劇的に薄くなった「Apple Watch Series 10」。早くも「従来機種よりも性能が格段に向上した」と評判です。しかし、その一方で「あまりにも多く変化しすぎて、結局何が進化したのか分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は前モデル「Apple Watch Series 9」との違いを分かりやすくするために、次の10点を重点的に解説します。
- デザイン(サイズ・重量)
- ディスプレイ(広角OLED)
- センサー(水温)
- 新機能(睡眠時無呼吸症の検知)
- スピーカー(オーディオ再生)
- バッテリー・充電
- プロセッサ(S10 SiP)
- 操作(ダブルタップのジェスチャー)
- ストレージ
- OS(watchOS 11・アプリ)
また、「Apple Watch Ultra 2」、「Apple Watch SE (第2世代) 」との違いも比較して解説!できることやスペック、
購入するべきかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Apple Watch Series 10」が日本で発売!
2024年9月20日、日本で米国 Appleの新製品「Apple Watch Series 10」(アップル ウォッチ シリーズ 10)が発売されます。
watchOS 11を搭載したスマートウォッチで、
42mmモデルと46mmモデルの2種類を用意しています。
Appleからは2023年9月に「Apple Watch Series 9」が発売されています。
このスマートウォッチは「新機能のライブアクティビティ機能が便利」、「心電図の計測もできる」と評判でした。
もちろん、単体で通信できるセルラーモデルも用意されていますよ。
それでは早速、どんなスマートウォッチなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:Apple Watch Series 10 – Apple(日本)
違い1:厚さ9.7mmに薄型化・アルミニウム、チタニウム素材で軽い
新モデル「Apple Watch Series 10」は筐体の素材にアルミニウムとチタニウムの2種類を採用しています。
前モデルで採用されていたステンレススチールはチタニウムに変更されています。
厚さはどちらも約 9.7mmで、従来モデルSeries 7、8、9よりも 10% 薄型化 しています。
また、重さは42mmモデルで29.3g~、46mmモデルで35.3g~です。
前モデル「Apple Watch Series 9」と比べると、
アルミニウムモデルで最大10%、チタニウムモデルで約20% 軽量化しています。
また、「Apple Watch Ultra 2」と比べると、4.7mmも薄く、重量も26.1g以上も軽くなっています。
デザインについてはこちらのYoutubeで確認できます。ぜひご覧ください。
<本体の厚さ・重量を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・厚さ:9.7mm、重量 42mm:29.3g~ / 46mm: 35.3g~
2.「Apple Watch Series 9」・・・厚さ:10.7mm、重量 41mm:42.3g / 45mm: 51.5g
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・厚さ14.4mm、重量 61.4g
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・厚さ:10.7mm、重量 40mm:26.4g / 44mm: 32.9g
<カラーについて>
カラーは、アルミニウムケースを採用したモデルでジェットブラック、ローズゴールド、シルバーの3色を、
チタニウムケースを採用したモデルで、スレート、ゴールド、ナチュラルの3色を用意しています。
いずれもスタイリッシュで高級感のあるデザインです。
新たにチタニウム素材を採用し、薄型化されたことで、よりデザインが洗練されています。
違い2:大型の広角OLEDディスプレイを搭載・より鮮やかなに表示できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たに広角OLEDディスプレイを採用しています。
これにより、高コントラストでより鮮やかに表示できるようになりました。
また、最大輝度が2,000ニトで、「Apple Watch Series 9」よりも40%明るく表示できるように改善。
斜めから見たときに最大40%明るくなり、見やすさが大幅に向上しています。
そのほか、ディスプレイの表示領域がSeries 7、8、9よりも最大9%大型化し、より多くの情報を表示できるように改善。
常時表示のリフレッシュレートは1秒に1回の更新に改善され、腕を降ろした状態でも秒針を表示できるようになっています。
ただし、「Apple Watch Ultra 2」と比べると、画面サイズは小さくなり、最大輝度も低くなります。
「Apple Watch SE (第2世代) 」と比べると、最大輝度は2倍高くなります。
<ディスプレイの仕様を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・42mm / 46mmのRetina、最大輝度2000 nits
