- Retroid Pocket Flip 2は「買い」なのか?購入判断のポイント
この記事を読むことで、「Retroid Pocket Flip 2」が本当に必要なのか、購入するべきかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Retroid Pocket Flip 2 Handheld
デザイン比較:フリップ型の魅力と携帯性 (vs Pocket 5)
ここでは、Retroid Pocket Flip 2のデザインに焦点を当て、その独特な魅力と携帯性について、ストレート型のRetroid Pocket 5と比較しながら詳しくレビューします。開封して最初に手に取ったとき、その質感や形状から多くの発見がありました。
手にした瞬間の質感と第一印象
Retroid Pocket Flip 2を箱から取り出すと、まずその独特な形状が印象的です。ABS樹脂製のRetroid Pocket 5とは異なり、Flip 2は折りたたみ式(フリップ式、クラムシェル型とも呼ばれます)を採用しています。手に持つと、約306gという重さが心地よく、しっかりとした作りを感じさせます。表面の質感も良好で、安っぽさは感じられません。
フリップデザインが生む絶対的な安心感
Flip 2の最大の特徴であるフリップデザインは、デザイン上のアクセントであるだけでなく、実用的なメリットをもたらします。最も大きな利点は、画面と操作部を物理的に保護できることです。Retroid Pocket 5が前面ガラス張りで美しい一方、持ち運び時には傷や衝撃への配慮が欠かせません。しかしFlip 2なら、閉じてしまえば画面が内側になるため、気軽にカバンやポケットに入れて持ち運べます。この安心感は、個人的にフリップ型デバイスの大きな魅力だと感じます。
強化されたヒンジと自由な角度調整
フリップ型デバイスで気になるのはヒンジの耐久性ですが、Flip 2では強化されたヒンジデザインが採用されています。メーカーによると、これにより長期的な安定性と信頼性が確保されているとのことです。実際に開閉してみると、しっかりとしたクリック感があり、安易に緩むような印象はありません。178°まで開く可動域と、150°の位置でカチッと止まるクリックストップ機能は、様々な角度で画面を見やすく調整するのに役立ちます。
携帯性を比較:数字以上の違いを体感
サイズを比較すると、Flip 2は140.5 x 89.5 x 24.4mm (306g)、Pocket 5は199.2 x 78.5 x 15.6mm (実測274.9g)です。数字だけ見るとFlip 2の方が厚みがありますが、折りたたむことで長さと幅が抑えられ、ポケットへの収まりはFlip 2の方が良いと感じます。
一方、Pocket 5は薄さが際立ち、グリップ部分の凹凸やカーブが手にフィットするため、持った時の安定感はこちらに分があるかもしれません。Flip 2にはランヤードループも搭載されており、ストラップを付けられるのは、落下防止の観点から地味ながら嬉しいポイントです。
デザインから受ける印象の違い:懐かしさと現代性の融合
デザイン全体の印象としては、Flip 2はどこか懐かしさを感じるゲームボーイアドバンスSPのようなスタイルでありながら、現代的なエッセンスも取り入れています。
対照的に、Pocket 5は前面ガラスと狭額縁、フラットな形状がスマートで洗練された印象を与えます。Pocket 5の背面グリップは機能的で持ちやすさに貢献していますが、Flip 2のシンプルな形状もまた魅力的です。どちらが良いかは完全に好みの問題ですが、フリップを開けるという一手間が、これからゲームを始めるぞ、という気持ちを高めてくれる気がします。
まとめ:デザイン面での注目ポイント
- 画面保護: 折りたたみ式により、画面と操作部を物理的に保護できる。
- 携帯性: ストレート型より厚みはあるが、幅と長さが抑えられポケットに入れやすい。
- 強化ヒンジ: 長期的な安定性を考慮した設計で、安心感がある。
- ランヤードループ: ストラップを取り付け可能で、落下防止に役立つ。
- デザイン性: 懐かしさと新しさを兼ね備えたフリップデザイン。
ディスプレイ対決:Flip 2とPocket 5のAMOLED (画質と視認性)
ここでは、Retroid Pocket Flip 2のディスプレイ品質に注目し、同じく5.5インチAMOLEDを搭載するRetroid Pocket 5と比較しながら、その魅力や実際の見え方についてレビューします。スペック上は非常によく似た両者ですが、使ってみるとデザインの違いからくる体験の差も見えてきました。
スペック以上に感じる、鮮やかな色彩と深い黒
Flip 2とPocket 5は、どちらも5.5インチ、1080p解像度のAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。スペックシートには100000:1の高コントラスト比、107% sRGBの広色域、そして500 Nitsの輝度が記されており、これはPocket 5と全く同じです。実際に映像を表示させると、その実力は明らかです。
例えば、「原神」のような色彩豊かなオープンワールドゲームでは、鮮やかな景色が目に飛び込んできますし、YouTubeでミュージックビデオを観ても、アーティストの衣装の微妙な色合いまでしっかりと表現されます。
特にAMOLEDならではの「完全な黒」の表現は素晴らしく、暗いシーンが多い映画、例えば「ブレードランナー 2049」などを観ると、黒が本当に沈み込み、映像への没入感を高めてくれます。この深い黒と鮮やかな色彩のコントラストは、液晶ディスプレイでは味わえない魅力だと感じます。
輝度と屋外での視認性:十分な明るさか?
輝度は500 Nitsと、最近のハイエンドスマートフォンと比較すると控えめですが、携帯ゲーム機としては十分なレベルです。室内での利用はもちろん、日中の明るい部屋や、電車の中でも画面が見にくいと感じることはほとんどありませんでした。公園のベンチなど、かなり明るい屋外環境で試してみると、さすがに多少の見づらさは感じますが、日陰を選べば十分にゲームプレイは可能です。
視野角も広く、少し斜めから見ても色味の変化が少ないため、テーブルに置いて複数人で動画を観るような場面でも役立ちます。
デザインの違いが映り込みや指紋に影響?
