2025年6月19日に発売された「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」は、光の反射を極限まで抑えた革新的なマットディスプレイと、強力なAI機能を搭載し、Androidタブレット市場で大きな注目を集めています。
このレビューでは、OPPO Pad 3が日々の作業やクリエイティブ活動をどれだけ快適にするのか、前モデル「OPPO Pad 2」からどのように進化したのか、その性能と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
OPPO Pad 3 Matte Display Edition の長所(Pros):
- あらゆる環境下で圧倒的に見やすい、革新的なマットディスプレイ
- 文章作成や写真編集を効率化する、強力なAI機能
- iPhoneとも連携可能な「O+ Connect」機能
- 驚くほど薄く、高級感のある金属製のデザイン
- 5年間の快適な動作を保証する長期サポート
OPPO Pad 3 Matte Display Edition の短所(Cons):
- カーナビ用途には不向きなGPS機能の省略
- 前モデルからの背面カメラのスペックダウン
- 指紋認証が非搭載である点
- 急速充電器が別売りであること
総合評価:
OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、読書や文書作成、クリエイティブな作業といった「集中を要するタスク」に特化した、非常に完成度の高いプレミアムタブレットです。特に、画面の映り込みによる目の疲れを軽減したい学生やビジネスパーソン、そしてデバイス間のシームレスな連携を求めるユーザーに強くおすすめできます。
<この記事で分かること>
- OPPO Pad 3とOPPO Pad 2のスペックと性能の徹底比較
- 革新的なマットディスプレイの実際の見え方と使用感
- MediaTek Dimensity 8350のAntutuベンチマークスコアと他のタブレットとの性能比較
- 「原神」など人気ゲームのフレームレート(FPS)で見るリアルなゲーム性能
- 実用性が大幅に向上したAI機能(文章要約、翻訳、AI消しゴム)の詳細なレビュー
- 進化した専用ペン、キーボード(OPPO Pencil 2、Smart Keyboard)の使い勝手(アクセサリー、オプション製品)
- バッテリーの持続時間と充電性能の検証
- ライバル機種とのメリット・デメリット比較
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較
この記事を最後まで読むことで、あなたが「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:OPPO Pad 3 Matte Display Edition | オッポ
デザインと耐久性:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~前モデルから進化した、驚くべき薄さと高級感~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのデザインと耐久性に焦点を当て、前モデルのOPPO Pad 2と比較しながら、その洗練された外観と実用性を詳しくレビューしていきます。実際に手に取って感じた驚きや、日々の使用で気づいたメリット・デメリットを具体的にお伝えします。
手にした瞬間に伝わる、驚異的な薄さと剛性
OPPO Pad 3 Matte Display Editionを箱から出した瞬間、スペックシートの数値以上にその薄さに驚かされました。これほど薄いにも関わらず、本体をひねってもたわむ感覚は一切なく、非常に高い剛性を備えています。ガラスとボディの間に安価なタブレットに見られる樹脂の縁取りがない点も、高級感を際立たせる「高級なタブレットの証」と言えるでしょう。
背面はミレニアムシルバーのメタル素材で、中央のカメラから同心円状に広がるブラッシュ仕上げが施されています。この仕上げはOPPO Pad 2の「星の軌跡」を思わせるデザインを踏襲しつつ、光の当たり方で上品な輝きを放ちます。質感はサラサラとしており、指紋が付きにくいという実用性も兼ね備えています。
よりスリムに、より軽く。携帯性の進化
OPPO Pad 3の厚さはわずか6.3mmで、これは前モデルOPPO Pad 2の6.6mmよりもさらに薄く、OPPOのタブレットシリーズで最薄となります。重量もOPPO Pad 2の約552gから約536gへと軽量化されており、このわずかな差が、長時間手に持って電子書籍を読んだり、カバンに入れて持ち運んだりする際の負担を軽減してくれます。
本体の縦横サイズは前モデルとほぼ同じですが、より薄く軽くなったことで、11.6インチという大画面ながら取り回しが良く、アクティブに持ち運びたくなる一台に仕上がっています。カラーはOPPO Pad 2のグレーから、より洗練された印象のシルバーに変更されました。
<サイズ・重量の違い>
- OPPO Pad 3:縦 約258mm、横 約189mm、厚さ 約6.3mm、重量 約536g
- OPPO Pad 2:縦 約190mm、横 約259mm、厚さ 約6.6mm、重量 約552g
使いやすさを考え抜かれたボタンとポートの配置
OPPO Pad 3のボタンやポートの配置は、横向きでの使用を前提に最適化されています。電源ボタンは左側面に、音量ボタンは上部左側にまとめられており、自然な手の位置で直感的に操作できます。スピーカーは左右に2基ずつ、合計4基のクアッドスピーカーが搭載され、手で持った際に塞いでしまうこともありません。
右側面にはUSB Type-Cポートが配置されています。嬉しい進化点として、このポートは映像出力に対応しており、USBケーブル1本でモバイルモニターに画面を拡張できました。これは前モデルOPPO Pad 2では対応していなかったため、生産性を重視するユーザーにとっては大きなメリットです。一方で、OPPO Pad 2と同様に3.5mmイヤホンジャックと外部ストレージ用のmicroSDカードスロットは非搭載のため、有線イヤホンやストレージ拡張を求めるユーザーは注意が必要です。
薄さの裏にある堅牢さと注意点
OPPO Pad 3は、前モデル譲りの堅牢な金属ボディをさらに薄型化しながらも、ねじれに強い高い剛性を維持しています。しかし、その堅牢な作りとは裏腹に、注意すべき点も存在します。
本機は、公式な防水防塵性能を示すIP等級や、落下などの衝撃に対する耐性を示すMIL規格には準拠していません。これは前モデルのOPPO Pad 2も同様の仕様でした。そのため、キッチンでレシピを確認したり、お風呂で映画を楽しんだりといった、水濡れの可能性があるシーンでの使用は避けた方が良いでしょう。日常的な使用には十分な頑丈さを備えつつも、過酷な環境での使用は想定されていない点を理解しておく必要があります。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionの付属品>
- クイックガイド
- 安全ガイド
- USB Type-C データケーブル
- マイクロファイバー・ポリッシング・クロス
まとめ:デザインと耐久性
- 第一印象:前モデルを超える6.3mmの驚異的な薄さと、たわみを感じさせない高い剛性を両立したスタイリッシュなボディ。
- 質感:サラサラとした手触りのメタルボディと、高級感を演出する同心円状のブラッシュ仕上げが特徴。
- 前モデルからの進化:より薄く、軽くなっただけでなく、OPPO Pad 2では非対応だったUSB-C経由での映像出力が可能になり、実用性が向上。
- 実用性:横向きでの使用に最適化されたボタン配置と、microSDカードスロットやイヤホンジャックが非搭載という割り切った仕様は前モデルから引き継がれている。
- 耐久性の注意点:公式な防水防塵(IP等級)や耐衝撃(MIL規格)性能はなく、水回りや落下には注意が必要。
ディスプレイ:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~紙のような質感と異次元の見やすさを両立した革新的スクリーン~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの要となるディスプレイについて、その革新的な特徴をレビューします。前モデルOPPO Pad 2の優れた表示品質をベースに、一体どこが、どのように進化したのか。実際の使用体験を交えながら、その魅力に迫ります。
映り込みからの解放と、紙のような手触り
OPPO Pad 3の電源を初めて入れたとき、まず心を奪われたのは、そのマットな画面がもたらす独特の見た目と手触りでした。本機は前モデルのOPPO Pad 2と同じくLCD (LTPS) パネルを採用していますが、その印象は全く異なります。最大の特徴は、モデル名にもあるナノテクスチャー加工が施された表面仕上げです。
リビングの窓から差し込む光の下で使っても、OPPO Pad 2のような光沢ディスプレイでは避けられなかった照明や自分の顔の映り込みがほとんどありません。このストレスからの解放感は、まさに革新的です。発色は非常に自然で、アンチグレア特有の派手さを抑えた上品な色合いながら、DCI-P3カバー率97.4%という高い色再現性により、鮮やかさもしっかりと保たれています。その手触りはまるで上質な紙のようで、指の滑りも非常に滑らかでした。
忠実な色再現と、屋外でも安心の輝度
OPPO Pad 3のディスプレイは、色の正確性においても著しい進化を遂げています。その指標となる色差は「Delta E < 1」というプロレベルの精度を達成しており、これは人の目ではほぼ違いを認識できないほど忠実な色再現を意味します。前モデルOPPO Pad 2の「Delta E < 2」からさらに向上し、クリエイターの要求にも応える品質です。
さらに、輝度も大きく向上しました。通常輝度はOPPO Pad 2と同じ500nitですが、日光下での最大輝度は700nitへと強化されています。この進化により、晴れた日の屋外など、これまでタブレットが苦手としていた明るい環境下での視認性が劇的に改善されています。
読書と作業効率を優先した7:5の画面比率
