2025年6月27日に発売され、大きな話題を呼んでいるXiaomiの最新スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」。前モデルから着実な進化を遂げ、多くのユーザーから注目を集めていますが、その魅力はいったい何なのでしょうか?
Xiaomi Smart Band 10の魅力
最大の魅力は、視認性が劇的に向上したディスプレイと、充電のストレスから解放してくれる圧倒的なバッテリー性能です。
まず、約15.95gと、つけていることを忘れるほど軽量なボディに、1.72インチへと大型化した有機ELディスプレイを搭載 。ベゼルが極細になったことで、より没入感のある全画面体験を実現しています。また、最大輝度は1500nitsに向上し、真夏の日差しの下でも驚くほど画面が見やすくなりました 。
次に、標準的な使い方で最大21日間、画面を常時点灯させるAODモードを有効にした場合でも最大9日間という、驚異的なバッテリー持続時間を実現しています 。約1時間でフル充電が完了するため、充電の手間はほとんどかかりません 。
さらに、ヘルスケア機能にはパーソナライズされた睡眠改善ガイダンス機能を、スポーツ機能には10種類のランニングコースや水中でのリアルタイム心拍数モニタリング、心拍数ブロードキャスト機能などを新たに搭載しました 。
そのほかにも、Xiaomiスマートフォンやイヤホンを操作できる「Xiaomi Smart Hub」機能 、新たにゲーム機能が追加された200種類以上のウォッチフェイス(文字盤) 、60Hzリフレッシュレートによる滑らかな操作性 など、日々の生活をより豊かで便利にする魅力が満載です!
この記事で「Xiaomi Smart Band 10」を徹底解剖!
この記事では、大きな進化を遂げた「Xiaomi Smart Band 10」の性能と機能を、デザイン、ディスプレイ、スポーツ・ヘルスケア機能、スマート機能、バッテリー性能といったあらゆる角度から徹底的に深掘りしていきます。
特に、人気の前モデル「Xiaomi Smart Band 9」から何が変わり、どこが優れているのか、その違いに焦点を当てて詳しく比較・解説します。
【この記事で分かること】
- Xiaomi Smart Band 10の価格と、他のスマートバンドとの比較
- 高級感を増したデザイン、素材、カラー、そして快適な装着感
- ベゼルレス化された大画面ディスプレイの圧倒的な見やすさと操作性
- AIも活用する進化したスポーツ機能(ランニング・スイミングなど)
- パーソナルコーチへと深化を遂げたヘルスケア機能(睡眠分析など)
- Xiaomiエコシステムの中核となる「Xiaomi Smart Hub」などのスマート機能
- 高負荷な使い方でも安心のバッテリー性能と充電時間
- 前モデル「Xiaomi Smart Band 9」とのスペック・機能の全比較
- 他の競合製品と比較した上でのメリット・デメリット
- 項目別の5段階評価と、購入すべきかを判断するための詳細な総評
- 購入前に確認しておきたいスペック(仕様)一覧
- お得な購入先情報と、おすすめの類似製品
この記事を最後まで読むことで、「Xiaomi Smart Band 10」が本当に自分に合った一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Xiaomi Smart Band 10 – Xiaomi Japan
価格をチェック!Xiaomi Smart Band 10は他のスマートバンドよりも安い?
Xiaomi Smart Band 10はシャオミ オンラインストアで5,480円(税込・パールホワイトのみ8,680円)で販売されています。
一方、ECサイトのAmazonでは6,280円(税込・パールホワイトのみ8,680円)で販売中。楽天市場(6,280円・送料無料)やヤフーショッピング(6,980円・送料別)でも購入できます。
なお、海外ストアのAliExpressでは、6,961円で販売されています。
Xiaomi Smart Band 9
2024年8月14日に発売された「Xiaomi Smart Band 9」はAmazonで5,480円(税込)で販売中です。こちらは、日常のあらゆるシーンをサポートする万能スマートバンドです。1.62インチの鮮やかなAMOLEDディスプレイは、60Hzのリフレッシュレートで滑らかな操作感を実現。最大21日間持続するロングバッテリーで、充電の手間を気にせず使い続けられます。
また、150種類以上の豊富なスポーツモードに加え、血中酸素や心拍数、睡眠を24時間モニタリング。特にユニークな「スリープアニマル」機能は、睡眠スコアを動物で表現し、楽しく健康管理ができます。わずか15.8gの軽量設計で、一日中着けていても快適です。
HUAWEI Band 10
2025年4月10日に発売された「HUAWEI Band 10」はAmazonで5,500円で販売中です。こちらは、心と体の健康を深く見つめる次世代スマートバンドです。独自の「情緒モニタリング」機能で日々の心の状態を可視化。睡眠モニタリングも進化し、睡眠中の呼吸の乱れや心拍変動(HRV)まで検知し、質の高い分析を提供します。
AIを活用したワークアウト分析は、特に水泳フォームの精度を高め、本格的なトレーニングをサポート。わずか5分の充電で約2日間使える急速充電は、忙しい毎日でも安心です。洗練されたデザインで、あらゆるシーンにフィットします。
Galaxy Fit3
2025年1月31日に発売された「Galaxy Fit3」はAmazonで9,500円(税込)で販売中です。こちらは、1.6インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載し、スマートウォッチのように快適な視認性と操作性を実現したスマートバンドです。健康管理はもちろん、いびきの検知や睡眠コーチングといったユニークな機能で、あなたの眠りを徹底サポートします。
大きな特徴は、転倒検知や緊急SOSといった安心のセーフティ機能。万が一の時にも頼りになります。Galaxyスマートフォンとの連携もスムーズで、モード同期やカメラリモートが可能。IP68の防塵防水性能も備え、アクティブな毎日を支えます。
Xiaomi Smart Band 9 Pro
2024年11月14日に発売された「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はAmazonで9,280円で販売中です。こちらは、GPSを内蔵し、スマートフォンなしでランニングやウォーキングのルートを正確に記録できる本格派スマートバンドです。1.74インチの大型有機ELディスプレイは最大1200nitの輝度を誇り、太陽光の下でも抜群の視認性を確保します。
Proモデルならではのリニアモーターが、通知やアラームを繊細な振動で伝達。音声アシスタントAlexaにも対応し、声でスマートに操作できます。精度が向上した心拍数センサーやコンパス機能も搭載し、あらゆるアクティビティをより高度にサポートします。
まとめ:価格の比較
Xiaomi Smart Band 10の価格は、シャオミ公式サイトで5,480円で、前モデルや競合製品と同等の標準的な価格帯です。1.72インチへの大画面化やAI機能の追加といった進化を考慮すると、決して高くはありません。
最も安くお買い得なモデルは、5,480円の「Xiaomi Smart Band 9」です。スマートバンドの基本的な機能は十分に備えており、コストパフォーマンスを最優先するなら最適な選択肢と言えるでしょう。
一方で、スマートフォンなしでランニングのルートを記録したい場合は、GPSを内蔵した唯一のモデルである「Xiaomi Smart Band 9 Pro」がおすすめです。また、AIによる高度なワークアウト分析や健康管理を求めるなら、「Xiaomi Smart Band 10」や独自の情緒モニタリング機能を持つ「HUAWEI Band 10」が魅力的な候補となります。ご自身の使い方や重視する機能に合わせて、最適な一台を選んでください。
