2025年に入り、Android 15 OSを搭載したタブレットが続々と発売されています。
Android 15は、ユーザーインターフェースの刷新、セキュリティ機能の強化、プライバシー保護などさまざまな改善が図られた注目のOSです。
例えば、機密性の高いアプリを完全に隠せる「プライベートスペース」機能やAI がデバイスの持ち去りを検知して自動でロックする「盗難検知ロック」機能が利用可能に。
UIも改善され、タブレットや折り畳みなどの大画面デバイスで「タスクバーのピン留め」が使えたり、「アプリのペアリング」でよく使うアプリの組み合わせをワンタップで起動できたりと便利な機能が満載です。
本記事ではそんなAndroid 15 OSを搭載したタブレットをできる限り全機種を紹介!
Android 15の注目機能やAntutuベンチマークでの比較、選び方などもあるので、ぜひ参考にして自分にぴったりのタブレットを見つけてみてください。
【この記事で紹介すること】
- Android 15とは?
- Android 15の注目機能
- 2025のAndroid 15タブレット 機種 紹介
- Antutuベンチマークの比較
- Andriod 15タブレットの選び方
- <補足1>Android 14 OSにはなかった新機能と注意点
- <補足2>Android 15 の大画面デバイスの最適化
紹介する機種は新モデルが発表・発売された後にこの記事に追加されていきます。詳しく紹介したモデルにはリンクを付けてあるので、ぜひ活用してみてください。
Andriod 15とは?
Googleが開発したモバイルオペレーティングシステムの最新バージョンです。2023年10月にリリースされ、Pixelデバイスに最初に搭載されました。
主なアップデート内容は以下の通りです。
<Android 15の主なアップデート内容>
- セキュリティ強化: 個人情報、健康情報、財務情報を保護するためのセキュリティ機能が向上しました。
- 大画面デバイス(タブレット、Chromebook、折り畳み)の改善: より多くの作業を効率的に行えるように、大画面デバイス向けに最適化されています。
- アプリのアップデート: カメラ、メッセージ、パスキーなどのアプリに新機能や改善が加えられました
※このページの下で、<補足1>「Android 14 OSにはなかった新機能と注意点」とタイトルで補足しています。気になる人はチェックしてみてください。
Android 15の注目機能
新しいAndroid 15 OSには様々な機能がありますが、中でも注目なのはAndroid 14 OSにはなかった新機能です。Android 15のタブレットをあえて購入する理由はまさにこれらの機能にあるといってもいいでしょう。
プライベートスペース
Android 15 の「プライベートスペース」機能は、スマホの中に秘密の空間を作って、他人に見られたくないアプリやデータを隠せる 機能です。まるでデジタル金庫のようなもので、プライベートな情報を守るのに役立ちます。
具体的には、ソーシャルアプリ、出会い系アプリ、銀行アプリなど、他人に見られたくないアプリを隔離し、通知、設定など、どこにも表示されないようにします。また、プライベートスペースへのアクセスには、パスワードや指紋認証など、通常のロック解除とは別の認証が必要になります。
盗難検知ロック
AIを活用してスマートフォンやタブレット、折り畳みなどのAndroidデバイスの盗難を検知し、自動的にデバイスをロックする機能です。また、別のデバイスから、電話番号と簡単なセキュリティチェックでスマートフォンをロックする「リモートロック」、アプリや設定へのアクセス試行が複数回失敗すると、デバイスを「ロックダウン」する機能も利用できます。これらの機能により、盗難されたデバイスをリセットして販売することを抑止します。
タスクバーのピン留め
タブレットや折りたたみ式デバイスで、よく使うアプリをタスクバーに固定して、すぐにアクセスできるようにする機能 です。パソコンのタスクバーと同じように、画面下部にアプリのアイコンを常時表示させておくことができます。
Android 14 以前では、タスクバーには最近使用したアプリのみが表示されていました。Android 15 では、ピン留め機能が追加されたことで、タスクバーをより自由にカスタマイズできるようになっています。この機能はアプリを起動したまま最小化しておけるので、画面スペースを有効活用でき、非常に便利です。
アプリのペアリング
Android 15 のアプリのペアリングは、よく使うアプリの組み合わせを保存して、ワンタップで同時に起動できる機能 です。例えば、いつも Google ドライブと Gmail を一緒に使っているなら、この2つのアプリをペアリングしておけば、毎回アプリを切り替える手間が省けて便利です。
Android 14 以前にも、分割画面で複数のアプリを同時に表示することはできました。しかし、Android 15 のアプリのペアリング機能では、アプリの組み合わせを保存できる ようになった点が大きく異なります。なお、折りたたみ式デバイスやタブレットでは、ペアリングしたアプリが1つのアイコンとして表示されます。
衛星接続でのメッセージ送受信
携帯電話の電波や Wi-Fi が届かない場所でも、人工衛星を介してメッセージを送受信できる機能です。山奥や海上など、電波が届かない場所で遭難した場合でも、救助要請を送ったり、家族に連絡を取ったりすることができるようになります。
Android 14 以前には、衛星接続でのメッセージ送受信機能はありませんでした。なお、現時点(2025年1月12日)で、日本で利用できる Android 15 の衛星接続サービスは、残念ながらまだありません。KDDI が Starlink と提携し、2024年内に Android 15 対応スマートフォンで利用できるサービスを提供予定と発表していますが、まだサービスを開始していません。
