2024年7月12日に発売された「motorola edge 50 pro」は、デザイン、性能、機能のすべてが高いレベルで調和した一台として、発売以降、高い人気を維持し続けています。多くのユーザーを惹きつけてやまない、その魅力はいったい何なのでしょうか?
手にした瞬間、心を満たす。motorola edge 50 proの魅力
最大の魅力は、所有する喜びを満たす洗練されたデザインと、スマートフォンの常識を覆すほどの圧倒的な充電速度にあります。手に吸い付くように馴染むヴィーガンレザー仕上げの背面ボディに、映像への没入感を高める約6.7インチのSuper HD解像度pOLED(有機EL)ディスプレイを搭載 。
その美しい見た目だけでなく、プロセッサには新世代の高性能「Qualcomm® Snapdragon® 7 Gen 3」と12GBの大容量メモリを備え、日々のあらゆる操作からマルチタスクまで、驚くほど快適に動作します 。
さらに、待望の3倍光学望遠カメラを含む多機能なトリプルカメラシステムは、これまでのモトローラ製スマートフォンとは一線を画す撮影体験を提供します 。このほかにも、4,500mAhのバッテリー搭載でモトローラ史上最速と謳われる125W TurboPower™充電や便利な15Wのワイヤレス充電(Qi対応)と10Wワイヤレスパワーシェアリング機能に対応。
Dolby Atmos対応ステレオスピーカー 、日々の決済に不可欠なFeliCa(おサイフケータイ) 、直感的な操作を可能にするMoto Experiences(ジェスチャー機能)、PCやタブレットと連携するSmart Connect、そして次世代規格のWi-Fi 6E通信への対応 など、まさに「全部乗せ」と言える魅力が満載です 。
この記事で「motorola edge 50 pro」を徹底解剖!
この記事では、そんなmotorola edge 50 proの性能や機能を、実際の使用感に基づき徹底的に深掘りしていきます。
特に、多くの方が気になるであろう前モデル「motorola Edge 40」から何がどう進化したのか、その違いに焦点を当てて詳しく解説し、本機の真価を明らかにしていきます。
【この記事で分かること】
- motorola edge 50 proの総合的な評価とレビュー
- 前モデルmotorola edge 40との詳細なスペック比較
- Snapdragon 7 Gen 3の実際のパフォーマンス性能
- 待望の3倍光学望遠カメラの実力と撮影画質
- PANTONE™認証カメラの色再現性とメリット
- 異次元の125W TurboPower™超急速充電の速度と発熱
- Super HD高精細ディスプレイの屋外での視認性
- IP68防水防塵性能とバッテリーの耐久性
- ヴィーガンレザーを採用した高級感のあるデザインと携帯性
- Wi-Fi 6Eやおサイフケータイ対応など通信機能の詳細
- メリット・デメリット、どんな人におすすめか
- ストレージ規格がUFS 2.2になった点についての解説
- ソフトバンクやIIJmio、ECサイトでの価格と購入先情報
この記事を最後まで読むことで、「motorola edge 50 pro」が本当に自分に合った一台なのか、今購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: motorola edge 50 pro | motorola JP
デザイン:motorola edge 50 proの持つ喜びと、洗練された携帯性
ここでは、motorola edge 50 proのデザイン、素材、そして携帯性について、実際に手に取って感じた驚きや前モデル「motorola edge 40」との違いを中心にレビューしていきます。スマートフォンは毎日使うものだからこそ、その手触りや持ちやすさはスペック以上に重要だと感じています。
手に吸い付くようなヴィーガンレザーと高級感のあるアルミフレーム
箱から取り出して最初に感じたのは、そのスリムな本体の上質な手触りでした 。背面には「ヴィーガンレザー」が採用されており、しっとりと柔らかく、指に心地よくフィットします 。この仕上げのおかげでグリップ感が非常に良く、指紋が付きにくいのも実用的で嬉しいポイントです 。背面のなだらかなカーブが、サンドブラスト加工されたアルミニウム製のフレームに滑らかに繋がっており、手に取るたびに「良いモノを使っている」という満足感がありました 。
前モデルの「motorola edge 40」もイクリプスブラックのカラーで同様のヴィーガンレザーを採用していましたが 、edge 50 proはより一層洗練された印象を受けます。カラーは「ブラックビューティ」と「リュクスラベンダー」の2色展開で、どちらも落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます 。ただ、レザー調の素材は埃が付着しやすく 、長く使っていく中での摩耗は少し気になるところかもしれません。
サイズと重量の絶妙なバランスが生む、優れた携帯性
スペックを見ると、本体サイズは約161.23mm x 72.4mm x 8.19mm(最薄部)、重さは約186gです 。前モデルのedge 40が約171g(イクリプスブラック)だったのに比べるとわずかに重くなっていますが 、不思議なことに重さを感じさせません。むしろ、この約186gという重さが「軽すぎず重すぎず」の絶妙なバランスで、長時間の使用でも疲れにくいと感じました 。
特に感心したのは、6.7インチという大画面にもかかわらず、横幅が72.4mmに抑えられている点です 。これにより、私の手でもしっかりと握り込むことができ、片手での操作も快適でした 。机の上に置くとカメラ部分の出っ張りで少しガタつくのは玉に瑕ですが 、それを補って余りあるほどの持ちやすさです。
サイズ・重量を比較
- motorola edge 50 pro:(サイズ) 約 161.23 x 72.4 x 8.19 mm (最薄部)、(重量) 約 186g
- motorola edge 40:イクリプスブラックでサイズ約158.43mm x 71.99mm x 7.58mm(最薄部)、ルナブルーでサイズ 約158.43mm x 71.99mm x 7.49mm(最薄部)
接続ポートの進化:USB 3.1とDisplayPort対応という大きな一歩
接続ポート類は本体下部にまとめられています 。SIMトレーはnanoSIMとeSIMのデュアルSIM仕様で、これはedge 40から引き継がれた便利な点です 。3.5mmイヤホンジャックは非搭載ですが、これは最近のトレンドと言えるでしょう 。
しかし、ここで見逃せない大きな進化がありました。USB Type-Cポートが、edge 40のUSB 2.0から、データ転送が格段に速いUSB 3.1にアップグレードされ、さらに外部ディスプレイへの映像出力を可能にするDisplayPort 1.4(DP 1.4)にも対応したのです 。実際にPCに接続して大容量の動画ファイルを転送してみましたが、その速さは明らかでした。旅行先で撮影した4K動画をホテルのテレビに映し出し、大画面で楽しむといった使い方も可能になり、活用の幅が大きく広がったと実感しました。
まとめ:デザインと携帯性、接続ポート
- 質感とデザイン:ヴィーガンレザーとアルミフレームの組み合わせが高級感を演出し、手に馴染むカーブデザインは所有する喜びを感じさせます 。
- 携帯性:前モデルよりわずかに重くなったものの、約186gという重量とスリムな横幅のバランスが絶妙で、大画面ながら片手でも操作しやすい優れた携帯性を実現しています 。
- 接続性:USBポートがUSB 3.1(DP 1.4対応)に進化したことで、高速なデータ転送と外部ディスプレイ出力が可能になり、実用性が大幅に向上しました 。
- 注意点:レザー調の背面は埃が付着しやすく、カメラの出っ張りで机上での安定性に欠ける点は留意が必要です 。
ディスプレイ:motorola edge 50 proの圧倒的な没入感と、進化した表示性能
ここでは、motorola edge 50 proが誇る美しいディスプレイについて、その表示性能や使用感をレビューします。前モデルのmotorola edge 40から何がどう進化したのか、特に解像度や明るさといった具体的な違いに触れながら、実際にNetflixで最新のSF大作を観たり、YouTubeでお気に入りのミュージックビデオを再生したりして感じた感動をお伝えできればと思います。
よりシャープに、より美しく。Super HD解像度への進化
まず電源を入れて驚いたのは、その表示の美しさです。約6.7インチの有機EL(pOLED)ディスプレイは発色が非常に鮮やかで、あらゆるコンテンツを生き生きと映し出します 。特に大きな進化を感じたのが解像度です。motorola edge 50 proは2,712×1,220ピクセルの「Super HD」解像度を誇ります 。これは、前モデルmotorola edge 40のFHD+(2,400 x 1,080)から着実に向上した点で、例えばニュースアプリで記事を読むとき、小さな注釈の文字まで潰れずにくっきりと表示されるのには感心しました。
144Hzの滑らかさと、屋外でも見やすい圧倒的な明るさ
リフレッシュレートは前モデル同様、最大144Hzに対応しており 、『ゼンレスゾーンゼロ』のようなアクションゲームをプレイした際、キャラクターの素早い動きやエフェクトが驚くほど滑らかに表示され、操作への追従性も抜群でした 。
