スタイリッシュデザインの「HUAWEI WATCH GT 5」。早くも「性能が劇的に向上した」と評判です。しかし、その一方で「前モデルからどのくらい性能が上がったのかよく分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は前モデル(GT4、GT3)との性能の違いを明らかにするために、次の7点を重点的に解説します。
- TruSenseシステム
- 情緒測定
- フルカラーマップ機能
- ランニングフォームの測定機能
- GPS機能
- 耐久性
- バッテリー・充電
- その他の新機能 まとめ
- Pro版との違い
また、上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」との違いも紹介!できることや新機能、メリット、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるのでぜひ参考にしてみてください。
「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズが日本で発売!
2024年10月9日、日本で中国 ファーウェイの新製品「HUAWEI WATCH GT 5」(ファーウェイ ウォッチ ジーティー 5)シリーズが発売されます。
Android 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチで、
標準版「HUAWEI WATCH GT 5」と上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の2種類を用意しています。
ファーウェイからは2023年10月に「HUAWEI WATCH GT 4」が発売されています。
このスマートウォッチは「デザインが良くてバッテリーの持ちも良い」、「機能が豊富で操作もしやすい」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、マップ機能やゴルフ機能を備えていることで話題になっています。
もちろん、豊富な文字盤デザインやおしゃれなストラップ(バンド)も用意していますよ。
それでは早速どんなスマートウォッチなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:HUAWEI WATCH GT 5 – HUAWEI 日本
HUAWEI WATCH GT 5 Pro – HUAWEI 日本
違い1:統合されたHUAWEI TruSenseシステムで健康状態をより深く理解できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズはHUAWEI TruSenseシステムに対応しています。
HUAWEI TruSenseシステムは、ファーウェイが開発したウェアラブルデバイス向けのヘルスケア統合システムです。
従来モデル(「HUAWEI WATCH GT 4」や「HUAWEI WATCH GT 3」など)までは、心拍(HUAWEI TruSeen)、睡眠(HUAWEI TruSleep)、スポーツモードなど、
個々の単一の測定機能を利用していました。
新モデルではこれまで個々に独立していた健康管理モニタリング技術を統合し、ユーザーの健康状態をより深く理解できるようになっています。
具体的には、心拍数、血中酸素レベル、睡眠状態、ストレスレベルなど、60以上の健康指標を総合的にモニタリングし、
総合的なデータ分析(可視化されたスコアを含む)とそれにもとづいたアドバイスを提供します。
従来モデルと同様にカロリー管理機能や体表面温度測定なども利用できます。
違い2:情緒測定に対応・感情の状態を把握してアクションを起こせる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズは情緒測定に対応しています。
情緒測定とは心拍変動などを分析することで、ユーザーの感情状態(「快適」「普通」「不快」)を推測し、記録する機能です。
これにより、もし「不快」の状態が続いているときは、ウォッチに内蔵されている呼吸エクササイズを使ってリラックスしてみるなどの行動をおこしやすくなります。
ただし、情緒測定は、心拍データに基づいた推測であり、必ずしも正確な感情状態を反映しているわけではありません。
また、心拍変動は、感情だけでなく、運動や体温など、様々な要因の影響を受けるので、あくまで「参考」程度にとらえておいた方がいいでしょう。
一方、前モデル「HUAWEI WATCH GT 4」や「HUAWEI WATCH GT 3」は発売時に情緒測定に対応していませんでした。
今後、アプリの最新アップデートで対応するかもしれません。
違い3:フルカラーマップ機能に対応・ランニングモードなどと連動できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズはワークアウト中にフルカラーマップ機能を利用できるようになっています。
カラー表示のため、従来モデルよりも自分の現在地やルートを直感的に把握できます。
フルカラーマップ機能はランニングやサイクリングなどのワークアウトモードで、
自動的に表示され、タッチ操作やボタン押しで地図を拡大したり縮小したりできます。
また、過去のワークアウトデータから、過去のルートを確認することもできます。
一方、前モデル「HUAWEI WATCH GT 4」と「HUAWEI WATCH GT 3」はPetalマップという地図アプリと連携することで、
地図機能(ナビゲーション機能)を利用できました。
ただし、利用するにはアプリのインストールが必要で、スポーツモードと連動した機能ではありませんでした。