2.「Apple Watch Series 9」・・・41mm / 45mmのRetina、最大輝度2000 nits
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・49mmのRetina、最大輝度3000 nits
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・40mm / 44mmのRetina、最大輝度1000 nits
違い3:水深計と水温センサーを搭載・水中アクティビティを詳細に記録できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たに水深計と水温センサーを搭載しています。
水深計は水深6メートルまでの計測が可能で、シュノーケリングや浅い潜水などの水中アクティビティを計測できます。
また、水中での活動中にリアルタイムで水深をウォッチ上に表示することもできます。
水温センサーはプールスイミングやオープンウォータースイミングなどで水温を測定し、リアルタイムでウォッチ上に表示できます。
また、測定した水温データは、他のワークアウトデータ(心拍数、消費カロリーなど)と組わせることで、
より詳細な分析を可能にします。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch SE (第2世代) 」は水深計と水温センサーを搭載していませんでした。
上位モデルの「Apple Watch Ultra 2」は水深計と水温センサーを搭載し、水中アクティビティの詳細な分析と記録が可能です。
新モデルは上位モデルと同じ水深計と水温センサーを搭載したことで、水中アクティビティをより詳細に記録・分析できるようになり、
健康や運動の向上により役立てられるようになっています。
<水深計と水温センサーの有無を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・水深計と水温センサー:あり
2.「Apple Watch Series 9」・・・水深計と水温センサー:なし
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・水深計と水温センサー:あり
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・水深計と水温センサー:なし
違い4:睡眠時無呼吸症の検知に対応・病気のリスクを回避できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は睡眠時無呼吸症の検知に対応しています。
この機能は加速度センサーで呼吸パターンの乱れを検知し、
睡眠時に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」の可能性がある場合に、ユーザーに通知してくれる機能です。
睡眠時無呼吸症候群は、放置すると高血圧や心臓病などのリスクを高める可能性があるため、
放置すると非常に危険です。
新モデル「Apple Watch Series 10」では3か月間分のデータや通知の詳細、
追加情報をPDFにまとめてくれます。
そのため、医療機関で受診する際にすばやくデータを提供し、治療に役立てることができます。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」は睡眠時無呼吸症の検知に対応していませんでした。
新モデルは新たに睡眠時無呼吸症の検知に対応したことで、
病気のリスクを回避しやすくなっています。
※「睡眠時無呼吸症の検知」機能は各国の保健機関による承認が必要としているため、
発売直後に使用できません。この機能は9月中に日本を含む150超の国と地域で利用できるようになります。
<睡眠時無呼吸症の検知の対応を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・睡眠時無呼吸症の検知に対応
2.「Apple Watch Series 9」・・・アップデートで対応
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・2024モデルは対応(アップデートあり)
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・アップデートで対応
違い5:スピーカーで音楽再生が可能に・スマホなしで音楽を気軽に楽しめる
新モデル「Apple Watch Series 10」はスピーカーを搭載し、単体で音楽やポッドキャストを再生できます。
具体的にはApple Music、Apple Podcasts、Apple Books、サードパーティー製アプリなどの
音楽・音声をApple Watchのスピーカーで直接聴けます。
また、音量もアップし、クリアな迫力あるサウンドを楽しめます。
もちろん、Siriに話しかけて音楽の再生、一時停止、曲のスキップなどの操作も可能です。
従来機種と同様にハンズフリー通話も利用できます。
