Snapdragon 8 Gen 3搭載のタブレット「Lenovo Yoga Tab Plus」。早くも「ハイスペックな性能で、AI機能も凄い!」と評判です。
レノボからは2021年8月に「Lenovo Yoga Tab 13」に発売されて以降、長らくYogaシリーズのタブレットを発売されていませんでした。
Yogaシリーズはかつてその高い性能とキックスタンドを備えた個性的なモデルとして人気が高かったモデルです。
そのモデルが2025年になって、「Lenovo Yoga Tab Plus」としてついに復活して発売されました。
しかも、従来とは異なるキックスタンドがないスリムで高級感あるデザインに変更され、
圧倒的にパワフルなSnapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載。新しいスタイラスペンやキーボードも用意し、
高度なAIエージェント機能「Lenovo AI Now」も使えるようになっています。
今回の記事ではそんな魅力があふれる「Lenovo Yoga Tab Plus」を徹底解剖するべく、以下の9点を重点的に解説します。
- 外観・デザイン(サイズ・重量)
- ディスプレイ・リフレッシュレート
- プロセッサ性能(ベンチマーク、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- オーディオ性能
- バッテリー・充電
- スタイラスペンとキーボード
- 機能(AI Now機能と連携機能)
- OS(アップデート)
また、前モデル「Lenovo Yoga Tab 13」との違いも紹介!Snapdragon 8 Gen 3のAntutuベンチマーク、ゲーム性能(FPS)、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
Lenovo Yoga Tab Plusが日本で発売開始!
2025年1月、日本で「Lenovo Yoga Tab Plus」が発売されました。 Snapdragon 8 Gen 3を搭載したハイスペックなタブレットで、スタイラスペンが付属するお買い得なモデルです。
圧倒的に高速な処理能力
Lenovo Yoga Tab PlusはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載。 内蔵のQualcomm Hexagon NPUは20 TOPS(1秒間に20兆回の演算処理ができる)という高いAI性能を発揮し、Lenovo AI Nowと組み合わせることで、文書の要約、画像認識、リアルタイム翻訳など、AIを活用した様々な機能を、驚くほど高速に実行できます。
メモリは、大容量16GB LPDDR5Xを搭載。複数のアプリを同時に起動しても、動作が重くなることはありません。また、ストレージには高速な256GB UFS 4.0を採用。アプリの起動やファイルの読み込みも、瞬時に行えます。
Lenovo AI Nowでさらに便利に
レノボが独自に開発したAIエージェントで、クラウドを経由せずにデバイス上で動作します。質問に答える、文書を検索する、文書を要約する、デバイスを操作するなど、まるで専用の秘書のように、あらゆるタスクをサポートします。プライバシーを気にせず、安心して利用でき、オフライン環境でも活躍します。現在は英語のみの対応ですが、今後のアップデートで日本語にも対応予定です。
周辺機器で快適な作業環境に
オプションで専用のキーボードパックを用意しています。 スマートキーを使用すると、「Lenovo AI Now」に対応したスマートツールにすぐにアクセスできて、検索やタスクをすばやく実行できます。 たとえば、Lenovo Notepad ライティングツールを使えば、クオリティの高いブログやストーリーを簡単に書くことができます。
また、人間工学に基づいたデザインとマルチジェスチャーに対応したトラックパッドでOffice文書も快適に作成することが可能。専用のスタイラスペン「Lenovo Tab Pen Pro」(付属)で、アイデアをそのままスケッチしたり、手書きでメモを取ったりすることも可能です。
高精細ディスプレイと臨場感あふれるサウンド
12.7インチの3Kディスプレイは、鮮やかな色彩と驚異的な輝度で、映像コンテンツを最大限に楽しめます。また、Harman Kardonの6スピーカーとドルビーアトモスが織りなす臨場感あふれるサウンドは、まるで映画館にいるような没入感を味わえます。バッテリーは大容量10200 mAhで、45W急速充電にも対応しています。
強力なデバイス連携
クロスコントールに対応し、タブレット、スマートフォン、PC間でマウスとキーボードを共有できます。 共有ハブを利用すれば、異なるデバイス間でファイルの共有も簡単。 AndroidアプリをPCの画面にストリーミングで映し出したり、アプリをPCの画面に映し出して作業することもできます。 もちろん、「Lenovo AI Now」を使ったAIのタスク処理もタブレットだけでなく、PC、スマホからも利用できます。
その他の特長
そのほか、USB 3.2 Type-CポートでDP映像出力に対応しています。 2回のメジャーOSアップグレードと4 年間のセキュリティ パッチを予定するなどお買い得な要素が満載です。
それでは早速どんなタブレットなのか、もっとくわしくその価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。
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Lenovo Yoga Tab Plus | プレミアムAI搭載タブレット | ZAEG0149JP | レノボ・ ジャパン
価格をチェック!他メーカーのタブレットよりも安くてお得?
