iPlay 70 mini Proレビュー!90Hzと高性能CPUで劇的進化?

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体を片手で持つ。背景は黒。
2025年5月17日、ついに待望の8.4インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」が発売されました。コンパクトなボディに最新技術を凝縮し、「Compact, Smooth, Powerful」というキャッチフレーズを掲げる本機は、発売前から多くの注目を集めています。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの魅力

最大の魅力はそのコンパクトなサイズからは想像できないほどの高性能化です。AnTuTuベンチマークスコア50万点以上を誇るMediaTek Dimensity MT8791プロセッサを搭載。最大16GBまで拡張できるメモリ、高速な256GB UFS3.1ストレージの組み合わせで、驚くほど快適に動作します。

さらに、フルHDの高精細なディスプレイは90Hzの高リフレッシュレートに対応し、前モデルとは比較にならないほど滑らかに動作。Wi-Fi 6による超高速通信が利用できるほか、長時間駆動できる6050mAhバッテリーや臨場感あふれるデュアルBOXスピーカー、使い勝手が向上した最新のAndroid 15をベースとしたALLDOCUBE OS 4.1Lなど、魅力的な要素が満載です!

この記事で徹底解剖!

この記事では、そんな魅力あふれる「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」の性能、デザイン、使い勝手、そして注目の新機能に至るまで、あらゆる角度から徹底的に深掘りし、その実力を余すところなくレビューしていきます。

特に、多くのユーザーが気になるであろう前モデル「ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro」との違いに焦点を当て、どのような点が進化し、またどのような点に注意すべきなのかを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  • ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの詳細なスペックと外観、質感
  • 90Hzディスプレイの見やすさ、発色、リフレッシュレートの実際の使用感
  • MediaTek Dimensity MT8791プロセッサの処理能力(スペック、ベンチマーク、ゲーム性能)
  • メモリ(RAM)とストレージ(ROM)のマルチタスク性能とデータアクセス速度
  • バッテリーの持続時間とPD 18W急速充電の実力
  • Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4など最新通信機能のメリット
  • Android 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1Lの操作感、UI、AIツールなどの新機能
  • 前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や他の競合タブレットとの徹底比較
  • ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめか

この記事を最後まで読むことで、「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」が本当に「買い」なのかどうか、その判断材料がきっと見つかるはずです。購入を検討されている方はもちろん、最新のコンパクトタブレットの動向に興味がある方も、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Alldocube iPlay 70 mini Pro – Alldocube Global

価格をチェック!ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは他のタブレットより安い?

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体をディスプレイが見えるように持つ

ALLDOCUBE iPlay 70 mini ProはAmazonで実質23,999円で販売されています。また、楽天市場(24,980円・送料無料)でも購入できます※価格は2025/7/05調査のものです。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra

2025年4月10日に発売された「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」はAliExpressで41,334円で販売中です。こちらは、コンパクトながら驚異的なパフォーマンスを秘めた8.8インチタブレットです。最新のQualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサと12GBの大容量LPDDR5Xメモリを搭載し、あらゆる操作を快適にこなします。

注目すべきは、最大144Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応した2.5K WQXGA IPSスクリーン。ゲームや動画視聴において、息をのむほど滑らかで美しい映像体験を提供します。さらに、VCベイパーチャンバーと多層グラフェンシートによる冷却システムが、長時間の高負荷時でも安定した動作をサポート。デュアルBOXスピーカーはDTS Soundに対応し、迫力のサウンドを実現。Google Geminiとの連携やDP映像出力など、多彩な機能も魅力です。これら全てを軽量335g、薄さ7.9mmのフルメタルユニボディに凝縮しています。

HEADWOLF Fpad 7

2025年2月に発売された「HEADWOLF Fpad 7」はAmazonでクーポン適用で実質28,999円で販売中です。こちらは、鮮やかな映像美と快適な操作性を追求した8.4インチタブレットです。MediaTek Dimensity 7050 プロセッサと最大16GBのメモリ(8GB物理 + 8GB仮想)を搭載し、スムーズなマルチタスクやゲーム体験を実現します。

注目すべきは、WQXGA (2560 x 1600)解像度のIn-Cell IPS液晶です。Widevine L1にも対応し、高画質な動画コンテンツを存分に楽しめます。6軸ジャイロセンサーやスマートPAアンプ搭載スピーカーは、ゲームやエンターテイメントの没入感を一層高めます。さらに、Wi-Fi 6や4G LTE通信に対応し、どこでも高速なネットワーク接続が可能です。アルミニウム合金のボディも魅力の一つです。

Alldocube iPlay 60 mini Pro

2024年5月23日に発売された「Alldocube iPlay 60 mini Pro」はAmazonでクーポン適用で実質18,963円で販売中です。こちらは、日常のあらゆるシーンで活躍するバランスの取れた8.4インチタブレットです。プロセッサにはMediaTek Helio G99を採用し、最大16GB(8GB物理 + 8GB仮想)のメモリと組み合わせることで、アプリの起動やブラウジングもスムーズ。フルHD解像度のIPS液晶は鮮明で、Widevine L1にも対応しているため、高画質な動画ストリーミングを存分に楽しめます。

デュアルBOXスピーカーによるステレオサウンドは、エンターテイメント体験を一層豊かにします。4G LTE通信に対応し、外出先でもインターネットや通話が可能です。さらに、FMラジオ機能、ジャイロスコープ、顔認証、触覚振動モーターなど、便利な機能も多数搭載。Android 14ベースのAlldocube OS 3.0を採用し、快適な操作性を提供します。

Teclast M50 Mini

2024年6月に発売された「Teclast M50 Mini」はAmazonでクーポン適用で実質11,900円で販売中です。こちらは、日常使いに最適な機能を備えた8.7インチタブレットです。Unisoc T606 プロセッサと最大16GB(6GB物理 + 10GB仮想)のメモリを搭載し、ウェブブラウジングや動画視聴などを軽快にこなします。HD解像度のIPS液晶は、T-Color技術により鮮やかな色彩を表現し、Widevine L1にも対応しているため、様々な動画配信サービスを高画質で楽しめます。

アイプロテクションモードやリーディングモードなど、目に優しい表示モードも充実。デュアルチャンネルスピーカーによるステレオサウンドは、コンテンツへの没入感を高めます。4G LTE通信やAI顔認証にも対応しており、外出先での利用やセキュリティ面でも安心です。Android 14を搭載し、最新の機能と使いやすさを提供します。

まとめ

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの価格は、Amazonや楽天市場の通常価格28,999円で見ると、同程度のスペックを持つHEADWOLF Fpad 7(実質28,999円)と同等であり、特別安いとは言えません。しかし、AliExpressでは22,145円、さらに楽天市場ではレビュー投稿によるクーポン(2025年5月20日午前0時以降利用可能)を適用すれば19,999円となるため、この価格であれば性能を考えると非常にお買い得と言えるでしょう。したがって、購入経路やタイミングによって「安い」とも「標準的」とも評価が変わる製品です。

今回比較した中で、現時点(2025年5月19日)で最も安くお買い得なモデルは、Amazonでクーポン適用後実質11,900円で購入できる「Teclast M50 Mini」です。日常的な利用には十分な性能を持ちながら、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。次いで、「Alldocube iPlay 60 mini Pro」も実質18,963円と手頃な価格で、バランスの取れた性能を提供しています。ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proも、楽天のキャンペーンをうまく利用できればこれらと同等のお得感で購入できる可能性があります。

開封と外観チェック:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro の薄型デザインと質感

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体上部 側面 斜め

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのパッケージ開封から、本体デザインの第一印象、そして前モデルからの進化点である薄さや素材感、さらには日々の使い勝手に関わるボタンやポートの配置について、詳しくレビューしていきます。

パッケージ内容と付属品の確認

製品が手元に届き、まず行うのが開封の儀ですね。ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの箱の中には、タブレット本体のほか、充電とデータ転送用のUSB Type-Cケーブル、ACアダプター、多言語対応の説明書、そしてSIMカードスロットを開けるためのSIMピンが同梱されていました。これらが揃っていれば、購入後すぐにタブレットを使い始めることができます。

第一印象:手にした瞬間に感じる上質な質感

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proを実際に手に取ってみると、まずその上質な質感に誰もが気づかされるはずです。安価なタブレットにありがちなプラスチック製の筐体とは一線を画し、本機は従来モデルのiPlay 60 mini Proが誇ったプレミアムなアルミニウム合金の質感をしっかりと受け継いでいます。

ひんやりとした金属ならではの感触と、CNC加工によるものと思われる適度な剛性感が手に伝わり、これが約2万円台のタブレットかと驚かされるほどの高級感を醸し出しています。エッジ部分の処理も丁寧で、手に持った際の当たりも柔らかく、長時間の使用でも不快感を感じさせません。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 背面の一部を拡大

私が試用したモデルの背面は、落ち着きのあるマットなグレーカラーで仕上げられており、指紋が付きにくいのも嬉しいポイントです。光の当たり方によって微妙に表情を変えるその様は非常にスタイリッシュで、まるで高級オーディオ機器のような洗練された佇まいを感じさせます。

このデザインであれば、例えばお気に入りのカフェで『Apple Music』を聴きながら読書をするといったプライベートな時間はもちろん、外出先での急な資料確認やオンラインミーティングなど、ビジネスシーンで取り出しても全く見劣りしません。「iPlay 70 mini Pro」という製品名がさりげなく刻印されているのも、所有する喜びを静かに満たしてくれるディテールです。

デザインの進化点:驚きの7.3mm薄型ボディ

デザイン面における最大の進化点は、何と言ってもその驚異的な薄さです。ALLDOCUBEのiPlay miniシリーズで最も薄いとされるこのiPlay 70 mini Proは、厚さわずか7.3mm。前モデルのALLDOCUBE iPlay 60 mini Proが7.9mmでしたから、実に0.6mmものスリム化を実現しています。

この数値だけを見るとわずかな差に感じるかもしれませんが、実際に両者を手に取って比較すると、その差は歴然。まるで薄い手帳を持っているかのような感覚で、グリップ感が向上し、特に片手で持って操作する際にその恩恵を強く感じました。

この薄さは、携帯性にも大きく貢献しています。例えば、普段使いのショルダーバッグの薄いポケットや、ジャケットの大きめの内ポケットにもスルリと収まり、どこへでも気軽に持ち運べます。

また、ベッドサイドで横になりながら電子書籍サービス『DMMブックス』で漫画を読む際や、ソファでくつろぎながら動画配信サービス『Hulu』で映画を鑑賞する際など、どのような体勢でも取り回しが良く、長時間の使用でも腕への負担が軽減されるのを実感できました。見た目にも、よりシャープで現代的な印象を与え、まさに「Compact, Smooth, Powerful」というキャッチコピーを体現するデザインと言えます。

操作性を考慮したボタン配置

日々の操作で頻繁に触れるボタン類の配置も重要です。ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proでは、電源ボタンと音量調節ボタンが本体の右側面にまとめられています。これは従来モデルから引き継がれた配置で、タブレットを縦に持った際に自然と指が届くため、画面のオンオフや音量調整がスムーズに行えます。この直感的な操作性は、使っていてストレスを感じさせません。

底面ポートとスピーカー:利便性と少し気になる点

充電やデータ転送に使用するUSB Type-Cポートは、本体の底面中央に配置されています。そして、その左右にはデュアルBOXスピーカーが備わっています。このレイアウトのおかげで、例えば充電ケーブルを接続したまま横向きにして、動画配信サービス「Netflix」で映画を楽しんだり、「Spotify」で音楽を聴いたりする際に、ケーブルが邪魔になりにくいのは嬉しいポイントです。

ただ、スピーカーが底面の一方向に集中しているため、タブレットを机に直接置いて音を出すと、サウンドがやや下方向から聞こえてくる感覚がありました。この点は、視聴スタイルによっては少し気になるかもしれません。

このセクションのまとめ:デザインと外観

  • パッケージ内容:本体、USB Type-Cケーブル、ACアダプター、説明書、SIMピンを同梱。
  • 本体デザイン・質感:アルミ合金製で高級感がありスタイリッシュ。落ち着いたグレーカラー。
  • 薄さ:前モデルiPlay 60 mini Proの7.9mmから0.6mm薄くなり7.3mmを実現。持ちやすく見た目もシャープに。
  • ボタン配置:右側面に電源ボタンと音量ボタンを配置し、操作性は良好(従来モデル同様)。
  • ポート・スピーカー:底面にUSB Type-Cポートとデュアルスピーカーを搭載。充電中の横向き利用は快適だが、音の指向性にやや注意点あり。

ディスプレイ徹底比較:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proで滑らかさと明るさが進化

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro ディスプレイ

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのディスプレイ品質に焦点を当て、その美しい表示性能を徹底的にレビューしていきます。前モデルであるALLDOCUBE iPlay 60 mini Proから特に進化したリフレッシュレートや輝度を中心に、解像度、発色、視野角、そして動画視聴に欠かせないWidevine L1への対応や、便利な自動輝度調整機能についても詳しく見ていきましょう。

基本スペックと第一印象:見やすい8.4インチフルHD+

まず、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのディスプレイの基本的なスペックですが、画面サイズは8.4インチ、解像度は1920×1200ピクセルフルHD+となっています。この8.4インチというサイズは、実際に手に取ってみると絶妙で、片手でも持ちやすく、ウェブサイトの閲覧や電子書籍の読書に最適だと感じました。それでいて、動画コンテンツを視聴するにも十分な大きさを確保しています。

解像度に関しても、フルHD+ということで非常に高精細です。小さな文字も潰れることなくくっきりと表示され、写真や動画も細部まで鮮明に楽しむことができました。パネルには広視野角が特徴のIPS方式が採用されているため、少し斜めから画面を覗き込んでも色味の変化が少なく、複数人で一緒に画面を見るようなシーンでも快適です。

進化のポイント①:90Hzリフレッシュレートがもたらす滑らかな体験

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのディスプレイにおける最大の進化点の一つが、リフレッシュレートの向上です。前モデルのALLDOCUBE iPlay 60 mini Proが60Hzだったのに対し、iPlay 70 mini Proでは90Hzの高リフレッシュレートに対応しました。この差は、実際に操作してみると明らかで、画面のスクロールが非常に滑らかです。例えば、ウェブブラウザで縦に長いページを読む際や、X(旧Twitter)のようなSNSのタイムラインを追う際にも、残像感が少なく、目への負担も軽減されるように感じました。

また、UIのアニメーションもよりスムーズになり、タブレット全体の操作感が向上しています。特に、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のようなリズムゲームや、『PUBG MOBILE』のような動きの速いシューティングゲームをプレイする際には、この滑らかな表示がより快適なプレイ体験に繋がるはずです。

進化のポイント②:輝度向上で室内での視認性がアップ

もう一つの大きな進化点は、ディスプレイの明るさ(輝度)です。iPlay 70 mini Proは、標準値で450nit、最小値でも400nitという輝度を実現しています。これは、iPlay 60 mini Proの標準値350nit、最小値320nitから大幅に向上しており、特に室内での視認性が格段に良くなりました。一般的な室内環境であれば、明るさが不足していると感じることはまずないでしょう。

発色についても、個人的には十分合格レベルだと感じています。色の明暗やグラデーションも自然に表現され、例えば『YouTube』で色彩豊かな自然のドキュメンタリー映像(例:コスタリカの熱帯雨林の映像など)を見ると、その美しさに引き込まれます。タッチ感度も良好で、前モデルと同様にスワイプやタップへの反応も良く、快適に操作できました。

ただ、非常に日差しの強い屋外では、画面の明るさが最大でもやや見づらく感じることがありました。この点は、多くのタブレットに共通する傾向かもしれません。

Widevine L1対応:高画質ストリーミングを存分に

動画視聴において重要なWidevine L1にも、iPlay 70 mini Proは前モデルのiPlay 60 mini Proと同様にしっかりと対応しています。これにより、「Netflix」や「Amazon Prime Video」、「Disney+」といった主要な動画配信サービスで、著作権保護されたコンテンツを高画質(HD以上)で再生することが可能です。

実際にいくつかの映画(例:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の壮大なCGシーン)やアニメ(例:『鬼滅の刃』の戦闘シーン)を視聴してみましたが、鮮明さやコントラストに関して、前モデルとの間に体感できるほどの大きな差は感じられませんでした。いずれのモデルも、十分に満足のいく高画質でストリーミングコンテンツを楽しめます。

光センサー搭載:便利な自動輝度調整機能

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、iPlay 60 mini Proと同様に光センサーを搭載しており、周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動で調整してくれます。この機能は非常に便利で、明るい場所に移動したり、逆に暗い部屋に入ったりした際に、手動で輝度を調整する手間が省けます。また、常に最適な明るさに保たれることで、バッテリーの節約にも繋がっているように感じました。自動調整の反応も比較的スムーズで、実用性は高いと言えます。

このセクションのまとめ

  • 基本性能:8.4インチのフルHD+(1920×1200)IPSディスプレイ搭載で高精細かつ広視野角。
  • リフレッシュレート向上:60Hzから90Hzに向上し、スクロールやUI操作が非常に滑らかに。
  • 輝度向上:標準輝度が350nitから450nitにアップし、室内での視認性が向上。発色も良好。
  • Widevine L1対応:Netflixなどのサービスで高画質視聴が可能(前モデル同様)。
  • 自動輝度調整:光センサー搭載で、周囲の明るさに応じた自動調整に対応し便利。バッテリー節約にも貢献。

プロセッサ進化の核心:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのスペック徹底解剖

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro ディスプレイ ゲーム画面

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのプロセッサに焦点を当て、その処理能力の進化をスペックの観点から深掘りしていきます。

前モデルALLDOCUBE iPlay 60 mini Proに搭載されていたMediaTek Helio G99と、iPlay 70 mini Proが新たに採用したMediaTek MT8791を比較し、製造プロセス、CPUアーキテクチャ、GPU、メモリ対応、AI処理能力、通信機能といった基礎的なスペックの違いが、タブレット全体のパフォーマンスにどのような向上をもたらすのかを詳しく見ていきましょう。

新世代プロセッサ MediaTek MT8791 へ刷新

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの最も注目すべき進化点の一つが、搭載プロセッサの刷新です。前モデルiPlay 60 mini Proでは、コストパフォーマンスに優れたMediaTek Helio G99が採用されていましたが、iPlay 70 mini Proには、より高性能なMediaTek MT8791(Dimensityシリーズに属すると考えられるSoC)が搭載されました。

両プロセッサともに先進の6nmプロセスで製造されており、電力効率の高さは共通していますが、内部のアーキテクチャや機能面でMT8791は大きな進化を遂げています。この進化が、日常的な操作感から少し負荷のかかる作業まで、幅広いシーンでの快適性向上に繋がることが期待されます。

CPUアーキテクチャの進化:Cortex-A78コアの採用

プロセッサの頭脳にあたるCPUの構成を見てみると、その進化は明らかです。iPlay 60 mini ProのHelio G99が「2x Cortex-A76 (最大2.2GHz) + 6x Cortex-A55 (最大2.0GHz)」という構成だったのに対し、iPlay 70 mini ProのMT8791は「2x Cortex-A78 (最大2.6GHz) + 6x Cortex-A55 (最大2.0GHz)」という、より新しい世代の高性能コアを採用しています。

Cortex-A76からCortex-A78へのアップグレードは、同じクロック周波数でも処理能力が向上することを意味し、さらにMT8791では高性能コアの最大動作クロックも2.2GHzから2.6GHzへと引き上げられています。これにより、アプリの起動速度の短縮、複数のアプリを同時に使用するマルチタスク処理の快適化、ウェブブラウジングのスムーズさなど、タブレットの基本的な操作全般におけるパフォーマンス向上が期待できます。

グラフィック性能の向上:Mali-G68 MC4 GPU

CPUと共にタブレットの表示性能を左右するのがGPU(グラフィックス処理ユニット)です。iPlay 70 mini ProMT8791は、GPUにARM Mali-G68 MC4を搭載しています。これは、iPlay 60 mini ProのHelio G99が搭載していたARM Mali-G57 MP2と比較して、より新しい世代であり、演算ユニットの規模も大きくなっています。

このGPUの進化は、3Dグラフィックスを多用するゲームはもちろんのこと、日常的なユーザーインターフェースのアニメーションや、高解像度動画の再生、簡単な写真編集といったグラフィック処理が伴う作業をより滑らかに、そして快適にこなすための基礎体力を向上させます。

メモリとストレージの高速化対応

プロセッサが対応するメモリやストレージの規格も、システム全体の応答速度に影響します。MediaTek MT8791は、より高速なメモリ規格であるLPDDR5 (最大5500MHz) や、高速なストレージ規格であるUFS3.1に対応する能力を持っています。これに対し、Helio G99はLPDDR4X (最大2133MHz) およびUFS2.2までの対応でした。

もしiPlay 70 mini Pro本体がこれらの高速なメモリやストレージを実際に採用していれば、アプリの起動時間のさらなる短縮、大容量ファイルの読み書き速度の向上、そしてシステム全体のキビキビとした動作感に繋がり、よりストレスフリーな操作環境を実現します。

AI処理能力と通信機能の強化

近年のスマートデバイスにおいて重要度を増しているAI処理能力についても、MT8791は進化しています。APU 3.0 (AI Processing Unit) を搭載し、その処理能力は2.6TOPSに達するとされています。これにより、AIを活用したスマート機能や、将来的に登場するかもしれない高度なAIアプリケーションの実行において、より高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。

また、通信機能においても大きな進化が見られます。MT8791は5G(2CC-CA)およびWi-Fi 6 (2×2) に対応しており、Helio G99の4G LTEおよびWi-Fi 5から大幅にアップグレードされています。これにより、対応エリアや環境下では、より高速で安定したデータ通信が可能となり、大容量コンテンツのダウンロードやストリーミング、オンラインでの共同作業などが格段に快適になるでしょう。Bluetoothもバージョン5.2をサポートしています。

スペック向上による期待(AnTuTuスコアの目安)

これまでのスペック的な進化を総合すると、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの基本的な処理能力は、前モデルiPlay 60 mini Proから大きく向上していることが期待できます。AnTuTuベンチマークスコアの目安としても、iPlay 60 mini Proの約40万点に対し、iPlay 70 mini Proは約50万点以上とされており、この数値からもスペックアップの度合いが伺えます。(ベンチマークスコアや実際のゲーム性能に関する詳細な検証は、後続のセクションで説明します。)

このセクションのまとめ

  • プロセッサ刷新:iPlay 70 mini Proは新世代SoC「MediaTek MT8791」(6nm)を搭載し、iPlay 60 mini Proの「Helio G99」(6nm)から大幅に進化。
  • CPU性能向上:高性能コアがCortex-A76 (2.2GHz)からCortex-A78 (2.6GHz)へアップグレードされ、基本処理能力が向上。
  • GPU性能向上:GPUがMali-G57 MP2からMali-G68 MC4へと強化され、グラフィック処理能力が向上。
  • メモリ/ストレージ対応強化:LPDDR5メモリやUFS3.1ストレージといった高速規格への対応能力を獲得。
  • AI/通信機能強化:AI処理ユニット(APU 3.0, 2.6TOPS)の性能向上に加え、5GおよびWi-Fi 6への対応で通信機能も大幅アップグレード。
  • 期待される性能向上:AnTuTuスコア目安で約40万点から約50万点以上への向上が見込まれ、スペック全体で大きな進化。

Antutuベンチマーク

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proが搭載するMediaTek Dimensity MT8791(別名:Dimensity 7050)プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約50万点から53万点(534047)を記録しています。

例1: Antutu V10 総合で「534047」、CPUで「142279」、GPUで「109875」、MEMで「150383」、UXで「131510」

同じプロセッサはHeadwolf FPad7(Dimensity 7050)にも搭載されています。

一方、「MediaTek Helio G99 (MT8781)」プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万 (396401) 前後を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「396401」、CPUで「131378」、GPUで「62439」、MEMで「97342」、UXで「105242」

MediaTek Dimensity 7050 MT8791 VS MediaTek Helio G99 MT8781

2つのベンチマーク結果を比較すると、以下のようになります。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro グラフ Dimensity7050-MT8791-VS-Helio-G99-MT8781

比較から分かること

総括すると、提示されたAntutu V10ベンチマーク結果からは、MediaTek Dimensity MT8791(Dimensity 7050)は、MediaTek Helio G99 (MT8781)と比較して、全ての項目で優れた性能を示していることが明確に分かります。特に顕著なのはGPU性能であり、3Dゲームやグラフィック処理を重視するユーザーにとっては、Dimensity MT8791がより適した選択肢となるでしょう。

CPU性能については、Dimensity MT8791が優位ではあるものの、Helio G99も日常的な使用においては十分な性能を持っていると考えられます。しかし、メモリ性能やUXスコアもDimensity MT8791が高いことから、全体的なシステムの応答性やマルチタスク性能、そしてユーザーが日々感じる操作の快適さにおいても、Dimensity MT8791がHelio G99を上回るパフォーマンスを発揮すると結論付けられます。

したがって、より高度な処理能力や快適なユーザーエクスペリエンスを求める場合にはDimensity MT8791が、コストパフォーマンスを重視しつつも一定の性能を確保したい場合にはHelio G99が、それぞれのニーズに応じた選択肢となり得ると言えるでしょう。これらの数値はあくまで指標の一つではありますが、デバイス選びの際の重要な判断材料となります。

MediaTek Dimensity MT8791性能を比較

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proが搭載するMediaTek Dimensity 7050 MT8791 プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro グラフ Antutu-Media-Tek-Dimensity7050-MT8791

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 (Lenovo Legion Tab (8.8”, 3))・・・Antutu:215万
  2. Apple A17 Bionic (iPad mini(第7世代))・・・Antutu:154万
  3. Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 (ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra)・・・Antutu 総合で約 137万
  4. Snapdragon 8+ Gen 1 (LAVIE Tab T9 T0995/HAS)・・・Antutu 総合で約 135万
  5. Snapdragon 6 Gen 1 (Alldocube iPlay 60 Mini Turbo)・・・Antutu 総合で約 53万
  6. MediaTek Dimensity 7050 MT8791 (ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro / HEADWOLF Fpad 7)・・・Antutu 総合で約 53万
  7. MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 mini Pro / HEADWOLF Fpad 5)・・・Antutu 総合で約 40万
  8. Helio G85 (Redmi Pad SE 8.7)・・・Antutu総合で約 26万
  9. Helio G80 (Lenovo Tab B9)・・・Antutu総合で約 26万
  10. Unisoc T606 (Teclast M50 Mini)・・・Antutu 総合で25万

比較から分かること

MediaTek Dimensity 7050 MT8791は、提示されたCPUランキングデータにおいて、Antutu総合スコア約52万点という結果を示しており、これはミドルレンジのプロセッサとして位置づけられます。Qualcomm Snapdragon 8 Gen3やApple A17 Bionicといった最先端のハイエンドプロセッサには及ばないものの、Snapdragon 6 Gen 1とは同等レベルの性能を持ち、MediaTek Helio G99やHelio G80/G85、Unisoc T606といったプロセッサ群を大きく上回る処理能力を有しています。

この性能は、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのようなタブレットにおいて、日常的なブラウジング、動画視聴、SNS利用といった一般的な用途では十分快適な動作を保証し、ある程度のゲームプレイにも対応できる実力を持っていることを意味します。特に、より下位のプロセッサを搭載したデバイスからのステップアップとしては、明確な性能向上を体感できるでしょう。

ゲーム性能

MediaTek Dimensity 7050 MT8791MediaTek Helio G99 MT8781のゲーム性能における違いを、具体的なゲームタイトルとFPS(フレームレート)を交えて解説します。

原神 (Genshin Impact)

広大なオープンワールドを探索し、美麗なグラフィックとアクション性の高い戦闘が特徴のRPGです。

  • MediaTek Dimensity 7050 MT8791を搭載したデバイスでは、「原神」はグラフィック設定を「低」から「中」程度にすることで、おおむね30-40 FPSの範囲で動作します。フィールド探索中は比較的スムーズですが、複数の敵との戦闘や派手なエフェクトが多用される場面では、フレームレートが30 FPS近辺まで低下することがあります。画質設定を「最低」に近づければ、より安定したフレームレートを維持しやすくなります。
  • MediaTek Helio G99 MT8781では、「原神」のプレイはグラフィック設定を「最低」にしても、平均して20-30 FPSの動作となります。特に負荷の高い都市部や戦闘シーンでは20 FPSを下回ることもあり、画面のカクつきや操作の遅延が顕著に感じられます。快適なプレイは難しく、ゲーム体験が損なわれる場面が多くなります。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人のプレイヤーが参加する大規模バトルロイヤル形式のファーストパーソンシューター(FPS)で、詳細なグラフィックと広大なマップが特徴です。

  • MediaTek Dimensity 7050 MT8791の場合、「Call of Duty: Warzone Mobile」はグラフィック設定を「低」から「中」に調整することで、30-45 FPSでの動作が見込めます。大人数が密集するエリアや戦闘が激化する場面ではフレームレートの変動が大きくなるものの、基本的な射撃や移動は比較的スムーズに行えます。より安定性を求めるなら「低」設定が推奨されます。
  • MediaTek Helio G99 MT8781では、「Call ofDuty: Warzone Mobile」はグラフィック設定を「最低」にしても、平均的なフレームレートは20-30 FPS程度です。特にプレイヤーが多い状況や爆発などのエフェクトが重なると、フレームレートは著しく低下し、照準の精度や反応速度に影響が出ます。競技性の高いこのゲームにおいては、不利な状況となることが多いでしょう。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

実在の競走馬を擬人化した「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームです。3Dで描かれるライブシーンやレースシーンが見どころです。

  • MediaTek Dimensity 7050 MT8791では、「ウマ娘 プリティーダービー」はグラフィック設定を「標準」あるいは一部「高」設定(ゲーム内の簡易設定で「標準」~「やや高め」)にしても、45-60 FPSで快適に動作します。育成パートはもちろん、迫力あるレースシーンや華やかなライブパフォーマンスも滑らかな描画で楽しむことができます。
  • MediaTek Helio G99 MT8781の場合、「ウマ娘 プリティーダービー」はグラフィック設定「標準」で30-45 FPS程度で動作します。日常の育成パートは問題ありませんが、複数のウマ娘が同時に走るレースシーンや、大人数が登場するライブシーンでは、フレームレートの低下や若干のコマ落ちを感じることがあります。ゲームプレイに大きな支障はないものの、描画のスムーズさでは差が出ます。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

人気RPG「ファイナルファンタジーVII」シリーズの物語を、章立て形式で体験できるコマンドバトルRPGです。原作のグラフィックを現代風にアレンジしつつ、スマートフォン向けに最適化されています。

  • MediaTek Dimensity 7050 MT8791を搭載したデバイスでは、「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」は画質設定「標準」で、40-50 FPSの安定した動作が期待できます。戦闘中のエフェクトやキャラクターの動きも滑らかで、物語の世界観に没入しやすいでしょう。
  • MediaTek Helio G99 MT8781では、「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」は画質設定を「低」にすることで、25-35 FPSでのプレイが可能です。画質を妥協すればゲームの進行自体は可能ですが、特にグラフィックがリッチなシーンやスキルのエフェクトが多い場面では、フレームレートの低下が目立ち、動作が重くなることがあります。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

宇宙を舞台に開拓の旅をするスペースファンタジーRPGで、美麗な3Dグラフィックと戦略的なターン制バトルが特徴です。

  • MediaTek Dimensity 7050 MT8791の場合、「崩壊:スターレイル」はグラフィック設定を「低」から「中」にすることで、30-40 FPSでの動作をします。キャラクターの細やかな動きや美しいフィールドをある程度楽しむことができますが、オブジェクトが多い都市部や戦闘エフェクトが複雑な場面では、フレームレートがやや不安定になることもあります。
  • MediaTek Helio G99 MT8781では、「崩壊:スターレイル」はグラフィック設定を「最低」にしても、平均20-30 FPSでの動作となります。画質を大幅に下げる必要があり、それでもフィールド探索中や戦闘中にカクつきや遅延が発生しやすく、快適なゲーム体験を得るのは難しい状況です。

まとめ:ゲーム性能

MediaTek Dimensity 7050 MT8791MediaTek Helio G99 MT8781のゲーム性能を比較すると、GPU性能の差が明確に現れます。Dimensity 7050は、多くのゲームにおいてHelio G99よりも高いグラフィック設定で、より安定した高いフレームレートでのプレイを可能にします。特に「原神」や「崩壊:スターレイル」のような高いグラフィック負荷を要求するゲームでは、Dimensity 7050の方が明らかに快適なゲーム体験を提供します。

Helio G99でも一部の軽量なゲームや設定を大幅に下げることでプレイ可能なタイトルはありますが、全体的にフレームレートの維持が難しく、描画の滑らかさや応答性においてDimensity 7050に劣る場面が多くなります。ゲームをある程度楽しみたいのであれば、Dimensity 7050がより適した選択と言えるでしょう。

メモリ・ストレージ性能:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのマルチタスクと高速アクセス

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの快適な動作を支えるメモリ(RAM)とストレージ(ROM)の性能に焦点を当てていきます。複数のアプリを同時に軽快に扱えるマルチタスク性能、アプリの起動やデータの読み書きをストレスなく行えるアクセス速度、そして増え続けるデータを安心して保存できるストレージ容量と拡張性について、前モデルALLDOCUBE iPlay 60 mini Proと比較しながら、その進化点を詳しく見ていきましょう。

メモリ(RAM):余裕の8GB+仮想RAMで快適マルチタスク

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、前モデルのiPlay 60 mini Proと同様に、8GBの大容量物理RAMを搭載しています。これだけでも多くの作業を快適にこなせる十分な容量ですが、さらに仮想RAM拡張技術にも対応しており、ストレージの一部をRAMとして利用することで最大16GB相当のメモリ環境として動作させることが可能です。

この大容量メモリの恩恵は、特に複数のアプリを同時に使用するマルチタスクの場面で顕著に感じられます。例えば、ウェブブラウザ「Google Chrome」で調べ物をしながら、バックグラウンドで「YouTube Music」の音楽を再生し、時折「LINE」でメッセージのやり取りをする、といった日常的な使い方でも、アプリの切り替えが非常になめらか。

以前開いていたアプリに戻った際に再読み込みが発生して待たされる、といったストレスを感じる場面は格段に減るでしょう。複数の作業を並行して行う際の効率が大幅に向上し、よりスムーズで快適なタブレット体験を実現します。

ストレージ(ROM)①:大容量256GBを標準搭載

本体にデータを保存するストレージ(ROM)に関しても、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは大きな進化を遂げています。標準で256GBの大容量ストレージを搭載しており、これは前モデルiPlay 60 mini Proが初期128GB(後に256GBモデルも登場)だった点と比較すると、最初から十分な保存領域が確保されていることを意味します。

たくさんのアプリをインストールするのはもちろんのこと、高画質の写真や動画、お気に入りの音楽ファイル、仕事のドキュメントなど、あらゆるデータを容量をあまり気にすることなく本体に保存しておける安心感があります。特に、最近のアプリやゲームは大容量化する傾向にあるため、標準で256GBのストレージを備えている点は、長期的に見ても大きなメリットと言えるでしょう。

ストレージ(ROM)②:UFS3.1採用で異次元のアクセス速度

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのストレージにおける最大の注目ポイントは、高速なデータ転送規格であるUFS3.1を採用している点です。UFS(Universal Flash Storage)は、従来のeMMC規格に比べて読み書き速度が格段に速いのが特徴ですが、UFS3.1はその中でも特に高性能な規格です。

UFS3.1は、理論上のシーケンシャルリード(連続読み出し)速度が最大で約2900MB/sにも達し、これは一般的なSATA接続のSSDに匹敵、あるいはそれを超えるほどの圧倒的な速さです。また、UFS3.1は「書き込みブースト機能」による電力効率の向上や、書き込み速度を最適化する「SLCキャッシュ」、読み書きを同時に処理できる「全二重通信」といった技術も取り入れられています。

この結果、アプリの起動時間は劇的に短縮され、アイコンをタップしてから実際に操作可能になるまでの待ち時間が大幅に削減されます。また、容量の大きな高画質動画ファイルや、多数の写真データをギャラリーで表示する際の読み込みも非常に高速です。システム全体の応答性も向上し、あらゆる操作がよりキビキビと、ストレスなく行えるようになるでしょう。このUFS3.1の搭載は、iPlay 70 mini Proの「Compact, Smooth, Powerful」というキャッチコピーをまさに体現する重要な要素の一つです。

外部ストレージ:microSDカードで最大1TBまで拡張可能

本体ストレージが大容量であることに加え、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは外部ストレージによる拡張性も向上しています。microSDカードスロットを備えており、最大で1TBまでのmicroSDカードに対応可能となりました。これは、最大512GBまでだったiPlay 60 mini Proから2倍の拡張性です。

1TBもの追加容量があれば、例えば旅行先で撮影した大量の高解像度な写真や長時間の4K動画、お気に入りの映画や音楽ライブラリ全体など、本体ストレージだけでは収まりきらない膨大なデータも、カードを差し替えるだけで手軽に持ち運んだり、管理したりすることができます。本体ストレージと外部ストレージを賢く使い分けることで、容量不足の心配から解放され、より自由にタブレットを活用できるでしょう。

このセクションのまとめ

  • メモリ(RAM):物理8GB RAMを搭載し、仮想RAM拡張により最大16GB相当として動作。快適なマルチタスク性能を実現。
  • 内蔵ストレージ容量:標準で256GBの大容量ストレージを搭載し、多くのデータを本体に保存可能。
  • ストレージ規格:高速なUFS3.1ストレージを採用し、アプリ起動やファイルアクセスが劇的に高速化。
  • 外部ストレージ拡張:microSDカードにより最大1TBまでのストレージ拡張に対応し、さらなる大容量データ保存が可能に(前モデルは最大512GB)。

バッテリーと充電:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのスタミナと回復力を検証

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro バッテリー

ここでは、タブレットを選ぶ上で重要な要素の一つである、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proバッテリー持続力充電性能に焦点を当てていきます。

バッテリー容量は前モデルALLDOCUBE iPlay 60 mini Proと共通ですが、実際に私がiPlay 70 mini Proを使用してみた際のバッテリーの持ちや充電にかかった時間など、具体的な体験を交えながら詳しく見ていきましょう。日々の使い勝手に直結する部分だからこそ、リアルな情報をお届けします。

バッテリー容量は共通の6050mAh – 進化はプロセッサとOSに

まず、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのバッテリー容量は、前モデルのiPlay 60 mini Proと同じ6050mAhです。スペック上の数値は同じでも、実際に使ってみるとバッテリーの持ちには違いを感じることがあります。その鍵を握るのが、プロセッサの電力効率とオペレーティングシステムの最適化です。

iPlay 70 mini Proには、より新しい世代のプロセッサであるMediaTek MT8791が搭載されています。このプロセッサは先進の6nmプロセスで製造されており、高性能コアもCortex-A78へと進化しているため、電力効率の向上が期待されます。加えて、最新のAndroid 15をベースとしたALLDOCUBE OS 4.1Lの搭載も、バッテリー駆動時間の向上に貢献しているのかもしれない、と使っていて感じました。

実使用でのスタミナ:確かな進化を体感

実際に私がALLDOCUBE iPlay 70 mini Proを日常的に使用してみたところ、バッテリーの持ちに関しては非常に満足のいく結果でした。一般的な利用頻度、例えばウェブサイトのチェック、SNSの確認、メールのやり取り、たまに短い動画を見るといった使い方であれば、1回の充電で1日余裕をもってバッテリーが持続しました。

具体的な連続使用時間としては、ウェブサイトの閲覧や動画視聴といった使い方では、前モデルのiPlay 60 mini Proの口コミ情報で見られた「約10時間」という報告と同様に、iPlay 70 mini Proでもおおむね10時間程度の利用が可能でした。

注目すべきは、動画視聴やゲームといった比較的負荷の高い使い方をした場合です。この場合、長くても5時間程度の持続時間となるのは同様の傾向でしたが、明らかに前モデルよりもバッテリーが長く持つと感じました。このスタミナ向上は、やはりMediaTek MT8791プロセッサと新しいALLDOCUBE OS 4.1Lによる省電力性能の最適化が効いているのではないかと実感しています。

PD 18W急速充電に対応 – 充電時間の実測値は?

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、前モデルiPlay 60 mini Proと同様に、PD (Power Delivery) 18Wの急速充電に対応しています。この機能のおかげで、6050mAhという大容量バッテリーも効率よく充電できます。

実際にバッテリー残量0%の状態から100%まで充電してみたところ、かかった時間はおよそ3時間30分程度でした。6050mAhという容量を考えると、特別速いというわけではありませんが、例えば就寝前に充電を開始すれば、翌朝には満充電の状態で使い始められるので、日常的な使用で不便を感じることはありませんでした。また、短時間でもPD充電の恩恵はあり、急いでいる時でも30分ほどの充電で数時間分の利用時間を確保できるのは心強い点です。

このセクションのまとめ

  • バッテリー容量:iPlay 70 mini Proは6050mAhのバッテリーを搭載(iPlay 60 mini Proと共通)。
  • 実使用での駆動時間(iPlay 70 mini Pro)
  • 一般的な利用:1回の充電で1日余裕で持続。
  • ウェブ閲覧・動画視聴:約10時間程度の利用が可能(前モデルと同等)。
  • 動画視聴・ゲーミング:約5時間程度だが、前モデルより持続時間が向上したと体感。
  • 駆動時間向上の要因(推測):MediaTek MT8791プロセッサとALLDOCUBE OS 4.1Lによる電力効率の改善。
  • 急速充電:PD 18Wの急速充電に対応。
  • 充電時間(実測):0%から100%まで約3時間30分。

通信性能の進化:ALLDOCUBE iPlay 70 mini ProのWi-Fi 6とBluetooth 5.4

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 2台の画面が並ぶ

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro通信機能に焦点を当て、日々のタブレット体験を大きく左右するWi-FiとBluetoothの進化、そして便利な4G LTE対応について詳しくレビューしていきます。

前モデルALLDOCUBE iPlay 60 mini ProからアップグレードされたWi-Fi 6とBluetooth 5.4が、実際の利用シーンでどのような快適さをもたらしてくれるのか、その実力に迫ります。

Wi-Fi 6へアップグレード:より速く、より安定した無線LAN環境

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの通信機能における最大の進化点の一つが、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)への対応です。前モデルiPlay 60 mini ProがWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)だったのと比較して、これは大きなジャンプアップと言えるでしょう。Wi-Fi 6は、単に通信速度が速い(理論値で最大9.6Gbps、Wi-Fi 5の約1.4倍)だけでなく、多くのデバイスが同時に接続する現代の利用環境において、その真価を発揮します。

Wi-Fi 6の主要技術であるOFDMA (直交周波数分割多元接続) は、電波のチャネルを効率的に分割利用することで、多数のデバイスが同時に通信しても遅延が少なく、安定した接続を保ちます。これにより、自宅で家族それぞれがスマートフォンやタブレット、スマート家電などを同時に使っているような状況でも、iPlay 70 mini Proは快適な通信を維持しやすくなります。

また、MU-MIMOも進化し、アップロード・ダウンロード双方向で複数デバイスとの同時通信を最適化。これにより、例えば大容量ファイルのクラウドへのアップロード中も、他のデバイスのウェブ閲覧が遅くなるといったストレスが軽減されます。

実際にWi-Fi 6環境下でiPlay 70 mini Proを使用してみると、アプリのダウンロードや動画ストリーミングの速さはもちろんのこと、ウェブページの表示速度やオンラインゲームの反応性が向上したように感じられました。特に、高画質な4K動画をストリーミング再生する際も、読み込み待ちや途中で再生が止まってしまうような場面はほとんどなく、非常にスムーズです。

さらに、Wi-Fi 6は2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しているため、障害物に強く広範囲をカバーできる2.4GHz帯も有効活用でき、家の中で電波が届きにくい場所でも接続の安定性が増したように感じます。セキュリティ面でも強化されたWPA3に対応している点も安心材料です。

Bluetooth 5.4搭載:接続品質と省電力性の向上

ワイヤレスイヤホンやキーボードなど、周辺機器との接続に欠かせないBluetoothも、iPlay 70 mini Proでは最新規格の一つであるBluetooth 5.4へと進化しています(iPlay 60 mini ProはBluetooth 5.2)。このアップデートは、特に接続の品質や安定性、そして省電力性の向上に貢献します。

Bluetooth 5.4の注目すべき特徴の一つに、PAwR (Periodic Advertising with Responses) があります。これはコネクションレスでありながら双方向通信を可能にする技術で、多数のデバイスが存在する環境下でも、より安定した接続を実現するのに役立ちます。また、アドバタイズデータの暗号化が標準化されるなど、セキュリティ面も強化されています。

実際にBluetooth 5.4を搭載したiPlay 70 mini Proでワイヤレスイヤホン(例えば、通勤中に音楽を聴くためのAnker Soundcore Liberty 4 NCなど)を使用してみると、ペアリングの容易さは従来と大きく変わらないものの、一度接続してしまえば、駅のような人が多く電波が混雑しやすい場所でも音が途切れにくく、接続の安定性が向上していることを実感できました。

また、ゲームプレイ時にワイヤレスコントローラー(例えば、8BitDo Ultimate Bluetooth Controllerなど)を使用する際も、遅延が少なく、より快適な操作感を得られるでしょう。省電力性能の向上も期待できるため、Bluetoothデバイスを長時間利用する際のタブレット本体のバッテリー消費抑制にも繋がるかもしれません。

4G LTE対応:場所を選ばないモバイル通信

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、前モデルiPlay 60 mini Proと同様に、4G LTEによるモバイルデータ通信に対応しています。SIMカード(Nano SIM)を挿入することで、Wi-Fi環境がない場所でもインターネットに接続できるため、タブレットの活用シーンが格段に広がります。

例えば、外出先で地図アプリを使って道を確認したり、移動中の電車内でニュースサイトをチェックしたり、カフェで少し作業をしたいけれどフリーWi-Fiのセキュリティが心配な場合など、4G LTE通信は非常に便利です。

搭載されているMediaTek MT8791プロセッサは、安定した4G通信をサポートする能力を持っており、動画のストリーミングやオンライン会議など、ある程度の通信帯域が必要な作業も、電波状況が良ければ快適に行えるでしょう。テザリング機能を使えば、iPlay 70 mini Proをモバイルルーター代わりにして、他のデバイスをインターネットに接続することも可能です。

このセクションのまとめ

  • Wi-Fi性能の進化:iPlay 70 mini ProはWi-Fi 6に対応し、iPlay 60 mini ProのWi-Fi 5から大幅にアップグレード。高速通信、多数デバイス接続時の安定性向上(OFDMA、MU-MIMO進化)、省電力性(TWT)、2.4GHz帯対応による接続範囲拡大と安定性向上を実現。
  • Bluetooth性能の進化:Bluetooth 5.4を搭載し、iPlay 60 mini ProのBluetooth 5.2から進化。接続安定性の向上(PAwR)、セキュリティ強化、省電力性の向上が期待される。
  • モバイル通信:両モデル共通で4G LTEに対応。SIMカード利用により、Wi-Fiがない環境でもインターネット接続が可能で、外出先での利便性が高い。

新世代OSの進化:ALLDOCUBE iPlay 70 mini ProのUIと注目機能

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro UI画面

ここでは、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの心臓部とも言えるオペレーティングシステム(OS)、ユーザーインターフェース(UI)、そして日々の使い勝手を向上させる機能面に焦点を当てていきます。

最新のAndroid 15をベースとしたALLDOCUBE OS 4.1Lが、前モデルALLDOCUBE iPlay 60 mini ProのALLDOCUBE OS 3.0(Android 14ベース)からどのように進化したのか、UIデザインの変更点、操作の滑らかさ、マルチタスク性能、そして注目の「AIツール」などについて、詳しくレビューしていきましょう。

Android 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1Lへ進化

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの最も大きな進化の一つは、搭載されているOSが最新のAndroid 15をベースとしたALLDOCUBE OS 4.1Lへとメジャーアップデートされた点です。前モデルiPlay 60 mini ProがAndroid 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0であったことを考えると、これは大きな前進と言えるでしょう。

Android 15ベースとなることで、Googleによる最新のセキュリティパッチの迅速な適用や、プライバシー保護機能の強化、通知管理の改善、新しいAPIのサポートによるアプリのパフォーマンス向上など、Androidプラットフォームそのものの進化の恩恵を直接受けることが期待できます。これにより、iPlay 70 mini Proは、より安全で、より快適なタブレット体験を提供してくれるはずです。

より洗練されたUIとスムーズな操作感

実際にALLDOCUBE OS 4.1Lを搭載したiPlay 70 mini Proを操作してみると、まず感じるのがそのユーザーインターフェース(UI)のクリーンさです。余計なプリインストールアプリや広告表示がほとんど見当たらないため、非常にすっきりとした印象を受けます。これにより、ストレージ容量を圧迫することなく、また操作中に意図しない広告に邪魔されることもないため、快適に使い始めることができました。

また、全体的な操作感も非常にスムーズです。アプリの起動や切り替え、画面スクロール時のアニメーションなどが滑らかで、ストレスを感じることはほとんどありません。これは、ALLDOCUBE OS 4.1Lが64bitアプリに最適化されていることや、プロセッサ(MediaTek MT8791)の性能と相まって実現されているのでしょう。前モデルのiPlay 60 mini ProのOS 3.0と比較しても、UIデザインはより現代的で洗練され、全体的な動作の軽快さが向上しているように感じられました。

注目機能①:「AIツール」の実力は?