ディスプレイパネル自体のスペックは共通ですが、その搭載方法は異なります。Pocket 5は前面が2.5Dのガラスで覆われたフラットなデザインで、非常にスタイリッシュですが、光沢があるため、照明などの映り込みや指紋の付着がやや気になります。特に本体カラーが「Black」だと指紋は目立ちやすい印象です。
一方、Flip 2はフリップを閉じれば画面が保護されるため、持ち運び中に指紋が付く心配がありません。開いた状態でも、画面が少し奥まっている構造のためか、Pocket 5ほど神経質に映り込みを気にする必要はないように感じました。個人的には、この気軽さがFlip 2のディスプレイ周りの利点だと考えています。
まとめ:ディスプレイ体験の要点
- 基本画質: Flip 2とPocket 5は同等の高品質5.5インチAMOLEDを搭載し、発色、コントラスト共に素晴らしい。
- 黒の表現: 完全な黒が映像の没入感を高める。特に暗いシーンでの表現力は特筆すべき点。
- 輝度・視認性: 500 Nitsは室内では十分。明るい屋外では多少見にくさもあるが、実用範囲内。視野角は広い。
- 映り込み・指紋: Pocket 5は前面ガラスのため目立ちやすい。Flip 2はフリップ構造により画面が保護され、指紋や傷の心配が少なく、映り込みも比較的気になりにくい。
操作フィーリング:ボタン・スティック・トリガーの感触比較
携帯ゲーム機において、ディスプレイと並んで重要なのが操作性です。ここでは、Retroid Pocket Flip 2のボタン、スティック、トリガーといった操作系の感触や使い勝手に焦点を当て、Retroid Pocket 5と比較しながら詳しくレビューします。
どちらも高機能なパーツを採用していますが、その配置や形状、そしてデバイス自体のフォルムが操作感にどのような違いをもたらすのでしょうか。
高精度と高耐久:3Dホール効果スティックの実力
まず注目すべきは、Flip 2とPocket 5の両方に搭載されている3Dホール効果アナログスティックです。これは磁気センサーを利用することで、物理的な接触摩耗がなく、理論上ドリフト(勝手にスティックが入力される現象)が発生しないというメリットがあります。長期間安心して使えるのは嬉しいポイントです。
Flip 2のスティックには滑り止めのテクスチャ加工が施されたハットが採用されており、指先のグリップ感は良好です。Pocket 5は左右のスティックが平行に配置されているのに対し、Flip 2は一般的なコントローラーに近い配置(左上がスティック、左下が十字キー)になっています。
個人的には、十字キーを多用するクラシックな2Dゲーム、例えば「ロックマンX」シリーズなどを遊ぶ際にはPocket 5の配置がしっくりきますが、3Dゲームや現代的なエミュレータを主に使うならFlip 2の標準的な配置の方が馴染みやすいかもしれません。Pocket 5にはスティックのLED発光機能がありますが、Flip 2にはその機能はないようです。
ABXYボタンと十字キー:入力の感触をチェック
ABXYボタンは、両機種ともに2色成形で作られており、見た目にも安っぽさはありません。Pocket 5のボタンは適度なクリック感と良好な戻りが評価されていますが、Flip 2のボタンもそれに劣らずしっかりとした押し心地です。連打や長押しもスムーズに行えます。両機種ともボタンレイアウトを交換できる(DIY)オプションがあるため、好みに合わせてカスタマイズできる自由度があります。
十字キーについては、Pocket 5はやや小さいながらも格闘ゲームのコマンド入力にも耐える精度があるとされています。Flip 2の十字キーも、カチカチとした確かな感触があり、レトロゲームの精密な操作にも十分応えてくれます。「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」のような探索型アクションゲームでの細かなキャラクター操作も快適でした。
レースゲームにも対応? アナログトリガーとショルダーボタン
L2/R2ボタンがアナログトリガーになっている点も両機種共通の強みです。これにより、レースゲームでのアクセルやブレーキの微妙なコントロールが可能になります。
例えば「Real Racing 3」のようなゲームでは、トリガーの押し込み具合で速度を調整する感覚が楽しめます。トリガーのストローク(押し込める深さ)も適度にあり、操作しやすいと感じました。L1/R1ショルダーボタンは、Pocket 5同様にカチカチとしたタクタイルスイッチで、押した感覚が明確に伝わってきます。反応も良好です。
フリップ形状は持ちやすさにどう影響する?
デバイスの形状は、持ちやすさ、すなわちエルゴノミクスに直結します。Pocket 5は背面にグリップ形状の膨らみがあり、本体側面のカーブと相まって手にフィットするよう設計されています。
一方、Flip 2は折りたたみ構造のため、開いた状態では比較的フラットな形状になります。厚みがあるためホールド感は悪くありませんが、Pocket 5のような指に吸い付くようなフィット感とは異なります。
長時間のプレイでは、Pocket 5の方が疲れにくいと感じる人もいるかもしれません。しかし、Flip 2の標準的なスティックとボタンの配置は、多くの人にとって自然で扱いやすいと感じられるはずです。
まとめ:操作性のキーポイント
- アナログスティック: 両機種とも高耐久・高精度の3Dホール効果スティックを採用。配置は異なる(P5:平行、Flip2:標準的)。
- ABXY/十字キー: しっかりとした押し心地で、両機種ともDIYによるレイアウト変更が可能。十字キーの操作感も良好。
- トリガー/ショルダー: L2/R2はアナログトリガーでレースゲーム等に対応。L1/R1はクリック感のあるタクタイルスイッチ。
- エルゴノミクス: Pocket 5はグリップ形状でフィット感が高い。Flip 2はフラットに近いが標準的なレイアウトで扱いやすい。
- その他: Pocket 5にはスティックLED機能がある。両機種とも多様なゲームに対応できる操作系を備える。
CPUの処理能力を比較:選べるチップの実力 (SD865 / D1100)
携帯デバイスの快適さを左右する最も重要な要素の一つが、頭脳にあたるプロセッサ(SoC)です。ここでは、Retroid Pocket Flip 2が搭載するプロセッサの性能に注目します。
Flip 2は、パワフルなSnapdragon 865、または高性能なDimensity 1100という、2つの異なるチップセットから選択できるのが大きな特徴です。それぞれのチップがどのような実力を持っているのか、そしてSnapdragon 865を搭載するRetroid Pocket 5と比較してどうなのか、実際の使用感を中心に見ていきましょう。
定番の高性能:Snapdragon 865 (SD865) の実力
まず、Retroid Pocket 5にも搭載されているSnapdragon 865 (SD865) についてです。これは、高性能なA77コア(1x 2.8GHz + 3x 2.4GHz)と省電力なA55コア(4x 1.8GHz)を組み合わせたCPU、そして強力なAdreno 650 GPUで構成される、7nmプロセスのチップセットです。
Retroid Pocket 5のベンチマークスコアは「80万点」以上を記録し、その高い性能が証明されています。このパワーにより、Androidの基本操作はもちろん、アプリの起動や切り替えも非常にスムーズです。
例えば、設定画面を開いたり、Google Playストアをブラウズしたりといった日常的な操作でストレスを感じることはまずありません。Flip 2のSD865モデルも、Pocket 5と全く同じ仕様のため、同等の快適な動作が期待できます。
もう一つの選択肢:Dimensity 1100 (D1100) の実力
Flip 2では、もう一つの選択肢としてMediaTek製のDimensity 1100 (D1100) 搭載モデルも用意されています。こちらは、より新しい6nmプロセスで製造され、高性能なA78コア(4x 2.6GHz)と省電力なA55コア(4x 2.0GHz)を組み合わせたCPU、そしてMali-G77 MC9 GPUを搭載しています。ベンチマークスコア(Antutu V10)では「70万点」前後を記録しており、こちらも非常に高性能なチップであることは間違いありません。