パスキーでワンタップ ログイン
アプリやウェブサイトにログインする際に、パスキーを使った認証をワンタップで行えるようにする機能です。従来のパスキー認証では、ログイン画面でパスキーを選択した後、確認ボタンなどをタップする必要がありました。Android 15 では、この手順が簡略化され、パスキーを選択するだけでログインが完了します。
大画面デバイスの最適化
タブレットや折りたたみ式デバイスのような大きな画面を持つデバイスで、より快適に Android を使えるようにするための様々な改善を指します。
Android 14 以前にも、大画面デバイス向けの機能はありましたが、Android 15 では、マルチタスク機能の強化、アプリのレイアウト最適化、キーボードとマウスのサポートなど、より多くの改善が行われています。
このページの下で、<補足2>「Android 15 の大画面デバイスの最適化」として詳細に説明しています。気になる人はチェックしてみてください。
10インチのAndroid 15タブレット ラインナップ 機種を紹介
ここでは10インチ以上のAndroid 15タブレットを紹介します。リンク先からさらに詳しい性能や機能などが分かるようになっているので、ぜひ活用してみてください。
<新発売>
「Blackview MEGA 2」
Blackviewから発売された12インチのタブレットです(2025年1月発売)。
Android 15、Unisoc T615、8GB / 12GB LPDDR4X メモリ、2K液晶、9000 mAhバッテリー、256GB USF2.2ストレージ、背面16MPカメラ、前面8MPカメラを搭載しています。
また、最大36GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、4G LET通信、18W急速充電、冷却システム、顔認証、AIカメラ機能(Google Photo with AI)、Widevine L1、WPS Office、フリースタイラスペン(別売)、キーボード(別売)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。
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「DOOGEE T36」
DOOGEEから発売された12インチのタブレットです(2025年1月 発売)。
Android 15、Unisoc T620、8GB LPDDR4X、256GB UFSストレージ、8800 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 90HzWidevine L1、2つのTFカード、121dbの高音質デュアルスピーカー、4つの衛星測位に対応したGPSナビゲーション、WPS Officeアプリ、
18W急速充電、リバースチャージ、顔認証、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応しています。
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「Blackview Tab 60 Pro」
Blackviewから発売された10.1インチのタブレットです。
Android 15、UNISOC T606、8GBメモリ、128GBストレージ、7700mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大24GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、4G LET通信、4衛星測位のGPS、USB-C(OTG)、Wi-Fi 5 (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に対応しています。
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「Headwolf WPad6」
Headwolfから発売された10インチのタブレットです。
Android 15、UNISOC T606、8GBメモリ、フルHD IPS液晶、128GBストレージ、6000mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大16GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、Widevine L1対応、デュアルスピーカー、顔認識、5MPフロントカメラ + 8MPリアカメラ、ワイヤレス投影、4衛星測位のGPS、USB-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2に対応しています。
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「DOOGEE U11」
DOOGEEから発売された10.1インチのタブレットです(2024年11月20日に発売)。Android 15、HD IPS液晶、UNISOC T606、4GB LPDDR4Xメモリ、128GBストレージ、8580mAh バッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 90HzWidevine L1 対応、WPS Office、最大16GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、スタイラスペン入力、ワイヤレス投影、FMラジオ、Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
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「TECLAST P50AI」