このディスプレイを唯一無二にしているのが、両モデルに共通する7:5の「白銀比」と呼ばれる画面比率です。実際にウェブサイトを閲覧すると、縦の表示領域が広いため一度に見れる情報量が多く、快適でした。また、電子書籍では漫画の見開き表示が画面にぴったり収まり、紙の単行本を読むような感覚を味わえました。
一方で、Netflixなどで映画を観る際は、16:9の映像だと上下に黒帯が表示されてしまう点もOPPO Pad 2と同様です。これは映像美よりも、読書や文書作成といった作業効率を優先した、本機ならではのトレードオフと言えるでしょう。
ゲーミング級の滑らかさと応答性
最大144Hzの可変リフレッシュレートも、OPPO Pad 2から受け継がれた素晴らしい機能です。ブラウザをスクロールする際の「超ヌルサク」な動きは、一度体験すると60Hzのディスプレイには戻れないほどの快適さです。コンテンツに応じてリフレッシュレートが自動で変動するため、バッテリー消費が抑えられている点も評価できます。また、ゲームごとにリフレッシュレートを固定できるため、「原神」のようなゲームでフレームレートを安定させたい時にも便利です。タッチ応答性も高く、スタイラスペンでの描画もスムーズですが、タッチ遅延の計測結果からは、シビアな操作が求められる音楽ゲームなどにはあまり向いていないと感じました。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのディスプレイ仕様>
- 種類: LCD (LTPS)
- サイズ: 約11.6インチ
- 解像度: 2,800 x 2,000
- 表面処理: ナノテクスチャー反射防止コーティング(マットディスプレイ)
- リフレッシュレート: 最大144Hz(30/48/50/60/90/120/144 Hzの可変式)
- 輝度: 通常輝度500nits、日光下での最大輝度700nits
- 色再現性: DCI-P3 カバー率97.4%、10億色表示
- 画素密度: 296 PPI
まとめ:ディスプレイ
- 最大の特徴:光の反射を劇的に抑えるマット仕上げのディスプレイで、あらゆる環境下でストレスフリーな視認性を実現。
- 前モデルからの進化:色の忠実度(Delta E < 1)と屋外での最大輝度(700nit)が向上し、見やすさが大きく進化した。
- 継承された高品質:前モデル同等の2.8K高解像度と144Hzの滑らかなリフレッシュレートを維持し、表示の基本性能は非常に高い。
- 画面比率のトレードオフ:読書や作業に最適な7:5の白銀比は継承されているが、動画視聴時には上下に黒帯が生じる点も同様。
パフォーマンス:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~新世代SoCで実現する、快適なクリエイティブ体験~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのパフォーマンスについて、その要となる最新のSoC(プロセッサー)から、実際の使用感、メモリ、ストレージに至るまでを深く掘り下げます。前モデルOPPO Pad 2と比較し、日常使いからクリエイティブな作業まで、どれほど快適に進化したのかを検証します。
パフォーマンスの要となる新世代SoC:MediaTek Dimensity 8350
OPPO Pad 3の頭脳には、TSMCの第2世代4nmプロセスで製造されたMediaTekの最新プレミアムミドルレンジSoC「Dimensity 8350」が搭載されています。CPUは、最大3.35GHzで動作するCortex-A715コアを1基、最大3.2GHzの同コアを3基、そして電力効率に優れたCortex-A510コアを4基搭載したオクタコア構成です。これは、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていた「Dimensity 9000」の、より高性能なCortex-X2コアを1基搭載する構成とは異なりますが、最新のArmv9-Aアーキテクチャと高い動作周波数で、優れた処理能力を発揮します。
グラフィックスを担うGPUには、Armの最新世代であるValhall第4世代アーキテクチャを採用した「Mali-G615 MC6」(6コア)が統合されています。Geekbench 6のスコアを見ると、CPU性能はシングルコアで1255点、マルチコアで3709点を記録し、前モデルOPPO Pad 2のスコアに迫る、あるいは上回る結果を示しています。一方で、3DMark Wild Life Extremeのスコアは3,004点と、10コアGPUを搭載していたOPPO Pad 2(スコア7471点)と比較すると、純粋なグラフィックス性能では譲る面もあります。
軽快な実使用感とクリエイティブ性能
スペックやベンチマークの数値以上に、OPPO Pad 3が印象的だったのは実際の操作感です。Webブラウジングや複数のアプリを切り替えるマルチタスクといった日常的な操作は、まさに「超ヌルサク」という言葉がふさわしく、一切のストレスを感じさせません。その真価を確かめるべく、少し負荷のかかるクリエイティブな作業を試してみました。
RAWで撮影した十数枚の写真を「Adobe Lightroom」で読み込み、色調補正や部分的な修正を加えて書き出す、という一連の作業を行いました。高解像度のデータを扱っているにも関わらず、スライダーの反応は機敏で、プレビューの反映もスムーズ。書き出しも驚くほど短時間で完了しました。また、「CapCut」を使って4K動画の編集にも挑戦しましたが、タイムラインの操作やエフェクトの適用、そして最終的なエンコードまで、PCに迫る快適さで作業を終えることができ、このタブレットのポテンシャルの高さを実感しました。
薄型ボディの挑戦:高負荷時の発熱と冷却性能
これだけのパフォーマンスを6.3mmという薄型ボディに収めているため、高負荷時の発熱は気になるところです。動画の書き出しやRAW現像といった処理を連続して行うと、本体背面がじんわりと温かくなるのを感じました。これは前モデルのOPPO Pad 2が「低発熱で素晴らしい」と評価されていた点と比較すると、少し気になる部分かもしれません。
しかし、熱によってパフォーマンスが著しく低下するようなことはなく、薄型デザインと高性能を両立するための巧みな熱管理がなされている印象です。長時間の高負荷作業では注意が必要ですが、クリエイティブな用途でも実用的な範囲に収まっています。
高速な読み書きを実現するメモリとストレージ
この快適なパフォーマンスを支えているのが、高速なメモリとストレージです。メモリには、前モデルのLPDDR5から進化した、より高速な8GBのLPDDR5Xを搭載。これにより、最大8533Mbpsという高速なデータ転送が可能となり、アプリの切り替えやマルチタスクがよりスムーズになっています。
ストレージは、OPPO Pad 2のUFS 3.1から次世代規格の256GB UFS 4.0へと大幅にアップグレードされました。実測した転送速度は、シーケンシャルリードで3,715.7MB/s、シーケンシャルライトで2,974.0MB/sという驚異的な数値を記録。これにより、アプリの起動や大容量ファイルの読み込みが瞬時に完了します。前モデルと同様にmicroSDカードには非対応ですが、この内蔵ストレージの速さが、あらゆる操作の体感速度を向上させている最大の要因と言えるでしょう。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのパフォーマンス仕様>
- プロセッサー(SoC): MediaTek Dimensity 8350 (4nmプロセス)
- CPU: オクタコア (1x 3.35GHz, 3x 3.2GHz, 4x 2.2GHz)
- GPU: Arm Mali-G615 MC6
- RAM(メモリ): 8GB LPDDR5X
- ストレージ: 256GB UFS 4.0
まとめ:パフォーマンス
- プロセッサー: 最新のDimensity 8350を搭載し、日常使いからクリエイティブな作業までこなせる高い処理能力を発揮。
- 実使用感: ベンチマークスコア以上に体感性能が高く、特に画像・動画編集などの高負荷作業もスムーズにこなせる。
- 発熱: 薄型ボディのため高負荷時には発熱を感じるが、パフォーマンスが大きく低下することはなく、実用的なレベルで制御されている。
- ストレージ: 前モデルからUFS 4.0へと大幅に高速化され、アプリ起動やファイル読み込みなど、あらゆる動作の快適性に貢献。
Antutuベンチマーク
OPPO Pad 3 Matte Display Editionが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約153万点を記録しています。
同じプロセッサは、スマートフォンの「OPPO Reno 13 5G」にも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「1535770」、CPUで「388627」、GPUで「605405」、MEMで「256269」、UXで「285469」
一方、前モデルの「OPPO Pad 2」はMediaTek Dimensity 9000 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約94万点を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「944537」、CPUで「287180」、GPUで「283861」、MEMで「172681」、UXで「200815」
OPPO Pad 3は前モデルの「OPPO Pad 2」よりもスコアが59万点上がっていることから、性能が飛躍的に向上しているといえます。
MediaTek Dimensity 8350性能を比較
OPPO Pad 3 Matte Display Editionが搭載するMediaTek Dimensity 8350 プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Yoga Tab Plus)・・・Antutu:200万
- MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Pad 3)・・・Antutu:153万