同じことは上位モデルの「Apple Watch Ultra 2」でもできます。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」、「Apple Watch SE (第2世代) 」を含む従来機種は音声通話や通知音の出力のみ対応していました。音楽再生するにはBluetoothに対応したイヤホン、ヘッドホンが必要になります。
新モデルは、単体で音楽再生ができるようになったことで、運動中に音楽を聴くためにiPhoneを携帯する必要がなくなり、
場所を問わず、より気軽に音楽を楽しめるようになっています。
<音楽再生を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・スピーカーで音楽再生できる
2.「Apple Watch Series 9」・・・スピーカーで音楽再生できない・通話、通知音のみ
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・スピーカーで音楽再生できる
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・スピーカーで音楽再生できない・通話、通知音のみ
違い6:高速充電に対応・約30分で80%まで回復できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は一日中駆動するバッテリーを搭載しています。
駆動時間は通常使用時で最大18時間、低電力モードで最大36時間です。
また、高速充電に対応し、約30分で80%まで回復できます。
ワイヤレス充電(※充電器は別売)も利用できます。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」は通常使用で18時間 駆動できるバッテリーを搭載し、
高速充電で約45分で80%まで回復させることができました。
新モデルはバッテリー駆動時間が前モデルよりも長くなり、
充電速度も速くなっています。
ただし、「Apple Watch Ultra 2」は通常使用時で36時間、低電力モードで最大72時間 駆動でき、
新モデルの2倍長い時間 駆動できるようになっています。
<バッテリー駆動時間・充電の仕様を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・18時間、高速充電(約30分で80%まで)
2.「Apple Watch Series 9」・・・18時間、高速充電(約45分で80%まで)
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・通常使用時で36時間、低電力モードで最大72時間、 高速充電(約1時間で80%まで)
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・通常使用時で最大18時間
違い7:S10 SiP プロセッサ搭載で高速化・AI処理もスムーズにできる
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たにS10 SiP プロセッサを搭載しています。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」や上位モデル「Apple Watch Ultra 2」はS9 SiP プロセッサを搭載していました。
新モデルはS10 SiP プロセッサを採用したことで、アプリをより高速に起動できるようになり、操作性が大幅に向上しています。
また、電力効率が向上したことで、バッテリー駆動時間が長くなり、Apple Watchをより長時間使えるように改善。
心拍数センサー、加速度センサーなど、Apple Watchに搭載された様々なセンサーとの連携も強化され、より正確な健康データを収集し、分析できるようになっています。
そのほか、4コアのNeural Engineを搭載し、機械学習のAI処理能力が大幅に向上。
ダブルタップのジャスチャー操作が可能になったほか、Siri、音声入力、ワークアウトの自動検出などAIを使った処理がより高速に行えるようになっています。
新モデルはS10 SiP プロセッサを採用したことで、より高速に、省電力になり、AIを使った処理もよりスムーズに行えるようになっています。
<プロセッサを比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・S10 SiP プロセッサ
2.「Apple Watch Series 9」・・・S9 SiP プロセッサ
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・S9 SiP プロセッサ
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・S8 SiP プロセッサ
違い8:ダブルタップのジェスチャーの追加・より直感的に操作できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たにダブルタップのジェスチャー操作に対応しています。
これは親指と人差し指で時計本体を軽く2回叩くジェスチャーで、さまざまなアクションを実行する機能です。
具体的には、
- スマートスタックの開閉(どの文字盤からでもスマートスタックを開き、ウィジェットをスクロールできる)