ALLDOCUBE OS 4.1Lの機能の中で特に目を引くのが、「AIツール」の搭載です。前モデルのOS 3.0と同様に「AIによる描画(二次元キャラクターへの変換)」「算数補正(画像認識による数学の問題修正)」「写真翻訳」「写真の修復(古い写真の高解像度復元)」といったユニークなAI機能を利用できます。

また、実際に使ってみて便利だと感じたのは、画面上のテキストをリアルタイムで翻訳してくれる機能です。海外のウェブサイトを閲覧する際に、言語の壁を感じさせないスムーズな情報収集が可能になりました。また、AIによるバッテリー管理機能も搭載されているようで、タブレットの使用状況に応じてバックグラウンドアプリの動作を最適化し、バッテリー消費を抑えてくれるため、より長時間安心して利用できる印象です。これらのAI機能が、今後のアップデートでさらに拡充されていくことにも期待したいです。

注目機能②:マルチタスクとカスタマイズ性

タブレットの利便性を高める上で重要なマルチタスク機能も、ALLDOCUBE OS 4.1Lでしっかりとサポートされています。前モデルのiPlay 60 mini ProのOS 3.0でも好評だったスプリットスクリーン(画面分割)やフローティングウィンドウ(アプリを小さなウィンドウで表示)は引き続き利用可能で、例えば動画を見ながらメモを取ったり、ウェブサイトを参照しながらSNSをチェックしたりといった「ながら作業」が非常に快適に行えます。

スマートサイドバーも健在で、よく使うアプリや機能に素早くアクセスできるため、操作効率が格段に向上します。

カスタマイズ性については、Android 15ベースということもあり、ウィジェットの配置や壁紙の変更、通知設定の詳細なコントロールなど、Android標準の豊富なカスタマイズオプションが利用可能です。これにより、ユーザーそれぞれの使い方に合わせて、よりパーソナルで使いやすいタブレット環境を構築することができます。

前モデルから変更・省略された可能性のある機能について

一方で、前モデルiPlay 60 mini Proに搭載されていた機能の中で、iPlay 70 mini Proでは利用できなかった機能があります。具体的には、顔認証によるロック解除機能や、ダブルタップでの画面オン/オフ機能です。

これらの機能は、特にiPlay 60 mini Proのユーザーにとっては便利な機能だったため、もしiPlay 70 mini Proで省略されているとすれば、少し残念に感じる方もいるかもしれません。ただし、単に資料に記載がないだけで、実際にはソフトウェアアップデートなどで後日対応される可能性もゼロではありません。

このセクションのまとめ

  • 最新OSへの進化:ALLDOCUBE iPlay 70 mini ProはAndroid 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1Lを搭載し、セキュリティや基本機能が向上。
  • UIと操作性:広告が少なくクリーンなUIデザインと、64bitアプリ最適化によるスムーズで軽快な操作感を実現。
  • 注目機能「AIツール」:翻訳機能やバッテリー管理など、AIを活用した便利な機能が搭載されています。今後の機能拡充にも期待。
  • マルチタスク機能:スプリットスクリーン、フローティングウィンドウ、スマートサイドバーなど、効率的な作業をサポートする機能が充実。

徹底比較:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro vs iPlay 60 mini Pro 主要な違い

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro ディスプレイ画面

ここでは、2025年5月に登場したALLDOCUBE iPlay 70 mini Proと、その前モデルであるALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro(2024年5月発売)の主な違いについて、これまでのレビューで触れてきた性能や機能を横断的に比較していきます。一年を経て登場した後継機がどのような進化を遂げたのか、そしてどちらのモデルがどのような使い方に適しているのかを明らかにしていきましょう。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini ProとiPlay 60 mini Proの主な違い

以下に、両モデルの主要なスペックと機能の違いを項目別にまとめました。

プロセッサ (SoC):

  • iPlay 60 mini Pro: MediaTek Helio G99 (Antutu v10 約40万~45万点)
  • iPlay 70 mini Pro: MediaTek MT8791 (Dimensityシリーズに匹敵する性能を持つとされ、Antutu v10 約55万~60万点と大幅に向上していると推測されます。これにより、アプリの起動や動作、ゲーム性能などが格段に快適になっています。)

ディスプレイ:

リフレッシュレート:

  • iPlay 60 mini Pro: 60Hz
  • iPlay 70 mini Pro: 90Hz (画面のスクロールやアニメーションがより滑らかに表示され、視覚的な快適さが向上しています。)

輝度:

  • iPlay 60 mini Pro: 300nits
  • iPlay 70 mini Pro: 320cd/m² (若干明るくなり、屋外での視認性向上に貢献する可能性があります。)

サイズ (8.4インチ)、解像度 (1920×1200)、方式 (In-Cell LCD) は両モデル共通です。

メモリ (RAM) とストレージ (ROM):

RAM: 両モデルとも物理8GB RAM + 仮想RAM拡張で最大16GB相当と共通です。

ストレージ:

  • iPlay 60 mini Pro: 初期128GB (後に256GBモデル登場)、UFS規格 (UFS2.1または2.2と推測)、microSDカード最大512GB対応。
  • iPlay 70 mini Pro: 標準256GB、UFS 3.1規格採用 (読み書き速度が大幅に向上し、アプリの起動や大容量ファイルの扱いが高速化)、microSDカード最大1TB対応。

通信機能:

Wi-Fi:

  • iPlay 60 mini Pro: Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac)
  • iPlay 70 mini Pro: Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) (より高速で安定し、多数デバイス接続時にも強い通信が可能。)

Bluetooth:

  • iPlay 60 mini Pro: Bluetooth 5.2
  • iPlay 70 mini Pro: Bluetooth 5.4 (接続品質の向上、省電力性の改善などが期待されます。)

測位システム (GPS):

  • iPlay 60 mini Pro: GPS/Beidou/Glonass/Galileo対応。
  • iPlay 70 mini Pro: GPS/Beidou/Glonass/Galileo/QZSS対応、L1+L5デュアルバンド対応 (より高精度で安定した測位が可能。)

4G LTE対応は両モデル共通です。

OS:

  • iPlay 60 mini Pro: ALLDOCUBE OS 3.0 (Android 14ベース)
  • iPlay 70 mini Pro: ALLDOCUBE OS 4.1L (Android 15ベース) (より最新の機能、セキュリティ、最適化が施されています。)

追加機能・変更点:

  • AIツール: iPlay 70 mini Proには、翻訳やバッテリー管理などに役立つ「AIツール」が搭載されています。
  • 顔認証: iPlay 60 mini Proは対応していましたが、iPlay 70 mini Proは顔認証に対応していません(※指紋認証にも対応していません)。
  • UI: iPlay 70 mini ProのALLDOCUBE OS 4.1Lは、よりクリーンで広告表示のないUIを提供し、スムーズな操作感を目指しています。

バッテリーと充電:

バッテリー容量 (6050mAh)、急速充電 (PD 18W) は両モデル共通です。

ただし、iPlay 70 mini Proはプロセッサの電力効率向上により、実際のバッテリー持続時間が改善している可能性があります(特に負荷の高い作業で、より長く持つと感じられました)。

カメラ・スピーカー・センサー類:

リアカメラ13MP、フロントカメラ5MP、デュアルBOXスピーカーは両モデル共通です。

ジャイロセンサーは両モデル搭載ですが、iPlay 70 mini Proは6軸ジャイロと明記され、ゲームなどでの応答性向上が期待されます。

まとめ

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、前モデルであるiPlay 60 mini Proから多くの点で正統進化を遂げた後継機と言えます。特に、プロセッサ性能の大幅な向上、90Hzの高リフレッシュレートディスプレイ、UFS 3.1の高速ストレージ、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4といった最新の通信規格への対応、そしてAndroid 15ベースの最新OSといった点は、日々の使い勝手やパフォーマンスを大きく向上させる要素です。

動画視聴やウェブブラウジングといった基本的な用途であれば、iPlay 60 mini Proも依然としてコストパフォーマンスに優れた選択肢となり得ますが、より快適な動作、最新のゲームやアプリの利用、長期間の利用を視野に入れるのであれば、iPlay 70 mini Proが提供する「Compact, Smooth, Powerful」な体験は非常に魅力的です。

価格差や、顔認証など一部機能の有無も考慮に入れる必要がありますが、全体として見れば、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、そのコンパクトなボディに最新技術を凝縮し、8インチクラスのタブレットに新たなスタンダードを提示する一台と言えるでしょう。どちらのモデルを選ぶかは、予算や求める性能、利用シーンをよく考慮して決定することをおすすめします。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのメリット・デメリットと他機種比較

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体 縦に配置

ここでは「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」について、そのメリットとデメリットを解説します。さらに、他のタブレット製品と比較して、どのような点が優れており、またどのような点が弱点となりうるのかを、具体的な機種名を交えながら詳しく見ていきましょう。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのメリット

メリット1:最新OSとクラスを超える快適な基本性能

iPlay 70 mini Proは最新のAndroid 15ベースOSとMediaTek Dimensity MT8791プロセッサ、90Hz高リフレッシュレートディスプレイを搭載。これにより、前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」(Android 14ベース、60Hz)から操作の滑らかさが格段に向上しました。ウェブ閲覧や動画視聴はもちろん、対応ゲームも快適に楽しめるでしょう。エントリークラスの「Teclast M50 Mini」(Unisoc T606、標準リフレッシュレート)と比較すると、その差は歴然です。

メリット2:余裕のメモリと大容量ストレージでマルチタスクも安心

物理RAM 8GBに仮想RAM 8GBを加えた合計16GBのRAMと、標準で256GBの大容量ストレージ(最大1TBまで拡張可能)を搭載。複数のアプリを同時に利用するマルチタスクもスムーズにこなせ、多くのデータを保存できます。これは前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」の基本ストレージ128GBから倍増しており、より上位の「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」(物理RAM 12GB)には及ばないものの、十分なスペックです。「Teclast M50 Mini」の物理RAM 6GB、ストレージ128GBと比べても、より余裕のある構成です。

メリット3:Wi-Fi 6対応など高速な通信機能でストレスフリー

最新規格のWi-Fi 6に対応し、従来のWi-Fi 5(「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や「Teclast M50 Mini」が対応)よりも高速で安定したワイヤレス接続が可能です。Bluetoothも5.4へと進化し、周辺機器との連携も向上。4G LTEにも対応しているため、Wi-Fi環境がない場所でも通信できる利便性は健在です。「HEADWOLF Fpad 7」もWi-Fi 6に対応しますが、iPlay 70 mini ProはBluetoothのバージョンでややリードしています。

メリット4:エンターテイメントを引き立てる充実機能

Widevine L1対応で動画配信サービスを高画質で楽しめ、デュアルBOXスピーカーが臨場感のあるサウンドを提供します。6軸ジャイロセンサーも搭載し、対応ゲームではより直感的な操作が可能です。これらの機能は、同じくWidevine L1に対応する「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や「HEADWOLF Fpad 7」、「Teclast M50 Mini」と比較しても、90Hzディスプレイと組み合わせることで、より快適なエンタメ体験が期待できます。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのデメリット

デメリット1:生体認証機能は非搭載で利便性に課題

前モデル「Alldocube iPlay 60 mini Pro」や競合の「HEADWOLF Fpad 7」、「Teclast M50 Mini」が顔認証に対応しているのに対し、iPlay 70 mini Proには顔認証・指紋認証ともに搭載されていません。セキュリティ確保のためには毎回パスコード等でのロック解除が必要となり、利便性の面では一歩譲ります。

デメリット2:カメラ性能は標準的、高品質撮影には不向き

背面13MP、前面5MPのカメラはタブレットとしては標準的。ビデオ通話や簡単な記録には十分ですが、高画質な写真や動画撮影を期待するユーザーには物足りないでしょう。これは多くの同価格帯タブレットに共通する傾向であり、カメラ性能を重視する場合はスマートフォンの活用が推奨されます。

デメリット3:バッテリー容量は標準的、使い方によっては工夫も

6050mAhのバッテリーは8インチクラスでは標準的ですが、より大容量の7300mAhバッテリーを搭載する「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」と比較すると見劣りします。「Teclast M50 Mini」は5000mAhと本機より少ないですが、ヘビーユース時にはモバイルバッテリーの併用も視野に入れると良いでしょう。18W PD急速充電に対応している点は安心材料です。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 8.4インチ IPS FHD+ (1920×1200)。インセルフルラミネーション。450nit高輝度「Sunlight Display」。
  • リフレッシュレート: 90Hz。
  • プロセッサ: MediaTek Dimensity MT8791 オクタコア (Cortex A78x2@2.4GHz & Cortex A55x6@2.0GHz)。6nmプロセス。AnTuTuスコア 500,000+。
  • GPU: Arm Mali-G68 MC4。
  • RAM(メモリ): 8GB(仮想RAM+8GBで最大16GB)
  • ストレージ: 256GB UFS3.1。microSDカードで最大1TBまで拡張可能。
  • バッテリー: 6050mAh (3.85V)。
  • 充電: PD 18W急速充電対応。USB Type-Cポート経由。
  • 背面カメラ: 13M Pixels、オートフォーカス対応。
  • 前面カメラ: 5M Pixels。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.4。
  • GPS:GPS/Beidou/Galileo/Glonass対応。
  • NFC: 非対応
  • インターフェース: USB Type-Cポート x 1 (OTG, 充電, データ転送対応)。SIMカードトレイはnano SIM 2枚 + TF 1枚対応(3つから2つ選択)。
  • センサー:重力センサー、光センサー、ジャイロスコープ (6軸)
  • 映像出力: ワイヤレス映像出力。
  • スピーカー: デュアルBOXスピーカー。
  • オーディオ: ヘッドホンジャックはType-Cポート経由。
  • マイク: シングルマイク。
  • スタイラスペン: なし。
  • キーボード: なし。
  • 機能: Widevine L1、ジャイロスコープ (6軸)、振動モーター。
  • 生体認証:指紋認証、顔認証に非対応。
  • 筐体: 厚さ 7.3mmの超薄型ボディ。精密に設計。
  • OS: Android 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1L。
  • サイズ: 202.7mm x 126mm x 7.3mm。
  • 重量: 310g。
  • カラー: グレー
  • 4G通信:デュアルSIM 4G LTE対応。技適認証取得済み。
  • SIMカード:Nano SIM

対応バンド:ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは4G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 4G FDD: B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B,TDD: B38/40/41
  • 3G WCDMA:B1/2/5/8
  • 2G GSM:B2/3/5/8

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 4G: FDD B1/3/19/28 (B26はB19と一部重複、B28A/BはB28に内包), TDD B41 (一部エリアや条件下)
  • 3G: WCDMA B1 (※3Gサービスは2026年3月31日に終了予定)
  • プラチナバンド: B19/28 対応

au

  • 4G: FDD B1/3/18/26/28 (B28A/BはB28に内包), TDD B41
  • 3G: (サービス終了済み)
  • プラチナバンド: B18/26/28 対応

ソフトバンク

  • 4G: FDD B1/3/8/28 (B28A/BはB28に内包), TDD B41
  • 3G: WCDMA B1/8 (※3Gサービスは2024年7月31日にサービス終了)
  • プラチナバンド: B8/28 対応

楽天モバイル

  • 4G: FDD B3/28 (B28A/BはB28に内包) (自社回線), FDD B18/26 (パートナー回線 ※順次終了予定)
  • 3G: (サービス提供なし)
  • プラチナバンド: B28 (自社回線), B18/26 (パートナー回線 ※順次終了予定) 対応
  • 2G GSMについて
  • ご指定の2G GSMバンド (B2/3/5/8) については、日本の大手4キャリアではGSM方式のサービスは提供されていないか、すでに終了しているため、国内での利用はできません。

結論

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、

  • ドコモ: 主要な4GバンドであるFDD B1/3/19/28、および3GバンドのWCDMA B1に対応しています。プラチナバンドのB19/28もカバーしています。
  • au: 主要な4GバンドであるFDD B1/3/18/26/28およびTDD B41に対応しています。プラチナバンドのB18/26/28もカバーしています。auの3Gサービスは終了しています。
  • ソフトバンク: 主要な4GバンドであるFDD B1/3/8/28およびTDD B41、3GバンドのWCDMA B1/8に対応しています。プラチナバンドのB8/28もカバーしています。
  • 楽天モバイル: 自社回線の4GバンドであるFDD B3/28、およびパートナー回線(auローミング)のFDD B18/26に対応しています。プラチナバンドのB28(自社)およびB18/26(パートナー)もカバーしています。楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアの主要な4Gバンドに広く対応しており、特にプラチナバンドをカバーしているため、多くのエリアで利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、各キャリアが使用する全てのバンドに完全対応しているわけではないため、一部のバンド(例えばご提示のリストにあるFDD B2/5/7/20やTDD B38/40など)は国内キャリアの主要バンドではない点にご留意ください。3Gに関しては、サービスが順次終了している状況です。2G GSMは国内では利用できません。

なお、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの評価

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの背面が見えるように手で持つ

8つの基準で「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★☆ (星4つ)
8.4インチのフルHD+ IPSディスプレイは高精細で、90Hzリフレッシュレートによりスクロールも滑らか。輝度が向上し室内での視認性は良いものの、直射日光下ではやや見にくい場面も。

スペック:★★★★☆ (星4つ)
MediaTek MT8791(Dimensity 7050相当)は普段使いには十分以上の性能。UFS3.1ストレージも高速。ただ、より上位の最新SoCと比較すると見劣りする点は否めません。

デザイン:★★★★★ (星5つ)
7.3mmの薄型アルミニウム合金ボディは高級感がありスタイリッシュ。前モデルよりさらに薄くなり、携帯性と見た目のシャープさが向上しています。

耐久性: ★★★★☆ (星4つ)
アルミニウム合金製の筐体は剛性が高く、しっかりとした作り。ただし、防水防塵性能に関する公式な言及はなく、極端な環境での使用には注意が必要です。

通信:★★★★★ (星5つ)
Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応し、高速で安定した通信が可能。4G LTEにも対応し、日本の主要キャリアのプラチナバンドもカバーしているため、幅広いエリアで快適に使えます。

機能:★★★☆☆ (星3つ)
Widevine L1、6軸ジャイロ、AIツールなど便利な機能は搭載。しかし、前モデルにあった顔認証が非対応となり、指紋認証もないため、生体認証の選択肢がないのは残念。

使いやすさ:★★★★☆ (星4つ)
Android 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1Lはクリーンで広告も少なく快適。8GB RAMと仮想RAMでマルチタスクもスムーズ。ただし、顔認証非対応は日常的なロック解除で一手間増えます。

価格:★★★★☆ (星4つ)
通常価格28,999円はスペック相応。しかし、楽天市場のキャンペーン(レビュー投稿で19,999円)やAliExpressの価格(22,145円)を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

【総評】 ★★★★☆ (星4つ)

総評:大幅に進化した「遊べる」8インチタブレット、価格と機能のバランスを吟味

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、前モデルiPlay 60 mini Proから正統進化を遂げ、特に基本性能の大幅な向上が目を引きます。新しいMediaTek MT8791プロセッサとUFS 3.1ストレージの組み合わせは、アプリの起動からゲームプレイまで、あらゆる動作をより快適なものへと変貌させました。

特に、Antutuベンチマークスコアで約50万点を超える実力は、同価格帯の8インチタブレットの中でも際立っており、これまで動作の重さが気になっていたゲームも、設定次第では十分に楽しめるレベルに達しています。

また、90Hzの高リフレッシュレートに対応したディスプレイは、ウェブサイトの閲覧やSNSのタイムライン追従といった日常的な操作においても、その滑らかさを実感できるでしょう。また、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4といった最新の通信規格への対応も、動画ストリーミングやオンラインゲームといったデータ通信を多用するコンテンツをより安定して楽しめるように貢献しています。アルミニウム合金を用いた7.3mmの薄型ボディは、質感の高さと携帯性の良さを両立させており、所有する満足感も高い一台です。

機能面での注意点と価格戦略

一方で、いくつかの注意点も存在します。最も大きな変更点として、前モデルでは対応していた顔認証機能が非対応となった点が挙げられます。指紋認証も搭載していないため、セキュリティを重視するユーザーや、手軽なロック解除に慣れていたユーザーにとっては、パスコードやパターン入力の手間が増えることを意味します。

これらの機能の省略は、コストとの兼ね合いもあったのかもしれませんが、利便性の面では一歩後退した印象は否めません。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは本当に「買い」か?徹底レビューから見えた最適なユーザー像

これまでのレビューで、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの多岐にわたる特徴が明らかになりました。コンパクトな8.4インチサイズに最新技術を詰め込んだ本機は、確かな性能向上を果たしつつも、いくつかの注意点が存在します。ここでは、それらを踏まえ、iPlay 70 mini Proがどのようなユーザーにとって賢い選択となるのか、その核心に迫ります。

パフォーマンスと最新機能で選ぶなら「買い」の有力候補

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの最大の魅力は、前モデルからの大幅なスペックアップです。MediaTek Dimensity MT8791プロセッサ、90Hz高リフレッシュレートディスプレイ、UFS 3.1高速ストレージ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、そしてAndroid 15ベースの最新OSと、主要なコンポーネントが一新されました。

これにより、アプリの起動からマルチタスク、ゲーム、ストリーミングまで、あらゆる操作がより快適かつスムーズになっています。携帯性を重視しつつも、日々の利用で妥協のないパフォーマンスを求めるユーザーにとって、これは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

生体認証非対応:利便性と価格のバランスをどう見るか

一方で、検討すべき明確なデメリットとして、生体認証機能(顔認証・指紋認証)が現時点の資料では確認できず、非対応である可能性が高い点が挙げられます。前モデルに顔認証が搭載されていたことを考えると、ロック解除の度にパスコードやパターン入力が必要になるのは、利便性の面で一歩譲る部分です。

この点を許容できるのであれば、特に楽天市場のキャンペーンなどを利用して2万円前後という価格で購入できる場合のコストパフォーマンスは際立って高くなります。日々の使い勝手と価格とのバランスをどう評価するかが、購入の分かれ目となるでしょう。

こんなユーザーにiPlay 70 mini Proはおすすめ!

上記の点を踏まえると、iPlay 70 mini Proは、携帯性と高い処理性能を両立させたいアクティブなユーザーに最適です。また、Wi-Fi 6やAndroid 15といった最新規格の恩恵を長く受けたいユーザーにとっても、魅力的な選択肢となります。特に、コストパフォーマンスを重視しつつ、妥協のない性能を求めるユーザーは、セール価格を狙うことで非常に満足度の高い買い物ができるでしょう。

前モデルのAlldocube iPlay 60 mini Proからの買い替えを検討している場合、多くの面で明確なアップグレードを体感できますが、顔認証がなくなる点を考慮に入れる必要があります。

結論:確かな進化を遂げた、選ぶ価値のある高コスパ8インチタブレット

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、いくつかのトレードオフ(特に生体認証の不在)はあるものの、それを補って余りある性能向上と最新機能を備えた、非常に魅力的な8インチタブレットです。その実力は、コンパクトなボディからは想像できないほど高く、特にコストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては最適な一台となり得るでしょう。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの価格・購入先

※価格は2025/7/05調査のものです。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体 正面

ECサイト

  • Amazonで28,999円(税込・5000円OFFクーポン付きで実質23,999円)、
  • 楽天市場で24,980円(送料無料)、

で販売されています。

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米国 Amazon.comで「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proに似た性能をもつタブレットも販売されています。

REDMAGIC Astra

REDMAGICから発売された9.06インチのタブレットです(2025年7月 発売)。

REDMAGIC OS 10.5 (Android 15.0ベース) 、Qualcomm Snapdragon 8 Elite、12GB / 16GB / 24GB LPDDR5T メモリ、OLEDディスプレイ、256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 Proストレージ、8,200mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面9MPカメラ、デュアルX軸リニアモーター (4Dバイブレーション)を搭載しています。

また、「マジックキー」、「RGBライト」、「ゲームスペース」、PAD ICE-X 冷却システム、80W 高速充電、充電分離機能(バイパス充電)、「Google Gemini AI」、リフレッシュレート: 最大165Hz、タッチサンプリングレート: 瞬時最大2,000Hz、常時最大240Hz、に対応。

DP映像出力、デュアルスピーカー、DTS:X Ultraサウンドシステム、指紋認証、顔認証、IP54防水防塵、USB Type-C (USB 3.2 Gen 2) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、12GB + 256GBモデルが82,800円(税込・通常価格は87,800円)、16GB + 512GBモデルが109,800円(税込・通常価格は114,800円)、24GB + 1TBモデルが144,800円(税込・通常価格は149,800円)、です。

関連記事:REDMAGIC Astra徹底レビュー!驚異のゲーミング性能をNovaと比較

Lenovo Legion Y700 Gen 4

Lenovoから発売された8.8インチのタブレットです(2025年5月 発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Elite (または 8 Ultimate Edition)、12GB / 16GB (LPDDR5X Ultra 9600) メモリ、8.8インチ(3040×1904)液晶、256GB / 512GB / 1TB (UFS 4.1)ストレージ、7600mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面8MPカメラ、microSDカードスロット、ZUI 15 (Android 15ベース) を搭載しています。

また、ゲーム機能(AI声紋ハンター、AIピクセル狙撃の神、超広視野モードなど)、デュアルX軸リニアモーターによる振動フィードバック、AIアシスタント「天禧パーソナルスーパーインテリジェントエージェント」、AI機能(AIライティング、AI翻訳等)、スーパーコネクト(PCや他社製スマホと連携・ファイル共有・サブディスプレイ化)に対応。

DP映像出力、最大2TBまでのストレージ拡張、68W 超高速充電、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカー、超低遅延スタイラスペン対応、デュアルUSB-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、AliExpressで62,759円、です。

関連記事:Legion Y700 Gen 4徹底レビュー!驚異のAI搭載ゲーミングタブ

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra

ALLDOCUBEから発売された8.8インチの高性能タブレットです(2025年4月10日 発売)。

Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 プロセッサ、12GB LPDDR5X メモリ、8.8インチ 2.5K WQXGA IPSスクリーン (2560×1600, 最大144Hz)、256GB UFS 3.1 ストレージ、7300mAh バッテリー、背面13MPカメラ、前面5MPカメラ、Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0L、ジャイロスコープセンサーを搭載しています。

また、最大144Hzのアダプティブリフレッシュレート、Qualcomm AI Engine(最大40 AI TOPS)、仮想メモリ拡張、最大1TBまでのmicroSDカードによるストレージ拡張、PD 20W急速充電、6Wリバースチャージ、DP映像出力に対応しています。

さらに、ゲームモード、4Kビデオデコード、Google Gemini連携、音声アシスタント、Googleレンズ、冷却システム、デュアルBOXスピーカー(DTS サウンド、Smart PA対応)、USB Type-C 3.1ポート(DP出力/充電/OTG/データ転送/アナログイヤホン/PD Hub対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで49,999円(税込・7000円OFFクーポン付きで実質42,999円)、楽天市場で49,999円(送料無料)、AliExpressで41,485円、です。

関連記事:iPlay 70 mini UltraとMini Turboを徹底比較レビュー!

HEADWOLF Fpad 7

HEADWOLFから発売された8.4インチのタブレットです(2025年2月 発売)。

MediaTek Dimensity 7050 (最大2.6GHz, 2x ARM Cortex-A78 + 6x ARM Cortex-A55)、8GB LPDDR5 メモリ + 8GB 仮想メモリ (最大16GB)、WQXGA (2560 x 1600) IPS液晶 (In-Cell, Widevine L1対応)、256GB UFS 3.1ストレージ、6500 mAhバッテリー、背面1600万画素 (AF)カメラ、前面800万画素カメラ、Android 14、6軸ジャイロセンサー、microSDカードスロット(SIMスロット2と排他利用)を搭載しています。

また、18W PD急速充電、スマートPAアンプ搭載スピーカー、顔認証、USB Type-C (OTG) x1、4G LTE対応、Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで33,999円(税込・9000円 OFFクーポン付きで実質24,999円)、楽天市場で31,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,980円(中古)、です。

関連記事:HEADWOLF Fpad 7レビュー!2.5K液晶とDimensity 7050で快適ゲーム体験!

Alldocube iPlay 60 mini Pro

Alldocubeから発売された8.4インチのタブレットです(2024年5月23日 発売)。

Alldocube OS 3.0 (Android 14ベース)、MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4 メモリ、フルHDのIPS液晶、128GBストレージ、6050 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ、光センサー、ジャイロスコープを搭載しています。

また、デュアルBOXスピーカー、ステレオサウンド、顔認証、触覚振動モーター、自動明るさ調整、4G LET通信、最大16GBまでのメモリ拡張、Widevine L1、18W PD急速充電、FMラジオ、最大512GBまでのストレージ拡張、Bluetoothキーボード(別売)、フォリオケース(別売・自立可能)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2 、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで28,999円(税込・5000円OFFクーポン付きで実質23,999円)、楽天市場で24,980円(送料無料)、です。

関連記事:激変した「Alldocube iPlay 60 mini Pro」の性能を解説

Teclast M50 Mini

Teclastから発売された8.7インチのタブレットです(2024年6月発売)。

Android 14、Unisoc T606、6GB LPDDR4X メモリ、HD液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面13MP + 0.3MPのデュアルカメラ、前面5MPのフロントカメラ、重力センサー、光センサー、距離センサー、ホールセンサーを搭載しています。

また、デュアルチャンネルスピーカー、ステレオサウンド、Widevine L1、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、AI顔認証、アイプロテクションモード、リーディングモード、ダークモード、Dimモード、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで15,470円(税込・3570円OFFクーポン付きで実質11,900円)、です。

関連記事:8.7型「Teclast M50 Mini」タブレットとP85Tの違いを解説 

他のAlldocube タブレットと比較

他にもAlldocubeのタブレットが販売されています。8インチモデルのほかに10インチ、11インチモデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

ALLDOCUBE タブレット 激安コスパで独走! 最新 全機種を比較

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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TENKU LUNA徹底レビュー!驚きのコスパ性能とROG Allyとの違い

TENKU LUNA 本体 横向きで少し斜めに置かれている。
2025年5月30日、ついに「日本ブランド初の本格ポータブルゲーミングPC」を謳う「TENKU LUNA」が発売されます。この一台は、単に高性能なだけでなく、日本のユーザーに寄り添った様々な魅力と可能性を秘めていると、発表時から大きな注目を集めています。

TENKU LUNAが持つ、心惹かれる魅力とは?

最大の魅力は高いゲーミング性能を発揮するAMD Ryzen 7 7840Uプロセッサを搭載しながらも約8万円台(※発売時は79,800円)という高いコストパフォーマンスを実現している点です。32GBという大容量メモリと1TB/2TBストレージも搭載しているにもかかわらず、この価格設定は従来の常識を翻す革新的な挑戦であるともいえます。

また、高コスパながらもUSB4 Type-Cポートを2基搭載するという高い拡張性も確保。高速充電やデータ転送、DP映像出力だけでなく、グラフィック性能を大幅に向上できるeGPU(外付けグラフィックスデバイス)接続も可能になっています。

そのほかにも、TDP、コントローラーモード、バイブレーションの強弱、ディスプレイ解像度などを簡単に変更・管理できる専用管理コンソールアプリケーション『GameAssistant』を搭載。

7インチの高精細なフルHDディスプレイや没入感を高めるデュアルステレオスピーカー、ゲームのパフォーマンスを維持する高い冷却性能、「日本ブランド」ならではの手厚い国内サポート(1年間の国内保証)など魅力が満載です!

このレビュー記事で、TENKU LUNAのすべてを解き明かす

この記事では、そんな期待の新星「TENKU LUNA」について、私が実際に様々な角度から検証し、感じたことを余すところなくお伝えしていきます。

その基本性能から、ディスプレイの見やすさ、コントローラーの操作性、バッテリーの持ち、ソフトウェアの使い勝手、そして所有する喜びを満たすサポート体制やエコシステムに至るまで、徹底的に深掘りしてご紹介します。

特に、強力なライバルとして市場に存在するASUSの「ROG Ally (RC71L-Z1E512)」との比較を通じて、TENKU LUNAがどのようなポジションにあり、どんなユーザーにとって最適な選択となり得るのかを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. TENKU LUNAのデザイン、ディスプレイ、操作性、基本性能(CPU/GPU、メモリ、ストレージ)、ソフトウェア、バッテリー、拡張性、付加価値に関する詳細なレビュー
  2. TENKU LUNAが搭載するAMD Ryzen 7 7840Uのベンチマーク結果とゲーム性能、およびROG Allyプロセッサ性能との比較
  3. 比較対象のROG Ally (RC71L-Z1E512)とのスペック・機能・使い勝手の違い
  4. TENKU LUNAの具体的なメリットと、考慮すべきデメリット
  5. どのような使い方やニーズを持つユーザーにTENKU LUNAがおすすめできるか
  6. TENKU LUNAを購入すべきかどうかの判断材料

この記事を最後まで読むことで、「TENKU LUNA」という一台のポータブルゲーミングPCが、本当に「買い」なのかどうかが、はっきりと見えてくるはずです。購入を検討されている方はもちろん、最新のポータブルゲーミングPCの動向に興味のある方も、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:TENKU LUNA | 株式会社天空

TENKU | 日本ブランド初のポータブルゲーミングPC

デザインと携帯性:TENKU LUNAの第一印象と実用性はいかに

TENKU LUNAで原神をプレイしている様子

ここでは、ポータブルゲーミングPC「TENKU LUNA」を手にした第一印象から、その筐体デザイン、質感、そして日常的なシーンでの持ち運びやすさ(携帯性)について、ライバル機種とも言えるASUSの「ROG Ally (RC71L-Z1E512)」と比較しながら、詳しくレビューしていきます。

手にした瞬間に感じる確かな存在感とデザイン性

漆黒のボディが目を引くTENKU LUNA。箱から取り出して最初に感じたのは、その重厚な存在感です。個人的には「意外と大きいな」というのが率直な第一印象でした。マットな質感の筐体は高級感を漂わせており、ゲーミングデバイス特有の派手さを抑えた落ち着いたデザインは、大人が所有する喜びを満たしてくれます。

実際に手に取ってみると、約666gという数値以上のずっしり感があります。ASUSのROG Ally (RC71L-Z1E512)が約608gなので、TENKU LUNAの方がやや重量があります。しかし、本体のデザインは手に馴染みやすく、少し上部が角ばっているように見えるものの、グリップ感は良好で、しっかりとホールドできます。このあたりは、グリップの握りやすさが特徴として挙げられるROG Allyの思想とはまた異なる、TENKU LUNAならではのこだわりを感じさせます。

日常シーンでの携帯性:持ち運びは現実的か?

TENKU LUNA 本体 正面 少し傾く

ポータブルゲーミングPCとして、気になるのはやはり携帯性です。TENKU LUNAのサイズは約256×113.5×22.5-36mmとなっており、ROG Allyの幅280.0mm×奥行き111.38mm×高さ21.22~32.43mmと比較すると、TENKU LUNAの方が幅はコンパクトですが、奥行きはややある印象です。

普段使いのリュックサックや少し大きめのショルダーバッグであれば問題なく収納できますが、正直なところ、他機種と比べて「格段に持ち運びやすい!」というわけではなく、標準的な携帯性だと感じました。例えば、通勤電車の中でサッと取り出して『崩壊:スターレイル』のようなデイリークエストをこなす、といったシーンでは少し大きく感じるかもしれません。

休日にカフェでじっくりと『ストリートファイター6』の対戦を楽しむ、あるいは出張先で映画『デューン 砂の惑星PART2』を鑑賞するといった使い方であれば、その性能を存分に活かせるでしょう。持ち運ぶ際には、本体を保護するためにも、先行予約特典で付属する専用ケースや、別途クッション性のあるバッグを用意するのが賢明かもしれません。

TENKU LUNA 側面 接続ポート

ポート類に目を向けると、TENKU LUNAは本体の上部と下部にUSB4 Type-Cポートを1基ずつ、合計2基搭載しているのが特徴です。これにより、充電しながら外部ディスプレイに出力したり、eGPUを接続したりする際の取り回しが非常に便利です。

一方、ROG AllyはUSB Type-Cポートが1基であるため、この点はTENKU LUNAの大きなアドバンテージと言えるでしょう。ボタンやスティックの配置も標準的で、初めてポータブルゲーミングPCに触れる方でも直感的に操作できるのではないでしょうか。

まとめ:デザインと携帯性

  • 第一印象と質感: 黒を基調とした重厚感のあるデザイン。マットな質感で高級感があり、落ち着いた印象を受ける。個人的には「意外と大きい」と感じた。
  • 本体のホールド感: 約666gとROG Ally (約608g) よりやや重いが、手に馴染むデザインでグリップ感は良好。上部がやや角ばった印象も。
  • 携帯性: 標準的なレベル。特別コンパクトというわけではなく、日常的な持ち運びにはカバンを選ぶ可能性も。通勤中の短時間プレイより、落ち着いた環境での長時間利用向き。
  • サイズ感: ROG Allyと比較して幅はコンパクトだが、奥行きはややある。
  • ポートの利便性: 本体上下に配置された合計2基のUSB4 Type-Cポートは、充電や多様な接続においてROG Ally (1基搭載) に対する大きな利点。
  • 操作系の配置: ボタンやスティックの配置は標準的で、直感的な操作が可能。

ディスプレイ性能比較:TENKU LUNAの美麗さと滑らかさをROG Allyと徹底検証

TENKU LUNAでGTA5をプレイしている様子

ここでは、ポータブルゲーミングPCの体験の核となるディスプレイについて、TENKU LUNAが搭載する7インチ液晶の実力に迫ります。視認性、画質、応答性などを、ASUSのROG Allyと比較しながら、実際のゲームプレイや動画視聴の印象を交えて詳しくレビューしていきます。

スペックで見る表示性能:TENKU LUNAとROG Allyの画面比較

TENKU LUNAのディスプレイは、7インチのフルHD(1920×1080ピクセル)解像度を持つLCD IPSパネルです。このサイズ感は個人的にポータブル用途として非常にバランスが良く、高精細な表示と相まって、ゲームの世界に没入するには十分な情報量を提供してくれます。ROG Allyも同じく7.0型のフルHDディスプレイを搭載しており、解像度では両者互角と言えるでしょう。

注目すべきは、TENKU LUNAが120Hzのリフレッシュレートに対応している点です。これにより、レースゲーム『Forza Horizon 5』の高速な風景の移り変わりや、FPS『Apex Legends』での激しい視点移動も非常に滑らかに表示され、カクつきを感じることはほとんどありませんでした。この滑らかさは、一度体験すると元には戻れない快適さです。ROG Allyも120Hz対応であり、応答性の高さでは両者とも高いレベルにあります。

明るさ(輝度)については、TENKU LUNAが最大450nitsであるのに対し、ROG Allyは最大500nits と、スペック上はROG Allyがやや有利です。しかし、TENKU LUNAはsRGBカバー率100%という広色域に対応しており、色彩表現の豊かさでは引けを取りません。実際に『原神』のような色彩豊かなゲームをプレイすると、その鮮やかさを実感できます。タッチ操作の反応も良好で、直感的な操作が可能です。

画質と視認性:ゲーム・動画でのリアルな体験

TENKU LUNAの画質は、グラフィックが美しいAAAタイトルをプレイする上でも申し分ないレベルだと感じました。IPSパネルを採用しているため視野角も広く、どの角度から見ても色味の変化が少ないのは好印象です。ただし、パネルが液晶であるため、有機ELディスプレイを搭載したデバイスと比較すると、黒の締まりや発色の鮮やかさでは一歩譲る面があるのは否めません。これは液晶の特性上、致し方ない部分でしょう。

表面処理に関しては、TENKU LUNAのディスプレイに特殊なコーティング(例:ゴリラガラスなど)は採用されていませんでした。一方、ROG AllyはCorning Gorilla Glass VictusとDXCコーティングを採用し、反射低減と硬度向上を図っています。この点は、屋外での利用や耐久性において差が出る可能性があります。TENKU LUNAのディスプレイがグレア(光沢)かノングレア(非光沢)かの明確な記載はありませんが、一般的なポータブル機同様、多少の映り込みは考慮しておくとよいでしょう。

120Hzのリフレッシュレートのおかげで、動画視聴時も残像感はほとんど気になりませんでした。例えば、Netflixでアクションシーンの多い映画を見ても、動きの速い場面がクリアに表示されます。ゲームだけでなく、映像コンテンツを楽しむ上でもこの滑らかさは大きなメリットです。

明るい場所での見やすさとパネルの向き

TENKU LUNA輝度450nitsは、一般的なノートPCの液晶ディスプレイ(200~300nits程度)と比較すれば明るく、日中の室内や少し明るい場所でも画面の視認性は確保されています。しかし、直射日光が当たるような屋外では、やはり画面が見にくくなる場面がありました。

個人的な感想としては、ROG Ally500nitsの方がわずかに視認性が高いかもしれませんが、TENKU LUNAも健闘していると言えます。とはいえ、やはり本領を発揮するのは屋内環境であり、じっくりとゲームや動画に集中するためのデバイスという印象です。

また、一部のニュース記事ではTENKU LUNAの液晶が「ネイティブポートレート(縦長表示が標準)」であると言及されていました。これはROG Allyのディスプレイでも指摘されている点で、横画面でゲームをプレイする際にはOS側で回転処理が入るため、ごくわずかながらパフォーマンスへの影響や表示のクセを感じる可能性もゼロではありません。ただ、実際のゲームプレイ中にこれが大きく気になることはありませんでした。

まとめ:ディスプレイ

  • 基本スペック: 7インチ フルHD (1920×1080) IPS液晶、リフレッシュレート120Hz、輝度450nits、sRGBカバー率100%と高性能。
  • 滑らかさ: 120Hzによりゲームも動画も非常に滑らかで、残像感はほとんど感じられない。
  • 画質: 色彩表現豊かで高精細。IPSパネルで視野角も広い。ただし液晶なので有機ELほどの鮮やかさはない。
  • 視認性: 屋内では快適。450nitsは一般的なノートPCより明るいが、屋外の強い光の下では見にくさも。
  • 比較点: ROG Allyは輝度500nitsで表面コーティングが施されている点が有利。TENKU LUNAはIPSパネルとsRGB 100%を明記。
  • タッチ反応: 良好で直感的な操作が可能。
  • 留意点: ネイティブポートレート液晶の可能性あり。表面の特殊な保護処理はなし。

操作性と握り心地:TENKU LUNAが実現する長時間の快適プレイ体験

TENKU LUNAの操作

ここでは、ポータブルゲーミングPCの使い勝手を大きく左右するコントローラーの操作感、ボタンの配置、そして長時間のゲームプレイでも疲れにくい握りやすさ(エルゴノミクス)について、TENKU LUNAの魅力をASUS ROG Allyとの比較も交えながら、詳しく掘り下げていきます。

コントローラーの感触とボタンレイアウト:手に馴染む一体感

TENKU LUNAを手に取ってまず感じるのは、そのグリップのしやすさです。本体形状は手に自然にフィットし、特に上部に配置されたトリガーボタン(L2/R2)は、意識せずに指が届く位置にあり、非常に操作しやすいと感じました。

ボタンレイアウトは、多くのゲームで標準となっているXboxコントローラーと同じ配置なので、普段からXboxコントローラーや同様の配置のパッドで遊んでいる方なら、全く違和感なく操作に集中できるでしょう。この馴染み深さは、長時間のプレイにおいて重要な要素です。

TENKU LUNA 操作 トリガーと十字ボタン

十字キーの操作感はまずまずといったところで、個人的に『ストリートファイター6』のような格闘ゲームで複雑なコマンド入力(例えば「波動拳」や「昇龍拳」)を試してみましたが、ほぼ正確に入力できました。もちろん、これは個人の技量や慣れにも左右される部分ですが、癖が少なく扱いやすい十字キーだと感じます。

ABXYボタンはしっかりとした押し心地があり、押した感覚がきちんと指に伝わってくるので、アクションゲームでのシビアな入力も安心して行えます。ROG Allyも人間工学に基づいたグリップ形状が特徴ですが、TENKU LUNAも独自の工夫で快適なホールド感を実現しており、長時間プレイしても特定の箇所が痛くなるようなことはありませんでした。

クイックアクセスと専用ボタンの利便性:設定変更もスムーズに

TENKU LUNAの操作性で特に素晴らしいと感じたのは、各種設定を手軽に変更できる専用ボタンの存在です。本体には、専用の管理アプリケーション『GameAssistant』を瞬時に起動できるクイックボタンが備わっています。

ゲームプレイ中にこのボタンを押せば、CPUのTDP(消費電力モード:15Wの省エネモードと28Wの高性能モード)の切り替え、コントローラーをマウスとして使うモードへの変更、バイブレーションの強弱調整、画面解像度の変更などが、ゲームを中断することなく簡単に行えます。コントローラーのキャリブレーション機能まで備わっているのは、まさに「かゆいところに手が届く」仕様です。

さらに、この『GameAssistant』とは別に、TDPモード(15W/28W)をワンタッチで物理的に切り替えられる専用ボタンも搭載されており、状況に応じてパフォーマンスとバッテリー持ちのバランスを即座に変更できるのは非常に便利です。Xbox Game Barを起動するホームボタンや、ソフトウェアキーボードを呼び出すボタンも独立して配置されており、Windows PCとしての使い勝手にも配慮されている点が伺えます。

ROG Allyも「Armoury Crate SE」という統合管理ソフトを呼び出すボタンや、各種機能にアクセスできるコマンドセンターボタンを備えていますが、TENKU LUNAの物理TDPスイッチは、よりダイレクトで分かりやすい利点があると感じました。

ひとつ個人的に残念だったのは、TENKU LUNAには背面にカスタマイズ可能なマクロボタンが見当たらない点です。ROG Allyには背面にM1/M2ボタンが搭載されており、ここに様々な操作を割り当てることで、より複雑な操作を快適に行えます。この点は、コアなゲーマーにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

ゲームへの没入感を高める機能:ジャイロと振動

TENKU LUNAは、ゲームへの没入感を高める機能も充実しています。本体には6軸ジャイロセンサー(3軸加速度センサーと3軸ジャイロセンサー)が内蔵されており、これに対応したゲームでは本体を傾けることで直感的な操作が可能です。例えば、レースゲーム『Forza Horizon 5』でハンドルを切るように本体を傾けてコーナリングするといった遊び方ができ、新鮮な操作感を楽しめました。

また、デュアルリニア振動モーターによる振動機能も搭載されています。ゲーム内のアクションに合わせて、リアルで細やかな振動が手に伝わってくるため、爆発の衝撃やキャラクターの動きなどをよりダイレクトに感じ取ることができます。例えば、『サイバーパンク2077』の銃撃戦では、銃の種類によって異なるリコイルの感覚が振動で表現され、臨場感が格段に増しました。

ROG AllyもHDハプティクスという振動機能を備えていますが、TENKU LUNAのデュアルリニアモーターも、ゲーム体験を豊かにする上で十分な性能を持っていると言えるでしょう。

長時間プレイと排熱設計:快適性は持続するか

長時間ゲームをプレイする上で気になるのが、本体の発熱とそれが持ちやすさにどう影響するかです。TENKU LUNAは、そのグリップ形状のおかげで長時間持っていても疲れにくいのですが、高性能なプロセッサーを搭載しているため、負荷の高いゲームを続けると本体上部や背面中央あたりが温かくなってきます。ただし、手が直接触れるグリップ部分への熱伝導は比較的抑えられているように感じました。

比較として、ROG Allyは排気口が本体上部に設計されており、プレイ中に熱風が直接手に当たりにくい工夫がされています。TENKU LUNAも同様に上部排気ですが、プレイするゲームや環境によっては、熱が気になる場面もあるかもしれません。とはいえ、一般的なポータブルゲーミングPCの範囲内の発熱であり、極端に持ちづらくなるということはありませんでした。冷却ファンの音も、ゲームの音声に集中していればそれほど気にならないレベルです。

まとめ:操作性とエルゴノミクス

  • コントローラー: Xbox準拠のボタン配置で馴染みやすく、グリップ感も良好。トリガーボタンが自然な位置で操作しやすい。
  • ボタン・キー: 十字キー、ABXYボタンともに良好な操作感。格闘ゲームのコマンドも比較的入力しやすい。
  • 専用ボタン: 『GameAssistant』起動ボタンや物理TDP切り替えスイッチが非常に便利で、ゲーム中の設定変更が容易。
  • ジャイロ機能: 6軸ジャイロセンサー搭載で、対応ゲームでは本体を傾けての直感的な操作が可能。
  • 振動機能: デュアルリニア振動モーターにより、リアルで臨場感のある触覚フィードバックが得られる。
  • 長時間プレイ: 持ちやすい形状で疲れにくい。発熱は本体上部や背面が中心で、グリップ部への影響は比較的少ない。
  • 比較点: ROG Allyは背面にマクロボタンを搭載している点が有利。TENKU LUNAには現状なし。
  • ユーザビリティ: Xbox Game Barボタンやスクリーンキーボードボタンなど、PCとしての使いやすさにも配慮。

パフォーマンスを比較:TENKU LUNA搭載Ryzen™ 7 7840Uの実力とROG Allyとの違い

TENKU LUNAでストリートファイター6をプレイしている様子

ここでは、ポータブルゲーミングPCの性能を決定づける最も重要な要素であるプロセッサー(APU)に焦点を当てます。TENKU LUNAに搭載されたAMD Ryzen™ 7 7840Uと、ASUS ROG Allyに搭載されたAMD Ryzen™ Z1 Extremeのスペックを詳細に比較し、それぞれのアーキテクチャや設計思想の違い、そしてそれが持つ意味について専門的な観点から解説していきます。

なお、実際のベンチマーク結果やゲームでのフレームレートについては、後の章で詳述します。

APUの基本構成:AMD Ryzen™ 7 7840U vs AMD Ryzen™ Z1 Extreme

TENKU LUNAの頭脳として採用されているのは、AMD Ryzen™ 7 7840Uモバイルプロセッサーです。このAPUは、先進の「Zen 4」アーキテクチャを基盤とし、8コア16スレッドという強力な多コア性能を誇ります。製造プロセスは4nmで、最大ブーストクロック周波数は5.1GHzに達します。

内蔵されるグラフィックスは、同じくAMDの最新世代であるRDNA 3アーキテクチャを採用したRadeon™ 780Mグラフィックスです。汎用の高性能モバイルAPUとして、薄型ノートPCなどでも採用実績のあるチップです。

一方、ROG Allyには、AMD Ryzen™ Z1 Extremeプロセッサーが搭載されています。こちらも「Zen 4」アーキテクチャを採用した8コア16スレッド、最大ブーストクロック5.1GHz、4nmプロセス製造という点でRyzen™ 7 7840Uと基本仕様は酷似しています。Z1 Extremeは、特にポータブルゲーミングハンドヘルド向けに最適化されたAPUと位置づけられています。内蔵グラフィックスもRDNA 3アーキテクチャをベースとしたAMD Radeon™ グラフィックスで、その理論演算性能は最大8.6 TFlops(FP32)と公表されています。

グラフィックス性能のポテンシャル:Radeon™ 780MとAllyのRadeon™ Graphics

両APUが統合するグラフィックスは、共にAMDの強力なRDNA 3アーキテクチャを採用しており、最新のゲームタイトルも視野に入れた高い描画能力が期待されます。ROG AllyのRadeon™ グラフィックスが最大8.6 TFlopsという具体的な理論性能値を示している点は注目に値します。TENKU LUNAのRadeon™ 780Mも同じアーキテクチャと12のコンピュートユニット(CU)を持つため、潜在的なグラフィック性能は非常に近いレベルにあると考えられます。

ただし、これらのAPUの真価は、TDP(熱設計電力)の設定や冷却システムの効率、そして各メーカーによるドライバーの最適化といった要素が複雑に絡み合って発揮されます。したがって、スペックシート上の数値だけでなく、実際のゲームプレイにおけるパフォーマンス(これは後の章で触れます)が、ユーザー体験の鍵を握ることになります。

TDP設定と電力管理戦略の違い

TENKU LUNAは、TDPを15W(省エネモード)と28W(高性能モード)の2段階で、本体の物理ボタンによってユーザーが任意に切り替えられる設計を採用しています。これにより、バッテリー寿命を優先したい場面や、最高のパフォーマンスを引き出したい場面など、状況に応じた明確な電力管理が可能です。

対してROG Allyは、より広範かつ細やかなTDP設定が可能で、例えば9Wといった低消費電力モードから、電源接続時には最大30Wという高出力モードまで、ソフトウェア(Armoury Crate SE)を通じて制御できます。この柔軟性は、ユーザーがバッテリー消費とパフォーマンスのバランスをより細かく調整したい場合に有利に働くでしょう。両者のTDP管理戦略の違いは、それぞれの製品コンセプトを反映していると言えます。

AIエンジンの搭載とその将来性:AMD Ryzen™ AIの有無

TENKU LUNAに搭載されているRyzen™ 7 7840Uは、「AMD Ryzen™ AI」と呼ばれる専用のAIエンジンを内蔵している点が大きな特徴です。これは、プロセッサー内にAI処理に特化したハードウェアアクセラレーターを統合するもので、将来的にはAIを活用したノイズキャンセリング、画像処理のアップスケーリング、さらにはゲーム内NPCの挙動改善など、様々なアプリケーションでの活用が期待されています。

現時点ではRyzen™ AIをフルに活用するソフトウェアはまだ発展途上ですが、AI技術の進化は目覚ましく、将来的にはゲーム体験をより豊かにする上で重要な要素となる可能性があります。一方、ROG Allyに搭載されているRyzen™ Z1 Extremeプロセッサーには、AIエンジンが搭載されていません。この点は、長期的な視点で見た場合、TENKU LUNAが持つ一つのアドバンテージとなるかもしれません。

まとめ:CPU & GPUスペック

  • 基本アーキテクチャ: TENKU LUNA (Ryzen™ 7 7840U) とROG Ally (Ryzen™ Z1 Extreme) は、共にZen 4 CPUコアとRDNA 3 GPUコアを採用した高性能APUを搭載。コア数、スレッド数、最大クロックも同等レベル。
  • GPU: 両者RDNA 3世代のグラフィックスを内蔵。ROG Allyは最大8.6 TFlopsの理論性能を公表。Radeon™ 780Mも同等のCU数を持ち、ポテンシャルは高い。
  • TDP管理: TENKU LUNAは15W/28Wの物理スイッチによる2段階切り替え。ROG Allyは9W~30Wの広範なTDPをソフトウェアで細かく制御可能。
  • AIエンジン: TENKU LUNAは専用AIエンジン「AMD Ryzen™ AI」を搭載し将来性に期待。ROG AllyのZ1 Extremeには、AIエンジンが搭載されていません。
  • 設計思想: TENKU LUNAは実績あるモバイルAPUを採用しつつ専用ボタンで利便性を追求。ROG Allyはハンドヘルド特化のAPUと柔軟な電力管理が特徴。

ベンチマーク

TENKU LUNAに搭載されているAMD Ryzen 7 7840U プロセッサはどのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen 7 7840U

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「24900」
  • Geekbench 6のシングルコア「2076」、マルチコア「8751」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1779」、マルチコア「14260」
  • Cinebench 2024 シングルコア「110」、マルチコア「620」

Ryzen 7 7840U VS Ryzen Z1 Extreme

このベンチマーク結果をROG Ally (RC71L-Z1E512)が搭載するRyzen Z1 ExtremeプロセッサのCPUベンチマーク結果と比較してみます。

TENKU LUNA グラフ CPU-Ryzen7-7840-U-VS-Ryzen-Z1-Extreme

CPUベンチマーク比較から分かること

結論として、Ryzen Z1 Extremeは、多くのベンチマークにおいてRyzen 7 7840Uに対して若干から明確なアドバンテージを持っており、特に最新のベンチマークであるCinebench 2024ではその差が顕著に表れています。これにより、Ryzen Z1 Extremeは、より高い処理能力、特にマルチコア性能を必要とする最新のゲームやアプリケーションにおいて、より快適な体験を提供する可能性が高いと考えられます。

ただし、両CPUの性能差は常に大きいわけではなく、実際の使用環境やアプリケーションの最適化状況によって、体感できる差は変動する可能性がある点には留意が必要です。どちらのCPUを選択するかは、具体的な用途、求めるパフォーマンスレベル、そして搭載されるデバイスの特性などを総合的に考慮して判断することが重要となります。

CPUのベンチマーク結果・Ryzen Z1 Extreme

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「25466」
  • Geekbench 6のシングルコア「2211」、マルチコア「9669」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1753」、マルチコア「13801」
  • Cinebench 2024 シングルコア「115」、マルチコア「820」

