2024年9月4日、Googleの最新スマートフォン「Google Pixel 9」が日本で発売されました。この新しいPixelは、Googleが誇るAI技術をさらに進化させ、私たちの日常をよりスマートでクリエイティブなものへと変えてくれる可能性を秘めています。
Google Pixel 9の魅力
最大の魅力は、なんといってもその高度なAI機能です。新開発の「Google Tensor G4」チップと12GBの大容量RAMを搭載し、写真編集を革新する「編集マジック」や、撮影者が自然に集合写真に加われる「一緒に写る」機能、そして画面上のあらゆる情報を瞬時に検索できる「かこって検索」など、多彩なAI機能がかつてないほどスムーズに動作します。
また、カメラ性能も着実に進化しており、特に48メガピクセルに向上したウルトラワイドカメラは、より高精細で美しい広角撮影を実現。バッテリー持続時間も向上し、IP68の防水防塵性能や7年間の長期アップデート保証など、安心して長く使える設計も魅力です。
この記事で徹底解剖!
この記事では、そんな魅力あふれるGoogle Pixel 9の性能や機能を徹底的に深掘りし、その実力に迫ります。特に、前モデルである「Google Pixel 8」と比較し、デザイン、ディスプレイ、プロセッサ、カメラ、バッテリー、通信性能など、あらゆる観点からその違いを明らかにしていきます。
【この記事で分かること】
- Google Pixel 9の洗練された外観デザインと持ちやすさ
- より鮮明で滑らかになったディスプレイの進化
- Google Tensor G4チップがもたらすAI体験と処理性能
- Antutuベンチマークスコアと他機種との性能比較
- 主要なゲームタイトルにおける動作(フレームレート・FPSなど)
- 進化したカメラシステムと多彩なAI撮影・編集機能
- バッテリー持続時間と充電性能の向上点
- Wi-Fi 7対応など、最新の通信機能
- おサイフケータイや防水防塵など、その他の便利な機能
- 前モデルGoogle Pixel 8との詳細な比較
- Antutuベンチマークスコアやゲーム性能の目安
- Google Pixel 9のメリット・デメリット
- 詳細な価格情報と購入先
- 項目別の5段階評価と総合的なレビュー
この記事を読むことで、Google Pixel 9が本当に必要な一台なのか、購入するべきかどうかがはっきりと見えてくるはずです。購入に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Google Pixel 9
デザインと外観:Google Pixel 9のボディと携帯性
ここでは、Google Pixel 9の外観とデザインについて、実際に手に取って感じた魅力をお伝えします。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げたのか、そして日常でどのように活躍してくれるのか、詳しく見ていきましょう。
より洗練されたフォルムと上質な素材感
Google Pixel 9を手にしてまず感じるのは、その洗練されたフォルムと上質な素材感です。筐体には、傷が付きにくいCorning® Gorilla® Glass Victus® 2 カバーガラスを前面と背面に採用。特に背面はポリッシュ仕上げで、光沢がありながらも落ち着いた印象を与えます。個人的には、このガラスの質感が非常に高く、所有する喜びを感じさせてくれます。
フレームにはサテン仕上げのメタルが用いられ、触れたときのひんやりとした感触が心地よいです。さらに、このメタルフレームは100%リサイクル素材のアルミニウムを使用しており、環境への配慮も感じられます。前モデルGoogle Pixel 8と比較すると、全体的にエッジがよりフラットになり、シャープでありながらも角には丸みを持たせることで、手に馴染みやすいデザインへと進化しています。
アイコニックなカメラバーの進化
Google Pixelシリーズの象徴とも言える背面のカメラバーは、Google Pixel 9で新たなデザインへと生まれ変わりました。従来のカメラバーがスマートフォンの背面両端まで広がっていたのに対し、Pixel 9ではGoogleの検索窓を思わせる丸みを帯びた楕円形の独立したモジュールへと変更されています。個人的な意見としては、この新しいカメラバーはより未来的で、洗練された印象を受けます。
カメラの出っ張り具合については、前モデルと比較して大きな変化はありませんが、この新しいデザインによって、机に置いた際の安定感が増したように感じます。また、このカメラモジュール部分に指をかけることで、グリップ感が向上し、片手での操作時にも安心感があります。
持ちやすさと携帯性のバランス
Google Pixel 9のサイズは、高さ152.8mm、幅72mm、奥行き8.5mm、重量は198gです。前モデルGoogle Pixel 8(高さ150.5mm、幅70.8mm、奥行き8.9mm、重量187g)と比較すると、高さと幅はわずかに大きくなりましたが、厚さは0.4mm薄くなっています。重量は11g増加しましたが、実際に手に持ってみると、この重さの増加はほとんど気になりません。むしろ、適度な重量感が安定したホールディングに繋がっていると感じます。
個人的には、このサイズ感は絶妙で、ズボンのポケットにもスムーズに収まりますし、バッグの中で邪魔になることもありません。フラットなデザインでありながら、側面のフチが丸みを帯びているため、手にしっかりとフィットし、長時間の使用でも疲れにくい印象です。片手での操作も、画面上部の通知バーへのアクセスなど、ギリギリではありますが持ち替えずに対応できる範囲です。
※こちらに「Google Pixel 9」の外観・デザインをチェックできる動画を用意しています。本体の質感や細部の様子までよく分かるようになっているので、ぜひご覧ください。「Google Pixel 9」の外観・デザインをチェック – YouTube
心惹かれるカラーバリエーション
Google Pixel 9は、Peony(ピオニー)、Wintergreen(ウィンターグリーン)、Porcelain(ポーセリン)、Obsidian(オブシディアン)の4色展開です。特に新色のPeonyは鮮やかなピンクで、明るく華やかな印象を与えます。Wintergreenは爽やかで落ち着いたグリーンが特徴的です。
私が今回試用したのはPorcelainですが、清潔感のある上品な白で、どんなファッションにも合わせやすいと感じました。Obsidianは定番のブラックで、引き締まった印象を与えたい方におすすめです。これらのカラーバリエーションは、使う人の個性を引き立ててくれるでしょう。
没入感を高めるディスプレイ周りのデザイン
ディスプレイを囲むベゼル(額縁)は、Google Pixel 8からさらに進化し、上下左右ともに非常に狭く、かつ均一な幅になっています。これにより、画面サイズは6.3インチ(Google Pixel 8は6.2インチ)とほぼ同じでありながら、よりスタイリッシュで没入感の高い視覚体験を実現しています。映画鑑賞時には映像の世界に引き込まれやすく、ゲームプレイではより集中できるでしょう。
画面上部にはパンチホール型のインカメラが配置されていますが、これも非常に小型で、コンテンツの表示を妨げることはほとんどありません。
操作性を考慮したボタンとポートの配置
ボタンとポートの配置は、使いやすさを考慮したものになっています。右側面には電源ボタンと音量調節ボタンが配置されており、自然な指の動きで操作できます。左側面にはボタン類はなく、すっきりとした印象です。
下部側面には、USB Type-C® 3.2ポート、スピーカー、SIMスロット、マイクが配置されています。SIMスロットの開閉にはSIMピンが必要ですが、これは一般的な仕様です。上部側面にはマイクが配置されています。全体的に、ボタンのクリック感も良好で、しっかりとした操作感を得られます。
<サイズ・重量の仕様を比較比較>
- 1.「Google Pixel 8」・・・サイズ 150.5 x 70.8 x 8.9 mm / 重量 187 g
- 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・サイズ 152.8 x 72 x 8.5 mm / 重量 199 g
- 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・サイズ 162.8 x 76.6 x 8.5 mm / 重量 221 g
まとめ:Google Pixel 9の外観・デザインの魅力
- 上質な素材感: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2とサテン仕上げのメタルフレームによる高級感。
- 進化したカメラバー: より洗練された楕円形の独立したカメラモジュール。
- 絶妙なサイズと重量バランス: 持ちやすく、携帯性にも優れた設計。
- 魅力的なカラーバリエーション: 個性を引き立てる4色のラインナップ。
- 没入感の高いディスプレイ: 狭額縁・均一ベゼルによるスタイリッシュな見た目。
- 操作性の高いボタン配置: 自然で確実な操作感。
ディスプレイ体験:Google Pixel 9の鮮明さと滑らかさ
ここでは、Google Pixel 9のディスプレイがもたらす視覚体験の魅力について、実際に使用して感じた点を交えながら詳しくご紹介します。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げ、日々のスマートフォンライフをどう豊かにしてくれるのか、その実力に迫ります。
より大きく、鮮やかに:進化したActuaディスプレイ
Google Pixel 9は、6.3インチのActuaディスプレイを搭載しています。これは前モデルGoogle Pixel 8の6.2インチからわずかに大きくなった有機EL(OLED)パネルで、解像度は1,080 x 2,424ピクセル、ピクセル密度は422 PPIと非常に高精細です。アスペクト比は20:9で、映画などのコンテンツを迫力満点で楽しむのに適しています。実際に手に取ってみると、このわずかなサイズアップでも、ウェブサイトの閲覧や電子書籍を読む際の快適性が向上していることを感じました。
発色については、24ビットフルカラー(1,600万色)表示とHDRサポートにより、息をのむほど鮮やかです。例えば、Netflixで色彩豊かなドキュメンタリー映画『OUR PLANET 私たちの地球』を視聴した際には、動植物の細やかな色彩や光のニュアンスまで忠実に再現され、まるでその場にいるかのような没入感を味わえました。また、自分で撮影した写真を見返す際も、思い出がより鮮明に蘇るような美しい表示品質です。
メリハリのある映像美:コントラスト比と輝度の向上
特筆すべきは、コントラスト比の大幅な向上です。Google Pixel 8の1,000,000:1から、Google Pixel 9では2,000,000:1以上へと進化しました。この進化により、黒はより深く引き締まり、白はより明るく輝くため、映像全体にメリハリと奥行きが生まれます。特に、夜景のシーンや暗いトーンのゲーム、例えば『崩壊:スターレイル』の宇宙空間の表現などでは、その効果を強く感じることができました。
輝度も向上しており、最大輝度はHDRコンテンツ表示時で1,800ニト、ピーク輝度は2,700ニトに達します。この高い輝度のおかげで、晴れた日の屋外でも画面が非常に見やすいです。実際に、日中の公園でGoogle Mapsを使ってルートを確認したり、メッセージアプリで友人とやり取りしたりする際にも、太陽光の下で画面が白飛びすることなく、はっきりと情報を読み取ることができました。これは日常使いにおいて非常に大きなメリットだと感じます。
スムーズな操作感:120Hz可変リフレッシュレート「スムーズディスプレイ」
Google Pixel 9は、前モデル同様に60Hzから120Hzの可変リフレッシュレートに対応した「スムーズディスプレイ」を搭載しています。この機能により、ウェブサイトやSNSのタイムラインをスクロールする際の残像感が大幅に低減され、非常に滑らかな表示を実現しています。個人的には、Twitter(現X)のフィードを高速でスクロールしても文字が読みやすく、目が疲れにくいと感じました。
また、120Hzに対応したゲーム、例えば『原神』のようなアクションRPGでは、キャラクターの動きやエフェクトがより滑らかに表示され、操作のレスポンスも向上したように感じられます。コンテンツに応じてリフレッシュレートが自動的に調整されるため、バッテリー消費を抑えつつ、最適な滑らかさを提供してくれる点もスマートです。
安心の耐久性:Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
