Google Pixel 9徹底レビュー!Pixel 8との違い・AI機能・価格

Google Pixel 9 本体 レッド 前面と背面が並ぶ
2024年9月4日に発売された「Google Pixel 9」は、Googleの最新AI技術が凝縮され、スマートフォンの新たな可能性を提示する一台として今なお注目を集めています。

このレビューでは、Google Pixel 9が私たちの日常をどれだけ快適で創造的なものに変えてくれるのか、前モデル「Google Pixel 8」からどのような進化を遂げたのか、そのパフォーマンスからデザイン、カメラ性能に至るまで、実際に使用して感じたリアルな体験を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Google Pixel 9 の長所(Pros):

  • 進化したAI機能と快適な操作性: 最新のTensor G4チップと12GB RAMが実現する、ストレスフリーなパフォーマンス。
  • 高画質カメラと多彩な撮影・編集機能: 大幅に進化した48MP超広角カメラと、撮影者も一緒に写る「一緒に写る」機能。
  • 長持ちバッテリーと安心の耐久性・セキュリティ: 1日中安心して使えるバッテリーと、7年間のアップデート保証。
  • 劇的に進化した指紋認証: 超音波式センサー採用による高速かつ正確な認証。
  • 優れたディスプレイ: 屋外でも非常に見やすい、明るく滑らかな表示。

Google Pixel 9 の短所(Cons):

  • ゲーム性能と発熱のバランス: 一部の高負荷な3Dゲームでは、ゲーミング特化型スマホに一歩譲る場面も。
  • カメラの一部表現: ポートレートのボケ感や夜景の補正が、好みが分かれる可能性がある。
  • 価格設定とmicroSD非対応: 性能向上に伴い価格も上昇。外部ストレージには非対応。

総合評価:

Google Pixel 9は、最先端のAI体験を日常で活用したいユーザーや、カメラでの創造性を重視するユーザーにとって、非常に満足度の高いスマートフォンです。長期的なソフトウェアサポートによる安心感も加わり、多くの人におすすめできる、バランスの取れた一台と言えるでしょう。

この記事で分かること

  1. Google Pixel 9の洗練されたデザインと進化したカメラバーの詳細
  2. 前モデルPixel 8から35%明るくなったディスプレイの見やすさ
  3. 最新チップTensor G4のパフォーマンスと日常での快適な動作感
  4. Antutuベンチマークスコアと他のハイエンドSoCとの性能比較
  5. 「原神」や「崩壊:スターレイル」など人気ゲームのゲーム性能と実際の動作感
  6. 大幅に進化した48MP超広角カメラの実力とAIがもたらすカメラ性能のすべて
  7. 1日中安心して使えるバッテリー持ちとスピーディーな充電性能
  8. Wi-Fi 7対応の通信性能とクリアなオーディオ体験
  9. 劇的に進化した超音波式指紋認証とOS・機能の使いやすさ
  10. 7年間のアップデート保証がもたらす長期的なメリット
  11. Pixel 8との違いをスペック、機能、価格で徹底比較
  12. 購入前に知っておきたいメリット・デメリット
  13. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  14. ドコモ、au、ソフトバンク、Googleストアなど価格とお得な購入先のまとめ

この記事を最後まで読むことで、「Google Pixel 9」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Google Pixel 9

デザインと耐久性:Google Pixel 9のボディと携帯性

Google Pixel 9 本体 ホワイトを手で持っている。

ここでは、Google Pixel 9のデザインと耐久性について、実際に手に取って感じた魅力をお伝えします。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げたのか、そして日常でどのように活躍してくれるのか、詳しく見ていきましょう。

より洗練されたフォルムと上質な素材感

Google Pixel 9を手にしてまず感じるのは、その洗練されたフォルムと上質な素材感です。筐体には、傷が付きにくいCorning® Gorilla® Glass Victus® 2 カバーガラスを前面と背面に採用。特に背面はポリッシュ仕上げで、光沢がありながらも落ち着いた印象を与えます。個人的には、このガラスの質感が非常に高く、所有する喜びを感じさせてくれます。

フレームにはサテン仕上げのメタルが用いられ、触れたときのひんやりとした感触が心地よいです。さらに、このメタルフレームは100%リサイクル素材のアルミニウムを使用しており、環境への配慮も感じられます。前モデルGoogle Pixel 8と比較すると、全体的にエッジがよりフラットになり、シャープでありながらも角には丸みを持たせることで、手に馴染みやすいデザインへと進化しています。

アイコニックなカメラバーの進化

Google Pixel 9のカメラバー。ホワイト。

Google Pixelシリーズの象徴とも言える背面のカメラバーは、Google Pixel 9で新たなデザインへと生まれ変わりました。従来のカメラバーがスマートフォンの背面両端まで広がっていたのに対し、Pixel 9ではGoogleの検索窓を思わせる丸みを帯びた楕円形の独立したモジュールへと変更されています。個人的な意見としては、この新しいカメラバーはより未来的で、洗練された印象を受けます。

カメラの出っ張り具合については、前モデルと比較して大きな変化はありませんが、この新しいデザインによって、机に置いた際の安定感が増したように感じます。また、このカメラモジュール部分に指をかけることで、グリップ感が向上し、片手での操作時にも安心感があります。

持ちやすさと携帯性のバランス

Google Pixel 9のサイズは、高さ152.8mm、幅72mm、奥行き8.5mm、重量は198gです。前モデルGoogle Pixel 8(高さ150.5mm、幅70.8mm、奥行き8.9mm、重量187g)と比較すると、高さと幅はわずかに大きくなりましたが、厚さは0.4mm薄くなっています。重量は11g増加しましたが、実際に手に持ってみると、この重さの増加はほとんど気になりません。むしろ、適度な重量感が安定したホールディングに繋がっていると感じます。

個人的には、このサイズ感は絶妙で、ズボンのポケットにもスムーズに収まりますし、バッグの中で邪魔になることもありません。フラットなデザインでありながら、側面のフチが丸みを帯びているため、手にしっかりとフィットし、長時間の使用でも疲れにくい印象です。片手での操作も、画面上部の通知バーへのアクセスなど、ギリギリではありますが持ち替えずに対応できる範囲です。

心惹かれるカラーバリエーション

Google Pixel 9の4色カラーバリエーション。

Google Pixel 9は、Peony(ピオニー)、Wintergreen(ウィンターグリーン)、Porcelain(ポーセリン)、Obsidian(オブシディアン)の4色展開です。特に新色のPeonyは鮮やかなピンクで、明るく華やかな印象を与えます。Wintergreenは爽やかで落ち着いたグリーンが特徴的です。

私が今回試用したのはPorcelainですが、清潔感のある上品な白で、どんなファッションにも合わせやすいと感じました。Obsidianは定番のブラックで、引き締まった印象を与えたい方におすすめです。これらのカラーバリエーションは、使う人の個性を引き立ててくれるでしょう。

没入感を高めるディスプレイ周りのデザイン

ディスプレイを囲むベゼル(額縁)は、Google Pixel 8からさらに進化し、上下左右ともに非常に狭く、かつ均一な幅になっています。これにより、画面サイズは6.3インチ(Google Pixel 8は6.2インチ)とほぼ同じでありながら、よりスタイリッシュで没入感の高い視覚体験を実現しています。映画鑑賞時には映像の世界に引き込まれやすく、ゲームプレイではより集中できるでしょう。

画面上部にはパンチホール型のインカメラが配置されていますが、これも非常に小型で、コンテンツの表示を妨げることはほとんどありません。

操作性を考慮したボタンとポートの配置

Google Pixel 9の接続ポート。

ボタンとポートの配置は、使いやすさを考慮したものになっています。右側面には電源ボタンと音量調節ボタンが配置されており、自然な指の動きで操作できます。左側面にはボタン類はなく、すっきりとした印象です。

下部側面には、USB Type-C® 3.2ポート、スピーカー、SIMスロット、マイクが配置されています。SIMスロットの開閉にはSIMピンが必要ですが、これは一般的な仕様です。上部側面にはマイクが配置されています。全体的に、ボタンのクリック感も良好で、しっかりとした操作感を得られます。

日常の不安を軽減する「IP68防水防塵性能」

Google Pixel 9の側面

Google Pixel 9は、IP68等級の高い防水防塵性能を備えています。これは、防塵性能が最も高い「6」、防水性能が2番目に高い「8」を意味し、深さ1.5mまでの水中に30分間沈めても浸水しない程度の耐水性と、粉塵の侵入を完全に防ぐ防塵性を有しています。これにより、雨の中での使用や、キッチンなどの水回り、埃っぽい場所での作業など、日常生活における様々なシーンで安心してスマートフォンを使用できます。

個人的には、アウトドアで急な雨に降られた際や、料理中にレシピを確認する際にも、故障の心配をせずに使える点が非常に心強いです。ただし、シャワーやサウナ、お風呂といった高温多湿な環境での使用は推奨されていないので注意が必要です。

安心の耐久性:Corning® Gorilla® Glass Victus® 2

ディスプレイ表面は、Corning® Gorilla® Glass Victus® 2で保護されています。これにより、日常生活における擦り傷や、不意の落下に対する耐久性が向上しています。もちろん、絶対に傷つかない、割れないというわけではありませんが、スマートフォンをポケットやバッグに入れて持ち運ぶ際の安心感は格段に高まります。個人的には、保護フィルムを貼らずに使用していますが、今のところ目立つ傷はついていません。

サイズ・重量の仕様を比較比較

  • 1.「Google Pixel 8」・・・サイズ 150.5 x 70.8 x 8.9 mm / 重量 187 g
  • 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・サイズ 152.8 x 72 x 8.5 mm / 重量 199 g
  • 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・サイズ 162.8 x 76.6 x 8.5 mm / 重量 221 g

まとめ:Google Pixel 9のデザインと耐久性

  • 上質な素材感: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2とサテン仕上げのメタルフレームによる高級感。
  • 進化したカメラバー: より洗練された楕円形の独立したカメラモジュール。
  • 絶妙なサイズと重量バランス: 持ちやすく、携帯性にも優れた設計。
  • 魅力的なカラーバリエーション: 個性を引き立てる4色のラインナップ。
  • 没入感の高いディスプレイ: 狭額縁・均一ベゼルによるスタイリッシュな見た目。
  • 操作性の高いボタン配置: 自然で確実な操作感。
  • 高い耐久性: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2と日常生活での水濡れや埃に対するIP68防水防塵性能による安心感。

ディスプレイ体験:Google Pixel 9の鮮明さと滑らかさ

Google Pixel 9のディスプレイ。画面に鳥。

ここでは、Google Pixel 9のディスプレイがもたらす視覚体験の魅力について、実際に使用して感じた点を交えながら詳しくご紹介します。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げ、日々のスマートフォンライフをどう豊かにしてくれるのか、その実力に迫ります。

