
2025年10月14日に発売された「HUAWEI WATCH GT 6」は、人気のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 5」から大幅な進化を遂げた後継機として多くの注目を集めています。
このレビューでは、GT 6が前モデルGT 5からどれほど進化したのか、特にその驚異的なバッテリー持続力とプロレベルに進化したスポーツ機能を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
HUAWEI WATCH GT 6 の長所(Pros):
- 前モデルGT 5の1.5倍となる、最大21日間の驚異的なバッテリー持続時間
- 最大3000ニトに達した、屋外でも完璧な視認性の超高輝度ディスプレイ
- 業界初のサイクリングパワー推定など、プロレベルに進化したスポーツ機能
- GPS精度がGT 5比で約20%向上した、高速かつ正確な測位システム
- 64GBに拡張された大容量ストレージ(音楽やマップ保存に最適)
HUAWEI WATCH GT 6 の短所(Cons):
- Suica(FeliCa)など、日本市場の電子マネー決済に非対応
- iPhone(iOS)との連携では、音楽同期やメッセージ返信など多くの機能が制限される
- AppGallery(アプリストア)の規模が小さく、アプリの拡張性が低い
- LINEの音声通話着信が「不明な通知」と表示される不具合がある
総合評価:
HUAWEI WATCH GT 6は、HUAWEI WATCH GT 5と同じ発売価格でありながら、バッテリー、ディスプレイ、スポーツ機能を「別物」と呼べるレベルにまで劇的に進化させた、驚異的なコストパフォーマンスを誇るスマートウォッチです。電子マネー決済が不要なAndroidユーザーにとって、現時点で最も強力な選択肢の一つであることは間違いありません。
<この記事で分かること>
- HUAWEI WATCH GT 6の高級感あるデザインと、GT 5(46mm, 48g)からGT 6(46mm, 51.3g)への重量・サイズ感の変化
- 最大3000ニトの圧倒的なディスプレイ輝度と、HarmonyOS 6.0によるサクサクの操作性
- 業界初の「サイクリングパワーシミュレーション」や「転倒検知」など、GT 5から革命的に進化したスポーツ機能
- 12段階に進化した「情緒測定」や「24時間HRVモニタリング」など、より深くなったヘルスケア機能
- GT 5(約14日)からGT 6(約21日)へと1.5倍に進化した、驚異的なバッテリー持ち
- 64GBストレージのメリットと、LINE通知の不具合などスマート機能の実力
- HUAWEI WATCH GT 5との詳細なスペック比較と、Proモデルとの違いがわかるスペック一覧
- ライバル機種とのメリット・デメリット比較
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、「HUAWEI WATCH GT 6」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:HUAWEI WATCH GT 6 – HUAWEI 日本
デザインと耐久性:HUAWEI WATCH GT 6 ~高級感とタフさを両立した、洗練されたスタイル~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6のデザインと耐久性について、前モデルHUAWEI WATCH GT 5との違いも交えながら、実際に使用して感じた点をレビューしていきます。
質感とデザインの進化
HUAWEI WATCH GT 6を手にしてまず感じるのは、その高級感です。前モデルHUAWEI WATCH GT 5も価格以上の質感を持っていましたが、GT 6はさらに洗練された印象を受けます。本体ケースはステンレススチール製で、その切削加工の精度は非常に高く、まるで高級なアナログ時計のようです。
注目すべきは、GT 5から継承した八角形(オクタゴン)のデザインを、よりスタイリッシュに昇華させた点です。GT 6ではベゼル部分が立体的な「カウントアップベゼル」になりました。この変更により、八角形の主張が適度に和らぎ、全体がスリムに引き締まって見えます。実際、少し離れて見ると上質な円形ベゼルのように感じられ、このさりげないデザインが非常に好印象です。
サイズと装着感
ラインナップは46mmモデルと41mmモデルの2種類です。特に41mmモデルは、前モデルよりも細い手首にフィットするように設計が見直されています。前モデルのHUAWEI WATCH GT 5(46mm、約48g、厚さ10.7mm)と比較すると、HUAWEI WATCH GT 6(46mm、約51.3g、厚さ10.95mm)は、数値上わずかに重く、厚くなっています。
GT 5(46mm)は約48gでしたが、GT 6(46mm)は約51.3gとなり数値上は重くなっています。しかし、装着感は不思議と快適で、GT 6の装着感は不思議と快適です。これは「可動式ループラグ」が手首へのフィット感を高めているためか、あるいはスリムに見えるデザインのおかげか、大きさを感じさせずに軽快さが増したように感じます。
カラーバリエーションも豊富で、46mmモデルでグレー、グリーン、ブラック、41mmモデルで「ブラック」「パープル」「ホワイト」など、ビジネスシーンからアクティブなシーンまで対応できる選択肢が揃っているのも魅力です。
日常からアクティビティまで対応する耐久性
HUAWEI WATCH GT 6は、見た目の高級感だけでなく、タフさも兼ね備えています。ステンレススチールの頑丈な造りに加え、防水性能は5ATM(5気圧防水)とIP69防水基準を満たしています。これにより、日常の手洗いや突然の雨はもちろん、プールでのスイミングなどでも安心して使用できます。
ただし、前モデルGT 5が対応していたIP69Kと、GT 6のIP69には注意点があります。IP69は高圧・高温水に対する耐性規格ですが、GT 6の公式な取り扱い説明では、温水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)での使用は推奨されていません。規格上は高圧水に耐えますが、公式が推奨していない以上、製品を長く使うためには高温環境での使用は避けた方が賢明でしょう。
シーンに合わせて選べる高品質なストラップ
HUAWEI WATCH GT 6は、付属するストラップの品質も高いです。46mmモデルのラインナップを見ると、「グレー」モデルには質感の高いコンポジットレザー、「グリーン」モデルにはフルオロエラストマー(内側)と吸汗速乾性のある織り素材(外側)を組み合わせたコンポジットウーブンベルトが採用されています。これはGT 5のブルーモデルで好評だった「内側シリコン、外側ウーブン」の良いとこどりの設計思想を受け継いだもので、機能性と快適性を両立させています。
バンド交換が非常に簡単なのも嬉しいポイントです。46mmモデルのバンド幅は汎用性の高い22mm(41mmモデルは18mm)なので、気分や服装に合わせてサードパーティ製のバンドに気軽に交換できます。カスタマイズの幅が広いことも、このウォッチの満足度を高めています。
<HUAWEI WATCH GT 6の付属品>
- 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1
- クイックスタートガイド/保証とアフターサービスのご案内 × 1
まとめ:デザインと耐久性
- 第一印象:高級時計のようなステンレスの質感と、洗練された立体的なベゼルデザインが非常にスタイリッシュ。
- 装着感:HUAWEI WATCH GT 5よりわずかに重くなったものの、可動式ラグやスリムな設計により快適な装着感を実現。
- 耐久性:5ATMとIP69防水に対応し、日常の水仕事からスイミングまで安心して使用可能。
- 注意点:IP69規格ではあるものの、公式には温水シャワーやサウナでの使用は非推奨。
- カスタマイズ性:バンド交換が容易な22mm幅(46mmモデル)で、サードパーティ製バンドとの組み合わせも楽しめる。
ディスプレイと操作性:HUAWEI WATCH GT 6 ~圧倒的な輝度とサクサクの操作感~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6のディスプレイと操作性について、HUAWEI WATCH GT 5と比較しながら、実際に使用して感じた驚きや快適さをレビューしていきます。
