日本で発売された「Xiaomi Smart Band 9」。早くも「安くて高性能。しかもオシャレ」と評判です。しかし、その一方で「何が変わったのか分からない」という人もたくさんいるようです。
そこで今回はその性能の違いを明らかにするために、7つの観点を重点的に検証します。
- ディスプレイ・文字盤
- バッテリー・充電
- ヘルスケア(健康管理)機能
- スポーツ機能
- 振動効果(バイブレーション)
- デザイン(サイズ・重量)
- ストラップ(バンド)
また、前モデル「Xiaomi Smart Band 8」から引き継いだメリットやPro版との違いも紹介!
できることや機能、購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「Xiaomi Smart Band 9」が発売開始!
2024年8月14日、日本で中国 シャオミの新製品「Smart Band 9」(スマートバンド 9)が発売されました。
Android 8.0、iOS 12.0以降に対応したスマートバンドです。
シャオミからは2023年9月に国内版「Xiaomi Smart Band 8」シリーズが発売されています。
このスマートバンドは「低価格でも機能が凄い!」、「ストラップがオシャレで豊富」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、より便利な機能を追加したことで話題になっています。
もちろん、スマホとペアリングして音楽再生のコントロールもできますよ。
それでは早速どんなスマートバンドなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ:Xiaomi Smart Band 9 – Xiaomi Japan
違い1:1.62インチのAMOLEDディスプレイ・屋外での視認性向上!
Xiaomi Smart Band 9は、前モデルよりも視認性が大幅に向上したディスプレイを搭載しています。
明るい場所でも見やすい!
1.62インチ(解像度192 x 490 px)のAMOLEDタッチディスプレイは、最大輝度が1200nitと前モデルの2倍に。日差しの強い屋外でも画面が見やすくなりました。例えば、夏のビーチでStravaアプリを使ってランニングの記録を確認する際も、画面がくっきり見えます。
自動輝度調整で快適!
周囲の明るさに合わせて画面の輝度を自動で調整する機能も搭載。暗い室内では輝度を落とし、明るい屋外では輝度を上げることで、常に最適な視認性を確保します。映画館でLINEの通知を確認する際も、まぶしさを感じることなく、スムーズに内容を確認できます。
誤操作防止機能でストレスフリー!
運動中の汗や雨による誤操作を防ぐ機能も搭載。MyFitnessPalで食事を記録する際も、濡れた手で操作しても安心です。
滑らかな表示で快適操作!
リフレッシュレート60Hzに対応し、より滑らかな画面表示を実現。Spotifyで音楽を再生する際も、スムーズな操作感でストレスフリーです。
上位モデルとの比較
上位版のXiaomi Smart Band 8 Proと比べると、画面サイズは0.12インチ小さくなりますが、最大輝度はSmart Band 9の方が高くなっています。
前モデルとの比較
前モデルのXiaomi Smart Band 8と比較して、画面の大きさと解像度は同じですが、最大輝度が向上しています。
<ディスプレイの仕様を比較>
- 「Xiaomi Smart Band 8」・・・ 1.62インチ、解像度192 x 490 pxのAMOLED / 最大輝度600nit
- 「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・1.74インチ、解像度336 x 480 pxのAMOLED / 最大輝度600nit
文字盤デザインのカスタマイズ
新モデル「Xiaomi Smart Band 9」は200種類以上の文字盤デザインを用意し、好みのものに変更できます。
上位版「Xiaomi Smart Band 8 Pro」も同じ文字盤デザインを採用しています。こちらの動画でデザインを確認できます。
文字盤デザインを変更する方法は専用アプリ Mi Fitnessを使い、設定から「デバイス」→「バンドディスプレイを管理」を選択し、好みのものを選択するだけです。
文字盤デザインはすべて無料です。この点が有料を含むファーウェイのスマートバンド・スマートウォッチとの大きな違いになります。
違い2:233mAhの長持ちバッテリーで最大21日間使える・急速充電にも対応
Xiaomi Smart Band 9は、233mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用が可能です。
21日間も使える!
通常使用では最大21日間もバッテリーが持続します。毎日充電する必要がなく、旅行や出張でも安心です。例えば、1週間の海外旅行中にGoogle マップでナビゲーションしたり、翻訳アプリを使ったりしても、バッテリー切れの心配はありません。
AODモードでも9日間!
