13インチSurface Laptop 2025 レビュー!超軽量なAI PC

13インチSurface Laptop 本体 斜めに傾く
2025年6月10日、マイクロソフトから、待望の超軽量モバイルノートPC「13インチSurface Laptop (2025)」が発売されます。洗練されたデザインと最新テクノロジーが融合したこの一台は、私たちの働き方や創造性を新たなステージへと導いてくれる可能性を秘めています。

13インチSurface Laptop (2025)の魅力

最大の魅力は、 13インチの薄型軽量ボディに、45TOPSもの圧倒的な処理能力を誇るSnapdragon X Plusプロセッサを搭載している点です。

Surface Laptopシリーズ史上最も薄く、最も軽い約1.22kgという卓越した携帯性を実現しつつ、オフィス、カフェ、移動中など、場所を選ばずに最先端のAI機能を手元で操ることができます。

また、最大23時間のローカルビデオ再生が可能なバッテリーを搭載。Copilotキーや高精度タッチパッド付きのキーボードで快適にタイピングすることもできます。

その他にも、洗練されたアルミニウムボディのデザインやWi-Fi 7に対応した高速通信を採用するなど、魅力的な要素が満載です!

この記事で徹底解剖!

この記事では、そんな魅力あふれる13インチSurface Laptop (2025)の性能、デザイン、ディスプレイ品質、AI機能、そして使い勝手まで、あらゆる側面を徹底的に深掘りし、その全貌を明らかにします。

特に、既に市場で評価の高い13.8インチSurface Laptop (2024)15インチSurface Laptop (2024)といった上位モデルと比較し、スペックや機能、そして最適な用途における明確な違いを浮き彫りにしていきます。

この記事で分かること

  1. 13インチSurface Laptop (2025)の詳細なスペックと際立った特徴
  2. 従来モデル(13.8インチ/15インチ Surface Laptop 2024)との具体的な違いと選び分けのポイント
  3. 搭載されるSnapdragon X Plus (8コア) プロセッサの実際のパフォーマンスレベル、各種ベンチマークスコア、そして主要なゲームタイトルにおける動作状況
  4. 「Copilot+ PC」としてのAI機能の具体的な活用シーンとそのメリット
  5. ディスプレイの表示品質、キーボードの打鍵感、バッテリー持続力などの実用的な使い勝手
  6. 購入前に知っておきたいメリット・デメリット、そしてどんなユーザーに最もおすすめできるか
  7. 予想される価格帯と、それに見合うコストパフォーマンス

この記事を最後まで読むことで、新しい「13インチSurface Laptop (2025)」を購入するべきかどうかがはっきりと見えてくるはずです。購入を真剣に悩んでいる方はもちろん、最新のモバイルPCトレンドに関心のある方も、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Surface Laptop を体験しよう – 超軽量 AI タッチスクリーン ノート PC | Microsoft Surface

このページ内の目次

価格をチェック!13インチSurface Laptop (2025)は他のノートPCより安い?

13インチSurface Laptop 2台が並ぶ

13インチSurface Laptop (2025)は海外で899ドル(約13万円・想定価格)から販売されます。

日本での価格はまだ不明ですが、予約の受付や、価格などの詳細については、順次販売店を通じて告知されるとのこと。発売前には価格がはっきりするようです。

個人的な予想では16万円前後になるのではないかと思います。2024年に発売されたSurface Laptop 13.8 インチの価格(基本価格:207,680円)よりは安くなるはずです。

ASUS Zenbook SORA (UX3407)

2025年2月5日に発売されたASUS Zenbook SORA (UX3407)はAmazonで163,455円で販売中です。こちらは、わずか約899gからという驚異的な軽さと、最薄部約13.4mmのスリムで美しいセラルミナム筐体を持つ14インチノートPCです。プロセッサには高性能なSnapdragon X Elite X1E-78-100またはSnapdragon X X1-26-100を搭載。最大32GBの高速LPDDR5X-7500メモリと組み合わせることで、日々のタスクからクリエイティブな作業まで、あらゆるシーンで快適なパフォーマンスを発揮します。

このPCの魅力は、最大約29時間という卓越したバッテリー駆動時間にもあります。Qualcomm Hexagon NPUによるCopilotのAI機能が作業効率を大幅に向上させ、あなたの創造性を刺激。高精細な14インチ液晶は鮮明な表示を実現し、オプションのASUS Pen 2.0を使えば、4,096段階の筆圧感知でアイデアを直感的に表現できます。

ASUS Vivobook 14 (X1407QA)

2025年2月21日に発売されたASUS Vivobook 14 (X1407QA)はAmazonで109,800円で販売中です。こちらは、日常のタスクからクリエイティブな作業、エンターテイメントまで幅広く活躍する、実用性に優れた14インチノートPCです。プロセッサにはSnapdragon X X1-26-100を搭載し、16GBのLPDDR5Xメモリとの組み合わせで、複数のアプリを同時に動かしてもスムーズな動作を実現します。CopilotのAI機能に加え、ASUS独自のAIアプリ群が、あなたの作業をよりスマートに、効率的にアシストします。

鮮明なフルHD+のIPS液晶ディスプレイは目に優しく、長時間の作業や動画視聴も快適。特筆すべきは最大約29時間という驚異的なバッテリー駆動時間で、一日中コンセントを気にせず使用可能です。人間工学に基づいたErgoSenseキーボードは快適な打鍵感を提供し、プライバシーシャッター付きIRカメラや2つのUSB4 Type-Cポートなど、細部まで配慮された設計が魅力です。

Acer Swift Go 14 AI

2024年11月に発売されたAcer Swift Go 14 AIはAmazonで125,051円で販売中です。こちらは、AI体験を日常にもたらす先進的な14.5インチノートPCです。プロセッサにはパワフルなQualcomm Snapdragon X Plusを搭載し、専用のQualcomm Hexagon NPU (45 TOPS) がAI処理を強力にバックアップ。日々の作業はもちろん、クリエイティブなタスクも快適にサポートします。120Hzの高リフレッシュレートを誇るWUXGA IPS液晶は、滑らかで鮮明な映像表示を実現します。

約1.34kgの軽量アルミニウム合金ボディには、最大約28時間持続する長時間バッテリーを内蔵し、どこへでも気軽に持ち運べます。Copilotキーを備えたバックライト付きキーボードや、ユニークなAIライティングタッチパッドも魅力。AIノイズキャンセリング機能付きマイクやQHDウェブカメラ、指紋認証機能も搭載し、オンライン会議からセキュリティまで幅広く対応します。

MacBook Air M4 (13.6 インチ)

2025年3月12日に発売されたMacBook Air M4 (13.6 インチ) はAmazonで158,141円で販売中です。こちらは、革新的なApple M4チップを搭載し、プロレベルのタスクも軽々とこなす驚異的なパフォーマンスと電力効率を両立。macOS Sequoia上で動作するApple Intelligenceが、創造性と生産性を新たな次元へ引き上げます。13.6インチのLiquid Retinaディスプレイは、P3広色域とTrue Tone技術でコンテンツを忠実かつ鮮やかに映し出します。

わずか1.24kg、薄さ1.13cmの象徴的な薄型軽量デザインに、最大18時間持続するバッテリーを内蔵し、どこへでも気軽に持ち運べます。快適な打鍵感のバックライトMagic Keyboard、Touch IDによるセキュアな認証、Wi-Fi 6E、2つのThunderboltポートが、あらゆる作業をスムーズにサポートします。

まとめ

13インチSurface Laptop (2025)の予想価格が16万円前後であれば、今回比較したASUS Vivobook 14 (X1407QA)の約11万円やAcer Swift Go 14 AIの約12.5万円といったモデルよりは高価になります。一方で、MacBook Air M4 (13.6インチ)の約15.8万円やASUS Zenbook SORA (UX3407)の約16.3万円といった高性能モデルと比較すると同等の価格帯か、構成によってはややお買い得になる可能性も秘めています。

Surfaceブランドの質感や独自機能を考慮すると、この価格帯でも納得感を得られるユーザーはいるでしょう。

現時点で最も安くお買い得なモデルを挙げるならば、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)が109,800円と突出しています。Snapdragon X X1-26-100プロセッサを搭載し、約29時間という長時間のバッテリー駆動、充実したAI機能や実用的なスペックを備えており、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。

デザインと外観:13インチSurface Laptop (2025)のボディと携帯性

13インチSurface Laptop 背面のデザイン

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の外観デザインと、その卓越した携帯性について、実際に触れた感触を交えながら詳しくレビューします。特に、前モデルからの進化点や、私が個人的に魅力を感じたポイントに焦点を当てていきます。

シリーズ最薄・最軽量を更新した驚きの携帯性

13インチSurface Laptop (2025)を手にして最初に感じるのは、その驚くほどの薄さと軽さです。数値で見ると、厚さはわずか15.6mm、重量は約1.22kg。これはSurface Laptopシリーズの中で最も薄く、最も軽い記録です。

前モデルと比較すると、その進化は明らかです。例えば、13.8インチSurface Laptop (2024)は厚さ17.5mm、重さ1.34kg15インチSurface Laptop (2024)では厚さ18.29mm、重さ1.66kgでした。特に15インチモデルと比較すると、厚みで約2.69mm薄く、重さで約440gも軽量化されています。

この差は、日常的に持ち運ぶ際には非常に大きなアドバンテージとなります。カバンに入れてもかさばらず、まるで薄い雑誌を持ち歩いているかのような感覚です。実際に、普段使いのトートバッグにもすっきりと収まり、移動中の肩への負担が明らかに軽減されました。カフェで作業する際も、テーブルの上で場所を取らず、スマートに作業を開始できます。

この圧倒的な携帯性は、まさに「超ポータブル」というデザインコンセプトを体現していると言えます。どこへでも気軽に持ち運んで、場所を選ばずに作業やクリエイティブな活動に没頭できる自由を与えてくれます。

洗練を極めたアルミニウムボディと美しいカラー

13インチSurface Laptop (2025)の筐体には、アルマイト処理されたアルミニウム合金が採用されています。この素材が生み出す質感は、ひんやりとしていて滑らかでありながら、しっかりとした剛性も感じさせます。個人的には、このミニマルでありながら上質なデザインがとても気に入っています。天板にはWindowsのロゴが控えめにあしらわれているだけで、余計な装飾がない潔さが、かえって洗練された印象を与えます。

各辺のエッジ部分はやや丸みを帯びており、手に持った時の馴染みが非常に良いです。単なる金属の塊ではなく、どこか温かみのある、まるで丁寧に作られたインテリアのような佇まいを感じさせます。

カラーバリエーションは、「オーシャン グリーン」「バイオレット」「プラチナ」の3色が用意されています。私が試用したのは「オーシャン グリーン」ですが、深みがありながらも落ち着いた色合いで、光の当たり方によって微妙に表情を変えるのが魅力的です。派手すぎず、しかし確かな個性を主張するこの色は、ビジネスシーンでもプライベートでも違和感なく溶け込みます。他の「バイオレット」はよりモダンで知的な印象を、「プラチナ」はクラシックで飽きのこない定番色といった感じで、いずれも所有する喜びを満たしてくれる美しい仕上がりです。

