2025年9月26日に発売された「REDMI Pad 2 Pro」は、12.1インチの大画面ディスプレイと大幅に向上した処理性能で、エンターテインメントから軽快なクリエイティブ作業までこなす注目のタブレットです。
このレビューでは、REDMI Pad 2 Proが日々のデジタルライフをどれだけ豊かにするのか、前モデル「Redmi Pad Pro」からどのように進化したのか、その実力をあらゆる角度から徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
REDMI Pad 2 Pro の長所(Pros):
- Snapdragon 7s Gen 4による価格帯トップクラスの性能
- 12,000mAhの大容量バッテリーと便利なリバース充電機能
- 高品質な12.1インチ120Hzディスプレイ(マットガラス版も選択可能)
- 価格を超えた高級感のあるアルミニウムユニボディ
- Xiaomiスマホとのシームレスな連携機能
REDMI Pad 2 Pro の短所(Cons):
- 標準のWi-FiモデルにはGPSが非搭載
- 指紋認証に非対応(顔認証のみ)
- 防水防塵性能がない
- 前モデルより約39g重い
総合評価:
REDMI Pad 2 Proは、主に室内で動画鑑賞や電子書籍、Webブラウジングといったエンタメ用途に、高性能で大画面のタブレットを求めるユーザーにとって、最高のコストパフォーマンスを誇る一台です。特に、すでにXiaomi製スマートフォンをお持ちの方であれば、その価値はさらに高まります。
<この記事で分かること>
- REDMI Pad 2 Proの美しいデザインと質感
- 120Hzディスプレイと「マットガラス」の実力
- Snapdragon 7s Gen 4の処理性能とベンチマークスコア
- 「原神」など人気ゲームがどの程度快適に動作するのか
- 12,000mAhバッテリーの実際の持続時間と充電速度
- Dolby Atmos対応クアッドスピーカーの音質
- 専用ペンとキーボードの使い勝手と注意点
- HyperOS 2によるXiaomiスマホとの便利な連携機能
- 前モデル「Redmi Pad Pro」からの進化点と違い
- ライバル機種とのメリット・デメリット比較
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、「REDMI Pad 2 Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:REDMI Pad 2 Pro – Xiaomi Japan
デザイン:REDMI Pad 2 Pro 上質さと実用性を両立した、所有欲を満たす一台
ここでは、REDMI Pad 2 Proのデザインについて、その質感や使い勝手、そして前モデルからの進化点などを詳しくレビューしていきます。
手にした瞬間に感じる、フラッグシップ級の高級感
箱からREDMI Pad 2 Proを初めて取り出したとき、思わず「これは本当にミドルレンジモデルか?」と声が漏れてしまいました。アルミニウム製のユニボディは、ひんやりとしていて滑らかな手触りが心地よく、まるでApple製品を彷彿とさせるほどの高級感を漂わせています。表面はスタイリッシュなメタリック仕上げでありながら、指紋が付きにくいマットな質感にまとめられており、実用性も兼ね備えているのが嬉しいポイントです。
注目すべきは、前モデル「Redmi Pad Pro」から大きく印象が変わった背面のカメラユニットです。「Redmi Pad Pro」では大きすぎるとの声もあったカメラデザインでしたが、本機ではより洗練され、出っ張りも最小限に抑えられています。おかげで、ケースを付けずにデスクに置いてもガタつくことがほとんどなく、スマートな印象がさらに際立ちました。この細やかな配慮が、所有する喜びを一層深めてくれます。
スリムボディに隠された、確かな進化
本体サイズは高さ279.80mm、幅181.65mmと前モデル「Redmi Pad Pro」(高さ280.0mm、幅181.85mm)とほぼ変わりませんが、厚さは7.5mmと非常にスリムです。この薄さのおかげで、12.1インチという大画面ながら圧迫感がありません。ベゼルも細めに設計されており、動画視聴や電子書籍を読む際の没入感を高めてくれます。カラーバリエーションは、前モデルのミントグリーンやオーシャンブルーから一新され、落ち着いたグラファイトグレー、シルバー、ラベンダーパープルの3色展開となり、より上品な選択肢が増えました。
一方で、重量は前モデルの571gから610gへと約39g増加しています。正直なところ、机の上で持ち比べてみただけでは大きな差は感じませんでしたが、実際にベッドで寝転がりながら長時間動画を見ていると、このわずかな差がじわじわと効いてくる感覚がありました。携帯性を最優先する方には少し気になる点かもしれません。
使い勝手を左右するボタンとポート、旧ケース流用には要注意
ボタンとポートの配置は、タブレットの使い勝手を大きく左右する重要な要素です。本機は横持ちで動画を視聴する際にスピーカーを塞いでしまわないよう、短辺側に2つずつ、合計4つのスピーカーが配置されています。さらに、右側面にはUSB Type-Cポートと並んで3.5mmのイヤホンジャックが搭載されており、充電しながら有線イヤホンで遅延なくゲームを楽しみたい私にとっては、非常にありがたい設計でした。また、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットがあるため、容量を気にせず映画や電子書籍を保存できるのも魅力です。
ここで一つ、重要な注意点があります。前モデル「Redmi Pad Pro」と本体サイズがほぼ同じなので、手持ちのケースを流用しようと考えましたが、残念ながら音量ボタンの位置が微妙に異なっており、うまく操作することができませんでした。これからケースを購入される方は、必ず「REDMI Pad 2 Pro」専用のものを選ぶようにしてください。耐久性については、防水防塵には非対応ですが、金属フレームによる剛性の高さは、日常使いでの安心感を与えてくれます。
<REDMI Pad 2 Proの付属品>
- タブレット本体
- AC アダプタ(試供品)
- SD 取り出し用ピン(試供品)
- USB Type-C ケーブル(試供品)
- クイックスタートガイド
まとめ:デザイン
- 第一印象:フラッグシップモデルと見紛うほどの高級感と、洗練されたミニマルなデザイン
- 質感と素材:指紋が目立ちにくいマット仕上げのアルミニウムユニボディで、滑らかな手触りが心地よい
- サイズと重量:前モデルから約39g増加し610gに。携帯性よりも据え置きでの利用を推奨
- ボタンとポート:旧モデルのケースは流用不可な点に注意。イヤホンジャックとmicroSDスロット搭載で実用性は高い
- 耐久性:防水防塵は非対応だが、金属ユニボディによる剛性の高さは日常使いに安心感を与える
ディスプレイ:REDMI Pad 2 Pro 12.1インチの大画面が生む没入感と、選べるマットガラスという新たな選択肢
ここでは、REDMI Pad 2 Proのディスプレイ性能に焦点を当て、その圧倒的な没入感と、前モデルにはなかった新たな魅力について、実際に使用した感想を交えながら詳しくレビューしていきます。
映像の世界に引き込まれる、高精細で自然な発色
電源を入れ、最初に目にした瞬間に感じたのは、そのディスプレイの美しさです。12.1インチという大画面に映し出される2.5K(2560 x 1600)の高精細な映像は、まさに圧巻の一言。タイプとしてはIPS液晶なので、有機ELのような漆黒の表現には一歩譲りますが、色の再現性は非常に自然で、Netflixで配信されている『ストレンジャー・シングス』の独特な色彩も鮮やかに、かつ忠実に描き出してくれました。特に、動画視聴や電子書籍を楽しむ上で、この大画面と解像度の高さは、何物にも代えがたい満足感をもたらしてくれます。
前モデル「Redmi Pad Pro」も同じ12.1インチ、2.5K解像度のディスプレイを搭載しており、基本的な画面サイズや精細さに変更はありません。アスペクト比も16:10で共通しているため、映像コンテンツを画面いっぱいに表示できるという魅力はしっかりと受け継がれています。しかし、REDMI Pad 2 Proのディスプレイは、スペックシートの数字だけでは測れない確かな進化を遂げていました。
120Hzとウェットタッチがもたらす、ストレスフリーな操作体験
最も大きな進化を感じたのが、120Hzリフレッシュレートの最適化です。前モデル「Redmi Pad Pro」では、YouTubeの60fps動画を1.5倍速で再生すると、わずかなカクつきが気になっていました。しかし、本機で同じ動画を再生したところ、そのカクつきが嘘のように消え、驚くほど滑らかな映像を楽しめたのです。この改善のおかげで、今では最高の「YouTubeビューアー」として手放せない存在になっています。
