「ROG ALLY」は最強で最安コスパ? 最新ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!

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ASUS「ROG ALLY」と最新ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!ベンチマークや原神、Steam Deckとの違い、スペック、廉価版、デメリット、詳細な価格 情報、評価を紹介します。

※2024年7月以降に「ROG Ally X」が発売されます。

※2023年9月21日、廉価版のRyzen Z1搭載モデル「ROG Ally(2023)RC71L RC71L-Z1512」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「ROG ALLY」が発売!

ROG ALLY main

2023年6月14日、日本で 台湾のPCメーカー ASUS(エイスース)の新製品「ROG ALLY」(アールオージー エイライ)が発売されました(型番はRC71L-Z1E512。海外の発売日は6月13日)。

Ryzen Z1 ExtremeとWindows 11 OSを搭載した7インチのポータブルゲーミングPCです。

ASUSはこれまでROGシリーズをはじめとしたゲーミングノートPCを多数 販売してきました。

今回発売される「ROG ALLY」は、そのROGシリーズなどで培ってきたASUSの高度な技術を詰め込んだ高性能な携帯ゲーム機です。

いったいどのくらいの性能を発揮できるのか、他のポータブルゲーミングPCと比較しながら、その実力を詳しく見ていきましょう。

Ryzen Z1 Extreme プロセッサ

ROG ALLY」の上位モデルは、4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.10 GHz駆動のプロセッサ「Ryzen Z1 Extreme」を搭載し、PassmarkによるCPUベンチマークスコアで約「26000」前後(CPU)を記録しています。

エントリーモデルは4nmプロセスで製造された6コア、12スレッド、最大4.90 GHz駆動のプロセッサ「Ryzen Z1」を搭載し、PassmarkによるCPUベンチマークスコアで「18486」(CPU)を記録しています。

いずれもAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサよりも高いスコアです。

他のCPUと比較

他のCPUとベンチマークで比較してみました。

Ryzen Z1 Extreme (ROG ALLY)・・・Passmark CPU で約「25466」、Geekbench 6のシングルコアで「2211」、マルチコアで「9669」

Ryzen 7 7840U (AOKZOE A2 Pfro)・・・PassmarkのCPUで「25048」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアでシングルコア「2085」、マルチコア「8590」

Core Ultra 7 155H (MSI Claw A1M)・・・Passmark CPUで「24372」、Geekbench 6 シングルコア 約「2294」、マルチコア 約「12749」

Ryzen 7 6800U (AOKZOE A1)・・・・・・Passmark CPUで「20840」、Geekbench 6のシングルコアで「1737」、マルチコアで「7413」

AMD Custom APU 0405 (Steam Deck OLED)・・・Passmark CPUで「8683」、Geekbench 6のシングルコアで「1331」、マルチコアで「4352」

グラフィック性能

ROG ALLY」の両プロセッサともRDNA 3アーキテクチャのGPUを内蔵しており、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約 8000 前後を記録し、1080p解像度でも、50~60fps(フレームレート)でスムーズにゲームをプレイできるようになっています。このスコアはAMD Ryzen 7 6800Uに内蔵されているAMD Radeon 680M GPUグラフィックスよりも高いスコアになります。

他のCPUとグラフィック性能を比較

AMD Radeon Graphics /RDNA 3 (ROG ALLY)・・・3DMark Fire Strike で約「8000」前後

AMD Radeon 780M (AOKZOE A2 Pro) 3DMark Fire Strikeで約「8000」前後

Intel Arc graphics (MSI Claw A1M)・・・3DMark Fire Strike で約「8000」前後

Radeon 680M (AOKZOE A1)・・・3DMark Fire Strike グラフィックスコアで約「6000」前後

8 RDNA 2 CU GPU (Steam Deck OLED)・・・3DMark Fire Strike で約「5000」前後

原神のFPS

人気ゲーム「原神」は画質「」設定で平均 50 FPS で動作します。建築物が多い場所では30FPS以上、ターボモード(25~30W)を使用した場合で平均 55~60 FPSで動作します。