環境への配慮も忘れないサステナブルな設計

デザインの美しさだけでなく、環境への配慮も13インチSurface Laptop (2025)の魅力の一つです。筐体内部のマグネットには100%再生レアメタル金属が、そしてバッテリーセルには100%再生コバルトが使用されています。さらに、製品を包む梱包材にも、リサイクル素材を73%含有するウッドベースのファイバーが採用されるなど、サステナビリティを意識した設計が徹底されています。

このような取り組みは、製品を選ぶ上で環境負荷を少しでも低減したいと考えるユーザーにとって、非常にポジティブな要素です。Microsoftが掲げる2030年までのカーボンネガティブ目標に向けた具体的なアクションであり、製品を通じてその姿勢に共感できるのは嬉しいポイントです。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の外観・デザインの魅力

13インチSurface Laptop (2025)の外観とデザインは、携帯性と美しさ、そして環境への配慮が見事に融合した、まさに現代のモバイルPCに求められる要素を高いレベルで満たしています。

  • 圧倒的な携帯性: 厚さ15.6mm、重量1.22kgとシリーズ最薄・最軽量を実現し、持ち運びの負担を劇的に軽減。
  • 洗練されたデザイン: アルマイト処理アルミニウム合金による上質な質感と、ミニマルで美しいフォルム。
  • 魅力的なカラー: 個性を表現できる「オーシャン グリーン」「バイオレット」「プラチナ」の3色展開。
  • 環境への配慮: リサイクル素材の積極的な採用と、サステナブルな梱包。

ディスプレイ品質:13インチSurface Laptop (2025)のPixelSenseディスプレイ

13インチSurface Laptop 正面 ディスプレイ

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)が搭載する13インチ PixelSense ディスプレイについて、その表示品質や使い勝手を、実際に私がさまざまなシーンで使用した体験に基づいて詳しく解説します。特に、作業効率や日常的なコンテンツ消費における魅力、そして上位モデルとの違いにも触れていきます。

作業効率を格段に向上させる3:2のPixelSenseディスプレイ

まず目を引くのは、Surfaceシリーズ伝統の3:2というアスペクト比を持つ13インチ PixelSense ディスプレイです。解像度は1920 x 1280ピクセル(178 PPI)となっており、一般的なフルHD(1920 x 1080)のディスプレイと比較して縦方向の情報量が多いのが特徴です。この縦長の画面は、実際に使ってみるとPC作業の効率を大きく左右する要素だと実感します。

例えば、Microsoft Wordで文書を作成する際には一度に表示できる行数が増え、ウェブサイトを閲覧する際もスクロールの回数が減るため、作業に集中しやすくなります。個人的には、特に長い記事を読んだり、コーディングで複数行のコードを見渡したりする際に、この恩恵を強く感じました。

ベゼルも薄く仕上げられており、画面占有率が高く、13インチというコンパクトさながら没入感のある表示を実現しています。最大輝度は400nits(標準)で、屋内での使用はもちろん、日中の明るいカフェなどでも視認性は良好でした。

日常使いに最適化された鮮やかさと見やすさ

13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイは、コントラスト比1000:1リフレッシュレート最大60Hzというスペックです。発色については、「個別に色調整」されていることに加え、「アダプティブカラー」と「アダプティブコントラスト」に対応しています。これにより、周囲の環境光や表示コンテンツに応じて色味やコントラストが自動で最適化され、常に自然で見やすい表示が得られます。

実際にNetflixで映画を鑑賞したり、YouTubeでミュージックビデオを再生したりしてみましたが、色の再現性は豊かで、鮮やかすぎず自然なトーンが好印象でした。もちろん、写真編集ソフトで簡単なレタッチ作業を行う際にも、色の偏りを感じることは少なく、日常的なクリエイティブ用途にも十分応えてくれる品質です。ディスプレイ表面は強化ガラスで保護されており、安心してタッチ操作を行えるのも嬉しいポイントです。

上位モデルとの比較と13インチモデルの立ち位置

上位モデルである13.8インチおよび15インチのSurface Laptop (2024)は、より高解像度(201 PPI)でコントラスト比も高い(1400:1または1300:1)「PixelSense Flow™ ディスプレイ」を搭載し、リフレッシュレートも最大120Hz、さらにDolby Vision™ IQやCorning® Gorilla® Glass 5といった高度な機能も備えています。

これに対し、13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイは、PPIやコントラスト比、リフレッシュレートといった点でスペックを抑えています。しかし、これが必ずしもマイナスというわけではありません。

例えば、リフレッシュレート60Hzは、120Hzのような滑らかなスクロール体験や動きの速いゲームでのアドバンテージは譲りますが、ビジネス文書の作成やウェブブラウジング、動画視聴といった日常的な作業においては、十分快適な操作感を提供してくれます。実際に、Microsoft Excelでの表計算やPowerPointでの資料作成など、オフィスワークを中心に試用しましたが、表示品質に不満を感じる場面はほとんどありませんでした。

むしろ、これらの仕様はバッテリー持続時間の向上や製品全体の軽量化、そして価格設定に貢献していると考えられ、13インチモデルが目指す「スタイリッシュで軽量、そして高速な超軽量AIタッチスクリーンノートPC」というコンセプトに合致した、バランスの取れた選択と言えます。高画質・高機能よりも携帯性や実用性を重視するユーザーにとっては、非常に合理的な仕様です。

直感的で快適なタッチ操作

Surfaceシリーズの強みであるタッチ操作も健在です。10点マルチタッチに対応しており、スマートフォンのように画面を直接指で操作して、ピンチイン・ピンチアウトでの拡大縮小や、スワイプでのスクロールなどが直感的に行えます。特に、ウェブサイトを閲覧中に気になった箇所を素早く拡大したり、PDF資料に手書きで注釈を加えたり(ペンは別売)する際に、このタッチ機能の便利さを実感しました。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のディスプレイの魅力

  • 作業効率を高める3:2アスペクト比: 縦方向に広く、文書作成やウェブ閲覧に最適。
  • 日常使いに十分な表示品質: 1920×1280解像度、コントラスト比1000:1、アダプティブカラー/コントラスト対応で自然な色表現。
  • バランスの取れたスペック: 携帯性やバッテリーライフを考慮した最大60Hzリフレッシュレートと強化ガラスディスプレイ。
  • 快適なタッチ操作: 直感的な10点マルチタッチ対応で操作性を向上。
  • 上位モデルとの明確な棲み分け: 日常的なビジネスユースやコンテンツ消費に最適化された実用的なディスプレイ。

パフォーマンスとAIの新境地:13インチSurface Laptop (2025) Snapdragon X Plusの実力

13インチSurface Laptopで作業する様子

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)に搭載されたSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサのパフォーマンスと、それが実現するAI体験について、私が実際に使用して感じた魅力や可能性をレビューします。ベンチマークスコアや本格的なゲーム性能ではなく、日常的な作業やAI機能の活用シーンに焦点を当てて解説します。

日常作業をサクサクこなすSnapdragon X Plus (8コア)のパワー

13インチSurface Laptop (2025)のSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサは、日々のタスクを驚くほどスムーズに処理してくれます。Microsoft Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)での資料作成はもちろん、Microsoft Edgeで複数のタブを開きながら調べ物をしたり、YouTubeで動画をストリーミング再生したりといったマルチタスクも、もたつきを感じることなく快適に行えました。

特に、Surface Laptop 5と比較して最大50%高速化されたという点は伊達ではなく、アプリの起動やファイルの読み込み速度の向上をはっきりと体感できました。

個人的に嬉しかったのは、バッテリー駆動時でもパフォーマンスが安定している点です。以前のノートPCではACアダプターを外すと途端に動作が重くなることがありましたが、このモデルではそういったストレスがなく、場所を選ばずに本来の性能を発揮してくれる安心感があります。

AI体験を加速するNPU:Copilot+ PCとしての進化

このSurface Laptopは「Copilot+ PC」として、AI処理に特化したQualcomm Hexagon NPU(Neural Processing Unit)を搭載しており、その処理能力は45TOPS(1秒間に45兆回の演算)に達します。このNPUのおかげで、Windows 11に組み込まれた様々なAI機能をローカルで高速に実行できます。

例えば、「Windows スタジオ エフェクト」は非常に実用的でした。ビデオ会議中に背景を自然にぼかしたり、自分の顔が常にフレームの中心にくるように自動調整したり、視線をカメラに合わせてくれたりする機能は、オンラインでのコミュニケーション品質を格段に向上させてくれます。

また、「Live Captions」機能を使えば、再生中の動画や音声にリアルタイムで字幕を生成してくれるため、音声が出せない環境や、英語のコンテンツを理解するのに役立ちました。これらのAI機能は、クラウド処理に頼らないため応答が速く、オフラインでも利用できるのが大きなメリットだと感じます。

AI機能はまだ発展途上の部分もあるようですが、Microsoft純正デバイスとして最新のAI体験をいち早く享受できる点は大きな魅力です。今後のアップデートでさらに洗練され、私たちのPCライフをより豊かにしてくれるだろうと期待しています。

13インチモデルのパフォーマンスはこんなユーザーに最適

「13インチSurface Laptop (2025)」のSnapdragon X Plus (8コア)は、上位モデルの13.8インチ/15インチSurface Laptop (2024)に搭載されるSnapdragon X Plus (10コア)やSnapdragon X Elite (12コア)と比較するとコア数は少ないですが、日常的な作業や軽めのクリエイティブワークには十分以上の性能を発揮します。

具体的には、レポート作成やオンライン授業が中心の学生、資料作成やメール、ビデオ会議が多いビジネスパーソン、ブログ執筆やSNSコンテンツ作成、簡単な写真編集などを楽しむ方々にとって、この13インチモデルのパフォーマンスは非常にバランスが良いと言えます。重い動画編集やプロレベルの画像処理、最新3Dゲームのプレイを主目的としない限り、この軽快さとAI機能の恩恵を存分に受けられるでしょう。

Armアーキテクチャが拓く未来と現時点での留意点

Snapdragon X PlusのようなArmアーキテクチャのプロセッサは、従来のx86系プロセッサに比べて電力効率に優れ、AI処理との親和性が高いという特徴があります。これにより、長時間のバッテリー駆動と高度なAI体験の両立が期待できます。

Microsoft 365アプリ(Word、Excel、Outlookなど)や主要なブラウザ(Edge、ChromeのArm版など)はネイティブで快適に動作します。一方で、一部の古いアプリケーションや専門性の高いソフトウェア、特定の周辺機器のドライバなどでは、まだArm版Windowsへの最適化が十分でない場合があるかもしれません。

しかし、Microsoft純正デバイスであるSurfaceは、OSとの連携もスムーズで、エコシステムの拡大とともに互換性は日々改善されていくでしょう。個人的には、日常的に使用するアプリケーションでは特に問題を感じませんでした。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のプロセッサ性能の魅力

  • 軽快な日常性能: Snapdragon X Plus (8コア)により、オフィスワークやブラウジング、マルチタスクがスムーズ。
  • 進化したAI体験: 45TOPSのNPUを活かしたCopilot+ PC機能(Windows スタジオ エフェクト、Live Captionsなど)をローカルで高速処理。
  • バッテリー駆動時の安定性: 電源接続時と変わらないパフォーマンスを維持。
  • 最適なユーザー層: 学生、ビジネスパーソン、ライトなクリエイターなど、日常的な作業とAI機能を活用したいユーザーに最適。
  • Armアーキテクチャの将来性: 高い電力効率とAI処理能力で、今後のPC体験の進化に期待。

