大画面で太陽光下でも見やすい「Xiaomi Smart Band 9 Pro」。早くも「画面がより見やすくなって、機能も劇的に進化した」と評判です。しかし、その一方で、「前モデルでも十分だから、やめておけ」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回は前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」や「Xiaomi Smart Band 9」との違いを明らかにするために、次の6点を重点的に解説します。
- デザイン(サイズ・重量)
- ディスプレイ(最大輝度・自動調光機能)
- リニアモーター(ローターモーターとの違い)
- バッテリー・充電
- コンパス機能とGPS機能
- 健康管理機能(睡眠、血中酸素、心拍数)
<気になる疑問点>
- ストラップ(バンド、種類、おすすめ)
- 文字盤デザイン(ウォッチフェイス、種類、おすすめ)
- ストラップ(バンド、種類、おすすめ)
- LINE通知(返信)
- 音楽再生のコントロール
また、文字盤デザインやストラップ、LINE通信、音楽コントールなど、気になる疑問点もくわしく解説!できることや新機能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」とは?
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」(シャオミ スマートバンド 9 プロ)は2024年11月14日に日本で発売された中国 シャオミ製のスマートバンド(スマートウォッチ)です。
1.74インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、150種類以上のスポーツモードに対応しています。
前モデルには2024年2月27日に日本で発売された「Xiaomi Smart Band 8 Pro」があります。
このスマートバンドは「1.74インチの大画面で画面が見やすい」、「GPS内蔵で、使える機能も豊富で便利」と評判でした。
新モデルは新たに繊細なバイブレーション効果が可能なリニアモーターや、方位を示すコンパス機能が追加され、
睡眠や血中酸素などの健康管理機能も強化されていることで話題になっています。
もちろん、クイックリリース対応で、TPUやレザー素材、ナイロン素材などの豊富なストラップ(バンド)も用意していますよ。
それでは早速どんなスマートウォッチなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:Xiaomi Smart Band 9 Pro – Xiaomi Japan
価格は約9300円・5千円前後の格安モデルよりもお買い得なのか?
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的におさえておきましょう。
まず、新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はAmazonで9,280円で販売されています。シャオミオンラインストアや楽天市場でも同じ価格で販売されています。
AliExpressでもグローバル版が販売されていますが、11,011円と少し高めなので、日本で購入した方がいいでしょう。
一方、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」はAmazonで8,980円(税込)で販売されていました。セールなどがあった際には値下げされ、たしか自分は7千円台で購入したような気がします。
さらにその前のモデル「Xiaomi Smart Band 7 Pro」はAmazonで8,980円(税込)でBand 8 Proと同じ価格でした。
GPS機能がない「Xiaomi Smart Band 9」はAmazonで5,480円で販売されています。
他メーカーでは1.82インチの大画面を搭載した「HUAWEI WATCH FIT 3」がAmazonで21,800円で販売されていました。GPS機能のない「HUAWEI Band 9」は7,800円(税込)で販売中です。
また、フィットビットの人気モデル「Fitbit Charge 6」は値下げされ、Amazonで19,997円で販売中。このモデルはディスプレイが出っ張っていないため、睡眠時でも快適に使えそうです。
そのほか、1.96インチのAMOLEDディスプレイを搭載したシャオミ「Redmi Watch 5 Lite」が6,480円で発売中です。こちらは低価格ですがGPSセンサー付きで、スマホなしで距離やペースを測定できます。
まとめると、新モデルと同じぐらいの性能をもつスマートウォッチは約1~2万円ほどで販売されることが多いようです。
GPSなしの比較的安いモデルは5千円から7千円ほどで、その場合の価格差は約2~4千円程度になります。
果たして新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はこれらのスマートウォッチよりもお買い得なのでしょうか?
くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。
違い1:メタルフレーム採用のエレガントなデザイン・3色カラーを用意
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はスタイリッシュで高級感のあるデザインを採用しています。
筐体には耐久性の高いマット加工のメタルフレームを採用し、エレガントな雰囲気を演出。
スクリーンはベゼルレス仕様で(画面の周りの枠)が狭く、画面占有率が高いため、スタイリッシュな印象を与えます。
厚さは前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」(9.99 mm)よりもやや厚くなりましたが、10.8 mmに抑えています。
カラーはオブシディアンブラック、ローズゴールド、ムーンライトシルバーを用意。
重さは1.74インチの大型ながらも約24.5gにおさえています。
なお、サイズは「Xiaomi Smart Band 9」の方が圧倒的に小さくなり、
24時間装着していても、さほど気になりません。
重さに関しても「Xiaomi Smart Band 9」はわずか15.8gと非常に軽く、新モデルよりも8.7gも軽くなります。
「Xiaomi Smart Band 9」は小さくかるので、身に着けているのを忘れるほどです。
それに対し新モデルは大きく、やや重いので、否が応でも「装着」していることを意識してしまいます。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「Xiaomi Smart Band 9 Pro」・・・43.27 x 32.49 x 10.8 mm / 約24.5g
- 2.「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・46 x 33.35 x 9.99 mm / 約22.5g
- 3.「Xiaomi Smart Band 7 Pro」・・・44.7 × 28.8 × 11 mm / 約20.5g
- 4.「Xiaomi Smart Band 9」・・・46.53 x 21.63 x 10.95 mm / 15.8g
違い2:1.74インチの有機EL液晶・最大輝度1200nit対応で自動調光機能も
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は1.74インチ(解像度336 x 480 px)の有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイはピクセル密度336ppi、1670万色の高精細で色鮮やかな表示が可能なほか、
最大輝度1200nit対応で、屋外の太陽光下で見やすく表示できます。
また、ベゼルレス仕様で(画面の周りの枠)が狭いため、より多くの情報量を表示することが可能。
月間のカレンダーや通知、メールのメッセージなども見やすく表示できます。
そのほか、環境光センサー搭載で自動輝度調整機能に対応し、
周囲の明るさに合わせて画面の輝度を自動調整することが可能。
耐久性が高く、滑らかな手触りの2.5D 強化ガラスも採用しています。
<ディスプレイの特徴 まとめ>
- 1.74インチの大画面で通知やメッセージの内容、健康データや運動データが見やすい
- 有機ELを採用し、高コントラストで鮮やかな表示ができる
- 最大輝度1200nit対応で、屋外の太陽光下で見やすい
- 自動調光機能付きで、明るさを周囲に合わせて自動調整してくれる
- 2.5D強化ガラス採用で頑丈かつ、手触りもいい
- 常時表示対応で時刻や日付などを常に表示できる
他のスマートバンドと比較
一方、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」は最大輝度600nitに対応していました。最大輝度600nitは太陽光下でも見えますが、強烈な日差しではかなり見づらくなってしまいます。
また、自動調光機能はなく、輝度の明るさは設定から手動で変更する必要がありました。
新モデルは屋外での視認性が向上したほか、明るさを自動調整できる機能が加わり、
見やすさが向上しました。また、バッテリー消費を抑制できるなど、より便利に利用できるように改善されています。
<ディスプレイの仕様を比較>
- 1.「Xiaomi Smart Band 9 Pro」・・・1.74インチ、解像度336 x 480 pxの有機EL(1200nit)
- 2.「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・1.74インチ、解像度336 x 480 pxの有機EL(600nit)
- 3.「Xiaomi Smart Band 7 Pro」・・・1.64インチ、解像度280 x 456 pxの有機EL(500nit)
- 4.「Xiaomi Smart Band 9」・・・1.62インチ、解像度192 x 490 pxの有機EL(1200nit)
違い3:リニアモーターを搭載・より繊細な振動効果を利用できる
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は新たにリニアモーターを搭載しています。
リニアモーターは磁石とコイルを使って、直線的な動きで振動を発生させる仕組みを採用したものです。
一方、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」はローターモーターを搭載していました。
こちらは回転する錘(おもり)の遠心力によって振動を発生させる仕組みです。
2つの大きな違いは「振動の強弱」に対する表現です。
リニアモーターの方は振動の強弱を細かく制御できるため、徐々に振動が強くなるような設定や、特定のリズムで振動する設定が可能です。
一方、ローターモーター は、振動の強弱を細かく制御するのが難しく、アラームの振動も、比較的強い振動になりがちです。
この2つの違いは、例えば、目覚ましのアラーム設定ではっきりと表れてきます。
