Beelink ME mini徹底レビュー!最大24TBのNASホームサーバー

Beelink-ME-mini カラーが異なる本体3台が並んでいる。ホワイトが最前面にある。
2025年6月、ミニPCの分野で高い評価を得ているBeelinkから、家庭のデータ管理に革命をもたらす一台が登場しました。その名は「Beelink ME mini」。手のひらに収まるほどのコンパクトなキューブ型デザインでありながら、最大6基ものM.2 SSDを搭載できるという、常識を覆すストレージ拡張性を備え、発売前から大きな注目を集めています。

Beelink ME miniの魅力

最大の魅力は、単なる小型PCに留まらず、家庭内のあらゆるデータを一元管理できる強力なネットワークサーバーとして、多様な使い方ができることです。

例えば、スマートフォンやPCに散らばった大切な写真や動画をME miniに集約し、自動でバックアップする自分だけのプライベートクラウドを構築したり、

強力なメディアサーバーとしてNASに保存した映画や音楽を、DLNAに対応したテレビやPlayStation 5などのゲーム機で、いつでも高画質・高音質でストリーミング再生したりできます。

また、最大6基のM.2 SSDスロットをサポートし、合計容量を最大24TBまで拡張できる圧倒的なストレージ性能も装備。Windows 11やLinuxはもちろん、本格的なNASを構築するためのTrueNASやUnraid、仮想化基盤であるProxmoxなど、専門的なOSを自由にインストールできる柔軟性も兼ね備えています。

その他にも、従来の約2.5倍の速度で高速かつ安定した通信を利用できるデュアル2.5GbE LANポートを搭載。

デスク周りをすっきりさせる電源内蔵のコンパクトなキューブ型デザイン、高速なデータ転送が可能なUSB Type-Cポート、最新の高速ワイヤレス通信規格WiFi 6、そして作業の邪魔にならない静音設計など、魅力が満載です!

この記事で「Beelink ME mini」を徹底解剖!

この記事では、そんな魅力あふれる「Beelink ME mini」の性能や機能を、ベンチマーク結果や実際の使用感を交えながら、徹底的に深掘りしていきます。

特に、同じCPUを搭載しながらもコンセプトが全く異なる「Beelink EQ14」との比較に焦点を当て、ME miniがどのような点で優れ、どのようなユーザーにとって最適な選択肢となるのかを、明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. Beelink ME miniの実機レビューと、項目別の5段階評価
  2. デザイン、インターフェース、パフォーマンスなど各項目の詳細なレビュー
  3. メモリやポート、本体サイズなど、Beelink ME miniの詳細なスペック(仕様)一覧
  4. Intel N150のCPU・グラフィック性能が分かる各種ベンチマークスコア
  5. 「原神」や「Apex Legends」など人気ゲームの動作検証(ゲーム性能)
  6. 最大24TBまで拡張可能なストレージ性能と、NASとしての実力
  7. Beelink EQ14との詳細なスペック比較と、GMKtec NucBox G9など他のライバル製品との違い
  8. 公式サイトやAmazonなど、購入先ごとの販売価格と参考となるクーポン適用例
  9. 購入前に知っておきたいメリット・デメリットと、最適なユーザー像

この記事を最後まで読むことで、「Beelink ME mini」が本当にあなたにとって「買い」の製品なのか、その答えがはっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Beelink | Beelink ME mini 6-slot Home Storage NAS Mini PC

価格をチェック!Beelink ME miniは他のミニPCよりも安い?

Beelink ME mini 本体実機を手で持つ。背景は黒。

Beelink ME miniはBeelink 公式サイトで$209.00~(日本円で約30289円~・ストレージは64G eMMCのみ)で販売されています。2TBストレージが追加されたモデルは$329.00(日本円で47680円)です。

一方、ECサイトのAmazonでは実質48,900円(15000円 OFFクーポン適用の場合・+2TB SSDモデル)で販売中です。

海外ストアのAliExpress(56,964円・+2TB SSD)、米国 Amazon.com($409.00で$80 OFFクーポン付き・+2TB SSD)でも購入できます。

Beelink EQ14

2024年12月に発売された「Beelink EQ14」はAmazonで27,800円で販売中です。こちらは、Intel N150プロセッサを搭載したコンパクトなミニPCです 。最大の魅力は電源ユニットを内蔵している点で、付属の電源ケーブル1本で設置が完了するため、デスク周りがすっきりと片付きます 。

コンパクトながら4Kの3画面出力に対応し、2つのLANポートも備えているため、複数のモニターでの作業や安定したネットワーク接続が可能です 。底面にはホコリの侵入を防ぐフィルターが設置されており、長く安心して使える設計も嬉しいポイントです 。日常使いからビジネスまで、スマートにこなせる一台です。

GMKtec NucBox G9

2025年1月に発売された「GMKtec NucBox G9」はAmazonで42,473円で販売中です。こちらは、Intel N150プロセッサを搭載し、圧倒的なストレージ拡張性を誇るミニPCです 。内部に4つものM.2スロットを備え、PC用途で最大16TB 、NAS(ネットワーク接続ストレージ)として利用すれば最大32TBまで容量を拡張できます 。

2.5Gの高速LANポートを2つ搭載しており 、家庭やオフィスの大容量データハブとして最適です。12GBの高速LPDDR5メモリと4Kの3画面出力にも対応し 、日常的な作業も快適にこなします。データ保存とパフォーマンスを両立させたい方におすすめです。

MINISFORUM UN150P

2025年1月21日に発売された「MINISFORUM UN150P」はAmazonで31,572円で販売中です。こちらは、Intel N150プロセッサを搭載し、優れた拡張性と接続性を持つミニPCです 。高速なM.2 SSDスロットに加え、大容量の2.5インチHDD/SSDを増設できるベイと、手軽に使えるTFカードスロットを備え、用途に応じた柔軟なストレージ構成が可能です 。

前面にはデータ転送、映像出力、給電に対応した万能なUSB Type-Cポートを搭載 。合計で4Kの3画面出力が可能で、マルチタスクも快適です 。CNC加工された高品質な金属製の筐体も魅力で、所有する満足感を満たしてくれます。

GMKtec NucBox K10

2025年3月に発売された「GMKtec NucBox K10」はAmazonでクーポン適用で実質75,200円で販売中です。こちらは、第13世代Intel Core i9-13900HKプロセッサを搭載した、デスクトップPCに匹敵する性能を誇る究極のミニPCです 。その圧倒的な処理能力は、プロの映像編集や最新のゲームなど、極めて負荷の高いタスクもスムーズにこなします。

最大96GBのDDR5メモリ 、3つのM.2スロットによる最大12TBのストレージ拡張に対応 。さらに、8K映像出力や4画面同時出力も可能で 、クリエイティブな作業環境をパワフルに支えます。まさに妥協を許さないプロフェッショナルのためのマシンです。

まとめ

Beelink ME miniの価格は、単純なミニPCとして見ると「Beelink EQ14」や「MINISFORUM UN150P」よりも高価です。しかし、その価値は家庭用NASとしての優れた設計にあります。最大24TBまで拡張できる6基のM.2スロット を備え、大容量のデータを一元管理したいユーザーにとっては、価格に見合った魅力的な選択肢と言えるでしょう。

最も安くお買い得なモデルは、2万円台で購入可能な「Beelink EQ14」 です。電源内蔵で使いやすく、日常的な用途であれば十分な性能を持っており、コストパフォーマンスを重視するなら最適な一台です。

本格的なNASを構築したい場合は、Beelink ME miniの他に、最大32TBまで拡張可能な「GMKtec NucBox G9」も強力な候補となります。一方で、価格は上がりますが、動画編集やゲームなど最高のパフォーマンスを求めるなら、Core i9を搭載した「GMKtec NucBox K10」が選択肢となります。ご自身の用途と予算に合わせて、最適な一台を選んでみてください。

デザイン:Beelink ME mini ~ 常識を覆す99mmの立方体が生む所有感

Beelink ME mini 本体実機 少し斜めに傾き、立方体であることが分かる。背景は黒。

ここでは、Beelink ME miniが他のミニPCと一線を画す、その独創的なデザインと、実際に設置して感じた魅力について徹底的にレビューしていきます。単なるPCではなく、インテリアとして「所有する喜び」を与えてくれる、その秘密に迫ります。

はじめに:想像を超えるコンパクトさと質感

まず驚かされたのが、そのサイズ感です。スペック上の数値は知っていましたが、実際に箱から取り出したときの「小ささ」には思わず声が出ました。各辺がわずか99mmという完全な立方体は、手のひらにすっぽりと収まります 。ひんやりとした金属製の筐体は高級感があり、この時点でプラスチックボディのBeelink EQ14とは異なる、ずっしりとした所有感を満たしてくれます。

所有欲を満たすミニマルなデザインとカラー

ME miniのデザインは、細部に至るまで計算されています。私が選んだのは3色のカラーバリエーションのうち「パールホワイト」ですが、この他に「ミッドナイトグレー」「ピーコックブルー」が用意されています 。特にパールホワイトは、白を基調とした私の部屋のインテリアに見事に溶け込み、PC特有の無機質な感じがありません。友人からも「これ、PCなの?」と驚かれるほどでした。

一方、Beelink EQ14は「ネイビーブルー」の1色展開です 。これも落ち着いた良い色ですが、ME miniのように複数の選択肢から自分の部屋に合わせて選べる点は、デザイン性を重視するユーザーにとって大きなアドバンテージだと感じました。

Beelink ME miniのカラーバリエーション 3色

サイズと重量の比較:ME mini vs EQ14

具体的な数値を比較してみましょう。ME mini99x99x99mmのキューブ型であるのに対し、Beelink EQ14は126x126x39mmという薄く平たい形状です 。デスク上に置いた際の専有面積(フットプリント)はME miniの方が小さいですが、全体の体積では薄いEQ14の方がわずかに小さい計算になります。

しかし、数字以上に重要なのは「体感的なサイズ」です。キューブ型のME miniはどこに置いてもオブジェのように収まりが良く、よりコンパクトに感じられます。重量はEQ14が約490gなのに対し 、ME miniの正確な重量は資料に記載がありませんでした。しかし、その金属ボディからくる適度な重みは、安っぽさを感じさせず、むしろ製品としての信頼性を高めています。

機能美の極み:内蔵電源と静音設計

デザインで特に素晴らしいと感じたのが、機能と美しさの両立です。この小さな筐体でありながら、電源ユニットが内蔵されている点には感動しました 。巨大なACアダプターが不要なため、デスク周りの配線は驚くほどすっきりとします。これはEQ14も同様の利点ですが 、片手で掴めるME miniの方が、部屋から部屋への移動も楽で、その恩恵をより強く感じました。

そして、その静音性は特筆すべき点です。独自の「垂直エアフロー冷却設計」により、アイドル時の動作音は31~34dBAと、深夜の郊外並みの静けさです 。実際に、動画配信サービス「Netflix」で静かな会話シーンが多い映画を鑑賞していても、ファンの音は全く気になりませんでした。これなら、常時稼働させるNASとして寝室に置いても、睡眠を妨げることはないでしょう。

まとめ:デザイン

  • 第一印象と形状: 手のひらに収まる99mmの金属製キューブは、プラスチック製の平たいEQ14とは全く異なる高級感と存在感を放つ 。
  • カラーバリエーション: インテリアに合わせて選べる3色展開で、特にパールホワイトは部屋によく馴染む 。ネイビーブルー単色のEQ14より選択肢が豊富 。
  • サイズ比較: デスク上の専有面積はME miniの方が小さい 。体積ではEQ14が僅かに小さいが、キューブ形状による凝縮感と設置のしやすさはME miniが圧倒的に優れている。
  • 機能美: 電源ユニットを内蔵し、かさばるACアダプターを排除したことで、設置場所を選ばない美しい配線整理が可能 。
  • 卓越した静音性: 独自の冷却システムにより、高負荷時でも図書館の中のような静けさを保ち、映画鑑賞や音楽鑑賞の邪魔をしない 。

インターフェースと接続性:Beelink ME mini ~ サーバー用途に特化した「選択と集中」

Beelink ME miniの背面ポートが接続されている様子。

Beelink ME miniのインターフェースは、一般的なミニPCとは一線を画す、明確な目的を持って設計されています。ここでは、汎用的なデスクトップ用途を想定した「Beelink EQ14」と比較しながら、ME miniのポート構成がどのようにサーバー用途へ特化しているのかを、実際に使ってみた感想を交えて詳しく解説します。

ネットワーク:2.5GbEがもたらす圧倒的な速度

ME miniの接続性で最も注目すべきは、そのネットワーク性能です。背面にはIntel i226-Vチップを採用した2.5GbEのLANポートが2つも搭載されています 。

この「2.5GbE(2.5ギガビットイーサネット)」とは、従来のミニPCで標準的な1GbEの約2.5倍、最大2.5Gbpsの通信速度を実現する非常に高速な有線LAN規格です。

高価な専用ケーブルは不要で、多くの家庭で使われているCat5e以上のLANケーブルをそのまま流用できるため、手軽に高速化の恩恵を受けられるのが大きなメリットです。

この差は、1GbEポートしか持たないBeelink EQ14と比較した際に、ME miniがホームサーバーやNAS(ネットワーク接続ストレージ)としての利用をいかに強く意識しているかを示しています。実際に、この2.5倍という速度差は、大容量の動画ファイルをPCからME miniへ転送した際に明確に体感できました。

テストでは合計スループットが約580~600MB/秒に達し 、ギガビット環境ではもたつきを感じる数十GBのデータも、驚くほどスムーズに移動できます。より高度な使い方として、2つのポートを束ねて通信帯域を向上させる「リンクアグリゲーション」に対応している点も、パワーユーザーには見逃せないポイントです 。

映像出力:割り切ったシンプルさの意図

Beelink ME miniの背面接続ポート

ネットワーク性能を強化する一方で、映像出力は非常にシンプルです。ME miniの映像出力は、背面のHDMIポート1系統のみで、最大4K/60Hzの表示に対応します 。一方、Beelink EQ14は2つのHDMIポートに加え、DisplayPort出力対応のUSB Type-Cポートも備え、最大3画面の同時出力が可能です 。

この違いは、両者の設計思想の違いを明確に示しています。ME miniは、常時稼働し、基本的には画面を接続しない「ヘッドレス」での運用が想定されるNASサーバーとしての役割に最適化されています。OSの初回インストールや、時々メンテナンスで画面に繋ぐ程度であれば、HDMIが1つあれば十分という判断でしょう 。個人的にはDisplayPortも欲しかったところですが、この潔い「選択と集中」こそが、本製品のコンセプトを際立たせていると感じました。

USBポート:用途を絞った合理的構成

Beelink ME miniの前面接続ポート

USBポートの構成も、サーバー用途を意識したものです。前面には高速な10GbpsのUSB Type-C(データ転送専用)USB 3.2ポートが1つずつ 。背面には、常時給電に対応し、接続したデバイスからサーバーを起動する際などに便利なUSB 2.0ポートが1つ配置されています 。

ただ、Beelink EQ14が高速なUSBポートを合計4つ(Type-A x3, Type-C x1)備えているのと比べると、ME miniのポート数はやや少なく感じました 。キーボード、マウス、外付けHDDを同時に接続しようとするとポートが埋まってしまうため、私の環境ではUSBハブが必須アイテムとなりました 。

Beelink ME miniのインターフェース

  • 前面インターフェース: USB Type-C (10Gbps) x1、USB 3.2 (10Gbps) x1
  • 背面インターフェース: USB 2.0 x1 、AC電源ポート x1 、LAN x2 、HDMI x1

最新ワイヤレス接続:Wi-Fi 6とBluetooth 5.2

無線接続については、両機種とも最新規格であるWi-Fi 6(802.11ax)Bluetooth 5.2に対応しています 。まずWi-Fi 6は、従来のWi-Fi 5に比べて通信速度が理論値で約1.4倍に向上しているだけでなく、多くのデバイスが同時に接続するような混雑した環境でも安定した通信を可能にする技術です。これにより、ME miniをNASとして使いながら、家族がそれぞれスマートフォンで動画をストリーミングしても、通信が不安定になることはありませんでした。

また、Bluetooth 5.2は、特にオーディオ品質の向上と低遅延が特徴です。「LE Audio」という技術により、高音質と省電力を両立させています。実際にワイヤレスヘッドホンを接続して音楽を聴いてみましたが、音の途切れや遅延はほとんど感じられず、快適なリスニング体験ができました。有線接続が基本となるNASですが、これら最新のワイヤレス規格が搭載されていることで、利用シーンの幅が大きく広がります。

インターフェースと接続性のまとめ

  • ネットワーク性能:従来の約2.5倍高速なデュアル2.5GbE LANポートを搭載し、1GbEのEQ14を圧倒するデータ転送を実現。サーバー用途に最適 。
  • 映像出力:HDMI1系統のみとシンプルに割り切ることで、NASやサーバーとしての役割に特化 。マルチモニター環境を求めるならEQ14が適している 。
  • USBポート:高速ポートの数はEQ14に比べて少ないものの、前面の10Gbpsポートや背面の常時給電ポートなど、用途を考えた合理的な配置 。
  • 無線接続:最新規格のWi-Fi 6とBluetooth 5.2に標準対応 。混雑に強く安定したWi-Fi通信と、低遅延・高音質なBluetooth接続を両立。

パフォーマンス:Beelink ME mini ~ 省電力と快適さを両立したIntel N150の実力

Beelink ME miniの本体前面で上部も見える。

Beelink ME miniが日常的な利用シーンでどのようなパフォーマンスを発揮するのか、その実用性に迫ります。ここでは、同じCPUを搭載する兄弟機「Beelink EQ14」と比較しつつ、特にサーバー用途で重要となる消費電力と、日常的なタスクをこなす上での性能バランスについて、詳しく見ていきます。

中核に宿るIntel N150プロセッサー

ME miniとEQ14は、どちらもIntelのTwin Lake N150プロセッサーを搭載しています。このCPUは4コア4スレッド、最大3.6GHzで動作し、注目すべきはそのTDP(熱設計電力)がわずか6Wという省電力性能です。これにより、24時間365日常時稼働させるNASやホームサーバーとして運用する際に、電気代を最小限に抑えることができるのは、私にとって非常に嬉しいポイントでした。

内蔵されているIntel UHD Graphicsは、高負荷な3Dゲームには向きませんが、その性能は日常使いには十分以上です。実際に、リビングのテレビに接続してPlexのメディアサーバーとして利用した際も、GoProで撮影した高ビットレートの4K動画をスムーズに再生できました。

メモリ:省電力な高速LPDDR5を搭載

ME miniのパフォーマンスを語る上で、EQ14との最大の違いがメモリです。ME miniは、12GBのLPDDR5 (4800MHz) メモリをオンボードで搭載しています。このLPDDR5は、主にスマートフォンなどのモバイルデバイス向けに開発された低消費電力メモリで、EQ14が採用するDDR4メモリよりも低い電圧で動作し、電力効率に優れています。

ME miniのメモリは基板にはんだ付けされているため交換はできませんが、4800MHzというクロック周波数は高速です。実際にNAS OSのUnraid上で、DockerコンテナとしてPlex Media Server、広告をブロックするAdGuard Home、そしてVPNサーバーのTailscaleを同時に動かしても、メモリ不足に陥ることなく安定して動作していました。容量の大きさよりも、常時稼働を前提とした電力効率と速度のバランスを重視した、製品コンセプトに合致した選択だと感じます。

実用性:日常タスクを軽快にこなす

実際の使用感として、Google Chromeでタブを10個以上開いてのWebブラウジングや、Microsoft 365のWordやExcelを使った書類作成、YouTubeでの4K動画視聴といった日常的なタスクは、EQ14と同様に全く問題なく快適にこなせます。

サーバーとしてバックグラウンドでファイルのダウンロードやPlexのライブラリスキャンが動いている状態でも、操作がもたつくことはありませんでした。デュアル2.5GbEポートを介した高速なファイル転送中でも、CPU使用率は平均60~75%の範囲で安定しており 、一般的な家庭での利用シナリオにおいては、性能に十分な余力を残していることが確認できました。

もちろん、本格的な動画編集のような高負荷作業には向きませんが、「省電力なホームサーバー兼、軽作業用のサブPC」として、その役割を見事に果たしてくれます。

パフォーマンスのまとめ

  • プロセッサー:TDP 6Wの省電力CPU「Intel N150」を搭載し、24時間稼働させるサーバー用途に最適。
  • メモリ:EQ14のDDR4とは異なり、より高速で電力効率に優れた12GBのLPDDR5メモリを搭載。PlexやAdGuard Homeなどの複数コンテナを同時実行しても安定。
  • グラフィックス:内蔵のIntel UHD Graphicsは、4K動画の再生など日常的なメディア視聴には十分な性能を発揮。
  • 総合性能:高負荷な専門作業には向かないものの、ホームサーバーとしての役割をこなしつつ、ChromeでのブラウジングやMicrosoft 365での書類作成といった日常タスクも快適に実行できる、バランスの取れた実用性を備える。

ベンチマーク

Beelink ME miniが搭載するIntel N150プロセッサは、どのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・Intel N150

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「5535」(マルチコア)
  • Geekbench 6のシングルコア「1241」、マルチコア「2971」
  • Cinebench 2023 シングルコア「943」、マルチコア「2753」
  • Cinebench 2024 シングルコア「57」、マルチコア「162」
  • PCMark 10 スコア「2789」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

CPUのベンチマーク結果から分かること

Intel N150のベンチマーク結果を総合的に見ると、このCPUは主にエントリークラスのノートPCやミニPC向けに設計された、省電力性と基本的な処理性能のバランスを重視したプロセッサーであると結論付けられます。Passmark、Geekbench 6、Cinebench(2023および2024)、PCMark 10の各スコアは、いずれもこの位置づけを裏付けています。

具体的には、ウェブブラウジング、オフィスアプリケーション(Word、Excel、PowerPointなど)の使用、メールのチェック、動画ストリーミングサービスの視聴といった日常的なタスクにおいては、概ねスムーズな動作が期待できます。シングルコア性能も一定レベルを確保しているため、アプリケーションの起動や反応速度についても、極端にストレスを感じることは少ないでしょう。マルチコア性能も、複数の軽作業を同時に行う程度のマルチタスクであれば対応可能です。

しかしながら、その性能には限界があり、特に高い処理能力を要求される用途には不向きです。例えば、最新のAAAタイトルのような高負荷な3Dゲームのプレイ、4K動画の本格的な編集やエンコード、複雑な3D CADモデリング、大規模なプログラミングのコンパイルといった作業では、処理に時間がかかったり、動作が不安定になったりする可能性が高いです。これらの用途を主目的とする場合は、より高性能なCPUを選択する必要があります。

グラフィック性能

Intel N150プロセッサが内蔵するIntel UHD Graphics 1.0GHz のグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・Intel N150内蔵のIntel UHD Graphics 1.0GHzグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「1095」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「490」
  • Time Spy グラフィックスコアで「367」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「4640」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「2820」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

GPUのベンチマーク結果から分かること

Intel N150に内蔵されたIntel UHD Graphics 1.0GHzの各種ベンチマーク結果は、このGPUがエントリークラスのCPUに統合されるグラフィックス機能として、主に基本的な画面描画や軽負荷なグラフィックスタスクを想定して設計されていることを明確に示しています。

Fire StrikeやTime Spyといったゲーミング性能を測る指標では低いスコアに留まっており、最新の3Dゲームや高負荷なグラフィック処理を快適に行うことは困難です。Fire Strikeのスコア「1095」やTime Spyのスコア「367」は、ディスクリートGPUと比較した場合、数世代前のエントリーモデルにも及ばないレベルであり、現代のPCゲームをプレイする上では性能不足が顕著です。

しかしながら、3DMark Night Raidのスコア「4640」が示すように、DirectX 12環境下であっても、グラフィック負荷が非常に低い用途、例えば2Dを中心としたカジュアルゲーム、ブラウザ上で動作するゲーム、あるいはUIのアニメーションといった処理であれば、問題なくこなせる能力を持っています。

また、動画再生支援機能も備わっているため、YouTubeなどのストリーミング動画やローカルに保存された動画ファイルの再生はスムーズに行えるでしょう。3DMark Wild Lifeのスコア「2820」も、一部の非常に軽量なモバイル向けゲームであれば動作の可能性を示唆しますが、快適なゲーム体験を提供するレベルではありません。

ゲーム性能

Intel N150および内蔵のIntel UHD Graphics 1.0GHzグラフィックスコアのゲーム性能について、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて紹介します。

各ゲームタイトルの動作状況

原神 (Genshin Impact)

原神は、広大なオープンワールドを探索するアクションRPGで、美しいビジュアルが特徴ですが、その分グラフィック負荷も比較的高めです。

Intel N150環境において、原神をプレイする場合、解像度を720p、グラフィック設定を全て「最低」にしても、平均的なフレームレートは20 FPSから25 FPS程度に留まるでしょう。フィールド探索時でもこの程度であり、複数の敵との戦闘や派手なエフェクトが多用される場面では、フレームレートは15 FPSを下回り、画面のカクつきや操作の遅延が顕著になります。快適な探索や戦闘は望めず、ゲーム体験は大きく損なわれるでしょう。

Apex Legends

Apex Legendsは、スピーディーな展開が特徴のバトルロイヤル形式のファーストパーソンシューターです。フレームレートの安定性が勝敗に直結します。

このCPUとGPUの組み合わせでは、Apex Legendsを720p解像度、全てのグラフィック設定を最低にしても、平均フレームレートは20 FPSに届かないことが多くなります。特に複数の部隊が交戦する場面や、スモークなどのエフェクトが多い状況では、10 FPSから15 FPS程度まで落ち込み、キャラクターの動きが著しく鈍重になります。照準を合わせることや、敵の攻撃を回避することは極めて困難で、競技的なプレイは全く不可能です。

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

ストリートファイター6は、美麗なグラフィックと滑らかなアニメーションが求められる最新の対戦格闘ゲームです。安定した60 FPSでの動作が対戦の公平性を保つ上で不可欠です。

Intel N150では、ストリートファイター6を起動できたとしても、解像度を可能な限り低くし(例えば720p未満)、グラフィック設定を全て最低にした場合でも、フレームレートは10 FPSにも満たないでしょう。キャラクターの動きは紙芝居のようになり、技の入力やコンボの実行は不可能に近いです。対戦ゲームとして成立する水準には到底達せず、実質的にプレイ不可能な状態となります。

DOTA 2

DOTA 2は、戦略性の高いMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)で、比較的幅広いPC環境で動作するように設計されていますが、集団戦では負荷が増大します。

この環境でDOTA 2をプレイする場合、720p解像度、最低グラフィック設定であれば、ゲーム序盤のレーン戦など、比較的負荷が低い場面では30 FPSから40 FPS程度で動作することもあります。しかし、5対5の集団戦が始まると、多数のスキルエフェクトが飛び交うため、フレームレートは20 FPSを下回り、時には10 FPS台まで落ち込むこともあります。これにより、重要な場面での操作ミスを誘発しやすく、快適なプレイは難しいでしょう。

GRID: Autosport

GRID: Autosportは、2014年にリリースされたレースゲームで、比較的古いタイトルであるため、要求スペックは最近のゲームほど高くありません。

Intel N150でGRID: Autosportを720p解像度、グラフィック設定を低~中に調整した場合、平均して30 FPS前後での動作が可能です。スタート直後や多数のAIカーが密集するコーナーなどでは20 FPS台に低下することもありますが、レースゲームとして最低限プレイできる範囲には収まるでしょう。ただし、画面の滑らかさに欠け、高速走行時の操作感には多少の慣れが必要になります。

GTA V (Grand Theft Auto V)

GTA Vは、広大なオープンワールドを持つアクションアドベンチャーゲームで、リリースから時間は経過していますが、依然としてPCへの負荷は低くありません。

この環境でGTA Vをプレイする場合、全てのグラフィック設定を最低にし、解像度を720pに設定しても、市街地での平均フレームレートは20 FPSから25 FPS程度になるでしょう。ミッション中の銃撃戦やカーチェイスなど、オブジェクトやエフェクトが増加する場面では、15 FPSを下回ることが頻繁に発生し、ゲームプレイは困難を伴います。快適なドライブやアクションを楽しむことは難しく、頻繁なフレームレートの低下に悩まされることになります。

CS GO (Counter-Strike: Global Offensive)

CS GOは、競技性の高いタクティカルシューターで、比較的軽い動作が特徴ですが、高いフレームレートでのプレイが好まれます。
Intel N150でCS GOを最低グラフィック設定、720p解像度でプレイした場合、平均して40 FPSから50 FPS程度で動作するでしょう。マップやプレイヤー数、スモークグレネードなどの状況によっては30 FPS台まで低下することもあります。競技シーンで求められる100 FPS以上の滑らかな描画とは程遠く、AIMの精度や反応速度に影響が出ますが、カジュアルに楽しむ分には何とかプレイ可能な範囲と言えます。

まとめ:ゲーム性能

Intel N150および内蔵のIntel UHD Graphics 1.0GHzグラフィックスコアの性能を考慮すると、指定されたゲームタイトルの多くにおいて、快適なプレイ体験を得ることは非常に困難です。DOTA 2やCS GO、GRID: Autosportといった比較的負荷の軽い、あるいは古いタイトルであれば、グラフィック設定を大幅に妥協し、解像度を下げることで、かろうじて「動く」レベルには到達する可能性があります。しかし、これらのゲームでもフレームレートは不安定になりがちで、特に負荷のかかる場面では著しく低下します。

原神、Apex Legends、ストリートファイター6、GTA Vといった、よりグラフィック負荷が高い、あるいは最新のタイトルについては、最低設定であってもフレームレートが極端に低くなり、ゲームプレイが困難、あるいは実質的に不可能なレベルとなるでしょう。

これらのCPUとGPUの組み合わせは、ウェブブラウジングやオフィスソフトの利用といった一般的なPC作業を主眼としており、本格的な3Dゲームを楽しむための性能は備えていません。もしゲームプレイを主な目的とするのであれば、より高性能なCPUと専用のグラフィックカード(ディスクリートGPU)を搭載したPCを検討する必要があります。

ストレージ:Beelink ME mini ~ 手のひらサイズの筐体に最大24TBを詰め込む拡張性

Beelink ME mini 本体 両サイドに6つのM.2ストレージを装着する様子

Beelink ME miniが持つ最大の特徴、それはその常識外れのストレージ拡張性です。ここでは、一般的なミニPCである「Beelink EQ14」が2基のM.2スロットしか持たないのに対し 、ME miniがいかに異次元の拡張性を備えているのか、その衝撃的な仕様と実際の使用感を交えて解説します。

衝撃のM.2スロット6基搭載

この99mmの小さな筐体に、合計6基ものM.2 SSDスロットが搭載されていると知った時は、正直なところ衝撃を受けました 。これは、2基のスロットしか持たないBeelink EQ14の実に3倍の数です 。各スロットに最大4TBのSSDを搭載すれば、合計で最大24TBという、まさにパーソナルクラウドと呼ぶにふさわしい大容量ストレージ環境をこの手のひらサイズで実現できます 。

この容量は、映画なら約11,000本、写真なら約446万枚を保存できる計算になり 、家族全員の思い出を何年にもわたって保存し続けるにも十分すぎるほどです。

考え抜かれたスロット構成とeMMC

ただスロットが多いだけでなく、その構成も非常に考えられています。まず、OSのインストール用に、他のスロットより高速なPCIe 3.0 x2接続のスロットが1基(スロットNo.4)用意されています 。残りの5基はデータ保存用のPCIe 3.0 x1スロットです 。さらに、ME miniには64GBのeMMCストレージ内蔵されており 、これはEQ14にはない大きな利点です。

公式の推奨通り、私はNAS用の軽量OS(UnraidやTrueNASなど)をこのeMMCにインストールしました 。これにより、6基のM.2スロットをすべてデータ保存のためだけにフル活用でき、非常に効率的だと感じました。

実用的な転送速度と信頼性

Beelink ME miniのストレージ Crucial®ブランド

データ用のスロットがPCIe 3.0 x1接続である点について、速度不足を心配する方もいるかもしれません。確かに、高負荷な並列処理を行うプロユーザーには制約となる可能性があります 。

しかし、実際のテストではデータスロットで平均約740MB/sの読み込み速度が出ており 、これは家庭で4K動画をストリーミング再生したり、複数のデバイスから写真ライブラリにアクセスしたりするには十分すぎるほどの性能です。実際、Plexで高画質な映画を再生しながら、別のPCからファイル転送を行っても、再生が途切れることは一切ありませんでした。

また、オプションとして用意されているSSDが、信頼性の高いMicron社のCrucial®ブランドである点も安心材料です 。大切な家族のデータを預けるNASだからこそ、こうした信頼性への配慮は非常に重要だと感じます。

ストレージ拡張性のまとめ

  • スロット数:一般的なミニPC(EQ14)の3倍となる、合計6基のM.2 SSDスロットを搭載し、圧倒的な拡張性を誇る。
  • 最大容量:最大24TBという、家庭用としては異次元の大容量ストレージを構築可能。映画や写真など、増え続ける家族のデータをすべて保存できる。
  • スマートな設計:OSをインストールできる64GBのeMMCを別途搭載しており、6基のM.2スロットをすべてデータ用に使えるという、NASに特化した無駄のない構成。
  • 実用性能:データ用スロットは家庭用NASとして十分な転送速度を確保しており、信頼性の高いCrucial製SSDが選択できる点も魅力。

NASサーバーとしての実力:Beelink ME mini ~ TrueNASからPlexまで広がる可能性

Beelink ME miniが棚の上に置かれている。インテリアに溶け込む様子。

Beelink ME miniの真価は、その強力なハードウェアを活かすソフトウェアの柔軟性にあります。ここでは、一般的なデスクトップPCとしての利用が主となるBeelink EQ14とは異なり、ME miniがどのようにして本格的なNASサーバーやメディアハブに変身できるのか、その広大な可能性について解説します。

そもそも「NAS」とは?~家庭内データ共有のすすめ~

そもそも「NAS(ナス)」とは、「Network Attached Storage」の略で、一言で言えば「ネットワークに接続できるハードディスク」のことです。これ一台を家のネットワークに繋いでおけば、スマートフォンで撮った写真や動画、PCで作成した書類など、あらゆるデータを一箇所にまとめて保存できます。

そして、その保存したデータに、家中のPCやスマホ、タブレットからいつでもアクセスしたり、家族で共有したりできるようになります。Beelink ME miniは、この便利なNASを、専門的な知識があまりない人でも手軽に、かつパワフルに構築できるマシンなのです。

OSを選ばない自由度:NASから仮想化まで

ME miniの最も素晴らしい点は、ユーザーの目的に合わせてOSを自由に選べる懐の深さです 。一般的なWindowsやLinuxはもちろんのこと、より専門的な用途に応える多様なOSをサポートしています 。

例えば、本格的なNASを構築したいのであれば、TrueNASUnraidといった専用OSをインストールできます 。

TrueNASは、ZFSファイルシステムによる極めて高いデータ保護機能が魅力で、絶対に失いたくない大切なデータを守るのに最適です。

一方のUnraidは、異なる容量のディスクを柔軟に組み合わせられるため、段階的にストレージを拡張したい家庭での利用に人気があります。私は余っていたSSDを有効活用したかったので、柔軟性の高いUnraidを選択しました。

さらに、Proxmox (PVE)ESXiといった仮想化OSを導入すれば、この一台の上で複数のサーバーOSを同時に動かす、自分だけの学習・開発環境(ホームラボ)を構築することも可能です 。そのコンパクトな筐体からは想像もつかないほどの可能性を秘めているのです。

仮想化OSを利用するメリット

仮想化OSとは、一言で言えば「1台のPCを、擬似的に複数台のPCとして動かす」ためのものです。例えば、1つ目の仮想マシンにはUbuntu ServerをインストールしてWeb開発の実験用サーバーを構築し、2つ目の仮想マシンでは家中の広告をブロックしてくれるAdGuard HomeやPi-holeを専用で動かす。そして3つ目では、新しいバージョンのWindows 11や、興味のあるLinuxディストリビューションを、メイン環境を汚さずに安全に試す、といった使い方ができます 。

ME miniの12GBメモリは、こうした複数の仮想マシンを同時に動かすのにも十分な容量を持っており 、IT技術の学習や、様々なソフトウェアのテストを行うための、コンパクトで省電力な「おうち実験室(ホームラボ)」として最適なのです。

ファミリーメディアハブの構築:PlexとJellyfin

ME miniは、家庭内のエンターテイメントを豊かにする「ファミリーメディアハブ」としても、その実力をいかんなく発揮します。PlexやJellyfinといったメディアサーバーシステムをセットアップすれば、ME miniに保存した大量の映画や音楽、写真を、家中のあらゆるデバイスに配信できます 。

Plexは、簡単な設定と豊富な対応デバイスが魅力の商用ソフトで、初心者でも手軽に始められます。一方で、Jellyfinは、全ての機能が無料で使えるオープンソースのソフトウェアで、プライバシーを重視し、自分好みにカスタマイズしたいユーザーに最適です 。

実際に私はJellyfinをインストールし、これまで外付けHDDに散らばっていた家族の動画や写真を一元管理することにしました。今では、リビングのテレビ(Android TV)や個人のスマートフォンから、いつでも手軽に思い出の動画を大画面で楽しんでいます。この体験は、まさにME miniが提供する価値そのものだと感じました。

【体験談】散らばった家族の思い出が、リビングの主役に

実際にME miniを導入して、我が家で最も大きな変化があったのが「家族の思い出の管理」です。

これまでは、子どもの成長記録の動画は私のPCに繋がった外付けHDDに、旅行の写真は妻のノートPCに、それぞれのスマートフォンで撮ったデータはバックアップも取らずにそのまま…といった具合に、家族の大切な思い出が文字通りバラバラに保管されていました。「あの時の写真が見たい」と思っても、どのHDDに入っているか分からず、探すだけで一苦労でした。

そこで私は、ME miniにNAS OSのUnraidをインストールし、その上でメディアサーバーソフトのJellyfinをセットアップすることにしました 。週末を使って、今までバラバラだったHDDからデータをME miniに集約する作業は少し大変でしたが、全てのデータが一箇所にまとまっていく様子は爽快でした。

セットアップが完了した夜、早速リビングのテレビ(Android TV)でJellyfinアプリを起動し、サムネイルが美しく並んだライブラリを見たときは、思わず「おおっ」と声が出ました。今では、夕食後に「赤ちゃんの頃の動画を見ようか」と、リモコン一つで数年前に撮影した動画を大画面に映し出し、家族で笑いながら楽しむのが新しい習慣になっています。妻も自分のスマートフォンからいつでも手軽に写真を見返せるようになり、「これ、本当に便利ね」と喜んでいます。

この体験は、まさにME miniが提供する価値そのものだと感じました。

サーバーとしての可能性まとめ

  • OSの多様性:WindowsやLinuxに加え、TrueNAS、Unraid、Proxmoxなど、専門的なサーバーOSに幅広く対応しており、初心者から上級者まで満足させる 。
  • 本格NASの構築:高い信頼性でデータを保護する「TrueNAS」や、柔軟なストレージ管理が可能な「Unraid」を導入し、自分だけのファイルサーバーを構築できる 。
  • 仮想化基盤:Proxmoxなどを利用すれば、一台で複数のOSを稼働させる「ホームラボ」としても活用可能 。
  • メディアハブ:PlexやJellyfinをセットアップすることで、家中のデバイスに映像や音楽を配信する、強力なファミリーメディアサーバーとして機能する 。

Beelink ME mini vs EQ14 スペック徹底比較

Beelink ME mini本体前面の上部

Beelink ME miniBeelink EQ14は、どちらも省電力なIntel N150プロセッサーを搭載したミニPCです 。しかし、その設計思想と仕様には大きな違いがあり、それぞれ異なるユーザー層をターゲットとしています。ここでは、両モデルの主な違いを比較し、その特徴を明らかにします。

コンセプト・用途

  • ME mini: 「6スロット ホームストレージ NASミニPC」と銘打ち、家庭用の大容量データサーバー(NAS)やメディアハブとしての利用に特化しています 。
  • EQ14: 軽めのオフィス作業や日常的なマルチタスクを快適にこなす、汎用的なミニPCとして設計されています 。
  • 違い:ME miniは明確に「家庭用サーバー」、EQ14は「普段使いのPC」という役割分担があります。

ストレージ拡張性

  • ME mini: M.2 SSDスロットを合計6基搭載し、最大で24TBまで拡張可能です 。また、OS用に64GBのeMMCも内蔵しています 。
  • EQ14: M.2 SSDスロットは2基で、最大8TBまでの拡張にとどまります 。
  • 違い:ME miniのストレージ拡張性は圧倒的です。多くのデータを一元管理したいNAS用途において、この差は決定的です。

メモリ

  • ME mini: 12GBのLPDDR5-4800MHzメモリを搭載しています 。省電力で高速ですが、オンボードのため増設・交換はできません 。
  • EQ14: 16GBのDDR4-3200MHzメモリを搭載し、最大16GBまで対応するスロット形式です 。
  • 違い:ME miniは電力効率と速度を、EQ14は容量の大きさを重視しています。24時間稼働を想定するサーバーとしては、ME miniのLPDDR5が適しています。

有線LANポート

  • ME mini: デュアル2.5G LANポートを搭載しています 。
  • EQ14: デュアル1000Mbps(1G)LANポートを搭載しています 。
  • 違い:ME miniの通信速度はEQ14の約2.5倍です。大容量ファイルの転送速度に直結するため、NASとしての快適性に大きく影響します。

映像出力

  • ME mini: HDMIポートが1基のみで、単一の画面出力に対応します 。
  • EQ14: HDMI 2基とDisplayPort対応のType-Cポートを備え、最大3画面の同時出力が可能です 。
  • 違い:複数のモニターで作業したい場合は、EQ14が圧倒的に有利です。ME miniはサーバー用途のため、映像出力は最小限に絞られています。

USBポート

  • ME mini: 合計3つの外部USBポート(Type-C含む)を備えています 。
  • EQ14: 合計5つの外部USBポートと、映像出力にも対応するType-Cポートを備えています 。
  • 違い:キーボードやマウス、外付けドライブなど多くの周辺機器を接続したい場合、ポート数が多いEQ14の方が便利です。

筐体デザインとカラー

  • ME mini: 99x99x99mmのコンパクトなキューブ型で、3色のカラーバリエーションがあります 。
  • EQ14: 126x126x39mmの薄い正方形型で、カラーはネイビーブルーの1色です 。
  • 違い:ME miniはインテリアとしても映えるデザイン性の高いキューブ型、EQ14はVESAマウントにも対応する実用的な薄型デザインです 。

対応OS

  • ME mini: WindowsやLinuxに加え、TrueNAS、Unraid(NAS用OS)、Proxmox(仮想化OS)など、多様なサーバー向けOSを公式にサポートしています 。
  • EQ14: Windows 11 Proがプリインストールされています 。
  • 違い:ME miniはサーバーとして利用するためのソフトウェア対応が非常に幅広いのが特徴です。

まとめ:Beelink ME miniとBeelink EQ14の違い

Beelink ME miniEQ14は、同じCPUを搭載しながらも、全く異なるコンセプトを持つ製品です。ME miniは、圧倒的なストレージ拡張性と高速なデュアル2.5G LANを武器に、家庭内のデータ管理と活用を主目的とする「NAS特化型ミニPC」です。

一方のEQ14は、豊富な映像出力とUSBポートを備え、価格も抑えられた、より「汎用的なデスクトップ向けミニPC」と言えます。ご自身の主な用途がデータサーバーの構築なのか、それとも日々のPC作業なのかを明確にすることで、最適な一台を選ぶことができるでしょう。

Beelink ME miniのメリット・デメリット

Beelink ME mini 本体を片手持つ。背景は黒。

Beelink ME miniの長所と弱点を、他のミニPCと比較しながら、その独自の価値を明らかにしていきます。

【メリット】

メリット1:圧倒的なストレージ拡張性

最大の長所は、6基ものM.2スロットを搭載している点です 。これは、2基の「Beelink EQ14」 や4基の「GMKtec NucBox G9」 をも上回る数であり、家庭用NASとして他の追随を許さない拡張性を誇ります。

メリット2:サーバーに最適なデュアル2.5GbE LAN

高速な2.5GbEのLANポートを2つ搭載しており、本格的なサーバー運用が可能です 。これは、1GbEの「Beelink EQ14」 や、1ポートのみの「MINISFORUM UN150P」 、「GMKtec NucBox K10」 と比べて明確な優位点です。

メリット3:美しくコンパクトなデザインと内蔵電源

99mmの金属製キューブデザインは、他のプラスチック製ミニPCとは一線を画す高級感と所有欲を満たしてくれます。また、「Beelink EQ14」 と同様に電源ユニットを内蔵しているため、ACアダプターがなくデスク周りが非常にすっきりします 。

メリット4:省電力なLPDDR5メモリ

「Beelink EQ14」 や「MINISFORUM UN150P」 がDDR4メモリを採用しているのに対し、より高速で電力効率に優れたLPDDR5メモリを搭載しています。24時間稼働させるNASにおいて、この省電力性は大きなメリットとなります。

【デメリット】

デメリット1:映像出力が1系統のみ

映像出力がHDMIの1系統に限られる点は、明確な弱点です 。3画面以上の出力に対応する「Beelink EQ14」 、「GMKtec NucBox G9」 、「MINISFORUM UN150P」 などと比較すると、デスクトップPCとしての汎用性は劣ります。

デメリット2:限定的なUSBポート数

高速なUSBポートが前面に2つ、背面に1つ(USB 2.0)と、その数は限られています 。4つ以上のUSBポートを持つ「Beelink EQ14」 や「GMKtec NucBox G9」 などと比べると、多くの周辺機器を接続するにはUSBハブが必要になるでしょう。