- 電話の応答/終了:(着信時にダブルタップで電話に出ることができ、通話終了も同様にダブルタップで行える)
- 通知の操作(通知を表示し、さらにダブルタップすることで長い通知をスクロールしたり、音声入力で返信したりできる)
- メディアの再生/一時停止(音楽の再生や一時停止、スキップなどの操作を行える)
- タイマーの操作(タイマーの一時停止、再開、終了などを行える)
などの操作が可能です。
ダブルタップのジェスチャーの操作は、スマートスタックの開閉の動作、 音楽の再生/一時停止、スキップなどの操作でカスタマイズすることも可能です。
新モデルはダブルタップのジェスチャー操作に対応したことで、より直感的に操作できるようになっています。
<ダブルタップ ジェスチャーの対応を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・ダブルタップ ジェスチャーに対応
2.「Apple Watch Series 9」・・・ダブルタップ ジェスチャーに対応
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・ダブルタップ ジェスチャーに対応
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・ダブルタップ ジェスチャーに非対応
違い9:64GBストレージを搭載・大量のアプリや音楽ファイルを保存できる
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たに64GBのストレージを搭載しています。
このストレージ容量は上位モデルの「Apple Watch Ultra 2」と同じです。
一方、前モデル「Apple Watch Series 9」や「Apple Watch SE (第2世代) 」は32GBのストレージを搭載しています。
新モデルは前モデルよりもストレージ容量が2倍多くなったことで、
より多くのアプリや音楽ファイルを保存できるようになっています。
<ストレージ容量を比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・64GB
2.「Apple Watch Series 9」・・・32GB
3.「Apple Watch Ultra 2」・・・64GB
4.「Apple Watch SE (第2世代) 」・・・32GB
違い10:watchOS 11で性能が向上・潮位アプリや新しい文字盤デザインも追加
新モデル「Apple Watch Series 10」は新たにwatchOS 11を採用しています。
このOSでは、前モデル「Apple Watch Series 9」のwatchOS 10にはなかった新しいアプリが追加されています。
具体的には、サーフィンや釣りなど、潮の満ち引きが重要になるユーザーにとって便利な「潮位アプリ」を用意。
このアプリを利用して、世界中の海岸線とサーフィンスポットの潮汐情報にアクセスすることもできます。
また、watchOS 11では、新モデルの大型化したディスプレイを最大限に活かせる多彩な文字盤デザインを用意。
ライブラリ内の写真を分析し、最適な構図でオリジナルの文字盤を作成する機能も追加されています。
そのほか、ワークアウト中の身体への負荷をより詳細に追跡・記録できるように改善。
心拍数や体温などのバイタルデータを長期的に追跡し、健康状態の変化を把握することもできるようになっています。
もちろん、従来機種と同様にアプリを追加することもできます。
なお、「Apple Watch Series 9」と上位モデル「Apple Watch Ultra 2」は発売時にwatchOS 10を搭載していました。
「Apple Watch SE (第2世代) 」は発売時にwatchOS 8を搭載していました。
いずれもアップデートを利用することで、watchOS 11の機能が使えるようになります。
<OSを比較>
1.「Apple Watch Series 10」・・・watchOS 11
2.「Apple Watch Series 9」・・・watchOS 10
3.「Apple Watch Series 8」・・・watchOS 9
4.「Apple Watch Series 7」・・・watchOS 8
「Apple Watch Series 10」のスペック
- ディスプレイ 42mm / 46mmのLTPO3常時表示 Retina
※最大輝度2,000ニト/最小輝度1ニト/326ppi/広視野角OLED/Ion-X前面ガラス(アルミニウムケース)/サファイア前面クリスタル(チタニウムケース) - ケース アルミニウムケース、チタニウムケース
- クラウン 触覚的な反応を返すDigital Crown (回すだけでウィジェットを表示)
- プロセッサ Apple S10 Sip デュアルコア
※4コア Neural Engine / 第2世代の超広帯域(UWB)チップ内蔵 - GPU PowerVR
- RAM(メモリ)1GB
- ストレージ 64GB
- バッテリー リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
- 駆動時間 一日中駆動するバッテリー。通常使用時で最大18時間、低電力モードで最大36時間