- Snapdragon 8s Gen 3 (Xiaomi Pad 7 Pro)・・・Antutu:150万
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Tab S9シリーズ)・・・Antutu:150万
- Snapdragon 7+ Gen 3 (Xiaomi Pad 7)・・・Antutu:134万
- Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro)・・・Antutu:110万
- MediaTek Dimensity 9000 (OPPO Pad 2)・・・Antutu:94万
- Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE シリーズ)・・・Antutu:93万
- Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8シリーズ)・・・Antutu:90万
- Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万
<比較から分かること>
OPPO Pad 3 Matte Display Editionに搭載されたMediaTek Dimensity 8350プロセッサは、現行のタブレット市場においてトップクラスの性能を持つことが結論付けられます。特に、前世代のプロセッサから著しい性能向上を遂げている点は、技術の進化を明確に示しており、OPPO Pad 3が性能を重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢であることを物語っています。
このプロセッサの性能により、ウェブブラウジングや動画視聴といった基本的な用途から、高画質なグラフィックを要求されるゲーム、複数のアプリケーションを同時に利用するマルチタスク、さらにはクリエイティブな作業まで、あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
ゲーム性能:MediaTek Dimensity 8350の実力を人気タイトルで徹底検証
OPPO Pad 3 Matte Display Editionに搭載された最新のSoC、MediaTek Dimensity 8350は、果たしてゲーマーを満足させられるのでしょうか。ここでは、人気の高い複数のゲームタイトルを実際にプレイし、そのパフォーマンスをフレームレート(FPS)という客観的な数値と共に、詳細にレビューしていきます。
原神 (Genshin Impact)
もはやモバイルゲームのベンチマークとも言える「原神」。OPPO Pad 3で画質設定を「最高」にしてプレイしたところ、モンドの草原を駆け抜ける際の背景の描画は非常に滑らかで、戦闘においてもキャラクターの切り替えや元素スキルの発動に遅延は感じられません。フレームレートはフィールド探索時に平均して50FPSから60FPSを維持していました。さすがに璃月の港のようなオブジェクトが多い場所や、4キャラクターの元素爆発が入り乱れる激しい戦闘では、瞬間的に40FPS台後半まで落ち込むこともありましたが、操作がカクついて回避が間に合わない、といったストレスを感じることはありませんでした。
Call of Duty: Warzone Mobile
最大120人が入り乱れる戦場でのパフォーマンスは、一瞬の判断が勝敗を分けるこのゲームにおいて極めて重要です。「高」画質・高フレームレート設定でプレイしたところ、屋内での探索から遠距離での狙撃まで、平均55FPSから60FPSで安定しており、エイム操作も非常にスムーズでした。複数の部隊が交戦する終盤の激しい撃ち合いや、空爆の煙が立ち込める状況でもパフォーマンスは大きく落ち込まず、モバイル環境とは思えないほどのクオリティで本格的なバトルロイヤルを体験できました。
ディアブロ イモータル (Diablo Immortal)
無数の敵をスキルでなぎ倒していく爽快感が魅力の本作では、Dimensity 8350のGPU性能が遺憾無く発揮されます。画質を「最高」設定にしても、フレームレートはほぼ常に上限である60FPSに張り付き、画面が敵や派手なエフェクトで埋め尽くされても、パフォーマンスが落ちる気配は一切ありません。キャラクターの動きは常に滑らかで、スキルの発動からヒットまでのレスポンスも完璧。ストレスフリーでディアブロの世界に没入できました。
レイヴン2(RAVEN2)
美麗なグラフィックが特徴のMMORPG「レイヴン2」も、「高」画質設定で快適にプレイできます。ソロでのクエスト進行やフィールド探索中は50FPSから60FPSを維持し、作り込まれた美しい世界を存分に楽しめました。ただし、数十人のプレイヤーが集結して巨大なボスに挑むレイドバトルでは、キャラクターやエフェクトが密集するため、フレームレートが30FPSから40FPS程度まで変動し、画面がやや重くなるのを感じました。
崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
戦略的なターン制バトルと美しいグラフィックが魅力の本作も、最高設定で全く問題ありません。ゲームの上限である60FPSで非常にスムーズに動作し、キャラクターが必殺技を繰り出す際の華麗なアニメーションも、一切のカクつきなく滑らかに再生されます。宇宙ステーション「ヘルタ」の広大なマップを移動する際も、背景の描画が遅れることなく、美しいグラフィックを心ゆくまで堪能できました。
アスファルト:Legends Unite
アーケードライクな爽快感が魅力のレーシングゲームも、「最高パフォーマンス」設定で、安定して60FPSを維持します。ニトロを発動して時速300kmを超えるスピードで駆け抜けるシーンでも、背景が流れるようにスムーズに描画され、操作へのレスポンスも非常に良好です。ライバル車との激しいクラッシュや、コース上のオブジェクトを破壊する派手な演出の際も、フレームレートの低下は感じられず、爽快なレース体験ができました。
まとめ:ゲーム性能
OPPO Pad 3で一通りゲームをプレイしてみて、私の結論は「ほとんどのユーザーを満足させられる、非常に高いレベルのゲーミング体験が可能」というものです。「原神」のような重量級タイトルも、画質設定を少し調整するだけで、11.6インチの大画面で滑らかに楽しむことができました。
特に「ディアブロ イモータル」や「崩壊:スターレイル」では、最高設定でもフレームレートが安定しており、OPPO Pad 3が持つ美しいマットディスプレイとHolo Audioの迫力あるサウンドと相まって、深い没入感を得られました。もちろん、全てのゲームを最高設定で常に完璧に動かす、といった専門のゲーミングタブレットではありません。しかし、プレミアムタブレットとして、現在人気のほとんどのゲームを高品質で快適に楽しめる、非常にバランスの取れた一台だと感じました。
AI機能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~日常を“スマート”に変える、賢いアシスタント~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionで大幅に進化したAI機能に焦点を当てます。前モデルOPPO Pad 2には見られなかった、多彩なアシスタント機能が、日々の作業やクリエイティブな活動をどのように変えてくれるのか。実際の使用感を交えながら、その実力と可能性を探ります。
知の探求からビジネス文書まで、文章作業を劇的に効率化するAIアシスタント
OPPO Pad 3のAI機能は、特に情報収集や文書作成の場面で、これまでのタブレットとは一線を画す体験を提供してくれます。先日、急なプレゼンの準備で、海外の長文リサーチペーパーを読む必要に迫られました。スマートサイドバーから「AIサマリー」を起動すると、難解な専門用語が並ぶ記事を、わずか数十秒で要点をおさえた箇条書きにまとめてくれました 。さらに「AIスピーク」でその要約を自然な音声で読み上げてもらい、移動中に耳で情報をインプットするという、効率的な時間の使い方ができました。
海外の取引先から届いた英文の契約書も、標準のドキュメントアプリで開くだけ。「AIドキュメント翻訳」機能を使えば、画面が分割され、原文と並べて精度の高い日本語訳が表示されます。翻訳サイトとアプリを往復する必要がなく、原文と見比べながら内容を正確に確認できる安心感は、ビジネスシーンにおいて絶大な効果を発揮します。
その後の返信メール作成では、「AIライター」に要点と「フォーマルな文体で」と指示するだけで、洗練されたビジネスメールを瞬時に生成。さらに、相手からの短いメッセージに対しては「AI返信」機能が活躍します。文脈に合った返信案を複数スタイルで提案してくれるため、ワンタップで素早くコミュニケーションを終えることができ、まさに専属の秘書がいるかのような感覚でした。
“撮るだけ”で終わらない、写真編集を誰もが楽しめるAIマジック
OPPO Pad 3のAIは、クリエイティブな領域でもその力を遺憾なく発揮します。特に感動したのが「AI消しゴム2.0」です。旅行先で撮影した記念写真に、意図せず多くの人が写り込んでしまいがちですが、この機能を使えば、AIが背景の人物を自動で認識し、指でなぞるだけで驚くほど自然に消去してくれました。消去した部分の背景も違和感なく生成され、まるで元から誰もいなかったかのような一枚に仕上がります。
他にも、カフェの窓ガラス越しの撮影で悩まされる室内の照明の映り込みを消し去る「AI反射除去」、動きのある被写体を撮った際のわずかな手ブレを補正してくれる「AIぼけ除去」、そして写真をトリミングして粗くなった画質を復元する「AI鮮明度強化」など、これまで専門的な知識や高価なソフトが必要だった写真編集が、誰でも指先一つで楽しめるようになります。これらのAI機能はデータ通信を伴うためパケット通信料が発生しますが、その価値は十分にあると感じました。
Google Gemini搭載で広がる可能性
OPPO独自の強力なAI機能に加え、本機はGoogleの生成AI「Gemini」も利用可能です。これにより、単なる機能の実行だけでなく、より複雑な相談やアイデア出しにも対応できます。「週末の旅行プランを提案して」といった曖昧なリクエストに応えたり、写真を見せて「この花の名前は?」と尋ねたりと、活用の幅は無限大です。OPPOのAIが特定のタスクを効率化する「ツール」だとすれば、Geminiは創造性を刺激する「パートナー」として、このタブレットの可能性をさらに広げてくれる存在です。