息をのむほどの鮮やかさと明るさ
HUAWEI WATCH GT 6の電源を入れ、ディスプレイが点灯した瞬間、その鮮やかさに目を奪われました。AMOLEDディスプレイの発色は素晴らしく、特に黒が深く沈むため、カラフルな文字盤デザインが非常によく映えます。前モデルのHUAWEI WATCH GT 5も「クリスタルのようにクリア」と感じるほど美しいディスプレイでしたが、GT 6はそれを一段階超えた鮮明さと、光り輝いているような印象を受けます。
注目すべきは、その圧倒的な明るさです。HUAWEI WATCH GT 6のディスプレイは最大輝度3,000ニトに達します。これはHUAWEI WATCH GT 5の最大1,200ニト(※資料による推定)から2.5倍近い向上です。この進化は伊達ではありません。GT 5でも屋外での視認性に不満はありませんでしたが、GT 6は別格です。秋晴れの強い日差しの中で、サングラスをかけたままでも、通知やワークアウト中のデータをハッキリと読み取ることができました。この明るさには非常に感動しました。屋外で活動する機会が多い人には最大のメリットとなるでしょう。
没入感を高めるディスプレイサイズ
46mmモデルで比較すると、HUAWEI WATCH GT 5が1.43インチだったのに対し、HUAWEI WATCH GT 6は1.47インチへと大型化し、画面領域が約5.5%拡大しました。数値以上に実感するのは、ベゼルが細くなったことによる没入感の向上です。ベゼルのギリギリまで表示領域が広がったことで、地図を表示させた際や、写真を使った文字盤を表示させた際の満足感が大きく高まっています。
41mmモデルも1.32インチのAMOLEDディスプレイを搭載しており、解像度は466 × 466 ピクセルと高精細です。どちらのモデルを選んでも、情報を非常にクリアに表示してくれます。
直感的な操作性:高速タッチレスポンスと便利なクラウン
HUAWEI WATCH GT 6の操作感は、HUAWEI WATCH GT 5の時点で「サクサク動く」と高評価だったレベルから、さらに向上しています。ディスプレイのタッチ感度は非常に良好で、まるでスマートフォンの画面を操作しているかのように、指の動きに滑らかに追従します。スワイプやタップでの遅延は一切感じられず、日常的な操作でストレスを感じることは皆無でした。
右上に配置されたデジタルクラウン(リューズ)は、溝加工が施されて回しやすく、回転操作の感触も良好です。日常的な操作でストレスを感じることは皆無でした。
デザインと機能性が進化したウォッチフェイス
GTシリーズの魅力であるウォッチフェイスの豊富さは、GT 6でさらに進化しています。HUAWEI Healthアプリを通じて、膨大な数のデザインから好みのものを選べますが、無料の文字盤だけでもデザイン性の凝ったものが多く揃っています。
写真を使ったオリジナル文字盤の作成はHUAWEI WATCH GT 5と同様に可能で、さらにGT 6では、動きのある「ビデオ文字盤」も表示できるようになりました。また、歩数や心拍数を機能的に配置できる「モジュール」文字盤や、自分の情緒に合わせて表情が変わるパンダの文字盤もユニークで、日々の気分転換に役立ちます。
実用的な点として、文字盤を選ぶ際にその「消費電力レベル」が表示されるようになりました。これにより、デザインの好みとバッテリー持ちのバランスを考えながら、自分に最適な文字盤を選べるようになったのは、非常に便利な進化だと感じました。
<HUAWEI WATCH GT 6のディスプレイ仕様>
- 46mmモデル: 1.47インチ AMOLEDディスプレイ
- 解像度: 466 × 466 ピクセル、PPI 317
- 41mmモデル: 1.32インチ AMOLED ディスプレイ
- 解像度: 466 × 466 ピクセル、PPI 352
- 最大輝度: 3,000ニト
まとめ:ディスプレイと操作性
- 第一印象:HUAWEI WATCH GT 5を凌駕する、息をのむような鮮やかさと発色。
- 屋外視認性:最大3,000ニトの輝度は圧倒的で、強い日差しの下でもサングラス越しに情報をハッキリ確認できる。
- 画面サイズ:46mmモデルは1.47インチに拡大し、ベゼルが細くなったことで画面への没入感が向上。
- 操作性:HUAWEI WATCH GT 5の快適さを超える「スマホ並み」の高速で滑らかなタッチレスポンスと、快適なクラウン操作を実現。
- ウォッチフェイス:「ビデオ文字盤」や「モジュール文字盤」など機能的なデザインが追加され、「消費電力レベル」表示で実用性も向上。
スポーツ機能:HUAWEI WATCH GT 6 ~プロレベルに進化した、サイクリスト必見のパートナー~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6のスポーツ機能について、特にHUAWEI WATCH GT 5から大きく進化した点を中心に、実際に使用して感じた驚きをレビューします。
多彩なスポーツモード
HUAWEI WATCH GT 6は、ランニング、ゴルフ、スキー、登山といった定番のアクティビティから、筋力トレーニングやヨガまで、100種類以上のワークアウトモードに対応しています。HUAWEI WATCH GT 5も多彩なモードを備えていましたが、GT 6は各機能が「ワンランク上」に引き上げられた印象です。
また、ワークアウトの自動検出機能も搭載されています。HUAWEI WATCH GT 5もランニングやウォーキングなどの自動識別に対応していましたが、GT 6では屋外サイクリング、屋内ランニング、屋内ウォーキングなど5種類のワークアウトを自動で検知します。特にサイクリング中の信号待ちや休憩などで自動的に一時停止・再開する機能は、HUAWEI WATCH GT 5と比べても反応が素早くなったと感じられ、街中でのワークアウトのストレスが軽減されました。
革命的に進化したサイクリング機能
HUAWEI WATCH GT 6のスポーツ機能で最大の進化は「サイクリング」です。HUAWEI WATCH GT 5の機能が基本的なデータ記録だったのに対し、GT 6は業界初となる「サイクリングパワーシミュレーション」機能を搭載しました。高価なパワーメーターがなくても、速度や勾配、体重などの情報から走行中の推定パワー値(ワット)をリアルタイムで表示してくれます。
さらに、本格的なトレーニングにも対応可能です。Bluetoothを介して外部のパワーメーターやケイデンスセンサーに接続でき、自身のFTP値(1時間維持できる最大パワー)を計測することもできます。これはもはや、一般的なスマートウォッチの域を超えたプロ仕様の機能です。
精度と速度が向上したGPS機能
HUAWEI WATCH GT 6は、HUAWEI WATCH GT 5と比較してGPSの測位精度が約20%向上しています。これは「ヒマワリ型アンテナシステム 2.0」と呼ばれる新しいアンテナ設計と、6種類の衛星システム(NavICが追加 )に対応したことによります。
実際にHUAWEI WATCH GT 5 ProとGT 6を持って同時にワークアウトを開始しようとしたところ、GT 6の方が明らかに測位完了までの時間が短縮されていました。ビル街や山間部での精度が向上しているため、ルートが乱れることなく、非常に正確な軌跡を記録してくれます。大規模なオフラインマップのダウンロードにも対応しており、ウォッチの画面でいつでもコースを確認できる安心感があります。
体験:戦略的に進化したランニング
HUAWEI WATCH GT 6を装着してランニングに出かけると、その進化はGPSの速さ以外でも体感できました。HUAWEI WATCH GT 5にも搭載されていたランニングフォーム分析(接地時間のバランスや垂直振動など )は、新しく搭載された「ペース補正」機能によって、より実戦的になりました。
これは、設定した目標ペースに対して今どれくらい遅れているか、あるいは速すぎないかをリアルタイムで表示し、一定のペースを保つのを助けてくれる機能です。また、「チェックポイント予測」機能を使えば、レース本番のように「次の給水ポイントまであと何キロ」といった戦略的なトレーニングが可能になります。正確なGPSとこれらの新機能のおかげで、トレーニングの質が格段に上がったと感じました。
GTシリーズ初の安全機能「転倒検知」
スポーツ機能の進化と合わせて、安全面での大きなアップデートがあります。HUAWEI WATCH GT 6には、GTシリーズとして初めて「転倒検知・緊急通報」機能が搭載されました。これはHUAWEI WATCH GT 5にはなかった重要な機能です。