ディスプレイ表面は、Corning® Gorilla® Glass Victus® 2で保護されています。これにより、日常生活における擦り傷や、不意の落下に対する耐久性が向上しています。もちろん、絶対に傷つかない、割れないというわけではありませんが、スマートフォンをポケットやバッグに入れて持ち運ぶ際の安心感は格段に高まります。個人的には、保護フィルムを貼らずに使用していますが、今のところ目立つ傷はついていません。
<ディスプレイの仕様を比較>
- 1.「Google Pixel 8」・・・6.2インチ、1080 × 2400 pxのActua
- 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・6.3インチ、1280 x 2856 pxのActua
- 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・6.8インチ、1344 x 2992 pxのActua
まとめ:Google Pixel 9のディスプレイの魅力
- 大画面かつ高精細: 6.3インチ有機EL、422 PPIで細部まで美しい表示。
- 豊かな色彩表現: 1,600万色表示とHDRサポートでコンテンツを鮮やかに再現。
- 圧倒的なコントラスト: 2,000,000:1以上でメリハリのある映像。
- 優れた屋外視認性: 最大2,700ニトのピーク輝度で日中でも見やすい。
- 滑らかな操作感: 最大120Hzの可変リフレッシュレートで快適なスクロールとゲーム体験。
- 高い耐久性: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2による安心感。
プロセッサ性能:Google Pixel 9のAI体験と快適動作
ここでは、Google Pixel 9の動作の核となるプロセッサ性能に焦点を当て、その魅力と実力を、実際の使用感を交えながら詳しく解説します。前モデルGoogle Pixel 8からどれほど進化したのか、そしてそれが私たちのスマートフォン体験をどのように変えてくれるのか、見ていきましょう。
新世代プロセッサ「Google Tensor G4」の実力
Google Pixel 9には、Googleが独自に開発した最新チップセット「Google Tensor G4」が搭載されています。このプロセッサは、前モデルGoogle Pixel 8に搭載されていたTensor G3からさらに強力に進化しており、スマートフォン全体のパフォーマンス向上に大きく貢献しています。
特にAI処理能力に優れており、Google DeepMindと共同設計されたこのチップは、スマートフォン上で画像、音声、テキストをまとめて処理できる「Gemini Nano」をオンデバイスで実行する初のチップとなります。
具体的には、ウェブブラウジング速度が最大20%、アプリの起動速度が最大17%高速化されたとされています。実際に使ってみると、Chromeでのウェブサイト表示や、InstagramやX(旧Twitter)といったアプリの立ち上がりが非常にスムーズで、日々の操作がより快適になったことを実感できます。
日常操作から高度なAI機能まで:快適なパフォーマンスを体感
Google Tensor G4の真価は、日常的な操作の快適さだけでなく、高度なAI機能をストレスなく実行できる点にあります。個人的な意見としても、複数のアプリを切り替えながら使用するマルチタスクや、写真・動画編集といった負荷のかかる作業も、以前のモデルより格段にスムーズにこなせるようになりました。
特にAI機能は目覚ましいものがあります。「編集マジック」では、AIが写真の構図を自動で調整してくれる「オートフレーム」機能が追加され、写真編集の幅が広がりました。また、撮影者が写れない集合写真の問題を解決する「一緒に写る」機能や、ピンボケを補正する「ボケ補正」など、Tensor G4のパワーを活かした機能が満載です。
リアルタイム翻訳や「かこって検索」、会議の議事録作成に役立つ文字起こし機能なども、サクサクと動作し、日常の様々なシーンでその恩恵を感じられます。
Google Pixel 9は12GBのRAMを搭載しており、これは前モデルGoogle Pixel 8の8GBから大幅に増加しています。この大容量メモリのおかげで、複数のアプリを同時に開いていても動作が重くなりにくく、高画素の写真編集や3Dゲームなどもより快適に楽しむことができます。
ゲーム体験と発熱について
気になるゲーム性能ですが、Tensor G4と12GB RAMの組み合わせにより、多くの3Dゲームをプレイすることが可能です。実際に『原神』や『崩壊:スターレイル』といったグラフィック負荷の高いゲームを試してみましたが、標準的な設定であれば問題なく遊ぶことができました。ただし、最高画質設定での長時間のプレイや、非常に負荷の高いシーンでは、フレームレートが低下したり、本体が発熱したりする場面も見られました。
発熱に関しては、日常的なウェブブラウジングやSNSの使用ではほとんど気になることはありません。しかし、長時間のゲームプレイや4K動画撮影など、プロセッサに高い負荷がかかる状況では、本体が温かくなるのを感じました。これは高性能プロセッサを搭載するスマートフォンでは一般的な現象ですが、気になる場合は適度に休憩を挟むなどの工夫をすると良いでしょう。
セキュリティも万全:Titan M2 セキュリティコプロセッサ
プロセッサ性能だけでなく、セキュリティ面もGoogle Tensor G4は強化されています。独立したセキュリティチップである「Titan M2 セキュリティコプロセッサ」が搭載されており、OSや個人データを保護するための強固な基盤を提供しています。これにより、フィッシング対策やマルウェア対策など、安心してスマートフォンを使用するための機能が支えられています。
まとめ:Google Pixel 9のプロセッサ性能の魅力
- AI処理に最適化されたGoogle Tensor G4搭載: Gemini Nanoをオンデバイスで実行可能。
- 日常操作の快適性向上: ウェブブラウジング20%高速化、アプリ起動17%高速化。
- 高度なAI機能をスムーズに実行: 編集マジック、一緒に写る、リアルタイム翻訳などが快適。
- 12GBの大容量RAM: マルチタスクや高負荷作業もスムーズ。
- 3Dゲームもプレイ可能: 標準設定であれば多くのゲームを楽しめる。
- Titan M2による強固なセキュリティ: 安心して使用できる保護機能。
- 発熱は高負荷時に注意: 日常使いでは問題ないレベル。
Antutuベンチマーク:Tensor G4
Google Pixel 9シリーズが搭載するGoogle Tensor G4 チップセットは、
Antutu V10 ベンチマーク総合で約100万 (1039906) 前後を記録しています。
例1: Antutu V10 総合で「1016167」、CPUで「247268」、GPUで「446806」、MEMで「177376」、UXで「200176」
例2: Antutu V10 総合で「1039906」、CPUで「240416」、GPUで「450384」、MEMで「158918」、UXで「190188」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
一方、Pixel 9 Pro XLはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 130万前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「1318018」、CPUで「397490」、GPUで「456073」、MEMで「215754」、UXで「248701」
Geekbench 6 シングル「1590」、マルチ「3821」
※Pixel 9 Pro XLはシングル「1950」、マルチ「4655」
一方、前モデル「Google Pixel 8」はTensor G3 プロセッサを搭載し、
Antutu V10 ベンチマーク総合で約107万前後を記録していました。
例1: Antutu V10 総合で「1081706」、CPUで「313232」、GPUで「420363」、MEMで「162309」、UXで「185802」
例2: Antutu V10 総合で「1142697」、CPUで「355012」、GPUで「374696」、MEMで「183080」、UXで「229909」
Tensor G4性能を比較
他のCPUを搭載するスマートフォン13機種とAntutuベンチマーク 総合で比較すると、Google Tensor G4 チップセットは6番目に高いスコアを記録していました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- 1.Snapdragon 8 Gen3 (Zenfone 11 Ultra/Galaxy S24 Ultra/Xperia 1 VI)・・・Antutu:約 219万 前後
- 2.Snapdragon 8 Gen 2 (Zenfone 10/Xperia 5 V)・・・Antutu:約 140万 前後
- 3.Apple A16 Bionicチップ (iPhone 15)・・・Antutu:約 140万 前後
- 4.Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
- 5.Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)・・・Antutu:約 117万
- 6.★Tensor G4 (Google Pixel 9/Pro/Pro XL)・・・Antutu:約 115万
- 7.Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
- 8.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
- 9.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
- 10.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
<比較から分かること>
Antutuスコアは、前世代のTensor G3 (Pixel 8 / Pixel 8a) の約107万点から微増しており、Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)の約117万点とほぼ同等レベルの性能を持つことが分かります。
ハイエンドSoCとの比較
しかし、最新のハイエンドチップセットであるSnapdragon 8 Gen 3 (Zenfone 11 Ultra/Galaxy S24 Ultra/Xperia 1 VI) の約219万点や、Snapdragon 8 Gen 2 (Zenfone 10/Xperia 5 V)、Apple A16 Bionicチップ (iPhone 15)、Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro) の約140万点と比較すると、Tensor G4の性能は明らかに劣ります。
ミドルレンジSoCとの比較
一方で、ミドルレンジ向けのSnapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro) の約85万点や、Dimensity 8020 (motorola edge 40) の約74万点、Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G) の約72万点と比較すると、Tensor G4は高い性能を有していることがわかります。
まとめ
以上のことから、Google Tensor G4は、最上位の性能ではないものの、前世代から着実に性能向上を果たし、ミドルレンジ以上の性能を持つチップセットであると言えるでしょう。
ゲーム性能:Google Tensor G4
Antutuベンチマークの結果(総合スコア約115万点、特にGPUスコア446806)を考慮すると、Google Tensor G4は多くのゲームを快適にプレイできる性能を持っていると考えられます。以下に具体的なゲームタイトルと、その推定FPSを記載します。
<人気ゲームタイトルのFPS>
原神(オープンワールドアクションRPG):広大な世界を自由に探索できる、美麗グラフィックが特徴のゲーム。
- 中画質設定(60FPSターゲット):平均50-60FPSで動作します。フィールド探索や戦闘は概ねスムーズですが、元素爆発が多発するような高負荷時には、瞬間的にフレームレートが低下することがあります。画質を少し下げれば、より安定した60FPSでのプレイが可能です。