TECLASTから発売された11インチのタブレットです(2024年11月8日に発売)。
Android 15ベースのTeclast OS、Allwinner A733 プロセッサ、6GB LPDDR5 メモリ、128GB UFS3.0 ストレージ、7000 mAh バッテリー、背面13MP+補助のデュアルカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能、PCモード(マルチウインドウ)、2つのフル機能 Type-Cポート、映像出力(HDMI出力対応)、デュアルスピーカー、AIスマートチューニング、LDACロスレス、
デュアルマイク、アクティブノイズキャンセリング、18W PD急速充電、リフレッシュレート 90Hz、タッチサンプリングレート 180Hz、Widevine L1、合計で最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。
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Android 15にアップデートされたタブレット 機種を紹介
ここでは発売時のOSを変更して、Android 15にアップデートされて販売されているタブレット(※アップデート可能なものを含む)を紹介します。
「TECLAST P30」
TECLASTから発売された10.1インチのタブレットです。発売時はAndroid 14でしたが、Android 15にアップデートされて販売されています。
Allwinner A523、4GB LPDDR4Xメモリ、HD IPS液晶、128GBストレージ、6000 mAhバッテリー、背面5MPのメインカメラ、前面2MPのフロントカメラを搭載しています。
また、Widevine L1、合計で最大12GBまでのメモリ拡張、デュアル ステレオスピーカー、PureSoundオーディオ、デュアルマイク、アクティブノイズキャンセリング、ワイヤレス投影、ペアレンタルコントロール、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証、TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.4に対応しています。
関連記事:意外とサクサク「TECLAST P30T」と最安タブレットを比較
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「BMAX I10 Plus」
BMAXから発売された10.1インチのタブレットです。同名のタブレットは2021年12月に発売され、当時のOSはAndroid 10でした。現在ではAndroid 15 OSを搭載して販売されています。
UNISOC T606、4GBメモリ、フルHDのIPS LCD液晶、128GBストレージ、6000mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、WidevineL1、最大8GBまでのメモリ拡張、顔認証、FMラジオ、最大1TBまでのストレージ拡張、デュアルスピーカー、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、BLuetooth 5.0、GPSに対応しています。
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「Google Pixel Tablet」
Googleから発売された10.95インチのタブレットです。2023年6月20日に発売された当初はAndroid 13 OSですが、現在ではAndroid 15にアップデートが可能です。
Google Tensor G2、8GB LPDDR5メモリ、解像度 2560 x 1600 pxのタッチスクリーン、128GB/256GB UFS 3.1ストレージ、27Whバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、ハブモード、Chromecast、Google Meet(HDビデオ通話)、充電スピーカーホルダー(付属) 、クアッドスピーカー、トリプルマイク、Google アシスタント、指紋認証、消しゴムマジック、HDR撮影、5年間のセキュリティアップデート、「Google Pixel Tablet Case」(別売)、USB Type C 3.2 Gen 1 (OTG)、Wi-Fi 6、 2×2 MIMO、Bluetooth 5.2に対応しています。
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Antutuベンチマークで比較
ここではAndroid 15タブレットをAntutuベンチマーク(バージョン 10 総合スコア)で比較していきます。
ゲーム用であれば、最低限Antutu総合で20万以上、できれば30万以上が望ましいです。
動画視聴や電子書籍、音楽再生、Webでの調べもの程度であればAntutu総合10万~20万程度でも快適です。
Antutu 50万以上
Google Pixel Tablet (90万)
Antutu 30万以上
DOOGEE T36(32万)、TECLAST P50AI(32万)
Antutu 20万以上
Blackview MEGA 2(29万)、Blackview Tab 60 Pro(25万)、Headwolf WPad6(25万)、DOOGEE U11(25万)、
TECLAST P30(25万)、BMAX I10 Plus(25万)
Andriod 15タブレットの選び方
数多くあるAndriod 15タブレットの中から最適なモデルを選ぶためにはどうしたら良いでしょうか?