しかし、edge 50 proが真価を発揮するのは、その「明るさ」です。ピーク輝度は2,000nitに達し 、これはedge 40の1,200nitを大幅に上回る数値です 。天気の良い日に、公園のベンチでYouTubeのライブ映像を見ても、画面の反射を気にすることなく、アーティストの表情まではっきりと見えたのには感動しました。
映像への没入感を高めるカーブディスプレイの魅力と課題
HDR10+に対応したディスプレイは 、Netflixで配信されている『三体』のような映像美にこだわった作品を観ると、暗い宇宙空間の深い黒から星々の鋭い光まで、息をのむほどのコントラストで描き出してくれます 。左右のベゼルがほとんどないカーブディスプレイは、映像への没入感を高めてくれる一方で、このデザインが好みを分けるポイントかもしれません 。
動画視聴中は気になりませんが、Webブラウジング中などに親指の付け根が画面の端に触れてしまい、誤タップを誘発することがありました 。また、この美しいカーブ形状ゆえに、画面保護フィルムの選択肢が限られてしまうのは、前モデルから続く悩ましい点です 。
まとめ:ディスプレイ
- 表示性能の向上:解像度が前モデルのFHD+からSuper HD(2,712×1,220)へと進化し、よりシャープで精細な表示が可能になりました 。
- 圧倒的な明るさ:ピーク輝度が1,200nitから2,000nitへと大幅に向上し、屋外での視認性が格段に改善されています 。
- 卓越した滑らかさ:最大144Hzのリフレッシュレートは健在で、スクロールやアニメーションが非常に滑らかです 。
- 没入感とトレードオフ:カーブディスプレイは動画やゲームへの没入感を高める一方、誤タップの可能性や画面保護フィルム選びの難しさといった課題も抱えています 。
パフォーマンス:motorola edge 50 proの心臓部、その進化した頭脳を徹底解説
ここでは、motorola edge 50 proのパフォーマンスについて、CPU性能、メモリ、ストレージの観点から深く掘り下げていきます。単なるスペックの羅列ではなく、それが実際の使い心地にどう結びつくのか、前モデル「motorola edge 40」との比較や、日々の生活での体験エピソードを交えながらレビューします。
CPU性能の進化:新世代アーキテクチャ「Snapdragon 7 Gen 3」
motorola edge 50 proは、プロセッサーに「Qualcomm® Snapdragon® 7 Gen 3」を搭載しています 。これは、高性能コアのCortex-A715(最大2.63GHz)と高効率コアのCortex-A510(最大1.8GHz)で構成された新世代のCPUです 。最先端の4nmプロセスで製造されており、電力効率と性能のバランスに優れています 。
一方、前モデルedge 40が搭載していたのは「MediaTek Dimensity 8020」で、Cortex-A78(最大2.6GHz)とCortex-A55(最大2.0GHz)という一つ前の世代のコアを6nmプロセスで製造したものでした 。edge 50 proに搭載されたCPUは、より微細なプロセスルールと新しいコア設計により、少ない電力でより高い処理能力を発揮できるのが大きな強みです。
この進化した頭脳がもたらす快適さは、日常のあらゆる場面で体感できました。複数のアプリを立ち上げたときの動作は非常に軽快で、例えば、YouTube Musicで好きなアーティストの楽曲を流しながら、ブラウザで調べ物をして、LINEでメッセージを送るといったマルチタスクも、もたつくことなくサクサクこなせます。前モデルのedge 40でも普段使いに不満はありませんでしたが、edge 50 proはより一層の余裕を感じさせてくれました。
ただし、完璧というわけではありません。特にカメラアプリは、美しい写真を生成してくれる一方で、撮影後の画像処理に一瞬待たされることがありました。シャッターチャンスを逃したくない場面では、このわずかなタイムラグが少し気になるかもしれません 。
大容量メモリとストレージ:転送速度から見る注意点
メモリ(RAM)は、前モデルの8GBから12GBへと増強され、規格は同じLPDDR4Xながら最大4266Mbpsの転送速度を誇ります 。この大容量のおかげで、一度開いたアプリがバックグラウンドで終了されにくく、アプリ間の切り替えが非常にスムーズです。多くのアプリを同時に使う私のようなユーザーにとっては、この差は大きいと感じました。
ストレージは256GBと大容量ですが、少し注意が必要です。規格はUFS 2.2で、理論上の最大転送速度は1.2GB/sです 。アプリのインストールや写真の保存は十分スムーズですが、前モデルのedge 40がより高速なUFS 3.1規格を採用していたことを考えると、純粋なストレージの読み書き速度では前モデルに分があるかもしれません 。
microSDカードには対応していないため、動画など大きなデータを頻繁に扱う方は、クラウドストレージの活用も視野に入れると良いでしょう 。
まとめ:パフォーマンス(CPU性能、メモリ、ストレージ)
- CPU性能:より新しい世代のコア(Cortex-A715/A510)と、より微細な4nmプロセスを採用したSnapdragon 7 Gen 3を搭載し、前モデルのDimensity 8020から着実に進化しています 。
- 日常での動作:ウェブ閲覧やSNS、複数のアプリを組み合わせたマルチタスクは非常にスムーズ 。ただし、カメラの撮影後処理など、一部の場面でわずかな待ち時間が発生することがあります 。
- メモリ:12GBの大容量RAM(LPDDR4X)を搭載し、最大4266Mbpsの転送速度で、安定したマルチタスク環境を提供します 。
- ストレージ:256GBのUFS 2.2ストレージを搭載し、理論上の最大転送速度は1.2GB/s 。容量は十分ですが、より高速なUFS 3.1を搭載していた前モデルからは変更点となります 。
Antutu ベンチマーク
motorola edge 50 proが搭載する Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 85万 (849360) を記録しています。
例1:Antutu V10 総合で「849360」、CPUで「273078」、GPUで「258169」、MEMで「147824」、UXで「170289」
例2: Antutu V10 総合で「818314」、CPUで「266339」、GPUで「248446」、MEMで「133250」、UXで「170279」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
一方、前モデルの「motorola Edge 40」は、Antutu V10 ベンチマーク総合で約75万点を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「751909」、CPUで「224106」、GPUで「191170」、MEMで「153410」、UXで「183223」
motorola edge 50 proは前モデルの「motorola Edge 40」よりもスコアが約10万点向上していますが、その差はあまり大きくはありません。
Snapdragon 7 Gen 3 性能を比較
motorola edge 50 proが搭載するQualcomm Snapdragon 7 Gen 3 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Xperia 5 V)・・・Antutu:約 140万
- Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万
- Snapdragon 8 Gen 1 (motorola edge30 PRO)・・・Antutu:約 117万
- Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万
- Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万
- Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
- Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
- MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
- MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
<比較から分かること>
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3プロセッサは、提示されたAntutu V10ベンチマークスコア約85万点という結果から、ミドルハイレンジ市場において非常に競争力のある性能を持つことが明らかです。このスコアは、最先端のハイエンドプロセッサであるSnapdragon 8 Gen 2やDimensity 8300 Ultraの約140万点には及ばないものの、一般的なミドルレンジプロセッサのスコア帯である50万点から70万点台を大きく上回っています。
具体的には、Snapdragon 7 Gen 3は、日常的なスマートフォンの利用シーン、例えばウェブサイトの閲覧、ソーシャルメディアのチェック、高画質な動画のストリーミング再生、複数のアプリを切り替えながらの作業などを、遅延なくスムーズにこなせるだけの十分な処理能力を有しています。ユーザーは、アプリの起動速度や画面遷移のスムーズさにおいて、ストレスを感じることは少ないでしょう。
ゲーム性能