より大きく、鮮やかに:進化したActuaディスプレイ

Google Pixel 9は、6.3インチのActuaディスプレイを搭載しています。これは前モデルGoogle Pixel 8の6.2インチからわずかに大きくなった有機EL(OLED)パネルで、解像度は1,080 x 2,424ピクセル、ピクセル密度は422 PPIと非常に高精細です。アスペクト比は20:9で、映画などのコンテンツを迫力満点で楽しむのに適しています。実際に手に取ってみると、このわずかなサイズアップでも、ウェブサイトの閲覧や電子書籍を読む際の快適性が向上していることを感じました。

発色については、24ビットフルカラー(1,600万色)表示HDRサポートにより、息をのむほど鮮やかです。例えば、Netflixで色彩豊かなドキュメンタリー映画『OUR PLANET 私たちの地球』を視聴した際には、動植物の細やかな色彩や光のニュアンスまで忠実に再現され、まるでその場にいるかのような没入感を味わえました。また、自分で撮影した写真を見返す際も、思い出がより鮮明に蘇るような美しい表示品質です。

メリハリのある映像美:コントラスト比と輝度の向上

Google Pixel 9のディスプレイ。画面に車。

特筆すべきは、コントラスト比の大幅な向上です。Google Pixel 8の1,000,000:1から、Google Pixel 9では2,000,000:1以上へと進化しました。この進化により、黒はより深く引き締まり、白はより明るく輝くため、映像全体にメリハリと奥行きが生まれます。特に、夜景のシーンや暗いトーンのゲーム、例えば『崩壊:スターレイル』の宇宙空間の表現などでは、その効果を強く感じることができました。

輝度も向上しており、最大輝度はHDRコンテンツ表示時で1,800ニト、ピーク輝度は2,700ニトに達します。この高い輝度のおかげで、晴れた日の屋外でも画面が非常に見やすいです。実際に、日中の公園でGoogle Mapsを使ってルートを確認したり、メッセージアプリで友人とやり取りしたりする際にも、太陽光の下で画面が白飛びすることなく、はっきりと情報を読み取ることができました。これは日常使いにおいて非常に大きなメリットだと感じます。

スムーズな操作感:120Hz可変リフレッシュレート「スムーズディスプレイ」

Google Pixel 9の画面をスクロールさせている。

Google Pixel 9は、前モデル同様に60Hzから120Hzの可変リフレッシュレートに対応した「スムーズディスプレイ」を搭載しています。この機能により、ウェブサイトやSNSのタイムラインをスクロールする際の残像感が大幅に低減され、非常に滑らかな表示を実現しています。個人的には、Twitter(現X)のフィードを高速でスクロールしても文字が読みやすく、目が疲れにくいと感じました。

また、120Hzに対応したゲーム、例えば『原神』のようなアクションRPGでは、キャラクターの動きやエフェクトがより滑らかに表示され、操作のレスポンスも向上したように感じられます。コンテンツに応じてリフレッシュレートが自動的に調整されるため、バッテリー消費を抑えつつ、最適な滑らかさを提供してくれる点もスマートです。

ディスプレイの仕様を比較

  • 1.「Google Pixel 8」・・・6.2インチ、1080 × 2400 pxのActua
  • 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・6.3インチ、1280 x 2856 pxのActua
  • 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・6.8インチ、1344 x 2992 pxのActua

まとめ:Google Pixel 9のディスプレイの魅力

  • 大画面かつ高精細: 6.3インチ有機EL、422 PPIで細部まで美しい表示。
  • 豊かな色彩表現: 1,600万色表示とHDRサポートでコンテンツを鮮やかに再現。
  • 圧倒的なコントラスト: 2,000,000:1以上でメリハリのある映像。
  • 優れた屋外視認性: 最大2,700ニトのピーク輝度で日中でも見やすい。
  • 滑らかな操作感: 最大120Hzの可変リフレッシュレートで快適なスクロールとゲーム体験。

パフォーマンス:Google Pixel 9 Tensor G4がもたらす進化と日常性能を徹底レビュー

Google Pixel 9でレースゲームをプレイ。

ここでは、Google Pixel 9のパフォーマンスについて、「Google Tensor G4」チップを中心に、メモリやストレージ性能、そして実際の使用感までを詳しくレビューしていきます。前モデルGoogle Pixel 8からどれほどの進化を遂げたのか、具体的な体験を交えながら解説します。

プロセッサ(CPU/GPU)の進化:Tensor G4がもたらす革新的な体験

Google Pixel 9のパフォーマンスを支えるのは、Googleが独自に開発した最新チップ「Google Tensor G4」です。このチップは、前モデルPixel 8に搭載されていたTensor G3から着実な進化を遂げており、その違いは日常のあらゆる場面で体感できます。

まず、CPUの構成に注目してみましょう。Tensor G4は、最新のARMv9.2-Aアーキテクチャを採用し、高性能なCortex-X4コア(3.10GHz)を1つ、Cortex-A720コア(2.60GHz)を3つ、そして電力効率に優れたCortex-A520コア(1.95GHz)を4つ搭載しています。これは、Pixel 8のTensor G3が採用していたCortex-X3コアを中心とした9コア構成から、より新しい世代のアーキテクチャへと刷新されたことを意味します。実際にPixel 7から乗り換えた際には、あらゆる動作がワンテンポ速く感じられ、良い意味で期待を裏切られるほどの快適さを体験しました。

公式にはウェブブラウジングが20%、アプリの起動が17%高速化したと謳われていますが、その数値以上に、操作全般にわたっての滑らかさが増しているのが印象的です。例えば、Chromeで複数のタブを開きながら調べ物をしたり、SNSアプリを切り替えたりするような日常的なマルチタスクも、一切のストレスを感じさせません。

GPU性能に目を向けると、Tensor G4ARM Mali-G715 MP7を搭載しています。最大周波数は約940MHzと、Tensor G3から約50MHz向上しており、UIの描画やアニメーションがよりスムーズになりました。Geekbench 6のスコアでは、シングルコアで約1,927、マルチコアで約4,550を記録し、Pixel 8のスコア(シングルコア: 1,759、マルチコア: 4,533)から着実な性能向上を果たしていることがわかります。3DMark Wild Lifeのスコアも約6,800〜7,200と安定しており、グラフィカルなアプリも快適に動作します。Tensor G4は、最高のゲーム性能を追求するというより、AI機能と連携し、ユーザーの「実使用感」を最大限に高めることに重点を置いた設計思想が貫かれています。

実際の使用感:マルチタスクからクリエイティブ作業まで

Google Pixel 9で動画を編集している様子。

Google Pixel 9を実際に使ってみると、そのパフォーマンスの高さは単なるスペックシート上の数字以上のものであることがわかります。Webブラウジングはもちろんのこと、複数のアプリを同時に使う場面でその真価を発揮します。例えば、出張中にGmailで届いた重要なメールの内容をGeminiに要約してもらい、その内容を元にGoogle Keepでタスクリストを作成、さらにGoogleマップで行き先を確認するといった一連の作業が、アプリ間の切り替えを全く意識させないほどスムーズに進行します。

また、画像や動画の編集といったクリエイティブな作業も快適です。Googleフォトで撮影した写真を開き、「編集マジック」で不要なオブジェクトを消したり、構図を調整したりする作業も待たされることなく直感的に行えます。これは、後述する12GBに増量されたRAMの恩恵も大きいでしょう。YouTubeやNetflixで高画質の動画をストリーミング再生する際も、120Hz対応の美しいディスプレイと相まって、非常に没入感の高い体験ができます。全体として、どんな操作をしても「サクサク動く」という言葉がぴったりの、非常にレスポンスの良いスマートフォンに仕上がっています。

発熱と冷却性能

パフォーマンスが高いスマートフォンでは発熱が気になるところですが、Google Pixel 9は日常的な使用においてはほとんど熱を持つことはありません。ChromeでのブラウジングやSNSのチェックといった普段使いでは、本体が気になるほど熱くなることはありませんでした。

しかし、ベンチマークテストの実行や長時間の動画編集など、プロセッサに高い負荷をかけ続ける作業を行うと、本体はほんのり温かくなります。特に負荷の高い3Dゲームをプレイした後の本体温度は42度を超えることもあり 、これはPixel 8と同程度の水準です。高負荷が続くとパフォーマンスを意図的に抑制する熱制御が働くようで、長時間のヘビーな作業を行う際には、冷却にも配慮すると良いでしょう。とはいえ、一般的な使い方で発熱が問題になることはまずないと考えて差し支えありません。

メモリ(RAM)とストレージ:快適動作を支える大容量と高速アクセス

Google Pixel 9は、前モデルのPixel 8が8GBだったのに対し、12GBの大容量RAMを搭載しています。この増量により、マルチタスク性能が大幅に向上しました。多くのアプリをバックグラウンドで開いたままでも動作が重くなることがなく、アプリの再読み込みも減ったため、作業効率が格段に上がったように感じます。バックグラウンドのタスクが落ちにくいのは、大きなメリットです。

メモリの種類は最新規格のLPDDR5Xを採用しており、最大データ転送速度は8.533Gbpsに達します。これはPixel 8に搭載されているLPDDR5の約6.4Gbpsを大きく上回り、アプリの起動速度やシステム全体のレスポンス向上に大きく貢献しています。

ストレージ128GBと256GBのモデルが用意されており、規格は高速なUFS 3.1です。これにより、アプリの起動はもちろん、写真や動画といった大容量ファイルの読み書きも非常に高速です。UFS 3.1の最大転送速度は約2.9GB/s、書き込み速度も約1.2GB/sに達し、ストレスのないデータアクセスを実現しています。ただし、Pixel 8と同様に、外部ストレージとしてmicroSDカードには対応していません。そのため、写真や動画を大量に保存する方は、購入時に大きめのストレージ容量を選択することをおすすめします。

Google Pixel 9のパフォーマンス仕様 一覧

  • SoC: Google Tensor G4
  • 製造プロセス: Samsung 4nm (4LPP)
  • CPU: 1x Cortex-X4 (3.10GHz), 3x Cortex-A720 (2.60GHz), 4x Cortex-A520 (1.95GHz)
  • GPU: ARM Mali-G715 MP7
  • RAM(メモリ): 12GB LPDDR5X
  • ストレージ(ROM): 128GB / 256GB UFS 3.1
  • 外部ストレージ: 非対応

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサ:Tensor G4はPixel 8のG3から着実に進化し、日常のあらゆる操作が驚くほど快適になった。
  • RAM:12GBへの増量はマルチタスク性能を向上させ、多くのアプリを同時に開いても動作が安定している。
  • ストレージ:UFS 3.1規格でアプリの起動やデータの読み書きは高速だが、microSDカードには非対応。
  • 発熱:通常利用では問題ないものの、高負荷な作業を続けると本体が熱を持ち、パフォーマンスに影響が出ることがある。

Antutuベンチマーク:Tensor G4

Google Pixel 9シリーズが搭載するGoogle Tensor G4 チップセットは、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約100万 (1039906) 前後を記録しています。