「Lenovo Idea Tab Pro」はレノボ公式サイトで89,980円(税込・送料無料)で販売されています。Snapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSIONを搭載したゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」よりも約3千円ほど安い価格です。
しかも、純正スタイラスペンが付属するので非常にお買い得です。楽天市場(94,800円・8,610ポイント付き)やヤフーショッピング(94,800円)でも販売されています。
「Lenovo Idea Tab Pro」
2025年1月 日本で発売された「Lenovo Idea Tab Pro」はレノボ公式サイトで54,780円(税込・送料無料)で販売中です。こちらはLenovoから発売された12.7インチのタブレットです。MediaTek Dimensity 8300、8GB LPDDR5Xメモリ、256 GB UFS 4.0ストレージを搭載し、高速かつスムーズな動作を実現。10200 mAhの大容量バッテリーを搭載し、約11時間の駆動が可能です。
また、4つのJBLスピーカーとDolby Atmosにより、臨場感あふれるサウンドを楽しむことが可能。付属のLenovo Tab Pen Plusと別売のキーボードパックにより、クリエイティブな作業にも対応します。そのほか、Google GeminiのAI機能、読み上げモード、Easy Jot機能など、便利な機能も備えている点も魅力です。
「REDMAGIC Nova」
2024年11月13日に発売された「REDMAGIC Nova」はAmazonで92,800円で販売中です。こちらはNubia Technologyから発売された10.9インチのゲーミングタブレットです。 Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSION、12GB / 16GB LPDDR5Xメモリ、256GB / 512GB UFS 4.0ストレージを搭載し、パワフルなパフォーマンスを実現しています。
また、冷却システム「PAD ICE 2.0」により、長時間のゲームプレイでも安定した動作を維持。 最大144Hzのリフレッシュレートと最大840Hzのタッチサンプリングレートにより、滑らかで応答性の高いゲーム体験を提供します。 そのほか、左右対称4スピーカーとDTS:X Ultra認証により、臨場感あふれるサウンドを楽しむことができるのも魅力的です。
「OnePlus Pad 2」
2025年1月にAliExpressで発売された「OnePlus Pad 2」はAliExpressで68,070円で販売中です。こちらはOnePlusから発売された12.1インチのタブレットです。 3000 x 2120ドットの3K液晶ディスプレイを搭載し、鮮明な映像を楽しめます。
また、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 platform、12GB LPDDR5xメモリ、256GB UFS 3.1ストレージにより、高速でスムーズな動作を実現。9510 mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用が可能です。そのほか、67W SUPERVOOC急速充電に対応し、素早く充電することが可能。AI機能、最大20GBまでのメモリ拡張、6スピーカー、Dolby Atmosなど、充実した機能を備えています。
「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」
2024年3月に発売された「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」はAmazonで69,800円で販売中です。こちらはシャオミから発売された12.4インチのタブレットです。3K解像度の12.4インチLCDディスプレイを搭載し、鮮明で美しい映像表示を実現しています。
また、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、LPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージにより、高いパフォーマンスを発揮。10000mAhの大容量バッテリーと120Wの急速充電に対応し、長時間の使用と素早い充電も可能です。そのほか、144Hzのリフレッシュレートと360Hzのタッチサンプリングレートにより、滑らかで応答性の高い操作性を実現している点もポイントです。
外観:圧倒的にエレガントな雰囲気が漂うスタイリッシュなデザイン
Lenovo Yoga Tab Plusは、ハイスペックな性能にふさわしいエレンガントなデザインです。
アルミ合金の洗練されたデザイン
Lenovo Yoga Tab Plusの筐体には、高品質なアルミ合金が採用されています。この素材は、軽量ながらも高い耐久性を備え、タブレットをしっかりと保護します。さらに、アルミ合金特有の滑らかな質感と光沢は、タブレットに高級感と洗練された印象を与えます。
タイダルティールと呼ばれる深みのある青緑色は、Lenovo Yoga Tab Plusの大きな特徴の一つです。従来のタブレットでは、グレーやブラックなど無難な色が主流でしたが、Yoga Tab Plusは大胆にも青緑色を採用しました。この色は、深みと落ち着きがありながらも、どこか神秘的で、見る人の目を惹きつけます。まるで、深い海の底を思わせるような、静寂と力強さを兼ね備えたカラーです。
薄型で持ち運びに便利
厚さはわずか6.7 mmと非常に薄く、満員電車での移動中も、この薄さなら邪魔になりません。バッグの中から必要な時にすぐに取り出して使うことができるので、カフェでのちょっとした調べ物や、外出先でのプレゼンテーションなど、様々なシーンで活用できます。
シンプルながらも個性的な背面
Lenovo Yoga Tab Plusの背面デザインは、ミニマルな美しさを追求しながらも、独自の個性を放っています。無駄な要素を削ぎ落としたシンプルな構成でありながら、細部へのこだわりが光る、洗練されたデザインです。
3つのカメラレンズは、タブレットの背面に目立たないように配置されています。カメラの存在感を最小限に抑えることで、タブレット全体の美しさを損なうことなく、すっきりとした印象を与えています。レンズ周りのわずかな凹凸や、繊細なリング状のデザインなど、細部にまでこだわり抜かれた仕上がりになっています。
背面のLenovoのロゴは、控えめなサイズで刻印されています。主張しすぎないブランドロゴは、タブレットの上品さをさらに引き立てています。ロゴの配置やフォントにもこだわり、全体のデザインとの調和を図っています。
充実したインターフェース
上面には電源ボタン、底面には映像出力に対応したUSB 3.2 Type-C ポートが配置され、側面には音量ボタン、2つのマイク、そしてキーボード接続用のスマートコネクタが備わっています。6つのスピーカーは上面と底面に配置されています。なお、3.5mmイヤホンジャックやmicroSDカードは搭載されていません。
前モデルと比較
サイズに関しては、Yoga Tab 13の方がYoga Tab Plusよりもわずかに大きいです。具体的な数字で見ると、Yoga Tab 13は幅と奥行きがYoga Tab Plusよりそれぞれ2.4mm、15.7mm大きいです。