- 低画質設定(60FPSターゲット):安定して60FPS近くで動作します。高負荷時でもフレームレートの低下は最小限に抑えられ、快適にプレイできます。
崩壊:スターレイル(ターン制RPG):戦略性の高いバトルと魅力的なキャラクターが特徴のスペースファンタジーRPG。
- 高画質設定(60FPSターゲット):平均45-55FPSで動作します。戦闘シーンではエフェクトが派手になるため、フレームレートがやや不安定になることがあります。
- 中画質設定(60FPSターゲット):ほぼ60FPSで安定して動作します。戦闘中のエフェクトによる影響も少なく、快適にプレイできます。
タワーオブファンタジー(オープンワールドRPG):SFの世界観と自由度の高いアクションが特徴のゲーム。
- 中画質設定(60FPSターゲット):平均40-50FPSで動作します。多数のプレイヤーが集まる場所や、大規模な戦闘ではフレームレートが低下する可能性があります。
- 低画質設定(60FPSターゲット):安定して60FPS前後を維持します。快適なプレイを重視するなら、低画質設定がおすすめです。
鳴潮 (Wuthering Waves) (オープンワールドアクションRPG):滑らかなアクションと広大な世界が特徴の、終末世界を舞台にしたゲーム。
- 中画質設定(60FPSターゲット):45-55FPS程度で動作すると考えられます。オープンワールドの探索は比較的スムーズですが、激しい戦闘時にはフレームレートが低下する可能性があります。
- 低画質設定(60FPSターゲット):60FPSに近いフレームレートで安定し、より快適なプレイが期待できます。
<バトルロイヤルゲームタイトルのFPS>
PUBG MOBILE(バトルロイヤルシューター):最大100人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。
- スムーズ+極限設定(90FPS):平均70-80FPSで動作します。多くのプレイヤーが密集する場所や、激しい銃撃戦ではフレームレートが低下することがありますが、概ね滑らかにプレイできます。
- HDR+極限設定(60FPS):安定して60FPSで動作しますが、発熱には注意が必要です。
Call of Duty: Mobile(FPS):多様なゲームモードと武器カスタマイズが特徴の、人気FPSシリーズのモバイル版。
- 高画質設定(最大FPS):平均60FPS前後で動作。激しい銃撃戦でも比較的安定していますが、フレームレートを優先するなら画質を少し下げることを推奨します。
- 中画質設定(最大FPS):安定して最大FPS(通常は60FPS)で動作し、より滑らかなプレイが可能です。
フォートナイト(バトルロイヤル):建築要素が特徴的なバトルロイヤルゲーム。
- 中画質設定(60FPS):平均45-55FPSで動作します。建築や戦闘が激しくなるとフレームレートが低下することがあります。
- 低画質設定(60FPS):より安定して60FPSで動作し、快適にプレイできます。
荒野行動(バトルロイヤル):広大なマップで100人のプレイヤーが生き残りをかけて戦う、日本の人気バトルロイヤルゲーム。
- 高画質設定(60FPS):平均50-60FPSで動作します。多くのプレイヤーが集まる場所や、激しい戦闘ではフレームレートが若干低下することがありますが、概ね快適にプレイできます。
- 中画質設定(60FPS):安定して60FPSで動作します。より滑らかなプレイを求める場合は、中画質設定がおすすめです。
Apex Legends Mobile(バトルロイヤルFPS):個性豊かなレジェンドを操作して戦う、チーム戦が特徴のバトルロイヤルゲーム。
- 高画質設定(60FPS): 平均40-50FPS程度。戦闘が激化するとフレームレートが低下する可能性があるため、より安定したプレイを求める場合は画質設定を下げる必要があるでしょう。
- 中画質設定(60FPS):より安定したフレームレートでのプレイが可能となります。
<その他のゲームタイトルのFPS>
Asphalt 9: Legends(レースゲーム):美麗なグラフィックと爽快感のあるレースが楽しめる人気レーシングゲーム。
- 高画質設定(60FPS):平均55-60FPSで動作します。滑らかな映像でレースを楽しめますが、一部コースや多数の車両が表示される場面では、わずかにフレームレートが低下することがあります。
- デフォルト画質設定(30FPS):安定して30FPSで動作。
ポケモンユナイト(チームストラテジー):ポケモンを操作してチームで戦う、リアルタイムストラテジーゲーム。
高画質設定(60FPS):平均55-60FPSで動作します。多くのポケモンが同時に表示される場面でも、比較的安定して動作します。
ウマ娘 プリティーダービー(育成シミュレーション):実在の競走馬をモチーフにしたキャラクターを育成するゲーム。
- 高画質設定(60FPS):レースシーンやライブシーンで、平均50-60FPS程度で動作します。一部の演出でフレームレートが若干低下することもありますが、プレイに支障が出るほどではありません。
- 標準設定(30FPS):30FPSで安定して動作します。
メモリとストレージ:Google Pixel 9の快適パフォーマンスを支える基盤
ここでは、Google Pixel 9の快適な動作を支えるメモリ(RAM)とストレージについて、その仕様と実際に使用して感じた魅力をお伝えします。特に前モデルGoogle Pixel 8からの進化点であるメモリ容量の増加が、日々のスマートフォン体験にどのような影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。
大幅に進化したメモリ:12GB LPDDR5 RAMによるスムーズなマルチタスク
Google Pixel 9は、12GBのLPDDR5メモリを搭載しています。これは、前モデルGoogle Pixel 8の8GBから4GBも増加しており、スマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に大きく貢献しています。LPDDR5は高速かつ電力効率に優れた規格であり、アプリの起動や切り替え、バックグラウンドでの動作などをスムーズに行うために不可欠な要素です。
実際に使ってみると、このメモリ増量の恩恵は明らかです。例えば、複数のSNSアプリ(X、Instagram、Facebookなど)を開きながら、Chromeブラウザで複数のタブを開いて調べ物をし、さらにYouTube Musicで音楽をバックグラウンド再生するといった、日常的によく行うマルチタスクが非常に快適になりました。以前のモデルでは、アプリを切り替える際に再読み込みが発生することがありましたが、Pixel 9ではそういったストレスを感じることが格段に減りました。
個人的な意見として、特に負荷のかかるアプリを複数同時に使用する際に、この12GB RAMの余裕を強く感じます。例えば、Adobe Lightroom MobileでRAW現像を行いながら、別のアプリで参考資料を確認し、さらにメッセージアプリで友人とやり取りするといった作業も、もたつくことなくスムーズにこなせます。高画質の動画編集アプリや、グラフィックがリッチなゲーム、例えば『コール オブ デューティ モバイル』などをプレイする際にも、メモリ不足による動作の不安定さを感じることはありませんでした。
高速なストレージ:UFS 3.1でデータアクセスも快適
ストレージには、128GBまたは256GBのUFS 3.1規格のものが採用されています。UFS 3.1は、データの読み書き速度が非常に高速なため、アプリのインストールや起動、大容量ファイルのコピー、ギャラリーでの写真や動画のサムネイル表示などが迅速に行われます。これにより、スマートフォンの操作全般における待ち時間が短縮され、よりストレスフリーな体験が得られます。
ストレージ容量については、前モデルGoogle Pixel 8から変更はありません。128GBモデルは、主に写真や動画をクラウドストレージ(Google Oneなど)にバックアップし、本体には必要なアプリと一部のデータのみを保存するという使い方の方に適しています。一方、256GBモデルは、高画質な写真や4K動画を本体に多く保存したい方や、多数のゲームアプリをインストールしたい方におすすめです。
個人的には、撮影した写真や動画をすぐに編集したり、オフラインで視聴するために映画やドラマをダウンロードしたりすることが多いため、256GBモデルを選択しました。どちらの容量を選ぶかは、ご自身の使い方に合わせて検討するのが良いでしょう。なお、Google Pixel 9は外部ストレージ用のmicroSDカードスロットには対応していませんので、購入時に必要な容量を慎重に選ぶことが重要です。
参考までに、上位モデルであるGoogle Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLには、さらに大容量の512GBモデルも用意されています。より多くのデータを本体に保存したい場合は、そちらも検討の余地があるかもしれません。
<メモリ・ストレージの仕様を比較>
- 1.「Google Pixel 8」・・・8GB LPDDR5 + 128GB / 256GB UFS 3.1
- 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・16GB LPDDR5 + 128GB / 256GB / 512GB
- 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・16GB LPDDR5 + 128GB / 256GB / 512GB
まとめ:Google Pixel 9のメモリ・ストレージの魅力
- 12GB LPDDR5 RAM搭載: 前モデルから4GB増量し、マルチタスク性能が大幅に向上。
- スムーズなアプリ動作: 複数のアプリを同時に使用しても快適な動作を維持。
- 高負荷作業も安心: 動画編集や3Dゲームなど、メモリを多く消費するアプリも安定。
- 高速なUFS 3.1ストレージ: アプリ起動やデータアクセスが迅速。
- 選べるストレージ容量: 128GBと256GBの2つの選択肢。
- microSDカード非対応: クラウドストレージの活用も視野に。
カメラ体験:Google Pixel 9の進化とAIによる創造性
ここでは、Google Pixel 9のカメラシステムがどのように進化し、私たちの写真・動画体験を豊かにしてくれるのか、その魅力を実際の使用感とともにお届けします。AIを活用した多彩な機能や、前モデルGoogle Pixel 8からの注目すべき変更点など、詳しく見ていきましょう。
※こちらにGoogle Pixel 9で撮影した写真をまとめた動画を用意しています。高精細の具合や撮影機能の実際の写り方などが分かるので、ぜひご覧ください。「Google Pixel 9」のサンプル写真とカメラ機能 – YouTube
進化したデュアルカメラシステム:より高精細な描写力
Google Pixel 9は、背面に高度なデュアルカメラシステムを搭載しています。メインとなるのは50メガピクセルの広角カメラで、ƒ/1.68という明るい絞り値と1/1.31インチの大型イメージセンサーにより、光量の少ない場所でもノイズを抑えた鮮明な写真を撮影できます。画角は82°で、日常のスナップショットから風景まで幅広く対応します。
そして、特筆すべき進化を遂げたのが48メガピクセルのウルトラワイドカメラです。前モデルGoogle Pixel 8のウルトラワイドカメラは12メガピクセルでしたが、Pixel 9では4倍の画素数となり、より高精細な広角撮影が可能になりました。画角は123°と非常に広く、壮大な風景や大人数での集合写真もフレームに収めやすくなっています。
さらに、絞り値もPixel 8のƒ/2.2からƒ/1.7へと明るくなったことで、暗所でのウルトラワイド撮影性能が格段に向上しました。実際に、夜景モードでウルトラワイドカメラを使用してみると、以前よりも明らかに明るく、ディテールまでしっかりと描写されていることに驚きました。
自撮りも快適に:オートフォーカス対応の前面カメラ
前面カメラは10.5メガピクセルで、ƒ/2.2の絞り値、95°のウルトラワイド画角を備えています。Pixel 9で嬉しい進化点は、この前面カメラがオートフォーカスに対応したことです。前モデルGoogle Pixel 8では固定フォーカスでしたが、オートフォーカスになったことで、被写体との距離が変わっても自動でピントを合わせてくれるため、よりシャープでクリアな自撮りが簡単に撮影できるようになりました。友人とのグループセルフィーや、背景を活かしたポートレート撮影など、様々なシーンでその恩恵を感じられます。