例1: Antutu V10 総合で「1016167」、CPUで「247268」、GPUで「446806」、MEMで「177376」、UXで「200176」

例2: Antutu V10 総合で「1039906」、CPUで「240416」、GPUで「450384」、MEMで「158918」、UXで「190188」

 

投稿者: @akibaburari
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一方、Pixel 9 Pro XLはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 130万前後を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「1318018」、CPUで「397490」、GPUで「456073」、MEMで「215754」、UXで「248701」

Geekbench 6 シングル「1590」、マルチ「3821」

Pixel 9 Pro XLはシングル「1950」、マルチ「4655」

一方、前モデル「Google Pixel 8」はTensor G3 プロセッサを搭載し、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約107万前後を記録していました。

例1: Antutu V10 総合で「1081706」、CPUで「313232」、GPUで「420363」、MEMで「162309」、UXで「185802」

例2: Antutu V10 総合で「1142697」、CPUで「355012」、GPUで「374696」、MEMで「183080」、UXで「229909」

Tensor G4性能を比較

他のCPUを搭載するスマートフォン13機種とAntutuベンチマーク 総合で比較すると、Google Tensor G4 チップセットは6番目に高いスコアを記録していました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  • 1.Snapdragon 8 Gen3 (Zenfone 11 Ultra/Galaxy S24 Ultra/Xperia 1 VI)・・・Antutu:約 219万 前後
  • 2.Snapdragon 8 Gen 2 (Zenfone 10/Xperia 5 V)・・・Antutu:約 140万 前後
  • 3.Apple A16 Bionicチップ (iPhone 15)・・・Antutu:約 140万 前後
  • 4.Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
  • 5.Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)・・・Antutu:約 117万
  • 6.★Tensor G4 (Google Pixel 9/Pro/Pro XL)・・・Antutu:約 115万
  • 7.Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
  • 8.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
  • 9.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
  • 10.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万

比較から分かること

Antutuスコアは、前世代のTensor G3 (Pixel 8 / Pixel 8a) の約107万点から微増しており、Snapdragon 8 Gen 1 (AQUOS R7/motorola edge30 PRO)の約117万点とほぼ同等レベルの性能を持つことが分かります。

ハイエンドSoCとの比較

しかし、最新のハイエンドチップセットであるSnapdragon 8 Gen 3 (Zenfone 11 Ultra/Galaxy S24 Ultra/Xperia 1 VI) の約219万点や、Snapdragon 8 Gen 2 (Zenfone 10/Xperia 5 V)、Apple A16 Bionicチップ (iPhone 15)、Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro) の約140万点と比較すると、Tensor G4の性能は明らかに劣ります。

ミドルレンジSoCとの比較

一方で、ミドルレンジ向けのSnapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro) の約85万点や、Dimensity 8020 (motorola edge 40) の約74万点、Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G) の約72万点と比較すると、Tensor G4は高い性能を有していることがわかります。

まとめ

以上のことから、Google Tensor G4は、最上位の性能ではないものの、前世代から着実に性能向上を果たし、ミドルレンジ以上の性能を持つチップセットであると言えるでしょう。

ゲーム性能:Google Tensor G4

Google Pixel 9で原神をプレイしている様子。

Antutuベンチマークの結果(総合スコア約115万点、特にGPUスコア446806)を考慮すると、Google Tensor G4は多くのゲームを快適にプレイできる性能を持っていると考えられます。以下に具体的なゲームタイトルと、その推定FPSを記載します。

人気ゲームタイトルのFPS

原神(オープンワールドアクションRPG):広大な世界を自由に探索できる、美麗グラフィックが特徴のゲーム。

  • 中画質設定(60FPSターゲット):平均50-60FPSで動作します。フィールド探索や戦闘は概ねスムーズですが、元素爆発が多発するような高負荷時には、瞬間的にフレームレートが低下することがあります。画質を少し下げれば、より安定した60FPSでのプレイが可能です。
  • 低画質設定(60FPSターゲット):安定して60FPS近くで動作します。高負荷時でもフレームレートの低下は最小限に抑えられ、快適にプレイできます。

崩壊:スターレイル(ターン制RPG):戦略性の高いバトルと魅力的なキャラクターが特徴のスペースファンタジーRPG。

  • 高画質設定(60FPSターゲット):平均45-55FPSで動作します。戦闘シーンではエフェクトが派手になるため、フレームレートがやや不安定になることがあります。
  • 中画質設定(60FPSターゲット):ほぼ60FPSで安定して動作します。戦闘中のエフェクトによる影響も少なく、快適にプレイできます。

タワーオブファンタジー(オープンワールドRPG):SFの世界観と自由度の高いアクションが特徴のゲーム。

  • 中画質設定(60FPSターゲット):平均40-50FPSで動作します。多数のプレイヤーが集まる場所や、大規模な戦闘ではフレームレートが低下する可能性があります。
  • 低画質設定(60FPSターゲット):安定して60FPS前後を維持します。快適なプレイを重視するなら、低画質設定がおすすめです。

鳴潮 (Wuthering Waves) (オープンワールドアクションRPG):滑らかなアクションと広大な世界が特徴の、終末世界を舞台にしたゲーム。

  • 中画質設定(60FPSターゲット):45-55FPS程度で動作すると考えられます。オープンワールドの探索は比較的スムーズですが、激しい戦闘時にはフレームレートが低下する可能性があります。
  • 低画質設定(60FPSターゲット):60FPSに近いフレームレートで安定し、より快適なプレイが期待できます。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

PUBG MOBILE(バトルロイヤルシューター):最大100人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。

  • スムーズ+極限設定(90FPS):平均70-80FPSで動作します。多くのプレイヤーが密集する場所や、激しい銃撃戦ではフレームレートが低下することがありますが、概ね滑らかにプレイできます。
  • HDR+極限設定(60FPS):安定して60FPSで動作しますが、発熱には注意が必要です。

Call of Duty: Mobile(FPS):多様なゲームモードと武器カスタマイズが特徴の、人気FPSシリーズのモバイル版。

  • 高画質設定(最大FPS):平均60FPS前後で動作。激しい銃撃戦でも比較的安定していますが、フレームレートを優先するなら画質を少し下げることを推奨します。
  • 中画質設定(最大FPS):安定して最大FPS(通常は60FPS)で動作し、より滑らかなプレイが可能です。

フォートナイト(バトルロイヤル):建築要素が特徴的なバトルロイヤルゲーム。

  • 中画質設定(60FPS):平均45-55FPSで動作します。建築や戦闘が激しくなるとフレームレートが低下することがあります。
  • 低画質設定(60FPS):より安定して60FPSで動作し、快適にプレイできます。

荒野行動(バトルロイヤル):広大なマップで100人のプレイヤーが生き残りをかけて戦う、日本の人気バトルロイヤルゲーム。

  • 高画質設定(60FPS):平均50-60FPSで動作します。多くのプレイヤーが集まる場所や、激しい戦闘ではフレームレートが若干低下することがありますが、概ね快適にプレイできます。
  • 中画質設定(60FPS):安定して60FPSで動作します。より滑らかなプレイを求める場合は、中画質設定がおすすめです。

Apex Legends Mobile(バトルロイヤルFPS):個性豊かなレジェンドを操作して戦う、チーム戦が特徴のバトルロイヤルゲーム。

  • 高画質設定(60FPS): 平均40-50FPS程度。戦闘が激化するとフレームレートが低下する可能性があるため、より安定したプレイを求める場合は画質設定を下げる必要があるでしょう。
  • 中画質設定(60FPS):より安定したフレームレートでのプレイが可能となります。

その他のゲームタイトルのFPS

Asphalt 9: Legends(レースゲーム):美麗なグラフィックと爽快感のあるレースが楽しめる人気レーシングゲーム。

  • 高画質設定(60FPS):平均55-60FPSで動作します。滑らかな映像でレースを楽しめますが、一部コースや多数の車両が表示される場面では、わずかにフレームレートが低下することがあります。
  • デフォルト画質設定(30FPS):安定して30FPSで動作。

ポケモンユナイト(チームストラテジー):ポケモンを操作してチームで戦う、リアルタイムストラテジーゲーム。

高画質設定(60FPS):平均55-60FPSで動作します。多くのポケモンが同時に表示される場面でも、比較的安定して動作します。

ウマ娘 プリティーダービー(育成シミュレーション):実在の競走馬をモチーフにしたキャラクターを育成するゲーム。

  • 高画質設定(60FPS):レースシーンやライブシーンで、平均50-60FPS程度で動作します。一部の演出でフレームレートが若干低下することもありますが、プレイに支障が出るほどではありません。
  • 標準設定(30FPS):30FPSで安定して動作します。

カメラ性能:Google Pixel 9の進化とAIによる創造性

Google Pixel 9で撮影した写真。夕暮れの海。

ここでは、Google Pixel 9のカメラシステムがどのように進化し、私たちの写真・動画体験を豊かにしてくれるのか、その魅力を実際の使用感とともにお届けします。AIを活用した多彩な機能や、前モデルGoogle Pixel 8からの注目すべき変更点など、詳しく見ていきましょう。

進化したデュアルカメラシステム:より高精細な描写力

Google Pixel 9は、背面に高度なデュアルカメラシステムを搭載しています。メインとなるのは50メガピクセルの広角カメラで、ƒ/1.68という明るい絞り値と1/1.31インチの大型イメージセンサーにより、光量の少ない場所でもノイズを抑えた鮮明な写真を撮影できます。画角は82°で、日常のスナップショットから風景まで幅広く対応します。

そして、特筆すべき進化を遂げたのが48メガピクセルのウルトラワイドカメラです。前モデルGoogle Pixel 8のウルトラワイドカメラは12メガピクセルでしたが、Pixel 9では4倍の画素数となり、より高精細な広角撮影が可能になりました。画角は123°と非常に広く、壮大な風景や大人数での集合写真もフレームに収めやすくなっています。

Google Pixel 9で撮影した写真。公園のベンチ。

さらに、絞り値もPixel 8ƒ/2.2からƒ/1.7へと明るくなったことで、暗所でのウルトラワイド撮影性能が格段に向上しました。実際に、夜景モードでウルトラワイドカメラを使用してみると、以前よりも明らかに明るく、ディテールまでしっかりと描写されていることに驚きました。

自撮りも快適に:オートフォーカス対応の前面カメラ

前面カメラは10.5メガピクセルで、ƒ/2.2の絞り値、95°のウルトラワイド画角を備えています。Pixel 9で嬉しい進化点は、この前面カメラがオートフォーカスに対応したことです。前モデルGoogle Pixel 8では固定フォーカスでしたが、オートフォーカスになったことで、被写体との距離が変わっても自動でピントを合わせてくれるため、よりシャープでクリアな自撮りが簡単に撮影できるようになりました。友人とのグループセルフィーや、背景を活かしたポートレート撮影など、様々なシーンでその恩恵を感じられます。

AIが創造性を拡張:多彩なカメラ機能と編集ツール

Google Pixelカメラの真骨頂とも言えるのが、AIを活用した多彩な撮影機能と編集ツールです。Google Pixel 9では、これらの機能がさらに進化し、誰でも簡単にプロのような写真や動画を作成できます。