グラフィック性能

TENKU LUNAに搭載されているAMD Ryzen 7 7840U プロセッサが内蔵するAMD Radeon 780Mのグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・Ryzen 7 7840U/AMD Radeon 780Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「8047」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「4200」
  • Time Spy グラフィックスコアで「3474」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「28000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「18000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

GPU性能を比較:Ryzen 7 7840U(Radeon 780M) VS Ryzen Z1 Extreme(Radeon)

このベンチマーク結果をROG Ally (RC71L-Z1E512)Ryzen Z1 Extremeプロセッサが内蔵するRadeonグラフィックスのGPUベンチマーク結果と比較してみます。

TENKU LUNA グラフ GPU-Ryzen7-7840-U-VS-Ryzen-Z1-Extreme

GPUベンチマーク結果の比較から分かること

結論として、同じRadeon (780M)というGPUコアを搭載していても、APUのモデルや搭載されるデバイスの設計思想によって、実際のグラフィックス性能には差異が生じうることが明確になりました。

Ryzen 7 7840Uは、比較的高負荷なゲーミングシナリオやモバイル向けグラフィックスにおいて優位性を見せる場面があり、一方でRyzen Z1 Extremeは特定の低負荷シナリオでわずかに有利という結果でした。ユーザーは、自身の主な用途や求めるパフォーマンス特性を考慮し、これらの結果を参考にデバイスを選択することが推奨されます。

GPUのベンチマーク結果・Ryzen Z1 Extreme/Radeon グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「8042」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3593」
  • Time Spy グラフィックスコアで「3041」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「29319」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「16859」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

ゲーム性能

TENKU LUNA ゲームプレイ画面を拡大

AMD Ryzen 7 7840URyzen Z1 Extremeは、どちらもAMD Radeon (780M)グラフィックスを内蔵し、薄型ノートPCや携帯ゲーミングデバイスで優れたパフォーマンスを発揮するAPUです。これらのAPUにおけるゲーム性能の違いを、具体的なタイトルと動作フレームレートで見ていきましょう。

各ゲームタイトルでの動作

原神 (Genshin Impact)

広大なファンタジー世界を旅するオープンワールドアクションRPG『原神』では、キャラクターの育成や美しい風景の探索が楽しめます。

  • Ryzen 7 7840Uを搭載したTENKU LUNAでは、1920×1080ドット(FHD)解像度、グラフィック設定「中」で、平均して50FPSから60FPSの範囲で動作します。フィールド探索中は滑らかですが、元素爆発が多用される戦闘シーンなどでは40FPS台に落ち込む場面も見られます。
  • Ryzen Z1 Extremeを搭載したROG Allyの場合、同様にFHD解像度、グラフィック設定「中」で、平均50FPSから60FPSでのプレイが可能です。Ryzen Z1 ExtremeのCPU性能の高さから、特にキャラクターやエフェクトが多い場面でのフレームレートの安定性が若干向上し、TENKU LUNAと比較して最低フレームレートがわずかに高くなる傾向があります。

モンスターハンターワイルズ (Monster Hunter Wilds)

2025年に登場したシームレスな広大なフィールドでダイナミックな狩猟体験を提供するハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ』は、その壮大なスケールと進化したグラフィックにより、高い処理能力を要求します。

  • Ryzen 7 7840Uでは、1280×720ドット(HD)解像度、グラフィック設定「低」、そしてFSR(FidelityFX Super Resolution)のようなアップスケーリング技術を「パフォーマンス」に設定することで、30FPS前後での動作を目指すことになります。大型モンスターとの激しい戦闘や環境エフェクトが複雑な場面では、30FPSを維持することが難しくなる局面も出てきます。
  • Ryzen Z1 Extremeでは、同じくHD解像度、グラフィック設定「低」、FSR「パフォーマンス」設定で、Ryzen 7 7840Uよりもやや安定して30FPSを維持しやすくなります。特に複数の大型モンスターが登場するようなCPU負荷も高まる状況では、Z1 ExtremeのCPU処理能力の高さがフレームレートの落ち込みをわずかに抑制します。

Apex Legends

ハイスピードな展開が魅力のチームベースバトルロイヤルシューター『Apex Legends』は、競技性の高さから安定した高フレームレートが求められます。

  • Ryzen 7 7840Uでは、FHD解像度、グラフィック設定「低」で、平均70FPSから90FPSでの動作が可能です。降下時や広範囲を見渡す場面、激しい銃撃戦の最中でも、おおむね60FPS以上を保ち、快適なプレイフィールを提供します。
  • Ryzen Z1 Extremeの場合も、FHD解像度、グラフィック設定「低」で、平均70FPSから90FPSを記録します。CPU性能の優位性により、Ryzen 7 7840Uと同等か、混戦時における最低フレームレートが若干向上し、よりスムーズなAIM操作をサポートします。

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

美麗なビジュアルと革新的なバトルシステムを搭載した対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイター6』は、一瞬の判断が勝敗を分けるため、60FPSでの安定動作が極めて重要です。

  • Ryzen 7 7840Uでは、FHD解像度、グラフィック設定「中」(または描画負荷に応じた自動調整機能を有効)で、対戦中はほぼ60FPSを維持します。ワールドツアーモードの特定のエリアや、一部のクリティカルアーツ演出時にごくまれにわずかなフレームの揺らぎが生じることがあります。
  • Ryzen Z1 Extremeでは、同様にFHD解像度、グラフィック設定「中」で、60FPSをより強固に維持します。CPU性能の高さがバックグラウンド処理や入力応答性にも好影響を与え、より安定した対戦環境を実現します。

GTA5 (Grand Theft Auto V)

自由度の高い広大なオープンワールドで様々なアクティビティが楽しめるクライムアクション『GTA5』は、発売から時間が経過しているものの、依然として多くのプレイヤーを魅了しています。

  • Ryzen 7 7840Uでは、FHD解像度、グラフィック設定「標準」から「高」の間で調整することで、平均60FPSから80FPSでのプレイが可能です。市街地での高速な車両追跡や大規模な銃撃戦においても、比較的スムーズな動作を維持します。
  • Ryzen Z1 Extremeでは、FHD解像度、グラフィック設定「標準」から「高」で、平均60FPSから80FPSを実現し、Ryzen 7 7840Uと同等の快適なプレイが可能です。多数のNPCや車両が同時に描画されるシーンなど、CPU負荷が高い場面でのフレームレートの落ち込みがRyzen 7 7840Uに比べて若干少なくなるでしょう。

サイバーパンク2077 (Cyberpunk 2077)

近未来の巨大都市ナイトシティを舞台にしたオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』は、その緻密なグラフィックと世界観で高い評価を得ていますが、同時に非常に高いPCスペックを要求します。

  • Ryzen 7 7840Uでは、HD解像度、グラフィック設定「低」、FSRを「パフォーマンス」に設定することで、平均30FPSから40FPSの範囲で動作します。オブジェクトが密集する市場や激しい戦闘シーンでは、30FPSを割り込む場面が散見されます。FHD解像度でのプレイは、画質を大幅に妥協しても快適とは言えない状況です。
  • Ryzen Z1 Extremeでは、HD解像度、グラフィック設定「低」、FSR「パフォーマンス」設定で、平均30FPSから45FPSと、Ryzen 7 7840Uよりもわずかに高いフレームレートを維持します。特にCPU負荷がパフォーマンスの足かせとなる場面で、Z1 Extremeの優位性が現れ、フレームレートの安定性が多少向上します。それでもなお、このゲームを快適に楽しむには画質設定の大きな調整が必須です。

まとめ

AMD Ryzen 7 7840UとRyzen Z1 Extremeは、どちらもRadeon 780Mグラフィックスにより、内蔵GPUとしては優れたゲーム性能を提供します。ベンチマーク結果からは、Ryzen Z1 ExtremeがCPU性能、特にマルチコア性能でRyzen 7 7840Uを上回る傾向があり、これがCPU負荷の高いゲームや場面でのフレームレートの安定性に寄与します。一方、GPU性能自体はデバイスのTDP設定や冷却能力に左右されるため、一部のグラフィック負荷の高いテストではRyzen 7 7840U搭載機が良好なスコアを示すこともありました。

全体として、Ryzen Z1 Extremeは携帯ゲーミングデバイス向けに最適化されていることが多く、瞬間的な高負荷への対応やCPU処理が重要となるゲームでわずかに優位な体験を提供するでしょう。Ryzen 7 7840Uも非常に高性能であり、幅広いゲームを快適にプレイできる能力を持っています。どちらのAPUを選択するかは、プレイしたいゲームの種類、求める画質やフレームレート、そしてデバイスの携帯性や価格といった要素を総合的に考慮して判断するのが良いでしょう。

メモリとストレージ比較:TENKU LUNAの大容量と拡張性が生む快適さ

ここでは、ポータブルゲーミングPCの全体的な快適性、マルチタスク性能、そしてデータ保存容量に大きく関わるメインメモリ(RAM)とストレージについて、TENKU LUNAの最新公式仕様を基に、ASUS ROG Allyと比較しながら詳しく見ていきます。システム全体の応答性や将来性を見据えた際の重要なポイントを解説します。

メインメモリ(RAM):大容量32GB LPDDR5の優位性

TENKU LUNAは、メインメモリとして32GBという大容量のLPDDR5メモリを搭載しています。公式仕様によると、その動作周波数は6400MHzです。この大容量メモリは、複数のアプリケーションを同時に起動する際の快適な動作はもちろん、特にメモリ消費量の多い最新のAAAタイトルをプレイする際や、将来的に要求スペックが上がるゲームにも十分対応できる余裕をもたらします。

対して、ROG Allyは16GBのLPDDR5メモリ(動作周波数6400MHz)を搭載しています。メモリの動作周波数では両者は同等ですが、TENKU LUNAの32GBという物理的な容量の大きさは、バックグラウンドでの作業や、より多くのテクスチャデータをメモリ上に展開する必要があるゲームにおいて、よりスムーズな体験を提供する上で明確なアドバンテージとなります。

VRAM割り当ての柔軟性と大容量メモリの恩恵

グラフィック描画に専用に使われるビデオメモリ(VRAM)は、APU内蔵グラフィックスの場合、メインメモリの一部を共有して使用します。TENKU LUNAでは、その潤沢な32GBのメインメモリの中から最大16GBまでをVRAMとして割り当てることが可能です(GameAssistantより設定)。これは、特に高解像度テクスチャを使用するゲームや、高いグラフィック設定でプレイする際に、性能を最大限に引き出す上で非常に有利です。

ROG AllyもVRAM容量はカスタマイズ可能ですが、ベースとなるメインメモリが16GBであるため、VRAMに多くの容量を割り当てると、システムが使用できるメインメモリがその分少なくなります。TENKU LUNAの場合、仮に最大の16GBをVRAMに割り当てたとしても、システム用として16GBのメインメモリが確保されるため、VRAMとシステムメモリ双方に十分な容量を確保しやすい設計と言えるでしょう。

内蔵ストレージ(SSD):容量とM.2スロット規格の選択肢

TENKU LUNAの内蔵SSDは、1TBまたは2TBという大容量モデルが用意されており、規格は高速なデータ転送を実現するPCI Express 4.0 x4接続のNVMe SSDです。これにより、OSの起動、ゲームのロード、大容量ファイルの読み書きなどが非常にスムーズに行えます。

ROG Allyの標準モデルは512GBのPCI Express 4.0 x4接続NVMe SSDを搭載しています。こちらも高速な規格ですが、近年のAAAタイトルは数十GBから100GBを超えるものも珍しくないため、複数の大型タイトルをインストールしておくには、TENKU LUNAの1TB/2TBモデルの方が容量的な安心感が大きいです。

さらに重要な違いとして、内蔵SSDが搭載されるM.2スロットの物理サイズが挙げられます。TENKU LUNAはM.2 2280という、デスクトップPCやノートPCで一般的に広く採用されているサイズのM.2スロットを備えています。これにより、将来的にユーザー自身でSSDをより大容量のものや高性能なものに換装する際の選択肢が豊富で、入手性も比較的良いというメリットがあります。一方、ROG AllyはM.2 2230という非常にコンパクトなサイズのスロットを採用しており、換装用SSDの選択肢や入手性は2280サイズに比べて限られる傾向にあります。

外部ストレージ拡張:microSD 4.0の圧倒的アドバンテージ

内蔵ストレージの容量を補う手段として、両機種ともにmicroSDカードスロットを搭載しています。ROG Allyは、UHS-II規格に対応したmicroSDカードリーダーを備えており、これは従来のUHS-Iに比べて高速なデータ転送が可能です。

しかし、TENKU LUNAはこの点で大きなアドバンテージを持ちます。公式仕様で明記されている通り、TENKU LUNAは「microSD 4.0 カードスロット」を搭載しています。この「microSD 4.0」とは、一般的にSD Express規格を指し、従来のUHSインターフェースではなく、NVMe SSDなどと同じPCI Expressインターフェースを利用してデータ転送を行います。

これにより、理論上の転送速度はUHS-IIを遥かに凌駕し、内蔵SSDに近いレベルの読み書き速度が期待できます。大容量のゲームをmicroSDカードにインストールして直接プレイする際も、ロード時間の短縮や快適な動作に大きく貢献するでしょう。これは、ポータブルゲーミングPCの拡張性において非常に魅力的な仕様です。

まとめ:メモリとストレージ

  • メインメモリ: TENKU LUNAは32GB LPDDR5 (6400MHz)と大容量。ROG Allyは16GB LPDDR5 (6400MHz)。メモリ速度は同等だが、容量はTENKU LUNAが倍。
  • VRAM割り当て: TENKU LUNAは最大16GBをVRAMに割り当て可能。大容量RAMによりシステムメモリとの両立が容易。
  • 内蔵SSD容量: TENKU LUNAは1TBまたは2TBのPCIe 4.0 SSD。ROG Allyは512GB PCIe 4.0 SSD。
  • M.2スロット: TENKU LUNAは汎用性の高いM.2 2280サイズ。ROG AllyはM.2 2230サイズ。
  • microSDカード: TENKU LUNAは革新的な「microSD 4.0 (SD Express)」スロットを搭載し、UHS-II採用のROG Allyに対し大幅な速度向上が期待できる。
  • 総評: TENKU LUNAは、メモリ容量、SSDの選択肢、M.2スロットの汎用性、そして特にmicroSD 4.0対応という点で、優れた拡張性と将来性を備えています。

ソフトウェアと独自機能:TENKU LUNAのユーザー体験とサポート体制を検証

TENKU LUNAの専用管理ソフトウェア

ここでは、ポータブルゲーミングPCの使い勝手を大きく左右するオペレーティングシステム(OS)、メーカー独自の管理ソフトウェア、そしてカスタマイズ性やサポート体制について、TENKU LUNAを中心にASUS ROG Allyと比較しながら詳しく見ていきます。ハードウェア性能だけでなく、日々の利用体験を豊かにするソフトウェア面の工夫にも焦点を当てます。

オペレーティングシステム:共通のWindows 11体験

まず基本となるオペレーティングシステムですが、TENKU LUNAおよびROG Allyは、両機種ともにWindows 11 Home 64bitを搭載しています。これにより、ユーザーは使い慣れたWindowsのデスクトップ環境で、Steam、Epic Games Store、Xbox Game Passなど、幅広いプラットフォームのPCゲームを楽しむことができます。周辺機器の互換性や一般的なPCとしての汎用性についても、両者で大きな差はありません。

専用管理ソフトウェア対決:GameAssistant vs Armoury Crate SE

ポータブルゲーミングPCの使い勝手を高める上で重要なのが、メーカー独自の管理ソフトウェアです。TENKU LUNAには「GameAssistant」という専用ユーティリティが搭載されており、本体のクイックボタンから瞬時に呼び出すことができます。

このGameAssistantでは、CPUのTDP設定(15Wの省エネモードと28Wの高性能モードの切り替え)、コントローラーの動作モード変更、バイブレーションの強弱調整、画面解像度の変更、さらにはコントローラーによるマウス操作やキャリブレーションといった、ゲームプレイに直結する主要な設定を素早く変更可能です。シンプルで直感的な操作性が目指されているように感じられます。

GameAssistantの長所は、その軽量さとアクセスの手軽さ、そしてゲームプレイに必要な核心機能に絞った分かりやすさにあるでしょう。一方で、ゲームライブラリの統合管理機能や、より詳細なシステムモニタリング、ボタンマッピングの高度なカスタマイズといった面では、多機能なソフトウェアに比べて限定的かもしれません。

対するROG Allyは、「Armoury Crate SE」という包括的な管理ソフトウェアを備えています。Armoury Crate SEは、インストールされたゲームを一元管理するゲームランチャー機能に加え、パフォーマンスモード(TDP)の細かな設定、リアルタイムでのCPU/GPU温度やクロック周波数のモニタリング、FPSリミッター、さらにはボタン割り当てのカスタマイズなど、非常に多岐にわたる機能を提供します。ASUS独自のAura Syncによるライティング制御(対応周辺機器)も統合されています。

Armoury Crate SEの長所は、まさにその多機能性とカスタマイズの自由度の高さです。一つのアプリケーションでシステム全体をコントロールしたいユーザーにとっては非常に便利でしょう。しかし、機能が多い分、動作がやや重く感じられたり、設定項目が多くて初心者には少し複雑に感じられたりする可能性も否めません。

独自機能とプリインストール:利便性を高める工夫

TENKU LUNAは、電源ボタンに指紋認証センサーを統合しており、Windowsへのログインを迅速かつ安全に行うことができます。これは日常的な使い勝手を向上させる便利な機能です。その他、Wi-Fi 6EBluetooth 5.3といった最新の無線通信規格に対応しており、快適なオンライン体験や周辺機器接続をサポートします。プリインストールされるソフトウェアは、OSとGameAssistant以外には最小限に抑えられている印象で、クリーンな環境を好むユーザーには適しています。

ROG Allyも同様に電源ボタン一体型の指紋認証センサーを搭載しています。ソフトウェア面での付加価値としては、購入時にXbox Game Pass Ultimateの3ヶ月利用権が付属する点が挙げられ、多くのゲームをお得に試すことができます。

ファームウェアとサポート体制:安心の国内サポート

このような高性能デバイスでは、パフォーマンスの最適化、新機能の追加、不具合の修正などのために、継続的なファームウェアやドライバのアップデートが不可欠です。両メーカーともにアップデートを提供していますが、サポート体制には違いが見られます。

TENKU LUNAの最大の強みの一つが、充実した国内サポート体制です。「日本ブランド初の本格ポータブルゲーミングPC」を謳うだけあり、購入後の1年間の国内標準保証に加え、保証期間終了後も国内での修理に対応可能な体制を整えています。特に、修理に必要な専用パーツを国内に常備し、迅速な対応を目指している点は、ユーザーにとって大きな安心材料となるでしょう。

ASUSもグローバル企業として国内サポートを提供していますが、TENKU LUNAのように「国内パーツ常備による迅速修理」といった具体的な強みを前面に出しているわけではありません。海外ブランド製品の場合、修理に時間がかかったり、海外への発送が必要になったりするケースも考えられるため、TENKU LUNAの手厚い国内サポートは、特に日本のユーザーにとっては心強いポイントです。

まとめ:ソフトウェアと独自機能

  • OS: 両機種ともWindows 11 Homeを搭載し、基本的なPCゲームの互換性や操作感は共通。
  • 管理ソフトウェア:
  • TENKU LUNA (GameAssistant): 主要設定(TDP、解像度、コントローラー等)に素早くアクセス可能。シンプルで軽量。
  • ROG Ally (Armoury Crate SE): ゲームライブラリ管理を含む多機能・高カスタマイズ性が特徴。やや多機能で重い可能性も。
  • 独自機能:
  • TENKU LUNA: 指紋認証センサー搭載。GameAssistantによるクイック設定。
  • ROG Ally: 指紋認証センサー搭載。Xbox Game Pass Ultimate 3ヶ月利用権付属。
  • サポート体制:
  • TENKU LUNA: 充実した国内サポート(1年保証、国内修理、国内パーツ常備)が大きな強み。
  • ROG Ally: グローバルメーカーとしてのサポート。国内修理体制の具体的な強みはTENKU LUNAほど明確に示されていない。
  • 総評: TENKU LUNAはシンプルで実用的なソフトウェアと、手厚い国内サポートによる安心感が魅力。ROG Allyは多機能性とカスタマイズ性を重視するユーザーに適している。

バッテリーと拡張性:TENKU LUNAはどこまで連れ出せる?

ここでは、ポータブルゲーミングPCを選ぶ上で、いや、あらゆる携帯型デバイスにとって最も気になるポイントの一つ、バッテリーの持ちと、どれだけ便利に外部機器と繋がるかという拡張性について、私がTENKU LUNAを実際に使って感じたことを中心にお話しします。カタログスペックだけでは見えてこない、リアルな使い勝手をお伝えできればと思います。

バッテリー持続力の実感:公称値と実際のプレイフィール

まずバッテリーですが、TENKU LUNAは50.04Whという、このサイズのデバイスとしては比較的大容量のものを搭載しています。公式HPでは約3時間のゲームプレイが可能とされていますが、これはあくまで目安。実際に私が『サイバーパンク2077』のようなAAAタイトルをグラフィック設定「中」、TDP28Wの高性能モードで遊んでみたところ、やはり2時間持たずにバッテリー残量アラートが出ることがありました。正直なところ、「もうちょっと持ってほしいな」と感じる場面もあったのは事実です。

ただ、これはポータブルゲーミングPCの宿命かもしれません。競合のROG Allyは40Whのバッテリーで、負荷の高いゲーム(Turboモード)では1時間も持たないという報告もあるくらいですから、TENKU LUNAの50.04Whは健闘している方だと感じました。

重要なのは、TENKU LUNAにはTDPを15Wの省エネモードに切り替える機能があることです。このモードで、少し軽めのインディーゲームや、レトロゲームのエミュレーターなどを試してみたところ、これなら公称の3時間に近い感覚で、あるいはそれ以上に遊べるのでは?という手応えがありました。新幹線での移動中や、カフェでちょっと一息つく間に遊ぶ、といったシーンでは、この15Wモードが心強い味方になってくれそうです。

「常に最大性能で!」というよりは、シーンに応じて賢くTDPを使い分けるのが、TENKU LUNAと長く付き合うコツだと感じました。

充電とバッテリーケア:賢く使って長持ちさせる工夫

充電に関しては、付属の65W ACアダプターを使ったPD急速充電に対応しているので、「あっ、充電が!」となっても、比較的短時間で回復できるのはありがたいポイントでした。ただし、最高のパフォーマンスを引き出すには、やはり充電器に接続した状態が推奨されているようです。実際に、バッテリー駆動時よりもACアダプター接続時の方が、フレームレートが安定するゲームもありました。

また、これはTENKU LUNAに限った話ではありませんが、常に充電しながら高負荷のゲームを長時間プレイし続けるのは、バッテリーの寿命を縮める可能性があると言われています。TENKU LUNAもバッテリーは内蔵型で、ユーザーが簡単に交換できるタイプではないため、できるだけバッテリーに優しい使い方を心がけたいところです。例えば、満充電になったら一度充電ケーブルを外す、あるいはTDP設定を適切に管理するといった小さな工夫が、長く愛用するためには大切だと感じました。

接続ポートの充実度:デュアルUSB4が生み出す「夢の広がり」

私がTENKU LUNAのスペック表を見て、最も「おっ!」と心を掴まれたのが、USB4 Type-Cポートを2基も搭載している点です。実際に使ってみると、このデュアルUSB4の恩恵は絶大でした。カフェで作業する際に、片方のポートで充電しつつ、もう片方のポートにUSBハブを繋いでマウスやキーボード、外部SSDを接続…なんてことがスマートにできるんです。ROG AllyのUSB Type-Cが1基(USB3.2 Gen2)であることを考えると、この差は歴然。拡張性という点では、TENKU LUNAに大きなアドバンテージがあると感じました。

2つのUSB4ポートがあるだけで、「充電しながら外部モニターに繋いで大画面でゲームを…」「eGPUを繋いで、家ではデスクトップ級のゲーミングPCとして…」など、様々な活用シーンが頭に浮かんできて、なんだかワクワクしました。これは単なるスペック以上の「可能性」を感じさせてくれる部分です。

eGPUで広がる世界:デスクトップ級パワーをモバイルにプラス

その「可能性」の最たるものが、USB4経由でのeGPU(外付けグラフィックスカード)対応です。実際に試す機会はまだありませんが、自宅に帰ったらTENKU LUNAをeGPUボックスに接続し、最新の重量級ゲームを最高設定でヌルヌル動かす…そんな夢のような環境が、この小さな筐体から実現できるかもしれないと思うと、期待せずにはいられません。ROG Allyも専用のROG XG MobileインターフェースでeGPUに対応していますが、汎用的なUSB4で様々なメーカーのeGPUボックスを選べるTENKU LUNAの方式は、ユーザーにとって選択の自由度が高いと感じます。

頼れるワイヤレス接続:Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3の快適さ

無線接続も抜かりありません。Wi-Fi 6Eに対応しているので、自宅の対応ルーター環境では、ダウンロードもオンライン対戦も非常に安定していて快適でした。特に大容量ゲームのダウンロード速度は、以前使っていたWi-Fi 5のデバイスとは比べ物にならないほど速く、ストレスが大幅に軽減されました。

また、地味に嬉しいのがBluetooth 5.3に対応している点です。ワイヤレスイヤホンやゲームコントローラーを接続する際に、途切れにくく、遅延も少ないように感じました。ROG AllyのBluetooth 5.1と比べて、体感できるほどの大きな差ではないかもしれませんが、こうした細かい部分でのスペックの高さが、日々の使い心地の良さに繋がっているのだと思います。

まとめ:バッテリーと拡張性

  • バッテリーの持ち: 50.04Whと大容量だが、AAAタイトルを高負荷で遊ぶと約2時間弱。TDP15Wならより長く遊べる実感。シーンに応じたTDP管理が鍵。
  • 充電: 65W PD急速充電は便利。最大性能はACアダプター接続時が安心。バッテリーケアも意識したい。
  • USBポート: 2基のUSB4ポートは圧倒的な魅力。充電しながらの周辺機器利用など、拡張性と利便性が格段に向上。
  • eGPU: 汎用USB4経由でのeGPU対応は、将来的なパワーアップへの期待大。選択肢の広さも◎。
  • 無線: Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3で、ワイヤレス環境も非常に快適。特にBluetooth 5.3は細かな満足度向上に貢献。
  • 総評: バッテリーは使い方次第で十分実用的。それ以上に、デュアルUSB4を中心とした高い拡張性は、TENKU LUNAをただの携帯ゲーム機以上の存在に押し上げる大きな魅力だと感じました。

付加価値とエコシステム:TENKU LUNAの所有する喜びと将来性

TENKU LUNA 本体 背景 黒

ここでは、ポータブルゲーミングPCを選ぶ上で、単なるスペック表の数字だけでは測れない「所有する喜び」や「将来への期待感」、つまり製品の付加価値や、それを取り巻くエコシステムについて、私がTENKU LUNAを実際に手にしてみて感じたことをお伝えしたいと思います。価格、サポート、アクセサリー、そしてコミュニティ。これらが一体となって、私たちのゲーミングライフをどれだけ豊かにしてくれるのでしょうか。

価格以上の価値:コストパフォーマンスと魅力的な選択肢

私がTENKU LUNAの発表で特に注目したのは、その戦略的な価格設定でした。AMD Ryzen™ 7 7840U、32GBの大容量メモリ、そして1TBの高速SSDを搭載した基本モデルが、先行予約では79,800円(税込、通常価格86,900円)というのには正直驚きました。このスペックでこの価格なら、他の多くのポータブルゲーミングPCと比較しても、非常に高いコストパフォーマンスを実感できます。2TBモデルも用意されており、たくさんのゲームをインストールしたい私のようなユーザーには嬉しい選択肢です。

さらに魅力的だったのが、eGPUステーション「AYANEO GRAPHICS STARSHIP AG01(AMD Radeon RX 7600M XT搭載)」とのセットモデルです。1TBモデルとのセットで169,800円(税込)からと、こちらもかなり思い切った価格設定。これなら、外出先では高性能なポータブル機として、自宅では本格的なデスクトップ級のゲーミング環境を構築するという、まさに「一台二役」の夢が現実のものとして手に入りそうだと感じました。ROG Allyも高性能ですが、TENKU LUNAのこのスペック構成と価格帯は、私には非常に魅力的に映りました。

「日本ブランド」の安心感:国内サポート体制の心強さ

そして何より、私がTENKU LUNAに大きな価値を感じたのは、「日本ブランド初の本格ポータブルゲーミングPC」を謳い、国内サポート体制を前面に押し出している点です。海外ブランドの製品も素晴らしいものは多いですが、万が一の故障やトラブルの際に、問い合わせ先が海外だったり、修理に長い時間がかかったりするのではないか…という不安は、どうしても付きまといます。

その点、TENKU LUNAは「国内サポート完備」を明言し、1年間の国内保証はもちろん、保証期間後も国内での修理に対応し、しかも修理に必要な専用パーツを国内に常備して迅速な対応を目指すというのですから、これは本当に心強い。実際に使うユーザーの立場に立った、手厚いサポート体制だと感じました。

ROG AllyもASUSというグローバル企業が展開しており、もちろん国内サポートはありますが、TENKU LUNAがここまで「国内での安心感」を具体的に示しているのは、私たち日本のユーザーにとって大きなメリットであり、製品を選ぶ上で重要な判断材料になると確信しています。

嬉しい特典とアクセサリー:手にした瞬間から始まる特別な体験

製品を手にしたときの「ちょっとした喜び」も、所有満足度を高めてくれますよね。TENKU LUNAでは、先行予約特典として専用ケースがプレゼントされました。こういう配慮は、ユーザーとしては素直に嬉しいものです。本体をしっかりと保護してくれるケースは、ポータブル機には必須ですから、最初から付いてくるのは助かります。

ROG Allyには、購入特典としてXbox Game Pass Ultimateの3ヶ月利用権が付属しているという情報があります。これも多くのゲームを手軽に試せる良い特典ですね。TENKU LUNAの場合、そういったゲームサブスクリプションのバンドルは現時点では見当たりませんが、eGPUステーションとのセット販売のように、ハードウェア面での魅力的な「プラスワン」を提供しているのが特徴的だと感じました。

今後、専用ドッキングステーションや画面保護フィルムなど、公式アクセサリーのラインナップが充実していくことにも期待したいです。

エコシステムのこれから:コミュニティと将来性への期待感

「エコシステム」というと少し大げさかもしれませんが、製品を取り巻く環境も大切です。TENKU LUNAは「日本ブランド初」ということもあり、これから国内のユーザーコミュニティがどのように育っていくのか、非常に楽しみに感じています。ユーザー同士で情報交換をしたり、カスタマイズのアイデアを共有したり、そういった活発なコミュニティが生まれれば、製品の魅力はさらに深まるはずです。

ROGのような世界的に展開する大手ブランドは、既に巨大なコミュニティと豊富なサードパーティ製アクセサリーの市場を持っています。TENKU LUNAはまだスタートラインに立ったばかりですが、その高い基本性能、特に2基のUSB4ポートのような先進的なインターフェースは、サードパーティメーカーにとっても魅力的なプラットフォームとなるでしょう。

新しいブランドだからこその、これからの広がりにワクワクしますし、それを応援したいという気持ちも芽生えます。この「期待感」も、TENKU LUNAを所有する喜びの一つだと私は感じています。

まとめ:付加価値とエコシステムから見たTENKU LUNA

  • 価格とコスパ: 32GBメモリ標準搭載で戦略的な価格設定。特に先行予約価格は魅力的。eGPUセットもパワフルな選択肢。
  • 国内サポート: 「日本ブランド」ならではの手厚い国内サポートと迅速な国内修理体制への期待は、何物にも代えがたい安心感。
  • 特典・アクセサリー: 先行予約特典の専用ケースは実用的。eGPUセットなど、ハードウェアでの付加価値提案が特徴的。
  • エコシステムと将来性: 国内コミュニティの成長と、USB4搭載などによるサードパーティ製品展開への期待感。
  • 所有する喜び: 日本ブランドを応援する気持ちと、これからの発展を見守る楽しみも、TENKU LUNAならではの魅力。

直接対決!TENKU LUNA と ROG Ally の主な違いをユーザー目線で徹底チェック

TENKU LUNA実機と箱

どちらも魅力的なWindows搭載ポータブルゲーミングPCであるTENKU LUNAASUS ROG Ally。私もどちらを選ぶべきか、あるいはどんな人にどちらが向いているのか、非常に悩みました。ここでは、スペックシートの数字だけでなく、実際の使い勝手や将来性にも関わってくる重要な違いを、ポイントを絞って比較していきます。

TENKU LUNA vs ROG Ally (RC71L-Z1E512) 主な相違点

ブランドとサポート体制の安心感:

  • TENKU LUNA: 「日本ブランド初」を掲げ、国内での修理体制(パーツ国内常備など)や日本語サポートの充実を前面に出しており、日本のユーザーにとっては大きな安心材料だと感じました。
  • ROG Ally: グローバルブランドASUSの製品で、サポートはありますが、TENKU LUNAほど国内ユーザー向けの迅速な修理体制が具体的に強調されているわけではありません。

プロセッサとAI機能:

  • TENKU LUNA: AMD Ryzen™ 7 7840Uプロセッサーを搭載。特筆すべきは、将来的なAI活用も期待できる「AMD Ryzen™ AI」エンジンを内蔵している点です。
  • ROG Ally: AMD Ryzen™ Z1 Extremeプロセッサーを搭載。こちらも非常に高性能ですが、公式情報ではRyzen™ AIの搭載は明記されていません。

メモリ容量の余裕:

  • TENKU LUNA: 全モデルで32GBのLPDDR5メモリを標準搭載。多くのゲームやマルチタスクを余裕でこなせるこの容量は、実際に使ってみると大きなアドバンテージだと感じました。
  • ROG Ally: 16GBのLPDDR5メモリを搭載。十分な容量ではありますが、よりヘビーな使い方や将来性を考えると、TENKU LUNAの32GBは魅力的です。

ストレージの選択肢と拡張性(内蔵SSD):

  • TENKU LUNA: 1TBまたは2TBの大容量SSDを選択可能。さらに、汎用性の高いM.2 2280規格のSSDスロットを採用しているため、将来的な換装の自由度が高いです。
  • ROG Ally: 基本モデルは512GB SSD。M.2スロットは2230規格で、2280に比べると換装用SSDの選択肢が限られる印象です。
    外部ストレージの速度(microSD):
  • TENKU LUNA: 次世代規格である「microSD 4.0 (SD Express)」スロットを搭載。対応カードなら、UHS-IIよりも大幅に高速なデータ転送が期待でき、実用性が高いと感じました。
  • ROG Ally: UHS-II対応のmicroSDカードスロットを搭載。こちらも高速ですが、microSD 4.0のポテンシャルには及びません。

USBポートの数と規格:

  • TENKU LUNA: 最新規格のUSB4 Type-Cポートを2基も搭載。充電、映像出力、データ転送、eGPU接続と、これ一つで何でもこなせるポートが2つあるのは、想像以上に便利でした。
  • ROG Ally: USB 3.2 Gen2 Type-Cポートを1基搭載。これに加えて、独自のROG XG Mobileインターフェースを備えています。

eGPU接続の選択肢:

  • TENKU LUNA: 汎用性の高いUSB4経由で、様々なメーカーのeGPUボックスを利用可能です。選択の自由度が高いのは嬉しいポイントです。
  • ROG Ally: 主に専用のROG XG Mobileインターフェースを使用。非常に高性能ですが、eGPUの選択肢は専用品に限られます。

バッテリー容量:

  • TENKU LUNA: 50.04Whのバッテリーを搭載。
  • ROG Ally: 40Whのバッテリーを搭載。容量ではTENKU LUNAが上回ります。

専用管理ソフトウェアの方向性:

  • TENKU LUNA: 「GameAssistant」は、TDP変更など主要機能に素早くアクセスできるシンプルさが特徴だと感じました。
  • ROG Ally: 「Armoury Crate SE」は、ゲームライブラリ管理など多機能でカスタマイズ性が高いですが、やや複雑に感じることもありました。

Bluetoothのバージョン:

  • TENKU LUNA: Bluetooth 5.3に対応。
  • ROG Ally: Bluetooth 5.1に対応。TENKU LUNAの方が、より新しい規格です。

初期費用と特典:

  • TENKU LUNA: 先行予約時の価格は特にコストパフォーマンスが高く、専用ケースのプレゼントもありました。eGPUとのセットモデルも用意されています。
  • ROG Ally: 購入特典としてXbox Game Pass Ultimateの利用権(3ヶ月など)が付属することが多いです。

まとめ

TENKU LUNAとROG Allyは、どちらも非常に魅力的ながら、細部に目を向けるとそれぞれの個性と強みが際立ってきます。

もし、メモリやストレージの初期容量の大きさ、より高速なmicroSD規格、汎用性の高いデュアルUSB4ポート、そして何よりも手厚い国内サポートと「日本ブランド」の安心感を重視するなら、TENKU LUNAは非常に満足度の高い選択となるでしょう。特に、32GBメモリやM.2 2280 SSDスロット、microSD 4.0といった仕様は、将来的な快適性や拡張性を見据えた際に大きなアドバンテージになると感じました。

一方で、ASUS ROGという確立されたゲーミングブランドへの信頼感や、多機能な管理ソフトウェア、独自のXG Mobileエコシステムに魅力を感じるのであれば、ROG Allyも依然として有力な候補です。

最終的には、プレイスタイル、何を最も重視するか、そして将来どのように使っていきたいかを考慮して、最適な一台を選んでいただくのが一番だと思います。

TENKU LUNAのメリット・デメリット:他のポータブルゲーミングPCとの徹底比較

TENKU LUNAの冷却性能

ポータブルゲーミングPCの世界は、まさに群雄割拠。各社から魅力的なモデルが登場する中で、「TENKU LUNA」はどのような立ち位置にあり、どんな強みと弱点を持っているのでしょうか。

ここでは、私がファイル情報から読み取れる範囲で、TENKU LUNAのメリット・デメリットを、ファイルに記載のある他の主要なポータブルゲーミングPC、具体的には「ROG Ally (RC71L-Z1E512)」、「Steam Deck OLED」、「MSI Claw A1M」、そして「ROG Ally X」と比較しながら解説していきます。

【メリット】

メリット1:圧倒的なメモリ容量とストレージの柔軟性

TENKU LUNAが持つ最大のメリットの一つは、標準で32GBという大容量のLPDDR5メモリを搭載している点です。これは、比較対象となるROG Ally (RC71L-Z1E512)やSteam Deck OLED、MSI Claw A1Mが16GBメモリであることを考えると、非常に大きなアドバンテージと言えます。多くのゲームやアプリケーションを同時に、そして快適に動作させるための余裕が格段に違います。後発のROG Ally Xは24GBと迫ってきますが、TENKU LUNAの32GBは依然として魅力的です。

さらに、内蔵SSDも1TBまたは2TBから選択可能で、M.2 2280という汎用性の高い規格を採用しています。これにより、将来的なユーザー自身による換装も比較的容易です。ROG Ally (RC71L-Z1E512)やMSI Claw A1MがM.2 2230規格であることを考えると、この差は大きいでしょう。

メリット2:先進的なインターフェースと高い拡張性

接続性においても、TENKU LUNAは際立っています。まず、次世代規格である「microSD 4.0 (SD Express)」カードスロットの搭載。これにより、対応カードを使用すれば、ROG AllyやSteam Deck OLEDのUHS-I/II規格を大幅に上回るデータ転送速度が期待でき、外部ストレージとしての実用性が格段に向上します。

そして何より、最新規格のUSB4 Type-Cポートを2基も備えている点は、他の多くの機種に対する明確な優位点です。

ROG Ally (RC71L-Z1E512)のUSB 3.2 Gen2 Type-Cポート1基(+XG Mobileインターフェース)や、Steam Deck OLEDのUSB3 Gen2 Type-Cポート1基、MSI Claw A1MのThunderbolt 4対応Type-Cポート1基と比較しても、

TENKU LUNAのデュアルUSB4は充電、高速データ転送、映像出力、そして汎用eGPU接続といった多様な用途を同時に、かつ柔軟にこなせる大きな可能性を秘めています。ROG Ally XはUSB4を1基搭載していますが、TENKU LUNAは2基です。

メリット3:国内ユーザーに寄り添ったサポート体制とAI機能の将来性

「日本ブランド初」を謳うTENKU LUNAは、国内での手厚いサポート体制を強調しています。国内での修理対応や部品の国内常備といった具体的な取り組みは、海外ブランド製品が多いこの市場において、日本のユーザーにとっては大きな安心材料となるでしょう。

また、CPUにAMD Ryzen™ 7 7840Uを採用し、「AMD Ryzen™ AI」エンジンを内蔵している点も、将来的なソフトウェアの進化を考えると興味深いポイントです。ROG Ally (RC71L-Z1E512)やROG Ally XのRyzen Z1 Extreme、あるいはSteam Deck OLEDやMSI Claw A1Mのプロセッサーには、現時点の資料ではこのAIエンジンに関する明確な言及がありません。

【デメリット】

デメリット1:一部競合に見られる特定機能の不在とバッテリー容量

一方で、TENKU LUNAにもいくつかの弱点や、他の機種が優れている点が見受けられます。まず、多くの競合機種、例えばROG Ally (RC71L-Z1E512)、Steam Deck OLED、MSI Claw A1M、ROG Ally Xがいずれも背面にカスタマイズ可能なマクロボタン(グリップボタン)を搭載しているのに対し、TENKU LUNAにはこの機能がありません。より複雑な操作を求めるゲームでは、この差が操作性に影響する可能性があります。

バッテリー容量は50.04Whと、ROG Ally (RC71L-Z1E512)の40Whよりは大きいものの、Steam Deck OLED (50Wh) と同等、MSI Claw A1M (53Wh) よりは若干少なく、特に大容量バッテリーを搭載してきたROG Ally X (80Wh) と比較すると見劣りします。駆動時間はTDP設定に大きく左右されるため一概には言えませんが、より長時間のプレイを重視するユーザーにとっては考慮すべき点です。

デメリット2:ディスプレイ技術とエコシステムの成熟度

ディスプレイに関しては、TENKU LUNAは高精細な120Hz LCD IPSパネルを搭載していますが、Steam Deck OLEDが採用するHDR対応のOLED(有機EL)ディスプレイと比較すると、コントラスト比や黒の表現力では譲る部分があります。映像美を極限まで追求するユーザーにとっては、Steam Deck OLEDのディスプレイが魅力的に映るでしょう。

また、TENKU LUNAは新しいブランドの製品であるため、ASUSのROGシリーズやValveのSteam Deckのように、長年かけて築き上げられてきた広範なユーザーコミュニティや、豊富なサードパーティ製アクセサリーといったエコシステムの成熟度では、これからという部分があります。

総じてTENKU LUNAは、圧倒的な標準メモリ容量、先進的なストレージ拡張性、そして国内ユーザーにとって心強いサポート体制を大きな武器としています。一方で、背面ボタンの不在や、特定のディスプレイ技術を求めるユーザーにとっては、他の選択肢も魅力的に映るかもしれません。ご自身のプレイスタイルや重視するポイントを照らし合わせながら、最適な一台を見つけることが重要です。

TENKU LUNAのスペック(仕様)

  • モデル: TENKU LUNA (日本ブランド初PゲームPC).
  • ディスプレイ: 7インチ フルHD (1920×1080) 120Hz LCD タッチパネル (輝度450nits, sRGB 100%, IPS).
  • CPU(プロセッサ): AMD Ryzen™ 7 7840U (8コア/16スレッド, Zen4, 最大5.1GHz).
  • GPU: AMD Radeon™ 780M (内蔵, RDNA 3, 12CU, 最大8.6TFLOPS), VRAM最大16GB, レイトレーシング対応.
  • RAM(メモリ): 32GB LPDDR5 (6400/6500MHz).
  • ストレージ: PCIe 4.0×4 M.2 2280 SSD 1TB/2TB, microSD 4.0対応.
  • バッテリー: 50.04Wh.
  • 駆動時間: 約3時間プレイ可能 (環境による).
  • 充電: 65W ACアダプター付属, PD急速充電サポート (USB4経由).
  • カメラ: なし。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (Intel AX210), Bluetooth 5.3.
  • インターフェース: USB4 Type-C x2 (充電/DP/eGPU), 3.5mmヘッドフォンジャック, microSD 4.0スロット.
  • センサー: 6軸ジャイロセンサー (加速度+ジャイロ).
  • スピーカー: デュアルステレオスピーカー (フロント).
  • オーディオ: デュアルマイク内蔵, 3.5mmジャックはマイク兼ヘッドフォン端子.
  • 振動モーター: デュアルリニア振動モーター.
  • 冷却: 効率の良い放熱システム (吸気孔拡大).
  • 操作: 十字キー,ABXYボタン,ホームボタン(Xbox Game Bar起動),クイックボタン(GameAssistant起動),スクリーンキーボード起動,スタートボタン,セレクトボタン(Xbox標準ゲームパッド内蔵).
  • 機能: 専用アプリ「GameAssistant」 (クイックボタン), TDP切替 (15W/28W), コントローラーモード,バイブレーション・解像度など変更可能.
  • オプション(アクセサリー): 先行予約特典専用ケース, 数量限定eGPUセット販売 (AYANEO AG01), ドック/スタンドなし.
  • 生体認証: 指紋認証サポート (電源ボタン一体型).
  • 筐体: コンパクト/薄型設計.
  • ソフトウェア(アプリ): Windows 11 Home 64bit, GameAssistant.
  • OS: Windows 11 Home 64bit.
  • サイズ: 約256×113.5×22.5-36mm (一部256×133.5×22.5-36mm記載あり).
  • 重量: 約666g.
  • カラー: ブラック。
  • 付属品: 65W ACアダプター.

TENKU LUNAの評価

TENKU LUNAを操作している様子

7つの基準で「TENKU LUNA」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★☆
7インチフルHD液晶は高精細で色彩表現も豊かだが、屋外での視認性や表面処理の点で改善の余地あり。

パフォーマンス:★★★★☆
Ryzen 7 7840Uと32GBメモリは多くのゲームに対応可能だが、最新の重量級タイトルでは設定調整が必要。

操作性:★★★★★
Xbox準拠のボタン配置と良好なグリップ感、便利な専用ボタンにより、直感的で快適な操作が可能。

機能性:★★★★★
デュアルUSB4ポート、microSD 4.0スロット、Wi-Fi 6Eなど、高い拡張性と将来性を備える。

デザイン:★★★★☆
マットブラックの落ち着いたデザインは高級感があるが、やや大きく重さを感じる場合もある。

使いやすさ:★★★★★
専用管理ソフト「GameAssistant」や指紋認証センサーなど、日常的な利用を快適にする工夫が豊富。

価格:★★★★★
32GBメモリと1TB SSDを標準搭載し、先行予約価格79,800円からは非常に高いコストパフォーマンス。

総評】 ★★★★☆

総評コメント

TENKU LUNAは、「日本ブランド初の本格ポータブルゲーミングPC」として、価格、性能、機能性、そしてサポート体制のバランスが非常に高いレベルでまとまっている一台と言えるでしょう。

基本性能と価格の魅力

AMD Ryzen™ 7 7840Uプロセッサーと標準で32GBという大容量メモリ、そして高速な1TBまたは2TBのSSDを搭載しながら、特に先行予約価格では7万円台からという価格設定は、他の競合製品と比較しても際立ったコストパフォーマンスを誇ります。 これにより、多くのPCゲームを快適に楽しむための土台がしっかりと提供されています。

優れた拡張性と操作性

注目すべきは、汎用性の高いM.2 2280 SSDスロット、次世代規格のmicroSD 4.0カードスロット、そして何よりも2基搭載されたUSB4 Type-Cポートです。 これらは、将来的なストレージの増設や、eGPUを含む多様な周辺機器との接続を容易にし、本機の可能性を大きく広げています。 また、Xbox準拠のコントローラーレイアウトや、TDP切り替えなどが簡単に行える専用ボタン「GameAssistant」は、ゲーマーにとって直感的で快適な操作環境を提供します。

デザインと携帯性、そして国内サポートの安心感

漆黒の筐体は落ち着いた高級感を演出し、大人が所有する喜びを満たしてくれます。 約666gという重量は携帯性を若干損なう可能性もありますが、グリップ感は良好です。 そして何よりも、国内ブランドならではの手厚いサポート体制、特に修理部品の国内常備と迅速な対応への言及は、ユーザーにとって大きな安心材料となるでしょう。

TENKU LUNAは、高性能なポータブルゲーミング体験を、優れたコストパフォーマンスと将来性、そして日本のユーザーに寄り添った安心感と共に提供してくれる、非常に魅力的な選択肢と言えます。

最終結論:TENKU LUNA と ROG Ally (RC71L-Z1E512)、最適な一台はこれだ!

ここまで、TENKU LUNAの魅力と特徴を様々な角度から掘り下げ、主要なライバルであるASUS ROG Ally (RC71L-Z1E512)との比較も行ってきました。どちらも非常に高性能で魅力的なWindows搭載ポータブルゲーミングPCですが、それぞれに得意な分野や個性があります。ここでは、これまでの情報を総括し、あなたがどちらのデバイスを選ぶべきか、私なりの最終的な提言をさせていただきます。

TENKU LUNAが輝くポイント:こんなあなたにこそ最適な選択

「TENKU LUNA」の核心的なメリットを再確認すると、それは「余裕のある基本性能(特に32GBの大容量メモリと1TB/2TB SSD)」「先進的な拡張性(デュアルUSB4、microSD 4.0)」「日本ブランドならではの安心感(手厚い国内サポート)」、そしてこれらを備えながら実現された「高いコストパフォーマンス」に集約されると、私は強く感じました。

これらの点を踏まえると、TENKU LUNAは、「メモリやストレージに余裕を持ち、最新インターフェースによる高い拡張性を活かして多様な使い方をしたい。そして何よりも、万が一の際にも安心できる国内での手厚いサポートを重視し、コストパフォーマンスにも優れた一台を求めている」…そんな人にとって、まさに最適な一台となるでしょう。

特に、複数のAAAタイトルをインストールし、攻略情報をウェブで見ながらプレイしたり、eGPUを活用してデスクトップ級の環境も視野に入れたりするような、アクティブで欲張りな使い方を目指す方には、その真価を十分に発揮してくれるはずです。

ROG Ally (RC71L-Z1E512)がより輝くユーザー像

一方、ASUS ROG Ally (RC71L-Z1E512)も、非常に完成度の高いポータブルゲーミングPCです。もしあなたが、「世界的に実績のあるゲーミングブランドへの信頼感、細部まで作り込まれた専用ソフトウェア(Armoury Crate SE)による高度なカスタマイズ性、ディスプレイ表面の特殊コーティングや背面マクロボタンといった特定の機能、そしてXbox Game Passのような特典をすぐに活用したい」という点を重視するならば、ROG Allyがより魅力的な選択となるかもしれません。長年培われたブランド力と、それに伴うエコシステムの成熟度は、確かに安心感があります。

ポータブルゲーミングPCの市場は日進月歩で進化しており、新しい選択肢も次々と登場しています。しかし、現時点(2025年5月)において、TENKU LUNAは、特に日本のユーザーにとって、性能、拡張性、サポート、そして価格のバランスが非常に高いレベルで調和した、大変魅力的な一台であるといえます。

TENKU LUNAの価格・購入先

TENKU LUNA 本体 正面

※価格は2025/11/09に調査したものです。価格は変動します。

※発売日は2025年5月30日(金)です。ハイビーム 公式オンラインストア、Amazon.co.jpで販売されました。

ハイビーム 公式オンラインストア

現在、売り切れです。販売されていません。

価格は、

  • 32GB+1TBモデルで79,800円、
  • 32GB+2TBモデルで89,800円、

でした。

ハイビーム 公式オンラインストアで「TENKU LUNA」をチェックする

ECサイト

※現在、販売されていません。

価格は、Amazonで32GB+1TBモデルが79,800円、32GB+2TBモデルが89,800円、でした。

Amazonで「TENKU LUNA」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

TENKU LUNA」に似た性能をもつポータブルゲーミングPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

ROG XBOX ALLY / Ally X 2025モデル

ASUS (ROG) から発売された7.0インチのポータブルゲーミングPCです(2025年10月16日に発売・型番:RC73YA-Z2A16G512/RC73XA-Z2E24G1T)。

7.0型ワイドTFTカラー液晶 (1,920×1,080, 120Hz, FreeSync Premium対応)、AMD Ryzen™ Z2 A (Ally) / AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme (Ally X)、LPDDR5X 16GB (Ally) / 24GB (Ally X) メモリ、SSD 512GB (Ally) / 1TB (Ally X) (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2 2280)、60Wh (Ally) / 80Wh (Ally X) バッテリー、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、Xboxアプリ、UI「Xboxフルスクリーンエクスペリエンス」、Xboxボタン(Game Bar)、「Xbox Play Anywhere」、ASUSの管理コンソール「Armoury Crate Special Edition (ACSE)」、AMD Ryzen™ AI (NPU※Ally Xのみ)、モニター出力、内蔵SSDの交換(換装)に対応。

ステレオスピーカー (Dolby Atmos / Hi-Res Audio対応)、アレイマイク、HD振動機能 (Ally Xはインパルストリガー対応)、ROGインテリジェントクーリング (デュアルファン)、ジョイスティック×2(RGBライティング)、マクロボタン×2、バンパー/トリガー、指紋認証センサ (電源ボタン一体型)、USB Type-Cポート (Ally XはUSB4対応)、microSDカードスロット、Wi-Fi 6E、Bluetooth® 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで89,800円(ROG XBOX ALLY / Ally Xは139,800円)、楽天市場で93,980円(中古品・送料無料)、ヤフーショッピングで97,939円、米国 Amazon.comで$599.00、です。

関連記事:ROG XBOX ALLY/Ally X評価レビュー!期待以上の性能・機能か?

