POCO F7 Ultra/Pro徹底比較レビュー!7つの違いと買うべきか解説

POCO F7 Ultra/Pro 本体を背面が見えるように片手で持つ。横向きで、背景は黒。
シャオミのサブブランドPOCOから、待望のフラッグシップモデル「POCO F7 Ultra」と「POCO F7 Pro」が発売されました。POCOブランド初の”Ultra”モデルを含むこの2機種は、最新技術を結集した高性能スマートフォンです。

特に注目なのは、POCO F7 Ultra のSnapdragon 8 Elite、POCO F7 Pro のSnapdragon 8 Gen 3プロセッサの驚異的な性能です。

Antutuベンチマークで200万を超えるこれらのプロセッサは、高負荷なゲームのプレイや動画編集、マルチタスクもサクサクと快適にこなせる性能です。

また、POCO F7 Ultraが搭載するトリプルカメラの性能も大注目!50MPの高性能な望遠カメラ(光学2.5倍ズーム、マクロ撮影対応)と32MPの超広角カメラを備え、かつてないほど多彩かつ高画質な撮影を存分に楽しめます。

「POCO F7 Ultra」と「POCO F7 Pro」の違いを紹介

この記事では、待望の「POCO F7 Ultra」と「POCO F7 Pro」の性能や機能を徹底的に深掘りし、その全貌を明らかにします。特に、多くのユーザーが気になるであろう「Ultra」と「Pro」のモデル間の「違い」に焦点を当て、どちらを選ぶべきかを明らかにします。

【この記事で分かること】

  1. POCO F7 UltraとProの詳細なスペック
  2. UltraとPro、7つの主要な違い(プロセッサ、カメラ、バッテリーなど)
  3. 各モデルのメリットとデメリット
  4. 前モデルPOCO F6 Proから進化した点
  5. 競合スマートフォンとの比較
  6. 最適なモデルはどちらか、購入すべきかどうかの判断材料

また、前モデルであるPOCO F6 Proと比較して、F7シリーズがどのような進化を遂げたのかについても詳しく解説し、旧モデルからの買い替えを検討している方も、役立つ内容になっています。

Snapdragon 8 Elite、Snapdragon 8 Gen 3プロセッサのAntutuベンチマークやゲーム性能、他のスマートフォンと比較した場合のメリット、デメリット、評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:POCO F7 Ultra – Xiaomi Japan

POCO F7 Pro – Xiaomi Japan

価格をチェック!POCO F7 Ultra / POCO F7 Proは他のスマホより安いのか?

POCO F7 Ultra/Proを縦向きで片手で持つ。背景は黒。

POCO F7 Ultraはシャオミオンラインストアで99,980円~(12GB+256GBモデル)、POCO F7 Pro69,980円~(12 GB + 256 GBモデル)で販売されています。

一方、ECサイトのAmazonでも69,980円~(税込・F7 Pro / F7 Ultraは109,800円~)で販売中。楽天市場(69,980円~・Ultraは99,980円)でも購入できます。

なお、海外ストアのAliExpressでは59,552円(Pro版・Ultra版は80,290円)で発売中です。

※上記の価格は2025/6/26調査のものです。

POCO X7 Pro

2025年1月10日に発売された「POCO X7 Pro」はAmazonで49,980円で販売中です。こちらは、パワフルなMediatek Dimensity 8400 Ultraチップセットと高速なUFS 4.0ストレージを搭載し、最新ゲームやマルチタスクもストレスなく快適に動作します。効率的な冷却システムにより、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを発揮するのが魅力です。

ディスプレイには、非常に明るく色鮮やかな1.5K解像度のAMOLEDを採用し、120Hzの高リフレッシュレートと480Hzのタッチサンプリングレートに対応。6000mAhの大容量バッテリー、90W急速充電、IP68等級の防水防塵性能や、臨場感あふれるDolby Atmos対応ステレオスピーカー対応である点も魅力です。

Nothing Phone (3a)

2025年3月11日に発売された「Nothing Phone (3a)」は、AliExpressで50,322円(8GB+128GBモデル)で販売中です。こちらは、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3プロセッサと最大12GBのRAM、256GBのストレージを搭載し、マルチタスクも安定したパフォーマンスで軽快に動作します。

ディスプレイには、鮮やかで美しい6.77インチのフレキシブルAMOLEDを採用し、120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応。5000mAhバッテリー、50W急速充電、光学2倍ズーム対応50MP望遠を含むトリプルカメラ、個性的なGlyphインターフェース、IP64防水防塵などを備えている点も魅力です。

Google Pixel 9a

2025年4月に発売される「Google Pixel 9a」は、128GBモデルで$499(※日本円で約7万4千円)で販売予定です。こちらは、独自のGoogle Tensor G4チップと8GB RAM搭載で、AI機能を活用した快適な動作やマルチタスクを安定して軽快にこなします。

また、ディスプレイには、非常に明るい6.3インチのActua pOLEDを採用し、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応。5000mAhバッテリー、有線およびワイヤレス充電、消しゴムマジックなど強力なAIカメラ機能、IP68防水防塵、そして最長7年間のソフトウェアアップデート保証などを備えている点も魅力です。

motorola edge 50 pro

2024年7月12日に発売された「motorola edge 50 pro」はAmazonで64,491円で販売中です。こちらは、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3とRAMブースト対応の12GBメモリ搭載で、パワフルかつ高速に動作します。

ディスプレイには、明るく滑らかな表示が可能な6.7インチpOLEDを採用し、最大144Hzの高リフレッシュレートと360Hzのタッチサンプリングレートに対応。4500mAhバッテリー、19分で満充電できる125W超急速充電、高画素なトリプルカメラ、IP68防水防塵、便利なFeliCa(おサイフケータイ)などを備えている点も魅力です。

まとめ

比較対象として挙げたPOCO X7 ProNothing Phone (3a)は約5万円台からとより手頃ですが、スペックもミドルレンジが中心です。一方、F7 Proと同価格帯には、独自のAI機能が魅力のGoogle Pixel 9a(約7.4万円〜)や、125W超急速充電やおサイフケータイ対応のmotorola edge 50 pro(約6.5万円)といった個性的なモデルが存在します。

結論として、POCO F7 Proはミドルハイレンジの競合モデルと同等の価格帯であり、「圧倒的に安い」とは言えない状況です。しかし、POCOシリーズの強みである価格に対する性能の高さ(コストパフォーマンス)が、同価格帯のライバルと比較してどう評価できるかが選択の鍵となります。

デザインと携帯性を比較:POCO F7 Ultra/Proの選べるカラーと持ち心地の違い

POCO F7 Ultra/Proのカラーバリエーション。ブルー、シルバー、ブラックの3色。

POCO F7シリーズは、性能だけでなくデザインや持ちやすさも重要な選択要素です。ここでは「Ultra」と「Pro」のデザインや携帯性における違いを見ていきます。

共通するプレミアム感:メタルフレームとガラスバック

POCO F7 UltraとProは、どちらもメタルフレームと高級感のあるガラスバックを採用し、洗練された印象を与えます。超スリムベゼルデザインとシームレスなフレーム処理により、画面への没入感が高められています。前モデルから続くベゼルレスデザインへのこだわりが、プレミアム感を演出しています。

POCO F7 Pro:選べる3色とスリムなボディ

「POCO F7 Pro」は、ブルー、シルバー、ブラックの3色展開で、好みに合わせて選びやすいのが特徴です。特にシルバーモデルは上品な仕上がりとの評価もあります。厚さは8.12mm、重量は206gと、Ultraと比較してわずかに薄く軽量です。この差は、長時間の片手持ち操作や、ポケットへの収まりやすさといった携帯性の面で、より快適さを感じさせるかもしれません。

POCO F7 Ultra:POCOらしいイエローと存在感

POCO F7 Ultra/Proのブラックとイエロー

「POCO F7 Ultra」は、シックなブラックと、POCOのブランドカラーでもある鮮やかなイエローの2色展開です。個性的なカラーを好むユーザーにはイエローが魅力的に映ります。厚さは8.39mm、重量は212gと、Proよりわずかに厚みと重さがあります。高性能なカメラやワイヤレス充電機能を搭載している影響と考えられますが、持った時のしっかりとした存在感につながっています。

質感と仕上げの違い

両モデルとも背面は光沢とマット仕上げが組み合わされていますが、具体的な手触りや見た目の印象は、カラーによっても異なる可能性があります。デザインや質感の好みは個人差が大きいため、可能であれば実機に触れて、自分の感覚に合うか確かめてみることをお勧めします。

前モデルPOCO F6 Proからの変化

前モデルPOCO F6 Proは、ホワイトとブラックの2色展開で、背面には独特な質感のマットガラス(フロスト加工)が採用されていました。厚みは8.41mm、重量は209gでした。

POCO F7 Proは、F6 Proからカラーバリエーションが3色に増え、背面素材も光沢/マット組み合わせのガラスに変更。より薄く(8.12mm)、軽く(206g)なりました。