<OPPO Pad 3 Matte Display EditionのAI機能 一覧>
- 文章作成・文書処理:
- AIサマリー(文章要約)
- AIライター(文章生成・校正・リライト)
- AIドキュメント翻訳(原文比較表示対応)
- AI返信(返信文案の提案)
- AIスピーク(テキスト読み上げ)
- 画像編集:
- AI消しゴム2.0(不要なオブジェクトの除去)
- AI反射除去
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
- その他:
- Google Gemini搭載 AIアシスタント
まとめ:AI機能
- 文章作成支援:要約、翻訳、リライト、返信補助など、実用的な機能が高精度で動作し、情報収集や文書作成の効率を劇的に向上させる。
- 画像編集:AI消しゴムをはじめ、専門的な知識がなくても写真を簡単に、かつ自然に補正できる強力なツールを多数搭載。
- 前モデルとの比較:AI機能はOPPO Pad 3で新たに追加された最大の進化点であり、OPPO Pad 2には搭載されていない明確な強み。
- 総合性能:OPPO独自のツールとGoogle Geminiの連携により、単なる作業の効率化だけでなく、創造性を刺激するパートナーとしても活躍する。
ペンとキーボード:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~創造性と生産性を解放する、進化した専用アクセサリー~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの真価を最大限に引き出す、専用アクセサリー群をレビューします。前モデルOPPO Pad 2のアクセサリーから、ペン、キーボード、ケースがそれぞれどのように進化したのか。実際の使用感を交えながら、創造性と生産性をどこまで高めてくれるのかを徹底的に検証します。
紙の書き心地とデジタルならではの利便性を両立したOPPO Pencil 2
OPPO Pad 3のマットディスプレイとOPPO Pencil 2の組み合わせは、まさに最高の体験でした。前モデルのOPPO Pencilは、光沢画面上では少し滑りやすいという意見もありましたが、Pencil 2ではペン先に厚みのあるソフトラバー素材が採用されています。これにより、ペーパーライクフィルムを貼らずとも、ペン先が画面に吸い付くような適度な摩擦感が生まれ、まるで上質な紙にペンを走らせているかのような、リアルな書き心地を実現していました。4,096段階の筆圧検知も非常に繊細で、イラスト制作時に線の強弱を思い通りに表現できます。
機能面での最大の進化は、ペン本体に搭載された
物理ショートカットボタンです。前モデルの側面をダブルタップする方式と比べ、物理ボタンはより確実で直感的に操作できます。メモアプリでノートを取りながら、ボタンをワンタップして消しゴムに切り替え、長押しで重要な部分をスクリーンショットで保存する、という一連の動作が非常にスムーズでした。スリープ状態の画面をペンでタップすれば即座にメモが起動する機能も健在で、アイデアを逃さず書き留められます。
ノートPCに迫る快適さ、AI機能もワンタッチで起動するSmart Keyboard
OPPO Pad 3 Smart Keyboardは、タブレットを本格的な生産性ツールへと昇華させます。Pogo Pinによる接続方式は前モデルから引き継がれており、Bluetoothペアリングや個別充電の手間なく、タブレットを装着するだけで瞬時に使用可能です。1.5mmのキーストロークは心地よい打鍵感で、長文のタイピングも快適でした。
このキーボードの真骨頂は、新たに追加された独立AIキーとNFC機能です。文章作成中に行き詰まった際、AIキーをワンタッチするだけでAIアシスタントが起動し、文章のリライトやアイデア出しを手伝ってくれます。また、キーボードのNFCエリアに手持ちのOPPOスマートフォンをかざすだけで、写真やファイルを瞬時に転送できる機能は、デバイス間の連携を劇的にスムーズにしてくれました。これらは、OPPO Pad 2のキーボードにはなかった、明確な進化点です。
シンプルさと機能性を追求したSmart Case
キーボードが不要なユーザーには、OPPO Pad 3 Smart Caseが最適です。マグネットで簡単に装着でき、本体を傷や汚れからしっかりと保護します。カバーを開けばスリープが解除され、閉じればスリープ状態になる機能は、バッテリーの節約にも貢献します。動画視聴やビデオ通話に便利な2段階の角度調整スタンド機能も備えており、シンプルながらタブレットの使い勝手を大きく向上させてくれる、必要十分なアクセサリーです。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのペンとキーボード、ケース 仕様>
- OPPO Pencil 2:
- 特徴: 超低遅延、4,096段階筆圧検知、物理ショートカットボタン搭載
- ペン先: ソフトラバー素材
- 機能: ブラシ切り替え、スクリーンショット、スリープメモ起動など
- OPPO Pad 3 Smart Keyboard:
- 接続方式: Pogo Pinによる高速接続・給電
- キー仕様: 1.5mmキーストローク
- 特徴: 独立AIキー、NFCワンタッチ接続、120度スタンド機能
- 重量: 約430g
- OPPO Pad 3 Smart Case:
- 素材: PU素材
- 特徴: マグネット吸着式、オートスリープ/ウェイク機能、2段階スタンド機能
まとめ:ペンとキーボード
- OPPO Pencil 2: 新開発のソフトラバー製ペン先により、フィルム無しで紙に近い書き心地を実現。物理ショートカットボタンの追加で操作性が劇的に向上した。
- Smart Keyboard: 快適なタイピングに加え、新たに搭載された独立AIキーとNFCファイル転送機能が、生産性を新たなレベルへと引き上げる。
- 前モデルからの進化: アクセサリー群は単なるマイナーチェンジではなく、Pencil 2の物理ボタンやKeyboardのAI/NFC機能など、ユーザーの利便性を大きく向上させる機能が追加されたメジャーアップデートと言える。
- 総合的な使用感: これらの専用アクセサリーを組み合わせることで、OPPO Pad 3は単なるコンテンツ消費デバイスから、本格的な創造・生産活動を支える万能ツールへと変貌する。
カメラ性能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~AIが補う、実用十分な撮影体験~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのカメラ性能に焦点を当て、その実用性を検証します。前モデルOPPO Pad 2からのスペック変更点や、それを補うAI写真編集機能の魅力について、実際の撮影体験を交えながら詳しくレビューしていきます。
日常を記録するには十分なカメラ構成
OPPO Pad 3は、背面のメインカメラと前面のインカメラ、いずれも約800万画素(F値2.0)のシングルカメラ構成です。注目すべきは、前モデルOPPO Pad 2の背面カメラが約1300万画素だったのに対し、画素数がスペックダウンしている点です。タブレットのカメラの主な用途がビデオ会議や書類のスキャン、日常の記録撮影であることを考えれば、これは実用性を重視した上での判断なのかもしれません。
カメラの真価を引き出す、多彩な撮影モード
OPPO Pad 3のカメラアプリには、日常の様々なシーンで役立つ撮影モードが搭載されています。アウトカメラとインカメラ共通で使える「パノラマ」モードでは広大な風景を、「タイムラプス」モードでは時間の流れを圧縮したユニークな動画を撮影できます。また、顔を認識してアニメーションなどを追加する「ステッカー」機能は、ビデオ通話やメッセージアプリで、コミュニケーションをより楽しく彩ってくれます。
インカメラには、人物撮影に特化した「自撮り」モードも用意されています。そして、特に実用性が高いと感じたのが、アウトカメラ専用の「ドックスキャナー」モードです。会議で配布された資料にカメラを向けるだけで、アプリが自動で書類の範囲を認識し、歪みや影を補正して、くっきりとデジタル化してくれます。これらの基本的な撮影モードが、タブレットとしてのカメラの実用性をしっかりと支えています。
実際の撮影体験
実際にOPPO Pad 3を手に、室内のデスクにあるコーヒーカップを撮影してみました。スマートフォンのハイエンドモデルと比較すると、カップの質感やコーヒーの豊かな色の深みといった点では見劣りしますが、SNSに投稿したり、デザインの参考として記録したりするには十分な画質です。まさに「必要最低限にして、必要十分」という印象でした。オートフォーカスもカップに素早く合焦し、記録用途としてストレスを感じることはありません。
また、ビデオ会議では、横向きにした際に自然な画角になるよう配置されたインカメラが非常に使いやすく感じました。画質もクリアで、オンラインでのコミュニケーションに全く支障はありません。ただし、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていた、被写体を自動で追尾して中央に捉え続ける「センターフォーカス機能」が見当たらなかった点は、少し残念なポイントです。
4K対応の動画撮影性能
動画撮影は、最大4K/30fpsに対応しており、手ぶれ補正も有効です。実際に歩きながら撮影してみましたが、細かな揺れはしっかりと補正され、比較的安定した映像を記録できました。もちろん、本格的な映像制作には向きませんが、家族との思い出を記録したり、短いVlogを作成したりするには十分な性能と言えるでしょう。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのカメラ 仕様>
- アウトカメラ: 約800万画素 (F値2.0)、AF対応
- インカメラ: 約800万画素 (F値2.0)
- 撮影モード:
- アウトカメラ: 写真、動画、パノラマ、タイムプラス、ステッカー、ドックスキャナー
- インカメラ: 写真、動画、自撮り、パノラマ、タイムプラス、ステッカー
