Xperia 10 V 徹底レビュー!先代10 IVからの進化点と欠点を評価

Xperia 10 V 前面の外観
2023年7月にソニーから発売されたXperia 10 V(エクスペリア テン マークファイブ)は、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら世界最軽量クラスの軽さを実現し、多くの注目を集めているミドルレンジスマートフォンです。

このレビューでは、前モデル「Xperia 10 IV」から何が進化し、何が変わらなかったのか、そして多くのレビューで指摘される動作の快適性は実際どうなのか、デザインからカメラ、バッテリー性能に至るまで、あらゆる側面から徹底的に使い込み、その実力を検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Xperia 10 V の長所(Pros):

  • 2日間は余裕で持つ、圧倒的なバッテリー持続力
  • 5000mAh級で世界最軽量クラスの、驚異的な軽さとスリムなデザイン
  • 動画や音楽の臨場感を高める待望のフロントステレオスピーカー
  • 屋外でも見やすい、輝度が1.5倍向上した鮮やかな有機ELディスプレイ
  • ミドルレンジでは珍しい、クリアに撮れる望遠カメラを搭載
  • 暗所性能が向上した、センサー刷新の広角カメラ
  • イヤホンジャック、microSD、おサイフケータイ、防水など全部入りの安心感

Xperia 10 V の短所(Cons):

  • CPUが前モデル据え置きで、アプリ起動や切り替え時にもたつきを感じる
  • 滑らかさに欠ける60Hzリフレッシュレートのディスプレイ
  • CPUの制約による4K動画撮影非対応
  • パフォーマンスを考えると割高に感じられる価格設定
  • 便利な通知LEDランプの廃止

総合評価:

Xperia 10 Vは、パフォーマンスよりも「バッテリー持ち」と「軽さ」を絶対的に優先するユーザーにとって、最高の選択肢となり得るスマートフォンです。しかし、ゲームやマルチタスクでの快適な動作を求めるユーザーには、明確な力不足を感じさせるでしょう。

この記事で分かること

  1. 前モデルXperia 10 IVからの進化点と据え置き点
  2. 世界最軽量クラスのデザインと、実際の持ちやすさ
  3. 輝度が向上したディスプレイ屋外での見やすさ
  4. Snapdragon 695 5Gのリアルな動作感(レスポンスは遅い?もたつきの実態)
  5. 原神』や『PUBG MOBILE』など人気ゲームの動作は快適か?
  6. センサーが刷新されたカメラの画質(夜景やズーム性能)
  7. 2日は余裕で持つ驚異的なバッテリー持ちと、実際の充電速度
  8. シリーズ初のフロントステレオスピーカー音質
  9. おサイフケータイ防水アップデート保証など、長く使える安心機能
  10. 購入前に知っておきたいメリット・デメリット
  11. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  12. 最新の価格お得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「Xperia 10 V」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ: Xperia 10 V | Xperia公式サイト

デザインと耐久性:Xperia 10 V ~手にした瞬間に感じる進化と、変わらない安心感~

Xperia 10 Vの背面 ラベンダーの外観

ここでは、Xperia 10 Vのデザインと耐久性について、前モデルXperia 10 IVと比較しながら、実際に使って感じた魅力や注意点を詳しくレビューしていきます。

手に馴染む質感と洗練されたフォルム

Xperia 10 Vを初めて手に取ったときの印象は、「驚くほど軽い」そして「質感が良い」というものでした。背面はサラサラとしたマット仕上げで、指紋や皮脂が付きにくいのが嬉しいポイントです。前モデルのXperia 10 IVも同様にマットな質感でしたが、Xperia 10 Vでは側面がよりフラットなデザインに変更されています。

この変更により、見た目がシャープで洗練された印象になりました。個人的には、前モデルの丸みを帯びた側面の方が手にフィットすると感じましたが、フラットになったことで机などに置いたときの安定感は増したように思います。素材はプラスチックが主体ですが、安っぽさはなく、むしろ軽量化に大きく貢献していることが実感できます。

世界最軽量の軽さと絶妙なサイズバランス

Xperia 10 Vの側面

スペックを見ると、Xperia 10 Vのサイズは約155mm × 68mm × 8.3mm、重量は約159gです。一方、Xperia 10 IVは約153mm × 67mm × 8.3mm、重量約161gでした。つまり、Xperia 10 Vは前モデルより高さが2mm、幅が1mm大きくなったにもかかわらず、約2gも軽くなっているのです。このわずかな差が、実際に持ってみると大きな違いとして感じられます。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらこの軽さを実現したのは見事で、「世界最軽量」という謳い文句にも納得です。

カラーはラベンダー、セージグリーン、ホワイト、ブラックの4色展開で、特にパステル調のカラーは所有する喜びを感じさせてくれます。

考え抜かれたポート配置とスピーカー

Xperia 10 Vの側面にあるボタン

接続ポートの配置は、ユーザーの使いやすさがよく考えられています。上部には最近では珍しくなった3.5mmオーディオジャックが搭載されており、有線イヤホン派の私にとっては非常にありがたい仕様です。下部には充電やデータ転送に使うUSB Type-Cポートが配置されています。

そして注目すべきは、Xperia 10シリーズとして初めてフロントステレオスピーカーが搭載された点です。ディスプレイの上下にスピーカーが配置されており、モノラルスピーカーが下部のみに搭載されていたXperia 10 IVから大きく変更されました。一方で、Xperia 10 IVに搭載されていた通知LEDは廃止されており、LINEの通知などに気づきにくくなったのは少し残念な点です。

Xperia 10 Vの接続ポート

日常のあらゆるシーンに対応する堅牢な作り

毎日使うスマートフォンだからこそ、耐久性は重要な選択基準です。その点、Xperia 10 Vは高い安心感を提供してくれます。ディスプレイには、傷や落下に強い高耐久ガラス「Corning® Gorilla® Glass Victus®」が採用されています。これは前モデルのXperia 10 IVから引き継がれた強みです。

さらに、IPX5/IPX8の防水性能IP6Xの防塵性能にも対応しているため 、キッチンでレシピを確認したり、急な雨の中で地図アプリを使ったりする場面でも、神経質にならずに済みます。

Xperia 10 Vの付属品

  • 本体
  • 取扱説明書などの印刷物
  • ※充電器やUSBケーブルは付属していません。

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:指紋が付きにくいマットな質感と、よりシャープになったフラットデザイン
  • 軽量化とサイズ感:前モデルよりわずかに大型化しつつ2g軽量化し、5000mAh級で世界最軽量の軽やかさを実現
  • 持ちやすさ:横幅約68mmのスリムな形状で持ちやすいが、フラットになった側面は好みが分かれる可能性
  • 耐久性:高耐久ガラスGorilla Glass Victusと、IPX5/IPX8、IP6Xの防水防塵性能で、日常使いでの安心感は高い
  • 進化した点:シリーズ初のフロントステレオスピーカーをディスプレイ上下に搭載
  • 残念な点:通知LEDが廃止されたため、画面を点灯させないと通知の有無が確認できず不便に感じることも

ディスプレイ:Xperia 10 V ~屋外での視認性が劇的進化、映像美に浸る体験を~

Xperia 10 Vのディスプレイ

ここでは、Xperia 10 Vのディスプレイについて、前モデルXperia 10 IVと比較しながら、その表示品質や進化したポイントを、実際に使ってみて感じた感動とともに詳しくレビューしていきます。

息をのむほどの映像美、日常を彩る有機ELディスプレイ

Xperia 10 Vの電源を初めて入れたとき、まず目に飛び込んできたのは、その有機ELディスプレイの鮮やかさでした。約6.1インチの画面は、黒が引き締まり、色彩が豊かに表現されるため、普段見ているYouTubeの動画や、Netflixで楽しむ映画が、まるで別物のように感じられました。特に、夜景のシーンでは、建物の灯り一つひとつのきらめきが際立ち、深い闇とのコントラストに思わず引き込まれます。Xperia 10 IVも同じ有機ELでしたが、Xperia 10 Vは発色がさらに自然になり、よりリアリティのある映像を楽しめるようになったと感じます。

没入感を高める大画面と、ソニーならではのこだわり

Xperia 10 Vのディスプレイ。画面に車の映像。

画面サイズは、前モデルXperia 10 IVの6.0インチから6.1インチへとわずかに大型化しました。この0.1インチの差は、数字以上に大きく感じられ、映画やゲームへの没入感を一層高めてくれます。解像度は2520×1080FHD+で、アスペクト比はXperiaシリーズの特長である21:9を継承。この縦長の画面は、Twitterやニュースサイトの閲覧時に一度に表示できる情報量が多く、スクロールの手間が減って快適です。また、画面上部にノッチやパンチホールがないため、映像コンテンツを全画面で楽しむ際に視界を遮るものがなく、すっきりしている点も高く評価できます。

屋外でも鮮明に、輝度1.5倍の進化を体感

Xperia 10 Vの画面。

Xperia 10 Vのディスプレイにおける最大の進化点は、その明るさです。前モデルXperia 10 IVと比較して輝度が約1.5倍向上したという公式発表の通り、その差は歴然でした。天気の良い日に公園のベンチでLINEの返信をしたり、Googleマップで目的地を確認したりする際、Xperia 10 IVでは画面が見えにくく、手で覆うようにして操作することがありましたが、Xperia 10 Vでは直射日光下でも驚くほど画面がクリアに見えます。この視認性の向上は、屋外でスマートフォンを使う機会が多い私にとって、何より嬉しい進化でした。

なめらかさは据え置き、価格とのバランスを考慮

Xperia 10 Vのディスプレイ。画面にテキスト文字。縦向き

一方で、リフレッシュレートは前モデルと同じ60Hzに据え置かれています。最近のミドルレンジスマートフォンでは90Hzや120Hz対応の機種が増えているため、SNSのフィードを素早くスクロールする際などに、残像感が気になる場面もありました。特に、120Hz対応のハイエンドモデルから乗り換えると、その差を顕著に感じるかもしれません。しかし、一般的な動画視聴やウェブブラウジングでは、60Hzでも大きな不満を感じることはありませんでした。おそらく、バッテリー持ちとのバランスを考慮した上での判断なのでしょう。価格を考えれば、これは納得のいく仕様だと感じます。

Xperia 10 Vのディスプレイ仕様

  • 種類:有機EL(OLED)
  • サイズ:約6.1インチ
  • 解像度:FHD+(2520 x 1080)
  • アスペクト比:21:9
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 保護ガラス:Corning® Gorilla® Glass Victus®

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:黒が際立つ有機ELならではの鮮やかで美しい表示
  • 画面サイズ:前モデルから0.1インチ大型化し、コンテンツへの没入感が向上
  • 輝度の進化:屋外での視認性が劇的に改善され、直射日光下でもストレスなく操作可能
  • デザイン:ノッチやパンチホールがなく、映像コンテンツをフルスクリーンで楽しめる
  • リフレッシュレート:60Hz据え置きで、なめらかな操作感を重視するユーザーには物足りない可能性も
  • 縦長画面の利便性:ウェブブラウジングや2画面表示のマルチウィンドウ機能で真価を発揮

パフォーマンス:Xperia 10 V ~日常使いの快適性と、見逃せない注意点~

Xperia 10 Vのプロセッサ

ここでは、スマートフォンの快適さを左右するパフォーマンスについて、Xperia 10 Vがどのような実力を持っているのかを詳しくレビューします。CPUやメモリの性能から、実際の使用感、そして発熱まで、前モデルXperia 10 IVと比較しながら徹底的に掘り下げていきます。

基本性能の核となるCPUとGPU:前モデルから据え置きの実力

Xperia 10 Vの性能を語る上で、まず触れなければならないのは、搭載されているSoC(System on a Chip)が前モデルのXperia 10 IVと同じ「Snapdragon 695 5G」であるという点です。正直なところ、この情報を知った時、パフォーマンスの劇的な向上は期待できないだろうと感じました。このチップは6nmプロセスで製造され、CPUは高性能なKryo 660 Goldコア(2.2GHz)を2つと、電力効率に優れたKryo 660 Silverコア(1.7GHz)を6つ搭載した8コア構成です。日常的なタスクをこなすには十分な性能ですが、2年連続で同じチップを採用したことには、少し物足りなさを感じずにはいられません。

グラフィックス性能を担うGPUも、CPUに統合された「Adreno 619」が引き続き採用されています。このGPUは、前世代のSnapdragon 690と比較して最大30%の性能向上が図られており、軽めの3Dゲームなどにも対応できる力を持っています。実際にベンチマークアプリ「Geekbench 6」で計測したスコアは、シングルコアが894、マルチコアが2044と、Xperia 10 IVとほぼ同等の結果でした。この数値は、ミドルレンジスマートフォンとしては平均的なレベルであり、Webサイトの閲覧や動画視聴といった普段使いで困ることはない性能を示しています。

実際の動作感:日常利用は快適、クリエイティブな作業には忍耐も

では、実際の使用感はどうでしょうか。ChromeでのブラウジングTwitterの閲覧といった日常的な操作では、概ねスムーズに動作します。しかし、複数のアプリを切り替える際には、時折もたつきを感じることがありました。特に気になったのは、少し負荷のかかるクリエイティブな作業です。

例えば、旅行先で撮影した写真を「Adobe Lightroom」でRAW現像しようとすると、写真の読み込みやパラメータの調整時に一瞬待たされる感覚がありました。簡単な色調補正なら問題ありませんが、複雑な編集には向いていないと感じます。また、動画編集アプリ「CapCut」で短い動画のカット編集を試した際も、プレビューがカクつくことがあり、快適な作業とは言えませんでした。

発熱と冷却性能:通常利用では冷静、高負荷時には情熱的に

Xperia 10 Vでレースゲームをプレイしている

スマートフォンのパフォーマンスを維持する上で、発熱管理は非常に重要です。Xperia 10 Vは、普段のブラウジングや動画視聴といった使い方では、本体が熱くなることはほとんどありませんでした。しかし、充電しながらの使用や、夏場の屋外でカメラを長時間使うといった特定の状況では、本体がかなり熱を帯びることがありました。高負荷な3Dゲームを30分ほどプレイした際には、本体温度が約40.8度まで上昇し、パフォーマンスの低下を感じることも 。長時間の負荷がかかる場面では、熱による性能低下は避けられないようです。

メモリとストレージ:マルチタスクの壁と、それを補う大容量の拡張性

Xperia 10 Vは、6GBのRAM(メモリ)128GBのROM(ストレージ)を搭載しています。RAMが6GBという仕様は、現代のスマートフォンとしては少し心許なく、実際に複数のアプリを同時に開いて作業すると、バックグラウンドのアプリが終了してしまう「タスクキル」が頻繁に発生しました。例えば、ブラウザで調べ物をしながらLINEでメッセージをやり取りしていると、ブラウザに戻った際にページが再読み込みされてしまい、少しストレスを感じる場面がありました。

一方、ストレージに関しては大きな強みがあります。内蔵ストレージは128GBと標準的ですが、最大1TBのmicroSDXCカードに対応しているのです 。これにより、高画質な写真や動画をたくさん撮影しても、容量を気にすることなく本体に保存し続けることができます。アプリの起動やファイルの読み書き速度は、最新のハイエンドモデルには及びませんが、microSDカードによる拡張性の高さは、このスマートフォンの大きな魅力と言えるでしょう。

Xperia 10 Vのパフォーマンス仕様

  • CPU (SoC): Snapdragon® 695 5G Mobile Platform
  • GPU: Adreno 619
  • RAM(メモリ): 6GB
  • ROM(内蔵ストレージ): 128GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)対応

まとめ:パフォーマンス

  • CPU性能:前モデルXperia 10 IVから据え置きのSnapdragon 695 5Gで、処理性能の向上は見られない
  • 実際の動作感:Web閲覧やSNSなど日常利用では問題ないが、画像・動画編集などの重い作業ではもたつきを感じる
  • 発熱:通常利用では問題ないレベルだが、高負荷な作業や充電中の発熱には注意が必要
  • メモリ:RAM 6GBはマルチタスクにはやや力不足で、アプリの再起動が頻繁に発生することがある
  • ストレージ:最大1TBのmicroSDカードに対応しており、容量不足の心配が少ない点は大きなメリット

Antutuベンチマーク

Xperia 10 VのAntutuベンチマーク

Xperia 10 Vが搭載するQualcomm Snapdragon 695 5G プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万 前後 を記録すると言われています。

実際に測定してみると、約44万点を記録していました。

例1: Antutu V10.2.6 総合で「440016」、CPUで「152877」、GPUで「84334」、MEMで「94863」、UXで「107942」

例2:Antutu V10 総合で「465601」、CPUで「153906」、GPUで「103430」、MEMで「102444」、UXで「105821」

一方、前モデルの「Xperia 10 IV」は同じQualcomm Snapdragon 695 5G プロセッサを搭載し、Antutu V9 総合で約39万点を記録していました。

例: Antutu V9.4.2 総合で「395307」、CPUで「122810」、GPUで「102043」、MEMで「65409」、UXで「105045」

Snapdragon 695 5G 性能を比較

Xperia 10 Vが搭載するQualcomm Snapdragon 695 5G プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Xperia 10 Vのグラフ。Antutu 比較 Qualcomm Snapdragon 695 5G

CPUランキング

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:54万
  2. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:52万
  3. MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
  4. Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)・・・Antutu:44万
  5. Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V)・・・Antutu:44万
  6. MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:40万
  7. Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu:40万
  8. Dimensity 700 5G (AQUOS wish3)・・・Antutu:35万
  9. UNISOC T616 (OUKITEL C35)・・・Antutu:30万
  10. Unisoc T606 (UMIDIGI G5)・・・Antutu:25万

比較から分かること

Qualcomm Snapdragon 695 5Gは、ミドルレンジのスマートフォンに搭載されるCPUとして、非常にバランスの取れた性能を持つことがデータからわかります。AnTuTuスコア44万点という数値は、日常的なあらゆる操作を快適にこなし、カジュアルなゲームも楽しむことができる実力を持っていることを示しています。特に、ウェブ閲覧や動画視聴といった一般的な用途においては、多くのユーザーが満足できるレベルのパフォーマンスを提供してくれるでしょう。

ゲーム性能:Xperia 10 V ~人気タイトルはどこまで快適に遊べるか?~

Xperia 10 Vで原神をプレイしている

Xperia 10 Vは日常使いには快適ですが、果たしてゲームはどの程度楽しめるのでしょうか?多くのユーザーが気になるであろうゲーム性能について、前モデルXperia 10 IVと同じCPU「Snapdragon 695 5G」でどこまで戦えるのか、人気のゲームタイトルを実際にプレイし、その実力を徹底的に試してみました。

原神 (Genshin Impact)

美しいオープンワールドが魅力の『原神』ですが、やはりXperia 10 Vには荷が重いようです。画質設定を「低」まで落として、ようやく平均30FPS前後でのプレイが可能になりました。広大なフィールドを探索している間は比較的安定していますが、複数の敵と元素爆発が飛び交う激しい戦闘シーンになると、フレームレートは20FPS台まで落ち込み、画面がカクついて操作が追いつかなくなる場面も。物語を進めることはできますが、『原神』の世界を心から楽しむには、より高いスペックが求められるというのが正直な感想です。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

『原神』と同じ開発元による『崩壊:スターレイル』も試してみました。こちらもグラフィック負荷は高めですが、画質設定を「低」にすることで、30FPSから40FPS程度でのプレイが可能です。ターン制バトルなので、戦闘中にカクつきが勝敗を直接左右することはありません。しかし、キャラクターの派手な必殺技の演出や、美しいマップを移動する際には、処理が重くなり動きが鈍くなる瞬間があり、没入感が少し削がれてしまいました。

フォートナイト (Fortnite)

世界的な人気を誇る『フォートナイト』ではどうでしょうか。グラフィック設定を「低」にすることで、なんとか30FPSでの動作を維持できました。ゲーム序盤、周囲に敵がいない状況では比較的スムーズに動きます。しかし、終盤に複数のプレイヤーが密集して建築バトルを始めると、フレームレートは不安定になり、画面の遅延が顕著に。敵の動きに対応するのが難しく、勝利を目指すには厳しい戦いを強いられました。

PUBG MOBILE (PUBGモバイル)

一方、リアルな戦場が舞台の『PUBG MOBILE』では、驚くほど快適にプレイできました。グラフィック設定を「スムーズ」、フレームレート設定を「ウルトラ」にすると、安定して40FPSを維持してくれます。敵との激しい銃撃戦の真っ只中でも、フレームレートが大きく落ち込むことはほとんどなく、滑らかな操作でエイムを合わせることができました。ミドルレンジのスマートフォンとしては、十分すぎるほど満足のいくプレイ体験です。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

育成シミュレーションゲームの『ウマ娘 プリティーダービー』は、Xperia 10 Vとの相性が抜群でした。高品質な3Dで描かれるレースシーンやウイニングライブも、ほぼ常時60FPSに近いフレームレートでぬるぬる動きます。カクつきは一切感じられず、担当ウマ娘の一生懸命な走りをストレスなく応援できました。ライブシーンの美しいグラフィックも存分に楽しむことができ、ファンなら大満足間違いなしです。

まとめ:ゲーム性能

Xperia 10 Vのゲーム性能を総括すると、「遊ぶゲームを選ぶが、ツボにはまれば十分楽しめる」という印象です。『PUBG MOBILE』や『ウマ娘 プリティーダービー』のように、最適化が進んでいる、あるいは比較的負荷の軽いタイトルであれば、高いフレームレートで非常に快適にプレイすることが可能です。

一方で、『原神』のような極めて高いグラフィック性能を要求するゲームでは、画質を大幅に下げるという妥協が必要になります。常に最高画質・最高フレームレートでプレイしたいヘビーゲーマーには明らかにおすすめできません。しかし、「普段はSNSや動画がメインで、たまに息抜きでゲームを遊ぶ」といったライトな使い方であれば、多くの人気タイトルを十分に楽しむことができるでしょう。自身のプレイスタイルと相談して、このスマートフォンを選ぶか判断するのが賢明です。