一方、厚さに関しては、Yoga Tab 13の方がYoga Tab Plusよりも薄くなっています。これはYoga Tab 13がキックスタンドを搭載しているためで、スタンド部分を含めると最大24.9mmと厚くなります。
重量に関しては、Yoga Tab 13の方がYoga Tab Plusよりも重いです。Yoga Tab 13は830g、Yoga Tab Plusは640gと、その差は190gにもなります。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・291.0 x 188.3 x 6.7 mm / 640g
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・293.4 x 204 x 6.2-24.9 mm / 830 g
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・約 291.8 x 189.1 x 6.9 mm / 620g
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・約 268.3 x 174.3 x 7.8-13.6 mm / 650 g
ディスプレイ:エンターテイメントを極める美麗な3K画質
Lenovo Yoga Tab Plusは12.7インチの大画面に、3K解像度(2944 x 1840ドット)のディスプレイを搭載。Netflixで配信されている映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を視聴する際、美しい海の世界を細部まで鮮やかに映し出し、まるでパンドラにいるかのような臨場感を味わえます。
広色域で、実物に近い色を再現
デジタルシネマの標準規格であるDCI-P3の色域を100%カバーしています。DCI-P3は、従来のsRGBよりも広い色域を表現できるため、より自然で鮮やかな色彩を再現することが可能です。写真や動画の色を忠実に再現し、まるで実物を見ているかのような感覚を味わえます。色の正確性が求められる写真編集や動画編集など、クリエイティブな作業にも最適です。
高輝度で、どんな場所でも鮮明に表示
さらに最大900nitという非常に明るい輝度を誇り、日差しが差し込むリビングや屋外など、明るい場所でも画面の内容を鮮明に確認することができます。HDR動画を再生する際には、よりリアルでダイナミックな映像表現を楽しむことができ、まるで映画館にいるかのような臨場感を味わえます。
滑らかに表示できる144Hzリフレッシュレートに対応
144Hzのリフレッシュレートは、画面の動きを驚くほど滑らかに表示します。例えば、「原神」のようなアクションゲームをプレイする際、キャラクターの素早い動きやエフェクトを、残像感なくクリアに映し出すため、より快適にゲームを楽しむことができます。また、電子書籍を読む際のスクロールも滑らかで、長時間の読書でも目が疲れにくく、快適な読書体験を提供します。
現実を超える映像美・反射防止処理でより見やすく
Dolby Visionに対応することで、HDRコンテンツをより鮮やかに、そしてダイナミックに表現します。Amazon Prime Videoで配信されている「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」を視聴する際、従来のSDR映像よりも、明暗の差が大きく、よりリアルな映像体験を提供し、壮大なファンタジーの世界に没頭できます。さらに、反射防止処理が施されているため、周囲の光に邪魔されることなく、コンテンツに集中できます。
10点マルチタッチで操作も快適
10点マルチタッチに対応したディスプレイを搭載し、複数の人が同時に画面に触れて操作することができます。家族や友人と複数人で画面を囲んで、協力プレイや対戦ゲームを楽しんだり、旅行の写真や動画を一緒に見ながら思い出を語り合ったりすることができます。
便利なミラーリングも利用できる
また、Yoga Tab PlusはMiracastにも対応しています。タブレットの画面をワイヤレスでリビングの大画面テレビにミラーリングすることができ、家族みんなで一緒に映画を楽しんだり、旅行の写真を大画面で鑑賞したりすることができます。
プレゼンテーションの場では、タブレットの画面をワイヤレスでプロジェクターに投影することも可能です。ケーブル接続の手間がなく、スムーズなプレゼンテーションを行うことができます。
前モデルと比較
サイズについては、Yoga Tab 13が13インチ、Yoga Tab Plusが12.7インチと、Yoga Tab 13の方がわずかに大きいです。また、解像度に関しては、Yoga Tab Plusの方が2944 x 1840ドットと、Yoga Tab 13の2160 x 1350ドットよりも高精細です。
さらに、輝度については、Yoga Tab Plusが最大900nitと、Yoga Tab 13の最大400nitを大きく上回っています。これは、Yoga Tab Plusの方が明るい場所で画面が見やすいことを意味します。
<ディスプレイを比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・12.7インチ、解像度2944 x 1840 ドット(最大900nit)
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・13インチ、解像度2160 x 1350 ドット(最大400nit)
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・12.7インチ、解像度2944 x 1840 ドット(最大400nit)
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・11.5インチ、解像度 2000 x 1200 ドット(最大400nit)
プロセッサ性能:Snapdragon 8 Gen 3の驚異的な処理能力
Lenovo Yoga Tab Plusは、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載し、タブレットとは思えないほどの圧倒的なパフォーマンスを実現しています。重いゲームから複雑なマルチタスク、AIを使った高度な処理まで、あらゆるタスクを軽々とこなし、ストレスフリーな使用体験を提供します。
最新プロセッサで、圧倒的なパフォーマンスを実現
4nmプロセスで製造された最新のチップセットであるQualcomm Snapdragon 8 Gen 3は、8つのコアを搭載し、最大3.4GHzで動作します。これにより、例えば、「Apex Legends Mobile」のような高負荷なゲームをプレイする場合でも、高いフレームレートを維持し、快適にゲームを楽しむことができます。
高精細なグラフィックも滑らかに描画
グラフィック処理を担当するGPUには、Qualcomm Adreno 750を採用しています。このGPUは、高精細なグラフィックを滑らかに描画することができ、3Dゲームはもちろん、動画編集や画像処理など、高いグラフィック性能が求められる作業も快適に行えます。
AI処理に特化したNPUで、さらにスマートに
さらに、AI処理に特化したNPU(ニューラルプロセッシングユニット)として、Qualcomm Hexagonを搭載しています。Hexagonは、20 TOPS(Trillion Operations Per Second)という驚異的な処理能力を誇り、AIを使った画像認識や自然言語処理などを高速に実行することができます。これにより、Lenovo AI NowのようなAI機能をスムーズに利用することができ、より快適でスマートなタブレット体験を提供します。
