超大型14インチ!Teclast T70はコスパ最強 性能を徹底レビュー

Teclast T70 top
14インチの大型ディスプレイを搭載した「Teclast T70」。早くも「大画面で雑誌も見やすく表示できそう」と評判です。

しかし、その一方で「10インチ~13インチの他のモデルで十分なのでは?」という意見もあり、購入を迷っている人も多いようです。

そこで今回はその違いを明らかにするために次の6点を重点的に解説します。

  1. ディスプレイの大きさ・他との違い
  2. 14インチ画面の活用例
  3. 液晶の仕様と機能
  4. 外観・デザイン(サイズ・重量)
  5. ゲーム性能(FPS、CPU、メモリ、ストレージ、オーディオ、通信など)
  6. バッテリー性能(駆動時間・充電)

また、前モデルの13型「Teclast T65 Max」や12型「TECLAST T60」、11型「Teclast T50 Max」の違いも紹介!

Antutuベンチマークやゲーム性能、スペック、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Teclast T70」とは?

Teclast T70」(テクラスト ティー70)は2024年11月に中国 Teclastから発売された14インチのタブレットです(※11月11日からセール開始)。

MediaTek Helio G99 とAndroid 14を搭載しています。

前モデルには2024年4月に発売された13型「Teclast T65 Max」(Helio G99・Android 14)があります。

このタブレットは「13インチの大画面で動画視聴が快適」、「Helio G99でサクサク動く」と評判でした。

Teclastからはこのほかにも12インチの「TECLAST T60」(Unisoc T616・Android 14)、

11インチの「Teclast T50 Max」(MediaTek Helio G99・Android 14)も発売され、

いずれも高評価を得ています。

新モデルは、より大きな14インチの超大型サイズで、ノートパソコン並みの大きさになっていることで話題になっています。

もちろん、SIMフリーで4G LET通信に対応し、ドコモや楽天モバイル回線のSIMカードも使えますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ AliExpressのリンク

公式ページ:Teclast T70(中国のサイト)

価格は約3万7千円・14インチで異常なほど安いが本当にお買い得なのか?

Teclast T70 画面に写真

新モデル「Teclast T70」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。

まず、新モデル「Teclast T70」はAliExpressで37,314円で販売されています(11月11日からセール開始・通常は7万円台)。

一方、前モデルで13インチの「Teclast T65 Max」(Helio G99)はAmazon クーポン適用で、34,900円で販売中。

12インチの「TECLAST T60」はPlus版の新モデル(Helio G88)が登場し、Amazon クーポン適用で21,400円で販売中です。

11インチの「Teclast T50 Max」(Helio G99)は楽天市場で30,480円(送料無料)で販売されていました。

他メーカーでは14.5インチの「Lenovo Legion Y900」がAliExpressで126,203円で発売中。

同じく、14.5インチのNEC「LAVIE Tab T14」は楽天市場で142,780円、ヤフーショッピングで114,800円(中古・展示品)で発売中です。

そのほか、15.6インチのアイリスオーヤマ「LUCA TM152M4N1」が楽天市場で59,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで53,980円(中古品)で発売中。

シャオミから発売された12.4インチのタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」(Snapdragon 8 Gen 2)はAmazonで69,865円で販売中です。

14インチ以上の高性能なモデルは10万円以上の価格で販売されることが多いようです。安いものでも7万円台なので、

新モデル「Teclast T70」は異常なほど安い価格であるといえます。

果たして新モデル「Teclast T70」はこれらのタブレットよりも本当に安くてお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。

14インチの大画面・10.1インチの約2倍でノートPCに近い大きさ

Teclast T70 大きさ比較

新モデル「Teclast T70」は14インチ(解像度 1920 x 1200 ドット)のIPS ディスプレイを搭載しています。

10.1インチのディスプレイと比べると、約2倍の大きさで、視覚面積が約92% 拡大しています。

11インチの「Teclast T50 Max」と比べても62% 大きくなり、

13インチの前モデル「Teclast T65 Max」と比べても約16%拡大していることから、

画面サイズが圧倒的に大きく、従来のタブレットとは全く異なる見え方になります。

どちらかというとノートPCに近い見え方ですね。

使い方も従来のものとは違ってくるように思います。

他の大型タブレットは?