POCO F7 Ultraは、カラー展開がブラック/イエローとなり、背面素材も変更。厚みはわずかに薄く(8.39mm)なりましたが、重量は少し増加(212g)しました。

全体として、F7シリーズはF6 Proのコンセプトを引き継ぎつつ、よりモダンでプレミアム感のあるデザインへと進化しています。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、デザイン&携帯性の違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proのデザインおよび携帯性に関する主な違いは以下の通りです。

カラーバリエーション:

  • POCO F7 Pro: ブルー, シルバー, ブラック (3色)
  • POCO F7 Ultra: ブラック, イエロー (2色)

厚み:

  • POCO F7 Pro: 8.12mm (より薄い)
  • POCO F7 Ultra: 8.39mm

重量:

  • POCO F7 Pro: 206g (より軽い)
  • POCO F7 Ultra: 212g

素材: 共通 (メタルフレーム + ガラスバック)

デザインコンセプト: 共通 (超スリムベゼル, シームレスデザイン)

ディスプレイを比較:POCO F7 Ultra/Proの美しさと強さの違い

POCO F7 Ultra/Proのディスプレイ

POCO F7シリーズは、ディスプレイ品質も非常に高いレベルにあります。ここでは「Ultra」と「Pro」のディスプレイにおける共通点と、重要な違いを解説します。

共通する高画質:WQHD+ AMOLEDの実力

POCO F7 UltraとProは、どちらも6.67インチWQHD+3200×1440)解像度を持つ有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、非常に滑らかで美しい映像体験を提供します。約680億色を表示できる12bitの色深度DCI-P3広色域、HDR10+、Dolby Visionにも対応しており、色鮮やかでリアルな表現が可能です。NetflixなどでDolby Vision対応コンテンツを鑑賞すれば、その映像美に引き込まれます。

明るさと応答性:ゲームや屋外での快適さ

両モデルとも、HBM輝度1800nits、ピーク輝度3200nitsという高い明るさを実現。これにより、日差しの強い屋外でも画面が見やすく、快適に操作できます。また、最大480Hzのタッチサンプリングレートと、ゲームモード時には最大2560Hzのインスタントタッチサンプリングレートに対応。アクションゲーム「PUBG Mobile」などで、指の動きに瞬時に反応する、正確で快適な操作感を得られます。

目に優しい配慮:アイケア機能

長時間の使用にも配慮されています。最大3840Hzの高周波PWM調光により、暗い場所での画面のちらつきを大幅に抑制。TÜV Rheinlandによる低ブルーライト、フリッカーフリー、サーカディアンフレンドリー認証も取得しており、目への負担を軽減します。円偏光テクノロジーも採用され、電子書籍を読んだり、SNSを長時間チェックしたりする際の目の疲れを和らげる工夫が凝らされています。

最大の違い:ディスプレイ保護ガラス

POCO F7 UltraとProのディスプレイにおける最も大きな違いは、採用されている保護ガラスです。Proには「Corning® Gorilla® Glass 7i」が使われているのに対し、Ultraにはより高耐久とされる「POCO Shield Glass」が採用されています。これはUltraだけの特別な仕様であり、ディスプレイの保護性能が向上している点が特徴的です。日常生活でうっかりスマートフォンを落としてしまったり、ポケットの中で鍵などと擦れてしまったりするリスクに対し、Ultraの方がより高い安心感を提供します。

前モデルPOCO F6 Proからの進化

前モデルPOCO F6 Proも、6.67インチWQHD+ AMOLED、120Hzリフレッシュレートという優れたディスプレイを搭載していました。ピーク輝度は4000nitと非常に高かったですが、HBM輝度は1200nitでした。POCO F7 ProUltraでは、ピーク輝度は3200nitに調整された一方、日常的な屋外使用で重要となるHBM輝度が1800nitへと向上しています。

また、F7 Pro/Ultraでは新たに円偏光テクノロジーが追加され、目の保護機能が強化されました。保護ガラスも、F7 ProではGorilla Glass 7i、F7 UltraではPOCO Shield Glassへと変更されています(F6 Proのガラス種類は明記されていません)。F6 Proに搭載されていたウェットタッチディスプレイ技術については、F7シリーズのスペック情報では言及されていません。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、ディスプレイの違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proのディスプレイに関する主な違いは以下の通りです。

基本スペック(サイズ、解像度、リフレッシュレートなど): ほぼ共通(6.67インチ WQHD+ AMOLED, 120Hz)

輝度: 共通(ピーク輝度 3200nits / HBM輝度 1800nits)

保護ガラス:

  • POCO F7 Ultra: POCO Shield Glass (高耐久)
  • POCO F7 Pro: Corning® Gorilla® Glass 7i

その他: F7 Pro/Ultraは円偏光テクノロジーを搭載。

プロセッサ:POCO F7 Ultra/ProのSnapdragon 8 EliteとSnapdragon 8 Gen 3の性能を徹底解剖

POCO F7 Ultra/ProのCPU

POCO F7シリーズの魅力の一つであるプロセッサ性能。特に「Ultra」と「Pro」では搭載するチップが異なり、パフォーマンスに大きな違いがあります。

POCO F7 Pro:Snapdragon 8 Gen 3の実力

「POCO F7 Pro」は、高い評価を得ている「Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform」を搭載します。この4nmプロセス製造のプロセッサは、最大3.3GHzで動作するプライムコアを含む8コアCPUを備え、電力効率とパフォーマンスのバランスに優れています。

このパワーにより、「原神」や「PUBG Mobile」といった高負荷な3Dゲームも快適にプレイ可能です。また、「CapCut」での動画編集や、Netflixでの4K HDRストリーミング再生、複数のアプリを切り替えるマルチタスクもスムーズにこなせます。日常利用から少し負荷のかかる作業まで対応できる、高い処理能力を持ちます。

POCO F7 Ultra:Snapdragon 8 EliteとVisionBoost D7の衝撃

一方、POCO F7 Ultraは、さらに進化した3nmプロセスの「Snapdragon® 8 Elite Mobile Platform」を採用。最大4.32GHzで動作する2つのプライムコアを持つ新設計「Oryon CPU」が特徴です。これにより、POCO F7 ProのSnapdragon 8 Gen 3と比較しても、CPU、GPU、AI処理能力が大幅に向上しています。

この圧倒的なパワーは、プロレベルの動画編集、例えばAdobe Premiere Rushでの複数の4K映像素材の扱いや、複雑なエフェクト処理で真価を発揮します。また、今後登場する高度なAI機能を利用するアプリなど、スマートフォンの可能性をさらに押し広げる性能を備えています。アプリの起動速度やマルチタスク性能も極めて高く、あらゆる操作がよりキビキビと快適になります。

ゲーム体験を変えるVisionBoost D7

POCO F7 Ultraの特筆すべき点は、専用グラフィックチップ「VisionBoost D7」の搭載です。Snapdragon 8 Eliteの強力なAdreno GPUと連携し、最高のグラフィック体験を生み出します。GPU負荷を最適化し、より高いフレームレートの維持や、グラフィック設定の最大化を可能にします。

Call of Duty: Warzone Mobile」のような高い描写性能を要求される最新ゲームでは、他のスマートフォンで描画が不安定になる場面でも、驚くほど滑らかで美しい映像を提供します。レイトレーシング対応ゲームなどでもその恩恵は大きく、ゲームをとことん楽しみたいユーザーに最高の環境を提供します。

前モデルPOCO F6 Proからの進化

前モデルPOCO F6 Proは、4nmプロセスの「Snapdragon® 8 Gen 2」(最大3.19GHz)を搭載していました。POCO F7 Proは、同じ4nmプロセスながら新世代のSnapdragon 8 Gen 3(最大3.3GHz)を採用し、CPU/GPU/AI性能と電力効率を向上させています。

そしてPOCO F7 Ultraは、さらに微細な3nmプロセスのSnapdragon 8 Elite(最大4.32GHz、Oryon CPU)とVisionBoost D7チップにより、POCO F6 Proからはもちろん、POCO F7 Proからも大きく飛躍。処理能力、グラフィック性能、電力効率のすべてにおいて、次世代のパフォーマンスを実現しています。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、プロセッサの違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proのプロセッサ関連の主な違いは以下の通りです。

搭載プロセッサ:

  • POCO F7 Ultra: Snapdragon® 8 Elite Mobile Platform (3nmプロセス、Oryon CPU)
  • POCO F7 Pro: Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform (4nmプロセス)

CPU性能:

  • POCO F7 Ultra: 最大4.32GHzのOryon CPUで最高クラスの処理能力。
  • POCO F7 Pro: 最大3.3GHzのCPUで多くの用途に十分な処理能力。

グラフィック性能:

  • POCO F7 Ultra: 強力なAdreno GPU + 専用チップ「VisionBoost D7」で最高のゲーム体験を追求。
  • POCO F7 Pro: 高性能なAdreno GPUで多くのゲームが快適。