デメリット3:CPU性能はエントリークラス

搭載されているIntel N150プロセッサは、あくまで省電力性を重視したエントリークラスのCPUです。「GMKtec NucBox K10」が搭載するCore i9-13900HK のような、高負荷な処理をこなすパワーはありません。

デメリット4:NAS特化による価格

家庭用NASに特化している分、同じN150プロセッサを搭載する「Beelink EQ14」 や「MINISFORUM UN150P」 よりも価格は高めに設定されています。汎用的なミニPCとして見ると、コストパフォーマンスでは一歩譲ります。

まとめ:メリット・デメリット

Beelink ME miniのメリット・デメリットは、その「家庭用NASサーバー」という明確なコンセプトから生まれています。ストレージ拡張性とネットワーク性能を最大限に高める一方で、汎用的なPCとしての機能は割り切られています。ご自身の目的がデータ管理と活用にあるならば、デメリットを補って余りある、強力なパートナーとなるでしょう。

Beelink ME miniのスペック(仕様)

  • プロセッサ: Intel® Twin Lake N150 (4コア4スレッド、最大3.6GHz)
  • GPU: Intel N150内蔵グラフィックス
  • RAM: 12GB LPDDR5 (4800MHz)
  • ストレージ: 64GB eMMC 、M.2 2280 PCIe 3.0 スロット (No.4)
  • 拡張ストレージ: M.2 2280 PCIe 3.0 x1 スロット x5 (合計最大24TBまで)
  • 電源: 45W 電源ユニット内蔵
  • ワイヤレス通信: WiFi 6 (Intel AX101)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN: 2.5GbE x2 (Intel i226-V)
  • 前面インターフェース: USB Type-C (10Gbps) x1、USB 3.2 (10Gbps) x1
  • 背面インターフェース: USB 2.0 x1 、AC電源ポート x1 、LAN x2 、HDMI x1
  • 映像出力: HDMI (最大4K 60Hz)
  • 冷却: 静音ファン、垂直エアフロー冷却設計
  • 消費電力: CPU TDP: 6W
  • VESAマウント: 非対応
  • 対応OS: Windows, Linux, Proxmox(PVE), ESXI, FNOS, UNRAID, TrueNASなど
  • サイズ: 99 x 99 x 99mm (ゴム足含む)
  • 重量: 非公開
  • カラー: パールホワイト、ピーコックブルー、ミッドナイトグレー
  • 付属品: ユーザーマニュアル、HDMIケーブル、電源アダプター

Beelink ME miniの評価

Beelink ME mini 本体ホワイトが棚の上に置かれている様子。

7つの基準で「Beelink ME mini」を5段階で評価してみました。

項目別評価

スペック:★★★☆☆
Intel N150は日常使いには十分ですが、高性能ではありません。ただし、省電力で高速な12GBのLPDDR5メモリは、サーバー用途として高く評価できます。

デザイン:★★★★★
99mmの金属製キューブデザインは、他のミニPCと一線を画す美しさと高級感があります。電源内蔵で配線がすっきりする点も完璧です。

通信:★★★★☆
サーバーの要であるデュアル2.5GbE LANポートは非常に強力です。Wi-Fi 6にも対応していますが、USBポートがやや少ない点が惜しいです。

機能(拡張性):★★★★★
最大24TBまで拡張できる6基のM.2スロットは圧巻の一言です。この製品最大の魅力であり、家庭用としてはこれ以上ないほどの拡張性です。

冷却性能:★★★★★
非常に静かな冷却システムを搭載しており、常時稼働が前提のNASとして寝室に置いても気にならないレベルです。設計が優れています。

使いやすさ:★★★★☆
電源内蔵で設置が簡単な上、多様なOSに対応するため初心者から上級者まで扱えます。ただし、USBポートの少なさは周辺機器が多いと不便に感じるかもしれません。

価格:★★★★☆
単純なミニPCとして見れば高価ですが、NASとしての機能と拡張性を考えれば、価格に見合った、あるいはそれ以上の価値があります。

総評:★★★★☆

「ホームサーバー」という新たな地平

Beelink ME miniは、単なる「ミニPC」という枠には収まらない、「家庭用NASサーバー」として極めて完成度の高い製品です。一般的なPCが得意とするゲームや動画編集といった一過性の処理性能の高さではなく、24時間365日、静かに安定して稼働し、家族のデータを守り、そして配信するという、データ中心の現代生活における永続的な役割に、全ての設計が最適化されています。

その思想は、6基のM.2スロットがもたらす圧倒的なストレージ拡張性や、高速なデュアル2.5GbE LANポートといった、他のミニPCでは見られないハードウェアに明確に表れています。これは、BeelinkがPCの未来を「データが集まる場所」として捉えていることの証左に他なりません。

価格以上の価値を提供する「選択と集中」

確かに、CPU性能や映像出力が1系統である点など、部分的に見れば物足りない点もあります。しかし、それは欠点ではなく、あくまでサーバーという役割に不要な部分を削ぎ落とし、必要な部分にコストをかけた「選択と集中」の結果なのです。

同じN150を搭載した安価なミニPCも存在しますが、それらにはME miniが持つような異次元の拡張性や、本格的なサーバー運用を可能にするネットワーク性能はありません。家族の増え続ける写真や動画を一元管理したい、自分だけのメディアサーバーを構築したいといった明確な目的があるユーザーにとっては、価格以上の価値と満足感を提供してくれる一台です。

こんな人におすすめ

このミニPCは、その特性から、明確な目的を持つユーザーにとって最高のパートナーとなり得ます。例えば、専門知識がなくても自分だけのデータサーバーを構築したい「NAS入門者」。また、PCやスマートフォンに散らばった家族の思い出の動画や写真を一箇所に集め、リビングで手軽に楽しみたい「ファミリーユーザー」。そして、省電力な筐体でProxmoxなどを動かし、様々なOSやソフトウェアを試す「ホームラボ探求者」にとっても、これ以上ないほど魅力的な一台です。

一方で、最新3Dゲームのプレイや本格的な動画編集など、高いCPU・GPU性能を求めるのであれば、その期待には応えられません。ご自身の目的が「データ管理と活用」にあるのなら、ME miniはきっと期待以上の価値を提供してくれるはずです。

Beelink ME miniの価格・購入先

Beelink ME mini カラーが異なる本体3台。少し斜め。

Beelink 公式サイト

12GB LPDDR5+64G eMMCモデルが$209.00(※発売セール価格・通常価格は$329.00)、

12GB LPDDR5+64G eMMC+2TBモデルで$329.00(※発売セール価格・通常価格は$409.00)、

で販売されています。

Beelink 公式サイトで「Beelink ME mini」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで63,900円(税込・15000円 OFFクーポン付きで実質48,900円)、
  • AliExpressで56,964円、
  • 米国 Amazon.comで$409.00($80 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

Amazonで「Beelink ME mini」をチェックする

楽天市場で「Beelink ME mini」をチェックする

ヤフーショッピングで「Beelink ME mini」をチェックする

AliExpressで「Beelink ME mini」をチェックする

米国 Amazon.comで「Beelink ME mini」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

「Beelink ME mini」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

Beelink EQ14

Beelinkから発売されたインテルN150搭載のミニPCです(2024年12月発売)。

16GB DDR4 3200 メモリ、500GB M.2 2280 PCIe 3.0 x 4 ストレージを搭載しています。

また、電源ユニット(内蔵)、 4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、最大4TBまでのストレージ拡張、VESAマウント、Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 (10Gbps) x 3、USB 2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2、デュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで27,800円(税込)、楽天市場32,884円(送料無料)、ヤフーショッピングで50,630円、AliExpressで30,579円、米国 Amazon.comで$189.00、です。

関連記事:Beelink EQ14レビュー!電源内蔵でN150搭載ミニPCは買いなのか?

GMKtec NucBox G9

GMKtecから発売されたTwin Lake世代 Intel N150 搭載のミニPCです(2025年1月発売)。

12GB LPDDR5 4800 メモリ、64GB EMMC /64GB+512GB/64GB+1TB M.2 2280 NVMe PCle 3.0ストレージ、4つのM.2拡張スロットを搭載しています。

また、4K 3画面出力(USB Type-C、HDMI ( 4K@60Hz ) x2)、冷却システム、VESAマウント、ストレージ拡張(M.2 2280 NVMe で最大16TBま)、NAS(M.2 2280 NVMe で最大32TBまで増設可能、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G・デュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Amazonで42,473円、楽天市場で28,508円(送料無料)、AliExpressで26,357円、米国 Amazon.comで$239.99、です。

関連記事:驚異の32TB!GMKtec NucBox G9のNAS性能を徹底レビュー

MINISFORUM UN150P

MINISFORUMから発売されたIntel N150搭載のミニPCです(2025年1月21日 発売)。

16GB DDR4 3200MHzメモリ、256GB or 512GB M.2 2280 PCIe3.0 SSDストレージを搭載しています。

また、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、最大1TBまでのM.2ストレージ拡張、TF カードスロット、USB 3.2 Gen1 Type-Cポート(Data DP & PD OUT PUT)、4K 3画面出力(HDMI 2.1 TMDS (4K@60Hz) x2、USB-C (4K@60Hz)x1)、冷却ファン、VESAマウント、Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2、2.5G 有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで31,572円(税込)、楽天市場で35,980円(送料無料)、米国 Amazon.comで$179.99、です。

関連記事:「MINISFORUM UN150P」レビュー!【N150】で進化した定番ミニPCの実力は?

GMKtec NucBox K10

GMKtecから発売された第13世代 Intel Core i9-13900HK 搭載のミニPCです(2025年3月 発売・ベアボーンモデルあり)。

DDR5 5200MHzメモリ(32GB/64GB)、PCIe x4 NVMe M.2 SSDストレージ(512GB/1TB/2TBモデル)、Intel Iris Xe Graphics、産業用COMポート、Windows 11 Pro(Linuxサポート)を搭載しています。

また、4画面同時出力(HDMIx2, DPx1, Type-C DPx1)、8K映像出力、最大96GBまでのメモリ拡張、最大12TBまで拡張可能なM.2スロットx3、冷却システム、VESAマウント、

USB 3.2 x 2、Type-C (DP/DATA) x 1, USB 2.0 x 4、USB 3.2 x 2、2.5Gギガビット有線LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで86,900円(税込・11700円 OFFクーポン付きで実質75,200円) 、楽天市場で97,300円(送料無料)、AliExpressで55,856円(ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$559.99、です。

関連記事:GMKtec NucBox K10 レビュー!Core i9ミニPCを徹底解剖

他のBeelinkミニPCと比較

他にもBeelinkのミニPCが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に!最新 機種 まとめ

その他のおすすめ小型PCは?

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海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

Intel N150ミニPCはこう選べば正解!2025最新の性能・価格を比較

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リビングにふさわしい超小型デスクトップPC ラインナップ 機種 まとめ

国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro徹底レビュー!心電図・ゴルフ・地図

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro 外観
2025年6月3日にファーウェイから発売されたフラッグシップスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」が、その価格からは想像できないほどの高性能ぶりで大きな注目を集めています。

この記事では、そんな魅力あふれる「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」を実機で徹底的に深掘りし、特に多くの人が悩むであろう兄弟機「HUAWEI WATCH FIT 4」との違いに焦点を当て、どちらがあなたにとって最適な選択なのかを明らかにします。

先に結論からお伝えしましょう

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro の長所 (Pros):

  • 3万円台で「心電図(ECG)」「チタン合金」「サファイアガラス」を実現した圧倒的なコストパフォーマンス
  • 本格的な「ゴルフ機能」や「40mフリーダイビング」など、専門的なスポーツに対応
  • 医療機器承認のECGや最新センサーによる、高精度な健康管理
  • 登山に必須の「等高線マップ」と高精度なL1/L5デュアルバンドGPSを搭載
  • 最大3,000nitの圧倒的な輝度を誇るディスプレイ
  • 常時表示ONでも約1週間持続する驚異的なバッテリー性能
  • 置くだけで充電できるワイヤレス急速充電に対応

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro の短所 (Cons):

  • Suicaなどの非接触決済機能(FeliCa)には非対応
  • 独自OSのため、Apple WatchやWear OSのようなサードパーティ製アプリの追加は限定的
  • 「クイック返信」や「音楽保存」がAndroid限定など、一部機能がOSに依存する
  • 単体で通信できるセルラー(LTE)モデルがない

総合評価:

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、ハイエンドモデルだけの特権だった専門機能(ECG・ゴルフ・ダイビング)とプレミアムな質感(チタン・サファイア)を、驚異的な価格で実現した「妥協なき選択肢」です。趣味と健康管理に本気で向き合いたい人、そして所有感にこだわりたい人にとって、最も賢い投資となるでしょう。

この記事で分かること

  1. HUAWEI WATCH FIT 4 Pro の総合的な実機レビュー
  2. HUAWEI WATCH FIT 4 (標準モデル) とのスペックと機能の違いを徹底比較
  3. デザイン評価:サファイアガラスとチタン合金の高級感と耐久性
  4. ディスプレイ評価:3,000nitの輝度と屋外での視認性
  5. 【健康】心電図(ECG)機能の使い方と、睡眠・心拍変動(HRV)の分析精度
  6. 【スポーツ】本格的なゴルフ・フリーダイビング機能のレビューと、ランニング分析
  7. 登山で役立つ「等高線マップ」の使い方と、高精度GPSの評価
  8. バッテリー持続時間の評価と、ワイヤレス急速充電の性能
  9. スマート機能(Bluetooth通話・ボイスメモ)の使い勝手とOS(Android/iOS)による機能差
  10. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  11. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  12. 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」が本当に必要なのか、購入するべきかどうかが、はっきりと見えてくるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク/ AliExpress リンク

公式ページ:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro – HUAWEI 日本

デザイン:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~FIT 4にはない、本物の素材が語る「格」の違い~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの外観。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proが持つデザインの魅力について、兄弟機であるHUAWEI WATCH FIT 4と徹底的に比較しながら、私が実際に手に取り、そして使い込むことで感じた「Pro」だけの特別な価値を書いていきます。

「所有する喜び」は素材から。チタンとサファイアガラスの絶対的な存在感

HUAWEI WATCH FIT 4のアルミニウム合金ボディも、価格を考えれば十分に質感が高いものです 。しかし、HUAWEI WATCH FIT 4 Proを手に取った瞬間、その考えは完全に覆されました。ひんやりと冷たいチタン合金のベゼル と、光を滑らかに反射するサファイアガラスのディスプレイ が放つ存在感は、明らかに別格です。

これは単なる見た目の問題ではありません。先日、トレイルで木の枝に強く引っかけてしまった際も、ディスプレイは無傷でした。HUAWEI WATCH FIT 4であれば「やってしまった」と焦った場面でも、Proなら「大丈夫」という絶対的な信頼感があります。この本物の素材だけがもたらす安心感と満足感こそ、Proを選ぶ最初の理由になるでしょう。

薄さへの執念と、心地よい重量感。計算された装着バランス

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの側面と前面

興味深いことに、スペック上ではHUAWEI WATCH FIT Pro約30.4g)はHUAWEI WATCH FIT 4(約27g)よりも僅かに重いのです 。しかし、実際に腕に着けてみると、不思議と重さは感じず、むしろプレミアムな素材ならではの心地よい「重圧感」として感じられました。これは、ProがHUAWEI WATCH FIT 4よりもさらに薄い約9.3mmという極薄設計 と、絶妙な重量バランスの賜物だと思います。

このおかげで、24時間装着し続ける睡眠トラッキング中でも、その存在をすっかり忘れてしまうほど快適でした 。ただ軽いだけでなく、着けていることを忘れるほどのフィット感。これもまた、Proならではの上質な体験です。

柔らかな「FIT 4」か、シャープな「Pro」か。フォルムが語る思想

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの側面。スピーカー。

両者を並べてみると、そのデザイン思想の違いは一目瞭然です。HUAWEI WATCH FIT 4が全体的に丸みを帯びた柔らかなフォルムで、親しみやすさを感じさせるのに対し、HUAWEI WATCH FIT 4 Proはエッジの効いたシャープなベゼルが特徴で、まるで精密機器のような精悍な印象を与えます。

このProの持つシャープな印象は、グリーン、ブルー、ブラックという洗練されたカラーバリエーションによって、さらに際立ちます。私が試したブラックモデルのクラウンにあしらわれた心憎い赤いアクセントカラーだけでなく、グリーンモデルには緑、ブルーモデルにはライトブルーのクラウンがそれぞれ採用されており、カラーごとに細部までこだわりが感じられます。

日常のファッションを引き締めるアクセントとしても、アウトドアギアとしての信頼性を示す上でも、このデザインは非常に秀逸だと感じました。

ベルトにも宿るProの哲学。肌触りと機能性の両立

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro カラーが異なる3台が並ぶ。

ベルトの質感も、HUAWEI WATCH FIT Proの価値を語る上で欠かせません。HUAWEI WATCH FIT 4のベルトも快適ですが、Proのそれはさらに一歩踏み込んでいます。私が特に気に入ったブラックモデルフルオロエラストマーベルトは、立体的なウェーブ形状をしており 、肌への密着を防いでくれます。夏の汗ばむ季節、ランニングで大量の汗をかいても、ベルトの内側は驚くほどサラサラ感が続きました。

また、グリーンモデルに採用されているナイロンベルトも、ただの布ではなく立体的に編み込まれた構造 で、通気性と肌触りが格段に良いと感じました。細かな点ですが、こうした「一段上」の快適性が、長時間の利用で大きな差となって現れます。

無限に広がる、自分だけのウォッチフェイス

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのウォッチフェイス

その日の気分や服装に合わせて、無限のカスタマイズが楽しめるのがウォッチフェイスです。HUAWEI Healthアプリの文字盤ストアには、有料のものも含め、アート作品のような「Arctic Rays」や「Dusk Silhouette」といった美しいデザインが多数用意されています。

特に私が夢中になったのは、スマートフォンの写真から、かけがえのないペットのカスタムステッカー文字盤を作れる機能です。手首を見るたびに、自分だけの特別なウォッチだと実感でき、愛着が湧きます。さらにユニークなのが、私の感情の状態に合わせて表情を変える、ペットをテーマにした文字盤です。ウォッチが自分の気分を理解してくれているようで、日々のメンタルヘルスを意識する、新しいきっかけになりました。

ただし、すべての文字盤が細かくカスタマイズできるわけではなく、変更できる項目はデザインによって異なる点は覚えておくと良いでしょう。

デザインのまとめ

  • 素材:HUAWEI WATCH FIT 4のアルミボディに対し、Proはチタン合金のベゼルとサファイアガラスを追加採用 。見た目の高級感と、傷を気にせず使える圧倒的なタフさを両立している。
  • 装着感:HUAWEI WATCH FIT 4より僅かに重いが、それを感じさせない極薄設計(9.3mm) と優れた重量バランスにより、一日中着けていても疲れない。
  • フォルムとカラー:Proはシャープなフォルムと、各色に合わせたアクセントカラーのクラウンが、洗練された印象を与える。
  • ベルト:立体的なウェーブ構造のフルオロエラストマーベルト や、編み込みナイロンベルト など、HUAWEI WATCH FIT 4より一段上の快適性と質感を提供する。
  • ウォッチフェイス:豊富なデザインに加え、写真やペットのステッカーで自分だけの文字盤を作れる無限の楽しみがある。

ディスプレイ:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~ライバルは太陽。標準モデルを圧倒する、輝きと表現力~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの画面。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proが誇るディスプレイの真価について、特に兄弟機であるHUAWEI WATCH FIT 4と比較しながら、私が実際に使って「これはProだけの価値だ」と心から感じたポイントを、体験に基づいて書いていきます。

光量の暴力か、表現力か。ProとFIT 4、輝きの質の違い

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのディスプレイで私が最も衝撃を受けたのは、その圧倒的な明るさです。スペック上はProが最大3,000nitHUAWEI WATCH FIT 4が2,000nit となっており、どちらも非常に明るいことには違いありません。しかし、この1,000nitの差は、単なる数値以上の「体験の質」の違いとなって現れました。例えば、日差しの強い休日に屋外でランニングをした時のことです。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proを腕に装着している。

HUAWEI WATCH FIT 4でも十分に情報は読み取れるのですが、Proの画面は、まるで自ら発光して影を消し去るかのような力強さで、一瞬視線を落とすだけで心拍数やペースが網膜に飛び込んできます。このコンマ数秒の認識速度の差が、きついトレーニング中でもリズムを崩さずに走り続けるための、大きな助けとなりました。

同じ地図、違う世界。等高線がもたらす「山の解像度」

次に、情報表示の質についてです。ディスプレイサイズは1.82インチ解像度480×408ピクセルAMOLEDというのは両モデル共通で、どちらも非常に高精細です 。しかし、この優れたキャンバスに何を描き出すかで、ProHUAWEI WATCH FIT 4の価値は決定的に分かれます。その最たる例が、登山やトレイルランニングで使う地図機能です。

HUAWEI WATCH FIT 4のカラーマップも便利ですが、Proの地図には「等高線」が鮮明に描かれています 。これは、私のような山好きにとっては、天と地ほどの差がありました。HUAWEI WATCH FIT 4の地図でも進むべき道はわかります。でも、Proの等高線付き地図は、これから始まる急登への「覚悟」をさせてくれるんです。ただの平面的なルートではなく、立体的な挑戦としてトレイルを捉えられる。この没入感は、山をより深く楽しむ上で欠かせない要素でした。

気遣いからの解放。サファイアガラスという名の「精神的な保険」

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのディスプレイ。

アクティブなシーンでガジェットを使う上で、常に付きまとうのが「傷への心配」です。HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、その心配から私を完全に解放してくれました。ディスプレイ表面に使われているのは、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つと言われるサファイアガラスです 。正直、HUAWEI WATCH FIT 4を使うのであれば、やはりどこか「ディスプレイを庇いながら」行動してしまう自分がいたかもしれません。

しかしProは、先日も岩場で思わず擦ってしまった際も、全くの無傷でした 。ガジェットに気を遣うのではなく、目の前のアクティビティに100%集中できる。この精神的な自由こそ、Proが提供してくれる最大の価値の一つだと、私は強く感じています。

四角い画面の恩恵。情報量で円形ディスプレイを上回る操作感

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのクラウン操作。

最後に、FITシリーズ共通の美点として、四角いディスプレイの優位性にも触れておきます。HUAWEIの円形ディスプレイを持つGTシリーズも美しいのですが、情報量という点では、四隅まで効率的に使える四角いFITシリーズに軍配が上がると感じています 。特にProの高精細で明るいディスプレイは、そのメリットを最大限に引き出してくれます。

多くの情報を一度に表示できるため、画面遷移の回数が減り、結果としてワークアウト中の操作がよりスムーズになりました。この操作感の良さは、日々の使い勝手に直結する重要なポイントです。

ディスプレイのまとめ

  • 輝度:最大3,000nitの輝度は、HUAWEI WATCH FIT 4(2,000nit)を凌駕し、屋外での一瞬の視認速度で明らかな優位性を持つ 。
  • 地図表示:Proのみが対応する「等高線」表示は、単なる機能差ではなく、山行の質と没入感を高める決定的な違いとなっている 。
  • 耐久性:傷に圧倒的に強いサファイアガラスの採用は、アクティブな利用シーンにおいて精神的な安心感をもたらし、ガジェットへの気遣いを不要にする 。
  • 形状:四角いディスプレイは円形よりも表示情報量が多く、Proの高品質な表示性能がその利点を最大限に活かしている 。

ヘルスケア機能:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~「医療機器承認ECG」と最新センサーがもたらす、絶対的な信頼感~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの皮膚温測定

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proが私の健康管理の意識をどう変えたか、その核心となる機能について書いていきます。特に、HUAWEI WATCH FIT 4では得られない、Proだけの圧倒的な信頼感と、それがもたらす安心感について、私の実体験を交えてお伝えします。

すべての根幹。Proだけに許された最新センサー「HUAWEI TruSense™」

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの健康管理機能を語る上で、まず触れなければならないのが、その心臓部である最新のセンシングシステム「HUAWEI TruSense™」の存在です 。HUAWEI WATCH FIT 4も優れた健康トラッカーですが、Proは測定の根幹をなすハードウェアが全く異なります。ウォッチの裏面を見比べると、Proのセンサーが大幅に刷新されているのは一目瞭然でした 。

この差がもたらすのは、測定の「速さ」と「精度」です。例えば、運動後に血中酸素レベルを測りたい時、Proなら約15秒で結果が表示されます 。この速度は、私がこれまで使ってきたデバイスの中で最も速く、日々のちょっとした瞬間にストレスなく自身の状態を確認できる、という体験は非常に快適でした。

いつでも、手首で、心臓のサインを。医療機器承認「心電図(ECG)」というお守り

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの心電図(ECG)アプリ

私がHUAWEI WATCH FIT 4ではなく、Proを選んだ最大の理由。それが、日本のプログラム医療機器承認を取得した「心電図(ECG)アプリケーション」の搭載です 。右下のボタンに指を30秒そっと添えるだけで、いつでも心電図を記録できる手軽さは、画期的としか言いようがありません 。もちろん、これは医師の診断に代わるものではありません 。

しかし、自分の身体の重要なサインを知るための一つのツールが、これほど身近にあるという事実は、何物にも代えがたい「お守り」のような安心感を私に与えてくれました。健康への意識が、漠然としたものから、より具体的でパーソナルなものへと変わった瞬間でした。

眠りの質を可視化する「心拍変動(HRV)」。一歩先を行く睡眠分析

睡眠トラッキング機能も、Proは一歩先を行っています。特に感動したのが、新たに加わった「心拍変動(HRV)」の測定機能です 。HRVは自律神経のバランスを示す指標で、その日のストレスや疲労度を客観的に映し出してくれます 。

これまで「よく眠れた/眠れなかった」という感覚でしかなかったものが、朝起きてHRVの数値を見ることで、「昨日はプレッシャーのかかる仕事があったから数値が低い。今日はリカバリーを優先しよう」といった、具体的なアクションに繋がるようになりました。この深いレベルでの自己分析は、HUAWEI WATCH FIT 4では体験できない、Proならではの大きなメリットだと感じています 。

身体だけでなく心とも向き合う。「情緒測定」という新しい指標

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの情緒モニタリング

そして、もう一つユニークな機能が「情緒測定」です 。ウォッチが私の状態を「快適」「普通」「不快」の3段階で推測してくれるのですが、これが意外なほど的確なのです 。最初は面白い機能だな、という程度でしたが、使い続けるうちに、自分では気づかなかった気分の波を客観的に示してくれることの重要性を感じました。特に、ウォッチフェイスに設定したペットの表情が私の気分と連動して変わるのは、日々の小さな癒やしであり、自分のメンタルヘルスを意識する良いきっかけになっています 。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proで利用できる主なヘルスケア機能

  • 活動リング (消費カロリー、エクササイズ時間、スタンド時間)
  • 24時間モニタリング (心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠、皮膚温)
  • 心電図(ECG)測定
  • 睡眠中呼吸乱れ検知
  • 心拍変動(HRV)分析
  • 情緒測定
  • 呼吸エクササイズ
  • Health Clovers (健康習慣タスク)
  • 生理周期カレンダー

健康管理機能のまとめ

  • 基本センサー:Proは最新の「HUAWEI TruSense™」を搭載 。HUAWEI WATCH FIT 4よりも高速かつ高精度なデータ測定を実現している。
  • 心電図(ECG):Proのみが搭載する最大の機能 。日本の医療機器承認を取得しており、手軽に心臓のサインを記録できる絶対的な安心感を提供する 。
  • 睡眠分析:Proでは新たに「心拍変動(HRV)」を測定可能 。感覚的な睡眠の質を、ストレスや回復度といった客観的なデータで分析できる。
  • 独自機能:「情緒測定」機能により、身体だけでなく心の状態にも目を向けるきっかけを与えてくれる 。

スポーツ機能:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~ゴルフとダイビング、専門領域に踏み込むProの実力~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのワークアウトモード。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proが、単なるフィットネストラッカーの域を超え、専門的なスポーツにも対応する「Pro」たる所以を、私の体験を交えて書いていきます。HUAWEI WATCH FIT 4にはない、特別な趣味の世界をどこまで広げてくれるのか、その実力に迫ります。

手首に、専属キャディを。コース戦略を激変させるゴルフ機能

私がゴルフコースでHUAWEI WATCH FIT 4 Proを初めて使った時の感動は、今でも忘れられません。これは、同社の最上位モデルであるHUAWEI WATCH GT 5 Proと同等の本格的なゴルフ機能で 、HUAWEI WATCH FIT 4では味わうことのできない、まさにProだけの特権です。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのゴルフ機能

これまでレーザー距離計を覗き込んでいた場面で、手首を傾けるだけでグリーンやハザードまでの正確な距離が、美しい3Dコースマップ上に表示される手軽さは、一度体験すると元に戻れません 。特に、グリーンの傾斜がヒートマップで表示される機能には驚きました。これがあるおかげで、パッティングのラインが格段に読みやすくなり、スコアメイクに直結しました。まさに「手首に専属キャディがいる」感覚で、プレーの質そのものを向上させてくれる機能です 。

40mの静寂へ。本格的なフリーダイビングという新たな領域

そして、Proモデルが切り拓くもう一つの専門領域が「40mフリーダイビング」です 。これは、HUAWEI WATCH FIT 4には搭載されていない深度センサーと、ダイビングアクセサリーの国際規格「EN13319」への準拠によって実現されています 。実際にこの機能を使って潜ってみると、リアルタイムで水深や潜水時間が表示されるため、自分の限界と向き合いながらも、常に安全が確保されているという大きな安心感がありました。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのダイビング機能

事前に設定した水深や時間に達するとリマインダーで知らせてくれるので 、私はよりダイビングそのものに集中することができました。陸上での息止めトレーニングモードなども備わっており 、単なる記録機能に留まらない、総合的なダイビングツールとしての完成度の高さに感心させられました。

あらゆる運動を支える、盤石の基本性能

こうした専門機能だけでなく、日々のフィットネスを支える基本性能が極めて高いのもProの魅力です。例えばランニング後には、接地時間の左右バランスといった、自分では知ることのできない専門的なデータを提示してくれます 。このおかげで、私は自分のフォームの癖を客観的に把握し、怪我の予防に繋げることができました。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのランニング機能

また、新しくなった「Stay Fit」アプリは食事のカロリー記録が非常に簡単で 、消費カロリーと突き合わせることで、より計画的な体調管理が可能になりました。これら100種類を超える多彩なワークアウトモードが、ゴルフやダイビングといった特別な日だけでなく、普段の健康作りもしっかりと支えてくれるのです。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro 主なワークアウトモード

  • プリセットされた主なモード(20種類以上)
  • 屋外: ランニング、トラックランニング、トレイルラン、ウォーキング、サイクリング、オープンウォーター、登山、ハイキング、スキー、スノーボード、クロスカントリースキー、トライアスロン、フリーダイビング(40m)、ゴルフコースモード
  • 屋内: ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール水泳、縄跳び、エリプティカル、ローイング、自由トレーニング、ステアクライミング、ドライビングレンジ
  • カスタムワークアウトモード: 100種類以上を追加可能
  • ワークアウト自動識別: 6種類(屋内ランニング、屋内ウォーキング、エリプティカル、ローイングなど)に対応
  • ランニングコース: 13種類を内蔵

【スポーツ機能のまとめ】

  • ゴルフ機能:HUAWEI WATCH FIT 4にはない、Proだけの本格機能。3Dマップやグリーン傾斜表示により、コース戦略を劇的にサポートする 。
  • フリーダイビング機能:Proにのみ搭載された深度センサーにより、水深40mまでの本格的なフリーダイビングに対応。安全管理機能も充実している 。
  • ランニングフォーム分析:接地時間バランスなど、専門的なデータを分析し、より科学的なトレーニングと怪我の予防をサポートする 。
  • 多彩なワークアウトモード:100種類以上のワークアウトモードとカロリー管理アプリを備え、専門的なスポーツから日々のフィットネスまで幅広く対応する 。

ナビゲーション機能:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~道なき道も、高低差も。Proだけが描く「安心」の地図~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのフルカラーマップ機能

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proのナビゲーション機能が、私のアウトドア体験をどのように変えたかについて書いていきます。特に、登山やトレイルランニングを楽しむ方にとって、なぜ「Pro」を選ぶべきなのか。HUAWEI WATCH FIT 4では決して得られない、その決定的な違いを、実際の山行での体験からお伝えします。

侮れない「数メートル」の差。驚愕の高精度GPS

山の中では、時に数メートルの位置情報のズレが、道迷いの引き金になりかねません。HUAWEI WATCH FIT 4 Proが搭載するL1/L5デュアルバンド対応の高精度GPSは、そんな不安を完全に払拭してくれました。先日、初めて登る山の道標に書かれていた座標と、ウォッチに表示された座標が寸分の狂いもなく一致した瞬間、私はこのウォッチが単なるガジェットではなく、時に命を預けられる信頼できるツールだと確信しました。

木々が鬱蒼と茂る谷間でも、衛星信号を安定して捉え続け、常に正確な現在地を示してくれる。この絶対的な信頼性は、Proモデルならではの大きな魅力です。

ただの地図ではない。地形を読むための「等高線マップ」

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのマップ機能

HUAWEI WATCH FIT 4オフラインでのカラーマップ表示に対応しており、それ自体は便利な機能です。しかし、Proの地図には「等高線」が描かれています。この一本一本の線が、安全性と山行の質を劇的に変えるのです。目の前に現れた分岐、HUAWEI WATCH FIT 4の地図では同じように見える道でも、Proの等高線マップを見れば、どちらが険しい急登で、どちらが緩やかなのかが一目瞭然。

この「先の展開を読める」感覚は、ペース配分や体力温存に直結します。これは、HUAWEI WATCH FIT 4では得られない、Proだけの決定的なアドバンテージでした。

頼れる相棒、されど過信は禁物。ルート逸脱アラートの実力

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのルートバック機能

事前にインポートしたGPXルートから外れると、ウォッチが振動と音声で知らせてくれるルート逸脱アラートも、心強い機能でした。実際に、考え事をしていて一度ルートを外れてしまったのですが、100mほど進んだところでウォッチがブルっと震え、我に返ることができました。もっと早く知らせてくれれば、という気持ちも少しありますが、致命的な道迷いを防ぐには十分な性能です。

あくまで登山は自分の頭で考え、地図を読むのが基本ですが、この機能は万が一のミスをカバーしてくれる、頼れる「相棒」のような存在だと感じました。

高度と気圧を読む。進化した環境センサーと安心のバッテリー

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの背面にあるセンサー

FITシリーズとして初めて搭載された気圧計も、登山での体験をよりリッチにしてくれました。累積でどれだけ登ったか、現在の標高はどれくらいか、といった情報がリアルタイムで分かるため、達成感もひとしオです。そして、これだけ高精度な測位とマップ表示を続けながら、GPS連続使用で約18時間も持つバッテリー性能には驚かされました 。

これなら、日の長い夏山の日帰り縦走や、ミドルディスタンスのトレイルランニングでも、バッテリー切れの心配をすることなく、安心してアクティビティに集中できます。

ナビゲーション機能のまとめ

  • GPS精度:L1/L5デュアルバンド対応のGPSは驚くほど高精度で、深い谷間でも安定した測位を実現し、絶対的な安心感をもたらす 。
  • 等高線マップ:Proのみが表示できる等高線入りの地図は、地形の起伏を正確に読み取ることを可能にし、HUAWEI WATCH FIT 4との決定的な差となっている 。
  • ルートナビゲーション:ルート逸脱時のアラート機能は、致命的な道迷いを防ぐための有効なセーフティネットとして機能する 。
  • センサーとバッテリー:新搭載の気圧計で高度や気圧をリアルタイムに把握でき 、GPS連続使用でも約18時間持続するバッテリーで長時間の活動も安心 。

バッテリー:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~「週に一度」で十分。充電の概念を変えるワイヤレスチャージ~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの充電中の画面

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proのバッテリー性能と、新しく搭載された充電機能について、私が実際に使って感じた「充電ストレスからの解放」という、この上ない快適さをお伝えしていきます。

公称値超えも?驚異のスタミナと「週一充電」の快適生活

スマートウォッチの先進機能は、十分なバッテリーがあって初めて意味を成します。HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、通常使用で約10日間、ヘビーユースでも約7日間というパワフルなバッテリー持続時間を謳っています 。正直、これは少し楽観的な数字では?と半信半疑でしたが、実際に画面の常時表示をOFFにして使ってみたところ、なんと丸々2週間、14日間もバッテリーが持続したのです。これには本当に驚きました 。

もちろん、美しい文字盤を常に表示させておきたいのが人情です。そこで、最もバッテリーを消費する常時表示をONにして、睡眠中だけ画面がオフになるスリープモードを設定して使ってみましたが、それでも余裕で1週間バッテリーが持ちました 。毎週末、例えば日曜の夜にお風呂に入っている間に充電する、というサイクルを確立でき、平日はバッテリー残量を一切気にすることなく過ごせました。この「充電を意識しない生活」こそ、このウォッチがもたらす最大の快適さの一つです 。

FITシリーズ初。置くだけ、スピーディーなワイヤレス急速充電

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの充電器

この快適なバッテリーライフをさらに盤石なものにしているのが、FITシリーズとして初めて対応した「ワイヤレス急速充電」です 。これまでのモデルのように、端子をカチッとはめる必要がなく、マグネット式の充電クレードルにポンと置くだけで充電が始まる手軽さは、日々の小さなストレスを確実に取り除いてくれます 。

そのスピードも特筆ものです。バッテリーが空の状態から充電を開始し、ほぼ公称値通り の約1時間で100%に到達しました 。出かける直前に「あ、充電忘れてた!」となっても、着替えている間の10分少々で、その日1日を乗り切るには十分な電力を確保できるという安心感は絶大です 。

長時間アクティビティも余裕。頼れるGPS連続使用時間

長時間のアウトドアアクティビティでも、このスタミナは頼りになります。先日、長時間の登山でナビゲーション機能をフル活用しましたが、GPSを連続使用しても約18時間持つというスペック通り 、下山時にもバッテリー残量にはまだ十分な余裕がありました。これなら、70km前後のミドルディスタンスのトレイルランニングでも、途中でバッテリー切れを心配する必要はなさそうです 。

バッテリーと充電のまとめ

  • 持続時間:常時表示をONにしたヘビーな使い方でも約1週間バッテリーが持続し、「週一充電」という快適なサイクルを実現できる 。
  • 充電方式:FITシリーズで初となるワイヤレス急速充電に対応 。置くだけで充電できる手軽さが魅力 。
  • 充電速度:約1時間でフル充電が可能 。約10分の充電で1日使えるため 、急な場面でも安心。
  • GPS使用時:GPSを連続使用しても約18時間持続し 、長時間の登山やトレイルランニングにも十分対応可能。

スマート機能:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro ~日常を加速させる、賢い相棒としての実力~

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのスマート機能

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proがスポーツや健康管理だけでなく、日々の生活をいかにスマートで快適にしてくれるか、その賢い相棒としての一面を書いていきます。特に、スマートフォンを取り出す手間を省いてくれる便利な機能について、私の実体験からその魅力をお伝えします。

スマホを取り出せない、その一瞬を逃さないBluetooth通話

私がHUAWEI WATCH FIT 4 Proを使っていて「本当に便利だ」と心から感じたのが、Bluetooth通話機能です。先日、両手に荷物を持って歩いている時に着信がありましたが、ウォッチの画面をタップするだけで、そのまま通話を始めることができました。慌ててスマートフォンを鞄から探す必要がなく、非常にスマートな体験でした。ランニング中にペースを乱さず応答できるなど、アクティブなシーンであればあるほど、この機能のありがたみを実感できます。

アイデアを即座に記録。「ボイスメモ帳」という新しい武器

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのボイスメモ機能とクイック返信

ふとした瞬間に浮かんだアイデアを、忘れる前に記録したい。そんな願いを叶えてくれたのが「ボイスメモ帳」機能です。散歩中に仕事のアイデアが浮かんだ時、すぐにウォッチに話しかけるだけで音声メモとして保存できるのは、まさに「思考のキャプチャーボード」でした。後でスマートフォンのHUAWEI Healthアプリからテキスト化されたメモを確認できるので、貴重なひらめきを逃す心配がありません。

Androidなら更に便利に。クイック返信と音楽保存

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、連携するスマートフォンのOSによって、さらにその能力を拡張します。私がAndroidスマートフォンと連携して使っていた時に特に重宝したのが、音声入力による「クイック返信」機能です。LINEのメッセージに、満員電車の中でスマートフォンを取り出すことなく、ウォッチに話しかけるだけで返信できた時は、未来のツールを使っているような感覚でした。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの音楽再生

また、ウォッチ本体に音楽を保存できる機能もAndroidユーザーならではの特権です。お気に入りのプレイリストをウォッチに転送しておけば、スマートフォンを家に置いたまま、ウォッチとワイヤレスイヤホンだけで身軽にランニングへ出かけることができます。

日常を支える多彩なアシスタント機能

これらの主要機能に加えて、日々のちょっとした場面で役立つアシスタント機能も充実しています。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro 主なスマートアシスタント機能

  • 各種通知:着信、メッセージ、LINEなどのSNS、カレンダーの通知を手元で確認でき、重要な連絡を見逃しません 。
  • リモートシャッター:iPhoneと接続時、集合写真などでウォッチを遠隔シャッターとして使えるのは非常に便利です 。
  • スマートフォン探索:部屋の中でスマートフォンが見当たらない時に音を鳴らして探せます 。
  • その他:天気情報、アラーム、ストップウォッチ、懐中電灯といった、あると便利な機能が網羅されています 。

AndroidとiOS、OSによる機能の違いと互換性

このウォッチの大きな魅力は、Android 8.0以降、iOS 13.0以降と、OSの垣根を越えて幅広く対応している点です 。これにより、将来スマートフォンを乗り換えても使い続けられる安心感があります。ただし、私が体験した中で、特に大きな違いは「クイック返信」と「音楽保存」機能で、これらはAndroidユーザーだけの特権でした 。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのキーボード。

LINEの通知に音声で素早く返信したり 、ウォッチだけでランニングに出かけたりできる開放感は、Androidで使ってこそ最大限に味わえます 。一方で、iPhoneユーザーとしては「リモートシャッター」機能が便利で、集合写真の撮影などで重宝しました 。もちろん、Bluetooth通話や各種通知、健康データの同期といった主要機能は、OSを問わず快適に利用できますので、その点は安心です 。

スマート機能のまとめ

  • Bluetooth通話:スマートフォンを取り出せない状況でも、ウォッチだけでスムーズに通話が可能。
  • ボイスメモ帳:思いついたアイデアを即座に音声で記録できる便利な機能を搭載。
  • OS別機能:Androidでは「クイック返信」や「音楽保存」が利用でき、iOSでは「リモートシャutter」が利用できるなど、OSによって使える機能に違いがある。
  • 基本機能:各種通知やスマートフォン探索など、日常生活を便利にするアシスタント機能が豊富に揃っている。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro と HUAWEI WATCH FIT 4 の違い

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの画面

2025年6月3日に同時発売されたHUAWEI WATCH FIT 4 ProHUAWEI WATCH FIT 4。ここでは、両モデルの主なスペックと機能の違いを、コメント付きで分かりやすく比較します。

デザインと素材

  • ディスプレイ輝度: Proは最大3,000nits 、FIT 4は最大2,000nits 。
  • 素材: Proはベゼルにチタン合金、ディスプレイにサファイアガラスを使用 。FIT 4は本体素材にアルミニウム合金を使用しています 。

▼ 違い Proの3,000nitsという輝度は、真夏の強い日差しやスキー場の雪面の照り返しの中でも、画面が非常に見やすいことを意味します。

また、Proに使われているチタンとサファイアガラスは、高級腕時計にも採用される素材です。特にサファイアガラスはダイヤモンドの次に硬く、岩などで擦ってもまず傷が付かないため、アウトドアで気兼ねなく使いたい方には絶大な安心感があります 。

センサー

  • 共通: 加速度、ジャイロ、地磁気、光学式心拍、気圧、環境光センサーを搭載 。
  • Proのみ: 上記に加え、温度センサー、心電図(ECG)センサー、深度センサーを搭載しています 。

▼ 違い Proにだけ搭載されている3つのセンサーが、機能の大きな差を生み出します。心電図(ECG)は健康状態への意識が非常に高い方向け 、深度センサーはフリーダイビングを楽しむ方向けの専門機能です 。温度センサーは体調の微妙な変化を捉えるのに役立ちます 。

防水・耐久性

  • 共通: 5ATM防水 。
  • Proのみ: IP6Xの防塵性能と、最大水深40mまでのフリーダイビングに対応 。

▼ 違い どちらもプールでの水泳は可能ですが、Proは本格的なフリーダイビングに対応し、砂や塵にも強い防塵設計です。より過酷な環境に挑むならProが適しています 。
通信・測位機能

オフラインマップ: Proは「等高線入り」のカラーマップが表示可能 。FIT 4もカラーマップに対応しますが、等高線の記載はありません 。

▼ 違い 等高線は地図上で山の高低差や傾斜を示す線です。これがあることで、単なるルートだけでなく、道のりの「高低差」や「傾斜」が視覚的にわかります。登山やトレイルランニングをする方にとって、安全性と計画の精度を格段に向上させる、決定的な違いと言えます。

専門的なワークアウト機能

  • ゴルフ機能: Proのみが搭載 。
  • フリーダイビング機能: Proのみが搭載 。

▼ 違い ゴルフやダイビングが趣味の方は、迷わずProモデル一択となります。これらの機能は、専門機器に匹敵するほどの詳細なデータを提供してくれます 。

健康管理機能

  • HUAWEI TruSense™: Proは最新の多次元センシングシステム「HUAWEI TruSense」を搭載 。
  • 心電図(ECG)機能: Proのみが搭載 。
  • 体表面温度測定: Proのみ記載があります 。