同じ14インチ台では14.5インチの「Lenovo Legion Y900」、NEC「LAVIE Tab T14」があります。

これよりも大きさサイズでは、アイリスオーヤマから発売された15.6インチのタブレット「LUCA TM152M4N1」がありますが、

OSがAndroid 12とやや古くなっています。

1インチ小さくして13インチで探すと、前モデルの「Teclast T65 Max」があります。

12インチ台は最近非常に増えていますが、最初に発売されたのは「TECLAST T60」でした。

ディスプレイのサイズ・解像度を比較

  • 1.「Teclast T70」・・・14インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
  • 2.「Teclast T65 Max」・・・12.95インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
  • 3.「TECLAST T60」・・・12インチ、解像度2000 x 1200 ドット
  • 4.「Teclast T50 Max」・・・11インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS

14インチ画面の活用例・何に使うのが最もベストなのか?

Teclast T70 動画視聴

新モデル「Teclast T70」の14インチの大画面はいったい何に使えばいいのでしょうか?

たしかに画面が大きくなると、動画視聴ゲームマンガ(電子書籍)は迫力が増して楽しくなりますが、

12インチ前後でも十分であるように思います。

しかし、絶対に14インチ以上の大画面であった方が使いやすい例もあります。

主な活用例

  • 雑誌の閲覧(電子書籍)・・・雑誌をあまり拡大することなく閲覧できます。
  • プレゼン・・・資料やスライドを大画面で見やすく表示できます。
  • 画面分割でのマルチタスク・・・複数のアプリを同時に表示しても見やすくなり、作業がはかどります。
  • オンライン会議・授業・・・会議での視聴閲覧、ホワイトボードの確認、授業の受講や教材の閲覧が快適になります。
  • 写真編集・・・大きな画面で写真を細部まで確認しながら編集できます。
  • 動画編集・・・タイムラインやエフェクトなどをより見やすく表示できて作業が快適です。
  • イラスト作成・・・広い画面スペースを活かして、より快適にイラストを描くことができます。
  • 電子楽譜・・・音楽の練習に、大きな画面で見やすい電子楽譜を表示できます。

個人的に10~12インチ台でも見づらいと感じるのは雑誌の閲覧(電子書籍)です。

以前、必要な期間だけ電子書籍の雑誌が読み放題になる「タブホ」というサービスを利用していましたが、

10インチの画面では小さすぎて、辞めてしまいました。しかし、14インチなら、かなり読みやすくなるので、

雑誌読み放題のサービスを再び利用したくなるかもしれません。

もう一つ、10インチの画面サイズで我慢できなかったのは「イラスト作成」です。

10インチの画面だと、途中で拡大しなければならず、あれが非常に面倒です。

14インチの大画面ならスイスイとイラストが描けそうです。

なお、遠い昔、会社で務めていたとき、タブレットの画面を顧客に見せることがありました。

机が近くなら10インチで十分なのですが、ちょっと離れていると、10インチの画面では小さすぎました。

プレゼンに関しても14インチの大画面の方が圧倒的に有利で便利であると思います。

液晶の仕様と機能をチェック

Teclast T70 液晶

設定方法や操作性、滑らかさ、Widevine L1も確認

ディスプレイの仕様をチェックしてみましょう。

まず、アスペクト比 16:10で解像度は1920 x 1200 ドットになることから、「WUXG」になり、

従来のフルHD(1920 x 1080ピクセル)よりも縦に多くのピクセルを持っています。

要するに画質はフルHDに相当するわけすが、これが14インチになると、非常に高精細とはいえなくなります。

輝度は残念ながら公開されていないため、明るさについては未知数です。

ただし、Teclast独自の色最適化技術 T-Colour 4.0 に対応しているため、

より鮮やかで自然な色表示が可能になっています。

T-Colour 4.0 の特徴

  • 色域の拡大・・・より広い範囲の色を表現できるように、ディスプレイの色域を拡大しています。
  • 色精度の向上・・・色の再現性を高め、より正確な色を表示できるようにしています。
  • 色温度の調整・・・ユーザーの好みに合わせて、ディスプレイの色温度を調整することができます。
  • ブルーライトの低減・・・目に harmful なブルーライトを低減することで、目の負担を軽減しています。

ディスプレイの設定

このほかにも、光センサー搭載で、設定から「明るさ自動調整」が利用できます。

アイコンなどの表示サイズも変更可能で、大きすぎる場合は小さくすることも可能です。1段階下げた方が見やすくなるという意見もあります。

カラーモードはT-Colour 4.0の特徴であったように色温度の変更が可能で、暖色標準寒色の3段階で設定できます。

操作性は?

