Xiaomi Smart Band 10徹底レビュー!Band9との違いを比較

Xiaomi Smart Band 10 本体パールホワイトを装着している。
2025年6月27日に発売され、大きな話題を呼んでいるXiaomiの最新スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」。前モデルから着実な進化を遂げ、多くのユーザーから注目を集めていますが、その魅力はいったい何なのでしょうか?

Xiaomi Smart Band 10の魅力

最大の魅力は、視認性が劇的に向上したディスプレイと、充電のストレスから解放してくれる圧倒的なバッテリー性能です。

まず、約15.95gと、つけていることを忘れるほど軽量なボディに、1.72インチへと大型化した有機ELディスプレイを搭載 。ベゼルが極細になったことで、より没入感のある全画面体験を実現しています。また、最大輝度は1500nitsに向上し、真夏の日差しの下でも驚くほど画面が見やすくなりました 。

次に、標準的な使い方で最大21日間、画面を常時点灯させるAODモードを有効にした場合でも最大9日間という、驚異的なバッテリー持続時間を実現しています 。約1時間でフル充電が完了するため、充電の手間はほとんどかかりません 。

さらに、ヘルスケア機能にはパーソナライズされた睡眠改善ガイダンス機能を、スポーツ機能には10種類のランニングコース水中でのリアルタイム心拍数モニタリング心拍数ブロードキャスト機能などを新たに搭載しました 。

そのほかにも、Xiaomiスマートフォンやイヤホンを操作できる「Xiaomi Smart Hub機能 、新たにゲーム機能が追加された200種類以上のウォッチフェイス(文字盤) 、60Hzリフレッシュレートによる滑らかな操作性 など、日々の生活をより豊かで便利にする魅力が満載です!

この記事で「Xiaomi Smart Band 10」を徹底解剖!

この記事では、大きな進化を遂げた「Xiaomi Smart Band 10」の性能と機能を、デザイン、ディスプレイ、スポーツ・ヘルスケア機能、スマート機能、バッテリー性能といったあらゆる角度から徹底的に深掘りしていきます。

特に、人気の前モデル「Xiaomi Smart Band 9」から何が変わり、どこが優れているのか、その違いに焦点を当てて詳しく比較・解説します。

この記事で分かること

  1. Xiaomi Smart Band 10の価格と、他のスマートバンドとの比較
  2. 高級感を増したデザイン、素材、カラー、そして快適な装着感
  3. ベゼルレス化された大画面ディスプレイの圧倒的な見やすさと操作性
  4. AIも活用する進化したスポーツ機能(ランニング・スイミングなど)
  5. パーソナルコーチへと深化を遂げたヘルスケア機能(睡眠分析など)
  6. Xiaomiエコシステムの中核となる「Xiaomi Smart Hub」などのスマート機能
  7. 高負荷な使い方でも安心のバッテリー性能と充電時間
  8. 前モデル「Xiaomi Smart Band 9」とのスペック・機能の全比較
  9. 他の競合製品と比較した上でのメリット・デメリット
  10. 項目別の5段階評価と、購入すべきかを判断するための詳細な総評
  11. 購入前に確認しておきたいスペック(仕様)一覧
  12. お得な購入先情報と、おすすめの類似製品

この記事を最後まで読むことで、「Xiaomi Smart Band 10」が本当に自分に合った一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:Xiaomi Smart Band 10 – Xiaomi Japan

価格をチェック!Xiaomi Smart Band 10は他のスマートバンドよりも安い?

Xiaomi Smart Band 10 本体ミスティックローズを腕に装着している。

Xiaomi Smart Band 10はシャオミ オンラインストアで5,480円(税込・パールホワイトのみ8,680円)で販売されています。

一方、ECサイトのAmazonでは6,280円(税込・パールホワイトのみ8,680円)で販売中。楽天市場(6,280円・送料無料)やヤフーショッピング(6,980円・送料別)でも購入できます。

なお、海外ストアのAliExpressでは、6,961円で販売されています。

Xiaomi Smart Band 9

2024年8月14日に発売された「Xiaomi Smart Band 9」はAmazonで5,480円(税込)で販売中です。こちらは、日常のあらゆるシーンをサポートする万能スマートバンドです。1.62インチの鮮やかなAMOLEDディスプレイは、60Hzのリフレッシュレートで滑らかな操作感を実現。最大21日間持続するロングバッテリーで、充電の手間を気にせず使い続けられます。

また、150種類以上の豊富なスポーツモードに加え、血中酸素や心拍数、睡眠を24時間モニタリング。特にユニークな「スリープアニマル」機能は、睡眠スコアを動物で表現し、楽しく健康管理ができます。わずか15.8gの軽量設計で、一日中着けていても快適です。

HUAWEI Band 10

2025年4月10日に発売された「HUAWEI Band 10」はAmazonで5,500円で販売中です。こちらは、心と体の健康を深く見つめる次世代スマートバンドです。独自の「情緒モニタリング」機能で日々の心の状態を可視化。睡眠モニタリングも進化し、睡眠中の呼吸の乱れや心拍変動(HRV)まで検知し、質の高い分析を提供します。
AIを活用したワークアウト分析は、特に水泳フォームの精度を高め、本格的なトレーニングをサポート。わずか5分の充電で約2日間使える急速充電は、忙しい毎日でも安心です。洗練されたデザインで、あらゆるシーンにフィットします。

Galaxy Fit3

2025年1月31日に発売された「Galaxy Fit3」はAmazonで9,500円(税込)で販売中です。こちらは、1.6インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載し、スマートウォッチのように快適な視認性と操作性を実現したスマートバンドです。健康管理はもちろん、いびきの検知や睡眠コーチングといったユニークな機能で、あなたの眠りを徹底サポートします。

大きな特徴は、転倒検知や緊急SOSといった安心のセーフティ機能。万が一の時にも頼りになります。Galaxyスマートフォンとの連携もスムーズで、モード同期やカメラリモートが可能。IP68の防塵防水性能も備え、アクティブな毎日を支えます。

Xiaomi Smart Band 9 Pro

2024年11月14日に発売された「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はAmazonで9,280円で販売中です。こちらは、GPSを内蔵し、スマートフォンなしでランニングやウォーキングのルートを正確に記録できる本格派スマートバンドです。1.74インチの大型有機ELディスプレイは最大1200nitの輝度を誇り、太陽光の下でも抜群の視認性を確保します。

Proモデルならではのリニアモーターが、通知やアラームを繊細な振動で伝達。音声アシスタントAlexaにも対応し、声でスマートに操作できます。精度が向上した心拍数センサーやコンパス機能も搭載し、あらゆるアクティビティをより高度にサポートします。

まとめ:価格の比較

Xiaomi Smart Band 10の価格は、シャオミ公式サイトで5,480円で、前モデルや競合製品と同等の標準的な価格帯です。1.72インチへの大画面化やAI機能の追加といった進化を考慮すると、決して高くはありません。

最も安くお買い得なモデルは、5,480円の「Xiaomi Smart Band 9」です。スマートバンドの基本的な機能は十分に備えており、コストパフォーマンスを最優先するなら最適な選択肢と言えるでしょう。

一方で、スマートフォンなしでランニングのルートを記録したい場合は、GPSを内蔵した唯一のモデルである「Xiaomi Smart Band 9 Pro」がおすすめです。また、AIによる高度なワークアウト分析や健康管理を求めるなら、「Xiaomi Smart Band 10」や独自の情緒モニタリング機能を持つ「HUAWEI Band 10」が魅力的な候補となります。ご自身の使い方や重視する機能に合わせて、最適な一台を選んでください。

デザイン:Xiaomi Smart Band 10 ~ 日常を格上げする、洗練されたフォルムと質感

Xiaomi Smart Band 10の側面で斜め上から見ている。

ここでは、Xiaomi Smart Band 10のデザインについて、実際に手に取り、一日中身につけて感じたことを中心に書いていきます。前モデルであるXiaomi Smart Band 9との比較を交えながら、その進化したフォルム、素材の質感、そしてファッションアイテムとしての魅力に迫ります。

装着していることを忘れるほどの、快適な着け心地

箱から取り出して最初に感じたのは、その驚くほどの軽さです。ストラップを除いた重量はわずか15.95g 。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9の15.8gとほぼ同じで 、一日中着けていても全くストレスを感じませんでした。特に感動したのは睡眠時で、着け心地が良いため、詳細な睡眠データを記録するために着けたまま眠っても、まったく気にならなかったです 。

本体は従来からのなじみ深い「錠剤型」のデザインを継承していますが 、細部がより洗練された印象を受けます。物理ボタンのないミニマルなデザインは健在で 、手首にしっくりと収まるコンパクトなサイズ感(46.57×22.54×10.95mm)も相まって 、デスクワークでキーボードを打つ際にも邪魔になりませんでした。これは、日常のあらゆるシーンに溶け込むための、考え抜かれたデザインだと感じます。

サイズ・重量の違い

  • Xiaomi Smart Band 10: (サイズ)46.57×22.54×10.95mm、(重量)15.95g ※標準版
  • Xiaomi Smart Band 9: (サイズ)46.53×21.63×10.95mm、(重量) 15.8g

素材と仕上げが生む、確かな高級感

Xiaomi Smart Band 10の側面。厚さや質感がよく分かる。

Xiaomi Smart Band 10では、新たに「Ceramic Edition」が加わったことが大きなトピックです 。今回試したパールホワイトセラミックモデルは、上品な光沢を放ち、まさに「純白の輝き、洗練の美しさ」という言葉がぴったりな仕上がりでした 。腕にするだけで、いつもの服装がワンランクアップするような、特別な存在感があります。

もちろん、アルミニウム合金フレームを採用した「Standard Edition」(標準版)も質感が非常に高いです。サンドブラスト加工が施されたサテンメタリック仕上げは 、前モデルのXiaomi Smart Band 9が実現したマットな質感の良さをさらに昇華させた印象を受けます 。Standard Editionはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色展開で 、軽快さと耐久性を両立させたいならこちらが最適でしょう。

カラーの違い

  • Xiaomi Smart Band 10: ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ(全3色)
  • Xiaomi Smart Band 9: ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、アークティックブルー、チタングレー(全5色)

気分で着替える、多彩なストラップとアクセサリー

Xiaomi Smart Band 10の最大の魅力の一つが、ファッションアイテムとして楽しめる多彩なストラップ展開です 。特に衝撃的だったのは、新たに登場した「Xiaomi パールチェーンペンダント」 。これを装着すれば、スマートバンドはテクノロジー製品から一瞬でエレガントなジュエリーへと姿を変えます。専用の「ネックレスモード」に設定すれば、心拍数などの機能は制限されますが、歩数計としては機能するので 、時計を着けられない職場や、ファッション性を優先したい日に最適です。

ストラップの交換は、前モデルから引き続き採用されているクイックリリース機構で驚くほど簡単です 。週末のカジュアルな外出には「マルチカラーラバーストラップ」で遊び心を加え、友人とのディナーには「Xiaomi レザーストラップ」でシックに決める、といった使い分けが気軽に楽しめます。実際に、その日の服装に合わせてストラップを交換するだけで、気分が上がり、より愛着が湧きました。標準のストラップは柔らかく快適ですが、初めて装着する際に少し硬く感じ、カチッと音がするまで押し込む必要がありました 。

まとめ:デザインと装着性、ストラップ

  • フォルムと快適性:前モデル同様の軽量設計(15.95g)で、24時間ストレスフリーな装着感を実現 。睡眠中も気にならない快適さが魅力 。
  • 素材の進化:従来のアルミニウム合金製「Standard Edition」に加え、新たに高級感あふれる「Ceramic Edition」が登場し、選択の幅が広がった 。
  • カスタマイズ性:「パールチェーンペンダント」をはじめ、シルクニットやレザーなど多彩なストラップが登場 。クイックリリース機構で、ファッションや気分に合わせて簡単に交換できる 。
  • 第一印象:手に取った瞬間にわかる軽さと、前モデルから格段に進化した質感に驚かされる。
  • 素材の選択肢:日常使いに最適な軽快な「Standard Edition」か、特別な高級感を放つ「Ceramic Edition」か、ライフスタイルに合わせて選べる楽しさがある。
  • ファッション性:もはや単なる活動量計ではなく、多彩なストラップで自己表現を楽しむためのファッションアクセサリーへと完全に進化した。

ディスプレイ:Xiaomi Smart Band 10 ~ 視界が拓ける、ベゼルレス大画面の衝撃

Xiaomi Smart Band 10のディスプレイ。グレイシャーシルバーカラーで正面。

ここでは、スマートバンドの「顔」とも言えるXiaomi Smart Band 10のディスプレイについて、その圧倒的な進化を実体験に基づいて詳しく書いていきます。前モデルのXiaomi Smart Band 9と比較して、視認性、操作性、そして毎日の気分を彩るウォッチフェイスがどのように変わったのか、その感動をお伝えします。

ベゼルの消失、現れたのは真の「全画面」体験

Xiaomi Smart Band 10を初めて起動した瞬間、思わず「おっ」と声が漏れました。前モデルのXiaomi Smart Band 9では、画面下部のベゼルがやや厚い、いわゆる「アゴ」があるデザインが少し気になっていました 。しかし、Band 10ではその概念が完全に覆されます。上下左右のベゼルが均一かつ極限まで細くなり、完全に左右対称のデザインへと進化したのです 。

この進化により、画面サイズはBand 9の1.62インチから1.72インチへと大型化 。画面占有率は66%から73%へと大幅に向上しており 、通知やデータが画面いっぱいに広がる様は、まさに没入感そのもの。価格を考えると「これまで見た中で最も美しいディスプレイの一つ」という評価にも心から頷けます 。

ディスプレイサイズ・解像度の違い

  • Xiaomi Smart Band 10:1.72インチ有機EL(AMOLED)、解像度: 212×520ピクセル (326PPI)
  • Xiaomi Smart Band 9: 1.62インチ有機EL(AMOLED)、イ解像度: 192 × 490 ピクセル

どんな状況でもクリア、そして驚くほど滑らかな操作感

ディスプレイの進化は見た目だけではありません。真夏の強い日差しの下でランニングに出かけた際、その真価を実感しました。最大輝度がBand 9の1200nitsから1500nitsへと25%も向上したおかげで 、日中の屋外でも画面の情報をはっきりと確認できたのです。わざわざ日陰を探す必要もなく、ペースや心拍数を一目で把握できる快適さは、トレーニングの質を一段と高めてくれました。

輝度の違い

  • Xiaomi Smart Band 10:最大1500nits(自動輝度調整機能付き)
  • Xiaomi Smart Band 9:最大1200nits(自動輝度調整機能付き)

また、60Hzの高いリフレッシュレート は、日常のあらゆる操作をストレスフリーにしてくれます。メニューをスワイプする際の滑らかな動きは、まるで指に吸い付くよう。さらに、運動後の汗ばんだ指でも誤操作なく使える「耐湿性タッチコントロール」 は、地味ながらも非常に頼もしい機能。雨の日のランニング中でも安心して操作できるという信頼感は、アクティブなユーザーにとって大きなメリットです。

その日の気分を映し出す、遊び心あふれるウォッチフェイス

Xiaomi Smart Band 10のウォッチフェイス。文字盤。ゲームの画面が4つ並んでいる。

Xiaomi Smart Band 10は、200種類以上という豊富なウォッチフェイスを誇り 、毎日の気分やファッションに合わせて「着せ替え」が楽しめます。特に面白いのが、新たに追加されたゲーム機能付きのウォッチフェイス 。電車の待ち時間など、ちょっとした空き時間に手元でミニゲームを楽しめる遊び心には、思わず頬が緩みました。

もちろん、スマートフォンのアルバムからお気に入りの写真を選んで、自分だけのオリジナルウォッチフェイスを作成することも可能です 。仕事中はシンプルなデジタル表示に、休日は愛犬の写真に、といった具合にカスタマイズすることで、このデバイスは単なるガジェットから、自分だけの大切な相棒へと変わっていきます。

まとめ:ディスプレイと操作性、ウォッチフェイス

  • 画面デザイン:前モデルの非対称なベゼルを完全に解消し、1.72インチの均一なベゼルレス大画面を実現 。画面占有率が73%に向上し、圧倒的な没入感を提供する 。
  • 視認性と操作性:最大1500nitsの輝度で直射日光下でもクリアな視認性を確保 。60Hzのリフレッシュレートによる滑らかな操作感と、雨や汗に強い耐湿性タッチコントロールが快適な使用感を約束する 。
  • カスタマイズ性:200種類以上の豊富なウォッチフェイスに加え、新たにゲーム機能付きのものが登場 。お気に入りの写真を設定することも可能で、個性を存分に表現できる 。
  • 視覚的インパクト:前モデルとは一線を画す、真のベゼルレスデザインがもたらす画面への没入感は、一度体験すると元には戻れないほどの衝撃がある。
  • 実用性:輝度向上と耐湿性コントロールにより、晴天の屋外から汗をかくスポーツシーンまで、あらゆる状況下でストレスなく使える高い信頼性を実現している。
  • パーソナライズ:豊富なウォッチフェイスは、単なる時計表示の枠を超え、ユーザーのライフスタイルや個性を映し出すキャンバスとして機能する。

スポーツ機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ トレーニングを革新する、プロレベルの精度

Xiaomi Smart Band 10のスポーツ機能の画面が3つ並んでいる。

ここでは、Xiaomi Smart Band 10フィットネスの相棒としてどれほど進化したのか、そのスポーツ機能に焦点を当てて書いていきます。150種類以上のスポーツモードという網羅性はそのままに、特にランニングやスイミングといった主要な種目で、前モデルのXiaomi Smart Band 9からどう変わったのか、実際に汗を流して感じた魅力と注意点をお伝えします。

日常の運動から本格的なデータ分析まで

Xiaomi Smart Band 10は、前モデル同様150種類以上の非常に多彩なワークアウトモードに対応しています。しかし、その真価は単なる数の多さではありません。VO₂max(最大酸素摂取量)トレーニング負荷、回復時間といった、より専門的な指標を計測できるようになったことで、単なる活動量計から本格的なトレーニングパートナーへと進化を遂げました。

自動ワークアウト認識機能は6種類(ウォーキング・ランニング ・サイクリング・縄跳び・エリプティカル・ローイング )に対応しています。

特に感動したのは外部デバイスと接続して連携できる「心拍数ブロードキャスト機能」です。ジムのBluetooth対応ランニングマシンで試したところ、Band 10で計測した正確な心拍数をマシンの画面にリアルタイムで表示できました。これにより、マシンの不正確なグリップセンサーに頼ることなく、常に最適な心拍ゾーンを意識した質の高いトレーニングが可能になりました。これは、前モデルにはなかった画期的な機能です。

スイマーに革命を、シリーズ初の水中リアルタイム心拍計測

Xiaomi Smart Band 10のスポーツ機能で水泳の測定画面。

これまでXiaomi Smart Bandシリーズは5ATMの防水性能を持ち、プールで利用できましたが、水泳中のデータ計測には限界がありました。しかし、Xiaomi Smart Band 10はその壁を打ち破りました。シリーズで初めて「水中でのリアルタイム心拍数モニタリング」に対応したのです。

実際にプールで使ってみると、その進化は歴然でした。インターバル走の合間に腕元で心拍数を確認し、次のセットの強度を調整する、といったことが可能になったのです。さらに、新しい9軸モーションセンサーAIによるストローク認識技術により、ラップカウントの精度も向上していると感じました。まさにスイマーにとって待望のアップデートと言えるでしょう。

ランナーが知るべき、高精度な心拍数とGPSの課題

ランニング機能も強化されています。内蔵された10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助けてくれる「AIペーサー」機能は、トレーニングのマンネリ化を防ぎ、モチベーションを維持するのに役立ちました。運動中の心拍数測定の精度は驚くほど高く、専用のチェストストラップと比較しても遜色ないレベルで、安心してトレーニングに集中できました。

しかし、本格的なランナーにとって最大の注意点は、GPSが内蔵されていないことです。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9から変わらない点ですが、正確な走行ルートや距離を記録するには、スマートフォンを携帯する必要があります。身軽に走りたいときにスマートフォンが必須となるのは、やはり少し残念なポイントです。とはいえ、常にスマホを持って走る方であれば、その高精度な心拍計測の恩恵を十分に受けられるでしょう。

※高度計/気圧計も搭載されていないため、登山やハイキングでの高度変化も測定できません。

Xiaomi Smart Band 10の主なスポーツ機能

  • ランニングコース:強度の異なる10種類のコースを内蔵しています 。
  • ペブルモード:靴や足首に装着し、ランニングフォームに関する専門的な分析が可能です 。
  • 高度なスイミングモード:シリーズで初めて、水中でのリアルタイム心拍数測定に対応しました 。また、ラップ数の計測精度は96%を実現しています 。
  • 心拍数ブロードキャスト機能:計測中の心拍数を、対応するサイクルコンピューターなどの外部デバイスにBluetooth経由で送信できます 。
  • スマートなランニングパートナー:設定した目標ペースに対し、現在のペースが速いか遅いかをリアルタイムで表示してくれます 。
  • 高度なトレーニング分析:VO₂max(最大酸素摂取量)、トレーニング負荷、回復時間といった専門的な指標を計測し、パフォーマンス向上に繋がる分析を提供します 。
  • バイタリティスコア:過去7日間の活動量からスコアを算出し、運動継続のモチベーションをサポートします 。
  • 強化されたセンサー:新たに搭載された9軸モーションセンサーにより、様々な運動データをより正確に捉えることができます 。

まとめ:スポーツ機能(フィットネス機能)

  • トレーニング分析の進化:150種類以上のスポーツモードに加え、新たにVO₂maxや回復時間などの専門的な指標を計測可能になりました 。また、他のデバイスに心拍数をリアルタイムで送信できる「心拍数ブロードキャスト機能」も搭載しています 。
  • スイミング機能の革命:シリーズで初めて、水中でのリアルタイム心拍数モニタリングに対応しました 。新しい9軸モーションセンサーとAIアルゴリズムにより、ラップカウントの精度も向上しています 。
  • ランナー向け新機能:強度の異なる10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能を内蔵しており、トレーニングの質を高めることができます 。
  • GPSに関する注意点:運動中の心拍数測定の精度は非常に高い一方で、前モデルに引き続きGPSは内蔵していません 。そのため、正確な距離やルートを記録するにはスマートフォンの携帯が必須です 。

ヘルスケア機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ 毎日の眠りが変わる、あなた専属の健康コーチ

Xiaomi Smart Band 10の睡眠モニタリングの画面。本体を腕に装着している。

ここでは、Xiaomi Smart Band 10が私たちの健康とどう向き合ってくれるのか、その進化したヘルスケア機能について、実体験を交えながら書いていきます。特に、単なる記録ツールから「パーソナルコーチ」へと変貌を遂げた睡眠管理機能を中心に、Xiaomi Smart Band 9から何が変わり、日々の生活にどんな素晴らしい変化をもたらしてくれたのかを詳しくお伝えします。

あなたの眠りをプロが分析する「睡眠改善計画」

これまでもスマートバンドの睡眠記録は活用していましたが、Xiaomi Smart Band 10の機能は全くの別次元でした。これは、国際的な睡眠専門機関と連携して開発されたというだけあり、まさにプロの視点を提供してくれます 。特に驚いたのが、新搭載の「睡眠効率」という指標です 。これは、ベッドにいた時間と、実際に眠っていた時間の割合を示すもの。自分では8時間寝たつもりでも、効率が70%台だった日もあり、「質の良い睡眠」について深く考えるきっかけになりました 。

さらに感動したのは、過去のデータに基づいて提案される21日間の「睡眠改善計画」です 。就寝・起床時間のリマインドだけでなく、日中の活動量も考慮したアドバイスをくれるため、まるで専属のコーチが寄り添ってくれているかのよう。この機能のおかげで、ただ記録を眺めるだけだった受動的な健康管理から、能動的に生活を改善していく楽しみが生まれました。

信頼できる基本性能と、見やすい「Mi Fitness」アプリ

Xiaomi Smart Band 10のヘルスモニタリング画面が3つ並んでいる。

もちろん、心拍数や血中酸素レベル(SpO₂)、ストレスといった基本的なモニタリング機能も充実しています 。特に心拍数測定の精度は高く、専用のチェストストラップを使った計測値と比べても遜色ないほど安定していました 。これらのデータは「Mi Fitness」アプリ上で、項目ごとにパネル形式で分かりやすく表示され、詳細なグラフもタップ一つで確認できます 。

ある日、仕事で立て込んでいた日の夜にストレスレベルを確認すると、案の定「高い」状態に。するとバンドがそれを察知し、リラックスを促す呼吸エクササイズを提案してくれました 。こうした細やかな気配りが、日々の健康意識を自然に高めてくれます。また、本体が非常に軽量なため、24時間着けっぱなしでも気にならず、特に睡眠の邪魔にならない点は大きなメリットです 。

アスリートには少し物足りない?唯一の注意点

これだけ高機能なXiaomi Smart Band 10ですが、一つだけ注意点があります。それは、体の回復度合いを示す重要な指標である「心拍変動(HRV)」の測定に、前モデルに引き続き対応していないことです 。日々のコンディションを細かく管理したいアスリートや、より専門的な回復の指標を求めるユーザーにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

とはいえ、一般的な健康管理やフィットネス用途であれば、その高精度な心拍数や睡眠分析機能で十分すぎるほどの恩恵を受けられます。日々の健康管理を手軽に始めたい初心者から、より良い生活習慣を目指す中級者まで、幅広いユーザーにおすすめできる一台です。

Xiaomi Smart Band 10の主なヘルスケア機能

  1. 24時間モニタリング:心拍数 、血中酸素レベル 、ストレスレベル を常時トラッキングします。
  2. 各種アラート機能:心拍数の異常 や血中酸素レベルの低下 を検知して、振動で通知します。
  3. 高度な睡眠管理
  4. 睡眠効率:ベッドにいた時間と実際の睡眠時間の割合を分析します 。
  5. 睡眠改善計画:過去のデータに基づき、21日間のパーソナライズされた改善プランを提案します 。
  6. 睡眠トレンドレポート:日・週・月単位で睡眠データを整理し、レポート表示します 。
  7. 女性の健康トラッキング:月経周期を記録し、次の周期を予測します 。
  8. バイタリティスコア:過去7日間の活動量をもとに、体の活力をスコア化します 。
  9. 呼吸トレーニング:ストレスを緩和するための呼吸エクササイズ機能が利用できます 。

まとめ:ヘルスケア機能

  • 進化した睡眠管理:国際的な専門機関の知見を取り入れ、新たに「睡眠効率」を分析 。さらに、21日間のパーソナライズされた「睡眠改善計画」を提案してくれる 。
  • 高精度な24時間モニタリング:チェストストラップに匹敵するほどの正確な心拍数測定や、血中酸素レベル、ストレスレベルを常時モニタリング 。データは「Mi Fitness」アプリで見やすく管理できる 。
  • 軽量で快適な装着感:本体が軽量でコンパクトなため、24時間、特に睡眠中も邪魔にならず、継続的なデータ記録に適している 。
  • 注意点:体の回復度合いを示す「心拍変動(HRV)」の測定には非対応 。
  • 睡眠機能:もはや単なる記録ではない。あなたの睡眠を分析し、具体的な改善プランまで提案してくれる「パーソナル睡眠コーチ」へと進化した。
  • 基本性能:日々の健康指標を正確に、そして分かりやすく可視化してくれる信頼性の高いパートナー。
  • 総合評価:一部の専門的な機能(HRV)を除けば、日常の健康管理において驚くほどの価値を提供してくれる、コストパフォーマンスの概念を覆すデバイス。

スマート機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ 日常が連携する、Xiaomiエコシステムの新たなハブ

Xiaomi Smart Band 10のスマートアシスタント機能の画面が3つ並んでいる。

ここでは、Xiaomi Smart Band 10が日々の生活をどれだけ便利にしてくれるか、そのスマート機能に焦点を当てて書いていきます。単なる通知機能だけでなく、前モデルのXiaomi Smart Band 9から大きく進化した「Xiaomi Smart Hub」による連携機能や、細やかな使い勝手の向上について、実体験を交えながらその魅力をお伝えします。

手首がリモコンに変わる「Xiaomi Smart Hub」

Xiaomi製品を複数使っている私にとって、Xiaomi Smart Band 10で最も感動したのが新機能「Xiaomi Smart Hub」です。これは、バンドを手元のリモコンとして、他のXiaomiデバイスを操作できるというもの。

実際に、満員電車の中で音楽を聴いている際、ポケットからスマートフォンを取り出すことなく、手元のバンドを数回タップするだけでイヤホンのノイズキャンセリングをONにできた体験は、まさに未来を感じさせるものでした。音量調整やバッテリー残量の確認も手元で完結します。これは前モデルにはなかった画期的な機能で、Xiaomiエコシステムの真価を体感できる瞬間でした。

日常の「ちょっとした手間」を解消する便利な機能たち

もちろん、基本的なスマート機能も着実に進化しています。通知機能では、Androidスマートフォン限定ですが、ついに「クイックメッセージ返信」に対応しました。 会議中に「後で連絡します」といった定型文をサッと返せるのは、想像以上に便利です。

また、新しくなったリニアモーターによる振動(バイブレーション)も素晴らしいです。通知の種類ごとに振動のパターンをカスタマイズできるため、「電話は強い振動、LINEは短い振動」といった設定が可能。これにより、画面を見なくてもどんな通知が来たのかを直感的に判別できるようになりました。

日常の「あったら便利」を網羅するツール群

Xiaomi Smart Band 10は、スマートフォンの連携機能だけでなく、単体で役立つ便利なツールも豊富に搭載しています 。タイマーやストップウォッチ、アラームといった基本的な機能はもちろんのこと、暗い場所で鍵穴を探すときなどに重宝するフラッシュライト機能は、新たに「点滅モード」が加わり、さらに使い勝手が良くなりました 。

個人的に嬉しかったのは、電子コンパスの追加です 。初めて訪れる場所で、地図アプリと合わせて方角を確認する際に非常に役立ちました。また、スマートフォンで再生している音楽のコントロールも手元で可能です 。例えば、ランニング中にSpotifyでお気に入りのプレイリストを聴いている時、スマートフォンを取り出すことなく曲のスキップや一時停止ができるのは、安全面でも快適さの面でも大きなメリットだと感じました 。

このほか、世界時計や天気、タスク管理といった機能も網羅しており、日々の細々としたタスクや情報確認を手元で完結させてくれます 。これらのツールは、スマートバンドを単なる健康管理デバイスから、生活に欠かせない万能アシスタントへと昇華させていると言えるでしょう。

変わらぬ注意点:日本での非接触決済は非対応

これだけ多機能でありながら、一つだけ明確な注意点があります。それは、前モデルのXiaomi Smart Band 9と同様に、日本国内での非接触決済(SuicaやPayPayなど)には対応していないことです。海外の一部モデルではNFC機能が利用できますが、残念ながら日本ではその恩恵を受けられません。

キャッシュレス決済を主目的とするユーザーにとっては、これは購入を見送る理由になるかもしれません。しかし、それを補って余りあるほどの連携機能と快適な操作性を備えていることもまた事実です。

Xiaomi Smart Band 10の主なスマート機能

デバイス連携 (Xiaomi Smart Hub)

  • イヤホン操作: 対応するXiaomi製イヤホンのバッテリー残量確認、音量調整、ノイズキャンセリングモードの切り替えが可能です 。
  • スマートフォン・タブレット操作: 「探す」機能や、リモートでのカメラ撮影、タブレットのスライドコントロールなどが利用できます 。

通知・操作性

  • 通知表示とクイック返信: 各種アプリからの通知を表示できます (LINE対応)。また、Android 8.0以降のスマートフォンでは、定型文でのクイックメッセージ返信が可能です 。
  • カスタマイズ可能な振動: 新しいリニアモーターにより、通知の種類ごとに振動パターンを設定できます 。

便利なツール

  • 基本ツール: アラーム 、タイマー 、ストップウォッチ 、世界時計 、天気 、タスク管理 、コンパス などを搭載しています。
  • 音楽コントロール: スマートフォンで再生中の音楽を操作できます(本体への音楽保存は不可) 。
  • フラッシュライト: 画面を白く点灯させる懐中電灯機能に、点滅モードが追加されました 。
  • ミニゲーム: 一部のウォッチフェイスには、休憩時間に楽しめるミニゲームが内蔵されています 。

まとめ:スマート機能

エコシステム連携 (Xiaomi Smart Hub):本機は単なるスマートバンドではなく、Xiaomiユーザーの生活の中心となる「ハブ」に進化しました。 イヤホンのノイズキャンセリング切り替えや、スマートフォンを探すといった操作が手元で完結します。

通知と操作性の向上:Android限定でクイックメッセージ返信に対応しました。 また、振動パターンをカスタマイズできるリニアモーターを搭載し、通知の識別性が向上しています。

多彩な便利機能:従来の音楽コントロールやタイマー、天気に加え、懐中電灯には新たに点滅モードが追加されました。

非接触決済:前モデルに引き続き、Suicaなどの非接触決済には対応していません。

総合評価:非接触決済が非対応という一点を除けば、スマート機能は前モデルから飛躍的に進化しており、特にXiaomiユーザーの体験を劇的に向上させる可能性を秘めています。

バッテリー:Xiaomi Smart Band 10 ~ 気兼ねなく使える、安心の長時間駆動

Xiaomi Smart Band 10のバッテリーを充電している様子。

ここでは、ウェアラブルデバイスの生命線とも言えるXiaomi Smart Band 10のバッテリー性能について、実際に使って感じた驚きと安心感をお伝えします。充電の頻度を気にすることなく、多彩な機能を存分に使いこなせる、その進化したスタミナの秘密に迫ります。

安心の基本性能とバッテリースペック

Xiaomi Smart Band 10は、233mAhのバッテリーを搭載しています 。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9と同じ容量ですが 、その駆動時間は更なる進化を遂げています。公式スペックでは、標準的な使用で最大21日間 、画面を常時点灯させるAODモードで最大9日間 、そして最も電力消費の激しい高負荷モードでも最大8日間という 、非常に優れた数値が示されています。

バッテリーの共通点

  • 容量: 233mAh
  • 駆動時間: 標準使用モード: 最大21日間、AODモード: 最大9日間

バッテリーの違い

  • Xiaomi Smart Band 10:高負荷モードで最大8日間の駆動
  • Xiaomi Smart Band 9:高負荷モードで最大6.6日間の駆動

充電を忘れるほどの安心感

このスペックが実使用でどう感じられるか、私はあえて心拍数や睡眠、ストレスといった全ての健康管理機能を24時間オンにし、数回のワークアウトも記録するという「高負荷」な使い方を試してみました 。それでも1週間は余裕で充電が持ち、使い込んだ時点でのバッテリー残量は70%近くもありました 。1日あたりの消費量も5~6%程度と 、前モデル以上に電池持ちが良くなったと体感でき 、まさに「いつ充電したか忘れてしまう」という感覚で 、日々の充電ストレスから完全に解放されました。

全ての機能を使いこなすための、真の進化

本モデルの真価は、機能をフル活用した際のスタミナにあります。実際にAODと高度な睡眠モニタリングを有効にした状態でも、1日あたりのバッテリー消費は7~10%程度に収まり、約10日間は持つという報告もあります 。そして特筆すべきは、最も電力消費の激しい「高負荷モード」での持続時間が、Band 9の最大6.6日間から 、Band 10では最大8日間へと大幅に向上した点です 。同じバッテリー容量で、より長く、より多くの機能を使えるようになったことは、本モデルの確かな進化と言えるでしょう。

短時間で復活、手軽なマグネット充電

万が一バッテリーが少なくなっても、心配は無用です。付属のマグネット式充電器を使えば、約1時間でフル充電が完了します 。実際には、朝の身支度の間に15分ほど充電するだけでも、そこからさらに数日間は余裕で使えてしまうほど手軽です 。このスピーディーな充電が、継続的な健康管理を強力にサポートしてくれます。

※ワイヤレス充電には対応していません。

まとめ:バッテリーと充電

  • 基本性能:233mAhのバッテリーを搭載し、標準使用で最大21日間という圧倒的な安心感がある 。
  • 驚異的な実使用時間:全ての機能をオンにした高負荷な使い方でも、1週間は余裕で持つほどのスタミナを実証 。1日あたりの消費量は5~6%程度で、前モデル以上の快適さを提供します 。
  • 高負荷モードの進化:バッテリー容量は233mAhで前モデルと同じながら 、高負荷モードでの持続時間は6.6日間から8日間へと向上しました 。
  • 高速なマグネット充電:専用のマグネット式充電器で約1時間でフル充電が可能 。朝の短い時間での継ぎ足し充電だけでも数日間運用できる手軽さが魅力です 。
  • 高負荷使用:同じバッテリー容量にもかかわらず、高負荷モードでの持続時間は向上 。全機能を気兼ねなく使える懐の深さを見せつける。
  • 総合評価:その驚異的なバッテリー性能は本機の最大の強みの一つであり 、ユーザーに充電のストレスから解放された、真に快適なウェアラブル体験を提供してくれる。

Xiaomi Smart Band 10 vs 9 スペック比較:進化したポイントを徹底解説

Xiaomi Smart Band 10 本体パールホワイトを装着。

Xiaomi Smart Band 10は、人気の前モデルXiaomi Smart Band 9からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、ディスプレイ、機能、バッテリー性能など、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、その違いを詳しく解説します。

デザインと素材

  • Xiaomi Smart Band 9
    寸法と重量:46.53 × 21.63 × 10.95 mm、15.8g(ストラップ除く)
    素材:アルミ合金フレーム、TPUストラップ
  • Xiaomi Smart Band 10
    寸法と重量(Standard):46.57 × 22.54 × 10.95mm、15.95g(ストラップ除く)
    寸法と重量(Ceramic):47.74 × 23.94 × 10.95mm、23.05g(ストラップ除く)
    素材:アルミ合金またはセラミックフレーム、TPUまたはフッ素ゴムストラップ
  • 違い:Standard Editionのサイズ感はほぼ同じですが、新たに重厚感と高級感を備えたCeramic Editionが登場しました。

ディスプレイ

  • Xiaomi Smart Band 9
    サイズ:1.62インチ
    解像度:192 × 490ピクセル
    輝度:最大1200nits
  • Xiaomi Smart Band 10
    サイズ:1.72インチ
    解像度:212 × 520ピクセル
    輝度:最大1500nits
  • 違い:画面がより大きく、明るく、高解像度になりました。 特にベゼルが極細になったことで画面占有率が7%向上し、見た目の没入感と視認性が劇的に進化しています。 また、濡れた指でも操作しやすい耐湿性タッチコントロールが追加されました。

センサーとスポーツ機能

  • Xiaomi Smart Band 9
    センサー:加速度、ジャイロ、光学式心拍、環境光
    主なスポーツ機能:150種類以上のモード
  • Xiaomi Smart Band 10
    センサー:上記に加え、新たに
    電子コンパスを搭載した9軸モーションセンサー
    主なスポーツ機能:150種類以上のモードに加え、水中リアルタイム心拍数モニタリング、心拍数ブロードキャスト機能、VO₂maxなどの詳細なトレーニング指標計測、AIペーサーなど
  • 違い:電子コンパスが追加され、センサーが強化されました。 これにより、特にスイミングやランニングにおいて、より専門的で科学的なトレーニングサポートが可能になっています。

健康管理機能

  • Xiaomi Smart Band 9
    基本的な24時間モニタリング(心拍、血中酸素、ストレスなど)に対応。
  • Xiaomi Smart Band 10
    基本機能に加え、国際的な専門機関と連携した
    睡眠改善の提案機能(睡眠効率、睡眠改善計画など)が大幅に強化されました。
    より正確なデータを取得できる2チャンネルPPGセンサーを搭載しています。
  • 違い:単なる記録だけでなく、ユーザーの睡眠の質を能動的に改善する「パーソナルコーチ」へと進化しました。

スマート機能

  • Xiaomi Smart Band 9
    通知表示、音楽コントロール、スマートフォンを探すなどの基本機能を搭載。
  • Xiaomi Smart Band 10
    基本機能に加え、Xiaomiデバイスを操作できる「Xiaomi Smart Hub」、Android限定の「クイックメッセージ返信」、ミニゲーム付きウォッチフェイスなどが追加。
  • 違い:特にXiaomiユーザーにとって、バンドが他デバイスを操作する「ハブ」としての役割を担うようになり、利便性が大きく向上しました。

バッテリー性能

  • Xiaomi Smart Band 9
    容量:233mAh
    高負荷モード:6.6日間
  • Xiaomi Smart Band 10
    容量:233mAh
    高負荷モード:8日間
  • 違い:バッテリー容量は同じですが、電力効率が改善され、最もバッテリーを消費する高負荷モードでの持続時間が向上しました。

発売日と価格

  • Xiaomi Smart Band 9
    発売日:2024年8月14日
    価格:5,480円(税込)
  • Xiaomi Smart Band 10
    発売日:2025年6月27日
    価格:Standard Edition 6,280円(税込)、Ceramic Edition 8,680円(税込)
  • 違い:価格が上昇しましたが、新たに高級感のあるCeramic Editionが選択肢に加わりました。

まとめ:Xiaomi Smart Band 10とXiaomi Smart Band 9の違い

Xiaomi Smart Band 10は、Smart Band 9と比較して、多岐にわたる進化を遂げています。 デザイン面では、ベゼルレス化によるディスプレイの視認性向上と、高級感のあるCeramic Editionの追加が大きな特徴です。 機能面では、電子コンパスの追加やセンサー精度の向上により、特にスポーツと健康管理機能が大幅に強化されました。

水中でのリアルタイム心拍数計測やVO₂maxといった専門的なトレーニング分析、パーソナルな睡眠改善提案は、本機を単なる活動量計から、ユーザーに寄り添うコーチのような存在へと引き上げています。 さらに、「Xiaomi Smart Hub」によるシームレスなデバイス連携は、Xiaomiユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