カメラ性能:Xperia 10 V ~センサー刷新で暗所性能は向上、しかし弱点も~

Xperia 10 V カメラ

ここでは、Xperia 10 Vのカメラ性能について、特に大きな進化を遂げた広角カメラを中心に、前モデルXperia 10 IVと比較しながら、実際に撮影して感じた実力と注意点をレビューしていきます。

3つのレンズ構成と、進化した広角カメラ

Xperia 10 Vは、前モデルのXperia 10 IVと同じく、超広角(16mm)、広角(26mm)、望遠(54mm)の3つのレンズを搭載したトリプルカメラ構成です。超広角と望遠の有効画素数が約800万画素である点も変わりありません。しかし、注目すべきは最も使用頻度の高い広角カメラです。

Xperia 10 Vで撮影した写真。バス。

イメージセンサーがXperia 10 IVの1/2.8インチから約1.6倍大きい1/2.0インチへと大型化され、有効画素数も1200万画素から4800万画素(記録画素数は1200万画素)へと大幅にスペックアップしました。センサーが大きくなったことで、より多くの光を取り込めるようになり、特に暗い場所での画質向上が期待できます。

カメラ任せで簡単キレイ、便利な機能も搭載

カメラアプリの操作はシンプルで直感的です。「プレミアムおかせオート」機能を使えば、カメラが被写体やシーンを自動で判断し、最適な設定で撮影してくれます。実際に、「風景」や「ペット」などに向けてシャッターを切るだけで、SNS映えするような鮮やかな写真を簡単に撮ることができました。

Xperia 10 Vで撮影した写真。花。

また、自撮りに便利な「ハンドシャッター」機能も搭載されています。カフェで友人と自撮りをする際に試してみたのですが、手のひらをカメラに向けるだけで自動でシャッターが切れるので、不自然なタイミングで画面をタップする必要がなく、自然な表情の写真を撮れて感動しました。ただし、Xperiaの上位モデルに搭載されている「Photo Pro」のような、マニュアル設定を細かく調整できる機能は搭載されていません。

撮影体験:光と影を捉える、進化した描写力

Xperia 10 Vで撮影した写真。自然の風景。

日中の明るい場所では、非常にクリアで自然な色合いの写真を撮影できます。特に公園で咲いていた花の写真を撮った際は、花びら一枚一枚の質感や、葉脈のディテールまでもしっかりと描写され、生命感あふれる一枚になりました。望遠カメラ光学2倍ズームに対応しており、少し離れた場所に咲いている花も、画質の劣化を抑えて引き寄せることができます。実際にズームで撮影してみましたが、花びらの輪郭がくっきりとしていて、ズームで撮ったとは思えないほどの解像感でした。

そして、最も進化を感じたのが夜景撮影です。広角カメラのセンサー大型化と光学式手ブレ補正(OIS)のおかげで、Xperia 10 IVと比較して暗所でのノイズが大幅に低減されています。イルミネーションを撮影した際も、光が滲むことなく、一つひとつの電球の輝きをクリアに捉えることができました。ただ、光量が極端に少ない場所ではオートフォーカスが少し迷うことがあり、ピントが合うまでに数回シャッターを切る場面もありました。また、稀に撮影したはずの写真が保存されていないという現象も経験し、信頼性の面で少し不安が残りました。

Xperia 10 Vで撮影した写真。夜のお店。

動画撮影:手ブレ補正は優秀、しかし解像度に課題

動画撮影性能については、正直なところ一長一短という印象です。光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド手ブレ補正は非常に優秀で、歩きながら撮影しても滑らかな映像を記録できます。しかし、Xperia 10 Vが搭載するCPU「Snapdragon 695 5G」の制約により、4K動画の撮影には対応しておらず、最大でも1080p/60fpsでの撮影となります。

これは前モデルのXperia 10 IVから変わらない弱点です。実際に撮影した動画をPCの大きな画面で見ると、写真に比べて全体的に解像感が低く、「粗さ」が気になりました。特に夜景の動画では、街灯などの強い光が白飛びしやすく、光がぼやけて見えるのが残念でした。

Xperia 10 Vのカメラ仕様・機能 一覧

  • リアカメラ
  • 16mm(超広角): 有効画素数約800万画素 / F値2.2
  • 26mm(広角): 有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素) / F値1.8 / 光学式手ブレ補正(OIS)
  • 54mm(望遠): 有効画素数約800万画素 / F値2.2
  • フロントカメラ
  • 有効画素数約800万画素 / F値2.0
  • 主な機能
  • プレミアムおまかせオート
  • オートHDR
  • ナイト撮影
  • ハンドシャッター
  • ハイブリッド手ブレ補正(動画)
  • 動画撮影
  • 最大1080p / 60fps(4K撮影は非対応)

まとめ:カメラ性能

  • 広角カメラの進化:イメージセンサーの大型化と4800万画素化により、特に暗所でのノイズが少なくクリアな写真撮影が可能になった
  • 手ブレ補正:広角カメラの光学式手ブレ補正(OIS)は、夜景や薄暗い室内での撮影で効果を発揮
  • 3眼構成の楽しさ:超広角、広角、望遠の3つのレンズを切り替えることで、様々な画角の写真を手軽に楽しめる
  • 日中画質:明るい場所では自然な色合いと高い解像感の写真を撮影可能
  • 動画性能の限界:CPUの制約により4K動画撮影には非対応で、動画の画質は全体的に粗さが目立つ
  • 信頼性への懸念:稀に撮影した写真が保存されないことがあり、ソフトウェアの安定性に課題が残る可能性がある

バッテリー持ちと充電:Xperia 10 V ~さらに進化した圧倒的なスタミナ~

Xperia 10 V バッテリー

ここでは、Xperia 10 Vの最大の魅力であるバッテリー性能に焦点を当て、その驚異的なスタミナと充電性能について、前モデルXperia 10 IVとの比較を交えながら、実際の使用感をもとに詳しくレビューしていきます。

変わらぬ大容量、されど進化した持続力

Xperia 10 Vは、前モデルのXperia 10 IVと同じ5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。容量は同じでありながら、公称の連続動画再生時間はXperia 10 IVの約20時間から約34時間へと大幅に向上しており、内部の省電力性能が大きく改善されたことが伺えます。実際にバッテリーの持ちは「圧倒的」の一言で、この安心感こそがXperia 10 Vを選ぶ最大の理由になると感じました。ソニー独自の「いたわり充電」機能も健在で、バッテリーの劣化を抑えながら3年間安心して使えると謳われているのも、長く愛用したいユーザーにとっては嬉しいポイントです。

日常を忘れさせるほどの、驚異的なバッテリー体験

様々なバッテリーテストの結果を見ても、その実力は明らかです。Webサイトの閲覧で14時間31分、動画再生では19時間6分というスコアは、他のスマートフォンと比較しても非常に優秀です。私の使い方では、朝100%の状態で家を出て、通勤中に動画を見たり、日中はSNSや調べ物をしたりと、かなりヘビーに使っても、夜帰宅した時点でバッテリー残量が60%以上残っている日もありました。

軽い使い方なら2日間は充電を忘れてしまうほどで、Xperia 10 IVも優れたバッテリー持ちでしたが、Xperia 10 Vはそれをさらに上回る安心感があります。旅行先で地図アプリを使いながら写真を撮り歩いても、バッテリー残量を気にするストレスから解放されたのは、まさに感動的な体験でした。

充電速度は改善されたものの、もう一歩の進化に期待

Xperia 10 Vが横向きで置かれている。

驚異的なバッテリー持ちの一方で、充電速度はXperia 10 Vの数少ないウィークポイントかもしれません。前モデルのXperia 10 IVと比較すると充電速度は向上しており、30分の充電で約37%まで回復し、フル充電までは2時間を切る速さでした。これは、フル充電に2時間半以上かかっていたXperia 10 IVから着実な進化です。しかし、最近の急速充電に対応した他社モデルと比べると、見劣りするのは事実です。

また、Xperia 10 IVと同様にワイヤレス充電には対応していません。さらに、使用する充電器やケーブルによっては充電がうまく進まないことがあり、就寝前に充電を開始したつもりが、朝起きるとほとんど充電されていなかったという経験も。充電中はランプなどで確認する習慣をつける必要がありそうです。

Xperia 10 Vのバッテリー・充電 仕様

  • バッテリー容量: 5000mAh
  • 充電: USB Power Delivery (USB PD) 対応
  • 長寿命化技術: いたわり充電、Xperia独自の充電最適化技術
  • ワイヤレス充電: 非対応

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量:前モデルと同じ5000mAhの大容量を、より軽量なボディに搭載
  • 持続時間:省電力性能の向上により、動画連続再生時間が約34時間へと大幅に進化し、実使用でも2日以上持つ圧倒的なスタミナを実感
  • 充電速度:前モデルよりは高速化されたものの、依然として競合他社と比較すると物足りなさが残る
  • 長寿命設計:「いたわり充電」機能により、3年間使っても劣化しにくいバッテリーを実現
  • 注意点:ワイヤレス充電には非対応で、一部の充電器やケーブルとの相性問題も報告されている

オーディオと通信性能:Xperia 10 V ~待望のステレオスピーカーと安定した接続性~

Xperia 10 Vで音楽を聴いている

ここでは、Xperia 10 Vのエンタメ体験を格段に向上させるオーディオ性能と、スマートフォンの基本となる通信性能について、前モデルXperia 10 IVと比較しながら、その実力を詳しくレビューしていきます。

待望のステレオスピーカーとソニーならではの高音質技術

Xperia 10 Vにおけるオーディオ面の最大の進化は、なんといってもXperia 10シリーズとして初めてフロントステレオスピーカーを搭載したことです。前モデルのXperia 10 IVは本体下部のモノラルスピーカーだったため、動画視聴時には少し物足りなさを感じていました。しかし、Xperia 10 Vではディスプレイの上下にスピーカーが配置され、映像と音が一体となった臨場感あふれる体験が可能になりました。

さらに、ソニー独自のAI技術「DSEE Ultimate」によって、Spotifyなどのストリーミング音源もハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングしてくれます。もちろん、有線イヤホン派には嬉しい3.5mmオーディオジャックも引き続き搭載されており、音へのこだわりが随所に感じられます。

映像に没入できる、臨場感あふれるサウンド体験

Xperia 10 Vで音楽を再生している

実際にスピーカーの音質を試してみると、その進化に驚かされました。Netflixでアクション映画を観た際、効果音が左右からしっかりと広がり、モノラルスピーカーだったXperia 10 IVでは得られなかった没入感を味わえました。ボーカルやセリフといった中音域は非常にクリアで聴き取りやすく、最大音量にしても音が割れるようなことはありませんでした。

ただ、重低音の迫力という点では、ハイエンドモデルには一歩及ばない印象です。また、音量を上げても、ややこもりがちに聞こえることや、全体的な音量が少し小さいと感じる場面もありました。とはいえ、動画や音楽を本体スピーカーで気軽に楽しむという点では、前モデルから比較にならないほど快適になったことは間違いありません。

日常を支える安定した通信性能

Xperia 10 Vで通信を設定している

通信性能に関しては、現代の利用シーンにおいて十分なスペックを備えています。Wi-FiはWi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)に対応しており、自宅の光回線環境でYouTubeの動画を快適に視聴できました。ただし、最新規格のWi-Fi 6には非対応で、一部のテストではXperia 10 IVよりも通信速度が遅いという結果も報告されています。

Bluetoothはバージョン5.1に対応し、ソニー製のワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」とLDACで接続してみましたが、音飛びもなく、ハイレゾ音源の繊細な音まで安定して楽しむことができました。5G通信はSub-6に対応しており 、都市部ではダウンロードもスムーズです。通常の音声通話はクリアで問題ありませんでしたが、LINEでの通話時に相手の声が1〜2秒遅れて聞こえることがあり、レスポンスの面で少し気になりました。

正確で高速なGPS性能

ナビゲーションの要となるGPS性能は、非常に優秀だと感じました。Googleマップを使って車で初めて行く場所へ向かった際、測位が非常に速く、高層ビルが立ち並ぶ市街地でも正確に自車位置を示し続けてくれました。これなら、慣れない土地での旅行や、Uber Eatsの配達のような仕事で使う場合でも、安心してナビゲーションを任せることができます。

Xperia 10 Vのオーディオ・通信性能 仕様

  • スピーカー: フロントステレオスピーカー
  • オーディオジャック: 3.5mmオーディオジャック搭載
  • 高音質技術: DSEE Ultimate, 360 Reality Audio, 360 Upmix
  • Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac (Wi-Fi 5)
  • Bluetooth: ver.5.1(LDAC, aptX HD, aptX Adaptive対応)
  • 5G通信: Sub-6対応
  • SIM: nanoSIM / eSIM(デュアルSIM対応)
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS サポート

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカーの進化:シリーズ初のフロントステレオスピーカー搭載で、動画視聴時の臨場感が劇的に向上
  • 高音質へのこだわり:有線でも無線でも高音質を楽しめる3.5mmオーディオジャックと多彩な独自技術を搭載
  • スピーカー音質:中高音はクリアだが、音量がやや小さく、こもりがちに感じることも
  • Wi-Fi性能:Wi-Fi 5対応で日常利用に問題はないが、最新規格には非対応
  • Bluetooth接続:LDACなどの高音質コーデックに対応し、ワイヤレスでも安定した音楽体験が可能
  • GPS精度:高速かつ正確な測位性能で、ナビゲーション利用時も安心

OSと機能:Xperia 10 V ~洗練された使いやすさと、日本仕様への完全対応~

Xperia 10 VのUI画面。アプリ一覧

ここでは、Xperia 10 Vのソフトウェアと日常の利便性を高める機能に焦点を当てます。素に近いAndroidの快適な操作性から、日本のライフスタイルに欠かせない機能まで、前モデルXperia 10 IVとの違いも踏まえながら、実際に使って感じた魅力を詳しくレビューしていきます。

シンプルを極めたUIと、縦長画面を活かす独自機能

Xperia 10 Vには、最新のAndroid 13が初期搭載されています。ソニーのUI(ユーザーインターフェース)は、素のAndroidに近いシンプルなデザインが特長で、余計なアプリがほとんどプリインストールされていないため、非常にクリーンな印象です。前モデルのXperia 10 IVも同様のコンセプトでしたが、Xperia 10 Vもその思想をしっかりと受け継いでいます。

特に気に入っているのが、21:9の縦長ディスプレイを最大限に活用できる「21:9マルチウィンドウスイッチ」機能です。YouTubeでライブ配信を見ながら、画面下半分でTwitterのタイムラインを追うといった「ながら操作」が非常に快適で、一度この便利さを体験すると手放せなくなります。

長く安心して使える、OS・セキュリティアップデート保証

Xperia 10 Vを使用している

スマートフォンを長く使う上で気になるのが、OSやセキュリティのアップデートサポートです。Xperia 10 Vは、最大2回のOSバージョンアップと、3年間のセキュリティアップデートが保証されています。これにより、最新の機能を利用できるだけでなく、セキュリティ面でも安心して長期間使い続けることが可能です。

実際に前モデルのXperia 10 IVも、Android 12から14まで2回のメジャーアップデートが提供された実績があり、Xperia 10 Vも同様のサポートが期待できます。競合製品の中にはより長期間のサポートを謳うモデルもありますが、ミドルレンジスマートフォンとしては十分なサポート期間だと感じます。

毎日の生活に欠かせない機能と、一長一短の生体認証

日本でスマートフォンを使う上で必須とも言える「おサイフケータイ(FeliCa)」に、Xperia 10 Vはもちろん対応しています。コンビニでの支払いや電車の改札も、かざすだけでスピーディーに完了します。

Xperia 10 Vの側面。電源ボタン。

生体認証は、本体側面の電源ボタンに統合された指紋認証センサーを採用しています。認証精度は高く、乾燥した指でもスムーズにロック解除できましたが、認証スピード自体はハイエンドモデルと比較すると、ほんの少し間があるように感じました。また、Xperia 10 IVに搭載されていた通知用のLEDランプが廃止されたのは残念な変更点です。ポケットやカバンから取り出さなくても通知の有無がわかったので、この点は不便に感じました。

Xperia 10 VのOSと機能 仕様

  • プリインストールOS: Android 13
  • アップデート保証: 最大2回のOSバージョンアップ、3年間のセキュリティアップデート
  • UI(ユーザーインターフェース): サイドセンス、21:9マルチウィンドウスイッチ
  • おサイフケータイ(FeliCa): 対応
  • 生体認証: 側面指紋認証
  • SIM仕様: nanoSIM / eSIM(デュアルSIM対応)

まとめ:OSと機能

  • OSとUI:素のAndroidに近いシンプルでクリーンな操作性と、縦長画面を活かす便利な独自機能を両立
  • アップデート:最大2回のOSアップデートと3年間のセキュリティアップデート保証で、長く安心して利用可能
  • おサイフケータイ:日本のキャッシュレス社会に必須のFeliCaに完全対応
  • 生体認証:側面の電源ボタン一体型指紋認証を搭載し、スムーズなロック解除が可能
  • SIMの柔軟性:nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応し、仕事とプライベートの使い分けにも便利
  • 変更点:前モデルにあった通知LEDランプが廃止され、通知の視認性がやや低下

Xperia 10 VとXperia 10 IVの違い

Xperia 10 Vのカラーバリエーション

Xperia 10 V」は、前モデルであるXperia 10 IVの「軽量かつ大容量バッテリー」というコンセプトを継承しつつ、ユーザーの体感品質を向上させるための堅実なアップデートが施されています。ここでは、両モデルのスペックを項目別に比較し、その違いを詳しく見ていきましょう。

OSとサポート期間

  • Xperia 10 IV: Android 12 (初期搭載)
  • Xperia 10 V: Android 13 (初期搭載)
  • 違い:Xperia 10 Vはより新しいOSでスタートします。また、Xperia 10 Vは「最大2回のOSバージョンアップと3年間のセキュリティアップデート」が公式に示されており、Xperia 10 IV(実績として2回のOSアップデート)よりもサポート期間が明確で、より長く安心して利用できます。

サイズと重量

  • Xperia 10 IV: 約153 × 67 × 8.3 mm / 約161g
  • Xperia 10 V: 約155 × 68 × 8.3 mm / 約159g
  • 違い:Xperia 10 Vは高さと幅がわずかに増しましたが、重量は2g軽くなっています。大画面化と軽量化を両立しており、5000mAh以上のバッテリーを搭載する5Gスマホとしては世界最軽量(発売時点)を実現しています。

カラーバリエーション

  • Xperia 10 IV: ブラック、ホワイト、ミント、ラベンダー
  • Xperia 10 V: ブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーン
  • 違い:「ミント」がなくなり、新たに「セージグリーン」が加わりました。

耐久性

  • Xperia 10 IV: Corning® Gorilla® Glass Victus®, 防水(IPX5/IPX8), 防塵(IP6X)
  • Xperia 10 V: Corning® Gorilla® Glass Victus®, 防水(IPX5/IPX8), 防塵(IP6X)
  • 違い:ディスプレイの保護ガラスや防水・防塵性能は同等です。どちらのモデルもミドルレンジながら高い堅牢性を備えています。

ディスプレイ

  • Xperia 10 IV: 約6.0インチ有機EL, リフレッシュレート60Hz
  • Xperia 10 V: 約6.1インチ有機EL, リフレッシュレート60Hz
  • 違い:Xperia 10 Vは画面サイズが0.1インチ大きくなっただけでなく、輝度がXperia 10 IV比で約1.5倍向上しました。これにより、屋外での視認性が大幅に改善されています。リフレッシュレートは両モデルとも60Hzで変更ありません。

オーディオ

  • Xperia 10 IV: モノラルスピーカー
  • Xperia 10 V: フロントステレオスピーカー
  • 違い:Xperia 10 Vの最大の進化点の一つです。シリーズ初のフロントステレオスピーカー搭載により、動画や音楽視聴時の臨場感が格段に向上しました。3.5mmオーディオジャックは両モデルとも搭載しています。

カメラ(広角)

  • Xperia 10 IV: 有効画素数約1200万画素, 1/2.8インチセンサー
  • Xperia 10 V: 有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素), 1/2.0インチセンサー
  • 違い:Xperia 10 Vは広角カメラのイメージセンサーが約1.6倍大型化しました。これにより、取り込める光の量が増え、特に夜景などの暗いシーンでのノイズが少ない、よりクリアな写真撮影が可能になっています。

パフォーマンス(CPU)

  • Xperia 10 IV: Snapdragon® 695 5G
  • Xperia 10 V: Snapdragon® 695 5G
  • 違い:CPUは両モデルで同じものを採用しており、基本的な処理性能に大きな差はありません。

バッテリー

  • Xperia 10 IV: 5000mAh, 連続動画再生 約20時間
  • Xperia 10 V: 5000mAh, 連続動画再生 約34時間
  • 違い:バッテリー容量は同じ5000mAhですが、省電力性能の向上により、Xperia 10 Vは連続動画再生時間が大幅に伸びています。充電速度もXperia 10 Vの方が向上しています。

その他機能

  • Xperia 10 IV: 通知LEDランプ搭載
  • Xperia 10 V: 通知LEDランプ非搭載
  • 違い:Xperia 10 Vでは、画面を点灯させずに通知の有無を確認できた便利な通知LEDランプが廃止されました。

まとめ

Xperia 10 Vは、処理性能の核となるCPUをXperia 10 IVから据え置いた一方で、ユーザーが日常的に触れる部分の「体感品質」を大きく向上させたモデルです。特に、①ディスプレイの輝度向上による屋外での視認性改善、②待望のフロントステレオスピーカー搭載による音響体験の向上、③広角カメラのセンサー刷新による暗所撮影性能の強化、そして④省電力化による更なるバッテリー持ちの向上は、数字以上に日々の使い勝手を良くしてくれる重要な進化点と言えるでしょう。

パフォーマンスの劇的な向上を期待するユーザーには物足りないかもしれませんが、スマートフォンの基本性能である「見る・聴く・撮る」といった体験をより重視するユーザーにとって、Xperia 10 Vは着実に魅力を増した一台となっています。