万が一、サイクリング中やトレイルランニング中に転倒しても、ウォッチが自動でそれを検知し、あらかじめ設定した連絡先へSOSコールや救助要請の通知を自動送信できます。一人でトレーニングに出かけることが多いサイクリストやランナーにとって、この安心感は何物にも代えがたいと感じました。
<HUAWEI WATCH GT 6のスポーツ機能 一覧>
- 100種類以上のワークアウトモード(サイクリング、ランニング、ゴルフ、スキー、登山など)
- サイクリングパワーシミュレーション(ウォッチ単体での推定パワー測定)
- FTP値測定(外部パワーメーター連携)
- 高精度GPS(ヒマワリ型アンテナシステム 2.0、6衛星システム対応)
- オフラインマップ対応
- ランニングフォーム分析(接地時間、垂直振動など)
- ペース補正、チェックポイント予測機能
- スキー機能(リフト自動検出、yukiyamaアプリ連携)
- ゴルフ機能(ベクターマップ対応)
- 転倒検知・緊急通報機能
- 外部センサー連携(心拍ベルト、ケイデンス、パワーメーターなど)
まとめ:スポーツ機能
- サイクリング機能:HUAWEI WATCH GT 5の基本機能から「革命的進化」を遂げ、パワーメーター不要でパワー(ワット)を推定できる業界初の機能を搭載。
- プロユース:外部パワーメーターと連携し、FTP値も測定可能で、本格的なサイクリストのニーズにも対応。
- GPS精度:「ヒマワリ型アンテナ 2.0」により、HUAWEI WATCH GT 5比で測位精度が約20%向上し、測位開始も高速化。
- ランニングサポート:ペース補正機能やランニングフォーム分析により、戦略的かつ効率的なトレーニングが可能。
- 安全性:HUAWEI WATCH GT 5にはなかった「転倒検知・緊急通報」機能がGTシリーズで初めて追加され、安全面が大幅に向上。
ヘルスケア機能:HUAWEI WATCH GT 6 ~より深く、より手軽になった健康パートナー~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6のヘルスケア機能について、HUAWEI WATCH GT 5からの着実な進化や、日々の健康管理にどのようなメリットをもたらしたかをレビューしていきます。
心のケアまで踏み込んだ、新次元のモニタリング
HUAWEI WATCH GT 6は、HUAWEI WATCH GT 5から続く健康管理機能を、より深く、より手軽なものへと進化させました。HUAWEI WATCH GT 5にも「情緒測定」は搭載されていましたが、3段階(快適、普通、不快)の表示で、どちらかというと従来の「ストレス測定」の延長線上にある印象でした。
しかし、HUAWEI WATCH GT 6では「情緒モニタリング2.0」へと進化し、心の状態を12段階できめ細かく分類できるようになりました。アルゴリズムの精度は76%向上し、測定に必要な時間もGT 5の約30分からわずか10分へと劇的に短縮されています。これにより、ストレス管理がより手軽で実用的になりました。ウォッチフェイスの愛らしいパンダの表情で、自分のメンタル状態を直感的に把握できるのも便利です。
さらに、HUAWEI WATCH GT 5では明確に搭載されていなかった「24時間HRV(心拍変動)モニタリング」機能が追加されたことも大きな進化です。HRVを一日中測定することで、体調の細かな変化やトレーニングの負荷状況をデータで把握できるようになり、コンディション管理の精度が格段に上がりました。
変わらぬ高精度、進化したTruSeenセンサー
心拍数、血中酸素レベル(SpO2)、皮膚温といった基本的な健康指標の24時間モニタリングは、HUAWEI WATCH GT 5から引き続き高精度を維持しています。HUAWEI WATCH GT 6は新しいTruSeenセンシングシステムを採用しており、運動中や睡眠中など、様々な状況下でもデータをより素早く、正確に取得できます。
実際に、HUAWEI WATCH GT 6の心拍数測定値を専門のチェストストラップと比較してみましたが、その差はごくわずかで、高い信頼性を感じます。また、血中酸素レベルも専用のパルスオキシメーターとの測定値と比べても、許容範囲内の差に収まっており、日常の健康チェックツールとして十分な性能を持っていると実感できました。活動量計も従来の3リングに加え、睡眠や歩数、気分を総合管理する「ヘルスクローバーリーフ」が用意されており、健康習慣の維持に役立ちます。
高度な分析機能:脈波不整脈分析アプリ
さらに、HUAWEI WATCH GT 6には、より高度な健康分析機能として「脈波不整脈分析アプリ」が搭載されています。これは医学的に認定された機能であり、心臓における心房細動のリスクを判定できるとされています。HUAWEI WATCH GT 5にはなかった機能であり、健康管理のレベルをさらに引き上げるものです。ただし、この機能はレビュー時点ではまだ利用可能になっておらず、今後のアップデートでの提供が待たれる状況でした。
精度が向上した睡眠トラッキング体験
HUAWEI WATCH GT 5の睡眠トラッキングは、昼寝まで正確に検出する素晴らしい精度でしたが、HUAWEI WATCH GT 6はそれをさらに超えてきました。GT 6を装着して眠ると、睡眠段階(深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠)の分析が驚くほど詳細で、睡眠の質について深い洞察を得ることができます。
特に精度向上が実感できたのは、睡眠中の誤検出が減った点です。活動量が少ない静かな時間帯の誤検出率が約2%まで改善され、夜中に目が覚めた回数の誤差もほぼ無くなりました。HUAWEI Healthアプリを開けば、これらの詳細な睡眠データや「睡眠中呼吸乱れ検知」の結果をグラフで分かりやすく確認できます。データに基づいた「水分補給のタイミング」といったスマートなアドバイスも提供され、自分の生活習慣を具体的に見直す良いきっかけになりました。
より高度な健康管理へ:「HUAWEI Health+」
HUAWEI WATCH GT 6の購入者は、有料サブスクリプションサービス「HUAWEI Health+」を3ヶ月間無料で体験できます。このサービスは、ウォッチ本体の基本的なヘルスケア機能(Health Cloversなど)をさらに拡張するもので、AIによるフィットネス計画、専門的なワークアウトメニュー、マインドフルネスのための呼吸エクササイズやヒーリングミュージックなどが利用可能になります。
実際に無料体験を利用してみると、パーソナライズされたアドバイスは非常に有益だと感じました。一方で、一部の呼吸法やウォッチフェイスなど、特定の機能がこのサブスクリプションに紐づいている点は注意が必要です。特に「会員無料」のウォッチフェイスは、サブスクリプションを解約すると使えなくなってしまうため、継続利用するかどうかは、この無料期間中にじっくり見極める必要がありそうです。
<HUAWEI WATCH GT 6のヘルスケア機能 一覧>
- 心拍数モニタリング(24時間)
- 血中酸素レベル(SpO2)モニタリング(24時間)
- HRV(心拍変動)モニタリング(24時間)
- 皮膚温測定
- 高精度睡眠モニタリング(睡眠段階、睡眠スコア、睡眠中呼吸乱れ検知)
- 情緒モニタリング 2.0(12段階分類、10分測定)
- ストレスモニタリング
- 活動リングおよびヘルスクローバーリーフ(活動量計)
- 呼吸エクササイズ
- 女性の生理周期予測
- 脈波不整脈分析アプリ
まとめ:ヘルスケア機能
- 情緒測定の進化:HUAWEI WATCH GT 5の3段階表示から12段階のきめ細かな分類に進化し、測定時間も30分から10分へと大幅に短縮。
- HRVの追加:HUAWEI WATCH GT 5にはなかった24時間HRV(心拍変動)モニタリングが追加され、体調管理がより詳細に。
- 睡眠精度の向上:HUAWEI WATCH GT 5の時点で高精度だった睡眠測定が、誤検出率の改善などによりさらに高精度に。
- 基本機能の信頼性:心拍数やSpO2の測定精度は新しいTruSeenセンサーにより高く、日常の健康管理パートナーとして非常に信頼できる。
- 有料プラン:より高度な分析やAIコーチングは有料の「HUAWEI Health+」で提供され、3ヶ月の無料体験が可能。