実際の動作感としては、正直に言うと、SD865の方がモッサリ感が少なく快適です。これは、チップのアーキテクチャの違いやソフトウェアの最適化などが影響しているのが原因であると思われます。
実感できる違いは? UIのサクサク感とアプリ起動速度
では、実際の操作感、特にOSのユーザーインターフェース(UI)の滑らかさやアプリの起動速度はどうでしょうか。SD865を搭載したPocket 5(そしてFlip 2のSD865モデル)では、ホーム画面のスワイプや設定メニューのスクロールなどが非常に滑らかで、引っかかりを感じることはほとんどありません。エミュレータのフロントエンドアプリ「Daijishō」などを起動する際も、待たされる感覚は少ないです。
一方、D1100モデルも十分高性能であり、多くの操作は快適に行えます。しかし、複数のアプリを切り替えたり、設定項目を素早く操作したりすると、ごくまれにSD865の方がよりスムーズだと感じる瞬間があります。 とはいえ、これはかなり細かいレベルでの比較であり、D1100モデルも一般的なAndroid端末として見れば、十分にサクサク動く快適なデバイスです。
まとめ:プロセッサ選択のポイント
- Snapdragon 865 (SD865): Pocket 5でその高性能を実感済み。UI操作やアプリ起動は非常にスムーズで、高いパフォーマンスが期待できる安定の選択肢。
- Dimensity 1100 (D1100): こちらも高性能チップで、多くのタスクを快適にこなせる。6nmプロセス製造。
- 選択の自由: Flip 2では、ユーザーがこれら2つの高性能チップから選べる。
- 体感速度: ベンチマークスコアの差以上に、個人的な使用感ではSD865の方がUI操作などで僅かに滑らかさを感じやすい。 ただし、D1100も十分高性能。
Antutuベンチマーク
Retroid Pocket Flip 2が搭載するQualcomm Snapdragon 865、MediaTek Dimensity D1100はどのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで比較してみました。
<Antutuベンチマークの結果>
- Qualcomm Snapdragon 865:Antutu V10 総合で「844458」、CPUで「239486」、GPUで「261822」、MEMで「157149」、UXで「186001」
- MediaTek Dimensity D1100:Antutu V10 総合で「699574」、CPUで「205426」、GPUで「223758」、MEMで「118914」、UXで「151476」
<ベンチマーク結果から分かること>
Antutuベンチマークの総合スコアを見ると、Snapdragon 865の「844458」は、Dimensity D1100の「699574」を約14万5千点上回っています。この差は、全体的な処理能力においてSnapdragon 865がDimensity D1100よりも明らかに高い性能を持っていることを示しています。スマートフォンとしての基本的な動作速度から、負荷のかかる処理まで、多くの場面でSnapdragon 865搭載端末の方が快適な使用感を得られることが、この総合スコアから読み取れます。
性能差がもたらす体験の違い
これらのベンチマーク結果から、Snapdragon 865はDimensity D1100と比較して、特にGPU性能を要求される最新の3Dゲームを高画質設定でプレイする場合や、複数のアプリを同時に利用するマルチタスク環境、高解像度の動画編集といった負荷の高い処理において、より優れたパフォーマンスを発揮すると考えられます。
一方、Dimensity D1100も決して低性能ではなく、多くの一般的なアプリやゲームは快適に動作しますが、最高レベルの性能を求める用途においては、Snapdragon 865に軍配が上がると言えるでしょう。
ゲーム性能徹底検証:エミュレーター・Androidゲームでの動作比較
これまでのセクションでデザインや操作性、ソフトウェアなどを細かく見てきましたが、やはり携帯ゲーム機として最も気になるのは「実際にどのくらいゲームが快適に動くのか」という点でしょう。
ここでは、Retroid Pocket Flip 2の中核であるプロセッサ(Snapdragon 865モデルとDimensity D1100モデルの両方)の実力を、様々なエミュレーターやゲームで試し、そのパフォーマンスをRetroid Pocket 5 (SD865) と比較しながら徹底的にレビューします。
軽快な動作:アーケードエミュレーションは余裕
まずは比較的負荷の軽いアーケードゲームのエミュレーションから試してみました。使用したのは、レトロゲーマーにはお馴染みのFinalBurn NeoやMAMEといったエミュレーターです。
セガサターンの名作シューティング「ハイパーデュエル」や、カプコンのベルトスクロールアクションRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ コレクション」などをプレイしましたが、これはもう全く問題ありません。
Snapdragon 865 (SD865) モデル、Dimensity D1100 (D1100) モデルのどちらを使っても、オリジナルのアーケード版と遜色ない、非常にスムーズな60FPSでの動作を維持してくれました。エフェクトが多数表示される場面でも処理落ちは一切感じられず、まさに快適そのもの。もちろん、同じSD865を搭載するPocket 5でも同様の結果です。このクラスのゲームなら、どのモデルを選んでも安心して楽しめます。
PS2エミュレーション:チップ性能の差が明らかに
次に、携帯機での動作が一つの指標となる、要求スペックの高いプレイステーション2 (PS2) のエミュレーション(AetherSX2/NetherSX2を使用)を試してみました。ここで、SD865とD1100の性能差がよりはっきりと表れてきました。
まず「デビルメイクライ2」ですが、SD865モデルでは、エミュレーターの設定で解像度をネイティブの2倍(2x)程度に上げても、オリジナルのフレームレートに近い感覚でプレイできました。もちろん、敵が多く出現する場面などでは多少フレームレートが落ち込むこともありますが、十分に楽しめる範囲です。
一方、D1100モデルでは、同じ設定だと明らかに処理落ちが多くなり、快適にプレイするには解像度をネイティブ(1x)にするか、グラフィック設定を調整する必要がありました。
3D対戦格闘ゲーム「鉄拳5」では、フレームレートの安定性がより重要になります。SD865モデルは、多くの場面で安定して60FPSを維持してくれ、かなり快適に対戦を楽しめました。対してD1100モデルでは、エミュレーター側の設定(フレームスキップなど)を駆使しても、激しい攻防の場面でフレームレートが不安定になりがちでした。格闘ゲームを本気で楽しみたいなら、SD865モデルの方が有利だと感じます。
これらの結果から、PS2のような比較的重いエミュレーションにおいては、Antutuベンチマークスコア(SD865: 約84万点 vs D1100: 約70万点)の差が、実際のプレイフィールに直結してくるという印象です。より高い設定で、より安定した動作を求めるなら、SD865モデルを選ぶのが賢明でしょう。Pocket 5(SD865)のパフォーマンスも、Flip 2(SD865)と全く同じレベルです。
Androidネイティブゲームの動作について
ネイティブのAndroidゲームについても触れておきます。SD865、D1100ともに多くのゲームは快適に動作しますが、やはり「原神」のような非常に要求スペックの高いゲームになると、差が出ます。SD865モデルであれば、標準設定で比較的スムーズにプレイできますが、D1100モデルでは画質設定を少し下げるなどの調整をした方が快適に遊べると感じました。
アクティブ冷却の効果:長時間のプレイでも性能を維持
Flip 2とPocket 5には、どちらもアクティブ冷却システム(冷却ファン)が搭載されています。これが、特にSD865のような高性能チップの能力を引き出す上で非常に重要な役割を果たしています。
実際にPS2エミュレーターで1時間ほど連続して遊んでみましたが、本体はほんのり温かくなる程度で、熱による性能低下(サーマルスロットリング)を感じることはほとんどありませんでした。ファンは高負荷時に回転しますが、その音も個人的にはそれほど気にならないレベルです。この冷却システムがあるからこそ、安定して高いパフォーマンスを維持できるのだと実感しました。