AI性能:

  • POCO F7 Ultra: Snapdragon 8 Eliteの高いAI処理能力。
  • POCO F7 Pro: Snapdragon 8 Gen 3による優れたAI処理能力。

ベンチマーク

POCO F7 Ultra/Proのグラフで、Snapdragon 8 Elite / POCO F7 Pro 性能を比較

「POCO F7 Ultra」が搭載するSnapdragon 8 Elite プロセッサと、POCO F7 Proが搭載するSnapdragon 8 Gen 3 プロセッサはどのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで測定し、比較してみました。

POCO F7 Ultra: Snapdragon 8 Elite

例: Antutu V10 総合で「2461360」、CPUで「514013」、GPUで「1019991」、MEMで「488887」、UXで「438469」

POCO F7 Pro: Snapdragon 8 Gen 3

例: Antutu V10 総合で「2085572」、CPUで「2085572」、GPUで「874392」、MEMで「410855」、UXで「381987」

比較して分かること

まず、スマートフォンの総合的な性能を示すAnTuTu V10の総合スコアを見ると、POCO F7 Ultra(Snapdragon 8 Elite)が「2461360」であるのに対し、POCO F7 Pro(Snapdragon 8 Gen 3)は「2085572」です。これは約37.5万点もの差であり、Snapdragon 8 EliteがSnapdragon 8 Gen 3に対して大幅に高い処理能力を持っていることを示唆しています。この差は、より高度なタスクや最新のゲームなどを快適に動作させる上で、大きなアドバンテージとなり得ます。

各項目における性能比較:特にGPU性能の向上が目立つ

次に、個別の項目を見ていきます。CPU性能では、F7 Ultraが「514013」、F7 Proが「418338」と、約9.5万点の差があります。GPU(グラフィック処理)性能においては、その差はさらに顕著です。F7 Ultraが「1019991」という非常に高いスコアを記録しているのに対し、F7 Proは「874392」であり、約14.5万点もの差が開いています。これは、Snapdragon 8 Eliteが特にグラフィック性能において大きな進化を遂げていることを示しており、高画質・高フレームレートのゲーム体験などに大きく貢献すると考えられます。

日常的な操作の快適性にも違いがあり

メモリ(MEM)性能についても、F7 Ultraが「488887」、F7 Proが「410855」と約7.8万点の差があり、データ読み書き速度の向上がうかがえます。また、ユーザーエクスペリエンス(UX)を示すスコアも、F7 Ultraが「438469」、F7 Proが「381987」と、約5.6万点の差があり、日常的な操作の快適性においても向上が見られます。

まとめ

これらの比較から、Snapdragon 8 Eliteは、Snapdragon 8 Gen 3に対して、CPU、GPU、メモリ、UXの全ての面で性能が向上しており、特にGPU性能の向上が著しいことが分かります。全体として、Snapdragon 8 Eliteは次世代のハイエンドチップセットとして、より高いパフォーマンスを提供すると期待できる結果となっています。

Snapdragon 8 Elite / POCO F7 Pro 性能を比較

POCO F7 Ultraが搭載するSnapdragon 8 Elite プロセッサと、POCO F7 Proが搭載するSnapdragon 8 Gen 3 プロセッサは他のCPUと比べて、どのくらい高いのでしょうか?ベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

POCO F7 Ultra/Proのグラフで、Antutu 比較

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Elite (POCO F7 Ultra)・・・Antutu:約 240万 前後
  2. MediaTek Dimensity 9300+(Xiaomi 14T Pro)・・・Antutu:約 230万 前後
  3. Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:約 200万 前後
  4. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:約 156万
  5. Exynos 2400e (Galaxy S24 FE)・・・Antutu:約 150万 前後
  6. Snapdragon 8s Gen 3 (AQUOS R9 Pro)・・・Antutu:約 150万 前後
  7. Snapdragon 8 Gen 2 (POCO F6 Pro)・・・Antutu:約 140万 前後
  8. Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
  9. Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:約 100万 前後
  10. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後

比較から分かること

Snapdragon 8 Elite: 最高峰の性能

AnTuTu V10スコア約240万点を記録したSnapdragon 8 Eliteは、提示されたリストの中で最高のパフォーマンスを示しています。これは、MediaTek Dimensity 9300+(約230万点)と並び、現行のモバイルチップセット市場においてトップクラスの性能を持つことを意味します。この結果から、POCO F7 Ultraは、最新ゲームや高負荷な処理を最高レベルでこなす究極の性能を持つスマートフォンであることが分かります。

Snapdragon 8 Gen 3: 依然強力なハイエンド

Snapdragon 8 Gen 3が記録した約200万点というスコアは、最上位のSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、依然として非常に強力なハイエンドチップセットであることを示しています。約140万~156万点クラスのSnapdragon 8s Gen 3やSnapdragon 8 Gen 2、Dimensity 8400 Ultraなどと比較して明確な性能差があり、POCO F7 Proが高いレベルで幅広いユーザーの要求に応えられる高性能モデルであることが確認できます。

ゲーム性能

POCO F7 Ultra/Proで原神をプレイする様子。

Snapdragon 8 EliteとSnapdragon 8 Gen 3のゲーム性能について、Antutuベンチマーク結果(Snapdragon 8 Elite GPU: 1,019,991 / Snapdragon 8 Gen 3 GPU: 874,392)が示す通り、Snapdragon 8 Eliteはより高いグラフィック処理能力を備えています。この性能差が、実際のゲームプレイにおいてどのように現れるかを、いくつかの人気タイトルにおけるフレームレート(FPS)と共に示します。

人気ゲームタイトルのFPS

原神 (Genshin Impact)

広大なオープンワールド「テイワット」を舞台に、多彩なキャラクターを操作して冒険するアクションRPGです。美しいグラフィックと奥深いストーリーが特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、60FPSモードで、フィールド探索中は概ね60FPSに近い滑らかな動作です。ただし、複数の敵との戦闘や元素反応が多発する場面、あるいは都市部など描画負荷が高い状況では、50FPS台に低下することがあります。それでも全体を通して快適なプレイが可能です。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、60FPSモードにおいて、ほぼ全ての場面で60FPSに張り付いた極めて安定した動作を実現します。高負荷な戦闘シーンや複雑な地形でもフレームレートの落ち込みは非常に少なく、常に滑らかな映像で最高のゲーム体験が得られます。

タワーオブファンタシー (Tower of Fantasy)

惑星アイダを舞台にした、アニメ調のグラフィックが特徴のオープンワールドRPG。多彩な乗り物や探索要素も魅力です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、90FPSや120FPS設定(対応端末)で、多くの場面で高いフレームレートを維持できますが、描画負荷の高いエリアでは変動が見られます。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、高フレームレート設定において、Snapdragon 8 Gen 3よりも安定して高いフレームレートを維持します。特に大人数で挑むボス戦などでも、パフォーマンスの低下が抑えられます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

宇宙を駆ける「星穹列車」に乗り、様々な惑星を巡るスペースファンタジーRPGです。美麗な3Dグラフィックと戦略的なターン制バトルが魅力です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、60FPSモードでは、戦闘、探索ともに安定して60FPSを維持します。120FPSモード対応端末の場合、設定を上げると平均80-100FPS程度で動作しますが、場面による変動はあります。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、60FPSモードでは盤石の60FPS動作です。120FPSモード対応端末では、平均して100FPS以上を維持しやすく、キャラクターのモーションやエフェクトがより一層滑らかに表示され、視覚的な満足度が向上します。

鳴潮 (Wuthering Waves)

災害後の世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPG。スタイリッシュな戦闘と自由度の高い探索が特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 高画質設定、60FPSモードで、安定したプレイが可能です。最高設定では場面により50FPS台になることもありますが、アクションの応答性は良好です。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、60FPSモードでも、常に60FPSに近いパフォーマンスを発揮します。激しい戦闘アクションも滑らかに描画され、キャラクターの操作感が向上します。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

PUBG MOBILE

PCで人気のバトルロイヤルゲームのモバイル版。リアルな銃器描写と緊張感のあるゲーム性が特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: HDR画質設定、90FPS設定(対応端末の場合)で、ほとんどの場面で90FPSに近いフレームレートを維持します。スムーズなエイムと索敵が可能です。
  • Snapdragon 8 Elite: HDR画質設定、90FPS設定で、90FPSに完全に張り付いた動作となります。フレームレートの揺らぎが極めて少なく、一瞬の反応が求められる撃ち合いにおいて、最高のパフォーマンスを発揮します。

Call of Duty: Mobile

人気FPS「Call of Duty」シリーズのモバイル版。マルチプレイヤーモードとバトルロイヤルモードを搭載しています。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、最高フレームレート設定(多くの場合120FPS対応)で、非常に高いフレームレートで動作します。激しい撃ち合いも滑らかです。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、最高フレームレート設定で、ほぼ120FPSに張り付きます。フレームレートの安定性がさらに向上し、プロレベルの競技シーンにも対応できる応答性を持ちます。