デザイン:Xiaomi Smart Band 10 ~ 日常を格上げする、洗練されたフォルムと質感
ここでは、Xiaomi Smart Band 10のデザインについて、実際に手に取り、一日中身につけて感じたことを中心に書いていきます。前モデルであるXiaomi Smart Band 9との比較を交えながら、その進化したフォルム、素材の質感、そしてファッションアイテムとしての魅力に迫ります。
装着していることを忘れるほどの、快適な着け心地
箱から取り出して最初に感じたのは、その驚くほどの軽さです。ストラップを除いた重量はわずか15.95g 。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9の15.8gとほぼ同じで 、一日中着けていても全くストレスを感じませんでした。特に感動したのは睡眠時で、着け心地が良いため、詳細な睡眠データを記録するために着けたまま眠っても、まったく気にならなかったです 。
本体は従来からのなじみ深い「錠剤型」のデザインを継承していますが 、細部がより洗練された印象を受けます。物理ボタンのないミニマルなデザインは健在で 、手首にしっくりと収まるコンパクトなサイズ感(46.57×22.54×10.95mm)も相まって 、デスクワークでキーボードを打つ際にも邪魔になりませんでした。これは、日常のあらゆるシーンに溶け込むための、考え抜かれたデザインだと感じます。
<サイズ・重量の違い>
- Xiaomi Smart Band 10: (サイズ)46.57×22.54×10.95mm、(重量)15.95g ※標準版
- Xiaomi Smart Band 9: (サイズ)46.53×21.63×10.95mm、(重量) 15.8g
素材と仕上げが生む、確かな高級感
Xiaomi Smart Band 10では、新たに「Ceramic Edition」が加わったことが大きなトピックです 。今回試したパールホワイトのセラミックモデルは、上品な光沢を放ち、まさに「純白の輝き、洗練の美しさ」という言葉がぴったりな仕上がりでした 。腕にするだけで、いつもの服装がワンランクアップするような、特別な存在感があります。
もちろん、アルミニウム合金フレームを採用した「Standard Edition」(標準版)も質感が非常に高いです。サンドブラスト加工が施されたサテンメタリック仕上げは 、前モデルのXiaomi Smart Band 9が実現したマットな質感の良さをさらに昇華させた印象を受けます 。Standard Editionはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色展開で 、軽快さと耐久性を両立させたいならこちらが最適でしょう。
<カラーの違い>
- Xiaomi Smart Band 10: ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ(全3色)
- Xiaomi Smart Band 9: ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、アークティックブルー、チタングレー(全5色)
気分で着替える、多彩なストラップとアクセサリー
Xiaomi Smart Band 10の最大の魅力の一つが、ファッションアイテムとして楽しめる多彩なストラップ展開です 。特に衝撃的だったのは、新たに登場した「Xiaomi パールチェーンペンダント」 。これを装着すれば、スマートバンドはテクノロジー製品から一瞬でエレガントなジュエリーへと姿を変えます。専用の「ネックレスモード」に設定すれば、心拍数などの機能は制限されますが、歩数計としては機能するので 、時計を着けられない職場や、ファッション性を優先したい日に最適です。
ストラップの交換は、前モデルから引き続き採用されているクイックリリース機構で驚くほど簡単です 。週末のカジュアルな外出には「マルチカラーラバーストラップ」で遊び心を加え、友人とのディナーには「Xiaomi レザーストラップ」でシックに決める、といった使い分けが気軽に楽しめます。実際に、その日の服装に合わせてストラップを交換するだけで、気分が上がり、より愛着が湧きました。標準のストラップは柔らかく快適ですが、初めて装着する際に少し硬く感じ、カチッと音がするまで押し込む必要がありました 。
まとめ:デザインと装着性、ストラップ
- フォルムと快適性:前モデル同様の軽量設計(15.95g)で、24時間ストレスフリーな装着感を実現 。睡眠中も気にならない快適さが魅力 。
- 素材の進化:従来のアルミニウム合金製「Standard Edition」に加え、新たに高級感あふれる「Ceramic Edition」が登場し、選択の幅が広がった 。
- カスタマイズ性:「パールチェーンペンダント」をはじめ、シルクニットやレザーなど多彩なストラップが登場 。クイックリリース機構で、ファッションや気分に合わせて簡単に交換できる 。
- 第一印象:手に取った瞬間にわかる軽さと、前モデルから格段に進化した質感に驚かされる。
- 素材の選択肢:日常使いに最適な軽快な「Standard Edition」か、特別な高級感を放つ「Ceramic Edition」か、ライフスタイルに合わせて選べる楽しさがある。
- ファッション性:もはや単なる活動量計ではなく、多彩なストラップで自己表現を楽しむためのファッションアクセサリーへと完全に進化した。
ディスプレイ:Xiaomi Smart Band 10 ~ 視界が拓ける、ベゼルレス大画面の衝撃
ここでは、スマートバンドの「顔」とも言えるXiaomi Smart Band 10のディスプレイについて、その圧倒的な進化を実体験に基づいて詳しく書いていきます。前モデルのXiaomi Smart Band 9と比較して、視認性、操作性、そして毎日の気分を彩るウォッチフェイスがどのように変わったのか、その感動をお伝えします。
ベゼルの消失、現れたのは真の「全画面」体験
Xiaomi Smart Band 10を初めて起動した瞬間、思わず「おっ」と声が漏れました。前モデルのXiaomi Smart Band 9では、画面下部のベゼルがやや厚い、いわゆる「アゴ」があるデザインが少し気になっていました 。しかし、Band 10ではその概念が完全に覆されます。上下左右のベゼルが均一かつ極限まで細くなり、完全に左右対称のデザインへと進化したのです 。
この進化により、画面サイズはBand 9の1.62インチから1.72インチへと大型化 。画面占有率は66%から73%へと大幅に向上しており 、通知やデータが画面いっぱいに広がる様は、まさに没入感そのもの。価格を考えると「これまで見た中で最も美しいディスプレイの一つ」という評価にも心から頷けます 。
<ディスプレイサイズ・解像度の違い>
- Xiaomi Smart Band 10:1.72インチ有機EL(AMOLED)、解像度: 212×520ピクセル (326PPI)
- Xiaomi Smart Band 9: 1.62インチ有機EL(AMOLED)、イ解像度: 192 × 490 ピクセル
どんな状況でもクリア、そして驚くほど滑らかな操作感
ディスプレイの進化は見た目だけではありません。真夏の強い日差しの下でランニングに出かけた際、その真価を実感しました。最大輝度がBand 9の1200nitsから1500nitsへと25%も向上したおかげで 、日中の屋外でも画面の情報をはっきりと確認できたのです。わざわざ日陰を探す必要もなく、ペースや心拍数を一目で把握できる快適さは、トレーニングの質を一段と高めてくれました。