バッテリー持ちと充電:HUAWEI WATCH GT 6 ~常識を覆す21日間のスタミナ~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6の最大の魅力であるバッテリー持続時間と充電性能について、HUAWEI WATCH GT 5と比較しながら、その驚異的なスタミナをレビューしていきます。
劇的に進化した「21日間」の持続力
HUAWEI WATCH GT 6のバッテリー性能は、HUAWEI WATCH GT 5から劇的に進化しました。46mmモデルは867mAh、41mmモデルは540mAhという大容量バッテリーを搭載しています。これは、エネルギー密度を約37%向上させた革新的な「ハイシリコンバッテリー」の採用によって実現しました。公称値では、46mmモデルの通常使用がGT 5の約14日間 から約21日間へと1.5倍に延び、41mmモデルも約7日間 から約14日間へと倍増しています。GPS連続使用時間も、46mmモデルで約40時間という、もはや「安心感」しかない持久力を獲得しました。
実際の使用感:充電のことを忘れる日常
HUAWEI WATCH GT 5でも10日に1回程度の充電で快適でしたが、GT 6は「約3週間充電が不要」というレベルに達しており、これは日常使いで計り知れないメリットです。1ヶ月以上使っていますが、充電のことで困ったことは一度もありません。
実際に、心拍数や睡眠、ストレス測定を常時オンにし、週に数回のワークアウト(5km超のランニングを含む)を行うような超ヘビーユースな使い方をしても、1日の消費は12%程度で、計算上約8日間は充電なしで使えるという結果になりました。常時点灯(AOD)をオンにしても、46mmモデルで約7日間は持続します。GPS連続使用が約40時間 というのは、週末のロングライドやトレイルランニングでも全く不安を感じません。途中で電池切れの心配がないという安心感は、アクティビティへの集中力を高めてくれました。
強力だが、互換性に注意が必要な充電
充電は付属の専用ワイヤレス充電クレードルで行います。このクレードルはマグネットが非常に強力で、ウォッチに「カチッ」と吸着する力が強いため、ズレて充電できていなかったという失敗は起こりにくいでしょう。ただし、いくつか注意点もあります。HUAWEI WATCH GT 5の充電器は、GT 6では使えませんでした。また、一般的なQi充電にも対応していないようで、旅行や出張には専用品が必須となります。付属ケーブルの端子がUSB-Aである点も、USB-Cが主流の現在では少し時代遅れに感じました。
<HUAWEI WATCH GT 6のバッテリー・充電 仕様>
- バッテリー持続時間 (46mm)
- 通常使用:約21日間
- ヘビーユース:約12日間
- 常時点灯機能使用時:約7日間
- GPS連続使用時:約40時間
- バッテリー持続時間 (41mm)
- 通常使用:約14日間
- ヘビーユース:約7日間
- 常時点灯機能使用時:約5日間
- GPS連続使用時:約25時間
- バッテリータイプ:ハイシリコンバッテリー(エネルギー密度約37%向上)
- 充電方式:ワイヤレス充電(専用クレードル付属)
- バッテリー容量:46mmモデル 867mAh , 41mmモデル 540mAh
まとめ:バッテリー持ちと充電
- 劇的な進化:HUAWEI WATCH GT 5(46mm)の約14日間 から、約21日間へとバッテリー持ちが1.5倍に向上。
- 技術:エネルギー密度が37%向上した「ハイシリコンバッテリー」がこの持続時間を実現。
- GPS持続力:GPS連続使用時間が約40時間に達し、長距離アクティビティでも電池切れの心配がない。
- 充電の注意点:充電器の磁力は強力だが、HUAWEI WATCH GT 5の充電器は流用できず、Qiにも非対応。
- 細かい不満:付属ケーブルがUSB-A端子なのは時代遅れに感じる。
スマート機能:HUAWEI WATCH GT 6 ~日常を格上げする多彩なアシスタント~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6のスマート機能について、HUAWEI WATCH GT 5との比較も交えながら、日常生活で便利だと感じた点をレビューしていきます。
Bluetooth通話
HUAWEI WATCH GT 6はスピーカーとマイクを内蔵しており、スマートフォンと接続した状態でのBluetooth通話に対応しています。この機能はHUAWEI WATCH GT 5も「音声がかなり鮮明」と実用的でしたが、GT 6もその品質をしっかり受け継いでおり、仕事の電話にも十分使える音質でした。特に便利だと感じたのは、ランニング中にスマートフォンを取り出すことなく、手元のウォッチでそのまま電話に出られることです。この手軽さは、一度体験すると手放せなくなります。
音楽再生とストレージ
スマート機能においてHUAWEI WATCH GT 5から最も大きく進化したのがストレージ容量です。HUAWEI WATCH GT 6は、なんと64GBの大容量内蔵メモリを備えています。これにより、オフラインマップのデータに加え、お気に入りの楽曲を大量にウォッチ本体へ保存できるようになりました。HUAWEI WATCH GT 5もスマホレスでの音楽再生は可能でしたが、保存容量には限りがありました。
GT 6なら、スマートフォンを持たずにランニングに出かける際も、Bluetoothイヤホンさえあれば、膨大な音楽ライブラリから選曲して楽しめます。ただし、iOSデバイスとペアリングしている場合は、ウォッチへの音楽同期や管理がサポートされていない点には注意が必要です。
スクリーンショットと録音メモ
HUAWEI WATCH GT 6には、日常で役立つ細かい機能が搭載されています。HUAWEI WATCH GT 5と同様に、ウォッチの上下ボタンを同時に押すだけで、表示されている画面のスクリーンショットを撮影できます。撮影した画像はHUAWEI Healthアプリ経由でスマートフォンの写真フォルダに共有されるため、記録に便利です。
また、新しく「Voice Notepad」という録音メモ機能も加わりました。急いでメモを取りたい時に手首に向かって話すだけで記録できるのは手軽です。ただし、この音声メモはウォッチ本体で確認するのみで、スマートフォンには同期できない仕様でした。
LINEなどの通知受信、その他
スマートフォンの通知は、LINEのメッセージを含め、HUAWEI WATCH GT 5と同様に確実に同期され、速さも十分です。Androidスマートフォンと接続している場合、HUAWEI WATCH GT 5と同じくフルQWERTYキーボードを使ってウォッチから直接メッセージに返信が可能です。
しかし、HUAWEI WATCH GT 6を使っていて唯一、非常に残念な点に気づきました。LINEの「文字メッセージ」は差出人名も本文も正常に表示されるのですが、なぜかLINEの「音声通話」の着信だけが「不明な通知?」と表示されてしまいます。これでは誰からの電話かわからず、非常に不便です。また、リモートシャッター機能はHUAWEI WATCH GT 5と同様、iOSデバイスとの接続時のみ利用可能という制限が残っていました。
<HUAWEI WATCH GT 6のスマート機能 一覧>
- Bluetooth通話:対応(内蔵スピーカー・マイク)
- 音楽再生:対応(本体ストレージに保存しスマホレスで再生可能)
- ストレージ:64GB
- スクリーンショット:対応(上下ボタン同時押し)
- 録音メモ(Voice Notepad):対応(スマホへの同期は不可)
- リモートシャッター:対応(iOSデバイス接続時のみ)
- 通知受信:対応(LINE、SNSなど)
- メッセージ返信:対応(Android接続時、フルQWERTYキーボード搭載)
まとめ:スマート機能
- ストレージの飛躍的向上:HUAWEI WATCH GT 6は64GBの大容量メモリを搭載し、HUAWEI WATCH GT 5より圧倒的に多くの音楽やマップを保存可能。
- 便利な通話機能:HUAWEI WATCH GT 5から続く、実用的な音質のBluetooth通話機能を継承。
- 細かい便利機能:スクリーンショット機能に加え、スマホ同期不可ながら手軽な録音メモ(Voice Notepad)機能を搭載。
- 通知の不満点:LINEの「音声通話」着信が「不明な通知」と表示される点は、早急な改善が望まれる。
- OS間の格差:リモートシャッターや音楽同期、メッセージ返信機能は、HUAWEI WATCH GT 5と同様にiOSでは制限あり。
OSとアプリ:HUAWEI WATCH GT 6 ~高速化したHarmonyOS 6.0とUIの使い勝手~