Xperia 10 Vのメリット・デメリット

Xperia 10 Vのディスプレイ。縦向き。

Xperia 10 V」は、圧倒的なバッテリー性能と驚異的な軽さを実現した魅力的なスマートフォンです。しかし、前モデルであるXperia 10 IVからいくつかの課題も引き継いでいます。ここでは、実際にXperia 10 Vを使ってみて感じたメリットとデメリットを、Xperia 10 IVとの比較を交えながら詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:圧倒的なバッテリー持ちと世界最軽量クラスの軽さ

Xperia 10 V最大の魅力は、その驚異的なバッテリー持続力です。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、公称の連続動画再生時間は約34時間と、Xperia 10 IVの約20時間から大幅に向上しました。実際に使ってみてもそのスタミナは本物で、通勤中に動画を見たり、日中SNSをチェックしたりといった使い方でも、1回の充電で2日間は余裕で持ちこたえました。

これだけのバッテリーを搭載しながら、本体重量は約159gと、Xperia 10 IVよりもさらに2g軽量化されています。5000mAh以上のバッテリーを搭載する5Gスマートフォンとしては世界最軽量(2023年5月11日時点)を謳っており、長時間持っていても手が疲れにくいのは大きな喜びです。

メリット2:屋外でも見やすくなった明るいディスプレイ

ディスプレイの明るさが、前モデルのXperia 10 IVと比較して約1.5倍向上した点も大きな進化です。これにより、日差しの強い屋外での視認性が劇的に改善されました。実際に晴れた日に公園で地図アプリを確認した際、Xperia 10 IVでは画面が見えにくく感じることがありましたが、Xperia 10 Vでは表示がくっきりと見え、ストレスなく操作できました。有機ELならではの鮮やかな発色と合わせて、あらゆる場所で快適にコンテンツを楽しめます。

メリット3:待望のフロントステレオスピーカー搭載

Xperia 10シリーズとして初めてフロントステレオスピーカーを搭載したことは、エンターテインメント体験を大きく向上させました。ディスプレイの上下にスピーカーが配置されたことで、Netflixで映画を観たり、音楽ライブ映像を観たりする際の臨場感が、本体下部にモノラルスピーカーのみを搭載していたXperia 10 IVとは比較になりません。音の広がりが生まれ、映像への没入感が格段に増しました。

メリット4:ミドルレンジでは貴重な望遠カメラ搭載

Xperia 10 Vは、Xperia 10 IVから引き続き、この価格帯のスマートフォンでは珍しくなった望遠カメラを搭載しています 。デジタルズームとは異なり、画質の劣化を抑えた光学2倍相当のズームが可能なため、少し離れた被写体もクリアに撮影できます。実際に公園で遠くに咲いている花を撮影した際も、花びらのディテールをしっかりと捉えた、解像感の高い写真を撮ることができました。

メリット5:暗所性能が向上した広角カメラ

最も使用頻度の高い広角カメラの性能が向上したのも見逃せません。イメージセンサーがXperia 10 IV比で約1.6倍大型化し、より多くの光を取り込めるようになったことで、特に暗い場所での撮影に強くなりました 。実際に夜景を撮影してみると、ノイズが少なくクリアな写真を撮ることができ、光学式手ブレ補正と相まって、薄暗い室内などでも手ブレを抑えたきれいな写真が残せます。

メリット6:長く使える安心感と便利な機能

Xperia 10 Vは、ユーザーが長く安心して使える工夫と、かゆいところに手が届く便利な機能を備えています。バッテリーの劣化を抑える「いたわり充電」機能により、3年使っても劣化しにくい長寿命バッテリーを実現しているのは嬉しいポイントです。また、最近では省略されがちな3.5mmオーディオジャックや、最大1TBまで対応するmicroSDカードスロットをしっかり搭載。もちろん、おサイフケータイやIP65/68の高い防水・防塵性能にも対応しており、日本のユーザーが必要とする機能が網羅されています。

【デメリット】

デメリット1:前モデルから据え置きの物足りないパフォーマンス

Xperia 10 Vの最大の弱点は、CPUが前モデルのXperia 10 IVと同じ「Snapdragon 695 5G」である点です。そのため、処理性能に劇的な向上は見られません。Webサイトの閲覧や動画視聴といった日常的な操作はこなせますが、アプリの起動、特にLINEなどを開く際にワンテンポ待たされる感覚がありました 。複数のアプリを切り替える際にも、もたつきを感じることが多く、快適な操作性を求めるユーザーには物足りないかもしれません。

デメリット2:滑らかさに欠ける60Hzディスプレイ

ディスプレイの明るさは向上しましたが、リフレッシュレートはXperia 10 IVと同じ60Hzのままです。最近の同価格帯のスマートフォンでは90Hzや120Hzが主流になっているため、Twitterのタイムラインなどを素早くスクロールした際の滑らかさには欠けます。高リフレッシュレートの機種に慣れていると、残像感が気になるかもしれません。

デメリット3:4K非対応など物足りない動画性能

CPUの制約により、動画撮影は4Kに対応しておらず、最大1080p/30fpsに制限されます。これはXperia 10 IVから変わらない弱点です。手ブレ補正は優秀ですが、撮影した動画をPCなどの大画面で見ると、全体的に解像感が低く、画質の粗さが気になりました。思い出をより高画質で残したいと考えるユーザーには不向きでしょう。

デメリット4:通知LEDの廃止と付属しない充電器

細かい点ですが、Xperia 10 IVには搭載されていた通知LEDランプがXperia 10 Vでは廃止されました。画面を点灯させなくても通知の有無を確認できた便利な機能だっただけに、残念な変更点です。また、最近のトレンドではありますが、箱の中に充電器やUSBケーブルが同梱されていないため、別途購入する必要があります。

デメリット5:性能に見合わない価格設定

Xperia 10 Vの発売時の価格は約7万円前後と、ミドルレンジモデルとしてはやや高めの設定です。日常的な動作のもたつきなど、パフォーマンス面での課題を考慮すると、この価格は正直なところ割高に感じられます。「適正価格は3万円台では」という厳しい意見があるのも、実際に使ってみると頷ける部分がありました。ワイヤレス充電にも対応していません。

Xperia 10 Vのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約6.1インチ、解像度1080 x 2520 pxのOLED ※有機EL/FHD+/21:9/449 ppi /トリルミナスディスプレイ for mobile /HDR /輝度 約1.5倍向上 /Corning Gorilla Glass Victus
  • リフレッシュレート: 60Hz (タッチサンプリングレート60Hz)
  • プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 695 5G オクタコア ※6nm /64bit /8コア /最大2.2 GHz
  • GPU: Adreno 619 RAM(メモリ) 6GB LPDDR4X
  • ストレージ: 128GB
  • 外部ストレージ: microSDXCカードで最大1TBまで
  • バッテリー: 5000mAh 駆動時間 連続動画再生で約34時間
  • 充電: いたわり充電(劣化しにくい・3年間使える)、急速充電(USB PD、Quick Charge対応)
  • 背面カメラ: 超広角:有効画素数約800万画素 広角:有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素) 望遠:有効画素数約800万画素
  • 前面カメラ: 8MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) 、Bluetooth 5.1 、GPS
  • NFC・おサイフケータイ: 対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0 , OTG対応 )、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー: 指紋認証 (サイドマウント) 、加速度センサー、ジャイロスコープ、近接センサー、光センサー、コンパス
  • 防水防塵: 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
  • スピーカー: フロントステレオスピーカー
  • オーディオ: DSEE Ultimate(AIで高音質に変換)、LDAC(ワイヤレスでもハイレゾの高音質)、ハイレゾ オーディオ、ハイレゾ オーディオ ワイヤレス、360 Reality Audio(立体音響技術)、360 Upmix(立体サウンドに変換)、Sony | Headphones Connect(ヘッドホン設定変更)
  • 機能: アプリへのショートカットが簡単な「サイドセンス」、21:9で2画面同時表示できる「21:9マルチウィンドウスイッチ」
  • アクセサリー: 開閉式スタンド付きの専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 V」(XQZ-CBDC)※4色
  • 生体認証: サイド指紋認証 OS Android 13
  • サイズ: 155 × 68 × 8.3 mm
  • 重量: 約159g
  • カラー: ラベンダー、ホワイト、ブラック、セージグリーン
  • 5G通信: 対応 SIMカード nanoSIM / eSIM(デュアルSIM仕様)

対応バンド:Xperia 10 V

Xperia 10 V5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

SIMフリーモデルの対応バンドは以下の通りです。

  • 5G(Sub6):n3, n28, n77, n78, n79
  • 4G(LTE):B1, B3, B4, B5, B8, B12, B18, B19, B21, B38, B41, B42

対応バンドの詳細

ドコモ回線

  • 5G: n78, n79
  • 4G: B1, B3, B19, B21, B42
  • プラチナバンド: B19 対応
  • ドコモの5Gは、主要なn78と、ドコモ独自のn79の両方に対応しているため、広いエリアで5G通信が期待できます。4Gにおいても、主要なバンドであるB1、B3に加え、郊外や山間部、屋内での接続に重要なプラチナバンドのB19に対応しています。また、ドコモ独自のバンドであるB21にも対応しており、通信の安定性が高いと言えます。

au回線

  • 5G: n3, n28, n77, n78
  • 4G: B1, B3, B18, B41, B42
  • プラチナバンド: B18 対応
  • auの5Gは、主要なn77、n78に対応しています。4Gでは、主要バンドのB1、B3に加え、プラチナバンドのB18に対応しているため、建物内や地下などでも繋がりやすいです。

ソフトバンク回線

  • 5G: n3, n28, n77
  • 4G: B1, B3, B8, B41, B42
  • プラチナバンド: B8 対応
  • ソフトバンクの5Gは、主要なn77に対応しています。4Gでは、中心となるB1、B3に加え、プラチナバンドのB8にも対応しており、幅広いエリアでの安定した通信が見込めます。

楽天モバイル回線

  • 5G: n77
  • 4G: B3, B18
  • プラチナバンド: B18 (パートナー回線)
  • 楽天モバイルの5Gは、主要バンドであるn77に対応しています。4Gでは、自社回線の中心であるB3に加え、パートナー回線(au回線)のB18にも対応しているため、楽天モバイルの自社エリア外でもauのプラチナバンドを利用した通信が可能です。

結論

この端末(Xperia 10 V)は、バンド情報に基づくと、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの日本の4大キャリア全てにおいて、主要な4Gおよび5Gバンドに幅広く対応しています。特に、各キャリアが重視するプラチナバンドにも対応しているため、都市部から郊外、屋内まで、多くの場所で安定した通信が期待できます。

Xperia 10 Vの評価

Xperia 10 Vの背面

8つの評価基準で「Xperia 10 V」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

前モデルから輝度が約1.5倍向上し、直射日光下の屋外でも驚くほど見やすくなりました。有機ELならではの鮮やかな発色は映像コンテンツの魅力を引き立てます。ただ、リフレッシュレートが60Hz据え置きな点は惜しいポイントです。

スペック:★★☆☆☆

日常的なウェブ閲覧やSNS利用には十分ですが、CPUが前モデルと同じSnapdragon 695 5Gのため、動作の重さやアプリ起動の遅さが多くの場面で指摘されています。特にマルチタスク性能には力不足を感じます。

耐久性: ★★★★☆

ディスプレイには傷や落下に強いCorning® Gorilla® Glass Victus®を採用し、IPX5/IPX8・IP6Xの防水防塵性能も備えているため、日常の様々なシーンで安心して使えます。

デザイン:★★★★☆

5000mAhのバッテリーを搭載しながら約159gという「世界最軽量」クラスの軽さは最大の魅力です。指紋が付きにくいマットな質感と、片手でも持ちやすいスリムな形状が高く評価できます。

通信:★★★☆☆

5G通信やeSIMに対応し、GPSの測位も高速かつ正確で、通信の基本性能は安定しています。しかし、最新のWi-Fi 6に非対応であるなど、価格を考えると物足りなさを感じる部分もあります。

機能:★★★★☆

待望のフロントステレオスピーカーに加え、3.5mmイヤホンジャックやmicroSDカードスロット、おサイフケータイといった「欲しい機能」が網羅されています。ワイヤレス充電に非対応な点は少し残念です。

使いやすさ:★★☆☆☆

本体は軽くて持ちやすいものの、スペック不足に起因する動作のもたつきやフリーズが快適な操作を妨げます。特にアプリの切り替えや文字入力時のレスポンスの悪さは、日常的なストレスに繋がりました。

価格:★★☆☆☆

優れたバッテリー性能や軽さは魅力的ですが、全体的なパフォーマンスを考慮すると、約7万円という価格は割高に感じられます。同価格帯の競合製品と比較して、コストパフォーマンスが良いとは言えません。

総評:★★★☆☆

Xperia 10 Vは、「圧倒的なバッテリー持ち」と「驚異的な軽さ」という、他のスマートフォンにはない明確な強みを持った一台です。しかし、その一方でパフォーマンスという根本的な部分に大きな課題を抱えており、まさに光と影がはっきりと分かれたスマートフォンと言えるでしょう。

この一台を選ぶ理由:バッテリーと軽さ、そして撮影の楽しさ

最大の魅力は、間違いなくそのスタミナです。5000mAhの大容量バッテリーは、私の使い方では2日間充電しなくても余裕で、旅行や長時間の外出時もモバイルバッテリーを意識することから解放されました。加えて、約159gという軽さは、手に持った瞬間に思わず声が出るほど。長時間の動画視聴やブラウジングでも、手が疲れることはありませんでした。

さらに、この価格帯のスマートフォンでは珍しくなった望遠カメラを搭載している点も見逃せません。画質の劣化を抑えて遠くの被写体をクリアに撮影できるため、撮影の楽しみ方が広がります。防水防塵、おサイフケータイ、イヤホンジャック、microSDカード対応といった、日本のユーザーが求める機能がしっかりと網羅されている点も、所有する満足感を高めてくれます。

見過ごせない弱点:日常に影を落とすパフォーマンス不足

しかし、このスマートフォンの評価を大きく下げているのが、前モデルから据え置きとなったCPU「Snapdragon 695 5G」に起因するパフォーマンス不足です。LINEやカメラアプリの起動に数秒待たされたり、複数のアプリを切り替えるともたつきが発生したりと、日常のふとした瞬間にストレスを感じることが少なくありませんでした。

特に、キャッシュレス決済の場面でアプリの起動が遅れると、非常に焦ります。この動作性能では、約7万円という価格に見合っているとは言い難く、「適正価格は3万円台では」という厳しい意見にも頷けてしまいます。

結論:万人向けではないが、特定の使い方では最高の相棒に

結論として、Xperia 10 Vはすべての人におすすめできるスマートフォンではありません。ゲームをしたり、多くのアプリをサクサク切り替えたりといった快適な動作を求めるユーザーには、明確に力不足です。

しかし、「スマートフォンの最も重要な性能はバッテリー持ちと軽さだ」と断言できるユーザーにとっては、これ以上ない最高の選択肢となり得ます。主に通話やメール、軽いウェブ閲覧、そして音楽プレーヤー(ウォークマン)やカメラとして割り切って使うのであれば、その驚異的なスタミナと携帯性は、日々の生活で大きな安心感と快適さをもたらしてくれるでしょう。

Xperia 10 Vの価格・購入先

Xperia 10 V 本体

※価格は2025/10/19に調査したものです。価格は変動します。

ECサイト

  • Amazonで68,000円 (税込・国内版・XQ-DC44)、
  • 楽天市場で36,080円(送料無料・中古Aランク品)、
  • ヤフーショッピングで36,080円(中古品)、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Xperia 10 V」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Xperia 10 VII

Sonyから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年10月9日発売)。

Android 15、Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサ、8GBメモリ、2340×1080 pxの有機ELディスプレイ(19.5:9)、128GBストレージ、約2日間持続する5000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、かこって検索)、120Hzリフレッシュレート、「即撮りボタン」、1/1.56型センサー「Exmor RS™ for mobile」、「ルック」機能、フロントステレオスピーカー(フルエンクロージャー構造)、3.5mmオーディオジャック(高音質設計)、USB PD 急速充電(充電器・ケーブルは別売)に対応。

防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)、おサイフケータイ、最大2TBまでのストレージ拡張、いたわり充電、4年間使い続けても劣化しにくい長寿命設計、保護ガラス Corning Gorilla Glass Victus 2、指紋認証、eSIM、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで74,800円(税込・XQ-FE44)、楽天市場で78,208円(海外版・送料無料)、ヤフーショッピングで73,748円(海外版)、ソニーストアで74,800円(税込)、です。

関連記事:Xperia 10 VII 徹底レビュー!進化したカメラ・音楽性能と欠点を評価

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Xperia 10 VI

ソニーから発売された6.1インチの 5Gスマートフォンです(2024年7月 発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサと6GB メモリを搭載。フルHD+液晶、128GB UFS ストレージ、5000mAhバッテリー、背面48MP + 8MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、フロント ステレオスピーカー (ソニーのチューニング)、IP68防水防塵、いたわり充電(劣化しにくい・3年間使える)、おサイフケータイ、サイド指紋認証、開閉式スタンド付きの専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」(別売)、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで53,900円(XQ-ES44・SIMフリー)、楽天市場で56,160円(送料無料・XQ-ES44)、ヤフーショッピングで66,700円(XQ-ES44)、です。

関連記事:ソニー「Xperia 10 VI」のメリット・デメリットを調べてみた 

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Xperia 10 IV

ソニーから発売された約6.0インチの5Gスマートフォンです(2022年7月8日発売)。

Android 12(初期搭載)、Snapdragon® 695 5G Mobile Platform、6GBメモリ、FHD+の有機EL トリルミナス®ディスプレイ for mobile、128GBストレージ、通常使用で1日以上持つ5000mAhバッテリー、背面8MP+12MP+8MPの3眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「マルチウィンドウ」、「サイドセンス」、「DSEE Ultimate」、「360 Reality Audio」、「いたわり充電」に対応。

IPX5/IPX8防水・IP6X防塵、おサイフケータイ® (Felica)、最大1TBまでのストレージ拡張、指紋認証、USB Type-C®、3.5mmオーディオジャック、5G通信、Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth® 5.1、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで53,900円(税込・SIMフリー・XQ-ES44)、楽天市場で54,800円(送料無料・XQ-ES44)、ヤフーショッピングで22,860円(中古・ドコモ)、です。

関連記事:Xperia 10 IV 徹底レビュー!長期使用でメリット・デメリットを評価

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「Google Pixel 7a」は買うべきか? 人気の高性能5Gスマホと徹底 比較!

Google Pixel 7a top
Google Pixel 7a」と人気の高性能5Gスマホを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペック、カメラ性能の違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月14日、「Google Pixel 8a」が発売されました。

※2023年10月12日、「Google Pixel 8」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Google Pixel 7a」の特徴

Google Pixel 7a main

2023年5月11日、米国のIT企業 Google から新製品「Pixel 7a」(ピクセル セブン エー)が発売されました。

Android 13 OSを搭載した6.1インチのSIMフリー スマートフォンです。

Google からは2022年7月に「Pixel 6a」が発売され、上位モデルの「Pixel 6」に限りなく近い性能を持つ、コストパf-マンスに優れるスマホとして評判になりました。

新モデルは2022年10月に発売された「Pixel 7」の性能の大部分を受け継いでいるスマホとして早くも話題になっています。

早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。

6.1のOLED液晶・リフ90Hz・ワイヤレス充電

Google Pixel 7a」は6.1インチで解像度1080×2400 pxOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度429ppi1600万色の色表示の明るく色鮮やかな画面で、高コントラストで見やすいHDR機能、堅牢なゴリラガラス3にも対応しています。

また、リフレッシュレート最大90Hzに対応。60Hz対応だった「Google Pixel 6a」よりも滑らかな映像を再生できます。そのほか、4385mAhバッテリーを搭載し、スーパーバッテリー セーバーモード最大72時間 駆動することが可能。Type-Cポートを介した急速充電に対応するほか、Qi規格のワイヤレス充電も利用できます。

Tensor G2・8GB+128GB・Android 13

Google Pixel 7a」は上位モデルの「Pixel 7」と同じGoogle Tensor G2プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア最大2.8GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約80万を記録しています。また、Pixel 6aよりも2GB多い8GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージは高速なUFS 3.1規格で128GBを搭載しています。

そのほか、OSにAndroid 13を採用し、5年間のセキュリティ アップデートを提供。テーマ別の新しいアイコンデザイン、不要なアプリもすぐに停止できる新しいクイック設定、音楽でデザインが変化する新しいメディアコントロール機能、アプリごとの言語設定などの新機能も利用できます。

64MP2眼カメラ・セキュリティ機能・防水防塵耐傷

Google Pixel 7a」は背面に64MP+13MPの2眼カメラを搭載し、Pixel 7と同じように撮影後でもブレやボケを補正できる「ボケ補正機能」、最大8倍超解像デジタルズーム2倍高速夜景モードが利用可能。従来モデルと同じく写真の中の不要なものを消す「消しゴムマジック」や肌の色の微妙な色合いも忠実に再現できる「リアルトーン」、長時間露光、光学式&電子式手ぶれ補正機能なども利用できます。

また、追加料金なしでオンラインのアクティビティを保護するセキュリティ機能「Google One VPN」に対応。従来モデルと同じように通話や動画などの音声を文字に変換する「自動字幕起こし」機能、ネット接続なしで利用できる「リアルタイム翻訳」、雑音を除去したクリアな音声通話などの機能も利用できます。

そのほか、筐体にゴリラガラス3のカバーガラスを採用し、IP67防水防塵と耐傷に対応。ステレオスピーカーによる高音質な再生、ディスプレイ内指紋認証、Google Cast、Wi-Fi 6eにも対応しています。

公式ページ: Google Pixel 7a – Google ストア 

Antutuベンチマークを比較

CPU性能

Google Pixel 7a」は、4nmプロセスで製造された8コア、最大2.8GHz駆動のプロセッサ「Google Tensor G2」を搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約80万を記録しています。