10点マルチタッチに対応しているため、操作性は良い方です。

具体的にはFPSゲームで照準を合わせやすくなったり、シューティングゲームで微妙な操作も可能です。

映像の滑らかさは?

リフレッシュレート 60Hzのため、一般的なタブレットと同じです。

この点は、リフレッシュレート 90Hzに対応した11インチの「Teclast T50 Max」に劣るので少々注意が必要です。

Teclast T65 Max」と「TECLAST T60」はリフレッシュレート 60Hzで、新モデルと同じです。

Widevine L1に対応しているか?

DRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応しています。そのため、NETFLIX、Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質な映像を視聴できます。

厚さは8.2 mm・重さは14インチながらも770g・アルミ合金製でスタイリッシュ

Teclast T70 デザイン

新モデル「Teclast T70」のデザインは基本的に前モデル「Teclast T65 Max」を踏襲しています。

筐体はアルミ合金製で、光沢感のあるスタイリッシュな外観です。

厚さは8.2 mmで非常に薄く、14インチながらも重さは770gに抑えています。

背面のカメラ部分はAuraリング デザイン を採用しています。

これは、カメラレンズの周りに 光沢のあるリング状の装飾 を施したもので、

タブレットのデザインにアクセントを加えています。

右側面は3.5mmジャック、Type-C、SIMカードスロット、2つのスピーカーがあります。

左側面は2つのスピーカーのみです。

カラーはスペースグレーのみを用意しています。

サイズ・重量を比較

  • 1.「Teclast T70」・・・327.2 x 219 x 8.2 mm / 770g
  • 2.「Teclast T65 Max」・・・305 x 199 x 8.2 mm / 710g
  • 3.「TECLAST T60」・・・279 x 174 x 7.8 mm / 約558g
  • 4.「Teclast T50 Max」・・・260.1 x 164.8 x 7.8 mm / 約520g

ゲーム性能を検証

Teclast T70 ゲーム

ゲーム性能を決定づけるのは、まず「動作の快適さ」です。次に「操作性」や「オーディオ性能」、「通信性能」なども重要な要素です。

これらを順番に見ていきましょう。

動作の快適さ

新モデル「Teclast T70」はMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載しています。

動作に関する仕様

  • CPU・・・MediaTek Helio G99
  • メモリ・・・8GB(最大20GBまで拡張可)
  • ストレージ・・・256GB UFS(最大1TB)

Antutu V10 ベンチマーク総合は約 40万前後で、Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)と同等の性能を発揮します。

すでに多くのタブレットに搭載されており、前モデル「Teclast T65 Max」、「Teclast T50 Max」にも搭載されている、お馴染みのプロセッサです。

レビューも数多く投稿されているため、各ゲームタイトルのフレームレートも判明しています。

原神」はグラフィック設定「低」、50-60 FPS で快適にプレイできます。

中設定では20~30FPSになり、高画質設定では動作が不安定になります。

ウマ娘」はレース中で低画質設定30FPS前後で動作し、レース以外では60FPSで動作します。

マインクラフト」は画質を低にすると60FPSで動作します。中設定でも60FSP、高画質でも40FPS以上で動作します。

ゲームタイトルのフレームレート(FPS一覧)

  • 原神 Genshin Impact・・・50-60 FPS
  • PUBG Mobile・・・53 FPS
  • Call of Duty: Mobile・・・55 FPS
  • フォートナイト Fortnite・・・28 FPS
  • ウマ娘・・・30 FPS
  • マインクラフト・・・60 FPS
  • Shadowgun Legends・・・48 FPS
  • World of Tanks Blitz・・・60 FPS
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・56 FPS