ここでは、HUAWEI WATCH GT 6に初搭載されたHarmonyOS 6.0のUIデザインや、HUAWEI Healthアプリとの連携、対応機種について、HUAWEI WATCH GT 5と比較しながらレビューしていきます。
高速化したHarmonyOS 6.0と洗練されたUIデザイン
HUAWEI WATCH GT 6は、OSにHarmonyOS 6.0を初めて搭載しています。この新しいOSの最大の魅力は、その圧倒的な快適さです。HUAWEI WATCH GT 5も「サクサク動く」と操作性に不満はありませんでしたが、GT 6はアプリの起動速度がGT 5と比較して約30%も向上しているため、まるでスマートフォンのようにキビキビと動作します。
UI(ユーザーインターフェース)デザインも、この高速なOSによってその真価を発揮しています。HUAWEI WATCH GT 5のUIデザインは好みが分かれる部分もありましたが、GT 6のUIはより洗練され、すっきりとした効率的なレイアウトに感じます。リューズを押して表示されるアプリ一覧は、見やすいチェス盤のようなレイアウトを採用しており、どの機能がどこにあるか直感的に把握できます。ホーム画面から左右にスワイプして表示する「カスタムカード」(ウィジェット)も、情報の階層化がうまく整理されています。
対応機種の変更点とアップデート
購入前に確認すべきは、対応するスマートフォンのOSです。HUAWEI WATCH GT 6はiOS 13.0以降、Android 9.0以降に対応しています。前モデルのHUAWEI WATCH GT 5がAndroid 8.0以降に対応していたため、Androidユーザーは自身のスマートフォンのバージョン確認が必須です。
互換性については、GT 6はHUAWEI WATCH GT 5の時と同様の機能制限が依然として残っています。特にiPhoneと接続した場合、AppGallery(アプリストア)が利用できないため、Petal Mapsのナビゲーション機能が使えません。さらに、ウォッチへの音楽の同期や、キーボードを使ったメッセージ返信もサポートされていません。
とはいえ、購入後も機能が進化するのは嬉しいポイントです。特にスキーやスノーボードで役立つ「yukiyama」アプリとの連携機能は、ウィンタースポーツシーズンが始まる11月末頃にOTA(Over-The-Air)アップデートによって提供される予定です。
専用アプリ「HUAWEI Health」とサブスクリプション
ウォッチ本体の管理や、日々のデータ蓄積は、スマートフォンアプリ「HUAWEI Health」で行います。このアプリが非常に優秀で、HUAWEI WATCH GT 5から引き続き、ワークアウトの記録や睡眠データ、心拍数の推移などを、非常に見やすいグラフや統計データとして自動でまとめてくれます。
HUAWEI WATCH GT 6の購入者は、有料サブスクリプションサービスである「HUAWEI Health+」を3ヶ月間無料で体験できます。このサービスに加入すると、AIフィットネス計画やマインドフルネス用のヒーリングミュージックなど、より高度な機能が利用可能になります。
アプリの追加
HUAWEI WATCH GT 6は、Androidスマートフォンと接続している場合に限り、ウォッチ専用のアプリストア「AppGallery」からサードパーティ製アプリを追加できます。しかし、HUAWEI WATCH GT 5の時と同様に、このAppGalleryの規模はまだ非常に小さく、アプリの追加による拡張性は、現時点ではあまり期待できません。
日常を支えるアシスタント機能
HUAWEI WATCH GT 6は、HUAWEI WATCH GT 5と同様に、日常を便利にする基本的なアシスタント機能もしっかりと網羅しています。OSのUIが高速化したことで、これらの機能へのアクセスも快適になりました。
「カレンダー」機能は、ウォッチ上で1ヶ月分の表示に対応しており、スマートフォンに登録されている予定を素早く確認できます。また、GT 6は「電卓」機能も搭載しており、これはHUAWEI WATCH GT 5の機能一覧には見られなかった便利な追加点です。
このほか、「アラーム」、「ストップウォッチ」、「天気情報」、「コンパス」、「気圧計」といった標準機能も全て搭載されています。急いでメモを取りたい時には「Voice Notepad」(録音メモ)機能が役立ちますが、この音声メモはスマートフォンには同期できない仕様です。
<HUAWEI WATCH GT 6のOS・アプリ 仕様>
- OS:HarmonyOS 6.0
- 対応機種:Android 9.0以降、iOS 13.0以降
- 管理アプリ:HUAWEI Health
- 有料サービス:HUAWEI Health+(3ヶ月無料体験付き)
- アプリストア:AppGallery(Androidスマートフォン接続時のみ利用可能)
- アップデート:OTAアップデート対応
- UI:HarmonyOS 6.0 UI(チェス盤レイアウトなど)
まとめ:OSとアプリ
- HarmonyOS 6.0搭載:HUAWEI WATCH GT 5比でアプリ起動が30%高速化し、操作感が劇的に向上。
- UIデザイン:高速なレスポンスと直感的なレイアウトで快適な操作性を実現。
- 対応OS:Androidは9.0以降が必要 (GT 5は8.0以降だったため注意)。
- iOSの機能制限:HUAWEI WATCH GT 5と同様に、音楽同期やアプリ追加、キーボード返信などができず、依然として大きな差がある。
- ストレージ:64GBに大幅拡張され、マップや音楽の保存容量が飛躍的に増大。
HUAWEI WATCH GT 6とHUAWEI WATCH GT 5の違い
2025年10月に発売されたHUAWEI WATCH GT 6は、2024年10月発売の前モデルHUAWEI WATCH GT 5から、多くの面で大幅な進化を遂げています。ここでは、両モデルの主な違いをスペック中心に比較して説明します。
OSと対応機種
- HUAWEI WATCH GT 5: Android 8.0以降、iOS 13.0以降
- HUAWEI WATCH GT 6: HarmonyOS 6.0搭載、Android 9.0以降、iOS 13.0以降
- 違い:GT 6はHarmonyOS 6.0を初搭載し、アプリ起動速度がGT 5比で30%向上しています。ただし、Androidの対応OS要件が8.0から9.0に引き上げられている点に注意が必要です。
バッテリー持続時間 (46mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: 通常使用 約14日間 / ヘビーユース 約9日間 / 常時点灯 約5日間
- HUAWEI WATCH GT 6: 通常使用 約21日間 / ヘビーユース 約12日間 / 常時点灯 約7日間
- 違い:GT 6はエネルギー密度が37%向上した「ハイシリコンバッテリー」を採用し、通常使用時の持続時間が1.5倍に劇的に延長されました。
バッテリー持続時間 (41mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: 通常使用 約7日間 / ヘビーユース 約5日間 / 常時点灯 約3日間
- HUAWEI WATCH GT 6: 通常使用 約14日間 / ヘビーユース 約7日間 / 常時点灯 約5日間
- 違い:41mmモデルは、GT 5と比較してバッテリー持続時間が全モードで大幅に向上(通常使用で2倍)しています。
GPS連続使用時間 (46mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: (公式データなし)
- HUAWEI WATCH GT 6: 約40時間
- 違い:GT 6ではGPS連続使用時間が約40時間と明示され、長距離のアクティビティにも安心して対応できるようになりました。
ディスプレイ (46mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: 1.43インチ AMOLED
- HUAWEI WATCH GT 6: 1.47インチ AMOLED
- 違い:GT 6はディスプレイサイズが1.47インチに拡大し、画面領域がGT 5比で約5.5%広がり、没入感が向上しました。
ディスプレイ輝度
- HUAWEI WATCH GT 5: (推定1200ニト)