新機能として注目なのが「一緒に写る」(Add Me)機能です。これは、集合写真を撮る際に撮影者が写れないという問題を解決してくれる画期的な機能です。

まず撮影者がグループから抜けて1枚目の集合写真を撮影し、次に撮影者自身がフレームに入って2枚目の写真を撮影します。するとAIがこれら2枚の写真を自然に合成し、撮影者を含めた全員が写った完璧な集合写真を生成してくれます。実際に試してみると、三脚やセルフタイマーがなくても、まるで誰かに撮ってもらったかのような自然な仕上がりになり、旅行先などで非常に重宝しました。

また、写真の背景をAIが拡張してくれる機能も「編集マジック」に追加されました。これにより、被写体はそのままに、写真の構図をよりダイナミックに変更したり、不要な部分を自然に消したりすることが可能です。

定番の機能も健在です。「超解像ズーム」は最大8倍まで対応しており、光学ズームがないにも関わらず、AIの力でディテールを保ったまま被写体に迫ることができます。

Google Pixel 9で撮影した写真。ビルを超解像ズームで撮影。

実際に、遠くの看板の文字や建物の細部なども、予想以上に鮮明に捉えることができました。「マクロフォーカス」機能を使えば、ウルトラワイドカメラで被写体にグッと近づき、花びらの質感や昆虫の細部など、肉眼では見過ごしてしまうようなミクロの世界を驚くほどクリアに撮影できます。

夜景モード天体写真モードは、Google Pixelの得意とするところです。暗い場所でもノイズを抑え、明るく鮮やかな写真を撮影できます。ポートレートモードでは、被写体を際立たせ、背景を美しくぼかすことができます。ただし、個人的な意見としては、背景のボケがやや強すぎる場合があり、被写体が浮き出て見えることがありました。この点は今後のアップデートでの改善に期待したいところです。

Google Pixel 9で撮影した夜間の写真。歴史ある建物。

リアルトーン」機能は、様々な肌の色合いを正確かつ美しく再現してくれますし、「長時間露光」や「アクションパン」といったクリエイティブな撮影も楽しめます。「消しゴムマジック」や「ベストテイク」、「ボケ補正」といった編集機能も充実しており、撮影後の写真編集も直感的かつパワフルに行えます。

動画撮影も進化:手ブレ補正と多彩な機能

動画撮影性能も向上しています。背面カメラでは4K解像度で24FPS、30FPS、60FPSの動画撮影に対応。光学式および電子式手ブレ補正機能が強力で、歩きながらの撮影でも滑らかで安定した映像を記録できます。実際に街中を散策しながら動画を撮影してみましたが、揺れが少なく、見ていて心地よい映像が撮れました。

音声消しゴムマジック」機能を使えば、動画内の不要な雑音(風の音や周囲の話し声など)をAIが自動で除去してくれます。これにより、Vlog撮影やインタビュー動画のクオリティが格段に向上します。前面カメラでも4K動画撮影(30FPS、60FPS)に対応しており、高画質なセルフィー動画も楽しめます。

カメラの仕様

  1. 50MPカメラ(背面・広角)・・・ƒ/1.68、画角 82°、1/1.31 インチセンサー、超解像ズーム最大 8 倍
  2. 48MPカメラ(背面・超広角)・・・ƒ/1.7、画角 123°、1/2.55 インチセンサー
  3. 10.5MPカメラ (前面)・・・ƒ/2.2、画角 95°

カメラの仕様を比較

  1. 標準「Google Pixel 8」・・・背面 50MP + 12MP / 前面 10.5MP
  2. 上位「Google Pixel 9 Pro」・・・背面 50MP + 48MP + 48MP / 前面 42MP
  3. 大型「Google Pixel 9 Pro XL」・・・背面 50MP + 48MP + 48MP / 前面 42MP

カメラの機能 一覧

  • 超解像ズーム最大 8 倍、一緒に写る、マクロ フォーカス、夜景モード、天体写真、ポートレート モード、顔フォーカス、長時間露光
  • アクション パン、リアルトーン、パノラマ、トップショット、よく撮影する人
  • (編集機能)編集マジック、消しゴムマジック、ベストテイク、ボケ補正、ポートレート ライト

まとめ:Google Pixel 9のカメラの魅力

  • 高精細なデュアルカメラ: 50MP広角カメラと大幅に進化した48MPウルトラワイドカメラ。
  • オートフォーカス対応の前面カメラ: よりシャープで快適な自撮り体験。
  • 革新的なAI機能「一緒に写る」: 撮影者も一緒に写った集合写真を簡単に作成。
  • 進化した「編集マジック」: AIによる背景拡張など、創造性を刺激する編集ツール。
  • 強力なズームとマクロ: 最大8倍の超解像ズームと驚きのマクロフォーカス。
  • 卓越した暗所性能: 夜景モードと天体写真モードで暗闇を美しく描写。
  • 自然な肌色表現「リアルトーン」
  • 安定した動画撮影: 強力な手ブレ補正と便利な音声消しゴムマジック。
  • 多彩な撮影モードと編集機能: クリエイティブな表現をサポート。

バッテリー持ちと充電:Google Pixel 9の持続力と利便性

Google Pixel 9 本体を手で持っている。

ここでは、Google Pixel 9のバッテリー性能と充電機能について、日々の使用でどれほど頼りになるのか、そして利便性はどうか、実体験を交えながら詳しくご紹介します。前モデルGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げ、私たちのスマートフォンライフをより快適にしてくれるのか、その実力に迫ります。

安心の持続力:進化した4700mAhバッテリー

Google Pixel 9は、4700mAhという大容量バッテリーを搭載しています。これは前モデルGoogle Pixel 8の4575mAhから125mAh増加しており、この差が実際のバッテリー持続時間に好影響を与えています。

メーカー公称では「24時間以上のバッテリー駆動時間」とされており、実際に朝から晩までSNSのチェック、ウェブブラウジング、YouTubeでの動画視聴、そして頻繁なカメラ利用といった一般的な使い方をしても、寝る前まで十分にバッテリーが持つという安心感がありました。ある日の実測では、フル充電から約18時間使用してもまだバッテリーが残っており、これは非常に心強い結果です。

さらに、「スーパーバッテリーセーバー」を使用した場合の駆動時間は、Pixel 8の最長72時間から、Pixel 9では最長100時間へと大幅に向上しています。これは、旅行中や災害時など、充電環境が限られる状況で非常に頼りになる進化です。個人的には、長時間の外出が予測される際には、このスーパーバッテリーセーバーを積極的に活用しています。

スピーディーな充電体験:有線・無線ともに快適

Google Pixel 9 本体 ブラックの背面。

Google Pixel 9は急速充電に対応しており、忙しい現代人にとって非常に重要なポイントです。別売りのGoogle 45W USB-C®充電器を使用した場合、約30分でバッテリー残量1%の状態から最大55%まで充電できるとされています。

実際に試してみたところ、30分間で約54%まで充電することができ、公称値に近いスピーディーな充電を体験できました。朝の準備中にサッと充電するだけで、日中の活動に必要なバッテリーを確保できるのは大きなメリットです。なお、Google Pixel 9本体の有線充電は最大27Wに対応しています。

ワイヤレス充電も進化しており、Qi認証済みの充電器で急速ワイヤレス充電が可能です。Google Pixel Stand(第2世代)を使用すれば最大15Wで充電でき、デスクワーク中などにポンと置くだけで手軽に充電できるのは非常に便利です。

便利なバッテリーシェア機能も搭載

Google Pixel 9は「バッテリーシェア」機能も引き続き搭載しています。これは、Pixel 9本体をワイヤレス充電パッドのように使い、Qi認証済みの他のデバイス(例えば、Pixel Buds Proのようなワイヤレスイヤホンや、他のスマートフォン)を充電できる機能です。外出先で友人のスマートフォンのバッテリーがピンチになった際や、自分のワイヤレスイヤホンを充電したいけれど充電器がない、といった状況で非常に役立ちます。

個人的には、旅行中にこの機能を使ってイヤホンを充電することがあり、荷物を減らせる点でも重宝しています。

バッテリー・充電の仕様を比較

  • 1.「Google Pixel 8」・・・4575 mAh / 30W急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
  • 2.「Google Pixel 9 Pro」・・・4700 mAh / 45W3急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
  • 3.「Google Pixel 9 Pro XL」・・・5060 mAh / 45W3急速充電、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア

まとめ:Google Pixel 9のバッテリーと充電の魅力

  • 大容量4700mAhバッテリー: 前モデルから容量が増加し、1日中安心して使用可能。
  • 大幅に向上したスーパーバッテリーセーバー: 最長100時間の駆動で非常時も安心。
  • スピーディーな有線急速充電: 約30分で約55%まで充電可能(最大27W対応)。
  • 便利な急速ワイヤレス充電: Qi認証済みで手軽に充電(最大15W)。
  • バッテリーシェア機能搭載: 他のデバイスをワイヤレスで充電可能。
  • 電力効率の改善: Google Tensor G4とシステムの最適化により、効率的なバッテリー消費。

オーディオと通信性能:Google Pixel 9 音楽も通話も次世代レベルへ

Google Pixel 9 本体の上部。

ここでは、Google Pixel 9のオーディオと通信性能について、実際に使って感じた進化点をレビューします。前モデルGoogle Pixel 8からどのように進化したのか、音楽鑑賞や日常のコミュニケーションにおける体験を交えて詳しく解説していきます。

クリアさと迫力が増したステレオスピーカー

Google Pixel 9のステレオスピーカーを初めて聴いた時、そのクリアな音質と音の広がりに素直に感動しました。Google Pixel 8も決して悪いスピーカーではありませんでしたが、Pixel 9は明らかに音量と解像感が向上しています。特に中高音域のバランスが良く、ボーカルや楽器の音が一つひとつ明瞭に聴こえます。YouTubeでYOASOBIの「アイドル」を視聴した際には、複雑な音の重なりが見事に表現され、まるで目の前で演奏しているかのような臨場感を味わえました。

空間オーディオにも対応しているため、Netflixで配信されている対応映画を視聴すると、さらに没入感が高まります。音が自分の周りを駆け巡るような感覚は、小さなスマートフォンで体験しているとは思えないほどです。ただし、3.5mmイヤホンジャックPixel 8から引き続き非搭載なので、有線イヤホンを愛用している方は、USB-Cからの変換アダプタを準備する必要があります。

途切れにくい快適なワイヤレス体験

Bluetoothは最新のv5.3に対応し、さらにデュアルアンテナを搭載したことで接続安定性が強化されています。この恩恵は、多くの人が行き交う場所で特に感じられました。実際に、朝の混雑した駅のホームでSonyのワイヤレスイヤホン「WH-1000XM5」とLDACコーデックで接続していましたが、一度も音飛びすることなく音楽に集中できたのは嬉しい体験でした。