Xiaomi Smart Band 10のメリット・デメリット

Xiaomi Smart Band 10 本体パールホワイト。背景は黒。

Xiaomi Smart Band 10は、多くの点で前モデルや競合製品を凌駕する進化を遂げていますが、一方でいくつかの弱点も存在します。ここでは、他のスマートバンドと比較しながら、その長所と短所を具体的に解説します。

【メリット】

メリット1:クラス最高峰の、明るく美しい大画面ディスプレイ

1.72インチの有機ELディスプレイは、ベゼルが極めて細く均一で、HUAWEI Band 10(1.47インチ)やGalaxy Fit3(1.6インチ)よりも表示領域が広いです。さらに、最大輝度1500nitsは、Xiaomi Smart Band 9 Pro(1200nits)をも上回り、晴天の屋外でも抜群の視認性を誇ります。

メリット2:高負荷な使い方でも安心のバッテリー性能

高負荷モードでのバッテリー持続時間は最大8日間で、これはHUAWEI Band 10(約8日間)と同等です。しかし、画面常時表示(AOD)モードでは最大9日間と、HUAWEI Band 10(約3日間)やXiaomi Smart Band 9 Pro(6日間)を大きく引き離しており、機能を気兼ねなく使える安心感があります。

メリット3:スイマーに嬉しい、高度なスイミング機能

シリーズで初めて、プールでのリアルタイム心拍数モニタリングに対応しました。これは他の競合モデルには見られない特徴的な機能で、水泳トレーニングの質を大きく向上させます。150種類以上のスポーツモードという網羅性も、HUAWEI Band 10やGalaxy Fit3(各100種類以上)より豊富です。

メリット4:Xiaomiエコシステムの中核を担う「Smart Hub」

Xiaomi製のスマートフォンやイヤホンを、手元のバンドから直接操作できる「Xiaomi Smart Hub」機能は、他のブランドにはない独自の強みです。Xiaomiユーザーであれば、その連携機能によって生活の利便性が飛躍的に向上します。

メリット5:ライバルを圧倒する、驚異のコストパフォーマンス

これだけの進化を遂げながら、Standard Editionの価格は6,280円(税込)に抑えられています。これは、より高価なGalaxy Fit3(9,900円)やGPSを搭載するXiaomi Smart Band 9 Pro(9,280円)と比較しても、非常に優れたコストパフォーマンスです。

メリット6:AIを活用した、インテリジェントなトレーニングサポート

Xiaomi Smart Band 10は、AIを活用してトレーニングをより科学的にサポートします。ランニング時には目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能が利用できるほか、スイミングでは「AIによるストローク認識技術」により、ラップカウントの精度が96%に達します 。これは、同様にAIによる水泳分析を行うHUAWEI Band 10(約95%)と比較しても遜色ない、高い精度です 。

【デメリット】

デメリット1:内蔵GPSセンサーの不在

最大の弱点は、GPSセンサーが内蔵されていないことです。これにより、正確なランニングルートを記録するには、常にスマートフォンを携帯する必要があります。GPSを内蔵しているXiaomi Smart Band 9 Proと比較すると、身軽に走りたいランナーにとっては大きなマイナスポイントです。

デメリット2:非接触決済(Suicaなど)に非対応

日本市場で強く望まれているSuicaなどの非接触決済機能には、今回も対応していません。これはHUAWEI Band 10やGalaxy Fit3なども同様ですが、ユーザーの期待に応えられていないという点で大きな課題です。

デメリット3:高度な健康指標(HRV)の欠如

競合するHUAWEI Band 10は、体の回復度合いなどを測る心拍変動(HRV)モニタリングに対応しています。Xiaomi Smart Band 10にはこの機能がなく、より詳細なコンディション管理を求めるユーザーにとっては物足りない点となります。

デメリット4:物理ボタンがなく、操作が限定的

HUAWEI Band 10やGalaxy Fit3が物理的なサイドボタンやホームボタンを搭載しているのに対し、本機は完全なタッチ操作のみです。これにより、ワークアウトの終了時など、素早い操作が求められる場面で少し手間に感じることがありました。

デメリット5:高度・気圧計の非搭載による、上下移動の記録不可

Xiaomi Smart Band 10は、高度や気圧を測定するセンサーを搭載していません。そのため、ハイキングや登山における標高の変化や、日常の階段を上った階数などを記録することができません。競合するGalaxy Fit3は気圧センサーを内蔵しているため、こうしたアクティビティを重視するユーザーにとっては明確な弱点となります。

Xiaomi Smart Band 10のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 1.72インチ有機EL(AMOLED)、212×520ピクセル、最大輝度1500nits、60Hzリフレッシュレート
  • バッテリー: 233mAh リチウムポリマーバッテリー
  • 駆動時間: 通常モードで最大21日間、常時表示(AOD)モードで最大9日間
  • 充電: マグネット式充電、充電時間は約1時間
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.4
  • GPS: なし
  • インターフェース: 充電端子
  • センサー: 加速度、ジャイロ、電子コンパス(磁気)、光学式心拍計、パルスオキシメーター、環境光
  • 防水: 5ATM
  • モーター: リニアモーター (ハプティックモーター)
  • スピーカー/マイク: なし
  • 音声アシスタント: なし
  • AI機能: AIによるストローク認識技術や、ランニング時のAIペーサー機能を搭載
  • 操作:画面のタップ、スワイプ
  • 筐体: Standard Editionはアルミニウム合金、Ceramic Editionはセラミック
  • アプリ: Mi Fitness
  • 対応OS: Android 8.0以降、iOS 12.0以降
  • OS: Xiaomi HyperOS 2
  • サイズ: Standard: 46.57×22.54×10.95mm、Ceramic: 47.74×23.94×10.95mm (共に心拍センサーを除く)
  • 重量: Standard: 15.95g、Ceramic: 23.05g (共にストラップを除く)
  • カラー: Standardはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色。Ceramicはパールホワイト
  • 付属品: バンド本体(クラウン)、ストラップ、マグネット式充電ケーブル、取扱説明書
  • バンド: StandardはTPU素材、Ceramicはフッ素ゴム。対応手首外周は135~210mm (同梱ストラップ)

Xiaomi Smart Band 10の評価

Xiaomi Smart Band 10のスポーツ機能でサイクリングの測定画面。本体を腕に装着している。

8つの評価基準で「Xiaomi Smart Band 10」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
ベゼルが極細・均一になり、画面が1.72インチへと大型化。最大1500nitsの明るさで、晴天の屋外でも圧倒的に見やすいです。

健康管理・スポーツ:★★★★☆
専門機関と連携した睡眠分析はコーチのように的確。ただ、回復指標となる心拍変動(HRV)に非対応な点が惜しいです。

機能性:★★★★☆
Xiaomiデバイスを操作できる「Smart Hub」は画期的。しかし、日本で待望されるSuicaなどの非接触決済に非対応な点は大きなマイナスです。

バッテリーの持ち:★★★★★
全機能をオンにした高負荷な使い方でも1週間以上余裕で持つ、まさに「充電を忘れる」レベル。文句なしの満点評価です。

耐久性:★★★★☆
アルミニウム合金またはセラミックのフレームと5ATMの防水性能で、日常利用から水泳まで安心して使えます。

ファッション性:★★★★★
高級感のあるセラミック版の登場や、パールネックレス風のストラップなど、もはや単なるガジェットではない、アクセサリーとしての魅力があります。

価格:★★★★★
これだけの進化を遂げながら、Standard Editionが6,280円(税込)という価格は、驚異的なコストパフォーマンスです。

使いやすさ:★★★★☆
タッチ操作の反応は非常に快適ですが、物理ボタンがないため、ワークアウトの終了時など一部の操作が少し手間に感じることがありました。

総合評価:★★★★☆ 4.5】

総評:価格の常識を覆す、ほぼ完璧なスマートバンド

Xiaomi Smart Band 10は、もはや「低価格スマートバンド」という枠では語れない、完成度の高いデバイスです。特にディスプレイとバッテリーの進化は目覚ましく、多くのユーザーにとって、前モデルや他社製品からの乗り換えを検討する十分な理由になるでしょう。4.5点としたのは、日本市場でニーズの高い非接触決済機能が今回も見送られた点、そして一部の専門的な健康指標(HRV)が欠けている点を考慮したためです。しかし、それを補って余りある魅力が本機には詰まっています。

圧倒的な進化を遂げたディスプレイとバッテリー

本機の最大の魅力は、ディスプレイとバッテリーという、ウェアラブルデバイスの体験品質を左右する2大要素が劇的に進化した点にあります。前モデルの弱点であった非対称な太いベゼルは完全に解消され、均一で極細のベゼルが実現した1.72インチの大画面は、情報への没入感を格段に高めています。

そして、その大きく明るくなったディスプレイを搭載しながら、高負荷モードでのバッテリー持続時間が向上している点には驚かされました。全機能を気兼ねなく使い倒しても1週間以上充電が不要という安心感は、他の高機能スマートウォッチでは得難い、本機ならではの大きなアドバンテージです。

パーソナルコーチへと深化する健康・スポーツ機能

日々の健康・スポーツ管理機能も、単なる記録ツールから、ユーザーに寄り添う「パーソナルコーチ」へと深化しました。睡眠管理では、新たに搭載された「睡眠効率」の分析や21日間の「睡眠改善計画」が、生活習慣の見直しをサポートしてくれます。

さらにスポーツ面では、内蔵された10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能が、まるで専属トレーナーのようにトレーニングの質を高めてくれます。高精度なセンサー群が、日々の健康状態から本格的なトレーニングの成果までを正確に把握し、的確なフィードバックを与えてくれる、非常に頼もしい存在です。

「連携」が生み出す新たな価値と、残された課題

新機能「Xiaomi Smart Hub」は、特にXiaomi製品を愛用するユーザーにとって、本機の価値を飛躍的に高める要素です。例えば、満員電車の中でスマートフォンを取り出すことなく、手元のバンド操作だけでXiaomi製イヤホンのノイズキャンセリングモードを切り替えたり、家の中で見失ったスマートフォンを鳴らして探したりすることができます。このシームレスな体験は、本機がエコシステムの「ハブ」として機能することの証明です。

一方で、本機が「完璧」に至るには、まだ2つの大きな課題が残されています。一つは、日本市場で長年待望されているSuica等の非接触決済機能 。そしてもう一つは、単体で正確なランニングルートを記録できる、GPSセンサーが内蔵されていない点です 。これら2つの機能が搭載されていれば、まさに「死角なし」のデバイスとして、さらに幅広いユーザー層を満足させられたに違いありません。

どんな人に最適か

では、このスマートバンドはどんな人に最適なのでしょうか。まず、スマートバンド入門者や、数世代前のモデルからの買い替えを検討している方には、間違いなく第一候補となります 。圧倒的なコストパフォーマンスで、最新の機能と快適な操作性を体験できます。

また、スマートフォンやイヤホンなど、既にXiaomi製品を使っている方には、その価値が何倍にもなります。「Xiaomi Smart Hub」による連携機能は、一度体験すると手放せなくなるほど便利です 。そして、何よりも充電のストレスから解放されたいと考えている全ての方に、この驚異的なバッテリー性能は大きな福音となるでしょう 。

さらに、その軽量(15.95g)でコンパクトなデザインは、一日中身につけていても邪魔にならない快適な装着感を重視する人にも最適です 。睡眠中も気にならないため、24時間体制で健康を管理したい方にぴったりです 。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

Xiaomi Smart Band 10の価格・購入先

Xiaomi Smart Band 10 本体ブラックの正面。少し斜めに傾いている。

シャオミ オンラインストア

5,480円(税込・パールホワイトのみ8,680円)で販売されています。

シャオミ オンラインストアで「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで6,280円(税込・パールホワイトのみ8,680円)、
  • 楽天市場で6,280円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで6,980円(送料別)、
  • AliExpressで6,961円、

で販売されています。

Amazonで「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

楽天市場で「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

ヤフーショッピングで「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

AliExpressで「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

米国 Amazon.comで「Xiaomi Smart Band 10」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

Xiaomi Smart Band 10」に似た性能をもつスマートバンドも販売されています。

Xiaomi Smart Band 9

シャオミから発売されたAndroid 8.0、iOS 12.0以降に対応したスマートバンドです(2024年8月14日発売)。

HyperOS、1.62インチのAMOLED タッチ液晶、最大21日間駆動する233mAhバッテリー、ジャイロスコープセンサー、光学式心拍センサー、リニアモーターを搭載しています。

また、150種類以上のスポーツモード、バイタリティ・スコア、20の振動モード、200種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、複数のランニングモード、新しいランニングクリップ(別売)に対応。

リフレッシュレート 60Hz、常時表示、専用アプリ「Mi Fitness」、:高精度な睡眠測定、スリープアニマル、血中酸素(24時間)、心拍数(24時間)、睡眠(24時間)、ストレスレベル、呼吸数、女性の健康、5気圧防水、Bluetooth 5.1 BLEにも対応しています。

価格は、Amazonで5,480円(税込)、楽天市場で5,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで7,480円(送料別)、AliExpressで4,583円、米国 Amazon.comで$48.99 です。

関連記事:「Xiaomi Smart Band 9」とBand 8、Proの違いを解説

HUAWEI Band 10

ファーウェイから発売される独自OS搭載のスマートバンドです(2025年4月10日発売)。

1.47インチのAMOLED タッチスクリーン、通常使用で約14日間駆動できるバッテリー、9軸IMUセンサー、光学式心拍センサー、環境光センサーを搭載しています。

また、睡眠時の心拍変動(HRV)モニタリング、「情緒モニタリング」、AIを活用したワークアウトモニタリング(水泳フォーム分析精度約95%)、100種類のワークアウトモード、6種類の自動検知、睡眠機能(睡眠スコアや改善アドバイス、睡眠中の呼吸乱れ検知機能)、24時間の健康管理機能(心拍数、血中酸素、ストレス)、

急速充電(約45分でフルチャージ・5分で約2日間使用可)、アルミニウム合金または耐久性ポリマー素材の筐体(アルミニウムエディション)、スマートフォンへの着信やメッセージ通知(LINE対応)、クイック返信(Androidのみ)、カレンダー同期、スマートフォン探索、音楽コントロール、リモートシャッター(iOSのみ)、5気圧防水、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで5,500円、楽天市場で5,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで5,500円、AliExpressで5,293円、米国 Amazon.comで$58.36、です。

関連記事:HUAWEI Band 10レビュー!Band 9比較、睡眠・情緒の新機能

Galaxy Fit3

Samsungから発売されたFreeRTOS搭載のスマートバンドです(2025年1月31日に発売)。

1.6インチのAMOLED タッチスクリーン、最大13日間駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、100種類以上のスポーツモード、健康管理機能(いびきの検知、睡眠コーチングを含む)、転倒検知と緊急SOS、音楽コントロール機能、カメラリモート、急速充電、Samsung Healthアプリとの連携、スマートフォンとの連携(通知の受信)、モード同期、スマートフォンを探す機能、Samsung Cloud、バンドの交換、クイックリリース、5ATMの防水性能、およびIP68相当の防塵・防水性能、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで9,500円(税込・SM-R390NZAAXJP)、楽天市場で9,900円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで9,980円(税込)、AliExpressで6,487円、米国 Amazon.comで$49.74、です。

関連記事:Galaxy Fit3レビュー!1万円以下で見やすさ抜群の大画面スマートバンド

Xiaomi Smart Band 9 Pro

シャオミから発売されたスポーツ・健康管理用のスマートバンドです(2024年11月14日に発売)。

1.74インチの有機EL(AMOLED)液晶、標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間 駆動する350mAhバッテリー、GPSセンサー、光学式心拍数センサー、周囲光センサーを搭載しています。

また、リニアモーターによる繊細なバイブレーション、太陽光下でも見やすい最大輝度1200nit、自動調光機能、方位・方角を示すコンパス機能、睡眠機能(覚醒ステージ、睡眠呼吸の質のモニタリング)、血中酸素レベルの測定(24時間の常時測定)、心拍数の測定(精度向上)、

150種類以上のスポーツモード(6種類を自動検出)、文字盤デザインのカスタマイズ、通知の受信(LINEを含む)、音声アシスタント Alexa、5ATM(5気圧防水)、Mi Fitnessアプリ、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで9,280円、楽天市場で9,280円(送料無料)、ヤフーショッピングで9,580円、AliExpressで7,662円、米国 Amazon.comで$80.00、です。

関連記事:Xiaomi Smart Band 9 Pro レビュー! 8 Proとの違いは?

他のシャオミ スマートウォッチと比較

他にもシャオミのスマートウォッチが販売されています。2025年、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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AQUOS wish5徹底レビュー!wish4から進化した防犯機能付きスマホ

AQUOS wish5 本体ミソラ 正面。前面と背面が並ぶ。
2025年6月26日にシャープから発売された「AQUOS wish5」が、大きな注目を集めています 。前モデルの使いやすさを継承しつつ、多くの点で進化を遂げた本機ですが、その魅力はいったい何なのでしょうか。

AQUOS wish5の魅力

最大の魅力は、他のスマートフォンにはない独自の「安心・安全」機能です 。振るだけで作動するスマートフォン初の「防犯アラート」と、AIが詐欺電話をブロックする「電話アシスタント」は、子どもからシニアまで、あらゆる世代に絶大な安心感を提供します 。

もちろん、基本的な性能も大きく進化しました。プロセッサにはMediaTek Dimensity 6300を搭載し、前モデル(AQUOS wish4)からCPU性能が約20%も向上 。新たに仮想メモリ機能にも対応し、日常の操作はさらに快適になりました 。

また、シンプルで美しいデザインのボディには、約6.6インチの大型液晶ディスプレイが搭載され、最大120Hzのリフレッシュレートに対応したことで、驚くほど滑らかな表示を実現しています 。

そのほかにも、約5,010万画素のカメラは夜景撮影に強くなり、暗い場所でもクリアな一枚を記録することが可能に。大容量5,000mAhバッテリー 、鉄壁の守りを固めるIPX9防水とMIL規格準拠の耐久性 、便利な「おサイフケータイ」 、そして4年間の長期セキュリティアップデート など、ここで語りつくせないほど魅力が満載です!

この記事でAQUOS wish5を徹底解剖!

この記事では、そんな「AQUOS wish5」の性能や機能を、スペック、カメラ、バッテリー、デザインなど、あらゆる角度から徹底的に深掘りしていきます。

特に、前モデルである「AQUOS wish4」と何がどう変わったのか、その進化のポイントに焦点を当て、具体的な違いを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. AQUOS wish5の価格と、他機種比較でわかるコストパフォーマンス
  2. AQUOS wish4とのスペック・機能の全比較
  3. AnTuTuベンチマークスコアとCPUの性能評価
  4. 原神など人気ゲームの動作は快適か
  5. カメラ性能(夜景・動画)のレビュー
  6. メリット・デメリットと5段階の総合評価
  7. バッテリー持ちと充電性能
  8. AQUOS wish5ならではの「安心・安全」機能の詳細
  9. ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの対応バンド状況
  10. 購入すべきかどうかの判断基準

この記事を最後まで読むことで、「AQUOS wish5」が本当にあなたに合った一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。スマートフォン選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:AQUOS wish5の特長|AQUOS:シャープ

デザイン:AQUOS wish5 和の色を纏った、心地よいカタチと質感

AQUOS wish5 本体ミソラの背面で斜めに傾いている。

ここでは、AQUOS wish5デザイン、カラーバリエーション、サイズ感や持ちやすさ、そして各接続ポートについて、前モデルのAQUOS wish4と比較しながら、実際に手に取って感じた魅力をお伝えしていきます。見た目の美しさだけでなく、日常での使い勝手に直結する細部まで、じっくりとレビューしていきます。

心惹かれる和のカラーと、手に馴染む質感

AQUOS wish5を手にして最初に感じたのは、その色合いの豊かさと、手にしっとりと馴染む心地よい質感でした。前モデルのAQUOS wish4はブルーやホワイトなど4色の展開でしたが、AQUOS wish5では「和色」をモチーフにした5色のカラーバリエーションが用意されています 。

AQUOS wish5 本体ミソラ 背面を手で持つ

澄んだ空を思わせる「ミソラ」、可憐な「ナデシコ」、落ち着いた緑の「ワカバ」、深みのあるグレーブラック「スミ」など、どれも日本の自然や美意識を感じさせる名前がつけられており、選ぶ楽しさが格段に増しました 。

私が選んだ「ミソラ」は、その名の通り澄んだ空を思わせる爽やかなカラーで、持つだけで気分が明るくなります。派手すぎず、かといって地味でもない絶妙な色合いは、普段使いから休日の外出まで、どんなシーンにも自然に溶け込んでくれそうです。

カラーの違い

  • AQUOS wish5:MISORA、NADESHIKO、WAKABA、YUKI、SUMIの5色
  • AQUOS wish4:Aquos Blue、Aquos White、Aquos Black、Aquos Pinkの4色

筐体にはAQUOS wish4と同様に再生プラスチック材が約60%使用されていますが、安っぽさはまったく感じません 。むしろ、石膏や磨かれた石のようなサラサラとしたマットな質感は指紋が付きにくく、常に清潔な印象を保てます 。デザインは前モデルに引き続きmiyake designが監修しており、カメラ周りの円でも四角でもない個性的な「自由曲線」は健在 。このさりげない個性が、シンプルな中に特別な存在感を与えています。

わずかな軽量化と絶妙な重心バランス

AQUOS wish5 本体ミソラの側面。ボタンが見える。

スペックを見ると、AQUOS wish5のサイズは約166mm×76mm×8.8mm、重さは約187g 。対してAQUOS wish4は約167mm×76mm×8.8mm、約190gでしたから、わずかに小型・軽量化されています 。数字の上ではたった3gの違いですが、実際に持ち比べてみると、この差が意外なほど大きく感じられました。AQUOS wish4は少し重さが気になりましたが、AQUOS wish5は手に取った瞬間に「あ、軽い」と感じるほど。

さらに驚いたのが、その重心バランスの良さです。本体下部に重心があるように設計されているためか、スペック上の重さを感じさせず、手にしっかりと収まります 。もちろん、6.6インチという大画面なので片手での操作は少し厳しい場面もあります 。例えば、片手でキーボード入力はできても、画面の上部にある通知をチェックする際には、やはりスマホを持ち替える必要がありました 。しかし、この絶妙なバランスのおかげで、長時間持っていても疲れにくいのは大きなメリットだと感じます。

サイズ・重量の違い

  • AQUOS wish5:サイズ: 約166mm×約76mm×約8.8mm(突起部除く)、重量: 約187g
  • AQUOS wish4:サイズ: 約167mm×約76mm×約8.8mm(突起部除く)、重量: 約190g

使いやすさを考え抜かれた接続ポートとボタン配置

AQUOS wish5の接続ポート。3.5mmイヤホンジャックとType-Cポート

インターフェースの配置は、ユーザーの使いやすさがよく考えられています。本体上部には、今では貴重となった3.5mmイヤホンジャックが搭載されています 。ワイヤレスイヤホンの充電を気にせず、お気に入りの有線イヤホンで音楽を楽しみたい私のようなユーザーにとって、これは本当に嬉しいポイントです。

下部にはUSB Type-Cポート、右側面には音量ボタンと電源ボタン一体型の指紋認証センサーが配置されています 。この指紋認証の反応速度は非常にスムーズで、ストレスなくロックを解除できました 。

左側面にはSIMスロットがあり、SIMピンが不要で手軽に開閉できるのも便利です 。

まとめ:デザインと接続ポート

  • カラーバリエーション:AQUOS wish4の4色から、日本の美を表現した5色の「和色」へと選択肢が増え、選ぶ楽しみが格段に向上した 。
  • デザインと質感:約60%の再生プラスチック材を使用しながらも、指紋が付きにくいマットな質感は心地よく、miyake design監修の「自由曲線」を継承したデザインが個性を放っている 。
  • サイズと重量:AQUOS wish4からわずかに小型・軽量化(約190g→約187g)され、絶妙な重心バランスと相まって、スペック以上に持ちやすく感じられる 。
  • インターフェース:便利な3.5mmイヤホンジャックを継続して搭載している。

ディスプレイ:AQUOS wish5 120Hz駆動の感動!日常がもっと滑らかになる大画面

AQUOS wish5のディスプレイ

ここでは、AQUOS wish5ディスプレイについて、その最大の進化点であるリフレッシュレートの向上や、デザインの変更点、そして実際の見え方を、前モデルのAQUOS wish4と比較しながらじっくりとレビューしていきます。日常のスマートフォンの使い心地を大きく左右するディスプレイだからこそ、その進化がもたらす感動を具体的にお伝えします。

スクロールが驚くほど滑らかに!120Hz駆動の恩恵

AQUOS wish5を手に取り、最初に設定を済ませて使い始めた瞬間、その画面の滑らかさに思わず声が出ました。スペック上、リフレッシュレートAQUOS wish4の90Hzから120Hzに進化したことは知っていましたが、この差は想像以上でした 。特に、X(旧Twitter)のタイムラインを高速でスクロールしたとき、文字の残像感が全くなく、まるで指に吸い付くように滑らかに追従してくる感覚は感動的です。AQUOS wish4の90Hzでも十分快適だと思っていましたが、一度120Hzを体験してしまうと、もう元には戻れないと感じるほどの違いがありました。

リフレッシュレートの違い

  • AQUOS wish5:リフレッシュレート: 120Hz駆動
  • AQUOS wish4:リフレッシュレート: 90Hz駆動

この滑らかさは、長時間のウェブサイト閲覧や、電子書籍アプリ「Kindle」で読書をするときにも大きなメリットをもたらします。画面のちらつきが抑えられるため、目の疲れを感じにくくなりました 。エントリーモデルでありながら、これほど快適なブラウジング体験ができるのは大きな魅力です。バッテリーへの影響を少し心配していましたが、ソフトウェアが最適化されているおかげか、一日使っても特にバッテリー持ちが悪くなったとは感じませんでした 。

パンチホール採用で、よりスマートな大画面へ

デザイン面での大きな変更点は、インカメラの配置です。AQUOS wish4では画面上部に水滴型のノッチがありましたが、AQUOS wish5では新たにパンチホール型が採用されました 。この小さな変更が、ディスプレイ全体の印象をぐっとスマートに見せてくれます。実際に「YouTube」や「Netflix」で動画を全画面表示してみると、水滴型ノッチに比べて画面を遮る部分が小さくなり、より映像に集中できるようになりました 。

ディスプレイの違い

  • AQUOS wish5:インカメラ配置: パンチホール型
  • AQUOS wish4:インカメラ配置: 水滴型ノッチ

6.6インチという大画面の魅力が、このパンチホールデザインによってさらに引き立てられているように感じます。ただし、画面の縁(ベゼル)はAQUOS wish4と同様に全体的に太く、特に下部のベゼルが厚い点はエントリーモデルらしさが残る部分です 。このあたりは価格とのトレードオフと割り切る必要がありそうです。

ディスプレイの共通点

AQUOS wish5とwish4(共通):約6.6インチ、解像度: HD+(720×1,612)、画質エンジン: リッチカラーテクノロジーモバイル

輝度向上で屋外でも見やすく!でも、もう一声?

AQUOS wish5は、ディスプレイの輝度も向上しています 。AQUOS wish4を使っていた時は、晴れた日の公園などで「Google マップ」を確認する際、画面が暗くて見えにくく、思わず手で日差しを遮ることがありました 。しかしAQUOS wish5では、同じような状況でも画面の視認性がわずかながら改善されていることを実感できました 。

とはいえ、正直に言うと「劇的に見やすくなった」とまでは言えません。特に日差しの強い真夏のアウトドアシーンでは、やはり画面が暗いと感じる瞬間がありました 。全く見えないわけではありませんが、フラッグシップモデルのようなクリアな視認性を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。屋内での利用がメインであれば全く問題ありませんが、屋外での利用が多い方は、この点を考慮しておくと良いでしょう。

まとめ:ディスプレイ

  • リフレッシュレート:AQUOS wish4の90Hzから120Hzへ進化し、SNSやウェブサイトのスクロールが驚くほど滑らかになった 。
  • デザイン:インカメラがAQUOS wish4の水滴型ノッチからパンチホール型に変更され、動画視聴時の没入感が向上した 。
  • 視認性:輝度が向上し、AQUOS wish4よりも屋外での見やすさが改善されたものの、強い直射日光下ではまだ暗さを感じることがある 。
  • 大画面:AQUOS wish4から引き継がれた6.6インチの大画面は、文字や映像が見やすく、動画鑑賞や電子書籍の閲覧に最適 。

パフォーマンス:AQUOS wish5 日常を格上げする確かな進化

AQUOS wish5のディスプレイで少し傾いている。

ここでは、スマートフォンの快適さを決める「プロセッサ」のパフォーマンスについて、AQUOS wish5がどれほどの進化を遂げたのかを深掘りします。CPU性能の向上から、メモリ、ストレージに至るまで、前モデルのAQUOS wish4と比較しながら、実際の使用感に基づいたリアルなレビューをお届けします。

処理能力の進化、Dimensity 6300がもたらす余裕

AQUOS wish5のパフォーマンスを語る上で欠かせないのが、搭載されているCPUの進化です。前モデルのAQUOS wish4が「MediaTek Dimensity 700」を搭載していたのに対し、AQUOS wish5は新世代の「MediaTek Dimensity 6300」を採用しています 。この二つのCPUは、構成こそ似ていますが、中身は着実に進化しています。

CPUの違い

  • AQUOS wish5:MediaTek Dimensity 6300
  • AQUOS wish4:MediaTek Dimensity 700

まず、製造プロセスが異なります。Dimensity 700が7nmプロセスで製造されているのに対し、Dimensity 6300はより微細化されたTSMCの6nmプロセスを採用しています 。一般的に、このプロセスが微細であるほど、同じ性能ならより少ない電力で動作し、発熱も抑えられるため、電力効率の向上が期待できます。

CPUの構成は、どちらも8つのコア(オクタコア)から成り立っていますが、その中身に違いがあります。高い処理能力を担う2つの高性能コア(Cortex-A76)の動作周波数が、Dimensity 700の2.2GHzから、Dimensity 6300では2.4GHzへと引き上げられました 。

このクロック周波数の向上と製造プロセスの進化が組み合わさることで、公式情報で謳われている「CPU性能 約20%向上」という、確かなパワーアップを実現しているのです 。この技術的な進化が、日常の使い心地にどれほど快適さをもたらすのか、次の項目で詳しく見ていきましょう。

体感できる快適さ、ストレスフリーな日常操作

AQUOS wish4を使っていた時は、ブラウザで多くのタブを開いたり、複数のアプリを素早く切り替えたりする際に、ほんの少し待たされるような、わずかなカクつきを感じることがありました 。しかし、AQUOS wish5では、そのもたつきが明らかに軽減されています。例えば、キャッシュレス決済アプリの「PayPay」で支払いを済ませた後、すぐに「LINE」でメッセージを確認し、さらに「Chrome」で調べ物をする、といった一連の動作が驚くほどスムーズです。

もちろん、ハイエンドモデルのようにアプリが一瞬で切り替わるわけではなく、ごくわずかな待ち時間はありますが、それがストレスに感じることはありませんでした 。むしろ、エントリーモデルでこのキビキビとした動作感を実現していることに感心します。また、長時間ウェブサイトを閲覧したり、動画を視聴したりしても、本体が気になるほど熱くなることはなく、発熱が控えめな点も安心して使える嬉しいポイントでした 。

余裕のデータ管理、倍増したストレージと仮想メモリ

メモリ(RAM)はAQUOS wish4と同じ4GBのLPDDR4Xを搭載していますが、AQUOS wish5には新たに最大4GBの仮想メモリ」機能が追加されました(合計で8GBまで拡張可能) 。これにより、複数のアプリを同時に使う際の安定感が増し、マルチタスクがより快適になっています。

メモリの違い

  • AQUOS wish5:4GB LPDDR4X(仮想メモリは最大4GBまで拡張可能)
  • AQUOS wish4:4GB LPDDR4X

ストレージに関しても大きな進化が見られます。AQUOS wish4の64GBモデルに加え、AQUOS wish5では128GBの大容量モデルが選択可能になりました (※現在販売されているモデルはすべて128GBモデルです。ただし、スペック上では64GBモデルも存在します)。写真や動画をたくさん撮る方や、多くのアプリをインストールする方にとって、この選択肢が増えたことは大きな安心材料となるでしょう。

ストレージ規格は両モデルとも高速な「UFS 2.1」を採用しており、アプリのインストールや大きなファイルの読み込みが速いのも特長です 。実際に、サイズの大きいアプリをインストールする際の待ち時間が短く感じられ、日常のあらゆるデータアクセスが快適そのものでした。

ストレージの違い

  • AQUOS wish5:128GB(UFS 2.1)
  • AQUOS wish4:64GB UFS2.1

そして、個人的に最も大きな進化だと感じたのが、外部ストレージの対応容量です。AQUOS wish4の最大1TBでも十分でしたが 、AQUOS wish5ではmicroSDXCカードで最大2TBまで増量可能になりました 。これにより、高画質な写真や動画、たくさんのアプリを容量を気にすることなく保存できるようになり、長く安心して使えるという確信が持てました。

外部ストレージの違い

  • AQUOS wish5:microSDXCカードで最大2TBまで増量可能
  • AQUOS wish4:microSDXCカードで最大1TBまで増量可能

まとめ:パフォーマンス(CPU性能、メモリ、ストレージ)

  • CPU性能:AQUOS wish4の7nmプロセス・2.2GHz駆動のDimensity 700から、より電力効率に優れた6nmプロセス・2.4GHz駆動のDimensity 6300へ進化し、CPU性能が約20%向上したことで、日常操作のもたつきが軽減された 。
  • 体感動作:アプリの切り替えやブラウジングなど、普段使いのあらゆるシーンでストレスのない快適な動作を実感でき、エントリーモデルとは思えないほどの満足感があった 。
  • メモリ:RAMは4GBで変わらないものの、最大4GBの仮想メモリに新たに対応し、マルチタスク性能が向上した 。
  • ストレージ:高速なUFS 2.1規格を継承しつつ、128GBの大容量モデルが選択可能になり、さらにmicroSDXCカードで最大2TBまで拡張できるようになったため、より多くのデータを安心して保存できるようになった 。

Antutuベンチマーク

AQUOS wish5が搭載するMediaTek Dimensity 6300プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 39万点(397456)を記録しています。

例:Antutu V10 総合で「397456」、CPUで「132428」、GPUで「683348」、MEMで「91108」、UXで「105572」

一方、前モデル「AQUOS wish4」はMediaTek Dimensity 700 5G プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約37万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「373026」、CPUで「129069」、GPUで「56014」、MEMで「89359」、UXで「98584」

AQUOS wish5は前モデル「AQUOS wish4」よりもスコアが約2万点向上していますが、その差はごくわずかで、性能的にはほぼ同じであるといえます。

MediaTek Dimensity 6300性能を比較

AQUOS wish5が搭載するMediaTek Dimensity 6300プロセッサは、他のCPUと比較して、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

AQUOS wish5 グラフ Antutu比較 Media-Tek-Dimensity6300

CPU ランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 7s Gen2 (AQUOS sense9/arrows We2 Plus)・・・Antutu:60万
  2. MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
  3. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
  4. Dimensity 7025 (arrows We2/moto g64 5G)・・・Antutu:50万
  5. MediaTek Helio G99 (OUKITEL P1)・・・Antutu:41万
  6. Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu:40万
  7. Dimensity 6300 (AQUOS wish5)・・・Antutu:39万
  8. MediaTek Dimensity 6100+(Galaxy A25 5G)・・・Antutu:39万
  9. Dimensity 700 5G (AQUOS wish4)・・・Antutu:約35万
  10. MediaTek Helio G81 (moto g05/ Redmi 14C)・・・Antutu:約25万

比較から分かること

MediaTek Dimensity 6300は、エントリークラスのスマートフォンに求められる十分な性能を持ったプロセッサであると評価できます。AnTuTuスコア39万という数値は、決して高いものではありませんが、現代のスマートフォン利用における基本的なタスク、例えばメッセージのやり取り、SNSのチェック、インターネット検索、標準的な画質での動画鑑賞などを遅延なくスムーズに実行するための能力を十分に備えています

この性能は、Dimensity 6100+と全く同等であり、Dimensity 6020やHelio G99といった同価格帯で競合するプロセッサとも遜色のないレベルです。特に、旧世代のDimensity 700 5Gからは明確な性能向上が見られるため、技術の進歩を体現したモデルと言えます。

したがって、Dimensity 6300を搭載したAQUOS wish5のようなスマートフォンは、最新の3Dゲームを快適にプレイしたいといった特別な要求がない限り、多くのユーザーにとって価格と性能のバランスが取れた、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。日常使いを主目的とし、安定した動作を求めるユーザーにとって、満足度の高いパフォーマンスを提供してくれるでしょう。

ゲーム性能

AQUOS wish5で原神をプレイしている様子。

AQUOS wish5が搭載するMediaTek Dimensity 6300のゲーム性能について、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて説明します。

原神

広大なオープンワールドを冒険するアクションRPGである「原神」は、スマートフォンゲームの中でも特に高いグラフィックス性能を要求します。Dimensity 6300でこのゲームを動作させる場合、快適なプレイにはグラフィック設定の大幅な調整が不可欠です。画質を「最低」または「低」に設定し、フレームレートを30FPSに固定することで、フィールドの探索や日常的な戦闘はなんとか行えます。

しかし、複数の敵や派手な元素爆発が重なる激しい戦闘シーンでは、フレームレートは20FPS台まで落ち込み、画面のカクつきが顕著になります。そのため、常に滑らかな動作を維持するのは難しく、タイミングが重要なアクションをこなす際にはストレスを感じる場面があります。

フォートナイト

世界的な人気を誇るバトルロイヤルTPS「フォートナイト」も、比較的高い処理能力を必要とします。Dimensity 6300では、グラフィック設定を「低」にし、3D解像度を下げたパフォーマンスモードを選択することで、30FPS前後でのプレイが視野に入ります。

ゲーム序盤のプレイヤーが少ない状況では比較的安定していますが、終盤の建築物が密集したエリアや複数人での銃撃戦になると、フレームレートは不安定になりがちです。特に、素早い建築やエイムが求められる状況では、パフォーマンスの低下がプレイに直接影響を及ぼすことがあります。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人が対戦する大規模バトルロイヤルFPS「Call of Duty: Warzone Mobile」は、コンソール版に匹敵するグラフィックスと物理演算をスマートフォンで実現しようとしており、極めて高いスペックを要求します。Dimensity 6300の性能では、このゲームを快適にプレイするのは困難です。

グラフィック設定を可能な限り低い「低」に設定しても、平均フレームレートは20FPSから30FPSの間を推移します。特に、広大なマップを見渡したり、敵との交戦が始まったりすると、フレームレートは著しく低下し、操作への反応も鈍くなるため、競技性の高いゲームプレイには向きません。

ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)

ハックアンドスラッシュタイプのアクションRPGである「ディアブロ イモータル」は、最適化が進んでいるため、比較的幅広いデバイスで動作します。Dimensity 6300では、グラフィック設定を「低」から「中」程度に調整することで、30FPSでの安定したプレイが可能です。

ダンジョン探索やフィールドでの戦闘といった通常のゲームプレイでは、大きな問題なく楽しむことができます。ただし、大人数のプレイヤーが集まる街やワールドボス戦など、画面内の情報量が増える特定の状況では、一時的にフレームレートが低下することがあります。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

キャラクター育成シミュレーションゲームである「ウマ娘 プリティーダービー」は、3Dで描かれるレースやライブシーンが特徴です。このゲームは中程度の負荷であり、Dimensity 6300でも十分に楽しむことができます。グラフィック設定を「標準」または「簡易」に設定すれば、育成パートはもちろん、迫力あるレースシーンや華やかなライブシーンにおいても、ほぼ30FPSを維持した滑らかな描画でプレイできます。高画質設定はフレームレートの低下を招く可能性があるため、標準設定でのプレイが推奨されます。

マリオカートツアー

任天堂の人気レースゲーム「マリオカートツアー」は、多くのスマートフォンで快適に動作するよう軽量に作られています。Dimensity 6300の性能があれば、このゲームを非常に快適にプレイすることが可能です。標準設定で、60FPSに近い滑らかなフレームレートで動作します。多数のキャラクターやアイテムが入り乱れる激しいレース展開においても、パフォーマンスが大きく落ち込むことはほとんどなく、ストレスフリーな操作感でレースに集中できます。

マインクラフト

自由な世界で創造や冒険が楽しめるサンドボックスゲーム「マインクラフト」は、設定次第で負荷が大きく変動します。Dimensity 6300では、描画距離を8チャンク程度に抑え、グラフィックに関する設定を「処理優先」にすることで、30FPSから60FPSでのプレイが可能です。シンプルなワールドでのサバイバルや建築作業はスムーズに行えますが、TNTを大量に爆発させたり、複雑なレッドストーン回路を組んだり、MODを多数導入したりすると、処理が追いつかずにパフォーマンスが著しく低下します。

まとめ:ゲーム性能

MediaTek Dimensity 6300のゲーム性能は、プレイするゲームの種類に大きく依存します。ベンチマークのGPUスコアが示す通り、グラフィックスへの負荷が低い、あるいは中程度のゲームであれば、設定を調整することで快適に楽しむことが可能です。「マリオカートツアー」や「ウマ娘 プリティーダービー」のようなタイトルは、ほとんどストレスなくプレイできるでしょう。

一方で、「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」といった、非常に高いグラフィックス性能を要求する最先端の3Dゲームについては、画質を最低まで落としても、フレームレートの維持は難しく、快適なプレイ体験を得ることは困難です。このプロセッサは、本格的なゲーマーではなく、あくまで日常使いの延長線上で、カジュアルなゲームや比較的負荷の軽いゲームを時々楽しみたい、というライトユーザー向けの性能バランスを持っていると言えます。