- HUAWEI WATCH GT 6: 最大輝度 約3,000ニト
- 違い:GT 6は輝度がGT 5から2.5倍近く向上し、強い日差しの下でも圧倒的な視認性を実現しています。
サイズ (46mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: 約45.8 x 45.8 x 10.7 mm
- HUAWEI WATCH GT 6: 約46 x 46 x 10.95 mm
- 違い:GT 6は、バッテリー性能向上のためか、GT 5よりもわずかに(0.25mm)厚くなっています。
重量 (46mmモデル)
- HUAWEI WATCH GT 5: 約48 g(ベルト含まず)
- HUAWEI WATCH GT 6: 約51.3 g(ベルト含まず)
- 違い:GT 6はGT 5よりも約3.3g重くなっており、より重厚感が増しています。
ストレージ容量
- HUAWEI WATCH GT 5: (公式データなし)
- HUAWEI WATCH GT 6: 64GB
- 違い:GT 6は64GBの大容量メモリを搭載し、オフラインマップや音楽データをより多く保存できるようになりました。
GPS(測位システム)
- HUAWEI WATCH GT 5: 5衛星システム対応 (ヒマワリ型アンテナ)
- HUAWEI WATCH GT 6: 6衛星システム対応 (NavIC追加、ヒマワリ型アンテナ 2.0)
- 違い:GT 6は対応衛星システムが追加され、アンテナも「2.0」に進化。GT 5比でGPS精度が約20%向上しています。
耐久性 (防水規格)
- HUAWEI WATCH GT 5: 5 ATM + IP69K
- HUAWEI WATCH GT 6: 5 ATM + IP69
- 違い:防水規格がIP69KからIP69に変更されました。GT 6は高圧洗浄機などへの耐性を示しますが、GT 5が適合していた「IPX9K(高温水)」の記述はなく、GT 6は温水シャワー時の防水を保証していません。
主なスポーツ機能
- HUAWEI WATCH GT 5: ゴルフナビ機能、ランニングフォーム分析など
- HUAWEI WATCH GT 6: 上記に加え、サイクリングパワーシミュレーション (ウォッチ単体)、転倒検知・緊急通報、yukiyamaアプリ連携
- 違い:GT 6は、GT 5にはなかった「転倒検知」や、業界初となる「サイクリングパワー測定」を搭載し、スポーツ機能がプロレベルに進化しました。
主なヘルスケア機能
- HUAWEI WATCH GT 5: 情緒測定 (3段階)、睡眠中呼吸乱れ検知など
- HUAWEI WATCH GT 6: 情緒測定 (12段階、精度76%向上、測定時間短縮)、24時間HRVモニタリング
- 違い:GT 6は情緒測定がよりきめ細かくなり、新たに24時間のHRV(心拍変動)モニタリングにも対応しました。
Bluetooth規格
- HUAWEI WATCH GT 5: Bluetooth 5.2
- HUAWEI WATCH GT 6: Bluetooth 6.0
- 違い:GT 6は、より新しいBluetooth規格に対応しています。
まとめ
HUAWEI WATCH GT 6は、HUAWEI WATCH GT 5が築いた「ロングバッテリーと多機能性」という強みを、あらゆる面で正統進化させた後継モデルです。特に「バッテリー持続時間(最大21日間へ1.5倍延長)」、「ディスプレイ輝度(最大3000ニトへ2.5倍向上)」、「ストレージ容量(64GBへ拡張)」、「GPS精度(約20%向上)」の4点が飛躍的に向上しています。
さらに、GT 5にはなかった「サイクリングパワー測定」や「転倒検知」といった先進的な機能が追加され、単なるスマートウォッチから本格的なスポーツ・アスリート向けデバイスへと進化しました。OSもHarmonyOS 6.0になり操作性は向上しましたが、Android 9.0以降が必要になるなど、対応OS要件が変更されている点には注意が必要です。
HUAWEI WATCH GT 6のメリット・デメリット
HUAWEI WATCH GT 6は、前モデルHUAWEI WATCH GT 5の正統進化でありながら、バッテリーやディスプレイ性能、スポーツ機能を劇的に向上させたモデルです。ここでは、他のスマートウォッチ(HUAWEI WATCH GT 5、Xiaomi Watch S4 41mm、Amazfit Balance 2、Google Pixel Watch 4)と比較しながら、優れている点(メリット)と、購入前に考慮すべき点(デメリット)をレビューしていきます。
【メリット】
メリット1:常識外れのバッテリー持続時間
HUAWEI WATCH GT 6(46mmモデル)のバッテリー性能は驚異的です。前モデルHUAWEI WATCH GT 5の通常使用約14日間でも十分すぎましたが、GT 6では通常使用約21日間へと、1.5倍も延長されました。Google Pixel Watch 4が最長40時間(約1.7日)、Xiaomi Watch S4が最大8日間であることと比較すると、その差は歴然です。Amazfit Balance 2も最大21日間と優秀ですが、GT 6は充電のストレスから完全に解放してくれる、市場でもトップクラスのスタミナを持っています。
メリット2:屋外でも完璧なディスプレイの明るさ
ディスプレイの最大輝度は3000ニトに達します。これは、Google Pixel Watch 4と同等のトップクラスの明るさであり、Xiaomi Watch S4(最大1500ニト)の2倍です。HUAWEI WATCH GT 5と比較しても(※前モデルは1200ニト相当)、屋外での視認性が劇的に向上しました。強い日差しの下でも、サングラス越しでも、マップや通知がはっきりと読み取れたのは感動的でした。
メリット3:本格的なサイクリング機能
HUAWEI WATCH GT 5もゴルフナビ機能が強力でしたが、GT 6は特にサイクリング機能が「革命的」に進化しました。高価なパワーメーターなしで走行パワー(ワット)を推定する機能を搭載しており、これは他のモデルにはない専門的な強みです。Amazfit Balance 2のAIコーチ機能や、Xiaomi Watch S4のスキーモードとも異なり、本格的なサイクリストのニーズに応える機能が追加されました。
メリット4:圧倒的な大容量ストレージ
HUAWEI WATCH GT 6は64GBの大容量ストレージを内蔵しています。これはAmazfit Balance 2やGoogle Pixel Watch 4(各32GB)、Xiaomi Watch S4(2GB)と比較して、2倍以上の容量です。オフラインマップデータを大量に保存したり、スマートフォンを持たずに聴く音楽を数千曲単位で保存したりできるため、ストレージ残量を気にする必要がありません。
メリット5:高級感と耐久性の両立
HUAWEI WATCH GT 5から続くステンレススチール製の高級感あるデザインは、GT 6でさらに洗練されました。IP69という高い防水性能も備えており、Google Pixel Watch 4(5ATM+IP68)やXiaomi Watch S4(5ATM)よりもタフな環境で使えます。Amazfit Balance 2はMIL規格準拠でさらに頑丈ですが、GT 6はビジネスシーンにも合う高級感とタフさを両立しています。
【デメリット】
デメリット1:電子マネー決済(FeliCa)非対応
日本市場における最大の弱点です。Google Pixel Watch 4がFeliCa(Googleウォレット)に対応し、改札やコンビニでの決済が可能な一方、HUAWEI WATCH GT 6は(HUAWEI WATCH GT 5と同様に)NFCを搭載しているもののFeliCaには非対応です。この機能がスマートウォッチ選びの必須条件である場合、GT 6は選択肢から外れてしまいます。
デメリット2:アプリの拡張性が低い
HUAWEI WATCH GT 6はHarmonyOSを搭載していますが、専用のAppGalleryから追加できるアプリは非常に限られています。Google Pixel Watch 4が搭載するWear OSは、Google PlayストアからLINEやマップなど、使い慣れたサードパーティ製アプリを自由に追加・利用できます。GT 6はアプリによる機能拡張がほぼ期待できず、ウォッチ単体で完結する機能(健康管理、音楽再生など)で満足する必要があります。
デメリット3:iOS(iPhone)での機能制限
