「最高の性能をもつスマートウォッチを使いたい。」そんな人に最適なのがサムスンの「Galaxy Watch Ultra」です。高い耐久性や歴代 最長の駆動時間で、標準版「Galaxy Watch7」よりも快適に使用できます。
今回の記事では、標準版との違いが明確になるように7つ点に注目して解説しています。
- 防水防塵
- 耐久性
- バッテリー・充電
- ボタン・操作
- ディスプレイ
- バンド
- デザイン(サイズ・重量)
また、AI機能をはじめとした標準版「Galaxy Watch7」と共通のメリットも紹介!購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「Galaxy Watch Ultra」が発売!
2024年7月31日、日本で韓国 サムスン電子の新製品「Galaxy Watch Ultra」(ギャラクシーウォッチ ウルトラ)が発売されます。
Wear OS 5とOne UI 6 Watchを搭載したハイエンドなスマートウォッチです。
サムスンからは同時期に「Galaxy Watch7」(ギャラクシーウォッチ 7)が発売されます。
このスマートウォッチは、2023年8月に発売された「Galaxy Watch6 / Classic」にはなかったAI機能が搭載されたことで注目されています。
新モデルは同じAI機能を備えつつ、より高い耐久性を備えています。
また、血糖値上昇や老化につながる「AGEs」も測定できることで、話題になっています。
もちろん、電子マネー決済のSuica対応でFelicaによる電子マネー決済も利用できますよ。
それでは早速どんなスマートウォッチなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ: Galaxy Watch Ultra(ギャラクシーウォッチウルトラ)LTE 47mm Titanium Gray | Samsung Japan 公式
「Galaxy Watch Ultra」で血糖値は測定できるか?
「Galaxy Watch Ultra」が発売される前、いくつかのニュースサイトなどで「Galaxy Watch Ultra」で血糖値が測れるという報道がありました。
「Appleの対抗機種としてとうとう血糖値が測れる時代が来た!」なとど大げさに誇張されたサイトもありました。
しかし、実際は「血糖値そのもの」を測定することはできません。
よく調べてみると、サムスンが「Galaxy Watch Ultra」で搭載したのは
血糖値上昇や老化につながる「AGEs」測定機能でした。
「AGEs」とは「老化物質」の一つで、食事などで過剰に摂取した糖とヒトのカラダを主に構成しているタンパク質が結びつくことで体内に生成されます。
また、「AGEs」は血糖値が高いとその量が増加するという特徴を持っています。
つまり、「AGEs」の量を利用すれば、おおよその血糖値も分かるというわけです。
しかし、注意しなければならないのは、「AGEs」はあくまで老化物質の量を調べるときに使うもので、
血糖値を測定することを目的としてはいません。
つまり、血糖値の正確な量を測るのではなく、「AGEs」をもとに推測した大まかな値を出すにすぎないのです。
したがって、「Galaxy Watch Ultra」で「血糖値は測定できる」というのは誤りです。
正確には、「おおよその血糖値を推測できる」と表現した方がいいです。
こうした値は医療目的で使用できるほど正確ではないので、あくまで大まかな指標にすぎないということに注意しましょう。
違い1:IP68防水防塵と10気圧防水に対応・ダイビングでも使える
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はIP68防水防塵に加えて10気圧防水(100mm防水)に対応しています。
10気圧防水とは、水深100mまでの水圧に耐えられることを意味しています。
具体的には主に空気ボンベを使用しない「素潜り」や「潜水」などの「スキンダイビング」(自分の息だけで潜水)で使用できます。
また、IP68の防水防塵は、防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」であることを表しています。
具体的には、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。
一方、標準版「Galaxy Watch7」はIP68防水防塵と5気圧防水に対応していました。
5気圧防水とは水深50mまでの水圧に耐えられることを意味し、屋内の水泳(プール)で使用できます。
新モデルは前モデルよりも高い防水性能を持ち、ダイビングなどのマリンスポーツでも使用できるように改善されています。
<防水防塵の仕様を比較>
標準版「Galaxy Watch7」・・・IP68防水防塵と5気圧防水
上位版「Galaxy Watch Ultra」・・・IP68防水防塵と10気圧防水
廉価版「Galaxy Watch FE」・・・IP68防水防塵と5気圧防水
違い2:落下の衝撃に耐えるクッション設計を採用・高度 9,000mにも耐えられる
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はMIL-STD-810Hに準拠した高い耐久性能を備えています。
具体的にはチタン素材とクッション設計を採用し、落下の衝撃に耐えられるようになっています。