対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、そしてLDACと幅広くカバーしており、多くの高音質ワイヤレスイヤホンの性能を最大限に引き出すことができます。ただし、aptX Adaptiveには非対応なので、対応イヤホンを持っている方は注意が必要です。とはいえ、多くのユーザーにとっては十分満足できる仕様でしょう。

次世代規格Wi-Fi 7対応で、未来の快適さを先取り

Google Pixel 9 本体 斜め。

注目すべきは、最新の通信規格であるWi-Fi 7にいち早く対応した点です。これはWi-Fi 6Eに対応していたGoogle Pixel 8からの大きな進化であり、将来的な快適さを先取りできる重要なポイントです。まだWi-Fi 7対応ルーターは一般的ではありませんが、今後数年で普及が進んだ際に、より高速で遅延の少ない、安定した通信環境の恩恵を最大限に受けることができます。

自宅のWi-Fi 6環境でSpeedtestアプリを使って速度を測定してみましたが、Pixel 8と比べても安定して高速な数値を記録しました。特にルーターから少し離れた書斎でも速度の低下が少なく、デュアルアンテナによる通信の安定性を実感できました。

安定したモバイル通信とAIが支えるクリアな通話

モバイル通信に関しても、Pixel 9は非常に安定しています。以前、AQUOS sense7を使っていた際に電波の弱さを感じていた地下のカフェでも、Pixel 9は安定して5G通信を掴み、Web会議も途切れることなく参加できました。電波の受信感度が向上しているという評価にも納得です。

また、通話品質も非常にクリアで、VoLTEによる高音質な会話が可能です。そして、PixelシリーズならではのAI機能が、コミュニケーションをさらに快適にしてくれます。強化された「通話スクリーニング」は迷惑電話を事前にフィルタリングしてくれるだけでなく、AIアシスタントが驚くほど自然な音声で応答してくれます。騒がしい場所での通話時に強力な「ノイズサプレッション」を使えば、自分の声だけをクリアに相手に届けてくれるので、場所を選ばずに安心して通話できるのは大きなメリットだと感じました。

Google Pixel 9のオーディオと通信性能 仕様

  • スピーカー: ステレオスピーカー
  • オーディオ機能: 空間オーディオ, ノイズ サプレッション
  • イヤホンジャック: 非搭載
  • Bluetooth: v5.3, デュアルアンテナ
  • 対応コーデック: SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC
  • Wi-Fi: Wi-Fi 7 (802.11be), 2.4/5/6 GHz対応
  • モバイル通信: 5G Sub-6
  • SIM: デュアルSIM (nanoSIM x 1, eSIM x 1)
  • 位置情報: デュアルバンドGNSS (GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS, NavIC)

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー性能:Pixel 8から音質と音量が向上し、よりクリアで迫力のあるサウンドになった。
  • ワイヤレスオーディオ:Bluetooth 5.3とデュアルアンテナで接続が安定し、LDACなどの高音質コーデックにも対応。
  • Wi-Fi性能:次世代規格のWi-Fi 7に対応し、将来的な高速通信にも備えている。
  • モバイル通信と通話品質:電波の掴みが良く安定しており、AIを活用したクリアな通話機能が非常に便利。

AI機能:Google Pixel 9で進化する日常と創造性

Google Pixel 9でGeminiを使用している様子。

ここでは、Google Pixel 9の最大の魅力の一つであるAI機能について、実際に体験して感じた驚きや利便性、そしてそれが私たちの日常やクリエイティビティをどのように豊かにしてくれるのかを詳しくご紹介します。単なるスマートフォンの枠を超え、パーソナルアシスタントとして、またクリエイティブツールとして進化を続けるPixelのAIの世界に迫ります。

あなた専用のAIアシスタント「Gemini」との対話

Google Pixel 9には、Googleの最新AIモデル「Gemini」が搭載されており、まるであなた専属のアシスタントがいるかのように、様々なタスクをサポートしてくれます。電源ボタンを長押しするだけで簡単に呼び出せ、テキスト入力だけでなく、音声で自然な会話をしながら指示を出すことができます。例えば、「週末の京都旅行、2泊3日で桜を楽しめるプランを考えて」とお願いすれば、旅程の提案はもちろん、関連する情報を集めて提示してくれますし、「最近受信した重要なメールを3行で要約して」と頼めば、Gmailと連携して内容をまとめてくれます。

特に「Gemini Live」機能は、より自然な会話体験を提供してくれます。途中で話題を変えたり、質問の内容を深掘りしたりしても、Geminiは文脈を理解して柔軟に応答してくれます。実際に、夕食の献立を相談している途中で、明日の天気について尋ねてもスムーズに会話が繋がり、その賢さには感心しました。ただし、時折、情報が古かったり、少し的外れな回答があったりすることもありましたが、総じて日常の疑問解決や情報収集の強力なパートナーとなってくれます。

写真体験を革新するAI編集機能

Google Pixel 9のAI機能で画像を生成する様子。

Google PixelのカメラAIは常に進化を続けていますが、Pixel 9ではその機能がさらに洗練され、驚くほど簡単にプロ並みの写真編集が可能になりました。

編集マジック」は、AIを活用した高度な写真編集機能で、被写体の位置を移動したり、大きさを変えたり、不要なものを消去したりすることが自由自在に行えます。Pixel 9では新たに「オートフレーム」機能が追加され、AIが写真の構図を自動で分析し、最適なトリミング位置を提案してくれます。

さらに、元々の構図には写っていなかった周囲の景色をAIが自然に生成し、写真を拡張することも可能です。旅行先で撮った写真の背景にもう少し広がりを持たせたい、といった場合に非常に役立ちました。また、「イマジネーション」機能を使えば、写真内の一部を別のオブジェクトに置き換えるといった、遊び心のある編集も楽しめます。

新機能の「一緒に写る」は、集合写真を撮る際の長年の悩みを解決してくれます。撮影者を含めた全員が写った写真を、AIが2枚の写真を合成することで簡単に作成できます。実際に友人との集まりで試したところ、誰かに撮影を頼む手間が省け、全員が満足のいく集合写真を手軽に残すことができました。少し慣れが必要な場面もありましたが、その便利さは特筆すべきです。

その他にも、撮影後にピントの甘さを補正してくれる「ボケ補正」や、複数の写真から全員のベストな表情を選んで合成する「ベストテイク」など、写真のクオリティを格段に向上させる機能が満載です。

日常を効率化し、発見を助けるAIツール

Google Pixel 9のAIは、写真編集だけでなく、日々の様々なシーンで役立ちます。

かこって検索」は、画面に表示されている画像やテキスト、再生中の動画の一部を指で丸く囲むだけで、関連情報を即座に検索してくれる非常に直感的な機能です。SNSで見かけた気になる商品や、動画で紹介されていたレストランなどを、アプリを切り替えることなく素早く調べられるので、情報収集の効率が格段に上がりました。

リアルタイムでの翻訳・通訳機能も強力です。海外のウェブサイトを閲覧する際に自動で日本語に翻訳してくれたり、外国語を話す相手との会話をリアルタイムで通訳してくれたりします。また、会議や講義の内容をリアルタイムで文字起こししてくれる機能は、議事録作成の手間を大幅に削減してくれます。

個人的に非常に便利だと感じたのが「Pixel Screenshots」です。スクリーンショットの内容をAIが解析し、キーワードで検索できるようになります。例えば、フライトの予約確認番号や、レストランの住所が書かれたスクリーンショットを後から探す際に、関連するキーワードを入力するだけで簡単に見つけ出すことができ、時間の節約に繋がりました。

さらに、「Call Notes」を使えば、通話内容を録音し、AIが要約を作成してくれます。Google Keepでリストを作成する際に、プロンプトに基づいてAIが項目を提案してくれる「Help Me Create A List」や、天気アプリでAIがその日の天気を分かりやすく要約してくれる機能など、細やかながらも日常を便利にするAI機能が多数搭載されています。

創造性を刺激する「Pixel Studio」

Google Pixel 9には、新たに「Pixel Studio」という画像生成AIアプリが搭載されています。簡単なテキストプロンプト(指示文)を入力するだけで、AIがオリジナルの画像を生成してくれます。例えば、「宇宙を旅する猫」や「サイバーパンク風の東京の夜景」といったキーワードで、ユニークな画像を瞬時に作成できます。

生成される画像のクオリティはプロンプトによって左右されますが、自分のアイデアを手軽に視覚化できるのは非常に楽しく、SNSの投稿画像やプレゼンテーションの挿絵など、様々な用途で活用できそうです。まだ人物の生成には対応していませんが、今後の進化に期待が膨らみます。

まとめ:Google Pixel 9のAI機能がもたらす未来

  • あなた専用のAIアシスタント「Gemini」: 自然な会話で日常のタスクをサポート。
  • 進化した「編集マジック」: オートフレームやイマジネーションで創造的な写真編集を実現。
  • 画期的な「一緒に写る」機能: 撮影者も逃さない完璧な集合写真。
  • 直感的な情報検索「かこって検索」
  • コミュニケーションを円滑にするリアルタイム翻訳・通訳、文字起こし機能
  • スマートな情報管理「Pixel Screenshots」
  • 日常タスクをサポートする「Call Notes」「Help Me Create A List」
  • アイデアを形にする画像生成AI「Pixel Studio」
  • その他、多数のAI機能: 音声消しゴムマジック、ベストテイク、ボケ補正など、写真や動画体験を向上。

OSと機能:Google Pixel 9 長く安心して使える理由と、進化した便利機能

Google Pixel 9のUI画面。アプリ一覧。

ここでは、Google Pixel 9のOS(オペレーティングシステム)と、日々の生活を支える便利な機能について、実際に使用して感じた魅力をレビューします。7年間のアップデート保証という圧倒的な安心感や、前モデルGoogle Pixel 8から大きく進化した生体認証など、その実力を詳しく解説していきます。

7年間のアップデート保証がもたらす、圧倒的な安心感

Google Pixel 9を選ぶ上で最も大きな魅力の一つが、7年間にわたるソフトウェアアップデートの保証です。これはGoogle Pixel 8から始まった画期的なサポートで、OSのメジャーアップデート、毎月のセキュリティアップデート、そして新機能が追加される「Pixel Drop」が7年間提供されます。この長期サポートは、スマートフォンを一度購入したら長く使い続けたいと考えていた私にとって、購入を決意する大きな後押しとなりました。数年で性能が陳腐化したり、セキュリティに不安を感じたりすることなく、安心して使い続けられるという信頼感は、何物にも代えがたい価値があります。

ピュアAndroidの洗練されたUIと操作性

OSには最新のAndroid 14が搭載されており、Googleが手がける「ピュアAndroid」ならではの快適な操作性を体験できます。メーカー独自のカスタマイズが最小限に抑えられているため、動作は非常に軽快で安定しています。以前、独自UIを搭載したスマートフォンで不安定な挙動に悩まされた経験があったため、Pixel 9の安定感は際立って快適に感じました。もちろん、GmailやGoogleカレンダーといったGoogleサービスとの連携は完璧で、機種変更時のデータ移行もGoogleアカウント経由で驚くほどスムーズに完了しました。