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」なども快適に動作します。

高負荷なゲームをプレイするには性能が不足していますが、軽いゲームやカジュアルゲームであれば問題なくプレイできます。

操作性

10点マルチタッチに対応しているため、操作性はいい方です。

また、Type-Cポートを利用して、外部のゲームパッドとも有線で接続できます。もちろん、Bluetoothでワイヤレスゲームパッドとも接続可能です。

ただし、タッチサンプリングレートはおそらく60Hzで、高速なタッチ入力はできないようです。

この点はタッチサンプリングレート 120 Hzに対応した「TECLAST T60」や「Teclast T50 Max」の方が有利であるといえます。

オーディオ性能

ゲームを盛り上げる上で重要なのがオーディオ性能です。

新モデル「Teclast T70」は前モデル「Teclast T65 Max」と同じクアッドスピーカー搭載で、

Sweet 4サウンドシステムにも対応しているため、比較的 音質は良さそうに思えてきます。

しかし、「Teclast T65 Max」のレビューでは、「低音が強化されているわけでもなく、全体的にフラット」であること、

「音の細やかさや奥行き感はあまり感じられず、解像度は低い」

と指摘している人が多くいるのも事実です。

音量に関しては十分であるという意見が多いので、ゲームプレイには支障がないレベルといえますが、

あくまでも「及第点」(ギリギリ合格レベル)であると認識しておいた方がいいでしょう。

通信性能

外出先でもゲームをプレイしたいという人は通信性能も重要になってきます。

別途Nano SIMカードを用意する必要はありますが、SIMを利用することで、単体で4G LET通信できるようになります。

ただし、Wi-Fi 6ではなく、Wi-Fi 5対応なので、超高速なワイヤレス通信は利用できません。

Bluetooth のバージョンは5.2で比較的新しい方です。

なお、一応 4衛星測位のGPSにも対応しているので、

位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、

「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」などもプレイ可能です。

バッテリーは長持ちするのか?

Teclast T70 バッテリー

新モデル「Teclast T70」は10,000 mAhバッテリーを搭載しています。

通常のタブレットよりも多い容量で、13インチの「Teclast T65 Max」も同じ容量のバッテリーを搭載しています。

しかし、画面サイズが14インチで、より多くの電力を消費するため、容量 10,000 mAh であっても決して多いとはいえません。

参考までに「Teclast T65 Max」のバッテリ駆動時間は、

  • PCMarkのバッテリーテスト: 約9時間46分
  • 動画再生: 約8時間
  • ウェブブラウジング: 約10時間

であると報告されています。

Teclast T70」の場合はこれよりも文字格なるので、

  • 動画再生で約6-7時間
  • ウェブブラウジングで約8-9時間

ほどであると考えておいた方がいいでしょう。

レビューでは、「ゲームをプレイすると、バッテリーの減りが早くなる」という意見が多いので、

ゲームをよくする人は少々注意が必要です。

なお、充電は18W PD急速充電に対応しています。

13インチの「Teclast T65 Max」ではフルチャージするまでに 約2時間40分 程度かかると言われているので、

新モデル「Teclast T70」は約3時間ほどかかると見込んでおいた方がいいでしょう。

バッテリー・充電を比較

  • 1.「Teclast T70」・・・10,000 mAhバッテリー / 18W PD急速充電
  • 2.「Teclast T65 Max」・・・10,000 mAhバッテリー / 18W PD急速充電
  • 3.「TECLAST T60」・・・8,000 mAhバッテリー / 18W PD急速充電
  • 4.「Teclast T50 Max」・・・8,000 mAhバッテリー / 18W PD急速充電

「Teclast T70」のデメリット

Teclast T70 カメラ

Teclast T70」のデメリットを紹介します。

カメラの性能があまり高くない

新モデル「Teclast T70」は背面に背面に13MP + 0.1MP(AIサブカメラ)の2眼カメラを、前面に8MPカメラを搭載しています。

タブレットとしては比較的よくある性能で、前モデル「Teclast T65 Max」にも同じカメラが搭載されていました。

しかし、レビューなどの評判はあまり良くありません。

  • 1.「全体的に画質が低く、特に暗い場所では不向き」
  • 2.「オートフォーカスの速度が遅く、ピントを合わせづらい」
  • 3.「風景はぼやけてしまい、接写はピントを合わせづらい」