ベンチマーク

ここでは13インチSurface Laptop (2025)、および13.8インチSurface Laptop (2024)、15インチSurface Laptop (2024)のベンチマーク結果を紹介します。

各モデルの搭載CPUの確認

ベンチマークを紹介する前に、各モデルの搭載CPUを確認しておきましょう。

  1. 13インチSurface Laptop (2025)・・・CPU: Snapdragon® X Plus (8 コア)
  2. 13.8インチSurface Laptop (2024)・・・CPU: Snapdragon® X Plus (10 コア) または Snapdragon® X Elite (12 コア)
  3. 15インチSurface Laptop (2024)・・・CPU: Snapdragon® X Elite (12 コア)

つまり、この3機種で使用されているCPUは3種類です。Snapdragon® X Elite (12 コア)は13.8インチSurface Laptop (2024)と15インチSurface Laptop (2024)の2機種に搭載されています。

CPUのベンチマーク結果

ここでは各モデルのCPUベンチマーク結果を紹介します。

13インチSurface Laptop (2025)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon X Plus (8 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「18130」
  • Geekbench 6のシングルコア「2435」、マルチコア「11380」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1000」、マルチコア「7000」
  • Cinebench 2024 シングルコア「110」、マルチコア「645」

13.8インチSurface Laptop (2024)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon® X Plus (10 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「21567」
  • Geekbench 6のシングルコア「2440」、マルチコア「12970」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1028」、マルチコア「8195」
  • Cinebench 2024 シングルコア「108」、マルチコア「830」

15インチSurface Laptop (2024)
<CPUのベンチマーク結果・Snapdragon X Elite (12 コア)

  • PassmarkのCPUベンチマークで「23520」
  • Geekbench 6のシングルコア約「2430」、マルチコア約「14130」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1115」、マルチコア「11890」
  • Cinebench 2024 シングルコア「120」、マルチコア「840」

CPUのベンチマーク結果を比較して分かること

13インチSurface Laptop グラフ Snapdragon-XPlus8-vs-XPlus10-vs-XElite12

Snapdragon X Plus (8コア)のベンチマーク結果を上位モデルと比較すると、その特徴は「日常的なタスクにおける高い基本性能を維持しつつ、マルチコア性能はコア数に応じて最適化された、バランスの取れたCPUである」と明確に言えます。

シングルコア性能では上位モデルとほぼ互角のスコアを示しているため、普段使いの快適さは犠牲になっていません。一方で、マルチコア性能では、より多くのコアを持つ10コア版や12コアのElite版に比べてスコアは低くなりますが、それでも従来のモバイルCPUと比較すれば高い水準にあり、多くのユーザーにとっては十分な処理能力を提供します。

したがって、Snapdragon X Plus (8コア)は、13インチSurface Laptopのような携帯性を重視するデバイスにおいて、極端な高負荷作業は少ないものの、日常的な作業を非常にスムーズにこなし、かつ効率的なパフォーマンスを求めるユーザーにとって、ベンチマーク結果に裏打ちされた非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

グラフィック性能

3機種とも、GPUはQualcomm Adreno X1を採用していますが、CPUの性能により、グラフィック性能も異なっています。それぞれのベンチマーク結果を見てみましょう。

13インチSurface Laptop (2025)
<GPUのベンチマーク結果・ X Plus (8 コア)/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「3600」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「1900」
  • Time Spy グラフィックスコアで「985」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「12000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「7000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

13.8インチSurface Laptop (2024)
<GPUのベンチマーク結果・X Plus (10 コア)/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「5606」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2800」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1520」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「17000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「11000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

15インチSurface Laptop (2024)
<GPUのベンチマーク結果・X Elite/Qualcomm Adreno X1グラフィックスコア>

  • Fire Strike グラフィックスコアで「6180」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3045」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1900」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「25295」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「15570」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

GPUベンチマークの比較から分かること

13インチSurface Laptop グラフ benchmark-GPU

Snapdragon X Plus (8コア)のAdreno X1グラフィックスのTime SpyFire Strikeのスコアは、10コア版やElite版と比較すると確かに「ベーシック」です。しかし、Night Raidのスコア「12000」やWild Lifeのスコア「7000」は、ウェブブラウジング、高解像度動画再生、Officeアプリケーションの利用、カジュアルなゲームといった「薄型ノートPCにおける一般的な用途」においては十分な性能を持っていることを裏付けています。

このバランスこそが、このGPUが「ベーシックな性能を持ちながらも、一般的な用途に十分対応できる」と評価される理由です。

ゲーム性能

ここでは、Snapdragon Xシリーズの各プロセッサにおけるゲーム性能の違いについて紹介します。それぞれのプロセッサでどのくらいのフレームレート(FPS)を出せるのかに注目してください。

以下、具体的なゲームタイトルとそのFPSを紹介します。

オープンワールド・アクションRPGのFPS

原神 (Genshin Impact)
美しいアニメ調の広大な世界を冒険するアクションRPGです。キャラクターを切り替えながら元素反応を駆使した戦闘が特徴です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 30~50 FPS
    動作の様子: フィールド探索や一般的な戦闘は概ねスムーズに進行します。キャラクターのスキルが多数飛び交うエフェクトの多い戦闘シーンや、オブジェクトが密集している都市部では、フレームレートが30 FPS前後に近づくことがあります。全体として、設定を調整することでプレイ可能な体験が得られます。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 45~60 FPS
    動作の様子: より安定したフレームレートで動作し、多くの場面で滑らかな映像でゲームを楽しめます。エフェクトの多い場面でも40 FPS台を維持しやすく、8コア版よりも快適なプレイフィールとなります。60 FPSに張り付くことは難しいものの、快適度は向上します。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中~高設定 / 動的解像度オン
    FPS: 50~60 FPS (上限設定時)
    動作の様子: 最も快適な体験を提供し、多くの場面で60 FPSに近い滑らかな描画を維持します。グラフィック設定を少し上げても安定性が高く、美しい世界観をより深く堪能できます。負荷の高い場面でもフレームレートの落ち込みが少なく、ストレスなくプレイできます。

エルデンリング (Elden Ring)

ダークファンタジーの世界観を持つ高難易度のアクションRPG。広大なフィールドと歯ごたえのある戦闘が特徴です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 720p解像度 – 低設定
    FPS: 25~35 FPS
    動作の様子: グラフィック設定を最低限にすることで、なんとかプレイ可能な範囲のフレームレートとなります。ボス戦などアクションが激しくなると、フレームレートの低下や入力遅延を感じやすくなり、ゲームの難易度をさらに上げる要因となり得ます。探索は可能ですが、戦闘での快適性は低めです。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 720p解像度 – 低~中設定
    FPS: 30~40 FPS
    動作の様子: 8コア版よりも安定性が向上し、平均して30 FPS以上を保ちやすくなります。グラフィック設定を少しだけ上げる余裕も出てくるかもしれません。戦闘時のフレームレート低下が多少緩和され、プレイしやすさが若干向上します。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低設定 (または720p 中設定)
    FPS: 30~45 FPS (1080p Low) / 40-50 FPS (720p Medium)
    動作の様子: 1080p解像度での低設定プレイが視野に入り、30 FPS以上で動作する場面が多くなります。720pであれば、より滑らかな動作と画質でプレイできるでしょう。高難易度アクションであるため、安定したフレームレートは重要ですが、Eliteであればその要求に応えやすくなります。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

Apex Legends

3人1組のチームで戦う、スピーディーな展開が特徴の基本プレイ無料バトルロイヤル・ファーストパーソンシューター(FPS)です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 全て低設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS
    FPS: 40~60 FPS
    動作の様子: 設定を低く抑えることで、概ね40 FPS以上での動作が見込めます。戦闘が激しくない場面では60 FPSに近づくこともありますが、敵との交戦時や多数のエフェクトが発生する状況では40 FPS台に低下することがあります。競技性を考えるとやや物足りないかもしれませんが、カジュアルに楽しむ分にはプレイ可能です。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS
    FPS: 50~60 FPS (上限設定時)
    動作の様子: 8コア版よりも安定して高いフレームレートを維持しやすくなり、多くの場面で50 FPS以上、状況によっては60 FPSに近い動作をします。戦闘中のフレームレート低下が抑えられ、よりスムーズで応答性の良いプレイフィールとなります。競技的なプレイも視野に入ってきます。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度ターゲット60 FPS以上
    FPS: 60~80 FPS (ゲーム内上限やディスプレイリフレッシュレートによる)
    動作の様子: 1080p中設定でも安定して60 FPS以上を維持し、非常に滑らかなゲームプレイを実現します。グラフィックの質を上げつつ、高い応答性を保てるため、競技性の高い環境でも有利に戦えます。より高リフレッシュレートのディスプレイであれば、その恩恵をさらに受けられます。

その他のゲームタイトルのFPS

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

人気対戦格闘ゲームシリーズの最新作。リアルなグラフィックと新たな操作モードが特徴です。対戦格闘ゲームは安定した60 FPSが極めて重要です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「最低」または「低」、背景簡略化などの軽量化設定活用
    FPS: 40~55 FPS (可変、目標60 FPS)
    動作の様子: 対戦格闘ゲームで安定した60 FPSを維持するのは難しく、グラフィック品質を大幅に犠牲にしても、一部のステージやキャラクターの組み合わせでは60 FPSを割り込む可能性があります。オフラインでの練習やCPU戦は可能ですが、オンライン対戦ではフレームレートの不安定さが不利に働く場面が考えられます。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「低」、軽量化設定活用
    FPS: 50~60 FPS (可変、目標60 FPS)
    動作の様子: 8コア版よりも60 FPSに近い動作をする場面が増えますが、常に安定して60 FPSを維持するのはまだ難しいかもしれません。特にエフェクトが派手な技の応酬ではフレームレートが変動する可能性があります。カジュアルなオンライン対戦であれば、ある程度楽しめるレベルにはなります。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – グラフィック設定「中」または「低」で安定志向
    FPS: 安定して60 FPS
    動作の様子: EliteのGPU性能であれば、グラフィック設定をある程度保ちつつ、安定した60 FPSでのプレイが可能です。これにより、技の入力精度や反応速度が重要な対戦格闘ゲームにおいて、本来のパフォーマンスを発揮できます。オンライン対戦も快適に行えるでしょう。