発熱はプレイ中に高くなる傾向があり、本体上部から放出される熱が手に当たることがあります。また、画面の上の方が少し熱くなるときがあります。

できるゲーム

ROG ALLY」で できるゲームは以下の通りです。

原神・・・50 FPS (画質 中)

ARMORED CORE VI・・・30 FPS (画質 中)

パルワールド・・・50 FPS (画質 低 720P)

エルデンリング・・・70 FPS (画質 中)

Apex Legends・・・65 FPS (フルHD、画質 中)

サイバーパンク2077・・・55 FPS (画質 低)

ゴット・オブ・ウォー・・・60 FPS (画質 低 + FSR)

フォークライ 6・・・76 FPS (画質 中)

Forza Horizon 5・・・58 FPS (画質 高)

FIFA 22・・・132 FPS (画質 最高)

Valorant・・・120 FPS (画質 カスタム)

※他にもプレイできるゲームがたくさんあるので実機で試してみてください。「できないゲーム」はありません。画質を最低にすると一応動作します。仮に動作しなくても、外付けGPUと接続して動作させることができます。

「ROG ALLY」の性能

プロセッサ以外の「ROG ALLY」の性能を調べてみました。

7インチのフルHD IPS ディスプレイ

ROG ALLY」は7インチで解像度1920 x 1080 ドットのIPS ディスプレイを搭載しています。輝度500nits、sRGB 100%対応の色鮮やかな画面で、反射を抑えて屋外でも見やすく表示できるGorilla Glass DXCや、ゲームのカクつきや表示ズレを軽減するAMD FreeSync、タッチ操作にも対応しています。

一方、「Steam Deck」は7インチで解像度1280×800ドットのIPS液晶を搭載。画質はHDで、輝度400nit、タッチ操作にも対応しています。「GPD WIN 4」は6インチで解像度1980×1080(1280×720互換) ドットのディスプレイを搭載しています。「AOKZOE A1 PRO」は8インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「AYA NEO Air Plus」は6インチで解像度1920 x 1080 pxのIPSディスプレイを搭載しています。

リフレッシュレート 120Hzに対応

ROG ALLY」はリフレッシュレート 120Hzに対応し、より滑らかに映像を再生できます。また、反応時間は7msで高速なタッチ入力も可能です。

一方、「Steam Deck」は60Hz リフレッシュレートに対応しています。「GPD WIN 4」はリフレッシュレート 60Hz/40Hzに対応しています。「AOKZOE A1 PRO」と「AYA NEO Air Plus」は60Hzに対応しています。

ホールトリガーやマクロキーで快適に操作

ROG ALLY」はXboxのゲームコントローラと同じジョイスティック配置を採用しています。また、タッチ機能付きのアナログスティックやホール効果採用のアナログトリガー、カスタマイズ可能な2つのマクロボタン、フラットドームデザインのA/B/X/Yボタンで快適に操作できるようになっています。

一方、「Steam Deck」は2つのジョイスティックレバーを搭載しています。また、本体の左右中央にトラックパッドも搭載し、快適に操作できます。

「GPD WIN 4」は高レスポンスで操作できる「ALPSダブル3D大型ジョイスティック」、カスタマイズ可能な「バックキー」、27度の傾斜角度で微妙な操作も可能な「トリガーボタン」で快適に操作できます。「AOKZOE A1 PRO」はドリフトやデッドゾーンがない高精度なホールジョイスティックを搭載しています。また、8.5mmのフルリニアトリガーも搭載し、快適に操作できます。「AYA NEO Air Plus」はより精度の高い操作が可能なホールセンサー内蔵のジョイスティックとリニアトリガーボタンで快適に操作できます。

16GB LPDDR5 6400 メモリで滑らかに動作

ROG ALLY」は16GB LPDDR5 (6400規格)メモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「Steam Deck」は高速なLPDDR5規格のメモリを16GB搭載しスムーズに動作します。「GPD WIN 4」はLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。「AOKZOE A1 PRO」は32GB/64GB LPDDR5Xメモリ搭載で遅延なくスムーズに動作します。「AYA NEO Air Plus」は8GB/16GB/32GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。

PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2230) ストレージ

ROG ALLY」は高速でゲームのロード時間も短いPCI Express 4.0規格NVMe M.2 SSDストレージを採用し、エントリーモデルで256GB 、上位モデルで512GBを搭載しています。

一方、「Steam Deck」は高速なeMMC 64GB もしくはNVMe規格のM.2 SSD 256/512GBストレージも搭載しています。「GPD WIN 4」はPCIe 4.0規格のM.2 SSD 1TB/2TBを搭載しています。「AOKZOE A1 PRO」はM.2 2280 512GB/1TB/2TB ストレージを搭載しています。「AYA NEO Air Plus」は128GB/512GB/2TB/4TB M.2 2280 SSDを搭載しています。

40WHrsバッテリーで65W急速充電に対応

ROG ALLY」は40WHrsバッテリーを搭載し、負荷の高いローカルゲームで最大2時間、ビデオ再生で最大6.8時間の駆動が可能です。また、付属のACアダプター(Type-C)を利用して65W急速充電も利用できます。

一方、「Steam Deck」は40WHrバッテリー搭載で一般的な3Dゲームで2~8時間、2DゲームやWeb閲覧で最大約7〜8時間駆動できます。「GPD WIN 4」は45.62Whバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「AOKZOE A1 PRO」は65Wh (17100mAh)バッテリー搭載で65W GaN PD急速充電に対応しています。「AYA NEO Air Plus」は46.2Whバッテリーを搭載。、AYANEO AIRより最大65%、AYANEO AIR Proより最大21.6%容量が増えています。

Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応

ROG ALLY」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Steam Deck」は高速で途切れづらいWi-Fi 5(デュアルバンド)に対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。「GPD WIN 4」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「AOKZOE A1 PRO」はWi-Fi 6eとBluetooth 5.2に対応しています。「AYA NEO Air Plus」はWi-Fi、Bluetoothに対応しています。

デュアル ステレオスピーカーでDolby Atmos

ROG ALLY」はデュアル ステレオスピーカーを搭載しています。このスピーカーはスマートアンプ内蔵で、臨場感のあるDolby Atmosサウンドでゲームを楽しめます。

一方、「Steam Deck」はDSP内蔵のステレオスピーカーを搭載し、没入感のあるクリアなHi-Fiサウンドでゲームを楽しめます。「GPD WIN 4」はドイツAAC社のスーパーリニアステレオスピーカーを2つ搭載。低ノイズでバランスのとれたクリアなサウンドが楽しめます。「AOKZOE A1 PRO」は本体の前面にデュアルステレオスピーカーを搭載。臨場感あふれる3Dサラウンドサウンドでゲームを楽しめます。「AYA NEO Air Plus」は本体にデュアルスピーカーを搭載。インテリジェントパワーアンプ内蔵で高音質なサウンドが楽しめます。

アレイマイクでAIノイズキャンセリング

ROG ALLY」はAIノイズキャンセリングに対応したアレイマイク搭載で、雑音を除去してクリアな音声を拾うことができます。

一方、「Steam Deck」はマイクを内蔵しています。「GPD WIN 4」と「AOKZOE A1 PRO」はマイクを内蔵しています。「AYA NEO Air Plus」はデュアルマイクを搭載しています。

6軸ジャイロとHDハプティクス 振動効果

ROG ALLY」は傾きを検知する6軸ジャイロに対応しています。また、HDハプティクスに対応し、臨場感のあるバイブレーション効果でゲームを楽しめます。

一方、「Steam Deck」は振動フィードバックに対応しています。「GPD WIN 4」は振動の強さを調整できる「デュアルモーター」、傾けて操作できる「6軸ジャイロセンサー」にも対応しています。「AOKZOE A1 PRO」は6軸ジャイロセンサーとデュアル ライナー バイブレーションモーターに対応しています。「AYA NEO Air Plus」は6軸ジャイロセンサーと振動モーターに対応しています。