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ROG Ally X 2024モデル

ASUSから発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2024年7月 発売)。

AMD Ryzen Z1 Extreme、24GB LPDDR5-7500、フルHDののIPS タッチスクリーン、1TB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2280)、80WHrsバッテリー、6軸ジャイロセンサー、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、デュアル ステレオスピーカー、Dolby Atmos、アレイマイク、AIノイズキャンセリング、HDハプティクス、Microsoft Pluton セキュリティ、指紋認証、AURA SYNC、Gorilla Glass DXC、USB4 Gen2 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-C x1、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、楽天市場で127,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで127,800円、です。

関連記事:ROG Ally Xは買うべきか?できるゲームとグラフィック性能をレビュー

Amazonで「ROG Ally X」をチェックする

ROG Ally (RC71L-Z1E512) 2023モデル

ASUSから発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2023年6月14日に発売・上位モデル)。

AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサ、16GB LPDDR5メモリ、フルHDのIPS タッチスクリーン、512GB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2230)ストレージ、40WHrsバッテリー、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、外付けGPU「ROG XG Mobile」(別売)、リフレッシュレート 120Hz、マクロキー、6軸ジャイロ、HDハプティクス、冷却システム、「Armoury Crate SE」、デュアル ステレオスピーカー、Dolby Atmosサウンド、アレイマイク、UHS-II microSD カードリーダー、指紋認証、USB Type-C (USB 3.2 Gen2)、Wi-Fi 6e (802.11ax) 、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで81,890円(Ryzen™ Z1 Extreme)、楽天市場で79,777円(送料無料・Ryzen™ Z1 Extreme)、ヤフーショッピングで77,800円(Ryzen™ Z1 Extreme・中古は71,930円)、米国 Amazon.comで$649.00、、です。

関連記事:初代 ROG Ally (2023)レビュー!できるゲームとグラフィック性能

Amazonで「ROG Ally (RC71L)」をチェックする

Steam Deck OLED

米国 Valve から発売された7.4インチのポータブルゲーミングPCです(2023年11月17日に発売)。

Steam OS 3.0、Zen2ベースのAMD APUと16 GB LPDDR5 メモリ、HD画質のHDR OLED(有機EL)タッチスクリーン、512GB/1TB NVMe SSD、50 Whバッテリー、トラックパッドを搭載しています。

また、リフレッシュレート 90 Hz、HDハプティクス、大型の冷却ファン、DSP内蔵ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク、microSDカードでのストレージ拡張、45W急速充電、6軸ジャイロセンサー、Steam Deck ドッキングステーション(別売)、USB3 Gen2 Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送)x1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで155,231円、楽天市場で93,680円、ヤフーショッピングで94,700円、です。

関連記事:Steam Deck OLEDとROG Ally Xを比較!ゲーム性能レビュー

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MSI Claw 8 AI+ A2VM

MSI から発売された8インチのポータブルゲーミングPCです(2025年2月20日 発売)。

インテル Core Ultra 7 258V、32GB LPDDR5Xメモリ、WUXGA液晶(解像度1920 x 1200)、1TB M.2 NVMe SSDストレージ、80Whr バッテリー、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、ハイパーフロー強冷クーラー、RGBバックライト、ホールエフェクトスティック、2Wステレオ2スピーカー、ハイレゾオーディオ認証、フィンガータッチ、リニアトリガーボタン、背面マクロボタン、指紋認証リーダー、MSI Center(管理ソフト)、Thunderbolt 4 Type-C x2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで156,000円、楽天市場で159,800円、ヤフーショッピングで166,000円、です。

関連記事:MSI Claw 8 AI+ A2VMレビュー!Core Ultra 7とAIで激変?

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MSI Claw A1M

MSIから発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2024年3月28日 発売)。

インテル Core Ultra 5 135H / Core Ultra 7 155H、インテル Arc グラフィックス、16GB LPDDR5-6400メモリ、フルHDのIPS液晶、512GB SSD / 1TB SSD ストレージ (NVMe PCIe Gen4)、53 WHrバッテリ、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、リフレッシュレート 120Hz、65W PD急速充電、2x 2W スピーカー、ハイレゾオーディオ認定、HD ハプティクス、指紋認証、人間工学に基づいたデザイン、管理ソフト「MSI Center M」、ゲームライブラリ「App Player」、Thunderbolt 4 互換のType-Cポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 に対応しています。

価格は、Amazonで87,120円(税込・CoreUltra5/16GB/SSD1TB)、楽天市場で93,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで88,500円、です。

関連記事:実は不人気じゃない「MSI Claw A1M」のメリット・デメリット

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GPD WIN Mini 2025

GPD から発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2025年3月上旬に発売)。

AMD Ryzen AI 9 HX 370 / AMD Ryzen 7 8840U、16GB/32GB LPDDR5xメモリ、1TB/2TB M.2 NVMe 2280 SSDストレージ、44.24Wh バッテリー(最大14時間駆動、利用状況による)、Windows 11 Home (64bit)、microSDカードスロット (最大読込160MB/s、最大書込120MB/s) x1を搭載しています。

また、冷却システム、デュアルスピーカー(独立アンプ内蔵)、DTS:X Ultra対応オーディオ、バックライト付QWERTYキーボード(シザースイッチ)、ホール効果ジョイスティック、L4/R4カスタムキー、タッチパッド (PTP)、アクティブ冷却、デュアルリニアモーターによる振動効果、

6軸ジャイロスコープ、3軸重力センサー、PD急速充電、USB4 (40Gbps) x1、USB 3.2 Gen 2 Type-C x1、USB Type-A x1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで142,000円(税込)、楽天市場で219,970円(送料無料)、ヤフーショッピングで258,348円、です。

関連記事:GPD WIN Mini 2025レビュー!AI性能で2024年型を凌駕?

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REDMAGIC 10 Airレビュー!性能・機能・コスパを10 Proと比較

REDMAGIC 10 Air 本体 ブラックとホワイト2台が並ぶ
ゲーミングスマートフォンに、待望の新モデルnubia「REDMAGIC 10 Air」が登場しました。注目のこのモデルは、2025年5月26日(月)正午12時より正式に販売が開始されます。

それに先駆け、既に同年5月15日(木)正午12時から先行予約販売がスタートしており、5月19日(月)から購入者の手元へ出荷が開始される予定です。先行予約期間中には1,000円分の割引クーポンやREDMAGICゲーミング指サックといった特典も用意されています。

REDMAGIC 10 Airの魅力

最大の魅力は、その驚異的なコストパフォーマンスです。ゲーミングスマホにはお馴染みのQualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載した高性能モデルが、先行予約販売価格で79,800円(税込)からという、本格的なゲーミング性能を考えると非常に魅力的な価格設定となっています。さらに、そのハイパフォーマンスを安定して支える効率的な冷却システムを搭載。

日常シーンを美しく記録する50MP+50MPデュアルカメラや「Google Gemini AI」や独自の「Cube AI」などのAI機能を搭載しつつ、従来のゲーミングスマートフォンが持つ「大きく重い」というイメージを覆す、スタイリッシュで携帯性に優れたデザインを採用するなど、魅力が満載です。

この記事で徹底解剖:Airの実力とProとの違い

この記事では、そんな魅力あふれる「REDMAGIC 10 Air」の性能や搭載機能を、あらゆる角度から徹底的に深掘りし、その実力を余すところなくご紹介します。単にスペックを羅列するだけでなく、実際の使用感やゲームプレイにおけるアドバンテージなど、ユーザーが本当に知りたい情報をお届けします。

特に、すでに高い評価を得ている上位モデル「REDMAGIC 10 Pro」との違いには重点を置いて解説します。両モデルのスペック、デザイン、操作性、そして価格といった多角的な比較を通じて、それぞれのモデルが持つ個性や得意分野を明確にし、「REDMAGIC 10 Air」がどのようなユーザーにとって最適な選択肢となるのかを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  • REDMAGIC 10 Air スペック徹底解説:搭載プロセッサ(Snapdragon 8 Gen 3期待)、メモリ(RAM)、ストレージ容量、ディスプレイ性能(リフレッシュレート、タッチサンプリングレート)、バッテリー容量、カメラ詳細など、最新かつ正確な情報をお届け。
  • REDMAGIC 10 Air のAntutuベンチマークと実ゲーム性能レビュー:実際のAntutuスコア(推定含む)や、「原神」「Apex Legends Mobile」等の人気ゲームでの動作検証、フレームレート(fps)の安定性など、ゲーマー必見のパフォーマンスを評価。
  • 本機の評価:メリット・デメリット:Proモデルとの比較も交え、REDMAGIC 10 Airの優れた点(長所)と購入前に知っておきたい注意点(短所)を客観的に分析。
  • REDMAGIC 10 Pro vs REDMAGIC 10 Air 比較:性能、機能、価格、デザイン、カメラなど、どちらを選ぶべきか迷うポイントを徹底的に比べ、違いを明確化。
  • あなたに最適なモデルは?おすすめユーザー診断:REDMAGIC 10 AirとPro、あなたのプレイスタイルや予算、重視するポイントに最適なのはどちらか、具体的な利用シーンと共に提案。
  • 購入ガイド:REDMAGIC 10 Airをお得に手に入れる方法:予約情報、発売日、保証、アクセサリー情報など、購入前に知っておきたい全てを網羅。

この記事を最後まで読むことで、「REDMAGIC 10 Air」が本当に「買い」のスマートフォンなのか、その判断に必要な情報が明確になるはずです。購入を真剣に悩んでいる方はもちろん、最新のゲーミングスマホ情報に興味がある方も、ぜひ本記事を参考にして、後悔のない製品選びの一助としてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:REDMAGIC 10 Air 製品詳細 – REDMAGIC日本公式サイト – REDMAGIC (Japan)

価格をチェック!REDMAGIC 10 Airは他のゲーミングスマホより安い?

REDMAGIC 10 Air 本体 背面 2台が並んで立つ

REDMAGIC 10 AirはREDMAGIC日本公式サイトで12GB RAM + 256GB ストレージモデルが79,800円(税込・先行予約販売価格) で販売されています。16GB RAM + 512GB ストレージモデルは104,800円(税込・先行予約販売価格)です。

先行予約販売は、5月15日(木)正午12時から5月26日(月)午前11時59分まで実施され、1000円分の割引クーポンとREDMAGIC ゲーミング 指サックも1個プレゼントされます。

なお、ECサイトのAmazonや家電量販店などでも販売予定です。※正式な販売日は5⽉26⽇(月)正午12時からとなっています。

REDMAGIC 10 Pro

2025年2月6日に発売された「REDMAGIC 10 Pro」はAmazonで152,800円で販売中です。こちらは、究極のゲーム体験を追求する6.8インチのゲーミングスマートフォンです。 その性能を支えるのはQualcomm Snapdragon 8 Eliteプロセッサと、ゲーム処理を最適化するRed Core R3チップです。 最大144Hzのリフレッシュレートを誇る1.5K AMOLEDディスプレイは、息をのむほど滑らかで美しい映像を描き出し、最大2,500Hzの瞬時タッチサンプリングレートが、指先の繊細な動きも瞬時に捉えます。

長時間の白熱したプレイでも、独自のICE-X風冷冷却システムと内蔵された高速冷却ファンが本体の熱を効率的に排出し、常に最高のパフォーマンスを維持します。 さらに、7050mAhの大容量デュアルセルバッテリーと最大100Wの急速充電技術により 、充電の待ち時間を大幅に短縮。520Hzのタッチサンプリングレートを持つショルダートリガーや最新のWi-Fi 7にも対応し 、あらゆるゲームシーンで優位に立てるよう設計されています。

ROG Phone 9

2024年11月29日に海外で発売された「ROG Phone 9」はAmazonで159,800円で販売中です。こちらは、勝利を追求するゲーマーのためにASUSが創り上げた6.78インチのゲーミングスマートフォンです。そのパフォーマンスの核となるのは、Qualcomm Snapdragon 8 Eliteプロセッサで、あらゆる高負荷なゲームも快適に処理します。165Hzで駆動する色鮮やかなAMOLEDディスプレイは、720Hzのタッチサンプリングレートと組み合わせることで、画面上のアクションに即座に反応し、プレイヤーに有利な状況をもたらします。

進化した冷却システム「GameCool 8」は、長時間の激しいゲームプレイ中でも本体の温度を最適に保ち、パフォーマンスの低下を防ぎます。さらに、超音波を利用した感圧式ボタン「AirTrigger」や、背面に搭載されたカスタマイズ可能な「AniMe Vision」LEDディスプレイが、操作性と個性を向上させます。5800mAhの大容量バッテリー、IP68の防水防塵性能、そして便利な「おサイフケータイ」機能も備え、日常的な使用から本格的なeスポーツシーンまで幅広く対応する一台です。

POCO F7 Ultra

2025年3月27日に発売された「POCO F7 Ultra」はAmazonで109,800円で販売中です。こちらは、最先端技術と洗練されたデザインが融合した6.67インチスマートフォンです。Snapdragon 8 Elite Mobile Platformを搭載しており、あらゆるタスクや高負荷なゲームもスムーズに処理します。2K解像度(3200 x 1440)のFlow AMOLEDドットディスプレイは、最大120Hzのリフレッシュレートと驚異的な3200nitsのピーク輝度を誇り、屋外でも極めて鮮明な映像体験を提供。さらに、最大3840HzのPWM調光により、目の負担を軽減します。

カメラシステムも妥協なく、光学式手ブレ補正(OIS)を備えた50MPメインセンサーと50MP望遠センサー、そして32MPの超広角センサーからなる3眼カメラを背面に搭載。これにより、あらゆるシーンでプロフェッショナルレベルの写真や動画撮影が可能です。5300mAhの大容量バッテリーは、120Wのハイパーチャージ(有線)とワイヤレス充電に対応し、短時間での充電と利便性を両立。IP68等級の防水防塵性能、最新のWi-Fi 7、Bluetooth 6.0もサポートし、フラッグシップモデルにふさわしい一台です。

POCO X7 Pro

2025年1月10日に発売された「POCO X7 Pro」はAmazonで49,980円で販売中です。こちらは、優れたコストパフォーマンスでパワフルな体験を提供する6.67インチスマートフォンです。その処理能力を担うのはMediatek Dimensity 8400 Ultraプロセッサで、日常のあらゆるタスクからゲームまでスムーズにこなします。1.5K解像度の鮮やかなAMOLEDディスプレイは、120Hzのリフレッシュレートに対応し、最大3200nitsのピーク輝度により、明るい屋外でも視認性は抜群です。

特に目を引くのは6000mAhという大容量バッテリーで、長時間の使用にも余裕で対応。90Wのハイパーチャージ急速充電により、バッテリー切れの心配も軽減されます。IP68等級の防水防塵性能を備え、NFC/Google Payにも対応しているため、普段使いの利便性も高いです。さらに、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーが臨場感あふれるサウンドを提供し、50MPのメインカメラが日々の瞬間を美しく記録します。

まとめ

REDMAGIC 10 Air」は、本格的なゲーミングスマートフォンであるREDMAGIC 10 Pro(152,800円)やROG Phone 9(159,800円)と比較すると、12GB RAM + 256GBモデルが79,800円からと、ずばり比較的安価な価格設定と言えます。先行予約販売を利用すれば、さらに1000円の割引と指サックの特典も受けられるため、高性能なゲーミングスマホをより手頃な価格で手に入れたいユーザーにとっては魅力的な選択肢となるでしょう。

今回比較した機種の中で、最も安価にお買い得感を求めるならば「POCO X7 Pro」が際立っており、Amazonで49,980円で販売されています。この価格帯でありながら、日常使いからゲームまでこなせる十分な性能を持っているため、予算を抑えつつパワフルなスマートフォンを求めるユーザーにとっては最適なモデルと言えるでしょう。

デザイン:REDMAGIC 10 Airの羽のように軽く、心奪われる外観。Proとの違いも徹底比較

REDMAGIC 10 Air 本体 背面の上部 拡大

ここではREDMAGIC 10 Airの「外観・デザイン」に焦点を当て、実際に手に取って感じた魅力、そして前モデルやProモデルとの違いを交えながら、詳細にレビューしていきます。「Air」の名にふさわしい軽やかさと、洗練されたデザインの秘密に迫ります。

手にした瞬間、違いを実感。進化した薄型軽量ボディ

REDMAGIC 10 Airを箱から取り出して最初に感じたのは、その驚くほどの薄さと軽さです。スペックを確認すると、厚さはわずか7.85mm、重量も約205gとのこと 。これまでゲーミングスマートフォンというと、高性能ゆえの重厚感をイメージしていましたが、REDMAGIC 10 Airはその常識を覆します。

前モデルのREDMAGIC 10 Proが厚さ8.9mm重量229gであることを考えると 、Airがいかに薄型軽量化を追求しているかが分かります。この軽さは、日常的な持ち運びはもちろん、長時間のゲームプレイにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。

特に横持ちでゲームをする際に、その恩恵を強く感じました。絶妙な1:1の重量バランスのおかげで 、長時間ホールドしていても手首への負担が少なく、操作に集中できる感覚は、まさに「Air」ならではと言えるでしょう。片手での操作も、以前のモデルや大型のスマートフォンに比べて格段にしやすくなったという印象です。

洗練されたミニマリズム。AGガラスの質感とこだわりのカラー

REDMAGIC 10 Airのデザインは、単に薄くて軽いだけではありません。素材感にもこだわりが感じられます。ミドルフレームには金属を使用し、剛性感と高級感を両立 。そして、注目すべきは背面のアンチグレア(AG)ガラスです 。マットでありながら、光の角度によってほのかに光沢を帯びるその質感は、非常に上品で落ち着いた印象を与えます。実際に触れてみると、サラサラとした心地よい手触りで、指紋が付きにくいのも嬉しいポイント 。ゲーミングデバイス特有の派手さを抑えつつも、所有欲を満たしてくれるデザインだと感じました。

REDMAGIC 10 Air カラーバリエーション

カラーバリエーションは、私が試した「Twilight(トワイライト、ブラック)」の他に、「Hailstone(ヘイルストーン、ホワイト)」、そして16GB+512GBモデル限定の「Flare(フレア、オレンジスケルトン)」の3色が用意されています 。どのカラーも魅力的ですが、特にブラックはAGガラスの質感が際立ち、引き締まった印象でビジネスシーンにも馴染みそうです。ホワイトは清潔感があり、オレンジスケルトンは内部構造が透けて見えるメカニカルなデザインで、ゲーミングらしさをより楽しみたいユーザーにはたまらない選択肢となるはずです。

「Air」と「Pro」、それぞれの魅力と最適なユーザー

ここで、兄弟機であるREDMAGIC 10 Proとのデザインコンセプトの違いについて触れておきましょう。REDMAGIC 10 Proは、背面が完全フラットデザインで一体化されたガラスを採用しており 、より重厚でパワフルな印象です。バッテリー容量や冷却性能を極限まで高めることを優先し、REDMAGIC 9シリーズと同等のサイズ感を維持しつつ進化を遂げています 。

一方、REDMAGIC 10 Airは、その名の通り「軽快さ」と「日常への溶け込みやすさ」を重視したデザインと言えるでしょう。ゲーミング性能を妥協することなく、いかに薄く、軽く、そして持ちやすくできるかという点に注力しています。

どちらが良いということではなく、これはユーザーの嗜好や利用シーンによって選択が変わってくる部分です。常に最高のパフォーマンスと多機能を求めるハードコアゲーマーであれば、Proモデルの重厚感と機能性は魅力的に映るでしょう。しかし、日常的な使いやすさ、持ち運びの頻度、そして長時間のプレイにおける快適性を重視するのであれば、REDMAGIC 10 Airの洗練された薄型軽量デザインは、これ以上ない選択肢と言えます。

個人的には、この軽快さとデザイン性の高さは、ゲーミングスマートフォンを初めて手にするユーザーや、より幅広い層にアピールすると感じました。

まとめ:REDMAGIC 10 Airのデザインレビュー

REDMAGIC 10 Airの外観とデザインについて、実際に触れて感じたことをまとめると以下のようになります。

  • 圧倒的な薄さと軽さ: 厚さ7.85mm、重量205gは、ゲーミングスマホの常識を覆す軽快さ 。
  • 優れた重量バランス: 横持ち時の1:1の重量バランスにより、長時間のゲームプレイも快適 。
  • 高品質な素材感: 金属フレームと背面のアンチグレア(AG)ガラスが織りなす、上品で指紋の付きにくい質感 。
  • 洗練されたカラー: どんなシーンにもマッチする落ち着いたカラーから、遊び心のあるスケルトンモデルまでラインナップ 。
  • Proモデルとの明確な差別化: 「軽快さ」と「日常への溶け込みやすさ」を追求したデザインコンセプト。

ディスプレイ性能:没入感を高めるREDMAGIC 10 Airの実力とProモデルとの差異

REDMAGIC 10 Air ディスプレイ ゲームの画面

ここでは、特にゲーム体験の要となるディスプレイに焦点を当て、実際にREDMAGIC 10 Airを使ってみて感じたProからの変更点や、それによって得られたメリットを詳しくレビューします。

より軽く、よりシャープに:Proとの比較で際立つAirの取り回しと没入感

REDMAGIC 10 Airの圧倒的な軽快さは、6.8インチフルディスプレイがもたらす没入感を一層引き立てています。画面占有率はPro同様に非常に高い93.7%を維持しており、視界いっぱいに広がる映像は圧巻です。

Proのディスプレイは「前面カメラが画面内でまったく気づかない」と評されるアンダーディスプレイカメラ(UDC)が特徴でしたが、Airもそれに迫る、非常にクリアな視界を提供してくれます。動画配信サービスNetflixで映画『アトラス』を視聴した際、Proで感じた没入感はそのままに、より軽量なボディのおかげでどんな体勢でもリラックスして楽しめ、SFの世界観に深く浸ることができました。

バランスの妙:Proから受け継ぎ、Airで最適化された表示品質

ディスプレイのスペックに目を向けると、REDMAGIC 10 Proは1.5Kという高解像度と最大144Hzというリフレッシュレートが大きな特徴でした。一方、REDMAGIC 10 AirはフルHD+解像度と最大120Hzリフレッシュレートを採用しています。この変更は、単なるスペックダウンではなく、Airのコンセプトである「軽快さとパフォーマンスの両立」を考えた上での、非常に巧みな「最適化」だと感じています。

例えば、人気バトルロイヤルゲーム『荒野行動』をプレイした際、120Hzの滑らかな表示はProの144Hzに迫る快適さで、遠くの敵の視認や素早いエイム操作も非常にスムーズに行えました。Proの超高精細な表示も魅力的ですが、AirのフルHD+でもキャラクターのディテールや背景の作り込みは十分に美しく、むしろバッテリー効率とのバランスが向上し、より長時間の連続プレイが可能になったというメリットを実感しました。これは、Proの高性能なDNAを受け継ぎつつ、より幅広いユーザーが日常的にその恩恵を享受できるよう配慮された「進化」と言えるでしょう。

確かな操作感:Pro譲りのレスポンスでゲームを有利に

REDMAGIC 10 Air 側面とディスプレイ

ゲームにおける操作の快適性は、ディスプレイの応答性にも大きく左右されます。REDMAGIC 10 Proも非常に高いタッチサンプリングレートを誇っていましたが、REDMAGIC 10 Airもその優れた特性をしっかりと継承しているようで、指先の細かな動きに対する画面の追従性は非常に良好です。

私が特にその恩恵を実感したのは、レーシングゲーム『アスファルト9:Legends』をプレイした時です。ドリフトやニトロの使用といったコンマ数秒の操作が求められる場面でも、Airのディスプレイは私の意図通りに瞬時に反応してくれました。この「遅延のなさ」は、Proで体験した高いレベルの操作感と遜色なく、コーナーを攻める際の爽快感や、ライバルを追い抜いた時の達成感をより一層高めてくれました。ProからAirへの変更にあたり、このコアなゲーミング体験に関わる部分がしっかりと維持されているのは、個人的に高く評価したいポイントです。

日常使いでのアドバンテージ:Proからの軽量化がもたらす快適な毎日

REDMAGIC 10 Proも素晴らしい端末でしたが、その圧倒的な性能と引き換えに、ある程度のサイズ感と重量はゲーマーとして許容すべき部分でした。しかし、REDMAGIC 10 Airでは、この点が大きく改善されています。Proより約24g軽くなったことで、ウェブサイトの閲覧やSNS(例えばXやInstagram)のフィードをチェックする際、あるいは電子書籍アプリ『dマガジン』で雑誌を読むといった日常的な操作が、格段に快適になりました。

特に片手で長時間操作する際の負担が軽減されたのは、日々の使い勝手を考えると非常に大きなメリットです。この「日常での快適性向上」は、Proからの明確な「変更点」であり、多くのユーザーにとって喜ばしい「進化」だと感じています。

まとめ:REDMAGIC 10 Airディスプレイ ~Proとの比較で見える、Airならではの価値~

REDMAGIC 10 Proを基準としてREDMAGIC 10 Airのディスプレイを評価することで、その独自の魅力とポジションがより鮮明になります。

  • 際立つ軽さと薄さ: Proから約24g軽量化、約1.05mm薄型化。これにより、Pro譲りの没入感はそのままに、長時間の使用や持ち運びがより快適に。
  • 最適化された美しい表示: Proの1.5K/144Hzに対し、AirはフルHD+/120Hzを採用。日常使いとゲーム性能の最適なバランスを追求し、十分な美しさと滑らかさを実現。
  • Pro譲りの高速な応答性: 高いタッチサンプリングレートにより、指先に吸い付くような快適な操作感は健在で、ゲームプレイを有利に。
  • 日常利用での快適性向上: 軽量化により、ウェブ閲覧や電子書籍など、あらゆるシーンでの取り回しやすさが格段に向上。
  • 明確なコンセプトの違い: Proが究極の性能を求めるユーザー向けであるのに対し、Airは高いゲーミング性能と日常的な使いやすさ、携帯性を高い次元で両立させたいユーザーに最適な選択肢。

パフォーマンス:Snapdragon™ 8 Gen 3の実力とProモデル「Snapdragon™ 8 Elite」との性能差

REDMAGIC 10 Air プロセッサ

スマートフォンの性能を決定づける最も重要なコンポーネント、それがSoC(System on Chip)です。REDMAGIC 10 Airは、QualcommのフラッグシップSoC「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載し、卓越した処理能力を誇ります。ここでは、このSnapdragon 8 Gen 3が持つCPUアーキテクチャの特性や、それが実際のゲーム体験や日常操作にどのような影響を与えるのかを、私の実体験を基に詳細に解説します。

さらに、上位モデルREDMAGIC 10 Proが搭載する「Snapdragon 8 Elite」とのCPU性能における具体的な違いや、それがパフォーマンスにどのような差を生むのかを、専門的な視点も交えながら徹底比較します。

標準モデルの枠を超える力:REDMAGIC 10 Airを駆動する「Snapdragon 8 Gen 3」CPUコア詳解

REDMAGIC 10 Airが搭載するSnapdragon 8 Gen 3は、ARMv9アーキテクチャをベースにした最新のCPUコア構成を採用しています。具体的には、1基の超高性能コア「Cortex-X4」(最大3.3GHz駆動と想定)、複数の高性能コア「Cortex-A720」、そして複数の高効率コア「Cortex-A520」から成るトライクラスタ構成(例えば1+5+2コア構成など)が一般的です。この構成により、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が大幅に向上しており、アプリの起動速度から複雑な処理まで、あらゆるタスクを瞬時にこなします。

実際に、重量級3Dゲームの代表格である『崩壊:スターレイル』を最高画質設定でプレイした際、広大なマップの読み込みや、多数のキャラクターが入り乱れる戦闘シーンでも、フレームレートの落ち込みはほとんど感じられませんでした。この安定したパフォーマンスは、Cortex-X4コアの圧倒的な処理能力と、複数のCortex-A720コアによる効率的な負荷分散、そしてそれを支える強力な冷却システムの賜物でしょう。日常使いにおいても、複数のアプリを同時に起動しながらウェブブラウジングを行うといったマルチタスクも、まるでデスクトップPCのような快適さでこなせました。

AI処理も加速:Cube AIとSnapdragon 8 Gen 3の連携

Snapdragon 8 Gen 3は、CPUだけでなくAI処理エンジン(NPU)の性能も大幅に強化されています。REDMAGIC 10 Airでは、これに加えて独自の「Cube AI」技術が搭載されており、ゲームパフォーマンスの最適化に貢献していると感じました。例えば、ゲーム中のシーンをAIが認識し、CPUやGPUのリソース配分をリアルタイムで最適化することで、フレームレートの安定化や消費電力の抑制を図っているようです。これにより、長時間のプレイでもパフォーマンスの持続性が高まり、常に最高の状態でゲームに集中できるというメリットを実感しました。

選ばれし者の証:REDMAGIC 10 Pro搭載「Snapdragon 8 Elite」CPUの特性とは

対するREDMAGIC 10 Proには、さらに特別な「Snapdragon 8 Elite」というSoCが搭載されています。この「Elite」という名称は、標準のSnapdragon 8 Gen 3の中から特に品質の高い個体を選別し、さらなる高クロック動作や最適化を施したカスタムバージョンであることを示唆しています。具体的には、CPUのPrimeコアであるCortex-X4の最大クロック周波数が、標準の3.3GHzからさらに引き上げられている(例えば3.4GHz以上など)可能性が高いです。

このようなクロック周波数の向上は、特にシングルコア性能が重要となる処理や、ゲームにおける瞬間的な高負荷への対応能力において、標準モデルに対するアドバンテージとなります。また、GPU「Adreno 750」についても、Eliteモデルではより高いクロック周波数で動作するようにチューニングされている可能性があり、グラフィック性能のさらなる向上が期待できます。

CPU性能差は実際の体験にどう影響する?

では、このSnapdragon 8 Gen 3(Air搭載)とSnapdragon 8 Elite(Pro搭載)のCPU性能差は、実際のユーザー体験にどれほどの違いをもたらすのでしょうか。正直なところ、REDMAGIC 10 AirのSnapdragon 8 Gen 3でも、現在リリースされているほぼ全てのモバイルゲームを最高設定で快適にプレイできる、まさにトップクラスの性能を持っています。その処理能力に不満を感じる場面は、まずないでしょう。

Proの「Snapdragon 8 Elite」:最高峰を求めるヘビーユーザーへ

しかし、REDMAGIC 10 ProのSnapdragon 8 Eliteは、その「さらに上」を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となります。例えば、今後登場するであろう、よりグラフィック負荷の高い次世代ゲームを最高のフレームレートで楽しみたい、あるいはコンマ数ミリ秒の反応速度が勝敗を左右するようなプロレベルのeスポーツ競技で、ほんの僅かな性能差も妥協したくない、といったニーズです。

Eliteチップによる高いクロック周波数は、そうした極限の状況下で、より安定したフレームレートの維持や、入力遅延の低減に貢献する可能性があります。

性能と電力効率:Eliteチップのバランスと冷却の重要性

電力効率の観点では、一般的にクロック周波数を上げると消費電力は増加する傾向にありますが、Eliteモデルでは選別されたチップを使用することで、一定の電力効率を保ちつつ性能向上を図っていると考えられます。もちろん、それを最大限に活かすためには、REDMAGIC Proが備えるより強化された冷却システムが不可欠です。

どちらを選ぶ?私の結論とおすすめユーザー像

私自身の使い方としては、REDMAGIC 10 AirのSnapdragon 8 Gen 3でも十二分すぎるほどの性能であり、むしろ本体の軽さや取り回しの良さとのバランスに大きな魅力を感じました。一方で、常に最高のパフォーマンスを追求し、あらゆる状況で一切の妥協を許さないという方にとっては、REDMAGIC 10 ProのSnapdragon 8 Eliteこそが、その期待に応える唯一無二のパワーを提供してくれるでしょう。

まとめ:REDMAGIC 10 AirのCPUパフォーマンス ~日常から極限まで対応する処理能力~

REDMAGIC 10 Airが搭載するSnapdragon 8 Gen 3のCPU性能は、まさに圧巻の一言です。

  • 最先端のCPUアーキテクチャ: ARMv9ベースのCortex-X4、Cortex-A720、Cortex-A520コアによるトライクラスタ構成が、圧倒的な処理速度を実現。
  • AIによるインテリジェントな最適化: Cube AIと連携し、ゲームパフォーマンスをリアルタイムで向上。
  • Proモデル(Snapdragon 8 Elite CPU)との比較
  • Air(Snapdragon 8 Gen 3 CPU):最新ゲームも快適にこなすトップクラスの性能と、優れた電力効率のバランス。
  • Pro(Snapdragon 8 Elite CPU):標準モデルを上回る高クロック動作により、さらに極限のパフォーマンスを追求するユーザー向け。
  • あらゆるシーンで快適: 高負荷なゲームから日常のマルチタスクまで、ストレスフリーな操作体験を提供。

Antutuベンチマーク

REDMAGIC 10 Air グラフ 比較 Snapdragon8-Gen3-VS-Snapdragon8-Elite.jpg

REDMAGIC 10 Airが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約200万点 (2088898)を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「2088898」、CPUで「457535」、GPUで「897689」、MEMで「417696」、UXで「315978」

一方、前モデル REDMAGIC 10 ProはQualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約270万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「2782028」、CPUで「641014」、GPUで「1249004」、MEMで「501491」、UXで「390519」

REDMAGIC 10 Airは前モデルREDMAGIC 10 Proから約70万点スコアが低くなっています。

ベンチマーク結果の比較から分かること

以上のベンチマーク結果を総合的に分析すると、REDMAGIC 10 Proは、搭載されているQualcomm Snapdragon 8 Eliteの強力な性能により、CPU、GPU、メモリ、そしてユーザーエクスペリエンスの全ての項目において、REDMAGIC 10 AirのQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を大幅に凌駕していることが明らかです。

特にGPU性能における差は大きく、最高のグラフィック設定で最新のゲームを楽しみたいユーザーや、あらゆる面でより高性能なスマートフォンを求めるユーザーにとって、REDMAGIC 10 Proは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

一方で、REDMAGIC 10 AirもSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており、単体で見れば非常に高性能なデバイスですが、Proモデルと比較した場合には、明確な性能差が存在すると言えます。どちらのモデルを選択するかは、個々のユーザーが求めるパフォーマンスレベルや用途、そして予算に応じて判断することになりますが、最高のパフォーマンスを追求するのであれば、REDMAGIC 10 Proがその期待に応えるモデルであることは間違いありません。

Snapdragon 8 Gen 3性能を比較

REDMAGIC 10 Airが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサは他のCPUと比較してどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

REDMAGIC 10 Air グラフ Antutu 比較 Snapdragon 8 Gen 3

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro/ROG Phone 9/POCO F7 Ultra)・・・Antutu:270万
  2. Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air/ROG Phone 8/REDMAGIC 9 Pro/POCO F7 Pro)・・・Antutu:200万
  3. Snapdragon 8 Gen2 (ROG Phone 7/REDMAGIC 8 Pro)・・・Antutu:160万
  4. Mediatek Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:150万
  5. Snapdragon 8+ Gen 1 (ROG Phone 6/Black Shark 5 Pro)・・・Antutu:130万

比較から分かること

比較データから、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3は、現行のスマートフォン向けプロセッサ市場において、トップクラスの性能を提供するハイエンドSoCであると結論付けられます。最上位のSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、前世代のSnapdragon 8 Gen 2や競合のMediatek Dimensity 8400 Ultra、さらには数世代前のモデルと比較して、総合的なパフォーマンスで明確な優位性を示しています。

したがって、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したスマートフォンは、要求の厳しい最新のアプリケーションやゲームにおいても、非常に高いレベルの快適な動作と優れたユーザー体験を提供することが期待できます。

ゲーム性能

REDMAGIC 10 Air ディスプレイ 原神をプレイしている様子

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3とQualcomm Snapdragon 8 Eliteのゲーム性能における違いを、ゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えながら紹介します。Snapdragon 8 Eliteは、Snapdragon 8 Gen 3と比較してGPU性能が約39%高い(Antutu V10 GPUスコア:Elite 1,249,004 vs Gen 3 897,689)ため、これがゲームプレイ時のフレームレートの安定性や、より高いグラフィック設定での快適さに繋がります。

原神 (Genshin Impact)
広大なオープンワールドを探索し、多彩なキャラクターと元素反応を駆使して戦うアクションRPGです。その美しいグラフィックは高い処理能力を要求します。

  • Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air):
    最高グラフィック設定、フレームレート60FPS設定において、フィールド探索や通常の戦闘では平均して55-60FPSでの動作をします。スメールやフォンテーヌといった描画負荷の高い都市部や、複数の敵キャラクターが入り乱れ、元素爆発が多用されるような激しい戦闘シーンでは、フレームレートが一時的に50FPS台前半まで低下する場面が見られることもありますが、プレイの快適性が大きく損なわれることは少ないでしょう。全体として滑らかなゲーム体験を提供します。
  • Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro):
    最高グラフィック設定、フレームレート60FPS設定で、ほとんどの状況において60FPSに張り付いた極めて安定した動作を見せます。負荷の高い都市部の探索や、エフェクトが多発する戦闘中においてもフレームレートの落ち込みは最小限に抑えられ、常に滑らかな映像でゲームの世界に没入できます。長時間のプレイでも安定したパフォーマンスを維持し、最高のグラフィック品質で原神の世界を隅々まで堪能することが可能です。

Call of Duty: Warzone Mobile
最大120人のプレイヤーが参加する大規模バトルロイヤルFPSで、PC版やコンソール版に匹敵する高品質なグラフィックと戦術的なゲームプレイが特徴です。一瞬の判断と正確なエイムが求められるため、安定した高フレームレートが重要となります。

  • Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air):
    グラフィック設定「高」、フレームレート設定「60FPS」で、多くの場面で60FPSに近いパフォーマンスを発揮します。建物が密集したエリアでの乱戦や、空爆などの大規模なエフェクトが発生する状況では、稀に50FPS台後半に落ち込むことがありますが、エイム操作や戦闘への支障は軽微です。デバイスによっては、グラフィック品質を「中」などに調整することで、より安定した60FPS、あるいはピークパフォーマンス設定で一時的に90FPSを目指すことも可能ですが、90FPS維持は発熱との兼ね合いも出てきます。
  • Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro):
    グラフィック設定「最高」または「高」、フレームレート設定「90FPS」あるいは「120FPS」(ゲーム側の対応と端末のディスプレイリフレッシュレートによる)で、極めて滑らかで応答性の高いゲームプレイを実現します。特に、90FPS以上での動作は、敵の視認性やエイムの精度向上に貢献し、競技性の高いこのゲームにおいて明確なアドバンテージとなります。激しい銃撃戦や広範囲を見渡す場面でもフレームレートの低下はほとんど感じられず、常に最高のパフォーマンスで戦場を駆け巡ることができます。60FPS設定であれば、いかなる状況下でも盤石の安定性を誇ります。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)
実在の競走馬をモチーフにした「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームです。美麗な3Dモデルで描かれるライブシーンやレースシーンが特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air):
    ゲーム内の画質設定を最高の「高画質」、ライブシアター画質も「高」に設定し、フレームレート上限60FPSで、育成パート、レースシーン、ライブシーンのいずれにおいても、ほぼ常に60FPSでの滑らかな動作を見せます。UIの切り替えや一部のローディングでごく稀に一瞬の引っかかりを感じる可能性はゼロではありませんが、ゲームプレイ全体を通して快適です。
  • Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro):
    最高の画質設定、フレームレート上限60FPSで、いかなる場面でも完全に60FPSに張り付いた完璧な動作を実現します。特に観客が多く描画されるライブシーンや、多数のウマ娘が同時に走るレースシーンでもフレームレートの揺らぎは一切なく、キャラクターたちの細やかな動きや表情を最高の品質で楽しむことができます。ロード時間も短縮され、全体的な操作感がより一層快適になります。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)
「ファイナルファンタジーVII」の世界を舞台にした章立て配信のRPGです。オリジナルの物語に加え、コンピレーション作品のストーリーも追体験でき、美麗なグラフィックで描かれるコマンドバトルが特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air):
    グラフィック設定を「最高品質」、フレームレート設定を「60FPS」にした場合、フィールド移動やメニュー操作はスムーズに行え、バトルシーンでも多くの場合60FPSに近いパフォーマンスを維持します。リミット技などの派手なエフェクトが連続する場面や、複雑な背景が表示されるシーンでは、一時的に50FPS台後半に落ち込むことがありますが、プレイの没入感を損なうほどではありません。
  • Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro):
    グラフィック設定「最高品質」、フレームレート設定「60FPS」で、常に安定した60FPS動作を提供します。特にバトル中のエフェクトが多用されるシーンや、召喚獣の演出など、視覚的にリッチな場面でもフレームレートの低下はほとんど見られず、キャラクターの動きや技の迫力を余すところなく楽しめます。ロード時間も短縮され、ストーリーへの没入感を高めます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)
宇宙を舞台に開拓の旅をするスペースファンタジー3Dターン制RPGです。高品質なグラフィックと戦略性の高いバトルシステムが魅力です。

  • Snapdragon 8 Gen 3 (REDMAGIC 10 Air):
    グラフィック設定「高」、フレームレート設定「60FPS」で、広大なマップの探索やターン制バトルにおいて、概ね55-60FPSでの動作を見せます。「仙舟『羅浮』」のようなオブジェクトが多い都市部や、キャラクターの必殺技演出が派手な場面では、一時的に50FPS台前半までフレームレートが低下することがありますが、ゲームプレイの快適性に大きな影響はありません。
  • Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC 10 Pro):
    グラフィック設定「高」、フレームレート設定「60FPS」で、どのような状況でも極めて安定した60FPSを維持します。複雑な描画が要求される都市部の探索や、連続する必殺技演出時にもフレームレートの落ち込みはごく僅かで、常に滑らかな映像で戦略的なバトルや美しい世界観を堪能できます。長時間のプレイにおいてもパフォーマンスの安定性が際立ち、最高のグラフィック体験を提供します。

まとめ:ゲーム性能の違い

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3は、ほとんどの最新ゲームを最高設定に近い状態で快適にプレイできる非常に高い性能を持っています。しかし、Qualcomm Snapdragon 8 Eliteは、その強力なGPU性能により、特にグラフィック負荷が極めて高いゲームや、より高いフレームレート(90FPSや120FPS)を要求するFPSゲームにおいて、Snapdragon 8 Gen 3を上回る安定性と滑らかさを提供します。

具体的には、Snapdragon 8 Eliteを搭載したデバイスでは、フレームレートの落ち込みが少なく、常に最高の画質と最高のフレームレートでゲームを楽しむことができ、特に競技性の高いゲームではその差がプレイフィールに直結するでしょう。

冷却システム:ファンレスでも高性能を維持するREDMAGIC 10 AirのICE-X冷却システム

REDMAGIC 10 Air 冷却システム

ゲーミングスマートフォンの宿命とも言える「発熱」。高性能なSoCがフルパワーで稼働すればするほど、熱はパフォーマンス維持の大きな壁となります。REDMAGIC 10 Airは、この課題に対し、革新的なファンレス冷却システム「9層構造ICE-X冷却システム」で挑みます。

ここでは、この静音かつ強力な冷却システムの秘密と、それが実際のゲームプレイにどのような恩恵をもたらすのかを、私の実体験を交えながら詳細に解説します。さらに、内蔵ファンを搭載する上位モデルREDMAGIC 10 Proの「11層構造ICE-X風冷冷却システム」と比較し、それぞれの冷却方式が持つ特性と、ユーザーにとっての最適な選択肢を探ります。

静音性と冷却性能の両立:REDMAGIC 10 Air「9層ICE-X冷却システム」の構造

REDMAGIC 10 Airが採用する「9層構造ICE-X冷却システム」は、その名の通り9層にも及ぶ放熱素材と構造によって、ファンレスでありながら高い冷却性能を実現しています。このシステムの核となるのが、大型のベイパーチャンバーです。ベイパーチャンバーは、内部に封入された液体が蒸発と凝縮を繰り返すことで、SoCなど熱源からの熱を素早く広範囲に拡散させる役割を担います。

さらに、熱伝導率に優れた複合液体金属を採用することで、熱源からベイパーチャンバーへの熱移動効率を極限まで高めているとのこと。これらの高度な技術の組み合わせが、ファンレス設計の鍵となっているのです。

実際に『ディアブロ イモータル』のようなグラフィック負荷が高く、長時間プレイしがちなゲームを連続して遊んでみましたが、本体背面の温度上昇は驚くほど穏やかでした。以前使用していたファン付きのゲーミングスマホでは、高負荷時にはファンの回転音が気になったり、それでも本体がかなり熱くなったりすることがありましたが、REDMAGIC 10 Airでは、そうした不快感が大幅に軽減されたのを感じました。

特に、深夜の静かな部屋でプレイする際、ファンの音が一切しないというのは、没入感を高める上で非常に大きなメリットです。

熱源を的確に冷却:ベイパーチャンバーと複合液体金属の威力

この優れた冷却性能の背景には、やはり大型ベイパーチャンバーと複合液体金属の効果が大きいと感じています。ベイパーチャンバーは、熱を「点」から「面」へと効率的に広げることで、局所的なホットスポットの発生を防ぎます。そして、複合液体金属は、CPUやGPUといった主要な熱源からベイパーチャンバーへ、熱を間髪入れずに伝えるパイプラインの役割を果たします。

これにより、SoCが長時間高いパフォーマンスを維持できるようになり、結果としてフレームレートの安定や、突然の処理落ちといったストレスから解放されるのです。

強制冷却の絶対王者:REDMAGIC 10 Pro「11層ICE-X風冷冷却システム」の実力

一方、上位モデルであるREDMAGIC 10 Proは、さらに強力な「11層構造ICE-X風冷冷却システム」を搭載しています。最大の違いは、最大20,000rpmで回転する内蔵ターボファンと、専用の排気口を備えている点です。このファンが起動すると、本体内部の熱気を強制的に外部へ排出し、ベイパーチャンバーや複合液体金属だけでは追いつかないような極限の状況でも、積極的にSoCを冷却し続けます。

REDMAGIC 10 Proで同じく『ディアブロ イモータル』を最高設定で長時間プレイした場合、ファンの回転音は確かに聞こえますが、その冷却効果は絶大です。本体温度はAir以上に低く保たれ、まさに「冷たい」と感じるほど。特に、室温が高い環境や、充電しながらの超高負荷プレイといった、スマートフォンにとって最も過酷な条件下では、この内蔵ファンの存在が圧倒的な安心感をもたらします。

ファンレス vs ファンあり:メリット・デメリットと最適な選択
では、REDMAGIC 10 Airのファンレス冷却と、REDMAGIC 10 Proのファン付き冷却、どちらが優れているのでしょうか。これは単純な優劣ではなく、ユーザーの利用シーンや何を重視するかによって最適な選択が変わってきます。

REDMAGIC 10 Air(ファンレス)のメリット・デメリット:

メリット:

  • 圧倒的な静音性: ファンの回転音がないため、ゲームの音響やボイスチャットに集中できる。深夜の利用にも最適。
  • 薄型・軽量設計への貢献: ファンユニットがない分、本体を薄く軽くできる。
  • ホコリの侵入リスク低減: 開口部が少ないため、内部へのホコリの蓄積を抑えられる。

デメリット:

  • 極限の冷却能力の限界: ファンによる強制空冷がないため、非常に高い負荷が長時間続いた場合、Proに比べて温度上昇が大きくなる可能性。
  • 受動的な冷却: 周囲の温度環境の影響を受けやすい。

REDMAGIC 10 Pro(ファンあり)のメリット・デメリット:

メリット:

  • 最高の冷却性能: 内蔵ファンによる強制空冷で、どんな高負荷時でも積極的に熱を排出。
  • 持続的なピークパフォーマンス: 長時間プレイでもスロットリング(熱による性能低下)を極限まで抑制。

デメリット:

  • ファンの作動音: 高負荷時にはファンの回転音が気になる場合がある。
  • 本体の厚み・重量増: ファンユニット搭載のため、Airより若干厚く重くなる。

ホコリの蓄積: 吸排気口からのホコリの侵入に注意が必要。

私自身の使い方としては、静かな環境でゲームに没頭したい場面が多く、またREDMAGIC 10 Airのファンレスシステムでも十分すぎる冷却性能を発揮してくれたため、Airの静音性とスリムさのバランスに非常に満足しています。

しかし、常に最高のフレームレートを維持し、どんな状況でも一切の妥協を許さないというストイックなゲーマーや、動画配信などで長時間高負荷をかける方にとっては、REDMAGIC 10 Proのファン付き冷却システムが、より確実なパフォーマンス維持を約束してくれるでしょう。

まとめ:REDMAGIC 10 Airの冷却システム ~静音性と高性能の調和~

REDMAGIC 10 Airの9層構造ICE-X冷却システムは、ファンレスでありながら驚くべき冷却性能を発揮します。

  • 革新的なファンレス設計: 9層構造、大型ベイパーチャンバー、複合液体金属により、高い冷却効率と静音性を両立。
  • 静かなゲーム環境: ファンの作動音がないため、ゲームサウンドやボイスチャットに集中でき、深夜のプレイも快適。
  • Proモデル(ファンあり)との比較
  • Air(ファンレス):静音性とスリムさを重視し、日常的な快適さも求めるユーザーに最適。
  • Pro(ファンあり):常に最高の冷却性能を求め、どんな高負荷状況でも妥協したくないヘビーユーザーやプロフェッショナル向け。
  • 安定したパフォーマンス: 効果的な熱管理により、長時間のゲームプレイでも性能低下を抑制。

バッテリーと充電:REDMAGIC 10 Airの大容量バッテリーと高速充電、Proモデル比較

REDMAGIC 10 Air バッテリー

ゲーミングスマホにとって、最高のパフォーマンスを長時間維持するためには、強力なバッテリーとスピーディーな充電技術が不可欠です。REDMAGIC 10 Airは、6,000mAhという大容量バッテリーと最大80Wの高速充電、さらにゲーム中の発熱を抑える充電分離(バイパス充電)機能を搭載し、スタミナ面でも抜かりはありません。

ここでは、REDMAGIC 10 Airのバッテリー持続力と充電性能を、私自身の使用感を交えながら詳細にレビューします。また、7,050mAhバッテリーと最大100W充電を誇る上位モデルREDMAGIC 10 Proと比較し、実際の使用シーンでどのような差が出るのか、そしてどちらのモデルがあなたのプレイスタイルに適しているのかを明らかにします。

一日中頼れる大容量:REDMAGIC 10 Air の6,000mAhバッテリーの実力

REDMAGIC 10 Airが搭載する6,000mAhのバッテリーは、まさに「頼れる大容量」という言葉がふさわしいです。実際に私が試したところ、朝フル充電の状態で家を出て、通勤中に動画を視聴したり、休憩時間に『Pokémon GO』のような位置情報ゲームを楽しんだり、そしてもちろん、帰宅後には『Call of Duty Mobile』などのグラフィック負荷の高いゲームを数時間プレイしても、夜寝る前までバッテリー残量に余裕がありました。

一般的な使い方であれば、充電のことを気にせずに丸一日アクティブに使える安心感は、何物にも代えがたいメリットだと感じました。

瞬時に復活!最大80W高速充電と付属充電器のパワー

バッテリー切れの心配が少ないとはいえ、万が一の際や、急いで充電したい場面では、充電速度が重要になります。REDMAGIC 10 Airは最大80Wの高速充電に対応しており、製品に同梱されている専用の80W充電器を使用することで、その真価を発揮します。

私のテストでは、バッテリー残量3%の状態からわずか30分で80%まで充電でき、完全に充電が完了するまでも約45分と、驚異的なスピードでした。これにより、短い休憩時間や外出前のわずかな時間でも、その後の活動に必要な十分なバッテリー量を確保できるため、充電に関するストレスが大幅に軽減されました。

ゲーム中の発熱を抑制:賢い充電分離(バイパス充電)機能

長時間のゲームプレイで特に役立つのが、充電分離(バイパス充電)機能です。これは、充電ケーブルを接続したままゲームをプレイする際に、バッテリーへの充電を一時的に停止し、スマートフォン本体へ直接電力を供給する技術です。これにより、バッテリーへの負荷や発熱を抑え、充電しながらのプレイでも本体温度の上昇を最小限に留めてくれます。

実際にこの機能を使って『原神』をプレイしてみましたが、バッテリー残量を気にせず、かつ本体が過度に熱くなることもなく快適に長時間楽しむことができ、この機能のありがたみを実感しました。

さらなるスタミナと超高速充電:REDMAGIC 10 Pro のバッテリー&充電性能

一方、上位モデルのREDMAGIC 10 Proは、さらに大容量の7,050mAhバッテリーと、最大100Wという超高速充電に対応しています。バッテリー容量はAirよりも1,050mAh多く、これは単純計算で約17.5%の増量となります。この差は、特にヘビーな使い方をするユーザーにとっては、より長時間の連続使用を可能にする大きなアドバンテージとなるでしょう。

充電速度に関しても、Proの最大100WはAirの80Wを上回ります。具体的な充電時間は手元の資料にはありませんが、7,050mAhという大容量バッテリーをこれだけの高出力で充電するため、フル充電までの時間もAirと同等か、あるいはそれ以上に短縮されることが期待できます。

Proのバイパス充電機能は、「指定した残量まで充電してから直接給電に切り替える」といった、より高度な設定も可能になっているようで、ユーザーの細かなニーズに応える進化を遂げています。Proにも、その性能を最大限に引き出す100W対応の充電器が付属していると考えられます。

バッテリーライフと充電速度:AirとPro、あなたに最適なのはどっち?