例えば、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」で目覚ましのアラーム設定をすると、設定した時間に大きな振動とともに、
まるで叩き起こされるように「強引に目覚めさせられる」ことになります。
一方、新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」では、目覚ましのアラームを徐々に大きくなるように設定することで、
だんだんと目が覚めていくように、まるでそっと揺らして起こすように「やさしく目覚めさせられる」ことになります。
どちらがいいかは人によりますが、個人的にはやさしく起こしてくれる「リニアモーター」の方がいいなと思います。
なお、目覚まし時計よりも、スマートウォッチのバイブレーションで起きた方が心地よく目覚めることができます。
振動なので、大きな音量で頭がガンガンと痛くなることもないので、非常に便利です。
<振動モーターを比較>
- 1.「Xiaomi Smart Band 9 Pro」・・・リニアモーター
- 2.「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・ローターモーター
- 3.「Xiaomi Smart Band 7 Pro」・・・ローターモーター
- 4.「Xiaomi Smart Band 9」・・・リニアモーター
違い4:350mAhバッテリー搭載で14日使用できる・75分でフル充電も
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は容量 350mAh のバッテリーを搭載しています。
駆動時間は標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間 です。
充電はマグネット式で約75分間でフルチャージできます。
一方、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」は289mAh バッテリーを搭載し、
標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間 駆動できました。
充電はマグネット式で約80分間でフルチャージできます。
新モデルは前モデルよりもバッテリー容量が 61 mAh 増えています。
また、充電時間が5分間速く完了できるようになっています。
なお、「Xiaomi Smart Band 9」は233mAhバッテリー搭載で、
通常使用で最大21日間、AODモードで9日間の駆動が可能です。
機能は新モデルよりも少ないですが、バッテリー駆動時間は新モデルよりも優れており、一度の充電で長期間使えるようになっています。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「Xiaomi Smart Band 9 Pro」・・・350mAh(14日間)
- 2.「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・289mAh(14日間)
- 3.「Xiaomi Smart Band 7 Pro」・・・235mAh(12日間)
- 4.「Xiaomi Smart Band 9」・・・233mAh(21日間)
違い5:コンパス機能を搭載・33%精度が向上した5つの衛星測位システムも利用できる
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は新たに電子コンパス センサーを搭載し、
ウォッチ上で方位を示すコンパス機能を使えるようになっています。
この機能はハイキングや登山、サイクリングなど、アウトドアアクティビティで進行する方向(方位)を確認するのに役立ちます。
また、従来よりも33%向上した測位精度が可能な5つの独立した衛星測位システムに対応。
5つの主要な衛星システム(GPS、GLONASS、Beidou、Galileo、QZSS)をもとにしたGPSナビゲーションを利用し、正確な位置情報を取得できます。
なお、GPSセンサー内蔵のため、スマートフォンなしのウォッチ単体で距離やペース、ルートを測定することが可能。
スマートフォンの地図アプリと組み合わせて、リアルタイムで位置情報や方位・方角(コンパス利用)を確認することもできます。
他のスマートバンドと比較
一方、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」や「Xiaomi Smart Band 7 Pro」はGPSセンサーを内蔵しているものの、
電子コンパスセンサーを内蔵していないため、コンパス機能を利用することはできません。
また、「Xiaomi Smart Band 9」はGPSセンサーがないため、距離やペースを測定する際に必ずスマートフォンが必要になります。コンパス機能もないため、方位・方角を確認することもできません。
<GPS機能とコンパス機能の有無を比較>
- 1.「Xiaomi Smart Band 9 Pro」・・・GPS内蔵・コンパス機能あり
- 2.「Xiaomi Smart Band 8 Pro」・・・GPS内蔵・コンパス機能なし
- 3.「Xiaomi Smart Band 7 Pro」・・・GPS内蔵・コンパス機能なし
- 4.「Xiaomi Smart Band 9」・・・GPSセンサーなし(スマホ必須)・コンパス機能なし
違い6:睡眠機能が進化・血中酸素や心拍の精度や機能も強化
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は睡眠機能を強化し、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」よりも、より詳細な睡眠分析が可能になっています。
主な変更点は次の通りです。
覚醒ステージの追加
従来の深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠に加え、新たに「覚醒」ステージを記録することで、より正確な睡眠状況を把握できます。
睡眠呼吸の質のモニタリング機能を追加