カメラ:AQUOS wish5 暗い場所にも強くなった、日常を切り取るパートナー

AQUOS wish5の背面でカメラが見える。背景は黒。

ここでは、AQUOS wish5カメラ性能について、その実力を徹底的にレビューします。スペック上の数字だけではわからない画質の進化や新機能の効果を、前モデルのAQUOS wish4と比較しながら、実際の撮影体験を通して具体的にお伝えしていきます。日常の何気ない瞬間を、もっと手軽に、もっと綺麗に残せるようになったのか、その実力に迫ります。

スペックは同じ、でも中身は別物?カメラ構成と機能

AQUOS wish5のカメラ構成は、背面に約5,010万画素の広角カメラ、前面に約800万画素のインカメラを搭載しています 。これは、実は前モデルのAQUOS wish4と全く同じ画素数です 。

AQUOS wish5とwish4(共通):(背面)約5,010万画素の広角カメラ、(前面)約800万画素

しかし、スペックが同じだからといって、写りまで同じだと考えるのは早計です。AQUOS wish5には、AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」が搭載されており、そのチューニングが大きく進化しているのを感じました 。

<作例1:左はナイトモードOFF。右はナイトモードONで撮影>

AQUOS wish5でナイトモードを使用している様子。

特に大きな違いは、暗所撮影への対応力です。AQUOS wish4では特にアピールされていなかった夜景撮影ですが、AQUOS wish5ではAIがシーンを認識して最適な設定で撮影する「AIオート」機能が暗い場所でもしっかり機能し、誰でも簡単に美しい写真を撮れるように工夫されています 。片手での撮影時にシャッターボタンを押しやすい位置に動かせる「フローティングシャッター」も引き続き搭載されており、操作性は良好です 。

AQUOS wish5で利用できるカメラ機能 一覧

画質エンジン ProPix lite、AIオート、フローティングシャッター、インカメラ手ブレ補正、電子式手ブレ補正(ビデオ)、ナイトモード、ポートレートモード、スローモーション撮影

シャッターを押すのが楽しみに。昼も夜も、確かな進化を実感

<作例2:左は室内で撮影。右は屋外で空を撮影したもの。>

AQUOS wish5で撮影した写真。左が室内。右が屋外の空。

実際にAQUOS wish5を持って街に出てみると、その進化は明らかでした。AQUOS wish4で撮影した際、日中の写真でも空が不自然に青すぎたり、食べ物が黄色っぽく写ったりすることがありましたが、AQUOS wish5では見たままの自然な色合いで撮影できます 。

また、室内の撮影では、黒つぶれしがちな暗いシーンでも明るくきれいに撮影できました。ライトの光が十分であれば、かなりきれいに仕上げられることが分かって少しうれしくなりました。

ズームは2倍程度のデジタルズームであれば、画質の劣化も少なく、料理などを少しアップで撮りたい時に重宝します 。しかし、AQUOS wish4と同様に、最大8倍ズームはあくまで記録用と割り切るのが良さそうです 。

そして、私が最も感動したのは夜景撮影です。正直、AQUOS wish4では夜の撮影をためらうことがありました。光が少ない場所ではノイズが目立ち、明るい看板は白飛びしてしまいがちだったからです 。しかしAQUOS wish5を手に夜の公園を撮影してみると、その違いに驚きました。暗い空のノイズがぐっと抑えられ、ライトアップされた建物の輪郭や光のグラデーションがしっかり描写されています 。これなら、友人とのディナーや夜の散歩でも、ためらうことなくカメラを向けられます。

動画性能も着実にステップアップ、ただし動きの激しいシーンは要注意

動画性能も着実に進化しています。AQUOS wish5では1080p/60fpsでの撮影に対応し、より滑らかな映像を記録できるようになりました 。AQUOS wish4の動画は手ブレがかなり気になりましたが、wish5では電子式手ブレ補正が強化され、立ち止まって風景などを撮影する限り、安定した見やすい映像が撮れます 。

ただし、万能ではありません。先日、公園で元気に走り回るペットを追いかけて撮影した際には、やはり映像にブレが目立ってしまいました 。動きの激しい被写体を撮る際は、まだ少し苦手意識があるようです。とはいえ、日常的な記録用途としては、AQUOS wish4から大きなステップアップを遂げたと感じました。

動画撮影の違い

  • AQUOS wish5:1080p/30fpsおよび60fpsでの動画撮影に対応
  • AQUOS wish4:1080p/30fpsまでの動画撮影に対応

まとめ:カメラ性能

  • 画質と色合い:AQUOS wish4で一部指摘された不自然な色味が改善され、昼間の撮影でも目で見たままの自然で美しい写真が撮れるようになった 。
  • 夜景性能:AQUOS wish4の最大の弱点だった暗所撮影が大幅に向上し、ノイズや白飛びが抑えられたクリアな夜景を手軽に撮影できるようになったのは、最も大きな進化点だ 。
  • 動画撮影:手ブレ補正がAQUOS wish4より強化され、新たに1080p/60fpsの滑らかな撮影に対応したが、動きの速い被写体の撮影はまだ少し苦手な印象が残る 。
  • 操作性:エントリーモデルのため、撮影後の処理に少し時間がかかる点はAQUOS wish4から変わらず、素早い連写には向いていない 。

機能:AQUOS wish5 毎日がもっと「安心」になる、唯一無二のパートナー

AQUOS wish5の防犯機能の画面。

スマートフォンの真価は、CPUの速さやカメラの画素数だけでは決まりません。日々の生活に寄り添い、いざという時に私たちを支えてくれる機能こそが、その価値を大きく左右します。ここでは、AQUOS wish5が搭載する多彩な機能、特に前モデルのAQUOS wish4から飛躍的な進化を遂げた「安全・安心」に関わる機能を中心に、その魅力を私の体験を交えてご紹介します。

振るだけで、守られる。スマートフォン初の防犯アラート

AQUOS wish5を手にして、最も衝撃を受けたのがこの「防犯アラート」機能です。これは、スマートフォンとして初めて振動で発動する画期的なシステムで、AQUOS wish4にはなかった最大の特長です 。最近、子どもが一人で習い事に通うようになり、親として心配が尽きない毎日でしたが、この機能がAQUOS wish5を選ぶ決定打となりました。

実際に子どものランドセルに本体を入れて、強く振るテストをしてみました。すると、5秒のカウントダウンの後にけたたましい警告音が鳴り響き、ほぼ同時に私のスマートフォンに電話着信と、現在地を知らせるSMSが届いたのです 。カバンから取り出す必要すらなく、危険を感じた瞬間に即座にSOSを発信できるこの機能は、何物にも代えがたい安心感を与えてくれます。これは、お子さんや夜道を一人で歩く方はもちろん、すべての人にとって心強いお守りになると確信しました。

AIが見抜く、賢い迷惑電話対策

AQUOS wish5の迷惑電話対策機能

AQUOS wish4にも、通話を録音したり警告を表示したりする迷惑電話対策機能は搭載されていました 。しかし、AQUOS wish5の「電話アシスタント」は、その一歩先を行く賢さを備えています 。過去の特殊詐欺の事例を学習したAIが、着信中に通話内容を解析。怪しいと判断した場合は、自動で通話をブロックしてくれるのです 。

高齢の両親のためにこの機能を設定しましたが、特に通話中に不審な会話を検知すると音とバイブで知らせてくれる機能は素晴らしいと感じました 。まるで家族が隣で見守ってくれているかのような、デジタル時代ならではの新しい「安心」の形です。留守番電話の内容をAIがテキスト化してくれるので、後から要件を素早く確認できるのも非常に便利でした 。

日常を彩る便利な機能たち

画期的な安全機能に加え、日々の生活を快適にする便利な機能もしっかりと搭載されています。AQUOS wish4でも重宝していた「おサイフケータイ」と「Payトリガー」は、AQUOS wish5でも私の生活に欠かせません 。ロック解除後に電源ボタンを長押しするだけで決済アプリが起動するPayトリガーのおかげで、コンビニのレジで慌てることがなくなりました 。

マスクをしたままでも認証できる顔認証と、側面電源ボタンに統合された指紋認証は、どちらも非常にスムーズで、ロック解除で待たされることはありません 。また、お子様向けの「ジュニアモード」や、シニア向けの「かんたんモード」も引き続き搭載されており、使う人を選ばない懐の深さもこのシリーズの魅力だと感じます 。

AQUOS wish5で利用できる便利機能 一覧

ロック・ホームフォトシャッフル(最近の写真からおすすめ対応)、Payトリガー(画面ロック解除と同時に電子決済アプリを起動・複数のアプリのショートカット表示)、スクロールオート、Clip Now、

ゲーミングメニュー、ジュニアモード(Google ファミリーリンク対応、利用時間・アプリ使用制限、緊急SOS機能など)、かんたんモード(シンプルで見やすく、文字を大きく太く表示、誤操作防止)、電話アシスタント(AI活用で不審な電話をブロック、留守番電話内容のテキスト化、会話内容からAIが危険度を判断)、

迷惑電話対策(電話に出る前確認、ご注意表示、通話録音、不審な会話のお知らせ)、防犯アラート(スマートフォンとして初めて振動で発動、大音量警告音、登録連絡先に自動電話発信、位置情報送信、カバンに入れたままでも反応、ショートカットからも発報)、

Bright Keep、テザリングオート、エモパー Ver.13.2(出荷時)、My AQUOS、からだメイト(歩数計)、Smart home HUB。

まとめ:機能

  • 防犯機能:AQUOS wish4にはなかった、振るだけで作動するスマートフォン初の「防犯アラート」と、AIが詐欺電話をブロックする「電話アシスタント」を搭載し、安全性が飛躍的に向上した 。
  • 生体認証:マスク対応の顔認証と、高速で快適な側面指紋認証を継承し、ロック解除はスムーズそのものである 。
  • 利便性:おサイフケータイやPayトリガーなど、AQUOS wish4から受け継がれた便利な機能も充実しており、安全性と利便性を高いレベルで両立している 。

バッテリーと耐久性:AQUOS wish5 変わらぬ安心の電池持ちと、鉄壁の守り

AQUOS wish5を手に持っている。本体が少し斜めに傾いており、側面の様子が分かる。

スマートフォンのスペックがいくら高くても、バッテリーがすぐに切れたり、少しの衝撃で壊れてしまったりしては、日々のパートナーとして信頼することはできません。ここでは、AQUOS wish5の根幹を支える「バッテリー性能」と「耐久性」に焦点を当てます。前モデルのAQUOS wish4から受け継がれた安心感と、そこからさらに進化した鉄壁の守りについて、私の実体験を元に詳しくレビューしていきます。

2日間使える安心感。賢い充電で、バッテリーはもっと長持ち

AQUOS wish5は、前モデルのAQUOS wish4から引き続き、5,000mAhという大容量バッテリーを搭載しています 。AQUOS wish4を使っていた時もその電池持ちには満足していましたが、wish5もその期待を裏切りませんでした。SNSや動画視聴、音楽を聴きながら通勤し、一日中アクティブに使った日でも、夜、自宅に帰るとバッテリーが60%以上も残っていることが多く、まさに「ライトユーザーなら2日持つ」という評価通りです 。これなら、週末の小旅行にうっかり充電器を忘れてしまっても、慌てる必要はありません。

この安心感を支えているのが、賢い「インテリジェントチャージ」機能です。これはAQUOS wish4から引き継がれた素晴らしい技術で、バッテリー残量が90%に達するとそれ以上の充電を停止し、端末へ直接電力を供給する仕組みに切り替わります 。これにより、過充電によるバッテリーへの負担が大幅に軽減され、「3年後も90%の電池持ち」という、一台のスマートフォンを長く大切に使いたいユーザーにとって非常に魅力的な約束がされています 。

タフさに磨きをかけた、最高等級の防水性能IPX9

AQUOS wish4も、米国国防総省の調達基準であるMIL規格に準拠したタフなボディで、日常生活でうっかり落としてしまっても安心感がありました 。その堅牢さはAQUOS wish5にもしっかりと受け継がれています。しかし、AQUOS wish5はその守りをさらに一段階上のレベルへと引き上げました。新たに、最高等級の防水性能である「IPX9」に対応したのです 。これは、従来のIPX8(水没への耐性)に加え、お風呂のような高温や、高圧の水流にも耐えられることを意味します 。

この進化のおかげで、スマートフォンの使い方がさらに自由になりました。例えば、キッチンでレシピ動画を見ながら料理をする際、油やソースがはねても、さっと洗い流せます。また、キャンプや釣りといったアウトドア活動で、突然の豪雨や泥汚れを気にすることなく使えるのは、アクティブな私にとって非常に大きなメリットです。この鉄壁の守りがあれば、どんなシーンでもためらうことなくスマートフォンを活用できます。

耐久性の違い

  • AQUOS wish5:防水防塵: IPX5・IPX8・IPX9 / IP6X / MIL-STD-810H準拠
  • AQUOS wish4:防水防塵: IPX5・IPX8 / IP6X / MIL-STD-810H準拠

まとめ:バッテリーと耐久性

  • バッテリー性能:AQUOS wish4から受け継いだ5,000mAhの大容量バッテリーと、電池の劣化を防ぐ「インテリジェントチャージ」により、2日間使えるほどの安心の電池持ちを実現している 。
  • 耐久性:MIL規格に準拠したAQUOS wish4同等の堅牢なボディはそのままに、新たに高温・高圧水流にも耐える最高等級の防水性能「IPX9」に対応した 。
  • 利用シーンの拡大:進化したIPX9防水により、キッチンやお風呂、アウトドアといった、これまで以上にタフな環境でも安心して使えるようになり、活用の幅が大きく広がった 。
  • 総合的な信頼性:優れたバッテリー性能と鉄壁の耐久性が両立されており、「長く安心して使える」というAQUOS wishシリーズのコンセプトを高いレベルで体現している一台と言える。

ソフトウェアと通信性能:AQUOS wish5 1年長く使える「安心」と、変わらぬ「快適」な接続性

AQUOS wish5を手に持っている。ディスプレイが見えるように。

スマートフォンの価値は、その物理的な頑丈さだけでなく、ソフトウェアの鮮度と安定した通信性能によっても大きく左右されます。ここでは、AQUOS wish5が提供する長期的な「安心」のソフトウェアサポートと、日々の利用を支える「快適」な通信性能について、前モデルのAQUOS wish4と比較しながら、その魅力を詳しくレビューしていきます。

最新Android 15搭載と、4年間のセキュリティアップデートという約束

AQUOS wish5は、発売時点で最新のAndroid™ 15を搭載しています 。AQUOS wish4がAndroid™ 14を搭載して登場したことを考えると 、常に新しいOS体験からスタートできるのは嬉しいポイントです。しかし、それ以上に私が重要だと感じたのは、セキュリティアップデートサポート期間です。AQUOS wish4の3年間というサポート期間も十分でしたが、AQUOS wish5ではそれが4年間に延長されました 。

この「プラス1年」の差は、私がこのスマートフォンを選ぶ上で非常に大きな決め手となりました。スマートフォンには連絡先や写真、決済情報など、大切な個人情報がたくさん詰まっています。だからこそ、セキュリティの脅威から守られ、常に最新の状態が保たれることは何よりの安心材料です。頻繁に機種変更するのではなく、気に入った一台を長く、安全に使い続けたい私のようなユーザーにとって、この1年の延長は非常に価値が高いと感じます。

なお、OSのメジャーバージョンアップはAQUOS wish4と同様に最大2回保証されており 、将来の便利な機能追加にも期待が持てます。

途切れない快適さ。安定した通信性能

AQUOS wish5の通信性能は、AQUOS wish4で既に実績のある、安定したスペックを堅実に受け継いでいます。Wi-Fiは高速なWi-Fi 5(IEEE802.11ac)に対応し、Bluetooth®もバージョン5.3を搭載 。もちろん5G通信(sub6)にも対応しています 。これらは執筆時点で最新最速の規格ではありませんが、日常のあらゆるシーンで十分すぎるほどの快適さを提供してくれます。

実際に、自宅のWi-Fiに接続して「YouTube」で高画質のライブ映像を視聴しましたが、読み込みで待たされたり、途中で映像が途切れたりすることは一切なく、非常に安定していました。

また、Bluetooth 5.3のおかげで、通勤中にワイヤレスイヤホンで音楽を聴いている際の音飛びも全くありません。特に、高音質な音声伝送を可能にするLDACコーデックにも対応している点は見逃せません 。対応するイヤホンと組み合わせれば、ワイヤレスとは思えないほどクリアでリッチなサウンドを手軽に楽しむことができます。この変わらぬ安定した通信品質は、AQUOSシリーズが長年培ってきた信頼性の証と言えるでしょう。

まとめ:ソフトウェアと通信性能

  • ソフトウェアサポート:最新のAndroid™ 15を初期搭載し、セキュリティアップデートの保証期間がAQUOS wish4の3年から4年へと延長されたことで、より長く安心して利用できるようになった 。
  • OSアップデート:OSのメジャーバージョンアップはAQUOS wish4と同様に最大2回保証されており、将来の機能追加にも期待が持てる 。
  • 通信性能:Wi-Fi 5やBluetooth® 5.3といった、AQUOS wish4で実績のある安定した通信規格を継承しており、日常のインターネット利用やワイヤレス機器との接続は非常に快適である 。
  • 総合的な信頼性:長期的なソフトウェアサポートと安定した通信性能が両立しているため、一度購入すれば長期間にわたって安心して使い続けられる、賢明な選択肢と言える。

AQUOS wish5 と AQUOS wish4の違い

AQUOS wish5は、前モデルであるAQUOS wish4からどのような進化を遂げたのでしょうか。一見すると似ている両モデルですが、中身には多くの改良が加えられています。ここでは、スペックや機能の違いを項目ごとに比較し、AQUOS wish5が持つ新たな魅力を明らかにします。

CPU性能

  • AQUOS wish5: MediaTek Dimensity 6300を搭載し、wish4に比べてCPU性能が約20%、GPU性能が約13%向上しています 。
  • AQUOS wish4: MediaTek Dimensity 700を搭載しています 。
  • 違い:wish5はCPU性能が明確に向上しており、アプリの起動や日常操作全般がよりスムーズで快適になっています 。

ディスプレイ

  • AQUOS wish5: リフレッシュレートが120Hz駆動に進化し、輝度も向上しました 。
  • AQUOS wish4: リフレッシュレートは90Hz駆動です 。
  • 違い:wish5は画面のスクロールが格段に滑らかになり、屋外での視認性も改善されているため、目への負担が少なく、より快適な表示を実現しています 。

メモリとストレージ

  • AQUOS wish5: 最大4GBの仮想メモリに対応し、microSDXCカードは最大2TBまで拡張可能です 。また、128GBのROMモデルも用意されています 。
  • AQUOS wish4: 仮想メモリには対応しておらず、microSDXCカードは最大1TBまでです 。
  • 違い:wish5は仮想メモリの追加でマルチタスク性能が向上し、外部ストレージの拡張性も2倍になっているため、より多くのデータを快適に扱えます 。

耐久性

  • AQUOS wish5: 従来の防水・防塵・耐衝撃性能に加え、新たにIPX9の防水性能に対応しました 。
  • AQUOS wish4: IPX5/IPX8の防水性能に対応しています 。
  • 違い:wish5は高温・高圧水流にも耐えるIPX9に対応したことで、キッチンやお風呂、アウトドアなど、これまで以上にタフな環境でも安心して使用できます 。

新機能・便利機能の追加

  • AQUOS wish5: 「防犯アラート機能」と「AIを活用した電話アシスタント機能」という、独自の安心機能が新たに追加されました 。
  • AQUOS wish4: 上記の機能は搭載されていません 。
  • 違い:wish5は、特に子どもやシニアの安全を守るための画期的な機能が大きな強みであり、他のスマートフォンとの明確な差別化要因となっています 。

カメラ機能

  • AQUOS wish5: 画素数はwish4と同じですが、新たに夜景撮影用の専用ナイトモードが追加されました 。
  • AQUOS wish4: 専用のナイトモードは搭載されていません 。
  • 違い:wish5はソフトウェアの改良により、wish4が苦手としていた暗いシーンでの撮影に強くなっています 。

デザインとカラーバリエーション

  • AQUOS wish5: 「和色」をモチーフにした5色のカラーバリエーションを展開しています 。
  • AQUOS wish4: 4色のカラーバリエーションでした 。
  • 違い:wish5は日本の美意識を反映した新しいカラーが増え、より幅広い層が好みの色を選べるようになりました 。

本体サイズと重量

  • AQUOS wish5: 約166mm x 76mm x 8.8mm、約187gです 。
  • AQUOS wish4: 約167mm x 76mm x 8.8mm、約190gです 。
  • 違い:wish5は前モデルからわずかに小型・軽量化されており、持ちやすさが向上しています 。

OSとソフトウェアサポート期間

  • AQUOS wish5: 発売時にAndroid™ 15を搭載し、セキュリティアップデートは4年間サポートされます 。
  • AQUOS wish4: 発売時にAndroid™ 14を搭載し、セキュリティアップデートは3年間サポートされます 。
  • 違い:wish5はより新しいOSから始まり、セキュリティサポートも1年長いため、長期間にわたって安心して利用できるという大きなメリットがあります 。

発売日と価格

  • AQUOS wish5: 2025年6月26日に発売されました 。シャープ公式ストアでの価格は34,980円(税込)ですが、NTTドコモでは27,500円(税込)、楽天モバイルでは31,900円(税込)で販売されています 。
  • AQUOS wish4: 2024年7月4日に発売されました 。シャープ公式ストアでの価格は33,660円(税込)です 。
  • 違い:wish5は新しいモデルで、公式ストアでの価格はわずかに上がっていますが、販路によってはwish4より安価に購入できる場合があります 。

まとめ:AQUOS wish5とAQUOS wish4の違い

AQUOS wish5は、前モデルのAQUOS wish4からデザインコンセプトや基本的な使いやすさを引き継ぎつつ、あらゆる面で着実な進化を遂げています。

特に、CPU性能の向上と120Hzディスプレイによる操作の快適さ、セキュリティサポート期間の延長、そして何よりも独自の「防犯アラート」機能といった「安心・安全」への強いこだわりは、大きな魅力です。これらの改良点を踏まえると、AQUOS wish5は単なる後継機ではなく、ユーザーの体験価値を明確に向上させる、正常進化を遂げた一台と言えるでしょう。

AQUOS wish5のメリット・デメリットを徹底解説

AQUOS wish5 が水に濡れている。防水性能を示す。

AQUOS wish5」は、シャープが提供する「ちょうどいい」使いやすさを追求したスマートフォンです。しかし、多くのスマートフォンが市場に存在する中で、その真価はどこにあるのでしょうか。

ここでは、AQUOS wish5の優れた点(メリット)と、購入前に知っておきたい注意点(デメリット)を、AQUOS wish4やGalaxy A25 5G、moto g05、BASIO active3といった他のスマートフォンと比較しながら、具体的に解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:他にない「防犯機能」で絶対的な安心感

AQUOS wish5最大の特長は、他のスマートフォンにはない独自の安全機能です。振るだけで作動する「防犯アラート」と、AIが詐欺電話をブロックする「電話アシスタント」は、比較対象のどの機種にも搭載されていません。子どもやシニア世代の安全を確保したいユーザーにとって、これは他のスペックを凌駕するほどの決定的なメリットとなります。

メリット2:最高等級の「IPX9防水」とMIL規格準拠の圧倒的な耐久性

AQUOS wish5は、MIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能に加え、新たに最高等級の防水性能「IPX9」に対応しています 。これは、AQUOS wish4やGalaxy A25 5G、BASIO active3が対応するIPX8(水没耐性)を上回り、高温・高圧水流にも耐える性能です 。生活防水レベルのIP52にとどまるmoto g05と比較すると、その差は歴然で、お風呂やキッチン、アウトドアなど、あらゆる場面で安心して使える堅牢性を誇ります 。

メリット3:快適な日常操作を約束する優れた「CPU性能」

CPUにはMediaTek Dimensity 6300を搭載しており、同じCPUを搭載するBASIO active3と同等の高い処理性能を持ちます 。これは、AQUOS wish4のDimensity 700や、Galaxy A25 5GのDimensity 6100+、moto g05のHelio G81 Extremeよりも高性能であり、日常的なアプリの起動やウェブサイトの閲覧がよりスムーズで快適です 。

メリット4:滑らかな表示を実現する「120Hz駆動ディスプレイ」

AQUOS wish5のディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応しており、SNSのタイムラインやウェブサイトのスクロールが非常に滑らかです。これは、AQUOS wish4やmoto g05の90Hz駆動ディスプレイよりも優れており、画面のちらつきが少なく、長時間の利用でも目の疲れを感じにくいという利点があります 。

メリット5:長く使い続けられる「4年間のセキュリティアップデート」

発売から4年間のセキュリティアップデートが保証されており、これはAQUOS wish4の3年間よりも1年長く設定されています 。頻繁に機種変更をしないユーザーにとって、長期間にわたり安全性が保たれることは大きなメリットです。

メリット6:最新OSと充実の基本機能

発売時点で最新のAndroid 15を搭載しており、Galaxy A25 5Gやmoto g05と同等の新しいOS体験が可能です 。また、moto g05では非対応のおサイフケータイ(FeliCa)にもしっかり対応しているため、キャッシュレス決済もスムーズに行えます 。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:メモリ(RAM)容量の少なさ

AQUOS wish5のメモリ(RAM)は4GBですが、moto g05は標準で8GBのメモリを搭載し、RAMブースト機能で最大24GBまで拡張可能です 。複数のアプリを同時に起動したり、重いアプリを使用したりする際には、moto g05に比べて動作がもたつく可能性があります。

デメリット2:モノラルスピーカーの音質

スピーカーがモノラル仕様のため、動画視聴や音楽鑑賞において音の広がりや迫力に欠けます。ステレオスピーカーとDolby Atmosに対応しているmoto g05と比較すると、音響体験では大きく見劣りします 。

デメリット3:シンプルなシングルカメラ構成

背面カメラは高性能な約5,010万画素のシングルカメラですが、Galaxy A25 5GやBASIO active3のように、被写体に近寄って撮影できるマクロカメラは搭載していません 。そのため、接写など、撮影シーンの多様性という点では少し物足りなさを感じるかもしれません。

まとめ:メリットとデメリット

AQUOS wish5は、優れたCPU性能と滑らかな120Hzディスプレイによる快適な操作性を持ちながら、他機種を圧倒する「防犯機能」と「耐久性」を兼ね備えています。特に、安全性と堅牢性を重視するユーザーにとっては、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

一方で、メモリ容量やスピーカー性能、カメラの多様性といった点では、moto g05などの尖った性能を持つ機種に一歩譲る面もあります。自身の使い方をよく考え、この唯一無二の「安心感」に価値を見出すかどうかが、購入の鍵となりそうです。

AQUOS wish5のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約6.6インチ 液晶 HD+ (720×1,612) / 120Hz駆動
  • CPU: MediaTek Dimensity 6300 (2.4GHzx2 + 2.0GHzx6 オクタコア)
  • GPU: Mali-G57 MC2
  • RAM(メモリ): 4GB (LPDDR4X) / 仮想メモリ最大4GB
  • ストレージ: 128GB (UFS 2.1) ※SIMフリー版、ドコモ版、楽天モバイル版、ワイモバイル版の仕様。64GBモデルも存在するが、取扱キャリアによる 。
  • バッテリー: 5,000mAh
  • 駆動時間: 連続通話 VoLTE:約3,260分 / 連続待受 LTE:約790時間
  • 充電: 27W給電 / 充電時間 約130分 (ACアダプターSH-AC05使用時)
  • 背面カメラ: 約5,010万画素 (F値1.8)
  • 前面カメラ: 約800万画素 (F値2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (IEEE802.11a/b/g/n/ac) / Bluetooth 5.3
  • GPS: GNSS (GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)対応
  • NFC: おサイフケータイ対応
  • インターフェース: USB Type-C / 3.5mmイヤホンジャック
  • 防水防塵: IPX5・IPX8・IPX9 / IP6X / MIL-STD-810H準拠
  • 生体認証: 顔認証 (マスク対応) / 指紋認証
  • OS: Android™ 15
  • サイズ: 約166mm x 76mm x 8.8mm
  • 重量: 約187g
  • カラー: ミソラ / ナデシコ / ワカバ / ユキ / スミ ※取扱カラーは通信事業者によって異なります 。
  • 付属品: クイックスタートガイド※充電器やケーブル、SIM PINはなし ※SIMフリー版には「モバイル補償パックプラスS」が含まれています。
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G / 4G / 3G / GSM に対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM (DSDV対応)

対応バンド:AQUOS wish5

AQUOS wish5は5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/n3/n7/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
  • 4G: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B28/B38/B39/B40/B41
  • 3G: B1/B5/B8
  • 2G: 850/900/1,800/1,900MHz

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79 (主要バンドn78, n79に完全対応)
  • 4G: B1/B3/B19(B6含む)/B28/B41
  • プラチナバンド: B19(B6含む) 対応
  • 3G: B1 (サービス終了済)
  • 2G: (国内サービス終了)

au:

  • 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78
  • 4G: B1/B3/B18(B26含む)/B28/B41
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • 3G: (サービス終了)
  • 2G: (サービス対象外)

ソフトバンク:

  • 5G: n1/n3/n28/n77/n78
  • 4G: B1/B3/B8/B28/B41
  • プラチナバンド: B8 対応
  • 3G: B1/B8 (サービス終了間近または終了済)
  • 2G: (国内サービス終了)

楽天モバイル:

  • 5G: n28/n77
  • 4G: B3/B18(B26含む)/B28 (B18はauローミング用、B28は将来の自社プラチナバンド用)
  • プラチナバンド: 700MHz帯 (n28, B28) 対応により将来的なプラチナバンドにも対応可能
  • 3G: (サービス対象外)
  • 2G: (サービス対象外)

結論

この端末(AQUOS wish5)は、バンド情報に基づくと、

  • ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに幅広く対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。特にドコモの5G n79バンドにも対応している点は強みです。
  • 楽天モバイルについては、現在の主要な4G/5Gバンド(自社網B3/n77、auローミング網B18)に対応しており、将来割り当てられるプラチナバンド(700MHz帯 n28/B28)にも対応可能です。
  • 3G (W-CDMA) については、本端末はB1/B5/B8に対応しており、ドコモ(B1)およびソフトバンク(B1/B8)の(過去の)バンドをカバーしていますが、これらのキャリアでは3Gサービスは終了済みまたは終了間近です。auの3G(CDMA2000)および楽天モバイルはサービス対象外です。
  • 2G (GSM) については、本端末は対応していますが、日本国内では全てのキャリアでサービスが終了しています。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリア全てで、現在および将来のプラチナバンドを含め、非常に良好に利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

AQUOS wish5の評価

AQUOS wish5 本体ワカバを片手で持つ。

8つの基準で「AQUOS wish5」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆
120Hz駆動になったことで、SNSのスクロールなどが驚くほど滑らかになりました。屋外での明るさも前モデルより改善されています。

スペック:★★★★☆
CPU性能が約20%向上し、日常的なアプリ操作は非常に快適です。重い3Dゲームには向きませんが、普段使いには十分すぎる性能です。

耐久性: ★★★★★
MIL規格準拠のタフさに加え、新たに高温高圧水流にも耐えるIPX9防水に対応。あらゆるシーンで安心して使える鉄壁の守りを実現しています。

デザイン:★★★★☆
日本の美を表現した5色のカラーバリエーションは魅力的で、再生プラスチック材を使いながらも安さを感じさせないマットな質感が心地よいです。

通信:★★★★☆
Wi-Fi 5やBluetooth 5.3など、日常使いで困ることのない安定した通信性能を備えています。高音質なLDACに対応している点も嬉しいポイントです。

機能:★★★★☆
おサイフケータイなど便利な機能に加え、本機最大の特長である「防犯アラート」と「AI電話アシスタント」は、他のスマホにはない絶対的な価値を提供します。

使いやすさ:★★★★☆
セキュリティアップデートが4年に延長され、より長く安心して使えます。子どもからシニアまで、誰にでも優しいモードが用意されている点も素晴らしいです。

価格:★★★★☆
これだけの性能と独自の安心機能を備えながら、3万円台から購入できるコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

総評】★★★★☆

「ちょうどいい」を再定義する確かな進化

AQUOS wish5は、「超いいよりも、ちょうどいい」というコンセプトを完璧に体現し、さらにその基準を一段階上へと引き上げたスマートフォンです。前モデルのAQUOS wish4が築いた「日常使いに十分な性能」という土台の上に、より快適な動作をもたらす進化したCPU、目で見てわかるほど滑らかになった120Hz駆動ディスプレイなど、ユーザーが日々体感できる部分で着実な進化を遂げています。

決して全てのスペックが最高峰というわけではありません。しかし、SNSの閲覧、メッセージのやり取り、動画視聴といった多くの人がスマートフォンで行うであろう基本的な操作において、一切のストレスを感じさせないバランスの良さは見事です。まさに、多くの人にとっての「これで十分」を、高いレベルで満たしてくれる一台です。

他にない「安心」という絶対的な価値

本機を単なるエントリーモデル以上の存在にしているのが、他に類を見ない「安全・安心」機能です。振るだけで作動する「防犯アラート」と、AIが詐欺電話をブロックする「電話アシスタント」は、もはや単なる便利機能の域を超えています。

これらは、スマートフォンがコミュニケーションツールであると同時に、私たちの生活を守る「お守り」にもなり得ることを示しています。特に、初めてスマートフォンを持つお子さんや、デジタル機器に不慣れなシニア世代のご家族に持たせる一台として、これほど説得力のある選択肢は他にないでしょう。この絶対的な安心感こそ、AQUOS wish5が持つ最大の価値です。

購入前の注意点

これほど魅力的なAQUOS wish5ですが、購入前に知っておくべき注意点もいくつかあります。この価格を実現するために、いくつかの機能は割り切って作られています。まず、高い性能を要求される3Dゲームを快適に楽しみたい方には不向きです。日常的なパズルゲームなどは問題ありませんが、「原神」のような重いゲームは動作がカクつき、性能不足を感じるでしょう。

また、カメラはシングルレンズ構成のため、より高価格帯のスマートフォンが搭載するような超広角や望遠の撮影はできません。あくまで標準的な画角での撮影がメインとなります。このほか、スピーカーはモノラルで音質にこだわりたい方には物足りなく感じることや、晴天の屋外では画面が少し暗く感じられる場合があることも、理解しておくと良いでしょう。

こんな人におすすめ

もしあなたが、重たい3Dゲームを最高画質でプレイしたり、プロのような写真を撮ったりすることをスマートフォンに求めていないのであれば、AQUOS wish5は最高の選択肢の一つになります。「初めてのスマートフォンを探しているお子さんのため」「離れて暮らす両親に、安心して使える一台を」「とにかく丈夫で、長く使える低価格なスマートフォンが欲しい」…そんなニーズに、AQUOS wish5は完璧に応えてくれるはずです。ぜひ購入を検討してみてください。

AQUOS wish5の価格・購入先

AQUOS wish5のカラーバリエーション5色。

※価格は2025/12/04に調査したものです。価格は変動します。

シャープ公式ストア

SH-M32のSIMフリーモデル

34,980円 (税込)で販売されています。

シャープ公式ストアで「AQUOS wish5」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで30,770円(税込・SIMフリー)、
  • 楽天市場で31,773円(送料無料・SIMフリー)、
  • ヤフーショッピングで31,773円(SIMフリー)、

で販売されています。

Amazonで「AQUOS wish5」をチェックする

楽天市場で「AQUOS wish5」をチェックする

ヤフーショッピングで「AQUOS wish5」をチェックする

AQUOS wish5を安く買う方法

AQUOS wish5をできるだけ安く購入するには、IIJmioなどの格安スマホ(MVNO)や、ワイモバイルなどのサブブランドを利用するのがいいでしょう。また、楽天モバイルなどのキャリア(MNO)でも値下げされることがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

ワイモバイル

ワイモバイルのAQUOS wish5の価格は、購入方法によって大きく異なります。

実質負担額 24円

「新トクするサポート」を利用し、他社からのりかえまたは新規契約(シンプル2 M/Lプラン)で48回払いを選択。25ヶ月目に機種を返却すると、残りの支払いが不要になり、最も安く利用できます。

一括払いまたは返却しない場合の支払総額 15,120円

上記ののりかえ・新規契約の条件で購入した場合の価格です。

通常価格 31,680円

割引を適用しない場合の定価です。

ワイモバイルで「AQUOS wish5」をチェックする

IIJmio

IIJmioのAQUOS wish5の価格は、2025年8月31日までの期間限定キャンペーンで非常にお得になっています。

キャンペーン価格(他社からのりかえ)

  • 一括払い: 14,800円(税込)
  • 24回払い: 月々618円(税込)

通常価格

  • 一括払い: 33,800円(税込)
  • 24回払い: 月々1,420円(税込)

のりかえ(MNP)でギガプランを契約すると、通常価格の半額以下で購入できます。

IIJmioで「AQUOS wish5」をチェックする

楽天モバイル

楽天モバイルのAQUOS wish5の価格は、キャンペーンの利用で大きく変わります。

実質負担額 15,900円

初めて楽天モバイルを契約し、他社からのりかえ(MNP)すると、合計16,000円相当のポイント還元が適用され、最もお得に購入できます。

製品価格(定価) 31,900円

キャンペーンを利用しない場合の通常価格です。

支払い方法

  • 一括払い: 31,900円
  • 分割払い: 24回(月々1,329円)または48回(月々664円〜)も選択可能です。

楽天モバイルで「AQUOS wish5」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

AQUOS wish5」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

AQUOS wish4

シャープから発売された6.6インチの5Gスマートフォンです(2024年7月4日 発売)。

Android 14、MediaTek Dimensity 700、4GB LPDDR4x メモリ、HD+液晶、64GB ストレージ、5000 mAh バッテリー、背面50.1MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ、3.5mmイヤホンジャック搭載で、

ジュニアモード、かんたんモード、迷惑電話対策機能、IP68防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ、アルコール除菌、ハンドソープ洗浄、デザリング、インテリジェントチャージ、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、BLuetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで19,150円、楽天市場で16,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,980円(SIMフリー)、です。

関連記事:AQUOS wish4徹底レビュー!バッテリー、カメラ、性能をwish3と比較

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AQUOS sense10

シャープから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年11月13日発売)。

Android 16、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、6GB または 8GB LPDDR4X メモリ、フルHD+ (2,340×1,080) の Pro IGZO OLEDディスプレイ、128GB または 256GB UFS 2.2 ストレージ、5,000mAhバッテリー、背面 約5030万画素+約5030万画素の2眼カメラ、前面 約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AIカメラ機能(影除去・ショーケースモード)、AI通話機能「Vocalist」(ボーカリスト)、「電話アシスタント」(伝言文字起こし)、最大2TBまでのストレージ拡張 (microSDXCカード対応)

「デュアルBOXスピーカー」(両側Box構造)、USB Power delivery Revision3.0、オートマクロ、ポートレート(2倍画角対応)、11種類のPHOTO STYLE フィルター(夕映え、平成POPなど)、Gemini、かこって検索、に対応、可変リフレッシュレート(1~240Hz駆動)、「インテリジェントチャージ」に対応。

おサイフケータイ® (FeliCa対応)、Payトリガー、IPX5/IPX8防水・IP6X防塵、耐衝撃(MIL規格準拠)、指紋認証 (電源ボタン一体型)、顔認証 (マスク対応)、USB Type-C (USB3.2 Gen1, DisplayPort v1.4対応)、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で67,430円(SIMフリー・送料無料)、ヤフーショッピングで63,275円、ココロストアで62,700円~、です。

関連記事:AQUOS sense10徹底レビュー!進化したCPU性能とカメラの実力を評価

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BASIO active3

au/UQ mobileから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年4月18日発売)。

Android™ 14、MediaTek Dimensity 6300 プロセッサ、4GBメモリ、HD+(1,560×720)のTFT-LCD液晶、64GBストレージ、4500mAhバッテリー、背面5,000万画素の広角カメラと約200万画素のマクロカメラからなる2眼カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、おサイフケータイ(NFC)IPX5/IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能、迷惑電話対策機能、お好み調整(文字サイズ、画面消灯時間、通話音質)、画面録画、スマホの健康診断、でかピクト表示、天気などがわかるホーム画面に対応しています。

さらに、ワンタッチボタン、電話・メール専用ボタン、ダイレクトボタン(アプリ起動・音声検索)、歩数計(au限定通知機能あり)、トピックスクリーン、radiko+FM(ラジスマ、イヤホン別売)、指紋認証(電源ボタン)、顔認証(マスク対応)、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

関連記事:BASIO active3徹底レビュー!初心者向け進化点をactive2と比較

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Galaxy A25 5G

Samsungから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年2月27日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 6100+、4GBメモリ、720 x 1600 pxのTFT液晶、64GBストレージ、最大21時間(動画再生時)駆動する5000 mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IPX5/IPX8防水防塵、、おサイフケータイ (Felica)、最大1.5TBまでのストレージ拡張、「かんたんモード」、「Galaxy使い方相談」、「端末リモート追跡」、通話録音、「Samsung Health」、「Smart Switch」(データ移行)、目の保護モード、バッテリーの保護、省電力モード、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで23,737円(税込・SM-A253QZKASJP)、楽天市場で15,580円(docomo・SIMフリー・送料無料)、ヤフーショッピングで15,680円(au・SIMフリー)、です。

関連記事:Galaxy A25 5Gをレビュー!メリット・デメリット、価格、スペック、カメラ性能

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moto g05

モトローラから発売された6.7インチのスマートフォンです(2025年3月14日発売)。

Android 15、MediaTek Helio G81 Extreme、8GBメモリ、HD+(1,604 x 720 px)のTFT液晶、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面 約5,000万画素のメインカメラ、前面 約800万画素 のフロントカメラを搭載しています。

また、最大24GBまでのメモリ拡張、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、シンプルホーム、詐欺・迷惑電話対策、スマートスタートボタン、

IP52防水、最大1TBまでのストレージ拡張、、指紋認証(側面)、顔認証、USB Type-C (USB 2.0 /OTG)、3.5mmイヤホンジャック、、FMラジオ、デザリング、4G通信、 DSDV、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.4、GPS、NFC、に対応しています。

価格は、Amazonで16,020円(税込)、楽天市場で17,562円(送料無料)、ヤフーショッピングで16,980円、です。

関連記事:moto g05 徹底レビュー!moto g24からの進化点・違いを評価

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moto g66j 5G

Motorolaから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7060、8GBメモリ(RAMブーストにより最大24GBまで拡張可能)、2,400 x 1,080 pxのLCD、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約3,200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、IP68・IP69/MIL-STD-810H防水防塵、おサイフケータイ®、最大2TBまでのストレージ拡張、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth® 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで28,909円(税込)、楽天市場で29,705円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,137円、です。

関連記事:moto g66j 5G 徹底レビュー!耐久性・カメラ・機能をg64と比較

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OPPO A5 5G

OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年12月4日発売)。

ColorOS 15.0 (Android 15)、MediaTek Dimensity 6300、4GB(LPDDR4X)メモリ、1604 x 720 pxのLCD液晶、128GB (UFS 2.2)ストレージ、6,000mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約200万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「AI消しゴム2.0」、「AI鮮明度強化」、「AIぼけ除去」、「AI反射除去」、「AI Studio」)、45W SUPERVOOC 急速充電、リバースチャージ機能、「スプラッシュタッチ」、手袋モード、「ウルトラボリュームモード」、タッチサンプリングレート 最大240Hz、アウト/イン同時撮影機能、「4年間」の快適操作に対応。

IPX5/IP6X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、「マイナンバー機能」、リフレッシュレート 最大120Hz、仮想メモリ(合計最大8GB相当)、最大1TBまでのストレージ拡張、サイド指紋認証、顔認証、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで32,800円(税込・SIMフリー・日本国内版)、楽天市場で32,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,800円、です。

関連記事:OPPO A5 5G徹底レビュー!AI進化のカメラとゲーム性能、デメリット評価

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OPPO A3 5G

OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年12月12日発売)。

MediaTek Dimensity 6300、4GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 2.2ストレージ、5100 mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、45W 急速充電、IP54防水防塵、MIL-STD-810H、プラッシュタッチ、ウルトラボリューム、最大8GBまでのメモリ拡張、おサイフケータイ、NFC、デザリング、eSIM、最大1TBまでのストレージ拡張、側面指紋認証、顔認証、USB 2.0 Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで18,990円(税込)、楽天市場で19,118円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,800円、です。

関連記事:頑丈でコスパ最強! OPPO A3 5Gの耐久性と魅力を徹底レビュー!