以下、重要なポイントを紹介していきます。
1. 予算を決める
予算に合わせて、必要な機能と価格のバランスを考えましょう。付属品でペンやケース、充電器などが含まれていることもあるので、確認しましょう。
- 初心者向けモデル:1万円~2万円
- 中級者向けモデル:3万円~5万円
- 上級者向けモデル:5万円~10万円
2.用途を決める
用途に合わせて最適なモデルを選びましょう。軽い負荷の作業であれば、高級モデルは必要ありません。逆にゲームなど負荷の高い作業を必要とするなら、性能の高いモデルが必要です。
趣味用: 動画視聴、電子書籍、ゲームなど、エンタメ重視ならディスプレイの美しさとスピーカーの音質が重要です。Widevine L1対応で高画質動画を楽しめるか、Dolby Atmosなどの高音質に対応しているかチェックしましょう。
ゲーム目的の人はプロセッサやメモリ、ストレージなど、処理能力関わる性能(スペック)を必ずチェックしましょう。この部分は他人のレビューは不要です。客観的なデータで判断するところです。
仕事用: 資料作成、オンライン会議、プレゼンテーションなどに使うなら、処理性能が高いCPU、RAM容量の大きいモデルを選びましょう。スタイラスペン対応でメモや資料への書き込みがスムーズにできるかも重要です。
外出先で使いたいなら、できるだけ軽量で、4G LET通信に対応しているものがおすすめです。ぶつけても壊れない高い耐久性も必要になります。
学習用: オンライン授業、電子書籍での学習など、教育目的なら持ち運びやすさ、バッテリー持ち、そして目に優しいディスプレイかどうかがポイントになります。Wi-Fi 6に対応していると、通信が高速で途切れることもあまりありません。
3. スペックを確認する
CPUの性能はどのくらいなのか、目的のゲームが快適にプレイできるか、などAntutuベンチマークで必ず確認しましょう。他に、メモリはどのくらい拡張できるか、ストレージの規格は高速かどうかを知ることも重要です。動画を視聴する人はディスプレイの性能とスピーカー・オーディオ性能をよくチェックしましょう。
- CPU: アプリの動作速度に直結します。Snapdragon 8 Gen 2など、高性能なCPUを選びましょう。
- RAM: メモリのことです。アプリを複数同時に開いたり、重いゲームをプレイするなら、8GB以上のRAMがおすすめです。
- ストレージ: 写真、動画、アプリなどを保存する容量です。128GB以上あれば安心ですが、microSDカードで拡張できるかも確認しましょう。
- ディスプレイ: サイズ、解像度、輝度をチェック。動画視聴が多いなら、有機ELディスプレイもおすすめです。
- バッテリー: 長時間使用したい場合は、バッテリー容量が大きいモデルを選びましょう。
- カメラ: オンライン会議や写真撮影に使うなら、画素数の高いカメラを選びましょう。
- スピーカー: 動画視聴や音楽鑑賞にこだわるなら、ステレオスピーカー搭載モデルがおすすめです。
4. その他の機能を確認
タブレットにはさまざまな機能が搭載されています。特に目立った機能は必ず確認するようにしましょう。特にOSをカスタマイズして、独自のUIを採用しているメーカーはよく確認しましょう。一般的なAndroid 15にはない便利な機能が搭載されていることが多々あります。
- Wi-Fi: 高速なWi-Fi 6に対応しているか確認しましょう。
- Bluetooth: キーボードやイヤホンなどをワイヤレス接続できます。
- GPS: 地図アプリなどを使う際に便利です。
- 生体認証: 指紋認証や顔認証でセキュリティを高められます。
- 拡張性: microSDカードスロットやUSB Type-Cポートなどがあると便利です。
4. メーカーを確認
有名メーカーの方が安心ですが、中にはあまり有名でなくても信頼のおけるメーカーがあります。購入する前に、どういうメーカーなのか、よく確認した方がいいでしょう。ただし、「〇〇はどこの国? 危険性は?」のようなタイトルで始まるページや【〇〇〇チェッカー】で始まるページは見なくてもいいです。これらのページは検索で上位を狙うだけの、見る価値のないサイトです。
また、購入するメーカーがどのようなサポートを行っているかも重要です。万が一のトラブルで交換や返品ができるかどうかをよく確認してから購入しましょう。
- サムスン: Galaxy Tabシリーズは高性能で、スタイラスペン対応モデルもあります。
- シャオミ: Redmi PadやXiaomi Padシリーズは、高コスパで人気です。
- Google: Pixel Tabletは、Google純正のAndroid 15タブレットです。
- レノボ: Tabシリーズなど、多様なモデルを展開しています。
- NEC: LAVIE Tabシリーズは、国内メーカーならではの安心感があります。
<補足1>Android 14 OSにはなかった新機能と注意点
Android 15とAndroid 14の決定的な違いは以下の3点です。