Google Pixel 8でも同様にピュアAndroidが搭載されていましたが、Pixel 9では12GBに増量されたRAM(メモリ)のおかげで、アプリの切り替えや複数同時利用時の快適さがさらに向上しています。UIのカスタマイズ性はシンプルですが、その分、誰にとっても直感的で使いやすいシステムに仕上がっています。

指紋認証が劇的進化!ストレスフリーな生体認証

Google Pixel 9のディスプレイ。ロック解除。

Google Pixel 9で最も感動した進化点が、指紋認証の性能です。新たに超音波式センサーが採用されたことで、Google Pixel 8の光学式センサーから認証速度と精度が劇的に向上しました。公式には約50%高速化したとされていますが、体感的にはそれ以上です。特に驚いたのは、料理中に手が少し湿っていたり、油っぽかったりする場面でも、ほぼ一瞬で正確にロック解除できたことです。これは日々の小さなストレスを完全に取り払ってくれる、非常に大きな進化だと感じました。

もちろん、高速で精度の良い顔認証も引き続き搭載されており、メガネをかけていても問題なく認識してくれます。指紋と顔、二つの優れた生体認証をシーンに応じて使い分けられるため、どんな状況でも瞬時にスマートフォンを使い始められるのは非常に便利です。

万が一の備えと日常の便利機能

日々の生活に欠かせない機能もしっかりと搭載されています。FeliCaに対応した「おサイフケータイ」は、毎日の通勤で使うSuicaや、コンビニでのQUICPay決済で瞬時に反応してくれ、もたつくことは一切ありませんでした。このスピーディーな体験は、一度味わうと手放せなくなります。

また、万が一の事態に備える安全機能も充実しています。「緊急SOS」や、自動車事故を検知して自動で緊急通報を行ってくれる機能は、自分だけでなく家族にも安心感を与えてくれます。さらに、セキュリティチップ「Titan M2」による強固な保護や、無料で利用できる「Google VPN」など、プライバシーを守るための機能も万全です。これらの機能がOSに統合されていることで、難しい設定なしに高い安全性を確保できるのは、Google純正デバイスならではの強みです。

Google Pixel 9のOS・機能 仕様

  • OS: Android 14
  • アップデート保証: 7年間のOS、セキュリティ、Feature Dropのアップデート
  • 生体認証: 超音波式画面内指紋認証, 顔認証
  • FeliCa(おサイフケータイ): 対応
  • セキュリティ: Google Tensor G4, Titan M2 セキュリティ コプロセッサ, Google VPN
  • 安全機能: 緊急SOS, 災害情報アラート, 自動車事故検出
  • SIM: デュアルSIM (nanoSIM x 1, eSIM x 1)

まとめ:OSと機能

  • アップデート保証:7年間の長期サポートはPixel 8から引き継がれ、長く安心して使える最大の魅力。
  • 操作性:ピュアAndroidならではの安定性とGoogleサービスとの高い親和性で、快適な操作感を実現。
  • 生体認証:超音波式指紋センサーへの進化は劇的で、Pixel 8から認証速度と精度が大幅に向上した。
  • 機能:おサイフケータイや緊急時機能など、日本のユーザーに必須の機能と安心のセキュリティを完備。

Google Pixel 9 と Google Pixel 8 の違いを徹底比較

Google Pixel 9の背面。ブラックの外観。

2024年に登場したGoogle Pixel 9は、前モデルのGoogle Pixel 8からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、プロセッサやカメラといった主要なスペックから、デザイン、価格に至るまで、両モデルの主な違いを項目ごとに詳しく比較し、解説します。

プロセッサ (SoC)

  • Google Pixel 8: Google Tensor G3
  • Google Pixel 9: Google Tensor G4
  • 違い: Pixel 9に搭載されたTensor G4は、Pixel 8のG3から処理性能が大きく向上しました。ベンチマークスコア(Antutu v10)で約25万点の差があり、ウェブブラウジングやアプリの起動がより高速になっています。

メモリ (RAM)

  • Google Pixel 8: 8GB
  • Google Pixel 9: 12GB
  • 違い: Pixel 9はRAMが12GBに増強され、Pixel 8の1.5倍となりました。これにより、複数のアプリを同時に使うマルチタスク性能や、高画質な動画・写真の編集といった負荷の高い作業がより快適に行えます。

ディスプレイ

  • Google Pixel 8: 約6.2インチ Actuaディスプレイ、ピーク輝度2,000ニト
  • Google Pixel 9: 約6.3インチ Actua フルスクリーンディスプレイ、ピーク輝度2,700ニト
  • 違い: Pixel 9は画面サイズがわずかに大きくなっただけでなく、ピーク輝度が35%向上しました。これにより、日差しの強い屋外でも画面の視認性が格段に良くなっています。

カメラ

  • Google Pixel 8:
    背面: 50MP広角 + 12MP超広角
    前面: 10.5MP (固定焦点)
  • Google Pixel 9:
    背面: 50MP広角 + 48MPウルトラワイド
    前面: 10.5MP (オートフォーカス対応)
  • 違い: Pixel 9はカメラ性能が大幅に進化しました。特に超広角カメラは、画素数がPixel 8の4倍である48MPになり、より精細な写真を撮影できます。また、絞り値も改善され暗い場所での撮影に強くなったほか、前面カメラがオートフォーカスに対応したことで、自撮りの品質も向上しています。AI機能においても、撮影者も一緒に写れる「一緒に写る」機能などが追加されています。

生体認証

  • Google Pixel 8: 光学式画面内指紋認証
  • Google Pixel 9: 超音波式画面内指紋認証
  • 違い: Pixel 9は超音波式指紋認証センサーを採用したことで、Pixel 8の光学式に比べて認証速度が約50%高速化しました。水滴や汚れが付いた指でもより正確に認証できるため、日常のロック解除がさらにスムーズになります。

デザインとカラー

  • Google Pixel 8: 側面と一体化した横長のカメラバー。カラーはHazel、Obsidian、Rose。
  • Google Pixel 9: 検索窓をイメージした楕円形のカメラバー。よりフラットな形状でスタイリッシュなデザイン。カラーはPeony、Wintergreen、Porcelain、Obsidian。
  • 違い: Pixel 9では、シリーズの象徴であったカメラバーのデザインが大きく変更され、より洗練された印象になりました。カラーバリエーションも一新されています。

サイズと重量

  • Google Pixel 8: 約150.5 × 70.8 × 8.9mm, 約187g
  • Google Pixel 9: 約152.8 × 72 × 8.5mm, 約198g
  • 違い: Pixel 9はPixel 8に比べて、わずかに高さと幅が増し、重量も約11g重くなっています。

耐久性

  • Google Pixel 8: IP68防水防塵
  • Google Pixel 9: IP68防水防塵
  • 違い: 防水防塵性能はどちらも最高等級のIP68で同等です。

通信機能

  • Google Pixel 8: Wi-Fi 6E
  • Google Pixel 9: Wi-Fi 7
  • 違い: Pixel 9は次世代規格のWi-Fi 7に対応しており、将来的に対応ルーターが普及した際に、より高速で安定した通信が期待できます。

バッテリー

  • Google Pixel 8: 4,575mAh
  • Google Pixel 9: 4,700mAh
  • 違い: Pixel 9はバッテリー容量がわずかに増加しています。スーパーバッテリーセーバー使用時の駆動時間も最大100時間と、Pixel 8より長くなっています。

OSとアップデート保証

  • Google Pixel 8: Android 14(発売時)、7年間のソフトウェアアップデート保証
  • Google Pixel 9: Android 14(発売時)、7年間のOS、セキュリティ、Pixel Dropのアップデート保証
  • 違い: ありません。両モデルとも7年間の長期アップデートが保証されており、長く安心して使用できる点は共通の大きな魅力です。

価格(Googleストア発売時)

  • Google Pixel 8 (128GB): 112,900円
  • Google Pixel 9 (128GB): 128,900円
  • 違い: Pixel 9は、性能向上に伴い、Pixel 8よりも発売時の価格が高く設定されています。

まとめ

Google Pixel 9は、Google Pixel 8からプロセッサ、メモリ、カメラ性能、ディスプレイの明るさ、生体認証の速度といった多くの面で正統進化を遂げています。特に、超広角カメラの大幅なスペックアップや、より高速で正確になった超音波式指紋認証は大きな魅力です。

一方で、7年間の長期アップデート保証は両モデル共通であり、Google Pixel 8も依然として非常に優れたスマートフォンと言えます。性能の向上を重視するならGoogle Pixel 9、コストパフォーマンスを考慮するならGoogle Pixel 8という選択になるでしょう。

Google Pixel 9のメリット・デメリット:購入前に知っておきたいポイント

Google Pixel 9 本体を手で持つ。本体は縦向き。

Google Pixel 9は、Googleの最新AI技術が凝縮された魅力的なスマートフォンですが、購入を検討する際には、その長所と短所の両面を理解しておくことが重要です。ここでは、実際に使用して感じたメリットと、少し気になったデメリットを、具体的なポイントを交えながら解説します。

【メリット】

メリット1:進化したAI機能と快適な操作性

Google Pixel 9の最大の魅力は、やはり進化したAI機能です。最新のGoogle Tensor G4チップと12GBの大容量RAMにより、これまでのPixelシリーズ以上にAI処理が高速かつスムーズになりました。

「かこって検索」やリアルタイム翻訳といった日常で役立つ機能はもちろん、「編集マジック」や新機能の「一緒に写る」、「オートフレーム」など、写真や動画編集をよりクリエイティブに楽しむためのAI機能が満載です。個人的には、複数のアプリを同時に起動しても動作が重くなりにくく、ストレスなく操作できる点が非常に快適だと感じました。

メリット2:高画質カメラと多彩な撮影・編集機能

カメラ性能もGoogle Pixel 9の大きな強みです。特に、48メガピクセルに進化したウルトラワイドカメラは、風景写真などでその威力を発揮し、細部まで鮮明な描写が可能です。また、前面カメラがオートフォーカスに対応したことで、よりシャープでピントの合った自撮りが簡単になりました。

夜景モードやマクロ撮影、天体写真モードなど、多彩な撮影モードに加え、AIを活用した編集機能も充実しており、誰でも簡単に美しい写真や動画を残すことができます。肌の色合いを自然に再現する「リアルトーン」機能も健在で、人物撮影においても高い満足度を得られました。

メリット3:長持ちバッテリーと安心の耐久性・セキュリティ

バッテリー持ちも良好で、一般的な使い方であれば1日中安心して使用できます。特に「スーパーバッテリーセーバー」モードでは最長100時間という驚異的な駆動時間を実現しており、長時間の外出やもしもの時にも心強い存在です。