睡眠中の呼吸の質をモニタリングし、睡眠時無呼吸症候群などのリスクを早期に発見することができます。
睡眠中の血中酸素レベルを継続的に測定できるように変更
睡眠中の血中酸素レベルを継続的に測定することで、睡眠の質や健康状態をより詳しく把握できます。
睡眠スケジュール設定機能を追加
睡眠目標時間と起床時間を設定することで、規則正しい睡眠習慣を身につけることができます。
睡眠データに基づいた personalized なアドバイスを提供するように変更
睡眠データに基づいて、睡眠の質を向上させるための personalized なアドバイスを提供します。
健康管理に関するその他の変更点
新モデル「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は睡眠機能以外の健康管理機能も強化されています。
血中酸素レベルの測定
24時間の常時測定が可能になり、睡眠中の血中酸素レベルの変化も把握できるようになっています。前モデルは「Xiaomi Smart Band 8 Pro」はスポット測定のみで、24時間の常時測定には対応していませんでした。そのほか、血中酸素レベルが設定値以下になると、振動で知らせてくれる「低酸素レベルアラート」機能が追加されました。
心拍数の測定
より高度なアルゴリズムを採用することで、心拍数の測定精度が向上しました。また、運動中の心拍数をリアルタイムで表示し、脂肪燃焼ゾーン、有酸素ゾーン、無酸素ゾーンなどの心拍ゾーンを色分けで表示する機能が追加されました。これにより、運動強度を適切にコントロールすることができます。そのほか、心拍数が設定値を超えたり下回ったりすると、振動で知らせてくれる機能が追加されました。
※ストレスレベル、呼吸数、、歩数、消費カロリー、女性の健康などは従来通り利用できます。
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」のデメリット
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」のデメリットを紹介します。
アプリを追加できない
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は非常に多くの機能を備えていますが、
アプリを追加して機能を拡張することはできません。
一方、 Apple WatchやWear OS搭載のスマートウォッチは豊富なアプリを用意し、
それを追加することで機能を拡張できます。また、AmazfitのスマートウォッチはZepp OS搭載で、ミニアプリを追加して機能を拡張することができます。
ウォッチ上でメッセージを返信することができない
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はLINEやメールなどのメッセージの表示はできますが、定型文などで返信するクイック返信機能は利用できません。
そのため、メッセージに返信するためにはスマートフォンで行う必要があります。
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」のスペック
- ディスプレイ 1.74インチ、解像度336 x 480 pxの有機EL(AMOLED)
※336ppi/最大輝度1200nit/1670万色/タッチ/自動輝度調整機能/2.5D 強化ガラス - リフレッシュレート 60Hz
- バッテリー 350mAh リチウムイオンポリマー電池
- 駆動時間 標準モードで14日間、AOD(常時表示)で6日間
- 充電 磁気充電、約75分間でフルチャージ
- ワイヤレス通信 Bluetooth 5.4
- 衛星測位 GNSS (BeiDou、GPS、GLONASS、Galileo、QZSS)
- センサー 加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、光学式心拍数センサー、周囲光センサー
- インターフェース 充電端子
- センサー 加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、光学式心拍計とパルスオキシメーター、環境光センサー
- 振動モーター リニアモーター
- ストラップ クイックリリース対応・TPUストラップが標準で付属
- 防水 5ATM(5気圧防水)
- 音声アシスタント Alexa
- 筐体 アルミニウム合金製フレームと高強度繊維ポリマー
- 対応アプリ Mi Fitnessアプリ
- 対応OS Android 8.0またはiOS 12.0以降
- OS 独自OS
- サイズ 43.27 x 32.49 x 10.8 mm(心拍センサーを除く)
- 手首サイズ 135~205mm
- 重量 約24.5g(ストラップを除いた重量)
- カラー オブシディアンブラック、ローズゴールド、ムーンライトシルバー
- 付属品 ストラップ x1、充電ケーブル x1、取扱説明書 x1
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」の気になる疑問点を解説
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」を購入する際にきになるであろう疑問点についてお答えします。
ストラップ(バンド)の種類やおすすめは?
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」は基本的にTPUのストラップが付属し、オプションで
- レザーストラップ
- マグネティックストラップ
- 編み込みクイックリリースストラップ(ナイロン素材)
- ミラネーゼクイックリリースストラップ
などが用意されています。
オプションのストラップはシャオミのオンラインストア(日本)から購入できます。
おすすめは、ナイロン素材のストラップです。個人的にはTPU素材は圧迫感があり、あまり好きになれません。ナイロン素材の方が自然な装着感で使いやすいと思います。
なお、クイックリリースに対応しているため、ワンタッチでバンドを交換できます。
文字盤(ウォッチフェイス)の種類やおすすめは?
