ついに発売された「Surface Laptop 7」。AIに最適化されたことで早くも注目を集めています。しかし、肝心のプロセッサ性能はまだ不明な部分が多く、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「Surface Laptop 7」のプロセッサ性能を5つの観点で詳細に検証してみました。
- CPU
- ベンチマーク
- グラフィック性能
- AIの性能
- 消費電力
また、前モデル「Surface Laptop 5」やAppleのMacBookとの比較も紹介!AIを使って利用できるアプリやサービス、新プロセッサの注意点もあるのでぜひ参考にしてみてください。
「Surface Laptop 7」が発売開始!
2024年6月18日、日本でマイクロソフトの新製品「Surface Laptop 7」(サーフェイス ラップトップ 7)が発売されました。
Snapdragon X Elite / X Plus プロセッサを搭載した13.8型、15型のノートPCです。
マイクロソフトからは2022年10月に第12世代のインテルCore i5 / i7 プロセッサ搭載の「Surface Laptop 5」(サーフェイス ラップトップ 5)が発売されています。
このノートPCは最新世代のIntel Evoプラットフォームに準拠し、「今までの2倍以上 高速だ」、「MacBookより優れている」と評判でした。
新モデルはAIに最適化されたプロセッサを搭載し、AIアシスタント機能「Copilot」(コパイロット)をはじめとした生成AIサービスも快適に使えるようです。
早速どんなノートPCなのか、詳しく見ていきましょう。
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新しいCopilot+ PC、Surface Laptop (第 7 世代) の登場 | Microsoft Surface
検証1:Snapdragon X Plus / X Eliteの性能
新モデル「Surface Laptop 7」は13.8インチモデルにSnapdragon X Plus / Snapdragon X Elite プロセッサを、15インチモデルにSnapdragon X Elite プロセッサを搭載しています。
Snapdragon X Plus プロセッサは4nmプロセスで製造された10コア、最大3.4GHzで駆動するCPU「Oryon」を搭載しています。
一方、Snapdragon X Elite プロセッサは4nmプロセスで製造された12コア、最大3.4/3.8GHzで駆動するCPU「Oryon」を搭載しています。
どちらもARMベースのプロセッサで、AI処理に優れたパフォーマンスを発揮できるという特徴を持っています。
具体的には、Snapdragon X Plus プロセッサは、Qualcomm Hexagon NPU を搭載し、ノートPC向けとしては世界最速の45 TOPS に達する処理能力を発揮します。
一方、Snapdragon X Elite プロセッサは、Qualcomm Hexagon NPU 搭載で、130 億のパラメータを超える生成 AI LLM モデルをデバイス上で超高速に実行できるようになっています。
<スペックを比較>
- 1.Snapdragon X Elite・・・12コア、最大3.4GHz、NPU TOPS 45、デュアルコア ブースト 4.0GHz
- 2.Snapdragon X Plus・・・10コア、最大3.4GHz、NPU TOPS 45、デュアルコア ブースト なし
Snapdragon X EliteとSnapdragon X Plusの違いは?
CPUコア数はEliteは12コア、Plusは10コアです。コア数が多いほど処理能力が高くなるため、Eliteの方がより多くのタスクを効率的に処理できます。
また、Eliteはデュアルコアブーストに対応しており、2つのコアを最大4.0GHzまでブーストできます。Plusはこの機能に対応していないため、Eliteの方が高負荷な処理でより高いパフォーマンスを発揮します。
検証2:CPUのベンチマークの結果
<Snapdragon X PlusのCPUベンチマーク結果>
- PassmarkのCPUベンチマークスコア「24470」
- Geekbench 6のシングルコア「2745」、マルチコア「11014」
- Cinebench 2024 シングルコア「109」、マルチコア「657」
<Snapdragon X EliteのCPUベンチマーク結果>
- PassmarkのCPUベンチマークスコア「23400」
- Geekbench 6のシングルコア「2961」、マルチコア「14940」
- Cinebench 2024 シングルコア「122」、マルチコア「950」
<ベンチマーク結果から分かること>
Geekbench 6 と Cinebench 2024 の結果を見ると、Eliteの方がPlusよりもシングルコア、マルチコア共に高いスコアを出しています。これは、Eliteのコア数が多いこと、デュアルコアブーストに対応していることなどが影響していると考えられます。
特にマルチコア性能の差が顕著で、Geekbench 6では約35%、Cinebench 2024では約45%、Eliteの方が高いスコアとなっています。
Passmark の結果では、Plusの方がわずかに高いスコアを示していますが、他のベンチマーク結果との傾向が異なるため、参考程度に捉える方が良いかもしれません。
シングルコア性能は?