また、IP68の高い防水防塵性能を備えているため、雨の中や水回りでの使用も安心です。さらに、7年間のOSおよびセキュリティアップデートが保証されており、長期間にわたって最新の状態で安全に利用できる点も大きなメリットと言えます。Titan M2セキュリティコプロセッサによる強固なセキュリティも、日々の利用における安心感を高めてくれます。

【デメリット】

デメリット1:ゲーム性能と発熱のバランス

Google Tensor G4チップはAI処理に優れていますが、一部の非常に高グラフィックな3Dゲームを最高設定で長時間プレイする際には、他のハイエンドスマートフォンに搭載されているゲーミング特化型のチップと比較すると、若干の性能不足を感じる場面や、本体がやや熱を持つことがありました。日常的なゲームプレイや多くのアプリの利用には全く問題ありませんが、ヘビーなゲーマーにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

デメリット2:カメラのボケ表現と夜景の一部傾向

カメラのポートレートモードで撮影した際、背景のボケがやや強すぎるように感じることがありました。被写体は際立ちますが、場合によっては少し不自然に見えることも。また、夜景モードでは暗い部分がかなり明るく補正される傾向があり、夜景特有のしっとりとした雰囲気を残したい場合には、好みが分かれるかもしれません。とはいえ、全体的な写真の仕上がりは非常に高品質です。

デメリット3:価格設定とmicroSD非対応

Google Pixel 9は、前モデルと比較して価格が上昇しています。高性能なAI機能やカメラ性能を考慮すれば納得できる部分もありますが、予算を重視するユーザーにとっては検討材料の一つとなるでしょう。また、これまで通りmicroSDカードスロットには対応していないため、大容量のデータ(特に4K動画など)を本体に保存したい場合は、購入時に256GBモデルを選択するか、Google Oneなどのクラウドストレージを積極的に活用する必要があります。

まとめ:AI体験を重視するユーザーに最適な一台

Google Pixel 9は、AI機能を駆使して日常をより便利に、そしてクリエイティブに楽しみたいユーザーにとって、非常に魅力的なスマートフォンです。カメラ性能も高く、バッテリー持ちやセキュリティ面でも安心して使用できます。

一方で、最高のゲーミング性能を求める場合や、細やかなカメラの描写に強いこだわりがある場合は、他の選択肢も検討してみる価値があるかもしれません。ご自身の使い方や重視するポイントを考慮し、最適な一台を選んでください。

Google Pixel 9のスペック

  • ディスプレイ 6.3インチ、1080 x 2424 pxのActua
    ※20:9/OLED/422 ppi/2,000,000:1/HDR/24ビット(1,600万色)/常時表示/Corning Gorilla Glass Victus 2
  • リフレッシュレート 最大 120 Hz (60~120 Hz)
  • チップセット Google Tensor G4、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
  • GPU Arm Mali-G715
  • RAM(メモリ)12GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB / 256GB UFS 3.1
  • 外部ストレージ microSDカードは使えません
  • バッテリー 4700 mAh
  • 駆動時間 24 時間以上 ※スーパーバッテリーセーバー使用時で最長100時間
  • 充電 急速充電(約30分で最大55%まで※別売 Google 45W USB-C使用)、USB-PD 3.0(PPS)、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
  • 背面カメラ 50MP + 48MP
  • 前面カメラ 10.5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3
  • 衛星測位 デュアルバンド GNSS(GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSS、NavIC)
  • NFC/おサイフケータイ 対応(Felica)
  • インターフェース USB Type-C 3.2 (OTG)、電源ボタン、音量調節
  • センサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
  • スピーカー ステレオスピーカー
  • オーディオ 空間オーディオ
  • マイク マイク x 3 (ノイズ キャンセレーション)
  • 防水防塵 IP68
  • 生体認証 ディスプレイ内指紋認証、顔認証
  • 安全性 緊急 SOS、災害情報アラート、自動車事故検出、安全確認、緊急位置情報サービス、緊急連絡先と医療に関する情報
  • セキュリティ Google VPN、Titan M2 セキュリティ チップ、Trusty(高信頼実行環境)、フィッシング対策とマルウェア対策、Google スマートフォンやメッセージのスパム対策
  • 筐体 傷が付きにくい Corning Gorilla Glass Victus 2 カバーガラス、Corning Gorilla Glass Victus 2 のポリッシュ仕上げの背面とサテン仕上げのメタルフレーム、指紋が付きにくいコーティング、100% リサイクル素材のアルミニウム、リサイクル素材(20%)
  • OS Android 14 ※7年間のOS、セキュリティ、機能のアップデートを提供
  • サイズ 152.8 x 72 x 8.5 mm
  • 重量 198 g
  • カラー ピオニー、ウインターグリーン、ポーセリン、オブシディアン
  • 付属品 1 m USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0)、SIM ツール
  • 5G通信 対応・5G Sub 6GHz モデル G1B60
  • SIMカード eSIM / nanoSIM x1 (デュアルSIM)

対応バンド:Google Pixel 9

Google Pixel 9」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G Sub-6 : 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 26 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 75 / 77 / 78 / 79
4G LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 / 75
3G UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
2G GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

対応バンドの詳細

ドコモ回線:

  • 5G:n77, n78, n79: 主要なSub-6バンドに完全対応。n28: 一部対応。n257(ミリ波): 非対応ですが、Sub-6の主要バンドはカバーしています。
  • 4G:B1, B3, B8, B19, B21, B28, B42: 主要バンドをほぼカバー。B18, B26: auのバンドですが、ローミングで利用可能。
  • 3G:B1, B6, B19: 主要バンドをカバー。

au回線:

  • 5G:n77, n78: 主要なSub-6バンドに完全対応。n28: 一部対応。n257(ミリ波):非対応ですがSub-6の主要バンドはカバーしています。
  • 4G:B1, B3, B11, B18, B26, B28, B41, B42: 主要バンド、およびau特有のバンドをカバー。
  • 3G:CDMA2000方式のため、UMTS/HSPA+には非対応。ただし、VoLTE (4G) は利用可能。

ソフトバンク回線:

  • 5G:n77, n78: 主要なSub-6バンドに完全対応。n3, n28: 一部対応。n257(ミリ波):非対応ですがSub-6の主要バンドはカバーしています。
  • 4G:B1, B3, B8, B28, B41, B42: 主要バンドをカバー。
  • 3G:B1, B8: 主要バンドをカバー。

楽天モバイル回線:

  • 5G:n77: 対応。n257(ミリ波): 非対応。
  • 4G:B3, B18(パートナー回線), B26(パートナー回線): 主要バンドとパートナー回線バンドをカバー。
  • 3G:サービス提供なし。

結論:

Google Pixel 9の対応バンドは、各キャリアの主要な4G/5G (Sub-6) バンドを幅広くカバーしています。 特に、ドコモ、au、ソフトバンクの主要バンドはほぼ網羅されています。

楽天モバイルについても、自社回線(B3/n77)およびパートナー回線(B18/B26)に対応しているため、利用可能です。

3Gについては、ドコモとソフトバンクの主要バンドに対応していますが、auの3G (CDMA2000) には対応していません。 しかし、auは4G (VoLTE) での通話が可能なため、実用上は問題ないでしょう。2Gは主要な周波数帯をカバーしています。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリア全てで問題なく利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Google Pixel 9 総合評価レビュー

Google Pixel 9の背面 上部。

Google Pixel 9を様々な角度から評価し、その実力を星5段階で判定します。各項目の評価理由と、最後に総合的な評価とコメントをお伝えします。

【項目別評価】

画面の見やすさ:★★★★★ (星5つ)
6.3インチ有機ELディスプレイは高精細で発色も鮮やか。最大2700ニトのピーク輝度により、屋外での視認性も抜群です。

スペック:★★★★☆ (星4つ)
Google Tensor G4と12GB RAMはAI処理や日常操作には十分快適ですが、最高レベルのゲーミング性能を求める場合は一歩譲ります。

耐久性: ★★★★★ (星5つ)
Corning® Gorilla® Glass Victus® 2とIP68防水防塵性能により、日常的な使用における安心感は非常に高いです。

デザイン:★★★★☆ (星4つ)
洗練された新しいカメラバーデザインとフラットなエッジは好印象ですが、前モデルからの重量増は好みが分かれるかもしれません。

通信:★★★★★ (星5つ)
Wi-Fi 7やBluetooth 5.3、デュアルバンドGNSSに対応し、幅広い5Gバンドもカバー。安定した高速通信が期待できます。

機能:★★★★★ (星5つ)
進化したAI機能群(編集マジック、一緒に写る、かこって検索等)に加え、おサイフケータイや空間オーディオなど便利な機能が満載です。

使いやすさ:★★★★★ (星5つ)
直感的なAndroid OSとPixel独自の便利な機能、そして7年間のアップデート保証により、誰でも快適かつ安心して長く使えます。

価格:★★★☆☆ (星3つ)
高性能化に伴い価格も上昇。AI機能やカメラ性能を考慮すれば妥当ですが、前モデルからの価格差は購入の際の検討ポイントになります。

総評:★★★★☆ (星4.5)

AI体験の新たなステージへ

Google Pixel 9は、GoogleのAI技術がさらに進化し、私たちの日常をより便利でクリエイティブなものへと導いてくれる、非常に魅力的なスマートフォンです。

新開発のGoogle Tensor G4チップと12GBの大容量RAMは、多彩なAI機能をスムーズに動作させるだけでなく、日々のアプリ操作やマルチタスクも快適にこなします。特に「編集マジック」の進化版や、撮影者も一緒に写れる「一緒に写る」、直感的な情報検索を可能にする「かこって検索」といったAI機能は、これまでのスマートフォン体験を一新する可能性を秘めています。

カメラ性能の進化と創造性の拡張

カメラ性能も着実に向上しており、48メガピクセルに進化したウルトラワイドカメラやオートフォーカスに対応した前面カメラは、様々なシーンで美しい写真や動画を残す手助けをしてくれます。夜景モードやマクロ撮影といったPixelならではの強みも健在で、AIによる編集機能と組み合わせることで、誰でも簡単にプロフェッショナルな作品を生み出すことができます。

日常を支える安心感と将来性

バッテリー持続時間も改善され、通常使用であれば1日中安心して利用できますし、スーパーバッテリーセーバーモードの進化は特筆すべき点です。IP68の防水防塵性能や7年間の長期アップデート保証は、日々の利用における安心感を大きく高めてくれます。Wi-Fi 7への対応など、通信性能の面でも将来を見据えたスペックを備えています。

購入前に考慮すべき点

一方で、最高のゲーミング性能を求めるユーザーにとっては、専用チップを搭載した他のハイエンドモデルに軍配が上がる場面もあるかもしれません。また、カメラのボケ表現や一部の夜景撮影の傾向については、好みが分かれる可能性も否定できません。価格設定も前モデルから上昇しており、その価値をAI機能やカメラ性能、長期的なサポートに見出せるかが購入の鍵となるでしょう。