▼ 違い Proは最新センサーとECGで「より高精度なデータ測定」に特化しています 。健康状態をより深く、専門的に管理したい方向けです。

スマートアシスタント機能

ボイスメモ帳: Proのみ記載があります 。

▼ 違い 思いついたアイデアを声で即座にメモできる機能です。ビジネスシーンなどで役立ちます。

バッテリーと充電

フル充電時間: Proは約60分 、FIT 4は約75分 と、Proの方が高速です。

▼ 違い バッテリー持続時間はほぼ同じですが、充電時間はProが少し速い。忙しい方には嬉しいポイントです。

価格

  • Pro: 37,180円から(ブラック・ブルー)、グリーンは39,380円 。
  • FIT 4: 23,980円から(ブラック、ホワイト、パープル)、グレーは25,080円 。

▼ 違い 約13,000円以上の価格差があります。この差額で、後述する「高級素材」「専門的なスポーツ機能(ゴルフ・ダイビング)」「高度な健康センサー(心電図など)」が手に入るかが選択のポイントです。

まとめ:HUAWEI WATCH FIT 4 ProとHUAWEI WATCH FIT 4の違い

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、価格は高いものの、「ゴルフ」「フリーダイビング」といった専門的な趣味を持つ方や、「心電図(ECG)」「等高線マップ」など、健康や安全に関するデータをより高いレベルで求める方向けの、まさに「プロフェッショナルモデル」です。

一方、HUAWEI WATCH FIT 4は、Proの専門機能や高級素材を省くことで、非常に高いコストパフォーマンスを実現しています。日常のフィットネスや健康管理には十分すぎるほどの機能を備えており、「初めて本格的なスマートウォッチを買う方」や「価格を抑えつつも最新の基本機能をしっかり使いたい方」に最適なモデルと言えるでしょう。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのメリット・デメリット

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの外観

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4 Proの優れた点(メリット)と、他の最新スマートウォッチと比較した際の弱点(デメリット)について解説します。

【メリット】

メリット1:圧倒的なコストパフォーマンス

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、心電図測定機能やサファイアガラス、チタン合金といった高級仕様を備えながら、実質3万円台から購入可能です。同じく心電図に対応する「Garmin Venu 3」や「Apple Watch Series 10」が5万円を超える価格帯であることを考えると、そのコストパフォーマンスは驚異的です。

メリット2:専門的なスポーツ・アウトドア機能

本格的なゴルフ機能や、水深40mまで対応するフリーダイビング機能は、他の汎用的なスマートウォッチにはない、HUAWEI WATCH FIT 4 Proならではの強みです。これらのスポーツが趣味の方にとっては、専門機器に匹敵する価値を提供します。

メリット3:驚異的なバッテリー持続時間

通常使用で約10日間というバッテリー持続時間は、毎日充電が必要な「Apple Watch Series 10」(最大18時間)や、「Galaxy Watch FE」(最大40時間)を圧倒しています。「Garmin Venu 3」の最大14日間には一歩譲りますが、週に一度の充電で済むため、バッテリーに関するストレスからほぼ解放されます。

メリット4:最高クラスのディスプレイ輝度と耐久性

最大3,000nitsのディスプレイ輝度は、2,000nitの「Apple Watch Series 10」をも上回り、屋外での視認性は抜群です。また、ディスプレイ表面のサファイアガラスは、「Garmin Venu 3」が採用するCorning Gorilla Glass 3よりも傷に強く、高級感と安心感を提供します。

【デメリット】

デメリット1:アプリの拡張性が限定的

HUAWEI WATCH FIT 4 Proは独自のHarmonyOSを搭載しており、watchOSの「Apple Watch Series 10」やWear OSの「Galaxy Watch FE」のように、サードパーティ製のアプリを自由にインストールすることはできません。特定のアプリを使いたいユーザーにとっては、これが最大の弱点となります。

デメリット2:Suicaなど非接触決済に非対応

「Garmin Venu 3」や「Apple Watch Series 10」がSuicaによる決済に対応しているのに対し、HUAWEI WATCH FIT 4 Proには同等の機能がありません。日々の買い物や公共交通機関の利用といった、日常生活での利便性において大きな差があります。

デメリット3:一部機能が特定のOSに依存

「クイック返信」や「音楽の本体保存」はAndroidスマートフォンとの連携時のみ、「リモートシャッター」はiPhoneとの連携時のみ利用可能です。どちらのOSでも主要機能は使えますが、全ての機能を最大限に活用できないのは、純粋なエコシステム製品である「Apple Watch Series 10」などと比較すると弱点と言えます。

デメリット4:4G/LTE(セルラー)モデルがない

HUAWEI WATCH FIT 4 Proには、単体でデータ通信が可能なセルラーモデルが存在しません。スマートフォンを家に置いたまま、ウォッチだけで通話や通知を受けたいというニーズには、「Apple Watch Series 10」のセルラーモデルのように応えることができません。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 約1.82インチ AMOLED (480 x 408ピクセル, 347 PPI, 最大輝度3,000 nits)
  • クラウン: ホームボタン(回転クラウン)
  • プロセッサ: 非公開
  • RAM(メモリ): 非公開
  • ストレージ: 音楽保存に対応
  • バッテリー駆動時間: 通常使用:約10日間 / ヘビーユース:約7日間 / AOD常時点灯:約4日間
  • 充電: ワイヤレス急速充電(約60分でフル充電完了)
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.2 (BR+BLE), NFC
  • GPS: GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou / QZSS (L1/L5 デュアルバンド対応)
  • インターフェース: ホームボタン(回転クラウン)、サイドボタン
  • センサー: 加速度/ジャイロ/地磁気/光学式心拍/気圧/温度/環境光/心電図(ECG)/深度センサー
  • 防水: 5ATM防水、IP6X防塵、40mフリーダイビング対応 (EN13319準拠)
  • モーター: バイブレーション機能に対応
  • スピーカー/マイク: 搭載
  • 音声アシスタント: AI Voice、音声ガイダンス (ワークアウト時の音声案内)、ボイスメモ機能あり
  • AI機能: ランニングフォーム分析、食事記録(Stay Fitアプリ)、情緒測定、睡眠モニタリングなど
  • 筐体: ボディ:アルミニウム合金 / ベゼル:チタン合金 / ディスプレイ:サファイアガラス
  • アプリ: HUAWEI Health、心電図アプリ、Stay Fit、ヘルスインサイト、HUAWEI Health+など
  • 対応OS: Android 9.0以降 / iOS 13.0以降
  • OS: HarmonyOS
  • サイズ: 約44.5 x 40.0 x 9.3 mm(最薄部、センサー部分を除く)
  • 重量: 約30.4g(ベルト含まず)
  • カラー: グリーン、ブルー、ブラック
  • 付属品: 充電クレードル(充電ケーブル含む)、クイックスタートガイド
  • バンド: ナイロンベルト(グリーン)、フルオロエラストマーベルト(ブルー、ブラック)

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの評価

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの画面

8つの評価基準で「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
ファーウェイ史上最高となる3,000nitの輝度で、真夏の直射日光下でも驚くほど見やすいです。

健康管理・スポーツ:★★★★★
医療機器承認の心電図や本格的なゴルフ・ダイビング機能まで搭載し、専門的なニーズにも応える機能性は他の追随を許しません。

機能性:★★★★☆
Bluetooth通話や各種通知など基本機能は万全ですが、一部機能がAndroid/iOS限定なため、満点には一歩及ばず。

バッテリーの持ち:★★★★★
常時表示ONでも約1週間持続するスタミナは圧巻。週に一度の充電で済むため、バッテリーのストレスから解放されます。

耐久性:★★★★★
サファイアガラスとチタン合金の採用により、傷や衝撃に圧倒的に強いです。アウトドアでも安心して使える堅牢性を備えています。

ファッション性:★★★★★
チタン合金のベゼルやシャープなフォルムが高級感を演出。ビジネスシーンからアウトドアまで、服装を選ばないデザイン性の高さが魅力です。

価格:★★★★★
心電図や高級素材を搭載しながら、実質3万円台から購入可能。機能性を考えれば、驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。

使いやすさ:★★★★☆
回転クラウンと明るい大画面で操作は直感的。ワイヤレス充電も便利ですが、アプリの拡張性は限定的です。

総合評価:★★★★★

総評:HUAWEI WATCH FIT 4 Proは誰に最適か?

これまでのレビューで見てきたように、HUAWEI WATCH FIT 4 Proは単なる多機能なスマートウォッチではありません。それは、趣味と健康管理に本気で向き合う人々のための、「妥協なき選択肢」です。では、具体的にどのような人に、このウォッチは最高の体験を提供してくれるのでしょうか。

「日々の健康」から「未病の意識」へ。高度な健康管理を求める人へ

もし、歩数や消費カロリーの記録だけでは物足りず、自身の健康状態をより深く、より正確に把握したいと願うなら、HUAWEI WATCH FIT 4 Proは最高のパートナーになります。

日本のプログラム医療機器承認を取得した心電図(ECG)アプリケーションは、いつでも手軽に心臓のサインを記録できるという、他にはない安心感を与えてくれます 。これは、同じく心電図機能を備える5万円超の「Garmin Venu 3」や「Apple Watch Series 10」といった高価格帯モデルと同等の機能であり、この価格で手に入るのは驚異的です 。

専門領域に踏み込む、本格的なスポーツ愛好家の人へ

あなたの趣味が「ゴルフ」や「フリーダイビング」であるならば、選択肢はHUAWEI WATCH FIT 4 Pro一択と言っても過言ではありません。3Dコースマップでグリーンを攻略するゴルフ機能や、水深40mまで対応する本格的なダイビング機能は、まさにプロフェッショナル仕様 。

また、登山やトレイルランニングを楽しむ際には、「等高線マップ」が表示できるナビゲーション機能が、安全性を劇的に向上させてくれます 。これらは、標準モデルの「HUAWEI WATCH FIT 4」では得られない、特別な体験です。

毎日身に着けるからこそ、所有感にこだわる人へ

スマートウォッチは、24時間365日、常に身に着ける最もパーソナルなデバイスです。だからこそ、その質感は重要です。HUAWEI WATCH FIT 4 Proが採用する、高級腕時計にも使われるチタン合金のベゼルと、傷を一切寄せ付けないサファイアガラスのディスプレイは、日々の腕元を上質な輝きで彩ります 。ただの道具ではなく、愛着を持って長く使える「本物」を求めるなら、この所有感が得られるだけでも、Proを選ぶ価値は十分にあります。

もし上記の一つでも当てはまるなら、HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、期待を遥かに超える満足感を提供してくれるはずです。これまでハイエンドモデルだけの特権だった専門機能とプレミアムな質感を、驚異的なコストパフォーマンスで実現したこの一台は、趣味と健康を本気で楽しむための、最も賢い投資となるでしょう。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro の価格・購入先

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro 本体グリーン 正面

ファーウェイ オンラインストア

  • ブラック・ブルーでで33,800円、
  • グリーンで35,800円、

で販売されています。

ファーウェイ オンラインストアで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで33,800円(税込)、
  • 楽天市場で33,800円(送料無料・グリーンモデルは35,800円)、
  • ヤフーショッピングで33,799円、
  • AliExpressで28,871円、
  • 米国 Amazon.comで$299.90、

で販売されています。

Amazonで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

楽天市場で「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

AliExpressで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

HUAWEI WATCH FIT 4 Proに似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

HUAWEI WATCH FIT 4

ファーウェイから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

約1.82インチのAMOLEDタッチスクリーン(480 x 408 ピクセル、PPI 347、最大輝度2000ニト)、通常使用約10日間駆動できるバッテリー、光学式心拍センサー、気圧センサーを搭載しています。

また、フルカラーのオフラインマップ、音声ガイド付きナビゲーション機能、ワイヤレス充電、睡眠中のHRV(心拍変動)、睡眠中呼吸乱れ検知機能、情緒モニタリング(情緒測定アプリ)、ヘルスインサイト(アプリ連携)、ランニングフォーム分析機能、強化されたサイクリング機能、

ボイスメモ機能、「スクリーンショット」機能、マルチGNSS(L1+L5: GPS,GALILEO,BDS,QZSS)、カスタムウォッチフェイス機能(ステッカー文字盤、ペットの文字盤、ギャラリー文字盤)に対応。

回転クラウンによる操作、100種類以上のワークアウトモード、AIによるコーチング、ランニング機能、血中酸素・心拍数・睡眠(睡眠分析)ストレスのモニタリング、音楽保存再生(Androidデバイスとのペアリング時のみ)、Bluetooth通話、通知の受信、5気圧防水、音声アシスタント(AI Voice)、HUAWEI Healthアプリ、NFC(※グレーモデルのみ対応)、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで21,800円、楽天市場で21,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで22,800円(送料無料)、AliExpressで20,251円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH FIT 4 徹底レビュー:FIT3からの進化点と実力

Amazonで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

HUAWEI WATCH GT 6

ファーウェイから発売されたHarmonyOS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月14日に発売)。

1.47/1.32インチのAMOLED タッチスクリーン(最大3,000ニトの輝度)、通常使用で約21日間/14日間駆動できるバッテリー、クラウン、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、「サイクリングパワーシミュレーション」機能、外部機器との接続、「ヒマワリ型アンテナシステム 2.0」、ランニング機能(フォーム分析、ペース補正)、「転倒検知」、「情緒モニタリング2.0」、「24時間HRV(心拍変動)モニタリング」、スクリーンショット、録音メモに対応。

100種類以上のワークアウトモード(ゴルフ/スキー、自動検出機能を含む)、健康管理(心拍/血中酸素/睡眠/皮膚温度)、音楽再生(64GBストレージ搭載)、Bluetooth通話、文字盤のカスタマイズ、アシスタント機能、LINEなどの通知受信、デュアルバンドGNSS (L1+L5) 対応、NFC、ワイヤレス充電、Bluetooth 6.0、5ATM + IP69防水にも対応しています。

価格は、Amazonで30,800円~(税込)、楽天市場で30,800円~(送料無料)、ヤフーショッピングで30,800円~、AliExpressで39,104円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH GT 6 レビュー!GT 5比較で分かった利点と欠点

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Garmin Venu 3

ガーミンから発売されたスポーツ・ヘルスケア用のスマートウォッチ(GPSウォッチ)です(2023年9月7日に日本で発売)。

直径1.4インチのAMOLEDスクリーンを搭載。最大14日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイク、GPSセンサー、第5世代光学式心拍計を搭載しています。

また、心電図(ECG)測定機能、Suica決済機能、Garmin Pay(非接触型決済)、スリープコーチ、車椅子モード、30種類以上のスポーツアプリ、モーニングレポート、動画ワークアウト、音声プロンプト、音楽再生機能(音楽保存)、「セーフティ トラッキング」(事故・転倒検出)機能に対応。

心拍数・血中酸素・睡眠(睡眠スコア)・ストレスレベルのモニタリング、Body Battery(ボディバッテリー)、5気圧防水、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、ANT+にも対応しています。

価格は、Amazonで53,400円(税込)、楽天市場で55,222円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,222円(送料無料)、です。

関連記事:Garmin Venu 3徹底レビュー!心電図・ランニング・Venu 2比較

Amazonで「Garmin Venu 3」をチェックする

Apple Watch Series 10

Appleから発売されたwatchOS 11搭載のスマートウォッチです(2024年9月20日 発売)。

厚さ9.7 mmのアルミニウム / チタニウムケース、42mm / 46mmの Retina(広角OLED)ディスプレイ、Apple S10 Sip デュアルコア プロセッサ、1GBメモリ、64GB ストレージ、通常使用時で最大18時間 駆動できるバッテリー、水深計、水温センサーを搭載しています。

また、オーディオ再生(音楽再生)、「潮位アプリ」、ダブルタップのジェスチャーの操作、睡眠時無呼吸症の検知、水中アクティビティの詳細な測定、Siri音声操作、Apple Pay、Suica決済、心電図の測定、高速充電(約30分で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、50m防水、IP6X等級の防塵、緊急SOS、、衝突事故検出、転倒検出、Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3、GPS、4G通信(※セルラーモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで59,800円(税込)、楽天市場で64,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで66,096円、です。

関連記事:Apple Watch Series 10徹底レビュー!Series 9と比較

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Galaxy Watch FE

サムスンから発売されたWear OS 4とOne UI 5 Watchを搭載した低価格なスマートウォッチです(2024年7月31日 発売)。

1.2インチのSuper AMOLED スクリーン、Exynos W920、1.5GBメモリ、16GBストレージ、最大40時間 駆動時できる247 mAhバッテリー、GPSセンサーを搭載しています。

また、100以上のワークアウトモード、睡眠コーチ、転倒検知、SOS機能、ワイヤレス充電、4衛星測位、体組成の測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで31,000円(税込・中古)、楽天市場で42,791円(送料無料)、です。

関連記事:「Galaxy Watch FE」とWatch7、Ultraを比較

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Garmin Venu X1

Garminから発売された独自OS搭載のスマートウォッチです(2025年6月26日に発売)。

2インチのAMOLED タッチスクリーン、スマートウォッチモードで約8日間駆動できるバッテリー、GPSセンサー、第5世代光学式心拍計センサーを搭載しています。

また、フルカラーの地図機能、ゴルフ機能、LEDフラッシュライト機能、高度な分析機能(「トレーニングレディネス」、「持久力スコア」など)、100種類以上のスポーツアプリ、ヘルスケアモニタリング機能(皮膚温度・「睡眠コーチ」、「Body Battery」、「お昼寝検出」)、スマート機能(音声コマンド、音声操作、株価トラッカー、電卓、カレンダー、スマホ探索など)に対応。

通話機能、決済(Suica/Garmin Pay)、音楽再生(単体)、マルチGNSS、通知の受信(LINE対応)、天気予報、Connect IQアプリ、Bluetooth、Wi-Fi、ANT+、5気圧防水にも対応しています。

価格は、Amazonで117,200円、楽天市場で117,891円(送料無料)、ヤフーショッピングで117,891円、です。

関連記事:Garmin Venu X1徹底レビュー!性能・機能をVenu 3と比較・評価

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他のファーウェイ スマートウォッチと比較

他にもファーウェイのスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Huaweiスマートウォッチは性能よし! 新型 Band 全機種を比較

その他のおすすめスマートウォッチは?

その他のおすすめスマートウォッチは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

スマートウォッチに新モデル続々! 最新の全機種 ラインナップ まとめ

最新のスマートウォッチをまとめて紹介しています。

スポーツ&健康管理に使えるスマートバンド 最新 ラインナップ 機種 まとめ

最新のリストバンド(活動量計)をまとめて紹介しています。

アウトドアで使えるタフなスマートウォッチ 全機種 ラインナップを比較

アウトドアで使えるタフスマートウォッチをまとめて紹介しています。

Zenfone 12 Ultra徹底レビュー!AI・カメラ・11Ultra比較

Zenfone 12 Ultra セージグリーン本体が斜めに立て掛けられている。
2025年7月24日に発売されたASUSの最新フラッグシップモデル「Zenfone 12 Ultra」は、最新プロセッサ「Snapdragon 8 Elite」と飛躍的に進化したAI機能を搭載し、スマートフォン体験を新たな次元へと引き上げる一台として大きな注目を集めています。

このレビューでは、Zenfone 12 Ultraが誇るプロ級のカメラ性能や、日常をスマートに変えるAI機能、そして前モデル「Zenfone 11 Ultra」から遂げた進化のすべてを、実際に使用したからこそ分かる視点で徹底的に掘り下げていきます。

先に結論からお伝えしましょう

Zenfone 12 Ultra の長所(Pros):

  • 物理ジンバルによる「スマホ最強クラス」の強力な手ブレ補正とプロ級のカメラ機能
  • 最新CPU「Snapdragon 8 Elite」がもたらす異次元の快適性と圧倒的なパフォーマンス
  • 最近のスマホでは希少な3.5mmイヤホンジャックを搭載し、妥協なき高音質オーディオを実現
  • Wi-Fi 7、シリーズ初のeSIM対応など、将来を見据えた最先端の接続性
  • ゲーマーを強力に支援する「Game Genie」や、かゆいところに手が届くZenUIの多彩な独自機能

Zenfone 12 Ultra の短所(Cons):

  • 競合の高性能モデルと比較すると、やや割高に感じられる価格設定
  • OSアップデート保証期間が、他社の主要フラッグシップ機より短い
  • USBポートがUSB 2.0規格のため、PCへの大容量データ転送が遅い
  • 一部のAI機能はまだベータ版であり、精度や操作性に改善の余地がある

総合評価:

Zenfone 12 Ultraは、カメラ、オーディオ、ゲーミング性能に一切妥協したくないパワーユーザーや、最新AI機能を駆使して日常をよりスマートにしたいガジェット好きにとって、価格以上の価値を提供する多機能なフラッグシップモデルです。

この記事で分かること

  1. 最新CPU「Snapdragon 8 Elite」の圧倒的なパフォーマンスとAntutuベンチマークスコア
  2. 進化した「6軸ジンバルスタビライザー4.0」搭載カメラの実力とAIによる作例
  3. Zenfone 11 Ultraから何が変わったのか?スペックや機能を新旧モデルで徹底比較
  4. 「AI通話翻訳」や「AI記事の要約」など、日常を変えるAIデイリーツールの詳細な使い方と実用性
  5. ゲーム性能レビュー:「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」は最高設定で快適にプレイできるか?
  6. バッテリーはどれくらい持つ?YouTube連続再生やPCMarkでの実機テスト結果
  7. 待望のeSIM対応や、貴重な3.5mmイヤホンジャック搭載のメリット
  8. スペックや機能に対する項目別の5段階評価
  9. Xiaomi 15やGalaxy S25 Ultraなど、強力なライバル機種とのメリット・デメリット比較
  10. IIJmioなど格安SIMでの運用や、お得な購入方法と最新価格

この記事を最後まで読むことで、本当に「Zenfone 12 Ultra」は必要なのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Zenfone 12 Ultra (ゼンフォントゥエルブウルトラ)|フラッグシップSIMフリースマホ|ASUS 日本

デザイン:Zenfone 12 Ultra ~洗練されたフォルムとサステナビリティの調和~

Zenfone 12 Ultra セージグリーン本体を手に持ち、カメラ部分がよく見えるようになっている。

ここでは、Zenfone 12 Ultraの洗練されたデザイン、魅力的な新色、環境への配慮、そして日常的な使用における耐久性について、実際に手にした感覚、特に前モデルZenfone 11 Ultraとの比較を交えながら詳しく見ていきます。

持つ喜びを感じる洗練されたフォルム

Zenfone 12 Ultraを手に取ってまず感じるのは、その驚くほど洗練されたフォルムです。滑らかなマットガラス仕上げは、まるで上質なシルクを思わせる心地よい手触りで、指紋が付きにくい点も好印象です。これにより、常に美しい外観を保ちやすく、日常的に触れるたびに質の高さを実感できます。ディスプレイを縁取るベゼルも極限まで細く設計されており、これが視界の広がりと没入感を高めてくれます。

サイズ感に目を向けると、前モデルのZenfone 11 Ultraと比較して非常に興味深い点が明らかになります。Zenfone 11 Ultraの本体サイズが高さ163.8mm × 幅76.8mm × 奥行き8.9mmであったのに対し 、Zenfone 12 Ultraは高さ163.8mm × 幅77mm × 奥行き8.9mmとなっています 。

高さと奥行きは全く同じで、幅がわずかに0.2mm増したものの、実際に手にしてみると、その差はほとんど感じられず、Zenfone 11 Ultraに慣れ親しんだ手にも驚くほど自然にフィットします。むしろ、この馴染み深いサイズ感を維持しながら、Zenfone 12 Ultraでは重量がZenfone 11 Ultraの225gから220gへと5g軽量化されている点が大きな進化です 。

この軽量化は、例えば長時間のウェブブラウジングや電子書籍を読む際に、手首への負担が軽減されるのをはっきりと感じさせてくれました。同じようなサイズ感でありながら、より軽快に扱えるようになったのは、日々の使い勝手に直結する嬉しい改良点と言えるでしょう。

個性を彩る3つの新色

Zenfone 12 Ultraのカラーバリエーション 3色

Zenfone 12 Ultraでは、新たに「セージグリーン」、「エボニーブラック」、「サクラホワイト」という、それぞれに魅力的な3色がラインナップされました 。私が特に心惹かれたのは「セージグリーン」です。落ち着きがありながらも深みのある緑は、都市の喧騒の中でも自然の息吹を感じさせてくれるようで、カフェでの一息や公園での散策など、リラックスしたいシーンにもよく馴染みます。

エボニーブラック」は、その名の通り漆黒が美しい定番色で、フォーマルな場でも自信を持って使える高級感を備えています 。そして「サクラホワイト」は、日本の桜を彷彿とさせる繊細で柔らかな白さが特徴的で、持つ人の手元を上品に彩ってくれるでしょう 。これらのカラーは、ユーザー一人ひとりのライフスタイルや個性を際立たせる素晴らしい選択肢だと感じました。

地球と共にあるデザインフィロソフィー

Zenfone 12 Ultra実機を手に持ち、目立つように見せている。

ASUSの環境に対する真摯な姿勢は、Zenfone 12 Ultraのデザインフィロソフィーにも色濃く反映されています。本体フレームには100%リサイクルアルミニウムが、そしてディスプレイ表面のガラスには22%のリサイクルガラスが採用されています 。この取り組みは、前モデルのZenfone 11 Ultraでも見られたものであり 、製品を選びながら環境貢献も意識したいという現代のニーズに応えるものです。

さらに、製品パッケージにはFSC認証を受けた再生紙が採用されており (Zenfone 11 UltraではFSC認証紙を使用 、Zenfone 12 Ultraも再生紙を利用 )、細部に至るまで環境負荷の低減へのこだわりが感じられます。スマートフォンという日常に不可欠なアイテムだからこそ、こうしたサステナビリティへの配慮は、製品への愛着をより一層深めてくれる要素になると実感しました。

日常使いの安心感を高める耐久性

Zenfone 12 Ultraは、その美しいデザインだけでなく、日々の様々なシーンで安心して使える実用性も兼ね備えています。IP65/IP68等級の防水・防塵性能に対応しているため 、例えばキッチンでレシピを見ながら料理をする際の軽い水はねや、外出先での突然の雨、あるいはアウトドアで少し埃っぽい場所に持ち出すといった状況でも、過度に神経質になる必要がありません。

実際に、小雨の中でマップアプリを確認する場面がありましたが、全く問題なく使用でき、その堅牢性に頼もしさを感じました。このタフさがあるからこそ、日常のあらゆる場面でZenfone 12 Ultraを最大限に活用できるのです。

実用性を考慮したボタンとポートの配置

Zenfone 12 Ultraの接続ポート

ボタンとポートの配置も実用性を追求しています。右側面に電源・音量ボタンをまとめ、自然な操作感を実現。左側面はボタン類がなく、すっきりとした印象です。

インターフェースは下部に集約されており、デュアルSIM(eSIM対応、microSD非対応スロット、ステレオスピーカー、そしてハイエンド機では貴重な3.5mmイヤホンジャックを搭載。特にUSB-Cポートは、横持ちでのゲームプレイ時にケーブルが干渉しにくいよう、あえて左寄りに配置するこだわりが見られます 。ただし、この配置により一部コントローラー等との互換性には注意が必要です。

まとめ:外観とデザイン

  • 洗練されたデザイン:滑らかなマット仕上げと極細ベゼルが、シンプルながらも所有欲を満たす高級感のある外観を実現しています。
  • 絶妙なサイズバランスと軽量化:前モデルZenfone 11 Ultraと高さ・奥行きは同一、幅はほぼ同等を維持しつつ5g軽量化 。これにより、持ちやすさと長時間の操作における負担が軽減されています。
  • 魅力的な新色:個性を引き立てるセージグリーン、エボニーブラック、サクラホワイトの3色展開で 、自分のスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。
  • 環境への配慮:フレームやガラスにリサイクル素材を使用し 、パッケージにもFSC認証紙を採用するなど、サステナビリティを意識した製品作りが徹底されています。
  • 安心の耐久性:IP65/IP68の防水・防塵性能を備えており 、日常の様々なアクシデントから守ってくれる安心感があります。
  • 実用的なポート配置:ハイエンド機では貴重な3.5mmイヤホンジャックを搭載し 、USB-Cポートは横持ち時にケーブルが手に干渉しにくいよう左寄りに配置されるなど、使いやすさへの配慮が光ります(SDカードは非対応)。

ディスプレイ:Zenfone 12 Ultra ~SAMSUNG E6 AMOLEDが織りなす至高の視覚体験~

Zenfone 12 Ultraのディスプレイ。画面に海の映像。

ここでは、Zenfone 12 Ultraが搭載する卓越したディスプレイについて、私が実際に使って感じた感動や、日々のスマートフォンの使い方がどのように変わったかを中心にお伝えします。前モデルZenfone 11 Ultraから受け継がれる高品質な表示がいかに素晴らしい体験を提供してくれるか、ぜひ感じてください。

鮮やかさと滑らかさに心奪われるSAMSUNG E6 AMOLED

Zenfone 12 Ultraを手にして、まず心を奪われたのが、この6.78インチ SAMSUNG E6 Flexible AMOLEDディスプレイの圧倒的な表現力です。普段からよく観るNetflixの映画では、これまで気づかなかった映像の奥行きや暗部のディテールまで鮮明に映し出され、まるで上質なミニシアターを持ち歩いているような深い感動を覚えました。

特にSF映画の宇宙空間のシーンでは、吸い込まれるような真の黒と、そこに輝く星々のリアルな煌めきに、思わず息をのむほどでした。写真や動画を見るたびに、その美しさに小さな喜びを感じています。

高リフレッシュレートが引き出す快適な操作感

Zenfone 12 Ultraの画面をスクロールさせている様子。

そして、このディスプレイの真価は、LTPO技術による1Hzから120Hzの可変リフレッシュレートによって、さらに高められています。情報収集で毎日欠かさずチェックするX(旧Twitter)のタイムラインも、120Hzの滑らかなスクロールのおかげで、まるで指に吸い付くように流れ、情報がスッと頭に入ってくる感覚です。以前のスマートフォンでは時折カクつきが気になっていた場面でも、Zenfone 12 Ultraでは全くストレスを感じません。

さらに、「原神」のような美しいグラフィックが魅力のゲームをプレイする際には、設定から144Hz駆動を選択することで、その真価を最大限に体験しました。広大なフィールドを探索する際の風景の移り変わりや、戦闘中の激しいアクションも、目で追うのがやっとなくらい滑らかに表示され、キャラクターの操作に対する反応も非常にダイレクトに感じられました。

これにより、ゲームへの没入感が格段に向上し、プレイの質が一歩も二歩も進んだように感じています。この体験は、まさに爽快の一言です。

太陽の下でも見やすさに感動 – 驚異的な輝度

Zenfone 12 Ultraのディスプレイを屋外で使用。

私がZenfone 12 Ultraのディスプレイで特に感動したのは、屋外での圧倒的な視認性の高さです。最大輝度1600ニト、さらに明るい場所ではHBM(ハイブライトネスモード)によって最大2500ニトまで引き上げられるこのディスプレイは、まさに頼れる存在です。先日、初夏の気持ち良い日差しの中、札幌の大通公園を散策中にGoogle Mapsで目的地を確認したのですが、太陽光が直接画面に当たるような状況でも、表示が驚くほどクリアに見えました。

以前の端末では、手で影を作ったり、表示が見えにくくて何度も立ち止まったりしていたような場面でも、Zenfone 12 Ultraならストレスなく情報を確認でき、本当に助かりました。カフェのテラス席で友人とLINEでメッセージを交換する際も、画面の明るさを最大にしなくても十分な視認性が確保され、バッテリーの心配も少し和らいだように感じます。この見やすさは、一度体験すると他のスマートフォンに戻れなくなるほどの快適さです。

日常の安心と利便性を高める先進技術

Zenfone 12 Ultraの前面。画面が見える。

これほど美しいディスプレイですから、その保護にも気が配られています。表面ガラスには、信頼のCorning® Gorilla® Glass Victus™ 2が採用されており、これは前モデルのZenfone 11 Ultraと同様に、非常に高い強度を誇ります。正直、何度かポケットから出し入れする際に、鍵など他の持ち物と擦れることがありましたが、今のところ気になる傷は一つもありません。この安心感があるからこそ、日常でためらうことなく使えるのだと実感しています。

そして、LTPO技術の恩恵を最もスマートに感じさせてくれるのが、1Hz駆動にも対応した常時表示ディスプレイ(Always-On display) です。会議中に時間や次のアポイントメントをさりげなく確認したり、デスクに置いている時に新着通知や天気予報を一目で把握したりと、スマートフォンをわざわざスリープ解除する手間が省け、日々の細かな動作が格段にスムーズになりました。バッテリー消費もほとんど気にならないレベルで、この機能は私の生活にとって、なくてはならない便利な相棒となっています。

まとめ:ディスプレイ

  • 表示品質:6.78インチのSAMSUNG E6 Flexible AMOLEDディスプレイは、映画鑑賞で暗部のディテールまで鮮明に描き出し、深い感動をもたらす色彩とコントラストを実現しています。
  • 滑らかな操作感:LTPO技術による1Hz~120Hzの可変リフレッシュレート(ゲーム時最大144Hz) は、SNSのスクロールを指に吸い付くような滑らかさにし、ゲームプレイでは圧倒的な没入感と反応速度向上を体験させてくれます。
  • 卓越した輝度:最大1600ニト、HBM時2500ニトの輝度 により、夏の強い日差しの下でのマップ確認もストレスなく行え、屋外での視認性が格段に向上しました。
  • 安心の耐久性:Corning® Gorilla® Glass Victus™ 2 がディスプレイを日々の細かな傷や衝撃から守り、安心して使える堅牢性を提供します。
  • 便利な常時表示:1Hz駆動対応のAlways-On display により、低消費電力で時刻や通知を常に確認でき、日常の利便性が大きく向上しました。

パフォーマンス:Zenfone 12 Ultra ~Qualcomm Snapdragon 8 Eliteが切り開く、異次元の快適性~

Zenfone 12 UltraのCPU

ここでは、Zenfone 12 Ultraの最新SoC「Qualcomm® Snapdragon® 8 Elite」がもたらす圧倒的な処理能力と、それが私たちの日常体験をどのように変えるのか、特に前モデルZenfone 11 Ultraに搭載されていた「Snapdragon 8 Gen 3」とのスペック比較を交えながら、私が実際に感じた驚きと快適性をお伝えしていきます。

新時代の処理性能:Qualcomm® Snapdragon® 8 Elite の詳細スペック

Zenfone 12 Ultraを使い始めて、まず度肝を抜かれたのは、その驚異的な処理速度と応答性です。この格別な快適さの源泉こそ、本機に搭載されている最新のモバイルプロセッサ「Qualcomm® Snapdragon® 8 Elite」に他なりません。

このSnapdragon 8 Eliteは、CPUに最大4.32GHzで動作する高性能なOryon CPU(2x Phoenix-L + 6x Phoenix-M コア構成)を採用し、グラフィック処理にはQualcomm Adreno 830 GPU(最大1.10GHz)を搭載しています。製造プロセスは先進の3nmで、メモリはLPDDR5X-10667(最大24GB)に対応、そしてAI処理を担うのは進化したQualcomm AI Engineです。

この進化を理解するために前モデルZenfone 11 Ultraの「Snapdragon 8 Gen 3」と比較すると、その差は歴然です。Snapdragon 8 Gen 3は、Cortex-X4コアを主軸とした8コアCPU(最大3.3GHz)とAdreno 750 GPUを搭載し、当時最高峰の性能を誇っていました。しかし、Snapdragon 8 Eliteでは、全く新しいOryon CPUアーキテクチャの採用やGPUの世代交代により、クロック周波数だけでなく、根本的な設計思想から大きな飛躍を遂げていることが分かります。

飛躍的な進化:Snapdragon 8 Eliteの驚異的な性能向上

Snapdragon 8 Eliteは、前世代のSnapdragon 8 Gen 3と比較して、CPU性能が45%向上し、電力効率が44%改善されたとされています。さらに、AI処理に特化したNPUの性能も40%向上しているとのことです。これらの数値が示す進化は、単にスペックシートを飾るものではありません。

私がZenfone 12 Ultraを日常的に使ってみて、あらゆる操作の待ち時間がほぼ消え去り、まるで思考がダイレクトに画面に反映されるかのような、まさに異次元の体験として感じられました。ゲームにおいては、Snapdragon Elite Gaming™ 機能Unreal EngineのNanite技術への対応も、よりリッチなグラフィック体験への期待を高めてくれます。

異次元の快適性:日常操作も高負荷作業も瞬時に

Zenfone 12 Ultraでレースゲームをプレイしている様子。

この圧倒的なパフォーマンスの向上は、日々のスマートフォン操作を根本から変えてくれました。例えば、朝起きてニュースアプリ「SmartNews」をチェックし、次に「X(旧Twitter)」で情報を追い、合間に「Gmail」でメールを処理するといった一連の動作が、息継ぎをする間もないほど滑らかに繋がります。以前ならアプリの切り替え時に一瞬の間を感じることもありましたが、Zenfone 12 Ultraではそうしたストレスとは無縁です。

さらに、高解像度の動画をスマートフォンで手軽に編集できるアプリ「CapCut」を使って、先日公園で撮影した動画を編集してみたのですが、複数のクリップを重ねたり、エフェクトを適用したりする際のプレビュー表示も非常に高速で、作業が格段に捗りました。4K動画のストリーミング再生も、例えば「YouTube」で高画質のライブ映像を見る際に、読み込みの遅延を感じることなく、快適そのものです。

AI機能が真価を発揮:進化したNPUとAI Engineの恩恵

Zenfone 12 UltraでAI機能を使用している様子。

特に私が注目したのは、進化したQualcomm AI EngineとHexagon NPUによるAI機能の向上です。Zenfone 12 Ultraが誇る「AI通話翻訳」や「AI文字起こし」といった機能を試した際、その応答速度と精度には目を見張るものがありました。例えば、海外のレストランに予約の電話を入れる想定で「AI通話翻訳」機能を使ってみると、私の日本語がほぼリアルタイムで英語に翻訳され、相手の話す英語も即座に日本語でテキスト表示されました。

これにより、言葉の壁を感じることなく、スムーズなコミュニケーションが可能になる未来を垣間見た気がします。また、会議の音声を「AI文字起こし」機能でテキスト化した際も、処理速度が速く、以前なら少し待たされたような場面でも、すぐに議事録のドラフトとして活用できるレベルのテキストが生成され、作業効率が格段に上がりました。

余裕のシステム構成:高速メモリとストレージ

これら全ての快適な動作を陰で支えているのが、Zenfone 12 Ultraに搭載された最大16GBという潤沢なLPDDR5Xメモリと、最大512GBの超高速UFS 4.0ストレージです 。Snapdragon 8 Elite自体はさらに高速なLPDDR5X-10667メモリに対応していますが、本機に最適化されたLPDDR5Xメモリでも、多くのアプリケーションを同時に起動した状態でのパフォーマンス低下は一切感じませんでした。

データの読み書き速度も非常に速く、大容量のファイル転送やアプリのインストールもあっという間に完了します。まさに、フラッグシップスマートフォンと呼ぶにふさわしい、ストレスフリーな環境がここにはありました。

まとめ:パフォーマンス

  • 新時代の処理性能:最新のQualcomm® Snapdragon® 8 Eliteプロセッサを搭載。Oryon CPU(最大4.32GHz、2x Phoenix-L + 6x Phoenix-M)、Adreno 830 GPU、3nmプロセスを採用し、AI処理用のQualcomm AI Engine(Hexagon NPU)も備え、圧倒的な基盤性能を提供します。
  • 前モデルSoC比較:Zenfone 11 Ultra搭載のSnapdragon 8 Gen 3は、高性能な8コアCPU(Cortex-X4 @3.3GHz含む)とAdreno 750 GPUを搭載していました 。
  • 飛躍的な性能向上:Snapdragon 8 Gen 3比で、CPU性能45%向上、電力効率44%改善、NPU性能40%向上とされ、これが異次元の体感速度と快適なマルチタスク性能に直結しています。
  • AI機能の真価:「AI通話翻訳」や「AI文字起こし」などのAI機能が、進化したQualcomm AI EngineとHexagon NPUにより、驚くほど高速かつ実用的に動作し、日常のコミュニケーションや作業効率を大幅に向上させてくれます。
    盤石なシステム:最大16GBのLPDDR5Xメモリと最大512GBのUFS 4.0ストレージ が、あらゆる操作をスムーズにこなし、高速なデータアクセスを実現しています。

Antutuベンチマーク

Zenfone 12 Ultra グラフ Snapdragon8-Elite-VS-Snapdragon8-Gen3

Zenfone 12 UltraQualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約261万点(2611320)を記録しています。

例1: Antutu V10 総合で「2611320」、CPUで「570355」、GPUで「1087070」、MEMで「501792」、UXで「452103」

使用する機種によっては270万以上を記録することもあります。

例2: Antutu V10 総合で「2704728」、CPUで「584826」、GPUで「1171412」、MEMで「489134」、UXで「459356」

総合すると、Zenfone 12 Ultraは約260~270万点を記録するといえます。

一方、前モデルの「Zenfone 11 Ultra」は、Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約210万点を記録していました。

例1: Antutu V10 総合で「2105912」、CPUで「444921」、GPUで「883898」、MEMで「418288」、UXで「358805」

Zenfone 12 Ultraは前モデルの「Zenfone 11 Ultra」よりもスコアが50万~60万ほど向上しており、性能が飛躍的に上がっているといえます。

ゲーム性能レビュー:Zenfone 12 Ultra で人気タイトルは最高設定でどこまで動く?