AIが創造性を拡張:多彩なカメラ機能と編集ツール
Google Pixelカメラの真骨頂とも言えるのが、AIを活用した多彩な撮影機能と編集ツールです。Google Pixel 9では、これらの機能がさらに進化し、誰でも簡単にプロのような写真や動画を作成できます。
新機能として注目なのが「一緒に写る」(Add Me)機能です。これは、集合写真を撮る際に撮影者が写れないという問題を解決してくれる画期的な機能です。
まず撮影者がグループから抜けて1枚目の集合写真を撮影し、次に撮影者自身がフレームに入って2枚目の写真を撮影します。するとAIがこれら2枚の写真を自然に合成し、撮影者を含めた全員が写った完璧な集合写真を生成してくれます。実際に試してみると、三脚やセルフタイマーがなくても、まるで誰かに撮ってもらったかのような自然な仕上がりになり、旅行先などで非常に重宝しました。
また、写真の背景をAIが拡張してくれる機能も「編集マジック」に追加されました。これにより、被写体はそのままに、写真の構図をよりダイナミックに変更したり、不要な部分を自然に消したりすることが可能です。
定番の機能も健在です。「超解像ズーム」は最大8倍まで対応しており、光学ズームがないにも関わらず、AIの力でディテールを保ったまま被写体に迫ることができます。
実際に、遠くの看板の文字や建物の細部なども、予想以上に鮮明に捉えることができました。「マクロフォーカス」機能を使えば、ウルトラワイドカメラで被写体にグッと近づき、花びらの質感や昆虫の細部など、肉眼では見過ごしてしまうようなミクロの世界を驚くほどクリアに撮影できます。
夜景モードや天体写真モードは、Google Pixelの得意とするところです。暗い場所でもノイズを抑え、明るく鮮やかな写真を撮影できます。ポートレートモードでは、被写体を際立たせ、背景を美しくぼかすことができます。ただし、個人的な意見としては、背景のボケがやや強すぎる場合があり、被写体が浮き出て見えることがありました。この点は今後のアップデートでの改善に期待したいところです。
「リアルトーン」機能は、様々な肌の色合いを正確かつ美しく再現してくれますし、「長時間露光」や「アクションパン」といったクリエイティブな撮影も楽しめます。「消しゴムマジック」や「ベストテイク」、「ボケ補正」といった編集機能も充実しており、撮影後の写真編集も直感的かつパワフルに行えます。
動画撮影も進化:手ブレ補正と多彩な機能
動画撮影性能も向上しています。背面カメラでは4K解像度で24FPS、30FPS、60FPSの動画撮影に対応。光学式および電子式手ブレ補正機能が強力で、歩きながらの撮影でも滑らかで安定した映像を記録できます。実際に街中を散策しながら動画を撮影してみましたが、揺れが少なく、見ていて心地よい映像が撮れました。
「音声消しゴムマジック」機能を使えば、動画内の不要な雑音(風の音や周囲の話し声など)をAIが自動で除去してくれます。これにより、Vlog撮影やインタビュー動画のクオリティが格段に向上します。前面カメラでも4K動画撮影(30FPS、60FPS)に対応しており、高画質なセルフィー動画も楽しめます。
<カメラの仕様>
- 50MPカメラ(背面・広角)・・・ƒ/1.68、画角 82°、1/1.31 インチセンサー、超解像ズーム最大 8 倍
- 48MPカメラ(背面・超広角)・・・ƒ/1.7、画角 123°、1/2.55 インチセンサー
- 10.5MPカメラ (前面)・・・ƒ/2.2、画角 95°
<カメラの仕様を比較>
- 標準「Google Pixel 8」・・・背面 50MP + 12MP / 前面 10.5MP
- 上位「Google Pixel 9 Pro」・・・背面 50MP + 48MP + 48MP / 前面 42MP
- 大型「Google Pixel 9 Pro XL」・・・背面 50MP + 48MP + 48MP / 前面 42MP
<カメラの機能 一覧>
- 超解像ズーム最大 8 倍、一緒に写る、マクロ フォーカス、夜景モード、天体写真、ポートレート モード、顔フォーカス、長時間露光
- アクション パン、リアルトーン、パノラマ、トップショット、よく撮影する人
- (編集機能)編集マジック、消しゴムマジック、ベストテイク、ボケ補正、ポートレート ライト
まとめ:Google Pixel 9のカメラの魅力
- 高精細なデュアルカメラ: 50MP広角カメラと大幅に進化した48MPウルトラワイドカメラ。
- オートフォーカス対応の前面カメラ: よりシャープで快適な自撮り体験。
- 革新的なAI機能「一緒に写る」: 撮影者も一緒に写った集合写真を簡単に作成。
- 進化した「編集マジック」: AIによる背景拡張など、創造性を刺激する編集ツール。
- 強力なズームとマクロ: 最大8倍の超解像ズームと驚きのマクロフォーカス。
- 卓越した暗所性能: 夜景モードと天体写真モードで暗闇を美しく描写。
- 自然な肌色表現「リアルトーン」。
- 安定した動画撮影: 強力な手ブレ補正と便利な音声消しゴムマジック。
- 多彩な撮影モードと編集機能: クリエイティブな表現をサポート。
バッテリーと充電:Google Pixel 9の持続力と利便性
ここでは、Google Pixel 9のバッテリー性能と充電機能について、日々の使用でどれほど頼りになるのか、そして利便性はどうか、実体験を交えながら詳しくご紹介します。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げ、私たちのスマートフォンライフをより快適にしてくれるのか、その実力に迫ります。
安心の持続力:進化した4700mAhバッテリー
Google Pixel 9は、4700mAhという大容量バッテリーを搭載しています。これは前モデルGoogle Pixel 8の4575mAhから125mAh増加しており、この差が実際のバッテリー持続時間に好影響を与えています。
メーカー公称では「24時間以上のバッテリー駆動時間」とされており、実際に朝から晩までSNSのチェック、ウェブブラウジング、YouTubeでの動画視聴、そして頻繁なカメラ利用といった一般的な使い方をしても、寝る前まで十分にバッテリーが持つという安心感がありました。ある日の実測では、フル充電から約18時間使用してもまだバッテリーが残っており、これは非常に心強い結果です。
さらに、「スーパーバッテリーセーバー」を使用した場合の駆動時間は、Pixel 8の最長72時間から、Pixel 9では最長100時間へと大幅に向上しています。これは、旅行中や災害時など、充電環境が限られる状況で非常に頼りになる進化です。個人的には、長時間の外出が予測される際には、このスーパーバッテリーセーバーを積極的に活用しています。
スピーディーな充電体験:有線・無線ともに快適
Google Pixel 9は急速充電に対応しており、忙しい現代人にとって非常に重要なポイントです。別売りのGoogle 45W USB-C®充電器を使用した場合、約30分でバッテリー残量1%の状態から最大55%まで充電できるとされています。
実際に試してみたところ、30分間で約54%まで充電することができ、公称値に近いスピーディーな充電を体験できました。朝の準備中にサッと充電するだけで、日中の活動に必要なバッテリーを確保できるのは大きなメリットです。なお、Google Pixel 9本体の有線充電は最大27Wに対応しています。
ワイヤレス充電も進化しており、Qi認証済みの充電器で急速ワイヤレス充電が可能です。Google Pixel Stand(第2世代)を使用すれば最大15Wで充電でき、デスクワーク中などにポンと置くだけで手軽に充電できるのは非常に便利です。
便利なバッテリーシェア機能も搭載
Google Pixel 9は「バッテリーシェア」機能も引き続き搭載しています。これは、Pixel 9本体をワイヤレス充電パッドのように使い、Qi認証済みの他のデバイス(例えば、Pixel Buds Proのようなワイヤレスイヤホンや、他のスマートフォン)を充電できる機能です。外出先で友人のスマートフォンのバッテリーがピンチになった際や、自分のワイヤレスイヤホンを充電したいけれど充電器がない、といった状況で非常に役立ちます。
個人的には、旅行中にこの機能を使ってイヤホンを充電することがあり、荷物を減らせる点でも重宝しています。
<バッテリー・充電の仕様を比較>
- 1.「Google Pixel 8」・・・4575 mAh / 30W急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
- 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・4700 mAh / 45W3急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
- 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・5060 mAh / 45W3急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
まとめ:Google Pixel 9のバッテリーと充電の魅力
- 大容量4700mAhバッテリー: 前モデルから容量が増加し、1日中安心して使用可能。
- 大幅に向上したスーパーバッテリーセーバー: 最長100時間の駆動で非常時も安心。
- スピーディーな有線急速充電: 約30分で約55%まで充電可能(最大27W対応)。
- 便利な急速ワイヤレス充電: Qi認証済みで手軽に充電(最大15W)。
- バッテリーシェア機能搭載: 他のデバイスをワイヤレスで充電可能。
- 電力効率の改善: Google Tensor G4とシステムの最適化により、効率的なバッテリー消費。
通信性能:Google Pixel 9の繋がりやすさと快適ネットワーク体験
ここでは、Google Pixel 9が提供する通信性能の魅力について、日々のスマートフォン利用でどれほど快適なネットワーク体験をもたらしてくれるのか、実際に使用して感じた点を交えながら詳しく解説します。最新規格への対応や、細部にわたる改善点が、私たちのデジタルライフをどのようにサポートしてくれるのか見ていきましょう。
次世代の無線LAN規格「Wi-Fi 7」に対応
Google Pixel 9は、最新の無線LAN規格である「Wi-Fi 7(802.11be)」に対応しています。これは、前モデルGoogle Pixel 8が対応していたWi-Fi 6Eから大きな進化です。Wi-Fi 7は、理論上の最大通信速度が46Gbpsと、Wi-Fi 6Eと比較して大幅に高速化されており、低遅延、そしてより多くのデバイスが同時に接続しても安定した通信が可能です。2.4GHz、5GHzに加え、新たに利用可能となった6GHz帯も活用し、2×2+2×2 MIMOにも対応することで、電波干渉の少ない快適な通信環境を実現します。
実際に、自宅のWi-Fi 7対応ルーター環境で試してみると、大容量のアプリのダウンロードや、4K解像度の動画ストリーミング(例えば、YouTubeやNetflix)が非常にスムーズで、読み込みの待ち時間をほとんど感じませんでした。特に、オンラインゲーム『PUBG MOBILE』などをプレイする際には、遅延の少なさが勝敗を左右することもあるため、このWi-Fi 7対応は大きなアドバンテージになると感じます。まだWi-Fi 7対応ルーターが普及段階にあるとはいえ、将来的なネットワーク環境の進化を見据えた際に、Pixel 9が最先端の規格に対応していることは心強いです。
安定した接続を実現する「Bluetooth® v5.3」
Bluetoothに関しても、Google Pixel 9は最新規格に近いBluetooth® v5.3に対応しており、さらにデュアルアンテナを搭載することで、信号品質と接続の強化が図られています。これにより、ワイヤレスイヤホン(例えば、Google Pixel Buds Pro)やスマートウォッチ、その他のBluetooth対応周辺機器との接続がより安定し、途切れにくくなりました。
個人的には、毎日の通勤時にワイヤレスイヤホンで音楽を聴いたり、ポッドキャストを再生したりしていますが、Pixel 9にしてから人混みの中でも音飛びが減ったように感じます。また、複数のBluetoothデバイスを同時に接続していても、接続が不安定になることはありませんでした。
より正確な位置情報を掴む「デュアルバンドGNSS」
Google Pixel 9は、デュアルバンドGNSSに対応しており、GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSS(みちびき)、NavICといった複数の衛星測位システムを利用できます。これにより、特に都市部のビル街や山間部など、衛星からの電波が届きにくい場所でも、より迅速かつ正確に位置情報を特定できるようになりました。