Antutuベンチマーク
Lenovo Yoga Tab Plusが搭載するSnapdragon 8 Gen 3 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 200万 前後を記録しています。
同じプロセッサは「Lenovo Legion Y700 2025」にも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「2053731」、CPUで「476942」、GPUで「857852」、MEMで「366186」、UXで「352751」
Snapdragon 8 Gen 3 性能を比較
Snapdragon 8 Gen 3は、Antutuベンチマークスコアで約200万点を記録しており、Androidタブレット向けSoCとしては現時点で最高峰の性能を持っていると言えます。前世代のSnapdragon 8 Gen 2と比較すると、約30%もの大幅な性能向上を果たしており、特にグラフィック性能の向上が著しいと考えられます。
<CPUランキング>
- 1.Apple M4 (iPad Pro M4)・・・Antutu:247万
- 2.MediaTek Dimensity 9300+ (Galaxy Tab S10)・・・Antutu:230万
- 3.Apple M2 (第6世代 iPad Air)・・・Antutu:218万
- 4.Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Yoga Tab Plus/OnePlus Pad 2/Lenovo Legion Y700 2025 / REDMAGIC Nova)・・・Antutu:200万
- 5.Snapdragon 8 Gen 2 (Xiaomi Pad 6S Pro 12.4/Galaxy Tab S9)・・・Antutu:150万
- 6.MediaTek Dimensity 8300 (Lenovo Xiaoxin Pad Pro 12.7 2025)・・・Antutu:140万・・・Antutu:140万
- 7.Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro/LAVIE Tab T9 T0995 HAS/Lenovo Legion Y700 2023)・・・Antutu:110万
- 8.MediaTek Dimensity 9000 (OnePlus Pad/OPPO Pad 2/LAVIE Tab T14/Lenovo Legion Y900)・・・Antutu:100万
- 9.Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8 Ultra/Galaxy Tab S8)・・・Antutu:90万
- 10.Google Tensor G2 (Google Pixel Tablet)・・・Antutu:80万
しかし、AppleのMシリーズチップには及ばないのも事実です。最新のiPad Proに搭載されているM4は247万点、第6世代iPad AirのM2でも218万点を記録しており、Snapdragon 8 Gen 3はこれらのチップには依然として水をあけられています。
とはいえ、Snapdragon 8 Gen 3はMediaTekのDimensity 9300+を上回るスコアを記録しており、Androidタブレット向けSoCとしてはトップクラスの性能であることは間違いありません。原神のような高負荷なゲームでも、高画質・高フレームレートで快適にプレイできるだけの性能を備えていると考えられます。
ゲーム性能
Snapdragon 8 Gen 3はAntutuベンチマークで総合スコア200万点超えを記録しており、GPUスコアも85万点を超えるなど、モバイル向けSoCとして非常に高いグラフィック性能を有しています。この結果から、Snapdragon 8 Gen 3搭載端末では、以下のような人気ゲームを高画質・高フレームレートでプレイできると考えられます。
<各ゲームタイトルのFPS>
- 原神: 最高画質設定、60fpsで安定したプレイが可能。激しい戦闘シーンでもフレームレートの低下は最小限に抑えられます。
- タワーオブファンタジー: 最高画質設定、60fpsで快適にプレイ可能。広大なオープンワールドを探索する際も、スムーズな描画で楽しむことができます。
- 鳴潮 (Wuthering Waves): 最高画質設定、60fpsでプレイ可能。美麗なグラフィックで描画される世界を、高フレームレートで堪能できます。
- 崩壊:スターレイル: 最高画質設定、60fpsで滑らかなプレイが可能。ターン制バトルも、ストレスなく楽しめます。
- 荒野行動: 最高画質設定、90fpsまたは120fpsでプレイ可能。滑らかな描画で、敵を素早く見つけて有利に戦闘を進められます。
- PUBG Mobile: HDR画質設定、Extremeフレームレート(60fps)でプレイ可能。快適なプレイでドン勝を目指せます。
- Call of Duty: Mobile: 最高画質設定、Maxフレームレート(60fps)でプレイ可能。激しい銃撃戦でも、スムーズな描画で敵を捉えられます。
- Apex Legends Mobile: 最高画質設定、60fpsでプレイ可能。モバイル版Apex Legendsでも、PC版に近い高画質で楽しめます。
- ウマ娘 プリティーダービー: 最高画質設定、60fpsでプレイ可能。レースシーンを美麗なグラフィックで楽しめます。
- モンスターストライク: 最高画質設定、120fpsでプレイ可能。弾く動作も滑らかで、爽快なプレイ体験が得られます。
これらのゲーム以外にも、Snapdragon 8 Gen 3の高いグラフィック性能を活かせるタイトルは多数存在します。今後、Snapdragon 8 Gen 3搭載端末が増えることで、モバイルゲームのグラフィック表現はさらに進化していくことが期待されます。
メモリ・ストレージ:大容量と高速規格でより快適な使い心地に
Lenovo Yoga Tab Plusは、大容量で高速なメモリとストレージを搭載し、従来モデルよりも快適に使えるようになっています。
あらゆるタスクをスムーズに
最新のメモリ規格LPDDR5Xを16GB搭載することで、従来のLPDDR4Xよりも高速なデータ転送が可能です。これにより、例えば、ブラウザでウェブページを閲覧しながら、動画編集アプリで動画を編集し、さらにバックグラウンドで音楽を再生する、といった複数アプリのマルチタスクも快適に行えます。
アプリの起動も、ファイルの読み込みも高速に
ストレージには、高速なデータ転送速度を誇る最新の規格UFS 4.0で256GBを搭載。従来のUFS 3.0よりもアプリの起動やファイルの読み込みが高速化し、例えば、容量の大きいゲームアプリ「原神」も、待ち時間を感じることなくスムーズに起動できます。また、一眼レフカメラで撮影した高画質な風景写真や、4K解像度の旅行動画などを大量に保存しても、快適にアクセスできます。
大容量ストレージで、コンテンツをたっぷり保存
256GBの大容量ストレージは、写真、動画、音楽、電子書籍など、多くのデータを保存するのに十分なスペースを提供します。例えば、音楽好きの方なら、FLACやWAVなどの高音質音源も、容量を気にせず保存できます。また、数千冊の電子書籍を保存することができ、まるで図書館を持ち歩いているような感覚を味わえます。
外部ストレージ非対応の割り切った仕様