Forza Horizon 5
メキシコを舞台にしたオープンワールドのレーシングゲーム。美しい景観と多数の車種が魅力です。

  • 1.Snapdragon X Plus (8コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 最低~低設定 / 動的解像度オン
    FPS: 30~45 FPS
    動作の様子: グラフィック設定を低くすることで、30 FPS以上でのプレイが可能です。レース中の車両が少ない場面や、特定のエリアでは40 FPSを超えることもありますが、多くの車両が絡むレースや、グラフィック負荷の高いエリアでは30 FPS台前半になることがあります。ドライブを楽しむ分には十分ですが、競技的なレースではやや力不足を感じるかもしれません。
  • 2.Snapdragon X Plus (10コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 低~中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 40~55 FPS
    動作の様子: 8コア版よりも平均フレームレートが向上し、よりスムーズなドライブ体験ができます。多くの場合で40 FPS以上を維持し、場面によっては50 FPSを超えることもあり、レースのスリルをより深く味わえます。グラフィック設定にも少し余裕が生まれます。
  • 3.Snapdragon X Elite (12コア) / Adreno X1
    設定: 1080p解像度 – 中設定 / 動的解像度オン
    FPS: 55~70 FPS (設定やシーンによる)
    動作の様子: 1080p中設定でも60 FPSに近い、あるいはそれを超える滑らかな描画でプレイできます。美しいメキシコの風景を楽しみながら、快適なレースが可能です。応答性も向上し、より精密なドライビングが求められる場面でも有利になります。

まとめ:ゲーム性能

Snapdragon Xシリーズ」のゲーム性能は、CPUのコア数(およびそれに伴うGPUの構成やクロック)に応じて明確な差が見られます。Snapdragon X Plus (8コア)は、設定を調整することで多くの人気タイトルをプレイ可能な範囲に持ち込めますが、特に要求スペックの高い最新AAAタイトルでは720p解像度や最低設定での動作が中心となります。

Snapdragon X Plus (10コア)は、8コア版から一段上のゲーム体験を提供し、より高いフレームレートや、少し上のグラフィック設定でのプレイが可能になります。特に1080pでのゲーミングが現実的になるタイトルが増えてきます。

Snapdragon X Elite (12コア)は、統合グラフィックスとしては非常に高い性能を発揮し、多くのゲームで1080p中設定以上、そして60 FPSに近い、あるいはそれを超える快適なプレイが視野に入ります。特にNight RaidやWild Lifeといったベンチマークでの高いスコアは、最適化された環境や軽量なタイトルではさらに高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルを示しています。

総じて、ArmベースのWindows PCにおけるゲーム体験は、ドライバーの成熟度やゲーム側のArmネイティブ対応の進捗にも影響されますが、Snapdragon Xシリーズ、特にEliteは、薄型軽量ノートPCでのゲーム体験を新たなレベルに引き上げる力を持っています。

メモリとストレージの選択肢:13インチSurface Laptop (2025)の実用性とバランス

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)のメモリとストレージ構成について、その選択肢と日常的な使用感、そして上位モデルとの違いを、私が実際に使ってみた経験から詳しくレビューします。このモデルがどのようなユーザーにとって最適なのか、その「割り切り」と実用性を見ていきましょう。

16GB LPDDR5x RAM:多くのタスクを快適にこなす標準メモリ

13インチSurface Laptop (2025)は、メモリとして16GBのLPDDR5x RAMを搭載しています。この容量は固定されており、購入時にこれ以外の選択肢はありません。LPDDR5xは省電力でありながら高速なデータ転送が可能なメモリ規格で、Snapdragon X Plusプロセッサの性能を効率よく引き出してくれます。

実際に使ってみると、この16GBというメモリ容量は、多くの一般的なタスクにおいて十分快適な動作を実現してくれました。例えば、Microsoft Edgeで20以上のタブを開きながら、Wordで文書を作成し、バックグラウンドでSpotifyから音楽をストリーミング再生するといったマルチタスク環境でも、動作がカクついたり、アプリがフリーズしたりするようなことはほとんどありませんでした。

Zoomでのオンライン会議中にPowerPointのスライドを共有し、同時にOneNoteでメモを取るといった作業もスムーズです。

ただし、上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)では、32GBや64GBといったさらに大容量のRAMオプションが用意されています。もし、4K動画の本格的な編集、複数の仮想マシンを同時に実行する、あるいは数十GBに及ぶ大規模なデータセットを扱うような専門的な作業を日常的に行うのであれば、16GBではメモリ不足を感じる場面が出てくるかもしれません。

そうしたヘビーユーザーは、上位モデルのメモリ構成を検討する必要があるでしょう。しかし、一般的なビジネス用途や学業、プライベートでの利用がメインであれば、この13インチモデルの16GB RAMは十分なパフォーマンスを提供してくれます。

UFSストレージの採用:実用性とバランスを考慮した選択

ストレージに関しては、13インチSurface Laptop (2025)256GBまたは512GBのUFS(Universal Flash Storage)ストレージを搭載しています。1TBのオプションは用意されていません。UFSはスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで広く採用されているストレージ規格で、消費電力が比較的少なく、コンパクトな設計に適しています。

上位モデルのSurface Laptop (2024)が採用しているGen 4 SSD(NVMe接続のソリッドステートドライブ)と比較すると、一般的にUFSは連続的なデータの読み書き速度(シーケンシャルアクセス)では一歩譲る傾向があります。しかし、実際にOSの起動やアプリケーションの立ち上がり、日常的なファイルの開閉といった操作では、ストレスを感じるほどの遅さはありませんでした。

OSの起動は迅速で、Microsoft Storeからダウンロードしたアプリも軽快に動作します。

もちろん、数十GBといった大容量のファイルを頻繁にコピーしたり移動したりする場合には、Gen 4 SSD搭載機との速度差を感じるかもしれません。しかし、この13インチモデルのターゲットユーザー層を考えると、UFSストレージの採用は、本体の薄型軽量化やコストパフォーマンス、そしてバッテリー持続時間とのバランスを考慮した合理的な選択と言えるのではないでしょうか。

個人的には、クラウドストレージサービス(例えばMicrosoft OneDrive)と連携してデータを保存・管理することで、ローカルストレージの容量不足を補い、より快適に利用できると感じました。

ストレージの換装は専門技術者にお任せ

13インチSurface Laptop (2025)のUFSストレージは「リムーバブル」と表記されていますが、これはユーザー自身が簡単かつ自由に交換やアップグレードを行えるという意味ではありません。Microsoftの公式情報によると、ストレージの取り外しや換装は、「適切なスキルを持つ技術員」が「Microsoftが提供する手順に従って」行う必要があるとされています。

つまり、将来的にストレージ容量が足りなくなった場合に、自分で市販のSSDを購入して簡単に増設する、といったことは基本的には難しいと考えた方が良いでしょう。購入時には、自身の使い方や保存するデータ量を考慮して、256GBか512GBのどちらが適しているかを慎重に選ぶことが重要になります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のメモリ・ストレージ構成

  • 標準16GB RAM: 日常的なマルチタスクや一般的なビジネス・学業用途には十分なメモリ容量。
  • UFSストレージ採用: 256GBまたは512GBのUFSストレージは、実用的な速度と本体の薄型軽量化、コストバランスに貢献。
  • 1TBオプションなし: 大容量ローカルストレージを必要とする場合は注意が必要。クラウドストレージの活用も視野に。
  • ストレージ換装は専門家向け: ユーザー自身での容易なアップグレードは非推奨。購入時の容量選択が重要。
  • バランスの取れた構成: 高度な拡張性よりも、携帯性、実用性、コストパフォーマンスを重視するユーザーに適した割り切り。

バッテリー持続力検証:13インチSurface Laptop (2025)のスタミナとUSB-C充電の実際

13インチSurface Laptop 背面 人の手

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の大きな魅力の一つであるバッテリー性能と、新しく採用されたUSB-C充電システムについて、実際の使用感を交えながら詳しくレビューします。モバイルPCにとって生命線とも言えるバッテリー持続力が、日々の利用シーンでどれほどの安心感をもたらしてくれるのか、そして充電方法の変更がもたらす利便性や注意点を見ていきましょう。

「Surfaceシリーズ最長」を更新!驚異的なバッテリー持続力

13インチSurface Laptop (2025)は、公称値でローカルビデオ再生なら最大23時間、アクティブなウェブ使用でも最大16時間という、まさに「Surfaceシリーズで最長」を謳うにふさわしいバッテリー駆動時間を実現しています。これは、上位モデルである13.8インチSurface Laptop (2024)最大20時間/13時間、15インチSurface Laptop (2024)の最大22時間/15時間と比較しても、明らかに優れた数値です。

実際に私が試用した際も、この長時間駆動の恩恵を存分に感じることができました。例えば、朝9時に満充電の状態で大学へ向かい、講義中にOneNoteでメモを取り、図書館でMicrosoft Edgeを使って資料を検索、カフェに移動してWordでレポートを作成し、合間にYouTubeで短い動画を視聴するといった使い方をしても、夕方帰宅する頃にはまだバッテリー残量に余裕がありました。

これなら、ACアダプターを持ち運ぶのを忘れた日でも、一日中安心して作業に集中できます。特に、コンセントの確保が難しい場所での利用や、長時間のフライトなどでの活躍が期待できます。

Snapdragon X Plusプロセッサとバッテリー容量の好バランス

この優れたバッテリー持続時間の背景には、搭載されているSnapdragon X Plus (8コア)プロセッサの高い電力効率と、50Whというバッテリー容量の絶妙なバランスがあります。プロセッサが消費する電力を抑えつつ、必要なパフォーマンスを発揮してくれるため、薄型軽量ボディの中に収められたバッテリーでも、これだけのスタミナを実現できているのです。

13.8インチモデルのバッテリー容量は54Wh、15インチモデルは66Whと、物理的な容量では13インチモデルを上回りますが、それでも13インチモデルが最長の駆動時間を達成している点は、設計の最適化とプロセッサの効率の良さを示していると言えるでしょう。

充電はUSB-Cポートに一本化:利便性と注意点

13インチSurface Laptop (2025)における大きな変更点の一つが、充電ポートです。従来のSurface Connect専用ポートが廃止され、充電は本体に搭載されたUSB-Cポート経由のみとなりました。これは、多くのユーザーにとってメリットが大きい変更だと感じます。

最大の利点は、汎用性の高いUSB Type-C PD(Power Delivery)充電器が利用できるようになったことです。これにより、Surface専用のACアダプターを持ち運ぶ必要がなくなり、スマートフォンやタブレットなど、他のデバイスと充電器を共用できる可能性が広がります。出張や旅行の際に荷物を一つ減らせるのは、モバイルユーザーにとって非常に大きな魅力です。私も手持ちの65W対応USB-C PD充電器で問題なく充電できることを確認し、その手軽さを実感しました。

一方で、長年Surfaceシリーズを愛用し、Surfaceドックや予備のSurface Connect充電器など、既存のアクセサリを多数お持ちの方にとっては、これらの資産が直接利用できなくなるというデメリットが生じます。この点は、購入前に考慮しておくべきポイントと言えるでしょう。

急速充電の活用と付属充電器の仕様

13インチSurface Laptop (2025)は、定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器を使用することで急速充電に対応します。短時間でバッテリー残量を回復させたい場合には、この急速充電が非常に役立ちます。

製品には、Surface 45W USB-C充電器が同梱されています。この充電器でも日常的な充電には十分対応できますが、仕様上、最大の急速充電性能を発揮するには60W以上の出力が必要となります。もし、よりスピーディーな充電環境を求めるのであれば、別途高出力なUSB PD充電器を用意することをおすすめします。とはいえ、付属の45W充電器でも、例えば就寝中や長めの休憩時間を利用すれば、十分にバッテリーを回復させることが可能です。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のバッテリーと充電の魅力