シングルコア性能は、Eliteの方がPlusよりも約8%程度高いスコアを示しています。これは、Eliteのデュアルコアブースト機能が影響している可能性があります。
マルチコア性能は?
マルチコア性能は、Eliteの方がPlusよりも大幅に高いスコアを示しています。これは、Eliteのコア数が多いことが主な要因と考えられます。
これらの結果から、Snapdragon X EliteはSnapdragon X Plusよりも全体的に高い処理能力を持っていることが分かります。特に、マルチコア性能の差が大きく、複数のタスクを同時に行うような処理に強みを発揮すると考えられます。
ただし、ベンチマーク結果はあくまでも参考値であり、実際の使用感とは異なる場合があります。PCの性能は、CPUだけでなく、メモリやストレージなどの他の components によっても影響を受けるため、総合的に判断することが重要です。
前モデル「Surface Laptop 5」と比較
前モデル「Surface Laptop 5」のCore i5-1235UプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで「13519」、Geekbench 6のシングルコアで「1856」、マルチコアで「5708」を記録していました。
Core i7-1255U プロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで「13566」、Geekbench 6のシングルコアで「2136」、マルチコアで「6908」を記録していました。
新モデルは前モデルよりもスコアが高くなっています。PassmarkのCPUでは約1万1千以上上がっていることから、前モデルから飛躍的な進化を遂げたといえます。
AppleのM3 / M4 チップと比較
Apple M3チップはPassmarkのCPUベンチマークで「18942」、Geekbench 6のシングルコアで「3135」、マルチコアで「15623」を記録していました。
Apple M4 チップPassmarkのCPUベンチマークで「25436」、Geekbench 6のシングルコアで「3691」、マルチコアで「13399」を記録していました。
新モデル「Surface Laptop 7」のSnapdragon X EliteはApple M4 チップに近いスコアになっていますが、
Geekbench 6のシングルコアではAppleのM3 / M4 チップの方が高いスコアになっています。
検証3:他のCPUと比較
最新のノートPCに搭載されているプロセッサと新モデル「Surface Laptop 7」のプロセッサをPassmarkのCPUベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
- Ryzen 7 8845HS・・・Passmark:28708
- Core Ultra 9 185H・・・Pssmark:28465
- Core i9-12900H・・・Passmark:28206
- ★ Snapdragon X Elite・・・Passmark:27420
- Apple M4・・・Passmark:25436
- ★ Snapdragon X Plus・・・Passmark:24468
- Ryzen 7 7735HS・・・Passmark:24225
- Core i5-13500H・・・Pssmark:22953
- Apple M3・・・Passmark:18942
- Core Ultra 7 155U・・・Pssmark:16069
<比較から分かること>
このベンチマーク結果から、Snapdragon X EliteとSnapdragon X Plusは、モバイル向けCPUとしては高性能ですが、デスクトップ向けCPUやApple M4などには及ばないということが分かります。
Snapdragon X Eliteは、Ryzen 7 8845HS、Core Ultra 9 185H、Core i9-12900HといったハイエンドCPUには劣りますが、Apple M4やRyzen 7 7735HSよりは高いスコアを出しています。
Snapdragon X Plusは、Snapdragon X Eliteよりもスコアが低く、Ryzen 7 7735HSと同程度のスコアとなっています。
これらの結果から、Snapdragon X EliteとSnapdragon X Plusは、日常的な tasks をこなすには十分な性能を持っていると言えるでしょう。しかし、より高い処理能力を必要とする tasks には、デスクトップ向けCPUやApple M4の方が適していると考えられます。
検証4: グラフィック性能
新モデル「Surface Laptop 7」のSnapdragon X Plus / X Elite プロセッサはどちらもGPUにQualcomm Adrenoを採用しています。
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000」前後を記録しています。
Time Spyは1900前後です。
「ファイナルファンタジー:暁月のフィナーレベンチマーク」のスコアは「9880」でした。
前モデルと比較
前モデル「Surface Laptop 5」はGPUにIntel Iris Xeを採用していました。
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4000」前後を記録していました。