- プライバシー保護機能の強化(プライベートスペース)
- AIを活用した新機能(盗難検知ロック)
- アプリ・操作性、通信などに関する機能(タスクバーのピン留め、アプリのペアリング、衛星接続でのメッセージ送受信、パスキーでワンタップ ログイン、大画面デバイスの最適化)
最後の大画面デバイスとは、タブレット、Chromebook、折り畳みデバイスを指します。Chromebookが含まれているのはAndroidアプリが使えるからです。
折り畳みデバイスとは近年増えてきた折りたたむことができるデバイスのことで、サムスンのGalaxy Z Fold/Flipシリーズやモトローラのrazr シリーズ、Google Pixel Foldなどがあります。
タブレットに関しての大きな変更点は「大画面デバイスの最適化」です。もちろん、プライベートスペースや盗難検知ロックなど他の新機能も使えるようになっています。
ただし、Pixelデバイスでしか使えない専用機能もあるので注意してください。
<Pixelデバイスでしか使えない機能>
- 低光量ブースト: Pixelのカメラハードウェアに最適化された機能で、暗い場所でもノイズの少ない鮮明な写真が撮影できます。
- 通話スクリーン: 迷惑電話を自動でスクリーニングし、内容をテキストで確認できる機能です。
- Hold for Me: 電話をかけた際に、相手が出るまで自動的に待機してくれる機能です。
- Live Translate: リアルタイムで通話内容を翻訳してくれる機能です。
これらの機能は、Pixelデバイスのハードウェアやソフトウェアに深く統合されているため、他のデバイスでは利用できません。
<補足2>Android 15 の大画面デバイスの最適化
Android 15 の大画面デバイスの最適化では、より快適に Android を使えるようにさまざまな改善が図られています。
具体的な以下の点が改善されています。
1. マルチタスクの強化
- タスクバーの改良: タスクバーにアプリをピン留めして、素早くアクセスできるようになりました。また、最近使用したアプリだけでなく、お気に入りのアプリを常時表示しておくこともできます。
- アプリのペアリング: よく使うアプリの組み合わせを保存し、ワンタップで分割画面表示で起動できるようになりました。
- ドラッグ&ドロップの改善: 複数のアプリ間でテキストや画像などをドラッグ&ドロップで移動しやすくなりました。
2. アプリのレイアウト最適化
- レスポンシブレイアウト: アプリのレイアウトが画面サイズに合わせて自動的に調整されるようになり、より見やすくなりました。
- ウィンドウモード: アプリをウィンドウ表示して、複数のアプリを同時に操作できるようになりました。
- マルチウィンドウの改善: 複数のアプリを同時に表示する際の操作性や安定性が向上しました。
3. キーボードとマウスのサポート
- キーボードショートカット: パソコンと同じように、キーボードショートカットを使ってアプリを操作できるようになりました。
- マウス操作の改善: マウス操作の精度や反応速度が向上し、より快適に操作できるようになりました。
- 外部ディスプレイのサポート: タブレットを外部ディスプレイに接続して、より大きな画面で作業できるようになりました。
4. その他
- スタイラスペン入力の改善: スタイラスペンを使った入力の精度や反応速度が向上しました。
- ジェスチャー操作の追加: タブレットに最適化されたジェスチャー操作が追加されました。
これらの最適化により、Android 15 はタブレットや折りたたみ式デバイスで、より快適に、より生産的に使える OS になっています。
まとめ:自分に合ったAndroid 15タブレットを見つけよう!
いかがだったでしょうか?
自分にぴったりと合ったタブレットは見つかりましたか?
Android 15のタブレットはまだ発売されたばかりで、十分なラインナップがそろっているとは言い切れません。
しかし、操作性やセキュリティ機能が強化され、より使いやすく進化していることは確かです。
特にタブレットにおいては、より最適な表示ができるようにUIが新しくなり、
タスクバーからアプリを起動できるようになるなど、使い勝手が大幅に向上しています。
Android 14のタブレットも魅力的ですが、同じぐらいの性能、価格であるならば、
やはり最新のAndroid 15 OSのタブレットを選んだ方がいいでしょう。
もちろん、どうしてもAndroid 15 OSでいいモデルがない場合は、
Android 14など他のOSバージョンのモデルを選んでもかまいません。
Android 15と比べてラインナップが充実しているので、性能や価格をよく比較して、
購入を検討してみてください。
こちらにAndroid 14のタブレットをまとめた記事のリンクを貼っておきます。
ぜひ活用して自分にぴったりと合ったタブレットを見つけてください。
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