HUAWEI WATCH GT 5と同様に、iPhoneと接続して使用することは可能ですが、機能が大幅に制限されます。具体的には、ウォッチへの音楽の同期や、キーボードを使ったメッセージ返信、AppGalleryの利用ができません。一方、Google Pixel Watch 4はiPhoneには一切対応しておらず、Android専用機です。iPhoneユーザーにとっては、GT 6は「使えるが制限付き」という悩ましい立ち位置になります。
デメリット4:ワイヤレス充電の互換性
HUAWEI WATCH GT 6はワイヤレス充電に対応していますが、独自の規格を採用しています。HUAWEI WATCH GT 5のワイヤレス充電器をGT 6で使うことはできませんでした。また、一般的なQi規格の充電器との互換性も低いようです。Xiaomi Watch S4やAmazfit Balance 2のようなマグネット式端子とは異なり「置くだけ」の手軽さはありますが、旅行や出張の際は必ず専用の充電器を持ち歩く必要があります。
HUAWEI WATCH GT 6 / GT 6 Proのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 46mm: 1.47インチ / 41mm: 1.32インチ (共にAMOLED, 466×466, リチウムアルミノケイ酸ガラス採用)
※Proモデルは46mm(1.47インチ)のみ 。ディスプレイに高耐久な「サファイアガラス」を採用。 - ストレージ: 64GB ※Proモデルも同様
- バッテリー駆動時間: 46mm: 通常使用 約21日間 / ヘビーユース 約12日間 41mm: 通常使用 約14日間 / ヘビーユース 約7日間 ※Proモデル(46mm)も通常使用で最大約21日間
- 充電: ワイヤレス充電
- ワイヤレス通信: Bluetooth 6.0 , NFC
- GPS: デュアルバンドGNSS (L1+L5) 対応
※Proモデルは対応衛星システムにNavICが追加 - インターフェース: ホームボタン(回転クラウン)とサイドボタン、ワイヤレス充電端子
- センサー: 加速度, ジャイロ, 磁気, 光学式心拍, 気圧, 温度, 環境光 ※Proモデルは上記に加え「心電図センサー」「深度センサー」を搭載
- 防水: 5ATM + IP69 ※Proモデルはさらに「ダイビング(最大40メートルまで対応)」にも対応
- スピーカー/マイク: 搭載
- 機能: 健康管理(心拍/血中酸素/睡眠/情緒 ), 多彩なワークアウトモード, ゴルフ/スキー機能など(GT 6は心電図非対応)
※Proモデルは特にゴルフ機能が強化されており、心電図測定にも対応。 - 筐体: ステンレススチール ※Proモデルは高強度な「チタン合金」を採用
- アプリ: Huawei Health (Huaweiヘルスケア)
- 対応OS: Android 9.0以降, iOS 13.0以降 ※Proモデルも同様
- OS: HarmonyOS 6.0
- サイズ: 46mm: 約46x46x10.95mm 41mm: 約41.3×41.3×9.99mm ※Proモデル: 約45.6 x 45.6 x 11.25 mm
- 重量: 46mm: 約51.3g (ベルト含まず) 41mm: 約37.5g (ベルト含まず) ※Proモデル: 約54.7g (ベルト含まず)
- カラー: 46mm: ブラック, グリーン, グレー / 41mm: ブラック, パープル, ホワイト
※Proモデルは筐体素材(チタン)に合わせ、ブラック, ブラウンを展開 - 付属品: HUAWEI WATCH GT 6 本体、充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1、クイックスタートガイド/保証とアフターサービスのご案内 × 1
※限定モデルである「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」などの特定のセットには、ゴルフボール、マーカー、グリーンフォークなどのコラボレーションギフトが追加で付属。 - バンド: モデルによりフルオロエラストマー, コンポジットレザー, コンポジットウーブンなど
※Proモデルはブラック フルオロエラストマーベルト, ブラウン コンポジットウーブンベルト など、チタンバンドや専用デザインのバンドが組み合わされます。
HUAWEI WATCH GT 6の評価
8つの評価基準で「HUAWEI WATCH GT 6」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ: ☆☆☆☆☆
最大輝度3000ニトは圧倒的です。前モデルGT 5から2.5倍も明るくなり、強い日差しの下でも全く見やすさが落ちませんでした。
健康管理・スポーツ: ☆☆☆☆☆
GPS精度がGT 5比で約20%向上し、情緒測定も12段階へと進化。特にサイクリングパワー測定や転倒検知など、機能が本格化しています。
機能性: ☆☆☆☆★
OSが高速化し、64GBストレージ搭載は大きな進化です。しかし、Suicaなどの電子マネー決済に非対応という弱点は残っています。
バッテリーの持ち: ☆☆☆☆☆
驚異的です。46mmモデルはGT 5の約14日間から約21日間へと、1.5倍も持続時間が延びました。充電のストレスから完全に解放されます。
耐久性: ☆☆☆☆★
ステンレススチールとIP69の高い防水性能で、日常使いやスポーツでの安心感は抜群です。Proモデルではないため、ガラスがサファイアではない点だけ標準評価としました。
ファッション性: ☆☆☆☆☆
高級感が素晴らしいです。GT 5の八角形デザインがより洗練され、ビジネスシーンでも違和感なく使えるスタイリッシュな外観です。
価格: ☆☆☆☆☆
これだけの進化(バッテリー1.5倍、輝度2.5倍、新機能追加)を遂げながら、前モデルHUAWEI WATCH GT 5と同じ価格(33,880円~)で発売されたのは驚きです。
使いやすさ: ☆☆☆☆★
HarmonyOS 6.0搭載で、アプリ起動がGT 5より30%高速化し、操作感はスマホのように滑らかです。ただし、iOSでの機能制限が残るため満点には至りません。
【総評: ☆☆☆☆★】
圧倒的なバッテリーとディスプレイの進化
HUAWEI WATCH GT 6は、前モデルHUAWEI WATCH GT 5の正統進化でありながら、その進化幅は「別物」と言えるレベルに達しています。特に驚くべきは、バッテリー持続時間とディスプレイ輝度です。46mmモデルのバッテリー持続時間は、GT 5の約14日間から約21日間へと、1.5倍に劇的に向上しました。これにより、充電の頻度がさらに下がり、常時表示(AOD)をオンにしても約7日間持つため、充電という行為自体を忘れさせてくれます。
加えて、最大3000ニトに達したディスプレイの輝度は、屋外での視認性を完璧なものにしました。GT 5の時点でも見やすいと感じていましたが、GT 6は強い日差しの下でもサングラス越しでも、表示がくっきりと浮かび上がります。
本格化したスポーツ機能
GT 6は、従来の健康管理ウォッチから、本格的なスポーツウォッチへと進化しました。GPS精度がGT 5比で約20%向上した「ヒマワリ型アンテナ 2.0」により、ランニング時の軌跡が非常に正確になりました。さらに、これまで高価な専用機材が必要だった「サイクリングパワー(ワット)」をウォッチ単体で推定できる機能や、GTシリーズ初となる「転倒検知」機能も搭載。これは、GT 5ユーザーが買い替える十分な動機となるでしょう。
唯一にして最大の弱点
ハードウェアの進化は素晴らしく、HarmonyOS 6.0による操作感の向上、64GBへのストレージ増設など、隙がありません。しかし、日本市場においてスマートウォッチとして致命的な弱点が残っています。それは「電子マネー決済(SuicaやFeliCa)」に非対応であることです。また、iPhone(iOS)と接続した場合、音楽の同期やメッセージへのキーボード返信ができないなど、主要な機能が制限されます。
どんな人に最適か
HUAWEI WATCH GT 6は、スマートウォッチに「圧倒的なバッテリー持続時間」を最優先で求める人や、充電の手間から解放されたい人には最適です。また、サイクリングパワーの推定や高精度GPSなど、プロレベルのスポーツ機能を重視する本格的なアスリートやサイクリストにも強く推奨できます。Androidスマートフォンを利用しており、ウォッチでの電子マネー決済機能(Suicaなど)を必要としない人であれば、この価格帯でこれほどの性能を持つデバイスは他にないため、満足度は非常に高くなるでしょう。