Lenovo Yoga Tab Plusは、外部ストレージには対応しておらず、microSDカードスロットもありません。そのため、ストレージ容量を増設することはできません。購入前に必要なストレージ容量を検討しておく必要があります。
前モデルと比較
Lenovo Yoga Tab PlusとLenovo Yoga Tab 13のメモリとストレージを比較すると、Yoga Tab Plusの方がより高速で、大容量のメモリとストレージを搭載していることが分かります。
まず、メモリについては、Yoga Tab Plusは16GB LPDDR5Xを搭載しているのに対し、Yoga Tab 13は8GB LPDDR5を搭載しています。Yoga Tab PlusはYoga Tab 13の2倍のメモリ容量を誇り、LPDDR5XはLPDDR5よりも高速なデータ転送速度を実現します。
また、ストレージについては、Yoga Tab Plusは256GB UFS 4.0を搭載しているのに対し、Yoga Tab 13は128GB UFS 3.0を搭載しています。Yoga Tab PlusはYoga Tab 13の2倍のストレージ容量を誇り、UFS 4.0はUFS 3.0よりも高速な読み書き速度を実現します。
<メモリ・ストレージを比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・ 16GB LPDDR5X / 256 GB UFS 4.0
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・8GB LPDDR5 / 128GB UFS 3.0
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・8GB LPDDR5X / 256GB UFS 4.0
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・8GB LPDDR4x / 256GB
オーディオ性能:Harman KardonとDolby Atmosが創造する、極上サウンド
Lenovo Yoga Tab Plusは、オーディオにもこだわり抜いています。Harman KardonのサウンドシステムとDolby Atmosの組み合わせにより、タブレットとは思えないほどの高音質で臨場感のあるサウンドを再生できます。
あらゆる音を鮮やかに、そして立体的に
タブレットの上面と底面に配置された6つのスピーカーは、Harman Kardonがチューニングを施したもので、圧倒的にパワフルでクリアなサウンドを奏でます。さらに、Dolby Atmosに対応することで、音に包み込まれるような没入感も。
例えば、Amazon Music Unlimitedで配信されている宇多田ヒカルの楽曲を聴く際に、ボーカル、楽器、そして空間系エフェクトなど、あらゆる音が鮮やかに、そして立体的に響き渡り、まるでコンサート会場にいるような感覚に陥ります。
映画も、ゲームも、さらに臨場感豊かに
Lenovo Yoga Tab PlusのDolby Atmosは、従来のサラウンドサウンドとは異なり、音の位置や移動を正確に再現することで、よりリアルで立体的な音響空間を作り出します。例えば、人気アクションゲーム「Apex Legends Mobile」をプレイする場合、Dolby Atmosの効果は絶大です。銃声や爆発音が、まるで実際にその場で起こっているかのように、あらゆる方向から聞こえてきます。
クリアな音声で、ストレスフリーなコミュニケーション
2つのマイクは、クリアな音声入力とノイズキャンセリングを両立しています。例えば、Google Meetでオンライン会議に参加する場合、周囲の雑音を気にせず、自分の発言を相手にクリアに伝えることができます。カフェやコワーキングスペースなど、周囲の音が多い環境でも、快適に会議に参加することができます。
また、Zoomでビデオ通話をする際にも、クリアな音声で相手とコミュニケーションを取ることができます。家族や友人と、まるで目の前にいるかのような感覚で会話することができます。
さらに、音声認識アプリを使う際にも、Yoga Tab Plusのマイクは正確に音声を認識することができます。例えば、Googleアシスタントに話しかけて、音楽を再生したり、メッセージを送信したりする際に、音声を正確に認識し、スムーズに操作することができます。
前モデルと比較
Yoga Tab 13は、JBLの4スピーカーを搭載し、Dolby AtmosとLenovo Premium Audioに対応しています。スピーカーの数ではYoga Tab Plusの方が多いですが、Yoga Tab 13はLenovo Premium Audioという独自の技術を採用することで、音質の向上を図っています。どちらのタブレットもDolby Atmosに対応しているため、立体的な音響を楽しむことができます。
<スピーカーとオーディオを比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・Harman Kardonの6スピーカー / Dolby Atmos
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・JBLの4スピーカー / Dolby Atmos,Lenovo Premium Audio
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・JBLの4スピーカー / Dolby Atmos
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・JBLの8スピーカー / Dolby Atmos
バッテリー:大容量10200mAhの頼もしいロング駆動・45W急速充電にも対応
Lenovo Yoga Tab Plusは、10200mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用を可能にします。さらに、45Wの急速充電にも対応しており、外出先でもバッテリー残量を気にすることなく、タブレットをフル活用できます。
バッテリー切れの心配なく、丸一日、充電を気にせず使える
10200mAhの大容量バッテリーにより、動画視聴やウェブ ブラウジングなど、バッテリーを消費する作業も、充電切れの心配をすることなく、思う存分楽しむことができます。例えば、長距離のフライト中に映画を連続視聴したり、カフェで長時間作業したりする場合でも、安心して使い続けることができます。
急速充電で、いつでもフルパワー
45Wの急速充電に対応しており、USB 3.2 Type-Cポートを利用して短時間で充電することができます。忙しい朝でも、少しの時間で充電できるため、外出先でもバッテリー残量を気にする必要はありません。例えば、朝の準備中に30分充電するだけで、数時間の使用が可能になります。
前モデルと比較
Lenovo Yoga Tab PlusとLenovo Yoga Tab 13は、バッテリー容量は同じですが、充電速度に違いがあります。
充電速度はYoga Tab Plusの方が高速です。Yoga Tab Plusは45Wの急速充電に対応しているのに対し、Yoga Tab 13は30Wの急速充電に対応しています。つまり、Yoga Tab Plusの方が短時間でバッテリーを満充電にすることができます。外出先でタブレットを使用することが多いユーザーや、充電時間を短縮したいユーザーにとっては、Yoga Tab Plusの方がより便利に使えるでしょう。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・10200 mAh / 45W急速充電