<輝度の違い>
- Xiaomi Smart Band 10:最大1500nits(自動輝度調整機能付き)
- Xiaomi Smart Band 9:最大1200nits(自動輝度調整機能付き)
また、60Hzの高いリフレッシュレート は、日常のあらゆる操作をストレスフリーにしてくれます。メニューをスワイプする際の滑らかな動きは、まるで指に吸い付くよう。さらに、運動後の汗ばんだ指でも誤操作なく使える「耐湿性タッチコントロール」 は、地味ながらも非常に頼もしい機能。雨の日のランニング中でも安心して操作できるという信頼感は、アクティブなユーザーにとって大きなメリットです。
その日の気分を映し出す、遊び心あふれるウォッチフェイス
Xiaomi Smart Band 10は、200種類以上という豊富なウォッチフェイスを誇り 、毎日の気分やファッションに合わせて「着せ替え」が楽しめます。特に面白いのが、新たに追加されたゲーム機能付きのウォッチフェイス 。電車の待ち時間など、ちょっとした空き時間に手元でミニゲームを楽しめる遊び心には、思わず頬が緩みました。
もちろん、スマートフォンのアルバムからお気に入りの写真を選んで、自分だけのオリジナルウォッチフェイスを作成することも可能です 。仕事中はシンプルなデジタル表示に、休日は愛犬の写真に、といった具合にカスタマイズすることで、このデバイスは単なるガジェットから、自分だけの大切な相棒へと変わっていきます。
まとめ:ディスプレイと操作性、ウォッチフェイス
- 画面デザイン:前モデルの非対称なベゼルを完全に解消し、1.72インチの均一なベゼルレス大画面を実現 。画面占有率が73%に向上し、圧倒的な没入感を提供する 。
- 視認性と操作性:最大1500nitsの輝度で直射日光下でもクリアな視認性を確保 。60Hzのリフレッシュレートによる滑らかな操作感と、雨や汗に強い耐湿性タッチコントロールが快適な使用感を約束する 。
- カスタマイズ性:200種類以上の豊富なウォッチフェイスに加え、新たにゲーム機能付きのものが登場 。お気に入りの写真を設定することも可能で、個性を存分に表現できる 。
- 視覚的インパクト:前モデルとは一線を画す、真のベゼルレスデザインがもたらす画面への没入感は、一度体験すると元には戻れないほどの衝撃がある。
- 実用性:輝度向上と耐湿性コントロールにより、晴天の屋外から汗をかくスポーツシーンまで、あらゆる状況下でストレスなく使える高い信頼性を実現している。
- パーソナライズ:豊富なウォッチフェイスは、単なる時計表示の枠を超え、ユーザーのライフスタイルや個性を映し出すキャンバスとして機能する。
スポーツ機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ トレーニングを革新する、プロレベルの精度
ここでは、Xiaomi Smart Band 10がフィットネスの相棒としてどれほど進化したのか、そのスポーツ機能に焦点を当てて書いていきます。150種類以上のスポーツモードという網羅性はそのままに、特にランニングやスイミングといった主要な種目で、前モデルのXiaomi Smart Band 9からどう変わったのか、実際に汗を流して感じた魅力と注意点をお伝えします。
日常の運動から本格的なデータ分析まで
Xiaomi Smart Band 10は、前モデル同様150種類以上の非常に多彩なワークアウトモードに対応しています。しかし、その真価は単なる数の多さではありません。VO₂max(最大酸素摂取量)やトレーニング負荷、回復時間といった、より専門的な指標を計測できるようになったことで、単なる活動量計から本格的なトレーニングパートナーへと進化を遂げました。
※自動ワークアウト認識機能は6種類(ウォーキング・ランニング ・サイクリング・縄跳び・エリプティカル・ローイング )に対応しています。
特に感動したのは外部デバイスと接続して連携できる「心拍数ブロードキャスト機能」です。ジムのBluetooth対応ランニングマシンで試したところ、Band 10で計測した正確な心拍数をマシンの画面にリアルタイムで表示できました。これにより、マシンの不正確なグリップセンサーに頼ることなく、常に最適な心拍ゾーンを意識した質の高いトレーニングが可能になりました。これは、前モデルにはなかった画期的な機能です。
スイマーに革命を、シリーズ初の水中リアルタイム心拍計測
これまでXiaomi Smart Bandシリーズは5ATMの防水性能を持ち、プールで利用できましたが、水泳中のデータ計測には限界がありました。しかし、Xiaomi Smart Band 10はその壁を打ち破りました。シリーズで初めて「水中でのリアルタイム心拍数モニタリング」に対応したのです。
実際にプールで使ってみると、その進化は歴然でした。インターバル走の合間に腕元で心拍数を確認し、次のセットの強度を調整する、といったことが可能になったのです。さらに、新しい9軸モーションセンサーとAIによるストローク認識技術により、ラップカウントの精度も向上していると感じました。まさにスイマーにとって待望のアップデートと言えるでしょう。
ランナーが知るべき、高精度な心拍数とGPSの課題
ランニング機能も強化されています。内蔵された10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助けてくれる「AIペーサー」機能は、トレーニングのマンネリ化を防ぎ、モチベーションを維持するのに役立ちました。運動中の心拍数測定の精度は驚くほど高く、専用のチェストストラップと比較しても遜色ないレベルで、安心してトレーニングに集中できました。
しかし、本格的なランナーにとって最大の注意点は、GPSが内蔵されていないことです。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9から変わらない点ですが、正確な走行ルートや距離を記録するには、スマートフォンを携帯する必要があります。身軽に走りたいときにスマートフォンが必須となるのは、やはり少し残念なポイントです。とはいえ、常にスマホを持って走る方であれば、その高精度な心拍計測の恩恵を十分に受けられるでしょう。
※高度計/気圧計も搭載されていないため、登山やハイキングでの高度変化も測定できません。
<Xiaomi Smart Band 10の主なスポーツ機能>
- ランニングコース:強度の異なる10種類のコースを内蔵しています 。
- ペブルモード:靴や足首に装着し、ランニングフォームに関する専門的な分析が可能です 。
- 高度なスイミングモード:シリーズで初めて、水中でのリアルタイム心拍数測定に対応しました 。また、ラップ数の計測精度は96%を実現しています 。
- 心拍数ブロードキャスト機能:計測中の心拍数を、対応するサイクルコンピューターなどの外部デバイスにBluetooth経由で送信できます 。
- スマートなランニングパートナー:設定した目標ペースに対し、現在のペースが速いか遅いかをリアルタイムで表示してくれます 。
- 高度なトレーニング分析:VO₂max(最大酸素摂取量)、トレーニング負荷、回復時間といった専門的な指標を計測し、パフォーマンス向上に繋がる分析を提供します 。
- バイタリティスコア:過去7日間の活動量からスコアを算出し、運動継続のモチベーションをサポートします 。
- 強化されたセンサー:新たに搭載された9軸モーションセンサーにより、様々な運動データをより正確に捉えることができます 。
まとめ:スポーツ機能(フィットネス機能)
- トレーニング分析の進化:150種類以上のスポーツモードに加え、新たにVO₂maxや回復時間などの専門的な指標を計測可能になりました 。また、他のデバイスに心拍数をリアルタイムで送信できる「心拍数ブロードキャスト機能」も搭載しています 。