Zenfone 12 Ultra

Zenfone 12 Ultraの心臓部である最新プロセッサ「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」は、ゲーマーにとってまさに夢のようなパフォーマンスを秘めています。今回は、人気の高い5つのゲームタイトルを実際にプレイし、その実力がどれほどのものか、具体的なフレームレート(FPS)を交えながら徹底的にレビューします。

原神 (Genshin Impact)

まず試したのは、スマホゲームの中でも特に高いグラフィック性能を要求される『原神』です。画質を「最高」、フレームレートを「60」に設定し、高負荷エリアとして知られるフォンテーヌを探索してみました。結果は驚くべきもので、フレームレートはほぼ常時60fpsに張り付き、PCでプレイしているかと錯覚するほど滑らかな映像が広がります。

元素爆発が入り乱れる激しい戦闘シーンでもフレームレートの落ち込みは一切感じられず、常に安定したプレイが可能でした。長時間のプレイでもパフォーマンスが持続する安定性は、まさに圧巻です。

フォートナイト (Fortnite)

次に、競技性の高いバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』をプレイ。グラフィック設定を最高の「エピック」にしても、フレームレートはなんと120fpsでの安定動作を実現します。目まぐるしく建築物が立ち並び、敵と激しい撃ち合いが繰り広げられる終盤の局面でも、動作は非常にスムーズ。敵の動きを正確に捉え、遅延のないエイム操作ができることは、勝敗に直結する大きなアドバンテージだと感じました。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人が参加する大規模バトルロイヤル『Call of Duty: Warzone Mobile』では、画質を「最高」に設定しても、フレームレートは安定して60fpsを維持してくれました。

降下直後の混戦地帯や、乗り物でマップを高速移動する場面でも、処理落ちによるカクつきは皆無。視野角を最大に広げたままでもパフォーマンスは安定しており、広大な戦場で遠くの敵を視認しながら、スムーズに戦闘を進めることができました。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

美しいグラフィックが魅力の『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』は、もちろん最高画質設定でプレイ。本作が対応する60fpsまたは120fpsモードのいずれにおいても、Zenfone 12 Ultraはその性能を遺憾なく発揮します。

特にリミットブレイクや召喚獣といった派手な演出のシーンでも、フレームレートは上限値に張り付いたまま。一切のコマ落ちなく描かれる滑らかな映像は、バトルへの没入感を格段に高めてくれました。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

最後に、『原神』の開発元が手掛ける『崩壊:スターレイル』です。画質「最高」、フレームレート60fpsの設定では、探索から戦闘まで、あらゆる場面で完璧に安定した動作を見せつけます。

さらに驚くべきは、一部で対応が始まった120fpsモードも難なくこなしてしまう点です。美しいマップを探索する際の滑らかな視点移動や、必殺技のカットイン演出がヌルヌルと動く様子は、まさに圧巻の一言。ゲームの世界に深く没入させてくれる、最高の体験を提供してくれました。

まとめ:ゲーム性能

Snapdragon 8 Eliteを搭載したZenfone 12 Ultraは、現行のあらゆる高負荷ゲームを最高設定・最高フレームレートで快適にプレイできる、驚異的なポテンシャルを秘めています。長時間のプレイでもパフォーマンスが安定しており、常に最高の環境でゲームに集中したいと考えるなら、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

カメラ:Zenfone 12 Ultra ~新センサーとAIが生み出す、プロ級の撮影体験~

Zenfone 12 Ultraで撮影している様子。

ここでは、Zenfone 12 Ultraのカメラシステムが、いかにして私たちの写真・動画体験を新たなレベルへと引き上げてくれるのか、その進化したハードウェアと賢いAI機能の数々を、私が日常の中で使ってみて感じた驚きや感動、そして時には「おや?」っと思った点も含めてご紹介します。

Zenfoneシリーズらしい「誰でも綺麗に撮れるカメラ」という伝統を受け継ぎつつ、AIによってさらにその表現力が豊かになった本機の実力に迫ります。

ハードウェアの進化 – 手ブレ補正の極致と新メインセンサー

Zenfone 12 Ultraで撮影したビル。縦向き。

Zenfone 12 Ultraのカメラでまず注目すべきは、メイン広角カメラに新たに採用された5000万画素のSony® Lytia 700 1/1.56型イメージセンサーです 。この新しいセンサーのおかげで、特に光量の少ない薄暗いレストランで料理を撮影した際や、夕暮れ時の風景を捉えた際に、ノイズが少なく、より多くの光を取り込んだ明るく鮮明な写真を残すことができました。

そして、その描写力を最大限に引き出すのが、進化した「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0」です 。ASUSによると、このスタビライザーは前モデルのZenfone 11 Ultraに搭載されていたものと比較して性能が66%も向上し、±5°までの大きな揺れも補正してくれるとのことです 。

実際に、街を散策しながら動画を撮影したのですが、その手ブレ補正能力は、まさに「スマホとしては最強クラス」と言っても過言ではありません 。まるで物理的なジンバルを使っているかのような滑らかさで、6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0が細かな振動から大きな揺れまで効果的に吸収してくれるのを実感しました 。

Zenfone 12 Ultraで動画を撮影する様子

子供の運動会やペットとの追いかけっこなど、動きの激しいシーンでも、もうブレを心配する必要はなさそうです。ただし、全力で走るような非常に激しい動きの中では、さすがに多少のブレやステップノイズが気になる場面もありました。また、この最も強力な手ブレ補正効果は、フルHD解像度での撮影時に最大限に発揮されるようです。

この進化したジンバルは、動画撮影だけでなく、暗所での静止画撮影にも大きな恩恵をもたらしてくれます。光量が少ない場所でも、手持ちでシャッタースピードを少し遅めに設定してもブレにくく、ノイズの少ないクリアな写真を撮影することができました。

多彩なシーンを捉えるトリプルカメラシステムと便利な撮影サポート

Zenfone 12 Ultraで撮影した花の写真。光学3倍ズーム使用。

Zenfone 12 Ultraは、メインカメラだけでなく、他のカメラも非常に高性能です。3200万画素望遠カメラ光学3倍ズームに対応し、OIS(光学式手ブレ補正)も搭載しています 。先日、動物園で少し離れた場所にいた動物を撮影した際、この光学3倍ズームが大変役立ちました。毛並みのディテールまでしっかりと捉えつつ、手ブレを抑えたクリアな写真が撮れたのは感動的でした。

さらに、「AIハイパークラリティ」機能 を活用すれば、10倍ズームでも驚くほどディテールを保持した写真撮影が可能で、状況によっては30倍まで活用できるシーンもありました。さすがに30倍では細部の鮮明さは譲りますが、遠くの看板の文字を判読したいといった特定の用途では役立ちました。

Zenfone 12 Ultraで超広角撮影。池と空。天気は曇り。

1300万画素の超広角カメラは、視野角120°を誇り、広大な風景をダイナミックに収めるのに最適です 。公園の大きなモニュメントと花々を一望するような写真を撮影した際、その広い画角のおかげで、目の前の景色を余すところなく一枚に収めることができました。そして、インカメラも3200万画素と高画質で、RGBWイメージセンサーとピクセルビニングに対応しています 。これにより、夜景をバックにしたセルフィーや、少し暗めの室内でのLINEビデオ通話でも、顔色が明るく自然な写りになり、コミュニケーションが一層楽しくなりました。

AI機能以外にも、便利なカメラ関連機能が充実しています。例えば、「Photo Vibe」機能 は、撮影した写真の色味や雰囲気を数タップで簡単に変更でき、SNS映えする一枚を手軽に作り出せる楽しい機能です。カメラ設定からだけでなく、撮影時に専用アイコンをタップして素早く切り替えられるのも非常に便利だと感じました。

また、音量ボタンを2回押すことでスリープ状態からでも瞬時に3枚の写真を撮影できる「クイックショット」機能 は、決定的なシャッターチャンスを逃しがちな私にとって、非常に有り難い存在でした。さらに、「ドキュメントキャプチャー」機能 は、AI機能として前面には出ていませんが、紙の書類を撮影する際に台形補正をしたり、影を自然に消したりしてくれるので、地味ながら意外と使い勝手が良く、仕事の資料整理などで重宝しました。

AIがアシストする撮影体験 – 進化と課題

Zenfone 12 UltraのAIトラッキング機能。

Zenfone 12 Ultraのカメラの真価は、優れたハードウェアと、それを巧みに操る多彩なAI機能との融合によって発揮されます。例えば「AIトラッキング」機能 は、他社の高価格帯スマートフォンでも話題になるような高度な機能ですが、本機では比較的お手頃な価格で体験できるのが嬉しいポイントです。

公園で元気に走り回る愛犬を動画で撮影する際に試したところ、一度被写体をロックすれば、カメラが自動で追いかけてピントを合わせ続け、ズームイン・アウトも自動で行ってくれるため、フレームアウトの失敗が格段に減りました 。これは本当に重宝する機能だと感じます。

AIポートレート動画2.0」 は、日常の何気ないシーンを映画のワンシーンのように美しく演出してくれます。背景が自然にボケることで被写体が際立ち、子供の誕生日パーティーの様子を撮影した際には、主役の表情がより印象的に記録され、感動的なビデオブログ風の作品に仕上がりました。

また、「AIボイスクラリティ」機能 のおかげで、周囲が多少騒がしい場所、例えば賑やかなカフェで友人にメッセージビデオを撮った際も、私の声がクリアに収録され、相手にしっかりと内容を伝えることができました。

Zenfone 12 UltraでAI消しゴムを使用している様子。

撮影後の編集・補正作業もAIが強力にサポートします。「AI消しゴム(ベータ版)」 は、観光名所で記念写真を撮った際に、どうしても背景に写り込んでしまった他の観光客や不要な物を、驚くほど「きれい」に、そして自然に消去してくれました。

また、「AIピンボケ補正」機能 も実用的です。完全にボケてしまった写真を完璧に戻すのは難しいものの、「ある程度」の補正は可能で、わずかな手ブレで少し甘くなった写真をシャープにしてくれるだけでなく、通常の写真に対しても適用することで、被写体のディテールをより際立たせる目的にも使えそうだと感じました。

動きのある被写体をダイナミックに表現できる「AI流し撮り」機能 は、これまで特別なテクニックが必要だった流し撮りを手軽に楽しめるようにしてくれます。背景だけが美しく流れ、被写体はくっきりと浮かび上がる写真が簡単に撮影できましたが、自転車や人物など、被写体の形状や速度によっては、何度か試してコツを掴む必要がありそうです 。

Zenfone 12 UltraでAIナイトビジョンを使用

夜間の撮影では、「AIナイトビジョン」 が威力を発揮。暗い場所でも「しっかり撮れる」という印象で、特に広角カメラは、極端に光量が少ない場面でもノイズを抑えつつ、手ブレの少ない写真を撮影できました。ただ、街灯や車のヘッドライトなど、強い光源がフレーム内にある場合は、まれにフレアやゴーストが少し気になることもありました。

一方で、AIによる画像の自動最適化HDR処理は、多くの場合、不自然さを感じさせることなく写真の鮮やかさやダイナミックレンジを向上させてくれます。しかし、稀に特定の被写体や光線状況下では、AIの判断が私の意図と合わず、好ましくない仕上がりになることもありました。

また、少し気になったのは、シャッターボタンを押してから実際に撮影されるまでに、時には予想以上のわずかな遅延を感じることがあり、その間に被写体が動いてしまうと、結果としてぼやけた写真になってしまうケースがあった点です。これらのAI機能の多くは、同社のゲーミングスマートフォンROG Phone 9シリーズでも利用できるものであり、一部の機能はまだベータ版扱いのため、今後のアップデートによるさらなる洗練や動作の安定化に期待したいところです。

まとめ:カメラ

  • 総合的な画質と使いやすさ: Zenfoneシリーズの伝統である「誰でも綺麗に撮れるカメラ」がAIによってさらに進化し、日常のスナップからこだわりの作品撮りまで幅広く対応します。
  • 進化した手ブレ補正: メイン広角カメラの50MP Sony® Lytia 700センサー と、性能が66%向上した「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0」 は、動画撮影時に「スマホとしては最強クラス」の物理的な補正効果を発揮し 、暗所での静止画撮影にも大きく貢献します。ただし、激しい動きでは限界もあり、最強補正はフルHD時に限られます。
  • 多彩なレンズと便利な撮影機能: 光学3倍ズームの32MP望遠カメラ 、120°超広角カメラ 、高画質32MPインカメラ に加え、「Photo Vibe」 による簡単ムード変更、「クイックショット」 による瞬間撮影、「ドキュメントキャプチャー」 による書類スキャンなど、便利な機能が満載です。
  • 賢いAI撮影アシスト: 「AIトラッキング」 は動きのある被写体も逃さず、「AIポートレート動画2.0」 は映画のようなボケ味を、「AIボイスクラリティ」 はクリアな録音を実現します。
  • 強力なAI編集・補正と今後の期待: 「AI消しゴム」 は不要物を自然に消去し、「AIピンボケ補正」 は手ブレ写真を救済、「AI流し撮り」 はプロ並みの表現を可能にしますが、一部AIの挙動やシャッタータイミング、ベータ版機能の安定性には今後の改善が期待されます。夜景撮影は得意ですが、強い光源には注意が必要です。

AI機能:Zenfone 12 Ultra ~「AIデイリーツール」が日常と仕事をスマートに変革~

Zenfone 12 UltraのAI機能。

ここでは、Zenfone 12 Ultraに搭載された、カメラ機能だけに留まらない多岐にわたる「AIデイリーツール」が、私たちのコミュニケーション、情報収集、そして日々の作業効率をどれほど向上させてくれるのか、その具体的な機能と私が実際に使って感じたメリットや、少し気になった点も合わせてご紹介します。まさに「AIが描く、私だけのスタイル。」というキャッチコピー を体現する、進化したAI体験に触れていきましょう。

言葉の壁を越えるコミュニケーションアシスト

Zenfone 12 UltraのAI通話翻訳2.0機能

海外の友人や同僚とのコミュニケーションで、言葉の壁を感じることはありませんか?Zenfone 12 Ultraに搭載された「AI通話翻訳2.0(ベータ版)」 は、その悩みを大きく軽減してくれます。私が特に便利だと感じたのは、この機能が標準の通話アプリだけでなく、普段から愛用しているLINEやWhatsAppといったメッセンジャーアプリでも利用できる点です 。

実際に海外の友人とLINEで通話した際、双方の会話がほぼリアルタイムでテキスト表示され、音声でも翻訳サポートが受けられたため、以前よりもずっと自然でスムーズな意思疎通が可能になりました。これは、前モデルのZenfone 11 UltraのAI通話翻訳機能から大きく進化したポイントだと実感しました。

また、騒がしいカフェや駅のホームで電話をしなければならない場面でも、「AIノイズキャンセリング」機能 が非常に役立ちました。周囲の雑音を効果的に低減し、相手には私の声がクリアに届き、また相手の声も聞き取りやすくなるため、ストレスなく会話に集中できたのは大きなメリットです。

情報収集と整理が驚くほど効率的に – ただし注意点も

Zenfone 12 UltraのAI文字起こし2.0機能

日々の情報収集や会議の記録も、Zenfone 12 UltraのAI機能が劇的に効率化してくれます。「AI文字起こし2.0(ベータ版)」 は、録音した音声データをリアルタイムでテキスト化してくれるだけでなく、複数の話者がいる場合にはそれぞれの声を識別し 、さらには内容の要約まで作成してくれる優れものです 。

先日、長時間のオンラインセミナーの内容をこの機能で文字起こししてみたところ、複数の発言者を識別し、後から要点をまとめたサマリーを作成してくれる機能は便利だと感じました。ただ、正直なところ、文字起こしのリアルタイム性はあまり高くなく、特に日本語での精度に関しては、Google Pixelのレコーダーアプリなど他社製品と比較するとまだ改善の余地があるというのが私の印象です 。今後のアップデートでの向上に期待したいところです。

一方で、情報収集の面では、「AI記事の要約(ベータ版)」 と「AIドキュメントの要約(ベータ版)」 が非常に実用的でした。例えば、ブラウザで読み応えのある長いオンライン記事を閲覧中に、共有メニューからこの「AI記事の要約」機能を使ったところ、一般的なニュース記事程度の文章量であれば驚くほど短時間、まさに数秒程度で記事の骨子を簡潔にまとめてくれ 、情報収集の時短に大きく貢献してくれました。

同様に、仕事で受け取ったPDF形式の報告書も、「AIドキュメントの要約(ベータ版)」ですぐに概要を掴むことができ、非常に効率的です。ただし、これらの便利な要約機能も、24時間以内での使用量に上限が設けられており、無制限に使えるわけではない点には留意が必要です 。

“気になる”を即解決するスマート検索体験

Zenfone 12 Ultraでかこって検索を使用している様子。

ウェブサイトやSNSを閲覧中に「これ何だろう?」と気になるものを見つけることはよくありますよね。そんな時、Zenfone 12 Ultraなら「かこって検索 with Google」 が非常に便利です。例えば、Instagramでおしゃれなインテリアの写真を見つけ、その中の特定のランプが気になった際、画面上でそのランプを丸で囲むだけで、アプリを切り替えることなく即座にGoogle検索が起動し、製品情報や購入先を見つけることができました。このシームレスな体験は、一度使うと手放せなくなる快適さです。

さらに、スマートフォン内に保存された情報も、「セマンティック検索」機能 で賢く探し出せます。大量に撮りためた写真の中から「去年の夏に海で撮った子供の写真」といった自然な言葉で検索すると、関連性の高い写真がすぐに見つかり、思い出を振り返るのがとても簡単になりました。設定項目を探す際も、曖昧なキーワードで検索しても関連候補を提示してくれるので助かります 。

AI機能の活用には少し慣れも必要

Zenfone 12 UltraのAI文字起こし機能を使っているところ。

これらの多彩なAI機能は非常に魅力的ですが、実際に使ってみると、いくつかの機能は設定メニューの奥深くに配置されていたり、特定のアプリの共有メニューから呼び出す必要があったりと、初めはその使い方を見つけるのに少し手間取る場面もありました 。例えば、「AI記事の要約」はブラウザの共有メニューを経由する必要があるなど、直感的にアクセスしづらいと感じる方もいるかもしれません 。日常的にこれらの機能をフル活用できるようになるまでには、ある程度の慣れや設定の確認が必要になると感じました。

個性を彩るAI壁紙とAI体験の総括

Zenfone 12 Ultraは、実用的なAI機能だけでなく、日常にちょっとした楽しさを加えてくれる機能も備えています。「AI壁紙」機能 を使えば、いくつかのテーマや色調を選ぶだけで、AIがあなたのためだけのオリジナル壁紙を無限に生成してくれます 。その日の気分やホーム画面のアイコンに合わせて壁紙を変えることで、まさに「AIが描く、私だけのスタイル。」 をスマートフォン上で表現できるのは、使っていて非常に楽しい体験でした。

これらの多岐にわたる「AIデイリーツール」は、Qualcomm® Snapdragon® 8 Eliteプロセッサの進化したNPU性能 によって支えられており、多くの機能はスムーズに動作します。いくつかの機能にはまだ改善の余地や慣れが必要な部分もありますが、一つ一つの機能が生活や仕事の様々な場面でユーザーを賢くアシストし、Zenfone 12 Ultraをただの高性能スマートフォンではなく、真にパーソナルなパートナーへと昇華させてくれていると感じました。

まとめ:AI機能

  • 円滑なコミュニケーション: 「AI通話翻訳2.0(ベータ版)」 はLINEなどの普段使いのメッセンジャーアプリにも対応し 、言葉の壁を感じさせない会話を実現。「AIノイズキャンセリング」 で騒がしい場所でもクリアな通話が可能です。
  • 情報処理の効率化と課題: 「AI文字起こし2.0(ベータ版)」 は話者識別や要約作成に対応します が、リアルタイム性や精度は他社製品比較で改善の余地あり 。「AI記事の要約(ベータ版)」 は一般的な記事も数秒で要約可能で実用的です が、使用量には24時間の上限があります 。「AIドキュメントの要約(ベータ版)」 も情報把握に貢献します。
  • 直感的な検索体験: 「かこって検索 with Google」 で画面上の情報を即座に検索可能。「セマンティック検索」 で写真や設定も自然な言葉で簡単に見つけ出せます 。
  • 操作性とパーソナルなアシスト: 一部のAI機能はメニュー内で見つけにくい場合があり慣れが必要ですが 、「AI壁紙」 で自分だけのスタイルを表現できるほか、これらのAI機能全体が日常と仕事をよりスマートにアシストしてくれます。

バッテリーと充電:Zenfone 12 Ultra ~5,500mAh大容量バッテリーと多様なテストで見る実力~

Zenfone 12 Ultra 本体ブラックを持つ。縦に配置。

ここでは、Zenfone 12 Ultraが私たちのスマートフォンライフから「バッテリー残量への不安」をどれだけ取り除いてくれるのか、その頼れるスタミナとスピーディーな充電性能に焦点を当ててご紹介します。メーカー公表値に加え、私が実際に行ったいくつかのバッテリーテストの結果を交えながら、一日中安心して使える心強さ、そして便利な充電機能のメリットを詳しく見ていきましょう。

頼れる大容量 – 5,500mAhバッテリーの様々な顔

Zenfone 12 Ultraは、まず基本として5,500mAhという大容量バッテリーを搭載しており 、これが長時間の利用を支える揺るぎない基盤となっています。メーカーからは、使い方に応じた駆動時間の目安として、SNS利用で約22.6時間、動画配信視聴で約21.1時間、ウェブサイト閲覧で約14.1時間といった数値が公表されています 。

これらの公表値も参考にしつつ、私自身でもいくつかのバッテリーテストを試みてみました。まず、YouTube動画の連続再生テストでは、ディスプレイの明るさを中程度に設定し、動画を再生し続けたところ、3時間が経過した後でもバッテリー残量はまだ90%も残っていました。

この結果から、動画のような比較的負荷の低いコンテンツの連続再生においては、Zenfone 12 Ultraは非常に優れた電力効率を発揮すると感じました。これなら、長距離の移動中に映画を数本楽しむといった使い方でも安心です。

Zenfone 12 Ultraの画面。

次に、より実使用に近い多様なタスクを連続して行うPCMarkのバッテリーテストを実施しました。画面の明るさを100-105ルクスに固定し、バッテリーが100%から20%になるまでの時間を計測したところ、10時間53分という結果を得ました。10時間を超える駆動時間は、日常使いには十分なスタミナがあることを示しており、決して悪くはありません。

ただ、正直なところ、他の最新ハイエンド機種の中にはこれを上回るものもあるため、「特別良い」とまでは言えない、というのが私の率直な感想です。

一方で、Wi-Fi環境下でのウェブサーフィンに特化した連続使用テストでは、驚くことに18時間07分という非常に長い駆動時間を記録しました。これはメーカー公表のウェブサイト閲覧時間(約14.1時間 )よりも長く、ニュースサイトの閲覧や情報収集といったブラウジングが中心の使い方であれば、バッテリーの心配はほとんど無用と言えるでしょう。

これらのテスト結果から、Zenfone 12 Ultraのバッテリー持続時間は、利用シーンによって評価が変わるものの、総じて一日を通して安心して使える十分なレベルにあると実感しました。特に私の使い方では、朝フル充電しておけば、日中のSNSチェック、メール、ニュース閲覧、そして数時間の動画視聴や音楽再生をこなしても、夜帰宅時にはまだ余裕があり、充電を忘れてしまっても翌朝すぐに困ることは少ないだろうという安心感を得ています。

ストレスフリーな充電:65W HyperChargeと便利なワイヤレス充電

Zenfone 12 Ultraで充電している様子。

どれだけバッテリーが長持ちしても、充電に時間がかかってしまっては意味がありません。その点、Zenfone 12 Ultra最大65WのHyperCharge急速充電に対応しており 、驚くほどの速さでバッテリーを回復させることができます。公称では約43分で満充電が可能とされており 、これはZenfone 11 Ultraの時から非常に高速でしたが、Zenfone 12 Ultraでもその頼もしさは健在です。

実際にバッテリー残量が心許なくなった際、朝の身支度をしているわずか15分ほどの充電で、日中の活動には十分すぎるほどのバッテリー量を確保できました。このスピード感は、「うっかり充電を忘れてしまった!」という朝でも、大きなパニックに陥ることなく対応できる心強さを与えてくれます。

さらに、最大15WのQi規格ワイヤレス充電にも対応しているため 、デスクワーク中に充電パッドに置いておくだけで手軽に充電したり、就寝時にケーブルを接続する手間なく充電したりと、日々の利便性が格段に向上しました。この手軽さは、一度体験すると手放せなくなる魅力があります。

バッテリーを賢く管理する先進機能

Zenfone 12 Ultraは、単に大容量バッテリーと高速充電を備えているだけでなく、バッテリーの寿命を長持ちさせ、ユーザーの使い方に合わせた充電を可能にする賢い機能も搭載しています。特に私が重宝したのは「バイパス充電」機能です 。

自宅で充電ケーブルを接続したまま、グラフィック負荷の高いゲーム「原神」や「PUBG Mobile」を長時間プレイする際、このモードに設定しておけば、バッテリーを経由せずにシステムへ直接電力が供給されるため、バッテリーへの負荷や発熱を抑えながら快適に楽しむことができました 。

また、バッテリーの満充電を繰り返すことによる劣化を抑えるための「充電制限機能」も搭載されており、バッテリーケア設定から充電量を80%または90%に制限することができます 。自分の使い方に合わせてこれらの機能を活用することで、Zenfone 12 Ultraをより長く、安心して使い続けられると感じました。

まとめ:バッテリーと充電

  • 大容量バッテリーの実力: 5,500mAhバッテリー を搭載。YouTube連続再生3時間で残量90%、PCMarkテストで10時間53分、WiFiウェブサーフィン18時間07分と、使い方に応じた十分なスタミナを私のテストでも確認できました。
  • 超高速な有線充電: 最大65WのHyperCharge急速充電 により、約43分で満充電が可能 。短時間でもしっかり回復し、忙しい日々をサポートします。
  • 手軽なワイヤレス充電: 最大15WのQi規格ワイヤレス充電 に対応し、日常の充電がより便利でスマートになりました。
  • 賢いバッテリー管理機能: 「バイパス充電」機能 で充電中のゲームプレイも安心。「充電制限機能」 でバッテリーの長寿命化も期待できます。

接続性とオーディオ:Zenfone 12 Ultra ~Wi-Fi 7・eSIM対応、そして妥協なき高音質体験~

Zenfone 12 Ultra 本体の上部

ここでは、Zenfone 12 Ultraが私たちのデジタルライフをより快適で豊かなものにするために、どのような通信技術とオーディオ体験を提供してくれるのか、その魅力に迫ります。最新規格への対応から、Zenfoneシリーズが伝統的に得意とするサウンド品質まで、実際に私が体験して感じたメリットや驚きを中心にご紹介します。

次世代の通信体験:Wi-Fi 7と待望のeSIM対応

Zenfone 12 Ultraは、まず接続性の面で大きな進化を遂げています。特筆すべきは、次世代規格である「Wi-Fi 7」に対応したことです 。自宅のWi-Fi 7環境で、大容量のゲームアプリ(例えば「原神」や「Call of Duty Mobile」など)をダウンロードしてみたのですが、そのダウンロード速度はこれまでのWi-Fi 6/6E環境と比べても明らかに速く、待ち時間が大幅に短縮されたのを実感しました。

また、高画質の4K動画をYouTubeでストリーミング再生する際も、読み込みやバッファリングで待たされることなく、非常に安定した視聴体験が得られました。

そして、多くのユーザーが待ち望んでいたであろう「eSIM」への対応が、Zenfoneシリーズとして初めて実現された点も大きな魅力です 。私自身、海外出張や旅行に行く機会が多いのですが、これまでは現地のSIMカードを購入して差し替える手間がありました。しかし、Zenfone 12 Ultraでは、渡航前にオンラインで現地のeSIMを契約し、出発前に簡単に設定を済ませることができました。

物理SIMとのデュアルSIM運用も柔軟に行えるため、仕事用とプライベート用で回線を使い分けたい方にとっても、利便性が格段に向上したと言えるでしょう。このeSIM対応は、使ってみて本当に便利だと心から感じたポイントです。もちろん、Bluetooth® 5.4への対応や 、NFC、そして日常生活に不可欠な「おサイフケータイ®」(FeliCa)にもしっかりと対応しており 、日常の利便性にも抜かりはありません。

伝統と革新のサウンド:至高のオーディオ体験

Zenfone 12 Ultraの画面を手で持っている。

Zenfoneシリーズといえば、その優れたオーディオ品質に定評がありますが、Zenfone 12 Ultraもその期待を裏切りません。まず、最近のハイエンドスマートフォンでは省略されがちな3.5mmイヤホンジャックをしっかりと搭載している点は、有線イヤホンを愛用する私のようなユーザーにとっては非常に大きなメリットです 。

普段使っているお気に入りの有線ヘッドホンで、好きなアーティスト「King Gnu」の楽曲を聴いてみたのですが、解像度の高いクリアな音質と、楽器一つ一つの音がしっかりと分離して聴こえる感覚は、やはり格別でした。遅延を気にせずにリズムゲームを楽しめるのも、有線接続ならではの利点です。

本体に搭載されたデュアルスピーカーも、明らかにパワーアップしていると感じました 。映画「Dune/デューン 砂の惑星」を視聴した際には、その迫力あるサウンドと「Dirac Virtuo™」による立体音響技術 のおかげで、まるで映画館にいるかのような臨場感あふれる音場に包まれました。小さな音から大きな効果音まで、バランス良く再生してくれるので、動画コンテンツの楽しみ方が一層深まります。

ワイヤレス環境でも妥協はありません。Qualcomm® aptX™ AdaptiveおよびaptX™ Losslessコーデックに対応しており 、対応するワイヤレスヘッドホン(例えばSony WH-1000XM5など)と接続すれば、CD品質を超えるハイレゾ音源もワイヤレスで楽しむことができます 。実際に試してみると、音の遅延もほとんど感じられず、非常に快適なリスニング体験でした。

さらに、通話時や動画撮影時の音声品質にも配慮されており、ASUS Noise Reduction技術に対応したデュアルマイクが 、クリアな音声コミュニケーションをサポートしてくれます。

細部への配慮と、少しの期待

細かな点ですが、Zenfone 12 UltraのUSB Type-Cポートが本体下部の左寄りに配置されているのは、使ってみて「なるほど」と感じたポイントでした 。充電しながらスマートフォンを横持ちにして動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりする際に、ケーブルが右手に干渉しにくく、非常に快適に操作できます。こうしたユーザーの実際の使用シーンを考慮した設計は、好感が持てます。

ただ、これだけのフラッグシップモデルでありながら、USBポートの規格がUSB 2.0に留まっている点 、そして画面出力に公式には対応していないように見受けられる点は、正直なところ少し期待外れでした。

日常的なデータのやり取りや充電には全く問題ありませんが、PCとの間で大容量ファイルを頻繁にやり取りするユーザーや、スマートフォンを外部ディスプレイに接続してプレゼンテーションなどに活用したいと考えているユーザーにとっては、物足りなさを感じるかもしれません。今後のモデルでは、この点の進化にも期待したいところです。

まとめ:接続性とオーディオ

  • 最先端の接続性: 次世代規格「Wi-Fi 7」に対応し 、超高速で安定した通信を実現。Zenfoneシリーズとして初めて「eSIM」にも対応し 、デュアルSIM運用の柔軟性が大幅に向上しました。
  • 充実のオーディオ機能: パワーアップしたデュアルスピーカー と、貴重な3.5mmイヤホンジャックを搭載 。Hi-Res AudioおよびHi-Res Wireless認証 、Dirac Virtuo™による立体音響 、Qualcomm® aptX™ Adaptive/Lossless対応 と、有線・無線問わず最高レベルの音質を追求しています。
  • クリアな音声入力: ASUS Noise Reduction技術対応デュアルマイクにより 、通話や録音時の音声も明瞭です。
  • 便利なNFC・おサイフケータイ: もちろん、NFCおよびおサイフケータイ®にも対応しており 、キャッシュレス決済もスムーズです。
  • 細やかな設計と要望点: 左寄りのUSB Type-Cポート配置は横持ち時に便利である一方、USB 2.0規格である点や画面出力非対応の可能性については、一部ユーザーからさらなる進化が期待されるかもしれません。

OSと機能:Zenfone 12 Ultra ~最新Android™ 15とZenUI、便利な独自機能も満載~

Zenfone 12 UltraのUI画面。アプリ一覧。

ここでは、Zenfone 12 Ultraが提供するOS(ソフトウェア)体験と、日々の使い勝手を向上させる様々な機能に焦点を当ててご紹介します。最新のAndroid™ 15ASUS独自のZenUIが織りなす快適な操作性、そして生活を豊かにする便利な独自機能の数々について、私が実際に使って感じた魅力やメリットを詳しく見ていきましょう。

最新Android™ 15とZenUI – 洗練された操作性とアップデートへの期待

Zenfone 12 Ultraには、最新のAndroid™ 15がプリインストールされており、ASUS独自のZenUIと組み合わせることで、非常に洗練されたスムーズな操作感を実現しています。私が実際に使ってみて感じたのは、アニメーションの滑らかさやアプリの起動速度、そして全体的なシステムの安定性が非常に高いということです。ZenUIは、素のAndroidに近いシンプルさを保ちつつ、ユーザーにとって本当に役立つ機能が巧みに加えられており、過度な装飾がないため直感的に操作できました。

OSアップデートに関しては、ASUSは2回のメジャーOSアップデート(Android 17まで)と4年間のセキュリティアップデートを保証しているとのことです。最新OSでスタートできる安心感はありますが、最近のフラッグシップスマートフォン市場では、より長期間のサポートを約束するメーカーも増えてきているのが実情です。

そのため、正直なところ、このサポート期間はもう少し手厚くても良いのではないかと感じました。長く愛用したい一台だからこそ、将来的なアップデートへの期待も込めて、今後のサポート拡充に期待したいところです。

日常を支える必須機能とセキュリティ

Zenfone 12 Ultraの画面内指紋認証を利用している様子。

スマートフォンとしての基本機能も、Zenfone 12 Ultraはしっかりと押さえています。日本国内での利用に不可欠な「おサイフケータイ®」(FeliCa)に対応しているため、毎日の電車での移動やコンビニでの支払いがスマートフォン一つで完結し、非常に快適でした。

セキュリティ面では、画面内指紋認証顔認証の両方に対応しています。私が主に利用した画面内指紋認証センサーは光学式ですが、認証精度も速度も非常に高く、センサーの位置もディスプレイ下部の中央寄りで、スマートフォンを握った際に親指が自然に届く場所にあるため、ストレスなくロック解除ができました。

ただ、同価格帯の競合製品には、よりセキュリティレベルが高いとされる超音波式指紋認証センサーを採用するモデルもあることを考えると、この点が光学式であることは少し残念に感じるかもしれません。とはいえ、日常的な利便性においては十分満足のいくものでした。顔認証も、マスク非着用時であれば迅速に認証してくれて便利です。

スマートフォンとPCが繋がるシームレスな連携

Zenfone 12 Ultraは、PCとの連携機能も充実しています。Microsoftの「Windowsにリンク」機能に対応しており、これにより、スマートフォンの通知をPCで確認したり、メッセージの送受信をPCから行ったり、さらにはスマートフォンの画面をPCにミラーリングして操作することも可能です。

実際に、デスクワーク中にスマートフォンをカバンから取り出すことなく、PC上でLINEの通知を確認し返信できたのは、作業の集中を途切れさせない上で非常に役立ちました。また、「Qualcomm® Seamless Experience」にも対応しており、対応デバイス間でのよりスムーズな連携が期待できます。

ZenUIならではの多彩な便利機能群

ZenUIには、日々のスマートフォンライフをより便利で快適にするための、かゆいところに手が届くような独自機能が満載です。例えば、「通話音声の自動録音」機能は、大切な通話内容を後から確認したい場合に非常に役立ちます(ご利用の際は、関連法規にご注意ください)。また、「ツインアプリ」機能を使えば、LINEやX(旧Twitter)などのSNSアプリを2つのアカウントで同時に利用できるため、仕事用とプライベート用でアカウントを使い分けている私にとっては非常に重宝しました。

画面の端からスワイプすることでよく使うアプリや機能に素早くアクセスできる「エッジツール」、電源ボタンのダブルクリックや長押しに好きな機能を割り当てられる「スマートキー」、そしてスリープ状態からでも音量ボタン2度押しで即座にカメラを起動し3枚の写真を撮影する「クイックショット」など、細かなカスタマイズ性と利便性の高さは、ZenUIならではの魅力だと感じます。

Photo Vibe」を使えば、撮影した写真に簡単に好みの雰囲気を与えることができ、SNS映えする一枚を手軽に作成できます。

ゲーマーを強力にアシストするGame Genie

Zenfone 12 Ultraでゲームモードを使用。

Zenfone 12 Ultraは、ゲーマーにとっても心強い味方です。ASUS独自のゲーミングアシストツール「Game Genie」が搭載されており、ゲームプレイを格段に快適にしてくれます。ゲーム中に画面の端からスワイプすると専用メニューが現れ、CPUやGPUの使用率、フレームレートといったリアルタイム情報を表示したり、最高のパフォーマンスを引き出す「高性能モード」への切り替え、不要な通知の一時的なオフ設定などが簡単に行えます。

特に私が便利だと感じたのは、「バッテリーと充電」のセクションでも触れた「バイパス充電」機能を、このGame Genieから直接設定できる点です。例えば、「原神」や「PUBG Mobile」のようなグラフィック負荷の高いゲームを長時間プレイする際、充電しながらでもバッテリーへの負荷と発熱を抑え、安定したパフォーマンスでゲームに没頭できました。このような細やかな配慮は、さすがゲーミングデバイスにも強みを持つASUSならではと言えるでしょう。

まとめ:ソフトウェアとその他の機能

  • 最新OSと独自UI: Android™ 15とZenUI の組み合わせにより、スムーズで直感的な操作体験を提供。ただし、OSアップデート保証期間(2回のメジャーアップデート、4年間のセキュリティ)は、市場の動向を鑑みるとやや物足りなさを感じるかもしれません。
  • 安心の基本機能: おサイフケータイ®に対応し、キャッシュレス決済が便利。高速かつ正確な画面内指紋認証(光学式)と顔認証で、セキュリティと利便性を両立しています。
    シームレスなPC連携: 「Windowsにリンク」機能 などにより、PCとの間で通知共有やファイル操作が簡単に行え、作業効率が向上します。
  • 豊富なZenUI独自機能: 通話音声の自動録音、ツインアプリ、エッジツール、スマートキー など、かゆいところに手が届く便利機能が満載で、スマートフォン体験をよりパーソナルなものにします。
  • 強力なゲーミングサポート: 「Game Genie」 により、パフォーマンス管理、通知制御、バイパス充電設定などがゲーム中にも簡単に行え、快適なゲーム環境を提供します。

徹底比較:Zenfone 12 Ultra と Zenfone 11 Ultra の主な違い

Zenfone 12 Ultra 本体グリーン 縦に配置でカメラ部分が良く見える。

ここでは、最新フラッグシップモデルZenfone 12 Ultraが、前モデルのZenfone 11 Ultraからどのような進化を遂げたのか、ご提供いただいた資料に基づき、主な違いを項目ごとに比較して見ていきます。

デザイン・サイズ・質量・カラー

  • Zenfone 11 Ultraのサイズは高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm、質量は225gでした 。カラーは4色展開(エターナルブラック、ミスティグレー、スカイラインブルー、デザートサンド)です 。
  • Zenfone 12 Ultraのサイズは高さ163.8mm×幅77.0mm×奥行き8.9mm、質量は220gです 。カラーは3色展開(セージグリーン、エボニーブラック、サクラホワイト)で、マットガラス仕上げや極細ベゼルを採用し、洗練されたデザインとされています 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraは幅がわずかに広く(0.2mm増)、質量は5g軽くなっています。カラーバリエーションも変更されています 。

プラットフォーム(OS)

  • Zenfone 11 UltraはAndroid™ 14 (ZenUI) をプリインストールして発売されました 。
  • Zenfone 12 UltraはAndroid™ 15 (ZenUI) をプリインストールしています 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraは出荷時から最新OSであるAndroid 15を搭載しています 。

プロセッサー

  • Zenfone 11 UltraはQualcomm® Snapdragon® 8 Gen 3 (オクタコア) を搭載しています 。
  • Zenfone 12 UltraはQualcomm® Snapdragon® 8 Elite (オクタコア) を搭載しています 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraに搭載のSnapdragon® 8 Eliteは、Snapdragon® 8 Gen 3比でCPU性能45%向上、電力効率44%改善、AI用NPUの速度と効率40%向上とされています 。

ディスプレイ

両モデルとも6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ (2400×1080 フルHD+)、リフレッシュレート1~120Hz(ゲーム時最大144Hz)、Corning® Gorilla® Glass Victus™ 2採用という点は共通しています 。

  • Zenfone 11 Ultraの最大輝度は2,500nitsでした 。
  • Zenfone 12 UltraはSAMSUNG E6 Flexible AMOLEDディスプレイを採用し、最大輝度は1,600 nit (HBM輝度 2,500 nit)、Always-On display (1Hz) に対応しています 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraはディスプレイの名称がSAMSUNG E6と明記され、Always-On displayへの対応が追加されました。輝度表記もより詳細になっています 。

カメラ(ハードウェア)

アウトカメラの構成(5000万画素広角、1300万画素超広角、3200万画素望遠)、インカメラ(3200万画素)の画素数は両モデルで共通です 。

  • Zenfone 11 Ultraの広角カメラセンサーはソニー製 IMX890です 。
  • Zenfone 12 Ultraの広角カメラセンサーはSony® Lytia 700 1/1.56型です 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraは広角カメラのセンサーがSony® Lytia 700に変更されています 。

カメラ(手ブレ補正)

  • Zenfone 11 Ultraは6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー3.0を搭載しています 。
  • Zenfone 12 Ultraは6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0を搭載し、Zenfone 11 Ultra比で手ブレ補正性能が66%向上、±5°までの揺れを補正可能です 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraではジンバルスタビライザーがバージョンアップし、手ブレ補正性能が大幅に向上しています 。

AI機能

  • 基本的なAI機能(AI通話翻訳、AI文字起こし、AIノイズキャンセリング、AI壁紙、AI画像検索/セマンティック検索)は両モデルに搭載されています 。
  • Zenfone 12 UltraではAI機能が大幅に強化・拡充されています 。具体的には、AI通話翻訳2.0(サードパーティアプリ対応)、AI文字起こし2.0(要約・話者認識対応)、新機能のAI記事/ドキュメント要約、かこって検索、カメラ関連AI(AIトラッキング、AIポートレート動画2.0など多数)が追加・進化しています 。

違いのポイント:Zenfone 12 UltraはAI機能の種類と性能が大幅に向上しています 。

バッテリー・充電

  • バッテリー容量5,500mAh、最大65W急速充電、最大15W Qiワイヤレス充電対応は両モデル共通です 。
  • 充電時間(0%から100%)はZenfone 11 Ultraが約39分、Zenfone 12 Ultraが約43分(または39分との記載もあり)とされています 。
  • Wi-Fi通信時のバッテリー駆動時間はZenfone 11 Ultraが約15.9時間、Zenfone 12 Ultraが約14.9時間です 。

違いのポイント:基本的な充電仕様は同じですが、公表されている充電時間や一部の駆動時間にわずかな差異が見られます 。

オーディオ

  • デュアルスピーカー、Hi-Res Audio/Wireless、Dirac Virtuo™、3.5mmイヤホンジャック、aptX™ Adaptive/Lossless対応は両モデル共通です 。
  • Zenfone 12 UltraではASUS Noise Reduction技術対応デュアルマイク、AudioWizard搭載が明記されています 。

違いのポイント:オーディオ機能は両モデルとも充実していますが、Zenfone 12 Ultraではマイク技術やイコライザ機能に関する記載がより具体的です 。

接続性

  • Zenfone 11 UltraはWi-Fi 6E、SIMはnanoSIMスロット×2でした 。
  • Zenfone 12 UltraはWi-Fi 7に対応し、シリーズ初のeSIMをサポートしました(nanoSIM×2とのDSDV対応、eSIMとスロット2は排他) 。

違いのポイント:Zenfone 12 UltraはWi-Fi規格が最新のWi-Fi 7になり、eSIMが利用可能になりました 。

耐久性

  • 両モデルともIP65/IP68の防水・防塵性能を備えています 。
  • 違いのポイント:防水・防塵性能の等級は同等です。

その他共通点

  • おサイフケータイ®、指紋認証(Z12Uは画面内)、顔認証、PC連携機能(GlideX、Windowsにリンク、Snapdragon Seamless)は両モデルとも対応しています 。
  • Zenfone 12 Ultraでは、Video Genieやクイックショットなど、より多くのソフトウェア機能が明記されています 。

同梱品(ASUS Store購入特典ケース)

  • Zenfone 11 Ultra付属ケース: RhinoShield SolidSuit Case (standard version) 。
  • Zenfone 12 Ultra付属ケース: RhinoShield SolidSuit Case (magnetic ring version) 。

違いのポイント:Zenfone 12 Ultraの特典ケースはマグネットに対応したモデルに変更されています 。

環境配慮

本体フレームに100%再生アルミニウム、フロントスクリーンに22%再生ガラス、FSC™認証紙と大豆由来インクを使用したパッケージの採用は両モデル共通です 。

違いのポイント:環境への配慮は両モデルで同等の高いレベルを維持しています。

まとめ:Zenfone 12 UltraとZenfone 11 Ultraの違い

Zenfone 12 Ultraは、Zenfone 11 Ultraから主にプロセッサーの大幅な性能向上(Snapdragon 8 Elite搭載)、AI機能の広範な進化と拡充、そして通信機能の最新化(Wi-Fi 7およびeSIM対応)という点で明確なアップグレードが施されています。カメラの広角センサーが新しいものに変更され、ジンバルスタビライザーも強化されました。デザイン面ではカラーバリエーションが刷新され、わずかながら軽量化も実現しています。

一方で、ディスプレイの基本性能、バッテリー容量、充電規格、堅牢なIP等級といった多くの優れた点はZenfone 11 Ultraから引き継がれており、堅実な進化を遂げたフラッグシップモデルと言えるでしょう。

Zenfone 12 Ultraのメリット・デメリット ~ライバル機種との徹底比較~

Zenfone 12 UltraでAI翻訳機能を使っているところ

Zenfone 12 Ultraは多くの魅力と最先端技術を搭載したフラッグシップモデルですが、市場には強力なライバル機種も存在します。

ここでは、Xiaomi 15、Galaxy S25 Ultra、Google Pixel 9、iPhone 16といった主要な競合スマートフォンと比較し、Zenfone 12 Ultraが優れている点(メリット)と、一歩譲る可能性のある点(デメリット)を具体的に明らかにしていきます。

【メリット】

メリット1:独自の高性能ジンバルカメラ

Zenfone 12 Ultraに搭載された進化した「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0」は、動画撮影時の手ブレ補正で特に威力を発揮し、他の多くのスマートフォンが搭載する通常の光学式手ブレ補正よりも物理的に安定した、滑らかな映像記録を可能にします。これは、Xiaomi 15のライカ監修カメラやGalaxy S25 Ultraの2億画素カメラとは異なるアプローチでの映像品質追求です。

メリット2:有線派にも嬉しい3.5mmイヤホンジャック搭載

最近のハイエンドモデルでは省略されることが多い3.5mmイヤホンジャックを、Zenfone 12 Ultraは引き続き搭載しています。これにより、お気に入りの有線ヘッドホンやイヤホンを変換アダプタなしで利用でき、Xiaomi 15、Galaxy S25 Ultra、Google Pixel 9、iPhone 16といった主要競合機種に対して明確なアドバンテージとなります。

メリット3:充実したオーディオ体験

上記のイヤホンジャックに加え、パワーアップしたデュアルスピーカー、Hi-Res AudioおよびHi-Res Wireless認証、Dirac Virtuo™による立体音響、Qualcomm® aptX™ Adaptive/Lossless対応など、Zenfone 12 Ultraは有線・無線問わず非常に高品質なサウンド体験を提供します。これは、オーディオ機能にも力を入れているGalaxy S25 Ultra(Tuned by AKG)と比較しても遜色ないレベルです。

メリット4:ゲーマーを支援する「Game Genie」

ASUS独自のゲーミングアシストツール「Game Genie」は、パフォーマンスモードの切り替え、通知オフ、バイパス充電といったゲーム特化機能を多数提供します。一般的なスマートフォンであるGoogle Pixel 9やiPhone 16には見られない、ゲームをより深く楽しむための機能が充実している点は大きなメリットです。

メリット5:柔軟なSIM運用が可能なeSIM対応

Zenfoneシリーズとして初めてeSIMに対応し、デュアルnanoSIMスロットと合わせて柔軟なSIM運用が可能になりました。海外渡航時の利便性向上はもちろん、用途に応じた回線の使い分けが容易で、この点はeSIM対応が進むXiaomi 15やGalaxy S25 Ultra、iPhone 16と同等の利便性を提供します。

メリット6:ZenUIによる多彩な独自便利機能

「ツインアプリ」機能で同一アプリの複数アカウント運用、「エッジツール」によるショートカットアクセス、「スマートキー」への機能割り当てなど、ZenUIにはユーザーの利便性を高める細やかな独自機能が豊富に搭載されています。これにより、素のAndroidに近いGoogle Pixel 9やiOSのiPhone 16とは異なる、高度なカスタマイズ性を享受できます。

メリット7:環境への配慮と堅牢な設計

本体フレームへの100%再生アルミニウム使用やFSC認証パッケージ採用など、環境に配慮した設計は現代の製品選びにおいて評価されるポイントです。IP65/IP68の防水防塵性能やCorning Gorilla Glass Victus 2の採用は、Google Pixel 9やGalaxy S25 Ultraなどと同様に、高い耐久性と安心感を提供します。