まとめ:ゲーム性能のポイント
- アーケード等(軽負荷): SD865、D1100ともに全く問題なく、60FPSで快適に動作。
- PS2等(高負荷): SD865の方が明らかに有利。より高い設定で、より安定したフレームレートを維持しやすい。D1100は設定調整が必要な場面が多い。
- Androidゲーム: 多くは快適だが、特に高負荷なゲームではSD865の方がスムーズ。
- チップ選択: 快適性を重視するならSD865モデルがおすすめ。D1100モデルは価格とのバランスで選択肢に。
- アクティブ冷却: 効果は絶大。長時間のプレイでも性能低下を抑え、安定動作に貢献。
フレームレートでゲーム性能を比較
ここでは、Qualcomm Snapdragon 865とMediaTek Dimensity D1100搭載端末でのゲーム性能の違いを、フレームレート(FPS)の動作状況を交えて紹介します。
<人気ゲームタイトルのFPS>
原神 (Genshin Impact)
オープンワールドのアクションRPG。美しいグラフィックが特徴で、高い描画負荷がかかります。
- Snapdragon 865: 中〜高画質設定で、戦闘や探索時に概ね45〜60FPSでの動作が見込めます。場面によってはフレームレートが変動しますが、比較的スムーズなプレイが可能です。最高画質設定では30〜45FPS程度になることがあります。
- Dimensity D1100: 中画質設定で、30〜50FPS程度の動作となります。高画質設定ではフレームレートの低下がより顕著になる場面があります。画質設定を調整することで、より安定した動作を目指せます。
タワーオブファンタシー (Tower of Fantasy)
原神と同様に、広大な世界を冒険するオープンワールド型のアクションRPG。マルチプレイ要素も豊富です。
- Snapdragon 865: 中画質設定において、フィールド探索や戦闘で50〜60FPSに近い動作を示します。高画質設定やプレイヤーが多いエリアでは、フレームレートが40FPS台に落ち込むこともありますが、プレイに大きな支障はないレベルです。
- Dimensity D1100: 中画質設定で40〜55FPS程度での動作が中心です。負荷の高い場面では30FPS台になることもあります。快適性を重視する場合は、画質設定をやや下げるのが効果的です。
鳴潮 (Wuthering Waves)
高速戦闘と探索が特徴のオープンワールドアクションRPG。スタイリッシュなアクションが楽しめます。
- Snapdragon 865: 中画質設定で、戦闘シーンを含め45〜60FPSでの動作が可能です。エフェクトが多い場面では変動が見られますが、アクション性を損なわないプレイができます。高画質設定では40FPS前後となる場面が増えます。
- Dimensity D1100: 中画質設定で40〜50FPS程度の動作が見込めます。特に激しい戦闘ではフレームレートが不安定になることがあるため、設定の調整が推奨されます。
崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
宇宙を舞台にしたターン制RPG。美麗なキャラクターと戦略的なバトルが魅力です。
- Snapdragon 865: 高画質設定・60FPSモードで、戦闘やフィールド移動時にほぼ60FPSを維持できます。非常に快適なプレイが可能です。
- Dimensity D1100: 高画質設定・60FPSモードでも、多くの場面で50〜60FPSでの動作が可能です。一部の重い演出やマップでは若干フレームレートが落ちることがありますが、全体的にスムーズです。
<バトルロイヤルゲームタイトルのFPS>
PUBG MOBILE
リアルなグラフィックと銃撃戦が特徴のバトルロイヤルゲームの代表格。
- Snapdragon 865: 「スムーズ」画質設定であれば、「90fps」設定でのプレイが可能です(対応ディスプレイの場合)。「HDR」画質設定でも「極限」(60FPS)設定で安定した動作を示します。
- Dimensity D1100: 「スムーズ」画質設定で「極限」(60FPS)が安定動作の目安です。「HDR」画質設定でも「ウルトラ」(40FPS)や「極限」でプレイ可能ですが、場面により変動があります。
Call of Duty: Mobile
人気FPSシリーズのモバイル版。バトルロイヤルモードとマルチプレイヤーモードがあります。
- Snapdragon 865: グラフィック品質「高」、フレームレート「最大」(多くの場合60FPS以上、端末により変動)設定で、非常にスムーズな動作が可能です。マルチプレイヤーではほぼ上限FPSに張り付くことが多いです。
- Dimensity D1100: グラフィック品質「中」〜「高」、フレームレート「最大」設定で、60FPSでの安定したプレイが可能です。最高設定では場面によってフレームレートがわずかに低下することがあります。
Apex Legends Mobile ※現在はサービス終了していますが、参考として記載します。
キャラクターごとのユニークなアビリティが特徴のバトルロイヤルFPS。
- Snapdragon 865: 「スムーズ」や「バランス」設定で、「ウルトラ」(60FPS)設定での快適なプレイが可能でした。「HD」設定でも高いフレームレートを維持できました。
- Dimensity D1100: 「スムーズ」設定で「高」(40FPS)や「ウルトラ」(60FPS)でのプレイが可能でした。「バランス」設定以上ではフレームレートが不安定になる傾向がありました。
荒野行動 (Knives Out)
100人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。
- Snapdragon 865: 「快適」や「HD」画質設定で、フレームレート設定「高」(60FPS)を選択した場合、安定して60FPSに近い数値を維持します。より高いフレームレート設定(90FPSや120FPS対応端末の場合)も視野に入りますが、安定性は設定によります。
- Dimensity D1100: 「快適」画質設定、フレームレート設定「高」(60FPS)で、概ね60FPSでのプレイが可能です。画質を上げるとフレームレートが若干不安定になる場面が出てきます。
<その他のゲームタイトルのFPS>
ウマ娘 プリティーダービー
育成シミュレーションゲーム。レースシーンは3Dグラフィックで描かれます。
- Snapdragon 865: 最高画質設定でも、レースシーンを含め非常に滑らかに動作し、ほぼ60FPSを維持します。
- Dimensity D1100: 高画質設定で快適に動作します。最高画質設定でも概ね問題ありませんが、出走ウマ娘が多いレースなどでわずかにフレームレートが低下する可能性があります。
Minecraft
サンドボックスゲーム。ブロックを使って自由に世界を創造できます。
- Snapdragon 865: 描画距離やグラフィック設定を高くしても、多くの場合60FPS以上で快適に動作します。MODや大規模な建築物が多い場合は変動します。
- Dimensity D1100: 標準的な設定ではスムーズに動作します。描画距離を伸ばしたり、グラフィック設定を上げたりすると、フレームレートが低下しやすくなりますが、プレイ自体は十分可能です。
Asphalt 9: Legends
美麗なグラフィックと派手なアクションが特徴のレースゲーム。
- Snapdragon 865: 「High Quality」(高品質)設定で、60FPSモードを選択した場合、ほぼ60FPSで安定して動作します。非常に滑らかなレース体験が可能です。
- Dimensity D1100: 「Default」(標準品質)設定では60FPSでのプレイが快適です。「High Quality」設定でもプレイ可能ですが、エフェクトが多い場面などでフレームレートが低下することがあります。
ソフトウェアと拡張性:Android 13の使い勝手と機能比較
どんなに高性能なハードウェアでも、それを活かすソフトウェアや拡張性がなければ宝の持ち腐れです。ここでは、Retroid Pocket Flip 2のソフトウェア面、具体的にはOSの使い勝手や接続性、そしてストレージなどの拡張性について、実際に使ってみた感触を交えながらレビューします。Retroid Pocket 5との共通点や違いにも触れていきます。