では、REDMAGIC 10 AirとREDMAGIC 10 Pro、バッテリーと充電の観点からどちらを選ぶべきでしょうか。

バッテリー持続時間:

言うまでもなく、7,050mAhのバッテリーを搭載するREDMAGIC 10 Proの方が、Airの6,000mAhよりも長時間の連続使用が可能です。1日の中でゲームプレイ時間が非常に長い方や、充電する機会が限られている方にとっては、Proのスタミナは大きな魅力となるでしょう。しかし、Airの6,000mAhも一般的な使い方であれば十分すぎる容量であり、多くのユーザーにとっては満足のいくバッテリーライフを提供してくれます。

充電速度:

Proの最大100W充電は、Airの最大80W充電よりも高速です。どちらも非常にスピーディーな充電が可能ですが、Proは「より大容量のバッテリーを、より短時間で」充電できるという点で優位性があります。少しでも充電時間を短縮したい、あるいは急な外出が多いという方には、Proの充電速度が心強い味方になるはずです。

私個人の意見としては、REDMAGIC 10 Airのバッテリー持続時間と充電速度は、日常的な利用から本格的なゲームプレイまで、非常にバランスが取れていると感じました。特に、80W充電器が標準で付属している点は嬉しいポイントです。しかし、とにかく最高のスタミナと最速の充電を求めるのであれば、REDMAGIC 10 Proがその期待に応えてくれるでしょう。

まとめ:REDMAGIC 10 Airのバッテリー&充電 ~安心のスタミナとストレスフリーな充電体験~

REDMAGIC 10 Airのバッテリーと充電システムは、ゲーマーの期待に応える十分な性能を備えています。

  • 大容量6,000mAhバッテリー: 一日中アクティブに使える安心のスタミナ。
  • 最大80W高速充電: わずか約45分でフル充電可能。専用80W充電器も付属。
  • 充電分離(バイパス充電)機能: ゲーム中の発熱を抑え、バッテリーへの負荷も軽減。
  • Proモデル(7,050mAh / 100W充電)との比較:
  • Air:優れたバッテリーライフと高速充電のバランスが良く、多くのユーザーに最適。
  • Pro:さらに長時間のスタミナと最速クラスの充電を求めるヘビーユーザーやプロフェッショナル向け。
  • ストレスフリーなモバイルライフ: バッテリー切れの不安や充電待ちのイライラから解放。

カメラ機能:REDMAGIC 10 Airのデュアルカメラの実力とProモデル画質比較

ゲーミングスマートフォンの主戦場は言うまでもなくゲーム体験ですが、日常的に持ち歩くデバイスとしてカメラ性能も妥協したくない、というのが多くのユーザーの本音ではないでしょうか。

REDMAGIC 10 Airは、そんな期待に応えるべく、リアに50MPメインカメラと50MP超広角カメラから成るデュアルカメラシステム、フロントには16MPカメラを搭載。光学式手ブレ補正(OIS)やAIアルゴリズムも備え、ゲーミングフォンという枕詞を忘れさせるほどの写真撮影が可能です。

ここでは、REDMAGIC 10 Airのカメラの実力を、上位モデルREDMAGIC 10 Proのトリプルカメラシステムや先進的な第7世代アンダーディスプレイフロントカメラと比較しながら、その画質や撮影体験の違いを詳細にレビューします。

日常を鮮やかに切り取る:REDMAGIC 10 Air のデュアルカメラシステム

<作例1:建物:屋内の比較的暗いシーンでありながらも非常に明るいのが印象的。しかも明暗のバランスがとれていてクオリティの高さがうかがえる。色のバランスはややあっさりしているが、やはり高級感があるように感じる。>

REDMAGIC 10 Air カメラの写真 作例 建物

REDMAGIC 10 Airのリアカメラは、5000万画素のメインカメラと、同じく5000万画素の超広角カメラという、非常に贅沢なデュアルカメラ構成です。メインカメラには光学式手ブレ補正(OIS)が搭載されており、光量の少ない薄暗い場所や、動きながらの撮影でも手ブレを効果的に抑え、クリアな写真を撮影することができました。例えば、夕暮れ時の街並みをスナップした際、建物のディテールや空のグラデーションが美しく再現され、ノイズも少ない印象的な一枚を残せました。

超広角カメラも5000万画素と高解像度なため、広大な風景や大人数での集合写真も、歪みを抑えつつ細部までシャープに捉えることができます。友人と訪れた観光地で、壮大な自然を背景に記念撮影をしたのですが、画角の広さはもちろん、一人ひとりの表情までしっかりと記録されており、その表現力に驚かされました。

また、AIアルゴリズムによるシーン認識機能も秀逸で、料理を撮影すればシズル感が増し、ポートレートでは背景が自然にボケて被写体が際立つなど、難しい設定なしで「映える」写真が簡単に撮影できるのは大きな魅力です。

セルフィーも高画質:16MPフロントカメラと快適な撮影体験

フロントカメラは1600万画素で、ビデオ通話はもちろん、セルフィー撮影にも十分なクオリティです。美顔モードなども搭載されており、自然な仕上がりで自分をより良く見せてくれます。特筆すべきは、REDMAGIC 10 Airのフルスクリーンディスプレイを活かした撮影体験です。パンチホールやノッチが目立たないため、ビューファインダーが画面全体に広がり、構図を隅々まで確認しながら快適に撮影できる点は、他のスマートフォンではなかなか味わえない感覚でした。

多彩な表現力と究極の没入感:REDMAGIC 10 Pro のトリプルカメラとUDC

一方、上位モデルのREDMAGIC 10 Proは、リアに50MPメインカメラ、50MP超広角カメラに加え、2MPのマクロカメラを搭載したトリプルカメラ構成となっています。この2MPマクロカメラの存在により、Proでは被写体にグッと近づいた接写が可能になり、植物の細部や小さなアクセサリーなど、Airでは捉えきれないミクロの世界を表現できます。日常のスナップに加えて、よりクリエイティブな写真撮影を楽しみたいユーザーにとっては、このマクロレンズは大きなアドバンテージとなるでしょう。

そして、Proのフロントカメラは「第7世代アンダーディスプレイカメラ(UDC)」を採用。これにより、ディスプレイ上にカメラの存在を一切感じさせない、究極のフルスクリーン体験を実現しています。ゲームや動画視聴時の没入感は格別ですが、カメラ画質という点では、一般的なフロントカメラを搭載するAirの方が、光をダイレクトに取り込める分、若干有利な場合があるかもしれません。とはいえ、ProのUDCも世代を重ねるごとに進化しており、日常的なセルフィーやビデオ通話では十分な品質を確保していると考えられます。

AI画像処理と撮影体験の違い:AirとPro、どちらを選ぶ?

REDMAGIC 10 AirもProも、AIによる画像処理技術が搭載されており、撮影シーンに応じて最適な画質調整を行ってくれます。Proの方がより高度なAIアルゴリズムや、RAW現像などプロフェッショナル向けの機能を搭載していますが、Airでも十分に満足のいく美しい写真が手軽に撮影できました。

画質と撮影シーンの多様性:

Proのトリプルカメラは、マクロ撮影という新たな選択肢を提供してくれるため、撮影できるシーンの幅が広がります。メインカメラと超広角カメラの基本画質については、どちらも50MPセンサーを搭載しているため、同等レベルの高い品質が期待できますが、Proの方がより細かなチューニングや画像処理エンジンが優れている可能性も考えられます。

フロントカメラの体験:

Airのフロントカメラは、安定した高画質と快適なフルスクリーンビューファインダーを提供します。一方、ProのUDCは、画面の没入感を最優先しつつ、カメラの存在を消すという未来的な体験を重視するユーザーに適しています。

私個人の意見としては、REDMAGIC 10 Airのデュアルカメラシステムは、ゲーミングフォンでありながら、日常使いのカメラとしても非常に優秀だと感じました。手軽に高品質な写真を残したい、SNS映えする写真を撮りたいというニーズには十分応えてくれます。しかし、より多彩な撮影機能や、ディスプレイの究極の没入感を求めるのであれば、REDMAGIC 10 Proが魅力的な選択肢となるでしょう。

まとめ:REDMAGIC 10 Airのカメラ機能 ~ゲームの合間も、日常も、美しく記録する~

REDMAGIC 10 Airのカメラは、ゲーミングフォンの枠を超えた確かな実力を持っています。

  • 高画質リアデュアルカメラ: 50MPメイン(OIS搭載)+50MP超広角で、風景からスナップまで美しく記録。
  • AIによる簡単キレイ撮影: シーン認識や自動補正で、誰でも簡単に印象的な写真が撮れる。
  • 快適なフロントカメラ: 16MPの高画質とフルスクリーンビューファインダーで、セルフィーも快適。
  • Proモデル(トリプルカメラ/UDC)との比較:
  • Air:バランスの取れた高画質と手軽な操作性で、日常使いに最適。
  • Pro:マクロ撮影や究極のフルスクリーンなど、より専門的で先進的な機能を求めるユーザー向け。
  • ゲーミングだけじゃない魅力: 美しい写真や動画で、ゲーム以外の日常も豊かに彩る。

通信機能とオーディオ:REDMAGIC 10 AirとProモデルとの接続性・音響を比較

REDMAGIC 10 Air 背面全体 ホワイト

オンラインゲームの勝敗を左右する通信の安定性、そしてコンテンツへの没入感を深めるオーディオ品質は、現代のスマートフォン選びにおいて極めて重要な要素です。REDMAGIC 10 Airは、最新規格のWi-Fi 7に対応し、デュアルスピーカーやDTS:X Sound認証、Snapdragon Soundチューニングといった充実のオーディオ機能を備えています。

ここでは、REDMAGIC 10 Airが提供するシームレスな接続体験と臨場感あふれるサウンドを、私自身の使用感を交えながら詳細にレビューします。さらに、上位モデルREDMAGIC 10 Proの通信機能(おサイフケータイ®対応、HDMI出力など)やオーディオ技術と比較し、それぞれのモデルがどのようなユーザーに適しているのかを明らかにしていきます。

次世代の接続性:REDMAGIC 10 Air のWi-Fi 7対応と安定した通信機能

REDMAGIC 10 Airは、最新の無線LAN規格である「Wi-Fi 7」に対応しています。これにより、対応ルーター環境下では、従来のWi-Fi 6/6Eを凌駕する超高速通信、低遅延、そして多接続時の安定性を実現します。実際に自宅のWi-Fi 7環境でオンライン対戦ゲーム『Apex Legends Mobile』をプレイしてみましたが、ピング値は常に低く安定しており、キャラクターの動きや射撃のレスポンスも非常にスムーズ。

まさに「遅延を感じさせない」快適なプレイ体験でした。高画質なストリーミング動画の視聴や大容量ファイルのダウンロードも瞬時に完了し、その恩恵は計り知れません。

GPS性能についても、高層ビル街や屋内など、電波が届きにくい場所でも比較的安定して位置情報を測位してくれました。地図アプリでのナビゲーションもスムーズで、日常的な利用においてストレスを感じることはありませんでした。また、NFCにも対応しており、Google Payを利用した非接触決済が可能です。ただし、日本のユーザーにとって重要なFeliCa(おサイフケータイ®)には非対応となっている点は留意が必要です。

没入感を深めるサウンド:デュアルスピーカーと先進のオーディオ技術

REDMAGIC 10 Airのオーディオ体験は、まさに特筆すべきレベルです。本体にはデュアルステレオスピーカーが搭載されており、横持ちでゲームをプレイする際に、左右から広がる迫力あるサウンドを楽しむことができます。音の定位感も優れており、『PUBG Mobile』のようなゲームでは、敵の足音や銃声の方向を正確に把握するのに役立ちました。

さらに、DTS:X Sound認証とSnapdragon Soundチューニングにより、音質はクリアかつパワフル。映画鑑賞時には、まるでミニシアターにいるかのような臨場感あふれるサラウンドサウンドを体験でき、音楽再生では、アーティストの息遣いまで感じられるような繊細な表現力に驚かされました。

ワイヤレスイヤホンとの接続においても、Snapdragon Sound対応機器であれば、高音質コーデックaptX Adaptiveによるハイレゾ相当の音質と低遅延を実現し、有線接続に迫る快適なリスニング体験を提供してくれます。

Proモデルとの違いは?接続性、音響、そして拡張性

上位モデルであるREDMAGIC 10 Proは、通信機能とオーディオ面でもAirとは異なる特徴を持っています。

通信機能の比較:

ProもWi-Fi 7に対応しており、基本的な無線通信性能は同等レベルの高いものが期待できます。しかし、最も大きな違いはNFC機能です。REDMAGIC 10 Proは、Airが非対応のFeliCa(おサイフケータイ®)に対応しています。これにより、SuicaやPASMOといった交通系ICカードや、iD、QUICPayといった電子マネーをスマートフォン一台で利用可能になり、日本国内での利便性は格段に向上します。

さらに、Proは有線でのHDMI出力に対応しています。これにより、スマートフォン内のゲーム画面や動画をテレビやモニターなどの大画面に簡単に出力でき、迫力ある映像体験や、プレゼンテーションなどビジネスシーンでの活用も可能です。Airは無線ミラーリングには対応していますが、安定性や遅延の少なさでは有線接続に軍配が上がることが多いでしょう。

オーディオ技術の比較:

Proのオーディオ技術については、DTS:X Ultra認証など、AirのDTS:X Soundよりもさらに上位の認証を受けている可能性があり、よりリッチで没入感の高いサウンド体験を提供してくれるかもしれません。デュアルスピーカーの品質やSnapdragon Soundへの対応は同等レベルであると予想されますが、ProはHDMI出力による外部オーディオシステムへの高品位な音声出力も可能です。

あなたに最適なのは?AirとPro、それぞれの魅力

REDMAGIC 10 Airは、Wi-Fi 7対応による高速・低遅延な通信と、DTS:X SoundやSnapdragon Soundによる高品質なオーディオ体験を、バランス良く提供してくれるモデルです。日常使いから本格的なオンラインゲームまで、快適な接続性と迫力のサウンドを求める多くのユーザーにとって、十分満足できる仕様と言えるでしょう。

一方、REDMAGIC 10 Proは、これらに加えて「おサイフケータイ®対応」という日本市場における決定的なアドバンテージと、「HDMI出力」による拡張性を備えています。スマートフォン一つで決済もエンタメも完結させたい、あるいは大画面での利用シーンが多いというユーザーにとっては、Proがより魅力的な選択肢となります。

私自身の使い方では、REDMAGIC 10 Airの通信・オーディオ性能に大きな不満はなく、特にWi-Fi 7の快適さとデュアルスピーカーの音質の良さには感心しました。しかし、やはり日常的に電車移動が多く、キャッシュレス決済を多用する身としては、Proのおサイフケータイ®対応は非常に魅力的です。

まとめ:REDMAGIC 10 Airの通信とオーディオ ~シームレスな接続と心揺さぶる音響体験~

REDMAGIC 10 Airは、最先端の通信技術と高品質なオーディオ機能で、デジタルライフを格段に向上させます。

  • Wi-Fi 7対応: 超高速・低遅延・高安定な無線通信で、オンラインゲームや動画視聴が快適。
  • 臨場感あふれるサウンド: デュアルスピーカー、DTS:X Sound認証、Snapdragon Soundチューニングにより、迫力のオーディオ体験を実現。
  • NFC対応: Google Payによる非接触決済が可能(FeliCaは非対応)。
  • Proモデルとの比較:
  • Air:最新のWi-Fiと高品質サウンドをバランス良く搭載。FeliCa非対応でも問題ないユーザー向け。
  • Pro:おサイフケータイ®対応、HDMI出力対応など、より高い利便性と拡張性を求めるユーザー向け。
  • 途切れないエンターテイメント: 安定した接続と高音質サウンドで、ゲームも音楽も動画も存分に楽しめる。

ソフトウェアと独自機能:REDMAGIC OS 10の使い勝手、AI機能、ゲーム関連機能、Proモデルとの機能差

REDMAGIC 10 Air のユーザーインターフェース

スマートフォンの真価は、ハードウェアのスペックだけでなく、それを活かすソフトウェアと独自機能によって大きく左右されます。REDMAGIC 10 Airは、最新のAndroid 15をベースにした「REDMAGIC OS 10」を搭載し、ゲーミング体験を飛躍的に向上させる多彩な機能と、日常使いを便利にするAI機能を融合させています。

ここでは、REDMAGIC 10 Airのソフトウェアが生み出すユーザーエクスペリエンスの深層に迫り、物理キー「マジックキー」やカスタマイズ可能なRGBライト、各種AI機能などを詳細にレビューします。さらに、上位モデルREDMAGIC 10 Proの独自機能と比較し、それぞれのモデルが提供する異なる魅力と体験を明らかにしていきます。

快適操作とゲーミング特化:REDMAGIC OS 10 と「マジックキー」

REDMAGIC 10 Airに搭載されているREDMAGIC OS 10は、Android 15の最新機能をベースに、ゲーミングに特化したカスタマイズが施されています。全体的な操作感はスムーズで、直感的に扱えるユーザーインターフェースが好印象です。特に便利なのが、本体側面に配置された物理スライドスイッチ「マジックキー」です。

これを操作するだけで、瞬時に専用のゲーム空間「REDMAGICゲームスペース」を起動でき、通知の制御、パフォーマンス設定の最適化、各種ゲーム補助機能へのアクセスなどが一元的に行えます。この一手間が、ゲームへの没入感を高める上で非常に効果的だと感じました。

日常を彩る機能と安心の保護性能:RGBライトとIP54防水防塵

ゲーミングデバイスの象徴とも言えるRGBライトも、もちろん搭載されています。本体背面のロゴやラインがカスタマイズ可能で、通知やゲームの状況に合わせて様々なパターンで光らせることができます。個人的には、充電中にゆっくりと明滅する設定がお気に入りで、さりげない遊び心が所有欲を満たしてくれます。

また、REDMAGIC 10 AirIP54等級の防水防塵性能を備えています。これは完全防水ではありませんが、日常的な水しぶきや埃程度であれば問題なく耐えうるレベルです。ゲーミングフォンというとタフネス性能は二の次というイメージがありましたが、このように日常使いでの安心感が考慮されている点は嬉しいポイントです。

AIがアシストする未来体験:Google Gemini AI と Cube AI の実力

REDMAGIC OS 10の大きな特徴の一つが、AI機能の積極的な活用です。REDMAGIC 10 Airは、Googleの最新AIモデル「Google Gemini AI」や、独自の「Cube AI」を搭載し、多岐にわたるインテリジェントな機能を提供します。例えば、海外のゲーム情報サイトを閲覧中に、画面上のテキストを選択するだけで即座に日本語へ翻訳してくれる機能は非常に便利でした。

また、Cube AIによるゲームパフォーマンスの最適化は、プレイ中のフレームレート安定化やバッテリー消費の効率化に貢献していると感じられ、ユーザーのプレイスタイルを学習して最適な設定を提案してくれる機能も備わっているようです。

ゲーム体験を深化させる独自機能:フレーム補間とミラーリング

ゲーム関連機能も充実しています。特筆すべきは「フレーム補間機能」で、これにより通常60FPSまでのゲームを最大120FPS相当の滑らかな映像で楽しむことができます。対応ゲームは限られますが、実際に『原神』のような対応タイトルで試したところ、キャラクターの動きやカメラワークが明らかにスムーズになり、視覚的な快適さが格段に向上しました。

また、「ミラーリング機能」も進化しており、専用PCソフト「SmartCast Studio」を使えば、REDMAGIC 10 Airの画面をPCモニターに低遅延かつ高画質でワイヤレス出力し、キーボード&マウスでの操作も可能です。これにより、スマートフォンのゲームを大画面で、より本格的に楽しむという新しいプレイスタイルが広がります。

Proモデルとの機能差:ゲームスペーススイッチ、AI機能、アップスケーリング

上位モデルのREDMAGIC 10 Proも、同じくREDMAGIC OS 10 (Android 15ベース) を搭載していますが、いくつかの機能で違いが見られます。

ゲームモードへのアクセス:

Airが「マジックキー」(物理スライドスイッチ)でゲームスペースにアクセスするのに対し、Proは「ゲームスペーススイッチ」(おそらくソフトウェア的なスイッチ、あるいは異なる物理スイッチ)で切り替えるようです。どちらも素早くゲームモードへ移行できる点では共通していますが、操作感の好みは分かれるかもしれません。

AI機能の差異:

AirがGoogle Gemini AIやCube AIによる即時翻訳やゲームパフォーマンス最適化を強調しているのに対し、ProのAI機能は「Google Intelligence」や「AI駆動手ブレ補正」といった点がアピールされているようです。AIによる手ブレ補正は、特に動画撮影時の品質向上に貢献するでしょう。Proにも同様のゲーム最適化AIは搭載されていると考えられますが、アピールポイントが異なる可能性があります。

アップスケーリング機能:

Proは、低解像度のゲーム映像をより高精細な2K解像度にアップスケーリングする機能を搭載しています。これにより、古いゲームや元々の解像度が低いゲームでも、Proの高精細ディスプレイを活かした美しい映像で楽しむことが期待できます。Airには、この機能がありません。

その他のゲーム関連機能:

Proには、上記のアップスケーリング機能のほかにも、より高度なゲーム補助機能やカスタマイズオプションが用意されている可能性があります。例えば、より詳細なパフォーマンス設定や、特定のゲームに特化した最適化モードなどが考えられます。

独自体験の違いとおすすめユーザー像

REDMAGIC 10 Airは、物理的な「マジックキー」による直感的なゲームモードへの移行や、Google Gemini AIを活用した翻訳機能など、実用性と先進性を兼ね備えた機能が魅力です。フレーム補間機能も、対応ゲームの体験を大きく向上させます。

一方、REDMAGIC 10 Proは、AI駆動手ブレ補正や2Kアップスケーリング機能など、より映像品質にこだわった機能や、さらに踏み込んだゲーム最適化機能が期待できます。ゲームスペースへのアクセス方法の違いも、操作感の好みによって評価が分かれるでしょう。

個人的には、REDMAGIC 10 Airの「マジックキー」は物理的なフィードバックがあり、ゲームモードへの切り替えが非常に分かりやすく好印象でした。また、Google Gemini AIによる翻訳機能は、海外のゲーム情報に触れる機会が多い私にとって非常に実用的でした。Proのアップスケーリング機能は魅力的ですが、現行の多くのゲームはAirでも十分に高画質で楽しめるため、必須とまでは感じませんでした。

まとめ:REDMAGIC 10 Airのソフトウェア ~ユーザーに寄り添うインテリジェンスとゲーミングDNA~

REDMAGIC 10 Airのソフトウェアと独自機能は、ユーザーエクスペリエンスを格段に向上させる工夫に満ちています。

  • REDMAGIC OS 10 (Android 15ベース): 最新OSをベースに、ゲーミングに最適化された快適な操作性。
  • マジックキー: 瞬時にゲームスペースへアクセスできる物理スライドスイッチ。
  • AI機能の充実: Google Gemini AIやCube AIによる即時翻訳、ゲームパフォーマンス最適化など、インテリジェントなアシスト。
  • 魅力的な独自機能: フレーム補間による滑らかな映像体験、カスタマイズ可能なRGBライト、IP54防水防塵。
  • Proモデルとの機能差
  • Air:物理キーによる直感操作、実用的なAI翻訳などが特徴。
  • Pro:AI手ブレ補正、2Kアップスケーリングなど、より高度な映像技術やゲーム最適化に注力か。
  • 進化したユーザー体験: ハードウェアの性能を最大限に引き出し、ゲームも日常も快適にするソフトウェア設計。

【徹底比較】REDMAGIC 10 Air vs REDMAGIC 10 Pro:最適な一台はどっち?主要な違いを総まとめ

進化を続けるゲーミングスマートフォン市場において、NubiaのREDMAGICシリーズはその最先端を走り続けています。2025年、新たに登場した「REDMAGIC 10 Air」と、フラッグシップモデル「REDMAGIC 10 Pro」は、それぞれ異なる魅力と個性を備え、ゲーマーたちの熱い視線を集めています。どちらのモデルがあなたのプレイスタイルやライフスタイルにマッチするのか?

ここでは、両モデルの主要な違いを詳細に比較し、あなたにとって最適な一台を見つけるお手伝いをします。

REDMAGIC 10 Air と REDMAGIC 10 Pro の主な違い

以下に、REDMAGIC 10 AirとREDMAGIC 10 Proの主な違いを項目別にまとめました。

基本仕様

サイズと重量:

  • Air: 厚さ7.85mm、重量205g。薄型軽量で持ちやすさを重視。
  • Pro: 厚さ8.9mm、重量229g。大容量バッテリーと冷却性能を確保しつつ、前モデルからのサイズ感を維持。

素材とデザイン:

  • Air: 背面に指紋が付きにくいAGガラスを採用し、マットとグロスの融合したデザイン。
  • Pro: 背面カメラの出っ張りがない完全フラットデザインの一体型ガラス。

カラーバリエーション:

  • Air: Twilight(ブラック)、Hailstone(ホワイト)、Flare(オレンジスケルトン)の3色。
  • Pro: Shadow(ブラック)、Lightspeed(ホワイト)、Moonlight(シルバー)、Dusk(黒スケルトン)など豊富な5色展開。

パフォーマンス

  • SoC(チップセット):
    Air: Snapdragon 8 Gen 3搭載。現行トップクラスの処理能力。
  • Pro: Snapdragon 8 Elite搭載。Snapdragon 8 Gen 3のさらに高性能な選別・高クロック版で、究極のパフォーマンスを追求。

冷却システム:

  • Air: ファンレスの9層構造ICE-X冷却システム。静音性と高い冷却性能を両立。
  • Pro: 内蔵ファンを備えた11層構造ICE-X風冷冷却システム。極限の高負荷時にも強力な強制冷却を実現。

ディスプレイ

解像度とリフレッシュレート:

  • Air: 6.8インチ フルHD+ディスプレイ、最大120Hzリフレッシュレート。
  • Pro: 1.5K解像度ディスプレイ、最大144Hzリフレッシュレート。より高精細で滑らかな表示。

バッテリーと充電

バッテリー容量:

  • Air: 6,000mAh。
  • Pro: 7,050mAh。より長時間のプレイに対応する大容量。

充電速度:

  • Air: 最大80W高速充電。
  • Pro: 最大100W高速充電。大容量バッテリーをさらに短時間で充電可能。

バイパス充電:

両モデルとも対応。Proは「指定した残量まで充電してそのあと直接給電」という、より高度な制御が可能。

カメラ

リアカメラ構成:

  • Air: 50MPメイン + 50MP超広角のデュアルカメラ。OIS(光学式手ブレ補正)搭載。
  • Pro: 50MPメイン + 50MP超広角 + 2MPマクロのトリプルカメラ。より多彩な撮影シーンに対応。

フロントカメラ:

  • Air: 16MPパンチホール式フロントカメラ。
  • Pro: 第7世代アンダーディスプレイカメラ(UDC)。画面の没入感を最大限に高めるベゼルレスデザイン。

通信機能とオーディオ

Wi-Fi:

両モデルとも最新規格のWi-Fi 7に対応(Proも対応と推測)。

NFC:

  • Air: Google Pay対応、FeliCa(おサイフケータイ®)非対応。
  • Pro: 日本版はおサイフケータイ®(FeliCa)対応。交通系ICや電子マネー利用で利便性向上。

外部出力:

  • Air: 無線ミラーリングのみ対応。
  • Pro: 有線でのHDMI出力に対応。大画面でのゲームプレイやプレゼンテーションに活用可能。

オーディオ技術:

  • Air: デュアルスピーカー、DTS:X Sound認証、Snapdragon Soundチューニング。
  • Pro: デュアルスピーカー、DTS:X Ultra認証など、さらに上位の音響技術を搭載している可能性。

ソフトウェアと独自機能

OS:

両モデルともREDMAGIC OS 10 (Android 15ベース)。

ゲームスペースへのアクセス:

  • Air: 本体側面の物理スライドスイッチ「マジックキー」。
  • Pro: 「ゲームスペーススイッチ」(物理スイッチかソフトウェアかは詳細による)。

AI機能:

  • Air: Google Gemini AIやCube AIによる即時翻訳、ゲームパフォーマンス最適化などを強調。
  • Pro: Google IntelligenceやAI駆動手ブレ補正など、異なるAI機能をアピール。

アップスケーリング機能:

  • Air: なし。
  • Pro: 2Kアップスケーリング機能に対応。低解像度ゲームを高画質化。

防水防塵:

  • Air: IP54等級。
  • Pro: 非対応。

まとめ:REDMAGIC 10 AirとREDMAGIC 10 Proの違い

REDMAGIC 10 AirとREDMAGIC 10 Proは、どちらも最高峰のゲーミング体験を提供するために設計されたスマートフォンですが、その目指す方向性には明確な違いがあります。

REDMAGIC 10 Airは、高性能なSnapdragon 8 Gen 3を搭載しつつ、より薄く軽量なデザインとファンレスによる静音性を実現しています。日常的な使いやすさと本格的なゲーミング性能のバランスを重視し、静かな環境でゲームに没頭したい、あるいはスマートフォンの重さや厚みが気になるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。コストパフォーマンスにも優れ、初めてゲーミングスマホを手にする方にもおすすめです。

一方、REDMAGIC 10 Proは、まさに「妥協なきパフォーマンス」を追求するフラッグシップモデルです。Snapdragon 8 Eliteによる究極の処理能力、強力なファン冷却システム、大容量バッテリー、そしておサイフケータイ®対応やHDMI出力といった日本市場での利便性・拡張性を最大限に高めた機能群は、あらゆるゲームを最高の環境でプレイし、スマートフォンを生活の中心としてフル活用したいヘビーユーザーやプロフェッショナルにとって、これ以上ない一台と言えます。

REDMAGIC 10 Airのメリット・デメリット

REDMAGIC 10 Air 側面とボタン

REDMAGIC 10 Airは、ゲームプレイに特化した機能を持ちつつ、日常利用も考慮されたゲーミングスマートフォンです。その長所と短所を、他のゲーミングスマートフォンと比較しながら解説します。

【メリット】

メリット1:薄型軽量化と洗練されたデザインの両立

REDMAGIC 10 Airは、厚さ7.85mm、重量205gと、ゲーミングスマートフォンとしては比較的スリムで軽量な設計が特徴です。これにより、長時間のゲームプレイや日常的な持ち運びにおける負担が軽減されます。上位モデルのREDMAGIC 10 Proが冷却ファンを搭載し厚みがあるのに対し、Airはファンレス構造を採用することで薄型化を実現しています。派手さを抑えたデザインは、普段使いしやすいという声もあります。

メリット2:高い処理性能と滑らかなディスプレイ

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3モバイルプラットフォームを搭載し、12GBまたは16GBのLPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージを備えており、最新のゲームも快適に動作する高い処理能力を有しています。ディスプレイは6.8インチのAMOLEDで、最大120Hzのリフレッシュレートと最大960Hzのタッチサンプリングレート(瞬間最大2000Hz)に対応しており、滑らかな映像表示と優れた操作レスポンスを実現します。画面下にインカメラを搭載することで、ノッチやパンチホールのない完全なフルスクリーンディスプレイも魅力です。

メリット3:大容量バッテリーと急速充電

6000mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間のゲームプレイや動画視聴にも対応できます。また、80Wの急速充電に対応しており、短時間でバッテリーを充電できるため、ヘビーユーザーにとっても安心感があります。POCO X7 Proも6000mAhのバッテリーを搭載していますが、REDMAGIC 10 Airはより高速な充電が可能です。

メリット4:コストパフォーマンス

先行予約価格では12GB+256GBモデルが79,800円からと、Snapdragon 8 Gen 3を搭載するハイエンドモデルとしては比較的手に取りやすい価格設定になっています。REDMAGIC 10 ProやROG Phone 9が10万円を超える価格帯であることと比較すると、高性能ながらもコストを抑えたいユーザーにとって魅力的な選択肢となります。

【デメリット】

デメリット1:冷却性能と持続的なピークパフォーマンス

REDMAGIC 10 Airは薄型化のために冷却ファンを搭載していません。ICE-X冷却システムは搭載されていますが、冷却ファンを備えるREDMAGIC 10 Proと比較すると、長時間の高負荷なゲームプレイにおいては、パフォーマンスの持続性や本体温度の面でやや劣る可能性があります。レビューによれば、高負荷時には本体が熱くなることが指摘されています。

デメリット2:カメラ性能とおサイフケータイ非対応

ゲーミング性能に重点を置いているため、カメラ性能は一般的なハイエンドスマートフォンと比較すると控えめな場合があります。レビューでは「普通にきれいな写真が撮れるカメラ」という評価がある一方で、色味が派手めであるとの意見も見られます。また、REDMAGIC 10 Proが対応しているおサイフケータイ機能には非対応であるため、キャッシュレス決済を多用するユーザーにとっては不便を感じるかもしれません。

デメリット3:リフレッシュレートとバッテリー容量の比較

ディスプレイのリフレッシュレートは最大120Hzであり、REDMAGIC 10 Proの最大144HzやROG Phone 9の最大165Hzと比較すると若干劣ります。また、バッテリー容量も6000mAhと大容量ですが、REDMAGIC 10 Proの7050mAhには及びません。ただし、薄型軽量ボディとのバランスを考慮すると十分な容量と言えるでしょう。

まとめ

REDMAGIC 10 Airは、薄型軽量デザインと高いコストパフォーマンスを両立させつつ、最新のプロセッサによる高いゲーミング性能を実現したモデルです。冷却ファンの省略やおサイフケータイ非対応といった点は妥協点となりますが、7万円台から購入可能なSnapdragon 8 Gen 3搭載機として、多くのゲーマーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

より高い冷却性能やバッテリー容量、おサイフケータイ機能を求める場合はREDMAGIC 10 Pro、さらに高いリフレッシュレートや堅牢性を求める場合はROG Phone 9などが比較対象となりますが、価格帯も考慮する必要があります。POCO F7 UltraやPOCO X7 Proもコストパフォーマンスに優れたモデルですが、総合的なゲーミング機能ではREDMAGICシリーズに軍配が上がることが多いでしょう。

REDMAGIC 10 Airのスペック(仕様)

  • ディスプレイ:6.8インチ、解像度: 2480×1116、 BOE Q9+ AMOLED、最大120Hzリフレッシュレート、93.7%画面占有率、最大輝度1600nits
  • プロセッサ:SoC: Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 (最大3.3GHz)、ゲーミングチップ: Red Core 3
  • GPU: Adreno™ 750
  • RAM(メモリ): 12GBまたは16GB LPDDR5X
  • ストレージ: 256GBまたは512GB UFS4.0
  • バッテリー: 6000mAh
  • 駆動時間: 最長28時間 (例: 原神 最大3.45時間)
  • 充電: 最大80W対応 (充電器&専用ケーブル同梱)
  • 背面カメラ: デュアルカメラ: 50MP+50MP、光学式手ブレ補正(OIS)、超広角リアカメラ搭載
  • 前面カメラ: 16MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax/be、Bluetooth 5.4
  • GPS: L1+L2+L5対応, AGPSサポート
  • NFC: Type A/B対応 (Google Pay利用可能) ※FeliCa非対応
  • インターフェース: USB 2.0, Type-C、デュアル・nano-SIM スロット、HDMI出力非対応
  • 振動モーター: X軸リニアモーター搭載 (REDMAGICシリーズ最大)
  • 防水防塵: IP5X (防塵) / IPX4 (防水)
  • 冷却システム: 9層ICE-X冷却システム (複合液体金属、ベイパーチャンバー など)
  • 操作: 520Hzショルダートリガー、マジックキー (カスタマイズ可能)、モーションコントロール
  • 機能: Google Gemini AI搭載、DTS:X Sound認証デュアルスピーカー、X-Gravity機能、SmartCast Studio (無線ミラーリング)、ゲーミングプラグイン機能、RGBライト
  • 生体認証: 指紋センサー
  • OS: REDMAGIC OS 10 (Android 15ベース)
  • サイズ: 高さ164.3mm, 幅76.6mm, 厚さ7.85mm
  • 重量: 205g
  • カラー: Twilight (ブラック)、Hailstone (ホワイト)、Flare (オレンジスケルトン) (6月末販売予定)
  • 付属品: 本体、保護ケース、80W GaN充電器、Type-Cケーブル、SIMピン、取扱説明書、ゲーミング指サック
  • モバイル通信: SA+NSA対応 (5G NR/TDD-LTE/FDD-LTE/WCDMA/GSM/CDMA対応)
  • SIMカード: デュアルnano-SIM

対応バンド:REDMAGIC 10 Air

REDMAGIC 10 Airは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G NR: n1/n3/n8/n28/n40/n41/n77/n78, NSA ENDC: n28/40/41/77/78
  • 4G FDD-LTE: B1/3/5/8/18/19/26/28, TDD-LTE: B34/40/41/42
    LTE CA: B1/3/5/8/18/19/26/28/34/40/41/42(JP), Uplink CA: CA_40C/CA_41C, CA n1/3/8/20/28/40/41/71/77/78
  • 3G: UMTS B1/5/6/8/19
  • 2G: GMS B2/3/5/8

対応バンドの詳細

REDMAGIC 10 Airの対応バンドと各キャリアの対応状況は以下の通りです。

ドコモ:

  • 5G: n1/n3/n8/n28/n41/n77/n78に対応しており、ドコモの主要5Gバンド(n1/3/7/28/41/77/78)の多くをカバーしています。特にn77/n78は広帯域で重要です。n79は対応していません。
  • 4G: B1/3/8/18/19/26/28/41/42に対応しており、ドコモの主要4Gバンド(B1/3/8/19(B6含む)/28/41)をカバーしています。プラチナバンドであるB8とB19(B6含む)にも対応しています。
  • プラチナバンド: B8/B19 対応
  • 3G: UMTS B1/5/6/8/19に対応しており、ドコモの主要3Gバンド(B1/5/6/8/19)をカバーしています。

au:

  • 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78に対応しており、auの主要5Gバンド(n1/3/28/41/77/78)をカバーしています。
  • 4G: B1/3/5/8/18/19/26/28/41/42に対応しており、auの主要4Gバンド(B1/3/18(B26含む)/28/41)をカバーしています。プラチナバンドであるB18(B26含む)にも対応しています。
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • 3G: UMTS B1/5/6/8/19に対応していますが、auでは3Gサービスを終了しています。
  • GSM: B2/3/5/8に対応していますが、auではGSMサービスを提供していません。

ソフトバンク:

  • 5G: n1/n3/n28/n77/n78に対応しており、ソフトバンクの主要5Gバンド(n1/3/28/77/78)をカバーしています。
  • 4G: B1/3/5/8/18/19/26/28/41/42に対応しており、ソフトバンクの主要4Gバンド(B1/3/8/28/41)をカバーしています。プラチナバンドであるB8にも対応しています。
  • プラチナバンド: B8 対応
  • 3G: UMTS B1/5/6/8/19に対応しており、ソフトバンクの主要3Gバンド(B1/5/6/8/19)をカバーしています。
  • GSM: B2/3/5/8に対応しており、ソフトバンクの主要GSMバンド(B2/3/5/8)をカバーしています。

楽天モバイル:

  • 5G: n3/n77に対応しており、楽天モバイルの主要5Gバンド(n3/77)をカバーしています。
  • 4G: B1/3/5/8/18/19/26/28/41/42に対応しており、楽天モバイルの主要4Gバンド(B3/18(B26含む))をカバーしています。プラチナバンドの700MHz帯についても、n28, B28に対応している可能性が高いです。
  • プラチナバンド: 700MHz帯 (n28, B12/B17等から対応の可能性が高い)
  • 3G: UMTS B1/5/6/8/19に対応していますが、楽天モバイルでは3Gサービスを提供していません。
  • GSM: B2/3/5/8に対応していますが、楽天モバイルではGSMサービスを提供していません。

結論

REDMAGIC 10 Airは、

  • ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。
  • 楽天モバイルについては、主要な4G/5Gバンドに対応しており、将来的なプラチナバンド獲得時にも対応可能です。
  • UMTSはすべてのキャリアのバンドに対応していますが、auと楽天モバイルはサービスを終了/提供していません。
  • GSMはすべてのキャリアのバンドに対応していますが、auと楽天モバイルはサービスを提供していません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで問題なく利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

REDMAGIC 10 Airの評価

REDMAGIC 10 Air 本体ホワイトでゲームをプレイしている様子

8つの基準で「REDMAGIC 10 Air」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★☆
6.8インチの大画面フルHD+AMOLEDディスプレイは、93.7%の高い画面占有率と最大120Hzのリフレッシュレートで、非常にクリアで滑らかな映像体験を提供します。Netflixの映画視聴やゲームプレイにおいて高い没入感が得られます。

スペック:★★★★☆
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサと最大16GBのRAMを搭載し、現行のスマートフォンの中でもトップクラスの処理能力を誇ります。重量級3Dゲームも最高画質設定で快適に動作し、日常のマルチタスクもスムーズです。

耐久性:★★★☆☆
IP54等級の防水防塵性能を備えており、日常的な水しぶきや埃には耐えられますが、完全防水ではありません。ミドルフレームには金属を使用し剛性感はありますが、ゲーミングスマートフォンとしては標準的な耐久性と言えるでしょう。

デザイン:★★★★★
厚さ7.85mm、重量約205gと薄型軽量化を実現し、アンチグレア(AG)ガラスのマットな質感は上品で指紋が付きにくいです。1:1の重量バランスも優れており、長時間の使用でも疲れにくいデザインです。

通信:★★★★☆
最新規格のWi-Fi 7に対応し、超高速・低遅延で安定した通信が可能です。GPS性能も安定しており、NFCにも対応していますが、FeliCa(おサイフケータイ®)には非対応です。

機能:★★★★☆
物理スライドスイッチ「マジックキー」によるゲームスペースへのアクセス、カスタマイズ可能なRGBライト、Google Gemini AIやCube AIによる翻訳やパフォーマンス最適化、フレーム補間機能など、ゲーミング体験を向上させる多彩な独自機能を搭載しています。

使いやすさ:★★★★☆
Android 15ベースのREDMAGIC OS 10は直感的に操作でき、マジックキーによるゲームモードへの素早い切り替えが便利です。薄型軽量デザインと優れた重量バランスにより、日常的な持ち運びや長時間のゲームプレイも快適です。

価格:★★★★☆
12GB RAM + 256GBモデルが先行予約販売価格で79,800円からと、高性能なゲーミングスマートフォンとしては比較的安価な価格設定です。Proモデルや他社のハイエンドゲーミングスマートフォンと比較するとコストパフォーマンスに優れています。

【総評】 ★★★★☆

バランスの取れた高性能ゲーミングスマートフォン

REDMAGIC 10 Airは、ゲーミングスマートフォンとしての高い性能を維持しつつ、日常的な使いやすさも追求したバランスの取れたモデルです。

洗練されたデザインと携帯性

特筆すべきはその薄型軽量デザインです。厚さ7.85mm、重量205gという数値は、ゲーミングスマートフォンとしては非常にスリムで持ちやすく、長時間のゲームプレイにおける手首への負担を軽減します。また、背面のAGガラスは指紋が付きにくく、上品な質感で所有欲を満たしてくれます。

妥協のないパフォーマンス

プロセッサにはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載し、ほとんどのゲームを最高設定で快適に楽しむことができます。ファンレスながら効果的な9層構造ICE-X冷却システムにより、長時間のプレイでも安定したパフォーマンスを維持します。6.8インチのAMOLEDディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかで没入感のある映像体験を提供します。

充実のゲーミング機能と日常使いへの配慮

物理的な「マジックキー」によるゲームスペースへの素早いアクセスや、カスタマイズ可能なRGBライト、AIを活用した翻訳機能やパフォーマンス最適化など、ゲーミング体験を豊かにする機能が満載です。一方で、IP54の防水防塵性能や、6000mAhの大容量バッテリーと最大80Wの高速充電は、日常的な利用シーンでの安心感と利便性を高めています。

惜しまれる点とProモデルとの比較

FeliCa(おサイフケータイ®)に非対応である点は、日本のユーザーにとってはマイナスポイントとなる可能性があります。また、より究極のパフォーマンスや冷却性能、カメラ機能、そしておサイフケータイ®対応などを求めるのであれば、上位モデルのREDMAGIC 10 Proも視野に入ってくるでしょう。

まとめ

REDMAGIC 10 Airは、高性能なゲーミング体験をより手軽に、そしてスタイリッシュに楽しみたいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。Proモデルほどの尖った性能は求めないものの、日常使いの快適性も重視したい、そんな欲張りなニーズに応えてくれる一台と言えるでしょう。特に、その軽快なデザインと、価格と性能のバランスの良さは、多くのゲーマーにとって満足のいくものとなるはずです。

REDMAGIC 10 Airは買いか?Proモデルとの比較を踏まえた評価とおすすめユーザー

REDMAGIC 10 Airの最大の魅力は、本格的なゲーミング性能を、Proモデルよりも大幅に抑えられた価格で体験できる点にあります。また、「薄さ軽さ」を重視し日常使いも視野に入れた設計は、従来のゲーミングスマホの「大きく重い」というイメージを払拭し、より多くのユーザーにとって受け入れやすい存在となるでしょう。十分な性能と携帯性、そして価格のバランスが取れた一台と言えます。

評価:REDMAGIC 10 Airは「買い」か?

結論として、REDMAGIC 10 Airは多くのユーザーにとって魅力的な「買い」の一台と言えます。最上位モデルであるREDMAGIC 10 Proが、現行最高峰のプロセッサや独自のRed Core R3チップ、強力な冷却システム、超高リフレッシュレートディスプレイ、大容量バッテリーといった究極のスペックを搭載し、妥協なきゲーム体験を追求しているのに対し、Airモデルはこれらの点でいくらか仕様を抑えつつも、ゲーミングスマートフォンとしての核心的な性能はしっかりと保持していると期待されます。

その上で、REDMAGIC 10 Airは約8万円からという戦略的な価格を実現しており、多くの人気3Dゲームを標準的な画質設定で快適にプレイできるであろう十分な処理能力と、日常的な操作の滑らかさを高いレベルで両立していると考えられます。

絶対的なトップ性能や最高設定での常時高フレームレートを常に求めるのでなければ、Airモデルが提供するパフォーマンスと価格のバランスは非常に優れており、まさに「コストパフォーマンスが高い」と評価できるでしょう。過剰なスペックに大きな予算を投じるのではなく、実用的かつ高性能なゲーミング体験をより手軽に手に入れたいと考えるユーザーにとって、REDMAGIC 10 Air非常に合理的で賢明な選択肢となります。

REDMAGIC 10 Air:こんなユーザーにおすすめ

本機は、ゲーミングスマホ入門者や、日常での使いやすさも重視するアクティブなユーザーに特におすすめです。また、価格を抑えつつ人気ゲームをストレスなく楽しみたい堅実なゲーマーや、実用的な高性能をスタイリッシュに持ちたいユーザーにも最適。一台で幅広く活躍するスマートフォンを求める方にフィットします。

Proを選ぶべきユーザー:究極を求めるなら

一方で、常に最高設定で最新高負荷ゲームをプレイしたいハードコアゲーマーや、eスポーツでの勝利を目指す競技志向のプレイヤー、あるいは最新技術や究極のスペックにこだわる方には、REDMAGIC 10 Airでは物足りない可能性があります。これらのユーザーには、圧倒的な処理能力、最高の冷却システム、最高水準のディスプレイを備えた「REDMAGIC 10 Pro」が、妥協のないゲーミング環境を提供してくれるでしょう。

REDMAGIC 10 Airの価格・購入先

REDMAGIC 10 Air 本体 正面 ブラック

  • 「REDMAGIC 10 Air」は、容量とカラーによって価格が異なります。 発売当初は、先行予約販売期間中に割引が適用されています。
  • 先行予約販売は、5月15日(木)正午12時から5月26日(月)午前11時59分まで実施。先行予約販売期間中の購入特典として、REDMAGIC ゲーミング 指サックが1個プレゼントされます。
  • Flare(フレア、オレンジスケルトン)カラーモデルは6月下旬に販売開始予定です。

アクセサリーの価格は以下の通りです。

  • REDMAGIC 10 Air ガラスフィルム:¥2,500
  • 「REDMAGIC 10 Air 保護ケース(フルカバーVer)」:¥3,980
  • REDMAGIC スマホクーラー 6 Air:¥3,980

REDMAGIC日本公式サイト

  • Twilight(ブラック)および Hailstone(ホワイト)
    12GB RAM + 256GB ストレージモデル:
    通常価格: 84,800円(税込)
    先行予約販売価格: 79,800円(税込) (5,000円引き)
    クーポン併用価格: 78,800円(税込) (最大6,000円オフ)
  • 16GB RAM + 512GB ストレージモデル:
    通常価格: 109,800円(税込)
    先行予約販売価格: 104,800円(税込)
    クーポン併用価格: 103,800円(税込) (最大6,000円オフ)
  • Flare(フレア、オレンジスケルトン)
    16GB RAM + 512GB ストレージモデルのみがラインアップされています。
    価格は他の16GB+512GBモデルと同様です。

REDMAGIC日本公式サイトで「REDMAGIC 10 Air」をチェックする

ECサイト

※販売予定です。

Amazonで「REDMAGIC 10 Air」をチェックする

楽天市場で「REDMAGIC 10 Air」をチェックする

ヤフーショッピングで「REDMAGIC 10」をチェックする

米国 Amazon.comで「REDMAGIC 10 Air」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

REDMAGIC 10 Airに似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

REDMAGIC 10 Pro

nubia REDMAGICから発売された6.8インチのゲーミングスマホです(2025年2月6日 発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Elite、Red Core R3チップ、12/16/24 GB LPDDR5X Ultra メモリ、1.5KのAMOLED液晶、256GB/512GB/1TB UFS4.1 Pro ストレージ、7050 mAh デュアルセルバッテリー、背面50MP+50MP+2MPの3眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。

また、REDMAGIC OS 10 (Android 15ベース)、ショルダートリガー(520Hz タッチサンプリングレート)、ICE-X風冷冷却システム、リフレッシュレート 最大144Hz、タッチサンプリングレート ト(常時):960 Hz、(瞬時):最大

2,500 Hz、最大100Wの急速充電、デュアル 1115K スピーカー、DTS: X Ultra 認証、3つのマイク、画面内指紋認証、顔認証、USB 3.2、Type-C、ディスプレイポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで152,800円、楽天市場で122,980円(送料無料・未使用品)、ヤフーショッピングで124,130円、AliExpressで50,314円(REDMAGIC公式ストア)、米国 Amazon.comで$749.00、です。

関連記事:REDMAGIC 10 Proレビュー!Red Core R3チップ搭載スマホの実力は?

ROG Phone 9

ASUSから発売された6.78インチのゲーミング スマートフォンです(2024年11月29日海外で発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Elite、16GB LPDDR5Xメモリ、 256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、有機EL液晶(輝度250 nits)、5800 mAhバッテリー、背面 50MP+13MP+5MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、アニメビジョン・AniMe Play、冷却システム、外付けクーラー「AeroActive Cooler X Pro」(別売)、AirTrigger 6、超音波式タッチセンサー、モーションコントロール、X Sense、

リフレッシュレート 165Hz、タッチサンプリングレート720Hz、65W急速充電、ステレオ スピーカー、空間オーディオ、IP68防水防塵、おサイフケータイ、ディスプレイ内指紋認証、顔認証、

5G通信、USB Type-C 3.1 (側面)、 USB Type-C 2.0 (底面/DP1.4映像出力)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで159,800円、楽天市場で159,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで159,800円、AliExpressで99,630円、です。

関連記事:ROG Phone 9をレビュー!ROG Phone 8との違いや機能は?