実際にGoogle Mapsなどのナビゲーションアプリを使用してみると、自車位置の精度が向上し、リルートもスムーズになったように感じます。また、ランニングやウォーキングの際に Strava のようなトラッキングアプリを利用する際も、移動経路がより正確に記録されるため、トレーニングのモチベーション維持にも繋がります。
高速モバイル通信「5G Sub-6」と幅広い対応バンド
モバイル通信に関しては、5G Sub-6GHzに対応しています。対応バンドもn1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 26 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 75 / 77 / 78 / 79と非常に幅広く、国内外の多くのエリアで高速・低遅延な5G通信の恩恵を受けることができます。外出先での動画視聴や、大容量ファイルの送受信、ビデオ通話なども快適に行えました。
利便性を高めるデュアルSIMとFeliCa対応
Google Pixel 9は、nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。これにより、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けたり(例えば、仕事用と私用)、海外渡航時に現地のSIMカードを利用したりすることが可能です。個人的には、海外出張が多いので、eSIMで現地のデータプランを契約することで、SIMカードを差し替える手間なくスムーズに通信環境を確保できる点が非常に便利だと感じています。
もちろん、日本国内での利用に欠かせないFeliCaにも対応しており、「おサイフケータイ」機能を利用できます。交通系ICカードや電子マネー決済などがスマートフォン一つで完結するのは、日々の生活をよりスマートにしてくれます。
<通信性能の仕様を比較>
- 1.「Google Pixel 8」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS
- 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPS
- 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPS
まとめ:Google Pixel 9の通信性能の魅力
- Wi-Fi 7対応: 次世代の超高速・低遅延な無線LAN環境を実現。
- Bluetooth® v5.3(デュアルアンテナ): ワイヤレス機器との安定した接続。
- デュアルバンドGNSS: 複数の衛星システムに対応し、より正確な位置情報を提供。
- 5G Sub-6対応: 幅広いバンドをカバーし、高速モバイル通信が可能。
- デュアルSIM(nanoSIM + eSIM): 柔軟なSIM運用を実現。
- FeliCa(おサイフケータイ)対応: 日常の決済をスムーズに。
AI体験:Google Pixel 9で進化する日常と創造性
ここでは、Google Pixel 9の最大の魅力の一つであるAI機能について、実際に体験して感じた驚きや利便性、そしてそれが私たちの日常やクリエイティビティをどのように豊かにしてくれるのかを詳しくご紹介します。単なるスマートフォンの枠を超え、パーソナルアシスタントとして、またクリエイティブツールとして進化を続けるPixelのAIの世界に迫ります。
あなた専用のAIアシスタント「Gemini」との対話
Google Pixel 9には、Googleの最新AIモデル「Gemini」が搭載されており、まるであなた専属のアシスタントがいるかのように、様々なタスクをサポートしてくれます。電源ボタンを長押しするだけで簡単に呼び出せ、テキスト入力だけでなく、音声で自然な会話をしながら指示を出すことができます。例えば、「週末の京都旅行、2泊3日で桜を楽しめるプランを考えて」とお願いすれば、旅程の提案はもちろん、関連する情報を集めて提示してくれますし、「最近受信した重要なメールを3行で要約して」と頼めば、Gmailと連携して内容をまとめてくれます。
特に「Gemini Live」機能は、より自然な会話体験を提供してくれます。途中で話題を変えたり、質問の内容を深掘りしたりしても、Geminiは文脈を理解して柔軟に応答してくれます。実際に、夕食の献立を相談している途中で、明日の天気について尋ねてもスムーズに会話が繋がり、その賢さには感心しました。ただし、時折、情報が古かったり、少し的外れな回答があったりすることもありましたが、総じて日常の疑問解決や情報収集の強力なパートナーとなってくれます。
写真体験を革新するAI編集機能
Google PixelのカメラAIは常に進化を続けていますが、Pixel 9ではその機能がさらに洗練され、驚くほど簡単にプロ並みの写真編集が可能になりました。
「編集マジック」は、AIを活用した高度な写真編集機能で、被写体の位置を移動したり、大きさを変えたり、不要なものを消去したりすることが自由自在に行えます。Pixel 9では新たに「オートフレーム」機能が追加され、AIが写真の構図を自動で分析し、最適なトリミング位置を提案してくれます。
さらに、元々の構図には写っていなかった周囲の景色をAIが自然に生成し、写真を拡張することも可能です。旅行先で撮った写真の背景にもう少し広がりを持たせたい、といった場合に非常に役立ちました。また、「イマジネーション」機能を使えば、写真内の一部を別のオブジェクトに置き換えるといった、遊び心のある編集も楽しめます。
新機能の「一緒に写る」は、集合写真を撮る際の長年の悩みを解決してくれます。撮影者を含めた全員が写った写真を、AIが2枚の写真を合成することで簡単に作成できます。実際に友人との集まりで試したところ、誰かに撮影を頼む手間が省け、全員が満足のいく集合写真を手軽に残すことができました。少し慣れが必要な場面もありましたが、その便利さは特筆すべきです。
その他にも、撮影後にピントの甘さを補正してくれる「ボケ補正」や、複数の写真から全員のベストな表情を選んで合成する「ベストテイク」など、写真のクオリティを格段に向上させる機能が満載です。
日常を効率化し、発見を助けるAIツール
Google Pixel 9のAIは、写真編集だけでなく、日々の様々なシーンで役立ちます。
「かこって検索」は、画面に表示されている画像やテキスト、再生中の動画の一部を指で丸く囲むだけで、関連情報を即座に検索してくれる非常に直感的な機能です。SNSで見かけた気になる商品や、動画で紹介されていたレストランなどを、アプリを切り替えることなく素早く調べられるので、情報収集の効率が格段に上がりました。
リアルタイムでの翻訳・通訳機能も強力です。海外のウェブサイトを閲覧する際に自動で日本語に翻訳してくれたり、外国語を話す相手との会話をリアルタイムで通訳してくれたりします。また、会議や講義の内容をリアルタイムで文字起こししてくれる機能は、議事録作成の手間を大幅に削減してくれます。
個人的に非常に便利だと感じたのが「Pixel Screenshots」です。スクリーンショットの内容をAIが解析し、キーワードで検索できるようになります。例えば、フライトの予約確認番号や、レストランの住所が書かれたスクリーンショットを後から探す際に、関連するキーワードを入力するだけで簡単に見つけ出すことができ、時間の節約に繋がりました。
さらに、「Call Notes」を使えば、通話内容を録音し、AIが要約を作成してくれます。Google Keepでリストを作成する際に、プロンプトに基づいてAIが項目を提案してくれる「Help Me Create A List」や、天気アプリでAIがその日の天気を分かりやすく要約してくれる機能など、細やかながらも日常を便利にするAI機能が多数搭載されています。
創造性を刺激する「Pixel Studio」
Google Pixel 9には、新たに「Pixel Studio」という画像生成AIアプリが搭載されています。簡単なテキストプロンプト(指示文)を入力するだけで、AIがオリジナルの画像を生成してくれます。例えば、「宇宙を旅する猫」や「サイバーパンク風の東京の夜景」といったキーワードで、ユニークな画像を瞬時に作成できます。
生成される画像のクオリティはプロンプトによって左右されますが、自分のアイデアを手軽に視覚化できるのは非常に楽しく、SNSの投稿画像やプレゼンテーションの挿絵など、様々な用途で活用できそうです。まだ人物の生成には対応していませんが、今後の進化に期待が膨らみます。
まとめ:Google Pixel 9のAI機能がもたらす未来
- あなた専用のAIアシスタント「Gemini」: 自然な会話で日常のタスクをサポート。
- 進化した「編集マジック」: オートフレームやイマジネーションで創造的な写真編集を実現。
- 画期的な「一緒に写る」機能: 撮影者も逃さない完璧な集合写真。
- 直感的な情報検索「かこって検索」。
- コミュニケーションを円滑にするリアルタイム翻訳・通訳、文字起こし機能。
- スマートな情報管理「Pixel Screenshots」。
- 日常タスクをサポートする「Call Notes」「Help Me Create A List」。
- アイデアを形にする画像生成AI「Pixel Studio」。
- その他、多数のAI機能: 音声消しゴムマジック、ベストテイク、ボケ補正など、写真や動画体験を向上。
その他の便利機能:Google Pixel 9の快適性と安心感を高める細やかな配慮
ここでは、Google Pixel 9がAI機能以外にも搭載している、日々のスマートフォンライフをより快適で安心なものにしてくれる様々な便利機能について、実際に使用して感じた魅力やメリットを詳しくご紹介します。これらの機能は、派手さはないかもしれませんが、私たちの生活に寄り添い、細やかな部分で利便性を高めてくれるものばかりです。
スムーズな決済を実現する「おサイフケータイ(FeliCa)」
Google Pixel 9は、NFC(FeliCa)に対応しており、「おサイフケータイ」機能を利用できます。これにより、SuicaやPASMOといった交通系ICカードの代わりにスマートフォンを改札にかざしたり、iDやQUICPay、WAON、nanacoといった電子マネーでコンビニやスーパーでの支払いを済ませたりすることができます。
財布から現金やカードを取り出す手間がなくなり、支払いが非常にスムーズになります。個人的には、毎日の通勤やちょっとした買い物でこの機能を頻繁に利用しており、もはや手放せない便利さです。LINE Payやau WALLETなど、様々な決済サービスにも対応しているので、キャッシュレス生活をより快適に送ることができます。
臨場感あふれるサウンド体験「ステレオスピーカーと空間オーディオ」
Google Pixel 9は、本体上部と下部に配置されたステレオスピーカーを搭載しており、動画視聴や音楽鑑賞時に広がりのある高音質なサウンドを楽しめます。特に、YouTubeでミュージックビデオを視聴したり、Spotifyでお気に入りの楽曲を再生したりする際に、クリアでバランスの取れた音質を実感できました。
さらに、空間オーディオにも対応しています。対応するコンテンツとイヤホン(別売り、例えばGoogle Pixel Buds Proなど)を組み合わせることで、音が前後左右、そして上下からも聞こえてくるような、より立体的で没入感のあるオーディオ体験が可能です。Netflixで配信されている空間オーディオ対応の映画を視聴した際には、まるで映画館にいるかのような臨場感に驚きました。
日常の不安を軽減する「IP68防水防塵性能」
Google Pixel 9は、IP68等級の高い防水防塵性能を備えています。これは、防塵性能が最も高い「6」、防水性能が2番目に高い「8」を意味し、深さ1.5mまでの水中に30分間沈めても浸水しない程度の耐水性と、粉塵の侵入を完全に防ぐ防塵性を有しています。これにより、雨の中での使用や、キッチンなどの水回り、埃っぽい場所での作業など、日常生活における様々なシーンで安心してスマートフォンを使用できます。
個人的には、アウトドアで急な雨に降られた際や、料理中にレシピを確認する際にも、故障の心配をせずに使える点が非常に心強いです。ただし、シャワーやサウナ、お風呂といった高温多湿な環境での使用は推奨されていないので注意が必要です。
万が一の事態に備える「緊急SOSと自動車事故検出」
Google Pixel 9には、ユーザーの安全を守るための機能も搭載されています。電源ボタンを素早く5回以上押すことで、緊急通報サービスに接続したり、あらかじめ登録した緊急連絡先に通知を送信したりできる「緊急SOS」機能は、万が一の事態に遭遇した際に迅速な助けを求める手段となります。