- 動画撮影(アウトカメラ): 4K/1080P/720P @30fps (ビデオズーム、手ぶれ補正対応)
- 動画撮影(インカメラ): 1080P/720P @30fps (手ぶれ補正対応)
まとめ:カメラ性能
- 基本性能:前モデルから画素数はダウンしたが、ビデオ会議や記録撮影といったタブレットの主な用途においては実用十分なレベル。
- 実用的な撮影モード:特に「ドックスキャナー」は書類のデジタル化に非常に便利で、タブレットとしての実用性を高めている。
- 前モデルとの比較:背面カメラの画素数が減少した点や、ビデオ会議で便利だった「センターフォーカス機能」が見当たらない点は惜しまれる。
- 総合評価:写真撮影そのもののクオリティよりも、ビデオ会議や書類スキャンといったタブレットならではの用途での利便性を重視したカメラ。
バッテリー持ちと充電:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~一日中使える安心感と、さらなる進化~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのバッテリー性能と充電機能について詳しくレビューします。前モデルOPPO Pad 2が誇った長時間駆動を維持しつつ、さらに賢く、長く使えるように進化した点を、実際の使用体験をもとに解き明かしていきます。
終日の利用も余裕、安心の大容量バッテリー
OPPO Pad 3は、前モデルOPPO Pad 2とほぼ同等である9,520mAhという大容量バッテリーを搭載しています。公称値では最大70日間の連続待機が可能とされており、スタンバイ時の電力消費が非常に少ないことも特徴です。
実際にウェブ閲覧や資料作成、動画再生などを連続して行ったテストでも、結果は非常に優秀でした。なんと、100%の状態からバッテリー残量20%になるまで、14時間51分も連続使用が可能だったのです。これは、同様のテストにおけるOPPO Pad 2の記録を上回るもので、丸一日ヘビーに使っても、翌日まで充電を気にせず使えるほどの安心感があります。
この優れたバッテリー持ちは、動画視聴時にも体感できました。実際に2時間の映画を鑑賞したところ、消費したバッテリーはわずか21%程度。単純計算で約9.5時間の連続動画再生が可能ということになり、長距離の移動でも退屈することはありません。
必要な時に素早く、賢く充電する67W SUPERVOOC™
充電性能も前モデルから引き継がれた強みです。OPPO独自の67W SUPERVOOC™フラッシュチャージに対応しており、大容量バッテリーを短時間で充電できます。実際にバッテリー残量30%の状態から充電を開始したところ、わずか50分ほどでほぼ満充電に近い状態まで回復しました。ただし、OPPO Pad 2と同様に、この急速充電の恩恵を最大限に受けるには、別売りの対応充電器が必要です。
また、OPPO Pad 3にはバッテリーの寿命を延ばすための賢い機能が搭載されています。充電を最大80%で停止させる「電荷制限」や、ユーザーの充電習慣を学習して過充電を防ぐ「スマート充電」機能です。これらの機能は、ワイヤレス充電には対応していないものの、長期的にタブレットを愛用したいユーザーにとっては非常に嬉しい配慮です。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのバッテリー 仕様>
- バッテリー容量: 9,520mAh
- 急速充電: 67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応
- 充電方式: USB Type-C
- ワイヤレス充電: 非対応
- その他: 電荷制限、スマート充電機能搭載
まとめ:バッテリー持ちと充電
- バッテリー持ち: 前モデル同等の9,520mAh大容量バッテリーを搭載し、連続使用テストで約15時間を記録するなど、終日の利用でも安心のスタミナを誇る。
- 充電速度: 67Wの急速充電に対応し、大容量ながら短時間での充電が可能(対応充電器は別売り)。
- バッテリーケア: 新たに搭載された電荷制限やスマート充電機能により、バッテリーの長寿命化が期待できる。
- 前モデルとの比較: バッテリー容量と充電速度は同等ながら、バッテリーを労わるインテリジェントな機能が追加され、より長く安心して使えるようになった点が進化点。
オーディオと通信性能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~没入感を深めるサウンドと、途切れない高速通信~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionのエンターテインメント体験と生産性を支える、オーディオと通信性能についてレビューします。前モデルOPPO Pad 2の優れた性能をベースに、サウンドと接続性がどのように進化したのか、または変化したのかを、具体的な使用感を交えて解説します。
独自のHolo Audioが創り出す、映画館のような音響体験
OPPO Pad 3は、前モデルと同様に本体の左右に合計4基のクアッドスピーカーを搭載していますが、その音響体験は独自の「Holo Audio」技術によって新たな次元へと進化しました。実際にNetflixで映画を鑑賞したところ、その効果は絶大で、効果音やBGMが前後左右から聞こえてくるような感覚は、まさに映画館の臨場感そのものです。音の広がりと解像感はタブレットとしてはトップクラスで、エンターテインメント体験を格段に向上させてくれます。
この没入感の要となっているのが、力強い低音域です。前モデルOPPO Pad 2譲りのインパクトのある低音は健在で、音楽や映画に迫力をもたらします。一方で、全体のバランスとしては低音が強調されているため、高音域はやや控えめな印象を受けました。ボーカルや楽器の音はそれぞれが分離して聞こえるため解像感は高いものの、突き抜けるようなクリアさよりは、全体の調和と迫力を重視したチューニングと言えるでしょう。また、音量は非常に大きくできますが、最大近くまで上げると音がややクリアさを失い、本体背面が振動するのが少し気になりました。
高音質コーデック対応で、妥協のないワイヤレスサウンド
OPPO Pad 3は、ワイヤレスでのオーディオ体験にも妥協がありません。Bluetoothのバージョンは、前モデルOPPO Pad 2の5.3から最新の5.4へとアップグレードされています。
最大の魅力は、LDACやLHDCといった高音質コーデックに対応している点です。実際にLDAC対応のワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみたところ、ハイレゾ音源の繊細なディテールまでクリアに再現され、有線接続に迫る高品位なサウンドを楽しめました。動画視聴時の音ズレもほとんど感じられず、快適なワイヤレス環境を実現しています。
最新規格に対応し、安定した高速通信を実現
通信性能も現代のニーズに合わせて最適化されています。Wi-Fiは最新規格に近いWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応しており、自宅のWi-Fi 6ルーター環境では、4K動画のストリーミング再生や大容量データのダウンロードも非常にスムーズでした。あるレビューでは、Wi-Fi 6Eに接続し2402Mbpsというリンク速度が確認されており、そのポテンシャルの高さが伺えます。
ただし、注意すべき変更点もあります。本機はSIMカードに対応しないWi-Fi専用モデルである点は前モデルと同様ですが、位置情報測位機能が大きく異なります。OPPO Pad 2がGPSやGLONASSなど複数の衛星測位システム(GNSS)に対応していたのに対し、OPPO Pad 3はWi-Fiネットワークを利用した測位のみとなっています。これにより、カーナビのような単独での正確なナビゲーション用途には向かなくなりました。
<OPPO Pad 3 Matte Display Editionのオーディオ・通信性能 仕様>
- オーディオ: クアッドスピーカー、Holo Audio搭載
- イヤホンジャック: なし (USB Type-C経由)
- Wi-Fi: Wi-Fi 6 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)
- Bluetooth: バージョン5.4
- 対応コーデック: SBC, AAC, LHDC, LDAC, aptX, aptX HD
- 位置情報: Wi-Fi測位
- SIM対応: 非対応 (Wi-Fiモデルのみ)
まとめ:オーディオと通信性能
- サウンド: 新たに独自の「Holo Audio」を搭載し、前モデル以上に立体的で没入感のある音響体験を実現。
- ワイヤレス接続: 最新のBluetooth 5.4と高速なWi-Fi 6に対応し、安定したワイヤレス環境を提供。
- 前モデルとの変更点: 映像出力に新たに対応し生産性が向上した一方で、GPS機能が省略されナビゲーション用途には不向きになるという、明確なトレードオフが存在する。
- 総合評価: 室内でのエンターテインメントや生産性を最大限に高めることに特化し、一部の屋外での携帯機能と引き換えに、より洗練されたオーディオ・ビジュアル体験を提供する。
OSと機能:OPPO Pad 3 Matte Display Edition~生産性を飛躍させる、進化した連携と操作性~
ここでは、OPPO Pad 3 Matte Display Editionの使いやすさの核となるOSと、その多彩な機能について詳しくレビューします。最新OSによる快適な操作性に加え、前モデルOPPO Pad 2から最も進化したデバイス連携機能が、日々の生産性をどのように変えるのか、具体的な使用感を交えながらその実力に迫ります。
タブレットに最適化された、直感的で美しいUI
OPPO Pad 3には最新のAndroid 15をベースにしたColorOS 15が搭載されており、そのUIはタブレットでの使いやすさを徹底的に追求しています。全体的に洗練されたデザインで、初めてOPPO製品に触れるユーザーでも直感的に操作できる分かりやすさが魅力です。