メリット8:置くだけで手軽なワイヤレス充電に対応

Zenfone 12 Ultraは、最大15WのQi規格ワイヤレス充電に対応しています。デスクやベッドサイドでケーブルを接続する手間なく手軽に充電できる点は、日々の利便性を高める嬉しいポイントです。

【デメリット】

デメリット1:価格設定とコストパフォーマンス

Zenfone 12 Ultraの価格帯(12GBモデル約15万円~)は、同じSnapdragon 8 Eliteを搭載するXiaomi 15(約12.3万円~)や、コストパフォーマンスに優れるGoogle Pixel 9(約9.3万円~)と比較すると、やや割高感があります。Galaxy S25 Ultra(約15.4万円~)とは近い価格帯ですが、総合的な価値判断が求められます。

デメリット2:ソフトウェアアップデート保証期間

OSメジャーアップデート2回、セキュリティアップデート4年という保証期間は、7年間の長期サポートを提供するGoogle Pixel 9や、比較的長いサポート期間を持つ傾向にあるSamsung(Galaxy S25 Ultra)やApple(iPhone 16)の製品と比較すると、フラッグシップモデルとしては物足りなさを感じる可能性があります。

デメリット3:ディスプレイ解像度

Zenfone 12 UltraのディスプレイはFHD+(2400×1080)ですが、Galaxy S25 Ultraはより高精細なQHD+(3120×1440)解像度、Xiaomi 15もやや高めの2670×1200解像度を採用しており、ピクセル密度では一歩譲る形となります。

デメリット4:USBポートの規格と機能

USB Type-CポートがUSB 2.0規格に留まっている点は、USB 3.2を採用するGalaxy S25 UltraやGoogle Pixel 9と比較して、大容量データのPCへの転送速度で不利になります。また、公式な画面出力への対応が明言されていない点も、一部ユーザーにはマイナスポイントとなるでしょう。

デメリット5:一部AI機能の成熟度と操作性

「AI文字起こし」の精度や一部機能の利用制限、メニュー内での機能の見つけにくさなど、搭載されているAI機能の中にはまだ発展途上と感じられる部分もあります。Google Pixel 9やGalaxy S25 Ultraが提供するAI体験の洗練度と比較すると、今後の改善に期待したい点です。

デメリット6:有線充電速度

65Wの急速充電は十分高速ですが、Xiaomi 15が90Wのハイパーチャージに対応していることを考えると、市場最速クラスとは言えません。Galaxy S25 Ultra(45W)やGoogle Pixel 9(45W)よりは高速です。

デメリット7:指紋センサーの種類

Zenfone 12 Ultraの画面内指紋センサーは光学式で、高速かつ正確ですが、Xiaomi 15やGalaxy S25 Ultraなどが採用する超音波式指紋センサーと比較すると、セキュリティ面や指が濡れている際の認証性能でわずかに劣る可能性があります。

デメリット8:microSDカードによるストレージ増設は不可

Zenfone 12 Ultraは内蔵ストレージ(256GBまたは512GB)のみで、microSDカードによるストレージの増設には対応していません。写真や動画、アプリを大量に保存するユーザーは、購入時に必要な容量のモデルを慎重に選ぶ必要があります。

まとめ:メリット・デメリット

Zenfone 12 Ultraは、独自の高性能ジンバルカメラやイヤホンジャックを含む充実したオーディオ機能、ゲーマー向けの専用ツールなど、多くの際立った長所を持つ高性能スマートフォンです。最新のSnapdragon 8 Eliteによる基本性能もトップクラスで、eSIM対応やWi-Fi 7といった先進性も備えています。

しかし、価格設定やソフトウェアアップデート期間、USBポートの規格など、Xiaomi 15、Galaxy S25 Ultra、Google Pixel 9、iPhone 16といった強力なライバル機種と比較した際に検討すべき点も存在します。ご自身の利用目的や重視する機能、予算などを総合的に考慮し、最適な一台を見極めることが肝心です。

Zenfone 12 Ultraのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 6.78型 LTPO AMOLED、フルHD+ (2400×1080)、リフレッシュレート 1-120Hz (ゲーム時144Hz)
  • プロセッサ: Qualcomm® Snapdragon® 8 Elite (オクタコア、4.3GHz)
  • GPU: Qualcomm® Adreno™ 830
  • RAM(メモリ): LPDDR5X 12GB または 16GB
  • ストレージ: 256GB または 512GB (UFS4.0)
  • バッテリー: 5,500mAh
  • 駆動時間: SNS使用22.6時間、動画配信視聴21.1時間、Web閲覧14.1時間
  • 充電: 最大65W HyperCharge急速充電、最大15W Qiワイヤレス充電対応
  • 背面カメラ: 50MPメイン (6軸ジンバルスタビライザー4.0) + 32MP望遠 (光学3倍、OIS) + 13MP超広角
  • 前面カメラ: 32MP RGBWイメージセンサー
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth® 5.4
  • GPS: GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、NavICサポート
  • NFC: 搭載
  • インターフェース: USB Type-C、3.5mmヘッドホンジャック
  • センサー: 画面内指紋センサー、顔認証、加速度、電子コンパス、ジャイロ、近接、光、磁気
  • 防水防塵: IP65/IP68
  • 生体認証: 指紋認証 (画面内)、顔認証
  • OS: Android™ 15 (ZenUI)
  • サイズ: 高さ163.8mm x 幅77.0mm x 奥行き8.9mm
  • 重量: 220g
  • カラー: セージグリーン、エボニーブラック、サクラホワイト
  • 付属品: ユーザーガイド、製品保証書、SIMイジェクトピン、USB Type-Cケーブル、専用ケース
  • モバイル通信: 5G/4G/3G対応
  • SIMカード: nanoSIMスロットx2 (うち1スロットはeSIMと排他仕様)、デュアルSIM/デュアルスタンバイ対応

対応バンド:Zenfone 12 Ultra

Zenfone 12 Ultraは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79
  • 4G: FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B66; TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48
  • 3G: W-CDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
  • 2G: GSM: 850/900/1800/1900MHz

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n1/n3/n28/n77/n78/n79 (ドコモの主要バンドn78, n79に対応)
  • 4G: B1/B3/B19/B28 (ドコモの主要バンドB1, B3, B19に対応)
  • プラチナバンド: B19 対応

au:

  • 5G: n1/n3/n28/n77/n78 (auの主要バンドn77, n78に対応)
  • 4G: B1/B3/B18/B26/B28 (auの主要バンドB1, B3, B18/B26に対応)
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • (3Gはサービス終了済み、GSMはサービス対象外)

ソフトバンク:

  • 5G: n3/n28/n77/n78 (ソフトバンクの主要バンドn77に対応)
  • 4G: B1/B3/B8/B28 (ソフトバンクの主要バンドB1, B3, B8に対応)
  • プラチナバンド: B8 対応

楽天モバイル:

  • 5G: n3/n77 (楽天モバイルの主要バンドn77に対応)
  • 4G: B3/B18/B26 (楽天モバイルの主要バンドB3およびローミングエリアのB18/B26に対応)
  • プラチナバンド: n28 (将来的なプラチナバンドn28に対応可能)
  • (3G/GSMはサービス対象外)

結論

この端末(Zenfone 12 Ultra)は、

  • ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに広範囲に対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。
  • 楽天モバイルについては、主要な4G/5Gバンドに対応しており、将来的なプラチナバンド獲得時にも対応可能です。
  • 3G (W-CDMA) については、ドコモ(B1/B6/B19)、ソフトバンク(B1/B8)で利用可能ですが、各社順次サービスを終了しています。auは3Gサービスを終了しています。
  • 2G (GSM) については、日本では利用されていません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで問題なく利用できる可能性が非常に高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Zenfone 12 Ultraの評価

Zenfone 12 Ultraを手で持つ。背景が黒。

8つの基準で「Zenfone 12 Ultra」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆
6.78インチの大画面SAMSUNG E6 AMOLEDは最大2500ニトと非常に明るく、屋外でも鮮明です。LTPOによる滑らかな表示も魅力ですが、価格を考えると解像度がFHD+である点に意見が分かれるかもしれません。

スペック:★★★★★
最新のQualcomm Snapdragon 8 Eliteプロセッサ、最大16GBのLPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージと、現行最高クラスの構成で、あらゆる操作が非常に快適です。

耐久性:★★★★★
IP65/IP68の防水防塵性能に加え、ディスプレイにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用しており、日常使いでの安心感は非常に高いです。

デザイン:★★★★☆
マットガラス仕上げと極細ベゼルによる洗練された外観は上質です。前モデルとほぼ同サイズで5g軽量化されましたが、大画面ゆえのサイズ感やカメラ部の存在感を指摘する声もあります。

通信:★★★★★
次世代規格のWi-Fi 7、Zenfoneシリーズ初のeSIM対応は大きな進化点です。国内主要キャリアのバンドを網羅し、Bluetooth 5.4、おサイフケータイにも対応しており接続性は万全です。

機能:★★★★☆
多岐にわたるAIデイリーツールやZenUIの独自機能は非常に豊富で便利です。ただし、一部AI機能はベータ版であり、操作性や精度、使用制限に関しては今後の改善が期待されます。

使いやすさ:★★★★☆
Android 15とZenUIによる操作性は良好で、指紋認証の速度や精度も実用的です。Game Genieなど便利なツールも搭載されますが、本体の大きさが片手操作に影響することや、一部機能のアクセシビリティは好みが分かれるかもしれません。

価格:★★★☆☆
約15万円からという価格は、搭載するスペックを考慮すれば妥当な範囲ですが、Xiaomi 15やGoogle Pixel 9など、より安価な高性能モデルも存在するため、コストパフォーマンスで突出しているとは言えません。

総合評価:★★★★☆

総評:Zenfone 12 Ultra – 飛躍的進化を遂げた、インテリジェントなフラッグシップ

これまでのレビューでZenfone 12 Ultraの各側面を詳細に見てきましたが、ここではその全体像を総括し、どのような価値を提供してくれるのか、そしてどんな方に最適な一台と言えるのかを考察していきます。

主な進化点の再整理:フラッグシップにふさわしい力強さ

Zenfone 12 Ultraは、前モデルZenfone 11 Ultraから多くの点で確実な進化を遂げています。プロセッサには最新の「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」を搭載し、CPU性能で約45%、電力効率で約44%の向上(AI処理用NPUも約40%向上)を果たし、あらゆる操作や高負荷な処理を異次元の快適さでこなします。

AI機能群は「AIデイリーツール」として大幅に強化・拡充され、「AI通話翻訳2.0」や「AI文字起こし2.0」、「AI記事の要約」などがコミュニケーションや情報収集のあり方をスマートに変革します。

カメラシステムも、メイン広角に新しい5000万画素Sony Lytia 700センサーを採用し、進化した「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0」は揺れ補正性能が66%も向上するなど、ハードウェアとAIの両面からプロ級の撮影体験を提供します。さらに、次世代規格「Wi-Fi 7」への対応や、Zenfoneシリーズとして初めて「eSIM」をサポートしたことで、通信環境の快適性と利便性も大きく向上しています。

価格設定と購入の検討

Zenfone 12 Ultraの価格は、12GB+256GBモデルが149,800円(税込)、16GB+512GBモデルが169,800円(税込)です。これは、前モデルZenfone 11 Ultraの発売時価格(12GB+256GBモデルが139,800円、16GB+512GBモデルが159,800円)と比較すると、各モデルで約1万円の値上がりとなっています。

最新プロセッサの搭載やAI機能の大幅な強化などを考慮すると、この価格上昇は理解できる範囲ですが、Xiaomi 15(約12.3万円)やGoogle Pixel 9(約9.3万円)といった高性能ながらもより安価な選択肢も市場には存在します。一方で、Galaxy S25 Ultra(約15.4万円)よりは若干手頃な価格設定です。絶対的な価格としては高価な部類に入りますが、その多機能性と最先端のスペックを求めるならば、十分に検討に値するでしょう。

お得な購入機会と環境への配慮

購入を検討する際には、ASUS Store限定の購入者特典も見逃せません。専用ケース「RhinoShield SolidSuit Case (magnetic ring version)」の無料プレゼントや、対象アクセサリー(専用保護ガラスやASUS 65W GaN充電器など)が同時購入で15%オフになるキャンペーンが実施されています。また、一部家電量販店でも発売記念としてASUS 65W USB-C GaN充電器が数量限定でプレゼントされるキャンペーンがあり、これらを利用することでお得に購入できる可能性があります。

さらに、Zenfone 12 Ultraは環境への配慮も現代の製品選びにおける重要なポイントとして押さえています。本体フレームには100%再生アルミニウム、ディスプレイには22%の再生ガラスを使用し、製品パッケージにはFSC認証を受けた再生紙を採用するなど、サステナビリティへの意識の高さも伺えます。

どのようなユーザーに最適か?Zenfone 11 Ultraユーザーは買い替えるべきか?

Zenfone 12 Ultraは、

  • スマートフォンの性能に一切妥協したくない、
  • 最新のAI機能を駆使して日常や仕事をよりスマートにこなしたい
  • そして高品質なカメラやオーディオを一台で満喫したい、

という欲張りなユーザーにとって、最適な選択肢の一つとなるでしょう。特に、Wi-Fi 7やeSIMといった最新の通信環境をいち早く取り入れたい方にも強くおすすめできます。

前モデルのZenfone 11 Ultraユーザーにとっては、Snapdragon 8 Eliteへのアップグレードによる明確なパフォーマンス向上、大幅に拡充され実用性が増したAI機能群、そしてeSIM対応といった点が主な買い替えの動機となり得ます。特にAI機能を積極的に活用したい方や、より柔軟なSIM運用を求めている方にとっては、その進化を十分に体感できるでしょう。

価格は決して安くはありませんが、その多機能性と最先端の体験価値を考慮すれば、納得できるユーザーも多いはず。ソフトウェアのアップデート保証期間(OSメジャー2回、セキュリティ4年)については、市場のトレンドと比較してやや物足りなさを感じる可能性はありますが、それを補って余りある魅力と実用性を備えています。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

Zenfone 12 Ultraの価格・購入先

Zenfone 12 Ultra 本体グリーン 正面

※価格は2025/09/01に調査したものです。価格は変動します。

ASUSストア(JAPAN)

  • 12GB+256GBで149,800円(税込)、
  • 16GB+512GBで169,800円(税込)、

で販売されています。

ASUSストアで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

IIJmio

2025年7月24日10時から発売されます。

IIJmioにおける「Zenfone 12 Ultra」の価格は以下の通りです。

RAM12GB/ ROM256GB

  • のりかえ価格: 129,800円(税込)
  • 通常価格: 149,800円(税込)

RAM16GB/ ROM512GB

  • のりかえ価格: 149,800円(税込)
  • 通常価格: 169,800円(税込)

「のりかえ価格」は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用してIIJmioのギガプランに申し込む場合に適用される期間限定の特別価格です。

IIJmioで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

※IIJmioのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。

IIJmioの格安SIM&スマホは本当にお得か?全力で徹底 調査してみた

ECサイト

  • Amazonで149,800円(税込・国内版・ZF12U-BK12S256/A)、
  • 楽天市場で149,800円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで149,800円(送料無料)、
  • AliExpressで144,824円、

で販売されています。

Amazonで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

楽天市場で「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

ヤフーショッピングで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

AliExpressで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

米国 Amazon.comで「Zenfone 12 Ultra」をチェックする

Yahoo! Shopping
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おすすめのライバル機種と価格を比較

Zenfone 12 Ultraに似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

Google Pixel 10

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 16、Google Tensor G5、12GBメモリ、1,080 x 2,424 pxのActuaディスプレイ (OLED)、128GB / 256GBストレージ、通常使用で30時間以上駆動する4970 mAhバッテリー、背面48MP+13MP+10.8MPの3眼カメラ、前面10.5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「マジックサジェスト」、「マイボイス通訳」、「Daily Hub 」、「かこって検索」、「カメラコーチ」など)、光学5倍ズーム、4K動画撮影、手ブレ補正(光学式+電子式)、最大30分で55%の急速充電、Qi2認証ワイヤレス充電「Google Pixelsnap」に対応。

IP68防水防塵、おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth v6、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで126,599円、楽天市場で143,550円(送料無料)、ヤフーショッピングで125,627円、AliExpressで 138,596円、です。

関連記事:Google Pixel 10 徹底レビュー!Pixel 9からの進化点と欠点

Amazonで「Google Pixel 10」をチェックする

Nothing Phone (3)

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4、12GB / 16GBメモリ、1260 x 2800 pxのフレキシブルAMOLED、256GB / 512GBストレージ、5150 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+50MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Glyph Matrix」、「Glyphトイ」、「Essential Key」、AI連携(Google Gemini、ChatGPT統合機能)、1000Hzのタッチサンプリングレート、IP68防水防塵、おサイフケータイ®に対応。

65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電、30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート、画面内指紋認証、USB-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で119,900〜138,900円(送料無料)、AliExpressで116,989円、米国 Amazon.comで$719.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

Amazonで「Nothing Phone (3)」をチェックする

AQUOS R10

シャープから発売された約6.5インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android™ 15、Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform、12GBメモリ、1,080×2,340 pxのPro IGZO OLEDディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、連続待受時間 約800時間(LTE)駆動する5,000mAhバッテリー、ライカカメラ社が監修した背面 約5,030万画素+約5,030万画素の2眼カメラ、前面約5,030万画素のフロントカメラ、フルメタルBOXスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(電話アシスタント、迷惑電話対策機能、Glance AI for AQUOS、Google Geminiなど)、ピーク輝度3,000nit、1Hz〜240Hzの可変リフレッシュレート、ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)、14chスペクトルセンサー、立体音響技術 Dolby Atmos、8Way Audio(ワイヤレス接続時)、冷却システム(高熱伝導素材である銅ブロック)に対応。

UWB(超広帯域無線通信)、AQUOSトリック(Payトリガー、スクロールオート、Clip Now など)、おサイフケータイ、IPX5・IPX8 / IP6X防水防塵、MIL規格、最大2TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で109,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,780円(送料無料)、COCORO STORE(ココロストア)で99,770円~、です。

関連記事:AQUOS R10 徹底レビュー!R9との違いはどこ? 比較して評価

Amazonで「AQUOS R10」をチェックする

Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

価格は、Amazonで117,779円(税込・12GB+256GBモデル)、楽天市場で99,629円(送料無料)、ヤフーショッピングで110,700円、AliExpressで89,648円、です。

関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット

Amazonで「Xiaomi 15」をチェックする

Galaxy S25 Ultra

サムスンから発売された6.9インチの5Gスマートフォンです(2025年2月14日 発売)。

Android 15 + One UI 7、Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy、12GB LPDDR5Xメモリ、3120×1440のDynamic AMOLED 2X液晶、256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 ストレージ、5000 mAh バッテリー、背面200MP+50MP+50MP+10MPの4眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(複数のアプリ連携、Gemini Live、オーディオ消しゴム、かこって検索、「スペースズーム」)、Now Bar、ウィジェット、ライブ通知、Switch to Galaxy、Quick Share、Personal Data Engin、45W の急速充電、8K動画撮影、

Sペン、ナイトグラフィー、Samsung DeX、Bixby、Knox、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120Hz、冷却システム、画面内指紋認証、顔認証、ステレオスピーカー、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで156,777円(税込)、楽天市場で185,848円(送料無料)、ヤフーショッピングで186,000円、AliExpressで132,258円、米国 Amazon.comで$1,169.99、です。

関連記事:Galaxy S25 Ultraは驚異のAI機能を搭載!ハイエンドスマホをレビュー

Amazonで「Galaxy S25 Ultra」をチェックする

iPhone 16

Appleから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年9月20日 発売)。

iOS 18、Apple A18 Bionicチップ、8GB メモリ、Super Retina XDR液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、ビデオ再生で最大22時間駆動できるバッテリー、背面 48MP+12MPの2眼カメラ、前面 12MPのフロントカメラ、ステレオスピーカーを搭載しています。

また、生成AI機能「Apple Intelligence」、アクションボタン、カメラコントロールボタン、Apple Pay、Suica決済、空間オーディオ再生、IP68防水防塵、音声操作 Siri、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」、USB-C (DisplayPort/USB 2 最大480Mb/s)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSにも対応している。

価格は、Amazonで139,800円(税込)、楽天市場で119,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで116,980円、Appleオンラインストアで124,800円~、です。

関連記事:「iPhone 16」シリーズのAntutu、カメラ性能を歴代iPhoneと比較

Amazonで「iPhone 16」をチェックする

他のASUS スマホと比較

他にもASUSのスマートフォンが販売されています。2024年モデルやゲーミングスマホもあるので、ぜひ比較してみてください。

最新ASUSスマホ選び方ガイド!ZenFone/ROG Phone全機種紹介

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AYANEO Pocket ACE徹底レビュー!PS2とSteamは快適か?

AYANEO Pocket ACE 本体 レトロが箱の前に立てかけてある。
2025年6月下旬に発売された「AYANEO Pocket ACE」は、高性能なSnapdragon G3x Gen 2プロセッサを搭載し、特にレトロゲーム体験に焦点を当てた設計で注目を集めているAndroidゲーム機です。

このレビューでは、最大の疑問である「PS2とSteam(ストリーミング)は快適に動作するのか?」という点に焦点を当て、先行モデル「AYANEO Pocket S」との違いも踏まえながら、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

AYANEO Pocket ACEの長所(Pros):

  • トップクラスの処理性能: Snapdragon G3x Gen 2により、最新ゲームから要求の高いPS2エミュレーターまで快適に動作します。
  • レトロゲームに最適なディスプレイ: 3:2アスペクト比の高精細・広色域スクリーンで、往年の名作を最高の画質で楽しめます。
  • 革新的な振動体験: 業界初の「Surge Linear Motor」と音響連動振動「SoundTAPMagic」が、これまでにない没入感を生み出します。
  • こだわりの操作性とカスタマイズ性: レトロゲーム向けのボタン配置と高精度な入力系統に加え、AYASpaceによる詳細な設定が可能です。
  • 優れた携帯性とグリップ感: 先行モデルより小型軽量化しつつ、適度な厚みで長時間のプレイでも疲れにくい設計です。

AYANEO Pocket ACEの短所(Cons):

  • 価格の高さ: 他の多くのAndroid携帯ゲーム機と比較して高価な価格設定です。
  • 画面の汎用性: 3:2のアスペクト比は、16:9のAndroidゲームなどをプレイする際に上下に黒帯が表示されます。
  • 付属品とポート: ACアダプターが付属せず、3.5mmヘッドホンジャックもありません。
  • ソフトウェアの複雑さ: AYASpaceは多機能な反面、一部の設定は初心者にはやや複雑に感じられる場合があります。

総合評価:

AYANEO Pocket ACEは、強力なSnapdragon G3x Gen 2で、PS2エミュレーターやSteamのPCゲームを快適に楽しむことが可能です。GBA(ゲームボーイアドバンス)などに最適な3:2ディスプレイや革新的な振動機能も備え、PS2もレトロゲームもSteamも、全てを高水準で楽しみたいと考えるゲーマーにおすすめできる一台です。

この記事で分かること

  1. パフォーマンス: Snapdragon G3x Gen 2、Antutuベンチマーク、Pocket Sとの性能比較、他CPUとの性能比較
  2. PS2エミュレーター性能: 『ゴッド・オブ・ウォー』、『グランツーリスモ4』、『ワンダと巨像』(AetherSX2、2倍解像度、60fps動作)
  3. Steam性能: Steam Link、『サイバーパンク2077』、『Apex Legends』、『Forza Horizon 5』の快適さ、Wi-Fi 7、ストリーミングモード、クラウドゲーム、XInput対応、技適
  4. Androidゲーム性能: 『原神』、『崩壊:スターレイル』、『Call of Duty: Warzone Mobile』、『ウマ娘』の動作感(FPS)
  5. 発熱と冷却: 冷却システム、Pocket Sとの面積比較、表面温度、ファンの音
  6. ソフトウェア: AYASpace、AYAHome、デバイス偽装、キーマッピング、エミュレーター導入(PS2のAetherSX2)
  7. デザイン・外観: Pocket Sとのサイズ・重量比較、厚み、カラー、質感、ポート、スピーカー、モニター出力、ヘッドホンジャック(非搭載)、付属品
  8. ディスプレイ: 4.5インチ(3:2アスペクト比)、1620×1080解像度、433PPI、sRGB 130%、輝度、GBAとの相性、Pocket S(16:9)との比較
  9. 操作性: レトロ配置(Retro Up-top D-pad Layout)、ホールジョイスティック、リニアホールトリガー、振動モーター、マッピング機能、SoundTAPMagic、指紋認証
  10. メモリ・ストレージ: LPDDR5X(8GB/12GB/16GB)、UFS 4.0(128GB/256GB/512GB/1TB)、増設、SSD、換装、microSDカードスロット(最大1TB)
  11. バッテリー: 6000mAh、駆動時間、40W PD急速充電、ACアダプター(非同梱)
  12. メリット・デメリット: 競合比較(Retroid Pocket 5, ANBERNIC RG557)
  13. 5段階評価と総評: 項目別評価、PS2とSteamへの最適性
  14. 価格・購入先: ハイビーム、Amazon、楽天市場、AliExpressの価格一覧、中古価格、ライバル機種(小型、ハイエンド)との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「AYANEO Pocket ACE」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / AliExpress リンク

公式ページ:AYANEO Pocket ACE – AYANEO

パフォーマンスとゲーム性能:AYANEO Pocket ACEでPS2とSteam快適さを徹底検証

AYANEO Pocket ACE でゲームをプレイする様子。正面に画面。

ここでは、AYANEO Pocket ACEのパフォーマンスとゲーム性能を紹介します。

Antutuベンチマーク

AYANEO Pocket ACEが搭載しているSoCは、Qualcommの「Snapdragon® G3x Gen 2 Gaming Platform」です。これは一般的なスマートフォン向けではなく、携帯ゲーム機専用に最適化された高性能SoCという位置づけです。CPUは8コア構成(Kryo Prime Ultra Cores 3.36GHz) となっており、ハイエンドスマホのSnapdragon 8 Gen 2に匹敵する構成を誇ります。

GPUには、最大1GHzで動作する「Adreno A32」を搭載しています。このSoCは最大15WのTDPで動作し、本体に内蔵されたアクティブ冷却ファンと大型の放熱銅板によって、高いパフォーマンスを持続的に発揮できるように設計されているのが大きな特徴です。

同じプロセッサは前モデルの「AYANEO Pocket S」をはじめ、「AYANEO Pocket EVO」、「AYANEO POCKET DMG」などにも搭載されています。

ベンチマーク結果は以下ようのようになっています。

例1: Antutu V10 総合で「1683552」、CPUで「376900」、GPUで「686222」、MEMで「335790」、UXで「284640」

例2: Antutu V10 総合で「1654754」、CPUで「386219」、GPUで「676039」、MEMで「309314」

CPUのスコアは約37~38万、GPUのスコアは約67~71万ほどのスコアを記録することが確認されています。

その他のベンチマーク結果

  • Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで約1900~2100、マルチコアで約5200~5500
  • 3DMark Wild Life Extremeで約3,700~4,200
  • GFXBench Aztec Ruins (1440p Offscreen)で約38fps

ベンチマーク結果から分かること

これらのベンチマーク結果から、Snapdragon G3x Gen 2は、Android搭載の携帯ゲーム機として現行トップクラスの性能を持っていることが明確に分かります。特に注目すべきは、CPU性能がGeekbench 6のスコアが示す通り、ハイエンドスマホの「Snapdragon 8 Gen 2」とほぼ同等の実力を持っている点です。

GPU性能も非常に強力で、3DMark Wild Life Extremeのスコア からも、負荷の高い最新Androidゲームも快適に動作させられるパワーがあることが伺えます。数値上はまさに「ハイエンド」であり、この後のゲーム性能テストへの期待が大きく高まる結果です。

Snapdragon G3x Gen 2性能を比較

AYANEO Pocket ACEが搭載するQualcomm Snapdragon G3x Gen 2 プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

AYANEO Pocket ACE-グラフ Snapdragon-G3x-Gen2-Antutu

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 (AYANEO Pocket ACE)・・・Antutu:166万
  2. MediaTek Dimensity 8300(ANBERNIC RG557 / RG406H)・・・Antutu:125万
  3. Snapdragon 865 (Retroid Pocket 5 / Retroid Pocket Flip 2)・・・Antutu:84万
  4. Dimensity D1100 (Retroid Pocket 4 Pro)・・・Antutu:70万
  5. Unisoc T820 (ANBERNIC RG556)・・・Antutu:55万
  6. MediaTek Helio G99・・・(AYANEO Pocket MICRO Classic)・・・Antutu:40万
  7. Unisoc USMS 9230S (KINHANK K56)・・・Antutu:32万

比較から分かること

この比較グラフを見ると、AYANEO Pocket ACEの性能が他のAndroid携帯ゲーム機と比べて「圧倒的」であることが一目瞭然です。2番手のDimensity 8300(Antutu約125万)に対しても30%以上高いスコアを叩き出しています。特に人気の高い「Retroid Pocket 4 Pro」(D1100) や「ANBERNIC RG556」(T820) といったミドルレンジ機と比較すると、その性能差は2倍から3倍近くにも達します。

この絶対的なパワーの差が、まさに本題である「PS2エミュレーターの快適さ」に直結します。ミドルレンジ機では設定やゲームタイトルを選ぶPS2エミュレーションも、Pocket ACEであれば余裕を持って動作させられることが、このベンチマーク比較から強く裏付けられます。

PS2エミュレーターのゲーム性能

ここでは、AYANEO Pocket ACEが搭載するQualcomm Snapdragon G3x Gen 2 プロセッサがPS2のエミュレーター(AetherSX2)でどのように動作するのか、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて説明します。

ゴッド・オブ・ウォー(PS2)

ギリシャ神話を舞台に、主人公クレイトスが神々への復讐を遂げる壮大なアクションアドベンチャーゲームです。迫力のある戦闘と重厚な物語が特徴です。

実際にAetherSX2(PS2エミュレータ)でプレイしてみましたが、このパワーには驚かされました。エミュレータの設定で解像度をネイティブの2倍(1080p相当)に引き上げても、全編を通じて安定して60fpsでの動作を実現します。多数の敵が入り乱れる激しい戦闘シーンや、巨大なボスとの戦いといった高負荷な場面でも、処理落ちは一切感じさせません。PS2実機ではカクつくこともあったシーンが、信じられないほど滑らかな映像で楽しむことができました。

グランツーリスモ4(PS2)

リアルな車両挙動と美麗なグラフィックを追求した、リアリティあふれるドライビングシミュレーターです。膨大な数の車種と多彩なコースが収録されています。

このプロセッサの性能は圧巻で、2倍解像度の設定で常時60fpsを完璧に維持したプレイが可能でした。多数のライバル車が同時に走行するレース中でもフレームレートは微動だにせず、実機同様の滑らかなドライビング体験が得られます。特に感動したのは、グラフィック負荷が高いリプレイシーンです。ここでもカクつくことなく、美しい車体の光沢やコースの風景を高品質で再生でき、思わず見入ってしまいました。

ワンダと巨像(PS2)

広大で美しいフィールドを舞台に、主人公ワンダが巨大な像と対峙するアクションアドベンチャーゲームです。その独特な世界観とゲーム性は高く評価されています。

このタイトルはPS2の中でも特に高負荷なゲームとして有名で、正直どこまで動くか不安でしたが、Snapdragon G3x Gen 2はその不安を軽々と吹き飛ばしてくれました。2倍解像度の設定で、なんと60fpsでの快適な動作が確認できました。実機ではフレームレートが低下しがちだった場面でも、常に滑らかな動きを維持します。巨像の巨大な体にしがみつき、激しく動くシーンでも安定したフレームレートを保つため、ストレスなくゲームに没頭できました。

ラチェット&クランク(PS2)

主人公ラチェットと相棒クランクが、多種多様な武器「ガラメカ」を駆使して銀河を冒険するアクションゲームです。爽快なアクションとユーモアあふれるストーリーが魅力です。

このゲームも2倍解像度の設定で、ゲーム全編を通じて60fpsでの安定した動作を示します。画面内に多くの敵やオブジェクトが出現し、派手なエフェクトが飛び交う戦闘中でも処理落ちは一切発生しません。原作の持つスピーディーで爽快なアクションをまったく損なうことなく、快適にプレイすることが可能です。

ストリートファイターIII 3rd STRIKE Fight for the Future(PS2)

緻密に描かれた2Dグラフィックスと、奥深いゲームシステムで根強い人気を誇る対戦型格闘ゲームです。一瞬の判断が勝敗を分けるシビアな駆け引きが特徴です。

3Dゲームがこれだけ動くのですから、2Dベースのゲームは当然ながら全く問題になりません。解像度を2倍以上に設定し、高画質化フィルタを適用した状態でも、ゲームの根幹である60fpsに完全に張り付いて動作します。格闘ゲームで最も重要な入力の遅延も感じられず、アーケード版やPS2実機と遜色のない、極めて応答性の高い操作感で対戦を楽しめました。

まとめ:PS2エミュレーターのゲーム性能

Snapdragon G3x Gen 2は、その強力なCPUおよびGPU性能により、PS2エミュレーションにおいて卓越したパフォーマンスを提供します。高負荷な3Dアクションゲームからフレームレートの安定性が重要な2D格闘ゲームに至るまで、多くのタイトルをネイティブ解像度の2倍以上に設定した上で、常時60fpsという理想的な環境でプレイすることを可能にします。これは、単にゲームを動作させるだけでなく、PS2実機を超える高品質で滑らかなゲーム体験を実現する性能だと断言できます。

Steamゲームの動作感:AYANEO Pocket ACEでストリーミングは快適か?

ここでは、AYANEO Pocket ACEでのSteamゲームの動作感について紹介します。PCゲームがどれほど快適に遊べるのか、通信性能やストリーミング機能(リモートプレイ)の観点から詳しく見ていきましょう。

技適マークと通信性能(Wi-Fi 7)

まず、日本国内でワイヤレス機能(Wi-FiやBluetooth)を利用する上で重要な「技適マーク」についてです。本機はグローバル展開されている製品ですが、日本の正規販売店(ハイビーム社など)で取り扱われている国内正規版については、必要な認証を受けていると考えられます。安心して使用するためにも、並行輸入品ではなく国内正規販売ルートでの購入を強く推奨します。

通信性能に目を向けると、本機は最新規格の「Wi-Fi 7」に対応しています。これは前モデルの「AYANEO Pocket S」と同等の強力な仕様であり、ストリーミングやクラウドゲームで最も重要となる通信の安定性、低遅延に大きく貢献します。高速で安定した接続が可能なため、ゲームプレイ中のデータ途絶やラグの発生を最小限に抑えることができます。

ストリーミングとクラウドゲームの快適性

AYANEO Pocket ACEはAndroid OSを搭載しているため、Steam DeckのようにPCゲームを直接インストールして実行する(ネイティブ動作する)マシンではありません。Steamゲームを遊ぶ際は、自宅のゲーミングPCからゲーム映像を転送する「Steam Link」を利用したストリーミングプレイが基本となります。

実際に「Steam Link」を試してみましたが、その快適さには驚かされました。動きのラグはほとんど感じられず、非常に快適にゲームをプレイできます。AYASpaceソフトウェアに新しく搭載された「Streaming Mode(ストリーミングモード)」 のおかげか、ストリーミング特有の遅延やデコード時間が大幅に削減されている印象を受けました。

また、Steam Link以外にも「GeForce NOW」や「Xbox Cloud Gaming(GamePass)」といった主要なクラウドゲーミングサービスにも対応しており、PCを持っていなくても最新のAAAタイトルを楽しめるのは大きな魅力です。

具体的なゲームでの動作感

人気のPCゲームタイトルで、ストリーミングプレイの感覚を試してみました。

『サイバーパンク2077』での動作感

高負荷なオープンワールドRPGである『サイバーパンク2077』を「Steam Link」でプレイしました。自宅のPCで最高設定にしたゲーム映像をストリーミングしましたが、その美しさには息をのみました。ナイトシティの雨に濡れた路面や、複雑に入り組んだネオンの看板が、Pocket ACEのディスプレイ上で見事に再現されます。

AYASpaceソフトウェアに搭載された「Streaming Mode(ストリーミングモード)」 が効いているのか、車での高速走行中や、敵との激しい銃撃戦といった情報量が多いシーンでも、映像の破綻やカクつきはほとんど感じられません。もちろん、これは自宅のWi-Fi環境とPC性能に依存しますが、本機の「Wi-Fi 7」対応が安定したデータ受信に貢献していることは間違いないでしょう。本機が「XInputプロトコル」に対応しているため、リニアホールトリガーでの繊細な運転操作や、銃撃時の振動も完璧に動作し、没入感を高めてくれました。

『Apex Legends』での動作感

次に、一瞬の反応が勝敗を分ける対戦型FPS『Apex Legends』を試しました。正直なところ、ストリーミングプレイで『Apex Legends』のようなシビアなFPSを遊ぶのは厳しいのではないかと考えていました。

しかし、実際にプレイしてみると、その懸念は良い意味で裏切られました。動きのラグは最小限に抑えられており、敵を発見してからエイムを合わせ、射撃するまでの一連の動作が非常にスムーズです。近距離での激しい撃ち合いになっても、PCでのプレイと遜色ない感覚で対応できました。もちろん、プロレベルのコンマ数秒を争う環境では遅延が気になるかもしれませんが、「カジュアルに楽しむ」レベルであれば、全く問題なく勝利を目指せるクオリティです。この低遅延は、本機の「Streaming Mode」 と「Wi-Fi 7」の賜物だと感じます。

『Forza Horizon 5』での動作感

美しいメキシコの風景を超高速で駆け抜ける『Forza Horizon 5』も、「Steam Link」や「Xbox Cloud Gaming」でプレイしました。このゲームで最も重要となるのは、遅延のなさによる映像の滑らかさと、繊細なマシンコントロールです。映像に関しては、『Apex Legends』と同様に「Streaming Mode」 と「Wi-Fi 7」の恩恵が絶大で、高速で景色が流れるシーンでも映像が破綻することなく、非常に滑らかなプレイフィールでした。

しかし、それ以上に感動したのは操作感です。本機は「XInputプロトコル」にネイティブ対応しており、PCやXbox側でコントローラーとして完璧に認識されます。最大の注目点は、L2/R2に採用されている「リニアホールトリガー」です このトリガーの押し込み具合でアクセルとブレーキの微調整が完璧にできるため、コーナー手前での繊細なブレーキングや、脱出時のじわっとしたアクセルワークが思いのままに行えます。

これは、単なるオン/オフボタンでは到底不可能な、レーシングゲームの醍醐味を味わう上で必須の機能です。路面状況に応じた振動フィードバックも正確に伝わり、まさに「PCゲームを手のひらで遊んでいる」という感覚を強く得られました。

まとめ:Steamゲームの動作感

  • 基本動作:Android機のためSteamゲームは「Steam Link」でのストリーミングが基本
  • 低遅延機能:最新規格の「Wi-Fi 7」と専用の「Streaming Mode」によりストリーミング時の遅延を大幅に削減
  • 高負荷ゲーム(サイバーパンク2077):美しいグラフィックを保ったまま安定してプレイ可能
  • 高速FPS(Apex Legends):ラグを感じにくくカジュアルな対戦なら十分快適
  • レーシングゲーム(Forza Horizon 5):「リニアホールトリガー」が完璧に機能し繊細なアクセルワークが可能
  • コントローラー対応:「XInputプロトコル」に対応しPCゲームでも振動やトリガーがネイティブに動作
  • クラウド対応:「GeForce NOW」や「Xbox Cloud Gaming」にも対応しクラウドゲーミング端末としても優秀
  • 技適:国内での利用は技適マークのある国内正規販売店での購入を推奨

Androidゲームの動作感:AYANEO Pocket ACE(ネイティブゲーム性能)

ここでは、AYANEO Pocket ACEでAndroidゲームがどのように動作するのか、その検証結果を具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を用いて紹介します。

原神 (Genshin Impact)

広大なオープンワールドを探索し、元素反応を駆使した戦闘が魅力のアクションRPGです。

「Snapdragon G3x Gen 2」の真価を試すため、いきなり「最高画質」設定、フレームレート「60FPS」でテイワットの世界に飛び込んでみましたが、その滑らかさには感動しました。キャラクターの動き、元素爆発の華麗なエフェクト、そしてモンドや璃月といった広大な都市部でも、フレームレートは常に60FPS近辺を維持します。戦闘中の激しい場面や複雑なエフェクトが多用される状況でも、カクつきとは無縁の安定したプレイフィールを提供してくれました。これなら長時間の探索や高難易度コンテンツの挑戦も、最高の画質で快適に行えます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

宇宙を舞台にしたスペースファンタジーRPGで、美麗なグラフィックと戦略的なターン制バトルが特徴です。

このゲームも「最高画質」設定、60FPSモードでプレイしました。星々を巡る壮大な冒険を、まさに最高のクオリティで体験させてくれます。キャラクターの精巧な3Dモデル、戦闘中のダイナミックなスキルエフェクト、そして美しいフィールドの描写は、常に60FPS近辺で滑らかに描画されます。特に負荷のかかりやすい都市部や、エフェクトが多重に発生する必殺技シーンにおいても、フレームレートの大きな低下はなく、安定したパフォーマンスを提供し、快適なゲームプレイをサポートしてくれました。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人のプレイヤーが広大なマップで戦うバトルロイヤルFPSです。

このプロセッサの強力なGPU性能は、FPSゲームで真価を発揮します。「高画質」設定でプレイしつつ、フレームレート優先のオプションを有効にすることで、最大120FPS動作の超滑らかな世界を体験できました。実際の戦闘シーン、特に多数のプレイヤーが密集するエリアや、爆発エフェクトが頻発する場面でも、安定して90FPS以上を維持し、敵の発見から精密なエイム操作までが驚くほどスムーズに行えます。モバイル環境でありながら、競技性の高い応答性に優れたシューティング体験がここにありました。

ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)

「ディアブロ」シリーズの世界観を受け継ぐアクションRPGで、ダークなファンタジー世界でのハックアンドスラッシュが楽しめます。

「最高画質」設定、60FPSモードでサンクチュアリに足を踏み入れましたが、陰鬱かつ美麗な世界を余すところなく描き出してくれます。このゲームの醍醐味である「無数の敵との戦闘」や、スキルエフェクトが画面を埋め尽くすような派手なシーンでも、フレームレートは60FPSに張り付き、キャラクターの滑らかな動きとスキルのレスポンスの良さを常に体感できました。ダンジョン探索からレイドバトルまで、あらゆるコンテンツで一貫して高いパフォーマンスを発揮し、没入感のあるプレイを約束してくれます。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

実在の競走馬をモチーフにしたキャラクター「ウマ娘」を育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームです。

このゲームの魅力は、なんといっても3Dグラフィックがふんだんに使われるレースシーンとライブシーンです。「最高画質」設定でもフレームレートは常に上限(60FPS)に固定され、極めて滑らかで美しい映像を楽しめました。ウマ娘たちの細やかな表情や動き、観客席の熱気、そしてレース中の迫力あるカメラワークまで、コマ落ちなど一切なく、最高の状態で堪能できます。育成パートの快適な操作性はもちろんのこと、ビジュアル面での満足度が非常に高い体験でした。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

「ファイナルファンタジーVII」の物語を章立てで楽しめるコマンドバトルRPGです。オリジナルのFFVIIから派生作品までのストーリーを追体験できます。

「高画質」設定でプレイしましたが、原作の雰囲気を忠実に再現したグラフィックや、バトル中のキャラクターのアクション、特に召喚獣のド派手な演出などを、常に安定した60FPSで楽しむことができました。コマンド選択から技の発動、シーンチェンジに至るまで、ストレスを感じさせないスムーズな描画が維持され、物語への没入感を高めてくれます。戦闘もイベントシーンも、高品質なグラフィックで快適に進行しました。

まとめ:Androidゲームの動作感

Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2は、先のAnTuTuベンチマークスコアが示す通り、非常に高いゲーミング性能を実際のゲームプレイで証明してくれました。今回試した『原神』や『崩壊:スターレイル』のような高いグラフィック負荷を要求するタイトルから、『Call of Duty: Warzone Mobile』のような競技性の高いFPS、そして『ウマ娘 プリティーダービー』のようにビジュアル表現が重視されるゲームまで、多くの人気タイトルを最高設定に近い画質で、かつ高いフレームレートで快適にプレイできる実力を備えています。

発熱と冷却:AYANEO Pocket ACEの15Wの性能をどう冷やすか

ここでは、AYANEO Pocket ACEの発熱と冷却性能について紹介します。本機は、前モデルの「AYANEO Pocket S」と同じく、最大15Wで動作する高性能な「Snapdragon G3x Gen 2」を搭載しています。この強力なSoCを、より小型な筐体でいかに冷却するのか、その設計と実際の使用感を詳しく見ていきます。

強化された冷却システム

AYANEO Pocket ACEは、15Wの性能を持続的に引き出すために、アクティブ冷却システムを採用しています。その構成は、放熱銅板、放熱フィン、そして超薄型冷却ファンです。

注目すべきは、前モデル「AYANEO Pocket S」との比較です。「Pocket S」が5180mm²のベイパーチャンバーと7053mm²の放熱フィンを搭載していたのに対し、AYANEO Pocket ACEは5980mm²の放熱銅板と8400mm²の放熱フィンを搭載しています。これは、放熱板で約15%、フィンで約19%も大型化している計算になり、冷却能力が物理的に強化されていることがわかります。