ゼログラビティ冷却システム

ROG ALLY」はデュアルファンやROGダストフィルター、0.1mmの極薄フィンを採用した強力なゼログラビティ冷却システムを搭載しています。

一方、「Steam Deck」は冷却システムを搭載しています。「GPD WIN 4」は大型ファン+デュアルヒートパイプ採用の冷却システムを搭載しています。「AOKZOE A1 PRO」は冷却システムを搭載し、PCグレードの冷却ファン、純銅製冷却フィン、2つの純銅製ヒートパイプを用いて強力に冷却できます。「AYA NEO Air Plus」はより強力な放熱モジュールを採用した冷却システムを搭載しています。

外付けGPU「ROG XG Mobile」

ROG ALLY」はROG XG モバイルインターフェース(ポート)を搭載し、別売の外付けGPU「ROG XG Mobile」(PCI Express接続)を搭載することが可能です。これにより、GPUのグラフィック性能を大幅に向上させることができます。

一方、「Steam Deck」は専用の外付けGPUが用意されておらず、別売の外付けGPUとの接続もサポートされていません。「GPD WIN 4」はUSB 4.0ポート搭載で外付けeGPUボックスと接続できます。「AOKZOE A1 PRO」と「AYA NEO Air Plus」は2つのUSB 4.0ポートを搭載し、外付けeGPUボックスと接続できます。

指紋認証に対応

ROG ALLY」は指紋認証に対応し、タッチするだけで安全かつスピーディにログインできます。

一方、「Steam Deck」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN 4」は指紋認証に対応しています。「AOKZOE A1 PRO」は指紋認証に対応していません。「AYA NEO Air Plus」は電源ボタンに指紋認証モジュールを内蔵し、タッチするだけで安全かつスピーディにログインできるようになっています。

厚さ2.12 ~ 3.24 cmで重さ608gの薄型軽量

ROG ALLY」は厚さ2.12 ~ 3.24 cmで重さ608gの薄型軽量デザインになっています。また、本体カラーとしてホワイトを用意しています。

一方、「Steam Deck」はサイズ298x117x49mmで重さ669gの小型ボディで、外出先に持ち出して使用することもできます。

「GPD WIN 4」は厚さ28mmで重さ約598gの小型軽量ボディで、オールブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。「AOKZOE A1 PRO」は厚さ40mmで重さ729gの薄型軽量デザインで、ホワイト、ブルーの2色カラーを用意しています。「AYA NEO Air Plus」は厚さ23.1mmで重さ510gの薄型軽量デザインで、グレイシャーブルー、スターライトブラックの2色カラーを用意しています。

Windows 11で「Armoury Crate SE」機能

ROG ALLY」はWindows 11 Homeで、ボタンの割り当てやRGBライトエフェクトのカスタマイズなどが可能な「Armoury Crate SE」、プレイ動画を録画して共有する機能、あらゆるゲームを一か所にまとめて管理できるゲームライブラリ機能、消費電力の制限を調整する機能などが利用できます。

一方、「Steam Deck」はSteam OS 3.0を搭載。Arch LinuxベースのOSで、Protonによる互換レイヤによって移植作業なしでWindows向けゲームを実行することができます。

「GPD WIN 4」はWindows 11 Homeを搭載しています。また、自分でSteam OSをインストールすることもできます。「AOKZOE A1 PRO」はWindows 11 Home搭載でSteamゲームに対応しています。「AYA NEO Air Plus」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

公式ページ: ROG Ally (2023) | Gaming Handhelds|#playALLYourgames |ROG Global

ROG Ally (2023) | #playALLYourgames | ポータプルゲーム機 | ROG – Republic of Gamers | ROG 日本

価格を比較

ROG ALLY」と「GPD WIN 4」、「AOKZOE A1 PRO」、「AYA NEO Air Plus」の価格を比較してみました。

「ROG ALLY」

ROG ALLY」は、Amazonで80,402円(税込・Ryzen Z1・16GB+SSD512GB)、楽天市場で82,321円(送料無料・Ryzen Z1・16GB+SSD512GB)、ヤフーショッピングで89,980円、ASUSストアで89,800円 (税込・AMD Ryzen Z1・512GB)、AliExpressで$604.00 (日本円で約93400円)で販売されています。

「Steam Deck」

Steam Deck」はAmazonで97,800円 (税込・512GB)、ヤフーショッピングで92,000円(税込)、AliExpressで76,481円、米国 Amazon.comで$459.99、で販売されています。