Arena Breakout

リアル志向の脱出シューター。敵プレイヤーやNPCと戦いながら、マップから貴重品を持ち帰ることが目的です。高い没入感が特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、高フレームレート設定で、安定したプレイが可能です。緻密なマップ描画もスムーズに行われます。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、最高フレームレート設定で、より安定して高いフレームレートを維持します。わずかな物音や動きも見逃せない本作において、映像の滑らかさは索敵や戦闘の精度に直結します。

荒野行動 (Knives Out)

100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、最後の1人(または1チーム)になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。モバイルバトロワの定番の一つです。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、高フレームレート設定(90FPSや120FPS対応の場合)で、安定した動作を見せます。広大なマップでも遠景の描画を含めスムーズです。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、最高フレームレート設定で、ほぼ上限FPSに張り付きます。多数のプレイヤーが集まる終盤戦など、負荷が高まる状況でもフレームレートの安定性が高く、より有利に立ち回れます。

その他のゲームタイトルのFPS

ウマ娘 プリティーダービー

実在の競走馬をモチーフにした「ウマ娘」たちを育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームです。ライブシーンの美麗なグラフィックも特徴です。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定で、育成パート、レースシーン、ライブシーンいずれも非常に滑らかに動作します。基本的にフレームレートの上限(多くの場合60FPS)で安定します。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定で、フレームレート上限に完全に張り付きます。特に高画質で描かれるライブシーンなどでも、一切の引っかかりを感じさせない完璧なパフォーマンスを示します。

Minecraft

ブロックで構成された広大な世界で、建築、採掘、戦闘など、自由に過ごせるサンドボックスゲーム。MOD導入による拡張性も高いです。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 描画距離などを最大にした高設定でも、基本的に快適に動作します。影MODなど、特に高負荷なMODを導入しない限り、フレームレートは安定しています。
  • Snapdragon 8 Elite: 高設定での動作は極めて安定しており、描画チャンク数を増やした場合や、ある程度の負荷がかかるMODを導入した場合でも、高いパフォーマンスを維持します。

Asphalt 9: Legends

美麗なグラフィックと派手なアクションが特徴のアーケードレースゲーム。多数の実在するスーパーカーが登場します。

  • Snapdragon 8 Gen 3: 最高画質設定、60FPSモードで、ほとんどのコースで60FPSを維持し、迫力のあるレースを楽しめます。
  • Snapdragon 8 Elite: 最高画質設定、60FPSモードで、常に60FPSに張り付いた完璧な動作です。クラッシュシーンなど、物理演算が多く発生する場面でもフレームレートは微動だにしません。

まとめ:ゲーム性能

AnTuTuベンチマークスコア、とりわけGPU性能において顕著な差が見られたように、Snapdragon 8 EliteはSnapdragon 8 Gen 3を明確に上回る処理能力を備えています。この性能差は、実際のゲームプレイ体験に直結します。

原神」のようなグラフィック負荷が高いオープンワールドゲームから、「PUBG MOBILE」や「Call of Duty: Mobile」といった競技性の高いFPSゲームまで、多くのタイトルにおいて、Snapdragon 8 Eliteはより高い画質設定で、より安定した高フレームレート(FPS)動作を実現します。

長期間にわたって高いパフォーマンスを発揮し続ける性能

これは、単に数値上の優位性だけでなく、高負荷な場面でのフレームレートの落ち込みが少なく、常に滑らかで快適なプレイフィールを得られることを意味します。

Snapdragon 8 Eliteを搭載したデバイスは、現行のあらゆるモバイルゲームを最高レベルで楽しめるだけでなく、今後登場するであろう、より高度なグラフィックや処理能力を要求するゲームに対しても、長期間にわたって高いパフォーマンスを発揮し続けるポテンシャルを持っています。

ゲームはもちろん、日常のあらゆる操作においても、その卓越した性能が、ユーザーにとって極めて快適で満足度の高い体験をもたらすはずです。

カメラ性能を比較:POCO F7シリーズ UltraとPro、その違いは?

POCO F7 Ultra/Proでカメラを使っているところ。

POCO F7シリーズ」はカメラ性能も注目ポイントです。特に「Ultra」と「Pro」では構成やスペックが異なり、撮影体験に違いが生まれます。

POCO F7 Pro:信頼のデュアルカメラ

POCO F7 Pro」のリアカメラは、5000万画素のメインカメラと800万画素の超広角カメラというデュアル構成です。メインカメラには評価の高い「Light Fusion 800」センサーと光学式手ブレ補正(OIS)を搭載し、f/1.6の明るいレンズと合わせて、日中の風景や食事、スナップショットなどをクリアに捉えます。

超広角カメラは、広大な景色や大人数での記念撮影に役立ちます。POCO F6 Proにあったマクロカメラは省略されましたが、メインカメラの性能が高く、日常的なシーンの多くをカバーできる実力を持っています。夜景モードポートレートモードなど、多彩な機能も搭載しています。

POCO F7 Ultra:表現力豊かなトリプルカメラ

POCO F7 Ultraは、「POCOシリーズ史上最高」を謳うトリプルカメラ構成です。メインカメラはProと同じ5000万画素「Light Fusion 800」センサーですが、「POCO最高のダイナミックレンジ」を持ち、明暗差の大きい場面でもより豊かな階調表現が可能です。

<作例:望遠撮影>

POCO F7 Ultra/Proの望遠撮影

最大の特長は、5000万画素の望遠カメラの搭載です。光学2.5倍ズーム(60mm相当)に対応し、遠くの被写体を画質劣化少なく捉えます。運動会での子どもの表情や、ライブ会場でのアーティストの姿などを大きく写せます。OISとPOCO初のフローティング機構も搭載し、手ブレを抑えたクリアな望遠撮影や、美しいボケ味のポートレート撮影を実現します。

<作例・マクロ撮影>

POCO F7 Ultra/Proのマクロ撮影。

さらに、この望遠カメラは10cmまでのマクロ撮影にも対応。花や昆虫、料理のディテールなど、被写体にぐっと寄った印象的な写真を撮影できます。超広角カメラもProの800万画素から3200万画素へと大幅に強化され、より高精細な広角撮影が可能です。風景写真などがより緻密に記録できます。

フロントカメラ:セルフィー画質の違い

<作例:ポートレート写真>

POCO F7 Ultra/Proのポートレート写真

フロントカメラにも違いがあります。POCO F7 Ultraは3200万画素、POCO F7 Proは2000万画素のセンサーを搭載しています。Ultraの方が高画素なため、より精細でディテール豊かなセルフィー(自撮り)が可能です。友人とのグループセルフィーでも、一人ひとりの表情をより鮮明に残せます。

動画撮影機能

動画撮影機能は、両モデルとも8K/24fpsや4K/60fpsの高解像度録画に対応しています。POCO F7 Ultraは、高画質な望遠カメラを動画撮影でも活用できるため、ズームを使った撮影の表現力がProよりも豊かになります。光学式手ブレ補正は、歩きながらの撮影などでも滑らかな映像記録をサポートします。

前モデルPOCO F6 Proからの進化

前モデルPOCO F6 Proは、50MPメイン+8MP超広角+2MPマクロのトリプルカメラと、16MPフロントカメラを搭載していました。POCO F7 Proでは、リアのマクロカメラが省略されデュアル構成になりましたが、フロントカメラは20MPに向上しています。

POCO F7 Ultraは、F6 Proから大幅な進化を遂げました。リアカメラは構成が刷新され、高性能な50MP望遠カメラ(マクロ機能付き)が追加、超広角カメラも32MPに高画素化されました。フロントカメラも16MPから32MPへと画素数が倍増し、カメラ全体の性能が格段に向上しています。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、カメラ機能の違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proのカメラに関する主な違いは以下の通りです。

リアカメラ構成:

  • POCO F7 Ultra: トリプルカメラ (50MPメイン + 50MP望遠 + 32MP超広角)
  • POCO F7 Pro: デュアルカメラ (50MPメイン + 8MP超広角)

望遠カメラ:

  • POCO F7 Ultra: 50MP光学2.5倍望遠カメラ (OIS, フローティング機構付き) を搭載。
  • POCO F7 Pro: 望遠カメラなし。

マクロ撮影:

  • POCO F7 Ultra: 望遠カメラにより10cmマクロ撮影に対応。
  • POCO F7 Pro: 専用マクロカメラなし。

超広角カメラ画素数:

  • POCO F7 Ultra: 3200万画素
  • POCO F7 Pro: 800万画素

フロントカメラ画素数:

  • POCO F7 Ultra: 3200万画素
  • POCO F7 Pro: 2000万画素

バッテリーと充電を比較:容量のPOCO F7 Proか、速度と利便性のUltraか

POCO F7 Ultra/Proのバッテリー

POCO F7シリーズを選ぶ上で、バッテリー容量と充電仕様は重要なポイントです。「Pro」と「Ultra」ではそれぞれ特徴が異なります。

POCO F7 Pro:圧倒的な6000mAhバッテリー

「POCO F7 Pro」最大の魅力の一つは、6000mAhという超大容量バッテリーです。これはUltraの5300mAhよりも大きく、バッテリー持ちを最重視するユーザーにとって非常に心強い仕様です。この大容量により、充電なしで長時間ゲーム「原神」をプレイしたり、一日中動画視聴を楽しんだり、旅行先で充電を気にせず使い続けたりすることが可能です。

POCO F7 Pro:十分高速な90Wハイパーチャージ

充電は90Wのハイパーチャージに対応しており、同梱の充電器を使えば最短37分で1%から100%まで充電できます。6000mAhの大容量バッテリーをこの速度で充電できるのは驚異的です。朝の準備中や、急な外出前にサッと充電するだけで、十分なバッテリー残量を確保できます。90Wは十分高速であり、日常使いで困ることはまずありません。

POCO F7 Ultra:バランスの取れた5300mAhバッテリー

「POCO F7 Ultra」は、5300mAhの大容量バッテリーを搭載しています。Proの6000mAhには及びませんが、それでも一般的なスマートフォンとしては十分な容量であり、多くのユーザーは一日中安心して使用できます。高性能なプロセッサを搭載しつつ、バッテリー容量とのバランスを取った設計と言えます。

POCO F7 Ultra:最速クラスの120W充電とワイヤレス充電

充電面では、UltraがProを上回る部分があります。まず、有線充電は120Wのハイパーチャージに対応し、わずか34分で100%まで充電可能です。Proの90W(37分)よりもさらに速く、バッテリー切れの心配を最小限に抑えます。

そして、Ultraだけの大きなアドバンテージがワイヤレス充電への対応です。別売りのワイヤレス充電器を使えば、ケーブルを接続する手間なく、デスクの充電パッドなどに置くだけで手軽に充電できます。この利便性は、日々の充電スタイルをよりスマートにします。速度と利便性を両立したいユーザーにはUltraが適しています。

共通のバッテリーケア技術

POCO F7 ProとUltraは、どちらも最新のバッテリー管理チップセット「Surge P3」と「Surge G1」を搭載しています。これにより、充電効率を高め、バッテリーの健康状態を維持し、寿命を延ばす工夫がされています。公式には、1,600回の充電サイクル後もバッテリー容量保持率を80%以上に保つとしており、長期間にわたって安心して使用できる点は共通の魅力です。

前モデルPOCO F6 Proからの進化

前モデルPOCO F6 Proは、5000mAhバッテリーと120Wハイパーチャージ(最短約19分で100%)を搭載していました。バッテリー管理チップは「Surge P2」と「Surge G1」でした。

POCO F7 Proは、バッテリー容量を1000mAh増やし6000mAhとした一方で、充電速度は90Wに調整されました。充電チップは新世代のP3に進化し、長期的なバッテリー寿命維持目標(1600サイクル後80%)が明記されました。

POCO F7 Ultraは、バッテリー容量を300mAh増やし5300mAhとし、120Wの充電速度は維持しました。最大の進化はワイヤレス充電への対応です。充電チップはこちらもP3に進化し、F7 Pro同様のバッテリー寿命目標が設定されています。充電時間だけを見るとF6 Proが最速ですが、F7シリーズはバッテリー容量が増加している点を考慮する必要があります。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、バッテリー&充電の違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proのバッテリーおよび充電に関する主な違いは以下の通りです。

バッテリー容量:

  • POCO F7 Pro: 6000mAh
  • POCO F7 Ultra: 5300mAh

有線充電速度 (急速充電):

  • POCO F7 Pro: 90W ハイパーチャージ (最短37分で100%)
  • POCO F7 Ultra: 120W ハイパーチャージ (34分で100%)

ワイヤレス充電:

  • POCO F7 Pro: 非対応
  • POCO F7 Ultra: 対応 (充電器別売)

バッテリー管理チップ: 共通 (Surge P3 + Surge G1)

バッテリー寿命目標: 共通 (1600サイクル後80%以上維持)

通信機能を比較:POCO F7 Ultra/Proの安定性と将来性、その違いは?

POCO F7 Ultra/Proに搭載されている通信用のチューナー

POCO F7シリーズは、快適なスマートフォン体験を支える通信機能も充実しています。ここでは「Ultra」と「Pro」の共通点とわずかな違いを見ていきましょう。

共通の強み:Wi-Fi 7と安定通信技術

POCO F7 UltraとProは、どちらもデュアルSIMに対応し、幅広い5Gバンドをサポート(利用可否は地域やキャリアによります)。次世代規格のWi-Fi 7にも対応しており、対応ルーター環境下では非常に高速なワイヤレス通信が可能です。

特に注目すべきは、両モデル共通で搭載された通信強化技術です。「Ultra communication」機能の「Surge T1S チューナー」と、「Super Antenna Array」と呼ばれる革新的なアンテナ設計により、電波の弱い場所での接続安定性が向上します。

これにより、オンラインゲーム「Apex Legends Mobile」などでの遅延が少なくなり、動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードもより快適になります。公式情報ではセルラー性能が最大37%、Wi-Fi/Bluetooth性能が最大16%向上するとされています。

わずかな違い:Bluetoothバージョン

POCO F7 UltraとProの通信機能における主な違いは、Bluetoothのバージョンです。Ultraは「Bluetooth 6.0」、Proは「Bluetooth 5.4」を搭載しています。新しい規格であるBluetooth 6.0は、将来的にさらなる機能拡張や接続安定性の向上が期待される可能性がありますが、現時点での明確な機能差は大きくありません。

どちらのモデルも、高音質コーデックのLDACやLHDC 5.0、低遅延のLC3、そして最新のオーディオ共有機能Auracastなどをサポートしており、お気に入りのワイヤレスイヤホンで高音質な音楽を楽しんだり、便利な機能を利用したりする上で、バージョンによる実用上の差はほとんどないと言えます。

ナビゲーションとNFC

位置情報の測位に関しても、両モデルはGPS (L1+L5)、Galileo (E1+E5a)、日本のQZSS(みちびき、L1+L5)など、多数の衛星測位システムに対応しており、地図アプリなどで正確な位置情報を素早く取得できます。

NFCも両モデル共通で搭載されています。ただし、注意点として、これらのモデルはグローバル市場向けであり、日本国内で広く使われているおサイフケータイ(FeliCa)には対応していない可能性が非常に高いです。

NFCを使ったタッチ決済機能の一部は利用できる場合がありますが、おサイフケータイが必須なサービスは利用できないと考えられます。

前モデルPOCO F6 Proからの進化

前モデルPOCO F6 Proも、デュアルSIM、5G、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応していましたが、NFCはおサイフケータイ非対応が明記されていました。

POCO F7 ProとUltraは、F6 ProからBluetoothのバージョンがそれぞれ5.4と6.0へと進化しました。最も大きな進化は、F7シリーズ共通で「Ultra communication (Surge T1S)」と「Super Antenna Array」が搭載された点です。これにより、F6 Proと比較して、特に電波環境が不安定な場所での通信品質や安定性が大幅に向上しています。

まとめ:POCO F7 UltraとPOCO F7 Pro、通信機能の違い

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proの通信機能に関する主な違いは以下の通りです。

Bluetoothバージョン:

  • POCO F7 Ultra: 6.0 (より新しい規格)
  • POCO F7 Pro: 5.4

Ultra communication (Surge T1S チューナー): 共通で搭載

Super Antenna Array: 共通で搭載

Wi-Fi 7対応: 共通

5G対応: 共通 (利用可否は地域・キャリア依存)

NFC: 共通で搭載 (おサイフケータイ非対応)

ここもチェック!POCO F7 Ultra / Pro 共通の魅力と進化点

POCO F7 Ultra/ProでGemini AI機能を使っている様子。

POCO F7 UltraとProは多くの違いを持つ一方で、どちらもPOCOのフラッグシップとして、非常に高い基本性能と多くの魅力的な機能を共有しています。

圧倒的な映像体験:2K有機ELディスプレイ

両モデルとも、息をのむほど美しい6.67インチの2K解像度(3200×1440)有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載しています。最大120Hzのリフレッシュレートにより、スクロールやアニメーションは非常に滑らか。YouTubeを高画質設定で視聴したり、美麗なグラフィックのゲームを楽しんだりする際に、その実力を発揮します。周囲光の反射を抑える円偏光技術も採用され、見やすさも向上しています。

高画質メインカメラと多彩なAI機能

メインカメラには、共通して高性能な5000万画素「Light Fusion 800」イメージセンサーを搭載。これにより、明るい場所はもちろん、明暗差の大きいシーンでも豊かな階調表現で美しい写真を撮影できます。