例えば、画面上部からスワイプダウンすると、左側にWi-Fiや明るさなどを調整するクイック設定、右側に通知が分離して表示されるため、情報を瞬時に把握し、操作できます。この表示方法は、設定で一体型に変更することも可能です。また、設定画面は常にメニューが左側に固定された2ペイン表示になっており、これは本体を縦向きにしても維持されます。これにより、項目の移動と設定の変更がスムーズに行え、大画面を有効に活用していると感じました。
長期サポートが約束する、5年間の快適さ
OPPO Pad 3は、TÜV SÜDの「60か月Aクラス流動性認証」を取得しています。これは、5年間にわたってスムーズな操作感が持続することを第三者機関が認証したもので、長期的なソフトウェアアップデートと快適な使用体験が期待できます。前モデルOPPO Pad 2も手厚いアップデートが評価されていましたが、それをさらに明確な形で保証したことは、長く安心して使えるデバイスを求めるユーザーにとって大きな魅力です。
デバイスの垣根を超える、シームレスな連携機能
本機の最大の進化点は、デバイス間の連携機能で、特に画期的なのが「O+ Connect」機能です。これまでAndroidタブレットとiOSデバイス間のファイル共有は手間がかかるものでしたが、この機能を使えば、iPhoneで撮影した写真をタップ操作だけでOPPO Pad 3に転送し、大画面で編集するといった作業が驚くほどスムーズに行えました。
もちろん、OPPO製スマートフォンとの連携はさらに強力です。スマートフォンの画面をタブレット上に表示して操作したり、ファイルをドラッグ&ドロップで簡単に転送したりできます。これにより、スマートフォンに来た通知をタブレットで確認し、そのまま返信するといった一連の動作が、デバイスを持ち替えることなく完結します。これらの連携機能は、OPPO Pad 2にはなかった、生産性を飛躍的に向上させる本機ならではの強みです。
大画面を最大限に活かす、効率的なマルチタスク
7:5という独特な画面比率は、マルチタスク機能と組み合わせることで真価を発揮します。画面を2つ、あるいは3つに分割して複数のアプリを同時に表示できる「マルチウィンドウビュー」は、前モデルから引き継がれた便利な機能です。実際に、ビデオ会議に参加しながら画面の片側でメモを取り、もう一方で参考資料を表示するという使い方を試しましたが、PCのように効率的な作業が可能でした。大画面と広い表示領域を持つ本機だからこそ、このマルチタスク機能がより一層活きてくると感じました。
スピーディーで確実な生体認証
セキュリティ面では、インカメラによる顔認証に対応しています。ロック解除の速度・精度ともに良好で、ストレスを感じることはありませんでした。ただし、前モデルOPPO Pad 2と同様に指紋認証には非対応です。マスクをしている場面など、顔認証が使いにくい状況もあるため、指紋認証も搭載されていれば、さらに利便性が高まったと感じました。
<OPPO Pad 3 Matte Display EditionのOS・機能 仕様>
- OS: ColorOS 15 (Android 15ベース)
- マルチタスク: マルチウィンドウビュー (2〜3画面分割)、フローティングウィンドウ
- デバイス連携:
- O+ Connect (iOSデバイスとのファイル共有)
- OPPOデバイス間での画面共有、ファイル転送
- 生体認証: 顔認証
- サポート: TÜV SÜD 60か月Aクラス流動性認証 (5年間のスムーズな操作を保証)
まとめ:OSと機能
- OSとサポート: 最新のAndroid 15を搭載し、5年間の快適な動作が認証されており、長期的に安心して使用できる。
- デバイス連携: 前モデルにはなかった「O+ Connect」によるiOSデバイスとの連携が最大の進化点であり、生産性を劇的に向上させる。
- マルチタスク: 7:5の大画面を活かしたマルチウィンドウビューは健在で、PCライクな効率的な作業を実現。
- セキュリティ: 高速な顔認証は便利だが、前モデル同様に指紋認証が非搭載な点は、利用シーンによっては惜しいポイント。
OPPO Pad 3 と OPPO Pad 2の違い:スペック比較
OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、前モデルOPPO Pad 2からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、その違いを詳しく解説します。
OS とアップデート保証
- OPPO Pad 3: ColorOS 15 (Android 15ベース) / 5年間のスムーズな動作を保証 (TÜV SÜD認証)
- OPPO Pad 2: ColorOS 13 (Android 13ベース) / 3回のOSアップデートと4年間のセキュリティ更新 (グローバル版情報)
- 違い:OPPO Pad 3はより新しいOSをプリインストールし、第三者機関による長期的な動作保証が付いているため、安心して長く使えます。
ディスプレイ
- OPPO Pad 3: 約11.6インチ LCD (LTPS)、解像度2,800 x 2,000、マット仕上げ、最大輝度700nit
- OPPO Pad 2: 約11.6インチ LCD (LTPS)、解像度2,800 x 2,000、光沢仕上げ、最大輝度500nit
- 違い:最大の特徴は、OPPO Pad 3に採用されたマットディスプレイです。これにより光の反射が大幅に抑えられ、屋外での視認性も最大輝度の向上と相まって格段に良くなっています。
プロセッサ (SoC)
- OPPO Pad 3: MediaTek Dimensity 8350
- OPPO Pad 2: MediaTek Dimensity 9000
- 違い:OPPO Pad 3は新世代のプレミアムミドルレンジSoCを搭載し、特にAI処理性能が強化されています。総合的な処理能力ではOPPO Pad 2を上回るベンチマークスコアも記録されています。
メモリ (RAM) / ストレージ
- OPPO Pad 3: 8GB (LPDDR5X) / 256GB (UFS 4.0)
- OPPO Pad 2: 8GB (LPDDR5) / 256GB (UFS 3.1)
- 違い:OPPO Pad 3は、より高速な規格であるLPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージを採用しており、アプリの起動やファイルの読み書き速度が向上しています。
AI機能 / O+ Connect
- OPPO Pad 3: 搭載 (文章要約、翻訳、写真編集など)、O+ Connect対応 (iOSデバイスと連携)
- OPPO Pad 2: 非搭載、非対応
- 違い:AI機能の有無が最大の進化点です。また、iPhoneユーザーにとって嬉しいO+ ConnectもOPPO Pad 3独自の機能です。
カメラ (背面)
- OPPO Pad 3: 約800万画素 (F値2.0)
- OPPO Pad 2: 約1300万画素 (F値2.2)
- 違い:OPPO Pad 3は背面カメラの画素数がスペックダウンしています。AIによる補正機能で画質をカバーする思想と見られます。
オーディオ
- OPPO Pad 3: クアッドスピーカー、Holo Audio
- OPPO Pad 2: クアッドスピーカー、Dolby Atmos
- 違い:OPPO Pad 3は独自のHolo Audio技術を搭載し、より立体的で没入感のあるサウンド体験を目指しています。
接続性
- OPPO Pad 3: Bluetooth 5.4、映像出力対応、Wi-Fi測位
- OPPO Pad 2: Bluetooth 5.3、映像出力非対応、GPS/GNSS対応
- 違い:OPPO Pad 3はBluetoothのバージョンが新しくなり、USB-Cからの映像出力に対応した一方で、GPS機能が省略されるという明確なトレードオフがあります。
サイズ / 重量 / カラー
- OPPO Pad 3: 約6.3mm / 約536g / シルバー
- OPPO Pad 2: 約6.6mm / 約552g / グレー、ゴールド
- 違い:OPPO Pad 3はより薄く、軽くなっており、携帯性が向上しています。カラーバリエーションも変更されました。
耐久性
- OPPO Pad 3: 高い剛性を持つ金属ボディ
- OPPO Pad 2: 高品質な金属ボディ
- 違い:両モデルともに堅牢な作りですが、OPPO Pad 3はさらに薄型化を実現しながら剛性を維持しています。どちらも公式な防水防塵性能はありません。
まとめ
OPPO Pad 3は、OPPO Pad 2の高品質なディスプレイやデザインを継承しつつ、「見る・書く・創る」という体験を深化させる方向に正統進化したモデルです。革新的なマットディスプレイと強力なAI機能、そしてiOSデバイスとの連携は、これまでのAndroidタブレットの常識を覆すほどの魅力を持っています。
一方で、GPS機能の省略やカメラのスペックダウンといった割り切りも見られます。これは、本機が万能型を目指すのではなく、「生産性と創造性の向上」という明確なコンセプトのもとに開発されたことの表れと言えるでしょう。どちらのモデルが最適かは、ユーザーがタブレットに何を求めるかによって変わってきます。
OPPO Pad 3 Matte Display Editionのメリット・デメリット
OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、多くの魅力的な特徴を持つ一方で、特定のトレードオフも存在する個性的なタブレットです。ここでは、前モデルや他の競合タブレットと比較しながら、その長所と弱点を詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:唯一無二の「マットディスプレイ」による圧倒的な見やすさ
最大のメリットは、光の反射を97%も抑えるマットディスプレイです。これにより、OPPO Pad 2やXiaomi Pad 7、iPad Air (M3) といった光沢ディスプレイのタブレットでは避けられない、照明や自分の顔の映り込みがほとんどありません 。日中の明るい場所でも紙の書籍のように快適に読書ができ、目の疲れを大幅に軽減してくれます。
メリット2:進化したAI機能とiOSデバイスとの連携