違い4:ランニングフォームの測定機能に対応・センサーなしで単体で利用できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズはランニングフォームの測定機能に対応しています。
この機能は、ランニング中のフォームを科学的に分析し、パフォーマンスの向上やケガの防止に役立ちます。
測定されたデータはグラフや数値で分かりやすく表示され、自分のフォームを客観的に評価したり、アドバイスを受けたりすることができます。
この機能で具体的に測定できるのは、
- 左右の足のバランス:・・・左右の足にかかる負荷のバランスを数値化し、左右差を可視化する
- 接地時間・・・足が地面に着いている時間(接地時間)を測定し、理想的な接地時間と比較する
- 垂直振動:・・・ランニング中の上下動の大きさを数値化し、効率の良いフォームかどうかを評価する
- ストライド長・・・一歩の長さを測定し、ランニング効率を分析する
の4点です。
これらの分析をもとに自分の強みと弱みを把握し、効率的なトレーニング計画を立てることができます。
また、フルカラーマップ機能と連携し、ランニング中のフォームやペースの変化を地図上に表示し、より詳細なトレーニング分析が可能。
ランニング能力指数など様々な項目が測定でき、ランニング中のリアルタイム音声案内なども利用できます。
一方、「HUAWEI WATCH GT 4」や「HUAWEI WATCH GT 3」もランニングフォームの測定機能に対応していました。
ただし、ファーウェイが開発した、ランニングフォームを科学的に分析するための小型軽量センサー「HUAWEI S-TAG」(別売)が必要です。
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズはそのセンサーを利用することなく、ランニングフォームを分析できるようになっています。
違い5:ヒマワリ型アンテナ採用でより正確な位置情報を取得できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズは新たにGPSの受信精度を大幅に向上させるめの画期的な技術「ヒマワリ型アンテナ」を採用しています。
このアンテナは、太陽に向かって花が開くヒマワリのように、スマートウォッチがどのような角度や位置にあっても、
常に衛星の方向を自動で認識し、信号を最適な状態に調整します。
そのため、従来モデル「HUAWEI WATCH GT 4」や「HUAWEI WATCH GT 3」よりもGPSの測位精度が約20%以上向上しています。
これにより、ランニングやサイクリング中の位置情報がより正確に取得でき、ルートの計測やペース管理がより正確に行えるようになっています。
なお、「ヒマワリ型アンテナ」はランニングやサイクリングだけでなく、ゴルフなど、さまざまなスポーツで利用可能です。
違い6:防護塗装で耐摩耗性が向上・IP69Kの防水防塵対応で海でも使用できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズは防護塗装を施し、前モデル「HUAWEI WATCH GT 4」より約200%耐摩耗性が向上しています。
そのため、日常使いでの擦り傷や衝撃から時計本体を保護し、長期にわたって美しい外観を維持することができます。
また、5気圧防水(水深50mまでの防水性能)に加えて、IP69Kの防水防塵に対応しています。
IP69Kの「IP6」は粉塵混入に対する最高レベルの保護を意味し、
「9K」は高圧の水分混入、またはスチームなどのクリーニングにおいても混入を防ぐ最大レベルの保護を意味します。
そのため、プールや海での使用はもちろん、泥だらけになった状態でも安心して洗うことができます。
※シャワーでは利用できますが、お風呂やサウナには対応していないので注意してください。
そのほか、上位モデルの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」は水深40メートルのフリーダイビングにも対応。
水深や時間に関するパーソナライズされたリマインダーやアラームを設定し、安全を確保することもできます。
前モデル「HUAWEI WATCH GT 4」や「HUAWEI WATCH GT 3は5気圧防水対応で、IP69Kの防水防塵に対応していませんでした。
水深40メートルのフリーダイビングも利用できません。
※「HUAWEI WATCH GT 5」のデザインはこちらのYouTube動画で確認できます。ぜひご覧ください。
<防水性能を比較>
1.「HUAWEI WATCH GT 5」・・・5ATM(5気圧防水)+ IP69K
2.「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」・・・5ATM(5気圧防水)+ IP69K
3.「HUAWEI WATCH GT 4」・・・5ATM(5気圧防水)
4.「HUAWEI WATCH GT 3」・・・5ATM(5気圧防水)
違い7:通常使用で約14日間使えるバッテリーを搭載・ヘビーユースでも9日使用できる
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」は 46 mmの通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、常時点灯機能使用時で約5日間使用できます。
上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」は46mmの通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、常時点灯機能使用時で約5日間使用できます。