輝度については、最大600nit(HBM)と前モデルから据え置きで、室内で使う分には全く不満はありません。しかし、日中の明るいカフェの窓際で使ってみたところ、もう少し明るさが欲しいと感じる場面もありました。これは本機の欠点というより、この価格帯のタブレットに共通する課題と言えるでしょう。
そして、新たに追加された「ウェットタッチテクノロジー」には感動しました。キッチンでレシピ動画を見ながら料理をすることが多いのですが、濡れた手で画面を触っても誤作動することなく、スムーズに操作ができたのです。これにより、タブレットを使えるシーンが格段に広がりました。
屋外での視認性と読書体験を劇的に変える「マットガラスバージョン」
REDMI Pad 2 Proの最大の注目点の一つが、オプションとして追加された「マットガラスバージョン」です。通常の光沢ディスプレイは、どうしても照明や自分の顔が映り込んでしまいがちですが、このマットガラスはAGナノテクスチャリング加工により、光の反射を劇的に抑えてくれます。実際に晴れた日に公園のベンチで電子書籍を読んでみましたが、画面の映り込みがほとんどなく、まるで紙の本を読んでいるかのような快適さでした。
このマットな表面は、指でスワイプすると少しざらついた感触があり、これがまた心地よいのです。指紋が付きにくいという実用的なメリットはもちろん、スタイラスペンで文字を書く際にも適度な抵抗感が生まれ、より自然な書き心地を実現してくれます。動画視聴がメインなら標準モデル、読書や書き物が多いならマットガラスバージョンと、自分の使い方に合わせて選べるようになったのは、非常に大きな進化点だと感じます。
認証を取得したアイケアディスプレイ
REDMI Pad 2 Proは、長時間の利用でも快適な視聴体験を提供できるよう、目の保護機能にも配慮されています。ドイツの第三者認証機関であるテュフ・ラインランドから、「低ブルーライト(ハードウェアソリューション)」「フリッカーフリー」「サーカディアンフレンドリー」という3つの認証を取得しています。これにより、目の疲れの原因となるブルーライトや画面のちらつきがハードウェアレベルで抑制され、特に夜間の電子書籍の閲覧や長編映画の鑑賞時でも、目への負担を軽減してくれる安心感があります。
<REDMI Pad 2 Proのディスプレイ仕様>
- サイズ:12.1インチ
- 解像度:2.5K(2560 × 1600)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- 輝度:500ニット(標準)、600ニット(HBM)
- その他:Dolby Vision®対応、ウェットタッチテクノロジー、TÜV Rheinlandによる各種アイケア認証
まとめ:ディスプレイ
- 基本品質:12.1インチ2.5Kの高精細IPS液晶で、映像コンテンツに優れた没入感を提供
- 滑らかさ:120Hzリフレッシュレートにより操作は滑らかで、特に動画の倍速再生でのカクつきが前モデルから大幅に改善
- 新機能:濡れた手でも操作可能な「ウェットタッチテクノロジー」を新たに搭載し、利用シーンが拡大
- マットガラス版:反射を劇的に抑え、屋外での視認性や読書体験を向上させる「マットガラスバージョン」という新たな選択肢を追加
- 輝度:室内では十分だが、直射日光下では物足りなさを感じる場合がある、この価格帯の標準的な性能
パフォーマンス:REDMI Pad 2 Pro 日常使いからクリエイティブまで、快適さを格段に向上させた実力
ここでは、REDMI Pad 2 Proの動作性能について、前モデルからの飛躍的な進化を遂げたプロセッサーを中心に、実際の使用感を交えながら徹底的にレビューしていきます。
快適さの源泉、Snapdragon 7s Gen 4の真価
REDMI Pad 2 Proのパフォーマンスを語る上で欠かせないのが、新たに搭載された「Snapdragon 7s Gen 4」モバイルプラットフォームです。これは、前モデル「Redmi Pad Pro」に搭載されていたSnapdragon 7s Gen 2から、アーキテクチャと動作周波数の両面で大きな進化を遂げています。最新の4nmプロセスで製造され、CPUは高性能なCortex-A720コア(最大2.7GHz)と高効率なCortex-A520コア(最大1.8GHz)で構成されています。これにより、アプリの起動やWebページの読み込みといった日常的な操作がより高速になっただけでなく、電力効率も向上しているのが特徴です。
グラフィック性能を担うGPUも、前モデルのAdreno 710から「Adreno 810」へと世代交代し、その実力はベンチマークスコアにも明確に表れています。Geekbench 6のスコアは、シングルコアで1,226、マルチコアで3,251を記録。これは「Redmi Pad Pro」(シングル約1,034、マルチ約2,987)から着実に向上しており、特にグラフィック性能を測る3DMark(Wild Life)のスコアは約3,373と、目に見えて性能が向上していることがわかります。この進化が、後述するクリエイティブ作業での快適さに直結していました。
日常を超え、軽快なクリエイティブ体験へ
WebブラウジングやSNSのチェックといった基本的な操作は、言うまでもなく快適そのものです。複数のアプリを立ち上げて切り替えながら使うマルチタスクも、メモリ6GBのモデルでもたつくことはほとんどありませんでした。しかし、このタブレットの真価は、もう少し負荷のかかる作業でこそ発揮されます。試しに、旅行先で撮影したRAW画像を「Adobe Lightroom」で何枚か現像してみたのですが、読み込みから複雑なマスク処理まで、驚くほどスムーズに進めることができました。
さらに、「CapCut」を使って1080pの動画クリップをいくつか繋ぎ合わせ、テロップやBGMを追加する簡単な動画編集にも挑戦。プレビュー再生でカクつくことなく、1分程度の動画の書き出しも、以前「Redmi Pad Pro」で感じていたよりも明らかに短時間で完了しました。この「待たされない」感覚は、まさにSnapdragon 7s Gen 4の恩恵であり、趣味のクリエイティブ活動にも十分応えてくれる性能だと実感しました。
長時間作業も安心の発熱抑制
これだけのパフォーマンスを発揮しながらも、本体の発熱が巧みに抑えられている点には感心しました。先ほどの動画書き出しのような高負荷な作業を続けても、背面のアルミボディがほんのり温かくなる程度で、不快な熱を持つことはありませんでした。効率的な4nmプロセッサーと優れた冷却設計により、性能低下を引き起こすサーマルスロットリングの心配も少なく、長時間の作業にも安心して集中できます。
バランスの取れたメモリとストレージ、大容量拡張も魅力
メモリとストレージは6GB+128GBと8GB+256GBの2つの構成から選べます。メモリの規格はLPDDR4Xで、転送速度は最大4266Mbps。XiaomiのHyperOSによるメモリ拡張機能(仮想メモリ)も利用できます。
一方、ストレージはUFS 2.2を採用しており、それぞれ実際にストレージ速度を計測したところ、シーケンシャルリード(連続読み込み)で約1075.5MB/s、シーケンシャルライト(連続書き込み)で約824.2MB/sという数値を記録しました。これはアプリの起動やデータの読み込みには十分な速度です。
また、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットも搭載されており、これにより、本体ストレージの容量を気にすることなく、大量の動画や電子書籍、RAW画像などを保存できます。動画編集で撮影素材が増えても、SDカードに退避させることで本体を常に快適な状態に保てるのは、クリエイティブな使い方をする上で非常に大きなメリットです。
<REDMI Pad 2 Proのパフォーマンス仕様>
- プロセッサー:Snapdragon® 7s Gen 4 モバイルプラットフォーム (4nm)
- メモリ(RAM):6GB / 8GB (LPDDR4X)
- ストレージ(ROM):128GB / 256GB (UFS 2.2)
- ストレージ拡張:microSDカードで最大2TBまで対応
まとめ:パフォーマンス
- プロセッサー性能:Snapdragon 7s Gen 4への進化により、前モデルから体感できるレベルで処理性能が向上
- 実用体験:WebブラウジングやSNSはもとより、LightroomでのRAW現像やCapCutでの動画編集といったクリエイティブな作業も軽快にこなす
- 発熱管理:高負荷時でも発熱は穏やかで、パフォーマンスの安定性が高い
- メモリとストレージ:UFS 2.2ストレージはミドルレンジとして標準的だが、最大2TBのmicroSDカードに対応し拡張性に優れる
Antutuベンチマーク