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3のゲーム性能について、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて説明します。
原神 (Genshin Impact)
広大なオープンワールドを探索し、多彩なキャラクターを駆使して戦うアクションRPGである原神では、Snapdragon 7 Gen 3はそのGPU性能(Antutu GPU: 258169)を活かし、適切な設定調整により良好なプレイ体験を提供します。グラフィック設定を「中」程度にし、モーションブラーなどの負荷の高いオプションをオフにすることで、フィールド探索時や戦闘時において、平均して40FPSから50FPS前後での動作を維持します。
キャラクターが多い都市部やエフェクトが多用される激しい戦闘シーンでは、一時的に30FPS台後半に落ち込むこともありますが、ゲームプレイの継続に大きな支障をきたすことは少ないでしょう。最高設定ではフレームレートが不安定になり、快適なプレイは難しくなりますが、画質とパフォーマンスのバランスを取った設定であれば、美しい世界観を楽しみながら冒険を進めることが可能です。
Call of Duty: Warzone Mobile
最大120人のプレイヤーが広大なマップで戦い合う、モバイル向けバトルロイヤルゲームであるCall of Duty: Warzone Mobileでは、Snapdragon 7 Gen 3は標準的な画質設定で安定したパフォーマンスを発揮します。グラフィック品質を「標準」または「中」、フレームレート設定を「高」(多くの場合60FPS上限)に設定した場合、平均して45FPSから55FPS程度での動作が期待できます。
特に建物内や遮蔽物の多いエリアでは比較的スムーズに動作し、敵との遭遇時にも素早い反応が可能です。広範囲を見渡せる開けた場所や、多数のプレイヤーが密集する終盤の戦闘など、負荷が高い状況では40FPS前後に低下する場面も見られますが、ゲームプレイの根幹を損なうほどではありません。最高画質設定でのプレイは、フレームレートの維持が難しくなるため、競技性を重視するならば画質を調整するのが賢明です。
ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)
サンクチュアリの世界を舞台にした、ハックアンドスラッシュタイプのアクションRPGであるディアブロ イモータルでは、Snapdragon 7 Gen 3は快適なゲームプレイを実現します。グラフィック設定を「高」にし、フレームレートを60FPSに設定した場合、多くのダンジョン探索やフィールドでの戦闘において、50FPSから60FPSに近い滑らかな動作を維持します。
多数のモンスターが同時に出現し、スキルエフェクトが画面を覆うような大規模な戦闘シーンでは、一時的に40FPS台後半までフレームレートが低下することがありますが、キャラクターの操作感やスキルの発動に遅延を感じることは少なく、爽快なアクションを存分に楽しめます。最適化も進んでいるため、ミドルハイレンジのプロセッサでも高い満足度が得られるでしょう。
ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)
実在の競走馬をモチーフとした「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームであるウマ娘 プリティーダービーでは、Snapdragon 7 Gen 3は非常に快適な動作を提供します。
ゲーム内の3Dモデルで描かれる育成パートやコミュニケーションシーンはもちろんのこと、特にグラフィック負荷のかかるライブシーンやレースシーンにおいても、高画質設定(「標準」または「高」)で安定して60FPSに近いフレームレートを維持します。キャラクターたちの細やかな表情やダイナミックな動き、華やかなライブパフォーマンスを、カクつきなく滑らかに楽しむことができ、育成体験への没入感を高めます。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)
「ファイナルファンタジーVII」の物語を、オリジナル版から派生作品まで網羅して追体験できる章立て配信のRPGであるファイナルファンタジーVII エバークライシスでは、Snapdragon 7 Gen 3は美麗なグラフィックを安定して表示します。グラフィック設定を「高画質」に設定しても、バトルシーンやカットシーンにおいて、おおむね45FPSから60FPSの範囲で動作します。
コマンドバトルが中心であるため、フレームレートが常に60FPSに張り付いていなくてもプレイフィールへの影響は限定的ですが、キャラクターモデルや背景の質感を損なうことなく、物語を楽しむことが可能です。特にリミットブレイクなどの派手な演出もスムーズに再生され、FFVIIの世界観を堪能できます。
崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
宇宙を舞台に、開拓者として星々を巡るターン制RPGである崩壊:スターレイルでは、Snapdragon 7 Gen 3は魅力的なキャラクターと美麗なグラフィックを十分に楽しむことができるパフォーマンスを発揮します。グラフィック設定を「中」から「高」の間で調整し、フレームレートを60FPSに設定した場合、広大なマップの探索やターン制の戦闘シーンにおいて、平均して50FPSから60FPSでの滑らかな動作となります。
キャラクターのスキル演出や、作り込まれた都市部の景観も美しく表示されます。オブジェクトが多いエリアや複雑なエフェクトが重なる場面では、稀に40FPS台に落ち込むことがありますが、ターン制というゲームシステム上、プレイの快適性が大きく損なわれることはありません。最高設定にすると一部のシーンで重さを感じる可能性があるため、バランスの取れた設定が推奨されます。
まとめ:ゲーム性能
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3プロセッサは、Antutu V10総合スコア約85万点、特にGPUスコア約26万点という数値が示す通り、現代のモバイルゲーム市場においてミドルハイレンジにふさわしい堅実なゲーム性能を有しています。
今回取り上げた「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」、「崩壊:スターレイル」のような比較的負荷の高い3Dゲームにおいては、最高設定での常時60FPS動作は難しいものの、グラフィック設定を中程度から高程度に調整することで、平均して40FPSから50FPS以上を維持し、多くの場面で快適なプレイが可能です。特にGPU負荷が極めて高いシーンでは一時的なフレームレートの低下が見られるものの、ゲーム体験全体を大きく損なうレベルには至らないでしょう。
一方で、「ディアブロ イモータル」や「ウマ娘 プリティーダービー」、「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」といったタイトルでは、高画質設定でも60FPSに近い、あるいは安定したフレームレートでの動作が期待でき、美しいグラフィックと滑らかなアニメーションを存分に楽しむことができます。
このプロセッサは、最新の最高負荷ゲームを妥協なく最高設定でプレイしたいコアゲーマー層には力不足を感じさせるかもしれませんが、幅広いジャンルの人気ゲームを、画質とパフォーマンスのバランスを取りながら快適に楽しみたいと考える多くのユーザーにとっては、十分満足のいくゲーミング体験を提供します。日常使いの快適さに加え、充実したゲームプレイも可能にする、バランスの取れた性能を持つプロセッサと言えるでしょう。
カメラ性能:motorola edge 50 pro ~待望の望遠レンズ搭載で、撮影はもっと楽しくなる~
ここでは、motorola edge 50 proのカメラ性能を徹底的にレビューします。前モデル「motorola edge 40」の最大の弱点だったズーム性能を克服すべく、ついに望遠レンズを搭載した今作。その実力は本物なのか、ハードウェアの構成から、PANTONE™認証といった独自機能、そして実際に札幌の街を撮り歩いて感じた画質や動画性能まで、詳しく解説していきます。
待望の3倍望遠!進化したトリプルカメラ構成
motorola edge 50 proのカメラ構成は、約5000万画素のメイン(広角)カメラ、約1300万画素の超広角/マクロカメラ、そして新たに搭載された約1000万画素の3倍光学望遠カメラという、非常にバランスの取れたトリプルカメラシステムです。これは、望遠レンズを持たずデジタルズームに頼らざるを得なかった前モデルedge 40からの最も大きな、そして最も歓迎すべき進化点と言えるでしょう。これにより、撮影の幅が格段に広がりました。
<カメラの仕様>
- 1.背面の50MP・・・約5,000万画素 1/1.55インチ光学フォーマット f/1.4 ピクセルサイズ1.0μm | 2.0μm クアッドピクセルテクノロジー Omni-directional PDAF 光学手ブレ補正 (OIS)
- 2.背面の13MP・・・約1,300万画素、超広角 (120°) マクロカメラ f/2.2 ピクセルサイズ 1.12μm オートフォーカス
- 3.背面の10MP・・・約1,000万画素、望遠 3倍光学ズーム f/2.0 ピクセルサイズ 1.0μm オートフォーカス 光学手ブレ補正 (OIS)、レーザーオートフォーカス、3-in-1センサー(露出、自動ホワイトバランス、フリッカー)