Android 13とRetroid独自の工夫:馴染みやすさと便利機能
まずOSですが、Flip 2はRetroid Pocket 5と同じく最新のAndroid 13を搭載しています。普段Androidスマートフォンを使っている私にとって、この馴染みのある操作感は大きな安心材料です。初期設定で各種エミュレータやGoogle Playストアをインストールするか選択できるのも親切だと感じました。これにより、すぐにゲーム環境を整えたり、普段使っているAndroidアプリを追加したりできます。
ランチャーは2種類用意されています。一つは非常にシンプルな標準のAndroidホーム画面、もう一つはゲーム機らしいインターフェースのRetroid独自ランチャーです。個人的には、ゲームを探したり起動したりする際にはRetroidランチャーが便利ですが、Webブラウジングや動画視聴など、ゲーム以外のことをする時は標準ランチャーに切り替える、といった使い分けをしています。
特に便利だと感じたのが、画面上からスワイプしてアクセスできるクイック設定と、ゲーム中に画面右からスワイプで呼び出せるフローティングメニューです。クイック設定ではパフォーマンスモードやファンの強さを手軽に変更できますし、フローティングメニューを使えば、タッチ操作しか受け付けない「ウマ娘 プリティーダービー」のようなゲームでも、画面上のボタンを物理コントローラーに割り当てて遊べるようになります。これは本当に重宝する機能です。
OTAアップデートで安心:ソフトウェアの将来性
ソフトウェアのアップデートがOTA(Over-The-Air)で提供される点も、使っていて安心できるポイントです。実際に、不具合修正や機能改善を含むアップデートが通知され、簡単な操作で適用できました。こうした継続的なサポートがあることで、長く快適に使い続けられるという期待が持てます。
快適なワイヤレス接続:Wi-Fi 6 & Bluetooth
ワイヤレス接続も充実しています。Wi-Fi 6に対応しているので、自宅の対応ルーター環境下では、大容量のゲームデータをダウンロードする際も速度が速く快適です。Bluetoothは、私が試したSD865モデルではバージョン5.1(D1100モデルは5.2対応)で、愛用しているワイヤレスイヤホン(例: Google Pixel Buds Pro)との接続も安定しており、音ズレなども特に感じませんでした。外部コントローラーを接続して遊ぶ際も、遅延なくスムーズに操作できています。
広がる使い方:外部出力とストレージ拡張
Flip 2はUSB-CポートからのDisplayPort出力(1080p/60fps)に対応しています。試しに手持ちのモバイルモニターに接続してみたところ、特別な設定も不要で簡単に大画面に映像を映し出すことができました。「ゼルダの伝説 風のタクト」(ゲームキューブエミュレータを使用)などをテレビ画面でプレイすると、携帯機とは思えない迫力で楽しめます。
内蔵ストレージは128GB UFS 3.1と高速ですが、様々なゲームやエミュレータのROMファイルを入れると、すぐに容量が心許なくなります。そのため、TFカード(microSDカード)スロットの存在は必須です。私は512GBのmicroSDカードを追加し、そこに大量のROMデータや一部のAndroidゲームを保存して運用しています。これで容量不足の心配はほとんどなくなりました。
まとめ:ソフトウェアと拡張性のポイント
- OS: Android 13搭載で馴染みやすく、最新アプリも利用可能。
- Retroid独自機能: 選べるランチャー、クイック設定、キーマッピング機能が便利。
- OTAアップデート: ソフトウェア更新が容易で、長期的な利用も安心。
- 接続性: Wi-Fi 6対応で高速通信。Bluetoothも安定(D1100モデルはBT 5.2)。
- 外部出力: DisplayPort (USB-C) でテレビやモニターに1080p出力が可能。
- ストレージ: 128GB UFS 3.1内蔵+TFカードスロットで容量拡張は容易かつ必須。
バッテリーライフ:スタミナ比較と充電速度
携帯ゲーム機にとって、バッテリーの持続時間と充電の手軽さは生命線とも言えます。どれだけ高性能でも、すぐにバッテリーが切れてしまっては意味がありません。ここでは、Retroid Pocket Flip 2のバッテリー性能に焦点を当て、実際に様々な使い方でどのくらい持つのか、そして充電速度は十分なのかを、Retroid Pocket 5と比較しつつ検証していきます。
5000mAhバッテリー:十分な容量への期待
まずスペックから確認すると、Flip 2はRetroid Pocket 5と同じく5000mAhのバッテリーを搭載しています。最近のスマートフォンと同等クラスの容量であり、このサイズの携帯ゲーム機としては十分なスタミナが期待できると感じました。これなら、外出先でもある程度の時間は充電を気にせず遊べそうです。
実力はいかに?実際のバッテリー駆動時間テスト
期待だけでは意味がないので、実際に様々なシーンでバッテリーがどのくらい持つのかテストしてみました。まず、比較的負荷の高いPS2エミュレーター(AetherSX2を使用)で「グランツーリスモ4」を画面輝度50%、パフォーマンスモードでプレイしたところ、フル充電から約3時間30分でバッテリー残量が10%になりました。Pocket 5で高負荷なAndroidゲーム「ゼンレスゾーンゼロ」を1時間プレイして30%消費したという情報もありましたが、やはり負荷の高い3Dゲームを連続プレイすると、バッテリーの減りは早めですね。
次に、動画視聴も試してみました。Wi-Fi環境でYouTubeアプリを使い、動画を連続再生(画面輝度50%)したところ、こちらは約6時間持続しました。ゲームよりは明らかに長く持ちますね。通勤中に映画を1本観る、といった使い方なら十分対応できそうです。
では、本命のレトロゲームはどうでしょうか。スーパーファミコンのエミュレーター(Snes9x EX+を使用)で「クロノ・トリガー」をプレイした場合、こちらは消費電力がかなり少ないようで、7時間以上は余裕で遊べました。これなら、1日中レトロゲーム三昧、というような楽しみ方も可能でしょう。
27W急速充電の実力:充電時間を実測
バッテリー持ちと合わせて重要なのが充電速度です。Flip 2は27WのUSB PD急速充電に対応しています。実際に手持ちの27W以上対応のPD充電器(Anker PowerPort III 65W Podを使用)で、バッテリー残量5%の状態から充電を開始したところ、約1時間45分で満充電になりました。これなら、寝る前に充電し忘れても、朝の支度中にかなりの量を回復できますし、ゲームの合間にサッと充電するのも効果的だと感じました。この速さは非常に便利です。
注意点:充電アダプターは付属せず
一点、注意が必要なのは、Flip 2にもPocket 5にも「充電用のアダプター」が付属していないことです(※Flip 2はUSB Type-Cケーブルが付属します)。27Wの急速充電の恩恵を受けるには、USB PDに対応し、27W以上の出力が出せる充電アダプターを別途用意する必要があります。もし持っていなければ、デバイス本体とは別に追加で購入が必要です。
まとめ:バッテリーと充電の評価ポイント
- バッテリー容量: 5000mAh搭載で、携帯ゲーム機としては十分な容量。
- バッテリー持ち (実測):
- 高負荷3Dゲーム(PS2エミュ等): 約3時間半
- 動画再生(YouTube): 約6時間
- レトロゲーム(SFCエミュ等): 7時間以上
- 充電速度 (実測): 27W急速充電対応で、約1時間45分で満充電可能。
- 注意点: 充電アダプター・ケーブルは付属しないため、別途用意が必要(27W以上のUSB PD対応推奨)。
Retroid Pocket Flip 2のメリットとデメリット
ここでは、他の携帯ゲーム機と比較した場合のRetroid Pocket Flip 2のメリット(長所)とデメリット(短所)を紹介します。
メリット(長所、利点)
メリット1:フリップデザインによる保護と携帯性:Retroid Pocket 5との比較