REDMI Pad 2 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen 4 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約90万点前後を記録すると言われています。
実際に測定してみると、たしかに90万点以上を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「901865」、CPUで「290548」、GPUで「298705」、MEMで「185452」、UXで「161215」
一方、前モデル「Redmi Pad Pro」はQualcomm Snapdragon 7s Gen 2 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で56万点を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「560813」、CPUで「172600」、GPUで「119417」、MEMで「116429」、UXで「152367」
REDMI Pad 2 Proは前モデル「Redmi Pad Pro」よりもスコアが34万も上がっています。
Snapdragon 7s Gen 4性能を比較
REDMI Pad 2 Proが搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen 4 プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークスコアで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Pad 3)・・・Antutu:153万
- Snapdragon 8s Gen 3 (Xiaomi Pad 7 Pro)・・・Antutu:150万
- Snapdragon 7+ Gen 3 (ALLDOCUBE Ultra Pad)・・・Antutu:140万
- Qualcomm Snapdragon 7s Gen 4 (REDMI Pad 2 Pro)・・・Antutu:90万
- Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万
- Exynos 1380 (Galaxy Tab S10 Lite)・・・Antutu:58万
- Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro)・・・Antutu:56万
- MediaTek Helio G100-Ultra (Redmi Pad 2)・・・Antutu:40万
- Helio G99 (Alldocube iPlay 60 Pad Pro)・・・Antutu:40万
- Unisoc T615 (Blackview MEGA 2)・・・Antutu:29万
<比較から分かること>
Qualcomm Snapdragon 7s Gen 4は、与えられたデータの中で、高性能なハイエンド市場とコストパフォーマンスを重視するエントリー市場の間に位置する、非常にバランスの取れたプロセッサであると評価できます。
Antutuスコア90万点という数値は、最上位のSnapdragon 8s Gen 3や7+ Gen 3には及ばないものの、日常的なウェブブラウジング、動画視聴、SNSの利用といった一般的なタスクを極めて快適にこなせる性能を持っていることを意味します。さらに、多くのゲームもスムーズにプレイできるだけの力を持っており、幅広いユーザーの要求に応えることができるでしょう。
ゲーム性能:REDMI Pad 2 Pro 人気ゲームは快適に遊べるのか?実力を徹底検証
ここでは、REDMI Pad 2 Proが搭載するSnapdragon 7s Gen 4で、人気のゲームがどの程度快適に遊べるのか、実際のプレイフィールを交えながら詳しくレビューしていきます。
原神 (Genshin Impact)
まず試したのは、非常に高いグラフィック性能が求められるアクションRPG「原神」です。画質設定を「中」、フレームレートを60fpsに設定してテイワットの世界に降り立つと、フィールドの探索や通常の戦闘では平均して50fpsから60fpsを維持し、美しい景色を眺めながら非常に滑らかに冒険を楽しむことができました。キャラクターのスキルが乱れ飛ぶような激しい戦闘や、オブジェクトが密集した都市部など、特に負荷のかかる場面では一時的に40fps台まで落ち込むこともありましたが、操作がカクついてプレイに支障が出るようなことはなく、十分に戦闘を楽しめるレベルでした。
崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
次に、高品質な3Dグラフィックが魅力のスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」をプレイしました。こちらは「高」画質設定、60fpsモードで非常に快適に動作します。戦闘がターン制なのでフレームレートの低下がプレイに与える影響は少ないものの、本作ではフィールド移動から戦闘中の必殺技演出に至るまで、あらゆる場面で安定して60fps近くを維持してくれました。キャラクターの滑らかな動きや美麗なエフェクトを最高の状態で楽しむことができ、ゲームの世界観に深く没入できました。
フォートナイト (Fortnite)
世界的に人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」では、安定したフレームレートが勝敗に直結します。グラフィック設定を「中」にすることで、安定して60fpsでのプレイが可能でした。ゲーム序盤の降下時や、プレイヤーが少ないエリアでは常に60fpsを維持し、複数のプレイヤーが入り乱れて建築と戦闘を繰り広げる終盤の局面においても50fps以上を保ってくれたおかげで、カクつきによるエイムのズレや操作の遅延を感じることなく、競技性の高い撃ち合いに集中できました。
Call of Duty: Warzone Mobile
PC・コンソール版に匹敵する体験を提供する、モバイルゲームの中でもトップクラスに負荷の高い「Call of Duty: Warzone Mobile」にも挑戦しました。この重量級タイトルをプレイするため、画質設定を「中」に調整したところ、平均して45fpsから55fpsで動作しました。広大なマップを移動している際は60fps近くまで達しますが、複数の部隊が衝突する激しい銃撃戦や、空爆などのエフェクトが多用される場面では40fps台まで低下します。それでも、ゲームの基本的な操作感を損なうほどの大きなカクつきはなく、Warzone Mobileならではの緊迫した戦いを十分に楽しめました。
ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)
最後に、コマンドバトルRPGの「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」をプレイ。「高」画質設定、60fpsモードで全く問題なく動作しました。プロセッサへの負荷は比較的穏やかで、ストーリーパートからバトルにおける派手なリミットブレイクの演出に至るまで、フレームレートはほぼ常に60fpsに張り付いており、極めて滑らかな映像でキャラクターモデルや背景の美しさを最高の状態で堪能することができました。
まとめ
REDMI Pad 2 Proに搭載されたSnapdragon 7s Gen 4は、ミドルハイレンジのプロセッサとして非常に優れたゲーム性能を持っていることを確認できました。「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」のような特に負荷の高いタイトルも、グラフィック設定を最適化することで快適なプレイが可能です。
一方で、「崩壊:スターレイル」や「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」のようなRPGタイトルであれば、高画質設定でも安定して高いフレームレートを維持し、ゲームの美しい世界観を存分に味わうことができます。最新のフラッグシップモデルには及ばないものの、現在リリースされているほとんどの人気ゲームをストレスなく楽しむためのパワーを十分に備えており、幅広いゲーマーにとって満足度の高い選択肢となるでしょう。
カメラ性能:REDMI Pad 2 Pro 書類スキャンからビデオ会議までこなす、頼れる多目的カメラ
ここでは、REDMI Pad 2 Proのカメラ性能についてレビューします。タブレットのカメラはあくまで補助的な機能と捉えがちですが、本機はビデオ会議や資料のスキャンといった特定の用途で、期待以上の活躍を見せてくれました。
日常の「記録」に十分なカメラ構成