AOD(常時表示)モードでも、9日間もの長時間駆動を実現。時刻や通知を常に表示させておきたい方でも、頻繁に充電する必要はありません。カレンダーアプリの予定を常に確認したい場合でも、バッテリー残量を気にせず使えます。
ヘビーユースでも安心!
頻繁に使用するヘビーユースの場合でも、6.6時間もの駆動が可能です。フィットネスアプリで運動の記録を頻繁に確認したり、音楽アプリで長時間音楽を聴いたりする場合でも、安心して使用できます。
急速充電でさらに便利!
マグネット式充電に対応し、約1時間でフル充電が完了します。忙しい朝でも、短時間で充電できるので便利です。朝の準備中にニュースアプリをチェックしながら充電すれば、外出先でもバッテリー残量を気にせず1日過ごせます。
前モデルとの比較
前モデルのXiaomi Smart Band 8と比較して、バッテリー容量が43mAh増加し、通常使用での駆動時間が約5日、AODモードで約3日長くなりました。
上位モデルとの比較
上位モデルのXiaomi Smart Band 8 Proと比較すると、バッテリー容量は56mAh少なくなりますが、通常使用での駆動時間は7日も長くなっています。
<バッテリー容量と駆動時間を比較>
- 「Xiaomi Smart Band 8」・・・190mAh / 通常使用で最大16日間、AODモードで約6日間
- 「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・289mAh / 通常使用で最大14日間、AODモードで約6日間
違い3:高精度な睡眠測定・スリープアニマルやバイタリティ・スコアも利用できる
Xiaomi Smart Band 9は、光学式心拍センサーを搭載し、様々な健康データを高精度に測定することで、あなたの健康管理をサポートします。
充実の測定項目で健康状態を把握!
血中酸素、心拍数、睡眠、ストレスレベル、呼吸数、女性の健康、バイタリティ・スコア、歩数、消費カロリーなど、幅広いデータを測定できます。これらのデータを活用することで、自身の健康状態をより深く理解し、生活習慣の改善に役立てることができます。
睡眠の質を向上!
睡眠中は、心拍数や血中酸素の情報も計測し、睡眠サイクルデータを記録します。Mi Fitnessアプリと連携することで、睡眠の深さや浅さ、レム睡眠、ノンレム睡眠などの詳細なデータを確認できます。
さらに、自分の睡眠パターンを動物に例える「スリープアニマル」機能も利用可能。睡眠の質を可視化することで、睡眠の改善に役立ちます。例えば、「睡眠時間が短く、浅い睡眠が多い」という結果が出た場合は、睡眠改善アプリを活用して、リラックス効果のある音楽を聴いたり、睡眠導入のための瞑想を試したりすることができます。
Mi Fitnessアプリでさらに詳細な分析!
Mi Fitnessアプリでは、睡眠データに基づいて、昼間の休息に関するアドバイスも提供されます。睡眠不足が続いている場合は、アプリを通して昼休憩の時間を確保するよう促されるなど、具体的なアドバイスを受けることができます。
バイタリティ・スコアで健康的な毎日を!
「バイタリティ・スコア」は、過去7日間の運動量に基づいて算出され、現在の身体活力の状態を数値で評価する機能です。カロリーや歩数、立位時間、活動時間などの指標も表示されるため、日々の活動量を把握し、運動不足の解消に役立ちます。
例えば、バイタリティ・スコアが低い場合は、運動不足解消アプリを使って、自宅でできる簡単なエクササイズに挑戦したり、近くの公園まで散歩に出かけたりするなど、積極的に体を動かすように促します。
Xiaomi Smart Band 9は、日々の健康管理をサポートする多彩な機能を搭載しています。健康的なライフスタイルを手に入れたい方におすすめです。
違い4:複数のランニングモードを搭載・ランニングクリップも進化
Xiaomi Smart Band 9は、150種類以上のスポーツモードに対応し、あらゆる運動を正確に記録し、分析します。
多彩なスポーツに対応!