さらに、Xiaomi HyperAIによる便利な機能が満載です。会議の音声を文字起こししたり、外国語のテキストを翻訳したり、写真から不要なオブジェクトを消したりといった作業をAIがサポートします。GoogleのAIアシスタント「Gemini」や、画面上の気になるものを囲って検索できる「かこって検索」にも対応しており、最新のAI機能を活用できます。

ゲームも快適:冷却技術と最適化

高性能プロセッサのパワーを最大限に引き出すため、両モデルとも効率的な冷却システム「LiquidCool Technology 4.0」を採用。これにより、負荷の高い3Dゲーム「原神」などを長時間プレイしても、パフォーマンスの低下を抑え、安定した動作を維持します。ゲーム最適化機能「WildBoost Optimization 4.0」も搭載し、タッチレスポンスなどを改善し、快適なゲーム体験を提供します。

安心と高速通信:IP68防水防塵とWi-Fi 7

どちらのモデルもIP68等級の高い防水防塵性能を備えています。これにより、キッチンなどの水回りや、突然の雨の中でも安心してスマートフォンを使用できます。うっかり水がかかったり、埃っぽい場所に持ち込んだりしても、故障のリスクを低減します。

通信面では、次世代規格のWi-Fi 7に対応。対応するルーターがあれば、従来のWi-Fiよりもさらに高速で低遅延なワイヤレス通信が可能となり、大容量ファイルのダウンロードや高画質動画のストリーミングが一層快適になります。

その他の便利な共通機能

この他にも、高速かつ安全な超音波式画面内指紋センサー、2枚のnanoSIMカードを使えるデュアルSIMスロット、安定した通信を実現する「Ultra communication」技術(Surge T1SチューナーとSuper Antenna Array)など、多くの便利な機能が共通で搭載されています。OSも最新のAndroid 15ベース「Xiaomi HyperOS 2」をプリインストール。NFCにも対応しますが、おサイフケータイ(FeliCa)は利用できない点にご注意ください。

POCO F6 Proからの着実な進化

POCO F7シリーズは、前モデルF6 Proから着実に進化しています。プロセッサ性能は大幅に向上し、より高度な処理や快適なマルチタスクが可能になりました。カメラシステムも、共通のメインセンサーに加え、特にUltraモデルでは望遠カメラの追加や超広角の高画素化など、大きく強化されています。さらに、F7シリーズ共通で通信安定性を高める技術が追加された点も重要な進化点です。

優先順位で最適なPOCO F7を選ぼう

POCO F7 UltraとProは、共通して非常に高いレベルの性能と機能を備えたフラッグシップモデルです。どちらを選ぶかは、あなたが何を最も重視するかによって決まります。カメラ性能やワイヤレス充電の利便性を最優先するならUltra

バッテリー容量やコストパフォーマンスを重視するならProが魅力的に映るでしょう。本記事で解説した共通点と違いを参考に、あなたの使い方に最適な一台を見つけてください。

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proのメリット・デメリット

POCO F7 Ultra/Proでカラーが異なる4台が並んでいる。

ここでは「POCO F7 Ultra / POCO F7 Pro」のメリット・デメリットについて紹介します。

【メリット】

メリット1:クラストップレベルの処理性能

POCO F7 Ultra (Snapdragon 8 Elite搭載) および Pro (Snapdragon 8 Gen 3搭載) の最大の強みは、その圧倒的な処理性能です。これらは、POCO X7 Pro (Dimensity 8400 Ultra)、Nothing Phone (3a) (Snapdragon 7s Gen 3)、Google Pixel 9a (Tensor G4)、motorola edge 50 pro (Snapdragon 7 Gen 3) といった比較対象機種に搭載されているプロセッサよりも大幅に高性能です。これにより、高負荷なゲームのプレイや動画編集、マルチタスクなどが非常に快適に行えます。

メリット2:高精細・高輝度なディスプレイ

POCO F7シリーズは、6.67インチの2K解像度 (3200×1440) 有機ELディスプレイを搭載しています。これは、POCO X7 Pro (1.5K) や、FHD+解像度の Nothing Phone (3a)Google Pixel 9amotorola edge 50 pro よりも高精細です。また、ピーク輝度3200nits、HBM輝度1800nitsという明るさも、Google Pixel 9a (ピーク2700nits) や motorola edge 50 pro (ピーク2000nits) を上回り、屋外での視認性にも優れています。

メリット3:高速なストレージと充電

データ読み書き速度に影響するストレージには、高速なUFS 4.1規格を採用しています(UltraはOTA対応予定)。これは motorola edge 50 pro のUFS 2.2よりも高速です。また、充電速度も、POCO F7 Ultra の120W、POCO F7 Pro の90Wは、Nothing Phone (3a) の50Wや Google Pixel 9a の23Wと比較して非常に速く、短時間での充電が可能です。

メリット4:バッテリー容量とカメラ性能

POCO F7 Pro6000mAhという大容量バッテリーを搭載しており、これは motorola edge 50 pro (4500mAh) や Google Pixel 9a (5000mAh) よりも長く使える可能性があります。また、POCO F7 Ultra は、50MPの高性能な望遠カメラ(光学2.5倍ズーム、マクロ撮影対応)と32MPの超広角カメラを備えており、POCO X7 ProGoogle Pixel 9a など望遠カメラを持たない機種や、Proモデルと比較しても、より多彩で高画質な撮影が可能です。

メリット5:最新の通信機能

POCO F7シリーズは、次世代規格であるWi-Fi 7に対応しています。これは、比較対象機種が対応するWi-Fi 6やWi-Fi 6Eよりも新しい規格であり、将来的な高速通信環境への備えとなります。さらに、通信安定性を向上させる独自の技術(Surge T1S チューナー、Super Antenna Array)も搭載しています。

【デメリット】

デメリット1:おサイフケータイ(FeliCa)の非対応

日本国内での利用において、POCO F7 Ultra / Pro の最も大きなデメリットは、おサイフケータイ(FeliCa)に非対応である点です。NFC自体は搭載していますが、日常的な決済や交通機関の利用でFeliCaが必須となる場面では不便を感じるでしょう。比較対象の motorola edge 50 pro はおサイフケータイに対応しており、この点で明確な差があります。

デメリット2:充電仕様の比較

充電速度に関して、POCO F7 Ultra (120W) と POCO F7 Pro (90W) はどちらも非常に高速ですが、motorola edge 50 pro はさらに速い125W充電に対応し、わずか19分で満充電可能としています。また、POCO F7 Pro はワイヤレス充電に対応していません。POCO F7 Ultra は対応していますが、Google Pixel 9a も低速ながらワイヤレス充電に対応しています。

デメリット3:ソフトウェアアップデートへの期待

Google Pixel 9a は最長7年間のソフトウェアアップデート保証を提供しており、長期的な利用における安心感があります。POCO F7シリーズも最新OSを搭載していますが、Pixel 9aほどの長期的なアップデート保証は明記されておらず、この点はGoogle製品と比較した場合の弱点となり得ます。

デメリット4:価格帯と競合

POCOシリーズはコストパフォーマンスの高さが魅力ですが、POCO F7 Pro (約7万円~) や POCO F7 Ultra (約10万円~) の価格は、POCO X7 Pro (約5万円~) や Nothing Phone (3a) (約5万円~)、motorola edge 50 pro (約6.5万円~) といった他の高性能モデルと比較すると高価です。特にスペックをある程度妥協できるのであれば、より安価な選択肢が存在します。

デメリット5:カメラ構成(Proモデル)

POCO F7 Pro は高性能なメインカメラを搭載していますが、サブカメラは800万画素の超広角のみです。これに対し、例えば Nothing Phone (3a) は5000万画素の望遠カメラを搭載しており、より多様な撮影シーンに対応できます。カメラの構成や機能性を重視する場合、特にProモデルは他の機種と比較検討が必要です。

POCO F7 Ultra / F7 Proのスペック(仕様)一覧

ディスプレイ:

  • POCO F7 Ultra: 6.67インチ 2K (3200 x 1440) Flow AMOLED ドットディスプレイ 最大120Hzリフレッシュレート ピーク輝度3200 nits HBM輝度1800 nits 526 ppi 680億色 DCI-P3 広色域 Original Color PRO HDR10+ Dolby Vision 最大3840Hz PWM調光 TÜV Rheinland認証 Corning® Gorilla® Glass 7i 円偏光テクノロジー
  • POCO F7 Pro: 6.67インチ 2K (3200 x 1440) 有機EL(AMOLED)ディスプレイ 最大120Hzリフレッシュレート ピーク輝度3200 nits HBM輝度1800 nits 526 ppi 12ビットカラー深度 680億色 DCI-P3 広色域 Original Color PRO HDR10+ Dolby Vision 最大3840Hz PWM調光 TÜV Rheinland認証 Corning®️ Gorilla®️ Glass 7i

プロセッサ:

  • POCO F7 Ultra: Snapdragon® 8 Elite Mobile Platform (3nm 製造プロセス オクタコアCPU 2 x プライムコア 最大4.32GHz 6 x パフォーマンスコア 最大3.53GHz Adreno™ GPU Qualcomm AI エンジン)
  • POCO F7 Pro: Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform (4nm 製造プロセス オクタコアCPU 1x プライムコア(X4ベース)最大3.3GHz 3x パフォーマンスコア(A720ベース)最大3.2GHz 2x パフォーマンスコア(A720ベース)最大3.0GHz 2x 効率コア(A520ベース)最大2.3GHz Adreno™ GPU Qualcomm AI エンジン)

GPU:

  • POCO F7 Ultra: Adreno™ GPU
  • POCO F7 Pro: Adreno™ GPU

RAM(メモリ):

  • POCO F7 Ultra: 12GB LPDDR5X, 16GB LPDDR5X
  • POCO F7 Pro: 12GB LPDDR5X

ストレージ:

  • POCO F7 Ultra: 256GB UFS 4.1 (OTA経由で今後対応予定), 512GB UFS 4.1 (OTA経由で今後対応予定)
  • POCO F7 Pro: 256GB UFS 4.1, 512GB UFS 4.1

バッテリー:

  • POCO F7 Ultra: 5300mAh (typ)
  • POCO F7 Pro: 6000mAh (typ)

充電:

  • POCO F7 Ultra: 120W ハイパーチャージ (1%~100% 34分) ワイヤレス充電対応 POCO Surge P3充電チップセット Surge G1バッテリー管理チップセット
  • POCO F7 Pro: 90W ハイパーチャージ (1%~100% 37分) POCO Surge P3充電チップセット Surge G1バッテリー管理チップセット

背面カメラ:

  • POCO F7 Ultra: 50MP メイン (Light Fusion 800 F値1.6 OIS 1/1.55″) + 50MP 望遠 (F値2.0 OIS 2.5倍光学ズーム 60mm相当 フローティング機構 10cmマクロ) + 32MP 超広角 (F値2.2 120° FOV) Cinema-level 13.2EV
  • POCO F7 Pro: 50MP メイン (Light Fusion 800 F値1.6 OIS 1/1.55″) + 8MP 超広角 (F値2.2) Cinema-level 13.2EV

前面カメラ:

  • POCO F7 Ultra: 32MP
  • POCO F7 Pro: 20MP

ワイヤレス通信:

  • POCO F7 Ultra: Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0
  • POCO F7 Pro: Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4

NFC:

  • POCO F7 Ultra: サポート
  • POCO F7 Pro: サポート

防水防塵:

  • POCO F7 Ultra: IP68
  • POCO F7 Pro: IP68

生体認証:

  • POCO F7 Ultra: 画面内超音波指紋センサー AI顔認証ロック解除
  • POCO F7 Pro: 超音波ディスプレイ内指紋センサー AI顔認証

OS:

  • POCO F7 Ultra: Xiaomi HyperOS 2搭載 (Android 15ベース)
  • POCO F7 Pro: Xiaomi HyperOS 2搭載 (Android 15ベース)

サイズ:

  • POCO F7 Ultra: 高さ:160.26mm 幅:74.95mm 厚さ:8.39mm
  • POCO F7 Pro: 高さ:160.26mm 幅:74.95mm 厚さ:8.12mm

重量:

  • POCO F7 Ultra: 212g
  • POCO F7 Pro: 206g

カラー:

  • POCO F7 Ultra: Black, Yellow
  • POCO F7 Pro: Blue, Silver, Black

SIMカード:

  • POCO F7 Ultra: デュアルSIM (nano SIM + nano SIM)
  • POCO F7 Pro: デュアルSIM (nano SIM + nano SIM)

対応バンド:POCO F7 Ultra / POCO F7 Pro

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G SA: n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78
  • 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
  • 4G LTE TDD: B38/40/41/42/48
  • 4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
  • 3G WCDMA: B1/2/4/5/8/6/19
  • 2G GSM: 850/900/1,800/1,900MHz

対応バンドの詳細

NTTドコモ:

  • 5G: 主要バンドの n78 に対応していますが、 n79 やミリ波の n257 には対応していません。このため、ドコモの5Gエリアの一部では利用できないか、速度が限定される可能性があります。
  • 4G LTE: 主要バンドである B1, B3, B19 (プラチナバンド), B28, B42 に対応しています。B21には対応していません。4Gでの通信は概ね問題ないと考えられます。
  • 3G: B1, B6, B19に対応しています。(ただし3Gサービスは縮小傾向にあります)

ドコモ回線ならahamoがおすすめ! → ahamoについての記事を読む

au (KDDI):

  • 5G: 主要バンドの n77, n78 に対応しています。ミリ波の n257 には対応していません。auのSub-6の5Gエリアでは利用可能ですが、ミリ波エリアでは利用できません。
  • 4G LTE: 主要バンドである B1, B3, B18/B26 (プラチナバンド), B28, B41, B42 に対応しています。4Gでの通信は概ね問題ないと考えられます。
  • 3G: auの3Gサービスは既に終了しているため、考慮不要です。

au回線ならpovoがおすすめ! → povoについての記事を読む

ソフトバンク:

  • 5G: 主要バンドの n77 に対応しています。ミリ波の n257 には対応していません。ソフトバンクのSub-6の5Gエリアでは利用可能ですが、ミリ波エリアでは利用できません。
  • 4G LTE: 主要バンドである B1, B3, B8 (プラチナバンド), B28, B41, B42 に対応しています。B11には対応していません。4Gでの通信は概ね問題ないと考えられます。
  • 3G: B1, B8に対応しています。(ただし3Gサービスは縮小傾向にあります)

ソフトバンク回線ならLINEMOがおすすめ! → LINEMOについての記事を読む

楽天モバイル:

  • 5G: 主要バンドの n77 に対応しています。ミリ波の n257 には対応していません。楽天モバイルのSub-6の5Gエリアでは利用可能ですが、ミリ波エリアでは利用できません。
  • 4G LTE: 自社回線の主要バンドである B3 に対応しています。また、パートナー回線(au)エリアで使用される B18/B26 (プラチナバンド) にも対応しているため、楽天モバイル回線およびローミングエリアでの4G通信は概ね問題ないと考えられます。

楽天モバイル回線についてはこちらで紹介! → 楽天モバイルについての記事を読む

まとめ:

  • 4G LTE: 各社の主要バンド(プラチナバンド含む)に概ね対応しているため、日本国内の広いエリアで4Gによる音声通話やデータ通信が可能です。
  • 5G: 各社が使用するSub-6の主要バンド(n77, n78)には対応していますが、ドコモのn79や各社のミリ波(n257)には対応していません。このため、5Gの恩恵を最大限に受けられない可能性があります。特に都市部の一部などで提供されている高速なミリ波通信は利用できません。
  • 3G: ドコモとソフトバンクのバンドに対応していますが、サービスの重要性は低下しています。
  • 2G: 日本では使用されていません。

なお、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proの評価

POCO F7 Ultra/Proでゲームをプレイする様子。

8つの基準で「POCO F7 Ultra / POCO F7 Pro」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)

理由:2K解像度の高精細有機ELディスプレイを両モデルに搭載。最大120Hzのリフレッシュレート、高いピーク輝度(3200nits)とHBM輝度(1800nits)により、滑らかで明るく、屋外でも見やすいです。HDR10+やDolby Visionにも対応し、映像コンテンツの表現力も豊かです。アイケア機能も充実しています。

スペック:★★★★★ (5/5)

理由:UltraはSnapdragon 8 Elite、ProはSnapdragon 8 Gen 3と、どちらも現行最高クラスのプロセッサを搭載。特にUltraの性能は非常に高いです。高速なメモリ(LPDDR5X)とストレージ(UFS 4.1)も採用し、ゲームやマルチタスクも快適に動作します。冷却システムも搭載されています。

耐久性: ★★★★☆ (4/5)

理由:両モデルともIP68等級の高い防水防塵性能を備えています。ディスプレイ保護ガラスはUltraがより高耐久とされる「POCO Shield Glass」、Proが「Gorilla Glass 7i」を採用しており、Ultraの方が安心感が高いですが、Proも十分なレベルです。

デザイン:★★★★☆ (4/5)

理由:メタルフレームとガラスバックを採用し、高級感のあるデザインです。超スリムベゼルで没入感も高いです。Proの方がわずかに薄く軽量ですが、どちらも洗練されています。カラーバリエーションはProが3色、Ultraが2色です。

通信:★★★★☆ (4/5)

理由:最新規格のWi-Fi 7に対応し、通信安定性を高める技術(Surge T1S, Super Antenna Array)も搭載しています。BluetoothはUltraが6.0、Proが5.4とわずかに差がありますが、機能差は少ないです。5Gにも対応。ただし、おサイフケータイ(FeliCa)には非対応です。

機能:★★★★★ (5/5)