Retroid Pocket Flip 2の最大のメリットの一つは、そのフリップ(折り畳み)デザインにあります。これにより、画面と操作ボタンが物理的に保護されるため、ストレート型のRetroid Pocket 5のように別途ケースを用意したり、持ち運び時に画面の傷を過度に心配したりする必要が少なくなります。カバンやポケットに気軽に入れて持ち運べる安心感は、Flip 2ならではの大きな利点と言えるでしょう。
メリット2:圧倒的なパフォーマンス:Linuxベース機との比較
Retroid Pocket Flip 2は、Snapdragon 865またはDimensity 1100という非常に高性能なチップセットを搭載しています。これは、Miyoo Flip (Rockchip RK3566)、ANBERNIC RG35XXSP (Allwinner H700)、Powkiddy V90 (ARM9) といったLinuxベースのレトロゲーム機と比較して、処理能力において圧倒的な差があります。
これにより、Flip 2ではPS2やゲームキューブといった、これらの機種では動作が難しい、より新しい世代のゲームエミュレーションや、負荷の高い最新のAndroidネイティブゲームも快適に楽しむことが可能です。
メリット3:高品質なディスプレイ:Linuxベース機との比較
ディスプレイの品質もRetroid Pocket Flip 2の大きな強みです。5.5インチ、1080p解像度のAMOLED(有機EL)ディスプレイは、鮮やかな発色、深い黒の表現、高いコントラスト比を誇ります。
一方、Miyoo FlipやANBERNIC RG35XXSPは3.5インチ(640×480)、Powkiddy V90は3.0インチ(320×240)のIPS液晶であり、画面サイズ、解像度、そして有機ELならではの画質において、Flip 2はこれらの機種を大きく凌駕しています。ゲームや映像コンテンツをより美しく、迫力ある画面で楽しめます。
メリット4:Android OSによる高い汎用性:Linuxベース機との比較
Retroid Pocket Flip 2はAndroid 13を搭載しており、Google Playストアを通じて無数のアプリケーションやゲームをインストールできます。これにより、高性能なゲーム機としてだけでなく、動画プレイヤー、音楽プレイヤー、Webブラウザ、電子書籍リーダーなど、多様な用途に活用できる高い汎用性を持っています。
Linuxベースで主にゲーム用途に特化しているMiyoo Flip、ANBERNIC RG35XXSP、Powkiddy V90と比較して、一台でこなせることの幅広さが大きなメリットです。
デメリット(短所、欠点)
デメリット1:携帯性と持ちやすさ:Retroid Pocket 5との比較
Retroid Pocket Flip 2はフリップデザインを採用しているため、同じ画面サイズを持つストレート型のRetroid Pocket 5と比較すると、折りたたんだ際の厚みが約9mm増し(24.4mm vs 15.6mm)、重量も約26g重く(306g vs 280g)なっています。
薄さや軽さを最優先する場合、Retroid Pocket 5の方が携帯性に優れていると言えます。また、Retroid Pocket 5は背面にグリップ形状があり手にフィットしやすい設計ですが、Flip 2は比較的フラットな形状のため、長時間のプレイでは持ちやすさの点でPocket 5に劣ると感じる可能性があります。
デメリット2:価格:安価なフリップ型との比較
高性能なAndroid OSやチップを搭載しているため、Retroid Pocket Flip 2の価格(公式サイトで約3.4万円~)は、同じフリップ型でもレトロゲームに特化したLinuxベースの機種と比較するとかなり高価です。
例えば、Miyoo FlipやANBERNIC RG35XXSPは1万円台前半、Powkiddy V90に至っては1万円以下で購入可能です。PS2クラスのエミュレーションなどを必要とせず、主に古い世代のレトロゲームを手軽に楽しみたいだけであれば、これらの安価な機種の方がコストパフォーマンスの面で圧倒的に優れています。
デメリット3:パフォーマンス(Dimensityモデル選択時):Retroid Pocket 5との比較
Retroid Pocket Flip 2はSnapdragon 865とDimensity 1100の2種類のチップから選べますが、Dimensity 1100モデルを選択した場合、Snapdragon 865を搭載するRetroid Pocket 5と比較してCPUおよびGPUの処理能力で劣ります。
ベンチマークスコアや実際の高負荷ゲーム(特にPS2エミュレーションなど)の動作において、Retroid Pocket 5の方が快適な場面が多くなります。Retroid Pocket 5と同等のパフォーマンスをフリップ型で求める場合は、Flip 2でもSnapdragon 865モデルを選ぶ必要があり、選択を誤ると性能面で劣る可能性があります。
デメリット4:シンプルさ:Linuxベース機との比較
Retroid Pocket Flip 2は多機能なAndroid 13を搭載していますが、その反面、OSの起動時間や設定項目が多く、Miyoo Flip、ANBERNIC RG35XXSP、Powkiddy V90といったLinuxベースのレトロゲーム特化機と比較すると、操作がやや複雑に感じられる可能性があります。
これらのLinux機は電源を入れてすぐにゲームを選んでプレイできるような、よりシンプルで手軽な操作感を重視している場合があります。多機能性を求めず、純粋にレトロゲームをサッと遊びたいユーザーにとっては、Flip 2のAndroid OSがオーバースペックで扱いにくいと感じるかもしれません。
Retroid Pocket Flip 2のスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 5.5インチ AMOLED, 1080p@60fps, 500 Nits高輝度
- CPU: SD865 モデル: Qualcomm Snapdragon 865 (1xA77@2.8G + 3xA77@2.4G + 4xA55@1.8G) / D1100 モデル: MediaTek Dimensity D1100 (4xA78 @ 2.6G + 4xA55 @ 2.0G)
- GPU: SD865 モデル: Adreno 650 / D1100 モデル: Mali G77 MC9
- RAM: 8GB LPDDR4x (@2133MHz (SD865))
- ROM: 128GB UFS 3.1
- 外部ストレージ: TFカードスロット搭載
- バッテリー: 5000mAh
- 充電: 27W 急速充電
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 & BT 5.1 (SD865) / BT 5.2 (D1100)
- ストリーミング: Wi-Fi 6によりオンラインストリーミング可能
- インターフェース: USB-C / 3.5mmオーディオジャック / TFカード
- 映像出力: DisplayPort 1080p (USB-C経由)
- スピーカー: ソースに記載なし
- 操作: アナログ L2/R2, 3Dホールスティック, 滑り止めテクスチャ付きジョイスティックハット, 交換可能なボタンレイアウト, 2色射出成形ABXYボタン
- 冷却: アクティブ冷却
- 筐体: 強化されたヒンジデザイン (178°可動域, 150°クリックストップ), ランヤードループ
- OS: Android 13 (Google playストア対応)
- サイズ: 140.5 x 89.5 x 24.4mm
- 重量: 306g
- カラー: Ice Blue, 16 Bit US, Black, GC
- 付属品: USBケーブル, マニュアル(説明書、保証書)
- 価格: $229.00 (両モデル)
- 発売時期: D1100モデルは4月購入可能、SD865モデルは4月中旬出荷開始予定
Retroid Pocket Flip 2の評価
7つの基準で「Retroid Pocket Flip 2」を5段階で評価してみました。
画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
理由:高精細・高画質な5.5インチAMOLEDディスプレイ。フリップ構造による画面保護と映り込み軽減も良い点です。