ランニング、サイクリング、水泳はもちろん、ボクシング、ダンス、テニス、縄跳び、ローイングマシン、トレッドミルなど、様々なスポーツに対応しています。ヨガやピラティスなど、室内での運動にも対応しているので、天候に左右されず、いつでもどこでも運動を楽しむことができます。
自動検出機能でさらに便利!
ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの運動を自動で検出する機能も搭載。運動開始時にわざわざモードを切り替える必要がなく、スムーズに運動を始められます。例えば、通勤途中のウォーキングや、週末のサイクリングも自動で記録してくれるので便利です。
ランニングを科学的にサポート!
基礎ランニング、上級ランニング、基礎ジョギング、脂肪燃焼ランニングなど、複数のランニングモードを搭載。入門ランニングから高度な有酸素持久走まで、10種類のランニングモードをサポートし、運動時間や心拍数範囲に基づいて科学的にガイドします。マラソン大会に向けてトレーニングする場合でも、目標達成をサポートしてくれるでしょう。
ランニングクリップでさらに正確に!
新たに、装着が簡単になったランニングクリップ(別売)に対応しました。靴に取り付けてトラッキングすることで、歩幅、歩幅の長さ、飛行比など、13種類のランニングデータを計測できます。これらのデータはMi Fitnessアプリで確認できます。
Xiaomi Smart Band 9は、豊富なスポーツモードと詳細なデータ分析で、あなたの運動をより効果的にサポートします。
違い5:リニアモーターの振動効果できめ細やかな通知が可能に
Xiaomi Smart Band 9は、新たにリニアモーターを搭載し、より繊細な振動による通知を実現しました。
20種類の振動モードで使い分け!
アラーム、天気、集中モード、To-Doリストなど、用途に合わせて20種類の振動モードから選択できます。例えば、朝の目覚ましアラームには、爽やかな振動パターンを設定し、重要な仕事の締め切りを知らせるTo-Doリストには、注意を促すような強い振動パターンを設定するなど、状況に応じて使い分けることができます。
前モデルよりも進化した通知機能!
前モデルのXiaomi Smart Band 8や上位版のXiaomi Smart Band 8 Proでは、リニアモーターによるきめ細やかな振動効果は利用できませんでした。新モデルでは、リニアモーターの搭載により、振動のバリエーションが増え、より多彩な通知表現が可能になりました。これにより、着信やメッセージの通知を見逃しにくくなるだけでなく、アプリからの通知の種類を振動パターンで判別しやすくなるなど、利便性が向上しています。
より快適な操作感を実現!
リニアモーターの搭載により、画面操作時の振動フィードバックもより繊細になりました。例えば、画面をスクロールする際や、アイコンをタップする際に、心地よい振動を感じることができます。
Xiaomi Smart Band 9は、リニアモーターによるきめ細やかな振動効果により、通知の認識度を高め、より快適なユーザーエクスペリエンスを提供します。
<モーターと振動効果の仕様を比較>
- 「Xiaomi Smart Band 8」・・・ローターモーター / バイブレーション通知に対応
- 「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・ローターモーター / バイブレーション通知に対応
違い6:小型で厚さ10.95 mm・アルミボディで高級感のあるデザイン
Xiaomi Smart Band 9は、スタイリッシュなデザインで、ファッションアイテムとしても活躍します。
高級感あふれるデザイン!
アルミ合金フレームを採用し、エレガントで高級感のあるデザインに仕上がっています。ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも、どんな服装にも合わせやすいでしょう。
薄くて軽い!
厚さわずか10.95mm、重量わずか15.8g(本体のみ)と、非常に薄くて軽いのが特徴です。一日中装着していても、負担を感じにくいでしょう。例えば、繊細なアクセサリーを身につけることが多い女性でも、違和感なく着用できます。
豊富なカラーバリエーション!
ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、アークティックブルーの4色展開で、自分のスタイルに合わせて選べます。
オフィスでスーツに合わせるならミッドナイトブラックやグレイシャーシルバー、休日にカジュアルな服装に合わせるならミスティックローズやアークティックブルーなど、シーンに合わせて使い分けるのも良いでしょう。
前モデルよりもコンパクトに!