- 4.前面の50MP・・・約5,000万画素 絞り f/1.9 ピクセルサイズ 0.64μm | 1.28μm クアッドピクセルテクノロジー オートフォーカス
PANTONE™認証の色再現性と実際の写り
motorola edge 50 proは世界初の「PANTONE™ Validated」認証カメラを搭載しており、理論上はより正確な色や肌のトーンを再現できるとされています。しかし、実際に撮影してみると、標準設定ではモトローラ特有の鮮やかでビビッドな色合いが強く出る傾向にありました。もちろん、これはこれで記憶色に近い美しい写りなのですが、「見たままの自然な色」を期待すると、少し印象が異なるかもしれません。
<motorola edge 50 proで利用できるカメラのAI機能 一覧>
機能面ではAIが多く活用されるようになっています。具体的には、AIを使った機能を利用できます。
- Photo Enhancement Engine・・・AI が自動的に複数の撮影モードの設定を適用して最高の品質を実現する
- Adaptive Stabilization・・・AIが撮影中にユーザーの動きに合わせて自動的に手ぶれを補正し、移動中でも安定した状態を保つ
- Long Exposure・・・長時間露光設定で光の軌跡、モーションブラー、その他の効果を与える
- Auto Focus Tracking・・・撮影時に被写体が動いても焦点をロックし、ピントがずれないようにする
- 消しゴムマジック・・・写真内の不要なものを除去する
- 編集マジック・・・数回タップして写り込みや不要なものを削除する
- ボケ補正・・・ぼやけた写真を補正してクリアな画質にする
そのほか、白飛びの改善や動画の手ブレ補正、最大30倍のデジタルズーム、被写体がミニチュアのように見える「ティルトシフト」モード、撮影した書類をそのままPDFで保存できる「ドキュメントスキャン」などでもAIを活用した機能を利用できます。
あらゆるシーンで活躍する、静止画撮影の実力
メインカメラのf/1.4という明るいレンズは、素晴らしい性能を発揮してくれます。日中の撮影はもちろん、暗い場所でもノイズを抑えつつ、多くの光を取り込んで明るく撮影できました。特に、ポートレートモードを使わなくても、被写体に寄るだけで背景が自然に美しくボケてくれるのには感心しました。
そして、今作の主役である3倍光学望遠カメラ。前モデルedge 40では苦手だったズーム撮影が、驚くほど快適になりました。遠くにある時計台やビルの看板を撮っても、デジタルズーム特有の画質の劣化がほとんどなく、クリアに記録できます。夜景モードも優秀で、繁華街のネオンサインの白飛びを抑えながら、建物のディテールまでしっかり描写してくれました。
※こちらのYouTube動画で「motorola edge 50 pro」で撮影したサンプル写真を確認できます。実際の写りが気になる人はぜひ参考にしてみてください。
動画性能と、少し気になる動作レスポンス
動画撮影時の手ブレ補正は十分な効き具合で、歩きながらの撮影でも安定した映像を撮ることができました。しかし、少し気になったのはカメラアプリの動作速度です。特に複数のアプリを開いている状態だと、カメラの起動や撮影モードの切り替えに一瞬のラグを感じることがありました。素晴らしい写真が撮れるだけに、この点が改善されればさらに快適になると感じます。また、特定の照明下(蛍光灯と太陽光が混ざるような環境)で動画を撮影した際に、画面にちらつきや残像が見られたのは注意点として挙げておきます。
<motorola edge 50 pro:動画撮影の機能 一覧>
(背面カメラ)撮影モード: スローモーション 、ナイトビジョン タイムラプス (ハイパーラプス可能) 、デュアル撮影 、マクロ スポットカラー
その他の機能: 手ぶれ補正 、水平ロック、 Auto Focus Tracking 、デジタルズーム:20倍、 ビデオスナップショット 、HDR 、オーディオズーム 、自撮りスティックサポート 、外部マイクサポート
4K UHD(30fps)、FHD (60/30fps) スローモーション: FHD (120fps)
(前面カメラ)4K UHD(30fps)、FHD (60/30fps) スローモーション: FHD (120fps)
<motorola edge 50 proのカメラ機能 一覧>
(背面カメラ)撮影モード: ポートレート (24mm/35mm/50mm/85mm) マクロ Long Exposure タイムラプス 、デュアル撮影 超高解像度 、ナイトビジョン 、ティルトシフト プロ スキャン(Adobe Scan搭載)、 360°パノラマ 、
スポットカラー 、人工知能: Photo Enhancement Engine 、自動スマイルキャプチャ 、ジェスチャーキャプチャ 、Google レンズ™内蔵 、撮影の最適化 、Smart 高解像 、スタイル同期
その他の機能: Googleフォトの自動補正機能、 Pantone Validated™ color|Pantone Skintone™ Validated 、スーパーズーム:30倍 、連射 、タイマー 、補助グリッド 、水平マーカー 、メータリングモード 、透かし 、ライブフィルター 、セルフィーフォトミラー 、自撮りスティックサポート、 RAW写真出力 、QR/バーコードスキャナー 、クイック撮影
(前面カメラ)撮影モード: ポートレート(グループ自撮りおよびスマート調整) 、フォトブース 、プロ デュアル撮影、 スポットカラー 、人工知能: Photo Enhancement Engine 、自動スマイルキャプチャ 、ジェスチャーキャプチャ、 Googleフォトの自動補正機能 、
その他の機能: 連射 タイマー 補助グリッド 水平マーカー メータリングモード 透かし ライブフィルター セルフィーフォトミラー 自撮りスティックサポート RAW写真出力 HDR クイック撮影
まとめ:カメラ性能
- 望遠カメラの搭載:3倍光学望遠カメラが追加されたことで、前モデルの最大の弱点であったズーム性能が劇的に改善され、撮影の自由度が大きく向上しました。
- 卓越したメインカメラ:f/1.4の明るいレンズを持つメインカメラは、暗所での撮影に非常に強く、自然で美しいボケ味も楽しめます。
- 画質と操作性:全体的に高品質な写真が撮れますが、色合いがやや鮮やかすぎる傾向があり、カメラアプリの動作レスポンスにわずかな遅延を感じることがありました。
- 動画性能:手ブレ補正は優秀で安定していますが、特定の照明環境下では映像が乱れる可能性があり、万能とは言えません。
オーディオと通信性能:motorola edge 50 pro ~エンタメと日々の利便性を支える、確かな進化~
スマートフォンを評価する上で、CPUやカメラの性能に注目しがちですが、日々の満足度を左右するのは、実はオーディオや通信といった基本的な性能かもしれません。ここでは、motorola edge 50 proのエンタメ体験を豊かにするサウンドと、私たちの生活に欠かせない通信機能について、前モデル「motorola edge 40」との比較を交えながら、その確かな進化をレビューしていきます。
エンタメ体験を深化させる、リッチなサウンド
最近のモトローラのスマートフォンは、価格帯を問わずスピーカーの音質に定評がありますが、本機もその期待を裏切りません。Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーは、YouTubeでライブ映像を視聴した際、音の広がりとクリアさに見事に貢献していました。前モデルのedge 40も悪くはありませんでしたが、edge 50 proは音の厚みが増し、よりリッチなサウンドを楽しめます。
さらに、ワイヤレスオーディオ体験も進化しています。本機は「Snapdragon Sound」に対応しており、対応するワイヤレスイヤホンと組み合わせることで、高音質かつ低遅延な接続が可能です。『ゼンレスゾーンゼロ』のようなリズムが重要なゲームをプレイしても、音の遅延をほとんど感じずに快適にプレイできたのは、この機能のおかげでしょう。もちろん、ハイレゾ相当の音質で楽しめるLDACコーデックにも引き続き対応しています。
より速く、より安定した次世代の通信機能
通信性能も着実な進化を遂げています。特に注目したいのが、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.4への対応です。Wi-Fiは、前モデルのWi-Fi 6から、より新しい「Wi-Fi 6E」にアップグレードされました。これにより、混雑の少ない6GHz帯の電波を利用できます。自宅のWi-Fi 6E対応ルーターに接続したところ、家族が同時にインターネットを利用する夜の時間帯でも通信速度が安定し、大容量アプリのダウンロードもあっという間に完了しました。
また、Bluetoothも5.2から5.4へと進化し、接続の安定性や省電力性が向上しています。nanoSIMとeSIMのデュアルSIM構成は前モデルから引き継がれており、仕事用とプライベート用の番号を一台で使い分けられる利便性は健在です。
日本市場に寄り添う、安心の対応バンドとおサイフケータイ
SIMフリースマートフォンを選ぶ上で重要な対応周波数帯(バンド)ですが、本機は国内主要キャリアの重要バンドを広くカバーしており、安心して利用できます。実際にYmobileのSIMカードで使用しましたが、市街地から少し離れた山間部まで、通信が途切れることは一度もありませんでした。
そして何より、日本のユーザーにとって欠かせない「おサイフケータイ(FeliCa)」にもしっかりと対応しています。毎日の通勤でモバイルSuicaを使ったり、コンビニでQUICPayで支払ったりと、キャッシュレス生活に必須の機能が搭載されているのは、大きな安心材料です。