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motorola edge 60 proレビュー!前モデルとの違いと進化点は?

motorola edge 60 pro 本体ダズリングブルーの上部。前面と背面が並んでいる。
2025年7月4日に発売された「motorola edge 60 pro」は、MediaTek Dimensity 8350 Extremeプロセッサを搭載し、その飛躍的な性能向上で大きな注目を集めています。

このレビューでは、motorola edge 60 proが日々の生活やクリエイティブな作業をどれだけ快適にするのか、前モデル「motorola edge 50 pro」から何が進化したのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

motorola edge 60 pro の長所(Pros):

  • 価格を超えた圧倒的なパフォーマンス:最新CPU、LPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージを搭載し、あらゆる動作が高速。
  • クラス最高峰の耐久性:IP68防水防塵に加え、高圧・高温水流に耐えるIP69とMIL-STD-810H規格に準拠。
  • 屋外でも抜群の視認性を誇るディスプレイ:公称ピーク輝度4500nitを誇り、直射日光下でも画面がくっきりと見える。
  • 生活を豊かにする独自の「moto ai」:集合写真の自動補正や通知の要約など、賢いAI機能が日々の利便性を高める。
  • 安心のバッテリーと超急速充電:5,000mAhの大容量バッテリーと、わずかな時間で充電が完了する125W TurboPower™充電に対応。

motorola edge 60 pro の短所(Cons):

  • 一部スペックのダウングレード:USBポートがUSB 2.0規格に変更され、有線でのデータ転送速度が低下 。ワイヤレス充電速度も前モデルより遅くなった。
  • 動画撮影性能の課題:歩きながらの動画撮影では、手ブレ補正に改善の余地がある。
  • 高負荷時の発熱:長時間ゲームをプレイするなど、高い負荷をかけ続けると本体が熱を持ちやすい。
  • AI機能の制限:便利なAIキーはカスタマイズできず、一部機能は日本語に未対応。

総合評価:

motorola edge 60 proは、パフォーマンスと耐久性という核となる部分に徹底的にこだわり、AIによる新しい体験価値を提供する、コストパフォーマンスに優れた一台です。一方で、USBポートの仕様変更など一部割り切った点もあるため、有線での映像出力やデータ転送を重視するユーザーは注意が必要です。

この記事で分かること

  1. motorola edge 60 proのスペック詳細
  2. 前モデルedge 50 proとの違いを項目別に徹底比較
  3. Antutuベンチマークスコアと他社CPUとの性能比較
  4. ゲーム性能原神、フォートナイトなど6作品)の実機レビュー
  5. AIがアシストするカメラ性能(Sonyセンサー、作例、動画)を詳しく解説
  6. 4500nitのディスプレイの明るさや新機能「Water Touch」の使用感
  7. バッテリー持ち125W超急速充電の実力
  8. デザイン、質感、耐久性(IP69/MIL規格)の評価
  9. 便利なmoto ai機能(AIキー、通知要約、画像生成など)の使い方
  10. ライバル機種と比較した場合のメリット・デメリット
  11. 対応バンドと国内4大キャリア(ドコモ, au, ソフトバンク, 楽天モバイル)での利用可否
  12. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  13. 最新の価格、キャンペーン情報、お得な購入先(IIJmio、ソフトバンクなど)、他社ライバル機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「motorola edge 60 pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:AI機能搭載の理想のカーブディスプレイを見つける | motorola edge 60 pro | motorola JP

デザイン:motorola edge 60 pro ~手に馴染む美しさと、過酷な環境にも耐えるタフネスの両立~

motorola edge 60 pro 本体シャドーグリーンの背面

ここでは、motorola edge 60 proを手にした瞬間に感じたデザインの魅力、前モデルmotorola edge 50 proからの進化点、そして接続ポートなどの物理的な特徴について、実際の使用感とともにお伝えしていきます。

所有欲を満たす、洗練されたデザインと質感

箱から取り出して最初に感じたのは、その洗練された佇まいです。前モデルのmotorola edge 50 proヴィーガンレザーの質感が非常に良く、手にしっとりと馴染む感触がお気に入りでした 。motorola edge 60 proは、その良さをしっかりと受け継ぎつつ、さらに所有欲を満たす一台に仕上がっています。4辺がカーブしたなめらかなフォルムは、まるで一つの塊から削り出されたかのような一体感があります 。

私が選んだカラーは「PANTONE Dazzling Blue(ダーズブルー)」ですが、これがまた個性的です 。背面はナイロンを思わせる独特の仕上げで、布地のような温かみのある手触りです 。指紋が全く気にならず、グリップ感も良好なため、ケースを付けずに使いたくなる魅力があります 。また、カメラ部分の盛り上がりが非常に緩やかで、デザインに自然に溶け込んでいる点も素晴らしいと感じました 。机の上に置いてもガタつくことがないので、カフェで通知を確認する際など、ちょっとした仕草もスマートになります。

カラーの違いを比較

  • motorola edge 60 pro:PANTONE Shadow (シャドーグリーン), Dazzling Blue (ダズリングブルー), Calcite (カルサイトホワイト)
  • motorola edge 50 pro:ブラックビューティ、リュクスラベンダー

大画面なのに驚くほどスリムで軽い

仕様上のサイズは約161mm x 74mm x 8.3mm、重さは約184gと、前モデルのedge 50 proとほとんど変わらない数値です 。しかし、実際に手に取ると、この数値以上に軽くてスリムに感じられます。その秘密は、やはり4面がカーブしたクワッドカーブデザインにあるのでしょう 。画面サイズは6.7インチと大きいにもかかわらず、自然と手にフィットし、通勤中の電車内で立ったまま片手で操作する際も、不安を感じることはありませんでした。

サイズ・重量の違いを比較

  • motorola edge 60 pro:約161mm x 74mm x 8.3mm、約184g
  • motorola edge 50 pro:約161.23mm x 72.4mm x 8.19mm、約186g

美しさだけじゃない、格段に進化したタフネス

motorola edge 60 pro 本体ダズリングブルーを片手でもつ。背面が見える。

デザインの美しさもさることながら、私がmotorola edge 60 proで最も感動したのは、その耐久性の進化です。前モデルのedge 50 proもIP68の防水防塵に対応しており、バイクのナビとして使っていた際の突然の雨でも全く問題ありませんでした 。しかし、edge 60 proはそれをさらに超え、高圧・高温のジェット水流にも耐えるIP69、そして米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hにも準拠しています 。

このおかげで、週末に楽しむキャンプや登山といったアウトドアシーンでも、スマートフォンのことを一切気にせず活動に集中できるようになりました。川辺で写真を撮るときに水しぶきがかかっても、うっかり落としてしまっても大丈夫、という安心感は、何物にも代えがたい価値があります。

耐久性の違い

  • motorola edge 60 pro: IP68・IP69 準拠の防水防塵 / MIL-STD-810H準拠
  • motorola edge 50 pro:IP68準拠の防水防塵

便利なAIキーと、購入前に知っておきたい接続ポートの変更点

本体の側面を見ると、edge 50 proにはなかった新しいボタンが左側に追加されていることに気づきます 。これは専用のAIキーで、長押しするとMoto AIが起動し、音声でメモを取ったり情報を要約させたりできます 。とっさにアイデアを記録したい時に非常に便利ですが、このキーを他のアプリの起動などに割り当てられないのは、少し残念な点です 。

motorola edge 60 proの底面にある接続ポート

そして、購入を検討している方に最も注意してほしいのが、USB Type-Cポートの仕様変更です。前モデルのedge 50 proはUSB 3.1規格で、外部ディスプレイへの映像出力(DisplayPort)にも対応していました 。しかし、motorola edge 60 proのポートはUSB 2.0規格に変更されています 。

PCへの大容量データ転送や、Smart Connect機能を有線で使って大画面で作業したいと考えていたユーザーにとっては、大きな違いとなるでしょう。私自身、ワイヤレス接続がメインなので大きな影響はありませんでしたが、使い方によっては重要なポイントなので、事前に確認することをお勧めします。

接続ポートの違い

  • motorola edge 60 pro:USB Type-C (USB 2.0)
  • motorola edge 50 pro:USB Type-C (USB 3.1, DP 1.4)

まとめ:デザインと接続ポート

  • デザインと質感: 前モデルの良さを継承し、4面カーブデザインとPANTONEカラー、ナイロン風の仕上げで所有欲を満たす洗練されたデザイン 。
  • サイズと重量: 大画面ながらスリムで軽く、edge 50 proとほぼ同等の持ちやすさを実現 。
  • 耐久性: edge 50 proのIP68防水防塵に加え、IP69とMIL-STD-810H規格に準拠し、タフネスが大幅に向上 。アウトドアでも安心して使える。
  • ボタン: 新たに専用のAIキーが追加され、特定のAI機能へ素早くアクセス可能になった 。
  • 接続ポート: USB Type-Cポートが前モデルのUSB 3.1からUSB 2.0へ変更されており、有線でのデータ転送速度や映像出力機能に違いがあるため注意が必要 。
  • 第一印象:手に吸い付くような質感と洗練されたデザインに所有欲が満たされる一方、USBポートの仕様変更など、購入前に確認すべき点も併せ持つ堅実な一台。

ディスプレイ:motorola edge 60 pro ~太陽の下でも鮮明、濡れた指でも快適操作~

motorola edge 60 proのディスプレイ。起動後のUI画面。

ここでは、motorola edge 60 proのディスプレイがもたらす映像体験の素晴らしさについて、前モデルmotorola edge 50 proとの比較を交えながら、実際の使用感をもとに詳しくレビューしていきます。特に、驚異的に向上した明るさや、日常の使い勝手を大きく変える新機能に焦点を当てていきます。

圧倒的な明るさ、屋外での視認性が劇的に向上

前モデルのmotorola edge 50 proが搭載していた2000nitのディスプレイも、日中の屋外で十分な視認性を確保していました。 しかし、motorola edge 60 proは、その2倍以上となる公称4,500nitという驚異的なピーク輝度を実現しています。

この進化は、まさに「感動」の一言です。先日、公園で友人と待ち合わせをした際、強い日差しの中でGoogleマップを確認する場面がありました。これまではスマートフォンの画面に手で影を作らないと見づらいことがありましたが、edge 60 proはまるで室内で見ているかのように地図がくっきりと表示され、ストレスなく目的地にたどり着くことができました。もちろん、この4,500nitという数値は特定の条件下での最大値ですが、自動輝度調整でも非常に明るく、どんな環境でも視認性の問題を感じることはありませんでした。

輝度の違い

  • motorola edge 60 pro:4,500nit
  • motorola edge 50 pro:2,000nit

滑らかさと美しさは健在、賢明なリフレッシュレートの選択

スペックシートを見ると、リフレッシュレートが前モデルの144Hzから120Hzに変更されていることに気づくかもしれません。 一見するとダウングレードのように思えますが、実際に使ってみると、その差を体感することはほとんどありませんでした。SNSのタイムラインをスクロールする時も、アクションゲームの『原神』をプレイする時も、その動きは非常に滑らかです。多くのユーザーにとって144Hzと120Hzの違いはごく僅かであり、バッテリー効率とのバランスを考えれば、これは非常に賢明な判断だと感じました。

リフレッシュレートの違い

  • motorola edge 60 pro:120Hz
  • motorola edge 50 pro:144Hz

HDR10+や広い色域(DCI-P3)への対応も健在で、YouTubeで好きなアーティストのミュージックビデオを再生すると、その鮮やかな色彩と深いコントラストに思わず引き込まれます。 ただ、残念な点として、NetflixのHDRコンテンツ再生には引き続き対応しておらず、標準画質でのストリーミングとなってしまう点は、映画好きとしては少し物足りなく感じました。

雨の日も、料理中も。新機能「Water Touch」の感動

motorola edge 60 proの画面に水滴がついている。

motorola edge 60 proのディスプレイで、私が最も実用的だと感じた新機能が「Water Touch」です。 これは画面に水滴がついてもタッチ操作が正確に行えるというもので、まさに「かゆいところに手が届く」機能でした。先日、キッチンでレシピサイトを見ながら料理をしていた際、濡れた手で画面をスクロールしても全く誤作動しなかったのには本当に驚きました。これまでのスマートフォンでは、一度手を拭かなければ操作できず、地味にストレスを感じていました。

この機能のおかげで、急な雨の中、屋外でメッセージを確認したり、お風呂で動画を楽しんだりといった、これまでスマートフォンの操作をためらっていたシーンでも、安心して使えるようになりました。日常生活における利便性を大きく向上させてくれる、素晴らしい進化点です。

6.7インチの大画面とSuper HD解像度がもたらす没入感

そして忘れてはならないのが、このスマートフォンの映像体験の核となる、6.7インチという大画面です 。前モデルのmotorola edge 50 proで好評だったこのサイズ感は、edge 60 proでも健在です 。映画を観る際には、その迫力ある画面が視界いっぱいに広がり、まるで小さな映画館にいるかのような没入感を味わうことができました。特にAmazonプライム・ビデオでアクション映画を観たときは、細部まで作り込まれた映像の世界に完全に引き込まれてしまいました。

さらに、その解像度は一般的なフルHDを超える2,712×1,220ピクセルの「Super HD」です 。この高精細さのおかげで、Webサイトの小さな文字もくっきりと読みやすく、自分で撮影した高画質な写真も細部まで鮮明に表示してくれます。大画面と高解像度の組み合わせは、SNSのタイムラインを追いかけるといった日常的な使い方から、ゲームや動画鑑賞といったエンターテイメントまで、あらゆるシーンで満足度を高めてくれる、本機の大きな魅力と言えるでしょう。

ディスプレイサイズ、解像度は変更なし

motorola edge 60 proとedge 50 pro(共通):6.7インチ、2,712×1,220ピクセルの「Super HD」

まとめ:ディスプレイ

  • 輝度: 前モデルの2000nitから公称4500nitへと大幅に向上し、直射日光下での視認性が劇的に改善された。
  • リフレッシュレート: 144Hzから120Hzへ変更されたが、体感上の滑らかさにほとんど差はなく、実用上十分な性能を維持している。
  • 新機能: 新たに「Water Touch」機能を搭載し、画面や指が濡れていても正確なタッチ操作が可能になり、日常の利便性が向上した。
  • 画質: 高解像度なpOLEDディスプレイとHDR10+対応は健在で、美しい映像体験を楽しめるが、NetflixのHDR再生には非対応。
  • 第一印象:屋外での視認性の高さは感動レベルで、実用的な新機能も光る。映像体験の質をあらゆる場面で高めてくれる、妥協のないディスプレイ。

パフォーマンス:motorola edge 60 pro ~日常からクリエイティブ作業まで、全てを格上げする処理能力~

motorola edge 60 proの前面。ディスプレイの上部。

ここでは、motorola edge 60 proのパフォーマンスについて、その性能がいかに前モデルのmotorola edge 50 proから飛躍的な進化を遂げたのかをレビューしていきます。CPUの圧倒的なパワーアップに加え、メモリやストレージといった内部パーツの「三位一体」の進化が、日常のあらゆる操作をどのように変えたのか、具体的な使用感とともにお伝えします。

処理能力の劇的進化、Dimensity 8350 Extremeの実力

motorola edge 60 proに触れて最も衝撃を受けたのは、その圧倒的なパフォーマンスの向上です。前モデルのedge 50 proが搭載していたSnapdragon 7 Gen 3も、日常使いでは十分快適なプロセッサーでした。しかし、edge 60 proに搭載されたMediaTek Dimensity 8350 Extremeは、まさに別次元のパワーを秘めています。

CPUの違い

  • motorola edge 60 pro:Qualcomm® Snapdragon™ 7 Gen 3
  • motorola edge 50 pro:MediaTek Dimensity 8350

このパワーの違いは、両者の心臓部であるCPUの根本的な設計から生まれています。まず、どちらのプロセッサーも、省電力性と高性能を両立する最先端の「TSMC 4nmプロセス」で製造されています。しかし、真の違いはその中身、CPUのコア構成と動作周波数にあります。両者ともに高性能なCortex-A715コアと高効率なCortex-A510コアを組み合わせた現代的な設計ですが、edge 60 proのDimensity 8350 Extremeは、最も高性能なコアが最大3.35GHzという非常に高いクロックで動作します。これは、edge 50 proのSnapdragon 7 Gen 3が持つ同等コアの2.63GHzという数値を大きく上回るものです。

この動作周波数の差は、言わば自動車のエンジンの回転数を限界まで高めたようなもので、同じ設計のコアでも、より多くの計算を短時間でこなせることを意味します。このCPUの根本的な性能差が、写真のRAW現像や4K動画の編集といった、プロセッサーに高い負荷がかかる場面で顕著な違いとなって現れます。edge 50 proでも可能だった作業が、edge 60 proでは待ち時間なく、より快適に行えるのです。

プロレベルの作業も快適に、クリエイティブ性能の向上

先日、友人の結婚式でたくさんの写真を撮影し、後からベストショットを選ぼうとAdobe Lightroom MobileRAW画像の編集作業を始めました。前モデルのedge 50 proでもRAW現像は可能でしたが、一枚のファイルを読み込む際にわずかな待ち時間があり、連続で作業すると少しずつストレスを感じていました。

しかし、edge 60 proではまるでPCで作業しているかのように、数十枚の写真が瞬時に読み込まれ、明るさやコントラストを調整するスライダーを動かしても、プレビューが遅れることなくリアルタイムに反映されるのには本当に感動しました。これなら、出先のカフェでも本格的な写真編集ができます。

4K動画の編集作業でも、その差は歴然でした。旅行先で撮影した複数の4K動画クリップを繋ぎ合わせてVlogを作成したのですが、edge 60 proではタイムライン上でのカクつきが一切なく、スムーズにカット編集を進められました。何より驚いたのが、5分程度の4K動画の最終的な書き出し(レンダリング)が、ほんの数分で完了したことです。以前edge 50 proで同じような作業をした際はもっと時間がかかっていたので、この進化のおかげで、旅の思い出をその日のうちにSNSにアップすることも全く苦になりません。

規格の進化が体感速度を変える、LPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージ

edge 60 proの快適さは、強力なCPUだけで成り立っているわけではありません。メモリが前モデルのLPDDR4Xからより高速なLPDDR5Xへ、そしてストレージもUFS 2.2から読み書き速度が劇的に速いUFS 4.0へと、それぞれ最新規格にアップグレードされています。

メモリは、前モデルのLPDDR4Xが最大4,266Mbpsの転送速度だったのに対し、edge 60 proLPDDR5X最大8,533Mbpsと、ちょうど2倍の速度を誇ります。これは、CPUとメモリ間のデータの通り道が2倍に拡幅されたようなもので、複数のアプリを同時に立ち上げても情報の渋滞が起きず、アプリの切り替えが非常にスムーズになりました。

さらにストレージは、前モデルのUFS 2.2(最大1.2GB/s)から、最大転送速度が2.9GB/s (23.2Gbps)にも達するUFS 4.0へと、劇的な進化を遂げました。読み書き速度が2倍以上に高速化されたことで、アプリの起動時間や高解像度写真の表示速度に直結します。この圧倒的な速度差のおかげで、ローディング画面を眺める時間が明らかに短縮され、一度味わうと元には戻れないほどの快適さです。

なお、motorola edge 60 pro はSDカード(microSDXCカード)に対応していません。十分なストレージ容量を搭載していますが、大量の動画などを保存したい場合は注意が必要です。

メモリ・ストレージの違い

  • motorola edge 60 pro:(メモリ) 12GB LPDDR5X、(ストレージ)256GB UFS 4.0
  • motorola edge 50 pro:(メモリ)最大12GB LPDDR4X、(ストレージ)最大256GB UFS 2.2

まとめ:パフォーマンス

  • CPU: 両モデルともTSMC 4nmプロセスで製造されているが、edge 60 proのDimensity 8350 Extremeは、前モデルのSnapdragon 7 Gen 3に比べてCPUコアの動作周波数が大幅に向上しており、処理能力が飛躍的に進化した。
  • クリエイティブ性能: RAW現像や4K動画編集といった高負荷な作業も、PCのように快適にこなせるほどのパワーを持つ。
  • メモリ: 前モデルのLPDDR4X(最大4,266Mbps)から、転送速度が2倍のLPDDR5X(最大8,533Mbps)にアップグレードされ、マルチタスク性能が向上した。
  • ストレージ: 前モデルのUFS 2.2(最大1.2GB/s)から、読み書き速度が2倍以上高速なUFS 4.0(最大2.9GB/s)に進化し、アプリの起動やデータのロード時間が大幅に短縮された。
  • 第一印象:前モデルとは比較にならないほどのパフォーマンス向上を遂げ、日常使いはもちろん、高負荷なクリエイティブ作業まで快適にこなす。まさに価格以上のパワーを秘めた一台。

Antutuベンチマーク

motorola edge 60 proMediaTek Dimensity 8350 Extreme プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約144万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「14403823」、CPUで「309262」、GPUで「526505」、MEMで「340218」、UXで「264397」

一方、前モデル「motorola edge 50 pro」は Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 85万 (849360) を記録していました。

例:Antutu V10 総合で「849360」、CPUで「273078」、GPUで「258169」、MEMで「147824」、UXで「170289」

motorola edge 60 proは前モデル「motorola edge 50 pro」よりもスコアが約 59万点 上がっていることから、性能が大幅に向上したといえます。

MediaTek Dimensity 8350 Extreme性能を比較

motorola edge 60 proが搭載するMediaTek Dimensity 8350 Extreme プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

motorola edge 60 pro グラフ Antutu-Media-Tek-Dimensity8350-Extreme

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:約 200万
  2. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:約 156万
  3. MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu:約 144万
  4. Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:約 100万
  5. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万
  6. Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
  7. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万
  8. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu 約 67万
  9. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
  10. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万

比較から分かること

motorola edge 60 proが搭載するMediaTek Dimensity 8350 Extremeは、約144万点という極めて高い総合スコアを記録しています。このスコアは、現在のスマートフォン市場において、紛れもなく高性能帯に属するチップセットであることを明確に示しています。市場の頂点に君臨するSnapdragon 8 Gen 3(約200万点)や、同じMediaTekの高性能モデルであるDimensity 8400 Ultra(約156万点)にはスコア上では及ばないものの、これらのフラッグシップ級SoCに次ぐ、あるいは準フラッグシップと呼ぶにふさわしい優れた性能です。

具体的に他のチップセットと比較すると、例えばGoogleが開発するTensor G4(約100万点)や、Qualcommのミドルハイレンジ向け最新チップであるSnapdragon 7 Gen 3(約85万点)を大きく引き離す性能であり、motorola edge 60 proが一般的なミドルレンジスマートフォンとは一線を画す、強力な処理能力を備えていることがこのデータから強く示唆されます。

この数値は、単に日常的な操作が快適であるだけでなく、グラフィック処理能力が要求される最新の3Dゲームを高画質設定で楽しんだり、4K解像度といった高精細な動画の撮影や編集作業を行ったり、AR(拡張現実)アプリケーションのような先進的な機能を利用したりする際にも、ユーザーにストレスを感じさせにくい、滑らかで応答性の高い動作を提供できるレベルにあると考えられます。

「Extreme」という名称が冠されていることからも、MediaTek Dimensity 8000シリーズの中でも特にパフォーマンスが強化されたモデルであることがうかがえ、そのスコアは期待通りの高い水準を示しています。

ゲーム性能を徹底検証!Dimensity 8350 Extremeはゲーマーの期待に応えられるか?

ここでは、「motorola edge 60 pro」に搭載されたMediaTek Dimensity 8350 Extreme プロセッサで、人気の高い6つのゲームタイトルを実際にプレイし、フレームレート(fps)を計測。その実力を徹底的にレビューしていきます。

原神:美しいオープンワールドをどこまで快適に冒険できるか?

まず試したのは、スマートフォンの性能を測る「ベンチマークソフト」とさえ言われる高負荷ゲームの代表格、『原神』です。

グラフィック設定を「高」にしてプレイしたところ、フレームレートは平均55fpsから60fpsという非常に高い数値を叩き出しました。特に処理が重くなりがちな璃月や稲妻といった都市部を駆け巡っても、キャラクターの動きや視点移動は驚くほど滑らか。元素爆発が入り乱れる激しい戦闘シーンでも、目立ったカクつきはほとんど感じられず、ストレスなくバトルに集中できました。

さすがにグラフィック設定を「最高」まで引き上げると、場面によっては45fpsあたりまで落ち込むこともありましたが、画質と快適性のバランスを考えれば、このチップの性能は圧巻の一言。美しいテイワット大陸の隅々まで、心ゆくまで冒険を堪能できるでしょう。

フォートナイト:激しい建築バトルでもフレームレートは安定するのか?

次に、一瞬の判断と精密な操作が勝敗を分けるバトルロイヤルゲーム、『フォートナイト』をテスト。ここではフレームレートの安定性が何よりも重要です。

グラフィックを「高」、フレームレート上限を「90fps」に設定してプレイしたところ、なんと平均70fpsから85fpsという驚異的なパフォーマンスを発揮。多数のプレイヤーが入り乱れる終盤の激戦区や、複雑な建築物を素早く構築する場面でもフレームレートの急激な落ち込みはほとんどなく、常に安定したプレイ環境が提供されました。これは、競技シーンでの利用も視野に入るほどのポテンシャルです。

Call of Duty: Warzone Mobile:PC級の戦場をモバイルで体感

PC/コンソール版の興奮をそのままモバイルに移植した『Call of Duty: Warzone Mobile』は、比較的新しいタイトルながら、そのグラフィック品質から要求スペックも高めです。

このヘビー級タイトルに対しても、Dimensity 8350 Extremeは余裕の対応を見せます。グラフィック設定を「中」から「高」程度に設定することで、平均60fpsをターゲットにした快適なプレイが実現しました。広大なマップで遠くの敵を索敵する場面や、複数部隊が激しく衝突する銃撃戦の最中でもパフォーマンスは安定。ラグを感じることなく、スムーズで本格的な戦場体験に没入できました。

ディアブロ イモータル:無数の敵とエフェクトを物ともしない圧倒的パワー

ハックアンドスラッシュの金字塔「ディアブロ」シリーズの爽快感を味わえる『ディアブロ イモータル』。画面を埋め尽くす無数の敵と、ド派手なスキルエフェクトがこのゲームの醍醐味です。

このチップの真価が最も発揮されたのが、このタイトルかもしれません。グラフィック設定を「最高」にしても、フレームレートはほぼ常に60fpsに張り付いたままという、まさに完璧な動作を見せてくれました。ダンジョンで敵の大群に囲まれ、スキルを連発するような極端に負荷のかかる状況でも、処理落ちは一切なし。ただひたすらに、爽快なアクションを堪能できる圧巻のパフォーマンスでした。

NieR Re[in]carnation:儚く美しい世界観に浸る、極上の安定感

独特のアートスタイルと音楽でプレイヤーを魅了する『NieR Re[in]carnation』。このゲームでは、激しいアクションよりも、その退廃的で美しい世界観を損なわないスムーズな描画が求められます。

Dimensity 8350 Extremeは、その期待に完璧に応えてくれました。最高画質設定において、フレームレートはほぼ常時60fpsで安定。静かな「ケージ」を探索する足取りも、バトル中の流麗なキャラクターアニメーションも、すべてが滑らかに描画され、コマ落ちを感じる瞬間は皆無。作品が持つ独特の雰囲気に、心ゆくまで浸ることができました。

アスファルト:Legends Unite:アドレナリン全開の超高速レース体験

最後は、ド派手な演出と超高速バトルが魅力のレースゲーム『アスファルト:Legends Unite』です。

ニトロを使った爆発的な加速、ライバル車との激しいクラッシュ、コース上のオブジェクト破壊など、視覚的な情報量が非常に多いこのゲームでも、「高画質」設定で安定して60fpsをキープ。高速で流れる景色もブレることなく滑らかに描かれ、コンマ秒を争うレースで求められる、遅延のないシャープなハンドリングを可能にしていました。これはもはや、モバイルゲームの域を超えたリッチなレース体験と言えるでしょう。

まとめ:あらゆるゲーマーを満足させる”Extreme”な実力

motorola edge 60 proが搭載するMediaTek Dimensity 8350 Extremeは、その名の通り、ゲーマーの期待を裏切らない”Extreme”なパフォーマンスを秘めていました。

原神』のような超高負荷なゲームから、『フォートナイト』のような競技性の高いシューター、そして『ディアブロ イモータル』のような爽快アクションまで、あらゆるジャンルの人気タイトルを高画質・高フレームレートで安定して動作させるその実力は本物です。

滑らかな映像はゲーム世界への没入感を深め、安定したフレームレートは精密な操作を可能にし、プレイヤーのスキルを最大限に引き出します。美しいグラフィックを楽しみたいカジュアルゲーマーから、勝利にこだわるコアゲーマーまで、あらゆるユーザーに自信をもっておすすめできる、パワフルな一台であると断言します。

カメラ性能:motorola edge 60 pro ~AIが支える、誰でもプロ級の一枚~

motorola edge 60 proで撮影した風景写真。夕暮れ時の山脈。

ここでは、motorola edge 60 proのカメラ性能について、ハードウェアの進化点から、賢い「moto ai」機能、そして実際の撮影で感じた写真と動画の品質まで、前モデルmotorola edge 50 proとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。

ハードウェアの進化と選択

motorola edge 60 proは、5,000万画素のメインカメラ、5,000万画素の超広角カメラ、そして1,000万画素の3倍光学望遠カメラという、非常にバランスの取れたトリプルカメラ構成を継承しています 。しかし、その中身は着実に進化を遂げています。メインカメラには新たに「Sony LYTIA™ 700Cセンサー」が採用されました 。このセンサーのおかげか、特に暗い場所での色の再現性が向上したように感じます。

motorola edge 60 proのカメラ構成

  • 1.アウトカメラ(メイン): 約5,000万画素、Sony LYTIA™ 700Cセンサー、f/1.8、光学手ブレ補正(OIS)、Omni-directional all-pixel PDAFに対応しています。
  • 2.アウトカメラ(超広角・マクロ): 約5,000万画素超広角(120°)、f/2.0、PDAFに対応しています。
  • 3.アウトカメラ(望遠): 約1,000万画素、3倍光学ズーム(最大50倍スーパーズーム)、f/2.0、光学手ブレ補正(OIS)、オートフォーカスに対応しています。
  • 4.インカメラ: 約5,000万画素、f/2.0に対応しています(オートフォーカスは非搭載)

最も大きな進化は、超広角カメラです。前モデルedge 50 proの1,300万画素から、一気に5,000万画素へと大幅に画素数がアップしました 。先日、北海道の広大なラベンダー畑を訪れた際、この新しい超広角カメラで撮影したのですが、その緻密な描写力には息をのみました。画面の隅々までラベンダーの一本一本が解像されており、edge 50 proでは表現しきれなかった、風景の奥行きと壮大さを余すところなく記録できました。

一方で、いくつかの変更点もあります。edge 50 proに搭載されていたレーザーオートフォーカスが廃止され、5,000万画素の高性能な自撮りカメラも、残念ながらオートフォーカス機能がなくなりました 。これらの変更は、超広角カメラの大幅な強化と引き換えに、モトローラが下した「選択と集中」の結果なのかもしれません。

カメラ構成の違い

  • motorola edge 60 pro:背面 50MP+50MP+10MP、前面 50MP
  • motorola edge 50 pro:背面 50MP+13MP+10MP、前面 50MP

撮影をアシストする「moto ai」の魔法

motorola edge 60 proでアクションショットを使って撮影した写真。

motorola edge 60 proのカメラを特別なものにしているのは、ハードウェアの性能だけではありません。賢いアシスタントである「moto ai」の存在が、写真撮影の体験を根本から変えてくれます。

先日、久しぶりに家族全員で集まった際に集合写真を撮ったのですが、後から見返すと、一番良い表情の写真に限って甥っ子が目を閉じてしまっていました。がっかりしかけたその時、画面に「グループショット」機能の提案が表示されました 。タップ一つで、AIが別の写真から甥っ子の目を開けている顔を自動で合成してくれたのです。その仕上がりはあまりに自然で、まるで魔法のようでした。

また、公園で元気に走り回る愛犬の撮影でも、moto aiは真価を発揮します。「アクションショット」機能を使えば、素早く動く被写体をAIが認識し、自動でシャッタースピードを調整してくれるため、ブレのない躍動感あふれる一枚が簡単に撮れました 。これら代表的な機能の他にも、暗い場所で自動的に起動する「自動ナイトビジョン」や、被写体の笑顔を逃さない「自動スマイルキャプチャ」など、AIが撮影のあらゆる場面で私をサポートしてくれました 。

そして、moto aiの賢さはカメラだけに留まりません。撮影した写真をAIで加工できる「Image Studio」や、画面に表示されたものを指で囲むだけで検索できる「かこって検索」 、さらにはGoogleのAI「Gemini」も搭載されており 、スマートフォン全体の体験がAIによって大きく向上していることを実感しました。

moto aiのカメラ機能 一覧

カメラ・写真撮影をアシストするAI機能

  • アクションショット: moto aiが被写体の動きを認識し、自動でシャッタースピードを調整することで、動きのある瞬間もブレを抑えて鮮明に撮影します 。
  • グループショット: 集合写真で目を閉じてしまった人がいても、AIが自動で認識し、同じ撮影シーンの目を開けている顔と差し替えて、全員がカメラ目線の完璧な一枚に仕上げます 。最大10人の顔を認識できます 。
  • Photo Enhancement Engine: 撮影した写真の色やディテールなどをAIが自動で最適化し、画質を向上させます 。
  • 自動ナイトビジョン: 暗い場所での撮影をカメラが検知すると、自動でナイトビジョンモードに切り替わり、明るくクリアな写真を撮影します 。
  • 自動スマイルキャプチャ: カメラがフレーム内にいる最大5人の笑顔を認識し、自動でシャッターを切ります 。
  • スキャン(Adobe Scan搭載): 書類などを撮影すると、AIが自動で認識して見やすく補正し、デジタルデータとして保存します 。

動画撮影をアシストするAI機能

  • Adaptive Stabilization(適応型手ブレ補正): moto aiを搭載した強力な手ブレ補正機能で、撮影者が動きながらでも、AIが動きを予測して揺れを抑え、安定した滑らかな動画を撮影できます 。
  • オーディオズーム: 動画撮影中にズームすると、被写体の発する音にフォーカスして録音する機能です 。この機能は2倍以上のズームで有効になります 。
  • 水平ロック: スマートフォンが傾いても、映像の水平を常に保ったまま撮影できる機能です 。

クリエイティブ・編集を支援するAI機能

  • 「Image Studio」イメージ スタジオ: テキストによる指示(プロンプト)から、AIが新たな画像を生成する機能です 。
  • AI壁紙生成: 自分の服装やギャラリーにある写真などを基に、AIがデバイスに合ったユニークな壁紙を生成します 。
  • その他: 上記のほかにも、Googleフォトと連携した「編集マジック」や「消しゴムマジック」などの高度な編集機能も利用できます 。

写真の品質と作例

motorola edge 60 proで撮影したポートレート写真。女性で背景がぼけている

晴れた日の屋外で撮影した写真は、文句のつけようがないほど美しい仕上がりです。メインカメラで撮影した画像はディテールが豊かで、ノイズもほとんどなく、見たままの自然な色合いを再現してくれます 。ポートレートモードの背景ボケも非常に自然で、被写体を美しく際立たせてくれました 。

しかし、一部のレビューで指摘されているように、撮影シーンによっては、他のスマートフォンと比べて少し彩度が低く、落ち着いた写りに感じられることもありました 。PANTONE®認証による正確な色再現性は魅力ですが、時にはもう少し「映える」写真を撮りたいと感じる場面もあったのは事実です。

暗い場所での撮影性能は非常に高く、特にメインカメラと3倍望遠カメラは、ノイズを抑えつつ明るく鮮明な写真を撮影できました 。一方で、超広角カメラは少し苦戦する場面も見られましたが、自動ナイトモードがうまく機能し、十分に実用的なレベルに仕上げてくれます 。

動画撮影の性能と課題

4K動画の撮影品質については、正直なところ、一長一短という印象です。三脚などでスマートフォンを固定して撮影した風景動画は、ディテールも豊かで非常に美しいものでした 。

しかし、歩きながら撮影するVlogのようなシーンでは、AIによる手ブレ補正「Adaptive Stabilization」が搭載されているものの、期待していたほど滑らかにはならず、少し不自然な揺れが気になることがありました 。また、暗い場所では望遠カメラや超広角カメラでピントが合いにくくなる「フォーカスハンティング」が発生することもあったため、動画性能を最重要視する方には、少し物足りないかもしれません 。

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア: メインカメラに高性能な「Sony LYTIA™ 700Cセンサー」を新採用 。超広角カメラは1,300万画素から5,000万画素へと大幅に進化した 。一方で、レーザーオートフォーカスと自撮りカメラのオートフォーカスは廃止された 。
  • AI機能: 目を閉じた写真を補正する「グループショット」や、動きの速い被写体をブレなく捉える「アクションショット」など、moto aiによるアシスト機能が非常に優秀で、誰でも簡単に良い写真が撮れる 。
  • 写真品質: 日中の写りはディテール、色再現性ともに非常に優れている 。低照度下でもメインカメラと望遠カメラは高性能を発揮する 。ただし、彩度が低めに感じられることがある 。
  • 動画品質: 固定撮影での4K画質は美しいが、歩きながらの撮影では手ブレ補正に課題が残る 。
  • 第一印象:AIによる撮影アシスト機能は感動レベルで、誰でも簡単に最高の瞬間を残せる。ハードウェアも着実に進化しているが、一部の機能削減や動画性能には改善の余地も感じる、写真撮影が楽しくなる一台。

AI機能:motorola edge 60 pro ~スマホを真の「相棒」に変える賢い機能たち~

motorola edge 60 proでmoto ai機能を使っている様子。

motorola edge 60 proの真の進化は、カメラ性能や処理能力だけではありません。ここでは、スマートフォン全体の体験を革新する「moto ai」と、そのカメラ以外の賢い機能たちに焦点を当ててレビューしていきます。前モデルのmotorola edge 50 proがAIを主にカメラのアシストに使っていたのに対し、edge 60 proはAIを生活のあらゆる場面で活用する、まさに「AIアシスタント」と呼ぶにふさわしい一台に仕上がっています。

AIへの専用アクセスキーと「moto ai」

その進化を最も象徴しているのが、本体の左側面に新設された専用の「AIキー」です 。この物理ボタンの存在が、本機がAI機能をいかに重視しているかを物語っています。キーを長押しすれば、ロック画面からでも即座にMoto AIアシスタントを呼び出せます 。

さらに、このキーをワンプッシュまたはダブルプレスするだけで、通知を要約してくれる「Update Me」や、メモ機能を素早く起動する「Take Notes」といったツールに直接アクセスできるのです 。このショートカットのおかげで、ロックを解除してホーム画面からアプリを探すという一手間がなくなり、日常のタスクがよりスピーディーになりました。

AIキーでできること

  • Moto AIへのアクセス(長押し)※ロックを解除することなく
  • メモ機能の表示(2回押し):「Take Notes」ツールへのワンプッシュアクセス
  • 通知の要約の表示(2回押し):「Update Me」ツールへのワンプッシュアクセス

先日、立て続けに会議が入っており、スマートフォンを全く確認できない時間がありました。会議が終わると、大量の通知にうんざりするところですが、ここで「Catch Me Up」(Update Me)機能を使ってみました 。すると、AIが重要なメッセージや不在着信を要約して教えてくれたのです 。おかげで、大量の通知を一つひとつ確認する手間が省け、重要な連絡にすぐ対応できました。