また、「自動車事故検出」機能は、スマートフォンが激しい衝撃を検知した場合に、自動車事故が発生したと判断し、自動的に緊急通報サービスに連絡したり、指定の連絡先に通知したりすることができます。この機能は、特に一人で運転することが多い方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。これらの機能は、ネットワーク接続状況や地域によっては利用できない場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
スピーディーで安全なロック解除「ディスプレイ内指紋認証と顔認証」
Google Pixel 9は、セキュリティと利便性を両立する生体認証システムを搭載しています。ディスプレイ内には超音波式の指紋認証センサーが内蔵されており、画面に指で触れるだけで素早くロックを解除できます。前モデルGoogle Pixel 8の光学式センサーと比較して、認証精度や速度が向上しているように感じます。特に、指が少し濡れていたり、乾燥していたりする状況でも、スムーズに認証してくれる場面が増えました。
顔認証にも対応しており、画面を見るだけでロック解除が可能です。マスクを着用していると認証しにくい場合もありますが、指紋認証と併用することで、様々な状況でストレスなくロックを解除できます。個人的には、手が塞がっている時や、手袋をしている時には顔認証が便利だと感じています。
まとめ:Google Pixel 9のその他の便利機能の魅力
- おサイフケータイ(FeliCa)対応: スムーズなキャッシュレス決済を実現。
- ステレオスピーカーと空間オーディオ: 臨場感あふれる高音質なサウンド体験。
- IP68防水防塵性能: 日常生活での水濡れや埃に対する高い耐久性。
- 緊急SOSと自動車事故検出: 万が一の事態に備える安心のセーフティ機能。
- ディスプレイ内指紋認証と顔認証: スピーディーで安全なロック解除。
- デュアルSIM対応(nanoSIM + eSIM): 柔軟なSIM運用が可能。
- 7年間のOS・セキュリティアップデート保証: 長期間安心して使用可能。
徹底比較:Google Pixel 9 vs Google Pixel 8 主要な進化点をチェック
ここでは、最新モデルGoogle Pixel 9と、その前モデルであるGoogle Pixel 8を比較し、どのような点が進化し、ユーザー体験にどのような変化をもたらすのかを詳しく見ていきます。デザインから内部性能、カメラ機能に至るまで、具体的な変更点を把握することで、買い替えを検討している方や、どちらのモデルが自分に適しているかを知りたい方の参考になるはずです。
主な違いのポイント
以下に、Google Pixel 9とGoogle Pixel 8の主な違いを項目別にまとめました。
デザインとディスプレイ:
カメラバーデザイン: Pixel 8の背面両端まで広がるカメラバーに対し、Pixel 9ではGoogleの検索窓を思わせる楕円形の独立したモジュールに変更され、より洗練された印象になりました。
本体サイズと重量: Pixel 9(高さ152.8mm x 幅72mm x 奥行き8.5mm、198g)は、Pixel 8(高さ150.5mm x 幅70.8mm x 奥行き8.9mm、187g)と比較して、わずかに大きく、11g重くなりましたが、厚みは0.4mm薄くなっています。
ディスプレイサイズ: Pixel 9は6.3インチのActuaディスプレイを搭載し、Pixel 8の6.2インチからわずかに大きくなりました。
コントラスト比: Pixel 9のコントラスト比は2,000,000:1以上と、Pixel 8の1,000,000:1から向上し、よりメリハリのある映像表現が可能です。
ベゼル: Pixel 9ではベゼル幅がより薄く均一になり、スタイリッシュさが向上しています。
プロセッサとメモリ:
プロセッサ: Pixel 8はGoogle Tensor G3を搭載していましたが、Pixel 9では最新のGoogle Tensor G4に進化し、AI処理能力や全体的なパフォーマンスが向上しています。公式にはウェブブラウジングで最大20%、アプリ起動で最大17%の高速化が謳われています。
メモリ (RAM): Pixel 9は12GBのLPDDR5メモリを搭載し、Pixel 8の8GBから大幅に増量。これにより、マルチタスク性能や高負荷アプリの動作がよりスムーズになりました。
カメラシステム:
背面ウルトラワイドカメラ: Pixel 9のウルトラワイドカメラは48メガピクセル(ƒ/1.7)と、Pixel 8の12メガピクセル(ƒ/2.2)から画素数が大幅に向上し、絞り値も明るくなったことで、特に暗所での広角撮影性能が向上しました。
前面カメラ: Pixel 9の10.5メガピクセル前面カメラはオートフォーカスに対応。Pixel 8は固定フォーカスだったため、よりシャープでピントの合った自撮りが容易になりました。
AI機能:
新機能の追加: Pixel 9では、「一緒に写る」(撮影者を含めた集合写真の合成)、「オートフレーム」(編集マジック内での構図自動調整・拡張)、「Pixel Studio」(画像生成AIアプリ)といった新しいAI機能が多数追加されました。
既存機能の強化: 「編集マジック」や「消しゴムマジック」などの既存AI機能もTensor G4のパワーにより、より高度でスムーズな処理が可能になっています。
バッテリーと充電:
バッテリー容量: Pixel 9のバッテリー容量は4700mAhと、Pixel 8の4575mAhから増加しました。
スーパーバッテリーセーバー: 使用時の駆動時間が、Pixel 8の最長72時間からPixel 9では最長100時間へと大幅に延長されました。
有線充電: Pixel 9は最大27Wの有線充電に対応しています(Pixel 8は最大30Wでしたが、実質的な充電速度に大きな差はないと考えられます)。
通信性能:
Wi-Fi: Pixel 9は最新規格のWi-Fi 7に対応し、Pixel 8のWi-Fi 6Eから進化。より高速で安定した無線LAN通信が期待できます。
セキュリティ・認証:
指紋認証センサー: Pixel 9では超音波式のディスプレイ内指紋認証センサーを採用。Pixel 8の光学式と比較して、認証精度や速度の向上が期待されます。個人的な使用感としても、Pixel 9の方がスムーズに認証できる場面が多いと感じました。
まとめ:着実な進化を遂げたGoogle Pixel 9
Google Pixel 9は、前モデルであるGoogle Pixel 8から、プロセッサ性能、メモリ容量、カメラ機能(特にウルトラワイドと前面カメラ)、そしてAI機能の面で着実な進化を遂げています。デザイン面でもカメラバーの変更やベゼルの薄型化など、より洗練された印象を受けます。
特に、AI機能の拡充は目覚ましく、日常の利便性向上からクリエイティブな写真編集まで、幅広いシーンでその恩恵を感じることができるでしょう。バッテリー持続時間の向上やWi-Fi 7への対応も、日々の快適なスマートフォン利用を支える重要なポイントです。
Google Pixel 8のユーザーであれば、これらの進化点に魅力を感じるかどうかが買い替えの判断基準となるでしょう。初めてPixelシリーズの購入を検討している方にとっては、Google Pixel 9は最新のAI体験とバランスの取れた高性能を兼ね備えた、魅力的な選択肢となるはずです。
Google Pixel 9のメリット・デメリット:購入前に知っておきたいポイント
Google Pixel 9は、Googleの最新AI技術が凝縮された魅力的なスマートフォンですが、購入を検討する際には、その長所と短所の両面を理解しておくことが重要です。ここでは、実際に使用して感じたメリットと、少し気になったデメリットを、具体的なポイントを交えながら解説します。
【メリット】
メリット1:進化したAI機能と快適な操作性
Google Pixel 9の最大の魅力は、やはり進化したAI機能です。最新のGoogle Tensor G4チップと12GBの大容量RAMにより、これまでのPixelシリーズ以上にAI処理が高速かつスムーズになりました。
「かこって検索」やリアルタイム翻訳といった日常で役立つ機能はもちろん、「編集マジック」や新機能の「一緒に写る」、「オートフレーム」など、写真や動画編集をよりクリエイティブに楽しむためのAI機能が満載です。個人的には、複数のアプリを同時に起動しても動作が重くなりにくく、ストレスなく操作できる点が非常に快適だと感じました。
メリット2:高画質カメラと多彩な撮影・編集機能
カメラ性能もGoogle Pixel 9の大きな強みです。特に、48メガピクセルに進化したウルトラワイドカメラは、風景写真などでその威力を発揮し、細部まで鮮明な描写が可能です。また、前面カメラがオートフォーカスに対応したことで、よりシャープでピントの合った自撮りが簡単になりました。
夜景モードやマクロ撮影、天体写真モードなど、多彩な撮影モードに加え、AIを活用した編集機能も充実しており、誰でも簡単に美しい写真や動画を残すことができます。肌の色合いを自然に再現する「リアルトーン」機能も健在で、人物撮影においても高い満足度を得られました。
メリット3:長持ちバッテリーと安心の耐久性・セキュリティ
バッテリー持ちも良好で、一般的な使い方であれば1日中安心して使用できます。特に「スーパーバッテリーセーバー」モードでは最長100時間という驚異的な駆動時間を実現しており、長時間の外出やもしもの時にも心強い存在です。
また、IP68の高い防水防塵性能を備えているため、雨の中や水回りでの使用も安心です。さらに、7年間のOSおよびセキュリティアップデートが保証されており、長期間にわたって最新の状態で安全に利用できる点も大きなメリットと言えます。Titan M2セキュリティコプロセッサによる強固なセキュリティも、日々の利用における安心感を高めてくれます。
【デメリット】
デメリット1:ゲーム性能と発熱のバランス
Google Tensor G4チップはAI処理に優れていますが、一部の非常に高グラフィックな3Dゲームを最高設定で長時間プレイする際には、他のハイエンドスマートフォンに搭載されているゲーミング特化型のチップと比較すると、若干の性能不足を感じる場面や、本体がやや熱を持つことがありました。日常的なゲームプレイや多くのアプリの利用には全く問題ありませんが、ヘビーなゲーマーにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
デメリット2:カメラのボケ表現と夜景の一部傾向
カメラのポートレートモードで撮影した際、背景のボケがやや強すぎるように感じることがありました。被写体は際立ちますが、場合によっては少し不自然に見えることも。また、夜景モードでは暗い部分がかなり明るく補正される傾向があり、夜景特有のしっとりとした雰囲気を残したい場合には、好みが分かれるかもしれません。とはいえ、全体的な写真の仕上がりは非常に高品質です。
デメリット3:価格設定とmicroSD非対応
Google Pixel 9は、前モデルと比較して価格が上昇しています。高性能なAI機能やカメラ性能を考慮すれば納得できる部分もありますが、予算を重視するユーザーにとっては検討材料の一つとなるでしょう。また、これまで通りmicroSDカードスロットには対応していないため、大容量のデータ(特に4K動画など)を本体に保存したい場合は、購入時に256GBモデルを選択するか、Google Oneなどのクラウドストレージを積極的に活用する必要があります。
まとめ:AI体験を重視するユーザーに最適な一台
Google Pixel 9は、AI機能を駆使して日常をより便利に、そしてクリエイティブに楽しみたいユーザーにとって、非常に魅力的なスマートフォンです。カメラ性能も高く、バッテリー持ちやセキュリティ面でも安心して使用できます。
一方で、最高のゲーミング性能を求める場合や、細やかなカメラの描写に強いこだわりがある場合は、他の選択肢も検討してみる価値があるかもしれません。ご自身の使い方や重視するポイントを考慮し、最適な一台を選んでください。
Google Pixel 9のスペック
- ディスプレイ 6.3インチ、1080 x 2424 pxのActua
※20:9/OLED/422 ppi/2,000,000:1/HDR/24ビット(1,600万色)/常時表示/Corning Gorilla Glass Victus 2 - リフレッシュレート 最大 120 Hz (60~120 Hz)
- チップセット Google Tensor G4、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