Time Spyは「881」でした。
「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」のスコアは「6117」でした。
AppleのM3 チップと比較
Apple M3チップのGPUは8コア/10コアで、3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] で約「10,000」以上を記録していました。
新モデル「Surface Laptop 7」は前モデル「Surface Laptop 5」よりも高いグラフィック性能を持っており、ゲーミング性能も高そうです。ただし、AppleのM3 チップのグラフィック性能と比べると、かなり低くなります。グラフィック性能を必要とする作業(Adobeのフォトショップやイラストレーターなど)ではMacBook Air M3の方が有利です。
検証5:AIの性能
Geekbench MLはQualcommのNPUに対応していないため、現在 機械学習のベンチマークが測定できなくなっています。
かろうじて見つけたAIのベンマークは「UL Procyon」AI Computer Vision Benchmarkで約「1680」を記録していました。
検証6: 消費電力
Snapdragon X Eliteの消費電力はどのくらいでしょうか? 調べてみると、82.33W – 98.50W でなんと100Wをかろうじて下回る消費電力でした。
「MacBook Air M3」の消費電力は70W以上、前モデル「Surface Laptop 5」は60W 以上です。
IntelのCore Ultra 7 155Hでも約80Wなので、かなり電力を消費するようです。
なお、SKU「X1E80100」だけは52.92Wで消費電力が少ないとのこと。
Snapdragon X EliteのほとんどのSKUでは65WのUSB Type-CのACアダプタで電力不足になりますが、
SKU「X1E80100」だけは電力不足にならずにフルの性能を発揮できるようです。
Snapdragon X で快適に使えるAIアプリ
マイクロソフトは誰でも簡単にAI機能が使えるように5つのアプリを用意しています。
アプリ1:リコール
ユーザーのPC利用を記録し、必要なデータへ導いてくれる機能。過去に使用した履歴がタイムラインで表示され、一覧からアプリを選択できる。
アプリ2:イメージ クリエーター
入力したテキストの説明から多様な画像を生成する機能。DALL-E という強力な AI モデルを利用している。
アプリ3:ライブキャプション
自動文字起こし機能。Windows 11バージョン 22H2 以降で利用できる。
アプリ4:Windows Studio エフェクト
ビデオ通話を快適に使えるようにする機能。背景ぼかし効果、目を補正する効果、自動フレーミング、音声フォーカス(ノイズをミュート)などを使える。
アプリ5:ペイント
イラスト作成、写真編集アプリ。背景除去、レイヤー、ブラシ、描画ツール、Compose(複雑な構成やデザインを簡単に作成)などが使える。
Snapdragon X で利用できる生成AI サービス
Microsoft Copilot(コパイロット)以外にもAIを使ったサービスを利用できます。
例えば、ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)、Meta Llama (ラマ)3などを利用できます。
Snapdragon X の注意点
Snapdragon X には大きく分けて2つの注意点があります。
注意点1:実は4種類ある Snapdragon X Elite
Snapdragon X Eliteには性能が異なる4つのSKUが用意されています。
- 1.X1E-00-1DE・・・デュアルコア ブースト4.3 GHz
- 2.X1E-84-100・・・デュアルコア ブースト4.2 GHz
- 3.X1E-80-100・・・デュアルコア ブースト4.0 GHz
- 4.X1E-78-100・・・デュアルコア ブースト なし
上位SKUではシングルコア、デュアルコアだけのときに4GHzを超えるクロック周波数で駆動できます。
最下位SKUのX1E-78-100はその機能を利用できません。
注意点2:実は動かないアプリもある
Snapdragon XはARMベースのプロセッサで、x86系のアプリはエミュレーションで動作させることになります。
そこで問題なのが、アプリやソフトウェアがx86対応のものしかなく、ARMに対応したものがない場合です。
例えば、「ATOK」はARM版がないため、使用できません(※Microsoft 365アプリでは動作します。)。また、Google IMEも利用できません。
そのほか、Adobeはx86版のCreative Cloudはすべて利用できますが、Arm版のCreative Cloudは「Photoshop」、「Lightroom」、「Lightroom Classic」、「Fresco」、「Acrobat」のみ動作します。
「InDesign」、「After Effects」、「Illustrator」はこれからArm版Windowsに対応する予定です。
動作確認済みのアプリ 一覧
<コミュニケーションとコラボレーション>
- Microsoft Teams: チームワークを強化するためのハブです。チャット、ビデオ会議、ファイル共有などをシームレスに行えます。