前モデルのXiaomi Smart Band 8と比較して、サイズがより小さくなり、装着感がさらに向上しました。
<サイズ・重量の仕様を比較>
- 「Xiaomi Smart Band 8」・・・サイズ 48 × 22.5 × 10.99 mm、重量 27 g (同梱ストラップ含む)
- 「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・サイズ 46 x 33.35 x 9.99 mm、重量 約22.5g(本体のみ)
違い7:新しいストラップを豊富に用意・メタルやレザー、ナイロンから選べる
Xiaomi Smart Band 9は、様々な素材やデザインのストラップが用意されており、自分だけのスタイルを楽しむことができます。
標準ストラップ
本体カラーに合わせたミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、アークティックブルーのTPUストラップが標準で付属します。TPU素材は、耐久性が高く、水や汗にも強いので、日常使いに最適です。
個性的な別売り純正ストラップ
Xiaomi Smart Band 9の個性をさらに引き立てる、豊富な種類の別売り純正ストラップが用意されています。
- メタルブレスレット、メタリックストラップ、チェーンストラップ: エレガントなスタイルを演出したい方におすすめです。例えば、メタルブレスレットは、フォーマルな場にもぴったりです。
- ブレイデッドストラップ: 高品質なナイロン生地を使用し、カジュアルなスタイルに合わせやすいストラップです。アウトドアやスポーツシーンに最適です。
- デュアルトーンレザーストラップ: オレンジとホワイトのダブルストラップデザインを採用した、個性的なレザーストラップです。ファッションに敏感な方におすすめです。
- マグネティックストラップ: 耐久性のあるレザーエアー素材を使用し、着脱が簡単なマグネット式ストラップです。頻繁に付け外しをする方におすすめです。
- レザーストラップ: 上質なレザーを使用した、クラシックなスタイルのストラップです。ビジネスシーンにも馴染みます。
ユニークなアクセサリー
- スマートバンドペンダント: Xiaomi Smart Band 9をペンダントとして使用できるアクセサリーです。ネックレスのように身につけたい方におすすめです。
- ランニングクリップ: 靴に装着して、より正確なランニングデータを計測できるアクセサリーです。ランニングのパフォーマンス向上を目指したい方におすすめです。
これらのストラップは、シャオミオンラインストアやECサイトで購入できます。
「Xiaomi Smart Band 8」から引き継いだメリット
新モデル「Xiaomi Smart Band 9」が前モデル「Xiaomi Smart Band 8」から引き継いだメリットを紹介します。
5気圧防水に対応・水泳やシャワーで使える
Xiaomi Smart Band 9は、5気圧防水(50m防水)に対応しており、水辺での使用も安心です。
プールで泳いでも大丈夫!
屋内プールでの水泳に対応しており、水泳中のアクティビティを測定することができます。クロールや平泳ぎなど、泳法を自動で認識し、ストローク数や距離、消費カロリーなどを記録します。水泳愛好家にとって、トレーニングの効率化に役立つ機能です。
シャワーもOK!
日常生活で欠かせないシャワーでも使用可能です。毎日のシャワーはもちろん、ジムでのトレーニング後などでも、わざわざ外す必要はありません。
注意が必要なケース
5気圧防水ではありますが、サウナやお風呂など、高温多湿の環境での使用は推奨されていません。これらの場所では、水圧や温度変化が激しいため、故障の原因となる可能性があります。
「Xiaomi Smart Band 9」のデメリット
「Xiaomi Smart Band 9」のデメリットを紹介します。
デメリット1:単体で音楽再生できない
「Xiaomi Smart Band 9」は単体で音楽再生することができません。スマホの音楽コントロールは利用できます。
デメリット2:GPSセンサーを搭載していない
「Xiaomi Smart Band 9」はGPSを内蔵していないため、距離やペース、ルートを計測するにはスマートフォンとの接続が必須になります。
距離やペースを測定する際に必ずスマホを持ち歩かなければならないので不便です。
一方、上位版「Xiaomi Smart Band 8 Pro」はGPSセンサーを搭載しています。
デメリット3:音声アシスタントが使えない
「Xiaomi Smart Band 9」はAmazon Alexaなどの音声アシスタント機能を利用できません。
一方、上位版「Xiaomi Smart Band 8 Pro」はAmazon Alexa 音声アシスタントに対応しています。
Xiaomi Smart Band 9のスペック
- ディスプレイ 1.62インチ、解像度192 x 490 pxのAMOLED タッチ
※326 ppi/最大輝度1200nit(調節可)/2.5D強化ガラスカバー - リフレッシュレート 60Hz