また、-20℃~55℃の過酷な環境下(砂漠地帯や寒冷地など)でも使用できる高い耐寒耐熱性能も備えています。
そのほか、登山などで高度 9,000mに耐える耐久性も備えています。
違い3:最長 100時間の長持ちバッテリー・10Wワイヤレス充電に対応
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は590 mAhバッテリーを搭載しています。
駆動時間は省電力モードで最長 100時間、運動時省電力モードで最大48時間です。
充電は10Wワイヤレス充電(Qi)に対応しています。
一方、標準版「Galaxy Watch7」は 40mmモデルで300 mAh、44mmモデルで425 mAh バッテリーを搭載していました。
駆動時間は最大40時間 です。
新モデルは前モデルよりもバッテリー容量が増加し、駆動時間も延びています。
<バッテリーの仕様を比較>
標準版「Galaxy Watch7」・・・40mm:300 mAh、最大40時間、ワイヤレス充電(Qi)
上位版「Galaxy Watch Ultra」・・・590 mAh、最大48時間、10Wワイヤレス充電(Qi)
廉価版「Galaxy Watch FE」・・・247 mAh、最大40時間、ワイヤレス充電(Qi)
違い4:クイックボタンで操作が快適・ダブルピンチにも対応
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はホーム&バックボタンに加えて、クイックボタンが使えるようになっています。
このクイックボタンを利用すると、スポーツスタイル(スポーツモード)をすばやく切り替えることができます。
例えば、トライアスロンやデュアスロン、アクアスロンなどの長距離スポーツを瞬時に切り替えて、すぐにアクティビティを測定できます。
また、従来モデルと同様にダブルピンチによるジェスチャー操作(人差し指と親指で摘まむ)で、
電話への応答、アラーム停止などの操作を簡単に行うことができます。
一方、標準版「Galaxy Watch7」はホーム&バックボタンのみ搭載で、クイックボタンは搭載していませんでした。
新モデルはクイックボタンでスポーツモードをすばやく切り替えることができるため、標準版よりも操作が快適です。
違い5:1.5インチの大型ディスプレイ・高精細で発色に優れる有機ELを採用
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は1.5インチで解像度480 x 480 pxのSuper AMOLED ディスプレイを搭載しています。
ピクセル密度 327ppiの高精細で発色に優れる有機ELスクリーンで、液晶の表面は堅牢なサファイアクリスタルで保護されています。
一方、標準版「Galaxy Watch7」は40mmモデルで1.31インチ(解像度432 x 432 px)、44mmモデル:1.47インチ(解像度480 x 480 px)のSuper AMOLED ディスプレイを搭載していました。
新モデルは標準版よりも画面サイズが大きくなり、より見やすく表示できるように改善されています。
<ディスプレイの仕様を比較>
標準版「Galaxy Watch7」・・・40mmモデル:1.31インチ、解像度432 x 432 pxのSuper AMOLED
上位版「Galaxy Watch Ultra」・・・1.5インチ、解像度480 x 480 pxのSuper AMOLED
廉価版「Galaxy Watch FE」・・・1.2インチ、解像度396 x 396 pxのSuper AMOLED
ナイトモードに対応
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はナイトモードに対応し、暗い場所でも見やすく表示できます。
具体的には設定でナイトモードをONにすることで、暗さを検知し、自動で見やすく表示できるように調整してくれます。
一方、標準版「Galaxy Watch7」はナイトモードを搭載していませんでした。
違い6:3種類のストラップでシーンによって使い分けできる
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は大きく分けて3種類のストラップを用意しています。
1つ目は水はけのよいマリンストラップです。こちらは主にマリンスポーツ用で、ダークグレー、グリーン、ホワイトの3色を用意しています。
2つ目は丈夫でフレキシブルなトレイルストラップです。軽量で通気性に優れているため、ランニングなど幅広いスポーツに適しています。カラーはダークグレーとホワイトサンドの2色を用意しています。
3つ目はつけ心地のいい万能のピークフォームストラップです。こちらはスポーツ以外のシーンでも使いやすい万能タイプです。カラーはダークグレーとホワイトサンドの2色を用意しています。
一方、標準版「Galaxy Watch7」は波形の形状とカラフルなステッチを用いた新しいデザインのバンド(ストラップ)を用意していました。カラーは40mmモデルでグリーン、クリームを、44mmモデルでグリーン、シルバーを用意していました。
新モデルは標準版よりもストラップの種類が増え、さまざまなシーンに合わせて使えるように改善されています。
違い7:チタニウムの四角形に近いデザインを採用
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はケースが四角形に近い形状になっています。角は丸みを帯びていますが、