- 充電 高速充電(約30分で80%まで回復、15分間の充電で最大8時間の通常使用、8分間の充電で最大8時間の睡眠記録)、Type-C充電、ワイヤレス充電(※充電器は別売)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3
- 衛星測位 L1 GPS、GNSS、Galileo、BeiDou
- NFC/Apple Pay 対応・Suica決済に対応
- インターフェース 充電端子
- センサー 電気心拍センサー、第3世代の光学式心拍センサー、皮膚温センサー、血中酸素ウェルネスセンサー、コンパス、常時計測の高度計、高重力加速度センサー、ハイダイナミックレンジジャイロスコープ、環境光センサー、水深計、水温センサー
- スピーカー 内蔵・メディア再生機能あり
- マイク 搭載
- 音声操作 オンデバイス処理対応のSiri
- 防水防塵 50m防水(泳げる耐水性能)、IP6X等級の防塵性能
- 安全 緊急SOS、海外における緊急通報、衝突事故検出、転倒検出、騒音のモニタリング、バックトレース
- バンド 交換可
- 対応OS iOS 18以降を搭載したiPhone XS以降(第2世代以降のiPhone SEを含む)
- OS watchOS 11
- サイズ 42mmケース:42 x 36 x 9.7 mm /46mmケース:46 x 39 x 9.7 mm
- 重量 42mm:アルミニウム、GPSモデルで30g、アルミニウム、GPS Cellularモデルで29.3g、チタニウムで34.4g
※46mm:アルミニウム、GPSモデルで36.4g、アルミニウム、GPS Cellularモデルで35.3g、チタニウムで41.7g - カラー
アルミニウムケース: ジェットブラック、ローズゴールド、シルバー
チタニウムケース: スレート、ゴールド、ナチュラル - 付属品 バンド、Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル(1m)
- 4G通信 Cellularモデルのみ対応
- SIMカード eSIM ※Cellularモデルのみ
「Apple Watch Series 10」のできること まとめ
「Apple Watch Series 10」のできることをまとめてみました。
ヘルスケア機能
睡眠時無呼吸症の検知
血中酸素飽和度(SpO2)、心電図(不整脈)、皮膚温(排卵日を推測)、心拍数(第3世代の光学式心拍センサー・心拍数範囲、強度レベル)、ストレスレベル、VO2MAX(最大酸素摂取量)、酸素レベル
マインドフルネス、ルート・速度・移動距離(GPS/GNSS内蔵)、高度(常時計測の高度計)、気圧・高度、方角(コンパス)、歩数、消費カロリー
心電図の作成、Apple Pay(Suica対応)、睡眠アドバイス、不規則な心拍リズムの通知、高心拍数と低心拍数の通知、
スポーツ機能
25種類以上のワークアウトモード
(室内ウォーキング、ウォーキング、室内ランニング、ランニング、エリプティカル、ローイング、プールスイミング、オープンウォータースイミング、スクワット、スピン、ストライド、筋力トレーニング、高強度インターバルトレーニング、ピラティス、瞑想など)
※自転車は自動検出ができるように改善・自転車の転倒も検知
水中アクティビティの詳細な記録・分析(水深計と水温センサーを搭載・潮位アプリを追加)
ライブアクティビティ(サイクリングのワークアウトをApple Watchで開始すると、iPhone上に自動でライブアクティビティとして表示する)
ワークアウトのカスタマイズ(ワークとリカバリーのインターバルを設定)、レースコース(自己ベスト、過去の自分と競争※対応予定)
その他の機能
オーディオ再生(Apple Music、Apple Podcasts、Apple Books、サードパーティー製アプリなど)、高速充電(約30分で80%まで)
ダブルタップ(人差し指と親指を2回タップすることで、着信の応答/切断、音楽の再生/停止、タイマーの停止、アラームのスヌーズ、カメラリモコンでの写真撮影などの操作を行える)、
S10 SiPによる機械学習タスクの高速化、高速化したSiri(ネット接続なし)、「Precision Finding」(スマホ探索機能・第2世代の超広帯域通信チップでiPhoneをより正確に探せる)、「新しいスマート スタック」(必要な時に関連するウィジェットを表示する)、新しい文字盤(スヌーピー、パレット、ソーラー アナログ、Nike Globeなど)
衝突事故検出、転倒検出(自転車を含む)、緊急SOS(海外)、海外における緊急通報、低電力モード(駆動時間を最大36時間まで延長)、ファミリー共有設定(1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング)
32GBストレージ保存、常時表示、防水(50m防水)、GymKitアプリ、インターコム機能、アクティビティの共有、スマートフォンの通知受信、通話、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.3、、携帯電話通信機能(セルラーモデルのみ)、国際ローミング(2022年秋頃に対応)
「Apple Watch Series 10」は買うべきか?