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HUAWEI WATCH GT 6の価格・購入先
※価格は2025/11/02に調査したものです。価格は変動します。
ファーウェイ公式ストア
46mmモデルの価格
- ブラック(フルオロエラストマーベルト)で33,880円(税込)、
- グリーン(コンポジットウーブンベルト)で36,080円(税込)、
- グレー(コンポジットレザーベルト)で36,080円(税込)、
で販売されています。
41mmモデルの価格
- ブラック(フルオロエラストマーベルト)で33,880円(税込)、
- パープル(フルオロエラストマーベルト)で33,880円(税込)、
で販売されています。
※ホワイト(レザーベルト)は現在販売されていません。価格は36,080円(税込)、
ファーウェイ公式ストアで「HUAWEI WATCH GT 6」をチェックする
ECサイト
- Amazonで30,800円~(税込)、
- 楽天市場で30,800円~(送料無料)、
- ヤフーショッピングで30,800円~、
AliExpressで39,104円、
で販売されています。
Amazonで「HUAWEI WATCH GT 6」をチェックする
楽天市場で「HUAWEI WATCH GT 6」をチェックする
ヤフーショッピングで「HUAWEI WATCH GT 6」をチェックする
AliExpressで「HUAWEI WATCH GT 6」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
HUAWEI WATCH GT 6と似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
HUAWEI WATCH GT 5
ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売)。
1.32/1.43インチのAMOLEDカラーディスプレイ、通常使用で約7日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。
また、TruSenseシステム、100種類以上のワークアウトモード、フルカラーマップ表示、ランニングフォーム分析、情緒の測定機能、キーボード入力機能、スクリーンショット機能、EasyFit 3.0ベルト、ワイヤレス充電、5気圧防水 + IP69K防水防塵、ヒマワリ型アンテナ、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマートフォン探索、GNSS、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)に対応しています。
価格は、Amazonで26,818円(Pro版は38,790円)、楽天市場で26,980円(送料無料・Pro版は43,800円)、ヤフーショッピングで29,518円(Pro版は43,800円)、AliExpressで28,524円、です。
関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較
Amazonで「HUAWEI WATCH GT 5」をチェックする
Xiaomi Watch S4 41mm
シャオミから発売されたXiaomi HyperOS 3搭載のスマートウォッチです(2025年9月26日に発売)。
1.32インチのAMOLED タッチスクリーン、通常使用で最大8日間駆動できる320mAhバッテリー、回転式リューズを搭載しています。
また、皮膚温度測定、ワンタップヘルス情報(Checkup機能)、スキーモードと転倒検知機能、Bluetooth心拍データ送信、スポーツVlog機能(スマートフォン連携)、安全機能(緊急SOS機能、緊急サイレン機能)、フィットネスのデータ連携(Suuntoアプリ)、デバイス連携(「Xiaomi Smart Hub」)に対応。
150種類以上のスポーツモード、睡眠・血中酸素・心拍・ストレスのモニタリング、音楽保存、Bluetooth通話、マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、200種類以上のウォッチフェイス(文字盤)、リニアモーター、通知の受信、5気圧防水、Mi Fitnessアプリにも対応しています。
価格は、Amazonで19,980円(税込)、楽天市場で19,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,962円(ミントグリーン)、AliExpressで33,487円(グリーン)、です。
関連記事:Xiaomi Watch S4 41mmを徹底レビュー!47mm比較と評価
Amazonで「Xiaomi Watch S4 41mm」をチェックする
Amazfit Balance 2
Amazfitから発売されたZepp OS 5搭載のスマートウォッチです(2025年6月24日に発売)。
1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準使用で最大21日間駆動できるバッテリー、32GBストレージ、デュアルスピーカー、高性能マイク、BioTracker™ PPGセンサーを搭載しています。
また、ゴルフ機能、ダイビング機能、、10気圧防水、MIL規格準拠(6項目)、170種類以上のスポーツモード、AI機能(Zepp Flow™、Zepp Coach™)、BioChargeスコア(エネルギー残量)、レディネススコア(回復度)、表面温度測定、心拍変動 (HRV) 測定、ワンタップ測定に対応。
音声メモ録音 & AI議事録、音楽再生(単体・ストレージ)、Bluetooth通話、デュアルバンド6衛星測位(GPS)、オフラインの等高線マップナビゲーション機能、ミニアプリの追加、にも対応しています。
価格は、Amazonで39,501円(税込)、楽天市場で39,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,890円、米国 Amazon.comで$299.99、です。
関連記事:Amazfit Balance 2徹底レビュー!初代モデルとの違いを比較・評価
Amazonで「Amazfit Balance 2」をチェックする
Google Pixel Watch 4
Googleから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月9日に発売)。
Actua 360 ディスプレイ、最長40時間駆動できるバッテリー、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 2 チップ、2GBメモリ、32GBストレージ、触覚式リューズ(Haptic Crown)、マルチパス心拍数センサーを搭載しています。
また、AIアシスタント「Gemini」、「手をあげて話す」機能、AIによるワークアウト自動検出、心電図測定、「水抜き機能」、デュアル周波数 GPS、超広帯域無線、ボイスレコーダーに対応。
50以上のエクササイズモード、ランニング機能、健康管理(心拍数、睡眠、ストレス等)、急速充電、決済(Googleウォレット)、通知、転倒検出、自動車事故検出、Gmail、Googleカレンダー、Googleマップ、Fitbit関連アプリ、アプリの追加(Google Playストア)、単体での音楽再生、4G LTE、Bluetooth 6.0、Wi-Fi 6、NFC、FeliCa、5気圧防水にも対応しています。
価格は、Amazonで59,800円(税込)、楽天市場で48,420円(送料無料)、ヤフーショッピングで47,500円、Google ストアで52,800 円~、です。
関連記事:Pixel Watch 4 徹底レビュー!先代比較とメリット・デメリットを評価
Amazonで「Google Pixel Watch 4」をチェックする
他のHUAWEI スマートウォッチと比較
他にもHUAWEIのスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるのでぜひ比較してみてください。
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