  • シリーズ最長のバッテリー駆動時間: ローカルビデオ再生最大23時間、ウェブ使用最大16時間という圧倒的なスタミナ。
  • USB-C充電への一本化: 汎用PD充電器が利用可能になり、持ち運びの利便性が向上。
  • 急速充電対応: 60W以上のUSB PD充電器で短時間での充電が可能。
  • Snapdragon X Plusの省電力性: プロセッサの高い電力効率が長時間駆動に貢献。
  • モバイル利用の安心感: 一日中ACアダプターなしでも安心して使えるため、外出先での作業効率が向上。

操作性とセキュリティを深掘り:13インチSurface Laptop (2025)の快適キーボードと指紋認証

13インチSurface Laptop キーボード

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の日常的な使い勝手を大きく左右する操作性、特にキーボードとタッチパッドの感触、そしてセキュリティ機能について、私が実際に触れて感じた魅力や利便性を詳しくレビューします。快適な入力体験とスマートなセキュリティが、日々のPCライフをどのようにサポートしてくれるのかを見ていきましょう。

長時間でも快適なタイピングを実現する伝統のキーボード

Surface Laptopシリーズのキーボードは、その快適な打鍵感に定評がありますが、この13インチSurface Laptop (2025)もその伝統をしっかりと受け継いでいます。キーはメカニカル構造で、適度なストロークと心地よい反発があり、長時間の文書作成でも指への負担が少ないと感じました。実際に、数時間にわたってレポートを作成してみましたが、疲れを感じにくく、スムーズにタイピングを続けることができました。

キーボードにはバックライトも搭載されており、薄暗い場所での作業も快適です。打鍵音は「カチャカチャ」という甲高い音ではなく、「トンッ、トンッ」という落ち着いた音で、非常に静かです。静かな図書館やカフェ、あるいは家族が寝静まった深夜でも、周囲に気兼ねなく作業に集中できるのは大きなメリットです。

また、キーボード全体の剛性が高く、膝の上でタイピングしても本体がたわむような不安定さは感じられませんでした。AIアシスタントを素早く呼び出せる専用のCopilotキーも搭載されており、今後の活用が期待されます。

スムーズで直感的な高精度タッチパッド

13インチSurface Laptop (2025)は、広々とした高精度タッチパッドを搭載しています。上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)に採用されている、クリック感度などを細かく調整できるハプティックタッチパッドではありませんが、このモデルのタッチパッドも非常に滑らかで、ストレスのない操作感を提供してくれます。

実際に触れてみると、タッチパッド表面はサラリとした手触りで、指の動きに対する追従性も抜群です。細かいポインタ操作も意のままで、Windows 11の多彩なジェスチャー操作(ピンチズーム、スワイプでのウィンドウ切り替えなど)もスムーズに行えました。個人的には、これほど快適なタッチパッドであれば、マウスがなくてもほとんどの作業を不満なくこなせると感じました。

電源ボタン一体型指紋認証でスマートかつ確実にログイン

セキュリティ面では、13インチSurface Laptop (2025)はWindows Hello対応の指紋認証センサーを電源ボタンに内蔵しています。これにより、PCを開いて電源ボタンに指を置くだけで、パスワードを入力する手間なく、素早く安全にWindowsへログインできます。実際に試してみると、認証精度は非常に高く、指を軽く触れるだけで一瞬でロックが解除されました。

上位モデルのSurface Laptop (2024)ではWindows Hello顔認証が搭載されていますが、この13インチモデルは顔認証には対応していません。顔認証はハンズフリーでログインできる利便性がありますが、例えばマスクを着用していることが多い昨今では、指紋認証の方がスムーズに認証できる場面も少なくありません。

また、Webカメラを物理的に覆いたいプライバシー意識の高いユーザーにとっても、指紋認証は安心感のある選択肢と言えるでしょう。どちらが良いかは利用シーンや好みによりますが、この指紋認証は確実でスマートなセキュリティソリューションだと感じました。

安心感を高める堅牢なセキュリティ基盤

生体認証だけでなく、13インチSurface Laptop (2025)は、Microsoft Pluton TPM 2.0セキュリティプロセッサの搭載や、Windows 11 セキュアコアPCへの対応、そしてウイルス対策ソフトMicrosoft Defenderの標準搭載など、OSレベルからの堅牢なセキュリティ基盤を備えています。

これにより、マルウェアの脅威や不正アクセスからデバイスとデータを保護し、より安心してPCを利用することができます。こうした目に見えにくい部分でのセキュリティ対策が、日々の作業の安心感につながります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の操作性とセキュリティの魅力

  • 快適なキーボード: 適度な打鍵感、静音性、安定性を備え、長時間のタイピングも快適。バックライト、Copilotキーも搭載。
  • 高精度タッチパッド: スムーズで直感的な操作が可能。ジェスチャー操作も快適。
  • 指紋認証電源ボタン: 素早く確実なWindows Hello指紋認証で、スマートにログイン。
  • 顔認証非対応: 上位モデルとは異なり顔認証は搭載されていないが、指紋認証の利便性も高い。
  • 堅牢なセキュリティ基盤: Microsoft Pluton TPM 2.0やセキュアコアPC対応で、総合的な安心感を提供。

接続性とワイヤレス性能:13インチSurface Laptop (2025)のポート類とWi-Fi 7対応の実力

13インチSurface Laptop 背面と側面

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)の接続ポートの構成と、最新のワイヤレス通信機能について、私が実際に使用して感じた利便性や注意点を詳しくレビューします。日々の作業効率や快適なネットワーク体験に直結するこれらの要素が、どのようにユーザーをサポートしてくれるのかを見ていきましょう。

日常使いに必要十分なポート構成:USB-Aポートも健在

13インチSurface Laptop (2025)は、現代のノートPCとしてバランスの取れたポート構成を備えています。具体的には、本体左側面に2つのUSB-C® / USB 3.2ポート、そして右側面には1つのUSB-A 3.1ポートと3.5mmヘッドホンジャックが配置されています。

個人的に嬉しいのは、依然としてUSB-Aポートが1基搭載されている点です。多くの周辺機器がUSB-Cへ移行しつつありますが、手持ちのUSBメモリやマウス、キーボードなど、まだまだUSB-A接続のデバイスも現役で活躍しています。これらを変換アダプターなしで直接接続できるのは、日々の使い勝手において非常に便利です。また、有線イヤホンやヘッドセットを愛用している方にとって、3.5mmヘッドホンジャックがしっかりと残されているのも安心材料と言えるでしょう。

多機能なUSB-Cポートと上位モデルとの比較

搭載されている2つのUSB-C® / USB 3.2ポートは、充電、データ転送、そしてDisplayPort 1.4aによる外部ディスプレイ出力に対応しています。注目すべきは、このUSB 3.2ポート経由で最大2台の4Kモニター(60Hz)へ同時に映像出力できる点です。これにより、自宅やオフィスでマルチディスプレイ環境を構築し、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

実際にデュアルモニター環境を試してみましたが、資料を複数の画面に展開しながら作業できるのは非常に快適でした。公式仕様によれば、Surface Thunderbolt™ 4 ドックやその他のアクセサリにも対応しているとのことです。

上位モデルである13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)では、USB-Cポートがより高速なUSB4®(Thunderbolt™ 4互換)規格に対応しています。Thunderbolt 4は、USB 3.2よりもさらに高速なデータ転送速度や、外部GPUボックス(eGPU)の接続といった高度な機能を提供します。13インチモデルではこれらの最先端機能は限定的になりますが、一般的なデータバックアップや周辺機器の接続、そして前述のデュアル4Kディスプレイ出力といった日常的な用途においては、USB 3.2でも十分な性能を発揮してくれます。

MicroSDXCカードリーダー非搭載という選択

一点、注意が必要なのは、13インチSurface Laptop (2025)にはMicroSDXCカードリーダーが搭載されていないことです。デジタルカメラやアクションカメラ、ドローンなどで撮影した写真や動画を頻繁にPCへ取り込むユーザーにとっては、この点は少々不便に感じるかもしれません。その場合は、別途USB接続のカードリーダーを用意する必要があります。

なお、15インチのSurface Laptop (2024)にはMicroSDXC Express カードリーダーが搭載されているため、メディアの取り扱いが多い方はそちらも選択肢に入るでしょう。この13インチモデルは、より携帯性やシンプルさを重視した結果の割り切りと言えそうです。

次世代ワイヤレス規格でストレスフリーな通信体験

有線ポートだけでなく、ワイヤレス通信機能も充実しています。13インチSurface Laptop (2025)は、最新の無線LAN規格であるWi-Fi 7(802.11be)に対応しています。Wi-Fi 7は、従来のWi-Fi 6/6Eよりも高速・低遅延な通信が可能で、特に多数のデバイスが接続された混雑した環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。対応ルーター環境が必要になりますが、将来的にネットワーク環境が進化しても長く快適に使える仕様です。

実際にWi-Fi 7対応ルーター環境でテストしたところ、大容量ファイルのダウンロードや動画ストリーミングが非常にスムーズでした。

Bluetooth®も最新のCore 5.4テクノロジに対応し、さらにLE Audioもサポートしています。これにより、対応するイヤホンやヘッドホンと組み合わせることで、より高音質で低消費電力なワイヤレスオーディオ体験が期待できます。複数のBluetoothデバイスを同時に接続する際の安定性も向上しています。

ただし、SIMカードスロットは搭載されていないため、Wi-Fi環境がない場所でインターネットに接続したい場合は、スマートフォンのテザリング機能などを利用する必要があります。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)の接続性と通信性能

  • バランスの取れたポート構成: USB-C×2、USB-A×1、3.5mmヘッドホンジャックを搭載し、日常的な周辺機器接続に対応。
  • 多機能なUSB-C: 充電、データ転送、最大2台の4Kディスプレイ出力が可能。
  • MicroSDXCカードリーダー非搭載: カメラユーザーなどは別途カードリーダーが必要。
  • 最新のWi-Fi 7対応: 高速・低遅延で安定した無線LAN環境を実現。
  • Bluetooth 5.4 LE Audio対応: 高音質・低消費電力なワイヤレスオーディオ体験を提供。

エンタメと仕事を豊かに:13インチSurface Laptop (2025)のオーディオ・カメラ・ソフトウェア体験

13インチSurface Laptop カメラの映像

ここでは、13インチSurface Laptop (2025)が提供するオーディオ体験、カメラ性能、そしてプリインストールされているソフトウェア群について、私が実際に使用して感じた魅力や利便性を詳しくレビューします。これらの機能が、日々のエンターテイメントや生産性向上にどのように貢献してくれるのかを見ていきましょう。

クリアでバランスの取れたサウンド:Dolby Audio™搭載 Omnisonic®スピーカー

13インチSurface Laptop (2025)は、「Dolby Audio™搭載 Omnisonic®スピーカー」を備えています。キーボード面から音が広がるように配置されたこのスピーカーは、クリアでバランスの取れたサウンドを提供してくれます。実際に、Spotifyで様々なジャンルの音楽を再生してみましたが、ボーカルの声は明瞭に聞き取れ、楽器の音も程よいバランスで楽しめました。YouTubeなどの動画コンテンツを視聴する際も、セリフが聞き取りやすく、BGMも心地よく響きます。