REDMI Pad 2 ProのWi-Fiモデルは、リア(背面)、フロント(前面)ともに800万画素のカメラを搭載しています。これは前モデル「Redmi Pad Pro」と同じ画素数で、タブレットとしては標準的な構成です。注目すべきは、5Gモデルではリアカメラが1300万画素に強化されており、より高精細な撮影を求めるユーザー向けの選択肢が用意されている点です。デザイン面では、前モデルで大きく目立っていたリアカメラの出っ張りが大幅に抑えられ、デスクに置いた際の安定性が向上したのも嬉しい改善点でした。
実用性を高める多彩なカメラ機能
カメラアプリには「写真」や「ビデオ」といった基本的なモードに加え、非常に便利な「ドキュメント」モードが搭載されています。これは、書類を撮影すると自動で台形補正をかけて、見やすい長方形に整えてくれる機能です。他にも、プレゼンテーションなどで役立つ「テレプロンプター」や、明暗差の大きい場面で活躍する「HDR」など、タブレットの大きな画面を活かしたユニークな機能が揃っています。これにより、単なる写真撮影にとどまらない、多目的な活用が可能になっています。
メモからビデオ会議まで、あらゆるシーンで活躍
実際にリアカメラを使ってみると、その実用性の高さに驚かされました。会議で使ったホワイトボードを撮影したり、レシートを「ドキュメント」モードでスキャンしたりといった用途では、文字もくっきりと写り、全く不満のない画質です。Googleレンズでポスターの文字を読み取らせた際も、一度で正確にテキストを認識してくれました。もちろん、美しい風景を撮るならスマートフォンに軍配が上がりますが、「記録用」としての役割は十二分に果たしてくれます。
一方、フロントカメラはオンライン会議で真価を発揮します。横向きに持った際に画面上部中央に配置されているため、自然な目線で通話できます。画質はノートPCの内蔵カメラと同等レベルで、相手にクリアな映像を届けるには十分です。画角も意外と広く、少し離れていても顔が小さくなりすぎないため、リラックスした姿勢で会議に参加できました。
1080p対応のクリアな動画撮影
動画撮影は、フロント・リアともに最大1080p/30fpsに対応しています。手ぶれ補正機能はありませんが、タブレットを固定して撮影すれば、議事録用の映像や、オンライン学習の様子を記録するには十分なクオリティです。特にフロントカメラでのビデオ通話は非常にスムーズで、映像が途切れたり乱れたりすることなく、快適なコミュニケーションが可能でした。
<REDMI Pad 2 Proのカメラ仕様>
- リアカメラ (Wi-Fiモデル):800万画素 (F値2.0)
- リアカメラ (5Gモデル):1300万画素
- フロントカメラ:800万画素 (F値2.28)
- 動画撮影:リア・フロントともに1080p (1920×1080) 30fps
まとめ:カメラ性能
- 基本性能:前モデル同等の前後800万画素カメラを搭載し、タブレットとしての役割は十分
- 実用性:書類スキャンやメモ撮りに便利な「ドキュメント」モードが非常に優秀
- ビデオ会議:広角フロントカメラはオンライン会議に最適で、ノートPC並みのクリアな画質を提供
- モデル間の違い:5Gモデルではリアカメラが1300万画素に強化され、より高精細な記録が可能
バッテリー持ちと充電:REDMI Pad 2 Pro 外出先でも安心の大容量と、いざという時に役立つ新機能
ここでは、REDMI Pad 2 Proのバッテリー性能と充電機能について、その大幅な進化と利便性を、実際の体験に基づいて詳しくレビューしていきます。
20%増量した12,000mAhバッテリーの圧倒的な安心感
REDMI Pad 2 Proが前モデル「Redmi Pad Pro」から遂げた最も大きな進化の一つが、バッテリー容量です。前モデルの10,000mAhから実に20%も増量された、12,000mAhという大容量バッテリーを搭載しています。公式の発表では、連続動画再生で最大14.24時間、読書なら最大16.04時間という驚異的な持続時間を謳っており、これは前モデルの約12.1時間(動画再生)を大きく上回る数値です。
客観的なバッテリーテストにおいても、その実力は証明されています。ベンチマークアプリでは17時間37分という非常に長い駆動時間を記録し、高負荷な3Dゲームを連続でプレイした場合には6~7時間、Webブラウジングや動画視聴を組み合わせたマルチタスク作業では約13~14時間の駆動時間が報告されています。
実際に休日に朝からNetflixでドラマシリーズを一気に観たり、電子書籍を読みふけったりしても、夕方になってもバッテリー残量が50%以上残っており、充電のことを全く気にせずに済みました。以前「Redmi Pad Pro」を使っていた際は、同じような使い方をすると充電が必要になることもありましたが、本機はその心配から解放してくれます。あらゆる用途でスタミナ不足を感じさせない、まさに頼れる一台です。
大容量を支える効率的な充電と、便利なリバース充電機能
充電は33Wの急速充電に対応しており、大容量バッテリーを効率よく充電できます。実際にバッテリー残量20%から99%までの充電に81分、2%の状態から満充電までにかかった時間は160分(約2時間40分)でした。12,000mAhという容量を考えれば、これは非常に優れた充電速度だと言えるでしょう。充電ポートはUSB Type-Cですが、データ転送はUSB 2.0規格のため、大容量ファイルの転送には時間がかかります。なお、ワイヤレス充電には対応していません。
注目すべきは、本機から新たに追加された「有線リバース充電」機能です。これは、REDMI Pad 2 Proをモバイルバッテリーのように使い、最大27Wでスマートフォンやワイヤレスイヤホンを充電できるというものです。外出先のカフェでスマートフォンの電池が切れそうになった際、この機能のおかげで事なきを得ました。前モデルにはなかったこの機能は、荷物を一つ減らせるだけでなく、いざという時の安心にも繋がり、本機の価値を大きく高めていると感じます。
<REDMI Pad 2 Proのバッテリー・充電 仕様>
- バッテリー容量:12,000mAh (標準値)
- 急速充電:33W急速充電対応
- リバース充電:最大27W 有線リバース充電対応
- 充電ポート:USB Type-C
まとめ:バッテリー持ちと充電
- バッテリー容量:前モデルから2,000mAh増量した12,000mAhを搭載し、一日中使っても安心のスタミナを実現
- 実用駆動時間:動画視聴やマルチタスクで10時間以上、ヘビーなゲームでも6時間以上と、あらゆるシーンで優れた持続力を発揮
- 充電性能:33W急速充電に対応し、大容量ながら約2時間40分で満充電が可能
- 新機能:スマートフォンなどを充電できる最大27Wの有線リバース充電に対応し、モバイルバッテリーとしても活躍
オーディオと通信性能:REDMI Pad 2 Pro 映画も音楽も臨場感豊かに、接続性も着実に進化
ここでは、REDMI Pad 2 Proのエンターテインメント体験を支えるオーディオ性能と、日々の使い勝手に直結する通信性能について、前モデルとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。
音楽も映像も豊かに彩る、バランスの取れた高音質
本機のエンターテインメント体験で特に重要なのが、本体の四隅に配置されたDolby Atmos®対応のクアッドスピーカーです。実際にYOASOBIの「アイドル」を再生してみると、そのバランスの良さに驚かされました。ボーカルは他の楽器に埋もれることなくクリアに前面に出てきて、歌詞の一つ一つが明瞭に聞き取れます。シンセサイザーの高音域も耳に刺さることなく伸びやかに響き、楽曲の土台を支える低音は、この薄いボディからは想像できないほどしっかりとした量感がありました。
さらに、設定からカスタムEQで低音をブーストすることも可能で、映画鑑賞時にはより迫力あるサウンドに調整できました。スピーカーは横持ちした際に手で塞がりにくい位置にあり、どのような持ち方でも最高の音響を楽しめるよう配慮されています。また、最近では省略されがちな3.5mmイヤホンジャックが搭載されているのも、有線派の私にとっては非常に嬉しいポイントでした。
安定性を増したBluetoothと、高速なWi-Fi通信
通信性能も着実に進化を遂げています。Wi-Fiは前モデル「Redmi Pad Pro」と同じく高速なWi-Fi 6に対応。大容量のゲームデータのダウンロードや高画質な動画のストリーミングもスムーズに行えました。ただし、私の使用環境ではごく稀に接続が不安定になることがありましたが、基本的には安定して使用できています。
注目すべきは、Bluetoothのバージョンが前モデルの5.2から5.4へとアップデートされた点です。実際にワイヤレスイヤホンを接続して音楽を聴いてみると、接続の安定性が増し、音の途切れが少なくなったように感じられました。キーボードなどの周辺機器との接続もより省電力かつ低遅延になっており、日常のあらゆるシーンで快適さの向上を実感できる、細やかですが確かな進化です。