- Zoom: シンプルで使いやすいビデオ会議ツールです。オンライン会議、ウェビナー、トレーニングなどに最適です。
<オフィススイート>
- Microsoft Officeアプリ (Word, Excel, PowerPoint, Outlook): 文書作成、表計算、プレゼンテーション、メールなど、ビジネスに必要なツールが揃っています。
- Word: 文書作成ソフトです。レポート、手紙、小説など、さまざまな文書を作成できます。
- Excel: 表計算ソフトです。データ分析、グラフ作成、財務管理などに活用できます。
- PowerPoint: プレゼンテーションソフトです。魅力的なスライドを作成し、聴衆を魅了できます。
- Outlook: メールソフトです。メールの送受信、スケジュール管理、連絡先管理などが行えます。
<クリエイティブ>
- Adobe Creative Cloud: 写真、ビデオ、デザインなど、クリエイティブな作品制作に必要なツールが揃っています。
- Premiere Pro: 業界標準のビデオ編集ソフトです。映画、テレビ番組、オンライン動画など、あらゆるビデオ制作に対応できます。
- Photoshop: 画像編集ソフトです。写真加工、グラフィックデザイン、Webデザインなど、幅広い用途で使われています。
- Lightroom: 写真の現像、整理、共有に特化したソフトです。プロの写真家からアマチュアまで、幅広く利用されています。
- Lightroom Classic: 大量の写真を効率的に管理・編集できるソフトです。プロの写真家や写真スタジオに最適です。
- Fresco: タッチ操作に最適化された描画・ペイントソフトです。イラスト、スケッチ、マンガ制作などに利用できます。
- Acrobat: PDFの作成、編集、閲覧ができるソフトです。ビジネス文書から電子書籍まで、幅広く利用されています。
「Surface Laptop 7」のスペック
- ディスプレイ 13.8インチ:解像度:2304 x 1536 / 15インチ:解像度2496 x 1664 のPixelSense
- プロセッサ 13.8インチ:Snapdragon X Plus (10 コア) / Snapdragon X Elite (12 コア)
15インチ:Snapdragon X Elite (12 コア) - NPU 45 兆回の操作を秒速で実行する Qualcomm Hexagon
- GPU Qualcomm Adreno GPU
- RAM(メモリ)16GB、または 32GB LPDDR5x
- ストレージ SSD 256GB、512GB、または 1TB
- バッテリー 13.8 インチ:54WH / 15インチ:66WH
- 駆動時間 13.8インチ:ローカル ビデオ再生で最大 20 時間 / Web で最大 13 時間
15インチ:ローカル ビデオ再生で最大 22 時間 / Web で最大 15 時間 - カメラ 1080P フル HD カメラ 、自動フレーミング、クリエイティブ フィルター、Windows Hello 顔認証
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
- インターフェース USB 4.0 x2、USB-A 3.1 x1、3.5mmヘッドフォン ジャック、Surface Connect ポート x1、MicroSDXC カード リーダー(※15インチモデルのみ) x1
- センサー アンビエント ライト センサー
- スピーカー Dolby Atmos対応 Omnisonic スピーカー
- マイク 音声フォーカス搭載 Dual far-field スタジオ マイク
- キーボード メカニカル キー、日本語配列、フル ファンクション キー (F1-F12)、バックライト、Copilot キー、ハプティック タッチパッド
- ソフトウェア Office Home and Business 2021、Xbox Game Pass Ultimate の 30 日試用版
- セキュリティ Microsoft Pluton TPM 2.0、Windows Hello 顔認証、Windows 11 Secured-core PC、Microsoft Defender
- 消費電力 13.8インチ:13.91kWh/年(AAA) / 15インチ:13.31kWh/年(AAA)
- 筐体 ケース:アルマイト
- OS Windows 11 Home
- サイズ 13.8インチ:301 x 220 x 17.5 mm
15インチ:329 x 239 x 18.29 mm - 重量 13.8インチ:1.34kg / 15インチ:1.66kg
- カラー 13.8インチ:サファイア、デューン、ブラック、プラチナ / 15インチ:ブラック、プラチナ
- 付属品 電源アダプター 13.8 インチ: 39W / 15インチ: 65W、クイック スタート ガイド、安全性および保証に関する書類
「Surface Laptop 7」の評価
8つの基準で「Surface Laptop 7」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★★
- スペック:★★★★
- 耐久性:★★★
- 通信:★★★★★
- 機能:★★★★
- デザイン:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★★
- 価格:★★
「Surface Laptop 7」は買うべきか?