- 自動輝度調整 環境光検出、正確な輝度調整、誤操作の最適化、汗や雨での偶発的な接触を検知
- バッテリー 233mAh リチウムイオンポリマー電池
- 駆動時間 通常使用で最大21日間、AODモードで9日間、ヘビーユースで6.6時間
- 充電 マグネット式、充電時間:約1時間
- ワイヤレス通信 Bluetooth 5.1 BLE
- GPS 非対応 ※スマホ接続が必要
- インターフェース 充電端子、ボタン
- センサー 加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、光学式心拍センサー、環境光センサー
- 防水 5気圧防水
- ストラップ(リストバンド) 同梱・サイズ:135-210 mm、素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)、色:ミッドナイトブラック|グレイシャーシルバー|ミスティックローズ|アークティックブルー
- アプリ Mi Fitness
- モーター リニアモーター(20の振動モード)
- 筐体 アルミニウム合金フレーム
- 対応OS Android 8.0、iOS 12.0 以降を搭載したスマートフォンに対応
- OS 独自OS
- サイズ 46.53 x 21.63 x 10.95 mm
- 重量 15.8g
- カラー ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、アークティックブルー
- 付属品 バンドストラップ(1 本)、専用充電ケーブル(1 本)、取扱説明書(1 冊)
Xiaomi Smart Band 9の評価
5つの評価基準で「Xiaomi Smart Band 9」を5段階で評価してみました。
- 測定機能・・・・★★★★
- 機能性・・・・・★★★
- バッテリーの持ち・・・・・★★★★★
- ファッション性・・・・・★★★★★
- 価格・・・・・★★★★★
- 使いやすさ・・・・・★★★
<総合評価>
2023年9月に発売された国内版「Xiaomi Smart Band 8」の後継モデルになります。
ディスプレイやバッテリーなどのスペックを強化しつつ、新たにリニアモーターを追加。
ファッショナブルなストラップも豊富に用意されています。
ディスプレイは最大輝度600nitから1200nitに変更し、太陽光下でも見やすくなりました。
バッテリーは最大駆動時間が16日から21日に延び、より長い時間使えるようになっています。
新たに追加されたリニアモーターは通知のバイブレーション効果に使用するものです。
スマートバンドではタイマー、アラーム、天気、集中、To-doリストで通知を受信することがありますが、
その際に震えて知らせてくれるのがバイブレーション効果です。
たくさん通知があるとその分多く震えるわけですが、新モデルではその通知内容に合わせて異なる震え方で知らせてくれます。
この機能は前モデルや上位版「Xiaomi Smart Band 8 Pro」にもない機能で、新モデルの大きなメリットです。
そのほか、スポーツモードでは複数のランニングモードに対応。
靴に装着するランニングクリップ(別売)も装着しやすくなり、
歩幅、歩幅の長さ、飛行比などの13のデータをトラッキングできるように改善されています。
健康管理に関わる機能は大幅に変更されていませんが、
睡眠機能は充実しており、特にMi Fitnessアプリを利用したグラフィックな表示は非常に優れています。
ファーウェイのアプリでは表示できない項目があったり、細かいカスタマイズ機能もあるなど、使い勝手に優れています。
ただし、前モデルと同様にGPSセンサーが搭載されていません。
スマホなしで距離やペース、ルートを測定したい場合は上位版「Xiaomi Smart Band 8 Pro」を選択した方がいいでしょう。
「Xiaomi Smart Band 9」の発売時の価格は5,480円(税込)。
GPSや音声アシスタントなど高度な機能がないので、カジュアルにスマートバンドを使い人におすすめします。
Xiaomi Smart Band 9の価格・購入先
シャオミ オンラインストア
5,480円で販売されています。
シャオミ オンラインストアで「Xiaomi Smart Band 9」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、デビットカード、銀行振込、後払い決済、Apple Pay、セブンイレブン(前払)、ローソン、郵便局ATM(前払)です。
ECサイト
- Amazonで5,480円(税込)、
- 楽天市場で5,480円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで6,028円、
- AliExpressで5,068円、
- 米国 Amazon.comで$46.90、
で販売されています。
Amazonで「Xiaomi Smart Band 9」をチェックする