- スイミング機能の革命:シリーズで初めて、水中でのリアルタイム心拍数モニタリングに対応しました 。新しい9軸モーションセンサーとAIアルゴリズムにより、ラップカウントの精度も向上しています 。
- ランナー向け新機能:強度の異なる10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能を内蔵しており、トレーニングの質を高めることができます 。
- GPSに関する注意点:運動中の心拍数測定の精度は非常に高い一方で、前モデルに引き続きGPSは内蔵していません 。そのため、正確な距離やルートを記録するにはスマートフォンの携帯が必須です 。
ヘルスケア機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ 毎日の眠りが変わる、あなた専属の健康コーチ
ここでは、Xiaomi Smart Band 10が私たちの健康とどう向き合ってくれるのか、その進化したヘルスケア機能について、実体験を交えながら書いていきます。特に、単なる記録ツールから「パーソナルコーチ」へと変貌を遂げた睡眠管理機能を中心に、Xiaomi Smart Band 9から何が変わり、日々の生活にどんな素晴らしい変化をもたらしてくれたのかを詳しくお伝えします。
あなたの眠りをプロが分析する「睡眠改善計画」
これまでもスマートバンドの睡眠記録は活用していましたが、Xiaomi Smart Band 10の機能は全くの別次元でした。これは、国際的な睡眠専門機関と連携して開発されたというだけあり、まさにプロの視点を提供してくれます 。特に驚いたのが、新搭載の「睡眠効率」という指標です 。これは、ベッドにいた時間と、実際に眠っていた時間の割合を示すもの。自分では8時間寝たつもりでも、効率が70%台だった日もあり、「質の良い睡眠」について深く考えるきっかけになりました 。
さらに感動したのは、過去のデータに基づいて提案される21日間の「睡眠改善計画」です 。就寝・起床時間のリマインドだけでなく、日中の活動量も考慮したアドバイスをくれるため、まるで専属のコーチが寄り添ってくれているかのよう。この機能のおかげで、ただ記録を眺めるだけだった受動的な健康管理から、能動的に生活を改善していく楽しみが生まれました。
信頼できる基本性能と、見やすい「Mi Fitness」アプリ
もちろん、心拍数や血中酸素レベル(SpO₂)、ストレスといった基本的なモニタリング機能も充実しています 。特に心拍数測定の精度は高く、専用のチェストストラップを使った計測値と比べても遜色ないほど安定していました 。これらのデータは「Mi Fitness」アプリ上で、項目ごとにパネル形式で分かりやすく表示され、詳細なグラフもタップ一つで確認できます 。
ある日、仕事で立て込んでいた日の夜にストレスレベルを確認すると、案の定「高い」状態に。するとバンドがそれを察知し、リラックスを促す呼吸エクササイズを提案してくれました 。こうした細やかな気配りが、日々の健康意識を自然に高めてくれます。また、本体が非常に軽量なため、24時間着けっぱなしでも気にならず、特に睡眠の邪魔にならない点は大きなメリットです 。
アスリートには少し物足りない?唯一の注意点
これだけ高機能なXiaomi Smart Band 10ですが、一つだけ注意点があります。それは、体の回復度合いを示す重要な指標である「心拍変動(HRV)」の測定に、前モデルに引き続き対応していないことです 。日々のコンディションを細かく管理したいアスリートや、より専門的な回復の指標を求めるユーザーにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
とはいえ、一般的な健康管理やフィットネス用途であれば、その高精度な心拍数や睡眠分析機能で十分すぎるほどの恩恵を受けられます。日々の健康管理を手軽に始めたい初心者から、より良い生活習慣を目指す中級者まで、幅広いユーザーにおすすめできる一台です。
<Xiaomi Smart Band 10の主なヘルスケア機能>
- 24時間モニタリング:心拍数 、血中酸素レベル 、ストレスレベル を常時トラッキングします。
- 各種アラート機能:心拍数の異常 や血中酸素レベルの低下 を検知して、振動で通知します。
- 高度な睡眠管理:
- 睡眠効率:ベッドにいた時間と実際の睡眠時間の割合を分析します 。
- 睡眠改善計画:過去のデータに基づき、21日間のパーソナライズされた改善プランを提案します 。
- 睡眠トレンドレポート:日・週・月単位で睡眠データを整理し、レポート表示します 。
- 女性の健康トラッキング:月経周期を記録し、次の周期を予測します 。
- バイタリティスコア:過去7日間の活動量をもとに、体の活力をスコア化します 。
- 呼吸トレーニング:ストレスを緩和するための呼吸エクササイズ機能が利用できます 。
まとめ:ヘルスケア機能
- 進化した睡眠管理:国際的な専門機関の知見を取り入れ、新たに「睡眠効率」を分析 。さらに、21日間のパーソナライズされた「睡眠改善計画」を提案してくれる 。
- 高精度な24時間モニタリング:チェストストラップに匹敵するほどの正確な心拍数測定や、血中酸素レベル、ストレスレベルを常時モニタリング 。データは「Mi Fitness」アプリで見やすく管理できる 。
- 軽量で快適な装着感:本体が軽量でコンパクトなため、24時間、特に睡眠中も邪魔にならず、継続的なデータ記録に適している 。
- 注意点:体の回復度合いを示す「心拍変動(HRV)」の測定には非対応 。
- 睡眠機能:もはや単なる記録ではない。あなたの睡眠を分析し、具体的な改善プランまで提案してくれる「パーソナル睡眠コーチ」へと進化した。
- 基本性能:日々の健康指標を正確に、そして分かりやすく可視化してくれる信頼性の高いパートナー。
- 総合評価:一部の専門的な機能(HRV)を除けば、日常の健康管理において驚くほどの価値を提供してくれる、コストパフォーマンスの概念を覆すデバイス。
スマート機能:Xiaomi Smart Band 10 ~ 日常が連携する、Xiaomiエコシステムの新たなハブ
ここでは、Xiaomi Smart Band 10が日々の生活をどれだけ便利にしてくれるか、そのスマート機能に焦点を当てて書いていきます。単なる通知機能だけでなく、前モデルのXiaomi Smart Band 9から大きく進化した「Xiaomi Smart Hub」による連携機能や、細やかな使い勝手の向上について、実体験を交えながらその魅力をお伝えします。
手首がリモコンに変わる「Xiaomi Smart Hub」
Xiaomi製品を複数使っている私にとって、Xiaomi Smart Band 10で最も感動したのが新機能「Xiaomi Smart Hub」です。これは、バンドを手元のリモコンとして、他のXiaomiデバイスを操作できるというもの。
実際に、満員電車の中で音楽を聴いている際、ポケットからスマートフォンを取り出すことなく、手元のバンドを数回タップするだけでイヤホンのノイズキャンセリングをONにできた体験は、まさに未来を感じさせるものでした。音量調整やバッテリー残量の確認も手元で完結します。これは前モデルにはなかった画期的な機能で、Xiaomiエコシステムの真価を体感できる瞬間でした。
日常の「ちょっとした手間」を解消する便利な機能たち
もちろん、基本的なスマート機能も着実に進化しています。通知機能では、Androidスマートフォン限定ですが、ついに「クイックメッセージ返信」に対応しました。 会議中に「後で連絡します」といった定型文をサッと返せるのは、想像以上に便利です。
また、新しくなったリニアモーターによる振動(バイブレーション)も素晴らしいです。通知の種類ごとに振動のパターンをカスタマイズできるため、「電話は強い振動、LINEは短い振動」といった設定が可能。これにより、画面を見なくてもどんな通知が来たのかを直感的に判別できるようになりました。