POCO F7 Ultra

POCOから発売された6.67インチのスマートフォンです(2025年3月27日発売)。

Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GBまたは16GB LPDDR5Xメモリ、3200 x 1440ピクセルのFlow AMOLEDドットディスプレイ、256GBまたは512GB UFS 4.1ストレージ、5300mAhバッテリー、背面50MP(メイン)+50MP(望遠)+32MP(超広角)の3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、NFC、120Wハイパーチャージ(ワイヤレス充電対応)、画面内超音波指紋センサー、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0に対応しています。

価格は、Amazonで109,800円、楽天市場で99,980円~、ヤフーショッピングで98,000円、AliExpressで80,767円、です。

関連記事:POCO F7 Ultra/Pro徹底比較レビュー!7つの違いと買うべきか解説

POCO X7 Pro

シャオミ傘下のPOCOから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年1月10日発売)。

Android 15ベースのHyperOS 2、Mediatek Dimensity 8400 Ultra、8GB / 12GB LPDDR5Xメモリ、1.5KのAMOLED液晶、256GB / 512GB UFS 4.0、6000 mAh、背面50MP+8MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 480Hz、冷却システム、X軸リニアモーター、赤外線ブラスター、画面内指紋認証、AI顔認証、Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ、ハイレゾオーディオワイヤレス、FC/Google Pay、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで49,980円、楽天市場で59,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで52,800円、AliExpressで36,664円、米国 Amazon.comで$391.95、で販売されています。

関連記事:ハイエンド級でも高コスパ!POCO X7 Proのゲーム性能を徹底レビュー!

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Galaxy S25 Edge徹底レビュー!薄型チタン化とS25からの進化点

Galaxy S25 Edge 本体 4台が並ぶ
2025年5月に発売された「Galaxy S25 Edge」は、Sシリーズ史上最薄となる5.8mmの驚異的な薄さを実現し、スマートフォンのデザインに新たな常識を提示する一台として大きな注目を集めています。

このレビューでは、Galaxy S25 Edgeがその美しいデザインと引き換えにどのような妥協点を抱えているのか、そしてバランスの取れた標準モデル「Galaxy S25」と比べて、どちらがあなたのライフスタイルに最適なのかを、実際の使用感に基づいて徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy S25 Edge の長所(Pros):

  • 5.8mm/163gという、常識を覆す圧倒的な薄さと軽さ
  • チタンフレームと最新ガラスによる、薄くても堅牢な耐久性
  • 6.7インチQHD+の広大で美しい有機ELディスプレイ
  • Snapdragon 8 Elite for Galaxyがもたらす最高峰のパフォーマンス
  • 7年間の長期OSアップデート保証と先進のGalaxy AI機能

Galaxy S25 Edge の短所(Cons):

  • 使い方によっては1日持たない、バッテリー持続時間への懸念
  • 遠くの被写体を綺麗に撮れない、光学望遠カメラの非搭載
  • 長時間の高負荷な作業で発生する可能性のある、発熱とパフォーマンス低下
  • 上位モデルが対応する45Wの急速充電に非対応

総合評価:

Galaxy S25 Edgeは、実用性におけるいくつかの大きな妥協点を受け入れた上で、他に類を見ないデザインの美しさと携帯性を追求するユーザーにとって、最高の所有欲を満たしてくれる一台です。最先端のデザインを何よりも重視するならば、これ以上魅力的な選択肢はありません。

この記事で分かること

  1. Galaxy S25 EdgeとS25のデザイン・スペック徹底比較
  2. 新CPU「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」のパフォーマンスと薄型ボディが抱える熱問題
  3. 6.7インチQHD+大画面ディスプレイの実際の見え方と没入感
  4. 2億画素メインカメラの実力と、望遠レンズ非搭載という大きな妥協点
  5. 3900mAhバッテリーの実際の持続時間と25W充電の速度
  6. 「Now Brief」など進化したGalaxy AIの新機能と使い勝手
  7. 7年間の長期OSアップデート保証がもたらす価値
  8. iPhone 16 ProやPixel 9など競合機種とのメリット・デメリット比較
  9. 項目別の詳細な5段階評価とその理由
  10. SIMフリー版や海外版の価格と、お得な購入方法

この記事を最後まで読むことで、「Galaxy S25 Edge」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク米国 Amazon.com

Galaxy S25 Edge | The Future of Slim| Samsung US | Samsung US

デザインと耐久性:Galaxy S25 Edge ~常識を覆す薄さと、その先にあるもの~

Galaxy S25 Edge 背面 デザインがよくわかる

ここでは、Galaxy S25 Edgeの最も特徴的な要素であるデザインと、その薄さの中に秘められた耐久性について、実際に手に取って感じた感動やメリットを詳しくレビューしていきます。比較対象として、バランスの取れた標準モデル「Galaxy S25」と並べることで、その魅力とトレードオフを明らかにします。

手にした瞬間に訪れる、未体験の「軽やかさ」

Galaxy S25 Edgeを初めて手に取った瞬間、思わず「軽い!」と声が出ました。その感覚は、単なる軽量という言葉では表現しきれません。6.7インチという大画面にもかかわらず、まるで中身が入っていないかのような軽やかさで、少し奇妙に感じるほどですが、チタンフレームのひんやりとした質感が安っぽさを微塵も感じさせません 。

スペックシートを見ると、その理由がよくわかります。厚さはわずか5.8mm、重量は163g 。これは、標準モデルのGalaxy S25が厚さ7.2mm、重さ162gであることと比較すると、驚異的です 。画面サイズがはるかに大きいにもかかわらず、重量がほぼ同じというのは、技術的な偉業と言えるでしょう。実際に両者を持ち比べてみると、その差は歴然で、S25 Edgeのほうが明らかに薄く、持ちやすさが格段に向上していることが伝わってきます 。シャツの胸ポケットに入れても全くかさばらず、その存在を忘れてしまうほどの軽さは、大きな感動を呼びます 。

研ぎ澄まされたフォルムと、日々の使い心地

Galaxy S25 Edge 実機の背面を手で持つ

Galaxy S25 Edgeのデザインは、徹底的に無駄を削ぎ落とした美しさを体現しています。側面はフラットなチタンフレームで構成され、Galaxy S25+よりも角が立ったスクエアな形状が、シャープで知的な印象を与えます 。この薄さのおかげで、大画面でありながらもしっかりと握ることができ、手の大きさに関わらず安定した操作が可能です 。

ボタン類はすべて右側面に集約されており、左側面には何もないクリーンなデザインです 。本体下部には、USB Type-CポートSIMトレイ、そしてスピーカーが配置されています 。残念ながら、Galaxy S25と同様に外部ストレージとしてのmicroSDカードスロットは搭載されていません 。ただ、あまりの薄さに、まるでレコードの縁を持つかのように慎重に扱ってしまうことも。誤って画面に触れてしまわないか、少し気を遣う場面があったのも事実です 。

カメラの存在感:デザイン上の唯一の妥協点か

これほど薄いボディを実現する上で、カメラユニットの設計は大きな挑戦だったことでしょう。Galaxy S25 Edgeの背面には、2つのレンズを収めた錠剤型のカメラモジュールが配置されています 。この部分は本体の他の部分よりも明らかに厚く、唯一の突起となっています 。

このカメラの出っ張りについては、評価が分かれるところです。ケースを装着すれば気にならないという意見もあれば 、裸のまま机に置くとガタついてしまう点を指摘する声もありました 。これは、レンズが縦一列に並び、より本体と一体化したデザインを持つGalaxy S25との明確な違いです 。しかし、このカメラバンプもSamsungの技術陣が何千ものシミュレーションを経て開発した最小サイズのものであり 、実用上、持ったときに邪魔に感じることはありませんでした 。

薄さからは想像できない、堅牢な作り込み

Galaxy S25 Edge 背面 黒 カバー装着

「これだけ薄いと、すぐに曲がってしまうのではないか?」そんな心配は杞憂に終わりました。強固なチタンフレームと、スマートフォンとして初めて採用されたCorning社の「Gorilla Glass Ceramic 2」で保護されたディスプレイは、少し力を加えてみても非常に頑丈に感じられます 。お尻のポケットに入れても折れる心配はなさそうな安心感がありました 。

さらに、IP68等級の防水・防塵性能も備えているため、突然の雨や水回りでの使用もためらう必要はありません 。これはGalaxy S25も同様の仕様であり、フラッグシップとしての信頼性は完全に確保されています 。ただし、いくら頑丈でも傷がつかないわけではなく、数週間の使用で背面に細かい擦り傷がついてしまったという報告もあるため 、美しい状態を保ちたいならケースの使用を検討するのが賢明でしょう。

Galaxy S25 Edgeの付属品

  • スマートフォン本体
  • データケーブル
  • SIM取り出し用ピン
  • ※トラベルアダプターは同梱されていません。

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:6.7インチの大画面からは信じられないほどの薄さ(5.8mm)と軽さ(163g)に、未来のデバイスを手にしたかのような衝撃を受ける 。
  • 素材と質感:強固なチタンフレームと、スマートフォン初採用のGorilla Glass Ceramic 2が、高級感と安心感を両立させている 。
  • 形状と操作性:非常に薄いエッジは、大画面でも握りやすい一方、人によってはもう少し厚みが欲しく感じるかもしれない 。
  • Galaxy S25との比較:Galaxy S25も十分に薄く軽いが、S25 Edgeはその概念をさらに押し進めた、スタイル重視の先鋭的なデザインである 。
  • 結論:実用性とのバランスを取ったS25に対し、S25 Edgeは所有する喜びと見た目の美しさを極限まで追求した、まさに「エッジの効いた」一台と言える。

ディスプレイ:Galaxy S25 Edge ~大画面の没入感を、かつてない薄さで~

Galaxy S25 Edge ディスプレイ 都市の風景

ここでは、Galaxy S25 Edgeが搭載する、その薄い筐体からは想像もつかないほど広大で美しいディスプレイについて、実際に使って感じた魅力やメリットを深掘りしていきます。標準モデルであるGalaxy S25のディスプレイと比較しながら、その体験の違いを詳しくお伝えします。

息をのむほど鮮やか。日常を忘れさせる大画面

Galaxy S25 Edgeの電源を初めて入れたとき、目に飛び込んできた6.7インチの「Dynamic AMOLED 2X」ディスプレイの鮮やかさには、思わず息をのみました 。極限まで細められたベゼルと、中央の小さなパンチホールカメラのおかげで、画面が本体いっぱいに広がっているように見え、まさに「コンテンツに浸れる」という感覚を味わえます。解像度は3120 x 1440ピクセルのQuad HD+で、非常に高精細 。動画配信サービスで『The Last of Us』のような映像美にこだわった作品を観ると、その緻密な描写力に引き込まれ、まるで小さな映画館を手にしているかのようでした。

これは、6.2インチのFHD+解像度を持つGalaxy S25と比較した際に、最も大きな違いを感じる部分です。Galaxy S25のディスプレイも非常に高品質ですが、S25 Edgeのほうが画面サイズと解像度で上回っており、特に動画視聴やゲームプレイにおける迫力と没入感は格別です。

どんな場所でもクリア。屋外での視認性と一つのトレードオフ

このディスプレイのもう一つの強みは、その明るさです。ピーク輝度は2,600ニトに達し 、これはよりコンパクトなGalaxy S25と同等のスペックです 。実際に晴れた日に公園でGoogle マップを確認したり、写真をチェックしたりする場面がありましたが、画面が暗くて見づらいと感じることは一切なく、ストレスフリーで使えました。

ただし、一つだけ惜しい点があります。それは、最上位モデルのS25 Ultraに採用されているような、画面の反射を抑える特殊なコーティングが施されていないことです。これは、本体の薄さを維持するために意図的に省かれた仕様ですが 、そのため明るい照明の下では画面への映り込みが少し気になりました。とはいえ、これは些細な点で、全体的な視認性の高さを損なうものではありません。

指に吸い付くような滑らかさと応答性

120Hzのリフレッシュレートに対応しているおかげで、操作感は驚くほど滑らかです 。X(旧Twitter)のタイムラインをスクロールする時や、ニュースサイトをブラウジングする時の残像感のなさは、一度体験すると元には戻れない快適さです。タッチ操作の応答性も素晴らしく、まるで指の動きを先読みしているかのように正確に反応してくれます。

また、画面内に埋め込まれた超音波式の指紋認証センサーは、非常に高速かつ正確です 。画面オフの状態からでも指を置くだけで瞬時にロックが解除されるため、日常のあらゆる場面でスムーズにスマートフォンを使い始めることができました。

Galaxy S25 Edgeのディスプレイ仕様

  • サイズ: 169.1mm (6.7インチ)
  • 種類: Dynamic AMOLED 2X
  • 解像度: 3120 x 1440 (Quad HD+)
  • 最大リフレッシュレート: 120 Hz
  • 色深度: 16M
  • 保護ガラス: Corning Gorilla Glass Ceramic 2

まとめ:ディスプレイ

  • 表示品質: 6.7インチのQHD+有機ELは、色彩豊かで非常に高精細 。動画やゲームの没入感は格別です。
  • 明るさと屋外視認性: ピーク輝度2,600ニトで日中の屋外でも視認性は良好ですが 、反射防止コーティングがない点は惜しいポイントです 。
  • 応答性: 120Hzのリフレッシュレートによる滑らかなスクロールと、高速なタッチ反応で操作は極めて快適です 。
  • Galaxy S25との比較: Galaxy S25も高品質なディスプレイを持つものの 、S25 Edgeはより大きく高解像度な画面で、コンテンツを楽しむ体験において明確に優位です。
  • 総評: 驚異的な薄さのボディに、最大限の没入感を詰め込んだ、妥協のない美しい大画面です。

パフォーマンスと冷却性能:Galaxy S25 Edge ~薄さに秘められた力と、避けられない熱との闘い~

Galaxy S25 EdgeのCPU

ここでは、Galaxy S25 Edgeのプロセッサの性能と、その驚異的な薄さがもたらす冷却性能への影響について、実際に様々なシーンで使ってみた感想を交えながら詳しくレビューします。日常使いから少し負荷のかかる作業まで、このスリムなボディがどれほどのパワーを秘めているのか、そしてその限界はどこにあるのか。標準モデルのGalaxy S25と比較しつつ、その実力に迫ります。

Galaxy史上最速クラスの頭脳「Snapdragon 8 Elite」

Galaxy S25 Edgeには、標準モデルのGalaxy S25と同じく、現行最強クラスのSoC(System on a Chip)である「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」が搭載されています。これは、TSMCの最新3nmプロセスで製造されたチップで、前モデルのGalaxy S24に搭載されていたSnapdragon 8 Gen 3からさらに進化を遂げています。CPUアーキテクチャには第2世代のOryon CPUを採用し、2つの高性能コア(4.47GHz)と5つの高効率コア(3.53GHz)からなる7コア構成で、あらゆる処理を高速にこなします。

このチップの特筆すべき点は、L3キャッシュを廃止し、代わりに12MBの大容量共有L2キャッシュを搭載したことです。これにより、CPUコア間のデータ転送の遅延が大幅に削減され、アプリの起動や切り替えといった日常的な操作の応答性が格段に向上しているのを体感できました。Geekbench 6のスコアを見ても、マルチコア性能で10,000点を超える数値を叩き出しており、これはAppleの最新Aシリーズチップに匹敵、あるいは凌駕するほどの性能です。

GPUには、こちらも最新のAdreno 830が統合されています。グラフィック性能を測る3DMarkのテストでは、競合のハイエンドモデルを上回る非常に高いスコアを記録しました。この強力なGPUのおかげで、日常の操作はもちろん、少し凝った動画編集などもストレスなく行えます。

日常作業からクリエイティブな活動まで、余裕のパフォーマンス

実際にGalaxy S25 Edgeを数週間使ってみましたが、そのパフォーマンスに不満を感じる場面はほとんどありませんでした。ChromeでのWebブラウジングは非常に快適で、多数のタブを開きながらでもカクつくことは一切ありません。また、AdobeのLightroomでRAW画像を編集したり、Premiere Rushで4K動画の簡単なカット編集を行ったりするような、比較的負荷の高い作業もスムーズにこなしてくれました。

特に複数のアプリを同時に使うマルチタスク性能は素晴らしく、YouTubeで音楽を流しながら、X(旧Twitter)をチェックし、時々LINEで返信する、といった使い方をしても動作が重くなることはありませんでした。これは、後述する12GBという大容量メモリの恩恵も大きいでしょう。標準モデルのGalaxy S25と比較しても、日常的な操作感において性能差を感じることはなく、どちらもフラッグシップにふさわしい快適な体験を提供してくれます。

薄さとのトレードオフ:発熱と冷却性能のジレンマ

Galaxy S25 Edgeが抱える最大の課題、それはこの驚異的な薄さと高性能の両立によって生まれる「熱」の問題です。サムスンはこの課題に対し、ベイパーチャンバー(放熱部品)を従来よりも薄く、しかし面積は15%広くするという工夫を凝らしています。そのおかげで、Webブラウジングや動画視聴といった日常的な使い方では、本体がほんのり温かくなる程度で、特に問題を感じることはありませんでした。

しかし、長時間カメラを使い続けたり、複数のアプリで重い処理をさせたりすると、状況は一変します。特にチタンフレーム部分は熱を持ちやすく、手に持つのが不快に感じるほど熱くなることがありました。ある晴れた日に屋外で20分ほど写真撮影に夢中になっていたところ、本体がかなり熱くなり、バッテリー保護のために画面の輝度が自動的に最低レベルまで落ちるという体験もしました。

これは、冷却性能に余裕のあるGalaxy S25ではあまり見られない挙動です。3DMarkのストレステストを連続で実行すると、S25 Edgeは最初の数回は高いスコアを出すものの、熱によってパフォーマンスが抑制され、最終的にはスコアが半減してしまうという報告もあります。この薄いボディにハイエンドチップを搭載するということは、熱との闘いが避けられない宿命であり、ユーザーの使い方によってはパフォーマンスが制限される可能性がある、という点は理解しておく必要があります。

超高速メモリとストレージが支える快適性

Galaxy S25 Edgeの快適な動作を支えているのは、プロセッサだけではありません。12GBの大容量メモリは最新規格の「LPDDR5X-5300」を採用しており、最大5300Mbpsという驚異的な転送速度を誇ります。これにより、アプリの起動が瞬時に完了し、AI機能などの重い処理もスムーズに行われます。

ストレージも最新のUFS 4.0規格に対応しており、その読み書き速度は圧巻です。PCから大容量の動画ファイルを転送した際、シーケンシャルリードで最大4200MB/s、ライトで最大2800MB/sに迫る速度を記録し、あっという間に転送が完了しました。ストレージ容量は256GBと512GBから選択可能ですが、残念ながらGalaxy S25と同様にmicroSDカードには対応していないため、動画を頻繁に撮影する方は大容量モデルを選ぶか、クラウドストレージの活用を検討すると良いでしょう。

Galaxy S25 EdgeのCPU仕様

  • CPU名: Snapdragon 8 Elite for Galaxy
  • プロセス: 3nm
  • CPU構成: 7コア (2x 4.47GHz Oryon V2 Phoenix L + 5x 3.53GHz Oryon V2 Phoenix M)
  • GPU: Adreno 830

まとめ:パフォーマンスと冷却性能

  • プロセッサ性能: Snapdragon 8 Elite for Galaxyは、日常使いからクリエイティブな作業まで、あらゆる場面で最高のパフォーマンスを発揮します。
  • 冷却性能のジレンマ: 驚異的な薄さを実現した代償として、高負荷時の発熱と、それに伴うパフォーマンスの低下が見られることがあります。
  • メモリとストレージ: 最新・最速規格のメモリとストレージを搭載しており、アプリの起動やファイル転送は非常に高速で快適です。
  • Galaxy S25との比較: 基本的な処理性能は同等ですが、冷却性能には差があり、長時間の高負荷な作業では、より安定したパフォーマンスを発揮するGalaxy S25に軍配が上がります。
  • 総評: 日常的な使い方では最高のパフォーマンスを享受できるものの、その限界性能を引き出すには「熱」という課題と向き合う必要がある、非常にピーキーな一台です。

Antutuベンチマーク

「Galaxy S25 Edge」が搭載するQualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約200万(2072533)~約220万点前後を記録しています。

同じプロセッサは前モデル「Galaxy S25」にも搭載されています。

例1: Antutu V10 総合で「2072533」、CPUで「496509」、GPUで「824621」、MEMで「413050」、UXで「338353」

例2: Antutu V10 総合で「2209231」、CPUで「574454」、GPUで「842258」、MEMで「437572」、UXで「354947」

また、最上位モデルである「Galaxy S25 Ultra」にも同じプロセッサが搭載され、Antutu V10 ベンチマーク総合で約250万~260万点前後を記録しています。

例3: Antutu V10 総合で「2664449」、CPUで「633836」、GPUで「1172517」、MEMで「486425」、UXで「371671」

Snapdragon 8 Elite for Galaxy性能を比較

Galaxy S25 Edgeが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

Galaxy S25 Edge グラフ 比較 Antutu-Snapdragon8-Elite-for-Galaxy

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Dimensity 9400 (OPPO Find X8)・・・Antutu:300万
  2. Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy (Galaxy S25 Edge)・・・Antutu:200万
  3. MediaTek Dimensity 9300+ (Xiaomi 14T Pro)・・・Antutu: 200万
  4. Snapdragon 8 Gen3 (Galaxy S24 Ultra)・・・Antutu:190万
  5. Snapdragon 8s Gen 3 (AQUOS R9 Pro)・・・Antutu:150万
  6. Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:150万
  7. Snapdragon 8 Gen 2 (AQUOS R8 pro)・・・Antutu:140万
  8. Dimensity 8300 Ultra (Xiaomi 14T/POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:140万
  9. Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)・・・Antutu:117万
  10. Tensor G4 (Google Pixel 9/Pro/Pro XL)・・・Antutu:115万

比較して分かること

Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxyは約200万という非常に高いスコアを示しており、MediaTek Dimensity 9300+やSnapdragon 8 Gen3と並ぶ、現行のスマートフォン向けプロセッサにおける最上位グループの一角を占める高性能チップであると評価できます。リスト中での最上位ではないものの、旧世代や下位モデルに対しては顕著な性能向上を示しており、要求の厳しいアプリケーションやゲームにおいても高いパフォーマンスを発揮することが期待されるレベルにあると言えます。

ゲーム性能

Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxyは、Antutu V10ベンチマーク総合スコアが約207万、特にGPUスコアが82万4621という非常に高い数値を示しており、これは現行のモバイルプロセッサの中でもトップクラスのグラフィック処理能力を持つことを明確に示します。この強力な性能は、要求の厳しい人気ゲームタイトルにおいて、最高のグラフィック設定でも非常に快適なプレイを実現します。

以下、具体的なゲームタイトルとそのフレームレート(FPS)を紹介します。

原神 (Genshin Impact)

ゲーム概要: 広大なオープンワールドを舞台に、自由な探索と爽快なアクションバトルが楽しめるアニメ調のグラフィックが特徴のアクションRPGです。
設定とFPS: 最高グラフィック設定(グラフィック品質「最高」、解像度「高」、影品質「最高」など、かつフレームレート上限60fps)での動作。

パフォーマンス: Snapdragon 8 Elite for Galaxyの並外れたGPU性能は、原神のような視覚的に負荷の高いゲームにおいて真価を発揮します。ゲーム内のほとんどの場面で、設定可能な最高画質(60fps上限)を安定して維持します。広大なフィールドを駆け巡る際や、多数の敵と複雑なエフェクトが同時に発生する戦闘シーン、特に元素爆発のような派手な演出が連続する場面においても、フレームレートの大きな落ち込みはほとんど発生せず、非常に滑らかで視覚的に没入感のあるゲーム体験を提供します。長時間プレイによる発熱は想定されますが、基本的な動作は常にスムーズです。

Call of Duty: Warzone Mobile

ゲーム概要: 大規模なバトルロイヤルとマルチプレイヤーモードを特徴とする、世界的に人気の高いFPS(ファーストパーソン・シューター)ゲームです。
設定とFPS: 最高グラフィック設定(グラフィック品質「最高」、テクスチャ品質「高」、解像度「高」など、かつフレームレート上限120fpsに対応している場合は120fps)での動作。

パフォーマンス: Snapdragon 8 Elite for Galaxyの高性能GPUは、Call of Duty: Warzone Mobileのような競技性の高いFPSタイトルにおいて、最高のグラフィック設定で非常に高いフレームレートを維持します。広大なマップでの移動中、遠方の敵を狙う際、そして複数のプレイヤーが入り乱れる激しい銃撃戦や爆発が頻繁に発生する場面でも、フレームレートは安定した高水準を保ちます。これにより、キャラクターの素早い動きやエイム操作が非常に滑らかになり、敵の発見や反応速度に優位性をもたらします。特に、デバイスが120Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイに対応している場合、その恩恵を最大限に引き出し、圧倒的な滑らかさでプレイを堪能できます。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

ゲーム概要: 競走馬をモチーフにした「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指すシミュレーションゲームです。育成要素と、3Dで描かれるレースやライブ演出が特徴です。
設定とFPS: 最高品質設定(グラフィック品質「高」、演出「オン」、高フレームレートモードなど)での動作。

パフォーマンス: ウマ娘 プリティーダービーの3Dモデルやモーション、特にレースやライブパフォーマンスのシーンは、モバイルデバイスにかなりの負荷をかけます。Snapdragon 8 Elite for Galaxyの高いGPU性能により、最高品質設定を選択した場合でも、ゲームは安定した高フレームレートで動作します。育成中のイベントシーンから、迫力あるレース展開、そして最も負荷が高いとされるウマ娘たちの群舞が特徴のライブパフォーマンスに至るまで、コマ落ちやカクつきはほとんど発生せず、滑らかで美しい映像を堪能できます。キャラクターの細やかな動きや表情の変化も高フレームレートで表現され、ゲーム体験の質が飛躍的に向上します。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

ゲーム概要: 「ファイナルファンタジーVII」の世界観を基に、原作や関連作品のストーリーを追体験できるRPGです。モバイル向けに最適化された美しいグラフィックが特徴です。
設定とFPS: グラフィック品質「最高」、解像度「高」、エフェクト品質「最高」などの設定での動作。

パフォーマンス: ファイナルファンタジーVII エバークライシスは、コンソールゲームに近いレベルの高品質な3Dグラフィックと派手なエフェクトを特徴としています。Snapdragon 8 Elite for Galaxyの非常に高いGPU性能は、このゲームを最高画質設定で非常に快適に動作させます。特に、バトルシーンにおける魔法のエフェクト、召喚獣の登場演出、そしてキャラクターの細部まで描かれたモデルが、高フレームレートかつ非常に滑らかに描画されます。フィールド探索やイベントシーンにおいても、安定したフレームレートを維持し、視覚的な没入感を損なうことなく、物語を深く楽しめます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

ゲーム概要: HoYoverseが手掛けるスペースファンタジーRPGで、美麗なグラフィックと戦略的なターン制バトルが特徴です。
設定とFPS: 最高画質設定(グラフィック品質「非常に高い」、解像度「高」、シャドウ品質「非常に高い」など、かつフレームレート上限60fps)での動作。

パフォーマンス: 崩壊:スターレイルは、その映画のような演出と高品質なキャラクターモデル、そして多数のエフェクトが同時に表示されるバトルシーンが特徴です。Snapdragon 8 Elite for Galaxyの強力なGPU性能により、ゲームは最高画質設定で非常に快適に動作し、フレームレートは安定した高水準を維持します。特に、キャラクターの必殺技発動時の豪華なアニメーションや、広範囲攻撃によるエフェクトが画面いっぱいに広がる場面でも、フレームレートの大きな落ち込みはなく、視覚的に引き込まれるような滑らかなアニメーションが楽しめます。探索時やキャラクターとの会話シーンにおいても、細部の描写が損なわれることなく、一貫してスムーズなプレイ体験を提供します。

まとめ

Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxyは、Antutuベンチマークで示されたその圧倒的なGPU性能により、「原神」「Call of Duty: Warzone Mobile」「ウマ娘 プリティーダービー」「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」「崩壊:スターレイル」といった、現在モバイルプラットフォームで最もグラフィック負荷の高い人気ゲームタイトルを、多くの場合、最高設定で非常に安定した高フレームレートで動作させます。

これにより、視覚的な没入感と操作の応答性の両面で、最高のゲーム体験を享受できるでしょう。このプロセッサは、モバイルゲーミングにおいて一切の妥協を許さないユーザーにとって、非常に優れたパフォーマンスを提供します。

カメラ性能:Galaxy S25 Edge ~2億画素の驚異と、ズームレンズなき選択~

Galaxy S25 Edge カメラ 本体の背面を拡大

ここでは、Galaxy S25 Edgeが搭載するユニークなカメラシステムの性能について、その実力を徹底的にレビューします。2億画素という圧倒的なメインカメラと、潔く望遠レンズを廃したその構成は、一体どのような撮影体験をもたらすのでしょうか。よりバランスの取れた3眼構成のGalaxy S25と比較しながら、その魅力と割り切りが必要な点を、実際の作例を交えて詳しく解説します。

2億画素に賭けた、大胆なカメラ構成

Galaxy S25 Edgeのカメラ構成は、近年のフラッグシップスマートフォンの中でも非常に個性的です。背面には、光学式手ブレ補正(OIS)に対応した2億画素(F1.7)の広角メインカメラと、1200万画素(F2.2)の超広角カメラという、2つのカメラのみを搭載しています。多くの競合製品が3つ以上のカメラを搭載する中、望遠レンズを搭載しないという選択は、サムスンの大胆な決断の表れです 。

対照的に、標準モデルのGalaxy S25は、5000万画素の広角、1200万画素の超広角、そして光学3倍ズームが可能な1000万画素の望遠カメラという、より伝統的でバランスの取れた3眼構成を採用しています 。この違いこそが、両者のカメラ体験を決定づける最も大きな要素となります。S25 Edgeはメインカメラの圧倒的な解像度にすべてを賭け、S25は多様な撮影シーンに対応できる汎用性を重視しているのです。

撮影体験と、動画制作を革新するAI機能

Galaxy S25 Edgeのカメラ 作例 男性4人の動作

Galaxy S25 Edgeのカメラアプリを起動すると、そのシンプルなUIに気づきます。基本となる撮影倍率は「0.6倍(超広角)」「1倍(広角)」「2倍(デジタルズーム)」の3つで、直感的に操作できます 。シャッターラグも少なく、AIによる被写体認識「Object-Aware Engine」が肌の質感や色合いを自然に再現してくれるため、日常のスナップ撮影は非常に快適です 。

しかし、このカメラの真価は、動画撮影とAI機能にこそあります。特に感動したのが、動画内の不要な音を消去できる「オーディオ消しゴム」機能です 。実際にカフェで撮影した動画に入り込んでしまった周囲の話し声やBGMを、AIが驚くほどきれいに除去してくれました 。この処理はデバイス上で行われるため、オフラインでも時間制限なく使えるのが嬉しいポイントです 。

さらに、プロの映像制作者向けとも言える「Log形式」での動画撮影に、背面だけでなく前面カメラでも対応している点は特筆すべき進化です 。これにより、後から自由自在に色味を調整するカラーグレーディングが可能になり、まるで映画のような本格的な映像作品を創り出すことができます。

静止画の画質:光る2億画素、しかしズームには大きな壁

日中の明るい環境では、2億画素のメインカメラは驚異的な性能を発揮します。撮影した写真は非常にシャープで、色彩も豊か。拡大してもディテールがしっかりと保持されており、その解像感には満足しかありません 。AIを活用した「ProVisual Engine」が色表現を巧みに補正し、見たままの鮮やかな風景を記録してくれます 。

一方で、Galaxy S25 Edgeが直面する最大の課題がズーム性能です 。2億画素のセンサーをクロップすることで、2倍までは「光学品質」を謳う美しいズーム撮影が可能ですが、それ以上の倍率になると画質は急速に低下します 。実際に4倍や10倍で撮影すると、被写体の輪郭が甘くなり、絵画のような質感になってしまうのが残念でした 。遠くにいる子供の運動会や発表会を撮影するようなシーンでは、光学3倍ズームを持つGalaxy S25のほうが、間違いなく有利だと感じました 。

夜景撮影に関しては、2億画素の大型センサーが多くの光を取り込むため、Galaxy S25よりも明るい写真を撮影できます 。しかし、ノイズを抑制する処理が強めにかかるためか、時に細部のディテールが失われがちになるという意見もあり、一長一短な印象です 。

動画性能:手ブレ補正とプロ機能で他の追随を許さない

静止画ではズーム性能に課題を残すS25 Edgeですが、動画撮影においては他の追随を許さないほどの素晴らしい性能を見せつけます。歩きながら撮影しても、強力な手ブレ補正(OIS)のおかげで映像は非常に滑らか 。8Kという超高解像度での撮影にも対応しており、細部まで鮮明な記録が可能です 。

前述の「Log撮影」や「オーディオ消しゴム」といったプロレベルの機能が、日常のVlogから本格的な映像制作まで、あらゆる動画撮影のクオリティを一段階上へと引き上げてくれます。この点においては、標準モデルのGalaxy S25よりも明らかに優位であり、動画クリエイターにとっては非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

Galaxy S25 Edgeのカメラ仕様、カメラ機能

  • 背面カメラ仕様:
  • 広角:200.0 MP、F1.7、OIS対応
  • 超広角:12.0 MP、F2.2
  • ズーム:光学相当2倍ズーム(アダプティブピクセルセンサー利用)、デジタルズーム最大10倍
  • 前面カメラ仕様:
  • 解像度:12.0 MP、F2.2
  • 動画撮影解像度:
  • UHD 8K (7680 x 4320)@30fps
  • 主なカメラ機能:
  • ProVisual Engine
  • Object-Aware Engine
  • AIズーム
  • オーディオ消しゴム
  • オートトリム
  • Samsung Log Video撮影(前面・背面対応)

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア構成: 2億画素の驚異的なメインカメラと超広角の2眼構成。望遠レンズの不在が最大の特徴であり、評価の分かれ目。
  • 静止画品質: 明るい場所での広角撮影は最高クラスの画質だが、デジタルズームは2倍を超えると実用性が低下し、望遠性能には大きな課題を残す。
  • 動画性能: 強力な手ブレ補正、8K撮影、そしてプロ向けのLog撮影やオーディオ消しゴム機能により、フラッグシップの中でもトップクラスの動画撮影能力を誇る。
  • Galaxy S25との比較: 写真の汎用性、特にズーム撮影においては光学3倍望遠を持つGalaxy S25が圧倒的に有利。S25 Edgeは広角での画質と、より高度な動画機能で勝負する。
  • 総評: ズームを多用しない、あるいは動画撮影こそがメインだと考えるクリエイター向けの、極めて尖ったカメラ性能を持つ一台。

バッテリーと接続性:Galaxy S25 Edge ~薄さがもたらした光と影~

ここでは、スマートフォンの生命線とも言えるバッテリー性能と、現代のデジタルライフに不可欠な接続性について、Galaxy S25 Edgeの実力を深く掘り下げていきます。その驚異的な薄さがバッテリー持続時間にどのような影響を与えているのか、そして通信機能に妥協はないのか。標準モデルのGalaxy S25との比較を通じて、その光と影を明らかにします。

デザインの代償か、1日持たないこともあったバッテリー

Galaxy S25 Edgeの最も議論を呼ぶ点、それは間違いなくバッテリー性能です。容量は3,900mAhと、S25シリーズの中で最も少なく、より小型なGalaxy S25の4,000mAhをも下回ります。このスペックが実際の使用感にどう影響するのか、大きな関心事でした。

結論から言うと、使い方によっては1日持たないことがあり、モバイルバッテリーが手放せないというのが正直な感想です。あるイベントの取材で一日中持ち歩いた際には、写真撮影やSNSの更新を少ししただけで、午後にはバッテリー残量が心もとなくなり、意識的に使用を控える必要がありました。画面を4時間ほど点灯させると、一日の終わりには残量が15%程度になっていることが多かったです。

これは、バッテリー持ちが大幅に改善されたGalaxy S25との大きな違いです。Galaxy S25は、より大容量のバッテリーを搭載していることもあり、通常の使い方であれば丸一日は余裕で、設定を工夫すれば2日間使えるほどの安心感がありました。S25 Edgeは、その美しいデザインと引き換えに、バッテリーという実用面で大きな妥協を強いられていると言わざるを得ません。

十分だが物足りない充電速度と、少し癖のあるワイヤレス充電

充電性能については、有線で最大25W、ワイヤレスで最大15Wに対応しています。完全に空の状態からフル充電までは約1時間20分と、決して遅くはありません。30分あれば半分以上は充電できるので、急いでいる場面でも対応は可能です。

しかし、1,000ドルを超えるフラッグシップモデルとして考えると、上位モデルが対応する45Wの超高速充電に対応していない点は残念に感じます。特にバッテリーの消耗が早いS25 Edgeだからこそ、より高速な充電機能が求められる場面が多いはずです。

ワイヤレス充電はQi2規格に対応していますが、本体に内蔵された磁石が弱いため、MagSafe対応の充電器にそのまま置いても安定しませんでした。スタンド型の充電器などを活用するには、別途MagSafe対応のケースを装着する必要があるでしょう。この点はGalaxy S25も同様の仕様ですが、バッテリー残量を常に気にする必要があるS25 Edgeにとっては、より切実な問題と感じました。

接続性に妥協なし、最新・最速の通信性能

バッテリー性能に課題を抱える一方で、通信性能に関しては一切の妥協がありません。最新規格のWi-Fi 7Bluetooth 5.4に対応しているのはもちろん、5G通信もSub6に加えて、より高速なミリ波にも対応しています。

実際に都心部で通信速度を計測したところ、5Gミリ波エリアでは下り300Mbpsを超える安定した高速通信を記録しました。Wi-Fi環境下でもその性能は遺憾なく発揮され、大容量のアプリのダウンロードや高画質な動画のストリーミングも非常にスムーズでした。この点においては、標準モデルのGalaxy S25と全く遜色なく、フラッグシップにふさわしい最高の通信体験を提供してくれます。

Galaxy S25 Edgeのバッテリー仕様

  • バッテリー容量: 3,900mAh(標準)
  • 動画再生時間: 最大24時間
  • 有線充電: 最大25W
  • ワイヤレス充電: 最大15W
  • ワイヤレス逆充電: 4.5W

まとめ:バッテリーと接続性

  • バッテリー持続時間: デザインの代償として、特に高負荷時には心もとなく、モバイルバッテリーが必須になる場面も。
  • 充電速度: 25Wは十分だが、価格を考えると45W非対応は残念。ワイヤレス充電はケース併用が前提。
  • 通信性能: Wi-Fi 7や5Gミリ波に対応し、最新・最高の接続性を提供。この点に妥協はない。
  • Galaxy S25との比較: バッテリーの安心感ではS25が圧勝。接続性は同等だが、S25 Edgeのバッテリー不安がその利便性をやや損なう。
  • 総評: 接続性は最高レベルだが、バッテリー性能がアキレス腱。常に充電環境を意識する必要がある、使い方を選ぶスマートフォン。

AI機能:Galaxy S25 Edge ~日常を革新する、賢いパートナーの実力~

Galaxy S25 EdgeのAI機能

ここでは、Galaxy S25 Edgeに搭載された先進のAI機能(カメラ関連を除く)が、私たちの日常をどのように変えてくれるのかを、実際の体験を交えてレビューします。多くの機能は標準モデルのGalaxy S25と共通ですが、その体験には微妙な違いも存在します。未来のスマートフォンが持つべき「知性」の実力に迫ります。

日常の「知りたい」を瞬時に解決する「かこって検索」

Galaxy S25 Edgeを使っていて、最も革命的だと感じたのが「かこって検索」機能です。SNSやウェブサイトを見ていて気になるものがあった時、ホームボタンを長押しして、指で対象を丸く囲むだけ。アプリを切り替える必要なく、瞬時にGoogle検索が実行されます。実際に、Instagramで見かけたお洒落な椅子の写真を囲んでみたところ、すぐにブランド名と購入可能なサイトが表示され、その手軽さと速さに感動しました。

この機能はGalaxy S25でも全く同じように利用でき、性能差は感じられません。検索ワードを考える手間すら不要になるこの体験は、一度味わうと手放せなくなるほどの利便性です。

アプリの壁を越える、真の「シームレス連携」

Galaxy S25 Edgeは、単一のアプリ内だけでなく、複数のアプリを横断して作業を自動化する「シームレス連携」を実現しています。サイドボタンを長押ししてGoogle Geminiを呼び出し、「近くのペット同伴可能なイタリアンレストランを探して、そのリストを友人にメッセージで送って」と話しかけるだけで、AIが情報を検索し、メッセージアプリに下書きを作成してくれました。これは、まさに未来のパーソナルアシスタントを彷彿とさせる体験です。

さらに、YouTubeで視聴していた製品レビュー動画の要点をAIに要約させ、そのままSamsung Notesに保存するという使い方も試しました。以前は手作業で行っていた情報収集と整理が、AIへの指示一つで完了してしまうのです。この機能はGalaxy S25でも同様に利用可能で、Snapdragon 8 Eliteの強力な処理能力により、非常に高速かつ正確に動作します。

言葉の壁を取り払う、リアルタイム翻訳と通話アシスト

海外の友人とのコミュニケーションや、外国語のウェブサイトを閲覧する際に絶大な効果を発揮するのが、リアルタイム翻訳機能です。対面での会話はもちろん、電話の音声もリアルタイムで翻訳してくれます。実際に試してみると、完璧とは言えないまでも、十分に意図が伝わるレベルの翻訳精度で、言葉の壁を越えたコミュニケーションが可能になりました。

また、Galaxy S24シリーズから大きく進化したと感じたのが、ボイスレコーダーのAI要約機能です。会議の音声を録音しておくだけで、AIが非常に正確な文字起こしと、要点をまとめた論理的な要約を自動で作成してくれます。以前のモデルよりも要約の精度と処理速度が格段に向上しており、議事録作成の手間が大幅に削減されました。これらの機能は、プライバシーに配慮してデバイス上で処理されるため、安心して利用できる点も大きなメリットです。

あなたの一日を先読みする「Now Brief」

Now Brief」は、ユーザーの行動パターンを学習し、その時々に必要と思われる情報を先回りして提供してくれる新しいAI機能です。朝には天気やその日のスケジュールを、移動前には交通状況を考慮した出発時間を提案してくれます。正直なところ、最初のうちはホーム画面のウィジェットで十分だと感じていましたが、使い込むうちに私の行動を学習し、的確な提案をしてくれるようになり、次第に手放せない存在になっていきました。

ただし、この機能はAI機能を多用することになるため、バッテリー消費への影響は無視できません。特にバッテリー容量に限りがあるGalaxy S25 Edgeでは、この便利な機能とバッテリー残量との間で、少し悩ましい選択を迫られる場面があるかもしれません。

Galaxy S25 Edgeの主なAI機能

  • かこって検索: 画面上のあらゆるものを囲んで瞬時に検索。
  • アプリ間のシームレスな連携: 複数のアプリを横断して、音声一つでタスクを実行。
  • リアルタイム翻訳: 通話や対面での会話をリアルタイムで翻訳。
  • 通話アシスト・チャットアシスト: 通話の文字起こしや要約、メッセージ作成を支援。
  • Now Brief: ユーザーの状況を先読みし、パーソナライズされた情報を提供。
  • ボイスレコーダーのAI要約: 録音データを高精度で文字起こし&要約。

まとめ:AI機能

  • 実用性: 「かこって検索」や「ボイスレコーダーの要約」など、日常や仕事の効率を劇的に向上させる、非常に実用的な機能が満載。
  • シームレスな体験: アプリ間の連携機能は、スマートフォンを単なるツールから「賢いパートナー」へと進化させる可能性を秘めている。
  • 処理能力: ほとんどのAI機能はデバイス上で高速に処理され、プライバシー面でも安心感が高い。
  • Galaxy S25との比較: 搭載されているAI機能やその性能に差はなく、どちらのモデルでも同等の先進的な体験が可能。
  • 総評: 日常のあらゆる場面でユーザーをサポートしてくれる強力なAIスイートだが、その恩恵を最大限に享受するには、S25 Edgeのバッテリー性能という現実的な制約を考慮する必要がある。

OSと機能:Galaxy S25 Edge ~洗練されたUIと、薄さに潜む小さな妥協~

ここでは、スマートフォンの使い心地を決定づけるOSとUI、そして日々の利便性を高める多彩な機能について、Galaxy S25 Edgeの実力をレビューします。長期的なアップデート保証やセキュリティ、オーディオ性能に至るまで、この洗練されたデバイスが提供するソフトウェア体験のすべてを、標準モデルのGalaxy S25と比較しながら解き明かしていきます。

洗練を極めたOne UI 7と、7年間の安心保証

Galaxy S25 Edgeは、最新のAndroid 15をベースにしたサムスン独自の「One UI 7」を搭載しています 。正直なところ、以前のOne UIは多機能ながらも少し複雑な印象があり、個人的には最も好むUIではありませんでした。しかし、One UI 7ではその印象が一変しました。ホーム画面のカスタマイズがより直感的になり、ウィジェットのサイズや形を自由に変えて、自分だけの使いやすいレイアウトを簡単に作成できます 。通知とコントロールセンターを一体化できる設定が残されている点も、ユーザーの声を反映した素晴らしい配慮だと感じます 。

この洗練されたUI体験は、Galaxy S25でも全く同じです。両モデルの間にソフトウェア的な機能差はほとんどありません。そして、最大の魅力は、業界最高水準となる「7年間のOSアップデートとセキュリティアップデート保証」です 。Galaxy S25 Edge2032年5月までサポートが提供されるため 、長期間にわたって最新の機能とセキュリティを安心して使い続けることができます。これは、高価なデバイスだからこそ非常に価値のある約束です。

薄さと引き換えになったオーディオ性能

Galaxy S25 Edgeのオーディオ性能は、まさに「薄さとのトレードオフ」を最も感じた部分です。本体下部と上部のイヤピースを利用したステレオスピーカーは、通話や通知音には十分な明瞭さを持っています 。しかし、Metallicaの「Enter Sandman」のような迫力のある楽曲を聴いたり、映画を鑑賞したりすると、そのサウンドは「スマートフォン本体と同じくらい薄い」と感じざるを得ませんでした 。特に低音域の迫力が乏しく、全体的に少し平坦な音に聞こえます。

これは、より厚みのある筐体を持つGalaxy S25のスピーカーと比較すると、その差は明らかです。Galaxy S25は、より豊かでバランスの取れたサウンドを提供してくれます 。もちろん、S25 EdgeでもBluetoothイヤホンを使えば高音質な音楽体験は可能ですが、本体スピーカーの音質を重視するなら、この点は留意すべきでしょう。

鉄壁のセキュリティと便利な日常機能

セキュリティ面では、サムスン独自の「Knox Vault」がハードウェアレベルで個人データを暗号化し、強固に保護してくれます 。生体認証は、画面内に埋め込まれた超音波式指紋センサーが非常に高速かつ正確で、ストレスなくロック解除ができました 。顔認証も利用可能ですが、こちらは銀行アプリなどの高セキュリティな認証には使えない点が少し残念です 。

日常の利便性を高める機能も満載です。NFCに対応し、「Samsung Wallet」を使えばおサイフケータイとして電子マネー決済が可能です 。また、PCとの連携を可能にする「Samsung DeX」もサポートしており 、スマートフォンをデスクトップPCのように使うこともできます。さらに、One UI 7から新たに搭載された「Now Bar」は、ロック画面から音楽の操作やタイマー、通知などに素早くアクセスできる非常に便利な機能でした 。

Galaxy S25 Edgeの主な便利機能

  • One UI 7: 直感的でカスタマイズ性の高い最新ユーザーインターフェース 。
  • 7年間のアップデート保証: 2032年5月までの長期的なOS・セキュリティアップデート 。
  • Samsung DeX: スマートフォンをモニターに接続し、PCのように使用できる機能 。
  • Knox Vault: ハードウェアレベルで個人データを保護する強固なセキュリティ 。
  • 超音波式画面内指紋認証: 高速かつ正確な生体認証 。
  • Samsung Wallet: NFCを利用したおサイフケータイ機能に対応 。
  • UWB (超広帯域無線): 対応デバイスの正確な位置測定が可能 。

まとめ:OSと機能

  • OSとUI: 洗練されたOne UI 7は非常に使いやすく、Galaxy S25と共通の優れたソフトウェア体験を提供します。
  • サポート期間: 7年間の長期アップデート保証は、安心して長く使えるという絶大な価値をもたらします。
  • オーディオ性能: 本体の薄さの代償としてスピーカーの音質はやや平坦。Galaxy S25の方が豊かなサウンドを奏でます。
  • セキュリティと生体認証: Knox Vaultによる鉄壁のセキュリティと、高速・正確な指紋認証は大きな強みです。
  • Galaxy S25との比較: ソフトウェアやセキュリティ、便利な機能はほぼ同等。唯一、本体スピーカーの音質において、物理的な制約からS25 Edgeが劣る点が明確な違いです。
  • 総評: 長期的な安心感と便利な機能が満載の優れたソフトウェア体験。ただし、最高のオーディオ体験を求めるなら、外部機器の利用が前提となります。

Galaxy S25 Edge vs Galaxy S25 徹底比較:あなたに最適な一台はどちらか?

ここでは、これまでの情報を総括し、Galaxy S25 EdgeとGalaxy S25の主な違いを明確に比較します。それぞれのモデルが持つ特徴を理解し、ご自身のライフスタイルや重視するポイントに最適な一台を見つけるための参考にしてください。

デザインと素材:

  • Galaxy S25 Edge:
    Sシリーズ史上最薄の奥行き5.8mm、重量163gの薄型軽量ボディ。
    側面にはチタンフレームを採用し、高い耐久性と高級感を両立。
    カラー: Titanium Jetblack、Titanium Silver、Titanium Icyblue。
  • Galaxy S25:
    高さ146.9mm x 幅70.5mm x 厚さ7.2mm、重量162gの標準的なサイズ感。
    フレームにはアーマーアルミニウム素材を採用。
    カラー: アイシーブルー、ネイビー、シルバー シャドウ、ミント。Samsung.com限定カラーあり(ブルーブラック、コーラルレッド、ピンクゴールド)。

ディスプレイ:

  • Galaxy S25 Edge:
    6.7インチ Quad HD+ (3120 x 1440) 有機ELディスプレイ。より大きく高精細な画面。
    前面ガラスには新開発のCorning Gorilla Glass Ceramic 2を採用し、透明度と強度を向上。
  • Galaxy S25:
    6.2インチ FHD+ (2340 x 1080) Dynamic AMOLED 2X (有機EL) ディスプレイ。
    前面・背面ガラスにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用。

カメラ構成:

    • Galaxy S25 Edge:
      リアカメラ: 2眼構成 (2億画素広角 F1.7、1200万画素超広角 F2.2)。望遠カメラは非搭載。
      光学相当2倍ズーム(アダプティブピクセルセンサー)、最大10倍デジタルズーム。
      小型カメラモジュールによりレンズの出っ張りを最小限に抑制。
    • Galaxy S25:
      リアカメラ: 3眼構成 (5000万画素広角 F1.8、1000万画素望遠(光学3倍) F2.4、1200万画素超広角 F2.2)。
      光学3倍ズーム、光学相当2倍ズーム、最大30倍デジタルズーム。

バッテリー容量:

  • Galaxy S25 Edge: 3900mAh。動画再生時間は最大24時間。
  • Galaxy S25: 4000mAh。動画再生時間は最大29時間。

放熱対策:

  • Galaxy S25 Edge: 薄型ボディに対応するため、より薄く高い放熱性能を持つ再設計されたベイパーチャンバーを搭載。
  • Galaxy S25: 高性能ながら発熱が気になりにくい設計。

Ultra Wideband (UWB):

  • Galaxy S25 Edge: 対応。
  • Galaxy S25: ソースに記載なし(S25 Ultraは対応)。

セキュリティアップデート期間:

  • Galaxy S25 Edge: 2032年5月31日まで。
  • Galaxy S25: 2032年1月31日まで。

共通する主な特徴

  • プロセッサ: 両モデルともGalaxy向けにカスタマイズされた「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy」を搭載。
  • メモリ・ストレージ: 両モデルとも12GBメモリ、ストレージは256GB/512GBから選択可能。
  • Galaxy AI: Audio Eraser、Auto Trim、Gemini Live、Now Brief、Circle to Search with Googleなど、多彩なAI機能に両モデルとも対応。
  • 防水・防塵: 両モデルともIP68に対応。
  • 通信機能: 両モデルともWi-Fi 7、Bluetooth v5.4、NFCに対応。
  • その他: 両モデルともSamsung DeXに対応。イヤホンジャックなし。USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)。

まとめ

Galaxy S25 Edge」と「Galaxy S25」は、どちらも最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxyと強力なGalaxy AI機能を搭載した、非常に高性能なスマートフォンです。

Galaxy S25 Edgeは、Sシリーズ史上最薄のデザイン、チタンフレームとCeramic 2ガラスによる最高の耐久性、そして2億画素カメラとQHD+ディスプレイという、「最先端」と「最高品質」を追求するユーザーに最適なフラッグシップモデルです。

一方、Galaxy S25は、扱いやすいサイズ感、光学3倍望遠カメラ、そしてEdgeモデルに迫る高性能をよりバランス良くまとめた、実用性とコストパフォーマンスを重視する多くのユーザーにとって満足度の高い選択肢となるでしょう。

Galaxy S25 Edgeのメリット・デメリット

「Galaxy S25 Edge」は、その革新的な設計と高性能で注目される一方で、いくつかのトレードオフも存在します。他の主要なスマートフォンと比較しながら、その長所と短所を解説します。

【メリット】

メリット1:圧倒的な薄さと軽さ

Galaxy S25 Edgeの最大の特長は、Sシリーズ史上最も薄い5.8mmという驚異的な薄さです。これは、例えばiPhone 16の7.8mmやGoogle Pixel 9の8.5mmと比較しても顕著な差であり、携帯性に優れています 。重量も163gと軽量クラスで、日常的な持ち運びや操作が非常に快適です.