実際の表面温度と熱の「逃がし方」

では、実際の温度はどうでしょうか。AnTuTuベンチマークのような高負荷なテストを実行中、表面温度は約46℃から48℃に達することがありました。数値だけ見ると熱いと感じるかもしれませんが、この熱は非常に巧みに管理されています。

熱は主に本体中央と、上部にある排気口周辺に集中するように設計されています。実際にゲームをプレイしていても、手が触れるグリップ部分やボタン周りが熱くなることはほとんどありません。これは、「Pocket S」で一部指摘されていた「本体左側の操作部が熱くなる」 「グリップがほんのり熱くなる」といった点と比較して、明確に進化したポイントだと感じました。

ファンの静音性

性能と引き換えになるのがファンの音です。AYANEO Pocket ACEは、低負荷時には最小48dBと、ほとんど聞こえないレベルで静かに動作します。

しかし、『原神』やPS2エミュレータなど、高いパフォーマンス(Maxモード)を要求するゲームをプレイすると、ファンはフルスピードで回転し、はっきりと音が聞こえるようになります。最大で70dBに達するというデータもあり、これは静かな部屋ではそれなりに目立ちます。これは「Pocket S」が「ゲーミングノートばりの騒音」と評されたのと同様に、15Wのハイパフォーマンスをこのサイズで維持するための「必要経費」と言えるでしょう。

まとめ:発熱と冷却

  • 冷却システム:前モデル「AYANEO Pocket S」より大型化された、5980mm²の放熱銅板と8400mm²の放熱フィンを搭載
  • 表面温度:高負荷時に46℃〜48℃に達するが、熱が手に伝わりにくいよう中央と上部に集中する設計
  • 操作時の快適性:「Pocket S」で指摘された「グリップ部に熱が伝わる」という点が改善されている
  • ファンの音:低負荷時は静かだが、最大パフォーマンス時は最大70dBと、はっきりと聞こえる大きさになる

ソフトウェアと使い方:AYANEO Pocket ACEのAYASpaceと多彩なゲーム環境

AYANEO Pocket ACEの管理画面

ここでは、AYANEO Pocket ACEのソフトウェアと、Androidゲーム機、クラウドゲーム、Steam(ストリーミング)、エミュレーター(PS2)といった具体的な使い方を紹介します。

OSとAYANEO独自ソフトウェア

OSにはAndroid 13が搭載されています。ランチャー(ホーム画面)には、AYANEO独自の「AYAHome」が採用されています。これはSwitchのホーム画面のように、インストールしたゲームやアプリが横に並ぶシンプルなデザインで、コントローラーでの操作が非常に快適です。

各種設定は、独自的管理ソフトウェア「AYASpace」から行います。パフォーマンスモードの切り替え、ファンの速度調整、キーマッピング、画面の明るさなど、ゲームプレイに必要な設定がここに集約されています。

前モデルの「AYANEO Pocket S」では、AYASpaceとは別に「AYASetting」というアプリが存在し機能が重複している、日本語に設定してもUIの一部が英語のまま残るといったソフトウェア面の混乱が見られました。Pocket ACEではAYASpaceに機能が集約されている印象で、より洗練された使い勝手になっています。

Androidゲーム機として(原神・キーマッピング)

Google Playストアに対応しているため、あらゆるAndroidゲームをプレイ可能です。『原神』のような高負荷なゲームも、そのパフォーマンスで快適に動作します。

注目すべきは「デバイス偽装(Device Spoofing)機能です。これは、Pocket ACEを「Xiaomi 14 Pro」など別の主流なスマートフォンモデルとして認識させる機能です。一部のゲームでは、特定の機種でしか高画質設定や高フレームレートモードが解放されないことがありますが、この機能でそれを強制的にアンロックできます。

また、コントローラーに対応していないゲームでも、画面のタッチ操作を物理ボタンに割り当てる「キーマッピング機能」が搭載されており、快適に遊ぶことができます。

クラウドゲームとSteam(Steam Link)

本機はストリーミングマシンとしても非常に優秀です。「Xbox Cloud Gaming(GamePass)」や「GeForce NOW」、「Steam Link」といった主要なクラウド・ストリーミングサービスに対応しています。

特に「AYANEO Pocket S」と比較して進化した点として、AYASpaceに新しく「Streaming Mode(ストリーミングモード)」が追加されました。これは、ストリーミング時の遅延とデコード(映像展開)時間を大幅に削減するために設計された専用モードです。

さらに、本機は「XInputプロトコル」にも対応しているため、「Xbox Cloud Gaming」などでゲームがネイティブに振動し、PCゲームを遊ぶ際も違和感のない操作が可能です。

エミュレーター(PS2)の使い方

本機の高いパフォーマンスは、PS2などのエミュレーションにも最適です。AYASpaceには、エミュレーターのゲームを一括管理するフロントエンド(ライブラリ)機能も含まれています。しかし、この機能を使うには、PegasusやEmulation Stationといった別のフロントエンド用の設定ファイルを流用する必要があり、初心者には少し複雑です。

最も手軽な使い方は、APK Pureなどから「AetherSX2」(PS2エミュレータ)のような高性能なエミュレータアプリをダウンロードし、個別にインストールし、AYAHomeから直接起動する方法です。これなら難しい設定も不要で、すぐに強力なエミュレーターマシンとして活用できます(※Google Playストアから「AetherSX2」をダウンロードすることはできません)。

まとめ:ソフトウェアと使い方

  • OS:Android 13を搭載し、「AYAHome」ランチャーでコントローラー操作が快適
  • 管理ソフト:AYASpaceでパフォーマンスやキーマッピングを一括管理
  • 比較:前モデル「Pocket S」であったソフトウェアの混乱が整理されている印象
  • Androidゲーム:「デバイス偽装」機能で特定ゲームの高フレームレートを開放可能
  • ストリーミング:遅延を大幅に削減する専用の「ストリーミングモード」を新搭載
  • エミュレーター:AYASpaceでの一括管理は上級者向け、個別にアプリを導入する方が手軽

デザイン:AYANEO Pocket ACE ~レトロへのこだわりとPocket Sからの進化~

AYANEO Pocket ACE 本体 前面のデザインがよく分かるように置かれている。

ここでは、AYANEO Pocket ACEの開封から、そのデザイン、第一印象、外観、質感、ビルドクオリティ、そしてポート類について、先行モデルであるAYANEO Pocket Sとの比較も交えながら、実際に手に取って感じたことを中心にレビューしていきます。レトロゲームへの深いリスペクトと、携帯性の向上が感じられる本機の魅力を探っていきましょう。

開封と先行予約特典:期待感を高めるスタート

AYANEO Pocket ACEのパッケージを開封すると、本体、USB-Cケーブル、説明書類といった基本的な内容物が姿を現します。しかし、ハイビーム公式オンラインストアでの先行予約特典として提供される専用キャリングポーチ、ジョイスティックキャップ、専用背面カバー、専用ガラスフィルム(全面)は、購入体験をより特別なものにしてくれます 。AYANEO Pocket Sではクラウドファンディングの出資特典としてマグネットやマウスパッドなどが提供されていましたが 、Pocket ACEの特典はより実用性に重きを置いている印象です。

第一印象と携帯性:Pocket Sを凌駕するコンパクトさと手に馴染む厚み

初めてAYANEO Pocket ACEを手に取った際の第一印象は、その驚くほどのコンパクトさと、しっかりとした質感です。本体シェルはプラスチック製ですが、剛健な作りで安っぽさは皆無 。特にAnbernicなどの中華ゲーム機に触れてきた方なら、その高級感とビルドクオリティの高さに感心するでしょう。

約310gという重量は、AYANEO Pocket Sの約350gと比較しても約40g軽量化されており 、サイズもPocket ACE176 x 82.5 x 18.4mm、Pocket Sが約213.9 × 85 × 14mmであるため 、Pocket ACEの方が一回り小さく、より携帯性に優れていることが明確に分かります。

AYANEO Pocket ACEで原神をプレイしている様子

この軽さと小ささは、普段Linux OS搭載の中華ゲーム機に慣れ親しんでいる方にとっては、もしかするとまだ少し大きく、重く感じられるかもしれません。しかし、高性能なAndroid OSを搭載した携帯ゲーム機として見れば、このサイズ感と重量は十分に許容範囲であり、むしろバランスが取れていると言えるでしょう。

注目すべきは、AYANEO Pocket Sが約14mmと薄型設計であるのに対し 、Pocket ACE約18.4mmとやや厚みがある点です 。この厚みが、実際に手に持った際の安定感としっかりとしたグリップ感に繋がり、長時間のプレイでも疲れにくいというメリットを生み出しています。実際に、マットコーティングとカーブしたエッジの恩恵もあり 、手に吸い付くようにホールドできる感覚は、薄型機にはない安心感を与えてくれます。

レトロとモダンが融合した秀逸なデザイン、Pocket Sとの方向性の違い

AYANEO Pocket ACEの外観は、レトロゲームへの深いオマージュに満ちています。カラーバリエーションには、「シャドウダンスブラック」、「ライトブレードホワイト」といったシックな色合いに加え、往年の家庭用ゲーム機を彷彿とさせる「レトロパワー」が用意されており 、ノスタルジックな雰囲気を高めています。

一方のAYANEO Pocket Sもオブシディアンブラック、アイスソウルホワイト、さくらピンク、レトロパワーといった多彩なカラーがありましたが 、Pocket ACEはよりレトロテイストを前面に押し出したラインナップと言えるでしょう。

実際に手に持つと、約18.4mmという適度な厚みと、マットコーティングが施された4つのカーブしたエッジが手にしっくりと馴染み 、長時間のプレイでも安定したグリップ感が得られます。

AYANEO Pocket Sも高強度のCNC加工のボディとマットな質感を出すサンドブラスト加工が施された背面で快適な持ち心地でしたが 、Pocket ACEはより丸みを帯びたデザインで、優しく手にフィットする印象です。デザイン面での際立った特徴は、SE/STボタン(セレクト/スタートボタン)がディスプレイ上部に配置された「Retro Up-top D-pad Layout」です 。

これは、AYANEO Pocket Sの一般的なコントローラーレイアウト(マスターコントローラー搭載、ジョイスティック周りにRGBライトエフェクト )とは異なり、明確にレトロゲームの操作性を意識した設計です。例えば、「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」のような探索型アクションゲームで、頻繁に使用するメニュー操作などがより直感的に行えるはずです。

考え抜かれたポート配置、スピーカーデザインと先進機能

AYANEO Pocket ACE 本体の側面の様子。ポート類とスピーカーの様子が分かる。

本体のポート類は、下側面にフル機能のUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート(10Gbps、DP 1.4ビデオ出力対応)が1つ 、右側面にはmicroSDカードスロット(最大100MB/s)が配置されており 、充電やデータ転送、外部ディスプレイへの出力、そしてストレージ拡張といった基本的なニーズをしっかりと満たしてくれます。この配置はAYANEO Pocket Sと共通する部分が多いですが 、Pocket ACEのよりコンパクトな筐体にも無理なく収まっています。

電源ボタンは指紋認証センサーと一体化しており 、Androidスマートフォンと同様の感覚でスピーディかつ安全にロックを解除できる利便性は、Pocket Sからしっかりと受け継がれています 。

スピーカーの配置にも工夫が見られます。Pocket ACEは独自の「Lower Bezel Extension Design」を採用しており 、フロント下部にスピーカーが配置されています。

この設計により、ゲームプレイ中に手がスピーカーを覆ってしまうことを防ぎ、音が遮られることなくダイレクトに届くよう意図されています 。実際に音を聞いてみると、このフロント配置のおかげで音の没入感が高く、特に中音域がダイナミックに響くサウンドを楽しめました。

しかし、残念ながら3.5mmヘッドホンジャックはAYANEO Pocket S同様に搭載されていません。レトロ志向のデバイスだからこそ、有線イヤホンでの遅延のないオーディオ体験を期待していたユーザーにとっては、この点は少々残念に感じるかもしれません。有線イヤホンを使用したい場合は、USB-Cからの変換アダプタなどを別途用意する必要があります。

デザインと外観のまとめ:Pocket Sとの比較を添えて

  • 開封時の特典:Pocket ACEは実用的な専用アクセサリー中心 、Pocket Sはクラウドファンディングでコレクターズアイテム的な特典も 。
  • 第一印象と携帯性:Pocket Sよりも小型軽量化(ACE:約310g, S:約350g )を実現しつつ、高級感のあるしっかりとした質感。
  • 厚みとグリップ感:ACEは約18.4mmとS(約14mm )より厚みがあるが、これが安定したグリップ感と長時間の持ちやすさに貢献 。
  • ビルドクオリティ:ACEは高品質なプラスチックシェルとマットコーティング 、SはCNC加工ボディとサンドブラスト加工背面 。
  • レトロデザイン:SE/STボタンが上部にある「Retro Up-top D-pad Layout」など、レトロゲームに最適化 。Sはより標準的なレイアウトでジョイスティックにRGBライト搭載 。
  • カラーバリエーション:「シャドウダンスブラック」「ライトブレードホワイト」「レトロパワー」の3色展開で、よりレトロ感を強調 。Sも多彩なカラー展開あり 。
  • ポート類:フル機能USB-CポートとmicroSDカードスロットを搭載 。配置はPocket Sと類似 。
  • スピーカー配置:フロント下部に配置され、「Lower Bezel Extension Design」により音が遮られにくい設計 。
  • 生体認証:電源ボタン一体型の指紋認証センサーによる快適なロック解除 。Pocket Sと共通 。
  • ヘッドホンジャック:Pocket S同様に非搭載。

ディスプレイ:AYANEO Pocket ACE ~レトロゲームに最適化された4.5インチ鮮やかスクリーン~

AYANEO Pocket ACEのゲーム画面で、派手なエフェクトある映像

ここでは、AYANEO Pocket ACEディスプレイがいかにレトロゲームに適しているか、その画質の高さ、そして先行モデルであるAYANEO Pocket Sとの違いに焦点を当ててレビューしていきます。実際にゲームをプレイして感じた、このスクリーンの魅力を詳しくお伝えします。

基本スペックと息をのむ画質、Pocket Sとの比較

AYANEO Pocket ACEは、4.5インチのIPSオリジナルカラースクリーンを搭載し、解像度は1620×1080ピクセルです 。このサイズで433PPIという非常に高いピクセル密度を誇り、ドットを感じさせない精細な表示を実現しています 。さらに、sRGBカバー率130%という広色域により、色彩豊かなゲームの世界を忠実に再現してくれます 。輝度は400nitsで明るい環境下での視認性は確保されていると言えます。

一方、AYANEO Pocket Sは、より大きな6インチのディスプレイ(1080Pまたは1440Pの解像度オプション)を採用し、輝度は400nits、sRGB色域ボリュームは120%(カバー率は100%)です 。Pocket ACEは画面サイズこそ小さいものの、Pocket Sに匹敵する、あるいは部分的にはそれを上回る色再現性と、より高いピクセル密度によって、非常にシャープで鮮やかな映像体験を提供してくれます。

実際に「原神」のような色彩豊かなAndroidゲームの派手なアクションシーンをプレイしてみても、白飛びすることなく忠実な色が再現され、暗い洞窟を探検するような場面でも、キャラクターや背景がしっかりと視認でき、見づらさを感じることはありませんでした。有機ELディスプレイではありませんが、この60HzのIPSディスプレイで映し出される映像の美しさには、十分に満足できると感じました。

レトロゲームへの最適化:3:2アスペクト比という至高の選択

AYANEO Pocket ACEのディスプレイにおける最大の魅力は、何と言ってもレトロゲームに最適化された「クラシックな3:2アスペクト比」です 。これにより、例えばゲームボーイアドバンス(GBA)のタイトルをプレイする際に、画面をほぼピッタリと表示でき、当時の開発者が意図した通りの映像でゲームを楽しむことができます。AYANEO Pocket Sのディスプレイが一般的な16:9のアスペクト比であるのに対し 、Pocket ACEが明確にレトロゲーム体験を重視していることが、このアスペクト比の採用からも強くうかがえます。

もちろん、16:9のAndroidゲームや4:3のクラシックコンソールゲームをプレイすることも可能ですが、その場合は画面の上下または左右に黒い帯(レターボックス)が表示されることになります。この点は、画面全体を余すところなく使いたいというユーザーにとっては、少し好みが分かれるかもしれません。しかし、それを差し引いても、主要なターゲットであるレトロゲームとの相性の良さは抜群で、当時夢中になったゲームの世界に再び浸るには最高の環境と言えるでしょう。

没入感を高めるデザインと熟練のカラーチューニング

ディスプレイの画質だけでなく、そのデザインもゲームへの没入感を高める上で重要な役割を果たしています。AYANEO Pocket ACEは、同社のフラッグシップモデルにも採用されるボーダーレスフルスクリーンデザインを採用しており、非常に狭いベゼル幅によって、画面サイズ以上の迫力を感じさせてくれます 。実際に手に取ると、前面がフルガラスで覆われたデザインは高級感があり、マットなプラスチック製の本体とのコントラストも美しいです。

さらに、AYANEOが長年培ってきた熟練のカラーチューニング技術により、単にスペックが高いだけでなく、より鮮やかで明るく、繊細なグラフィック表現が実現されています 。これにより、ドット絵で描かれたレトロゲームの温かみのある色彩から、最新Androidゲームの鮮烈なエフェクトまで、あらゆるゲームを美しく描き出してくれます。

画面サイズに関する所感:万能ではないが魅力的な選択肢

4.5インチという画面サイズは、スマートフォンでプレイするようなAndroidゲームには十分な大きさだと感じました。しかし、壮大な世界観を持つRPG、例えば「崩壊:スターレイル」のようなゲームをプレイする際には、文字の細かさや情報量の多さから、もう少し大きな画面が欲しくなる場面もありました。このため、どのようなゲームをメインにプレイするかによって、この画面サイズに対する評価は変わってくるかもしれません。

個人的には、Pocket ACEの魅力を最大限に活かすには、やはり3:2アスペクト比と相性の良いレトロゲームや、比較的シンプルな操作性のAndroidゲームが中心になるのではないかと感じています。

ディスプレイのまとめ:レトロゲーム愛好家にとって最高の選択肢

  • 基本スペック:4.5インチIPS、1620×1080解像度、433PPI、sRGBカバー率130%と高精細・広色域 。Pocket S(6インチ、1080P/1440P、400nits、sRGB120%ボリューム)と比較して小型ながらシャープで鮮やか 。
  • 輝度:AYANEO公式400nits 、ハイビーム公式550nitsと情報に差異あり 。
  • 画質:Androidゲームのアクションシーンでも白飛びなく忠実な色再現。暗所も見やすい。有機ELではないが満足のいくレベル。
  • アスペクト比:レトロゲームに最適な3:2を採用 。Pocket Sの16:9とは明確な差別化。16:9や4:3ゲームでは帯表示あり。
  • デザイン:ボーダーレスフルスクリーンと狭額縁で高い没入感 。前面フルガラスデザインも高級感を演出。
  • カラーチューニング:AYANEO熟練の技術により鮮やかで繊細なグラフィックを実現 。
  • 画面サイズ感:スマホゲームには十分だが、RPGなどでは小さく感じることも。プレイするゲームを選ぶ可能性あり。

操作性:AYANEO Pocket ACE ~レトロとモダンが融合した、指になじむコントロール系統~

AYANEO Pocket ACEの十字キーとABXYボタン

ここでは、AYANEO Pocket ACEコントローラー周りの特徴、特にレトロゲームへの最適化、各ボタンやジョイスティックの感触、豊富なカスタマイズ性、そして先行モデルであるAYANEO Pocket Sとの違いに焦点を当てて、実際に操作して感じたことを詳しくレビューしていきます。

レトロとモダンが融合したコントローラーレイアウト

AYANEO Pocket ACEは、AYANEO独自の「Master Controller」(マスターコントローラー)思想に基づいて設計されており、その操作感は細部にまでこだわりが感じられます。最大のデザイン的特徴は、SE/STボタン(SELECT/STARTボタンに相当)がディスプレイのすぐ上部に配置された「Retro Up-top D-pad Layout」でしょう。

この配置は、AYANEO Pocket Sのより標準的なコントローラーレイアウトとは一線を画し、明確にレトロゲームのプレイフィールを重視しています。例えば、「スーパーマリオワールド」のようなクラシックなプラットフォーマーをプレイする際、スタートやセレクトボタンへのアクセスが非常にスムーズです。

十字キーはかなりフラットな形状で、指先で操作するとコツコツとした確かな感触があります。左右対称のシンメトリカルなジョイスティックレイアウトの中で、この十字キーが自然な位置にあるため、コマンド入力も快適に行えました。

指になじむボタンと高精度なアナログ入力

AYANEO Pocket ACEのホールジョイスティックとリニアホールトリガー

ABXYボタンは導電性ラバーを採用しており、サラッとした平たい形状です。ボタンの遊びは少なく、しっかりと押し込める確かな感触があります。頻繁なボタン入力が求められる「魂斗羅スピリッツ」のようなアクションシューティングでも、快適に連打できました。ただ、他のAYANEO製品と比較すると、押下時にややパチパチとした音が目立つかもしれません。

L1/R1ショルダーボタンはメンブレンスイッチで、軽いタッチでもしっかりと反応してくれるため、素早い入力が可能です。

L2/R2トリガーには、高精度なリニアホールトリガーが採用されています。これにより、レースゲームでの微妙なアクセルワークや、シューティングゲームでの繊細なトリガーコントロールなど、プレイヤーの意図を正確にゲームへ反映させることができます。ストロークは長めで、アナログ入力の幅広さを感じさせます。

スタート、セレクト、ホーム、バックといった各種システムボタンは、やや小さめのタクトスイッチですが、カチカチとした明確なクリック感があり、硬さもちょうど良く押しやすい印象です。特に、透明なプラスチック製のAYAボタンは、デザイン上の良いアクセントにもなっています。

ジョイスティックの感触と配置について

アナログスティックには、ドリフト現象が起きにくく、デッドゾーン(反応しない領域)がない中型のホールセンシングジョイスティックが採用されています。ジョイスティックのトップは中央がわずかに凹んだフラット寄りの形状で、一般的な家庭用ゲーム機のコントローラーやNintendo SwitchのJoy-Conとは少し異なる感触です。

倒し込める角度は比較的大きく感じられ、表面のラバー素材は指に吸い付くようにフィットし、滑りにくいのが特徴です。もし標準のトップがしっくりこない場合でも、換装用のスティックやジョイスティックキャップを使用することで、操作感の印象を大きく変えることができるでしょう。

配置に関しては、左アナログスティックが十字キーの下に位置しています。そのため、左スティックをメインに使用する現代的な3Dゲームをプレイする際や、特定の持ち方、操作のクセによっては、快適さが左右される可能性も考慮しておく必要があります。

没入感を深めるバイブレーションとジャイロ機能

AYANEO Pocket ACEの操作体験を格段に向上させているのが、業界をリードする0916Bサージリニアモーターの初搭載です。このモーターが生み出す超広帯域のハプティックフィードバックは、まさに特筆すべき点。ゲームがネイティブに振動をサポートしていれば、爆発の衝撃やキャラクターの動きといった多次元的で繊細な振動をダイレクトに感じることができます。

さらに、XInputプロトコルにも対応しているため、Xboxのクラウドゲーミングストリーミングプレイでも、コントローラーネイティブの振動体験が可能です。

注目すべきは「SoundTAPMagic」機能で、これはゲーム内のサウンドエフェクトをリアルタイムで解析し、振動に変換してくれるというもの。これにより、元々振動機能を持たないレトロゲームでも、臨場感あふれるフィードバックと共に楽しむことができます。例えば、「ロックマン2」のボス撃破時の効果音に合わせてズシリとくる振動は、新鮮な驚きをもたらしてくれました。

もちろん、AYASpaceを通じてボタンごとの振動を設定したり、モーター全体の振動強度を調整したりすることも可能です。この大型リニアモーターは、レトロハンドヘルドに搭載されるものとしては最大級と言っても過言ではないでしょう。また、6軸ジャイロスコープも内蔵しており、「スプラトゥーン」のような対応ゲームでは、直感的なモーションエイムも楽しめます。

豊富なカスタマイズ性と便利な機能

操作の自由度を高めるカスタマイズ機能も充実しています。本体右下にはTurboキーが配置されており、これを押すだけで事前に設定したパフォーマンスモード(例:省電力モードから最大パフォーマンスモードへ)を素早く切り替えることができます。これにより、ゲームの状況に応じて最適な処理能力を瞬時に選択可能です。

AYASpaceソフトウェア内では、詳細なボタンマッピング(キー割り当て)機能が提供されており、タッチパネル操作しか受け付けないAndroidゲームでも、AYANEO Pocket ACEの物理コントローラーで快適にプレイできるようになります。実際に試してみると、この機能は非常に便利で、操作の割り当ても直感的に行えました。

AYANEO独自の最適化が施されているとのことですが、一部の複雑な操作や、ゲームによっては設定に手間がかかる場合もあるかもしれません。しかし、SE/STボタンとHome/Turboボタンの機能を入れ替えたり、本体側面にあるLC/RCキーに短押し・長押しでそれぞれ異なる機能を割り当てたり、キーの連続送信設定やA-B・X-Yボタンのキー配置入れ替えなど、ここまでユーザーの好みに合わせて細かく設定できるのは大きな魅力です。

その他、電源ボタンには指紋認証機能が統合されており、Androidスマートフォンと同じような感覚で素早く安全にログインできるのは、日常的な使い勝手を大きく向上させています。AYANEO独自のAYASpaceシステムやAYAHomeランチャーは、各種設定へのアクセスを容易にし、

特にAYAボタン(AYASpaceボタン)を押すことで表示されるクイックメニューからは、パフォーマンス設定、ファンコントロール、画面輝度などをゲーム中でも手軽に変更できて非常に便利でした。

ただし、AYASpaceのゲームランチャー機能(フロントエンド)に関しては、ゲーム情報の取得などに手動での設定が必要な場面もあり、初心者にとっては少しハードルが高いと感じるかもしれません。

操作性のまとめ:レトロへの愛と現代技術の幸福な融合

  • コントローラーレイアウト:SE/STボタンが画面上部にある「Retro Up-top D-pad Layout」でレトロゲームに最適化。Pocket Sの標準レイアウトとは異なるアプローチ。
  • ボタン類:ABXYは導電性ラバーでしっかりとした押下感、L1/R1は軽いタッチのメンブレンスイッチ、L2/R2は高精度リニアホールトリガー。
  • ジョイスティック:中型ホールセンシングジョイスティックでドリフトしにくくデッドゾーンなし。トップ形状と配置は好みが分かれる可能性あり。
  • バイブレーション:業界初の0916Bサージリニアモーター搭載で強力かつ多彩なハプティックフィードバックを実現。SoundTAPMagic機能も搭載。
  • ジャイロ機能:6軸ジャイロスコープによるモーションセンシングアシストエイム対応。
  • カスタマイズ性:Turboキーでのパフォーマンス切り替え、詳細なボタンマッピング、各種キーの機能入れ替えなど非常に豊富。
  • 便利機能:電源ボタン一体型指紋認証、AYASpaceによるクイック設定変更。ただしAYASpaceフロントエンドは設定に手間がかかる場合も。

メモリ・ストレージ・拡張性:AYANEO Pocket ACE ~高速仕様と外部拡張への対応~

ここでは、AYANEO Pocket ACEのメモリ(RAM)とストレージ(ROM)の仕様、そしてそれぞれの拡張性(内部増設・外部スロット)について、前モデル「AYANEO Pocket S」と比較しつつ解説します。

メモリ (RAM):仕様と拡張性

AYANEO Pocket ACEは、メモリ(RAM)の容量オプションとして8GB、12GB、16GBのモデルがラインナップされています。

規格には、LPDDR5X 8533Mbpsという非常に高速なものを採用しています。これは、より大型の上位モデルであった「AYANEO Pocket S」に搭載されているものと全く同じ規格です。この高速なメモリのおかげで、ゲームの起動やシーンの切り替え、複数のアプリを切り替える際の動作が非常にスムーズで、ストレスを感じません。

拡張性に関して、本機が採用するLPDDR5X規格のメモリは、スマートフォンや小型携帯機で一般的なオンボード(基板に直接はんだ付け)の仕様です。そのため、PCのメモリスロットのように、購入後にユーザーが自分でメモリを追加(増設)することはできません。これは「AYANEO Pocket S」とも共通する仕様であり、購入時に必要なメモリ容量(8GB、12GB、または16GB)を決定する必要があります。

ストレージ (ROM):仕様と拡張性

AYANEO Pocket ACEの内部ストレージ(ROM)は、128GB、256GB、512GB、1TBといった、複数の容量オプションが用意されています。

規格には、最新の超高速規格である「UFS 4.0」が採用されています。これは「AYANEO Pocket S」と共通の高速仕様です。UFS 4.0は、ゲームのインストール時間や、『原神』のような広大なマップのロード時間を劇的に短縮してくれます。

ただし、注意点として、128GBモデルのみUFS 3.1規格となります。これも「AYANEO Pocket S」と全く同じ仕様であり、コストとパフォーマンスのバランスを取った結果でしょう。

内部ストレージの拡張性については、メモリと同様に「換装・増設は不可」となっています。本機はM.2 SSDではなく「UFS 4.0」という規格のフラッシュメモリチップを基板に直接実装しているため、ユーザーが後からSSDに換装したり、増設したりすることはできません。

microSDカードは利用可

内部の拡張性がない一方で、携帯ゲーム機として非常に重要な外部ストレージ拡張には、microSDカードスロット(microSD 3.0、最大100MB/s)を搭載しています。このスロットは最大1TBまでのmicroSDカードに対応しています。これは「AYANEO Pocket S」とも共通の仕様です。

本体ストレージが最大1TBのモデルもありますが、PS2やゲームキューブなどのエミュレーターで遊び始めると、ゲームイメージ(ROM)はあっという間に容量を圧迫します。そんな時、比較的手頃な価格のmicroSDカードで手軽に容量を拡張できるのは、本機にとって必須の強みと言えます。

まとめ:メモリ・ストレージ・拡張性

  • メモリ仕様:LPDDR5X 8533Mbps、容量は8GB / 12GB / 16GBのモデルあり。購入後の増設は不可
  • ストレージ仕様:UFS 4.0、容量は128GB / 256GB / 512GB / 1TBのモデルあり。128GBモデルのみ規格がUFS 3.1
  • ストレージ拡張性:内部ストレージの増設は不可。外部のmicroSDカードスロット(最大1TB、100MB/s)は利用可
  • 総評:「Pocket S」と共通のオンボード仕様で内部拡張は不可だが、microSDによる外部拡張に対応
  • 購入時の注意:内部アップグレードはできないため、購入時に必要なメモリとストレージ容量を決定する必要がある

バッテリー:AYANEO Pocket ACE ~6000mAhの大容量で長時間の冒険をサポート~

AYANEO Pocket ACEを手に持っている様子。側面が見える。

ここでは、AYANEO Pocket ACEの携帯型ゲーム機としての実用性を大きく左右するバッテリー持続時間と充電性能に焦点を当て、外出先でも安心してゲームの世界に没頭できるその魅力を、先行モデルAYANEO Pocket Sとの共通点や注意点も交えながらレビューしていきます。

長時間の冒険を支える大容量6000mAhバッテリー

AYANEO Pocket ACEは、6000mAhという大容量バッテリーを搭載しています 。これは、例えばiPhone 14のバッテリー容量(ファイルによると約4000mAh )と比較しても大幅に大きく、この大容量が長時間のゲームプレイをしっかりとサポートしてくれます 。まさに「バッテリー不安からの解放」 を実現してくれる心強い仕様と言えるでしょう。先行モデルであるAYANEO Pocket Sも同様に6000mAhのバッテリーを搭載しており、スタミナ面では両機とも高いレベルにあります。

実際に様々なゲームをプレイしてみたところ、平均的な使用状況であれば、フル充電から6~8時間程度の連続プレイが可能でした 。もちろん、ディスプレイの輝度設定やプレイするゲームの負荷、ワイヤレス機能の使用状況によって変動しますが、AYASpaceでパフォーマンス設定を少し調整することで、さらに駆動時間を延ばすことも期待できます。

ちなみに、Antutuベンチマークを最大輝度で実行し、全ての機能を最大限に活用するという非常に厳しい条件下でのテストでは、2時間55分のバッテリー駆動時間を記録しました 。この結果からも、通常のゲームプレイであれば十分な持続時間を持っていることがわかります。

スピーディーな充電:40W PD急速充電対応

せっかくの大容量バッテリーも、充電に時間がかかってしまっては魅力が半減してしまいます。その点、AYANEO Pocket ACEは40WのPD急速充電に対応しているため、万が一バッテリーが切れてしまっても、短時間で充電を完了させ、再びゲームの世界へと戻ることができます 。喫茶店で少し休憩している間にサッと充電して、また次の目的地までの移動中にプレイを再開する、といったアクティブな使い方にも応えてくれます。

このスピーディーな充電は、ゲームプレイの継続性を高めてくれる非常に便利な機能です。AYANEO Pocket Sも同様にPD急速充電に対応しており、この点は両機種に共通する強みです。

ただし、一点注意しておきたいのは、製品パッケージにはACアダプターが付属しておらず、USB Type-Cケーブルのみが同梱されているという点です 。40Wの性能を最大限に活かすためには、別途対応するPD充電器を用意する必要があります。この点は、個人的には少し残念に感じました。

賢く使うための省電力モード

AYANEO Pocket ACEには、パフォーマンスを調整することでバッテリー消費を抑える「Savingモード」などの省電力オプションが用意されています 。例えば、比較的負荷の軽いレトロゲームを長時間楽しみたい場合や、移動中に少しでも長くバッテリーを持たせたいといったシーンでこのモードを活用すれば、より効率的にバッテリーを使用できます。

AYANEO Pocket Sにも同様の「エコモード」が搭載されており、状況に応じたバッテリーマネジメントが可能です。常にフルパワーでなくても十分楽しめるゲームは意外と多いので、こういったモードを賢く使い分けることで、AYANEO Pocket ACEとのゲームライフをさらに豊かなものにできるでしょう。

バッテリーと充電のまとめ:安心して長時間楽しめるスタミナと利便性

  • 大容量バッテリー:6000mAhを搭載し、iPhone 14(約4000mAh)を上回るスタミナを実現 。Pocket Sと共通。
  • 長時間プレイ:平均的な使用で6~8時間の駆動時間を確保 。厳しい条件下でも約3時間の動作が可能 。
  • 急速充電:40WのPD急速充電に対応し、短時間での充電が可能 。Pocket Sと共通。
  • ACアダプター:非同梱のため、別途PD充電器の準備が必要 。
  • 省電力モード:「Savingモード」などでバッテリー消費を抑え、より長時間の使用が可能 。Pocket Sにも同様のモードあり。

AYANEO Pocket ACEのメリット・デメリット ~他機種との比較で見る長所と弱点~

AYANEO Pocket ACEを持って操作している様子。トリガーボタンが見える。

AYANEO Pocket ACEは、高性能なSnapdragon G3x Gen 2プロセッサを搭載し、特にレトロゲーム体験に焦点を当てた魅力的なAndroid携帯ゲーム機です。

しかし、市場には様々な特徴を持つ競合機種も存在します。ここでは、AYANEO Pocket ACEの長所と短所を、AYANEO Pocket S、Retroid Pocket 5、ANBERNIC RG557、AYANEO Pocket MICRO Classicといった他のAndroid携帯ゲーム機と比較しながら具体的に解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:トップクラスの処理性能

AYANEO Pocket ACEは、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2プロセッサを搭載しており、非常に高い処理性能を誇ります 。Antutuベンチマーク(V10)では約166万点というスコアを記録し 、これはMediaTek Dimensity 8300を搭載するANBERNIC RG557(約125万点)や、Snapdragon 865を搭載するRetroid Pocket 5(約84万点)を大きく上回ります 。

同じSoCを搭載するAYANEO Pocket Sと比較しても、ベンチマークテストでは僅かにACEが上回る場面も見られました 。これにより、最新のAndroidゲームから要求の高いエミュレーターまで快適に動作させることが可能です。

メリット2:レトロゲームに最適化された鮮やかなディスプレイ

4.5インチ、解像度1620×1080、433PPIという高精細なIPS液晶は、sRGBカバー率130%という広色域も相まって、鮮やかで美しい表示を実現します 。特にクラシックな3:2のアスペクト比は、ゲームボーイアドバンスなどのレトロゲームをオリジナルの比率で楽しむのに最適です 。

AYANEO Pocket Sの6インチ16:9ディスプレイや、Retroid Pocket 5(5.5インチOLED)、ANBERNIC RG557(5.48インチAMOLED)などと比較すると、画面サイズは小さいものの、レトロゲームへの特化という点では大きなアドバンテージとなります 。

メリット3:進化した革新的な振動体験

AYANEO Pocket ACEは、業界をリードする「0916B Surge Linear Motor」をAndroid携帯ゲーム機として初めて搭載しており、N54マグネットの採用により豊かで繊細なハプティックフィードバックを提供します 。これは、AYANEO Pocket Sに搭載されているX軸リニアモーターと比較しても明らかに進化しており 、ゲーム内の効果音と振動が連動する「SoundTAPMagic」機能と合わせて、これまでにない没入感のあるゲーム体験を実現します 。

メリット4:レトロゲーム向けのこだわりの操作性

SE/STボタンが画面上部に配置された「Retro Up-top D-pad Layout」は、レトロゲームの操作感を強く意識したデザインです 。また、ドリフト現象が起きにくくデッドゾーンのない中型ホールセンサージョイスティックと、高精度なリニアホールトリガーは、正確な入力操作をサポートします 。AYANEO Pocket Sのより標準的なコントローラーレイアウトとは異なり、ACEは明確にレトロゲーマーのニーズに応える操作系を備えています。

メリット5:コンパクトさと良好なグリップ感

約310gという重量は、AYANEO Pocket S(約350g)と比較して小型軽量化が図られています 。一方で、約18.4mmという適度な厚みは、手に持った際の安定感としっかりとしたグリップ感に貢献しており、長時間のプレイでも疲れにくい印象です 。Retroid Pocket 5(約280g)やAYANEO Pocket MICRO Classic(約227g)よりは重量がありますが、その分、高性能SoCを搭載している点を考慮すると、携帯性と性能のバランスは良好と言えるでしょう 。

メリット6:AYASpaceによる豊富な機能とカスタマイズ性

AYANEO独自の管理ソフトウェア「AYASpace」は、パフォーマンスモードの切り替え(新たにストリーミングモードが追加)、CPU/GPUのコア周波数調整、強化されたデバイス偽装機能、詳細なキーマッピングなど、多彩な機能と高いカスタマイズ性を提供します 。これにより、ユーザーは自身の好みに合わせて最適なゲーミング環境を構築できます。

デメリット(短所、欠点)

AYANEO Pocket ACEとAYANEO Pocket Sが並んでいる。

デメリット1:価格の高さ

AYANEO Pocket ACEの通常価格は、12GB/256GBモデルで84,800円からとなっており 、これはRetroid Pocket 5(Amazonで約5万円)やANBERNIC RG557(Amazonで約4万円)、そして同じAYANEOブランドでもよりコンパクトなAYANEO Pocket MICRO Classic(Amazonで約3万円)といった他のAndroid携帯ゲーム機と比較すると、明らかに高価なモデルです 。

AYANEO Pocket S(Amazonで94,800円から)とは同程度の価格帯か、構成によってはACEの方が手頃になる場合もありますが、全体としてハイエンドクラスの価格設定と言えるでしょう 。

デメリット2:画面サイズとアスペクト比の汎用性

4.5インチという画面サイズは、特に壮大なRPGなどをプレイする際には、文字の視認性や情報量の点でやや小さく感じられる可能性があります 。また、3:2のアスペクト比はレトロゲームには最適ですが、16:9の現代的なAndroidゲームや4:3のクラシックコンソールゲームをプレイする際には、画面の上下または左右に黒い帯が表示されることになり、これを好まないユーザーもいるでしょう 。

大画面での汎用性を求めるなら、6インチ16:9ディスプレイのAYANEO Pocket Sの方が適しているかもしれません 。

デメリット3:ACアダプター非同梱とヘッドホンジャックなし

40WのPD急速充電に対応している点はメリットですが、製品パッケージにはACアダプターが付属しておらず、USB Type-Cケーブルのみが同梱されています 。

また、近年多くのデバイスで見られる傾向ではありますが、3.5mmヘッドホンジャックが搭載されていないため、有線イヤホンを使用したい場合は変換アダプタが別途必要になります 。Retroid Pocket 5やANBERNIC RG557といった機種ではヘッドホンジャックが搭載されているため 、この点は比較上のウィークポイントと言えます。

デメリット4:一部ソフトウェアの使い勝手と最適化

AYASpaceのフロントエンド機能(ゲームライブラリなど)は、一部手動での設定が必要な場合があり、初心者にとっては少しハードルが高いと感じられるかもしれません 。また、非常に高いパフォーマンスを持つ一方で、「Call of Duty: Warzone Mobile」のように一部のゲームでは起動しないという報告もあり、これは最適化の問題である可能性が示唆されています 。特定のゲームを目当てに購入する場合は、事前の動作確認情報などをチェックすることが推奨されます。

まとめ:AYANEO Pocket ACEのメリット・デメリット

AYANEO Pocket ACEは、トップクラスの処理性能、レトロゲームに最適化された美しいディスプレイとこだわりの操作性、そして革新的な振動体験といった多くのメリットを持つ一方で、価格の高さや画面の汎用性、一部の付属品の省略といったデメリットも存在します。

特にレトロゲームを最高の環境で楽しみたい、かつ携帯性と高性能を両立させたいと考えるユーザーにとっては、AYANEO Pocket ACEは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

しかし、より大きな画面で様々なコンテンツを楽しみたい、あるいはコストパフォーマンスを重視したいという場合には、AYANEO Pocket SやRetroid Pocket 5、ANBERNIC RG557といった他の機種も比較検討する価値があります。あなたのゲームスタイルや予算、重視するポイントを総合的に考慮して、最適な一台を見つけてください。

AYANEO Pocket ACEのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 4.5インチ IPS液晶、解像度1620×1080、433PPI、sRGBカバー率130%、輝度400nits (ハイビーム公式オンラインストアでは輝度550nitsとの記載もあり )、ボーダーレスフルスクリーン
  • CPU: Qualcomm Snapdragon® G3x Gen 2 Gaming Platform 、Kryo Prime Ultra Cores 最大3.36GHz (1+4+3 Octa-Core Architecture)
  • GPU: Adreno™ A32 @1GHz
  • RAM: LPDDR5X 8533Mbps、容量は8GB/12GB/16GBのオプションあり
  • ROM: UFS 4.0 (128GB版のみUFS 3.1 )、容量は128GB/256GB/512GB/1TBのオプションあり
  • 外部ストレージ: microSDカードスロット (最大100MB/s)
  • バッテリー: 6000mAh
  • 充電: 40W PD急速充電対応
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
  • ストリーミング: Xboxクラウドゲーミング、Steam Link、GeForce NOWなどに対応 。Xboxストリーミング時のメニュー呼び出しボタン搭載 。「ストリーミングモード」搭載で低遅延化 。
  • インターフェース: フル機能 USB 3.2 Gen 2 Type-C (10Gbps) x1 、microSDカードスロット x1
  • 映像出力: DP 1.4 (Type-Cポート経由)
  • スピーカー: 本体下部からダイレクトに出力される構造
  • 操作:コントローラー: マスターコントローラー 、ジョイスティック: 中型ホールセンサージョイスティック (ドリフトなし、デッドゾーンなし) 、トリガー: リニアホールトリガー
  • 振動モーター: Surge Linear Motor (CSA 0916B) 、SoundTAPMagicサウンドバイブレーション機能 、XInputバイブレーション対応 、ボタンバイブレーション
  • ジャイロスコープ: 6軸ジャイロスコープ
  • その他ボタン: ホームボタン (エミュレータショートカット機能、Xboxストリーミングメニュー呼び出し) 、Turboキー (パフォーマンスモード切替) 、カスタマイズ可能なボタン (SE/ST、Home/Turbo、LC/RCキー)
  • ソフトウェア: AYASpaceシステム、AYAHomeランチャー 、キーマッピング機能 、カスタムパフォーマンスモード 、デバイス偽装機能
  • 冷却: 放熱銅板 5980mm²、放熱フィン 8400mm²、超薄型冷却ファン、アクティブエアアウトレット
  • 筐体: 高度なUVコーティング処理
  • OS: Android 13
  • サイズ: 約176 x 82.5 x 18.4mm
  • 重量: 約310g
  • カラー: ShadowDance Black、Lightblade White、Retro Power
  • 付属品: Type-Cケーブル (ACアダプターは付属していません) 。先行予約特典:専用キャリングポーチ、ジョイスティックキャップ、専用背面カバー、専用ガラスフィルム(全面)

AYANEO Pocket ACEの評価

AYANEO Pocket ACEのゲーム画面で少女が映っている。

7つの基準で「AYANEO Pocket ACE」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆ 4.5インチ3:2画面はレトロゲームに最適で高精細・広色域。ただRPG等では小さく感じ、16:9/4:3ゲームで帯表示が出る点は好みが分かれる。

パフォーマンス:★★★★★ Snapdragon G3x Gen 2搭載で最新Androidゲームもエミュレーターも非常に快適。冷却も強化され、Pocket Sをも凌駕する場面がある。

操作性: ★★★★☆ レトロ特化レイアウトと高精度な入力、革新的な振動は素晴らしい。ただ左スティック下配置とABXYボタンの音は好みが分かれる。

機能性:★★★★☆ AYASpaceによる多彩な設定、ストリーミングモードや進化した振動は魅力。ただACアダプター非同梱やヘッドホンジャック無しは惜しい。

デザイン:★★★★☆ 小型軽量で高品質なレトロデザインは所有欲を満たす。ただ他の中華ゲーム機に慣れていると大きく感じることも。

使いやすさ:★★★★☆ Androidベースで直感的だが、AYASpaceの一部設定はやや煩雑。指紋認証やクイックメニューは便利。

価格:★★★☆☆ 高性能だが、他Android携帯ゲーム機と比較すると高価。Pocket Sよりは一部手頃なモデルもあるが、コストパフォーマンス重視なら他機種も検討の余地あり。