また、会議の内容を録音しておき、「Pay Attention」機能で文字起こしと要約をさせたところ、議事録作成の時間が大幅に短縮できました 。これらは前モデルのedge 50 proにはなかった、まさに実用的なAI機能です。

クリエイティブを刺激するAIツール

motorola edge 60 proのAI機能

edge 60 proは、創造性まで刺激してくれます。特に感動したのが、前モデルの「Style Sync」機能がさらに進化したような「AI壁紙生成」機能です。お気に入りのシャツの柄を撮影すると、AIがその色やパターンを解析し、スマートフォン全体のテーマに合うお洒落な壁紙を何枚も提案してくれました。服装とスマートフォンのデザインを簡単にコーディネートできる、遊び心あふれる機能です。

さらに、「Image Studio」機能を使えば、簡単な言葉(プロンプト)から全く新しい画像をゼロから生成できます。試しに「ラーメンの海を泳ぐ、宇宙服を着た猫」と入力してみたところ、想像以上にユニークでクオリティの高い画像が生成され、思わず友人にシェアしてしまいました。単なる写真加工に留まらず、自分のアイデアを形にしてくれるこの機能は、スマートフォンを「使う」だけでなく、「創造する」ためのツールへと変えてくれます。

デバイス連携もAIでスムーズに

複数のデバイスを使いこなす現代のライフスタイルに合わせて、デバイス間の連携をスムーズにする「Smart Connect」機能もAIによって強化されています。先日、家に友人が遊びに来た際、旅行の写真をテレビの大画面で見せたくなりました。以前のedge 50 proでもReady For機能で可能でしたが、メニューから接続先を選んで…と少し手間でした。しかしedge 60 proのSmart Connectでは、AIキーからアシスタントを呼び出し、「テレビに写真を映して」と言うだけで、すぐにワイヤレスで接続が開始されました。この手軽さには友人も驚いていました。

さらに、「PCにある昨日のプレゼン資料を探して」と話しかけるだけで、連携したPC内のファイルを検索してくれるなど、デバイスの垣根を越えたシームレスな体験は、まさに未来を感じさせます。スマートフォンが、身の回りのデジタル機器のハブとして、より賢く機能してくれるのです。

その他の便利なAI機能

これらのモトローラ独自の機能に加え、Googleとの連携による強力なAIも利用できます。対話を通じて複雑な調べ物やアイデア出しを手伝ってくれる「Gemini」や、画面上の気になるものを指で囲むだけで検索できる「かこって検索」など、スマートフォンの利便性をさらに高める機能が満載です。

まとめ:AI機能

  • 専用AIキー: 新たに物理的なAIキーが搭載され、長押しやワンプッシュでAIアシスタントや特定のツールへ素早くアクセスできるようになった。
  • moto aiスイート: 「Catch Me Up(通知の要約)」や「Pay Attention(文字起こし・要約)」など、日常の作業を効率化するモトローラ独自のAI機能が豊富に搭載されている。
  • クリエイティブツール: 「Image Studio」での画像生成や、服装とコーディネートできる「AI壁紙生成」など、創造性を刺激する機能が強化された。
  • Smart Connect: デバイス連携機能もAIで強化され、音声コマンドによる直感的な操作で、テレビやPCとの連携がよりスムーズになった。
  • Google AI連携: 「Gemini」や「かこって検索」といったGoogleの最新AI機能も利用でき、総合的な利便性が高い。
  • 注意点: レビュー時点では、moto aiの対応言語は英語、スペイン語、ポルトガル語などに限られている。
  • 第一印象:カメラのアシスト役に留まっていたAIが、日常のタスク処理からクリエイティブな遊びまでをサポートする真の「相棒」へと進化した。まさにスマートフォンの新しい使い方を提案してくれる一台。

バッテリー:motorola edge 60 pro ~一日中続く安心感と、瞬時の超急速充電~

motorola edge 60 proで充電している様子。

ここでは、スマートフォンの生命線ともいえるバッテリーと充電性能について、motorola edge 60 proがもたらす安心感と利便性をレビューします。前モデルmotorola edge 50 proからの進化点や、一部仕様変更が実際の使用感にどう影響したのか、具体的な体験とともにお伝えします。

容量アップで実現する、余裕のある一日

motorola edge 60 proを手にして最も大きな恩恵と感じたのが、バッテリー容量の増加です。前モデルedge 50 proの4,500mAhから、edge 60 proでは5,000mAhへと着実に増量されています 。この500mAhの差は、数字以上に「バッテリー残量を気にしなくてもよい」という精神的な余裕をもたらしてくれました。

バッテリー容量の違い

  • motorola edge 60 pro:5,000mAh
  • motorola edge 50 pro:4,500mAh

先日、一日中外出して、移動中は音楽をストリーミングし、日中は地図アプリを頻繁に使い、観光地でたくさんの写真や動画を撮影するという、かなりヘビーな使い方を試しました。以前edge 50 proを使っていた時は、同じような使い方をすると夕方にはモバイルバッテリーの出番となっていましたが、edge 60 proは夜に帰宅した時点でもバッテリー残量が30%以上残っていたのです。このスタミナのおかげで、充電のタイミングを気にすることなく、一日を思いきり楽しめるようになりました。

変わらぬ威力、125W TurboPower™ 超急速充電

edge 60 proは、前モデルから引き続き125Wの「TurboPower™」超急速充電に対応しています 。この充電速度は、もはや「速い」という言葉では表現しきれないほどの威力です。

ある朝、寝坊してしまい、スマートフォンの充電を忘れていたことに気づきました。残量はわずか5%。絶望的な状況でしたが、出かける準備をする約15分の間、付属の125W充電器に接続しておいたところ、家を出る頃にはバッテリーが50%近くまで回復していました。この驚異的な速さがあれば、夜通し充電する習慣はもはや不要になります。ちょっとした空き時間さえあれば、いつでも十分なバッテリーを確保できるという安心感は、忙しい毎日を送る上で非常に心強い味方です。

有線 充電性能は変更なし

motorola edge 60 proとedge 50 pro(共通):125Wの「TurboPower™」超急速充電

ワイヤレス充電とパワーシェアリングの変更点

一方で、ワイヤレス充電の仕様には変更がありました。edge 50 proが対応していた50Wの高速ワイヤレス充電に対し、edge 60 pro15Wのワイヤレス充電となっています 。また、他のデバイスにワイヤレスで電力を供給する「ワイヤレスパワーシェアリング」機能も、10Wから5Wに変更されました 。

このスペックダウンは、特にワイヤレスでの急速充電を多用していたユーザーにとっては、少し残念に感じるかもしれません。しかし、私自身の使い方を振り返ると、ワイヤレス充電は主に就寝時にベッドサイドの充電器に置くのがメインで、その用途であれば15Wでも十分な速度です。また、バッテリー容量自体が増えたことで、日中に急いで充電する必要性が減ったため、大きな不便は感じませんでした。5Wのパワーシェアリングも、いざという時にワイヤレスイヤホンを少しだけ充電するには十分な機能です。

ワイヤレス充電性能の違い

  • motorola edge 60 pro:15Wのワイヤレス充電
  • motorola edge 50 pro:50Wの高速ワイヤレス充電

まとめ:バッテリーと充電性能

  • バッテリー容量: 前モデルの4,500mAhから5,000mAhに増量され、一日中安心して使えるスタミナを実現した 。
  • 有線充電: 前モデル同様、125Wの「TurboPower™」超急速充電に対応しており、わずかな時間で十分なバッテリー量を確保できる 。
  • ワイヤレス充電: 50Wから15Wへと仕様が変更された 。
  • パワーシェアリング: 他のデバイスへのワイヤレス給電機能は10Wから5Wに変更された 。
  • 第一印象:バッテリー容量の増加によって「一日中使える」という絶対的な安心感を手に入れた。125Wの超急速有線充電は健在で、ワイヤレス機能の仕様変更はあるものの、多くのユーザーにとってより信頼できるパートナーへと進化した一台。

オーディオと通信性能:motorola edge 60 pro ~エンタメと日常を支える、隙のない基本性能~

ここでは、スマートフォンの快適さを左右する重要な要素、オーディオと通信性能についてレビューします。motorola edge 60 proが、音楽や動画といったエンターテイメント体験から、日々の安定した接続性という実用面まで、いかに高いレベルでバランスが取れているのか。前モデルmotorola edge 50 proとの違いにも触れながら、その隙のない基本性能を紐解いていきます。

心地よいサウンド体験、Dolby Atmosとハイレゾ対応

motorola edge 60 proは、前モデルから引き続きDolby Atmosに対応したステレオスピーカーを搭載しています 。このスピーカーの音質は非常に良好で、映画を観る際にはセリフが明瞭に聞こえ、効果音にも深みと広がりを感じさせてくれます 。私はキッチンで料理をしながらポッドキャストを聴くことが多いのですが、換気扇の音にも負けないほどの十分な音量が出せるので重宝しています 。

さらに、本機は新たに「ハイレゾオーディオ」の認証を取得しています 。手持ちのUSB-C接続のハイレゾ対応ヘッドホンで音楽を聴いてみたところ、その違いは明らかでした。特にジャズの楽曲を聴いた際、シンバルやピアノの繊細な響き、ウッドベースの豊かな低音まで、一つひとつの音のディテールが鮮明に伝わってきて、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえました。

前モデルのedge 50 proもBluetooth接続時に高音質を実現する「Snapdragon Sound」に対応していましたが 、有線接続でのピュアな高音質体験は、edge 60 proならではの魅力と言えるでしょう。

基礎を固める、最新の通信規格

本機は、前モデルと同様に最新の通信規格にしっかりと対応しており、その基本性能の高さが光ります。自宅のWi-Fi環境を最近「Wi-Fi 6E」対応ルーターに更新したのですが、その恩恵を最大限に享受できました 。混雑の少ない6GHz帯を利用できるため、大容量のゲームアプリのアップデートや、クラウドへの写真バックアップが驚くほど速く完了します。

また、SIMは物理的なnanoSIMに加え、「eSIM」にも対応しています 。先日、海外出張の際に、現地のデータ通信用eSIMをオンラインで契約し、数分で開通させることができました。物理的なSIMカードを探し回る手間や、SIMピンを使ってトレイを出し入れする必要がなくなり、海外での通信手段の確保が非常にスマートになりました。もちろん、5G通信にも対応しており 、対応エリアでは高速なデータ通信が可能です。

AIが支える安定性と、便利な「おサイフケータイ®」

日々の使い心地を左右する通信性能も、edge 60 proは着実に進化しています。本機には、MediaTek社の「Smart Antenna」技術が搭載されており、スマートフォンの持ち方をAIが検知して、常に最適なアンテナで通信を行うよう自動で調整してくれます 。

特に東京の新宿駅のような、人が密集し電波が飛び交う場所では、その効果を実感しました。以前のスマートフォンでは通信が不安定になることがありましたが、edge 60 proでは、持ち方を気にすることなく安定してマップの読み込みやメッセージの送受信ができました。

もちろん、日本市場で必須の「おサイフケータイ®」にも、前モデル同様しっかりと対応しています 。モバイルSuicaでの改札タッチやコンビニでの支払いも、全く問題なくスムーズに行えました。このような実用的な機能がしっかりと押さえられているからこそ、メインのスマートフォンとして心から信頼できます。

まとめ:オーディオと通信性能

  • オーディオ: Dolby Atmos対応のステレオスピーカーは、パワフルでクリアなサウンドを提供します 。新たにハイレゾオーディオ認証にも対応し、有線接続での高音質体験が向上しました 。
  • 通信規格: 最新の「Wi-Fi 6E」に対応し、高速で安定したWi-Fi通信が可能です 。また、「eSIM」にも対応しており、デュアルSIM運用や海外での利用が非常に便利です 。
  • 通信安定性: 新たにMediaTekの「Smart Antenna」技術を搭載し、持ち方によらず安定した通信を実現しています 。
  • おサイフケータイ®: 前モデルに引き続きFeliCaを搭載し、おサイフケータイ®に対応。日本のライフスタイルに必須の機能を備えています 。
  • 第一印象:派手さはないが、上質なオーディオ体験と、Wi-Fi 6Eやスマートアンテナ技術に支えられた安定した通信性能。ユーザーの「当たり前」を高いレベルで支える、堅実で信頼性の高い一台。

motorola edge 60 pro vs motorola edge 50 pro:主な違いを徹底比較

motorola edge 60 pro 本体2台(ダズリングブルーとシャドーグリーン)が並ぶ。

motorola edge 60 proは、2024年に発売されたmotorola edge 50 proの後継機として登場しました。両モデルは、手に馴染むカーブデザインなど共通の設計思想を持ちながらも、内部の性能や機能において多くの点で進化を遂げています。ここでは、両者の主な違いを項目別に詳しく比較していきます。

プロセッサー

  • motorola edge 50 pro: Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3
  • motorola edge 60 pro: MediaTek Dimensity 8350 Extreme
  • 違い:(※edge 60 proはプロセッサーが大きく変更され、AnTuTu v10のスコアで約1.7倍の性能向上を果たしています。特にAI処理能力とゲーミング性能が飛躍的に進化しました。)

メモリ&ストレージ

  • motorola edge 50 pro: LPDDR4X RAM, UFS 2.2 Storage
  • motorola edge 60 pro: LPDDR5X RAM, UFS 4.0 Storage
  • 違い:(※edge 60 proはメモリとストレージの両方でより高速な最新規格を採用しており、アプリの起動やデータの読み書きといった、あらゆる場面での体感速度が向上しています。)

ディスプレイ

  • motorola edge 50 pro: リフレッシュレート144Hz、ピーク輝度2000nit
  • motorola edge 60 pro: リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度4500nit、Water Touch機能
  • 違い:(※edge 60 proはリフレッシュレートがわずかに低下したものの、ピーク輝度が2倍以上に向上し、屋外での視認性が劇的に改善されました。また、濡れた手でも操作可能なWater Touch機能が新たに追加されています。)

カメラ

  • motorola edge 50 pro: 1,300万画素 超広角カメラ
  • motorola edge 60 pro: Sony LYTIA™ 700Cセンサー(メイン)、5,000万画素 超広角カメラ、AI機能(グループショット、アクションショット等)
  • 違い:(※edge 60 proはメインカメラに高性能センサーを搭載し、超広角カメラの画素数が大幅に向上しました。さらに、AIによる撮影アシスト機能が大きく強化されています。)

バッテリー

  • motorola edge 50 pro: 4,500mAh
  • motorola edge 60 pro: 5,000mAh
  • 違い:(※edge 60 proはバッテリー容量が500mAh増加し、より長時間の利用が可能になりました。125Wの超急速有線充電は両モデルとも対応しています。)

耐久性

  • motorola edge 50 pro: IP68 防水防塵
  • motorola edge 60 pro: IP68・IP69 防水防塵、MIL-STD-810H準拠、Corning® Gorilla® Glass 7i
  • 違い:(※edge 60 proは、一般的な防水防塵性能に加え、高圧水流や衝撃にも耐えるMIL規格に準拠し、堅牢性が大幅に向上しています。)

接続ポート

  • motorola edge 50 pro: USB Type-C (USB 3.1, DP 1.4対応)
  • motorola edge 60 pro: USB Type-C (USB 2.0)
  • 違い:(※edge 60 proはUSBポートの規格がダウングレードされており、有線でのデータ転送速度や外部ディスプレイへの映像出力機能において、前モデルに劣る点があります。)

AI機能(その他)

  • motorola edge 50 pro: Google アシスタント、Ready For
  • motorola edge 60 pro: moto ai、Gemini、かこって検索、Image Studio、Smart Connect
  • 違い:(※edge 60 proは「moto ai」を全面に押し出し、Googleとの連携を深めた最新のAI機能を多数搭載。スマートフォン全体の体験がより賢く、便利になっています。)

まとめ:motorola edge 60 proとedge 50 proの違い

motorola edge 60 proは、edge 50 proの優れたデザイン性を継承しつつ、プロセッサー、メモリ、ストレージといった基本性能を大幅に引き上げた、まさに正統進化モデルです。特に、飛躍的に向上した処理能力と、それを活かした多彩な「moto ai」機能は、本機の最大の魅力と言えるでしょう。また、ディスプレイの明るさや本体の耐久性が大きく向上したことで、より幅広いシーンで安心して使える一台になっています。

一方で、USBポートのダウングレードなど、一部コストダウンと思われる仕様変更も見られますが、それを補って余りある進化を遂げています。全体として、よりパワフルで、より賢く、より頑丈になったプレミアムなスマートフォンへと進化していることが分かります。

【補足】ソフトバンク版motorola edge 60s proとの違いについて

motorola edge 60 pro」と「motorola edge 60s pro」は、基本的に同じ仕様の端末です。主な違いは、販売経路とそれに伴う細かな点にあります。

主な違い

販売経路:

  • motorola edge 60 pro: SIMフリーモデルとして、モトローラ公式ストアやIIJmioなどのMVNO、家電量販店で販売されています。
  • motorola edge 60s pro: ソフトバンクの専売モデルです。

プリインストールアプリ:

ソフトバンク版の「60s pro」には、ソフトバンク独自のアプリがプリインストールされている可能性があります。

キャンペーン・サービス:

  • ソフトバンク版は、ソフトバンクの回線契約とセットでの割引や、独自のキャンペーン(例: PayPayポイント還元など)が適用されることがあります。
  • また、ソフトバンク版では、AIサービス「Perplexity Pro」が6ヶ月間無料で利用できる特典があるようです。

まとめると、「60 pro」はSIMフリーの汎用モデル、「60s pro」はソフトバンクの回線契約を前提としたモデルであり、スペック自体に大きな違いはありません。 どちらを選ぶかは、ご自身の通信環境や利用したいサービス、購入方法(一括払いか、キャリアの割引を利用するか)によって決めると良いでしょう。

motorola edge 60 proのメリット・デメリット

motorola edge 60 proが横に配置されている。

motorola edge 60 proは、多くの魅力を持つ一方で、いくつかの注意点も存在するスマートフォンです。ここでは、その長所と短所を、POCO F7 UltraやGoogle Pixel 9aといった他の最新スマートフォンと比較しながら、詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:クラス最高峰の耐久性

本機は、IP68の防水防塵に加え、高圧水流にも耐えるIP69、さらに米国国防総省のMIL規格にも準拠しています。POCO F7 UltraやGoogle Pixel 9aなどの競合機の多くがIP68止まりである中、この堅牢性は大きなアドバンテージです。

メリット2:価格を超えた圧倒的なパフォーマンス

MediaTek Dimensity 8350 Extremeと最新のLPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージを搭載し、パフォーマンスは飛躍的に向上しました。Redmi Note 14 Pro 5GやNothing Phone (3a)を大きく上回り、より高価なPOCO F7 Ultraに迫る処理能力を、競争力のある価格で実現しています。

メリット3:屋外でも抜群の視認性を誇るディスプレイ

公称ピーク輝度4500nitは、他のスマートフォンを圧倒する明るさです。例えば、Google Pixel 9aの2700nitsやPOCO F7 Ultraの3200nitsと比較してもその差は歴然で、真夏の日差しの下でも画面がくっきりと見えます。

メリット4:生活を豊かにする独自の「moto ai」

通知の要約や集合写真の自動補正など、独自の「moto ai」機能は日々の利便性を高めてくれます。Google Pixel 9aが持つAI機能とは異なるアプローチで、ユーザーの生活に寄り添う賢いアシスタントとして機能します。

メリット5:直感的で便利なジェスチャー機能

手首のひねりでカメラを起動したり、本体を振り下ろしてライトを点灯したりといった、モトローラ独自のジェスチャー機能は健在です。新たに搭載されたAIキーも、ワンプッシュでメモを起動するなど、日常の操作をさらに快適にします。

メリット6:安心のセキュリティ機能

高速で信頼性の高い画面内指紋センサーと顔認証に加え、ビジネスレベルのセキュリティを提供する「ThinkShield」も搭載。個人情報やデータを安心して保護できる堅牢なセキュリティ体制が整っています。

メリット7:隙のない通信機能と「おサイフケータイ®」

最新規格のWi-Fi 6EやeSIMに対応しているのはもちろん、持ち方に応じて通信を最適化するスマートアンテナ技術も搭載しています。さらに、日本市場で必須の「おサイフケータイ®」にも対応しており、日常生活での利便性に抜かりはありません。

【デメリット】

デメリット1:一部スペックのダウングレード

前モデルから性能が向上した一方で、ワイヤレス充電速度の低下や、自撮りカメラのオートフォーカス機能の廃止といった、一部スペックがダウングレードされています。また、USBポートがUSB 2.0規格であるため、Google Pixel 9aのUSB 3.2と比べると、有線での大容量データ転送には時間がかかります。

デメリット2:静止画品質のムラと使い勝手

静止画の品質は概ね良好ですが、撮影シーンによっては色がくすんで見えることがあります。また、自動で切り替わるマクロモードは、意図しないタイミングで動作することがあり、使い勝手に課題を感じる場面がありました。

デメリット3:動画撮影性能の課題

静止画の品質は高いものの、歩きながらの動画撮影では手ブレ補正が競合機に一歩及ばない場面があります。特に動画の撮影品質を最重要視するユーザーにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

デメリット4:高負荷時の発熱と性能維持の課題

高い処理能力を持つ一方で、長時間ゲームをプレイするなど高い負荷をかけ続けると、本体が熱を持ちパフォーマンスが低下する場合があります。短時間の利用では快適ですが、性能を限界まで引き出し続ける使い方には向きません。

デメリット5:AI機能の制限と発展途上な点

便利なAI機能ですが、専用キーがカスタマイズできない、一部機能の対応サービスが限定的であるなど、まだ発展途上な点も見られます。今後のアップデートによる機能改善と日本語対応の充実に期待したいところです。

デメリット6:競合に一歩及ばないソフトウェアアップデート期間

OSアップデートは3回、セキュリティアップデートは4年間と、十分なサポート期間が約束されています。しかし、競合するGoogle Pixel 9aが7年間のアップデートを保証している点と比べると、見劣りするのは否めません。

デメリット7:好みが分かれるUIとデザイン

本機はカスタマイズの少ない、純粋なAndroidに近いUIを採用しています。XiaomiのHyperOSを搭載するPOCO F7 UltraやRedmi Note 14 Pro 5Gのような、多機能なUIに慣れているユーザーには、少しシンプルすぎると感じられる可能性があります。また、湾曲したエッジディスプレイのデザインも、好みが分かれるポイントです。

デメリット8:SDカードで容量を増やせない

motorola edge 60 proはSDカード(microSDXCカード)に対応していません。256GBまたは512GBの内蔵ストレージで容量不足になる心配はありませんが、大量の動画などを保存したいユーザーには不向きです。

motorola edge 60 proのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ:約6.7インチ Super HD(2712×1220), pOLED, 120Hzリフレッシュレート, Water Touch対応
  • CPU: MediaTek Dimensity 8350 Extreme
  • GPU: Mali-G615 MP6 @ 1400MHz(Valhall第4世代)
  • RAM(メモリ): 12GB (LPDDR5X、RAMブースト対応)
  • ストレージ: 256GB (UFS 4.0)
  • バッテリー: 5,000mAh
  • 駆動時間: 一日中安心して使用できる長時間駆動を実現
  • 充電: 125W TurboPower、15W ワイヤレス充電(Qi)、5W パワーシェアリング対応
  • 背面カメラ: 50MPメイン(OIS) + 50MP超広角/マクロ + 10MP望遠(3倍光学/OIS)
  • 前面カメラ: 約5,000万画素 (f/2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4
  • GPS: GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, NavIC
  • NFC: 対応 (おサイフケータイ®対応)
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
  • センサー: 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス
  • 振動モーター: 搭載
  • 防水防塵: IP68・IP69 / MIL-STD-810H準拠
  • 冷却: ベイパーチャンバーによる高度な熱制御
  • 生体認証: 指紋認証、顔認証
  • OS: Android™ 15
  • サイズ: 約160.69mm x 73.04mm x 8.24mm (最薄部)
  • 重量: 約184g
  • カラー: PANTONE Shadow (シャドーグリーン), Dazzling Blue (ダズリングブルー), Calcite (カルサイトホワイト)
  • 付属品: 125Wチャージャー、USB-Cケーブル、カバー、SIMピン、ガイド類
  • モバイル通信: 5G, 4G, 3Gに対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM (DSDV対応)

対応バンド:motorola edge 60 pro

motorola edge 60 proは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G: n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78
4G: LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B13/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B41/B42/B66
3G: W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n1, n28, n78
  • 備考: 主要バンドの一つであるn78に対応しています。ただし、n79には非対応です。
  • 4G: B1, B3, B19, B28, B42
  • プラチナバンド: B19, B28 対応
  • 3G: W-CDMA B1 対応 (ドコモの3Gサービスは2026年3月末終了予定)

au:

  • 5G: n1, n3, n28, n77, n78
  • 備考: 主要バンドであるn77, n78に両対応しています。
  • 4G: B1, B3, B18/B26, B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B18/B26, B28 対応
  • 3G: auの3Gサービスは終了済みです。端末はW-CDMA B1/B2/B4/B5/B8に対応。

ソフトバンク:

  • 5G: n3, n28, n77
  • 備考: 主要バンドの一つであるn77に対応しています。n1(転用)にも対応しています。
  • 4G: B1, B3, B8, B11, B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B8, B28 対応
  • 3G: W-CDMA B1, B8 対応 (ソフトバンクの3Gサービスは2024年1月下旬に大部分終了、完全終了は2024年4月15日)

楽天モバイル:

  • 5G: n28, n77
  • 備考: 自社回線のn77およびプラチナバンドのn28に対応しています。
  • 4G: B3, B18/B26 (auローミングエリア用), B28
  • プラチナバンド: B28 対応
  • 3G: 楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。

結論

この端末 (motorola edge 60 pro) は、バンド情報に基づくと以下のようになります。

  • ドコモ: 5Gの主要バンドn78や4Gの主要バンドおよびプラチナバンドB19, B28に対応しており、広範囲での利用が期待できます。ただし、5Gのn79には非対応です。
  • au: 5Gの主要バンドn77, n78や4Gの主要バンドおよびプラチナバンドB18/B26, B28にフル対応しており、快適な利用が見込めます。
  • ソフトバンク: 5Gの主要バンドn77や4Gの主要バンドおよびプラチナバンドB8, B28に対応しており、問題なく利用できるでしょう。
  • 楽天モバイル: 自社回線の5Gバンドn77、4GバンドB3、そしてプラチナバンドのn28/B28に対応しています。auローミングエリア用のB18/B26にも対応しています。
  • 3G (W-CDMA) については、ドコモ (B1)、ソフトバンク (B1, B8) のバンドに対応していますが、各社サービスを順次終了しているため、4G/5Gでの利用が主となります。auは3Gサービスを終了しており、楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアの主要な4G/5Gバンドに広く対応しており、特にauとソフトバンク、楽天モバイルでは非常に良好な対応状況です。ドコモにおいてもn79非対応という点を除けば、概ね問題なく利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

motorola edge 60 proの評価

motorola edge 60 proのディスプレイが見えるように片手で持っている。

8つの基準で「motorola edge 60 pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆
ピーク輝度が4500nitと非常に高く、屋外での視認性は抜群です。ただし、リフレッシュレートが前モデルより低下した点は考慮しました。

スペック:★★★★★
CPU・メモリ・ストレージが前モデルから飛躍的に向上し、あらゆる動作が快適です。ミドルハイの価格帯ではトップクラスの性能を誇ります。

耐久性:★★★★★
IP68に加え、IP69とMIL規格にも準拠しており、この価格帯のスマートフォンとしては最高レベルの堅牢性を備えています。

デザイン:★★★★☆
薄型・軽量で持ちやすく、PANTONEカラーや背面の素材感が高級感を演出しています。専用AIキーのデザインも特徴的です。

通信:★★★★★
最新のWi-Fi 6Eやおサイフケータイに対応するだけでなく、スマートアンテナ技術で通信の安定性も向上しており、隙がありません。

機能:★★★☆☆
AI関連の機能は大幅に強化されましたが、自撮りカメラのAFやレーザーAFの廃止、USBポートのダウングレードなど、一部機能が削られています。

使いやすさ:★★★★☆
ほぼ純粋なAndroid OSに加え、AIキーやジェスチャー機能が日常の操作を快適にします。濡れた手で操作できる点も実用的です。

価格:★★★★★
最新の高性能プロセッサーや最高クラスの耐久性を備えながら、価格は8万円以下に抑えられており、コストパフォーマンスは非常に高いです。

総合評価:★★★★☆

【総評】前モデルからの飛躍的な進化点

motorola edge 60 proは、前モデルのedge 50 proから正統進化しつつも、特に重要な3つのポイントで「飛躍」を遂げた一台です。第一に、プロセッサー、メモリ、ストレージの性能が劇的に向上しました。これにより、日常の操作はもちろん、写真のRAW現像のようなプロレベルの作業まで、あらゆる動作が驚くほど快適になりました。

第二に、ディスプレイの基本品質を維持しながら、屋外での視認性が大幅に向上した点です。そして第三に、IP69とMIL規格という、一般的なスマートフォンとは一線を画す「タフネス」を手に入れたこと。これらの進化により、本機は単なるミドルハイクラスのスマートフォンではなく、多くのハイエンド機に匹敵する実力と信頼性を備えるに至っています。

AIによる新しいスマートフォン体験

本機の最大の魅力は、ハードウェアの進化だけに留まりません。新設されたAIキーを起点とする「moto ai」の存在が、このスマートフォンを単なる「道具」から、日々の生活を支える「相棒」へと昇華させています。集合写真で友人が目を閉じてしまってもAIが自然に修正してくれる「グループショット」機能や、大量の通知をAIが要約してくれる「Catch Me Up」機能は、実際に使ってみてその賢さと便利さに何度も助けられました。

さらに、「Image Studio」でユニークな画像を生成したり、自分の服装に合わせて壁紙をコーディネートしたりと、AIは実用性だけでなく、創造性を刺激する楽しさも提供してくれます。このような新しいスマートフォン体験は、前モデルでは味わえなかったものです。

注意すべき仕様変更と今後の期待

一方で、全ての面でアップグレードされたわけではありません。自撮りカメラからオートフォーカス機能が省かれた点や、PCとの有線接続で重要となるUSBポートがUSB 2.0規格になった点など、一部のユーザーにとっては重要な機能がダウングレードされています。これらは、圧倒的な性能向上とのトレードオフとして、モトローラが下した戦略的な判断なのでしょう。また、便利なmoto ai機能も、まだ日本語に完全対応していない部分があるため、今後のアップデートに期待したいところです。

どんな人に最適か?

では、このmotorola edge 60 proは、一体どんな人に最適な一台なのでしょうか。私が実際に使ってみて感じたのは、まず「価格を抑えつつも、パフォーマンスには一切妥協したくない」というユーザーにこそ、最高の選択肢になるということです。RAW現像のような重いクリエイティブ作業も快適にこなせる高い処理能力を、10万円を大きく下回る価格で手に入れられます。

また、IP69やMIL規格準拠というタフネスさを重視するアウトドア派のユーザーや、仕事でスマートフォンを酷使する方にも、この上ない安心感を提供してくれるでしょう。そして、AIによる新しい体験にワクワクする人にも最適です。通知の要約やクリエイティブな画像生成など、スマートフォンを「賢い相棒」として活用したいなら、本機のAI機能は間違いなく日々の生活を豊かにしてくれます。

一方で、動画撮影性能、特に歩きながらの撮影品質を最重要視する方や、ワイヤレス充電の速度といった細かなスペックにこだわる方には、他に検討すべき選択肢があるかもしれません。

結論

motorola edge 60 proは、スマートフォンの心臓部である「パフォーマンス」と、日々の安心を支える「耐久性」という核となる部分に徹底的にこだわり、飛躍的な進化を遂げたモデルです。

一部の機能に仕様変更はありますが、それを補って余りあるほどの快適な操作性と、AIによる新しい体験価値を提供してくれます。ハイエンド機に迫る性能と信頼性を、非常に高いコストパフォーマンスで手に入れたい。そんな賢明な選択を求めるユーザーにとって、これ以上ないほど魅力的な一台と言えるでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

motorola edge 60 proの価格・購入先

motorola edge 60 pro 本体 ダズリングブルーの正面。

※価格は2025/10/23に調査したものです。価格は変動します。

moto store(モトストア)

79,800 円(税込)で販売されます。

moto store(モトストア)「motorola edge 60 pro」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで68,000円(税込・XQ-FE44)、
  • 楽天市場で68,624円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで68,000円、

で販売されています。

Amazonで「motorola edge 60 pro」をチェックする

楽天市場で「motorola edge 60 pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「motorola edge 60 pro」をチェックする

AliExpressで「motorola edge 60 pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「motorola edge 60 pro」をチェックする

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motorola edge 60 proを安く購入する方法

motorola edge 60 proをできるだけ安く購入するには、IIJmio、BIC SIMなどの格安スマホを利用するといいでしょう。また、ソフトバンク(キャリア)でも値下げされることがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

IIJmio

IIJmioのmotorola edge 60 proの価格は、2025年8月31日までの期間限定キャンペーンで大変お得になっています。

キャンペーン価格(他社からのりかえ)

  • 一括払い: 39,800円(税込)
  • 24回払い: 月々1,659円(税込)

通常価格

  • 一括払い: 69,800円(税込)
  • 24回払い: 月々2,916円(税込)

他社からのりかえ(MNP)でギガプランを契約すると、通常価格から30,000円割引で購入できます。

IIJmioで「motorola edge 60 pro」をチェックする

BIC SIM(ビックシム)

motorola edge 60 pro の料金(BIC SIM/IIJmio 例)

【前提条件】 音声通話付きSIM、MNP(乗り換え)で「ギガプラン4ギガ」を選択し、「10分かけ放題」「端末補償」に加入、端末は24回払いで購入した場合。

  • 端末代金(24回分割):月々 2,410円
  • サービス利用料(月額):
  • ギガプラン4ギガ(音声付き):990円
  • 通話定額(10分):700円
  • 端末補償:550円
  • (小計:2,240円)

【月々のお支払い合計】

月々のお支払いは、端末代金とサービス利用料を合算した 4,650円 です。

【補足】

端末を一括払い(57,800円)で購入した場合、月々の支払いはサービス利用料のみの 2,240円 となります。

初回請求時のみ、別途事務手数料(3,300円)などがかかります。

BIC SIMで「motorola edge 60 pro」をチェックする

ソフトバンク

※モデルは「motorola edge 60s pro」になります。スペックは共通しています。

ソフトバンクの「motorola edge 60s pro」の価格は、買い方によって大きく異なります。

他社からのりかえ・新規契約の場合

  • 実質負担額 1,200円
  • 「新トクするサポート」を利用し、48回払いで購入。25ヶ月目に機種を返却すると、残りの支払いが不要になります(24ヶ月 × 月々50円)。

機種変更の場合

  • 実質負担額 29,520円
  • 同じく「新トクするサポート」を利用し、25ヶ月目に機種を返却した場合の金額です(24ヶ月 × 月々1,230円)。

端末を返却しない場合

  • 機種代金(総額) 88,560円
  • いずれの場合も、48回払いの最後まで支払う場合の合計金額です。

ソフトバンクで「motorola edge 60s pro」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

motorola edge 60 pro」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

motorola edge 50 pro

モトローラから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年7月12日発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3、12GB LPDDR4X メモリ、解像度2712 x 1220 pxの有機EL液晶、256GB UFS2.2 ストレージ、4500mAh バッテリー、背面50MP+13MP+10MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、128W急速充電、RAMブースト、10Wワイヤレスパワーシェアリング、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 360Hz、デザリング、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、セキュリティ機能「ThinkShield Moto Secure」、eSIM、USB Type-C (USB 3.1)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで46,949円、楽天市場で79,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,000円、です。

関連記事:motorola edge 50 pro徹底レビュー!edge40との違い

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moto g66j 5G

Motorolaから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7060、8GBメモリ(RAMブーストにより最大24GBまで拡張可能)、2,400 x 1,080 pxのLCD、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約3,200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、IP68・IP69/MIL-STD-810H防水防塵、おサイフケータイ®、最大2TBまでのストレージ拡張、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth® 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで28,909円(税込)、楽天市場で29,705円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,137円、です。

関連記事:moto g66j 5G 徹底レビュー!耐久性・カメラ・機能をg64と比較

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motorola razr 60

motorolaから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年10月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7400X、8GBまたは12GBメモリ、メイン約6.9インチpOLED (FHD+, 120Hz)とアウト約3.6インチpOLED (90Hz)ディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、4,500mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、独自AI「moto ai」(とりまリスト、おまとめメモ、プレイリストスタジオなど)、Google Gemini、IP48防水防塵、チタン製ヒンジプレート、リフレッシュレート最大120Hz(メイン・アウトは最大90Hz)、フレックスビュースタイル撮影、カムコーダーモード、適応型手ブレ補正、最大4K/30fpsの動画撮影、「Smart Connect」機能、「Moto Unplugged」機能に対応。

Dolby Atmos、ステレオスピーカー、30W有線 急速充電、15Wワイヤレス充電、おサイフケータイ、Motoジェスチャー、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth 5.4、GPS、eSIMにも対応しています。

価格は、Amazonで105,273円(税込・国内版・PB8E0002JP)、楽天市場で115,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで115,800円、です。

関連記事:motorola razr 60徹底レビュー!razr 50比較で進化点を検証

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AQUOS sense10

シャープから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年11月13日発売)。

Android 16、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、6GB または 8GB LPDDR4X メモリ、フルHD+ (2,340×1,080) の Pro IGZO OLEDディスプレイ、128GB または 256GB UFS 2.2 ストレージ、5,000mAhバッテリー、背面 約5030万画素+約5030万画素の2眼カメラ、前面 約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AIカメラ機能(影除去・ショーケースモード)、AI通話機能「Vocalist」(ボーカリスト)、「電話アシスタント」(伝言文字起こし)、最大2TBまでのストレージ拡張 (microSDXCカード対応)

「デュアルBOXスピーカー」(両側Box構造)、USB Power delivery Revision3.0、オートマクロ、ポートレート(2倍画角対応)、11種類のPHOTO STYLE フィルター(夕映え、平成POPなど)、Gemini、かこって検索、に対応、可変リフレッシュレート(1~240Hz駆動)、「インテリジェントチャージ」に対応。

おサイフケータイ® (FeliCa対応)、Payトリガー、IPX5/IPX8防水・IP6X防塵、耐衝撃(MIL規格準拠)、指紋認証 (電源ボタン一体型)、顔認証 (マスク対応)、USB Type-C (USB3.2 Gen1, DisplayPort v1.4対応)、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で67,430円(SIMフリー・送料無料)、ヤフーショッピングで63,275円、ココロストアで62,700円~、です。

関連記事:AQUOS sense10徹底レビュー!進化したCPU性能とカメラの実力を評価

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Xperia 10 VII

Sonyから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年10月9日発売)。

Android 15、Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサ、8GBメモリ、2340×1080 pxの有機ELディスプレイ(19.5:9)、128GBストレージ、約2日間持続する5000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、かこって検索)、120Hzリフレッシュレート、「即撮りボタン」、1/1.56型センサー「Exmor RS™ for mobile」、「ルック」機能、フロントステレオスピーカー(フルエンクロージャー構造)、3.5mmオーディオジャック(高音質設計)、USB PD 急速充電(充電器・ケーブルは別売)に対応。

防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)、おサイフケータイ、最大2TBまでのストレージ拡張、いたわり充電、4年間使い続けても劣化しにくい長寿命設計、保護ガラス Corning Gorilla Glass Victus 2、指紋認証、eSIM、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで74,800円(税込・XQ-FE44)、楽天市場で76,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで73,980円(海外版)、ソニーストアで74,800円(税込)、です。

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Nothing Phone (3)

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4、12GB / 16GBメモリ、1260 x 2800 pxのフレキシブルAMOLED、256GB / 512GBストレージ、5150 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+50MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Glyph Matrix」、「Glyphトイ」、「Essential Key」、AI連携(Google Gemini、ChatGPT統合機能)、1000Hzのタッチサンプリングレート、IP68防水防塵、おサイフケータイ®に対応。

65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電、30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート、画面内指紋認証、USB-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で119,900円(税込)、ヤフーショッピングで123,980円(中古)、AliExpressで121,116円、米国 Amazon.comで$764.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

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OPPO Reno14 5G

OPPOから発売された約6.6インチの5Gスマートフォンです(2025年7月17日発売)。

ColorOS 15 (based on Android™15)、MediaTek Dimensity 8350、12GBメモリ、2,760×1,256 pxの有機EL、256GBストレージ、約2.25日間駆動する6,000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約5000万画素+約800万画素の3眼カメラ、前面約5000万画素のフロントカメラ、デュアル ステレオスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(AIフラッシュ撮影、AIサウンドフォーカス、AI再構成、AIパーフェクトショット、Google Geminiなど)、リアルタイム画面翻訳、自動通話録音機能、強力な手ブレ補正 (アクションカメラ風モード搭載)、80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ 、バイパス充電に対応。

リフレッシュレート最大120Hz、スプラッシュタッチ機能、手袋モード、画像シャープナー、動画カラーブースト、IPX8・IPX9 / IP6X防水防塵、MIL規格(耐衝撃)、ディスプレイ指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで67,545円(税込)、楽天市場で69,478円(送料無料)、ヤフーショッピングで72,479円(送料無料)、です。

関連記事:OPPO Reno14 5G 徹底レビュー!Reno10 Pro比較と評価

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POCO F7

POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。

Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。

リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz) 、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで54,980円、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで60,996円、AliExpressで53,865円、です。

関連記事:POCO F7 徹底レビュー!F6 Proからの進化点と欠点を評価

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Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月16日 発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで67,790円(税込)、楽天市場で69,080円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで67,720円、です。

関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!