まとめ:オーディオと通信性能
- オーディオ:スピーカーの音質が前モデルよりリッチになり、新たに「Snapdragon Sound」に対応したことで、ワイヤレスでのゲームや音楽体験の質が向上しています。
- ワイヤレス接続:Wi-Fi 6EとBluetooth 5.4へとアップグレードされ、より高速で安定した通信環境を実現しています。
- SIMとバンド:柔軟なデュアルSIM構成と、国内キャリアを広くカバーする対応バンドは引き継がれており、SIMフリー機としての使い勝手は非常に良好です。
- 国内向け機能:日々の決済に不可欠な「おサイフケータイ(FeliCa)」にしっかり対応しており、日本市場での利便性と安心感を確保しています。
バッテリーと耐久性:motorola edge 50 pro ~圧倒的な充電速度と、頼れるタフネス~
スマートフォンの性能を最大限に活かすには、それを支えるバッテリー性能と、日々のあらゆるシーンに耐えうる耐久性が不可欠です。ここでは、motorola edge 50 proのバッテリー駆動時間、そして最大の魅力である充電速度、さらにはその堅牢性について、前モデル「motorola edge 40」との比較を交えながら、実際に使って感じた驚きや安心感をお伝えします。
日常使いでは十分以上、安定したバッテリー性能
motorola edge 50 proは、4,500mAhのバッテリーを搭載しています 。これは前モデルedge 40の4,400mAhから微増ですが 、そのスタミナはスペック以上だと感じました。高リフレッシュレートの美しいディスプレイなので電池消費は早いかと覚悟していましたが、実際にYouTube動画を2時間連続で再生してもバッテリーは9%しか減りませんでした 。これなら、通勤中に動画を見たり、休憩時間にSNSをチェックしたりといった使い方でも、1日を通して十分に持ちこたえてくれます。
異次元の充電体験、125W TurboPower™の衝撃
本機の真骨頂は、なんといってもその充電速度にあります。最大125Wの「TurboPower™」充電に対応しており 、その速さはまさに異次元でした。朝、寝坊して充電がほとんどない状態でも、顔を洗って着替えているわずか5分ほどの時間でバッテリーは30%も回復します 。実際にバッテリー残量0%から満充電まで試したところ、かかった時間はわずか22分弱 。これは、充電が比較的遅めだった前モデルedge 40から最も進化した点だと断言できます 。ただし、この超急速充電中は本体と充電器がかなりの熱を持つため、急いでいる時だけの切り札として使うのが賢明かもしれません 。
ツーリングでも安心、ワイヤレス充電とIP68防水防塵
15Wのワイヤレス充電に対応している点も、日々の使い勝手を向上させてくれます 。先日、バイクツーリング中に突然の雨に見舞われましたが、IP68の優れた防水・防塵性能のおかげで、バイクホルダーに設置したedge 50 proは全く問題ありませんでした 。ワイヤレス給電対応のホルダーを使えば、雨でUSB端子が濡れる心配をすることなく充電しながらナビを使い続けられ、安心して目的地にたどり着けました。この安心感は、何物にも代えがたいです。さらに、他のイヤホンなどを簡易充電できる10Wのワイヤレスパワーシェアリング機能も、いざという時に役立ちます 。
まとめ:バッテリーと耐久性
- バッテリー駆動時間:4,500mAhのバッテリーは、高精細なディスプレイを搭載しながらも、通常の使用であれば1日中安心して使える、期待以上のスタミナを持っています 。
- 充電速度:最大の魅力である125Wの超急速充電は、約20分で満充電が可能 。前モデルの68W充電から飛躍的に進化し、時間のない朝でもすぐに行動できます 。
- ワイヤレス機能:便利な15Wワイヤレス充電に加え、新たに10Wのワイヤレスパワーシェアリングにも対応し、活用の幅が広がりました 。
- 耐久性:前モデル同様、IP68等級の防水・防塵性能を備えており、雨天や水回りなど、過酷な環境でも安心して使える堅牢性を持っています 。
motorola edge 50 pro と motorola Edge 40 の主な違い
motorola edge 50 proは、2023年に発売されたmotorola Edge 40の後継モデルとして、多くの点でスペックが向上しています。 以下に、両モデルの主な違いを項目別にまとめました。
【スペック比較】
プロセッサー (SoC)
- motorola Edge 40: MediaTek Dimensity 8020
- motorola edge 50 pro: Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3
- 違い: edge 50 proが搭載するSnapdragon 7 Gen 3は、Edge 40のDimensity 8020よりも高いベンチマークスコアを示しており、パフォーマンスが向上しています。
バッテリーと充電
- motorola Edge 40: 4,400mAh / 有線68W充電 / 無線15W充電
- motorola edge 50 pro: 4,500mAh / 有線125W充電 / 無線50W充電 / 10Wリバース充電対応
- 違い: edge 50 proはバッテリー容量がわずかに増加しただけでなく、有線・無線ともに充電速度が劇的に向上しています。 特に125Wの有線充電は、最短19分でフル充電が可能です。
ディスプレイ
- motorola Edge 40: 約6.55インチ / FHD+ (2,400 x 1,080) / ピーク輝度1200nit
- motorola edge 50 pro: 約6.7インチ / Super HD (2,712×1,220) / ピーク輝度2000nit
- 違い: edge 50 proは、より大きく高解像度、かつ明るいディスプレイを搭載しています。 また、Pantone認証カラーに対応し、より正確な色再現が可能です。
カメラシステム
- motorola Edge 40:
メイン:約5,000万画素
超広角/マクロ:約1,300万画素
望遠:なし
インカメラ:約3,200万画素 - motorola edge 50 pro:
メイン:約5,000万画素
超広角/マクロ:約1,300万画素
望遠:約1,000万画素(光学3倍ズーム)
インカメラ:約5,000万画素 - 違い: edge 50 proの最大の進化点は、光学3倍ズーム対応の望遠カメラを新たに搭載したことです。 これにより、遠くの被写体も画質を落とさずに撮影できます。また、インカメラの性能も向上しています。
接続性
- motorola Edge 40: Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 / USB Type-C (USB 2.0)
- motorola edge 50 pro: Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.4 / USB Type-C (USB 3.1, DisplayPort 1.4対応)
- 違い: edge 50 proは、より高速なWi-Fi 6Eに対応し、USBポートはデータ転送速度が向上、さらに外部ディスプレイへの映像出力も可能になりました。
デザイン(サイズと重量)
- motorola Edge 40: 約158.43 x 71.99 x 7.49-7.58mm / 約167g~171g
- motorola edge 50 pro: 約161.23 x 72.4 x 8.19mm / 約186g
- 違い: Edge 40の方が薄く、軽量です。
ソフトウェアアップデート保証
- motorola Edge 40: 具体的な記載なし
- motorola edge 50 pro: 3年間のOSアップデート / 4年間のセキュリティアップデート
- 違い: edge 50 proは長期的なソフトウェアサポートが保証されており、安心して長く利用できます。
発売日と価格
- motorola Edge 40: 2023年7月21日 / 約64,800円(税込)
- motorola edge 50 pro: 2024年7月12日 / 約79,800円(税込)
- 違い: edge 50 proは後継モデルであり、価格も高めに設定されています。
まとめ:motorola edge 50 proとmotorola Edge 40の違い
motorola edge 50 proは、motorola Edge 40から正当な進化を遂げたモデルです。 プロセッサー性能、ディスプレイ品質、カメラ機能(特に望遠カメラの追加)、そして圧倒的な充電速度など、あらゆる面でスペックが向上しています。 特に125Wの超高速充電や、PCとの高度な連携を可能にするUSB 3.1対応は大きな魅力です。 一方で、motorola Edge 40は、後継機と比較して軽量・薄型であり、価格が安いというメリットがあります。
どちらのモデルもIP68の防水防塵性能やおサイフケータイに対応しており、日本のユーザーにとって使いやすい仕様となっています。 より高いパフォーマンスと最新機能を求めるならedge 50 pro、携帯性やコストパフォーマンスを重視するならEdge 40が適していると言えるでしょう。
motorola edge 50 proのメリット・デメリット