前モデル「HUAWEI WATCH GT 4」は46 mmの通常使用で約14日間、ヘビーユースで約8日間、常時点灯で約4日間駆動できました。
「HUAWEI WATCH GT 3」は46mmの通常使用で14日間の駆動が可能です。
新モデルはヘビーユースと常時点灯機能使用時の場合で、約1日分バッテリー駆動時間のびています。
この傾向は41mm/42mmモデルでも同じです。
<41mm/42mmモデルでバッテリー駆動時間を比較>
1.「HUAWEI WATCH GT 5」・・・41 mm: 通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間、常時点灯機能使用時で約3日間
2.「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」・・・42mm:通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間、常時点灯機能使用時で約3日間
3.「HUAWEI WATCH GT 4」・・・41 mm: 通常使用で約7日間、ヘビーユースで約4日間、常時点灯で約2日間
4.「HUAWEI WATCH GT 3」・・・42mm:通常使用で約7日間
「HUAWEI WATCH GT 5」のデメリット
「HUAWEI WATCH GT 5」のデメリットを紹介します。
デメリット1:Suica決済が利用できない
「HUAWEI WATCH GT 5」はJR東日本の発行する電子マネー決済「Suica」(スイカ)を利用できません。
そのため、駅の改札、コンビニエンスストア、飲食店、スーパーマーケットなどで電子マネー決済を利用できません。
一方、「Google Pixel Watch 3」や「Apple Watch Series 10」、「Galaxy Watch7」はSuica決済を利用できます。
デメリット2:MIL-STD-810Hに対応していない
「HUAWEI WATCH GT 5」は高い耐久性を備えていますが、アメリカ規格「MIL-STD-810H」に対応した耐久テストをクリアしていません。
そのため、登山などの過酷な自然環境下での利用には向いていません。
デメリット3:衝突事故検出、転倒検出に対応していない
「HUAWEI WATCH GT 5」は車などの衝突や転倒を検知して、あらかじめ設定しておいた連絡先に自動でメッセージを送る機能を備えていません。
一方、「Apple Watch Series 10」は衝突事故検出、転倒検出に対応しています。
「HUAWEI WATCH GT 5」の新機能 まとめ
「HUAWEI WATCH GT 5」の新機能をまとめて紹介します。
キーボード入力機能・・・スマートウォッチ上で直接文字を入力し、メッセージを送ったり、メモを取ったりすることができる
スクリーンショット機能・・・ウォッチの画面表示を画像として保存できる機能。運動中のデータや通知内容などを画像として残せる。
EasyFit 3.0ベルト・・・工具を使わずに、簡単にベルトを交換することができる
20種類のワークアウトモードと100種類以上のカスタムワークアウトモード
TruSenseシステム・・・60以上の健康指標を総合的にモニタリングし、分析・記録・アドバイスする
情緒の測定機能・・・「快適」「普通」「不快」を推測し、記録・アドバイスする
フルカラーマップ表示・・・ランニングやサイクリング中に、フルカラーの地図をウォッチ上で確認できる
ランニングフォーム分析・・・ランニング中のフォームを分析し、より効率的な走り方をサポートする
<前モデルでも使用できた機能>
カロリー管理機能、体表面温度測定、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマート通知(着信、クイック返信)、
生理周期予測機能、心拍のアラート機能、活動リング、活動リング、AIランニングコーチ、スケジュール管理、
呼吸法訓練機能、ウォッチフェイスの変更(2万種類以上・専用ストアあり)、
スマートフォン探索、アラーム設定、懐中電灯、天気情報、気圧計、コンパス、スマートフォン音楽再生操作など
HUAWEI WATCH GT 5 / Proのスペック
- モデル HUAWEI WATCH GT 5 (46mm/41mm)、HUAWEI WATCH GT 5 Pro (46mm/42mm)
- ディスプレイ AMOLEDカラー
46 mm: 1.43 インチ、解像度466 x 466 px ※326ppi / 41 mm: 1.32 インチ、解像度466 x 466 px ※352 ppi
Pro版 46mm:1.43インチ、解像度 466 x 466 px ※326ppi /42mm:1.32インチ、解像度 466 x 466 px ※352ppi - バッテリー駆動時間 46 mm: 通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、常時点灯機能使用時で約5日間
41 mm: 通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間、常時点灯機能使用時で約3日間
Pro版 46mm:通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、常時点灯機能使用時で約5日間
Pro版 42mm:通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間、常時点灯機能使用時で約3日間 - 充電 ワイヤレス充電 (5V~9V DC/2A)
- ワイヤレス通信 Bluetooth 5.2 (BR+BLE)
- 衛星測位 GNSS 対応(L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS、L5:GPS + GALILEO + BDS +QZSS)