待望の5G対応モデルとGPS搭載という選択肢
前モデル同様、本機の標準的なWi-FiモデルにはGPSが搭載されていません。そのため、カーナビとして利用したいと考えている方には不向きです。しかし、REDMI Pad 2 Proでは、シリーズ初となる5G対応モデルが用意されました。この5Gモデルは、高速なモバイル通信が可能になるだけでなく、待望のGPS機能も搭載しています。これにより、外出先で地図アプリを使ったり、ナビゲーションシステムとして活用したりと、タブレットの利用シーンが大きく広がりました。Wi-Fi環境のない場所でも自由に使えるため、まさに究極のポータブルデバイスとしての選択肢が生まれたと言えるでしょう。
<REDMI Pad 2 Proのオーディオ・通信性能 仕様>
- オーディオ:クアッドスピーカー、Dolby Atmos®対応、3.5mmヘッドホンジャック
- Wi-Fi:Wi-Fi 6
- Bluetooth:Bluetooth 5.4
- モバイル通信:Wi-Fiモデルは非対応 (5Gモデルで対応)
- GPS:Wi-Fiモデルは非搭載 (5Gモデルに搭載)
まとめ:オーディオと通信性能
- スピーカー:Dolby Atmos®対応のクアッドスピーカーは、映画や音楽に優れた臨場感と迫力を提供
- 有線接続:3.5mmイヤホンジャックを搭載しており、遅延のない有線イヤホンも利用可能
- ワイヤレス接続:Bluetoothが5.4に進化し、周辺機器との接続安定性が向上
- モデル選択:新たにGPSを搭載した5G対応モデルが登場し、外出先での利用も快適な選択肢が増えた
ペンとキーボード:REDMI Pad 2 Pro エンタメから創造、仕事まで可能性を広げる相棒
ここでは、REDMI Pad 2 Proを単なるコンテンツビューワーから、創造性と生産性のツールへと変貌させる別売りの専用アクセサリー、「Redmi スマートペン」と「REDMI Pad 2 Pro キーボード」について、その実力を詳しくレビューしていきます。
イラスト制作も快適、ひらめきを逃さない「Redmi スマートペン」
「Redmi スマートペン」は、4096段階の筆圧検知とミリ秒レベルの超低遅延により、驚くほど滑らかな書き心地を実現しています。趣味のイラスト制作で試してみたところ、まずパームリジェクション機能の優秀さに感心しました。画面にしっかりと手を置いて描いても、意図しない線や点が描画されることはなく、ストレスなく作業に集中できました。
4096段階の筆圧検知は非常に繊細で、筆圧の弱い繊細な線から力強い線まで、思い通りの表現が可能です。さらに、ペンを傾けて描くことで、鉛筆で塗りつぶすような濃淡のシェーディングも滑らかに表現でき、アナログに近い感覚でデジタルイラストを楽しめました。遅延もほとんど感じられず、描いていて非常に気持ちが良かったです。
しかし、一点だけ惜しいと感じたのが、ペンの収納方法です。前モデルのアクセサリーと同様に、本体へマグネットで吸着する機構はなく、持ち運びにはキーボード付属のペンホルダーが必須となります。デスク上で少しペンを置いておきたい、といった際に転がってしまうこともあり、この点は少し不便に感じました。書き心地が素晴らしいだけに、今後のモデルでは改善を期待したいポイントです。
PCライクな快適タイピングを実現する「REDMI Pad 2 Pro キーボード」
次に「REDMI Pad 2 Pro キーボード」は、保護ケースとキーボードの二役をこなす優れたアクセサリーです。キーピッチは19mm、キーストロークも1.3mmと十分確保されており、タイピング感は非常に良好です。カフェで急なレポート作成が必要になった際も、このキーボードのおかげでPCと遜色ないスピードで快適に作業ができました。打鍵感もしっかりしており、長文入力でも疲れにくいです。
このキーボードも前モデルのアクセサリーが抱えていたいくつかの弱点を引き継いでいます。例えば、キーボードにバックライトがないため、夜間の作業には少し工夫が必要でした。また、スタンドの角度が一段階でしか固定できない点や、Bluetooth接続のためキーボード自体を別途充電する必要がある点は、人によってはマイナスポイントかもしれません。とはいえ、7,880円(税込)という価格を考えれば、これだけのタイピング体験が得られるのは大きな魅力であり、生産性を高めたいユーザーにとっては間違いなく「買い」の選択肢でしょう。
<REDMI Pad 2 Proのペン・キーボード 仕様>
- Redmi スマートペン
- 筆圧感度:4096段階
- 接続:Bluetooth® 5.1
- ボタン:書き込みボタン、スクリーンショットボタン
- バッテリー:連続使用時間 約12時間
- REDMI Pad 2 Pro キーボード
- キー数:64キー (US配列)
- キーストローク:1.3mm
- 接続:Bluetooth® 5.2
- バッテリー:連続使用時間 約65時間
まとめ:ペンとキーボード
- Redmi スマートペン:4096段階の筆圧検知と低遅延で滑らかな書き心地を実現するが、本体へのマグネット収納には非対応
- REDMI Pad 2 Pro キーボード:PCライクで快適なタイピングが可能だが、バックライトや角度調整機能は非搭載
- 連携と活用:両方を活用することで、エンタメ視聴からメモ書き、書類作成までタブレットの用途が大きく広がる
- 価格:純正アクセサリーとしては手頃な価格設定で、導入のハードルは低い
OSと機能:REDMI Pad 2 Pro Xiaomiエコシステムで完成する、シームレスな連携体験
ここでは、REDMI Pad 2 Proの動作の基本となるOSと、日々の使い勝手を向上させる独自の機能について、Xiaomiスマートフォンとの連携を中心に詳しくレビューしていきます。
より洗練されたXiaomi HyperOS 2と長期的なアップデート保証
本機には、Android 15をベースにした最新の「Xiaomi HyperOS 2」が搭載されています。前モデル「Redmi Pad Pro」のHyperOSからさらに洗練され、UI(ユーザーインターフェース)は直感的でスムーズな操作感を提供してくれます。初めてXiaomi製品に触れる方でも、すぐに慣れることができるでしょう。個人的に好感を持ったのは、プリインストールされている不要なアプリが非常に少なく、必要最低限に抑えられている点です。これにより、ストレージを有効に使えるだけでなく、スッキリとしたホーム画面で使い始めることができました。
さらに、安心して長く使える点も大きな魅力です。Xiaomiは本機に対して、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ提供を約束しています。これにより、常に最新の機能とセキュリティ状態でタブレットを使い続けることができ、コストパフォーマンスの高さを一層際立たせています。
タブレットがスマートフォンの司令塔になる「Home screen+」
Xiaomi製スマートフォンをお持ちの方なら、その真価を最大限に引き出す「Home screen+」機能に感動するはずです。これは、タブレットの画面上にスマートフォンの画面をそのまま表示し、操作できてしまうという魔法のような機能。実際にデスクで資料作成中に、カバンの中にあるスマートフォンを一切触ることなく、タブレット上からLINEのメッセージを確認し、返信することができました。スマートフォンのアプリをタブレットのホーム画面にピン留めしておけば、ワンタップで起動でき、2つのデバイスの垣根を完全に取り払ってくれます。
デバイス間の連携を加速させる便利な機能群
「Home screen+」以外にも、シームレスな連携機能が豊富に用意されています。例えば「共有クリップボード」。スマートフォンでコピーしたテキストや画像を、特別な操作なしにタブレット側でペーストできるため、情報のやり取りが劇的に効率化します。また、外出先で重宝したのが「ネットワーク同期」です。カフェにフリーWi-Fiがない場面でも、スマートフォンを取り出すことなく、タブレットの画面をワンタップするだけでテザリングが開始され、瞬時にインターネットへ接続できました。
さらに、REDMI Pad 2 Proから新たに追加された「通話同期」機能も非常に便利です。タブレットで作業に集中している時にスマートフォンに着信があっても、そのままタブレット上で応答し、通話を続けることができます。これにより、作業の流れを中断されることなく、スムーズにコミュニケーションを取ることが可能になりました。
瞬時にロック解除、ただし指紋認証は非搭載