motorola edge 50 proは、デザイン、カメラ、充電性能など多くの面で高いレベルにありながら、ミドルハイという絶妙な価格帯を実現した魅力的なスマートフォンです 。しかし、実際に使ってみると、その「全部乗せ」とも言える構成の中に、素晴らしい点と、いくつか注意すべき点が見えてきました。ここでは、私が感じたメリットとデメリットを具体的に解説していきます。
【メリット】
メリット1:毎日持ちたくなる、高級感のあるデザイン
手に取った瞬間に感じる、ヴィーガンレザーのしっとりとした質感と、アルミニウムフレームのひんやりとした感触は、明らかに「良いモノ」であることを伝えてきます 。約186gという軽さと、手に馴染むカーブデザインのおかげで、6.7インチの大画面ながら片手でも操作しやすく、長時間の使用でも疲れにくいのが印象的でした 。
メリット2:飛躍的に進化した望遠カメラ
前モデルedge 40の最大の弱点はズーム性能でしたが、edge 50 proは待望の3倍光学望遠カメラを搭載しました 。これにより、遠くの被写体でも画質の劣化をほとんど感じさせずに、クリアに撮影できます 。この一点だけでも、edge 40から乗り換える価値は十分にあると感じるほどの大きな進化です。
メリット3:異次元の125W超急速充電
朝の忙しい時間、充電を忘れていても全く焦る必要がありません 。付属の125W充電器を使えば、わずか20分程度でバッテリーがほぼ満タンになります 。5分の充電でも30%近く回復するため 、バッテリー切れの概念が覆るような体験でした。
メリット4:明るく滑らかな高精細ディスプレイ
Super HD解像度の有機ELディスプレイは、非常にシャープで、144Hzのリフレッシュレートによりスクロール操作は驚くほど滑らかです 。ピーク輝度も2000nitと非常に高く、日差しの強い屋外でも画面がはっきりと見え、ストレスなく使用できました 。
メリット5:安心の防水・防塵とおサイフケータイ対応
IP68等級の優れた防水・防塵性能を備えているため、雨の日の外出やキッチンなどの水回りでも安心して使えます 。また、日々の決済に欠かせないおサイフケータイ(FeliCa)にもしっかり対応しており、日本市場のニーズをよく理解していると感じました 。
メリット6:便利なワイヤレス充電と給電機能
15Wのワイヤレス充電に対応しているため、ケーブルの抜き差しから解放されます 。さらに、他のデバイスを充電できる10Wのワイヤレスパワーシェアリング機能も搭載 。外出先でワイヤレスイヤホンのバッテリーが切れた際に、簡易的な充電器として使えるのは非常に便利でした。
【デメリット】
デメリット1:最高峰ではない、時々もたつく処理性能
Snapdragon 7 Gen 3は日常使いには十分すぎる性能ですが、やはり最新のハイエンドチップには及びません 。特にカメラアプリで撮影した後の画像処理に一瞬待たされたり、モード切り替えで僅かなラグを感じたりすることがありました 。
デメリット2:好みが分かれるエッジディスプレイ
映像への没入感を高めるエッジディスプレイですが、画面の端に指が触れて誤タップを誘発することがありました 。また、この曲面形状にぴったり合う画面保護フィルムを見つけるのが難しく、選択肢が限られてしまうのも悩ましい点です 。
デメリット3:競合に劣るソフトウェアアップデート期間
OSアップデートは3年間、セキュリティアップデートは4年間とされており、決して短くはありません 。しかし、近年GoogleやSamsungが7年間の長期サポートを打ち出していることを考えると、長く安心して使いたいユーザーにとっては少し物足りなく感じるかもしれません 。
デメリット4:一部スペックダウンしたストレージ規格
ストレージの規格がUFS 2.2となっています 。これは、前モデルのedge 40がより高速なUFS 3.1を採用していたことを考えると、少し残念なポイントです 。日常的なアプリの起動速度などに大きな差は感じませんでしたが、大きなファイルの書き込み速度などでは違いが出る可能性があります。
デメリット5:超急速充電時の発熱
125Wでの超急速充電は非常に便利ですが、充電中は本体と充電器がかなりの熱を持ちます 。バッテリーへの負荷を考慮すると、常用するよりは「急いでいる時だけ」と割り切って使うのが賢明だと感じました 。
motorola edge 50 proのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ 6.7インチ、解像度2712 x 1220 pxのpOLED(有機EL)
※20:9/FHD+/446ppi/画面比率93.8%/最大輝度 2000nit/HDR10+/10-bit/100% DCI-P3/DC調光 - リフレッシュレート 144Hz
- タッチサンプリングレート 360Hz (ゲーミングモード)
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3
※4nm/64bit/8コア/最大2.63 GHz - GPU Adreno 720
- RAM(メモリ)12GB LPDDR4X
- 拡張メモリ + RAMブースト
- ストレージ 256GB UFS2.2
- バッテリー 4500 mAh
- 充電 125W TurboPower 充電(19分でフルチャージ)、10Wワイヤレスパワーシェアリング
- 駆動時間 1日を超えるバッテリー駆動時間
- 背面カメラ 50MP +13MP +10MP
- 前面カメラ 50MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E (802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.4
- 衛星測位 GPS、A-GPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileo、Navic
- NFC/おサイフケータイ 対応(FeliCa)
- テザリング 対応
- インターフェース USB Type-C (USB 3.1、DP1.4)
- センサー 近接センサー、3-in-1センサー(露出、自動ホワイトバランス、フリッカー)、飛行時間、加速度計、ジャイロセンサー、SARセンサー、eコンパス
- スピーカー ステレオスピーカー
- オーディオ Dolby Atmosによるチューニング、Dolby Head Tracking 対応、Snapdragon Sound Linear z-axis vibration
- マイク デュアルマイク
- 防水防塵 IP68
- 音声認識 Google アシスタント
- 筐体 フロント:曲面3Dガラス (56°)、指紋防止コーティング フレーム:サンドブラストアルミニウム 背面:曲線形インレイ。 ヴィーガンレザー加工(イクリプスブラック)・マットアクリル(ルナブルー)
- セキュリティ ThinkShield Moto Secure
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- 筐体 フロント:曲面3Dガラス、指紋防止コーティング フレーム:サンドブラストアルミニウム 背面:曲面、ヴィーガンレザー仕上げ
- OS Android 14
- サイズ 約 161.23 x 72.4 x 8.19 mm (最薄部)
- 重量 約 186g
- カラー ブラックビューティ、リュクスベランダー
- 附属品 125W TurboPower™チャージャー(USB Type-C to USB Type-Cケーブル)、ガイド類、LG(法令/安全/規制)、SIM取り出しピン、カバー
- SIMカード eSIM、Nano SIM(デュアルSIM/DSDV)
対応バンド:motorola edge 50 pro
「motorola edge 50 pro」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G: n1/n3/n5/n8/n28/n41/n66/n77/n78
4G: LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66
3G: W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
2G: B2/3/5/8
対応バンドの詳細
ドコモ:
- 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78 (n79は非対応)
- 4G: B1/B3/B19(B6含む)/B28/B41/B42
- プラチナバンド: B19(B6) 対応
- 3G: W-CDMA B1/B8 (B1/B5/B8が対応バンド。ドコモ3Gの主要バンドB1、及びB6/B19エリアをカバーするB5/B8に対応)
au:
- 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78
- 4G: B1/B3/B18(B26含む)/B28/B41/B42
- プラチナバンド: B18/B26 対応
- (3G/GSMはサービス終了)
ソフトバンク:
- 5G: n1/n3/n8/n28/n41/n77/n78
- 4G: B1/B3/B8/B11/B28/B41/B42
- プラチナバンド: B8 対応
- 3G: W-CDMA B1/B8
楽天モバイル:
- 5G: n3/n77 (n28にも対応しているため将来的なプラチナバンド割当にも対応可能)
- 4G: B3/B18(B26含む) (自社回線B3、ローミングB18/B26に対応)
- プラチナバンド: (自社回線としてはB3が主。将来割り当てられる700MHz帯のn28/B28に対応)