- NFC 対応
- インターフェース 充電端子、ホームボタン(回転リューズ)とサイドボタン
- センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサー、環境光センサー
Pro版:加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサー、環境光センサー、深度センサー - スピーカー 内蔵、
- マイク 内蔵
- 防水 5ATM(5気圧防水)+ IP69K
- ストラップ 46 mm: ブラック フルオロエラストマーベルト、ブラウン レザーベルト、ブルー ウーブンベルト
41 mm: ブルー フルオロエラストマーベルト、ホワイト レザーストラップ
Pro版 46mm:ブラック フルオロエラストマーベルト チタニウムベルト / 42mm:ホワイト フルオロエラストマーベルト ナノクリスタルセラミックベルト - 動作温度 -20℃-+45℃
- 材質 ステンレススチール
Pro版 46mm:チタニウム / 42mm:ナノクリスタルセラミック - 対応OS Android 8.0以降、iOS 13.0以降
- OS 独自OS
- サイズ 46 mm:約45.8 mm x 約45.8 mm x 約10.7 mm / 41 mm:約41.3 mm x 約41.3 mm x 約9.5 mm
Pro版 46mm:約46.3 mm x 約46.3 mm x 約10.9 mm / 42mm:約42.49 mm x 約42.49 mm x 約9.6 mm - 手首サイズ 46 mm: 約140 – 約210 mm / 41 mm: 約120 – 約190 mm
Pro版 46mm:約140-約210 mm / 42mm:約120-約190 mm - 重量 46 mm: 約48 g(ベルト含まず)/ 41 mm: 約35 g (ベルト含まず)
Pro版 46mm:約53g(ベルト含まず)/ 42mm:約44g(ベルト含まず) - カラー ブルー(46 mm/41 mm)
Pro版 ブラック(46mm)、ホワイト(42mm) - 付属品 充電クレードル(充電ケーブル含む)x 1、クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 x 1
「HUAWEI WATCH GT 5」と「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の違い
「HUAWEI WATCH GT 5」と「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の違いは主に「デザイン」と「ゴルフ機能」です。
デザインに関しては上位版は標準版よりも豪華な素材を採用し、より高級感のある外観になっています。
ゴルフ機能に関しては上位版の方がプロレベルの本格的な機能を備えています。
上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」のデザイン
上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」はディスプレイにサファイアガラスを採用し
ケースには46mmにチタニウム、42mmにナノクリスタルセラミック 素材を採用しています。
また、46mmモデルは八角形ベゼルによるシャープでエッジの効いたデザインで、
42mmモデルはゴールドリーフベゼルによる丸みを帯びたデザインになっています。
上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」のゴルフ機能
上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」はプロゴルファーも満足できるレベルの充実したゴルフ機能を備えています。
具体的には
- グリーンの傾斜表示・・・グリーンの傾斜を3Dで表示し、パッティングのラインを読みやすくする
- ハザードまでの距離・・・バンカーや池などのハザードまでの距離を正確に測定する
- グリーンフロントエッジ・バックエッジまでの距離・・・グリーンの手前と奥の距離を測り、ピンまでの距離をより正確に把握できる
- グリーンの方向・・・グリーンの中心からピンまでの方向を表示し、正確なアプローチショットをサポートする
を測定し、表示できます。
そのほか、日本国内2200以上のゴルフ場マップを使ったゴルフナビ機能を搭載。
世界15,000以上のゴルフ場の詳細なマップも利用できます。
なお、スマホアプリ「HUAWEI Health」で、ゴルフ場マップをダウンロードすることが可能です。
ウォッチにデータを同期することで、スマートフォンを持ち歩かずにゴルフ場のマップを利用できるようになります。
HUAWEI WATCH GT 5の評価
7つの評価基準で「HUAWEI WATCH GT 5」を5段階で評価すると以下のようになります。
- 測定機能・・・・★★★★
- 機能性・・・・・★★★★
- 耐久性・・・★★★★
- バッテリーの持ち・・・・・★★★★
- ファッション性・・・・・★★★★
- 価格・・・・・★★★★
- 使いやすさ・・・・・★★★★
<総合評価>
2023年10月に発売された「HUAWEI WATCH GT 4」の後継モデルになります。
標準モデルの他に、サファイアガラスのディスプレイや本格的なゴルフ機能を搭載した上位版「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」も用意しています。
注目すべき点は統合型「TruSenseシステム」を採用したことで、