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・10200 mAh / 30W急速充電
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・10200 mAh / 45W急速充電
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・8600 mAh / 45W急速充電
スタイラスペンとキーボード:創造性を加速するクリエイティブなツール
Lenovo Yoga Tab Plusは、付属のスタイラスペン「Lenovo Tab Pen Pro」と別売りの専用キーボードパックを使用することで、単なるタブレットを超えた、クリエイティブなツールへと進化します。
Lenovo Tab Pen Pro:アイデアを形にする
4096段階の筆圧感知に対応したLenovo Tab Pen Proは、繊細な線から力強い線まで、紙にペンで書いているような自然な書き心地で、思い通りの表現を可能にします。イラストを描く、メモを取る、ドキュメントに注釈を入れるなど、様々な用途で活躍します。
例えば、アイデアをスケッチしたり、イラストアプリ「CLIP STUDIO PAINT」で本格的なデジタルイラストを描いたり、PDFファイルに注釈を入れたりすることができます。約156時間という驚異的な連続使用時間を実現しているので、充電切れの心配なく、創造性を発揮できます。
専用キーボードパック:快適なタイピングで、作業効率アップ
別売りの専用キーボードパックは、ThinkPadを彷彿とさせる快適なキーストロークと正確性で、長時間のタイピングも快適に行えます。キックスタンドを内蔵したマグネットスタンドカバーは、タブレットをしっかりと固定し、最適な角度でタイピングできます。
また、ブログ記事の作成、資料作成、プレゼンテーション資料の作成など、ビジネスシーンでも活躍します。マルチジェスチャーコントロール付きの内蔵トラックパッドを搭載し、直感的な操作が可能。Lenovo AI Nowなどの専用ショートカットは、スマート機能へのアクセスを容易にし、作業効率を向上させます。
機能:AIがもたらす、革新的な生産性
Lenovo Yoga Tab Plusは、AIを活用したな機能によって、ユーザーの創造性と生産性を新たなレベルへと引き上げます。
個人に寄りそうAIエージェント「Lenovo AI Now」
Yoga Tab Plusには、レノボが開発したAIエージェント「Lenovo AI Now」が搭載されています。(※現時点では英語のみですが、日本語への対応も予定されています。)Lenovo AI Nowは、オフラインのローカルで動作し、まるで専用の秘書のように、様々なタスクをサポートします。
専用のキーボードパックに搭載されたスマートキーを使えば、Lenovo AI Nowに対応したスマートツールに瞬時にアクセスすることもできます。
Lenovo AI Nowの主な機能
- Lenovo Notepad:AIを搭載したライティングツールで、文章作成をサポートします。AIリフレーズツールで表現力豊かな文章に仕上げることも可能です。例えば、メールやレポートの作成、SNSへの投稿など、様々なシーンで役立ちます。
- ローカルチャット:AIとのチャットを通じて、様々な情報を取得したり、アイデアを練ったりすることができます。例えば、「明日の札幌の天気は?」「最新のニュースを教えて」「面白い映画を紹介して」といった質問に答えてくれます。
- ドキュメント処理:ドキュメント検索、Q&A、ドキュメント要約、コンテンツ生成など、ドキュメント処理を効率化します。例えば、大量の資料の中から必要な情報を見つけたり、長文のレポートを要約したりすることができます。
- デバイスコントロール:設定管理、アプリケーション起動など、デバイス操作を音声で指示できます。例えば、「Wi-Fiをオンにして」「音楽を再生して」「音量を上げて」といった指示ができます。
- 生体認証暗号化:高度なセキュリティで、個人情報や重要なデータを保護します。
なお、Lenovo AI Nowは、最初の一年間は無料で利用できます。その後は、アプリ内購入によって継続利用が可能です。
デバイスを超えたシームレスな連携
Yoga Tab Plusは、優れた共有機能も備えています。
- クロスコントロール:タブレット、スマートフォン、PC間でマウスとキーボードを共有できます。1つのマウスとキーボードで、複数のデバイスを操作できるため、作業効率が向上します。
- 共有ハブ:異なるデバイス間でファイルを簡単に共有できます。例えば、タブレットで撮影した写真をPCに転送したり、PCで作成した資料をタブレットで閲覧したりすることができます。
- デバイス連携:AndroidアプリをPCの画面にストリーミングしたり、PCの画面でアプリを操作したりできます。Lenovo AI NowのAIタスク処理も、タブレットだけでなく、PCやスマートフォンから利用可能です。
OS:アップデートで常に最新OS、セキュリティ機能に進化
Lenovo Yoga Tab Plusは、最新のAndroid 14を搭載し、快適でスムーズな操作性と豊富な機能を提供します。それだけではありません。将来のOSアップデートにも対応し、常に最新の状態を保つことができます。
常に最新のAndroid OSで、快適なタブレット体験を
Yoga Tab Plusは、2回のメジャーOSアップグレードが予定されています。つまり、Android 14の次のバージョンであるAndroid 15、そしてさらにその次のバージョンであるAndroid 16へのアップデートが保証されているということです。常に最新のAndroid OSを利用することで、最新の機能やセキュリティアップデートを受け取り、タブレットを常に最適な状態で使い続けることができます。
4年間のセキュリティパッチ提供で、安心・安全
さらに、4年間のセキュリティパッチの提供が予定されています。セキュリティパッチは、最新のセキュリティ脅威からデバイスを保護するために不可欠です。Yoga Tab Plusは、長期間にわたってセキュリティが維持されるため、安心して使用できます。
<Android 14の主な機能>
- よりパーソナルなロック画面: フォント、時計のスタイル、ショートカットなどをカスタマイズ可能。
- AI生成壁紙: AIが生成したユニークな壁紙を設定可能に。
- 単色テーマ: システム全体を単色で統一し、ミニマルな外観に。
- ォントスケーリング: 最大200%まで拡大可能になり、視覚障碍者への対応を強化。
- 非線形フォントスケーリング: 小さなフォントはそのままに、大きなフォントだけを拡大するオプション。
- 点滅ライトの検出: カメラを使って、周囲の点滅ライトを検知し、てんかんのあるユーザーに警告。
アプリの権限管理: アプリがアクセスできる写真や動画を制限可能に。 - クリップボードへのアクセス制限: アプリがクリップボードのコンテンツにアクセスする際に、ユーザーに通知を表示。
- インストール可能なアプリの制限: 古いバージョンのAndroidをターゲットとするアプリのインストールをブロックし、セキュリティリスクを軽減。
- Ultra HDR: より広いダイナミックレンジを表現できる写真フォーマットをサポート。
- ヘルス関連機能: 歩数計や心拍数などのデータをより正確に追跡。
- パフォーマンス向上: バックグラウンド処理の最適化などにより、バッテリー寿命を延長。
前モデルと比較