前モデルOPPO Pad 2にはなかった、強力なAI機能が多数搭載されています 。文章の要約や翻訳、AI消しゴムによる写真編集は、日々の作業を劇的に効率化します。さらに「O+ Connect」機能により、これまで難しかったiPhoneやiPadとのファイル共有が簡単に行える点は、Xiaomi Pad 7やLenovo Yoga Tab Plusにはない、大きなアドバンテージです。
メリット3:驚異的な薄さと高級感のあるデザイン
厚さわずか6.3mmというスリムな金属製のボディは、所有する喜びを感じさせます。これはOPPO Pad 2の約6.5mmやLenovo Yoga Tab Plusの6.7mmよりも薄く、Xiaomi Pad 7の6.18mmに迫る薄さです。薄型ながら高い剛性を備えており、デザインと携帯性の両面で非常に優れています。
メリット4:5年間の快適動作を保証する長期サポート
TÜV SÜDの「60か月Aクラス流動性認証」を取得しており、5年間にわたってスムーズな操作感が持続することが保証されています。これは、Lenovo Yoga Tab Plusが2回のOSアップグレードと4年間のセキュリティパッチを約束しているのと同様に、長く安心して使えるという大きなメリットです。
メリット5:生産性を高める高機能な専用アクセサリー
本機の真価は、別売りの専用アクセサリーによってさらに引き出されます。特に「OPPO Pencil 2」は、ペン先が滑りにくいソフトラバー素材に改良され、新たに物理ショートカットボタンを搭載。これにより、前モデルのペンよりも紙に近い書き心地と確実な操作性を実現しています。また、「Smart Keyboard」には独立したAIキーやNFCファイル転送機能が追加され、生産性が飛躍的に向上しました。
【デメリット】
デメリット1:GPS機能の省略
OPPO Pad 3は、前モデルOPPO Pad 2に搭載されていたGPS/GNSS機能を搭載しておらず、Wi-Fi測位のみとなっています。これにより、カーナビのようなスタンドアロンでの正確なナビゲーション用途には使えなくなりました。これは、Wi-Fi + CellularモデルでGPSに対応するiPad Air (M3)と比べると、屋外での利用シーンが限られる弱点です。
デメリット2:指紋認証の非搭載
生体認証は顔認証のみで、指紋認証には対応していません。マスク着用時など、顔認証が使いにくい場面があることを考えると、トップボタンにTouch IDを内蔵するiPad Air (M3)や、指紋センサーを搭載するLenovo Yoga Tab Plusに比べて利便性で劣る点です。
デメリット3:カメラ性能のスペックダウン
背面のメインカメラは800万画素であり、これはOPPO Pad 2やXiaomi Pad 7、Lenovo Yoga Tab Plusに搭載されている1300万画素カメラよりも画素数が低くなっています。AIによる補正機能は強力ですが、ハードウェア自体の性能を重視するユーザーには物足りないかもしれません。
デメリット4:ストレージ拡張性とワイヤレス充電の非対応
多くのプレミアムタブレットと同様に、microSDカードスロットを搭載していないため、ストレージの拡張はできません。また、ワイヤレス充電にも対応していないため、充電はUSB Type-Cポートで行う必要があります。
OPPO Pad 3 Matte Display Editionのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 約11.6インチ LCD (LTPS)、2,800 x 2,000、リフレッシュレート最大144Hz
- プロセッサ: MediaTek Dimensity 8350
- GPU: Arm Mali-G615 MC6
- RAM(メモリ): 8GB (LPDDR5X)
- ストレージ: 256GB (UFS 4.0)
- バッテリー: 9520 mAh
- 駆動時間: 連続待機時間は最大70日間
- 充電: 67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応 (充電器は別売り)
- 背面カメラ: 約800万画素 (F値2.0)
- 前面カメラ: 約800万画素 (F値2.0)
- ワイヤレス通信: Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 、Bluetooth 5.4
- インターフェース: USB Type-C
- センサー: 光センサー、色温度センサー、重力センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、ステップカウント機能
- スピーカー: クアッドスピーカー
- オーディオ: Holo Audio、対応コーデック: SBC, AAC, LHDC, LDAC
- スタイラスペン: OPPO Pencil 2 (別売り)
- キーボード: OPPO Pad 3 Smart Keyboard (別売り)
- 機能: AI機能 (ドキュメント要約・翻訳、写真編集など) 、O+ Connect 、マルチウィンドウビュー
- アプリ: O+ ConnectアプリをiPhoneやiPadにインストールすることでファイル共有が可能
- 生体認証: 顔認証
- 筐体: ミレニアムシルバーカラーに高級感のあるブラッシュ仕上げ
- OS: ColorOS 15 (based on Android™ 15)
- サイズ: 約258mm x 約189mm x 約6.3mm
- 重量: 約536g
- カラー: シルバー
- 付属品: クイックガイド、安全ガイド、USB Type-C データケーブル、マイクロファイバー・ポリッシング・クロス
OPPO Pad 3 Matte Display Editionの評価
8つの基準で「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
光の反射を97%抑えるマットディスプレイは革新的で、屋内・屋外を問わずあらゆる環境で抜群の見やすさを実現しています。
スペック:★★★★☆
最新のSoCとUFS 4.0ストレージにより、日常使いからクリエイティブな作業まで非常に快適です。ただ、前モデルよりGPU性能が若干劣る点と、RAMが8GBである点は惜しまれます。
デザイン:★★★★★
6.3mmという驚異的な薄さと、高級感のある金属製のボディは、所有する満足感を満たしてくれます。前モデルのデザイン言語を継承しつつ、より洗練されました。
耐久性:★★★☆☆
薄型ながら高い剛性を備えていますが、公式な防水防塵性能がないため、使用シーンが限られます。タフな環境での利用には注意が必要です。
通信:★★★☆☆
Wi-Fi 6やBluetooth 5.4など最新規格に対応している点は優秀です。しかし、前モデルに搭載されていたGPS機能が省略されたのは大きなマイナスポイントです。
機能:★★★★★
前モデルにはなかったAIによる文章作成支援や画像編集機能、さらにiOSデバイスとも連携できる「O+ Connect」の搭載は、このタブレットの価値を大きく高めています。
使いやすさ:★★★★☆
タブレットに最適化されたOSは直感的で、5年間の快適動作保証も安心です。ただし、指紋認証が非搭載である点は、利用シーンによっては不便に感じるかもしれません。
価格:★★★☆☆
79,800円という価格は、その性能と質感を考えれば妥当ですが、絶対的な金額としては高価です。急速充電器が別売りである点も考慮すると、コストパフォーマンスは中程度と言えます。
【総評】 ★★★★☆
まさに「書を読み、事を成す」ためのタブレット
OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、特定の目的に対して非常に高い価値を提供する、個性的で魅力的なタブレットです。最大の魅力は、その名の通りの「マットディスプレイ」。これにより、従来のタブレットが苦手としていた、明るい場所での映り込みという長年の課題をほぼ完璧に解決しています。電子書籍を紙の本を読むように楽しんだり、屋外で資料を確認したりといった用途では、他のどのタブレットよりも優れた体験を提供してくれるでしょう。
前モデルOPPO Pad 2が築いた「白銀比ディスプレイ」や「高品質なデザイン」といった美点はそのままに、新たに強力なAI機能を搭載したことで、単なるコンテンツ消費デバイスから、創造性と生産性を支援する「スマートデバイス」へと明確な進化を遂げました。特に、これまでAndroidの弱点とされてきたiOSデバイスとの連携を可能にする「O+ Connect」は、多くのユーザーにとって福音となるはずです。
専用アクセサリーが真価を引き出す
このタブレットの真価は、専用アクセサリーと組み合わせることで最大限に引き出されます。特に「OPPO Pencil 2」は、ペン先が滑りにくいソフトラバー素材に改良され、物理的なショートカットボタンが追加されたことで、前モデルのペンとは比較にならないほど快適な書き心地と操作性を実現しています。また、「Smart Keyboard」に搭載された独立AIキーやNFCファイル転送機能は、生産性を飛躍的に向上させる強力な武器となります。
進化と引き換えに失われたもの
しかし、この進化は万能ではありません。最も大きな変更点は、OPPO Pad 2に搭載されていたGPS機能が省略されたことです。これにより、OPPO Pad 3はカーナビのようなスタンドアロンでのナビゲーション用途には使えなくなりました。これは、本機が「屋外での活動」全般ではなく、「室内外を問わず、落ち着いた環境で集中して作業するためのデバイス」へとコンセプトを先鋭化させた結果と言えるでしょう。
また、背面カメラの画素数ダウンや指紋認証の非搭載など、細かな点でコストと性能のバランスを取った部分も見受けられます。79,800円という価格を考えると、全てにおいて完璧を求めるユーザーには、物足りない点があるかもしれません。
どんな人に最適か
OPPO Pad 3 Matte Display Editionは、タブレットに「最高の読書体験」と「効率的な作業環境」を求める人に最適です。画面の映り込みによる目の疲れを軽減したい学生やビジネスパーソン、紙に近い感覚でイラストやメモを取りたいクリエイター、そしてiPhoneユーザーでありながら高性能なAndroidタブレットでシームレスな連携を求めている人には、他のタブレットにはない、特別な価値を与えてくれます。これらの特徴に魅力を感じ、弱点が許容できるのであれば、ぜひ購入を検討してみてください。