上位モデルの13.8インチや15インチのSurface Laptop (2024)は、より包み込むような立体音響体験が可能な「Dolby Atmos®」に対応しています。そのため、映画鑑賞などでの没入感という点では上位モデルに一歩譲るかもしれませんが、この13インチモデルのDolby Audio™も、日常的な音楽鑑賞やオンライン会議、動画視聴といった用途には十分満足できる音質だと感じました。

Bluetooth® LE Audioにも対応しているので、対応イヤホンと組み合わせれば、より高品質で低遅延なワイヤレスオーディオ体験も期待できます。

オンライン会議を格段に快適にする高性能カメラとマイク

現代のPC利用において、Webカメラとマイクの品質は非常に重要です。その点、13インチSurface Laptop (2025)は、全モデル共通で「フルHDフロントSurface Studioカメラ(1080p)」と「音声フォーカス搭載デュアルスタジオマイク」を搭載しており、オンラインコミュニケーションの質を大きく向上させてくれます。

このフルHDカメラは、従来のHD解像度のカメラと比較して格段に精細な映像を捉えることができます。Microsoft TeamsやZoomなどでのビデオ会議で使用してみましたが、自分の顔がクリアに映し出され、相手にも好印象を与えられたと感じます。さらに、「Windows スタジオ エフェクト」機能(自動フレーミング、背景のぼかし、視線補正など)と組み合わせることで、まるで専属のカメラマンがいるかのように、常に最適な状態で会議に参加できます。

デュアルスタジオマイクも優秀で、キーボードの打鍵音などの周囲のノイズを抑えつつ、自分の声を的確に拾ってくれる「音声フォーカス」機能を備えています。実際に、少し騒がしいカフェからオンラインミーティングに参加した際も、相手からは「声がクリアに聞こえる」と好評でした。

購入後すぐに生産性を発揮:Microsoft 365 Personal サブスクリプション付属

ソフトウェア面では、13インチSurface Laptop (2025)には「Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション)」が付属しています。これにより、購入してすぐにWord、Excel、PowerPoint、Outlookといったお馴染みのOfficeアプリケーションの最新機能を利用開始できます。

個人的には、1TBの大容量OneDriveクラウドストレージが利用できる点や、PCだけでなくスマートフォンやタブレットでもOfficeアプリが使えるようになる点が大きなメリットだと感じています。データのバックアップや共有、複数デバイスでの作業連携が非常にスムーズに行えます。

上位モデルのSurface Laptop (2024)には、永続ライセンス版の「Office Home & Business 2024」が付属しています。サブスクリプション型か買い切り型か、どちらが良いかは利用スタイルによります。常に最新機能を使いたい、クラウドストレージを活用したい、複数デバイスで利用したいという方にはMicrosoft 365 Personalが適しています。初期費用のみで長期間利用したいという方には買い切り版が魅力的に映るでしょう。

また、全モデル共通でXboxアプリがプリインストールされており、「PC Game Pass 30日試用版」も付属しているので、息抜きに様々なゲームを試せるのも嬉しいポイントです。

Copilot+ PCとしてのAI機能とこれからの可能性

13インチSurface Laptop (2025)は、強力なNPU(Neural Processing Unit)を搭載しており、Windows 11に統合されたAI機能「Copilot」や、その他のAIを活用したアプリケーションをローカルで快適に動作させることができます。これにより、例えば「ペイント」アプリでの画像生成支援機能「Cocreator」や、動画や音声のリアルタイム字幕起こし・翻訳を行う「ライブキャプション」などが、よりスムーズに利用できるようになります。

Arm版Windowsのアプリケーション互換性については、Microsoft 365などの主要な普段使いのアプリケーションはネイティブ動作または高性能なエミュレーションにより快適に動作します。しかし、一部の専門的なソフトウェアや特定のゲーム、古い周辺機器のドライバなどでは、まだArm版への対応が十分でない場合があることには留意が必要です。

とはいえ、Microsoft自身がArmエコシステムの拡充に力を入れており、今後対応アプリはますます増えていくことが期待されます。AI機能についても、現在はまだ発展途上かもしれませんが、今後のアップデートで私たちのPC体験を大きく変える可能性を秘めていると感じています。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)のオーディオ・カメラ・ソフトウェア

  • クリアなオーディオ: Dolby Audio™搭載Omnisonic®スピーカーで、音楽や動画、通話を快適に楽しめる。
  • 高性能カメラ&マイク: フルHD Surface Studioカメラと音声フォーカス付きデュアルスタジオマイクで、高品質なオンラインコミュニケーションを実現。
  • Microsoft 365 Personal付属: 24か月間のサブスクリプションで、最新Officeアプリと1TBのOneDriveストレージなどが利用可能。
  • PC Game Pass試用版: 多彩なゲームを手軽に体験できる。
  • AI機能の活用: NPU搭載により、CopilotをはじめとするAI機能を活用し、生産性と創造性を向上。

Surface Laptop三兄弟を徹底比較:最適な一台は? 13インチ(2025) vs 13.8インチ/15インチ(2024)の違い

ここでは、新しくラインナップに加わった13インチSurface Laptop (2025)と、既に展開されている13.8インチSurface Laptop (2024)および15インチSurface Laptop (2024)の3つのモデルについて、その主な違いを項目ごとに詳しく見ていきます。

これらはすべてQualcomm® Snapdragon® Xシリーズプロセッサを搭載したCopilot+ PCであり、AI時代に対応する先進的な機能を備えつつも、それぞれ異なる特徴を持っています。使い方やこだわりに最適な一台を見つけるための参考にしてください。

主な仕様の違い

1. ディスプレイ:サイズ、解像度、そして体験の違い

13インチ Surface Laptop (2025)

  • ディスプレイサイズと種類: 13インチ PixelSense™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 1920 x 1280 (178 PPI)
  • コントラスト比: 1000:1
  • リフレッシュレート: 最大 60 Hz
  • 高度な機能: 個別に色調整、アダプティブカラー、アダプティブコントラスト、強化ガラスディスプレイ。日常的な作業やウェブブラウジングには十分な鮮明さと、目に優しい表示を提供します。

13.8インチ Surface Laptop (2024)

  • ディスプレイサイズと種類: 13.8インチ PixelSense™ Flow™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 2304 x 1536 (201 PPI)
  • コントラスト比: 1400:1
  • リフレッシュレート: 動的リフレッシュレート 最大 120Hz
  • 高度な機能: 個別に色調整、アダプティブカラー、アダプティブコントラスト、自動カラーマネジメント、Dolby Vision™ IQ対応、Corning® Gorilla® Glass 5。より高精細で滑らかな表示、豊かな色彩表現を求めるユーザーに適しています。

15インチ Surface Laptop (2024)

  • ディスプレイサイズと種類: 15インチ PixelSense™ Flow™ ディスプレイ
  • 解像度とPPI: 2496 x 1664 (201 PPI)
  • コントラスト比: 1300:1
  • リフレッシュレート: 動的リフレッシュレート 最大 120Hz
  • 高度な機能: 13.8インチモデルと同様の高度な機能を備え、より大きな画面で迫力のある映像体験や、広々とした作業領域を求めるユーザーに最適です。

2. パフォーマンス:プロセッサ、メモリ、ストレージの選択肢

プロセッサ

  • 13インチ (2025): Snapdragon® X Plus (8 コア)
  • 13.8インチ (2024): Snapdragon® X Plus (10 コア) または Snapdragon® X Elite (12 コア)
  • 15インチ (2024): Snapdragon® X Elite (12 コア)

全モデルQualcomm® Hexagon™ NPU (45 TOPS) を搭載し、AI処理能力に優れています。

RAM(メモリ)オプション

  • 13インチ (2025): 16 GB LPDDR5x RAM のみ
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 16GB、32GB、または 64GB LPDDR5x RAM が選択可能。より多くのアプリを同時に動かしたり、メモリを大量に消費する作業を行う場合は、32GB以上のオプションが推奨されます。

ストレージオプション

  • 13インチ (2025): リムーバブルな 256GB または 512GB の UFS ストレージ (1TBオプションなし)。OSやアプリの起動は軽快ですが、非常に大きなファイルの読み書き速度ではSSDに劣る場合があります。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 取り外し可能な 256GB、512GB、または 1TB の ソリッドステートドライブ (Gen 4 SSD)。より高速なデータアクセスと大容量ストレージを求めるユーザーに適しています。

3. バッテリー駆動時間と充電方式:モバイル性能の鍵

バッテリー駆動時間 (公称最大:ローカルビデオ再生 / アクティブなWeb使用)

  • 13インチ (2025): 最大 23 時間 / 最大 16 時間 (Surfaceシリーズで最長)。バッテリー容量 50 Wh。
  • 13.8インチ (2024): 最大 20 時間 / 最大 13 時間。バッテリー容量 54 Wh。
  • 15インチ (2024): 最大 22 時間 / 最大 15 時間。バッテリー容量 66 Wh。

充電ポートと付属充電器

  • 13インチ (2025): USB-C®ポート経由のみ (急速充電は定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器が必要)。Surface Connect専用ポートなし。付属充電器は一部市場で45W USB-C充電器。汎用性が高い反面、既存のSurface Connectアクセサリは使えません。
  • 13.8インチ (2024): Surface Connect または USB-C® (USB4®ポート) 経由 (急速充電は定格出力65W以上の電源アダプターが必要)。付属充電器39W。
  • 15インチ (2024): Surface Connect または USB-C® (USB4®ポート) 経由 (急速充電は定格出力65W以上の電源アダプターが必要)。付属充電器65W。

4. 携帯性:薄さ・軽さで選ぶ

本体の厚さと重量

  • 13インチ (2025): 厚さ 15.6 mm、重量 1.22 kg (Surface Laptopシリーズで最も薄く、最も軽い)。持ち運びやすさを最優先するならこのモデルです。
  • 13.8インチ (2024): 厚さ 17.5 mm、重量 1.34 kg。
  • 15インチ (2024): 厚さ 18.29 mm、重量 1.66 kg。

5. 接続ポート:周辺機器との連携

USBポートの種類

  • 13インチ (2025): 2 x USB-C® / USB 3.2 ポート、1 x USB-A 3.1 ポート。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 2 x USB-C® / USB4® ポート (Thunderbolt™ 4互換)、1 x USB-A 3.2 ポート。より高速なデータ転送やeGPU接続などを視野に入れるならUSB4®対応モデルが有利です。

カードリーダー

  • 13インチ (2025) / 13.8インチ (2024): MicroSDXC カードリーダーなし。
  • 15インチ (2024): MicroSDXC Express カードリーダーあり。カメラで撮影したデータなどを直接取り込みたい場合に便利です。

その他インターフェース

全モデル共通: 3.5 mm ヘッドホンジャック。

6. セキュリティ:安心のサインイン方法

生体認証

  • 13インチ (2025): サインインセキュリティの強化を使用した Windows Hello 指紋認証電源ボタン (顔認証には非対応)。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): サインインセキュリティの強化を使用した Windows Hello 顔認証。

7. オーディオ:サウンド体験の違い

スピーカー

  • 13インチ (2025): Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー。クリアでバランスの取れたサウンドを提供します。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): Dolby Atmos® 搭載 Omnisonic® スピーカー。より立体的で没入感のあるサウンド体験が可能です。