本機の生体認証は、フロントカメラを利用した顔認証のみです。前モデル同様、指紋認証には対応していません。物理的なセンサーがない点を残念に思う方もいるかもしれませんが、この顔認証の精度と速度は驚くほど優秀です。少し薄暗い部屋でメガネをかけている状態でも、画面を見た瞬間にロックが解除され、ストレスを感じることは一切ありませんでした。セキュリティと利便性のバランスを考えれば、十分満足できるレベルだと言えるでしょう。
<REDMI Pad 2 ProのOSと機能 仕様>
- OS:Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)
- 連携機能:Home screen+、共有クリップボード、通話同期、ネットワーク同期
- センサー:加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、色温度センサー、電子コンパス、ホールセンサー
- 生体認証:顔認証
まとめ:OSと機能
- OSとUI:Android 15ベースの最新「Xiaomi HyperOS 2」を搭載し、直感的でスムーズな操作感を実現
- アップデート保証:最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチで、長期間安心して利用可能
- デバイス連携:Home screen+や通話同期など、Xiaomiスマホとのシームレスな連携機能が大幅に強化
- 生体認証:高速・高精度な顔認証を搭載しているが、指紋認証には非対応
REDMI Pad 2 ProとRedmi Pad Proの違い
ここでは、新モデル「REDMI Pad 2 Pro」と前モデル「Redmi Pad Pro」の主なスペックの違いを、項目別に詳しく解説していきます。
プロセッサー (SoC)
- REDMI Pad 2 Pro: Snapdragon® 7s Gen 4
- Redmi Pad Pro: Snapdragon® 7s Gen 2
- 違い:後継のGen 4を搭載したことで、処理性能が大幅に向上しました。Antutuベンチマークスコアでは約30万点の差があり、より快適な操作やマルチタスクが可能です。
OSとサポート(アップデート)保証
- REDMI Pad 2 Pro: Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2
- Redmi Pad Pro: Android 14ベースのXiaomi HyperOS
- 違い:より新しいOSバージョンを搭載しています。サポート期間に関する明確な記述はありませんが、新しいモデルであるREDMI Pad 2 Proの方が、より長期間のアップデートが期待できます。
バッテリー容量と充電機能
- REDMI Pad 2 Pro: 12,000mAh、33W急速充電、27W有線リバース充電
- Redmi Pad Pro: 10,000mAh、33W急速充電
- 違い:バッテリー容量が2,000mAh増量し、駆動時間が向上しました。さらに、スマートフォンなどを充電できるリバース充電機能が新たに追加されています。
通信機能
- REDMI Pad 2 Pro: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、5G対応モデルあり(GPS搭載)
- Redmi Pad Pro: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、Wi-Fiモデルのみ
- 違い:Bluetoothのバージョンが新しくなり、接続安定性が向上しました。また、シリーズで初めてGPSを搭載した5G対応モデルが選択可能になっています。
ディスプレイ
- REDMI Pad 2 Pro: 12.1インチ 2.5K 120Hz、マットガラス版あり、ウェットタッチ対応
- Redmi Pad Pro: 12.1インチ 2.5K 120Hz
- 違い:基本スペックは同じですが、光の反射を抑える「マットガラスバージョン」が選択可能になり、濡れた手でも操作しやすい「ウェットタッチテクノロジー」に対応しました。
サイズと重量
- REDMI Pad 2 Pro: 約279.8 x 181.65 x 7.5 mm、610g
- Redmi Pad Pro: 約280.0 x 181.85 x 7.52 mm、571g
- 違い:サイズはほぼ同じですが、バッテリー増量などの影響で重量が約39g増加しています。
カメラ
- REDMI Pad 2 Pro: 前面8MP、背面8MP(※5Gモデルは背面13MP)
- Redmi Pad Pro: 前面8MP、背面8MP
- 違い:Wi-Fiモデルのカメラ性能は同じですが、REDMI Pad 2 Proの5Gモデルでは背面カメラの画素数が向上しています。
外部ストレージ
- REDMI Pad 2 Pro: microSDで最大2TBまで対応
- Redmi Pad Pro: microSDで最大1.5TBまで対応
- 違い:対応するmicroSDカードの最大容量が大きくなりました。
アクセサリー互換性
違い:本体サイズはほぼ同じですが、音量ボタンの位置が変更されたため、Redmi Pad Pro用のケースをREDMI Pad 2 Proで使うことはできません。
まとめ
REDMI Pad 2 Proは、Redmi Pad Proの優れた点を引き継ぎつつ、性能と機能性を大幅に強化した正統進化モデルです。特に、プロセッサーの性能向上、バッテリー容量の増加、そして新たに加わったリバース充電機能は大きな魅力です。
また、5G/GPS対応モデルやマットガラスディスプレイといった選択肢が増えたことで、より幅広いユーザーのニーズに応えられるようになりました。一方で、重量の増加や旧モデル用ケースとの互換性がない点には注意が必要です。
REDMI Pad 2 Proのメリット・デメリット
ここでは、「REDMI Pad 2 Pro」の優れた点(メリット)と、購入前に知っておきたい注意点(デメリット)を、他のタブレットと比較しながら詳しく解説していきます。
【メリット】
メリット1:価格帯トップクラスの処理性能
Snapdragon 7s Gen 4を搭載しており、前モデル「Redmi Pad Pro」や、「TECLAST ArtPad Pro」などが採用するHelio G99よりも明らかに高性能です。日常使いはもちろん、簡単な動画編集や多くのゲームも快適に動作し、この価格帯のタブレットとしては頭一つ抜けたパフォーマンスを誇ります。
メリット2:12,000mAhの大容量バッテリーとリバース充電
12,000mAhというバッテリー容量は、「Blackview MEGA 3」(8800mAh)や「Redmi Pad Pro」(10000mAh)と比較しても非常に大きく、一日中使っても安心のスタミナを誇ります。さらに、スマートフォンなどを充電できる有線リバース充電機能は、他のモデルにはない独自の強みです。
メリット3:選べる高品質な120Hzディスプレイ
12.1インチの2.5K解像度・120Hzリフレッシュレートのディスプレイは、動画視聴やブラウジングで滑らかな映像体験を提供します。さらに、光の反射を抑える「マットガラスバージョン」を選択できるのは大きな利点で、「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」のような高価格帯モデルに近い体験を手頃な価格で実現します。
メリット4:価格を超えた高級感のあるデザイン
アルミニウム製のユニボディデザインは、同価格帯の他のタブレットと比較しても質感が非常に高く、所有する喜びを感じさせます。前モデルよりもカメラ周りのデザインが洗練され、スリムでスタイリッシュな印象を与えます。
メリット5:Xiaomiエコシステムとのシームレスな連携
Xiaomi製スマートフォンを使っている場合、Home screen+やネットワーク同期といったHyperOS 2の連携機能により、デバイス間の情報のやり取りが劇的にスムーズになります。これは他のメーカーのタブレットでは得られない、大きなアドバンテージです。
メリット6:最大2TB対応のSDカードスロット
最大2TBまでのmicroSDカードに対応したスロットを搭載しており、ストレージ容量を気にすることなく、大量の動画や電子書籍、写真データを保存できます。内蔵ストレージの容量を補って余りある、非常に実用的な仕様です。
【デメリット】
デメリット1:Wi-FiモデルにGPSが非搭載
標準のWi-FiモデルにはGPSが搭載されていません。そのため、カーナビとして使いたい場合は、別途発売される5Gモデルを選ぶ必要があります。「Blackview MEGA 3」や「TECLAST ArtPad Pro」は標準でGPSとモバイル通信に対応しているため、この点は明確な弱点です。
デメリット2:指紋認証と防水防塵に非対応
生体認証は顔認証のみで、マスク着用時などに不便な指紋認証には対応していません。また、防水防塵に関するIP等級も取得していないため、キッチンやお風呂といった水回りでの使用には注意が必要です。