Antutu総合では約800,000

例: Antutu V10 総合で「788985」、CPUで「205532」、GPUで「317549」、MEMで「129424」、UXで「136480」。

<CPU> Google Tensor G2

同じプロセッサは「Google Pixel 7 /7 Pro」にも搭載されています。

他のCPUと比較

Google Tensor搭載の「Google Pixel 6a」と比較すると、スコアが約10万高くなります。

Exynos 1380搭載の「Galaxy A54 5G」と比較すると、スコアが約30万高くなります。

Snapdragon 695搭載の「Xperia 10 IV」と比較すると、スコアが約40万高くなります。

Snapdragon 695搭載の「AQUOS sense7」と比較すると、スコアが約40万高くなります。

ゲーミング性能

Antutuベンチマークの結果からQualcomm Snapdragon 870と同等の性能があることが分かります。ゲームでのフレームレートは以下のようになります。

原神 Genshin Impact・・・ 49 FPS

Call of Duty: Mobile・・・ 59 FPS

PUBG Mobile・・・ 88 FPS

Fortnite・・・ 27 FPS

Shadowgun Legends・・・ 102 FPS

World of Tanks Blitz・・・ 107 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・ 60 FPS

総合的な性能

性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームや動画編集アプリもサクサクと快適に動作します。

また、PS2を含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などで快適に動作します。

「Google Pixel 7a」のスペック

  • ディスプレイ 6.1インチ、解像度1080 x 2400 pxのOLED
    ※FHD+/20:9/429 ppi/コントラスト比 1,000,000:1 以上/HDR/24 ビット フルカラー(1,600 万色)/Corning Gorilla Glass 3
  • リフレッシュレート 最大90Hz
  • プロセッサ Google Tensor G2 (Titan M2 セキュリティ)
    ※4nm/64bit/8コア/最大2.8GHz
  • CPU 2×2.80 GHz Cortex-X1 & 2×2.25 GHz Cortex-A76 & 4×1.80 GHz Cortex-A55
  • GPU Arm Mali-G710
  • プロセッサ Google Tensor G2 + Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB UFS 3.1
    ※microSDメモリーカードは使用不可
  • バッテリー 4385 mAh
  • 駆動時間 24時間以上、スーパーバッテリー セーバーモードで最大72時間
  • 充電 急速充電、ワイヤレス充電(Qi認証済み)
  • 背面カメラ 64MP+13MP
  • 前面カメラ 13MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (a/b/g/n/ac/ax)、HE80、MIMO、Bluetooth 5.3、GPS (GPS/GLONASS/Galileo/QZSS/BeiDou)
  • NFC・おサイフケータイ 対応
  • Google Cast 対応
  • インターフェース USB Type-C 3.2 Gen 2
    ※3.5mmイヤホンジャックなし・Type-C変換が必要
  • センサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
  • スピーカー ステレオスピーカー
  • マイク デュアルマイク、ノイズ キャンセレーション
  • 防水防塵 IP67
  • セキュリティ Google One VPN、Google の設計によるエンドツーエンドのセキュリティ、フィッシング対策とマルウェア対策など
  • 生体認証 ディスプレイ内指紋認証、顔認証
  • 筐体の材質 Corning Gorilla Glass 3 のカバーガラス、高温成形された 3D 合成素材とテキスチャ加工の合金製フレーム、指紋が付きにくいコーティング
  • OS Android 13 ※5年間のセキュリティ アップデート
  • サイズ 152 x 72.9 x 9.0 mm
  • 重量 193.5 g
  • カラー チャコール、スイー、スノー、コーラル
  • 付属品 1 m の USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0)、クイック スイッチ アダプター、サポートカード、SIM ツール
  • 5G通信 対応
  • SIMカード NanoSIM x1、eSIM (デュアルSIM対応)

カメラ性能

背面カメラは64MP+13MPの2眼構成で、12.2MP+12MPだった「Pixel 6a」よりも画素数が大幅にアップしています。

また、新たにPixel 7でしか使えなかった撮影後でもブレやボケを補正できる「ボケ補正機能」、最大8倍の超解像デジタルズーム(※Pixel 6aは最大7倍)、2倍高速な夜景モード、120°の超広角撮影(※Pixel 6aは114度)が利用できるようになっています。

そのほか、従来モデルと同様に写真の中の不要なものを消す「消しゴムマジック」や肌の色の微妙な色合いも忠実に再現できる「リアルトーン」、長時間露光、光学式&電子式手ぶれ補正機能などが利用できます。

背面カメラ 64MP(広角)+13MP(超広角)
前面カメラ 13MP
超広角 対応・120°
望遠 非対応 ※ズーム機能あり
マクロ撮影 非対応
機能 「ボケ補正機能」、超解像デジタルズーム(最大8倍)、2倍高速な夜景モード、120°の超広角撮影

消しゴムマジック、カモフラージュ、リアルトーン、長時間露光、光学式および電子式手ぶれ補正機能、パノラマ撮影、夜景モード、ポートレートモード、Google レンズ

動画の機能:4K 動画撮影(30 FPS、60 FPS)、1080p 動画撮影(30 FPS、60 FPS)、シネマティック撮影、スローモーション動画に対応: 最大 240 FPS、4K タイムラプスと手ぶれ補正、天体写真のタイムラプス、光学式手ぶれ補正機能、動画手ぶれ補正、4K シネマティック撮影動画手ぶれ補正、4K 動画手ぶれ補正(固定)、1080p 動画手ぶれ補正(アクティブ)、デジタルズーム最大 5 倍、動画形式: HEVC(H.265)と AVC(H.264)

「Google Pixel 7a」のメリット

Google Pixel 7a」のメリットを紹介します。

6.1インチのOLED液晶が明るく色鮮やか

Google Pixel 7a」は6.1インチで解像度1080×2400 pxのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度429ppi、1600万色の色表示の明るく色鮮やかな画面で、高コントラストで見やすいHDR機能、堅牢なゴリラガラス3にも対応しています。

一方、「Galaxy A54 5G」は約6.4インチで解像度1080 x 2340 pxのSuper AMOLEDディスプレイを搭載しています。「Xperia 10 IV」は約6.0インチで解像度2520×1080 ドットの有機EL液晶を搭載しています。「AQUOS sense7」は6.1インチで、解像度2432×1080ピクセルのIGZO OLED(有機EL)液晶を搭載しています。

リフレッシュレート 最大90Hz対応で滑らか

Google Pixel 7a」はリフレッシュレート最大90Hzに対応し、60Hz対応だった「Google Pixel 6a」よりも滑らかな映像を再生できます。

一方、「Galaxy A54 5G」はリフレッシュレート 120Hzに対応し、より滑らかに映像を再生することができます。「Xperia 10 IV」はリフレッシュレート60Hzに対応しています。「AQUOS sense7」はリフレッシュレート1Hz~60Hzの可変駆動にも対応し、省電力性を高めています。

8GB LPDDR5メモリでスムーズに動作

Google Pixel 7a」はPixel 6aよりも2GB多い8GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「Galaxy A54 5G」は6GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Xperia 10 IV」は6GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「AQUOS sense7」は6GBメモリ搭載でスムーズに動作します。

128GB UFS 3.1ストレージで快適

Google Pixel 7a」は高速なUFS 3.1規格のストレージを128GBを搭載しています。

一方、「Galaxy A54 5G」は128GBストレージ搭載で、microSDXCカードで最大1TBまで拡張できます。「Xperia 10 IV」は128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。「AQUOS sense7」は128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDXCカードで最大1TBまで拡張できます。

4385 mAhバッテリーでワイヤレス充電 対応

Google Pixel 7a」は4385mAhバッテリーを搭載し、通常使用で約24時間、スーパーバッテリー セーバーモードで最大72時間駆動できます。また、Type-Cポートを介した急速充電に対応するほか、Qi規格のワイヤレス充電も利用できます。

一方、「Galaxy A54 5G」は5000mAhバッテリー搭載で25W急速充電に対応しています。「Xperia 10 IV」は5000mAhバッテリー搭載でSTAMINAモードといたわり充電に対応しています。「AQUOS sense7」は4570mAhバッテリー搭載でPD3.0急速充電に対応しています。

Wi-Fi 6eとBluetooth 5.3、GPSに対応

Google Pixel 7a」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応しています。また、Bluetooth 5.3、GPSも利用できます。

一方、「Galaxy A54 5G」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。「Xperia 10 IV」と「AQUOS sense7」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。

5G通信に対応・eSIMも使える

Google Pixel 7a」は5G通信に対応し、わずか数秒で動画ファイルをダウンロードできます。また、物理的なカードを必要としないeSIMも利用できます。

一方、「Galaxy A54 5G」、「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」も5G通信に対応しています。

NFC対応でおサイフケータイが使える

Google Pixel 7a」はNFC(Felica)対応でおサイフケータイによるキャッシュレス決済が利用できます。

一方、「Galaxy A54 5G」(※日本版のみ)、「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」もおサイフケータイに対応しています。

ステレオスピーカー搭載で音がいい

Google Pixel 7a」はステレオスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。

一方、「Galaxy A54 5G」はDolby Atomos対応のステレオスピーカーを搭載し、立体的で臨場感のあるサウンドに対応しています。「Xperia 10 IV」はデュアルスピーカー搭載で、DSEE Ultimateに対応し、AIでMP3ファイルやストリーミング音楽を高音質に変換することができます。「AQUOS sense7」はモノラルスピーカースピーカーを搭載しています。

IP67防水防塵と耐傷に対応

Google Pixel 7a」はIP67防水防塵に対応し、一定の水圧で30分間の水没に耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。また、筐体にCorning Gorilla Glass 3 のカバーガラスを採用し、耐傷にも対応しています。

一方、「Galaxy A54 5G」と「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」はIP68防水防塵に対応しています。

強力なセキュリティ機能がある

Google Pixel 7a」は追加料金なしでオンラインのアクティビティを保護するセキュリティ機能「Google One VPN」に対応しています。

一方、「Galaxy A54 5G」はKnoxによる強力なセキュリティ機能が利用できます。「Xperia 10 IV」と「AQUOS sense7」は強力なセキュリティ機能がありません。

自動字幕起こし・リアルタイム翻訳 機能 あり

Google Pixel 7a」は従来モデルと同じように通話や動画などの音声を文字に変換する「自動字幕起こし」機能、ネット接続なしで利用できる「リアルタイム翻訳」、雑音を除去したクリアな音声通話などの機能も利用できます。

一方、「Galaxy A54 5G」、「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」は自動字幕起こし・リアルタイム翻訳などの機能が利用できません。

ディスプレイ内指紋認証、顔認証に対応

Google Pixel 7a」はディスプレイ内指紋認証と顔認証に対応し、安全にすばやくログインできます。

一方、「Galaxy A54 5G」は超音波指紋認証(ディスプレイ内指紋認証)と顔認証に対応しています。「Xperia 10 IV」はサイド指紋認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。「AQUOS sense7」はマスク対応の顔認証とサイド指紋認証に対応しています。

厚さ9.0mmで重さ193.5gの薄型軽量デザイン

Google Pixel 7a」は厚さ9.0mmで重さ193.5gの薄型軽量デザインを採用しています。また、チャコール、スイー、スノー、コーラルの4色カラーを用意しています。

一方、「Galaxy A54 5G」は厚さ約8.2mmで重さ約201gの小型軽量デザインで、オーサム バイオレット、オーサム グラファイト、オーサムホワイトの3色カラーを用意しています。「Xperia 10 IV」は厚さ約8.3mmで重さ約161gの薄型軽量デザインで、ミント、ラベンダー、ホワイト、ブラックの4色カラーを用意しています。「AQUOS sense7」は厚さ約8.0㎜で重さ約158gの薄型軽量デザインで、ライトカッパー、ブルー、ブラック、ラベンダーの4色カラーを用意しています。

Android 13搭載で新機能も使える

Google Pixel 7a」はOSにAndroid 13を採用し、5年間のセキュリティ アップデートが提供されます。また、Android 13の新機能も利用できます。

Android 13には、

テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、

通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録

などの機能が追加されています。

一方、「Galaxy A54 5G」はAndroid 13 (One UI 5.1)搭載で新機能も使えるようになっています。「Xperia 10 IV」はAndroid 12の新機能が使えるようになっています。「AQUOS sense7」はAndroid 12を搭載し、新機能も使えるようになっています。

「Google Pixel 7a」デメリット

「Google Pixel 7a」デメリットを紹介します。

microSDカードでストレージ容量を増やせない

Google Pixel 7a」はmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができません(スロットなし)。

一方、「Galaxy A54 5G」、「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」はmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

Gorilla Glass Victusに対応していない

Google Pixel 7a」は最も堅牢なGorilla Glass Victusのカバーガラスを採用していません。※「Pixel 7」はGorilla Glass Victus対応です。

一方、「Galaxy A54 5G」、「Xperia 10 IV」、「AQUOS sense7」は一方、「Galaxy A54 5G」はGorilla Glass 5に対応しています。「Xperia 10 IV」はGorilla Glass Victusに対応しています。「AQUOS sense7」はGorilla Glassに対応していません。

「Google Pixel 7a」の評価

Google Pixel 7a」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年7月に発売された「Google Pixel 6a」の後継モデルになります。全体的なスペック、機能を強化し、「Google Pixel 7」に迫る性能を備えています。

Google Pixel 6a」との違いはプロセッサ性能(Tensor G2)、メモリ(8GB)、充電性能(ワイヤレス充電)、リフレッシュレート(最大90Hz)などがありますが、最も大きな違いはカメラ性能です。

具体的には背面カメラが12.2MP+12MPから64MP+13MPへと高画素化し、撮影後でもブレやボケを補正できる「ボケ補正機能」、最大8倍の超解像デジタルズーム、2倍高速な夜景モードが新たに追加されています。これらの機能はPixel 6aにはない機能で、Pixel 7と同じになります。

また、「Google Pixel 7a」はオンラインのアクティビティを保護する「Google One VPN」が搭載されるなどセキュリティ機能が超強力です。Pixel 6aよりもカメラ性能が高く、セキュリティ機能も充実しているスマホが欲しいなら、やはりPixel 7aの方を購入した方がいいでしょう。

ただし、Pixel 6aは4万円台でPixel 7aよりも2万円ほど安くなります。カメラ性能がそれほど高くなくてもいい、あるいは高いセキュリティ機能を必要としないなら「Google Pixel 6a」の方がいいかもしれません。

なお、「Google Pixel 7」は現在7万円ほどで販売されています。Pixel 7aより1万円高くなりますが、それほど大きな差がないことから、よく比較・検討した方がいいでしょう。

Google Pixel 7a」の発売時の価格は62,700円。Googleストアでは分割購入も可能で、新しくスマホを買い替える際に下取りもしてくれるそうです。なかなかお買い得ですね。Android 13を搭載した高性能な5Gスマホを探している人におすすめです。

「Google Pixel 7a」の価格・販売先

Google Pixel 7a」は、

Amazonで51,800円(※海外版・税込)、

楽天市場で52,990円(送料無料)、

ヤフーショッピングで53,980円(税込・SIMフリー)、

Googleストアで62,700円(または月額5,225円・下取り可)、

AliExpressでUS $369.00 (日本円で約55108円)、

米国 Amazon.comで$475.85 (日本円で約71066円)、

で販売されています。

Amazonで「Google Pixel 7a」をチェックする

楽天市場で「Google Pixel 7a」をチェックする

ヤフーショッピングで「Google Pixel 7a」をチェックする

Googleストアで「Google Pixel 7a」をチェックする

AliExpressで「Google Pixel 7a」をチェックする

米国 Amazon.comで「Google Pixel 7a」をチェックする

 

他のスマートフォンと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

1.「Google Pixel 8a」(6.1インチ・Tensor G3)

2.「Nothing Phone (2a)」(6.7インチ・Dimensity 7200 Pro)

3.「Libero Flip」(折り畳み・Snapdragon 7 Gen 1)

4.「Galaxy S23 FE」(6.4の有機EL・Snapdragon 8 Gen 1)

5.「POCO M6 Pro」(6.67のAMOLED・Helio G99-Ultra)

6.「Google Pixel 8」(6.2インチ・Tensor G3・Android 14)

7.「OPPO Reno10 Pro 5G」(6.7 有機EL・Snapdragon 778G)

8.「AQUOS sense8」(6.1インチ・Snapdragon 6 Gen 1)

9.「OPPO Reno9 A」(Android 13ベース・最大16GBメモリ)

10.「moto g53j 5G」(Android 13・Snapdragon 480 5G)

他の歴代のGoogle Pixel スマホと比較

他にもGoogleのスマートフォンが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Google Pixelスマホ SIMフリー全機種を比較

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初代 ROG Ally (2023)レビュー!できるゲームとグラフィック性能

ROG ALLY 本体が横に置かれている。背景が青で目立つ。
ASUSが2023年に発売した「ROG Ally (RC71L)」は、Windows 11を搭載し、ポータブルゲーミングPC市場に大きな衝撃を与えた注目のデバイスです。

このレビューでは、初代ROG Ally (2023)(Ryzen Z1 ExtremeモデルとRyzen Z1モデル)で、具体的にどのようなゲームができるのか、そしてそのグラフィック性能はどの程度なのかを徹底的に深掘りします。実際のゲーム動作から、多くのユーザーが直面した弱点まで、実機使用に基づき詳しく解説します。

先に結論からお伝えしましょう

ROG Ally (RC71L) の長所 (Pros):

  • Ryzen Z1 Extreme(上位モデル)が持つ、今なお強力なグラフィックおよびCPUパフォーマンス
  • Steam、Xbox Game Pass、Epicなどプラットフォームを選ばないWindows 11搭載の圧倒的な汎用性
  • 120Hzの高リフレッシュレートに対応した、明るく非常に美しいフルHDディスプレイ
  • Dolby Atmos対応スピーカーによる、携帯機とは思えない迫力と臨場感のあるサウンド
  • ゲーム機のような直感的操作を可能にする「Armoury Crate SE」と「コマンドセンター」の存在

ROG Ally (RC71L) の短所 (Cons):

  • AAAタイトルをプレイすると1〜2時間程度しか持たない、厳しいバッテリー持続時間
  • 排熱設計の問題で、microSDカードスロットが非常に故障しやすいという重大な欠点
  • 汎用のUSB Type-Cポートが1基しかなく、充電しながらの拡張性に乏しい
  • Windows OS起因の、スリープ復帰の不安定さや文字入力といった煩雑さが残る点

総合評価:

ROG Ally (RC71L)は、Windows PCゲームを妥協なく外に持ち出したいという夢を高いレベルで実現した一台です。バッテリー持ちやSDカードスロットの問題といった明確な弱点は抱えているものの、それを補って余りあるパフォーマンスと、120Hzディスプレイ、高音質スピーカーがもたらす高い没入感を備えています。

この記事で分かること

  1. Ryzen Z1 ExtremeRyzen Z1モデルの詳細なベンチマークと性能比較(グラフィック性能比較
  2. モンスターハンターワイルズ』『原神』など、人気ゲームが実際にどう動くか(実測フレームレート)
  3. Windows 11と専用ソフト「Armoury Crate SE」で具体的にできること(設定)
  4. 120HzディスプレイとDolby Atmosスピーカーの実際の品質
  5. TDPモード別(ターボ、パフォーマンス等)のバッテリー持続時間
  6. ファンの静音性やグリップ部の発熱など、冷却性能の実態
  7. 重大な欠点であるmicroSDカードスロットの問題と、SSD換装の必要性
  8. 背面ボタンやジャイロ、振動(ハプティクス)を含む操作性
  9. ROG XG Mobile」など、体験を拡張する専用アクセサリー
  10. 購入前に知っておくべきメリットとデメリットの総まとめ
  11. 専門家による5段階評価と詳しい総評
  12. 最新の価格(新品・中古)とお得な購入先・ライバル機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、あなたが今「初代 ROG Ally (RC71L)」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:ROG Ally (2023) | #playALLYourgames | #すべてのゲームを手のひらに | ポータプルゲーム機 | ROG – Republic of Gamers | ROG 日本

ソフトウェアとできるゲーム:ROG Ally (RC71L) Windows 11が拓く無限の可能性

ここでは、初代「ROG Ally (RC71L)」がどのようなゲームをプレイできるのか、その核となるOS「Windows 11」の圧倒的な自由度と、ゲーム体験を最適化する専用ソフトウェア「Armoury Crate SE」の役割について書いていきます。

Windows 11搭載でプラットフォームの垣根はなし

ROG Ally (RC71L)の最大の強みは、OSにWindows 11 Homeを搭載している点です。これにより、特定のプラットフォームに縛られることなく、Steam、Epic Games、GOGなど、あらゆるPCゲーム配信ストアのゲームをネイティブでインストールし、遊ぶことができます。Linuxベースの携帯機で時折みられるような互換性の問題を心配する必要がなく、PCゲームのほぼすべてが動作対象となります。

この自由度は、Steam以外のゲームを遊びたい場合に真価を発揮します。例えば、独自のランチャーが必要な『原神』や、DLSiteで購入した同人ゲームなども、普通のWindows PCと同じように楽しめます。さらに、購入時には「Xbox Game Pass Ultimate」の3ヶ月無料トライアルが付属しており、『Hi-Fi Rush』や『Starfield』(※Game Pass対応タイトル例)といった数百のゲームを追加費用なしですぐにプレイ開始できるのも大きな魅力です。

クラウドゲーミングとエミュレーション

ROG Ally (RC71L)Wi-Fi 6E規格に対応しており、高速なネットワーク通信が可能です。これにより、Xbox Cloud GamingGeForce NOWなどのクラウドゲーミングサービスも快適に利用できます。インストール容量を気にせず、ストリーミングで『Cyberpunk 2077』のようなAAAタイトルを楽しむといった使い方も現実的です。

また、Windows OSの強みを活かし、RetroArchPPSSPPといった豊富なエミュレーターを導入することもできます。これにより、過去の懐かしいゲームをこの一台で楽しむことも可能になり、遊び方の幅はまさに無限大と言えます。

ゲーム体験の鍵を握る「Armoury Crate SE」

「Windows PCを携帯ゲーム機のように使うのは設定が面倒そうだ」と感じるかもしれませんが、その懸念を払拭するのがASUS独自の統合ソフト「Armoury Crate SE」です。このソフトウェアが強力なゲームランチャーとして機能し、インストールしたゲームをプラットフォームに関係なく一つのライブラリに自動で集約・表示してくれます。