日常の「あったら便利」を網羅するツール群
Xiaomi Smart Band 10は、スマートフォンの連携機能だけでなく、単体で役立つ便利なツールも豊富に搭載しています 。タイマーやストップウォッチ、アラームといった基本的な機能はもちろんのこと、暗い場所で鍵穴を探すときなどに重宝するフラッシュライト機能は、新たに「点滅モード」が加わり、さらに使い勝手が良くなりました 。
個人的に嬉しかったのは、電子コンパスの追加です 。初めて訪れる場所で、地図アプリと合わせて方角を確認する際に非常に役立ちました。また、スマートフォンで再生している音楽のコントロールも手元で可能です 。例えば、ランニング中にSpotifyでお気に入りのプレイリストを聴いている時、スマートフォンを取り出すことなく曲のスキップや一時停止ができるのは、安全面でも快適さの面でも大きなメリットだと感じました 。
このほか、世界時計や天気、タスク管理といった機能も網羅しており、日々の細々としたタスクや情報確認を手元で完結させてくれます 。これらのツールは、スマートバンドを単なる健康管理デバイスから、生活に欠かせない万能アシスタントへと昇華させていると言えるでしょう。
変わらぬ注意点:日本での非接触決済は非対応
これだけ多機能でありながら、一つだけ明確な注意点があります。それは、前モデルのXiaomi Smart Band 9と同様に、日本国内での非接触決済(SuicaやPayPayなど)には対応していないことです。海外の一部モデルではNFC機能が利用できますが、残念ながら日本ではその恩恵を受けられません。
キャッシュレス決済を主目的とするユーザーにとっては、これは購入を見送る理由になるかもしれません。しかし、それを補って余りあるほどの連携機能と快適な操作性を備えていることもまた事実です。
<Xiaomi Smart Band 10の主なスマート機能>
【デバイス連携 (Xiaomi Smart Hub) 】
- イヤホン操作: 対応するXiaomi製イヤホンのバッテリー残量確認、音量調整、ノイズキャンセリングモードの切り替えが可能です 。
- スマートフォン・タブレット操作: 「探す」機能や、リモートでのカメラ撮影、タブレットのスライドコントロールなどが利用できます 。
【通知・操作性】
- 通知表示とクイック返信: 各種アプリからの通知を表示できます (LINE対応)。また、Android 8.0以降のスマートフォンでは、定型文でのクイックメッセージ返信が可能です 。
- カスタマイズ可能な振動: 新しいリニアモーターにより、通知の種類ごとに振動パターンを設定できます 。
【便利なツール】
- 基本ツール: アラーム 、タイマー 、ストップウォッチ 、世界時計 、天気 、タスク管理 、コンパス などを搭載しています。
- 音楽コントロール: スマートフォンで再生中の音楽を操作できます(本体への音楽保存は不可) 。
- フラッシュライト: 画面を白く点灯させる懐中電灯機能に、点滅モードが追加されました 。
- ミニゲーム: 一部のウォッチフェイスには、休憩時間に楽しめるミニゲームが内蔵されています 。
まとめ:スマート機能
エコシステム連携 (Xiaomi Smart Hub):本機は単なるスマートバンドではなく、Xiaomiユーザーの生活の中心となる「ハブ」に進化しました。 イヤホンのノイズキャンセリング切り替えや、スマートフォンを探すといった操作が手元で完結します。
通知と操作性の向上:Android限定でクイックメッセージ返信に対応しました。 また、振動パターンをカスタマイズできるリニアモーターを搭載し、通知の識別性が向上しています。
多彩な便利機能:従来の音楽コントロールやタイマー、天気に加え、懐中電灯には新たに点滅モードが追加されました。
非接触決済:前モデルに引き続き、Suicaなどの非接触決済には対応していません。
総合評価:非接触決済が非対応という一点を除けば、スマート機能は前モデルから飛躍的に進化しており、特にXiaomiユーザーの体験を劇的に向上させる可能性を秘めています。
バッテリー:Xiaomi Smart Band 10 ~ 気兼ねなく使える、安心の長時間駆動
ここでは、ウェアラブルデバイスの生命線とも言えるXiaomi Smart Band 10のバッテリー性能について、実際に使って感じた驚きと安心感をお伝えします。充電の頻度を気にすることなく、多彩な機能を存分に使いこなせる、その進化したスタミナの秘密に迫ります。
安心の基本性能とバッテリースペック
Xiaomi Smart Band 10は、233mAhのバッテリーを搭載しています 。これは前モデルのXiaomi Smart Band 9と同じ容量ですが 、その駆動時間は更なる進化を遂げています。公式スペックでは、標準的な使用で最大21日間 、画面を常時点灯させるAODモードで最大9日間 、そして最も電力消費の激しい高負荷モードでも最大8日間という 、非常に優れた数値が示されています。
<バッテリーの共通点>
- 容量: 233mAh
- 駆動時間: 標準使用モード: 最大21日間、AODモード: 最大9日間
<バッテリーの違い>
- Xiaomi Smart Band 10:高負荷モードで最大8日間の駆動
- Xiaomi Smart Band 9:高負荷モードで最大6.6日間の駆動
充電を忘れるほどの安心感
このスペックが実使用でどう感じられるか、私はあえて心拍数や睡眠、ストレスといった全ての健康管理機能を24時間オンにし、数回のワークアウトも記録するという「高負荷」な使い方を試してみました 。それでも1週間は余裕で充電が持ち、使い込んだ時点でのバッテリー残量は70%近くもありました 。1日あたりの消費量も5~6%程度と 、前モデル以上に電池持ちが良くなったと体感でき 、まさに「いつ充電したか忘れてしまう」という感覚で 、日々の充電ストレスから完全に解放されました。
全ての機能を使いこなすための、真の進化
本モデルの真価は、機能をフル活用した際のスタミナにあります。実際にAODと高度な睡眠モニタリングを有効にした状態でも、1日あたりのバッテリー消費は7~10%程度に収まり、約10日間は持つという報告もあります 。そして特筆すべきは、最も電力消費の激しい「高負荷モード」での持続時間が、Band 9の最大6.6日間から 、Band 10では最大8日間へと大幅に向上した点です 。同じバッテリー容量で、より長く、より多くの機能を使えるようになったことは、本モデルの確かな進化と言えるでしょう。
短時間で復活、手軽なマグネット充電
万が一バッテリーが少なくなっても、心配は無用です。付属のマグネット式充電器を使えば、約1時間でフル充電が完了します 。実際には、朝の身支度の間に15分ほど充電するだけでも、そこからさらに数日間は余裕で使えてしまうほど手軽です 。このスピーディーな充電が、継続的な健康管理を強力にサポートしてくれます。
※ワイヤレス充電には対応していません。
まとめ:バッテリーと充電
- 基本性能:233mAhのバッテリーを搭載し、標準使用で最大21日間という圧倒的な安心感がある 。
- 驚異的な実使用時間:全ての機能をオンにした高負荷な使い方でも、1週間は余裕で持つほどのスタミナを実証 。1日あたりの消費量は5~6%程度で、前モデル以上の快適さを提供します 。
- 高負荷モードの進化:バッテリー容量は233mAhで前モデルと同じながら 、高負荷モードでの持続時間は6.6日間から8日間へと向上しました 。
- 高速なマグネット充電:専用のマグネット式充電器で約1時間でフル充電が可能 。朝の短い時間での継ぎ足し充電だけでも数日間運用できる手軽さが魅力です 。
- 高負荷使用:同じバッテリー容量にもかかわらず、高負荷モードでの持続時間は向上 。全機能を気兼ねなく使える懐の深さを見せつける。
- 総合評価:その驚異的なバッテリー性能は本機の最大の強みの一つであり 、ユーザーに充電のストレスから解放された、真に快適なウェアラブル体験を提供してくれる。