理由:高性能なカメラ(特にUltraは望遠・マクロも充実)、便利なAI機能(Xiaomi HyperAI、かこって検索など)、高性能な冷却システム、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、超音波式画面内指紋センサー、デュアルSIMなど、非常に多機能です。

使いやすさ:★★★★☆ (4/5)

理由:最新OS (Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2) を搭載し、AI機能によるサポートもあります。画面内指紋認証や顔認証、IP68防水防塵、急速充電など、日常的な利便性は高いです。ただし、日本で多用されるおサイフケータイ非対応がマイナス点です。

価格:★★★☆☆ (3/5)

理由:Proは約7万円から、Ultraは約10万円からと、絶対的な安さではありません。同価格帯には強力な競合製品も存在します。しかし、搭載されているスペックを考慮すると、コストパフォーマンスは依然として高い可能性があります。

総評:★★★★☆ (4/5)

POCO F7 UltraとPOCO F7 Proは、どちらもフラッグシップにふさわしい非常に高い性能を持つスマートフォンです。特に、プロセッサの処理能力、2K解像度の美しい有機ELディスプレイ、そして多彩なAI機能や充実した基本機能は最高レベルと言えます。IP68防水防塵に対応し、日常的な使用における安心感も高いです。

UltraモデルとProモデルの長所

Ultraモデルは、Proモデルと比較して、さらに高性能なプロセッサ、高画質な望遠カメラ(マクロ撮影対応)、より高速な120W充電とワイヤレス充電対応、そして高耐久なディスプレイ保護ガラスを採用しており、より多くの機能を求めるユーザーに適しています。

一方、Proモデルは、Ultraに匹敵する基本性能を持ちながら、より大容量の6000mAhバッテリーを搭載し、価格も抑えられており、バッテリー持ちとコストパフォーマンスを重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となります。

デメリットもあり

弱点としては、両モデルともに日本国内で広く利用されているおサイフケータイ(FeliCa)に非対応である点が挙げられます。この点を許容できるのであれば、POCO F7シリーズは、それぞれのモデルが異なる強みを持ちつつ、総じて高い満足度を提供してくれる高性能スマートフォンと言えます。

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proは買うべき?最適な人は?

圧倒的な性能と美しい画面を求めるなら

POCO F7シリーズは、Snapdragon 8 Elite (Ultra) / Gen 3 (Pro) によるクラス最高の処理性能が最大の魅力です。Google Pixel 9a や motorola edge 50 pro などを大きく上回り、最新ゲームや重い作業も極めて快適です。また、2K解像度の高精細な有機ELディスプレイは、Nothing Phone (3a) などのFHD+モデルよりリッチな映像体験を提供します。パフォーマンスと画面の美しさを最優先するなら、F7シリーズは買うべき有力候補です。

機能のバランス:UltraかProか、それとも他機種か

多機能性を求めるならUltra、バッテリー持ちと価格のバランスならProが適しています。Ultraは高性能カメラ(望遠・マクロ含む)、ワイヤレス充電、最速クラスの充電が魅力です。

一方、Proは6000mAhの大容量バッテリーが光ります。ただし、Proのカメラ構成やワイヤレス充電非対応が気になる場合、Nothing Phone (3a) のカメラや motorola edge 50 pro の充電速度も比較対象となるでしょう。重視する機能で選ぶモデルが変わります。

日本での注意点:おサイフケータイとコスト

日本市場での最大の注意点は、おサイフケータイ(FeliCa)非対応であることです。これが必須なら、対応する motorola edge 50 pro や Google Pixel 9a を検討すべきです。価格は約7万円からと比較的高価であり、POCO X7 Pro のような安価な選択肢もあります。性能対価格比は高いものの、絶対的な安さではありません。長期サポートを望むなら Google Pixel 9a が優位です。

最終判断:ニーズとの合致が鍵

結論として、おサイフケータイが不要で、トップクラスの性能や美しいディスプレイ、高速充電などに魅力を感じるなら、POCO F7シリーズは購入する価値が高いです。ゲーム性能重視なら特に有力です。しかし、予算や必須機能(おサイフケータイ、カメラ、バッテリー、長期サポートなど)を考慮し、他の競合機種としっかり比較検討することが重要です。現在(2025年3月27日)実施中の発売記念キャンペーンも判断材料の一つとなります。

[amazon]

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proの価格・購入先

POCO F7 Ultra/Pro 本体3台が並んでいる。

シャオミオンラインストア

POCO F7 Ultra

12GB+256GBモデルで99,980円、16GB+512GBモデルで109,800円で販売されています。

シャオミオンラインストアで「POCO F7 Ultra」をチェックする

POCO F7 Pro

12 GB + 256 GBモデルで69,980円、12 GB + 512 GBモデルで79,980円で販売されています。

シャオミオンラインストアで「POCO F7 Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで109,800円(Ultra版・Pro版は69,980円・税込)、
  • 楽天市場で99,980円(送料無料・Pro版は69,980円)、
  • ヤフーショッピングで110,004円(Pro版は83,800円)、
  • AliExpressで80,290円(Ultra版・Pro版は59,552円)、
  • 米国 Amazon.comで$799.99(Ultra版)、

で販売されています。

Amazonで「POCO F7」シリーズをチェックする

楽天市場で「POCO F7」シリーズをチェックする

ヤフーショッピングで「POCO F7」シリーズをチェックする

AliExpressで「POCO F7」シリーズをチェックする

米国 Amazon.comで「POCO F7」シリーズをチェックする

おすすめの類似製品を紹介

POCO F7 Ultra / POCO F7 Proに似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

motorola edge 60 pro

motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、

125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

関連記事:motorola edge 60 proレビュー!前モデルとの違いと進化点は?

REDMAGIC 10 Air

REDMAGICから発売される6.8インチの5Gスマートフォンです(2025年5月26日発売)。

REDMAGIC OS 10 (Android 15ベース)、Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 (最大3.3GHz)およびゲーミングチップRed Core 3、12GBまたは16GB LPDDR5Xメモリ、2480×1116解像度のBOE Q9+ AMOLEDディスプレイ、256GBまたは512GB UFS4.0ストレージ、最長28時間駆動する6000mAhバッテリー、背面50MP+50MPのデュアルカメラ 、前面16MPカメラを搭載しています。

また、AI機能(Cube AI、Google Gemini AI)、520Hzショルダートリガー、マジックキー (カスタマイズ可能)、モーションコントロール、、9層ICE-X冷却システム、DTS:X Sound認証デュアルスピーカー、最大120Hzリフレッシュレートに対応。

X-Gravity機能、SmartCast Studio (無線ミラーリング・※HDMI出力には非対応)、ゲーミングプラグイン機能、RGBライト、X軸リニアモーター (REDMAGICシリーズ最大)、最大80Wの急速充電、IP54防水防塵、NFC (Google Pay利用可能、FeliCa非対応)、指紋認証、USB 2.0 Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、12GB RAM + 256GBモデルで79,800円(税込)、16GB RAM + 512GBモデルで104,800円(税込・先行予約販売価格)、です。

関連記事:REDMAGIC 10 Airレビュー!性能・機能・コスパを10 Proと比較

POCO X7 Pro

シャオミ傘下のPOCOから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年1月10日発売)。

Android 15ベースのHyperOS 2、Mediatek Dimensity 8400 Ultra、8GB / 12GB LPDDR5Xメモリ、1.5KのAMOLED液晶、256GB / 512GB UFS 4.0、6000 mAh、背面50MP+8MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 480Hz、冷却システム、X軸リニアモーター、赤外線ブラスター、画面内指紋認証、AI顔認証、Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ、ハイレゾオーディオワイヤレス、FC/Google Pay、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで49,980円、楽天市場で59,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで52,800円、AliExpressで36,664円、米国 Amazon.comで$391.95、です。

関連記事:ハイエンド級でも高コスパ!POCO X7 Proのゲーム性能を徹底レビュー!

Nothing Phone (3a)

Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年3月11日発売)。

Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。

価格は、AliExpressで50,322円(8GB+128GBモデル・12GB+256GBモデルは84,333円)、米国 Amazon.comで$499.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3a)レビュー!2aと比較!価格・スペック・評価

Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、128GBモデルで$499(※日本円で約74304円)、256GBモデルで$599(※日本円で約89194円)、です。

関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!

motorola edge 50 pro

モトローラから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年7月12日発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3、12GB LPDDR4X メモリ、解像度2712 x 1220 pxの有機EL液晶、256GB UFS2.2 ストレージ、4500mAh バッテリー、背面50MP+13MP+10MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、128W急速充電、RAMブースト、10Wワイヤレスパワーシェアリング、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 360Hz、デザリング、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、セキュリティ機能「ThinkShield Moto Secure」、eSIM、USB Type-C (USB 3.1)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで64,491円、楽天市場で67,944円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,800円(未使用品)、AliExpressで61,843円、米国 Amazon.comで$761.29、です。

関連記事:速くて美しい「motorola edge 50 pro」のメリット・デメリット

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