従来よりも健康データ、スポーツモード、機能の「連携」が強化されている点です。
例えばサイクリングを例にあげると、運動を開始すると、サイクリングモードだけでなく、
フルカラーマップ機能が自動で表示されます。
サイクリング中の心拍数や血中酸素などのデータも同時に記録され、
それがスポーツのデータとしてではなく、総合的な「健康」データとして分析され、
現在の健康状態をより把握しやすくなっています。
また、それに伴いUIも大きく変更され、左右に切り替え可能なカード型で、
任意のデータや機能にアクセスしやすく改善されています。
さらに、ヒマワリ型アンテナを採用してGPS精度を向上させ、
より正確な位置情報をもとにした測定データを取得できるようになっています。
健康、スポーツ、機能のデータを統合してまとめるだけでなく、
地図や位置情報を含めた測定データの「精度」にもこだわっていることに注目です。
(まとめ)
新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」は統合型「TruSenseシステム」を中心に、
スポーツ、健康、機能の連携強化が図られており、使いやすさが格段に向上しています。
また、GPS機能の強化により、より精度の高いデータを測定できるようになっていたり、
本体の耐久性をIP69Kレベルまで引き上げたりするなど、大幅な改善も図られています。
これらの大規模な変更は従来モデルにはなかったもので、
劇的に性能が向上したといっていいでしょう。
機能性と耐久性を兼ね備えた高性能なスマートウォッチを探している人におすすめします。
HUAWEI WATCH GT 5 / Proの価格・購入先
ファーウェイ公式オンラインストア
「HUAWEI WATCH GT 5」が33,880円、
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」が48,180円、
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AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介
「HUAWEI WATCH GT 5」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。
Garmin vivoactive 6
Garminから発売された独自OS搭載のスマートウォッチです(2025年4月10日に発売)。
直径1.2インチ(30.4 mm)の鮮やかなAMOLEDタッチスクリーン(常時表示オプション対応、390 x 390ピクセル)、スマートウォッチモードで約11日間(常時表示モードで約5日間)、GPSモードで約21時間駆動できるバッテリー、8GBのメモリ、Garmin Elevateリストベース心拍計、内蔵センサー(コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、環境光センサー、別売りのtempeセンサーで温度測定も可能)を搭載しています。
また、80種類以上のスポーツアプリ(車いすモード対応)、「スマート起床アラーム」、カスタマイズ可能なモーニングレポート、「MOVEアラート」、「モビリティアクティビティ」、SuicaおよびGarmin Payによる非接触決済、音楽再生・音楽保存機能、セーフティ機能(事故検出・援助要請)、高精度なマルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき、BeiDou)、クイックリリースに対応した20mmバンドに対応しています。
さらに、血中酸素、睡眠モニタリング(睡眠スコアと睡眠コーチ)、Body Battery、ストレスレベル計測、呼吸、スマートフォン通知(テキストメッセージ、着信、アプリ通知など)、ワイヤレス接続(Bluetooth, ANT+, Wi-Fi)、Garmin Connectアプリ、Connect IQストア、Garmin Messengerアプリ、Garmin Golfアプリとの連携、5気圧防水にも対応しています。
価格は、Amazonで48,000円(税込)、楽天市場で47,955円(送料無料)、ヤフーショッピングで47,955円(送料無料)、です。
関連記事:Garmin vivoactive 6徹底レビュー!前モデルからの進化点を解説
Amazfit Active 2
Zepp Healthから発売されたZepp OS 4.5搭載のスマートウォッチです(2025年3月4日に発売)。
1.32インチ HD AMOLED タッチスクリーン(466×466, 353PPI、最大輝度2000nits)、サファイアガラス(※プレミアムバージョンのみ)、最大10日間駆動できるバッテリー(通常使用時)、2つの物理ボタンを搭載しています。
また、Zepp Flow (日本語対応)音声アシスタント、オフライン音声アシスタント (日本語非対応)、Zepp Coach (個人に最適化されたトレーニングプランを提供)、160種類以上のスポーツモード、ランニング機能、5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)、
オフラインマップ、ターンバイターン方式ナビゲーション機能、心拍数・血中酸素・睡眠モニタリング、ワンタップ測定機能、PAI健康評価、健康リマインダー機能(異常アラート)、音楽再生・保存(512MB)、400種類以上のウォッチフェイス、Bluetooth通話、5気圧防水、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで18,900円、楽天市場で18,900~21,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,900円(送料無料)、米国 Amazon.comで$99.99、です。