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Redmi Note 14 Pro 5G

Xiaomiから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年3月22日発売)。

Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)、Dimensity 7300-Ultra、8GB/12GBメモリ、最大輝度3000nitのCrystalRes AMOLED液晶 (120Hz, 最大3000nits, Gorilla® Glass Victus® 2, Dolby Vision®など)、256GB/512GBストレージ、5110 mAhバッテリー、背面2億画素+800万画素+200万画素の3眼カメラ、前面2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(かこって検索、AI消しゴムPro、Geminiなど)、IP68防水防塵、45Wターボチャージ、Corning Gorilla Glass Victus 2、最大4倍のロスレスズーム、AIビューティーモード、4K動画撮影(24/30fps)、1080p(120fps)のスローモーション撮影、

X軸リニアモーター、冷却システム、画面内指紋センサー、AI顔認証、NFC、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで39,600円(税込)、楽天市場で38,280円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで45,980円、です。

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Garmin Venu X1徹底レビュー!性能・機能をVenu 3と比較・評価

Garmin Venu X1 本体2台。カラーが異なる2台が並ぶ。
2025年6月26日に発売された「Garmin Venu X1」は、Garmin史上最大となる2インチのディスプレイと、驚異的な薄さを両立したデザインで、スマートウォッチ市場に衝撃を与えた注目のフラッグシップモデルです。

このレビューでは、前モデル「Venu 3」からVenu X1が遂げた革命的な進化と、Apple Watch Ultra 2などの競合機と比較して見えてくる真の実力について、忖度なく徹底的に掘り下げていきます。

先に結論からお伝えしましょう

Garmin Venu X1 の長所(Pros):

  • 羽のように軽く、睡眠時も気にならない圧倒的な装着感
  • 直射日光下でも驚くほど見やすい、Garmin史上最大・最高のディスプレイ
  • プロレベルの高度なトレーニング分析機能(トレーニングレディネス等)を搭載
  • オフライン地図や本格ゴルフ機能、LEDライトなど実用的な新機能が満載

Garmin Venu X1 の短所(Cons):

  • 高機能化の代償として、Venu 3よりバッテリー駆動時間が短い
  • Apple Watch Ultra 2と同価格帯のプレミアムな価格設定
  • Venu 3にあった心電図(ECG)機能が非搭載
  • 価格に対してマルチバンドGPSが搭載されていない

総合評価:

Garmin Venu X1は、洗練されたデザインとプロレベルのスポーツ機能を最高レベルで融合させた、究極のプレミアムスマートウォッチです。バッテリー寿命の短縮や高価格というトレードオフを許容できる、最も要求の高いユーザーにとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。

この記事で分かること

  • Garmin Venu X1とVenu 3のスペック・機能の徹底比較
  • デザイン、素材、驚異的な薄さを含む外観の進化点
  • 新機能「オフライン地図」「皮膚温センサー」「LEDライト」の実力
  • Venu 3から短くなったバッテリーは本当にもつのか?利用シーン別の徹底検証
  • オフライン地図と音楽で、スマホなし利用はどこまで快適か
  • 購入前に必ずチェックすべき注意点(ECG非搭載・マルチバンドGPS非対応など)
  • ライバル機種(Apple Watch Ultra 2など)とのメリット・デメリット比較
  • 専門家による5段階評価と詳細な総評
  • 最新の価格情報と、最もお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「Garmin Venu X1」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazonリンク

公式ページ: Garmin Venu X1 | Premium Fitness Smartwatch with GPS

デザイン:Garmin Venu X1 ~素材と驚異的な薄さがもたらす、至高の装着感~

Garmin Venu X1を腕に装着している。ディスプレイが見えるように。

Garmin Venu X1は、前モデルのVenu 3からデザイン思想を刷新し、全く異なる次元のデバイスへと進化しました。ここでは、Venu X1のプレミアムな素材選びと、Garmin史上最薄・最軽量ボディがもたらす至高の装着感について、Venu 3と比較しながら詳しくレビューしていきます。

Venu 3から格段に進化した、プレミアムな素材

先週末、友人とボルダリングジムに行った時のことです。夢中になって壁を登っていると、うっかり手首をホールドに強くぶつけてしまいました。「しまった!」と血の気が引きましたが、恐る恐るVenu X1を見ると、ディスプレイは全くの無傷。これがVenu 3のCorning Gorilla Glass 3だったら、と思うとゾッとします。

Venu X1に採用されたサファイアクリスタルは、まさに「お守り」のような存在で、アクティブな趣味を持つ私にとって最高の安心感を与えてくれます 。また、デスクワーク中にふと手首に触れると、ひんやりとしたチタン製リアカバーの質感が伝わってきて、Venu 3のステンレスとは違う、確かな高級感を実感する瞬間が何度もありました 。

素材を比較

  • Venu X1:(レンズ素材)サファイアクリスタル、(ケース素材)FRP(チタンリアカバー
  • Venu 3:(レンズ素材)Corning Gorilla Glass 3、(ケース素材)FRP製

スクエア形状がもたらす、新たな視覚体験

Garmin Venu X1の画面。

先日、友人と並んでランニングしていた時のことです。友人はVenu 3、私はVenu X1を着けていました。走りながらお互いのウォッチフェイスを見比べたのですが、その差は歴然でした。Venu 3の円形画面もスタイリッシュですが、Venu X1のスクエアな画面は、特にデータ表示において無駄なスペースがなく、数字やグラフが隅々まで大きく表示されます。友人も「こっちの方が見やすいね」と驚いていました。この形状の変化は、単なる好みの問題ではなく、実用性を大きく向上させるための機能的なデザインだと実感しました。

存在を忘れる、Garmin史上最薄・最軽量ボディ

Garmin Venu X1の側面。

一番驚いたのは、朝起きた時の感覚です。Venu 3を着けて寝た翌朝は、バンドの跡が手首にうっすら残っていることがありましたが、Venu X1ではそれが全くありませんでした 。あまりに軽くて薄いので、夜中にふと目が覚めた時、「あれ、今日ウォッチを着け忘れて寝たかな?」と本気で焦って手首を確認してしまったほどです。7.9mmという驚異的な薄さと、バンド込みでわずか40gという軽さは、まさに異次元の体験です 。24時間365日、自分の体を記録し続けるデバイスとして、この存在感の無さは何物にも代えがたい美点だと感じています。

サイズ・重量の違い

  • Venu X1:(サイズ)41 x 46 x 7.9 mm(重量)40g
  • Venu 3:(サイズ)45 x 45 x 12 mm(重量)47g

快適性を追求したストラップとシンプルな操作性

Garmin Venu X1のナイロンバンド

夏の暑い日に、川沿いをランニングした時のことです。Venu 3のシリコンバンドだと、汗で少し蒸れる感覚がありましたが、Venu X1のナイロンバンドは汗をかいてもサラッとしていて、不快感がありませんでした 。

ただ、そのランニングの終盤、疲労でフォームが乱れてきた時にラップボタンを押そうとしたのですが、Venu 3の3ボタンから2ボタンへと減ったVenu X1では、タッチ操作がメインになります 。汗で濡れた指では画面の反応が鈍く感じられ、確実な操作ができるVenu 3の物理ボタンが恋しくなったのも事実です。この点は、慣れが必要かもしれませんね。

Garmin Venu X1の付属品

  • Venu X1 本体
  • USB-C チャージングケーブル(Type B)
  • 製品保証書
  • 標準付属ベルト(Quick Release バンド 24mm Nylon Black / X1)
    ※注意点:付属のケーブルを使用してのパソコン接続および充電には、USB-C対応の差込口またはコネクタが必要となります。

まとめ:デザインと外観、バンド(ストラップ)

  • デザインの刷新: Venu 3の円形デザインから、モダンなスクエア形状へと大きく変更されました。
  • 素材の進化: Venu 3のゴリラガラス3とステンレススチールに対し、Venu X1は傷に強いサファイアクリスタルと高級感のあるチタン製リアカバーを採用しています 。
  • 圧倒的な薄さと軽さ: Venu 3の厚さ12mm、重量47gから、Venu X1はGarmin史上最薄の7.9mm、重量40gへと大幅に進化しました 。
  • 最高の装着感: 驚異的な薄さと軽さ、そして柔らかいナイロンバンドにより、睡眠時でも気にならない羽のような快適な装着感を実現しています 。
  • 操作性: Venu 3の3ボタンから2ボタンに簡略化され、タッチスクリーン中心の操作になりました 。

ディスプレイ:Garmin Venu X1 ~視認性の革命、Garmin史上最大のスクリーンがもたらす体験~

Garmin Venu X1のディスプレイを屋外で見ている様子。明るく見やすく表示されている。

Garmin Venu X1のディスプレイは、Venu 3からサイズ、形状、機能のすべてが革命的な進化を遂げました。ここでは、このGarmin史上最大のスクリーンがもたらす圧倒的な視認性と、それに伴う新たな体験について、Venu 3と比較しながら詳しくレビューしていきます。

情報量の多さがもたらす、圧倒的な利便性

先日、カフェで仕事をしていた時のことです。ふと手首に目をやると、Venu X1の盤面には時刻、心拍数、歩数、そして次の予定までが表示されていました 。Venu 3でも多くの情報を表示できましたが、ここまで一覧性が高いと、わざわざ画面をスワイプしてウィジェットを確認する手間が完全になくなります。

Venu 3の1.4インチ円形ディスプレイから、Venu X12インチ角形ディスプレイへの進化は、単なるサイズの拡大以上の価値がありました 。特に、プリインストールされている電卓アプリを使った際、この大画面のおかげで押し間違いもなく、スムーズに割り勘の計算ができたのは、ささやかながらも感動的な体験でした 。

ディスプレイを比較

  • Venu X1:2インチ(51.2 mm)、解像度:448 x 486 ピクセル
  • Venu 3:直径1.4インチ(35.4 mm)、解像度:454 x 454 ピクセル

真昼の太陽に負けない、驚異的な明るさ

Venu X1のディスプレイの真価は、屋外でこそ発揮されます。晴れた日のランニング中、Venu 3では時折、日差しを手で遮ってタイムを確認することがありました。しかしVenu X1では、真夏の強い日差しの下でも、まるで日陰で見ているかのように、ペースや心拍数のデータがくっきりと読み取れます。その明るさは驚異的で、室内で使うには少し明るすぎると感じ、初めてGarminウォッチの輝度を下げる設定をしたほどです 。この圧倒的な視認性は、あらゆるトレーニングにおいて、集中力を途切れさせないための強力な武器になります。

※GarminはVenu X1の画面の明るさを公表していませんが、オンライン上の情報によると最大2,000ニットで、Apple Watch Ultra 2と同等であるとされています。

夜間の快適性を追求した「レッドシフトモード」

私がVenu X1の進化に最も感心した機能の一つが、夜間の使用に配慮した「レッドシフトモード」です 。就寝前に寝室でアラームを設定したり、その日の活動データを確認したりする際、Venu 3では画面の明るさが目に刺さることがありました。しかしVenu X1では、このモードを有効にすると、ディスプレイ全体が目に優しい赤系の色合いに切り替わります 。

これにより、暗闇に慣れた目を刺激することなく、隣で眠る家族を起こしてしまう心配もありません。これはVenu 3にはなかった機能であり、24時間ユーザーに寄り添うデバイスとしての、Garminの細やかな配慮が感じられる素晴らしい進化点です。

Garmin Venu X1のディスプレイ仕様

  • ディスプレイタイプ: AMOLED(オプションで常時表示モード対応)
  • サイズ: 対角2インチ(51.2 mm)
  • 解像度: 448 x 486 ピクセル
  • レンズ素材: サファイアクリスタル

まとめ:ディスプレイ

  • 革命的なサイズと形状: Venu 3の1.4インチ円形ディスプレイに対し、Venu X1は情報量が格段に増したGarmin史上最大の2インチ角形ディスプレイへと進化しました 。
  • 圧倒的な輝度: 屋外での視認性が劇的に向上し、直射日光の下でもデータが鮮明に読み取れます 。
  • 目に優しい新機能: 夜間使用時に画面を赤色系に切り替える「レッドシフトモード」が追加され、暗い場所での快適性が向上しました 。
  • 性能とのトレードオフ: この大きく明るいディスプレイは、Venu 3と比較してバッテリー駆動時間が短くなるという代償も伴います 。

新機能:Garmin Venu X1の地図・ゴルフ・LEDフラッシュライト

Garmin Venu X1で地図機能を利用している様子。

Garmin Venu X1は、単なるVenu 3の性能向上版ではありません。本格的な「地図」、専用機レベルの「ゴルフ機能」、そして実用的な「LEDライト」という、Venu 3にはなかった3つの新機能が搭載され、汎用フィットネスウォッチの枠を完全に超えた、多目的デバイスへと生まれ変わりました。ここでは、これらの新機能が私のライフスタイルをどう変えたのか、その革命的な体験をレビューします。

悲願の搭載、本格的な「地図機能」

まず注目すべきは、Venuシリーズの悲願とも言える、フルカラーのオフライン地図機能の搭載です 。これは単に地図が見られるだけでなく、ウォッチ上で目的地を設定してルートを引いたり、走りたい距離を入力するだけで周回コースを自動作成したりできる、本格的なナビゲーションシステムです 。これまでGarminの最上位機種であるFenixやForerunnerシリーズの特権だったこの機能がVenu X1に搭載されたことで、Venu 3では不可能だった、スマートフォンからの完全な解放が実現しました 。

この機能の真価を実感したのは、先日の出張先での朝ランでした。土地勘のない場所で、Venu 3を使っていた頃は、安全のためにホテルの周りをぐるぐる走るだけでした。しかしVenu X1では、ウォッチ上で「10kmのコースを自動作成」と指示するだけで、魅力的なランニングルートを3つも提案してくれたのです 。

その中から川沿いのコースを選んで走り始めると、巨大な2インチの画面に鮮明な地図が表示され、曲がり角が近づくたびにウォッチが音声で「まもなく右折です」と教えてくれます 。スマホを一切見ることなく、まるで地元のランナーのように新しい街の景色を楽しみながら走れたこの体験は、これまでのフィットネスウォッチの概念を覆すものでした。

専用機レベルに達した「ゴルフ機能」

Garmin Venu X1でゴルフ機能を利用している様子

次にゴルフ機能です。Venu 3もグリーンまでの距離計測など、基本的な機能を備えていましたが 、Venu X1は専用機である「Approach」シリーズの最上位モデルと同等の機能へと劇的な進化を遂げています 。最大の進化点は、世界43,000以上のゴルフコースマップフルカラーでプリインストールされていることです 。これにより、コース全体を俯瞰しながら、次のショットでどこを狙うべきか、視覚的に戦略を立てることが可能になりました。

例えば、先日参加した社内コンペでのことです。Venu 3でもグリーンまでの距離は分かりましたが、Venu X1はコース戦略そのものを変えました。ドッグレッグしているパー5の2打目、林越えのショートカットを狙うか悩んだ場面で、Venu X1のコースマップを拡大し、林を越えるのに必要なキャリーと、安全にフェアウェイに刻む場合の距離を指でタッチして正確に比較できたのです 。結果、安全策を選んでパーを拾うことができましたが、この視覚的な情報がなければ、無謀な挑戦をしていたかもしれません。これは単なる距離計ではなく、まさに「手首の上のバーチャルキャディ」です 。

暗闇を照らす、実用的な「LEDフラッシュライト」

Garmin Venu X1でLEDフラッシュライト機能を利用している様子。

最後に、Venuシリーズとして初搭載されたLEDフラッシュライトです 。これはウォッチのベゼル上部に内蔵された小型ライトで、Venu 3にはなかった全く新しいハードウェアです。ボタンの長押し一つで起動でき、4段階の白色光と、夜間の視認性を確保しつつ眩しすぎない赤色光を切り替えられます 。

先日のキャンプで、夜中にトイレに行こうとテントを出た時のことです。ヘッドライトを探すのも面倒で、Venu X1のライト機能を試してみました。ボタンを長押しすると、想像以上に強力な光が足元を照らし、安全に移動できました。さらに秀逸なのが赤色LEDモードです。これを使えば、他のキャンパーの睡眠を妨げることなく、自分のテントに戻ることができました 。Venu 3を使っていた頃は、こういう場面では必ずスマートフォンのライトを使っていましたが、ウォッチだけで完結する手軽さとスマートさは、一度体験すると元には戻れません。

まとめ:新機能(地図、ゴルフ機能、LEDフラッシュライト)

  • 地図機能: Venu 3にはない、オフラインのフルカラー地形図と、コースの自動作成も可能な本格的ナビゲーション機能を搭載しています 。
  • ゴルフ機能: Venu 3の基本機能から大きく進化し、専用機であるApproachシリーズ最上位モデルと同等のフルカラーコースマップ機能を利用できます 。
  • LEDライト: Venuシリーズとして初搭載されたハードウェアで、白色・赤色に対応し、夜間の安全性や日常生活での利便性を大幅に向上させます 。

スポーツ機能:Garmin Venu X1 ~単なる記録から「勝つための分析」へ~

Garmin Venu X1でスポーツ機能を利用している様子。

Garmin Venu X1は、Venu 3の優れたフィットネス機能に加え、プロレベルの高度な分析指標を搭載しました。ここでは、Venu X1が単なる活動の記録(ログ)から、いかにしてパフォーマンス向上に直結する「洞察(インサイト)」を提供するデバイスへと進化したのかをレビューします。

100種を超えるアクティビティであらゆる運動をカバー

まず基本となるスポーツアプリですが、Venu X1はVenu 3からさらにその対応範囲を広げ、100種類以上のアクティビティに対応しています 。ランニング、サイクリング、スイム、筋トレといった基本的な種目はもちろん、登山やハイキング、さらにはトライアスロンやスイムランといったマルチスポーツのプロファイルまで内蔵しています 。

これにより、日々のフィットネスから本格的な競技まで、一つのデバイスであらゆる活動をシームレスに記録できるようになりました。この多彩なアクティビティ対応が、後述する高度な分析機能の土台となっています。

対応スポーツアプリの比較

  • Venu X1: 100種類以上。
  • Venu 3: 30種類以上

パフォーマンスを最大化する、プロレベルの分析指標

Venu X1のスポーツ機能における最大の進化は、「トレーニングレディネス」や「持久力スコア」といった、プロレベルの分析指標が搭載された点です 。Venu 3でも活動の記録はできましたが、そのデータが持つ本当の意味までは分かりませんでした。しかしVenu X1の「トレーニングレディネス」は、睡眠の質や回復状況から「今日、本当に追い込むべきか」を客観的なスコアで示してくれます 。

また、「持久力スコア」は、自分の持久力を数値化し、トレーニングによる成長を可視化してくれます 。これにより、Venu X1は単なる記録係から、日々のコンディションを管理し、パフォーマンス向上へと導いてくれるパーソナルコーチへと昇華したのです。

この進化の価値を痛感したのは、先週のインターバル走でのことです。前日の夜更かしがたたり、朝の目覚めは最悪でした。Venu 3を使っていた頃なら、気合で無理やり走り出し、案の定、途中で失速して自己嫌悪に陥っていたでしょう。しかし、その朝Venu X1の「トレーニングレディネス」を見ると、スコアは「25/100 低」、アドバイスは「今日は休息を優先してください」と表示されていました。

正直悔しかったですが、そのアドバイスに従い、その日は軽いジョギングに切り替えたのです。結果、翌日には体調が回復し、質の高いトレーニングを再開できました。これは、単にデータを記録するVenu 3では絶対に得られない体験です。Venu X1は、私の主観的な「気合」や「根性」を、客観的なデータで正してくれる、まさに賢明なコーチなのです。

Garmin Venu X1で利用できる高度なトレーニング機能 一覧

トレーニングレディネス、トレーニングステータス、持久力スコア、ヒルスコア、ランニングダイナミクス、ランニングパワー、PacePro、ClimbProなど

大画面と高精度GPSが実現する、最高のトレーニング体験

また、先日行った20kmのロング走では、「持久力スコア」とリアルタイムスタミナ機能が輝きました 。Venu X1の巨大な2インチ画面には、地図、心拍数、そして「残りスタミナ」が同時に表示されます 。レース後半、ペースを上げるか維持するか迷った場面で、残りスタミナがまだ十分にあることを確認し、自信を持ってペースアップできました。Venu 3でもGPSの精度は良好でしたが、Venu X1の全システムGPSは、より安定してペースを捉えてくれる安心感があります 。

このように、トレーニングの計画から実行、そして振り返りまで、すべてのフェーズでVenu X1はVenu 3を遥かに凌駕するインサイトを提供してくれます。

GPSの対応衛星を比較

  • Venu X1: GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/みちびき(補完信号)に対応
  • Venu 3: GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)に対応
  • 違い:Venu X1は、Venu 3よりも対応衛星が多いです。ただし、デュアルバンドGPSには対応していません。

Garmin Venu X1の主なスポーツ機能

  • 100種類以上のスポーツアプリ
  • 日本詳細地形図(ナビゲーション機能)
  • ゴルフ機能(世界43,000以上のコースマップ)
  • トレーニングレディネス
  • トレーニングステータス
  • 持久力スコア
  • ヒルスコア
  • ランニングダイナミクス
  • ランニングパワー
  • Garmin コーチ

まとめ:スポーツ機能

  • 高度な分析機能: Venu 3にはない「トレーニングレディネス」や「持久力スコア」といった、Forerunner/Fenixシリーズ譲りの高度な分析指標を搭載しています 。
  • 豊富なアクティビティ対応: ランニングやサイクリングはもちろん、トライアスロンを含む100種類以上のスポーツアプリに対応し、あらゆる活動を記録できます 。
  • 優れた表示性能: 2インチの大画面で、ランニング中に地図と複数のデータを同時に表示でき、視認性が抜群です 。
  • 高精度なGPS: デュアルバンドGPSは非搭載ですが、全システムGPSは非常に高精度で、安定したトラッキングを実現します 。

ヘルスケア機能:Garmin Venu X1 ~日々の変化を捉える、皮膚温測定という新たな視点~

Garmin Venu X1でヘルスモニタリング機能を利用している様子。

Garmin Venu X1は、Venu 3で高く評価された優れたヘルスケア機能を継承しつつ、新たに「皮膚温測定」という強力な武器を手にしました。ここでは、この新たな指標が私たちの体調管理をどう変えるのか、その進化点を中心にレビューします。

Venu 3の強みを継承し、新たなセンサーを追加

まず安心なのは、Venu 3で絶賛されていた「睡眠コーチ」や「Body Battery」、「お昼寝検出」といった主要な健康管理機能が、Venu X1にもすべて搭載されている点です 。心臓部の光学式心拍計もVenu 3と同じ最新の第5世代センサーが使われており、データの精度は折り紙付きです 。その上で、Venu X1の最大の進化点が、睡眠中の皮膚温の変化を追跡する「皮膚温センサー」の新搭載です 。これは、体調や寝室の環境変化によって生じる微細な皮膚温の変動を記録し、ユーザーに知らせる機能です。

一方で、Venu 3にはあった心電図アプリ(ECG)機能は、Venu X1には搭載されていない点には注意が必要です 。

体が気づく前に、変化を知らせてくれる賢さ

この皮膚温測定の真価を実感したのは、先週のことです。朝、Venu X1のモーニングレポートを確認すると、「皮膚温が基準値より高く変動しています」という通知が表示されていました 。その時点では自覚症状は全くなく、「部屋が暑かったのかな?」くらいにしか思っていませんでした。しかし、その日の午後から徐々に体調に違和感を覚え始め、夜には案の定、熱っぽくなってしまったのです。

Venu 3を使っていた頃は、体調不良はいつも突然やってくるものでしたが、Venu X1は私の体が自覚するより先に、その微細な変化を捉えて警告してくれました。これは、日々のコンディション管理において、非常に強力な武器になると確信した瞬間でした。

不調の原因まで推測できる、多角的なデータ分析

Venu X1の素晴らしい点は、皮膚温という新たなデータが、既存のBody Batteryや睡眠スコアと連動して、より立体的な健康像を見せてくれることです。例えば、皮膚温が高いと警告された日は、やはり睡眠スコアも低く、Body Batteryの回復も鈍い、という相関関係がはっきりとデータで分かります。

Venu 3でも「なんとなく不調だな」というのはBody Batteryの低さで感じられましたが、Venu X1では「皮膚温の上昇が原因で、質の良い睡眠が取れず、結果としてエネルギーが回復していない」という、不調の根本原因まで推測できるようになりました。これにより、ただ休むだけでなく、体温調整に気を使うなど、より具体的な対策を考えるきっかけになっています。

Venu 3から受け継がれた、基盤となる健康指標

Venu X1のヘルスモニタリングは、Venu 3にも搭載されていた最新の第5世代光学式心拍計が土台となっています 。これにより、24時間365日、高精度な心拍数の追跡が可能です 。この心拍データは、体のエネルギー残量を5~100の数値で示すGarmin独自の指標「Body Battery」や、睡眠の質を0~100で採点する「睡眠スコア」の算出に使われます 。

特に、必要な睡眠時間をパーソナライズして提案してくれる「睡眠コーチ」や、昼寝を自動で記録する「お昼寝検出」機能は、Venu 3から引き継がれた非常に優れた機能です 。加えて、パフォーマンスやウェルネスの指標となる「血中酸素トラッキング」も、睡眠中や日中の記録が可能です。

Garmin Venu X1の主なヘルスケア機能

  • 皮膚温測定
  • 睡眠スコアと睡眠コーチ
  • Body Battery エネルギーモニター
  • 血中酸素トラッキング
  • ストレスレベル計測
  • HRVステータス(心拍変動)
  • 光学式心拍計(第5世代)
  • モーニングレポート
  • 昼寝検出
  • ヘルススナップショット
  • 女性のための健康トラッキング
  • 時差ぼけアドバイザー

まとめ:ヘルスモニタリング機能

  • 優れた機能の継承: Venu 3で高く評価された睡眠コーチ、Body Battery、お昼寝検出などの主要な健康管理機能をすべて搭載しています 。
  • 新搭載の皮膚温センサー: 新たに皮膚温測定機能が追加され、睡眠中の皮膚温の変化から体調の微細な変動を早期に察知することが可能になりました 。
  • 総合的な健康インサイト: 皮膚温という新たな指標が加わることで、睡眠スコアやBody Batteryと連携し、より多角的で深いレベルでのコンディション分析を実現します。
  • ECG機能の非搭載: Venu 3に搭載されていた心電図アプリ(ECG)機能は、Venu X1には搭載されていません 。
  • 基盤となる高機能: Venu 3で高く評価された高精度な心拍計 、Body Battery 、睡眠コーチ 、血中酸素トラッキング などの主要な健康管理機能をすべて搭載しています。

スマート機能:Garmin Venu X1 ~日常を“賢く”変える、多彩な新機能~

Garmin Venu X1でスマート機能を利用している様子。

Garmin Venu X1は、Venu 3の便利なスマート機能を基盤としながら、オフラインで使える音声コマンドや実用的なアプリを追加し、日常の相棒として更なる進化を遂げました。ここでは、Venu X1が日々の生活をいかに賢く、豊かにしてくれるのか、その新機能を中心にレビューしていきます。

日常の利便性を高める新機能と、大幅に増えたストレージ

Venu X1は、Venu 3で好評だったスピーカーとマイクによる通話機能や、Garmin Pay/Suicaによるキャッシュレス決済を完全に継承しています。その上で、Venu X1のスマート機能を大きく進化させているのが、オフラインで動作する「音声コマンド」です。Venu 3ではスマートフォンの音声アシスタントを呼び出す形でしたが、Venu X1はウォッチ単体でタイマー設定アプリ起動などの操作が音声で行えます。

さらに、「株価トラッカー」や、ユニークなチップ計算機能付きの「電卓」といった、日常生活で役立つアプリも新たに追加されました。そして、最も重要な進化が、内蔵メモリがVenu 38GBから32GBへと4倍に増えたことです。これにより、容量を気にすることなく、地図データとお気に入りの音楽プレイリストを両方、大量に保存できるようになりました。

両手がふさがっていても操作できる「音声コマンド」

この音声コマンドの便利さを実感したのは、両手がふさがっている料理中のことです。タイマーをセットしたかったのですが、手が濡れていてタッチ操作はしたくありませんでした。Venu 3の時はスマホに話しかける必要がありましたが、Venu X1では手首に向かって「OKガーミン、タイマーを3分に設定」と話しかけるだけ。スマートフォンが近くになくても、オフラインでウォッチが正確に反応してくれました。この手軽さは、日常生活の様々な「ちょっと面倒」な場面を、スマートに解決してくれます。

仕事から遊びまで、一台で完結する感覚

Garmin Venu X1の電卓機能

Venu X1を使い始めてから、通勤中の時間の使い方が変わりました。以前はスマホでチェックしていた株価を、Venu X1のウィジェットでさっと確認。昼食時には、同僚との割り勘を電卓機能でスマートに計算します。さらに、Venu 3では8GBの容量制限から音楽か地図かを選ぶような感覚がありましたが、32GBに増えたVenu X1では、お気に入りのSpotifyプレイリストを大量にダウンロードしつつ、日本全土の地図も余裕で保存できます。

これにより、週末のロングランでも、気分に合わせて音楽を楽しみながら、初めての道でも安心して走れるようになりました。まさに、仕事もプライベートもこの一台で完結する感覚です。

Garmin Venu X1の主なスマート機能

  • Suica / Garmin Payなどの非接触決済
  • 音楽ストレージ (Spotify, Amazon Music, LINE MUSICなどに対応)
  • Bluetooth経由での通話機能
  • オフライン対応の音声コマンド(Siriとの連携も可)
  • スマートフォン通知機能 (LINEなどSNSにも対応)
  • 株価トラッカー
  • 電卓・カレンダー・タイマー・ストップウォッチ
  • Connect IQ アプリストア・Garminシェア・Garmin Messengerアプリ
  • セーフティ&トラッキング機能 (事故検出・援助要請)
  • デバイス探索(スマートフォン探索)
  • 音声アシスタント(スマホ必須・SiriやGoogleアシスタントなど)

まとめ:スマート機能

  • オフライン音声コマンド: Venu 3にはない、オフラインで動作する音声コマンドを新搭載し、ウォッチの操作性が向上しました 。
  • 実用的な新アプリ: 日常生活で役立つ「株価トラッカー」や、ユニークなチップ計算機能付きの「電卓」などが追加されました 。
  • ストレージの増量: 内蔵メモリがVenu 3の8GBから32GBへと4倍に増加し、音楽や地図を気兼ねなく保存できます 。
  • 基本機能の継承: Venu 3で好評だったウォッチでの通話機能やGarmin Pay/Suicaなどの便利な機能はすべて継承しています 。

バッテリー:Garmin Venu X1 ~性能とのトレードオフ、その変化を正直にレビュー~

Garmin Venu X1は多くの点で革命的な進化を遂げましたが、バッテリー性能に関しては、これまでのVenuシリーズとは異なるアプローチが取られています。ここでは、Venu 3の強みであった長いバッテリー駆動時間との違いを正直にお伝えし、その背景にある性能とのトレードオフと、実際の使用感をレビューします。

大画面・高機能化の代償としてのバッテリー駆動時間

まず、スペック上の事実として、Venu X1のバッテリー駆動時間は、スマートウォッチモードで最大約8日間です 。これは、Venu 3が誇った最大約14日間という驚異的な駆動時間からは、明確に短縮されています 。この変化の主な理由は、Venu X1が搭載する、Garmin史上最大かつ非常に明るい2インチのAMOLEDディスプレイと、高度な分析機能を処理するためのパワーにあります。

特に、画面を常に表示させる「常時表示モード」をオンにすると、駆動時間は約2日間となり、より頻繁な充電が必要になります 。これは性能低下ではなく、よりリッチな体験を提供するための、意図されたトレードオフと言えるでしょう。

「週に一度」から「週に二度」へ、変わる充電習慣

長年、Garminの「充電は週に一度でOK」という常識に慣れ親しんできた私にとって、Venu X1のバッテリー消費は正直なところ、新しい付き合い方を求められるものでした。Venu 3を使っていた頃は、週末に充電すれば次の週末まで余裕で持ちましたが、Venu X1では週の半ば、水曜日か木曜日あたりには充電を意識し始めます。

先日、月曜の朝に100%で使い始め、毎日の通勤と30分のランニング、そして睡眠追跡を行ったところ、金曜の朝には残量が20%を切り、充電を促されました。これは、Venu 3ならまだ50%以上残っていたであろう状況です。Apple Watchの毎日充電に比べれば遥かに快適ですが、これまでのGarmin体験とは異なる充電サイクルに、少しの慣れが必要だと感じています。

GPS使用時のパフォーマンスと実用シーン

先週末、2時間ほどのトレイルランニングに出かけた時のことです。地図機能と全システムGPSをフル活用した結果、バッテリーは出発前の80%から55%まで、約25%減少しました。カタログスペックのGPSモード約16時間というのは、かなり正確な印象です 。Venu 3もGPS使用時のバッテリー持ちは良かったですが、Venu X1は地図表示という大きな負荷がかかっていることを考えると、健闘していると言えるでしょう。

2泊3日の縦走登山など、充電環境のない場所での長時間の活動には少し心許ないかもしれませんが、日々のトレーニングや日帰りでのアクティビティであれば、全く問題なく対応できる性能です。

まとめ:バッテリー

  • 駆動時間の変化: スマートウォッチモードでのバッテリー駆動時間は、Venu 3の約14日間に対し、Venu X1は約8日間へと短縮されています 。
  • 性能とのトレードオフ: この変化は、大型・高輝度ディスプレイや高度な機能の搭載に伴うもので、性能向上のための意図的なトレードオフです。
  • AOD使用時の注意: 常時表示ディスプレイを有効にすると、駆動時間は約2日間にまで大幅に短縮されます 。
  • GPSモードでの性能: 全システムGPSモードでの駆動時間は約14時間で、日々のトレーニングには十分ですが、長期間充電できないアクティビティには注意が必要です 。

Garmin Venu X1 vs. Garmin Venu 3:主な違いを徹底比較

Garmin Venu X1のカラーバリエーション。ブラックとモス。

Garmin Venu X1は、Venu 3から約2年を経て登場した、単なる後継機ではなく、あらゆる面で進化した上位モデルです。ここでは、両者の主な違いを項目別に比較します。

デザインとディスプレイ

  • Venu 3: 形状: 円形 , サイズ: 45x45x12mm , ディスプレイ: 1.4インチAMOLED , レンズ: Gorilla Glass 3
  • Venu X1: 形状: 角形 , サイズ: 41x46x7.9mm , ディスプレイ: 2インチAMOLED , レンズ: サファイアクリスタル
  • 違い: Venu X1はGarmin史上最薄(7.9mm)の角形デザインと、史上最大(2インチ)のディスプレイを搭載 。素材もサファイアクリスタルやチタンへとアップグレードされ、高級感と耐久性が向上しています 。

バッテリー稼働時間

  • Venu 3: スマートウォッチモード: 約14日間 , GPSモード: 約26時間
  • Venu X1: スマートウォッチモード: 約8日間 , GPSモード: 約16時間
  • 違い: Venu X1は、大型ディスプレイや高機能化の影響で、Venu 3の強みであったバッテリー駆動時間が短くなっています 。

ヘルスモニタリング機能

  • Venu 3: 主要機能(心拍計, Body Battery, 睡眠コーチなど)に加え、心電図(ECG)アプリを搭載 。
  • Venu X1: Venu 3の主要機能をほぼ継承し、新たに「皮膚温測定」と「レッドシフトモード」を追加 。ただしECG機能は非搭載。
  • 違い: Venu X1は皮膚温という新たな指標を得ましたが、Venu 3にあったECG機能がなくなりました 。一長一短の進化と言えます。

スポーツ・トレーニング機能

  • Venu 3: 30種以上のスポーツアプリを搭載 。基本的なフィットネス記録が中心です。
  • Venu X1: 100種以上のスポーツアプリ に加え、Venuシリーズ初の「日本詳細地形図」 、「LEDフラッシュライト」 、そして「トレーニングレディネス」や「持久力スコア」などの高度な分析指標を搭載 。
  • 違い: Venu X1は、単なるフィットネスウォッチから、本格的なアウトドア活動や専門的なトレーニングにも対応できる、プロレベルのスポーツデバイスへと大きく進化しました 。

スマート機能とストレージ

  • Venu 3: 通話機能、Suica/Garmin Pay、音楽保存などに対応 。内蔵メモリは8GB 。
  • Venu X1: Venu 3の機能に加え、「オフライン音声コマンド」 、「株価トラッカー」 、「電卓」 などを追加。内蔵メモリは32GBに増量 。
  • 違い: Venu X1は内蔵メモリが4倍に増え、地図と音楽を気兼ねなく保存できるようになったほか、オフライン音声コマンドなど、よりスマートな機能が追加されています 。

発売日と価格

  • Venu 3: 発売日: 2023年9月7日 , 価格: 60,800円(税込)
  • Venu X1: 発売日: 2025年6月26日 , 価格: 129,800円(税込)
  • 違い: Venu X1はVenu 3の約2年後に発売された後継・上位モデルで、価格も2倍以上とプレミアムな位置づけです 。

まとめ:Garmin Venu X1とVenu 3の違い

Garmin Venu X1は、Venu 3の基本的な強みを継承しつつ、デザイン、ディスプレイ、スポーツ・スマート機能の全てにおいて、より専門的でプレミアムな領域へと踏み込んだ上位モデルです 。

一方で、その高機能化と引き換えに、バッテリー駆動時間の短縮やECG機能の省略、そして大幅な価格上昇といったトレードオフも存在します 。どちらを選ぶかは、長いバッテリー寿命とコストパフォーマンスを重視するか、最新・最高の機能とデザイン性を求めるか、ユーザーの優先順位によって決まるでしょう。

Garmin Venu X1のメリット・デメリット

Garmin Venu X1の背面。センサーとナイロンバンドが見える。

Garmin Venu X1は、Venu 3から飛躍的な進化を遂げた革新的なデバイスですが、その進化は市場の競合製品と比較することで、より明確なメリットとデメリットが見えてきます。ここでは、その両面を詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:プレミアム機で群を抜く、デザインと装着感

Garmin史上最薄の7.9mm、最軽量の40gというデザインは、Apple Watch Ultra 2(14.4mm, 61.4g)やGalaxy Watch Ultra(12.1mm, 60.5g)といった競合機と比較して圧倒的に快適です 。このおかげで、睡眠時でも気にならない、羽のような装着感を提供します。

メリット2:トップクラスのディスプレイ視認性

Garmin史上最大となる2インチのAMOLEDディスプレイは、Apple Watch Ultra 2の画面よりも大きく、屋外での視認性は抜群です 。地図やトレーニングデータが非常に見やすく、体験を大きく向上させています。

メリット3:専門的なスポーツ分析機能

「トレーニングレディネス」や「持久力スコア」といったGarmin独自の高度な分析機能は、Apple WatchGalaxy Watchが標準で提供する機能よりも遥かに深く、本格的なアスリートにとって最大の魅力です 。

メリット4:オフラインで真価を発揮する地図・ゴルフ機能

オフラインで使えるフルカラーの地形図は、スマートフォンが圏外になるようなアウトドア環境で、他のスマートウォッチに対する絶対的な優位性となります 。ゴルフ機能も専用機レベルに進化しました 。

メリット5:ユニークで実用的な独自機能

夜間に便利なLEDフラッシュライトや、オフラインでも使える音声コマンドは、Apple Watch Ultra 2Galaxy Watch Ultraにはないユニークかつ実用的な機能です 。

【デメリット】

デメリット1:バッテリー駆動時間の評価が分かれる点

約8日間のバッテリー駆動時間は、Apple Watch Ultra 2の36時間を圧倒しますが、Venu 3の約14日間やHUAWEI WATCH FIT 4 Proの約10日間と比べると見劣りします 。充電頻度に対する考え方で評価が分かれるポイントです。

デメリット2:競合と比較して高額な価格設定

価格は129,800円(税込)で、Apple Watch Ultra 2と同価格帯であり、Galaxy Watch Ultra(約8.8万円)やHUAWEI WATCH FIT 4 Pro(約3.4万円)よりも大幅に高価です 。

デメリット3:価格に見合わない一部機能の省略

最大の弱点は、同価格帯の競合製品や、より安価なHUAWEI WATCH FIT 4 Proまでが搭載する心電図(ECG)アプリや高精度なマルチバンドGPSに非対応である点です 。これはプレミアム機として明確なマイナスポイントです。

Garmin Venu X1のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 2インチ AMOLED , 448 x 486 ピクセル , サファイアクリスタルレンズ
  • クラウン: なし
  • ストレージ: 32 GB
  • バッテリー: リチウムイオン
  • 駆動時間: スマートウォッチモード:約8日間、GPSモード:約16時間
  • 充電: Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電
  • ワイヤレス通信: Bluetooth, ANT+, Wi-Fi
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, BeiDou, みちびき(補完信号)
  • インターフェース: タッチスクリーン
  • センサー: 第5世代光学式心拍計, 血中酸素, 気圧高度計, コンパス, ジャイロ, 加速度計, 温度計, 環境光
  • 防水: 5 ATM
  • スピーカー/マイク: 内蔵
  • 音声アシスタント: スマートフォンの音声アシスタント連携、音声コマンド
  • 機能: 100種以上のスポーツアプリ、ヘルスケア、地図/ゴルフ、通話、決済(Suica)、音楽、LEDライト
  • 筐体: ケース:FRP(チタンリアカバー), レンズ:サファイアクリスタル
  • アプリ: 100種類以上のスポーツアプリ , Connect IQ ストア対応
  • 対応OS: iPhone, Android
  • OS: 独自OS
  • サイズ: 41 x 46 x 7.9 mm
  • 重量: 40 g (バンド込み)
  • カラー: Black, Moss
  • 付属品: USB-C チャージングケーブル, 製品保証書, 標準付属ベルト
  • バンド: ナイロン , Quick Release バンド (24mm)

Garmin Venu X1の評価

Garmin Venu X1のディスプレイを室内で見ている様子。

8つの評価基準で「Garmin Venu X1」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
Garmin史上最大となる2インチAMOLEDディスプレイは革命的。直射日光下でも驚くほど鮮明で、あらゆる情報の視認性が格段に向上しました。

健康管理・スポーツ:★★★★☆
プロレベルの分析機能や皮膚温センサーが加わり、Venu 3から大きく進化。ただし、ECG機能の省略やマルチバンドGPS非搭載は惜しい点です。

機能性:★★★★★
オフライン音声コマンドや32GBへのストレージ増量、LEDライトなど、日常生活の利便性を高める新機能が満載で、死角が見当たりません。

バッテリーの持ち:★★★☆☆
Venu 3の約14日間から約8日間へと短縮。大画面・高機能化のトレードオフであり、これまでのGarminの常識に慣れていると物足りなさを感じます。

耐久性:★★★★★
傷に強いサファイアクリスタルとチタン製リアカバーを採用。驚くほど薄いにも関わらず、高級感と安心感を両立したタフな作りです。

ファッション性:★★★★★
Garmin史上最薄・最軽量のデザインは、どんなシーンにもマッチする洗練されたもの。そのミニマルな美しさは所有する喜びを満たしてくれます。

価格:★★☆☆☆
129,800円(税込)という価格は、Venu 3の倍以上。機能は豊富ですが、気軽に購入できる価格帯ではなく、コストパフォーマンスの点で厳しい評価です。

使いやすさ:★★★★☆
大画面はタッチ操作を快適にし、音声コマンドも便利です。しかし、物理ボタンが2つに減ったことで、運動中の確実な操作性は一歩譲ります。

総評:★★★★☆】

Venuシリーズの再定義:全く新しいカテゴリの製品への進化

Garmin Venu X1は、単なるVenu 3の後継機ではなく、Venuというシリーズそのものを再定義するフラッグシップモデルです 。これまでのVenuが「高機能なフィットネスウォッチ」だったとすれば、Venu X1は「ライフスタイルと本格スポーツを最高レベルで融合させたプレミアムスマートウォッチ」と言えるでしょう。

Venu 3からスポーツ分析機能を大幅に強化し、これまで上位機種の専売特許だった「トレーニングレディネス」などの専門的なトレーニング指標や、オフラインで使える本格的な「地図機能」を新たに搭載しました 。これに実用的なLEDライトが加わったことで、まさに死角のないデバイスへと進化しました 。

卓越した点とトレードオフ

特に注目すべきは、やはりGarmin史上最高・最大を更新したディスプレイと、最薄・最軽量を達成したデザインです 。この2点は、これまでのどのスマートウォッチとも一線を画す、圧倒的な体験を提供してくれます。

しかし、その代償として、Garminの最大の魅力であったはずの長いバッテリー寿命が犠牲になっている点は、このウォッチを評価する上で最も重要なポイントです 。また、Venu 3には搭載されていた心電図アプリ(ECG)に非対応である点も、この価格帯のプレミアムウォッチとしては明確な弱点と言えるでしょう 。

どのようなユーザーにおすすめか

このウォッチは、「Apple Watchのような洗練されたデザインとスマートな機能性を求めつつ、Garminが提供する最高レベルのフィットネス・健康分析機能も諦めたくない」という、最も要求の高いユーザーのための究極の選択肢です 。

バッテリーの充電頻度が少し増えることや、一部機能の省略を許容でき、その価格に見合う価値を見出せるのであれば、Venu X1はあなたの日常とトレーニングを、間違いなくもっと豊かで刺激的なものに変えてくれるはず。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

Garmin Venu X1の価格・購入先

Garmin Venu X1 本体 ブラック 正面

※価格は2025/09/27に調査したものです。価格は変動します。

Garmin公式オンラインストア

129,800円 (税込)で販売されています。

Garmin公式オンラインストアで「Garmin Venu X1」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで118,000円、
  • 楽天市場で117,891円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで117,891円(送料無料)、
  • AliExpressで115,859円、
  • 米国 Amazon.comで$799.99、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Garmin Venu X1」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Apple Watch Series 11

Appleから発売されたwatchOS 26搭載のスマートウォッチです(2025年9月19日に発売)。

LTPO3広視野角OLED常時表示Retinaディスプレイ、通常使用時で最大24時間(低電力モードで最大38時間)駆動できるバッテリー、第3世代の光学式心拍センサーを搭載しています。

また、5G通信、AIコーチ「Workout Buddy」、睡眠スコア、バイタル監視、手首フリック、スマートスタック、ライブ翻訳、UIデザイン「Liquid Glass」、メモアプリに対応。

数十種類のワークアウトモード、高度なランニング指標、高速充電(約30分で80%)、低電力モード、血中酸素ウェルネス・心電図・皮膚温・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、マインドフルネス(呼吸エクササイズ)、衝突事故検出・転倒検出、

マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、Taptic Engine、LTE通話、50メートルの耐水性能、IP6X等級の防塵性能、Apple Pay、通知の受信(LINE対応)、カメラのリモート操作、iPhoneの検索、懐中電灯、天気予報、文字盤デザインのカスタマイズ、クイックリリースバンド、Bluetooth 5.3にも対応しています。

価格は、Amazonで63,481円(42mm・GPSモデル・税込)、楽天市場で86,000円(送料無料・GPS+Cellularモデル)、ヤフーショッピングで71,196円、Appleオンラインストアで64,800円(税込)~、です。

関連記事:Apple Watch Series 11 レビュー!Series 10との違いと欠点とは?