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OPPO Pad 3 Matte Display Editionの価格・購入先
※価格は2025/09/09に調査したものです。価格は変動します。
※2025年6月26日(木)に発売開始。6月19日(木)から予約販売を開始しました。
OPPO公式オンラインショップ
79,800円(税込)で販売されています。
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おすすめのライバル機種と価格を比較
「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Galaxy Tab S10 Lite
Samsungから発売された10.9インチのタブレットです(2025年9月19日 発売)。
Android 15(One UI)、Exynos 1380、6GB メモリ、TFT液晶、128GBストレージ、8,000mAhバッテリー、背面8MPカメラ、前面5MPカメラ、microSDカードスロットを搭載しています。
また、Sペン対応(付属品)、AI機能(Galaxy AIキー、AI消しゴム、かこって検索、数式ソルバー、Bixby、Google Gemini)、最大2TBまでのストレージ拡張、25W 急速充電、デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)に対応。
キーボード(別売・Book Cover Keyboard、Book Cover Keyboard Slim)、リフレッシュレート 最大90Hz、「RAM Plus」機能、DeXモード、フルHDの動画撮影(1920 x 1080 px、@30fps)、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。
価格は、楽天市場で49,830円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,470円、米国 Amazon.comで$419.99、です。
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nubia Pad Pro
nubiaから発売された10.9インチのタブレットです(2025年9月 発売)。
MyOS 15.0 (Android 15)、Qualcomm Snapdragon® 8 Gen 3、8GB/12GB/16GB LPDDR5X メモリ、10.9インチ TFT液晶 (2880×1800, 144Hz)、256GB/512GB UFS 4.0 ストレージ、10,100 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面20MPカメラ、3マイクアレイ (AI音声最適化、ノイズ低減機能)を搭載しています。
また、DisplayPort映像出力、ゲーム機能(Nebulaパフォーマンス制御エンジン、フローティングウィンドウ、パフォーマンス設定、仮想ジョイスティック)、6層冷却システム、AI音声最適化、充電分離(バイパス充電)機能に対応。
66W高速充電、クアッドスピーカー、DTS:X® Ultra サウンド、無線映像出力「SmartCast」(Windows PCのみ対応)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 3.2、OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。
価格は、nubia ストアで69,800円(税込)、AliExpressで85,936円、です。
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OPPO Pad 2
OPPOから発売された11.61インチのタブレットです(2023年3月に発売)。
Android 13ベースのColorOS 13.1、Mediatek Dimensity 9000、12GB LPDDR5xメモリ、解像度2000 x 2800 pxのLTPS液晶、256GB/512GB UFS 3.1ストレージ、9510mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、67W急速充電(スーパーフラッシュ充電)、クアッドスピーカー、Dolby Atmosサウンド、筆圧4096段階のOPPO Pencil、スマートタッチキーボード、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、Wi-Fi 6 (a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、楽天市場で62,820円(送料無料)、ヤフーショッピングで58,590円(送料無料)、です。
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Xiaomi Pad 7
Xiaomiから発売された11.2インチのタブレットです(2025年3月13日 発売)。
Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform、8GB LPDDR5X メモリ、3.2Kの11.2インチ 液晶(3200×2136)、128GB/256GB UFS 3.1/4.0ストレージ、8850 mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。
また、Xiaomi HyperAI(AI音声/アート/電卓/文章生成)、Google Gemini連携、Xiaomi HyperConnect、ワークステーションモード、最大144Hz 可変リフレッシュレート、45W ターボチャージ、クアッドスピーカー(200%音量アップ)、Dolby Atmosサウンド、Miracast対応映像出力、
Xiaomi フォーカスペン対応 (低遅延, 8192段階筆圧感知, 別売)、Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード対応 (フローティング, ヒンジ, 無段階調整, バックライト, タッチパッド, 別売)、USB Type-C 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、に対応しています。
価格は、Amazonで54,980円(税込)、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,800円、AliExpressで48,455円、米国 Amazon.comで$386.00、です。
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Lenovo Yoga Tab Plus
Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 発売)。
Android 14(2回のメジャー OS アップグレード)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、16GB LPDDR5X メモリ、3K液晶(2944 x 1840)、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、背面13MP + 2MP の2眼カメラ、前面13MP フロントカメラを搭載しています。
また、Lenovo AI Now、共有機能(クロスコントロール、共有ハブ、デバイス連携)、Harman Kardonの6つのスピーカー、ドルビー・アトモス、デュアルマイク、DP映像出力、Miracast、144Hzのリフレッシュレート、45W急速充電、Lenovo Tab Pen Pro(付属)、専用のキーボードパック(別売)、USB 3.2 Type-C ポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで89,980円(税込)、楽天市場で94,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで94,800円、です。
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iPad Air(M3)
Appleから発売された11インチ/13インチのタブレットです(2025年3月12日 発売)。
iPadOS 18、Apple M3チップ、8GBメモリ、128GB/256GB/512GB/1TBストレージ、11インチ: 28.93Whバッテリー/13インチ: 36.59Whバッテリー (リチャージャブルリチウムポリマーバッテリー、最大10時間駆動)、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラを搭載しています。
また、Apple Intelligence、Apple Pencil (第2世代/USB-C※別売)、Apple Pencil Pro(別売)、Magic Keyboard (別売) 、Apple Pay、音声操作 Siri、Smart Connector、Touch ID(指紋認証)、20W USB-C電源アダプタ(同梱)、USB-Cポート (充電, DisplayPort映像出力, 最大10Gb/s)、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Cellularモデル: 5G (sub-6 GHz)、ギガビットLTE、に対応しています。
価格は、Amazonで98,800円~(税込)楽天市場で86,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで85,120円(送料無料)、です。
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