- (3G/GSMはサービス対象外)
結論
この端末(motorola edge 50 pro)は、バンド情報に基づくと、
- ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに広範に対応しており、各社のプラチナバンドもカバーしています。ただし、ドコモの5Gにおいて重要なn79には非対応です。
- 楽天モバイルについては、現在の主要な4Gバンド(B3)および5Gバンド(n77)に対応しており、将来的なプラチナバンド(n28/B28)にも対応しています。
- W-CDMA(3G)は、ドコモ、ソフトバンクの主要バンドに対応しています(auはサービスを終了しています)。
- GSM(2G)は端末としては対応していますが、国内キャリアではauと楽天モバイルはサービスを提供しておらず、ドコモ、ソフトバンクもサービスを順次終了しています。
総合的に見て、この端末はau、ソフトバンク、楽天モバイルでは快適に利用できる可能性が非常に高いです。ドコモ回線では4G通信は問題なく利用できますが、5G通信に関してはn79非対応のため、一部エリアで最大限のパフォーマンスを発揮できない可能性があります。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天
モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
motorola edge 50 proの評価
8つの基準で「motorola edge 50 pro」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
Super HD解像度と144Hzのリフレッシュレートは非常に快適。ピーク輝度が高く、日中の屋外でも視認性は抜群です。
スペック:★★★★☆
日常使いには十分すぎる「準ハイエンド」な性能ですが、最新のハイエンド機と比べると、特に高負荷時の処理性能に差を感じます。
耐久性: ★★★★★
前モデル同様、IP68の優れた防水・防塵性能を備えており、雨天や水回りでも安心して使える高い信頼性があります。
デザイン:★★★★★★
ヴィーガンレザーとアルミフレームによる質感は非常に高く、軽量で手に馴染む形状は、所有する喜びを感じさせてくれます。
通信:★★★★★
Wi-Fi 6EやBluetooth 5.4など最新規格に対応。国内キャリアの主要バンドもカバーしており、通信環境に不満はありません。
機能:★★★★★
125Wの超急速充電、ワイヤレス充電、おサイフケータイなど、ミドルハイの価格帯に「全部乗せ」と言える充実した機能です。
使いやすさ:★★★★☆
ジェスチャー機能などは便利ですが、エッジディスプレイの誤タップや、カメラアプリのわずかな動作の遅れが気になる場面がありました。
価格:★★★★☆
これだけの機能とデザインを備えながら、7万円台から購入できるコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
【総評】 ★★★★☆
バランスの取れた「準ハイエンド」という絶妙な選択肢
motorola edge 50 proは、多くのユーザーにとって「これで十分」と感じさせてくれる、非常にバランスの取れた一台です。最高峰の性能を追求するのではなく、日常的な使い心地の良さと、心を満たす所有感を重視して作られていると感じました。特に、手に吸い付くようなデザインの良さと、わずか20分で充電が完了する125Wの超急速充電は、日々のスマートフォン体験を確実に豊かにしてくれます。
「体験価値」を最大化する数々の魅力
まず、注目すべきはその優れた体験価値です。手にした瞬間に伝わるヴィーガンレザーの心地よい質感、日差しの下でも驚くほど見やすい高精細なディスプレイ、そして3倍光学望遠レンズが加わったことで、撮影の楽しみが格段に広がったカメラ。さらに、IP68の防水防塵やおサイフケータイといった日本市場向けの機能もしっかりと押さえています。中でも、わずか20分で充電が完了する125Wの超急速充電は、一度体験すると元には戻れないほどの感動がありました。
価格とのトレードオフとなる注意点
もちろん、トレードオフとなる点も存在します。処理性能は日常使いでは快適そのものですが、最新のハイエンド機と比較すると、負荷の高い3Dゲームのプレイやカメラアプリのレスポンスに、わずかな物足りなさを感じる瞬間がありました。また、競合と比べてやや短いソフトウェアアップデート期間や、好みが分かれるエッジディスプレイの採用は、購入前に考慮すべき点です。
こんな人におすすめ
では、このスマートフォンはどんな人に最適なのでしょうか。それは、「スマートフォンのスペック競争に少し疲れ、日々の体験やデザインの美しさを重視したい」と考える方です。最新ゲームを最高画質でプレイすることよりも、美しいデザインのスマホを手にし、きれいな写真を手軽に撮り、充電のストレスから解放されることに価値を感じる方にこそ、強く響く一台でしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。
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motorola edge 50 proの価格・購入先
ソフトバンク
ソフトバンク版は「motorola edge 50s pro」として7月12日に発売されます。
機種代金 1~12回 1円/月、13~48回 2,377円/月 支払回数48回 支払期間49ヵ月 実質年率0%
総額85,584円
新トクするサポート適用で48回払いで購入し、13ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合
新トクするサポート(バリュー)適用で1~12回1円/月
総額12円
ソフトバンクで「motorola edge 50s pro」をチェックする
IIJmio
<初期費用>
- 契約事務手数料:3,300円
- SIMカード発行手数料:433円
- 頭金:なし
<機種代金>
- のりかえ価格(期間限定):42,980円(分割1,793円/月×24回)
- 通常価格:69,800円(分割2,916円/月×24回)
<月額料金>
IIJmioの料金プランは「ギガプラン」がいくつかありますが、データ通信専用SIM、eSIMの場合は2GB 850円から利用可能です。音声通話SIMの場合は2GB 850円から利用可能です。ここでは音声通話SIMで最も安い2ギガプランを例に説明します。
例:
- 2ギガプラン:850円/月
- 2GBのデータ通信量
<その他>
- ユニバーサルサービス料:2.2円/月(2024年4月現在)
- 電話リレーサービス料:1.1円/月(2024年4月利用分から)
- 通話料:30秒あたり11円
<割引>
特になし (mio割などもない)
<まとめ>
上記の料金をまとめると、以下のようになります。
2ギガプラン、MNPのりかえ、一括払いの場合
- 機種代金:42,980円
- 初期費用:3,733円 (契約事務手数料+SIMカード発行手数料)
- 月額料金:853.3円~ (2ギガプラン+ユニバーサルサービス料+電話リレーサービス料)
- 合計金額:46,713円
2ギガプラン、MNPのりかえ、分割払いの場合
- 機種代金:1,793円/月×24回
- 初期費用:3,733円 (契約事務手数料+SIMカード発行手数料)
- 月額料金:853.3円~ (2ギガプラン+ユニバーサルサービス料+電話リレーサービス料)
- 初回支払い合計金額:6,379.3円(そのあと、機種代金+月額料金がかかる。)
※上記の金額は一例です。プランやオプション、通話料などによって変動します。
※端末を返却するプログラムはありません。
IIJmioで「motorola edge 50 pro」をチェックする
※IIJmioのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。
IIJmioの格安SIM&スマホは本当にお得か?全力で徹底 調査してみた
※IIJmioで販売しているスマホ本体(SIMとのセット品)についてはこちらの記事で紹介しています。
IIJmioスマホ 乗り換えに最適な12機種を厳選紹介!性能・価格・目的別に徹底解説
ECサイト
- Amazonで46,111円(税込)、
- 楽天市場で51,744円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで48,975円(税込)、
- AliExpressで48,206円、
で販売されています。
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米国 Amazon.comで「motorola edge 2024」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「motorola edge 50 pro」に似た性能を持つスマートフォンも販売されています。
motorola edge 60 pro
motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。
Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、
125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
関連記事:motorola edge 60 proレビュー!前モデルとの違いと進化点は?