などの意見が多数寄せられています。

タブレットに搭載されるカメラは、スマートフォンのカメラに比べてあまり性能がよくないものが多いので、

あまり期待はしない方が良さそうです。

リフレッシュレートの値が高くない

すでに指摘したように新モデル「Teclast T70」のリフレッシュレートは60Hzで、90Hzや120Hzには対応していません。

そのため、特にレーシングゲームなどで滑らかな映像が再生されないというデメリットがあります。

防水に非対応で、頑丈でない

新モデル「Teclast T70」は防水に対応していません。また、アメリカのMIL規格に対応した耐衝撃性能なども備えていないため、

水没や落下の衝撃で故障するリスクがあります。

「Teclast T70」のスペック

  • ディスプレイ 14インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
    ※WUXGA/16:10/輝度nits/TDDI/T-Colour 4.0/画面比率92%/10点マルチタッチ
  • 液晶の機能 アイプロテクションモード、リーディングモード、画面分割、キーボードモード
  • Widevine L1 対応
  • リフレッシュレート 60Hz
  • プロセッサ(CPU) MediaTek Helio G99 (MT8781)
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.2GHz
  • CPU 2x ARM Cortex-A76 2.2GHz + 6x ARM Cortex-A55 2.0GHz
  • GPU ARM Mali-G57 MC2 950MHz + HyperEngine 2.0
  • RAM(メモリ)8GB
  • 仮想メモリ +12GBで最大20GBまで
  • ストレージ 256GB UFS
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 10,000 mAh
  • 充電 18W PD急速充電
  • 背面カメラ 13MP + 0.1MP ※AIサブカメラ、LEDフラッシュ
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 衛星測位 A-GPS,GLONASS,GALILEO,Beidou
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカード、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー ジャイロスコープ、コンパス、重力センサー、距離センサー、光センサー、ホールセンサー
  • スピーカー 4 スピーカー、3W ハイパワー
  • オーディオ Sweet 4サウンドシステム、6th Smart K デジタルアンプ内蔵
  • マイク デュアルデジタルマイクアレイ、AIノイズキャンセリング
  • キーボード Bluetooth キーボード(別売)
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体 アルミニウム、CNC 加工、サンドブラスト仕上げ、ユニボディ、Aura リング デザイン
  • OS Android 14 ※GSM認証、Google Playストア対応
  • サイズ 327.2 x 219 x 8.2 mm
  • 重量 770g
  • カラー スペースグレー
  • 付属品 電源アダプター、ケーブル、SIMピン、メンテナンスカード、ユーザーマニュアル
  • 4G通信 対応(VoLTE 通話)、下り最大600Mbps、上り最大150Mbps
  • SIMカード nanoSIM

対応バンド

Teclast T70」は4G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

対応バンドは以下の通りです。

4G: FDD: B1/B3/B5/B7/B8/B20, TDD: B34/B38/B39/B40/B41
3G: WCDMA: B1/B2/B5/B8
2G: GSM: B2/B3/B5/B8

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

※auは通話の発着信ができない可能性があります。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

「Teclast T70」の評価

Teclast T70 ワイヤレス投影

7つの基準で「Teclast T70」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★
  • デザイン:★★★★
  • 耐久性:★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能:★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★★

総合評価

Teclastから発売された初の14インチ タブレットになります。

MediaTek Helio G99 搭載でパワフルに動作するほか、

長時間動作する大容量 10,000 mAhバッテリーも搭載。

通信面ではSIMフリー4G LET通信に対応しています。

注目はやはり14インチの大型ディスプレイで、価格が安い点です。

同じ14インチの「Lenovo Legion Y900」や「LAVIE Tab T14」と比べると、

約8万円以上安くなり、コスパはやはり高いといえます。

ではどの辺をコストカットしているかというと、

一番大きいのは「ディスプレイの画質」です。

14インチでは大画面になるため、最低でも2K画質であることが望ましいですが、

新モデル「Teclast T70」ではフルHD画質です。

Lenovo Legion Y900」や「LAVIE Tab T14」は3K画質で、しかも有機ELパネルを使うなど、

豪華な仕様で、この点がやはり大きな違いになっています。

ではフルHD画質で見えづらいのかといわれれば、そうではなく、

特別に高精細なわけではないものの、動画視聴やゲームでは十分な画質です。

MediaTek Helio G99 プロセッサも非常にパワフルとまでいかない性能で、

ある程度「快適」なレベルで使用できます。

ハイエンドなタブレットのように画質も音も最高レベルとはいきませんが、

最高レベルを求めず割り切って使う分には十分な性能といえます。

超大型のディスプレイで、通常のタブレットではできない使い方をしたいと考えている人におすすめします。

「Teclast T70」の価格・販売先

Teclast T70 正面

※2024年11月11日にAliExpressでセール開始(グローバル版)