Yoga Tab Plusは最新のAndroid 14を搭載しており、Android 16までアップデートが保証されています。一方、Yoga Tab 13はAndroid 11を搭載しており、Android 12までしかアップデートされません。そのため、Yoga Tab 13はすでに最新のOSではなくなっており、セキュリティアップデートの提供も終了する可能性があります。Android 14の機能も利用できません。
<OSを比較>
- 1.「Lenovo Yoga Tab Plus」・・・Android 14 (Android 16まで)
- 2.「Lenovo Yoga Tab 13」・・・Android 11 (Android 12まで)
- 3.「Lenovo Idea Tab Pro」・・・Android 14 (Android 16まで)
- 4.「Lenovo Tab Plus」・・・Android 14
「Lenovo Yoga Tab Plus」のデメリット
Lenovo Yoga Tab Plusは魅力的な機能を多く備えたタブレットですが、いくつかデメリットも存在します。主なデメリットは以下の点が挙げられます。
1.本体がやや重い
Yoga Tab Plusは約640gと、最近のタブレットとしてはやや重めです。長時間片手で持って使用する場合、腕が疲れる可能性があります。
2.4G LET通信に対応していない
Yoga Tab PlusはWi-Fiモデルのみで、4G LTE通信には対応していません。外出先でインターネットを使用する場合は、Wi-Fi環境が必要となります。
3.GPSを利用できない
Yoga Tab PlusはGPSを搭載していません。そのため、カーナビゲーションや位置情報を利用するアプリなどでは、正確な位置情報を取得することができません。
4.3.5mmイヤホンジャックがない
Yoga Tab Plusには、3.5mmイヤホンジャックがありません。有線イヤホンを使用する場合は、USB Type-C to 3.5mm変換アダプターが必要となります。
5.microSDカードが使えない
Yoga Tab Plusには、microSDカードスロットがありません。そのため、ストレージ容量を増設することができません。
6.Lenovo AI Nowは現時点では英語のみの対応
Lenovo Yoga Tab Plusの大きな魅力の一つであるAI機能「Lenovo AI Now」は、現時点では英語にしか対応していません。日本語での利用を期待しているユーザーにとっては、大きなデメリットと言えるでしょう。レノボは日本語への対応を予定していますが、具体的な時期は未定です。日本語に対応するまでは、AI機能をフルに活用することができません。
これらのデメリットを許容できるかどうかは、ユーザーの利用シーンや求める機能によって異なります。Yoga Tab Plusを購入する際は、これらのデメリットを考慮した上で、自身のニーズに合致するかどうかを判断することをおすすめします。
「Lenovo Yoga Tab Plus」のスペック
- 型番 製品番号: ZAEG0149JP
- ディスプレイ 12.7インチ、解像度2944 x 1840 ドット
※3K液晶/輝度650 nit (標準)、900 nit (最大)/100% DCI-P3/10点マルチタッチ/Miracast/反射防止処理/Dolby Vison - リフレッシュレート 144Hz
- Widevine L1 対応
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
※4nm/64bit/8コア/最大3.4GHz - GPU Qualcomm Adreno 750
- NPU Qualcomm Hexagon (20 TOPS)
- RAM(メモリ) 16GB LPDDR5X (オンボード)
- ストレージ 256 GB UFS 4.0
- 外部ストレージ 非対応、microSDカードスロットなし
- バッテリー 10200 mAh リチウムイオンポリマー
- 充電 45W急速充電
- 背面カメラ 13MP AF + 2MP FF
- 前面カメラ 13MP FF
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 7対応 (IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth 5.4
- 衛星測位 非対応
- インターフェース USB 3.2 Type-C ポート(DP-Out 対応)、スマートコネクタ(キーボード接続用)
- センサー 加速度センサー、近接センサー、ジャイロセンサー、RGB センサー、指紋センサー
- スピーカー Harman Kardonの6つのスピーカー
- オーディオ ドルビー・アトモス
- マイク 2つのマイク
- スタイラスペン Lenovo Tab Pen Pro(付属)
- キーボード 専用のキーボードパック
- Officeアプリ なし
- 筐体 アルミ合金
- OS Android 14(2回のメジャー OS アップグレードと4 年間のセキュリティ パッチを予定)
- サイズ 約 291.0 x 188.3 x 6.7 mm
- 重量 約 640g
- カラー タイダルティール
- 付属品 マニュアル類、AC アダプター、USB ケーブル
「Lenovo Yoga Tab Plus」の評価
8つの基準で「Lenovo Yoga Tab Plus」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★★
- スペック:★★★★★
- デザイン:★★★★
- 耐久性:★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
レノボから発売された12.7インチのハイスペックなタブレットです。パワフルなプロッサとAI機能を搭載し、専用の周辺機器や他デバイスとの連携機能も利用できます。
「OnePlus Pad 2」の方がいいのか?
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載したタブレットとして、「OnePlus Pad 2」も海外で販売されています。
専用のスタイラスペンやキーボードを用意し、AI機能も利用できるようになっており、価格も6万円台と非常にお買い得です。
ただし、「Lenovo Yoga Tab Plus」のAI機能とはかなり趣が違っています。例えば「Lenovo AI Now」はオンライン接続のないローカル環境でも動作し、ドキュメント検索、Q&A、ドキュメント要約、コンテンツ生成などが可能です。また、設定管理、アプリケーション起動などを音声で指示して操作する「デバイスコントロール」も可能になっているなど、ワンランク上のAI機能が使えるようになっています。
また、「Lenovo Yoga Tab Plus」はスマホやPCとの共有機能にも優れており、PCのキーボードやマウスを使って、タブレットで操作したり、PCの画面をタブレットに映し出して作業できたりと、自由自在にデバイスを行き来して、作業できるようになっています。
これらの共有機能と「Lenovo AI Now」の機能を組わせると、まさに爆発的に生産性が向上するでしょう。その威力は一般的なタブレットの数十倍になるはずです。
タブレットとしはもちろん「OnePlus Pad 2」も魅力的ですが、「生産性」という観点でみると、「Lenovo Yoga Tab Plus」の方が圧倒的に有利です。
「Lenovo Yoga Tab Plus」に最適な人は?