Xiaomi Smart Band 10 vs 9 スペック比較:進化したポイントを徹底解説
Xiaomi Smart Band 10は、人気の前モデルXiaomi Smart Band 9からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、ディスプレイ、機能、バッテリー性能など、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、その違いを詳しく解説します。
デザインと素材
- Xiaomi Smart Band 9
寸法と重量:46.53 × 21.63 × 10.95 mm、15.8g(ストラップ除く)
素材:アルミ合金フレーム、TPUストラップ - Xiaomi Smart Band 10
寸法と重量(Standard):46.57 × 22.54 × 10.95mm、15.95g(ストラップ除く)
寸法と重量(Ceramic):47.74 × 23.94 × 10.95mm、23.05g(ストラップ除く)
素材:アルミ合金またはセラミックフレーム、TPUまたはフッ素ゴムストラップ - 違い:Standard Editionのサイズ感はほぼ同じですが、新たに重厚感と高級感を備えたCeramic Editionが登場しました。
ディスプレイ
- Xiaomi Smart Band 9
サイズ:1.62インチ
解像度:192 × 490ピクセル
輝度:最大1200nits - Xiaomi Smart Band 10
サイズ:1.72インチ
解像度:212 × 520ピクセル
輝度:最大1500nits - 違い:画面がより大きく、明るく、高解像度になりました。 特にベゼルが極細になったことで画面占有率が7%向上し、見た目の没入感と視認性が劇的に進化しています。 また、濡れた指でも操作しやすい耐湿性タッチコントロールが追加されました。
センサーとスポーツ機能
- Xiaomi Smart Band 9
センサー:加速度、ジャイロ、光学式心拍、環境光
主なスポーツ機能:150種類以上のモード - Xiaomi Smart Band 10
センサー:上記に加え、新たに
電子コンパスを搭載した9軸モーションセンサー
主なスポーツ機能:150種類以上のモードに加え、水中リアルタイム心拍数モニタリング、心拍数ブロードキャスト機能、VO₂maxなどの詳細なトレーニング指標計測、AIペーサーなど - 違い:電子コンパスが追加され、センサーが強化されました。 これにより、特にスイミングやランニングにおいて、より専門的で科学的なトレーニングサポートが可能になっています。
健康管理機能
- Xiaomi Smart Band 9
基本的な24時間モニタリング(心拍、血中酸素、ストレスなど)に対応。 - Xiaomi Smart Band 10
基本機能に加え、国際的な専門機関と連携した
睡眠改善の提案機能(睡眠効率、睡眠改善計画など)が大幅に強化されました。
より正確なデータを取得できる2チャンネルPPGセンサーを搭載しています。 - 違い:単なる記録だけでなく、ユーザーの睡眠の質を能動的に改善する「パーソナルコーチ」へと進化しました。
スマート機能
- Xiaomi Smart Band 9
通知表示、音楽コントロール、スマートフォンを探すなどの基本機能を搭載。 - Xiaomi Smart Band 10
基本機能に加え、Xiaomiデバイスを操作できる「Xiaomi Smart Hub」、Android限定の「クイックメッセージ返信」、ミニゲーム付きウォッチフェイスなどが追加。 - 違い:特にXiaomiユーザーにとって、バンドが他デバイスを操作する「ハブ」としての役割を担うようになり、利便性が大きく向上しました。
バッテリー性能
- Xiaomi Smart Band 9
容量:233mAh
高負荷モード:6.6日間 - Xiaomi Smart Band 10
容量:233mAh
高負荷モード:8日間 - 違い:バッテリー容量は同じですが、電力効率が改善され、最もバッテリーを消費する高負荷モードでの持続時間が向上しました。
発売日と価格
- Xiaomi Smart Band 9
発売日:2024年8月14日
価格:5,480円(税込) - Xiaomi Smart Band 10
発売日:2025年6月27日
価格:Standard Edition 6,280円(税込)、Ceramic Edition 8,680円(税込) - 違い:価格が上昇しましたが、新たに高級感のあるCeramic Editionが選択肢に加わりました。
まとめ:Xiaomi Smart Band 10とXiaomi Smart Band 9の違い
Xiaomi Smart Band 10は、Smart Band 9と比較して、多岐にわたる進化を遂げています。 デザイン面では、ベゼルレス化によるディスプレイの視認性向上と、高級感のあるCeramic Editionの追加が大きな特徴です。 機能面では、電子コンパスの追加やセンサー精度の向上により、特にスポーツと健康管理機能が大幅に強化されました。
水中でのリアルタイム心拍数計測やVO₂maxといった専門的なトレーニング分析、パーソナルな睡眠改善提案は、本機を単なる活動量計から、ユーザーに寄り添うコーチのような存在へと引き上げています。 さらに、「Xiaomi Smart Hub」によるシームレスなデバイス連携は、Xiaomiユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。
Xiaomi Smart Band 10のメリット・デメリット
Xiaomi Smart Band 10は、多くの点で前モデルや競合製品を凌駕する進化を遂げていますが、一方でいくつかの弱点も存在します。ここでは、他のスマートバンドと比較しながら、その長所と短所を具体的に解説します。
【メリット】
メリット1:クラス最高峰の、明るく美しい大画面ディスプレイ
1.72インチの有機ELディスプレイは、ベゼルが極めて細く均一で、HUAWEI Band 10(1.47インチ)やGalaxy Fit3(1.6インチ)よりも表示領域が広いです。さらに、最大輝度1500nitsは、Xiaomi Smart Band 9 Pro(1200nits)をも上回り、晴天の屋外でも抜群の視認性を誇ります。
メリット2:高負荷な使い方でも安心のバッテリー性能
高負荷モードでのバッテリー持続時間は最大8日間で、これはHUAWEI Band 10(約8日間)と同等です。しかし、画面常時表示(AOD)モードでは最大9日間と、HUAWEI Band 10(約3日間)やXiaomi Smart Band 9 Pro(6日間)を大きく引き離しており、機能を気兼ねなく使える安心感があります。
メリット3:スイマーに嬉しい、高度なスイミング機能
シリーズで初めて、プールでのリアルタイム心拍数モニタリングに対応しました。これは他の競合モデルには見られない特徴的な機能で、水泳トレーニングの質を大きく向上させます。150種類以上のスポーツモードという網羅性も、HUAWEI Band 10やGalaxy Fit3(各100種類以上)より豊富です。
メリット4:Xiaomiエコシステムの中核を担う「Smart Hub」
Xiaomi製のスマートフォンやイヤホンを、手元のバンドから直接操作できる「Xiaomi Smart Hub」機能は、他のブランドにはない独自の強みです。Xiaomiユーザーであれば、その連携機能によって生活の利便性が飛躍的に向上します。
メリット5:ライバルを圧倒する、驚異のコストパフォーマンス