- GPU Arm Mali-G715
- RAM(メモリ)12GB LPDDR5
- ストレージ 128GB / 256GB UFS 3.1
- 外部ストレージ microSDカードは使えません
- バッテリー 4700 mAh
- 駆動時間 24 時間以上 ※スーパーバッテリーセーバー使用時で最長100時間
- 充電 急速充電(約30分で最大55%まで※別売 Google 45W USB-C使用)、USB-PD 3.0(PPS)、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
- 背面カメラ 50MP + 48MP
- 前面カメラ 10.5MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3
- 衛星測位 デュアルバンド GNSS(GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSS、NavIC)
- NFC/おサイフケータイ 対応(Felica)
- インターフェース USB Type-C 3.2 (OTG)、電源ボタン、音量調節
- センサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
- スピーカー ステレオスピーカー
- オーディオ 空間オーディオ
- マイク マイク x 3 (ノイズ キャンセレーション)
- 防水防塵 IP68
- 生体認証 ディスプレイ内指紋認証、顔認証
- 安全性 緊急 SOS、災害情報アラート、自動車事故検出、安全確認、緊急位置情報サービス、緊急連絡先と医療に関する情報
- セキュリティ Google VPN、Titan M2 セキュリティ チップ、Trusty(高信頼実行環境)、フィッシング対策とマルウェア対策、Google スマートフォンやメッセージのスパム対策
- 筐体 傷が付きにくい Corning Gorilla Glass Victus 2 カバーガラス、Corning Gorilla Glass Victus 2 のポリッシュ仕上げの背面とサテン仕上げのメタルフレーム、指紋が付きにくいコーティング、100% リサイクル素材のアルミニウム、リサイクル素材(20%)
- OS Android 14 ※7年間のOS、セキュリティ、機能のアップデートを提供
- サイズ 152.8 x 72 x 8.5 mm
- 重量 198 g
- カラー ピオニー、ウインターグリーン、ポーセリン、オブシディアン
- 付属品 1 m USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0)、SIM ツール
- 5G通信 対応・5G Sub 6GHz モデル G1B60
- SIMカード eSIM / nanoSIM x1 (デュアルSIM)
対応バンド:Google Pixel 9
「Google Pixel 9」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G Sub-6 : 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 26 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 75 / 77 / 78 / 79
4G LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 / 75
3G UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
2G GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
対応バンドの詳細
ドコモ回線:
- 5G:n77, n78, n79: 主要なSub-6バンドに完全対応。n28: 一部対応。n257(ミリ波): 非対応ですが、Sub-6の主要バンドはカバーしています。
- 4G:B1, B3, B8, B19, B21, B28, B42: 主要バンドをほぼカバー。B18, B26: auのバンドですが、ローミングで利用可能。
- 3G:B1, B6, B19: 主要バンドをカバー。
au回線:
- 5G:n77, n78: 主要なSub-6バンドに完全対応。n28: 一部対応。n257(ミリ波):非対応ですがSub-6の主要バンドはカバーしています。
- 4G:B1, B3, B11, B18, B26, B28, B41, B42: 主要バンド、およびau特有のバンドをカバー。
- 3G:CDMA2000方式のため、UMTS/HSPA+には非対応。ただし、VoLTE (4G) は利用可能。
ソフトバンク回線:
- 5G:n77, n78: 主要なSub-6バンドに完全対応。n3, n28: 一部対応。n257(ミリ波):非対応ですがSub-6の主要バンドはカバーしています。
- 4G:B1, B3, B8, B28, B41, B42: 主要バンドをカバー。
- 3G:B1, B8: 主要バンドをカバー。
楽天モバイル回線:
- 5G:n77: 対応。n257(ミリ波): 非対応。
- 4G:B3, B18(パートナー回線), B26(パートナー回線): 主要バンドとパートナー回線バンドをカバー。
- 3G:サービス提供なし。
結論:
Google Pixel 9の対応バンドは、各キャリアの主要な4G/5G (Sub-6) バンドを幅広くカバーしています。 特に、ドコモ、au、ソフトバンクの主要バンドはほぼ網羅されています。
楽天モバイルについても、自社回線(B3/n77)およびパートナー回線(B18/B26)に対応しているため、利用可能です。
3Gについては、ドコモとソフトバンクの主要バンドに対応していますが、auの3G (CDMA2000) には対応していません。 しかし、auは4G (VoLTE) での通話が可能なため、実用上は問題ないでしょう。2Gは主要な周波数帯をカバーしています。
総合的に見て、この端末は日本の4キャリア全てで問題なく利用できる可能性が高いと言えます。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
Google Pixel 9 総合評価レビュー
Google Pixel 9を様々な角度から評価し、その実力を星5段階で判定します。各項目の評価理由と、最後に総合的な評価とコメントをお伝えします。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★ (星5つ)
6.3インチ有機ELディスプレイは高精細で発色も鮮やか。最大2700ニトのピーク輝度により、屋外での視認性も抜群です。
スペック:★★★★☆ (星4つ)
Google Tensor G4と12GB RAMはAI処理や日常操作には十分快適ですが、最高レベルのゲーミング性能を求める場合は一歩譲ります。
耐久性: ★★★★★ (星5つ)
Corning® Gorilla® Glass Victus® 2とIP68防水防塵性能により、日常的な使用における安心感は非常に高いです。
デザイン:★★★★☆ (星4つ)
洗練された新しいカメラバーデザインとフラットなエッジは好印象ですが、前モデルからの重量増は好みが分かれるかもしれません。
通信:★★★★★ (星5つ)
Wi-Fi 7やBluetooth 5.3、デュアルバンドGNSSに対応し、幅広い5Gバンドもカバー。安定した高速通信が期待できます。
機能:★★★★★ (星5つ)
進化したAI機能群(編集マジック、一緒に写る、かこって検索等)に加え、おサイフケータイや空間オーディオなど便利な機能が満載です。
使いやすさ:★★★★★ (星5つ)
直感的なAndroid OSとPixel独自の便利な機能、そして7年間のアップデート保証により、誰でも快適かつ安心して長く使えます。
価格:★★★☆☆ (星3つ)
高性能化に伴い価格も上昇。AI機能やカメラ性能を考慮すれば妥当ですが、前モデルからの価格差は購入の際の検討ポイントになります。
総評:★★★★☆ (星4.5)
AI体験の新たなステージへ
Google Pixel 9は、GoogleのAI技術がさらに進化し、私たちの日常をより便利でクリエイティブなものへと導いてくれる、非常に魅力的なスマートフォンです。
新開発のGoogle Tensor G4チップと12GBの大容量RAMは、多彩なAI機能をスムーズに動作させるだけでなく、日々のアプリ操作やマルチタスクも快適にこなします。特に「編集マジック」の進化版や、撮影者も一緒に写れる「一緒に写る」、直感的な情報検索を可能にする「かこって検索」といったAI機能は、これまでのスマートフォン体験を一新する可能性を秘めています。
カメラ性能の進化と創造性の拡張
カメラ性能も着実に向上しており、48メガピクセルに進化したウルトラワイドカメラやオートフォーカスに対応した前面カメラは、様々なシーンで美しい写真や動画を残す手助けをしてくれます。夜景モードやマクロ撮影といったPixelならではの強みも健在で、AIによる編集機能と組み合わせることで、誰でも簡単にプロフェッショナルな作品を生み出すことができます。
日常を支える安心感と将来性
バッテリー持続時間も改善され、通常使用であれば1日中安心して利用できますし、スーパーバッテリーセーバーモードの進化は特筆すべき点です。IP68の防水防塵性能や7年間の長期アップデート保証は、日々の利用における安心感を大きく高めてくれます。Wi-Fi 7への対応など、通信性能の面でも将来を見据えたスペックを備えています。
購入前に考慮すべき点
一方で、最高のゲーミング性能を求めるユーザーにとっては、専用チップを搭載した他のハイエンドモデルに軍配が上がる場面もあるかもしれません。また、カメラのボケ表現や一部の夜景撮影の傾向については、好みが分かれる可能性も否定できません。価格設定も前モデルから上昇しており、その価値をAI機能やカメラ性能、長期的なサポートに見出せるかが購入の鍵となるでしょう。
総括:AIと共に進化する万能スマートフォン
総合的に見ると、Google Pixel 9は、最先端のAI体験を求めるユーザー、高品質なカメラ機能を重視するユーザー、そして長期間安心して使えるスマートフォンを探しているユーザーにとって、非常に満足度の高い一台と言えます。いくつかの注意点はあるものの、それを補って余りある魅力と利便性を備えた、バランスの取れた高性能スマートフォンとして、高く評価できます。
[amazon]
Google Pixel 9の価格・購入先
Google ストア
※対象のスマホを下取りに出すことで割引されます。Google Pixel 8の場合、最大64,900円払い戻しです。
- 128GBで98,900円、
- 256GBで113,900、
で販売されています。
Google ストアで「Google Pixel 9」をチェックする
ahamo
<初期費用>
- 契約事務手数料:なし
- SIMカード発行手数料:なし
- 頭金:なし
<機種代金>
- 一括払い:148,060円
- 分割払い(24回):月々6,169円(総額148,056円)
<月額料金>
ahamoの料金プランは1つのみで、月額4,950円(20GB)です。大容量のデータ通信が必要な場合は、80GBの大盛りオプション(1,980円)を追加できます。
ここでは基本プランを例に説明します。
例:
- ahamo:4,950円/月
- 20GBのデータ通信量
- 5分以内の国内通話が無料
<その他>
- ユニバーサルサービス料:2円程度/月(変動あり)
- 通話料:5分を超える国内通話は、30秒につき22円
<割引>
他社からの乗り換え(MNP)割引: Google Pixel 9 (128GB)が30,129円引き
<まとめ>
上記の料金と割引をまとめると、以下のようになり、最初の購入時で以下の金額がかかります。
一括払いの場合(MNP割引適用):
- 機種代金:148,060円 – 30,129円 = 117,931円
- 初期費用:0円
- 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
- 合計金額:117,931円
分割払い(24回)の場合(MNP割引適用):
- 機種代金:月々6,169円 – 割引分を24回で割った額(約1,255円) = 月々約4,914円 (割引適用後の総額は約117,931円)
- 注意: 割引額の適用方法はahamoの規定によります。分割の場合は月々の支払額から割引されるか、総額から割引されるかはahamoにご確認ください。
- 初期費用:0円