新モデル「Surface Laptop 7」が登載するSnapdragon X Plus / X Eliteは確かに高い性能を持っています。
グラフィック性能も高く、これからAIを使ったサービスを使いたい人に最適です。
ただ、「今すぐ必要なのか?」と言われれば、それは少し疑問です。
なぜなら、AIを使った機能やサービスが普及し始めても、
それをどう活かすか?という具体的な方法がないとはっきりとしたメリットが感じられないからです。
例えば自分は記事を書いたり、動画を作ったりしていますが、
画像を生成したり、動画を自動作成したりする機能はまだ使っていません。
というよりも、その必要性すら感じていないレベルです。
おそらくそうした自分と同じレベルの人は多いのではないでしょうか?
しかし、その一方で「将来的にAIの力が必ず必要になる」ということは直感的に感じています。
例えば、近い将来、AIをうまく使って優れた仕事をして大きな成果を収める人がたくさん出てくるはずです(※すでにいるかもしれませんが・・・。)。
AIの登場により、現在のSEOや記事・動画の作成方法も大きく変わり、自分もそれに合わせていかなかればならなくなることも予想できます。
そうしたことを考えると、今から生成AIの機能やサービスを使って慣れておくのは大きな意味があることです。
「先行投資」というわけではありませんが、何事も早め早めに備えておかなければ、今の時代のスピードにはついていけそうにありません。
「Surface Laptop 7」をはじめとしたAIに特化したデバイスは高額ですが、確実に「将来を変えうる力」を持ったノートPCです。
近い未来に大きな成功を収めるかどうかは、やはりそれを手に入れるかどうかにかかっているといえます。
「Surface Laptop 7」の価格・購入先
マイクロソフト公式ストア
13.8インチモデルが207,680円(税込)~、15インチモデルが268,180円(税込)~で販売されています。
マイクロソフト公式ストアで「Surface Laptop 7」をチェックする
※支払い方法はクレジットカード、デビットカード、PayPal です。
ECサイト
- Amazonで175,000円(税込)、
- 楽天市場で174,980円 (税込・ZGJ-00020・送料無料)、
- ヤフーショッピングで198,880円 (税込)、
で販売されています。
Amazonで「Surface Laptop 7」をチェックする
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ヤフーショッピングで「Surface Laptop 7」をチェックする
米国 Amazon.comで「Surface Laptop 7」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「Surface Laptop 7」に似た性能をもつノートPCも販売されています。
「ASUS Zenbook SORA (UX3407)」
ASUSから発売された14インチのノートPCです(2025年2月5日発売)。
Snapdragon X X1-26-100 / Snapdragon X Elite X1E-78-100、16GB/32GB LPDDR5X-7500 メモリ、1920 x 1200ドットのワイドTFTカラー液晶、SSD 512GB / SSD 1TB ストレージ、70Whバッテリー(約23時間 / 約29時間)、207万画素赤外線(IR) Webカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。
また、CopilotのAI機能、ASUS Pen 2.0(4,096段階の筆圧感知)、ステレオスピーカー内蔵 (1Wx2)、Dolby Atoms、Snapdragon Sound、84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード・JIS配列) 、
USB3.2 (Type-A/Gen2) x1、USB4 (Type-C/Power Delivery対応) x2、HDMI x1、Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3/5.4に対応しています。
価格は、Amazonで163,455円(税込)~、楽天市場で163,305~190,552円(送料無料)、ヤフーショッピングで161,820円、です。
関連記事:Zenbook SORA (UX3407)をレビュー!899g、23時間駆動でAIも高速?