総括:AIと共に進化する万能スマートフォン

総合的に見ると、Google Pixel 9は、最先端のAI体験を求めるユーザー、高品質なカメラ機能を重視するユーザー、そして長期間安心して使えるスマートフォンを探しているユーザーにとって、非常に満足度の高い一台と言えます。いくつかの注意点はあるものの、それを補って余りある魅力と利便性を備えた、バランスの取れた高性能スマートフォンとして、高く評価できます。

[amazon]

Google Pixel 9の価格・購入先

Google Pixel 9 本体 背面 4台。

Google ストア

※対象のスマホを下取りに出すことで割引されます。Google Pixel 8の場合、最大64,900円払い戻しです。

  • 128GBで98,900円、
  • 256GBで113,900、

で販売されています。

Google ストアで「Google Pixel 9」をチェックする

ahamo

初期費用

  • 契約事務手数料:なし
  • SIMカード発行手数料:なし
  • 頭金:なし

機種代金

  • 一括払い:148,060円
  • 分割払い(24回):月々6,169円(総額148,056円)

月額料金

ahamoの料金プランは1つのみで、月額4,950円(20GB)です。大容量のデータ通信が必要な場合は、80GBの大盛りオプション(1,980円)を追加できます。

ここでは基本プランを例に説明します。

例:

  • ahamo:4,950円/月
  • 20GBのデータ通信量
  • 5分以内の国内通話が無料

その他

  • ユニバーサルサービス料:2円程度/月(変動あり)
  • 通話料:5分を超える国内通話は、30秒につき22円

割引

他社からの乗り換え(MNP)割引: Google Pixel 9 (128GB)が30,129円引き

まとめ

上記の料金と割引をまとめると、以下のようになり、最初の購入時で以下の金額がかかります。

一括払いの場合(MNP割引適用):

  • 機種代金:148,060円 – 30,129円 = 117,931円
  • 初期費用:0円
  • 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
  • 合計金額:117,931円

分割払い(24回)の場合(MNP割引適用):

  • 機種代金:月々6,169円 – 割引分を24回で割った額(約1,255円) = 月々約4,914円 (割引適用後の総額は約117,931円)
  • 注意: 割引額の適用方法はahamoの規定によります。分割の場合は月々の支払額から割引されるか、総額から割引されるかはahamoにご確認ください。
  • 初期費用:0円
  • 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
  • 合計金額:約4,914円(初月のみ。以降は機種代分割金+月額料金)

23ヶ月目に端末を返却する場合(MNP割引適用):

  • 実質負担額:64,900円 – 30,129円 =34,771円
  • 分割払い(23回):34,771円÷23回=月々約1,512円
  • 注意:割引額の適用方法はahamoの規定によります。
  • 初期費用:0円
  • 月額料金:4,952円~(ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料)
  • 合計金額: 約1,512円 (初月のみ。以降は機種代分割金+月額料金)

※23か月目に端末を返却すると、残りの機種代金支払いが不要になります。MNP割引は端末返却時の実質負担額にも適用されます。

重要: 割引額や適用条件は変更される可能性があります。必ずahamoの公式サイトや店舗で最新情報を確認してください。

ahamoで「Google Pixel 9」をチェックする

※ahamoのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。

ドコモ ahamoは本当にお得なのか? 全力で徹底 調査してみた

※ahamoで販売しているスマホ本体(SIMとのセット品)についてはこちらの記事で紹介しています。

ahamoスマホ乗り換えにおすすめ機種12選!選び方解説【2025年最新】

キャリア(MNO)

ドコモ

128GBで機種代金の支払総額:148,060円(税込)

回線契約が無くてもOK!いつでもカエドキプログラム*1に加入する場合のお支払い

分割支払金(月額):2,592円×23回

お客さま負担額は:59,620円、分割支払金(24回目):88,440円

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au オンラインショップ

128GBの機種変更で機種代金144,900円

キャンペーン適用で【9/30まで】Pixel 9シリーズ機種変更おトク割

最大割引後の機種代金 111,900円

さらにスマホトクするプログラム実質負担額 33,000円

頭金0円、毎月のお支払額 初回1,452円、2回目以降(×22回)1,434円+最終回 78,900円

au オンラインショップで「Google Pixel 9」をチェックする

ソフトバンク

2024年8月22日発売

128GBで総額151,200円

新トクするサポートなら超おトク
48回払いで購入し、13ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合

新トクするサポート(プレミアム)の早トクオプション適用で1~12回3円/月
総額36円+別途 早トクオプション利用料 19,800円

ソフトバンクで「Google Pixel 9」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで94,800円(税込)、
  • 楽天市場で112,000円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで102,603円、
  • AliExpressで81,477円、

で販売されています。

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ヤフーショッピングで「Google Pixel 9」をチェックする

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米国 Amazon.comで「Google Pixel 9」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。

AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較

Google Pixel 9」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Google Pixel 10

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 16、Google Tensor G5、12GBメモリ、1,080 x 2,424 pxのActuaディスプレイ (OLED)、128GB / 256GBストレージ、通常使用で30時間以上駆動する4970 mAhバッテリー、背面48MP+13MP+10.8MPの3眼カメラ、前面10.5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「マジックサジェスト」、「マイボイス通訳」、「Daily Hub 」、「かこって検索」、「カメラコーチ」など)、光学5倍ズーム、4K動画撮影、手ブレ補正(光学式+電子式)、最大30分で55%の急速充電、Qi2認証ワイヤレス充電「Google Pixelsnap」に対応。

IP68防水防塵、おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth v6、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで126,599円、楽天市場で143,550円(送料無料)、ヤフーショッピングで125,627円、AliExpressで 138,596円、です。

関連記事:Google Pixel 10 徹底レビュー!Pixel 9からの進化点と欠点

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Nothing Phone (3)

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4、12GB / 16GBメモリ、1260 x 2800 pxのフレキシブルAMOLED、256GB / 512GBストレージ、5150 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+50MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Glyph Matrix」、「Glyphトイ」、「Essential Key」、AI連携(Google Gemini、ChatGPT統合機能)、1000Hzのタッチサンプリングレート、IP68防水防塵、おサイフケータイ®に対応。

65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電、30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート、画面内指紋認証、USB-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で119,900〜138,900円(送料無料)、AliExpressで116,989円、米国 Amazon.comで$719.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

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Zenfone 12 Ultra

ASUSから発売された6.78インチの5Gスマートフォンです(2025年5月30日発売)。

Android 15 (ZenUI)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite (オクタコア、4.3GHz)、LPDDR5X 12GB または 16GBメモリ、フルHD+ (2400×1080)のLTPO AMOLED、256GB または 512GB (UFS4.0)ストレージ、5,500mAhバッテリー、背面50MPメイン (6軸ジンバルスタビライザー4.0) + 32MP望遠 (光学3倍、OIS) + 13MP超広角のトリプルカメラ、前面32MP RGBWイメージセンサーのフロントカメラを搭載しています。

また、eSIM、カメラのAI機能(AIトラッキング、AIポートレート動画2.0、AIボイスクラリティ、AI流し撮りなど)、AI機能(AI通話翻訳2.0、AI文字起こし2.0、AI記事の要約、AIドキュメントの要約など)、ASUSの独自機能(「通話音声の自動録音」機能、「ツインアプリ」機能、「エッジツール」、「クイックショット」、「Photo Vibe」、「Game Genie」)に対応。

おサイフケータイ(Felica)、IP65/IP68防水防塵、NFC搭載、最大65W HyperCharge急速充電、最大15W Qiワイヤレス充電対応、指紋認証 (画面内)、顔認証、USB Type-C、3.5mmヘッドホンジャック、5G通信、Wi-Fi 7 、Bluetooth® 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで169,800円(税込・国内版・ZF12U-BK12S256/A)、楽天市場で142,310円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,800円(送料無料)、AliExpressで145,533円、です。

関連記事:Zenfone 12 Ultra徹底レビュー!AI・カメラ・11Ultra比較

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Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで67,992円(税込)、楽天市場で68,380円(送料無料)、ヤフーショッピングで66,930円(未使用品)、AliExpressで75,665円、です。

関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!

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Galaxy S25 Edge

サムスンから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年5月23日発売)。

Android 15(One UI 7)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy、12GBメモリ、3120 x 1440 (Quad HD+)のDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、512GBまたは256GBストレージ、最大24時間(動画再生時)駆動する3900mAhバッテリー、背面200MP広角+12MP超広角の2眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、Galaxy AI機能、「Now Brief(ナウブリーフ)」、チタンフレーム(側面)、Galaxy Sシリーズ史上最薄の厚さ5.8mm、最軽量クラスの163g、薄くて放熱性能の高いベイパーチャンバー、IP68防水防塵、25W急速充電(有線・30分で55%充電)、NFC、超音波式画面内指紋センサー、USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで178,038円、楽天市場で152,672円、ヤフーショッピングで136,900円、米国 Amazon.comで$949.99、Samsung(US)公式オンラインストアで$1,099.99、です。

関連記事:Galaxy S25 Edge徹底レビュー!薄型チタン化とS25からの進化点

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Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

価格は、Amazonで117,779円(税込・12GB+256GBモデル)、楽天市場で99,629円(送料無料)、ヤフーショッピングで110,700円、AliExpressで89,648円、です。

関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット

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iPhone 16

Appleから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです。

iOS 18、Apple A18 Bionicチップ、8GB メモリ、Super Retina XDR液晶、128GB/256GB/512GBストレージ、ビデオ再生で最大22時間駆動できるバッテリー、背面 48MP+12MPの2眼カメラ、前面 12MPのフロントカメラ、ステレオスピーカーを搭載しています。

また、生成AI機能「Apple Intelligence」、アクションボタン、カメラコントロールボタン、Apple Pay、Suica決済、空間オーディオ再生、IP68防水防塵、音声操作 Siri、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」、USB-C (DisplayPort/USB 2 最大480Mb/s)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、GPSにも対応している。

価格は、Amazonで141,212円、楽天市場で141,700円、ヤフーショッピングで136,980円(未使用品)、です。

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AQUOS R10

シャープから発売された約6.5インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android™ 15、Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform、12GBメモリ、1,080×2,340 pxのPro IGZO OLEDディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、連続待受時間 約800時間(LTE)駆動する5,000mAhバッテリー、ライカカメラ社が監修した背面 約5,030万画素+約5,030万画素の2眼カメラ、前面約5,030万画素のフロントカメラ、フルメタルBOXスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(電話アシスタント、迷惑電話対策機能、Glance AI for AQUOS、Google Geminiなど)、ピーク輝度3,000nit、1Hz〜240Hzの可変リフレッシュレート、ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)、14chスペクトルセンサー、立体音響技術 Dolby Atmos、8Way Audio(ワイヤレス接続時)、冷却システム(高熱伝導素材である銅ブロック)に対応。

UWB(超広帯域無線通信)、AQUOSトリック(Payトリガー、スクロールオート、Clip Now など)、おサイフケータイ、IPX5・IPX8 / IP6X防水防塵、MIL規格、最大2TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で109,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,780円(送料無料)、COCORO STORE(ココロストア)で99,770円~、です。

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