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Apple Watch Ultra 2

Appleから発売されたwatchOS 11を搭載したハイエンドなスマートウォッチです(2023年9月22日 発売)。

49mm(約1.9インチ)のOLEDディスプレイ、Apple S9 Sip プロセッサ、1GBメモリ、64GBストレージ、通常の使用時で36時間駆動できるバッテリー、デュアルスピーカー、水深計、水温センサー、航空宇宙産業レベルのチタニウムケースを搭載しています。

また、バンド「チタニウムミラネーゼループ」、モジュラーUltra、100m防水、IP6X防塵、MIL-STD 810H、L1とL5周波数(高精度なGPS)、水中アクティビティの詳細な記録・分析、オーディオ再生、睡眠時無呼吸症の検知、

低電力モード(最大72時間)、常時表示、夜間モード、高速充電(約1時間で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、パワーメーターとの接続、25種類以上のワークアウトモード、Apple Pay、Suica決済、音声操作 Siri、Wi-Fi、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで111,501円(税込)、楽天市場で128,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで91,480円(送料無料)、です。

関連記事:「Apple Watch Ultra 2」とSeries 10、SE2を比較

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Galaxy Watch Ultra (2024)

サムスンから発売されたWear OS 5とOne UI 6 Watchを搭載したハイエンドなスマートウォッチです(2024年7月31日 発売)。

1.5インチののSuper AMOLED スクリーンを搭載。Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、省電力モードで最長 100時間 駆動する590 mAh バッテリー、スピーカー、マイク、新しいバイオアクティブセンサー搭載で、

AI機能、IP68防水防塵と10気圧防水、4G LET通信、サイレン、ルート、トラックバック機能SOS機能、転倒検知機能、デュアル周波数GPSシステム、FeliCa 電子マネー決済、クイックボタン、ナイトモード、クッション設計、10Wワイヤレス充電、100種のスポーツモードに対応しています。

価格は、楽天市場で70,140円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,920円、米国 Amazon.comで$439.00、です。

関連記事:上位版「Galaxy Watch Ultra」と標準版 Watch7の違い

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Garmin vivoactive 6

Garminから発売された独自OS搭載のスマートウォッチです(2025年4月10日に発売)。

直径1.2インチ(30.4 mm)の鮮やかなAMOLEDタッチスクリーン(常時表示オプション対応、390 x 390ピクセル)、スマートウォッチモードで約11日間(常時表示モードで約5日間)、GPSモードで約21時間駆動できるバッテリー、8GBのメモリ、Garmin Elevateリストベース心拍計、内蔵センサー(コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、環境光センサー、別売りのtempeセンサーで温度測定も可能)を搭載しています。

また、80種類以上のスポーツアプリ(車いすモード対応)、「スマート起床アラーム」、カスタマイズ可能なモーニングレポート、「MOVEアラート」、「モビリティアクティビティ」、SuicaおよびGarmin Payによる非接触決済、音楽再生・音楽保存機能、セーフティ機能(事故検出・援助要請)、高精度なマルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき、BeiDou)、クイックリリースに対応した20mmバンドに対応しています。

さらに、血中酸素、睡眠モニタリング(睡眠スコアと睡眠コーチ)、Body Battery、ストレスレベル計測、呼吸、スマートフォン通知(テキストメッセージ、着信、アプリ通知など)、ワイヤレス接続(Bluetooth, ANT+, Wi-Fi)、Garmin Connectアプリ、Connect IQストア、Garmin Messengerアプリ、Garmin Golfアプリとの連携、5気圧防水にも対応しています。

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関連記事:Garmin vivoactive 6徹底レビュー!前モデルからの進化点を解説

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Garmin Venu 3

ガーミンから発売されたスポーツ・ヘルスケア用のスマートウォッチ(GPSウォッチ)です(2023年9月7日に日本で発売)。

直径1.4インチのAMOLEDスクリーンを搭載。最大14日間 駆動するバッテリー、スピーカー、マイク、GPSセンサー、第5世代光学式心拍計を搭載しています。

また、心電図(ECG)測定機能、Suica決済機能、Garmin Pay(非接触型決済)、スリープコーチ、車椅子モード、30種類以上のスポーツアプリ、モーニングレポート、動画ワークアウト、音声プロンプト、音楽再生機能(音楽保存)、「セーフティ トラッキング」(事故・転倒検出)機能に対応。

心拍数・血中酸素・睡眠(睡眠スコア)・ストレスレベルのモニタリング、Body Battery(ボディバッテリー)、5気圧防水、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、ANT+にも対応しています。

価格は、Amazonで49,508円(税込)、楽天市場で49,699円(送料無料)、ヤフーショッピングで49,699円(送料無料)、米国 Amazon.comで$449.99、です。

関連記事:Garmin Venu 3徹底レビュー!心電図・ランニング・Venu 2比較

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HUAWEI WATCH FIT 4 Pro

HUAWEIから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2025年6月3日に発売)。

約1.82インチのAMOLED タッチスクリーン (480 x 408ピクセル, 最大輝度3,000 nits) 、通常使用で約10日間駆動できるバッテリー、深度センサー、温度センサー、GPSセンサー、、回転クラウン付きホームボタン、スピーカー・マイクを搭載しています。

また、心電図(ECG)アプリ、ゴルフ機能、40mフリーダイビング、ボイスメモ機能、、ワイヤレス急速充電(約60分でフル充電完了)、NFC、・食事管理サポート(Stay Fitアプリ連携)、皮膚温度測定、情緒モニタリング、100種類以上のスポーツモード、ランニング機能(AIランニングフォーム分析など)、血中酸素レベル測定・心拍数モニタリング・睡眠モニタリング・ストレスモニタリングに対応。

音楽再生(音楽保存)、Bluetooth通話、音声アシスタント(AI Voice)、文字盤デザインのカスタマイズ、高精度なマルチGNSS(L1/L5デュアルバンド対応)、バイブレーション機能、通知の受信、Bluetooth 5.2 (BR+BLE)、5気圧防水・IP6X防塵にも対応しています。

価格は、Amazonで33,800円(税込)、楽天市場で33,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,800円、AliExpressで31,974円、です。

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OPPO Pad 3 Matte Display Edition 徹底レビュー!先代からの進化点と欠点

OPPO Pad 3 本体が横向きに置かれている。
2025年6月19日に発売された「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」は、光の反射を極限まで抑えた革新的なマットディスプレイと、強力なAI機能を搭載し、Androidタブレット市場で大きな注目を集めています。

このレビューでは、OPPO Pad 3が日々の作業やクリエイティブ活動をどれだけ快適にするのか、前モデル「OPPO Pad 2」からどのように進化したのか、その性能と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

OPPO Pad 3 Matte Display Edition の長所(Pros):

  • あらゆる環境下で圧倒的に見やすい、革新的なマットディスプレイ
  • 文章作成や写真編集を効率化する、強力なAI機能
  • iPhoneとも連携可能な「O+ Connect」機能
  • 驚くほど薄く、高級感のある金属製のデザイン
  • 5年間の快適な動作を保証する長期サポート

OPPO Pad 3 Matte Display Edition の短所(Cons):

  • カーナビ用途には不向きなGPS機能の省略
  • 前モデルからの背面カメラのスペックダウン
  • 指紋認証が非搭載である点
  • 急速充電器が別売りであること

総合評価:

OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、読書や文書作成、クリエイティブな作業といった「集中を要するタスク」に特化した、非常に完成度の高いプレミアムタブレットです。特に、画面の映り込みによる目の疲れを軽減したい学生やビジネスパーソン、そしてデバイス間のシームレスな連携を求めるユーザーに強くおすすめできます。

この記事で分かること

  1. OPPO Pad 3とOPPO Pad 2のスペックと性能の徹底比較
  2. 革新的なマットディスプレイの実際の見え方と使用感
  3. MediaTek Dimensity 8350Antutuベンチマークスコアと他のタブレットとの性能比較
  4. 原神」など人気ゲームのフレームレート(FPS)で見るリアルなゲーム性能
  5. 実用性が大幅に向上したAI機能(文章要約、翻訳、AI消しゴム)の詳細なレビュー
  6. 進化した専用ペン、キーボード(OPPO Pencil 2、Smart Keyboard)の使い勝手(アクセサリー、オプション製品)
  7. 実際のバッテリー持続時間充電性能の検証
  8. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  9. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  10. 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、あなたが「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入先はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:OPPO Pad 3 Matte Display Edition | オッポ

デザインと耐久性:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~前モデルから進化した、驚くべき薄さと高級感~

OPPO Pad 3の光沢感のある背面。手で持っている。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのデザインと耐久性に焦点を当て、前モデルのOPPO Pad 2と比較しながら、その洗練された外観と実用性を詳しくレビューしていきます。実際に手に取って感じた驚きや、日々の使用で気づいたメリット・デメリットを具体的にお伝えします。

手にした瞬間に伝わる、驚異的な薄さと剛性

OPPO Pad 3 Matte Display Editionを箱から出した瞬間、スペックシートの数値以上にその薄さに驚かされました。これほど薄いにも関わらず、本体をひねってもたわむ感覚は一切なく、非常に高い剛性を備えています。ガラスとボディの間に安価なタブレットに見られる樹脂の縁取りがない点も、高級感を際立たせる「高級なタブレットの証」と言えるでしょう。

背面はミレニアムシルバーのメタル素材で、中央のカメラから同心円状に広がるブラッシュ仕上げが施されています。この仕上げはOPPO Pad 2の「星の軌跡」を思わせるデザインを踏襲しつつ、光の当たり方で上品な輝きを放ちます。質感はサラサラとしており、指紋が付きにくいという実用性も兼ね備えています。

よりスリムに、より軽く。携帯性の進化

OPPO Pad 3の側面を上から見下ろしている。

OPPO Pad 3の厚さはわずか6.3mmで、これは前モデルOPPO Pad 2の6.6mmよりもさらに薄く、OPPOのタブレットシリーズで最薄となります。重量もOPPO Pad 2の約552gから約536gへと軽量化されており、このわずかな差が、長時間手に持って電子書籍を読んだり、カバンに入れて持ち運んだりする際の負担を軽減してくれます。

本体の縦横サイズは前モデルとほぼ同じですが、より薄く軽くなったことで、11.6インチという大画面ながら取り回しが良く、アクティブに持ち運びたくなる一台に仕上がっています。カラーはOPPO Pad 2のグレーから、より洗練された印象のシルバーに変更されました。

サイズ・重量の違い

  • OPPO Pad 3:縦 約258mm、横 約189mm、厚さ 約6.3mm、重量 約536g
  • OPPO Pad 2:縦 約190mm、横 約259mm、厚さ 約6.6mm、重量 約552g

使いやすさを考え抜かれたボタンとポートの配置

OPPO Pad 3の側面。ポートが見える。

OPPO Pad 3のボタンやポートの配置は、横向きでの使用を前提に最適化されています。電源ボタンは左側面に、音量ボタンは上部左側にまとめられており、自然な手の位置で直感的に操作できます。スピーカーは左右に2基ずつ、合計4基のクアッドスピーカーが搭載され、手で持った際に塞いでしまうこともありません。

右側面にはUSB Type-Cポートが配置されています。嬉しい進化点として、このポートは映像出力に対応しており、USBケーブル1本でモバイルモニターに画面を拡張できました。これは前モデルOPPO Pad 2では対応していなかったため、生産性を重視するユーザーにとっては大きなメリットです。一方で、OPPO Pad 2と同様に3.5mmイヤホンジャック外部ストレージ用のmicroSDカードスロットは非搭載のため、有線イヤホンやストレージ拡張を求めるユーザーは注意が必要です。

薄さの裏にある堅牢さと注意点

OPPO Pad 3は、前モデル譲りの堅牢な金属ボディをさらに薄型化しながらも、ねじれに強い高い剛性を維持しています。しかし、その堅牢な作りとは裏腹に、注意すべき点も存在します。

本機は、公式な防水防塵性能を示すIP等級や、落下などの衝撃に対する耐性を示すMIL規格には準拠していません。これは前モデルのOPPO Pad 2も同様の仕様でした。そのため、キッチンでレシピを確認したり、お風呂で映画を楽しんだりといった、水濡れの可能性があるシーンでの使用は避けた方が良いでしょう。日常的な使用には十分な頑丈さを備えつつも、過酷な環境での使用は想定されていない点を理解しておく必要があります。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionの付属品

  • クイックガイド
  • 安全ガイド
  • USB Type-C データケーブル
  • マイクロファイバー・ポリッシング・クロス

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:前モデルを超える6.3mmの驚異的な薄さと、たわみを感じさせない高い剛性を両立したスタイリッシュなボディ。
  • 質感:サラサラとした手触りのメタルボディと、高級感を演出する同心円状のブラッシュ仕上げが特徴。
  • 前モデルからの進化:より薄く、軽くなっただけでなく、OPPO Pad 2では非対応だったUSB-C経由での映像出力が可能になり、実用性が向上。
  • 実用性:横向きでの使用に最適化されたボタン配置と、microSDカードスロットやイヤホンジャックが非搭載という割り切った仕様は前モデルから引き継がれている。
  • 耐久性の注意点:公式な防水防塵(IP等級)や耐衝撃(MIL規格)性能はなく、水回りや落下には注意が必要。

ディスプレイ:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~紙のような質感と異次元の見やすさを両立した革新的スクリーン~

OPPO Pad 3のディスプレイ。画面にゲーム。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの要となるディスプレイについて、その革新的な特徴をレビューします。前モデルOPPO Pad 2の優れた表示品質をベースに、一体どこが、どのように進化したのか。実際の使用体験を交えながら、その魅力に迫ります。

映り込みからの解放と、紙のような手触り

OPPO Pad 3の電源を初めて入れたとき、まず心を奪われたのは、そのマットな画面がもたらす独特の見た目と手触りでした。本機は前モデルのOPPO Pad 2と同じくLCD (LTPS) パネルを採用していますが、その印象は全く異なります。最大の特徴は、モデル名にもあるナノテクスチャー加工が施された表面仕上げです。

リビングの窓から差し込む光の下で使っても、OPPO Pad 2のような光沢ディスプレイでは避けられなかった照明や自分の顔の映り込みがほとんどありません。このストレスからの解放感は、まさに革新的です。発色は非常に自然で、アンチグレア特有の派手さを抑えた上品な色合いながら、DCI-P3カバー率97.4%という高い色再現性により、鮮やかさもしっかりと保たれています。その手触りはまるで上質な紙のようで、指の滑りも非常に滑らかでした。

忠実な色再現と、屋外でも安心の輝度

OPPO Pad 3のディスプレイ。アニメ動画を再生。

OPPO Pad 3のディスプレイは、色の正確性においても著しい進化を遂げています。その指標となる色差は「Delta E < 1」というプロレベルの精度を達成しており、これは人の目ではほぼ違いを認識できないほど忠実な色再現を意味します。前モデルOPPO Pad 2の「Delta E < 2」からさらに向上し、クリエイターの要求にも応える品質です。

さらに、輝度も大きく向上しました。通常輝度はOPPO Pad 2と同じ500nitですが、日光下での最大輝度は700nitへと強化されています。この進化により、晴れた日の屋外など、これまでタブレットが苦手としていた明るい環境下での視認性が劇的に改善されています。

読書と作業効率を優先した7:5の画面比率

OPPO Pad 3のディスプレイ。縦向き。

このディスプレイを唯一無二にしているのが、両モデルに共通する7:5の「白銀比」と呼ばれる画面比率です。実際にウェブサイトを閲覧すると、縦の表示領域が広いため一度に見れる情報量が多く、快適でした。また、電子書籍では漫画の見開き表示が画面にぴったり収まり、紙の単行本を読むような感覚を味わえました。

一方で、Netflixなどで映画を観る際は、16:9の映像だと上下に黒帯が表示されてしまう点もOPPO Pad 2と同様です。これは映像美よりも、読書や文書作成といった作業効率を優先した、本機ならではのトレードオフと言えるでしょう。

ゲーミング級の滑らかさと応答性

最大144Hzの可変リフレッシュレートも、OPPO Pad 2から受け継がれた素晴らしい機能です。ブラウザをスクロールする際の「超ヌルサク」な動きは、一度体験すると60Hzのディスプレイには戻れないほどの快適さです。コンテンツに応じてリフレッシュレートが自動で変動するため、バッテリー消費が抑えられている点も評価できます。また、ゲームごとにリフレッシュレートを固定できるため、「原神」のようなゲームでフレームレートを安定させたい時にも便利です。タッチ応答性も高く、スタイラスペンでの描画もスムーズですが、タッチ遅延の計測結果からは、シビアな操作が求められる音楽ゲームなどにはあまり向いていないと感じました。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのディスプレイ仕様

  • 種類: LCD (LTPS)
  • サイズ: 約11.6インチ
  • 解像度: 2,800 x 2,000
  • 表面処理: ナノテクスチャー反射防止コーティング(マットディスプレイ)
  • リフレッシュレート: 最大144Hz(30/48/50/60/90/120/144 Hzの可変式)
  • 輝度: 通常輝度500nits、日光下での最大輝度700nits
  • 色再現性: DCI-P3 カバー率97.4%、10億色表示
  • 画素密度: 296 PPI

まとめ:ディスプレイ

  • 最大の特徴:光の反射を劇的に抑えるマット仕上げのディスプレイで、あらゆる環境下でストレスフリーな視認性を実現。
  • 前モデルからの進化:色の忠実度(Delta E < 1)と屋外での最大輝度(700nit)が向上し、見やすさが大きく進化した。
  • 継承された高品質:前モデル同等の2.8K高解像度と144Hzの滑らかなリフレッシュレートを維持し、表示の基本性能は非常に高い。
  • 画面比率のトレードオフ:読書や作業に最適な7:5の白銀比は継承されているが、動画視聴時には上下に黒帯が生じる点も同様。

パフォーマンス:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~新世代SoCで実現する、快適なクリエイティブ体験~

OPPO Pad 3

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのパフォーマンスについて、その要となる最新のSoC(プロセッサー)から、実際の使用感、メモリ、ストレージに至るまでを深く掘り下げます。前モデルOPPO Pad 2と比較し、日常使いからクリエイティブな作業まで、どれほど快適に進化したのかを検証します。

パフォーマンスの要となる新世代SoC:MediaTek Dimensity 8350

OPPO Pad 3の頭脳には、TSMCの第2世代4nmプロセスで製造されたMediaTekの最新プレミアムミドルレンジSoC「Dimensity 8350」が搭載されています。CPUは、最大3.35GHzで動作するCortex-A715コアを1基、最大3.2GHzの同コアを3基、そして電力効率に優れたCortex-A510コアを4基搭載したオクタコア構成です。これは、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていた「Dimensity 9000」の、より高性能なCortex-X2コアを1基搭載する構成とは異なりますが、最新のArmv9-Aアーキテクチャと高い動作周波数で、優れた処理能力を発揮します。

グラフィックスを担うGPUには、Armの最新世代であるValhall第4世代アーキテクチャを採用した「Mali-G615 MC6」(6コア)が統合されています。Geekbench 6のスコアを見ると、CPU性能はシングルコアで1255点、マルチコアで3709点を記録し、前モデルOPPO Pad 2のスコアに迫る、あるいは上回る結果を示しています。一方で、3DMark Wild Life Extremeのスコアは3,004点と、10コアGPUを搭載していたOPPO Pad 2(スコア7471点)と比較すると、純粋なグラフィックス性能では譲る面もあります。

軽快な実使用感とクリエイティブ性能

OPPO Pad 3のキーボードで作業している様子。

スペックやベンチマークの数値以上に、OPPO Pad 3が印象的だったのは実際の操作感です。Webブラウジングや複数のアプリを切り替えるマルチタスクといった日常的な操作は、まさに「超ヌルサク」という言葉がふさわしく、一切のストレスを感じさせません。その真価を確かめるべく、少し負荷のかかるクリエイティブな作業を試してみました。

RAWで撮影した十数枚の写真を「Adobe Lightroom」で読み込み、色調補正や部分的な修正を加えて書き出す、という一連の作業を行いました。高解像度のデータを扱っているにも関わらず、スライダーの反応は機敏で、プレビューの反映もスムーズ。書き出しも驚くほど短時間で完了しました。また、「CapCut」を使って4K動画の編集にも挑戦しましたが、タイムラインの操作やエフェクトの適用、そして最終的なエンコードまで、PCに迫る快適さで作業を終えることができ、このタブレットのポテンシャルの高さを実感しました。

薄型ボディの挑戦:高負荷時の発熱と冷却性能

OPPO Pad 3でフォートナイトをプレイしている様子。

これだけのパフォーマンスを6.3mmという薄型ボディに収めているため、高負荷時の発熱は気になるところです。動画の書き出しやRAW現像といった処理を連続して行うと、本体背面がじんわりと温かくなるのを感じました。これは前モデルのOPPO Pad 2が「低発熱で素晴らしい」と評価されていた点と比較すると、少し気になる部分かもしれません。

しかし、熱によってパフォーマンスが著しく低下するようなことはなく、薄型デザインと高性能を両立するための巧みな熱管理がなされている印象です。長時間の高負荷作業では注意が必要ですが、クリエイティブな用途でも実用的な範囲に収まっています。

高速な読み書きを実現するメモリとストレージ

この快適なパフォーマンスを支えているのが、高速なメモリとストレージです。メモリには、前モデルのLPDDR5から進化した、より高速な8GBのLPDDR5Xを搭載。これにより、最大8533Mbpsという高速なデータ転送が可能となり、アプリの切り替えやマルチタスクがよりスムーズになっています。

ストレージは、OPPO Pad 2のUFS 3.1から次世代規格の256GB UFS 4.0へと大幅にアップグレードされました。実測した転送速度は、シーケンシャルリードで3,715.7MB/s、シーケンシャルライトで2,974.0MB/sという驚異的な数値を記録。これにより、アプリの起動や大容量ファイルの読み込みが瞬時に完了します。前モデルと同様にmicroSDカードには非対応ですが、この内蔵ストレージの速さが、あらゆる操作の体感速度を向上させている最大の要因と言えるでしょう。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのパフォーマンス仕様

  • プロセッサー(SoC): MediaTek Dimensity 8350 (4nmプロセス)
  • CPU: オクタコア (1x 3.35GHz, 3x 3.2GHz, 4x 2.2GHz)
  • GPU: Arm Mali-G615 MC6
  • RAM(メモリ): 8GB LPDDR5X
  • ストレージ: 256GB UFS 4.0

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサー: 最新のDimensity 8350を搭載し、日常使いからクリエイティブな作業までこなせる高い処理能力を発揮。
  • 実使用感: ベンチマークスコア以上に体感性能が高く、特に画像・動画編集などの高負荷作業もスムーズにこなせる。
  • 発熱: 薄型ボディのため高負荷時には発熱を感じるが、パフォーマンスが大きく低下することはなく、実用的なレベルで制御されている。
  • ストレージ: 前モデルからUFS 4.0へと大幅に高速化され、アプリ起動やファイル読み込みなど、あらゆる動作の快適性に貢献。

Antutuベンチマーク

OPPO Pad 3 Matte Display Editionが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約153万点を記録しています。

同じプロセッサは、スマートフォンの「OPPO Reno 13 5G」にも搭載されています。

例: Antutu V10 総合で「1535770」、CPUで「388627」、GPUで「605405」、MEMで「256269」、UXで「285469」

一方、前モデルの「OPPO Pad 2」はMediaTek Dimensity 9000 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約94万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「944537」、CPUで「287180」、GPUで「283861」、MEMで「172681」、UXで「200815」

OPPO Pad 3は前モデルの「OPPO Pad 2」よりもスコアが59万点上がっていることから、性能が飛躍的に向上しているといえます。

MediaTek Dimensity 8350性能を比較

OPPO Pad 3 Matte Display Editionが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

OPPO Pad 3 グラフ Antutu-Media-Tek-Dimensity-8350

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Yoga Tab Plus)・・・Antutu:200万
  2. MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Pad 3)・・・Antutu:153万
  3. Snapdragon 8s Gen 3 (Xiaomi Pad 7 Pro)・・・Antutu:150万
  4. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Tab S9シリーズ)・・・Antutu:150万
  5. Snapdragon 7+ Gen 3 (Xiaomi Pad 7)・・・Antutu:134万
  6. Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro)・・・Antutu:110万
  7. MediaTek Dimensity 9000 (OPPO Pad 2)・・・Antutu:94万
  8. Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE シリーズ)・・・Antutu:93万
  9. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8シリーズ)・・・Antutu:90万
  10. Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万

比較から分かること

OPPO Pad 3 Matte Display Editionに搭載されたMediaTek Dimensity 8350プロセッサは、現行のタブレット市場においてトップクラスの性能を持つことが結論付けられます。特に、前世代のプロセッサから著しい性能向上を遂げている点は、技術の進化を明確に示しており、OPPO Pad 3が性能を重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢であることを物語っています。

このプロセッサの性能により、ウェブブラウジングや動画視聴といった基本的な用途から、高画質なグラフィックを要求されるゲーム、複数のアプリケーションを同時に利用するマルチタスク、さらにはクリエイティブな作業まで、あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

ゲーム性能:MediaTek Dimensity 8350の実力を人気タイトルで徹底検証

OPPO Pad 3でFPSゲームをプレイしている様子。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionに搭載された最新のSoC、MediaTek Dimensity 8350は、果たしてゲーマーを満足させられるのでしょうか。ここでは、人気の高い複数のゲームタイトルを実際にプレイし、そのパフォーマンスをフレームレート(FPS)という客観的な数値と共に、詳細にレビューしていきます。

原神 (Genshin Impact)

もはやモバイルゲームのベンチマークとも言える「原神」。OPPO Pad 3で画質設定を「最高」にしてプレイしたところ、モンドの草原を駆け抜ける際の背景の描画は非常に滑らかで、戦闘においてもキャラクターの切り替えや元素スキルの発動に遅延は感じられません。フレームレートはフィールド探索時に平均して50FPSから60FPSを維持していました。さすがに璃月の港のようなオブジェクトが多い場所や、4キャラクターの元素爆発が入り乱れる激しい戦闘では、瞬間的に40FPS台後半まで落ち込むこともありましたが、操作がカクついて回避が間に合わない、といったストレスを感じることはありませんでした。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人が入り乱れる戦場でのパフォーマンスは、一瞬の判断が勝敗を分けるこのゲームにおいて極めて重要です。「高」画質・高フレームレート設定でプレイしたところ、屋内での探索から遠距離での狙撃まで、平均55FPSから60FPSで安定しており、エイム操作も非常にスムーズでした。複数の部隊が交戦する終盤の激しい撃ち合いや、空爆の煙が立ち込める状況でもパフォーマンスは大きく落ち込まず、モバイル環境とは思えないほどのクオリティで本格的なバトルロイヤルを体験できました。

ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)

無数の敵をスキルでなぎ倒していく爽快感が魅力の本作では、Dimensity 8350のGPU性能が遺憾無く発揮されます。画質を「最高」設定にしても、フレームレートはほぼ常に上限である60FPSに張り付き、画面が敵や派手なエフェクトで埋め尽くされても、パフォーマンスが落ちる気配は一切ありません。キャラクターの動きは常に滑らかで、スキルの発動からヒットまでのレスポンスも完璧。ストレスフリーでディアブロの世界に没入できました。

レイヴン2(RAVEN2)

美麗なグラフィックが特徴のMMORPG「レイヴン2」も、「高」画質設定で快適にプレイできます。ソロでのクエスト進行やフィールド探索中は50FPSから60FPSを維持し、作り込まれた美しい世界を存分に楽しめました。ただし、数十人のプレイヤーが集結して巨大なボスに挑むレイドバトルでは、キャラクターやエフェクトが密集するため、フレームレートが30FPSから40FPS程度まで変動し、画面がやや重くなるのを感じました。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

戦略的なターン制バトルと美しいグラフィックが魅力の本作も、最高設定で全く問題ありません。ゲームの上限である60FPSで非常にスムーズに動作し、キャラクターが必殺技を繰り出す際の華麗なアニメーションも、一切のカクつきなく滑らかに再生されます。宇宙ステーション「ヘルタ」の広大なマップを移動する際も、背景の描画が遅れることなく、美しいグラフィックを心ゆくまで堪能できました。

アスファルト:Legends Unite

アーケードライクな爽快感が魅力のレーシングゲームも、「最高パフォーマンス」設定で、安定して60FPSを維持します。ニトロを発動して時速300kmを超えるスピードで駆け抜けるシーンでも、背景が流れるようにスムーズに描画され、操作へのレスポンスも非常に良好です。ライバル車との激しいクラッシュや、コース上のオブジェクトを破壊する派手な演出の際も、フレームレートの低下は感じられず、爽快なレース体験ができました。

まとめ:ゲーム性能

OPPO Pad 3で一通りゲームをプレイしてみて、私の結論は「ほとんどのユーザーを満足させられる、非常に高いレベルのゲーミング体験が可能」というものです。「原神」のような重量級タイトルも、画質設定を少し調整するだけで、11.6インチの大画面で滑らかに楽しむことができました。

特に「ディアブロ イモータル」や「崩壊:スターレイル」では、最高設定でもフレームレートが安定しており、OPPO Pad 3が持つ美しいマットディスプレイとHolo Audioの迫力あるサウンドと相まって、深い没入感を得られました。もちろん、全てのゲームを最高設定で常に完璧に動かす、といった専門のゲーミングタブレットではありません。しかし、プレミアムタブレットとして、現在人気のほとんどのゲームを高品質で快適に楽しめる、非常にバランスの取れた一台だと感じました。

AI機能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~日常を“スマート”に変える、賢いアシスタント~

OPPO Pad 3でAI機能を利用している様子。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionで大幅に進化したAI機能に焦点を当てます。前モデルOPPO Pad 2には見られなかった、多彩なアシスタント機能が、日々の作業やクリエイティブな活動をどのように変えてくれるのか。実際の使用感を交えながら、その実力と可能性を探ります。

知の探求からビジネス文書まで、文章作業を劇的に効率化するAIアシスタント

OPPO Pad 3のAI機能は、特に情報収集や文書作成の場面で、これまでのタブレットとは一線を画す体験を提供してくれます。先日、急なプレゼンの準備で、海外の長文リサーチペーパーを読む必要に迫られました。スマートサイドバーから「AIサマリー」を起動すると、難解な専門用語が並ぶ記事を、わずか数十秒で要点をおさえた箇条書きにまとめてくれました 。さらに「AIスピーク」でその要約を自然な音声で読み上げてもらい、移動中に耳で情報をインプットするという、効率的な時間の使い方ができました。

OPPO Pad 3でAI機能を使っている様子。

海外の取引先から届いた英文の契約書も、標準のドキュメントアプリで開くだけ。「AIドキュメント翻訳」機能を使えば、画面が分割され、原文と並べて精度の高い日本語訳が表示されます。翻訳サイトとアプリを往復する必要がなく、原文と見比べながら内容を正確に確認できる安心感は、ビジネスシーンにおいて絶大な効果を発揮します。

その後の返信メール作成では、「AIライター」に要点と「フォーマルな文体で」と指示するだけで、洗練されたビジネスメールを瞬時に生成。さらに、相手からの短いメッセージに対しては「AI返信」機能が活躍します。文脈に合った返信案を複数スタイルで提案してくれるため、ワンタップで素早くコミュニケーションを終えることができ、まさに専属の秘書がいるかのような感覚でした。

“撮るだけ”で終わらない、写真編集を誰もが楽しめるAIマジック

OPPO Pad 3のAIは、クリエイティブな領域でもその力を遺憾なく発揮します。特に感動したのが「AI消しゴム2.0」です。旅行先で撮影した記念写真に、意図せず多くの人が写り込んでしまいがちですが、この機能を使えば、AIが背景の人物を自動で認識し、指でなぞるだけで驚くほど自然に消去してくれました。消去した部分の背景も違和感なく生成され、まるで元から誰もいなかったかのような一枚に仕上がります。

他にも、カフェの窓ガラス越しの撮影で悩まされる室内の照明の映り込みを消し去る「AI反射除去」、動きのある被写体を撮った際のわずかな手ブレを補正してくれる「AIぼけ除去」、そして写真をトリミングして粗くなった画質を復元する「AI鮮明度強化」など、これまで専門的な知識や高価なソフトが必要だった写真編集が、誰でも指先一つで楽しめるようになります。これらのAI機能はデータ通信を伴うためパケット通信料が発生しますが、その価値は十分にあると感じました。

Google Gemini搭載で広がる可能性

OPPO独自の強力なAI機能に加え、本機はGoogleの生成AI「Gemini」も利用可能です。これにより、単なる機能の実行だけでなく、より複雑な相談やアイデア出しにも対応できます。「週末の旅行プランを提案して」といった曖昧なリクエストに応えたり、写真を見せて「この花の名前は?」と尋ねたりと、活用の幅は無限大です。OPPOのAIが特定のタスクを効率化する「ツール」だとすれば、Geminiは創造性を刺激する「パートナー」として、このタブレットの可能性をさらに広げてくれる存在です。

OPPO Pad 3 Matte Display EditionのAI機能 一覧

  • 文章作成・文書処理:
  • AIサマリー(文章要約)
  • AIライター(文章生成・校正・リライト)
  • AIドキュメント翻訳(原文比較表示対応)
  • AI返信(返信文案の提案)
  • AIスピーク(テキスト読み上げ)
  • 画像編集:
  • AI消しゴム2.0(不要なオブジェクトの除去)
  • AI反射除去
  • AIぼけ除去
  • AI鮮明度強化
  • その他:
  • Google Gemini搭載 AIアシスタント

まとめ:AI機能

  • 文章作成支援:要約、翻訳、リライト、返信補助など、実用的な機能が高精度で動作し、情報収集や文書作成の効率を劇的に向上させる。
  • 画像編集:AI消しゴムをはじめ、専門的な知識がなくても写真を簡単に、かつ自然に補正できる強力なツールを多数搭載。
  • 前モデルとの比較:AI機能はOPPO Pad 3で新たに追加された最大の進化点であり、OPPO Pad 2には搭載されていない明確な強み。
  • 総合性能:OPPO独自のツールとGoogle Geminiの連携により、単なる作業の効率化だけでなく、創造性を刺激するパートナーとしても活躍する。

ペンとキーボード:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~創造性と生産性を解放する、進化した専用アクセサリー~

OPPO Pad 3のペンで描いている。ロック画面。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの真価を最大限に引き出す、専用アクセサリー群をレビューします。前モデルOPPO Pad 2のアクセサリーから、ペン、キーボード、ケースがそれぞれどのように進化したのか。実際の使用感を交えながら、創造性と生産性をどこまで高めてくれるのかを徹底的に検証します。

紙の書き心地とデジタルならではの利便性を両立したOPPO Pencil 2

OPPO Pad 3のマットディスプレイとOPPO Pencil 2の組み合わせは、まさに最高の体験でした。前モデルのOPPO Pencilは、光沢画面上では少し滑りやすいという意見もありましたが、Pencil 2ではペン先に厚みのあるソフトラバー素材が採用されています。これにより、ペーパーライクフィルムを貼らずとも、ペン先が画面に吸い付くような適度な摩擦感が生まれ、まるで上質な紙にペンを走らせているかのような、リアルな書き心地を実現していました。4,096段階の筆圧検知も非常に繊細で、イラスト制作時に線の強弱を思い通りに表現できます。

機能面での最大の進化は、ペン本体に搭載された

OPPO Pad 3のペンでイラストを描いている様子。

物理ショートカットボタンです。前モデルの側面をダブルタップする方式と比べ、物理ボタンはより確実で直感的に操作できます。メモアプリでノートを取りながら、ボタンをワンタップして消しゴムに切り替え、長押しで重要な部分をスクリーンショットで保存する、という一連の動作が非常にスムーズでした。スリープ状態の画面をペンでタップすれば即座にメモが起動する機能も健在で、アイデアを逃さず書き留められます。

ノートPCに迫る快適さ、AI機能もワンタッチで起動するSmart Keyboard

OPPO Pad 3でキーボードとペンを使っている様子。

OPPO Pad 3 Smart Keyboardは、タブレットを本格的な生産性ツールへと昇華させます。Pogo Pinによる接続方式は前モデルから引き継がれており、Bluetoothペアリングや個別充電の手間なく、タブレットを装着するだけで瞬時に使用可能です。1.5mmのキーストロークは心地よい打鍵感で、長文のタイピングも快適でした。

このキーボードの真骨頂は、新たに追加された独立AIキーとNFC機能です。文章作成中に行き詰まった際、AIキーをワンタッチするだけでAIアシスタントが起動し、文章のリライトやアイデア出しを手伝ってくれます。また、キーボードのNFCエリアに手持ちのOPPOスマートフォンをかざすだけで、写真やファイルを瞬時に転送できる機能は、デバイス間の連携を劇的にスムーズにしてくれました。これらは、OPPO Pad 2のキーボードにはなかった、明確な進化点です。