明らかに円形デザインの標準版「Galaxy Watch7」とは違ったデザインです。
素材は非常に堅牢なチタニウム素材を採用しています。
一方、標準版「Galaxy Watch7」はアーマーアルミニウム素材を採用していました。
新モデルは四角形に近いデザインになり、堅牢性も向上しています。
※上のYouTube動画で「Galaxy Watch Ultra」の外観・デザインをくわしく確認できます。ぜひご覧ください。
サイズ・重量の違い
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はサイズ 47.4 x 47.4 x 12.1 mm、重量 60.5gで、
一方、標準版「Galaxy Watch7」は40mmモデルでサイズ 40.4 x 40.4 x 9.7 mm、重量28.8g、
44mmモデルで44.4 x 44.4 x 9.7 mm、重量 33.8 gでした。
新モデルは標準版よりも大きく、重くなっています。
カラーの違い
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はチタニウム シルバー、チタニウム グレー、チタニウム ホワイトの3色を用意していました。
一方、標準版「Galaxy Watch7」は40mmモデルでグリーン、クリーム、44mmモデルでグリーン、シルバーを用意していました。
<サイズ・重量の仕様を比較>
標準版「Galaxy Watch7」・・・40mmモデル:40.4 x 40.4 x 9.7 mm、重量 28.8g
上位版「Galaxy Watch Ultra」・・・サイズ 47.4 x 47.4 x 12.1 mm、重量 60.5g
廉価版「Galaxy Watch FE」・・・サイズ 39.3 x 40.4 x 9.8 mm、重量 26.6 g
標準版「Galaxy Watch7」と共通のメリット
新モデル「Galaxy Watch Ultra」と標準版「Galaxy Watch7」の共通したメリットは全部で7つあります。
以下、その項目に沿って解説します。
- AI機能
- SOS・転倒検知
- GPS機能
- 電子マネー決済
- プロセッサとメモリ
- ヘルスケア機能
- スポーツ機能
メリット1:AI機能に対応・サイクリングのスコア管理が可能に
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくAI機能が使えるようになっています。
例えばサイクリングでAIによるスコア管理が可能になっています。
具体的にはAIが機能的体力しきい値(FTP)を、10分間走行した際の自身の心拍数に基づいてすばやく測定。
自分の機能的体力しきい値(FTP)に従ってトレーニング強度を設定し、最高のパフォーマンスを目指せるように導いてくれます。
そのほか、Galaxy AIが体の状態を総合的なスコアで示す「エナジースコア」や
AIが返信する内容を提案してくれる「スマートリプライ」、ウォッチで録音した内容をAIが要約してテキストに変換してくれる機能も利用できます。
メリット2:SOS機能や転倒検知機能に対応・サイレンを鳴らすことも
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくSOS機能や転倒検知機能に対応しています。
具体的にはクイックボタンを5秒長押しすることで、最大86dB の大音量でサイレンを鳴らし、
周囲の人に助けを求めることができます。
また、転倒した際にはホームボタンでSOS発信し、医療情報にすぐにアクセスできます。
<その他の機能 一覧>
Google アシスタント(音声操作)、Google Play ストア(アプリの追加)、Smart Switch(以前のGalaxy Watchのデータを簡単に保持)、
Google マップ、YouTube Music、Googleカレンダー、Gmail、音楽再生、ストリーミング音楽、
通話、Webサイトの閲覧、ウォッチフェイスの変更(文字盤のカスタマイズ)、
常時表示、Galaxyデバイスとの連携、4G LET通信(LETモデルのみ・eSIM)、通知の受信(LINEの通知)
メリット3:電波の届きづらい場所でも位置情報を取得
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくL1+L5に対応した「デュアル周波数GPSシステム」に対応しています。
具体的には複数の波長で大気中を通過する際に生じる誤差をより正確に計測できるL5信号に対応し、
高層ビルが密集する電波の届きづらい場所でも、位置情報を取得できます。
メリット4:FeliCa対応でSuicaの電子マネー決済が利用できる
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくFeliCaに対応し、Google ウォレット アプリを利用した決済機能を利用できます。
財布を出さなくても手をかざすだけで、Suica(スイカ)やiD、QUICPay、の電子マネー決済が利用できて便利です。
メリット5:Exynos W1000 プロセッサと2GBメモリで快適に動作する
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくサムスン Exynos W1000 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは3mm プロセスで製造された5コアのCPUを搭載し、