これにより、Windowsのデスクトップ画面を介さず、コントローラー操作だけでお気に入りのゲームに素早くアクセスでき、家庭用ゲーム機に近い直感的な操作感を実現しています。また、ゲーム中でもコマンドセンターボタン を押すだけで専用メニューが開き、パフォーマンスモードの変更やFPSリミッターの設定などを瞬時に調整できるため、非常に便利です。

Windows機としての「クセ」も

ただし、あくまでもベースはWindows 11です。家庭用ゲーム機のように、スリープさせてから復帰すると、ゲーム画面がウィンドウモードになってしまうことがあったり、ゲーム起動時のIDやパスワード入力でソフトウェアキーボードの操作が必要になったりする場面も。「PCでゲームをプレイする」という意識が求められる側面もあり、PCの操作に慣れていないと、最初の設定で少し戸惑うかもしれません。

ソフトウェアとできるゲームのまとめ

  • Windows 11搭載:Steam、Xbox Game Pass、Epicなど、あらゆるプラットフォームのPCゲームが動作可能。
  • Armoury Crate SE:ゲームを一元管理するランチャー機能で、ゲーム機のような直感的操作をサポート。
  • 高い自由度:クラウドゲーミング やエミュレーター、同人ゲームまで幅広く対応。
  • PCとしての側面:スリープ復帰や文字入力などでWindows PC特有の操作が必要になる場面もあり、ある程度のPC知識があると使いこなしやすい。

パフォーマンスとゲーム性能

ここではROG Ally (RC71L)のベンチマーク結果とゲーム性能について紹介していきます。

ベンチマーク

上位モデル(RC71L-Z1E512)が搭載するのは、AMD Ryzen™ Z1 Extreme プロセッサーです。これはAMDがポータブルゲーム機向けに開発した高性能APUで、CPU部には「Zen 4」アーキテクチャを採用した8コア16スレッド、GPU部には「RDNA 3」ベースのAMD Radeon グラフィックス(Radeon 780M、12 CU)を内蔵しています。この組み合わせにより、グラフィックス性能は最大8.6TFlops(FP32)という、従来のポータブル機では考えられなかった強力なパワーを発揮します。

下位モデル(RC71L-Z1512)は、AMD Ryzen™ Z1 プロセッサーを搭載しています。こちらも同じく「Zen 4」アーキテクチャ(6コア12スレッド) と「RDNA 3」ベースのGPU(Radeon 740M、4 CU)を採用していますが、GPU性能は最大2.8TFlops(FP32)と、Z1 Extremeモデルと比較すると控えめな仕様になっています。

Ryzen Z1 Extremeのベンチマーク

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「25466」
  • Geekbench 6のシングルコア「2211」、マルチコア「9669」
  • Cinebench R23 シングルコア「1753」、マルチコア「13801」
  • Cinebench 2024 シングルコア「115」、マルチコア「820」

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「8042」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3593」
  • Time Spy グラフィックスコアで「3041」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「29319」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「16859」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

Ryzen Z1のベンチマーク

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「18406」
  • Geekbench 6のシングルコア「2238」、マルチコア「8208」
  • Cinebench R23 シングルコア「1688」、マルチコア「7180」
  • Cinebench 2024 シングルコア「85」、マルチコア「510」

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「4552」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2200」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1807」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「20500」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「9892」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

ベンチマーク結果の比較から分かること

これらのベンチマーク結果から、Ryzen Z1 Extremeは、特にマルチスレッドを活用する最新のゲームや、高いグラフィックス性能を要求される場面において、Ryzen Z1よりもはるかに優れたパフォーマンスを発揮することが分かります。ASUSが公開したベンチマーク結果によると、Z1 ExtremeモデルはZ1モデルよりも1080pで平均42.8%、720pで平均32.7%高いフレームレートを示したと報告されています。

そのため、より高いフレームレートで滑らかなゲームプレイを楽しみたい、あるいは高設定で美麗なグラフィックスを体験したいユーザーにとっては、Ryzen Z1 Extremeを搭載したモデルが明確に優れた選択肢であると言えます。

グラフィック性能を比較

ROG Ally (RC71L)が搭載するRyzen Z1 ExtremeRyzen Z1のグラフィック性能は、他のポータブルゲーミングPCと比べて、どのくらいなのでしょうか?Fire StrikeとTime Spyで比較してみました。

Fire Strikeのスコアで比較

  • 9147:Ryzen AI Z2 Extreme(ROG XBOX ALLY X)
  • 8042Ryzen Z1 ExtremeROG Ally RC71L/ROG Ally X)
  • 7800:Ryzen AI 9 HX 370(GPD WIN Mini 2025)
  • 5532:Ryzen 7 8840U(GPD WIN Mini 2025)
  • 5015:Ryzen 5 8640U(GPD WIN Mini 2024)
  • 4859:Ryzen Z2 A(ROG Xbox Ally)
  • 4552Ryzen Z1ROG Ally RC71L
  • 4313:AMDカスタムAPU(Steam Deck OLED)

Time Spyのスコアで比較

  • 4009:Ryzen AI Z2 Extreme(ROG XBOX ALLY X)
  • 3820:Ryzen AI 9 HX 370(GPD WIN Mini 2025)
  • 3435:Ryzen Z1 Extreme(ROG Ally X)
  • 3042Ryzen Z1 ExtremeROG Ally RC71L
  • 2791:Ryzen 7 8840U(GPD WIN Mini 2025)
  • 2312:Ryzen 5 8640U(GPD WIN Mini 2024)
  • 1929:Ryzen Z2 A(ROG Xbox Ally)
  • 1807Ryzen Z1ROG Ally RC71L
  • 1700:AMDカスタムAPU(Steam Deck OLED)

比較から分かること

これらのデータから、ROG Allyは搭載されるAPUによって明確な性能差があることが分かります。Ryzen Z1 Extreme搭載モデルは、Steam Deckを大幅に超えるトップクラスのグラフィック性能を持ち、パフォーマンスを最優先するユーザー向けの選択肢です。

一方、Ryzen Z1搭載モデルは、Steam Deckとほぼ同等の性能を持ち、価格と性能のバランスを取りたいユーザー向けの選択肢と言えます。総じて、ROG Ally (RC71L)は、そのモデルに応じて異なるターゲット層に向けた性能を提供しており、ポータブルゲーミングPC市場における競争の激しさと技術の進歩を明確に示しているデータと言えるでしょう。

ゲーム性能をレビュー!モンハンなどの人気ゲームはどう動く?

ここでは、ROG Ally (RC71L)のRyzen Z1 ExtremeプロセッサとRyzen Z1プロセッサでゲーム性能でどのくらいの差があるのか、その違いフレームレートで検証していきます。

原神 (Genshin Impact)

まず、アニメ調の美しいグラフィックが特徴の『原神』です。Ryzen Z1 Extreme搭載モデルで試したところ、1080p解像度・高設定でも全く危なげなく、フレームレートは安定して60FPSに張り付きました。広大なテイワットの探索や、元素爆発が飛び交うエフェクトの重い戦闘シーンでも、カクつきを感じることは一切なく、非常に滑らかで快適な冒険を心の底から楽しめました。

一方、Ryzen Z1搭載モデルでも、1080p解像度で画質を中設定に調整すれば60FPSでの動作が可能です。高設定のままだと都市部などで不安定になる場面もありましたが、設定次第でZ1モデルでも十分快適にプレイできます。

モンスターハンターワイルズ (Monster Hunter Wilds)

次に、非常に高いグラフィック負荷が予想される『モンスターハンターワイルズ』です。これはベンチマークソフトでの検証になりますが、Ryzen Z1 Extreme搭載モデルであっても、1080p解像度で快適に動作させるのは非常に困難でした。解像度を720pまで落とし、グラフィックを低設定、さらにアップスケーリング技術(FSR)を併用することで、ようやく30FPS~40FPS台でのプレイが視野に入ります。

携帯機で最新の狩猟体験ができる可能性はありますが、画質・解像度ともにかなりの妥協が必要です。Ryzen Z1搭載モデルでは、解像度を720pの最低設定にしても30FPSを安定して維持することは難しく、本作をプレイするには性能的に厳しいと言わざるを得ません。

Apex Legends

スピーディーな展開が魅力の『Apex Legends』では、Ryzen Z1 Extreme搭載モデルの真価が発揮されました。1080p解像度・中設定でも、フレームレートは平均して100FPSを超える高い数値を叩き出します。ROG Allyの120Hzディスプレイと相まって、敵の動きが非常にはっきりと視認でき、精密なエイムが求められる激しい撃ち合いで、明確に有利に立てると感じました。 Ryzen Z1搭載モデルでも、1080p解像度・低設定にすることで、安定して60FPS以上を保つことができました。カジュアルにプレイする分にはまったく問題ないパフォーマンスです。

サイバーパンク2077 (Cyberpunk 2077)

極めて高いグラフィック負荷で知られる『サイバーパンク2077』にも挑戦しました。Ryzen Z1 Extreme搭載モデルでは、1080p解像度・Turboモード(低~中設定)で、アップスケーリング技術(FSR)を活用したところ、平均47.9FPSを記録しました。ナイトシティの雑踏など高負荷な場面ではフレームレートが落ち込むものの、携帯機でこの緻密な世界に没入できるという事実に大きな感動を覚えました。

Ryzen Z1搭載モデルでは、データ上でも平均25.3FPSと、そのままではプレイが困難です。解像度を720pに下げ、グラフィックを最低設定にし、FSRを最もパフォーマンス重視の設定にすることで、ようやく30FPSでの最低限のプレイラインが見えてきます。

Forza Horizon 5

最適化が素晴らしい『Forza Horizon 5』では、Ryzen Z1 Extreme搭載モデルは圧巻のパフォーマンスを見せました。1080p解像度・高設定でも平均80FPS以上を維持し、設定を中に調整すれば100FPSを超えることも可能です。滑らかに流れる美麗なメキシコの景色を感じながら、非常に爽快なドライブ体験ができました。これはRyzen Z1搭載モデルでも同様に快適で、1080p解像度・中設定で60FPSを安定して維持できます。Z1の性能でも十分に楽しめる、最適化の優れたタイトルです。

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

安定した60FPSでの動作が絶対条件となる『ストリートファイター6』も試しました。Ryzen Z1 Extreme搭載モデルでは、1080p解像度でグラフィック設定を最高にしても、全く問題なく常時60FPSに張り付きます。キャラクターのディテールや派手なバトルエフェクトを高品質で楽しみながら、一切の遅延を感じさせない完璧な対戦環境でした。Ryzen Z1搭載モデルでも、グラフィック設定を中、あるいは一部を低に調整することで、安定した60FPSでの対戦が可能です。画質は多少劣りますが、格闘ゲームとして最も重要なフレームレートはしっかり維持できます。

ゲーム性能のまとめ

Ryzen Z1 ExtremeRyzen Z1性能差は、実際のゲーム体験において明確な違いとなって現れました。Ryzen Z1 Extremeは、多くのゲームを1080p解像度で快適にプレイするためのパワーを持ち、特に『Apex Legends』のような競技性の高いゲームや、『サイバーパンク2077』のような最新AAAタイトルにおいてその真価を発揮します。

より高い画質とフレームレートを妥協したくないならば、間違いなくZ1 Extremeモデルが選択肢となります。一方のRyzen Z1は、比較的軽量なゲームや、『原神』『Forza Horizon 5』のように最適化が進んでいるタイトル、または画質設定の調整を積極的に行うユーザー向けのプロセッサーです。多くのゲームをプレイ可能ですが、重量級タイトルでは解像度や設定を大きく下げる必要がありました。

メモリとストレージ:ROG Ally (RC71L) 快適動作と拡張性の実態

ここでは、ROG Ally (RC71L)の快適な動作を支えるメモリとストレージの仕様、そして容量不足への対策として必須とも言える「SSD換装」について詳しく書いていきます。

高速LPDDR5メモリによるスムーズな動作

ROG Ally (RC71L)は、全モデル共通で16GBのLPDDR5-6400規格メモリを搭載しています。これはオンボード(基板直付け)のため、後から増設や交換はできません。しかし、この高速メモリのおかげで、Windows 11 HomeというフルスペックのOSや、ゲームの動作は非常に軽快です。

実際に、ゲームをプレイしながらバックグラウンドでDiscordを使ってボイスチャットをしたり、攻略サイトをブラウザで閲覧したりといったマルチタスクも、メモリ不足を感じることなくスムーズに行えました。16GBという容量は、ほとんどのPCゲームの推奨スペックを満たしており、安定したプレイ環境を提供してくれます。

高速SSDと、その拡張(換装)について

ストレージには、両モデルともに高速な512GBのSSD (PCI Express 4.0 x4接続) が搭載されています。このおかげで、OSの起動はもちろん、『エルデンリング』や『サイバーパンク2077』のようなAAAタイトルのロード時間も非常に短く、ストレスなくゲームを開始できます。

しかし、昨今のゲームは1本で100GBを超えることも珍しくなく、512GBの容量ではすぐに手狭になってしまいます。そこで重要になるのがストレージの拡張です。

注意:microSDカードスロットの問題点

ROG Ally (RC71L)にはUHS-II対応のmicroSDカードスロットが搭載されていますが、このスロットには排熱設計上の問題が広く指摘されています。本体の高負荷時に発生する熱がスロット周辺に集中しやすく、挿入したmicroSDカードや、スロット自体が物理的に故障するトラブルが多数報告されています。そのため、メインのストレージ拡張手段としてmicroSDカードを頼りにするのは、残念ながら現実的ではありません。

現実的な解決策:M.2 2230 SSDへの換装

この問題を回避し、根本的に容量を増やす最も確実な方法が、内蔵SSDの換装です。ROG Allyは「M.2 2230」というコンパクトな規格のSSDを採用しており、これをユーザー自身で交換することが可能です。

実際に多くのユーザーが、より大容量の1TBや2TBのSSDに換装して快適なゲーム環境を構築しています。ただし、本体の分解を伴うため、この作業を行うとメーカーの保証対象外となるリスクがあります。保証を失う覚悟は必要ですが、SDカードスロットが実質的に使えない以上、大容量のゲームを多数持ち運びたいユーザーにとって、SSD換装はほぼ必須のカスタムと言えるでしょう。

メモリとストレージのまとめ

  • メモリ:16GBの高速LPDDR5-6400メモリをオンボードで搭載し、OSやゲームの動作はスムーズ。
  • 内蔵SSD:512GBのPCIe 4.0 SSDを搭載し、ゲームのロード時間は非常に高速。
  • microSDの問題:排熱設計の影響でSDカードスロットおよびカードが故障する不具合が多数報告されており、拡張手段として信頼できない。
  • SSD換装:M.2 2230規格のSSDに換装可能。保証対象外のリスクはあるが、容量を増やす最も確実な手段となっている。

デザインと携帯性:ROG Ally (RC71L) の外観と接続ポート

ROG ALLY 本体 横に配置。背景が黒。

ここでは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally (RC71L)」の外観デザイン、携帯性、そして搭載されている接続ポートについて書いていきます。

白を基調とした洗練されたフォルムと携帯性

ROG Allyの筐体は、多くのゲーミングデバイスとは一線を画す清潔感のある白いボディカラーが特徴です。表面はマットな質感で指紋がつきにくく、実用性も兼ね備えています。

注目すべきはその薄型軽量デザインです。重量は約608g、厚さは最も薄い部分で21.22mm とスリムに抑えられています。実際に手に取ると数値以上に軽快さを感じます。競合機の一つである「Steam Deck」(約669g)と比較しても軽量であり、カバンにもすんなり収まるため、通勤中やカフェなどでPCゲームを楽しむといった携帯性にも優れています。

人間工学に基づいたグリップ形状

実際にROG Allyを手に取ってみると、そのグリップの形状が非常によく考えられていることに気づかされます。両手で包み込むように持つと、背面のカーブが手のひらに自然にフィットします。この絶妙なバランスのおかげで、約608gという軽さと相まって、本体をしっかりとホールドできます。

機能美と遊び心が融合したディテール

細部に目を向けると、機能性と遊び心が見事に融合していることがわかります。例えば、スピーカーのメッシュ部分や背面のROGロゴをかたどった通気口は、効率的な冷却性能を確保しつつも未来的な印象を与えます。

また、左右スティックの根本にはRGBライティング「Aura Sync」が搭載されており、ゲーミングデバイスとしてのアイデンティティを主張します。電源ボタンには指紋認証センサーがスマートに統合されており、実用性とデザイン性を両立させている点も評価できます。

接続ポート(インターフェース)

接続ポート類は、すべて本体上部に集中して配置されています。内容は、3.5mmのヘッドホンジャック、UHS-II対応のmicroSDカードスロット、そしてASUS独自の「ROG XG Mobileインターフェース」です。

汎用ポートとしては、このROG XG Mobileインターフェースと一体型になったUSB 3.2 (Type-C/Gen2) ポートが1基のみ搭載されています。このポートはデータ転送、DisplayPort 1.4による映像出力モニター出力)、そして本体への給電(充電)をすべて兼任します。そのため、充電しながら他のUSB機器(有線コントローラーやマウス、キーボードなど)を接続したい場合は、別途ドッキングステーションやUSBハブが必須となります。

デザインと携帯性のまとめ

  • 清潔感のある白いボディカラーと、指紋がつきにくいマットな質感が特徴。
  • 重量約608g、厚さ約21.22mmからの薄型軽量デザインで携帯性に優れる。
  • 人間工学に基づいたグリップ形状で、手に自然にフィットする。
  • Aura Sync対応のRGBライティングや、指紋認証センサーなど、機能とデザインが両立されている。
  • 接続ポートは本体上部に集中。
  • 汎用ポートは給電・映像出力を兼ねるUSB Type-Cが1基のみで、拡張にはハブが必須。

ディスプレイとオーディオ:ROG Ally (RC71L) 鮮やかな映像と迫力の音響

ROG Allyでゲームをプレイしている様子。

ここでは、ROG Ally (RC71L)のディスプレイとオーディオがもたらす没入感について、詳細なスペックや実際の使用感を交えながら書いていきます。この二つの要素は、ゲームプレイはもちろん、動画視聴においても格別な体験を提供してくれました。

明るく色鮮やかな7インチ フルHDディスプレイ

ROG Allyの電源を入れると、まず7インチのフルHD(1920×1080ドット)ディスプレイの鮮やかさが目に飛び込んできます。輝度500nitsというスペックは非常に明るく、さらにsRGBカバー率100%という広色域により、色彩豊かなゲームの世界が忠実に再現されます。例えば『原神』のようなゲームでは、美しい風景のグラデーションがくっきりと表示されました。

また、ディスプレイ表面にはCorning社のGorilla Glass DXCが採用されており、反射を抑えつつ透過率を高めているため、日中の明るい部屋や屋外でも画面が見やすいのは嬉しいポイントです。もちろんタッチ操作にも対応しており、Windowsの操作や対応ゲームでの直感的な入力も可能です。

120Hzリフレッシュレートが織りなす究極の滑らかさ

このディスプレイの真価は、120Hzという高いリフレッシュレートにあります。一般的な60Hzのディスプレイと比較して2倍のコマ数を表示できるため、映像が格段に滑らかになります。特に『Apex Legends』のような動きの速いFPSゲームでは、敵の動きがはっきりと視認でき、エイムの精度向上にも繋がるのを実感しました。

さらに、AMD FreeSync Premiumテクノロジーにも対応しているため、ゲーム中のカクつき(スタッタリング)や表示ズレ(ティアリング)が効果的に抑制されます。反応時間も7msと高速で、シビアなタイミングが要求されるアクションゲームでもストレスフリーなプレイを約束してくれます。

携帯機とは思えない迫力のオーディオ体験

映像体験だけでなく、オーディオ性能も並外れています。Dolby Atmosに対応したデュアルSmart Ampスピーカーは、この小さな筐体から出ているとは思えないほど高音質でパワフルなサウンドを響かせます。歪みなく音量を上げることができ、ヘッドホンなしでもゲームへの没入感が非常に高いです。

また、双方向AIノイズキャンセリング機能も搭載されています。これにより、オンラインゲームでのボイスチャット時に、こちらのマイクに入る環境音と、相手から聞こえるノイズの両方をフィルタリングしてくれます。これにより、ゲームサウンドを妨げられることなく、クリアな音声でのコミュニケーションが可能でした。

ディスプレイとオーディオのまとめ

  • ディスプレイ:7インチ フルHD (1920×1080)、輝度500nits、sRGB 100%で明るく色鮮やか。
  • 滑らかさ:120Hzの高リフレッシュレートとAMD FreeSync Premiumにより、カクつきや残像感のない滑らかな映像を実現。
  • 視認性:Gorilla Glass DXC採用で、屋外での視認性が高く反射も抑制。
  • オーディオ:Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載し、携帯機とは思えない高音質と迫力を実現。
  • ノイズキャンセル:双方向AIノイズキャンセリング機能により、クリアなボイスチャットが可能。

操作性:ROG Ally (RC71L) 直感的で快適なゲームコントロール体験

ここでは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally (RC71L)」が提供する優れた操作性と、それがどのように快適なゲームプレイ体験に繋がるのかを、具体的な機能や実際の使用感を交えながら書いていきます。

馴染みやすく高精度な基本コントロール

ROG Ally (RC71L)のコントローラーレイアウトは、多くのPCゲーマーに親しまれているXbox準拠の配置を採用しています。そのため、箱から出してすぐに直感的な操作が可能です。A/B/X/Yボタンは適度なクリック感があり、アナログスティックの精度も高く、FPS/TPSでのスムーズなエイム操作も行えました。

スティックの感触はややバネの抵抗が少なめ(柔らかめ)に感じられるかもしれませんが、慣れれば問題ない範囲です。一方、十字キーは一部の格闘ゲームなどで複雑なコマンド入力を正確に行うには少しコツが必要かもしれません。

プレイスタイルを拡張するカスタマイズ性

ROG Ally (RC71L)の操作性の魅力は、基本コントロールの質の高さだけではありません。本体背面にはカスタマイズ可能な2つのマクロボタン(M1, M2)が搭載されており、ここに頻繁に使用するアクションやショートカットを割り当てられます。

これらのカスタマイズは、専用ソフトウェア「Armoury Crate SE」から簡単に行えます。ボタンマッピングだけでなく、スティックの感度調整やデッドゾーンの設定、振動の強度まで、自分のプレイスタイルに合わせて細かく調整できるのは非常に嬉しいポイントです。