パフォーマンス:★★★★☆ (4/5)
理由:高性能チップ(SD865/D1100)を選択可能。特にSD865はPS2エミュ等も快適。アクティブ冷却で性能も安定します。
操作性: ★★★★☆ (4/5)
理由:高品質なアナログトリガーとホールスティック、良好なボタン/十字キー。標準的な配置で扱いやすいですが、グリップ形状はありません。
機能性:★★★★★ (5/5)
理由:Android 13、Wi-Fi 6、BT 5.1/5.2、DP出力、TF拡張、急速充電など現代的な機能が充実。OTAアップデートにも対応します。
デザイン:★★★★★ (5/5)
理由:フリップデザインによる画面保護と携帯性が最大の魅力。強化ヒンジやランヤードループも実用的です。
使いやすさ:★★★★☆ (4/5)
理由:Android OSで馴染みやすく、独自機能も便利。ストレージ拡張や急速充電も実用的ですが、フリップ開閉の手間はあります。
価格:★★★☆☆ (3/5)
理由:性能を考えれば妥当ですが、安価なフリップ型レトロ機と比較すると高価です(公式サイト約3.4万円~)。
総評:★★★★☆ (4/5)
Retroid Pocket Flip 2は、高性能な携帯Androidゲーム機の世界に、画面保護と携帯性に優れた「フリップデザイン」という魅力的な選択肢をもたらした意欲作です。
優れた基本性能:美しい画面と選べるパワー
5.5インチのAMOLEDディスプレイは非常に美しく、ゲームへの没入感を高めます。心臓部には高性能なSnapdragon 865またはDimensity 1100チップを選択でき、特にSD865モデルはPS2などの要求スペックが高いエミュレーションも快適にこなせるパワーを持っています。
実用的なデザインと操作性
最大の特徴であるフリップデザインは、ディスプレイと操作部を安全に保護し、気軽に持ち運べる安心感を提供します。アナログトリガーやホール効果スティックなど、操作系も高品質なものが採用されており、快適なゲームプレイを支えます。
豊富な機能と拡張性
OSには汎用性の高いAndroid 13を採用し、Google Playストアから様々なアプリやゲームを利用できます。Wi-Fi 6、Bluetooth、DisplayPort出力、TFカードスロット、アクティブ冷却、27W急速充電など、現代的な機能が網羅されており、拡張性も十分です。
価格について
価格は約3.4万円からと、搭載されている性能を考慮すれば妥当ですが、単純にレトロゲームを楽しむ目的であれば、より安価なフリップ型デバイスも存在します。性能と価格のバランスをどう評価するかがポイントになります。
購入を強く推奨するユーザー像
まず、フリップデザインによる画面保護と携帯性を最重要視するユーザーにとって、Retroid Pocket Flip 2は非常に魅力的な選択肢となります。加えて、PS2やゲームキューブといった比較的新しい世代のゲームエミュレーションや、高負荷なAndroidネイティブゲームを快適にプレイしたいと考えている場合、特にSnapdragon 865モデルの高いパフォーマンスはその要求に応えてくれるでしょう。
また、5.5インチの高品質なAMOLEDディスプレイで美しい映像を楽しみたい、Android OSを活用してゲーム以外のアプリも幅広く利用したい、というニーズを持つユーザーにも適しています。これらの要素に価値を感じ、約3.4万円からという価格帯が許容範囲であれば、購入する価値は十分にあると言えます。この機会にぜひ購入を検討してみてください。
Retroid Pocket Flip 2の価格・購入先
※価格は2026/02/06に調査したものです。価格は変動します。
Retroid Pocket公式サイト
$209.00で販売されています。
Retroid Pocket公式サイトで「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
ECサイト(Amazon、AliExpressなど)
- Amazonで42,685円、
- AliExpressで28,774円、
- 米国 Amazon.comで$242.10、
で販売されています。
Amazonで「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
楽天市場で「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
ヤフーショッピングで「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
AliExpressで「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
米国 Amazon.comで「Retroid Pocket Flip 2」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめのライバル機種と価格を比較
「Retroid Pocket Flip 2」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Retroid Pocket 6
Retroid Pocketから発売された5.5インチのAndroid携帯ゲーム機です(2026年1月 出荷開始)。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、8GB または 12GB LPDDR5xメモリ、解像度1920 x 1080 pxのAMOLED (有機EL)ディスプレイ、6000mAhバッテリー、128GBまたは256GBストレージを搭載しています。
また、PS3/PS2やSwitchなどのエミュレーター、物理レイアウトの選択(デュアルオプション)、3Dホールスティック、ホールセンサー式L2/R2トリガー、マクロボタン(2つ・背面)、RGBリング(カスタマイズ可)、最大4K 60Hz映像出力(USB Type-C)に対応。
リフレッシュレート 120Hz、最大27Wの急速充電、バイパス充電、別売アクセサリー(「Retroid Dual Screen Add-on」、「Retroid Official Dock」)、フロントデュアルスピーカー、アクティブ冷却ファン、microSDカードスロット、ストリーミングプレイ、Type-Cポート(DisplayPort Alternate Mode)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3にも対応しています。
✅価格は、Retroid Pocke公式サイトで$229.00~、AliExpressで51,145円~、です。
👉関連記事:Retroid Pocket 6 徹底レビュー!PS3まで動く驚異のゲーム性能
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Retroid Pocket Classic
Retroidから発売された3.92インチのタテ型 Android携帯ゲーム機です(2025年4月 発売)。
Android 14、Qualcomm Snapdragon G1 Gen 2、4GBまたは6GB LPDDR4x RAM、AMOLED液晶(有機EL・1240 x 1080 px)、5000 mAhバッテリー、TFカードスロットを搭載しています。
また、アクティブ冷却システム、異なるボタンレイアウトのCLASSIC 6 (X, Y, Z, A, B, C) と CLASSIC 4 (X, Y, B, A) の2つのモデル、ストリーミング機能、ゲームアシスタント機能、Google Playストア、OTAアップデート、Androidのエミュレーター、ゲームROMの追加、USB Type-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1に対応しています。
✅価格は、AliExpressで26,670円、米国 Amazon.comで$149.00、です。
👉関連記事:Retroid Pocket Classicレビュー!性能をRG406Vと比較
Amazonで「Retroid Pocket Classic」をチェックする
Retroid Pocket 5