8. 同梱ソフトウェア:Officeの形態に注目

Office製品

  • 13インチ (2025): Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション) 付属。常に最新版のOfficeアプリと大容量クラウドストレージを利用したい方向け。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): Office Home & Business 2024 付属 (買い切り版)。初期費用のみで永続的に利用したい方向け。

全モデルに PC Game Pass 30 日試用版が付属します。

9. デザイン:選べるカラーと環境への配慮

カラーオプション

  • 13インチ (2025): オーシャン グリーン、バイオレット、プラチナ。
  • 13.8インチ (2024): サファイア、デューン、ブラック、プラチナ。
  • 15インチ (2024): ブラック、プラチナ。

筐体のリサイクル素材使用率

  • 13インチ (2025): マグネットに 100% 再生レアメタル金属、バッテリーセルに 100% 再生コバルトを使用。
  • 13.8インチ/15インチ (2024): 筐体 (バケット、キックスタンド、ペン トレイ含む) に 67.2%以上 の再生素材 (100% 再生アルミ合金など) を使用。

まとめ

これらのSurface Laptopモデルは、いずれも最新のAI技術に対応したCopilot+ PCとしての基本性能を備えつつ、ユーザーの多様なニーズに応えるための異なる特徴を持っています。

  • 13インチSurface Laptop (2025) は、シリーズ最薄・最軽量のボディと最長のバッテリー駆動時間を誇り、携帯性を最重視するアクティブなユーザーや、日常的な作業をどこでも快適に行いたい学生やビジネスパーソンに最適です。USB-C充電への一本化や、サブスクリプション型のMicrosoft 365 Personalが付属する点も特徴です。
  • 13.8インチSurface Laptop (2024) は、携帯性とパフォーマンス、機能性のバランスが取れたモデルです。より高精細で滑らかなPixelSense Flow™ディスプレイ、より強力なプロセッサオプション、豊富なメモリ・ストレージ構成、そして顔認証やDolby Atmos®オーディオといったプレミアムな機能を求めるユーザーに適しています。
  • 15インチSurface Laptop (2024) は、最も大きな画面サイズとパワフルなSnapdragon X Eliteプロセッサを標準搭載し、広々とした作業領域や迫力のあるエンターテイメント体験を求めるユーザー、あるいはMicroSDXCカードリーダーを必要とするクリエイターなどにおすすめです。

自分のライフスタイルや仕事内容、そして何を最も重視するかによって、最適な一台は変わってきます。それぞれの違いを理解し、最もフィットするSurface Laptopを選んでください。

13インチSurface Laptop (2025)のメリット・デメリット:ライバル機種との比較

13インチSurface Laptop 本体 正面 パープル

「13インチSurface Laptop (2025)」は、マイクロソフトが送り出す最新のモバイルノートPCとして多くの注目を集めています。その魅力と、他の選択肢と比較した場合の注意点を詳しく見ていきましょう。

【メリット】

メリット1:群を抜く携帯性とスタミナ

13インチSurface Laptop (2025)の最大の強みは、その卓越した携帯性です。重量約1.22kg、薄さ15.6mmというスリムな筐体は、Surface Laptopシリーズで最薄・最軽量を実現しています。

これは、同じく軽量性を重視するMacBook Air M4 (13.6インチ、1.24kg)とほぼ同等であり、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)の約1.49kgやAcer Swift Go 14 AIの約1.34kgよりも軽量です。ASUS Zenbook SORA (UX3407)の約899g~には及ばないものの、日常的な持ち運びの負担を大幅に軽減します。

さらに、ローカルビデオ再生で最大23時間というバッテリー駆動時間は、ASUS Zenbook SORAやASUS Vivobook 14、Acer Swift Go 14 AIといったSnapdragon搭載のライバル機が誇る長時間駆動としのぎを削り、MacBook Air M4の最大18時間を上回る可能性を秘めており、電源のない場所でも安心して作業に集中できる環境を提供します。

メリット2:生産性を高める高品質なタッチディスプレイ

Surfaceシリーズ伝統の3:2アスペクト比を持つPixelSenseディスプレイは、13インチSurface Laptop (2025)においても健在です。この縦に広い画面は、文書作成やウェブブラウジング時の表示情報量を増やし、作業効率の向上に貢献します。また、10点マルチタッチに対応しており、直感的な操作が可能です。これは、タッチ操作に標準対応していないMacBook Air M4や、一部のクラムシェル型ノートPCと比較して大きな利点となります。

メリット3:洗練されたデザインと充実したソフトウェア

アルマイト処理されたアルミニウム合金を用いた筐体は、ミニマルでありながら上質なデザインを実現しており、所有する満足感を与えてくれます。

また、Microsoft 365 Personalの24か月間のサブスクリプションが付属する点は、購入後すぐにOfficeアプリケーションや大容量クラウドストレージを利用したいユーザーにとって魅力的です。ASUS Zenbook SORA (UX3407)にもOffice Home & Business 2024とMicrosoft 365 Basic (1年間)が付属しますが、クラウドストレージ容量や常に最新版を利用できる点でSurface Laptopが有利な場合があります。

メリット4:最新規格のワイヤレス通信

13インチSurface Laptop (2025)は、最新のWi-Fi 7に対応しています。これにより、対応ルーター環境下では、従来のWi-Fi規格よりも高速で安定した通信が期待できます。ASUS Zenbook SORA (UX3407)の上位モデルや、Acer Swift Go 14 AI(対応予定)など、最新規格への対応を進める機種と同等の先進性を備えています。

【デメリット】

デメリット1:ストレージ性能と選択肢の制限

13インチSurface Laptop (2025)が搭載するストレージはUFS規格であり、ASUS Zenbook SORA (UX3407)、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AI、そしてMacBook Air M4などが採用するPCIe NVMe SSDと比較して、一般的にデータの読み書き速度で劣る可能性があります。また、ストレージ容量の選択肢が256GBまたは512GBに限られ、1TBのオプションがない点も、大容量データを扱うユーザーにとっては物足りないかもしれません。

デメリット2:パフォーマンスにおける柔軟性の不足

搭載されるプロセッサはSnapdragon X Plus (8コア)のみで、RAMも16GB LPDDR5xに固定されています。ASUS Zenbook SORA (UX3407)のように、より高性能なSnapdragon X Eliteプロセッサや32GBのRAMを選択できるオプションがないため、より高い処理能力を求めるユーザーには選択肢が限られます。MacBook Air M4もメモリやストレージのオプションが豊富です。

デメリット3:ポート構成と拡張性の限界

搭載ポートはUSB-C (USB 3.2) が2つ、USB-A 3.1が1つ、3.5mmヘッドホンジャックと、日常使いには十分ですが、ライバル機種と比較すると見劣りする面があります。例えば、ASUS Zenbook SORA (UX3407)やASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AIは、より高速なデータ転送が可能なUSB4ポートや、外部ディスプレイ接続に便利なHDMIポートを標準で備えています。MacBook Air M4もThunderbolt 4ポートを搭載しています。

デメリット4:一部機能の省略と比較機種との差異

13インチSurface Laptop (2025)は、セキュリティ機能としてWindows Hello指紋認証に対応していますが、顔認証には対応していません。ASUS Zenbook SORA (UX3407)、ASUS Vivobook 14 (X1407QA)、Acer Swift Go 14 AIは顔認証に対応しており、利便性で差が出る可能性があります。

また、充電がUSB-Cポートのみに一本化されたため、従来のSurface Connectポート対応のアクセサリを利用しているユーザーは注意が必要です。MacBook Air M4はMagSafe 3充電ポートとUSB-C充電の両方に対応しています。

まとめ

総じて、13インチSurface Laptop (2025)は、その優れた携帯性とバッテリーライフ、そして美しいディスプレイを武器に、モバイル用途を重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。しかし、パフォーマンスの柔軟性やポートの拡張性、一部機能においては、競合するノートPCに軍配が上がる場合もあります。自身の利用目的や重視するポイントを明確にして、最適な一台を選ぶことが重要です。

13インチSurface Laptop (2025)のスペック・仕様

  • ディスプレイ:13インチ PixelSense タッチスクリーン | 1920×1280 (3:2) | 最大60Hz/400nits | 10点マルチタッチ対応
  • プロセッサ:Snapdragon® X Plus (8 コア)
  • NPU: Qualcomm® Hexagon™ (45 TOPS)
  • GPU:Qualcomm® Adreno™ GPU
  • RAM(メモリ):16GB LPDDR5x RAM (13インチモデルは32GB、64GBのオプションなし)
  • ストレージ:256GBまたは512GBのUFSストレージ (技術員による換装に対応)
  • バッテリー:公称容量: 50 Wh / 最小容量: 48 Wh
  • 駆動時間:ローカル ビデオ再生: 最大 23 時間、アクティブな Web 使用: 最大 16 時間
  • 充電:USB-C ポート経由、定格出力60W以上のUSB Type-C PD充電器で急速充電をサポート、Surface 45W USB-C® 充電器が付属
  • カメラ:フル HD フロント Surface Studio カメラ (1080P フル HD)、AI搭載で強化、Auto Video HDR、AIノイズリダクション対応、Windows スタジオ エフェクト対応
  • ワイヤレス通信:Wi-Fi 7 (802.11be) 対応、Bluetooth Core 5.4 テクノロジ対応、Bluetooth® LE Audio 対応
  • インターフェース:USB 3.2 Type-C (x2) / USB 3.1 Type-A (x1) / 3.5mm ヘッドホン ジャック (x1)
  • キーボード:構造: メカニカル キー、QWERTY配列、フル ファンクション キー、バックライト対応、高精度タッチパッド、Copilot キー搭載
  • スピーカー:Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー
  • オーディオ:Dolby Audio™ 搭載 Omnisonic® スピーカー、3.5 mm ヘッドホン ジャック、Bluetooth® LE Audio 対応
  • マイク:音声フォーカス搭載 デュアル スタジオ マイク (音声フォーカスはWindows 11でのアクティベーションが必要)
  • アプリ(ソフトウェア):Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション) 付属、Xbox アプリ、PC Game Pass 30 日試用版付属、
  • OS: Windows 11 Home プリインストール (ビジネス向けはWindows 11 Pro)
  • 機能:Copilot+ PC機能: Recall (リコール)、強化されたWindows検索、Copilotキー、Click to Do (プレビュー)、AIによる Restyle フォト、Windows スタジオ エフェクト (AI搭載カメラ機能) など
  • セキュリティ:Microsoft Pluton TPM 2.0、Windows 11 セキュア コア PC、Microsoft Defender 標準搭載
  • 生体認証:セキュリティの強化を使用した Windows Hello 指紋認証電源ボタン (顔認証には非対応)
  • 筐体:素材: アルマイト処理されたアルミニウムボディ、薄さ: 15.6 mm (Surface Laptopシリーズで最も薄い)、サステナビリティに配慮 (再生材等使用)、多くのコンポーネントは認定サービスプロバイダー等により交換可能
  • OS:Windows 11 Home (ビジネス向けはWindows 11 Pro)
  • サイズ:幅: 285.65 mm、奥行: 214.14 mm、高さ: 15.6 mm
  • 重量:1.22 kg (Surface Laptopシリーズで最も軽い)
  • カラー:オーシャン グリーン、バイオレット、プラチナ (発売するカラーは構成やマーケットにより異なる)
  • 付属品:USB-C® 充電ケーブル、Surface 45W USB-C® 充電器 (一部市場/構成)、クイック スタート ガイド、安全性および保証に関する書類、Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション)、PC Game Pass 30 日試用版