これだけの進化を遂げながら、Standard Editionの価格は6,280円(税込)に抑えられています。これは、より高価なGalaxy Fit3(9,900円)やGPSを搭載するXiaomi Smart Band 9 Pro(9,280円)と比較しても、非常に優れたコストパフォーマンスです。
メリット6:AIを活用した、インテリジェントなトレーニングサポート
Xiaomi Smart Band 10は、AIを活用してトレーニングをより科学的にサポートします。ランニング時には目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能が利用できるほか、スイミングでは「AIによるストローク認識技術」により、ラップカウントの精度が96%に達します 。これは、同様にAIによる水泳分析を行うHUAWEI Band 10(約95%)と比較しても遜色ない、高い精度です 。
【デメリット】
デメリット1:内蔵GPSセンサーの不在
最大の弱点は、GPSセンサーが内蔵されていないことです。これにより、正確なランニングルートを記録するには、常にスマートフォンを携帯する必要があります。GPSを内蔵しているXiaomi Smart Band 9 Proと比較すると、身軽に走りたいランナーにとっては大きなマイナスポイントです。
デメリット2:非接触決済(Suicaなど)に非対応
日本市場で強く望まれているSuicaなどの非接触決済機能には、今回も対応していません。これはHUAWEI Band 10やGalaxy Fit3なども同様ですが、ユーザーの期待に応えられていないという点で大きな課題です。
デメリット3:高度な健康指標(HRV)の欠如
競合するHUAWEI Band 10は、体の回復度合いなどを測る心拍変動(HRV)モニタリングに対応しています。Xiaomi Smart Band 10にはこの機能がなく、より詳細なコンディション管理を求めるユーザーにとっては物足りない点となります。
デメリット4:物理ボタンがなく、操作が限定的
HUAWEI Band 10やGalaxy Fit3が物理的なサイドボタンやホームボタンを搭載しているのに対し、本機は完全なタッチ操作のみです。これにより、ワークアウトの終了時など、素早い操作が求められる場面で少し手間に感じることがありました。
デメリット5:高度・気圧計の非搭載による、上下移動の記録不可
Xiaomi Smart Band 10は、高度や気圧を測定するセンサーを搭載していません。そのため、ハイキングや登山における標高の変化や、日常の階段を上った階数などを記録することができません。競合するGalaxy Fit3は気圧センサーを内蔵しているため、こうしたアクティビティを重視するユーザーにとっては明確な弱点となります。
Xiaomi Smart Band 10のスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 1.72インチ有機EL(AMOLED)、212×520ピクセル、最大輝度1500nits、60Hzリフレッシュレート
- バッテリー: 233mAh リチウムポリマーバッテリー
- 駆動時間: 通常モードで最大21日間、常時表示(AOD)モードで最大9日間
- 充電: マグネット式充電、充電時間は約1時間
- ワイヤレス通信: Bluetooth 5.4
- GPS: なし
- インターフェース: 充電端子
- センサー: 加速度、ジャイロ、電子コンパス(磁気)、光学式心拍計、パルスオキシメーター、環境光
- 防水: 5ATM
- モーター: リニアモーター (ハプティックモーター)
- スピーカー/マイク: なし
- 音声アシスタント: なし
- AI機能: AIによるストローク認識技術や、ランニング時のAIペーサー機能を搭載
- 操作:画面のタップ、スワイプ
- 筐体: Standard Editionはアルミニウム合金、Ceramic Editionはセラミック
- アプリ: Mi Fitness
- 対応OS: Android 8.0以降、iOS 12.0以降
- OS: Xiaomi HyperOS 2
- サイズ: Standard: 46.57×22.54×10.95mm、Ceramic: 47.74×23.94×10.95mm (共に心拍センサーを除く)
- 重量: Standard: 15.95g、Ceramic: 23.05g (共にストラップを除く)
- カラー: Standardはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色。Ceramicはパールホワイト
- 付属品: バンド本体(クラウン)、ストラップ、マグネット式充電ケーブル、取扱説明書
- バンド: StandardはTPU素材、Ceramicはフッ素ゴム。対応手首外周は135~210mm (同梱ストラップ)
Xiaomi Smart Band 10の評価
8つの評価基準で「Xiaomi Smart Band 10」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
ベゼルが極細・均一になり、画面が1.72インチへと大型化。最大1500nitsの明るさで、晴天の屋外でも圧倒的に見やすいです。
健康管理・スポーツ:★★★★☆
専門機関と連携した睡眠分析はコーチのように的確。ただ、回復指標となる心拍変動(HRV)に非対応な点が惜しいです。
機能性:★★★★☆
Xiaomiデバイスを操作できる「Smart Hub」は画期的。しかし、日本で待望されるSuicaなどの非接触決済に非対応な点は大きなマイナスです。
バッテリーの持ち:★★★★★
全機能をオンにした高負荷な使い方でも1週間以上余裕で持つ、まさに「充電を忘れる」レベル。文句なしの満点評価です。
耐久性:★★★★☆
アルミニウム合金またはセラミックのフレームと5ATMの防水性能で、日常利用から水泳まで安心して使えます。
ファッション性:★★★★★
高級感のあるセラミック版の登場や、パールネックレス風のストラップなど、もはや単なるガジェットではない、アクセサリーとしての魅力があります。
価格:★★★★★
これだけの進化を遂げながら、Standard Editionが6,280円(税込)という価格は、驚異的なコストパフォーマンスです。
使いやすさ:★★★★☆
タッチ操作の反応は非常に快適ですが、物理ボタンがないため、ワークアウトの終了時など一部の操作が少し手間に感じることがありました。
【総合評価:★★★★☆ 4.5】
総評:価格の常識を覆す、ほぼ完璧なスマートバンド
Xiaomi Smart Band 10は、もはや「低価格スマートバンド」という枠では語れない、完成度の高いデバイスです。特にディスプレイとバッテリーの進化は目覚ましく、多くのユーザーにとって、前モデルや他社製品からの乗り換えを検討する十分な理由になるでしょう。4.5点としたのは、日本市場でニーズの高い非接触決済機能が今回も見送られた点、そして一部の専門的な健康指標(HRV)が欠けている点を考慮したためです。しかし、それを補って余りある魅力が本機には詰まっています。
圧倒的な進化を遂げたディスプレイとバッテリー
本機の最大の魅力は、ディスプレイとバッテリーという、ウェアラブルデバイスの体験品質を左右する2大要素が劇的に進化した点にあります。前モデルの弱点であった非対称な太いベゼルは完全に解消され、均一で極細のベゼルが実現した1.72インチの大画面は、情報への没入感を格段に高めています。
そして、その大きく明るくなったディスプレイを搭載しながら、高負荷モードでのバッテリー持続時間が向上している点には驚かされました。全機能を気兼ねなく使い倒しても1週間以上充電が不要という安心感は、他の高機能スマートウォッチでは得難い、本機ならではの大きなアドバンテージです。
パーソナルコーチへと深化する健康・スポーツ機能