- 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
- 合計金額:約4,914円(初月のみ。以降は機種代分割金+月額料金)
23ヶ月目に端末を返却する場合(MNP割引適用):
- 実質負担額:64,900円 – 30,129円 =34,771円
- 分割払い(23回):34,771円÷23回=月々約1,512円
- 注意:割引額の適用方法はahamoの規定によります。
- 初期費用:0円
- 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
- 合計金額: 約1,512円 (初月のみ。以降は機種代分割金+月額料金)
※23か月目に端末を返却すると、残りの機種代金支払いが不要になります。MNP割引は端末返却時の実質負担額にも適用されます。
重要: 割引額や適用条件は変更される可能性があります。必ずahamoの公式サイトや店舗で最新情報を確認してください。
ahamoで「Google Pixel 9」をチェックする
※ahamoのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。
ドコモ ahamoは本当にお得なのか? 全力で徹底 調査してみた
※ahamoで販売しているスマホ本体(SIMとのセット品)についてはこちらの記事で紹介しています。
ahamoスマホ乗り換えにおすすめ機種12選!選び方解説【2025年最新】
キャリア(MNO)
ドコモ
128GBで機種代金の支払総額:148,060円(税込)
回線契約が無くてもOK!いつでもカエドキプログラム*1に加入する場合のお支払い
分割支払金(月額):2,592円×23回
お客さま負担額は:59,620円、分割支払金(24回目):88,440円
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au オンラインショップ
128GBの機種変更で機種代金144,900円
キャンペーン適用で【9/30まで】Pixel 9シリーズ機種変更おトク割
最大割引後の機種代金 111,900円
さらにスマホトクするプログラム実質負担額 33,000円
頭金0円、毎月のお支払額 初回1,452円、2回目以降(×22回)1,434円+最終回 78,900円
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ソフトバンク
2024年8月22日発売
128GBで総額151,200円
新トクするサポートなら超おトク
48回払いで購入し、13ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合
新トクするサポート(プレミアム)の早トクオプション適用で1~12回3円/月
総額36円+別途 早トクオプション利用料 19,800円
ソフトバンクで「Google Pixel 9」をチェックする
ECサイト
- Amazonで95,500円(税込)、
- 楽天市場で97,000円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで98,940円(新品未開封品)、
- AliExpressで90,259円、
- 米国 Amazon.comで $639.00、
で販売されています。
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介
「Google Pixel 9」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
Google Pixel 9a
Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月発売)。
Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、
「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、128GBモデルで$499(※日本円で約74304円)、256GBモデルで$599(※日本円で約89194円)、です。
関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!
Galaxy S25 Edge
サムスンから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年5月23日発売)。
Android 15(One UI 7)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy、12GBメモリ、3120 x 1440 (Quad HD+)のDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、512GBまたは256GBストレージ、最大24時間(動画再生時)駆動する3900mAhバッテリー、背面200MP広角+12MP超広角の2眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、Galaxy AI機能、「Now Brief(ナウブリーフ)」、チタンフレーム(側面)、Galaxy Sシリーズ史上最薄の厚さ5.8mm、最軽量クラスの163g、薄くて放熱性能の高いベイパーチャンバー、IP68防水防塵、25W急速充電(有線・30分で55%充電)、NFC、超音波式画面内指紋センサー、USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、米国 Amazon.comで$1,099.99、Samsung(US)公式オンラインストアで$1,099.99、です。
関連記事:Galaxy S25 Edge徹底レビュー!薄型チタン化とS25からの進化点
Xiaomi 15
Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。
Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、
1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。
価格は、Amazonで123,000円(税込・12GB+256GBモデル/12GB+512GBモデルは138,000円)、楽天市場で123,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで123,000円、AliExpressで99,300円、米国 Amazon.comで$1,069.99、です。
関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット
iPhone 16
Appleから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです。
iOS 18、Apple A18 Bionicチップ、8GB メモリ、Super Retina XDR液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、ビデオ再生で最大22時間駆動できるバッテリー、背面 48MP+12MPの2眼カメラ、前面 12MPのフロントカメラ、ステレオスピーカーを搭載しています。
また、生成AI機能「Apple Intelligence」、アクションボタン、カメラコントロールボタン、Apple Pay、Suica決済、空間オーディオ再生、IP68防水防塵、音声操作 Siri、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」、USB-C (DisplayPort/USB 2 最大480Mb/s)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSにも対応している。
価格は、Amazonで124,800円、楽天市場で122,980円、ヤフーショッピングで120,980円(未使用品)、です。
関連記事:「iPhone 16」シリーズのAntutu、カメラ性能を歴代iPhoneと比較
Galaxy S24
サムスンから発売された6.2インチの5Gスマートフォンです。Android 14 + One UI 6.1、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、8GB LPDDR5Xメモリ、フルHD+のDynamic AMOLED 2X液晶、256GB / 512GB UFS 4.0 ストレージ、背面50MP + 10MP + 12MPの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラ搭載で、
AI機能(かこって検索・リアルタイム通訳・フォトアシストなど)、おサイフケータイ、IP68防水防塵、ステレオスピーカー、冷却用の放熱システム、Samsung DeX、Knox セキュリティ、画面内指紋認証、顔認証、USB 3.2 Gen 1 Type-C (OTG/DisplayPort映像出力に対応)、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.3、5衛星測位のGPSナビゲーションに対応しています。
価格は、Amazonで110,563円(税込・256GB)、楽天市場で114,800円(送料無料・未使用品)、ヤフーショッピングで126,980円、AliExpressで112,278円、米国 Amazon.comで$719.99、です。
関連記事:AIスマホ「Galaxy S24」はS23と全然違う? 性能・機能をチェック
Zenfone 11 Ultra
ASUSから発売された6.78インチの5Gスマートフォンです。Android 14 + Zen UI、Qualcomm Snapdragon 8 Gen3、12GB/16GB LPDDR5X メモリ、解像度 2400 x 1080 pxのLTPO AMOLED(有機EL)液晶、256GB/512GB UFS4.0、5500 mAhバッテリー、背面50MP + 13MP + 32MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ、3.5mm イヤホンジャック搭載で、
AI機能、65W ハイパーチャージ 急速充電、デュアル ステレオスピーカー、リフレッシュレート 144Hz、おサイフケータイ(Felica)、IP68防水防塵、ゲームアシスト機能「Game Genie」、「Video Genie」、デュアル ステレオスピーカー、マイク デュアルマイク、画面内指紋認証、Corning Gorilla Glass Victus2、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで139,800円、楽天市場で139,800~159,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,800円、AliExpressで122,913円、米国 Amazon.comで$699.99、です。
関連記事:国内版「Zenfone 11 Ultra」とZenfone 10の違いを解説
AQUOS R9
シャープから発売されたAndroid 14 搭載の6.4型 スマートフォンです。Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3、Pro IGZO OLED液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、5000 mAhhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼 ライカカメラ、前面MP50.3MPのフロントカメラ搭載で、
BOX構造のステレオスピーカー、可変リフレッシュレート 1~240Hz、急速充電、NFC・おサイフケータイ(Felica)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、Wi-Fi 7に対応しています。
価格は、楽天市場で97,650円(送料無料)、ヤフーショッピングで96,980円、です。
関連記事:シャープ「AQUOS R9」の性能を歴代Rシリーズと比較して解説
他の歴代 Google Pixel スマホと比較
他にもGoogle Pixel スマホが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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