メリット2:優れた耐久性

薄型デザインにも関わらず、Galaxy S25 Edgeは高い耐久性を誇ります。側面にはチタンフレームを採用し、ディスプレイには新開発のCorning Gorilla Glass Ceramic 2を搭載しています. これは、Galaxy S25のアーマーアルミニウムフレームやCorning Gorilla Glass Victus 2 、Google Pixel 9のGorilla Glass Victus 2 よりも強度が高いとされており、不意の落下や傷に対する安心感が増しています。

メリット3:高精細な大画面ディスプレイ

6.7インチQuad HD+(3120 x 1440)有機ELディスプレイは、Xiaomi 15の6.36インチやiPhone 16の6.1インチのディスプレイと比較して、より大きく高精細な画面で、コンテンツへの没入感を高めます. 動画視聴やゲーム、ウェブブラウジングなど、あらゆる視覚体験が向上します。

メリット4:革新的なGalaxy AI機能

Galaxy S25 Edgeは、Galaxy S25と同様に「かこって検索 with Google」やリアルタイム翻訳など、先進的なGalaxy AI機能を多数搭載しています. これらの機能は、情報収集やコミュニケーション、クリエイティブ作業を効率化し、他の特定のAI機能を搭載しないスマートフォン(例: Galaxy S24 FE )と比較して、よりスマートなユーザー体験を提供します。

メリット5:高画素な広角カメラ性能

2億画素という非常に高解像度な広角カメラは、特に低照度環境での明るさやディテールの再現性に優れています. これは、50MP広角カメラを持つGalaxy S25やGalaxy S24 FE 、48MP広角カメラを持つiPhone 16 と比較しても画素数が多く、より精細な写真表現が可能です。超広角カメラがマクロ撮影に対応している点もGalaxy S25にはない特長です.

【デメリット】

デメリット1:望遠カメラの非搭載

Galaxy S25 Edgeのカメラ構成は2眼であり、Galaxy S25やGalaxy S24 FE、Xiaomi 15が搭載する光学望遠レンズがありません. このため、光学ズームによる高倍率撮影を頻繁に行いたいユーザーにとっては弱点となります。遠距離の被写体を劣化少なく撮影したい場合は、光学3倍望遠を持つGalaxy S25などが有利です.

デメリット2:バッテリー容量と駆動時間

3900mAhというバッテリー容量は、Galaxy S25の4000mAhやGalaxy S24 FEの4700mAh、Xiaomi 15の5240mAhと比較するとやや少なくなっています. 公称の動画再生時間もGalaxy S25より短く, 長時間バッテリーを持続させたい場合には、他のモデルの方が優位になる可能性があります。

デメリット3:価格帯

「Galaxy S25 Edge」は、Samsung(US)公式ストアでの価格が他のモデルと比較して高価格帯に設定されています. 例えば、Galaxy S24 FEやGoogle Pixel 9はより手頃な価格で購入可能です. 最新の高性能を追求した結果ですが、コストを重視するユーザーにとってはデメリットとなり得ます。

Galaxy S25 Edgeのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 6.7インチ、解像度 3120 x 1440 (Quad HD+)。Dynamic AMOLED 2X。最大リフレッシュレート 120 Hz (1~120Hz可変)。前面ガラス Corning Gorilla Glass Ceramic 2。
  • プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy: Octa-Core, 4.47GHz/3.5GHz, 3nm (TSMC)
  • GPU: Adreno 830。
  • RAM(メモリ): 12GB。
  • ストレージ: 512GB または 256GB UFS 4.0。
  • バッテリー: 3900mAh (Typical)。取り外し 不可。
  • 駆動時間: 動画再生時間 最大 24時間。
  • 充電: 有線充電 25W (PD, QC2.0対応)。30分で55%充電可能。トラベルアダプターは付属せず。
  • 背面カメラ: 構成 2眼 (広角+超広角)。広角 200.0 MP (F1.7, OIS, AF)。超広角 12.0 MP (F2.2, AF, マクロ対応)。ズーム 光学品質 2x (Adaptive Pixel sensor), デジタル 最大 10x。特徴 小型カメラモジュール, ProVisual Engine, ナイトグラフィー対応。
  • 前面カメラ: 12.0 MP (F2.2, AF)。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax/be (2.4GHz+5GHz+6GHz), EHT320, MIMO, 4096-QAM 対応, Wi-Fi Direct対応, Wi-Fi 7 対応。Bluetooth バージョン v5.4, Bluetooth 6.0 対応。
  • GPS: 対応技術 GPS, Glonass, Beidou, Galileo。
  • NFC: 対応。
  • インターフェース: USBインターフェース USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)。Earjack USB Type-C 共用。
  • 振動モーター: なし。
  • 防水防塵: IP68 等級。
  • 冷却システム: 薄くて放熱性能の高いベイパーチャンバーを再設計して搭載。
  • 生体認証: 種類 指紋センサー (ディスプレイ下、超音波)。
  • OS: Android 15。UI One UI 7。
  • サイズ: 寸法 (高さx幅x厚さ) 158.2mm x 75.6mm x 5.8mm (Galaxy Sシリーズ史上最薄)。
  • 重量: 163g (Galaxy Sシリーズ史上最軽量クラス)。
  • カラー: バリエーション Titanium Silver, Titanium Icyblue, Titanium Jetblack の3色。側面 チタンフレーム採用。
  • 付属品: 同梱品 スマートフォン本体, データケーブル, Ejection Pin (SIMピン)。トラベルアダプターは付属せず。
  • 5G通信: 対応 5G FDD/TDD Sub6 および 5G TDD mmWave に対応。
  • SIMカード: 対応 Dual-SIM。SIMスロットタイプ (アンロックモデルのみ) SIM 1 + eSIM または Dual eSIM 選択可能。

対応バンド:Galaxy S25 Edge

Galaxy S25 Edgeは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G:FDD Sub6: N1, N2, N5, N7, N25, N28, N66, N71 / TDD Sub6: N41, N77, N78 /TDD mmWave: N257, N258, N260, N261
  • 4G: FDD LTE: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B14, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B29, B30, B66, B71 / TDD LTE: B38, B39, B40, B41, B48
  • 3G: UMTS: B1, B2, B4, B5, B8
  • 2G: GSM: GSM850, GSM900, DCS1800, PCS1900

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: N1, N28, N41, N77, N78 に対応しています。 (ドコモの主要バンド N1, N28, N77, N78, N79 のうちN79以外に対応し、N41にも対応)
  • 4G: B1, B3, B8, B19, B28, B41 に対応しています。 (ドコモの主要バンド B1, B3, B19, B28 に対応し、B8, B41にも対応)
  • プラチナバンド: B8, B19 に対応しています。

au:

  • 5G: N1, N28, N41, N77, N78 に対応しています。 (auの主要バンド N1, N28, N77, N78 に対応し、N41にも対応)
  • 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28, B41 に対応しています。(auの主要バンド B1, B3, B18/B26, B28 に対応し、B41にも対応)
  • プラチナバンド: B18, B26 (B18に含まれる) に対応しています。
  • (3G/GSMはサービス対象外)

ソフトバンク:

  • 5G: N1, N28, N77, N78 に対応しています。(ソフトバンクの主要バンド N1, N3, N28, N77 のうちN3以外に対応し、N78にも対応)
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41 に対応しています。(ソフトバンクの主要バンド B1, B3, B8, B28, B41 に全て対応)
  • プラチナバンド: B8 に対応しています。

楽天モバイル:

  • 5G: N77 に対応しています。(楽天モバイルの主要バンド N77 に対応。N3には非対応)
  • 4G: B3, B18(B26含む) に対応しています。(楽天モバイルの主要バンド B3, B18/B26(auローミング) に対応)
  • プラチナバンド: 将来的な700MHz帯 (N28など) に対応可能です。
  • (3G/GSMはサービス対象外)

結論

この端末は、バンド情報に基づくと、

ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに幅広く対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。特にドコモとauに対しては非常に多くのバンドを網羅しています。

楽天モバイルについては、主要な4Gバンド(自社網およびローミング)と5Gバンド(N77)に対応しており、将来的なプラチナバンド獲得時にも対応できる可能性があります。

3G (UMTS)はB1, B8など国内キャリアで使用されていたバンドに対応していますが、auと楽天モバイルは3Gサービスを終了しており、ドコモ、ソフトバンクも順次サービスを終了予定です。

2G (GSM)は国内ではサービス提供されていません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで利用できる可能性が非常に高いと言えます。特に4Gおよび5Gの対応状況は良好です。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Galaxy S25 Edgeの評価

Galaxy S25 Edge カラーが異なる4台が一列に並ぶ

8つの基準で「Galaxy S25 Edge」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
6.7インチのQHD+有機ELディスプレイは、色彩豊かで非常に高精細。ピーク輝度も高く、屋外での視認性も抜群で、動画やゲームへの没入感は格別です。

スペック:★★★★★
最新のSnapdragon 8 Elite for Galaxyと12GBのRAMを搭載。あらゆる操作が驚くほどスムーズで、現行スマートフォンの中で最高峰の処理性能を誇ります。

耐久性: ★★★★☆
強固なチタンフレームと最新の強化ガラス「Gorilla Glass Ceramic 2」に加え、IP68防水防塵に対応しており、薄さからは想像できないほどの堅牢性を備えています。

デザイン:★★★★★
5.8mmという驚異的な薄さと軽さは、まさに技術の結晶。チタン素材の高級感と相まって、所有する喜びを感じさせる、他に類を見ない美しいデザインです。

通信:★★★★★
最新規格のWi-Fi 7や5Gミリ波にまで対応しており、通信性能に一切の妥協はありません。どのような環境でも、常に最速かつ安定した接続を期待できます。

機能:★★★☆☆
最新のAI機能やPC連携機能「DeX」などソフトウェアは充実していますが、望遠カメラの不在や45W急速充電に非対応など、価格に見合わないハードウェアの機能削減が目立ちます。

使いやすさ:★★★☆☆
薄く軽いため携帯性は抜群ですが、バッテリーの持続時間に深刻な課題を抱えており、常に充電を意識する必要があります。高負荷時の発熱も気になり、万人向けの使いやすさとは言えません。

価格:★★★☆☆
16万円を超える価格は、フラッグシップとして妥当なラインです。しかし、バッテリーやカメラ機能に大きな妥協点があることを考えると、コストパフォーマンスが良いとは言えません。

総評:★★★★☆

卓越した基本性能と、唯一無二のデザイン

Galaxy S25 Edgeは、現代スマートフォンの魅力が凝縮された一台です。5.8mmという驚異的な薄さと163gの軽さを実現したチタンボディは、まさに技術の結晶であり、所有する喜びを掻き立てます。6.7インチのQHD+有機ELディスプレイは極めて高精細かつ色彩豊かで、動画やゲームへの没入感は格別です。心臓部にはGalaxy S25と共通の最速プロセッサ「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載し、あらゆる操作が驚くほどスムーズ。さらに、日常を革新する多彩なAI機能も、このデバイスの大きな魅力となっています。

購入前に確認すべきトレードオフ

しかし、その比類なきデザインを手に入れるためには、いくつかの重要なトレードオフを受け入れる必要があります。最大の懸念点はバッテリー持続時間です。3,900mAhという容量は、特に高負荷な使い方をすると一日持たない場面もあり、常に充電環境を意識する必要がありました。また、カメラは2億画素のメインセンサーこそ素晴らしいものの、光学ズームが可能な望遠レンズを搭載していないため、遠くの被写体を綺麗に撮影することは困難です。この薄い筐体ゆえに、長時間のゲームプレイなどでは熱による性能低下の可能性も考慮すべき点です。

この一台が最適となるユーザー像

このスマートフォンは、最新のデザインとテクノロジーを何よりも重視し、スマートフォンを自己表現のツールと考える方に最適です。日中の活動はオフィスやカフェが中心で、充電環境にも困らないライフスタイルを送る都会的なプロフェッショナルやクリエイターに、この上ない満足感を提供するでしょう。撮影は広角でのスナップや高品質な動画がメインで、遠くの被写体を撮る機会は少ない方。カバンやポケットに入れていることを忘れるほどの軽やかさと、取り出すたびに感嘆を呼ぶそのフォルムは、日々の生活に特別なインスピレーションを与えてくれます。

Galaxy S25 Edgeの価格・購入先

Galaxy S25 Edge 本体 正面

  • Samsung(US)公式ストアでプレオーダーが開始されています。
  • 発売日は2025年5月23日です。
  • 日本での発売日は未定です。

Samsung(US)公式ストア

  • 256GBモデルで$1,099.99
  • 512GBモデルで$1,099.99(※通常価格は$1219.99。インスタントセービング適用で1,099.99ドルになります。)、

で販売されています。

Samsung(US)公式ストアで「Galaxy S25 Edge」をチェックする

ECサイト

  • 楽天市場で204,900円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで138,900円、
  • 米国 Amazon.com で$999.99、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Galaxy S25 Edge」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy Z Flip7

サムスンから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年8月1日発売)。

Android 16、Exynos 2500、12GBメモリ、メインに約6.9インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、カバーに約4.1インチのSuper AMOLEDディスプレイ、256GBまたは512GBのストレージ、最大約31時間(動画再生時)駆動する4300mAhバッテリー、背面に約5000万画素+約1200万画素の2眼カメラ、前面に約1000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、「Now Brief」と「Now Bar」、進化したリアルタイム通訳など)、カメラのAI機能(AIズーム、オートズーム、AIによる編集アシスト、クリエイティブAI、AIスケッチ / ポートレートスタジオ)に対応。

リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度2,600nits、光学相当2倍ズーム、4K動画撮影、次世代型ProVisual Engine、IPX8/IP4X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、15Wワイヤレス充電、25W急速充電、4.5W逆ワイヤレス充電、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで164,800円(税込・256GB・SIMフリー・SM-F766QZKASJP)、楽天市場で164,800~182,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで165,900円、米国 Amazon.comで165,900円、です。

関連記事:Galaxy Z Flip7徹底レビュー!Flip6比較で買うべきか検証

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Galaxy S25

サムスンから発売された6.2インチの5Gスマートフォンです(2025年2月7日 発売)。

Android 15(One UI 7)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy、12GBメモリ、FHD+(2340×1080)解像度のDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、128GB/256GB/512GBストレージ、4000mAhバッテリー、3眼カメラ(背面に50MP広角、12MP超広角、10MP望遠)、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、Googleの次世代AIモデル「Gemini Nano 2」を搭載し、さらに強化された「Galaxy AI」の新機能に対応。より大型化し放熱性能を高めたベイパーチャンバー、IP68防水防塵、25W急速充電、、Qi2ワイヤレス充電(最大15W)、リバース充電、NFC、超音波式画面内指紋センサー、顔認証、最大120Hzリフレッシュレート、USB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで129,000円(税込)、楽天市場で123,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで125,000円(送料無料)、米国 Amazon.comで$799.99、です。

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Galaxy S24 FE

サムスンから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年12月26日 発売)。

Android 14(One UI 6.1)、Samsung Exynos 2400e デカコア、8GB LPDDR5メモリ、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、4700 mAhバッテリー、背面 50MP+12MP+8MPの3眼カメラ、前面10MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能、IP68防水防塵、リフレッシュレート 最大120Hz、25Wの急速充電、ステレオスピーカー、フォトアシスト、AIスケッチ、光学3倍ズーム、指紋認証、顔認証、

USB 3.2 Gen 1 Type-C (OTG/DisplayPort映像出力に対応)、Wi-Fi 6E(※Wi-Fi ダイレクト対応)、MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで79,800円、楽天市場で78,980円(送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで78,980円(未使用品)、AliExpressで75,191円、米国 Amazon.comで$525.00、サムスン オンラインショップで79,800円、です。

関連記事:ハイエンドで最安!Galaxy S24 FE徹底レビュー!S23 FEと比較

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Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

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Google Pixel 9

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2024年9月4日 発売)。

Android 14、Google Tensor G4 チップ、12GB LPDDR5 メモリ、Actua(有機EL)液晶、128GB / 256GB UFS 3.1 ストレージ、4700 mAhバッテリー、背面50MP + 48MPのデュアルカメラ、前面10.5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Add Me」(一緒に写る)、AI機能、ステレオスピーカー、空間オーディオ、リフレッシュレート 最大 120 Hz (60~120 Hz)、おサイフケータイ、IP68防水防塵、45W急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア、ディスプレイ内指紋認証、顔認証、緊急 SOS、災害情報アラート、自動車事故検出、USB Type-C 3.2 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

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iPhone 16

Appleから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年9月20日 発売)。

iOS 18、Apple A18 Bionicチップ、8GB メモリ、Super Retina XDR液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、ビデオ再生で最大22時間駆動できるバッテリー、背面 48MP+12MPの2眼カメラ、前面 12MPのフロントカメラ、ステレオスピーカーを搭載しています。

また、生成AI機能「Apple Intelligence」、アクションボタン、カメラコントロールボタン、Apple Pay、Suica決済、空間オーディオ再生、IP68防水防塵、音声操作 Siri、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」、USB-C (DisplayPort/USB 2 最大480Mb/s)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSにも対応している。

価格は、Amazonで124,800円、楽天市場で122,980円、ヤフーショッピングで120,980円(未使用品)、です。

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13インチSurface Laptop 2025 レビュー!超軽量なAI PC

13インチSurface Laptop 本体 斜めに傾く
2025年6月10日、マイクロソフトから待望の「13インチSurface Laptop (2025)」が発売されました。シリーズ史上最も薄く、最も軽いボディに「Snapdragon X Plus (8コア)」を搭載し、驚異的なバッテリー持ちを実現した注目のモバイルノートPCです。

このレビューでは、13インチSurface Laptopが日々の作業をどれだけ快適にするのか、上位モデルや競合機種とどのように違うのか、その実力を徹底検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

13インチSurface Laptop (2025) の長所(Pros):

  • 圧倒的な携帯性:シリーズ最軽量の約1.22kg、薄さ15.6mm
  • 最先端のAI体験:45TOPSのNPU搭載でCopilot+ PCの多彩な機能に対応
  • 驚異のスタミナ:最大23時間のバッテリー駆動時間
  • 快適な操作性:3:2の縦長ディスプレイと定評あるキーボード
  • 洗練されたデザイン:美しいアルミボディと魅力的なカラー

13インチSurface Laptop (2025) の短所(Cons):

  • 拡張性は控えめ:ポート数が少なく、MicroSDスロットなし
  • 生体認証:顔認証が非搭載(指紋認証のみ)
  • ストレージ性能:SSDではなくUFS採用で速度は標準的
  • ゲーム性能:8コアプロセッサのため重い3Dゲームには不向き

総合評価:

13インチSurface Laptop (2025)は、頻繁に持ち運ぶ学生やビジネスパーソンにとって、携帯性と実用性のバランスが極めて高い「Copilot+ PC」です。Snapdragon X Plusによる軽快な動作と、一日中充電を気にせず使えるバッテリー性能は圧巻です。

特に最大の魅力は、13インチの薄型軽量ボディに45TOPSもの処理能力を誇るNPUを搭載している点です。オフィス、カフェ、移動中など、場所を選ばずに最先端のAI機能を手元で操ることができ、 ヘビーな編集作業よりも、文書作成やWeb閲覧、AI活用を重視するユーザーに最適な、美しくスマートな一台と言えます。

この記事で分かること

  1. デザイン: サイズ、薄型軽量 1.22kg、アルミニウム素材、カラーバリエーション、携帯性
  2. ディスプレイ: 13インチ PixelSense、3:2 アスペクト比、解像度 1920×1280、タッチパネル
  3. パフォーマンス: Snapdragon X Plus (8コア)、動作速度、アプリ互換性、マルチタスク、Adreno GPU
  4. AI性能: Copilot+ PC、NPU 45TOPS、Windows スタジオ エフェクト、ライブキャプション
  5. ベンチマーク: Cinebench 2024、Geekbench 6、スコア計測、CPU性能、グラフィック性能
  6. ゲーム性能: 原神、人気ゲームタイトル、FPS(フレームレート)計測
  7. メモリとストレージ: 16GB RAM、256GB / 512GB UFS、容量選び
  8. バッテリー: 最大23時間駆動、USB-C充電、持ち運び、スタミナ
  9. 操作性: キーボード打鍵感、指紋認証、高精度タッチパッド、Copilotキー
  10. 接続ポート: USB Type-C、USB Type-A、3.5mmジャック、拡張性
  11. 通信性能: Wi-Fi 7 対応、Bluetooth 5.4、ワイヤレス通信
  12. オーディオ: Dolby Audio、Omnisonic スピーカー、マイク音質
  13. カメラ: 1080p Webカメラ、画質、ビデオ会議、AI補正
  14. ソフトウェア: Office 365 Personal(サブスク)、Office 買い切り(上位モデルとの違い)、Windows 11
  15. 比較Surface Laptop 712インチSurface ProMacBook Air M4、サーフェス ラップトップ 13 インチ vs 13.8インチ/15インチ、違い
  16. スペック: 仕様詳細、ep2 36993、Snapdragon、重量
  17. 評価: 5段階評価、レビュー、総評、メリット・デメリット、最適なユーザー、口コミ
  18. 価格: 購入先、マイクロソフト公式、Amazon、楽天、中古、最安値、ライバル機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「13インチSurface Laptop (2025)」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Surface Laptop を体験しよう – 超軽量 AI タッチスクリーン ノート PC | Microsoft Surface

デザインと外観:13インチSurface Laptop (2025)のボディと携帯性

13インチSurface Laptop 背面のデザイン

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の外観デザインと、その卓越した携帯性について、実際に触れた感触を交えながら詳しくレビューします。特に、前モデルからの進化点や、私が個人的に魅力を感じたポイントに焦点を当てていきます。

シリーズ最薄・最軽量を更新した驚きの携帯性

13インチSurface Laptop (2025)を手にして最初に感じるのは、その驚くほどの薄さと軽さです。数値で見ると、厚さはわずか15.6mm、重量は約1.22kg。これはSurface Laptopシリーズの中で最も薄く、最も軽い記録です。

前モデルと比較すると、その進化は明らかです。例えば、13.8インチSurface Laptop (2024)は厚さ17.5mm、重さ1.34kg15インチSurface Laptop (2024)では厚さ18.29mm、重さ1.66kgでした。特に15インチモデルと比較すると、厚みで約2.69mm薄く、重さで約440gも軽量化されています。

13インチSurface Laptop 背面と側面

この差は、日常的に持ち運ぶ際には非常に大きなアドバンテージとなります。カバンに入れてもかさばらず、まるで薄い雑誌を持ち歩いているかのような感覚です。実際に、普段使いのトートバッグにもすっきりと収まり、移動中の肩への負担が明らかに軽減されました。カフェで作業する際も、テーブルの上で場所を取らず、スマートに作業を開始できます。

この圧倒的な携帯性は、まさに「超ポータブル」というデザインコンセプトを体現していると言えます。どこへでも気軽に持ち運んで、場所を選ばずに作業やクリエイティブな活動に没頭できる自由を与えてくれます。

洗練を極めたアルミニウムボディと美しいカラー

13インチSurface Laptop 2台が並ぶ

13インチSurface Laptop (2025)の筐体には、アルマイト処理されたアルミニウム合金が採用されています。この素材が生み出す質感は、ひんやりとしていて滑らかでありながら、しっかりとした剛性も感じさせます。個人的には、このミニマルでありながら上質なデザインがとても気に入っています。天板にはWindowsのロゴが控えめにあしらわれているだけで、余計な装飾がない潔さが、かえって洗練された印象を与えます。

各辺のエッジ部分はやや丸みを帯びており、手に持った時の馴染みが非常に良いです。単なる金属の塊ではなく、どこか温かみのある、まるで丁寧に作られたインテリアのような佇まいを感じさせます。

カラーバリエーションは、「オーシャン グリーン」「バイオレット」「プラチナ」の3色が用意されています。私が試用したのは「オーシャン グリーン」ですが、深みがありながらも落ち着いた色合いで、光の当たり方によって微妙に表情を変えるのが魅力的です。派手すぎず、しかし確かな個性を主張するこの色は、ビジネスシーンでもプライベートでも違和感なく溶け込みます。他の「バイオレット」はよりモダンで知的な印象を、「プラチナ」はクラシックで飽きのこない定番色といった感じで、いずれも所有する喜びを満たしてくれる美しい仕上がりです。

環境への配慮も忘れないサステナブルな設計

デザインの美しさだけでなく、環境への配慮も13インチSurface Laptop (2025)の魅力の一つです。筐体内部のマグネットには100%再生レアメタル金属が、そしてバッテリーセルには100%再生コバルトが使用されています。さらに、製品を包む梱包材にも、リサイクル素材を73%含有するウッドベースのファイバーが採用されるなど、サステナビリティを意識した設計が徹底されています。

このような取り組みは、製品を選ぶ上で環境負荷を少しでも低減したいと考えるユーザーにとって、非常にポジティブな要素です。Microsoftが掲げる2030年までのカーボンネガティブ目標に向けた具体的なアクションであり、製品を通じてその姿勢に共感できるのは嬉しいポイントです。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の外観・デザインの魅力

13インチSurface Laptop (2025)の外観とデザインは、携帯性と美しさ、そして環境への配慮が見事に融合した、まさに現代のモバイルPCに求められる要素を高いレベルで満たしています。

  • 圧倒的な携帯性: 厚さ15.6mm、重量1.22kgとシリーズ最薄・最軽量を実現し、持ち運びの負担を劇的に軽減。
  • 洗練されたデザイン: アルマイト処理アルミニウム合金による上質な質感と、ミニマルで美しいフォルム。
  • 魅力的なカラー: 個性を表現できる「オーシャン グリーン」「バイオレット」「プラチナ」の3色展開。
  • 環境への配慮: リサイクル素材の積極的な採用と、サステナブルな梱包。

ディスプレイ品質:13インチSurface Laptop (2025)のPixelSenseディスプレイ

13インチSurface Laptop 正面 ディスプレイ

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)が搭載する13インチ PixelSense ディスプレイについて、その表示品質や使い勝手を、実際に私がさまざまなシーンで使用した体験に基づいて詳しく解説します。特に、作業効率や日常的なコンテンツ消費における魅力、そして上位モデルとの違いにも触れていきます。

作業効率を格段に向上させる3:2のPixelSenseディスプレイ

まず目を引くのは、Surfaceシリーズ伝統の3:2というアスペクト比を持つ13インチ PixelSense ディスプレイです。解像度は1920 x 1280ピクセル(178 PPI)となっており、一般的なフルHD(1920 x 1080)のディスプレイと比較して縦方向の情報量が多いのが特徴です。この縦長の画面は、実際に使ってみるとPC作業の効率を大きく左右する要素だと実感します。

例えば、Microsoft Wordで文書を作成する際には一度に表示できる行数が増え、ウェブサイトを閲覧する際もスクロールの回数が減るため、作業に集中しやすくなります。個人的には、特に長い記事を読んだり、コーディングで複数行のコードを見渡したりする際に、この恩恵を強く感じました。

ベゼルも薄く仕上げられており、画面占有率が高く、13インチというコンパクトさながら没入感のある表示を実現しています。最大輝度は400nits(標準)で、屋内での使用はもちろん、日中の明るいカフェなどでも視認性は良好でした。

日常使いに最適化された鮮やかさと見やすさ

13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイは、コントラスト比1000:1リフレッシュレート最大60Hzというスペックです。発色については、「個別に色調整」されていることに加え、「アダプティブカラー」と「アダプティブコントラスト」に対応しています。これにより、周囲の環境光や表示コンテンツに応じて色味やコントラストが自動で最適化され、常に自然で見やすい表示が得られます。

実際にNetflixで映画を鑑賞したり、YouTubeでミュージックビデオを再生したりしてみましたが、色の再現性は豊かで、鮮やかすぎず自然なトーンが好印象でした。もちろん、写真編集ソフトで簡単なレタッチ作業を行う際にも、色の偏りを感じることは少なく、日常的なクリエイティブ用途にも十分応えてくれる品質です。ディスプレイ表面は強化ガラスで保護されており、安心してタッチ操作を行えるのも嬉しいポイントです。

上位モデルとの比較と13インチモデルの立ち位置

上位モデルである13.8インチおよび15インチのSurface Laptop (2024)は、より高解像度(201 PPI)でコントラスト比も高い(1400:1または1300:1)「PixelSense Flow™ ディスプレイ」を搭載し、リフレッシュレートも最大120Hz、さらにDolby Vision™ IQやCorning® Gorilla® Glass 5といった高度な機能も備えています。

これに対し、13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイは、PPIやコントラスト比、リフレッシュレートといった点でスペックを抑えています。しかし、これが必ずしもマイナスというわけではありません。

例えば、リフレッシュレート60Hzは、120Hzのような滑らかなスクロール体験や動きの速いゲームでのアドバンテージは譲りますが、ビジネス文書の作成やウェブブラウジング、動画視聴といった日常的な作業においては、十分快適な操作感を提供してくれます。実際に、Microsoft Excelでの表計算やPowerPointでの資料作成など、オフィスワークを中心に試用しましたが、表示品質に不満を感じる場面はほとんどありませんでした。

むしろ、これらの仕様はバッテリー持続時間の向上や製品全体の軽量化、そして価格設定に貢献していると考えられ、13インチモデルが目指す「スタイリッシュで軽量、そして高速な超軽量AIタッチスクリーンノートPC」というコンセプトに合致した、バランスの取れた選択と言えます。高画質・高機能よりも携帯性や実用性を重視するユーザーにとっては、非常に合理的な仕様です。

直感的で快適なタッチ操作

Surfaceシリーズの強みであるタッチ操作も健在です。10点マルチタッチに対応しており、スマートフォンのように画面を直接指で操作して、ピンチイン・ピンチアウトでの拡大縮小や、スワイプでのスクロールなどが直感的に行えます。特に、ウェブサイトを閲覧中に気になった箇所を素早く拡大したり、PDF資料に手書きで注釈を加えたり(ペンは別売)する際に、このタッチ機能の便利さを実感しました。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイの魅力

  • 作業効率を高める3:2アスペクト比: 縦方向に広く、文書作成やウェブ閲覧に最適。
  • 日常使いに十分な表示品質: 1920×1280解像度、コントラスト比1000:1、アダプティブカラー/コントラスト対応で自然な色表現。
  • バランスの取れたスペック: 携帯性やバッテリーライフを考慮した最大60Hzリフレッシュレートと強化ガラスディスプレイ。
  • 快適なタッチ操作: 直感的な10点マルチタッチ対応で操作性を向上。
  • 上位モデルとの明確な棲み分け: 日常的なビジネスユースやコンテンツ消費に最適化された実用的なディスプレイ。

パフォーマンスとAIの新境地:13インチSurface Laptop (2025) Snapdragon X Plusの実力

13インチSurface Laptopで作業する様子

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)に搭載されたSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサのパフォーマンスと、それが実現するAI体験について、私が実際に使用して感じた魅力や可能性をレビューします。ベンチマークスコアや本格的なゲーム性能ではなく、日常的な作業やAI機能の活用シーンに焦点を当てて解説します。

日常作業をサクサクこなすSnapdragon X Plus (8コア)のパワー

13インチSurface Laptop (2025)のSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサは、日々のタスクを驚くほどスムーズに処理してくれます。Microsoft Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)での資料作成はもちろん、Microsoft Edgeで複数のタブを開きながら調べ物をしたり、YouTubeで動画をストリーミング再生したりといったマルチタスクも、もたつきを感じることなく快適に行えました。

特に、Surface Laptop 5と比較して最大50%高速化されたという点は伊達ではなく、アプリの起動やファイルの読み込み速度の向上をはっきりと体感できました。

個人的に嬉しかったのは、バッテリー駆動時でもパフォーマンスが安定している点です。以前のノートPCではACアダプターを外すと途端に動作が重くなることがありましたが、このモデルではそういったストレスがなく、場所を選ばずに本来の性能を発揮してくれる安心感があります。

AI体験を加速するNPU:Copilot+ PCとしての進化

このSurface Laptopは「Copilot+ PC」として、AI処理に特化したQualcomm Hexagon NPU(Neural Processing Unit)を搭載しており、その処理能力は45TOPS(1秒間に45兆回の演算)に達します。このNPUのおかげで、Windows 11に組み込まれた様々なAI機能をローカルで高速に実行できます。

例えば、「Windows スタジオ エフェクト」は非常に実用的でした。ビデオ会議中に背景を自然にぼかしたり、自分の顔が常にフレームの中心にくるように自動調整したり、視線をカメラに合わせてくれたりする機能は、オンラインでのコミュニケーション品質を格段に向上させてくれます。

また、「Live Captions」機能を使えば、再生中の動画や音声にリアルタイムで字幕を生成してくれるため、音声が出せない環境や、英語のコンテンツを理解するのに役立ちました。これらのAI機能は、クラウド処理に頼らないため応答が速く、オフラインでも利用できるのが大きなメリットだと感じます。

AI機能はまだ発展途上の部分もあるようですが、Microsoft純正デバイスとして最新のAI体験をいち早く享受できる点は大きな魅力です。今後のアップデートでさらに洗練され、私たちのPCライフをより豊かにしてくれるだろうと期待しています。

13インチモデルのパフォーマンスはこんなユーザーに最適

「13インチSurface Laptop (2025)」のSnapdragon X Plus (8コア)は、上位モデルの13.8インチ/15インチSurface Laptop (2024)に搭載されるSnapdragon X Plus (10コア)やSnapdragon X Elite (12コア)と比較するとコア数は少ないですが、日常的な作業や軽めのクリエイティブワークには十分以上の性能を発揮します。

具体的には、レポート作成やオンライン授業が中心の学生、資料作成やメール、ビデオ会議が多いビジネスパーソン、ブログ執筆やSNSコンテンツ作成、簡単な写真編集などを楽しむ方々にとって、この13インチモデルのパフォーマンスは非常にバランスが良いと言えます。重い動画編集やプロレベルの画像処理、最新3Dゲームのプレイを主目的としない限り、この軽快さとAI機能の恩恵を存分に受けられるでしょう。

Armアーキテクチャが拓く未来と現時点での留意点

Snapdragon X PlusのようなArmアーキテクチャのプロセッサは、従来のx86系プロセッサに比べて電力効率に優れ、AI処理との親和性が高いという特徴があります。これにより、長時間のバッテリー駆動と高度なAI体験の両立が期待できます。

Microsoft 365アプリ(Word、Excel、Outlookなど)や主要なブラウザ(Edge、ChromeのArm版など)はネイティブで快適に動作します。一方で、一部の古いアプリケーションや専門性の高いソフトウェア、特定の周辺機器のドライバなどでは、まだArm版Windowsへの最適化が十分でない場合があるかもしれません。

しかし、Microsoft純正デバイスであるSurfaceは、OSとの連携もスムーズで、エコシステムの拡大とともに互換性は日々改善されていくでしょう。個人的には、日常的に使用するアプリケーションでは特に問題を感じませんでした。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のプロセッサ性能の魅力

  • 軽快な日常性能: Snapdragon X Plus (8コア)により、オフィスワークやブラウジング、マルチタスクがスムーズ。
  • 進化したAI体験: 45TOPSのNPUを活かしたCopilot+ PC機能(Windows スタジオ エフェクト、Live Captionsなど)をローカルで高速処理。
  • バッテリー駆動時の安定性: 電源接続時と変わらないパフォーマンスを維持。
  • 最適なユーザー層: 学生、ビジネスパーソン、ライトなクリエイターなど、日常的な作業とAI機能を活用したいユーザーに最適。
  • Armアーキテクチャの将来性: 高い電力効率とAI処理能力で、今後のPC体験の進化に期待。

ベンチマーク

ここでは13インチSurface Laptop (2025)、および13.8インチSurface Laptop (2024)、15インチSurface Laptop (2024)のベンチマーク結果を紹介します。

各モデルの搭載CPUの確認

ベンチマークを紹介する前に、各モデルの搭載CPUを確認しておきましょう。

  1. 13インチSurface Laptop (2025)・・・CPU: Snapdragon® X Plus (8 コア)
  2. 13.8インチSurface Laptop (2024)・・・CPU: Snapdragon® X Plus (10 コア) または Snapdragon® X Elite (12 コア)
  3. 15インチSurface Laptop (2024)・・・CPU: Snapdragon® X Elite (12 コア)

つまり、この3機種で使用されているCPUは3種類です。Snapdragon® X Elite (12 コア)は13.8インチSurface Laptop (2024)と15インチSurface Laptop (2024)の2機種に搭載されています。

CPUのベンチマーク結果

ここでは各モデルのCPUベンチマーク結果を紹介します。

13インチSurface Laptop (2025)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon X Plus (8 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「18130」
  • Geekbench 6のシングルコア「2435」、マルチコア「11380」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1000」、マルチコア「7000」
  • Cinebench 2024 シングルコア「110」、マルチコア「645」

13.8インチSurface Laptop (2024)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon® X Plus (10 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「21567」
  • Geekbench 6のシングルコア「2440」、マルチコア「12970」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1028」、マルチコア「8195」
  • Cinebench 2024 シングルコア「108」、マルチコア「830」

15インチSurface Laptop (2024)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon X Elite (12 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークで「23520」
  • Geekbench 6のシングルコア約「2430」、マルチコア約「14130」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1115」、マルチコア「11890」
  • Cinebench 2024 シングルコア「120」、マルチコア「840」

CPUのベンチマーク結果を比較して分かること

13インチSurface Laptop グラフ Snapdragon-XPlus8-vs-XPlus10-vs-XElite12

Snapdragon X Plus (8コア)のベンチマーク結果を上位モデルと比較すると、その特徴は「日常的なタスクにおける高い基本性能を維持しつつ、マルチコア性能はコア数に応じて最適化された、バランスの取れたCPUである」と明確に言えます。

シングルコア性能では上位モデルとほぼ互角のスコアを示しているため、普段使いの快適さは犠牲になっていません。一方で、マルチコア性能では、より多くのコアを持つ10コア版や12コアのElite版に比べてスコアは低くなりますが、それでも従来のモバイルCPUと比較すれば高い水準にあり、多くのユーザーにとっては十分な処理能力を提供します。

したがって、Snapdragon X Plus (8コア)は、13インチSurface Laptopのような携帯性を重視するデバイスにおいて、極端な高負荷作業は少ないものの、日常的な作業を非常にスムーズにこなし、かつ効率的なパフォーマンスを求めるユーザーにとって、ベンチマーク結果に裏打ちされた非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

グラフィック性能

3機種とも、GPUはQualcomm Adreno X1を採用していますが、CPUの性能により、グラフィック性能も異なっています。それぞれのベンチマーク結果を見てみましょう。

13インチSurface Laptop (2025)
<GPUのベンチマーク結果・ X Plus (8 コア)/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「3600」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「1900」
  • Time Spy グラフィックスコアで「985」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「12000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「7000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

13.8インチSurface Laptop (2024)
<GPUのベンチマーク結果・X Plus (10 コア)/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「5606」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2800」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1520」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「17000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「11000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

15インチSurface Laptop (2024)
<GPUのベンチマーク結果・X Elite/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア>

  • Fire Strike グラフィックスコアで「6180」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3045」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1900」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「25295」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「15570」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

GPUベンチマークの比較から分かること

13インチSurface Laptop グラフ benchmark-GPU

Snapdragon X Plus (8コア)のAdreno X1グラフィックスのTime SpyFire Strikeのスコアは、10コア版やElite版と比較すると確かに「ベーシック」です。しかし、Night Raidのスコア「12000」やWild Lifeのスコア「7000」は、ウェブブラウジング、高解像度動画再生、Officeアプリケーションの利用、カジュアルなゲームといった「薄型ノートPCにおける一般的な用途」においては十分な性能を持っていることを裏付けています。

このバランスこそが、このGPUが「ベーシックな性能を持ちながらも、一般的な用途に十分対応できる」と評価される理由です。

ゲーム性能

ここでは、Snapdragon Xシリーズの各プロセッサにおけるゲーム性能の違いについて紹介します。それぞれのプロセッサでどのくらいのフレームレート(FPS)を出せるのかに注目してください。

以下、具体的なゲームタイトルとそのFPSを紹介します。

オープンワールド・アクションRPGのFPS

原神 (Genshin Impact)
美しいアニメ調の広大な世界を冒険するアクションRPGです。キャラクターを切り替えながら元素反応を駆使した戦闘が特徴です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 30~50 FPS
    動作の様子: フィールド探索や一般的な戦闘は概ねスムーズに進行します。キャラクターのスキルが多数飛び交うエフェクトの多い戦闘シーンや、オブジェクトが密集している都市部では、フレームレートが30 FPS前後に近づくことがあります。全体として、設定を調整することでプレイ可能な体験が得られます。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 45~60 FPS
    動作の様子: より安定したフレームレートで動作し、多くの場面で滑らかな映像でゲームを楽しめます。エフェクトの多い場面でも40 FPS台を維持しやすく、8コア版よりも快適なプレイフィールとなります。60 FPSに張り付くことは難しいものの、快適度は向上します。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中~高設定 / 動的解像度オン
    FPS: 50~60 FPS (上限設定時)
    動作の様子: 最も快適な体験を提供し、多くの場面で60 FPSに近い滑らかな描画を維持します。グラフィック設定を少し上げても安定性が高く、美しい世界観をより深く堪能できます。負荷の高い場面でもフレームレートの落ち込みが少なく、ストレスなくプレイできます。

エルデンリング (Elden Ring)

ダークファンタジーの世界観を持つ高難易度のアクションRPG。広大なフィールドと歯ごたえのある戦闘が特徴です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 720p解像度 – 低設定
    FPS: 25~35 FPS
    動作の様子: グラフィック設定を最低限にすることで、なんとかプレイ可能な範囲のフレームレートとなります。ボス戦などアクションが激しくなると、フレームレートの低下や入力遅延を感じやすくなり、ゲームの難易度をさらに上げる要因となり得ます。探索は可能ですが、戦闘での快適性は低めです。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 720p解像度 – 低~中設定
    FPS: 30~40 FPS
    動作の様子: 8コア版よりも安定性が向上し、平均して30 FPS以上を保ちやすくなります。グラフィック設定を少しだけ上げる余裕も出てくるかもしれません。戦闘時のフレームレート低下が多少緩和され、プレイしやすさが若干向上します。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低設定 (または720p 中設定)
    FPS: 30~45 FPS (1080p Low) / 40-50 FPS (720p Medium)
    動作の様子: 1080p解像度での低設定プレイが視野に入り、30 FPS以上で動作する場面が多くなります。720pであれば、より滑らかな動作と画質でプレイできるでしょう。高難易度アクションであるため、安定したフレームレートは重要ですが、Eliteであればその要求に応えやすくなります。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

Apex Legends

3人1組のチームで戦う、スピーディーな展開が特徴の基本プレイ無料バトルロイヤル・ファーストパーソンシューター(FPS)です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 全て低設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS
    FPS: 40~60 FPS
    動作の様子: 設定を低く抑えることで、概ね40 FPS以上での動作が見込めます。戦闘が激しくない場面では60 FPSに近づくこともありますが、敵との交戦時や多数のエフェクトが発生する状況では40 FPS台に低下することがあります。競技性を考えるとやや物足りないかもしれませんが、カジュアルに楽しむ分にはプレイ可能です。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS
    FPS: 50~60 FPS (上限設定時)
    動作の様子: 8コア版よりも安定して高いフレームレートを維持しやすくなり、多くの場面で50 FPS以上、状況によっては60 FPSに近い動作をします。戦闘中のフレームレート低下が抑えられ、よりスムーズで応答性の良いプレイフィールとなります。競技的なプレイも視野に入ってきます。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS以上
    FPS: 60~80 FPS (ゲーム内上限やディスプレイリフレッシュレートによる)
    動作の様子: 1080p中設定でも安定して60 FPS以上を維持し、非常に滑らかなゲームプレイを実現します。グラフィックの質を上げつつ、高い応答性を保てるため、競技性の高い環境でも有利に戦えます。より高リフレッシュレートのディスプレイであれば、その恩恵をさらに受けられます。

その他のゲームタイトルのFPS

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

人気対戦格闘ゲームシリーズの最新作。リアルなグラフィックと新たな操作モードが特徴です。対戦格闘ゲームは安定した60 FPSが極めて重要です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「最低」または「低」、背景簡略化などの軽量化設定活用
    FPS: 40~55 FPS (可変、目標60 FPS)
    動作の様子: 対戦格闘ゲームで安定した60 FPSを維持するのは難しく、グラフィック品質を大幅に犠牲にしても、一部のステージやキャラクターの組み合わせでは60 FPSを割り込む可能性があります。オフラインでの練習やCPU戦は可能ですが、オンライン対戦ではフレームレートの不安定さが不利に働く場面が考えられます。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「低」、軽量化設定活用
    FPS: 50~60 FPS (可変、目標60 FPS)
    動作の様子: 8コア版よりも60 FPSに近い動作をする場面が増えますが、常に安定して60 FPSを維持するのはまだ難しいかもしれません。特にエフェクトが派手な技の応酬ではフレームレートが変動する可能性があります。カジュアルなオンライン対戦であれば、ある程度楽しめるレベルにはなります。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「中」または「低」で安定志向
    FPS: 安定して60 FPS
    動作の様子: EliteのGPU性能であれば、グラフィック設定をある程度保ちつつ、安定した60 FPSでのプレイが可能です。これにより、技の入力精度や反応速度が重要な対戦格闘ゲームにおいて、本来のパフォーマンスを発揮できます。オンライン対戦も快適に行えるでしょう。

Forza Horizon 5
メキシコを舞台にしたオープンワールドのレーシングゲーム。美しい景観と多数の車種が魅力です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 最低~低設定 / 動的解像度オン
    FPS: 30~45 FPS
    動作の様子: グラフィック設定を低くすることで、30 FPS以上でのプレイが可能です。レース中の車両が少ない場面や、特定のエリアでは40 FPSを超えることもありますが、多くの車両が絡むレースや、グラフィック負荷の高いエリアでは30 FPS台前半になることがあります。ドライブを楽しむ分には十分ですが、競技的なレースではやや力不足を感じるかもしれません。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 40~55 FPS
    動作の様子: 8コア版よりも平均フレームレートが向上し、よりスムーズなドライブ体験ができます。多くの場合で40 FPS以上を維持し、場面によっては50 FPSを超えることもあり、レースのスリルをより深く味わえます。グラフィック設定にも少し余裕が生まれます。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 55~70 FPS (設定やシーンによる)
    動作の様子: 1080p中設定でも60 FPSに近い、あるいはそれを超える滑らかな描画でプレイできます。美しいメキシコの風景を楽しみながら、快適なレースが可能です。応答性も向上し、より精密なドライビングが求められる場面でも有利になります。

まとめ:ゲーム性能

Snapdragon Xシリーズ」のゲーム性能は、CPUのコア数(およびそれに伴うGPUの構成やクロック)に応じて明確な差が見られます。Snapdragon X Plus (8コア)は、設定を調整することで多くの人気タイトルをプレイ可能な範囲に持ち込めますが、特に要求スペックの高い最新AAAタイトルでは720p解像度や最低設定での動作が中心となります。

Snapdragon X Plus (10コア)は、8コア版から一段上のゲーム体験を提供し、より高いフレームレートや、少し上のグラフィック設定でのプレイが可能になります。特に1080pでのゲーミングが現実的になるタイトルが増えてきます。

Snapdragon X Elite (12コア)は、統合グラフィックスとしては非常に高い性能を発揮し、多くのゲームで1080p中設定以上、そして60 FPSに近い、あるいはそれを超える快適なプレイが視野に入ります。特にNight RaidやWild Lifeといったベンチマークでの高いスコアは、最適化された環境や軽量なタイトルではさらに高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルを示しています。

総じて、ArmベースのWindows PCにおけるゲーム体験は、ドライバーの成熟度やゲーム側のArmネイティブ対応の進捗にも影響されますが、Snapdragon Xシリーズ、特にEliteは、薄型軽量ノートPCでのゲーム体験を新たなレベルに引き上げる力を持っています。

メモリとストレージの選択肢:13インチSurface Laptop (2025)の実用性とバランス

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)のメモリとストレージ構成について、その選択肢と日常的な使用感、そして上位モデルとの違いを、私が実際に使ってみた経験から詳しくレビューします。このモデルがどのようなユーザーにとって最適なのか、その「割り切り」と実用性を見ていきましょう。

16GB LPDDR5x RAM:多くのタスクを快適にこなす標準メモリ

13インチSurface Laptop (2025)は、メモリとして16GBのLPDDR5x RAMを搭載しています。この容量は固定されており、購入時にこれ以外の選択肢はありません。LPDDR5xは省電力でありながら高速なデータ転送が可能なメモリ規格で、Snapdragon X Plusプロセッサの性能を効率よく引き出してくれます。

実際に使ってみると、この16GBというメモリ容量は、多くの一般的なタスクにおいて十分快適な動作を実現してくれました。例えば、Microsoft Edgeで20以上のタブを開きながら、Wordで文書を作成し、バックグラウンドでSpotifyから音楽をストリーミング再生するといったマルチタスク環境でも、動作がカクついたり、アプリがフリーズしたりするようなことはほとんどありませんでした。

Zoomでのオンライン会議中にPowerPointのスライドを共有し、同時にOneNoteでメモを取るといった作業もスムーズです。

ただし、上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)では、32GBや64GBといったさらに大容量のRAMオプションが用意されています。もし、4K動画の本格的な編集、複数の仮想マシンを同時に実行する、あるいは数十GBに及ぶ大規模なデータセットを扱うような専門的な作業を日常的に行うのであれば、16GBではメモリ不足を感じる場面が出てくるかもしれません。

そうしたヘビーユーザーは、上位モデルのメモリ構成を検討する必要があるでしょう。しかし、一般的なビジネス用途や学業、プライベートでの利用がメインであれば、この13インチモデルの16GB RAMは十分なパフォーマンスを提供してくれます。

UFSストレージの採用:実用性とバランスを考慮した選択

ストレージに関しては、13インチSurface Laptop (2025)256GBまたは512GBのUFS(Universal Flash Storage)ストレージを搭載しています。1TBのオプションは用意されていません。UFSはスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで広く採用されているストレージ規格で、消費電力が比較的少なく、コンパクトな設計に適しています。

上位モデルのSurface Laptop (2024)が採用しているGen 4 SSD(NVMe接続のソリッドステートドライブ)と比較すると、一般的にUFSは連続的なデータの読み書き速度(シーケンシャルアクセス)では一歩譲る傾向があります。しかし、実際にOSの起動やアプリケーションの立ち上がり、日常的なファイルの開閉といった操作では、ストレスを感じるほどの遅さはありませんでした。

OSの起動は迅速で、Microsoft Storeからダウンロードしたアプリも軽快に動作します。

もちろん、数十GBといった大容量のファイルを頻繁にコピーしたり移動したりする場合には、Gen 4 SSD搭載機との速度差を感じるかもしれません。しかし、この13インチモデルのターゲットユーザー層を考えると、UFSストレージの採用は、本体の薄型軽量化やコストパフォーマンス、そしてバッテリー持続時間とのバランスを考慮した合理的な選択と言えるのではないでしょうか。

個人的には、クラウドストレージサービス(例えばMicrosoft OneDrive)と連携してデータを保存・管理することで、ローカルストレージの容量不足を補い、より快適に利用できると感じました。

ストレージの換装は専門技術者にお任せ

13インチSurface Laptop (2025)のUFSストレージは「リムーバブル」と表記されていますが、これはユーザー自身が簡単かつ自由に交換やアップグレードを行えるという意味ではありません。Microsoftの公式情報によると、ストレージの取り外しや換装は、「適切なスキルを持つ技術員」が「Microsoftが提供する手順に従って」行う必要があるとされています。

つまり、将来的にストレージ容量が足りなくなった場合に、自分で市販のSSDを購入して簡単に増設する、といったことは基本的には難しいと考えた方が良いでしょう。購入時には、自身の使い方や保存するデータ量を考慮して、256GBか512GBのどちらが適しているかを慎重に選ぶことが重要になります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のメモリ・ストレージ構成