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ヤフーショッピングで「Xiaomi Smart Band 9」をチェックする
AliExpressで「Xiaomi Smart Band 9」をチェックする
米国 Amazon.comで「Xiaomi Smart Band 9」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介
「Xiaomi Smart Band 9」に似た性能をもつスマートバンドも販売されています。
HUAWEI Band 10
ファーウェイから発売される独自OS搭載のスマートバンドです(2025年4月10日発売予定)。
1.47インチのAMOLED タッチスクリーン、通常使用で約14日間駆動できるバッテリー、9軸IMUセンサー、光学式心拍センサー、環境光センサーを搭載しています。
また、睡眠時の心拍変動(HRV)モニタリング、「情緒モニタリング」、AIを活用したワークアウトモニタリング(水泳フォーム分析精度約95%)、100種類のワークアウトモード、6種類の自動検知、睡眠機能(睡眠スコアや改善アドバイス、睡眠中の呼吸乱れ検知機能)、24時間の健康管理機能(心拍数、血中酸素、ストレス)、
急速充電(約45分でフルチャージ・5分で約2日間使用可)、アルミニウム合金または耐久性ポリマー素材の筐体(アルミニウムエディション)、スマートフォンへの着信やメッセージ通知(LINE対応)、クイック返信(Androidのみ)、カレンダー同期、スマートフォン探索、音楽コントロール、リモートシャッター(iOSのみ)、5気圧防水、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで7,800円(10%OFFクーポン付きで実質7,020円・税込・アルミニウムエディッション)、楽天市場で6,800円(送料無料・エントリーさらに5倍P&10%OFFクーポン&780円OFF&フィルム同梱・オンライン限定エディッション)、ヤフーショッピングで6,800円(オンライン限定エディッション/ アルミニウムエディッションは7,800円)、AliExpressで5,896円、米国 Amazon.comで$59.00、です。
関連記事:HUAWEI Band 10レビュー!Band 9比較、睡眠・情緒の新機能
Galaxy Fit3
Samsungから発売されたFreeRTOS搭載のスマートバンドです(2025年1月31日に発売)。
1.6インチのAMOLED タッチスクリーン、最大13日間駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、100種類以上のスポーツモード、健康管理機能(いびきの検知、睡眠コーチングを含む)、転倒検知と緊急SOS、音楽コントロール機能、カメラリモート、急速充電、Samsung Healthアプリとの連携、スマートフォンとの連携(通知の受信)、モード同期、スマートフォンを探す機能、Samsung Cloud、バンドの交換、クイックリリース、5ATMの防水性能、およびIP68相当の防塵・防水性能、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで9,900円(税込・SM-R390NZAAXJP)、楽天市場で11,980円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで10,980円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$49.98、です。
関連記事:Galaxy Fit3レビュー!1万円以下で見やすさ抜群の大画面スマートバンド
Xiaomi Smart Band 9 Pro
シャオミから発売されたスポーツ・健康管理用のスマートバンドです(2024年11月14日に発売)。
1.74インチの有機EL(AMOLED)液晶、標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間 駆動する350mAhバッテリー、GPSセンサー、光学式心拍数センサー、周囲光センサーを搭載しています。
また、リニアモーターによる繊細なバイブレーション、太陽光下でも見やすい最大輝度1200nit、自動調光機能、方位・方角を示すコンパス機能、睡眠機能(覚醒ステージ、睡眠呼吸の質のモニタリング)、血中酸素レベルの測定(24時間の常時測定)、心拍数の測定(精度向上)、
150種類以上のスポーツモード(6種類を自動検出)、文字盤デザインのカスタマイズ、通知の受信(LINEを含む)、音声アシスタント Alexa、5ATM(5気圧防水)、Mi Fitnessアプリ、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで9,280円、楽天市場で9,280円(送料無料)、ヤフーショッピングで9,589円(送料無料)、AliExpressで9,090円、です。
関連記事:Xiaomi Smart Band 9 Pro レビュー! 8 Proとの違いは?