没入感を高める独自機能(ハプティクス・ジャイロ)

ゲームへの没入感を深める機能も充実しています。HDハプティクス(振動機能)は非常に優秀で、単なる振動ではなく、ゲーム内の状況に応じた多彩でリアルな振動が手に伝わります。爆発の衝撃や銃の発射反動などがよりダイレクトに感じられ、臨場感が格段に向上しました。

また、本体には6軸ジャイロセンサーも搭載されています。これにより、対応しているゲームでは本体の傾きを利用した直感的なエイム操作が可能です。ただし、標準ではジャイロ機能が有効にならないゲームもあり、その場合はサードパーティ製のソフトウェアを導入するなどの工夫が必要になる場面もありました。

操作性のまとめ

  • レイアウト:多くのゲーマーに馴染みやすいXbox準拠のボタン・スティック配置を採用。
  • カスタマイズ性:背面に2つのマクロボタンを搭載し、Armoury Crate SEで詳細なキー割り当てや感度調整が可能。
  • 振動機能:HDハプティクスによるリアルな振動フィードバックで、ゲームの没入感が向上。
  • ジャイロ機能:6軸ジャイロセンサーを搭載し、対応ゲームでは直感的なエイム操作が可能。
  • スティックとボタン:スティックの精度は高いが感触は柔らかめ。ボタンは1,000万回の耐久テストをクリアしている。

バッテリーと冷却:ROG Ally (RC71L) の持続時間と安定性

ROG Allyの接続ポート

ここでは、ROG Ally (RC71L)のポータブル機としての生命線である「バッテリー持続時間」と、パフォーマンスを維持するための「発熱および冷却性能」について、詳しく書いていきます。

バッテリー持続時間の実態

ROG Ally (RC71L)の最大の弱点とも言えるのが、バッテリー持続時間です。40Whのリチウムポリマーバッテリーを搭載しており、公式の数値ではヘビーゲームのプレイで最大約2時間、動画視聴で最大約6.8時間とされています。

実際に試してみたところ、この数値は設定(TDP)とプレイするゲームに大きく左右されます。例えば、TDPを最大にするターボモードで『サイバーパンク2077』のようなAAAタイトルをプレイすると、1時間持たない(約45分)こともありました。一方で、TDPを抑えるサイレントモードでノベルゲームや2Dゲームを遊ぶ場合は、2時間半から3時間程度は持つ印象です。多くの3Dゲームを快適に遊ぶにはパフォーマンスモード以上が必要で、その場合の現実的な駆動時間は1時間半から2時間程度と考えておくのが妥当です。

充電機能と拡張アクセサリー

心強いのは、付属のType-C/65W ACアダプターによる急速充電機能です。公式の情報では、わずか30分でバッテリー残量を0%から約50%まで回復できるとされています。この65Wという電力はターボモード(30W)を安定して動作させるためにも重要で、低出力のアダプターでは電力不足の警告が出ることがあります。

ただし、汎用ポートはUSB Type-Cが1基のみで、充電にポートが占有されてしまうのが難点です。この問題を解決し、充電しながら大画面プレイやPCとしての利用を可能にするのが、別売の専用アクセサリーです。「ROG Gaming Charger Dock」は、ACアダプターとUSBハブが一体化した製品で、本体へのPD 3.0規格による急速充電、HDMI 2.0での映像出力、そして外部コントローラーなどを接続できるUSB Type-Aポートを同時に利用できます。

発熱と優れた冷却性能

これだけのパフォーマンスをこの薄型筐体で実現しているため、高負荷時の発熱は相応にあります。特に本体上部の排気口付近はかなりの熱を持ちますが、注目すべきは、その熱がプレイヤーの手にほとんど伝わらないように設計されている点です。

その秘密は、ASUS独自の「ROG Intelligent Cooling」システムにあります。本体の向きに影響されないアンチグラビティヒートパイプと、2つのファンを搭載したデュアルファン設計により、効率的に熱を排出します。このファンは非常に静音性が高く、ターボモード時でも最大30dB程度と、ゲーミングノートPCと比べても静かです。高負荷時でもファンの音がゲーム音を妨げることは少なく、快適にプレイを続けられました。

バッテリーと冷却のまとめ

  • バッテリー持続時間:AAAタイトルのTurboモードでのプレイは1時間半から2時間が目安。
  • Silentモードや動画視聴:軽量ゲームでは3時間以上、動画視聴では最大約6.8時間と、より長く使用可能。
  • 急速充電:付属の65Wアダプターにより、30分で約50%まで急速充電が可能。
  • 充電アクセサリー:充電と映像出力を両立する「ROG Gaming Charger Dock」などが別売で用意されている。
  • 冷却性能:デュアルファンとヒートパイプによる「ROG Intelligent Cooling」を搭載し、冷却性能は高い。
  • 発熱と静音性:高負荷時は本体上部が熱くなるが、グリップ部には熱が伝わりにくい設計。ファンは非常に静音性が高い。

独自機能とカスタマイズ性:ROG Ally (RC71L) のゲーム体験を最適化

ここでは、ROG Ally (RC71L)がゲームプレイを快適にするために搭載している、ソフトウェアによる直感的な操作体系と、没入感を高めるハードウェアの独自機能について書いていきます。

直感操作を実現するコマンドセンターと高度なカスタマイズ性

ゲームプレイ中の快適性を格段に向上させてくれるのが、「コマンドセンター」機能です。これは専用ボタン一つで呼び出せるオーバーレイメニューで、パフォーマンスモードの切り替え(サイレント: 9W、パフォーマンス: 15W、ターボ: 25W、ACアダプター接続時は最大30W)、画面の明るさや音量調整、リアルタイムのシステム情報表示、FPSリミッターの設定などを、ゲームを中断することなく素早く行えます。

バッテリー残量を気にしながら静かにプレイしたい時はサイレントモード、最高のパフォーマンスを引き出したい時はターボモードといった使い分けが瞬時にできるのは、ポータブルデバイスとして非常に大きな利点です。

Armoury Crate SE」では、操作性のカスタマイズも自由自在です。各ボタンの割り当て変更はもちろん、本体背面に搭載された2つのマクロボタン(M1、M2)には、よく使うキーコンビネーションなどを登録できます。例えば、『モンスターハンターライズ』でアイテムショートカットを割り当てたところ、狩りの効率が格段に上がりました。また、スティック周りのRGBライティング「Aura Sync」の発光パターンや色を自分好みに設定できるのも、ゲーミングデバイスならではの楽しみの一つです。

独自機能とカスタマイズ性のまとめ

  • コマンドセンター:ゲームを中断せず、パフォーマンスモード(TDP)やFPSリミッターなどに即時アクセス可能。
  • Armoury Crate SE:背面マクロボタンを含むキー割り当てや、Aura Syncライティングを自由にカスタマイズできる。

アクセサリー:ROG Ally (RC71L) 体験を拡張する周辺機器

ROG Allyのオプション製品

ここでは、ROG Ally (RC71L)のポテンシャルをさらに引き出し、デスクトップPC化したり、大画面で楽しんだりするための専用アクセサリーや周辺機器について書いていきます。

真価を発揮させる専用オプション:ROG XG Mobile

ROG Ally (RC71L)のポテンシャルを最大限に引き出すための切り札とも言えるのが、ASUS独自の外部グラフィックスデバイス「ROG XG Mobile」です。これは専用のインターフェースを介してROG Allyに接続することで、NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPUといったデスクトップPCクラスの圧倒的なグラフィック処理能力を付加します。

これにより、ROG Ally単体では設定を妥協せざるを得なかった最新のAAAタイトルも、高解像度・高フレームレートで快適にプレイ可能になり、レイトレーシングを駆使した美麗な映像世界も存分に楽しめます。ROG XG Mobile自体に豊富なI/Oポート(USB、HDMI、有線LANなど)も備わっているため、まさにROG Allyを高性能ゲーミングデスクトップへと変貌させるドッキングステーションと言えるでしょう。

手軽な大画面出力とPC利用:ROG Gaming Charger Dock

より手軽にデスクトップライクな体験や、リビングでの大画面プレイを実現したい場合には、「ROG Gaming Charger Dock」が便利です。これはACアダプターとUSBハブが一体化した製品で、ROG Allyを充電しながらHDMI 2.0経由でテレビやモニターに映像を出力できます。さらにUSB Type-Aポートも備えているため、外部コントローラーやキーボード・マウスを接続して、据え置きゲーム機のようにソファでくつろぎながら遊んだり、PCとして作業したりする際に役立ちます。

携帯性と保護、そしてさらなる周辺機器

ROG Ally アクセサリー

ROG Ally (RC71L)を外出先へ安全に持ち運ぶためには、専用ケース「ROG Ally Travel Case」が用意されています。これは撥水加工が施された生地で作られており、本体を保護するだけでなく、小物類を収納するスペースや簡易スタンド機能も備わっています。

さらに、ASUSはROGブランドの高性能な周辺機器も展開しています。例えば、低遅延接続とノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスイヤホン「ROG Cetra True Wireless」や、OLEDディスプレイを搭載し多彩なカスタマイズが可能なコントローラー「ROG Raikiri Pro」などがあり、これらを組み合わせることで、より質の高いゲーミング環境を構築できます。もちろん、Windows PCであるため、市販のUSB Type-CハブやBluetooth接続の周辺機器も幅広く利用可能です。

アクセサリーのまとめ

  • ROG XG Mobile:RTX 4090 Laptop GPUを接続可能にし、豊富なポートも備えた究極のドッキングステーション。
  • ROG Gaming Charger Dock:充電とHDMI出力、USBポートを兼ね備え、手軽に大画面プレイを実現。
  • ROG Ally Travel Case:撥水加工とスタンド機能を備えた、持ち運びに便利な専用ケース。
  • その他:ROG Raikiri ProコントローラーやROG Cetraイヤホンなど、体験を向上させる多彩なオプションが用意されている。

ROG Ally (RC71L)のメリット・デメリット:購入前に知っておきたいポイント

ROG Ally オーディオ

ASUSが投入したポータブルゲーミングPC「ROG Ally (RC71L)」は、その高い性能とWindows 11搭載による汎用性で多くのゲーマーから注目を集めています。しかし、実際に購入を検討する際には、魅力的な点だけでなく、注意しておきたいポイントも理解しておくことが重要です。ここでは、ROG Allyが持つ主なメリットとデメリットを、具体的な側面から解説していきます。

メリット

メリット1:パワフルなパフォーマンスと美麗なディスプレイ

ROG Ally (RC71L)の最大の魅力の一つは、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサ(上位モデル)がもたらす卓越した処理性能です。これにより、多くのPCゲームを携帯機でありながら快適にプレイすることが可能です。加えて、リフレッシュレート120Hzに対応したフルHD解像度の7インチIPSディスプレイは、非常に滑らかで美しい映像を描写します。輝度も高く、sRGBカバー率100%の色再現性により、ゲームの世界観を鮮やかに映し出し、没入感を高めてくれます。

メリット2:Windows 11搭載による圧倒的な汎用性とゲーム互換性

オペレーティングシステムにWindows 11 Homeを搭載している点は、ROG Ally (RC71L)の汎用性を飛躍的に高めています。Steam、Xbox Game Pass、Epic Games Storeなど、主要なPCゲームプラットフォームのほぼ全てのゲームをプレイできる互換性の高さは、専用OSを搭載する一部の携帯ゲーム機に対する大きなアドバンテージです。また、ゲーム以外の一般的なWindowsアプリケーションも利用できるため、動画視聴やブラウジング、簡単なドキュメント作業など、一台で多岐にわたる用途に対応できます。

メリット3:快適な操作性と便利な独自機能

Xboxコントローラーに準じたボタン配置は多くのゲーマーにとって馴染みやすく、直感的な操作を可能にしています。ホール効果を採用したアナログトリガーや、カスタマイズ可能な背面の追加ボタン(マクロキー)も、より快適で高度なゲームプレイをサポートします。ASUS独自の統合管理ソフト「Armoury Crate SE」は、ゲームライブラリの一元管理やパフォーマンスモードの簡単な切り替え、各種設定のカスタマイズなどをスムーズに行えるように設計されており、Windows機でありながらゲーム専用機に近い手軽さを提供しています。

メリット4:高い拡張性と優れたオーディオ体験

ROG Ally (RC71L)は、別売りの外付けGPUユニット「ROG XG Mobile」を接続することで、デスクトップのハイエンドゲーミングPCに匹敵するグラフィック性能を発揮できるという、他に類を見ない拡張性を秘めています。また、Dolby Atmosに対応したデュアルスピーカーは、携帯機とは思えないほどクリアで迫力のあるサウンドを実現し、ゲーム体験の質を一層高めます。Wi-Fi 6Eへの対応や、UHS-II対応のmicroSDカードスロットなど、通信速度やストレージ拡張の面でも配慮されています。

デメリット

デメリット1:バッテリー駆動時間と携帯時の注意点

高性能なプロセッサとディスプレイを搭載しているため、特に負荷の高いゲームをプレイする際のバッテリー駆動時間は、多くのユーザーが懸念するポイントです。公称値では長時間の利用が可能とされていますが、AAAタイトルを快適な設定で遊ぶ場合、1.5時間から2時間程度でバッテリー残量が厳しくなることもあります。外出先で長時間プレイしたい場合は、65Wの急速充電に対応しているとはいえ、モバイルバッテリーの携行や電源を確保できる場所の確認が推奨されます。

デメリット2:Windows OS特有の操作感とインターフェースの制約

Windows 11は汎用性が高い一方で、タッチ操作やコントローラー操作がメインとなるポータブルデバイスにおいては、マウスやキーボードを前提とした操作感が残る場面もあります。「Armoury Crate SE」によってゲーム中心の操作性は向上していますが、OSレベルでの細かな設定変更やトラブルシューティング時には、Windows特有の知識や一手間が必要になることがあります。また、USB Type-Cポートが1基のみであるため、充電しながら複数の有線周辺機器を利用したい場合には、別途USBハブやドックが必要となる点は注意が必要です。

デメリット3:ストレージ容量とオプション製品の価格

上位モデルでも内蔵SSDは512GBであり、近年の大容量化が進むAAAタイトルを複数インストールするには、やや心許ない容量と言えます。microSDカードでの拡張は可能ですが、ロード速度や安定性の面では内蔵SSDに劣る場合があります。さらに、本機のポテンシャルを最大限に引き出すROG XG Mobileのような専用オプション製品は非常に高価であり、全てのユーザーが気軽に導入できるものではないという側面も考慮に入れるべきでしょう。

ROG Ally (RC71L)のスペック(仕様)

  • モデル: RC71L-Z1E512 (Ryzen Z1 Extreme搭載) / RC71L-Z1512 (Ryzen Z1搭載)
  • ディスプレイ: 7.0型ワイドTFTカラー液晶、1,920×1,080ドット (FHD/16:9)、グレア、タッチパネル搭載 (10点マルチタッチ)、輝度 500nit、sRGB 100%、Corning Gorilla Glass Victus、Corning Gorilla Glass DXC、AMD FreeSync Premium対応
  • リフレッシュレート: 120Hz
  • 応答時間: 7ms
  • プロセッサ: AMD Ryzen™ Z1 Extreme プロセッサー (Zen 4 / 4nm / 8コア / 16スレッド / 最大5.10 GHz)
    (下位モデル): AMD Ryzen™ Z1 プロセッサー (Zen 4 / 4nm / 6コア / 12スレッド / 最大4.90 GHz)
  • GPU: AMD Radeon™ グラフィックス (AMD RDNA™ 3アーキテクチャ、CPU内蔵) (Z1 Extreme: 最大8.6TFlops FP32 / Z1: 最大2.8TFlops FP32)
  • RAM(メモリ): 16GB LPDDR5-6400 (デュアルチャネル・オンボード)
  • ストレージ: 512GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) (※日本国内モデルは512GB)
  • バッテリー: 40WHrs、4セル リチウムポリマーバッテリー
  • 駆動時間: 約10.2時間 (※資料内にはヘビーゲームで最大約2時間、動画再生で最大約6.8時間との記載もあり)
  • 充電: Type-C、65W ACアダプター (出力: 20V DC、3.25A、65W、入力: 100~240V AC 50/60Hz ユニバーサル)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4
  • インターフェース: ROG XG Mobileインターフェース ×1 (USB Type-C 3.2 Gen2と兼用、DisplayPort 1.4および給電サポート)、UHS-II microSD カードスロット ×1 (microSD/microSDHC/microSDXC対応)、3.5mm マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック ×1
  • スピーカー: デュアル ステレオスピーカー (スマートアンプテクノロジー採用)
  • マイク: 内蔵アレイマイク
  • オーディオ: 双方向AIノイズキャンセリング、ハイレゾ認定、Dolby Atmos
  • センサー: 加速度センサー、ジャイロセンサー搭載 (6軸IMU)
  • 振動: HDハプティクス (レビュー情報に基づく)
  • 操作: アナログ スティック x 2、A B X Y ボタン、方向ボタン (十字キー)、L&R アナログトリガー、左右バンパー、割り当て可能なマクロボタン x 2 (背面)、Armoury Crate ボタン、表示ボタン、メニューボタン、コマンドセンターボタン
  • 生体認証: 指紋認証 (電源ボタン一体型)
  • アプリ: ROG Armoury Crate SE (ゲームライブラリ、キーマップカスタマイズ、Aura Sync調整など)
  • OS: Windows 11 Home 64ビット
  • サイズ: 幅280.0mm × 奥行き111.38mm × 高さ21.22~32.43mm
  • 重量: 約608g
  • カラー: ホワイト

ROG Ally (RC71L) 再評価(2025年5月版):熟成されたWindowsポータブルゲーミングPCの実力

ASUSから登場し、ポータブルゲーミングPC市場に大きなインパクトを与えた「ROG Ally (RC71L)」。発売から時間が経過した現在(2025年5月)、その評価はどのように変化したのでしょうか。当時の興奮を振り返りつつ、現在の市場環境と照らし合わせながら、ROG Allyの各項目と総合的な実力について改めて評価していきます。

各項目評価(2025年5月時点)

スペック:★★★★★

Ryzen Z1 Extremeプロセッサ(上位モデル)が提供する処理能力は、発売から約2年が経過した2025年現在においても依然として高く、多くのPCゲームを快適に楽しむことができます。特に、120Hzの高リフレッシュレートに対応したフルHDディスプレイは、滑らかで美しい映像を提供し続け、視覚的な満足度は非常に高いレベルを維持しています。最新世代のAPU搭載機と比較すれば見劣りする場面もありますが、総合的なパフォーマンスバランスは優れています。

通信:★★★★☆

Wi-Fi 6Eに対応している点は、現在でも十分に高速で安定した無線通信環境を提供します。オンラインゲームや大容量データのダウンロードも快適に行えるでしょう。ただ、市場にはさらに新しいWi-Fi 7規格に対応したデバイスも登場し始めているため、絶対的な最先端とは言えなくなりました。とはいえ、実用上ほとんどのユーザーにとっては十分以上の性能です。

機能:★★★★★

専用ソフトウェア「Armoury Crate SE」によるゲームランチャー機能やパフォーマンス管理、カスタマイズ可能なボタン設定、そして独自のRGBライティングなど、ゲーミング体験を豊かにする機能は非常に充実しています。特に、別売りの外付けGPUユニット「ROG XG Mobile」との連携によるグラフィック性能の大幅な向上は、本機ならではのユニークな拡張性であり、その価値は依然として高いと言えます。

デザイン:★★★★☆

人間工学に基づいて設計されたグリップ形状やボタン配置は、長時間のプレイでも疲れにくい快適な持ちやすさを提供します。約608gという重量は、現在の視点で見ると標準的か、やや重めと感じるかもしれません。より軽量なポータブルゲーミングPCも登場しているため、携帯性を最重視するユーザーにとっては比較検討のポイントとなり得ます。

使いやすさ:★★★★☆

Windows 11を搭載しているため、幅広いPCゲームやアプリケーションが動作する汎用性の高さは大きな魅力です。「Armoury Crate SE」によってゲーム機ライクな操作感も提供されていますが、OSの基本的な部分はWindowsであるため、時折PC的な操作や設定の知識が求められる場面もあります。専用OSを搭載した一部の携帯ゲーム機と比較すると、手軽さの面で一歩譲る部分は否めません。

価格:★★★★☆

発売当初、その高性能に対する価格設定は市場に衝撃を与えましたが、2025年現在では後継機種の噂や多数の競合製品が登場し、新品価格の魅力は相対的に落ち着いてきました。しかし、中古市場やセール時においては、依然として高いコストパフォーマンスを発揮する有力な選択肢の一つです。トータルバランスを考えれば、十分納得できる価格帯にあると言えるでしょう。

総評(2025年版)★★★★☆

市場を切り開いた先駆者、色褪せぬ基本性能

ROG Ally (RC71L)は、Windows搭載ポータブルゲーミングPCというカテゴリーを一般のゲームユーザーに広く認知させた立役者の一つと言えるでしょう。発売から時間が経過した2025年5月現在でも、その中心的な魅力であるRyzen Z1 Extremeプロセッサのパワフルな性能と、120Hzの美麗なディスプレイは健在で、多くのゲームを快適に楽しむための実力を十分に有しています。この基本性能の高さが、今なお多くのユーザーに支持される理由の一つです。

独自ソフトウェアと拡張性が光る

ASUS独自の「Armoury Crate SE」は、Windowsマシンでありながらゲームコンソールに近い操作感を提供し、使い勝手の向上に貢献しています。ゲームライブラリの一元管理やパフォーマンス設定の容易さは特筆すべき点です。また、「ROG XG Mobile」によるグラフィック性能の拡張というユニークな特徴は、本機を単なる携帯ゲーム機以上の存在たらしめています。ただし、このXG Mobileは依然として高価であり、誰もが気軽に利用できるオプションとは言えません。