ECサイト

AliExpressで37,314円(グローバル版)、

で販売されています。

Amazonで「Teclast T70」をチェックする

楽天市場で「Teclast T70」をチェックする

ヤフーショッピングで「Teclast」をチェックする

AliExpressで「Teclast T70」をチェックする

米国 Amazon.comで「Teclast T70」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

 

おすすめの類似製品を紹介

Teclast T70」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「Lenovo Legion Y900」

レノボから発売された14.5インチのタブレットです。

Android 13 + ZUI 15、MediaTek Dimensity 9000、12GB LPDDR5Xメモリ、3K液晶、256GB UFS3.1ストレージ、12300 mAhバッテリ、背面13MP+5MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、JBL オクタスピーカー、Dolby Atmosサウンド、DP映像出力、PCセカンドモニター機能、68W急速充電、リバース充電、最大1TBまでのストレージ拡張、筆圧4096段階のスタイラスペン(別売)、

専用ファンシーキーボード(別売)、指紋認証、顔認証、USB 3.2 Gen 1 Type-C (DP映像出力/高速充電/オーディオ出力)、USB 2.0 Type-C (充電/DP入力/オーディオ出力)、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、AliExpressで126,203円 です。

関連記事:「Lenovo Legion Y900」(14.5インチ)と超大型タブレットを徹底 比較!

「LAVIE Tab T14」

NECから発売された14.5インチのタブレットです(2024年2月15日に発売)。

Android 13、MediaTek Dimensity 9000、12GB LPDDR5Xメモリ、3Kの有機EL液晶、256GBストレージ、12300 mAhバッテリー、背面13MP+5MPの2眼カメラと前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、DP映像出力、JBL製4ch/8スピーカー、Dolby Atmos、リフレッシュレート 120Hz、IP52防水防塵、、指紋認証、PD急速充電、ストレージ拡張(microSDカードで128GBまで)、筆圧ペン(別売)、着脱キーボード(別売)、専用カバー(別売)、USB 3.2 Gen 1 Type-C (OTG)、USB 2.0 Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、楽天市場で142,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで114,800円(中古・展示品)です。

関連記事:「LAVIE Tab T14」は超大型のハイエンド? 人気の12型タブレットと徹底 比較! 

「LUCA TM152M4N1」

アイリスオーヤマから発売された15.6インチのタブレットです(2022年9月15日発売)。

Android 12、Mediatek MT6779 Helio P90 (Antutu:20万)、4GBメモリ、フルHD液晶、64GBストレージ、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、クアッドスピーカー、顔認証、専用スタンド(付属)、最大512GBまでのストレージ拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで78,470円、楽天市場で59,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで53,980円(中古品)、です。

公式ページ:タブレット TM152M4N1-B|LUCA|アイリスオーヤマ 

「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」

シャオミから発売された12.4インチのタブレットです。

Android 14(Xiaomi HyperOS)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、8GB / 12GB LPDDR5X メモリ、3K液晶、256GB/512GB UFS 4.0、 10000mAh バッテリ、背面 50MP+2MP の2眼カメラ、前面 32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート 144Hz (可変)、タッチサンプリングレート 360Hz、6 スピーカー、Dolby Atmos、ディレクターモード、AIアート、FocusFrame、AIカンファレンスツールボックス、指紋認証、NFC、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで69,865円、楽天市場で69,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで88,800円(未使用品)、AliExpressで62,245円、米国 Amazon.comで$560.00です。

関連記事:「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」と12型 タブレットを比較

他のTeclast タブレットと比較する

他にもTeclast タブレットが多数 販売されています。大きさは8インチ、10.1インチ、11インチ、12インチがあります。OSがAndroid 14にアップデートされたモデルもあるので ぜひ比較してみてください。

Teclast タブレットがハイスペック化で人気! 全機種を比較

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