ズバリ、タブレットを使って、「生産性」を上げたい人に最適です。
強力なデバイス連携機能で、スマホ、PC間を自在に行き来しながら、スムーズに作業できるのが大きなメリット。
AIツールをスムーズに呼び出せるスマートキー付きのキーボードパックや、4096段階の筆圧感知に対応したLenovo Tab Pen Proも用意され、
ノートPCにも負けないほど高い生産性を発揮します。
また、パワフルなQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサと16GB LPDDR5X メモリを搭載していることも大きなメリットです。
これにより、動画編集や3Dレンダリングなど負荷のかかりやすいシーンでもスムーズに作業できます。
さらに12.7インチのディスプレイは3Kの高画質で、Miracastによるミラーリングや有線によるDP映像出力にも対応。
外部のディスプレイにタブレットの画面を映し出して、まるでパソコンのように作業することも可能です。
価格は89,980円と高額ですが、タブレットの常識を覆す高い生産力は大きな魅力。
高度なAIエージェント「Lenovo AI Now」も利用できるタブレットを使ってみたい人にもおすすめです。
「Lenovo Yoga Tab Plus」の価格・購入先
Lenovo Yoga Tab Plusはレノボ公式サイトや楽天市場などのECサイトで購入できます。
レノボ公式サイト
89,980円(税込・送料無料)で販売されています。
レノボ公式サイトで「Lenovo Yoga Tab Plus」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、銀行振り込み、Amazon Payです。
ECサイト
- 楽天市場で94,800円(送料無料・8,610ポイント付き)、
- ヤフーショッピングで94,800円、
で販売されています。
Amazonで「Lenovo Yoga Tab Plus」をチェックする
楽天市場で「Lenovo Yoga Tab Plus」をチェックする
ヤフーショッピングで「Lenovo Yoga Tab Plus」をチェックする
AliExpressで「Lenovo tablet」をチェックする
米国 Amazon.comで「Lenovo Yoga Tab Plus」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「Lenovo Yoga Tab Plus」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「REDMAGIC Nova」(日本版)
Nubia Technologyから発売された10.9インチのゲーミングタブレットです(2024年11月13日に発売)。
REDMAGIC OS 9.5(Android 14ベース)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョン、12GB / 16GB LPDDR5X メモリ、256GB / 512GB UFS 4.0 ストレージ、10100mAh バッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。
冷却システム「PAD ICE 2.0」、80W急速充電、充電分離機能、リフレッシュレート 最大144Hzタッチサンプリングレート 最大840 Hz、「REDMAGICゲームスペース」、「X Gravityプラットフォーム」、左右対称4スピーカー、DTS:X Ultra認証、3つのマイク、X軸リニアモーター、Type-C USB 3.1 Gen2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで92,800円、楽天市場で92,800円(送料無料)、AliExpressで49,172円(※REDMAGICで検索)、米国 Amazon.comで$799.00、です。
関連記事:冷却付き「REDMAGIC Nova」ゲーミングタブレットの性能と評価
「OnePlus Pad 2」
OnePlusから発売された12.1インチのタブレットです(2025年1月 AliExpressで発売)。
Android 14ベースのOxygenOS 14.1、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB LPDDR5x メモリ、3K液晶(3000 x 2120)のLCDディスプレイ、256GB UFS 3.1 ストレージ、9510 mAh バッテリー、背面13MPカメラ、前面8MPカメラを搭載しています。
また、AI機能、最大20GBまでのメモリ拡張、6スピーカー、Dolby Atmos、67W SUPERVOOC急速充電、スタイラスペン「Stylo 2」(別売)、「OnePlus Smart Keyboard」(別売)、大型オープンキャンバス、スマートビジョン、スマートフォンとの連携機能、USB Type-C (USB3.2 Gen1/OTG) 、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、に対応しています。
価格は、AliExpressで68,070円、です。
関連記事:OnePlus Pad 2レビュー!3K液晶でAIにも強い高性能タブレット
「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」
シャオミから発売された12.4インチのタブレットです(2024年3月に発売)。
Android 14(Xiaomi HyperOS)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、8GB / 12GB LPDDR5X メモリ、3K液晶、256GB/512GB UFS 4.0、 10000mAh バッテリ、背面 50MP+2MP の2眼カメラ、前面 32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 144Hz (可変)、タッチサンプリングレート 360Hz、6 スピーカー、Dolby Atmos、ディレクターモード、AIアート、FocusFrame、AIカンファレンスツールボックス、指紋認証、NFC、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで69,800円、楽天市場で69,800円(送料無料)、AliExpressで87,110円、です。
関連記事:「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」と12型 タブレットを比較
「Lenovo Idea Tab Pro」
Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 日本発売)。
Android 14(2回のOSメジャーアップグレード)、MediaTek Dimensity 8300、8GB LPDDR5X メモリ、2944 x 1840 ドットのディスプレイ、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、microSDメディアカードリーダー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、DP映像出力、4つのJBLスピーカー、Dolby Atmos、Lenovo Tab Pen Plus(付属)、Google GeminiのAI機能(かこって検索、翻訳)、「Easy Jot」、読み上げモード、Lenovo TurboSystem、Lenovo Smart Connect、キーボードパック(別売)、フォリオケース(別売)、USB 3.2 Type-Cポート(DP映像出力に対応)、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、レノボ公式サイトで54,780円(税込・送料無料)、楽天市場で57,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,800円(送料無料)、です。
関連記事:Lenovo Idea Tab Pro レビュー!AI機能付き12.7タブレット
他のレノボ タブレットと比較
他にもレノボのタブレットが販売されています。2025、2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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