「Apple Watch Series 10」を買うべきかどうかを決めるポイントは、ズバリ「音楽再生」です。
従来モデルまでは通話や着信音のみでスピーカーを使用していましたが、
新モデルからはウォッチに内蔵されたスピーカーで直接 音楽を再生できるようになりました。
他のスマートウォッチでは「当たり前にできた」機能ではありますが、
Apple Watch ユーザーにとっては非常に大きな変化です。
まず、第一にランニング時に音楽を聴くときにiPhoneが不要になることです。
これでかなり身軽になり、スマートに音楽を聴けるようになります。
また、新モデルではストレージ容量が前モデルの2倍にあたる64GBになったため、
音楽ファイルを大量に保存して持ち歩くことができるようになりました。
これにより、好きな場所で好きなだけ音楽を聴けるようになったといえます。
もちろん、音楽を長時間聴いてもバッテリーがすぐに切れてしまうこともありません。
新モデル「Apple Watch Series 10」にはS10 SiP プロセッサ採用したことで、
電力効率が向上し、バッテリー駆動時間も大幅にのびています(通常使用で約1日)。
また、ダブルタップのジェスチャー操作に対応したことで、操作性も大幅に向上しています。
音声操作Siriと組み合わせて使うことで、音楽の再生や一時停止などの操作も非常に快適にできます。
なお、従来モデルと同様にランニング時に雨が降っても50m防水対応で故障のリスクがありません。
万が一、転倒などで大ケガをすることがあっても、「転倒検出」機能でSOSメッセージを送信できるので、安心ですね。
(まとめ)
新モデル「Apple Watch Series 10」で新たに追加された「音楽再生」機能で、
「走りながら音楽を聴く」ことが快適になります。
充電性能や操作性も大幅に向上されているので、
できる限り新しいモデルを購入した方がいいでしょう。
音楽ある生活は「充実した生活」に欠かせないものです。それがないと日常が輝きません。
「Apple Watch Series 10」の価格・販売先
Appleオンラインストア
59,800円(税込)または3回払いで19,933円/月で販売されています。
Apple公式サイトで「Apple Watch Series 10」をチェックする
ドコモ
※販売予定です。
Apple Watch Series 10(GPS + Cellularモデル) | Apple Watch | NTTドコモ
https://www.docomo.ne.jp/apple-watch/series-10/?icid=CRP_AW_to_CRP_AW_series-10
au KDDI
9月13日(金)午後9時予約開始!
Apple Watch Series 10|au https://www.au.com/apple-watch/product/apple-watch-series-10/
ソフトバンク
2024年9月20日発売
Apple Watch Series 10 | ソフトバンク https://www.softbank.jp/mobile/apple-watch/apple-watch-series10/
ECサイト
Amazonで58,592円(税込・42mmモデル・46mmモデルは63,491円)、
楽天市場で63,680円(送料無料)、
ヤフーショッピングで66,096円、
で販売されています。
Amazonで「Apple Watch Series 10」をチェックする
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ヤフーショッピングで「Apple Watch Series 10」をチェックする
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おすすめの類似製品を紹介
「Apple Watch Series 10」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。
「Apple Watch Ultra 2」
Appleから発売されたwatchOS 11を搭載したハイエンドなスマートウォッチです。
49mm(約1.9インチ)のOLEDディスプレイ、Apple S9 Sip プロセッサ、1GBメモリ、64GBストレージ、通常の使用時で36時間駆動できるバッテリー、デュアルスピーカー、水深計、水温センサー、航空宇宙産業レベルのチタニウムケースを搭載しています。
また、バンド「チタニウムミラネーゼループ」、モジュラーUltra、100m防水、IP6X防塵、MIL-STD 810H、L1とL5周波数(高精度なGPS)、水中アクティビティの詳細な記録・分析、オーディオ再生、睡眠時無呼吸症の検知、
低電力モード(最大72時間)、常時表示、夜間モード、高速充電(約1時間で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、パワーメーターとの接続、25種類以上のワークアウトモード、Apple Pay、Suica決済、音声操作 Siri、Wi-Fi、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで126,198円(税込)、楽天市場で128,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで124,236円(送料無料)、米国 Amazon.comで$610.76、です。
関連記事:「Apple Watch Ultra 2」とSeries 10、SE2を比較