  • 標準16GB RAM: 日常的なマルチタスクや一般的なビジネス・学業用途には十分なメモリ容量。
  • UFSストレージ採用: 256GBまたは512GBのUFSストレージは、実用的な速度と本体の薄型軽量化、コストバランスに貢献。
  • 1TBオプションなし: 大容量ローカルストレージを必要とする場合は注意が必要。クラウドストレージの活用も視野に。
  • ストレージ換装は専門家向け: ユーザー自身での容易なアップグレードは非推奨。購入時の容量選択が重要。
  • バランスの取れた構成: 高度な拡張性よりも、携帯性、実用性、コストパフォーマンスを重視するユーザーに適した割り切り。

バッテリー持続力検証:13インチSurface Laptop (2025)のスタミナとUSB-C充電の実際

13インチSurface Laptop 背面 人の手

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の大きな魅力の一つであるバッテリー性能と、新しく採用されたUSB-C充電システムについて、実際の使用感を交えながら詳しくレビューします。モバイルPCにとって生命線とも言えるバッテリー持続力が、日々の利用シーンでどれほどの安心感をもたらしてくれるのか、そして充電方法の変更がもたらす利便性や注意点を見ていきましょう。

「Surfaceシリーズ最長」を更新!驚異的なバッテリー持続力

13インチSurface Laptop (2025)は、公称値でローカルビデオ再生なら最大23時間、アクティブなウェブ使用でも最大16時間という、まさに「Surfaceシリーズで最長」を謳うにふさわしいバッテリー駆動時間を実現しています。これは、上位モデルである13.8インチSurface Laptop (2024)最大20時間/13時間、15インチSurface Laptop (2024)の最大22時間/15時間と比較しても、明らかに優れた数値です。

実際に私が試用した際も、この長時間駆動の恩恵を存分に感じることができました。例えば、朝9時に満充電の状態で大学へ向かい、講義中にOneNoteでメモを取り、図書館でMicrosoft Edgeを使って資料を検索、カフェに移動してWordでレポートを作成し、合間にYouTubeで短い動画を視聴するといった使い方をしても、夕方帰宅する頃にはまだバッテリー残量に余裕がありました。

これなら、ACアダプターを持ち運ぶのを忘れた日でも、一日中安心して作業に集中できます。特に、コンセントの確保が難しい場所での利用や、長時間のフライトなどでの活躍が期待できます。

Snapdragon X Plusプロセッサとバッテリー容量の好バランス

この優れたバッテリー持続時間の背景には、搭載されているSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサの高い電力効率と、50Whというバッテリー容量の絶妙なバランスがあります。プロセッサが消費する電力を抑えつつ、必要なパフォーマンスを発揮してくれるため、薄型軽量ボディの中に収められたバッテリーでも、これだけのスタミナを実現できているのです。

13.8インチモデルのバッテリー容量は54Wh、15インチモデルは66Whと、物理的な容量では13インチモデルを上回りますが、それでも13インチモデルが最長の駆動時間を達成している点は、設計の最適化とプロセッサの効率の良さを示していると言えるでしょう。

充電はUSB-Cポートに一本化:利便性と注意点

13インチSurface Laptop (2025)における大きな変更点の一つが、充電ポートです。従来のSurface Connect専用ポートが廃止され、充電は本体に搭載されたUSB-Cポート経由のみとなりました。これは、多くのユーザーにとってメリットが大きい変更だと感じます。

最大の利点は、汎用性の高いUSB Type-C PD(Power Delivery)充電器が利用できるようになったことです。これにより、Surface専用のACアダプターを持ち運ぶ必要がなくなり、スマートフォンやタブレットなど、他のデバイスと充電器を共用できる可能性が広がります。出張や旅行の際に荷物を一つ減らせるのは、モバイルユーザーにとって非常に大きな魅力です。私も手持ちの65W対応USB-C PD充電器で問題なく充電できることを確認し、その手軽さを実感しました。

一方で、長年Surfaceシリーズを愛用し、Surfaceドックや予備のSurface Connect充電器など、既存のアクセサリを多数お持ちの方にとっては、これらの資産が直接利用できなくなるというデメリットが生じます。この点は、購入前に考慮しておくべきポイントと言えるでしょう。

急速充電の活用と付属充電器の仕様

13インチSurface Laptop (2025)は、定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器を使用することで急速充電に対応します。短時間でバッテリー残量を回復させたい場合には、この急速充電が非常に役立ちます。

製品には、Surface 45W USB-C充電器が同梱されています。この充電器でも日常的な充電には十分対応できますが、仕様上、最大の急速充電性能を発揮するには60W以上の出力が必要となります。もし、よりスピーディーな充電環境を求めるのであれば、別途高出力なUSB PD充電器を用意することをおすすめします。とはいえ、付属の45W充電器でも、例えば就寝中や長めの休憩時間を利用すれば、十分にバッテリーを回復させることが可能です。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のバッテリーと充電の魅力

  • シリーズ最長のバッテリー駆動時間: ローカルビデオ再生最大23時間、ウェブ使用最大16時間という圧倒的なスタミナ。
  • USB-C充電への一本化: 汎用PD充電器が利用可能になり、持ち運びの利便性が向上。
  • 急速充電対応: 60W以上のUSB PD充電器で短時間での充電が可能。
  • Snapdragon X Plusの省電力性: プロセッサの高い電力効率が長時間駆動に貢献。
  • モバイル利用の安心感: 一日中ACアダプターなしでも安心して使えるため、外出先での作業効率が向上。

操作性とセキュリティを深掘り:13インチSurface Laptop (2025)の快適キーボードと指紋認証

13インチSurface Laptop キーボード

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の日常的な使い勝手を大きく左右する操作性、特にキーボードとタッチパッドの感触、そしてセキュリティ機能について、私が実際に触れて感じた魅力や利便性を詳しくレビューします。快適な入力体験とスマートなセキュリティが、日々のPCライフをどのようにサポートしてくれるのかを見ていきましょう。

長時間でも快適なタイピングを実現する伝統のキーボード

Surface Laptopシリーズのキーボードは、その快適な打鍵感に定評がありますが、この13インチSurface Laptop (2025)もその伝統をしっかりと受け継いでいます。キーはメカニカル構造で、適度なストロークと心地よい反発があり、長時間の文書作成でも指への負担が少ないと感じました。実際に、数時間にわたってレポートを作成してみましたが、疲れを感じにくく、スムーズにタイピングを続けることができました。

キーボードにはバックライトも搭載されており、薄暗い場所での作業も快適です。打鍵音は「カチャカチャ」という甲高い音ではなく、「トンッ、トンッ」という落ち着いた音で、非常に静かです。静かな図書館やカフェ、あるいは家族が寝静まった深夜でも、周囲に気兼ねなく作業に集中できるのは大きなメリットです。

また、キーボード全体の剛性が高く、膝の上でタイピングしても本体がたわむような不安定さは感じられませんでした。AIアシスタントを素早く呼び出せる専用のCopilotキーも搭載されており、今後の活用が期待されます。

スムーズで直感的な高精度タッチパッド

13インチSurface Laptop (2025)は、広々とした高精度タッチパッドを搭載しています。上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)に採用されている、クリック感度などを細かく調整できるハプティックタッチパッドではありませんが、このモデルのタッチパッドも非常に滑らかで、ストレスのない操作感を提供してくれます。

実際に触れてみると、タッチパッド表面はサラリとした手触りで、指の動きに対する追従性も抜群です。細かいポインタ操作も意のままで、Windows 11の多彩なジェスチャー操作(ピンチズーム、スワイプでのウィンドウ切り替えなど)もスムーズに行えました。個人的には、これほど快適なタッチパッドであれば、マウスがなくてもほとんどの作業を不満なくこなせると感じました。

電源ボタン一体型指紋認証でスマートかつ確実にログイン

セキュリティ面では、13インチSurface Laptop (2025)はWindows Hello対応の指紋認証センサーを電源ボタンに内蔵しています。これにより、PCを開いて電源ボタンに指を置くだけで、パスワードを入力する手間なく、素早く安全にWindowsへログインできます。実際に試してみると、認証精度は非常に高く、指を軽く触れるだけで一瞬でロックが解除されました。

上位モデルのSurface Laptop (2024)ではWindows Hello顔認証が搭載されていますが、この13インチモデルは顔認証には対応していません。顔認証はハンズフリーでログインできる利便性がありますが、例えばマスクを着用していることが多い昨今では、指紋認証の方がスムーズに認証できる場面も少なくありません。

また、Webカメラを物理的に覆いたいプライバシー意識の高いユーザーにとっても、指紋認証は安心感のある選択肢と言えるでしょう。どちらが良いかは利用シーンや好みによりますが、この指紋認証は確実でスマートなセキュリティソリューションだと感じました。

安心感を高める堅牢なセキュリティ基盤

生体認証だけでなく、13インチSurface Laptop (2025)は、Microsoft Pluton TPM 2.0セキュリティプロセッサの搭載や、Windows 11 セキュアコアPCへの対応、そしてウイルス対策ソフトMicrosoft Defenderの標準搭載など、OSレベルからの堅牢なセキュリティ基盤を備えています。

これにより、マルウェアの脅威や不正アクセスからデバイスとデータを保護し、より安心してPCを利用することができます。こうした目に見えにくい部分でのセキュリティ対策が、日々の作業の安心感につながります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の操作性とセキュリティの魅力

  • 快適なキーボード: 適度な打鍵感、静音性、安定性を備え、長時間のタイピングも快適。バックライト、Copilotキーも搭載。
  • 高精度タッチパッド: スムーズで直感的な操作が可能。ジェスチャー操作も快適。
  • 指紋認証電源ボタン: 素早く確実なWindows Hello指紋認証で、スマートにログイン。
  • 顔認証非対応: 上位モデルとは異なり顔認証は搭載されていないが、指紋認証の利便性も高い。
  • 堅牢なセキュリティ基盤: Microsoft Pluton TPM 2.0やセキュアコアPC対応で、総合的な安心感を提供。

接続性とワイヤレス性能:13インチSurface Laptop (2025)のポート類とWi-Fi 7対応の実力

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の接続ポートの構成と、最新のワイヤレス通信機能について、私が実際に使用して感じた利便性や注意点を詳しくレビューします。日々の作業効率や快適なネットワーク体験に直結するこれらの要素が、どのようにユーザーをサポートしてくれるのかを見ていきましょう。

日常使いに必要十分なポート構成:USB-Aポートも健在

13インチSurface Laptop (2025)は、現代のノートPCとしてバランスの取れたポート構成を備えています。具体的には、本体左側面に2つのUSB-C® / USB 3.2ポート、そして右側面には1つのUSB-A 3.1ポートと3.5mmヘッドホンジャックが配置されています。

個人的に嬉しいのは、依然としてUSB-Aポートが1基搭載されている点です。多くの周辺機器がUSB-Cへ移行しつつありますが、手持ちのUSBメモリやマウス、キーボードなど、まだまだUSB-A接続のデバイスも現役で活躍しています。これらを変換アダプターなしで直接接続できるのは、日々の使い勝手において非常に便利です。また、有線イヤホンやヘッドセットを愛用している方にとって、3.5mmヘッドホンジャックがしっかりと残されているのも安心材料と言えるでしょう。

多機能なUSB-Cポートと上位モデルとの比較

搭載されている2つのUSB-C® / USB 3.2ポートは、充電、データ転送、そしてDisplayPort 1.4aによる外部ディスプレイ出力に対応しています。注目すべきは、このUSB 3.2ポート経由で最大2台の4Kモニター(60Hz)へ同時に映像出力できる点です。これにより、自宅やオフィスでマルチディスプレイ環境を構築し、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

実際にデュアルモニター環境を試してみましたが、資料を複数の画面に展開しながら作業できるのは非常に快適でした。公式仕様によれば、Surface Thunderbolt™ 4 ドックやその他のアクセサリにも対応しているとのことです。

上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)では、USB-Cポートがより高速なUSB4®(Thunderbolt™ 4互換)規格に対応しています。Thunderbolt 4は、USB 3.2よりもさらに高速なデータ転送速度や、外部GPUボックス(eGPU)の接続といった高度な機能を提供します。13インチモデルではこれらの最先端機能は限定的になりますが、一般的なデータバックアップや周辺機器の接続、そして前述のデュアル4Kディスプレイ出力といった日常的な用途においては、USB 3.2でも十分な性能を発揮してくれます。

MicroSDXCカードリーダー非搭載という選択

一点、注意が必要なのは、13インチSurface Laptop (2025)にはMicroSDXCカードリーダーが搭載されていないことです。デジタルカメラやアクションカメラ、ドローンなどで撮影した写真や動画を頻繁にPCへ取り込むユーザーにとっては、この点は少々不便に感じるかもしれません。その場合は、別途USB接続のカードリーダーを用意する必要があります。

なお、15インチのSurface Laptop (2024)にはMicroSDXC Express カードリーダーが搭載されているため、メディアの取り扱いが多い方はそちらも選択肢に入るでしょう。この13インチモデルは、より携帯性やシンプルさを重視した結果の割り切りと言えそうです。

次世代ワイヤレス規格でストレスフリーな通信体験

有線ポートだけでなく、ワイヤレス通信機能も充実しています。13インチSurface Laptop (2025)は、最新の無線LAN規格であるWi-Fi 7(802.11be)に対応しています。Wi-Fi 7は、従来のWi-Fi 6/6Eよりも高速・低遅延な通信が可能で、特に多数のデバイスが接続された混雑した環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。対応ルーター環境が必要になりますが、将来的にネットワーク環境が進化しても長く快適に使える仕様です。

実際にWi-Fi 7対応ルーター環境でテストしたところ、大容量ファイルのダウンロードや動画ストリーミングが非常にスムーズでした。

Bluetooth®も最新のCore 5.4テクノロジに対応し、さらにLE Audioもサポートしています。これにより、対応するイヤホンやヘッドホンと組み合わせることで、より高音質で低消費電力なワイヤレスオーディオ体験が期待できます。複数のBluetoothデバイスを同時に接続する際の安定性も向上しています。

ただし、SIMカードスロットは搭載されていないため、Wi-Fi環境がない場所でインターネットに接続したい場合は、スマートフォンのテザリング機能などを利用する必要があります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の接続性と通信性能

  • バランスの取れたポート構成: USB-C×2、USB-A×1、3.5mmヘッドホンジャックを搭載し、日常的な周辺機器接続に対応。
  • 多機能なUSB-C: 充電、データ転送、最大2台の4Kディスプレイ出力が可能。
  • MicroSDXCカードリーダー非搭載: カメラユーザーなどは別途カードリーダーが必要。
  • 最新のWi-Fi 7対応: 高速・低遅延で安定した無線LAN環境を実現。
  • Bluetooth 5.4 LE Audio対応: 高音質・低消費電力なワイヤレスオーディオ体験を提供。

エンタメと仕事を豊かに:13インチSurface Laptop (2025)のオーディオ・カメラ・ソフトウェア体験

13インチSurface Laptop カメラの映像

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)が提供するオーディオ体験、カメラ性能、そしてプリインストールされているソフトウェア群について、私が実際に使用して感じた魅力や利便性を詳しくレビューします。これらの機能が、日々のエンターテイメントや生産性向上にどのように貢献してくれるのかを見ていきましょう。

クリアでバランスの取れたサウンド:Dolby Audio™搭載 Omnisonic®スピーカー

13インチSurface Laptop (2025)は、「Dolby Audio™搭載 Omnisonic®スピーカー」を備えています。キーボード面から音が広がるように配置されたこのスピーカーは、クリアでバランスの取れたサウンドを提供してくれます。実際に、Spotifyで様々なジャンルの音楽を再生してみましたが、ボーカルの声は明瞭に聞き取れ、楽器の音も程よいバランスで楽しめました。YouTubeなどの動画コンテンツを視聴する際も、セリフが聞き取りやすく、BGMも心地よく響きます。

上位モデルの13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)は、より包み込むような立体音響体験が可能な「Dolby Atmos®」に対応しています。そのため、映画鑑賞などでの没入感という点では上位モデルに一歩譲るかもしれませんが、この13インチモデルのDolby Audio™も、日常的な音楽鑑賞やオンライン会議、動画視聴といった用途には十分満足できる音質だと感じました。

Bluetooth® LE Audioにも対応しているので、対応イヤホンと組み合わせれば、より高品質で低遅延なワイヤレスオーディオ体験も期待できます。

オンライン会議を格段に快適にする高性能カメラとマイク

現代のPC利用において、Webカメラとマイクの品質は非常に重要です。その点、13インチSurface Laptop (2025)は、全モデル共通で「フルHDフロントSurface Studioカメラ(1080p)」と「音声フォーカス搭載デュアルスタジオマイク」を搭載しており、オンラインコミュニケーションの質を大きく向上させてくれます。

このフルHDカメラは、従来のHD解像度のカメラと比較して格段に精細な映像を捉えることができます。Microsoft TeamsやZoomなどでのビデオ会議で使用してみましたが、自分の顔がクリアに映し出され、相手にも好印象を与えられたと感じます。さらに、「Windows スタジオ エフェクト」機能(自動フレーミング、背景のぼかし、視線補正など)と組み合わせることで、まるで専属のカメラマンがいるかのように、常に最適な状態で会議に参加できます。

デュアルスタジオマイクも優秀で、キーボードの打鍵音などの周囲のノイズを抑えつつ、自分の声を的確に拾ってくれる「音声フォーカス」機能を備えています。実際に、少し騒がしいカフェからオンラインミーティングに参加した際も、相手からは「声がクリアに聞こえる」と好評でした。

購入後すぐに生産性を発揮:Microsoft 365 Personal サブスクリプション付属

ソフトウェア面では、13インチSurface Laptop (2025)には「Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション)」が付属しています。これにより、購入してすぐにWord、Excel、PowerPoint、Outlookといったお馴染みのOfficeアプリケーションの最新機能を利用開始できます。

個人的には、1TBの大容量OneDriveクラウドストレージが利用できる点や、PCだけでなくスマートフォンやタブレットでもOfficeアプリが使えるようになる点が大きなメリットだと感じています。データのバックアップや共有、複数デバイスでの作業連携が非常にスムーズに行えます。

上位モデルのSurface Laptop (2024)には、永続ライセンス版の「Office Home & Business 2024」が付属しています。サブスクリプション型か買い切り型か、どちらが良いかは利用スタイルによります。常に最新機能を使いたい、クラウドストレージを活用したい、複数デバイスで利用したいという方にはMicrosoft 365 Personalが適しています。初期費用のみで長期間利用したいという方には買い切り版が魅力的に映るでしょう。

また、全モデル共通でXboxアプリがプリインストールされており、「PC Game Pass 30日試用版」も付属しているので、息抜きに様々なゲームを試せるのも嬉しいポイントです。

Copilot+ PCとしてのAI機能とこれからの可能性

13インチSurface Laptop (2025)は、強力なNPU(Neural Processing Unit)を搭載しており、Windows 11に統合されたAI機能「Copilot」や、その他のAIを活用したアプリケーションをローカルで快適に動作させることができます。これにより、例えば「ペイント」アプリでの画像生成支援機能「Cocreator」や、動画や音声のリアルタイム字幕起こし・翻訳を行う「ライブキャプション」などが、よりスムーズに利用できるようになります。

Arm版Windowsのアプリケーション互換性については、Microsoft 365などの主要な普段使いのアプリケーションはネイティブ動作または高性能なエミュレーションにより快適に動作します。しかし、一部の専門的なソフトウェアや特定のゲーム、古い周辺機器のドライバなどでは、まだArm版への対応が十分でない場合があることには留意が必要です。

とはいえ、Microsoft自身がArmエコシステムの拡充に力を入れており、今後対応アプリはますます増えていくことが期待されます。AI機能についても、現在はまだ発展途上かもしれませんが、今後のアップデートで私たちのPC体験を大きく変える可能性を秘めていると感じています。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のオーディオ・カメラ・ソフトウェア

  • クリアなオーディオ: Dolby Audio™搭載Omnisonic®スピーカーで、音楽や動画、通話を快適に楽しめる。
  • 高性能カメラ&マイク: フルHD Surface Studioカメラと音声フォーカス付きデュアルスタジオマイクで、高品質なオンラインコミュニケーションを実現。
  • Microsoft 365 Personal付属: 24か月間のサブスクリプションで、最新Officeアプリと1TBのOneDriveストレージなどが利用可能。
  • PC Game Pass試用版: 多彩なゲームを手軽に体験できる。
  • AI機能の活用: NPU搭載により、CopilotをはじめとするAI機能を活用し、生産性と創造性を向上。

Surface Laptop三兄弟を徹底比較:最適な一台は? 13インチ(2025) vs 13.8インチ/15インチ(2024)の違い

ここでは、新しくラインナップに加わった13インチSurface Laptop (2025)と、既に展開されている13.8インチSurface Laptop (2024)および15インチSurface Laptop (2024)の3つのモデルについて、その主な違いを項目ごとに詳しく見ていきます。

これらはすべてQualcomm® Snapdragon® Xシリーズプロセッサを搭載したCopilot+ PCであり、AI時代に対応する先進的な機能を備えつつも、それぞれ異なる特徴を持っています。使い方やこだわりに最適な一台を見つけるための参考にしてください。

主な仕様の違い

1. ディスプレイ:サイズ、解像度、そして体験の違い

13インチ Surface Laptop (2025)

  • ディスプレイサイズと種類: 13インチ PixelSense™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 1920 x 1280 (178 PPI)
  • コントラスト比: 1000:1
  • リフレッシュレート: 最大 60 Hz
  • 高度な機能: 個別に色調整、アダプティブカラー、アダプティブコントラスト、強化ガラスディスプレイ。日常的な作業やウェブブラウジングには十分な鮮明さと、目に優しい表示を提供します。

13.8インチ Surface Laptop (2024)

  • ディスプレイサイズと種類: 13.8インチ PixelSense™ Flow™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 2304 x 1536 (201 PPI)
  • コントラスト比: 1400:1
  • リフレッシュレート: 動的リフレッシュレート 最大 120Hz
  • 高度な機能: 個別に色調整、アダプティブカラー、アダプティブコントラスト、自動カラーマネジメント、Dolby Vision™ IQ対応、Corning® Gorilla® Glass 5。より高精細で滑らかな表示、豊かな色彩表現を求めるユーザーに適しています。

15インチ Surface Laptop (2024)

  • ディスプレイサイズと種類: 15インチ PixelSense™ Flow™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 2496 x 1664 (201 PPI)
  • コントラスト比: 1300:1
  • リフレッシュレート: 動的リフレッシュレート 最大 120Hz
  • 高度な機能: 13.8インチモデルと同様の高度な機能を備え、より大きな画面で迫力のある映像体験や、広々とした作業領域を求めるユーザーに最適です。

2. パフォーマンス:プロセッサ、メモリ、ストレージの選択肢

プロセッサ

  • 13インチ (2025): Snapdragon® X Plus (8 コア)
  • 13.8インチ (2024): Snapdragon® X Plus (10 コア) または Snapdragon® X Elite (12 コア)
  • 15インチ (2024): Snapdragon® X Elite (12 コア)

全モデルQualcomm® Hexagon™ NPU (45 TOPS) を搭載し、AI処理能力に優れています。

RAM(メモリ)オプション

  • 13インチ (2025): 16 GB LPDDR5x RAM のみ
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 16GB、32GB、または 64GB LPDDR5x RAM が選択可能。より多くのアプリを同時に動かしたり、メモリを大量に消費する作業を行う場合は、32GB以上のオプションが推奨されます。

ストレージオプション

  • 13インチ (2025): リムーバブルな 256GB または 512GB の UFS ストレージ (1TBオプションなし)。OSやアプリの起動は軽快ですが、非常に大きなファイルの読み書き速度ではSSDに劣る場合があります。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 取り外し可能な 256GB、512GB、または 1TB の ソリッドステートドライブ (Gen 4 SSD)。より高速なデータアクセスと大容量ストレージを求めるユーザーに適しています。

3. バッテリー駆動時間と充電方式:モバイル性能の鍵

バッテリー駆動時間 (公称最大:ローカルビデオ再生 / アクティブなWeb使用)

  • 13インチ (2025): 最大 23 時間 / 最大 16 時間 (Surfaceシリーズで最長)。バッテリー容量 50 Wh。
  • 13.8インチ (2024): 最大 20 時間 / 最大 13 時間。バッテリー容量 54 Wh。
  • 15インチ (2024): 最大 22 時間 / 最大 15 時間。バッテリー容量 66 Wh。

充電ポートと付属充電器

  • 13インチ (2025): USB-C®ポート経由のみ (急速充電は定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器が必要)。Surface Connect専用ポートなし。付属充電器は一部市場で45W USB-C充電器。汎用性が高い反面、既存のSurface Connectアクセサリは使えません。
  • 13.8インチ (2024): Surface Connect または USB-C® (USB4®ポート) 経由 (急速充電は定格出力65W以上の電源アダプターが必要)。付属充電器39W。
  • 15インチ (2024): Surface Connect または USB-C® (USB4®ポート) 経由 (急速充電は定格出力65W以上の電源アダプターが必要)。付属充電器65W。

4. 携帯性:薄さ・軽さで選ぶ

本体の厚さと重量

  • 13インチ (2025): 厚さ 15.6 mm、重量 1.22 kg (Surface Laptopシリーズで最も薄く、最も軽い)。持ち運びやすさを最優先するならこのモデルです。
  • 13.8インチ (2024): 厚さ 17.5 mm、重量 1.34 kg。
  • 15インチ (2024): 厚さ 18.29 mm、重量 1.66 kg。

5. 接続ポート:周辺機器との連携

USBポートの種類

  • 13インチ (2025): 2 x USB-C® / USB 3.2 ポート、1 x USB-A 3.1 ポート。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 2 x USB-C® / USB4® ポート (Thunderbolt™ 4互換)、1 x USB-A 3.2 ポート。より高速なデータ転送やeGPU接続などを視野に入れるならUSB4®対応モデルが有利です。

カードリーダー

  • 13インチ (2025) / 13.8インチ (2024): MicroSDXC カードリーダーなし。
  • 15インチ (2024): MicroSDXC Express カードリーダーあり。カメラで撮影したデータなどを直接取り込みたい場合に便利です。

その他インターフェース

全モデル共通: 3.5 mm ヘッドホンジャック。

6. セキュリティ:安心のサインイン方法

生体認証

  • 13インチ (2025): サインインセキュリティの強化を使用した Windows Hello 指紋認証電源ボタン (顔認証には非対応)。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): サインインセキュリティの強化を使用した Windows Hello 顔認証。

7. オーディオ:サウンド体験の違い

スピーカー

  • 13インチ (2025): Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー。クリアでバランスの取れたサウンドを提供します。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): Dolby Atmos® 搭載 Omnisonic® スピーカー。より立体的で没入感のあるサウンド体験が可能です。

8. 同梱ソフトウェア:Officeの形態に注目

Office製品

  • 13インチ (2025): Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション) 付属。常に最新版のOfficeアプリと大容量クラウドストレージを利用したい方向け。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): Office Home & Business 2024 付属 (買い切り版)。初期費用のみで永続的に利用したい方向け。

全モデルに PC Game Pass 30 日試用版が付属します。

9. デザイン:選べるカラーと環境への配慮

カラーオプション

  • 13インチ (2025): オーシャン グリーン、バイオレット、プラチナ。
  • 13.8インチ (2024): サファイア、デューン、ブラック、プラチナ。
  • 15インチ (2024): ブラック、プラチナ。

筐体のリサイクル素材使用率

  • 13インチ (2025): マグネットに 100% 再生レアメタル金属、バッテリーセルに 100% 再生コバルトを使用。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 筐体 (バケット、キックスタンド、ペン トレイ含む) に 67.2%以上 の再生素材 (100% 再生アルミ合金など) を使用。

まとめ

これらのSurface Laptopモデルは、いずれも最新のAI技術に対応したCopilot+ PCとしての基本性能を備えつつ、ユーザーの多様なニーズに応えるための異なる特徴を持っています。

  • 13インチSurface Laptop (2025) は、シリーズ最薄・最軽量のボディと最長のバッテリー駆動時間を誇り、携帯性を最重視するアクティブなユーザーや、日常的な作業をどこでも快適に行いたい学生やビジネスパーソンに最適です。USB-C充電への一本化や、サブスクリプション型のMicrosoft 365 Personalが付属する点も特徴です。
  • 13.8インチSurface Laptop (2024) は、携帯性とパフォーマンス、機能性のバランスが取れたモデルです。より高精細で滑らかなPixelSense Flow™ディスプレイ、より強力なプロセッサオプション、豊富なメモリ・ストレージ構成、そして顔認証やDolby Atmos®オーディオといったプレミアムな機能を求めるユーザーに適しています。
  • 15インチSurface Laptop (2024) は、最も大きな画面サイズとパワフルなSnapdragon X Eliteプロセッサを標準搭載し、広々とした作業領域や迫力のあるエンターテイメント体験を求めるユーザー、あるいはMicroSDXCカードリーダーを必要とするクリエイターなどにおすすめです。

自分のライフスタイルや仕事内容、そして何を最も重視するかによって、最適な一台は変わってきます。それぞれの違いを理解し、最もフィットするSurface Laptopを選んでください。

13インチSurface Laptop (2025)のメリット・デメリット:ライバル機種との比較

13インチSurface Laptop 本体 正面 パープル

「13インチSurface Laptop (2025)」は、マイクロソフトが送り出す最新のモバイルノートPCとして多くの注目を集めています。その魅力と、他の選択肢と比較した場合の注意点を詳しく見ていきましょう。

メリット(長所、利点)

メリット1:群を抜く携帯性とスタミナ

13インチSurface Laptop (2025)の最大の強みは、その卓越した携帯性です。重量約1.22kg、薄さ15.6mmというスリムな筐体は、Surface Laptopシリーズで最薄・最軽量を実現しています。

これは、同じく軽量性を重視するMacBook Air M4 (13.6インチ、1.24kg)とほぼ同等であり、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)の約1.49kgやAcer Swift Go 14 AIの約1.34kgよりも軽量です。ASUS Zenbook SORA (UX3407)の約899g~には及ばないものの、日常的な持ち運びの負担を大幅に軽減します。

さらに、ローカルビデオ再生で最大23時間というバッテリー駆動時間は、ASUS Zenbook SORAやASUS Vivobook 14、Acer Swift Go 14 AIといったSnapdragon搭載のライバル機が誇る長時間駆動としのぎを削り、MacBook Air M4の最大18時間を上回る可能性を秘めており、電源のない場所でも安心して作業に集中できる環境を提供します。

メリット2:生産性を高める高品質なタッチディスプレイ

Surfaceシリーズ伝統の3:2アスペクト比を持つPixelSenseディスプレイは、13インチSurface Laptop (2025)においても健在です。この縦に広い画面は、文書作成やウェブブラウジング時の表示情報量を増やし、作業効率の向上に貢献します。また、10点マルチタッチに対応しており、直感的な操作が可能です。これは、タッチ操作に標準対応していないMacBook Air M4や、一部のクラムシェル型ノートPCと比較して大きな利点となります。

メリット3:洗練されたデザインと充実したソフトウェア

アルマイト処理されたアルミニウム合金を用いた筐体は、ミニマルでありながら上質なデザインを実現しており、所有する満足感を与えてくれます。

また、Microsoft 365 Personalの24か月間のサブスクリプションが付属する点は、購入後すぐにOfficeアプリケーションや大容量クラウドストレージを利用したいユーザーにとって魅力的です。ASUS Zenbook SORA (UX3407)にもOffice Home & Business 2024とMicrosoft 365 Basic (1年間)が付属しますが、クラウドストレージ容量や常に最新版を利用できる点でSurface Laptopが有利な場合があります。

メリット4:最新規格のワイヤレス通信

13インチSurface Laptop (2025)は、最新のWi-Fi 7に対応しています。これにより、対応ルーター環境下では、従来のWi-Fi規格よりも高速で安定した通信が期待できます。ASUS Zenbook SORA (UX3407)の上位モデルや、Acer Swift Go 14 AI(対応予定)など、最新規格への対応を進める機種と同等の先進性を備えています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:ストレージ性能と選択肢の制限

13インチSurface Laptop (2025)が搭載するストレージはUFS規格であり、ASUS Zenbook SORA (UX3407)、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AI、そしてMacBook Air M4などが採用するPCIe NVMe SSDと比較して、一般的にデータの読み書き速度で劣る可能性があります。また、ストレージ容量の選択肢が256GBまたは512GBに限られ、1TBのオプションがない点も、大容量データを扱うユーザーにとっては物足りないかもしれません。

デメリット2:パフォーマンスにおける柔軟性の不足

搭載されるプロセッサはSnapdragon X Plus (8コア)のみで、RAMも16GB LPDDR5xに固定されています。ASUS Zenbook SORA (UX3407)のように、より高性能なSnapdragon X Eliteプロセッサや32GBのRAMを選択できるオプションがないため、より高い処理能力を求めるユーザーには選択肢が限られます。MacBook Air M4もメモリやストレージのオプションが豊富です。

デメリット3:ポート構成と拡張性の限界

搭載ポートはUSB-C (USB 3.2) が2つ、USB-A 3.1が1つ、3.5mmヘッドホンジャックと、日常使いには十分ですが、ライバル機種と比較すると見劣りする面があります。例えば、ASUS Zenbook SORA (UX3407)やASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AIは、より高速なデータ転送が可能なUSB4ポートや、外部ディスプレイ接続に便利なHDMIポートを標準で備えています。MacBook Air M4もThunderbolt 4ポートを搭載しています。

デメリット4:一部機能の省略と比較機種との差異

13インチSurface Laptop (2025)は、セキュリティ機能としてWindows Hello指紋認証に対応していますが、顔認証には対応していません。ASUS Zenbook SORA (UX3407)、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AIは顔認証に対応しており、利便性で差が出る可能性があります。

また、充電がUSB-Cポートのみに一本化されたため、従来のSurface Connectポート対応のアクセサリを利用しているユーザーは注意が必要です。MacBook Air M4はMagSafe 3充電ポートとUSB-C充電の両方に対応しています。

まとめ

総じて、13インチSurface Laptop (2025)は、その優れた携帯性とバッテリーライフ、そして美しいディスプレイを武器に、モバイル用途を重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。しかし、パフォーマンスの柔軟性やポートの拡張性、一部機能においては、競合するノートPCに軍配が上がる場合もあります。自身の利用目的や重視するポイントを明確にして、最適な一台を選ぶことが重要です。

13インチSurface Laptop (2025)のスペック・仕様

  • ディスプレイ:13インチ PixelSense タッチスクリーン | 1920×1280 (3:2) | 最大60Hz/400nits | 10点マルチタッチ対応
  • プロセッサ:Snapdragon® X Plus (8 コア)
  • NPU: Qualcomm® Hexagon™ (45 TOPS)
  • GPU:Qualcomm® Adreno™ GPU
  • RAM(メモリ):16GB LPDDR5x RAM (13インチモデルは32GB、64GBのオプションなし)
  • ストレージ:256GBまたは512GBのUFSストレージ (技術員による換装に対応)
  • バッテリー:公称容量: 50 Wh / 最小容量: 48 Wh
  • 駆動時間:ローカル ビデオ再生: 最大 23 時間、アクティブな Web 使用: 最大 16 時間
  • 充電:USB-C ポート経由、定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器で急速充電をサポート、Surface 45W USB-C® 充電器が付属
  • カメラ:フル HD フロント Surface Studio カメラ (1080P フル HD)、AI搭載で強化、Auto Video HDR、AIノイズリダクション対応、Windows スタジオ エフェクト対応
  • ワイヤレス通信:Wi-Fi 7 (802.11be) 対応、Bluetooth Core 5.4 テクノロジ対応、Bluetooth® LE Audio 対応
  • インターフェース:USB 3.2 Type-C (x2) / USB 3.1 Type-A (x1) / 3.5mm ヘッドホン ジャック (x1)
  • キーボード:構造: メカニカル キー、QWERTY配列、フル ファンクション キー、バックライト対応、高精度タッチパッド、Copilot キー搭載
  • スピーカー:Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー
  • オーディオ:Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー、3.5 mm ヘッドホン ジャック、Bluetooth® LE Audio 対応
  • マイク:音声フォーカス搭載 デュアル スタジオ マイク (音声フォーカスはWindows 11でのアクティベーションが必要)
  • アプリ(ソフトウェア):Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション) 付属、Xbox アプリ、PC Game Pass 30 日試用版付属、
  • OS: Windows 11 Home プリインストール (ビジネス向けはWindows 11 Pro)
  • 機能:Copilot+ PC機能: Recall (リコール)、強化されたWindows検索、Copilotキー、Click to Do (プレビュー)、AIによる Restyle フォト、Windows スタジオ エフェクト (AI搭載カメラ機能) など
  • セキュリティ:Microsoft Pluton TPM 2.0、Windows 11 セキュア コア PC、Microsoft Defender 標準搭載
  • 生体認証:セキュリティの強化を使用した Windows Hello 指紋認証電源ボタン (顔認証には非対応)
  • 筐体:素材: アルマイト処理されたアルミニウムボディ、薄さ: 15.6 mm (Surface Laptopシリーズで最も薄い)、サステナビリティに配慮 (再生材等使用)、多くのコンポーネントは認定サービスプロバイダー等により交換可能
  • OS:Windows 11 Home (ビジネス向けはWindows 11 Pro)
  • サイズ:幅: 285.65 mm、奥行: 214.14 mm、高さ: 15.6 mm
  • 重量:1.22 kg (Surface Laptopシリーズで最も軽い)
  • カラー:オーシャン グリーン、バイオレット、プラチナ (発売するカラーは構成やマーケットにより異なる)
  • 付属品:USB-C® 充電ケーブル、Surface 45W USB-C® 充電器 (一部市場/構成)、クイック スタート ガイド、安全性および保証に関する書類、Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション)、PC Game Pass 30 日試用版

13インチSurface Laptop (2025)の評価

13インチSurface Laptop 画面と人の手

8つの基準で「13インチSurface Laptop (2025)」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ: ★★★★☆
13インチ PixelSense ディスプレイは、解像度1920 x 1280 (178 PPI)と3:2のアスペクト比により、縦方向の情報量が多く作業効率を高めます。最大輝度400nits、アダプティブカラー/コントラスト対応で、日常的な利用には十分な鮮やかさと見やすさを提供します。

スペック: ★★★☆☆
Snapdragon X Plus (8コア)プロセッサと16GB RAMは、日常的な作業やAI機能の利用には十分な性能を発揮します。しかし、ストレージがUFS規格でSSDより速度面で劣る可能性や、RAMが16GB固定である点は、より高いパフォーマンスを求めるユーザーには物足りないかもしれません。

耐久性: ★★★★☆
アルマイト処理されたアルミニウム合金の筐体は、しっかりとした剛性を感じさせ、デザインの美しさだけでなく、日常的な持ち運びにも安心感を与えます。ディスプレイも強化ガラスで保護されています。

通信: ★★★★★
最新のWi-Fi 7に対応し、将来的に高速で安定した無線LAN環境を利用できる可能性を秘めています。BluetoothもCore 5.4テクノロジとLE Audioに対応しており、周辺機器との接続性も良好です。

機能: ★★★★☆
Copilot+ PCとして、Windows スタジオ エフェクトやライブキャプションといったAI機能が充実しており、生産性向上に貢献します。フルHDカメラや音声フォーカス付きデュアルスタジオマイク、Microsoft 365 Personal (24か月) の付属も魅力です。

デザイン: ★★★★★
厚さ15.6mm、重量1.22kgとSurface Laptopシリーズで最薄・最軽量を実現したデザインは秀逸です。アルミニウム合金の質感も高く、3色の美しいカラーバリエーションも魅力的で、所有する喜びを感じさせます。

使いやすさ: ★★★★☆
伝統的に評価の高いSurfaceキーボードは快適な打鍵感を提供し、高精度タッチパッドもスムーズな操作を実現します。USB-Cポート経由の充電への一本化は汎用性を高めますが、従来のSurface Connectアクセサリが使えない点には注意が必要です。

価格: ★★★☆☆
海外価格は899ドルからと魅力的ですが、日本での予想価格(16万円前後)では、一部の競合製品と比較してやや高価になる可能性があります。Surfaceブランドの質感やAI機能を考慮すれば納得できるユーザーもいるでしょうが、コストパフォーマンスを最優先する場合には他の選択肢も視野に入ります。

【総評】 ★★★★☆

進化した携帯性とAI体験を両立した、モバイル特化型Surface

13インチSurface Laptop (2025)は、Surface Laptopシリーズの伝統である洗練されたデザインと高品質なビルドクオリティを継承しつつ、シリーズ最薄・最軽量のボディと驚異的なバッテリー持続時間を実現した意欲作です。日常的な作業を軽快にこなし、最新のAI体験を提供する「Copilot+ PC」として、新しい働き方や創造性をサポートします。

卓越したモビリティと実用的なパフォーマンス

最大の魅力は、その圧倒的な携帯性です。約1.22kgという軽さと15.6mmの薄さは、常にPCを持ち歩くアクティブなユーザーにとって大きなアドバンテージとなるでしょう。また、Snapdragon X Plus (8コア)プロセッサと16GB RAMは、Office作業やウェブブラウジング、動画視聴といった日常的なタスクをスムーズに処理し、AI機能のローカル実行も快適にサポートします。公称最大23時間(ローカルビデオ再生時)というバッテリー駆動時間は、ACアダプターを持ち運ぶ煩わしさから解放してくれます。

AI時代を見据えた先進機能と快適な操作性

Copilot+ PC」としての機能は本機の大きな特徴であり、Windows スタジオ エフェクトによるオンライン会議の質の向上や、今後のアップデートで追加されるであろうRecall機能などが期待されます。フルHDの高画質カメラ、クリアな音声を実現するデュアルスタジオマイク、そして快適な打鍵感のキーボードと高精度タッチパッドは、日々の作業をより快適なものにしてくれるでしょう。USB-Cポート経由での充電への一本化は、汎用充電器が使えるメリットがある一方で、既存のSurface Connectアクセサリとの互換性には注意が必要です。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)は誰に最適か?価格と総合評価

際立つモビリティとバランスの取れたパフォーマンス

13インチSurface Laptop (2025)は、卓越した携帯性(シリーズ最薄・最軽量の約1.22kg)、驚異的な長時間バッテリー(最大23時間)、そして「Copilot+ PC」としての最新AI機能を、洗練されたデザインに凝縮した一台です。日常的なオフィスワークやウェブブラウジング、動画視聴、軽めのクリエイティブ作業を快適にこなせる性能を備えています。

価格設定とコストパフォーマンスの考察

海外価格は899ドルからと魅力的ですが、国内では16万円前後からの展開が予想され、ASUS Vivobook 14のような低価格機よりは高価になるものの、

MacBook Air M4やASUS Zenbook SORAといったプレミアムモデルと同等の価格帯になります。Surfaceブランドの質感やMicrosoft純正デバイスとしての価値、AI機能の先進性を考慮すれば、この価格帯でも納得できるユーザーはいるでしょう。

最適なユーザー像と最終評価

このPCが最も輝くのは、頻繁に出張や外出をするビジネスパーソン、キャンパス内で常にPCを持ち歩く学生など、機動力を最重視するユーザーです。

また、最高の携帯性を求めるライトなクリエイターやブロガー、そしてSurface特有のデザインやエコシステムに価値を見出す方々にとっても、魅力的な選択肢となります。

ただし、より高い処理性能や多彩なポート、豊富なカスタマイズオプションを求める場合は、上位モデルや他の競合製品を検討する余地があります。

総じて、特定のニーズには深く刺さるものの、全ての人にとって万能ではない、しかし非常に魅力的なモバイルPCと言えるでしょう。

マイクロソフト Surface Laptop 13 インチ Snapdragon X Plus 16GB 256GB EP2-36993

13インチSurface Laptop (2025)の価格・購入先

13インチSurface Laptop 本体 正面 グレー

※価格は2025/12/17に調査したものです。価格は変動します。

※発売日は2025年6月10日です。

マイクロソフト公式ストア

Snapdragon® X Plus (8 コア)

  • プラチナ, 16 GB RAM, 256 GB SSD が146,630円 (税込)、
  • バイオレット, 16 GB RAM, 512 GB SSD が156,640円 (税込)、
  • オーシャン グリーン, 16 GB RAM, 512 GB SSD が156,640円 (税込)、

で販売されています。

マイクロソフト公式ストアで「13インチSurface Laptop」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで129,400円、
  • 楽天市場で156,640円、
  • ヤフーショッピングで156,640円、
  • 米国 Amazon.comで$979.00、

で販売されています。

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楽天市場で「13インチSurface Laptop」をチェックする

ヤフーショッピングで「13インチSurface Laptop」をチェックする

米国 Amazon.comで「13インチSurface Laptop」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

13インチSurface Laptop (2025)に似た性能をもつノートPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Surface Laptop 7

マイクロソフトから発売された13.8/15インチのAI ノートPCです(2024年6月18日 発売)。

Qualcomm Snapdragon X Plus (10 コア) / Snapdragon X Elite (12 コア) 、16GB、32GB LPDDR5xメモリ、タッチ対応のPixelSense液晶、SSD 256GB、512GB、1TBストレージ、54/66WHバッテリー、1080p HDフロントカメラを搭載しています。

また、2つのUSB 4.0ポート、Dolby Atmos対応 Omnisonic スピーカー、音声フォーカス搭載 Dual far-field スタジオ マイク、Office Home and Business 2021、Xbox Game Pass Ultimateの30日試用版、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 に対応しています。

✅価格は、Amazonで152,830円(税込・13.8インチ)、楽天市場で151,580円(送料無料)、ヤフーショッピングで141,180円、です。

👉関連記事:「Surface Laptop 7」のCPU性能を詳細に調べてみた

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12インチ Surface Pro (2025)

マイクロソフトから発売される12インチのWindowsタブレットPCです(2025年5月20日 発売)。

Snapdragon X Plus (8 コア)プロセッサ、Qualcomm® Adreno™ GPU、16GB LPDDR5x RAM、2196 x 1464解像度の12インチ PixelSense LCD液晶、256GBまたは512GB UFSストレージ、最大16時間駆動する38Whバッテリー、フルHD Surface Studio 前面10MP Ultra HDカメラ、ジャイロスコープ、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、AI機能(Copilot+)、最大2台の4Kモニター映像出力(60Hz)、Dolby Atmos 対応 2W ステレオ スピーカー、デュアル スタジオ マイク、急速充電(45W以上)、Microsoft 365 Personal付属 (24か月サブスクリプション)、Windows Hello 顔認証、165度キックスタンド、「Surface Keyboard」(別売・Copilot キー搭載)、「Surface スリム ペン (2nd エディション)」(別売)、USB-C (USB 3.2) x2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。

✅価格は、Amazonで141,229円(税込)、楽天市場で149,380円(送料無料)、です。

👉関連記事:12インチSurface Pro (2025)レビュー!13インチとの違いは?

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ASUS Zenbook SORA (UX3407)

ASUSから発売された14インチのノートPCです(2025年2月5日発売)。

Snapdragon X X1-26-100 / Snapdragon X Elite X1E-78-100、16GB/32GB LPDDR5X-7500 メモリ、1920 x 1200ドットのワイドTFTカラー液晶、SSD 512GB / SSD 1TB ストレージ、70Whバッテリー(約23時間 / 約29時間)、207万画素赤外線(IR) Webカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、CopilotのAI機能、ASUS Pen 2.0(4,096段階の筆圧感知)、ステレオスピーカー内蔵 (1Wx2)、Dolby Atoms、Snapdragon Sound、84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード・JIS配列) 、

USB3.2 (Type-A/Gen2) x1、USB4 (Type-C/Power Delivery対応) x2、HDMI x1、Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3/5.4に対応しています。

✅価格は、Amazonで154,364円(税込)、楽天市場で169,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで169,800円、、です。

👉関連記事:Zenbook SORA (UX3407)をレビュー!899g、23時間駆動でAIも高速?

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ASUS Vivobook 14 (X1407QA)

ASUSから発売された14インチのノートPCです(2025年2月21日発売)。

Snapdragon X X1-26-100、16GB LPDDR5X (8448MHz) メモリ、フルHD+ (1920×1200) のノングレアIPS液晶、512GB (PCIe 4.0 x4 NVMe/M.2) ストレージ、約 29 時間 駆動するバッテリー、207万画素 IR Webカメラ、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、CopilotのAI機能(コクリエイター、ライブキャプションなど)、ASUS独自のAIアプリ(StoryCube、ASUS Adaptive Dimming、Adaptive Lock、ASUS AI Noise Cancelation)、HDMI映像出力、大型タッチパッド、ジェスチャー操作、ステレオスピーカー (スマートアンプ, ASUS Audio Booster, Dolby Atmos,Snapdragon Sound)、2つのUSB4 Type-Cポート(PD給電対応、DP映像出力機能付き)、ErgoSenseキーボード、Wi-Fi 6E、Bluetoothに対応しています。

✅価格は、Amazonで138,100円 (税込)、楽天市場で140,595円(送料無料)、ヤフーショッピングで142,243円、です。

👉関連記事:Vivobook 14 (X1407QA)レビュー!Zenbook SORAと徹底比較

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Acer Swift Go 14 AI

Acerから発売された14.5インチのAI対応ノートPCです(2024年11月 発売)。

Qualcomm Snapdragon X Plus、Qualcomm Hexagon NPU (45 TOPS)、 16GB LPDDR5X-8533MHz メモリ、14.5インチのWUXGA液晶、512GB SSD (PCIe Gen 4, NVMe)ストレージ、最大約28時間駆動できる約65Whバッテリー、約360万画素のWebカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、AI機能、リフレッシュレート 120Hz、AIノイズキャンセリング、Acer FineTipバックライト付きキーボード (84キー/日本語, Copilotキー搭載)、AIライティングタッチパッド (アクティビティーインジケーター搭載)、冷却システム、指紋認証、Wi-Fi 6E(Wi-Fi 7に対応予定)、Bluetooth 5.0に対応しています。

✅価格は、Amazonで124,541円(税込)、楽天市場で129,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで159,800円、です。

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MacBook Air M4

Appleから発売された13.6インチ/15.3インチのノートPCです(3月12日発売)。

Apple M4チップ、16GBユニファイドメモリ、Liquid Retinaディスプレイ、256GB SSDストレージ、最大 18 時間駆動する内蔵バッテリー(13インチは53.8Wh、15インチは66.5Wh)、12MPセンターフレームカメラ、Touch ID、macOS Sequoiaを搭載しています。

また、Apple Intelligence、最大2台の外部ディスプレイ出力(最大6K解像度、60Hz)、デスクビュー、バックライト付きMagic Keyboard、4スピーカーサウンドシステム(13インチ)または6スピーカーサウンドシステム(15インチ)、3マイクアレイ、Touch ID(指紋認証)、MagSafe 3ポート、2つのThunderbolt 4 (USB-C) ポート、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、に対応しています。

✅価格は、Amazonで158,141円(13.6 インチ・税込)、楽天市場で143,980円、ヤフーショッピングで154,480円、です。

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Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9

レノボから発売された15インチのAI ノートPCです(2024年10月発売)。インテル Core Ultra 7 258V、32GB LPDDR5x メモリ、2.8KのIPS液晶(タッチ対応)、1TB (PCIe NVMe/M.2) ストレージ、約 22.4 時間 駆動する70Whr バッテリー、前面フルHD カメラ、光センサー、Windows 11を搭載しています。

また、Copilot キー、2つのThunderbolt4 ポート(PD給電対応、DP映像出力機能付き)、HDMI映像出力、バックライト付き日本語キーボード、USB 3.2 Gen 1 x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。

✅価格は、Amazonで249,810円(税込)、楽天市場で238,520円(送料無料)、ヤフーショッピングで238,098円、です。

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LG gram Book 15U50T-GA56J

LGから発売された15.6インチのノートPCです(2025年2月6日発売)。

第13世代インテル Core i5-1334U、16GB DDR4 3200MHzメモリ、15.6インチのフルHD IPS液晶(1920×1080)、512GB (PCIe NVMe/M.2) ストレージ、約 6 時間駆動する51Wh リチウムイオンバッテリー、HD 720p カメラ、Windows 11 Home 64bitを搭載しています。

また、M.2 2280 ストレージ拡張、モバイルデバイスとの連携(ファイル共有、タブレットをセカンドディスプレイ)、「AIギャラリー」、97キーのフルサイズキーボード、「Copilotキー」、レトロな電源ボタン、ウェブカメラシャッター、PD充電、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、

2つのUSB Type-C™ ポート(USB 3.2 Gen2x1 最大10Gbps)、2つのUSB Type-A (USB 3.2 Gen1x1 最大5Gbpsx1、USB 2.0 最大480Mbpsx1)、HDMI x1、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)、Wi-Fi 6、Bluetooth v5.2に対応しています。

✅価格は、Amazonで108,183円、楽天市場で157,479円(送料無料)、です。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。