CPUの速度で3倍、アプリケーションプロセッサの電力効率で30%改善されています。
また、メモリは2GBを搭載しています。
新モデルはExynos W1000 プロセッサと2GBメモリを搭載したことで、
従来モデルよりも高速に画面を切り替えられるようになっています。
<プロセッサ、メモリ、ストレージの仕様を比較>
標準版「Galaxy Watch7」・・・Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ
上位版「Galaxy Watch Ultra」・・・Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ
廉価版「Galaxy Watch FE」・・・Exynos W920、1.5GBメモリ、16GBストレージ
メリット6:新しいバイオアクティブセンサーでヘルスケアの精度が向上
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じく13個のLEDを搭載した新しいバイオアクティブセンサーを搭載し、
ヘルスケアに関する測定精度が大幅に向上しています。
また、老化に影響を与える代謝の状態を確認できる「AGEs指数」の測定に対応。
体組成、いびき、睡眠、心拍数、血中酸素、ストレス、呼吸、月経周期、消費カロリー、歩数なども測定できます。
なお、計測したデータはスマートフォンの「Samsung Health」アプリでまとめて確認できます。
健康目標(達成期限、体重、体脂肪、骨格筋)を設定して、目標達成のためのヒントを得ることもできます。
メリット7:100種のスポーツモード・ルートやトラックバック機能も
新モデル「Galaxy Watch Ultra」は標準版と同じくランニング、自転車、ハイキングなど、
100種類以上のワークアウト(スポーツモード)に対応しています。
また、現在と過去のパフォーマンスを比較できる「レース」機能に対応。
目標を達成するために「ワークアウトルーチン」を設定することもできます。
その他のスポーツ機能
そのほか、ワークアウト自動検出、水中でのエクササイズを簡単に利用できる「ウォーターロックモード」、
「ランニングモード」、目標達成で得られる「バッジの獲得」、GPSの追跡機能、他の機器(心拍モニターなど)との接続
ターンバイターン形式で目的地までの生き方を示す「ルート」、来た道と同じ方法で引き返す経路を示す「トラックバック」なども利用できます。
「Galaxy Watch Ultra」のデメリットは2つ!
「Galaxy Watch Ultra」のデメリットを2つ紹介します。
デメリット1:ソーラー充電に対応していない
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はソーラー充電に対応していません。
そのため、外出先でバッテリーがなくなった後、使用できなくなります。
一方、「Garmin fenix 7 Pro」はソーラーバッテリーを搭載。スマートウォッチモードで14~37日間、
マルチGNSSモードで約30~77時間 駆動できます。
デメリット2:ダイビング機能やゴルフ機能がない
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はダイビング機能やゴルフ機能がありません。
一方、「Huawei Watch Ultimate」はフリーダイビングモードでダイビングカーブや浮上率、水温などの高精度なダイビングログを記録したり、
ゴルフモードでスイングスピード、スイングテンポ、バックスイング時間、ダウンスイング時間などを計測したりできます。
「Galaxy Watch Ultra」のスペック
- モデル 47mm / LETモデル のみ
- ディスプレイ 1.5インチ、解像度480 x 480 pxのSuper AMOLED
※327ppi/サファイアクリスタル - クラウン なし
- プロセッサ Exynos W1000
※5コア/3mm - GPU Mali-G68
- RAM(メモリ)2GB
- ストレージ 32GB
- バッテリー 590 mAh
- 駆動時間 省電力モードで最長 100時間、運動時省電力モードで最大48時間
- 充電 10Wワイヤレス充電(Qi)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
※LETモデルもあり(eSIM) - 衛星測位 GPS (L1+L5) 内蔵(GPS/Glonass/Beidou/Galileo対応)
- NFC/Felica Google ウォレット アプリによる決済機能
- インターフェース 充電端子、ボタン(クイックボタン、ホーム&バックボタン)
- センサー サムスン バイオアクティブ センサー(光学式バイオシグナルセンサー+生体電気インピーダンス分析)、温度センサー、加速度センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、光センサー
- スピーカー/マイク 内蔵・通話も可
- 防水防塵 IP68防水防塵、10気圧防水(100mm防水)
- 耐久性 MIL-STD-810Hに準拠、衝撃に耐えるクッション設計、動作温度-20℃~55℃、高度 9,000mに耐える