総評:★★★★☆

レトロゲーム愛と最新技術が融合した、こだわりの一台

AYANEO Pocket ACEは、先行モデルであるAYANEO Pocket Sと同じ高性能なSnapdragon G3x Gen 2プロセッサを搭載しつつ、より明確に「レトロゲーム体験の追求」という方向に舵を切った意欲的なAndroid携帯ゲーム機です。その評価は星4つとしました。

際立つレトロゲームへの最適化と携帯性

最大の特徴は、4.5インチ3:2アスペクト比ディスプレイです。これにより、ゲームボーイアドバンスなどの往年の名作を、当時の感覚に近い最適な画面比率で楽しむことができます。この4.5インチスクリーンは1620×1080ピクセルと高解像度で、433PPIという高精細さを誇り、sRGBカバー率130%の広色域によって鮮やかな色彩表現も魅力 。ボーダーレスデザインも没入感を高めます 。

また、AYANEO Pocket Sと比較して小型・軽量化されたボディ(約310g)は携帯性に優れ、約18.4mmという適度な厚みがしっかりとしたグリップ感をもたらし、長時間のプレイでも疲れにくい設計となっています 。

こだわりの操作性とカスタマイズ性

操作系では、SE/STボタンを画面上部に配置した「Retro Up-top D-pad Layout」がレトロゲームの操作感を高めています 。フラットな形状でコツコツとした感触の十字キーや、導電性ラバーを採用したABXYボタン、軽いタッチでも反応するメンブレンスイッチのL1/R1ショルダーボタン、そして高精度なリニアホールトリガーなど、各操作系統へのこだわりが光ります 。中型のホールセンサージョイスティックはドリフトしにくくデッドゾーンがないため、精密な操作が可能です 。

また、AYANEO独自の管理ソフトウェア「AYASpace」は健在で、パフォーマンスモードの切り替え(新たにストリーミングモードも追加)、CPU/GPUの細かな調整、強化されたデバイス偽装機能、詳細なキーマッピングなど、ユーザーの好みに合わせた徹底的なカスタマイズが可能です。独立したHomeボタン指紋認証機能なども、日々の使い勝手を向上させています。

妥協なきパフォーマンスと革新的な振動体験

プロセッサのSnapdragon G3x Gen 2は、最新のAndroidゲームを高設定で快適にプレイできるだけでなく、PS2ゲームキューブといった比較的処理の重いエミュレーターもスムーズに動作させるパワーを秘めています。ベンチマークスコアではPocket Sを僅かに上回る場面も見られ、強化された冷却システムがそのパフォーマンスを安定して支えています。

さらに注目すべきは、業界をリードする「0916B Surge Linear Motor」による振動体験です。ゲーム内の音と連動する「SoundTAPMagic」機能は、元々振動機能を持たないレトロゲームにも新たな命を吹き込み、これまでにない没入感を提供してくれます。

価格と注意点

一方で、その高性能と多機能性ゆえに、価格は他の多くのAndroid携帯ゲーム機と比較すると高価な部類に入ります。AYANEO Pocket Sよりは一部モデルで手頃な価格設定となっていますが、気軽に購入できる価格帯とは言い難いでしょう。また、ACアダプターが付属しない点や、ヘッドホンジャックが搭載されていない点は、一部のユーザーにとってはマイナスポイントとなる可能性があります。AYASpaceの多機能性は魅力ですが、一部設定の複雑さは初心者には少しハードルが高いかもしれません。

まとめ:こんな人におすすめ

AYANEO Pocket ACEは、PS2とSteamゲームをプレイするのに最適な一台です。

妥協のないSnapdragon G3x Gen 2のパフォーマンスにより、PS2のゲームを「2倍解像度・60fps」という実機を超える理想的な環境で快適に動作させることができます。

また、SteamのPCゲームについても、Wi-Fi 7と専用の「ストリーミングモード」を活用することで、遅延の少ない快適なストリーミングプレイ(Steam Link)が可能です。

もちろん、3:2のアスペクト比ディスプレイ、レトロ特化のボタンレイアウト、そして革新的な「SoundTAPMagic」振動機能は、GBA(ゲームボーイアドバンス)をはじめとするレトロゲームを最高の環境で楽しみたいと考える情熱的なゲーマーにとって、他のデバイスでは得難い満足感を与えてくれるはずです。

AYANEO Pocket Sが「6インチの大画面と汎用性」を求めるユーザー向けであるのに対し、Pocket ACEは「携帯性」と「PS2を含むレトロゲームへの特化」という明確な個性で勝負する一台です。価格に見合うだけの価値を見出せるならば、十分に購入する価値はあるといえます。

AYANEO Pocket ACE 国内正規版 Andoroid搭載ポータブルゲーミングデバイス 4.5インチ アスペクト比3:2 液晶搭載(1620x1080) (Snapdragon G3X Gen2 12GB/256GB

AYANEO Pocket ACEの価格・購入先

AYANEO Pocket ACE 本体 レトロカラー 正面

※価格は2026年01月19日に調査したものです。価格は変動します。

ハイビーム 公式オンラインストア

  • ライトブレードホワイト 16GB/512GB 79,800円、
  • ライトブレードホワイト 16GB/512GB 89,800円、
  • シャドウダンスブラック 16GB/512GB 89,800円、
  • レトロパワー 16GB/1TB 94,980円、

で販売されています。

ハイビーム 公式オンラインストアで「AYANEO Pocket ACE」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで84,800円(税込)、
  • 楽天市場で99,980円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで77,980円、
  • AliExpressで70,059円、
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おすすめのライバル機種と価格を比較

AYANEO Pocket ACEに似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

AYANEO Pocket Air Mini

AYANEOから発売された4.2インチのAndroid携帯ゲーム機です(2026年1月 発売)。

Android 11 (AYAHome搭載)、MediaTek Helio G90T、3GB LPDDR4X、解像度1280 x 960 pxのLCD液晶(4:3)、4500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、独自UI「AYAHome」、管理ソフト「AYASpace」、CRTフィルター、ホールセンサースティック、ホールトリガー、AYANEOボタン、仮想メモリ機能(合計9GBまで)、専用アプリ「AYASetting」、PD 18W急速充電に対応。

デュアルステレオスピーカー、アクティブ冷却ファン、各種エミュレーター、ゲームの追加、ストリーミングプレイ、microSDカードスロット(最大1TB)、Type-Cポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0にも対応しています。

✅価格は、Amazonで22,800円、AliExpressで20,222円、です。

👉関連記事:AYANEO Pocket Air Miniレビュー!2万円台PS2動作の衝撃

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ANBERNIC RG 476H

ANBERNICから発売された4.7インチのAndroid 13携帯ゲーム機です(2025年9月 発売)。

Android 13、Unisoc T820 (6nm オクタコア)、8GB LPDDR4X メモリ、128GB UFS2.2 ストレージ、解像度 1280×960のLTPS インセルディスプレイ(4:3)、5000mAh ポリマーリチウムバッテリー、micro SDカードスロットを搭載しています。

また、デュアルスクリーン(2画面)表示(NDS・3DS対応)、USB Type-Cによる1080p DisplayPort出力、30種類以上のエミュレーター(Androidゲーム対応)、リフレッシュレート最大120Hz、AI機能「Anbernic AI」(リアルタイム翻訳、ゲーム攻略アシスタント、画像生成など)、大角度3Dホールジョイスティック、ホールトリガー、キーマッピング機能を搭載。

ストリーミング、ワイヤレス画面投影、オンラインマルチプレイヤー、六軸ジャイロセンサー、高音質ステレオスピーカー、振動モーター、高速ファン+ヒートパイプによるアクティブ冷却、USB Type-Cポート、3.5mmステレオイヤホンジャック、2.4/5G WIFI、Bluetooth 5.0にも対応しています。

✅価格は、Amazonで30,888円(税込)、AliExpressで26,781円、米国 Amazon.comで$189.99、です。

👉関連記事:ANBERNIC RG 476Hレビュー!フルスクリーンでDSも快適になる

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ANBERNIC RG 477M

ANBERNICから発売された4.7インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年8月 発売)。Android 14、Dimensity 8300、12GB LPDDR5、解像度1280×960 pxのLTPSインセルディスプレイ、5300mAhバッテリーを搭載しています。

また、AI機能(リアルタイム翻訳、ワンクリックゲームガイドなど)、30種類以上のエミュレーター、Androidゲーム、2つの3Dホールジョイスティック、高忠実度デュアルスピーカー、1080pのディスプレイポート映像出力、RGBライト、キーマッピング機能「Keymapp」、アクティブ冷却システム、27W急速充電に対応。

最大2TBまでのTFカード拡張、RGBライト、ゲームの追加、セーブ機能、Type-Cポート、振動モーター、ストリーミングプレイ、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3にも対応しています。

✅価格は、Amazonで44,888円(税込・12GB+256GB)、AliExpressで39,828円(ROMなし)、米国 Amazon.comで$299.99、です。

👉関連記事:ANBERNIC RG 477M 徹底レビュー!PS2も余裕で動く性能を評価

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AYANEO Pocket S

AYANEOから発売された6インチの携帯ゲーム機です(2024年7月上旬に発売開始)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2、12GB / 16GB LPDDR5X メモリ、解像度 2560 x 1440 pxの液晶、128GB UFS 3.1 / 512GB UFS 4.0 ストレージ、6000 mAhバッテリー搭載で、

マスターコントローラー、指紋認証(電源ボタンにセンサー)、冷却システム、PD急速充電、SoundTAPMagic サウンドバイブレーション、Xインプット振動、X軸リニアモーター、ホールセンシング・ジョイスティック、リニアホール・トリガー、USB 3.2 Gen2 Type-C (data/PD/DP) x1、microSDカードスロット x1、ボタン(ターボボタン、ホームボタン)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで118,000円(税込)、楽天市場で66,980円(中古)、ヤフーショッピングで51,980円(中古)、です。

👉関連記事:「AYANEO Pocket S」のCPU性能、原神のFPS、できること

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Retroid Pocket 5

Retroid Pocketから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です(2024年9月10日 発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

✅価格は、Amazonで59,800円(税込)、AliExpressで44,481円、です。

👉関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

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ANBERNIC RG557

ANBERNICから発売された5.48インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年4月26日 発売)。

Android 14、MediaTek Dimensity 8300プロセッサー、12GB LPDDR5X RAM、解像度1920*1080のAMOLED液晶、5500mAhバッテリー、TFカードスロット(最大2TB)を搭載しています。

また、DisplayPort映像出力、高解像度静電容量式ジョイスティック(RGBライティング付)、27W急速充電、アクティブ冷却(高速ファン+ヒートパイプ採用)、ホールトリガー、6軸ジャイロ、振動モーター、

ストリーミング(Moonlightなど)、ワイヤレス画面投影、デュアルスピーカー、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで44,999円、AliExpressで42,231円(本体のみ)、米国 Amazon.comで$289.99です。

👉関連記事:ANBERNIC RG557徹底レビュー!PS2/GCエミュ性能とRG556比較

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AYANEO Pocket MICRO Classic

AYANEOから発売された3.5インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年3月5日 発売)。

Android 13、MediaTek Helio G99、Arm Mali-G57 MC2 GPU、6GB/8GB LPDDR4X 4266Mbps、128GB/256GB UFS 2.2ストレージ、960 x 640 pxのボーダレスIPSディスプレイ、2600 mAhバッテリーを搭載しています。

また、ジョイスティックレスデザイン、フレームに溶け込むボタン、進化したショルダーボタン、6軸ジャイロスコープ、マスターコントローラー(L1 L2/R1 R2)、薄膜マイクロアクションボタン、ホームボタン、エミュレータショートカット/ストリーミングコールアウトメニュー、SoundTAPMagicサウンド振動、

Xinput振動、Xboxクラウドゲーム、マルチシーンパフォーマンスモード、キーマッピング、AYASpace、Google Playストア、指紋認証、Micro SDカードスロット(SD 3.0)、USB Type-C、USB 2.0(OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2に対応しています。

※現在、売り切れ中です。

👉関連記事:AYANEO Pocket MICRO Classic レビュー!変更点とできること

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

HUAWEI WATCH FIT 4 徹底レビュー:FIT3からの進化点と実力

HUAWEI WATCH FIT 4 前面の外観
2025年6月3日に発売された「HUAWEI WATCH FIT 4」は、薄型軽量でスタイリッシュなデザインに、高精度GPSや多彩な健康管理機能を詰め込んだ、注目の最新スマートウォッチです。

このレビューでは、HUAWEI WATCH FIT 4が日々の生活やワークアウトをどれだけ快適で豊かなものにしてくれるのか、前モデル「HUAWEI WATCH FIT 3」からどのような進化を遂げたのか、その真価を徹底的に掘り下げていきます。

先に結論からお伝えしましょう

HUAWEI WATCH FIT 4 の長所(Pros):

  • 圧倒的に見やすい大画面: 最大輝度2,000ニトのAMOLEDディスプレイは、真昼の屋外でも驚くほど鮮明です。
  • 飛躍的に向上したGNSS精度: デュアルバンド5種衛星システム対応で、都市部や山間部でも正確なルートを記録します。
  • 専門的なワークアウト分析: 新搭載の気圧センサーやランニングフォーム分析で、より高度なトレーニングが可能です。
  • 心身に寄り添う健康管理: 睡眠の質を深掘りするHRV指標や、心の状態を可視化する情緒モニタリング機能を新たに搭載しました。
  • 待望のワイヤレス急速充電: FITシリーズで初めてワイヤレス充電に対応 。約10分の充電で1日使える手軽さが魅力です。

HUAWEI WATCH FIT 4 の短所(Cons):

  • やや高めの価格設定: 多機能な分、Galaxy Fit3など一部の競合製品に比べて価格は高めです。
  • 限定的なNFC対応: NFCはグレーモデルのみの対応となります。
  • 独自OSのアプリ拡張性: HarmonyOSを搭載しており、Wear OSのようにサードパーティ製アプリを自由に追加することはできません。

総合評価:

HUAWEI WATCH FIT 4は、デザイン、機能、使い勝手の全てが高次元で融合した、まさに「優等生」スマートウォッチです。特に、アウトドアアクティビティの精度を追求する方や、心身の健康状態をより深く管理したい方、そして日々の充電の手間から解放されたい方にとって、最高のパートナーとなる一台と言えるでしょう。

この記事で分かること

  1. 開封から感じる高級感あふれる外観デザイン質感装着感
  2. 最大輝度2000ニトのAMOLEDディスプレイの圧倒的な見やすさと操作性
  3. 進化したワークアウト機能(高精度GPS、新搭載の気圧計、オフラインマップナビゲーション)
  4. ランニングフォーム分析サイクリング機能の具体的な使い方
  5. 睡眠の質を可視化する「睡眠時HRV分析」や新搭載「情緒モニタリング」機能の詳細
  6. 便利なスマートアシスタント機能Bluetooth通話、新搭載の音声メモ帳スクリーンショット
  7. 通常使用で約10日間持続するバッテリー性能ワイヤレス急速充電の実力
  8. 前モデル「HUAWEI WATCH FIT 3」からの進化点スペックの徹底比較
  9. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  10. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  11. 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「HUAWEI WATCH FIT 4」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:HUAWEI WATCH FIT 4 – HUAWEI 日本

デザイン:HUAWEI WATCH FIT 4の洗練された外観と心地よい装着感

HUAWEI WATCH FIT 4の外観 前面と側面

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4を開封した際の第一印象、その質感、そしてデザイン全体がもたらす魅力について、実際に手に取って感じたことを中心に書いていきます。前モデルであるHUAWEI WATCH FIT 3からどのように進化したのか、特に薄型化やサイズ、重量の変化が装着感にどのような影響を与えているのか、そしてカラーバリエーションの変更点についても触れていきます。

開封時の第一印象と高級感あふれる質感

箱を開けた瞬間、まず目に飛び込んできたのは、正方形に近いスクエア型の非常にすっきりとしたフォルムでした。従来のスマートウォッチにありがちな丸みを帯びたデザインとは一線を画し、よりスタイリッシュでクールな印象を受けます。可愛らしさというよりは、むしろ大人の知性を感じさせる、引き締まった外観と言えます。

HUAWEI WATCH FIT 4の左側の側面

実際に手に取ってみると、本体の素材であるアルミニウム合金がひんやりとした高級感を伝えてきます 。安っぽさは微塵も感じられず、所有する喜びを満たしてくれるしっかりとした作りです。特に驚いたのはその薄さで、側面は最も薄い位置での厚さが約9.5mmしかありません 。ワイシャツの袖口にもスムーズに収まり、日常生活で邪魔になることはほとんどないでしょう。

右側面に配されたホームボタン(回転クラウン)は、デザインのアクセントとしてだけでなく、操作時の上質感も高めてくれています。

HUAWEI WATCH FIT 3からの進化点:薄型化と装着感の向上

HUAWEI WATCH FIT 4の右側の側面

前モデルのHUAWEI WATCH FIT 3と比較すると、その進化は明らかです。厚さはHUAWEI WATCH FIT 3の約9.9mmからHUAWEI WATCH FIT 4では約9.5mmへと、約0.4mm薄くなりました 。このわずかな差が、装着感をより軽快なものにしていると実感できました。手首への収まりが非常によく、まるで体の一部になったかのようなフィット感です。

サイズについては、HUAWEI WATCH FIT 3が約43.2mm × 約36.3mmだったのに対し、HUAWEI WATCH FIT 4では約43.0mm × 約38.0mmと、高さがわずかに小さくなり、幅が少し広がっています 。重量はベルトを含まない状態で、HUAWEI WATCH FIT 3の約26gから約27gへとわずかに増えていますが 、この1gの差は実際に装着してみるとほとんど感じることはありませんでした。

むしろ、薄型化と絶妙なサイズバランスによって、長時間装着していても負担にならない快適な装着感を実現しています。

カラーバリエーションとNFC対応モデルの変更点

HUAWEI WATCH FIT 4のカラーバリエーション

カラーバリエーションは、パープル、グレー、ホワイト、ブラックの4色が用意されています 。HUAWEI WATCH FIT 3では5色展開で、ホワイト(レザー)やピンクといった明るいカラーがありましたが、HUAWEI WATCH FIT 4では新たにシックなパープルが加わり、全体的により落ち着いた、洗練されたラインナップになったという印象を受けます 。個人的には、都市的でモダンな雰囲気が増したように感じています。

NFC対応については、HUAWEI WATCH FIT 4ではグレーモデルのみが対応しています(※キャッシュレス決済には非対応) 。HUAWEI WATCH FIT 3ではホワイト(レザー)とグレー(ナイロン)の2モデルがNFCに対応していたため 、この点は購入を検討する上で確認しておきたいポイントです。一部のアクセスカード(ドアの開閉など)とオフラインマップなどのデータ転送などをスマートウォッチで行いたいと考えている方は、グレーモデルを選択する必要があります。

バンドの素材と快適な装着体験

HUAWEI WATCH FIT 4のバンド。フルオロエラストマー製のベルト。

今回試用したHUAWEI WATCH FIT 4には、グレーのナイロンベルトが装着されていました。このナイロンベルトは非常に軽量で通気性が良く、例えば夏の暑い日に長時間装着していても、汗による蒸れを感じにくいのが大きなメリットです。手首にしなやかにフィットし、まるで何も着けていないかのような軽やかな着け心地は、日常使いはもちろん、睡眠トラッキング時にもストレスを感じさせません。

他のカラーバリエーションでは、ホワイト、パープル、ブラックのモデルにフルオロエラストマー製のベルトが採用されています 。こちらの素材はソフトな感触で、耐水性や耐久性にも優れているため、スポーツシーンなどアクティブな場面でも安心して使用できるでしょう 。

手首サイズは、パープルモデルが約120mmから約190mm、その他のグレー、ホワイト、ブラックモデルが約130mmから約210mmに対応しているため、多くの方の手首にフィットするはずです 。バンドの着脱もワンタッチで簡単に行えるため、その日のファッションや気分に合わせて気軽に交換できるのも嬉しいポイントです。

まとめ:外観・デザイン

  • 第一印象・質感:正方形に近いスクエア型で非常にすっきりとした洗練されたデザイン。アルミニウム合金の質感が高級感を演出し、約9.5mmの薄さも際立つ 。
  • HUAWEI WATCH FIT 3との比較:約0.4mm薄型化し 、装着感が向上。重量は微増したものの 、薄型化により体感的な重さは感じにくい。
  • カラーバリエーション:パープル、グレー、ホワイト、ブラックの4色展開で、より落ち着いた印象に 。NFC対応はグレーモデルのみに変更 。
  • バンド:ナイロンベルト(グレー)は軽量で通気性が良く、快適な装着感 。フルオロエラストマー製ベルト(ホワイト、パープル、ブラック)は耐水性・耐久性に優れる 。ワンタッチで交換可能。

ディスプレイ:HUAWEI WATCH FIT 4 画面の鮮やかさ・見やすさと優れた操作性

HUAWEI WATCH FIT 4の画面。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイがもたらす視覚的な魅力と、向上した操作性について、実際に使用して感じた感動やメリットを詳しく書いていきます。前モデルHUAWEI WATCH FIT 3からの進化点、特に最大輝度と画面占有率の向上が視認性にどう貢献しているか、そして回転クラウンとサイドボタンによる快適なインターフェースについても触れていきます。

思わず見とれる、鮮やかなAMOLEDディスプレイ

HUAWEI WATCH FIT 4の電源を初めて入れたとき、まずそのディスプレイの美しさに息をのみました。約1.82インチのAMOLEDディスプレイは 、発色が驚くほど良く、まるで生きているかのように鮮やかな色彩を映し出します。グラデーションの表現も滑らかで、写真やカラフルなウォッチフェイスを表示させると、その豊かな表現力に思わず見とれてしまうほどでした。日常的に目にするものだからこそ、この美しさは満足感を格段に高めてくれます。

HUAWEI WATCH FIT 4の色鮮やかなディスプレイ。

屋外でも抜群の視認性を実現する明るさと、広々とした表示領域

注目すべきは、その圧倒的な見やすさです。HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイは、最大輝度が前モデルHUAWEI WATCH FIT 3の1500ニトから大幅に向上し、2000ニトに達しました 。この進化のおかげで、例えば日中の明るい屋外でランニングをしている最中でも、画面の表示が太陽光に負けることなく、くっきりと情報を読み取ることができます。

これまで私が使用してきた他のスマートウォッチの中には、屋外では画面が見づらくストレスを感じるものもありましたが、HUAWEI WATCH FIT 4ではその心配は一切ありません。まさに雲泥の差と言える快適さです。

さらに、ベゼルレスHDディスプレイの採用により、画面占有率HUAWEI WATCH FIT 3の約77.4%から79.5%へと向上しています 。この約2.1%の向上は、数値で見る以上に画面を広く感じさせ、情報の一覧性を高めています。LINEやその他のアプリからの通知メッセージも、文字が小さくて読みづらいといったことがなく、十分な大きさで表示されるため、手元でさっと内容を確認するのに非常に便利です。

便利な常時点灯(AOD)機能

HUAWEI WATCH FIT 4の常時点灯(AOD)機能

もちろん、現代のスマートウォッチには欠かせない常時点灯(AOD)機能にも対応しています 。手首を傾けて画面を点灯させるという一手間なしに、常に時刻や重要な情報をちらりと確認できるのは、会議中や両手がふさがっているシチュエーションなどで想像以上に役立ちます。バッテリーの持続時間との兼ね合いを考慮する必要はありますが 、この利便性は一度体験すると手放せなくなる魅力があります。

スムーズで直感的な操作感:タッチ操作と回転クラウン

ディスプレイの美しさだけでなく、HUAWEI WATCH FIT 4の操作感も注目すべき点です。タッチ操作に対する画面の反応は非常に良好で、スワイプやタップといった動作に対して、遅延を感じることなく機敏に追従してくれます。その動きはまさに「スルスル」「ヌルヌル」といった擬態語がぴったりで、操作していて非常に心地よく、ストレスを感じさせません。

また、本体右側に搭載された回転クラウンのレスポンスも秀逸です。アプリの一覧をスクロールしたり、画面の表示を拡大・縮小したりする際の滑らかな動きには感心しました。カチカチとした小気味よい触覚フィードバックもあり、物理的な操作と画面上の反応が一体となることで、非常に直感的で快適な操作体験を実現しています。

個性を彩る、多彩で楽しいウォッチフェイス

HUAWEI WATCH FIT 4のウォッチフェイス。スマホアプリ

HUAWEI WATCH FIT 4の大きな楽しみの一つが、その驚くほど豊富で個性的なウォッチフェイスです 。単に時刻を表示するだけでなく、自分のスタイルやその日の気分に合わせて文字盤を自由に着せ替えられるのは、スマートウォッチならではの醍醐味と言えるでしょう。

HUAWEI WATCH FIT 4では、カスタムウォッチフェイス機能が充実しており、例えばお気に入りのペットの写真をあしらったステッカー文字盤や、スタイリッシュな幾何学模様、ポップな絵文字を使ったデザインなど、選ぶだけでもワクワクするような選択肢が用意されています 。特にユニークなのが、ユーザーの感情と連動して表情が変わるペットの文字盤です 。ウォッチが感知した気分に合わせてペットの表情が変化する様子は愛らしく、思わず顔がほころんでしまいます。これは特に女性からの人気も集めそうです。

もちろん、スマートフォンのギャラリーに保存されている写真を文字盤に設定できるギャラリー文字盤も利用可能です 。大切な思い出の瞬間を手首に表示できるのは嬉しい機能です。これだけ多くの選択肢があると、どれにしようか迷ってしまいますが、回転クラウンを回すだけで様々な文字盤に素早く変更できる手軽さも、HUAWEI WATCH FIT 4の魅力の一つだと感じました。

HUAWEI WATCH FIT 4のウォッチフェイス。パンダのデザイン。

まとめ:ディスプレイとインターフェース

  • 表示品質:約1.82インチAMOLEDディスプレイは発色が非常に良く、色鮮やかで見とれるほどの美しさ 。
  • 視認性:最大輝度2000ニトで屋外でも抜群の見やすさを実現し、HUAWEI WATCH FIT 3から大幅に向上 。画面占有率も79.5%に向上し、表示領域が広く感じる 。LINEなどの通知も快適に読める。
  • 常時点灯:AODに対応しており、手首を傾けずに情報を確認できる利便性がある 。
  • 操作性:タッチ操作の反応が良く「スルスル」「ヌルヌル」と快適に動作。回転クラウンのレスポンスも滑らかで直感的。
  • ウォッチフェイス:カスタムステッカー、幾何学模様、絵文字、ペット(感情連動型も含む)、ギャラリー文字盤など豊富なデザインから選択可能 。回転クラウンで簡単に変更できる点も便利。

ワークアウト機能:HUAWEI WATCH FIT 4の進化したスポーツモードと高精度GNSS体験

HUAWEI WATCH FIT 4のワークアウトモード

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4が提供する充実したワークアウト機能について、実際に様々なスポーツで試してみた体験をもとに、その魅力や前モデルHUAWEI WATCH FIT 3からの進化点を詳しくご紹介します。

特に、「ランニングフォーム分析」やサイクリング機能の進化、気圧センサーと高度測定が、日々のトレーニングにどのようなメリットをもたらすのかを解説していきます。

あらゆる運動をカバーする多彩なワークアウトモード

HUAWEI WATCH FIT 4はランニングやサイクリングだけでなく、100種類以上の多彩なワークアウトモードに対応しています 。スイミング(5ATM防水対応 )やヨガ、さらにはダンス縄跳びまで、自分の好みやライフスタイルに合わせたアクティビティがきっと見つかるはずです。これだけ多くの選択肢があれば、飽きることなく日々の運動習慣を継続していくモチベーションにも繋がります。

ランニングを科学する:「ランニングフォーム分析」と便利な自動認識

HUAWEI WATCH FIT 4のランニング機能。

ランニング機能も、HUAWEI WATCH FIT 4で大きく進化したポイントの一つです。まず、屋外ランニングやウォーキングなどは自動でワークアウト開始を認識してくれるため(HUAWEI WATCH FIT 3でも対応していた6種類のワークアウト自動識別はHUAWEI WATCH FIT 4でも健在です )、スタートボタンを押し忘れてせっかくの運動記録が取れない、といったうっかりミスを防げるのが地味ながら非常に嬉しいポイントです。

ワークアウトの自動識別・・・屋外ランニング、屋内ランニング、エリプティカル、ローイング、屋外ウォーキング、屋内ウォーキングの6種類のワークアウトを自動で識別します。

そして特に注目すべきは、新たに搭載された「ランニングフォーム分析」機能です 。この機能を使うと、ランニング中の接地時間バランスや、体が上下にどれだけ動いているかを示す垂直振動といった詳細なデータを計測・分析し、自分のランニングフォームに関する具体的なアドバイスを得ることができます 。

私自身、これまであまり意識していなかった左右の足の接地時間の偏りを指摘され、それを意識して走ることで、よりバランスの取れたフォームに改善していく良いきっかけになりました。継続的にこの機能を利用することで、より効率的で怪我をしにくい走り方を身につけられる可能性を感じています。これはランニングパフォーマンスの向上を目指すすべてのランナーにとって、非常に価値のある機能でしょう。

サイクリングがもっと楽しくなる強化された機能

HUAWEI WATCH FIT 4でサイクリングする様子

サイクリング愛好家にとっても、HUAWEI WATCH FIT 4は魅力的なアップデートが満載です。ウォッチでサイクリングのワークアウトを開始すると、連携しているスマートフォンのHUAWEI Healthアプリが自動的に起動し、ウォッチがまるで専用のサイクリングコンピューターのように機能します 。スピード、距離、心拍数といったリアルタイムの走行データをウォッチとスマートフォンの両方で確認できるため、非常に便利です 。

特に、HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイは最大輝度2000ニトと非常に明るいため 、日差しの強い屋外でのサイクリング中でも画面の表示が非常に見やすく、走行中でも瞬時に情報を把握できる実用性の高さを感じました。これまで自転車のハンドルに取り付けていた専用のサイクリングコンピューターが不要になり、ハンドル周りがスッキリしたのは嬉しい誤算でしたし、結果的にコスト削減にも繋がりました。

さらに、一部のモデルを除いて、外部のパワーメーターとの接続にも対応している点は 、より本格的にトレーニングに取り組むサイクリストにとっては見逃せないポイントです。

新たな視点をもたらす気圧センサーと高度測定の魅力

HUAWEI WATCH FIT 4の背面にあるセンサー

さらに、HUAWEI WATCH FIT 4には気圧センサーが新たに搭載されたことも大きな進化点です 。これにより、登山やハイキング、トレイルランニングといった標高の変化が伴うアクティビティ中に、現在の高度、累積でどれだけ登ったかを示す合計上昇距離、そして気圧といった、より専門的なデータをリアルタイムで把握できるようになりました 。

例えば、週末に山へハイキングに出かけた際には、ウォッチ画面で現在の標高が正確にわかることで、地図と照らし合わせながら自分の位置を把握しやすく、ペース配分の良い参考になりました。これは、アウトドアアクティビティをより安全かつ計画的に楽しみたいユーザーにとって、非常に心強い機能追加と言えるでしょう。

HUAWEI WATCH FIT 4で利用できるワークアウト機能 一覧

●20種類以上のアウトドアモード 屋外:ランニング、トラックランニング、トレイルラン、ウォーキング、サイクリング、オープンウォータースイム、登山、ハイキング、スキー、スノーボード、クロスカントリースキー、トライアスロン 屋内:ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール水泳、縄跳び、エリプティカル、ローイング、自由トレーニング、ステアクライミング ●6種類のワークアウトを自動識別:屋外ランニング、屋内ランニング、エリプティカル、ローイング ●100種類以上のカスタムワークアウトモード ●13種類のランニングコース

まとめ:ワークアウト機能

  • 多彩なモードと自動識別:100種類以上のワークアウトモードに対応し 、6種類のワークアウトは自動で識別 。
  • ランニング機能:新搭載の「ランニングフォーム分析」で接地時間バランスや垂直振動などのデータからフォーム改善に役立つアドバイスを提供 。屋外ランニングなどの自動認識にも対応 。
  • サイクリング機能:ウォッチがサイクリングコンピューターとして機能し 、リアルタイムデータを確認可能。明るいディスプレイで見やすく、パワーメーター接続にも対応(一部除く) 。
  • 気圧センサーと高度測定:新たに気圧センサーを搭載し 、登山やハイキング時に高度、累積上昇距離、気圧などをリアルタイムで測定可能 。

測位性能:HUAWEI WATCH FIT 4の飛躍的に向上したGNSS

HUAWEI WATCH FIT 4のマップ機能

HUAWEI WATCH FIT 4の魅力は、洗練されたデザインや充実したヘルスケア機能だけに留まりません。特にアウトドアでのアクティビティや、日々の移動においてその真価を存分に発揮するのが、飛躍的に向上を遂げた測位性能(GNSS)です。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4が搭載する先進的なGNSS機能の技術的な進化、対応する衛星システムや独自のアンテナ技術、そしてそれがもたらす揺るぎない信頼性と驚くべき精度の向上について、実際に私が使用して感じた感動と共にお伝えしていきます。

先進技術が実現する測位の新基準:5種衛星システムとL1/L5デュアルバンド対応

HUAWEI WATCH FIT 4のオフラインマップ

HUAWEI WATCH FIT 4は、ユーザーに提供する位置情報の精度を格段に高めるため、最新かつ高度なGNSS技術を惜しみなく投入しています。このスマートウォッチが対応する衛星システムは、広く知られるGPSだけでなく、GLONASS(ロシア)、GALILEO(欧州)、BDS(中国)、そして日本の準天頂衛星システムであるQZSS(みちびき)を加えた合計5種類に及びます 。これにより、利用可能な衛星の数が増え、より安定した測位が可能になります。

さらに注目すべきは、L1とL5のデュアルバンドに対応したことです 。これは、異なる周波数帯の衛星信号を同時に受信することで、電波の遅延や誤差を補正し、特に電波の干渉や反射が多い都市部の高層ビル街など、従来は測位が不安定になりがちだった環境においても、誤差の少ない正確な測位を実現します。

実際に、高層ビルが立ち並ぶ札幌駅周辺でランニングを試してみた際には、以前私が使用していた他のスマートウォッチと比較して、明らかにスムーズで正確なルートが記録されていることを実感できました。

衛星を的確に捉える独自の「ヒマワリ型アンテナ」技術

HUAWEI WATCH FIT 4でオフラインのマップ機能を利用する画面

この高精度な測位性能を陰で支えるもう一つの重要な技術が、ファーウェイが独自に開発した「ヒマワリ型アンテナ」です 。このユニークな名称を持つアンテナは、その名の通り、ヒマワリが太陽の方向を正確に追うように、常に最適な状態の衛星信号を捉えようとします。

スマートウォッチの向きやユーザーの手首の角度といった要因に左右されにくく、どのような状況下でも安定した信号受信を目指すこの革新的な技術は、特に動きの激しいスポーツを楽しんでいる最中や、木々に覆われた山道、あるいは深い谷間といった、一般的に電波環境が厳しいとされる場所での測位の信頼性を大きく向上させていると感じました。

目覚ましい精度向上と信頼の証:前モデル比約20%以上、そして「EXCELLENT」認定

HUAWEI WATCH FIT 4のワークアウトを測定する画面

ファーウェイの公式発表によると、HUAWEI WATCH FIT 4のGPS精度は、前モデルであるHUAWEI WATCH FIT 3と比較して、実に約20%以上も向上しているとのことです 。この数値は単なるカタログスペック上のアピールではなく、実際に様々な場所でワークアウトを記録してみると、ほぼ正確な位置情報を取得できているという確かな手応えとして感じられました。

例えば、公園内の細い遊歩道や、川沿いのサイクリングロードなどでも、自分の移動した軌跡が非常に滑らかかつ正確に記録されていました。

さらに、その卓越した測位性能は、第三者機関であるTL認証センターからも「EXCELLENT」という最高の評価を獲得しており 、技術的な裏付けと客観的な評価が、このスマートウォッチの測位性能に対するユーザーの信頼を揺るぎないものにしています。

高精度GNSSが活きる、安心の音声ガイド付きナビゲーション

HUAWEI WATCH FIT 4を屋外で使用する様子。

この高精度なGNSS機能は、単にランニングやサイクリングといったアクティビティの記録を正確にするだけでなく、日々の移動をサポートするナビゲーション機能においても大きなメリットをもたらします。

HUAWEI WATCH FIT 4音声ガイド付きのナビゲーションに対応しており 、例えば初めて訪れる場所へサイクリングに出かける際に、事前にHUAWEI Healthアプリでルートを設定しておけば、ウォッチからの的確な音声案内に従ってスムーズに目的地までたどり着くことができました。

走行中に何度もスマートフォンを取り出して地図を確認する手間が省けるため、より安全に周囲の状況に集中しながらサイクリングを楽しめるのは、非常に大きな利点だと感じています。この便利なナビゲーション機能と、高精度なGNSSの組み合わせは、まさに鬼に金棒と言えるでしょう。

まとめ:測位性能(GNSS)

  • 対応衛星システムとデュアルバンド:GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSSの5種衛星システムに対応し、L1/L5デュアルバンド対応で都市部などでも高精度な測位を実現 。
  • ヒマワリ型アンテナ技術:ウォッチの向きに左右されにくい独自のアンテナで、厳しい環境でも安定した衛星信号の受信を目指す 。
  • 精度向上と客観的評価:前モデルHUAWEI WATCH FIT 3からGPS精度が約20%以上向上し 、TL認証センターから「EXCELLENT」の測位性能認定を取得 。
  • 音声ガイド付きナビゲーション:高精度GNSSを活かし、音声案内によるスムーズなルート案内が可能で、特にサイクリングなどで便利 。

ヘルスケア機能:HUAWEI WATCH FIT 4でより深く、よりパーソナルになった健康管理

HUAWEI WATCH FIT 4のヘルスケア機能

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4が私たちの健康管理をどのように新たなレベルへと引き上げてくれるのか、その進化したヘルスケア機能について、実際に使用して感じたメリットや感動を詳しくお伝えします。

特に、前モデルHUAWEI WATCH FIT 3と比較してどのような点が強化されたのか、睡眠モニタリングにおける「睡眠時心拍変動(HRV)」指標の追加やパーソナルな睡眠分析機能の進化、そして心と体の状態をより深く見つめることができる新搭載の「情緒モニタリング機能」や初搭載の「ヘルスインサイト」アプリが、私たちのウェルビーイングにどう貢献するのかを解説していきます。

睡眠の質を新たな次元で解析:「睡眠時心拍変動(HRV)」とパーソナルな分析

HUAWEI WATCH FIT 4の睡眠モニタリング

質の高い睡眠は健康の礎です。HUAWEI WATCH FIT 4は、その睡眠の質をより深く、そしてよりパーソナルに理解するための強力なツールへと進化しました。特に注目すべきは、新たに「睡眠時の心拍変動(HRV)」という指標が睡眠モニタリングに追加されたことです 。

HRVは自律神経のバランスを示す指標の一つとされ、これを睡眠データと合わせて分析することで、単に睡眠時間や深さだけでなく、その日のストレスレベルや心身の回復具合といった、より詳細な体の状態を睡眠の質から推測することが可能になります。

実際に自分のデータを見てみると、HRVは幸いにも平均的なレベルを維持しており、またHUAWEI WATCH FIT 3から引き続き搭載されている睡眠中呼吸乱れ検知機能でも特に問題は見られず 、まずは一安心しました。さらに、HUAWEI WATCH FIT 4では、過去の自分の睡眠データと比較して分析する機能が新たに搭載されました 。

これにより、例えば最近の生活習慣の変化が睡眠にどのような影響を与えているのか、あるいは特定の行動が睡眠の質を向上させたのか低下させたのか、といったことを客観的に把握できます。私の場合は、この機能を使って過去のデータと照らし合わせた結果、最近の睡眠の質が以前よりも向上していることがデータで確認でき、日々の生活改善の努力が実を結んでいることを実感できて嬉しくなりました。

心の揺らぎを見つめ、セルフケアを促す新機能:「情緒モニタリング」

HUAWEI WATCH FIT 4のストレスレベル測定

現代社会において、身体の健康だけでなく、心の健康、すなわちメンタルヘルスの重要性はますます高まっています。HUAWEI WATCH FIT 4は、この点にも深く着目し、「情緒モニタリング機能」を新たに搭載しました 。これは、私たちのその時々の感情を「快適」「普通」「不快」の3段階でインテリジェントに推測し、自動で記録してくれるというものです 。

実際にこの機能を使ってみると、自分がどのような状況や出来事に対して「不快」を感じ、ストレスを抱えやすいのかが、これまで以上に客観的に見えてきました。私の個人的な体験では、日常生活全般で「不快」を感じることは比較的少ないものの、例えば近隣の工事現場から予期せず聞こえてくる大きな騒音など、特定の環境下でストレスを感じやすいという傾向がデータから読み取れました。

このような「気づき」は、ストレスの原因となるものを意識的に避けたり、あるいはそれに対する自分なりの対処法を考えたりする上で非常に役立ちます。さらに、その時の気分によってデザインが変化するインタラクティブなウォッチフェイスや、心を落ち着かせるための呼吸エクササイズといったガイド付きのコースも用意されており 、日々のセルフケアをさりげなく、そして楽しくサポートしてくれます。

手首に常駐するパーソナルコーチ:「ヘルスインサイト」アプリ

HUAWEI WATCH FIT 4のヘルスケア機能を測定する画面

そして、HUAWEI WATCH FIT 4で初めて搭載されたのが、手首の上で健康に関するパーソナルなガイダンスを提供してくれる「ヘルスインサイト」アプリです 。このアプリは、ストレス管理の具体的なヒントや、睡眠の質をさらに高めるためのアドバイス、さらには日々のワークアウトをより効果的に行うための最適化に関する提案など、より健康的なライフスタイルを送るための様々な情報を、分かりやすく提示してくれます 。

特に便利だと感じたのは、わざわざスマートフォンを取り出すことなく、これらの有益なアドバイスを手元のウォッチ画面でいつでも手軽に確認できる点です。例えば、屋外でのランニング中に少し休憩を取った際、ウォッチ画面でトレーニングに関するアドバイスを読み、それをヒントに次のトレーニングセッションの内容を調整するといった使い方ができました。

日々の健康に対する意識を自然と高め、具体的な行動変容を促してくれる、まさに頼もしいパーソナルコーチが常にそばにいてくれるような感覚です。

継続と進化を続ける多彩な健康管理機能

HUAWEI WATCH FIT 4の画面で、血中酸素の測定をしている様子。

もちろん、HUAWEI WATCH FIT 4は、これまでも高い評価を得てきたHUAWEI WATCH FIT 3の優れた健康管理機能をしっかりと受け継ぎ、さらに進化させています。24時間体制での心拍数モニタリング、血中酸素レベルの自動測定、ストレスレベルの継続的なトラッキングといった基本的な健康管理機能は、常に私たちの体調の変化を見守り、異常があればアラートで知らせてくれます 。

また、女性ユーザーにとって便利な生理周期管理機能や、家族や大切な人の健康状態を離れていても共有できるヘルスケア共有機能、そして日々の健康目標(例えば、水分補給や一定時間ごとの起立など)の達成をサポートするHealth Clovers(リマインダー機能)も引き続き搭載されています 。

日々の活動量を可視化する活動リング機能についても、HUAWEI WATCH FIT 3の「進化した」という表現から、HUAWEI WATCH FIT 4では「刷新された」とされており 、よりユーザーのモチベーションを高め、アクティブな生活を後押しする工夫が凝らされているように感じました。

HUAWEI WATCH FIT 4で利用できるヘルスケア機能 一覧

活動リング:ムーブ消費カロリー、エクササイズ時間、スタンド時間 ランニング能力指数、最大酸素摂取量、トレーニング負荷、回復時間 24時間モニタリング:心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠 (HRV、睡眠中呼吸乱れ検知) 呼吸エクササイズ ボディエイジ Health Clovers 生理周期カレンダー

より専門的なサポートを求める人へ:「HUAWEI Health+」

さらに、より専門的でパーソナライズされた健康サポートを求める方には、HUAWEI Healthアプリ内で提供される有料サブスクリプションサービスHUAWEI Health+」も用意されています 。

このサービスに加入すると、AIを活用したスマートな体重管理コーチングや、個々の目標や体質に合わせたダイエットプランの提案、さらには専門家が監修する専用のピラティスやヨガといったフィットネスクラスの動画コンテンツ、心を落ち着かせるための瞑想やマインドフルネスコースなど、多岐にわたるプレミアムなコンテンツにアクセスすることができます。

HUAWEI WATCH FIT 4を購入された方は、この「HUAWEI Health+」を3ヶ月間無料で体験できる特典が付いてくるのも嬉しいポイントです 。この機会に、より深く自分の健康と向き合ってみるのも良いかもしれません。

まとめ:ヘルスケア機能

  • 睡眠モニタリング:新たに「睡眠時心拍変動(HRV)」指標を追加し、自律神経の状態やストレスレベルの推測が可能に。過去の個人基準範囲との比較分析機能も搭載 。睡眠中呼吸乱れ検知も継続 。
  • 情緒モニタリング:「快適」「普通」「不快」の3段階で感情を推測・記録し、自己理解を促進。気分で変わるウォッチフェイスや心を落ち着かせるコースも提供 。
  • ヘルスインサイトアプリ:初搭載のアプリで、ストレス管理、睡眠改善、ワークアウト最適化に関するパーソナルなガイダンスを手首で確認可能 。
  • その他の健康管理機能:心拍数・血中酸素レベル・ストレスモニタリング、生理周期管理、ヘルスケア共有、Health Clovers、刷新された活動リング機能を搭載 。
  • HUAWEI Health+:有料サブスクリプションで、体重管理コーチング、ダイエットプラン、専用フィットネスクラス、瞑想コースなどを提供。HUAWEI WATCH FIT 4購入者は3ヶ月無料 。