「Google Pixel Watch 3」
Googleから発売されたWear OS 5.0搭載のスマートウォッチです。
Qualcomm SW5100、2GB メモリ、1.6/1.7インチのActua液晶、32 GB eMMCストレージ、 307 mAh / 420 mAh バッテリー、スピーカー、マイク搭載で、
高度なランニング機能、Suica決済、音楽再生、Bluetooth通話、4G通信(LETモデルのみ)、「朝のブリーフィング」機能、Googleサービスの連携、最大輝度 2000 ニト、カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5、安全確認機能、40種類以上のスポーツモード、自動検出、エナジースコア、有酸素運動負荷、バッテリー セーバーモード(最長36時間)、5気圧防水、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで56,793円(税込)、楽天市場で52,800円、ヤフーショッピングで49,800円、AliExpressで62,020円、です。
関連記事:「Google Pixel Watch 3」とPixel Watch 2の違い
「Galaxy Watch7」
サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6を搭載したスマートウォッチです。
1.31/1.47インチSuper AMOLED スクリーン、Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで56,999円(税込)、楽天市場で51,980~54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで51,500円、AliExpressで41,432円、米国 Amazon.comで$269.99、です。
関連記事:AI対応「Galaxy Watch7」と前モデル Watch6の違いを解説
「HUAWEI WATCH GT 5」
ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売)。
1.32/1.43インチのAMOLEDカラーディスプレイ、通常使用で約7日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。
また、TruSenseシステム、100種類以上のワークアウトモード、フルカラーマップ表示、ランニングフォーム分析、情緒の測定機能、キーボード入力機能、スクリーンショット機能、EasyFit 3.0ベルト、ワイヤレス充電、
5気圧防水 + IP69K防水防塵、ヒマワリ型アンテナ、Bluetooth通話、音楽再生(単体)、通知の受信(LINE対応)、スマートフォン探索、GNSS、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)に対応しています。
価格は、Amazonで32,800円(Pro版は63,780円)、楽天市場で33,880~36,080円(送料無料・Pro版は48,180~87,780円)、ヤフーショッピングで36,080円(Pro版は48,180円)、AliExpressで42,350円、です。
関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較
日本版「Huawei Watch 4」
Huaweiから発売されたHarmonyOS 3.0 搭載のスマートウォッチです。
1.5インチのLTPO AMOLED液晶、回転リューズ、最大14日間 駆動できるバッテリー搭載で、eSIMでの通信・通話、100種類以上のスポーツモード、ランニング機能、マップ機能、ルートバック機能、ワイヤレス充電、急速充電、リアルタイムでの位置情報 取得、音楽再生、転倒検知機能に対応しています。
価格は、Amazonで57,980円、楽天市場で59,200円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,780円、HUAWEI公式サイトで59,860円です。
関連記事:日本版「Huawei Watch 4」は別物? 超絶 人気スマートウォッチと徹底 比較!
「Amazfit Balance」
Amazfitから発売されたZepp OS 3.0 搭載のスマートウォッチです。
1.5インチの円形AMOLEDスクリーン、通常使用で14日間駆動できる475 mAhバッテリーを搭載しています。
また、AI機能「GPT-4o」、体組成の測定、レディネススコア、ワンタップ測定、Bluetooth通話、Alexa 音声アシスタント、音楽再生、文字盤デザインのカスタマイズ(200種類以上・写真アップロード)、
150種類以上のスポーツモード、自動認識(8つのスポーツ・25の筋力トレーニング)、Zepp Coach 2.0 AIトレーニングガイド、ワンタップ測定(心拍数、血中酸素飽和度、ストレスレベル・呼吸数)、PAI健康評価、5衛星測位のGPSナビゲーション、5気圧防水、ミニアプリの追加、無線LAN 2.4GHz、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで34,900円(税込)、楽天市場で34,900円(税込)、ヤフーショッピングで34,900円(送料無料)、AliExpressで29,816円、米国 Amazon.comで$199.99 です。
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