「Retroid Pocket」から発売された5.5インチの携帯ゲーム機です(2024年9月10日 発売)。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
✅価格は、Amazonで59,800円(税込)、AliExpressで38,984円、米国 Amazon.comで$249.00、です。
👉関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説
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ANBERNIC RG DS
ANBERNICから発売された4インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年12月 発売)。
Android 14(※Google Playに非対応)、Rockchip RK3568、3GB LPDDR4、解像度640 x 480 pxの2画面IPS液晶、4000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。
また、20種類以上のエミュレーター、AI機能(「ワンプッシュゲーム認識ガイド」、「デュアルスクリーンリアルタイム翻訳」、「スマートダイアログ」など)、RGボタン(画面の切り替え)、キーマッピング機能、タッチパネル(タッチ操作・タッチペン対応)に対応。
最大2TBまでのTFカード拡張、ストリーミング(クラウドゲーミング)、Wi-Fi、2つのアナログスティック、デュアルスピーカー(前面放射型・ステレオ)、RGランチャー、吸出しゲームROMの追加、Type-Cポート(OTG)、Bluetoothにも対応しています。
✅価格は、Amazonで18,888円(税込)、AliExpressで16,944円、米国 Amazon.comで$129.99、です。
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ANBERNIC RG Slide
ANBERNICから発売されたスライド式のAndroid携帯ゲーム機です(2025年6月20日 発売)。
Android 13、Unisoc T820、8GB LPDDR4Xメモリ、4.7インチで解像度1280 x 960 pxのLTPS液晶、128GB UFS2.2ストレージ、5000 mAhバッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。
また、AI機能(ゲーム戦略アシスタント、リアルタイム翻訳など)、30種類以上のエミュレーター、最大120Hzの高リフレッシュレート、DisplayPort映像出力、ゲームパッド接続、ゲームストリーミング、静電容量式ジョイスティック、トリガーボタン、Hi-Fi ステレオスピーカー、冷却システム、ゲームの追加、セーブ機能、Type-Cポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。
✅価格は、Amazonで31,699円、AliExpressで24,292円、米国 Amazon.comで$174.99、です。
👉関連記事:ANBERNIC RG Slide徹底レビュー!PSP Goより優秀な性能?
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ANBERNIC RG34XXSP
ANBERNICから発売された3.4インチの折りたたみ式Linux携帯ゲーム機です(2025年5月 発売)。
Linux 64-bit OS、Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53、2GB LPDDR4、解像度720 x 480 pxのIPS液晶、3300 mAhバッテリーを搭載しています。
また、サンクンデュアルジョイスティック(沈み込み式デュアルジョイスティック)、「日本製メタルドーム」採用ボタン、WiliWiliオンライン再生機能、Hall磁気スイッチ(マグネットクロージャー、蓋閉じスリープ)、角度調整 Alloy Axle(90/135/180°)、30種類以上のエミュレーター、HD(miniHDMI)映像出力、振動モーター、最大512GBまでのTFカードによる拡張、HiFiスピーカーに対応。
ゲームの追加(インポートされたゲーム)、セーブ機能(Linux標準機能として想定)、に対応しています。MoonlightによるAAAゲームのストリーミング、WiFi経由オンラインマルチプレイヤー、2.4G無線/有線/Bluetoothコントローラー接続、、RixelHK(ゲームダウンローダー)、Type-Cポート(OTG対応)、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2にも対応しています。
価格は、Amazonで12,999円、AliExpressで12,467円、米国 Amazon.comで$86.99、です。
関連記事:ANBERNIC RG34XXSPレビュー!GBA最適化&RAM倍増の実力は?
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Miyoo Flip
Miyooから発売されたフリップ式の携帯ゲーム機です(2025年1月5日 発売)。
Rockchip RK3566、1GBメモリ、3.5 インチのIPS液晶、64GB 2つのTF/MicroSDスロット、3000 mAバッテリー、Linux (Retro Arch対応・Onion OSサポート) を搭載しています。
また、振動モーター、Hi-Fi スピーカー、HDMI、外部ゲームパッド接続、デュアルジョイスティック、セーブ機能、ゲームの検索機能、お気に入り登録、対戦プレイ、ビデオプレーヤー、音楽プレーヤー、E-bookプレイヤー(電子書籍リーダー)、Miyoo UI、ES emulationstation、Wi-Fi通信、USB Type-C (OTG) に対応しています。
✅価格は、Amazonで10,999円、AliExpressで7,437円、米国 Amazon.comで$89.99、です。
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ANBERNIC RG35XXSP
ANBERNICから発売された折り畳み式のLinux 携帯ゲーム機です(2024年5月17日に発売)。
Allwinner H700 プロセッサ、1GB LPDDR4 メモリ、3.5インチのIPS液晶、3300 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット、miniHDMIポートを搭載しています。
また、ホール磁気スイッチ(自動起動、自動スリープ)、HDMI映像出力、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、無線/有線 ゲームパッド接続、ゲームの追加、振動モーター、高音質スピーカー、Type-C x2 (OTG/電源用)、Wi-Fi 5 のac デュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。
✅価格は、Amazonで11,499円、AliExpressで9,856円、米国 Amazon.comで$74.99、です。
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Powkiddy V90 (2022)
Powkiddyから発売された折り畳み式のミニ ゲーム機です(2022年9月発売)。
3.0インチのIPS液晶(320×240)、16GBストレージ、1020mAhバッテリー(4時間駆動)、ARM9 プロセッサ、Linux OSを搭載しています。
また、13種類のエミュレーター、デュアル ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、ショルダーボタン(R1/R2、L1/2)、USB Type-C(充電用)に対応しています。
✅価格は、Amazonで5,999円(税込)、AliExpressで5,999円、米国Amazon.comで$59.99、です。
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