- 対応OS Android 11 以降(メモリ 1.5GB以上)
- OS Wear OS Powered by Samsung (Wear OS 5)
- UI One UI 6 Watch
- サイズ 47.4 x 47.4 x 12.1 mm
- 重量 60.5g
- カラー チタニウム シルバー、チタニウム グレー、チタニウム ホワイト
- 4G LET通信 対応
- SIMカード eSIM
「Galaxy Watch Ultra」の評価
5つの評価基準で「Galaxy Watch Ultra」を5段階で評価すると以下のようになります。
測定機能・・・・★★★★★
機能性・・・・・★★★★★
バッテリーの持ち・・・・・★★★★★
ファッション性・・・・・★★★★
価格・・・・・★★
使いやすさ・・・・・★★★★★
<総合評価>
同時期に発売される標準版「Galaxy Watch7」の上位モデルです。
標準版よりも高い耐久性と長い駆動時間を実現しており、
操作性や機能も強化されています。
特に注目するべき点は、過酷な自然環境下でも使える高い耐久性と機能を備えている点です。
自然の中では予想もしないトラブルに見舞われることもあり、万が一に備えた機能も必要になります。
具体的に役立つ点は、
1.IP68防水防塵と10気圧防水に対応し水没のリスクから守れること
2.チタン素材とクッション設計を採用し、落下による破損から守れること、
3.道に迷っても目的地までの経路を示す「ルート」や行きと同じ経路でナビゲートするトラックバック機能が使えること、
4.最長 100時間の駆動時間でバッテリー切れのリスクが少ないこと
5.SOS機能でサイレンを鳴らして周囲に知らせることができること
などが挙げられます。
こうしたメリットは特別な環境下で役立つものですが、標準版「Galaxy Watch7」ではカバーしきれない点があるのも事実です。
過酷な自然環境下ではやはりリスクを軽減できる耐久性や機能を備えたスマートウォッチが必要になります。
なお、「Galaxy Watch Ultra」ではeSIMを利用した4G LET通信も利用できます。
スマホが故障した際の代わりにもなるので、通信も利用できるようにしておくと安心です。
ただし、「Galaxy Watch Ultra」は標準版「Galaxy Watch7」の2倍ほど高い価格になります。
アウトドアなどでは使用することがないという人は同じAI機能が使える標準版を選んだ方がいいでしょう。
(まとめ)
新モデル「Galaxy Watch Ultra」はまさかのトラブルにも対処できる高い耐久性や機能を備えています。
価格は高いですが、命の危険から身を守れるというメリットがあります。
過酷な自然環境下でGalaxy スマートウォッチを使いたいという人におすすめします。
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「Galaxy Watch Ultra」の価格・販売先
サムスン公式ショップ
126,940円で販売されています。
サムスン公式ショップで「Galaxy Watch Ultra」をチェックする
※支払い方法はクレジット/デビットカード、代金引換、あと払い(ペイディ)一括・分割、Pay Payです。
ドコモ
発売予定です。
Galaxy Watch Ultra | スマートウォッチ | 製品 | NTTドコモ https://www.docomo.ne.jp/product/scwatchultra/
au
実質負担金:72,510円(税込)
頭金:0円
毎月のお支払額:初回3,166円(税込)、2回目以降(×22回)3,152円(税込)+最終回 48,400円
Galaxy Watch Ultra | au +1 collection | au https://www.au.com/mobile/product/plus-one/galaxy-watch-ultra/
ECサイト
Amazonで125,399円 (税込)、
楽天市場で139,630円(送料無料)、
米国 Amazon.comで$349.99 (40mm、LETモデル/日本円で約54720円)
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「Galaxy Watch Ultra」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。
「Apple Watch Ultra 2」
Appleから発売されたwatchOS 11を搭載したハイエンドなスマートウォッチです。49mm(約1.9インチ)のOLEDディスプレイ、Apple S9 Sip プロセッサ、1GBメモリ、64GBストレージ、通常の使用時で36時間駆動できるバッテリー、デュアルスピーカー、水深計、水温センサー、航空宇宙産業レベルのチタニウムケースを搭載しています。
また、バンド「チタニウムミラネーゼループ」、モジュラーUltra、100m防水、IP6X防塵、MIL-STD 810H、L1とL5周波数(高精度なGPS)、水中アクティビティの詳細な記録・分析、オーディオ再生、睡眠時無呼吸症の検知、
低電力モード(最大72時間)、常時表示、夜間モード、高速充電(約1時間で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、パワーメーターとの接続、25種類以上のワークアウトモード、Apple Pay、Suica決済、音声操作 Siri、Wi-Fi、Bluetooth 5.3に対応しています。