日々の健康・スポーツ管理機能も、単なる記録ツールから、ユーザーに寄り添う「パーソナルコーチ」へと深化しました。睡眠管理では、新たに搭載された「睡眠効率」の分析や21日間の「睡眠改善計画」が、生活習慣の見直しをサポートしてくれます。
さらにスポーツ面では、内蔵された10種類のランニングコースや、目標ペースの維持を助ける「AIペーサー」機能が、まるで専属トレーナーのようにトレーニングの質を高めてくれます。高精度なセンサー群が、日々の健康状態から本格的なトレーニングの成果までを正確に把握し、的確なフィードバックを与えてくれる、非常に頼もしい存在です。
「連携」が生み出す新たな価値と、残された課題
新機能「Xiaomi Smart Hub」は、特にXiaomi製品を愛用するユーザーにとって、本機の価値を飛躍的に高める要素です。例えば、満員電車の中でスマートフォンを取り出すことなく、手元のバンド操作だけでXiaomi製イヤホンのノイズキャンセリングモードを切り替えたり、家の中で見失ったスマートフォンを鳴らして探したりすることができます。このシームレスな体験は、本機がエコシステムの「ハブ」として機能することの証明です。
一方で、本機が「完璧」に至るには、まだ2つの大きな課題が残されています。一つは、日本市場で長年待望されているSuica等の非接触決済機能 。そしてもう一つは、単体で正確なランニングルートを記録できる、GPSセンサーが内蔵されていない点です 。これら2つの機能が搭載されていれば、まさに「死角なし」のデバイスとして、さらに幅広いユーザー層を満足させられたに違いありません。
どんな人に最適か
では、このスマートバンドはどんな人に最適なのでしょうか。まず、スマートバンド入門者や、数世代前のモデルからの買い替えを検討している方には、間違いなく第一候補となります 。圧倒的なコストパフォーマンスで、最新の機能と快適な操作性を体験できます。
また、スマートフォンやイヤホンなど、既にXiaomi製品を使っている方には、その価値が何倍にもなります。「Xiaomi Smart Hub」による連携機能は、一度体験すると手放せなくなるほど便利です 。そして、何よりも充電のストレスから解放されたいと考えている全ての方に、この驚異的なバッテリー性能は大きな福音となるでしょう 。
さらに、その軽量(15.95g)でコンパクトなデザインは、一日中身につけていても邪魔にならない快適な装着感を重視する人にも最適です 。睡眠中も気にならないため、24時間体制で健康を管理したい方にぴったりです 。この機会にぜひ購入を検討してみてください。
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Xiaomi Smart Band 9
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HyperOS、1.62インチのAMOLED タッチ液晶、最大21日間駆動する233mAhバッテリー、ジャイロスコープセンサー、光学式心拍センサー、リニアモーターを搭載しています。
また、150種類以上のスポーツモード、バイタリティ・スコア、20の振動モード、200種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、複数のランニングモード、新しいランニングクリップ(別売)に対応。
リフレッシュレート 60Hz、常時表示、専用アプリ「Mi Fitness」、:高精度な睡眠測定、スリープアニマル、血中酸素(24時間)、心拍数(24時間)、睡眠(24時間)、ストレスレベル、呼吸数、女性の健康、5気圧防水、Bluetooth 5.1 BLEにも対応しています。
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関連記事:「Xiaomi Smart Band 9」とBand 8、Proの違いを解説
HUAWEI Band 10
ファーウェイから発売される独自OS搭載のスマートバンドです(2025年4月10日発売)。
1.47インチのAMOLED タッチスクリーン、通常使用で約14日間駆動できるバッテリー、9軸IMUセンサー、光学式心拍センサー、環境光センサーを搭載しています。
また、睡眠時の心拍変動(HRV)モニタリング、「情緒モニタリング」、AIを活用したワークアウトモニタリング(水泳フォーム分析精度約95%)、100種類のワークアウトモード、6種類の自動検知、睡眠機能(睡眠スコアや改善アドバイス、睡眠中の呼吸乱れ検知機能)、24時間の健康管理機能(心拍数、血中酸素、ストレス)、
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関連記事:HUAWEI Band 10レビュー!Band 9比較、睡眠・情緒の新機能
Galaxy Fit3
Samsungから発売されたFreeRTOS搭載のスマートバンドです(2025年1月31日に発売)。
1.6インチのAMOLED タッチスクリーン、最大13日間駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、100種類以上のスポーツモード、健康管理機能(いびきの検知、睡眠コーチングを含む)、転倒検知と緊急SOS、音楽コントロール機能、カメラリモート、急速充電、Samsung Healthアプリとの連携、スマートフォンとの連携(通知の受信)、モード同期、スマートフォンを探す機能、Samsung Cloud、バンドの交換、クイックリリース、5ATMの防水性能、およびIP68相当の防塵・防水性能、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで9,500円(税込・SM-R390NZAAXJP)、楽天市場で9,900円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで9,980円(税込)、AliExpressで6,487円、米国 Amazon.comで$49.74、です。
関連記事:Galaxy Fit3レビュー!1万円以下で見やすさ抜群の大画面スマートバンド
Xiaomi Smart Band 9 Pro
シャオミから発売されたスポーツ・健康管理用のスマートバンドです(2024年11月14日に発売)。
1.74インチの有機EL(AMOLED)液晶、標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間 駆動する350mAhバッテリー、GPSセンサー、光学式心拍数センサー、周囲光センサーを搭載しています。
また、リニアモーターによる繊細なバイブレーション、太陽光下でも見やすい最大輝度1200nit、自動調光機能、方位・方角を示すコンパス機能、睡眠機能(覚醒ステージ、睡眠呼吸の質のモニタリング)、血中酸素レベルの測定(24時間の常時測定)、心拍数の測定(精度向上)、
150種類以上のスポーツモード(6種類を自動検出)、文字盤デザインのカスタマイズ、通知の受信(LINEを含む)、音声アシスタント Alexa、5ATM(5気圧防水)、Mi Fitnessアプリ、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで9,280円、楽天市場で9,280円(送料無料)、ヤフーショッピングで9,580円、AliExpressで7,662円、米国 Amazon.comで$80.00、です。
関連記事:Xiaomi Smart Band 9 Pro レビュー! 8 Proとの違いは?
他のシャオミ スマートウォッチと比較
他にもシャオミのスマートウォッチが販売されています。2025年、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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