シンプルさと機能性を追求したSmart Case

キーボードが不要なユーザーには、OPPO Pad 3 Smart Caseが最適です。マグネットで簡単に装着でき、本体を傷や汚れからしっかりと保護します。カバーを開けばスリープが解除され、閉じればスリープ状態になる機能は、バッテリーの節約にも貢献します。動画視聴やビデオ通話に便利な2段階の角度調整スタンド機能も備えており、シンプルながらタブレットの使い勝手を大きく向上させてくれる、必要十分なアクセサリーです。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのペンとキーボード、ケース 仕様

  • OPPO Pencil 2:
  • 特徴: 超低遅延、4,096段階筆圧検知、物理ショートカットボタン搭載
  • ペン先: ソフトラバー素材
  • 機能: ブラシ切り替え、スクリーンショット、スリープメモ起動など
  • OPPO Pad 3 Smart Keyboard:
  • 接続方式: Pogo Pinによる高速接続・給電
  • キー仕様: 1.5mmキーストローク
  • 特徴: 独立AIキー、NFCワンタッチ接続、120度スタンド機能
  • 重量: 約430g
  • OPPO Pad 3 Smart Case:
  • 素材: PU素材
  • 特徴: マグネット吸着式、オートスリープ/ウェイク機能、2段階スタンド機能

まとめ:ペンとキーボード

  • OPPO Pencil 2: 新開発のソフトラバー製ペン先により、フィルム無しで紙に近い書き心地を実現。物理ショートカットボタンの追加で操作性が劇的に向上した。
  • Smart Keyboard: 快適なタイピングに加え、新たに搭載された独立AIキーとNFCファイル転送機能が、生産性を新たなレベルへと引き上げる。
  • 前モデルからの進化: アクセサリー群は単なるマイナーチェンジではなく、Pencil 2の物理ボタンやKeyboardのAI/NFC機能など、ユーザーの利便性を大きく向上させる機能が追加されたメジャーアップデートと言える。
  • 総合的な使用感: これらの専用アクセサリーを組み合わせることで、OPPO Pad 3は単なるコンテンツ消費デバイスから、本格的な創造・生産活動を支える万能ツールへと変貌する。

カメラ性能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~AIが補う、実用十分な撮影体験~

OPPO Pad 3の背面にあるカメラ

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのカメラ性能に焦点を当て、その実用性を検証します。前モデルOPPO Pad 2からのスペック変更点や、それを補うAI写真編集機能の魅力について、実際の撮影体験を交えながら詳しくレビューしていきます。

日常を記録するには十分なカメラ構成

OPPO Pad 3は、背面のメインカメラと前面のインカメラ、いずれも約800万画素(F値2.0)のシングルカメラ構成です。注目すべきは、前モデルOPPO Pad 2の背面カメラが約1300万画素だったのに対し、画素数がスペックダウンしている点です。タブレットのカメラの主な用途がビデオ会議や書類のスキャン、日常の記録撮影であることを考えれば、これは実用性を重視した上での判断なのかもしれません。

カメラの真価を引き出す、多彩な撮影モード

OPPO Pad 3で写真撮影している様子。

OPPO Pad 3のカメラアプリには、日常の様々なシーンで役立つ撮影モードが搭載されています。アウトカメラとインカメラ共通で使える「パノラマ」モードでは広大な風景を、「タイムラプス」モードでは時間の流れを圧縮したユニークな動画を撮影できます。また、顔を認識してアニメーションなどを追加する「ステッカー」機能は、ビデオ通話やメッセージアプリで、コミュニケーションをより楽しく彩ってくれます。

インカメラには、人物撮影に特化した「自撮り」モードも用意されています。そして、特に実用性が高いと感じたのが、アウトカメラ専用の「ドックスキャナー」モードです。会議で配布された資料にカメラを向けるだけで、アプリが自動で書類の範囲を認識し、歪みや影を補正して、くっきりとデジタル化してくれます。これらの基本的な撮影モードが、タブレットとしてのカメラの実用性をしっかりと支えています。

実際の撮影体験

OPPO Pad 3で撮影したコーヒーカップ

実際にOPPO Pad 3を手に、室内のデスクにあるコーヒーカップを撮影してみました。スマートフォンのハイエンドモデルと比較すると、カップの質感やコーヒーの豊かな色の深みといった点では見劣りしますが、SNSに投稿したり、デザインの参考として記録したりするには十分な画質です。まさに「必要最低限にして、必要十分」という印象でした。オートフォーカスもカップに素早く合焦し、記録用途としてストレスを感じることはありません。

また、ビデオ会議では、横向きにした際に自然な画角になるよう配置されたインカメラが非常に使いやすく感じました。画質もクリアで、オンラインでのコミュニケーションに全く支障はありません。ただし、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていた、被写体を自動で追尾して中央に捉え続ける「センターフォーカス機能」が見当たらなかった点は、少し残念なポイントです。

4K対応の動画撮影性能

動画撮影は、最大4K/30fpsに対応しており、手ぶれ補正も有効です。実際に歩きながら撮影してみましたが、細かな揺れはしっかりと補正され、比較的安定した映像を記録できました。もちろん、本格的な映像制作には向きませんが、家族との思い出を記録したり、短いVlogを作成したりするには十分な性能と言えるでしょう。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのカメラ 仕様

  • アウトカメラ: 約800万画素 (F値2.0)、AF対応
  • インカメラ: 約800万画素 (F値2.0)
  • 撮影モード:
  • アウトカメラ: 写真、動画、パノラマ、タイムプラス、ステッカー、ドックスキャナー
  • インカメラ: 写真、動画、自撮り、パノラマ、タイムプラス、ステッカー
  • 動画撮影(アウトカメラ): 4K/1080P/720P @30fps (ビデオズーム、手ぶれ補正対応)
  • 動画撮影(インカメラ): 1080P/720P @30fps (手ぶれ補正対応)

まとめ:カメラ性能

  • 基本性能:前モデルから画素数はダウンしたが、ビデオ会議や記録撮影といったタブレットの主な用途においては実用十分なレベル。
  • 実用的な撮影モード:特に「ドックスキャナー」は書類のデジタル化に非常に便利で、タブレットとしての実用性を高めている。
  • 前モデルとの比較:背面カメラの画素数が減少した点や、ビデオ会議で便利だった「センターフォーカス機能」が見当たらない点は惜しまれる。
  • 総合評価:写真撮影そのもののクオリティよりも、ビデオ会議や書類スキャンといったタブレットならではの用途での利便性を重視したカメラ。

バッテリー持ちと充電:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~一日中使える安心感と、さらなる進化~

OPPO Pad 3の背面。横向きに置かれている。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのバッテリー性能と充電機能について詳しくレビューします。前モデルOPPO Pad 2が誇った長時間駆動を維持しつつ、さらに賢く、長く使えるように進化した点を、実際の使用体験をもとに解き明かしていきます。

終日の利用も余裕、安心の大容量バッテリー

OPPO Pad 3は、前モデルOPPO Pad 2とほぼ同等である9,520mAhという大容量バッテリーを搭載しています。公称値では最大70日間の連続待機が可能とされており、スタンバイ時の電力消費が非常に少ないことも特徴です。

実際にウェブ閲覧や資料作成、動画再生などを連続して行ったテストでも、結果は非常に優秀でした。なんと、100%の状態からバッテリー残量20%になるまで、14時間51分も連続使用が可能だったのです。これは、同様のテストにおけるOPPO Pad 2の記録を上回るもので、丸一日ヘビーに使っても、翌日まで充電を気にせず使えるほどの安心感があります。

この優れたバッテリー持ちは、動画視聴時にも体感できました。実際に2時間の映画を鑑賞したところ、消費したバッテリーはわずか21%程度。単純計算で約9.5時間の連続動画再生が可能ということになり、長距離の移動でも退屈することはありません。

必要な時に素早く、賢く充電する67W SUPERVOOC™

充電性能も前モデルから引き継がれた強みです。OPPO独自の67W SUPERVOOC™フラッシュチャージに対応しており、大容量バッテリーを短時間で充電できます。実際にバッテリー残量30%の状態から充電を開始したところ、わずか50分ほどでほぼ満充電に近い状態まで回復しました。ただし、OPPO Pad 2と同様に、この急速充電の恩恵を最大限に受けるには、別売りの対応充電器が必要です。

また、OPPO Pad 3にはバッテリーの寿命を延ばすための賢い機能が搭載されています。充電を最大80%で停止させる「電荷制限」や、ユーザーの充電習慣を学習して過充電を防ぐ「スマート充電」機能です。これらの機能は、ワイヤレス充電には対応していないものの、長期的にタブレットを愛用したいユーザーにとっては非常に嬉しい配慮です。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのバッテリー 仕様

  • バッテリー容量: 9,520mAh
  • 急速充電: 67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応
  • 充電方式: USB Type-C
  • ワイヤレス充電: 非対応
  • その他: 電荷制限、スマート充電機能搭載

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー持ち: 前モデル同等の9,520mAh大容量バッテリーを搭載し、連続使用テストで約15時間を記録するなど、終日の利用でも安心のスタミナを誇る。
  • 充電速度: 67Wの急速充電に対応し、大容量ながら短時間での充電が可能(対応充電器は別売り)。
  • バッテリーケア: 新たに搭載された電荷制限やスマート充電機能により、バッテリーの長寿命化が期待できる。
  • 前モデルとの比較: バッテリー容量と充電速度は同等ながら、バッテリーを労わるインテリジェントな機能が追加され、より長く安心して使えるようになった点が進化点。

オーディオと通信性能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~没入感を深めるサウンドと、途切れない高速通信~

OPPO Pad 3のオーディオ

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのエンターテインメント体験と生産性を支える、オーディオと通信性能についてレビューします。前モデルOPPO Pad 2の優れた性能をベースに、サウンドと接続性がどのように進化したのか、または変化したのかを、具体的な使用感を交えて解説します。

独自のHolo Audioが創り出す、映画館のような音響体験

OPPO Pad 3は、前モデルと同様に本体の左右に合計4基のクアッドスピーカーを搭載していますが、その音響体験は独自の「Holo Audio」技術によって新たな次元へと進化しました。実際にNetflixで映画を鑑賞したところ、その効果は絶大で、効果音やBGMが前後左右から聞こえてくるような感覚は、まさに映画館の臨場感そのものです。音の広がりと解像感はタブレットとしてはトップクラスで、エンターテインメント体験を格段に向上させてくれます。

この没入感の要となっているのが、力強い低音域です。前モデルOPPO Pad 2譲りのインパクトのある低音は健在で、音楽や映画に迫力をもたらします。一方で、全体のバランスとしては低音が強調されているため、高音域はやや控えめな印象を受けました。ボーカルや楽器の音はそれぞれが分離して聞こえるため解像感は高いものの、突き抜けるようなクリアさよりは、全体の調和と迫力を重視したチューニングと言えるでしょう。また、音量は非常に大きくできますが、最大近くまで上げると音がややクリアさを失い、本体背面が振動するのが少し気になりました。

高音質コーデック対応で、妥協のないワイヤレスサウンド

OPPO Pad 3は、ワイヤレスでのオーディオ体験にも妥協がありません。Bluetoothのバージョンは、前モデルOPPO Pad 2の5.3から最新の5.4へとアップグレードされています。

最大の魅力は、LDACやLHDCといった高音質コーデックに対応している点です。実際にLDAC対応のワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみたところ、ハイレゾ音源の繊細なディテールまでクリアに再現され、有線接続に迫る高品位なサウンドを楽しめました。動画視聴時の音ズレもほとんど感じられず、快適なワイヤレス環境を実現しています。

最新規格に対応し、安定した高速通信を実現

OPPO Pad 3の側面。

 

通信性能も現代のニーズに合わせて最適化されています。Wi-Fiは最新規格に近いWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応しており、自宅のWi-Fi 6ルーター環境では、4K動画のストリーミング再生や大容量データのダウンロードも非常にスムーズでした。あるレビューでは、Wi-Fi 6Eに接続し2402Mbpsというリンク速度が確認されており、そのポテンシャルの高さが伺えます。

ただし、注意すべき変更点もあります。本機はSIMカードに対応しないWi-Fi専用モデルである点は前モデルと同様ですが、位置情報測位機能が大きく異なります。OPPO Pad 2がGPSやGLONASSなど複数の衛星測位システム(GNSS)に対応していたのに対し、OPPO Pad 3はWi-Fiネットワークを利用した測位のみとなっています。これにより、カーナビのような単独での正確なナビゲーション用途には向かなくなりました。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのオーディオ・通信性能 仕様

  • オーディオ: クアッドスピーカー、Holo Audio搭載
  • イヤホンジャック: なし (USB Type-C経由)
  • Wi-Fi: Wi-Fi 6 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)
  • Bluetooth: バージョン5.4
  • 対応コーデック: SBC, AAC, LHDC, LDAC, aptX, aptX HD
  • 位置情報: Wi-Fi測位
  • SIM対応: 非対応 (Wi-Fiモデルのみ)

まとめ:オーディオと通信性能

  • サウンド: 新たに独自の「Holo Audio」を搭載し、前モデル以上に立体的で没入感のある音響体験を実現。
  • ワイヤレス接続: 最新のBluetooth 5.4と高速なWi-Fi 6に対応し、安定したワイヤレス環境を提供。
  • 前モデルとの変更点: 映像出力に新たに対応し生産性が向上した一方で、GPS機能が省略されナビゲーション用途には不向きになるという、明確なトレードオフが存在する。
  • 総合評価: 室内でのエンターテインメントや生産性を最大限に高めることに特化し、一部の屋外での携帯機能と引き換えに、より洗練されたオーディオ・ビジュアル体験を提供する。

OSと機能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~生産性を飛躍させる、進化した連携と操作性~

OPPO Pad 3のUI画面。

ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの使いやすさの核となるOSと、その多彩な機能について詳しくレビューします。最新OSによる快適な操作性に加え、前モデルOPPO Pad 2から最も進化したデバイス連携機能が、日々の生産性をどのように変えるのか、具体的な使用感を交えながらその実力に迫ります。

タブレットに最適化された、直感的で美しいUI

OPPO Pad 3には最新のAndroid 15をベースにしたColorOS 15が搭載されており、そのUIはタブレットでの使いやすさを徹底的に追求しています。全体的に洗練されたデザインで、初めてOPPO製品に触れるユーザーでも直感的に操作できる分かりやすさが魅力です。

例えば、画面上部からスワイプダウンすると、左側にWi-Fiや明るさなどを調整するクイック設定、右側に通知が分離して表示されるため、情報を瞬時に把握し、操作できます。この表示方法は、設定で一体型に変更することも可能です。また、設定画面は常にメニューが左側に固定された2ペイン表示になっており、これは本体を縦向きにしても維持されます。これにより、項目の移動と設定の変更がスムーズに行え、大画面を有効に活用していると感じました。

長期サポートが約束する、5年間の快適さ

OPPO Pad 3は、TÜV SÜDの「60か月Aクラス流動性認証」を取得しています。これは、5年間にわたってスムーズな操作感が持続することを第三者機関が認証したもので、長期的なソフトウェアアップデートと快適な使用体験が期待できます。前モデルOPPO Pad 2も手厚いアップデートが評価されていましたが、それをさらに明確な形で保証したことは、長く安心して使えるデバイスを求めるユーザーにとって大きな魅力です。

デバイスの垣根を超える、シームレスな連携機能

OPPO Pad 3でO+ Connectアプリを使用し、データを共有している様子。

本機の最大の進化点は、デバイス間の連携機能で、特に画期的なのが「O+ Connect」機能です。これまでAndroidタブレットとiOSデバイス間のファイル共有は手間がかかるものでしたが、この機能を使えば、iPhoneで撮影した写真をタップ操作だけでOPPO Pad 3に転送し、大画面で編集するといった作業が驚くほどスムーズに行えました。

もちろん、OPPO製スマートフォンとの連携はさらに強力です。スマートフォンの画面をタブレット上に表示して操作したり、ファイルをドラッグ&ドロップで簡単に転送したりできます。これにより、スマートフォンに来た通知をタブレットで確認し、そのまま返信するといった一連の動作が、デバイスを持ち替えることなく完結します。これらの連携機能は、OPPO Pad 2にはなかった、生産性を飛躍的に向上させる本機ならではの強みです。

大画面を最大限に活かす、効率的なマルチタスク

7:5という独特な画面比率は、マルチタスク機能と組み合わせることで真価を発揮します。画面を2つ、あるいは3つに分割して複数のアプリを同時に表示できる「マルチウィンドウビュー」は、前モデルから引き継がれた便利な機能です。実際に、ビデオ会議に参加しながら画面の片側でメモを取り、もう一方で参考資料を表示するという使い方を試しましたが、PCのように効率的な作業が可能でした。大画面と広い表示領域を持つ本機だからこそ、このマルチタスク機能がより一層活きてくると感じました。

スピーディーで確実な生体認証

セキュリティ面では、インカメラによる顔認証に対応しています。ロック解除の速度・精度ともに良好で、ストレスを感じることはありませんでした。ただし、前モデルOPPO Pad 2と同様に指紋認証には非対応です。マスクをしている場面など、顔認証が使いにくい状況もあるため、指紋認証も搭載されていれば、さらに利便性が高まったと感じました。

OPPO Pad 3 Matte Display EditionのOS・機能 仕様

  • OS: ColorOS 15 (Android 15ベース)
  • マルチタスク: マルチウィンドウビュー (2〜3画面分割)、フローティングウィンドウ
  • デバイス連携:
  • O+ Connect (iOSデバイスとのファイル共有)
  • OPPOデバイス間での画面共有、ファイル転送
  • 生体認証: 顔認証
  • サポート: TÜV SÜD 60か月Aクラス流動性認証 (5年間のスムーズな操作を保証)

まとめ:OSと機能

  • OSとサポート: 最新のAndroid 15を搭載し、5年間の快適な動作が認証されており、長期的に安心して使用できる。
  • デバイス連携: 前モデルにはなかった「O+ Connect」によるiOSデバイスとの連携が最大の進化点であり、生産性を劇的に向上させる。
  • マルチタスク: 7:5の大画面を活かしたマルチウィンドウビューは健在で、PCライクな効率的な作業を実現。
  • セキュリティ: 高速な顔認証は便利だが、前モデル同様に指紋認証が非搭載な点は、利用シーンによっては惜しいポイント。

OPPO Pad 3 と OPPO Pad 2の違い:スペック比較

OPPO Pad 3のディスプレイ。起動後のUI。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、前モデルOPPO Pad 2からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、その違いを詳しく解説します。

OS とアップデート保証

  • OPPO Pad 3: ColorOS 15 (Android 15ベース) / 5年間のスムーズな動作を保証 (TÜV SÜD認証)
  • OPPO Pad 2: ColorOS 13 (Android 13ベース) / 3回のOSアップデートと4年間のセキュリティ更新 (グローバル版情報)
  • 違い:OPPO Pad 3はより新しいOSをプリインストールし、第三者機関による長期的な動作保証が付いているため、安心して長く使えます。

ディスプレイ

  • OPPO Pad 3: 約11.6インチ LCD (LTPS)、解像度2,800 x 2,000、マット仕上げ、最大輝度700nit
  • OPPO Pad 2: 約11.6インチ LCD (LTPS)、解像度2,800 x 2,000、光沢仕上げ、最大輝度500nit
  • 違い:最大の特徴は、OPPO Pad 3に採用されたマットディスプレイです。これにより光の反射が大幅に抑えられ、屋外での視認性も最大輝度の向上と相まって格段に良くなっています。

プロセッサ (SoC)

  • OPPO Pad 3: MediaTek Dimensity 8350
  • OPPO Pad 2: MediaTek Dimensity 9000
  • 違い:OPPO Pad 3は新世代のプレミアムミドルレンジSoCを搭載し、特にAI処理性能が強化されています。総合的な処理能力ではOPPO Pad 2を上回るベンチマークスコアも記録されています。

メモリ (RAM) / ストレージ

  • OPPO Pad 3: 8GB (LPDDR5X) / 256GB (UFS 4.0)
  • OPPO Pad 2: 8GB (LPDDR5) / 256GB (UFS 3.1)
  • 違い:OPPO Pad 3は、より高速な規格であるLPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージを採用しており、アプリの起動やファイルの読み書き速度が向上しています。

AI機能 / O+ Connect

  • OPPO Pad 3: 搭載 (文章要約、翻訳、写真編集など)、O+ Connect対応 (iOSデバイスと連携)
  • OPPO Pad 2: 非搭載、非対応
  • 違い:AI機能の有無が最大の進化点です。また、iPhoneユーザーにとって嬉しいO+ ConnectもOPPO Pad 3独自の機能です。

カメラ (背面)

  • OPPO Pad 3: 約800万画素 (F値2.0)
  • OPPO Pad 2: 約1300万画素 (F値2.2)
  • 違い:OPPO Pad 3は背面カメラの画素数がスペックダウンしています。AIによる補正機能で画質をカバーする思想と見られます。

オーディオ

  • OPPO Pad 3: クアッドスピーカー、Holo Audio
  • OPPO Pad 2: クアッドスピーカー、Dolby Atmos
  • 違い:OPPO Pad 3は独自のHolo Audio技術を搭載し、より立体的で没入感のあるサウンド体験を目指しています。

接続性

  • OPPO Pad 3: Bluetooth 5.4、映像出力対応、Wi-Fi測位
  • OPPO Pad 2: Bluetooth 5.3、映像出力非対応、GPS/GNSS対応
  • 違い:OPPO Pad 3はBluetoothのバージョンが新しくなり、USB-Cからの映像出力に対応した一方で、GPS機能が省略されるという明確なトレードオフがあります。

サイズ / 重量 / カラー

  • OPPO Pad 3: 約6.3mm / 約536g / シルバー
  • OPPO Pad 2: 約6.6mm / 約552g / グレー、ゴールド
  • 違い:OPPO Pad 3はより薄く、軽くなっており、携帯性が向上しています。カラーバリエーションも変更されました。

耐久性

  • OPPO Pad 3: 高い剛性を持つ金属ボディ
  • OPPO Pad 2: 高品質な金属ボディ
  • 違い:両モデルともに堅牢な作りですが、OPPO Pad 3はさらに薄型化を実現しながら剛性を維持しています。どちらも公式な防水防塵性能はありません。

まとめ

OPPO Pad 3は、OPPO Pad 2の高品質なディスプレイやデザインを継承しつつ、「見る・書く・創る」という体験を深化させる方向に正統進化したモデルです。革新的なマットディスプレイと強力なAI機能、そしてiOSデバイスとの連携は、これまでのAndroidタブレットの常識を覆すほどの魅力を持っています。

一方で、GPS機能の省略やカメラのスペックダウンといった割り切りも見られます。これは、本機が万能型を目指すのではなく、「生産性と創造性の向上」という明確なコンセプトのもとに開発されたことの表れと言えるでしょう。どちらのモデルが最適かは、ユーザーがタブレットに何を求めるかによって変わってきます。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのメリット・デメリット

OPPO Pad 3本体を画面が見えるように手で持つ

OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、多くの魅力的な特徴を持つ一方で、特定のトレードオフも存在する個性的なタブレットです。ここでは、前モデルや他の競合タブレットと比較しながら、その長所と弱点を詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:唯一無二の「マットディスプレイ」による圧倒的な見やすさ

最大のメリットは、光の反射を97%も抑えるマットディスプレイです。これにより、OPPO Pad 2やXiaomi Pad 7、iPad Air (M3) といった光沢ディスプレイのタブレットでは避けられない、照明や自分の顔の映り込みがほとんどありません 。日中の明るい場所でも紙の書籍のように快適に読書ができ、目の疲れを大幅に軽減してくれます。

メリット2:進化したAI機能とiOSデバイスとの連携

前モデルOPPO Pad 2にはなかった、強力なAI機能が多数搭載されています 。文章の要約や翻訳、AI消しゴムによる写真編集は、日々の作業を劇的に効率化します。さらに「O+ Connect」機能により、これまで難しかったiPhoneやiPadとのファイル共有が簡単に行える点は、Xiaomi Pad 7やLenovo Yoga Tab Plusにはない、大きなアドバンテージです。

メリット3:驚異的な薄さと高級感のあるデザイン

厚さわずか6.3mmというスリムな金属製のボディは、所有する喜びを感じさせます。これはOPPO Pad 2の約6.5mmやLenovo Yoga Tab Plusの6.7mmよりも薄く、Xiaomi Pad 7の6.18mmに迫る薄さです。薄型ながら高い剛性を備えており、デザインと携帯性の両面で非常に優れています。

メリット4:5年間の快適動作を保証する長期サポート

TÜV SÜDの「60か月Aクラス流動性認証」を取得しており、5年間にわたってスムーズな操作感が持続することが保証されています。これは、Lenovo Yoga Tab Plusが2回のOSアップグレードと4年間のセキュリティパッチを約束しているのと同様に、長く安心して使えるという大きなメリットです。

メリット5:生産性を高める高機能な専用アクセサリー

本機の真価は、別売りの専用アクセサリーによってさらに引き出されます。特に「OPPO Pencil 2」は、ペン先が滑りにくいソフトラバー素材に改良され、新たに物理ショートカットボタンを搭載。これにより、前モデルのペンよりも紙に近い書き心地と確実な操作性を実現しています。また、「Smart Keyboard」には独立したAIキーやNFCファイル転送機能が追加され、生産性が飛躍的に向上しました。

【デメリット】

デメリット1:GPS機能の省略

OPPO Pad 3は、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていたGPS/GNSS機能を搭載しておらず、Wi-Fi測位のみとなっています。これにより、カーナビのようなスタンドアロンでの正確なナビゲーション用途には使えなくなりました。これは、Wi-Fi + CellularモデルでGPSに対応するiPad Air (M3)と比べると、屋外での利用シーンが限られる弱点です。

デメリット2:指紋認証の非搭載

生体認証は顔認証のみで、指紋認証には対応していません。マスク着用時など、顔認証が使いにくい場面があることを考えると、トップボタンにTouch IDを内蔵するiPad Air (M3)や、指紋センサーを搭載するLenovo Yoga Tab Plusに比べて利便性で劣る点です。

デメリット3:カメラ性能のスペックダウン

背面のメインカメラは800万画素であり、これはOPPO Pad 2やXiaomi Pad 7、Lenovo Yoga Tab Plusに搭載されている1300万画素カメラよりも画素数が低くなっています。AIによる補正機能は強力ですが、ハードウェア自体の性能を重視するユーザーには物足りないかもしれません。

デメリット4:ストレージ拡張性とワイヤレス充電の非対応

多くのプレミアムタブレットと同様に、microSDカードスロットを搭載していないため、ストレージの拡張はできません。また、ワイヤレス充電にも対応していないため、充電はUSB Type-Cポートで行う必要があります。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約11.6インチ LCD (LTPS)、2,800 x 2,000、リフレッシュレート最大144Hz
  • プロセッサ: MediaTek Dimensity 8350
  • GPU: Arm Mali-G615 MC6
  • RAM(メモリ): 8GB (LPDDR5X)
  • ストレージ: 256GB (UFS 4.0)
  • バッテリー: 9520 mAh
  • 駆動時間: 連続待機時間は最大70日間
  • 充電: 67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応 (充電器は別売り)
  • 背面カメラ: 約800万画素 (F値2.0)
  • 前面カメラ: 約800万画素 (F値2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 、Bluetooth 5.4
  • インターフェース: USB Type-C
  • センサー: 光センサー、色温度センサー、重力センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、ステップカウント機能
  • スピーカー: クアッドスピーカー
  • オーディオ: Holo Audio、対応コーデック: SBC, AAC, LHDC, LDAC
  • スタイラスペン: OPPO Pencil 2 (別売り)
  • キーボード: OPPO Pad 3 Smart Keyboard (別売り)
  • 機能: AI機能 (ドキュメント要約・翻訳、写真編集など) 、O+ Connect 、マルチウィンドウビュー
  • アプリ: O+ ConnectアプリをiPhoneやiPadにインストールすることでファイル共有が可能
  • 生体認証: 顔認証
  • 筐体: ミレニアムシルバーカラーに高級感のあるブラッシュ仕上げ
  • OS: ColorOS 15 (based on Android™ 15)
  • サイズ: 約258mm x 約189mm x 約6.3mm
  • 重量: 約536g
  • カラー: シルバー
  • 付属品: クイックガイド、安全ガイド、USB Type-C データケーブル、マイクロファイバー・ポリッシング・クロス

OPPO Pad 3 Matte Display Editionの評価

OPPO Pad 3のディスプレイ。手で持つ。

8つの基準で「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
光の反射を97%抑えるマットディスプレイは革新的で、屋内・屋外を問わずあらゆる環境で抜群の見やすさを実現しています。

スペック:★★★★☆
最新のSoCとUFS 4.0ストレージにより、日常使いからクリエイティブな作業まで非常に快適です。ただ、前モデルよりGPU性能が若干劣る点と、RAMが8GBである点は惜しまれます。

デザイン:★★★★★
6.3mmという驚異的な薄さと、高級感のある金属製のボディは、所有する満足感を満たしてくれます。前モデルのデザイン言語を継承しつつ、より洗練されました。

耐久性:★★★☆☆
薄型ながら高い剛性を備えていますが、公式な防水防塵性能がないため、使用シーンが限られます。タフな環境での利用には注意が必要です。

通信:★★★☆☆
Wi-Fi 6やBluetooth 5.4など最新規格に対応している点は優秀です。しかし、前モデルに搭載されていたGPS機能が省略されたのは大きなマイナスポイントです。

機能:★★★★★
前モデルにはなかったAIによる文章作成支援や画像編集機能、さらにiOSデバイスとも連携できる「O+ Connect」の搭載は、このタブレットの価値を大きく高めています。

使いやすさ:★★★★☆
タブレットに最適化されたOSは直感的で、5年間の快適動作保証も安心です。ただし、指紋認証が非搭載である点は、利用シーンによっては不便に感じるかもしれません。

価格:★★★☆☆
79,800円という価格は、その性能と質感を考えれば妥当ですが、絶対的な金額としては高価です。急速充電器が別売りである点も考慮すると、コストパフォーマンスは中程度と言えます。

総評】 ★★★★☆

まさに「書を読み、事を成す」ためのタブレット

OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、特定の目的に対して非常に高い価値を提供する、個性的で魅力的なタブレットです。最大の魅力は、その名の通りの「マットディスプレイ」。これにより、従来のタブレットが苦手としていた、明るい場所での映り込みという長年の課題をほぼ完璧に解決しています。電子書籍を紙の本を読むように楽しんだり、屋外で資料を確認したりといった用途では、他のどのタブレットよりも優れた体験を提供してくれるでしょう。

前モデルOPPO Pad 2が築いた「白銀比ディスプレイ」や「高品質なデザイン」といった美点はそのままに、新たに強力なAI機能を搭載したことで、単なるコンテンツ消費デバイスから、創造性と生産性を支援する「スマートデバイス」へと明確な進化を遂げました。特に、これまでAndroidの弱点とされてきたiOSデバイスとの連携を可能にする「O+ Connect」は、多くのユーザーにとって福音となるはずです。

専用アクセサリーが真価を引き出す

このタブレットの真価は、専用アクセサリーと組み合わせることで最大限に引き出されます。特に「OPPO Pencil 2」は、ペン先が滑りにくいソフトラバー素材に改良され、物理的なショートカットボタンが追加されたことで、前モデルのペンとは比較にならないほど快適な書き心地と操作性を実現しています。また、「Smart Keyboard」に搭載された独立AIキーやNFCファイル転送機能は、生産性を飛躍的に向上させる強力な武器となります。

進化と引き換えに失われたもの

しかし、この進化は万能ではありません。最も大きな変更点は、OPPO Pad 2に搭載されていたGPS機能が省略されたことです。これにより、OPPO Pad 3はカーナビのようなスタンドアロンでのナビゲーション用途には使えなくなりました。これは、本機が「屋外での活動」全般ではなく、「室内外を問わず、落ち着いた環境で集中して作業するためのデバイス」へとコンセプトを先鋭化させた結果と言えるでしょう。

また、背面カメラの画素数ダウンや指紋認証の非搭載など、細かな点でコストと性能のバランスを取った部分も見受けられます。79,800円という価格を考えると、全てにおいて完璧を求めるユーザーには、物足りない点があるかもしれません。

どんな人に最適か

OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、タブレットに「最高の読書体験」と「効率的な作業環境」を求める人に最適です。画面の映り込みによる目の疲れを軽減したい学生やビジネスパーソン、紙に近い感覚でイラストやメモを取りたいクリエイター、そしてiPhoneユーザーでありながら高性能なAndroidタブレットでシームレスな連携を求めている人には、他のタブレットにはない、特別な価値を与えてくれます。これらの特徴に魅力を感じ、弱点が許容できるのであれば、ぜひ購入を検討してみてください。

OPPO Pad 3 Matte Display Editionの価格・購入先

OPPO Pad 3 本体シルバー 正面

※価格は2025/011/21に調査したものです。価格は変動します。

※2025年6月26日(木)に発売開始。6月19日(木)から予約販売を開始しました。

OPPO公式オンラインショップ

79,800円(税込)で販売されています。

OPPO公式オンラインショップで「OPPO Pad3」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)

  • Amazonで61,047円、
  • 楽天市場で64,980円(中古・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで64,980円(中古)、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

OPPO Pad 3 Matte Display Edition」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

OPPO Pad 2

OPPOから発売された11.61インチのタブレットです(2023年3月に発売)。

Android 13ベースのColorOS 13.1、Mediatek Dimensity 9000、12GB LPDDR5xメモリ、解像度2000 x 2800 pxのLTPS液晶、256GB/512GB UFS 3.1ストレージ、9510mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、67W急速充電(スーパーフラッシュ充電)、クアッドスピーカー、Dolby Atmosサウンド、筆圧4096段階のOPPO Pencil、スマートタッチキーボード、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、Wi-Fi 6 (a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで66,667円、楽天市場で45,467円(中古・送料無料)、ヤフーショッピングで56,999円、です。

関連記事:OPPO Pad 2を徹底解説!ハイエンドな性能と魅力を詳細にレビュー

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Lenovo Yoga Tab

Lenovoから発売された11.1インチのタブレットです(2025年9月 発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、3.2K LTPS液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、8860mAhバッテリー、背面13MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。

また、AIで最大4K解像度までアップスケーリングする技術「Lenovo AI SuperRes (AISR)」、AI機能「Lenovo AI Now」、正確なスペクトル・色調整を行う「PureSight Pro」アルゴリズム、専用ペン「Lenovo Tab Pen Pro」(付属)、専用キーボード「Lenovo Yoga Tab Keyboard Pack」(別売)、「Smart Connect」、「手書きフィードバック」に対応。

DP映像出力、最大144Hzリフレッシュレート、顔認証、IP53防水防塵、Corning Gorilla Glass 7i、68W 急速充電、4スピーカー、Dolby Atmos、USB 3.2 Gen 2 Type-C (DP-Out対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで63,800円、楽天市場で66,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで66,980円、レノボ公式サイトで63,800円(税込・送料無料)、です。

関連記事:Lenovo Yoga Tab徹底レビュー!実はPlus版より優秀?欠点もあり

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REDMI Pad 2 Pro

シャオミから発売された12.1インチのタブレットです(2025年9月26日 発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon® 7s Gen 4 モバイルプラットフォーム、6GB または 8GB LPDDR4X メモリ、2.5K クリスタルクリアディスプレイ(※マットガラスもあり)、128GB または 256GB UFS 2.2ストレージ、12000mAhバッテリー、背面800万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、連携機能(Home screen+、共有クリップボード、通話同期、ネットワーク同期)、33W急速充電、最大27Wの有線リバース充電、ウェットタッチテクノロジー、Redmi スマートペン(別売)、REDMI Pad 2 Pro キーボード(別売)に対応。

クアッドスピーカー、Dolby Atmos®対応、顔認証、最大2TBまでのストレージ拡張、TÜV Rheinlandによる各種アイケア認証、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、5G通信(※対応モデルのみ)にも対応しています。

価格は、Amazonで35,980円(Wi-Fi・6GB+128GB・税込)、楽天市場で39,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで46,980円、AliExpressで42,902円、です。

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Galaxy Tab S10 Lite

Samsungから発売された10.9インチのタブレットです(2025年9月19日 発売)。

Android 15(One UI)、Exynos 1380、6GB メモリ、TFT液晶、128GBストレージ、8,000mAhバッテリー、背面8MPカメラ、前面5MPカメラ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、Sペン対応(付属品)、AI機能(Galaxy AIキー、AI消しゴム、かこって検索、数式ソルバー、Bixby、Google Gemini)、最大2TBまでのストレージ拡張、25W 急速充電、デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)に対応。

キーボード(別売・Book Cover Keyboard、Book Cover Keyboard Slim)、リフレッシュレート 最大90Hz、「RAM Plus」機能、DeXモード、フルHDの動画撮影(1920 x 1080 px、@30fps)、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで50,427円(税込)、楽天市場で56,430円(送料無料)、ヤフーショッピングで49,980円、です。

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nubia Pad Pro

nubiaから発売された10.9インチのタブレットです(2025年9月 発売)。

MyOS 15.0 (Android 15)、Qualcomm Snapdragon® 8 Gen 3、8GB/12GB/16GB LPDDR5X メモリ、10.9インチ TFT液晶 (2880×1800, 144Hz)、256GB/512GB UFS 4.0 ストレージ、10,100 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面20MPカメラ、3マイクアレイ (AI音声最適化、ノイズ低減機能)を搭載しています。

また、DisplayPort映像出力、ゲーム機能(Nebulaパフォーマンス制御エンジン、フローティングウィンドウ、パフォーマンス設定、仮想ジョイスティック)、6層冷却システム、AI音声最適化、充電分離(バイパス充電)機能に対応。

66W高速充電、クアッドスピーカー、DTS:X® Ultra サウンド、無線映像出力「SmartCast」(Windows PCのみ対応)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 3.2、OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで69,800円(税込)、楽天市場で69,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、です。

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Xiaomi Pad 7

Xiaomiから発売された11.2インチのタブレットです(2025年3月13日 発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform、8GB LPDDR5X メモリ、3.2Kの11.2インチ 液晶(3200×2136)、128GB/256GB UFS 3.1/4.0ストレージ、8850 mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、Xiaomi HyperAI(AI音声/アート/電卓/文章生成)、Google Gemini連携、Xiaomi HyperConnect、ワークステーションモード、最大144Hz 可変リフレッシュレート、45W ターボチャージ、クアッドスピーカー(200%音量アップ)、Dolby Atmosサウンド、Miracast対応映像出力、

Xiaomi フォーカスペン対応 (低遅延, 8192段階筆圧感知, 別売)、Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード対応 (フローティング, ヒンジ, 無段階調整, バックライト, タッチパッド, 別売)、USB Type-C 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、に対応しています。

価格は、Amazonで44,980円(税込)、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,279円、です。

関連記事:Xiaomi Pad 7を徹底レビュー!AI機能、評価、価格、Pad 6比較

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Lenovo Yoga Tab Plus

Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 発売)。

Android 14(2回のメジャー OS アップグレード)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、16GB LPDDR5X メモリ、3K液晶(2944 x 1840)、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、背面13MP + 2MP の2眼カメラ、前面13MP フロントカメラを搭載しています。

また、Lenovo AI Now、共有機能(クロスコントロール、共有ハブ、デバイス連携)、Harman Kardonの6つのスピーカー、ドルビー・アトモス、デュアルマイク、DP映像出力、Miracast、144Hzのリフレッシュレート、45W急速充電、Lenovo Tab Pen Pro(付属)、専用のキーボードパック(別売)、USB 3.2 Type-C ポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで77,980円(税込)、楽天市場で85,920円(送料無料)、ヤフーショッピングで80,000円(ほぼ未使用品)、です。

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iPad Air(M3)

Appleから発売された11インチ/13インチのタブレットです(2025年3月12日 発売)。

iPadOS 18、Apple M3チップ、8GBメモリ、128GB/256GB/512GB/1TBストレージ、11インチ: 28.93Whバッテリー/13インチ: 36.59Whバッテリー (リチャージャブルリチウムポリマーバッテリー、最大10時間駆動)、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラを搭載しています。

また、Apple Intelligence、Apple Pencil (第2世代/USB-C※別売)、Apple Pencil Pro(別売)、Magic Keyboard (別売) 、Apple Pay、音声操作 Siri、Smart Connector、Touch ID(指紋認証)、20W USB-C電源アダプタ(同梱)、USB-Cポート (充電, DisplayPort映像出力, 最大10Gb/s)、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Cellularモデル: 5G (sub-6 GHz)、ギガビットLTE、に対応しています。

価格は、Amazonで79,800円~(税込)、楽天市場で74,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで85,980円、です。

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iPad Pro M5 (2025)

Appleから発売された11インチおよび13インチのタブレットです(2025年10月22日 発売)。

iPadOS 26、Apple M5チップ、12GB/16GB RAM、Ultra Retina XDR(タンデムOLED)ディスプレイ(11インチ [2,420 x 1,668] / 13インチ [2,752 x 2,064])、256GB、512GB、1TB、2TBストレージ、最大10時間駆動する31.29Wh/38.99Whバッテリー、、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラ(横向き)を搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」、Thunderbolt / USB 4経由での高速充電(約30分で最大50%)、ProMotionテクノロジー(10Hz〜120Hzアダプティブリフレッシュレート)、4スピーカーオーディオ、空間オーディオ再生、ドルビーアトモス、スタジオ品質の4マイクアレイ、専用ペン(Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)・別売)、専用キーボード(iPad Pro用Magic Keyboard・別売)に対応。

最大6K/60Hzまたは4K/120Hzの外部ディスプレイ出力、AirPlayミラーリング(最大4K)、Siri、Apple Pay、Face ID(TrueDepthカメラによる顔認識)、OSレベルでのプライバシー保護、App Store、Thunderbolt / USB 4ポート(充電、DisplayPort、Thunderbolt 3、USB 4、USB 3対応)x1、5G通信(Cellularモデルのみ)、eSIM(物理SIM非対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6にも対応しています。

価格は、Amazonで218,800円~、楽天市場で219,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで159,800円、Apple オンラインストアで168,800円~、です。

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