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関連記事:「Apple Watch Ultra 2」とSeries 10、SE2を比較
「Garmin Enduro 3」
ガーミンから発売されたndroid、iOSに対応したGPSウォッチ(スマートウォッチ)です。1.4インチ (35.56 mm)のディスプレイ、32 GBストレージ、約36日間(ソーラー充電利用で+54日間) 駆動できるバッテリー搭載で、
LEDフラッシュライト(赤色LEDモード、ストロボモード)、マップ機能(日本詳細地形図、海外大陸地図)、音楽再生(2000曲保存、ストリーミング音楽アプリ対応)、パワーセーブモード、「Garminシェア」機能、アプリ「Garmin Messenger APP」、
10気圧防水、「MIL-STD-810」、「セーフティ トラッキング」(事故・転倒検出)機能、抗菌ナイロン織りの「UltraFit 2 Nylon Strap」バンド、Suica決済、Garmin Pay、100種類以上のスポーツアプリ、VO2Max(最大酸素摂取量)、GNSSマルチバンド、SatIQ(衛星自動選択モード)機能、Bluetooth、ANT+、Wi-Fiにも対応しています。
価格は、Amazonで133,199円(税込)、楽天市場で148,000円(送料無料)です。
関連記事:ソーラーで長持ち「Garmin Enduro 3」のメリット・デメリット
「Galaxy Watch FE」
サムスンから発売されたWear OS 4とOne UI 5 Watchを搭載した低価格なスマートウォッチです。1.2インチのSuper AMOLED スクリーン、Exynos W920、1.5GBメモリ、16GBストレージ、最大40時間 駆動時できる247 mAhバッテリー、GPSセンサー搭載で、
100以上のワークアウトモード、睡眠コーチ、転倒検知、SOS機能、ワイヤレス充電、4衛星測位、体組成の測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで34,755円(税込)、楽天市場で38,230円(送料無料)、ヤフーショッピングで38,230円(送料無料)、米国 Amazon.comで$199.99です。
関連記事:「Galaxy Watch FE」とWatch7、Ultraを比較
「Galaxy Watch7」
サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6 Watch搭載のスマートウォッチです。Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、L1+L5のデュアル周波数、ワイヤレス急速充電、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810Hに対応しています。
価格は、楽天市場で62,920円(送料無料)、ヤフーショッピングで68,970円、米国 Amazon.comで$299.99 (40mm/日本円で約46950円)です。
関連記事:AI対応「Galaxy Watch7」と前モデル Watch6の違いを解説
「Garmin fenix 7 Pro」
ガーミンから発売されたハイエンドなスマートウォッチです。1.2~1.4インチの 半透過メモリインピクセル(MIP)スクリーン、32GBのフラッシュメモリ、ソーラーバッテリー搭載で、LEDフラッシュライト、ソーラー充電、フルカラー地図の表示・ナビゲーション、第5世代 心拍計による高精度な計測、60種類のスポーツモード、、「ヒルスコア」、「持久力スコア」、10気圧防水、「MIL-STD-810」の耐熱、耐衝撃、「SatIQ」(衛星自動選択モード)、Garmin PayとSuicaのキャッシュレス決済、音楽再生に対応しています。
価格は、Amazonで108,900~(税込)、楽天市場で109,898円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,899円~(送料無料)、ガーミン公式ストアで121,000円 (税込)、米国 Amazon.comで$899.99 (7X Pro)、です。
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「Huawei Watch Ultimate」
ファーウェイから発売されたハイスペックなスマートウォッチです。 1.5 インチのAMOLED カラースクリーン、14日間駆動できる530mAhバッテリー搭載で、ワイヤレス急速充電、10気圧防水、100種類以上のスポーツモード、ダイビング機能、ゴルフ機能、遠征モード、ルートバック機能、Bluetooth通話、NFC、回転リューズ(クラウン操作)、5つのGPS衛星測位(デュアルバンドGNSS)に対応しています。
価格は、Amazonで122,800円(税込)、楽天市場で176,389円(送料無料)、ヤフーショッピングで122,800円、ファーウェイ公式ストアで135,080円、AliExpressで140,246円、米国 Amazon.comで$735.00 です。
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