関連記事:Amazfit Active 2徹底レビュー!AIで音声操作できるスマートウォッチ
Galaxy Watch7
サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6を搭載したスマートウォッチです。に1.31/1.47インチSuper AMOLED スクリーン、Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。
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関連記事:AI対応「Galaxy Watch7」と前モデル Watch6の違いを解説
Apple Watch Series 10
Appleから発売されたwatchOS 11搭載のスマートウォッチです。
厚さ9.7 mmのアルミニウム / チタニウムケース、42mm / 46mmの Retina(広角OLED)ディスプレイ、Apple S10 Sip デュアルコア プロセッサ、1GBメモリ、64GB ストレージ、通常使用時で最大18時間 駆動できるバッテリー、水深計、水温センサーを搭載しています。
また、オーディオ再生(音楽再生)、「潮位アプリ」、ダブルタップのジェスチャーの操作、睡眠時無呼吸症の検知、水中アクティビティの詳細な測定、Siri音声操作、Apple Pay、Suica決済、心電図の測定、高速充電(約30分で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、50m防水、IP6X等級の防塵、緊急SOS、、衝突事故検出、転倒検出、Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3、GPS、4G通信(※セルラーモデルのみ)に対応しています。
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関連記事:極薄「Apple Watch Series 10」とSeries 9の違い
Google Pixel Watch 3
Googleから発売されたWear OS 5.0搭載のスマートウォッチです。Qualcomm SW5100、2GB メモリ、1.6/1.7インチのActua液晶、32 GB eMMCストレージ、 307 mAh / 420 mAh バッテリー、スピーカー、マイク搭載で、
高度なランニング機能、Suica決済、音楽再生、Bluetooth通話、4G通信(LETモデルのみ)、「朝のブリーフィング」機能、Googleサービスの連携、最大輝度 2000 ニト、カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5、安全確認機能、40種類以上のスポーツモード、自動検出、エナジースコア、有酸素運動負荷、バッテリー セーバーモード(最長36時間)、5気圧防水、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで54,180円(税込)、楽天市場で52,800円、ヤフーショッピングで42,991円、AliExpressで54,103円、です。
関連記事:「Google Pixel Watch 3」とPixel Watch 2の違い
Amazfit Balance
Amazfitから発売されたZepp OS 3.0 搭載のスマートウォッチです。1.5インチの円形AMOLEDスクリーン、通常使用で14日間駆動できる475 mAhバッテリーを搭載しています。
また、AI機能「GPT-4o」、体組成の測定、レディネススコア、ワンタップ測定、Bluetooth通話、Alexa 音声アシスタント、音楽再生、文字盤デザインのカスタマイズ(200種類以上・写真アップロード)、150種類以上のスポーツモード、自動認識(8つのスポーツ・25の筋力トレーニング)、Zepp Coach 2.0 AIトレーニングガイド、ワンタップ測定(心拍数、血中酸素飽和度、ストレスレベル・呼吸数)、PAI健康評価、5衛星測位のGPSナビゲーション、5気圧防水、ミニアプリの追加、無線LAN 2.4GHz、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで34,900円(税込)、楽天市場で34,900円(税込)、ヤフーショッピングで34,900円(送料無料)、AliExpressで34,477円、米国 Amazon.comで$179.99 です。
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HUAWEI WATCH D2
ファーウェイから発売された血圧測定に対応したスマートウォッチです(2024年12月6日 発売)。
1.82インチのAMOLEDカラースクリーン、通常使用で最大6日間駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。
また、自動血圧モニタリング機能、80種類のスポーツモード、自動ワークアウト検出、Health Glance機能(ワンタップで6つの健康指標を測定)、ヘルスケア共有機能、自動リマインダー、
血圧レポート、スクリーンショット、Bluetooth通話、通知の受信(LINEを含む)、音楽再生、音楽コントール、文字盤デザインのカスタマイズ、Bluetooth 5.2 (BR, BLE)に対応しています。
価格は、6万280円(税込み)、です。
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