「GPD WIN 4」

GPD WIN 4」は、Amazonで139,800円(税込)、楽天市場で139,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで15,2800円 (税込・送料無料)、GPDダイレクトで139,800円(税込)~、AliExpressでUS $837.00、米国 Amazon.comで$1,269.95で販売されています。

「AOKZOE A1 PRO」

AOKZOE A1 PRO」は、Amazonで119,800円 (税込・Ryzen 7 7840U/16GB/1TB)、AliExpressでUS $1,059.00、米国 Amazon.comで$1,399.99で販売されています。

「AYA NEO Air Plus」

AYA NEO Air Plus」は、Amazonで132,000円 (税込・Ryzen 7 6800U・16GB+512GB)、楽天市場で133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、ヤフーショッピングで133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、リンクスダイレクトで132,000円(税込)、IndiegogoでUS $779~ (Ryzen 7 6800Uモデル・最安Ryzen 3 7320Uモデルは$549から。)、ハイビーム オンラインストアで132,000円(税込)で販売されています。

スペック

  • モデル RC71L RC71L-ALLY.Z1X_512 / RC71LRC71L-R1RADA1W
  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1080 ドットのIPS タッチスクリーン
    ※FHD/16:9/光沢/sRGB 100%/Adobe 75.35%/Gorilla Glass DXC/Gorilla Glass Victus/10点マルチタッチ/500nits/FreeSync プレミアム
  • リフレッシュレート 120Hz
  • 反応時間 7ms
  • プロセッサ AMD Ryzen™ Z1 Extreme (4nm/8コア/16スレッド/最大5.10 GHz)
    AMD Ryzen™ Z1 (4nm/6コア/12スレッド/最大4.90 GHz)
  • GPU AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)
  • RAM(メモリ)16GB LPDDR5 (6400MT/s dual channel・オンボード)
  • ストレージ 512GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) / 256GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) ※日本版512GBのみ
  • バッテリー 40WHrs、4S1P、4セルリチウムイオン
  • 駆動時間 ローカルで最大2時間のゲーム、最大6.8時間のビデオ再生
  • 充電 Type-C、65W ACアダプター、出力: 20V DC、3.25A、65W、入力: 100~240V AC 50/60Hz ユニバーサル
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11ax) 、Bluetooth 5.2
  • インターフェース ROG XG Mobile x1 および USB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort™ 1.4) x1、UHS-II microSD カード リーダー (SD、SDXC、SDHC) x1、3.5mm コンボオーディオジャック x1
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー、スマートアンプテクノロジー採用
  • マイク 内蔵アレイマイク
  • オーディオ AIノイズキャンセリング、ハイレゾ認定、Dolby Atmos
  • ジャイロ 6軸IMU
  • 振動 HDハプティクス
  • 操作 タッチ機能付きのフルサイズのアナログ スティック x 2、A B X Y ボタン、十字キー、L&Rホール効果アナログトリガー、左右バンパー、割り当て可能なグリップボタン x 2、 武器庫箱ボタン、表示ボタン、メニューボタン、コマンドセンターボタン
  • 生体認証 指紋認証
  • アプリ ROG Armoury Crate SE (ゲーム管理、キーマップのカスタマイズ、Aura Syncライティングの調整など)
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 28.0 x 11.1 x 2.12 ~ 3.24 cm
  • 重量 608g
  • カラー ホワイト

 

ベンチマークを比較

ROG ALLY」と他のポータブルゲーミングPCのベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「ROG ALLY」

<CPU> Ryzen Z1 Extreme

Passmarkによるベンチマークスコアは約「26000」前後(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

<GPU> AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。

<CPU> AMD Ryzen Z1

Passmarkによるベンチマークスコアは「18486」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1869」、マルチコアで「8853」。

<GPU> AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。

「Steam Deck」

<CPU> Custom Zen 2 Van Gogh

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「830」、マルチコアで「3666」。

※AMD Ryzen 3 3200、AMD Ryzen 5 3400Gに近いスコア

<GPU> 8 RDNA 2 CUs, 1.0 – 1.6 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4500」。