POCO F7 Ultra
POCOから発売された6.67インチのスマートフォンです(2025年3月27日発売)。
Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GBまたは16GB LPDDR5Xメモリ、3200 x 1440ピクセルのFlow AMOLEDドットディスプレイ、256GBまたは512GB UFS 4.1ストレージ、5300mAhバッテリー、背面50MP(メイン)+50MP(望遠)+32MP(超広角)の3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、IP68防水防塵、NFC、120Wハイパーチャージ(ワイヤレス充電対応)、画面内超音波指紋センサー、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0に対応しています。
価格は、Amazonで109,800円(税込・Pro版は69,980円)、楽天市場で99,980円(送料無料・Pro版は69,980円)、ヤフーショッピングで110,004円、AliExpressで80,290円、米国 Amazon.comで$799.99、です。
関連記事:POCO F7 Ultra/Pro徹底比較レビュー!7つの違いと買うべきか解説
Google Pixel 9a
Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月発売)。
Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、
「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで69,597円(税込)、楽天市場で70,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,980円(未使用品)、AliExpressで73,316円、です。
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Redmi Note 14 Pro 5G
Xiaomiから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年3月22日発売)。
Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)、Dimensity 7300-Ultra、8GB/12GBメモリ、最大輝度3000nitのCrystalRes AMOLED液晶 (120Hz, 最大3000nits, Gorilla® Glass Victus® 2, Dolby Vision®など)、256GB/512GBストレージ、5110 mAhバッテリー、背面2億画素+800万画素+200万画素の3眼カメラ、前面2000万画素のフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(かこって検索、AI消しゴムPro、Geminiなど)、IP68防水防塵、45Wターボチャージ、Corning Gorilla Glass Victus 2、最大4倍のロスレスズーム、AIビューティーモード、4K動画撮影(24/30fps)、1080p(120fps)のスローモーション撮影、
X軸リニアモーター、冷却システム、画面内指紋センサー、AI顔認証、NFC、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで41,800円(税込)、楽天市場で45,980円(送料無料・4,180ポイント)、ヤフーショッピングで41,800円、AliExpressで37,250円、米国 Amazon.comで$312.76、です。
関連記事:Redmi Note 14 Pro 5G徹底レビュー!前モデルとの違いを比較
Nothing Phone (3a)
Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年3月11日発売)。
Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。
価格は、Amazonで54,800(税込・日本正規代理店品)、楽天市場で54,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで53,890円(送料無料)、AliExpressで37,844円、米国 Amazon.comで$458.99、です。
関連記事:Nothing Phone (3a)レビュー!2aと比較!価格・スペック・評価
AQUOS sense9
シャープから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年11月17日 発売)。
Android 14、Snapdragon 7s Gen2、Pro IGZO OLED液晶、6GB / 8GB LPDDR4X メモリ、128GB / 256GB UFS 2.2 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼カメラ、32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、ステレオスピーカー、ハイレゾ、ハイレゾワイヤレス、最大240Hzの可変リフレッシュレート、おサイフケータイ(FeliCa)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、+6GBの仮想メモリ機能、
最大1TBまでのストレージ拡張、デザリング、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、音声認識 エモパー、アルコール除菌シート、ハンドソープ、eSIM、
USB3.2 Gen1 Type-C (OTG/DisplayPort v1.4)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で65,230円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,230円(送料無料)、です。
関連記事:高画質で音もいい「AQUOS sense9」とsense8を比較
arrows We2 Plus
FCNT合同会社が開発したAndroid 14搭載の6.6インチ 5Gスマートフォンです。
Qualcomm Snapdragon 7s Gen2、8GB メモリ、2400 x 1080 pOLED有機EL液晶、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.1MP + 8MPの2眼カメラ、前面16.1MPのフロントカメラ搭載で、
「Exlider」機能、自律神経活性度 測定機能、DP映像出力、リフレッシュレート 144Hz、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、おサイフケータイ、IP68防水防塵、MIL規格、指紋認証、顔認証、ハンドソープ洗浄とアルコール除菌、迷惑電話対策機能、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで59,950円(税込)、楽天市場で68,859円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,880円(送料無料)、です。
関連記事:上位版「arrows We2 Plus」と標準版We2、初代Weの違いを解説
Xperia 10 VI
ソニーから発売されたAndroid 14 搭載の6.1型スマートフォンです。Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1、フルHD+液晶、128GB UFS ストレージ、5000mAhバッテリー、背面48MP + 8MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、フロント ステレオスピーカー (ソニーのチューニング)、IP68防水防塵、いたわり充電、おサイフケータイ、サイド指紋認証、Wi-Fi 5に対応しています。
価格はAmazonで69,300円、楽天市場で76,469円(送料無料・海外版・SIMフリー)、ヤフーショッピングで71,441円、米国 Amazon.comで $399.00です。
関連記事: ソニー「Xperia 10 VI」のメリット・デメリットを調べてみた
OPPO Reno11 A
OPPOから発売されたColorOS 14 (Android 14 ベース)搭載の6.7型 スマートフォンです。MediaTek Dimensity 7050、フルHD+の有機EL液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面64MP + 8MP + 2MPの3眼カメラ、前面32 MPのフロントカメラ搭載で、67W急速充電、おサイフケータイ、IP65防水防塵、Wi-Fi 5に対応しています。
価格はAmazonで44,364円(SIMフリー)、楽天市場で43,890円(送料無料・SIMフリー)、ヤフーショッピングで48,800円(SIMフリー)です。
関連記事:「OPPO Reno11 A」とReno9 Aの違いを詳細に調べてみた
Galaxy A55 5G
サムスンから発売されたAndroid 14 + One UI 6.1のスマートフォンです。Exynos 1480、Super AMOLED液晶、 128GB UFS3.1 ストレージ、5000mAhバッテリー、背面50MP+12MP+5MPの3眼カメラ搭載で、リフレッシュレート 120Hz、Dolby Atomos対応のステレオスピーカー、IP68防水防塵、おサイフケータイ、25W急速充電に対応しています。
価格は、楽天市場で49,800円(送料無料・SIMフリー・SCG27SWA)、ヤフーショッピングで50,796円(送料無料・SIMフリー・SCG27SKA)、AliExpressで56,531円(海外版・SIMフリー)、米国 Amazon.comで$358.94 (日本円で約57054円)です。
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他のモトローラ スマホと比較
他にもモトローラのスマホが販売されています。2024年モデルも多数あるので、ぜひ比較してみてください。
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