HUAWEI Band 9
ファーウェイから発売されたHarmony OS搭載のスマートバンドです。1.47インチのAMOLED タッチスクリーン、約14日間 駆動できるバッテリー、9軸センサー搭載で、
100種類のワークアウトモード、血中酸素と心拍数(TruSeen5.5)、睡眠(TruSleep 4.0)、「新しい活動リング」、「ヘルスダッシュボード」、「自動輝度調整機能」、「ヒーリングミュージック」、「呼吸乱れ検出機能」、「クイックバー」、急速充電(約45分でフルチャージ・5分で2日間使用可)、8つの厳しいテストをクリアする高い耐久性、フルオロエラストマー素材のバンド、水泳(屋内プール)の高精度な測定、5気圧防水、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで6,582円(税込)、楽天市場で6,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで6,578円(送料無料)、AliExpressで5,755円、米国 Amazon.comで$65.00、です。
関連記事:高精度な「HUAWEI Band 9」とBand 8との違いを解説
Amazfit Band 7
Amazfitから発売されたZepp OS搭載のマートバンドです。1.47インチのAMOLEDスクリーン、18日間駆動できる232mAhバッテリー、BioTracker 3.0 PPG バイオメトリックセンサー搭載で、
Amazon Alexa音声アシスタント、ワンタップ測定(心拍数・血中酸素・ストレスレベル)、異常アラート(心拍・血中酸素・ストレス)、常時表示(オンスクリーン)、4スポーツ自動認識、ランニングサポート機能(バーチャルペーサー )、PeakBeats、PAI健康評価、ウォッチフェイス・文字盤の変更、スマホのカメラ&音楽コントロール、天気情報、スマホ探索、アプリ追加、5気圧防水、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。
価格は、楽天市場で7,980円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで7,980円(税込・送料無料)、AliExpressで5,413円、米国 Amazon.comで $44.99 です。
関連記事:「Amazfit Band 7」実は最強? 超人気スマートバンドと徹底 比較!
Fitbit Inspire 3
Fitbitから発売されたFitbit OS搭載のスマートバンドです。約1.4インチのカラーOLEDタッチスクリーン、最大10日間駆動するバッテリー搭載で、
20種類のエクササイズモード、エクササイズの自動記録、血中酸素(SpO2)・ストレスレベル・VO2 MAX(最大酸素摂取量)・心拍数(24時間・心拍ゾーン)・睡眠の計測、スマートアラーム、、スマホ探索、常時表示、文字盤デザインの変更、サイレントモード&おやすみモード、、スマートフォンの通知受信、5気圧防水、Bluetooth通信に対応しています。
価格は、Amazonで10,458円、楽天市場で12,000円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで11,648円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$79.95 です。
関連記事:「Fitbit Inspire 3」入門用に最適? 超人気スマートバンドと徹底 比較!
Amazfit Helio Ring
Zepp Health Corporationから発売されたAmazfit 初のスマートリングです(2024年10月10日発売)。
通常使用で4日間(約96時間)駆動するバッテリー、BioTracker PPG 心拍センサー(デュアルカラーLED+2PD)、温度センサー、EDAセンサー、3軸加速度センサー、3軸ジャイロスコープを搭載しています。
また、詳細な睡眠モニタリング(睡眠時のHRVとRHRを含む)、パーソナル睡眠コーチ、Zepp Aura AIの休息、ウェルネスサービス、心拍数、血中酸素レベル、ストレスのモニタリング、スポーツデータの記録、レディネス分析、リカバリータイム、準備度スコア、VO₂Maxやトレーニング負荷、トレーニング効果、レース予測と実績管理、フィットネスアプリとのデータ同期(Stravaやadidas Running、komoot)、
データの相乗効果(スマートウォッチと連携)、10気圧防水(100m防水)、専用アプリ Zepp App、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで49,900円(税込)、楽天市場で49,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで49,900円、AliExpressで60,664円、米国 Amazon.comで$248.60 (日本円で37261円)、です。
関連記事:指にはめる「Amazfit Helio Ring」のメリット・デメリット
他のシャオミ スマートウォッチと比較
他にもシャオミのスマートウォッチが販売されています。2025年、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
Xiaomi スマートウォッチ&スマートバンドの全機種を徹底 比較!
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その他のおすすめスマートウォッチは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
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