文字盤デザインは数千以上の種類が用意されています。「Mi Fitness」アプリからプロフィールタブを開き、「Watch Face Market」をタップすると、デザインが表示されます。
基本的にすべて無料で利用できるため、頻繁にデザインを変更することもできます。おすすめは、トップ画面でバッテリー残量が示せるものです。
気が付いたらバッテリー切れで使えないといったトラブルがなく、安心して使用できます。
なお、文字盤デザインの配置変更や表示させる機能の選択は可能です。アプリから変更できるので、いろいろとカスタマイズして楽しめます。
LINEの通知受信や返信はできるか?
通知はできますが、返信はできません。通知に関しては非常に正確で、Bluetoothに接続すれば頻繁に通知を受け取れます。受信したくない送信先などをOFFにすることも可能で、使い勝手は非常に良いです。メールなどのメッセージ内容も見やすく表示できます。ただし、返信はできず、スマートフォンで行う必要があります。
音楽再生・コントロールはできるか?
Bluetoothで接続していれば可能です。ウォッチ上で、音楽の再生/停止、音量の調整といった簡単な操作だけできます。完全ワイヤレスイヤホンを接続した状態でも操作できるので、使い勝手は良いといえます。
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」の評価
8つの評価基準で「Xiaomi Smart Band 9 Pro」を5段階で評価してみました。
- 健康管理・スポーツの測定・・・・★★★★
- 画面のみやすさ・・・・★★★★
- 機能性・・・・・★★★★
- バッテリーの持ち・・・・・★★★★
- 耐久性:・・・・・★★★
- ファッション性・・・・・★★★★
- 価格・・・・・★★★★
- 使いやすさ・・・・・★★★★
<総合評価>
2024年2月に発売された「Xiaomi Smart Band 8 Pro」の後継モデルになります。
ディスプレイやバッテリー性能を強化しつつ、新たにリニアモーターとコンパス機能を搭載。
睡眠などの健康管理も大幅に強化されています。
前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」を現在使っている自分としては、やはりディスプレイとリニアモーターに強い魅力を感じました。
前モデルもたしかに大画面で見やすい液晶です。しかし、輝度600nitでは太陽光下ではやや見えづらくなるという弱点があり、その点がやや使いづらかったのは確かです。
新モデルは最大輝度1200nitに対応したことで、この弱点がなくなり、見やすさが格段に向上したといえます。
リニアモーターに関しては注目する人が少ないと思いますが、前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」を使っているユーザーにとっては、重要な変更点です。
というのも、目覚ましのアラームを利用すると、振動が大きすぎて、まさに叩き起こされてしまうからです。
リニアモーターだとだんだんと強く振動するように調整できるので、快適に目覚められそうです。
そのほか、個人的に驚いたのは「睡眠機能」の進化です。
従来の深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠に加え、新たに「覚醒」ステージを記録できたり、
睡眠呼吸の質をモニタリングできたり、と劇的に進化していると感じました。
前モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」でもかなり詳細かつ正確に睡眠分析ができまたが、
睡眠機能が強化されたことで、さらに詳細な分析ができ、健康維持に役立てられそうです。
なお、スポーツ機能では大きな変化はありませんが、高精度な測定が可能で、スポーツモードの種類(150種類)も豊富です。
ウォーキング、ランニング、縄跳び、ローイング、サイクリング、エリプティカルの6種類を自動で検出できる機能もあり、
ユーザーインターフェース(スポーツの選択、記録の開始/停止、測定データの表示)も非常に見やすく使いやすいです。
健康管理だけでなく、ダイエットにも活用したいという人にも最適です。
1.74インチの大型 有機ELディスプレイを搭載した高性能なスマートバンド(スマートウォッチ)を探している人におすすめです。
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」の価格・販売先
シャオミオンラインストア
9,280円で販売されています。
シャオミオンラインストアで「Xiaomi Smart Band 9 Pro」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、銀行振込、後払い決済、Apple Pay、セブンイレブン(前払)、ローソン、郵便局ATM等(前払)です。
ECサイト
Amazonで9,280円、
楽天市場で9,280円(送料無料)、
ヤフーショッピングで9,580円、
AliExpressで11,011円、
で販売されています。
Amazonで「Xiaomi Smart Band 9 Pro」をチェックする
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AliExpressで「Xiaomi Smart Band 9 Pro」をチェックする
米国 Amazon.comで「Xiaomi Smart Band 9 Pro」をチェックする
おすすめの類似製品