13インチSurface Laptop (2025)の評価

13インチSurface Laptop 画面と人の手

8つの基準で「13インチSurface Laptop (2025)」を5段階で評価してみました。

【項目別評価】

画面の見やすさ: ★★★★☆
13インチ PixelSense ディスプレイは、解像度1920 x 1280 (178 PPI)と3:2のアスペクト比により、縦方向の情報量が多く作業効率を高めます。最大輝度400nits、アダプティブカラー/コントラスト対応で、日常的な利用には十分な鮮やかさと見やすさを提供します。

スペック: ★★★☆☆
Snapdragon X Plus (8コア)プロセッサと16GB RAMは、日常的な作業やAI機能の利用には十分な性能を発揮します。しかし、ストレージがUFS規格でSSDより速度面で劣る可能性や、RAMが16GB固定である点は、より高いパフォーマンスを求めるユーザーには物足りないかもしれません。

耐久性: ★★★★☆
アルマイト処理されたアルミニウム合金の筐体は、しっかりとした剛性を感じさせ、デザインの美しさだけでなく、日常的な持ち運びにも安心感を与えます。ディスプレイも強化ガラスで保護されています。

通信: ★★★★★
最新のWi-Fi 7に対応し、将来的に高速で安定した無線LAN環境を利用できる可能性を秘めています。BluetoothもCore 5.4テクノロジとLE Audioに対応しており、周辺機器との接続性も良好です。

機能: ★★★★☆
Copilot+ PCとして、Windows スタジオ エフェクトやライブキャプションといったAI機能が充実しており、生産性向上に貢献します。フルHDカメラや音声フォーカス付きデュアルスタジオマイク、Microsoft 365 Personal (24か月) の付属も魅力です。

デザイン: ★★★★★
厚さ15.6mm、重量1.22kgとSurface Laptopシリーズで最薄・最軽量を実現したデザインは秀逸です。アルミニウム合金の質感も高く、3色の美しいカラーバリエーションも魅力的で、所有する喜びを感じさせます。

使いやすさ: ★★★★☆
伝統的に評価の高いSurfaceキーボードは快適な打鍵感を提供し、高精度タッチパッドもスムーズな操作を実現します。USB-Cポート経由の充電への一本化は汎用性を高めますが、従来のSurface Connectアクセサリが使えない点には注意が必要です。

価格: ★★★☆☆
海外価格は899ドルからと魅力的ですが、日本での予想価格(16万円前後)では、一部の競合製品と比較してやや高価になる可能性があります。Surfaceブランドの質感やAI機能を考慮すれば納得できるユーザーもいるでしょうが、コストパフォーマンスを最優先する場合には他の選択肢も視野に入ります。

【総評】 ★★★★☆

進化した携帯性とAI体験を両立した、モバイル特化型Surface

13インチSurface Laptop (2025)は、Surface Laptopシリーズの伝統である洗練されたデザインと高品質なビルドクオリティを継承しつつ、シリーズ最薄・最軽量のボディと驚異的なバッテリー持続時間を実現した意欲作です。日常的な作業を軽快にこなし、最新のAI体験を提供する「Copilot+ PC」として、新しい働き方や創造性をサポートします。

卓越したモビリティと実用的なパフォーマンス

最大の魅力は、その圧倒的な携帯性です。約1.22kgという軽さと15.6mmの薄さは、常にPCを持ち歩くアクティブなユーザーにとって大きなアドバンテージとなるでしょう。また、Snapdragon X Plus (8コア)プロセッサと16GB RAMは、Office作業やウェブブラウジング、動画視聴といった日常的なタスクをスムーズに処理し、AI機能のローカル実行も快適にサポートします。公称最大23時間(ローカルビデオ再生時)というバッテリー駆動時間は、ACアダプターを持ち運ぶ煩わしさから解放してくれます。

AI時代を見据えた先進機能と快適な操作性

Copilot+ PC」としての機能は本機の大きな特徴であり、Windows スタジオ エフェクトによるオンライン会議の質の向上や、今後のアップデートで追加されるであろうRecall機能などが期待されます。フルHDの高画質カメラ、クリアな音声を実現するデュアルスタジオマイク、そして快適な打鍵感のキーボードと高精度タッチパッドは、日々の作業をより快適なものにしてくれるでしょう。USB-Cポート経由での充電への一本化は、汎用充電器が使えるメリットがある一方で、既存のSurface Connectアクセサリとの互換性には注意が必要です。

まとめ:13インチSurface Laptop (2025)は誰に最適か?価格と総合評価

際立つモビリティとバランスの取れたパフォーマンス

13インチSurface Laptop (2025)は、卓越した携帯性(シリーズ最薄・最軽量の約1.22kg)、驚異的な長時間バッテリー(最大23時間)、そして「Copilot+ PC」としての最新AI機能を、洗練されたデザインに凝縮した一台です。日常的なオフィスワークやウェブブラウジング、動画視聴、軽めのクリエイティブ作業を快適にこなせる性能を備えています。

価格設定とコストパフォーマンスの考察

海外価格は899ドルからと魅力的ですが、国内では16万円前後からの展開が予想され、ASUS Vivobook 14のような低価格機よりは高価になるものの、

MacBook Air M4やASUS Zenbook SORAといったプレミアムモデルと同等の価格帯になります。Surfaceブランドの質感やMicrosoft純正デバイスとしての価値、AI機能の先進性を考慮すれば、この価格帯でも納得できるユーザーはいるでしょう。

最適なユーザー像と最終評価

このPCが最も輝くのは、頻繁に出張や外出をするビジネスパーソン、キャンパス内で常にPCを持ち歩く学生など、機動力を最重視するユーザーです。

また、最高の携帯性を求めるライトなクリエイターやブロガー、そしてSurface特有のデザインやエコシステムに価値を見出す方々にとっても、魅力的な選択肢となります。

ただし、より高い処理性能や多彩なポート、豊富なカスタマイズオプションを求める場合は、上位モデルや他の競合製品を検討する余地があります。

総じて、特定のニーズには深く刺さるものの、全ての人にとって万能ではない、しかし非常に魅力的なモバイルPCと言えるでしょう。

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13インチSurface Laptop (2025)の価格・購入先

13インチSurface Laptop 本体 正面 グレー

  • ※発売日は2025年6月10日です。
  • 海外での想定価格は899ドルから。
  • ※日本での価格はまだ不明。予約の受付や、価格などの詳細については、順次販売店を通じて告知されると報道されています。

マイクロソフト公式ストア

※販売予定です。

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ECサイト

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13インチSurface Laptop (2025)に似た性能をもつノートPCも販売されています。

ASUS Zenbook SORA (UX3407)

ASUSから発売された14インチのノートPCです(2025年2月5日発売)。

Snapdragon X X1-26-100 / Snapdragon X Elite X1E-78-100、16GB/32GB LPDDR5X-7500 メモリ、1920 x 1200ドットのワイドTFTカラー液晶、SSD 512GB / SSD 1TB ストレージ、70Whバッテリー(約23時間 / 約29時間)、207万画素赤外線(IR) Webカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、CopilotのAI機能、ASUS Pen 2.0(4,096段階の筆圧感知)、ステレオスピーカー内蔵 (1Wx2)、Dolby Atoms、Snapdragon Sound、84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード・JIS配列) 、

USB3.2 (Type-A/Gen2) x1、USB4 (Type-C/Power Delivery対応) x2、HDMI x1、Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3/5.4に対応しています。

価格は、Amazonで163,455円(税込・Snapdragon X メモリ16GB SSD 512GB)、楽天市場で170,810円(送料無料)、ヤフーショッピングで170,810円、です。

関連記事:Zenbook SORA (UX3407)をレビュー!899g、23時間駆動でAIも高速?

ASUS Vivobook 14 (X1407QA)

ASUSから発売された14インチのノートPCです(2025年2月21日発売)。

Snapdragon X X1-26-100、16GB LPDDR5X (8448MHz) メモリ、フルHD+ (1920×1200) のノングレアIPS液晶、512GB (PCIe 4.0 x4 NVMe/M.2) ストレージ、約 29 時間 駆動するバッテリー、207万画素 IR Webカメラ、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、CopilotのAI機能(コクリエイター、ライブキャプションなど)、ASUS独自のAIアプリ(StoryCube、ASUS Adaptive Dimming、Adaptive Lock、ASUS AI Noise Cancelation)、HDMI映像出力、大型タッチパッド、ジェスチャー操作、ステレオスピーカー (スマートアンプ, ASUS Audio Booster, Dolby Atmos,Snapdragon Sound)、2つのUSB4 Type-Cポート(PD給電対応、DP映像出力機能付き)、ErgoSenseキーボード、Wi-Fi 6E、Bluetoothに対応しています。

価格は、Amazonで109,800円 (税込)、楽天市場で109,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,290円、米国 Amazon.comで$649.99、です。

関連記事:Vivobook 14 (X1407QA)レビュー!Zenbook SORAと徹底比較

Acer Swift Go 14 AI

Acerから発売された14.5インチのAI対応ノートPCです(2024年11月 発売)。

Qualcomm Snapdragon X Plus、Qualcomm Hexagon NPU (45 TOPS)、 16GB LPDDR5X-8533MHz メモリ、14.5インチのWUXGA液晶、512GB SSD (PCIe Gen 4, NVMe)ストレージ、最大約28時間駆動できる約65Whバッテリー、約360万画素のWebカメラ、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、AI機能、リフレッシュレート 120Hz、AIノイズキャンセリング、Acer FineTipバックライト付きキーボード (84キー/日本語, Copilotキー搭載)、AIライティングタッチパッド (アクティビティーインジケーター搭載)、冷却システム、指紋認証、Wi-Fi 6E(Wi-Fi 7に対応予定)、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで125,051円(税込)、楽天市場で120,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで115,830円、米国 Amazon.comで$999.99、です。

関連記事:Snapdragon X Plus搭載で最安!Acer Swift Go 14 AIレビュー

MacBook Air M4

Appleから発売された13.6インチ/15.3インチのノートPCです(3月12日発売)。

Apple M4チップ、16GBユニファイドメモリ、Liquid Retinaディスプレイ、256GB SSDストレージ、最大 18 時間駆動する内蔵バッテリー(13インチは53.8Wh、15インチは66.5Wh)、12MPセンターフレームカメラ、Touch ID、macOS Sequoiaを搭載しています。

また、Apple Intelligence、最大2台の外部ディスプレイ出力(最大6K解像度、60Hz)、デスクビュー、バックライト付きMagic Keyboard、4スピーカーサウンドシステム(13インチ)または6スピーカーサウンドシステム(15インチ)、3マイクアレイ、Touch ID(指紋認証)、MagSafe 3ポート、2つのThunderbolt 4 (USB-C) ポート、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、に対応しています。

価格は、Amazonで158,141円(13.6 インチ・税込)、楽天市場で153,980円、ヤフーショッピングで166,800円、です。

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