スマートアシスタント機能:HUAWEI WATCH FIT 4で日常をもっとスムーズに、もっと楽しく

HUAWEI WATCH FIT 4のスマートアシスタント機能を使う画面

HUAWEI WATCH FIT 4は、私たちの健康をサポートするだけでなく、日々の生活をより便利で快適にするためのスマートアシスタント機能も大幅に進化しています。

ここでは、従来モデルからおなじみの便利な通知機能やBluetooth通話に加え、HUAWEI WATCH FIT 4で新たに搭載された「音声メモ帳」や「スクリーンショット」といった注目の機能が、私たちの日常生活の様々なシーンでどのように役立つのか、実際に私が使用して感じた具体的な魅力と利便性について詳しくご紹介していきます。

大切な情報を見逃さない通知機能と、手間いらずのクイック返信

現代生活に欠かせないスマートフォンとの連携機能として、まず挙げられるのがスマート通知機能です。HUAWEI WATCH FIT 4を装着していれば、カバンやポケットからスマートフォンを取り出すことなく、LINEのメッセージや各種アプリからの重要な通知を手元で瞬時に確認できます 。

特にHUAWEI WATCH FIT 4は、約1.82インチという広くて明るいAMOLEDディスプレイを搭載しているため、通知メッセージの内容が非常に読みやすいのが特徴です。短いメッセージであれば、手元で全文をしっかりと確認できます。

さらに、Androidスマートフォンとペアリングして使用している場合には、定型文や楽しい絵文字を使って素早く返信できるクイック返信機能も利用可能です 。例えば、会議中に重要なメッセージを受信したけれどすぐに詳細な返信が難しい場合や、手が離せない家事をしている最中でも、このクイック返信機能を使えば、相手に待たせることなく簡単な意思表示ができるので、非常に重宝しました。

スマートフォンいらずのコミュニケーションとエンターテイメント:Bluetooth通話と音楽再生

HUAWEI WATCH FIT 4の音楽再生

HUAWEI WATCH FIT 4は、ウォッチ本体にマイクとスピーカーを搭載しているため、Bluetooth経由でスマートフォンと接続していれば、ウォッチを使ってそのままハンズフリーで通話することができます 。

例えば、両手がふさがりがちな料理をしている最中や、荷物で手が塞がっている買い物帰り、あるいは集中してジョギングをしている最中にスマートフォンを取り出すことなく、手元のウォッチをタップするだけで着信に応答し、スムーズに会話を始めることができるのは、想像以上にスマートで快適な体験です。

また、音楽再生機能も充実しており、特にAndroidスマートフォンとペアリングしている場合には、お気に入りの音楽ファイルをウォッチ本体に直接保存しておくことができます 。これにより、スマートフォンを持たずにウォッチ単体で音楽を楽しむことが可能になります。

例えば、朝のジョギングやジムでのトレーニング中に、スマートフォンを携帯する煩わしさから解放され、ウォッチだけでお気に入りのプレイリストを聴きながら軽快に汗を流せるのは、気分を大いに高めてくれる素晴らしい体験でした。

「あっ、これメモしたい!」を逃さない新機能:「音声メモ帳」

HUAWEI WATCH FIT 4で新たに追加された機能の中で、私が特に日常生活で「これは画期的で便利だ!」と心から感じたのが「音声メモ帳」機能です 。何かをふと思い出した瞬間や、急いでメモを取りたいけれどペンやスマートフォンを取り出す余裕がない、といったシチュエーションは意外と多いものです。そんな時、HUAWEI WATCH FIT 4に向かって話しかけるだけで、その内容を音声データとして素早く、そして簡単に記録してくれます。

例えば、スーパーへ買い物に出かける前に、購入したいものを「牛乳、卵、パン、それから…そうだ、トイレットペーパーも!」といった具合にウォッチに話しかけてリストを録音しておけば、お店でスマートフォンを取り出してメモアプリを起動するといった手間なく、手元のウォッチでさっと確認でき、買い忘れを防ぐのに非常に役立ちました。この手軽さと確実性は、一度体験すると手放せなくなるほどの魅力があります。

画面の情報を手軽にキャッチ&シェア:「スクリーンショット」機能

もう一つの便利な新機能として注目したいのが、「スクリーンショット」機能です 。これは、HUAWEI WATCH FIT 4の画面に表示されている情報を、画像として簡単にキャプチャし、連携しているスマートフォンにシームレスに転送して保存することができる機能です。

例えば、ワークアウト中にウォッチのマップ機能で表示されたルート上に、偶然見つけた景色の良い場所や気になるカフェの情報を、後でゆっくり確認したり友人に共有したりするために、その場でスクリーンショットで撮影しておく、といった活用ができました。口頭や文字でメモを取るのが難しい状況でも、視覚的な情報を手軽に、そして正確に残せるのは非常に実用的で、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしだと感じています。

より快適な操作性を実現するカスタマイズ

HUAWEI WATCH FIT 4のUIデザインをカスタマイズしている。

日々のスマートウォッチの操作性も、HUAWEI WATCH FIT 4は非常に快適です。ウォッチフェイスのすぐ隣の画面(サービスウィジェット)には、自分が頻繁に利用するアプリや機能のショートカットを自由に配置できるため、目的の機能に素早く、そして直感的にアクセスすることができます 。私は天気予報や音楽コントロール、心拍数測定などを設定していましたが、これにより日々の操作の手間が格段に減り、よりストレスフリーな使い心地を実感できました。

HUAWEI WATCH FIT 4で利用できるスマートアシスタント機能 一覧

カレンダー通知 / 着信 / メッセージ / メール / カレンダー / SNSアプリ / クイック返信(Android端末のみ対応) / スマートフォン検索 カレンダー / アラーム設定 / ストップウォッチ / 天気情報 / 懐中電灯 / リモートシャッター

まとめ:スマートアシスタント機能

  • 通知機能とクイック返信:LINEなどのスマート通知を手元で確認でき、広い画面で読みやすい 。Androidではクイック返信が可能 。
  • Bluetooth通話と音楽再生:ウォッチ本体でのBluetooth通話が可能 。Androidでは音楽ファイルをウォッチに保存し単体で再生可能 。
  • 音声メモ帳機能:新搭載の機能で、音声で手軽にメモを記録でき、買い物リストなどに活用可能 。
  • スクリーンショット機能:新搭載の機能で、ウォッチ画面の情報を画像として保存しスマートフォンに転送可能 。
  • 快適な操作性とカスタマイズ:カスタマイズ可能なウィジェットで頻用アプリへアクセスしやすく 、回転クラウンによる直感的な操作(アプリアイコン拡大縮小、リストスクロール、音量調整など)が可能 。

バッテリー:HUAWEI WATCH FIT 4の頼れるスタミナとワイヤレス急速充電でストレスなし!

HUAWEI WATCH FIT 4のバッテリーと充電

スマートウォッチを選ぶ上で、デザインや多彩な機能性と並んで、ユーザーが最も重視するポイントの一つがバッテリーの持続時間と充電のしやすさではないでしょうか。HUAWEI WATCH FIT 4は、この点においても私たちの期待に見事に応えるべく、大きな進化を遂げています。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4が誇る頼れるバッテリー性能と、FITシリーズとして初めて採用された画期的なワイヤレス充電、特にその驚くべき急速充電がいかに日々の生活をストレスフリーで快適なものにしてくれるのか、私の実体験を交えながら詳しくご紹介していきます。

日常使いで安心のバッテリー持続力:公称値とリアルな使用感

まず、HUAWEI WATCH FIT 4の公称バッテリー持続時間ですが、一般的な使用状況であれば約10日間、心拍数や睡眠モニタリングを常時オンにし、ワークアウトの頻度も高いヘビーユースの場合でも約7日間、そして便利な画面常時点灯(AOD)機能を有効にした状態でも約4日間という、前モデルHUAWEI WATCH FIT 3と同等の非常に頼もしい数値を維持しています 。

ただし、HUAWEI WATCH FIT 4では、このバッテリー持続時間のテスト条件がHUAWEI WATCH FIT 3から一部変更されており、例えば通常使用のテストシナリオには「毎週30分のBluetooth通話」が、ヘビーユースのテストシナリオには「睡眠中呼吸乱れ検知機能ON」や「毎週30分のBluetooth通話」といった項目が新たに追加されています 。これは、より私たちの実際の使い方に近い、現実的な状況でのバッテリー性能を示していると言えるかもしれません。

HUAWEI WATCH FIT 4の画面。

実際に私がHUAWEI WATCH FIT 4を日常的に使用してみたところ、LINEの通知確認やメッセージのクイック返信、心拍数や睡眠の自動モニタリング、そして週に数回の軽いウォーキングといった使い方であれば、1週間ほど経過してもバッテリー残量が30%程度残っており、そのスタミナには大変満足しました。

また、少しアクティブな使い方として、週に2回ほど1〜2時間のサイクリング(GPSオン)、週に1回の30分程度のランニング(GPSオン)、そして週末には1時間ほどの少し長めのウォーキングといったワークアウトを取り入れた週でも、バッテリーは4〜5日間は余裕で持ちこたえてくれました。これなら、数日間の短い旅行であれば充電器を持たずに出かけられるかもしれません。

GPS機能利用時のバッテリー消費について:賢い使い方

ただし、一点だけ留意しておきたいのは、高精度なGPS機能を頻繁に、かつ長時間利用するような使い方をした場合です。例えば、週末に初めての場所へ長距離のサイクリングに出かけ、ナビゲーション機能を使いながらルートを確認したり、あるいはGPSをオンにした状態で数時間にわたるトレイルランニングを楽しんだりした際には、やはりバッテリーの消耗が通常よりも早くなる傾向がありました。

これは、高性能なGPS機能を持つ多くのスマートウォッチに共通して言えることではありますが、HUAWEI WATCH FIT 4も例外ではありません。特にGPS機能はバッテリー消費が大きい要素の一つなので、長時間のワークアウトを計画している日や、初めての場所でナビゲーション機能を頼りにする場合は、事前にバッテリー残量をしっかりと確認しておくか、念のためにモバイルバッテリーを携行するといった準備をしておくと、より安心してその素晴らしい機能を活用できるでしょう。

FITシリーズ初の快挙!ワイヤレス充電と驚きの急速充電が生み出す快適さ

HUAWEI WATCH FIT 4で充電している。

そして、HUAWEI WATCH FIT 4におけるバッテリー関連の最大の進化点であり、私が最も感動したのが充電方式です。ついにFITシリーズとして初めて、待望のワイヤレス充電に対応しました 。これにより、充電のたびに小さなコネクタにケーブルを慎重に差し込むといった、あの煩わしい作業から完全に解放されたのです。

デスクの上などに置いた専用の充電クレードルに、ウォッチをポンと乗せるだけで手軽に充電が開始されるようになったのは、日々の生活における小さなストレスを確実に軽減し、快適さを大きく向上させてくれる素晴らしい改善点です。煩雑になりがちだった充電ケーブル周りがすっきりとし、充電という行為そのものが、以前よりもずっとスマートでストレスフリーなものになりました。

さらに注目すべきは、このワイヤレス充電が、ただ便利なだけでなく、驚くほどスピーディーな急速充電にも対応しているという点です。HUAWEIのラボテストによると、なんと、わずか約10分間の充電で、約1日分の通常使用に必要な電力を確保できるとのこと 。実際に使ってもたしかにスピーディに充電できるので驚きです。

そして、バッテリー残量ゼロの状態からフル充電にかかる時間も、約75分と非常に短時間です 。例えば、朝の忙しい準備時間帯に「しまった、昨夜充電し忘れた!」と気づいたとしても、顔を洗って着替えを済ませている間にさっと充電するだけで、その日一日を安心して過ごせるだけのバッテリーを確保できるというのは、本当に心強い限りです。このスピード感は、一度体験すると元には戻れないほどの快適さをもたらしてくれます。

最適な充電のために:付属品の活用

HUAWEI WATCH FIT 4の充電器

製品のパッケージには、このワイヤレス充電を実現するための専用の充電クレードル(充電ケーブル含む)が付属しています 。ファーウェイは、HUAWEI WATCH FIT 4の最適な充電性能を得るためには、この製品に同梱されている公式の充電クレードルを使用することを推奨しています 。

ワイヤレス充電ならではの手軽さと、いざという時に頼りになる急速充電のスピードは、HUAWEI WATCH FIT 4の総合的な魅力をさらに高める、非常に重要な要素であると断言できます。

まとめ:バッテリー・充電性能

  • バッテリー持続時間:通常使用約10日間、ヘビーユース約7日間、AOD常時点灯約4日間とHUAWEI WATCH FIT 3と同等ながら、テスト条件がより実使用に近づいた 。実際の使用でも1週間程度持ち、アクティブな利用でも4〜5日間持続。
  • GPS利用時の消費:GPS機能の頻繁な利用はバッテリー消費を早める傾向があるため、長時間の利用には注意が必要。
  • ワイヤレス充電対応:FITシリーズとして初めてワイヤレス充電に対応し、ケーブルレスで手軽な充電が可能に 。
  • ワイヤレス急速充電:約10分の充電で約1日使用可能、フル充電は約75分と非常にスピーディー 。
  • 付属品:専用の充電クレードル(充電ケーブル含む)が付属し、公式クレードルの使用が推奨される 。

HUAWEI WATCH FIT 4 と HUAWEI WATCH FIT 3 の違い

HUAWEI WATCH FIT 4を腕に装着。画面が青。

ここでは、HUAWEI WATCH FITシリーズの最新モデルであるHUAWEI WATCH FIT 4が、前モデルのHUAWEI WATCH FIT 3からどのような進化を遂げたのか、主なスペックや機能の違いに焦点を当てて具体的に比較していきます。

デザインの洗練度から、ディスプレイの視認性、センサー類の強化、そしてユーザー体験を向上させる新機能まで、HUAWEI WATCH FIT 4がどのようにパワーアップしたのかを詳しく見ていきましょう。

HUAWEI WATCH FIT 4 と HUAWEI WATCH FIT 3 の主な違い

デザイン、サイズ、重量

  • 厚み:HUAWEI WATCH FIT 3の約9.9mmに対し、HUAWEI WATCH FIT 4は約9.5mmとさらに薄型化されました 。
  • サイズ:HUAWEI WATCH FIT 3は約43.2 × 約36.3mmでしたが、HUAWEI WATCH FIT 4は約43.0 × 約38.0mmとなり、高さがわずかに小さく、幅が若干広くなっています 。
  • 重量(ベルト含まず):HUAWEI WATCH FIT 3の約26gに対し、HUAWEI WATCH FIT 4は約27gとわずかに重くなっています 。
  • 本体素材:両モデルともアルミニウム合金製で、質感の高さは共通しています 。

カラーバリエーションとNFC対応

  • カラー展開:HUAWEI WATCH FIT 3はホワイト(レザー)、グレー(ナイロン)、ホワイト、ピンク、ブラックの5色展開でした 。HUAWEI WATCH FIT 4はパープル、グレー、ホワイト、ブラックの4色展開となり、HUAWEI WATCH FIT 3にあったレザーのホワイトとピンクがなくなり、新たにパープルが追加されました 。
  • NFC対応モデル:HUAWEI WATCH FIT 3ではホワイト(レザー)とグレー(ナイロン)がNFCに対応していましたが、HUAWEI WATCH FIT 4ではグレーモデルのみがNFC対応となっています 。

ディスプレイ

  • ディスプレイサイズ、解像度、PPI:約1.82インチAMOLED、480×408ピクセル、PPI 347という基本的なスペックは両モデルで共通です 。
  • 最大輝度:HUAWEI WATCH FIT 3の1,500nitsから、HUAWEI WATCH FIT 4では2,000nitsへと大幅に向上し、屋外での視認性がさらに高まりました 。
  • 画面占有率:HUAWEI WATCH FIT 3の約77.4%に対し、HUAWEI WATCH FIT 4は79.5%に向上し、よりベゼルレスな印象になりました 。

センサー

  • HUAWEI WATCH FIT 3は9軸IMUセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー)、光学式心拍センサー、環境光センサーを搭載していました 。
  • HUAWEI WATCH FIT 4はこれらのセンサーに加え、新たに気圧センサーを搭載しました 。これにより、高度や気圧の測定が可能になっています。

充電方式

  • HUAWEI WATCH FIT 3は磁気充電ポートによる充電方式でした 。
  • HUAWEI WATCH FIT 4はFITシリーズとして初めてワイヤレス充電に対応し、さらに約10分の充電で約1日使用可能なワイヤレス急速充電にも対応しています 。

バッテリー持続時間

  • 通常使用で約10日間、ヘビーユースで約7日間、AOD(常時表示オン)時で約4日間というバッテリー持続時間は、両モデルで共通です 。
  • ただし、HUAWEI WATCH FIT 4ではバッテリー持続時間のテスト条件が一部変更されており、例えば通常使用のテストに「毎週30分Bluetooth通話」が追加されるなど、より実際の使用状況に近い評価になっています 。

GNSS(測位方式)

  • HUAWEI WATCH FIT 3はGPSを内蔵していました 。
  • HUAWEI WATCH FIT 4はGPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSSの5種衛星システムに対応し、L1/L5デュアルバンド対応、そして独自のヒマワリ型アンテナを搭載することで、測位精度が前モデル(FIT 3)と比較して約20%以上向上したとされています 。さらに、その測位性能はTL認証センターから「EXCELLENT」の認定を受けています 。

対応OS

  • 両モデルとも基本的にはAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応しています 。
  • ただし、HUAWEI WATCH FIT 4のニュースリリースでは対応OSがAndroid 9.0以上 / iOS 13.0以上と記載されており、Androidの最低バージョンに若干の差異が見られます 。

ワークアウト機能の進化

  • 気圧センサー搭載(HUAWEI WATCH FIT 4):登山、ハイキング、トレイルランニングなどのワークアウト中に高度、合計上昇距離、気圧などを測定可能になりました 。
  • ナビゲーション機能強化(HUAWEI WATCH FIT 4):オフラインでのカラーマップ表示や、サードパーティによるGPXルートデータのインポートに対応し、ワークアウト中のナビゲーションが可能です 。ウォータースポーツのルートトラッキングにも対応しています 。
  • 「ランニングフォーム分析」機能(HUAWEI WATCH FIT 4):接地時間バランスや垂直振動などのデータをモニターし、フォーム改善や怪我予防に役立つヒントを提供する機能が新たに搭載されました 。
  • サイクリング機能強化(HUAWEI WATCH FIT 4):ウォッチをサイクリングコンピューターとして使用できる機能や、パワーメーター(特定のモデルを除く)への接続に対応するなど、サイクリング機能が強化されました 。

健康管理機能の進化

  • 睡眠モニタリングの進化(HUAWEI WATCH FIT 4):新たに「睡眠時の心拍変動(HRV)」指標が追加され、様々な睡眠指標を過去の個人基準範囲と比較する睡眠分析機能が搭載されました 。
  • 情緒モニタリング機能(HUAWEI WATCH FIT 4):ユーザーの感情(快適、普通、不快)を推測・記録する機能が新しく搭載されました 。気分で変化する文字盤や、心を落ち着かせるコースなども利用できます 。
  • 「ヘルスインサイト」アプリ(HUAWEI WATCH FIT 4):健康的なライフスタイルに関するガイダンスを提供するアプリが初めて搭載されました 。

スマートアシスタント機能の追加

  • 音声メモ帳機能(HUAWEI WATCH FIT 4):考えを音声で素早くメモできる機能が新たに追加されました 。
  • スクリーンショット機能(HUAWEI WATCH FIT 4):ウォッチ画面をキャプチャしてスマートフォンに送れる機能が新たに追加されました 。

その他

  • 耐久性テスト:HUAWEI WATCH FIT 3は8つの厳しい耐久性テストをクリアしたと記載がありましたが、HUAWEI WATCH FIT 4の提供資料には具体的な耐久性テストに関する記載は見られませんでした 。
  • 搭載OS:両モデルともHarmonyOSを搭載しています 。

まとめ

HUAWEI WATCH FIT 4は、前モデルであるHUAWEI WATCH FIT 3から多くの面で着実な進化を遂げています。デザイン面ではより薄型化を実現し、ディスプレイは輝度と画面占有率が向上して視認性が高まりました。機能面では、新たに気圧センサーが搭載されアウトドア活動でのデータ計測が充実したほか、GNSSの測位精度が大幅に向上し、より信頼性の高いトラッキングが可能になっています。

特に注目すべきは、FITシリーズ初となるワイヤレス充電(急速充電対応)の採用、睡眠モニタリングへのHRV指標の追加、情緒モニタリング機能やヘルスインサイトアプリといった新しいヘルスケア機能の搭載、そして音声メモ帳やスクリーンショットといったスマートアシスタント機能の追加です。

これらの進化により、HUAWEI WATCH FIT 4は単なる活動量計の枠を超え、日常生活から本格的なワークアウト、そして心身の健康管理まで、ユーザーをよりきめ細かくサポートするスマートウォッチへと進化していると言えるでしょう。

HUAWEI WATCH FIT 4のメリット・デメリット:ライバル機種との徹底比較

HUAWEI WATCH FIT 4の明るいディスプレイ。

HUAWEI WATCH FIT 4は、洗練されたデザインと多機能性を兼ね備えた注目のスマートウォッチです。しかし、市場には様々な競合製品が存在し、それぞれに魅力的な特徴があります。

ここでは、HUAWEI WATCH FIT 4が持つメリットと、他のスマートウォッチと比較した際に考慮すべきデメリットについて、具体的な機種名を挙げながら詳しく解説していきます。

HUAWEI WATCH FIT 4のメリット

【メリット1】高精細で明るい大画面ディスプレイと洗練されたデザイン

HUAWEI WATCH FIT 4の大きな魅力の一つは、そのディスプレイ品質とデザインです。約1.82インチのAMOLEDディスプレイは、480×408ピクセルという高解像度に加え、最大2000ニトという非常に高い輝度を誇ります。

これにより、直射日光下での視認性も抜群で、例えばAmazfit Active 2(1.32インチ、最大輝度2000ニト)とは輝度が同等ながら画面サイズで優位に立ち、Xiaomi Watch S4(1.43インチ、最大輝度1500nits)やGalaxy Fit3(1.6インチ)と比較しても、より明るく広々とした表示領域を実現しています。また、約9.5mmという薄さとアルミニウム合金製のボディは、軽量でありながら高級感を演出し、日常的に身に着ける上での快適さと満足感を提供してくれます。

【メリット2】進化した高精度GNSSと充実のアウトドア・ワークアウト機能

HUAWEI WATCH FIT 4は、ワークアウト機能、特に位置情報の精度において大きな進化を遂げています。GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSSの5種衛星システムに対応し、さらにL1/L5デュアルバンド対応と独自のヒマワリ型アンテナ技術により、前モデルHUAWEI WATCH FIT 3からGPS精度が約20%以上向上したとされています。

この高精度なGNSSは、例えばXiaomi Watch S4もL1+L5デュアルバンドGNSSを搭載していますが、HUAWEI独自のアンテナ技術やTL認証センターによる「EXCELLENT」認定は、より厳しい環境下での信頼性を示唆します。

新たに搭載された気圧センサーによる高度測定、オフラインでのカラーマップ表示やGPXルートインポート機能、そして「ランニングフォーム分析」といった機能は、Xiaomi Watch S4やAmazfit Active 2にも類似の機能が見られますが、HUAWEI WATCH FIT 4はこれらをバランス良く搭載し、総合的なアウトドア・ワークアウト体験を向上させています。特にGPSを搭載していないGalaxy Fit3と比較すると、その差は歴然です。

【メリット3】きめ細やかなヘルスケア機能と新搭載のインサイト

健康管理機能においても、HUAWEI WATCH FIT 4は独自の進化を見せています。HUAWEI WATCH FIT 3から好評だった心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスモニタリングに加え、新たに「睡眠時心拍変動(HRV)」指標の分析や、ユーザーの感情を推測・記録する「情緒モニタリング機能」、そして健康的なライフスタイルへのアドバイスを提供する「ヘルスインサイト」アプリが搭載されました。

これらは、Xiaomi Watch S4が持つ「健康診断」機能やAmazfit Active 2のAIコーチング機能「Zepp Coach」とは異なるアプローチで、よりパーソナルで詳細な健康状態の把握と改善をサポートします。Galaxy Fit3も睡眠コーチングやいびきの検知といった機能は備えていますが、HRV分析や情緒モニタリングといった深いレベルでのインサイト提供はHUAWEI WATCH FIT 4の強みと言えるでしょう。

【メリット4】ワイヤレス充電対応と便利なスマートアシスタント機能

利便性の面では、HUAWEI WATCH FIT 4がFITシリーズとして初めてワイヤレス充電(急速充電対応)に対応した点が大きなメリットです。Xiaomi Watch S4、Amazfit Active 2、Galaxy Fit3がいずれも専用の磁気充電方式であるのに対し、ケーブルレスで手軽に充電できるワイヤレス充電は日々のストレスを軽減します。約10分の充電で約1日使用可能という急速充電も魅力です。

また、新たに追加された「音声メモ帳」機能や「スクリーンショット」機能は、日常生活でのふとした瞬間をサポートし、Bluetooth通話や音楽保存・再生機能(Androidのみ)と合わせて、スマートなアシスタントとしての役割をより一層高めています。

HUAWEI WATCH FIT 4のデメリット

【デメリット1】価格設定とNFC対応の限定性

HUAWEI WATCH FIT 4の価格は、ファーウェイオンラインストアで23,980円からとなっており、ECサイトでは約21,800円程度から販売されています。これは、例えば約9,900円で購入可能なGalaxy Fit3や、約17,199円のAmazfit Active 2、約19,980円のXiaomi Watch S4と比較すると、やや高めの価格帯に位置します。

機能面での進化は顕著ですが、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては、これらの競合製品が魅力的に映る可能性があります。また、NFCによるタッチ決済機能はグレーモデル限定となっており、HUAWEI WATCH FIT 3ではホワイト(レザー)とグレー(ナイロン)の2モデルが対応していた点と比較すると、選択肢が狭まったと言えます。

【デメリット2】独自OSとアプリのエコシステム

HUAWEI WATCH FIT 4はHarmonyOSを搭載しており、これはファーウェイ独自のオペレーティングシステムです。そのため、GoogleのWear OSを搭載したスマートウォッチのように、Google Playストアから豊富なサードパーティ製アプリを自由にインストールして機能を拡張するといったことは現状期待できません。

Xiaomi Watch S4 (HyperOS)やAmazfit Active 2 (Zepp OS)もそれぞれ独自OSを採用していますが、利用できるアプリの種類や数については、プラットフォームごとのエコシステムの成熟度に左右されるため、特定のアプリ連携を重視するユーザーは事前に確認が必要です。

【デメリット3】耐久性に関する情報の具体性

HUAWEI WATCH FIT 3の製品情報では「8つの厳しい耐久性テストをクリア」といった具体的な記述がありましたが、HUAWEI WATCH FIT 4の提供資料には、現時点で同様の具体的な耐久性テストに関する言及は見当たりませんでした。本体素材にアルミニウム合金を使用し、5ATMの防水性能を備えているため、一定の耐久性は確保されていると考えられますが、より過酷な環境での使用を想定しているユーザーにとっては、耐久性に関するより詳細な情報が欲しいと感じるかもしれません。

まとめ:メリットとデメリット

HUAWEI WATCH FIT 4は、高精細で明るいディスプレイ、大幅に向上したGNSS測位性能、きめ細やかな独自のヘルスケア機能、そして待望のワイヤレス充電対応といった多くのメリットを持つ、非常に魅力的なスマートウォッチです。特に、アウトドアアクティビティを本格的に楽しみたいユーザーや、日々の健康管理をより深く行いたいユーザーにとっては、その進化を十分に感じられるでしょう。

一方で、価格帯はミドルレンジに位置し、NFC対応モデルが限定的である点や、独自OSのアプリエコシステムについては考慮が必要です。総合的に見ると、HUAWEI WATCH FIT 4は、前モデルからの確実な進化とバランスの取れた機能性で、幅広いユーザーの期待に応えるポテンシャルを秘めた一台と言えるでしょう。ご自身の使い方や重視するポイントを明確にした上で、他のスマートウォッチと比較検討することをおすすめします。

HUAWEI WATCH FIT 4のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 約1.82インチ AMOLED、480 x 408 ピクセル、PPI 347、最大輝度2000ニト
  • クラウン: ホームボタン(回転クラウン)搭載
  • プロセッサ: 非公開
  • ストレージ: 音楽保存再生対応(Androidデバイスとのペアリング時のみ)
  • バッテリー駆動時間: 通常使用約10日、ヘビーユース約7日、AOD常時点灯約4日
  • 充電: ワイヤレス充電、5V-9V DC/2A 、約10分の充電で約1日使用可能 、フル充電約75分
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 2.4 GHz、BT5.2(BR、BLE) 、NFC(グレーのみ対応)
  • GPS: L1: GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS、L5: GPS + GALILEO + BDS +QZSS
  • インターフェース: ホームボタン(回転クラウン)、サイドボタン
  • センサー: 加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、環境光センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー
  • 防水: 5 ATM
  • モーター: 振動機能あり
  • スピーカー/マイク: 対応
  • 音声アシスタント: AI Voice、音声ガイダンス (ワークアウト時の音声案内)、ボイスメモ機能あり
  • AI機能: AIによるコーチング 、情緒モニタリング 、睡眠分析
  • 筐体: アルミニウム合金
  • アプリ: HUAWEI Healthアプリ 、Stay Fitアプリ 、情緒測定アプリ 、ヘルスインサイトアプリ
  • 対応OS: Android 8.0以降、iOS 13.0以降
  • OS: HarmonyOS
  • サイズ: 約43.0 x 約38.0 x 約9.5 mm (センサー部分を除く最薄部)
  • 重量: 約27 g (ベルト含まず)
  • カラー: パープル、グレー、ホワイト、ブラック
  • 付属品: 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1、クイックスタートガイド(保証とアフターサービスのご案内含む)x 1
  • バンド: グレー・ナイロンベルト、ホワイト・フルオロエラストマーベルト、パープル・フルオロエラストマーベルト、ブラック・フルオロエラストマーベルト

HUAWEI WATCH FIT 4の評価

HUAWEI WATCH FIT 4の前面 外観 ホワイト

8つの評価基準で「HUAWEI WATCH FIT 4」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★★
約1.82インチのAMOLEDディスプレイは発色が非常に良く鮮やかで、最大輝度2000ニトにより屋外での視認性も抜群です。画面占有率も向上し、情報が広く表示されます。

健康管理・スポーツ:★★★★★
高精度なGNSS、気圧センサー、100種類以上のワークアウトモードに加え、ランニングフォーム分析、睡眠時HRV分析、情緒モニタリング、ヘルスインサイトアプリなど、専門的かつ多角的な健康・運動管理が可能です。

機能性:★★★★★
Bluetooth通話や音楽保存・再生、新搭載の音声メモ帳やスクリーンショット機能など、日常生活を便利にする機能が満載です。回転クラウンによる操作性も快適です。

バッテリーの持ち:★★★★☆
通常使用で約10日間という十分な持続力を持ちますが、GPS機能を頻繁に利用すると消費が早まるため、使い方によっては充電頻度が上がります。

耐久性:★★★☆☆
アルミニウム合金製の筐体と5ATMの防水性能は備えていますが、前モデルHUAWEI WATCH FIT 3のような具体的な耐久性テストクリアの言及がない点はやや気になります。

ファッション性:★★★★★
約9.5mmの薄型アルミニウム合金ボディは洗練されており、4色のカラーバリエーションと豊富なウォッチフェイス、交換可能なバンドで様々なスタイルに合わせやすいです。

価格:★★★☆☆
約21,800円からという価格は、機能の大幅な進化を考慮すると妥当ですが、他の競合製品と比較すると「安い」とは言えず、ミドルレンジの価格帯です。

使いやすさ:★★★★★
タッチ操作の反応は滑らかで、回転クラウンによる直感的な操作が可能です。ワイヤレス充電への対応やワークアウトの自動認識、新搭載の便利機能も使い勝手を向上させています。

総評:★★★★☆】

洗練されたデザインと全方位に進化した機能性が融合した優等生

HUAWEI WATCH FIT 4は、前モデルHUAWEI WATCH FIT 3からデザイン、ディスプレイ、ワークアウト機能、ヘルスケア機能、そして使い勝手の全てにおいて着実な進化を遂げた、非常にバランスの取れたスマートウォッチです。

まず外観は、より薄くスタイリッシュになったアルミニウム合金ボディが高級感を醸し出し、約1.82インチのAMOLEDディスプレイは最大輝度2000ニトという明るさで、日中の屋外でも驚くほどクリアな視認性を提供します。画面占有率も向上し、一度に表示できる情報量が増えたのも嬉しいポイントです。

ワークアウト機能においては、ヒマワリ型アンテナとデュアルバンド5種衛星システムに対応したことでGNSSの測位精度が格段に向上し、ランニングやサイクリングの記録がより正確になりました。新たに搭載された気圧センサーは登山やハイキングでの高度情報を、オフラインマップやGPXルートインポート機能はナビゲーションを強力にサポートします。「ランニングフォーム分析」機能は、より専門的なトレーニングを目指すユーザーにとって大きな武器となるでしょう。

ヘルスケア機能も目覚ましい進化を遂げており、睡眠モニタリングには新たに「睡眠時心拍変動(HRV)」指標が加わり、より詳細な睡眠分析が可能になりました。日々の心の状態を記録する「情緒モニタリング機能」や、健康的なライフスタイルへのアドバイスをくれる「ヘルスインサイト」アプリの搭載は、身体だけでなく心の健康管理にも寄り添うHUAWEIの姿勢を感じさせます。

スマートアシスタント機能も強化され、新搭載の「音声メモ帳」や「スクリーンショット」機能は、日常生活のふとした瞬間をサポートしてくれます。そして注目すべきは、FITシリーズ初となるワイヤレス充電への対応です。約10分の充電で約1日使用可能な急速充電は、充電のわずらわしさを大幅に軽減し、スマートウォッチをよりアクティブに活用したいユーザーにとって大きなメリットとなるはずです。

HUAWEI WATCH FIT 4は買いか?:おすすめしたいユーザー像

HUAWEI WATCH FIT 4の画面。

これまでHUAWEI WATCH FIT 4のデザイン、ディスプレイ、ワークアウト機能、ヘルスケア機能、測位性能、スマートアシスタント機能、そしてバッテリー性能と、多岐にわたる側面からその魅力と進化を詳しく見てきました。これらの進化をふまえると、HUAWEI WATCH FIT 4は以下のようなユーザーに特におすすめできるスマートウォッチと言えます。

まず、ランニング、サイクリング、ハイキング、登山など、アウトドアアクティビティを積極的に楽しむ方です。高精度なGNSS、気圧センサー、オフラインマップ対応、そして専門的なランニングフォーム分析機能は、あなたのパフォーマンス向上と安全な活動を力強くサポートしてくれるはずです。

次に、日々の健康状態をより深く、そして多角的に把握し、生活習慣の改善につなげたい健康意識の高い方にも最適です。詳細な睡眠分析(HRV含む)、ユニークな情緒モニタリング機能、そしてパーソナルなアドバイスをくれるヘルスインサイトアプリは、あなたのウェルビーイングを新たなレベルへと導いてくれるでしょう。

また、スマートウォッチに洗練されたデザインと、日常生活を便利にするスマートな機能を求める方にも満足していただけるはずです。薄型で高級感のある外観、明るく見やすいディスプレイ、Bluetooth通話や音楽再生、そしてワイヤレス充電による快適な使い勝手は、日々の満足度を高めてくれます。

そして、既にHUAWEI WATCH FIT 3を使用しており、その使い勝手に満足しつつも、さらなる機能向上、特にGNSS測位精度の向上やワイヤレス充電の利便性、より進んだヘルスケア機能を求めている方にとっても、HUAWEI WATCH FIT 4は魅力的なステップアップとなるでしょう。

購入を検討する上で考慮すべき点

一方で、HUAWEI WATCH FIT 4が全てのユーザーにとって最適な選択となるわけではありません。例えば、絶対的な低価格を最優先するユーザーにとっては、Galaxy Fit3のような1万円前後で購入できるスマートバンドがより魅力的に映るかもしれません。

また、特定のサードパーティ製アプリとの連携を必須と考えるユーザーにとっては、HarmonyOSを搭載するHUAWEI WATCH FIT 4は、GoogleのWear OS搭載機のようなアプリの自由度という点では期待に沿えない可能性があります。さらに、NFCによるタッチ決済機能を多用し、かつグレー以外のカラーバリエーションを好むユーザーにとっては、NFC対応がグレーモデル限定である点は考慮すべきポイントとなるでしょう。

総括:ライフスタイルを格上げする一台か?

HUAWEI WATCH FIT 4は、デザイン、機能、使い勝手の全てにおいて高いレベルでバランスが取れており、特にGNSS測位精度、ヘルスケア機能の深化、そしてワイヤレス充電対応という明確な強みを持っています。価格は少し高めですが、HUAWEI WATCH FIT 4を利用することで、毎日をより豊かでアクティブなものにすることができるはず。買い替えを検討中の人は、この機会に購入してみることをおすすめします。

HUAWEI WATCH FIT 4の価格・購入先

HUAWEI WATCH FIT 4 本体 パープル

※価格は2025/11/05に調査したものです。価格は変動します。

ファーウェイ オンラインストア

  • ブラック、パープル、ホワイトモデルが21,800円、
  • グレーモデルが22,800円、

で販売されています。

ファーウェイ オンラインストアで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで21,800円、
  • 楽天市場で21,800円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで22,800円(送料無料)、
  • AliExpressで20,251円、

で販売されています。

Amazonで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

楽天市場で「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

ヤフーショッピングで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

AliExpressで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

米国 Amazon.comで「HUAWEI WATCH FIT 4」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

HUAWEI WATCH FIT 4」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro

HUAWEIから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

約1.82インチのAMOLED タッチスクリーン (480 x 408ピクセル, 最大輝度3,000 nits) 、通常使用で約10日間駆動できるバッテリー、深度センサー、温度センサー、GPSセンサー、、回転クラウン付きホームボタン、スピーカー・マイクを搭載しています。

また、心電図(ECG)アプリ、ゴルフ機能、40mフリーダイビング、ボイスメモ機能、、ワイヤレス急速充電(約60分でフル充電完了)、NFC、・食事管理サポート(Stay Fitアプリ連携)、皮膚温度測定、情緒モニタリング、100種類以上のスポーツモード、ランニング機能(AIランニングフォーム分析など)、血中酸素レベル測定・心拍数モニタリング・睡眠モニタリング・ストレスモニタリングに対応。

音楽再生(音楽保存)、Bluetooth通話、音声アシスタント(AI Voice)、文字盤デザインのカスタマイズ、高精度なマルチGNSS(L1/L5デュアルバンド対応)、バイブレーション機能、通知の受信、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)、5気圧防水・IP6X防塵にも対応しています。

価格は、Amazonで33,000円(税込)、楽天市場で33,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,800円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH FIT 4 Pro徹底レビュー!心電図・ゴルフ・地図

Amazonで「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」をチェックする

HUAWEI WATCH FIT 3

ファーウェイから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2024年5月22日 発売)。

1.82インチのAMOLEDタッチスクリーン、10日間駆動できるバッテリー、回転クラウン、9軸IMUセンサー を搭載しています。

また、カロリー管理機能、サービスウィジェット、タスクマネージャー、スマートサジェスト機能、100種類以上のワークアウトモード、Bluetooth通話、音楽再生(保存)、アニメーション動画、AIランニングコーチ機能、

5衛星測位のGPS(距離・ペース・ルート)、文字盤のカスタマイズ、リフレッシュレート 60Hz、自動輝度調整機能、心拍数・睡眠(乱れ検知機能)・血中酸素・ストレス・呼吸の測定、5気圧防水、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで20,000円(税込)、楽天市場で21,874円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,980円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH FIT 3 徹底レビュー!FIT 2比較・機能・評価

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HUAWEI WATCH GT 6

ファーウェイから発売されたHarmonyOS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年10月14日に発売)。

1.47/1.32インチのAMOLED タッチスクリーン(最大3,000ニトの輝度)、通常使用で約21日間/14日間駆動できるバッテリー、クラウン、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、「サイクリングパワーシミュレーション」機能、外部機器との接続、「ヒマワリ型アンテナシステム 2.0」、ランニング機能(フォーム分析、ペース補正)、「転倒検知」、「情緒モニタリング2.0」、「24時間HRV(心拍変動)モニタリング」、スクリーンショット、録音メモに対応。

100種類以上のワークアウトモード(ゴルフ/スキー、自動検出機能を含む)、健康管理(心拍/血中酸素/睡眠/皮膚温度)、音楽再生(64GBストレージ搭載)、Bluetooth通話、文字盤のカスタマイズ、アシスタント機能、LINEなどの通知受信、デュアルバンドGNSS (L1+L5) 対応、NFC、ワイヤレス充電、Bluetooth 6.0、5ATM + IP69防水にも対応しています。

価格は、Amazonで30,800円~(税込)、楽天市場で30,800円~(送料無料)、ヤフーショッピングで30,800円~、AliExpressで39,104円、です。

関連記事:HUAWEI WATCH GT 6 レビュー!GT 5比較で分かった利点と欠点

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Xiaomi Watch S4 41mm

シャオミから発売されたXiaomi HyperOS 3搭載のスマートウォッチです(2025年9月26日に発売)。

1.32インチのAMOLED タッチスクリーン、通常使用で最大8日間駆動できる320mAhバッテリー、回転式リューズを搭載しています。

また、皮膚温度測定、ワンタップヘルス情報(Checkup機能)、スキーモードと転倒検知機能、Bluetooth心拍データ送信、スポーツVlog機能(スマートフォン連携)、安全機能(緊急SOS機能、緊急サイレン機能)、フィットネスのデータ連携(Suuntoアプリ)、デバイス連携(「Xiaomi Smart Hub」)に対応。

150種類以上のスポーツモード、睡眠・血中酸素・心拍・ストレスのモニタリング、音楽保存、Bluetooth通話、マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、200種類以上のウォッチフェイス(文字盤)、リニアモーター、通知の受信、5気圧防水、Mi Fitnessアプリにも対応しています。

価格は、Amazonで19,980円(税込)、楽天市場で19,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,180円、です。

関連記事:Xiaomi Watch S4 41mmを徹底レビュー!47mm比較と評価

Amazonで「Xiaomi Watch S4 41mm」をチェックする

Xiaomi Watch S4 47mm

Xiaomiから発売されたHyperOS搭載のスマートウォッチです(2025年3月13日に発売)。

1.43インチのAMOLED タッチスクリーン、約15日間駆動できるバッテリー、Xiaomi HyperOS 2を搭載しています。

また、回転式クラウン、ベゼルの交換、進化したヘルスモニタリング機能(心拍数・血中酸素・睡眠モニタリング)、「健康診断」機能、150種類以上のスポーツモード、スキーモード(転倒検知機能を含む)、ランニングフォームの分析機能、200種類以上のウォッチフェイス、ベゼルの緩み検知機能、

ストラップの交換(レザー、シリコン、メタルなど)、水滴誤操作防止機能、Xiaomi Smart Hubとの連携機能、Bluetooth通話(2マイク)、クイックジェスチャーコントロール(カスタマイズ可能)、マルチGNSS(5つの衛星測位システム)、急速充電、、懐中電灯(記述なし)、天気予報(記述なし)、1500nitsの高輝度モード、5気圧防水、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで18,160円(税込)、楽天市場で19,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,980円、です。

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Amazfit Active 2

Zepp Healthから発売されたZepp OS 4.5搭載のスマートウォッチです(2025年3月4日に発売)。

1.32インチ HD AMOLED タッチスクリーン(466×466, 353PPI、最大輝度2000nits)、サファイアガラス(※プレミアムバージョンのみ)、最大10日間駆動できるバッテリー(通常使用時)、2つの物理ボタンを搭載しています。

また、Zepp Flow (日本語対応)音声アシスタント、オフライン音声アシスタント (日本語非対応)、Zepp Coach (個人に最適化されたトレーニングプランを提供)、160種類以上のスポーツモード、ランニング機能、5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)、

オフラインマップ、ターンバイターン方式ナビゲーション機能、心拍数・血中酸素・睡眠モニタリング、ワンタップ測定機能、PAI健康評価、健康リマインダー機能(異常アラート)、音楽再生・保存(512MB)、400種類以上のウォッチフェイス、Bluetooth通話、5気圧防水、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで21,890円、楽天市場で18,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,900円(送料無料)、です。

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Galaxy Fit3

Samsungから発売されたFreeRTOS搭載のスマートバンドです(2025年1月31日に発売)。

1.6インチのAMOLED タッチスクリーン、最大13日間駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、100種類以上のスポーツモード、健康管理機能(いびきの検知、睡眠コーチングを含む)、転倒検知と緊急SOS、音楽コントロール機能、カメラリモート、急速充電、Samsung Healthアプリとの連携、スマートフォンとの連携(通知の受信)、モード同期、スマートフォンを探す機能、Samsung Cloud、バンドの交換、クイックリリース、5ATMの防水性能、およびIP68相当の防塵・防水性能、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで9,900円(税込・SM-R390NZAAXJP)、楽天市場で9,498円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで9,980円、です。

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他にもファーウェイのスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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