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」に似た性能をもつスマートウォッチ、スマートバンドも販売されています。
「HUAWEI WATCH FIT 3」
ファーウェイから発売されたHarmonyOS搭載のスマートウォッチです(2024年5月22日 発売)。
1.82インチのAMOLEDタッチスクリーン、10日間駆動できるバッテリー、回転クラウン、9軸IMUセンサー を搭載しています。
また、カロリー管理機能、サービスウィジェット、タスクマネージャー、スマートサジェスト機能、100種類以上のワークアウトモード、Bluetooth通話、音楽再生(保存)、アニメーション動画、AIランニングコーチ機能、
5衛星測位のGPS(距離・ペース・ルート)、文字盤のカスタマイズ、リフレッシュレート 60Hz、自動輝度調整機能、心拍数・睡眠(乱れ検知機能)・血中酸素・ストレス・呼吸の測定、5気圧防水、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで21,800円(税込)、楽天市場で21,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで23,980円、AliExpressで15,532円、米国 Amazon.comで$149.86、です。
関連記事:「HUAWEI WATCH FIT 3」の変更点とできることを解説
「Xiaomi Smart Band 9」
シャオミから発売されたAndroid 8.0、iOS 12.0以降に対応したスマートバンドです。
1.62インチのAMOLED タッチ液晶、最大21日間駆動する233mAhバッテリー、ジャイロスコープセンサー、光学式心拍センサー、リニアモーター搭載で、
150種類以上のスポーツモード、バイタリティ・スコア、20の振動モード、200種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、複数のランニングモード、新しいランニングクリップ(別売)、リフレッシュレート 60Hz、常時表示、専用アプリ「Mi Fitness」、:高精度な睡眠測定、スリープアニマル、血中酸素(24時間)、心拍数(24時間)、睡眠(24時間)、ストレスレベル、呼吸数、女性の健康、5気圧防水、Bluetooth 5.1 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで5,480円(税込)、楽天市場で5,480円(送料無料)、AliExpressで6,896円、米国 Amazon.comで$41.00 です。
関連記事:「Xiaomi Smart Band 9」とBand 8、Proの違いを解説
「Fitbit Charge 6」
Fitbitから発売されたスマートバンドです(2023年9年29日発売)。
1.52インチのフルカラータッチスクリーン、最大7日間駆動するバッテリー、GPSセンサー、ナビゲーションボタン、Fitbit OSを搭載しています。
また、AIアルゴリズムによるより正確な測定(心拍、睡眠、血中酸素、エナジースコアなど)、Google マップ、Google ウォレット、YouTube Music 音楽再生、エクササイズマシン接続、40種類以上のエクササイズモード、エクササイズの自動認識、Fitbit Pay ウォレット、Suica決済、常時表示モード、Gorilla Glass、距離・ペースの測定、 5気圧防水、「アクセシビリティ機能」(テキスト単語を拡大)、クイックリリース(バンド交換)、新しいFitbitアプリ、Bluetoothに対応しています。
価格は、Amazonで19,997円、楽天市場で22,980円、ヤフーショッピングで23,800円(送料無料)、Fitbit公式サイトで23,800円、Google ストアで23,800円(分割12回払いも可)、AliExpressで26,842円、米国 Amazon.comで$149.00 です。
関連記事:グーグル化した「Fitbit Charge 6」とCharge 5を比較
「Redmi Watch 5 Lite」
シャオミから発売されたスマートウォッチです(2024年10月10日発売)。
1.96インチのAMOLEDディスプレイ、最大18日駆動する470 mAh バッテリー、スピーカー、デュアルマイク(ノイズリダクション)、GPSセンサー、Xiaomi HyperOSを搭載しています。
また、マルチGNSS(距離、ペース、ルートの測定)、150種類以上のスポーツモード、Bluetooth通話、ウィジェット機能(音声アシスタント、カレンダーを含む)文字盤デザインのカスタマイズ(200種類以上)、5気圧防水、Mi Fitness アプリ、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで6,480円(税込)、楽天市場で6,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで6,480円(送料無料)、AliExpressで6,428円、米国 Amazon.comで$78.80、です。
関連記事:「Redmi Watch 5 Lite」とActive、Watch 4を比較
他のシャオミ スマートウォッチと比較
他にもシャオミのスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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