デメリット3:標準モデルのメモリ・ストレージ容量
標準モデルのメモリ6GB・ストレージ128GBという構成は、「Blackview MEGA 3」(12GB/256GB)や「ALLDOCUBE Ultra Pad」(12GB/256GB)と比較すると見劣りします。多くのアプリを同時に使ったり、大容量のゲームを複数インストールしたりしたい場合は、上位モデルの検討が必要です。
デメリット4:ワイヤレス充電に非対応
本機はワイヤレス充電には対応していません。充電はUSB Type-Cケーブルで行う必要があります。この価格帯のタブレットでは一般的ですが、利便性を重視するユーザーにとってはマイナスポイントとなり得ます。
デメリット5:アクセサリーが別売り
快適な入力体験を提供する専用のペンやキーボードは、すべて別売りです。スタイラスペンやカバーが標準で付属する「Blackview MEGA 3」と比較すると、初期投資が余分にかかる点はデメリットと言えるでしょう。
REDMI Pad 2 Proのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 12.1インチ 2.5K (2560 × 1600) クリスタルクリアディスプレイ
- リフレッシュレート: 最大120Hz
- プロセッサ: Qualcomm Snapdragon® 7s Gen 4 モバイルプラットフォーム
- GPU: Adreno 810
- RAM(メモリ): 6GB または 8GB (LPDDR4X)
※5Gモデルは6GBのみ
※マットガラスは8GBのみ - ストレージ: 128GB または 256GB (UFS 2.2)、最大2TBの外部ストレージ対応
※5Gモデルは128GBのみ
※マットガラスは256GBのみ - バッテリー: 12000mAh (標準値)
- 駆動時間: 連続動画再生:最大14.24時間、読書:最大16.04時間、待機:最大83.05日間
- 充電: 33W急速充電対応、最大27Wの有線リバース充電に対応
- 背面カメラ: 800万画素 (F値2)
※5Gモデルは1300万画素 - 前面カメラ: 800万画素 (F値2.28)
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 6, Bluetooth 5.4
※5GモデルはGPSに対応 - NFC: 非対応
- インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
- センサー: 加速度、ジャイロ、環境光、色温度、電子コンパス、ホールセンサー
- 映像出力: DP映像出力に非対応
- スピーカー: クアッドスピーカー
- オーディオ: Dolby Atmos®対応
- マイク: 内蔵
- 防水防塵: 非対応
- 耐久性: ユニボディのメタルデザイン
- スタイラスペン: 対応 (別売・Redmi スマートペン・6,980円/税込)
- キーボード: 対応 (別売・REDMI Pad 2 Pro キーボード・7,880円/税込)
- 機能: ウェットタッチテクノロジー、Xiaomi Interconnectivity (Xiaomiスマホ連携)
- 生体認証: 顔認証
- 筐体: メタルユニボディ
- OS: Xiaomi HyperOS 2
- サイズ: 279.80 x 181.65 x 7.5 (mm)
- 重量: 610g
※5Gモデルは600g - カラー: グラファイトグレー、シルバー、ラベンダーパープル
※5Gモデルはグラファイトグレー、シルバー - 付属品: ACアダプタ(試供品)、SD取り出し用ピン(試供品)、USB Type-Cケーブル(試供品)、クイックスタートガイド
- モバイル通信: Wi-Fiモデルは非対応 ※5Gモデルは対応
REDMI Pad 2 Proの評価
8つの評価基準で「REDMI Pad 2 Pro」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
12.1インチの2.5K・120Hzディスプレイは非常に高精細かつ滑らか。新たに追加された反射を抑えるマットガラス版も素晴らしく、あらゆるシーンで最高の視覚体験を提供します。
スペック:★★★★★
Snapdragon 7s Gen 4は前モデルから飛躍的に性能が向上し、日常使いでストレスを感じることはありません。12,000mAhの大容量バッテリーも安心感があります。
デザイン:★★★★★
アルミニウムのユニボディは価格以上の高級感を演出し、所有欲を満たしてくれます。前モデルよりカメラの出っ張りが抑えられ、より洗練された印象になりました。
耐久性: ★★★☆☆
金属製のボディは剛性が高くしっかりとした作りですが、防水防塵性能に関する公式な等級(IP等級)がないため、水回りでの使用には注意が必要です。
通信:★★★★☆
Bluetooth 5.4へのアップデートに加え、新たにGPS搭載の5Gモデルが選択可能になった点は大きな進化です。ただし、標準のWi-FiモデルにはGPSが非搭載な点は惜しまれます。
機能:★★★★★
Dolby Atmos対応の4スピーカーやイヤホンジャック搭載でエンタメ機能は万全。スマートフォンを充電できるリバース充電機能は、いざという時に非常に役立ちます。
使いやすさ:★★★★☆
Xiaomiスマホとの連携機能は非常にシームレスで便利ですが、指紋認証に非対応な点や、ペンの収納方法など、細かな部分で改善の余地を感じます。
価格:★★★★★
この性能と質感を備えながら、39,980円からという価格は驚異的です。ミドルレンジの価格でハイミドルに迫る体験ができる、非常に優れたコストパフォーマンスを誇ります。
【総評】 ★★★★★
前モデルからの正統進化と新たな価値の提供
REDMI Pad 2 Proは、前モデル「Redmi Pad Pro」の長所をそのままに、ユーザーが実感できるレベルで性能を向上させた、まさに正統進化と呼ぶにふさわしいタブレットです。プロセッサーがSnapdragon 7s Gen 4に進化したことで、アプリの起動やブラウジングはもちろん、動画の倍速再生や簡単な画像編集といった少し負荷のかかる作業まで、あらゆる動作が格段に快適になりました。
さらに、バッテリー容量を12,000mAhへと大幅に増量し、外出先でスマートフォンを充電できる「リバース充電」という新たな価値も追加。単なるスペックアップにとどまらない、実用性に基づいた進化を遂げています。
エンターテインメント体験の深化
12.1インチの2.5K・120Hzディスプレイと、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーが織りなすエンターテインメント体験は、この価格帯では群を抜いています。映画やライブ映像を再生すれば、その場にいるかのような没入感を味わえました。また、新たに光の反射を劇的に抑える「マットガラスバージョン」が選択肢に加わったことで、読書や屋外での利用といった特定のニーズにも完璧に応えられるようになりました。
購入前の注意点
もちろん、価格を抑えるための割り切りも存在します。前モデルより少し重くなり(610g)、防水防塵や指紋認証には対応していません。また、標準のWi-FiモデルはGPSを搭載していないため、ナビ用途には別途発売される5Gモデルを選ぶ必要があります。
こんな人におすすめ
しかし、これらの点を理解した上で、「主に室内で、動画鑑賞や電子書籍、Webブラウジングといったエンタメ用途に、高性能で大画面のタブレットが欲しい」と考えているユーザーにとって、これ以上の選択肢はないでしょう。特にXiaomi製スマートフォンをお使いであれば、シームレスな連携機能によって、その価値はさらに高まります。総じて、REDMI Pad 2 Proは多くの人におすすめできる、極めて完成度の高い一台です。
[amazon]
REDMI Pad 2 Proの価格・購入先
※価格は2025/10/12に調査したものです。価格は変動します。
Xiaomi公式サイト(mi.com)
REDMI Pad 2 Pro
- (Wi-Fi) 6 GB/128 GBが39,980円、
- (Wi-Fi) 8 GB/256 GBが46,980円、
- マットガラス8 GB/256 GBが49,980円
- 5G 6 GB/128 GBが58,980円、
で販売されています。
Xiaomi公式サイト(mi.com)で「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
ECサイト
- Amazonで35,980円(Wi-Fi・6GB+128GB・税込)、
- 楽天市場で39,980円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで46,980円、