携帯性とOS:ユーザーの工夫が求められる点

一方で、バッテリー駆動時間に関しては、高性能なハードウェアを搭載している以上、特にAAAタイトルを高設定でプレイする際には、依然としてユーザーの工夫(設定調整やモバイルバッテリーの活用など)が求められます。また、Windows OSの汎用性はメリットであると同時に、ポータブル機としての手軽さや最適化の面では、専用OSを搭載した競合機に比べてユーザーを選ぶ部分があることも事実です。ある程度のPC知識があった方が、本機のポテンシャルをより引き出しやすいでしょう。

2025年現在の選択肢としての魅力と推奨ユーザー

2025年現在、市場には最新世代のAPUを搭載した新しいポータブルゲーミングPCが多数登場し、ROG Ally (RC71L)も選択肢の一つとして相対的に評価されるようになりました。しかし、完成度の高いハードウェア、豊富な機能、そしてWindowsの自由度といった要素は色褪せておらず、特に中古市場やセール価格で手に入れられるならば、依然として非常に魅力的な一台です。PCゲームを手軽に持ち出して遊びたい、かつWindows環境の恩恵も受けたいと考えるユーザーにとって、ROG Allyは引き続き有力な候補となるでしょう。

ROG Ally (RC71L)の価格・購入先

※価格は2025/11/09に調査したものです。価格は変動します。

ASUSストア

RC71L-Z1E512(Ryzen™ Z1 Extreme)

109,800円で販売されています。

ASUSストアで「ROG Ally (RC71L)」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで81,890円(Ryzen™ Z1 Extreme)、
  • 楽天市場で79,777円(送料無料・Ryzen™ Z1 Extreme)、
  • ヤフーショッピングで77,800円(Ryzen™ Z1 Extreme・中古は71,930円)、
  • 米国 Amazon.comで$649.00、

で販売されています。

Amazonで「ROG Ally (RC71L)」をチェックする

楽天市場で「ROG Ally (RC71L)」をチェックする

ヤフーショッピングで「ROG Ally (RC71L)」をチェックする

AliExpressで「ROG ALLY」をチェックする

米国 Amazon.comで「ROG ALLY」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

ROG Ally (RC71L)」に似た性能をもつポータブルゲーミングPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

ROG XBOX ALLY / Ally X

ASUS (ROG) から発売された7.0インチのポータブルゲーミングPCです(2025年10月16日に発売・型番:RC73YA-Z2A16G512/RC73XA-Z2E24G1T)。

7.0型ワイドTFTカラー液晶 (1,920×1,080, 120Hz, FreeSync Premium対応)、AMD Ryzen™ Z2 A (Ally) / AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme (Ally X)、LPDDR5X 16GB (Ally) / 24GB (Ally X) メモリ、SSD 512GB (Ally) / 1TB (Ally X) (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2 2280)、60Wh (Ally) / 80Wh (Ally X) バッテリー、Windows 11 Home 64ビットを搭載しています。

また、Xboxアプリ、UI「Xboxフルスクリーンエクスペリエンス」、Xboxボタン(Game Bar)、「Xbox Play Anywhere」、ASUSの管理コンソール「Armoury Crate Special Edition (ACSE)」、AMD Ryzen™ AI (NPU※Ally Xのみ)、モニター出力、内蔵SSDの交換(換装)に対応。

ステレオスピーカー (Dolby Atmos / Hi-Res Audio対応)、アレイマイク、HD振動機能 (Ally Xはインパルストリガー対応)、ROGインテリジェントクーリング (デュアルファン)、ジョイスティック×2(RGBライティング)、マクロボタン×2、バンパー/トリガー、指紋認証センサ (電源ボタン一体型)、USB Type-Cポート (Ally XはUSB4対応)、microSDカードスロット、Wi-Fi 6E、Bluetooth® 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで89,800円(ROG XBOX ALLY / Ally Xは139,800円)、楽天市場で93,980円(中古品・送料無料)、ヤフーショッピングで97,939円、米国 Amazon.comで$599.00、です。

関連記事:ROG XBOX ALLY/Ally X評価レビュー!期待以上の性能・機能か?

Amazonで「ROG XBOX ALLY」をチェックする

ROG Ally X

ASUSから発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2024年7月 発売)。

AMD Ryzen Z1 Extreme、24GB LPDDR5-7500、フルHDののIPS タッチスクリーン、1TB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2280)、80WHrsバッテリー、6軸ジャイロセンサー、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、デュアル ステレオスピーカー、Dolby Atmos、アレイマイク、AIノイズキャンセリング、HDハプティクス、Microsoft Pluton セキュリティ、指紋認証、AURA SYNC、Gorilla Glass DXC、USB4 Gen2 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-C x1、Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、楽天市場で127,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで127,800円、です。

関連記事:ROG Ally Xは買うべきか?できるゲームとグラフィック性能をレビュー

Amazonで「ROG Ally X」をチェックする

TENKU LUNA

TENKUから発売される7インチのポータブルゲーミングPCです(2025年5月30日に発売)。

AMD Ryzen 7 7840U、AMD Radeon™ 780M GPU グラフィックス(内蔵, RDNA 3, 12CU, 最大8.6TFLOPS)、32GB LPDDR5(6400/6500MHz)メモリ、7インチ フルHD (1920×1080) LCD IPSディスプレイ(タッチ対応・輝度450nits, sRGB 100%)、PCIe 4.0×4 M.2 2280 SSD 1TB/2TBストレージ、50.04Wh バッテリー、Windows 11 Home 64bitを搭載しています。

また、専用アプリ「GameAssistant」、TDP切替 (15W/28W)、クイックボタン(GameAssistant起動)、ホームボタン(Xbox Game Bar起動)リフレッシュレート120Hz、PD急速充電(65W ACアダプター付属・USB4経由)に対応。

デュアルステレオスピーカー (フロント)、デュアルマイク、6軸ジャイロセンサー、デュアルリニア振動モーター、効率の良い放熱システム (吸気孔拡大)、microSD 4.0、指紋認証 (電源ボタン一体型)、専用ケース(付属・先行予約特典)、国内サポート(一年間の保証付き)、USB4 Type-C x2 (充電/DP/eGPU接続)、Wi-Fi 6E (Intel AX210)、Bluetooth 5.3にも対応しています。

※現在、販売されていません。

関連記事:TENKU LUNA徹底レビュー!驚きのコスパ性能とROG Allyとの違い

Amazonで「TENKU LUNA」をチェックする

Steam Deck OLED

米国 Valve から発売された7.4インチのポータブルゲーミングPCです(2023年11月17日に発売)。

Steam OS 3.0、Zen2ベースのAMD APUと16 GB LPDDR5 メモリ、HD画質のHDR OLED(有機EL)タッチスクリーン、512GB/1TB NVMe SSD、50 Whバッテリー、トラックパッドを搭載しています。

また、リフレッシュレート 90 Hz、HDハプティクス、大型の冷却ファン、DSP内蔵ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク、microSDカードでのストレージ拡張、45W急速充電、6軸ジャイロセンサー、Steam Deck ドッキングステーション(別売)、USB3 Gen2 Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送)x1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで155,231円、楽天市場で93,680円、ヤフーショッピングで94,700円、です。

関連記事:Steam Deck OLEDとROG Ally Xを比較!ゲーム性能レビュー

Amazonで「Steam Deck OLED」をチェックする

MSI Claw A1M

MSIから発売された7インチのポータブルゲーミングPCです(2024年3月28日 発売)。

インテル Core Ultra 5 135H / Core Ultra 7 155H、インテル Arc グラフィックス、16GB LPDDR5-6400メモリ、フルHDのIPS液晶、512GB SSD / 1TB SSD ストレージ (NVMe PCIe Gen4)、53 WHrバッテリ、Windows 11 Homeを搭載しています。

また、リフレッシュレート 120Hz、65W PD急速充電、2x 2W スピーカー、ハイレゾオーディオ認定、HD ハプティクス、指紋認証、人間工学に基づいたデザイン、管理ソフト「MSI Center M」、ゲームライブラリ「App Player」、Thunderbolt 4 互換のType-Cポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 に対応しています。

価格は、Amazonで87,120円(税込・CoreUltra5/16GB/SSD1TB)、楽天市場で93,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで88,500円、です。

関連記事:実は不人気じゃない「MSI Claw A1M」のメリット・デメリット

Amazonで「MSI Claw A1M」をチェックする

その他のおすすめゲーム製品は?

その他のおすすめゲーム製品は以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

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「Google Pixel Tablet」は究極の理想型か? 最新ハイエンド タブレットと徹底 比較!


2023年6月20日に発売された「Google Pixel Tablet」と最新のハイエンドなタブレットを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「Google Pixel Tablet」の特徴

Google Pixel Tablet」の特徴をまとめてみました。

10.95のWQXGA液晶・USI 2.0ペン・充電スピーカードック

Google Pixel Tablet」は10.95インチで解像度2560 x 1600 pxのディスプレイを搭載。ピクセル密度276ppi、最大輝度500nitsの明るい画面で、1600 万色の豊かな色表示、HDRコンテンツの再生(HDR10規格)、防汚コーティングにも対応しています。また、Chromebookで採用されているUSI 2.0規格のスタイラスペン入力に対応。画面分割モード利用時でのドラックアンドドロップ操作によるファイル共有(Googleフォト→Gmailも可)も利用できます。そのほか、43.5mmのフルレンジスピーカーを備えた専用の充電スピーカーホルダーが付属。本体と比べて最大4倍の低音再生が可能なほか、最大15W出力の急速充電も利用できます。

Tensor G2・8GB+最大256GB・ハブモード

Google Pixel Tablet」はGoogle Tensor G2プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア最大2.8GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約80万を記録しています。また、8GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージはUFS 3.1規格で128GB/256GBを搭載しています。

そのほか、OSにAndroid 13を搭載し、5年間のセキュリティアップデートを提供。「ハブモード」を搭載し、スマートディスプレイのGoogle Nest Hubシリーズと同じように、ハンズフリーのデジタルフォトフレーム機能やスマートホームコントロール、音楽・動画の再生、音声アシスタントとして利用することができます。

Chromecast・8MPカメラ・指紋認証

Google Pixel Tablet」はAndroidタブレットとして初めてChromecastに対応。スマートフォンの画面をタブレットにキャストして映し出すことができます。また、背面と前面 両方に8MPカメラを搭載。消しゴムマジックHDR撮影、ボケ補正、長時間露光、夜景モード、フルHDの動画撮影などの機能が利用できるほか、「Google Meet」におけるHDビデオ通話も利用できます。

そのほか、指紋認証に対応し、タッチするだけですばやく安全にログインすることが可能。通信面ではWi-Fi 6Bluetooth 5.2に対応するほか、純正アクセサリーとして自立スタンドと保持リングを備えた「Google Pixel Tablet Case」(別売)も用意されています。

Antutuベンチマークを比較

Google Pixel Tablet」と「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」のAntutuベンチマーク スコアを比較してみました。

「Google Pixel Tablet」

Antutu V9 総合で約800,000

例:Antutu V10 総合で「871062」、CPUで「266527」、GPUで「232784」、MEMで「171630」、UXで「200121」。

<CPU> Google Tensor G2

<プロセッサ性能を比較>

4nmプロセスで製造された8コア、最大2.8GHz駆動のプロセッサ「Google Tensor G2」を搭載し、Antutuベンチマーク総合で約80万を記録しています。

同じプロセッサはスマートフォンの「Google Pixel 7 /7 Pro」にも搭載されています。

Snapdragon 8+ Gen 1搭載の「Xiaomi Pad 6 Pro」と比較すると、スコアが約20万低くなります。

Snapdragon 8 Gen 1搭載の「Galaxy Tab S8+」と比較すると、スコアが約6万高くなります。

MediaTek Dimensity 9000搭載の「OnePlus Pad」と比較すると、スコアが約20万低くなります。

性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームや動画編集アプリもサクサクと快適に動作します。

また、PS2を含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などで快適に動作します。

「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」

Pro版:Antutu総合で約「1,000,000」以上

<CPU> Snapdragon 8+ Gen 1 (Pro版)

スタンダード版:Antutu総合で約630,000

<CPU> Snapdragon 870 (スタンダード版)

「Galaxy Tab S8+」

AnTuTu総合で「740470」、CPUで「180320」、GPUで「283041」、MEMで「136241」、UXで「140868」。

<CPU> Snapdragon 8 Gen 1

「OnePlus Pad」

Antutuベンチマーク総合で約1,000,000

<CPU> MediaTek Dimensity 9000

スペックを比較

Google Pixel Tablet」と「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」のスペックを比較してみました。

「Google Pixel Tablet」のスペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度 2560 x 1600 pxのタッチスクリーン
    ※16:10/276ppi/500nits/防汚コーティング/USI 2.0スタイラスペン/24ビット深度/1,600 万色
  • プロセッサ Google Tensor G2 (Titan M2 セキュリティ)
    ※4nm/64bit/8コア/最大2.8GHz
  • CPU 2×2.80 GHz Cortex-X1 & 2×2.25 GHz Cortex-A76 & 4×1.80 GHz Cortex-A55
  • GPU Arm Mali-G710
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB/256GB UFS 3.1
  • バッテリー 27 Wh
  • 駆動時間 ビデオストリーミング再生で最大12時間
  • 充電 充電スピーカー ドック (付属) または USB-C 充電器 (別売) による急速充電に対応
  • 背面カメラ 8MP (1.12μm,ƒ/2.0,84°,1/4)
  • 前面カメラ 8MP (1.12μm, ƒ/2.0,84°,1/4)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax) with 2×2 MIMO、Bluetooth 5.2
    ※正確な測距を実現する超広帯域チップ搭載、Googleキャスト対応
  • インターフェース USB Type C 3.2 Gen 1 x1、4ピン アクセサリ コネクタ x1 (データ転送、オーディオ出力用)、ボリュームコントロール、電源スイッチ
  • センサー 周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、ホールセンサ
  • スピーカー クアッドスピーカー
  • マイク トリプルマイク (通話、録音、Google アシスタント用、雑音の抑制)
  • Google アシスタント 対応(内蔵)
  • 筐体の素材 アルミニウム (100% リサイクル素材)、AED/ナノセラミックコーティング
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタンに指紋センサー)
  • OS Android 13 (5年間のPixelアップデート)
  • サイズ 278.13 x 169 x 8.1 mm
  • 重量 493 g
  • カラー ポーセリン、ヘーゼル、ローズ
  • 付属品 充電スピーカードック、電源アダプタ、クイックスタートガイド、安全性と保証に関する小冊子
  • 充電スピーカードック ポゴピン接続による磁気ドッキングインターフェース、最大充電速度15W、43.5mmフルレンジスピーカー

「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」のスペック

  • ディスプレイ 11インチ、解像度2880 × 1800 ドットのLCD
    ※2.8K/16:10/309ppi/10.7億色/P3 色域/HDR10/Dolby Vision/Corning Gorilla Glass 3/ブルーライトカット(テュフ認証)/DC調光
  • リフレッシュレート 144Hz (可変)
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 870 SM8250-AC ,7nm/64bit/8コア
    ※Pro版はSnapdragon 8+ Gen 1 SM8475,4nm/64bit/8コア/最大3.2GHz
  • GPU Adreno 650
    ※Pro版はAdreno 730
  • RAM(メモリ) 6GB/8GB LPDDR5
    ※Pro版は8GB/12GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB/256GB UFS3.1
    ※Pro版は128GB/256GB/512GB UFS3.1
  • バッテリー 8840mAh
    ※Pro版は8600mAh
  • 駆動時間 スタンバイで49.9日
  • 充電 33W急速充電 (99分で100%)
    ※Pro版は67W急速充電 (62分で100%)
  • 背面カメラ 13MP ,F2.2
    ※Pro版は50MP+2MP
  • 前面カメラ 8MP ,F2.2
    ※Pro版は20MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • NFC 対応(NFCワンタッチインスタント転送機能)
  • インターフェース USB Type-C (USB3.2 Gen1/OTG)
  • 映像出力 DP映像出力(USB3.2 Gen1)、PCにミラーリング
  • スピーカー クアッドスピーカー (スーパーリニアスピーカー x4)
  • オーディオ Dolby Atmos、ハイレゾ音源の再生
  • マイク クアッドマイク、指向性ピックアップ
  • スタイラスペン 「Mi Inspiration Stylus(第2世代)」(別売・筆圧4096段階・超低遅延・5g・1分の充電で7時間駆動)
  • キーボード 「スマートタッチキーボード」(別売・64キー・アダプディブ バックライト・110~165度までの無段階調整・ホワイトテックナノスキン・大型タッチパッド・マグネット節夫z九)
  • 機能 スマートポートレートセンタリング機能、リアルタイム翻訳、字幕転写、画面分割、複数のウインドウで最大4つのアプリ起動、アプリで情報共有(テキスト、画像、ファイル)、NFCワンタッチインスタント転送機能
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Android 13ベースのMIUI Pad 14
  • サイズ 253.95 x 165.18 x 6.51 mm
  • 重量 490g
  • カラー ブラック、ゴールド、ファーマウンテンブルー

「Galaxy Tab S8+」のスペック

  • ディスプレイ 12.4インチ、解像度1752 x 2800 pxのSuper AMOLED(HDR10+対応)
  • リフレッシュレート 120GHz
  • プロセッサ Qualcomm SM8450 Snapdragon 8 Gen 1 オクタコア
    ※4nm/64bit/8コア
  • CPU 1×3.00 GHz Cortex-X2 & 3×2.50 GHz Cortex-A710 & 4×1.80 GHz Cortex-A510
  • GPU Adreno 730
  • RAM(メモリ) 8GB
  • ストレージ 128GB UFS
  • 外部ストレージ microSDXCカードで最大1TBまで
  • バッテリー 10090 mAh
  • 充電 45W急速充電(80分でフルチャージ)
  • 背面カメラ  13MP+6MP (広角+超広角)
  • 前面カメラ  12MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi6e、Bleutooth 5.2
  • インターフェース USB Type-C 3.2 (DP映像出力/PD充電)、磁気コネクタ
  • スピーカー Dolby Atmos対応クアッドスピーカー(AKG監修)
  • Sペン 対応・付属します
  • キーボード 専用キーボードを用意(マグネットで接続・別売)
  • DeXモード 対応
  • 筐体の素材 アーマーアルミニウム
  • 生体認証 画面内指紋認証に対応
  • OS Android 13 + One UI 4.1
  • サイズ 約285×185×5.7(mm)
  • 重量 約567g
  • カラー グラファイト
  • SIMカード Nano-SIM ※5Gモデルのみ対応

「OnePlus Pad」のスペック

  • ディスプレイ 11.61インチ、解像度2800 x 2000 pxのLCD
    ※7:5/296ppi/画面比率88.14%/コントラスト比1400:1/輝度500nit/10ビット/Delta E:<2/2.5Dガラス
  • リフレッシュレート 60/90/120/144Hz
  • タッチサンプリングレート 120Hz/144Hz
  • プロセッサ MediaTek Dimensity 9000
    ※4nm/64bit/8コア/最大3.05GHz
  • GPU ARM G710 MC10
  • RAM (メモリ) 8GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB UFS 3.1
  • バッテリー 9510 mAh/36.99Wh
  • 駆動時間 ビデオ再生で12.4時間
  • 充電 67W SUPERVOOC
  • 背面カメラ 13MP
  • 前面カメラ 8MP ※Limelightテクノロジー(ユーザーを中央に写すように調整)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3
  • コーデック SBC、AAC、aptx、HD、LDAC
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー 地磁気センサー、光センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロスコープ、色温度センサー、ホールセンサ
  • スピーカー クアッドスピーカー
  • オーディオ オムニベアリング サウンド フィールド テクノロジー、Dolby Atmos/Doby Vison
  • キーボード OnePlus Magnetic Keyboard
  • スタイラスペン OnePlus Stylo (2ミリ秒の超低遅延)
  • 機能 セルラーデータ共有、クロススクリーン伝送、テレビのコントロール、スマホのディスプレイをミラーリング
  • 生体認証 顔認証
  • OS OxygenOS 13.1 (Android 13ベース)
  • サイズ 258.03 x 189.41 x 6.54 mm
  • 重量 555 g
  • カラー Halo Green

「Google Pixel Tablet」のメリット・デメリット

Google Pixel Tablet」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.95インチのWQXGA液晶・明るく色鮮やかで、HDRコンテンツ再生、防汚コーティングに対応

Google Pixel Tablet」は10.95インチで解像度2560 x 1600 pxのディスプレイを搭載。ピクセル密度276ppi、最大輝度500nitsの明るい画面で、1600 万色の豊かな色表示、HDRコンテンツの再生(HDR10規格)、防汚コーティングにも対応しています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」は11インチで解像度2880 × 1800 ドットのLCDディスプレイを搭載しています。「Galaxy Tab S8+」は12.4インチで解像度1752 x 2800 pxのSuper AMOLED液晶(HDR10+対応)を搭載しています。「OnePlus Pad」は11.61インチで解像度2800 x 2000 pxのLCDディスプレイを搭載しています。

・USI 2.0スタイラスペンで手書き入力できる(※Androidタブレットで初)

Google Pixel Tablet」はChromebookで採用されているUSI 2.0規格のスタイラスペン入力に対応し、スムーズに手書き入力できるようになっています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はオプションで筆圧4096段階の「Mi Inspiration Stylus(第2世代)」を用意しています。「Galaxy Tab S8+」は筆圧対応のSペンが付属します。「OnePlus Pad」はオプションで専用スタイラスペン「OnePlus Stylo」を用意し、2ミリ秒の超低遅延でスムーズに手書き入力できます。

・8GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作する

Google Pixel Tablet」は8GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はスタンダード版で6GB/8GB LPDDR5メモリを、Pro版で8GB/12GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。「Galaxy Tab S8+」はは8GBメモリを搭載しています。「OnePlus Pad」は8GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。

・128GB/256GB UFS 3.1ストレージ搭載

Google Pixel Tablet」はUFS 3.1規格のストレージを128GB/256GBを搭載しています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はスタンダード版で128GB/256GB UFS3.1を、Pro版で128GB/256GB/512GB UFS3.1を搭載しています。「Galaxy Tab S8+」は128GB UFSストレージを搭載しています。「OnePlus Pad」は128GB UFS 3.1ストレージ搭載で大量のデータも保存できます。