※グラフィック性能はAMD Ryzen 9 4900HSを搭載したラップトップ(Zephyrus G14 2020)と同等

「GPD WIN 4」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

「AOKZOE A1 PRO」

<CPU> Ryzen 7 7840U

Passmarkによるベンチマークスコアは約30,000前後

Cinebench R23によるベンチマークスコアはシングルコアで「1756」、マルチコアで「14730」。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

iGPU-FP32パフォーマンス(単精度GFLOPS)で「4860」

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。
※GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮

「AYA NEO Air Plus」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20578」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1785」、マルチコアで「7592」。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

デメリット

ROG ALLY」のデメリットを紹介します。

4G LTE通信に対応していない

ROG ALLY」は4G LTE通信に対応していません。

一方、「GPD WIN 4」は4G LTE通信に対応し、単体で通信できます。「AOKZOE A1 PRO」と「AYA NEO Air Plus」は4G LTE通信に対応していません。

評価

ROG ALLY」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

ASUSのROGシリーズ初のポータブルゲーミングPCになります。全体的なスペックが非常に高く、ROGシリーズの豊富なアクセサリーも利用できます。

プロセッサはRyzen Z1 ExtremeとAMD Ryzen Z1の2種類で、ともにRyzen 7 6800Uプロセッサ搭載の「GPD WIN 4」、「AYA NEO Air Plus」よりも高速に動作します。動作スピードに関しては「AOKZOE A1 PRO」と同じくらいか、あるいはそれ以上になり、最高クラスであることは間違いありません。

また、別売の外付けGPU「ROG XG Mobile」(すでに発売中)と接続することで、GPUのグラフィック性能を大幅に向上させることができ、これにより、あらゆる負荷の高いゲームを快適にプレイすることが可能になります。ポータブルゲーミングPCはどうしてもデスクトップPCやノートPCよりも性能が劣ってしまいがちですが、「ROG ALLY」に関してはそのデメリットがないことに注目です。

そのほか、7インチのフルHD液晶を搭載し、反射を抑えて屋外でも見やすく表示できるGorilla Glass DXCに対応。カスタマイズ可能な2つのマクロボタンやボタンの割り当てやRGBライトエフェクトのカスタマイズなどが可能な「Armoury Crate SE」など独自の機能も豊富に搭載されています。

ROG ALLY」の発売時の価格はUS $599~ (日本円で約8万1千円~)。上位モデルでもUS $699 (日本円で約9万5千円)と10万以下になっていることが驚きです。この性能でこの価格は全く予想外で、衝撃的です。最強スペックなのに最安価格になるのではないでしょうか?ハイエンドな性能でコスパの高いポータブルゲーミングPCを探している人におすすめです。

販売・購入先

ROG ALLY」は、

Amazonで80,402円(税込・Ryzen Z1・16GB+SSD512GB)、

楽天市場で82,321円(送料無料・Ryzen Z1・16GB+SSD512GB)、

ヤフーショッピングで89,980円、

ASUSストアで89,800円 (税込・AMD Ryzen Z1・512GB)、

AliExpressで$604.00 (日本円で約93400円)、

で販売されています。

Amazonで「ROG ALLY」をチェックする

楽天市場で「ROG ALLY」をチェックする

ヤフーショッピングで「ROG ALLY」をチェックする

ASUS公式ストアで「ROG ALLY」をチェックする

AliExpressで「ROG ALLY」をチェックする

米国 Amazon.comで「ROG ALLY」をチェックする

ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」

 

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説 

他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

1.「AOKZOE A2」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

2.「AYANEO NEXT LITE」(7インチ・Ryzen 7 4800U)

3.「Lenovo Legion Go」(8.8型・着脱・Ryzen Z1 Extreme)

4.「AYANEO SLIDE」(6型スライド式・Ryzen 7 7840U)

5.「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)

6.「AYANEO GEEK 1S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

7.「GPD WIN Mini」(7インチ・Ryzen 7 7840U / Ryzen 5 7640U)

8.「AYANEO KUN」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

9.「ONEXFLY」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

その他のおすすめゲーム製品は?

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