- AliExpressで73,876円、
で販売されています。
Amazonで「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
楽天市場で「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
ヤフーショッピングで「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
AliExpressで「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
米国 Amazon.comで「REDMI Pad 2 Pro」をチェックする
他のおすすめのライバル機種と価格を比較
「REDMI Pad 2 Pro」と似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Redmi Pad Pro
シャオミから発売されたXiaomi HyperOS (Android 14ベース)搭載委の12.1型 タブレットです(2024年6月7日発売)。
Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2、2.5KのLCD液晶、128GB UFS 2.2 ストレージ、10000mAhバッテリ、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、筆圧ペン(別売)、専用Bluetoothキーボード(別売)、33W急速充電、クアッド スピーカー、Dolby Atmos、リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、、Wi-Fi 6に対応しています。
価格は、Amazonで47,800円(8GB+256GB)、楽天市場で32,800円(税込)、ヤフーショッピングで37,400円(送料無料)、AliExpressで50,501円、米国 Amazon.comで$271.80、です。
関連記事:「Redmi Pad Pro」タブレットとPOCO Padの違いを解説
Amazonで「Redmi Pad Pro」をチェックする
Blackview MEGA 3
Blackviewから発売された12.1インチのタブレットです(2025年6月 発売)。
DokeOS_P 4.1 (Android 15ベース) 、MediaTek Helio G100、12GB メモリ、2.5K (2560×1600) IPS液晶、256GB UFS3.1ストレージ、8800mAhバッテリー、背面50MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。
また、Doke AIアプリ (Hi Doki, ImageX, VidGen, Soundle) 、PCモード2.0、リフレッシュレート90Hz、Smart-PA クアッドBOXステレオスピーカー、33W 急速充電に対応。
合計 最大36GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、無料のスタイラスペン(付属)、ワイヤレスキーボード(別売)、USB Type-C (OTG)、4G/3Gモバイル通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。
価格は、Amazonで37,780円(税込)、ヤフーショッピングで37,800円、AliExpressで34,286円、です。
関連記事:Blackview MEGA 3徹底レビュー!劇的進化のAIタブレットを評価
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ALLDOCUBE Ultra Pad
ALLDOCUBEから発売された12.95インチのタブレットです(2025年9月10日 発売)。
ALLDOCUBE OS 4.1 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、2880×1840液晶、256GB UFS 3.1ストレージ、15,000 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、AI機能(「Cube AI」、「Hi, Coo-bee!」、。「AIライター」、「AI会議アシスタント」、Google「Gemini」、DeepSeek、ChatGPT)、PCデスクトップモード8スピーカー(DTSオーディオ対応)、33W PD急速充電、DP映像出力、リフレッシュレート: 最大144Hz、専用スタイラスペン(4096段階筆圧検知、別売)、専用キーボード(別売)に対応。
ゲームモード、ジェスチャー操作、仮想メモリ(最大12GBまで)、microSDカードでのストレージ拡張(最大1TBまで)、Widevine L1、USB Type-C (USB 3.1 Gen2) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。
価格は、Amazonで48,999円(クーポン適用)、楽天市場で54,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで59,800円、AliExpressで53,161円、です。
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TECLAST ArtPad Pro
Teclastから発売された12.7インチのタブレットです(2025年8月1日 発売)。
ArtOS (Android 15ベース)、MediaTek Helio G99、8GBメモリ、2176×1600解像度のIPS液晶、256GB UFSストレージ、10000mAhバッテリー、背面13MPカメラ(補助レンズ付き)、前面8MPカメラを搭載しています。
また、Teclast T-Pen(4096段階筆圧検知)、カスタマイズ可能なスマートボタン、ノートアプリ「Art Note」、「Artスペース」(Inkモード、パステルモード)、クアッドスピーカー(ステレオ)、Symphonyオーディオシステム、Art Tuneオーディオアルゴリズム、AIハイパーオーディオに対応。
合計 最大20GBまでのメモリ拡張、MicroSDカードによるストレージ拡張、30W 超高速充電、顔認証、4G LTE通信、GPS、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2にも対応しています。
価格は、Amazonで33,900円(税込・クーポン適用)、楽天市場で51,075円(送料無料)、AliExpressで27,774円、です。
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OPPO Pad 3 Matte Display Edition
OPPOから発売された約11.6インチのタブレットです(2025年6月26日 発売)。
MediaTek Dimensity 8350、8GB LPDDR5X メモリ、約11.6インチ LCD (LTPS)、256GB UFS 4.0 ストレージ、9520 mAhバッテリー、背面約800万画素カメラ、前面約800万画素カメラを搭載しています。
また、「AI機能 (ドキュメント要約・翻訳、写真編集など)」、O+ Connect、マルチウィンドウビュー、67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応に対応。
映像出力、クアッドスピーカー、Holo Audio、OPPO Pencil 2 (別売り)、OPPO Pad 3 Smart Keyboard (別売り)、USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで79,800円、楽天市場で79,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで79,800円(中古)、です。
関連記事:OPPO Pad 3 Matte Display Edition 徹底レビュー!先代からの進化点と欠点
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他のシャオミ タブレットと比較
他にもシャオミのタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
【2025最新版】Xiaomiのタブレットを徹底比較!おすすめ機種や選び方を紹介
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