「Acer Swift Go 14 AI」
Acerから発売された14.5インチのAI対応ノートPCです(2024年11月 発売)。
Qualcomm Snapdragon X Plus、Qualcomm Hexagon NPU (45 TOPS)、 16GB LPDDR5X-8533MHz メモリ、14.5インチのWUXGA液晶、512GB SSD (PCIe Gen 4, NVMe)ストレージ、最大約28時間駆動できる約65Whバッテリー、約360万画素のWebカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。
また、AI機能、リフレッシュレート 120Hz、AIノイズキャンセリング、Acer FineTipバックライト付きキーボード (84キー/日本語, Copilotキー搭載)、AIライティングタッチパッド (アクティビティーインジケーター搭載)、冷却システム、指紋認証、Wi-Fi 6E(Wi-Fi 7に対応予定)、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで125,800円(税込)、楽天市場で114,180円(送料無料)、ヤフーショッピングで120,850円、米国 Amazon.comで $989.64、です。
関連記事:Snapdragon X Plus搭載で最安!Acer Swift Go 14 AIレビュー
「MacBook Pro M4」
Appleから発売された14.2/16.2インチのノートPCです(2024年11月8日 発売)。
Apple M4 / M4 Pro / M4 MAX チップ、Liquid Retina XDR液晶、16GB/24GB/36GB ユニファイドメモリ、512GB SSD / 1TB SSD ストレージ、12MPセンターフレームカメラ、Mac OS 15 (macOS Sequoia)を搭載しています。
また、AI機能「Apple Intelligence」、3つのThunderbolt 4/5ポート、6K解像度の映像出力、リフレッシュレート 最大120Hz、デスクビュー、センターフレーム機能、6スピーカー、ステレオサウンド、ドルビーアトモス、空間オーディオ、スタジオ品質の3マイクアレイ、Magic Keyboard、感圧タッチトラックパッド、Multi-Touchジェスチャー、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで248,800円~、です。
関連記事:「MacBook Pro M4」チップの性能とベンチマーク、変更点
「Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」
レノボから発売された15インチのAI ノートPCです(2024年10月発売)。インテル Core Ultra 7 258V、32GB LPDDR5x メモリ、2.8KのIPS液晶(タッチ対応)、1TB (PCIe NVMe/M.2) ストレージ、約 22.4 時間 駆動する70Whr バッテリー、前面フルHD カメラ、光センサー、Windows 11を搭載しています。
また、Copilot キー、2つのThunderbolt4 ポート(PD給電対応、DP映像出力機能付き)、HDMI映像出力、バックライト付き日本語キーボード、USB 3.2 Gen 1 x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで249,810円(税込)、楽天市場で249,810円(送料無料)、ヤフーショッピングで252,101円、です。
関連記事:レノボ「Yoga Slim 7i Aura」の外観・ベンチマーク・評価
「MacBook Air M3」
Appleから発売された13.6/15.6インチのノートPCです(2024/3/9発売)。
M3チップ+16コアNeural Engine、8GB ユニファイドメモリを搭載。Liquid Retina液晶、SSD 256/512GBストレージ、52.6Wh/66.5Whバッテリー、1080p FaceTime HDカメラ、macOS 14 (Sonoma) を搭載しています。
また、2つのThunderbolt/USB 4ポート、6スピーカー、ドルビーアトモス、空間オーディオ、指向性3マイクアレイ、Magic Keyboard、MagSafe 3充電ポート、70W USB-C電源アダプタによる高速充電、感圧タッチトラックパッド、 TouchID(指紋センサー)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで158,141円(税込)、楽天市場で165,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで158,020円、です。
関連記事:「MacBook Air M3」待望の超高速化? ハイエンドなノートPCと徹底 比較!
「MINISFORUM V3」
MINISFORUMから発売された14型のWindows 11 タブレットPCです。AMD Ryzen 7 8840U プロセッサとAMD Radeon 780M グラフィックス、32GB LPDDR5-6400 メモリを搭載。2.5K液晶、1TB M.2 2280 PCIe4.0ストレージ、8時間以上駆動する50.82Whバッテリー、前面 2MPのWebカメラ、ジャイロスコープ、SD カードスロットを搭載しています。
また、AI機能 Copilot、映像入力(他デバイスのモニター)、4K 4画面、8K出力、2画面出力、リフレッシュレート 165Hz、ステレオ効果付き四つのスピーカー、65W PD急速充電、Windows Helloによる顔認証、指紋認証、着脱式キーボード(付属)、Vペン(筆圧4096段階)、ケース(自立・傾き調整)、USB4(DATA/PD給電/DP映像出力)x2、USB-C (VLink |DP-in ) x1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで196,580円 (税込・32,596円 OFFクーポン付き)、楽天市場で203,980~204,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,800円、米国 Amazon.comで$949.00 、です。
関連記事:AIタブレット「MINISFORUM V3」とSurface Proを比較
「ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus(CX5403)」
ASUSから発売された14インチのChromebook Plusです。Intel Core Ultra 5 115U、16GB LPDDR5X-6400 メモリ、解像度 2560 x 1600ドットのワイドTFTカラー液晶、SSD 128GB、63Wh バッテリー、829万画素Webカメラを搭載しています。
また、MIL-STD-810H、指紋認証、180度開閉、ステレオスピーカー (1Wx2)、アレイマイク、78キー日本語キーボード (イルミネートキーボード、JIS配列)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで154,364円、楽天市場で150,626円(送料無料)、ASUSストアで169,800円、です。
関連記事:Geminiに最適「ASUS CX54 Chromebook Plus」の性能
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