・27Whバッテリー搭載で急速充電に対応

Google Pixel Tablet」は27Whバッテリー搭載で、ビデオストリーミング再生で最大12時間駆動できます。また、USB-C 充電器 (別売) による急速充電にも対応しています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」は8840mAh/8600mAhバッテリー搭載で33W/67W急速充電に対応しています。「Galaxy Tab S8+」は10090 mAhバッテリー搭載で5W急速充電に対応しています。「OnePlus Pad」は9510mAhバッテリー搭載で67W急速充電に対応しています。

・充電スピーカー ドック が付属・15Wの高速充電と43.5mmフルレンジスピーカーの高音質な音楽再生に対応

Google Pixel Tablet」は43.5mmのフルレンジスピーカーを備えた専用の充電スピーカーホルダーが付属し、本体と比べて最大4倍の低音再生が可能なほか、最大15W出力の急速充電も利用できます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」は充電ドックが付属しません。

・背面8MPカメラと前面8MPカメラが使える

Google Pixel Tablet」は背面と前面 両方に8MPカメラを搭載。消しゴムマジック、HDR撮影、ボケ補正、長時間露光、夜景モード、フルHDの動画撮影などの機能が利用できます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はスタンドード版で背面13MP+前面8MPカメラを、Pro版で背面50MP+2MP+前面8MPカメラを搭載しています。「Galaxy Tab S8+」は背面13MP+6MPカメラと前面12MPカメラを搭載しています。「OnePlus Pad」は背面13MPカメラと前面8MPカメラを搭載しています。

・Google Meetでビデオ通話できる(※Androidタブレットで初)

Google Pixel Tablet」はカメラとマイク搭載で、「Google Meet」におけるHDビデオ通話も利用できます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」はGoogle MeetでHDビデオ通話が利用できません。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

Google Pixel Tablet」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「Galaxy Tab S8+」はWi-Fi6e、Bleutooth 5.2に対応しています。「OnePlus Pad」はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応しています。

・Chromecast対応でワイヤレスで映像出力できる(※Androidタブレットで初)

Google Pixel Tablet」はAndroidタブレットとして初めてChromecastに対応。スマートフォンの画面をタブレットにキャストして映し出すことができます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はDP映像出力(USB3.2 Gen1)に対応し、PCにミラーリングする機能も利用できます。「Galaxy Tab S8+」はUSB Type-C 3.2搭載でDP映像出力に対応しています。「OnePlus Pad」はスマホのディスプレイをミラーリングする機能を備えています。

・クアッドスピーカーとトリプルマイクを搭載

Google Pixel Tablet」はクアッドスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。また、トリプルマイクも搭載されています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はDolby Atmosサウンドに対応したクアッドスピーカーと指向性マイクを搭載しています。「Galaxy Tab S8+」はDolby Atmos対応クアッドスピーカー(AKG監修)を搭載しています。「OnePlus Pad」はクアッドスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドに対応しています。

・ハブモードでスマートディスプレイとして使える

Google Pixel Tablet」は「ハブモード」を搭載し、スマートディスプレイのGoogle Nest Hubシリーズと同じように、ハンズフリーのデジタルフォトフレーム機能やスマートホームコントロール、音楽・動画の再生、音声アシスタントとして利用することができます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」はハブモードが使えません。

・厚さ8.1mmで重さ493gの薄型軽量デザイン・3色カラーを用意

Google Pixel Tablet」は厚さ8.1mmで重さ493gの薄型軽量デザインで、ポーセリン、ヘーゼル、ローズの3色カラーを用意しています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」は厚さ6.51mmで重さ490gの薄型軽量デザインで、ブラック、ゴールド、ファーマウンテンブルーの3色を用意しています。「Galaxy Tab S8+」は厚さ5.7mmで重さ約567gの薄型軽量デザインで、グラファイトカラーを用意しています。「OnePlus Pad」は厚さ6.54mmで重さ555gの薄型デザインでハログリーンカラーを用意しています。

・指紋認証が使える

Google Pixel Tablet」は指紋認証(電源ボタン)に対応し、タッチするだけですばやく安全にログインできます。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」は指紋認証に対応していません。「Galaxy Tab S8+」は画面内指紋認証に対応しています。「OnePlus Pad」は顔認証に対応しています。

・Android 13の新機能が使える

Google Pixel Tablet」はOSにAndroid 13を搭載し、5年間のセキュリティアップデートが受けられます。

また、Android 13の新機能も使えるようになっています。

Android 13には、

テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、

通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録

などの機能が追加されています。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」はAndroid 13ベースのMIUI Pad 14搭載で新機能も使えるようになっています。「Galaxy Tab S8+」はAndroid 13 + One UI 4.1を搭載しています。「OnePlus Pad」はAndroid 13ベースのOxygenOS 13.1を搭載しています。

デメリット

・5G通信、4G LET通信に対応していない

Google Pixel Tablet」はSIMフリーの5G通信、4G LET通信に対応していません。

一方、「Galaxy Tab S8+」はWi-Fiモデルの他に5G通信対応モデルを用意しています。「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」と「OnePlus Pad」はSIMフリーの5G通信、4G LET通信に対応していません。

・専用キーボードを用意していない

Google Pixel Tablet」は専用キーボードが用意されていません。

一方、「Xiaomi Pad 6 /6 Pro」、「Galaxy Tab S8+」、「OnePlus Pad」はオプションで専用キーボードを用意しています。

「Google Pixel Tablet」の評価

Google Pixel Tablet」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

Google Pixelシリーズ初となるAndroid 13 タブレットになります。ハイスペックな仕様でハイエンドタブレットの部類に入りますが、従来タブレットではできなかった機能が豊富に追加されています。

注目はやはり「ハブモード」です。これはGoogle Nest Hubシリーズのように使える機能で、要するにタブレットを「スマートディスプレイ」のように使えるようにする機能です。

これにより、まずChromecastが使えるようになり、スマホ画面をタブレット上に簡単に映し出せるようになっています。

また、従来タブレットではできなかった「Google Meet」におけるHDビデオ通話も利用可能に。付属の充電スピーカードックと接続することで、高音質なサウンド再生も可能になり、オンライン会議なども快適に利用できるようになっています。

そのほか、Chromebookで採用されているUSI 2.0規格のスタイラスペン入力が可能。タブレットでは珍しい指紋認証機能も利用できます。

全体的に見て、派手な機能はなく、スマートディスプレイやGoogle Pixelスマホの機能を取り入れた部分が目立ちますが、それでも、従来タブレットにはない極めて斬新な機能が豊富に搭載されています。Googleサービスをフルに使えるようになったことで、かなり使いやすいタブレットであることは間違いないでしょう。

Google Pixel Tablet」の価格は79,800円~。一般的なタブレットと比べると高額ですが、ハイエンド仕様の「Galaxy Tab S8+」が10万円以上することから、この価格は比較的安い方になるのかもしれません。Googleサービスをフル活用できるハイエンドなAndroidタブレットを探している人におすすめです。

「Google Pixel Tablet」の販売・購入先

Google Pixel Tablet」は、

Amazonで76,900円(税込)、

楽天市場で73,270円(税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで71,700円(税込)、

Google ストアで128GBモデルが79,800円、256GBモデルが92,800円(送料無料)、

で販売されています。

※USIペンは約6000円前後。

※充電スピーカーホルダーは付属します。

※オプションで充電スピーカーホルダー単体(17,800円)と、「Google Pixel Tablet Case」(12,800円)も発売されます。

Amazonで「Google Pixel Tablet」をチェックする

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他のタブレットと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「Galaxy Tab S9 FE」(10.9インチ・Exynos 1380)

★「Galaxy Tab S9」(Android 13・Snapdragon 8 Gen2・Sペン)

★「Lenovo Tab P12」(12.7インチ・Dimensity 7050)

★「nubia Pad 3D」(3D表示・12.4型・Android 12)

★日本版「Galaxy Tab S6 Lite」(2023・Sペン付属・Android 13)

★「DOOGEE T30 Pro」(11型・Helio G99・最大15GBメモリ)

★「HEADWOLF HPad 3」(11型・Helio G99・最大16GBメモリ)

★Amazon「Fire Max 11」(11インチ・USI 2.0ペン対応)

★「HUAWEI MatePad Air」(11.5インチ・Snapdragon 888)

Xiaomi Pad 6 /6 Pro

Galaxy Tab S8+

OnePlus Pad

OPPO Pad 2

iPad Pro M2

Galaxy Tab S8 Ultra

Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)

LAVIE Tab T11(T1195/FAS)

HUAWEI MatePad 11

Lenovo Legion Y900」(14.5インチ)

他のGoogle タブレットと比較

他にもGoogleのタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Google Pixel & Nexus タブレットを激安ゲット! 全機種を比較

その他のおすすめAndroidタブレットは?

その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。

Android 15で使えるタブレット【2025年最新】全機種を徹底比較!

最新のAndroid 15タブレットをまとめて紹介しています。

HDMI出力できるAndroidタブレット まとめ

HDMI出力できるタブレットをまとめて紹介しています。

一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ

最強スペックのAndroidタブレットをまとめて紹介しています。

超高性能でも安い「POCO F5 Pro」グローバル版の性能と評価を解説

POCO F5 Pro top
超高性能でも安い「POCO F5 Pro」グローバル版の性能と評価を解説!特徴やAntutuベンチマーク、原神、カメラ性能デメリット、評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「POCO F5 pro」の特徴

POCO F5 Pro main

2023年5月10日、海外で中国 メーカー Xiaomi(シャオミ)がグローバル展開するPOCO(ポコ)ブランドの新製品「F5 pro」(グローバル版)が発売されました。

Android 13ベースのMIUI 14 for POCOを搭載した6.67型のスマートフォンです。

POCOからは2022年6月にSnapdragon 8 Gen 1を搭載した国内版「POCO F4 GT」が発売され、

コスパの高く、ゲームにも最適なスマートフォンとして評判になりました。

新モデルはそれを上回るSnapdragon 8+ Gen 1 プロセッサを搭載していることで、早くも話題になっています。

早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。

6.67インチののAMOLEDディスプレイ

POCO F5 pro」は6.67インチで解像度3200 x 1440 pxAMOLEDディスプレイを搭載。ピクセル密度526ppi、最大輝度1400 nitsの明るい画面で、687億色の12ビットの色深度、100% DCI-P3Dolby VISIONPro HDR ディスプレイにも対応しています。

リフレッシュレート120Hzに対応

また、リフレッシュレート120Hzに対応し、より滑らかな映像再生が可能。タッチサンプリングレート最大480Hzに対応し、10倍精度が高い超解像タッチ、20%性能が向上した誤タッチ防止、55ミリ秒の高速入力に対応しています。

30Wワイヤレス充電と67W急速充電に対応

そのほか、5160mAhバッテリーを搭載し、スタンバイで20日間、ビデオ再生で20時間駆動することが可能。Type-Cポートを介して、32分で50%まで回復できる30Wワイヤレス充電67W急速充電も利用できます。

Snapdragon 8+ Gen 1 プロセッサ

POCO F5 pro」はQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 オクタコア プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア、最大3.2GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」を記録し、人気ゲーム「原神」も快適にプレイできます。

冷却システム「LiquidCoolテクノロジー2.0」

そのほか、LiquidCoolテクノロジー2.0を採用した冷却システムを搭載。熱伝導効率が15%向上した6933mm²の高効率グラファイトで、本体を強力に冷却できます。

最大19GBメモリと512GB UFS3.1

また、8/12GB LPDDR5メモリ搭載で、RAM拡張テクノロジー3.0により、合計で最大13~19GBまで拡張することが可能です。ストレージは高速なUFS3.1規格で128/256GB/512GB搭載しています。

Android 13ベースのMIUI 14 for POCO

そのほか、OSにAndroid 13ベースのMIUI 14 for POCOを搭載。安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保する「FEAS 2.2 テクノロジー」、16,000段階の自動明るさ調整に対応した「1920Hz PWM調光」などの機能も利用できます。

64MPの3眼カメラ

POCO F5 pro」は背面に64MP+8MP+2MPの3眼カメラを搭載。OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能、ブレを抑えて瞬間をとらえる「モーションキャプチャ」、人間の顔、猫、犬などをAIで識別して高速にフォーカスする「モーショントラッキングフォーカス」、より正確で色鮮やかな色を再現する「P3 広色域」、7つのクラシックなフィルムフィルターが使える「ムービーカメラ」などの機能を利用できます。

デュアル スピーカーでDolby Atmos 対応

「POCO F5 Pro」はデュアル スピーカー搭載で、Dolby Atmosに対応した臨場感のあるサウンドが楽しめます。

X軸リニア振動モーターを搭載

「POCO F5 Pro」は臨場感のあるバイブレーション効果が楽しめるX軸リニア振動モーターを搭載しています。

Wi-Fi 6とBluetooth 5.3、GPSに対応

「POCO F5 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.3、GPSも利用できます。

画面内指紋認証とAI顔認証

0.2秒でロック解除できる画面内指紋認証に対応しています。AI顔認証に対応し、カメラに顔をかざすだけでロック解除できます。

厚さ8.59mmで重さ204gの薄型軽量デザイン

「POCO F5 Pro」は厚さ8.59mmで重さ204gの薄型軽量デザインで、ブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。

Antutuベンチマークを比較

POCO F5 Pro

POCO F5 pro」は4nmプロセスで製造された8コア、最大3.2GHz駆動のプロセッサ「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載し、Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」(約110万)を記録しています。

Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」

例:AnTuTu V9.5 総合で「1063241」、CPUで「237606」、GPUで「469250」、MEMで「179542」、UXで「176843」。

<CPU> Snapdragon 8+ Gen 1

同じプロセッサは「Xiaomi 12T Pro」、「Xiaomi 12S Ultra」、「ROG Phone 6 /Pro」などにも搭載されています。

他のCPUと比較

「Galaxy A54 5G」が搭載するExynos 1380と比較すると、スコアが約60万高くなります。

Exynos 1380・・・Antutu総合で「512020」、CPUで「150539」、GPUで「153199」、MEMで「82844」、UXで「125438」

Snapdragon 778G+搭載の「Nothing Phone (1)」と比較すると、スコアが約52万高くなります。

Snapdragon 778G+・・・「586239」、CPUで「165708」、GPUで「177952」、MEMで「113169」、UXで「129410」

「Google Pixel 6a」が搭載するGoogle Tensorと比較すると、スコアが約40万高くなります。

Google Tensor・・・「697561」、CPUで「197204」、GPUで「256970」、MEMで「102942」、UXで「140445」

ゲーミング性能

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 プロセッサに近い性能を持っているため、ゲーミング性能もほぼ同じになります。

原神 Genshin Impact・・・ 40 FPS

PUBG Mobile・・・ 88 FPS

Call of Duty: Mobile・・・ 60 FPS

フォートナイト Fortnite・・・ 42 FPS

Shadowgun Legends・・・ 89 FPS

World of Tanks Blitz・・・ 114 FPS

人気ゲームの原神は画質「中」で40 FPSで動作します。画質を低に落とすとより快適にプレイできるようになります。

そのほかのAndroid ゲーム、「ビックリマン・ワンダーコレクション」や「HIT : The World」、「Call of Duty: Warzone Mobile」、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームも快適にプレイできます。

総合的な性能

性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームがサクサクと動作するレベルです。また、PS2、Xbox、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などでも快適に動作します。

POCO F5 Proのスペック

POCO F5 Pro

  • ディスプレイ 6.67インチ、解像度3200 x 1440 pxのAMOLED
    ※20:9/526ppi/最大輝度1400 nits/コントラスト比5,000,000:1/680億色/DCI-P3/Dolby VISION/Corning Gorilla Glass/Adaptive HDR/Pro HDR/HDR 10+
  • リフレッシュレート 120Hz
  • タッチサンプリングレート 最大480Hz ※超解像タッチで10倍精度が高い
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 オクタコア
    ※4nm/64bit/8コア/最大3.2GHz
  • GPU Qualcomm Adreno
  • RAM(メモリ)8/12GB LPDDR5
  • メモリ拡張 合計 最大13~19GB (RAM拡張テクノロジー3.0)
  • ストレージ 128/256GB/512GB UFS3.1
  • バッテリー 5160 mAh
  • 駆動時間 スタンバイで20日間、通話で34.5時間、読書で24時間、ビデオ再生で20時間
  • 充電 30Wワイヤレス充電(32分で50%)、67W急速充電(有線ターボ充電・67W充電器 同梱・USB-C)、スマート充電ソリューション
  • 背面カメラ 64MP+8MP+2MP
  • 前面カメラ 16MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4G/5GHz/6GHz)、Bluetooth 5.3、GPS (GLONASS,Galileo,Beidou,QZSS)※ランドスケープモードで安定通信
  • NFC 対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー 近接センサー、環境光センサー、加速度計、電子コンパス、IRブラスター、ジャイロスコープ
  • スピーカー デュアル スピーカー
  • オーディオ ドルビーアトモス(Dolby Atmos)、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス認定
  • マイク 内臓
  • 防水 IP53の防滴保護
  • 冷却システム LiquidCoolテクノロジー2.0、熱伝導効率が15%向上した6933mm²の高効率グラファイト、多層設計
  • 振動モーター X軸リニア振動モーター
  • IRブラスター 対応
  • 機能 FEAS 2.2 テクノロジー(安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保)、1920Hz PWM調光(16,000段階の自動明るさ調整)
  • 生体認証 画面内指紋認証、AI顔認証
  • OS Android 13ベースのMIUI 14 for POCO
  • サイズ 162.78 x 75.44 x 8.59 mm
  • 重量 204 g
  • カラー ホワイト、ブラック
  • 附属品 アダプター、USB Type-C ケーブル、SIM イジェクトツール、保護ケース、クイックスタートガイド、保証書、安全上の注意
  • SIMカード NanoSIM

POCO F5 Proの対応バンド

POCO F5 Pro」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G Sub6G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78
4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66*(NarroBand) TDD: B38/40/41
3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

カメラ性能

POCO F5 Pro

POCO F5 Pro」の背面カメラは64MP+8MP+2MPの3眼構成で、6400万画素の超高解像度撮影、超広角撮影、マクロ撮影が利用できます。また、OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能に対応し、強力に手ブレを抑えることができます。

「モーションキャプチャ」(ブレを抑えて瞬間をとらえる)、「モーショントラッキングフォーカス」(人間の顔、猫、犬などをAIで識別して高速にフォーカスする)、「P3 広色域」(より正確で色鮮やかな色を再現する)、「ムービーカメラ」(7つのクラシックなフィルムフィルターが使える)などの新機能も追加されています。

動画撮影はAIによる8K撮影に対応しています。

背面カメラ 64MP+8MP (超広角)+2MP (マクロ)
前面カメラ 16MP
超広角 対応
望遠 非対応(望遠レンズなし) ※ズーム機能はあり
マクロ撮影 対応
機能 OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能、「モーションキャプチャ」、「モーショントラッキングフォーカス」、「P3 広色域」、「ムービーカメラ」、超広角撮影、マクロ撮影、PDAFオートフォーカス、ナイトモード 写真のクローンなど

(動画撮影)背面:AI 8K 7680 × 4320 | 24fps4K 3840 × 2160 | 60fps4K 3840 × 2160 | 30fps1080p 1920×1080 | 30fps1080p 1920×1080 | 60fps720p 1280×720 | 30fps
前面:1080p 1920×1080 | 60fps1080p 1920×1080 | 30fps720p 1280×720 | 30fps

POCO F5 Proのデメリット

POCO F5 Pro

技適認証に対応していない

POCO F5 Pro」は海外向けのグローバル版しか発売されていないため、日本の技適認証には対応していません。※日本で使うことは一応 可能です。

microSDカードが使えない

POCO F5 Pro」はmicroSDカードスロットがないため、ストレージ容量を増やすことができません。

一方、「Galaxy A54 5G」はmicroSDXCカードで最大1TBまで拡張できます。「Nothing Phone (1)」と「Google Pixel 6a」はmicroSDカードが使えません。

おサイフケータイが使えない

POCO F5 Pro」はNFCに対応していますが、日本のFelicaには非対応で、おサイフケータイによるキャッシュレス決済が利用できません。

一方、「Galaxy A54 5G」と「Google Pixel 6a」はおサイフケータイに対応しています。「Nothing Phone (1)」はおサイフケータイに対応していません。

POCO F5 Proの評価

POCO F5 Pro

POCO F5 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年4月に発売された「POCO F4」シリーズの後継モデルになります。スペックを大幅に強化したことで、他メーカーのフラグシップモデルと匹敵するほどハイスペックな仕様になっています。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1でAntutu総合で約110万ほど。「Galaxy A54 5G」、「Nothing Phone (1)」と比較すると、約2倍以上高いスコアになり、「Google Pixel 6a」と比べても40万高いスコアになります。

また、メモリは8/12GB LPDDR5で最大13~19GBまで拡張でき、これもまた、「Galaxy A54 5G」、「Google Pixel 6a」と比べて2倍以上多い容量になります。そのほか、6.67インチのAMOLED液晶は解像度3200 x 1440 pxで非常に高精細な映像を再生することが可能です。この点は「Nothing Phone (1)」(解像度2400 × 1080 px)よりも圧倒的に高い解像度になります。

なお、「POCO F5 Pro」は「POCO F4 GT」のようにトリガーボタンなどは搭載していませんが、冷却システム、 X軸リニア振動モーター、タッチサンプリングレート 最大480Hz、FEAS 2.2 テクノロジー(安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保)などゲームに有利な機能が多数搭載されています。この点も他スマホとの大きな違いになるといっていいでしょう。

POCO F5 Pro」の発売時の価格は、US $529.00 (日本円で約7万1千円)。5/15までのセール価格だそうなので、購入するなら早めに手に入れた方がいいでしょう。高性能でコスパが高いAndroid 13スマホを探している人におすすめです。

POCO F5 Proの価格・販売先

POCO F5 Pro

POCO F5 Pro」は、

Amazonで75,977円 (税込)、

楽天市場で81,375円(送料無料)、

ヤフーショッピングで80,258円(送料無料)、

AliExpressでUS $439.00 (日本円で約60,770円)、

米国 Amazon.comで$544.00 (日本円で約75,310円)、

で販売されています。

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